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#西新井大師盆踊り
gon-iii · 25 days
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広がる踊りの輪
2019年、西新井大師盆踊り。
提灯も踊りの輪も広がってゆく。
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kachoushi · 11 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年11月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年8月3日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
思ひ出はねぶた祭りの鈴の音 由季子 居合はずも気配感じて墓参り さとみ 小さき手の祈る姿や原爆忌 都 新刊にしをりはさみし今朝の秋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
夏蝶の影夏蝶の見当たらず 和子 夏帽を墓誌にぱさりと一礼す 小鳥 炎帝の甘い息なり草いきれ 和子 ビルとなく夏草となく墓となく 千種 墓参直方体の石たちへ 緋路 刻む名のなき墓石の灼けてあり 和子 十字架の寝墓を埋めし夏の草 美紀 空蟬を俯きにして走り根に 要 炎天にかつて士族は墓じまひ いづみ
岡田順子選 特選句
睡蓮の影睡蓮の葉に揺るる 緋路 利通の墓へ鋼の夏日かな 俊樹 墓参直方体の石たちへ 緋路 葬列の中のたじろぐ黒日傘 三郎 あふひ句碑墓域にありて百日紅 佑天 奔放で供花ともならず猫じやらし 荘吉 青山の水に肥りし金魚かな 美紀 夏草に陋屋のごと耶蘇眠る はるか 立ち枯れの草より薄き八月の蝶 和子 イザベラの墓へ絵日傘高く上げ 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
金灯籠灯の曼陀羅をよへほ節 美穂 盆灯籠十万億土超ゆ君へ 久美子 流燈の火の川となり闇に浮く 孝子 流灯の破線となりて彼の世へと 睦子 行く夏や波に消えゆく砂の山 修二 家紋古る釣灯籠に代々の火を 久美子 黒髪に戴く山鹿灯籠かな たかし シヤンデリア墜ちてはじまる夏舞台 睦子 縁日やうすものの母追ひ越さず かおり ダリア立つ背に御仏のおはす如 勝利 炎帝を睨み返せし不動尊 かおり 戦争を知る人とゐて沙羅の花 朝子 恋に堕つ日々はまぼろし星月夜 美穂 風天忌しがらみ捨てて西東 修二 思ひの外長く連れ添ひ夕端居 光子 あの雲の八月六日兄の背に 朝子 河童忌やセピア色なる供華の水 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月7日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜に天蓋として秋の空 かづを 饒舌を寡黙にしたる猛暑かな 同 老い包む羅にある粋を着て 同 絽の喪服広げて暫し母偲ぶ 笑 海上を照らし消えゆく花火舟 同 羅に心の綾は隠し得ず 雪 絽の美人正面見すゑ瞬かず 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
鳳仙花記念写真のまた増えて 裕子 秋薔薇キリスト葬は花のみに 令子 図書館の絵本を借りて秋の朝 実加 秋初め装丁だけで選ぶ本 登美子 褪せ果つるトーテムポール夏の月 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 萩花鳥会
広島の原爆殘害眼前に 祐子 盆提灯座敷一変かの浄土 健雄 ひぐらしがよう帰ったと里日暮れ 俊文 七夕や家族揃うてバーベキュー ゆかり 庭野菜取りたて供ふ盆支度 恒雄 ひと日生く古稀の我また花木槿 美惠子
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令和5年8月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
化粧水嫁にねだりて生身魂 すみ子 立葵老女の夢は咲きのぼる 悦子 棚経を待つ朝よりの野良着脱ぎ 美智子 水脈長く長くや土用蜆舟 都 縁台の仰臥は浮遊天の川 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
烈日の寺の甍や蟬時雨 亜栄子 白粉のゆふぐれ匂ふ句碑明かり 文英 達者なる日を百歳の生身魂 同 好物に笑顔は童生身魂 恭子 小湾の潮香満ち足る島の秋 多美女 ビートルズ聴きつうたたね生身魂 亜栄子 草々に水やり終へて今朝の秋 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
打水に乾きし土の匂ひして 迪子 蜩の声に憶ふは奥貴船 貴薫 新涼や虚子文学碑なぞり読む 怜 蜩や今日の仕舞ひにジャズを聴く 貴薫 新涼の風運び来る水の音 三無 蜩の声に包まれ森深き 秋尚 新涼の風運びゆくミサの鐘 怜 直したる服受け取りて涼新 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
耳に残る脱穀の音終戦日 昭子 大都市の火の海と化し終戦日 みす枝 薄れゆく記憶手繰りし原爆忌 英美子 俗論をまた聞かさるる残暑かな 昭子 喜んで逃げる爺婆水鉄砲 みす枝 しみじみと肩甲骨や更衣 昭子 夫の船べりを掴みて鮑海女 同 桐一葉風の意のまま落ちにけり 英美子 どの墓も供華新しき盆の寺 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
火取蟲てふに一夜を果つ定め 雪 考へず居れば済むこと髪洗ふ 同 花火果て破に残りし余熱かな 真喜栄 漆黒の闇に銀漢ふりかぶり 同 百日紅又百日紅てふ団地 清女 それとなく秋を呼びゐる風の音 かづを 九頭竜の闇を沈めてゐる銀河 同 ゴジラ似の雲立ち上がる原爆忌 嘉和 地獄より来る祖もありぬ盂蘭盆会 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
啼く声の細くとぎれし法師蟬 啓子 足さばき揃ひよせ来る盆踊り 笑子 灯籠に女心の一句添へ 希子 流灯の仏慮の風に促され 同 球児等もスタンド席も灼けてゐし 和子 地図上に台風の道あるらしく 同 盆の月古城の上にまかり出る 隆司 吟行も供養の一つ盂蘭盆会 泰俊 故郷の色町とほる墓参 同 表情のはみ出してゐるサングラス 雪 頷いてばかりも居れず生身魂 同 月夜の踊り雨夜の踊り見しと文 同 何となく日向水ある日向かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
蝿叩きにも自らなる居場所 雪 頷いて居れば安泰生身魂 同 火を恋ひし火蛾の果てとはこんなもの 同 狙ひたる金魚に又も逃られし 同 音もなく傷も付けずに流れ星 みす枝 蜩の声が声呼び森震ふ 同 偕老に二本つましく牽牛花 一涓 来世又君に逢むと墓参 世詩明 夏まつり村の掟は捨て難し 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月18日 さきたま花鳥句会
鳳仙花迷路のごとき蔵の街 月惑 天高し殿堂入りの行進曲 八草 夕まずめ途切れ途切れに法師蟬 裕章 あの人に会ひたくなりし天の川 紀花 座の窪きまり南瓜のおほらかに 孝江 朝の厨一分間の終戦日 ふゆ子 夜咄やはたと団扇の風止まる とし江 炎暑寺水鉢かつぐ鬼を吸え 康子 一夜あけ光の洗ふ野分後 恵美子 尺玉の花火の弾け音弾け みのり 強風に七夕飾りもつれけり 彩香
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令和5年8月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
裏返り空を見詰むる���の蟬 秋尚 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 大空に機関車の缶灼けゐたり 幸風 菩提樹を絡めとりたる葡萄葛 同 なびき癖各々違へねこじやらし 秋尚 山城の搦め手いづこ野路の秋 眞理子 一葉落ち青空丸く生まれたる 三無
栗林圭魚選 特選句
TARO展残暑を赤く塗り潰す 千種 おしろいの紅固く閉ぢしまま 秋尚 横山に行合の空今朝の秋 幸風 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 水被り残暑の石の獣めく 千種 たくさんの水飲み干して夏果てり 久 わが息の荒さをしづめ秋の蟬 千種 秋の蟬力惜しまず昼を裂き 三無 噴水の歪みもとより秋暑し 千種 妣の声聞きに葉月の恐山 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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soneman · 2 years
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久しぶりに予定日記を書いてみました。と 言う訳で 12月の予定日記でございます。
先日『予定日記』について 書いたんで 超久しぶりに 12月の予定日記 アップしてみました。 2022年も最後まで ぶっ飛ばしますわよ!
<3日> 息子その2と 世田谷から丸の内に移転した『静嘉堂文庫美術館』へ。 『曜変天目茶碗』見てこなきゃ。美術館のある『明治生命館』も楽しみだわ。 その後 どうしようかな。
<4日> シルヴプレ 第12回公演『レザニモー、ココにも』@ 横浜人形の家 あかいくつ劇場 シルヴプレ あの スマートさが 良いですよねぇ~。横浜人形の家って 行ったことないので それも楽しみ。
この日は ダブルヘッダー。 お次は りんりんちゃんの『Ring-Ring Party!』@ 青山 fai
前から 行きたかったんだけど スケジュールが合わなくて 今回初参戦。 久しぶりに りんりんちゃんと 会えるな。
<6日> この日は お休みをいただいて 午前中 野暮用を済ませてからの 『中村佑介20周年展』@ 東京ドームシティ Gallery AaMo
この前 映画『四畳半タイムマシンブルース』見てきたし 中村さんの絵 好きなんだよね。
その後は『劇場DEバーレスクショー』@ 新宿ニューアート
お馴染みの After Party Tokyoのメンバーが ストリップ劇場のステージで!
三代目葵マリーProduce『新宿ニューアートSM興行』6日目後半のイベントです。
<10日> またまた ニューアート!6日と同じく『新宿ニューアートSM興行』最終日の昼イベントです。
『ままぴあみほストリップ劇場60分公演』@ 新宿ニューアート
間々田優/中村ピアノ/若林美保の3人が 劇場のステージに登場。間々田優さんと 中村ピアノさんは 初めてだけど どんなステージになるんだろ?
そして この日もダブルヘッダー。 『All That Burlesque Real Reborn vol.4』@ 新宿御苑 ROSSO 198
大好きな踊り子さん 山盛りのイベント。ライスちゃんのステージ 久しぶりだよね。 あっ えびさわくんとも 久しぶりだわ。それから この日 バーレスクデビューのRuby Rabbitちゃん。 ニューフェースから ベテランまで たっぷり楽しめそうだわ。
<11日> 『MAYUKO×3 TRIO LIVE』@ 吉祥寺 Strings
高柳真由子(vo) 菊地まゆ子(pf) 山口真由子(vib) 超久しぶりのまゆこちゃん…って
出演者3人とも まゆこよ!(笑)
吉祥寺でJAZZを聞いた後は 西早稲田 RiNEN で『音楽と演芸の隙間からこんばんは』 ヴォイスパフォーマー中ムラサトコさんと ダンサー振付家の伊藤千枝子さんの即興アートユニット『偶然という奇遇』と『あがさ&空五郎』のイベント。 前の日に見るライスちゃんと 空五郎くんのお姉さんで 素晴らしい ヴォイスパフォーマー 中ムラサトコさん 超久しぶりだなぁ~。 おまけに ユニットの相方 伊藤千枝子さんは 大好きなダンスカンパニー 珍しいキノコ舞踊団の主宰。キノコは 2005年に初めて見て それから すっかりハマって あっちこっちに 見に行ってました。 この二人が 同時に見られるなんて 夢のステージだわ!
<12日> 『アリとヨーエン 師走ライブ』@ 国立 ギャラリービブリオ
松田幸一(Hmc. Gt. Vo.) YO-EN(Vo.Gt.)の ギャラリービブリオ 十松さんお勧めのライブ。 初めて聴くの楽しみです。
<14日> シャンソン歌手のソワレさんが仕掛けた『歌舞伎町シャンソンフェスティバル2022』@ 東新宿 Petit MOA
この5日目に登場するのが『Music Cocktail Club』の主催である 井上彩名さん。 日程が 変わるような話が合ったけど 予定通りなのかなぁ~? この翌日が めぐみういちゃんだし その次の日が 古川真穂ちゃんだし 初日ワカミホさんも出演するんだけど この日しか行けそうもないのよ。(残念)
<17日> くるくるパーマへ行ってから 青山へ。あそこは 南青山になるのか? 『Burlesque Hymn~引退興行公演~』ダニエル・ジュゲム×ゴトウイズミ @ 青山 月見ル君想フ
いやぁ~ 二人ともバーレスク 引退しちゃうんですねぇ。でも パフォーマーを引退する訳じゃないから また別の形で 会えるんですよね。 それから 今回の引退興行で MCやってる POPちゃん(ex.チェリー・タイフーン...その前から知ってるけど(笑))も バーレスク休止してたんだけど やっぱり今回引退宣言するんだって! 最後 パァーっと やりましょう!!
<18日> 『裸的群像伝特集【記録映像】上映会』@ シネマハウス大塚
元ストリップ劇場の小屋主である 川上譲治さんの「ストリップに愛をこめて」秘蔵の映像の上映会です。 『ラスト・ストリップ』(1986年) 池袋スカイ劇場(さよなら公演)/プロデュース:ジョウジ川上 『ストリップ・パフォーマンス』(2002年~2005年) DX歌舞伎町劇場/SHOW‐UP大宮劇場 『割腹・早乙女宏美』(1990年/2005年) /鶴見新世界劇場/DX歌舞伎町劇場 『SMコント・盆&正月+石川亜美』(1984年) 新宿モダンアート劇場/シアターパラダイス 『恐山の女』(1992年) 鶴見新世界劇場/原作:伊藤裕作/演出:流山児祥/瑠花 この中で 残っているのは 新宿モダンアートだけかぁ~。
お次は『Le petit cabaret de cirque vol.13』@ 竹芝桟橋 Bank30
12月の11,18,25日と開催されるんだけど スケジュールの都合で 18日だけ。 11日は ジュゲさま 25日は Erochicaさんが出るのに~! でも この日は 京都から うのちゃんが出演するのよ!
<22日> 『PaParrots ライブ』@ 渋谷 7th Floor
PaParrots と オナンちゃん と 一緒に クリスマスだって! まさかの「The Nightmare Before Christmas」?
<24日> 『FANTASTIC CABARET』@ 歌舞伎町 FANTASTIC LOUNGE
ポーランドを活動拠点にして世界中を飛び回ってる ボーイレスカー UMA SHADOWちゃん 登場! 馬ちゃん なかなか 会えないんだよ。久しぶりねぇ。
<25日> 『銀の宝石達1周年イベント』@ 銀座 銀の宝石達
オープンのご案内 頂いてたんだけど 行く 行く 言っているうち 1年経っちゃいました。 キャァ~ ジャスさまぁ~ やっと 伺えるわ!
<29日> 『RED LIGHT BURLESQUE in Yokohama 2022』@ 横浜 クリフサイド
RED LIGHT BURLESQUE は 2回目かな? 今回も 大好きな踊り子さんたちが 勢揃い! 今年最後(多分)を飾るに ふさわしいイベントだな。
今年は 初めのうちはコロナ騒ぎで イベントが キャンセルになったり オンラインになったりしたけど 最後は目一杯 リアルイベントで埋まりました。(埋めすぎ)
まぁ 予定日記も これが最後かな。
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ozounirecordsworld · 6 years
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『団地の恐竜』レコ発!全公演投げ銭ツアー2019西日本編セットリスト
ツアーは西日本編(東京より西側編)を終え、東京に帰ってきました。 各地でお世話してくださったみなさま、お越しいただいたみなさま、遊んでくれたみなさま、気にかけてくれていたみなさまなどなど...、本当にありがとうございました。 出発した1/25はまだ随分と寒くて、東京は雪の予報なんかも出ていたのに、帰ってきたらもう梅の花が咲いていて、今日は天気の好いのもあってかだいぶ春らしい陽気で。
1ヶ月間、楽しくない日がないほど毎日充実した日を過ごしていました。 久しぶりにや新しくお会いしたみなさまのおかげです。 各公演のセットリストを以下にまとめておきます。新曲も旧曲もボツ曲も、そして今ツアーのアルバム曲も散々演りました。 振り返って少し、“ああ、あれ楽しかったね”と思っていただければ幸いです。
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1/25@熊本 barきばらし セットリスト 1.こころ 2.たぬき 3.ウーロンハイ 4.羊のようこ 5.忘れられたバンド 6.どすけべ#3 7.団地の恐竜 8.葬儀屋の娘 9.東京うなぎ -encore- 10.ねこの背中 11.船が見えたら 写真は熊本着いて入った本屋で迎えてくれた河童。 ここで買った『食べごしらえ おままごと』(石牟礼道子 著)があまりにも素晴らしくて、その後大好きな友人にあげた。
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1/26@小倉 engel セットリスト 1.2匹~USA 2.庭の狐 3.昔、好きだった人 4.団地の恐竜 5.どすけべ#3 6.たぬき -サドンデス-   7.船が見えたら -winning song- 8.初盆 ガタリンピック1回戦を突破してしまう。また優勝するしか...
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1/27@岡山 salonアルハル セットリスト
1.庭の狐 2.初盆 3.気配 4.ウーロンハイ 5.���中見舞い 6.雪解けのラグ 7.昔、好きだった人 8.忘れられたバンド 9.どすけべ#3 10.団地の恐竜 11.葬儀屋の娘 12.東京うなぎ 13.こころ 14.たぬき -encore- 15.CAN YOU CELEBRATE? 16.船が見えたら 本番前に友人宅に寄り、2歳?の女の子の前でライブ。ぬいぐるみたちのモッシュ&ダイブが起こる。
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1/28@高松 TOONICE
セットリスト 1.初盆 2.たぬき 3.忘れられたバンド 4.昔、好きだった人 5.どすけべ#3 6.団地の恐竜 7.東京うなぎ -encore- 8.船が見えたら 中嶋ブブンくんはあれから新作音源を作ってないとのことなので、こっそりボイスメモで録る。その後、移動中のバスや電車でずっと聴いてた。明け方の高速バスの中で泣きそうになった。
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1/30@松山 OWL セットリスト -第1部- 1.庭の狐 2.たぬき 3.ウーロンハイ 4.2匹 5.団地の恐竜 6.忘れられたバンド 7.船が見えたら -第2部- 8.こころ 9.羊のようこ 10.ねこの背中 11.初盆 12.どすけべ#3 13.手首を切った夕暮れに 14.葬儀屋の娘 15.東京うなぎ -encore- 16.船が見えたら 打ち上げの終わりの見えなさよ そういえば終電無くなってこの日どうやって帰ったんだっけ?誰かん家に泊まったんだっけ?
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1/31@道後 ワニとサイ セットリスト  -第1部- 1.ねことお化けと台所 2.ねことお化けと台所-冬- 3.さるすべり 4.気配 5.9月の海 6.フォークダンス 7.庭の狐 8.たぬき 9.CAN YOU CELEBRATE? 10.東京うなぎ -第2部- 11.前夜祭 12.忘れられたバンド 13.2匹 14.団地の恐竜 15.ウーロンハイ 16.Sunrise&Sunset 17.私、ギャング 18.昔、好きだった人 19.暑中見舞い 20.どすけべ#3 21.手首を切った夕暮れに 22.葬儀屋の娘 23.船が見えたら 24.こころ -encore- 25.ムーンライト伝説 26.羊のようこ 27.蛸を買いに 28.東京うなぎ -第3部- 29.FOLLOW ME 30.2匹 31.ねこの背中 32.最高の別れ! and more... 思いがけず今ツアーいちばんの長丁場。最後の方もう覚えてないけどハイスタとかフジファブリックとか歌ってた気がする。優しいみなさんありがとう。
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2/1@防府 印度洋 セットリスト 1.庭の狐 2.たぬき 3.9月の海 4.ウーロンハイ 5.暑中見舞い 6.雪解けのラグ 7.昔、好きだった人 8.どすけべ#3 9.団地の恐竜 10.葬儀屋の娘 11.東京うなぎ -encore- 12.船が見えたら 久しぶりに会う師匠が綺麗になっててびっくりした。恋ってすごいと思った。 無職が多かった。
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2/2@広島 ふらんす座
セットリスト 1.こころ 2.気配 3.庭の狐 4.初盆 5.ウーロンハイ 6.暑中見舞い 7.9月の海 8.昔、好きだった人 9.前夜祭 10.忘れられたバンド 11.どすけべ#3 12.団地の恐竜 13.葬儀屋の娘 14.東京うなぎ -encore- 15.CAN YOU CELEBRATE? 16.船が見えたら ちえさんもなおさんもルーペズも、みんな最高だった。 なおさんの娘ちゃんをみんなで見守る様を今また思い出して、感動をぶり返してる。母になったんだねえ、偉いねえ本当に。どうか健やかに。
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2/3@福岡 cafe&bar gigi セットリスト 1.庭の狐 2.たぬき 3.さるすべり 4.9月の海 5.ウーロンハイ 6.暑中見舞い 7.前夜祭 8.忘れられたバンド 9.どすけべ#3 10.団地の恐竜 11.葬儀屋の娘 12.東京うなぎ -encore- 13.最高の別れ! 無愛想な顔してますがラジオ楽しかったです。 ようやくのオフで、安増さん家で数日間のんびり過ごしてました。ありがたやありがたや。
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2/8@神戸 space eauuu セットリスト 1.ねことお化けと台所 2.ねことお化けと台所-冬- 3.たぬき 4.9月の海 5.東京うなぎ 6.ウーロンハイ 7.前夜祭 8.忘れられたバンド 9.どすけべ#3 10.団地の恐竜 11.葬儀屋の娘 12.船が見えたら 13.最高の別れ! -encore- 14.初盆 15.昔、好きだった人 16.庭の狐 打ち上げで入った中華屋のスパイスがものすごく美味しくて感動してたら、帰りにスペースオーのご主人が持たせてくれる。 今日それを使って鶏肉を焼いたら悶絶する美味さ。
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2/9@大阪 音凪 セットリスト -第1部- 1.ねことお化けと台所 2.ねことお化けと台所-冬- 3.気配 4.庭の狐 5.雪解けのラグ 6.どすけべ#3 7.9月の海 8.昔、好きだった人 9.手首を切った夕暮れに 10.初盆 11.ウーロンハイ 12.こころ -第2部- 13.私、ギャング 14.前夜祭 15.忘れられたバンド 16.たぬき 17.さるすべり 18.最高の別れ! 19.暑中見舞い 20.ねこの背中 21.2匹 22.団地の恐竜 23.葬儀屋の娘 24.船が見えたら 25.東京うなぎ -encore- 26.羊のようこ 27.フォークダンス 大阪はワンマン。 ずっと会いたいと思っていた絵描きの方に会えたり(本当に、実在の人物だったんだ)、嬉しいお手紙いただいたり、松山でたまたま同宿だった人にまた会えたり、初めてのツアーの頃から来てくれる友人のお子さんがもう成人してたり、印象的なことが多すぎてもう。
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2/10@奈良 apa apa cafe
セットリスト 1.こころ 2.たぬき 3.9月の海 4.ウーロンハイ 5.暑中見舞い 6.Sunrise&Sunset 7.前夜祭 8.忘れられたバンド 9.昔、好きだった人 10.どすけべ#3 11.団地の恐竜 12.葬儀屋の娘 13.船が見えたら 14.東京うなぎ 15.最高の別れ! -encore- 16.羊のようこ 17.CAN YOU CELEBRATE? 18.ねこの背中
2年ぶりの奈良。アパアパカフェも初めてのツアーの時からの付き合いで、もう6、7年の付き合いになる。店主が昨年ご結婚なさったそうで、「あれ?旦那さんあんな男前な人でしたっけ?」と僕が言うと、「私が格好よくしたんです」って。素敵!
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2/11@京都 ゆすらご セットリスト 1.庭の狐 2.たぬき 3.9月の海 4.ウーロンハイ 5.暑中見舞い 6.前夜祭 7.忘れられたバンド 8.どすけべ#3 9.団地の恐竜 10.葬儀屋の娘 11.東京うなぎ 12.最高の別れ! 京都が終わった後、ありさんの家でしばらくのオフを過ごす。 ちょうどありさんの誕生日、今年本厄らしいので井伏鱒二の『厄除け詩集』をあげた。それからバレンタインの日。朝から台所でバタバタとチョコレートを作る女の子がいて、“初恋みたいだな”と思ってた。 その娘との別れ際、「がんばれよ」と言ったのだけど、あんまりしっくりこなくて、「ああ、やっぱあれだ、あんま悩むなよ」と言い直した。
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2/16@浜松 たけし文化センター
セットリスト 1.東京うなぎ 2.たぬき 3.ウーロンハイ 4.Sunrise&Sunset 5.前夜祭 6.忘れられたバンド 7.昔、好きだった人 8.どすけべ#3 9.団地の恐竜 10.葬儀屋の娘 11.船が見えたら 12.最高の別れ! -encore- 13.CAN YOU CELEBRATE? 浜松ものすごかった。自分のライブがあんなに盛り上がるなんて。 たくさんみんな、踊ってた。
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2/17@名古屋 きてみてや セットリスト 1.東京うなぎ 2.たぬき 3.ウーロンハイ 4.雪解けのラグ 5.暑中見舞い 6.さるすべり 7.昔、好きだった人 8.前夜祭(short.ver) 9.忘れられたバンド 10.どすけべ#3 11.団地の恐竜 12.葬儀屋の娘 13.船が見えたら 14.最高の別れ! 15.こころ -encore- 16.ねこの背中 17.私、ギャング 18.9月の海
永見恵利さんのCDを買って、今日はほとんどそればかり聴いてた。すごく良い、落ち着くしドキドキするし、?が浮かぶし、全部好き。 トウガンズの音源も欲しいのに!
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2/18@松本 Give me little more セットリスト 1.庭の狐 2.初盆 3.気配 4.ウーロンハイ 5.暑中見舞い 6.私、ギャング 7.9月の海 8.さるすべり 9.東京うなぎ 10.CAN YOU CELEBRATE? 11.前夜祭 12.忘れられたバンド 13.どすけべ#3 14.昔、好きだった人 15.2匹 16.団地の恐竜 17.葬儀屋の娘 18.船が見えたら 19.こころ 20.たぬき -encore- 21.SHAKE 22.最高の別れ!
松本の街並みがすごく好きで、いつか東京を離れて移り住むなら松本がいいなと考えているほど。 女鳥羽川沿いのデイリーが無くなってたのはショックだった。いつも松本着いたらあそこで缶ビールとフライドチキンを買って、川沿いを散歩しながら会場に向かってた。
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2/21@小布施町 ヒロシマンと利平さん セットリスト -第1部- 1.庭の狐 2.たぬき 3.ウーロンハイ 4.羊のようこ 5.手首を切った夕暮れに 6.どすけべ#3 7.船が見えたら 8.こころ -第2部- 9.前夜祭(short ver.) 10.忘れられたバンド 11.ねこの背中 12.ねことお化けと台所 13.ねことお化けと台所-冬- 14.CAN YOU CELEBRATE? 15.東京うなぎ 16.昔、好きだった人 17.2匹 18.団地の恐竜 19.葬儀屋の娘 20.最高の別れ! -encore- 21.SHAKE 22.フォークダンス
雪深い町に来た。田沢さんのまあよく飲むこと! 酔っ払って、歌って踊って小芝居を打ってくれる。 FM長野に生出演、FMでこんなに流してくれるなんて、攻めるなあと感動。
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2/22@飯山 とりぎん セットリスト 1.庭の狐 2.初盆 3.9月の海 4.ウーロンハイ 5.雪解けのラグ 6.蛸を買いに 7.前夜祭(short ver.) 8.忘れられたバンド 9.どすけべ#3 10.葬儀屋の娘 11.こころ -encore- 12.船が見えたら 13.東京うなぎ
焼き鳥うまい!土手煮うまい!フランクうまい! とりぎんは料理も店構えもお客さん方の温かさも最高でした。
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2/23@中野市 ミュージックカフェC調 セットリスト 1.こころ 2.庭の狐 3.たぬき 4.さるすべり 5.ねこの背中 6.ピタッとサンデー 7.前夜祭(short ver.) 8.忘れられたバンド 9.お金もち 10.どすけべ#3 11.団地の恐竜 12.葬儀屋の娘 13.船が見えたら 14.東京うなぎ 15.羊のようこ -encore- 16.最高の別れ! -encore2- 17.昔、好きだった人 18.ウーロンハイ 19.フォークダンス
田沢さんの歌が、とても好きだ。聞くと一年に1曲くらいしか作らないとのことで、ああそんなに大切に作るのか、どうりでいい歌だと納得。 ツアー西日本編はこれで終わり、田沢さんの歌う「列車のうた」の歌詞 「おれ、やっぱりさ、帰らないことにするよ やり残したことだらけさ〜」 が帰りの電車で沁みて沁みて。
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というわけで、西日本編でお会いしたみなさま、ありがとうございました。 次にお会いする時までどうかお元気で! 1月25日(金)熊本 barきばらし 1月26日(土)小倉 engel 1月27日(日)岡山 salonアルハル 1月28日(月)高松 TOONICE 1月30日(水)松山 OWL 1月31日(木)道後 ワニとサイ 2月1日(金)山口 印度洋 2月2日(土)広島 ふらんす座 2月3日(日)福岡 cafe&bar gigi 2月8日(金)神戸 space eauuu 2月9日(土)大阪 音凪 2月10日(日)奈良 apa apa cafe 2月11日(月、祝)京都 喫茶ゆすらご 2月16日(土)浜松 たけし文化センター 2月17日(日)名古屋 きてみてや 2月18日(月)松本 give me little more 2月21日(木)小布施町 ヒロシマンと利平さん 2月22日(金)飯山 とりぎん 2月23日(土)中野市 ミュージックカフェC調
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myonbl · 7 years
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第7回露新軽口噺
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「雛祭り」にふさわしいイベントは何と言っても落語(!)、露の新治・新幸師弟の研鑽の場「露新軽口噺」も数えて7回目となりました。開場30分前に到着しましたが、中では新治さんがハメモノの打合せ中。微かに聞こえる声では何のネタかは分かりません、あれこれと想像をたくましくしながら開場を待ちました。
「七度狐」露の新幸(28分)
すっかり羽織姿が板に付いた新幸さん、「旅と���行の違い」というマクラからネタに入ります。新幸さんの旅ネタと言えば、東の旅(発端・奈良名所・野辺・煮売屋)、西の旅(兵庫船)をこれまで聴いていますが、今回は「煮売屋」に続く「七度狐」。二人の旅人がキツネにだまされ、裸になって「大井川」のつもりで麦畑を踏み荒らす、尼寺で金貸し老婆の伽をしているはずが地蔵の前で伊勢音頭を唄う、いかにも上方らしくハメモノたっぷりの賑やかな展開。演者の直近で、はやしや薫子師匠の三味線が入り、気持ちよく演じる新幸さんと共に、私も贅沢な時間を共有することができました。
「寝床」露の新治(40分)
笑福亭仁勇・桂福車・露の慎悟・翠みち代、昨年末から続く訃報は、上方演芸界とファンにとって大変辛いものでした。加えて、昨晩から本日のキャンセルが続いて余計に疲れた表情の新治さん、「寝床の旦那の気持ちがよく分かります」という話から本当に「寝床」へ。
ネタおろしですから、多少口慣れないところがあるのは当然ですが、それにしても私にとっては非常に新鮮なものでした。所々他の演者とは異なる台詞があったのですが、メモを取っていないので正確ではありません。旦那と番頭、手代、丁稚、御寮人さんに乳母どん、そして町内・長屋のみなさんと多彩な人物が登場する噺。なかでもお店の内部の人間関係が、大変分かりやすく演じておられたという印象を持ちました。
終演後に伺ったところでは、桂福楽さんに稽古していただいたもので、その福楽さんは先代・桂歌之助(扇朝)さんからとのこと。米朝師はこの噺はやられなかったと思いますが、米朝一門の歌之介さんが何方に習われたのか。上方では林家のネタという認識があるので、ちょっと気になりました。この噺、ぜひ新治さんでもう一度聴いてみたいなぁ。
仲入り
「景清」露の新治(38分)
休憩明けで二席目の出囃子・・・、ん、「金比羅」ではない? 深々と下げた頭を上げて「これは『堀江の盆踊り』、慎悟師生の出囃子」とのこと。なるほど・・・合掌。
「2003年に一度だけやりました」と始まったのは「景清」、こちらも実質ネタおろしのようなものですね。目貫師の柳定次郎、目が見えなくなったが何とか目を開けて欲しい、柳谷の観音さんをしくじって清水の観音さんに日参します。満願の日に観音さんが現れて、母親の信心のおかげで「悪七兵衛景清」の目を貸してもらうというストーリー。途中、「檜皮屋根の建立」という古い台詞の入るのが嬉しい、清水寺が瓦屋根ではない時代の描写ですから。今では大抵の演者が、目が開いたところで下げる演じ方ですね。新治さんもここでいったん下げた後、「林家染三師匠に教わったままやります」と、大名行列と出くわして大暴れするという後半の展開で本来のサゲまで演じられました。
この後半部分は、前半と雰囲気が大きく変わることや「こぶ弁慶」と似た展開となることで避けることが多いのでしょうね。しかし、「景清」という演題でやる以上は最後まで通して欲しいと思います。
本日は二席とも「上方林家」の雰囲気を伝える、この会ならではの楽しみでありました。
三味線:はやしや薫子
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終演後は、会費500円の懇親会。どなたかの差し入れの「忖度饅頭」を初めて見ました。今日のネタについて、今後やりたい噺について、色んな話題が出ての楽しい時間。ただし、内容は参加者全員の共有財産、ここには書けません(笑)。
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kkv-main · 4 years
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KKV Neighborhood #20 Book Review - 2020.06.19
〈うたげ〉に合し〈孤心〉に還るため、言葉を磨く
大岡信 「折々のうた選 詩と歌謡」 (岩波新書)
review by カジュアルにおう吐
「折々のうた」は、朝日新聞朝刊の一面で連載された、詩人で批評家の大岡信による詩歌をめぐるコラムです。古今東西の詩集・句集・歌集から、大岡がピックアップしたよりすぐりの詩歌に解説文を添えた本連載は1979年から2007年まで四半世紀以上もの間続き好評を博していました。しかしながら当連載をまとめた刊行物は品切れ絶版のものも多く、ほとんどが今現在において入手が難しくなっています。そして大岡の没後から10年を経て、2020年に改めて「折々のうた」は〈俳句〉〈短歌〉〈詩と歌謡〉に再編集した全五巻のアンソロジーとして、岩波新書の新赤版で刊行されました。本稿で紹介するのはそれらアンソロジーのうち、詩人・小説家の蜂飼耳が〈詩と歌謡〉をテーマに編者をつとめた「折々のうた選 詩と歌謡」です。
本書は2つの章と、蜂飼による解説と索引からなります。第一章〈歌謡 うたげの余韻〉では、古代の記紀歌謡から中世の地方民謡を経て近現代の唱歌の一節にまで。その時代ゝでうたいつがれ愛唱された名もなき詩歌を。第二章〈詩 孤心へ向かって〉では、古来より大切な教養とされてきた李白などの漢詩から、近現代詩・翻訳詩に至るまで、現在まで名を残す詩人による名詩がセレクトされています。また、蜂飼の解説にも多くのページが割かれており、そちらを読み通すだけでももたいへんな読み応えと知的興奮を得ることができる1冊です。
蜂飼による解説文では、大岡の詩的実践と批評観を述べるにあたり、大岡の代表的な著作を紐解いたうえで〈うたげ〉と〈孤心〉に還る意志というフレーズに着目しています。伝統的な花鳥風月や普遍的な恋ごころ、市井のひとびとの風景や哀歓がテーマとなることの多い歌謡・詩歌において、大岡が取り上げる詩歌・歌謡は、日本の風景スゴイ的な情緒ありきで評価していたものではなく、もっと遠大な射程を含んでいたことを丁寧に読み解いていくものです。
それでは、その〈うたげ〉と〈孤心〉は何を意味するものでしょうか。〈うたげ〉と〈孤心〉から詩的言語がどのように成立するのかについて、大岡はこのように述べています。
笑いの共有。心の感合。二人以上の人々が団欒して生みだすものが「うたげである」。私はこの言葉を、酒宴の場から文芸創造の場へ移して、日本文学の中に認められる独特な詩歌制作のあり方、批評のあり方について考えてみようと思った。(P.163)
(うたげに)「合す」意志と「孤心に還る」意志の間に戦闘的な緊張、そして牽引力が働いている限りにおいて、作品は稀有の輝きを発した。(中略)単なる「伝統」にも単なる「個性」にもさしたる意味はない。けれども両者の相撃つ波がしらの部分は、常に注視と緊張と昂奮を呼び起こす。(P.164)
〈うたげ〉に合す意志と〈孤心〉に還る意志は、(長らく足を運んでいませんが)くらやみとおんがくとおさけがあるパーティでみんな踊っているけれど、このステップはこの気持ちは私だけのもの、誰にも渡さない。みたいな感覚のようで、なるほどそのように思います。 
大岡が試みた実践に呼応するかのように、本書の2つの章はそれぞれ独立したものではなく、名もなき流行歌と、歴史に名を残す詩人の作品が隣り合い、相互に影響し浸透しあうよう編集・構成されています。そして、大岡の詩的≒批評的な実践を〈うたげ〉〈孤心〉というフレーズから丁寧に読み解く蜂飼による解説と、過去の豊穣な詩的言語が現在の読者と往還し、あらたな未来の言葉がうまれることを信じる本書の構成・編集の妙味には、大変な興奮を覚えました。
……以上をみなさまにおすすめしたい理由として本稿を終えようかとも思うのですが、今、この段において、何を言っているのかというようなことを、案外みなさんもそうじゃないかな、という勝手な思いとともに記したいと思います。
私にはほとんどの詩がわからないのです。
「折々のうた」に限った話ではなく、そもそも、ほとんどの詩において、読んでいるうちに感興を受ける前に目が滑ってしまいます。私は詩(の読み方)を何も知らないのです。自宅の本棚には読みかけの詩集が積まれ、そして、うろ覚えの名表現の切れ端が名作2chコピペと同じレベルのトリビアルとして頭の中に残っている……。
なんなら、詩のような言語表現ということでいえば、海外の音楽の歌詞も雰囲気で聞いており精読することは滅多にありません。(これは「歌詞なんてどうでもいいんだよ。特にロックの場合はね」というルー・リードの言葉を頻繁に引用していた中島らもの影響。ルー、本当にそんなこといったのか?と一次資料にあたったわけではないので今思うと真偽不明なのですが…。)
そのような人物が、詩を読む際に得る感興はどのようなものでしょうか。この際なので恥を重ねて書きつらねようと思います。例えば、本書の第一章で取り上げられた以下の歌謡。
恋に焦がれて鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす 山家鳥中歌 (P.58)
こちらを読んだ際のわたしの印象はこうです。
・なんか聞いたことがある。昔からうたい継がれてきた歌なのだなあ。 ・山家鳥中歌はいつ頃できた選集だろう。ほとんど現代語みたいな言葉づかいだ。 ・身を焦がして鳴くこと→声を上げることについての感覚は今現在少し変わってきているように思うな。
……以上です。書いていて、ほとほと嫌になってきましたが、そんな人間がなんで詩のアンソロジーとか読もうと思ったのでしょうか。
その理由を述べる補助線として、月刊「アフタヌーン」で連載され、2019年に完結を迎えた漫画「月に吠えらんねえ」の話をさせてください。「月に吠えらんねえ」は、当世で人気の〈文豪擬人化ジャンル〉設定の成り立ちを再検討のうえ、〈実在した詩人や作家の人生やエピソード〉をキャラクターにするのではなく、一次資料や文献を精読のうえ〈実在した詩人・作家の文章から受けた印象〉をもとにキャラクターと作品世界を創作し、サイケデリックかつ幻想的な意匠をもって近現代文学詩史と近現代の日本人の精神史を再検証しようと試みた、10年代まんが表現の隠れた名作です。
本作の序盤において〈石川啄木の印象を擬人化したキャラクター〉ではなく、〈石川啄木がのこした文章作品の印象を擬人化したキャラクター〉である〈石川くん〉が、ビリー・ピルグリムのけいれん的時間旅行のように、第二次世界大戦後の日本をランダムにタイムスリップするという挿話があります。暴力と社会変革の言葉が飛び交う2つの時代を経験したのち、平穏な?しかしながら不穏な雰囲気を感じる2010年代頃の現代日本にタイムスリップした石川くんは、パソコンを覗きこんで、現代の言語表現のありようをこのように評しました。
君ハナから考えることをあきらめてるだろう/若者が抗いもしないでそんな納得しているような/そんな国はやっぱ健全じゃねえよ(月に吠えらんねえ(3)、P.235)
観念の伴わないレッテル貼りと鬱憤の押し付つけ合い/そんなのが「政治性」か/言葉を磨かなくともこんな簡単に自意識発散できるんじゃあ、短詩系文学が流行んねぇわけだよな。/ポエムなんて侮蔑語になってんじゃねーか(同書、P.236)
他人の作った檻の中でクールに世の中俯瞰な俺決め込むのもいいさ/だが/檻が老朽化して毀れはじめた時/立て直せるだけの精神は育ててんのかよ?(同書、P.236)
単行本が刊行されたのは2015年。連載当時はもう少し前の時期なので〈言葉を磨かなくともこんな簡単に自意識発散できるんじゃあ、短詩系文学が流行んねぇわけだよな。/ポエムなんて侮蔑語になってんじゃねーか〉のあたりは、震災の後のSNSやインターネット掲示板を念頭においた台詞だと思いますが、その頃から状況は変わっていないように思えますし、今現在においては〈檻が老朽化して毀れはじめた時〉という言葉をしみじみ感じるような社会状況で、改めてぐうの音もでない警句のような、強度がある言葉のように思えます。しかしながら、そうだその通りと首肯するだけでいいのか。とためらうような気持ちがないわけでもありません。
そもそも〈言葉を磨く〉って何なんでしょう。 言語感覚に鋭敏であること?語彙が豊富でその出力が適切であること?バズれる、インターネットおもしろツイートができる時代感覚を持っていること? これ���は、言葉が磨かれた?ゆえの結果であって遂行的メッセージがない同語反復のように思えます。じゃあどうすればいいのでしょうか。 読むしかないだろうというのはわかります……。
でも目が滑るのです……。そのようなモヤモヤをずっと抱えており、何をどうすればわからないが〈言葉を磨く〉ための手がかりを求めて手にとったのが、本書なのです。
そのような動機から本書を読んだときに、〈言葉を磨く〉ための信頼できる導き手・ガイドのように感じたのが、本書に添えられた大岡の鑑賞文でした。先のとんまな感興を記した山家鳥中歌の歌謡について、大岡が添えた解説をご覧ください。
山家鳥虫歌』は江戸中期十八世紀後半に引用された歌謡集。諸国の盆踊唄を主体に編まれているが、現代人にも見慣れたものがある。たとえば上巻冒頭の歌は「めでためでたの若松様よ 枝も栄える葉も繁る」である。集の大半は農民の暮らしを背景とする恋の歌だが、人目を忍ぶ恋の辛さを主題とする歌が多い。この歌もその一つ。現代の演歌に至るまで、この主題は日本の歌謡の一大動脈をなしていることがわかる(P.58)
ぜんぜん違う……これがプロの仕事か……と感嘆するばかりです。Geniusの解説をタップした時のアタリの感覚が続くような……、「なんとなくいいな」と感じる情感を肉付けするために施された、文法的工夫、リファレンスが適切に要約されている。現代への影響の目配せもある。〈精読とはこういうものだ〉と導くような手さばきは、もういない人だけれど師の教えとともに読みすすめていくようで、得難い読書体験ができるように思えたのです。
そのように、大岡がセレクトした珠玉の詩歌と、簡潔にして要を得た解説文をふむふむなるほどと読みすすめていくうちに、(これは大岡だけではなく、蜂飼による編集の妙だと思うのですが)本書の仕掛け、といっては大げさですが、〈ある不在〉に気づくようになります。考えすぎなのかもしれませんが、詩歌と解説文をよみすすめるうちに「あれ、歌謡・詩歌といえばこういうテーマがあったよな…、あんまり収録されていない…?」という疑問が脳裏にうきあがってくるのです。特定ジャンルの歌謡・詩歌が極端に少ないような気がする。解説ではオミットしているわけではないことが述べられていますが、直截なものは(読み落としていなければ)本当に少ない。
でも、ないけれど、それがあったことは確かにわかる。
それがどのようなジャンルなのかは詳細に述べることはよしますが、これは不満ではなく、読んだ人だけの秘密、過去の詩歌の連なりから渡されたバトンのようなものに思います。そのようなちっちゃい批評精神を生む読書体験こそが、〈言葉を磨く〉ための端緒となるのではないでしょうか。
とはいえ、本書に隠された(と私は思った)〈不在のジャンル〉について全く触れないのも無粋かと思うので、ヒント代わりに、ふたたび最後に「月に吠えらんねえ」の話に戻ろうと思います。前述した〈石川くん〉が先の台詞を発した前にいた場所は、「インアナシヨナル」の歌声が響き、谷川雁によるスローガンとして有名な「連帯を求めて孤立を恐れず」を叫ぶ闘士たちが気勢を上げる安田講堂の上でした。それが、いつ・何のエピソードかについて、言葉を重ねるのはよしておきます。
わたしはこれから、過去の豊穣な言語表現を血肉にして、〈いま〉〈ここにある〉クソみたいな現実を/美しい風景を活写するための言葉を手にすることはできるのでしょうか。そうして現前した〈うたげ〉をわずかにでも未来の読者たちに渡すことはできるのでしょうか。〈うたげに合す意志と孤心に還る意志〉と〈連帯を求めて孤立を恐れず〉の間にある両義性を読み解き、実践することができるのでしょうか。
そのように思うのです。
カジュアルにおう吐 https://twitter.com/casual_auto
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theatrum-wl · 7 years
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【アンケート企画】 「2017年の3本」
WLでは読者のみなさんから2017年に見た舞台作品の中で印象に残った3本を、その理由などを書いたコメントとあわせて募るアンケートを実施しました。WLスタート以来毎年行っているこの企画、3回目の今回は20名の方にご参加いただきました。掲載は到着順です。
雨宮 縁(会社員) ・劇団四季『ノートルダムの鐘』(四季劇場〔秋〕) ・ホリプロ『パレード』(東京芸術劇場 プレイハウス) ・ホリプロ『ファインディング・ネバーランド』(東急シアターオーブ ) 『ノートルダムの鐘』は何が悪なのか? 怪物は誰なのか? 人間の業と差別について圧倒的なクワイアの歌声で問われる秀逸な作品。 ミュージカル『パレード』はストレートプレイを見ているようなミュージカル。アメリカ南部で起こった実話の冤罪事件をミュージカル化した異色作。ある少女殺人事件をきっかけに人種差別や成功者への妬みなどから警察やマスコミ、政治家様々な立場の人達により犯人に仕立て上げられていく恐ろしさ。これが物語ではなく実話であるというさらなる恐ろしさに声が出ない程の衝撃だった。実力者ぞろいの出演者達で見応え満点だった。 ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』は来日公演。ミュージカルらしい作品。イマジネーションの世界は自由だと夢のあるミュージカル。窮屈な現実から解き放される感動作で前向きな気持ちにしてくれます。(年間観劇本数:24本)
小田島 創志(大学院生・非常勤講師) ・KAAT『オーランド―』(KAAT神奈川芸術劇場) ・やみ・あがりシアター『すずめのなみだだん!』(小劇場てあとるらぽう) ・地人会新社『豚小屋』(新国立劇場 小劇場)  1.KAAT『オーランド―』…ジェンダー、言葉の意味、文化慣習、時代精神などの脱自然化を、舞台上で緻密に表現。観客の想像力を喚起する役者さんの演技も白井さんの演出も圧巻。「男である」「女である」のではなく、「男になる」「女になる」というボーヴォワール的な価値観を、演劇的にスタイリッシュに表現していて素晴らしかった。 2.やみ・あがりシアター『すずめのなみだだん!』…個人と社会、個人と宗教の関係性を、コミカルかつ丁寧な言葉を紡いで描いた意欲作。テーマが複層的で、観客側の思考を誘う。 3.アソル・フガード『豚小屋』…個人よりも集団が過剰に優先され、個人の犠牲の上に集団が成り立つ状況下で、戦争に駆り立てられる庶民の「受難」を、北村有起哉さんと田畑智子さんの壮絶な演技で伝えていた。(年間観劇本数:53本)
豊川 涼太(学生) ・ロロ『父母姉僕弟君』(シアターサンモール) ・木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談 通し上演』(あうるすぽっと) ・ままごと『わたしの星』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) 今年の3本を選んでみると、全てが再演(初演はどれも観ていない)だった。 特にロロ『父母姉僕弟君』はキティエンターテイメントプロデュースで、より大きなサイズで大きなスケールで上演できていた。 他の方々も語るように、再演賞を設ける等、演劇界全体で再演文化の定着に力を入れて欲しい。(年間観劇本数:50本程度)
なかむら なおき(観光客) ・月刊「根本宗子」『スーパーストライク』(ザ・スズナリ) ・劇団四季 『ノートルダムの鐘』(四季劇場〔秋〕) ・こまつ座『イヌの仇討』(紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA) 『スーパーストライク』は良し悪しの前にもっとも欲していることが届く作品だったので。『ノートルダムの鐘』はあえて出来事だけを表現して観客に判断を任せているのが面白かった。そして『イヌの仇討』は忠臣蔵を下敷きに目に見えない得体の知れない大きな力を描いていて続々としたなぁと。あ、これらは趣味です。 で、上演された作品を見ると、今の世の中に応答するような作品が多いように思うのです。そして小劇場界隈で育ってきた演出家が大劇場の演出を務めるようになってきているように思うのです。また少し変わったかなぁと思うのです。(年間観劇本数:100本ぐらいですかね)
北村 紗衣(研究者) ・ケネス・ブラナー演出、トム・ヒドルストン主演『ハムレット』(RADA) ・カクシンハン『マクベス』(東京芸術劇場 シアターウエスト) ・モチロンプロデュース『クラウドナイン』(東京芸術劇場 シアターイースト) 今年は『ハムレット』を6本見て、アンドルー・スコット主演版や川崎ラゾーナ版なども良かったのですが、ヒドルストンの『ハムレット』が一番好みでした。ハムレット以外の若者役を全員女性にするキャスティングが効いていました。カクシンハンの『マクベス』はまるでゴミみたいなセットでしたが、内容はゴミとはほど遠いエネルギッシュなものでした。『クラウドナイン』は大変面白かったのですが、あまりよく考えずに「レズ」とか「少年愛」などという言葉を使っているマーケティングは大変残念でした。 (年間観劇本数:121本)
町田 博治(会社役員) ・青☆組『グランパと赤い塔』(吉祥寺シアター) ・小松台東『山笑う』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) ・ SPAC『アンティゴネ ~時を超える送り火~』(駿府城公演特設会場) 『グランパと赤い塔』 吉田小夏が人の綾なす思いを紡ぎ、丁寧に織り上げられる。 背筋が伸び厚みと洒脱さを合わせ持つ老紳士を佐藤滋が見事に演じ、福寿奈央の初老の妻も見事。二人が作品に一本の筋を通す。 裏の主役とでも言うべき女中役を大西玲子が、目線、ことば、仕草、身体で見事に演じていた。役者が皆素晴らしい。 『山笑う』 兄と妹、地方と都会、肉親ゆえの諍い。 静かに光る小さな宝石の様な作品。 松本哲也の演出がシリアスさと笑いをバランスさせ絶妙。厚みのある演技、役者達のバランスも絶妙。 『アンティゴネ』 冒頭���優石井萠水がミニ・アンティゴネを演じ客を引き込む。 舞台は一面水。灯篭が浮かび明かりが揺れる。あの世と現世の境としての水、水上で舞台が静かに進む。背後に投射された動きが影となり、台詞、歌唱が絡み、幻想的。 「弔い」にこだわるアンティゴネ、最後、円く連なってゆく静かな盆踊りが弔いを暗示胸を締め付ける。(年間観劇本数:299本)
文月 路実(派遣社員・フリーライター) ・ゴキブリコンビナート『法悦肉按摩』(都内某公園) ・NODA・MAP『足跡姫』(東京芸術劇場プレイハウス) ・ 範宙遊泳『その夜と友達』(STスポット) 「五感を総動員する」と謳っていたゴキコンの本公演は、まさにその通りの悪夢だった。入り口で目隠しされ、何が何やらまったくわからない状態で味わう地獄。四方八方から泥水や血糊や汚物や虫が飛んでくる。突然役者が飛び出してきて身体の上に載る。内容はいつも通りのひどい話だ。テント内はかなり暑く、なにやら異臭がすごい。終わったときには頭に虫がとまり、レインコートは泥や血糊でぐしょぐしょ、汗で眉毛が半分消えておったとさ。そんなに過酷だったのにもかかわらず爽快感を覚えたのは不思議。普段使わない感覚を刺激されたからか。これこそが演劇の力なのでは。『足跡姫』は勘三郎へのオマージュ。ここ数年の野田作品のなかで一番ストレートに「想い」が伝わってきて、純粋に美しいと思った。『その夜と友達』は、生きづらさを抱えた「夜」というキャラクターが個人的に刺さった。「しんどさ」を知ってしまった人間にも希望はあるのだと信じたい。(年間観劇本数:42本)
永田 晶子(会社員) ・努力クラブのやりたくなったのでやります公演『フォーエバーヤング』(人間座スタジオ) ・燐光群『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』(ザ・スズナリ) ・dracom Rough Play 『ぶらんこ』(OPA_Lab) 上演日順です。 ・説明が削られ、描くべきことだけ残った合田団地氏の劇作は、努力クラブの魅力のひとつです。同世代の俳優による静かな演技で、人生における中途半端な時間の儚さをより楽しめました。 ・燐光群の公演で、劇場という閉ざされた空間が持つ危うさを確かめました。戯曲に負けない強い演技と、暗闇にわずかな光を感じるラストシーンが印象的でした。失われた街に思いを馳せる機会にもなりました。 ・既存戯曲を本読み一回・稽古一回で上演するラフプレイを観て、演劇は一度きりの瞬間に在ると思いました。会場全体に広がる「わかりあえなさ」に、戸惑いつつも笑いました。戯曲を忠実に辿ろうとするデッサンのような行為は、dracom の新作での慎重な表現にも繋がっていたと思います。(年間観劇本数:100本くらい)
青木 克敏(地方公務員) ・SPAC『アンティゴネ〜時を超える送り火〜』(駿府城公演特設会場) ・ロシア国立サンクトペテルブルク マールイ・ドラマ劇場『たくらみと恋』(世田谷パブリックシアター) ・NAPPOS PRODUCE『SKIP〜スキップ』(サンシャイン劇場) あまりぱっとしない演劇状況に思えました。その中で、SPACの宮城聰さんの取り組みは素晴らしいものに感じています。アンティゴネは構成がしっかりとしていて分かりやすいかったですが、私の価値観を揺るがしてくれるほどの感動を、与えてくれました。たくらみと恋では、俳優陣をはじめとして芸術レベルの高さを見せつけられました。そして、スキップ。なんだかんだ言っても、キャラメルボックスは、夢と希望をいつだって分かち合おうと走り続ける劇団です。(年間観劇本数:32本)
矢野 靖人(一般社団法人shelf代表理事・芸術監督) ・WORLD STAGE DESIGN『The Malady of Death』(台北国立芸術大学) ・HEADZ『を待ちながら』(こまばアゴラ劇場) ・SCOTサマーシーズン2017『サド侯爵夫人 第二幕』(新利賀山房) The Malady of Death”はバンコクの盟友、僕がいちばん信頼している僕自身のプロデューサー的存在でもあるリオンが演出する作品とあってわざわざそれを観るためだけに台湾まで行った作品。そういうことが出来る/したいと思える仲間がいることに感謝。今年いちばん記憶に残っている。デュラス晩年の最後の恋人は実はゲイで、しかし献身的にデュラスを愛し、デュラスに尽くしたという。美しく儚い作品だった。鈴木忠志「サド侯爵夫人 第二幕」はこの超絶技巧のこのアーティフィシャル(人工的)な日本語台詞をねじ伏せた俳優陣に快哉。久しぶりに劇場で観劇した飴屋法水さんの「を待ちながら」はこちらが思っていた以上に泣けるほどに清々しくベケットで。選外に1作品、APAFワン・チョン氏演出の「Kiss Kiss Bang Bang2.0」を。ノンバーバル且つインターナショナルな演劇の新たな可能性を垣間見せてくれた。(年間観劇本数:43本)
野呂 瑠美子(一観客) ・劇団昴ザ・サードステージ『幻の国』(サイスタジオ大山第1) ・劇団チョコレートケーキ『熱狂』(シアターウェスト) ・文学座創立80周年記念公演『中橋公館』(紀伊国屋ホール) どの時代をどういう切り口で、どのように選ぶかは作者の意識と力量による。劇団チョコレートケーキの古川健さんは、大きな歴史の流れを巧妙に切り取り、多大な資料を元に、新たに肉付けをして、その時代がどんなであったかを観客に見せてくれる。『幻の国』『熱狂』ともに、3時間ほどの舞台からは、困難な時代に置かれた人々の思いと息遣いが伝わってくるようであった。文学座の真船豊の『中橋公館』も、殆ど知られることがなかった、外地・北京で敗戦を迎えた日本人の様子をよく伝えていて、感心した。どの作品も、過ぎ去った時代を描きながら、実は現代をきちんと映し出している秀作揃いで、感動とともに、印象深い作品となった。最近あまり見なくなった歌舞伎だが、今年は仁左衛門の『千本桜』がかかり、おそらく彼の一世一代の知盛であろうと思われて、拝見した。人生は速い。(年間観劇本数:80本)
片山 幹生(WLスタッフ) ・SPAC『病は気から』 (静岡芸術劇場) ・ゴキブリコンビナート『法悦肉按摩』 ・平原演劇祭2017第4部 文芸案内朗読会演劇前夜&うどん会  「や喪めぐらし」(堀江敏幸「めぐらし屋」より) ノゾエ征爾翻案・演出のSPAC『病は気から』は17世紀フランス古典主義を代表するモリエールの喜劇の現代日本での上演可能性を切り拓く優れた舞台だった。ゴキコンはいつも期待を上回る斬新で過激な仕掛けで観客を楽しませてくれる。高野竜の平原演劇祭は昨年第6部まで行われ、いずれも既存の演劇の枠組みを逸脱する自由で独創的なスペクタクルだったが、その中でも文庫版200頁の小説を4人の女優がひたすら読むという第4部の企画の体験がとりわけ印象的だった。食事として供された変わったつけ汁でのうどんもおいしかった。(年間観劇本数:120本)
kiki(勤め人) ・日本のラジオ『カーテン』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) ・あやめ十八番『三英花 煙夕空』(平櫛田中邸/シアトリカル應典院) ・風琴工房『アンネの日』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) カーテン:この一年で拝見できた日本のラジオの作品はどれも面白かったが、結局一番好みにあったのがコレ。劇場の使い方や題材の面白さに加えて、奥行きのある人物描写で15人のキャストの魅力が充分に生きた。 三英花 煙夕空:あやめ十八番初の二都市公演で、東京と大阪の会場がどちらも物語によく似合いつつ印象はガラリと変わって面白かった。���の響きや照明も変わり、キャストも変わって、東京公演では濃密な仄暗さが、大阪公演ではエッジの効いた明暗がそれぞれ印象に残った。 アンネの日:風琴工房の題材への取り組み方にはいつも心惹かれるが、観る前には地味だろうと思っていたこの作品がこの一年で最もツボにハマった。描かれた人々の誠実さと強さ、それを演じるキャスト陣の説得力が魅力的だった。(年間観劇本数:155本)
りいちろ(会社員) ・第27班 キャビネット公演B『おやすみ また明日 愛してるよ』(シアターミラクル) ・コマイぬ『ラッツォクの灯』(石巻 GALVANIZE gallery) ・アマヤドリ『青いポスト』(花まる学習会 王子小劇場) 2017年も足を運ぶ先々に多彩な舞台の力がありましたが、中でも常ならぬ舞台の密度や呼吸を感じた3作品を。 この一年、くによし組や劇団ヤリナゲ、劇団普通、KAZAKAMI、遠吠え、キュイなど若い作り手たちの作品にも心惹かれつつ、てがみ座『風紋』、風琴工房『アンネの日』、青組『グランパと赤い塔』、うさぎストライプ『ゴールデンバット』、ワワフラミンゴ『脳みそあるいてる』など実績のある作り手の更なる進化を感じる作品も数多く観ることができました。FunIQの5人の作演での連続上演の試み,ロロの「いつ高シリーズ」やシンクロ少女の『オーラルメソッド4』のように過去作品と新作を合わせて上演することも作品の世界観を再認識させ作り手の進化を感じさせる良いやり方だったと思います。またあやめ十八番や水素74%などの歴史建造物での上演にも、スイッチ総研の諸公演やガレキの太鼓ののぞき見公演などの企みにも捉われました。(年間観劇本数:315本)
矢作 勝義(穂の国とよはし芸術劇場 芸術文化プロデューサー) ・ イキウメ『天の敵』(東京芸術劇場 シアターイースト) ・TBSテレビ『俺節』(TBS赤坂ACTシアター) ・風琴工房『アンネの日』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) 『天の敵』は、戯曲・演出・美術・俳優など全てのピースが寸分の狂いもなく組み合わされた、これまで観たイキウメ作品の中で一番素晴らしい舞台でした。 『俺節』は、主演の安田章大の歌・芝居ともに素晴らしく、回りを固める小劇場系の俳優も一丸となり、見事に劇世界を支えていました。何と言っても、脚本・演出の福原充則の仕事ぶりが充実していました。 風琴工房の詩森ろばさんは、2017年の1年間で多数の作品を生み出していましたが、なかでも『アンネの日』は、教養エンターテイメントと名付けたいと思います。事実の羅列や解説にとどまらず、それをエンターテイメントに昇華しながらも、一つの物語として創り上げられたとても素敵なものでした。 番外として、自身の劇場制作の、青木豪作、稲葉賀恵演出の「高校生と創る演劇『ガンボ』」と桑原裕子作・演出の穂の国とよはし芸術劇場プロデュース『荒れ野』を上げておきたいと思います。(年間観劇本数:132本)
須川 渡(研究者) ・ dracom『空腹者の弁』(ウイングフィールド) ・山下残『無門館の水は二度流せ 詰まらぬ』(アトリエ劇研) ・アイホールがつくる「伊丹の物語」プロジェクト『さよなら家族』(AI・HALL)  今年も関西で多くの作品を観ました。劇場の閉館はたびたび議論になりますが、dracomと山下残はこの問いかけに作品という形で応答していました。dracomはウイングフィールドという場所で演劇を続けること、山下残はアトリエ劇研がなくなることの意味を、どちらも非常に挑戦的な方法で示していました。『さよなら家族』は、伊丹という場所と時間をかけて丁寧に向き合った秀作です。スタイルは様々ですが、観客である私も、同じ場所にとどまって演劇を観続けるとはどういうことかに思いを巡らせた1年でした。 (年間観劇本数:133本)
かいらくえんなつき(演劇ウォッチャー) ・ロロ いつ高シリーズvol.4『いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した』(こまばアゴラ劇場) ・悪魔のしるし『蟹と歩く』(倉敷市立美術館 講堂) ・範宙遊泳『その夜と友達』(STスポット) 2017年も前半は大阪にいたので、関東近辺の演劇はそこまで多くは観ていません。とはいえ、ここにどうしても挙げたいと思う関西の作品に出会えなかったのは、残念。 選んだのは今後ずっと忘れないだろうなと思う観劇体験だったものです。 この他に挙げられなかったのは、FTで上演された『忉利天(とうりてん)』 (構成・演出・美術:チェン・ティエンジュオ)。 これだけをみていうのもと思いますが、それでもいいたくなるぐらい、中国の勢いを感じさせられ、それと裏返しの日本の閉塞感を感じました。 2017年は(も?)色々と区切りとなる出来事の多かった1年だったような気がしています。 毎年同じようなことを書いている気がしますが、2018年はもっともっと新しい刺激的な作品に出会いたい!!(年間観劇本数:おそらく150本くらい)
薙野 信喜(無職) ・ Schauspiel Leipzig『89/90』(Berliner Festspiele) ・Akram Khan Company「Until the Lion」(Main Hall, ARKO Arts Theater) ・日本総合悲劇協会『業音』(西鉄ホール)  2017年は、海外で観た20数本の作品の印象が強い。パリで観たオペラ・バスティーユ『ラ・ボエーム』、オデオン座『三人姉妹』、コメディ・フランセーズ『テンペスト』、ベルリンドイツ劇場『フェードル』『しあわせな日々』、ソウルで観た Yulhyul Arts Group『Defeat the ROBOT 3』、明洞芸術劇場『メディア』の印象が強烈だった。
九州に来演した作品では、ヨーロッパ企画『出てこようとしてるトロンプルイユ』、サードステージ『舞台版ドラえもん のび太とアニマル惑星』、イキウメ『散歩する侵略者』、トラッシュマスターズ『たわけ者の血潮』 などが楽しめた。 九州の劇団では、劇団きらら『プープーソング』、そめごころ『ちずとあゆむ』、転回社『夏の夜の夢』 がおもしろかった。(年間観劇本数:156本)
でんない いっこう(自由人) ・東京芸術劇場『リチャード三世』(東京芸術劇場 プレイハウス) ・新国立劇場『プライムたちの夜』(新国立劇場小劇場) ・文学座『鳩に水をやる』(文学座アトリエ) 1.リチャード三世の人格形成に身体の障害を前面に出さなかったし、最期の苦しみを、脳内の様子が突然飛び出し襲い掛かるような映像と音響で訴えたプルカレーテ演出の意外性が惹きつける。 2.人は何に向って本心を言えるのか、自身の老後は応答するロボットを考えていたが、人型のAI・スライムなら2062年でなくとも頷けてしまう身近な物語であった。人を失した悲しみ、本来わかりえない存在、一個の人間。 3.童話作家だった男、今は認知症の鳩に水をやる男。誰にわかると言うのだ、その内面の心理が。過去を生きている男に通じる回路を持たない今を生きてる者達。次点は若い俳優、演出家の成長が嬉しい『その夜と友達』『ダニーと紺碧の海』『ナイン』気になる劇作・演出家で楽しかった『ベター・ハーフ』大野一雄に惹かれ、その時代の映像が見たくて、疑念を持ちながら観たのに何故か後半引き込まれてしまった『川口隆夫「大野一雄について」』等がある。(年間観劇本数:27本)
小泉 うめ(観劇人・WLスタッフ) ・点の階『・・・』(京都芸術センター 講堂) ・風琴工房『アンネの日』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) ・神里雄大/岡崎藝術座『バルパライソの長い坂をくだる話』(京都芸術センター 講堂) 前半は人生最高ペースの観劇本数だったが、後半は落ち着いて、おしなべてみれば例年並みの本数になった。そのため見逃したと思っている作品も多い。演劇が演劇であるが故の悔やみである。 『・・・』 ファンタジーという言葉だけでは済まされない不思議な観劇体験となった。窓の外の雪や隙間から入ってくる冷たい空気までもが演劇だった。 『アンネの日』 詩森の戯曲はいつも緻密な取材力とそこからの跳躍力に支えられているが、この戯曲からは一人の女性として、ひいては一人の人間としての彼女の姿が明瞭にうかがえ、彼女の代表作となるだろう。 『バルパライソの長い坂をくだる話』 神里のターニングポイントと言える。再び上演される機会もあるだろうが、あの場所であの役者陣でのスペイン語上演は、当然のことながら二度とないものを観たという印象が強い。 西日本での観劇も例年よりは少なかったが、結局KACで上演された2本を選んでいるあたりも私らしいところか。(年間観劇本数:355本)
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happy-pix-jpn · 7 years
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* Photographer MIKI *
奈良県美術人協会会員。 主に奈良で行われる伝統行事の写真を撮っています。
とある小さな村の祭りで「来てくれてありがとう」と声を掛けて頂き、今までの自分の撮影スタイルに疑問を感じました。伝統を伝える、そして見て下さった人に何か感じて頂けるような写真を1枚でも多く撮りたいと思っています。 そして、何かお役に立てれば光栄です☆
*-- マスコミ --*  生駒市広報誌「いこまち」(2017年2月号)に掲載して頂きました♪♪ 毎日新聞「やまと人模様」(2015年3月3日)に掲載して頂きました♪
*-- 活動内容 --* (敬称略) ★2024年 ・奈良県美術人協会写真部会員展(奈良市美術館 7/2~7) ・奈良県美術人協会展(奈良市美術館 6/19~23) ・「月刊奈良(3月号)」奈良の春景色 梅と桜めぐり 写真提供 ・「祈りの回廊」2024年春夏号 表紙写真提供 ・奈良旅手帖2024 写真提供
★2023年 ・融通念仏宗布教師会WEBサイト「融通歳時記」写真提供(2023年7月~2024年6月) ・「奈良県中小企業団体中央会」会報誌(2023年4・5月号~2024年2・3月号) 表紙写真提供 ・月刊奈良3月号 明日香村いちご狩り特集 撮影 ・奈良県美術人協会展(2/1~5) ・奈良旅手帖2023 写真提供
 ★2022年 ・奈良県美術人協会写真部会員展(7/20~24) ・融通念仏宗布教師会WEBサイト「融通歳時記」写真提供(2022年7月~2023年6月) ・奈良県美術人協会展(5/18~22) ・「奈良県中小企業団体中央会」会報誌(2022年4・5月号~2023年2・3月号) 表紙写真提供 ・海龍王寺 十一面観音春季特別開帳ポスター 雪柳写真提供 ・奈良旅手帖2022 ★2021年 ・「行基の喜光寺1300年」(京阪奈情報教育出版)仏舎利殿撮影 ・大倭印刷 カレンダー写真提供 ・「奈良県中小企業団体中央会」会報誌(2021年4・5月号~2022年2・3月号) 表紙写真提供 ・月刊大和路ならら4月号 「大和の古道・街道ある記」村屋神社代々神楽写真提供 ・奈良観光情報誌『ならり』Vol.30春夏号 東大寺十七夜写真提供 ・奈良、旅もくらしも【花暦】 写真提供 ・奈良旅手帖2021 ・鹿鳴園 修二会写真展示(2020年12月17日~2021年3月15日) ★2020年 ・大倭印刷 カレンダー写真提供 ・なら燈花会 公式撮影 ・月刊大和路ならら6月号 巻頭【大和逍遥】 ・「奈良県中小企業団体中央会」会報誌(2020年4・5月号~2021年2・3月号) 表紙写真提供 ・奈良観光情報誌『ならり』Vol.28春夏号(表紙・かき氷特集撮影担当/東大寺十七夜写真提供) ・KCNまがじん2020年3月(海龍王寺・雪柳写真5点) ・奈良旅手帖2020  ★2019年 ・全国小学校道徳教育研究会 第55回奈良大会 表紙写真提供 ・大倭印刷 カレンダー写真提供   ・「祈りの回廊」2019年秋冬版表紙 表紙写真提供 ・万葉あ~と展(犬養万葉記念館・2019/7/26~8/4) ・フォトジェニック展2019(大阪・京都・兵庫) ・「奈良県中小企業団体中央会」会報誌(2019年4・5月号~2020年2・3月号) 表紙写真提供 ・奈良県美術人協会展(5/15~19) ・奈良ひとまち大学 トップ画像(2019年4月~2020年3月) 写真提供 ・海龍王寺 十一面観音春季特別開帳ポスター ・登大路ホテル奈良 トップページ写真<修二会・尻つけ松明> 写真提供 ・奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり<大立山まつり2019> 公式撮影 ・登大路ホテル奈良 【綴る奈良Vol.21】螺鈿のいろどり 奈良漆器 北村家の漆芸 ・奈良旅手帖2019 ★2018年 ・登大路ホテル奈良 【綴る奈良Vol.20】究極の筆記用品 奈良墨 松壽堂 ・登大路ホテル奈良 【綴る奈良vol.19】土と対話する 赤膚焼 大塩正人窯 ・大倭印刷 カレンダー写真提供 ・奈良県立民俗博物館「私がとらえた大和の民俗」写真展(10/27~12/16) ・登大路ホテル奈良 【綴る奈良vol.17】宝山寺と参道をあるく 聖天厄除大根炊き写真提供 ・登大路ホテル奈良 【綴る奈良vol.16】日本清酒発祥の地 奈良 写真提供 ・第9回安堵町ふれあい盆踊り大会 公式撮影 ・登大路ホテル 【綴る奈良vol.13】古都奈良の文化財―世界遺産20年― 元興寺地蔵会写真提供 ・なら燈花会 公式撮影 ・奈良県美術人協会写真部会員展(2018/7/18~22) ・登大路ホテル 【綴る奈良vol.10】夏の東大寺を楽しむ 写真提供 ・奈良県美術人協会展(2018/5/16~20) ・平城宮跡歴史公園開園記念イベント撮影(3/24) ・なら瑠璃絵 公式撮影 ・登大路ホテル 【綴る奈良vol.3】東大寺二月堂修二会(しゅにえ)/ お水取り 写真提供 ・登大路ホテル 【綴る奈良vol.2】若草山焼き 写真提供 ・奈良旅手帖2018  ★2017年 ・大倭印刷カレンダー写真提供 ・奈良県立民俗博物館「私がとらえた大和の民俗」写真展 ・奈良西大寺展(あべのハルカス開催)法要・イベント撮影 ・「アステイオン 86号」(2017年5月18日発売)題目立(奈良市上深川) ・奈良県美術人協会展(2017/5/17~21) ・なら歳時記〜それぞれの春〜(2017/2/1~28) ・なら瑠璃絵 公式撮影 ★2016年 ・「月刊事業構想」12月号 奈良県十津川村特集 ・大倭印刷カレンダー写真提供 ・奈良県立民俗博物館「私がとらえた大和の民俗」写真展 ・葛城アートフェア出展 ・祈りの回廊 大神神社観月祭・砂掛け祭り写真提供 ・奈良県美術人協会写真部展示会(8/16~21) ・なら歳時記・夏〜奈良写真家9人展〜(8/1~31) ・奈良県美術人協会展(5/18~22) ・なら瑠璃絵 公式撮影 ・旅さらら(飛鳥・橿原観光ガイドブック) ・「大宮通りジャーナル 第4号」表紙・奈良元気もんプロジェクト様写真提供 ・祈りの回廊 砂掛け祭り写真提供 ・奈良旅手帖2016 ★2015年 ・大倭印刷カレンダー写真提供 ・奈良県立民俗博物館「私がとらえた大和の民俗」写真展 ・「大宮通りジャーナル 第3号」表紙・燈花会写真提供 ・なら燈花会 公式撮影 ・くるりかつらぎ・飛鳥・吉野大峯+十津川・桜井宇陀・大和高原(西日本出版社) ・ならびたり(生駒あさみ著) ・なら瑠璃絵 公式撮影 ・奈良旅手帖2015 ★2014年 ・1300年のこころ見つけました(奈良県観光キャンペーン) おん祭 ・1300年のこころ見つけました(奈良県観光キャンペーン) 春日大社年間祭事 ・奈良県立民俗博物館「私がとらえた大和の民俗」写真展 ・平城京ふぉと���うぉーく 11月15日開催しました。 ・なら燈花会 公式撮影 ・「JAPANSQUARE」(JR西日本・ナビバード共同運営)奈良特集 ・「JAPANSQUARE」(JR西日本・ナビバード共同運営)お水取り特集 ・なら瑠璃絵 公式撮影 ・なら瑠璃絵写真集(写真・編集制作) ・奈良県発行「なら記紀・万葉名所図会 - 古事記神様・人物入門編 - 」 ・奈良旅手帖2014 ★2013年 ・奈良県立民俗博物館「私がとらえた大和の民俗」写真展 ・近鉄奈良駅電子掲示板 東大寺修二会写真提供 ・なら瑠璃絵 公式撮影 ・奈良旅手帖2013 ★2012年 ・奈良県立民俗博物館「私がとらえた大和の民俗」写真展 ・なら瑠璃絵 公式撮影 ・「知れば知るほど奈良はおもしろい 2012年冬号」表紙・巻頭・ポスター ・「まほろびすと(奈良情報季刊誌)」表紙・巻頭・歳事 ★2011年 ・なら燈花会 公式撮影 ★2010年 ・平城遷都1300年祭(フィナーレ) 公式撮影 など *敬称略させて頂いております。 *個人の方や企業様からの撮影実績は掲載しておりません。
Hi ! I introduce Japanese culture & traditions by my photos. Especially in Nara & Kyoto. My wish is to make friends,especially with people who are interested in Japan, but I welcome absolutely anyone and everyone(*^^*)
Please feel free to contact me through Twitter. https://twitter.com/happy_pix Thanks.
*-- 書籍 --* ・「くるりかつらぎ・飛鳥・吉野大峯+十津川・桜井宇陀・大和高原」写真多数掲載 ・「行基の喜光寺1300年 (京阪奈情報教育出版)」仏舎利殿撮影
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yamanocalo · 6 years
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「武蔵の昔のお話」2016書き起こし
2016年8月11日 旧武蔵小学校の校庭にて。 長年にわたり武蔵の盆踊りを担ってこられた小田奈良枝さんと尾中明美さんに、昔の盆踊りの様子や女性の目線から見たお祭りについて伺いました。 この記事は当日の記録から、一部を抜粋しました。 聞き手:中川真さん(大阪市立大学教授)
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中川 大阪から来ました中川と申します。よろしくお願いいたします。 今日はとても素敵な女性のそばにおりまして、どきどきしております。小田奈良枝さんは90歳ということで、大正15年ですか、昭和元年、まさに昭和そのまま、で、尾中明美さんが昭和9年のお生まれということで、お二人とも十津川村の武蔵の盆踊りの継承に本当に長く長く貢献なさっておられます。ご本人たちはどう思っておられるかわからないけれども、芸能の流れからいうととっても尊敬すべき方々です。
武蔵の盆踊りとは
中川 この武蔵の盆踊りは、平成元年に国指定の無形民俗文化財に指定された踊りです。風流と書きまして「ふりゅう」と読みますけれども、風流系の盆踊りとして非常に著名なものです。 盆踊りはそもそも踊念仏と呼ばれた宗教的な行為で、仏の力を感じたりそれを実践したりするために踊っていたのですが、時代を下って江戸時代にはいると、風流という要素が付け加わりました。風流というのはひとことでいうと「美しさ」「飾っていくこと」です。そして、京都の河原で阿国の歌舞伎踊りが始まったのが17世紀の初めです。十津川の盆踊りは阿国の歌舞伎踊りの影響を強く受けた風流系の盆踊りで、江戸時代初期の踊りの姿を典型的に残しているのが「大踊り」と呼ばれている踊りです。 大踊りはどちらかというと太鼓が中心の踊りなんですけれども、それ以外の扇を使う踊りを中心とした、こちらでは「バカ踊り」というんですか、すごく難しい扇の振りが加わっていって今日の踊りになってきた。 そういう意味では、ものすごく古い、とっても大事な近世の美しさというものを保っている踊りで、お二人はその継承のど真ん中にずっと何十年も携わってこられたのです。
今日はいくつか、個人的な古いお話から、徐々にに今日のほうに移っていけたらなあと思っているんです。
子ども時代(昭和初期・戦前)
奈良枝 私ら子どもの時分は、呼び太鼓って、日が暮れてきたらそのへんをずうっと太鼓をたたいて回ったんですよ、それが今はね、子どもも少なくなってないようになりましたし、まあそういう面はな、違ってきてますな。
中川 なるほど。踊る場所とかはどこでなさってたんですか?
奈良枝 踊る場所はあっこやったな、クラブ。私ら(外では)踊ってないな。クラブばっかりやなあ。
中川 お二人の若いころは、やぐらもなくてお堂の中で踊っていた、と。盆踊りってやぐらがあってその周りをぐるぐる回るっていうイメージが強いんですけれど、この形は十津川においてはとっても新しいですね。 ですので、基本的にはお堂の中とか、つまり、お堂、クラブ?これクラブなんですか??
奈良枝 クラブなんです、昔から。でも本当はお堂なんですけどね、お寺やったんですよ。廃仏毀釈になってから、保育所になっとったんですよ。
中川 明治に入ると廃仏毀釈というのがあって、で、この小学校が明治8年ですよね。明治の初めというのは、この場所においても、お寺がなくなり、新しい小学校ができるというものすごい激動の時期であったわけです。 お寺で踊っていたということは先ほど言った念仏踊りですね。場所については踊念仏の影響というのが非常に強く残っていたわけです。 子どもさんってほとんどみなさん踊ってたんですか?
明美 踊りましたねえ。小学校に入るともうすぐ皆踊ったし、入るまでにも踊ったんじゃないかと思うんですけれど、そこらへんは私らもはっきり覚えてないですけど。 このやぐらの代わりが長椅子、それも木製の長椅子で、こう3つ三角にして、音頭取りのおばあさんらが三人。ほいで上のほうの、大きな白の提灯でもないし、あのなんていうかな、そこで今でも吊ってますがな、四角で。それも作って天井につるして。 私ら小さいときは、建物の中で広さが限られてますわね。この運動場と違うから。隣村からも踊りの応援に来てくれるし、たくさんの若い人も武蔵におられたし、いっぱいでもう子どもらは扇も振れないくらいでしたんです。
大踊り
明美 それでもう、そんなして何曲か踊って、大踊りに入ってきますわね、そうしたらすぐにみんな子どもらは(外へ)飛び出て、あそこに腰かけるぐらいの高さのなんていうかなあ、畑のぐるりずっとコンクリであったんですわ、こっちは運動場になってて。そして大踊りが終わるまで外で遊んだり腰かけておしゃべりしたりというような状況でした、女の子は。男の子はどうしてたか、憶えてないですけど…。
奈良枝 男の子も踊らんだったんちゃうか?大踊りになったらなあ。
中川 なんか去年も西義秋さんにお話し伺ったら、あんまり踊らんかったなあ~、とおっしゃってましたけどねえ。
奈良枝 そうやろなあ。大踊り言ったら長いでしょ、だから嫌いやったわ、子どもの時分。もうぜんぜんわからんしな。バカ踊りやったら飛び込んで踊ったんやがな。あの大踊りだけは嫌いやった(笑)。
明美 そ��が3回ほど(繰り返して)踊ったんかな。
奈良枝 そうそう、そうそう。
明美 大踊りっていっても昔は「お城」とか「十三、四、五」とか。
中川 現在大踊りというのは、一曲といいますか、最初はゆったりとした部分、そして後半は早くダイナミックな部分ですけれども、それで一つのかたまりになっています。 それとは別の大踊りもあって。「十三、四、五」「鎌倉」「お城」というのは歌詞だけが残っています。これはもう無理なんですか?
奈良枝 今、習おうと思ってもおらんもんなあ。一人おるけど、その人もちょっと、うーん。その「十三、四、五」という踊りが私らも好きやったんや!
中川 あ、好きやったんですか!
奈良枝 うん、好きやった、けど嫌い!踊るのは嫌い!(笑)見るのは好きやったんや、きれいな踊りで。
盆踊りとの関わり
中川 踊りはいつぐらいまで踊ってらっしゃったんですか?
奈良枝 踊りはそやな、44~5歳まで踊ったかなあ。足ケガしてからは踊ってないんです。そやけど、松葉づえついてね、なんかあるとき(出張公演など)は行って、踊ったりしたんですよ、そういうときもあったんやけどね。(お盆の)踊りはそのときはしてなかったんやけど。
中川 あーそうですか。でも踊りはほんと大好きだったんですよね。
奈良枝 そうそう、踊りは好きやったからな、もう足さえ痛なかったらほんまに踊り子のほういきたかったんですわ。
中川 明美さんはわりと最近までずっと踊ってらっしゃいましたよね?
明美 踊ってました。
奈良枝 この人はもうずっと踊っとったよってな。
明美 結婚するまでです。
中川 結婚するまで踊ってたって…最近結婚なさったんですか(笑) 。
一同 あはは(笑) 。
明美 やっぱり、子どもが生まれると、子どもを見てくれる人があればいいけど、主人が踊ってたから、子ども連れては踊れない。だから。
中川 明美さんのご主人は、尾中嘉明さんとおっしゃって、以前盆踊りの保存会の会長をなさっておりました。嘉明さんは会長をなさった時期がずいぶん長かったですねえ。
明美 踊りが好きやったんでしょうね、ずっと踊ってたから。だけどなんか不思議やなと思ったのが、長男やったらあの大踊りも習ったんやな。そやから、主人のお兄さんは踊ってたんですわ、「十三、四、五」も「鎌倉」やなんかも。
中川 じゃご主人は長男じゃなかった?
明美 次男やったから。次男らはあんまり踊らなんだったか、それとも嫌いやったんか、そこらへんはちゃんと聞いてないんですけど。
中川 なるほど。大事な踊りは長男が受け継いでいく?
明美 じゃないかと思うんですわ、次男三男はあんまり踊ってないように思いました。
中川 ふーん。踊りはお二人とも見よう見まね?それとも誰かに習うんですか?
奈良枝 見よう見まねやの。 明美 見まねやの~。
奈良枝 やっぱりそれだけ自分が好きだったから踊れるようになったんやと思いますわ。見よう見まねで。手とり足とりで習ったことないな。
明美 教えてくれるような人もいなかったしな、みんな踊ったから。
中川 もう踊るのは当たり前みたいな?
奈良枝 そう。 明美 そうそう。
中川 お二人とも武蔵の生まれで、生粋の武蔵人ですから、ほんとに小さいころからずーっと…。
奈良枝 そうやな。
踊りの移り変わり
中川 ちょっと細かいとこに入っていきますけれども、若いころに踊っておられた踊りと、今の踊り、その踊り自体は変わってますか?
奈良枝 踊り自体は変わってないな。変わってないです。
中川 そうですか。ちょっとなんか一つ振りがなくなってしまうとか?
奈良枝 あ、そういうのはひとつあるけどね、うん。「うずまき」って踊り。
中川 「うずまき」ってどんな踊りですか?ちょっと歌って…
奈良枝 どんな歌やったっけ。
…ちょいとちょいと 鮎は瀬ですむ 鳥りゃ木でとまる 人は情けの ちょいとちょいと 人は情けの やれこりゃもとですむ それもそじゃないか
ここに「ね」が入ったんです、昔は。 「それもそじゃないか ねぇあなた ちょいとちょいと」 って入ったんですよ。それが今は、そこで省かんことには調子があわん。
明美 これが「ちょいとちょいと」になったらきれいでもあるし。
中川 つまり踊りが少し短くなったということですか?
奈良枝 昔はそれに合わんでももう歌だけ歌うていったら、それもそのまま踊っていったんやと思うわ。
明美 次々と歌に合わせずに。
中川 踊りそのものは変わってないけれども、歌のほうを踊りに合わせて変えた?
奈良枝 そうそう。
明美 結局、その「ちょいとちょいと」もビデオ撮り(無形文化財指定に際して作られたビデオ)の時にあわせたんやな。そのほうがわかりやすいやろうということで。 それまではずっと「ちょいとちょいと」があわんでも、そのままずっときたんやけども、これはそろったほうがいいやろと。
中川 わかりました。そういうビデオ撮りだとか外部の力が入ったときに踊りが変わりますよね。大踊りが万博だとか行った時ぐらいからかなり短くなった話を聞きました。15分や20分ぐらいに合わせてくれ、って。でそれが逆に今やるときの本番も舞台でやってるような短さになったという話も聞いたんですが、そのへんはどうですかね?
明美 大踊りはちょっと変わったかの。
客席から平瀬肇万(ただかず)さん(保存会の現会長) 一番長いときは1時間10分ぐらいあった。
中川 1時間10分ですよね?いま20分ぐらいですよ!
肇万 俺ら小学校4年生ぐらいに習ったときは、1時間10分ぐらいあった。
中川 つまり繰り返しがなくなったっていうことです?
肇万 そうそう、ほんで元歌が長かったんや。元歌がものすごい長かった。ここで聞いとって居眠りするぐらい長かった。それが今ひとつになったから短いの。
明美 そやから、最初の歌(ゆったりした部分、男性中心の踊り)が始まると、女の子らがみな(クラブから)出てきてそこらへんで涼んだり遊んだり。それで跳ねだしたら(後半のダイナミックな部分。よっさよっさと掛け声をかけながら踊る)、飛び込んでいってまた同じように跳ねてたんやけれども、最後の「よさよさ」まで。
中川 「よっさよっさ」も昔はもっと長かったですか?
明美 長かったねえ。
中川 大踊りはですね、最後「よっさよっさよっさよっさ」って言って体力が尽きるまで踊るっていうか、ぐるぐるぐる走って回るっていいますかね、ものすごくダイナミックな場面に移りかわって見ているほうはとっても面白いですけれども、やってるほうはほんとに息が切れるというか、はあはあ言って。
扇と��篭
中川 今日は、昔使われていた扇を持ってきていただけました?
奈良枝 もうボロボロになっとる。
中川 ちょっと開けてください。おー。
奈良枝 今のみたいなきれいな扇じゃないけどな。
明美 かわいいな。
中川 金色とか銀色でキラキラした感じではないけれども、華やかな感じですよね?扇は何回か買い替えたりしたんですかね?
奈良枝 いやー。一回、二回ぐらい変えたかな、三回も変えてないと思うわ。これで、まあ私はあんまりよう踊らなかったからな。途中で音頭取りになったから使わんかったから。子どもらもあんまり踊らんし、うちのは(笑) 。
明美 扇は高いからねえ今は。子どもの時はよう買ってもらわなかったから、破れてくるんやでこれが。折り目が。だからこれに今やったらテープでもありますけれども、そんな時分はないし。半紙でお盆前になったらこれを全部貼ってきれいに使いましたわ、私らは。なかなか扇一本って高いもんやから、ねえ。昔でも高かったんやと思います。
中川 これはどこで買われたんですか?
奈良枝 どこで買うたんやろ。憶えてないよ。これ親に買ってもらった。母親に。
中川 じゃあ相当古いですね。これ昭和の初期ですね。
奈良枝 こういうの、小原で売っとったんやろか?
明美 平谷に新しい店もあったしな。
中川 大踊りのときに使う灯篭って、笹竹につけていろんな色のついた紙を貼るんですが、灯篭は誰が作るんですか?
奈良枝 小さいの貼るのだけはね、女の人ができて。男の人らは、この枠のを(音頭取りの上に吊る大きな行灯)。それを毎年張り替えて。
明美 でも昔はあんまり(大踊りのクライマックスで)回数まわってたらのう、火が出てきて、昔はろうそくやったから。叩きあいもしとったし、火がついたら池に持っていって走ってざぶっと浸けたり、そんな光景も見てますわ。
中川 なんか朝まで踊ってたっていう話も聞きましたけど。
奈良枝 朝まで踊った、ほんまに。夜が明けるまで。
肇万 4時ごろまで踊ったの。
奈良枝 そうそうそう。ほいでそれは終わってから家帰って朝ごはん食べて、でその足でこれ片づけに来たんや。えらかったわぁ、あのときは。
中川 それ女性も片づけに来るんですか?
奈良枝 来ました。
中川  ちょうちんを乾かしたりだとか?いろいろありますね。
奈良枝 はいはいはい。
中川 でも人も多かったんですよね?昔は。
奈良枝 多かったなあ、あの時分は。
明美 そりゃの、男の人多かったしな。
戦後の盆踊り
中川 それは戦争が…。
奈良枝 そうやなあ。
中川 じゃあ戦争のころっていうのは盆踊りやってたんですか?
奈良枝 戦争のころはなかったの。
明美 なかったと思うな。
奈良枝 終戦になってからやの、再開したのは。
中川 それで第二次世界大戦のあと、すぐに盆踊りをはじめられた?
奈良枝 それもどうやろ、(昭和)二十何年ぐらいはまだ踊ってなかったやろ。
明美 踊っとったんちゃう?うーん。25~6年には踊ったようにも思う。私、中学校の時踊ったから。
奈良枝 しおり、これもたぶん古いわの、40…
明美 これ、踊りの会則。保存会できてからか?
奈良枝 そうそう。これ保存会できてからね、てのは41年か。
中川 あー、武蔵踊りのしおり。主に歌詞が書いてありますね。
奈良枝 そうです。一番最後に細かい字で書いてるでしょ?それが武蔵の踊りが出演したところなんですわ。大踊りを。
中川 はぁー!各地に出演、昭和35年が一番最初ですね。
奈良枝 やからのう、26~7年ごろはもう踊っとったんやろか?
中川 大阪の万博が昭和45年ですね。この話はよく聞きますが、その前もかなり出ていらっしゃいますね。これ全部行かれました?
奈良枝 私は全然行ってない、まだ入ってなかったから、保存会に。
中川 保存会っていうのはもっと年上の方が入っている?
奈良枝 ここにおる人は入っとったけど、私出てましたやろ、外へ。
中川 なるほど、昭和35年っていったらちょうど35歳くらい。その頃、奈良枝さんは結婚して武蔵ではないところに住まわれていたんですね。
奈良枝 明美さんは行ったんちゃうか?
明美 どこが一番先になっとった?
中川 昭和35年の8月20日に盆踊りコンクールっていうのが橿原神宮で。
明美 最初は私行ってないわ、だいぶん行ってない。主人はだいぶん出とるけれども、私はいちばん下の子がいくつぐらいやったかなあ、もう6つか7つくらいやったか、人に頼んで行けるようになってから。だから主人の母親が面倒見てくれたし。
中川 なるほど、子育てのときはなかなか出にくい?
奈良枝 そうやな。
明美 泊りがけになったからなあ。外に出ると。今のように車で走ったわけでなかったから。バスやったから。ほとんど。
音頭取り
中川 そうしたら、音頭取りの話をしたいと思うんですが。音頭取りっていうのはどうやってなるもんなんでしょう。
奈良枝 私は足が悪かって踊れんかったから、姉らが二人、文江の姉と照江の姉と、音頭を取ってましたんで、それの付属品として私がそこへ入ったんですよ(笑)。
中川 付属ですか…。奈良枝さんは四女ですかね、静江、文江、照江、奈良枝、という踊りの大好きな方ばっかり。
明美 まだもう一人上に。たまさんて。
奈良枝 あの姉は音頭取ってなかったよってな。
明美 でも上手やった。
中川 踊り系の家やったわけですね。
奈良枝 そやろな。
中川 その五人姉妹がいて、男の兄弟は?
奈良枝 二人おりました。兄貴らは二人とも、25と26で戦争に行って亡くなった。
中川 そうですか…うーん。じゃあ慰霊祭とかの時は行かれたりするんですね。
奈良枝 はい。母親と父親と行きましたけどな。私ら子どもは行かんかったけど。
中川 最近ですね、明美さんも音頭取りでやぐらの上におられたり…
奈良枝 明美さんは去年やめたんか、音頭(笑) 。
中川 やめたって?どういうことですか??
明美 やめたんや。いじめられたからや(笑)。よう歌わんのに上がってきたっていじめられた(笑) 。
奈良枝 伏して拝んで頼むんやけども、来てくれんねん(笑) 。
中川 言うことが違いますね(笑) 。
明美 足がまったく悪くなってね。ほんだから、やぐらの段を上下するんだけどしんどいし。もうだから3年ほど来てないんかと。
中川 じゃあそこ、エレベーターみたいなのつけたらできる?
奈良枝 それやの。エレベーターつけたら来てくれるかも(笑) 。
明美 今晩もだいぶ思案して出てきまして。
中川 今晩は、奈良枝さんが、ぜったい明美さんに来てもらわないと私は出ない、と。引きずりこまれてます。
明美 ほーんと?(笑)ここにも引っ張りあげられて。私らも踊りは好きなほうやったから。
中川 もうほんとに長い間お師匠みたいな感じで、みんな明美さんの踊りを見て、そやったそやった、っていうので踊っていたような雰囲気を私は憶えていますね。
奈良枝 この人はまた踊りをよう知ってるからな。
明美 いやそんなことないわ、忘れてしもうたけども。
奈良枝 そんなことないやろ(笑)。
中川 まあ音頭取りで、最初は付属品で入られて、で今では付属品でもなくなって、ほんとにご本体になってしまったんですけれども。
奈良枝 骨董品になって(笑) 。
中川 歌詞は引き継がれるんですか?あるいは自分でお考えになったりする?
奈良枝 歌詞ですか?いえ、みな本(武蔵の全曲の歌詞が載っている冊子)見て。でも、その本にない歌詞あるでしょ。
中川 そうそうそう、いっぱいあるんですよ。
奈良枝 それもまた他のとこからひらいだして。短いところはちょっと長めに歌えるように。
中川 例えば「高い山」なんかでも、西川の冊子、平谷の冊子とかもらって、ぱらぱらとみますと、全然歌詞が違いますね。
奈良枝 ああ、そうでしょう。
中川 最初の「高い山から谷底見れば」それだけ一緒ですけれども、それからどんどん変わって。違いますよね、地域によって。
奈良枝 そうな、平谷のほうも違うしな。
中川 それはやはり武蔵で伝承されてきたいろんな歌詞を拾い集めて書かれてるんですか?
奈良枝 なんなんやろなあ。
明美 そうや。いくつもいくつも書いてくれてるわ。奈良枝さんが、今の新しいのに。わたしら全然知らん。歌うてないから。
奈良枝 ああ、そうかそうか。これは平谷の人らが歌うとるやつを書き込んだりしたんやで。節はおうていくからね、そういうなんを拾いこんでも。みんなどれでも曲にあったのができるからね。この「くどき」(歌詞が物語になっている曲)やとかなにかはな、別やけど。
明美 ずっとつづいてるからの、文句が。
奈良枝 バカ踊りはね。
中川 バカ踊りはどんな歌詞でもいわば使いまわしができて。 盆踊りで実際本番の時ですね、歌の順番はどうやって決められるんですか?我々は音頭取りの言いなりになって踊るわけですけれども。 ここの踊りは、最初は「ダンチョネ」をやります。その次は「高い山から」、次は「串本節」と、だいだいなんとなくあるわけですけど、その後はどうされるんですか?
奈良枝 どんなにっていうたらいいんやろ。踊りやすいようなのから拾い出して毎年踊るんやけど。だから難しいのは最後に残っていくと思うんですわ。
明美 初めての人が多かったときなんかは。やっぱり踊りやすい…。
中川 踊ってるほうからすれば「木曽節」というのが手踊りですごく簡単ですけれども、あれから踊るっていうのは違いますよね。
奈良枝 そうそう、一番最初はね「ダンチョネ」とか「高い山」、最初にいきますね。ほいでそういうバカ踊りを最初に三つ四つして、ほして「くどき」に入るんです。やっぱりくどきはね、ちょっと間あいだいれたほうがいいやろかな、っていうて。
中川 で、やぐらの上で次あれしようとかこれしようとか相談なさってるわけですよね?音頭取り2~3人で。だいたいマイクで聞こえてくるんですけど、相談ごとが(笑) 。
奈良枝 そうでしょう?
明美 年寄りはそういうことが分からんの。今のことが。
奈良枝 これ(マイク)を切っといてしゃべるってことをせんよってな。
中川 あー今いろいろ考えてはるわーって思いながら待ってるわけですけれども。昔に比べて今の盆踊りの雰囲気とかはどうでしょう?
奈良枝 昔はの、ほんまに賑やかやったけども、歌そのもんでもな、賑やかに、音頭、囃子、もうみんな囃子をしたからねえ。やっぱり昔の人はみな踊り歌を知っとったから、それで囃子もようできたんやろうと思いますわ。
中川 14日の本番の日は、都会に出てられる方も戻ってこられて、結構うまい人もおられますよね?
奈良枝 そうそう。やっぱり好きな人はしっかり憶えてますわ。
再び娘時代のエピソードへ
中川 いいですか、なんかこれだけはもうちょっとしゃべっておきたいとか、もしあったらどうぞ。
明美 私ら5年6年生ぐらいになってきて、そろそろ大人の中に入って踊れるようになってきたら、お盆やから、ちょっとお化粧もしてほしいし、だけど自分ではようしない、家の者にもようしてもらわない、っていうて。ちょうどこの学校に勤められた先生がそこの前の家におりましたんで、その先生がしてあげるからおいでっていうことで、最初のうちはしてもらってたんですけど。やっぱり私ら中学生になって、ただしてもらうだけでは気の毒やからいうことで、お金だしてもとってくれないから、草刈りを手伝いに行って、刈るのから持つのから、ちゃんと納屋に入れて詰めるまでしておいて。 お化粧してもらって三人五人と踊って。ほんで夜中家に帰る頃に、この顔洗うのもったいないの、って言いながら、二人三人に連れて帰ったこと、あっと思い出した。
中川 そんなにきれいにしてくれるんですか?
明美 まあきれいじゃなしにただ白塗りですけど、汗かくから落ちてしまうんやけどね。それでもやっぱり毎年そないやって、中学校まで三年行く間そんなして、もう中学校卒業したらもうね、別やから、それもお願いにもよう行けなかったけど。だから親なりおばあさんなりが行って頼んでくれて、そして草刈りを手伝うたり運ぶの手伝どうたりして、そうしてお盆にはもうそれこそ晴れ姿で踊らしてもらったの、いまでもよう忘れませんわ。
奈良枝 昔は、かんざしってものはなかったんですな。だから今咲いてますやろ、ムクゲの花、あれを取ってきてね、それで頭にさして、踊ったんですよ。
明美 私らは紙で、障子紙で、障子紙ちょっと強いから、半紙よりね。それで切って花を作って、中に赤いインクでぴゅーっと竹にキレを巻いて吹いたりして、ほして、その夜中まで(お堂で)踊って外へ出てきたりして夜露を受けるでしょ?ほたらしんなりとしてくるやん、紙やから。中へ入っていって踊るのこんど、私のどないなっとるって隣の人に聞いたり。ひしゃげとるって。だんだんと花がしぼんできたっていって、踊ったこともある。
中川 それはまさに風流の精神ですよね。飾って、美しくして。
奈良枝 やっぱり女の人やってなんか飾りたいという気になったんやろな。
明美 お盆だけやもんの、こんなことしたのも。
中川 ほんとに特別な日だったんですね。そういうのを全然知らなくて、ああ、そんなことあったんだって。 本日はこのお二人にお話をうかがって、私ももう35年通ってますけども、聞いたことなかったような話をいっぱい聞かせていただいて本当にありがとうございました。みなさん拍手を。
奈良枝・明美 ありがとうございました。
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ronpe0524 · 5 years
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また入院の2月(2020年2月の日記)
■2020/2/1 土曜日。朝から娘と吉祥寺の眼科へ。眼科終わりで娘を習い事に送り、僕は昭島へ。MOVIX昭島で『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』鑑賞。ツイシネお題作品。娘を迎えに行って帰宅。夕飯は鍋だ。娘を寝かしつけてからNetflix『アメリカン・ファクトリー』『アメリカン・ファクトリー オバマ前大統領夫妻と語る』を見る。Amazon Prime『スター・トラック:ピカード』S1E2を見る。
■2020/2/2 日曜日。近所の図書館で本を借りたり返したりしてから娘と実家へ。のんびり過ごす。奥さんが夜に映画を観に行くとのことなので、夕飯まで実家でご馳走になる。最近の娘のお気に入りである手巻き寿司である。帰宅して娘を風呂に入れて寝かしつけ。BS録画『フラッシュ』S3E14を見る。Netflix『クロース』を見る。
■2020/2/3 シネマツー内のシネマカフェ閉店の報。ラロッカさんと最初に会ってピザを食べたあのカフェが。仕事終わりでそのシネマシティへ。『男たちの挽歌』、『バッドボーイズ フォー・ライフ』をハシゴ鑑賞。両方楽しかったけどやはり眠くなる。作品がつまらないわけではないです。意識的に以前より睡眠をとらないと体がもたない。
■2020/2/4 通勤電車で一駅寝過ごしてしまった。それだけぼんやりと寝てしまう。お昼は丸亀製麺でジャンボカニカマ天を食べる。やわらかくて最高。仕事終わって帰宅。娘と夕食を食べ風呂に入らせ寝かしつけ。Netflix『ブラジル 消えゆく民主主義』を見る。U-NEXT『八つ墓村(1977)』を見る。
■2020/2/5 朝から病院へ。診察とリハビリのつもりであったがリハビリだけだった。1時間以上もムダに早く行ってしまったよ。リハビリが終わり会社に向かって歩いていると、前に小学生の男の子がひとり歩いている。ランドセルに黄色いカバーがついているので1年生、うちの娘と同学年だ。これがすごい蛇行して歩いているし、かなり距離があっても注意散漫だということがわかる。何より時刻は午前10時過ぎであり、他に歩いている子供はいない。僕は去年、左足も手術していて歩くのが遅いのだけど、その僕の足でもみるみると追いついてしまう。ちょうど彼に並んだあたりで(僕はイヤホンをしていたのも気にせず)その子が「いま、何時ですかー?」と僕に聞いてきた。僕が時間を教えてあげると「うわー大遅刻だ」と云っていた。「今から学校行くの?」と思わず聞くと、「本当は8時10分までに行かなくちゃなんだけど」と返してきた。そうでしょうそうでしょう。国道をわたる信号で待ちになると、「信号待つのめんどくさいからあっちから行くわー」と数十メートル先にある歩道橋の方へふらふらと歩いていった。後から考えると学校までついていってあげれば良かったかなぁとも思ったが、最近はそういう行動すら何を云われるかわからないとも思った。まぁ小一でも想像以上に心配はいらないのかもしれない。仕事終わりで渋谷へ。舞台『盆栽』観劇@渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール。池田良さんや二ノ宮隆太郎監督を見かける。 グッチーズ・フリースクール編著による『USムービー・ホットサンド 2010年代アメリカ映画ガイド(仮)』の情報が解禁。ペップさんから誘ってもらい、僕も少しだけ映画紹介文を手伝ってます。何の映画について書いているかは是非とも本を買って読んでいただきたいのですが、 昨年末あたりの僕の日記を読むとわかってしまうかもしれません。フィルムアート社さんより3月6日発売の予定です。U-NEXT『日本製造 メイド・イン・ジャパン』を見る。BS録画『主任警部モース』E10を見る。
■2020/2/6 リリース以来、スマホのマリオカ��トをコツコツやっているのですが、うちの娘がこれを見ているのが好きらしい。決して自分でやりたいわけではないらしいのですが、暇さえあれば「マリオカートやってー」と云ってくる。朝もごはんを食べ、着替え、学校の準備ができるとマリオカートが見れると思っているのでなんとなく支度をテキパキやる。以前は電車でラジオとか聴きながら暇つぶしにマリオカートをやっていたのですが、勝手に進めてしまうのもアレだなぁと最近は娘といっしょにやるようにしている。仕事終わりで有楽町へ。移動中にがど君の日記を読む。映画(『家族を想うとき』)の感想はほぼなかったがなんと赤裸々な。そして当たり前だけどがど君の年齢だとあの家族の息子の立場で観るんだな。そうだよな。ヒュートラ有楽町で『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』と『 彼らは生きていた 』鑑賞。帰りは西武拝島線の乗り換えで電車が遅れてて超寒かった。
■2020/2/7 なんとなくここ数年のサンダンス映画祭上映作をコツコツ調べている。なるほど、こうやって未公開作とかを探せるんだなぁということがだんだんわかってきた感。仕事終わりで昭島へ。MOVIX昭島で『犬鳴村』を観る。ディズニーデラックス『マンダロリアン』S1E7を見る。
■2020/2/8 土曜日。今日は娘を一日奥さんに見てもらい、僕はまるまる一日自由。ありがたい。朝から新宿へ。バルト9で『グリンゴ 最強の悪運男』鑑賞。シネマート新宿で『続・荒野の用心棒 デジタル・リマスター版』と『エクストリーム・ジョブ』鑑賞。『エクストリーム~』はやっと観たけどまだまだ人が入っていてびっくり。このあと吉祥寺での上映もはじまるみたいですね。OSLO COFFEEに行こうと思ったら並んでるので、他のカフェで一休み。OSLO COFFEE、人気出てきちゃったかな。ロフトプラスワンで『AI崩壊』公開記念 入江悠監督とネタバレ全開で語ろう! の会。久々に会う人も多い。Terukoさんが声かけてくれて僕モテ読者一同からということで入江監督にお花を準備。あとさっちゃんさんが入院時にぜひとアメコミをプレゼントしてくれて、しょうこさんからは早めのバレンタインということでお菓子をいただきました。両方とても嬉しい。僕モテ執筆陣の『AI崩壊』プレゼン、僕は伯周さんに一票。休憩時間にはエキストラ参加時にもらったトートにかめりさのサインを、パンフには入江監督のサインをもらった。また会場に来ていた「映画秘宝」岩田編集長と少しお話できた。東京国際映画祭時の秘宝トークイベントの話とかをしたら名刺をくれて嬉しかったなぁ。あとWyolicaのAzumiさんも来てた。伯周さんと友達というのもあるだろうけど、ちょいちょい僕モテイベントに来ていて好感度高い。なんなら月一ぐらいでメルマガに執筆してほしいですよ。二部は撮影裏話やQ&A。ここは公開禁止だと思うので内容にはふれないけど僕がメールした質問にもばっちり答えていただけた。『AI崩壊』は「安易に展開が予想できる」などの感想をよく見かけるけど、意外とはっきりとは描いていない部分が多い。これはこういう意味かな?とか、この内容はどこまでの人が関与してたのかな?みないのは曖昧で、このイベントの入江監督の話を聞いてはっきりした部分も多かった。最後のプレゼント抽選では執筆陣サイン入りパンフが当たりました。なんか異常に読者さんや、大沢かたおファンと思われる人に当たっていた印象。帰り際、病気のことを心配してくれた伯周とちょっと話したり、ハヤシ先生の新連載が面白いことを伝えられて何より。終電までちょっと時間があったので、ラムネさんやほげやまさんと「金の蔵」と二次会やってから帰りました。
■2020/2/9 朝から娘と歩いて近所の図書館へ。平和。帰りに山田うどんでランチ。けっこう混んでるんですね日曜のお昼。午後は本を読んだり、娘とAmazon Primeで『皇帝ペンギン ただいま』を見たり。僕は途中がっつり寝てしまったのですが、娘は面白かったと云っていました。さらに娘が覚えたマジックを4つ連続で披露してきて、それを見る。もうカードを落としたり、タネがわかってしまったりの連続で「笑ってはいけない子供のマジック」状態。なんとか乗り切る。Amazon Prime『スター・トレック:ピカード』S1E3を見る。Amazon Prime『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』S1E1を見る。Netflix『眠りに生きる子供たち』を見る。
■2020/2/10 月曜日。アカデミー賞受賞式ですが出勤です。Twitterなどをちょこちょこ見ながら仕事です。仕事終わり霞ヶ関へ。『黒い司法 0%からの奇跡』を試写で鑑賞@ワーナー・ブラザース内幸町試写室。誘ってくれたけんす君、ありがとう。入院中に公開の映画なので助かる。映画観てからけんす君と新橋まで歩き「おにやんま」でうどん食べてから帰る。
■2020/2/11 祝日の火曜日。TwitterのTL上では祝日と気づいていなかった人がとても多い。午前中から娘と国立へ。イベント「うどんと、ドーナツと、焼き菓子。」@ room 103。丸亀のうどん屋「よしや」さんと、高松の「コポリドーナツ」さん出店のイベントに。OPEN前に到着したけど20人以上並んでて、うどん食べるまでには1時間ぐらい並ぶ。娘がよく耐えてくれた。スマホのマリオカートとYouTubeに感謝。イリコかけ豚 と かま玉バター。とくにイリコかけ、めちゃくちゃうまかった。娘があまり分けてくれなかったのが悔しいぐらい。香川の「よしや」には2012年に一度行っていて、それを店員さんに話してさらに「Jimmie Soulさんの紹介でこのイベント知りました」と報告しておきました。これで本場の讃岐うどんに目覚めた娘が香川旅行に行ってくれないだろうか。帰りに買おうと思っていたドーナツは売り切れだったので普通にミスドを買って帰る。午後はすごろくをしたりして家で遊ぶ。夕方から出かけさせていただき渋谷へ。タコベル食べてからユーロスペースに。トーキョーノーザンライツフェスティバル2020『ディスコ』、『ザ・コミューン』鑑賞。FC東京のACL初戦は引き分けだったようだ。まずまずのスタートなんじゃないでしょうか。
■2020/2/12 朝から奥さんが体調悪い(熱がある)ようで娘の準備を全部担当。服を準備するのだけ僕にはできないのでやってもらう。昼ぐらいに奥さんから 連絡がきて熱は下がったとのこと。もうすぐ僕は入院しちゃうしちょっと心配。俳優の岡部成司さんがnoteをはじめた。日記的なものを書いていくらしい。楽しみだ。仕事終わりで渋谷へ。「なか卯」で夕飯食べてからUPLINK渋谷へ。 見逃したMOOSIC LAB 2019+『トーキョー・ロンリー・ランデヴー』 『眉村ちあきのすべて(仮)』を観る。
■2020/2/13 本日まで出勤して明日から再び休職。メールを不在転送にしたり、何人かにメールしたり。さぁ4月には復帰できるかな。しないとな。8時間働いて帰宅。娘と夕食を食べ、お風呂に入れて、寝かしつけ。WOWOW録画『シンプル・フェイバー』を見る。
■2020/2/14 今日から再び休職です。午前中から昭島の図書館へ。娘の本を借りる。午後から病院。麻酔科の説明を受けたり、手術の同意書を書いたり。���王子へ移動。コメダ珈琲でのんびりする。夜はJリーグ開幕を前に会社のサッカー好きの皆さんと飲み会。まぁ僕は飲みませんがね。Jリーグ好きにはこの時期が一番楽しいのかも。TV録画『フラッシュ』S3E15を見る。BS録画『主任警部モース』E11を見る。これで完走。ディズニーデラックス『マンダロリアン』S1E8を見る。こちらも完走。噂通りの素晴らしさのタイカ・ワイティティによるS1最終回。冒頭の無駄話感はスターウォーズ史上初じゃないだろうか。そしてスターウォーズはしばらくドラマでいくでしょうね。それがよくわかる『マンダロリアン』の成功です。ただこれでしばらくはディズニーデラックスを解約しておこうかな。ディズニー+では8月に『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、10月に『マンダロリアン』S2、12月に『ワンダビジョン』の予定なのでディズニーデラックスにもちょっと遅れて流れてくるでしょう。またその頃に。
■2020/2/15 朝からMOVIX昭島へ。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』ディレイビューイング・前編を観る。なるほど面白い。後編も観れるかなぁ。入院期間しだい。 すごろくやの新作『ドラゴンをさがしに』を買いに。高円寺まで行こうとしていたんだけど立川のお店で売っていることがわかりそちらへ。ありがたい。習い事に行っていた娘を迎えに行く。帰りの電車で買ったばかりのゲーム(ゲームブックみたいなもの)を見せたらすぐにやりはじめる。何もメモしないし、サイコロ的なものも使わない。なるほどなぁ。WOWOW録画『ある女流作家の罪と罰』を見る。『できるから やる』(橘 タキ)読了。YouTube『The Strange Thing About the Johnsons』を見る。
■2020/2/16 日曜日。朝一で近所の図書館へ。予約してた本を借りる。娘と実家へ。お昼は「すたみな太郎」へ。子供は楽しいだろうなぁ。娘を両親に見てもらい僕は床屋へ。入院前にさっぱりしておきたい。床屋のおじさんも先週入院していたとのこと。70歳ぐらいのおじさんだけど初入院だったそうです。夜は自宅で夕飯を食べる。娘の寝かしつけまでやる。WOWOW録画『ヘイト・ユー・ギブ』を見る。
■2020/2/17 昼から新宿へ。シネマート新宿で『ドミノ 復讐の咆哮』鑑賞。映画観終わって新宿駅に向かっていると病院から電話あり。明日の入院時間が確定。立川へ移動。シネマシティで『1917 命をかけた伝令』鑑賞。極爆。さぁここまでだ。映画もしばらく観れない。帰りに吉野家の牛丼買って夕食。入院前の最後の晩餐はこれで。娘を風呂に入れて寝かしつけ。1週間か2週間は会えないな。TV録画『フラッシュ』S3E16を見る。
■2020/2/18 とゆうわけで本日から再び入院。病棟は前回と同じで看護師さんやヘルパーさんも知っている顔多数。入院期間は2週間の予定。歯のクリーニングやら型取りをして翌日の手術に備える。動画を見たり、夜はFC東京のACLホーム初戦をYouTube観戦。勝ったぜー。Netflix『タイタンズ』S2E1, 2を見る。Amazon Prime『スタートレック:ピカード』S1E4を見る。U-NEXT『テロ、ライブ』を見る。
■2020/2/19 前日21時から飲食禁止となっているので朝食はなし。午前中は本を読んだり。昼ごろに母上と奥さんが来てくれて、いよいよ手術着に着替える。手術の開始は13時以降、と聞いていたけど結局15時半スタートとなった。それまで母上と奥さんはずっと喋っている。僕は半分以上寝ていた。いよいよ手術だが、前回の大手術に比べるとあまり緊張はない。全身麻酔も3回目となると慣れたもの(ぜんぜん慣れたくはないが)である。目覚めるともう病室に戻ってきていた。ぼんやりした記憶だが、奥さんが手術の内容を説明してくれた。どうやら当初予定していた手術内容より軽いものになったらしい。前回の手術で切断した顎の骨がうまくくっつかないことが今回の手術の理由のひとつであったが、なんと顎の骨はくっついていたらしい。1月のCTではくっついてなかったのでそれ以降にうまくくっついたのだろう。なので今回の手術で一度プレートを取り、再度固定のためのプレートを入れる予定であったが、結果的にプレートを取るだけで終わったらしい。あと奥さんからの話にはなかったが、口が大きく開けるようになっている気がする。手術前に主治医の先生がそこについても対処してみる、と云っていたのでそれがうまくいったのかもしれない。それにしても全身麻酔の後は眠い。顎とか首あたりも少し痛い。顔もまた腫れているだろう。
■2020/2/20 なんかイヤな夢を連続してみた記憶があるけど朝5時ごろにはぼんやり起床。横向きに寝てよだれをたらしているなぁと思っていたけど、部屋が明るくなってきてベッドや着たままの手術着を見ると血だらけ。血混じりのよだれだったわけである。バイタルのチェックにきた看護師さんがギョっとしていたが、頬にも血がついていたらしい。ウェットティッシュをもらい拭いておく。なんと飲み物はもう飲んで良いらしい。マジか。痛み止めをもらいお茶で飲んでみたが余裕で飲めた。朝食も出て、ペースト食スタートかと思っていたら「五分菜きざみ食」というより常食に近いやつだった。完食。その後診察にも呼ばれて手術の説明を受ける。ほぼ昨日奥さんから聞いた通りで、来週のどこかで退院できるでしょうとのこと。午後はレントゲン検査へ。まだ点滴がつながってるので移動がめんどくさい。と思っていたら夜寝る前に点滴が取れた。すっきり。昨夜のMCTTの音源を聴く。参加者の皆さん、不参加の僕も聴けるよう了解をいただき感謝です。ラロッカさん司会炸裂の回となったようで何より。Netflix『タイタンズ』S2E3, 4を見る。Amazon Prime『モダン・ラブ』S1E2, 3を見る。Netflix『アンカット・ダイヤモンド』を見る。
■2020/2/21 映画秘宝が発売しない21日です。それにしても左のほっぺが腫れている。漫画みたいに腫れている。昼から食事が常食に。これで退院後の食事も大丈夫だろう。『ミッドサマー』公開によりTwitterのTLは祝祭ムード。僕は来週まで我慢だ。Amazon Prime『ナチ・ハンターズ』S1E1, 2を見る。Amazon Prime『モダン・ラブ』S1E4, 5を見る。Netflix『タイタンズ』S2E5, 6を見る。Netflix『マクマホン・ファイル』を見る。Netflix『バレエ: ��来への扉』を見る。
■2020/2/22 今まで細かくきざんである常食だったのですが、昼から普通の常食に。これで食事はばっちりだ。午後には会社へ近況をメール。コロナウィルスの関係で規制も多いので休むには良いタイミングだったね、と上司から返信あり。Amazon Prime『ナチ・ハンターズ』S1E3, 4を見る。Amazon Prime『モダン・ラブ』S1E6, 7を見る。Netflix『タイタンズ』S2E7, 8を見る。Amazon Prime『ホワイト・ボイス』見る。
■2020/2/23 日曜日。世間的には3連休ですね。DAZNに再加入、J1開幕戦清水×FC東京戦をDAZNで見る。内容悪かったけど勝ってしまった。はははは。Amazon Prime『ナチ・ハンターズ』S1E5, 6を見る。『マーベルライジング』読了。Netflix『タイタンズ』S2E9, 10を見る。Amazon Prime『モダン・ラブ』S1E8を見る。これで完走。実は見れてなかった『モダン・ラブ』をやっと見れた。天気雨って良いですよね。Amazon Prime『ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画』を見る。
■2020/2/24 世間は祝日の月曜日。入院しているとよくわからない。お昼はハヤシライスが出たんだけどすごい量のタマネギが入っていた。ヘルペスが痛い。うがい薬を出してもらった。効くかなぁ。夜、シャワーのときに手術した部分に貼ってあったテープが剥がれ、縫ったとこに塗ってあったゼリー状のものが出てきてしまった。看護師さんにお願いしてテープ的なやつを張り替えてもらったけど普段やってない作業のようで大苦戦。申し訳ない。Amazon Prime『ナチ・ハンターズ』S1E7, 8を見る。Netflix『タイタンズ』S2E11, 12を見る。Netflix『ホース・ガール』を見る。
■2020/2/25 いよいよ抜糸。傷口からかなり浸出液が出たなぁ。ガーゼで顎を抑えとくスタイル。顔もまだまだ腫れているがなんとか退院です。看護師さんに見送られて病棟を出る。今度こそ戻ってこないぞ。支払いを済ませて、復職用の診断書を書類窓口に依頼。さらに病院内のショップでガーゼも追加購入。まったく無駄のない行動ができるようになってきた。慣れたくはないがいよいよ入院に慣れてきております。父が車で迎えにきてくれた。帰りの車でワイドショー的なのを見てたけど、この一週間でいよいよ世間はヤバい感じになってきたらしい。外にいる人は当たり前のようにマスクをしている。「からやま」で持ち帰りのから揚げ弁当を買って帰宅。帰宅して食べる。ふー。やっと帰ってこれた。予定より早く帰ってこれて本当に嬉しい。心配してくれた皆さん、ありがとう。願かけのように毎日うどんを食べてくれているチートイツさん、ありがとう。時間があったので近所の図書館へ行く。予約していた娘の本を借りてきてあげようと思ったら休館日。いつもは月曜休館なのになぜ?と思ったら昨日が月曜祝日で開館してたんだな。その振替で今日が休館か。とほほ。娘が学校が帰ってきて僕が戻ってくれてることによろこぶよろこぶ。嬉しい。会社にメールして退院を伝える。
■2020/2/26 午前中から立川へ。 キノシネマ立川で『スキャンダル』、シネマシティで『ミッドサマー』鑑賞。『ミッドサマー』のパンフも入荷してて買えた。今年はもう映画パンフを3冊も買っていて僕にしてはハイペース。WOWOW録画『ハンターキラー 潜航せよ』(吹)を見る。
■2020/2/27 午後から新宿へ。シネマート新宿で『ダンサー そして私たちは踊った』鑑賞。銀座に移動。ジャポネを食べてから角川シネマ有楽町へ。ndjc2019一般上映会の3本を鑑賞。チートイツさんと同回。谷中映画部の浅井さんもいた気するがマスクをしていて本人かどうか自信がなかったので話しかけず。映画の前後でチートイツさんといろいろ話す。花粉症なのにマスクを入手できていないチートイツさん、かわいそう。『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』(文學界編集部)読了。
■2020/2/28 朝から八王子の耳鼻科へ。花粉症の薬を出してもらう。立川へ。松のやで麻婆ロース定食を食べてからシネマシティで『レ・ミゼラブル』と『初恋』鑑賞。会社の先輩からメールがきて、僕がいるチームも来週から基本的に在宅勤務推奨となったとのこと。ついにきたか。U-NEXT『精神』を見る。
■2020/2/29 娘の眼科の予定などはキャンセル。家で勉強したりピアノをしたりしている。DAZN解約。基本的にJリーグを見ることにしか利用していないのでJが再開したらまた契約します。昼から吉祥寺へ。UPLINK吉祥寺で『37セカンズ』鑑賞。トーク中止になって残念だったけど映画は良かった。帰宅したら「USムービー・ホットサンド」が届いてた。ありがとうございます。降矢さんにすぐお礼のDM。これはじっくり読むぞー。僕は「ギャンブル映画」のカテゴリで映画紹介文を4本書いてるんですけど、「映画の中で扱っているギャンブル」「劇中で流れる音楽」「所持金の推移」などのチェック項目があったので本当に調査するようにギャンブル映画を見たのでした。とても良い経験だったし面白かったです。本の「著者略歴」ページにも名前を入れていただき、山崎まどかさんとか村山章さんとかと同じページに載っていてさすがに恐縮です。みんな買ってねー。夜はWOWOW録画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見る。何度見ても泣いちゃうよこれ。そんなこんなで泣きながら2月終わり。
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gon-iii · 1 year
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踊りの記憶
2019年、西新井大師盆踊り。
目の前に何があったのだろう。ライトリークのようになっていい雰囲気になった。
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kachoushi · 1 year
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各地句会報
花鳥誌 令和5年10月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年7月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
あぢさいや錆ゆくときもずぶ濡れて 光子 雨に白く汚されてゐる木下闇 緋路 サイレンも街騒もまだ梅雨の底 久 鉄骨が叩く鉄骨濃紫陽花 緋路 見覚えのビルはもう無くサルビアに いづみ 夏草のつぶやくやうな雨であり 和子 鉄条網梅雨の蝶さへ寄せつけず 同 支へ切れぬ天へ石柱梅雨深し 昌文 飛石をぬらと光らせ五月雨 久 その人は梅雨に沈みながら来る 順子 五月闇不穏な波の来るといふ はるか
岡田順子選 特選句
列車音遠ざかるとき浜万年青 はるか 庭石は梅雨のものとて黄泉のもの 俊樹 サイレンも街騒もまだ梅雨の底 久 鉄骨が叩く鉄骨濃紫陽花 緋路 雨の日の桔􄼷のうしろすがたかな 美紀 萱草のそびらに恩賜なりし闇 光子 潮入りのみづは昔や通し鴨 いづみ 支へ切れぬ天へ石柱梅雨深し 昌文 瞬ける雨粒蜘蛛の囲の銀河 緋路 雨に白く汚されてゐる木下闇 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
鹿の子啼く隠れの島に入日濃く 修二 たはむれの莨にむせし桜桃忌 久美子 寂しさを下から崩すかき氷 朝子 茉莉花の別れ際こそ濃く匂ふ 美穂 不如帰久女の夢と虚子の夢 修二 首の無きマネキン五体暑き日に 愛 蟬生る瓦礫の闇の深きより かおり ひまはりの花と育ちて銃を手に 朝子 バレエ団の窓へブーゲンビリア満つ 愛 蔓薔薇をアーチに育て隠居せる 光子 うつし世のものみな歪み金魚玉 かおり バス停のバスまで覆ふ夏木かな 勝利 梅雨空にジャングルジムがひつそりと 修二 襖絵の孔雀の吐息寺炎暑 勝利 君嫁して香を失へり花蜜柑 たかし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月6日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
らつぱ隊香り奏でる百合の花 さとみ 風鈴が相づちを打つ独り言 都 香水に縁の無き身や琥珀色 同 身ほとりの置き所無き土用の入り 同 滴りの奥にまします石仏 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
黒塀や蔵してをりし八重葎 宇太郎 ふりかへる砂丘の海の線は夏 同 葛切や玻璃にスプンの当る音 同 夏草の中の林道下りけり 同 ソーダ水斜めに建ちし喫茶店 同 向ひ風麦藁帽を光背に 同 白服を吊りたる明日の再会に 悦子 浜昼顔一船置きし沖を恋ふ 同 白南風旅の鞄をコロコロと 美智子 足跡や巡礼のごと砂灼けて 栄子 紫陽花やうた詠むくらし悔もなく すみ子 玫瑰の咲くや砂丘の果の路 益恵 躊躇なく風紋踏んで白い靴 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
早苗饗や手足を伸ばす露天の湯 幸風 はらからや薄れゆく過去心太 百合子 一品を後からたのむ心太 秋尚 青楓雄々しく抱ける年尾句碑 三無 天草の歯ごたへ確と心太 文英 朝顔に護符つけ市の始まりぬ 幸子 朝顔のつぼみ数へて市を待つ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
西日射す鏡に海女の手櫛かな 昭子 兜山古墳を包む大夕焼 ただし 良き事の有りや無しやの今朝の蜘蛛 信子 信州に梅雨のかけらの雨が降る 三四郎 石も又涼しきものの一つかな 昭子 香水や周囲の心独り占め みす枝 梅雨寒や口を預けて歯科の椅子 信子 うなだれて少年の行く片かげり 昭子 僧逝きて久しき寺の夏椿 英美子 猛暑日や万物すべて眩しめり みす枝 天近き牧牛の背や雲の峰 時江 コップ酒あふる屋台の日焼顔 英美子 サングラス外し母乳を呑ませをり みす枝 かぶと虫好きな力士の名をつけて 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
芋焼酎醸す香りの満つる街 三無 団扇さし出かける孫の下駄の音 ことこ それぞれが里の焼酎持ち寄りて あき子 老媼の団扇頷きつつ動く 和魚 児に送る団扇の風のやはらかく ます江 店先で配る団扇の風かすか ことこ 泡盛の味覚えたりこの良き日 同 団扇手に風のざわめき聞く夕べ 廸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月11日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
沖縄の鳳梨乾いた喉癒す 裕子 青空や収穫の日の夏野菜 光子 夕暮れは車窓全開青田風 紀子 貝釦一つ無くした夏の暮 登美子 まだ聴けるカセットテープ夏深し 同 雲の峰送電線は遥かなり 令子 夕焼に路面電車が揺れてゐる 裕子 鐘を撞く寺は山上雲の峰 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月11日 萩花鳥会
透き通る海は自慢よ海開き 祐子 救助士の臀筋たくまし海開き 健雄 夏草や一対すべて青の海 俊文 生ビール久方ぶりや子とディナー ゆかり 引く波に砂山崩る海開き 恒雄 天の川点滅飛機の渡りゆく 美惠子
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令和5年7月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
羅を纏ひしものの身の一つ 世詩明 天国も地獄も自在孟蘭盆会 同 風の盆男踊りの笠深く 幹子 盆の供華華やいでゐる村の墓地 同 ギヤマンの風鈴揺れる蔵の街 嘉和 古団扇思ひ出の新しき 雪 縁側に男冥利の裸かな みす枝 ナツメロを口ずさみつつ草を引く 富子 蓮開く様自力とも他力とも やす香 神主の大きな墓を洗ひけり ただし 在りし日のままに夏帽吊し置く 英美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
田舎家の土間のだんまり朝曇 要 炎帝の遣はす鴉黒く群れ 千種 会釈する日傘に顔をなほ深く 同 夫恋ひの歌碑を見てより秋近し 炳子 飴色に枯れ空蟬の垂れ下がる 久子 古民家の故郷の匂ひ壁に黴 経彦 三猿の酔ふ草いきれ庚申塔 眞理子 古民家の茅屋根匂ふ炎天下 三無
栗林圭魚選 特選句
蓮花の水面の余白空の青 亜栄子 カラフルな浮輪乗り合ふ市民バス 久 じやぶじやぶと揃ひのティーシャツ水遊び 三無 咲き足せる泰山木の真白かな 秋尚 森少し膨らませをり蟬しぐれ 慶月 水音に誘はれつつ灼くる道 眞理子 惜しげなく涼しさ放つ水車小屋 要 ひとときの静謐滝に対峙して 久子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
マッカーサーパイプ咥へてアロハシャツ 千加江 遠雷や織部の茶碗非対称 泰俊 二業地に一の糸鳴る夜涼かな 同 悠久の光り湛へて滴れり 同 青田風満目にして夕仕度 清女 脱ぎ様のまことしやかに蛇の衣 雪 退屈をもて余しゐる古団扇 同 洗ひ髪訪ふ人も無く待つ人も 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月21日 さきたま花鳥句会
沢蟹の渡る瀬石に日の名残り 月惑 空蟬や辞書に挟まる紙兜 八草 家眠る厨にひとりバナナ剥く 裕章 山の水集め男滝の帯となる 紀花 どら猫にまさる濁声夏の風邪 孝江 炎天に心字の池面雲動く ふゆ子 打水や土の匂ひの風生まる 康子 行くほどに街路華やぐ百日紅 恵美子 睡蓮の葉を震はせて鯉の道 みのり 八の字を書きて茅の輪を潜りけり 彩香 誘蛾灯今は無人の故郷駅 静子 枇杷熟るる眷属訃報また一人 良江
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令和5年7月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
半夏生何処が嫌ひと云はれても 雪 蛇にまで嫌はれさうな蛇苺 同 何処をどう突いてみても蟇 同 お隣りは今はの際と虎が雨 一涓 師の友は文教場址合歓の花 同 守宮まづ招き入れくれ舎入門 同 忘れじの人今も尚蛍の夜 同 入道雲天下制する勢あり みす枝 藍浴衣片方だけにピアスして 昭子 サングラス外して妻は母となる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年7月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
空蟬や地中の記憶あるらしく 要 靖国の坂みんみんの急くに急く 昌文 炎天に零戦仰角三十度 佑天 鳥居へとまぬがれがたき炎天を はるか その日近付き靖国の灼けてをり 慶月 みんみんの高鳴く魂の声として はるか
岡田順子選 特選句
熱き骨ぽきぽきたたみ日からかさ 眞理子 真白な祢宜の出て来し木下闇 政江 笛の音の遠くに生まれ夏の果 光子 零戦を撮る少年の夏休み 慶月 下乗せし老女紅濃く夏詣 同 英霊に七日の魂の蟬時雨 政江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和4年11月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年8月3日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
宿浴衣姉の選びし緋の絵柄 笑 ふり向けば浴衣に貝の口結び 同 線香花火消えゆくまでの物語 同 耳澄ますふる里あたり遠花火 同 男あり鳥獣戯画の扇子手に 雪 買ひもせぬ西瓜叩きて女去る 同 ながむれば大団円の天の川 数幸 大西日かつて住みけり四畳半 同 堂縁はこの世の浄土三尺寝 匠 山頂に不動明王時鳥 清女 糊かたき浴衣に着替へ胡坐くむ 泰俊 盆の月もの言はざりし夢の母 啓子 一心に線香花火の果てるまで 千加江 水晶の数珠を両手に盆の経 天空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月4日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
盆の月今宵は何を語らうか 都 端々の糸のほつれや秋すだれ 同 夜明より鎌を光らせ盆用意 同 極暑日や五臓六腑の吐息聞く 同 秋立つや雲の流れも水音も 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
夏草の色に埋れてマリア像 小鳥 十字架の墓石の装飾を蟻 健志 大小の蟻群をりて茂吉墓 季凜 炎天の墓を抱きし大樹かな 悠紀子 僅かなる供花に蟻よせ土饅頭 順子 あなたは此処にゐるのですかと墓洗ふ 美紀 黙祷のしじま落蟬動かざる はるか 鶏頭の墓守として枯るるまで きみよ 赤松の肌の剥がれてゆく晩夏 要 寝墓らは異国の夏草に埋む 慶月
岡田順子選 特選句
異国なる地下に眠りて百合の墓 俊樹 高々と維新の墓の晩夏越ゆ 慶月 父眠るまで蟬時雨澄みわたる 和子 冥界の番地を探す蟬しぐれ 千種 岡持で冷麦墓地を横切りぬ 荘吉 原爆忌蛇口に日差し反射する きみよ 観音の裸足の御足齧る蟻 眞理子 座る人なき八月の椅子を売る 和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
小次郎の修業の岩や河鹿笛 時江 人を恋ふ夜は殊更に星流れ 信子 ストローに青の動いてソーダ水 同 火に油注ぐが如く蟬時雨 みす枝 塞ぐこともよきこともあり髪洗ふ 上嶋昭子 黒門は大き医師の避暑の宿 ただし 婉然たる笑みに怯みぬ水鉄砲 上嶋昭子 遺されし言葉しみじみ墓洗ふ 信子 燕の子花のごとくに口開き 同 肌シャツを濯ぐ男や夜の秋 上嶋昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月8日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
流灯会家長を兄が引き継ぎて エイ子 声明唱ふ百人の僧流灯会 あき子 ずつしりと固き重さの南瓜かな 秋尚 海鳴りの届く岬や星月夜 和魚 流灯の千のうねりに手を合はす あき子 子どもらの流灯舟に日暮れ待つ 和魚 通夜出て遠き日思ふ星月夜 廸子 天窓の四角の中の星月夜 同 流灯の岸離るるをためらひて 秋尚 今頃は虚子に逢はるる星月夜 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月11日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
黄昏にキセルを吹かす生身魂 登美子 献花終へ色なき風に立ち竦む 同 蚊帳の中げにも楽しき秘密基地 みえこ 地蔵盆僧の読経に老いの数珠 令子 おしろいが揺れて小包ひとつ来る 裕子 寂声の中寿の母の踊り唄 登美子 濃く流る昨日の雨か太宰の忌 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
サルビアや杖に適はぬ町歩き 悦子 軽き音する物買うて草の市 栄子 流蛍や宵の名残は夢の中 宇太郎 類縁の女ら遺影原爆忌 都 北向けば村中の墓盆の灯よ すみ子 法師蟬朝の一巻上げて去る 史子 日々草咲いて子沢山の路地 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
裏庭の風の匂ひの来る網戸 雪 大いなる幟淋しき夏祭 同 水中花咲かせしまひし淋しさよ 同 新涼の城朝影に包まれり かづを 一杯の水に生死や原爆忌 みす枝 空を染め海を彩る大花火 英美子 神主も僧侶も踊る盆踊り 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月17日 萩花鳥会
過ぎし日や郡上踊の輪で踊り 祐子 この星に被爆で喜寿の原爆忌 健雄 若衆も今は老いたり山車を引く 恒雄 今日も晴れ猛暑何様甲子園 俊文 星祭り願ひはみんな平和の字 ゆかり 微唾も身体蝕む熱帯夜 明子 ひまはりの浴衣親から子へ孫へ 美恵子
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令和4年8月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
天の川流れ海まで幾千里 世詩明 山里を見守るがごと天の川 千加江 銀漢や幼き頃と同じ夢 同 銀河へと雄島の磯の紅い橋 笑子 空蟬の縋りし幹に影残し 同 制服の語り継ぐ子等原爆忌 同 初秋や静かにとまる指揮者の手 泰俊 銀漢を追へば遥かに集魚灯 同 蟬の殻こんな所に脱がずとも 雪 炎天に息を潜めて生きるもの 同 ポッペン吹く暑中見舞の切手貼る 同 かなぶんが一つ昔の音に落つ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月19日 さきたま花鳥句会
星月夜小さき漁港の舟だまり 月惑 緑蔭の茶室に一期一会の書 一馬 水澄めりザリガニのそり川の底 八草 研ぎたての刃の沈み込む熟れトマト 裕章 山寺の秋の蚊を吐く大木魚 紀花 亡き夫の座面の凹み籐寝椅子 とし江 はたた神関東平野を走り抜け ふじ穂 窓越しの明るさに覚め星月夜 ふゆ子 銅鑼の音の坂かけのぼる湖極暑 康子 いかづちの運ぶ大雨や地の悲鳴 恵美子 夜来雨止むやいなやの油蟬 静子 送り盆旧家の嫁を演じきり 良江 夏蝶の漂ふごとく遠ざかり 正子
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令和4年8月21日 風月句会 栗林圭魚選 特選句
踏切の音秋蝶を呼びにけり 和子 烏瓜花の朝を寂しめり 斉 蟷螂と共に息つく上り坂 軽象 耳に棲みついて遠かり秋の蟬 千種 新涼を幌深く行く乳母車 久子 水の秋平らかに音消し去りぬ 千種 向日葵のおとろへ雨の匂ひけり 溺れさうな飛びの行方や秋の蟬 久子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月22日 鯖江花鳥俳句會 坊城俊樹選 特選句
酔芙蓉とは酔ふ為に開く花 雪 此の水に咲かねばならぬ水中花 同 天の川小さき星を鏤めし 世詩明 草刈りて大きな句碑となりにけり 同 落蟬の魂の抜けたる軽さかな みす枝 流灯会手波を立てて送りやる 同 母と子の疎開の蔵の終戦日 中山昭子 初浴衣見せたき人に遠くゐる 上嶋昭子 一杖をもて厳流の滝に立つ 一涓 空蟬をとどめておかぬ大嵐 紀代美
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年8月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
暁に鳴るは鉄砲百合の花 成子 花楝仏心遠くけぶらせて 久美子 紙飛行機飛んで戻らぬ夏の海 ひとみ 少女らの腿でわけ入る青山河 佐和 海酸漿鳴らす少女の私へと ひとみ 白玉や雨の過ぎたる城下町 喜和 指鳴らす彼は嫌ひで空梅雨で 由紀子 乾坤の弾みさながら雨蛙 朝子 あめんぼの踏むは魔法の水ならん 古賀睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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gon-iii · 4 years
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円熟の極み
2019年、西新井大師 夏祭り。
みなとみらいの盆踊りと違って場所柄なのか、なんとなく年(以下略。盆踊りの手練れが櫓を回る。
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gon-iii · 5 years
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盆踊り始まる
門前などうろうろしていると、盆踊りは始まった。老いも若きも輪の中に……と思ったけど、ちょっと偏っているようでw。
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gon-iii · 5 years
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提灯の明かりに浮かぶ桴捌き
日が沈んでも盆踊りは続く。
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