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#愛の錫杖
catdoll007 · 10 months
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はだしで乗るみたいでタイツ脱げなかったので写真だけΣp[【◎】]ω・´)
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爪楊枝じゃなかった😆愛の錫杖🦯
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kachoushi · 2 months
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星辰選集
花鳥誌 令和6年8月号
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令和6年5月号の掲載句より再選
坊城俊樹選
この星辰選集は、私が各月の掲載句の中で、雑詠選・撰集選・さいかち集の成績などに関係なく、改めて俳句としての価値が優れていると判断したものを再度選句したものです。 言わば、その号における珠玉の俳句ということになります。
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実朝の忌あり五山の揺るぎなし 渡辺 美穂 虚子もまた磐座に在り実朝忌 久保 光子 使はれぬ男雛の太刀の古りにけり 渡辺 彰子 春近し腕にはみ出すフランスパン 緒方 愛 正月が地獄の底に能登地震 多田 みす枝 人呑みし海ごつごつと寒の雨 白水 朝子 黒潮へいざなふ春の波止場かな 後藤 軽象 大寒や死にゆくものの息を見る 栗原 和子
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クロッカス暮しそれぞれ三姉妹 渡辺 炳子 ものゝふの声は怒濤に実朝忌 天野 かおり ブラックホールより現はれし揚雲雀 津野 おさむ 半身は予知夢の中や涅槃西風 田中 惠介 錫杖をつき仏性は春を待つ 一倉 小鳥 春光の肩より満つる観世音 四宮 慶月 アネモネや母の絵筆のまだ濡れて 小寺 美紀 漁師町旧正月といふ祈り 小川 笙力
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筆に生れ筆に死す恋近松忌 村上 雪 ひとり拝す寒雨に濡るる年尾句碑 松井 秋尚 春を待つごと新札の待ち遠し 小林 敏朗 強東風がまたそこで待ち伏せてゐる 藤森 荘吉 太箸や年長の椅子すはる吾 坂井 令子 熱燗や蘊蓄三昧里訛 松島 亜栄子 雪起し先づ地響きを立てし町 西村 史子 寒の雨誦経とよもす陽子墓碑 武山 文英
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日のかけらせめぎ合ふまま薄氷 平山 邦子 日脚伸ぶ何かの卵蔓に揺れ 鍛治屋 都 復興の能登に恋猫ここかしこ 宮城 踏青 下萌や砂漠の真中にも家族 佐伯 緋路 またひとつ巨星堕つるか遠雪崩 松雪 耿子 こんなにも真面目な顔で春を待つ 渡辺 光子 長生きを嘆くをんなの初電話 上嶋 昭子
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suikomizunosoko · 4 months
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【読書感想】岩波水滸1巻③(※前のサイト掲載分)
魯智深のターン!
鎮関西を殴るところの表現が良かったです駒田版もこんなだったっけ??(記憶喪失)
味噌醤油屋やら呉服屋やらが店を開き大施餓鬼の法事が催され…こんなん誰も止められるはずがない…怖すぎる…目ん玉出た状態ってどんな感覚なんだろう 視力はあるの?
今更ですがよく出てくる「飢えては食らい渇えては飲み、夜の泊まりに朝の旅立ち」っていう文句が良いですね。分かりやすい…食って寝て旅してる
魯智深の「あっし」っていう一人称もらしくて可愛い
ところで五台山のお寺には厠無いんですか?!あるよね?!!ちゃんとトイレでしなさい!!なにかと汚かった らしいといえばらしい…
暴れて最後に長老が止めに来るあたりで8割方酔いが覚めてるということは暴れながら徐々に酔いが覚めていって引き際が分からなくなって内心ちょっと焦ってたのかなと思うと人間臭くて良いなと思いました。
五台山から旅立って村で注文した錫杖と守り刀を受け取るくだり、刀と鞘は別で拵えるんだなと…鞘屋さんみたいなのがあるんですかね?確かによく考えてみれば鍛冶屋が鞘は造らないか…と思うんですが考えたこともなかったから不思議でした
鞘屋さんっていいな
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communist-ojou-sama · 2 years
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a comprehensive list of words I had to look up in ch.1 of confessions of a mask
白地(はくち): (n.) Idiot (sensitive)
説き伏せる(ときふせる):(v.) to argue down, to persuade
産湯 (うぶゆ):(n.) a baby’s first bath
鉢合わせ(はちあわせ):(n.) to bump heads
反駁(はんばく):(n.) retort, refutation
揺曳(ようえい)する: (v.) flutter, linger.
疑獄(ぎごく):(n.) bribery scandal
美辞麗句(びじれいく):(n.) flowery words, rhetorical flourishes
差押(さしおさえ):(n.) forclosure
虚栄(きょえい):(n.) vanity
霞む(かすむ):(v.) to cloud in smoke or haze
箪笥(たんす):(n.) chest-of-drawers
錯雑(さくざつ)する:(stative v.) complex, intricate
居丈高(いたけだか):(adj.) high-handed, overbearing
女中(じょちゅう):(n.) maidservant (sensitive)
起き伏し(おきふし):(n.) daily life
狷介不屈(けんかいふくつ):(adj.) stubbornly unyielding
痼疾(こしつ):(n.) chronic illness
陣痛(じんつう):(n.) labor pains
襦袢(じゅばん):(n.) undershirt, singlet
カンフル:(n.) camphor
葡萄糖(ぶどうとう):(n.) glucose
上膊(じょうはく):(n.) upper arm
自家中毒(じかちゅうどく):(n.) autotoxemia
肥桶(こえおけ):(n.) night-soil bucket
荷う(になう):(v.) to carry on one’s shoulder; to bear
汚穢屋 (おわいや):(n.) night-soil gatherer
啓示(けいじ):(n.) revelaton (esp. divine)
輪郭(りんかく):(n.) outline, border
薄荷(はっか):(n.) mint
巧緻(こうち):(adj.) elaborate, exquisite
涵養(かんよう):(n.) cultivation, development
混濁(こんだく):(adj.) vague, muffled
薬莢(やっきょう):(n.) shell case
奇矯(ききょう):(adj.) eccentric
燦然(さんぜん)たる:(adj.) radiant, brilliant
挙止(きょし):(n.) bearing, deportment
憚る(はばかる):(v.) to hesitate, to have scruples
帷(とばり):(n.) curtain
伸びやか(のびやか):(adj.) comfortable, carefree
手妻(てづま):(n.) sleight-of-hand
鷹揚(おうよう):(adj.) magnanimous, open-handed, large-hearted
愛嬌(あいきょう):(n.) charm, amiability
物腰(ものごし):(n.) manner, demeanor
贋造(がんぞう):(n.) counterfeit, forgery
堆い(うずたかい):(adj.) piled high
瑰麗(かいれい):(adj.) extraordinarily beautiful, gorgeous, magnificent
陰翳(いんえい):(n.) shade, gloom
肌理(きめ):(n.) texture
諧和(かいわ):(n.) gentle mutual affection, harmony
混淆(こんこう):(n.) mixture
悔恨(かいこん):(n.) regret, remorse, contrition
昂進(こうしん)する :(v.) to exacerbate
耽奇(たんき): (n.) intermittent obsession
輦台(れんだい):(n.) palanquin
琥珀(こはく):(n.) amber
憂身(うきみ):(n.) life of misery
頽唐(たいとう):(n.) indulgence, decline
渉猟(しょうりょう)する :(v.) ranging through, searching far and wide, [also reading extensively]
接吻(せっぷん):(n.) kiss
執拗(しつよう):(adj.) persistent, obstinate
沈痛(ちんつう):(adj.) grave, mournful
面持(おももち):(n.) expression, countenance
蠱惑(こわく):(n.) fascination, seduction
惑溺(わくでき):(n.) indulgence, addiction, infatuation
馬鈴薯(ばれいしょ):(n.) potato
裏漉し(うらごし):(n.) strainer
鰤(ぶり):(n.) Japanese amberjack
嘆賞(たんしょう):(n.) admiration
訣別(けつべつ):(n.) parting, farewell
剥製(はくせい):(n.) stuffing, mounting
敬虔(けいけん):(adj.) pious, devout
成就(じょうじゅ):(n.) fulfillment, realization
錫杖(しゃくじょう):(n.) khakkhara
神輿(みこし):(n.) portable shrine [carried in Shinto parades]
犇めく(ひしめく):(v.) to clamor, to jostle
欄干(らんかん):(n.) railing, guard rail
灌木(かんぼく):(n.) bush
陶酔(とうすい):(n.) intoxication, being carried away by/enraptured by sth.
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postalbanana · 5 years
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理解とそうでないものについて
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わたしを育てた人は先生だった.
物心ついた時には,自分はその人の血縁ではないのだと知っていた.痩せて,色の黒い,とにかく弁の立つ人で,短く刈った髪は最初から白髪混じりだった. いま80代なので,当時すでに40代後半だったろう. 色々とあったようだけれども,最終的にはその校区でつとめる,学童保育も兼任している教職員というだけの理由で,その人は乳児をかかえこむことになった.家族の話は聞いたことがない.しないのだからいないのだろうと思っている.逆に言えばそれで済んでしまう程度に,わたしはその人と法制上なんの繋がりもない.緊急連絡先になっているから,お互いに何かあったら連絡は行くのだろうけど,本当にそんなもので. 同居していた事実があるのは,もう何十年も前の話だ.
学童の家で育った. 昔から河のよくあふれる土地で,台所が二階にある.暴れ川の支流の,側溝をやや拡げたみたいな小川の中洲みたいな立地にその家は建っている.実際は中洲ではなくて,出島のようになっているのだけど,ぱっと見は中洲にしか見えない. 簡単に流されてしまう場所に建っていること,その家と人間の扱いがしのばれるというものだ.
5歳くらいまでの記憶はあまりない.
夕方になると,大きい子たちが学校から帰ってきた.学童に使用しているのは一階の居間と家族風呂で,狭くてやたら段差の高い玄関を這い上がると,かれらはランドセルを居間の畳に叩きつけて庭や空き地に遊びにでかけた.出島の家には庭があるのである.水場で,地盤はいつもゆるく,よく言えば植生が豊かで,川の匂いがする.
先生は学童の家の斜向かいに住んでいた.職員寮みたいなものだ.プレハブみたいなクリーム色の,薄っぺらい集合住宅だった. さすがに乳幼児の頃は連れ帰っていたけど,ある程度大きくなると,わたしは学童の家で寝ると言い出したらしい.6,7歳の子供を一軒家に一人で寝起きさせることについて,大人の間でどんなやりとりがあったのかはわからない. 押入れからふとんを出して,自分で敷いて寝ている記憶は妙に鮮明にある. ふとんは時々,他の学童の設備と一緒に,クリーニングにだされた.二軒先がふとん屋なのだ.
学童の先生はもう一人いて、中学生くらいの子をもつ元小学校教員だった.毎日15時くらいにおやつを持って現れて,宵の口すべての子を保護者に引き渡すと,エプロンをまるめながら帰っていった. 夜になると,自分で風呂をたいた.金属の浴槽で,冬の脱衣所はよく冷えた. 今くらいの季節,湯船で体育座りをしていると,りんりん──と濁点のついた鈴の音が遠くから聞こえてきたものだった.火の用心,火の用心──と唱えながら,大人が拍子木を鳴らしてまわっていたこともある.ある時期は錫杖を鳴らすような高い音に変わったこともあって,妖怪の坊さんの群れみたいなのが練り歩いている……と,子供心に思い込んで怯えていたこともあった.想像上の妖僧は,虚無僧のなりをしていた.
20時には寝ていた. たぶん22時過ぎとかそれくらいに玄関のあく音がし,先生があちこちの戸締りをたしかめる音が聞こえた.夢うつつにそれを聞いた.まったく気づかない夜もたくさんあった.
人間は雑な言葉が好きだ.なんでも愛といえばいいと思っている. わたしを育てたのは先生だった. 先生とは,カケラもその子に感情がなくても,こんなガキ死ねばいいのにと思ったとしても,そんなこととは関係なく,子供を教え育てる生き物のことだ. だから明日のこともあまり定かでない身体になった今でも,学童の家に住んで,子供に書き初めを教えたりしている.あれはそういう生き物だし,ほとんど症状のようなものだ.
育てる人と育てられる人をすぐ血縁に準えようとするやつ,模範解答でしょという顔で無批判に愛という言葉を振り回すやつ,つくづく大脳と生命を無駄遣いするために生まれたのだろうなと思う. わたしを育てたのは先生だった. そのことを誇りに思っている.
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valiantlydarktiger · 6 years
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インドの神様めぐり 妻沼聖天山歓喜院
地図更新しました。
妻沼聖天山歓喜院  訪問日 2018/08/15 高野山真言宗
久し振りにお寺行ってきました。 今年めでたく暑い町日本一になった埼玉県の熊谷駅からバスで460円分。 国宝指定された本堂は、埼玉の日光と呼ばれて地元の皆さんに愛されています。 小西美術工藝社さんのページなんですが、修繕の過程とパノラマ写真が見られます。…修繕の熱い思いが短い文章でつづられ、無事修繕された美しい本堂が見られるので、こっち見てるよりぜひ。
地理的には、バスで終点まで行ったら群馬県太田市。 バス乗る前の熊谷は秩父鉄道の始点。 率直に言うと何にもない所に、急に町並みが現れて、由緒ある極彩色のお寺に到着、というのは、なかなか来るものがあります。
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ご本尊は御正躰錫杖頭。錫杖の頭部分です。秘仏なので拝観はできませんが、お守りとしてレプリカが販売されていました。 で、ご本尊が聖天様。十一面観音様も昔から祀られているのですが、天部がご本尊のところはちょっと珍しいのでは。
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正面が本殿、左に十一面観音様の本坊本堂、それから、寺の敷地だけど塀の外の滝に、軍荼利明王様。
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…ほー
聖天様はガネーシャ、象頭のシヴァ神の息子神が元なので、聖天様のお寺に行くたびに象さんモチーフ探すのですが、まあはっきりとはないですよね。 代わりに好物とされる大根(二股)がフィーチャーされてることが多いのですが、これもあんまり見つからず。でも、妻沼のゆるキャラえんむちゃんは、二股大根が絡み合った形が頭という思い切ったデザインでした。
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境内には縁結びの木があり、縁結びのお寺で有名な様子。
そういえば周りのお店で「縁結びメニューあります」とアピールされてました。
だがさりげなくこのお寺は象さん大好きなのです。
象の像とかね。象さん噴水とかね。あと、サイトのアイコンが象さん。
参道の両脇にいくつかお店があり、そこの聖天寿しさんで購入した聖天寿司。 大変甘くきゅっと酸っぱくそしてでかかった…一人分一合くらいあったんですが、クーラーボックスも保冷材もなしに持ち歩くのは嫌だったので頑張っておなかに納めました。 ええ、ガネーシャ様のおなかを満たすくらいの量がありましたぜ。
帰りは高崎近くの新町まで行き、於菊稲荷神社に立ち寄りました。 於菊稲荷神社  瑞龍寺で戴いた御朱印帳がいっぱいになったので、御朱印帳欲しいなー高崎あたりにないかなーとググったら行き当たったくらいの御縁です。参拝理由ゆるい。 新町駅から15分ほど歩いたところ。 建て替えたばかりの立派な神殿でした。
そして御朱印帳。可愛い。御朱印も大変可愛らしいのです。 絵心のある方が手書きで書いてくださるようで。
わんわんベンチ。そしてわんわん絵馬。
熊谷から新町まで、よい夏の旅でありました。(意訳:ウルトラ暑い)
「自分の居心地のために、お膝元をインド気温にするとは許せぬ!人々の切なる願いを受け、この韋駄天、悪事を働く兄を倒す!」  入ってくるなり大音声で呼ばわったのは韋駄天スカンダ。  はいはい、と、歓喜天ガネーシャは熊谷名産渋団扇であおいでやる。 「僕気温いじるような力ないから」 「嵐神の倅が情けない」  俺もだけどねー、と、スカンダは畳の上に寝転んで存分にあおがれる。 「あちい。インドよりあちい」 「気温的には大したことないんだよ、ほんの41℃くらい」  ふふんと嬉しげなガネーシャを、スカンダは寝返りを打ってひっぱたく。 「お膝元日本一暑くて嬉しいんじゃないかー」 「やっぱりね、自分ちが日本一連呼されるとね」  世界一は目指さないよ、目指したくても僕そんな力ないしね、と、ガネーシャは不穏なことを言い、スカンダは団扇を取り上げて自分であおぐ。 「かき氷食べにいこ」 「僕お勤め中だから雪くま抹茶白玉あずきお供えして」  雪くまは熊谷の名物かき氷。  熊谷市民が一斉にかき氷をかいて食すことにより、かろうじて生活できる気温になると言われている。  妻沼聖天の参道にも味自慢の店がいくつもあるのだ。  だが天界一の瞬足、お使い神韋駄天スカンダは起き上がる気配も見せない。 「溶かさないで持って帰る自信ない」 「ちょっとくらい溶けてもいいよ」 「溶けたかき氷持ち帰るとか、お兄さんが許しても俺が許さない。いこ」 「だから、僕留守にできないし、留守にできる時間にはかき氷屋さん営業終了なんだよ」  がば、と、スカンダは腹筋だけで起き上がる。  正面から十一面観音と軍荼利明王が覗き込んで手を振っていた。 「お先。ゆっくりしておいでよ」  ガネーシャが、軍荼利とスカンダを何度も見比べる。 「あれ?」 「説明してもいいけどその前に売り切れるよ」  行ってきますー、と、スカンダはガネーシャを引きずるように参道に出て行った。
 スペシャル雪くま抹茶白玉あずき練乳かけと、雪くま苺を目の前にしたシヴァ家の兄弟は、無言で氷をかきこみ、お稲荷さんを貪り食いもう一度それぞれに氷を頼み、やっと一息。 「町行ってもう一杯食べる?」 「いや留守お願いしてるんだから戻るよ。僕シフトの関係であんまり一人歩きできなくて、かき氷もお店で食べたことなかったなあ」  ふふんとスカンダが薄めシロップになった氷を飲み干す。 「パラヴァニがオーバーヒートだったから、軍荼利姐さんの滝で冷やしてもらって、その間姐さんと十一面観音さんで氷食べてもらって、交代要員出来てから、俺がお兄さんのお供する約束で連れ出したの」 「…別に供廻りとかいらないし」  ガネーシャは盛大に拗ねて見せるが、強大な力を持つとされる歓喜天は、常に他の神仏に抑え込まれているのが常で、勝手に動けないのだ。  水まで全部飲み干してから、ガネーシャは立ち上がる。 「さて、帰りますか。君は泊まるの?」 「パラヴァニの様子見てから」  軍荼利明王の滝で冷やされてるパラヴァニは、孔雀でスカンダの乗騎。  普段はご無体な主を運ぶため、青いバイクに姿を変えて、交通法と航空法の隙間を縫うように走り回っている。 「インドから無給油で日本まで飛ばされても平気孔雀がばてるほど暑かったかなあ」 「んー、滝につっこんで冷ましてやったら、羽根濡れたのが気に入らなくて怒ってどっか行っただけだから、多分平気」 「…仲良くしなよ」 「すげー仲いいよ?」  三千年くらい兄弟やってるガネーシャとスカンダは、とりとめのない話をしながら、まだ全然気温の下がらない参道をぷらぷら歩いていた。
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dareyanen · 5 years
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ドンと太鼓を鳴らしたら可愛い可愛い花が咲く 流れ流れの薔神様、わっちは季節の巡り神 春雷と奔り荻の声と謡う、年にふたつの花見頃 わっちのことは知らずとも可愛い薔を愛でとくれ されどもそぞろにお暇日和 半の年月流れたらまたまたドドンと鳴らしませう 可愛い薔の頬紅をぱぱっと咲かせる自慢の太鼓 
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作: ロクヤレコ 作品:http://tiny.cc/k8il7y KW: ねこめ →【ロードクロサイト】/錫杖・ヒールのある靴・楽器 (KW主誰黒髪褐色作品→★)
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mofmofp · 4 years
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【四国八十八ヶ所】48番 西林寺(さいりんじ) 愛媛県松山市
西林寺(さいりんじ)は、愛媛県松山市高井にある真言宗豊山派の寺院。清滝山(せいりゅうざん)、安養院(あんよういん)と号す。本尊は十一面観世音菩薩。四国八十八箇所第48番札所、伊予十三仏霊場第8番札所。
本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌:弥陀仏(みだぶつ)の世界を尋ね行きたくば 西の林の寺に詣(まい)れよ
納経印:当寺本尊、奥の院杖ノ淵大師、伊予十三仏観世音菩薩
伊予の関所寺(別の寺が関所寺という説もあり)で、境内は周りより一段低い場所にあり、邪悪な者が踏み入れると無間地獄に落ちると考えられている。[1]
寺伝によれば、現在地より北東約3kmの小野播磨塚の辺りの「徳威の里」に、聖武天皇の勅願を受け、天平13年(741年)に行基が伊予国国司越智宿禰玉純と共に一宮別当として堂宇を建立、本尊の十一面観世音菩薩を刻んで開基したという。大同2年(807年)に空海(弘法大師)が巡錫の…
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kamomesong-blog · 5 years
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蓮華の調べ
愛には飽いた、禽獣の肉にも飽いた、屠り弔い、また屠って血塗れた刃をぬぐい、己の血も返り血も見境なく浴びつづける日々にも飽いた。漁師と云えばよろしかろう、猟師と呼べば聞こえは良かろう。武者なら誉れも高かろう。されどこの身は悪鬼にて、仏心も御法もほど遠き、地獄をひた這う者なれば、真白き腕も薙ぎ払い、菊花も蓮華も枯れ果てて、花の骸もそのままに、腐臭ただよう室に座す。三途の川より手前のことはつゆとも覚えず、己の亡き父母の顔ももはや忘れた。恨みつらみが募り募ってここまで落ちてきたような、はたまた主君を殺め、あるいは友を裏切り、道ならぬ恋に命を焦がしたのだったか、今となってはわからぬが、この地獄に閉ざされているからには罪科を負っているに相違ない。幾千年ここにとどめ置かれてなお清まらぬ心を抱いて遥か彼方を仰げば、かすかなる錫杖の音が降り注ぎ、辺りはまばゆい白光に包まれた。かつてこの地獄に地蔵菩薩の舞い降りて、衆生を救ったと耳にしたが、それも遥か七百年前のこと、私は差し伸べられた御手を振り払い、ここに自らを置き去りにしたのだ。その私が救われようはずもない。否、あれに見えるは菩薩でない。自ら命を絶ってこの地へ堕とされたばかりの女郎ではあるまいか。生前御仏の名で春をひさぎ、苦行に喘いで身も心もくびれて己を売った母の名を一声叫んで舌を噛み切って去んだと聞いた。この地にいてもなお苦役からは逃れられず、涙も凍る地獄の果てに赴いて、眠りこける男の傍らで読経を上げるのを心の糧としていたというが、ようやく発心が報われたというのか。まばゆくばかりに光を放ち、数多の男の手で穢れた衣は今や天衣となり、生前呼ばれた観音の名にふさわしく、性は男女(なんにょ)の区別を超えた。蓮華が花開くように彼の唇から妙なる調べがあふれだし、清らかな手に導かれて私は幾千年の時を過ごした地獄をあとにした。
雨伽詩音
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wata0401 · 6 years
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かぐやと魔法剣
かねてから魔法剣ビルドについて執筆をしていたものの、シヴァ環境なこのご時世、何を世迷い事を言っとるんだ?という気持ちもあり、なかなか踏み切ることができませんでした。ですが愛用の魔法剣について好きな部分を紹介したいと思い、記事をまとめ直して投稿することに決めました。 拙い内容ではありますが、よろしくお願いします。
【目次】 1.バージョン3.11-Aのかぐやについて  1-1.ビーム型かぐやについてのおさらい  1-2.ビルドのテンプレート
2.意思持つ災厄の魔法剣  2-1.魔法剣とかぐやの相性  2-2.魔法剣のメリット  2-3.魔法剣のデメリット  2-4.魔法剣ビルドを組むときの考え方  2-5.魔法剣ビルド、実際に組んでみた
3.破壊少女シヴァ  3-1.シヴァとかぐやの相性  3-2.ショールか、シヴァか、魔法剣か
4.おわりに
1.バージョン3.11-Aのかぐやについて
■1-1.ビーム型かぐやについてのおさらい かぐやの基本については先人の方々が解説してくださっているので、ざっと流します。
かぐやのスキル、月影の矢(通称:ビーム)は兵士列を一掃することができます。 ※実際は大兵士がミリ残り、爆風判定によって数体残ります かぐやはSSでの兵士処理速度が随一ですが、ビームが加わるとレーン上げ・守りの瞬発力が相当高くなります。 このビームで兵士処理をするには、スキル攻撃力アップのアシストまたはソウルを付ける必要があります。 スキル攻撃力アップが無い状態だと、レベル6になるまで兵士1確をとることができません。 現環境、かぐやに採用されるスキル攻撃力アップのアシストは主に『シヴァ・ショール・魔法剣』の3つのうちどれかで、その中でおすすめなのがシヴァとなっています。
■1-2.ビルドのテンプレート 上位陣のほとんどはシヴァビルドになっています。構成は以下の通り
誠実な王の服 or 乙女が流した神秘の涙 自由枠 自由枠 シヴァ
エルガーグランツ
自由の2枠は多彩ですが、以下のようなアシスト群がよく採用されています。 ストレート弾速を上げる「マグスの魔笛」「嘘隠さぬ王の帽子」 ドロー火力を上げる「九環の錫杖」「使い込まれた糸切り鋏」 体力を盛る「上質な絹のふんどし」「礼を込めし小人装束」 対面キャストによって対策する「気高き獣公爵の服」「空飛ぶ魔法のトランク」
1枠+シヴァ+グランツで実質完成しているかなり高ポテンシャルなキャスト。というのが今のかぐやです。
※※※ ここから先は魔法剣を語るだけのコーナーになります。
2.意思持つ災厄の魔法剣 スキルを3回使用すると特殊効果が発動し、攻撃力が上がります。 効果時間は50秒。MAXで60秒になります。クールタイムはありません この『攻撃力』というのは『ストレートショット(SS)・ドローショット(DS)・スキル』すべてを指しており、具体的にはSSが3メモリ分、DSが5メモリ分。スキル火力は1.07倍ほど上がる、とのこと。(検証されている皆様ありがとうございます)
■2-1.魔法剣とかぐやの相性 潤沢なMPが強みのかぐやにとって、スキル3回使用という条件はさほど難しくありません。 また次項で記述しますが、かぐやのビルド構築にも向いているため相性のいいアシストだと思います。 使用するにあたっては、【HP管理】【効果発動の管理】が重要になってきます。
■2-2.魔法剣を積むメリット ビーム型かぐやのビルド構築は、 『1.レベル3で小兵士1確が取れるようにSS攻撃力を盛る』 『2.ビームで兵士処理ができるようにスキル攻撃力を盛る』 この1と2の両方をクリアすることが基本です。 かつてショールでビルドを組むのがテンプレだった頃は、それぞれの条件で1枠ずつ使い、最低でも2枠が必要でした。 魔法剣は、発動条件を満たせばこれ1本で1と2の両方をクリアすることができます。
これまで2枠必要だったのが1枠で済むようになりビルド幅が広がる、というのは革命的なことでした。 シヴァが登場するまでは、これを実現できる唯一のアシストだったため採用者もそれなりにいました。 魔法剣は【条件付き発動+時限効果】。対してシヴァは【常時発動】ということで、比較すればシヴァに軍配が上がります。 ただし、シヴァはマスタースキルが攻撃に限定されるため、シヴァで移動や回復などのスキルを積むことはできません。 スターブリンクが積める点は魔法剣ビルドの好きなところです。
■2-3.魔法剣を積むデメリット ・HPが低くなる ショールから魔法剣に変えると、ガクッと目に見えてHPが下がります。ショールと同じ感覚で立ち回っていると本当に危険です。
・条件効果ゆえの不安定さ 咄嗟にビームで兵士処理したい時に、効果が発動しておらず兵士が生き残ってしまった、というケースなどが考えられます。かぐやは変に尖らせるよりも、安定した構築でどっしり構える方が向いたキャストです。 手堅さがある反面、取り返す力は弱いためワンミスが命取りになることも少なくありません。不安定さはなるべく取り除くことが望ましいと個人的には考えています
■2-4.魔法剣ビルドを組む際の考え方 組んでみて「それならシヴァでよくね?」となるようなビルドは、素直にシヴァにするべきです。
不安定さは取り除くことが望ましい。なのに何故あえて不安定な魔法剣を使うのか? 自分が魔法剣ビルドにしている理由は、シヴァでは組むことができないビルドタイプに魅力を感じてしまったせいです。 具体的にはマスタースキルとMP総量です。 魔法剣なら何ができるのか。その点をよく考えて組むことを意識するのが良いかと思います。
実際に組む時のポイントとしては、以下の2点を押さえるようにしてください。 ・Lv4以下でストレートを少量盛る ・体力を盛るor速度を盛る
魔法剣には必ず効果切れのタームがあり、その時に魔法剣のパラメータだけだとストレート火力が足りず、兵士1確が取れなくなります。 レベル3でスムーズに効果発動できたとして、レベル4の間に1度は効果が切れます。そこのケアを考えなければいけません。
SSは小アップくらいで大丈夫です。もちろんガッツリあげてもいいです。
安全なのはLv3以下で盛っておくことです。Lv3で上手く魔法剣が発動できなかった場合でもケアできます。 運用に慣れてくると、Lv3のうちは魔法剣効果で突破してLv4で1確にするという構築にスライドしていけます。 ただまずは土台をしっかり固めてからにしましょう。
体力or速度は、優先度的には体力を盛るのが安全かと思いますが、自分のタイプに合ったパラメータを伸ばすといいです。 体力盛り、火力盛り、弾速盛り、足盛り、どんな方向にでも伸ばすことは可能です。ただし効果は未知数。 ※魔法剣に限らず、キャストの役割から大きく外れるようなビルドは避けましょう※
■2-5.魔法剣ビルド、実際に組んでみた 私自身が運用したことのあるビルドを中心に解説していきます。
A:王服/魔法剣/頭飾り(WR専用)/陽気なソレイユ 魔法剣(MAX)+頭飾り(MAX)で、Lv3でSS1確が取れます。 ソレイユのMP軽減で魔法剣の発動を安定させ、スピード大アップも魅力。ショールビルドで課題だった速度周りが快適になり、非常に運用しやすかったです。 体力が盛れていない点に注意が必要です。
B:王服/魔法剣/髑髏の首飾り/陽気なソレイユ Aのコンセプトを尖らせたビルド。Lv4でSS1確、さらに髑髏+ソレイユでスキル回転数が大幅アップ。 ビームが約15MPで打てるのは、使ってる方も若干チートでは?と思いつつ。サテライトキャノン感覚で楽しめました。 髑髏のヒット数稼ぎに魔法剣未発動ビームなども小ネタ程度にはなります。 Lv3時点の運用と、こちらも体力が盛れていない点に注意。レベル先行できないままズルズルいくとコンセプトが活きません。
C:王服/魔法剣/ふんどし/クイーンオブハート(QOH) ソレイユ下方を受けてからのメインビルドにしていました。 バージョン3.0でリンクシステム面が強化されたことを受け、魔法剣がリリースされる前のCR25~29の間はショール+WR専用+QOHの運用をしていました。 その当時のビルドよりも体力と攻撃力が純粋に底上げされ、より体を張りやすくなっています。 リンクを狙っていくには味方と足並みを揃えること、自身が長く前線にいることが大事になるため体力は重視したい所。 自分の技量ではなかなか敵キャストを仕留めきれないので、いつも「リンクで事故れ!バグれ!」と心の中で思っていました。
D:王服/魔法剣/望月の姫の頭飾り(WR専用)/ナーサリー・ライム 最近メインで運用しているビルドになります。 ナーサリーはHP+スピードという個人的に欲しかった部分にぴったり当てはまるパラメータで、魔法剣ビルドとしてはとてもバランスよくまとまったと感じます。 特殊効果の回復性能も高水準なようで、地味~なHP回復が知らず知らずのうちに継戦の役に立ってくれています。 特に、回復のおかげで帰城でラインを下げるリスクが少ないため端レーン戦にはめっぽう強いです。 帰城してもビームでリセットする手はありますが、相手が待ち受けている状況ではビームを通させてもらえないことも多いです。 一定のラインで鎮座し続けられるというだけで守りが堅くなり、この状態のかぐやを崩すのは相手も骨が折れると思います。 個人的に端レーンに苦手意識があったんですが、このビルドにしてからは積極的に端に行きたくなっています。 MP回復も魔法剣と相性がいいです。
3.破壊少女シヴァ マスタースキルが「攻撃」カテゴリの場合、攻撃力とリンク攻撃力が上がる 攻撃力アップは魔法剣と同等で、加えてリンク攻撃力も上がります。しかも常時発動。 まったく魔法剣が霞むレベルの性能をしています。
■3-1.シヴァとかぐやの相性 シヴァ+攻撃(赤色)のマスタースキルを積むだけで、ビーム型かぐやに必要とされる要素をすべて満たすことができます。 しかも魔法剣のような不安定さが無く、時限コントロールなんぞ意識せずとも魔法剣同等の性能を引き出せて非常にお手軽です。 シヴァのおかげでビルド幅だけでなく、かぐやの基礎火力そのものが大幅に上がりました。 ビルドに悩まなくてもこれ1枚で完結する非常に分かりやすいカードなので、これからかぐやを使い始めるという人におすすめです。
■3-2.ショールか、シヴァか、魔法剣か どれを選ぶかは各々のスタイルで問題なし。とは言うものの、今おすすめするとしたら断然シヴァです。 自分が魔法剣を使っていながらアレですが、シヴァの万能さは素晴らしいと思います。強いです。非の打ち所がない。 魔法剣を語る記事にしたいとは思っても、今一番かぐやに合うビルドに嘘はつけません。 ショールの方は下方も入り、さすがに稼働初期のアシストですからステータス的にも物足りなさが出てきたように感じます。 近頃はステータス互換の上位アシストなども登場してきているので、ショールの上位版もいずれ出るかも知れません。
私の場合は、自身の立ち回りのクセと目指したいビルド構築��都合で魔法剣を愛用しています。 私が思う魔法剣の一番の恩恵は「Lv4以上のソウルを無茶なく組めるようになったこと」です。 ソウルってアシストカードよりも優秀で、伸ばしたいコンセプトの核になる部分だと思っています。またWRソウルの特殊効果も貴重です。 そういう意味では、アシストの魔法剣単体がソウルのシヴァに性能で劣るのは致し方ないことかなぁと思っています。 もちろんシヴァも優秀な効果を持っているんですが、これは個人的な理由で、MP補助のある方が自分には向いていたためナーサリーになりました。 ソウルを選べる楽しさは魔法剣ならではです。
4.おわりに
2018/5/14、新マスタースキルとソウルが追加されました。
シリウスブリンクは特に注目され、かぐやにも有用そうなスキルだと思いました。韋駄天も興味深いです。
またソウルの若紫、これがなかなか。個人的に欲しいステータスと合致しているのでゼヒ採用したい1枚です。
これらはシヴァビルドでは積むことができません。だから魔法剣…という話ではなく。
今はシヴァ最優の環境で間違いないですが、魅力的なマスタースキルやソウルは今後も登場していくと思います。
そんな時に、魔法剣という選択肢もあるよ。という紹介になればと思い、記事を書かせていただきました。
この記事が魔法剣に興味を持っていただけるきっかけになれば幸いです。
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和4年8月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年5月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
金剛の粒となりけり薔薇の雨 和子 鍵穴を覗けば明治聖五月 きみよ 薔薇園のクレオパトラはまだ蕾 秋尚 ひざまづく職人の手に朽ちし薔薇 久 華やかに薔薇から離れゆく女 順子 旧家とは黴の匂ひと薔薇の香と 久 ダイアナと言ふ白薔薇にさみだるる きみよ 避雷針錆びて眠りし夏館 いづみ セルを着て館の手すり撫でてをり 季凜 棕櫚の花待つ洋館の灯は昏く 和子 この薔薇も名の幻を抱き続け 順子 罪深き身をつつみたる薔薇の風 和子
岡田順子選 特選句
セピア色かな夏炉の上の写真 光子 父と子の聖霊が触れバラ白に いづみ 緞通の褪せし撞球室に夏 光子 大滝の水のふたつの光る芯 三郎 裏木戸を守る閂とめまとひと 久 黴の世や蔵に遺作の絵が少し 同 薔薇の夜に抱かれて園の鳥となり いづみ いくつもの薔薇の名を呼びゐたりけり 光子 薔薇を売る男はそつと跪く 小鳥 金剛の粒となりけり薔薇の雨 和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
観音の慈悲の眼差し春の雨 中山昭子 春愁や逝きたる友と病む友と ミチ子 奥院に鎮もる神や祭果つ 昭中山子 渓水の音も卯の花腐しかな 時江 田植機の通りて泥の日曜日 久子 幾何学も知らず蜘蛛の囲かけてをり 中山昭子 代掻くや鉄塔揺らし雲揺らす みす枝 仏壇の母と語りし母の日よ 信子 無人駅菜の花一輪挿しの卓 英美子 海色の風を運びて夏来る 時江 とりどりの駄菓子買ひ込み昭和の日 上嶋昭子 粽解く香りの中に母の顔 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
北信の山々を背に鯉幟 貴薫 風を呑む園児手作り鯉のぼり 三無 新茶淹れ母と語らふ京都旅 せつこ そこはかと由緒ある家鯉幟 美貴 嫌なことすうと消えゆく新茶の香 美貴 故郷の新茶届きて長電話 史空 鯉幟男児誕生高らかに せつこ 新茶汲む最後の雫ていねいに 美貴 新茶の香部屋にすつきり立ち昇り せつこ 五人目にたうたう男の子鯉幟 あき子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
奥越の麻耶姫目覚め山若葉 令子 子どもの日少年その日句を作る 同 書き込みの多き譜面や夏浅し 登美子 駆け足も卯月の雨に追ひつかれ 紀子 肩ぐるま手を伸ばしをり藤の花 実加 二輪車のオイル残香夏に入る 紀子 菓子のやう小さなトマト頰張りし あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月10日 萩花鳥句会
句友とも会へぬコロナや夏に入る 祐子 育つ子に未来の風を鯉のぼり 健雄 ひとけなく今は昔の多越の藤 恒雄 葉桜や母と集ひしこのホテル ゆかり 甘夏の里は潮風吹くところ 陽子 葉桜を揺らす影なし廃校舎 明子 葉桜の土手お揃ひのユニホーム 美恵子
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令和4年5月12日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ウクライナいつまで続く五月闇 由季子 母の日に思ふ後に父もゐて さとみ おしやれする気持ちかき立て更衣 同 麦秋や大河一筋地を分ける 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月12日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
湯の句会 第一回
ご機嫌の鶯老を鳴きにけり かづを 若葉風光となりて消えゆけり 同 雨意去りし故山に鶯老を鳴く 同 問ひかけに長い返事や暮れの春 和子 黄金の麦田後へ三国線 同 絹ずれの音や女将の裾捌き 雪子 群青の海深くして沖朧 希
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月13日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
湯の句会 第二回
境内に浄土思はす白牡丹 希 巫女が舞ふ白きうなじの祭髪 同 日本海見えゐる岬卯波寄す 同 夏立つや虹物語ある町の 匠 雑談に疎き耳なり宿浴衣 清女 宿の名に謂のありて花菖蒲 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
チューリップ幼き我に連れ戻す 佐代子 海彦へ浜の茅花野風に伏す 都 廃線の駅名標に花菜雨 宇太郎 風を待つ鯉幟眼を天に向け 佐代子 葉がくれに花見つけたり朴散華 すみ子 虞美人の涙のかたち芥子坊主 美智子 配膳車筍飯の香を乗せて 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
野仏の錫􄼺の錆姫女菀 亜栄子 木陰抜け風の広ごる麦の秋 秋尚 枡形はなべて大樹や寺若葉 百合子 竹林を暗め卯の花腐しかな 秋尚 鯉のぼり色塗り分けて切り抜いて 白陶 母の日は父の寡黙の思ひ出も ゆう子 母の日の遺影の母は凜として 多美女 雨に濡れ向きそれぞれの竹落葉 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
頰杖の墓美しく新樹光 慶月 木の朽ちて大蛇めきたる翳り沼 文英 あぢさゐの色ととのはず人逝けり 葉月 黒南風や樹霊を浸す水の音 千種 蜘蛛の糸聖観音の背中より 慶月 鎌倉へ羽蟻を運ぶ蟻一つ 久子 青梅の転がる坂の下に句碑 要
栗林圭魚選 特選句
朴の花真白き命天に置き 三無 大空を水馬飛ぶ池の面 軽象 ひとつづつ落つる準備のえごの花 秋尚 稲毛氏の寺門はひそと朴の花 芙佐子 錆びゆくを天へ曝して朴の花 要 母の塔新樹の風に集ふ人 ます江 翡翠の帰りを待たず水流る 久
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
口笛の鳴る子鳴らぬ子揚げ雲雀 清女 一匹の蟻に従ふ千の蟻 英美子 魚釣る女子学生の夏帽子 千代子 三代も待ちし男の子や鯉幟 みす枝 新緑を塗り重ねたる昨夜の雨 かづを 金色の観音像や夏近し 和子 ロシアより卯波来るかと若狭湾 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月18日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
母の日や吾子は二人の母となり 千加江 葉桜や葉室麟よむ木陰あり 令子 早逝の友かと思ふ春の虹 淳子 母と子の二人だけなる鯉幟 同 花衣母の手を借り着たる日も 清女 麦秋の夕陽をあびて波立ちぬ 笑子 ぜんまいの萌ゆのけぞつてのけぞつて 雪 髢草少し癖毛でありし母 同 春日あまねし万葉の流刑地に 同 鶯や万葉の野を席巻す 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
一輪は少し小さく二輪草 雪 咲き倦みし十二単の紫も 同 人淋し二人静の花の名に 同 新しき鋏で薔薇の手入かな 同 人乗せてふらここと云ふ揺れ様に 同 永き日や動かして見る石一つ 同 人の世に二人静の花として 同 花冷と云ふ美しき夜の色 同 蝶知るや初蝶として待たれしを 同 虹立ちぬ私雨に軒借れば 一涓 町中の道に横切る蛇に遇ふ 中山昭子 羅やピアスに及ぶ愁ひあり 上嶋昭子 噴水のみどりの風に穂を揃へ 世詩明 風鈴を吊りて孤独を紛らはし 同 妊れる女片影寄り歩く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月22日 月例会 坊城俊樹選 特選句
十字架はエルサレムへ向け風光る いづみ 青葉蔭ひそと風神育ちつつ 千種 砲口は二度と開かず夏の雲 月惑 風見鶏よりゆらゆらと夏の蝶 炳子 ジーパンへ真夏の脚をとぢこめる 光子 白鳩は夏雲の綺羅として零れ 小鳥 肩上げて走る少年夏の雲 和子 行く先へ一瞬止まる瑠璃蜥蜴 政江
岡田順子選 特選句
花に棲む木霊らしきへ黒揚羽 俊樹 夏霞海峡の橋空に架く 裕章 ジーパンへ真夏の脚をとぢこめる 光子 磔刑のイエスへ舞はぬ黒揚羽 俊樹 舞殿の鈴の鳴るかにユッカかな 圭魚 蓮の葉はいまだ小人が乗る程度 俊樹 靖国の同期のさくらんぼ揺るる いづみ 􄑰􄑰を緋鯉呑みては金色に 俊樹 衛士は今休めの姿勢木下闇 梓渕 教会や十字架雲の峰を生む 和子
栗林圭魚選 特選句
桜の実踏み研修のバスガイド 順子 病葉を掃き寄せ森に戻しけり 梓渕 炎昼の影を小さく警邏立つ 光子 新樹萌え茶室を闇に誘へり 梓渕 万緑の闇に鎮みし八咫鏡 いづみ 山姥の齧り捨てたる桜の実 要 葉桜や雑念払ひ切れずをり 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
兵の死へ怒濤のごとき冬銀河 佐和 潮の香の茅花流しに出会ふ道 久美子 茅花流しみすゞの海の鯨墓 美穂 捩花や後ろの正面だあれ ひとみ 苺この光沢ベネチアングラス 勝利 夏潮の夕餉にぎあふ漁師飯 喜和 薬玉に風は平城宮より来 愛 茅花流し川向うより蹄音 成子 ビルの窓アルミホイルのやうな夏 ひとみ 離れ難くて飛ばしたる草矢かな 美穂
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年4月6日 立待俳句会 坊城俊樹選 特選句
筍が十二単を纏ひつつ 世詩明 南方に行けば散りたる渡り鳥 同 巣つばめに留守を預けし駐在所 同 風立ちて赤き炎の野火走る ただし 霾るや大名町も片町も 清女 小屋の前若芽探るや茗荷汁 輝一 猫寺に春待ち顔の猫ばかり 洋子 三つ編の少女三人ふらここに 同 蕗の薹仏秘観音在す寺 やす香 乱心の如くさまよひ梅雨の蝶 秋子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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