Tumgik
menekse-sumire · 3 years
Text
『それでもフランスに住みたい』飛幡祐規 感想
おフランスの'リアル'がわかる本−そんな本はこれまで何冊か読んできた方だ。
私はそんな本を見つけると手に取り、読む習慣がある。
本を開くと大抵、フランスを知っている作者が、外国人が思い描いている
「憧れのフランスイメージ」
を覆そうと必死になってフランス人の消極的な購買意欲や天候の悪さ等、
'フランスのリアル'を少し過大気味に表現して、
更にはモノに溢れた消費社会の日本やアメリカと比較している。
そんな様な本は、数冊読んでいくと、そのオーバー気味な表現と読者の落胆を期待しているかの様な書き方に少し飽きてしまい、最近はそんな類の本に手を出していなかったのだが、
久々に
「それでもフランスに住みたい」
といういかにもな題名をしている本を見つけ図書館の隅に座り、開いてみた。
長くフランスに住む作者だからこそわかるフランスのリアルを描いているこの本は、いかにもな'現実のフランス'を描きつつも、
だからこそ面白く、ディープで独特なフランス文化を詳細に混ぜ込んでいる。
ブランド大国だからと言って市民はブランド物の服や時計が大好きで常に身につけているわけではないし、むしろそこまで積極的にモノへの投資はしていない
ことは元より、
フランス国民が熱意を注いで観戦するツール・ド・フランスには、
アイドルのような選手がいて手紙を送る隠れファンが存在することや、
広告拒否運動'Adbusters'が想定外に好評だった結果に見られる、老若男女に関わらず持っているシニカル要素、更には
1つの「フランス人像 」なんて存在しない こと等々、違う角度から見せるフランスの魅力はフランスに行ったことのない私でさえ読んでいて面白い。
日本もフランスも共通する点として、
外から作り上げられるイメージと、内実とが大きく離れていることがある。
それを利用して広告や宣伝としてアピールすることはあるが、日本人のみんながみんな特攻隊に憧れて賛美したり、或いはHarajuku Kawaii styleの服を好み、毎日着ていたりするわけではない。(これらは実際に外国人から聞かれたこと。)
メディアや広告の影響で強い先入観が作り上げられ、勝手に期待値が上昇し、現地に行ってみたら期待に反してつまらなくて冷たい国だった、なんて、非常に迷惑な話である。
フランスと聞いて思い浮かぶその幻想的な風景は実際には少し違うんだよ、と教えてくれる本たちをきっかけに、
フランスだけでなく、日々我々が自然と作り上げている他国や他者に対し、
もしかしたら違うかもしれない、もし違っても批評せずに物事を見つめよう、そんな心構えをもらった気がした。
本の詳細↓
Amazonに飛びます。
https://www.amazon.co.jp/それでも住みたいフランス-飛幡-祐規/dp/4103036516
0 notes
menekse-sumire · 3 years
Text
Omega-3
omega3、摂り始めました
多価不飽和脂肪酸、オメガ3。
イメージとしては、魚の脂身、フィッシュオイルに含まれていて人間の体内では作り出せない栄養素の一つ。動脈硬化の予防に有効とか。
実は私は2年ほど前から細々とベジタリアン生活を続けているため、殆ど肉と魚、特に魚は摂取しません。そのため体調不良や体の何らかのサインがあると、少し自分の食生活に意識を向けます。
実は今年のゴールデンウィーク、某激辛ラーメンを食したことが発端で、、、
何と丸々一週間、寝込んでいました。
久々の高熱と下痢の中、自分の食生活を見直すきっかけになり、ジャンクフードを控え、栄養素の偏向を改善!
ということで早速ゴールデンウィーク明けからOmega-3。
魚のオイルだけではなく、Omega-3は亜麻仁オイルやえごま油でも摂れますが、私は以前続かなかったので、NOW Foodsという会社のサプリメントを注文
1粒の中にEPA 180mg、DHA 120mg(Omega-3は厳密にいうと3種類あります。)が入っており、ボトルには 2-3粒/1日 と記載ですが、私はとりあえず1粒/1日を1週間に2.3日程度の摂取に。いきなり毎日2-3粒は少し極端なので
🐟
(後は1粒が100円玉より大きいので正直飲みづらい!)
まだ飲み始めてからそこまで時間が経っていないので何とも言えないのですが、やはり自分の体内に摂取するものを見直すことは、必要ですよね。
いくつになっても、どこにいても。
ヴィーガンの方や他のベジタリアンの方、そうでない方も是非、この機会に自分の食生活を客観的に見てみてくださいね。
それでは。
1 note · View note
menekse-sumire · 3 years
Text
本当に大切なこと
本当に大切なことを人に伝えず、心にそっとしまっておくべき時もある。
自分の価値を全て言葉として誰かにあげてしまわなくても、大丈夫。
その代わり、本当に大切なことが何故か伝わっていたり、同調したりする人が周りにいたら、
その人を、大切にしよう。
自分の核の部分を、
家族だから〜みんなに慕われているから〜の理由で、無理にさらけ出さなくても、オッケーなのです。
私が思う、自分を大切にして生きていく方法。
0 notes
menekse-sumire · 3 years
Text
少し、手を加えてみること
昔から、物を作ることが好きだった。それを、ここ一年間の家にいる時間で少しずつ思い出している。
10代後半から私のクローゼットは服の入れ替わりが激しく、衣替えの度に、趣味が変わって1年以上着ていない服が出てくる。
それらを捨ててしまう前に、大抵は友人にSNSで受け取り先を募ったり、量があればリサイクルショップに売ったり。
それでも、毎年どうにもできない服が数点、出てくる。
生地がユニークで好き、思い入れがある、色に惚れ込んでいる。でももう今は着られない型、サイズ、デザインといった服たちだ。不思議なことに、この服たちの行き先を考えようとすると、もう1年も着ていないのに、自分以外に着てほしくない、使って欲しくない、という気持ちがふつふつと湧き上がってくる。
なので、
1年程前から、捨てられずに貯めてあったこれらの服達にハサミを入れ少し手を加えて、再び着られるように作り変える試みをしている。
中途半端な長さのニットをクロップトップのニットにしたり、丈の短くなったワンピースをぺプラムトップスにしたり。
お裁縫は高校生以来で、材料も限られているので、結果的にうまくいって人前で普通に着られるようになった服たちはまだ数着しかないが、
お気に入りだった服たち、捨てられてしまうはずだった服たちを作り変えることは、
素直に楽しい。嬉しい。
私の体にぴったりのサイズに作り変えられ、再びお気に入りに昇格して蘇った服たちは、クローゼットの中で堂々としているように見える。
自分に似合う大好きな服を着られる幸せは、意外と大きい。
もしも今、自分の手持ちの服で着たい物がなかったり飽きてしまっているのなら、、、
まずはハサミを入れずに綺麗なボタンを袖につけてみるだけでも、
気持ちも服も、結構変わるはず。
chao
1 note · View note
menekse-sumire · 4 years
Photo
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
Xmasの過ごし方2020
1年に1度やってくるクリスマスを今年はより特別なイベントにしたくて、1ヶ月半ほど前から、着々と準備。もちろん当日だけではなく、準備も含めてクリスマス。
クリスマスプレゼントのアイディアを書き留めたり、クリスマスソングのプレイリストを作ったり、クリスマスマーケットに足を運びサンタクロースと写真を撮ったり(多分子供向けだけど大人も楽しみたい!)、アグリーセーターを12月までに買いそろえたり。
去年から始めたクリスマスリース作りも継続し(今年は写真のオレンジのオーナメントも追加)、毎夜アドベントキャンドルの灯を見ては近づいてくるクリスマスと今年の終わりに思いを馳せる。
24日は四谷のイグナチオ教会にてミサに授かって静かな夜を過ごし、25日は食事だけ外出してそれ以外は家でホットチョコレートを飲んだり今年のボージョレヌーヴォを開けてゴロゴロ笑
私個人的には、クリスマスというイベントがきっかけで、家族や友人、恋人、遠くにいる知人を思い出す機会になったり、一緒に過ごす時間が増えるというのは良い機会だと思っていて、特に今年は思いがけなかったこの1年の思い出等色んな思いを馳せながら大切な人とクリスマスの美しく短い時間を過ごしました😊
0 notes
menekse-sumire · 4 years
Text
Selam
Tumblr始めます:) 
最近、私自身や私の周囲の変化が著しく、色々新しいことに踏み出す時期が来ている様なので、ブログもその一つで始めてみる。
心躍らせる日もあれば平凡で眠りにつくときに楽しいことを思い浮かべて寝る日もあるけれど、どんな時でも変わらない自分を見つめられる時間にできたらいいな。
2 notes · View notes