📸吉川元春館跡庭園 / Kikkawa Motoharu Yakata ruins Garden, Kitahiroshima, Hiroshima 広島県北広島町の国指定文化財庭園『吉川元春館跡庭園』が素敵…! 戦国大名・毛利元就の重臣として有名な戦国武将 #吉川元春 …自らの隠居所として安土桃山時代に築いた館の跡から、現代・平成時代に発掘された約450年前の庭園は国指定名勝&国指定史跡。唯一土に埋もれなかったド迫力の石垣も見所! 広島・吉川元春館跡庭園の紹介は☟ https://oniwa.garden/yoshikawa-motoharu-ruins/ ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! 【存続のためのお願い】 庭園情報メディア「おにわさん」存続のため、新オーナー(組織)を募集しています。詳しくは「おにわさん」で検索し、ウェブサイトよりご覧ください。 ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ...... 「吉川元春館跡」は戦国武将・吉川元春が晩年に築き暮らした居館の跡。「吉川元春館跡歴史公園」として広く公開さ���自由に見学できます。 また隣接する『戦国の庭 歴史館』では吉川氏やこの庭園をはじめとする北広島町の吉川氏の史跡に関する資料📚が展示されています。 . 時々“文化財の庭園を優先的に見に行く”と書いていますが、広島県北広島町の2つの国指定名勝は公共交通機関で訪れるのが困難で行けてなかった(*一応少ないながら地域のコミュニティバスはある🚌)。 . で、ごく近年に北広島町の入口・千代田ICの観光案内所がレンタサイクルを開始🚲 片道10km&多少の登り坂はあるけど時間に融通が効くこの方が都合が良い…これを利用して2022年7月に初めて訪れました。 . 元は毛利元就の次男で、吉川家に養子に入り家督を継いだ吉川元春。大内氏や尼子氏との中国地方の覇権争いの中でも主力として活躍、小早川隆景とともに“毛利の両川”と呼ばれたそう。 . で、吉川氏は元々は駿河国の出。鎌倉時代に地頭としてこの北広島の地に入ると土着し、この一帯に築かれた山城・小倉山、日山城の城跡も吉川元春館跡とともに「吉川氏城館跡」として国指定史跡となっています。 . 羽柴秀吉との備中高松城の戦い⚔️の後に家督を吉川元長に譲った吉川元春。この「吉川元春館跡」はその後を過ごす隠居所として1583年より造営が始まったもの。 残念ながら元春はその完成を見ずに翌年死去。その直後に吉川元長も病死し、その後を継いだ #吉川広家 の代に館は完成🏡 . …しかしそんな広家も完成から数年後の1591年には拠点を山陰・月山富田城🏯に移しこの館跡の役目は終了。 その後は地名にもなっている吉川元春の菩提寺『海応寺』の寺地になりますが、そこから江戸時代〜近代と約400年間かけて田畑や森に埋もれていきました。 . しかしながら昭和の後半〜平成年代にかけて発掘調査が行われ、建築や庭園の遺構をはじめ多くの遺物が出土🏺 現在見られる建築物(台所・附属屋)や庭園は割と近年の2006年までに復元されたもので、『戦国の庭 歴史館』は2007年に開館。 . まず唯一埋もれていなかった長さ80m・高さ3mの石垣のド迫力!館の一角に石切場の遺構があるのもこの館ならでは。 . そして国指定名勝の庭園は門から見て右手奥に残ります。続く。 ーーーーーーーー #japanesegarden #japanesegardens #kyotogarden #zengarden #beautifuljapan #japandesign #jardinjaponais #jardinjapones #japanischergarten #jardimjapones #bonsai #hiroshima #kitahiroshima #建築デザイン #庭園 #日本庭園 #庭院 #庭园 #文化財 #文化財庭園 #国指定史跡 #戦国時代 #北広島 #北広島町 #広島旅行 #広島観光 #広島庭園 #おにわさん (史跡吉川元春館跡) https://www.instagram.com/p/CiPVzT7vrPP/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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八幡堀 近江八幡市 お馴染みのやつ♫ #八幡堀 #近江八幡市 #しがトコ #japan_go_biwako #japan_daytime_view #滋賀県観光 #近江八幡市観光 #近江商人 #羽柴秀次の居城 #japan_photo_now #瓦 #artofjapan #japan_great_view #近江八幡市地域おこし協力隊 #近江百景フォトコン2022夏 #近江百景を作ろう (at 八幡堀) https://www.instagram.com/p/Ceh6UBKpZkj/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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【旅の記:広島・神戸・大阪ツアー2020冬②姫路城・姫路護国神社】
言わずと知れた世界遺産!日本が誇る名城姫路城、またの名を白鷺城であります!駅から出るとドーンとね目抜き通りの先にいらっしゃる、かなりの存在感だ。。感動だね。
広島でやらかした僕は(飲みすぎ)まずは姫路城を横目にホテルへ、そしてまずはしっかり寝たのでした。。この日本当はライブを入れたかったんだけど、会場が見つからなくて、でも入ってたらきつかったかも?!でも夜は紹介いただいたライブバーへ顔を出して、次回来た時はライブさせていただけることになりました。
というわけで、翌日朝起きてお城見学へ。近づけば近づくほどその大きさに圧倒されるのでした。修復が終わったばかりだからか、本当に真っ白。白鷺の由来になったその白さに目が奪われます。
お城の始まりは南北朝の時代赤松氏が姫山に築城し、家臣の小寺氏が城代に。でもね、赤松さん、くじ引き将軍足利義教の暴君っぷりに恐怖を覚え暗殺してしまって、そりゃダメだよと断絶に追い込まれ、代わりにその赤松氏を討った山名氏の城となります。でも、赤松氏遺臣たちが後南朝に奪われたままだった三種の神器のひとつ勾玉を取り返し、見事再興を果たし、その後勢力の衰えていた山名氏から城を取り戻したとさ。
赤松氏は本拠地を但馬国に移し小寺氏が再び城代に、さらに小寺氏が居城を移し、出ました、ここで家臣の黒田氏に城を預けた。この時に城郭を拡張したとされる。
織田信長の命を受けて播磨に侵攻してきた羽柴秀吉に仕えることになった黒田官兵は「姫路城を居城に」と城を秀吉に献上、大改修された。この時流行の石垣のある城郭とし姫路城と改名。城の北側を走っていた山陽道を南側に曲げて城下町も作った。
1582年(天正10年)本能寺の変から山崎の戦で光秀を討った秀吉は大阪城へ、姫路には弟の秀長がはいり、すぐに木下家定に替わった。
関が原後は池田輝政が入城、山陽道を通る西国の大名をけん制する意味でも8年かけて広大な城郭を築いた。江戸時代には池田氏をはじめ本多氏、榊原氏、酒井氏など藩主幼少などを理由に城主が入れ替わる。悲しいかな、とにかく姫路城のメンテナンスは非常な重荷で、財政を圧迫したという。。涙。
幕末の藩主酒井忠惇は最後の将軍慶喜のもと老中を務めていたために姫路班は朝敵とされたが摂津国兵庫津の勤王豪商・北風荘右衛門貞忠が15万両に及ぶ私財を新政府軍に献上して、城への攻撃を食い止めたという。その新政府に恭順、開城した。
明治時代には廃城令によって競売に付されて落札されるということがあったが陸軍省が買い上げ、お城あるあるで姫路城も陸軍の歩兵連隊や師団が置かれいくつもの建物が取り壊された。明治10年頃から日本城郭を保存する動きがはじまり、屋根も傾くような惨状だった姫路城の修復も行われた。大正時代には本丸・二の丸・三の丸の一部が姫路山公園になり、昭和6年に重要文化財(旧国宝)に指定された。
第二次世界大戦中、本土爆撃がはじまると白壁は目立つと黒く染めた網で城の主要部分を覆い隠すことにしたという(実際上空高く飛ぶ飛行機からは白い点にしか見えず、攻撃目標とはなりにくかったという証言も)。1945年7月3日の姫路空襲では城下は灰燼に帰すも城に着弾した2発は不発あるいはすぐに消化され、大天守に直撃した焼夷弾も奇跡的に不発だったという。空襲後にお城が残っているのを見た姫路市民は焦土の中涙したそうです。
戦後は「昭和の修理」が行われ1993年(平成5年)には法隆寺地域の仏教建造物とともに日本初の世界遺産(文化遺産)に登録された。2009年(平成21年)から2015年(平成27年)まで「平成の大修理」が行われた。
姫路城は前述のように山陰道を通る西国大名を威圧するために大城郭となり、その建築様式である連立天守や「の」の字になっている堀など、江戸城を模したものともされる。実際、これはブラタモリでも言ってましたが、江戸城として時代劇にでてくることはしばしば。しかし1657年明暦の大火(袖振り火事)で焼失し保科正之の献策で再建はされておらず「暴れん坊将軍」はじめ、ドラマによっては時代背景が合わないという。。でも、城っていったら天守閣ないとしっくりこないしね。そうそう自分もそうだったけど、お殿様は天守閣の一番上にいると思ってるひと多いよね!あそこは狭いし上り下り大変!(笑)
もし、もしだよ、江戸城の天守閣が再建されたさ、あんなに立派な建物が東京の真ん中にあったらすごいなぁ、城を持つ地域の人がそうなように、東京人の誇りになる、だろうけど難しいだろうな。。うらやましい、城持ち県!
いざ城内へ!
大手門は昭和13年建築。
三の丸を過ぎて入場すると菱の門。
西の丸
をぐるっと囲む百間廊下。
徳川二代将軍秀忠とお江の間に生まれた千姫は大坂城の秀頼に嫁ぐが、大坂の陣で落城の祭に助け出され、本多忠刻と再婚、10年ほど姫路城に住んだそうです。天満天神を篤く信仰した千姫は男山に祀ってこの廊下から参拝したという。
廊下の先には千姫が休息所としたという化粧櫓。
百間廊下外観。
ロの門を過ぎたところの坂は「暴れん坊将軍」シリーズにたびたび出てくるということで将軍坂と呼ばれているそうです!
天守閣は望めど、そう簡単にはたどり着かない。。
二の門。ここで一度天守閣を背にする。
だいぶ近づいてきました。。
いよいよ天守閣へ。よく城好きの人はその城を攻める気持ちで楽しむっていうけど、これは大変だ。
外観からは5重に見えるお城は地下一階地上6階の7階構造になっています。
東大柱。建物の重さで歪んでしまうため多くの支柱を入れて補修し続けたそうです。
天守から駅へと続く目抜き通りを望む。など、とにかく見所いっぱいの天守閣。行ったことない方はぜひに。
でかいねぇ、間近で見ても。
さ、戻ろう、と下りていくと
お菊さんの幽霊がお皿を数えることで有名な「番町皿屋敷」の原型?!ともいえる「播州皿屋敷」。小寺氏が城主だった時代、謀反を企てる家臣のもとにスパイに入ったお菊(同名!)が疑われ、大切にしていた10枚セットのお皿一枚がなくなったことをとがめられ折檻された後切られて井戸に捨てられたと、、いつの日からその井戸からお菊がお皿を数える声が聞こえるようになる。。キャー!の井戸がこちらです。
いろいろな角度からお城を見れますが、ほんとフォトジェニック、なんだろうけど携帯カメラでは限界があるね。。ぜひ生で!
城内には姫路藩後期を統治した酒井氏の先祖で家康に仕えた酒井正親と歴代藩主を祀る姫路神社。
と兵庫県西部の戦没者を祀る姫路護国神社があります。
姫路城関連で撮った写真をすべて載せたらとんでもない数になってしまうから、おおざっぱにね、記したけど。また行くことがあったら、例えば天守閣だけとか、ポイントを絞って楽しめたらなと思います。ビバ世界遺産!
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映画 刀剣乱舞を観てきました
なんか、めっちゃ刀剣乱舞好きなひとみたい! 相変わらずうちの本丸は草ボーボーで蜘蛛の巣も貼ってると思います。
映画やるんや〜くらいの気持ちで見に行ったのですが、めっっっっっっっちゃ面白かったです。冒頭の3分くらいでもう面白いのがわかった。
思いついたはしから書いていきます。
公開してから、ツイッターのタイムラインで、観た人がみんな口々に「よかった」と「靖子にゃん最高」とつぶやいていたので、そこで小林靖子さんが脚本だと知った次第。
それだけだったら、スルーしてそうだったんですが、中に「特撮好きは見るべき」「特にシンケンジャーが好きだった人」というつぶやきを見つけて、これは見に行かねばなるまいと気持ちを固めた私でした。
特撮好きかというとそうではなく、昔から女の子向けよりは特撮をよく観ていたというくらいで、ルームシェアをしていたときに友人が観ていたのを一緒に見る程度の知識しか持ち合わせていません。でも、考察好きのオタクなので観たものはわりと分析して自分なりに落とし込むタイプです。にわかなのに言うことがでかいんだよな。好きなのはシンケンジャーとキョウリュウジャーです。
シンケンジャーは、放映開始前の情報でビジュアルが公開され、友人たちと「マスクに漢字ってないわ〜」だったのが、第一話で完敗しましたからね。まず、主題歌。あれ、なんなの。耳コピして歌詞書き取って覚えた。なぜか、戦隊ものはオープニング、歌詞をつけてくれないよね!エンディングはダンスするからつけてくれるけど…。あんな名曲ないよ。今でもカラオケで歌いたい曲ベスト10に入ります。
でね、敵がかっこいい。敵にも感情移入してしまう。それと、最初のギスギスした仲間との関係。それから、だんだん、主従関係に昇華していく…。からの、実は…という、明かされる謎。
思い出しながら書いていくと、あ〜、刀剣乱舞にもこのエッセンスが入っていたなあと改めて噛みしめる。
本能寺の変で死ぬはずの信長が時間遡行軍に助け出されて生きたままになってるから信長さくっと殺して歴史の流れをもとに戻すぜ!というのがあらすじ。
映画の本丸は壮年の男性が審神者…と思っていたのですが、わりともうちょい年いってるっぽいです。御簾の向こうにいて、近侍の三日月宗近以外とはあまり話していない…というか、映画の中では三日月としか会話してません。
三日月は近侍としてみんなの取りまとめ役なのですが、あるじと話したことすべてをみんなに伝えているわけではないので、他の男士たちとはやや距離がある。特に、へし切長谷部からは「なんでお前ばっかりあるじと話すねん」と不満を持たれています。
よく出陣する三日月たちを送り出し、留守居を任されているのが鶯丸。
話はそれますが、鶯丸で思い出したので忘れないうちに書いておきます。
まさか、映画泥棒と刀剣乱舞がコラボしてると思わなかったので、始まる前にあれが流れたとき、笑っていいのかどうかよくわからなかった。違法ダウンロードしている時間遡行軍を一刀のもとに切り伏せていた長谷部だけど、そんなに重い罪なのか…と、今まで、ポップコーンをはじけさせてるやつにしか目がいってなかった私は、よりいっそう違法ダウンロードはダメだと思うようになりました。
今回、本能寺の変で正しく信長を死なせよう作戦に出陣するのは三日月と不動くん、長谷部に山姥切、日本号、薬研くん。もう、薬研くんやばくないですか?舞台のときも…ていうか、グランフロントでやってた本丸展のポスター観たときから目に焼き付いて離れなかった薬研くんだけど、スクリーンで私は認めたわ。薬研藤四郎はかっこよすぎる。あんな短パン似合ってていいのか。あと眼力がすごい。声もよい。やばい。画面に何人いても薬研に目がいってしまう。ブロマイドがあったら買ってた…。存在が強すぎるので、いるだけで威力100%増とかなんちゃいますかね。
不動くんは、舞台に続いてまた本能寺かよー!ってハラハラしてたんだけど、何周目なんだか、飲み込んで、よく任務を遂行したと思います。みんながフォローあとで入れてるのがよかった。でも、やっぱり、つらそうでした。美味しいお酒を飲んでくれ。
長谷部は終始仏頂面でしたけど、こいついいやつだなあと思ったのが、三日月のいない場所で三日月について文句を言っていたとき、それが聞かれてしまった後の反応。「陰口を叩いていたのは謝るが本心だ」って、嘘偽りのない気持ちを伝えるのが、すごく誠実だなあと感心しました。
山姥切は…よくわからなかった。あるじに忠実ってことはわかったけど。緩衝材のような役目だったように思います。河原での薬研くんとのシーン、あそこだけ、高校生活の青春の1ページみたいでした。服のせいだな。うん。ていうか、私が山姥切に対して興味なさすぎだな…すまん。
日本号さんはうちの本丸にはいらっしゃらないので、ほぼほぼこれが私の初めての日本号さん、つまり私は生まれたばかりのひな鳥でこの日本号さんを日本号さんだと思う刷り込みがなされたわけですけど、めっちゃいいキャラですね!活劇のときの蜻蛉切さんの包容力にもわー!となった私ですが、槍っておおらかなキャラクターが多いのかな。大雑把なようでいて、周囲に気配りもする、でもそれが気を遣わせない程度のもので、大人でしたね。
このメンバーでチャンチャンバラ、チャンバラ〜と天正十五年に繰り出すわけですが、最近よく本能寺燃えてんな〜ってくらい本能寺を見る気がする。日本史上もっとも有名な寺なのでは…。
で、信長を敦盛舞わせて死なせるべく奮闘する刀剣男士たち。
人の命を守るために死ぬべき定めの人間が死ぬのを邪魔させない、見届けるっていうのは、ある種、人間を超越したことなのかなあて思いました。なんと言えばいいのかわからないけど、人間というのは動物の一種であるからして、死ぬために生きていくというか、生きる道があるならその道を進むものだと思うんですよ。動物と人間の違いで言えば、動物は自殺しませんが人間は自殺する。でも、自殺する要素がなかったら生きていくものだと思うんだよね。で、周りもそういうもんだと思ってるから、助けを呼ぶ人を見殺しにはしないと思う。もし、助けられる力が自分にあるのなら。
後の歴史から見てこれが天寿、天命と言われても、その場にいたのなら、助けてしまうのでは…それが人の情では、とか考えちゃうんですけど、この、「すでに終わった時間の中で死ぬべき人間をそこで死なせる」というのは、刀剣乱舞のテーマであるのでしょう。歴史を変えるターニングポイントというのは人の生死以外にもあるものの(アメリカ大陸の再発見が遅れた、とか、そういうの)、歴史改変としてもわかりやすい題材なんだろうな。で、生きていく人間を時間遡行軍が殺そうとするのを阻止するのではなく、死ぬべき人間を活かそうとする時間遡行軍を止めるのが刀剣男士たちの役目というのが、重たい荷物だなあと思いますね。前提として、生きていくのが大切なことっていう共通認識があるから。
なんやかんやあって時間遡行軍を撃退し、「ほら!さっさと自害する!」と三日月宗近は信長を一人にしてやり、本丸に戻る刀剣男士たち。でも、なんと、信長は死んでなかったので、再び天正十五年へ!天正十五年の時間の穴、大丈夫かな。ガバガバになってない?ほんと大丈夫?
ここで先にネタバレをしておくと、この映画の中では、「本来の歴史では信長は本能寺の変では死んでおらず、生き延び、安土城に入り、そこで秀吉に殺される」が正史としています。誰も知らない、脚色されていない、本当の真実の歴史。なので、本能寺の変で信長が死んでしまうのも、歴史改変になってしまうのです。それを知っていた三日月が一人立ち回り、おかげでギスギスしちゃうんですけど。
信長は時間遡行軍のアサシン的な仮面をつけた「無銘」を名乗る者に助け出され「よーし!安土行くぞ!キンカン頭殺すぞ!猿はたぶん大丈夫」と、わりと順応。この切り��えの速さが天下布武にはよかったのか。
で、「猿」なる羽柴秀吉は史実通り、高松城を水攻めしているところ、本能寺の変の一報を聞いて中国大返し。お館様が死んだ〜!と泣きわめいてから一転、空を見上げるところが好きだな〜。戦国時代はクレイジーな時代という印象が強く、人の生死についても反応がドライだったと思っているので、死んだ人間のことを追いかけないのが戦国時代の人間らしいと思います。悲しまないというわけではなく「人は死ぬもの、そういうもの」っていうのが、現代人より身近だったという話。
今度の行軍は、不動くんの代わりに、新たに顕現した骨喰藤四郎が参加。え〜!!レベル1じゃないの!?大丈夫!??て思ったけど、うちの本丸以外のところはちゃんと育成しているのであろう。
骨喰くんは記憶が無いので、三日月の親しげな挨拶にも反応が薄いし、薬研くんに「兄さん」と呼ばれても反応が薄い。私だったら薬研くんに兄さんなんて呼ばれたら泡を吹いて倒れて起き上がってまた倒れると思う。それほどあの「兄さん」呼びはすごい。
不動くんはちょっと残念そうだったけど、よかったと思うよ〜。二回も死ぬところ見届けないといけないなんて、きついじゃないですか。時間を行き来できるもののつらさですな。
で、こんな事態になっても、まだ隠し事をしているという三日月宗近に、やや不満のある皆さん。留守居の鶯丸も「真実を話せ」と詰め寄られ、鶯丸には話す三日月。そして、盗み聞きする日本号さん。盗み聞きしてるのはバレてたんじゃないかな…!
信長が生きてることを確認した一行。秀吉に文を送るのを長谷部は阻止しようとしますが、三日月に止められて、またもギスギス。結局、長谷部と日本号が秀吉への文を止めに、離れる。
で、残った面々は光秀を自分の手で殺そうと追い詰めるところ、それを止めようとし、さらに時間遡行軍の無銘が乱心、信長を殺そうとする。そして、それを助ける三日月。え!?と思っているところ、さっそうと馬に乗って信長を連れて逃げる三日月。え!?
三日月が裏切ったとは思えないけど驚くほど自分たち三日月のこと知らないなあと思い知らされる薬研くんと山姥切。とりあえず、信長は殺さないとと安土城を目指すことに。
長谷部と日本号さんも秀吉の文を持った時間遡行軍を倒したのはいいけれど、話の流れで秀吉と安土城へ向かうことに。
信長と三日月も安土へ。このとき二人は正しい歴史がなんなのかという問答を繰り返すのですが、難しくてあんまり内容覚えていません。生き残っていたやつが正しくなるからさあ…歴史ってやつはさ…。でもそれを、今を生きる人間と、未来から来たひとと話すのは、ナンセンスじゃない?話したいかもしれないけどね…。平行線だよ。
一方、その頃、本丸では、本丸を守る結界に攻撃の手が加えられていた!遠征でほとんど刀剣男士がいない!なんなの!?60時間遠征とかに行ってんの!?不動くんは鶯丸と二人で本丸を守ることに。無茶すぎませんか。
鶯丸によると、審神者の代替わりが行われるそうで、今の審神者は新しい審神者になんか引き継いでるらしい。その方法がさっぱりわからないし、今の審神者が死ぬのか、はたまた力が衰えたから引退するのか、そこもよくわからないけど、とりあえず、その引き継ぎしてるときは無防備だから時間遡行軍に狙われているとのこと。ちょっと、刀剣男士のスケジュール組むの下手すぎん?
安土についた秀吉の手勢は一斉に安土を攻める。どないなってんの?という山姥切と薬研くんに長谷部と日本号さんが合流。この二人は秀吉から「お前らどうでもいいからここでお別れ〜」と切られていたのです。秀吉は最初から、信長の文が本物だと知っていたし、生きていても再びお館様の下に着くことはなく自分が天下を取ると決めていたのですね。そうでなくっ��ゃな。
動揺してるのは信長で、まさか秀吉に裏切られるとは思ってなかった様子。嘘やろ!?ここは解釈違いだな〜。
信長に生きててもらいたい時間遡行軍は次々と援軍を呼び寄せ、秀吉の手勢を手に掛けます。それを止める長谷部たち。その中で、骨喰くんが「あ、パルクールの選手?」というくらい軽やかな動きで城壁を駆け上り、安土城の中へ。入ったのはいいけど信長に人質…いやもともと刀だから質か。質にされてしまいます。このあたりがレベル1なのか?「わしを逃がせ」と三日月に迫る信長に、じじいは「魔王から天下を取ったと笑っていた(史実の)信長という歴史を守る」(て解釈したので間違ってたらごめん)と返して、信長の前から去ります。「そっか〜」と骨喰くんを開放して、再び薬研藤四郎を手に、燃える天守閣の中で割腹する信長。結局、敦盛を舞わなかったな…。
全員と合流し、三日月の真意も理解した刀剣男士たちは団結して時間遡行軍と戦うけども、満身創痍。そんな中、三日月は、骨喰に頼んで、本丸に戻る玉…これ、正式名称何?ずっとゲームプレイしてる人間ならわかるの?とにかく、玉をみんなからくすねててですね、それを使って自分以外を本丸に戻します。骨喰、手癖悪すぎませんか。しかも、あの、パルクールするとき駆け抜けたときに!?みんなどこに玉しまってんの!!??まあいいけど!
本丸に戻ったら戻ったで時間遡行軍めっちゃきてて、天正十五年にいようが本丸にいようが結局戦わねばならぬ。
三日月は三日月で「ここまでか…」と倒れようとしたところ、また戻ってきた長谷部たちに助けられ、回復する薬をもらいます。補給、大事だもんね。手入れも、札使ったね。なんなら課金もした!?ていうくらい早い回復だった…。
燃え落ちる安土城を見届けて、本丸に今度こそ全員で戻る刀剣男士たち。なんだか、松永久秀がいたらもっと爆発させてくれただろうなと思った。東映だったら火薬ばんばん使ったのでは。東宝だったから火事がおとなしく感じた。関係あるのかないのか知らんけど。
本丸戻ってもやっぱりまだ時間遡行軍ばんばんきてて、あ〜もうこりゃ遠征組返ってきても無理じゃない?って思ったけど、なんとかなりました。なんとかなった経緯をあまり思い出せない。「土足で入っちゃダメ」って三日月が怒ってた気がする。大太刀に「なまくらめ」って何回も言われてた〜。時間遡行軍はあれか、歴史に名を残さなかった刀剣たちなのか。そんなに何回も「なまくら」って言わなくても。さすがにこの映画の中で「fxxx」とかは言われへんやろうけどさ…。もっと他の…刀剣男士を罵る言葉、ちょっと私も思いつかないけど…やっぱ「なまくら」が正解なのか。
あ、そうそう、それから時間遡行軍のアサシンが実は倶利伽羅江っていう刀剣男士だったらしく、光秀の刀だったので光秀を守ってたようです。時間遡行軍はそんな、洗脳することもできたのか。こわいな。ていうか、わりと頭いいな…。刀剣男士だから時間遡行軍の気配が希薄で、信長を本能寺から連れ出すことができたわけで。まあそれくらいできないと、歴史改変なんてできないか。
まあ、とにかく撃退して、無事に審神者も代替わり。今度は幼女です!かわいい!かわいい!
「守りたいものが増えた」と三日月宗近は微笑むのでした…。めでたしめでたし。
思い出したところから書いていったけど、総じて面白かった。
細かい気になるところはあるけれど、そこは気にしなくても十分ストーリーは追えるし。友人と話していたんだけども最後に「継承」と副題が出るのがよいなあ、と。受け継ぐための話だったんだな〜ってね。審神者も、歴史も。
最後、審神者はみんなにお別れを言えたのか?って思ったのだけど、長谷部たちが三日月を助けに戻ってきたときに「三日月を連れて帰れという命だ」と言っていたので、ちゃんとお話できたんでしょうね。
新しい審神者はこれから刀剣男士たちと成長して、また、誰かに継承するのかと思うと、それも熱い…。
しかしながら、「表に現れない真実の歴史」というのが、ストーリーの鍵になってましたが、時間遡行という技術があるのに、未だ未来では「教科書の歴史」しか扱ってないってことなんでしょうか。それとも、過度の干渉は禁止しているので、そっとしておくだけ?時間遡行軍は「真実の歴史」を把握してるのか?もし把握していないなら、技術だけはある状態?で、歴史の管理は時の政府がしてるってことなのか?
いや、ここはつっこんだらキリがないので、つっこむべきではないのでしょう。でも、ここらへん掘り下げると、面白そうですよね。私は時の政府をまったく信用してないけど〜。そもそも審神者の扱いが、藤子不二雄の「TPぼん」とは違うみたいだし。警察ってわけではないんだよね?きりがないと言いつつ考えてしまう私であった。
しかし、それにしても思い出すのは薬研藤四郎の顔と短パンと太ももですよ。ええ…こんなかっこいい存在、ある!?言うこともすべて男前だし。ついていきたい。あーもう目をつむれば薬研藤四郎…。
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刀剣乱舞×CoC『一門一刀』
天に星はなく地に灯りなく、一隻の舟が川を下る。
君の向かいには黒子姿の男が一人。
男の周りには灯りのないろうそくが7つ。
君の周りには小舟が7つ。
君の胸には7枚花弁の桜が一輪。
ひとつ、ろうそくが灯される。
刀剣乱舞×CoC『一門一刀』
「さあ語ろう。俺たちの物話を」
■シナリオ形式
探索者:PC骨喰藤四郎固定、極前のほうが望ましい
タイプ:ほぼ一本道
プレイ人数:1人想定
プレイ時間:ボイテキで3時間程度
傾向:RP中心
推奨技能:戦闘、目星、聞き耳、歴史
■事前準備
PCの顕現されてからのの記憶を7つ用意しておく。
■注意書き
このシナリオはフィクションです。
実在の事象をモチーフにしていますが、実在の人物団体公式諸々には関係ありません。
刀剣乱舞の世界観に個人的解釈を加えています。
この先はGM用の情報となります。
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以下、シナリオのネタバレを含みます。
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■背景
政府の調査に応じて、記憶を取り戻す実験を行ったPC骨喰藤四郎の話です。
この技術はイス人のものですので、最後に新しき偉大なる種族であるカブトムシがでてきます。
クトゥルフに詳しくない場合やセッションの雰囲気を壊す場合はでてこなくても大丈夫です。
本編中では己のルーツを辿るためより生まれる前に近い状況になっています。
それが冥界であることは事前に説明されますが忘れています。
意識が戻ると冥界下りのシーンから始まります。
謎の男との話を交わし合いながら7つの門をくぐっていきます。
謎の男は水子、刀剣男士の逸話の基礎になれなかった骨喰藤四郎たちです。
7枚花弁の桜はお守りです。
門をくぐるたびに自分の身代わりになって花びらが散ります。
ろうそくを受け取る場合、交換したPCの記憶は消えます。
最後までろうそくをひとつも受け取らない場合、謎の男との戦闘になります。
黄泉からの帰り道、振り返るとヨモツシコメとの戦闘となります。
勝っても負けても水子の記憶は持って帰れません。
代わりに差し出した記憶が戻ります。
見るなのタブーを犯した者は、なにも与えられないし奪われないのです。
■NPC
●男
刀剣男士・骨喰藤四郎の水子
ゲーム内で語られない逸話の集合体
表に出たい
●鯰尾藤四郎(変更可能)
PC骨喰藤四郎の記憶を取り戻す実��に付き添っている刀剣男士
●新しき偉大なる種族(イス人)
PC骨喰藤四郎の記憶を取り戻す実験を手動している
■導入
暗闇をそのまま溶かしたような水の上を舟がゆく。
天は黒々と染まり星はなく、果ても分からない。
いつから乗っているのかもどうして乗っているのかも思い出せない。
ときおり揺れる舟の上には君ともうひとり。
深々と黒い布をかぶった男がいる。
会話はない。
男の周りにはろうそくが7つ。
君の周りには小舟が7つ。
君の胸には7枚花弁の桜が一輪。
男「さあ語ろう。俺たちの物話を」
男「7つの門をくぐる先、お前はお前に生まれ変わる」
滑るように舟が進む。
男「俺が語る。お前が語る。どちらを必要とするかお前が決めろ」
君は自分の体がうまく動かせないことに気がつく。
視界が動かない。指も動かない。非常事態だが不思議と焦りも覚えない。頭に霞がかっている。
〈目星〉成功
見渡す限り灯りはない。
地平もなく天地が繋がっているようにも見える。
ただ、ここは川の上だ。それだけは分かる。
妙な浮遊感を覚えた君はSANC(0/1)
〈聞き耳〉成功
さらさらと流れる音もしない。
滑るように舟は進む。
音のない世界の居心地の悪さにSANC(0/1)
■1つ目の門・髭切
気がつけば進行方向に冠木門が立っている。
ふたつの柱の間に木を通した至って単純な作りだ。
舟が門をくぐる。
ひとつ、ろうそくが灯される。
花弁が一枚、散る。
男が口を開く。
男「これは薙刀の記憶。すっかり大人になってしまった源頼朝が座る。向かいには気に入りの大友能直がいる」
男「ここで下賜された」
ろうそくの灯りの中。
髭切と君によく似た背の高い男がいる。
ふたりは穏やかに話をしているようだ。
髭切「それで君はどこへ?」
??「西へ向かう。能直の伴だ」
髭切「ここも静かになるねえ」
??「お喋りは得意じゃない。変わらないだろう」
髭切「そういうことじゃないよ」
??「?」
髭切「うーん、寂しくなるってことかな」
不可思議な光景と共に、君は感覚が戻ったと分かる。
遠く、波のさざめきが聞こえてくる。潮の香りがほのかにする。
先程までは聞こえなかった川のせせらぎも聞こえてくる。
感覚が奪われていた事実に驚愕するだろう。
SANC(1/1D3)
男「お前の番だ。顕現されてからの物語を語れ」
(PC骨喰藤四郎に顕現されてからの記憶を語ってもらう)
話し終えると男は再び口を開く。
(男の反応)
男「どちらを取る?」
言外に、物語を選べと言われているのだと分かるだろう。
▼男の話を取る
ろうそくを渡される。
男「流せ」
小舟に乗せて流せということらしい。
舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話
「そうか」
一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
再び暗闇が戻り、男も黙る。
■2つ目の門・鬼丸国綱と大典太光世
2つ目の門をくぐる。
一枚の花弁が散る。
男「これは薙刀の記憶。大友家より足利に献上された」
男「九州より本土へ帰り、足利家に入った」
ろうそくの灯りの中。
豪華絢爛の部屋で大典太光世と出会う。
今のような陰鬱さはなく、屈託なく微笑む姿はどこか懐かしい。
??「はじめまして」
大典太光世「ああ、初めまして」
??「大きいな」
大典太光世「お前のほうが大きいだろう」
??「それはそうだが。存在感というのか?」
大典太光世「そうだと嬉しい。外はどうだ」
??「諍いが多い」
大典太光世「そうか……」
戦地で対面した鬼丸国綱と並ぶ。
互いに戦のにおいを纏っているが、それは彼の誇りであった。
鬼丸国綱「この前は敵だった」
??「だが今は共にある」
鬼丸国綱「いいことだ。擾乱は鬼を呼ぶ」
??「鬼とは何だ」
鬼丸国綱「人の欲だ」
??「呼んでもいいのか」
鬼丸国綱「呼ばれたものを斬っている。人は喜ぶ」
??「喜ぶのは、いいことだ」
男「お前の番だ。話せ」
(PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう)
(男の反応)
男「どちらを取る?」
▼男の話を取る
ろうそくを渡される。
男「流せ」
小舟に乗せて流せということらしい。
舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話
男「そうか」
一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
問に答えると、頭がふっと軽くなる。
思考の枷が外れたことに気がつくだろう。
再び暗闇が戻り、男も黙る。
■3つ目の門・三日月宗近
3つ目の門をくぐる。
門をくぐるたびに花弁が一枚散ってゆく。
男「これは薙刀の記憶。足利家の宝剣としていた」
男「諍いの合間穏やかに続く日々」
ろうそくの灯りの中。
整えられた庭園にいる。
隣には三日月宗近がいて、言葉もなくただ寄り添って歩く。
三日月宗近「先の合戦」
三日月宗近が口を開く。
三日月宗近「活躍したそうだな」
??「俺ではない。持ち主がだ」
三日月宗近「羨ましいかもしれん」
??「珍しいな」
三日月宗近「俺とてそういう気分にもなる」
??「なるか」
三日月宗近「なるな」
男「お前の番だ。話せ」
(PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう)
(男の反応)
男「どちらを取る?」
▼男の話を取る
ろうそくを渡される。
男「流せ」
小舟に乗せて流せということらしい。
舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話
男「そうか」
一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
暗闇が戻り、男も黙る。
川と門をくぐるうちに君は気づくかもしれない。
強制〈アイデア〉または〈知識〉:失敗は後で処理
川下り、7つという完全に一つ足りない数字、そして門。ここは冥界である。
ひとつ進むごとに死へと着実に近づいている。
この舟は動く棺桶のようなものだ。SANC(1/1D6)
3つの話が頭に浮かぶ。
・イシュタルの冥界下り
・ハデスとベルセポネ
・黄泉の国訪問
まるで直近だれかに聞いていたようだ。
これらの項目について、話の合間に〈歴史〉で思い出すことができる
(■情報 参照)
〈アイデア〉または〈知識〉失敗処理:
ただし、いま君はこの話を思い出すのに精一杯だったため、次からだ。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。
〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■4つ目の門・包丁藤四郎
4つ目の門をくぐる。
花弁が一枚散る。
男「これは薙刀の記憶。多賀豊後守高忠の元へ与えられた」
男「共に永禄の変を駆けた」
ろうそくの灯りの中。
どこかの屋敷の玄関、老人とともに立つ。
包丁藤四郎に見送られた。
包丁藤四郎「危なかったら逃げるんだぞ」
??「刀が逃げてどうする」
包丁藤四郎「主もおじいちゃんだし、無理はいけないんだ!」
??「無理かどうかは本人が決める」
包丁藤四郎「ああもう!骨喰兄はもっと自分を大事にしなよ!」
??「している。包丁、息災で」
あちらこちらで炎があがり、剣撃の音が響く。
息も絶え絶えな老人のもとで険しい顔をした君の姿がある。
強制〈歴史〉 成功 :
君の知る限り、永禄の変の時点で多賀豊後守高忠は亡くなっていた。
そもそも多賀豊後守高忠に与えられなかったという記録さえあることを知っている。
ないはずの歴史がなぜか正しく見える。
男「お前の番だ。話せ」
(PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう)
(男の反応)
男「どちらを取る?」
▼男の話を取る
ろうそくを渡される。
男「流せ」
小舟に乗せて流せということらしい。
舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話
男「そうか」
一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。
〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■5つ目の門・竜王
5つ目の門をくぐる。
門をくぐるたびにまた花弁が一枚散ってゆく。
男「これは薙刀の記憶。錦繍・厚板織・巻紙・金銀の豪華な土産が置かれていた」
男「松永久秀から毛利鎮実へと手渡される」
ろうそくの灯りの中。
今よりも大きな船が夜を進む。
播磨灘の上に、突如として光球が現れた。
海を渡る船を幾千万の光が囲む。
じりじりと距離をつめる光に慌てる男たち。
その中で毛利鎮実が叫ぶ。
毛利鎮実「命のある限りこの刀を離さない!」
光はふっと消えてしまう。
周囲の男「今のは一体」
周囲の男「竜宮の王か」
毛利鎮実「竜の王が骨喰藤四郎を欲しがったのか」
周囲の男「なんにせよ助かった」
男「お前の番だ。話せ」
(PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう)
(男の反応)
男「どちらを取る?」
▼男の話を取る
ろうそくを渡される。
男「流せ」
小舟に乗せて流せということらしい。
舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話
男「そうか」
一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
恒例となった問答を終えた君は、自分の体が楽になるのを感じる。
手が、目が、自由に動く。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。
〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■6つ目の門・一の箱
6つ目の門をくぐる。
花弁が一枚散った。残りは、1枚。
男「これは大脇差の記憶。大阪城、羽柴秀吉の元にあった」
男「冬の陣までずっとここにいた」
ろうそくの灯りの中。
一期一振と鯰尾藤四郎が共にいる。
鯰尾藤四郎「兄弟、今日はどこで遊ぼうか」
一期一振「鯰尾、いけませんよ」
鯰尾藤四郎「奥方様のところへ行かない? 三日月さんいるんだろ」
一期一振「先日お邪魔したばかりだろう、あまり迷惑をかけてはいけないよ」
骨喰藤四郎「また来いと言われた」
一期一振「それは言うでしょうが」
宗三左文字「おや、粟田口は相変わらず賑やかですこと」
にっかり青江「うんうん、華やかでいいよねえ」
南泉一文字「お前らも大概さわが……いやなんでもない睨むな」
南泉一文字や宗三左文字、にっかり青江の姿もあり、にぎやかだ。
一の箱に笑い声が響く。
そこには骨喰藤四郎がいる。
男「お前の番だ。話せ」
(PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう)
(男の反応)
男「どちらを取る?」
▼男の話を取る
ろうそくを渡される。
男「流せ」
小舟に乗せて流せということらしい。
舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話
男「そうか」
一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。
〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■7つ目の門・夏の陣
7つ目の門をくぐる。
君の胸の花弁が散る。もう一枚も残っていない。
男「これは大脇差の記憶。木村重成の手で振るわれていた」
男「夏の陣で井伊直孝と戦い、その手に渡る」
ろうそくの灯りの中。
敗戦色濃厚な陣地で戦っていた。
鎧兜をかぶった男が殺されるところだ。
骨喰藤四郎「重成」
もとより届かないと知りながら声をかける。
体が崩れ落ちてゆく。
殺した相手は骨喰を手にした。
赤揃えの男「大した刀だ。お館様が喜ばれるだろう」
連れられ進み、赤揃えの大将に渡される。
男「お前の番だ。話せ」
(PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう)
(男の反応)
男「どちらを取る?」
▼男の話を取る
ろうそくを渡される。
男「流せ」
小舟に乗せて流せということらしい。
舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話
男「そうか」
一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
暗闇が戻る。
■男の正体
男「すべての門をくぐったな」
男が言う。
おもむろに頭巾を脱ぎ捨てると、そこには骨喰藤四郎がいた。
男「聞きたいことはあるか?」
質疑応答
・選ばれなかった物語は消える、差し出した記憶は消える
・俺たちを呼んだのはそちら(※実験のこと)
男「俺たちは水子。刀剣男士の水子」
男「礎になれなかった物語たち。現れることのない逸話たち」
男「お前が受け取ったろうそくの分だけ表にでることができる」
■ろうそくによる分岐
▼ろうそくを受け取った
男「このまま舟に乗っていれば戻る。決して振り返るな」
そう言い残すと、男はとぷりと水の中へ還っていった。
ひとつずつ門をさかのぼってく。
いつか流した小舟が寄り添い、進む道を照らす。
遡る舟に付き従うように小舟がついてくる。
▼ろうそくをひとつも受け取らなかった
男「今の自分が大事か」
男「では、実力行使といこう」
骨喰藤四郎との戦闘に入る。■データ参照
■戦闘結果による分岐
▼勝利した
男が舟から落ちて、水の中へと還っていく。
舟が反対側へと動き出す。
ひとつずつ門をさかのぼってく。
▼敗北した
END-C とりかえばや
■帰り道
7の門
6の門
5の門
君は遡っていく
4の門
3の門
2の門
君は、振り返るだろうか
■振り返りによる分岐
▼振り返らない
▼男と戦った
END-A 黄泉路のことは夢のまた夢
▼男と戦っていない
▼ろうそくを受け取った
END-B つぎはぎフランケン
▼振り返る
君の後ろを静かについてきた影が、青銅の槍を構える。
その影は、青銅の鎧をはじめとした戦装束に身をつつみ、おそろしく古い恰好をしている。君を静かに睥睨する視線には侮蔑の色が濃い。
黄泉の国の女戦士、ヨモツシコメだ。SANC(0/1D6)
ヨモツシコメとの戦闘。■データ参照
1つの門をくぐるたびに1つのラウンドが経過する。7つ門をくぐった時点で戦闘終了。生き残っていれば勝利となる。
■戦闘結果による分岐
▼勝利した
END-A 黄泉路のことは夢のまた夢
▼敗北した
▼ろうそくを受け取った
舟のふちに手がかかり、骨喰藤四郎が姿を現す。
男「振り返るなと言った」
END-C とりかえばや
▼ろうそくをひとつも受け取らなかった
END-D 冥界止まり
■エンディング
●END-A 黄泉路のことは夢のまた夢
(※小舟があった場合)
小舟のろうそくがいっせいに消える。
同時に小舟は失速し離れていく。
君は君のまま、なにも失わず得られずに帰る。
舟の上で気を失ったはずの君は、ベッドの上で目を覚ました。
妙な夢を見たが、なにひとつ思い出せない。
ただどこか、懐かしかった。
鯰尾藤四郎「お、起きた起きた」
?「意識レベル正常。骨喰藤四郎、帰還」
枕元から声がする。
目をやれば、壊れた八重桜のガラス守りがあり、その向こうに鯰尾藤四郎が立っている。その掌の上にはカブトムシのような生き物。
カブトムシ?「実験終了。記憶の混濁はあるか?」
カブトムシ?「君には君の歴史を手繰ってもらった」
カブトムシ?「己のルーツを辿るため生まれる前に近い状況になってもらった」
カブトムシ?「ここまでのことは思い出せるだろうか」
鯰尾藤四郎「兄弟、大丈夫? 俺のことわかる?」
鯰尾藤四郎「……思い出せないか」
鯰尾藤四郎「ま、なんとかなるって」
鯰尾藤四郎「ゆっくり休んで」
●END-B つぎはぎフランケン
7つの門を抜けると、瞼がだんだんと重くなる。
舟の上で気を失ったはずの君は、ベッドの上で目を覚ました。
鯰尾藤四郎「お、起きた起きた」
?「意識レベル正常。骨喰藤四郎、帰還」
枕元から声がする。
目をやれば、壊れた八重桜のガラス守りがあり、その向こうに鯰尾藤四郎が立っている。その掌の上にはカブトムシのような生き物。
カブトムシ?「実験終了。記憶の混濁はあるか?」
カブトムシ?「君には君の歴史を手繰ってもらった」
カブトムシ?「己のルーツを辿るため生まれる前に近い状況になってもらった」
カブトムシ?「ここまでのことは思い出せるだろうか」
鯰尾藤四郎「兄弟、大丈夫? 俺のことわかる?」
鯰尾藤四郎「思い出せたんだ!」
鯰尾藤四郎「ゆっくり聞かせて」
少し記憶が混乱いているが、君の頭ははっきりとする。
得た記憶があること、決して思い出せない失った思い出があること。
それだけがたしかだった。
●END-C とりかえばや
男「お前は帰れない。代わりに俺たちが行く」
骨喰藤四郎が君に触れる。
触れられたところからなにかが変わってゆく。
君の意識はゆっくりと暗転した。
もう戻ることはない。
君の本丸へは骨喰藤四郎が戻るだろう。
過去を得て、本丸のことをなにも知らない骨喰藤四郎と名乗る男が。
●END-D 冥界止まり
舟のうえで冷たくなっていく君。
代わりになる存在もいない。
舟はまた向きを変えて下ってゆく。
帰るものはなにもない。
君の本丸では、骨喰藤四郎がいた証がなにひとつ残らないだろう。
■データ
●骨喰藤四郎
SRT:10 CON:10 POW:11 DEX:12
APP:10 SIZ:10 INT:13 EDU:15
DB:±0 HP:10 MP:11 装甲:なし
技能
〈日本刀(脇差)〉50%:1D6+db
〈回避〉24%
●ヨモツシコメ
SRT:11 CON:11 POW:14 DEX:8
SIZ:10 INT:13
DB:±0 HP:11
装甲:錆びた甲冑(6ポイント)
技能
〈錆びた青銅の槍〉75%:1D6+db
〈錆びた青銅の盾〉75%:あらゆる攻撃を受け流す
〈回避〉16%
■情報
●イシュタルの冥界下り
古代バビロニアの天界の女神イシュタルの冥界下りです。
7つの神殿と交換した7つの豪華絢爛な衣装をまとい冥界へと向かいます。
7つの門を開けるたびに装飾品を失い、かわりに体が軽くなります。
第1の門で、王冠を取り上げられ、感覚を手に入れます。
第2の門で、耳飾りを失い、知力を手に。
第3の門で、首環を失い、情欲と情熱を手に。
第4の門で、胸飾りを失い、野心を手に。
第5の門で、腰帯を失い、大胆さを手に。
第6の門で、腕環と足環失い、財宝を手に。
第7の門で、腰布失い、偽りと邪悪な陰謀を手に入れます。
冥界の女王エレシュキガルの怒りを買って殺されました。
しかしエアの手助けにより地上へと戻ることができました。
●ハデスとペルセポネ
ギリシア神話の冥界の話です。
ペルセポネに片恋をしたハデスが、彼女をさらいました。
ペルセポネの母デメテルはこれに怒り、大地に実りをもたらすのをやめてしまいます。
困ったゼウスはハデスにペルセポネを開放するよう使者をだしました。
ハデスがペルセポネを開放する際、ザクロの実を差し出しました。
ペルセポネはザクロの実の中にあった12粒のうち4粒を食べてしまいます。
母であるデメテルの元に帰りましたが、ペルセポネは冥界の食べ物を食べたことを告げます。
冥界の食べ物を食べたペルセポネは冥界に属する決まりに従わなければなりませんでした。
食べてしまったザクロの数だけ、1年のうちの1/3だけ冥府で暮らすこととなったのです。
●黄泉の国訪問
日本神話の話です。
イザナギは亡くなった妻のイザナミにもう一度逢いたいと黄泉の国へゆきます。
イザナミはすでに黄泉の国の食べ物を食べてしまっていました。
そこでイザナミは黄泉の国の神にもとに戻れないかと相談することにしました。
決して自分の姿を覗き見ないようにと約束をして、イザナミは相談に行きます。
話し合いは長く、イザナギはつい覗き見をしてしまいました。
そこには死者の形相をした恐ろしいイザナミがいました。
妻の姿に凍りつき、イザナギは一目散に逃げ出します。
イザナミは約束を破った夫に対して黄泉の国の女達、ヨモツシコメに命じて後を追わせました。
イザナギは機転を聞かせて地上まで来ると、大きな岩で道を塞ぎました。
■解説
■一門一刀
一つの門につき、一振りの水子がいることと一問一答から命名
■1つ目の門・髭切
鎌倉時代に源頼朝より大友能直が拝領した逸話
源頼朝と言えば髭切である
この説を採用すると骨喰藤四郎が吉光の作ではないことになる
PCはまだ頭がぼーっとしている段階なのでSANCは入らない
PLが気づいた場合、SANC(0/1)を入れても良い
■2つ目の門・鬼丸国綱と大典太光世
足利尊氏が西国に下った折に九州大友家から献上された逸話
大友氏で一緒にいた刀で実装済みの刀が不明だったため大友は飛ばした
大典太光世、刀剣男士として顕現された姿は前田家由来の逸話が多いため
前田家に渡る前の段階では違う印象だろう、と屈託ない天下五剣
鬼丸国綱は藤さん監修、以下解説
鬼丸国綱、刀剣男士の発言は鬼にこだわるが、不吉とされるのは江戸まで下る
足利の時代の鬼丸は権力の象徴、ゆえに欲の先にはこの名剣がいた
人の手を渡り、小鬼を切るその力を誇る居丈高な名剣
■3つ目の門・三日月宗近
足利家にいた逸話
足利家にいた段階では薙刀であったとの記録があるためまだ薙刀
足利宝剣の記録を入れず他になんのエピソー��を入れるのか
足利の世で箱入りの三日月と戦に出る骨喰の対比が見たかった
■4つ目の門・包丁藤四郎
足利義輝から多賀豊後守高忠へ与えられたとの逸話
豊後守は永禄の変で骨喰を振るったとの伝説がある
しかしシナリオ内でもあるとおり、この人の年齢的に永禄の変へ参戦は厳しい
後代が所持していた可能性、拝領されなかった可能性などがある
包丁藤四郎は消失した方なので、とうらぶの包丁藤四郎である
■5つ目の門・竜王
戦国期には太刀になった説もあるがややこしくなるので大薙刀説を採用
松永久秀(弾正)より大友家へと渡る際の逸話
三千両相当の謝礼で大友家がとりかえした際
使者である毛利鎮が播磨灘で出会った不思議な話
面白いエピソードのある骨喰
■6つ目の門・一の箱
豊臣家に伝わる頃には大脇差になっていたためここからは骨喰藤四郎名義
とうらぶに実装されている一の箱は全員でている(2020/05/13時点)
三日月宗近は一の箱ではなく奥方様のところにいるので不在
南泉一文字、猫を斬った逸話の前後が不明だが、刀剣男士として顕現した際に呪いが付与されたように見受けられるため、話し言葉に「にゃ」がつかない
■7つ目の門・夏の陣
夏の陣の木村重成が手にしていたという逸話
一般的には町人が堀から見つけたという説が有力であり、こちらの線は薄い
けれどもこれもまた骨喰藤四郎の逸話である
逸話として残っている以上、やはり骨喰藤四郎の水子である
極になっても燃えなかったことしか教えてくれない骨喰藤四郎の奥の深さ
■刀剣男士の水子
大阪夏の陣までに絞ったのにこれだけ面白い逸話が出てくる骨喰藤��郎
表にでない逸話の数々を表現するなら生まれ落ちなかった水子
1から7まですべての逸話を手に入れると、全く違う中身になる
眉唾ものからあったかもしれない景色まで、どれを選ぶのか
参考URL:
名刀幻想辞典
https://meitou.info/index.php/
刀剣乱舞ONLINE(とうらぶ)Wiki
https://wikiwiki.jp/toulove/
つるぎの屋
https://www.tsuruginoya.net/stories/honebamitoushirou/
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●商人(しょうにん)(あきんど)●商い(あきない)
●商人(しょうにん)(あきんど)●商い(あきない)
・あきんどの意味や使い方 Weblio辞書
・あきんど【商人】
〔「あきびと」の転〕
物の売買を職業とする人。しょうにん。あきゅうど。
[句項目] 商人の空誓文 ・ 商人は腹を売り、客は下より這う
・あきうど 【商人】
⇒ あきゅうど(商人)
・あきびと 【商人】
商人。あきんど。 「商賈(しようこ)の-は百族満ちにぎはひ/海道記」
・あきゅうど【商▽ 人▽】
〔「あきびと」の転〕
商人(しようにん)。
・しょう にん【商人】
① 商業を営む人。あきんど。
② 〘法〙 商法上、自己の名をもって商行為を行うことを業とする者をいう。また、店舗などの設備により物品販売を業とする者、鉱業を営む者も商人とみなされる。
「商人」に似た言葉
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ディーラー 売人 あきんど 商売人 商賈
・ディーラー [1] 【dealer】
①販売業者。メーカーの特約小売業者。
②自己の負担で証券為替の売買を行う業者。
③カード(トランプ)の札を配る人。親。
・ばい にん [0] 【売人】
① 品物の売り手。特に、密売組織の末端で、麻薬などの密売品を売る者。 「やく(=麻薬)の-」
② 商売人。あきんど。 「ここに酒造れる-に和泉清左衛門といふ有り/浮世草子・五人女 1」
③ 「売女(ばいた)」に同じ。 「色は-の事以来袂にも手は触れまい/おぼろ夜 緑雨」
・ しょう ばいにん【商売人】
① 商売をしている人。また、商売の上手な人。あきんど。商人。
「いっぱしの-になった」
② その道の専門家。くろうと。
③ 水商売の女。商売女。
・ しょう こ しやう- [] 【商賈・商估】
商人。あきんど。また、商店。
一時 この名で呼ぶことが流行った時期がある。
物々交換から始まった職業で独立して古文書などに記載されたのが平安中期以降に成る。
前の士農工商にも少し書いたけれども日本の経済を動かしてきた職業である。
あきんどやあきないなど呼ばれて時には上に時には下に見られてきた。
飽きずに仕事をするからあきないなどと言われていたこともある。
日本は本当にコトバ遊びの好きな国で語源がハッキリしないコトバが多い。
楽しい国である。
コトバ一つ調べていてこんなにもワクワクする。
自分の思い過ごしでトンでもない意味で理解していたり聞かされた事と全然違う意味だったり。
知ることで又楽しみが増える。
有り難い事だ。
●商人(あきんど)
【意味】あきんどとは、売買を仕事とする人。しょうにん。
【あきんどの語源・由来】
あきんどは、平安中期の辞書『和名抄』に「商人」の意味として「あきひと」があり、『古今集』には「あきびと」の例が見られる。
「あきひと」「あきびと」が音変化して「あきゅうど」となり、「あきんど」となった語で、あきんどの「んど」は「人(ひと)」を意味する。
あきんどの「あき」は、動詞「商う(あきなう)」の「あき」。
「商う」の「あき」は、農民達が収穫物を売買したことから、収穫の季節となる「秋」を語源とする説が定説となっているが、物を買い求める意味の「購う・贖う(あがう・あがなう)」と同源とも考えられるため、正確な語源は未詳である。
●商い(あきない)
【意味】 商いとは、売買すること。商売。売り上げ。
【商いの語源・由来】
商いの古形は「あきなひ」で、動詞は「あきなふ」。
商人を「あきひと」と言ったことから、「あきなふ」の語構成は「あき」と「なふ」であることがわかる。
「なふ」は「おこなふ(行う)」や「おぎなふ(補う)」などの「なふ」と同じく、動詞をつくる接尾語である。
商いの語源は、農民の間で収穫物や織物などを交換する商業が、秋に行われたことから「秋なふ(秋なう)」から動詞「あきなふ」が生まれ、「あきない」になったとする説が定説となっている。
しかし、物を買い求めたり、何か別のものを代償として手に入れる意味の「購う・贖う(あがう・あがなう)」と同源とも考えられ、商いの語源は「秋」が正しいとは言い切れず、正確な語源は未詳である。
●商い、あきない - 日本語を味わう辞典(笑える超解釈で言葉の意味
http://bit.ly/39r52y1
https://www.fleapedia.com/%E4%BA%94%E5%8D%81%E9%9F%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/%E3%81%82/%E5%95%86%E3%81%84-%E3%81%82%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%AF-%E6%84%8F%E5%91%B3/
あきない(商い)とは、商売、商売をすることという意味。日本語の「あきない」は、漢語の「商売」「売買」「商業」などと比べると、「その日の分だけ稼げばいい」といったのどかな響きがあり、一攫千金でがっぽり儲ける事業には結びつきそうもなく、いまどきの会社で「あきない」をやっているところはほとんどない。
「あきない」の「あき」は、季節の「秋」や満ち足りるという意味の「飽き」と同根で、収穫期になって満ち足りた作物を交換するという意味があるのではないかとされる(他に諸説あり)。「ない」は、「占い(うらない)」「償い(つぐない)」のように、名詞や形容詞の後について、その行為をする意を表す接尾語であり、「あきない」は「あき」を「すること」となる。「商い」は「飽きない」でこつこつやるべきものだから「あきない」というのだという俗説があるが、語源から考えると、ほんとうの商いは飽きてもなおがんがんやるべきもののようである。(CAS)
面白い意味で物事をしていて飽きるかなあきないにならないから飽きないという
こんなことも聞いたことが有る。
飽きたら何にも出来ないからね。
兎に角 色んな語源からこんな言葉が生まれてきている。
日本語とは こんなに楽しい意味が裏に隠れた言葉多い。
だから 語源がはっきりしない言葉が多いのだろうね。
●商人(しょうにん)http://bit.ly/wI3W3n
商品を他の商品との物々交換、あるいは貨幣とをもって交換を行う作業を仲介する職業(商業)に従事する者を指す。
農業を尊んで商人を卑しい人間と見なす慣習(農本主義)がある。日本で独立した商人階層が形成されるのは、律令制と中小豪族が没落する平安時代中期以後であるとされる。
市 以外の場所で商売を行う者が出てくるようになる一方、有力な権門と結びつく者も現れるようになる。
貞観6年(864年)に市籍人が貴族や皇族に仕える事を禁じた命令が出されている。
やがて、有力権門や寺社の雑色・神人などの身分を得てその権威を背景に諸国と京都を往復して交易を行うようになる。
やがて、権門や寺社を本所として仰いで奉仕の義務と引き換えに諸国通行自由・関銭免除・治外法権などの特権を保障された集団「座」を結成するようになった。
●著者名:五島邦治著『京都 町共同体成立史の研究』 評 者:小西 瑞恵
http://www.iwata-shoin.co.jp/shohyo/sho635.htm
掲載誌:「日本歴史」696(2006.5)
都市京都の研究史を回顧すれば、膨大な著書・論文が挙げられるが、その基調を形作ってきたのは、林屋辰三郎『町衆』(中公新書、一九六四年)であり、京都市編『京都の歴史』全一〇巻(学芸書林、一九六八~七六年)や、秋山国三・仲村研『京都「町」の研究』(法政大学出版局、一九七五年)などであった。これらは戦後から一九七五年頃までの仕事であり、一九七〇年代から都市研究が隆盛期を迎えるなかで、京都についての優れた研究が積み重ねられていった。具体的には、戸田芳実・脇田晴子・網野善彦・黒田紘一郎・五味文彦・瀬田勝哉・川嶋將生の諸氏による研究で、理論的にも実証的にも、京都研究は豊かに成熟していった。しかし、研究が精緻になる一方、「町衆」論と研究との乖離も生じてきたと思う。
この著書で五島邦治氏が提起しているのは、従来の「町衆」研究の基調を継承しながら、現在生じているさまざまな難問を解決する試みである。著書は「第一部 都市民の誕生と祭礼組織」、「第二部 町共同体の成立」、「第三部 地域の都市民」に分かれる。
第一部の「第一章 平安京の成立と都市住民の形態」で、まず、京戸と平安京に住む都市民の実勢とのずれが指摘され、新興都市民を表すことばには、
(イ)市人・市籍人・市廛百姓・市郭之人、
(ロ)下級官人・有力貴族の下部、
(ハ)豪富之室・富豪之輩、
(ニ)漠然とした地域をさすことばを冠する者、があり、初期都市民をさす特定のことばは、成立しなかったとする。
(イ)(ロ)(ハ)は、実は同一の都市民の実態をさし、新興都市民の実態そのものが、都市と地方をともに生活基盤としてそれぞれ分有し、その間を往来するという都市民としては不徹底なものであった。この背景には、本質的に都市と地方との未分化があった。しかし、平安京のなかにも都市的な文化の発生がみられることが、「焼尾荒鎮(しょうびこうちん)」(任官・昇任等の際の祝宴、荒鎮は大酒すること)と「御霊会」の分析を通じて語られる。
●京戸 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/京戸
京戸(きょうこ/けいこ)は、日本の律令制において、京に本貫を持った住民のこと。
「京戸」の存在は、日本独自の制度とされている。
日本の律令制がモデルとした唐の都長安の場合、関内道(後京畿道)-雍州(後京兆府)の下に万年県(西側)・長安県(東側)が設置され、他の地域と同様の道-州-県という地方制度の下に置かれていた。
これに対し、日本の場合には大和国や山城国といった令制国とは別に京職と呼ばれる別の官司の管轄下に置かれていた(京職は「京」という都市空間において、国家機能を円滑に機能させるための維持・管理を行っており、京の地方行政のみを行っていた訳ではない)。
養老律令には、「京戸」という語はないが、令義解の戸令注釈(居狭条・穴記)より古令(大宝律令の令)に「京戸」の語が存在したことが知られている。
また、『続日本紀』以降の六国史にも「京戸」の語が見られる。
●商品(しょうひん)http://bit.ly/yhfNpe
経済活動において生産・流通・交換される物財のことである。商品には具体例として食品や衣類などの物のほかに、法律相談や郵便配達などのサービスや、証券などの権利、情報などが含まれる。
販売する物財に主眼を置く場合には、商材(しょうざい)とも呼ばれる。
●物々交換(ぶつぶつこうかん、英: barter:バーター) http://bit.ly/yWIUm8
貨幣などの媒介物を経ず、物品と物品を直接に交換すること。
「物」とあるが、無形のサービスについても使う。
近代では、貨幣への信頼が無くなったり、超インフレーションが起こったり、貨幣の発行が途絶えたりして、貨幣経済が麻痺した状況下で行われる。近年では、ソ連崩壊直後のロシアでの物々交換経済が顕著であった。
正常に貨幣経済が機能していても、片方に支払い能力が乏しいとき、バーターとして、商品で支払われることがある。給料の現物支給なども、物々交換の一種である。
物々交換は、決算に金額として現れないので、定量的に評価することが難しく、経営の障害になる。
マクロには、経済政策を立てる上での障害になり、課税も難しい。
●貨幣(かへい)とは、http://bit.ly/zIB9tQ
商品交換の際の媒介物で、価値尺度、流通手段、価値貯蔵の3機能を持つもののこと。
商品の価値尺度、交換手段として社会に流通しているもので、またそれ自体が価値あるもの、富として蓄蔵を図られるもの。
●商業(しょうぎょう)
財やサービスなどの商品を所有している人やまたは存在している場所と、必要としている人または必要としている場所を結びつけることにより利益を得る職業または経済活動である。
多くは貨幣の媒介を経て市場や個々の店舗において取引(商取引)という形式をとって行われる。
ただし、貨幣や市場などを媒介しないケースを含める場合には「交換」と呼ぶこともある。
また、「商業的」という場合、「営利を目的として」という意味になる(例:商業的生産)。
商業を生業としている人を「商人」という。
●商行為(しょうこうい;独Handelsgeschäft;仏acte de commerce)とは大陸法系の商法において、その適用範囲を確定する際に用いられる基本概念の一つ。
また、企業活動の意味でも用いられる。http://bit.ly/yizQ3w
●商法(しょうほう)http://bit.ly/zSZghb
商人の営業、商行、その他商事についての一般法である。
●農本主義(のうほんしゅぎ)http://bit.ly/wmNKyg
明治時代以降の日本において、立国の基礎を農業におくことを主張した思想もしくは運動である。
英語ではpeasantism(農民主義)。
●権門(けんもん)http://bit.ly/xhAun4
古代末期から中世の日本において、社会的な特権を有した権勢のある門閥・家柄・集団を指す言葉。
類似した意味を持つ勢家(せいか/せいけ)と組み合わせて、権門勢家ともいった。
「権門」と「勢家」はともに中国の古典に記された故事に由来する語で、平安時代初め頃から使われるようになる。
902年(延喜2年)3月13日付太政官符(すなわち『延喜の荘園整理令』)には、「権門」「多勢之家(勢家)」などの語がすでに見られ、諸院諸宮王臣家あるいは五位以上の貴族の意味で用いられていたことがわかる。
摂関政治の時代に入ると、地方の在地豪族が国司の介入を排除するため権門に土地を荘園として寄進して不輸権・不入権を獲得するようになった(荘園領主)。
特に藤原北家でも摂関の地位を占める可能性のある一族に寄進が集中して格差が拡大し、それ以外の貴族が「寒門」として没落するようになった。
当時の政治は権門によって運営されていたために、荘園整理などの権門抑制策には消極的だったが、一方で政治的権威の基盤である太政官 - 国衙の支配体制の崩壊も望まれるところではなく、官物率法の導入などによってその最低限の維持政策は取られ続けていた。
しかし院政の時代に入ると藤原北家への権力の集中に翳りが見え始め、それと平行して治天の君(皇室の家督)、村上源氏、興福寺や延暦寺などの大寺社勢力、そして平家に代表される武士団を背景とした新しい武家勢力の棟梁などが、新たな権門として浮上するようになる。
これらはしばらくの間互いを牽制するかたちで並列的に存在したが、やがて平安時代末期の源平合戦の動乱から鎌倉幕府の成立を経て、いわゆる「荘園公領制」の時代に入ると、「権門体制」と呼ばれる新秩序が確立されたと考えられている。
●荘園整理令(延喜の荘園整理令から転送)http://bit.ly/waN2VF
荘園整理令(しょうえんせいりれい)は、平安時代に発布された一連の法令のこと。
特に有名なものは、1069年(治暦5年 = 延久元年)に後三条天皇が全国の荘園を一斉整理する目的で発令した延久の荘園整理令であるが、実はこれを遡ること150年前の醍醐天皇の時代から天皇の代替わりごとに度々発令されている。
●荘園 (日本)http://bit.ly/zqQi0C
日本の荘園は、奈良時代に律令制下で農地増加を図るために墾田私有を認めたことに始まる(初期荘園)。
平安時代には、まず小規模な免税農地からなる免田寄人型荘園が発達し、その後、皇室や摂関家・大寺社など権力者へ寄進する寄進地系荘園が主流を占めた。
●簒奪(さんだつ)http://bit.ly/ypvC3B
本来君主の地位の継承資格が無い者が、君主の地位を奪取すること。
あるいは継承資格の優先順位の低い者が、より高い者から君主の地位を奪取する事。
ないしそれを批判的に表現した語。本来その地位につくべきでない人物が武力や政治的圧力で君主の地位を譲ることを強要するという意味合いが含まれる。
●君主(くんしゅ)
一般に、世襲その他血統を背景とする権威により、主権国家を継承し、統治する臣民の畏敬の対象となる地位にある者をいう。
◆関白(かんぱく) https://ja.wikipedia.org/wiki/関白
成人の天皇を補佐する官職である。令外官であり、また、実質上の公家の最高位であった。敬称は殿下。
◆豊臣秀吉#関白任官と紀伊・四国・越中攻略
https://ja.wikipedia.org/wiki/豊臣秀吉#関白任官と紀伊・四国・越中攻略
天正12年(1584年)11月21日、従三位権大納言に叙任され[28]、これにより公卿となった。この際、将軍兼任を勧められたがこれを断る[29][注釈 22]。
天正13年(1585年)3月10日、秀吉は正二位内大臣に叙任された。そして3月21日には紀伊国に侵攻して雑賀党を各地で破っている(千石堀城の戦い)。最終的には藤堂高虎に命じて雑賀党の首領・鈴木重意を謀殺させることで紀伊国を平定した(紀州征伐)。
四国を統一した長宗我部元親に対しても、弟の羽柴秀長を総大将、黒田孝高を軍監として10万の大軍を四国に送り込んでその平定に臨んだ。毛利輝元や小早川隆景ら有力大名も動員したこの大規模な討伐軍には元親の抵抗も歯が立たず、7月25日に降伏。元親は土佐一国のみを安堵されて許された(四国攻め・四国平定)。
秀吉はこの四国討伐の最中、二条昭実と近衛信輔との間で朝廷を二分して紛糾していた関白職を巡る争い(関白相論)に介入し、近衛前久の猶子となり、7月11日には関白宣下を受けた。
◆本姓について https://ja.wikipedia.org/wiki/徳川氏#本姓について
日光東照宮に残る家康の口宣案等はすべて源家康となっており、徳川氏が源氏を継続的に称していたことになっているが、これは三代将軍徳川家光の代である1645年(正保2年)に、散逸した分を補填したとして改変されたものであると見られている
永禄9年(1566年)の叙爵は実際には、「系図発見」の経緯もあって藤原家康としておこなわれており、この時点では藤原氏を称していた。笠谷和比古は源氏の棟梁である足利将軍家に家康がつてを持たなかっただけでなく、将軍家が当時当主不在であるという異常事態を迎えており、取り次ぎを行った近衛前久が官位奏請を行うためには藤原氏一門であるほうが好都合であったという指摘を行っている。
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【三幸】草枕之夢3&4
三。 後來,幸村始終也沒能知道那個月黑風高暗影幢幢的夜晚,自己的父親到底跟石田三成具體都談了些什麼好事,在他終於被前來喚他的兄長帶去歇息之時,兩人之間甚至連形式上的客套都還沒完全結束。 不過,有一件事他倒是很清楚,就是石田三成接受了昌幸的邀請,在上田城暫時借住下來作了客。 德川來犯之際,上田城還是個連天守閣都尚未修建完畢,規模不算十分巨大的山城。整個城郭依山建造,本丸座落於地勢較高的南方,被一道不淺不深的護城河恰恰圍繞著,從城門看去,很容易便能一路望見底下的二之丸與三之丸,都在讓晴光映照得一熘瑩綠油翠的青青樹蔭之下掩蓋著。 「說起來,倒是依稀聽聞過,上田城的櫻是遠近馳名的。可惜,早入夏了。」 「是…那個,還有,秋季時的紅楓也非常漂亮……」 「是嗎。那我來得是未免太不湊巧。」 不,幸村倒覺得很是湊巧呢,就像一開始就全算計好了一樣那麼湊巧。望著走在自己幾步之前的人宛如夕照薰染的鳶色長髮,幸村默默地把話全部咽進了肚子裡。 幸村今天一如往常地起了個清早,到院子裡進行慣例的晨練之時,是幾乎把昨夜的事忘了個一乾二淨的。或者用更準確的說法,他記得,但救了自己一命的人居然是羽柴的家臣這件事本身顯得不太真實,他的腦袋也就沒有好好運作過關於它與他的深度思考。 以至於,當他在清晨微暖的溫度下忘我地揮灑薄汗,卻偶然一個眼神斜眄瞥見了正正坐在廊下撐著臉望著他的人之時,一下子全部湧上腦袋的記憶差點讓他把木槍飛了出去。 好不容易握住了槍,但幸村還沒緩過氣來,他想自己的表情大概十分精彩,因 為對方露出了看上去興味盎然的奇特笑容,輕輕嗤了一聲,接著便擺了擺手。 「不必在意我。繼續。」 不過幸村可不覺得自己的神經有粗到那個地步。他用連自己都沒察覺到的慌忙態度胡亂扯了幾下身上因為大動作揮槍而有些不整的衣服,雙手握槍,恭恭敬敬地行了一個禮。 「失禮了,您怎麼…」 「昨日時間晚了,你父親讓我先住下;而我今個似乎是又起得早了,滿城裡只見著你一個人。只是這樣而已。」 所以不用在意我,繼續吧。一次性把幸村能問的問題全都預先回答完了的男人語氣平淡流暢得就像順流緩緩的溪水,話音落下之際如同滴濺的水珠一樣乾淨又清脆。這個人是故意的吧。一時有些失語的幸村只能愣愣地盯著對方。石田三成。即便沒有思考,那個名字也自然而然地流進了腦海裡。三成今日穿的不再是昨日的戰服,深紺的長衫外罩的是薄藤色的羽織,——配上仲夏曉時還算溫煦的陽光,襯得本來稜角分明的眼畔都有些柔和起來。——看上去是三成自己的衣物,那麼根本是連會住下來都預想到了嗎…… 「怎麼。我的臉上有東西嗎。」 讓你看了這麼久?三成故作詫異地摸了摸自己顯然什麼都沒沾到的臉,瞇著眼,又淺淺地笑開了。 幸村感覺自己雙頰的熱度再次燒了上來。 這個人絕對是故意的…!不但是故意的,而且還非常清楚自己的容姿能帶來什麼樣的效果! 在對方笑容滿面的逼視下,鬼使神差一般,幸村倉促地吐出了不知道是從哪顆膽子下生出的話。 「不、這個,那…那個!要是您有空閒不嫌棄的話,願意借給幸村一些時間嗎?」 因為有想要給您看的東西。 說是有東西想給三成看,不知怎麼地,兩人走著走著卻成了三成在前信步晃著,幸村跟在後面小聲指路的奇妙情形。 「三成大人,從前面出去就是了。」 三成回頭看了一眼指著前邊城門的幸村。 「也就是說,要出城嗎?」 「啊、就在城邊附近的!請不要擔心…」 「我倒也不覺得你有什麼值得擔心的。」 說畢不等後面的人接話,三成便逕自走向前去。幸村嘴角微微抽了一下,勉強扭曲出了一個算作是苦笑的神情。這該說是被小看了呢還是……被信任著呢? 不過,好歹幸村說的是實話。走出本丸的後城門沒多久,跨越護城河上因為位於後方而有些年久失修搖搖欲墜,一般人不會通行的木橋後,兩人便來到了他想去的地方。 「就是這裡了,三成大人。」 夏天確實是一個處處生機蓬勃活躍,有如每個小生命都在艷陽之下盡著自己的全力散發耀眼光芒一般的季節。眼前是一落空曠開闊的青草地,每枝小草都青翠欲滴,像是要證明自己鮮活的生命一樣折射著亮麗的光采。不過最引人注目的,還是他倆視線正中間,一株相當巨大的樹。 「哦,這是…」 大樹看起來樹齡不低,樹幹至少能合幾人之抱,無數枝條別致地低低垂下,斜風一吹,上邊的嫩葉便隨風款款顫動。 如果這樹有花,想必會是一番醉人無比的奪目美景。 「是,櫻花。」 三成有些意外地看向了跟枝條一樣低著頭的幸村。 「這株櫻花樹是,我以前跟哥哥四處玩耍時偶然發現的。因為在城的背面,離城下町也有一段距離,其實不怎麼常有人來,不過…」 幸村總算不再盯著櫻花樹的樹根,稍稍抬起頭來,視線對上了望著自己的三成。 「三成大人前日的救命之恩,不敢忘記,但幸村身無長物,無以回報……如果改時,您有機會在春日光臨上田,請務必,來看一看它盛放的姿態,這是幸村認為的,上田城最美麗的地方。」 一口氣把自己想說的話全部講完了的幸村,一臉認真地看著三成,似乎在等著他回應,反倒是三成沒了話,兩人一時之間相對無語。 微風吹過,再次揚起千百條此刻仍是翠綠葉枝的櫻樹,也吹起了青年柔軟而色澤飽滿膠漆也似的黑髮,與他額上絳紅缽卷的長長飄帶一同在空中飛舞。 「…、…」 三成微微撇過頭,掩嘴,笑了。 「可當真是個有趣的孩子……」 「!三成大、」 三成抬手制止了幸村驚慌的語氣,勉強壓住笑意,問道:「你今年多大了?」 「十…剛滿十八,不久。」 「呵,果真是孩子。」三成瞇起眼。「你有什麼可回報我的?你並不欠我什麼。倒不如說——」 男人伸出一隻手指向他,陽光從他茶褐帶赤的髮間瀝下了璀璨的金色芒點。 「是強行自顧自打落了那枝箭的我有負於你,對吧?」 幸村清澄的黑眸一下子就撲上了看似是來自困惑的暗影。 「這個,您是什麼意思……?」 三成不以為然地哼了一聲。 「那枝箭,以你的能力,分明是可以察覺的吧?」 「不是的,那時我——」 「沒錯,那時候的你在發呆,在戰場正中間發呆。拋開這點不提,我可還沒有瞎,在下令放箭的同時立即掉轉馬頭衝出射擊範圍內,擁有這樣馬術的你,會閃不開那區區一枝箭?」 沒有給幸村反駁的機會,三成收回手,雙手抱胸,繼續冷笑道:「從我出聲警示,你『總算』注意到暗箭,到我擊落它,這中間的毫秒理應足以讓你做出數種行動規避,然而……」 你卻什麼都沒有做。 三成的笑美得像盛放的潔白冬櫻,幾乎讓幸村在炎炎夏日裡感到了切實的寒意。 不論是發呆,或是反應不及,在在都表明著不欲人知,甚至可能連自己都未曾覺察的心跡。 「年幼的孩子,為何如此不珍惜你的性命,急於自棄,急於求死?」 長長的靜默。 「不是……」 「哦?」 「…………不是的!」 幸村看上去像是努力維持著快要崩���的表情。 「我還要,與兄長,與父親大人,一起守護真田家…是這樣…的!並沒有……您說的……我還有,真田家…………」 三成望著幾乎是在顫抖的幸村,開了口又閉上,最後,幾不可聞地歎了口氣。 「是嗎,那樣也好。」 「對不起…幸村…失態了……」 「不,是我唐突了。」 背過身去不再看著幸村,三成看似隨意地回答。 「既然你說不是那樣,那便不是罷。」 ……生氣了嗎?幸村稍微平復了呼吸,有些擔憂地看著三成的背影。與他相處算上來總共還不超過一個時辰,幸村就感覺自己全身都像被解構了數次一般,只有外在還勉強保持形狀,內裡卻已經碎裂成無數殘片,在鎖住它們的軀殼裡瑟瑟顫抖,互相撞擊。其實真正該生氣的或許是自己才對。但此刻幸村更擔心自己有些過激的反應是否惹怒了三成。 ──不想讓對方因此棄己而去。 這個念頭有如電光逡巡閃過幸村的腦海裏時,他驚訝地微微睜大了眼。 但不出幾秒,對方就開口了。 「……抱歉。」 雖然依舊是對著空氣說話。 「我似乎經常會讓人感到不快,即便我沒有那個意思。但你要知道……」 話語截斷的一瞬間,三成回過了頭來。他的眼睛是流淌著透明光芒的琥珀色,眼畔如鉤,眼神如虹,總是,總是能,那麼輕易地就貫穿他的心臟。 「昨日之事,我並不希望在你身上發生第二回,幸村。」 啊啊。說起來。 自己似乎還是第一次被石田三成呼喚名字。 山から陵が失われ 「我知道勸你沒有用。」 兼續的聲音聽起來像在即將乾枯的水塘裡翻尾掙扎的錦鯉。 「我也…不是為了勸你而來。」 川の水が干上がり 他終於搖搖晃晃地從廊下站了起來,灑了一木板地的雪花。 庭院裡是種得滿滿的鮮紅的椿花,在銀白世界裡既不客氣也不知愁地怒放。兼續覺得自己從未像現在這麼痛恨那份妖艷的美麗過。 「但是……三成真的希望你為他這麼做嗎?」 冬に雷がとどろき 他終於轉過身去。 屋裡的人也望著他,穿著一襲素黑的衣,黑得宛若融蝕滲透一切的沉墨,與他同樣深黑的髮,點漆的眸,整個人似乎完全被冰冷的黑給佔據。 只有一個地方例外。 遮住了他所有的表情,讓他只剩兩只眼睛靜靜地瞅著自己的。 ──是一把與椿花同等淒艷的紅扇。 「啊啊,誰知道呢。」 幸村捏著扇子的指尖好像凍得幾乎發白。 「希望也好,不希望也罷。」 在兼續無法看見的角度,幸村再次露出了安穩的微笑。 「結果都是一樣的。」 幸村是不會改變心意的。 因為,那是……── 四。 連隨意的風裡都呼哨著炙熱的氣息。盛夏光年本當匆匆而過,卻那麼輕易地在他微蹙的雙眉裡凝結,在澄澈的眼眸中流淌,任由亙古長存的東陽肆意照耀,見不著一絲半縷的動搖跟變幻。 然而更可能,一切全只是他太過心甘情願的錯覺。那句簡單的話語可以指稱千樣百種的意思,不論是普通地認為自己是個如果失去會甚為可惜的人才,或者裝模作樣地想要藉由訓訓自己逞一逞主家氣勢──甚至說不準就只是石田三成覺得自己特地費了力氣救下來的人,倘若又為了差不多的原因再次倒下,那也未免太蠢了!而已。不管哪一種,顯然都不是什麼了不起的理由。 不管哪一種,似乎都不構成讓此時此刻的幸村不得不困窘地聽著自己鼓動的心音澎湃撞擊的理由。 「……?怎麼了,臉這麼紅。」 可是太熱了?面對對方毫無顧忌地就向自己頰上撫來的手,幸村嚇得簡直是避無可避,就這麼死釘在了原地任憑擺布。不知是他體溫高了些,還是三成的體溫本來低了些,觸上肌膚的指尖居然顯得有幾分冰冷,涼涼的,一點不扎人。三成象徵性地摩娑了幾下後便停了手,卻不撤回,倒是若有所思地望著把自己杵成了石像的幸村,輕飄飄地繼續開口了:「或者……難道我又講了什麼令你不悅的話?」 像是被三成有意無意咬了勁的又字戳著了脊梁骨,幸村一下彈開了半尺遠,結結巴巴地答道:「不、不是……沒有的,三成大人!」 好像對幸村的驚慌以及其實略有些失禮的舉動都不甚在意,三成把眼神移向了櫻樹,淡然道:「你父親──安房守殿下邀我住下幾天,我蒙他盛情好客,實在卻之不恭,便不曾推辭。」 這話題顯是飛躍得快了些,幸村眨巴著眼,一時有些回不上話,只好諾諾答道:「這個…父親大人…給您添麻煩了?」實際上他也不知道有什麼麻煩的。 「呵,」三成淺淺一笑。說是笑,也就是隨意地勾了勾唇角,眼神依然平靜無波。「他留我有他的理由,我應他自然也有我的理由,談不上麻煩。我就直說了吧,安房守殿下的才智,秀吉大人一向是久仰的,我自然也是如此;昨日一見,更肯定安房守殿下必是個胸中有丘壑之人,不似尋常只知賣弄口舌的謀士。不過……」三成微微瞇起眼,語調一轉:「畢竟你父親功績卓著,歷歷在目…所以,比起白紙黑字,只怕還需要些更有力的友好證明。」 話說到這份上,也算得是相當明瞭了的。 三成所言,無非就是在向數次易主以致於信譽可以說是早已危急之至的真田家,提出質子的要求。 況且,這長篇大論,居然是拿來跟幸村這一個打出生起就無緣政事的次男侃侃而談,話裡頭的弦外之音,自然也就不言而喻了。 幸村直覺有些不妙,剛想後退一步,三成卻更快地跨上前來,在他肩上一拍:「你父親已經應允,讓你幾日過後和我一起往去大坂。做些準備吧。我很期待你的武勳,像昨天那樣的傻事,可別再有第二次了。」說罷不等回應,轉身便走,扔下了幸村一個人愣愣地站在原地。 走得幾步,三成也沒有停下來,只是暗自歎了口氣。 這下估計是會被討厭了。自己的措辭不論是對那孩子的父親或是孩子本人都顯得相當不客氣,這他也是明白的,何況說的還是請人家上貢出兒子當人質的要求。然而與真田家的結盟是秀吉大人交代下來的大事,半點怠忽不得,他也沒有理由對這樣一個大名都沒全搆得上的城主特意溫言悅色,滅自己威風,對真田昌幸這種人,是該拿出點氣勢壓他一壓──不,恐怕在這麼想的同時就已經輸了氣勢吧。三成低低啐了一聲。 說起來,真田幸村這個名字,石田三成並不是第一回聽見。 起碼在好友寄來的書信裡,就見過兩三次。 大概也不只兩三次。三成與直江兼續結識,算起來還不滿半載,但兩人一見如故,即使分處兩地,仍然魚雁不絕──是,哪怕三成的回信再簡短冷淡,兼續都有辦法繞回有關於義和愛的微言大義,這八成也是種了不得的才能。在那些信裡,兼續就有數次提及如今身處上杉的真田家質子:長得一臉清凜討人喜歡,槍術高明不說,最重要的是個性特別可愛!把兼續提到的所有「源次」總括起來,大概就是這副形象。 不管怎麼說,看起來確實是喜歡得不得了。 抱歉了兼續,這也是為了搜刮良才,讓秀吉大人早日平定天下。想像了一下摯友得知自己放回老家參加防衛戰的孩子不但不會再回來,還是被他給帶走時會露出什麼樣的神情,三成忍不住暗笑了一下。不過與此同時,「孩子」被他丟在樹下發怔的樣子又忽然浮現在了眼前,才有點抬頭的心緒一下子又沉了下去。 ──為什麼急於求死。 ──不希望在你身上發生第二回。 沒有比這些更不像石田三成的話了。那孩子連臉都脹紅了,想必對自己莫名其妙的指謫也是敢怒不敢言,對此自己唯一能做的居然只是用更加無禮的語氣跟行為扯開話題,實在是…… 說到底也不過是這種程度的人嗎。 懷抱著夾雜些許後悔的複雜心情,三成沉默著踏上了連接上田城後門的老舊木橋。
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三幸/草枕之夢/1&2
同時寫兩篇稿好要死然後雖然沒人看但我還是把之前的部分附上好了。
人間五十年,如夢亦如幻。吾身即朝露,夢中又一夢。
許是這年冬雪到的早,不過十月初幾,九度山上的冬椿已然有了含苞待放的姿態,艷紅的花瓣顫顫欲墜,讓枝上簇簇白雪擁著,越發紅得張揚,幾乎令人怵目驚心。幸村伸出手去,堪堪掐下一朵花來,瓣上幾點碎雪在觸到他面頰的瞬間便化成清水,沿著臉上溫順的弧度,滑下一條安靜無聲的清澈水痕。
柔嫩的花瓣冰冷卻不刺骨,就像記憶中誰的指尖。
幸村並沒有意識到自己微微揚起的嘴角,他只是愛憐地撫著花瓣,踏著薄薄的積雪回到了自己幾乎顯得簡陋的木屋裡。
內室唯一一張几子上,整整齊齊地擱著兩個可說是一模一樣的木匣。
不過一個看來陳舊破損,似乎飽經歲月,而另一個顏色新鮮,彷彿正正做成。
幸村傾身,小心翼翼地將手中紅花安放在老舊木匣之上。
事到如今,一切皆是他心甘情願,自作自受。
情之所至。
心之所向。
無可奈何。
如同濃濃沉墨的雙眼,泛起了漣漪般微波盪漾的笑意。
幸村現在就過去了。
三成殿。
一。
初見就像刻印在眼底深處那麼的鮮艷耀眼。
烈陽當空,上田城也正打得熱火朝天。真田幸村披著在他修長身軀上顯得格外張放搖曳的紅色長褂,在清一色的德川兵士間更是鶴立雞群般地引人注目,他揮著長槍格擋來自四面八方的攻擊,一邊精準地操控著馬匹衝刺的方向,一進二退,緩慢卻確實地逐漸將敵軍誘進了上田的城下町。
這是父親交付與初次上陣的他最重要的任務,哪怕是為了不辜負那份信任,他都絕對不能失敗。
「可以了──放箭,放箭!!」
昌幸的聲音從遠方傳來時,幸村一個激靈,當即把韁繩重重一扯,伏在馬背上,一個掉頭便衝出了城下町。幾乎是在馬蹄踏出城門的那一瞬間,身後城中,枝枝燃燒著火焰的箭便萬箭齊發。
可能是火矢掠空之聲太過刺耳,馬兒受了驚,望前又胡亂奔了幾步才被幸村奮力拉住。他喘著氣回頭看去,早被撤出所有居民,如今只剩德川兵士中計的城下町已然化成一片火海,火光遮天,竟像是同烈陽爭艷似的,看得他忍不住停下了腳步。
為了以寡兵與德川相鬥,如此的犧牲也是不可避免的嗎。即便上田的人民們都願意一同守護真田家而配合撤離,他還是逐漸覺得呼吸困頓了起來。
「──蠢材,戰場是你可以隨隨便便走馬看花的地方嗎!」
純然陌生的叱喝刺進耳膜讓差些便陷入恍惚的幸村大吃一驚,連忙轉頭看向聲音來源,卻望見一枝箭不偏不倚正向他面門破空而來,近在咫尺。握著長槍的右手下意識舉了起來,但箭的速度實在太快了──
匡噹。
一抹轉瞬即逝的桃紅在那一刻滿佔了他的眼簾。
大張的扇子擊開了行將貫穿幸村的箭,在空中迴旋轉向,幸村一時有些呆滯的目光愣愣地隨著它,落到了它的主人的身上。
後來幸村偶爾會忍不住在心底偷偷感慨幾下,雖然他從未同意女忍對治部少輔那個只有臉有用的偏激評價,但無法否認,誰都不能否認,他所深深仰慕的人擁有的那張臉,在許多時候確實效果驚人。
因為那時幸村是真的在剎那間止住了呼吸。
與他一樣騎在馬上的男人右手執著幾乎有他半身寬的扇子,冷冷地望著這裡,同他之間的距離足有數箭之地,總歸是談不上近的。但他卻清清楚楚看見,那個人有如冰砌雪雕的俊美面龐上,兩只琥珀色的眼睛中散發出的微芒,像要替代那枝箭一樣狠狠地貫穿了他,然而那瞳中深處平靜無波,光滑如鏡,他甚至能在那之上看見自己的倒影。
看見自己動搖的狼狽神情。
不過電光石火間之事。
對著看傻了的幸村,男人維持著一臉的無風無雨,只有手上一用力,唰地收起了巨大的鐵扇。幸村這才如夢初醒,驚覺自己這麼盯著別人看究竟何等無禮,還是對著救命恩人。
那、那個──幸村正欲道謝,不想話語還未出口,下一陣的德川兵居然已經殺到,他趕忙一彎身才勉強躲過一槍,等他再直起身子,可只來得及看見對方掉馬離去的背影了。
幸村一咬牙,舉起雙手把槍使勁一旋,擊退了大部分圍上來的敵人。這裡是戰場,正如那人所說,不是走馬看花之地。決不能再有第二次空隙了。不然便正是辜負了那番好意。
於是他一拉韁繩,馬兒直起身來大聲嘶鳴,接著往前重重一踩,揚起了半天高的塵土。
「我乃真田源二郎幸村!你等,休想跨進上田城一步!」
他���要做的,僅僅是專注於眼前的戰場。
不論是現在,或是遙遠得不可觸碰的未來。
「…真田幸村…嗎。」
已經策馬走遠的人,靜靜地摸著染上血漬的鐵扇,臉上浮現了若有所思的神情。
二。
「來說一個男人的故事吧。」
幸村的聲音突兀地在空無一人的屋中響起。他跪坐在唯一的木几之前,面對著斑駁潮濕的木壁,安穩平和的語氣在空氣中輕輕地振動著,很快便融進角落深不見底的濃黑裡。並不在意自己彷彿被無盡的黑暗吞蝕掉了的字句,幸村繼續柔聲說著。
愛しい人
「在很久以前,有一個男人──嗯,那時的他,還不能被稱做男人,最多只能算是個長不大的青年吧。」
私はあなたという知己を得て
「那個青年,失去了一切。」像是提到了什麼有趣的事情一樣,幸村的臉上浮現了溫和的微笑。「或者說,那時候的他認為是一切的一切。」
命絶えるまでこの絆の変わらぬことを願う
屋外傳來了積雪簌簌落下的聲音。
「──感覺會是個很難聽的故事。」
是坐在廊下的人,些許地挪動了身子,堆疊成塊的雪花便自然而然從他的髮上、肩上、腿上,一點點地滑落。
「嗯。」
幸村沒有回頭。他慎重其事地用兩隻手捧起几上木盒的蓋子,像惟恐蓋上那朶紅椿飄零委地般地珍惜細心。
「的確,既不好聽又平淡無趣。不過……」
將盒子裡的物事稍稍舉起,映照著窗櫺折射進來的些許雪色,幸村凝視它的雙眼幾乎也閃耀著欣喜之情,有如往凝滯的墨潭裡投去一粒圓滑的鵝卵石那樣激起的粼粼水光。
「我卻覺得是個充滿了義與愛的故事呢。」
廊下的人露出了無比痛苦的神情,深重地吐出了長長的歎息。幸村終於轉過頭來,臉上的笑容一點都沒有變。
「不是嗎,兼續殿。」
──羽柴氏的使者,前來求見。
隨著近侍通報,幸村的眉毛微微動了一下,不過也僅此而已,並沒有再做出任何反應。真田昌幸揮了揮手,示意侍衛趕緊領對方上來。
不論怎麼說,這時機確實挑得巧妙。德川方方鳴金收兵,暮陽西垂,真田家也才不過剛開始戰後的會議,這使者便這麼不偏不倚地跳了出來,想來決計不是恰巧地因緣際會而已,怕是早在一旁觀望許久,算好了雙方輸贏才作勢表態罷。羽柴。幸村沉默地用空氣喃喃咀嚼這個如今正逐漸響徹天下的名字。他知道的——羽柴秀吉。
織田信長的後繼之人,羽柴秀吉。
當那個人名從心底浮現的那一刻,幸村實在忍不住擰起了眉頭。說恨可能是不至於的,但說不恨又彷彿違心之論,對當時尚算年幼的幸村而言,儘管清澈如水的黑眸裏見證的是伴隨著最敬重的父親生涯曲調一般的兵荒馬亂及戰火殺伐,他也對此打從心底地感到歡欣。我們的計謀只為了盡忠的對象暗自擬立,我們的鮮血只為了欲守護至底的對象遍灑荒野,即便讓烏鴉啄去乾枯眼珠,蛆蟲潛伏空洞眼窩,只要最後達到了那唯一的目的,一切似乎都是可喜的。
然而,讓那目的最終化為虛空裡的一抹寒風的,正是那個男人。
織田信長。
那個男人的所作所為造成的結果在那個宛如平白扯裂空氣的一刻徹底改變了父親,改變了真田家。
幸村是知道的。
而他自己……
「——見過真田安房守殿下。」
一日內第二次聽見的,再熟悉不過的陌生嗓音再一次地讓幸村震驚地睜大了眼。
「敝人名為石田三成,今次作為羽柴秀吉殿下的使者,前來商談您前日有意聯繫的同盟事宜。」
天色已晚。室內只剩三兩彷彿即將油盡燈枯的燭火微光,在那人冷徹的眉眼打上了幾乎讓人感覺像是在薄霧裡描摹曲線的暗影。但這樣就夠了。
是那人沒錯。
日間在利箭之前堪堪救了他一命的,人。
這個認知在一瞬間居然是敲響了真田幸村心中其實不常有所反應的警鐘,儘管他還一點也不明白是為了什麼,不論如何這半秒間的困惑及心神紊亂已經足夠他做出恰恰算是失態的行為。
「啊、您…!」
察覺到的時候幸村發現自己已經撐起了一半的身子,而所剩無幾的理智生生止住這個動作的後果就是他形成了一種半彎著腰一隻手撐著地,另一隻手卻不知所以地僵在空中的尷尬姿態。
「我?」
自稱石田三成的男人沒有望向他,看著昌幸,好似十分不解地微微偏過頭,冷肅的神情像一道屹立風雨千百年不化的雕塑。
「這是怎麼了嗎?」
「…幸村,你勞累一日,也該乏了,不必強撐,早些下去歇息吧。」
父親的語氣裡沒有責備,倒還有幾分回護的意思,不過這只是讓幸村更加羞慚了,一下子幾乎都紅了臉:「我…」
「無妨的,安房守殿下。」
三成忽然截斷了他的話。
「真是個有趣的孩子。」
傾過來的視線勾著似有若無的笑容,襯著眼裡夾帶隱隱約約的流光閃爍,像遠遠跨越幾個世紀,跋山涉水朝他而來的刻薄嘲弄。
這次,幸村是徹徹底底燒紅了。
那時的他,看不見的東西實在太多太多。
tbc?
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