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#芹沢つむぎ
foucault · 9 months
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今日は店は休みです。久しぶりに奈良に来ています。本籍を奈良に置く身としては、故郷へ戻る嬉しさです。仕事があるとはいえ、合間に興福寺で八部衆の御顔でも拝めるとなおなお嬉しいところですが。
そういえば、本日2023年12月12日はちょうど小津生誕120年、没後60年。小津で奈良、といえば『麦秋』の最後、ふっと差し込まれる麦畑の中をゆく嫁入り風景のシーンですが、あれ、どこなんでしょうか。後ろに耳成山のような山が見えるので、橿原のどこかかな。
ついでの話。このごろ書きものの仕事が多くて、頼まれもの以外の文章なぞつらつら書いている場合ではないのですが、小津についてふと気になってしまったことがあり、書いておかないと本来の仕事ができなさそうなので、合間合間に記していた雑文をここに置いておきます。長いですし、結論はないし、ほとんどの方が興味のない内容かと思いますが…。
ちょっとした調べものがあって雑誌『みすず』2001年12月号を読んでいたら、木村伊兵衛が小津安二郎を撮影した写真と文章「上海で小津安二郎氏をうつす」が掲載されていた。時期は1938年1月なので第二次上海事変の翌年。小津は1937年9月に出征して中国に渡り、事変の直後12月から上海にいたようで、その時に偶然木村と出会っている(その後小津は南京・漢口と転戦する)。写っている小津が携えているカメラは、木村の稿に続いて掲載されている田中眞澄氏の文章「ライカという”近代”」によればライカA型。小津関係の文章を読むと、小津は「ご愛用のライカ」をいつも手にしていたと多くの人が書いているので(同文によると山中貞雄はコンタックスだったらしい)さもありなんと思うのだけれど、田中氏の文章を読んでいくなかで、ちょっとしたことが気になるようになった。
小津は1942年から軍の依頼で記録映画撮影のためにシンガポールに滞在し、ただまあ映画製作などできる状況でもないため、自国内では上映が禁止されていたアメリカ映画をひたすら見続け、敗戦を当地で迎えている。そしてそのまま捕虜となり、抑留生活を終え1946年1月に帰国する際に小津はライカを手放しており、「彼が再びライカを所有するのは一九五四年のことである」とある。買った件の典拠はどこにあるんだっけ、と思いつつ近所の図書館に置いてある『全日記 小津安二郎』を紐解くと、なるほど1954年3月22日の項に、
> 「出京 サンにてライカを買ふ 135.000 アメリカン フアマシー 明治屋(燻製)によつて帰る」
とある。と、ここで急に話は脇道に逸れるのだが、ちなみに隣のページ、同年4月8日の項には、
> 「駒場の東大教養学部 民芸館 青山の花屋 それから 車にて銀座に出て なごやかに夕餐を喫す 野田夫妻と江原氏同道」
と日本民藝館に行った旨の記載がある。他にも、1951年11月10日に
> 「宿酔 森昌子さん達と 陶哉 たくみに寄って大船に帰る」
や、1955年5月17日には
> 「駅にて野田氏と待合せ 上野松坂屋の民芸展にゆく」
とも。ほか、パッと目を通しただけでも1952年4月8日、同年6月15日、1953年2月9日、1961年2月2日に銀座たくみに行った記載があるし、志賀直哉や里見弴についての言及は多すぎるので略す。こういうものを読むとつくづく民藝誌において特集「小津と工藝」を組みたいなと思う。白樺派との関係や小津の映画における「巧藝品考撰」について取り上げる特集。『秋日和』で原節子の後ろにかかっている暖簾は芹沢銈介だろうか、『秋刀魚の味』で中村伸郎の後ろに置かれたやちむん?はたくみで求めたものなのだろうか、やちむんであれば誰の仕事だろうか。佐田啓二と吉田輝雄がとんかつ屋で食事をするシーンには確かに芹沢カレンダーが掛かってるな、などといつも気になるので。松竹から写真借りるといくらぐらいかかるかな…。
それはさておき。この時購入したライカが、前掲日記の1961年3月23日の項に「夕方会社帰りの秀行くる ライカ借(貸)してやる」とある通り、のちに小津の甥が譲り受け、現在は茅野駅前「小津安二郎・野田高梧コーナー」に寄贈展示されているライカIIIfとズマリット5cmF1.5なのだろう。と、ここまで長々と記して、まだ前提です。
そこでふと思い出したのが厚田雄春・蓮實重彦著『小津安二郎物語』(筑摩書房・リュミエール叢書)の冒頭。ここには小津が『東京物語』と『早春』のロケハンをしている写真が2葉掲載されているのだけれど、どちらにおいても小津はバルナック型のカメラを携え、光学ファインダーをのぞいたりしている。沈胴レンズにフードをつけている様子から、あれはライカなんだろう、レンズは厚田雄春が『父ありき』において75mmを一場面で使った以外はすべて50mmだったと言っているぐらいだから同径のエルマーやズマール、ズミタールとかかな、などとうっかり思い過ごしていた。むろん『早春』については、製作年やロケハンの写真に記載されている「1955.7.20」という日付からするとまったく問題はない。しかし『東京物語』は1953年製作公開だから「再びライカを所有した」1954年では間に合わない。そう気がついて見直すと、小津が構えているカメラは、ライカIII型に似ているがファインダーの位置が違うし、そもそも1954年にあわせて手に入れたと思しきズマリットは沈胴レンズではない。
妙なことに気がついてしまったと思いつつも、ひとまずは日記記載の「サン」を手始めに調べてみようとしたが、何の会社かわからない。名取洋之助が企画編集した「週刊サンニュース」と関係はあるのだろうか。対外宣伝誌の専門家であり、銀座に店を構える森岡さんに聞いたらわかるだろうか。いずれにせよ1949年以降の小津の日記に「サン」が登場するのは、「1951年1月17日・3月21日・4月24日・11月10日、1952年4月17日、1953年6月16日、1954年3月22日(前述のライカを買った日)・10月14日、1955年4月6日、1960年7月14日、1961年2月2日(”たくみ サンに寄って三越”)」。1953年6月16日は、ちょうど『東京物語』ロケの最中だったことが気に掛かる。ほか、関係しそうな記載としては1953年3月30日に「アサヒカメラ座談会」、1954年11月5日の「シュミットに寄ってから」(当時ライカの総代理店だったシュミット商会か)、1955年2月15日「昼寝をしてゐると小尾がくる ニッコールの85m(ママ)のレンズを頼む 四万五千円を預ける」、同年3月11日「小尾に会ひ105mmのレンズを見る」、同年6月27日「小尾から電話ライカピッド(ママ。入手したライカがIIIfであれば、ライカビット SYOOMか)を頼む」ぐらいか。この「小尾」という人は何者なんだろう。
次に小津が構えているカメラの形状から何かわからないかと思い、あらためて細部を見れば、写っているカメラは戦後キヤノンが作っていたコピーライカであることがわかる。決め手はファインダーの位置。同時期の国産コピーライカであるニッカやレオタックスはライカそっくりに作っているのだが、キヤノンは誠実と言っていいのか「打倒ライカとコンタックス」の心意気の現れか、多少スタイルが違う。なお、小津が用いている機種については、この時期のレンジファインダー機は輸出用に作っていたせいか勢いがあり、すぐ新型が出るうえに、外観がどれも似すぎていて小さな写真では区別がつかない。時期を考えれば、1946年発売のSIIから1952年のIVSbの間のいずれかで、III型以降のように見受けられる。レンズもやはり形状から判断するとズマールに似ているので、1949年発売開始のキヤノン Serenar 50mmF1.9か。そう気づいて改めて調べると、「カメラ毎日」1954年6月号に掲載されている座談会「カラーは天どん 白黒はお茶漬の味」ではカメラの話がもっぱらで、その時に手にしているのはキヤノンである。このキヤノンのカメラとレンズ、そして外付けのファインダー、この時期どういう経緯で小津は使っていたのだろう。いずれにせよ、1953年の『早春』はともかく、なぜ1955年に「ご愛用のライカ」ではなく、キヤノンを用いているのか。
ついでに言うと、小津が鏡の前でカメラを向けて撮っているセルフポートレートに用いているカメラはコンタックス。日記をざっと読んだ限りではわからないけれど、これもいつ手に入れたのだろう。レンズはゾナーの5cmF1.5。明るいレンズがお好みと見える。こちらは姪が譲り受けたとのことで、今は先のライカと同じく茅野駅前にある。
長々と書いてきましたが、つまりはこれらが今回生じた疑問です。小津に詳しい人、どうか教えてください。
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vexationsofannatto60 · 4 months
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◯『ゴジラ -1.0』/Prime Video/2024年5月8〜10日/
▼面白く観た。カラー版とモノクロ版、それぞれ1周ずつした。この映画は、ゴジラの「臨場感」に尽きる。
▼登場人物たちは、まるでNHK「朝の連続テレビ小説」に出てくるような、妙なひねりは何もないキャラクターばかりで、わかりやすさ全開だった。ただ、「連ドラ」キャラだとしても、主人��敷島(神木くん)の人物造形は「筋立てのための人工物」感が強過ぎた。二度もゴジラに「遭遇」した敷島が、「ゴジラ」よりも「逃げた自分」のことで頭がいっぱいなのは、ただもう、最後にゴジラに飛行機で特攻させるための「御膳立て」にしか思えない部分がないでもなかった。
▼物語の方も極素直で、「海神作戦」の説明の場面から、最後の典子(浜辺美波)の「眼帯姿」(「眼帯美人」は漱石以来の日本の伝統」)まで、誰でも分かる「予想通り」の展開。むしろ逆に、制作者の「潔さ」すら感じた。
▼とは言え、「海神作戦」には感心した。芹沢博士もいないし、オキシジェン・デストロイヤーもないのに、どうやってゴジラを倒すのかと心配していたら、「深海の超高水圧」と「超潜水病発症」の「2連コンボ」で仕留めると聞いて、「なるほどいい作戦だ!」と膝を打った(でも、残念ながら、敷島が特攻しなきゃいけないから、これでゴジラが死なないのは「やる前」から分かっちゃってるんだよねえ。この映画、全編こんな感じなのが御愛嬌。あと、海神作戦の中身を聞いて「ゴジラって立ち泳ぎしてたんだ」とも思った)。
▼と、何でも観る前から分かっちゃうような映画だったけど、「敷島の脱出」の場面は騙された。てっきり、橘(優香の旦那)が、密かに組み込んだ脱出装置を、敷島がそうとは知らず(爆弾の安全装置を外すレバーだと思って)引いてしまい、謂わば、ご当人の意思とは関係なく、生き残ってしまうのだと思っていたら、ちゃんと、橘は、事前に、脱出装置の存在と操作方法を敷島に教えていた。だがしかし、よくよく考えてみれば、勿論、この方が断然いい。というのは、敷島は自ら「生きることを選んだ」ということだから。それはつまり、彼が「特攻隊の生き残り」という呪いから自由になったということ。「敷島の戦争」は遂に終わって、晴れて典子と夫婦になれるというエンディング。ここが、芹沢博士を「特攻」させてしまった本家「ゴジラ」との最大の違い。
▼因みに、橘が一人で震電の座席を見ている場面で、シートに横文字が書かれているのが映る。ウチの画面ではよく分からなかったのだけど、英語っぽいアルファベットの並びなのは分かった。旧日本海軍の決戦兵器に英字の書かれたシートが備え付けられているはずもないので、アレを観た瞬間に、「あ、脱出装置だ」と分かる仕掛けだったのかもしれない。というか、所謂兵器オタクは、一瞬で、アレがどこの時代のどのメーカーのなんという脱出装置なのかも分かったりするのだろう。知らんけど(流石に、対B29用戦闘機「震電」は知ってたよ)
▼一つ気に入らないのは、典子の首筋に妙なものを付けたこと。あれは、典子が「ゴジラ菌」に感染してゴジラと同じ「超再生能力」を身につけたという暗示だろうけど、そういうの要らないよねえ(無論、電車でぶら下がっているときに感染ったのだ。だって、あんなに長い間「被爆後ゴジラ」の近くにいてゴジラに殺されずに済んだのは典子だけだから。あんなすごい爆風に巻き込まれた典子が生きていた理由も、この「典子のゴジラ菌感染」説で説明がつく)。そうなると、敷島が「生きている典子」と再会できたのも、「ゴジラ」の「おかげ」っていう、新たな「因縁」も生まれるんだけど、そういうのも要らないなあ。
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crispy-moratta · 10 months
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ニュースペーパーの健康さを望む
花也野さんの取るに足らないことについて言語化をしてくれる姿勢がつくるストーリーズがいつも素晴らしく、ようやくそのことを本人にお伝えできたのでとてもうれしかった。一緒にTABFを回っていて、めちゃデザインというかグラフィックが好きなんだろうなというのが伝わってきて、全然出は違うが同じ学校にいてよく制作について語り合ってきた級友のような心持ちでお話しできてたのしかった。そしてそのような話をしているとき、わたしの美について思うことが最近漠然としているなという感覚もあり、自分の関心の位置捉えなおす必要を感じ、2週間くらい缶詰になりワーキングしていたのもあり、人と話すことの大切さ〜という気持ちになった。会社員時代の同じ周期を繰り返しながらままならない生活を送り続ける、つぎはぎだらけのパッチ状態 -終わらないなみ縫い編- から、会社を辞めて以前より無限に感じられる余白と孤独、、拡張する巨大な布地と裁ちばさみ -きまぐれステッチおよび時々ワッペン編- に移行して間もないが、ようやくこの大きな布地に対峙する心のあり方も見出せつつある、じきに年末であるが、やはりこのような取り止めのない日々、徒然と日記をしたためるのも悪くはないが、新聞を作るべきだと思うこの頃である。新しく伝え聞いたことを編み直すようなメディア。題材は書体でも生活の澱でも、あふれかえる漫画や映像についてでもかまわないが、取るに足らないことがうれしいことを忘れたくない。芹沢銈介がブックデザインをし、柳が編集した『工藝』 が頭に留まっている。
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nagi-gohan-days · 2 years
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アイマスMOIW2023お疲れ様でした。
気持ちはひとまずimastに書いたんですが、
記憶がまだめちゃくちゃでして何書いたらいいか全然わからないので、
とりあえずDAY1に神田スクエアに行ってきたので、その記憶から。
ちなみに東京に行ったのは3年ぶりでした。。
早めに行くつもりだったのですががっつり寝坊してしまい、着いたのは15:00だったのですが、それでも長蛇の列でした。でもスタッフさんの手際がよかったのでそんなに待たされなくて、すんなり入れましたね。
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316人集合絵は、会場に入って一発で撮らなきゃいけなかったので、「さあお前の担当、一瞬で探せ」状態でした。みんな必死になってておもしろかった。けど、
早苗さんが撮れなかった……マジでごめん。(土下座)
でも肉眼で確認できたのでヨシ。
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声優陣の寄せ書き。ここも混在してたので、一発で撮らなきゃいけなくて「いや難しすぎる………」ってなりながら撮りました。P同士なんとか譲り合いながら撮ってました。
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展示コーナー。シンデレラのドンジャラ。よく見ると早苗さんと日菜子が並んでいた。。MOIWグッズの展示やあさひ達のフィギュアも見てきました。
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会場を見守るかのような大型モニター。全アイマスのゲームPV、ミリアニ・U149アニメPV、声優陣からのメッセージ動画、そして朝焼けのPVも流れていました。
合同の物販会場で小鳥さんの曲が流れてるとかエモすぎて泣いちゃうね。。
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全マス撮れてないけど出演者一覧。
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というわけで戦利品です。
感染対策のため、展示もグッズもあまりうろちょろできなくて至難の業でしたが、担当は確保しました。
あくさなと恭ひなはマスト(以下略)
ステッカー探すのが大変でした、特にデレマス。190人いるからね。。売り切れもありましたが190人売ってました。当たり前なんだけどすげえ………ってなってました。
英雄のグッズ、思ってたより在庫あるなと思ったんですが、売れまくってたから補充したてだったのかな……?もう目の前のPみんな英雄のグッズ買ってくんですよ。。この光景懐かしいというか、久しぶりに見ました。。
ピエールのお水も会場にあったので買ってしまった……もったいなくてまだ飲めてません。
確実に欲しいものは事前物販で買ってましたが、会場に来るとわくわくして、アソビストアでも買えるグッズも欲しくなっちゃいますね。
神田スクエア会場は支払いがキャッシュレスのみだったので、会計も早くてスムーズでした。今後もキャッシュレス導入でいいんじゃないかな…?と思いました。スタッフさんすごく頑張ってた。一人一人丁寧に対応してたし、グッズも常に補充してくれてました。ありがとうございます。
あと、出口付近にシャニマスのアクスタガシャがあったので、「担当来たらいいなぁ」くらいの気持ちで引いたら、2回目でまさかの芹沢あさひ。。ありがサンキュー。
そのまま会場を後にしたのですが、久々に東京に来たもので、腰が痛くなりまして、、、これが早苗の気持ちか。(違う)
寝坊しなかったら早めに帰宅してDAY1リモートしてたんですが、物販で燃え尽きてしまったので、諦めて休憩しながら帰路に着きました。帰ったらDAY1終わってました(ポンコツP)
体力落ちたな………。現地チケット狙おうと思ってはいたんですが、体調・体力・情緒に不安があり、泣く泣くリモートワークを選びました。でも、それでもやばかったですね。。
いつか合同に早苗さんが来てもいいように、現地に行ける体力と自信をつけないとですね。
でも無理はしないでいきます。
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ところでPの皆さんおしゃれすぎない……?
待機列並んでて、すげーみんなおしゃれしてる……って思ってた。
神保町駅を降りてもPらしき人が見当たらなくて困惑した。たぶん、グッズがおしゃれだからですよね。。りあむのパーカーとかユアクマのトートバッグとか。アイマスって今や日常に溶け込むものなんだなぁと実感しました。
そしてシャニのPさんはおしゃれな人が多い。。なんか、わかるわ。勉強になりました。
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lishutain · 2 years
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主人公たちの裏で暗躍したり後処理してる設定めっちゃ好きなんだけど厨二すぎる。
バトル漫画の裏方は大抵用意されてるので普通のドタバタラブコメの裏にいて欲しい。
あいつらは主人公だ。だから注目を集める。それのおかげで俺たちは動き回れるんだをみたいな。注目されないためのミスリードとしてのメインキャラ。
まぁ私モテ見たからあやつらのドタバタに紛れた裏組織見てぇー!って感じ。
「またあそこの人達なんかやってる。」
「こっちとしては動きやすくなるからいいけど」
「そういえばあそこにいる○○、アレらしいぞ」(関係者匂わせ)みたいなのくれ。
個人的に六見先輩がいい。好きだから。
「おい、六見。次の集まりは来るよな?」
「いかないよ」
「なんでだよ。動向監査役として報告しろよ」
「僕は仕事で芹沢さんの近くにいるんじゃない。好きだからいるんだ。」
「情が移ってもなんでもいいけど、ヘマすんなよ。こっちは隠れられたら……!」
みたいな掛け合い欲しい。
ちなみに最後は他の生徒に見つかりそうになったので隠れました。
絶対に関わりないだろって面子が関わってるからお前らも相当目立ってるよってツッコミ入れたいけどさりげなく「あいつら中学からだよ」とか言われてそんなに騒がれなそう。
みんなギャルとか根暗っぽく偽装しててもいいけど。
根暗なら目ざとい女とかに「陰キャのくせになんかかっこよくね?」とか「割と顔いいじゃん」とかからかわれて欲しいしそれに対して塩な反応して欲しい。
仮名でジュンくんにするね。「ジュン大丈夫だったー?」「もしかして告白?」「返事は?」ってやいのやいの言われる。
「違うよ、からかわれただけ」
「それ怒っていいやつ?我慢?」
「我慢して」
ちょいギャグ寄りだな
「六見、お前最近おかしいぞ」
「なにが?」
「近すぎる。あいつらはいわば盲ませだ。」
「そんな言い方はやめてくれ」
「これは仕事だ割り切れよ。私情を挟むな」
「あ、六見先輩〜!」(主人公ブンブン)
「そういう事だから、気をつけろよ」
「え、あ。友達でした?すみません。気付かず声かけちゃって」
「うんん。大丈夫だよ。」
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hit0ame-blog · 3 years
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【彼という男について】エク霊
モブサイのエク霊がすきです。
その勢いで去年の七夕にお話をちまちま書いていたのですが、見事力尽きてしまいました😂
もうちょうど一年過ぎましたので、供養の為に載せます。読みづらい😂 ブツ切りです。
 
 
◇◇◇
 霊幻新隆という人間は、常識的な目で見れば、軽薄な男だった。
 客に話す言葉には中身など無く、顔に笑顔を貼り付けて両手を揉むその手の中には心など勿論無い。歌うように人を騙し、嘘に嘘を重ねて人の輪を築いてきた。
 それと同時に、中途半端な男でもあった。
 例えば、詐欺師らしく金に貪欲かと思えば客から貰う報酬は微々たるものであったり。
 人使いが荒い割には人の挙動の機微に目敏く気付いては、さり気無くフォローしたり。
 他人は他人、自分は自分とはっきり線引きして距離をとっているように見せて、結局は冷たくなりきれなかったり。
 いっそのこと本当の薄情モノになって仕舞えば良いのに。善性も自己嫌悪も持ち合わせてしまったばっかりに、難儀な生き物に成り果ててしまった馬鹿な人間。
 軽く、薄い。吹けばあっさり飛んで行ってしまいそうな弱い人間だ。
 
 そんな男のことを、悪霊はずっと見ていた。
 いつの間にか、目が離せなくなってしまっていた。
 
 
 これは、一人の馬鹿な人間に、知らぬ内に絆されてしまった悪霊の話である。
 
 晴れた真昼の時分。
 散歩に飽きたエクボは、気まぐれに相談所へ立ち寄ることにした。
 締め切った窓からにゅるりと入ってみれば、事務所内は思った以上に賑やかだった。客の姿は無く、その代わりに来客用のソファに座っていたのは、この事務所の従業員である茂夫と芹沢だった。珍しいことに、茂夫の弟の律と、すっかり彼らの友人として馴染んだ輝気もいる。大の大人一人と男子中学生三人は、同じく来客用のテーブルを囲んでそれぞれハサミやスティックのりを持って和気藹々と何やら作業をしているようだった。
「なーにやってんだお前ら」
「エクボ」
 取り憑き先である茂夫の顔の横へとフヨリと寄り、ハサミを持ったその手もとを覗き込む。水色の折り紙を、細長い短冊状に切り分けているところのようだ。
「笹飾りを作ってるんだよ」
「笹飾りぃ?」
「来週は七夕だからね。どうせなら皆で作ろうって、霊幻さんが」
 そう言って愛想よく笑ったのは、茂夫の向かい側のソファで折り鶴を作っている輝気だった。不慣れな手つきでハサミを扱う茂夫とは逆に、こちらは随分と器用に折り紙を折っている。
 ははぁ、確かについ先ほど散歩の途中で通りがかった商店街のアーケードも、色とりどりの派手な飾りで彩られていたなと思い出す。
 もうそんな時期なのか。時間の概念から逸脱した存在だからか、はたまた暑さや寒さなどを感じることがないからなのか、エクボの中で季節の巡りとは甚だ遠い感覚のものだった。
 ふと壁際のテレビ台の方へと目を遣ると、どこで調達したのか割と立派な笹がまで立て掛けられている。テーブルの上に花々しく散らばった折り紙といい、随分と本格的ではないか。
「エクボくんも作るかい?」
 朗らかな空気で折り紙を差し出そうとする芹沢に「いや、俺様はいいわ」と丁重に断り、興味が失せたとばかりにそのまま彼らの元から離れる。
 自然と霊体が向いた先は所長席、そこに座る霊幻新隆の元だった。
「お前さんにしちゃァ似合わねぇことするじゃねぇの」
「そうか? 世間様のイベントに乗っからないで、サービス業ができるかっての」
「よく言うぜ。ガキどもに面倒くせぇことやらせて自分だけサボってるくせによ」
「失敬な。これは、あれだ、ほら。情報収集ってやつだよ」
 気の抜けた真顔でそれっぽくパソコンをカタカタしている霊幻だが、やっていることはただのネットサーフィンだ。
「暇なら願い事でも書いたらどうだ」
 ほらよ、と渡されたのは黄色い紙だった。先ほど芹澤に差し出された折り紙よりも少し厚く、そして縦に細長い。
「なんだよ、こりゃァ」
「短冊だよ。なに、知らないのか?」
「見りゃ分かるわそんなモン! 俺様を誰だと思ってやがる!」
 小馬鹿にしたように器用に目元だけで笑う霊幻にイラッとしてついその手から紙切れを毟り取るように受け取ってしまった。
 短冊だというのは分かっている。エクボが聞いたのは白紙の面の反対側の面に印刷された文字のことだ。
「『霊とか相談所 〜七夕キャンペーン中! 短冊をお持ち頂いたお客様に限り相談料二割引!〜』」
「……商魂逞しいこって」
 ふふん! とドヤ顔で人差し指を立てながら印刷された文章を空で読み上げる霊幻に、感心を通り越して呆れ果てた。
 ちょっと前からDMとしてポケットティッシュと一緒に街でばら撒いていたらしい。これはそのあまりだそうだ��確かに世間様のイベントに乗っかってはいる。
「お前これ、毎年やってんのか?」
「いや、今年が初めてだ」
 両腕をグッと上げて上半身を伸ばした霊幻は、そのままだらしなくデスクに頬杖をついた。
「ガキが増えたからな。たまにはそれっぽいことしても良いかなって」
 そう言って茂夫たちを眺める霊幻に、どういう意味だと片眉を上げて一瞥をくれてから、悪霊もまた同じようにそこへ目を向ける。
 オタオタと色紙にハサミを入れる茂夫と、兄の作るものを手離しで褒めながら紙の輪っかを連ねて輪飾りを作る律。笹飾りの作り方が載っているフリーペーパーと睨めっこしながら不器用に折り紙を折る芹沢と、隣からそんな彼にアドバイスをしてやりながら着々と手を進める器用な輝気。笹飾りなんて子どもの工作、超能力を使えばあっという間にできるだろうに。彼らは一人としてその力を使うことなく、わざわざ手間暇をかけて自分の手で作っている。その光景は、悪霊の目から見てもなかなかどうして楽しそうではないか。
「芹沢のやつ、茂夫らと変わんねぇくらいはしゃいでんな」
 しょうがねぇやつ、と苦笑するエクボに、頬杖をついたまま霊幻が悪戯っぽい笑みを浮かべて見上げてくる。
「大人になっても子ども心を忘れないってのは、社会で生きていく上で大切なことなんだぞ、エクボくん」
「ハッ、よく言うぜ」
 そうしている内に、粗方の下準備が終わったのだろう。出来上がったそれらの飾りを、わいのわいのとそれなりに盛り上がりながら笹の葉にくくりつける。それも終えると、次に茂夫たちがテーブルの上に用意したのは、長方形の用紙だった。カラーバリエーションこそ豊富だが、それはおそらく、つい先ほどエクボが霊幻から受け取った相談所の広告兼、割引クーポン兼、短冊と同じものだろう。
 白紙の面を表にして、ペンを手に取り一様に願い事を書き始める。ただ七夕商戦に乗っかっただけのお遊戯の割には、中々本格的ではないか。
 願い事何書く? 僕は……などと話し合いながら半ば真剣に短冊と向き合う子どもたち(と大人一人)の様子を見るに、中々楽しんでいるようだ。
 ふと、斜め上から霊幻の顔を見下ろすと、あいも変わらずだらけた姿勢で傍観している。ただ、頬杖をついているその顔はやけに穏やかで、いつものひんやりと据えた目も今はすっかり成りを潜めて、温かな光さへも灯っているように見えた。言いようによっては、公園で遊ぶ子どもを見守る親のような、そんな優しい表情をしていた。
 ——ガキが増えたからな。たまにはそれっぽいことしても良いかなって。
 ああなるほど、と。ようやく悪霊は、その意味を理解したのだった。
 随分とまァ、遠回しな思いやりなことで。つくづく、器用なのか不器用なのかよく分からない人間である。
「霊幻師匠が、お願い事は『できますように』じゃなくって『できる』『なる』って断定して書いた方が良いって言ってた」
 それぞれ何を書くかでワイワイと盛り上がる中、いつもより幾分か溌剌とした声で茂夫が言う。
「なるほど…目標設定か。自分に言い聞かせるように書くことで、より願いを成就しやすくするってことだね」
 顎に手を添えて頷く輝気の横で、芹沢が心底感心したように「へぇ!」と目を輝かせる。
 子どもたちの視線を受けた霊幻は、満更でもないという顔で「願いは叶えてもらうんじゃねぇ。自分で叶えるもんだからな」とドヤ顔で曰った。
 芹沢がしみじみと息を吐く。
「さすが霊幻さん、考えることが大人だなぁ。俺なんて自分の願い事すらあまりピンとこないからなぁ」
「なにも無理に搾り出す必要はないさ。俺は社会の荒波の中で酸いも甘いも噛み分けてきた末にこの相談所を立ち上げたんだ。芹沢、お前もここで社会とは何かを学んでいけば、願い事なんてその内自然と湧いてくるだろ」
「……はい! 頑張ります」
 おう精進しろよ、とより一層得意げに笑う詐欺師に、どの口が言ってんだか……と呆れる。特にやりたいこともなく何となくのノリでこんな胡散臭い仕事を始めたのはどこのどいつだ……等と色々頭の中でツッコミを入れるが、まぁ、余計なことは言わないに限る。空気の読める悪霊なのであった。
 そんなエクボの内心に気づいたのか否か、不意に霊幻が「で?」と背もたれに背を預けながら水を向けてきた。
「酸いも甘いも経験しつくしてる悪霊のエクボくんは、短冊にどんなお願い事を書くのかな?」
「お前さんに君付けされると寒気すんな……」
 願い事ねぇ……。短冊に目を落としてほんのちょっと考え、すぐにやめる。
「んな遊びに付き合ってやるほど俺様は暇じゃねぇんだ」
 まるで興味ないとでも言うようにデスクにヒラリと紙切れを放ると、そのまま霊幻から離れる。
 追求されても面倒だ。また適当に散歩でもするかと窓をすり抜けようとしたところで「なぁエクボ」となんでもない調子で呼び止められた。無視したって良いのに、ついつい振り向いてしまうのは最早性分だった。
「なんだよ」
「来週の火曜日空いてるか?」
 訝しく構えるエクボに、霊幻は椅子を回して体ごと振り向くと、ニコリと毒の無い顔で笑った。
「俺とデートしようぜ」
「——はぁっ?」
 
 ◇
 
 黒々とした木々がたっぷりと生い茂った夜の山の中、舗装された急勾配の道をレンタカーでひた登る。
 ハンドルを握る霊幻の隣で、守衛の男の体を借りたエクボは盛大にため息をついた。
「……なにをトチ狂ったこと言い出したのかと思ったら、やっぱりこれだ」
「どうしたエクボ? 元気無ぇじゃねぇか」
「そりゃぁお前……散々下っ手クソなドライブに付き合わされた挙句、不味ィ低級霊なんざ腹一杯食わされたら、流石の俺様でも疲れるわ」
「中々体験できないデートだっただろ?」
「ただこき使われただけだろうが!」
 依頼の手伝いなら最初から言え! くわっと目を吊り上げて噛み付くものの「その身体の人で怒鳴ると迫力あるなぁ」と呑気に笑われただけだった。このヤロウ…と思う気持ちをなんとか飲み込んで、エクボは助手席の背にぐったりともたれかかった。
◇◇◇
終わり😂
このあと廃れた立駐の最上階に車停めて二人で天の川を眺めます。
で、れーげん先生がなんか良い事言って、エクボがまんまと先生に惚れちまうっていうお話にするつもりだった😂
 
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washijayosan · 4 years
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らくがきとかまとめ。
2021年3月19日、絵茶(Magma Studio)にておこめ様とパチもん様が一緒に遊んでくれた時の。嬉しい。私はライスシャワーさんとメジロマックイーンさん(ウマ娘)、芹沢あさひさん(アイドルマスターシャイニーカラーズ)、天動瑠依さん(IDOLY PRIDE)、小出梢さん(おでこさんウソつかない)、ヴァルハザクさん(モンスターハンター:ワールド)、豊崎愛生さんとよだれむしフレンズを描きました。
2021年3月17日、絵茶(MagicalDraw)にてピッコロさん(ドラゴンボールシリーズ)を描きました。
2021年3月12日、豊崎愛生さんが髪をばっさり切られた時の。個人的には適当な作画すぎて放棄しちゃったのだけれど、思ったより反応を頂けて救われた気持ち。ありがとうございます…。
2021年2月13日、JKことねちゃんとK先生。おすしたべたい。
2021年1月19日、真島吾朗さん(龍が如くシリーズ)。
2021年1月13日、手癖で描いた知ら���い人とPUI PUIモルカー。
2020年5月10日、とよさきあき先生の塗り絵を塗りました。去年投稿し忘れてた?みたい。
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eupalinos · 3 years
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シャニマス全員のWINGプロデュースを完走した感想
 最近真面目な文章ばっかり書いてて楽しいのだが疲れる。素振りみたいなものなのでつらいのは当たり前なんだけど、今回はシャニマス25人WINGプロデュースレビューという感じで気楽に書いてみる。ここに来るまで休んでた期間を含めると(冬優子でダメージを負い過ぎて半年シャニマスがプレイできなかった)ダウンロードして1年強かかったことになる。ヒエ~ッ。とにかくシャニマスはノベルゲー要素の厚みと目押しゲーのバランスで感情移入させることにほぼ魔術的な力があり、なんでも沼なので沼沼言いたくないけど引きずり込まれるものがある。はっきり言ってこんなに一個のコンテンツに没入してるのAKB48とエヴァンゲリオン以来だと思う。AKBとエヴァとアイマスが人生で一番没頭したコンテンツですとか言ったら批評界隈の人からビール瓶で頭を叩き割られそうだな。頭いい人たちって普段何してんの?まあいいや。とりあえず頭から書いていきます。ユニット内順序は順不同。大変なので一行ずつで。
・イルミネーションスターズ
・櫻木真乃(SSR【はじけてスマイル】でプレイ)
 癖がない。歌ってたらスカウトされるあたり卯月とは根本的に違う感じ。
・風野灯織(SSR【柔らかな微笑み】でプレイ)
 終始苦しそう。絶対バンプオブチキン聴いてる。
・八宮めぐる(SSR【シュカのまにまに】でプレイ)
 ポロシャツがパッツパツ。プレイ中下半身が大変だった。
・アンティーカ
・月岡恋鐘(SSR【風吹く丘にはよ来んね】でプレイ)
 予想より爽やかで天真爛漫。捻りがなさすぎて退屈だった(怒らないで)。立教大っぽい。
・田中摩美々(SSR【トリッキーナイト】でプレイ)
 神奈川のボンボン。まみみ、泣かないでくれ……。
・幽谷霧子(SR【包・帯・組・曲】でプレイ)
 テキストがのっぺりしているような感じで手ごたえがなく。再プレイ。
・三峰結華(R【白いツバサ】でプレイ)
 あまり分からなかった。生理重そう。SSRを引きたいうちの一人。中央大法っぽい。
・白瀬咲耶(SSR【紺碧のボーダーライン】でプレイ)
 共依存の味を覚えさせて咲耶もろとも人生を崩壊させたい。
・放課後クライマックスガールズ
・小宮果穂
 「ヒーロー」という観念そのものであり人間味があまりない。
・有栖川夏葉(SR【ストイックトレーニング】でプレイ)
 永遠にバスの乗り方覚えないでほしい。東大文Ⅲであってほしい。
・園田智代子(SSR【ちょこ色×きらきらロマン】でプレイ)
 いい意味で「普通」の子。はきはきする子に悪い子はいない。
・杜野凛世(SSR【杜野凛世の印象派】でプレイ)
 めんどくさい女。湿度が高い。個人的には苦手。
・西城樹里(SR【オフデーゲーム】でプレイ)
 デレるのが早すぎる気がする。めぐると違って染めた質感の金髪がグッド。
・アルストロメリア
・桑山千雪(SR【一夏一刻物語】でプレイ)
 肉の匂いがする。『薄桃色にこんがらがって』も読んだけどこういう湿度は凛世と別ベクトルで苦手。
・大崎甜花(SSR【I♡DOLL】でプレイ)
 何もできない子が頑張る話に本当に弱い。僕はいつも頑張り方を間違えるので……。
・大崎甘奈(R【白いツバサ】でプレイ)
 二次創作にあるけど暴力振るわれてほしい。ねえ、お願い、甘奈のこと見捨てないで、お金もあげる、君のために働くよ、ねえ、甘奈のこと好きでいて……。
・ストレイライ��
・黛冬優子(SSR【オ♡フ♡レ♡コ】でプレイ)
 担当。感情がデカすぎて一行で表現できない。半年前シャニマスがプレイ不能になるほど打ちのめされたのは冬優子だった。あと好きすぎて一時期シャニマスが開けなかった。
・芹沢あさひ(SSR【不機嫌なテーマパーク】でプレイ)
 最初の女。ADHD。彼女の良さは天才にあるのではなく中2らしい乳臭さだと思う。
・和泉愛依(SR【ご褒美、いるよね♪】でプレイ)
 千雪さんよりもママ。個人的には『The WorldEnd:BreakDown』の方が普通にプロデュースするよりも彼女のコンプレックスが表現されていた気がする。
・ノクチル
・浅倉透(SR【まわるものについて】でプレイ)
 推し(二人いることは許せ)。極限まで単純なものが極度に複雑な感情を喚起しうることの可能性。
・樋口円香(SSR【カラカラカラ】でプレイ)
 お前本当はアイドル楽しいだろ。
・市川雛菜(R【白いツバサ】でプレイ)
 哀しい。なんでもできてなんでもできない。
・福丸小糸(SSR【ポシェットの中には】でプレイ)
 灯織と一緒でいつも苦しそう。何のためにがんばってるかわかってない気がする。
・シーズ
・七草にちか(R【白いツバサ】でプレイ)
 言語を絶するテキストの緊密さ。読んだ後どっと疲れるし読後感は最悪だがシャニマステキスト中最高傑作なので読むべし。
・緋田美琴(R【白いツバサ】でプレイ)
 これ以上美琴は何を頑張ればいいのか、俺にも分かんねぇよ……。WING優勝するとにちかとは違い達成感に満ちたエンディング。美琴ーーーーーーッッ!!!!!!!!
 
 以上です。思い入れがあるメンバーとそうでないメンバーの差が激しすぎる。霧子、甘奈、凛世あたりはもう一回やる必要があると思います。冬優子の水天カイヤナイトを手に入れたらやります。つま先だけのつもりが頭まで浸かり……。
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anouta-jp · 4 years
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「lightmellowbu presents 90年代シティポップ名曲ランキング」anouta若山セレクトの20曲
http://lightmellowbu.blog.fc2.com/blog-entry-158.html
タツロー/まりやという権威を頂に仰ぐ形(ヤマタツ・ピラミッド)にすっかり見慣れてしまったこの数年の「シティポップ・ランキング」.....これではイカンザキ、とそこに鮮やかな軛を打つべく(?)、今夏に堂々公開された「 lightmellowbu presents 90年代シティポップ名曲ランキング   」。bu員&moreで好き勝手選びそれを集計した形をとったため、その結果は選んだ本人たちが驚くくらいカオスなものとなり(現在も1位の「村井博」は入手困難という...私は何故か持っていました)、また来年に集計すれば来年に知った盤が幾つか入るような状況であることも間違いなく、これらから導き出せるのは「このランキングは中間報告、あるいはプロセスなので引き続き各々digや理解を進める以外に道はない」という、ある種「修羅の道」のような事実なのでした。来年も再来年も生きなければならない。
というわけで、自分がチョイスした20曲も年内に公開しておくべきであるはずなのでそうします。「90年代」というワードにかなり敏感になりつつ選びました、というのも91年はトレンディですが97年はトレンディではないのだから...94年以降の盤はかなり「おずおずと」ピックアップしているのが透けて見えるはずです。
「90年代シティポップ」という定義は真剣に考えると意外と難しい。例えば80年代に(タイアップのヒット曲である)「RIDE ON TIME」をチョイスするかの如く、「hello,my friend」「ラブストーリーは突然に」を選ぶのはアリなのか?ASKAやミスチルの「シティ感のある楽曲」の扱いは?等々。それらを選ばない理由があるとすれば「J-POPだから」という感覚的な種別がありそうですが、「J」と「CITY」のその感覚的な差がどこにあるのか、自分は経年と共にだんだん忘れていってます。「CITY」と「渋谷」もそう。2020年なりの根拠不明な「踏みとどまり」を、以下のランキングから感じていただけたらまあ面白いのではないでしょうか。
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1.君と僕と彼女のこと / 坂本龍一 Feat.高野寛  作詞 大貫妙子 作曲・編曲 坂本龍一 (From Album「Sweet Revenge」1994)
歌詞中の「10年後」というキーワードが象徴するように、  70年代の「都会」80年代の「色彩都市」由来の都市感覚を引き継ぐ楽曲であるという強い思いから1位チョイス。クィアネスがニューヨークの所謂「カッコイイ」イメージを触媒としつつ、新鮮さ(と奥ゆかしさ)をもって綴られているのも90年代ならでは。
2.心から好き / 宮沢りえ 作詞 KIKUJI 作曲 山田直毅 編曲 難波正司 (From Single「心から好き」1992)
奇跡のような出来栄えにアイドル歌謡枠に入れることすら憚られるミッドナイト・アーバン・ジャム。音数少なめの打ち込みに「エロティックな関係」を充分に孕む歌声が乗り、スムース感触を持続させる。伊東たけしのサックスが切り込んでくる瞬間を固唾を呑んで待つ。
3.チャイナ・カフェ / 高橋徹也 作詞・作曲 高橋徹也 編曲 高橋徹也、上田禎 (From Album「夜に生きるもの」1998)
「10年代シティポップ」の20年先取りに聴こえる強曲。タイトなビートにサチモス的深夜不良感を含ませつつも、歌声には東野純直的な「90年代の実直さ」もどこか垣間見え、のっぴきならない。スガ槇原らのようなタレント的な個性が全編さほど現れず、故にどの時代に聴いても瑞々しい。
4.21世紀の恋人 / 谷村有美 作詞 神沢礼江 作曲 柴矢俊彦 編曲 西脇辰弥 (From Single「21世紀の恋人」1991)
ceroのラジオで5年くらい前にかかっていた。子供のころに耳なじんでいた「ふつうの曲」が、時間を超えて「取り戻せない輝き」として聴こえることに驚く。あの頃のブラウン管越しにはまだあった「未来としてのシティ感覚」。
5.湘南ドリーミング / 村田和人 作詞 安藤芳彦 作曲 村田和人 編曲 中村哲 (From Album「空を泳ぐ日」1990)
当時賛否両論あったという「村田×打ち込みアレンジ」だが個人的にはど真ん中、大成功、トレンディ。ジャケのような、デジタル・グラフィックのひとつ前くらいの「絵の中の青空」を感じる。
6.せつなかった日 / 上田まり 作詞・作曲 上田まり 編曲 浅野祥之 (From Album「room」1998)
レココレのシティポップ別冊でその存在を知ったレイト90sレアグルーヴ。ミーシャ宇多田前夜の中間期グルーヴィー楽曲はまだまだ未発見盤が多い。この路線でアルバム1枚統一させていれば…
7.はじまりのkissをして / 長沢有起 作詞 鮎川めぐみ 作曲 熊谷幸子 編曲 松本晃彦 (From Album「kiss and make up」1993)
90年代日本が誇るべき天才作曲家、熊谷幸子。大大傑作のファーストセカンドから1曲というのがどうしても選べず、同時期の提供曲からピックアップ。按摩のようにほぐれてゆくメロディに聴き手はただ身を任せるだけ。
8.What do you want me to do -どうして欲しいの- / 中原めいこ 作詞・作曲 中原めいこ 編曲 中村哲 (From Album「303 EAST 60TH STREET」1990)
まあ80年代の延長ですが...90年代に中原は沈黙してしまうので「すべり込み」とチョイス。チャキチャキしたニューヨーク感覚、ブギーとラテンの狭間をトレンディに縫合していく打ち込みアレンジ。元気。
9.Candy / 具島直子 作詞・作曲 具島直子 編曲 桐ケ谷"bobby"俊博 (From Album「miss G.」1996)
この曲を「シティポップ」と呼んでいいのかかなり長い間ためらいがあったし今でも迷いがあるけど、いい曲だしみんな好きだしと日和ってチョイス。多分真の再評価はあと10年後くらいにやってくる。
10.雨がやまない / SMAP 作詞 久和カノン 作曲 寺田一郎 編曲 長岡成貢 (From Album 「SMAP 007 ~Gold Singer」1995)
BTSの「関係性発露」がSMAPを源流にした意識下にあることは間違いなく、殊に「6人組時代」の上下感の希薄さは彼らにより近い。「ダイナマイト」の次に「Life Goes On」と言うか「セロリ」とくるか、これは好みの問題。
11.キミとボク / 鈴木蘭々 作詞・作曲 EPO 編曲 清水信之 (From Single「キミとボク」1998)
2021年はボサノヴァが来るのでしょうか。誰よりも「痛み」を分かるシンガー、EPOが90年代の内外状態と向き合って静かに放った(提供した)赦しのラブソング。ゲイを救う歌詞とも思う。
12.Everlasting Love / 麗美 作詞・作曲 堀川麗美 編曲 堀川麗美、萩田光雄 (From Album「夢はおいてませんか?」1991)
あまりにも出来がいい、どこを切ってもザッツ91年なブラコン・ミディアム。これをやりたいという確かな意思を感じる。もし麗美に「ユーミン時代」が無かったら、却って現在の評価は高かったのではないだろうか…
13.抱きしめたい / 米米CLUB 作詞・作曲 米米CLUB 編曲 中崎英也 (From Album「Phi」1993)
米米やドリをシティポップと言っていいのか...しかしこの曲は良い。カップスープのCM曲だったこともあって「トレンディ生活」モードが幼年の記憶と共に刻まれていて、なしくずし的にチョイス。
14.私達を信じていて / Cindy 作詞 康珍化 作曲 Cindy、鳴海寛 編曲 鳴海寛 (From Album「ANGEL TOUCH」1990)
この曲も「トレンディ生活」な温度極まりない(温度極まりない?)マイフェバリット。アゲすぎない上品さは同時期の中山美穂(Cindy、鳴海共にクレジット)ともすごく相性が良く、こちらもサブスクで必ず聴くこと。
15.RAIN DOLPHIN / 有賀啓雄 作詞・作曲・編曲 有賀啓雄 (From Album「umbrella」1992)
「雨が降る、テンテケンテケン」の出だしがすべてとも言えそうなレイニー・モワレ・おセンチミディアム。この感じをより色気方向に結びつけた藤井フミヤ「わらの犬」(有賀編曲)も入れたかった。
16.ヴィーナス / Original Love 作詞 木原龍太郎 作曲 田島貴男 編曲 オリジナル・ラヴ (From Album「結晶 SOUL LIBERATION」1992)
昔彼らを「ジナラヴ」と略すとTVでやっていて中学くらいまではそう呼んでいた。「クイズ!年の差なんて」で「ミスチルとは何の略でしょう」という問題が出たとき、加藤茶は「日本のスープ※」と答えていた。
17.COOL WATER / 浜本沙良 作詞 夏野芹子 作曲 山口美央子 編曲 有賀啓雄 (From Album「Truth of Lies」1995)
フォーライフから何か1枚入れなければ、とbuのthaithefishさんフェバリットを。アルバムの1曲目が中原めいこ調ラテン・ポップスでこれが2曲目というのが面白いのですが、いつもこっちから聴いてしまう。
18.Love Popsy Love / いしだ壱成 作詞・作曲 いしだ壱成 編曲 中村哲、いしだ壱成、迫田到 (From Album「Simple Thing」1994)
何気に中村哲アレンジ3曲目。全然意識はしてませんでしたが…このアルバムはカトーマサカーで〆にかけるくらいに好きです。詳しくはトレ歌ブ第23回をご覧下さい。
19.新しい風 / 岩下清香 作詞 福士久美子 作曲 片寄明人、堀江博久 編曲 井上富雄 (From Album「眠らせないで」1996)
90年代シティポップ、と言った時にまず頭に浮かんだのは実はこの曲だった。buのinudogmaskさんミックス「Soul, Female, Mellow, Yellow」や片寄明人のシティポ始祖鳥的オムニバス「Mellow Best of J-AOR」に収録。
20.夏のおわり、近づいた空 / GWINKO 作詞 大山潤子 作曲・編曲 柿崎洋一郎 (From Album「I'M IN」1990)
この曲をサンプリングしたフューチャーファンクありましたよね(何だっけ…?)NJSとシティポップの結節点的な重要曲なので、今後もっと「名曲」扱いしてオムニバス等に収録してほしい。
※「ミスチル」と「みそ汁」をかけた
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sabo-pon · 4 years
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『別府』(著・芹沢高志)を読む
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—別府と大分の市境に位置する高崎山が、立てた女の右膝に見え、私は靄に包まれた別府港の柔らかな内奥に向かってまっすぐに進んでいった。—(抜粋引用)
 本をひらくと、大阪南港からフェリーで別府に向かうシーンからストーリーは始まる。てっきり別府を舞台にした芸術祭、「混浴温泉世界」のディレクターである著者の奮闘記か記録集か、「芸術祭とは何か」といった批評本かと思って読み始めたので、紀行文のような導入に思わぬ肩透かしを食らいながらも愉快な気分になる。というのは年末に片道7時間の船旅をしたので。
本書ではディレクターとしての考えやアーティストとのやりとりも語られてはいるのだが、実存するのかしないのか、読み手にとって存在が曖昧な人物との会話があったり(もしかしたらいるのかな)、小説というか、むしろ幻想文学を読んでいる気分になる本だ。別府での忘れ難い人々との邂逅、偶然と必然のダンス、映画のような白日夢など関心の赴くままに筆は進んでゆき、読み手は摩訶不思議な『別府』という本の異界ににゅるりと吸い込まれる。
 印象深いシーンはいくつもあるが、なかでも亡き祖父母との思い出が切なくも美しく綴られている。「日本橋に行きたいからついて来て」と著者が祖母とふたり出かけた場面がある。真上に首都高速道路が走る日本橋を黙って見ていた着物姿の祖母の背後から感じた深い哀しみ。
—「人の心と風景は相互に作用しあって深く結びつき、切っても切れず、一体となっている場合もある。あるときは風景を傷つけることが、誰かの心を傷つけることになることを、私たちは覚えておく必要があるだろう。— (抜粋引用)
 そして、冥府へ旅立つ間際に祖父の身体から吹き上げる輝く光の粉を見た場面はとても幻惑的な記憶として語られている。
 読み進む途中、いろいろな匂いを感じることもあった。鉄輪温泉の湯煙、ウスギモクセイの花、薬草、2本目のワイン、雨、硫黄 …。同じ体験をしているかの如く自分の嗅覚が文章と同期する。
 ときおり文中で引用される著名な科学者や哲学者などの言葉が象徴的で、『別府』ワールドを補完しているのだが、読後に繰り返し思い出すのはなぜかこの一文なのだ。
—「去っていくバスと女は追いかけるな」映画『春の日は過ぎてゆく』のなかでの祖母の忠告。(抜粋引用)
「出港した船と逃げた男は戻ってこない」(sabopon)
 夢と現実の境目が白い湯気に呑み込まれ判然としない『別府』の世界に、心ゆくまでさまようのが、湯に浸かる快感に匹敵するほど心地よい。
https://www.abip3publishing.org
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crispy-moratta · 2 years
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東北へのまなざし 1930-1945 展 memo
シャルロットペリアン 商工省
ブルーノタウト 『探検』
タウト『アルプス建築』の図版の枠線がゆるい
『都市の解体』では本文もカリグラフィーで出版年は1920年だがこの時代の印刷技術は??
タウトもアルバムをつくりスクラップノート的なことをしている。図版には建築以外にも、スナップや海の写真がある。
仙台、銀杏と絵馬
宴席で興が乗ると色紙に絵を描いたり俳句や和歌を読んだという風習があり、タウトも仙台滞在期間多くを残している。
タウトのアルバムにめっちゃブレてる写真あるのウケすぎて、コイケが咳してた笑
和歌の印は多宇登と刻していた。後に太干徒になる。
タウトの日記は便箋を横にして、ゆるやかな筆記で書かれる。図版も文字に混ざり、豊か……。
桂離宮の画帳は墨と朱でかかれている。ここでもゆるカリグラフィーが気持ちいい。
タウト全集の第三巻の想定、表題のレタリングが秀逸、、箱のパターンの鉛筆柄??はなに? 和紙みたいだけど、ちょっときたない笑
外国の趣向に合わせた「イカモノ」
タウト『日本工芸のかたち』の原稿ではめちゃくちゃ綺麗な筆記体がかかれているが、タウトの字なのか?緩急すごい、、だとしたらゆるタイポグラフィーは意匠性をいしきしたもの?
代わって、『工芸指導所関連翻訳原稿』は日本語でもかかれている。誤字はグチャッと消して完全に本稿ではない、便箋を再び横にして、左側の6割くらいを使っているが、右は注釈用か?
柳に向けた書簡は、綺麗なカリグラフィーで描かれている。外向き用の字がやはりあるように思える。罫線が、濃紺でかわいい。
ライトスタンド1D型は根の張ったキノコを思わせる。同電球を入れ込むのか分からない。
傘の付け根の部分の隙間が小さく、どう電球を入れ込むのか分からない。銀盤と陶の相性が気持ちいい。
「イカモノ」はドイツ語のkitsch
ブルーノタウトは秋田で勝平得之の案内を受ける。
東京で作品をみたタウトが手紙を送ったことが所以だが、、 (かつひらとくし)
後に勝平の元には藤田嗣治やシャルロットペリアンも来訪している。
タウトのデッサンは細く弱い線に、水彩が使われている。右上にはA4と書いてありなにこれ?A4の紙だから??
乱獲螺鈿角形シガレットケース、カビが柄がわからんが、イカしている。意表は側面のストライプ?
竹製の取手をいくつもプロトタイピングしていて、かわいい。竹の筒と細く切ったもののコントラスト
上野伊三郎の案で勝平に手紙を出す。
陳列館ってなに?
「新しい友達、勝平さん、さよなら」
ワラグツは口の部分がほつれないよう、布が縫われているところに柄がある。甲の部分の編まれ方が三つ編みみたいでかわいいね。
ホデァギ棒って何してんのこれ……チャンバラか?
ミノボッチがかわいいので私もこういう服がほしい、冬とかにきてめかしたいが、黒い編み込みは干した井草かなにかか?ゲラもかわいかった。
タウトのたどたどしそうな日本語と、挙動、、辛口批評家とあったのでハキハキしてるかと思ったが、意外とかわいいのか? かわいい感じだからこわい?コジコジみたいな芯の強さ……
わたしも勝平のような版画をしてみたいが、割と2番目のぼやっとしたアウトラインが好きである。しかし最後のM、Kをするちゃんとさ。関係ないけど、、
タウトの勝平宛の書簡が、便箋に図版の紙をそのままはっつけてんのかわいいが、これ書き下ろしじゃなくて、版画なのでこういう扱いができるのだな。
ひとつの便箋に、自分の印鑑いっぱい押してんのかわいいな、5個押してる。
デスマスクあってビビっている。初めて人間のデスマスクを見たのがブルーノタウトになってしまった。何でできているんやろ。鼻が右に傾いているよ。
芹沢の『日本民藝地図』がまたあった。民藝の100年展では全貌が見えたが改めて素晴らしいです、芹沢先生、、3隻にわかれている
雑誌『工藝』って箱もあるんか、生地が貼ってあって古風……、表紙の各号のバリエーションとは代わって、一貫した指標を感じる。
柳『雪国の葦』(葦ではない を見て思ったが、やっぱりこの時代の表紙のグラフィックとかって、反転図版を用いたものが多い。 『現在���日本民窯』みたいなモダンな写真図版+表題みたいなのはあまりない。
表題プラス飾り罫が多いよね。
名取洋之助 日本工房は報道写真とデザイン工房として知られる。
「日本の日用品」展はほぼイコール「民藝」であり、民藝がモダニズムの文脈でみても十分に耐えうることを示したそう。
青森南部の菱刺し股引きにも反転図版のものがあった。
堤人形やポーズがかわいい、、あぐらを描いて正座するかたち、
雪兜がアシタカじゃん……ってコイケが横で呟いててたしかにすにた。アシタカの住むところってら雪降ってたっけ?
手付肥畚ってなに糞運んでたんだろうか。下痢っぽいのとか、、
そっか棟方志功も青森の生まれか。ゴッホのひまわりをみて画家になったらしい。
飴釉白流皿の柄ってどういう付け方?紐置いてみたいな、、ソースみたいなイメージの方が近いか、それがながれているから、流し皿か。
鈴木繁男って誰ですか
『て仕事の日本』の芹沢の仕事がめちゃ良い。あらゆる民芸品をアイコンというかイラストレーションっぽいが、、なにが分けてる?
なお亀倉雄作も影響をうけたそう。
柳田國男 「度の進歩及び退歩」という講演で「旅」ういもよつらいもの といい、「旅行」わ 楽しみ 新文化 と規定した。
こけしには系統があ。、顔や体のつくりがちがう。
キャプションの下に単色の図版がはいむていてよいね��
映画『雪国』の表題とクレジットのレタリング、平筆で起こしたような字画だあるが、誰が書いたとみたいなところに匿名性があるが、わりとオーソドックスなかたちだったのではないか。
雪調 雪害調査所
トンガリ屋根は今和次郎が設計した。
今和次郎の雪国試験農家家屋の通し図よ文字がよかった。風呂やナガシの略じゃ、縁取り文字、母のメモを思わせる意匠
扉の開き寸法が30度くらいしかかいめない。
今和次郎の字形良 調べる
今和次郎 OLよ昼休みよお散歩コースや 主婦の朝食時の行動図がめちゃくちゃに良い。この時代には写真があると思うが、スケッチが魅力的、書いた方がはやいのか?
絵うますぎだろ……
今和次郎の弟、今純三も考現学のスケッチを手伝うが、元々イラストレーターとして東京に出るが関東大震災で青森に戻る。エッチングが得意?らしい
吉井忠
『東北記』にメモとスケッチがついになっている。
画面中央に全体像を描き、脇に表情や仕草のディティールを残していくような書き方が多い 最高。
く分かってない人などメモしながら進むと、個人的には特にレタリングやスケッチについた記述が多くなった。後半、今兄弟のスケッチがに魅せられてぎてメモを怠ってしまったことが悔やまれる。
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シャルロットペリアン 商工省
ブルーノタウト 『探検』
タウト『アルプス建築』の図版の枠線がゆるい
『都市の解体』では本文もカリグラフィーで出版年は1920年だがこの時代の印刷技術は??
タウトもアルバムをつくりスクラップノート的なことをしている。図版には建築以外にも、スナップや海の写真がある。
仙台、銀杏と絵馬
宴席で興が乗ると色紙に絵を描いたり俳句や和歌を読んだという風習があり、タウトも仙台滞在期間多くを残している。
タウトのアルバムにめっちゃブレてる写真あるのウケすぎて、横でコイケが咳してた笑
和歌の印は多宇登と刻していた。後に太干徒になる。
タウトの日記は便箋を横にして、ゆるやかな筆記で書かれる。図版も文字に混ざり、豊か……。
桂離宮の画帳は墨と朱でかかれている。ここでもゆるカリグラフィーが気持ちいい。
タウト全集の第三巻の想定、表題のレタリングが秀逸、、箱のパターンの鉛筆柄??はなに? 和紙みたいだけど、ちょっときたないのが非ブルジョワ感でいい。
外国の趣向に合わせた「イカモノ」
タウト『日本工芸のかたち』の原稿ではめちゃくちゃ綺麗な筆記体がかかれているが、タウトの字なのか?緩急すごい、、だとしたらゆるタイポグラフィーは意匠性をいしきして書いているもの?
代わって、『工芸指導所関連翻訳原稿』は日本語でもかかれている。誤字はグチャッと消して完全に本稿ではない、便箋を再び横にして、左側の6割くらいを使っているが、右は注釈用か?
柳に向けた書簡は、綺麗なカリグラフィーで描かれている。外向き用の字がやはりあるように思える。罫線が、濃紺でかわいい。
ライトスタンド1D型は根の張ったキノコを思わせる。同電球を入れ込むのか分からない。
傘の付け根の部分の隙間が小さく、どう電球を入れ込むのか分からない。銀盤と陶の相性が気持ちいい。
「イカモノ」はドイツ語のkitsch
ブルーノタウトは秋田で勝平得之の案内を受ける。
東京で作品をみたタウトが手紙を送ったことが所以だが、、 (かつひらとくし)
後に勝平の元には藤田嗣治やシャルロットペリアンも来訪している。
タウトのデッサンは細く弱い線に、水彩が使われている。右上にはA4と書いてありなにこれ?A4の紙だから??
乱獲螺鈿角形シガレットケース、カビか柄がわからんが、上面がイカしている。意匠としては側面のストライプ?
竹製の取手をいくつもプロトタイピングしていて、かわいい。竹の筒と細く切ったもののコントラスト
上野伊三郎の案で勝平に手紙を出す。
陳列館ってなに?
「新しい友達、勝平さん、さよなら」
ワラグツは口の部分がほつれないよう、布が縫われているところに柄がある。甲の部分の編まれ方が三つ編みみたいでかわいいね。
ホデァギ棒って何してんのこれ……チャンバラか?
ミノボッチがかわいいので私もこういう服がほしい、冬とかにきてめかしたいが、黒い編み込みは干した井草かなにかか?ゲラもかわいかった。
タウトのたどたどしそうな日本語と、挙動、、辛口批評家と聞くのでコミュニケーション、ハキハキしてるかと思ったが、意外とかわいいのか? そういうかわいい感じだからこわい?
わたしも勝平のような版画をしてみたいが、割と2番目のぼやっとしたアウトラインが好きである。しかし最後のM、Kをするちゃんとさ。ちょっと関係ないけど、、
タウトの勝平宛の書簡が、便箋に図版の紙をそのままはっつけてんのかわいいが、これ書き下ろしじゃなくて、版画なのでこういう扱いができるのだな。
ひとつの便箋に、自分の印鑑いっぱい押してんのかわいいな、5個押してる。
デスマスクあってビビっている。初めて人間のデスマスクを見たのがブルーノタウトになってしまった。鉄でできてる。鼻が右に傾いている。
芹沢の『日本民藝地図』がまたあった。民藝の100年展では全貌が見えたが改めて素晴らしいです、芹沢先生、、3隻にわかれている
雑誌『工藝』って箱もあるんか、生地が貼ってあって古風……、表紙の各号のバリエーションとは代わって、一貫した指標を感じる。
柳『雪国の葦』(葦ではない を見て思ったが、やっぱりこの時代の表紙のグラフィックとかって、反転図版を用いたものが多い。 『現在の日本民窯』みたいなモダンな写真図版+表題みたいなのはあまりない。
表題プラス飾り罫が多いよね。
名取洋之助 日本工房は報道写真とデザイン工房として知られる。
「日本の日用品」展はほぼイコール「民藝」であり、民藝がモダニズムの文脈でみても十分に耐えうることを示したそう。
青森南部の菱刺し股引きにも反転図版のものがあった。
堤人形やポーズがかわいい、、あぐらを描いて正座するかたち、
雪兜がアシタカじゃん……ってコイケが横で呟いててたしかにすにた。アシタカの住むところって雪降ってたっけ?
手付肥畚ってなに糞運んでたんだろうか。下痢っぽいのとかさ、、
そっか棟方志功も青森の生まれか。ゴッホのひまわりをみて画家になったらしい。
飴釉白流皿の柄ってどういう付け方?紐置いてみたいな、、ソースみたいなイメージの方が近いか、それがながれているから、流し皿か。
鈴木繁男
『手仕事の日本』の芹沢の仕事がめちゃ良い。あらゆる民芸品をアイコンというかイラストレーションっぽいが、、なにが分けてる?
なおこれには亀倉雄作も影響をうけたそう。
柳田國男 「度の進歩及び退歩」という講演で「旅」ういもよつらいもの といい、「旅行」わ 楽しみ 新文化 と規定した。
こけしには系統があ。、顔や体のつくりがちがう。
キャプションの下に単色の図版がはいむていてよいねえ
映画『雪国』の表題とクレジットのレタリング、平筆で起こしたような字画だあるが、誰が書いたとみたいなところに匿名性があるが、わりとオーソドックスなかたちだったのではないか。
雪調 雪害調査所
トンガリ屋根は今和次郎が設計した。
今和次郎の雪国試験農家家屋の通し図よ文字がよかった。風呂やナガシの略じゃ、縁取り文字、母のメモを思わせる意匠
扉の開き寸法が30度くらいしかかいめない。
今和次郎の字形良 調べる
今和次郎 OLよ昼休みよお散歩コースや 主婦の朝食時の行動図がめちゃくちゃに良い。この時代には写真があると思うが、スケッチが魅力的、書いた方がはやいのか?
絵うますぎだろ……
今和次郎の弟、今純三も考現学のスケッチを手伝うが、元々イラストレーターとして東京に出るが関東大震災で青森に戻る。エッチングが得意?らしい
吉井忠
『東北記』にメモとスケッチがついになっている。
画面中央に全体像を描き、脇に表情や仕草のディティールを残していくような書き方が多い 最高。
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ittoku-h · 2 years
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カモ・リバー
 冷たい風、川面に跳ね返る眩しすぎるくらいの日差し、咲きかけの桜、四本の脚を器用に動かし健気に歩を進める柴犬、乾いた砂利の歩道。信号機のカッコウ、ジョギングの足音、スケートボードの喧噪、遠くで楽器の音——
◎芹内愛里 吹奏楽部員 17歳
 高校二年生、部活動でアルトサックスを演奏、本当はジャズをやりたい。対して上手くないと思っているため人には言えない。本が好き。西加奈子の作品を熱心に読む。真面目に見られるのが嫌で人に言えない。弟がいる。父親は公務員、母親は祖父が創業の歯医者を経営。金持ちに見られるのが嫌で人に言えない。
 吹奏楽部はどの運動部よりも朝が早いです。部員数は一学年平均30人くらい。そのほとんどが女子生徒で、男子部員は三学年合わせて7人しかいません。副部長の先輩を除いたあとの6人は、大体いつも隅っこの方に追いやられています。私の担当はアルトサックスです。部活が休みの時は鴨川の橋の下で自主練をします。部員が沢山いるので、ちゃんと練習しないとメンバーに入れないんです。母の影響で幼少期からビリージョエルの楽曲をよく聞いていました。特に好きな楽曲は『Scenes from an Italian Restaurant 』。曲が一本の映画のようにダイナミックで、特に間奏で入る小気味の良いサックスソロを聴くたびに、躍り出しそうな気分になります。中学校に上がったときに入った部活が吹奏楽部でした。どの楽器を担当したいか顧問の先生と面談をした際、特に希望はありませんでしたがビリージョエルが好きと伝えると、後日部室に張り出された担当一覧に「芹内 アルトサックス」と記載されていました。母にそのことを伝えると、大変喜んでその日は私の好きなチーズフォンデュを張り切って準備してくれました。
◎松下義則 塗装会社経営 66歳
 二つ上の妻と北山に居住。昨年、息子夫婦が跡を継ぎ、自身はリタイア。子供の幼稚園で保護者対抗徒競走に出場する際に買ったジャージを三十年ぶりに引っ張り出し、ウォーキングを始めた。息子夫婦からプレゼントでもらった運動靴、首に手拭い、昔ゴルフコンペで貰ったスポーツキャップ。身長はやや低い。中高年なりのお腹の出方。
 川沿いに設置されてる運動器具を使って運動するお年寄りと一緒にされるほど、まだ老け込んでへんと思います。去年まではまだ現場に出てたし、孫とのキャッチボールも何ら問題ないから。仕事を引退したので、体力が衰えへんためにも、ウォーキングは毎日欠かさずやると決めました。近くの風呂屋に着替えだけ預けて、植物園の周りから鴨川をぐるっと一周します。これだけでも3km弱やさかい、まあまあ大した運動でっせ。ほんで最後、河原の広場で一通りのストレッチをして、風呂屋で汗流して帰ります。ほんまは風呂屋の一番空いてる時間に行きたいんやけど、その時間はいつもけったいな不動産屋のおっさんがおるさかいに、ちょっと時間ずらして行くようにしてます。脱衣場のテレビで大相撲を見るのも楽しみですわな。この前の新関脇が優勝したときは、なんや久しぶりに相撲界が盛り上がっとる気がしました。風呂入ってさっぱりして帰ったら晩飯つまみながら焼酎飲んで、これにて一丁上がりってなもんですわ。
◎岸田千穂 パート 32歳
 実家は香川県高松市。出産前は雑貨屋で週四回アルバイト。旦那は半導体メーカーに勤務。子供はあと二ヶ月で一歳。同郷の先輩との週一ランチ会が楽しみ(学生時代はそこまで仲良くなかった)。フィルムカメラを買った。誰もフォローしていない非公開のインスタグラムに子供の写真を投稿。
 アルバイトさせてもらっていた雑貨屋さんは、家から少し遠いし、お給料もはっきりいってそんなに良くはないんですけど、それ以上に社員の方や他のアルバイトの方の人が良かったんです。子供ができてから、そういう周りの人と関わる機会が減っちゃったので、美香ちゃんとのランチの時間がほんとに心の救いで。美香ちゃんは地元の高校の先輩で、在学中はそんなに関わりが無かったんですけど、たまたま今住んでいる家が近くて、それで連絡を取り始めたんです。旦那は仕事の都合で出張が多くて、あんまり子育てには関われないんです。本人も子育てに関われてないことを結構気にしてて、たまに休みを家で過ごせるときは子供の面倒見てくれるんですけど、やっぱり一人で子供の面倒見るのって想像以上に大変で。美香ちゃんは小学生のお子さんが二人いるんです。なので子育ての相談にも乗ってくれるし、使わなくなった子供用の服とか、育児グッズをくれたり。精神的にも物理的にも今や恩人ですね。
◎柳拓巳 大学院生 24歳
 どこに行くにもクロスバイク。建築家志望。安藤忠雄建築に惹かれその道を志す。一人暮らし。有線イヤホンが好き。ジャスミンティをよく飲む。痩せ型、メガネ、Tシャツは白の無地に拘る(色付きは変な自意識で抵抗あり)。考え事をするときは脚を組む(左が上)。趣味は蕎麦屋巡り。
 小学生の頃、親に安藤忠雄設計の「光の教会」へ連れていかれた際に衝撃を受けて、そこから建築家に憧れを抱くようになりました。それで京都の大学に通って、そのまま院に進みました。今はどちらかというと、安藤忠雄のような芸術としての建築というより、多様な人々が行き交う場づくりに興味があります。研究室の課題に取り組む際には部屋の中にいてもアイデアが浮かばないので、外に出ます。鴨川のベンチに座って、イヤホンで小さくインストの音楽をかけると、周囲の音と混じってとても集中できます。参考になりそうなスタディ集を三冊ほど持って来て、思い付いたアイデアを紙のメモに書き込みます。紙はメモ帳から切り離して、一枚だけ持ち歩きます。書くスペースが沢山あると、イメージが散乱するので、限られたその一枚の中にアイデアがまとまるように。鴨川って、普段の生活では関わらないような多様な人たちが、互いに干渉せず、各々の営みを自然に行っているんですよね。究極のランドスケープだと思います。
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utautain-suzuri · 2 years
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初土の種 合羽摺り(ステンシル)
●合羽摺り 合羽摺りは江戸時代に多色刷り木版の表現が生まれる前から上方で用いられた表現です。 主線は木版で墨で刷り、彩色部分に合羽摺りを施しました。明治20年頃まで続き、特に大津絵などで見られました。 昭和の民藝運動の頃、芹沢銈介が『絵本どんきほうて』を著した際にも用いられた技法です。
防水紙を図画(もしくはそれらの彩色部分)の形に切り抜き、刷毛で色を塗布します。 ステンシルという技法を聞いた事がある方は想像し易いでしょうか。
手芸用品店や100円ショップに、ステンシル用シートとして「ユポ紙」が売られています。 ユポ紙は合成紙であり、ポリプロピレンが原料です。 水や油分、薬品に強く、破れにくい、また印刷がきれいにできる等の特長があります。森林資源を使用していないので、環境にも良いそうです。 このユポ紙を使用する事をおすすめ致します。
難しい部分が無い事もあり、作業中の写真がないです。 〔道具〕 ステンシルシート(水分にも撓まずカッターで切れるもの。ユポ紙を用いました。)、 鉛筆、カッター、カッターマット、 刷毛(小さな版画刷毛を用いました。水分を含みすぎないのと、紙に対してまっすぐ垂直方向に色を乗せられるものが理想的です。)、 絵の具(顔彩を用いました。あまりしゃばしゃばにしないでも用いれるもの。刷毛と紙と相性が良いもので。)
〔やり方〕 下書きの段階で型紙での表現になる事を考慮しておきましょう。 ①下書きをステンシルシートに鉛筆で写します。ひっくり返す必要はありません。  ステンシルシートは半透明のものが多いと思うので、そのまま重ねて作業できます。 ②写した内容をカッターで切りぬきます。版の出来上がり。 ③摺る部分に版を乗せて、刷毛で色を乗せていきます。  小さく円を描くようにすると刷毛目があまり出ません。  型から浸水せず調度良い絵の具の具合を探って下さいね。
一度摺ってみると意外と細い印象になるかもしれません。版を手直しして少し調整してみて下さい。
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民藝運動や型紙を用いる染色の表現に詳しいという訳ではないのですが、合羽摺りの型紙らしい表現は、手摺りの温もりやかわいらしさと共にすっぱりと切り抜かれた潔さのようなものがある気が致します。また『絵本どんきほうて』のように本に仕立てられるという点は、可能性がある表現だと思います。
少し合羽摺りの短所や長所を考えてみたいと思います。
合羽摺りは幾つか欠点が挙げられますが、見方によっては利点となります。
・細かい表現に向かない、色の中に色を塗りたくない箇所がある場合は繋げないといけない →民藝運動の際に体を成した独特の文字表現などのように、型紙らしさが出る これは合羽摺りのみならず、表現とそれを具現化する素材との相性は表裏するものなので、型紙らしい表現と意気投合できるか、なのです。 切り絵が得意だともっと細かい表現もできるとは思いますが、刷毛で色を乗せていく時に細く繋がっている部分を維持できるかもポイントです。
・色がむらになり易い、孔の縁に色が溜まる →機械的なきれいさ、クオリティではない事に魅力を出す事が出来る あまり極端な色むらは、ちょっと露骨かもしれません。とは言え、この点は表現の幅や味となります。 伊藤若冲の『花鳥版画』では意図的に濃淡表現がされ、絵画表現の探究がなされました。
使用する内に版が浮いてくる事もあるのですが、ユポ紙などのように版の素材は現代の技術的進化を考慮して選べばよいです。 また、馬連を用いる木版ほど刷る紙に制限がないので、薄めの紙にも摺る事が出来ます。 現代では色で何を使うかも自由度がありますね。ステンシル用のスタンプ台も色数があり、絵の具の種類も豊富です。 また、出来上がり後に版の調整が簡単にできる点も良いですよね。
孔版印刷としてとても分かりやすい表現なので、出来ていく過程にあまり不安がない所も結構好ましいです。 型紙を用いる事で他の印刷と明確に違う表現になるので、今回(四月)のように重ねても、派手にならずに存在感が出せます。型紙の表現は、染色の作品をご参考になさってみて下さいね。
目次 4月趣向 4月制作(後半)
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arakawalily · 3 years
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EUのレッドゴールドプロジェクト主催<ホワイトデーウイーク プレス会食会にご招待いただきました❗️3月12日から、26日まで開催されます、ホワイトデーウィークにだけいただけます、銀座嘉祥さんとレッドゴールドさんのコラボメニューは、かなり感動する斬新なメニューで、ホワイトデーにこちらをご馳走になったら、たぶんメロメロです。是非おすすめ致しますよ❗️ランチで私は一万円を超える内容に感じましたが、5500円という、銀座の料亭らしからぬ、リーズナブルな価格です。急いでご予約してみてくださいね❗️ レッドゴールドトマト ホワイトデーウイーク(3月12日~26日) 「バレンタインデーのお返しは真っ赤なパッションで!」 チョコレートもトマトも、その昔は「愛の妙薬」として使われていたそうです。バレンタインデー発祥の地、欧州、イタリアで太陽の光をたっぷり浴びて育った「レッドゴールド」トマトは情熱みなぎる真っ赤なパッションカラー❗️ 銀座のうち山さんで12年修行されました銀座嘉祥さんの狩野氏が、
レッドゴールドトマトピューレなどを使用したレシピを含む、トマトフルコース料理をこの期間にいただけます。日本料理の伝統技術に和食料理人が創り出す熟成寿司を融合させ、トマトと、季節感あふれる新しいコース料理を演出。 正統派でありながら斬新なお料理をいただけますので、間違いなく感動がありますよ❗️しかも、器選びが素晴らしく、こだわりの器にて至福の時間と空間を味わう贅沢な時間。 メニュー 1.先付 帆立と豆乳寄せ 2.八寸 蛸の柔らか煮とだし巻き卵にトマトソース 浅利と芹の煮浸し 蛍烏賊とグリンピース 3.煮物碗 若竹鍋  4焼き物 炙り鯖寿司 5箸休め 自家製ぬか漬け 6握り 本鮪赤身 一週間熟成寿司 ミルフィーユ仕立て 真鯛の漬け イシガキダイ、平貝炙り、アオリイカカラスミ 7.トロたく巻き 8.花咲丼 全てのネタが走馬灯のり、トマトソースをお好みで 9.レッドゴールドトマトシャーベットと黒蜜がけ 和食にトマトがこんなに合うことにびっくりしました❣️もう一度予約して食べたいです。 コース料理5500円+サービス料500円で6000円です。 銀座の料亭カウンター、一品ずつ丁寧に作られた熟成寿司と、赤いトマト料理は映えますよ。四季の彩りを反映した室内、清々しい白木のカウンター、そして無駄のない動きで料理を盛りつける狩野さん。 静謐の中で次々と登場する懐石料理の美しさに目を奪われながらも、「この後何がでてくるのかな」とワクワクして、感動を味わえます。テレビ朝日さん、各新聞社3社以上、東京カレンダーさんも取材されてました❣️東京カレンダー風味に撮影いただきました❗️ #レッドゴールド#レッドゴールドジャパン #redgoldjapan #レッドゴールドトマト#銀座嘉祥 #嘉祥#redgoldfromeurope #redgoldfromeuropejapan #redgoldfromeuropekorea #pr#イタリア#イタリアン #イタリア好き#荒川リリー#lilystudio#キャラクターデザイン#キャラクターデザイナー#チーズ天使#銀座グルメ#グルメデザイナー #redgoldfromeuropejapan  #ANICAV  #レッドゴールドホワイトデーウイーク#狩野迅門#銀座料亭#銀座和食#銀座ランチ#銀座ディナー#銀座グルメ (銀座 嘉祥) https://www.instagram.com/p/CawAfRKvioW/?utm_medium=tumblr
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kamatari839 · 3 years
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蕨か大宮か
【浪士組 密着24時】の企画で久しぶりに改めて浪士組上洛について調べているのだけども、まず初日の宿泊場所で躓いた。
『文久新聞』によると「蕨宿泊之よし」と書かれてあり、『御上洛御供先手日記』『浪士組上京日記』には「大宮江参り候」「大宮駅に泊す」と記載されている。
うーむ。これはやはり「新聞」より「日記」の方が信憑性が高いのだろうかね。しかし、自分の本棚をひっくり返してみると、やはり蕨宿派と大宮宿派に分かれている。これはアレかな?新説としては大宮なのか?(勉強不足で申し訳ない)
芹沢鴨暗殺にしても、こちとらもう子供の頃から「9/18」でインプットされているし、そう載ってる書籍も多数所持しているのに、新説では「9/16」だものね。僕の脳みそは今更書き換えるのが大変なのだけど、新しい事実がわかるのもまた嬉しいことではあるし、それでこそ歴史であり、さらにいうと、もう本当のことなど誰にもわからないのが事実だと思う(持論)。
当事者なんていないし、たとえ史料があれど、それを書き記したのが我々と同じ「感情」を持ち「あやふやな記憶」を時に発揮してしまう人間であるかぎり、そこに「絶対」はないのだ。
だからこそ、わずかなヒントで無限に空想できるからこそ歴史ってロマンがあるんだよなァー。(蕨宿問題から壮大な締めで終わった)
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itocaci · 3 years
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花を咲かす風と装い
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こんばんは。
駆け抜けた年末年始。
本当に日々詰め込みすぎて、そして作業にも終われ、全く落ち着く暇もなく今日を迎えています。
ようやく少し落ち着くと、今度は家のことが全くできていないことに気がつき、今月はゆっくりとではありますが家の整理もしていければなと思っております。
なんだか2021年が、はるか昔のように感じております。笑
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さて、昨日”小寒”を迎え、いよいよ冬の五番目の節気を迎えました。
今回のオンラインショップでは「寒の内」ということで温かなアイテムもピックをしたのですが、アウターにも限りがあり、そしてそんなアウターばかりを掲載するのにも流石に辟易としてきたので、ちょっと趣向を変えて「花」をメインにアイテムを選んでみました。
本格的な冬の中で花と聞くと違和感を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
しかし年明けの節目でもある”小寒”から春の終わりまで、「二十四番花信風」という、花を咲かす風が吹くとされます。
これは、”小寒”から”穀雨”までの八節気を二十四区分に区切り、その区分毎に吹く風が、対応した花を咲かせるという、素敵な言い伝えになります。
ちなみに二十四区分というのは七十二候に対応しており、”小寒”の期間ですと下記になります。
1/5〜1/9:”芹乃栄(せりすなわちさかう)” 〔初侯〕
1/10〜1/14:”水泉動(しみずあたたかをふくむ)” 〔次侯〕
1/15〜1/19:”雉始雊(きじはじめてなく)” 〔末侯〕
このように各節気間はいつも三区分に分けられます。
”小寒”の三候に当てられた花は、初侯が梅花、次侯が山茶(椿)、末候が水仙となります。
中国から入った慣習となるため、多少の誤差はありますが、このように、次の”大寒”はもちろんのこと、5月頭の”立夏”の前日まで続いていきます。
本日は、そんな花を咲かす風が吹き始める頃を祝って、当店の花柄のアイテムをご紹介させていただければと思います。
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Fumiku : Flower Satin Long Sleeve Dress (Blue) ¥42,900 (tax in)
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Fumiku : Flower Satin Long Sleeve Dress (Black) ¥42,900 (tax in)
まずは"Fumiku"の花柄のロングワンピース。
"Fumiku"らしく、生地を重ね1枚のワンピースの中でレイヤードをお楽しみいたけるアイテムとなります。
左右非対称のデザインとドレープを巧みに使い、レイヤードを活かしたデザインがとても素敵な1着となります。
サテンと呼ばれる、光沢の美しい織物をベースに、シックで繊細な花柄が、上品な雰囲気を出しています。
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袖が長いため、コートやトップスを上に着用しても、袖元の重ねをお楽しみ頂ける点もオススメです。
また、ワッシャー加工と呼ばれる、シワ感を出す加工を施すことで、ドレスのような美しさを持ちつつも、ラフに日常の場面でも着用できるよう落とし込んでおります。
そのため、幅広いシーンで活躍する1着となりますよ。
そういったアイテムを1着持っているととても便利ですね。
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BANSAN:Design Motif Skirt (DARK BROWN) ¥49,500 (tax in)
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BANSAN:Design Motif Skirt (WINE RED) ¥49,500 (tax in)
大胆な花柄を全面に用いた"BANSAN"のスカート。
ボテッとした花柄がとこかレトロな雰囲気を醸し出し、良い味を出しております。
ノスタルジーな趣を感じつづも、装いに取り入れると、嫌味はなく、気張らないスタイリングができてしまう点が個人的にとてもオススメな点でもあります。
上品な花柄のロングスカートですと、どうしても着用する場面が限定的になってしまいますが、このスカートからは、絶妙な野暮ったさやレトロな趣を感じることができ、カジュアルな装いにも華を添えるアイテムとなるのでは無いでしょうか。
贅沢に布地を使ったスカートは動きに合わせて広がりも生み出します。
巻きスカートのように重ねたようなデザインも相まって、とても美しいシルエットが素敵です。
着丈の長いワンピースやコートと合わせて、膝下でチラッとポイントを見せるような着こなしもオススメですし、ショート丈のトップスと合わせて大胆にスカートを主張していただくような合わせ方も良いですね。
気張らない、生活に寄り添う花柄。
そんな言葉がしっくりくるスカートになるのではないでしょうか。
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BANSAN:Long Tie Front Open Cotton Dress (BEIGE) ¥46,200 (tax in)
最後は、スカート同様の花柄の素材をアクセントにしたワンピースをご紹介します。
スカートも良いけど少し主張が強いと感じられる方にはこちらのワンピースがオススメです。
首元のタイをリボンように結んでアクセントにして頂くのも良いですし、軽く重ねて垂らして頂く合わせ方も素敵です。
ニットやコートのインナーに着用しても、首元からチラッとリボンを出すことで装いに華を添えるような着こなしが可能となります。
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袖のふんわりとしたボリュームや、袖口の包みボタンが女性らしい雰囲気を引き立てる、細部に抜かりのない1着となります。
コットン素材がベースになりますので、秋から春までシーズンを跨いで着用が可能となりますよ。
ということで、本日は以上5点をご紹介させていただきました。
なお、こちらのアイテムは現在オンラインショップにも掲載をしておりますので、そちらも合わせてご覧いただけると幸いです。
https://itocaci.thebase.in/
冬の冷気を帯びた風は身体に応えます。
それでもその風がどこかで花を咲かせていると思うと、少し微笑ましく思えてしまいます。
今回は、そんな花を咲かせる風に思いを馳せて纏っていただければと思いご紹介を��せていただきました。
それでは次回もお楽しみに。
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