Tumgik
#遠距離カップル
tsumakoushika · 4 months
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女性ものの衣類と雑貨などを扱っているお店で働いています。ほぼ90%近くは女性客です。女性と一緒に来られた男性客もおられますし、女性へのプレゼントのために男性一人で来店される方もいます。
女性へのプレゼントを購入しに来られたはずなのに、執拗に従業員を口説いてくる男性客もおられます。
お店の商品について詳しく尋ねてこられるのはいいのですが、的はずれな質問ですし、ある程度質問をし終わると、あとは買い物もせずに口説いてこられるので、冷やかしで来ているのではないかと感じずにはいられません。
私も何名かに口説かれて、携帯の電話番号を書いた紙を渡されたこともあります。もちろん電話したことはないのですが。
そんな中、一人とても素敵な男性客がおられます。その方は遠距離恋愛をされていて、遠くにおられる恋人のために、服や雑貨をプレゼントするために足しげく通ってきます。
特に格好いいというのではないのですが、雰囲気がいいというのでしょうか。物腰もやわらかで、選ぶ商品もブランドとかでは選ばずにいいものを持って帰ります。この品しばらくお店にあれば、お客様を呼べるのにと思われる商品を、さっと買って帰るセンスの持ち主です。
お店から宅配便で送ることもできるのですが、とてもかわいい便箋やポストカードに書いたメッセージを、同封して恋人のもとへ送っています。
以前に一度だけ一緒に恋人を連れて来店して来られたのですが、とてもお似合いのカップルで、うらやましいなと思ってしまいます。この男性にこの女性ありと思わせるような、とても可憐で素敵な女性でした。
私にもこんな素敵な恋人ができたらいいのにといつも思い、その男性客のことを思いながら、オナニーをしてしまいます。そのお客様が来られた日の夜はかなり燃えて、気持ちこもったオナニーになってしまいます。でも、終わったあと淋しさも募ります。
お似合いかもしれないけれど、その恋人と別れて、私と交際してくれたらいいのになんて妄想をくりひろげてしまいます。だから、その男性客が来店したときには、精一杯のアピールをして、気を引いてしまいます。そして、嫉妬心から男性の恋人のことを根掘り葉掘り聞いてしまいます。
でも、届かぬ思いのようで苦しいです。
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kasumime · 1 year
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過日、年下の恋人ができた。相手は偶然静岡から出張で東京に来ていた客で、仕事は楽器メーカーの営業と言っていた。自分を見た瞬間、撃ち抜かれたように腰を抜かし、どうしても付き合いたいと懇願されたので折れた。折れた、と言うのは告白が嫌だったわけではなく、むしろ自分の癖に刺さる容姿と性格だったから、かえって自分では不相応に思い疑心暗鬼的になっていたからだ。歴代の恋人(最後に交際していたのは5年前まで遡るけれど)皆優しかったが、どこかが抜けていたし、皆年上だったのも相俟って「困るぐらい」愛してはくれなかったと思う。長年好意を抱き、Tumblrに思いの丈を綴り続けていた男も、結局隣人愛でさえ手渡してくれなかった。その意味で彼と初めて会った時に彼が「好きすぎてどうしよう」と頭を抱えていたのは深く印象に残ったし、最後は直感的に遠距離恋愛でも楽しめそうだと思ってしまった。年齢差も気にしたが、相手は元々年上好きらしく杞憂だった。まだその一度しか会っていないけれど、おそらく自分より寛大で、振る舞いの節々に男性的(けれども手で掬えるほど純粋な)社会人意識が垣間見えると思う。容姿だけが理由なら早々に夢から醒めていたと思うが、仕事柄、また趣味でバンドをやっていて世代には見合わない渋い音楽趣味をしていて、こちらとの共通言語があることが発覚し(LINEのBGMがザ・ポリスだった)翌日も翌々日も醒めるわけがないと言っていた。LINEの返信が異常に遅い点だけネックで不安にならないと言えば嘘になるが、自分が比較的早いことと(通知マークを残すのが苦痛)、相手にパーソナルな行動の軌道修正を要求することは自分の中での理に反するので(男女差あるいは世代差もあると思う)直截的には現段階では言わず、こちらが謙る形で忙しい中何度も連絡してごめんね、と意識させるような声掛けをしている。真偽はわからないが、単純に仕事が多忙でスマホを放り投げる癖があるらしい。遠距離となると殊更気が気でない部分もあるけれど、この辺は多分、許容範囲の中で折り合いつけていくしかないのだと思う。
月に一度は会いたいということで、昨夜は二度目の通話の中で静岡のどこへ行くかを勘案し、ベタにアウトレットでしょうということに。日程は追って。友人に「客が恋人になった」という報告をしたら、仮面ライダーみたいな名前の彼氏だね笑と冗談めかしてリアクションしてくれたよという話を伝えると、向こうも編集者の彼女ができたと彼の友人らに伝えたらしい。周りに隠して交際を続けるカップルは多いけれど、認知をもらえて初めて恋人ができたことを自覚する瞬間が嬉しいので、親友数人には伝える判断を選んだ。昨夜は正直クラフトビールを煽っていた帰りであまり覚えていないが、彼とは会話の波長が合い、自分の癖である小ネタ的な冗談を流さずキャッチして返すところに尚更惹かれた。見かけによらず私はおっとりした会話が苦手なのだ。それを聞いてお互い良いプレーだねと電話越しに伝える彼の誇らしさ。私のあらゆるスペックを聞かせると、「あなたの現段階でのステータスなだけであって、自分が惹かれた編集者以外のマイナスな要素は今のあなたにとってただのおまけでしょう?」と言ってくれたところも。遠距離も歳下も経験がなく未知数だが、それまでに続けば夏には沼津の花火大会へ浴衣で。一時間の通話の後に眠って、朝目が覚めると父から「兄が来年結婚する」と連絡を受けた。聞くとマッチングアプリ婚らしい。奇しくも三兄弟の内二人のタイミングが揃ってしまい変な感覚。兄のビッグニュースには及ばないが、母に恋人ができたと伝えると可愛らしく喜んでいた。私はセルフラブができる人間なのでこのまま一人身でも良かったのだが、どうやら純粋に愛されたかったらしい。今週はいよいよイギリスへ行くし、20代後半も歩く速度は変わらない。
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dkmnii · 2 months
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特別な時間
だいちゃんと一緒にいれる時間がほんとにすきだなあ。俺の癒しでなくてはならない時間。この為に頑張ってるみたいなところあるよね。だって乗り越えないとだいちゃんといる時間はやってこないんだもん。でもその離れてる時間が長いのよ。ロスがすごすぎるから、休みに入る前俺、どうやって乗り越えてきたんだっけえ?ってなってる。ねえ、今日だけで何回あの幸せだった休みに戻りたいって思ったと思う?なんかさあ、こんなにロスになっちゃうなんて遠距離恋愛でやっと会えたカップルの別れ際みたいな気持ちだね。冗談で五月病になっちゃうねえなんて言ってたけど、ほんとになっちゃった。無気力。だいちゃんのこと閉じ込めちゃいたい。早く一週間おわんねえかなあ。
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fuuuuareyou · 2 months
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4.18( 𝚃𝚑𝚞 )
この日でデートは実質最終日。って事で地元のショッピングモールに行こうと。俺らもまだまだ若いなぁ、なんて朝から思うぐらいにイチャつきながら、時間設定したもののグダグダして過ぎてたのは言うまでもない。でもいいよね。家でこうまったりする時間とか、こんな写真あるんだよって見せるのも。これからこんな素敵な時間が増えるのかと思うと、すんげえ幸せじゃんってなった瞬間だった。
昼過ぎてやっと出発して、平日だったから空いてたしラッキー。前日からラーメン食いてえって話しになり、中に入ってるラーメン屋に直行。いや、食える気はしたのよ。めっちゃ腹減ってたし。調子乗ってラーメンとチャーハン餃子セットー!とか頼んだら、まあ後半キツくて。大吾にあーんしたら食べてくれるっていう優しさね。(どんどん太らしたろ)
食後は苦しいお腹抱えながら、服を見たり館内をウロウロして。特に何を買うって訳でも無かったけど、今度ペアルックとかしたいなぁ、っていう願望あり。
で、いつぶり?ってぐらいのプリクラを撮りに行った。まっじ分かんねえ。中でも動画回してたり、ちょっと恥ずかしかったけども盛れ盛れ大吾の完成。俺の目どうした?ってレベルでデカくなってて宇宙人かと思ったわ。(笑)
ペットショップに寄って、ワンコとかミーアキャットに癒され。俺動物の中でミーアキャット1番好きで。いつかは飼いたいと思ってるぐらいには。今度触れ合える所に大吾と行きたいって思ったよね。きっと甲高い声で「 どしたん?可愛いなぁー!!」 って言ってるんだろうな…。
家出るのも遅かったし、夕方になって来たからスタバに寄って帰ろうってなって。俺が欲しがってたタンブラーをゲットしてくれてたから、それを2人で持参して大好きなメロンを堪能。毎年これが楽しみなのよ。そしてタンブラーありがとね。大事に使います。
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家帰ってから早めに風呂入って、プリクラの画像貰ったり。でもあの保存出来るサイトってさー、過去のものも消えずに残るじゃん。良し悪しあるよね。俺がチラッと見ちゃって、嫉妬してしまいーの、俺も反撃したら泣かせちゃって。最終日なのに俺何やってんだろって思ったけどさ。…まぁ、過去は過去に過ぎないけど見たくないよ。な?お互いに。
仲直りのハグして寝たのは良いけど、夜中に目が覚めて寝れなくて。そしたら大吾も起きて来て朝まで沢山お互いを確かめ合った。……だって最終日じゃん。寂しさで求めて仕方なかったんだ。寝不足にさせてごめんなぱい。
朝方寝たけど、起きたら結構時間ギリギリ。飛び起きて俺仕事だったから準備して。あーあ、これでしばらくまた逢えないのか。なんて思ったら離したくなかったし、帰したくなかったのが本音。
駅の近くまで送って。またねのキスを交し、泣いてる姿に胸が締め付けられちった。仕事行きたくねえって心底思いましたよこの時は。でも将来の為にもね、ちゃんと仕事はしないといけないから、泣く泣くその手を離してあっという間のデートが終わりました。
ちなみにその日の仕事はとことん元気が無かったでーす。空元気で作り笑顔爆発させて乗り切りました。てへ。
前回のデートよりも濃い日々を過ごせて、俺は凄く幸せ感じたし、未来の俺らが頭に浮かぶぐらい素敵な家庭になるんだと確信した。あともう少しの遠距離ライフ、こんな事もあったね。なんて笑って話せる日々が楽しみだ。近くに来ても初々しさを忘れず、いつでも手を取り合って照れ笑い出来るカップルで居ましょう。何があっても必ず、君を幸せにするよ。またカウントダウンしながら、次へ向けて頑張ろうな。
大好きだよ。
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leomacgivena · 1 year
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ボッサードの法則。男女間の物理的な距離が近いほど心理的な距離は狭まる。というもの。簡単にいえば、遠距離恋愛は成就しにくいことを示す。婚約中のカップル5000組を調査、2人の距離が離れているほど結婚に辿り着く確率が低かった。
2am.jp アマゾンURL短縮アドレスさんはTwitterを使っています
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kennak · 10 months
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実際、走行距離インジケーターのせいで数時間立ち往生したことがあります。 キャンプ場から車で戻る途中、充電に互換性がないことが判明しましたが、最寄りの充電器まで行くには十分な余裕があると考えていました。 しかし、山の中を車で走っていると、a.) 予想よりもはるかに早くバッテリーが消耗していること、b.) 家も見当たらず、自動車の運転者もほとんどいないことに気づき始めました。 車に乗っている友達がどんどん静かになるにつれて、旅行のマイル数がバッテリーのマイル数に収束し始めるのを、私はますます恐怖を感じながら見ていました。 私たちは変曲点に到達しましたが、私にできるのはせいぜい、 どこかで 残りの道を進むことができる可能性のあるプラグに遭遇することを祈ることでした。 最終的には走行距離インジケーターがゼロになり、キャンプ場だと思っていた場所に向かう道を外れましたが、そこは電源プラグが見当たらない一種の休憩所だったことが判明しました。 さらに悪いことに、私は山の谷にいて電話の電波が届かず、かなり暑くて水もなかったため、ハイキングは選択肢にありませんでした。 親切な年配のご夫婦に信号を送り、携帯電話の電波が届く場所まで車で送ってもらい、そこで私の車を輸送できるレッカー車を手配することができるまで、私たちは何時間もそこにいました(結局、レッカー車が必要であることがわかりました)。回生ブレーキのせいでベッドがいっぱいで、テスラのサービスは無限のカバー範囲を持っていません)、私が到達しようとしていた充電器まで。 皮肉なことに、最後の部分がおそらく最もイライラさせられました。 充電スポットは後部の1箇所を除いて満杯で、レッカー車の運転手のメルは戻ることができなかった。 汗、大丈夫、誰かに交換を頼んでみようと思ったが、 車に乗っている 人たちは私を無視するふりをし、私の死んだ車を降ろすために移動できるかどうか尋ねると、車を残したカップルはそのまま立ち去った。 いつもは遠ざかっている人たちに、小銭を要求してくるのに突然共感の波が起きました(笑)。 最終的に誰かが去り、私は充電して家までの6時間のロードトリップを再開することができました。 学んだ最大の教訓は、遅いことは速いということです。走行距離メーターがすぐに減らないようにしたい場合は、60 に維持してください。
テスラは数千件のゴルフ練習場の苦情を抑制するために秘密チームを設立 | ハッカーニュース
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juznimono · 1 year
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プロ野球を観た
日本がWBCに沸いた今春、我が家にもWBC旋風が吹き荒れていた。近藤選手の応援歌が好きだなあなどと思っていたら世間は日ハム時代の方を使うべきだという意見が主流だったようでちょっと凹んだ思い出がある
それから季節は過ぎても野球へのフワっとした興味は続き、観戦に行ってみたい気持ちは日に日に高まっていった。立地を考えて甲子園か京セラに絞る。甲子園周辺はこれまでも結構縁があったため、今回はオリックスの試合に決めた。よく連絡を取る友人がオリックスファンだったのも大きかった。舞台バンド漫画の話しかしない私が、急に野球を見たいのでついてきてくれとのたもうたのだから不審に思っただろうが、友人は快諾してくれた。一瞬友人カップルの観戦デートに混ざる可能性が出てなんだか面白くて話に乗ったものの、正気に戻った彼女が別日程をとってくれた。水差し女にならなくてよかった
(余談なんですが、物心つかない頃に千葉に観戦に行ったことはあります。「里崎!里崎!」とコールしたことしか覚えていない。確かキャッチャー。知っている野球選手を里崎選手一本で押し通していたら野球ファンの周囲の人間はみんな曖昧な笑みを浮かべてきました。何?)
友人がチョイスしてくれた観戦日は、女子をターゲットにした「織姫デー」(七夕とかじゃないんだ)という日だった。公式サイトを中心に事前情報や観戦マナーなどを仕入れるにつれてこの織姫デー、なんだか凄そうだというのがわかってきた。 イケメン投票で選ばれた選手がアイドルさながらにこちらを見つめる画像と黄色いネットの声は、最初にイメージしていたプロ野球のイメージとかけ離れていて驚いた。 野球を盛り上げるために色んな種類のプロが頑張っているのが感じられて、観戦前から「プロ野球、すげ~~」と感服しっぱなしだった。友人との共通の後輩に似た選手がいたので彼を推しと定めて(どの界隈でもとりあえず誰が好きかをなんとなく設定しておくと楽しさが倍増するタイプなので)当日に向けて姫になりきるべく色々と楽しく準備した。しかし来る当日朝、愛車のボンネットが熱々になって私は待ち合わせに2時間遅刻し、すべての準備を台無しにしてドーム前に半泣きでたどり着いた。ハンカチも、渡したかったお土産も忘れた。最悪の滑り出しだ。普通に心配してくれた優しすぎる友人に連れられていざ京セラドームへ
私はアイドルにもスポーツにも疎いため初めてのドームとの邂逅で、お上りさんのように大感動してしまった。 ドームでっかすぎる!巨大な水色のどら焼きみたいな摩訶不思議な建物。宇宙人が乗り捨てていったUFOですよと言われると、信じられないにしてもそういうコンセプトなのかなぁと思ってしまう。調べると自分が生まれる前に完成していたらしい。恥ずかしい
駅からドームの中まですごい盛況ぶりで、アイドルに扮したイケメン選手ののぼり(!?)が立っており、観客を出迎えてくれた。普段どんな比率なのかはわからないが確かに女性も多く見受けられた。友人のチケット発券を待つ間におじさん達が選手の批評をしたり、制服の学生達や、両チームのユニフォームを着た子達が楽しそうにしているのを見た。いいなぁ~。 事前に見た球場飯やグッズが気になっていたが、冷やかす気が起きないほどどの店も賑わっていた。友人曰く京セラの球場飯は微妙らしい
ドーム内へ続く入り口から見えたのはマウンドではなく対岸の客席だった。想像より遙か遠くに米粒大の人間がぎっしりと並んでいて、遠近感がめちゃめちゃになって混乱した。えっこんなに広いの・・・・・・?!なんというかハリーポッターのハーマイオニーのビーズバッグの中がめっちゃデカい魔法みたいだった。遅刻してきたのにずっと京セラの外観と内観に興奮している私を友人はどう思っただろうか。
チケットを片手に友人は内野席をずんずん進んでいく。5500円ならこの辺かな?の予想をぶっちぎって前へ進んでいき、選手の背番号が易々と見えるようなものすごいところで着席した。5500円で、この近さ。舞台ならこうはいかない。収容人数と飲食で収益を上げているのだろう。しかも選手達もちゃんと食べていけるお給料の仕組みになってるのが完成されてる。ありがたい
子どもが待つグラウンドに選手がやって来た。ものすごく遠い距離でボールを回している。めっちゃ速い。生で観るまでこんなに大きな規模感でやっているとは知り得なかった。ライオンちゃんがこの日のゲストでやってきていて一気にごきげんよう感が増す場内。そういえばなんか良い匂いがする柔軟剤を入り口で貰った
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空きっ腹に入れたビールが午前に車がぶち壊れたことを気持ちよく忘れさせてくれたところで試合が始まった。友人が横から解説を添えてくれるが周りの音にかき消されて聞こえなかったので、確かにデートで来たら自然と距離が縮まるかもなぁとか考えながらぼーっと観ていたら山﨑選手が先頭打者に打たれて一気に試合に引き戻された。つくりものではないのでうかうかしてたら二度と同じ瞬間は見られないのだ
「相手の下位打線の時とかにご飯を買えば良いよ」と言われていたが、どちらの攻撃も面白くてずっと座席から離れられなかった。あと横浜の応援歌がめちゃくちゃ良くて、体が勝手に動いてしまった。不勉強なもので一つ一つのプレーを事細かに記憶したり記録するのは出来なくてアホの感想になってしまうけれど、全部に一喜一憂して楽しかった。打って喜び打たれて関節が白く浮き出るほど手を握りしめたり、あとトンネルエラーも見られたし、謎のドッカン投球(申告敬遠だそうだ)もあった。打たれて「わ゛ーーー😵!!!」と叫んだ声がバシッと決まった好守備に「わ゛ーーーっ~~🫣🥹😙😙!?」に変化したり。
そして生まれて初めてホームランを拝むこともできた。斜め上をまっすぐヒューンとボールが渡っていったのが今も忘れられない。訳のわからない言葉を口走りながら跳びはね、ぐちゃぐちゃのハイタッチをした。もっと周りの喜び方を観察したり森選手に賛辞を送るべきだったのに、すべてがそっちのけになってしまうほど興奮した。森選手はなんと2本もホームランを打ち、2本目も我を忘れてしまった。もうホームランを前に冷静さを保つことは無理なんだと思う。友人も今まで聞いたことがない声でなにか叫んでいた
試合はオリックスが勝利した。スターターキットのような試合だった。友人はほっとしていた。私の初観戦が充実したものになるか気をもんでくれていたようだ。ありがたい。あとお土産でめっちゃ美味しい韓国海苔のおやつと可愛いおちょこと北海道ラーメンをくれた。神。 私もオリックスが勝ってくれて良かった。小賢しい私は遅刻と勝利で±トータルプラスになっただろうと踏んですっかり調子こきに戻って意気揚々と祝杯をあげに居酒屋に向かったのだ。選手の皆さんがもぎ取った勝利がこんな浅ましい操作に使われて申し訳ない。素晴らしい試合をありがとうございました
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プレー以外でも退屈させない工夫がそこかしこに見られて、総合エンタメですやんと思った。球団アイドルの女の子に手を振られてガチ照れした。たっぷり3時間を楽しみ尽くした休日だった 。奇跡的に1枚だけとれた1789が中止でしょげていたところに野球選手にジェンヌと通ずるものを感じてツボが刺激された。同時に宝塚も観た感じ。あ~オリックスバファローズ♪の歌と中川選手の応援歌(好みで覚えやすかった)をハミングしながら帰った
今度はオペラグラスを持って行きたい。ピッチャーの手がどうなってるのか観察したい。ユニフォームのズボンってどんな素材なんだろう。めっちゃ伸びそう
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ミリしらならぬ1試合観戦後のミリしりを書いていたけど似てる人コーナーになったので消しました。
私が事前に注目しようとしていた太田選手は怪我で出場できなかったようです。太田選手がまた治癒されたら絶対見に行きたいと思います
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zzzmiyu · 2 years
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付き合ってもうすぐ7ヶ月
遠距離だから他のカップルに比べたら浅い7ヶ月かもしれないけど、とにかく濃い毎日で思い出もたくさん🌹
7ヶ月経っても、駅までの道、バイト終わり、駅からの帰り道、寝る前って、時間さえあれば連絡くれるときくん🥲💋お手紙も毎月送ってくれるね💌
当たり前と思いたくないな、
ぶつかることもあるけど、それでも嫌いにはならないし、とっても素敵で大事な人
そんな人に出会えてしあわせ😌♡
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y0mud · 2 years
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2022年7月1日
寝込んでいたり、書類集めをしていたらもう7月だ!全然研究は進んでいない。困った。
6月27日に恋人が陸に戻って来た。3年3か月ぶりの再会。本当は彼を迎えに旧空港まで行く予定だったけれど、私の書類集め(病院で健康診断書を貰うのに4時間くらい待った)のせいで、結局彼が病院まで来てくれた。
タクシーに乗った彼が、病院の駐車場で私を見た時のあの嬉しそうな表情。まるで3年なんて時間はなかったかのように、昨日の続きのように触れ合い、会話をした。
けれど、彼が陸に帰ってきたその日から昨日まで、1日に複数回は喧嘩をしてしまっていた。理由は3年前から変わらず、彼の何気ない言葉に私が傷つき、彼も拗ねてしまうと黙り込んで、建設的な議論ができないという点。遠恋をしている間はそんな要素はあまり見受けられず、問題が生じれば何日もかけてお互い話し合いをしていたのだけれど、この再開でモラハラ的な側面が急に出てきて驚いている。でも恐らくは、彼にはずっとそういう側面があって、私がそれに気づけていなかっただけなのだと思う。
一昨日は、私がずっと行きたいと言っていたアイスクリーム屋さんに行こうと彼が誘ってくれたのだけれど、私が「疲れているし、お腹も減ってないからまた今度が良い」と言ったら、それで彼は拗ねてしまった。「どうしてそんなにわがままなの?」と私が聞くと「どうして君はそんなに怠惰なんだ。疲れてるって、俺も疲れているよ」と言われた。
なんだかな、と思う。どうして「ああ、疲れたね。じゃあ別の日にしようか」と言えないのだろうか。そしてこの後、彼から「他に彼氏がいるの?」と聞かれた。「他に彼氏がいたらどう思うの?」と答えると、彼は「幸せになって欲しい」と少し怒りながら言っていた。
恐らく私が今後セネガルに来ることは限りなく難しくなる。というのも、家庭の事情から研究を続けることが難しいから。それで、私としてはこれが最後の渡航だろうから、少しでも多くの素敵な思い出を彼と作りたいと思っていたのだけど、なんだかそれが上手く理解してもらえないようだった。それで、お互いがお互いを少しづつ傷つけあうようなコミュニケーションしかとることができなくなっていた。
昨日は先輩など数人の日本人と夕食を取る予定が合った。帰りは11時を過ぎるかもしれないと彼に伝えると「俺は明日朝早いのに、なんで行くんだよ」と言われた。私の行動は制限するのに、自分のことは棚に上げるのね、と思って、そのまま無視して出かけた。
毎日暑くてあまり眠れず、昨日は朝から動き回って、そして恋人との関係性に頭を悩ませていたものだから、夕食の集合場所にタクシーで向かった時に、財布をタクシーに忘れてしまった。幸い中には現金と日本の学生証をいれていただけだったからよかったけど、みんなに凄く心配されたし、私自身めっちゃ落ち込んでしまった。
夕食はとても楽しかった。おいしいごはんとお酒と、大使館職員のカップルの関係性がとても美しかった。一方私は恋人とだめだめで、その話もみんなに聞いてもらった。すると、男性陣からは「やっぱり構ってほしいって部分が大きいんだと思う」と言われた。うん、それは、ほんとうにひしひしと感じていた。彼の寂しさや独占欲が不器用な形で表れているのであろうことは容易に想像することができた。けれど一方で、この人の行動は愛情表現なのだ、と自分を納得させて我慢するような恋愛をする気はさらさらないし、一体いつからこんな関係性になってしまったのだと思わずにはいられない。そして、さらに悪いことに、私たちの関係性の中で生じた問題の事例を集め、そこから判断すると別れる方がベターな結果であるとして、だとしても簡単には別れられない。それだけの歴史や愛着や、よくわからないけれど彼なしではいられないような何かが私たちをつなぎとめてしまっている。先輩たちはそんな私のことも理解してくれて、そして私は財布を無くしているので、お金の工面まで心配してくれた…。本当にダメダメです…。私はいつも周りの人に助けられながら生きている。
結局、11時半過ぎくらいまでおしゃべりしていたら、彼からメッセージや電話が来て、本気で部屋を閉め出されそうになって大変だった。先輩は「もし本当に家に帰れなかったらうちに泊まって良いから」と言ってくれた。幸い、無事に家には帰れたし、彼もそんなに怒ってはなかったけれど。先輩の言葉は正しく、寂しかったと言っていた。
そして今、彼のいなくなった部屋でこれを書いている。彼は今日からしばらく実家に戻る。いつ帰ってくるのかはわからないけど、来週のどこかだと思う。もう彼がいない部屋は広いし汚れないし暑さも軽減されるしサイコー!
ワンルームに一緒に暮らすのは無理があるなと思う。
彼を見送ってから、いつも朝ごはんを買っている屋台で、地元の人とおしゃべりしながら一人で朝ごはんを食べた。これの美味しいこと!
恋人のことを簡単には嫌いになれないけれど、彼とはある程度の距離が必要なんだと実感しました。う~~~ん。それでも帰国までにはこの関係性に答えを出さなきゃなとは思う。悲しいけれど、仕方ない。
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doglok · 4 months
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【バレンタインのお返しの話】#猫ミーム #猫マニア #恋愛 #遠距離恋愛 #ホワイトデー #バレンタイン #shorts これがほんとのお返しってかw みなさんは自分が誰かにあげたものが返品されたことはありますか? 遠距離カップルあるあるなの ... via YouTube https://www.youtube.com/watch?v=MAxP_T3lC70
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fukurabi9 · 6 months
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j1035 多重ロケ方式
ねるとんでは、今迄にない、全く新しい多重ロケ方式が採り入れられた。 常に、4台のカメラとVTRが対になっており、同時にスタートさせ、テープが終わるまで、一切ストップをさせない。 4台のカメラVTRが回っている状態で、映画で使われていたガチィンコを撮りスタートマークにする。 4台のカメラは、自由に動き回り、あらゆる角度から収録。例えばグラスを落として割るシーンなど、手元と落ちる床面を撮るカメラを決め撮影。 編集時に、スタートマークを揃え、同時にスタート、4分割画面に、それぞれの画をはめ込んで編集ポイントをチェックする。 早い話が、4画面を見て、タッチをしていけば、面白い表情が、リアルに編集出来るというシステムだ。 もちろん、素人相手なので、従来のストップ、スタートを繰り返していたのでは、とても表情が硬く画像にならない。 まかり間違い、演技をつければ、完璧なやらせになってしまう。 勿論、常に当時では、最高倍率の望遠レンズ、高感度のカメラを用意、かなり離れた距離から、カップルをねらう。 カップルは、近くに人もいなければ、カメラの影もないので、普通の恋人が恋を語るように語る。 皆さんが、テレビを見、その状況は知っているだろう。 編集も、例えば、プロポーズシーンで、別の男が、まった!  誰が見たとしても、生放送、あるいは、それ以上の内容だったのだ。
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peche-log · 7 months
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BOOSTのお心遣い、誠に有難う御座いました❕
Twitterに掲載している作品⬇️の続きですので、先にお読みいただいた方がわかり良いかと思います。
少しでもお楽しみいただけましたら幸いですᰔᩚ
声を掛ける前、少し遠くから伺い見た待ち合わせ場所に立つその姿は綺麗に背筋を伸ばしピシッと前を向いていた。いつだってしっかりと真っ直ぐ前を見つめるその眼差しが、次郎はとても好きだった。
「ごめん、お待たせ」
「あ、やさん……や、全然、待ってないです。来てくれはって、ありがとうございます」
だというのに、目の前に立つ大和は薄らと頬を染めて瞳を揺らし、おおよそ次郎の左頬の外側あたりだろう宙を見ている。次郎が求めている濡れ羽色の瞳が自分を射抜かないことに対する不満が少し、あからさまに“緊張している”という様を隠さない大和の様子にあてられて次郎も僅かに体温が上がる思いが少し。
「お前……キョドりすぎでしょ」
「せやかて僕、デートなんてしたことないですし……」
上手く出来るか不安で、と溢しながらぎゅっと握ったコートはいつもの登下校に着ている筈のネイビーのピーコートで、見慣れた衣服に僅かに心が落ち着いた。お前デートなのにオシャレして来なかったのかよと弄ろうとして滑らかな生地の肌触りを思い出す。恐らく次郎が着てきたコートの数倍は値が張る良い品なのだろう。袖が長くて、次郎が気に入っている大和の手指はその大半が隠されている。大和の母が『まだ背ぇ伸びるかなおもて大きめのサイズ買うたんやけど、見積もりすぎたかもしれへんね。大和もジロくんぐらい大きなったりせんやろか』と笑っていたのを思い出す。残念ながら指先が赤子のようにちょこんと出ているだけで、美里の理想のサイズ感にはまだまだ程遠いようだった。たったこれだけの、次郎が勝手に感じ取った情報だけで随分と大和のことを愛おしく思ってしまうなんて。デートの始まりとしては悪くない評価なんじゃないだろうか。
「俺だって、その、初めてだよ。この辺りのことも全然わかんないし……ちゃんと案内しろよな」
嬉しそうにはにかんだ瞳がやっとこちらを向いただけで、心臓がぎゅうと掴まれたような心地になる。先程盗み見た無骨な指先が次郎の指を絡め取った暁には自分は一体どのような仕上がりになってしまうのだろうか。胸の昂まりは期待から来るものだということを次郎は知っていたが、知らないフリをして誤魔化すように見知らぬ土地を勝手にズカズカと歩‎き始めた。
結論として、大和のエスコートは高校一年生の男子学生の振る舞いとしては上出来だったと言えると思う。中華街をうろつきながら、街中の人形が大和に似ていると笑い合ったりなんかして。次郎がテレビで観て気になっていた肉まんに並びたいと言えば二つ返事で了承し、並び待つ間に「関西では肉まんやのうて豚まんて呼ぶんですよ」だなんて豆知識も披露してくれた。熱い饅頭を次郎が受け取る間に大和が取り出した財布は年齢の割に大人びて少し年季の入った様子の艶めいた革財布で。次郎は不躾だとは思いつつも会計の様子をチラリと横見ながら、姉が昔言っていた台詞を思い出していた。
『彼氏の財布がバリバリって音がするマジックテープのやつだと百年の恋も冷めちゃう』
確か当時の次郎は中学生で、姉が口にしたような仕様の財布を使っていたので心の中で何が悪いのだと反論していたように思う。今ならわかる。少なくとも、大人の男性のような財布を当たり前のように取り出し支払いを済ませた大和に僅かにときめく想いがあった。食べ始める前にコインケースから五百円玉をひとつ抜き取り大和に差し出した。先程と逆で自身のコインケースに対して何か大和も思うことがあったりしないかと気が気でなかった次郎の手を硬貨ごと握り込み、大和は「デートやねんから僕に払わせてください」と言った。
「お前がそのつもりなら、俺にとっても、デート、なんだけど」
「うーん……そうなんですけど、今日だけは僕に格好ええとこ見せさせてもろてもええですか?」
五百円でカッコつけるもんとちゃうやろうけどと笑う大和は、次郎がこれまでの時間で何度大和の一挙手一投足に心動かされているかを知らないのだろう。ざらつく指先に握り込まれたままの左手が熱い。なんだか悔しいので「出所がお年玉って時点で結構カッコ悪いよ」だなんて意地悪を言うぐらいは許されたいと思った。
大和のデートプランは悪くなかったが、唯一次郎が希望した水族館がいただけなかった。とても良い施設で目新しいものばかりだったしそれはそれで楽しかったのだが、次郎には“ここを選んだのは失敗だったかもしれない”と思う大きな理由が一つあった。それは“薄暗いところが無い”ということだった。新設の水族館は光に溢れ、道端を歩く動物なんかを間近で見ることが出来た。ただ、明るく楽しいつくりな分、所謂水族館デートに見られるような照明の暗さがなかった。少し暗めのところはあったが次郎の願いを完遂するには些か暗さが足りなかった。そう、昔姉と並び見た恋愛ドラマに出てくるような、カップルが寄り添いやすい暗さが。大和と居れば楽しいことには違いなかったが、そういった展開に持っていけそうな場が無いというのは誤算だった。浮かれた様子で少し先を歩く大和の右手をこそりと見やる。この手を、指を、絡め合いたいと思っているのは次郎だけなのだろうか?
えらく健全な水族館デートを終えて出てみれば、辺りはすっかりと暗くなっていた。大和は学生であるし、泊めてもらう手筈になっている大和の自宅までの距離を考えればそろそろ帰路につかなければならないのだろう。名残惜しい気持ちで海辺を並び歩く……が、一向に駅に着かない。20分程近く歩いたところで流石の次郎も大和に声を掛けた。今日は大和に任せっきりで道を調べることもしていなかった。
「ねぇ大和、駅まだ?道こっちで合ってる?」
「合うてます。すんません綾さん、僕もう一個行きたいとこあってそこ向かってるんですけど……駄目でした?時間はそない取らせませんから」
「や、ダメとかないけど」
そんなことよりも、こうして長々と夜景の綺麗な海辺を並び歩いてきたのだからもうちょっとするべきことがあっただろという気持ちの方が大きかった。少し不満な想いを抱えた次郎に大和が「ここです」と示したのは大きな円形の煌びやかな遊具だった。
「観覧車……」
「夜やと景色綺麗らしくて、ちょうどええかなおもたんです」
知っている。大和の自室で覗き見た観光雑誌、一番大きな真四角の付箋が貼られていてデカデカとした文字でアピールポイントが書かれていた。いやでもここって、お前、俺たちまだ手も繋いでないってのに。姉が持っていた漫画なんかでも読んだことがある、観覧車に恋人同士で乗るってことはそういうことで……恋人同士?いや、次郎と大和はただの友人同士の筈だ。何も言っても言われてもいないが、確信めいた想いと期待を持って今日という日を承諾した次郎としては気軽に乗り込めるものではなかった。困惑する次郎を他所に大和はずかずかと歩みを進めチケットを購入しようとしていたので慌てて追いかける。ゴンドラに乗り込む時に足を踏み外しやしないか、ひどく心配だった。
乗り込んだ空間は比較的体格の良い次郎と大和には少しばかり狭く感じた。向かい合って座った大和とまた視線が合わなくて僅かに苛立つ。暫くの間の沈黙を経て、急に顔を上げた大和が立ち上がった。ゴンドラがぐらりと揺れる。流石に体幹はしっかりとしている様子の大和は転けることもなく次郎の方へと歩み寄り隣に腰掛けた。またぐらりと小さなゆりかごは揺れる。
「おっ、ま!こえーじゃん!やめてよデカいのが急に動くと結構揺れんだからね!」
「綾さん」
「何!」
「好きです」
「いやお前絶対今じゃ……」
勢いのままに言われたこともシチュエーションも何もかも気に食わなくて文句の一つも言ってやろうと思ったが、ずっと望んでいた眼差しがやっと真っ直ぐ次郎だけに届けられていることに気付いたので、言葉にはしなかった。
「お返事、もろてもええですか」
確信めいた語調で問われながら左手を縫い止められた。好きな人に見つめられながら、好きな手に押さえ込まれてはマトモに動ける筈もない。次郎の返事はそれはそれは小さな声だったけれど、きっと赤く染まった頬やじわりと汗をかいた指先からもその気持ちは大和に筒抜けだったことだろう。
「嬉しいです。綾さん……」
なにやら心得た面持ちの大和が顔を寄せてくる。手だって握ったばかりだというのにコイツ、まさか。脳裏にあの日見た付箋に特に大きな文字で書かれた注意書きの内容が思い起こされて、思わず空いている手で大和の肩をぐいと押し返した。少女めいた思考だとはわかっているけれど、嫌なものは嫌だったので。
「……お前、ヒナちゃんメモちゃんと読んだ?」
「へ?」
「この観覧車、昇ってる最中にキスしたカップルは別れる確率が高いんだぞ」
「そうやった忘れてましたわ。危ないところやった、ありがとう綾さん」
「そうだよ大事なとこだろ、雛弟が折角教えてくれたんだからちゃんと覚えとけよな。お、頂上」
「…………え!?ヒナちゃんメモ!?綾さんもしかしてあれ読まはっ」
初めて触れた唇は手のひらとちがってカサついたところはなくて、柔らかくふかふかとしていた。僅かにフルーツの香りのようなものを感じて、これも誰かの受け売りだったら腹が立つなと思って唇を甘噛みしたら侵入許可のサインだと誤認したらしい滑りがあわいをこじ開けようとお伺いを立ててくる。想定外のことではあったけれど、断りを入れる理由もなかったので甘んじて受け入れることにした。
総評:デートプランに不備はないが、園大和は意外と手が早いということに対する注意書きが必要であると感じた。但し他の利用���は居ないので、綾瀬川次郎の心の内に留めるのみで良いものとする。
お試しプラン愛され放題
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nh1026 · 8 months
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𝟭𝘆𝗲𝗮𝗿 𝗔𝗻𝗻𝗶𝘃𝗲𝗿𝘀𝗮𝗿𝘆.
10月26日ではるちゃんと出会って一年。厳密に言うと違うのかもしれないけど!もう一年なのかぁって気持ちとまだ一年しか経ってないの?って変な気持ち。たかと出会って好きになって。中身の話とかしてもいいのかな!とか思ってた時が懐かしい(笑)どこ住みなの!?って。電話の時に当てっこしたね。はるちゃんの住んでるとこは全然分からなかったけど!それから会おうよってなって会ったのが3月。なんだったのかな、一目惚れだったのかな。話したことあるけど第一印象は大人しそうな子だなぁって。でも雰囲気がすごく好きだったの!ドキドキで岡山駅に着いて、はるちゃんから声かけられた瞬間とか自分の視界にはるちゃんが入ってきた瞬間とかもう全部、たぶんずっと忘れないんだろうなって。はるちゃんと会う時はいつもドキドキで。バイバイの時は寂しくて。初めましての時もずっとうるうるしてた記憶がある。いやだなぁって。もっとずっと一緒にいたいなぁって。人見知りだから1日もつかな?って実はすごく不安だったの。途中で帰りたくなるんじゃないかって。だからもしほんとに限界だったら新幹線の時間嘘ついて16時とか早い時間でも帰っちゃろ!くらいの気でいたの(笑)でも気づいたらほんとに新幹線の時間迫ってるしもうばいばいしなきゃなの?ってくらいほんとに濃い時間?が過ごせて。今でも思う!これってほんとにすごい!ライブとかで人と会う時って5分くらいでもすごく疲れるし早く解散?しないかなーって思うくらいなのに(笑)はるちゃんにはそれがなかった!なんだろ、一日のうちに2回も新幹線乗るのなんて初めてだったからそこの疲れはあったんだけど心?の疲れは全くなかったし次も会えるかな、次はあるかなってすごい不安になってた。イメージと違ったよ!って思われててこれっきりだったらどうしようって。なんかずっとそんなこと考えてた。恋愛的な好きなのかな?って考えは最初全然なくて。なんかなりきりしてて中身も付き合うって女の子同士なのに!?って思ってたし!でもそう言う人たちがいるのは知ってたから。仕事しながらとかでもはるちゃんのことずっと考えちゃうし。なんだろ、他の人に取られたくない!って思って告白したのが1番かな。恋愛的な好きだ!これは!絶対に!!だから告白しよう!って感じじゃなくて。恋愛的な好きなのかな?っていう曖昧な感じだったんだけどとにかくはるちゃんが他の人と付き合うことになるとかが嫌で告白しました。でもこれも前言ったことあるけどたかがクリスマスに砂丘のイルミネーション見に行ったよーって動画?写真?を送ってくれた時もあー絶対彼氏いるじゃん…彼氏とじゃん…ってちょっと落ち込んだの(笑)だから少しは意識してたのかなぁって。恋愛的な好きなのかなって曖昧な感じで付き合ったけど今は胸張って好きって言える!だから告白してよかったなって思った。
2回目の岡山もドキドキだったよ!なんか会った時のtumblrたしか消えちゃってるからさらーーっと振り返り!(笑)長時間はるちゃんと密室で2人きり!ポッキーとアンパンマンチョコ買ったやつ!なんか1ヶ月ぶりなんだけどある意味初めましてですごく照れくさかった?記憶がある。気まずいとかじゃないけど!わーー!どうしよう!ってなりながらポッキーとか買ってた記憶!初めてはるちゃんとちゅーした日!初めてはるちゃんと手を繋いだ日!ドキドキ。なんかもう!色々大丈夫かなって!(笑)ポッキーゲームしたのは初めて。はるちゃんが上手くちゅーできてなくて可愛かった!でももうほんとにすごいドキドキしたしちらっと言ったことあるけどこの時なっちゃんはちゅーだけで大変なことになってました!その時もわぁって感覚はあったけど確かプリクラ撮る前にトイレ行った時にわーーーって(笑)引かれちゃう!なんかの話の流れで手繋いでって言われたんだよね確か!あー手汗すごいのに…って。嬉しい気持ちと不安な気持ち。でも今となってははるちゃんと手繋ぐの好き!大丈夫かなって不安は消えないけど!(笑)でもはるちゃんのほうが手繋ぐの好きな気がする。だって座ってる時とかずっとなっちゃんの手いじいじしてる。それも好き!あとなにかな、変わったことといえば大阪辺りのお泊まりは今手繋いでいいかな、腕組みたいなって思ってでも迷惑かなって我慢したりしてたんだけどもうこの前の広島は手繋ぎたいなーって思ったらすぐ繋いでた!これははるちゃんもかな!だって広島はホテルで2人になって靴とか洗い終わってベッドに座ってたらはるちゃんから引っ付いてきたよ!ぎゅーって。前のはるちゃんからしたら考えられません!(笑)なんかこういう変化も楽しいね。遠距離で普通のカップルに比べたら会えない分1個1個の思い出とか記憶はすごくあるし忘れない気がする。だからこの時こうだったじゃん!えーそうだっけー?とかの喧嘩はない気がする(笑)
あ、この1年で1番ドキドキしたのはやっぱりはるちゃんのパパとママに会った時かな。えー!その時なの!?ってはるちゃんはなるかな(笑)その時です。まさかこんなに早くはるちゃんのパパとママに会うことになるなんて正直思ってなかったの。普通が分からないけど1年すぎてからかなとかそんなふうに思ってて。しかもいくら賛成?してくれてるからってやっぱりなんか付き合ってて彼氏です!彼女です!とかの顔合わせとかと違うじゃん!だからなんかもう少しあとなのかなって勝手に思ってて。まぁそんなに真面目に捉えなくてもいいのかなとも思うけど!その時のなっちゃんはほんとに心臓が限界でした!大丈夫かな、大丈夫だったかなって。泣いちゃったんだけど。泣いてる時によしよししてくれるはるちゃん好きだなーって。でもやっぱり今も思うのははるちゃんのパパとママには会ってるのに私のパパママにはるちゃんは会えてないの?がちょっとなーって。でも間違いなく今じゃない気がしてます…(笑)お父さんにはもう少し時間が必要かなって。だからもし会うなら?はるちゃんがこっちに来てくれる時があって、もし会ってもいいかなってなるなら、おうちじゃなくてその辺のお店とかでママだけかなとも考えました!きっと質問攻めされちゃうかな(笑)でもお店もご飯の時間とかじゃなくてお昼すぎとかに飲み物だけとか!そんな感じにしようね!!はるちゃんはきっと飲み物も飲めないだろうけど!ご飯の時間だと絶対なにか頼むー?ってなっちゃってはるちゃんが食べれないから!2年目ははるちゃんとなっちゃんのママが初めまして出来るのかな。これがはるちゃんだよって。認めてくれたらいいな。そういう思いも密かにもってます!
あとは何かなぁ、すごく長くなってるよね(笑)将来のこと考えて不安になったりすることもあるんだけど今が楽しければいいかなって思ったら楽というか!今が幸せならそれでいいかなって。ほんとに、ほんとにほんとにはるちゃんとの将来を考える時が来たとしてその時もお互いがお互いを必要としてたらそれこそお父さんも説得しないと!ってなるし。はるちゃんが女の子だから、とかじゃなて。やっぱり男の人と付き合ってたとしてもこの歳で将来のことまで見越して?付き合ってるかって言われたら絶対そうじゃないし。これははるちゃんも言ってた!今が幸せなら!って考えになると思うし。だからね、ほんとに本気で将来を考える時が来たら…って、なっちゃんは思ってます。ほんとに将来を考える時が来て、はるちゃんの幸せがなっちゃんと離れて違う人と結婚するっていう形だったら、私ははるちゃんに幸せになってねって言えるようになりたい。この考えははるちゃんと真逆だね…(笑)これもまたいつか変わるのかな。はるちゃんはなっちゃんを離してあげないって言ってた。それも凄く嬉しい。そんなに私の事が好きなんだ!って嬉しくなった。じゃあ私ははるちゃんのことそんなに好きじゃないのかって言われたらそうでも無くて。きっと本心は誰にもあげない離したくない離してあげないなんだけど。それでも私ははるちゃんの幸せを祈りたいなって。これを書いてる今それを想像して泣いてるくらいだからきっと本心ははるちゃんと同じです。はるちゃんが他の人と結婚するなんてやだ、はるちゃんが他の人と幸せになるなんてやだ、はるちゃんが他の人から幸せにしてもらったり他の人を幸せにしてあげるなんてやだ。でもそんな時が来たら嘘でも綺麗事でも、笑顔で幸せになってねって言える私になりたいって2023年のなっちゃんは思ってます!(笑)でもはるちゃんは違う誰かじゃなくてなっちゃんのことを幸せにしてくれるから。なっちゃんもはるちゃんを幸せにします。1年目のはるちゃんは幸せにできたかな。なっちゃんを幸せにできたかなー?ってはるちゃんも思ってくれてる気がしてるんだけど…。でもはるちゃんとなっちゃんが出会えてお互いが好きってなって付き合えただけで奇跡だよね、幸せだよね!なんだろ、そういう気持ちを忘れずに2年目もはるちゃんと過ごしたいなぁって思ってます。まだまだ2人でやりたいことも初めてのこともあるし!でももしはるちゃんとの初めてが全部なくなった!し尽くした!ってなった時も初めての時はこうだったよねーって振り返りながら二人で話してる気がする(笑)はるちゃんとならなんでも楽しいし幸せ。何もしなくても隣に座ってるだけで幸せです。というかはるちゃんの隣に座れるなんて幸せすぎる!(笑)そろそろ締めに入りましょう!はるちゃん、すき!だいすき!あいしてるよ!気持ちはすごくこもってるしにまにましてます。あーーすきって。だいすき!こんな私ですが2年目もよろしくお願いします!あ、これも言いたかった。不束者ですが末永くよろしくお願いします!!
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corocoro870118 · 10 months
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夏休み第一弾最終日、
明日から仕事復帰、
の、2:30、、ニョロン
携帯いじりすぎて完全に寝れなくなったのでひさびさにタンブラ、ライブとかできるようになってたけど私としてはこの日記が消えなければ何でもいいわ、消える暁には一声かけてほしい。
この夏休みはエナと存分に遊べて幸せだった❤️
えなちん本当に可愛いし赤ちゃんのいいとこどりすぎて本当にかわいい。かなみ忙しいのにあわせてくれてありがとうゆ、、、
正直問題、かなみが妊婦の時はとにかくかなみとまだ見ぬ子供について!!がメイントークテーマだったけど、エナとして生まれてからは前のかなみとずーっと喋ってる感じがしてたのしい❤️
私の話もいろいろ聞いてくれてありがとう!
しゅーちゃんと早く対面してほしいし、しゅーちゃんとショーさんが仲良くなってほしいナー!っていう共通の願望がある状態めっちゃサチやんˆᴗˆ
かなみは思ったよりもタメコンダになっていて心配に心配を重ねることしかできないけど、どうにか今日よりは明日、の精神で少しずつでも言いたいこと言えるようになれるといいな、、、!
年上だから、論理的だから、お金稼いでるから、とか何にも関係なく、かなみは妻だし母だから堂々と言えばイーじゃん!って思っちゃうけど、
ここでリスペクトをなくしてズケズケ言っちゃうのも、世でよくいう夫婦関係の破綻につながりそうで怖いなぁって思う。
所詮他人だからむずかしいよね、、、、、、
でもかなみの話をきいてると、
カップル期間のうちに思う存分ぶつかりあって、不満を解消する形を築いておくのって本当に大事なんだなとおもう、、!
私としゅーちゃんは話し合えてるとは思うけど、正直問題しゅーちゃん側の不満をきちんと受け止められているか、って思うとそうでもないし、
私も感情的になって怒るだけになっちゃうし、しゅーちゃんもボヤンとその様子を見守るだけ(ほんとはいろいろ考えてるのかもだけど)だからもうワンステップ上がりたいなぁとはおもう!!
あと、モノサシ理論は子育てにも通ずると感じた!
子供なんて、何をしてほしいのか、何がつらくて何が嬉しいのか、が発信できないんだからこっちがモノサシつくって読み取るしかなくて、
そのスキルがないとわからない>_<みたいになって終わりだし、まず分かろうともしないだろうし、子育てとの距離が遠まる一方だなぁって感じる
いまのうちにモノサシ理論、強めていきたい!!
最近色んな人の恋愛話をきいて、なるほどなぁって思うことがたくさんある!
全部の理想を叶えることはできないけど、気持ちの持ちようとかは初心に帰って忘れないようにしたい
メモ
・相手に矢印を向けられているか?
・〜してあげる、という心持ちにならない
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takashimatsui1960 · 11 months
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2023-07-29
高校の同期会のため新宿へ移動する。猛暑対策として採用したのは、とりあえず30℃くらいの早めの時刻に出て、家から最寄り駅までは頑張って歩き、田園都市線・半蔵門線で青山一丁目を経由して大江戸線で新宿西口京王モールへ出るルート。できるだけ地表に出ずに最短距離を動き、モールで開会まで時間をつぶす。
田園都市線は妙に混んでる。もう往来ではマスクせず。涼しい電車や建物内ではマスクする。渋谷でも降りる人が少なく、表参道でごっそりお客さん(カップルや親子連れ)が減る。隅田川花火大会をみるため浅草へ移動する人々と思われた。まだ午前中なのに。なにせ100万人を超える人が押し寄せるという噂だ。なにか間違いが起こらねばいいが、とおもう。うちの同窓会などで、年寄りとはいえホテルに200人を集めるのさえオオゴトだ。100万人は気が遠くなる。
同期会は14名揃った。催事の幹事役が終わったので、憑き物が落ちたようにビール飲んで、久々に居酒屋メニューを堪能させてもらった。60すぎると土曜日昼のほうが宴会しやすい。帰りにヨーカドーで冷凍チャーハンとポタージュ買って帰り、テレ東で花火観ながら食う。
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kennak · 11 months
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きっかけはじめてアプリを使った。田舎の片隅で20ちょいの年数を生きてきて、彼氏欲しいな〜って思ったこともあったけど、嫌な思いもしたのである時から興味を持つことをやめた。私の好きなものは推しと推しカプとBLで、お金も仕事も自信ないし、いずれ適当に死のうと思ってその日その日が過ぎるのを淡々と待っていたから。些細なきっかけでした。それはTwitterのフォロワーがマッチングアプリで男漁り(言い方)をしてるのを上げていたから。そのとき私は気付いた。(私もマッチングアプリが使える年齢じゃん)と。そう思ったら俄然興味が湧いてきた。話のネタになればなーって思って動いた。とりあえず顔面登録しなくても使えて、漫画とアニメと、もうオタク感満載のプロフィールを適当に。地方都市で人口が少ないからか色んな人とマッチングした。歳上、歳下、みんな趣味は似てたけど、タメ口だった。なんならヤリモク(性行為目的)っぽいひともちらほらいて、適当に2、3通やりあったら逃げてた。どうやらアプリを使う人は女性が少ないらしく、蹴ってもそれなりにアポが来た。登録して2、3日が経ち、歳上歳下問わずに初回でタメ口っていうのがどうも苦手で、そろそろ退会しようかなと思ってた矢先に「はじめまして!」と来たのが彼だった。「あっ!敬語だ!!!!」恥ずかしながらタメ口の男どもに疲れていた私はすぐにやり取りをした。チョロい同い年、同じ市内、なんなら読書の趣味までそれなりに合った。今まで話した人の中で一番嫌な気持ちにならなかった。初会編それは彼も同じだったようで、すぐに「会わないか」と言う話になった。場所は県内で一番大きな書店。私は行きたい想いと、知らない男に会うっていう怖さで迷った。アプリ使っておいて何を言うかって話なのだけれど。正直私は女としてはガタイがいい方で、可愛くもない、美人じゃないし、昔付き合った男には「痩せたら可愛い」と言われたくらいだ。今でも思い出すだけで泣きそうになる程度にはトラウマだ。悪かったなデカくて。振るいにかけるつもりで「私可愛くないので期待しないでください」って送った。「容姿気にしないので大丈夫です!」(おもしれえ奴)私の中で何とかの王子様が笑った。私は覚悟を決めた。殺されたりしたらやばいから友人に連絡して、次の日までLINEがなかったらという条件付きで警察に通報を頼んだ。男の車には乗るなって念を押された。彼には車で迎えに行こうかって聞かれたが、流石に怖かったので辞退した。その日の天気と彼の服装はよく覚えてる。春先にしては冷たい雨が降ってて、彼はしま〇らっぽいパーカーを着てた。めっちゃ田舎の男の子だった。本当に、彼には悪いけど中学生の男の子だった。「今日はどこから乗ってきたんですか」「A駅からです」最初はそんなやり取りからだろうなーって思ったけどつい最寄り駅を答えるなど阿呆をやらかす私。すると彼「A駅ってことはB中学でした?」「どうして?」「いや、俺もそこなので」「…………」マッチングアプリを使ったら同級生が来た 確かに田舎だからありえないことでは無いが、まさかそんな事あるとは思わなかった。私の通っていた中学はそれなりのマンモス校で、更に私は2年生から不登校になっていたので、たとえ同じクラスだったとしても知るはずはないのだ。さらに言うと前述した元彼と同じ部活だったという。同じ出身校という事であっという間に緊張は解けて、そのまま書店を三時間散策した。休憩無しだったので流石に疲れた。そろそろ帰ろうかなと思って切り出そうとしたところ、彼から「お寿司、好きですか?この辺に食べログ1位の美味しいお店があって」と切り出された。私は迷った。なぜなら私はお寿司が大好きなのだそして迷う私に彼が追加する「俺の奢りで」気が付いたら友人の忠告も忘れて車に乗ってた。寿司って怖い。食べログ1位のお寿司って行ったことないもん。行きたいじゃん。加えてこの男、笑顔がチワワのように可愛いのであるこのあと持ち帰られたらどうしようと思った。もう持ち帰られても私が悪いんだけど。全身しま〇らの男に持ち帰られたらネタになるなとか思いながら寿司食べてた。彼にもしま〇らに悪いな。異性に会うのにあまりにラフだったから私はびっくりしたのだ。お寿司はめちゃくちゃ美味しかった。食べログ1位だった。ちょっといいお店だし、初めてだし、少しは気を使った。食べる方なので。彼は気にせずニコニコ食べてた。チワワスマイル全開だった。そのあと、心配してたことは起こらなかった。自宅の最寄り駅で下ろしてもらって、次の予定を取り付けた。後日聞いたら彼は、「そんなこと考えてなかった」そうで、素直な人間代表の私はそうなんだ……と助手席で思ったのだった。帰宅後、今までは開きたいと思わなかった中学のアルバムを開いた。確かにそこには聞かされた名前と同じ名前の彼がチワワスマイルで載っていた。少しだけ楽しみが増えたなとこの時は思った。2回目週を跨いで二回目。彼の車で水族館に行くことになった。(2度目にして既に彼に対する警戒感は多少薄れていた。)致命的なまでに人の顔を覚えるのが苦手な私は、1週間で先週会った男の顔を完全に忘れていた。覚えているのは名前と、強めの車の芳香剤の匂い。あとはやたら笑顔が可愛かったという印象だけだった。以前降ろしてもらった駅で拾ってもらうことになっていたのだが、はて、車も覚えてないのだ。どうしようかと思っていた。でも、そんなのは杞憂に終わった。向こうが車から降りてきたからだ。顔覚えの悪い私でも、こちらに向かって歩いてくる男が居れば流石にわかった。当日の彼はジャケットを着ていた。彼を見た時に私は息が止まった。大変だ。オフィスカジュアルだ。そしてこの私、三度の飯と同じくらいに男のジャケットが好きなオタクだ。推しカプがデートでジャケット着てたら丸一日元気で居られるくらいには好きだ。ジャケットを着た男がいるシチュエーションが好きなのだ。目の前にはオフィスカジュアルな男がいる。例えるなら相棒の神戸尊である。しかも前回はしま〇らチワワだった訳で……。そんなギャップにテンションが上がらないわけがなかった。悲しいくらいに私はオタクだった……。一方の私、前回の彼に合わせてラフ目にしてきたため、互いに格好が入れ替わった形になった。格好を例えるなら相棒の亀山薫みたいな格好をしていた。さて、無事顔を忘れた私だったが、話してるうちに(あー、こんな感じだったな。この人だ)と思い出し始めた。向こうは覚えてたのにこっちは覚えてないとは失礼な話だが、体質だからしょうがないのだ。なお、このチワワの顔をふんわり思い浮かべられるようになるのは付き合って3ヶ月経つくらいになってからだ。車の顔の方が先に覚えられた。ごめんチワワ。2度目は正直あまり覚えていない。泳いでた魚は美味しそうだとか、アジは沖と港とで種類が違うとか、港でブリも釣れるとか、話していた気がする。 「今度天気が良ければ釣りに行きますか」って言われた気がする。それは付き合って早々に実現するのだけれど、そこで私は魚を素手で掴んだまま帰宅するのだった。彼は何故か感動していた。話が脱線した。あらかた水族館を見終わって、天気がいいから浜に行こうって言われた。めちゃくちゃ天気が良かった。カップルが山のようにいた。あまりにも居すぎて見てるこっちが恥ずかしくなった。それは向こうも同じだったようで、「なんかこう、(カップルの距離が)近いですね」「わかる」互いに免疫がなかったのである。夕食は誘われたけど、今回は辞退した。理由は忘れたけど。つぎはご飯を食べようって話になって、知人の店に行きましょうって私が提案した。 拾ってくれた場所で下ろしてもらって、「また来週」って挨拶した。久しぶりに楽しかったので、友人に洗いざらい報告して、その夜は珍しくよく眠れたと思う。3回目ここまででかかった日数は僅か二週間。二週間で知らないチワワ男と毎日やり取りする仲になったのだ。面白い話である。ここまでくると次のイベントはそう「告白」永遠に私と縁がなかったイベントである。なんなら告白された事はなく、男を見る目もない。可愛くないと家族にも男にも言われ続けて自尊心なんてほとんど残っていない二十代前半で既に出涸らしのような女である。告白されたら死ぬな〜と思いながら電車に乗った。この頃の私の検索履歴は「付き合ってない 3回目 デート」でいっぱいだった。頭の中はなんでだらけだった。今回は飲む予定だったので互いに最寄り駅で合流する手筈になっていた。当たり前のようにチワワの顔は忘れていた。「夜はまだ寒いから暖かい格好してきてくださいねー」出かける前にそう彼から連絡が来ていた。田舎だから駅で降りる人達なんてほとんど学生で、だからなんとなく彼を見つけられた。その日の彼は残念ながらしま〇らboyに戻っていた。その時私はなんとなく気付いた。暖かい格好=パーカーか!!話が逸れるが、私の実弟はものすごくオシャレが好きな男だ。私なんかよりずっと靴を持ってる。そんな訳で、イマドキの若い男ってここぞと言う時にはめちゃくちゃかっこいい服着てくるイメージしかなくて、色んな意味でびっくりした。おすそ分けのタケノコを持っていた私が言えることではないけれど。初めての異性とのサシ飲みは、本当に友人達とのものと代わり映えもなく、互いに「酒は飲めるがあまり飲む必要はない」というスタンス通りに2、3杯飲んで終わった。「少し散歩してから帰りませんか」電車の時間まで40分くらい。最後に頼んだ梅酒ロックが効いてふわふわになりながら、「おさんぽすき!!(本当に好き)」とハイテンションで了承した。散歩と言っても田舎の9時は真っ暗で、ぽつぽつとある街頭の下を酔っ払いのテンションで学生時代の話なんかしながら歩いていく。気がつけば電車の時間まで20分を切ってて、次の電車がいつあるのか把握していない私は心配になった。「そろそろ戻らないと電車間に合いませんよ」「あ、公園がある!もう少しだけいいですか」そう言ってブランコに駆け寄るチワワ。(なんで草ボーボーの公園に入っちゃうかな〜)と当時は思ったのだけど、今思えばタイミングを探してたのかなと思ってる。でも草ボーボーの春先の公園はしんどいです。足が痒かった。結局ブランコに座ったまま雑談に突入。もう電車は間に合わない時間帯だった。「俺、もうこのアプリ辞めようと思ってて。」「私もそろっと辞める予定です。変な人と沢山会ったし!勉強になりました」これは本当。彼と会って最後は辞めるつもりだったし、身の丈に合わないと思ったから。彼はそのまま隣でスマホを開いて退会処理を始めた。気が早��な〜と思って見てたら「あの、アプリ消したし、よかったら付き合って貰えませんか」「はい」なんか流れるように告白されて、私も脳みそが認識する前に反射で答えてた。ついでにどうしたらいいか分からなくて握手した。電車の踏切の音が聞こえて、乗る予定だった電車が華麗に通り過ぎてった。なんかもっとこう、告白って、少女漫画みたいなキラキラシチュエーションで、もっとゆっくり時間が過ぎるのを感じるものだと思ってた。現実は草ボーボーの公園だし、足は寒いし、目の前にいたのは嬉しそうなしま〇らチワワだった。帰宅後、LI〇Eで「これからよろしくお願いします」と送ったら「うん!こちらこそよろしく😁」ときて、2週間の間全く外れなかったチャットツールでの敬語が外れたので、距離感の詰め方に驚きながらもようやく彼氏が出来たことを実感した。そんな子と半年も付き合ってる。
マッチングアプリを使ったら同級生が来た話
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