#これは孔明の罠だ
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leomacgivena · 7 months ago
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例の広告会社、粛々と追及すれば良いと思うが、本丸じゃない感じというか「待て あわてるな これは孔明の罠だ」感はある。選挙の劣勢はあの程度の表層的な宣伝で覆せるようなものではない。
Xユーザーの渡辺輝人 🇺🇦連帯さん
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ari0921 · 9 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和六年(2024年)10月8日(火曜日)弐
    通巻第8450号
 なぜパキスタンで中国人標的のテロがつづくのか
  バロチスタン州の武装勢力は何が望みか?
*************************
2024年10月7日、カラチ空港付近で自爆テロ、中国人二人と運転手の三人が死亡し、中国人を含む11名が重軽傷を負った。BLMが犯行声明を出した。BLMとはバロチスタン州の独立をめざす武装勢力(バロチスタン解放運動)、西側の定義では「テロリスト集団」になる。
かれらがなぜ中国人を標的とするのか。中国人に対して深い復讐の怨念を抱いているからか。
バロチスタンの反政府集団はBLMのほか複数、かれらの主要敵はパキスタン政府であり、軍、警察が最大の標的。ついで中国人である。しかし2010年代に多くの武装勢力は政府軍に投降し、暴力行為は下火になったと言われた。それが何故最近になってテロの復活となったのか?
理由ははっきりしている。中国が推進しているBRI(一帯一路)とはパキスタンの西南部グアダール港から北東に新疆ウイグル自治区までの3000キロを斜めに横切るプロジェクトがメインで、ガスと石油のパイプライン、高速道路と鉄道、光ファイバー網の建設が「中国パキスタン経済回廊」(CPEC)と呼ばれ、巨費を投じる。このプロジェクトに反対しているのだ。一口に3000キロというが、日本の鹿児島から網走までの鉄道距離がおよそ2800キロだから、どれほど長距離であるか、これはパキスタンの国土改造でもある。
2013年時点の計画では460億ドルだった。2020年になると650億ドルに上乗せされ、中国輸出入銀行、中国開発銀行、中国工商銀行などが融資した。IMFとは別枠の二国間交渉であるため、詳細の融資条件は公開されていない。普通、こうした融資はIMFが主導し、低金利に抑えられるが、中国は返済期間が短い上に金利が高いと言われる。そのうえ、中国が関与するプロジェクトは途中から五割ほど予算が上乗せされる特徴がある。
スリランカが借金の罠におちてハンバントラ港が中国の軍港となったように、パキスタンの西南に位置する戦略的要衝のグアダール軍港化が中国の長期目標だ。それゆえに、この計画に最初から反対しているのはインドだった。
パキスタンは見返りに発電所建設も要求し、またグアダールには職業訓練学校、自由貿易特区や病院の建設も約束した。中国の経済的戦略においてはマラッカ海峡のバイパスで、エネルギー輸送の短縮がメインの目的だった。
ともかく、この世紀のプロジェクト、工程の半分近くがバロチスタン州を通過する。それが問題なのだ。
パキスタンがバロチスタン州を合邦したのは、英国が、戦後、一方的に地図に線を引いてパキスタン領土に加えてしまったからで、それまでの経緯を言えば、バロチスタンは王国、いまも亡命国王が英国にいる(筆者、いちどお目にかかったことがある)
▼バロチスタンの民衆は自分たちがパキスタン国民とは考えていない
すなわち分割統治を植民地経営の根幹においた元凶は英国だが、現在パキスタンに存在する最大の外国勢力は中国、その中国がパキスタン政府と協力し、プロジェクトを推進している。
CPECプロジェクトはバロチスタンの「主権」を無視し、住民の意向を軽視した、パキスタン政府という中国の買弁勢力が行っていることだから、断固粉砕とういう武装路線に傾いたのである。バロチスタンのナショナリストたちは自分たちがパキスタン国民とは考えていない。
約束された現地人の雇用はほとんどないうえ、中国から囚人を含めて数万の労働者がやって来た。つまりBRIとは中国の失業者を吸収し、在庫を処分するプロジェクトでもある。
こうして「テロ」が頻発し、じつはグアダール港近代化、工業団地、大学誘致などの第一次工事は沙汰止みとなって、中国はテロ攻勢にねを上げ、グアダール拠点をカラチへ移動するとした。ときのイスマン・カーン政権は驚き慌てて「これはゲームチェンジだ」と嘆いた。
グアダールの豪華ホテルも襲撃され、工事に派遣されている中国人エンジニアへのテロが頻発し、パキスタン軍では治安が保てないことがわかった。中国はパキスタン政府に中国人の安全確保を執拗に要求してきた。
 テロの標的はグアダールからカラチへ移行した。日本もとばっちりをう��た。
4月18日カラチで中国人と間違えられて日本人五人が乗った車列がテロに襲われ、ガードマンが死亡、日本人は無事だったが一人が軽傷を負った。
22年8月25日にはカラチ大學の入り口「孔子学院」付近で女性教師の自爆テロがあり、中国人三名が死亡した
2021年に遡ると同年3月にカイバル峠で中国人エンジニア五人が殺害された。同年4月、クエッタ(州都)のホテルで自爆テロがあり、多数が死亡したが、宿泊中だった中国大使は不在で難を逃れた。
その前にも同市では中国人教師が殺害された。
同年8月、グアダールで中国人エンジニア8名をのせたバスが襲われ、全員が死亡した。
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sangokushi7 · 11 months ago
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三国志武将が愛用!? [架空のダイエットグッズトップ5]
三国志武将が愛用!? [架空のダイエットグッズトップ5] #三国志 #はじめての三国志
      諸葛亮(しょかつりょう)が発明したといわれる巨大ビスケット「博望鍋盔(ポーワングオクイ)」のレシピを見つけて作って食べてみたところ、美味しすぎて四日間で六回も作って食べてしまい、太ってしまいました。そんな近況をkawauso編集長に報告したところ、「味無しの香ばしい小麦粉系のお菓子は孔明(こうめい)の罠」というコメントを頂きました。   くっ……孔明の罠だったか。それ早く教えてもらいたかったです。ということで、本日は三国志武将をあしらったダイエットグッズのアイデアを考えてみました。     アイデア1:ダイエットお助けロボ司馬懿(しばい)くん   冷蔵庫やお菓子がしまってある棚などにユーザーが近づくと「待て!これは孔明の罠だ!」と叫ぶ。扉が開くと「小さきを忍ばざる時は大謀も乱る」と言う。中から食べ物を取り出すとくやしそうな声で「しょせんわしの歯の立つ相手ではなかった」と言…
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summary-q · 2 years ago
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トレンドまとめ #0011
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test-q · 2 years ago
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musicjpn · 6 years ago
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突発で来てしまった三国志展。 何だか無性に癒されました。 #三国志 #これは孔明の罠だ #げー孔明 #司馬懿仲達 (東京国立博物館) https://www.instagram.com/p/B0DfdY_lvm2/?igshid=1tv19q2gqkqap
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karatte · 2 years ago
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有志による『天地を喰らうII』のクローンゲーム版初見プレイ。 FC版の諸葛孔明伝は実機でプレイ&クリア済み。 配信時の冒頭無音箇所削除済。 洛陽の北の関所へ   ↓ 3つ目の関所 - 沂水関 - ・関所に入ると卞喜がこの先の鎮国寺で一献さしあげたいというので招かれるまま鎮国寺に ・一杯どうぞと勧められてここで選択肢  『いいえ』ならそのまま戦闘に 『はい』を3回選択すると・・・ 沂水関之戦・・・【卞喜 兵士 兵士 兵士】 ・戦闘終了後、入り口にいるお坊さんに話しかけると宿泊させてもらえる(罠じゃないですよ) 外に出たら北へ(そばにある庵は特に何も起きません)   ↓ 4つ目の関所 - 滎陽 - ・関所に入ると話しかけてくる人物が 滎陽の太守『王植』は関羽に害意を持ってないらしい ・それならと宿を貸してもらことになり屋敷の前に連れていかれます 話しかけてきた人物は屋敷の警備をしている『胡班』という者  この名前に見覚えがある人は道具欄をのぞいてみよう 預かった物がありますよね? ・屋敷で一泊できるけど、沂水関の卞喜の件もあるし・・・ 隠しアイテム ・入り口近くの建物内のツボ/銅仙丹(※関所を破った後は入手できなくなるので注意) 滎陽之関戦・・・【王植 兵士 兵士】 関所を抜けて北へ   ↓ 5つ目の関所 滑州之関戦・・・【秦琪 兵士 兵士】 関所の向こうに見える船に乗る前に、洛陽まで戻ってセーブしておくといいでしょう   ↓ 船は河北へ到着 北へ進むと『夏侯惇』が現れます 冀州夏侯惇戦・・・【夏侯惇】 ※数回攻撃を与えると終了します とにかく冀州城に急ぎましょう(手間を減らすなら先に北の山賊退治をするといいでしょう)   ↓ 冀州城に入城しようとするとある人物が道を塞いでいます いつぞやの酒場で出会った『趙雲』です 話してみると、わけあって袁紹の元で働いているらしく追い返されてしまいます このままでは入城できないので、とりあえずすぐそばの庵に入ってみましょう   ↓ - 関定の庵 - ・1階にいる右の人物『関定』によると村の者が山賊に困っているようで山賊退治を頼まれます お供に息子さんをつけてくれるそうです ・左の人物に話しかけると、関定の次男『関平』が仲間になります それでは船着き場の近くにある村へ行ってみましょう   ↓ - 山賊に困っている村 - ・山賊が北の山と東の山に住みついて困っている ・北の山には元黄巾賊の『周倉』が、東の山にはとんでもなく強い武将が住みついている ・東の赤水城という古城に住みついた武将の名前は、チョッ、チョ、チョウ…… まずは北の山賊から退治を 村から西側の北方向に進みましょう   ↓ - 臥牛山 - 臥牛山之戦・・・【周倉 山賊 山賊 山賊】 ある程度ダメージを与えると、『周倉』が関羽の配下にしてほしいと頼んできます 『はい』を選択するとその場で仲間に 『いいえ』を選択すると戦闘が終了しますが砦の中に入ると周倉がいて再び仲間にするか選択できます 北の山賊を退治したら次は東の山賊退治に   ↓ - 赤水城 - ・城に入ろうとすると見覚えのある武将が襲ってきます チョッ、チョ、張飛です 関羽が曹操軍に寝返ったと思っているようで怒っています ・誤解をとくために山影に見え隠れしている曹操軍の将の首を持ってくるよう言われます すぐそばに現れた武将に話しかけ戦闘です 冀州蔡陽戦・・・【蔡陽 兵士 兵士 兵士】 倒したら赤水城へ ・張飛に話しかけると無事誤解がとけて軍に合流します 張飛から最近袁紹軍の兵が南の森に出入りしているとの情報が 隠しアイテム ・宮殿の入り口から左に6歩、下に2歩/銅の盾 関係なさそうな情報ですがやっぱり気になるので南の森へ行ってみましょう   ↓ 南に進むと森の一部が1マス平地になっている部分があるのでそこに進むと敵と遭遇します 冀州森之砦・・・【許攸 逢紀 兵士】 倒したらもう一度平地部分に乗ってみると砦の中に - 森の砦 - ・若い娘が牢に入れられています 助けてあげましょう ・娘さんが言うには牢の扉は『銀の鍵』がないと開かないそうです 洛陽で買った鍵が役に立ちそうです ・娘さんを助けると『趙雲への手紙』を預かります 冀州城の手前にいる趙雲へ届けましょう 冀州城の前に関定の庵に寄ってみましょう   ↓ - 関定の庵 - ・山賊退治のお礼に劉備と合流するまでこの家を自由に使っていいそうです   ↓ 冀州城の手前にいる趙雲へ娘さんから預かった手紙を渡しましょう 助けた娘さんは趙雲の妹だったようです 『趙雲』が仲間に加わります また一人 優れた人物が加わった 関羽は袁紹軍に顔を知られているので、趙雲が劉備の元へ   ↓ - 冀州城 - ・劉備の元に趙雲が合流 関羽たちと合流する前に袁紹と話をしておこう ・城を出る前に武器屋で趙雲の装備を整え、役所でセーブをしておきましょう(※軍師任命も忘れずに) 城を出ると袁紹軍に襲われます 冀州城之戦・・・【郭図 田豊 蔣義渠 袁術or兵士 兵士】 ※3章で袁術を見逃した場合は再登場しますが大して強くないので問題ないでしょう 倒したら関定の庵へ   ↓ - 関定の庵 - ・2階に関羽と張飛がいます 義兄弟の再会です(※関平と周倉は編成所に送られます) ・庵を出る前に、関定に挨拶をしておきましょう 劉備の提案で関平を関羽の養子にするか聞かれます  『はい』を選択すると関平の武力と知力が10増えます 損はないのでぜひ養子に 一泊して庵を出るとイベント戦闘が始まります 官渡決戦 袁紹の貴重な戦闘姿です 袁紹のステータスも気になるところです 時は流れ 大陸の勢力地図は 大きく変わった 5章 三顧の礼 - 荊州城 - ・江夏の地で反乱が発生 病身の『劉表』に代わりに劉備が鎮圧の役を引き受けることに ・医者の話では劉表の病は日に日に悪くなっているらしい ・劉表には『劉琦』と『劉琮』の二人の息子がいるが、劉琦は病弱、劉琮はまだ幼いので世継ぎ問題で揉めている ・荊州は人材の宝庫 そろそろ劉備軍にも軍師が欲しいところ この章から『編成所』が利用できます(※編成を組んだら装備と軍師任命を忘れずに) 隠しアイテム ・宮殿から右上隅/鉄の剣 準備を整えたら東の村へ   ↓ - 荊州の村1 - 村に入ると反乱軍が襲いかかってきます 荊州黄巾戦・・・【黄邵 管亥 黄巾賊 黄巾賊】 ・陣形には有利な点だけでなく不利な点もあるので注意を ・この付近には龍が住んでいるらしい ここから東の村も盗賊に襲われているので向かいましょう   ↓ - 荊州の村2 - ここも村に入ると反乱軍が襲いかかってきます 荊州黄巾戦・・・【何儀 何曼 黄巾賊 黄巾賊 黄巾賊】 ・村の娘はみな盗賊にさらわれてしまった模様 中にはさらわれなかった人もいるようですが… 次はここから南の村に   ↓ - 荊州の村3 - ここも襲いかかってきます 荊州黄巾戦・・・【劉辟 龔都 黄巾賊 黄巾賊】 ・荊州城の西に『水鏡先生』と呼ばれる賢者の庵がある 一度、荊州城の劉表の元へ戻りましょう   ↓ - 荊州城 - ・劉表に報告すると反乱軍鎮圧のお礼に、ここから北にある小城『新野城』をくれます さっそく北にある新野城に行ってみましょう   ↓ - 新野城 - 新野城に入ると関羽が、誰か武将を新野城開発の指揮にあたらせてはと提案してきます 選択肢は、『糜竺』、『糜芳』、『陳登』の3名です 誰を選ぶかによって開発後のお店の商品の品揃えが変わります 選び方はお好みですが、防具派なら糜竺 武器派なら糜芳 原作派なら陳登 がよろしいかと 商品の品揃えの情報は、天地を喰らう2完全版/店・施設一覧の8章を参考に 尚、開発にあたる武将はこの先パーティーに復帰することはないのでご注意を ・眠れる龍を起こしてはいけません じっと待つのです ・街の開発に燃える人々 「ラクヨウのように なれば らくよう!……」 隠しアイテム ・宮殿の上の左の木の左側から左に1マスから鉄の鎧 一周りして城を出ると『劉琦』が駆け寄ってきます 劉表が危篤状態におちいったそうで 大至急、荊州城まで来てほしいとのことですが、ちょっと寄り道を(ゴメンね劉表さん) 新野城から北西の1マス分の森になっている場所に行ってみましょう   ↓ - コウメイの庵 - ・入り口にいる人によると、コウメイは留守のようです 隠しアイテム ・建物の入り口から下に5歩、左に10歩、下に1歩/知復丹 それでは大至急、荊州城に向かいましょう   ↓ - 荊州城 - ・宮殿に入ると入り口に『蔡瑁』がいて舌打ちをしています ・玉座から左の部屋に劉表が横になっています 命が長くないので蔡瑁と協力して後継者を盛り立ててくれとのこと 宮殿��ら出ようとすると『伊籍』が駆け寄ってきます 蔡瑁が劉備と劉琦を亡き者にしようと企んでいるので、左の部屋の非常用の出口から逃げるよう言われます 左の部屋の壁から非常用の出口へ   ↓ - 荊州城非常用出口 - お宝 B1 赤心丹/金230/赤心丹/銅の槍/銅の剣/銅の斧/金206/鉄の鎧 B2 金234/金248/銅の刀/銅の盾/招魂丹/金494/銅仙丹 非常用出口を抜けると荊州城の西側に出ます が、劉備が関羽たちとはぐれてしまいます 近くに見える庵で宿を乞うことに(※橋から先には行けません)   ↓ - 司馬徽の庵 - 庵に住んでいたのは水鏡先生こと『司馬徽』でした 劉備軍には当千の武将はいるが、この乱世に立ち向かえる軍師がいないと図星を指されます 『伏龍』『鳳雛』の二人を仲間にすることを薦められてこの日は一泊 その夜 何者かが この庵を訪れたようだ 昨晩の来客が誰かと尋ねると一番東の村へ行ってみるとよいとのこと 庵を出ると関羽たちが合流するので東の村へ(軍師の任命を忘れずに)   ↓ - 荊州の村3 - ・村人に話を聞いてみると、東の洞窟に物知りな浪人『単福』が住みついているらしい 単福に会いに東の洞窟へ by noinoinoiz
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syuta · 7 years ago
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「待てあわてるな これは孔明の罠だ」 とか言って残る人もいそう
残業をなくすには『横光三国志』よろしく銅鑼を鳴らせばいい? 「秀逸」「楽しそう」 | ガジェット通信 GetNews
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karasuya-hompo · 6 years ago
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RDR2:67:復讐は甘美なり!(@ であぶろデモハン)
 メイソンのワニ撮影を無事に終えて、これからどこに向かおうかな~と思って見つけたのはこれ。
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 この建物ってたぶんまだ寄ったことないはず(๑•̀ㅂ•́)و✧  こういう建物のすべてに場所名が書き込まれるわけではないので、一度行ったことのある場所にまた出掛けてしまうこともあるのですが、そうなったらなったで。
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 家の前の椅子に腰掛けてたおっちゃんが、「一人で寂しかったんだよ(←ここは字幕なかった)」と、飯に誘ってくれました。  ……これたぶん、動画でちょっと見ちゃったなぁ……(´・ω・`)
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 ほらねー(´・ω・`)  って、分かってても入らずにはいられないこのキモチ。
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 俺のほうが強い、みたいなこと言ってるのはさておき、「あんたは俺のペットだ」って、どうなっちゃうのカシラ!?:((((; ๐ᾥ๐)))):  なーんて思うものの、物音からして大したことはなにも起こってなくてですね。けっこうすぐに馬に乗せられて運ばれてしまってる感じ。なんなんだじゃあそのペット発言は。どうせなら地下室とかに捕まってて、コルムのとこから脱出したみたいに出ていければ良かったんだけど……( ತಎತ)
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 ポイされました(´・ω・`) 気に入らなかったんだな。それにしても、親切に馬まで連れて来てくれたのか。つーかあの小屋に馬がつながれてた覚えがないので、俺の馬に乗って運んできたってのか?  って、なくしたお金…… 1 $ ……?( ゚д゚)ナニソレ
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 ちなみにポイされた場所はここ。  さ・て……(ㅍ_ㅍ)
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 なんだろうなぁ、この新聞記事の切り抜きっぽいのペタペタ貼ってあるのは。どれもボロボロで、読めるものもないから、どんな記事を集めてたのかは分からないなぁ。  さーて……街道を行くのはやめておいて……
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 (*・з・) ~♪ お、なんだあれ?
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 「少人数のための小さな教会」とか日記に書き込んだけど……
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 少人数、じゃなくて、小人、じゃないかこれ……? 子供用にしたって小さい椅子だし。ちなみに俺はしゃがんでないとダメ。  いったいなんのために建てられたんだろうなぁ。ネイティブアメリカン系なら、見つからないように小さくしたってのもあるかなと思うけど、明らかにキリスト教だしなこれ。アイコン的な信仰の場所がほしかっただけなら、中に入らなくても外から拝んだっていいような気もするし。謎だな(´・ω・`)
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 お、このへんっていろいろと珍しい花があるんだな。サンドニの温室だか博物館だかみたいなとこに住んでるあのへんな奴が、いずれほしがるみたいだし、集めていこっと。  ところでこういう花って、他の植物みたいにしばらくしたらまた生えてくるのか? まさか一ヶ所一回きりとか��と、石刻とか同様の「自力はかなりの無理ゲー」になるんだけど。  そういえば、メイソンのとこのイベントで「すっかり髭ムサくなって……」とか思ったし、お風呂は……ストロベリーで昼風呂してから何日たったっけ? えーっと、夕方まで寝て、ラジコン博士のランプを頼りに進んでいったん夜、そして昼にロボくん発見しただろ? それから山を降りて、一晩経過しつつ馬を探しに行って、キャンパーさんのとこで夜になって……4日くらいはたってるのかな。  というわけで、サンドニの理髪店によって髭を整えてもらい、酒場へ。
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 そーゆーといつもトムはどことか言ってるおばちゃん、話しかけたことなかった。「なにか用なのカウボーイ。あんたたちみたいな つまんない連中には興味ないのよ」的にあしらわれます。ちぇー(・д・)  それにしてもこのおばちゃん、孔雀モチーフの服? 悪趣味だけど、金持ちなんだろうな、きっと(´・ω・`)
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 とりあえずごはん。5$でリッチにお肉食べよう(๑´ڡ`๑)  ところで今更ですが、食べ終わるとちゃんとナプキンで口元拭うあたり、アーサーさん意外に躾がいいw 手の甲とかでぐいっとかやってそうなイメージなのにね。ダッチとホゼアの仕込みなのかなと思うと、かわいい(´ω`*)
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 今日はおねーちゃんつきで昼風呂。メアリーには内緒な:( •ᾥ•):
 ―――というところで、そろそろ本日のタイトルロール。ゲームの話からちょっぴりはずれて、キャラ考察的なアレっぽいなにか的なソレと、罪と許しについてのあーだこーだ。キョーミねーな(ㅍ_ㅍ)と思ったら、今日はここでぐっばいですょ( ˘ ³˘)❤マタ コンド
 さて~……。  基本的にお人好しな天使アーサーでプレイしていますが、仕返しはきっちりとしますし、優生学主義者を沈めてたりと、「(暴)力ある者ゆえの身勝手な正義」みたいなものは遂行してます。  あと、何度か書いているとおり、ギャングのキャンプは襲われない限り手出ししないのですが、「コルムの連中だけは、見つけたらこっちから仕掛ける」ということもやってます。アーサー自身が捕まったことは、「プレイヤーにコントロールできていればあんな見え見えの罠には乗らなかった。もっと周囲を警戒してた」というのもあるので、避け得た出来事な気がしてあんま腹立たないのですが、キーランにしたことを思うとね。それにあれは、アーサーには逃げられたし、こうなったらもう小細工なんかなしじゃ! というガチの宣戦布告でしょ。奴等はダッチとの因縁もあるわけで、”敵”度が、他のギャングより圧倒的に高いわけです。だったら望み通り潰してやろうじゃねぇか、てめぇらだけは許さん、てキモチで襲撃しに行ってます。  ただ、これって「復讐」だよなぁと、先日来つくづく思いつつ遊んでいるのです。  復讐は愚か者のすることだ、とダッチ自身が言い(自分で守れてないけど)、アーサーたちも納得し、「コルムにこだわるのは私怨だろ」と言ったりもしてますけど、ついコルムだけは現在、プレイヤーが後押しする形で、めっちゃ復讐というか報復しまくってるわけです。天使アーサーと言いつつ、ここだけはナチュラルに、「コルムの連中は許さねぇ」ですし、騙して不意打ちして小銭盗むとか、「まあいいや1$だし(´・ω・`)」じゃなくて「ふざけた真似しやがったな?(ㅍ_ㅍ)」なのです。  復讐なんて愚か者のすることだ、して手に入るものより失うものが多い、なんて―――他人事だから、怒りや憎しみが自分の中にないから、さらっと言えるだけだよなと。
 ブロンテとダッチの成り行きも、「復讐」についても思うものがあります。  もし自分がああやって、誰かにナメられて騙されてコケにされて恥かかされたら、マジで真っ赤になって恥じるし怒りますよ。絶対ゆるさねぇ:(((ʘ皿ʘ ╬))):  私にダッチみたいな才覚はありませんが、精神的な部分ではすげー似てると感じてて、「もしあれが自分だったら」と想像すると、ガチギレするのが分かるというか、しないはずがないというか。  そんな私であれば、やり返す力があるのになにもしない、なんて選択肢、存在しません。やり返さないとしたら、やり返すために十分な力がないとか、やり返した場合のリスクを計算して割にあわないと判断した場合ですね。(だから現実世界の私は腹は立てても忘れるなど、常識人として生きているわけです。そして、リスクの中には、仲間を失うかもしれないといったものも含むので、なにもかもが利己でもありません)  だからもしRDR2の世界で、アーサーやダッチみたいな力、あるいはブロンテみたいな力でもいいし、コー��ウォールの経済力でもいいです。なんらかの大きな力を持っていて、大したリスクなしにやり返せるとしたら―――絶対に、やるよなと。
 「復讐の美味」でダッチがブロンテにしたことには、アーサーとジョンがかなり引いてましたけど、それって他人事だからでしょう。プレイヤーも一緒にドン引きしたとしても、やっぱり他人事だからです。だから「おいおいダッチやり過ぎだろ」と思うんじゃないかな。  アーサーとジョンだと、自分の才知に自惚れてるというか、それを大したものだと自分で思ってるわけではないので、騙されてコケにされてもあそこまで怒りはしないでしょう。不愉快ではあるとしても、どうせ俺は馬鹿だよチクショウ(ಠᾥಠ)くらいじゃないかな。  でも、もう少し大きく見て、「自分の大事なものを傷つけられた」としたら? ダッチにとっては、体面、プライド、自尊心。ジョンなら、たとえばジャックを面白半分に豚の餌にされたら? もしそうなったら、スパンと撃ち殺して済ますなんて穏当な(?)処置で我慢できるとは思えません。  大事なものが自分自身の中にあるか、外にあるかは問題にしません。プライドなんてものがそこまで大事なのか、というのも今は問題にしません。「自分にとって大事なもの」を傷つけられて激怒したとき、そして自分に、力と、低リスクで実行できそうな機会があるとき、復讐の誘惑、快感に抗えるかどうかです。  ましてやあのあたりのダッチにはもうだいぶ余裕がなくなってきてますよね。もっと余裕のあるときなら、こういう”醜い”復讐心を仲間の前で出すことのリスクを考えるだけの―――苦しめずにあっさり殺して捨て台詞とか、あるいは罰する(馬鹿にして笑い返すようななにかを仕掛ける)だけで逃がしてやるといったカッコつけ、見栄を張る冷静さもあったかもしれません。そして仲間から「さすがダッチだ」と尊敬される分で、怒りを緩和できたのかもしれません。  また、「やり返したはいいが、それに更にやり返される」ことも考えないといけない。カッコつけてブロンテを笑い者にだけして生かした場合、今度は復讐される側になる可能性が高い。どう考えてもあいつもプライドというか傲慢と尊大の塊でしょう。そのときに仕掛けられる攻撃や罠、不意打ちに果たして対応できるのかどうか。それを考えたら、笑いものにだけして溜飲を下げる、そして生かしておくなんて選択肢はありえないですね。  このへん、私は我ながらダッチに似てると思うので(彼のような才覚はないし、それゆえ彼よりは緩やかだとしても、精神的によく似てるのだょ:( •ᾥ•):)、心理が自分のことのようによく分かる……気がしています。
 復讐は愚か者のすることかもしれないけれど、残念ながら人間なんて大抵その愚か者です。そして、実写映画「ヘンゼルとグレーテル」の名言どおり、「復讐はなにも生まない。そのとおりだ。だがスカッとする」のです。  力があって、機会があって、リスクが許容範囲なら、許す・忘れてやるという選択肢はなかなかに取りづらいのです。傷つけられたものが自分にとって大事であるほどに、「まあいい」なんて許せやしないのです。  「ちゃんと仲間として扱ってやれば良かったな」とか「コルムに見つかったら殺されるって分かってたんだから、もっと気にして守ってやれば良かった」とかいう後悔、罪の意識を、少しばかり晴らせる気がしたりもするのです。
 最後にちょっと「許す」ということに関連した話。  かなり出来た人物として、修道士、シスターも出てくるので、RDR2の6章アーサーについて考えるとき、ちょっとした参考になるかもしれないなと思ってることです。  まずはその1。  むかーしパタリロという漫画の中に、盲目の元殺し屋、現神父(牧師だったかもしれない。とりあえず神父と書いて進める)というのが出てました。(記憶に頼ってるので少し��うところはあるかもしれないが、筋は間違ってないはず)  その殺し屋はある日、ターゲットを殺すため列車ごと爆破し、警察に追われて傷を負い、小さな教会に逃げ込みました。そこにいた老神父に、「俺は人を殺すことなんてなんとも思ってない。列車事故を知ってるだろう、あれは俺がやったんだ」と銃を突き付け、匿うように脅します。  神父は彼を匿ったのみなず、夜通し看病し、親身になって世話しました。そして、昔の聖人なんかの話を面白おかしく聞かせて退屈をまぎらわせてやり、殺し屋の心を少しばかり開きました。  そしてある日、「あんたの家族は?」と聞いた殺し屋に、神父が答えたのは……「死にました。列車の事故で」。  彼は自分の家族を殺した男を救ったわけです。憎くないのか、殺したいと思わなかったのかと尋ねても、ここにやってきたのは神のお導き、それは貴方の魂を救いなさいという神のご意思なのだと。そのことに愕然とした殺し屋は心底罪を悔いて、どうすれば償えるかと問うと、これからは人のために生きなさいと告げ、老いた神父は教会を彼に預けると、他の迷える魂を救うために旅立ったのでした―――。  それからその2。  古典推理の傑作として知られるチェスタトンの「ブラウン神父」シリーズの中に、こんな話があります。(細部のネタバレはありませんが、キーになる部分はバレますのでご注意)  ここにある一人の罪人がいて、それを神父たちが屋敷の中に閉じ込めるようにして匿っています。それについて、とある人たちが、「彼の犯した殺人は不可抗力、事故なのだから、罪人とは言えない。なのに閉じ込めて矯正するなんて間違ってる」と言って、神父たちを攻めます。彼は罪人なのだ、彼自身がそう考えて閉じこもっているのだと言っても、「そんなものは罪にあたらない」と。  そこでブラウン神父が推理を披露し、実際にはなにが起こったか―――彼等が信じていたのとは違う事実を告げると、途端に彼等は、「そんなことは許されない」、「罰するべきだ」と言い出します。  それに対するブラウン神父の言葉。  「あなたがたが罪を許すのは、本当の罪とは考えていないときだけです」。  「こんな卑劣な罪を許せるとお考えですか?」に対して、「許せますまい。しかし"私たち"は許すことができねばならない」。  あんな奴には舟の竿の先でも触りたくない、と言った少し前の言葉を拾って、「私たちは舟の竿の先ではなく、祝福で触らねばなりません。そういう人たちを地獄から救う言葉を話さねばなりません」。また、「あなたがたはお好きな悪徳を許し、流行の罪を見逃して歓楽に生きればいい」とも言い、「その人(今回の犯人のような人)たちの罪は、どうしても弁護できない。世間はおろか、自分自身でも弁護できないのです。司祭以外の誰にも許すことはできないでしょう」と続けます。  これら2つの、ちょっとした物語から思うのは、許されざる者を許す。まことの罪人を許し、受け入れ、愛し、救う。それが真の聖職者なのだろうなということです。
 4章のサンドニで出会ったドーキンス修道士、そして名もなきシスターは、「許す」人たちでしょう。  普通の人には許せない罪。罪人自身が悔み、悩み、許されないよなと思う罪について、ブラウン神父たちのようにそっと寄り添い、いくらかの導き、癒やしを与える存在のようにチラ見(←)しています。  彼等のような本物の聖職者であれば、復讐に値するような大きな傷をつけられてさえ、許すのでしょう。憎しみや怒りにとらわれまいと己を律し、罪人こそが救いを必要としているのだと、許し、愛する努力をするのではないかと思います。パタリロの老神父のように。(ゆーても人間、キリストや神そのものではないので、怒りや憎しみを感じないわけではあるまいが)  もちろん、悔い改めよ、って条件はついると思います。けど、心の中にいくらかの善があり、罪を悔い、本当に救われたい、償いたいと望んで正しい道へと歩むなら、それが悪人として長く生きた後だろうと構いはしない。むしろそういう者から先に救われねばならない。ミッションタイトルになってる「後の者が先になるべし」はそういう意味だったような?(←うろおぼえ
 RDRのタイトルには、そのまんま贖罪という言葉が含まれているわけで。  このあたりは6章クリアした後にでもどうせ語る気がするので、今はやめとこっと。  ともあれ、けっこう自然にアーサーの気持ちに共感しつつ、時にはプレイヤー視点で分析もしつつ、この後のアーサー、神の代理人たち、そしてダッチの物語を楽しみにしたいと思……―――あっ、そういえばジャック・ホールの以外の宝の地図ってよく見てみたことすらなかったっけ~、ちょっと探してみよ~っと♪~( ̄ε ̄;)
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lucewizard27 · 7 years ago
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緑影のメモリア
思えば夏になる度に、あの旅はどんな時であっても楽しかったように思う。窓の外を見なくとも聞こえてくる豪雪は、この先の日々の不透明さを示していた。二度と会えなくなるなら、何か言えた言葉もあったかもしれない。もう一度会えるとわかっていたから、刹那に呼び出す戦闘中の間に垣間見える影があの夏の瞳と同じで、多分「彼」なのだろうと朧気に感じている。 息を吸えばむせ返るような香りに、風に混ざる鳥の声とが重なって、そこら中に虫や小動物が居る生々しい現実に引き戻される。ほんの数日の調査という名前の旅路は、束の間に与えられ��夏休みとも言えた。同行者は誰がいいかと問われ、単にサバイバルならエミヤかロビンだなあと名前を上げれば、エミヤが居なくなると昼食の味の質がどうのとスタッフからの要望(別に食堂のスタッフは別に居るのだが、彼の場合は自主的にそこに入り浸りなのだ)で、白羽の矢はロビンに立ったのである。自分としても、気心知れた仲ではあるから、愛すべき後輩が居ないという心細い旅であっても、どうにかやり過ごせそうだと安心しきっていた。 フィールドワークというのは学校にいた時、授業で経験したことがある。あの時は裏山に居るとかっていう希少種の昆虫を見に行くなんて名目で、科目の担任教師による半ば自由学習の時間のようなものだった。衣服は必ず長袖長ズボン、取り立てて運動神経がいいわけでもなかったし、虫が好きっていうよりは苦手な部類だった。家に口には出せないアレが出た時も、退治は家族内で押し付け合いで誰も動かないから泣く泣く自ら動いた程度のーーだからそう、好きじゃない。本当はロビンと一緒でも、虫除けを欠かさずにしていたくらいだ。ロビンはそんなに怖いものじゃないと笑っていたけれど。 草の葉を掻き分けて魔術の痕跡を追う。今回の調査の目的は、聖杯を作ろうとしているような痕跡がある......という欠片らしき気配を感じたなんてふんわりしたことが発端だ。大概の事件はそうでもなさそうに始まり、いつも始末に負えなくなるから、突っ込み役にロビンはいい配役だったかもしれない。ああ、とは言っても、思考する割に何もかもが稚拙なのだ。調査といってもロビンの後ろをついて回るのが精一杯。何かできるわけでもない。どうしたらいいのかなんて聞いて知っているはずなのに、肝心の調査のとっかかりが触れられない。そういうのは向き不向きがあると、孔明大先生が言う。だからきっと、魔術は向いていない。礼装を使って漸く邪魔にならない程度なのだ。先を歩いていたロビンが振り返り、足元に気をつけるように言う。この地域の猟師だろうか、ギザギザのついた罠があってうっかり踏みそうになった。咄嗟にロビンが戻って来て担ぎ上げたから、怪我はなかったものの。 ぺしり、と軽く頭を小突かれて、ロビンがため息をつく。ちょっと休みますかと気を使われて、体力と筋力が欲しいと心から思った。 川遊びなんてしたのは子供の時......今も、まだ成人はしていないけど、この状況で興じれるわけもない。そのくせロビンだけは気持ちいですよなんて笑いながら、足を水の中に突っ込んでいる。生前の森に近いのかなどと聞いたのは、いつもより距離が近いとか気心知れたように感じたからだろう。単に共にいる���間が長いから、理解できているような気がしているだけなのに。多分、この英霊の何も知らない。これから先も理解できない。問いかけた瞬間瞬いて、いや全然と言い切った懐かしむ眼差しは永遠に追いかけることは叶わない。 ロビンという存在は夢のようなものだ。もう死んでいる、死者だから。所詮は影法師、手は届かない。だからこんなにも鮮やかに残る。忘れられなくなる予感がした。 「足、冷やしておいたらどうです?こうも暑いと気分も滅入るでしょうしねえ」 ばしゃり、ロビンが水を掬ってこちらにひっかけて来た。放られた水滴が膝にかかり、じっとりと汗をかいていた衣服の下の足がひんやりとした。仕方がないからズボンを捲り、足を大人しく川に浸すとロビンは目を細めるようにして笑っている。まるで、借りて来た猫みたいだ、と。そんなことを言いながら、笑うのだ。別に不快ではない。クラスメイトとの悪ふざけを思い出して、実感のない旅の裏で、現実感が追いついてくる。平穏は程遠い。元いた場所には帰れない。先生、さようなら、冬休みのバイトが終わったらーー......もう夏だった。夏だったんだ。 結局、森の中には何もなかった。何も居ないし、痕跡もない。ただ、ロビンが何を思ったのか、数日でいいからマスターを日本に返してやってくれなんて言うから。夏休みと言えば何をしたいと聞かれて、お祭りに花火大会、あげれば幾らもあった。でも真似事だ。シミュレータでならと言ってくれたから、誰と行きたいかなんて決まってた。ロビンだ。甚兵衛にラムネに、狐のお面を渡して、ひまわり畑に連れ出した。年が明けたら行くはずだった祖母の家はもうない。親戚が遺産を分割して、もう土地ごとないらしい。本当は、冬のバイトが終わったら、春には行くはずだった。結局行けなくて、そういうことばかりが増えていく。その内、死んだことにされるのかもしれない。帰れないのなら同じことだ。でもそれでもよかった。あの子が笑うなら、マシュが普通の女の子みたいに笑ってくれるなら。自己犠牲のつもりはない、どれもこれも得難い日々だ。 「思うんですけどね。オタク......ああ、マスターは無理に子供ぶる必要も、普通の人間みたいな素振りも必要ないんじゃないですかね。アンタみたいな人間は、一見普通なんだが、その実何処かズレてるんだ」 ロビンが先を歩きながら狐面をかぶる。思い出の中そのままに、ひまわり畑に囲まれた一本道を進む。あの休憩場を越えれば公園があって、海が見える。そのすぐそばの坂道を下れば祖母の家だ。記憶をかき集めて実際の地理を見て、ダヴィンチちゃんプロデュースの夏休み。数時間なら、と。ああ、蝉の声がする。暑くて茹だるような、湿っぽくて潮の匂いがする。海くさいーーだから、山��は縁がない。 「普通であることをとったら何も残らないよ」 何処にでもいるようなが取り柄で、当てはめられた普通に焦がれた。友人と話していても、楽しいのに理解には及ばない。動じないんじゃない。不感症になったみたいだ。振り返りお面を指でちょいと押し上げて、ロビンが失笑する。 「世界を救ったってのになんて面するんですかねえ。そんなにあのドクターのいない世界が......取りこぼしたのが辛いのか」 全て救うだなんて傲慢がすぎるぜと、立ち止まったロビンに足が追いついた。横に並べばまだ見上げる背に、いつか追いついて並ぶのかなとも思う。変わらないで居たい。変わらないでありたい。ロビン、ドクターと同じように君のことも忘れたくない。 「......なあ、マスター。世界を全部救い終わったら、誰か一人くらいは護衛に残っていいんじゃないかとオレは思ってるんですよ。その役目、しがない弓兵で良けりゃあオレにしておいてくれませんかね」 拾った小石が捨てられないみたいに、お面から見えるだけの口元が笑みを形どる。 「ちったあ、気心しれてんでしょうが。そこら辺、最初から見てればわかりますよ。普通でなくなったアンタでも、あそこにいる連中は何も変わりはしない。外部の連中だって、怖がる必要なんてない」 だから一度くらい、褒めてくれと強請ったらどうだと。嬉しかったのかもしれない。褒められたかったわけじゃない。優しくして欲しかったわけじゃない。どういう顔をするのが、幻滅されずに済むかわからなかっただけなっだきっと。世界を救った藤丸立夏。英雄の顔なんて一生知りたくもない。ただ、もしそうならざるを得ないなら、この時のロビンみたいにありたいと願った。 救われたのだ、確かに。何も変わらなくても、決別があっても。救われていた瞬間はあった。ただそれだけの話。影の中で見返す瞳が、手を伸ばせばすぐに留まってしまいそうだから、ーー雪景色が終わるまでは立ち続けようと思う。冬が終われば、春が来て、夏が来ればときっと来年もロビン、君と過ごしたい。 今は、そう、雪はまだ続いていて。誰かの願いを踏み締めて。それでも歩くから、君の元まで。
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the-don-crow · 3 years ago
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ari0921 · 5 years ago
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米中覇権争いと日本
元東部方面総監
渡部 悦和 氏
皆さんこんにちは。ご紹介にあずかりました渡部です。
私は「日米中の安全保障」をテーマとして研究していますが、世界では2018年にトランプ政権が米中貿易戦争を始めて、今や「米中覇権争い」或いは「米中新冷戦」という言葉が踊っています。本日は「米中覇権争いと日本」いう演題で、「日米中の安全保障」の観点からいろいろお話をさせていただきたいと思います。
私は自衛隊在職中、1991年から93年までドイツに留学させていただき、1989年の冷戦終結後間もないヨーロッパで、身をもって国際情勢をはじめさまざまなことを勉強することができました。特に印象に残ったのが、理想を謳う社会主義、共産主義の実態に触れたことでした。第2次世界大戦後同じゲルマン民族のドイツ人が東西に分かれ、片や西ドイツは経済発展を遂げ、一方東ドイツは決して豊かとは言えない状態が続き、その後東西冷戦が終結して東西ドイツは統一したわけですが、統一直後の旧西ドイツと旧東ドイツの人たちの姿を見たときに、その大きな格差に驚いたことを今でもはっきりと覚えています。
そして、自衛隊退職後は富士通システム統合研究所長として、安全保障に関して研究できる機会をいただくことができ、有り難く思っている次第です。
我われは今、平成の終わりの1ヶ月を過ごしております。冷戦終結の1989年に平成が始まったわけですが、この3年間を振り返ったときに、経済同友会の小林喜光代表幹事は「平成は失敗と挫折の30年間であった」と厳しい評価をしています。それに反発する方もおられると思いますが、令和の時代を迎える将来の日本にとって、平成の出来事をしっかり見つめることが大切なことではないかと思います。
一 ハーバードで感じたこと ~見捨てられ、忘れられた日本~
平成が始まってから約10~20年後、2010年にGDPで日本は中国に追い抜かれ、国防費についても圧倒的に引き離されています。私がなぜ中国、特に中国人民解放軍を研究しているかといいますと、2015年から17年にかけてハーバード大学のアジアセンターでシニアフェローとして2年間研究生活を送っていた��きの体験が大きく影響しています。ハーバードの研究生活の中で痛感したことは「日本は見捨てられている、忘れられている」ということでした。
アジアセンターには日本の企業が寄付をして建てた立派な建物が2つあります。しかし日本の企業が建設に貢献した建物であるにもかかわらず、今そこを占領しているのは中国の教授、研究者、学生たちです。かつての「東アジア研究センター」が「フェアバンク中国研究センター」に名称が変わって中国研究のメッカとなり、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」で有名なエズラ・ヴォーゲル教授が週に一回、日本ではなく中国関係のセミナーを行っています。そのセミナーにおいては��中国は高く評価され、一方日本については否定的な教育がなされているのです。留学中、そのような体験を通じて「これではいけない」と切実に思いました。
今、アメリカの大学に留学している中国人学生は33万人ほどいますが、日本人は1万9000人ぐらいしかいません。この差は何なのでしょうか。中国留学生に次いで多いのが、16万人のインド留学生、7万人のサウジアラビア留学生、そしてアジアでは韓国留学生でさえ5万人、台湾留学生も2万人以上います。このような状況から明らかなように、将来の国際的発信力において、中国、インド、サウジアラビアに負けて、韓国、台湾にも後れをとっている現実があるわけです。これが平成30年間の結果ではないかと私は思っています。
ハーバードにおいては、世界で昔から語られている格言「無知の知」を実感しました。自分としては自衛隊で36年間日本の防衛に携わり、安全保障について少しは分かっていると自負していましたが、多くの体験を通して「何も知らない自分自身」というものを痛感したわけです。また自分の体験だけではなく実際に、安全保障の研究に関してアメリカと日本の格差も目の当たりにしました。例えば「東アジア戦略報告(ナイ・イニシアティブ)」を提唱したジョセフ・ナイ教授、或いは「ツキディデスの罠」で有名なグレアム・アリソン教授など彼らが講演した後に、安全保障を専門とする「日本の著名な教授」が演壇に立ったとき、彼らはいなくなってしまうのです。大きな関心を引かなかったのでしょうが、このような実態を見せられたときに私はある種の危機感を感じました。日本がパッシングされているとまでは言いませんが、日本の存在感がないのです。そこで議論されているのは中国のことで、中国の政治・経済・軍事が語られています。そこで私は米中関係、特に元自衛官ですから、その中でも米軍と中国人民解放軍を研究しようと決意したわけです。
私がアメリカにいた2016年に大統領選挙がありました。その大統領選挙においてロシアのプーチン大統領が「アメリカ民主主義を代表する大統領選挙に大きな影響を及ぼす」ことを目的として大々的な情報作戦「インフルエンス・オペレーション(影響工作作戦)」を行ってみごとに成功しました。プーチンが狙ったのは「ヒラリー・クリントン候補を貶めてトランプ候補を有利にする」ことでした。ロシアが行ったフェイク作戦は、ヒラリー・クリントン陣営を不利にするため、ヒラリーの個人的生活に関する偽情報をコンピュータで作成してツイッター、フェイスブックに投稿し、さらにユーチューブに偽動画を載せたものです。この作戦ではツイッターなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と云われているメディアを使いながら「ディスインフォメーション(偽情報)」を行ったわけですが、最新の技術を使った情報作戦の重要性を世界は深く認識しました。
中国には国内及び海外の工作���動を行う統一戦線工作部というのがありますが、その工作の実態をハーバードにおいて目の当たりにする機会がありました。皆さん、孔子学院というのをご承知のことと思います。日本にも孔子学院にどっぷり浸かった大学が幾つもあります。中国の文化、中国語を勉強すると言いながら、中国共産党の宣伝機関としてアメリカの国内でも活動しています。そして、ハーバードにおいて私自身もその渦中に巻き込まれ、アジアセンターの中で中国の学生、研究者、教授に取り囲まれる羽目になりました。どうしてかと言いますと、私は毎週水曜日のエズラ・ヴォーゲル教授のセミナーに参加し、前に座ってよく質問をしていましたが、いつも中国に対して厳しい質問ばっかりしていたので、しまいには中国の人たちに囲まれて「招待するから中国に来ませんか、中国の大学で議論しましょう」と誘われたことがありました。しかし、これを真に受けてうっかり乗っかったら大変なことになりますのでお断りしました。
二 重視されるジオテクノロジー(テクノ地政学)~AI(人口頭脳)の重要性~
本日の講演で特に強調したいのは科学技術、先端技術の重要性ということです。安全保障を考えるときに、地理的条件・環境要素を重視した「ジオポリティックス(地政学)」、経済的な要素を中心とした「ジオエコノミクス(地経学)」ということは皆さん聞かれたことがあると思います。トランプ政権はジオエコノミクスを重視して、今中国に対して経済制裁を行っています。軍事力ではなく経済的な手段を使って中国と戦っているわけです。実はオバマ前大統領もそうでした。ロシアがクリミアを併合したときにオバマ政権は経済制裁を徹底的に行って効果をあげ、いまだに制裁が続いていますからロシア経済は大変な状況になっているわけです。また今回、トランプ大統領が北朝鮮に対し経済制裁を国連と共同して実施しましたが、これも大きな効果をあげています。
近年、安全保障に影響を与えるものとして、ジオポリティックス、ジオエコノミクスと並んで先端技術を重視した「ジオテクノロジー(テクノ地政学)」が重視されてきています。本日はこれについてお話ししたいと思います。最先端技術が今日の世界の安全保障に直結する重要な要素であるということをお分かりいただきたいと思います。
世界では今、「AI(人工知能)」の重要性が注目され、米軍も中国人民解放軍もAIを軍事のすべての分野に適用しようとしています。その点、日本の自衛隊はAIの重要性をまだまだ深く認識していないようにも思えます。昨年の防衛予算では「AIを人事業務で活用する」とありました。私も人事の補任課長をしていましたので、膨大かつ複雑な人事作業にAIを使って短時間・少人数で処理しようというのはよく分かりますが、人事だけではなく他の分野にも積極的に、例えば兵站業務で、装備品の故障確率を予測して「どのような部品が必要か」を見積もる作業などにもどんどん適用していってもらいたいと思います。
サイバー戦が今非常に重要な分野になっています。サイバー戦には「攻撃的サイバー戦」、「防衛的サイバー戦」、「サイバーを使った情報活動」の3つがありますが、AI��いずれにも適用することができます。例えば中国の過去のサイバー攻撃に関する膨大なデータをインプットして、それに基づき中国がどのような攻撃をしてくるかを予測して防御要領を検討します。向こうもAIを使っていますから、互いに相手の出方を考慮しながら、無数の組み合わせの戦い方に対処していくわけです。
日本の防衛省情報本部においては今まで、一人の担当者が膨大な情報を集めて整理、分析して多くの時間を要してきましたが、AIにテーマを与えて任せれば極短時間で同じ作業を行うことができます。これは情報、人事、兵站、作戦の分野でも同じです。今日本は少子化で人手不足が深刻で、自衛隊でも隊員の確保に四苦八苦しています。人がいないとすれば何をしなければならないかははっきりしています。省人化と無人化、この分野を無視しては将来の自衛隊は組織として成り立っていきません。「AIを軍事に適用する」ということが如何に大切かということを、声を大にして言いたいわけです。
中国の人民解放軍は「AIによる軍事革命」、これを狙っています。かつて米軍が「軍事革命(Revolution in Military Affairs)」を掲げ、IT情報技術を使って軍事革命を達成しました。その結果が湾岸戦争の大戦果につながっていくわけです。米軍が行ったITによる情報革命を、今度は中国人民解放軍がAIを使って行おうとしています。
AIの軍事適用の代表例としてはロボットが挙げられます。日本では原子力発電所の事故でお馴染みになったカメラを搭載した無人キャタピラー、運送会社の倉庫で荷物自動選別運搬ロボットなどが活躍していますが、今や世界では人間と同じ形をして、人間よりもはるかに運動能力の優れたロボットの開発が進んでいます。早く走ることができ、高く跳びあがりながら障害を越え階段を登る、そしてダンスなど繊細な運動もできるロボットなど、すぐにでも軍事に適用できる状況になってきています。AIを活用していますので、ロボット自身が周囲の環境を認識しながら移動していくことができるわけです。
空の世界においても同様です。今年の3月、ジェット戦闘機の無人機が初めて空を飛びました。「ヴァルキリーXQ-58」というステルス戦闘機です。これは本当に優れもので偵察用にも使いますが攻撃もできる無人戦闘機です。自ら判断して行動することができます。そしてネットワークで結びつけてF-35或いはF-22と連携をしながら、有人機と無人機のコラボレーション作戦ができるというわけです。これは1機3億円ぐらいですが、最新鋭機のF-35Aは100倍くらいの値段ですので経済的にも効率よく運用することができます。有人機であれば破壊されてしまえば機体のみならずパイロットも損傷を被ります。しかし、有人機が行く前方に先駆けとして無人機を飛ばすことによって、敵のレーダの状況、通信の状況、或いは兵器の展開状況を��認して情報を後方から追随する有人機に教えて人的損害を軽減し、作戦を有利に展開するということができます。また、このバリエーションとして無人の空中給油機を作っていますし、機体を大きめに設計すれば無人爆撃機も可能になります。
三 5G(第5世代移動通信システム)をめぐるアメリカと中国の角逐
5Gをめぐっては安全保障や経済の面から、世界はアメリカのブロックと中国のブロックに分かれていこうとしています。アメリカのブロックには日本、オーストラリア、イスラエルなどが入っており、これらの国々はアメリカの意向を受け「中国製の5Gは購入しません」ということを宣言しています。
5Gについては、中国の「ファーウェイ(華為技術)」が世界一の技術を持っています。技術に加えてコスト面など、トータルパフォーマンスで比べると誰が考えてもファーウェイの5Gを導入するというのが最も合理的な選択です。しかし、日本はアメリカから「ファーウェイは使用しないで欲しい」という要請を受けて導入を拒もうとしています。日本のソフトバンクはファーウェイの製品を一番多く導入していますので、これを日本がシャットアウトするということになると大きな打撃を受けます。
ところが今、5Gの世界においてはアメリカによる同盟国をまとめる力が弱くなってきています。例えば「ファイブアイズ」というアメリカを中心とするアングロサクソンの五つの国の情報機関の集まりがあります。アメリカの他にはイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどですが、この中で、5Gで明確に反中国の立場を取っているのは2カ国だけです。イギリスもカナダもはっきりとは中国製を排除するとは言っていません。NATO諸国においてもそうですから、ましてやNATO以外の東欧諸国或いは中東、アフリカ、アジア諸国などは、安くて品質のよい中国製の5Gを導入するに決まっているのです。私は5Gの戦いにおいては、アメリカのブロックは非常に難しい状況に陥っていると思っています。
ファーウェイはアメリカから拒否されたとき、トランプ政権の「ファーウェイを排除しようとする政策は合衆国憲法違反」と訴えてアメリカで裁判を起こしました。この会社は現在、情報通信では世界一の会社ですがAIの分野でも力を付けてきています。中国は半導体産業全体としてはアメリカにまだまだ敵いませんが、AI用の半導体チップに関しては、ファーウェイの子会社の「ハイシリコン(海思半導体)」という会社がアメリカのクアルコムにも匹敵する技術レベルを有していると言われ、半導体を他の会社に供給せずファーウェイだけに供給しています。
平成の30年間の衰退は半導体産業を見たら一目瞭然です。1991(平成3)年、私は留学先のドイツで世界の留学生を前にして「世界の半導体会社のベストテンに日本の会社が半分以上入っている」と胸を張ってスピーチしました。しかし今や、日本にその面影はありません。AIを考えるとき、頭脳となる半導体チップが不可欠になりますが、それを作れる会社は今やアメリカ、中国の会社などに限られてきています。
中国ではファーウェイをはじめとして、会社は中国共産党の���令に従わなければいけません。国防動員法と国家情報法第7条に規定されています。国防動員法には「いかなる人、会社も中国共産党が指示する動員に従わなければならない」とあり、もちろん中国国内にある日本の会社も対象となります。もうひとつの国家情報法第7条は「いかなる組織・個人も国家の情報活動に協力する義務を負う」というものです。これは厳格に実行されていて、日本がファーウェイの5Gネットワークを導入した場合、情報は全部持っていかれるわけです。
四 中国の「一帯一路」の現状と「デジタル・シルクロード(DSR)」構想で目指すもの
中国の「一帯一路」構想は習近平国家主席が展開した「大風呂敷」です。これほど雄大な戦略を描ける国は世界でも中国しかありません。この「一帯一路」戦略は中国の影響圏を拡げようというのが元々の発想です。海のシルクロード、陸のシルクロード、中国を起点として影響をアジア、アフリカを越えてヨーロッパまで及ぼそうという考えです。その構想の中では「重要な港、高速道路、空港などインフラ整備を中国が行います」といって、さまざまな発展途上国にインフラを提供しています。しかし皆さんご承知のとおり、これについては非常に評判が悪くなっています。結局「債務の罠」ということで、中国は発展途上国が払うことができない債務をインフラ整備という名目で意図的に作り、完成した港などのインフラ設備を中国の管轄下に置こうとしています。ですから現在、世界各国で反発され、中国と仲のよかったパキスタンでさえ問題視するようになり、マレーシア、スリランカなどアジア諸国、そしてヨーロッパの国々も警戒感を持って「一帯一路」の行方を見ている状況です。
この「一帯一路構想」の中で、私が「成功するであろう」と思っているのが「デジタル・シルクロード構想」です。デジタル・シルクロードというのは海陸のシルクロード沿線国に対して、光ケーブル、Wi-Fi、5G通信ネットワークなどを構築し、インターネットの世界、デジタルの世界で主導権を確立しようとするものです。
そして今国内で行っているデジタル監視社会というシステムを海外に普及することを考えているのでしょう。デジタル監視というのは社会主義国として、国民を監視しコントロールできる理想のシステムなのです。世界に対して「中国のデジタル網を導入することにより、国民を管理するデジタル監視社会が可能になります」と言って影響力の拡大を図っているのです。今、世界には独裁者が増えてきており、彼らは「国民を管理し易いシステムを如何にして構築するか」ということに大きな関心を寄せていますが、そのお手本ともいうべきものを中国は作り上げているのです。監視社会ではAIも徹底して活用されています。皆さんご承知のように、中国では国民一人ひとりが個人情報を含めて完全に把握、評価されています。評価ランキングの上位の人たちにとってはこれほど住みやすい世界はありません。就職するときも有利ですし、海外旅行など私生活面でも大変便利です。一方、ランキングの下の方に設定された人たちは、再び浮かび上がれないような不利益を被ります。敗者復活などはありません。国民はDNAレベルまで管理されます。例えば小学生のときに学校の身体検査��唾液を採取してDNAを解析します。そうして最終的には14億国民のデータを全部把握しながら、一人ひとりを管理していく恐ろしい社会、これを習近平は作り上げようとしているわけです。
中国はデジタル覇権を狙っています。サイバー空間や5Gの建設、ブロードバンドの拡大と質の向上、ビッグデータの導入などから始まり、最終的にはシルクロード沿線国をコントロールするために電子商取引を主導してデジタル化経済での覇権獲得を狙っているのでしょう。そしてこれらが「スマートシティ」の建設につながっていくわけです。「自動運転」の開発は世界的な競争になっていますが、元々はグーグルが先行し、今や中国の企業がどんどん追い上げてきています。スマートシティにおいては自動運転の車が走り回ります。アメリカの自動運転は既存の道路、道路標識などのインフラをそのまま使用していますが、中国のスマートシティにおける自動運転は人が使いやすい道路など、インフラを全部新しく作り直していますから、そこでは極めて精密に自動運転車を走らせることができるわけです。このように中国のデジタル優勢についていろいろ見てきましたが、中国版のデジタル監視社会、スマートシティなどが世界に波及することをアメリカは恐れ、阻止しようとしているのです。
ここで中国の量子技術についてお話ししておきたいと思います。最先端技術においてAIの重要性は言うまでもありませんが、このAIと切っても切れない関係にあるのが量子技術です。量子コンピュータはスーパーコンピュータより遥かに能力の高いコンピュータで、なぜこの量子コンピュータが必要かというと、AI開発のためには今のスーパーコンピュータでは十分対応できないのです。量子技術による量子コンピュータの開発、これが今世界で大きな競争となっています。また、量子レーダの開発もあります。量子レーダはF-35とかF-22といったステルス性能をゼロにします。これらについて中国は国を挙げて取り組んでいるのです。
そして特筆すべきことは、中国は宇宙衛星と地上局との間で量子暗号を使った量子通信を世界で初めて達成しました。従来の無線は簡単に傍受して解読することができますが、量子暗号は解読できないと言われています。「暗号を制する者は世界を制する」という言葉もあるように、情報収集の分野ではこれまで、暗号傍受の分野も含めて圧倒的にアメリカが進んでいましたが、中国の量子通信技術の進歩により今やアメリカの優位が崩れようとしているのです。
五 中国のデジタル覇権を断固として拒む、国を挙げてのアメリカの決意
中国のデジタル・シルクロードによる世界秩序の再構築に対するアメリカの恐れ、警戒感は相当なものがあります。ですから、トランプ大統領は中国に対して米中貿易戦争を仕掛けているのです。最初はZTE(中興通訊)を目標にして倒産寸前まで追い詰め、今はファーウェイがこれ以上拡大成長しないようにと徹底的に叩いています。
現在の中国の躍進には、経済建設優先の鄧小平の改革開放路線が大きく貢献しています。私が習近平を見ていて「まだまだだな」と思うのは、中国の躍進を支えてきた、鄧小平が掲げた「韜光養晦(自らの力を隠し蓄える)」という考え方をよく理解していないのではないかというところです。
習近平が国家主席になったのは2012年ですが、彼は従来の「韜光養晦」をかなぐり捨てて中華民族の偉大なる復興というアドバルーンをあげました。即ち、中華人民共和国建国100周年の2049年までに「アメリカを追い越して世界一の国家になる」という目標を掲げました。それ以降習近平は、「海洋強国として太平洋を二分する」、「宇宙強国として宇宙衛星で世界を支配する」、「航空強国としてボーイングを追い越す」、そして「2030年までにAIで世界トップになり、2049年までに世界一の科学技術強国になる」などの目標を公表しています。
そして「中国製造2025」、即ち「2025年までにAI等の半導体製造において自給率70パーセントを目指す」ということを具体的に世界に宣言したところで、それに対するアメリカの反発を買っているわけです。「アメリカに追いつく」ことから大きく踏み出し、「アメリカに挑戦する」という露わな姿勢に対してトランプ大統領が怒りを爆発させたのが米中貿易戦争、ひいては米中覇権争いになっているのです。
ここ数年、米国における反中国感情はトランプ大統領だけではなく、共和党も民主党も超党派で凄まじい勢いで湧き起っています。私がハーバードに行った2015年にはこれほどの反中国感情はアメリカ国内には見られませんでした、オバマ大統領からトランプ大統領に替わり劇的に中国脅威論が高まりました。民主党の議員たちも中国に関しては、共和党と共通の脅威認識を持っています。トランプ大統領の対中国強硬政策、米中貿易戦争は超党派の支持を受け、アメリカの多くの国民が中国の覇権を認めてはいけないと思っているのです。
アメリカはいろいろなシステムが整っていますので、例えばUSCC(米中経済安全保障調査委員会)という議会の超党派の調査委員会がありますが、中国の脅威に関して事細かく調査報告を行っています。アメリカのCIA(中央情報局)、FBI(連邦捜査局)、DIA(国防情報局)、NSA(国家安全保障局)など16の情報機関とこれらの人事・予算を統括する国家情報長官(DNI)のみんながこぞって中国の脅威というものを訴えているのです。
「対米外国投資委員会(CFIUS)」は、アメリカに投資をする外国企業をしっかりと審査しています。かつては、アメリカをはじめイギリス、ドイツの企業が中国に買収されて最先端の技術が随分流れました。しかし今は、CFIUSが厳しく中国によるアメリカ企業の買収を監督しています。またそれだけではなく、CFIUSは中国企業が日本の会社を買収するときに、その日本の会社が「アメリカの安全保障に関係していないか」についても審査をしています。例えば、中国、台湾に買ってもらっているジャパンディスプレイも、これからはCFIUSの審査により難しい局面を迎えるのではないかと言われています。このように中国の最先端技術に対して、アメリカがさまざまな手段を使って妨害する傾向はこれからも続くでしょうし、米中の派遣争いは日本にとっても無関心ではいられないことなのです。
今、中国経済が危機的な状況にあると言われていますが、国防費だけは増大しています。経済の動向にかかわらず、社会主義、共産主義の独裁国家は国防費を下げることはありません。中国の「覇権の追求」は止むことはないと私は思っています。
中国は簡単には倒れません。トランプ政権がなぜあれほどまでに中国に対して厳しい態度を取っているかというと、中国の実力を認めているからなのです。習近平が築き上げてきた独裁体制はある面から見れば危機に対して迅速、効率的に対応できるシステムとも思われます。我われが価値を置いている民主主義や自由は確かに大切ではありますが、それに勝るとも劣らないメリットを独裁体制は持っているかも知れないわけです。この問題は、これから我われが心してかからなければいけないことだと思います。いずれにしろ冒頭にお話ししたように、私は社会主義、共産主義による独裁体制は最終的には悲惨な結果を迎えると思っていますので、現在の米中貿易戦争、米中覇権争いの行方を注視しながら、最悪の事態をも想定して対応策を検討していかなくてはと思っています。
六 米中の狭間で日本が生き延びる道 ~原点に戻り、国を挙げて国力をつけること~
それでは結言に入りたいと思います。サミュエル・ハンチントンは「文明の衝突」の中で「日本はアメリカ側につくか、中国側につくか決断を迫られる」ということを言っています。彼が「文明の衝突」を書いたのは1990年代ですが、その時点で「中国はアメリカの強敵になり覇権を争う」ということを予言しているのです。そしてその中で「日本は蝙蝠のようにどっちつかずの対応にならないように気をつけなければならない」ということを警告しているのです。もちろん私は「日本はアメリカ側につくべきだ」と思っていますが、中国は力のないものは軽蔑して「力のあるもの」しか尊敬しません。日本がこれから米中覇権争いの中にあって存在感のある国家として生き延びるためには、日本自身がもう一度国力を復活させなければいけないと思います。それは政治力、経済力、科学技術力、国防力、人口など広範に亘りますが、国を挙げて日本の国力を上げる努力をしない限り、米中覇権争いの中で日本は埋没してしまうでしょう。「失われた平成の30年」を取り戻すことさえできない事態になるかも知れません。
日本は戦略的に思考する努力をしなければいけません。日本は国家安全保障戦略を策定していますが、今回の防衛計画の大綱、あるいは中期防衛力整備計画を策定する段階において国家安全保���戦略を改定しませんでした。私が一番危惧するのは、国家安全保障戦略では「中国が明確な脅威だ」とは書いていないことです。脅威を明確にしていない国家安全保障戦略に基づいて、防衛計画の大綱或いは中期防衛力整備計画が今回改定されました。明らかに限界があります。中国を脅威だと明確に言えない日本、これに私は限界を感じるわけです。日本の防衛費はGDPの2パーセントまでは増大すべきです。毎年7パーセントずつ日本の防衛費を増やしていくと6年後には1.5倍になります。10年後には2倍になります。10年かけて防衛費をGDPの2倍にする努力は絶対必要なことだと思っています。しかし、防衛力を如何に整備するかという議論をするときに「中国は脅威でない」と言ってしまえば説得力は全くなくなってしまいます。中国を脅威と言わずして、日本の防衛力はこれ以上強くなりようがないのです。
日本の人口はこれからどんどん減っていきます。このまま時が推移すれば、日本の国力は低下するばかりです。何よりも「失われた平成の30年」から脱皮する特段の努力が必要になります。このように考えると、これからの日本はAI、量子技術、5Gなど最先端の技術分野において、過去そうであったようにもう一度中国を追い越し、アメリカにも負けない意気込みで突き進んでいかないと、日本の将来はないのではないかと思います。
日本では「働き方改革」について議論が盛んですが、私はこれを「働かない改革」と言っています。ファーウェイの強さは何かというと、軍隊的な経営方針なのです。任正非は人民解放軍の元将校で、ファーウェイを軍隊式に経営してきました。甘さはそこにはありません。日本の1970・80年代には猛烈社員という言葉がありましたが、このエネルギーが「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われ、経済的にもアメリカの脅威となるぐらいに発展していった原動力となったと思います。そして今、日本から失われた「猛烈に働く精神」は中国の会社、特にファーウェイに見られるわけです。
今、防衛産業を見てみますと大変な状況になっています。これから国を挙げて「防衛技術イコール最先端技術」、「最先端技術イコール成長産業」と位置づけて開発を進めていかなければなりません。考えてみてください。アメリカの最先端技術は「国防高等研究計画局(DARPA)」をはじめとする国防省のさまざまな研究開発によって発展してきました。コンピュータ、インターネット、半導体、自動化の技術などすべて、国防産業、国防技術と連動しながら発展してきたものです。最先端技術の開発は軍事技術と切り離すことはできないのです。そして、最先端の技術において活路を見出さない限り日本の将来はありません。
中国人民解放軍は今、徹底的に最先端技術を導入した戦い方を追求しています。日本の防衛にも赤信号が点ろうとしています。中国の経済力、技術力、軍事力、このような手ごわい相手を前にしたとき、これまでのやり方で勝負することはできません。国を挙げての努力が必要なのです。
本日は皆さんに日本の明るい材料を提供できなくて申し訳なく思っていますが、明るい未来は閉ざされているわけではありません。そこに至る道は未知の世界でもありません。何よりも国民一人ひとりの意識改革、そして30年前の日本の黄金期を築いたファイティング・スピリットを取り戻すことが必要なのです。
以上で私の話を終わりますが、ご質問があればお受けしたいと思います。
どうもありがとうございました。
                          平成三十一年四月十日 公益財団法人日本国防協会 国防問題講演会講演録より
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sangokushi7 · 1 year ago
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天下の奇才、諸葛孔明の全貌!史上最も[賢い男]の真実
天下の奇才、諸葛孔明の全貌!史上最も[賢い男]の真実 #諸葛孔明 #諸葛亮 #三国志 #はじめての三国志
  待て、あわてるな、これは孔明(こうめい)の罠だ。     横山光輝(よこやまみつてる)『三国志』では曹操(そうそう)や司馬懿(しばい)が異常なほど警戒していた孔明の罠。『三国志』を知るよりもはやくインターネットの片隅でこの言葉に出会った人もいるでしょう。孔明とは諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)のこと。蜀の劉備(りゅうび)に仕えた稀代の天才軍師です。     草廬に潜む伏龍   曹操に敗れて荊州の劉表(りゅうひょう)の元に落ち延びていた劉備。久しぶりに戦いとは縁遠い穏やかな日々を送っていたものの、同じ頃旗を揚げた曹操には随分と差をつけられ焦り始めます。     そんな時、劉備の元に出入りしていた客人の徐庶(じょしょ)が荊州に潜む大賢人の話を持ってきたのです。「私の友人に伏龍、もしくは臥龍と称される大賢人がいます。彼は晴耕雨読の日々を送り、草ぶきのあばら家で寝起きしていますが…
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kyokantheaternews · 4 years ago
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いつも共感シアターを応援していただきありがとうございます! 毎週火曜日21時より生放送をしている「共感シアターナビ」では、"俺たち共感族!!“という視聴者の皆さまと戯れるコーナーがあります!視聴者の皆さまに「お題」を投げかけ、ご投稿いただいたお答えの中から抽選で10名の方の投稿をご紹介します。そして、その10名の中からさらに抽選で1名の方にどんな映画でも使える「ムビチケGIFT」をプレゼントします!そんな、11月30日のお題は「映画沼にハマった映画」です。以下の投稿は抽選の結果、読み切れなかった方の投稿を掲載しています。他の方の映画沼トークも気になりますよね、ぜひ、ご覧ください!
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teppeiさん:『プラトーン』
お疲れ様です。いつも番組楽しみにしています。自分の推しメンはあいあいです。共感族の皆さんの推しメンも気になりますね。自分が『映画沼にハマった映画』は、『プラトーン』です。18歳の時に、専門学生の時に、DVDで見て、映画が大好きになりました。ベトナム戦争物の映画ですが、隊内部の確執もあり、若者の日常もありの人間ドラマも見どころです。この映画が入口となり、オリバー・ストーンにハマり、現在のホラー映画ファンに至ってます。この作品に出演している、デビューしたての頃のジョニー・デップを探すのも面白いですね。個人的にはあいあいにも観てもらいたいです。でも面白くないって言われたら超ショックです。
Horomaiさん:『モダン・タイムス』『ブレイド・ランナー』
自分の人生で映画と言えば小学生の頃見たくらいで、その後の殆んどの印象は父がアクションシーンだけ見てチャンネルを変えてしまうジャッキー・チェンかスティーヴン・セガールくらいでした。映画なんてレベルの低い娯楽よって侮っていたその小僧は大学1年��頃に映画と哲学っていう講義に入り、そこで見たモダン・タイムズとブレイド・ランナーに多大なショックを受けてました。映画ってこんなものだったのか!そして気づいたのです!思春期の辺りから映画とちゃんと向き合った事がほぼないって事を!そこからは歴史に残る映画100選を見回ったり、カルト名作やアクションクラシックに手を伸ばしたり、次の学期には映像学を二重専攻に取るようになったり、映画が人を虜にするために歩んできた道や映像表現と編集のその深さに感心して、自分がどれだけ傲慢で愚かな人間だったのかを知りました。そうやってちょうと1年後には彼女に映画感想邪魔するビビリとか言ってしまう映画イカレ野郎になってしまったのです。めでたしめでたし。※何故か書くたびに映画の話より自分の身の回りの話だけしてるようでなんか申し訳ない!
ぜんぞうさん:『レイダース 失われたアーク』
僕の映画沼にハマった映画は『レイダース 失われたアーク』です。小学生低学年の頃、父が「恐竜がでる」と告げベータのテープをビデオデッキで再生。それが『レイダース 失われたアーク』でした。最後まで恐竜は出て来ませんでしたが、冒険家インディ・ジョーンズが、罠が張り巡らされた洞窟で、エキゾチックなエジプトで、神秘的な遺跡で、秘宝を探索し、ナチスや悪漢たちと戦う。余りの面白さに一発でヤラれてしまい、驚愕しました。これが『映画』か!それ以来映画を大好きになり、夢見がちな少年から青年へ、そして夢見がちな中年になってしまいました。インディは決して宝を自分の物にしません。宝を探す過程こそが重要であり、胸が高鳴り心が躍るのです。これからも映画という宝を探して、見果てぬ夢を探して生きて行くのでしょう。
Xiu 秀さん:『タクシードライバー』
作品名タクシードライバー 時期18歳ごろ
幼少からエアガンを握りしめダイハードを見ていた私。パルプフィクションの真似をして、スーパーソーダガムの中身の粉を鼻から吸って泡をふいたのも良い思い出です。ただ沼にハマるきっかけは本作で、当時孤独で心が荒んでいた私は、トラヴィスのように自尊心を持て余し、特定の人種や幸せそうな人を憎んではダメだ!と反省する一方、デ・ニーロに魅了されミリタリージャケットを着て背中を丸め、冷える埼玉の街を歩いてました。ニューシネマを終わらせたロッキーを見て育った私が、最後のニューシネマと言われるタクシードライバーで映画沼にハマったのも個人的には面白いです。本作をきっかけに映画を見て楽しむだけではなく、評論を読み作品の背景を調べるようになった事が後に共感族を知る事に繋がったのだと思います。いまだにカップルがいちゃいちゃ幸せそうにしていると「撃ち⚪︎してやろうか」(検閲済)と思ってしまう私の心にはまだトラヴィスがいるのでしょう。
孔明(MOVIE TOUCH)さん①:『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
私が映画そのものにハマるきっかけを作った2本の内のひとつです。初めて見たのは1歳の時。車に興味を持ち始めた私にとって、たまたまテレビで見てしまった空飛ぶデロリアンはあまりに衝撃的でした。それをきっかけに本作を鑑賞。特にクリストファー・ロイドのオーバーアクトが幼い自分に刺さったようでシリーズの虜になり、それが映画人生の始まりでした。
孔明(MOVIE TOUCH)さん②:『スター・ウォーズ』
私が映画にハマるきっかけを作ったもうひとつの作品です。こちらも1歳くらいの時にたまたまテレビで見たのがきっかけでした。宇宙にはきっとこんな世界が広がっているのかな、と夢を見せてもらった作品です。母曰く、1歳半の時、ディズニーランドのスターツアーズに3歳と年齢を偽って乗り、最大1日10回乗ったことがあるそうです。当然ライトセイバーにも憧れ、5歳の時には「ジェダイごっこが出来るから」という理由だけで剣道を習い始め、18歳までの約13年間道場に通い続けて剣道三段に合格しました。フォースは習得出来ませんでしたが、フォースの概念は学ぶことが出来ました。自身の人格形成や映画の趣味趣向に多大な影響を与えたことは間違いありません。
甘えん坊将軍ユウスケさん:『インディージョーンズ 最後の聖戦』
これまで何度もこの作品をお便りに挙げてきましたが、原因はそういうことです。この作品に出合うまではゴジラばかり観てきた僕を見てこのままではロクな人生を歩めないと見かねた父にネバーエンディングストーリーかなんかと一緒に見せられた記憶があります。頭が良く、喧嘩が強く、色んな国に友達がいるインディは、運動ができない陰気なガリ勉君だった僕には、ヒーロー像として衝撃的だった記憶があります。コネリー演じるパパとのギャグやエスカレートする状況にジョークでブー垂れるインディを見ることで、怪獣が暴れるだけが映画ではなく、人間がちゃんと出てくる映画の楽しみ方を教えてもらったのかと思います。それが故に、父のもくろみは外れ、立派なボンクラ(笑)になってしまいましたが、それだけでなく留学に出かけたり、今のお仕事だったりと、心の中のユウスケ少年はずっとインディになりたかったんじゃないかと思う、ボンクラ生活だけでなく人生そのものに影響を与えた映画の1つだと思います。
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kumi666jp · 8 years ago
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Rabbits‘ Hill pt.2 アルバムコンセプトについての洞察
Trick Or Treat が初来日を果たしてからちょうど1年が経過…、あの時の興奮が今でもリアルに感じられ、このワクワクを手放したくない一心で、何かできる事はないか考えた結果が、去年の夏にポストしたアルバムレビューの日本語版作成でした。レビューといっても、音楽的な専門用語の列挙でもテストの採点のようなものでもなく、ただただWatership DownとRabbits‘ Hillへの愛を深掘りして書き綴った、コンセプトについての洞察的なレビューです。
ご存知の通り、私のメタルサポートサイトwww.kumi666.comは英語オンリーで運営していますので、このレビューも英語でしか作成しておらず、そもそも日本語で考えていなかったので、自分のレビューを自分で母国語に翻訳するという本末転倒な状況ですが、そのままだと面白くないので、所々で少しだけ付加コメントを入れてみようと思います。
ではでは、以下、お楽しみいただけたらと思います。
 Rabbits‘ Hill pt.2 アルバムコンセプトについての洞察 ― 2016年夏
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私はExtreme Metal Supporterとして活動していて、当サイトもその為に存在しているのですが、私のお気に入りのイタリアンPower Metal バン���:Trick Or Treatが制作した物凄いコンセプトアルバム “Rabbits’ Hill pt.II” への思いを語りたいと思います。
 Richard Adams氏の著書 “Watership Down” を初めて読んだのは、10年以上前の事で、その時読んだのは、“ウォータシップダウンのウサギたち”というタイトルの日本語版でした。あれから時が経ち、Trick Or Treatの作った2つのコンセプトアルバムが、あのエピックなアドベンチャーへの情熱に再び火を付けるきっかけになったのです。
それからようやく原文の英語版を読むことができたのですが、ストーリーは色褪せることなく、またまた何度も圧倒されてしまいました!そして、Trick Or Treatがいかに才能豊かなバンドであるかという事にも再び気付かされたのでした。彼らの手法で、Watership Downの世界観が完璧に表現されていて、本当に驚異的!もしあなたが、Watership Downとメタルのどちらも好きなら、絶対に期待を裏切らないので、ぜひ聴いてみていただきたい。
Trick Or Treatは約4年前に4部から構成されている物語の前半部分(“The Journey” と “On Watership Down”)をコンセプトとしたRabbits’ Hill pt.Iをリリース、そして更に洗練された楽曲が詰め込まれたRabbits’ Hill pt.II(物語の後半2部“Efrafa” と “Hazel-rah”)を遂にこの夏リリースしました。
 このレビューは、Watership Downとメタルの素晴らしいコラボレーションによって紡ぎ出されたRabbits’ Hill pt.IIについての、とてもパーソナルなレビューです。私は、滅多に当サイトの為にアルバムレビューを書きません。というのも、芸術である音楽については、皆それぞれに異なる趣向を持っているし、どんな風に感じるかは、自分の耳でその音楽を聴いてみる事からしか得る事はできない、他人のレビューからは決して得られるものではないからです。自分で聴いてみるという行為は、YouTubeからスタートする事だってできるわけです。そして、もしその音楽が気に入ったなら、合法的な手段で購入し、メタルをサポートすることもできるのです。私は、どんな種類の音楽に対しても、決して審判のように振る舞いたくはないので、採点なしに、この物語とアルバムへの尽きぬ愛を表明すべく、コンセプトを深く掘り下げるレビューを書きました。楽しんで頂けると幸いです。
 注意:以下のレビューは、Watership Downのストーリーについてのネタバレ要素が含まれています。もし、あなたが物語をまだ読んだことがなく、これから読んでみようと思っている場合、これ以降の文章は、物語の詳細(特に物語の後半部分)に深く触れていることをご承知いただいた上で、ご覧ください。
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Watership Downは、勇敢な野うさぎたちによる“自由への戦い“の物語で、この物語は2つの異なるうさぎの世界から構成されている。そのうちの1つは、うさぎたちの冒険が時系列に沿って描かれたメインストーリーで、もう1つは、そのうさぎたちによって語られる、うさぎたちのバイブルとも言えるうさぎ世界の民話であり、この民話がしばしばうさぎたちに勇気を与えたり、敵に翻弄される人生にどう対処していくべきか、ヒントを与えてくれるのだ。Trick Or Treatはこの2つの世界のどちらもテーマとして扱っており、オープニングチューンのInlé(the black rabbit of death)は、その神話に登場する最も恐ろしい存在について書かれた曲だ。Extreme Metalが大好きな私にとっては、正直な話、グロールをちょこっと聴ける所も美味しいところ。Inlé(インレ)は、ラピンと呼ばれるうさぎ達のオリジナル言語からきた言葉で、まずは”月“を意味し、他には、”闇“”恐怖“”死“などの意味を持つ。正に”死の黒うさぎ“にぴったりの名前である。そして本当にdeath metalっぽい響き(にやり)。
とにかく、この曲は尖っていてアグレッシブで、アルバムの幕開けにぴったり。素晴らしい曲である!またこの曲は、うさぎたちの神話のヒーローEl-ahrairah(エルアーライラー)について歌っているRabbits’ Hill pt.IのオープニングチューンPrince With a 1000 Enemiesと対になっている。まさに、闇と光のような対極をなしている2曲である。この2羽の伝説的うさぎたちは、各アルバムアートワークにも登場していて、Trick Or Treatのコンセプトの描き方が本当に鮮明であっぱれ!もちろん、この素晴らしいアルバムアート全体を、シンガーのAlle Contiが制作した事実にも触れておきたい。
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 さて、物語前半の終わりに、主人公のうさぎHazel(ヘイゼル)が、Nuthanger Farmという農場で飼われているうさぎたち(アンゴラのつがいとヒマラヤンのつがい)を開放して農場から逃げようとした際に、農場の人間に撃たれてしまう。
Together Againは、死の淵から復活したHazelと(Part.Iの関連曲:I’ll Come Back For YouとBright Eyes)、彼の仲間たち、特にHazelの生存を信じてあきらめなかった彼の一番若い弟Fiver(ファイバー)との再会について歌っている。短くて静かで穏やかなこの曲は、物語に新たな希望を与えている。
Cloudriderは、うさぎたちによって救助されたカモメのKehaar(キハール)との出会いと友情を描いた曲で、このアルバムでお気に入りの中の1つだ。Bigwig(ビッグウィグ、うさぎの言葉ではThlayli:スライリ)いわく、「ああ、Kehaarは、俺も飛べるように感じさせてくれる。あの大いなる水!(もちろん海の事)もしも見ることができたらなあ」。Kehaarはうさぎたちの希望の翼であり、Trick Or Treatは、大空に舞う鳥のように私の心を自由に解き放ってくれるKehaarなのだ。ポジティブな精神満載で、なんて素晴らしい曲だろう!Kehaarや野ネズミの救出を通したHazelのギブ・アンド・テイクのアイディアは、孔子の論語に書かれている有名な言葉「情けは人の為ならず」を彷彿させる。
エピックなアドベンチャーは、チーム Hazel-rah(うさぎ達の世界では、チーフになると名前に“rah:ラー”が付く)による“ほぼ不可能なミッション”を携え、無慈悲なうさぎの帝国-Efrafa(エフラファ)へと向かっていく。Efrafaのイントロだけでも十分に不気味さと残酷なムードを醸し出している。この曲は、過去にこの帝国から脱走しようとして失敗し、Efrafaの将校達によって幽閉されている、Blackavar(ブラックアバー)の心情を描いている。暗い穴倉に閉じ込められていようとなかろうと、Blackavarや他の住民のうさぎ達にとってはEfrafaそのものが巨大な監獄なのだ。曲は、Blackavarの苦悩からスタートし、Bigwigが希望の光をもたらすパートへと続いていく。私はいつも、友情や慈愛や正義から導き出されるBigwigの尽きることなき強さに感動を覚える。かっこいいよ、Bigwig!サビの部分では、この地獄から抜け出すことへの希望が感じられるところが、この曲の魅力なのだ。Hail to happy metal!
Never Say Goodbyeは、BigwigとHyzenthlay(ハイゼンスレー:将来Hazelと結ばれる雌うさぎ)の間で交わされる言葉から成り立つ“希望”をテーマにした曲。デュエット曲だから、ラブソングと勘違いする人がいるようだが、もっともっと奥の深い感動的な曲なのだ。この曲は、Hyzenthlayが長年夢見てきた自由についての想いと、Bigwigが脱走してWatershipで自由な身として暮らさないかと説得を持ちかけるやりとりについて表現している。BigwigはEfrafaで将校の座を勝ち取り、スパイ潜入しているのだ。信頼に基づく絆があれば、自由への道はもはや夢ではない。チームHazel−rahによる、このミッション・インポッシブルは、Watership Downの地に明るい未来をもたらす為の命がけの作戦である。彼らは故郷の地Sandleford(サンドルフォード)の危機から逃れて旅を始め(Part.Iからの関連曲:Spring in the warren,  Premonition  と Wrong Turn)、Cowslip(カウスリップ)のうさぎ集落:偽りの楽園で罠にはまりながらも生き延び(Part.Iからの関連曲:False ParadiseとBetween Anger And Tears)、遂に約束の地Watership Downにたどり着く(Part.Iの関連曲:Rabits’ Hill)が、彼らは全員雄のうさぎであり、Hyzenthlayのような雌うさぎ達抜きでは子孫を残すことができず、彼らに明るい未来は訪れないのである。私はいつでも“自由への叫び”や“自由のための戦い”といったテーマが大好きだ。Hyzenthlay役のSara Squadraniは、素晴らしい歌声で、自由への強い憧れを表現している。本当にソウルフルで美しい。 
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 Trick Or Treatのスタイルは、しばしばHappy Metalと表現されることがあるが、The Great Escapeは正に彼らのお得意のスタイルだ。Efrafaからの脱出は命に係わる極めて危険なシーンなのだが、この曲そのものはとてもポジティブな響きをして���るところがお気に入りの点である。Efrafaから脱走するちょうどその前、迫りくる嵐の予兆の中でBigwigとEfrafaの民間うさぎ達が強い決意を表明する場面から始まり、Watership Downに向かって逃走するところを描いていて、その中には、El-ahrairahのトリックを使った息を飲むような場面:HazelとBlackberry(ブラックベリー)によってアレンジされた“人間のボート”を利用するシーンも登場する。スカッと爽快なサビの部分には、エキサイティングでポジティブなエネルギーが満ち溢れていて、本当に素晴らしい!
と、ここで、どう猛なEfrafaのエンペラーGeneral Woundwort(ウーンドウォート将軍)の登場だ。恐怖政治が彼の世界を統治する唯一の手段で、Bigwig率いる命知らずのプリズン・ブレイカーズ達に、気も狂わんばかりに怒りを露にする。だから、They Must DieはエッジーなサウンドとTim Owensのカリスマ的ヴォーカルでとてもアグレッシブなメタルチューンになっていて、General Woundwortの極めてどう猛な性格とねじ曲がった執念をうまく表現している。
さて、Part.Iに収録されているThe Tale of Rowsby Woofは、ケルト風フォークソングの雰囲気を醸し出したお気に入りの曲で、Watershipのうさぎ達の語り部Dandelion(ダンデライオン)によっていつものように語られるEl-ahrairahの神話の1つをテーマにしている。本の順序に従うならば、この物語は、来るEfrafaの軍隊による襲撃前に語られるわけで、Part.IIのBeware The Train(instrumental)とUnitedの中間に入るべきなのだが、このRowsby Woofの物語はNuthanger Farmの番犬を彷彿させる事から、Trick Or Treatは新しい適所を発見したと言っても良いだろう(前半の最後にHazelが撃たれてしまう農場に絡めて、この曲を配置したと解釈)。この、Nuthanger Farmの番犬は、後に重要な役割を果たす事となる…。
そして、UnitedはWatership Downのうさぎ達(Sandlefordから逃げてきた物語の核になっているうさぎ達、Cowslipの偽りの楽園から逃れてきたうさぎ達、Nuthanger Farmの飼育ケージから自由の身となったうさぎ達、そしてEfrafaから脱走してきたうさぎ達)が、ブラザーフッドとフリーダムの旗の下、一致団結する様を描いている。とても良いムードを持った曲で、続く物語のハイライト:The Showdownに向けて士気を上げるための曲として位置づけられる。
 チームHazel-rahは、FiverのヴィジョンやBigwigの強さ、そしてEl-ahrairahのトリックからヒントを得たHazelの知恵に度々救われてきた。The Showdownは、Watership Down集落の最後の戦いの曲で、文字通り彼らの土壇場(Showdown)をテーマにしていて、このアルバムの中で1番のお気に入りの曲である。曲も歌詞も本当に秀逸で、10:47という長尺である事実を忘れてしまう、起承転結がくっきりした濃い~曲だ。Rabbits’ Hill Part.IIに素晴らしい曲を詰め込んだ、今回のメインソングライターGuido Benedetti(G)の才能に脱帽である!この曲の中頃ではBigwigがGeneral Woundwortに打ち負かされ、希望の光が消えてしまいそうになるが、うさぎ達のバイブルに登場する全ての創造主Lord Frith(ロード・フリス)は、BigwigやHazelとその仲間たちを見捨てることはなく、彼らにこの戦いを終結させる最後のトリックを与えるのである(Dandelionの語る神話からヒントを得る)。曲の最後にクワイアと共に歌われる「We see the rising sun, we feel the rising sun, WE ARE THE RISING SUN.」というパートでは、毎回鳥肌がたってしまう。ストーリーの表現、曲、演奏、アレンジ…パーフェクトだ。最後のナレーションは、Hazel、Blackberryそして俊足のDandelionが命がけで解き放したNuthanger Farmの番犬に、襲撃されて敗北したGeneral Woundwortの最期(彼の最期を実際に目撃した者はいない)について語っていて、この壮大な曲の余韻に浸る時間を与えてくれている。
 うさぎ達の冒険のグランドフィナーレは、希望と明るい未来の兆しに満ち溢れているが、全ての命には終わりがある。
Last Breathは、私が経験してきた全メタル人生の中で、最も美しくエモーショナルな曲だと思う。この曲は、まるでハートの最もソフトで繊細な部分に触れられたような感覚になり、聴くたびに涙が溢れてしまう。この物語のエピローグも、この曲も、究極に美しく平和で大好きだ。最後の決戦に勝利してから時が経った今、年老いたHazelは最後の旅に出る事を受け入れようとしている…彼自身の体を残して。Alleのヴォーカルは圧倒的で、この繊細な瞬間を完璧以上に表現している。Alleの最期のシャウト“Farewell my land”のフレーズでは、毎回嗚咽を堪えるのに必死になってしまう程だ。
実際のところ、この曲の美しさを文字で表現するのは無理だと言わざるを得ない。あなた自身のハートと耳で体験するしか、その感覚を知るすべはないと思う。
Trick Or TreatのRabbits’ Hill Part.IIは、バンドの驚くべきソングライティングと演奏のテクニック、それにプラスして、ポジティブなエネルギーと自分たちがやっている事に対する情熱で、エピックな勝利を収めた。このアルバムは、私にとって2016年の最高傑作の1つに間違いない。
  最後に…
私は読書が好きです。映画やテレビのドラマも良いけれど、いろいろな意味で、本がダントツで良いと思っています。でも、これだけは声を大にして言いたい:音楽は奇跡!だから、全ての才能豊かなミュージシャンに敬意を表したい。心の底から、本当にありがとうと言いたいです。
そして、私のレビューを読んでくれた皆さんにも、感謝しています。
素人ではありますが、Rabitts' Hill1&2をテーマにした絵を描いていますので、よろしければ、チェックしてくださいね!Rabbits' Hill Drawings
 Kumi666
オリジナルの英語版レビュー:Insight Of The Concept
エクストリームメタルサポートサイト:www.kumi666.com
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karatte · 2 years ago
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有志による『天地を喰らうII』のクローンゲーム版初見プレイ。 FC版の諸葛孔明伝は実機でプレイ&クリア済み。 洛陽の北の関所へ   ↓ 3つ目の関所 - 沂水関 - ・関所に入ると卞喜がこの先の鎮国寺で一献さしあげたいというので招かれるまま鎮国寺に ・一杯どうぞと勧められてここで選択肢  『いいえ』ならそのまま戦闘に 『はい』を3回選択すると・・・ 沂水関之戦・・・【卞喜 兵士 兵士 兵士】 ・戦闘終了後、入り口にいるお坊さんに話しかけると宿泊させてもらえる(罠じゃないですよ) 外に出たら北へ(そばにある庵は特に何も起きません)   ↓ 4つ目の関所 - 滎陽 - ・関所に入ると話しかけてくる人物が 滎陽の太守『王植』は関羽に害意を持ってないらしい ・それならと宿を貸してもらことになり屋敷の前に連れていかれます 話しかけてきた人物は屋敷の警備をしている『胡班』という者  この名前に見覚えがある人は道具欄をのぞいてみよう 預かった物がありますよね? ・屋敷で一泊できるけど、沂水関の卞喜の件もあるし・・・ 隠しアイテム ・入り口近くの建物内のツボ/銅仙丹(※関所を破った後は入手できなくなるので注意) 滎陽之関戦・・・【王植 兵士 兵士】 関所を抜けて北へ   ↓ 5つ目の関所 滑州之関戦・・・【秦琪 兵士 兵士】 関所の向こうに見える船に乗る前に、洛陽まで戻ってセーブしておくといいでしょう   ↓ 船は河北へ到着 北へ進むと『夏侯惇』が現れます 冀州夏侯惇戦・・・【夏侯惇】 ※数回攻撃を与えると終了します とにかく冀州城に急ぎましょう(手間を減らすなら先に北の山賊退治をするといいでしょう)   ↓ 冀州城に入城しようとするとある人物が道を塞いでいます いつぞやの酒場で出会った『趙雲』です 話してみると、わけあって袁紹の元で働いているらしく追い返されてしまいます このままでは入城できないので、とりあえずすぐそばの庵に入ってみましょう   ↓ - 関定の庵 - ・1階にいる右の人物『関定』によると村の者が山賊に困っているようで山賊退治を頼まれます お供に息子さんをつけてくれるそうです ・左の人物に話しかけると、関定の次男『関平』が仲間になります それでは船着き場の近くにある村へ行ってみましょう   ↓ - 山賊に困っている村 - ・山賊が北の山と東の山に住みついて困っている ・北の山には元黄巾賊の『周倉』が、東の山にはとんでもなく強い武将が住みついている ・東の赤水城という古城に住みついた武将の名前は、チョッ、チョ、チョウ…… まずは北の山賊から退治を 村から西側の北方向に進みましょう   ↓ - 臥牛山 - 臥牛山之戦・・・【周倉 山賊 山賊 山賊】 ある程度ダメージを与えると、『周倉』が関羽の配下にしてほしいと頼んできます 『はい』を選択するとその場で仲間に 『いいえ』を選択すると戦闘が終了しますが砦の中に入ると周倉がいて再び仲間にするか選択できます 北の山賊を退治したら次は東の山賊退治に   ↓ - 赤水城 - ・城に入ろうとすると見覚えのある武将が襲ってきます チョッ、チョ、張飛です 関羽が曹操軍に寝返ったと思っているようで怒っています ・誤解をとくために山影に見え隠れしている曹操軍の将の首を持ってくるよう言われます すぐそばに現れた武将に話しかけ戦闘です 冀州蔡陽戦・・・【蔡陽 兵士 兵士 兵士】 倒したら赤水城へ ・張飛に話しかけると無事誤解がとけて軍に合流します 張飛から最近袁紹軍の兵が南の森に出入りしているとの情報が 隠しアイテム ・宮殿の入り口から左に6歩、下に2歩/銅の盾 関係なさそうな情報ですがやっぱり気になるので南の森へ行ってみましょう   ↓ 南に進むと森の一部が1マス平地になっている部分があるのでそこに進むと敵と遭遇します 冀州森之砦・・・【許攸 逢紀 兵士】 倒したらもう一度平地部分に乗ってみると砦の中に - 森の砦 - ・若い娘が牢に入れられています 助けてあげましょう ・娘さんが言うには牢の扉は『銀の鍵』がないと開かないそうです 洛陽で買った鍵が役に立ちそうです ・娘さんを助けると『趙雲への手紙』を預かります 冀州城の手前にいる趙雲へ届けましょう 冀州城の前に関定の庵に寄ってみましょう   ↓ - 関定の庵 - ・山賊退治のお礼に劉備と合流するまでこの家を自由に使っていいそうです   ↓ 冀州城の手前にいる趙雲へ娘さんから預かった手紙を渡しましょう 助けた娘さんは趙雲の妹だったようです 『趙雲』が仲間に加わります また一人 優れた人物が加わった 関羽は袁紹軍に顔を知られているので、趙雲が劉備の元へ   ↓ - 冀州城 - ・劉備の元に趙雲が合流 関羽たちと合流する前に袁紹と話をしておこう ・城を出る前に武器屋で趙雲の装備を整え、役所でセーブをしておきましょう(※軍師任命も忘れずに) 城を出ると袁紹軍に襲われます 冀州城之戦・・・【郭図 田豊 蔣義渠 袁術or兵士 兵士】 ※3章で袁術を見逃した場合は再登場しますが大して強くないので問題ないでしょう 倒したら関定の庵へ   ↓ - 関定の庵 - ・2階に関羽と張飛がいます 義兄弟の再会です(※関平と周倉は編成所に送られます) ・庵を出る前に、関定に挨拶をしておきましょう 劉備の提案で関平を関羽の養子にするか聞かれます  『はい』を選択すると関平の武力と知力が10増えます 損はないのでぜひ養子に 一泊して庵を出るとイベント戦闘が始まります 官渡決戦 袁紹の貴重な戦闘姿です 袁紹のステータスも気になるところです 時は流れ 大陸の勢力地図は 大きく変わった 5章 三顧の礼 - 荊州城 - ・江夏の地で反乱が発生 病身の『劉表』に代わりに劉備が鎮圧の役を引き受けることに ・医者の話では劉表の病は日に日に悪くなっているらしい ・劉表には『劉琦』と『劉琮』の二人の息子がいるが、劉琦は病弱、劉琮はまだ幼いので世継ぎ問題で揉めている ・荊州は人材の宝庫 そろそろ劉備軍にも軍師が欲しいところ この章から『編成所』が利用できます(※編成を組んだら装備と軍師任命を忘れずに) 隠しアイテム ・宮殿から右上隅/鉄の剣 準備を整えたら東の村へ   ↓ - 荊州の村1 - 村に入ると反乱軍が襲いかかってきます 荊州黄巾戦・・・【黄邵 管亥 黄巾賊 黄巾賊】 ・陣形には有利な点だけでなく不利な点もあるので注意を ・この付近には龍が住んでいるらしい ここから東の村も盗賊に襲われているので向かいましょう   ↓ - 荊州の村2 - ここも村に入ると反乱軍が襲いかかってきます 荊州黄巾戦・・・【何儀 何曼 黄巾賊 黄巾賊 黄巾賊】 ・村の娘はみな盗賊にさらわれてしまった模様 中にはさらわれなかった人もいるようですが… 次はここから南の村に   ↓ - 荊州の村3 - ここも襲いかかってきます 荊州黄巾戦・・・【劉辟 龔都 黄巾賊 黄巾賊】 ・荊州城の西に『水鏡先生』と呼ばれる賢者の庵がある 一度、荊州城の劉表の元へ戻りましょう   ↓ - 荊州城 - ・劉表に報告すると反乱軍鎮圧のお礼に、ここから北にある小城『新野城』をくれます さっそく北にある新野城に行ってみましょう   ↓ - 新野城 - 新野城に入ると関羽が、誰か武将を新野城開発の指揮にあたらせてはと提案してきます 選択肢は、『糜竺』、『糜芳』、『陳登』の3名です 誰を選ぶかによって開発後のお店の商品の品揃えが変わります 選び方はお好みですが、防具派なら糜竺 武器派なら糜芳 原作派なら陳登 がよろしいかと 商品の品揃えの情報は、天地を喰らう2完全版/店・施設一覧の8章を参考に 尚、開発にあたる武将はこの先パーティーに復帰することはないのでご注意を ・眠れる龍を起こしてはいけません じっと待つのです ・街の開発に燃える人々 「ラクヨウのように なれば らくよう!……」 隠しアイテム ・宮殿の上の左の木の左側から左に1マスから鉄の鎧 一周りして城を出ると『劉琦』が駆け寄ってきます 劉表が危篤状態におちいったそうで 大至急、荊州城まで来てほしいとのことですが、ちょっと寄り道を(ゴメンね劉表さん) 新野城から北西の1マス分の森になっている場所に行ってみましょう   ↓ - コウメイの庵 - ・入り口にいる人によると、コウメイは留守のようです 隠しアイテム ・建物の入り口から下に5歩、左に10歩、下に1歩/知復丹 それでは大至急、荊州城に向かいましょう   ↓ - 荊州城 - ・宮殿に入ると入り口に『蔡瑁』がいて舌打ちをしています ・玉座から左の部屋に劉表が横になっています 命が長くないので蔡瑁と協力して後継者を盛り立ててくれとのこと 宮殿から出ようとすると『伊籍』が駆け寄ってきます 蔡瑁が劉備と劉琦を亡き者にしようと企んでいるので、左の部屋の非常用の出口から逃げるよう言われます 左の部屋の壁から非常用の出口へ   ↓ - 荊州城非常用出口 - お宝 B1 赤心丹/金230/赤心丹/銅の槍/銅の剣/銅の斧/金206/鉄の鎧 B2 金234/金248/銅の刀/銅の盾/招魂丹/金494/銅仙丹 非常用出口を抜けると荊州城の西側に出ます が、劉備が関羽たちとはぐれてしまいます 近くに見える庵で宿を乞うことに(※橋から先には行けません)   ↓ - 司馬徽の庵 - 庵に住んでいたのは水鏡先生こと『司馬徽』でした 劉備軍には当千の武将はいるが、この乱世に立ち向かえる軍師がいないと図星を指されます 『伏龍』『鳳雛』の二人を仲間にすることを薦められてこの日は一泊 その夜 何者かが この庵を訪れたようだ 昨晩の来客が誰かと尋ねると一番東の村へ行ってみるとよいとのこと 庵を出ると関羽たちが合流するので東の村へ(軍師の任命を忘れずに)   ↓ - 荊州の村3 - ・村人に話を聞いてみると、東の洞窟に物知りな浪人『単福』が住みついているらしい 単福に会いに東の洞窟へ with OBS Studio by noinoinoiz
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