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#亀戸 虫歯
suzuki11082216 · 7 months
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tokyomariegold · 1 year
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2023/4/24〜
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4月24日 昨晩、UGUISUというミュージックビデオ?を見つけて、嬉しくなり写真を撮りたくなった。 外国人向けの東京情報サイトの写真から作ったビデオらしく、そのサイトのリンクにある外国人向け東京サイトを見てみると、ほとんどがしばらく更新されていなかった。抹茶のお菓子をお勧めしていたり、matchaという名前のサイトもあった。
日中エネルギー切れが早くきてしまい、筋肉痛や頭痛やそわそわが起こり、お昼休みにギャラリーの入金に外に出たのにお財布を忘れてしまう様な感じで、落ち着きなく1日を過ごした。
友人が、コースターを落としながらお茶をした相手を牽制するために、LINEのアイコンをマイナンバーカードの証明写真にいろんな人の髪型を合成する画像を作っている夢を見た。
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4月25日 昨晩、帰宅してバルコニーの窓を開けたら鳩が2羽飛び立って行った!! 夜にお目にかかるのは初めてで、いよいよ住み着いてしまっている気がして、怖くて怖くてお風呂上がりにも関わらず、害虫スプレーをたくさん撒いた。自分の顔がヒリヒリして、でもこれくらいの方が敵にも効果てきめんでは、と安心したりする。 今朝はハイターと撒いておいた。
好きな女の子の友人が、Instagramのストーリーに、飼い猫の写真と共に地方選へのやるせなさを投稿していた。猫と政治とSNS、相性が絶妙だな、と思った。
昨日から通勤途中にふなっしーがとんこつラーメンに浸かっているキーホルダーが落ちている。とんこつ梨ラーメン。
職場の美しい方から「◯◯さん(私の苗字)に聞いてみたかったことがあるんです」と話しかけてもらう。「結婚されていたり、恋人はいるんですか?」とのこと。久しぶりにこうゆう質問されたな〜。 歯を磨いているときに、ポジティブ寄りで、私の体型のことや食事のことで少しいろいろ訊かれる。 この数週間めまぐるしすぎて、職場の人と仕事ことしか話さなかったので、久しぶりに身の上話をして、ぎくしゃく答えて疲れてしまった気がする。
思いがけず今週末に藤まつりが開催されている土地へ出張する予定になった。 出張は嫌だけれど、帰りに藤まつりへ寄れるかもしれない!
鳩避けのとっても生活に加えたくないアイテムをamazonで注文中。
おとといお茶をした友人から教えてもらった白いかわいい花の名前を思い出す。“こでまり”。
自分の趣味について、ベン図を書くと、中年太りサブカル系平日何やってるか謎カメラおじさん方と、部分集合がいくつかあることにふと気がついて(養老天命反転地や中銀カプセルタワービルや恐山や税関に行ったときに感じた)、何だか落ち込みながら出勤した。
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4月26日 ギャラリーの担��さんがとても素敵だったので、レンタル料を振り込むときに知ったフルネームをインターネットで検索してしまった。 画廊系アイドル?をしていたり、展示空間に関する記事をnoteに投稿しているようで、この方のギャラリーで展示ができるのが楽しみになってきた。
画廊系アイドルの展示を、新宿眼科画廊で何年か前に開催していて、アイドルが流行っていた時あったな〜と思った。
パパクレープの投稿をInstagramで確認。SNSでしか知らない女の子の街にも、私が今住んでいるアド街ック地獄にも、雑司ヶ谷さんぽの待ち合わせの目白駅にも、ネコバスの偽物がやってきている。
雨の日なのでいろんなところが痛かったけれど、半日また歩き回ってひたすら鍵を回したり、なぜか雨に打たれて冷え切ったりしながらお仕事をした。
qpさんがyoutubeにアップしているお散歩音声が良い。大島さんとのお散歩中に、個人商店でふと万引きする人を見かけてしまい、そのお店の方に伝えるべきか迷って、店主のおばさんにショッキングにならない程度に伝えたりしていた。
ここ数日、主に就寝後(中)によく食べている。
4月27日 新しい上司の誘い笑いにどうすれば良いかわからなくて、でもしばらくは笑い返していたけれど、今日はもう疲れすぎて真顔。
朝いつものバスが1便欠便。こんなことってある? 激混みのバスに乗る気が起きず、途中まで歩いてみる。なのでとんこつなしラーメンが今日はどんな様子か見届けることができなかった。
連休中の出かける予定の日が雨予報なので、レインブーツをamazonで買ってみた。程よいレインコートと折りたたみ傘も買っちゃおかな。
体が疲れすぎて終業時にイヴを投入。 何とか帰宅するまで保ちますように。
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4月28日 ちょっと大きなことを一区切りつけて、午後は東京へ出張して、そこがなぜか今回限りは亀戸だったので亀戸天神に寄ってから帰宅している。
亀戸天神の藤はまだあともう少しという感じ。 昔見にきた時も、1度目はまだまだ見頃でなくて、リベンジしたことを思い出した。駅からの道中の、謎の場��の信号やてんややダイソーを目印に道を歩いたことや、その途中のインドカレー屋さんや小さい八百屋さんを歩き進める中で思い出していた。
とても日差しが強くてふらふらした。
それだからか、駅前で何かの勧誘に声をかけられて、真っ直ぐに無視をした。
移動中に新しい上司といろいろ職場の人間関係のことを話したりして、他人は他の星の距離でしかいてほしくないな〜、と思った。
ゴールデンなゴールデンウィークをお過ごしください。
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hi-majine · 4 years
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古典落語「高田の馬場」
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 むかしは、ただいまの浅草公園のあたりを浅草の奥山と申しまして、見世物、大道芸人のたぐいが、それからそれへとならんで、ひとびとの足をとめていたものでございます。  その奥山の大道芸のなかで、名物のひとつになっていたのが、居合い抜きという芸当でございます。  どんなことをしたかと申しますと、奥山の人出の多いところへ荷をおろしまして、真鍮《しんちゆう》のみがきあげた道具に長い刀をかけ、若い男が、うしろはちまきをして、たすきをかけ、袴《はかま》の股立《ももだ》ちを高々ととりあげて、六尺棒などをふりまわし、 「あいあい、あちらでもご用とおっしゃる」  などとやっております。そのうちに、十分見物人があつまってまいりますと、柄鞘《つかざや》八尺という長い刀を腰のかげんで抜いてみせる。これがすなわち居合い抜きで、それがすむと、うしろにひかえている娘がでて、鎖鎌《くさりがま》などをふってみせるのでございますが、この居合い抜きも鎖鎌も、つまりは人寄せにすぎません。そのじつは、がまの油を売るのが商売で、芸当のあいだあいだで、たくみに口上を述べ立てるのでございます。この口上のいい立てがすこぶるおもしろいもので…… 「なんとお立ちあい、ご用とおいそぎのないかたは、よっくみておいで。遠出山越し笠のうち、ものの文色《あいろ》と理方《りかた》がわからん。山寺の鐘はゴウゴウと鳴るといえども、法師一人きたりて、鐘に撞木《しゆもく》をあてざれば、鐘が鳴るやら撞木が鳴るやら、とーんとりくつがわからん道理だ。さてお立ち合い、てまえ持ちいだしたるなつめのなかには、一寸八分の唐子ぜんまいの人形だ。細工人はあまたありといえども、京都にては守随《しゆずい》、大阪おもてにおいては竹田|縫之助《��いのすけ》近江《おうみ》の朝臣大掾《あそんだいじよう》。てまえ持ちいだしたるは、竹田近江がつもり細工、咽喉《のんど》に八枚の歯車が仕掛け、背には十二枚のこはぜをつけ、これなるなつめのなかへ据えおくときには、天の光りと地のしめりとをうけ、陰陽合体して自然とふたがとれる。つかつかっとすすむは、虎の小走り小間がえし、すずめの小間とり小間がえし、孔雀霊鳥の舞い、人形の芸当は、十《とお》とふた通りある。しかしお立ちあい、投げ銭や放《ほお》り銭はおことわりだよ。投げ銭や放り銭をもらわずに、なにを渡世にするやとおたずねあるが、てまえ、多年のあいだ渡世といたすは、これに持ちいだした蟇蝉噪《ひきせんそう》四六のがまの油、四六、五六はどこでわかる。前足が四本に、後足が六本、これをなづけて四六のがま。このがまの住めるところは、これからはるか北にあたる筑波山のふもとにおいて、車前草《おんばこそう》という露草を食らって生成する。さて、このがまの油をとるには、四方へ鏡を立て、下には金網を張って、そのなかへがまを追いこむ。がまは、おのれのすがたをみておどろき、たらりたらりとあぶら汗を流す。それを下の金網にて透《す》きとり、柳の小枝をもって三七、二十一日のあいだ、とろーり、とろりと煮つめたのが、このがまの油だ。その効能をなにかといえば、金創《きんそう》切り傷にきく。第一番になおしてあげたいが、出痔《でじ》、いぼ痔、走り痔に脱肛《だつこう》。虫歯で弱るおかたはないか? でておいで。綿へ塗って内へつめ、歯でくいしめるときは、雪に熱湯をそそぐがごとく。待ったお立ち合い、刃物の切れ味をとめる。てまえ持ちいだしたるは、鈍刀《どんとう》たりといえども、先が切れて元が切れない、そんなあやしいものではない。ほら、ぬけば玉散る氷の刃《やいば》、鉄の一寸板もまっぷたつだ。お目の前で白紙をこまかにきざんでごらんにいれる。さ、一枚が二枚に切れる。二枚が四枚、四枚が八枚、八枚が十六枚、十六枚が三十二枚、三十二枚が六十四枚……春は三月落花のかたち……」  などと、その刀の切れ味をみせておき、それへがまの油を塗って、切れ味をとめたり、または、油をぬぐいとって、さらに、自分の腕を切って血をだし、その血を、がまの油ひと塗りでとめてみせたりするのでございますが、その口上とともに、じつにあざやかなものでございます。  こういうぐあいの口上をもって、いましも浅草奥山の人の出ざかり、居合い抜きからがま油の効能を述べております二十歳《はたち》前後の若者、そのうしろにひかえておりますのは、その男の姉でもありましょうか、年ごろ二十二、三の美しい娘、これが鎖鎌をつかうのでございます。まわりは、黒山のようなひとだかり、その混雑を分《わ》けながら、 「えい、寄れ寄れ、寄れっ」  と、その居合い抜きの前へつかつかと近寄りましたのは、年ごろ五十四、五にもなりましょうか、供《とも》をつれたお侍でございます。 「あいや若い者、最前よりこれにてうけたまわっているに、なにか金創《きんそう》切り傷の妙薬とか申すが、それは、古い傷でもなおるか?」 「古い、あたらしいとを問わず、ひと貝か、ふた貝おつけになれば、かならずなおります」 「二十年ほどすぎ去った傷でもなおるかな?」 「なに、二十年? ……二十年はすこし古すぎますが……まあ、ちょっとその傷を拝見いたしましょう」 「おお、みてくりゃれ」  と、侍は、ただちに片肌ぬいで、その傷をみせましたのを、じっとみていた若者が、 「やや、こりゃ武士にあるまじきうしろ傷、投げ太刀にてうけた傷でござるな」 「うーん、なかなか目が高い。いかにも投げ太刀にてうけた傷じゃ」 「さては、若気のあやまちにて、斬りとり強盗、武士のならいなどと申して、ひとをおびやかさんとして、かえっておびやかされ……」 「いやいや、さようなことではござらん。かかる場所にてはなすのもいかがかと存ずるが、それも身の懺悔《ざんげ》じゃ。まず聞かれい。もはや、ふたむかしもほど経《へ》しことゆえ、拙者《せつしや》を仇《かたき》とねらう者もござるまい……じつは、拙者はもと薩州の藩の者でござるが、ある下役の妻女の美しさに懸想《けそう》したのが身の因果……いや、笑うてくださるな……なにがさて、その女が、おもいのほかの手ごわさ、しょせん尋常《じんじよう》ではなびかぬことと存じたゆえ、夫の不在をうかがって、手ごめにせんといたしたのじゃ。と、その折りも折り、とつぜん夫が立帰り、『上役の身をもって、無態《むたい》のふるまい不都合《ふつごう》千万』と、たしなめられ、かなわぬ恋の無念さも手つだい、『なにを小しゃくな』と、抜き討ちに、その場において斬りすて申した」 「う、うーん」 「斬ってののち、はじめてわれにかえり、ああ、とんだ殺生をいたしたと気がついたとて、もうおそい。ままよと、そのまま立ちのきにかかったとき、『夫の仇』と、その妻女が、乳呑児《ちのみご》を抱いた片手に、懐剣ひき抜き、追い駈けてまいったが、女の足のおよばぬとおもってか、『えいっ』と投げつけたる、その懐剣が背に刺さり……すなわちのこるこの傷じゃ。暑さにつけ、寒さにつけ、どうもいたんでならん。なおるものなら、なおしてもらいたいが……」  と、語りおわって、おもわず吐息《といき》をついております。若者は、その傷あとをつくづくとながめ、その物語りに聞きいり、さらに、その武士の人品骨柄《じんぴんこつがら》をじっとみつめておりましたが、 「おおっ、そこもとは、悪沢源内どのではござらぬか?」 「えっ、な、なに、拙者の姓名をご存知の御身は?」 「さてこそなんじは悪沢源内、かくいう身どもは、なんじのために討たれたる稲垣平左衛門がわすれがたみ平太郎、これにひかえたるは、姉ゆき、なんじを討たんそのために、姉弟ふたりが艱難辛苦《かんなんしんく》いかばかり、二十年《はたとせ》あまるこの年月《としつき》、ここで逢うたは盲亀《もうき》の浮木《ふぼく》、優曇華《うどんげ》の花、待ちえたる今日の対面、いざ手あわして尋常に勝負、勝負、姉上、ご油断めさるな、おしたくめされい」 「おお、合点《がつてん》」 「親の仇!」  と、左右からじりじりっとつめよりましたから、さあたいへん。とりかこんでみていました群集はもとより、物見高いは江戸のつね、ことに浅草奥山、繁昌のまんなかでございますから、黒山のひとだかりでございます。 「なんだ、なんだ、どうしたんだ?」 「乞食が、お産をしたんだ」 「たいへんなところではじめたもんだな」 「ひとごみで押されたためだよ」 「ところてんじゃああるめえし、押されてでるやつはあるまい」 「いいえ、そうじゃあない、巾着《きんちやく》切りがつかまったんだ」 「ちがう、ちがう。犬がかみあっているんだよ」 「ふざけちゃあいけねえ。犬の喧嘩《けんか》なんぞはめずらしかあねえや」 「そんな気楽なもんじゃあねえ。仇討ちだ」 「えっ、仇討ちだと? ……あがってみろ、あがってみろ」 「どこへあがるんだ?」 「五重の塔のてっぺんならよくみえるだろう」 「鳩やからすじゃああるめえし、あがれるもんかい」  などと、例の弥次馬という連中が、わいわいさわぎ立てますからたまりません。なかには、石を投げるやつがいたり、なにしろたいへんなさわぎになりました。 「あいや、ご姉弟、しばらく、しばらく、しばらくおひかえください。もはや、ふたむかしもすぎ去ったることゆえ、よもやとおもったが拙者の油断、現在仇とねらうそこもとに、口外いたしたのは、これ天命のがれざるところ、いかにも仇と名乗って討たれよう。なれども、ここは観世音境内の浄地《じようち》、血をもって汚《けが》すはおそれ多い。ことに拙者は、現在、主《しゆ》持つ身の上にて、ただいま使者にまいってのもどり道、立ち帰って、復命いたさねば相成らぬ。されば、ひとたび立ち帰り、役目を果たせし上おいとまをちょうだいし、心置きなく勝負をいたし、この首をさしあげん。明日巳《み》の刻《こく》(午前十時)までお待ちをねがいたい」  と、いかにもいつわらない顔つきで申しましたが、それを聞いていた弥次馬連が承知しません。 「だめだ、だめだ。そんなことをいってにげるんだ」 「ぐずぐずしてねえでやっちまえ」  と、またさわぎ立てます。なかにも、侍の弥次馬とくると、 「あいや、卑怯《ひきよう》者をとりにがしては相成らん。身どもが助太刀をいたす」  などと、りきんでとびだします。  ところが、居合い抜きの若者は、しばらくかんがえておりましたが、なにかうなずくと、 「なるほど、源内の申すところも道理である。しからば、明日巳の刻まで相待ち申そう」 「そりゃご承知くださるか?」 「いかにも……して、明日、その出会いの場所は?」 「さよう、その場所は……おお、高田の馬場にて、お待ちうけいたす」 「うん、かならずそれに相違ないか?」 「はばかりながら悪沢源内、武士に二言はござらん」 「しからば、明日巳の刻まで、その首をおあずけ申す」 「千万かたじけない。今日は、これにておわかれいたそう」  と、そのまま右と左にわかれてしまいましたから、おどろいたのは見物人で、 「おいおい、留さん」 「ええ?」 「どうなったんだい、仇討ちは?」 「日延《ひの》べ」 「日延べ?」 「そうだよ」 「そんなばかな、料理屋の開業式じゃあねえぜ。二十年もさがしてた仇にようようめぐりあったんじゃあねえか。それを日延べだなんて、そんなふざけたはなしがあるかよ」 「おれに文句をいったってしょうがねえじゃあねえか。なにもおれが日延べにしたわけじゃあねえんだから……」 「だって、あんまり歯がゆいや」 「そんなに歯がゆかったら、歯ぎしりをしなよ」 「してえんだけれど、反《そ》っ歯《ぱ》でできねえんだ。このあいだも、喧嘩に負けてくやしいときに、どうしても歯ぎしりができねえもんだから、となりのげた屋の亭主に歯ぎしりをしてもらった。ところが、あとで歯代をとられた」 「ばかなことをいうない……あした巳の刻ってんだ。弁当でも持って、高田の馬場へいこうか」 「いこうか」 「いこう、いこう」  と、講釈のつづきでも聞きにいく了簡《りようけん》だからおもしろい。  こういう連中が、それからそれへとしゃべってひろめるのですから、その日のうちに、江戸じゅうの評判になって、当日は、夜のあけないうちから、わいわい高田の馬場へ仇討ち見物がおしかけるというさわぎで、さしもにひろい高田の馬場も、たちまちいっぱいのひとでございます。ふところのあったかいひとは料理屋へはいって、一ぱいやりながら待っておりますし、弁当を持ってったひとは、よしず張りの掛け茶屋へはいって茶をもらって弁当をつかうということで、よしず張りの掛け茶屋がずらりっとならんでおります。 「おいおい、ごらんよ。たいへんな人気だなあ。みんな仇討ち見物のひとだぜ。おい、こうやってぼんやり待ってるのも気がきかねえや。そのへんで一ペえやりながら待とうよ」 「そうさな、ろくな酒はねえだろうがな」 「そりゃあしょうがねえや。どうせひまつぶしなんだから……」 「じゃあ、いってみようか」 「おい、ごめんよ」 「いらっしゃいまし」 「だいぶ混《こ》んでるな……どこかあいてるか?」 「便所のわきならあいてます」 「いやなところがあいてるんだなあ。まあ、しかたがねえや。そこで一ペえやろう」 「こちらへいらっしゃいまし」 「ああ、ありがとう。おう、ねえさん、酒はあるかい?」 「はい、まだ少々ございます」 「少々? 心ぼそくなってきたな。なくならねえうちに、五、六本持ってきてくれ……それから、なにかつまむものがあるだろ?」 「もうたいしたものはのこっておりません。焼きのりとおしんこうぐらいです」 「まあ、しょうがねえ。それでもいいから持ってきてくれ」  ある掛け茶屋で一ぱいやっている職人風のふたりづれ、仇討ちの幕あきの長いのをじれったがりながら、 「ええ、おう、じょうだんじゃあねえぜ。いつになったらはじまるんだろう?」 「ほんとうだな。なにをしていやがるんだろう? ……おい、ねえさん、いま何どきだい?」 「はい、午《うま》の刻《こく》(正午)でございます」 「なに、午の刻? おかしいなあ。仇討ちの約束は巳の刻だぜ。もうすぎちまったじゃあねえか。まさか、また日延べになったわけじゃあなかろうな」 「真剣の仇討ちが、そうたびたび日延べになんぞなるもんか」 「そうよなあ……おいおい」 「なんだい?」 「あすこをごらん。あの、柱へよりかかって酒を飲んでる侍をよ」 「うん……あっ、ありゃあ、きのう浅草でみた仇の侍にちげえねえ」 「たしかにそうだな……ひとつ聞いてみようか?」 「よせよせ。無礼討ちだなんて食らっちゃあつまらねえや。相手さえくりゃあ、はじめるんだろうから……」 「むやみに無礼討ちなんぞする気づけえはねえや。まあ、おれが聞いてみるから、まかしておきねえ……ええ、お武家さま、だいぶご酒《しゆ》をめしあがりますな。まだなんでございますか、お帰りになりませんか?」 「うん、まだ当家から勘定をもらわんから立ち帰らんのだ」 「へーえ、料理屋へきて、勘定をはらって帰るというならわかっていますが、勘定をもらって帰るというのは変で���な……旦那は、だいぶご酒がいけますな」 「さよう……たんともいかんけれど、朝一升、昼一升、夕べに一升、寝酒に一升だな」 「へーえ、一日に四升! ずいぶんめしあがりますな」 「そのほうは飲めんか?」 「いえ、飲めねえことはねえんですけれど、とても、こちとらのようなかせぎの細い者には、飲みたくっても飲めませんや」 「そのほうの稼業《かぎよう》はなんだ?」 「あっしどもは、でえくでございます」 「なに? でえくとはなんだ?」 「へえ、大工《だいく》なんで……」 「大工と申せば、職人のなかでも一番|上《かみ》に立つ職だというが、そのほうは、日にどのくらいかせぎがあるな?」 「そうでございますな。日に三|匁《もんめ》がご定法《じようほう》でございます」 「日に三匁と申すと、ざっと一月に一両二分だな」 「まあ、そんなもんで……」 「はっはっははは、情けない稼業だな。そんなつまらん稼業はやめて、身どもの商売になれ」 「旦那のご商売は何で?」 「身どもは仇討ち屋だ」 「へーえ、仇討ち屋っていいますと?」 「おまえたち、ここへなにしにまいった? きのうの浅草奥山の……」 「おっと待った。待っておくんなせえ。そこまでいきゃあ、あっしのほうがはなしは早えや。がまの油あ売ってたやつに、仇だといわれたのは、旦那でござんしょう?」 「はっはっははは、いかにも拙者だ」 「あれっ、おちついてちゃあいけねえなあ、仇討ちはどうなったんで?」 「はははは、きょうはやめた」 「えっ、やめた? 旦那はそれでようござんしょうが、相手が、それじゃあすみますまい?」 「すむもすまんもない」 「え? どうして?」 「仇を討とうというあの姉弟は、身どものせがれと娘だ。きょうは、天気がいいからのう、うちで洗濯でもしてるじゃろう」 「うちで洗濯してる? ……うーん、どうもわからねえや……いったいどういうわけなんで?」 「うん、身どもが、浅草奥山の居合い抜きの仇になって、この高田の馬場で討たれるという評判を立てて見物をあつめ、このへんの茶屋小屋を繁昌させて、その勘定の割りをとるというわけだ」 「いやあおどろいたなあ……おい、兄い、聞いたか? 仇討ちは評判だけのもうけ仕事だとよ」 「なあるほど、それじゃあ、見物にきたこちとらが、まんまと返《かえ》り討《う》ちだ」
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Latin//Alphabet// ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789 !"“”#$%&'‘’()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~ Latin//Accent// ¡¢£€¤¥¦§¨©ª«¬®¯°±²³´µ¶·¸¹º»¼½¾¿ÀÁÂÃÄÅÆÇÈÉÊËÌÍÎÏÐÑÒÓÔÕÖ×ØÙÚÛÜÝÞßàáâãäåæçèéêëìíîïðñòóôõö÷øùúûüýþÿ Latin//Extension 1// ĀāĂ㥹ĆćĈĉĊċČčĎďĐđĒēĔĕĖėĘęĚěĜĝĞğĠġĢģĤĥĦħĨĩĪīĬĭĮįİıIJijĴĵĶķĸĹĺĻļĽľĿŀŁłŃńŅņŇňʼnŊŋŌōŎŏŐőŒœŔŕŖŗŘřŚśŜŝŞşŠšŢţŤťŦŧŨũŪūŬŭŮůŰűŲųŴŵŶŷŸŹźŻżŽžſfffiflffifflſtst Latin//Extension 2// ƀƁƂƃƄƅƆƇƈƉƊƋƌƍƎƏƐƑƒƓƔƕƖƗƘƙƚƛƜƝƞƟƠơƢƣƤƥƦƧƨƩƪƫƬƭƮƯưƱƲƳƴƵƶƷƸƹƺƻƼƽƾƿǀǁǂǃDŽDždžLJLjljNJNjnjǍǎǏǐǑǒǓǔǕǖǗǘǙǚǛǜǝǞǟǠǡǢǣǤǥǦǧǨǩǪǫǬǭǮǯǰDZDzdzǴǵǶǷǸǹǺǻǼǽǾǿ Symbols//Web// –—‚„†‡‰‹›•…′″‾⁄℘ℑℜ™ℵ←↑→↓↔↵⇐⇑⇒⇓⇔∀∂∃∅∇∈∉∋∏∑−∗√∝∞∠∧∨∩∪∫∴∼≅≈≠≡≤≥⊂⊃⊄⊆⊇⊕⊗⊥⋅⌈⌉⌊⌋〈〉◊♠♣♥♦ Symbols//Dingbat// ✁✂✃✄✆✇✈✉✌✍✎✏✐✑✒✓✔✕✖✗✘✙✚✛✜✝✞✟✠✡✢✣✤✥✦✧✩✪✫✬✭✮✯✰✱✲✳✴✵✶✷✸✹✺✻✼✽✾✿❀❁❂❃❄❅❆❇❈❉❊❋❍❏❐❑❒❖❘❙❚❛❜❝❞❡❢❣❤❥❦❧❨❩❪❫❬❭❮❯❰❱❲❳❴❵❶❷❸❹❺❻❼❽❾❿➀➁➂➃➄➅➆➇➈➉➊➋➌➍➎➏➐➑➒➓➔➘➙➚➛➜➝➞➟➠➡➢➣➤➥➦➧➨➩➪➫➬➭➮➯➱➲➳➴➵➶➷➸➹➺➻➼➽➾ Japanese//かな// あいうえおかがきぎくぐけげこごさざしじすずせぜそぞただちぢつづてでとどなにぬねのはばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽまみむめもやゆよらりるれろわゐゑをんぁぃぅぇぉっゃゅょゎゔ゛゜ゝゞアイウエオカガキギクグケゲコゴサザシジスズセゼソゾタダチヂツヅテデトドナニヌネノハバパヒビピフブプヘベペホボポマミムメモヤユヨラリルレロワヰヱヲンァィゥェォッャュョヮヴヵヶヷヸヹヺヽヾ Japanese//小学一年// 一右雨円王音下火花貝学気九休玉金空月犬見五口校左三山子四糸字耳七車手十出女小上森人水正生青夕石赤千川先早草足村大男竹中虫町天田土二日入年白八百文木本名目立力林六 Japanese//小学二年// 引羽雲園遠何科夏家歌画回会海絵外角楽活間丸岩顔汽記帰弓牛魚京強教近兄形計元言原戸古午後語工公広交光考行高黄合谷国黒今才細作算止市矢姉思紙寺自時室社弱首秋週春書少場色食心新親図数西声星晴切雪船線前組走多太体台地池知茶昼長鳥朝直通弟店点電刀冬当東答頭同道読内南肉馬売買麦半番父風分聞米歩母方北毎妹万明鳴毛門夜野友用曜来里理話 Japanese//小学三年// 悪安暗医委意育員院飲運泳駅央横屋温化荷開界階寒感漢館岸起期客究急級宮球去橋業曲局銀区苦具君係軽血決研県庫湖向幸港号根祭皿仕死使始指歯詩次事持式実写者主守取酒受州拾終習集住重宿所暑助昭消商章勝乗植申身神真深進世整昔全相送想息速族他打対待代第題炭短談着注柱丁帳調追定庭笛鉄転都度投豆島湯登等動童農波配倍箱畑発反坂板皮悲美鼻筆氷表秒病品負部服福物平返勉放味命面問役薬由油有遊予羊洋葉陽様落流旅両緑礼列練路和 Japanese//小学四年// 愛案以衣位囲胃印英栄塩億加果貨課芽改械害街各覚完官管関観願希季紀喜旗器機議求泣救給挙漁共協鏡競極訓軍郡径型景芸欠結建健験固功好候航康告差菜最材昨札刷殺察参産散残士氏史司試児治辞失借種周祝順初松笑唱焼象照賞臣信成省清静席積折節説浅戦選然争倉巣束側続卒孫帯隊達単置仲貯兆腸低底停的典伝徒努灯堂働特得毒熱念敗梅博飯飛費必票標不夫付府副粉兵別辺変便包法望牧末満未脈民無約勇要養浴利陸良料量輪類令冷例歴連老労録 Japanese//小学五〜六年// 圧移因永営衛易益液演応往桜恩可仮価河過賀快解格確額刊幹慣眼基寄規技義逆久旧居許境均禁句群経潔件券険検限現減故個護効厚耕鉱構興講混査再災妻採際在財罪雑酸賛支志枝師資飼示似識質舎謝授修述術準序招承証条状常情織職制性政勢精製税責績接設舌絶銭祖素総造像増則測属率損退貸態団断築張提程適敵統銅導徳独任燃能破犯判版比肥非備俵評貧布婦富武復複仏編弁保墓報豊防貿暴務夢迷綿輸余預容略留領異遺域宇映延沿我灰拡革閣割株干巻看簡危机貴揮疑吸供胸郷勤筋系敬警劇激穴絹権憲源厳己呼誤后孝皇紅降鋼刻穀骨困砂座済裁策冊蚕至私姿視詞誌磁射捨尺若樹収宗就衆従縦縮熟純処署諸除将傷障城蒸針仁垂推寸盛聖誠宣専泉洗染善奏窓創装層操蔵臓存尊宅担探誕段暖値宙忠著庁頂潮賃痛展討党糖届難乳認納脳派拝背肺俳班晩否���秘腹奮並陛閉片補暮宝訪亡忘棒枚幕密盟模訳郵優幼欲翌乱卵覧裏律臨朗論 Japanese//中学// 亜哀挨曖扱宛嵐依威為畏尉萎偉椅彙違維慰緯壱逸芋咽姻淫陰隠韻唄鬱畝浦詠影鋭疫悦越謁閲炎怨宴援煙猿鉛縁艶汚凹押旺欧殴翁奥憶臆虞乙俺卸穏佳苛架華菓渦嫁暇禍靴寡箇稼蚊牙瓦雅餓介戒怪拐悔皆塊楷潰壊懐諧劾崖涯慨蓋該概骸垣柿核殻郭較隔獲嚇穫岳顎掛括喝渇葛滑褐轄且釜鎌刈甘汗缶肝冠陥乾勘患貫喚堪換敢棺款閑勧寛歓監緩憾還環韓艦鑑含玩頑企伎忌奇祈軌既飢鬼亀幾棋棄毀畿輝騎宜偽欺儀戯擬犠菊吉喫詰却脚虐及丘朽臼糾嗅窮巨拒拠虚距御凶叫狂享況峡挟狭恐恭脅矯響驚仰暁凝巾斤菌琴僅緊錦謹襟吟駆惧愚偶遇隅串屈掘窟繰勲薫刑茎契恵啓掲渓蛍傾携継詣慶憬稽憩鶏迎鯨隙撃桁傑肩倹兼剣拳軒圏堅嫌献遣賢謙鍵繭顕懸幻玄弦舷股虎孤弧枯雇誇鼓錮顧互呉娯悟碁勾孔巧甲江坑抗攻更拘肯侯恒洪荒郊貢控梗喉慌硬絞項溝綱酵稿衡購乞拷剛傲豪克酷獄駒込頃昆恨婚痕紺魂墾懇沙唆詐鎖挫采砕宰栽彩斎債催塞歳載剤削柵索酢搾錯咲刹拶撮擦桟惨傘斬暫旨伺刺祉肢施恣脂紫嗣雌摯賜諮侍慈餌璽軸叱疾執湿嫉漆芝赦斜煮遮邪蛇酌釈爵寂朱狩殊珠腫趣寿呪需儒囚舟秀臭袖羞愁酬醜蹴襲汁充柔渋銃獣叔淑粛塾俊瞬旬巡盾准殉循潤遵庶緒如叙徐升召匠床抄肖尚昇沼宵症祥称渉紹訟掌晶焦硝粧詔奨詳彰憧衝償礁鐘丈冗浄剰畳壌嬢錠譲醸拭殖飾触嘱辱尻伸芯辛侵津唇娠振浸紳診寝慎審震薪刃尽迅甚陣尋腎須吹炊帥粋衰酔遂睡穂随髄枢崇据杉裾瀬是姓征斉牲凄逝婿誓請醒斥析脊隻惜戚跡籍拙窃摂仙占扇栓旋煎羨腺詮践箋潜遷薦繊鮮禅漸膳繕狙阻租措粗疎訴塑遡礎双壮荘捜挿桑掃曹曽爽喪痩葬僧遭槽踪燥霜騒藻憎贈即促捉俗賊遜汰妥唾堕惰駄耐怠胎泰堆袋逮替滞戴滝択沢卓拓託濯諾濁但脱奪棚誰丹旦胆淡嘆端綻鍛弾壇恥致遅痴稚緻畜逐蓄秩窒嫡抽衷酎鋳駐弔挑彫眺釣貼超跳徴嘲澄聴懲勅捗沈珍朕陳鎮椎墜塚漬坪爪鶴呈廷抵邸亭貞帝訂逓偵堤艇締諦泥摘滴溺迭哲徹撤添塡殿斗吐妬途渡塗賭奴怒到逃倒凍唐桃透悼盗陶塔搭棟痘筒稲踏謄藤闘騰洞胴瞳峠匿督篤凸突屯豚頓貪鈍曇丼那謎鍋軟尼弐匂虹尿妊忍寧捻粘悩濃把覇婆罵杯排廃輩培陪媒賠伯拍泊迫剝舶薄漠縛爆箸肌鉢髪伐抜罰閥氾帆汎伴畔般販斑搬煩頒範繁藩蛮盤妃彼披卑疲被扉碑罷避尾眉微膝肘匹泌姫漂苗描猫浜賓頻敏瓶扶怖附訃赴浮符普腐敷膚賦譜侮舞封伏幅覆払沸紛雰噴墳憤丙併柄塀幣弊蔽餅壁璧癖蔑偏遍哺捕舗募慕簿芳邦奉抱泡胞俸倣峰砲崩蜂飽褒縫乏忙坊妨房肪某冒剖紡傍帽貌膨謀頰朴睦僕墨撲没勃堀奔翻凡盆麻摩磨魔昧埋膜枕又抹慢漫魅岬蜜妙眠矛霧娘冥銘滅免麺茂妄盲耗猛網黙紋冶弥厄躍闇喩愉諭癒唯幽悠湧猶裕雄誘憂融与誉妖庸揚揺溶腰瘍踊窯擁謡抑沃翼拉裸羅雷頼絡酪辣濫藍欄吏痢履璃離慄柳竜粒隆硫侶虜慮了涼猟陵僚寮療瞭糧厘倫隣瑠涙累塁励戻鈴零霊隷齢麗暦劣烈裂恋廉錬呂炉賂露弄郎浪廊楼漏籠麓賄脇惑枠湾腕 Japanese//記号//  ・ー~、。〃〄々〆〇〈〉《》「」『』【】〒〓〔〕〖〗〘〙〜〝〞〟〠〡〢〣〤〥〦〧〨〩〰〳〴〵〶 Greek & Coptic//Standard// ʹ͵ͺͻͼͽ;΄΅Ά·ΈΉΊΌΎΏΐΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩΪΫάέήίΰαβγδεζηθικλμνξοπρςστυφχψωϊϋόύώϐϑϒϓϔϕϖϚϜϞϠϢϣϤϥϦϧϨϩϪϫϬϭϮϯϰϱϲϳϴϵ϶ϷϸϹϺϻϼϽϾϿ Cyrillic//Standard// ЀЁЂЃЄЅІЇЈЉЊЋЌЍЎЏАБВГДЕЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯабвгдежзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюяѐёђѓєѕіїјљњћќѝўџѢѣѤѥѦѧѨѩѪѫѬѭѰѱѲѳѴѵѶѷѸѹҌҍҐґҒғҖҗҘҙҚқҜҝҠҡҢңҤҥҪҫҬҭҮүҰұҲҳҴҵҶҷҸҹҺһҼҽҾҿӀӁӂӇӈӏӐӑӒӓӔӕӖӗӘәӚӛӜӝӞӟӠӡӢӣӤӥӦӧӨөӪӫӬӭӮӯӰӱӲӳӴӵӶӷӸӹӾӿ Thai//Standard// กขฃคฅฆงจฉชซฌญฎฏฐฑฒณดตถทธนบปผฝพฟภมยรฤลฦวศษสหฬอฮฯะัาำิีึืฺุู฿เแโใไๅๆ็่้๊๋์ํ๎๏๐๑๒๓๔๕๖๗๘๙๚๛
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momijiyama1649 · 5 years
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ざこば・鶴瓶らくごのご お題一覧 1992年    1 過労死・つくし・小錦の脂肪    2 一年生・時短・ニューハーフ    3 レントゲン・混浴・アニマル    4 ゴールデンウイーク・JFK・セクハラ    5 暴走族・かさぶた・バーコード    6 タイガース・母の日・入れ墨    7 目借り時・風呂桶・よだれ    8 しびれ・歯抜け・未婚の娘    9 ヘルニア・目ばちこ・フォークボール    10 造幣局・社員割引・オリンピック    11 父の日・猥褻・丁髷    12 ピエロ・ナメクジ・深爪    13 ミスユニバース・特許・虫さされ    14 魔法使いサリー・祇園祭・円形脱毛症    15 サザエさん・ジャンケン・バーゲンセール    16 ト音記号・北方領土・干瓢    17 妊婦体操・蚊帳・ビヤガーデン    18 身代わり・車だん吉・プラネタリウム    19 床づれ・追っかけ・男の涙    20 海月・肩パット・鶏冠    21 放送禁止用語・お年寄り・ピンポンパン    22 おかま・芋掘り・大人げない    23 復活・憧れ・食い逃げ    24 蒲鉾・風は旅人・半尻    25 泉ピン子・ヘルメット・クリーニング    26 美人姉妹・河童・合格    27 スカート捲り・ケツカッチン・秋の虫    28 チンパンジー・フォークダンス・いなりずし    29 稲刈り・小麦粉・フランス人    30 日本シリーズ・鶴瓶・落葉    31 クロスカウンター・学園祭・タクシー    32 付け睫毛・褌ペアー誕生・ツアーコンダクター    33 泣きみそ・ボーナス一括払い・ぎゅうぎゅう詰め    34 静電気・孝行娘・ホノルルマラソン    35 暴れん坊将軍・モスラ・久留米餅 1993年    36 栗きんとん・鶴・朝丸    37 成人式・ヤクルトミルミル・まんまんちゃんあん    38 夫婦善哉・歯磨き粉・夜更かし    39 金の鯱・オーディション・チャリティーオークション    40 ひ孫・いかりや長介・掃除機    41 北京原人・お味噌汁・雪祭り    42 視力検査・フレアースカート・美術館めぐり    43 矢鴨・植毛・うまいもんはうまい    44 卒業式・美人・転た寝    45 らくごのご・浅蜊の酒蒸し・ハットリ君    46 コレラ・さぶいぼ・お花見    47 パンツ泥棒・オキシドール・上岡龍太郎    48 番台・ボランティア・健忘症    49 長嶋監督・割引債・厄年    50 指パッチン・葉桜・ポールマッカートニー    51 同級生・竹輪・ホモ    52 破れた靴下・海上コンテナ・日本庭園    53 シルバーシート・十二単衣・筍    54 ぶんぷく茶釜・結納・横山ノック    55 睡眠不足・紫陽花・厄介者    56 平成教育委員会・有給休暇・馬耳東風    57 生欠伸・枕・短気は損気    58 雨蛙・脱税・右肩脱臼    59 鮪・教育実習・嘘つき    60 天の川・女子短期大学・冷やし中華    61 東京特許許可局・落雷・蚊とり線香    62 真夜中の屁・プロポーズ・水戸黄門諸国漫遊    63 五条坂陶器祭・空中庭園・雷    64 目玉親父・恐竜・熱帯夜    65 深夜徘徊・パンツ・宮参り    66 美少女戦士セーラームーン・盆踊り・素麺つゆ    67 水浴び・丸坊主・早口言葉    68 桃栗三年柿八年・中耳炎・網タイツ    69 釣瓶落とし・サゲ・一卵性双生児    70 台風の目・幸・ラグビー    71 年下の男の子・宝くじ・松茸狩り    72 関西弁・肉まんあんまん・盗塁王    73 新婚初夜・サボテン・高みの見物    74 パナコランで肩こらん・秋鯖・知恵    75 禁煙・お茶どすがな・銀幕    76 ラクロス・姥捨山・就職浪人    77 掛軸・瀬戸大橋・二回目    78 海外留学・逆児・マスターズトーナメント    79 バットマン・戴帽式・フライングスポーツシューター    80 法螺貝・コロッケ・ウルグアイラウンド    81 明治大正昭和平成・武士道・チゲ鍋 1994年    82 アイルトンセナ・正月特番・蟹鋤    83 豚キムチ・過疎対策・安物買いの銭失い    84 合格祈願・パーソナルコンピューター・年女    85 一途・血便・太鼓橋    86 告白・ラーメン定食・鬼は外、福は内    87 カラー軍手・放火・卸売市場    88 パピヨン・所得税減税・幕間    89 二十四・Jリーグ・大雪    90 動物苛め・下市温泉秋津荘・ボンタンアメ    91 雪見酒・アメダス・六十歳    92 座蒲団・蛸焼・引越し    93 米寿の祝・外人さん・コチョコチョ    94 談合・太極拳・花便り    95 猫の盛り・二日酔・タイ米    96 赤切符・キューピー・入社式    97 リストラ・龍神伝説・空巣    98 人間喞筒・版画・単身赴任    99 コッペン・定年退職・ハンドボール    100 百回記念・扇子・唐辛子    101 ビクターの手拭い・カーネーション・鉄腕アトム    102 自転車泥棒・見猿言わ猿聞か猿・トマト    103 紫陽花寺・豚骨スープ・阪神優勝    104 三角定規・黒帯・泥棒根性    105 横浜銀蝿・他人のふり・安産祈願    106 月下美人・フィラデルフィア・大山椒魚    107 鯨・親知らず・ピンクの蝿叩き    108 蛍狩・玉子丼・ウィンブルドン    109 西部劇・トップレス・レバー    110 流し素麺・目高の交尾・向日葵    111 河童の皿・コロンビア・内定通知    112 防災頭巾・電気按摩・双子    113 河内音頭・跡取り息子・蛸焼パーティ    114 骨髄バンク・銀杏並木・芋名月    115 秋桜・ぁ結婚式・電動の車椅子    116 運動会・松茸御飯・石焼芋    117 サンデーズサンのカキフライ・休日出勤・ウーパールーパー    118 浮石・カクテル・彼氏募集中    119 涙の解剖実習・就職難・釣瓶落し    120 ノーベル賞・めちゃ旨・台風1号    121 大草原・食い込みパンツ・歯科技工士    122 助けてドラえもん・米沢牛・寿貧乏    123 祭・借金・パンチ佐藤引退    124 山乃芋・泥鰌掬い・吊し柿    125 不合格通知・九州場所・ピラミッドパワー    126 紅葉渋滞・再チャレンジ・日本の伝統    127 臨時収入・邪魔者・大掃除    128 アラファト議長・正月映画封切り・ピンクのモーツァルト 1995年    129 御節・達磨ストーブ・再就職    130 晴着・新春シャンソンショー・瞼の母    131 家政婦・卒業論文・酔っ払い    132 姦し娘・如月・使い捨て懐炉    133 立春・インドネシア・大正琴全国大会    134 卒業旅行・招待状・引っ手繰り    135 モンブラン・和製英語・和風吸血鬼    136 確定申告・侘助・青春時代    137 点字ブロック・新入社員・玉筋魚の新子    138 祭と女で三十年・櫻咲く・御神酒徳利    139 茶髪・緊張と緩和・来なかったお父さん    140 痔・恋女房・月の法善寺横丁    141 ひばり館・阿亀鸚哥・染み    142 初めてのチュー・豆御飯・鶴瓶の女たらし    143 アデランス・いてまえだへん(いてまえ打線)・クラス替え    144 長男の嫁・足痺れ・銅鑼焼    145 新知事・つるや食堂・南無阿弥陀仏    146 もぐりん・五月病・石楠花の花    147 音痴・赤いちゃんちゃんこ・野崎詣り    148 酒は百薬の長・お地蔵さん・可愛いベイビー    149 山菜取り・絶好調・ポラロイドカメラ    150 お父さんありがとう・舟歌・一日一善    151 出発進行・夢をかたちに・ピンセット    152 ホタテマン・深夜放送・FMラジオ    153 アトピッ子・結婚披露宴の二次会・おさげ    154 初産・紫陽花の花・川藤出さんかい    155 ビーチバレー・轆轤首・上方芸能    156 ワイキキデート・鹿煎餅・一家団欒    157 但空・高所恐怖症・合唱コンクール    158 中村監督・水着の跡・進め落語少年    159 通信教育・遠距離恋愛・ダイエット    160 華麗なる変身・遠赤ブレスレット・夏の火遊び    161 親子二代・垢擦り・筏下り    162 鮪漁船・新築祝・入れ歯    163 泣き虫、笑い虫・甚兵衛鮫・新妻参上    164 オペラ座の怪人・トルネード・ハイオクガソリン    165 小手面胴・裏のお婆ちゃん・ガングリオン    166 栗拾い・天国と地獄・芋雑炊    167 夜汽車・鳩饅頭・スシ食いねぇ!    168 長便所・大ファン・腓返り    169 美人勢揃い・雨戸・大江健三郎    170 親守・巻き舌・結婚おめでとう    171 乳首・ポン酢・ファッションショー    172 仮装パーティー・ぎっくり腰・夜更し    173 ギブス・当選発表・ちゃった祭    174 超氷河期・平等院・猪鹿蝶    175 コーラス・靴泥棒・胃拡張    176 誕生日・闘病生活・心機一転    177 毒蜘蛛・国際結婚・世間体 1996年    178 シナ婆ちゃん・有給休暇・免停    179 三姉妹・バリ・総辞職    180 家庭菜園・ピンクレディーメドレー・国家試験    181 ほっけ・欠陥商品・黒タイツ    182 内股・シャッターチャンス・金剛登山    183 嘘つき娘・再出発・神学部    184 金柑・恋の奴隷・ミッキーマウス    185 露天風呂・部員募集・ぞろ目    186 でんでん太鼓・ちゃんこ鍋・脳腫瘍    187 夢心地・旅の母・ペアウオッチ    188 (不明につき空欄)    189 福寿草・和気藹々・社交ダンス    190 奢り・貧乏・男便所    191 八十四歳・奥さんパワー・初心忘るべからず    192 お花見・無駄毛・プラチナ    193 粒揃い・高野山・十分の一    194 おぃ鬼太郎・シュークリーム・小室哲哉    195 くさい足・オリーブ・いやいや    196 ダイエットテープ・北京故宮展・細雪    197 若い季節・自動両替機・糞ころがし    198 おやじのパソコン・なみはや国体・紙婚式    199 降灰袋・ハンブルグ・乳首マッサージ    200 雪見酒・臭い足・貧乏・タイ米・コチョコチョ・雷・明治大正昭和平成・上岡龍太郎・お茶どすがな・トップレス(総集編、10題リレー落語)    201 夫婦喧嘩・川下り・取越し苦労    202 横綱・占い研究部・日本のへそ    203 マオカラー・海の日・息継ぎ    204 カモメール・モアイ・子供の事情    205 ありがとさん・文武両道・梅雨明け    206 団扇・ボーナス定期・芸の道    207 宅配・入道雲・草叢    208 回転木馬・大文字・献血    209 寝茣蓙・メロンパン・初孫    210 方向音痴・家鴨・非売品    211 年金生活・女子高生・ロングブーツ    212 エキストラ・デカンショ祭・トイレトレーニング    213 行けず後家・オーロラ・瓜二つ    214 金婚式・月光仮面・ロックンローラー    215 孫・有頂天・狸    216 雪女・携帯電話・交代制勤務    217 赤いバスローブ・スイミング・おでこ    218 参勤交代・ケーブルカー・七人兄弟    219 秋雨前線・腹八分・シルバーシート    220 関東煮・年賀葉書・学童保育    221 バンコク・七五三・鼻血    222 ホルモン焼き・男襦袢・学園祭
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%96%E3%81%93%E3%81%B0%E3%83%BB%E9%B6%B4%E7%93%B6%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%94%E3%81%AE%E3%81%94
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kusodream · 3 years
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2021年8月の夢
- 2021年8月31日 火曜日 7:05 夢 中学の同級生wが出てくる
- 2021年8月30日 月曜日 7:02 夢 新しい職場にいる(という設定) 電源の付け方にコツがあり、即印刷キャンセルなど押さねばならない。 PC室みたいな感じ。 ふっくらした大柄の女性、小柄の女性。 席は決まっておらず、どこに座ってもいいがなるべく並ばないようにと言われ、「こんな時ですしね」と言う。 カラオケの廃盤になった家庭用機器。
- 2021年8月29日 日曜日 7:34 夢 地図上で子供のための歯医者を探す。井の頭公園のような公園のそば。池の近く。
- 2021年8月28日 土曜日 2:27 夢1 保育園生の子供を預けているらしい。ひとりは幼稚園で吟行へ行ったとのこと。 宝石画の立体物の前へよじのぼる。
夢2 タイポの人の修正ファイルを見る
- 2021年8月25日 水曜日 7:18 夢 緑の魔女というコーヒー屋へ行く ナポリタンと何か食事メニューを提供している 本当は統制が敷かれていて出しちゃいけないらしい、店の人の好意で出している
- 2021年8月24日 火曜日 3:48 夢 飛んでいきそうな段ボール性の家の中に、3人くらいでいる。配色はキティちゃん。夜に風が来て水路の方に行ったら終わり。 店内に古い物が売ってある。衣類など。手仕事系のユーズドが多いがエリアによって雰囲気が違う。ゴシックぽい服が沢山あるのを二人で見る。衣類の古い匂い。少し怖くなる。走る。フランケンシュタインのような人物がいるのが見え、妹が怖がり、波紋を流す。 一時閉店中だが好意で開けているパン屋のような店の名前を教えてもらう。老婆が2、3種類のケーキみたいなものを用意している店。その日のものが箱に入って部屋に置いてある。タルトのようなもの。皿に取ろうとしていると、取りにくく、試行錯誤しているうちにバラバラになる。気づけばタルトはリンゴのフリーズドライみたいなものがたくさん周りに付いている何かに変わっている。
夢2 余った納豆などを振り分ける。 上履きにハチミツ垂らし最上川
- 2021年8月23日 月曜日 6:53 夢 ボリビア 唐辛子を売っている露天商、周りを海に囲まれている様子が見える 飛行機が飛んでいる  トランプみたいなカードタイプの麻雀をする 手の中でバラバラして並べにくくストレスが溜まる
- 2021年8月22日 日曜日 7:26 夢 手形みたいなもの ギャッペ 壁掛け 子供がいるお宅。薬屋さんみたいにごちゃごちゃした飾り物であふれた部屋。大谷翔平が撮ったインタビュー写真、雑貨屋の店長、水からホールのコーヒー豆を煮出している
- 2021年8月21日 土曜日 7:03 夢 逃亡犯と逃げている。逃亡犯は星野源と知り合いで、星野源の車に乗ることになる。クルマは茶色で鼻先の長いピックアップトラックで、ドアを開けて待ってくれている。乗り込むとすごくいい匂いがする。Aesopの香水みたいな植物っぽい匂い。星野源はガーミンを着けていて、手足を折り曲��て座っている感じが見える。
Tさんに焼肉をさせてもらう。豚ロースを焼く。たぶんスーパーの店内。妹がいる雰囲気がある。お礼として箱に入ったぶどうを一房渡すことにする。
コンクリート打ちっぱなしの地下の詰所。何人もでそこにいる。警備員の詰所らしい。本当に何もなく、非常ベルとか待機電力の明かりだけついている。が、住んでいる人もいる雰囲気。ヤバTの推しのいる生活が流れる。エレベーターに向かって走る。
- 2021年8月20日 金曜日 7:17 夢 上戸彩に似た女性がいる、年配の俳優の家にいる、第三者目線で見ている。都心なのに広い感じ。 誰かが訪ねてくる。女性は来客を驚かせるために一瞬のうちにまぶたや歯茎をポスカで青く塗る。サービス精神があり、無邪気で可愛い。 変わった果物。ものすごく緑色でずんぐりした国産のスターフルーツ。すべすべで産毛が生えたような洋梨みたいな形の果物。ねずみ色に斑点がある。
- 2021年8月19日 木曜日 7:06 夢 バス旅行。最後の一人を待っている。ものすごくうるさい子供。太っている。不吉な予感。 LUSH。なおくん。渋いお菓子。ネイルオイル。 そうめんと赤だし味のあめ。 何か食べてから行くほうがいいのか。
- 2021年8月18日 水曜日 3:47 夢 Nくんとユキちゃんとラーメンを食べている。 どちらかのおすすめの店であるらしく、あそこで食べよう!と駆け降りていく 魚が吊るしてある。見ると口の中に干魚のみっしりした全体的な味がする。 小雨が降っている テーブルはシンプルでコップだけ水を汲んで置かれる、他はなんにもなし ビデオデッキ サミュエルビープスの日記 何か撮れているか確認してほしいと言われる
夢2 Kがいる。 駐車場みたいなところで食事している。 青い車で仕事に戻っていく。 募金をする。 青いカキ氷にアイスとか白玉を乗せたものを食べたくなる。が、募金したせいで少し足りない。 あんこと白玉のカキ氷が店の一押しらしい。 しかたなく諦め、歩いて帰ろうとする。 知っている地元の道のようだが、錦鯉とか金魚をびっしり並べて売っている店のとなりを通ることになる。やや不気味だが気になる。もっとよく見てみたいが、店主と目が合いそうで警戒する。 古いものを売っている日用品店がある。 デッドストック品に興味を惹かれ、購入したくなるが、現金がない。 赤いじょうろの入った子供向けのセットみたいなもの、店内にいろんな布。
- 2021年8月17日 火曜日 3:06 夢 なんか見たけど忘れてしまった 暑くて起きた オリオリオリオ〜 ヤリヤリヤリヤ〜の曲を道でやっている 全員が曲の盛り上がりに合わせて立ったり座ったりしている スケボーみたいなものに乗っている女性
- 2021年8月16日 月曜日 5:09 夢 助手席に置いてもらったはずのカバンが無くなっており、おい……と思う。 プールが流れる室内。
- 2021年8月15日 日曜日 8:06 夢 川で濁流に呑まれる。韓国のよう。油っぽい屋台。
- 2021年8月14日 土曜日 7:48 夢 すごく狭い台所の隅みたいなところにはまり込んでいる。 大きめの紙魚みたいな虫が動いていて、紙魚ならまだしもゴキブリが出て足に当たるのではないかと気が気でない。 だんだん明るくなってきて、羽虫が増えてくる。 外に出る。 バスの周囲。 あまり合わない親戚たちがいる雰囲気。 服をもらう。ものすごくダサいアルファベットがびっしり書いてある服。着ないでお茶を濁そうとするが着ざるを得ない雰囲気。 もう一着、アメコミ柄のものをよこされる。
- 2021年8月13日 金曜日 9:02 夢 若い男を解体している。足首や手首の骨の解体具合を聞く。実家の台所にやや似ている。スープのダシを取るらしい スーパーの衣料品コーナーみたいなところが売り場縮小していて、前と勝手が違う サラダはもう作ったのかと聞かれる フォロワーの雰囲気 誰かが自分の娘がポップコーンのたれを盗み食いしようとしているのを咎めている
- 2021年8月12日 木曜日 7:52 夢 なんかうまく立ち止まれない。浮いてるようなブレーキが効かないような感じ。 病院のリネン室がある。 医療関係のパンフレットを投げ込む。 部屋の角を利用してザ・ワールドの絵を立体的に見えるように撮った写真。 図書館の本。
- 2021年8月10日 火曜日 4:52 夢 雀荘 細い通路 カウンター 菊ちゃん シェルダー
- 2021年8月9日 月曜日 10:12 夢 見たけど覚えていない。寝起きにいきなりスマホいじってしまうと簡単に忘れてしまう。寝る前に映画見ると如実に眠りが浅くなる・でも寝る前以外に見るときなくない?
- 2021年8月8日 日曜日 6:35 夢 李下に冠を正さずの別パターンの言い方をされ、なんかかしこぶってるよねと指摘する。 アートクレイシルバーで指輪を焼いた 自分の知らない水着が出てきた
- 2021年8月7日 土曜日 6:22 夢 冨樫義博がギーガーに影響を受けて描いた宇宙船がある 船腹から髪の房が生えていて、そこが特にグロテスクで良い 興味本位で中に入ったら仙水と樹みたいなキャラクターらがおり、死闘を繰り広げている。場違いなところへ来てしまったと後悔した
- 2021年8月5日 木曜日 7:01 夢 古い折りたたみ携帯の色が変わる。カメレオンみたいにぬるぬる色が変化し、不気味に思う。 裕福な家庭の様子。ネックレスの長さとかにまでレクチャーが入る。 猫がいる廃屋。指導要綱。
- 2021年8月4日 水曜日 8:34 夢 プールの流れる通路を泳いでいる。 飛び込みの台がある。落ちざるを得ない。 オムライスのおにぎりを持ってきて注意されている子供がいる。
- 2021年8月3日 火曜日 6:22 夢 みなみがいる。 目地が気になる
- 2021年8月2日 月曜日 6:55 夢 段ボールに入ったこち亀が届き、読む。 おばあさんを抱く話。
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groyanderson · 3 years
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☆プロトタイプ版☆ ひとみに映る影シーズン2 第七話「復活、ワヤン不動」
☆プロトタイプ版☆ こちらは電子書籍「ひとみに映る影 シーズン2」の 無料プロトタイプ版となります。 誤字脱字等修正前のデータになりますので、あしからずご了承下さい。
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(シーズン2あらすじ) 私はファッションモデルの紅一美。 旅番組ロケで訪れた島は怪物だらけ!? 霊能者達の除霊コンペとバッティングしちゃった! 実は私も霊感あるけど、知られたくないなあ…… なんて言っている場合じゃない。 諸悪の根源は恩師の仇、金剛有明団だったんだ! 憤怒の化身ワヤン不動が、今度はリゾ��トで炸裂する!!
pixiv版 (※内容は一緒です。)
དང་པོ་
 ニライカナイから帰還した私達はその後、魔耶さんに呼ばれて食堂へ向かう。食堂内では五寸釘愚連隊と生き残った河童信者が集合していた。更に最奥のテーブルには、全身ボッコボコにされたスーツ姿の男。バリカンか何かで雑に剃り上げられた頭頂部を両手で抑えながら、傍らでふんぞり返る禍耶さんに怯えて震えている。 「えーと……お名前、誰さんでしたっけ」  この人は確か、河童の家をリムジンに案内していたアトム社員だ。特徴的な名前だった気はするんだけど、思い出せない。 「あっ……あっ……」 「名乗れ!」 「はひいぃぃ! アトムツアー営業部の五間擦平雄(ごますり ひらお)と申します!」  禍耶さんに凄まれ、五間擦氏は半泣きで名乗った。少なくともモノホンかチョットの方なんだろう。すると河童信者の中で一番上等そうなバッジを付けた男が席を立ち、机に手をついて私達に深々と頭を下げた。 「紅さん、志多田さん。先程は家のアホ大師が大っっっ変ご迷惑をおかけ致しました! この落とし前は我々河童の家が後日必ず付けさせて頂きます!」 「い、いえそんな……って、その声まさか、昨年のお笑いオリンピックで金メダルを総ナメしたマスク・ド・あんこう鍋さんじゃないですか! お久しぶりですね!?」  さすがお笑い界のトップ組織、河童の家だ。ていうか仕事で何度か会ったことあるのに素顔初めて見た。 「あお久しぶりっす! ただこちらの謝罪の前に、お二人に話さなきゃいけない事があるんです。ほら説明しろボケナスがッ!!」  あんこう鍋さんが五間擦氏の椅子を蹴飛ばす。 「ぎゃひぃ! ごご、ご説明さひぇて頂きますぅぅぅ!!」  五間擦氏は観念して、千里が島とこの除霊コンペに関する驚愕の事実を私達に洗いざらい暴露した。その全貌はこうだ。  千里が島では散減に縁を奪われた人間が死ぬと、『金剛の楽園』と呼ばれる何処かに飛び去ってしまうと言い伝えられている。そうなれば千里が島には人間が生きていくために必要な魂の素が枯渇し、乳幼児の生存率が激減してしまうんだ。そのため島民達は縁切り神社を建て、島外の人々を呼びこみ縁を奪って生き延びてきたのだという。  アトムグループが最初に派遣した建設会社社員も伝説に違わず祟られ、全滅。その後も幾つかの建設会社が犠牲になり、ようやく事態を重く受け止めたアトムが再開発中断を検討し始めた頃。アトムツアー社屋に幽霊が現れるという噂が囁かれ始めた。その霊は『日本で名のある霊能者達の縁を散減に献上すれば千里が島を安全に開発させてやろう』と宣うらしい。そんな奇妙な話に最初は半信半疑だった重役達も、『その霊がグループ重役会議に突如現れアトムツアーの筆頭株主を目の前で肉襦袢に変えた』事で霊の要求を承認。除霊コンペティションを行うと嘘の依頼をして、日本中から霊能者を集めたのだった。  ところが行きの飛行機で、牛久大師は袋の鼠だったにも関わらず中級サイズの散減をあっさり撃墜してしまう。その上業界ではインチキ疑惑すら噂されていた加賀繍へし子の取り巻きに散減をけしかけても、突然謎のレディース暴走族幽霊が現れて返り討ちにされてしまった。度重なる大失態に激怒した幽霊はアトムツアーイケメンライダーズを全員肉襦袢に変えて楽園へ持ち帰ってしまい、メタボ体型のため唯一見逃された五間擦氏はついに牛久大師に命乞いをする。かくして大師は大散減を退治すべく、祠の封印を剥がしたのだった。以上の話が終わると、私は五間擦氏に馬乗りになって彼の残り少ない髪の毛を引っこ抜き始めた。 「それじゃあ、大師は初めから封印を解くつもりじゃなかったんですか?」 「ぎゃあああ! 毛が毛が毛がああぁぁ!!」  あんこう鍋さんは首を横に振る。 「とんでもない。あの人は力がどうとか言うタイプじゃありません。地上波で音波芸やろうとしてNICを追放されたアホですよ? 我々はただの笑いと金が大好きなぼったくりカルトです」 「ほぎゃああぁぁ! 俺の貴重な縁があぁぁ、抜けるウゥゥーーーッ!!」 「そうだったんですね。だから『ただの関係者』って言ってたんだ……」  そういう事だったのか。全ては千里が島、アトムグループ、ひいては金剛有明団までもがグルになって仕掛けた壮大なドッキリ……いや、大量殺人計画だったんだ! 大師も斉二さんもこいつらの手の上で踊らされた挙句逝去したとわかった以上、大散減は尚更許してはおけない。  魔耶さんと禍耶さんは食堂のカウンターに登り、ハンマーを掲げる。 「あなた達。ここまでコケにされて、大散減を許せるの? 許せないわよねぇ?」 「ここにいる全員で謀反を起こしてやるわ。そこの祝女と影法師使いも協力しなさい」  禍耶さんが私達を見る。玲蘭ちゃんは数珠を持ち上げ、神人に変身した。 「全員で魔物(マジムン)退治とか……マジウケる。てか、絶対行くし」 「その肉襦袢野郎とは個人的な因縁もあるんです。是非一緒に滅ぼさせて下さい!」 「私も! さ、さすがに戦うのは無理だけど……でもでも、出来ることはいっぱい手伝うよ!」  佳奈さんもやる気満々のようだ。 「決まりね! そうしたら……」 「その作戦、私達も参加させて頂けませんか?」  食堂入口から突然割り込む声。そこに立っていたのは…… 「斉一さん!」「狸おじさん!」  死の淵から復活した後女津親子だ! 斉一さんは傷だらけで万狸ちゃんに肩を借りながらも、極彩色の細かい糸を纏い力強く微笑んでいる。入口近くの席に座り、経緯を語りだした。 「遅くなって申し訳ない。魂の三分の一が奪われたので、万狸に体を任せて、斉三と共にこの地に住まう魂を幾つか分けて貰っていました」  すると斉一さんの肩に斉三さんも現れる。 「診療所も結界を張り終え、とりあえず負傷者の安全は確保した。それと、島の魂達から一つ興味深い情報を得ました」 「聞かせて、狸ちゃん」  魔耶さんが促す。 「御戌神に関する、正しい歴史についてです」  時は遡り江戸時代。そもそも江戸幕府征服を目論んだ物の怪とは、他ならぬ金剛有明団の事だった。生まれた直後に悪霊を埋め込まれた徳松は、ゆくゆくは金剛の意の��まに動く将軍に成長するよう運命付けられていたんだ。しかし将軍の息子であった彼は神職者に早急に保護され、七五三の儀式が行われる。そこから先の歴史は青木さんが説明してくれた通り。けど、この話には続きがあるらしい。 「大散減の祠などに、星型に似たシンボルを見ませんでしたか? あれは大散減の膨大な力の一部を取り込み霊能力を得るための、給電装置みたいな物です。もちろんその力を得た者は縁が失せて怪物になるのですが、当時の愚か者共はそうとは知らず、大散減を『徳川の埋蔵金』と称し挙って島に移住しました」  私達したたびが探していた徳川埋蔵金とはなんと、金剛の膨大な霊力と衆生の縁の塊、大散減の事だったんだ。ただ勿論、霊能者を志し島に近付いた者達はまんまと金剛に魂を奪われた。そこで彼らの遺族は風前の灯火だった御戌神に星型の霊符を貼り、自分達の代わりに島外の人間から縁を狩る猟犬に仕立て上げたんだ。こうして御戌神社ができ、御戌神は地中で飢え続ける大散減の手足となってせっせと人の縁を奪い続けているのだという。 「千里が島の民は元々霊能者やそれを志した者の子孫です。多少なりとも力を持つ者は多く、彼らは代々『御戌神の器』を選出し、『人工転生』を行ってきました」  斉一さんが若干小声で言う。人工転生。まだ魂が未発達の赤子に、ある特定の幽霊やそれに纏わる因子を宛てがって純度の高い『生まれ変わり』を作る事。つまり金剛が徳松に行おうとしたのと同じ所業だ。 「じゃあ、今もこの島のどこかに御戌様の生まれ変わりがいるんですか?」  佳奈さんは飲み込みが早い。 「ええ。そして御戌神は、私達が大散減に歯向かえば再び襲ってきます。だからこの戦いでは、誰かが対御戌神を引き受け……最悪、殺生しなければなりません」 「殺生……」  生きている人間を、殺す。死者を成仏させるのとは訳が違う話だ。魔耶さんは胸の釘を握りしめた。 「そのワンちゃん、なんて可哀想なの……可哀想すぎる。攻撃なんて、とてもできない」 「魔耶、今更甘えた事言ってんじゃないわよ。いくら生きてるからって、中身は三百年前に死んだバケモノよ! いい加減ラクにしてやるべきだわ」 「でもぉ禍耶、あんまりじゃない! 生まれた時から不幸な運命を課せられて、それでも人々のために戦ったのに。結局愚かな連中の道具にされて、利用され続けているのよ!」 (……!)  道具。その言葉を聞いた途端、私は心臓を握り潰されるような恐怖を覚えた。本来は衆生を救うために手に入れた力を、正反対の悪事に利用されてしまう。そして余所者から邪尊(バケモノ)と呼ばれ、恐れられるようになる……。 ―テロリストですよ。ドマル・イダムという邪尊の力を操ってチベットを支配していた、最悪の独裁宗派です―  自分の言った言葉が心に反響する。御戌神が戦いの中で見せた悲しそうな目と、ニライカナイで見たドマルの絶望的な目が日蝕のように重なる。瞳に映ったあの目は……私自身が前世で経験した地獄の、合わせ鏡だったんだ。 「……魔耶さん、禍耶さん。御戌神は、私が相手をします」 「え!?」 「正気なの!? 殺生なんて私達死者に任せておけばいいのよ! でないとあんた、殺人罪に問われるかもしれないのに……」  圧。 「ッ!?」  私は無意識に、前世から受け継がれた眼圧で総長姉妹を萎縮させた。 「……悪魔の心臓は御仏を産み、悪人の遺骨は鎮魂歌を奏でる。悪縁に操られた御戌神も、必ず菩提に転じる事が出来るはずです」  私は御戌神が誰なのか、確証を持っている。本当の『彼』は優しくて、これ以上金剛なんかの為に罪を重ねてはいけない人。たとえ孤独な境遇でも人との縁を大切にする、子犬のようにまっすぐな人なんだ。 「……そう。殺さずに解決するつもりなのね、影法師使いさん。いいわ。あなたに任せます」  魔耶さんがスレッジハンマーの先を私に突きつける。 「失敗したら承知しない。私、絶対に承知しないわよ」  私はそこに拳を当て、無言で頷いた。  こうして話し合いの結果、対大散減戦における役割分担が決定した。五寸釘愚連隊と河童の家、玲蘭ちゃんは神社で大散減本体を引きずり出し叩く。私は御戌神を探し、神社に行かれる前に説得か足止めを試みる。そして後女津家は私達が解読した暗号に沿って星型の大結界を巡り、大散減の力を放出して弱体化を図る事になった。 「志多田さん。宜しければ、お手伝いして頂けませんか?」  斉一さんが立ち上がり、佳奈さんを見る。一方佳奈さんは申し訳なさそうに目を伏せた。 「で……でも、私は……」  すると万狸ちゃんが佳奈さんの前に行く。 「……あのね。私のママね、災害で植物状態になったの。大雨で津波の警報が出て、パパが車で一生懸命高台に移動したんだけど、そこで土砂崩れに遭っちゃって」 「え、そんな……!」 「ね、普通は不幸な事故だと思うよね。でもママの両親、私のおじいちゃんとおばあちゃん……パパの事すっごく責めたんだって。『お前のせいで娘は』『お前が代わりに死ねば良かったのに』みたいに。パパの魂がバラバラに引き裂かれるぐらい、いっぱいいっぱい責めたの」  昨晩斉三さんから聞いた事故の話だ。奥さんを守れなかった上にそんな言葉をかけられた斉一さんの気持ちを想うと、自分まで胸が張り裂けそうだ。けど、奥さんのご両親が取り乱す気持ちもまたわかる。だって奥さんのお腹には、万狸ちゃんもいたのだから……。 「三つに裂けたパパ……斉一さんは、生きる屍みたいにママの為に無我夢中で働いた。斉三さんは病院のママに取り憑いたまま、何年も命を留めてた。それから、斉二さんは……一人だけ狸の里(あの世)に行って、水子になっちゃったママの娘を育て続けた」 「!」 「斉二さんはいつも言ってたの。俺は分裂した魂の、『後悔』の側面だ。天災なんて誰も悪くないのに、目を覚まさない妻を恨んでしまった。妻の両親を憎んでしまった。だからこんなダメな狸親父に万狸が似ないよう、お前をこっちで育てる事にしたんだ。って」  万狸ちゃんが背筋をシャンと伸ばし、顔を上げた。それは勇気に満ちた笑顔だった。 「だから私知ってる。佳奈ちゃんは一美ちゃんを助けようとしただけだし、ぜんぜん悪いだなんて思えない。斉二さんの役割は、完璧に成功してたんだよ」 「万狸ちゃん……」 「あっでもでも、今回は天災じゃなくて人災なんだよね? それなら金剛有明団をコッテンパンパンにしないと! 佳奈ちゃんもいっぱい悲しい思いした被害者でしょ?」  万狸ちゃんは右手を佳奈さんに差し出す。佳奈さんも顔を上げ、その手を強く握った。 「うん。金剛ぜったい許せない! 大散減の埋蔵金、一緒にばら撒いちゃお!」  その時、ホテルロビーのからくり時計から音楽が鳴り始めた。曲は民謡『ザトウムシ』。日没と大散減との対決を告げるファンファーレだ。魔耶さんは裁判官が木槌を振り下ろすように、机にハンマーを叩きつけた! 「行ぃぃくぞおおおぉぉお前らああぁぁぁ!!!」 「「「うおおぉぉーーーっ!!」」」  総員出撃! ザトウムシが鳴り響く逢魔が時の千里が島で今、日本最大の除霊戦争が勃発する!
གཉིས་པ་
 大散減討伐軍は御戌神社へ、後女津親子と佳奈さんはホテルから最寄りの結界である石見沼へと向かった。さて、私も御戌神の居場所には当てがある。御戌神は日蝕の目を持つ獣。それに因んだ地名は『食虫洞』。つまり、行先は新千里が島トンネル方面だ。  薄暗いトンネル内を歩いていると、電灯に照らされた私の影が勝手に絵を描き始めた。空で輝く太陽に向かって無数の虫が冒涜的に母乳を吐く。太陽は穢れに覆われ、光を失った日蝕状態になる。闇の緞帳(どんちょう)に包まれた空は奇妙な星を孕み、大きな獣となって大地に災いをもたらす。すると地平線から血のように赤い月が昇り、星や虫を焼き殺しながら太陽に到達。太陽と重なり合うやいなや、天上天下を焼き尽くすほどの輝きを放つのだった……。  幻のような影絵劇が終わると、私はトンネルを抜けていた。目の前のコンビニは既に電気が消えている。その店舗全体に、腐ったミルクのような色のペンキで星型に線を一本足した記号が描かれている。更に接近すると、デッキブラシを持った白髪の偉丈夫が記号を消そうと悪戦苦闘しているのが見えた。 「あ、紅さん」  私に気がつき振り返った青木さんは、足下のバケツを倒して水をこぼしてしまった。彼は慌ててバケツを立て直す。 「見て下さい。誰がこんな酷い事を? こいつはコトだ」  青木さんはデッキブラシで星型の記号を擦る。でもそれは掠れすらしない。 「ブラシで擦っても? ケッタイな落書きを……っ!?」  指で直接記号に触れようとした青木さんは、直後謎の力に弾き飛ばされた。 「……」  青木さんは何かを思い出したようだ。 「紅さん。そういえば僕も、ケッタイな体験をした事が」  夕日が沈んでいき、島中の店や防災無線からはザトウムシが鳴り続ける。 「犬に吠えられ、夜中に目を覚まして。永遠に飢え続ける犬は、僕のおつむの中で、ひどく悲しい声で鳴く。それならこれは幻聴か? 犬でないなら幽霊かもだ……」  青木さんは私に背を向け、沈む夕日に引き寄せられるように歩きだした。 「早くなんとかせにゃ。犬を助けてあげなきゃ、僕までどうにかなっちまうかもだ。するとどこからか、目ん玉が潰れた双頭の毛虫がやって来て、口からミルクを吐き出した。僕はたまらず、それにむしゃぶりつく」  デッキブラシから滴った水が地面に線を引き、一緒に夕日を浴びた青木さんの影も伸びていく。 「嫌だ。もう犬にはなりたくない。きっとおっとろしい事が起きるに違いない。満月が男を狼にするみたいに、毛虫の親玉を解き放つなど……」 「青木さん」  私はその影を呼び止めた。 「この落書きは、デッキブラシじゃ落とせません」 「え?」 「これは散減に穢された縁の母乳、普通の人には見えない液体なんです」  カターン。青木さんの手からデッキブラシが落ちた途端、全てのザトウムシが鳴り止んだ。青木さんはゆっくりとこちらへ振り向く。重たい目隠れ前髪が狛犬のたてがみのように逆立ち、子犬のように輝く目は濁った穢れに覆われていく。 「グルルルル……救、済、ヲ……!」  私も胸のペンダントに取り付けたカンリンを吹いた。パゥーーー……空虚な悲鳴のような音が響く。私の体は神経線維で編まれた深紅の僧衣に包まれ、激痛と共に影が天高く燃え上がった。 「青木さん。いや、御戌神よ。私は紅の守護尊、ワヤン不動。しかし出来れば、お前とは戦いたくない」  夕日を浴びて陰る日蝕の戌神と、そこから伸びた赤い神影(ワヤン)が対峙する。 「救済セニャアアァ!」 「そうか。……ならば神影繰り(ワヤン・クリ)の時間だ!」  空の月と太陽が見下ろす今この時、地上で激突する光の神と影の明王! 穢れた色に輝く御戌神が突撃! 「グルアアァァ!」  私はティグクでそれをいなし、黒々と地面に伸びた自らの影を滑りながら後退。駐車場の車止めをバネに跳躍、傍らに描かれた邪悪な星目掛けてキョンジャクを振るった。二〇%浄化! 分解霧散した星の一片から大量の散減が噴出! 「マバアアアァァ!!」「ウバアァァァ!」  すると御戌神の首に巻かれた幾つもの頭蓋骨が共鳴。ケタケタと震えるように笑い、それに伴い御戌神も悶絶する。 「グルアァァ……ガルァァーーーッ!!」  咆哮と共に全骨射出! 頭蓋骨は穢れた光の尾を引き宙を旋回、地を這う散減共とドッキングし牙を剥く! 「がッは!」  毛虫の体を得た頭蓋骨が飛び回り、私の血肉を穿つ。しかし反撃に転じる寸前、彼らの正体を閃いた。 「さては歴代の『器』か」  この頭蓋骨らは御戌神転生の為に生贄となった、どこの誰が産んだかもわからない島民達の残滓だ。なら速やかに解放せねばなるまい! 人頭毛虫の猛攻をティグクの柄やキョンジャクで防ぎながら、ティグクに付随する旗に影炎を着火! 「お前達の悔恨を我が炎の糧とする! どおぉりゃああぁーーーーっ!!」   ティグク猛回転、憤怒の地獄大車輪だ! 飛んで火に入る人頭毛虫らはたちどころに分解霧散、私の影体に無数の苦痛と絶望と飢えを施す! 「クハァ……ッ! そうだ……それでいい。私達は仲間だ、この痛みを以て金剛に汚された因果を必ずや断ち切ってやろう! かはあぁーーーっはーーっはっはっはっはァァーーッ!!!」  苦痛が無上の瑜伽へと昇華しワヤン不動は呵呵大笑! ティグクから神経線維の熱線が伸び大車輪の火力を増強、星型記号を更に焼却する! 記号は大文字焼きの如く燃え上がり穢れ母乳と散減を大放出! 「ガウルル、グルルルル!」  押し寄せる母乳と毛虫の洪水に突っ込み喰らおうと飢えた御戌神が足掻く。だがそうはさせるものか、私の使命は彼を穢れの悪循環から救い出す事だ。 「徳川徳松ゥ!」 「!」  人の縁を奪われ、畜生道に堕ちた哀しき少年の名を呼ぶ。そして丁度目の前に飛んできた散減を灼熱の手で掴むと、轟々と燃え上がるそれを遠くへ放り投げた! 「取ってこい!」 「ガルアァァ!!」  犬の本能が刺激された御戌神は我を忘れ散減を追う! 街路樹よりも高く跳躍し口で見事キャッチ、私目掛けて猪突猛進。だがその時! 彼の本体である衆生が、青木光が意識を取り戻した! (戦いはダメだ……穢れなど!)  日蝕の目が僅かに輝きを増す。御戌神は空中で停止、咥えている散減を噛み砕いて破壊した! 「かぁははは、いい子だ徳松よ! ならば次はこれだあぁぁ!!」  私はフリスビーに見立ててキョンジャクを投擲。御戌神が尻尾を振ってハッハとそれを追いかける。キョンジャクは散減共の間をジグザグと縫い進み、その軌跡を乱暴になぞる御戌神が散減大量蹂躙! 薄汚い死屍累々で染まった軌跡はまさに彼が歩んできた畜生道の具現化だ!! 「衆生ぉぉ……済度ぉおおおぉぉぉーーーーっ!!!」  ゴシャアァン!!! ティグクを振りかぶって地面に叩きつける! 視神経色の亀裂が畜生道へと広がり御戌神の背後に到達。その瞬間ガバッと大地が割れ、那由多度に煮え滾る業火を地獄から吹き上げた! ズゴゴゴゴガガ……マグマが滾ったまま連立する巨大灯篭の如く隆起し散減大量焼却! 振り返った御戌神の目に陰る穢れも、紅の影で焼き溶かされていく。 「……クゥン……」  小さく子犬のような声を発する御戌神。私は憤怒相を収め、その隣に立つ。彼の両眼からは止めどなく饐えた涙が零れ、その度に日蝕が晴れていく。気がつけば空は殆ど薄暗い黄昏時になっていた。闇夜を迎える空、赤く燃える月と青く輝く太陽が並ぶ大地。天と地の光彩が逆転したこの瞬間、私達は互いが互いの前世の声を聞いた。 『不思議だ。あの火柱見てると、ぼくの飢えが消えてく。お不動様はどんな法力を?』 ༼ なに、特別な力ではない。あれは慈悲というものだ ༽ 『じひ』  徳松がドマルの手を握った。ドマルの目の奥に、憎しみや悲しみとは異なる熱が込み上がる。 『救済の事で?』 ༼ ……ま、その類いといえばそうか。童よ、あなたは自分を生贄にした衆生が憎いか? ༽  徳松は首を横に振る。 『ううん、これっぽっちも。だってぼく、みんなを救済した神様なんだから』  すると今度はドマルが両手で徳松の手を包み、そのまま深々と合掌した。 ༼ なら、あなたはもう大丈夫だ。衆生との縁に飢える事は、今後二度とあるまい ༽
གསུམ་པ་
 時刻は……わからないけど、日は完全に沈んだ。私も青木さんも地面に大の字で倒れ、炎上するコンビニや隆起した柱状節理まみれの駐車場を呆然と眺めている。 「……アーーー……」  ふと青木さんが、ずっと咥えっ放しだったキョンジャクを口から取り出した。それを泥まみれの白ニットで拭い、私に返そうとして……止めた。 「……洗ってからせにゃ」 「いいですよ。この後まだいっぱい戦うもん」 「大散減とも? おったまげ」  青木さんにキョンジャクを返してもらった。 「実は、まだ学生の時……友達が僕に、『彼女にしたい芸能人は?』って質問を。けど特に思いつかなくて、その時期『非常勤刑事』やってたので紅一美ちゃんと。そしたら今回、本当にしたたびさんが……これが縁ってやつなら、ちぃと申し訳ないかもだ」 「青木さんもですか」 「え?」 「私も実は、この間雑誌で『好きな男性のタイプは何ですか』って聞かれて、なんか適当に答えたんですけど……『高身長でわんこ顔な方言男子』とかそんなの」 「そりゃ……ふふっ。いやけど、僕とは全然違うイメージだったかもでしょ?」 「そうなんですよ。だから青木さんの素顔初めて見た時、キュンときたっていうより『あ、実在するとこんな感じなの!?』って思っちゃったです。……なんかすいません」  その時、遠くでズーンと地鳴りのような音がした。蜃気楼の向こうに耳をそばだてると、怒号や悲鳴のような声。どうやら敵の大将が地上に現れたようだ。 「行くので?」 「大丈夫���必ず戻ってきます」  私は重い体を立ち上げ、ティグクとキョンジャクに再び炎を纏った。そして山頂の御戌神社へ出発…… 「きゃっ!」  しようとした瞬間、何かに服の裾を掴まれたかのような感覚。転びそうになって咄嗟にティグクの柄をつく。足下を見ると、小さなエネルギー眼がピンのように私の影を地面と縫いつけている。 ༼ そうはならんだろ、小心者娘 ༽ 「ちょ、ドマル!?」  一方青木さんの方も、徳松に体を勝手に動かされ始めた。輝く両目から声がする。 『バカ! あそこまで話しといて告白しねえなど!? このボボ知らず!』 「ぼっ、ぼっ、ボボ知らずでねえ! 嘘こくなぁぁ!」  民謡の『お空で見下ろす出しゃばりな月と太陽』って、ひょっとしたら私達じゃなくてこの前世二人の方を予言してたのかも。それにしてもボボってなんだろ、南地語かな。 ༼ これだよ ༽  ドマルのエネルギー眼が炸裂し、私は何故かまた玲蘭ちゃんの童貞を殺す服に身を包んでいた。すると何故か青木さんが悶絶し始めた。 「あややっ……ちょっと、ダメ! 紅さん! そんなオチチがピチピチな……こいつはコトだ!!」  ああ、成程。ボボ知らずってそういう…… 「ってだから、私の体で検証すなーっ! ていうか、こんな事している間にも上で死闘が繰り広げられているんだ!」 ༼ だからぁ……ああもう! 何故わからないのか! ヤブユムして行けと言っているんだ、その方が生存率上がるしスマートだろ! ༽ 「あ、そういう事?」  ヤブユム。確か、固い絆で結ばれた男女の仏が合体して雌雄一体となる事で色々と超越できる、みたいな意味の仏教用語……だったはず。どうすればできるのかまではサッパリわかんないけど。 「え、えと、えと、紅さん……一美ちゃん!」 「はい……う、うん、光君!」  両前世からプレッシャーを受け、私と光君は赤面しながら唇を近付ける。 『あーもー違う! ヤブユムっていうのは……』 ༼ まーまー待て。ここは現世を生きる衆生の好きにさせてみようじゃないか ༽  そんな事言われても困る……それでも、今私と光君の想いは一つ、大散減討伐だ。うん、多分……なんとかなる! はずだ!
བཞི་པ་
 所変わって御戌神社。姿を現した大散減は地中で回復してきたらしく、幾つか継ぎ目が見えるも八本足の完全体だ。十五メートルの巨体で暴れ回り、周囲一帯を蹂躙している。鳥居は倒壊、御戌塚も跡形もなく粉々に。島民達が保身の為に作り上げた生贄の祭壇は、もはや何の意味も為さない平地と化したんだ。  そんな絶望的状況にも関わらず、大散減討伐軍は果敢に戦い続ける。五寸釘愚連隊がバイクで特攻し、河童信者はカルトで培った統率力で彼女達をサポート。玲蘭ちゃんも一枚隔てた異次元から大散減を構成する無数の霊魂を解析し、虱潰しに破壊していく。ところが、 「あグッ!」  バゴォッ!! 大散減から三メガパスカル級の水圧で射出された穢れ母乳が、河童信者の一人に直撃。信者の左半身を粉砕! 禍耶さんがキュウリの改造バイクで駆けつける。 「河童信者!」 「あ、か……禍耶の姐御……。俺の、魂を……吸収……し……」 「何言ってるの、そんな事できるわけないでしょ!?」 「……大散、ぃに、��……取られ、嫌、……。か、っぱは……キュウリ……好き……っか……ら…………」  河童信者の瞳孔が開いた。禍耶さんの唇がわなわなと痙攣する。 「河童って馬鹿ね……最後まで馬鹿だった……。貴方の命、必ず無駄にはしないわ!」  ガバッ、キュイイィィ! 息絶えて間もない河童信者の霊魂が分解霧散する前に、キュウリバイクの給油口に吸収される。ところが魔耶さんの悲鳴! 「禍耶、上ぇっ!!」 「!」  見上げると空気を読まず飛びかかってきた大散減! 咄嗟にバイクを発進できず為す術もない禍耶さんが絶望に目を瞑った、その時。 「……え?」  ……何も起こらない。禍耶さんはそっと目を開けようとする。が、直後すぐに顔を覆った。 「眩しっ! この光は……あああっ!」  頭上には朝日のように輝く青白い戌神。そしてその光の中、轟々と燃える紅の不動明王。光と影、男と女が一つになったその究極仏は、大散減を遥か彼方に吹き飛ばし悠然と口を開いた。 「月と太陽が同時に出ている、今この時……」 「瞳に映る醜き影を、憤怒の炎で滅却する」 「「救済の時間だ!!!」」  カッ! 眩い光と底知れぬ深い影が炸裂、落下中の大散減を再びスマッシュ! 「遅くなって本当にすみません。合体に手間取っちゃって……」  御戌神が放つ輝きの中で、燃える影体の私は揺らめく。するとキュウリバイクが言葉を発した。 <問題なし! だぶか登場早すぎっすよ、くたばったのはまだ俺だけです。やっちまいましょう、姐さん!> 「そうね。行くわよ河童!」  ドルルン! 輩悪苦満誕(ハイオクまんたん)のキュウリバイクが発進! 私達も共に駆け出す。 「一美ちゃん、火の準備を!」 「もう出来ているぞぉ、カハァーーーッハハハハハハァーーー!!」  ティグクが炎を噴く! 火の輪をくぐり青白い肉弾が繰り出す! 巨大サンドバッグと化した大散減にバイクの大軍が突撃するゥゥゥ!!! 「「「ボァガギャバアアアアァァアアア!!!」」」  八本足にそれぞれ付いた顔が一斉絶叫! 中空で巻き散らかされた大散減の肉片を無数の散減に変えた! 「灰燼に帰すがいい!」  シャゴン、シャゴン、バゴホオォン!! 御戌神から波状に繰り出される光と光の合間に那由多度の影炎を込め雑魚を一掃! やはりヤブユムは強い。光源がないと力を発揮出来ない私と、偽りの闇に遮られてしまっていた光君。二人が一つになる事で、永久機関にも似た法力を得る事が出来る!  大散減は地に叩きつけられるかと思いきや、まるで地盤沈下のように地中へ潜って行ってしまった。後を追えず停車した五寸釘愚連隊が舌打ちする。 「逃げやがったわ、あの毛グモ野郎」  しかし玲蘭ちゃんは不敵な笑みを浮かべた。 「大丈夫です。大散減は結界に分散した力を補充しに行ったはず。なら、今頃……」  ズドガアアァァァアン!!! 遠くで吹き上がる火柱、そして大散減のシルエット! 「イェーイ!」  呆然と見とれていた私達の後方、数分前まで鳥居があった瓦礫の上に後女津親子と佳奈さんが立っている。 「「ドッキリ大成功ー! ぽーんぽっこぽーん!」」  ぽこぽん、シャララン! 佳奈さんと万狸ちゃんが腹鼓を打ち、斉一さんが弦を爪弾く。瞬間、ドゴーーン!! 今度は彼女らの背後でも火柱が上がった! 「あのねあのね! 地図に書いてあった星の地点をよーく探したら、やっぱり御札の貼ってある祠があったの。それで佳奈ちゃんが凄いこと閃いたんだよ!」 「その名も『ショート回路作戦』! 紙に御札とぴったり同じ絵を写して、それを鏡合わせに貼り付ける。その上に私の霊力京友禅で薄く蓋をして、その上から斉一さんが大散減から力を吸収しようとする。だけど吸い上げられた大散減のエネルギーは二枚の御札の間で行ったり来たりしながら段々滞る。そうとは知らない大散減が内側から急に突進すれば……」  ドォーーン! 万狸ちゃんと佳奈さんの超常理論を実証する火柱! 「さすがです佳奈さん! ちなみに最終学歴は?」 「だからいちご保育園だってば~、この小心者ぉ!」  こんなやり取りも随分と久しぶりな気がする。さて、この後大散減は立て続けに二度爆発した。計五回爆ぜた事になる。地図上で星のシンボルを描く地点は合計六つ、そのうち一つである食虫洞のシンボルは私がコンビニで焼却したアレだろう。 「シンボルが全滅すると、奴は何処へ行くだろうか」  斉三さんが地図を睨む。すると突如地図上に青白く輝く道順が描かれた。御戌神だ。 「でっかい大散減はなるべく広い場所へ逃走を。となると、海岸沿いかもだ。東の『いねとしサンライズビーチ』はサイクリングロードで狭いから、石見沼の下にある『石見海岸』ので」 「成程……って、君はまさか!?」 「青木君!?」  そうか、みんな知らなかったんだっけ。御戌神は遠慮がちに会釈し、かき上がったたてがみの一部を下ろして目隠れ前髪を作ってみせた。光君の面影を認識して皆は納得の表情を浮かべた。 「と……ともかく! ずっと地中でオネンネしてた大散減と違って、地の利はこちらにある。案内するので先回りを!」  御戌神が駆け出す! 私は彼が放つ輝きの中で水上スキーみたいに引っ張られ、五寸釘愚連隊や他の霊能者達も続く。いざ、石見海岸へ!
ལྔ་པ་
 御戌神の太陽の両眼は、前髪によるランプシェード効果が付与されて更に広範囲を照らせるようになった。石見沼に到着した時点で海岸の様子がはっきり見える。まずいことに、こんな時に限って海岸に島民が集まっている!? 「おいガキ共、ボートを降りろ! 早く避難所へ!」 「黙れ! こんな島のどこに安全が!? 俺達は内地へおさらばだ!」  会話から察するに、中学生位の子達が島を脱出しようと試みるのを大人達が引き止めているようだ。ところが間髪入れず陸側から迫る地響き! 危ない! 「救済せにゃ!」  石見の崖を御戌神が飛んだ! 私は光の中で身構える。着地すると同時に目の前の砂が隆起、ザボオオォォン!! 大散減出現! 「かははは、一足遅いわ!」  ズカアァァン!!! 出会い頭に強烈なティグクの一撃! 吹き飛んだ大散減は沿岸道路を破壊し民家二棟に叩きつけられた。建造物損壊と追い越し禁止線通過でダブル罪業加点! 間一髪巻き込まれずに済んだ島民達がどよめく。 「御戌様?」 「御戌様が子供達を救済したので!?」 「それより御戌様の影に映ってる火ダルマは一体!?」  その問いに、陸側から聞き覚えのある声が答える。 「ご先祖様さ!」  ブオォォン! 高級バイクに似つかわしくない凶悪なエンジン音を吹かして現れたのは加賀繍さんだ! 何故かアサッテの方向に数珠を投げ、私の正体を堂々と宣言する。 「御戌神がいくら縁切りの神だって、家族の縁は簡単に切れやしないんだ。徳川徳松を一番気にかけてたご先祖様が仏様になって、祟りを鎮めるんだよ!」 「徳松様を気にかけてた、ご先祖様……」 「まさか、将軍様など!?」 「「「徳川綱吉将軍!!」」」  私は暴れん坊な将軍様の幽霊という事になってしまった。だぶか吉宗さんじゃないけど。すると加賀繍さんの紙一重隣で大散減が復帰! 「マバゥウゥゥゥゥウウウ!!!」  神社にいた時よりも甲高い大散減の鳴き声。消耗している証拠だろう。脚も既に残り五本、ラストスパートだ! 「畳み掛けるぞ夜露死苦ッ!」  スクラムを組むように愚連隊が全方位から大散減へ突進、総長姉妹のハンマーで右前脚破壊! 「ぽんぽこぉーーー……ドロップ!!」  身動きの取れなくなった大散減に大かむろが垂直落下、左中央二脚粉砕! 「「「大師の敵ーーーっ!」」」  微弱ながら霊力を持つ河童信者達が集団投石、既に千切れかけていた左後脚切断! 「くすけー、マジムン!」  大散減の内側から玲蘭ちゃんの声。するうち黄色い閃光を放って大散減はメルトダウン! 全ての脚が落ち、最後の本体が不格好な蓮根と化した直後……地面に散らばる脚の一本の顔に、ギョロギョロと蠢く目が現れた。光君の話を思い出す。 ―八本足にそれぞれ顔がついてて、そのうち本物の顔を見つけて潰さないと死なない怪物で!― 「そうか、あっちが真の本体!」  私と光君が同時に動く! また地中に逃げようと飛び上がった大散減本体に光と影は先回りし、メロン格子状の包囲網を組んだ! 絶縁怪虫大散減、今こそお前をこの世からエンガチョしてくれるわあああああああ!! 「そこだーーーッ!! ワヤン不動ーーー!!」 「やっちゃえーーーッ!」「御戌様ーーーッ!」 「「「ワヤン不動オォーーーーーッ!!!」」」 「どおおぉぉるあぁああぁぁぁーーーーーー!!!!」  シャガンッ! 突如大量のハロゲンランプを一斉に焚いたかのように、世界が白一色の静寂に染まる。存在するものは影である私と、光に拒絶された大散減のみ。ティグクを掲げた私の両腕が夕陽を浴びた影の如く伸び、背中で燃える炎に怒れる恩師の馬頭観音相が浮かんだ時……大散減は断罪される! 「世尊妙相具我今重問彼仏子何因縁名為観世音具足妙相尊偈答無盡意汝聴観音行善応諸方所弘誓深如海歴劫不思議侍多千億仏発大清浄願我為汝略説聞名及見身心念不空過能滅諸有苦!」  仏道とは無縁の怪獣よ、己の業に叩き斬られながら私の観音行を聞け! 燃える馬頭観音と彼の骨であるティグクを仰げ! その苦痛から解放されたくば、海よりも深き意志で清浄を願う聖人の名を私がお前に文字通り刻みつけてやる! 「仮使興害意推落大火坑念彼観音力火坑変成池或漂流巨海龍魚諸鬼難念彼観音力波浪不能没或在須弥峰為人所推堕念彼観音力如日虚空住或被悪人逐堕落金剛山念彼観音力不能損一毛!!」  たとえ金剛の悪意により火口へ落とされようと、心に観音力を念ずれば火もまた涼し。苦難の海でどんな怪物と対峙しても決して沈むものか! 須弥山から突き落とされようが、金剛を邪道に蹴落とされようが、観音力は不屈だ! 「或値怨賊繞各執刀加害念彼観音力咸即起慈心或遭王難苦臨刑欲寿終念彼観音力刀尋段段壊或囚禁枷鎖手足被杻械念彼観音力釈然得解脱呪詛諸毒薬所欲害身者念彼観音力還著於本人或遇悪羅刹毒龍諸鬼等念彼観音力時悉不敢害!!」  お前達に歪められた衆生の理は全て正してくれる! 金剛有明団がどんなに強大でも、和尚様や私の魂は決して滅びぬ。磔にされていた抜苦与楽の化身は解放され、悪鬼羅刹四苦八苦を燃やす憤怒の化身として生まれ変わったんだ! 「若悪獣囲繞利牙爪可怖念彼観音力疾走無辺方蚖蛇及蝮蝎気毒煙火燃念彼観音力尋声自回去雲雷鼓掣電降雹澍大雨念彼観音力応時得消散衆生被困厄無量苦逼身観音妙智力能救世間苦!!!」  獣よ、この力を畏れろ。毒煙を吐く外道よ霧散しろ! 雷や雹が如く降り注ぐお前達の呪いから全ての衆生を救済してみせよう! 「具足神通力廣修智方便十方諸国土無刹不現身種種諸悪趣地獄鬼畜生生老病死苦以漸悉令滅真観清浄観広大智慧観悲観及慈観常願常瞻仰無垢清浄光慧日破諸闇能伏災風火普明照世間ッ!!!」  どこへ逃げても無駄だ、何度生まれ変わってでも憤怒の化身は蘇るだろう! お前達のいかなる鬼畜的所業も潰えるんだ。瞳に映る慈悲深き菩薩、そして汚れなき聖なる光と共に偽りの闇を葬り去る! 「悲体戒雷震慈意妙大雲澍甘露法雨滅除煩悩燄諍訟経官処怖畏軍陣中念彼観音力衆怨悉退散妙音観世音梵音海潮音勝彼世間音是故須常念念念勿生疑観世音浄聖於苦悩死厄能為作依怙具一切功徳慈眼視衆生福聚海無量是故応頂……」  雷雲の如き慈悲が君臨し、雑音をかき消す潮騒の如き観音力で全てを救うんだ。目の前で粉微塵と化した大散減よ、盲目の哀れな座頭虫よ、私はお前をも苦しみなく逝去させてみせる。 「……礼ィィィーーーーーッ!!!」  ダカアアアアァァアアン!!!! 光が飛散した夜空の下。呪われた気枯地、千里が島を大いなる光と影の化身が無量の炎で叩き割った。その背後で滅んだ醜き怪獣は、業一つない純粋な粒子となって分解霧散。それはこの地に新たな魂が生まれるための糧となり、やがて衆生に縁を育むだろう。  時は亥の刻、石見海岸。ここ千里が島で縁が結ばれた全ての仲間達が勝利に湧き、歓喜と安堵に包まれた。その騒ぎに乗じて私と光君は、今度こそ人目も憚らず唇を重ね合った。
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shibaracu · 5 years
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●トンボ・蜻蛉(とんぼ)
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●トンボ・蜻蛉(とんぼ) ★はてなキーワード > トンボ 昆虫の一。 4枚の細長く薄い翅と大きな複眼、ほっそりと長い腹部を持つ肉食昆虫。飛翔能力が高く、飛んでいる昆虫を捕まえて食べる。幼虫はヤゴと呼ばれ水生。貝などを捕食する。 慣用句:「尻切れトンボ」(中途半端の意)   ★はてなキーワード > トンボ座り 正式名称「鳶足」「割座*1」「亀居*2」。 俗称「女座り(女の子座り)」「M字座り」「ぺったんこ座り」「おばあちゃん座り」・・・他多数。 正座の状態から足(下腿)を左右に崩し、その間に尻を下ろして座る座り方。股関節が固いと出来ないとされる。 歴史的には平安期に叙位・除目の敬礼として用いられたこともあるが、茶道における女性の座しかたの一つとして用いられた時代もあってか、現在では女性が用いる印象が強い。故に俗称の中に「女座り」を有する。 萌え属性として捉える人もいる。 *1:つま先を後方に向け、足の甲を下にして座る。 *2:つま先を左右に向け、土踏まず側の側面を下にして座る。   ★はてなキーワード > トンボ鉛筆 日本の大手文具メーカー。MONOブランドで有名。東京都北区豊島に本社がある。 1913年に創業者の小川春之助が小川春之助商店として創業した。1939年に小川春之助商店を法人化し、後に現在の社名の株式会社トンボ鉛筆となった。   ★はてなキーワード > ベッコウトンボ 学名:Libellula angelina トンボ目・トンボ科・ヨツボシトンボ属に分類されるトンボの1種。 特徴:体長約4センチ。4枚の羽に3個ずつ褐色斑がある。早ければ5月に孵化(ふか)してヤゴになり、翌春、羽化する。かつては東北地方以南の本州と四国、九州に広く分布していたが、池沼の減少と環境の悪化によりその数は激減している。繁殖にはヨシやガマなどの挺水植物が繁茂している池沼・湿地と周辺の豊かな植生が不可欠で、現在では静岡県、兵庫県、山口県と九州に少数が局所的に生息しているにすぎない。環境省のレッドリストで絶滅危惧?類(CR+EN)にランクされている。 ★ ★トンボの体色変化と体色多型 - J-Stage トンボは, 一般の人にも馴染みの深い昆虫であるが,「アカトンボ」 の赤色色素を含め,トンボの赤色や黄色,緑色などの鮮 やかな色の正体は,意外なことにこれまで知られていな かったのである(二橋,2010) ★ ★飛ぶ宝石・トンボの世界/識別(成虫・トンボ) http://dragonflykumamoto.web.fc2.com/sikibetu.html トンボの体の仕組み トンボは雄(♂)・雌(♀)、未成熟・成熟・老熟、異型、発生時期で色や模様が異なります。 特にイトトンボ科・サナエトンボ科・トンボ科(アカネ系の仲間)など似た種が多く肉眼では識別が難しいトンボもいます。
識別ポイントは胸部・腹部・翅の色・模様・尾部上下付属器で判別できます。 『飛ぶ宝石・トンボの世界』は熊本県天草からとんぼの情報発信です!雄、雌、成熟、未成熟、老熟、異型、連結、羽化など多くの写真を載せています! トンボ(成虫)の識別では、写真と解説でトンボの種の判別を載せています!見比べて下さい!   ★トンボの色 - study note トンボの婚姻色発現のセミナーを聴いてきた(産総研の二橋さんという方,深津武馬先生のところの人らしい).シオカラトンボの体がオスだけ(とメスの腹だけ)銀水色になるのは,オスでは体表面のワックスが花弁状の構造をしてて,乱反射するためだとか.この色というかワックス構造はUV反射能を持っているそうで,日向で生活するうえで都合がいいのかもとか. ★ ★蜻蛉(とんぼ)三秋 – 季語と歳時記 http://kigosai.sub.jp/archives/2568 2011/03/11 【子季語】 蜻蜒、とんぼう、あきつ、やんま、墨とんぼ、青とんぼ、黄やんま 【解説】 鬼やんま、塩辛蜻蛉、蜻蛉釣トンボ目に属する昆虫の総称。あきつ、やんまなどともいう。腹部は細長く円筒状。透明な二対の翅で飛び、大きな複眼を持つ。日本国をさす「あきつしま」は、蜻蛉が尾を咥えあった形に似ているからという故事による。 ★ ★森の自然誌:虫たち:トンボ http://uralowl.my.coocan.jp/nature/insects/html/insect_tonbo.html 1.トンボってどんなもの? 2.トンボの繁殖 3.お奨めのホームページとブログ トンボってどんなもの? トンボ(蜻蛉)は、春から秋にかけて羽化する細長い翅と腹をもった昆虫です。 分類上は蜻蛉目(せいれいもく、トンボ目)という分類群です。 日本には200種類近くが分布しています。 大型のオニヤンマから、2cm足らずのハッチョウトンボ、15cmほどのイトトンボの数種まで、さまざまな種類が知られています。 地球昆虫図鑑, 広くいろいろな種類が見られる図鑑です.   ★自然に学ぶ科学技術〜トンボのハネの風力発電 - サイエンスのこと http://nature-sr.com/index.php?Page=11&Item=147 2011/02/20 トンボに学ぶ新しい羽の形 なにがすごいの? ギンヤンマ (C) miquelder 大空を自由に飛び回るトンボ。 そよ風の中でも、少々強い風の中でも、トンボは気にすることなく飛んでいます。 実はこれはとても凄いことなのです! 体重わずか1~2グラムのトンボにとって、空気はとても粘性が高く、例えるならば私たちにとっては水の中を飛んでいるようなものなのです。 その中を、トンボはどうしてスイスイ滑空できるのでしょうか? 秘密はその翅の形にありました。 トンボの翅の断面を見ると、流線型の断面を持つタカや飛行機の翼とは違って、デコボコしていることがわかります。 トンボの飛翔中には、このデコボコした部分に小さな空気の渦が発生します。 この小さな渦が、その外側の空気を翅の後方へスムーズに流し、微風でもトンボの翅には揚力が生じるのです。 大電力用の小型風力発電機 「 wajin128 」さんの書き込み 2015-02-11 13:09:44 トンボの翅小型風力発電機を、九州大学が開発した【風レンズ装置】の中に置けば、効率良く発電する事が出来ます。 さらに風通しの良いビルを建設して、各部屋に小型風力発電機を設置すれば、大電力を生産できます。 ビルをネットで覆えば【バードストライク】も防げます。 シャッターを設置すれば、強風の被害も無くせます。 海岸には年間平均5m/sの風が吹くと、国土交通省が語っています。 の風を利用すれば、日本国内で消費する電力はすべて賄えるでしょう。 https://youtu.be/dLd6HdjI4jo  https://youtu.be/8yxk1q3JOO4 https://youtu.be/LrWlkrfYLS8  https://youtu.be/_zQRMSRCC_E   ★トンボからヒントを得た微風駆動型小型プロペラ風車 https://gyou.hatenablog.com/entry/20120516/p1 2012/05/16 (1)ミドリムシのパワーや (2)ヤママユの幼虫成分のガン細胞増殖抑制作用の話もおもしろかったが、3つめの (3)トンボの羽をヒントに発明した小幡章さんの微風でも回る風力発電、の話にビリッときた。 風車発電は魅力的ですが致命的な問題ある。 1)ある程度の風力が無いと発電できない。(常時風が吹いているところなど設置場所が限定される) 2)微風では発電ができない一方、台風のような強風にも耐えられるような強度と構造が必要。そのために大型化しコストが増大化する(火力発電の倍近いコスト)。 3)大型風車は低周波騒音やバードストライク(鳥の衝突)の問題もある。 上記の3つの問題を解決するのが、この微風でも回る風車。 小幡章さんはトンボの飛翔行動の研究からこの微風発電風車を着想し発明した。   ★トンボから学んだ風力発電(PDFファイル) 以下↓のPDFがよくまとまっています。 http://www.nbu.ac.jp/topics/archives/mfrl-201103.pdf   ★赤とんぼ(あかとんぼ) [ 日本大百科全書(小学館) ] . 少年少女雑誌。1946年(昭和21)4月創刊、1948年10月終刊。実業之日本社発行。赤とんぼ会=大仏(おさらぎ)次郎、川端康成(やすなり)、岸田国士(くにお)、豊島与志雄(とよしまよしお)、野上弥生子(やえこ)の編集者名があるが、おもに藤田圭雄(たまお)が担当した。藤田の筆になる創刊の辞によれば、赤い鳥運動の文芸復興を願ったもので、「児童文学の復興と、綴方(つづりかた)教育の再建」を目ざした。戦後児童文学の記念碑的作品『ビルマの竪琴(たてごと)』(竹山道雄)の連載は注目され、ケストナー『飛ぶ教室』の翻訳(高橋健二)、サトウ・ハチローの童謡も話題になった。綴方の選者には川端康成があたった。 [ 執筆者:大藤幹夫 ] ★ ★トンボ - Wikipedia  https://ja.wikipedia.org/wiki/トンボ トンボ(蜻蛉、蜻蜓、とんぼ、英語:dragonfly, damselfly)は細長い翅と腹を持った昆虫である。蜻蛉目(せいれいもく、トンボ目、Odonata)をなす。 ★ ★トンボ鉛筆       http://www.tombow.com/ ★ ★トンボの目線でレポートする“プチ”インフォメーションページ。 https://www.tombow.com/blog/ 2019/05/17 トンボWebスタッフのAkitsuです。 ★ ★トンボ図鑑  トンボフィールド観察記   http://tombozukan.net/ ★ ★トンボ・蜻蛉(とんぼ)の意味・語源・由来を解説。 【意味】 トンボとは、トンボ目の昆虫の総称。胴は細長く、大きな複眼と二対の透明なハネをもつ。幼虫はヤゴと呼び、水中に棲むが不完全変態で、成虫・幼虫ともに害虫を捕食するため益虫とされる。 【トンボの語源・由来】 トンボの最も古い呼称は、奈良時代の「アキヅ(秋津)」で、その後「セイレイ・カゲロフ(蜻蛉)」、「ヱンバ(恵無波)」の語が現れる。 古くは「トンバウ」の語形で、平安末期には「トウバウ」「トバウ」などが見え、江戸時代から「トンボ」と呼ばれている。 語源は、「トン」が「飛ぶ」、「バウ」が「棒」の意味で、「飛ぶ棒」が変化したという説が多く、この虫の印象から正しいように思えるが、「バウ(棒)」は漢語、「飛ぶ」は和語で、漢語と和語が結び付けられることは時代的に早すぎるため考え難い。 「トン」は「飛ぶ」の意味であろうが、「バウ」は「バウ(棒)」ではなく、和語である「ハ(羽)」の変形と考える方が妥当であろう。 ★ ★極楽とんぼ(ごくらくとんぼ)の意味・語源・由来を解説。 【意味】 極楽とんぼとは、のんきに暮らしている者をからかっていう語。極楽トンボ。極楽蜻蛉。 【極楽とんぼの語源・由来】 極楽とんぼの「極楽」は安楽で何の心配もない場所や境遇。 「とんぼ」は昆虫のトンボのことで、のんきに生活している者を極楽を飛ぶトンボのようなものと喩えた言葉である。 現代ではあまり使われないが、極楽とんぼと同じ意味の言葉に「極楽とんび」もある。 「とんぼ」や「とんび」が、このような喩えに使われるようになった由来は、上空を優雅に舞うように飛ぶ姿からである。 トンボの中には、極楽とんぼといった喩えには向かない素早く飛ぶ種も多いが、ここでのトンボはアキアカネのことと思われる。 また、極楽は天国を意味するように、空高い位置にある場所であることからも、空高く飛ぶアキアカネと考えられる。 ★ ★蚊(か)の意味・語源・由来を解説。 【意味】 蚊とは、双翅目カ科の昆虫の総称。雌は人や家畜から吸血して痒みを与える。雄は植物の汁を吸う。 【蚊の語源・由来】 蚊の語源は諸説あり、「喧・囂(かま)」の下略、「かしましき」の下略など、鳴き声のやかましさに関連付ける説のほか、「細(か)」に由来する説や、「かぶれ」「痒み」に由来する説、「噛む」に由来する説など、非常に多くの説がある。 蜂には「刺された」というが、蚊には「噛まれた」ということから、上記語源の中では「噛む」の「カ」に由来する説が最も有力とされる。 「噛む」に「かぶれ」や「痒み」を総合して、「カ」になったとする説もある。 漢字の「蚊」は、「ブーン」という蚊の鳴き声に由来するといわれる。 ★ ★薮蚊・藪蚊(やぶか)の意味・語源・由来を解説。 【意味】 やぶ蚊とは、双翅目ヤブカ属の蚊の総称。日中活動して人畜を刺し血を吸う。デング熱などを媒介する種もある。 【やぶ蚊の語源・由来】 その名の通り、草陰や藪の中などの暗い所にすんでいることからの名。 また、腹や脚に白黒の斑紋があることから、「豹脚蚊」や「縞蚊」の名もある。 ★ ★トンボ (道具) 1.運動場などに使用する、T字型の整地用���の俗称。トンボの全身に似ていることからこの名で呼ばれる。木製や金属製。グラウンドレーキ。平型レーキや歯付レーキ(釘付レーキ)などの種類がある。熊手・en:Rake (tool)を参照のこと。 2.日本酒の(かつての)醸造工程などにおいて、原料の表面を均すための器具。形状は整地用具とほぼ同じ。 3.クレープを鉄板で円形に焼く際に用いられるT字型の調理器具。 4.額縁に使われる、裏板を押さえるための部品。金属製が一��的だがプラスチック製のものもあり、一端を枠にネジ止めし、それを回転させることで裏板の着脱をする。形は涙滴型のものが多いが、円形と木の葉型を組み合わせたような形のものもある。 5.陶磁器などの製作過程において、器の大きさを統一するために直径と深さを同時に調べるための器具。T字の棒に深さを調べるための棒が垂直についている。 6.翼状針の俗称。 ★ ★トンボ (印刷) トンボとは印刷物を作成する際に、仕上がりサイズに断裁するための位置や多色刷りの見当合わせのため、版下の天地・左右の中央と四隅などに付ける目印。見当標とも言う。一般的に天地・左右の中央に付けるものをセンタートンボ、仕上がりサイズの四隅に配置するものを角(かど)トンボと呼び、この他、印刷物の形状に応じて折りトンボなどが用いられる。 ★ ★トンボ (曖昧さ回避) - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/トンボ_(曖昧さ回避) ★Category:トンボ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:トンボ ★ ★とんぼ玉 - Wikipedia     https://ja.wikipedia.org/wiki/とんぼ玉 とんぼ玉(とんぼだま、蜻蛉玉)は、穴の開いたガラス玉(ビーズ)のこと。模様のついたガラス玉をトンボの複眼に見立てたため、「とんぼ玉」と呼ばれたといわれている。 江戸時代には青地に白の花模様のガラス玉を「蜻蛉玉」と呼び、それ以外のものは模様に応じて「スジ玉」「雁木玉」などと呼び分けていたが、現在では模様に関係なく「とんぼ玉」と呼ばれている。 ★ ★竹とんぼ - Wikipedia     https://ja.wikipedia.org/wiki/竹とんぼ 竹とんぼ(たけとんぼ、竹蜻蛉)とは、回転翼と翼をまわすための軸によって構成される中国と日本の伝統的な飛翔玩具である。 歴史 中国に古くからあり、東晋時代に葛洪が著した道教と煉丹術の文献『抱朴子』にも「飛車」というものがでてくる。15世紀にはヨーロッパに伝わったとみられ、聖母子像の中にはこのような玩具を持った絵もあり、ルネサンス期のヨーロッパの芸術やレオナルド・ダヴィンチにも影響を与えている。このことから中国学者のジョゼフ・ニーダムらは竹とんぼはヘリコプターの始祖となったとしている。 日本では奈良時代後半頃の長屋王邸跡から類似の木製品が出土しているほか、平安時代や鎌倉時代の遺跡数ヶ所からの出土例もあるが、腐敗しやすい木製であるため例は限られている。 ★ ★タケコプター - Wikipedia  https://ja.wikipedia.org/wiki/タケコプター 藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具。 どこでもドアと並び、作中で多用される道具の1つ。
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69 Wyvern
案内人を失った二人と一匹は迷宮じみた主郭内部を避けるように屋外の回廊やきざはしを抜け、パワースポットがあるはずの玉座の間を目指していた。ラスタフナイツを討ったことが敵勢をひと時でも削いだのか、後に続いて彼らに襲いくる者は無かった。斜陽の回廊から望める、誇らしげにそびえる細い尖塔の数々、その無人の部屋部屋を憂いに沈む風が吹き抜ける。冷たく乾いていたが、それが皮肉にも在りし日の矜持を腐敗から守り、痕跡と忘却のあわいに侵しがたい記憶を灯していた。
一目にも広々としたテラスに至ったとき、山向こうに沈みかけた陽が暮色を投げかけ、その光を取り込んだテラスは血のように赤く染まっていた。二人もまた、横顔や装備を朱に輝かせながらあたりを見回している。騎士の姿はやはりなかった。
不意に遠雷が聞こえた気がして、バルナバーシュが連なる山々の上空へ目を放つ。夕光に燃える空に暗雲などどこにもなかったが、鋭い音とともに二つの鳥めいた影が近づきつつあるのが見えた。凝然と見定めようとしたその目が、徐々に見開かれていく。
「バルナバーシュさん?」
ルドが気づくも、彼は答えない。バルナバーシュの目には明らかな恐怖の色が浮かんでおり、不安を覚えたルドも彼の視線をたどって空を見上げた。
「あれは……?」
見たことのない生物だった――ルドにとっては。前足のかわりに皮膜の翼を持つ細長い爬虫類の姿をしており、真紅にうねる鱗で覆われ、尾を鞭のようにしならせながらこちらへ滑空してくる。風を鋭く裂いて飛翔し、雷と聞こえたのは、翼が時おり空を打つ音だった。角の生えた蛇にも似た頭部から尾にいたるまで四十フィート以上の長さがあり、強靭な後ろ足の鉤爪が余りある大型獣をもつらぬいて上空へと連れ去ってしまうのだろう。それらの威容は、先刻ヒルクの招じた風の精霊も比肩しえぬ敵である事実を、半ば絶望をもって彼らに知らせもした。常ならば勇ましいマックスが危懼に震えている。バルナバーシュは完全に色を失っていた。全ての生物の頂点に立つ、その飛行獣の名を知るゆえに。
「まずいぞ。あれは竜だ……!」
我に返ったバルナバーシュが主郭へばっと振り向き、目を走らせて退路を探った。屋内へ続く窓は重厚な木の扉で全て閉ざされている。今しがた上ってきた屋外の階段を戻るのではおそらく間に合わない。ふたたび空を見れば、竜の飛ぶ速度は想像を超えてすさまじく、あと十秒でテラスにのしかかる距離にまで迫っていた。情け容赦のない四つの眼が縄張りを侵した者たちをとらえ、逃がすまいと睨み据えている。一頭がやにわに頭をもたげて吸気に喉を膨らませるのが見え、もはや一刻の猶予もないことをバルナバーシュは悟った。
「こっちだ、ルド!!」
ルドの手を電撃的に引いて主郭側へ走り込み、マックスがその後を追う。一行がひさしの石柱に身を隠したと同時、大気の爆ぜるような咆哮を上げて一頭が火炎を吐き出し、テラスを猛然と焼き尽くした。バルナバーシュはルドとマックスを胸に抱えて体を丸め、柱の脇を抜けていく炎に耐えようとした。だが熱で肌が焼かれる痛みにたまらずうめきを漏らす。
「どうしたら……!」
いよいよルドも危機的状況を覚え、ただ戸惑うしかなかった。あのような生き物が二頭、たった二人で倒せるはずがない。柱の向こうで飛竜が舞い降り、獲物をさらに追い立てるようにテラスが揺さぶられる。
「私がおとりになる……ルドはあの扉を開放してくれ!」
苦肉の策だった。バルナバーシュがさした堅木の扉は、竜の息吹で焼け焦げながらも頑丈にまだ残されている。
「でも、バルナバーシュさんが危険です!」 「二人で生き延びるためだ。そうやすやすとは死ぬものか」
飛竜が威嚇に咆えるのを背後に聞きながら、バルナバーシュはなんとか心気を澄まし、アルドゥールを抜いて呪文を唱えはじめた。異様な抑揚と歯ぎしりを耳障りにまじえたうめき声は、黒魔次元へのかすかな呼びかけとなって触媒たる銀剣へ送り込まれていく。やがて鏡面に見立てた刀身に、黒魔次元の領野に吹雪く氷の雨が立ち現れた。天より青白い矢じりとなって降りそそぐ、魔族の王たちの慈悲なき力――そのイメージを剣の表層にまで広げ、霜に白く凍りつかせると、バルナバーシュは立ち上がった。熱と消耗、さらには緊張で、満面はすでに汗にまみれていた。
バルナバーシュが飛竜へ駆けだすのを合図に、ルドもまた扉にとりつき、押し開けられぬと分かるや大剣を抜いて脇目もふらずに切りかかった。互いを信じるしかない――いや、今になって疑う余念などあるものか。渾身で振り下ろされた大剣は轟音を立てて扉に突き刺さったが、一度で穴を開けるには至らなかった。ルドは繰り返し、剣を振るい続けた。いっぽうバルナバーシュは連なる柱を盾にしながら竜の息吹や牙をかわし、凍りついた剣の冷気で炎をどうにか切り抜けていたが、ひとつひとつの局面が死と隣り合わせにあった。
「はやく、はやく開いて……!!」
焦るルドの足元で扉をひっかいていたマックスが、はたと離れて主人に一吠えする。何かを伝えたがっていた。ルドはそれどころではなかったが、マックスが主人の足首をくわえて引っ張り出すと業を煮やして破壊の手を止めた。
「やめて、マックス! 今は急がないと――」
その時、扉がひとりでに轟音を立てたので、ルドはぎょっとそちらを見た。そして二度、三度、打ち割られてみしみしと亀裂が走っていく――内部からも破ろうとするものがあるのだ! この場でルドを支配したのは悲観だった。城内の騎士たちが好機と見るや、挟撃を仕掛けてきたに違いない。動転のあまり、ルドはマックスを胸に抱いて固まるしかなかった。諦めるわけなどなかったが、とっさの対処に遅れを取ってしまったのだ。足腰の立たぬ目の前で、扉はあっという間に、勢いよくぶち破られた。
「ああ、ルド――やはり君の声だったか!」
聞き覚えのある声がして見上げると、白鷺のごとき長躯の美しく、凛と研ぎ澄まされた機体の剣士――イブが、燎原めく夕照を一身に受け入れながら立っていた。そのかたわらでは生みの親である三つ目の古代人が、愛用の魔掠石の長斧を構えて前方を睨んでいる。
「あの馬鹿め。危ない橋は渡るなと忠告しておいたろうに!」
テラスは今まさに、バルナバーシュが耐えかねて飛竜の牙にかかろうとしていたところだった。彼は一頭より迫る牙に左腕を掠めながらも床へ転じてかわしたが、その動きをもう一頭の首が狡猾に待ち受けていた。鋭い歯の並ぶ顎が開かれ、胴体に食らいつかんと伸ばされる――そこへフェリクスが奮然と駆け出て、竜の横面めがけて広刃による大振りの殴打を食らわせた。頬骨の��ける手ごたえを返しながら、飛竜は鱗と悲鳴を散らせて仰けぞった。
「フェリクス……! 助かったぞ!」 「安心するのはまだ早い、立て!」
フェリクスが手を貸してバルナバーシュを立たせる中、イブが踵を甲高く鳴らして電光石火のごとく馳せ、有機的な残像をあとに引きながら宙高く跳躍した。アラミティク廟塔で失ったはずの腕はいまや<まことの銀>に鍛えられてよみがえり、一頭の角をつかんで額にとりつくと、鱗の隙を見定め、握りこんだ刀の剣尖を迷いなく垂直に突き立てた。敵すべくもない虫けらの手痛い反撃に飛竜の首は激して狂い、怒りに任せるままイブが振り落とされる――そうして背を地に打ち据えるかのところで、後を追ってきたルドが受け止めた。大した衝撃はなく、機械にそぐわぬ浮き石のような彼女の軽さにルドは驚いた。
「ルド、助かったよ」 「ううん、僕らのほうこそ、本当に――本当に来てくれてありがとう」
イブを下ろすと四人は肩を並べ、飛竜に対峙した。
「フェリクス、ここは逃げたほうが――」 「いや、戦うべきだ」
フェリクスの意外な答えにバルナバーシュはまさか、という顔をした。
「マフェリアリ王に勝つために、まだ必要なものがある――竜の力だ。イススィール綺譚を記したものは、ここで血を浴び肉を食らって王に勝利した。この状況はむしろ好機と言えよう」 「危険を冒すなと言ったのは君だろうに!」 「そうだな、貴殿ら二人ならば。だが我々四人ならやれないことはないだろう?」
不敵に笑うフェリクスの前で、飛竜たちが怒気に咆えたける。
「話はあとにするんだ。手負いの暴れ竜は私らに任せろ。君らも気をつけろよ!」
イブが言い、フェリクスと連れ立ってテラスの奥へ駆けだすと、二頭とも彼らを追おうと首を回したが、すかさずルドが無傷の一頭へ斬りかかった。
「――君の相手は僕たちだ!」
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sabooone · 7 years
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5|或る晴れた日に
夏真っ盛りとばかりに庭の蝉が鳴く。 夏の風が吹き、白いレースのカーテンを揺らした。 百合子は寝台の上にあれこれと洋服や身の回りの品を並べる。 櫛や手鏡、髪を結うリボン。最低限の物だけを選ぶと、旅行用の鞄一つに収まった。 着物は品の良い物しか無かったので日常では着にくく、手放す事にした。 鞄を持ってみるとずしりと重い。けれど、何だか身軽になった様に思い百合子は知らず微笑む。 ふと窓から外を見下ろすと、真島が律儀に庭の手入れをしていた。 百合子は持っていた鞄を玄関まで運び、そのまま庭へ出た。 真島は燦々と降り注ぐ陽の光の下で、額に汗をしながら剪定している。 木々たちの青々とした葉の色が濃く、香り高い。 真島は百合子を見ると、台から降りて額の汗を手ぬぐいで拭く。 「姫様? 何か御用ですか?」 「お前もよそのお邸に移るのでしょう?」 「ええ、でも――最後まで手をかけてやりたいと思いまして」 そう言ってはにかむように笑う。 爵位を返上し、野宮の邸や資産を借財の返済にあてた。 邸は家具や一部の使用人はそのままに、人手に渡る手はずになっている。 貧乏をしていた頃もずっと仕えてきた真島も、これを機に別の邸で働く事が決まったと聞いていた。 百合子は真島と、その庭を見渡して、眩さに目を細めた。 そんな百合子を不思議そうに見ながら真島は問いかける。 「姫様こそ、何をされているんですか?」 「私は、皆にお別れを言おうと思って」 そう言って百合子は真島の手を取った。 柔和な顔立ちの割に、しっかりとした体躯で手も働く者の手らしくごつごつとしている。 藤田のピアノを弾く大きく繊細な手とも、瑞人の白く細い手とも違う固さがある。 「真島、ずっとこの家を私たちを支えてくれてありがとう。  お前の事、私ずっと忘れないわ。幸せになってね」 真島の顔を見上げて微笑む。 その顔を忘れまいと見つめて、添えていた手をぎゅっと握りしめた。 真島は少し驚いたような顔をして、息をつく。そして、苦笑した。 「何だか、今生の別れのようですね」 百合子は真島の手を握る力を少しだけ強めて、困ったように微笑む。 突然の両親の死は、百合子に言えなかった言葉や感謝の想いを素直に伝える決意を持たせた。 「私、今まで死というものを意識したことがなかった。  ずっとずっと皆と幸せに暮らしていけるのだと、信じて疑わなかった。  誰かが、亡くなって――それも突然に居なくなってしまうなんて思ったこともなかった」 両親が亡くなってしまったことが悲しかった。 もう二度と自分の名前を呼んで、抱きしめてくれる事がないのだと思うと辛くて辛くてたまらなかった。 それは、百合子自身の悲しみだった。百合子は自分の為に悲しんで泣いた。 人は、いずれ死ぬ。それは避けられない事だ。 けれど、自分の気持ちを伝える事はいつでも出来たはずだった。 死後に溢れた感謝の気持ちや言葉は、伝えられるはずのものだった。 「だから、今、お前に伝えたくて」 「幸せに……」 百合子の白く柔らかい手を握り返す。 そして、瞳を伏せた。 翳りのせいかわずかに一瞬、真島の表情が悲しげな面持ちになる。 次に顔を上げた時にはいつもの明るい笑顔だった。 「俺の方こそ――姫様の事、絶対に忘れません。  俺は姫様にお仕えできて幸せでした」 百合子は、照れくさそうに顔を赤らめる。 そして、藤田や料理長にも伝えるのだと言うと庭を後にした。 真島は庭に取り残されたように立ち尽くす。 明るい日差しに、足元の影は濃い。 百合子が真島の真意を知ることは無い。 復讐の相手としてただただ憎み続けた野宮の狂気の血筋は散り散りになり、邸は人手に渡る。 両親を殺した鬼を憎んだ。 身の内に流れる膿んで腐った血を憎み、血が通う肉体も、魂までも憎み抜いた。 幼い頃の無邪気で無垢だった自分は、とうに死んでいる。 鬼に斬り付けられ虫の息だった小さな自分に最後には自身で止めを刺した。 新しく生まれ変わるのだ。そして、復讐にのみ生きるのだと。 それが、真島の幸せだった。 百合子は言う、死んだ両親に気持ちを伝えられなかった事を後悔したと。 (俺にも、そんな頃があっただろうか――) 真島は考えたが、その頃の記憶は自分を屠ったと同時に失われて、何も思い出せなかった。 庭に風が吹き、草花と木々が一斉に揺れた。優しくさやかな音をさせて。 /// 「これだけ?! 本は、本はどうした。  貴方は読書をするのが好きだっただろう?」 「いらないわ、だって純一さんのお話を聞く方が面白いんですもの」 そう言われると、斯波は黙って顔を赤くするほか無い。 やれやれと息をついて百合子を抱きしめて額に口付けを落とす。 荷物を持ち、居間に置く。 百合子も暮らすからと箪笥を開けて、布団や食器を買った。 「着物も手放したのか。引き出し二つで済んでしまうな」 我が事のように沈痛な面持ちをする斯波の肩に身体を預ける。 斯波がふとした拍子に、考えこむのを百合子は何度も目にした。 その度に、斯波が後悔しているのだと分かる。 百合子の重みを感じた斯波は、ゆっくりと腕を背中に回す。 そして百合子の瞳も見ずに、誰にともなく呟く様に口にするのだ。 「本当にこれで良かったのだろうか――」 斯波はいまだに何度も自問する。 百合子はそんな斯波の顔を見て、呟く。 「純一さんって、人魚姫のようだと思ったの」 「人魚姫? 童話の?」 「そう。王子様を愛していたのに、本心を語れなくて。  そして、最後には王子様を守るために泡になってしまうの。  私、人魚姫が可哀想でたまらなかった。  そして人魚姫の愛に気が付かない、王子様が大嫌いだったわ」 そう言うと、斯波の耳に手をあてる。 「こうして目を瞑ってしまうとね、まるで水の中にいるようでしょう?」 斯波の頭の中を、ごうごうと渦巻く波の音が響く。 百合子は、斯波の邸で最後に斯波が百合子に口付けた夜の事を思い出した。 深い睡魔に、ほとんど意識は眠ってしまっていたが、斯波が泣いているのが分かった。 まるで壊れ物を扱うように、優しく口付けし髪を梳かした。 どうしてか、斯波という男は悲しんだり泣いたりする事などないのだと思い込んでいた。 女など道具か装飾品の様に気紛れに愛してみたり乱暴にしてみたりするだけの人間だと思っていた。 百合子の素っ気ない態度に怒るのは、思う様にならないからで、悲しんだりはしないのだと、 女である百合子の言葉や態度に傷ついたりしない人間なのだと決めつけていた。 「あの夜、貴方が、泣いているのが夢現にわかったわ。  ――それで私、本当はこの人は不器用なだけなんじゃないかって思ったの。  悲しさを紛らわすために、怒ったり乱暴にしたりするだけで本当は優しい人なのかしらって」 斯波のその口付けで百合子は目が覚め、死んでいた心が息が吹き返すような気がした。 百合子は斯波の耳に当てていた手を離すと、にこりと笑って唇に優しく口付ける。 そしてその大きく広い斯波の身体に手を回して、やんわりと抱きしめる。 「それから、もうずっと貴方の事ばかり考えていたわ。  お兄さまが教えてくれたの、これが恋焦がれると言う気持ちなのだって。  貴方を愛しているの。――私を置いて、泡になって消えたりしないで」 百合子の初めて口にする愛の囁きに、痛いほど心が締め付けられる。 愛しさが込み上げ、喉が詰まる。 金や権力がある時には、大勢の人間が斯波の周りに群がっていた。 唯一、手に入れたいと願った姫だけが遠く離れていた。 そして、全てを失うと、群がっていた人間たちの多くは斯波に背を向けた。 誰もかれもが斯波の元を離れていく中で、百合子だけが斯波の元に留まったのだ。 百合子さえ居れば、何もいらないと、ずっと思っていた。 彼女を世界一の幸せな妻にするのだと思っていた。 (もう二度と手放したくない。手放せない――) 百合子の言葉に、何か、言葉で返そうと思うのだが、言葉が紡げられない。 斯波は頷くしか出来なかった。柔らかな百合子の身体をただ抱きしめ返した。 /// 斯波の働く工場は、経営者が変わってやや忙しくなった。 他の労働者と同様に夜遅くまで仕事をして帰るが、その足取りはいつも軽い。 軽くなった弁当箱を鞄にしまって足早に仕事場を去る斯波に従業員達が囃し立てる。 「工場長、最近付き合い悪いですね」 「あんな美人な奥さんなら一刻も早く帰りたいですよね」 「だから、工場長は止めろと何度も言っているだろう」 斯波は呆れたように振り返った。 今は工場長ではなく、同じ社員の一人だというのに何故か仲間は敬語を使った。 せめて工場長と呼ぶのは、新任の人に悪いから止めろというのだが、癖になっているのか直らない。 「まあまあ、いいじゃないですか。工場長」 「そうだそうだ。どうせまた工場長になるんでしょう?」 このご時世に景気がいいことに工場が足りず、新しく稼働させるのだと新任の工場長が言っていた。 そして、斯波を工場長に戻すと言う話が出ていたのだ。 まだ正式に決定していない話なのに、従業員たちの耳は早かった。 「俺は今の工場長の様に甘くはないからな。  こき使ってやるからな、泣いても知らんぞ」 斯波は冗談めかした声で言うとにやりと微笑った。 こわいこわい、と��う従業員の声を聞きながら、事務所の扉を閉めて工場を出た。 この所熱帯夜が続き、昼の暑さも去る事ながら夜もむわりと蒸れて暑い。 真っ暗な夜道を足早に歩く。 あの家に百合子を置いておくのはどうも心配だった。 全てではないが借財を返済したからか、 乱暴に追い出した借金取りたちもなりを潜めているが、何が起こるか分からない。 坂を下って、新しい戸板を渡した小川をひょいと飛び越える。 荒屋と表現してもいいぐらいの見窄らしい家は、ところどころ開いた隙間から光が漏れでて明るい。 その、明かりを見る度にほっと息をつく。 「お姫さん、今帰ったぞ! 何だこの煙は!!!」 「純一さんお帰りなさい」 「どこだお姫さん! 火事か?!」 斯波は一面の煙に慌てて百合子を探すが、煙の中にうっすらと肉の焼ける匂いがする。 もうもうと白い煙が立ち上がる中、うっすらと白いもやの向こうで百合子の姿が見える。 「お祖母様が牛肉を下さったのだけど、網で焼いていたら脂が落ちてしまって――」 ようやく近づいていてみると、布巾を顔に巻き、団扇をもって涙目になっている百合子が居た。 百合子は嬉しそうに言うと、ぱたぱたと火鉢を煽る。 斯波は引き戸を開けたままにして、居間の雨戸を開けた。 「純一さん、ステーキお好きでしょう?」 「大好物だ」 「付け合せは、マッシュで良かったかしら?」 「もちろん、大好物だ」 「良かった。丁度良い頃合いかしら……もうすぐ焼けるからお待ちになってね」 斯波は牛肉を干物と同じ要領で焼く百合子を見て、 工場長になって金を貯めたら瓦斯台のある文化住宅に越そうと心に決める。 火鉢の火を落として、ようやく家の中の煙が晴れていく。 百合子は炭火でじっくりと焼けた牛肉の塊を食べやすい大きさに切り、 得意料理の一つになっているマッシュを添えた。 シャツの襟元を緩める斯波から鞄を受け取り、軽くなった弁当箱を流しにつける。 「お仕事お疲れ様でした」 「ただいまお姫さん。すっかり忘れていた、お帰りの接吻だ」 斯波は百合子の肩に手を置き、少し屈んで口付けをする。 つんと尖った百合子の可愛らしい唇に吸い付く。 いつもよりもずっと長い口付けに、百合子はそわそわしながら斯波を見上げた。 「じゅ、純一さん? 冷たくなってしまうから……」 「ん、ああ、――そうだな」 斯波は熱くなる身体を誤魔化すように、ちゅっちゅと百合子の両頬に軽い口付けを落として、居間の畳に腰を下ろした。 確かに、牛肉もマッシュも大好物だった。 百合子が何かにつけマッシュを作っていた時の事を思い出し、笑みが零れる。 そして箸をとり、手を合わせた。 「よし、それじゃいただこう! いただきます」 そう言うとステーキを一口頬張る。 徳子から貰ったという牛肉はかなり上質な物らしく、よく焼けているのに驚くほど柔らかかった。 洋酒を使ったソースが芳醇な香りがして、牛肉とよく合う。 「美味い! 絶妙の焼き加減だ。ソースも申し分ない。  流石だな我が家の料理長は。ほらほら、貴方も冷めない内に食べなさい」 「ええ、このソースはね、お祖母様と一緒に作ったのよ。  秘伝のソースだと教えてくれたの」 「貴方とお祖母様が?」 「そうなの。結婚したばかりの頃に婦人の会で習ってお祖父様にも作って差し上げたのですって」 「なるほど。門外不出、一子相伝の技と言う訳か」 斯波は大げさに言うと、ふた切れ目を口に運ぶ。 徳子には数度会ったことがある。 初めて会ったのは結婚式の前、正式な申し出をした時。 その時は繁子に似た固い雰囲気を持つ人だなと思った。 そして、最後に会ったのがつい先日だった。 孫娘には甘いのか、百合子の意思に任せると明言し、斯波に宜しくとだけ伝えた。 まさかこの調理台で一緒に料理をするとは思わなかった。 「もう少し広めの――そうだな、文化住宅と言うのに移りたいなあ」 「どうして? 私この家が好きよ?」 「貴方だって瓦斯台があると楽だろう?」 「それは、そうだけど。部屋は沢山はいらないわ……」 竈は火を起こすのも、料理の最中も、後の処理も手が掛かる。 居間は、二つも布団を敷いてしまうといっぱいになった。 縫い物の作業や、着替えの事を考えると狭いくらいだ。 百合子は斯波を見上げて首を傾げる。 「でも純一さんは身体も大きいから……今の居間は狭すぎるかしら?  二人で寝るのには、ちょっと窮屈よね」 「何を言う。貴方と寝るのは何とも言えず心地の良い甘い窮屈さだぞ」 斯波が得意げに笑って、マッシュを口に運ぶ。 百合子は別のことを想像してしまい、かあと顔を赤くして俯いた。 もそもそと噛み続けるステーキを、なかなか飲みこめない。 斯波は百合子と一緒に暮すようになってから一日たりとも百合子をその腕に抱かない夜はない。 それを考えると、今の隙間だらけの家では声が漏れでてしまうのではないかと言う心配はある。 百合子はどうにか牛肉を飲み込むと、ごくごくと水を飲む。 斯波は犬歯を剥き出しにして嬉しそうに牛肉を頬張る。 いつも笑顔で美味しい美味しいと食べてくれる。 靴下を繕ったと思ったら上下を縫いつけていて、足の指が通らなかったこともあった。 真夏の炎天下に布団を干してはいけないと知らず、言われるまでずっと干し続けていたことも。 料理が焦げてしまうことも、ご飯がおかゆのようになってしまうこともあったが、斯波はいつも陽気に笑って百合子を抱きしめた。 百合子は持っていた箸を置く。そして赤いままの顔で恥じらう様に目を伏せて言った。 「今の家が好きよ。お部屋が一つしかないからずっと一緒に居られるもの」 斯波の箸が止まり、今度は焦ったように箸が動く。 「明日が休みで本当に良かった。一日中だって一緒に居てやるぞ。  貴方ももっと食べなさい、精力をつけなくてはな」 「わ、私、何だか胸がいっぱいで苦しくって……。明日の朝食べるわ」 百合子はそう言うと食べかけの皿に布巾を被せて戸棚にしまった。 弁当箱を洗っていると、斯波が食べ終わった食器を運ぶ。 水で皿を流していると背後から斯波が百合子を抱く。 「洗い物をする後ろ姿も絵になるな……」 「もう、まだ洗い物の途中なんだから――」 耳元で熱っぽく囁く、それだけで百合子は身体が火照ってくるのが分かった。 怒った風に百合子が諭しても聞かず、後ろから耳に口付けしては洋服の上から身体の線をなぞるように触れる。 スカートを纏う細い腰を熱い掌で撫で回すと百合子の身体が震えるのが分かる。 「あ、だ、だめ――」 「さ、洗い物はもういいだろう。お姫さん」 「もう、もう……!」 百合子は弱々しい抵抗を見せるが、斯波がその真っ赤になった項に口付けると、 震えるように皿を置いて、肩と胸に回った斯波の腕に手を添えた。 悪戯っ子の様な顔した斯波が後ろから百合子に接吻する。 百合子は顔をそちらに向けるように首を捻って寄りかかる。 畳の上に百合子を寝かせると、何だかいけない事をしている様な気分になる。 百合子の美しく高貴な身体を、こんな荒屋の色の褪せた古い畳の上で抱いていいのかと戸惑うからだ。 だが、そう思えば思うほど、斯波の獣の様な性欲は昂ぶる。 快楽に溺れる百合子が、抗うように畳に爪を立てるその音さえも甘美ないやらしさをもっている。 百合子を上に乗せて突き上げれば快楽によがる顔の後ろに映る天井板の古めかしさ。 「貴方があんないじらしい事を考えていたとはな――」 「んっ、ああ、あっ――だって……」 いつも食卓で使っている机が、ぎしぎしと軋む。 百合子はたっぷりとした乳房を押しつぶすように机に押し付け、しがみついている。 本来は食事が乗る物の上に、百合子を乗せて後ろから突き上げて抱く。 「ひぃ――いいっ、あっ、んっ」 百合子の形の良い柔らかい尻が、摩羅を押し込む度に斯波の下腹部を圧迫する。 細い腰を持って乱暴に打ち付ければ、揺れる陰嚢が百合子の花芯にとんとんと弱く当たる。 以前とはまるで別人の様に淫乱になる百合子の身体は、抱けば抱くほどに柔らかく蕩けて斯波を酔わせた。 「ああ、あん、いくっ……あっあっ、は、あん」 「は、は、ああ、可愛いな。いいのか? いきそうなのか?」 「んっ、いい……あっ、奥……んっ、ついて、ついて……!」 「お姫さんは奥まで突かれるのが好きか?」 「す、き……好き、だから――は、あ! あ、ああっ、いくっ」 百合子の望み通りに尻を鷲掴みにして奥深くまでぬめり込ませる。 膣庭にまで膨らんだ亀頭が届き、百合子の身体がびくびくと震えて膣が締まる。 ぎしっ、ぎしっ、と大きく軋んでいた机も、百合子が絶頂し身体が強張ると軋む音が弱まる。 斯波は百合子の膣に搾り取られそうなほど摩羅を扱かれるが、力を入れてどうにか耐える。 百合子の身体の強張りが緩むと、荒い息と共に絞り込んでいた膣も緩まる。 摩羅を膣から引き抜くと、百合子はびくりびくりと痙攣するように肩を震わせる。 反り返る傘の部分が内側の襞を引っ掻き、摩羅が抜けると愛液も一緒にこぼれ落ちた。 百合子の愛液がその白い太ももを一筋、二筋と伝う。 それを拭ってしまうにはあまりに艶めいていた。 斯波はくったりと息を繰り返す百合子の身体を抱き寄せて、 布団に寝かせ闇夜にも青白い太腿を左右に押し開くと内腿を膝を伝う蜜を舐めとる。 「はは、ああ、すごい蜜だぞお姫さん。舐めてもしゃぶっても次から次に溢れてくる」 「あ、貴方が、舐めるから――!」 「ああ、そうだな。貴方はここを飴玉の様にしゃぶられるのが、好き、だろう?」 「――す、好きなんかじゃ――」 「好きじゃない? 本当に?」 しゃぶるという言葉の響きが恥ずかしいのだろう。 百合子の女陰を避けて腿の付け根に舌を這わせて舐める。 それを何度も繰り返しているだけで、百合子の女陰から甘い香りと共に甘露が漏れる。 「ひぁ、ああ、あっ、お願い……好き、なの。  しゃ、すきぃ……や、だめ――」 羞恥心に抗いながらも口に出来ず、真っ赤になって今更のように恥じらう姿に、斯波は喉を鳴らして唾を飲み込む。 筋を浮かべて勃起した摩羅が痛むほどに欲情する。 真っ赤になって震えている花芯に吸い付き舌を這わせると、百合子が嬉しげな喘ぎ声をあげる。 いやらしい小さな百合子を、優しく扱いてやる。 百合子はあっという間に達した。 斯波はとけきった百合子の身体を抱きしめて、零れ落ちそうになる愛液を摩羅に絡めた。 骨の柔らかくなった身体は丸で羽のように軽く、斯波は百合子の膝を胸につくまで押し曲げるとずぼりと一気に挿入した。 その深くを抉る烈しい挿入に、百合子は目を見開いて上半身を捻ろうとする。 斯波の重みで押さえつけられた身体は一寸も動かず、手が虚しく布団を掻き毟った。 「ひ、い、あ、ああっ――!」 ずぼずぼと奥まで叩きつける様に深く挿入られ、百合子は唇を噛み締めて耐える。 挿入の度に、ひいひいと噛み締めた口の間から悲鳴とも嬌声とも付かない掠れた息が漏れる。 斯波は欲望のままに百合子の身体に自身を打ち込み、百合子の好きな奥を掻き混ぜる。 深く挿入したまま腰を押し付けて回すと、陰嚢が百合子の尻とも女陰とも付かない良い所に当たり嬉しげに喘ぐ。 「あっ、ああ、出る――。う、ぐっ、はあ、はあ……出るッ」 射精感に腰を何度も打ち付ける。 「あっ、あっ! ひぃ、ひ、い――」 「ああ、お姫さん! ああ、ぐっ、は、ああ、くっ――!」 百合子が唇を強く噛んだまま絶頂し、斯波は百合子に締め付けられながら達した。 摩羅を引きぬき、百合子の腹に射精する。 先端から垂れる様に零れた後、ぶるりと震えるとびゅうびゅうと勢い良く飛ぶ。 むわりと甘い香りが霧か蒸気の様になって、二人の身体から立ち昇る。 じゅくじゅくにとろけた女陰に挿入し、摩擦した摩羅が百合子の蜜にぬめっていた。 荒い息を繰り返して布団に横たわる百合子を抱きしめて口付けをした。 百合子はころりと斯波の胸の中に転がってその腕に顔を埋めて寝息を立てた。 斯波は長く百合子の髪を撫でて、その無防備な寝顔に魅入っていたが、 細い身体を引き寄せると狭い布団に一緒になって眠ってしまった。 夜が明けて、人々が起きだす時間になっても百合子は目覚めず、 一足早く起きた斯波は朝食の用意でもしようかと考えた。 けれど、そうすると百合子が頬を膨らませて悔しがるので止めておいた。 すうすうと小さな寝息を立てる寝顔は可愛らしく、 長く見ていたいのに早く起きてほしくもあり斯波は思わず百合子の額に口付ける。 それでも起きないので、斯波は続けて耳や頬や瞼に優しく口付けを落とした。 華奢で薄い肩を抱きしめて、良い香りのする髪の毛や生え際にも接吻する。 すやすやと無防備な寝顔に口付けている内に、斯波の欲望が高まり始め、 そのあまりにも動物的で、けだものじみた性欲に自分でも呆れて溜息をつく。 「お姫さん、愛している……」 眠っていて聞こえないはずの百合子に耳元で囁く。 くす、と百合子が微笑みを漏らし、斯波は腕の中の百合子を覗きこむ。 「お姫さん、起きているのか?」 斯波の胸元に顔を埋めたまま、百合子は首を振った。 その瞳は閉じたままで眠っている振りをしているが、 斯波がぎゅうと抱きしめてしまうとくすくすと笑い声が零れる。 百合子は斯波の腕の中でまどろむ。 「姫? 一体いつから起きていた?」 「んん、おでこに接吻した時、から……」 「���の、眠り姫め!」 「きゃっ、あはは」 斯波は百合子の項に絡まる黒髪を梳きながら、白い肌に口付ける。 百合子にくすぐるような軽い口付けを繰り返し、いつしか甘い香りが立ち白い肌が熱くなっていく。 居間に昇り始めた陽の光が差し込む。 随分と日に焼けて色の変わった畳に布団を敷いて疲れた身体を横たわらせて泥のように眠り、 斯波が背を伸ばして寝ると足が出るほどの布団で毎晩百合子を腕に抱く、 そして、二人が卓台を挟んで座ってしまえばいっぱいになる居間で食事をとるのだった。 /// 寝苦しい夜だった。 布団の上で腹掛けをかけただけで寝転がり、 枕に頭を預けて眠っているのだが、暑くてじっとりと全身が汗をかく。 眠った意識のまま何度も寝返りを打ち、苦しげに息を吐く。 それが、突然に目が覚めて、がばりと起き上がった。 真っ暗な視界に、ぜいぜいという自分の荒い息ばかり響く。 ここはどこだ、と自問しながらも、自分の家であることは分かっていた。 目がなれないまま、横に眠っている百合子を振り返った。 唾を飲み込み、夢を見ていたのだと大きく息をつく。 ほうほうと夜の鳥が鳴き、重い頭を巡らせて夢の内容を思い出そうとした。 「純一さん……?」 百合子が眠そうに目を擦りながら身を起こした。 斯波はその声にはっとして、思わず百合子を抱きしめる。 力があまりに強かったのか、百合子は驚いて苦しげな声を上げた。 「何でもない――」 夢の内容があまりにも恐ろしすぎて、口にすることさえ憚れた。 あれは夢だ、夢だ、と自分に言い聞かせてみても、あまりにも鮮明な夢で恐怖を覚える。 百合子は膝を立てて、斯波の背中に手を回すとまるで母親がするように背中を撫でて優しく叩く。 「大丈夫よ」 「ああ、はあ、百合子さ――」 斯波の頭を撫でてやると、大きな斯波がまるで少年の様に百合子に縋り涙で百合子の寝間着を濡らす。 滅多に見せる事のない斯波の弱い影に、百合子ははっとして斯波の頭を抱えてぎゅうと抱きしめる。 小さな子どもをあやすように、頭を撫でてやり、よしよしと背中を撫でる。 普段があまりにも男らしく頼もしいので、初めて見せる弱い部分を優しく抱きしめて口付ける。 斯波は動揺が収まると、百合子を抱え直してすっぽりと腕の中に包み抱きしめる。 「貴方が、いなくなってしまったら――俺はどうしたらいい」 夢の内容を僅かに思い出していた。 百合子が亡くなり、その遺体を火葬すると言っていた。 夢のなかの百合子はまるで眠っているようで、死んでいる風には見えなかった。 その美しい身体を、肌を、顔を、焼いてしまう事など斯波には到底出来なかった。 例え死んでしまって身体が動かなくなったからと言って、焼いてしまい灰にして小さな骨壷に閉じ込める事など出来ない。 斯波は夢の中で、百合子の眠る様な死体に取り縋って泣いて叫んでいた。 百合子と出会って、再会する夢や一緒になる夢は幾度と無く見たが、 彼女が死んでしまう夢を初めて見た。 再会の夢や、一緒になる夢が現実の通りになった様に、いずれは彼女が死ぬ夢も現実になる。 「私も小さな頃、お父様とお母様が死んでしまう夢をよく見たわ。  わんわん泣いてお二人の寝室に行くと、私を優しく抱き締めて一緒に寝てくれたの。  私が眠れるまでずっと背中を撫でてくれた」 百合子は斯波に口付ける。 恋人としてではなく、家族として。 斯波は母親が死んでから、家族が死ぬ夢を見たことが無かったのだ。 結婚したばかりの頃も夫婦とは言っても所詮形だけのもので、 今になってようやく家族としての実感が湧いたのだ。 そして、その実感が、斯波に恐ろしい夢を見させた。 彼は、少年で居られる時期があまりにも短すぎた。 幼い子どもであれば当然の様に与えられる愛情を、知らずに生きてきたのだ。 百合子は、大きな身体をした少年を抱き締めて背中を撫でてやる。 愛しいという気持ちが張り詰めて、ぱちんと弾け溢れでてしまいそうだった。 「大丈夫よ、私が貴方を守ってあげるわ。  ずっと側に居てあげる。貴方を置いていなくなったりしないわ」 「あなたが、貴方が居なくなってしまったら俺はまたひとりになってしまう!」 「貴方を一人になんて絶対にしないわ」 斯波が疲れて眠ってしまうまで、百合子はその広い背中を撫でてさすってやった。 翌朝、気恥ずかしそうに起きだした斯波に、百合子は何も言わずに口付けする。 いつもの通りに布団を上げて、朝食を居間の卓台に並べた。 /// ようやく、暑い夏が終わり、木々の葉が黄金色に色づき始めた。 すっかりと、涼しくなった夕方に百合子は道子に分けてもらった栗を剥いていた。 近くの山を登ると大きな栗の木が野生しており、気紛れに散歩する者がそれを拾うらしい。 道子の子供たちが毬を踏みつけて中をくりだし、袂をじゃらじゃらにして持って帰ったそうだ。 五つ六つ程だが、二人分の栗ご飯には丁度いい。 工場長に戻った斯波は相変わらず忙しく、夜遅くにならないと帰って来なかった。 すっかりと家事にも慣れた百合子は、昼の時間をもてあますようになっていた。 その為、どこかに働きに出られないかと相談したのは昨日の事だった。 「駄目だ。第一、どこで働くと言うんだ?」 「そうね、お女中さんとか……」 「駄目だ。貴方がこの家に居てくれないと俺は嫌なんだ」 「なら、朝のうちから夕方くらいまでのお仕事なら良いでしょう?」 「確かに、まだ借財もあるし貧乏もしている。  けれど、貴方を働きに出させるつもりはない。  何か欲しい物があるのか?」 「いいえ――」 百合子はがっかりと息をついて肩をすくめた。 ぶうと頬を膨らませてご飯を口に運ぶ。 斯波も話は終わったとばかりに、漬物に箸をつけた。 渋皮に手こずって大夫身は減ってしまった。 百合子は栗の灰汁抜きをして、またふうと溜息をついた。 確かに、借財の返済も滞り無く、斯波の給金があれば今の生活は続けられる。 百合子には欲しいものがあったのだ。 先月の斯波の誕生日には何も贈れる物がなく、 夕飯の品を多少豪勢にしたぐらいだったがそれだって元は斯波の給金だった。 着古した斯波のシャツや靴下なども新しく買いたいが、 冬の備えを考えると、そこまでの余裕はなかった。 斯波が帰ってきても何となく気分が落ち込んで暗い顔をしていると、 仕方がないというように溜息をついて口を開く。 「そんなに働きに出たいというのなら分かった。  ――俺の知り合いの孤児院で教師を探しているんだそうだ」 「教師?」 「そうだ。読み書きそろばんを教えればいい。  孤児院だし、週に三日ほどだから給金は良くないがだ。どうだ?」 「私が、先生……」 「ぴったりだろう? 百合子先生、か……何とも綺麗な響きだなあ。  ああ、俺も貴方の様な美しい先生に教えてもらいたかったなあ」 斯波はそう言うと心底羨ましそうに百合子の顔を見上げた。 百合子は卓台に夕飯を並べながら、喜びに頬が赤くなる。 女学校時代、級長ほど成績はよく無かったが学ぶことが好きだった。 今の時代の子供達はどんな事に興味が有るのだろうか、そう考えるだけで嬉しくて夜も眠れなかった。 /// 雪で真白になった孤児院の庭。 赤い毛糸でざっくりと編まれたセーターに、白いブラウスと足首まで長いスカートに編み上げブーツ。 外を歩く時はマフラーと手袋をして上着を着こめば、ぽかぽかと暖かい。 孤児院の一角、木造の教室では数十名の子どもたちが降り積もった雪を見て大はしゃぎをしている。 百合子は手を叩いて、黒板に美しい字で「手紙」と書く。 藁半紙を全員に一枚ずつ配った。 「今日は、お手紙を書きましょう。相手は未来の自分です」 子どもたちがわいわいと声をあげる。 ここにいる子どもたちは親がいない、もしくは家庭が複雑で親と一緒に暮らせない子供たちだ。 百合子は「手紙」と書いた横に「十年後の自分へ」と書き足す。 「みんな、今よりずっと大きくなっているわ。  働いているかもしれないし、学校に通っているかも。  ひょっとしたら、結婚をしているかもしれないわ。  ――今日の授業は、このお手紙を書いたらおしまいよ」 雪で遊びたくて仕方がなかった子どもたちは歓声を上げる。 百合子が注意すると、ようやく静かになって、手紙を書く音が教室に響いた。 授業が終わり、庭で雪玉を投げ合っている子どもたちを見て笑う。 百合子は午後までの勤務だったのだが、鞄から毛糸を取り出すとゆっくりと編み始めた。 まだ雪が降っていて、家に帰るには時間がかかるので教室で雪が止むのを待つつもりだった。 給金で買ったその毛糸は深い緑色をしていた。 手編みのマフラーは、最初に編んだ端の方は寄れて縮んで不恰好だが、 首に巻きつけてしまえば問題はない。 雪が止んで、日が差すのを見て、ふう、と満足気に嘆息する。 もう少しで編み上がりそうだった。くるくると折り畳み鞄にしまう。 どうにかクリスマスには間に合うだろう、と明るい気分になる。 このマフラーを見た斯波が何というか楽しみで、帰路につく足は自然に軽くなった。 「うう、寒い寒い」 「純一さん、お帰りなさい」 「ああ、ただいま」 手を擦り合わせながら引き戸を閉める。 夜半をすぎると雪は収まったが、寒さは一段と厳しくなり、風も強くなった。 百合子は用意していたお湯を桶に入れる。ふわりと湯気が立ち、暖かかった。 桶を持った百合子に軽く口付ける。斯波の唇は氷の様に冷たい。 そして、桶の中の湯で手を洗いながら、真っ赤になった顔をほころばせて笑う。 「家の中は暖かいな。竈も良い物だなあ」 じんわりと凍えた手が、お湯でゆるむ。 ばしゃばしゃと顔も洗って手ぬぐいで拭く。 百合子は冷たくなってしまった上着を受け取り、暖かい綿入れを差し出す。 「おっと――」 寒さでかちかちになった靴も脱いでしまうと、居間の際に腰掛けてぬるくなった湯に両足をつけた。 百合子は新しい湯を上から注ぐと、斯波のまだ濡れている手を優しく手ぬぐいで挟んで水滴をとる。 「ちゃんと拭かないと手が荒れるわ」 優しく丁寧に拭き、顔を洗った時に髪についた水滴も襟元に零れた水滴も拭う。 斯波はその甲斐甲斐しく動く百合子を見つめ、冬には冬の趣があると一人頷いた。 百合子はカーキ色の斯波のズボンの裾を捲って、ごつごつと節くれだった湯で足を揉む。 「お湯かげんはいかが?」 「ああ、極楽だ。よし、お姫さん俺が交代してやろう」 「え? 私はいいわ」 「まあまあ、そう遠慮するな。な?」 斯波は足を上げてごしごしと手拭いで拭くと、百合子を居間に座らせて長いスカートを膝まで折る。 真っ白な細い足首から靴下を引きぬいて、そっと湯桶につけた。 更に温かい湯を足すと、その白い足を持ち湯の中に付けたまま揉む。 「どうだ、気持ちいいだろう?」 得意げにそう言うとむき出しの膝の内側にちゅっと接吻する。 指の股まで丁寧に揉み、形の良い薄紅色の爪を強く擦る。 だんだんと血流が良くなり、百合子は足だけでなく全身が暖かくなるのを感じた。 斯波は膝をついて百合子の白い足を自分の膝に乗せこれ以上無いほど丁寧に拭いてやった。 居間の机に夕飯を並べ、居間に座る。 土鍋の蓋を開けると、熱い湯気が立つ。 斯波の小皿に鍋をよそいながら、百合子は今日の授業の話をする。 「それでね。その子が、十年後は百合子先生をお嫁さんにするって言うの」 「そ、それで、貴方は何と答えたんだ?」 「ね、可愛いでしょう?」 斯波の焦る顔も目に入らず、百合子は思い出してはほんわりと微笑んだ。 この頃の子どもたちはやんちゃで生意気なところもあるが、素直で可愛い。 にこにこと笑っている百合子に、斯波は憮然として言い放った。 「全っ然、可愛くなどない! なんってませたガキだ!」 「もう、子供の言うことに本気になってどうするの」 「なあ、百合子さん。勿論、素敵な旦那様がいるから御免なさい、と断ったのだろう?」 「いいえ、ありがとうと言ったわ」 斯波が求婚を続けた時はあんなにつっぱねたのに――と斯波は怒る。 百合子は斯波の怒る理由が分からなかったが、笑顔で漬物を摘むとぽりぽりと小気味のいい音をさせて食べた。 夜になって寝間着に着替えても、斯波はどこか怒った風にむっすりとしていた。 百合子は長い髪を櫛で梳きながら、ちらりと斯波を見る。 「純一さん、まだ怒っているの?」 「嫌だな、怒ってなんかいませんよ。  それに……ま、子供の言う事だしな」 言葉とは裏腹に棘のある声だった。 振り返ってみると、拗ねたように唇を尖らせている。 普段は百合子が髪を梳かしたり乳液をつけたりする所を面白がって見ているのに、今日はそっぽを向いていた。 百合子は子供の言うことなのに、と少しだけ憤慨してその日はお互い別々の布団で眠った。 /// 「ああ、ただいまお姫さん!」 大雪の降った年末の夜、斯波は肩に積もる雪も払わずに家に入った。 首元には斯波に贈った緑のマフラーが巻いてある。 その手には大事そうに抱えているものを、急いで居間に置く。 それは着物を包む和紙だった。するりと紐を解くと、左右に開く。 中から現れたのは薄紅色の桜模様をした、美しい着物だった。 その繊細な柄と、柔らかな光沢のある生地。 「これ――」 「以前、この反物を見かけて、ずうっと欲しいと思っていたんだ。  工場に勤めているやつで着物を縫える奥さんがいたから前々から頼んでいた��だが、やっと今日出来上がった。  ほら、帯も帯留めも、一式全てあるぞ」 百合子はこの見窄らしい家には似つかない、場違いな程に美しい着物を見た。 邸に住んでいた頃は、それこそ嫌というほど斯波が着物を買ってくれた。 澄んだ薄紅色は、百合子が手で触れるのを躊躇うほどに優雅だった。 「どうした――気に入らなかったか」 「違うの」 心配そうな斯波を見上げて首を振る。 その瞳には溢れんばかりに涙が溜まっている。 少しでも動いてしまったら次から次へと流れてしまいそうだ。 「私――私、いいのかしら。こんなにも幸せで……」 百合子はこの着物を買うために、どれほど斯波が苦労をしたかを知っている。 決して楽ではない生活を、更に切り詰めて、働いて金を作ったのだ。 胸がいっぱいになり、喉が詰まる。 恐る恐るという風に、美しい着物に手を伸ばした。 さらりとなめらかな肌触で、身体に当ててみると百合子の白い肌と黒い髪によく似合う。 「ああ、やはり思った通りだ。  百合子さん、桜の精の様だ」 「勿体無くて袖を通したくないわ、ずうっとこうやって眺めていたい」 「おいおい、俺は貴方がそれを着た所を見たくてだな。そうだ、こうしよう、春の晴れた日にその着物を着て桜を見に行こう!」 「春に? 気が早いわ。だってまだ年末なのに」 「こう言うのは早め早めがいいんだ。  いいだろう百合子さん? それも毎年だ。な、そうしよう」 斯波は強引にそう言うと百合子に口付ける。 百合子はせっかちな斯波の頬に手を添わせて仕方がないというように頷いた。 家の外は春には程遠く、ぼたん雪がひらひらと降り注いでは積もっていく。
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kusanotakashi · 8 years
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北九州出身てどげな人がおるか? まとめてみた
君も彼らを超えてみるか? その可能は大だ なして?て 北九州んもんやろうがね!
政治・軍事 国会議員・現職 * 高木美智代 (衆議院議員) * 野田聖子 (衆議院議員。元郵政大臣、元岐阜県議会議員) * 杉尾秀哉(参議院議員。元TBSテレビ記者) * 仁比聡平(参議院議員。弁護士) 国会議員経験者 * 自見庄三郎 (衆議院・参議院。郵政大臣、内閣府金融担当特命担当大臣を歴任。医師) * 弘友和夫(衆議院・参議院) * 末松義規 (衆議院。外務官僚出身) * 東順治 (衆議院) * 城井崇 (衆議院) * 緒方林太郎(衆議院。外務官僚出身)八幡西区出身 首長 * 舛添要一 (前東京都知事。前参議院議員。元厚生労働大臣、国際政治学者)八幡東区出身 * 麻生渡 (前福岡県知事、前全国知事会会長) * 亀井光 (元福岡県知事) 裁判官 * 高橋久子 (元内閣審議官・労働省婦人少年局長・女性初の最高裁判事) 軍人 * 杉山元 (元陸軍大臣、参謀総長) * 板倉光馬 (元海軍中佐、海上自衛隊幕僚総監部、戦記作家) * 奥保鞏 (元元帥陸軍大将伯爵) 金融 * 白川方明(元日本銀行総裁) 政治活動家 * 桜井誠(『在日特権を許さない市民の会』会長)
実業 * 大前研一 (経済評論家) * 高原正雄(いすゞ自動車理事、一般社団法人明専会会長、全日本学生フォーミュラ大会元委員長) * 福地茂雄(NHK会長、元アサヒビール相談役、会長):戸畑区 * 村井勉(元アサヒビール社長、元西日本旅客鉄道会長) * 吉田秀雄(元電通社長) * 利島康司 (北九州商工会議所会頭、元安川電機会長、社長、JR九州取締役) ☆小南孝教 (元神戸製鋼副社長、神鋼鋼線工業社長)同級生の兄 ☆大庭雅志(元東京海上日動副社長)同級生
学者 * 杉崎光世 (法学者・九州国際大学名誉教授) * 藤田哲也 (竜巻研究の第一人者) * 中島義道 (哲学者) * 高橋和夫 (国際政治学者)
医師 *福島孝徳 (脳神経外科 新門司病院) *延吉正清 (循環器科、心臓外科 小倉記念病院 )退任 *田中恩 (産婦人科 セントマザー病院) *市川光太郎 (小児科 救急科 市立八幡病院) *川原尚行 (スーダン・東日本震災支援医療 NPOロシナンテス)
文化 * 津村禮次郎(能楽師、人間国宝) * 山田稔 (小説家、フランス文学者) * 左方郁子 (小説家) * 火野葦平 (小説家) * 岩下俊作 (小説家) * 劉寒吉 (小説家) * 佐木隆三(小説家) * 末永直海 (小説家) * 鶴田知也 (小説家) * 佐伯泰英 (小説家) * 一条真也 (作家) * 伊馬春部 (作家・日本初のテレビドラマの脚本を担当した) * 加納朋子 (推理作家) * 立石泰則 (ノンフィクション作家、ジャーナリスト) * 宗左近(詩人) * 高橋睦郎 (詩人) * 平出隆 (詩人) * 笠青峰 (日本画家) * 北条司 (漫画家) * 星里もちる (漫画家) * 鈴宮和由 (漫画家) * 山口かつみ (漫画家) * 前川涼 (漫画家) * 篠塚ひろむ (漫画家) * 谷村ひとし (漫画家・パチンコ評論家) * 萩岩睦美 (漫画家) * 山口美由紀 (漫画家) * 畑中純 (漫画家) * 井上正治 (漫画家) * すえのぶけいこ (漫画家) * 中島史雄 (漫画家) * 藤原ここあ (漫画家) * 原徹 (アニメプロデューサー) * リリー・フランキー(イラストレーター) * サイトウマコト (イラストレーター) * 石橋謙一 (イラストレーター、ボックスアーティスト) * 横山宏 (イラストレーター) * 藤原新也 (写真家) * 小倉朗 (作曲家) * 和田直也 (作曲家) * 畑中良輔 (バリトン歌手、指揮者、音楽評論家) * 大野徹也 (テノール、オペラ歌手) * 川口ヱリサ (ヴァイオリニスト) * 篠崎史紀(ヴァイオリニスト) * 南紫音 (ヴァイオリニスト) * 桂英昭 (建築家) * 大竹英雄 (囲碁棋士、名誉碁聖) * 森下卓 (将棋棋士) * 中村正三郎(プログラマー、コンピュータ評論家)
芸能 俳優 * 秋本祐希(女優) * 鮎川陽子 (モデル、女優) * 天本英世 (俳優) * 板谷由夏 (女優) * 伊原剛志 (俳優) * 榎木智一 (俳優) * 草刈正雄 (俳優) * 早乙女太一 (俳優) * 鈴木浩介 (俳優) * つるの剛士 (俳優、タレント、歌手、ミュージシャン) * 富永研司 (スーツアクター、アクション俳優) * 内藤武敏 (俳優) * 中村有志 (俳優) * 野間口徹 (俳優) * 萩尾みどり (女優) * 林美穂 (女優) * 原田佳奈 (女優) * 深見亮介 (俳優) * 藤本隆宏 (俳優、元競泳オリンピック代表) * ふとがね金太 (ナレーター、俳優、ミュージシャン) * 細川俊之 (俳優) * 松尾スズキ (劇作家、映画監督、俳優) * 光石研 (俳優) * 森田順平 (俳優、声優) * 横内正 (俳優) * キタキュウマン (ご当地ヒーロー 滝夕輝) 歌手・ミュージシャン * 広石武彦 (元UP-BEATヴォーカル) * 175R (ロックバンド) * SHOGO (ショーゴ) - ヴォーカル * ISAKICK (イサキック) - ベース * KAZYA (カズヤ) - ギター * YOSHIAKI (ヨシアキ) - ドラム * 岩坂士京(シンガーソングライター) * 城戸けんじろ (元ジャパハリネット) * 梅田彩佳 (NMB48チームBII副キャプテン):2011年市長選挙イメージキャラクター * 大内義昭 (歌手、作曲家) * 葛城哲哉 (ミュージシャン) * 川崎真弘 (ミュージシャン、作曲家) * キミーブラウニー (ミュージシャン、お笑いタレント) * キハラ龍太郎 (元ブルー・トニック、ORIGINAL LOVE) * 荒神直規(Naifu、元ELF) * 香田晋 (演歌歌手) * 小久保淳平(シンガーソングライター) * シーナ(シーナ&ザ・ロケッツボーカル) * 塩ノ谷早耶香(歌手) * 清水健太郎 (元歌手、タレント) * 千里愛風(歌手) * CHAGE(シンガーソングライター、CHAGE and ASKA) * 高城亜樹 (AKB48チームB) * 冨永裕輔(シンガーソングライター) * 中尾ミエ (歌手) * NEW DOBB(ロックバンド。現在は解散) * HIDE (元crossfm DJ、現 ミーナ&ザ・グライダー)倉掛英彰(作曲家) * Dobb (元crossfm DJ)倉掛信彰 * 野中美郷(元AKB48)※出生地 * 野見山正貴 (ミュージシャン) * 葉月 (歌手、SEED) * Waka(ワカ・フルート担当) * Mariko(マリコ・チェロ担当) * 藤井一子 (元歌手) * 藤田大吾(ミュージシャン、alütoボーカル) * 藤弥美里 (歌手) * 宮本一粋 (歌手・二千花ボーカル) * 山下祐樹(ミュージシャン、ラムジボーカル) * 山本リンダ (歌手) * yu〜ki (ロックバンド、MALICE MIZERのベーシスト) * ルースターズ (ロックバンド、現在は解散) * 大江慎也 - ボーカル&ギター * 花田裕之 - ギター * 井上富雄 - ベース * 池畑潤二-ドラム 声優 * うえだゆうじ (声優) * 内海賢二 (声優) * 置鮎龍太郎 (声優) * 加藤正之 (声優) * 川原和久 (俳優、声優) * 佐藤利奈 (声優) * 中原麻衣 (声優) 映画監督 * 青山真治 (映画監督) * タナダユキ (映画監督) * 平山秀幸 (映画監督) * 吉田啓一郎 (映画監督、テレビ演出家) お笑いタレント * 秋山竜次 (ロバートメンバー、お笑いタレント) * 芋洗坂係長(小浦一優) (お笑いタレント) * 井上虫歯二本 (お笑いタレント) * 桑原和男 (喜劇俳優) * ゴン(ビックスモールンメンバー、お笑いタレント) * なかやまきんに君 (お笑いタレント) * 馬場裕之 (ロバートメンバー、お笑いタレント) * 原口あきまさ (お笑いタレント) * 山本高広 (お笑いタレント) * 渡邊孝平 (クロスバー直撃) その他 * 朝本浩文 (音楽プロデューサー、アレンジャー、DJ) * 鬼橋美智子 (ラジオパーソナリティ、タレント) * 紗綾 (入江紗綾)(グラビアアイドル) * 椎葉ユウ (タレント、ラジオパーソナリティ) * 白石さおり (タレント、ミスコン53冠女王) * 申徹也(しん てつや・ラジオパーソナリティ、タレント) * 高城樹衣 (タレント、Girl<s>ACTRY、高城亜樹(歌手・ミュージシャンの項参照)の姉) * 橘家蔵之助 (落語家・2代目) * 林家きく麿 (落語家) * 立山律子 (DJ、ローカルタレント) * F.King Toggy (DJ、パーソナリティ、ローカルタレント、ミュージシャン) * 原田大三郎 (CG作家、多摩美術大学教授) * 米岡誠一 (タレント、ラジオパーソナリティ、ミュージシャン)
スポーツ * 今浪隆博 (プロ野球選手、日本ハム→ヤクルト) * 柴原洋 (元プロ野球選手、ソフトバンク) * 柴田講平 (プロ野球選手、阪神) * 中田賢一 (プロ野球選手、中日→ソフトバンク) * 日高剛 (プロ野球選手、阪神) * 山本和範 (元プロ野球選手、近鉄→南海・ダイエー→近鉄) * 小関翔太(プロ野球選手、楽天) * 松永浩美 (元プロ野球選手、阪急・オリックス→阪神→ダイエー) * 安田猛 (元プロ野球選手、ヤクルト) * 奥宮種男 (元プロ野球選手) * 楠城徹 (元プロ野球選手) * 清家政和 (元プロ野球選手) * 宅和本司 (元プロ野球選手) * 森下整鎮 (元プロ野球選手) * 外園正 (元プロ野球選手) * 森博幸 (元プロ野球選手) * 高信二 (元プロ野球選手、現広島コーチ) * 溝口大樹 (元プロ野球選手、ソフトバンク元投手) * 森山良二 (元プロ野球選手、現楽天コーチ) * 敷田直人 (プロ野球審判員) * 松永怜一 (アマチュア野球の指導者) * 本田泰人 (元サッカー選手、鹿島アントラーズ) * 本山雅志 (サッカー選手、ギラヴァンツ北九州) * 平山相太 (サッカー選手、FC東京、U-22日本代表) * 三好拓児 (元サッカー選手、FC琉球) * 池元友樹 (サッカー選手、ギラヴァンツ北九州) * 重光貴葵 (元サッカー選手、ギラヴァンツ北九州) * 山形辰徳 (サッカー選手、栃木SC) * 千疋美徳 (元サッカー選手、前ニューウェーブ北九州監督) * 柴田華絵 (女子サッカー選手、浦和レッズレディース) * 鹿毛誠一郎 (元プロバスケットボール選手) * 川面剛 (元プロバスケットボール選手) * 藤原隆充 (プロバスケットボール選手、bjリーグ・滋賀レイクスターズ所属) * 鬼塚勝也 (元プロボクサー、WBAジュニアバンタム級チャンピオン) * 白石豊土(プロボクサー) * 箕内拓郎 (ラグビー日本代表主将) * 竹下佳江 (バレーボール選手、日本代表) * 河村めぐみ (元バレーボール選手・モデル) * 江藤直美 (バレーボール選手) * 長田力(プロゴルファー・元日本プロゴルフ協会会長) * 一丸尚伍(自転車競技選手) * 吉岡稔真 (元競輪選手、競輪学校65期) * 北津留翼 (競輪選手、自転車競技選手、競輪学校90期) * 森美紀 (女子競輪選手、競輪学校102期) * 植木通彦 (元競艇選手、登録番号3285番) * 高野拳磁 (プロレスラー) * 浪口修 (プロレスラー) * 渕正信 (プロレスラー) * デビル雅美(女子プロレスラー) * 大潮憲司 (大相撲力士、元小結、元式秀親方) * 小役丸勇走 (大相撲力士、元十両) * 豊ノ花光義 (大相撲力士、元十両) * 春日洋光二 (大相撲力士、元十両) * 山岸二郎 (テニス選手) * 福井烈 (元テニス選手、JOC委員) * 君原健二(マラソン選手、メキシコオリンピック銀メダリスト) * 金哲彦 (元マラソン選手) * 岸川聖也(卓球選手、北京五輪日本代表) * 北畠紗代子(アーチェリー選手、北京五輪日本代表) * 村田愛里咲(モーグル選手、バンクーバー五輪・ソチ五輪日本代表) * 浜中俊 - 競馬騎手(日本中央競馬会所属) * 山下健夫(エベレスト登山家) * 山本浩之(車いす陸上競技) * 廣重毅 (空手家) * 内村航平 (体操選手)
マスコミ * 原田徹 (NHKアナウンサー) * 有馬幸恵 (NHK北九州放送局契約キャスター) * 池内博子 (山口放送アナウンサー) * 池尻和佳子 (RKB毎日放送アナウンサー) * 猪原智紀 (NHKアナウンサー) * 岩元良介 (NHK福岡放送局アナウンサー) * 上田早苗 (NHKアナウンサー) * 江崎裕子 (福岡放送契約アナウンサー) * 小川真人 (元テレビ埼玉、熊本県民テレビアナウンサー) * 川上一夫 (テレビドラマプロデューサー) * 坤徳ひとみ (元RSK山陽放送アナウンサー) * 佐々木正洋(テレビ朝日アナウンサー) * 佐藤征一 (元テレビ西日本アナウンサー) * 塩田真弓(テレビ東京記者、元アナウンサー) * 重松亜紀 (元NHK北九州放送局キャスター) * 武内裕之 (KBC九州朝日放送アナウンサー) * 竹林紀雄 (映像作家、テレビプロデューサー、文教大学准教授) * 田尻敏明 (フリーアナウンサー、ナレーター、ローカルタレント) * 田畑竜介 (RKB毎日放送アナウンサー) * 中野謙吾 (日本テレビアナウンサー) * 西口久美子 (NHK福岡放送局キャスター) * 野田真外 (映像演出家) * 本名正憲 (中国放送アナウンサー) * 宮本隆治 (フリーアナウンサー、元NHK) * 室田智美 (STVラジオパーソナリティ、所属は札幌テレビ放送) * 室屋典子 (TNCテレビ西日本キャスター) * 安田瑞代 (RKB毎日放送アナウンサー) * 山縣慎司 (元フジテレビプロデューサー) * 山下末則 (元日本テレビアナウンサー) * 山下奈緒美 (RKB毎日放送アナウンサー) * 山本耕一 (KBC九州朝日放送お天気キャスター、元テレビ長崎アナウンサー) * 山本剛士 (ニッポン放送アナウンサー) * 吉松孝 (元TVQ九州放送アナウンサー、現在フリー) * 吉永真樹 (熊本県民テレビアナウンサー) * 伊藤薫平 (静岡第一テレビアナウンサー、元テレビ高知アナウンサー) ゆかりのある人物 * 安川敬一郎 (政治家、実業家) 福岡市中央区出身 設立した企業 安川電機、黒崎窯業、若松築港、明治コンサルタント、九州製鋼→後の八幡製鐵所、九州鉄道、 設立した学校 明治専門学校→後の九州工業大学、明治学園小、中、高校 * 出光佐三 実業家 赤間出身 (出光興産創業者、貴族院多額納税議員) * 大迫忍 (実業家)大分出身 父の善隣を拡大、カーナビ、GPSへの道筋、北九州空港実現、スターフライヤー誘致に尽力 *森鴎外 (小説家、医師、翻訳家) 津和野出身 1899に陸軍軍医長として小倉に左遷、後の軍医トップの座を固める素地つくり * 松本清張 (小説家)広島市で生まれ幼少期を下関市で育ち11歳頃以降小倉で育つ。 * 松本零士 (漫画家)久留米市生まれ * 高倉健 (俳優) 中間出身 東筑高校卒 任侠からシリアスな演技で国民的なスター * Vanilla Mood(クラシカルバンド)※4人中2人が北九州市出身 * 永井謙佑 (サッカー選手、名古屋グランパス、広州アジア大会サッカー日本代表):広島県福山市生まれ、ブラジル在住を経て8歳から18歳まで市内在住 * 田村貴昭 (衆議院議員)大阪府生まれ、北九州市立大学卒業後北九州市議会議員を務めた。 * 末吉興一 (前北九州市長、元内閣官房参与)兵庫県生まれ、大分育ち * わたせせいぞう(漫画家)兵庫県神戸市生まれ。幼少期より高校まで北九州市で育つ * 仰木彬 (プロ野球監督 解説者)中間生まれ 東筑高 西鉄 近鉄 オリックス * 平野啓一郎 (小説家)愛知県蒲郡市生まれ。幼少期より18才まで北九州市で育つ * 村野藤吾 (建築家)佐賀県唐津市生まれ * 横内謙介(脚本家、演出家、「扉座」主宰)東京生まれ * 小林千登勢 (女優)京城生まれ、東京育ち。引揚げ地が八幡市 大庭久美子(元バスケ選手《DENSO》)折尾中学校出
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shibaracu · 5 years
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●ひなまつり
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■雛祭り ・うれしいひなまつり https://youtu.be/YORBK20mX74 サトウハチロー:作詞 河村 光陽作曲  ひなまつりは、春の訪れと女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事。 作詞は楽しい詩なのに作曲は短調で何となくさみしい感じになっています。 歌詞の中に官女から嫁いだ姉を連想していますが、嫁ぎ先が決まった矢先に 18歳で結核で亡くなったサトウハチローの姉のことを歌っているもののようです   ・ひなあられが食べたい!おだいりさまとおひなさまの大冒険! https://youtu.be/bc7crDpZ5wI     3月3日はひな祭り 起源はハッキリしないそうだ。 貴族の子女の遊びが記録されている。 初めは「遊びごと」であり、儀式的なものではなく其処に雛あそびの名称の由来があった。 しかし平安時代には川へ紙で作った人形を流す「流し雛」があり、「上巳の節句(穢れ払い)」として雛人形は「災厄よけ」の「守り雛」として祀られる様になった。 江戸時代になり女子の「人形遊び」と節物の「節句の儀式」と結びつき、全国に広まり、飾られるようになった。 とされるように日本人の持つ遊びで始まり発展してきている。 配置は色々と言われているけれども 上段 中段 下段とも雛はその檀の何処においても良い。 段の配置さえ間違えなければ。 上段はヤハリ天皇両陛下を表すようです。 私は男だからお呼ばれしたことも無いので中身については知りません。 人形(ひとがた)、あるいは形代(かたしろ)と呼ぶ草木あるいは紙やわらで作った素朴な人形に、 自分の災厄を移して海や川に流した祓いの行事と、 平安時代に始まるお人形遊び(ひいな遊び)とが、長い間に結びついたのが、現在の「ひなまつり」です。 ひな人形をその子の形代と考えて、どうぞ災いがふりかかりませんように、 また、美しく成長してよい結婚に恵まれ、人生の幸福を得られますようにという、あたたかい思いを込めて飾ります。   ●流し雛 - Wikipedia   http://ja.wikipedia.org/wiki/流し雛 雛祭りのもとになったといわれる行事。 「雛流し」ともいわれる。 祓い人形と同様に身の穢れを水に流して清める意味の民俗行事として、現在も各地で行われている。   ●まもりびな 【守り雛】  世界宗教用語大事典 守り札の一種。和歌山市の淡島神社で出す護符の紙雛。家内安全・子孫繁栄・海上守護の利益があるとする。→ 御守り   ●雛人形の由来を考えよう | 桃の節句に向けてPreferの雛雑学 https://www.rakuten.ne.jp/gold/komari/hinaningyou/hina-000-yurai.html 歴史と伝統を学び、雛人形の由来について知ろう 雛人形と言えば赤い毛氈に、男雛・女雛のお人形というのは誰もが思い浮かべる姿ですよね。 でも、雛人形をお飾りする理由や、その始まりを知っている方というのは中々居ないかもしれません。 お人形にはどのような意味や想いを込めてあるの? 雛人形の由来について考えてみましょう。 雛人形のはじまりを知ろう   ■雛祭り - Wikipedia   http://ja.wikipedia.org/wiki/雛祭り 雛祭り(ひなまつり)は女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事。 ●時期 和暦(太陰太陽暦)の3月の節句(上巳)である3月3日(現在の4月頃)に行われていたが、明治6年(1873年)1月1日の改暦以後は一般的にグレゴリオ暦(新暦)の3月3日に行なう。 しかし一部では引き続き旧暦3月3日に祝うか、新暦4月3日に祝う(東北・北陸など積雪・寒冷地に多い)。 旧暦では桃の花が咲く季節になるため「桃の節句」となった。 ● 形式 「男雛」と「女雛」を中心とする人形を飾り、桃の花を飾って、白酒などの飲食を楽しむ節句祭り。 本来「内裏雛」とは雛人形の「男雛」と「女雛」の一対を指すが、男雛を「お内裏様」、女雛を「お雛様」と呼ぶ誤りは童謡「うれしいひなまつり」の歌詞から一般化してしまっている。 関東雛と京雛では男雛と女雛の並ぶ位置は逆。三人官女以下のその他大勢の随臣、従者人形を「供揃い」という。 ● 歴史 「雛祭り」はいつ頃から始まったのか歴史的には判然としないが、その起源はいくつか存在する。 平安時代の京都で既に平安貴族の子女の雅びな「遊びごと」として行われていた記録が現存している。 その当時においても、やはり小さな御所風の御殿「屋形」をしつらえ飾ったものと考えられる。 初めは「遊びごと」であり、儀式的なものではなく其処に雛あそびの名称の由来があった。 しかし平安時代には川へ紙で作った人形を流す「流し雛」があり、「上巳の節句(穢れ払い)」として雛人形は「災厄よけ」の「守り雛」として祀られる様になった。 江戸時代になり女子の「人形遊び」と節物の「節句の儀式」と結びつき、全国に広まり、飾られるようになった。 この遊びである「雛あそび」が節句としての「雛祭り」へと変わったのは天正年間以降のことであり、この時代から三月の節句の祓に雛祭りを行うようになったと推測されている。 もっとも、この時代には飾り物としての古の形式と、一生の災厄をこの人形に身代りさせるという祭礼的意味合いが強くなり、武家子女など身分の高い女性の嫁入り道具の家財のひとつに数えられるようにもなった。 その為、自然と華美になり、より贅沢なものへ流れた。 江戸時代初期は形代の名残を残す立った形の「立雛」や、坐った形の「坐り雛」(寛永雛)が作られていたが、これらは男女一対の内裏雛を飾るだけの物であった。 その後時代が下ると人形は精巧さを増し、十二単の装束を着せた「元禄雛」、大型の「享保雛」などが作られたが、これらは豪勢な金箔張りの屏風の前に内裏の人形を並べた立派なものだった。 この享保年間、人々の消費を当時の幕府によって規制するため一時的に大型の雛人形が禁止された。 しかし、この規制を逆手に取り「芥子雛」と呼ばれる精巧を極めた小さな雛人形(わずか数センチの大きさ)が流行することになる。 江戸時代後期には「有職雛」とよばれる宮中の雅びな装束を正確に再現したものが現れ、さらに今日の雛人形につなが��「古今雛」が現れた。 この後、江戸末期から明治にかけて雛飾りは2人だけの内裏人形から、嫁入り道具や台所の再現、内裏人形につき従う従者人形たちや小道具、御殿や檀飾りなど急速にセットが増え、スケールも大きくなっていった。 ● 雛人形 最近の雛人形「雛人形」は、宮中の殿上人の装束(平安装束)を模している。 ● 種類 ◆親王(男雛、女雛)はそれぞれ天皇、皇后をあらわす ◆官女(三人官女)は宮中に仕える女官をあらわす、内1人のみお歯黒、眉無し (既婚者を意味するが、生涯独身の女官の場合には年長者という意味であろう) ◆五人囃子は能のお囃子を奏でる5人の楽人をあらわし、それぞれ「太鼓」「大鼓」「小鼓」「笛」「謡」である (能囃子の代わりに5人、又は7人の雅楽の楽人の場合もある) ◆随身(ずいじん)の人形は随臣右大臣と左大臣と同時に衛士(えじ)でもある ◆仕丁は従者をあらわし、通常3人1組である ※メーカーによっては、以下の追加がある ◆三歌人(柿本人麻呂、小野小町、菅原道真) ◆能の鶴亀 ◆稚児2名 ● 配置 内裏雛や人形の配置に決まりごとはない。 しかし壇上の内裏雛は内裏の宮中の並び方を人形で模すことがある。 中国の唐や日本では古来は「左」が上の位であった。 人形では左大臣(雛では髭のある年配の方)が一番の上位で天皇から見ての左側(我々の向かって右)にいる。 ちなみに飾り物の「左近の桜、右近の橘」での桜は天皇の左側になり、これは宮中の紫宸殿の敷地に実際に植えてある樹木の並びでもある。 明治天皇の時代までは左が高位というそのような伝統があったため天皇である帝は左に立った。 しかし明治の文明開化で日本も洋化し、その後に最初の即位式を挙げた大正天皇は西洋式に倣い右に立った。 それが以降から皇室の伝統になり、近代になってからは昭和天皇は何時も右に立ち香淳皇后が左に並んだ。 それを真似て東京では、男雛を右(向かって左)に配置する家庭が多くなった。 永い歴史のある京都を含む畿内や西日本では、旧くからの伝統を重んじ、現代でも男雛を向かって右に置く家庭が多い。 社団法人日本人形協会では昭和天皇の即位以来、男雛を向かって左に置くのを「現代式」、右に置くのを「古式」とするが、どちらでも構わないとしている。   ● 飾り方 飾り方にも全国各地で色々あるが、多くはこの三種の飾り方である。しかし、特に飾り方に決まりごとはない。   ◆御殿を模しての全部の飾り方(段飾りなどを含む) ◆御殿の内の一室を拝しての飾り方 ◆屏風を用いて御座所の有り様を拝しての飾り方 ◆さらにはお囃子に使う楽器や、家財道具と牛車などの道具を一緒に飾ることもある。 ◆上段の写真にあるような五段、七段(七段飾りは高度経済成長期以降、八段飾りはバブル期以降)の檀飾りが多かったが、最近では部屋の大きさに合わせたり雛人形を出し入れしやすいように段数を減らしたものが主流となっている。 ◆戦前までの上方・京都や関西の一部では天皇の御所を模した御殿式の屋形の中に男雛・女雛を飾り、その前の階段や庭に三人官女や五人囃子らを並べ、横に鏡台や茶道具、重箱などの精巧なミニチュアなどを飾っていた。 祭りの日が終わった後も雛人形を片付けずにいると結婚が遅れるという俗説は昭和初期に作られた迷信である。 旧暦の場合、梅雨が間近であるため、早く片付けないと人形や絹製の細工物に虫喰いやカビが生えるから、というのが理由だとされる。 また、地域によっては「おひな様は春の飾りもの。 季節の節できちんと片付ける、などのけじめを持たずにだらしなくしていると嫁の貰い手も現れない」という、躾の意味からもいわれている。 この行事に食べられる食品に菱餅、雛あられ、鯛や蛤の料理(吸い物等)、ちらし寿司があり、地方によっては飲み物として白酒、生菓子の引千切がある。   ● 雛人形の生産地・販売地 割と関東地方に集中した感じはあるが、生産地としては埼玉県のさいたま市岩槻区(以前の埼玉県岩槻市)が有名。 また栃木県の佐野市や埼玉県鴻巣市も小規模ながら生産店が存在する。 販売に関しては全国の商業施設で販売されているが、集中して軒を連ねるのは、東京都台東区の浅草橋が有名で、「人形の久月」「秀月」「吉徳大光(「顔が命の~」のCMキャッチコピー)」らの専門店がある。 これらの店舗は毎年正月から2月ぐらいにかけテレビCMを流す。ちなみに雛人形と共に手掛ける五月人形も3月3日以降にCMが流れる。   ● 雛祭りが祝日でない理由 江戸時代雛祭りは「五節句」のひとつとして「祝日として存在した」とされる。 しかし、明治6年の新暦採用が「五節句(=雛祭り)」の祝日廃止となって、さらに「国民の祝日」より「皇室の祝日」色が濃くなった。このため、戦後になって新たに祝日を作ろうとする動きが見られるようになる。 祝日制定にあたり3月3日の案や、新年度の4月1日の案も出ていたが、最終的には5月5日の端午の節句を祝日(こどもの日)とする案が採用された。北海道・東北をはじめ寒冷で気候の悪い地域の多い時期を避け、全国的に温暖な時期の5月にしたというのが大きな理由のひとつとされる。   ● 特色ある雛祭り 山梨県甲州市塩山・重要文化財・甘草屋敷に展示された吊るし雛 ちらし寿司と蛤の吸い物各地で、大量に雛人形飾りを公開したり、特色ある飾りを飾ったり、少年少女、又は成人の男女が雛人形に扮したりする祭り等が、この期間中に開催される。   1月末~4月中旬:三十段飾り 千体の雛祭り- 長野県須坂市 3月上旬:くくり雛まつり- 岩手県奥州市水沢区 3月上旬:石段ひなまつり - 群馬県渋川市伊香保温泉 3月上旬:鴻巣びっくりひな祭り - 埼玉県鴻巣市 3月3日:ひなまつり子供大会@妙圓寺 - 東京都渋谷区 2月下旬:かつうらビッグひな祭り - 千葉県勝浦市 2月から4月にかけて:「吊るしびな」など、さまざまな雛人形が展示される。 - 山梨県甲州市 7月下旬:人間ジャンボひな壇@岩槻祭り - さいたま市岩槻区 4月3日:生きびな@水無神社 - 岐阜県高山市 3月3日:ひいな祭り@市比売神社 - 京都市下京区 3月3日:ひな流し@淡嶋神社 - 和歌山市 2月上旬~3月上旬:中馬のおひなさん - 愛知県豊田市 2月下旬~3月中旬:鞆町並ひな祭 - 広島県福山市鞆町 3月3日:流しびな - 鳥取市用瀬町 3月上旬:ビッグひな祭り - 徳島県勝浦町 2月下旬~3月3日引田ひなまつり - 香川県東かがわ市 3月中旬:おひな様水上パレード - 福岡県柳川市 2月11日:おひな様始祭 - 福岡県柳川市 2月9日~3月5日:城下町やつしろのお雛祭り - 熊本県八代市 2月11日~3月22日:有田雛のやきものまつり - 佐賀県有田町 2月15日~3月31日:天領日田おひなまつり - 大分県日田市 2月中旬~3月下旬:佐賀城下ひなまつり - 佐賀県佐賀市 2月上旬~3月上旬:真壁のひなまつり  - 茨城県桜川市真壁町 雛祭りを歌った楽曲 [編集]うれしいひなまつり(童謡、作詞:山野三郎(サトウハチロー)、作曲:河村直則(河村光陽)、1936年(昭和11年)ポリドール) ひなまつり(童謡、作詞:海野厚、作曲:三宅延齢) おひなまつり(童謡、作詞:斎藤信夫、作曲:海沼実) ひなまつり(童謡、作詞:斉木秀男、作曲:三宅延齢) ひなまつりの歌(童謡、作詞:与田準一、作曲:河村光陽) おひなさま(童謡、作者不明) 雛祭(文部省唱歌、作者不明) ひなまつり(文部省唱歌、作詞:林柳波、作曲:平井康三郎) 雛祭り(童謡、作詞:林柳波、作曲:本居長世) ひなまつり(童謡、作詞:水谷まさる、作曲:小松清) 雛祭の宵(ひなのよい、童謡、作詞者不詳、作曲:長谷川良夫) 雛の宵(長唄、作詞:松正子(松本白鸚夫人)、作曲:今藤政太郎) 雛の宵(清元) ミニモニ。ひなまつり!(J-POP、作詞:つんく、作曲:つんく)   ●■七段飾り図解 http://www.ningyo-kyokai.or.jp/jiten/jyousi-chisiki.html   ■ 人 ■ 形 ■ 辞 ■ 典 ■ http://www.ningyo-kyokai.or.jp/jiten/jyousi-chisiki.html ■雛祭り(ひなまつり)|日本文化いろは事典 http://iroha-japan.net/iroha/A01_event/05_hinamatsuri.html 読み方:ひなまつり 同義語:上巳〔じょうし〕・桃の節句・雛の節句・雛遊び・ひな祭り・流し雛 関連語:上巳の節句・五節句 3月3日は「上巳」「桃の節句」などと言われ、厄を人形に移して祓った「流し雛」の風習がありました。それらが発展し、雛人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを願う現在の「雛祭り」となりました。   ■ひなまつりはなぜ桃の節句というか?|伝統の木目込み雛人形 ... https://bit.ly/2O7Lsye 節句の意味 ひなまつりは、なぜ桃の節句というのでしょうか? そもそも、節句というのは季節を分ける節目のことです。 中国から入ってきた考え方で、 奇数の数字が重なる日には悪いことが起こると考えられており、 その災いや邪気を払うために祭りなどをするようになりました。 三月三日は上巳の節句、五月五日は端午の節句、 七月七日は七夕の節句、九月九日は重陽の節句となりました。 それぞれ、その季節その季節の植物が飾られます。 端午の節句には菖蒲を、七夕の節句には笹を、重陽の節句には菊を飾ります。 三月三日の上巳の節句には、桃の花が飾られます。   ■ひなまつり・桃の節句 その起源とは http://allabout.co.jp/gm/gc/72979/ 【INDEX】 ひなまつりの起源 雛祭りの食材1【蛤(はまぐり)】 雛祭りの食材2【菱餅(ひしもち)】 雛祭りの祝い膳-冷泉家のひな膳   ■雛祭り-子供の日.com http://www.hinamatsuri-kodomonohi.com/ ■『真壁のひなまつり~和の風第九章~』茨城県の旅行記・ブログ by ... https://4travel.jp/travelogue/10548874 2011/02/20 筑波山近くに位置する旧真壁町。御影石の加工と農業が主な産業の茨城県の小さな町には、毎年3月近くになると県内外から人口の何倍もの観光客がある行事を目当てに訪れます。その行事とは、「真壁のひなまつり」。江戸時代の陣屋跡の周囲に形成された古い街並みに住む人々が、自分の家に伝わったお雛様や手製の人形を店や玄関に飾ります。 このひなまつり2003年に開始以来毎年観光客が増え、最近は期間中10万人以上の人出があるそうですが、ほとんどのお店、お家は商売っ気を見せません。人気のあるお家は次々来訪者が訪れますが、困った顔もせず訪れた人に丁寧にお雛様や家のことを説明して下さいます。その人々の姿は、まさに「おもてなしの心」。また来年も行ってみたくなりました。   ■雛人形のこうげつにんぎょう(遊び方 ルール 飾り方) http://www.kougetsu.co.jp/hinamatsuri/ 季節の節目に邪気をはらう おひな様の起源は古く、平安時代に遡ります。昔の日本にはたくさんの節句があり、代表的なものに上巳の節句(3月3日)端午の節句(5月5日)七夕(7月7日)などがあります。お節句は人々が季節の節目に身の穢れ(けがれ)を払う大切な行事の一つでした。その中のひとつ、「上巳の節句」が後のひな祭りとなったのです。 →詳しくは「雛祭りの由来といわれ」「雛人形の歴史」へ https://kougetsu.co.jp/hinamatsuri/iware.html  雛祭りの由来といわれ https://kougetsu.co.jp/hinamatsuri/rekisi.html  雛人形の歴史   ■和の文化「ひな人形」 file:///C:/Users/asahi/AppData/Local/Temp/ブックリスト「ひな人形」.pdf国際理解にもやくだつ 日本のくらし絵事典. 年中行事から伝統芸能まで. PHP研究所/編   ■柳川市公式ウェブサイト / 2020年 柳川雛祭り ”さげもんめぐり” https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kanko/meisho/meguru/sagemonmeguri.html 柳川地方では、昔から女の子が生まれると初節句に子供の健やかな成長を願い、雛段と一緒に色とりどりの「さげもん」を飾り、盛大に祝うのが習わしです。 さげもんとは、縁起の良い鶴やウサギ、ひよこ、這い人形などの布細工と鮮やかな糸で巻き上げた「柳川まり」とを組み合わせたもので、「幸福」「健康」など、母親、祖母、親戚等の願いが込められています。 この色鮮やかで暖かい雰囲気の柳川雛祭りをみなさんに楽しんでいただこうと、観光施設や店舗に飾り付けたのが「さげもんめぐり」の始まりです。期間中は、市内各所で見ることができ、「おひな様始祭」「柳川きもの日和」「おひな様水上パレード」等の催しもあります。 さらに今年はプレオープン期間として、1月24日(金曜日)~2月10日(月曜日)まで市内の一部を中心に「さげもん」「雛段」の展示を行います。 心と体を癒す柳川へぜひおいでください。 期間 令和年2月11日(火曜・祝日)~4月3日(金曜日) プレオープン期間/令和2年1月24日(金曜日)~2月10日(月曜日) 2020sagemonmeguri.jpg 場所 柳川市内の観光施設、商店街、各店舗 ※一部有料の施設あり プレオープン期間展示会場    柳川市観光案内所    柳川藩主立花邸御花    柳川よかもん館    古民家北島家    北原白秋生家・記念館    旧戸島家住宅    かんぽの宿柳川    柳川白柳荘    西鉄柳川駅    モリヤマ民芸・森山醤油    ハラダ手芸店    鰻・日本料理山田屋    さげもん美草・北原みやげ店    柳川夢工房    柳川市役所柳川庁舎    佐賀空港   ■桃の節句とひな人形|一般社団法人日本人形協会 https://www.ningyo-kyokai.or.jp/sekku/momo.html ひな祭りの意味やお祝いの仕方、人形の贈り方、購入のポイントなどをご説明いたします。   面白いモノが沢山ある。 遊び心と日本人がここでも結びついている。 男尊女卑といつまで誤解しているのかな。 日本はヤハリ女尊男卑の国である。 女はミットもないのを好かないのが日本ではないのかな。 だから余り出しゃばらない���うに昔からみんなでそう言うルール作りを してきたのだと思う。 日本人バンザイ。
●神道と宗教の違い 日本人らしさとはどこから来ているのか? https://youtu.be/kCUwXYRAO90 【神道】の心とは日本の心、私達日本人のアイデンティティなのです。 よく、中国人は!!とか韓国人は!!などと日本人と比べてものを言います。 しかし、それはその人自身が言っているのでしょうか? それとも日本人としての心がそう言わせているのでしょか? おそらく、この日本という国に生まれ、そして育ったからこそ、そのような言葉が出るのではないのでしょうか? 多くの人は正しくない行動に違いを感じます。しかし、自分たちが取っている正しい行動をあまり正確に認識した事はありません。日本人らしさとは日本人の悪い所ではなく、良いところを伝える時に使います。しかし、その日本人の良さを正しく答えられる人はあまりいません。 人は自分の良い所を知らなければそれは【ないに等しい】と言います。 もし、自分に誇りを持てないなら、日本人として他国にない良いものを見つけ、自分が日本人である事を再認識すれば、自ずと自分に誇り湧いて来ます。 また、経済活動にばかり意識を奪われ、人と争い競い合い、勝つ事を虐げられ、さらに奪う事で勝利するな人生。 大企業ならその道もありでしょうが、私達凡人には凡人の歩む道があるのです。 その歩む道こそ日本が歩んで来た道。神道に通じるのです。 世界で一番長く続く国【日本】 世界の国のほとんどが200年から300年で滅びると言われています。 徹底的に合理的に行い、寿命を縮めた国と一歩一歩少しずつ歩んで来た日本。 あなたはどの道を選びますか?それとも選んでいますか? そのヒントがここにあります。
なぜ日本人は世界の人々から称賛されるのか?日本人らしさとはどこから来たのか?宗教が教えならば、神道は道である。【一神教】キリスト教には1人の神イエスが-仏教には1人の神ブッタが。多神教【八百万の神】神道には水神や土神など自然に宿ると考え、複数の神様が存在する八百万の神と呼ぶ さらにイエスやブッタ等も神道は受け入れ『八百万の神』に含まれる。西洋の神は全知全能で決して間違-いを犯さない正義の象徴であるのに対し、日本の神様は祟りや災いを起こす怖い存在であ-る。キリスト教は過ちを起こして懺悔をすることで神から許しを乞う。神道は自然災害や-祟りなども神が起こすと考え、祭祀や祭りを行い神々に感謝の意を唱える。西洋では努力-や反省をすれば神に近づくと考え未来に答えがあると考え神道は人の祖先が神であるため-祖先を敬い過去に答えがあると考える。伝統を重んじる日本人と進化を求める西洋人の違-いである。宗教には教典や聖書と言った教えがある。神道には教えはなく一人一人が自然-から感じ取る取るものである。キリスト教やイスラム教は神の教えが存在し、真理も人間-の生き方も決まっている。神道は教えはなく自らが答えを求めて歩まなければならず、神-はその歩みを見守るだけで、道は示してくれない。天照大神は邇邇芸命に稲を育て地上を-統治する事を託す。【天孫降臨】天照大神の孫である邇邇芸命が降臨した事で天孫降臨と-呼ぶ。さらに高く積んだ稲穂に神霊が降りる場所として高千穂を選んだ。稲を植えると雑-草が生える。この雑草を取り除く事、つまり神道とは自然の利に従う事であるのと同時に-自然に逆らう事でもある。ただし、悪を取り除くのではなく善を育てるのに妨げるものが-あれば取り除くという考え方である。虫は野菜を食い荒らすが、そのおかげで交配が進む-。人が人の為に善が作られ、自然の中では悪も善となる。その中で学び取るのが人生であ-る。子が親を敬い親が祖先を敬う。この当たり前で当たり前ではない思想の根源が神道で-ある。 初詣、節分、ひな祭り、七夕、七五三、成人式 これらすべてが神道の行事である。 我々は知らず知らずの間に神道という道を歩んでいる 西洋の文化を取り入れ伝統を重んじる柔軟さは 神道の道が我々日本人に与えた答えなのかもしれない
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