#おひめさまとカエルさん
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honnakagawa · 1 year ago
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5月11日(土)open 12-19
快晴土曜日、暑くて窓全開。 そして気がついたらまたまた夕方です。 今日は、ちきさんの好きな〈岩波のこどもの本〉が5タイトル揃いました! せっかくなので、ちきさんの手描(書)きのポップとそれぞれ並べてコーナーを作りましたよ。 ぜひ読んで楽しんでくださいね。 もちろんご購入いただけます。 (売り切れたらまた入荷します!)
口笛吹きたくなるような、そんな土曜日でしたね。 外から聞こえてくる鳥たちのくちぶえが心地よい季節。 この時期はツバメたちのものもよく聞こえますよ。 耳をすませて。
まだまだ楽しい週末をお過ごしください! 今日も届いた本たち、またお知らせいたします!
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apothecaryscript · 2 months ago
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Maomao no Hitorigoto Episode 38 “The Magic Mirror and Secrets” / 猫猫のひとりごと 第38話 『魔鏡と秘め事(まきょうとひめごと/Makyo’to Himegoto)』
You can watch the video on YouTube, uploaded by the official Toho Animation account. →Link to X
Please note that the English lines are just my translation.
壬氏「猫猫~!猫猫~!」
Jinshi “Maomaooo! Maomaooo!”
Jinshi “Maomao! Maomao!”
猫猫「んん… 何(なん)でしょうか?壬氏様」
Maomao “Nn… Nan-desho-ka? Jinshi-sama.”
Maomao “Hmm… How may I help you? Master Jinshi.”
猫猫(名(な)を呼(よ)ばれているだけなのだが、違和感(いわかん)しかない…)
Maomao (Na’o yobarete-iru-dake-nano-daga, iwakan-shika nai…)
Maomao (Even though he’s just calling me by my name, it feels so strange…)
違和感(いわかん/Iwa-kan): feeling strange/odd/different, discomfort, unease, awkwardness
どこか(何か)違和感を感じる(weak) → かなり違和感を感じる(strong) → 違和感しかない(the strongest)
壬氏「そこにいたか。金剛宮(こんごうきゅう)での一件(いっけん)、お見事(みごと)であった」
Jinshi “Soko’ni ita-ka. Kongo-Kyu’deno ikken, o-migoto’de atta.”
Jinshi “There you are. You did a splendid job for the incident at the Diamond Pavilion.”
猫猫「とんでもございません」
Maomao “Ton-demo gozai-masen.”
Maomao “Not at all.”
猫猫(元侍女頭(もとじじょがしら)をコテンパンに諫(いさ)めた壬氏様の方(ほう)がお見事でしたよ)
Maomao (Moto-jijo-gashira’o kotenpan-ni isameta Jinshi-sama’no-hoga o-migoto deshita-yo.)
Maomao (Master Jinshi was the one who was admirable for completely admonishing the former head lady-in-waiting.)
コテンパンに(こてんぱんに/Kotenpan-ni): totally, completely (only when beating someone or being beaten in a battle or a competition.)
諫める(いさめる/Isameru): admonish, remonstrate, warn
壬氏「しかし、あの魔鏡(まきょう)というものは、実(じつ)に摩訶不思議(まかふしぎ)な品(しな)であったなぁ」
Jinshi “Shikashi, ano makyo-to-iu mono’wa, jitsu-ni maka-fushigi-na shina’de atta-naa.”
Jinshi “That said, that magic mirror was indeed an ineffably mysterious item.”
猫猫「ここで、猫猫の豆知識(まめちしき)。銅鏡(どうきょう)の裏面(うらめん)に投影(とうえい)したい像(ぞう)を極限(きょくげん)まで深(ふか)く彫(ほ)り込(こ)むと、おもて面(めん)に凹凸(おうとつ)ができる。凹凸に光(ひかり)が乱反射(らんはんしゃ)することで、裏面に彫られた像が浮(う)かび上(あ)がる。高度(こ���ど)な技量(ぎりょう)と根気(こんき)がないと作(つく)れない代物(しろもの)」
Maomao “Koko’de, Maomao’no mame-chishiki. Dokyo’no ura-men’ni toei-shitai zo’o kyokugen’made fukaku hori-komu-to, omote-men’ni o-totsu’ga dekiru. O-totsu’ni hikari’ga ran-hansha-suru-koto’de, ura-men’ni horareta zo’ga ukabi-agaru. Kodo-na giryo’to konki’ga naito tsukure-nai shiro-mono.”
Maomao “Here’s Maomao’s bits of knowledge. If you carve the image you want to project onto the back of a bronze mirror as deeply as possible, it creates bumps on the front surface. The light is diffused by the bumps, causing the image carved on the back to appear. It requires a high level of skill and perseverance to make.”
代物(しろもの/Shiro-mono): thing, stuff, item, goods (代物 refers to something special only, both in a good and bad way.)
品物(しなもの/Shina-mono)・品(しな/Shina): item, goods (品物 refers to goods that are for sale or that have value for sale.)
猫猫「信仰上(しんこうじょう)、異端(いたん)とされた人(ひと)たちが、教祖(きょうそ)を彫(ほ)って隠(かく)し持(も)っていたという話(はなし)も聞(き)いたことが…」
Maomao “Shinko-jo, itan-to sareta hito-tachi’ga, kyoso’o hotte kakushi-motte-ita-to-iu hanashi’mo kiita kotoga…”
Maomao “I’ve also heard stories of people who were considered heretics in terms of their faith carving images of their religious leader and keeping it concealed…”
壬氏「ほう?秘(ひ)め事(ごと)のある者(もの)の努力(どりょく)は、実(じつ)に凄(すさ)まじいなぁ」
Jinshi “Ho? Hime-goto’no-aru-mono’no doryoku’wa, jitsu-ni susamajii-naa.”
Jinshi “Oh, the efforts of those who have secrets are truly amazing.”
猫猫(秘(ひ)め事(ごと)と言(い)えば…!壬氏様はどうやって触診(しょくしん)をかいくぐっているのだ…?)
Maomao (Hime-goto-to ieba…! Jinshi-sama’wa do-yatte shoku-shin’o kai-kugutte-iru-noda…?)
Maomao (Speaking of secrets…! How does Master Jinshi manage to avoid a physical exam…?)
かいくぐる(Kai-kuguru): dodge/avoid/pass through something very difficult to do so
猫猫「じ―――っ」
Maomao “Jiiiiiii.”
Maomao (Staring)
壬氏「ん?どうかしたか?」
Jinshi “N? Doka shita-ka?”
Jinshi “Hmm? What’s wrong?”
猫猫(うーん…この美(うつく)しさの前(まえ)では、カエルの存在(そんざい)は些末(さまつ)なこと。やはり、触診(しょくしん)を担当(たんとう)する3人(さんにん)の官(かん)・全員(ぜんいん)と、秘(ひ)め事(ごと)を…!)
Maomao (Uuun… Kono utsukushisa’no mae’dewa, kaeru’no sonzai’wa samatsu-na koto. Yahari, shoku-shin’o tanto-suru san-nin-no kan-zen’in-to, hime-goto’o…!)
Maomao (Hmm… In front of this beauty, the existence of the frog is insignificant. I guess he has secrets with all three officers in charge of the exam…!)
些末な(さまつな/Samatsu-na): trivial
猫猫「じと―――っ」
Maomao (Jitooooooo.)
Maomao (Staring more)
壬氏「何(なん)だ…?言(い)いたいことがあるなら、はっきりと申(もう)せ!」
Jinshi “Nan-da…? Iitai-koto-ga aru-nara, hakkiri-to mose!”
Jinshi “What? If you have something to say, say it clearly!”
申す(もうす/Mo-su): Keigo(humble) of “言う(いう/iu): say”
申せ(もうせ/Mo-se): Imperative form of 申す. “Say it.” (From a high-ranking person to the lower.) 
猫猫「いえ。失礼(しつれい)いたします。いつ揉(も)め事(ごと)に発展(はってん)してもおかしくはない。やはり麻酔薬(ますいやく)は大量(たいりょう)に作(つく)っておこう」
Maomao “Ie, shitsu-rei itashi-masu. Itsu mome-goto’ni hatten-shitemo okashiku’wa nai. Yahari masui-yaku’wa tairyo-ni tsukutte-oko.”
Maomao “Nothing. I’ll take my leave. It wouldn’t be surprising if this escalated into a trouble at any time. I think I should make a large amount of anesthetic.”
揉め事(もめごと/Mome-goto): trouble
壬氏「麻酔薬(ますいやく)…?お、おい!何(なん)の話(はなし)だ?おい待(ま)て、猫猫!」
Jinshi “Masui-yaku…? O, oi! Nan’no hanashi-da? Oi mate, Maomao!”
Jinshi “Anesthetic? Hey, what are you talking about? Hey, wait, Maomao!”
猫猫「次回(じかい)、『氷菓』。小蘭が窮地(きゅうち)に立(た)たされる…!」
Maomao “Jikai, ‘Aisu.’ Shaoran’ga kyuchi-ni tata-sareru…!”
Maomao “Next Episode, ‘Ice.’ Xiaolan will face a predicament…!”
窮地(きゅうち/Kyu-chi): predicament
氷菓(ひょうか/Hyo-ka): We usually call them アイス in general, but the Kanji 氷菓 is read as ひょうか. It refers frozen fruits juice or frozen dessert. If it contains a lot of milk, it’s classified as アイスクリーム/ice cream.
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aticketplz · 1 year ago
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大好きなあわしまマリンパークが閉園してしまった。船で入るワクワク感、このへんの海を切り取ったような水槽、愛に溢れた館内表示、世界中のみたことないカエル、ウニ、オタクっぽい異世界感、唯一無二の水族館だと思う。そういうのを抜きにしても小さい頃からちょっとしたお出かけで行く水族館というポジションで、大好きだった。両親、祖父母、友達、いろいろな人と行った。もちろんひとりでがいちばん多いけど。かけがえのない思い出がたくさんで、とても悲しい。いつかまた再開されると信じています。
写真は初めてこんなに土から出てるのを見たアメフクラガエル。また会おう!
@あわしまマリンパーク
My favorite aquarium, Awashima Marine Park, has closed. Very sad. It was the only aquarium where you could enjoy the thrill of entering by boat, see many wonderful marine fish from this area and many foreign frogs and sea urchins that I had never seen before. I am sure it will reopen! Here is a picture of a rain frog that was always hiding in the dirt, but I only saw it the last day I was there.
@Awashima Marine Park
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netabare-szmm · 1 year ago
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ライブアライブ幕末編感想
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尾手というやつから始まり、いかにもな奴らが現れて(少年漫画だ…!)と思いました。一体誰を手に入れたのかわかりませんが、面白そうな始まりでした。
炎魔忍軍とか言うかっこよすぎる名前の忍軍から期待のホースおぼろ丸が選ばれましたね。
お頭「任務を理解しているな?」
おぼろ丸「はっ」(理解していない)
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というやり取りをしてしまい、何も理解していないままかっこいいシーンに入り、何も理解していないまま城に侵入し、死にました。
未完
特に「正体を見せろ!」→「おのれみやぶったか!?」からの町娘と戦うのが意味わからなくて私は何を見破ったんだ……となりました。
とりあえずやり直して、内容を把握してきました。
捕らえられた人を助けること、隠密に徹してもいいし、百人切り目指してもいい。とにかく任務を遂行せよ!
とのことでした。ちゃんと聞き直すのは大切ですね(涙)
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気を取り直して屋敷前、潜入する前に道を戻ると任務を放棄するか?という選択肢が…!?選択肢によって運命が変わるの?!おっおもしれぇ~
全クリしてから二週目で選ぼう……と決めて進むと、合言葉があるとのこと。今気がつきましたが、屋敷内の人間を一掃するとなると合言葉を間違えて進むべきですね…今回は間違えずに進みました。
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敵キャラ一人一人に名前があって、ちょっと愛着が湧いてきますね。ひとだまが可愛すぎて写真撮っちゃいました。
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屋根裏にはネズミがいて(可愛い)、お宝がいっぱいあったり……どこで使うかわからない小判を手に入れたり。てんむすとかすていらが今回の回復アイテム!てんむす食べるおぼろ丸想像したら可愛いですね…(兵糧丸とかではないんだな)でも、自己回復出来ないから何度も死にかけ、死にました。自己回復って何度も使えるから地味に強いですよね。
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どんどん進んでいくと五忍者が出てきたり、からくり部屋に入ったり楽しかったです!からくり部屋の奥の宝箱、一つ取れなかったんですがどうやって取るんでしょうか……あとからくり部屋、落ちてみなかったんですが落ちたらどこに繋がってたのかな?!怖い!私は冒険しない人間なので。
地下牢で五ェ門を助けつつ、多分目的地かな~?と思って助けようとすると地下に落とされて?!?!ひとだまが大量にいて?!?!ボスは天草四郎?!?!死にました。
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その後やりなおして尾手城をいっぱいぐるぐるしました。五ェ門の援助らしきアイテムを手に入れたり、なんかよくわからないからくりにひっかかったりして…淀君のところまでたどり着き、「わらわと契らぬかゆえ?」「喜んで!」死にました。すべてがトラップですね。
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からくりの人は苦戦するかと思いましたが、アイテムのでかい手裏剣で倒したら簡単にやっつけられました。(負けなくてよかった(涙))
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その後また捜索してると床が抜けて地下からやり直しになったり、おかめに追いかけられ続けたりし、なんとか尾手にたどり着きました……
と思ったら、ここで助っ人が?!(嬉しい(涙))
でも攻撃力は低い!!
淀君を倒したけど、淀君が人間ではないことに気がついて一人分カウントを減らしたのが面白かったですね。
カエルとなった尾手院王を倒して朝日を浴びる男二人……クリアするまでに七回くらい死にましたが無事任務遂行できてよかったです。
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ふと思ったんですが、任務の内容を聞いてなかったり、淀君が姫だと思い込んでいたり屋敷の内情をほぼ知らずに乗り込むおぼろ丸ってもしかして……ポンコツ?
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catonoire · 25 days ago
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ラーメンどんぶり展
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21_21 DESIGN SIGHT で「ラーメンどんぶり展」を見る。美濃焼に関するプロジェクトの「美濃のラーメンどんぶり展」をきっかけとした企画展で、���ーメン用のどんぶりにさまざまなアプローチで迫ったり、ラーメンという食べ物を解剖したり美濃焼を紹介したりしている。
冒頭のエリアにはラーメン屋のカウンターを模したものが置かれている。壁にはさまざまなマンガのラーメンに関連するコマや、ラーメンに関する基本的なデータが並べられていた。
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コレクターの加賀保行氏のラーメンどんぶりコレクション。基本的に各ラーメン店の屋号などが入ったオリジナルデザインのどんぶりが収集対象とのことで、壮観だった。
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下の写真は、ラーメンという食べ物を分析的に紹介するコーナーの展示のひとつ。麺や具材だけでなく、スープ、香り、食感など、思いつく限りの要素が“解剖”されていた。
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ここからはラーメンどんぶりの“解剖”。温度とか……
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重さとか……
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各部ごとに厚みを変えてあることがわかる断面とか……
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器を作る原料とか……
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どんぶりの製作に使う道具類も。展示されていた実物はわずかだったが、美しい写真が壁に多数掛かっていた。
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各界の著名人がデザインしたアーティストどんぶりのコーナーの“お品書き”。
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アラン・チャン。
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北川一成。ラーメンを盛ると白無地に見えるが、食べ進むとオバケが登場するデザイン。
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祖父江慎。どんぶりにカエル、れんげにカエルの卵やオタマジャクシ。
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田名網敬一。田名網の作品は個人的にあまり好きではない……とこれまでは思っていたのだが、このラーメンどんぶりが素晴らしく良かったので、認識を改めた。さすが展覧会チラシ等のメインビジュアルに選ばれただけある。
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アーティストどんぶりのエリアには、建築家やデザイナーが設計したラーメン屋台の展示もあった。
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このあとに続くのは美濃焼のコーナー。壁際には伝統的な焼き物のラーメンどんぶりが並んでいたが、ラーメンよりはそばやうどんが似合いそうな気がした。下の写真は志野(左)と黄瀬戸(右)。
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フロアいっぱいに、バラエティに富む美濃焼が展示されていた。アート作品もあれば……
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庶民的な日用品もあれば……
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工芸作品もあり……
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タイル製品も……
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工業製品も……
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工業製品の中には、自分の好きな碍子もあった。
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美濃焼の多様性を支えるさまざまな土が、「MINO COSMOS 土の宇宙」として円形に展示されていた。
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焼き物の土をリサイクルする試みの紹介。廃棄された陶磁器は、そのままでは土に還らない。それを細かく砕くとセルベンと呼ばれる素材になり、再利用して新たな製品にすることが可能だという。
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セルベンを使った製品の例。
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来場者がラーメンどんぶりをデザインできるお絵描きコーナーも用意されていて、おそらくその一部が壁に飾ってあった。
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xx86 · 4 months ago
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目覚める
みやと八尾と会うのは確か2年振りぐらいだと思う。付き合いは8年ほどになる。指定された居酒屋に残業で遅れて到着したら、ほんとにびっくりするぐらい変わらない2人がいて、ほお、となった。人ってこんなに変わらないものなのだろうか。2年前とじゃない。8年前とまるっきり変わっていない。それは私たちの関係が友達ではなく、元社員と元バイトという仲だからなのかもしれないが。
みやは相変わらず地に足をしっかりつけて、先輩や上司にも好かれてるんだろうな、という感じでいきいきしていたし、八尾はなんだか今にも吹き飛ばされそうにふらふらしていた。彼女がほしいと言う割にはたぶんそんなにいらなくて、なんというかこういう男を彼氏にする女性は大変だろうなとしげしげと思う。
松田さんの仕事っていまいちわかんないんですけど今何やってるんですか、と聞かれた。ちなみに前回会った時はカエルを売ってると言っていたらしい。適当すぎる。まだ、私は守っていたのだろう、境界線を。混乱していたのかもしれない。
私たちは当時社員同士で休日会ったりすることを許されていなかったので、当然バイトと連絡先を交換することなどご法度だった。初めてバイトと連絡先を交換したのは真木田とだったけど、名刺の裏にLINEのIDを書いて渡すみたいな、平成版トレンディードラマみたいなことをやったりした。
いつの間にか社員同士で休日会っても良くなって、バイトとプライベートな連絡をしてよくなってもなんだか落ち着かなくて、私はバイトにテキトーな嘘をついてばかりいた。例えば彼氏がいるいないとか、趣味とか、ほとんど嘘をついてはぐらかした。もちろんバイトに言えない内部事情やらなんやらあったし、距離感を測りかねていた。
1年前ぐらいに真木田に会ったよ、と言ったらよく会えましたね、と驚いていた。八尾、真木田とすごく仲良かったじゃん、会ってないの?と聞くと、僕は真木田に会いたいですよ、でも真木田に嫌われたんですよね、真木田は僕が嫌われた理由を分かってないところが余計嫌なんだと思います、と淡々と答えていて、よく真木田のこと分かってるじゃんと思った。真木田のことというか女のこというか。見放されたんだろう。
真木田から八尾が嫌になった理由を聞いた気もするけど、よく覚えていないということは彼女からはぐらかされたのかもしれない。やっぱり真木田は私とよく似ている。そして一生真木田と八尾は出会えない気がする。八尾が八尾である限り。
久しぶりにばか、という言葉を何度も口にした。だって八尾があまりにもばかすぎるから。八尾と会うと説教してばかりになる気がする。
八尾はばかで、みやは怖い。みやはあまりにも私のことを神格化しすぎているから。緊張感しかないバイト先で、あなた達が当時まだ18歳だったから社員の私が神様に見えただけだよ、今普通に出会ったら神様じゃなかったよ、と何度言っても松田さんは永遠の神様ですからと目を輝かす。八尾も私のことを神様だというけど、みやの方が目のギラつきが怖い。時に重荷だったこともある。彼らの前では完璧に彼らの求める私でいなければいけないという変なプレッシャーを感じていたこともある。なんなんだ、アイドル気取りか。
私も昔は神様がいたから���かる。その神様達はもう私にとって神様では無い。自立したから。彼らもいつかぱちんと弾けたように我に帰るのだろう。そうしたら私たちってもう会えないかもしれないんだなあとふざけて頼んだハイボールのメガジョッキに口をつけた。
結局4軒ぐらいはしごして、3時ぐらいに1番近い八尾の家まで歩くことにした。Googleマップ上では1時間半もない。るんるんで歩く私とみやに遅れて八尾がひょこひょこ着いてきて、通り過ぎるタクシーを未練がましく眺めていた。とてもあたたかい日だったので、途中アイスを食べながらスタンド・バイ・ミーみたいで楽しいね、と私とみやだけ盛り上がっていた。
みやの家に泊まるらしい彼らを見送る。始発まで待つか悩んでタクシーに乗った。真木田に会いたいけど、真木田は私のこともう何者だとも思ってないかもしれない。
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khrbuild · 1 year ago
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水間村周辺では田植えが始まり、カエルの合唱がはじまりました。
四国では既に梅雨入りしたような。
毎年この時期には、今年の夏は猛烈な暑さって言うてるけどね(^_^;)
各業者さんも空調服を着てる人が多くなりました。
今から10月まで死のロードが始まりますか、
想像しただけで、恐ろしや(^_^;)
と言いながらも、気がつけばあっという間に秋祭りきてんねんな〜。
時が過ぎるのは夏も一緒よはやいよね。
そう言えば、
4月の中旬から始まった、岸和田市岡山町の新築工事も、先日無事大工工事が全て完了しました。
下駄箱がついて
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クローゼットの中の棚がついて、建具も吊り込まれて
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最後に階段の手摺がつくと大工工事完了です。
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開始から約2ヶ月、あっという間!
外壁も下地の白になって
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中塗りでブラウンに
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そして最後に細かな石を吹き付けて
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完成です。
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外部工事も、これで雨樋がついて足場が解体されれば完了。
あとはキッチンとクロスに畳などの内装工事さんに最後のお化粧をしてもらうためにバトンタッチして、私は一足先に次の現場へ飛び立ちます(T_T)
綺麗にしてもらいなさいよ( ;∀;)
と、うしろ髪をひかれつつ
2ヶ月新築工事にに没頭させていただいてた間にご依頼を頂いてたお仕事をこなしていきましょう.。
と本日はかなり前から依頼されてた畑の小屋の原寸を書いています。
大工の仕事は大きくとも小さくとも新しく建物を作る前には必ずこの作業をします。
建物の屋根部分などの原寸大の絵を書来ます。
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そしてそれに従って、材木に大工用語でいう
「墨付け」・・・材木を加工するための形を書いていくこと。
をおこないます。
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そしてそれができるとその書いた線に従って切ったり穴を彫ったりと、
「きざみ作業」をして、
建前となります。
室内リフォームとはまた違いますね。
まずは原寸を書いて大きさや部材の仕様を決めないと見積りができないですもんね。
この小屋はうちのジュニアが担当でやってくれるみたいで、私はそばにいてるとヤイヤイ言うてしまうので、
軽くチェックだけして、違う作業でしましょうかねw
若い人にもどんどん技術伝えていかなあかんしね、口うるさいジジィは令和になると老害らしいんでね、適応していかなあかんみたいですよw
令和の次には、「労毒」とか言われてそうやなw
これまた恐ろしや(^_^;)
そんな世情に打ち勝つためには
暑さに負けず寒さに負けずハラスメントに負けず、その旬の初物をいただきまして、長生きしてやるのだよ。
初物食べたら1年寿命伸びるていうよね?
水間村界隈だけですかね?
ちなみに本日はイサキいただきました。
今年は釣りに行けなかったので、お裾分け(^_^;)
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まぁ、そんなこんなでゴーヤ食べてたら夏終わるか!
若人に負けずに、老害も夏を楽しもう!
本日もお疲れ様でした。
貝塚市 岸和田市 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市 熊取町 忠岡町 田尻町
天然素材スイス漆喰カルクオウォール
リボス自然塗料取扱店貝塚市水間町
新築 リフォーム坂口建設
岸和田市岡山町新築工事
貝塚市集合住宅リフォーム工事
野小屋新築工事
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bakaaaablog · 1 year ago
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ブログってどうやるんだ?
と勢いで始めてみたものの、何も分からない。
ここ日本人あんまり多くなさそうだし、ひっそりとブログをやってこうよ。
申し遅れました。カエル男です。🐸
大学生なんですよ?マジで。ニートじゃないんよ?
今日は火曜なんで普通に講義あったんですけどね。
サボっちまいました。はい。
許されますかね?
なるべくサボりたくはなかったんだけどね。
今日はそんなお話。
今日はびっくり。朝起きましたら7:50。
あさはやーい。(本来より10分早く起きただけ)
偉すぎる俺は朝から #スプラトゥーン3 をしてストレスを貯めたところで、朝の支度。今日の講義のノートも持って、充電器も持って、さぁ行くぞ!
昨日エディットした #平沢進 ( #核P-MODEL )のDμ34=不死を聞きながらチャリをこぐ。
チャリをこぐ。チャリをこぐ。
本来であれば片道15分近くかかる道のりを8分で走り抜けた。
途中、バスにクラクションを鳴らされた。ワイ、半ギレ。
普通に車道端を走ってただけで「ビッ」ですよ。まぁ邪魔だってことなんだろうけどさ。交通ルール守ってんだから文句言うなって話。
んで、駅についてふと思い立つ。
ない!定期がない!
絶望。しょうがない…今日は切符買うか…
ない!財布がない!
終わった。帰ろう。帰るしかないもんね。早速家に進路を変え、日がやってくる方へ向かう。途中なんだかしんどくなってとぼとぼと徒歩。チャリを押す。
「すみません。ちょっとよろしいですかー?」
ー職質イベント発生ー
えっ?
「自転車チェックしますねー」
なんか番号とかチェックされるあれだ。
「大丈夫ですねー。なにか身分確認できるものありますか?」
ない。それを忘れたから今帰ってるんですけれども。
「ない?あ、あぁなるほど。じゃあ住所と、、学生さん?ですかね?大学名と学籍番号を…」
#埼玉県 〜市 〜の〜の〜です。大学は 〜大学です。学籍番号は〜。
「はい分かりましたー。いやー、この時間に若い人、今日は大学休みですかね?」
いや、あの、忘れまして。全部。
「え?あらー、それは大変ですね。じゃあまた往復ですか」
もう帰ります。
「あぁ、そうですか。お疲れ様ですね。」
あの、何かあったんですか?
「まぁ最近物騒ですからね。お気をつけてくださいねー」
声掛けてきたのそっちやろ。教えてくれや。
職質イベ終了。
リザルト
メンタル:ー20
疲労:+40
SAN値:ー1(1d6)
ゲロゲロ。
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yutakayagai · 1 year ago
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午前二時頃、浩二は夢を見た。彼はいつもスエットのアンサンブルを着て寝ているのだが、周囲が真っ暗で誰もいないところに独り座っていた。何だ、ここは?  彼は見渡したが何も見えず、多少怖気づいた。
しばらくぼんやりと座っていると、遠くから浴衣姿の男が歩いて来た。眼鏡をかけていなかったのでうっすらとしか見えなかったが、目を凝らしてみると浩志であった。
「…父さん!?」
そう声を上げると浩志は気付いたのか、
「嗚呼、やっと浩二に会えたぜ」
と笑顔を見せた。
「どうしたの?」
浩二がこう聞くと、浩志は向かい合って座り、言った。
「こんな格好であの世に行きたくねぇよ。オレが昔誂えた背広を着せてくれ。ちゃんと下着も穿かせろよ」
「…だって、死後硬直してるし、無理じゃないの?」
「頭使えば着させられるだろうが!? 嫌だよ、こんな病人みてぇな格好」
「誰も見てないよ。火葬すれば意味ないじゃん」
「イイから! 最後の親孝行ぐらいしろよ!」
相変わらずメチャクチャだなと、浩二は苦笑した。しかし、確かにあの世へ逝くにしても格好だけは、今は亡き祖父・柳次郎も生前着ていた大島紬のアンサンブルを着せたっけ。祖母・菊乃や母・満世もそうだった。佐伯家のご先祖は皆、装いには人一倍気を遣っていた。祖父は旧K財閥の銀行、祖母もK百貨店の前身であるS呉服店に勤めていた。皆、お気に入りの着物を着せて弔った。
その「伝統」を浩志も受け継いだのだろう。まァ、最後の花道を歩ませてあげようと、浩二は言った。
「父さんがそこまで言うなら、解った」
「流石、美津雄より理解がイイ!」
「…で、パンツは死んだ時穿いてたのでイイの?」
「否、シースルーのピンクのストリングスにしてくれ」
「…何、それ」
「��レの部屋のクローゼットのタンスの、一番上の引き出しに、未開封で入ってるよ。どうせ、お前は穿かないだろ?」
「絶対穿かない」
「じゃ、よろしくな」
そう言うと浩志は立ち上がり、
「これからお前の夢の中に現れるが、よろしく」
と言って暗闇の中に消えていった。
朝になり、浩二は美津雄と小百合に昨夜のことを話した。最初は二人とも信じられないと笑ったが、美津雄は箸を持ちながら、
「確かに、じいちゃんもばあちゃんも、遺言としてお気に入りの着物を着せて欲しいって、言ってたな…」
と、次第にその夢が虚ごとでないと思い始めた。小百合は、
「でも、死後硬直しているし、どうやって着させるの? 下着やスラックスはできるけど…」
と、浩志の亡骸を傷付けたらと心配したが、
「F祭典に任せっぺよ」
と美津雄が茨城弁を交えて言った。
午前十時半になり、そのF祭典のスタッフが来た。浩志の亡骸の前で合掌すると浩二は昨夜のことを話しながら、
「…まァ、夢なンで本当に本人が望んでいるか解りませんが、よろしくお願いします」
と言った。男性スタッフも、
「いえいえ、たまに故人が夢の中でご遺族様に現れることが、私も時折お聞きしますので大丈夫ですよ。寧ろ、故人がそう希望されているのであればご意向に沿った方がよろしいかと…」
と快く応じた。
F祭典が浩志の背広を着せている間、浩二は浩志が話していた「シースルーのピンクのストリングス」を探しに行った。彼が、浩志の部屋に入ることは殆んどなかった。私立S高校を定年退職してからは非常勤でも教壇に立ってはいたが、休みになると必ず東京へ行き、不特定多数の男と遊び呆けていた。いつ部屋の掃除をしているのか判らなかったが、浩志には、
「オレの部屋には絶対に入るなよ」
といつも言われていた。
室内に入ると、意外とキレイに片付けられていた。祖父の頃から使っているライティングビュローも、時折補修していたのだろう、目立つ傷は見当たらなかった。クローゼットも、I百貨店で誂えた背広やジャケットがかけられ、整然としていた。浩二は、やはり祖父の頃からあるタンスの引き出しを開けた。すると、まるで花畑の様に様々な色のビキニやストリングスが仕舞われ、
「嗚呼、やっぱり父さんは『変態』だ」
と思った。
彼は、浩二の「遺言」通りにシースルーのピンクのストリングスを持ち出し、F祭典のスタッフに渡した。スタッフの一人は箱から取り出して広げると、
「故人様が夢の中でこれを…?」
と、若干顔が引きつっている様だった。
「はい、そうなンです」
浩二はこう答えるしかなかった。
隣の居間で「お色直し」が終わるのを待っていた美津雄と小百合に浩二が戻り、畳の上に座るとため息をつき、
「…あったよ、『シースルーのピンクのストリングス』」
と言っ��。美津雄は噴き出し、
「やっぱり親父はオレだとブツクサ言うから出て来なかったンだな」
と話した。
「オレ、たまに父さんの洗濯物干してたけど、あんなのなかったよ」
「密かに干してたンだろう」
「あなたは専らトランクスよね」
「オレは『ブラブラ』してた方が好きなンだ」
「まァ、下着も嗜好品みたいなものよね」
そんなやり取りをしているうちに、浩志の「お色直し」は完了し、
「息子さん、終わりました。ご確認いただけますか?」
とF祭典のスタッフが声をかけた。浩二だけでなく美津雄と小百合も見に行った。目前には、キチンとネクタイを締めた凛々しい姿の浩志の亡骸が横たわっていた。小百合は、
「…やっぱりお義父さんはこうでなきゃ」
と、彼女は両親との顔合わせの時を思い出し、涙ぐんだ。嗚呼、確か内幸町のTホテルで待ち合わせをし、その時に颯爽と現れたお義父さんにてっきりこの男(ひと)と結婚するンだなァと勘違いしたっけ…。そんな浩志に対し、美津雄は会社帰りだったからか、「くたびれた」背広で来て幻滅したと彼女は思った。
美津雄は、
「あの下着は穿かせたの?」
と聞くと、F祭典のスタッフは苦笑を抑えつつ、
「えぇ、穿かせました」
と答えた。
「あの世でも男を追っかけ回すンだろうな。エンマ様に『この世に還れ!』と追い出されるンじゃねぇか?」
「生き還ったりして…」
「そうしたらカエルに乗り移るンだろう」
三人は、浩志の亡骸を目前に、好き放題に彼の今後を話していた。その様子を天井から「観察」していた浩志の「魂」は、
『オレのこと、三人とも好き放題話しやがって…。だったらゴキブリにでもトカゲにも乗り移ってやるわ!』
と「意地やけて」いた。一方で、すっかり蝋人形の様に血の気がなくなった自分の亡骸を眺めながら、
「嗚呼、あともう少しでオレの肉体も焼かれちゃうのか…」
と切なくなった。あの肉体をもって数多の男を勃たせたりイカせたりしたンだなァ…。
色々考えながら、浩志は身軽になったのをイイことに、これまで自分が関わっていた処々を巡ることにした。四十九日までは自由だと彼は気軽だった。
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tajimahiroe · 1 year ago
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トタンとカエル
木片の絵
如春園はじめ♡
@joshunen
今日は小田原から散歩して♩
真っ青の空の中小田原の景色色々発見しながら---✴︎
ゴールの如春園さんでは、お休み明けを待っていた方、初めてを感動されている方、そして偶然お会いできて有り難い時間…ナドナド🐸
美味しいカレーとお茶とデザートを新年改めて幸せ噛み締めました😍
(美味しさ感嘆されている方今日もいらしたなぁ✨)
シェフによるカッティングボードも沢山完成されていた🙌!
次回決めている在店は、13日(土)の予定です🙋‍♀️
その翌週が会期最後の週になります🐸
また決まり次第お知らせします🌱
如春園さんまで —小田原散歩 Vol.2
TEA FACTRY 如春園
たじまひろえ展
2024.1.20土まで
(12/29〜1/8休み)
ランチ:11:30〜14:00
喫茶:15:00〜17:00
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patsatshit · 2 years ago
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始まった、デジタル日記!こういう媒体で日��を書くのは初めてなのでワクワクしている。しかも”Pat Sat Shit”ってゴロも響きも最高な名前もつけてもう…鼻息荒げに興奮!yay!
今日決まって今日始まった企画。いつもながらpunk man a.k.a 土井さん(以下土井さん)のお店にお邪魔した際、最近どう?みたいな話の延長で新しいzineが作りたい話をして「何かやりませんか?」と持ちかけたところ「ボクも思ててん!」と意外な有難い回答を得た。イッツアミラコウ!その後立ち話で打ち合わせ。体感速度3分くらいで終了。話が早い!
今年は散々な年で「灰色の人生(完)」と思って過ごしていたけど、9月の終わりに少し立ち直った。急に始まったTumblrでの日記。いつ終わるやもしれないけど、何のルールもない気楽な日記ならダラダラ続けていけそうな気がする。
@@@@@
最近は何周も回ってビースティーズ漬け。聴けば聴くほどスチャがどれだけ彼らの影響を受けていたかが分かる。今更だけどやっぱし”Sure Shot”はいつ聴いてもバチバチにかっこいい。この曲でのMCAの合いの手がキマりすぎててヤバい。それが聴きたくて無限リピートしてしまう。あとマイクDの肺活量に感服する。ひと息にありえない文字量を排出している。PVも最高。どこをとっても様になってる。歌詞は取りとめのないことをしゃべってるだけっちゃだけだけど、それが良い。いかしたビートに乗せた与太話を延々と聴いてるだけで満足。
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アドロックのカエルTシャツかわいい。
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しばらくビースティーズの話が続きそう…!
明日もピースフルに!
【余】
黄緑のカメムシが大量発生している件。今年の異常気象による現象。駅のロータリーや道路のアスファルトにたくさん…。自然と共生、そう思いますが虫が苦手で息が詰まります。
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tamanine · 2 years ago
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街とその不確かな壁/君たちはどう生きるか/ジブリ・春樹・1984
最初のジブリの記憶は『魔女の宅急便』(1989年)だ。母がカセットテープにダビングした『魔女の宅急便』のサントラを幼稚園の先生に貸していたから、幼稚園の頃に見たのだ。
まだ座席指定の無い映画館に家族で並び、私は映画館の座席で親に渡されたベーコン入りのパンを食べていた。4・5歳の頃の記憶だ。
その夜、私は夢の中で魔女の宅急便をもう一度見た。私は親に、夢でもう一度映画を見たと伝えた。
『おもひでぽろぽろ』(1991年)も映画館で見たが、あまりよく分からなかった。『紅の豚』(1992年)も映画館で見た。帰りにポルコ・ロッソのぬいぐるみを買ってもらい、縫い付けられたプラスチックのサングラスの後ろにビーズで縫い付けられた黒い目があることを確認した。
『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994年)『耳をすませば』(1995年)までは両親と一緒に見たと思う。
父はアニメに近い業界にいたため、エンドロール内に何人かの知人がいたようだった。アニメーターの試験を一度受けたそうだが、他人の絵を描き続けることは気が進まなかったらしい。
家のブラウン管の大きなテレビの台の中にはテレビ放送を録画したVHSテープが並び、ジジやトトロの絵とタイトルを父が書いていた。テレビ放送用にカットされたラピュタやナウシカを私は見ていて、大人になってから初めて見たシーンがいくつかあった。
“家族で映画を見る”という行事はジブリと共にあった。ジブリ映画の評価は今から見て賛否両論いくらでもあればいいと思うが、批評も何も無い子ども時代に、母がとても好きだった魔女の宅急便や、戦争は嫌いだが戦闘機が好きな父と紅の豚を見られたことは幸福な年代だったのだと思う。
評価が何も確定していない映画をぽんと見て、よく分からなかったり面白かったりする。
親は『おもひでぽろぽろ』を気に入り、子どもにはよく分からない。父からは昔の友だちが熱に浮かされたように「パクさんは本当に凄いんだよ」と言い続けていたと聞かされた。
大人になった私は『ゲド戦記』(2006年)を見て「面白い映画に必要なものが欠けているこの作品を見ることにより今までに見たジブリ映画のありがたみが分かった」とぐったりし、『崖の上のポニョ』(2008年)を新宿バルト9で見て、全然楽しめず、新宿三丁目のフレッシュネスバーガーで「神は死せり!」と叫んでビールを飲んだ。
2020年には『アーヤと魔女』の予告編に驚愕し、『モンスターズ・インク』(初代、2001
年)からずっと寝てたのか!?と罵倒した(見ていない)。
私が持っていたジブリという会社への尊敬は過去のものになり、多彩な才能を抱えていたにもかかわらず明らかにつまらないものばかり作る血縁にしか後任を託せない状況にも嫌悪感を抱いた。
期待値は限りなく低く、『君たちはどう生きるか』を見ようかどうか迷っている、とこぼしたら「見て文句も言えるからじゃあまあ一緒に行く?」という流れになり、見た。
あまりにも期待値が低かったため、文句を言いたくなるような作品ではなかった。私は2023年、もっともっとつまらない映画を何本も劇場で見ている。つまらない映画を劇場で見ると、もう2度と見なくて良いという利点がある。
『君たちはどう生きるか』の序盤、空襲・火災・戦火で街が焼ける場面、画面が歪で、不安で、安定感がなく、私はホッとしていた。綺麗に取り繕う気のない、表現としての画面だった。
複数の場面に対してセルフ・パロディーであるというテキストを読んでいたが、私にはあれらはオブセッションに見えた。小説家でも芸術家でも脚本家でも、何を見ても何度も同じことを書いているな、という作家に私は好感を持っている。少なくとも、いつも結局テーマが同じであることは減点の理由にはならない。
『君たちはどう生きるか』になっても高畑勲の作品に比べればどうにも女性の人格が表面的で、天才はこんなにもご自身の性別をも超えて何もかもわかり物語に落とし込めるのかと感激した『かぐや姫の物語』(2013年)に比べてしまうと胸の打た��かたが違うのだけれども、でも私は取り憑かれたテーマがある作家のことが、いつも好きだ。
スティーブン・スピルバーグは『フェイブルマンズ』(2022年)でもう大人として若い頃の母親を見つめ直せていたように思うが(フェイブルマンズで取り憑かれていたのは別のものだ)、
宮崎駿は小さい頃に一方的に見つめていた母に取り憑かれ、母の内面には踏み込めないまま、少年・子どものまま母を見つめ続け、自分が老年の大人として若い母親を見つめ直す気は無い。
そして、母親の方を少女にして映画の中に登場させる。しかも「産んでよかった」という台詞を創作する。
貴方は大人なのにずっと子どものままで母親に相対したいのですか、と思いはするものの、子どものままの視線で母を見つめ続けたいのなら、それがあのように強烈ならば、それがオブセッションなら全くかまわないことだと思う。
最初に屋敷に出てきた7人のおばあちゃんがあまりにも妖怪じみているので驚いたが、あれは向こうの世界とこっちの世界の境界にいるかた達という理解で置いておいてあげよう。
それにしてもアオサギが全く可愛くもかっこよくも無いことに最後まで驚いていた。頭から流れる血液も、赤いジャムも気持ちが悪い。途中途中、激烈に気色が悪い。世界や生き物は気持ちが悪く、性能の良い飛行機みたいに美しくは無い。カエル、内臓、粘膜、血液、食物もグロテスクだ。嫌悪ではない、全部生々しい。生々しく、激烈だ。その生々しさを必要としたことに胸をうたれた。
塔の中のインコについて、愚かな大衆だとかジブリはもう人が多すぎてしまったんだとか商業主義的な人間の表現だというテキストも読んだのだけど、私はあのインコたちがとても好きだった。
インコたちは自分達で料理をして、野蛮で、楽しそうだった。終盤、緑豊かな場所にワッセワッセと歩いていくインコさんが、「楽園ですかねぇ」「ご先祖さまがいますねぇ」と言ったようなことを言うシーンが面白く、可愛らしく、インコたちの賑やかな生活(時に他者に攻撃的であっても)を想像した。
私は水辺の近くをよく散歩していて、大きな渡り鳥が飛来してまた消えていくのをじっと見つめている。鳥たちがある日増えて、いなくなる。国を越えて飛んで行き、地球のどこかには居続けているのがいつも不思議だ。
映画の中で、鳥やカエルはあのように生々しく、実体をつかんでアニメーションに残すことができるのに、全てを生々しく捉える気が無い対象が残っている。どうしてもそれを残すことが寄す処なら、それはそのままでかまわない。
小説では、村上春樹の『街とその不確かな壁』を読んだ。
私の父は村上春樹と同い年で高校卒業後に東京へ出てきたので、『ノルウェイの森』で書かれている、まだ西新宿が原っぱだった頃を知っている。その話を友人にしたところ、『西新宿が原っぱだったというのは春樹のマジックリアリズムかと思っていた』と言っていた。
私が村上春樹を読み始めたのは及川光博が「僕はダンス・ダンス・ダンスの五反田君を演じられると思うんだけど」と書いていたの読んだのがきっかけだ(曖昧だけれども、1999年くらいか?)。
『風の歌を聴け』は家にあったので、そのまま『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』を読み、その後短編集をあるだけと、『ノルウェイの森』『世界の終わりとハートボイルドワンダーランド』を読み、『ねじまき鳥クロニクル』は途中途中覚えていないが一応読み、『スプートニクの恋人』(1999年)を高校の図書館で読んだがあまり面白くないと感じた。
最近ではイ・チャンドン監督の映画『バーニング』(2018年)が素晴らしかったし、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』(2021年)も面白かった。
『ドライブ・マイ・カー』の原作(短編集『女のいない男たち』収録)は映画を見た後に読んだが、反吐が出るほどつまらなく、気持ちが悪い短編だった。
イ・チャンドン監督も、濱口竜介監督も、「今見たらその女性の描写、気持ち悪いよ」を意識的に使っていたのだろう。『バーニング』は『蛍・納屋を焼く・その他の短編』時期の初期春樹、『ドライブ・マイ・カー』はタイトルこそドライブ・マイ・カーだけれども、ホテルの前の高槻の佇み方はダンス・ダンス・ダンスの五反田君であろう(港区に住む役者である)。
村上春樹のことは定期的にニュースになるのでその度に考えているのだけど、2023年に、フェミニズムのことをある程度分かった上で過去作を読むのはかなり厳しい気もしている。
次から次にセックスをしているし、主人公はガツガツしていない風なのに何故かモテているし、コール・ガールを呼びまくっている。
『ダンス・ダンス・ダンス』に出てくるユキは13歳の女の子で、ユキの外見・体型に関する記述はそこまで気持ち悪くはないのだが、『騎士団長殺し』に出てきた未成年の女性に対する描写はとても気持ちが悪かった(はず。売ってしまったので正確ではないのだが、あまりに気持ちが悪くて両書を比較をした)。
いくら今「この人は世界的巨匠」と扱われていても、作品を読んで気持ち悪いと思えばもう読む価値のない作家であるので、まだ読んだことがない人に読むべきとは全く思わない。
けれども、20年前に読んだ村上春樹は面白かったし、『ダンス・ダンス・ダンス』に書かれる母娘の話に私は救われたのだと思う。
最近友人に会い、「村上春樹は読んだことないんだけど、どうなの?」と聞かれたので、「春樹の物語は色々な本で同じモチーフが多い。主人公がいて、どこかへ行って、帰ってくる。戻ってきた世界は同じようでいて少し変わっている。私たちが現実だと思っている世界は世界の一部分に過ぎず、どこかでみみずくんが暴れているかもしれないし、やみくろが狙っているかもしれないし、誰かが井戸の底に落ちたかもしれない。だけど主人公は行って、戻ってくる。どこかで何かが起こっていても、行って戻ってくる。一部の人は行ったっきり、帰ってこられない。」
「この世では 何でも起こりうる 何でも起こりうるんだわ きっと どんな ひどいことも どんな うつくしいことも」は岡崎京子の『pink』(1989年)のモノローグだけれども、何でも起こりうる、現実はこのまま永遠に続きそうだけれども、ある日小さなズレが生じ、この世では何でも起こりうるんだわ、という小説を次々に読みながら大人になったことを、私は愛している。日常を暮らしていると現実の全てに理由があるかのように錯覚してしまうけれども、「何でも起こりうる」世界には、本当はあまり理由がない。何か理由があると錯覚し過ぎてしまうと、公正世界仮説に囚われて、善悪の判断を間違ってしまう。
「主人公が、行って、帰ってくる」形は数えきれないほどの小説・映画の構造なので特徴とも呼べないところだけれども、『君たちはどう生きるか』もそうだし、『ダンス・ダンス・ダンス』も、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』も、昔読んだ『はてしない物語』だって勿論そうだし、『オズの魔法使い』もそうで、『君の名は。』もそうだったような気がする。
『はてしない物語』の書き方はわかりやすい。
「絶対にファンタージエンにいけない人間もいる。」コレアンダー氏はいった。「いけるけれども、そのまま向こうにいきっきりになってしまう人間もいる。それから、ファンタージエンにいって、またもどってくるものもいくらかいるんだな、きみのようにね。そして、そういう人たちが、両方の世界を健やかにするんだ。」
『街とその不確かな壁』は春樹の長編も最後かもしれないしな、と思って読み始めたが、半分を���えるまで全然面白くなく、半分を超えてもちょっと面白いけどどう終わるんだろうこれ、の気持ちだけで何とか読み終わった。
17歳の少年のファーストキスの相手の音信が突然途絶えようと、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の世界の終わり側の話をもう一度読まされようと、どうしてそれを45歳までひっぱり続けるのか、読んでいて全然情熱を感じなかった。
イエロー・サブマリンのパーカを着た少年が何のメタファーなのかは勿論書かれていないが、春樹は昔に還りたいんだろうか?何故か「あちらの世界」から物語がこちらに、鳥に運ばれてきたみたいにするすると現れ世界を覗けたあの頃に?活発な兎が息を吹き返すように?
宮崎駿のオブセッションや視線は今も跳ね回っており、村上春樹の滾りは、もう私にはよくわからないものになった。
私は昔『ダンス・ダンス・ダンス』を何ヶ月もずっと読み続け、どのシーンにどんな形の雲がぽつんと浮かんでいるかも記憶していた。欲しいものだけ欲しがればいいし、くだらないものに対してどんなことを友だちと言い合いビールを飲めば良いかを知った。
岡崎京子に「幸福を恐れないこと」を教えてもらったみたいに。
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apothecaryscript · 3 months ago
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Episode 12 (EP.36): Ka Zuigetsu / 第12話(第36話)『華瑞月(カズイゲツ/Kazuigetsu)』
馬閃(バセン)(事態(じたい)を察(さっ)した数名(すうめい)の高官(こうかん)たちは、既(すで)に捜索(そうさく)に出(で)ているが…)
Basen (Jitai’o sasshita sumei’no kokan-tachi’wa, sude’ni sosaku’ni dete-iru-ga…)
Basen (Several high-ranking officials realized what’s going on, and immediately began a search, but…)
高官「一体(いったい)、どこへ行(い)かれたのでしょう?」
Kokan “Ittai, doko’e ikaretano-desho?”
High-ranking official “Where could he have gone?”
高官「侍女(じじょ)と2人(ふたり)で消(き)えたとか…」
Kokan “Jijo’to futari’de kieta-toka…”
High-ranking official “He took off with a servant girl.”
高官「逢引(あいび)きでは?」
Kokan “Aibiki-dewa?”
High-ranking official “Oh, perhaps a lover’s tryst?”
高官たち「ハハハ…」
Kokan-tachi “Hahaha…”
馬閃(そんなわけがあるか、馬鹿(ばか)らしい!しかし、あの方(かた)が席(せき)を外(はず)されて2時間(にじかん)…部下(ぶか)を捜索(そうさく)に向(む)かわせてはいるが、進展(しんてん)はない。今(いま)は父上(ちちうえ)を頼(たよ)るわけにもいかん。先程(さきほど)あの下女(げじょ)に、何(なに)かを命(めい)じたようだが…やはり主(あるじ)に何(なに)を言(い)われようと、ついていくべきだった!形(かたち)だけの役割(やくわり)など、うんざりだ。せめて主催(しゅさい)が、この場(ば)をお開(ひら)きにしてくれたら…)
Basen (Sonna wake’ga aruka, baka-rashii! Shikashi, ano kata’ga seki’o hazusarete ni-jikan… buka’o sosaku’ni mukawasetewa iruga, shinten’wa nai. Ima’wa chichi-ue’o tayoru-wake’nimo ikan. Saki-hodo ano gejo’ni, nanika’o meijita-yoda-ga… Yahari aruji’ni nani’o iware-yoto, tsuite-iku-beki datta! Katachi-dake’no yakuwari-nado, unzari-da. Semete shusai’ga, kono ba’o ohiraki’ni shite-kuretara…)
Basen (That’s impossible, idiots. But he’s been gone for two hours now. I’ve already sent men out to search, but no updates. I can’t ask Father for help right now. He did seem to issue an order to that servant girl. I should have gone after him, no matter what he said! I’m sick of roles that are pure formalities! If the organizer could at least wrap up the party...)
馬閃(子昌(シショウ)…相変(あいか)わらず、何を考(かんが)えているのか分(わ)からない男(おとこ)だ。だが、自分(じぶん)が主催(しゅさい)の宴(うたげ)で、厄介事(やっかいごと)を起(お)こしたくはないはず。とすると、子昌には関(かか)わりのない案件(あんけん)か?)
Basen (Shisho…ai-kawarazu, nani’o kangaete-iru-noka wakara-nai otoko-da. Daga, jibun’ga shusai’no utage’de, yakkai-goto’o okoshi-takuwa nai-hazu. To-suruto, Shisho’niwa kakawari’no nai anken-ka?)
Basen (Shishou. As always, there’s no way to tell what he’s thinking. But I’m sure he wouldn’t want trouble taking place at his own party. If that’s true, could he have nothing to do with all this?)
――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫(マオマオ)(温(あたた)かい。それに、かすかな香(こう)の匂(にお)いも…。しかし、そんなことよりも、これ…。何(なん)だ?)
Maomao (Atatakai. Sore’ni, kasuka-na ko’no nioi’mo… Shikashi, sonna koto-yorimo, kore… Nanda?)
Maomao (He’s warm. And he smells faintly of incense. But more importantly… What is this?)
壬氏(ジンシ)「ん!?」
Jinshi “N!?”
猫猫(さっきのカエルか?にしては大(おお)きいような…)
Maomao (Sakki’no kaeru-ka? Ni-shite’wa ookii-yona…)
Maomao (Is it that frog from earlier? But it seems too big for that.)
壬氏「う…すまないが、その手(て)をどかしてくれないか?さわりがあるんだが…」
Jinshi “U… Sumanai’ga, sono te’o dokashite kure-nai-ka? Sawari’ga arunda-ga…”
Jinshi “Sorry, but could you move your hand away? It’s touching something…”
猫猫「えっ」(さわり…?)
Maomao “E.” (Sawari…?)
Maomao (Touching…?)
壬氏「んっ」
Jinshi “N.”
猫猫「あ……ハッ」
Maomao “A……Ha.”
猫猫(あるわけない。後宮(こう���ゅう)に立(た)ち入(い)る宦官(かんがん)に、あってはいけないものだ…)
Maomao (Aru-wake-nai. Kokyu’ni tachi-iru kangan’ni, atte’wa ike-nai mono-da…)
Maomao (It can’t be. It can’t be what a eunuch has prior to entering the rear palace.)
壬氏「んんっ」
Jinshi “Nn.”
猫猫(だが、ある!)
Maomao (Daga, aru!)
Maomao (But…it is!)
壬氏「はぁ…」
Jinshi “Haa…”
猫猫(宦官らしくない体(からだ)。思(おも)い当(あ)たることは、いくらでもあった。でも、考えるのを無意識(むいしき)に避(さ)けていたのかもしれない。天女(てんにょ)のような顔(かお)をしているが、壬氏様(ジンシさま)は…)
Maomao (Kangan-rashiku-nai karada. Omoi-ataru koto’wa, ikura-demo atta. Demo, kangaeruno’o mu-ishiki’ni sakete-itano-kamo shire-nai. Tennyo’no-yona kao’o shite-iru-ga, Jinshi-sama’wa…)
Maomao (His build is unlike that of a normal eunuch. There were so many other hints. But I might have been subconsciously avoiding the thought of it. He may have the face of a goddess, but Master Jinshi is…)
壬氏「ある意味(いみ)、説明(せつめい)する手間(てま)が省(はぶ)けたということか…」
Jinshi “Aru-imi, setsumei-suru tema’ga habuketa-to iu-koto-ka…”
Jinshi “In a way, I don’t have to go through as much trouble of explaining.”
壬氏「お前(まえ)に伝(つた)えたいことがある」
Jinshi “Omae’ni tsutae-tai koto’ga aru.”
Jinshi “I need to tell you something.”
猫猫(ダメだ。これ以上(いじょう)聞(き)いてはいけない)
Maomao (Dame-da. Kore-ijo kiite’wa ike-nai.)
Maomao (No, I must not listen.)
壬氏「今回(こんかい)ついてきてもらったのも、そのためだ」
Jinshi “Konkai tsuite-kite-morattano’mo, sono tame-da.”
Jinshi “That’s the reason I had you come along on this trip.”
猫猫(知(し)ってしまえば、墓(はか)まで持(も)って行(い)くことになる)
Maomao (Shitte-shimaeba, haka’made motte-iku-koto’ni naru.)
Maomao (Once I learn this, I’ll have to take it to my grave.)
壬氏「薬屋(くすりや)、俺(おれ)は…」
Jinshi “Kusuriya, ore’wa…”
Jinshi “Apothecary, I am―”
猫猫「申(もう)し訳(わけ)ありません。カエルを潰(つぶ)してしまったかもしれません」
Maomao “Moshi-wake ari-masen. Kaeru’o tsubushite-shimatta-kamo shire-masen.”
Maomao “My apologies, I might have crushed a frog.”
壬氏「は?カエル…?」
Jinshi “Ha? Kaeru…?”
Jinshi “Huh? A frog?”
猫猫「突然(とつぜん)、上(うえ)から降(ふ)って来(き)て、姿勢(しせい)を崩(くず)してしまったんです。お怪我(けが)はありませんでしたか?」
Maomao “Totsuzen, ue’kara futte-kite, shisei’o kuzushite-shimattan-desu. Okega’wa ari-masen-deshita-ka?”
Maomao “It suddenly fell on my head, and I lost my balance. Are you hurt?”
壬氏「いや、カエルでは…」
Jinshi “Iya, kaeru’dewa…”
Jinshi “No, that wasn’t a frog―”
猫猫「カエルです!」(カエル。あれはカエルだ)
Maomao “Kaeru-desu!” (Kaeru. Are’wa kaeru-da.)
Maomao “It was a frog.” (A frog. Yes, it was a frog.)
猫猫「さぁ、早(はや)くここから出(で)ましょう」
Maomao “Saa, hayaku koko’kara de-masho.”
Maomao “Come on, let’s get out of here.”
壬氏「むっ……誰(だれ)がカエルだと?」
Jinshi “Mu……Dare’ga kaeru-dato?”
Jinshi “Who are you calling a frog?”
猫猫「カエルでなかったら、何(なん)なんでしょう?」
Maomao “Kaeru’de nakattara, nan-nan-desho?”
Maomao “What else could it have been but a frog?”
壬氏「カエルはもっと小(ちい)さいだろう?」
Jinshi “Kaeru’wa motto chiisai-daro?”
Jinshi “Frogs are much smaller, aren’t they?!”
猫猫「この季節(きせつ)、そこそこ大きいカエルなど、たくさんいます」
Maomao “Kono kisetsu, soko-soko ookii kaeru-nado, takusan imasu.”
Maomao “There are lots of somewhat large frogs this time of year.”
壬氏「くっ…そこそこ…」
Jinshi “Ku… Soko-soko…”
Jinshi “Somewhat…”
猫猫「ええ、そこそこです。そこそこのカエルでなかったら、そこそこの何ですか?」
Maomao “Ee, soko-soko-desu. Soko-soko’no kaeru’de nakattara, soko-soko’no nan-desu-ka?”
Maomao “Yes. Somewhat. If it wasn’t a somewhat large frog, what other somewhat large thing could it have been?”
壬氏「おい!何(なに)、手を拭(ぬぐ)っている!」
Jinshi “Oi! Nani, te’o nugutte-iru!”
Jinshi “Hey! Why are you wiping your hands?!”
猫猫「いや、カエルって気持(きも)ち悪(わる)いでしょう。粘液(ねんえき)を出(だ)しますし」
Maomao “Iya, kaerutte kimochi-warui-desho. Nen-eki’o dashi-masu-shi.”
Maomao “Well, frogs are pretty gross. They get all slimy, you know.”
壬氏「きもっ…誰が粘液だ!」
Jinshi “Kimo… Dare’ga nen-eki-da!”
Jinshi “Gross… Who are you calling slimy?!”
猫猫「とにかく!私(わたし)は何も知(し)りません」
Maomao “Tonikaku! Watashi’wa nani’mo shiri-masen.”
Maomao “Anyway, I don’t know anything.”
壬氏「むっ…」
Jinshi “Mu…”
猫猫(何事(なにごと)も、知り過(す)ぎては良(よ)くない。壬氏様と私は高官と下女。それ以上(いじょう)でも、それ以下(いか)でもない。必要(ひつよう)以上の秘密(ひみつ)なんて、いらな…)
Maomao (Nani-goto’mo, shiri-sugite’wa yoku-nai. Jinshi-sama’to watashi’wa kokan’to gejo. Sore-ijo-demo, sore-ika-demo nai. Hitsuyo-ijo’no himitsu-nante, irana…)
Maomao (I must now know too much. Master Jinshi and I are an official and his servant. Nothing more, nothing less. There’s no need to share any unnecessary secrets―)
壬氏「確認(かくにん)してみるか?」
Jinshi “Kakunin shite-miru-ka?”
Jinshi “Do you want to find out?”
猫猫(挑発(ちょうはつ)が過ぎた…!)
Maomao (Chohatsu’ga sugita…!)
Maomao (I provoked him too much!)
猫猫「あ…」(ど…どうする。蹴(け)りを入(い)れるべきか?)
Maomao “A…” (Do…Do-suru. Keri’o ireru-beki-ka?)
Maomao (W-What do I do? Should I kick him?)
猫猫「ハッ」
Maomao “Ha.”
壬氏「ん…何(なん)だ?」
Jinshi “N…Nan-da?”
Jinshi “What was that?”
猫猫(指笛(ゆびぶえ))
Maomao (Yubi-bue)
壬氏「ぐえっ」
Jinshi “Gue.”
猫猫(よくやった…!)
Maomao (Yoku yatta…!)
Maomao (Good boy!)
李白「お~い、どうしたんだ~?いきなり走(はし)りやがってよ~!」
Rihaku “Oooi, do-shitandaaa? Ikinari hashiri-yagatte-yooo!”
Lihaku “Hey! What is it, boy? Why’d you suddenly take off like that?”
猫猫(この声(こえ)…)
Maomao (Kono koe…)
Maomao (This voice…)
猫猫「李白様(リハクさま)~!引(ひ)き上(あ)げて頂(いただ)けませんか!」
Maomao “Rihaku-samaaa! Hiki-agete itadake-masen-ka!”
Maomao “Master Lihaku! Can you pull us up?”
李白「えっ、嬢(じょう)ちゃん!? どうしたんだ、そんな所(ところ)で…!」
Rihaku “E, jo-chan!? Do-shitanda, sonna tokoro’de…!”
Lihaku “Huh? Little miss? What are you doing in a place like that?”
壬氏「むっ…」
Jinshi “Mu…”
――――――――――――――――――――――――――――――
李白「なるほど。飛発(フェイファ)で狙(ねら)われて、滝(たき)に飛(と)び込(こ)まれたと」
Rihaku “Naru-hodo. Feifa’de nerawarete, taki’ni tobi-komareta-to.)
Lihaku “I see. Someone shot at you with feifas, so you jumped over a waterfall.”
壬氏「撃(う)った者(もの)の顔(かお)までは見(み)えなかったが」
Jinshi “Utta mono’no kao-made’wa mie-nakatta-ga.”
Jinshi “I wasn’t able to see the shooter’s face, though.”
李白「ご無事(ぶじ)で何(なに)よりです。で、何(なん)で嬢ちゃんがこの方(かた)といるんだよ?」
Rihaku “Gobuji’de nani-yori desu. De, nande jo-chan’ga kono kata’to irun-dayo?”
Lihaku “I’m glad you’re safe. So, little miss, why are you with him?”
猫猫「説明(せつめい)しづらいとしか…」
Maomao “Setsumei shi-zurai-to-shika…”
Maomao “It’s a bit complicated to explain.”
李白「あぁ?まぁ、いいけどよ」
Rihaku “Aa? Maa, ii-kedo-yo.”
Lihaku “Huh? Well, okay.”
壬氏「こたびの狩(か)り、飛発を持(も)ってきている者は?」
Jinshi “Kotabi’no kari, feifa’o motte-kite-iru mono’wa?”
Jinshi “Has anyone brought feifas to this hunt?”
李白「いえ、森(もり)の狩りには不向(ふむ)きですので、暗殺(あんさつ)のために隠(かく)し持ってきたと考えるのが妥当(だとう)でしょう」
Rihaku “Ie, mori’no kari’niwa fumuki-desu-node, ansatsu’no tameni kakushi-motte-kita-to kangaeru-noga dato-desho.”
Lihaku “No. They’re not suitable for hunting in the forest, anyway. I think it’s safe to assume they were smuggled in for the assassination.”
壬氏「荷(に)をあらためるか…。しかし…」
Jinshi “Ni’o aratameru-ka… Shikashi…”
Jinshi “Should we check everyone’s luggage? But…”
猫猫「客(きゃく)は子昌様に招待(しょうたい)された高官ばかりです。暗殺の道具(どうぐ)を手元(てもと)に置(お)くようなまねはしないかと」
Maomao “Kyaku’wa Shisho-sama’ni shotai-sareta kokan-bakari desu. Ansatsu’no dogu’o temoto’ni oku-yona mane’wa shinai-kato.”
Maomao “All the guests are all high-ranking officials invited by Master Shishou. I doubt that they would hold onto tools of assassination.”
猫猫「李白様。その犬(いぬ)は、笛(ふえ)で呼(よ)ぶ以外に、何かしつけをしていますか?」
Maomao “Rihaku-sama. Sono inu’wa, fue’de yobu-igai’ni, nanika shitsuke’o shite-imasu-ka?”
Maomao “Master Lihaku, about that dog… Does he know any other tricks besides following a whistle?”
李白「え?あ~…ウサギの穴(あな)を探(さが)すくらいは、できるみたいだが」
Rihaku “E? Aaa… Usagi’no ana’o sagasu-kurai’wa, dekiru-mitai-daga.”
Lihaku “Huh? Well, he can sniff out a rabbit’s burrow, I guess.”
猫猫(愛嬌(あいきょう)はあるが)
Maomao (Akyo’ga aru-ga.)
Maomao (He is cute, but…)
猫猫「じ…香泉様(コウセンさま)」
Maomao “Ji…Kosen-sama!”
Maomao “Master Ji―Kousen.”
壬氏「何(なん)だ?」
Jinshi “Nan-da?”
Jinshi “What now?”
猫猫(怒(おこ)ってる…まぁ、当然(とうぜん)か。あんな行動(こうどう)に出(で)られてつい、あおってしまったが、壬氏様は何(なに)かを伝(つた)えようとしていた。なのに、知りたくないからと、めちゃくちゃな言(い)い逃(のが)れをした。ご自分(じぶん)の姿(すがた)に大層(たいそう)な自信(じしん)を持(も)つお方(かた)だ。カエルもさぞやご立派(りっぱ)であろうに、『そこそこ』などと…)
Maomao (Okotteru… Maa, tozen-ka. Anna kodo’ni derarete tsui, aotte-shimatta-ga, Jinshi-sama’wa nanika’o tsutae-yoto shite-ita. Nanoni, shiritaku-nai-kara-to, mecha-kucha-na iinogare’o shita. Go-jibun’no sugata’ni taiso-na jishin’o motsu okata-da. Kaeru’mo sazoya go-rippa-de aroni, ‘soko-soko’nado-to…)
Maomao (He’s angry. I guess he would be. I got a little carried away, taunting him like that. He was trying to tell me something, but I made up some crazy excuses to avoid hearing him out. He’s someone who takes pride in his appearance. I bet his frog’s quite impressive too, and yet I referred to it as only ‘somewhat large.’)
猫猫「ハァ…」
Maomao “Haa…”
猫猫(気(き)まずいが、言(い)うべきことは言わねば)
Maomao (Kimazui-ga, iu-beki koto’wa iwa-neba.)
Maomao (Things are awkward, but I have to say what needs to be said.)
猫猫「もしかしたら、先(さき)ほど発砲(はっぽう)した人物(じんぶつ)を特定(とくてい)できるかもしれません」
Maomao “Moshika-shitara, saki-hodo happo-shita jinbutsu’o tokutei-dekiru-kamo shire-masen.”
Maomao “There might be a way to determine who shot at us earlier.”
――――――――――――――――――――――――――――――
武官「失礼(しつれい)します」
Bukan “Shitsurei shimasu.”
Military officer “Excuse me.”
馬閃「何(なん)だ」
Basen “Nan-da.”
Basen “What is it?”
武官「こちらを」
Bukan “Kochira’o.”
Military officer “We found this.”
馬閃「ハッ」
Basen “Ha.”
高官「おい、それは!」
Kokan “Oi, sore’wa!”
High-ranking official “Hey, is that…?!”
馬閃「主(あるじ)の衣(ころも)です」
Basen “Aruji’no koromo desu.”
Basen “A piece of my master’s garments.”
高官「えっ!?」
Kokan “E!?”
高官「なんと…」
Kokan “Nanto…!”
High-ranking official “What?! No!”
武官「川(かわ)の岩場(いわば)に引(ひ)っかかっているのを発見(はっけん)しました。近(ちか)くには誰(だれ)もおらず、その先(さき)は急流(きゅうりゅう)。昨夜(さくや)の雨(あめ)で増水(ぞうすい)もしています。もし、流(なが)されていたら…」
Bukan “Kawa’no iwaba’ni hikkakatte-iruno’o hakken-shima-shita. Chikaku’niwa dare’mo orazu, sono saki’wa kyu-ryu. Sakuya’no ame’de zosui’mo shite-imasu. Moshi, nagasarete-itara…””
Military officer “We found it on a rock by the river. No one else was in the area, and there were rapids ahead, which were higher due to the rain last night. If he was washed away…”
高官「は…早(はや)く捜索(そうさく)しろ!」
Kokan “Ha…Hayaku sosaku-shiro!”
High-ranking official “H-Hurry! Send a search party!”
下官「はっ」
Gekan “Ha.”
Low-ranking official “Yes!”
高官「急(いそ)げ!」
Kokan “Isoge!”
High-ranking official “Go, now!”
馬閃(今更(いまさら)慌(あわ)てたところで遅(おそ)い)
Basen (Ima-sara awateta-torkorode osoi.)
Basen (It’s too late to panic now.)
武官(李白)「では、私も捜索に加(くわ)わってまいります」
Bukan (Rihaku) “Dewa, watashi’mo sosaku’ni kuwawatte-mairi-masu.”
Military officer (Lihaku) “I will join the search as well, then.”
馬閃(どういうおつもりです、壬氏様…!)
Basen (Do-iu otsumori desu, Jinshi-sama…!)
Basen (What are you thinking, Master Jinshi?)
――――――――――――――――――――――――――――――
馬閃「ん?」
Basen “N?”
男「なっ、何(なん)だ!?」
Otoko “Na, Nan-da!?”
Man “W-What?!”
李白「あぁ…申(もう)し訳(わけ)ありません!」
Rihaku “Aa… Moshi-wake ari-masen!”
Lihaku “Oh, my apologies!”
男「ふん!しつけのなってない犬だ。チッ」
Otoko “Fun! Shitsuke’no natte-nai inu-da. Chi.”
Man “Hmph. What a poorly trained dog!”
李白「よしよし…ニッ」
Rihaku “Yoshi-yoshi…Ni.”
Lihaku “Good boy!”
馬閃「ん…」
Basen “N…”
――――――――――――――――――――――――――――――
馬閃「どうした?」
Basen “Do-shita?”
Basen “What is it?”
下官「馬閃様!それが…」
Gekan “Basen-sama! Sore-ga…”
Low-ranking official “Master Basen! We found this…”
馬閃「主の衣だ。これは血(ち)か?辺(あた)りに人(ひと)は?」
Basen “Aruji’no koromo-da. Kore’wa chi-ka? Atari’ni hito’wa?”
Basen “It’s from my master’s garment. Is this blood? Any sign of people nearby?”
下官「河原(かわら)が濡(ぬ)れていないので、周辺(しゅうへん)にはおられないかと」
Gekan “Kawara’ga nurete-inai-node, shuhen’niwa orare-nai-kato.”
Low-ranking official “The riverbank isn’t wet, so I don’t think anyone’s climbed out of the water.”
馬閃「そうか…」
Basen “Soka…”
Basen “I see.”
下官「ですが、こちらも衣(ころも)と一緒(いっしょ)に」
Gekan “Desu-ga, kochira’mo koromo’to issho’ni.”
Low-ranking official “However, we found this near the cloth.”
馬閃「鷹(たか)の羽根(はね)…」
Basen “Taka’no hane…”
Basen “Falcon feathers…”
下官「鷹(たか)狩(が)りの験担(げんかつ)ぎに、こしらえた物(もの)でしょうか?」
Gekan “Taka-gari’no gen-katsugi’ni, koshiraeta mono desho-ka?”
Low-ranking official “Was it made to wish for good luck in falconry?”
馬閃「ああ。申し訳ないが、皆(みな)の荷(に)を確(たし)かめさせてもらえないか」
Basen “Aa. Moshi-wake-nai-ga, mina’no ni’o tashikame-sasete-morae-nai-ka.”
Basen “Yes. I’m sorry, but… could we check everyone’s luggage?”
――――――――――――――――――――――――――――――
下官「見(み)つけました~!」
Gekan “Mitsuke-mashitaaa!”
Low-ranking official “I found it!”
下官「川辺(かわべ)で発見(はっけん)したものと同(おな)じ矢(や)です」
Gekan “Kawabe’de hakken-shita-mono’to onaji ya-desu.”
Low-ranking official “It’s the same arrow as the one found by the river!”
魯袁(ロエン)「し…知(し)らない!何(なに)かの間違(まちが)いだ!」
Roen “Shi…Shira-nai! Nanika’no machigai-da!”
Lo-en “I don’t know anything about that! This has to be a mistake!”
馬閃「ではなぜ、あなたの矢が、主の衣と共(とも)に川辺にあったのですか?魯袁殿(ロエンどの)」
Basen “Dewa naze, anata’no ya’ga, aruji’no koromo’to tomo’ni attano-desu-ka? Roen-dono.”
Basen “Then why was your arrow found by the river, along with a piece of my master’s garments, Sir Lo-en?”
魯袁「だ…誰(だれ)かが私(わたし)の矢(や)と入(い)れ替(か)えたんだ!私(わたし)を陥(おとしい)れるために!」
Roen “Da…Dareka’ga watashi’no ya’to irekae-tanda! Watashi’o otoshi-ireru-tame’ni!”
Lo-en “Someone must have stolen my arrow to entrap me!”
官「どういうことだ?」
Kan “Do-iu koto’da?”
Official “What’s going on? Could it be…?”
魯袁「私は知らん!知らんぞ!」
Roen “Watashi’wa shiran! Shiran-zo!”
Lo-en “I don’t know anything!”
馬閃(魯袁の動揺(どうよう)は本物(ほんもの)に見(み)える。部下(ぶか)たちの様子(ようす)にも違和感(いわかん)はない)
Basen (Roen’no doyo’wa honmono’ni mieru. Buka-tachi’no yosu’nimo iwakan’wa nai.)
Basen (Lo-en’s panic seems genuine. His men aren’t reacting unnaturally, either.)
李白「では、他(ほか)に落(お)ちている矢がないかを調(しら)べてみてはいかがでしょう?川辺(かわべ)以外(いがい)の、森(もり)の中(なか)もしっかりと」
Rihaku “Dewa, hoka’ni ochite-iru ya’ga naika’o shirabete-mite’wa ikaga-desho? Kawabe-igai’no, mori’no naka’mo shikkari-to.”
Lihaku “In that case, why don’t we try to see if there are any other arrows? We should search the forest as well, not just the river.”
男「う……」
Otoko “U……”
馬閃「分(わ)かった。しっかりと森の中を探(さが)せ!」
Basen “Wakatta. Shikkari-to mori’no naka’o sagase!”
Basen “Understood. Do a thorough search of the forest!”
官たち「はっ!」
Kan-tachi “Ha!”
Officials “Yes, sir!”
馬閃「フゥ…」
Basen “Fuu…”
李白「ニッ」
Rihaku “Ni.”
馬閃(うまく食(く)い付(つ)いてくれるといいが…)
Basen (Umaku kui-tsuite-kureru-to ii-ga…)
Basen (I hope he takes the bait.)
――――――――――――――――――――――――――――――
男「ハァ…ハァ…。クソッ、どういうことだ?矢なんて知らんぞ!あっ…フゥ…」
Otoko “Haa… Haa… Kuso, do-iu koto-da? Ya-nante shiran-zo! A… Fuu…”
Man “What’s going on?! I don’t know anything about some arrow!”
猫猫「そこに何(なに)かあるのでしょうか?」
Maomao “Soko’ni nanika aruno-desho-ka?”
Maomao “Is something there?”
男「ハッ!…ハッ…それは!…くっ。返(かえ)せ!ぐっ!うっ…いっ…うう…貴様(きさま)、さっきの!」
Otoko “Ha! …Ha…Sore’wa! …Ku. Kaese! Gu! U… I… Uu… Kisama, sakki’no!”
Man “That’s… Give it back! You… You’re from earlier…”
猫猫「随分(ずいぶん)犬に嫌(きら)われているようですね」
Maomao “Zuibun inu’ni kirawarete-iru-yo-desu-ne.”
Maomao “The dog really doesn’t like you.”
男「ハァ…ハァ…うっ…ハッ…ああ…うっ」
Otoko “Haa…haa… U… Ha… Aa…u.”
猫猫「この匂(にお)い、鼻(はな)のいい犬ならすぐ反応(はんのう)します。狩(か)りに犬を連(つ)れて行かなかったのは、このためですね」
Maomao “Kono nioi, hana’no ii inu’nara sugu hanno-shimasu. Kari’ni inu’o tsurete-ika-nakatta’nowa, kono-tame desu-ne.”
Maomao “Dogs will notice this smell right away, with their sharp noses. This must be why they refused to take the dog along on the hunt.”
――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫「中身(なかみ)は押収済(おうしゅうず)みです。飛発(フェイファ)が3丁(さんちょう)入(はい)っていました」
Maomao “Nakami’wa oshu-zumi-desu. Feifa’ga san-cho haitte-imashita.”
Maomao “We’ve already confiscated the contents. We found three feifas.”
壬氏「異国(いこく)の物(もの)だ。恐(おそ)らく、西方(さいほう)の最新型(さいしんがた)だろう。まだ煙(けむり)の匂(にお)いがする」
Jinshi “Ikoku’no mono-da. Osoraku, saiho’no saishin-gata daro. Mada kemuri’no nioi’ga suru.”
Jinshi “It’s foreign-made. Most likely the latest model from the west. I can still smell the smoke.”
李白「随分(ずいぶん)小型(こがた)ですね」
Rihaku “Zuibun kogata desu-ne.”
Lihaku “It’s quite small.”
壬氏「私もこの型(かた)は初(はじ)めて見た。(発砲音(はっぽうおん))なるほど。金属(きんぞく)の部分(ぶぶん)で火花(ひばな)を起(お)こすのか」
Jinshi “Watashi’mo kono kata’wa hajimete mita. (Happo-on) Naru-hodo. Kinzoku’no bubun’de hibana’o okosu-noka.”
Jinshi “I’ve never seen this model before, either. I see, the metal parts create a spark.”
猫猫「炭(すみ)と硝石(しょうせき)と硫黄(いおう)を混(ま)ぜて作(つく)った火薬(かやく)が爆発(ばくはつ)すると、思(おも)わず鼻(はな)を押(お)さえたくなるような匂(にお)いを発(はっ)します。まるで卵(たまご)が腐(くさ)ったような…そう、崖(がけ)の上(うえ)で撃(う)たれた時(とき)と同(おな)じ匂いです。猟犬(りょうけん)に火薬の匂いを嗅(か)がせたら、すぐにこの飛発を探(さが)し当(あ)ててくれました。それを撃った人間(にんげん)についた火薬の匂いも嗅ぎ当てるのですから、賢(かしこ)い犬です」
Maomao “Sumi’to shoseki’to io’o mazete tsukutta kayaku’ga bakuhatsu-suruto, omowazu hana’o osae-taku-naru-yona nioi’o hasshi-masu. Marude tamago’ga kusatta-yona… So, gake’no ue’de utareta-toki’to onaji nioi-desu. Ryoken’ni kayaku’no nioi’o kagasetara, sugu-ni kono feifa’o sagashi-atete-kure-mashita. Sore’o utta ningen’ni tsuita kayaku’no nioi’mo kagi-ateruno-desu-kara, kashikoi inu desu.”
Maomao “Gunpowder’s made from coal, saltpeter, and sulfur. When it explodes, it emits a strong smell that makes you want to plug your nose. Like a rotten egg… Yes, the same smell as the one from when we were shot at on that cliff. When I let the dog take a sniff of the gunpowder, he found the feifa right away. Then he found the person who had the same smell of gunpowder on them... The shooter. What a clever dog.”
李白「お前(まえ)は偉(えら)いなぁ~!」
Rihaku “Omae’wa erai-naaaa!”
Lihaku “You’re such a good boy!”
猫猫(鎌(かま)をかけるためとはいえ、ダシに使(つか)われたおっさんたちには悪(わる)いことしたなぁ)
Maomao (Kama’o kakeru-tame-towa-ie, dashi’ni tsukawareta ossan-tachi’niwa warui-koto shita-naa.)
Maomao (I feel bad for that old man and his crew, who we used as bait.)
馬閃「香泉様!」
Basen “Kosen-sama!”
Basen “Master Kousen!”
猫猫「ん?」
Maomao “N?”
壬氏「馬閃」
Jinshi “Basen.”
Jinshi “Basen.”
馬閃「先程(さきほど)の銃声(じゅうせい)は!? お怪我(けが)は!? 姿(すがた)を消(け)したかと思(おも)えば突然(とつぜん)、衣(ころも)の切(き)れ端(はし)を見(み)せられて、『この男(おとこ)に合(あ)わせろ』などと…私は一体(いったい)どうしたことかと…!」
Basen “Saki-hodo’no jusei’wa!? O-kega’wa!? Sugata’o keshita-kato omoeba totsuzen, koromo’no kire-hashi’o mise-rarete, ‘Kono otoko’ni awasero’ nado-to… Watashi’wa ittai do-shita-koto-kato…!”
Basen “What was that gunshot?! Are you hurt?! First you disappear, then you suddenly show me a scrap of cloth and order me to follow this man’s lead. I had no idea what’s going on!”
壬氏「すまない。状況(じょうきょう)は?」
Jinshi “Sumanai. Jokyo’wa?”
Jinshi “Sorry. What’s the status?”
馬閃「うっ…ハァ…。この者(もの)の関係者(かんけいしゃ)たちは、いつでも捕縛(ほばく)できるよう見張(みは)っております」
Basen “U… Haa… Kono mono’no kankei-sha-tachi’wa, itsu-demo hobaku dekiru-yo mihatte-ori-masu.”
Basen “We’ve got an eye on this man’s associates, so that we can apprehend them immediately”
壬氏「では、後(あと)は罪状(ざいじょう)を明確(めいかく)にするだけだな」
Jinshi “Dewa, ato’wa zaijo’o meikaku-ni suru-dake dana.”
Jinshi “Good. Then all we have to do is make their crime clear.”
馬閃「はっ」
Basen “Ha.”
Basen “Understood.”
猫猫(その後(ご)、覆面(ふくめん)の主賓(しゅひん)は山荘(さんそう)に戻(もど)り、狩(か)りの宴(うたげ)は散会(さんかい)となった)
Maomao (Sono-go, fukumen’no shuhin’wa sanso’ni modori, kari’no utage’wa sankai-to natta.)
Maomao (After that, the masked guest returned to the mountain resort, and the afterparty of the hunt wrapped up.)
――――――――――――――――――――――――――――――
官たち「ハハハ…」
Kan-tachi “Hahaha…”
魯袁「へへっ、フハハハ…」
Roen “Hehe, fuhahaha…”
高順(ガオシュン)(昼(ひる)の失踪事件(しっそうじけん)は、表向(おもてむ)きは覆面のお方の気(き)まぐれということで処理(しょり)された。その宴(うたげ)で、とある官(かん)の一派(いっぱ)が消(き)えたことは周知(しゅうち)の事実(じじつ)だ。今後(こんご)あの者(もの)たちが表舞台(おもてぶたい)に出(で)ることはあるまい。…何(なに)かあったのか、お疲(つか)れのご様子(ようす)だった。だが、壬氏様の代理(だいり)としてここにいる自分(じぶん)は、それを気(き)にする立場(たちば)にない)
Gaoshun (Hiru’no shisso-jiken’wa, omote-muki’wa fukumen’no okata’no kimagure-to iu-koto’de shori-sareta. Sono utage’de, to-aru kan’no ippa’ga kieta-koto’wa shuchi’no jijitsu-da. Kongo ano mono-tachi’ga omote-butai’ni deru-koto’wa aru-mai. …Nanika atta-noka, otsukare’no go-yosu datta. Daga, Jinshi-sama’no dairi-to-shite koko’ni iru jibun’wa, sore’o ki’ni-suru tachiba’ni nai.)
Gaoshun (The disappearance during the day was written off as the masked lord’s whimsy. It became public knowledge that, during that party, a certain official and his party disappeared. They will never be seen in public again. I don’t know what happened, but he seemed tired. But since I’m here as the surrogate for ‘Master Jinshi,’ I’m not in a position to worry about that.)
高順(まだまだだな…)
Gaoshun (Mada-mada dana…)
Gaoshun (He still has a ways to go.)
高官「宦官(かんがん)にはつまらない趣向(しゅこう)だったかな?」
Kokan “Kangan’niwa tsumaranai shuko datta-kana?”
High-ranking official “Was the entertainment not enjoyable for a eunuch?”
高順「いえ、楽(たの)しませて頂(いただ)いております」
Gaoshun “Ie, tanoshi-masete-itadaite-ori-masu.”
Gaoshun “On the contrary, I’m enjoying myself.”
高官「しかし大変(たいへん)ですなぁ。女帝(じょてい)の怒(いか)りを買(か)ったばかりに宦官になど」
Kokan “Shikashi taihen desu-naa. Jotei’no ikari’o katta-bakari’ni kangan’ni-nado.”
High-ranking official “It must be terrible, being forced to become a eunuch because you angered the empress.”
高順「終(お)わった話(はなし)ですから。それに、いい月見(つきみ)酒(ざけ)ですよ」
Gaoshun “Owatta hanashi desu-kara. Soreni, ii tsukimi-zake desu-yo.”
Gaoshun “The past is the past. More importantly, this drink suits the moon very well.”
高順(宦官となり、馬(マー)の名(な)を捨(す)て、高順と名を改(あらた)めた。だが宴(うたげ)の折(おり)には、馬の家(いえ)の者(もの)として扱(あつか)われる。そういうことになっている)
Gaoshun (Kangan-to-nari, Maa’no na’o sute, Gaoshun-to na’o aratameta. Daga utage’no ori’niwa, Maa’no ie’no mono-to-shite atsukawareru. So-iu koto’ni natte-iru.)
Gaoshun (I became a eunuch, discarded the Ma name, and changed it to Gaoshun. But at parties, I am treated as one of the Ma family. That’s how it is.)
高官「あ~…それにしても、麗(うるわ)しの宦官殿が今回の狩りに参加(さんか)されなかったのは、ちと残念(ざんねん)だ」
Kokan “Aaa…Soreni-shitemo, uruwashi’no kangan-dono’ga konkai’no kari’ni sanka-sare-nakatta’nowa, chito zannen-da.”
High-ranking official “Speaking of which, it’s too bad the beautiful eunuch couldn’t join us on this hunt.”
高順「こたびは覆面のお方(かた)が来(き)ていらっしゃいますから」
Gaoshun “Kotabi’wa fukumen’no okata’ga kite-irasshai-masu-kara.”
Gaoshun “The masked lord is with us this time.”
高官「あれだけ美(うつく)しいお顔(かお)が参加されたら、それだけで嫌味(いやみ)になってしまいますからなぁ。覆面のお方は、ご尊顔(そんがん)にひどい火傷(やけど)の痕(あと)があるとの噂(うわさ)。今宵(こよい)も部屋(へや)に引(ひ)きこもっていると聞きますし…帝(みかど)も心配(しんぱい)でしょう。あれが東宮(とうぐう)とは…」
Kokan “Are-dake utsukushii okao’ga sanka-sare-tara, sore-dake’de iyami’ni natte-shimai-masu-kara-naa. Fukumen’no okata’wa, gosongan’ni hidoi yakedo’no ato’ga aru-tono uwasa. Koyoi’mo heya’ni hiki-komotte-iru-to kiki-masu-shi… Mikado’mo shinpai desho. Are’ga togu-towa…”
High-ranking official “If that beautiful face joined us, it would be an insult to our lord. I heard the masked lord has a terrible burn scar on his face. I also heard he’s still locked away in his room. The Emperor must be worried too, to have that as the crown prince.”
高順「ええ」(『あれ』か…。東宮への敬(うやま)いは、どこにもない)
Gaoshun “Ee.” (‘Are’-ka… Togu’eno uyamai’wa doko’nimo nai.)
Gaoshun “Yes.” (‘That,’ huh? No respect at all for the crown prince.)
高官「して…どうなのです?先(さき)の皇子(みこ)様の薨御(こうぎょ)以来(いら��)、誰(だれ)か身(み)ごもった妃(きさき)などは…」
Kokan “Shite… Do-nano-desu? Saki’no miko-sama’no kogyo-irai, dareka migomotta kisaki-nado’wa…”
High-ranking official “So, do you happen to know? After the tragedy earlier, have any of the concubines come to be with child?”
高順「さぁ、私はあいにく。失礼(しつれい)、少(すこ)し酔(よ)いました」
Gaoshun “Saa, watashi’wa ainiku. Shitsu-rei, sukoshi yoi-mashita.”
Gaoshun “Unfortunately, I have no idea. If you’ll excuse me, I think I’ve drank a bit much.”
→Shouldn’t this be “drunk” here? Just an error, or is my understanding wrong?
高順(皆(みな)、見定(みさだ)めようとしている…こたびの狩(か)りの主賓(しゅひん)、すなわち帝(みかど)の弟君(おとうとぎみ)が、皇位(こうい)を継(つ)ぐにふさわしい人物(じんぶつ)であるかどうか。壬氏様は、小猫(シャオマオ)に真実(しんじつ)を伝(つた)えられたのだろうか…。今後(こんご)起(お)こり得(う)る問題(もんだい)に対処(たいしょ)するためにも、知(し)らせておく必要(ひつよう)がある。それだけ、利用価値(りようかち)のある娘(むすめ)だ。非情(ひじょう)な言(い)い方(かた)だが、使(つか)える手(て)は多(おお)い方(ほう)がいい)
Gaoshun (Mina, misadame-yoto shite-iru… Kotabi’no kari’no shuhin, sunawachi mikado’no ototo-gimi’ga, koi’o tsugu’ni fusawashii jinbutsu’de aru-ka doka. Jinshi-sama’wa, Shaomao’ni shinjitsu’o tsutae-raretano-daro-ka… Kongo okori-uru mondai’ni taisho-suru-tame’nimo, shirasete-oku hitsuyo’ga aru. Sore-dake, riyo-kachi’no aru musume-da. Hijo’na iikata-daga, tsukaeru te’wa ooi-hoga ii.)
Gaoshun (Everyone is trying to determine if the main guest of this hunting party… that is, the emperor’s younger brother, is fit to take over the throne. Was Master Jinshi able to tell Xiaomao the truth? She needs to know, in order to deal with problems that could take place in the near future. She really is that useful. This sounds cold, but we need all the useful pawns we can get.)
――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫(今回(こんかい)もまた気持(きも)ちの悪(わる)い幕(まく)引(ひ)きだ。あの時(とき)みたいに…。飛発(フェイファ)の出(で)どころ、連中(れんちゅう)の目的(もくてき)…分(わ)かっていないことが多(おお)すぎる)
Maomao (Konkai’mo mata kimochi’no warui maku-hiki-da. Ano-toki-mitai-ni… Feifa’no dedokoro, renchu’no mokuteki… Wakatte-inai-koto’ga oo-sugiru.)
Maomao (Another uncomfortable ending. Just like the other time, so much is left unanswered, like where they got the feifa, what they really wanted, and so on.)
壬氏「異国(いこく)のものだ。恐(おそ)らく西方(さいほう)の最新型(さいしんがた)だろう」
Jinshi “Ikoku’no mono-da. Osoraku saiho’no saishin-gata daro.”
Jinshi “It’s foreign-made. Most likely the latest model from the west.”
猫猫(西方(さいほう)か…。鏡合(かがみあ)わせのように瓜二(うりふた)つの特使(とくし)たち。監視(かんし)の目(め)をかいくぐって部屋(へや)を抜(ぬ)け出(だ)したという話(はなし)も、恐(おそ)らく特使(とくし)たちのことだろう。部屋(へや)を抜(ぬ)け出(だ)して、一体(いったい)何(なに)をしていたのか…。子(こ)をはらんだ例(たと)え話(ばなし)の妹(いもうと)のように、姦計(かんけい)をもくろんでいたか、それとも……)
Maomao (Saiho-ka… Kagami-awase’no-yoni uri-futatsu’no tokushi-tachi. Kanshi’no me’o kai-kugutte heya’o nuke-dashita-to-iu hanashi’mo, osoraku tokushi-tachi’no koto-daro. Heya’o nuke-dashite, ittai nani’o shite-ita-noka… Ko’o haranda tatoe-banashi’no imoto’no-yoni, kankei’o mokuronde-itaka, sore-tomo……)
Maomao (The west… The special envoys, who were almost mirror images of one another… That story about the girls sneaking out and tricking their guards was probably about them. What were they doing, sneaking out like that? Like the metaphor of the younger sister becoming with child, were they after a man? Or…)
猫猫「ハァ…」(今日(きょう)の連中(れんちゅう)が何(なに)か吐(は)いてくれたらいいけど)
Maomao “Haa…” (Kyo’no renchu’ga nanika haite-kuretara ii-kedo.)
Maomao (I hope the culprits today can tell us something.)
壬氏「少(すこ)しいいか」
Jinshi “Sukoshi ii-ka.”
Jinshi “Do you have a moment?”
猫猫「えっ」(なぜここに!宴(うたげ)に出てたんじゃないのか!?)
Maomao “E.” (Naze koko’ni! Utage’ni detetan-ja nai-noka!?)
Maomao (Why is he here?! Isn’t he supposed to be at the party?!)
壬氏「開(あ)けなくていい。随分(ずいぶん)と驚(おどろ)かせてしまって悪(わる)かった。ん…」
Jinshi “Ake-nakute ii. Zuibun-to odoro-kasete-shimatte waru-katta. N…”
Jinshi “You don’t need to open the door. I’m sorry that I startled you so much.”
猫猫(どんな顔(かお)をしているのか、見(み)なくても分(わ)かる)
Maomao (Donna kao’o shite-iru-noka, mi-nakutemo wakaru.)
Maomao (I may not be able to see him, but I know what face he’s making.)
猫猫「気(き)にしておりません。こちらこそ申(もう)し訳(わけ)ありませんでした」
Maomao “Ki’ni shite ori-masen. Kochira-koso moshi-wake ari-masen-deshita.”
Maomao “I don’t mind. In fact, I’m the one who should apologize.”
猫猫(『そこそこ』なんて言って)
Maomao (‘Soko-soko’nante itte.)
Maomao (For calling it ‘somewhat large,’ and all.)
壬氏「う…」
Jinshi “U…”
猫猫(壬氏様は何を考(かんが)えているんだろう。私は昔(むかし)から、人(ひと)の心(こころ)の機微(きび)には疎(うと)い。育(そだ)ててくれた姐(ねえ)ちゃんたちは、仕事(しごと)第一(だいいち)の妓女(ぎじょ)だ。いくら泣(な)こうが、仕事が終(お)わるまで放置(ほうち)された)
Maomao (Jinshi-sama’wa nani’o kangaete-irun-daro. Watashi’wa mukashi’kara, hito’no kokoro’no kibi’niwa utoi. Sodatete-kureta neechan-tachi’wa, shigoto-dai-ichi’no gijo-da. Ikura nako-ga, shigoto’ga owaru’made hochi-sareta.)
Maomao (What is Master Jinshi thinking? I’ve always been slow when it comes to understanding human feelings. The big sisters who raised me were hard-working courtesans. No matter how much I cried, they left me alone until they were done with work.)
妓女たち「ハハハ…」
Gijo-tachi “Hahaha…”
猫猫(そのうち悟(さと)ったのか、泣(な)かない赤子(あかご)になったらしい。だからなのか、人(ひと)の好意(こうい)にも悪意(あくい)にも鈍感(どんかん)だ。こんな時(とき)に、何を言ったらいいかも分からない)
Maomao (Sono-uchi satotta-noka, naka-nai akago’ni natta-rashii. Dakara-nanoka, hito’no koi’nimo akui’nimo donkan-da. Konna toki’ni, nani’o ittara iika’mo wakara-nai.)
Maomao (I heard it didn’t take long for me to learn to stop crying. That might be why I’m slow to notice how others feel about me, good and bad. Even now, I also have no idea what to say in these situations.)
猫猫「私は何も口(くち)にしません」
Maomao “Watashi’wa nani’mo kuchi’ni shima-sen.”
Maomao “I won’t breathe a word of it.”
壬氏「あ…」
Jinshi “A…”
猫猫「私にとって、壬氏様は壬氏様です」
Maomao “Watashi’ni-totte, Jinshi-sama’wa Jinshi-sama desu.”
Maomao “No matter what, you will always be Master Jinshi to me.”
壬氏「フッ…」
Jinshi “Fu…”
猫猫(これが正直(しょうじき)な気持(きも)ちだ。タマがあるかないかの違(ちが)いなんて、別(べつ)に見(み)るわけでもないし、私には関係(かんけい)ない)
Maomao (Kore’ga shojiki-na kimochi-da. Tama’ga aru-ka nai-ka’no chigai-nante, betsu’ni miru-wake-demo nai-shi, watashi’niwa kankei-nai.)
Maomao (Those are my honest feelings. Whether he still has his balls or not has nothing to do with me, since it’s not like I’m going to see them.)
壬氏「フッ…お前(まえ)にとって俺(おれ)は俺か」
Jinshi “Fu… Omae’ni-totte ore’wa ore-ka.”
Jinshi “I see. I will always be me, in your view.”
猫猫「ん?…わっ」
Maomao “N? …Wa.”
壬氏「警戒(けいかい)するな。これを渡(わた)したいだけだ」
Jinshi “Keikai-suru-na. Kore’o watashi-tai-dake-da.”
Jinshi “Don’t be alarmed. I just want to give you this.”
猫猫「へっ?」
Maomao “He?”
壬氏「これを渡すと共(とも)に、ずっと伝(つた)えようと思(おも)っていた…。お前(まえ)には、迷惑(めいわく)をかけるかもしれないが…!」
Jinshi “Kore’o watasu-to-tomo’ni, zutto tsutae-yoto omotte-ita… Omae’niwa, meiwaku’o kakeru-kamo shirenai-ga…!”
Jinshi “For the longest time, I wanted to give you this when I told you a certain something. It might cause trouble for you, but…”
猫猫(これは…)
Maomao (Kore’wa…)
Maomao (This is…)
壬氏「今回(こんかい)の旅(たび)に来(き)てもらったのも…」
Jinshi “Konkai’no tabi’ni kite-moratta’nomo…”
Jinshi “I brought you along on this trip…”
猫猫(ご…ご…ご…)
Maomao (Go…Go…Go…)
Maomao (O-O…)
壬氏「そのためだ!」
Jinshi “Sono-tame-da!”
Jinshi “…all for that reason!”
猫猫「牛黄(ごおう)~~~~~!!!!!」
Maomao “Goooooooooooo!!!!!”
Maomao “Ox bezoars!”
猫猫(非常(ひじょう)に貴重(きちょう)とされる、牛(うし)の胆石(たんせき)!夢(ゆめ)にまで見(み)た秘薬(ひやく)が今(いま)、手(て)の中(なか)に~!!)
Maomao (Hijo’ni kicho-to-sareru, ushi’no tanseki! Yume’ni-made-mita hiyaku’ga ima, te’no naka’niii!!)
Maomao (The gallstone of an ox! The rarest of rare medicines I only saw in my dreams, now in my hands!)
壬氏「ああ!待(ま)たせてすまなかった。ようやく手(て)に入(はい)った。…って!そうではなく!」
Jinshi “Aa! Matasete suma-nakatta. Yoyaku te’ni haitta. …Tte! So’dewa-naku!”
Jinshi “Yes! I’m sorry they took so long to find. I finally got my hands on them… Wait! That’s not what I wanted to―”
猫猫「ありがとうございます!」
Maomao “Arigato gozai-masu!”
Maomao “Thank you so much!”
壬氏「あ…ああ…」
Jinshi “A…Aa…”
Jinshi “Y-Yeah…”
猫猫「フフ~」
Maomao “Fufuuu.”
壬氏「あぁ…あ…」
Jinshi “Aa…a…”
猫猫「フフフ~」
Maomao “Fufufuuu.”
壬氏「うぅ…」
Jinshi “Uu…”
猫猫「では、おやすみなさいませ!」
Maomao “Dewa, oyasumi-nasai-mase!”
Maomao “Well then, goodnight!”
壬氏「って!おい!勝手(かって)に閉(し)めるな!話(はなし)はまだ終(お)わってないぞ!」
Jinshi “Tte! Oi! Katte’ni shimeru-na! Hanashi’wa mada owatte-nai-zo!”
Jinshi “Wait! Hey! Don’t close the door on me! I’m not done talking!”
猫猫「あぁ!あぁ!!誰(だれ)にも邪魔(じゃま)されたくな~い!!ハハ~!フフ…」
Maomao “Aa! Aa!! Dare’nimo jama-sare-taku-naaai!! Hahaaa! Fufu…”
Maomao “Now no one will come between us!”
猫猫(壬氏様が宦官(かんがん)かどうかなんて、どうでもいい。ただ、牛黄(ごおう)分(ぶん)の恩(おん)はある。もし秘密(ひみつ)がバレて窮地(きゅうち)に立(た)たされたら、その時(とき)は…ちゃんと本物(ほんもの)の宦官にしてあげよう)
Maomao (Jinshi-sama’ga kangan-ka-doka-nante, do-demo ii. Tada, goo-bun’no on’wa aru. Moshi himitsu’ga barete kyuchi’ni tata-sare-tara, sono toki’wa… chanto honmono’no kangan’ni shite-ageyo.)
Maomao (I don’t care whether or not Master Jinshi is a real eunuch. But I do owe him for the ox bezoars. If his secret gets out and it gets me into trouble… I’ll make him into a eunuch for real.)
→Oh, no! This should be “him”, definitely! It means like “…and it puts him into a tough situation…”  
壬氏「おい!聞(き)いているのか!おい!人(ひと)の話(はなし)は最後(さいご)まで聞(き)け!」
Jinshi “Oi! Kiite-iru-noka! Oi! Hito’no hanashi’wa saigo’made kike!”
Jinshi “Hey, are you listening?! Hey, I’m not finished!”
語り「この国(くに)で、『華(はな)』の文字(もじ)を冠(かん)する者(もの)は、今現在(いまげんざい)2人(ふたり)のみ」
Katari “Kono kuni’de, ‘hana’no moji’o kansuru mono’wa, ima-genzai futari-nomi.”
Narration “There are only two people in this land with ‘Ka’-for ‘flower’- in their names.”
壬氏「おい!薬屋!」
Jinshi “Oi! Kusuriya!”
Jinshi “Hey! Apothecary! Hey!”
語り「国(くに)の頂点(ちょうてん)に立(た)つ帝(みかど)。そして……」
Katari “Kuni’no choten’ni tatsu mikado. Soshite……”
Narration “The Emperor, at the top of the nation. And…”
高順(壬氏様…いえ、月(つき)の君(きみ)。いつまでも仮初(かりそ)めの立場(たちば)ではいられませんよ。あなたは、この国(くに)の帝(みかど)の弟君(おとうとぎみ)、華瑞月(カズイゲツ)なのだから…)
Gaoshun (Jinshi-sama…ie, Tsuki’no-Kimi. Itsu’mademo karisome-no tachiba’dewa irare-masen-yo. Anata’wa, kono kuni’no mikado’no ototo-gimi, Kazuigetsu nano-dakara…)
Gaoshun (Master Jinshi… Or rather, the Moon Prince. You cannot stay in your temporary position forever. After all, you are our emperor’s younger brother, Ka Zuigetsu.)
(Continue to Episode 13/Ep.37)
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0x41n · 2 years ago
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「カエルはカエる」の話
かなり初歩的なダジャレを使ったタイトルのゲームを作った話。
第15回WOLF RPGエディターコンテスト(ウディコン)に参加しました。 初めてのウディコン参加&ゲームの公開でした。 ゲームのウラガワ的な話はしない方がカッコイイけど、 ストーリーがあるようなゲームじゃないのでテキトーに書いてみます。 (2023-08-17追記) ここでウディコンの結果やコメントの紹介などをしました。見たい方だけどうぞ。
どういうゲーム?
ゲームボーイ風のみじかい横スクロールアクションです。 いろいろな理由からこういう感じになりました。
まず、最初はゲームボーイ風でなく、 ロボットが冒険するシンプルなドット絵のアクションゲームにしようとしてました。メトロイドっぽいゲーム? 「第14回のウディコンにだすぞう」とか言ってました。 ちょうどこの時、洞窟物語に感動してそれっぽいものを作りたくなってたんですよね。
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見切り発車で作ってしまったため、システム以外の部分が全く思い浮かばず、開発中止。
せっかく作ったシステムをどうにか活用したいということで、 ストーリーも何もないただのアクションゲームを ミニゲームとしてRPGか何か別のゲームに入れようと開発を再開します。
「ミニゲームだし、絵もほとんど描かなくていいように画面小っちゃくして色も少なくしよう」ということでゲームボーイ風になりました。 とにかく楽をするためのゲームボーイ風です。 ちょうど桜井政博さんの星のカービィ開発秘話を見て、「こんなゲーム作りたい!!」となったのもあります。
ベロ
ロボットのアクションゲーム段階ではワイヤーアクションはありませんでした。弾をうったり、空飛んだり、重力反転したり、そんな感じ。 でも、ゲームボーイで使えるのはAボタンとBボタンくらいで、 何個もアクションを入れるのは違うなーと。 シンプルだけどいろんな遊び方ができるアクションないかなーと過去のウディコンゲームで色々遊んでいたところ、 ボクとハカセと白いハコというゲームに出会います。
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伸び縮みするワイヤーでゆらゆら揺れてゴールを目指すゲームで、 いろんなワイヤーの使い方をして先に進む技術が必要とされます。 めっちゃ面白かった。
「ワイヤーアクション、ええやん。」ということで自分もそれっぽいものを作ることにしました。 ワイヤーアクションをするようなキャラクターでドットで描きやすいものを考えた結果「カエル」になりました。 タイトルを「井の中の蛙」とかにして、ベロを使って井戸から出て大きな海をみて終わりとかシンプルでいいじゃん。
しかし、ワイヤーアクション、全然作れない!!!! こんなキモい動きになってしまった…
ということで、ベロで出来るワイヤーアクションをゆらゆら揺れるものから、 つかんだらジャンプするヨッシーストーリーの「!」みたいなものに変更しました。
タイトル
「井の中の蛙」でいいやと思ってたんですけど、ずっと井戸の中って見た目が地味になりすぎるなということで、 井戸から出て外の世界を回る話にしよう!となりました。 結果的に、森とか空とかが出てくる、全体的にカービィっぽい世界観になりました。 そうなるとタイトルが変な感じになるわけで… 冒険の動機付けもよくわからなくなったので、「蛙が家に帰る」でいいじゃんとなりました。 こんなダジャレのゲームは重厚なストーリーなんてないだろうと。 いい感じの安っぽさがあって、変な期待をせずにゲームを遊んでもらえるというハードルを下げる目的もありました。 ちなみに、タイトル画面は「カエルのために鐘は鳴る」っぽい画面を意識しました。 四隅に装飾があってキャラ二人いる感じ。え?全然違う?
音楽はかなりこだわって作りました。 曲の内容ではなく、曲の鳴らし方の部分ですが。
ゲームデータ内にある「shobo.html」にも書きましたが、 ぽり0655さんのブログで「ウディタでもレトロゲームのような演奏が可能である」ということが紹介されています。 レトロゲームの音楽が大好きな僕にとってこの機能はロマンの塊でした。 「他の誰かに先を越される前に、ゲームに実装して公開しなくては!!」
ずっと温めていた(?)このシステムをウディコンで披露してやろうという思惑からこのゲームに組み込むことになります。 ゲームボーイ風のゲームと相性が悪いわけないんです。絶好のタイミングでした。
しかし、このシステムを使うということは世にある音楽素材が使えないというわけで… いままで作った曲をシステム用に変換するなどして急ピッチで使う音楽を用意しました。 ゲーム開発で一番時間がかかったところです。
サウンドテストも入れました。 ゲーム本編には全く必要のない機能ですが、視覚的に演奏しているところを眺めるのが僕の趣味なので、ニヤニヤしながら作りました。
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ほんとは効果音も演奏させる予定だったんですけど、 さすがに処理が重すぎる気がしたのでDawで作ったものを流すだけにしました。
ちなみに、効果音が鳴っている間はちゃんとそのチャンネルがミュートされるように作りました。 変に音が途切れるのはこれのせいです。
そのほか
ゲームを起動するとウディタのロゴが表示されます。 実はここ、たまにバグったロゴが出てゲームが止まるようになってます。 本家ゲームボーイではここに不正カセット対策が施されていて、 ちゃんとしたカセットじゃない場合、起動できなくなるらしいです。(参考記事) この機能にならい、このゲームをテストプレイモードで起動させると100%バグったロゴが出るようになってます。 ゲームデータを公開してるので意味ないんですけどね。
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マップがテキストだったり、フォントも画像になってたり、 「それホントにやる必要ある?」みたいなことを多くやってますが、 理由はただ一つ、「容量を小さくするため」です。 自己満足でしかないんですけど、 ウディコンに出されたゲームの中で一番容量が小さくなるように頑張りました。 (この目標は多分達成できたと思う!) ちゃんと音楽が鳴って、ちゃんとマップが表示される、 容量以上の動きをするゲームってなんかカッコイイなって…
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マップがピクチャ表示だったり、データベースを全然使っていないのは、 最初の方に書いた「ミニゲームとして何か別のゲームに組み込む」ことを前提に作ったからです。 ミニゲームと本編でマップを移動させたりするのめんどくさそうだなぁと。
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ゲームのグラフィックはできるだけ8×8単位で3色しか使わないようにして作りました。 できる限りゲームボーイの仕様に近づけるようにいろいろ意識しました。 真のゲームボーイ好きに「こんなことはゲームボーイではできない!」と怒られるかもしれませんが… ゲーム部分とは関係のないこだわりが無駄に多いですね。
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あと、ほんとはステージエディタを別で作ってマリオメーカーみたいな遊び方をしてもらおうと考えてました。 エディタは没となりましたが、自分だけのステージとか作って遊んでほしいなと思ってます。
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(ウディコンのBBSにて難易度を下げたファイルを公開してくださった方がいました!本来これくらいの難易度で作るべきだったのかと勉強になりました。ぜひプレイしてほしいです!)
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最後に
こんなに読みづらい文章をここまで読んだあなたはすごい!
TwitterやBBSで感想などを書いてくれた方がいて、めちゃくちゃ驚いています。 うれしすぎて家族に自慢しました… 本当にありがとうございました!
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amanatsu1243 · 2 years ago
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ひさしぶりにこの燃え滾るミュ及び役者さんへの思いを書き連ねようとタンブラーにログインしたらカエルちゃんに鳴かれるのだけどこれはいったい……。
まあいい、とにかく毎日毎日youtubeでゲネプロを見返して、タイムシフトで何度も何度も配信を見返していますってだけなんですが。
だってめっちゃかっこよくて、歯並びが綺麗で(これは一緒に配信見たお友達の談ですが)、長義くんのこと大事に演じてくれて、神様こんなに素晴らしい方をご採用くださいましてありがとうございます的日々です。
ディレイもなくなり、イベントも終わって、もちろん次の何かしらをしなければならないのですが、今はひたすらロス。🌸影ロス。
それを埋めてくれるのがこれらなので、そりゃ、そりゃあああ毎日拝むように見たり聞いたりしております。
あと長義くんのあのソロ曲なんなの??? ボカロ??? それであんなに煽情的に歌い上げるの? 揺さぶるんじゃなくて揺さぶられるってつまり抱かれてるの??????????
抱かれてるよね?????????
あれKNCGソングだよね?????(おそらくたいていの人がご自身の推しカプをここに当てはめていらっしゃると思いますしそれもまた間違いではないです(えらそう)。あの歌の解釈には無限大の可能性があります)
でも4キロやせたってのはビビったです。私去年ダイエットして(今は戻って……)6キロくらい痩せたけど、それ半年くらいかけましたもの(今は戻っている……)。
身体を大事にして、また末広がって欲しいなと思います。
行けないけど。
いや普通にね、無理だから。野外って、あなた、もう大学生(になれたらいい)な娘がいる歳の私が行けるわけがないですわ。体力的に。
って言ったら三つ違いの方が「私は申し込みますよ」とおっしゃっていたので、己の不明を恥じました。すみません、単に私が体力ないだけです。
はあ。行きたい気はするはするんだけど、無理……やっぱり怖い。倒れる予感しかない。
主に2:58くらいを見ています
youtube
3 notes · View notes
naritamarchaiswebsite · 5 days ago
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Naritaマルシェ田園都市計画~その12
昨日紹介したお庭の続きです。今回はオーナメント中心に・・・
まずこちら「グリーンマン」というモチーフで、庭や森の守り神なんですって。
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よく見たらこちらにも「グリーンマン」。ちょっと怖い気もするけれど「守り神」と思うと頼もしく感じます。
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釣りをしている小人さん。金魚釣れましたか?
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そして水辺にはカエル、いますよねえ。
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仲良しな鳩?さんかな?
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フクロウも・・・花に埋もれて気持ちよさそうです。
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ウサギもいます。
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そして、前回にはなかったものが今回は出現していました。
それは、なんと「どこでもドア」!
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実はあまり見せたくないものを隠すためのドアを旦那さんが1日で作ってしまったんですって。窓に見えるところは鏡になっているんですよ。この「どこでもドア」、小学生の娘さんが大喜びしたという話を聞いて、なんて素敵なエピソードなのだろうと感動し心が温かくなりました。子どもたちが小さい頃は「ファンタジー」がとっても大事なんですって。子どもの頃に心に養った「ファンタジー」が、大人になってからいろんなことを良い形で乗り越えていく力になるそうです。ああ、まさにこういう子育てが大事なんだなあ、と思いました。
奥さんが美しい花々を育て、そのセンスに合わせて旦那さんがいろんなものを手作りしてくださって。まさに「協働」で進化し続けているガーデンです。
「田園都市計画」に参加してくださった方たちの中には、バラの苗を購入したという方、「農業園芸センターに行ってきた」という方がいてとても嬉しく思いました。私の両親もお庭を見せていただいたのですが、旦那さんが手伝っているということを知って、父が以前にもまして庭仕事を手伝ってくれるようになったとのことでした。
このような動きが出てきたことがとても嬉しく、この計画が秘めている可能性は無限大だと感じています。
秋バラも美しいとのこと。ぜひその時期にまた見せていただきたいと思います。
丹精込めたお庭を見せていただき、ありがとうございました。夢と希望を与えてくださっていることに心から感謝いたします。
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