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#芹沢俊介
anamon-book · 6 months
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少年犯罪論 芹沢俊介・編著 青弓社 装丁=村山守
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ophelia333k-2 · 2 years
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読みたい本(読む本)
◆小説 ・M・バルガス=リョサ『都会と犬ども』 ・マルスの歌・ロブ=グリエ『反復』 ・ドストエフスキー『地下室の手記』 ・川上未映子『夏物語』
・ジョン・キーツ『キーツ詩集』
・『ランボー詩集』
・麻布競馬場『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』
・吉本隆明初期詩集
・岸田将幸『生まれないために』
・岸田将幸『岸田将幸詩集』
・現代詩手帖2011年5月号「言葉は力そのものである」
・藤原賢吾『人民の敵 外山恒一の半生』
・千坂恭二『哲学問答2020─ウィルス塹壕戦』
・『脱原発「異論」』
・J‐P・シャンジュー, P・リクール『脳と心』
・吉本隆明, 芹沢俊介『対幻想 : n個の性をめぐって』
・吉本隆明『共同幻想論』
・他人を見下す若者たち
・もうおうちへ帰りましょう
・ベケット『どんなふう?』
・透明だった最後の日々へ
・エデン・エデン・エデン ◆哲学・思想 ・ドイツ・イデオロギー ・仮面の解釈学 ・共同幻想論 ・吉本隆明『天皇制と日本人』 ・吉本隆明, 芹沢俊介『対幻想 : n個の性をめぐって』 ・吉本隆明『共同幻想論』 ・中国が読んだ現代思想 サルトルからデリダ、シュミット、ロールズまで ・Ckaire Colebroo "IRONY" ・千坂恭二『哲学問答2020─ウィルス塹壕戦』 ・『脱原発「異論」』 ・J‐P・シャンジュー, P・リクール『脳と心』 ・プラトン『政治家(ポリティコス)』 ・『感覚の論理―画家フランシス・ベーコン論』 ・埴谷雄高――夢みるカント ・天皇と日本のナショナリズム ・埴谷雄高――夢みるカント ・雪片曲線論 ・チベットのモーツァルト ・生命の臨界―争点としての生命 ◆その他 ・自然哲学の数学的諸原理 ・みんなの前で褒めないでください ◆映画 ・シャイニング ・窓辺にて
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sabo-pon · 4 years
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『別府』(著・芹沢高志)を読む
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—別府と大分の市境に位置する高崎山が、立てた女の右膝に見え、私は靄に包まれた別府港の柔ら���な内奥に向かってまっすぐに進んでいった。—(抜粋引用)
 本をひらくと、大阪南港からフェリーで別府に向かうシーンからストーリーは始まる。てっきり別府を舞台にした芸術祭、「混浴温泉世界」のディレクターである著者の奮闘記か記録集か、「芸術祭とは何か」といった批評本かと思って読み始めたので、紀行文のような導入に思わぬ肩透かしを食らいながらも愉快な気分になる。というのは年末に片道7時間の船旅をしたので。
本書ではディレクターとしての考えやアーティストとのやりとりも語られてはいるのだが、実存するのかしないのか、読み手にとって存在が曖昧な人物との会話があったり(もしかしたらいるのかな)、小説というか、むしろ幻想文学を読んでいる気分になる本だ。別府での忘れ難い人々との邂逅、偶然と必然のダンス、映画のような白日夢など関心の赴くままに筆は進んでゆき、読み手は摩訶不思議な『別府』という本の異界ににゅるりと吸い込まれる。
 印象深いシーンはいくつもあるが、なかでも亡き祖父母との思い出が切なくも美しく綴られている。「日本橋に行きたいからついて来て」と著者が祖母とふたり出かけた場面がある。真上に首都高速道路が走る日本橋を黙って見ていた着物姿の祖母の背後から感じた深い哀しみ。
—「人の心と風景は相互に作用しあって深く結びつき、切っても切れず、一体となっている場合もある。あるときは風景を傷つけることが、誰かの心を傷つけることになることを、私たちは覚えておく必要があるだろう。— (抜粋引用)
 そして、冥府へ旅立つ間際に祖父の身体から吹き上げる輝く光の粉を見た場面はとても幻惑的な記憶として語られている。
 読み進む途中、いろいろな匂いを感じることもあった。鉄輪温泉の湯煙、ウスギモクセイの花、薬草、2本目のワイン、雨、硫黄 …。同じ体験をし��いるかの如く自分の嗅覚が文章と同期する。
 ときおり文中で引用される著名な科学者や哲学者などの言葉が象徴的で、『別府』ワールドを補完しているのだが、読後に繰り返し思い出すのはなぜかこの一文なのだ。
—「去っていくバスと女は追いかけるな」映画『春の日は過ぎてゆく』のなかでの祖母の忠告。(抜粋引用)
「出港した船と逃げた男は戻ってこない」(sabopon)
 夢と現実の境目が白い湯気に呑み込まれ判然としない『別府』の世界に、心ゆくまでさまようのが、湯に浸かる快感に匹敵するほど心地よい。
https://www.abip3publishing.org
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22centuryworks · 3 years
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 何をそんなに脅えているのですか?(芹沢俊介)
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c3oyama · 4 years
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3/13 #サンドイッチデー 誕生日/ #吉永小百合 #コロッケ #今田耕司 #ランディバース #戸田菜穂 #小渕健太郎 #鳥居かほり #鳥越俊太郎 #田中義剛 誕生日 1815年 ヘボン(医師・ヘボン式ローマ字) 1828年 西村茂樹(啓蒙思想家) 1860年 フーゴー・ヴォルフ(作曲家 1883年 高村光太郎(歌人・詩人 1901年 柳家金語楼(落語家 1923年 大山康晴(将棋) 1926年 藤田田(日本マクドナルド創業・実業家 ) 1939年 ニール・セダカ(歌手) 恋の片道切符 https://youtu.be/PyNAhA1G-l8?list=RDPyNAhA1G-l8 1940年 鳥越俊太郎(キャスター) 1945年 吉永小百合(女優) 1948年 大和和紀(漫画家) 1951年 松尾悦子(女優・歌手) 1954年 ランディ・バース(野球) 1956年 佐野元春(ミュージシャン) アンジェリーナ https://youtu.be/QzwK3_oXWRk 1957年 高橋慶彦(野球) 1958年 田中義剛(タレント・実業家) 1960年 アダム・クレイトン(U2・ベーシスト ) 1960年 コロッケ(タレント) 1960年 増岡浩(ラリーレーサー) 1961年 島田雅彦(作家) 1962年 沢田聖子(歌手) 1965年 鳥居かほり(女優) 1966年 今田耕司(タレント) 1969年 船木誠勝(プロレス) 1974年 稲葉貴子(ハロー!プロジェクト・歌手) 1974年 戸田菜穂(女優) 1974年 鈴里真帆(歌手) 1977年 小渕健太郎 (ミュージシャン(コブクロ/ヴォーカル・ギター)) コブクロ - 蕾 https://youtu.be/TfUVtF9AW34 コブクロ - 今、咲き誇る花たちよ https://youtu.be/sqCgOyaXdiM 1978年 建みさと(女優) 1981年 シンボリルドルフ(競走馬)1987年顕彰馬[2011年10月4日歿] 1983年 桜井良太(バスケットボール) 1986年 大東俊介(俳優・モデル) 1994年 中島健人(ジャニーズJr・俳優) 誕生花は たんぽぽ、花言葉は“軽薄” 誕生石は サードニクス(sardnyx)、宝石言葉は“夫婦の幸福” サンドイッチデー 1が3で挟まれている(サンド1=サンドイッチ)ことから。 この日とは別に、サンドウィッチの生みの親とされるイギリスのサンドウィッチ伯爵の誕生日・11月3日が「サンドウィッチの日」となっている。 新選組の日 東京都日野市観光協会が制定。 1863(文久3)年のこの日、京都・壬生に詰めていた新選組の前身「壬生浪士組」に、会津藩主で京都守護職の松平容保から会津藩預りとする連絡が入り、新選組が正式に発足した。 元々壬生浪士隊は、清河八郎の提案で、事件が頻発している京都の警護に当る為に幕府が江戸で募集をしたものである。1863年2月に江戸を出発したが、京都に着いた途端、清河が壬生浪士組の目的は尊皇攘夷だと言い出したため、浪士組は空中分解してしまった。まもなく幕府の帰還命令を受けて清川ら209名は江戸に戻ったが、近藤勇・芹沢鴨・土方歳三ら24名はそのまま京都に残留した。松平容保の配下に入り、8月に「新選組」と改称した。その後、約4年間にわたり、京都で尊皇攘夷派・倒幕派の弾圧を行った。 青函トンネル開業記念日 1988(昭和63)年のこの日、青函トンネルを通るJR津軽海峡線が開業した。 同時に青函連絡船が80年の歴史の幕を閉じた。 青函トンネルは、全長53.85km、全長の43%が海底である。長らく世界最長のトンネルであったが、2010年10月にアルプス山脈を通る57kmのゴッタルドベーストンネルが貫通した。 漁業法記念日 1949(昭和24)年のこの日、現行の「漁業法」が施行された。 これとは別に、1901年に旧「漁業法」が制定された4月13日が「水産デー」となっている。 歴史・出来事 1578年 上杉謙信(戦国武将)、没(享年48歳) 1781年 天王星が発見される 1933年 横浜の消防署に日本初の救急車 1945年 大阪大空襲 1988年 この日を最後に青函連絡船が消える #今日は何の日 #パーソナルカラー #カラードレープ #カラーパレット #色見本 #PCCS #ドレープ120色 #パーソナルカラー用品 #テストドレープ #金銀ドレープ #ケープ #カラーシート #カラーチップ #C³ #色のみかた #顔タイプ #顔タイプ診断 #パーソナルカラー診断 #シーキューブ #毎月 #16日 #色の日 #insta_higashinada #神戸市 #東灘区 #http://c3-cube.com (パーソナルカラー用品ドレープ、見本帳,PCCSのご用命はc3(シーキューブ)) https://www.instagram.com/p/CMVd0rnAoNU/?igshid=1p0gf5pia51h1
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hello-diversity · 5 years
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[写真ドキュメント] 新長田で“共生”について考える 現在→これから
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オープニング・パフォーマンス
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オープニング・パフォーマンスとして、新長田を拠点に活動する、さまざまな属性の人たちからなる「新長田アートマフィアダンス部」が登場。リアルなマフィア顔負けのコワモテぶりを見せつつ、迫力あるステージを熱演。話を聞くだけのつもりで集まっていた観客の度肝をぬくとともに、この場所が劇場であることを再確認。しっかりと場を温めてのスタートとなった。
第1部:新長田で<障がい者>と共に歩む活動から 登壇:中元俊介(エコールKOBE)、吉川史浩(Water Ground Mountain)、川本尚美(片山工房)、小國陽佑(芸法) 進行:文(DANCE BOX)
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第1部から第4部までのミーティングでは、十分には機能はしなかったものの、話された言葉を音声認識して表示するUDトークを使って、対談の内容がその場で舞台上に投影された。また、新長田アートマフィアのメンバーによって、ミーティングで話されたトピック、キーワードがその場で収拾された。
抽出されたキーワード: 障がい者とアート/アート×障がいは相性が良い? アートは同じ土俵で活動できる アートは人と違うことが高評価 障がいのあるないは活動の次の話 社会のルールが障がいを生んでいる アートを見た時の感動は非日常 アートを通じて生活環境をどうしていくか 人生の楽しみにアートがある、それはみんな共通 頭でっかちに障がい者という視点があったがそうではない 片山工房に行ってみたくて一人で電車に乗ってみた 全員が一緒にならなくてよい、時間軸をずらししてできることをやる 近づきすぎない協働 長田らしさ 長田の寛容さが良い。「決まったら呼んで」 補い合っていくのが長田らしさ/人情のまち 距離感が近い、身体的感覚も近い(路地のある町) 人と人が関わることが大事 人が軸の活動 障がい者と健常者を繋いでくれるコーディネーター、ありがたい
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第2部:新長田で<在日外国人>と共に歩む活動から 登壇:野上恵美(ベトナム夢KOBE)、パク ウォン&趙恵美(スタジオ・長田教坊)、キム シニョン(神戸コリア教育文化センター)、ファン・チォン・クォン(VIAN)、近藤美佳(ベトナム語通訳) 進行:角野史和(ことデザイン)
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抽出されたキーワード: 日本の宿題をベトナム語で教える ベトナム人はカラオケ大好き/手軽にできる娯楽、カラオケ 母語(ベトナム語)が話せない、ルーツを大切にしてほしい 在日コリアンの歴史は長い 在日コリアンの課題 母語、アイデンティティを忘れていってしまう 地域の小さな歴史 掘り起こしていきたい 在日ベトナム人コミュニティの支援 ベトナム人のための団体だが日本人とのコミュニティ作りが大切な目的 ベトナム人 SNSをよく使う 教坊(きょばん) 宮廷音楽を学ぶ場 ベトナム、コリアン 共通するものは戦争の経験 多文化共生とは 忍耐の政治 過去からアイデンティティを学ぶ 日本人のマジョリティをどれだけ分配していけるか 長田の心地よさ、ずっと続くものではない 無言の圧力はきっとある 意識しないと多文化は見えてこない もう少し踏み込んでいく 共生 いろんな傷をなであえる 次の光をどう手に入れるか
++
第3部:新長田で<高齢者>と共に歩む活動から 登壇:首藤義敬(はっぴーの家ろっけん)、大谷紘一郎(株式会社PLAST)、永田智子(新長田あんしんすこやかセンター)、遠藤順二(サービス付き高齢者住宅「やっぱりここ」) 進行:渡辺祥弘(K+action)
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抽出されたキーワード: 喫茶ノリ☆ノリ 高齢者施設の交流の場 書道を入居者に教えてもらう 障がいのある子を預かる 障がいを持った子の保護者は手が離せない 65歳以上の相談はあんしんすこやかセンターへ お節介焼きのまち 近くの親戚より遠くの他人 境界の民 よい意味で境界線を残している 未来の共生への課題 高齢化率が高いまち 高齢者がいきいきとすればまちは良くなる 医療、福祉…デザインがダサい アートでかっこよく 実際は、人とつながりたくない人はいない あきらめず接し続ける どんどん孤立の社会になっていく そうならない活動を続けていきたい 選択の多いまち 興味のタネがたくさんある 共生=ごちゃまぜ そこからヒントがある 個人としての関係を多く築いていくことが共生
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第4部:新長田で<子ども>と共に歩む活動から 登壇:小笠原舞(こどもみらい探求社)、近藤美佳(真陽小学校ホアマイ教室)、尻池宏典(ふたば食堂) 進行:西崎宣弘(アグロガーデン)
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抽出されたキーワード 子育て目線での新長田 誰の子かわからない子育て環境 家の前の道路が庭、公園 近所の人が見守ってくれる 良い距離感とは ネガティブなことも言いあえる 大人が自分らしくいれる 真陽小学校 お互いの特性を知る温かい場所 昔の長田 外から入る人は居づらい場 コミュニティができあがってしまっていた 震災によって濃すぎるまちが薄まった そこに新しい関係が生まれた 震災はベトナム人コミュニティにとっても大きな転機 アート、介護で注目されているが、教育の現場としての可能性がある 長田の強み 人として育つ 学力ではない 親子で通訳が必要な家庭もある できなくてもいい寛容性 その土壌が長田にある
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まとめ 登壇:増田匡(長田区長)、芹沢高志(デザイン・クリエイティブセンター神戸センター長) 進行:大谷燠(DANCE BOX)
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第4部が終わった後、3人が舞台に上がってそれぞれに1日を振り返った。豊かさの基準が変わっていくこれからの時代、長田のありようが未来のモデルのひとつになるのではという期待とともに、カオスを退けるのではなく、カオスを生み出す社会の必要性が語られた。
最後は約4時間におよぶミーティングを伴走した客席での集合写真で〆.
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nazoru-to-zureru · 5 years
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連続トーク・シリーズ なぞるとずれる|Trace and Slip
なぞる、と、ずれる。
【なぞる】
1.かかれてある文字や絵の上をたどってかき写す。
2.他の事柄や他人の言動をそのまま真似る。
(出典:国語辞典オンライン)
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『なぞるとずれる|Trace and Slip』は、様々なゲストの実践や思索を手がかりに、「なぞる」ことの意味を掘り下げて考える連続トーク・シリーズです。日常の営みから、創作活動に至るまで、実はあらゆる場面に遍在する「なぞる」という行為。また、「なぞる」ことに伴って生じる「ずれる」という現象。
本トーク・シリーズでは、各回の話し手を媒介にして「なぞる」ことの深淵に触れながら、ここではないどこか、あなたではない誰かへと「ずれ」ていく束の間の愉しみを、ともに分かち合いたいと思います。皆さんのご参加をお待ちしています。
*本トーク・シリーズは、remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]を母体にして活��するアーカイブプロジェクト・AHA!(アハ)が、今夏、新たに取り組む『慰問文集』再々発行プロジェクトの関連プログラムとして企画されたものです。
*本トーク・シリーズは、反訳・編集され、『慰問文集』再々発行プロジェクトが実施しているクラウドファンディング(8-11月) のリターンとして出資者(一部)に配布される予定です。また、ファンディング終了後は、一般販売される可能性があります。
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vol.01 新井勝紘|戦場からの便りを読む
戦時中の前線と銃後をつないだ「軍事郵便」とは、いったいどのようなものだったのか。また、戦地の兵士たちは、検閲をくぐり抜けながら、誰に、何を書いたのか。長年にわたり「軍事郵便」の研究に従事されてきた新井勝紘さんに伺います。
話し手:新井勝紘(元専修大学教授)
聞き手:松本篤(本トーク・シリーズ企画者)
日 程:8月2日(金)
時 間:19:00 - 21:00(18:30開場) 
会 場:loftwork COOOP10(東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア 10F)
定 員:40名程度
参加費:1,500円
申込先:終了しました
新井勝紘(あらいかつひろ/Arai Katsuhiro)
1944年生まれ。元専修大学文学部教授。専門は日本近代史。民衆の視点に立って、自由民権運動史、軍事郵便を中心とした戦争の記録と記憶に関する研究、戦後地域文化運動史などに取り組む。主な著作に、『ケータイ世代が「軍事郵便」を読む』(監修、専修大学出版局、2009)、『五日市憲法』(岩波新書、2018)など。
クラウドファンディングのページに開催レポートを掲載しています。
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vol.02 尾中俊介|レイヤーとレイアウト
アーカイブプロジェクト・AHA!が企画する制作物の多くをデザインしてこられたCaramari Inc.の尾中俊介さん。「レイヤー」や「レイアウト」をキーワードに、これまでのAHA!との協働について、そして、進行中の『慰問文集』再々発行プロジェクトのブックデザインのあり方についてお話いただきます。
話し手:尾中俊介(グラフィックデザイナー、詩人)
聞き手:松本篤(本トーク・シリーズ企画者)
日 程:8月29日(木)
時 間:19:00 - 21:00(18:45開場)
会 場:NADiff a/p/a/r/t(東京都渋谷区恵比寿1-18-4)
定 員:70名程度
参加費:1,500円
申込先:http://www.nadiff.com/?p=14947
尾中俊介(おなかしゅんすけ/Onaka Shunsuke)
1975年生まれ。福岡県在住。グラフィックデザイナー(Calamari Inc.)、詩人。主な仕事に、遠藤水城『陸の果て、自己への配慮』(pub、2013)、『芹沢高志+港千尋|言葉の宇宙船』(ABI+P3共同出版プロジェクト、2016)、『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)など。
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vol.03 伊藤亜紗|なぞる体、ずれる体
日常の営みから、創作活動に至るまで、あらゆる場面に遍在する「なぞる」行為と、それに伴う「ずれる」現象。私たちの生活は、絶えずこのあいだを繰り返しているのかもしれません。『どもる体』や近刊『記憶する体』の著者である伊藤亜紗さんに、「なぞる」と「ずれる」の真髄を、身体論の視点から探っていただきます。
話し手:伊藤亜紗(東京工業大学准教授)
聞き手:松本篤(本トーク・シリーズ企画者)
日 程:2019年9月28日(土)
時 間:19:00 - 21:00(18:30開場) 
会 場:本屋B&B(東京都世田谷区北沢2-5-2 BIG BEN B1F)
定 員:40名程度
参加費:前売1,500円(+ワンドリンク500円)、当日2,000(+ワンドリンク500円)
申込先:http://bookandbeer.com/event/20190928_traceandslip03/
伊藤亜紗(いとうあさ/Ito Asa)
1979年生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。主な著作に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書、2015)、『どもる体』(医学書院、2018)など。最新刊は『記憶する体』(春秋社)。
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vol.04 保坂和志|『読書実録』を読む
小説を読むこと、それは誰かの書いた言葉を「なぞる」行為に他なりません。近刊の『読書実録』をはじめ、ご自身の著作や思索、岐阜出身の小説家・小島信夫氏の作品、先行する様々な小説などを絡めながら、誰かの残した言葉を読むこと、誰かの記憶を言葉に残すことについて、保坂和志さんに語っていただきます。
話し手:保坂和志(小説家)
聞き手:松本篤(本トーク・シリーズ企画者)
日 程:10月26日(土)
時 間:19:00 - 21:00(18:30開場) 
会 場:本屋B&B(東京都世田谷区北沢2-5-2 BIG BEN B1F)
定 員:40名程度
参加費:前売1,500円(+ワンドリンク500円)、当日2,000(+ワンドリンク500円)
申込先: http://bookandbeer.com/event/20191026_traceandslip04/
保坂和志(ほさかかずし/Hosaka Kazushi)
1956年生まれ。小説家。1990年『プレーンソング』でデビュー。『この人の閾(いき)』(1995)で芥川賞、『季節の記憶』(1997)で谷崎賞、『未明の闘争』(2013)で野間文芸賞、『ハレルヤ』(2018)所収の「こことよそ」で川端康成文学賞を受賞。最新刊は『読書実録』(河出書房新社)。
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vol.05 松本篤|アーキビストなしのアーカイブ
時間的/空間的な隔たりを前に、イメージはどのように働くのか? 2005年の始動以来、その問いを一貫して探求してきたAHA!。場づくりに注力していた初期から、近年の『あとを追う』『はな子のいる風景』『世田谷クロニクル1936-83』といった書籍やウェブサイトの制作に至るまでを、AHA!世話人の松本が振り返ります。
話し手:松本篤(本トーク・シリーズ企画者)
日 程:11月22日(金)
時 間:20:00 - 22:00(19:30開場) 
会 場:本屋B&B(東京都世田谷区北沢2-5-2 BIG BEN B1F)
定 員:40名程度
参加費:前売1,500円(+ワンドリンク500円)、当日2,000(+ワンドリンク500円)
申込先:http://bookandbeer.com/event/20191122_traceandslip05/
松本篤(まつもとあつし/Matsumoto Atsushi)
1981年生まれ。remoメンバー。“市井の人びとによる記録”に着目したアーカイブプロジェクト・AHA!を2005年に立ち上げる。記録と記憶に関するワークショップの設計から、ウェブサイトの制作まで、さまざまなメディアづくりに関わる。『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)企画・編者。
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AHA! [Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]
8ミリフィルム、写真、手紙といった “市井の人びとの記録”に着目したアーカイブづくり。remoの事業のひとつとして、2005年に始動。目下、全国各地の市民団体、大学機関、美術館などとの協働をつうじた草の根のアーカイブづくりに尽力しています。
近年の主な実績としては『はな子のいる風景』(武蔵野市立吉祥寺美術館、 2017)や、『世田谷クロニクル1936-83』(生活工房、2018)など、場づくりから書籍制作まで、さまざまなメディアづくりに取り組んでいます。時間的/空間的な隔たりを前に、イメージはどのように働くのかという問いを、一貫して探求しています。
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remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織] 
メディアを通じて「知る」「表現する」「話し合う」といった3つの視点で活動する非営利組織。2002年に大阪で設立。メディア・アートなどの表現活動を促すほか、「文房具としての映像」という考え方の普及、映像を囲む新しい場づくりなどを行っています。
例えば、1)リュミエール・ルールという6つのルールに則って撮影された映像を鑑賞しながら話し合う映像の句会「remoscope」、2) はじめて出会った人たちが脚本から鑑賞までの映画づくりを3時間で行う「ご近所映画クラブ」、3)みずからの声をみずから伝えるメディアづくりを海外の事例から学ぶ「Alternative Media Gathering」などの活動があります。
http://www.remo.or.jp/
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konnoayaka0 · 6 years
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about
今野綾花 編集者/フィルムアート社編集部 東京芸術大学美術学部芸術学科卒業 鳥取市在住
連絡先:konnoayaka0(a)gmail.com
[企画・編集]
『視覚文化「超」講義』 石岡良治=著 フィルムアート社 2014/6/26
『キュレーションの現在 アートが「世界」を問い直す』 椹木野衣、五十嵐太郎、蔵屋美香、黒瀬陽平、新藤淳、松井茂、荒川医、石崎尚、遠藤水城、大森俊克、金井直、川西由里、菊池宏子、櫛野展正、窪田研二、芹沢高志、竹久侑、土屋誠一、筒井宏樹、中村史子、成相肇、橋本梓、服部浩之、藤川哲、保坂健二朗、星野太、桝田倫広=著 フィルムアート社編集部=編 フィルムアート社 2015/2/27
『ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門 アートが社会と深く関わるための10のポイント』 パブロ・エルゲラ=著 アート&ソサイエティ研究センター SEA研究会=訳 フィルムアート社 2015/3/23
『漫画家、映画を語る。 9人の鬼才が明かす創作の秘密』 島田一志=編 松本零士、上條淳士、楠本まき、浅田弘幸、五十嵐大介、松本次郎、武富健治、山本美希、諫山創=インタビュー フィルムアート社 2015/5/25
『アーティストの目』 『ドローイング・テクニック』 『人間を描く』 『学ばないドローイング』 (HOW TO SEEシリーズ) ピーター・ジェニー=著 石田友里=訳 フィルムアート社 2015/7/25-2015/8/25
『マンガの現在地! 生態系から考える「新しい」マンガの形』 浅野智哉、天野昌直、粟岳高弘、飯田一史、太田克史、樹崎聖、木村仁、桐木憲一、さそうあきら、さやわか、スタンザーニ・ピーニ詩文奈、高狩高志、中野晴行、仲俣暁生、西島大介、ばるぼら、三上信一、吉田アミ=著 島田一志=著、編集 フィルムアート社編集部=編 フィルムアート社 2015/10/9
『感情類語辞典』 アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著 滝本杏奈=訳 フィルムアート社 2015/12/25
『めくるめく現代アート イラストで楽しむ世界の作家とキーワード』 筧菜奈子=著 フィルムアート社 2016/2/18
『人工地獄 現代アートと観客の政治学』 クレア・ビショップ=著 大森俊克=訳 フィルムアート社 2016/5/24
『アートプロジェクトがつむぐ縁のはなし 絵物語・声・評価でひもとく 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」の11年』 「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」 事務局、東京藝術大学熊倉純子研究室=企画・制作 熊倉純子、藤枝怜、佐野直哉、槇原彩、篠原美奈=著 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 2022/3/17
[編集(共同編集/制作)]
『現代アートの本当の学び方』 会田誠、荒木慎也、大野左紀子、苅宿俊文、暮沢剛巳、谷口幹也、土屋誠一、筒井宏樹、成相肇、橋本誠、日比野克彦、福住廉、三脇康生、村田真、山木朝彦、川崎昌平=著 フィルムアート社編集部=編 フィルムアート社 2014/3/26
『第8回恵比寿映像祭』公式パンフレット 東京都写真美術館 2016/1/31
『美術手帖』2018年8月号増刊「藤田嗣治」 美術出版社 2018/7/30
『美術手帖』2018年10月号増刊「エドヴァルド・ムンク」 美術出版社 2018/10/15
『これからの美術がわかるキーワード100』 美術手帖編集部=編 美術出版社 2019/4/8 「永遠の都ローマ展」公式図録 東京都美術館、福岡市美術館 毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション 2023/9/16
「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」公式図録 株式会社ラッキースター 美術出版社 2024/6/30
[記事の構成・執筆など]
『美術手帖』2016年8月号 特集:キャラクター生成論 美術出版社 2016/7/16
『美術手帖』2016年10月号 特集:サルバドール・ダリ 美術出版社 2016/9/17
『美術手帖』2017年2月号 特集:アウトサイダー・アート 美術出版社 2017/1/17
『美術手帖』2017年4月号 特集:池田学 美術出版社 2017/3/17
『美術手帖』2017年12月号 特集:これからの美術がわかるキーワード100 美術出版社 2017/11/17
『美術手帖』2018年4・5月合併号 特集:ART COLLECTIVE 美術出版社 2018/3/17
『美術手帖』2018年10月号 特集:上海アートシーン 美術出版社 2018/9/7
『美術手帖』2019年2月号 特集:みんなの美術教育 美術出版社 2019/1/7
『美術手帖』2019年6月号 特集:80年代★日本のアート 美術出版社 2019/5/7
『美術手帖』2019年10月号 特集:アーティストのための宇宙論 美術出版社 2019/9/6
『美術手帖』2019年12月号 特集:「移民」の美術 美術出版社 2019/11/7
『美術手帖』2020年2月号 特集:アニメーションの創造力 美術出版社 2020/1/7 『美術手帖』2020年4月号 特集:「表現の自由」とは何か? 美術出版社 2020/3/6 『美術手帖』2020年10月号 特集:ポスト資本主義とアート 美術出版社 2020/9/7 『ビジネス教養としてのアート』 造事務所=著 岡田温司=監修 KADOKAWA 2020/10/16 『美術手帖』2020年12月号 特集:絵画の見かた 美術出版社 2020/11/7 『美術手帖』2021年4月号 特集:アーカイヴの創造性 美術出版社 2021/3/5 『美術手帖』2021年6月号 特集:松山智一 美術出版社 2021/5/7 『美術手帖』2021年10月号 特集:アートの価値の解剖学 美術出版社 2021/9/7 『美術手帖』2021年12月号 特集:「NFTアート」ってなんなんだ?! 美術出版社 2021/11/7 『美術手帖』2022年2月号 特集:ケアの思想とアート 美術出版社 2022/1/7 『美術手帖』2022年10月号 特集:五木田智央 美術出版社 2022/9/7 『美術手帖』2023年4月号 特集:ブラック・アート 美術出版社 2023/3/7 『美術手帖』2023年7月号 特集:日本のストリートとアート 美術出版社 2023/6/7 『美術手帖』2024年1月号 特集:目[mé] 美術出版社 2023/12/7 『美術手帖』2024年3月号 特集:世界のアーティスト2024 美術出版社 2024/3/7 日本の写真史をなぞる存在。写真家・安井仲治の魅力とは?「生誕120年 安井仲治」展を企画した3館のキュレーターが語り合う 今野綾花=聞き手 Tokyo Art Beat 2023/10/17 金沢21世紀美術館のキュレーター4名が語る「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ」展。AI、データ、衣食住──「DXP」という新たな惑星へようこそ 野路千晶=聞き手 Tokyo Art Beat 2023/11/18 横尾忠則インタビュー「アートとデザインの境界線はこの先20年のうちになくなるんじゃないかという気がする」。87歳の作家が語る描くこと、身体と病、ジャンルの壁 成相肇=聞き手 Tokyo Art Beat 2023/11/27 【AIとアート入門】前編:「コンピュータは創造的か」の問いに私たちはどう答えるか? レフィーク・アナドールから近年の研究事例まで(講師:久保田晃弘) 編集部=聞き手 Tokyo Art Beat 2024/1/18 【AIとアート 入門】後編:「AI画家」のつくり方。ハロルド・コーエンの歴史的挑戦に見るAIのこれからの可能性(講師:久保田晃弘) 編集部=聞き手 Tokyo Art Beat 2024/1/19 「MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ」(東京都現代美術館)を、いとうせいこうはどう見たか? 担当学芸員・森山朋絵とともに会場を見て歩く 野路千晶=聞き手 Tokyo Art Beat 2024/1/30
[編集協力]
『ソーシャリー・エンゲイジド・アートの系譜・理論・実践 芸術の社会的転回をめぐって』 アート&ソサイエティ研究センター SEA研究会=著、編集 トム・フィンケルパール、グラント・ケスター、星野太、高山明、藤井光、カリィ・コンテ、ジャスティン・ジェスティ=著 フィルムアート社 2018/7/26
『ART SINCE 1900 図鑑 1900年以後の芸術』 ハル・フォスター、ロザリンド・E・クラウス、イヴ-アラン・ボワ、べンジャミン・H・D・ブークロー、デイヴィッド・ジョーズリット=著 尾崎信一郎、金井直、小西信之、近藤学=日本語版編集委員 東京書籍 2019/6/5
『フィンセント・ファン・ゴッホの思い出(Artist by Artist)』 ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲル=著 林卓行=監訳 東京書籍 2020/1/25 『エドゥアール・マネを見つめて(Artist by Artist)』 エミール・ゾラ=著 林卓行=監訳 東京書籍 2020/3/14
『ミケランジェロ・ブ��ナローティの生涯(Artist by Artist)』 ジョルジョ・ヴァザーリ=著 林卓行=監訳 東京書籍 2020/7/17 『レオナルド・ダ・ヴィンチを探して(Artist by Artist)』 ジョルジョ・ヴァザーリ=著 林卓行=監訳 東京書籍 2020/8/31
『彫刻の歴史 先史時代から現代まで』 アントニー・ゴームリー、マーティン・ゲイフォード=著 石崎尚、林卓行=翻訳 東京書籍 2021/10/22
『ダムタイプ|2022』 ダムタイプ=著 美術出版社 2023/2/25 『六本木アートナイト事業評価報告書 2022』 佐野直哉、中谷美南子、三浦宏樹=著 六本木アートナイト実行委員会事務局 2023/3 『六本木アートナイト事業評価報告書 2023』 佐野直哉、中谷美南子、三浦宏樹=著 六本木アートナイト実行委員会事務局 2024/3 「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」公式図録 国立西洋美術館 美術出版社 2024/3/12
*アートポータルサイト「ウェブ版美術手帖」編集協力(BT ARCHIVES) *有楽町アートアーバニズム[YAU]「YAU SALON」レポート執筆
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“僕は鎌倉が好きで、ここ数年折りにふれて鎌倉を歩いて来ました。その鎌倉の、中世から近世にかけての境界に目を凝らしてみると、非常に面白いんですね。ちょっとそれをお話してみます。  鎌倉の北の方の出入口に、化粧(けわい)坂という坂があります。歩いたことのある方はわかると思いますが、何の変哲もないただの坂なんですけれども、そこには興味深い幾多の歴史が埋もれています。その化粧坂周辺には、かつて中世には遊郭があって、遊女がたむろしていた場所であるといいます。あるいは記録によれば、この坂の周辺に、市つまり交易の場所が設けられたともいわれています。  また、『太平記』などに出てくるんですが、ここはよく知られた処刑場でもありました。日野俊基という、後醍醐天皇の寵臣であった人が捕まって鎌倉に護送されて、この化粧坂の上で首を切られているんです。  あるいは、中世の鎌倉に特有に見られるお墓に「やぐら」というのがありまして、岩肌に穴を開けて作ったお墓なんですけれども、この「やぐら」と呼ばれるお墓が、化粧坂の周辺には集中的に見られるわけです。  つまり、中世鎌倉には七つの出入口があり、化粧坂というのはそのひとつなんですが、そこは遊女、つまり男と女の交通を象徴するものとか、あるいは、処刑とか死という意味で生と死の相交わる光景とか、あるいは交易つまり物の交換であるとか、そういうさまざまな意味での交通の接点、コミュニケーションの接点になっていたのが、境界としての坂であったわけです。  そのけわい坂というのは、化粧の坂と書くんですけれども、化粧っていうのはもちろん、変身つまり姿形を変えることを表わしています。あるAという状態が、Bという状態に移行する、変化するということが、「けわい」=化粧であったわけです。交通の結節点である「化粧坂」という名前が冠せられていることは、ひとつの象徴的な意味を持っていると思います。(中略)  さらに、鎌倉の坂をいくつか辿ってみます。巨福呂(こぶくろ)坂という、鶴ヶ丘八幡宮の裏手の坂なんですが、今はもう廃道になっていて、通ることができない坂があります。その辺りも中世の記録を見ると、やはり屍体が捨てられる場所だったらしいですね。この坂で下級の僧侶が、屍体の肉を切り裂いて、懐に仕舞いこんでいるのがみつかった、という現実か空想か判別しがたいスキャンダラスな記録も残っているのです。巨福呂坂という坂も、死の穢れの満ちる場所だったんだろうと思います。  それから、僕が鎌倉の境界のなかで一番印象深くて好きな所に、名越坂という坂があるんですが、この名越坂も生と死の風景の垂れこめている、ちょっと不思議な場所なんですね。そこにもやはり、「やぐら」というお墓がたくさんありまして、その頂上あたりに「まんだら堂跡」があるんですが、そこに行くと、春から初夏にかけての花の季節には、色とりどりの花々が咲き乱れて、なかなか幻想的な雰囲気の漂う場所です。その花の咲き乱れるなかに数も知れぬ「やぐら」が口をあけていまして、そこには小さな五輪塔がいっぱい並んでいるんです。その前の平場を掘ると、白骨がいくらでも出てくるというような話も聞いたことがあるんですが、その、名越坂というのもやはり、たいへん死の風景の色濃く垂れこめている場所であるということですね。” - 『異界が覗く市街図』 小松和彦、山折哲雄、赤坂憲雄、宮田登、鎌田東二、芹沢俊介、佐々木宏幹 青弓社 P81-83「境界喪失――または闇の不可能性をめぐって」赤坂憲雄 (via manmaruhana)
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anamon-book · 7 months
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〈恋愛〉事件 PART1-500メートルの女たち 山崎哲+芹沢俊介 春秋社 装幀=芦澤泰偉+北島裕道
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anirecoposts-blog · 7 years
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A.I.C.O. -Incarnation-
放送時間 Netflix 2018年3月9日 キャスト 橘アイコ 白石晴香 神崎雄哉 小林裕介 篠山大輔 竹内良太 白石真帆 茅野愛衣 相模芳彦 古川慎 水瀬一樹 村田太志 三沢楓 M・A・O 芹遙香 名塚佳織 黒瀬進 大川透 伊佐津恭介 子安武人 由良俊英 間島淳司 南原顕子 田中敦子 堀歩 興津和幸 小佐波菜々実 森なな子 桐生藤吾 麦人 伊佐津柚葉 原田彩楓 香々美小春 伊藤静 橘浩一 新垣樽助 橘由美子 大原さやか 橘亮太 石上静香 島田菜穂 朝井彩加 大久保瑞稀 内田真礼 d
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jculture-ja · 7 years
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相棒16:3年目の右京&亘コンビ 初回視聴率15.9%と好発進
#歌舞伎 #中村里好 [まんたんWEB]シーズン16では、捜査1課の“両エース”こと伊丹(川原和久さん)と芹沢(山中崇史さん)、組織犯罪対策5課の角田課長(山西惇さん)、小料理屋「花の里」女将の月本幸子 … 脚本、橋本一監督という布陣で、中村俊介さん、中村ゆりさん、芦名星さん …
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kabukiinfo · 7 years
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相棒16:3年目の右京&亘コンビ 初回視聴率15.9%と好発進
#歌舞伎 #中村里好 [まんたんWEB]シーズン16では、捜査1課の“両エース”こと伊丹(川原和久さん)と芹沢(山中崇史さん)、組織犯罪対策5課の角田課長(山西惇さん)、小料理屋「花の里」女将の月本幸子 ... 脚本、橋本一監督という布陣で、中村俊介さん、中村ゆりさん、芦名星さん ...
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honyade · 7 years
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「わたしたちの本のつくり方、届け方」 芹沢高志 × 港千尋 × 川人寧幸 トークイベント 『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』刊行記念
2016年春、港千尋から芹沢高志のもとに一通の手紙が届きます。「どうでしょう。いっしょに宇宙船をつくるのは」。
この一通の手紙をきっかけに対話がはじまり、半年後、小さな出版レーベルと、その立ち上げのプロセスをまとめた書籍『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』がうまれました。本書では、本の可能性、つくり方、届け方を巡って続けられた対話、クラウドファンディングを使った予約注文などにチャレンジした本づくりの実践などを紹介しています。
内容もブックデザインも様々にこだわってつくった最初の本。これを読者に届けるにはどうしたらいいのだろうと考え、出会い、協働をお願いしたのが「ツバメ出版流通」の川人寧幸さんです。出版社と書店をつなぐ取次(とりつぎ)として、芸術、思想、文学のコアな読者が集う全国の書店と独自のネットワークを築き、少部数の芸術・人文系書籍の流通を支えていらっしゃいます。
今回のトークでは、ゲストに川人さんをお迎えし、著者の芹沢高志と港千尋が「取次から見える本の世界」についてお聞きします。めったに顔を合わせることのない著者と取次。両者の対話を通して、本を巡るもうひとつの世界が浮かび上がります。
芹沢高志 1951年東京都生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことをきっかけに、89年にP3 art and environmentを開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開する。とかち国際現代アート展『デメーテル』総合ディレクター(02年)、横浜トリエンナーレ2005キュレーター、別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(09年、12年、15年)、さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、『別府』(別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会)、訳書にバックミンスター・フラー『宇宙船地球号操縦マニュアル』(ちくま学芸文庫)、エリッヒ・ヤンツ『自己組織化する宇宙』(工作舍、共訳)など。P3 art and environment 統括ディレクター。 http://www.p3.org/
港千尋 1960年生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科教授。記憶、イメージ、群衆などをテーマに、映像人類学をはじめ幅広い 活動をつづけている。『記憶-創造と想起の力』(講談社、1996)でサントリー学芸賞、展覧会「市民の色」で伊奈信男賞を受賞。著書に『文字の母たち Le Voyage Typographique』(インスクリプト、2007年)、『書物の変ーグーグルベルグの時代』(せりか書房、2010年)、『芸術回帰論』(平凡社新書、2012年)、『ヴォイドへの旅』(青土社、2012年)、『ひょうたん美術館』(牛若丸、2014年)『革命のつくりかた』(インスクリプト、2015年)。最近のグループ展に『近未来的交陪』(蕭壠文化パーク 台湾台南市 2017年)など。台北ビエンナーレなど国際展のキュレーションも行い、2007 年には第52回ベネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2016の芸術監督も務めた。 Art Bridge Institute 統括ディレクター。 http://a-b-i.info/
川人寧幸 かわひと・やすゆき 1971年生まれ。96年からリブロ池袋店、99年から鈴木書店に勤務後、03年に人文・社会科学書流通センター(JRC)の創業に参加。12年に退社し、同年ツバメ出版流通を設立。現在に至る。
概要 日程:2017年6月22日 (木) 時間:19:15~20:45 開場 18:45~ 料金:1,350円(税込) 定員:50名様 会場:本店内 小教室
お問合せ先 青山ブックセンター 本店 電話:03-5485-5511 受付時間:10:00~22:00
チケットのご予約はこちら
書籍情報 『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』 芹沢高志+港千尋
芹沢高志と港千尋が中心となって立ち上げた、本と出版の未来について動きながら考える「ABI+P3共同出版プロジェクト」。本書はその立ち上げのプロセスをまとめたプロジェクトブックです。収録するのは「本の可能性」と「未来の発信拠点」をめぐって交された往復書簡や公開対話の記録。読者への届け方まで話題の広がった編集会議の模様。予約注文制などにチャレンジした本づくりの実践をふりかえるキーワードエッセイ。芹沢高志と港千尋が書き下ろした、本の物質性や道具性、本の外縁に注目したブックエッセイ。美しい書影と共に紹介する50を超える参考図書たち。世代も経験も異なるメンバーが動きながら考え、対話を重ねることで生まれた「わたしたちの本のつくり方」を、熱気そのままに多角的に紹介する一冊。さまざまなマテリアルを一冊に具現化した尾中俊介の造本設計も必見。
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c3oyama · 5 years
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3/13サンドイッチデー 誕生日/吉永小百合 コロッケ 今田耕司 ランディバース 戸田菜穂 小渕健太郎 鳥居かほり 鳥越俊太郎 田中義剛 誕生日 1815年 ヘボン(医師・ヘボン式ローマ字) 1828年 西村茂樹(啓蒙思想家) 1860年 フーゴー・ヴォルフ(作曲家 1883年 高村光太郎(歌人・詩人 1901年 柳家金語楼(落語家 1923年 大山康晴(将棋) 1926年 藤田田(日本マクドナルド創業・実業家 ) 1939年 ニール・セダカ(歌手) 恋の片道切符https://youtu.be/PyNAhA1G-l8?list=RDPyNAhA1G-l8 1940年 鳥越俊太郎(キャスター) 1945年 吉永小百合(女優) 1948年 大和和紀(漫画家) 1951年 松尾悦子(女優・歌手) 1954年 ランディ・バース(野球) 1956年 佐野元春(ミュージシャン) アンジェリーナhttps://youtu.be/QzwK3_oXWRk 1957年 高橋慶彦(野球) 1958年 田中義剛(タレント・実業家) 1960年 アダム・クレイトン(U2・ベーシスト ) 1960年 コロッケ(タレント) 1960年 増岡浩(ラリーレーサー) 1961年 島田雅彦(作家) 1962年 沢田聖子(歌手) 1965年 鳥居かほり(女優) 1966年 今田耕司(タレント) 1969年 船木誠勝(プロレス) 1974年 稲葉貴子(��ロー!プロジェクト・歌手) 1974年 戸田菜穂(女優) 1974年 鈴里真帆(歌手) 1977年 小渕健太郎 (ミュージシャン(コブクロ/ヴォーカル・ギター)) コブクロ - 蕾https://youtu.be/TfUVtF9AW34 コブクロ - 今、咲き誇る花たちよ https://youtu.be/sqCgOyaXdiM 1978年 建みさと(女優) 1981年 シンボリルドルフ(競走馬)1987年顕彰馬[2011年10月4日歿] 1983年 桜井良太(バスケットボール) 1986年 大東俊介(俳優・モデル) 1994年 中島健人(ジャニーズJr・俳優) 誕生花は たんぽぽ、花言葉は“軽薄” 誕生石は サードニクス(sardnyx)、宝石言葉は“夫婦の幸福” サンドイッチデー 1が3で挟まれている(サンド1=サンドイッチ)ことから。 この日とは別に、サンドウィッチの生みの親とされるイギリスのサンドウィッチ伯爵の誕生日・11月3日が「サンドウィッチの日」となっている。 新選組の日 東京都日野市観光協会が制定。 1863(文久3)年のこの日、京都・壬生に詰めていた新選組の前身「壬生浪士組」に、会津藩主で京都守護職の松平容保から会津藩預りとする連絡が入り、新選組が正式に発足した。 元々壬生浪士隊は、清河八郎の提案で、事件が頻発している京都の警護に当る為に幕府が江戸で募集をしたものである。1863年2月に江戸を出発したが、京都に着いた途端、清河が壬生浪士組の目的は尊皇攘夷だと言い出したため、浪士組は空中分解してしまった。まもなく幕府の帰還命令を受けて清川ら209名は江戸に戻ったが、近藤勇・芹沢鴨・土方歳三ら24名はそのまま京都に残留した。松平容保の配下に入り、8月に「新選組」と改称した。その後、約4年間にわたり、京都で尊皇攘夷派・倒幕派の弾圧を行った。 青函トンネル開業記念日 1988(昭和63)年のこの日、青函トンネルを通るJR津軽海峡線が開業した。 同時に青函連絡船が80年の歴史の幕を閉じた。 青函トンネルは、全長53.85km、全長の43%が海底である。長らく世界最長のトンネルであったが、2010年10月にアルプス山脈を通る57kmのゴッタルドベーストンネルが貫通した。 漁業法記念日 1949(昭和24)年のこの日、現行の「漁業法」が施行された。 これとは別に、1901年に旧「漁業法」が制定された4月13日が「水産デー」となっている。 歴史・出来事 1578年 上杉謙信(戦国武将)、没(享年48歳) 1781年 天王星が発見される 1933年 横浜の消防署に日本初の救急車 1945年 大阪大空襲 1988年 この日を最後に青函連絡船が消える #今日は何の日 #パーソナルカラー #カラードレープ #カラーパレット #色見本 #PCCS #ドレープ120色 #パーソナルカラー用品 #テストドレープ #金銀ドレープ #ケープ #カラーシート #カラーチップ #C³ #色のみかた #顔タイプ #顔タイプ診断 #パーソナルカラー診断 #シーキューブ #毎月 #16日 #色の日 #insta_higashinada #神戸市 #東灘区 #http://c3-cube.com (パーソナルカラー用品ドレープ、見本帳,PCCSのご用命はc3(シーキューブ)) https://www.instagram.com/p/B9psQ8OgXh2/?igshid=1xtz3oea3xx6u
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mahhasokuhou-blog · 8 years
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「ヒカルの碁」強さランキングwwwww(画像あり)
「ヒカルの碁」強さランキングwwwww(画像あり)
1: 2017/02/04(土) 17:17:32.84 SSS 藤原佐為、塔矢行洋、徐彰元、王星 SS  緒方精次、桑原仁、座間、一柳、乃木、畑中、石橋 S  倉田厚、楊海、安太善、芹沢 AAA 塔矢アキラ、高永夏、森下茂男 AA  進藤ヒカル、林イルファン、陸力 A  社清春、伊角慎一郎、洪秀英、趙石 B+  越智康介、門脇龍彦 B-  和谷義高、冴木光二、芦原弘幸 C+  本田敏則、御器曽、李臨新 C-  真柴充、島野、周平 D  小宮英二、足立俊輝、片桐恭平、椿敏郎 E  飯島良、奈瀬明日美、福井雄太、庄司、岡 F  岸本薫 G  加賀鉄男、ダケさん H  三谷祐輝、阿古田、河合 I  筒井公宏、金子 J  夏目、小池仁志、矢部 K  藤崎あかり、…
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