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#幸手曼珠沙華まつり
itomedetashi · 3 days
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庭草に村雨降りてこほろぎの 鳴く声聞けば秋づきにけり(万葉集) . 一昨日の猛暑から、一気に坂を下るような今朝の冷え込み。二十四節季では「秋分」に入りました。秋らしさと言うにはまだほんの入り口にすぎませんが、夜になく虫の声は旺盛です。秋草をめでつつ、そわそわと冬物の支度をしましょう。 . <お知らせ> ・彼岸花(曼珠沙華)の球根。花の咲き終わり後(10月中~下旬)の発送で予約受付中です。今年の猛暑で開花は遅れ気味なものの、日陰の涼しい場所に植えれば暦どおりに咲いてくれます。輸入物でない在来品種で本来の秋の訪れを感じてみてください。ヤフー支店ではお値引きセール中です。よろしくお願い致します。 . ・行者にんにく秋苗(10月下旬~11月上旬発送)のご予約は今月末、残り7日で〆切です。4年生の経年茎は今秋に植えて、来春には食べられる葉を収穫できます。幻の在来山菜。先日の「逃げ上手の若君」にも登場しましたね。お早目にどうぞ。 . ・自然薯種苗(3月下旬~発送)の予約受付を開始しました。初めての方におススメの自然薯栽培セット、10月末までの早期ご予約は1割引きさせて頂きます。4mの畝が1本立てられればOKです。これまでに栽培された方の更新用種芋も栽培セット付属のといと同数、10個単位からご用意しております。 . ・菊芋(食用、種芋)、ほど芋(アピオス)(種芋)(いずれも12月発送)も予約受付中です。 . ・茗荷(みょうが)苗(根株)、蕗(ふき)苗(根株)、枸杞(くこ)苗木はすぐに発送できます。よりお気軽にお求めやすく小口、少額化を致しております。応援頂けますと幸いです。 . ・ヤフー支店にて、秋蒔き野菜の「自然のタネ(自然栽培種子)」を送料無料でどこよりもお安く。また、当農園昨年収穫の「実綿」を販売中です。よろしくお願い致します。 . メデタシ種苗本店 https://www.tane4u.com/
メデタシ種苗ヤフー店(カード、コンビニ払い、各種電子決済OK) 【セール中】彼岸花の球根、みょうが、ふきの苗、実綿 https://store.shopping.yahoo.co.jp/itomedetashi/ . どうぞよろしくお願いいたします。 .
秋分 #二十四節気
彼岸花 #曼珠沙華 #在来種
メデタシ種苗 #ていねいな暮らし #家庭菜園 #種 #苗 #伝統品種
彼岸花の球根 #曼珠沙華の球根 #行者にんにくの苗 #逃げ上手の若君 #自然薯の種芋 #自然薯栽培セット #菊芋 #菊芋の種芋 #アピオス #アピオスの種芋 #茗荷の苗 #みょうがの苗 #蕗の苗 #ふきの苗 #枸杞の苗木 #クコの苗木 #自然のタネ #秋蒔きの種 #実綿
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kachoushi · 9 months
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各地句会報
花鳥誌 令和6年1月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年10月2日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
日本海見ゆる風車や小鳥来る 泰俊 駅近の闇市跡に後の月 同 山門を標とするや小鳥来る 同 師の墓の燭新涼のほむらかな 匠 渡り鳥バス停一人椅子一つ 啓子 紫に沈む山河を鳥渡る 希 ひらひらと行方知らずや秋の蝶 笑 なりはひの大方終了九月尽 数幸
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月4日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
朱の色に蝋涙たれし日蓮忌 ただし コスモスのたなびく道を稚児の列 洋子 抱かれて稚児は仏よ日蓮忌 同 めらめらと朱蝋のうねり日蓮忌 同 ピストルの音轟ける運動会 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月5日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
友の墓秋空の下悠然と 喜代子 棟上げの終はりし実家や竹の春 由季子 菊人形幼き記憶そのまゝに さとみ 長き夜や楽し思ひ出たぐり寄せ 都 強持てに進められたる温め酒 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月6日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
蜜と恋どちらも欲しく秋の蝶 都 八幡の荘園かけて飛ぶばつた 美智子 彼岸花軍馬の像を昂らせ 都 露の手に一度限りの炙り文 宇太郎 杖の歩や振返るたび秋暮るる 悦子 露けしや既視感覚の病棟に 宇太郎 コスモスの乱れ見てゐて老いにけり 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
天高く誇り高きは講談社 きみよ 華やかに滅びゆく香や秋の薔薇 和子 秋冷を暗くともして華燭の火 千種 白帝は白い梟従へて きみよ 薔薇は秋その夜会より咲き続け���順子 肘掛に秋思の腕を置いたまま 光子 爽やかや罅ひとつなきデスマスク 緋路 一族の椅子の手擦れや秋の声 昌文 邸宅の秋に遺りし旅鞄 いづみ 洋館に和簞笥置いて秋灯 荘吉
岡田順子選 特選句
栗の毬むけば貧しき実の二つ 瑠璃 流星を見ること永きデスマスク いづみ 正五位のまあるき墓を赤蜻蛉 小鳥 秋天の青は濃度を増すばかり 緋路 月光の鏡の中で逢ふ二人 きみよ 聖堂は銀に吹かるる鬼芒 いづみ 実石榴をロイヤルホストで渡されて 小鳥 石榴熟る女人の拳より重く 光子 秋の灯を落して永久のシャンデリア 俊樹 毬栗を踏み宰相の家を辞す 緋路
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月9日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
コスモスの島にひとつの小学校 修二 檸檬の香そは忘れざる恋なりき 美穂 嫁がせる朝檸檬をしぼりきる 朝子 母乳垂る月の雫のさながらに 睦子 タンゴ果て女は月へ反りかへる 同 護送車の窓には見えぬ草の花 成子 やはらかく眉をうごかし秋日傘 かおり 天と地を一瞬つなぐ桐一葉 朝子 流れ星太郎の家を通り過ぎ 修二 正面に馬の顔ある吾亦紅 朝子 傘たゝみ入る雨月のレイトショー かおり 幾千の白馬かけぬく芒原 成子 古備前に束ねてさびし白桔梗 睦子 糸芒戻れぬ日々を追ふやうに 愛 黒葡萄いつもの場所の占ひ師 修二
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
新生姜甘酢に浸り透き通り のりこ 風を掃き風に戻されむら芒 秋尚 足音にはたと止まりし虫の声 怜 朝露に草ひやひやと眩しかり 三��� 出来たての色の重たき今日の月 秋尚 徒競走つい大声で叫びたり ことこ 秋落暉炎のごときビルの窓 あき子 秋祭り見知らぬ顔の担ぎ手に エイ子 秋霜や広がる花を沈ませて のりこ 面取ればあどけなき子や新松子 あき子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
万葉の歌碑一面に曼珠沙華 信子 金木犀優しき人の香りかな みす枝 昇る陽も沈む陽も秋深めゆく 三四郎 廃線の跡をうづめて草紅葉 信子 駅に待つ猫と帰りぬ夜寒かな 昭子 天の川下界に恋も諍ひも 同 ひらひらとバイクで走る盆の僧 同 蟋蟀の鳴く古里や母と歩す 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月10日 萩花鳥会
夜鴨なく門川暗くひろごれり 祐子 サムライ衆ナントで決戦秋の陣 健雄 これ新酒五臓六腑のうめき声 俊文 露の身や感謝の祈り十字切る ゆかり 虫食ひのあとも絵になる柿落葉 恒雄 すり傷も勲章かけつこ天高し 美惠子
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令和5年10月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
魁の櫨紅葉の朱句碑の径 三無 花よりも人恋しくて秋の蝶 幸子 咲き初めし萩の風呼ぶ年尾句碑 秋尚 女人寺ひそと式部の実を寄せて 幸子 豊年の恵みを先づは仏壇へ 和代 篁を透かし二三個烏瓜 三無 日の色の波にうねりて豊の秋 秋尚 曼珠沙華に導かれゆく道狭し 白陶 二人居の暮しに適ふ豊の秋 亜栄子 林檎好き父と齧つたあの日から 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
ガシャガシャと胡桃を洗ふ音なりし 紀子 秋日和小児科跡は交番に 光子 歩かねば年寄鵙に叱咤される 令子 稲の秋チンチン電車の風抜けて 実加 不作年新米届き合掌す みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
街騒も葉擦れも消して秋の雨 三無 大寺の風を擽る榠櫨の実 幸風 尾を引きて鵯のひと声雨の句碑 秋尚 水煙に紅葉かつ散る結跏趺坐 幸風 菩提樹を雨の宿りの秋の蝶 千種
栗林圭魚選 特選句
観音の小さき御足やそぞろ寒 三無 絵手紙の文字の窮屈葉鶏頭 要 駐在も綱引き離島の運動会 経彦 小鳥飛び雨止みさうにやみさうに 千種 秋霖や庫裏よりもるる刀自の声 眞理子 句碑の辺に秋のささやき交はす声 白陶 秋黴雨だあれもゐない母の塔 亜栄子 梵鐘の撞木の先や秋湿り 眞理子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
考へる事に始まる端居かな 雪 おは黒を拝み蜻蛉と僧の云ふ 同 道草の一人は淋しゑのこ草 同 朝霧の緞帳上がる音も無く みす枝 秋灯火優しき母の形見分け 同 役目終へ畦に横たふ案山子かな 英美子 孫悟空のつてゐるやも秋の雲 清女 穴感ひ浮世うらうら楽しくて やす香 栗食めば妹のこと母のこと 同 天高し飛行機雲の先は西 嘉和 屋根人を照らし名月たる威厳 和子 秋深し生命線の嘘まこと 清女 蜩に傾きゆける落暉かな かづを
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月18日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
枯れて行く匂ひの中の秋ざくら 世詩明 一声は雲の中より渡り鳥 同 見えしもの見えて来しもの渡り鳥 同 菊まとひ紫式部像凜と 清女 越の空ゆつくり渡れ渡り鳥 和子 秋扇に残る暑さをもて余す 雪 山川に秋立つ声を聞かんとす 同 鳥渡る古墳の主は謎のまま 同 鳥渡る古墳は謎を秘めしまま 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月20日 さきたま花鳥句会
SLの汽笛を乗せて刈田風 月惑 寝ころびて稜線を追ふ草紅葉 八草 残る海猫立待岬の岩となる 裕章 大夕焼分け行く飛機の雲一本 紀花 曼珠沙華二体同座の石仏 孝江 白萩の花一色を散り重ね ふゆ子 秋の野や課外授業の声高に ふじ穂 秋寒し俄か仕立てのカーペット 恵美子 秋空や山肌動く雲の影 彩香 爽籟や赤子よく寝る昼下り 良江
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令和5年10月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
生身魂梃子でも動かざる構へ 雪 古団扇此処に置かねばならぬ訳 同 飾られて菊人形の顔となる 同 亭主運なき一枚の秋簾 一涓 菊の香に埋り眠る子守唄 同 叱りてもすり寄る猫や賢治の忌 同 友の家訪へば更地やそぞろ寒 みす枝 叱られて一人で帰るゑのこ草 同 朝霧が山から里に降りて来し やすえ 隣家より爺の一喝大くさめ 洋子 菊師にも判官贔屓あるらしき 昭子 人の秋煙となりて灰となる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月27日 月例会 坊城俊樹選 特選句
靖国の秋蝶は黄を失ひて 愛 柿に黄をあづけ夕日の沈み行く 緋路 神池の何処かとぼけた鯉小春 雅春 細りゆく軍犬像や暮の秋 愛 うらがへり敗荷の海のなほ明し 千種 英霊の空はまだ薄紅葉かな 愛
岡田順子選 特選句
秋蝶に呼ばれ慰霊の泉かな 愛 鉢物はしづかに萎れ秋の路地 俊樹 年尾忌も近し小樽の坂の上 佑天 道幅は両手くらゐの秋の路地 俊樹 秋天へ引つ張られたる背骨かな 緋路 老幹の凸凹としてそぞろ寒 政江 板羽目の松鎮まれる秋の宮 軽象 御神樹の一枝揺らさず鳥渡る かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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matsuri269 · 2 years
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#いいねしてくれた人に短歌を詠む 20221228-20221231
平凡をカレイドスコープでながめてぜんぶぜんぶキラキラにしちゃおう。 夢の中だけで立っているヒーローのとうめいな背を覚えていてね 秋の瀬に緑が赤に変われどもその逆はない道を歩いた 幸福に至るルートが見えずともヒトの温度を知っている赤 永劫の銀河に遍くひかりからたったひとつを選んで掴む ストロベリークォーツの角がいびつでもぴたりとはまる枠があります 海辺から逃げて帰った日常に今のわたしは猫を探さぬ 赤い血とピンクの肉を見出している瞳を所有する身体 ゆるやかな上り坂ではそれなりにがんばったことに気付きにくいね ラフランス、生クリームにヒーローをかけたパルフェをひとくち食べる ルチル・イン・クオーツの針のようにただあなたを傷つけずに眠りたい 来年は曼珠沙華だけ選んでは撫でてゆくような風になりたい バック・トゥ・ブラック 何色の絵の具を混ぜてそうなったのかはひみつ 宇宙とか山とか行かなくたっていい冒険できる関係になろう くまのいる真下の雪は溶けなくて種の住処となったようです なあ鳥だ、告げるあなたの瞳には星が映っていることでしょう 味方だし付き添いである旨を述べ近付くのなら果敢に飛ぼう 大海に黄色い鳥が突っ込んで無事に戻ったことを祝う日 きみが好き 印象派の絵を目にすると頭がオムレツになること以外 スーツでも袴でもジーンズだろうとわたしの目はあなたを見つけよう 口の中にあるものは真実だからきんいろのコンソメはおいしい 群青をトップスピードで駆け抜けたテンカウントが決める結末 イエローのトリリアントはどの面を下にしてもよいとのお達しです その星は終わる前からよく光り地球にももう届いたようです 手を伸ばす 祭りのあとのさみしさからそろそろ出てもいいんだよって 形容詞のいらないただの星ふたつ 普遍は平凡とはまるで違う 裏切ると確信してる だからこそポークサンドを頼ませて���る グリーンの物語から逃げてきて辿り着いたレッド・オア・ブラック まんなかのハートも嘘も真っ赤だがりんごみたいにおいしくはない あかあかと月光の言う真実をほんとうなんかにしたくなかった 「宇宙って終わるらしいね」「はじめからはじめるらしいね」「よい終末を!」 くっきりと見えるしキスもできるのに幻なんだと主張する影 それはどう音写できるの?火星人から発せられるあいさつだけど 虹色の羽したヒトの実在が正式に確認された学会 夕凪を感知する肌 そうなるように育った自分はわりと満点 窓際でクリームソーダを飲みながら夢を語った日の空の色 三回は鍵を締めたか確認し家を出た日に特有の空 ヒーローになるってこういうことだよと身体を烏に捧げた男 トパーズの瞳でもって見る空はいつもわずかに夕に傾く ほんとうはないのかもねえ明確にあちらとこちらを定める線は 裏庭でフラットメイトが賭けたコイン ジャックポットで埋もれる芝生 刈りとる手 種を蒔く手 糸を刺し色を世界にもたらしてゆく手 銀幕のなかで無限を手に入れて家に帰れば有限のパン 定義とかいらないから愛をください、って泣いてくれたらあげられるのに 紫になれない、ならなくていい赤と青がありエンドロールもない なりたくてなったわけじゃない月ですが花冠を照らすには足る ほんとうを口にするときほんとうのことはなんにもわからない口 間違えぬ月夜に望んだ罰さえもコーヒーの熱が溶かしていった 落ちてくる雪を雪のままつかもうとするようなひとばかりが好きだ 右手にはなにも持たずに家を出た すべてが許される夜の終わり 見下ろしていたうなじはそのまま、だけどとっくのとうに追い越されてた 黒点を孕んだポピー割いた手を無謬と示す愛があります これからね平凡なことを言うけれどバラは葉を持ち棘を持ちます 水源を同一とする川たちがふたたび交わることにしました おさなさを飼い慣らしても﨟󠄀たけた月は剣を胸にしずめる 頼むから醒めない酔いをくださいと蝶に願っていた宵のこと あの海は菫石よりなお青くつめたく夢に横たわってる
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spst-haru · 3 years
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[ 赤の群生 ] . . . 彼岸花の群生、たくさんの赤。 . . . ==================== 📸 2020.10 Gongendo Park, Satte, Saitama . Nikon D5300 🥀✨🥀✨🥀✨🥀✨🥀 info. 県営権現堂公園(幸手市権現堂堤) - 毎年 9月中旬~10月上旬 頃開催 ※ 幸手市観光協会 ホームページ参照 ==================== . . . #japan #saitama #gongendopark #gongendotsutsumi #sattemanjusyagefestival #gongendopark_manjushage #gongendopark_higanbana #gongendotsutsumi_manjushage #gongendotsutsumi_higanbana #manjushage #higanbana #埼玉 #権現堂公園 #権現堂堤 #幸手曼珠沙華まつり #権現堂公園_曼珠沙華 #権現堂公園_彼岸花 #権現堂堤_曼珠沙華 #権現堂堤_彼岸花 #曼珠沙華 #彼岸花 #花色大地 #flower_colored_ground #彼岸の赤花 #red_flower_of_higan #adobephotoshoplightroom #nikond5300 #instagram #photo #photography (権現堂堤) https://www.instagram.com/p/CT47fLrJ8EP/?utm_medium=tumblr
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skf14 · 4 years
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05242251
花吐き病に関する考察と経過観察について
2020年4月6日
日記は元々好きじゃない。というのも、子供の頃、戯れにつけていたこともあったが、内容の殆どが親や学校への不満不平だったため、記録として取っておく価値もない、と判断したからだった。その当時自分が何を思い、何を考えていたのかなんて、後付けでいくらでも説明がつく。それをわざわざ残して、読み返して、思い出す行為がひどく無駄なものに思えてから、日記という存在を忌避してきた。
ならなぜ、こうしていい年にもなって、日記をつけ始めているのか。それは、突然発症した奇病が理由だ。
この日記が私の死後、どのような扱いになるのか分からない。そのまま引受人もない死人の荷物として処分されるのか、貴重な症例の文献として世界に広まるのか、いずれにせよ、私に起こる変化を、飾らずありのままに書く必要がある、と思っている。それはある種の責務でもある。私と同じような病気にかかる人間が今後現れたときに、何かの役に立つように。これは偽善、だろうか。
どうもこの数ヶ月間、身体の怠さや虚無感、そして日中頭が働かずぼーっとするようなことが増えていた。健康だけが取り柄だった私にとって、その不調はとても不快なもので、運動や休息を取ってはみたが何も状況が変わらなかった。
そして今日、昼前に急な吐き気を催して、トイレに駆け込み嘔吐した。その日の朝は確か野菜ジュースを飲んでいたはずだったが、出てきたものは野菜ジュースの残骸でも胃液でもなく、真っ白な花びらだった。花びら、だろう。花の知識はないが、触れた感触や質感からして、恐らく生花の花びらが、確かに私の口から吐き出された。書く必要すらないとは思うが、花を食べたわけでもない。
とりあえず白い花一覧で検索をかけてみたら、断定は出来ないが、春に咲くクリスマスローズ、という花の花びららしかった。
奇妙なことが起こるもんだ、とスルーできれば良かっ���のだが、気になってしまう性分ゆえ、色々と調べてみた。が、参考になるようなことは何もわからない。ただ、創作の世界において、「花吐き病」なるものが生み出されていることを知った。
片思いを拗らせた人間がかかる病であり、治療方法は思いを遂げること。両想いになれば白銀の百合の花びらを吐いて完治し、そして思いが遂げられなければ、真紅の彼岸花の花びらを大量に吐いて死に至る。死に至るまでの期間は様々で、症例によって変わるらしい。
まさか、とは思ったが、他に思い当たる病気はない。片思い、が原因なんて、随分意地の悪い神がいたもんだ。
これから、どうしようか。
2020年4月9日
2度目の日記。いまだに慣れないが、仕方ない。先日の発病から、2度ほどまた嘔吐した。出てきた花びらはいずれも初回と同じものだったが、量に若干の差があった。コンディション次第で変わるのだろうか。最初はただの吐き気だと思ったからトイレに駆け込んだが、次からは袋に出すようにした。どうせ出てくるのはひらひらとした花びらだ。唾液すらも纏っていない、綺麗な花びら。どういう仕組みなのだろう、分からないが、事実として今私が発病している以上、何らかの対応をしてもらわないといけないだろう。
2020年4月12日
今日は、病院に行ってきた。そこは、少し前からお世話になっている、信頼出来る静かで物腰の柔らかい先生がいる郊外の病院だ。散々たらい回しにされて、行き着いた最後の砦だった。先生は私の話を一通り聞いた後、この日記に目を通して、そして私の持ち込んだ花びらを観察した。触れたら感染する可能性もある、と伝えたら、先生はゴム手袋をつけ、細心の注意を払って調べるからひとひら預からせてくれ、と言った。快諾したが、先生にその病気が移らないか、些か不安だった。
でも、何よりも、小馬鹿にせず信じてくれたのが嬉しかった。私が、「創作だと、架空の病気だと突っぱねたり馬鹿にしないのですか。」と聞くと、先生は、「今までそうやって新しい病気の発見が遅れた事例がありました。黒鳥だって、白鳥を黒く塗ったものだと長い間誤認され新種だと判別されませんでした。同じように、あり得ないことなどあり得ない。」と言い切ってくれた。嬉しかった。帰宅して、落ち着いたところでまた吐き気。今日の花びらは、色は同じ白だが今までとは少し違う形をしていた。恐らくカーネーションの花びらだろう。この口から、白銀の百合が出てくる日は、来ない。
2020年4月15日
2度目の通院。ここ数日は、1日に1度、2度ほど花びらを嘔吐するようになっていた。出てくる花びらは白いカーネーションのもの。しんどさはあまりないが、気分が重くなる。得体の知れない病魔に侵されているこの身が、どうなるのか。
先生は、出すべき薬や治療法が何も分からない、せめて栄養を取るように。と、ビタミン剤を処方してくれた。大方、胸焼けや吐き気でろくに食事を取れていないことを悟られていたのだろう。でもそれは、別に今に始まったことじゃない。ずっと、食事は不規則だ。
1週間後、また来るように、と言われた。次に会うまでに、この日記を進めておこう、と思う。
2020年4月17日
片思いが理由に発病する、この花吐き病。発端の片思い、私にとっては叶うはずのない思いだ。つまりは、不治の病。
私が思いを遂げたい相手とは、話すことが出来ない。会うことも、手を繋ぎ、桜並木の下を歩くことだって勿論出来ない。
当たり前だ。私が自分勝手な行動をして、彼女にひどく嫌われてしまった。彼女をひどく傷付けてしまった。性懲りもなく思い続けている気味の悪い諦めの悪い男に、神が天罰を下したんだろう。取り返しのつかないことが、世界には腐るほどある。それを、いつも身に染みて実感していたはずなのに、私は、彼女を、幸せに出来なかった。
これは罰だ。神罰。天罰。懲罰。悔い改めるべき罪への、罰。分かっているはずなのに、今日も吐き出した花びらの中に、白銀の百合を探してしまった。皮肉なものだ、とつくづく思う。君の好きな花が、完治の印で、わたしの好きな花が、死の知らせなんて。
百合は、君にとてもよく似合う花だ。私の胃袋から放り出されるには、あまりにも綺麗すぎる。
2020年4月22日
3度目の通院。先生に日記を渡し、私と彼女について、全てを話した。先生はただ相槌を打ちながら話を聞いて、そして、「不治の病、と言われているだけで、緩解することだってあり得なくはない。」と、静かな声で言った。苦し紛れのフォロー、と思いたかったが、私の弱った心には、優しい膝掛け、のように思えて、気付けば泣いてしまっていた。
先生は、とても優しい人だ。
今日の花びらは、月下美人。そうだ、この花も、彼女が好んで育てていた花だ。芳しい香りの、気品高い花。
2020年4月29日
代わり映えのない毎日に、花びらを吐き出すという作業だけが加わってから、1ヶ月ほどが経とうとしていた。今日も変わらずゴミを捨て、吐き出された花びらを一つ一つ並べて、見慣れない形を探したり、記録をとったり。不思議と、花吐き病に罹ってから、空腹を感じることがなくなった。吐き出してばかりなのに、何も摂取しようと思わない。死に近づく、というのは、こんなにも穏やかな、気持ちになるのだろうか。先生から処方されたビタミン剤はきちんと飲んでいる。だからかろうじて今日も生き、この日記を書いている。書き始めた頃は日記など嫌いだったが、こうして見ると、日記も悪くない、ように思う。
2020年5月1日
4度目の通院。先生とまたひとしきり話して帰路に着く途中、警察官に話しかけられた。人生で初めて、職務質問をされた。持ち物を全て見せて、ここで一体何をしていたのか、これからどこへ行くのか、一通り聞かれた。通院し、自宅に帰るだけだ。と伝えると、最近ここら辺で事件が起きたので、気をつけるように。と言われた。私の家にはテレビがない。時事には必然的に疎くなる。ご苦労様です、と一声かけて、自宅へと戻った。一応外で催した時のためにビニール袋を持ち歩いていたが、もしそれに花びらがいっぱい詰まっていたら、あの警察官はどんな顔をしただろう。
2020年5月6日
部屋が花びらで埋もれていく。所々腐り、乾き、茶色く変色している姿は、まるで美しい片思いの化身とは思えない。おかしな話だ。
彼女を思い出していた。鈴の鳴るようなころんころんした声で笑う彼女が、脳裏に焼き付いて離れない。彼女と幸せになることが出来たなら、どんなに良かっただろう。会いに行き、思いを告げ、抱きしめ合って私が百合を吐く。そんな未来があれば、どんなに幸せか。来世に願うしか、方法がないなんて。ああ、会いたい。早く。日記にも、だんだん書くことがなくなってきた。ただ毎日生命活動が維持され、体内からは花びらが吐き出される。それだけだ。落ちぶれた日常の中に唯一ある、美しい瞬間。それが嘔吐する瞬間だなんて、私か、もしくはこの世界、どちらかが狂ってしまっているとしか思えない。
2020年5月14日。
人間は罪深い。生まれながらにして数多の命の上に立つことが決まっている。そして、その数多の命を奪って、平然と生きている。そんなことをよく考えていた。だから、自分が幸せになることが、ひどく罪深い行為に思えて、私は幸せを意図的に遠ざけていた。そうすることで、エゴとは無縁な、高尚な人間として生きられる、と思っていた。いや、そうではなく、誰にも迷惑をかけず恨まれず、存在すら危ういまま世界からひっそり消えたい、と思っていた。結局彼女に出会ったことでその目論見は失敗し、浅ましくも幸せを求め、永遠に得られることがないと知らしめられたわけだけれど。どんな皮肉だろうか、これは。選択したのは自分だ。だから、責めるべきは自分で、他じゃない。分かってはいても、悔しい。見ないふりをしていた分岐点が、あったのかも知れない。今となってはもう、目の前にある道をただ進むだけ。来世来世。
2020年5月23日
吐き出した花びらの種類は、数えられないほどになった。真っ白なそれらを抱きしめて眠る瞬間だけ、世界の全てから解き放たれて自由になれる気がした。彼女を腕に抱いて眠った日のように、背中に羽が生えて、もしくは魔法の絨毯に乗って、雲の上まで昇って、大空を自由に飛べるような気がした。ただのまやかしだ。唯一救いがあるなら、彼女への思いが、綺麗な物だと客観視出来たことだ。最後だからきちんと書いておこう。私は、君が、心から好きだった。何故、とかどこが、とか、そんな野暮な話は出来ない。感覚的で、フィーリングで、ややこしいことは全て捨てて、君が好きだった。どんな不幸があっても、君となら乗り越えてみせよう、と思えた。どんな些細な幸せでも、分け合って2分の1を大切に抱きしめよう、と思えた。生きるのが下手だった私と君なりに、世界の片隅で、誰にもバレないようにキスをしたかった。衝動に突き動かされるなんて、私らしくもないことが出来たのは、君とだからだ。動物的な行為もとても苦手だったが、君となら出来る気がした。こうして、叶わなかった���望を並べると、己がひどく醜く見えてくる。が、まあ、いい。醜いと思われたくないのは、君にだけだ。愛してる。さっきね、お迎えが来たんだ。真っ赤な、彼岸花。
待っててね。今会いに行くから。
「成る程、これが全てですか。」
「ええ。」
「そして、これを読んだ貴方は現場へと向かった。」
「はい。24日の午後に郵便で届いて、彼がたまに行くと言っていた場所に向かいました。彼はそこに生えてる珍しい白花曼珠沙華が好きで、昔からよく一人で眺めている。と言っていたので。そして、遺体と、手を繋いで横たわる彼を発見した次第です。」
「彼は失血死、そしてあの遺体の死因は今捜査中ですが、死後1ヶ月から2ヶ月ほど経過していました。日記をつけ始めた頃と被りますが。」
「そうですね。ただ、この日記から、それを読み取ることは出来ませんでした。僕が読み取れたのは、彼の世界が狂っていた、それだけです。」
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sweetdarkfroth · 5 years
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散鞠さんからのお題
随時更新します。
No.1 *涙のティーカップ*泥に塗れた花弁*汗ばんだ指先*まるで絵画のような*溢れた想いの行方*優しさの浅瀬で*或いは誰かの悲しみに*絡みつく視線*文字にしただけ消えていく*果実達の命運
No.2 *スナック菓子を摘む*星を集めて*揺れる洗濯物*トイレットペーパーの芯みたいな*飴が降ればいいのに*嫌いな香り*壁に凭れて*たこ焼き片手に*バターはいかが?*溶かして、凍らせて
No.3 *相棒はヘッドホン*夏の匂い*噎せるほど甘い*優しくするなら徹底的に*君の隣に座りたい*扇風機を独り占め*密着するな、鬱陶しい*埋めた秘密*真実はいつも見えてこない*夜明け前の胸騒ぎ
No.4 *雨降りの跡*おやつは分け合って*桃から滴る甘い水*自販機見つけた*アイスクリーム2つ*午前五時、蒼い朝*潮騒、揺れる、稲光*一番蝉が見守ってる*温くて湿った風の*不必要になった折り畳み傘
No.5 *夏の忘れ物*秋雨というより*食欲の秋を言い訳に*溶けゆくアイス*八日目の蝉に出会った*残された課題*冷たい雨に打たれて*悲しみなんて似合わない*はじまったおわり*君に逢いに来たんだよ
No.6 *七分丈から見えたのは*モンブランが食べたいの*秋雨の齎したもの*十月の花火*緑茶、飲もうか*雲の流れは早すぎて*寒いような暑いような*秋の味覚はお好きです?*曼珠沙華に囲まれて*静かな夜に
No.7 *寒空の下には*凍える二時の虹*ココアを奢るよ*かじかむ指先*もう、冬が来るんだね*白く煙る口元*揺らぐのは景色か私か*霧の中の夢で*音だけが嫌に響いて*今夜はお鍋にしようか
No.8 *白く色付く草むらの*吐く息凍って*かじかむのは指先じゃなく*風に震える花のように*温めて欲しいのは*箱いっぱいの蜜柑*君の体感温度*雪の華は瞬時に消えて*触れたい、触れられない*温くなった缶コーヒー
No.9 *寒さの中で見つけた幸せ*冷たい頬に寄せ*子供は風の子なんて嘘*言い訳は寒いから*手を繋いでしまおうか*優しさで上書きしてほしい*暖めて、心まで*触れたらきっと壊れるでしょう*溶けかけた雪うさぎ*悪ふざけはいつか本気に変わる
No.10 *甘い香りが漂う街に酔う*そわそわ、ふわふわ*あげる? もらう?*友チョコだよ、と言い訳して*失恋、捨てる、三秒前*溶けちゃうねと君が笑う*そっと混ぜた隠し味*期待なんてしてないさ*一足遅くて泣きっ面*幸福になれるのは夢の中だけ
No.11 *精一杯のおめかしを*一年ぶりの逢瀬を*私のお内裏様は何処に*花より団子な君を愛す*三寒四温、君との距離*春はもうすぐそこに*吹き荒ぶ春の雪*お返しと渡された愛の証*溢れる幸福を全て食べ尽くす*世界の輝きに目を閉じる
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thankyoufromgoonejp · 7 years
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our favorite :幸手市の曼珠沙華まつり。350万本の彼岸花です。白い彼岸花も咲いていました。18時前に到着。間に合いました。#幸手市 #曼珠沙華 #彼岸花 #我が家の猫日記 #welovegoo http://pic.twitter.com/MBcoYUD1o3— ソラン (@zoran_730) September 23, 2017
http://twitter.com/zoran_730
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release-info · 7 years
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埼玉県幸手市の権現堂堤でもうすぐ第12回 曼珠沙華まつりが始まるよ。 ここには約350万本の曼珠沙華・彼岸花が植えられていて、権現堂堤の斜面を真っ赤に染めるんだ。 曼珠沙華まつりの開催中は峠の茶屋が営業していて、飲み物や自家製パンが楽しめるよ。 期間は9月16日から10月9日まで。 秋を感じに権現堂堤に行ってみるといいね。 tags[埼玉県] http://ift.tt/2xOoNfM
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itomedetashi · 18 days
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歌舞伎十八番「暫(しばらく)」の衣装は柿渋染めで團十郎茶と称されます。 . 大気が冷やされ、草に朝露が載りはじめる頃。朝晩の涼しさに少しづつ秋の気配を感じます。稲穂がずっしりと垂れ、空を見上げれば、枝間に青柿がゆれる季節。二十四節季では「白露(はくろ)」に入りました。季節の変わり目に身体を冷やさぬようお過ごしください。 . <お知らせ> ・蒔き時を迎えたジャンボにんにくの種(りん片)をお値引き販売中です。10片からお求めやすくご用意させて頂きます。育てて驚きの大きさ、食べてホクホクの美味しさ。家庭菜園でぜひお楽しみください。 . ・ヤフー支店にて、夏~秋蒔き野菜の「自然のタネ(自然栽培種子)」を販売中です。送料無料化致しました。他のどこよりもお安くお出しできていると思います。在来種・固定種の応援、どうぞお願い致します。 . ・行者にんにく秋苗(10月下旬~11月上旬発送)のご予約は今月末〆切です。4年生の経年茎は今秋に植えて、来春には食べられる葉を収穫できます。幻の在来山菜。お早目にどうぞ。 . ・自然薯種苗(3月下旬~発送)の予約受付を開始しました。初めての方におススメの自然薯栽培セット、10月末までの早期ご予約は1割引きさせて頂きます。4mの畝が1本立てられればOKです。これまでに栽培された方の更新用種芋も栽培セット付属のといと同数、10個単位からご用意しております。 . ・菊芋(食用、種芋)、ほど芋(アピオス)(種芋)(いずれも12月発送)も予約受付中です。今年は豊作の予感がしていますが、販売は年々苦しくなっています。大手の機械掘りのもののようにお安く、量り売りにした方が良いか?悩んでおります。ご意見、アドバイス頂けましたら嬉しいです。 . ・いよいよ開花期を迎える彼岸花(曼珠沙華)は花の終了後(10月下旬)の発送で予約受付中です。 . ・茗荷(みょうが)苗(根株)、蕗(ふき)苗(根株)、枸杞(くこ)苗木はすぐに発送できます。応援頂けますと幸いです。 . メデタシ種苗本店 https://www.tane4u.com/ メデタシ種苗ヤフー店 https://store.shopping.yahoo.co.jp/itomedetashi/ . どうぞよろしくお願いいたします。 .
白露 #二十四節気 #青柿
メデタシ種苗 #ていねいな暮らし #家庭菜園 #種 #苗 #伝統品種
ジャンボにんにくの種 #菊芋 #生菊芋 #菊芋の種芋 #アピオス #アピオスの種芋 #自然薯の種芋 #自然薯栽培セット #彼岸花の球根 #曼珠沙華の球根 #行者にんにくの苗 #茗荷の苗 #みょうがの苗 #蕗の苗 #ふきの苗 #枸杞の苗木 #クコの苗木 #実綿 #自然のタネ #秋蒔きの種 #在来種
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kachoushi · 10 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年12月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年9月2日 零の会 坊城俊樹選 特選句
売られゆく親子達磨の秋思かな 三郎 初秋の六区へ向かふ荷風かな 佑天 浅草にもの食ふ匂ひして厄日 和子 秋の風六区をふけばあちやらかに 光子 蟬一つ堕つ混沌の日溜りに 昌文 中国語英語独逸語みな暑し 美紀 神谷バーにはバッカスとこほろぎと 順子
岡田順子選 特選句
ましら酒六区あたりで商はれ 久 レプリカのカレーライスの傾ぐ秋 緋路 鉄橋をごくゆつくりと赤とんぼ 小鳥 ぺらぺらの服をまとひて竜田姫 久 橋に立てば風に微量の秋の粒 緋路 秋江を並びてのぞく吾妻橋 久 提灯は秋暑に重く雷門 佑天 浅草の淡島さまへ菊灯し いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月2日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
さざなみの落暉の中の帰燕かな 睦子 流木を手に引き潮の夏終る 同 無干渉装ふ子等や生身魂 久美子 秋暑し右も左も行き止まり 愛 秋の虹までのバス来る五号線 同 バスを降りれば露草の街青し 同 投げやりな吹かれやうなり秋風鈴 美穂 先頭の提灯は兄地蔵盆 睦子 なりたしや銀河の恋の渡守 たかし 指で拭くグラスの紅や月の秋 久美子 くちびるに桃の確かさ恋微動 朝子 法師蟬死にゆく人へ仏吐く たかし 息づきを深め白露の香を聞く かおり 燕帰るサファイアの瞳を運ぶため 愛
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月4日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
恐ろしき事をさらりと秋扇 雪 美しき古りし虹屋の秋扇 同 秋扇想ひ出重ね仕舞ひけり 千加江 秋扇静かに風を聞ゐてみる 同 鵙高音落暉の一乗谷の曼珠沙華 かづを 秋夕焼記憶に遠き戦の日 匠 補聴器にペン走る音聞く残暑 清女 夕闇の迫りし背戸の虫を聞く 笑 秋扇閉ぢて暫く想ふこと 泰俊 曼珠沙華情熱といふ花言葉 天空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月6日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
片足を隣郷に入れて溝浚へ 世詩明 野分中近松像の小さかり ただし 吹く風の中にかすかに匂ふ秋 洋子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月7日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
何事も暑さの業と髪洗ふ 由季子 染みしわの深くなり行く残暑かな 都 膝抱き色なき風にゆだねたり 同 秋の灯を手元に引きてパズル解く 同 のど元へ水流し込む残暑かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月9日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
枯蟷螂武士の貌して句碑に沿ふ 三無 籠に挿す秋海棠の朱の寂し 百合子 一山の樹木呑み込み葛咲けり 三無 風少し碑文を撫でて涼新た 百合子 守り継ぐ媼味見の梨を剥く 多美女 葛覆ふ風筋さへも閉ぢ込めて 百合子 かぶりつく梨の滴り落ちにけり 和代 秋雨の音の静かに句碑包む 秋尚 梨剥いて母看取り居ゐる弟と 百合子 たわわなる桐の実背ナに陽子墓所 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月11日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
登り来て峙つ霧を見渡せり エイ子 太鼓岩霧に包まれ夫と待ち のりこ 秋茄子の天麩羅旨し一周忌 エイ子 秋茄子の紺きっぱりと水弾き 三無 散歩道貰ふ秋茄子日の温み 怜 朝の日の磨き上げたる秋茄子 秋尚 山の端は未だ日の色や夕月夜 怜 砂浜に人声のあり夕月夜 和魚 四百段上る里宮霧晴るる 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月11日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
星月夜庭石いまだ陽の温み 時江 サングラス危険な香り放ちけり 昭子 団子虫触れれば丸く菊日和 三四郎 羅の服に真珠の首飾り 世詩明 無花果や授乳の胸に安らぐ児 みす枝 蜩に戸を開け放つ厨窓 時江 秋立つやこおろぎ橋の下駄の音 ただし 曼珠沙華好きも嫌ひも女偏 みす枝 長き夜を会話の出来ぬ犬と居て 英美子 妹に母をとられて猫じやらし 昭子 長き夜や夫とは別の灯をともす 信子 蝗とり犇めく袋なだめつつ 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月12日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
鳳仙花見知らぬ人の住む生家 令子 秋の灯や活字を追ひし二十二時 裕子 露草の青靴下に散らしたる 紀子 父からの裾分け貰ふ芋の秋 裕子 かなかなや女人高野の深きより��みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月12日 萩花鳥会
秋の旅ぶんぶく茶􄽂の茂林寺に 祐子 胡弓弾くおわら地唄の風の盆 健雄 大木の陰に潜むや秋の風 俊文 月今宵窓辺で人生思ひけり ゆかり 天に月地に花南瓜一ついろ 恒雄 月白や山頂二基のテレビ塔 美恵子
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令和5年9月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
蜩や五百羅漢の声明に 宇太郎 我が庭は露草の原湖の底 佐代子 水晶体濁りし吾に水澄める 美智子 手作りの数珠で拜む地蔵盆 すみ子 蝗追ふ戦終りし練兵場 同 病院を抜け出し父の鯊釣りに 栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月15日 さきたま花鳥句会
虫しぐれ東郷艦の砲弾碑 月惑 熱帯夜北斗の杓の宵涼み 八草 兵の斃れし丘や萩の月 裕章 夕刊の行間うめる残暑かな 紀花 校庭に声もどりをりカンナ燃ゆ 孝江 八十路にもやる事数多天高し ふゆ子 子供らの去り噴水の音もどる ふじ穂 杉襖霧襖越え修験道 とし江 耳底に浸みる二胡の音秋めけり 康子 敬老日いよよ糠漬け旨くなり 恵美子 重陽の花の迎へる夜話の客 みのり 新涼の風に目覚める日の出五時 彩香 鵙鳴けり先立ちし子の箸茶碗 良江
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令和5年9月17日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
昼の星遺跡の森を抜けて来て 久子 曼珠沙華もの思ふ翳ありにけり 三無 いにしへの子らも吹かれし秋の風 軽象 明け六つの鯨音とよむ芒原 幸風 秋の蟬さらにはるけき声重ね 千種
栗林圭魚選 特選句
朝涼の白樫の森香の甘し 三無 莟まだ多きを高く藤袴 秋尚 艶艶と店先飾る笊の栗 れい 榛の木の根方に抱かれ曼珠沙華 久子 揉みし葉のはつかの香り秋涼し 秋尚 風に揺れなぞへ彩る女郎花 幸風 秋海棠群がるところ風の道 要 秋の蟬さらにはるけき声重ね 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月20日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
江戸生れ浅草育ち柏翠忌 世詩明 神谷バーもつと聞きたし柏翠忌 令子 柏翠忌句会横目に女車夫 同 旅立たれはやも四年となる秋に 淳子 桐一葉大きく落ちて柏翠忌 笑子 虹屋へと秋潮うねる柏翠忌 同 言霊をマイクの前に柏翠忌 隆司 若き日のバイク姿の柏翠忌 同 一絵巻ひもとく如く柏翠忌 雪 柏翠忌旅に仰ぎし虹いくつ 同 柏翠忌虹物語り常しなへ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年9月24日 月例句会 坊城俊樹選 特選句
秋天を統ぶ徳川の男松 昌文 秋の水濁して太る神の鯉 要 眼裏の兄の口元吾亦紅 昌文 秋冷の隅に影おく能楽堂 政江 群るるほど禁裏きはむる曼珠沙華 順子
岡田順子選 特選句
身のどこか疵を榠櫨の肥りゆく 昌文 カルメンのルージュみたいなカンナの緋 俊樹 口開けは青まはし勝つ相撲かな 佑天 光分け小鳥来る朝武道館 て津子 蓮の実の飛んで日の丸翩翻と 要
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月2日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
炎天下被るものなき墓の石 世詩明 夫恋ひの白扇簞笥に古り 清女 野ざらしの地蔵の頭蟬の殻 ただし 一瞬の大シャンデリア大花火 洋子 三階は風千両の涼しさよ 同 素粒子の飛び交ふ宇宙天の川 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kachoushi · 1 year
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星辰選集
花鳥誌 令和5年4月号
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令和5年1月号の掲載句より再選
坊城俊樹選
この星辰選集は、私が各月の掲載句の中で、雑詠選・撰集選・さいかち集の成績などに関係なく、改めて俳句としての価値が優れていると判断したものを再度選句したものです。 言わば、その号における珠玉の俳句ということになります。
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愛子墓小さし秋草にも世にも 馬場 省吾 大音声稲に潜りし群雀 勢木 宇太郎 大花野彼の世此の世の境なく 宮崎 悠紀子 朝靄に桜落葉の紅薄く 佐藤 ゆう子 甕墓に燃え移りたる曼殊沙華 四本木 ただし 現し世のどんぐり星霜の墓碑へ 棈松 政江 かまつかや涙の訳は聞かぬまま 松本 洋子
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燕去ぬ因幡生まれの子を連れて 西村 史子 深秋の人生集め同窓会 大久保 樹 木の実降る悲しき謂れある林 境 雅代 カリヨンの止めば木の実の落ちる音 髙間 ヨシヱ 降りつのる雨に重たき秋海棠 秋吉 芙佐子 会話切れふと法師蟬ばかりなり 野田 勝利 坂道の底なる湯屋の��隣 渡辺 光子
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神名備の夜の白みたり曼殊沙華 田中 惠介 ころんころんとブータンの鈴色鳥来 渡辺 美穂 初浴衣見せたき人に遠くゐる 上嶋 昭子 遠き日に少女に付けた草じらみ 高山 八草 眼を病みて栞たまりし秋灯下 菅野 章子 レコードの曲換への間のちちろ虫 比嘉 幸子 脚長き女手をふる大花野 津野 おさむ
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手足動き生きてをります去年今年 粟倉 健二 露の身を映す鏡架のくもりぐせ 天野 かおり 押す指の形に老いてゆく桃か 佐伯 緋路 唖蟬をこの世にしたる穴であり 内田 たけし 松手入脚立のラジオ唄ひ出す 八木 惠津 秋霖に滾つて落つる鎖樋 秋吉 斉 赤い羽根鮮血めきぬシャツの胸 松村 健一郎
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丸腰で暮す八十路や秋麗 渡部 一馬 虫ばかり描いてゐる児や大花野 鈴木 経彦 かなぶんが一つ昔の音に落つ 村上 雪 地虫鳴く凭れるもののほしきとき 竹内 はるか 寝かされて寝釈迦となりぬ石の秋 田丸 千種 空蟬に土のしがらみなかりけり 小川 みゆき 山間を刈田の里のおぎろひて 武山 文英
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大老の供華には黒き曼珠沙華 斉藤 いづみ 曼珠沙華ほつれ髪まで朱に染めて 伊藤 裕章 昼の虫静かに聴きぬ濡れ鴉 山﨑 久子 花野来て花野に帰る人と居て 渡辺 幸子 もう柄も色も忘れし秋袷 川上 昭子 鳥たちに少し残して柿をもぐ 荒川 静
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和5年2月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年11月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
秋風や日覆ひの色褪せしまま 秋尚 のつそりと冷ゆるがままの地蔵かな 軽象 佃煮屋間口小さく秋灯す 三郎 神水を掬へば木の実���れ出る はるか 残菊やまことに細き路地ぬけて きみよ くつくつともんじや躍らせ小春人 眞理子 欄干に頬杖をつく鯊の竿 はるか 猫じやらしいづれも佃生まれなる 和子 小鳥来て路地の少女の消えてゐる 同 晩秋に釣糸たらす女かな きみよ
岡田順子選 特選句
初冬の海月は川の色をして 小鳥 のつそりと冷ゆるがままの地蔵かな 軽象 大正の風沸く交番神の留守 小鳥 もんじや屋の高き箆音小六月 眞理子 てつぺんへ鳥入れ替る柿の空 千種 産土神の留守の月島一号地 いづみ 朝寒し江戸の醤油の煮詰まれり ゆう子 佃とは小鳥姦し婆もまた 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月5日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
鷹匠の脈打つ腕畏鳥 美穂 襟元を直す鷹師の指女性 勝利 風の待つ鷹一点を凝視して 孝子 鷹匠の血脈誇り隠れ棲む 美穂 白樺の空ふかぶかと鷹柱 朝子 りんりんと月呼びよせて虫の声 成子 七五三背中をあふれさうに帯 美穂 隼の一閃に散る鳥の群 由紀子 風も日も包みて蓮の枯れにけり 孝子 あまたなる祈り睡らせ枯蓮 かおり 前を行く心変りの時雨傘 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月7日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
石蕗の黄飛ばねばをれぬ蝶一つ 雪 赤とんぼ飛んで昔の空の色 同 この晴を授けて神は旅に出し かづを 幾千里子連れの鴨の渡り来し 匠 在りし日や歴史は遺る左内の忌 千加江 潮風や句碑は礁に柏翠忌 同 霙るるや獄舎の左内穀然とし 千代子 天高く貫ぬく像や左内の忌 笑 街路樹の一夜に痩せて神渡 希
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月8日 萩花鳥会
石蕗の花段段段と崖ぷち 祐子 コロナ禍の波乗り上手に冬構 健雄 小春日の暮れて待たるる燗一杯 俊文 風に揺れ森の囁き木の葉散る ゆかり 会釈から世間話に小春の日 陽子 ��だふるへ明日を求めぬ木の葉かな 吉之 流星の如く零れし小夜時雨 明子 南窓微睡む父や冬ぬくし 美惠子
………………………………………………………………
令和4年11月5日 さくら花鳥俳句会 岡田順子選 特選句
袖揺らし拙く歩く七五三 あけみ 傷のない大根抱へ師を訪ひぬ 登美子 面取りの暇なき夕の煮大根 実加 徒歩多き歴史ツアーや椎の秋 紀子 細路地に並ぶ地蔵や朝時雨 実加 葛湯して今夜は静かすぎる母 登美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月10日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
凩や気にしても今猫背かも さとみ 句をよんで名を知れるなり石蕗の花 同 手の先に触れ行く物の冬に入る 都 廃船のたゆたふ河や冬めきて 同 前山に人の呼び合ふ小春かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
蒼穹へ差し出されあり鵙の贄 都 トタン屋根黒く被ひて山葡萄 史子 迷ひ来し犬は小春の匂ひして 都 神名備へ舞ひ降りて来し渡り蝶 宇太郎 冬籠老いて小さくなるままに 悦子 遠き日の灯台の下大根畑 すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
欠礼の葉書一通冬に入る 恭子 大綿の飛ぶ一角や時ゆるむ 同 朝の日に虻を待ちゐる花八手 三無 初時雨移ろへる景厨より 和代 蒼天に柿の朱色の映り込み 三無 大綿の抱へる影の漂へる 秋尚 想ひ出は些細なはなし花八手 ゆう子 木々の葉の手さわり厚く冬来る 恭子 綿虫のふうはり中子師の化身 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
こつこつと振子の音や冬灯 時江 残菊に風の別れか纏ひつく 同 丁寧に描く絵手紙曼珠沙華 ただし 神なびの落葉時雨や岩を打つ 時江 花八手午後の日早も翳りゆく 昭子 職人はなべて無口や日短 同 落葉踏む音にも山の深さあり みす枝 踏み入りて銀杏落葉に呑まれたる 信子 マネキンの衣裳着膨れしてゐたり 世詩明 初霜の夜なりオリオン瞬きぬ 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
山茶花の掃きたるあとに二三片 廸子 ものの影長く濃くなる冬めきて 三無 隼の腹白じろと急降下 怜 街路樹の風音乾き冬めける 秋尚 夕散歩我が影長く冬めきぬ 怜 箒持ち山茶花散るを楽しめり ことこ 青空を切るビルの影冬めける 秋尚 立ち話続く山茶花日和かな 和魚 冬めきて木立の空の広くなり 廸子 蒼天を蹴りて隼矢となりぬ 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月16日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
字余りの句をつくりたる文化の日 世詩明 桟橋も浚渫船も冬に入る 千代子 神の旅紅く際立つ大鳥居 笑子 茅葺の千古の家に散る紅葉 希子 玉砂利の中に見つけし木の実かな 和子 存問もせずしづむ身に石蕗の花 数幸 せめて欲しうすばかげろふ程の翅 雪 人の世を仏の流転秋の風 同 だんまりを通しきれずに蚯蚓鳴く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
人の世に蓑虫鳴くと誰が云ひし 雪 火取虫飛ばざれば灯も淋しきか 同 寺小春上品上生仏仰ぐ 千代子 ぼてさんは越前蟹を売り歩く 同 銀杏散り大樹の影の細りゆく かづを 千年の古都の時雨にあひにけり 同 潮風に磨きあげられ石蕗の花 眞喜栄 腕白も今日は神の子七五三 みす枝 秋風に揺れてゐるかに弥陀の耳朶 やす香 冬ざれや星をつけたる兵の墓 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月18日 さきたま花鳥句会
参道を江戸小紋なる散紅葉 月惑 冬凪や島のなぞへの墓の群 裕章 麦稈のロールどすんと冬を待つ とし江 藤袴やさしく撫づる福禄寿 ふじ穂 あかあかと冬田息づく日の出かな 康子 神無月何事もなく老いの日々 静子 美女と言ふ嘘を重ねて冬鏡 良江
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令和4年11月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
照紅葉ここは武蔵野ど真ん中 三無 黄落の熄み変哲もなきベンチ 千種 落葉して三面恐し馬頭尊 慶月 重さなき影を揺らして枯尾花 三無 藁屋根に落葉降り積み主留守 慶月
栗林圭魚選 特選句
冬枯や蚕飼の匂ひふと間近 炳子 冬灯しコルクのもろき薬瓶 久 初時雨お薄いただく森の庵 久子 雲割れてゆく黄落の激しさに 千種 大根の髭剃られあり品評会 久子 山茶花や雨の重さも散り敷きて 亜栄子 黄落の熄み変哲もなきベンチ 千種 白銀の手摺り冷たく磴下る 炳子 乾びたる音の遠のく冬木道 眞理子 ちりちりと咲き揃ひたる冬桜 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
秋祭皮張り替へし大太鼓 雪 而して九十一の菊膾 同 七福神旅立たれたる村静か みす枝 百地蔵に散華の如く紅葉舞ふ 同 湯豆腐の正面に座す強面 昭子 掃き終へし箒立て掛け花八手 同 季は今し厳き面となる猟夫 一涓 還り来し神をねぎらふ祝詞かな ただし 百鉢の菊の位を競ひけり 世詩明 一寺置く知恵の文殊の山眠る 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月27日 月例会 坊城俊樹選 特選句
皇のげに隙のなき白障子 昌文 身を包むコートの中が愛国者 いづみ 箒目を真直ぐに神を迎へけり 光子 陸士らの祈りの長き神迎 はるか 今にして見えてくるもの綿虫も 千種 大前へ小春は人を歩かせて はるか 孤独なる鴨の水脈とはもつれざる 光子
岡田順子選 特選句
桜もみぢ防大生の整列へ 眞理子 狛犬の阿吽おそらく息白し 俊樹 黄落す絵画の中に居るやうな 政江 参道の冬日の中へ防大生 同 幾そ度落葉の艶を神の池 幸風 すれ違ふ男冬野の匂ひして 千種 大前へ小春は人を歩かせて はるか すめらぎの濠へ映りて柿たわわ 眞理子
栗林圭魚選 特選句
冬蜂のとどまるところ香の濃ゆし 光子 ハーレイの枯葉舞ひ上ぐ九段坂 要 靖国は黄金色に神迎 千種 枯蓮の影縮こまる濠深き 秋尚 日を溜める力残せし枯尾花 同 すれ違ふ男冬野の匂ひして 千種 孤独なる鴨の水脈とはもつれざる 光子 紅葉散る城跡になほ地の熱り 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
蓮根掘る胴長干して昼餉時 光子 蓮根掘り母のがめ煮の待つてをり 美穂 目貼せし仏間に母と長話 愛 黄落やへうたん池を膨らませ 由紀子 手の窪に在はす仏や霜の声 成子 蓮根掘るまぶしき泥の太古まで 睦古賀子 冷たき掌胸に合はせて百度石 かおり づぶづぶと臍まで沈む蓮根掘 千代 抜き足は得意技なり蓮根掘 美穂 蓮根掘るこのまま脚の根付きさう 愛 冬銀河泳ぎ止まざる大魚達 ひとみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和5年1月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年10月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
草花のひかりの中へ列車ゆく きみよ 玉電の秋日に錆びし蛙色 要 雁渡るご墓所の天の筒抜けて 順子 神在す胙として木の実独楽 三郎 大老の供華には黒き曼珠沙華 いづみ 木の実降る正室と側室の墓 同 おしろいや世田谷線の音に住む 千種 どんぐりに一打を食らふ力石 みち代 踏切を渡りカンナの遠くなる 順子 茎だけになりて寄り添ふ曼殊沙華 小鳥 直弼へ短きこゑの昼の虫 光子 金色の弥勒に薄き昼の虫 順子
岡田順子選 特選句
草花のひかりの中へ列車ゆく きみよ 黄のカンナ町会掲示板に訃報 光子 井伊の墓所秋の大黒蝶舞へり 慶月 大老の供華には黒き曼珠沙華 いづみ おしろいや世田谷線の音に住む 千種 十月の路面電車の小さき旅 美紀 秋の声世田谷線のちんちんと はるか 現し世のどんぐり星霜の墓碑へ 瑠璃 直弼の供華の白菊とて無言 俊樹 直弼へ短きこゑの昼の虫 光子 秋声や多情を匿すまねき猫 瑠璃 累々の江戸よりの墓所穴まどひ 眞理子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
点と点結ぶ旅して尉鶲 愛 振り向かぬままの別れや秋日傘 久美子 月光や洞の育む白茸 成子 木の実落つ長き抱擁解きをれば 美穂 折々に浮かぶ人あり虫の声 孝子 ひぐらしの果てたる幹へ掌 かおり 国境も先の異国も花野なる 睦子 虫の音が消え君の音靴の音 勝利 流れ星消えたるあたり曾良の墓 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月3日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
天高き天守の磴や男坂 千加 秋高し景色静に広がりて 同 汽水湖に影を新たに小鳥来る 泰俊 朗々と舟歌流れ天高し 同 落城の業火の名残り曼珠沙華 雪 秋立つとほのかに見せて来し楓 かづお 天の川磯部の句碑になだれをり 匠 天高し白馬峰雲ありてなほ 希
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月6日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
夫のこし逝く女静か秋彼岸 由季子 赤い羽根遺品の襟にさびついて さとみ 学童の帽子が踊る刈田路 吉田都 雨音を独り静かに温め酒 同 紫に沈む山里秋の暮 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
蛇穴に若きは鋼の身を細め 鍜治屋都 芋の露朝日に散らし列車ゆく 美智子 神木の二本の銀杏落ちる朝 益恵 破蓮の静寂に焦れて亀の浮く 宇太郎 新種ぶだう女神のやうな名をもらひ 悦子 鱗雲成らねばただの雲一つ 佐代子 色褪せず残る菊とは夢幻能 悦子 ばつた跳ぶ天金の書を捲るごと 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
ますかたは吟行日和年尾の忌 百合子 奔放にコスモス咲かせ埋れ住む 同 椋鳥の藪騒続く夕間暮 美枝子 子等摑む新米の贅塩むすび ゆう子 名園を忘れ難くて鴨来る 幸子 ぱつくりと割れて無花果木に残り 和代 初鴨の水の飛沫の薄暮かな ゆう子 猪垣や鉄柵曲がり獣の香 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
木の実落つ藩邸跡を結界に 時江 コスモスの花街道は過疎の村 久子 産声の高し満月耿耿と みす枝 ひとしきり子に諭されて敬老日 上嶋昭子 曼珠沙華供花としもゆる六地蔵 一枝 鰯雲その一匹のへしこ持て 時江 雨の日の菊人形の香りなし ただし あせりたる話の接穂ソーダ水 上嶋昭子 倒立の子に秋天の果てしなき 同 秋風にたちて句作に目をとぢて 久子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
川は日に芒は風に耀うて 三無 風向きに芒の穂波獣めく 怜 雨止みて爽やかに風流れ出し せつこ ゆつたりと多摩川眺め秋高し 同 秋雨の手鏡ほどの潦 三無 患ひて安寝焦がるる長夜かな エイ子 藩校あと今剣道場新松子 あき子 秋蝶や喜び交はす雨上り せつこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月11日 萩花鳥会
大阿蘇の銀波見渡す花芒 祐子 観る客と朝まで風の秋祭り 健雄 秋祭り露店の饅頭蒸気船 恒雄 秋吉台芒波打ち野は光る 俊文 花芒古希の体は軋みおり ゆかり まず友へ文したゝめて秋投句 陽子 青き目に器映すや秋日和 吉之 夕日影黄金カルスト芒原 美惠子
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令和4年10月16日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
金継ぎの碗によそふや今年米 登美子 そぞろ行く袖に花触れ萩の寺 紀子 子の写真電車と橋と秋夕焼 裕子 秋の灯に深くうなづく真砂女の句 登美子 花野行く少女に戻りたい母と 同 被写体は白さ際立つ蕎麦の花 紀子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
御神燈淋しく点り秋祭り 雪 天馬空駈けるが如き秋の雲 同 自ら猫じゃらしてふ名に揺るる 同 秋潮に柏翠偲ぶ日本海 かづを 真青なる海と対峙の鰯雲 同 鶏頭のいよいよ赤く親鸞忌 ただし 桃太郎香り豊に菊人形 同 鬼灯の中へ秘めごと仕舞ひたし 和子 雲の峰だんだん母に似てゐたり 富子 振り返へるたびに暮れゆく芒道 真喜栄 坊跡に皇女が詠みし烏瓜 やす香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
おほかたは裏をさらして朴落葉 要 秋深し紙垂の失せたる縄一本 千種 合掌のかたちに稲を掛け連ね 久子 豊穣に早稲と晩稲の隣り合ふ 炳子 耕運機突っ込まれたる赤のまま 圭魚 鏤める谷戸の深山の烏瓜 亜栄子 稔り田を守るかに巖尖りけり 炳子 晩秋の黃蝶小さく濃く舞へり 慶月 雨しづくとどめ末枯はじまりぬ 千種 穭田に残され赤き耕運機 圭魚
栗林圭魚選 特選句
溝蕎麦や角のとれたる水の音 三無 ひと掴みづつ稲を刈る音乾き 秋尚 稲雀追うて男の猫車 炳子 叢雲や遠くの風に花芒 斉 泥のまま置かるる農具草の花 眞理子 稲刈や鎌先光り露飛ばす 三無 耕運機傾き錆びて赤のまま 要 けふあたり色づきさうなからすうり 千種 晩秋の黃蝶小さく濃く舞へり 慶月 雨しづくとどめ末枯はじまりぬ 千種 隠沼にぷくんと気泡秋深し 炳子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月19日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
渡り鳥日本海を北に置く 世詩明 コスモスや川辺はなべて清酒倉 同 朝倉の興亡跡や曼珠沙華 千代子 案山子見てゐるか案山子に見らるるか 雪 赤とんぼ空に合戦ある如し 同 ゆれ止まぬコスモスと人想ふ吾と 昭子 色鳥の水面をよぎる水煙 希子 点在��村をコスモス繋ぐ野辺 同 小次郎の里に群れ飛ぶ赤蜻蛉 笑子 鳥渡る列の歪みはそのままに 泰俊 鳥渡る夕日の中へ紛れつつ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
俳人の揃ふ本棚秋灯 一涓 大法螺を吹き松茸を山ほどと 同 那智黒をひととき握りゐて秋思 同 漂へる雲の厚さよ神の旅 たけし 稲孫田のところどころに出水跡 同 美術展出て鈴掛けの枯葉踏む 雪 院食の栗飯小さく刻みをり 中山昭子 秋晴や僧の買物竹箒 洋子 末枯れて野径の幅の広さかな みす枝 短日のレントゲン技師素つ気なし 上嶋昭子 栗拾ふ巫女の襟足見てしまふ 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月21日 さきたま花鳥句会 岡田順子選 特選句
竜神の抉りし谷を秋茜 裕章 コスモスの続く車窓を開きけり かおり 段々の刈田に迫る日の名残り 月惑 残菊の縋る墓石に日の欠片 同 草野ゆく飛蝗光と四方に跳ぶ 裕章 夕空を背負ひ稲刈る父母の見ゆ 良江 二つ三つむかご転がり米を研ぐ 紀花 黄葉散るギターケースに銀貨投ぐ とし江 秋びより鴟尾に流離の雲一つ 月惑 弾く手なき床の琴へも菊飾り 康子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
ケサランパサラン白い山茶花咲いたから 順子 草の実の数ほど武運祈られて いづみ 盛大に残りの菊を並べけり 佑天 誇らしげなる白の立つ菊花展 秋尚 白帝の置きし十字架翳りなく かおり 魂のせるほどの小さき秋の蝶 順子 晴着色の鯉の寄り来る七五三 慶月
岡田順子選 特選句
初鴨の静けさ恋ひて北の丸 圭魚 色鳥の色を禁裏の松越しに はるか 草の実の数ほど武運祈られて いづみ 菊月の母は女の匂ひかな 和子 白大輪赤子のごとく菊師撫で 慶月 ふるさとの名の献酒ある紅葉かな ゆう子 大鳥居秋の家族を切り取れる 要 菊花展菊の御門を踏み入れば 俊樹 亡き者のかえる処の水澄めり いづみ 秋興や一男二女の横座り 昌文
栗林圭魚選 特選句
菊花展菊の御門を踏み入れば 俊樹 鉢すゑる江戸の菊師の指遣ひ 順子 玉砂利を踏む行秋を惜しむ音 政江 秋の影深く宿して能舞台 て津子 神池の蓬莱めきし石の秋 炳子 破蓮の揺れ鬩ぎ合ふ濠深き 秋尚 能舞台いつしか生るる新松子 幸風
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
戻りくる波より低き鰯舟 喜和 人波によごれし踵カンナの緋 かおり 考へる葦に生れにし秋思かな 吉田睦子 北斎の波へ秋思のひとかけら 美穂 一燈に組みたる指の秋思かな 同 石蹴りの石の滑りて秋落暉 ひとみ 砂糖壺秋思の翳は映らずに かおり ゆふぐれの顔して鹿の近づきぬ 美穂 城垣の石のあはひにある秋思 成子 おむすびの丸に三角天高し 千代 梟に縄文の火と夜の密度 古賀睦子 黒電話秋思の声のきれぎれに 同 恋人よ首より老いて冬眠す 美穂 顔伏せてゆく秋思らの曲り角 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和4年12月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年9月1日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
散歩する頭上に置きし蟬時雨 喜代子 初老なる夫婦八人墓参り 同 名月やうるはしき夜はゆつたりと さとみ 新涼やメダルの如き耳飾り 都 月白し八十路女の薄化粧 同 漁火や月より遠き船の道 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月5日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
蝸牛進退ここに尽きたるか 雪 静もれる故山はみだす虫の声 かづを 鬼ヤンマ唯我独尊そのままに 数幸 虫の音や今日の命のつきるまで 雪子 彼岸花蕊の情念撓めけり 笑 秋の蝶縺れて解けてまた縺れ 希 倶利伽羅の谷底埋めし曼珠沙華 千代子 山門の落慶法要赤のまま 天空 山門の檜の香り曼珠沙華 々
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
縁台が身の置き所盆の月 宇太郎 去ぬ燕神の杜へと集まり来 和子 秋時雨幽かに日射す山の裾 益恵 雨上がるぽつてり重き鶏頭花 都 つみれ���どんな魚かと盆の客 すみ子 蹌踉けくる秋の蚊を打つ掌 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月7日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜に手波で送る万灯会 世詩明 大根を種蒔くごとく踊りの輪 同 近松の碑黒き露葎 ただし 花鳥誌を拾ひ読みする柏翠忌 同 胸を開け峠を行くや青葉風 輝一 秋深し山粧ふや手をかざす 同 針山に待ち針錆びてゐる残暑 清女 今朝の秋きりりと髪を結ひ上げて 同 抱かれし赤子も一人墓参り 蓑輪洋子 空蟬の銅色をいとほしむ 同 ふるさとの火祭を恋ふ孟蘭盆会 同 犬引いて犬に引かれる青田道 秋子 陶の里古き甕墓秋陽濃し やす香 秋草に隠る甕二つ三つ 同 通り過ぐ風のささやき大花野 誠 団栗の十津川淵へ落つる音 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月10日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
多摩川の風の広さやねこじやらし 美枝子 待宵の月にかかりし雲動く 和代 太刀魚の尾まで隈なく光伸び 秋尚 香を辿り見上げる空に葛の花 教子 一叢の露草の青向き向きに 多美女 一山を覆ひ尽して葛咲けり 三無 手際よく太刀魚捌く島の嫁 多美女 露草の儚く萎える句碑の午後 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
暫晴間急ぎ稲刈り火蓋切る さよ子 陽が沈み無人駅舎に秋津飛ぶ 世詩明 お十夜の庭石ことに湿りをり さよ子 芋虫も愁ひの時のあるらしき 上嶋昭子 黒数珠や梅の家紋の墓参り ただし 一人暮しと見られたくなし秋すだれ ミチ子 人住まぬ屋根にも月は影落とし 英美子 銀河濃し鬼籍の人を懐かしむ みす枝 虫を聞く闇に心を近づけて 信子 細くなる髪を眺めてゐる秋思 中山昭子 洗ひ髪口に咥へて甘えけり 世詩明 朝霧の緞帳音なく上りゆく 時江 父は父私は私鳳仙花 三四郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
名月や巻雲淡く細くあり 和魚 一晩の伽となりゆくちちろかな 聰 木道の空何処までも秋の雲 秋尚 こほろぎの屋敷稲荷に住みついて 怜 草むらを抜け露草の楚楚として 秋尚 湯煙もやがて紛れて秋の雲 怜 さつきまで庫裏に人居りちちろ虫 あき子 つゆ草を残し置くなり墓掃除 エイ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月13日 さくら花鳥句会 岡田順子選 特選句
かなかなや夢二の絵にも黒い猫 令子 植物園はるかな道に桔􄼷咲く 裕子 蜩や一里を登る尼の寺 登美子 柏翠忌師の口癖よ「しようがないや」 令子 学校のこと話す道鰯雲 裕子 師弟なる五灰子生きろ柏翠忌 令子 青い目のバックパッカー秋澄めり 登美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月13日 萩花鳥会
大相撲元気を貰ふ秋場所に 祐子 たつぷりと生かされ米寿の彼岸花 健雄 宝石か朝露庭の曼殊沙華 恒雄 爽やかさ簞笥から出たシャツズボン 俊文 秋の灯や沁沁友と語り合ひ ゆかり 文書けば秋蝶ゆるやか折りかへし 陽子 爽やかや一分音読はじめたり 美恵子
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令和4年9月16日 伊藤柏翠忌俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
飛べば憂し飛ばねば淋し火取虫 雪 地に落ちし火蛾の七転八倒す 同 裸火搦め取られし火取虫 同 炎帝に万物黙す他は無し 同 忘れずに約束のごと曼珠沙華 みす枝 兜虫見つけ揚揚子の戻る 同 紺碧の空に小さく燕去る 同 剝落の蔵を背にさるすべり 上嶋昭子 砂時計くびれ見てゐる庭の秋 同 甕墓に離れ離れに彼岸婆 ただし 曼珠沙華淋しき風の甕の墓 同 甕墓の底の暗さや盆の月 同 浅間山焼りは雪の峰となる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月16日 さきたま花鳥句会
人待ちの小半酒や秋しぐれ 月惑 銀漢をよぎる宇宙観測船 一馬 新都心ビルの凹みに秋入日 八草 秋暁や路地に酵母の甘き湯気 裕章 四方に散り芒に沈むかくれんぼ とし江 歳時記の手摺れのあとや秋灯火 ふじ穂 綾なして咲き継ぐ窓や牽牛花 ふゆ子 朝顔をからませ町家昼灯す 康子 草むらの道なき土手にカンナ燃ゆ 恵美子 白粉花咲きて従妹の嫁入日 静子 居酒屋に恩師と出会ふ良夜かな 良江 鶏頭の赤さを増して咲き揃ふ 彩香
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令和4年9月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
地虫鳴く甲深き靴はく朝 久子 白樫の森黒々と台風来 眞理子 雨粒を玉と飾れば花野かな 眞理子 昼の虫静かに聴きぬ濡れ鴉 久子 一面に火群立ちたる曼珠沙華 幸風
栗林圭魚選 特選句
白樫の森黒々と台風来 眞理子 かまつかや燃えあがらんと翳深く 千種 四阿に鴉と宿る秋の雨 斉 登高をためらふ今日の風雨かな 真理子 団栗の袴はづれて光りけり 久子 開門の前のしづけさ萩しだる 千種 秋出水さわは飛石を隠すまで 眞理子 群れも良し一茎もまた曼珠沙華 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月21日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
江戸生れ浅草育ち柏翠忌 世詩明 柏翠忌三国に残る墓一つ 同 柏翠師みなし児にして月仰ぐ 同 虫時雨して父恋し母恋し 同 ちらり見ゆ女の素顔柏翠忌 令子 河口から虹屋へつづく月の道 笑子 柏翠忌城下にのこる里神楽 同 月窓寺ふたつの墓碑に星月夜 同 草相撲では一寸鳴らしたる漢 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
水鶏笛一人夜更に吹く女 雪 男有り愛子の墓の草を引く 同 虫すだく九頭竜に闇引寄せて かづを 大花火人なき家を照らしけり たけし 弔句書く筆の悲しさ蚯蚓鳴く みす枝 夕月を崩してをりぬ池の鯉 同 過疎の村今は花野の風の中 英美子 日焼して盗人冠りの農婦かな 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月25日 月例会 坊城俊樹選 特選句
どの窓も歪むことなき秋の空 和子 銀杏の匂ひ拭へと下乗札 順子 なめらかに吹かれ秋蝶それつきり 和子 風うねる度敗荷になりかけて 小鳥 手庇の薄きに秋の蝶が消え 和子 碑のうしろ一切曼珠沙華 同 昼はまだ黄泉へ遠しと法師蟬 順子 人々は秋日に溶けて印象派 小鳥 竜淵に潜み国葬待てる森 はるか
岡田順子選 特選句
冷やかや手渡されたる阿弥陀籤 ゆう子 石橋を掃く庭番や柳散る 眞理子 落葉のみ掻き寄する音陰陰と 要 秋蟬の大音声の骸なり 俊樹 落蟬の眼とはなほ瑠璃なりし 同 香具師の声あり��境内昼の虫 要 地に転ぶまま靖国の銀杏の実 昌文 眼裏に黒き温みや秋日濃し 小鳥 金風を乗せ大仏を真似たる手 光子 秋天へ金の擬宝珠の衒ひなく 要
栗林圭魚選 特選句
石橋を渡る人影水澄めり て津子 銀杏の匂ひ拭へと下乗札 順子 お守りの小さき鈴の音野分晴 美奈子 桜紅葉いよいよ昏き能舞台 佑天 碑のうしろ一切曼珠沙華 和子 雅楽部の復習ひ音零す宮の秋 順子 敗れ蓮と成り切るまでを濠の風 はるか
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
天高しバベルの塔は小指ほど 古賀睦子 うす衣の雲の行方よ女郎花 由紀子 夕映えて剥落のなき鱗雲 美穂 露の身を映す鏡架のくもりぐせ かおり 蚯蚓鳴く誰もゐぬ時計屋の時計 ひとみ 大漁旗鰯の山のてつぺんに 喜和 揚花火空に遊びて降りて来ず 朝子 眠られぬままに秋思のままにをり 光子 夏彦の怪談と行く秋の夜 桂 城門の乳鋲は無言盆の月 朝子 あの夏の天地の焔壕暗く 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月11日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
したたかに顔を打つなり化粧水 世詩明 天平の庭白牡丹眩しけり 同 み仏のなんじやもんじや風光る ただし 羅や大方に父似一寸母似 清女 桜満開の軍旗祭りや七十五年 輝一 聞き役も時にははづしつつじ見る 蓑輪洋子 丈六の金の観音寺の春 やす香 海原に風の道あり波の綺羅 同 馬酔木咲く近くて遠き明治の世 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年6月1日 坊城俊樹選 特選句
鯉幟風の階段ありにけり 世詩明 老夫婦夏痩せの身の重かりし 同 美しき日傘の人の振り向かず 同 相寄りて源氏蛍の河和田川 ただし 葉桜や茶筅に残る薄みどり 同 老いの肘掬ふや目髙五匹まで 輝一 鮎置いて門を去り行く釣り師かな 誠 村の子の手足を洗ふ清水かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年7月6日 坊城俊樹選 特選句
手花火や素足に女下駄を履く 世詩明 一筋の水を落して滝白し 同 釈迦仏渡と共に祭らる六地蔵 ただし この奥に東光寺あり地蔵盆 同 軋みかと思へば虫や秋の風 輝一 何となく筆持ちたき夜天の川 清女 明易やドラマの様な夢を見て 同 眉と目に力あふるる大日焼 蓑輪洋子 勤行の夫の後行く夕立風 同 落雷に神木青く光りけり 誠 図書館の茂りの中の大欅 同 猿田彦夏越し祓ひ輪をくぐる 信義
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年8月3日 坊城俊樹選 特選句
枯れた字を書くと言はれし生身魂 世詩明 三國山車祭に見合ふ辻屋台 同 飛ばされてゆく星もある天の川 同 古里へ立つ汽車減りし盆の月 ただし 子供達木魚を打てり地蔵盆 同 山寺や老鶯の声心洗はる 輝一 川泳ぐ蛇とかけつこ下校の子 同 兵一人炎天の中帰り来ぬ 誠 家々の火影の中を花火船 同 ぺちやんこの胸の谷間を流る汗 清女 太公望さつぱりですと日焼顔 同 蓮池に生まれて蓮葉に寝る蛙 やす香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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spst-haru · 3 years
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[ 彼岸の堤 ] . . . 目の覚めるような、 色鮮やかな赤花の咲く 初秋の堤。 . . . ==================== 📸 2021.09 Gongendo Park, Satte, Saitama . Nikon D5300 🥀✨🥀✨🥀✨🥀✨🥀 info. 県営権現堂公園(幸手市権現堂堤) - 毎年 9月中旬~10月上旬 頃開催 ※ 幸手市観光協会 ホームページ参照 ==================== . . . #japan #saitama #gongendotsutsumi #gongendopark_manjushage #gongendopark_higanbana #gongendotsutsumi_manjushage #gongendotsutsumi_higanbana #gongendopark_komorebi #gongendotsutsumi_komorebi #埼玉 #権現堂公園 #権現堂堤 #幸手曼珠沙華まつり #権現堂公園_曼珠沙華 #権現堂公園_彼岸花 #権現堂堤_曼珠沙華 #権現堂堤_彼岸花 #権現堂公園_木漏れ日 #権現堂堤_木漏れ日 #花色大地 #flower_colored_ground #彼岸の赤花 #red_flower_of_higan #木漏れ日の園 #komorebi_garden #adobephotoshoplightroom #nikond5300 #instagram #photo #photography (権現堂堤) https://www.instagram.com/p/CVaS0pGlzNB/?utm_medium=tumblr
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spst-haru · 3 years
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[ 彼岸の堤 ] . . . 真っ赤に染まり上がった、 初秋・彼岸の堤。 . . . ==================== 📸 2020.10 Gongendo Park, Satte, Saitama . Nikon D5300 🥀✨🥀✨🥀✨🥀✨🥀 info. 県営権現堂公園(幸手市権現堂堤) - 毎年 9月中旬~10月上旬 頃開催 ※ 幸手市観光協会 ホームページ参照 ==================== . . . #japan #saitama #gongendopark #gongendotsutsumi #sattemanjusyagefestival #gongendopark_manjushage #gongendopark_higanbana #gongendotsutsumi_manjushage #gongendotsutsumi_higanbana #manjushage #higanbana #埼玉 #権現堂公園 #権現堂堤 #幸手曼珠沙華まつり #権現堂公園_曼珠沙華 #権現堂公園_彼岸花 #権現堂堤_曼珠沙華 #権現堂堤_彼岸花 #曼珠沙華 #彼岸花 #花色大地 #flower_colored_ground #彼岸の赤花 #red_flower_of_higan #adobephotoshoplightroom #nikond5300 #instagram #photo #photography (権現堂堤) https://www.instagram.com/p/CTNrJijvnx8/?utm_medium=tumblr
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