Tumgik
say-teardrops · 5 years
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戦争と平和の境界線
戦争の対義語は平和?
戦争体験は下方比較する為だけにあるのか
戦争にかかるコスト
本当に日本は平和なのか
国を守るということ
戦争の対義語は平和?
小学校1年生だったろうか。 国語のテストで戦争の反対の言葉はという問いに いくら考えても答えがわからなかった。 もしかしたら平和かな、と思ったけれど、そんな訳はないと打ち消した。 テストなのだから違うと思っていても書けばよかったのに 馬鹿正直に空欄で出して✗をもらった。 横に赤ペンで書かれていた答えは平和だった。
確かに辞書を引けば、対義語として平和が出て来る。 平和の意味は、
戦争や紛争がなく、世の中がおだやかな状態にあること。 心配やもめごとがなく、おだやかなこと。
goo国語辞書 https://dictionary.goo.ne.jp/jn/198518/meaning/m0u/
しかし、戦争が無ければ穏やかになるのか。 幼い私は…
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say-teardrops · 5 years
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表現の自由-クリエイターだからこそ
自分が芸術に求めるものは希望
自由を謳うなら脅迫に屈してはならない
脅迫と抗議は違う。過激な作品なら抗議はくる
助成金は出資者を納得させてこそ
あいちトリエンナーレは2016年にも問題を起こしている
芸術も言論も越えてはならない一線がある
自分が芸術に求めるものは希望
自分が子供の頃、町中の電柱などに変な広告のポスターが あちこちに貼られたことがある。 どれも挑戦的な絵と文字で構成されていて、 見に来るな、見るなら相当覚悟をしてこい、 ◯◯会場では女性✗人が気絶した、のような内容。 思えばきちんと掲示許可を取っていたのかすら怪しいそれは 期間限定のある芸術作品のギャラリーの宣伝だったようで、 学校でも問題になり、先生から「見に行ってはいけない」というお達しが出た。 やんちゃなクラスメートが反骨精神を発揮して見に行ったが、 要するに本物とされる殺人現場の遺体を埋める映像が使われていることが センセーショナル…
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say-teardrops · 5 years
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想像力が文明を創る
友が、「最近イメージ力のない人が多い」と言っていて。 それは自分も感じているところなので、気になっている。
AIRの Liberal という曲に 想像力さえなければきっと恐いものなどないと同じ という歌詞があるのだが、多分これなのだと思う。 全てが夢の中の出来事のようで実感がなく、リアリティーを感じられない。 嬉しいことも薄く感じるし、普通なら怖いと思うことも平気でできてしまうのは 諸刃の剣だ。
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重力ピエロという小説がある。
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この中のある登場人物を 映画版では渡部篤郎さんが演じていた。
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この人物が一言で言うなら救いようのない悪人で、 他人への思いやりがあれば他者を害することなどできないのでは という旨の会話の中で 「悪いけど、俺は想像力の塊だよ」 「相手の気持ちを想像して、自分の苦しみに変えるなんて それこそ想像力が足りてないだろ?」 だから被害者の気持ちになることはない、加害することに躊躇がない 嫌な思いをするのは自分ではないからやりたいことをやる という台詞を非常にいやらしさ満点で演じておられて 思い返すだけで気分が悪くなるレベルなのだ。 (褒め言葉です)
想像力、イメージ力というのは、なんなのだろう。 ある人とない人はお互いに相手の感覚が相容れないものなのかもしれない。
2015年度の新入社員のタイプは「消せるボールペン型」などと話題になったことがあったが、 指導者世代の普通と新入社員世代の普通が違っているから 普通の指導が熱血、うざい、しつこい、きついと受け取られるのではないかと思っていた。 これも、想像力が関係しているのかもしれないと思う。
最近の若い人は物怖じしないなとよく感じる。 悪く言えば怖いもの知らず。 物怖じせずぐいぐいいくし発言するし、それで動かせるものは多い。 反面、やってはいけないことでも平気でやってしまい 取引先に失礼を働いたり、危機管理ができず危ないことに首をつっこんだりもしてしまう。 若くない人としては、なんでそれをやっちゃ駄目だと思わなかったのか、 事前に考えたらわかるよね? と思ってしまうのだが 思わなかったものは仕方ないのである。
年齢差もあまり気にしていないと感じる。 自分だと2歳くらいならまぁ同年代として、仲良くなればタメで接しても良いかなと思うのだが 若い人だと十歳前後の差は気にしていないように感じる。 飽く迄も私自身の周囲にいる、私より若い人は、ということだが。
失礼があってはならないとへりくだりながら 「失礼ながら申し上げます」 とこっちがやっている間に、若い子はあっさりと 「おじさんこれでいいよね!」と切り込んでしまう。 それがハマれば強い。話も早いし気に入られることもある。 ハマらないと取り返しのつかないことになる。
因みにこの『取り返しのつかない』というのも、なかなか伝わらない。
総合して、イメージ力がないからそうなるのでは、とも思うのだ。
たとえばTwitterでも、”インターネット老害”であれば真っ青になるような 顔写真、住んでいる場所、通っている高校、バイト先などの情報を 平気で公開してしまう。 もちろんデジタルネイティブ世代がそうしていてそれが普通になるなら この先それがネットの常識になるので、我々はまさに老害であるが ひとまずおいておくとして。
仲間内だけで「今日何時待ち合わせー?」とかやるのであれば 他にLINEなりSkypeなりFBなりツールは山程あるし どうしてもTwitterならDMを使うか鍵をかけるべきなのだ。 もし個人情報を載せたことで悪用されたら。 自分はどんなに気をつけていても友達がバイトテロをやらかして晒されたら 自分がとばっちりで晒されることになる。 こうしたことは、想像力があれば思いつくことで、 それを避ける為に個人情報をネットに晒さない、という結論が導き出されるのではないだろうか。
個人情報を晒すことで「私も近所に住んでる」「マジで!」と 友達が増えることもあるのだが インターネット老害世代としては、ストーカーなどの犯罪に巻き込まれる恐怖の方が勝ってしまう。
想像力が無いことで、物怖じせず飛び込めるのは良い点なのだが ネガティブな方向に進むのはよろしくないわけで。
二十代の若者に訊いてみたが、アラトゥエの人たちに対して 私と同じような印象は持っているらしく。
なぜ”最近の若い人”は想像力が無いのだろうか。 本を読まないから。ググればすぐに出てくるから。 疑似体験が簡単過ぎて実体験が少ないから。 あたりが理由なのではなかろうか。
自分の経験則では、確かにこの人は頭が良いなと思う人は 漏れなく読書家である。 反対に、正直「なんだこいつ」と思う人は本を読まないパターンだった。 本を読まない=頭が悪いではないので念の為。
想像力の低下は言語力が低下しているから起きることで 思考力も同時に低下しているのだと思うのだ。
おじさんおばさんが本を��めと無理強いするのには 一応理由はあるのである。 無文字文化は広がりにくく残りにくい。 言葉、そしてそれを形に残せる文字というのは 多分思っている以上に重要なツールなのだ。
日本語は雨の呼び名だけで400語を越え 花が咲いたり散ったりするときの表現もいくつもある。 多くの言葉があるというのは、それが生まれるだけの感受性があり それが伝わり、広がり、使い続けられるからである。 想像力が欠如すれば、文明が終わりを迎えるのではなかろうか。
大袈裟に聞こえるかもしれないが、多分かなり重大な問題なのである。 と、活字中毒の自分は憂いている。
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say-teardrops · 5 years
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モバイルSuicaがチャージエラー頻発する上に問い合わせたら嫌なら使わなきゃいいと言われたけど払戻手数料も払いたくないのでamazonギフトを買おう
モバイルSuicaが便利なのは、どこでもチャージできるから、だった
Apple Watchにして便利だなと思うことのひとつが、モバイルSuicaである。 チャージ残高を気にしなくて良いし、チャージしたいときにいつでもどこでもチャージできるので気持ちが楽。
と思っていたのだけれど、最近よくチャージしたときにエラーになる。 電波状況の良いところで再度試せと言われるのでこっちも気にして 乗る前の移動していない状態で、Wi-Fiにもつないでいない 電波状況の良いところでチャージしてもエラーになる。 この前は自宅Wi-Fiでもエラーになった。
エラーになって困るのが、一度エラーになるとエラー2040が繰り返され、 エラー→前回の処理がエラーになっているから復旧処理します→失敗しました が延々と30分以上必ず続くことである。 普通にイライラするし、こちらとしてはヘルプモード、電源の入れ直し、アプリの再起動などできることは全部しているのに 「電波状況の良いところで再度試せ」以外のヒントをくれない。 いや電波状況は良いんだってば。
エラー表示が出ないまでも、 クレジットカードでチャージしていてクレカの利用履歴にはチャージの履歴が残っているのに モバイルSuicaの残高に反映されないというのはとてもよくあるし本当に不便。
今回もカードの利用履歴には出ているが、単に残高が更新されないのではなくエラーを吐き続けているのでより一層困る。 チャージ残高以内で使うことは可能だが、それ以外のことが全くできない。 エラーならキャンセルにしてくれれば良いものを、キャンセルもできず 再処理→エラーを繰り返すのは非常にストレス。
suicaの再登録を行おうとWalletアプリから削除したものの、 『24時間以内に再登録できるようになります』と表示されたきり これまた延々と再登録可能にならない。 12時間位たって、メンテだから明日の朝5時以降というメッセージに変わった。
5時過ぎて再登録したところ、再登録はできて、チャージ前の残高に。クレカは返金のステータスになった。
JR東日本モバイルSuicaサポートへ問い合わせてみた
流石にこれは何か可笑しいんじゃないかと思い、問い合わせることにした。http://mobilesuica.okbiz.okwave.jp/faq/show/73?site_domain=default
チャットがあるならチャットにしようと思ったけれど ■オペレータ応対時間■ 9:00~18:00(無休) この時間内のはずなのにAI自動応答しか返ってこない。 メールフォームの『入金(チャージ)ができない。』から問い合わせた。 200文字しか入力できないので、掻い摘んでではあるが 状況を伝え、オペレーターと繋がるチャットであれば 文字数やタイムラグを気にせず込み入った状況も伝えられると思ったので オペレーターへの繋げ方についても合わせて訊ねた。
と、返ってきた回答が
不具合が続くなら下記リンクをご確認ください。http://appsuica.okbiz.okwave.jp/faq/show/1556
チャットサービスは順次対応しております。
いやいやいや、FAQは見ていてそれをやっても解決しないから問い合わせているんでしょう? で、順次対応じゃなくてオペレーターにそもそも繋がらないから訊いたんだよ?
再度問い合わせたら回答がこれ。
オペレーターとのチャットは【オペレーターにチャットで問い合わせる】をご選択いただきますとオペレーターとのチャットにつながります。
エラーが頻繁に発生する場合には、Apple Careにて端末のサポートをお受けください。
うん。だからそもそも【オペレーターにチャットで問い合わせる】が出てこないって説明したんだけど聞いてる?
これ、Appleの問題だとは思えないんだけどなー。 二言目にはAppleApple、FAQにも 『このエラーはSuicaの不具合によるものではありません。 同様のエラーが頻繁に発生する場合には、Apple Careにて端末のサポートをお受けください。』 って書いてるけど、まずApple Careってユーザーの100%が登録しているわけではないと思うし 延長保証サービスなだけであって、購入してから時間が経っていたら使えないんですが…。
Appleさんに問い合わせてみる
まぁ駄目元でAppleに問い合わせる。 電話で丁寧に、30分くらいかけて最終的には画面共有をして 設定などを一緒に見てくれた。 間違ってもJR東日本みたいにこっちが言っていることを無視して 同じことを繰り返すようなことがないのでストレスがない。 「iOSは最新」「電波状況良好」「端末ではなくsuicaIDのエラー」 という結論。 これ以上は、Appleで出せる提案は、もう一台端末を用意するとか実現が難しい回り道の方法になってしまう、お力になれず申し訳ない、 たらい回しのようになってしまって心苦しいがもう一度JRさんに問い合わせてみてくれないか、とのこと。 ものすごく丁寧に対応してくださり、こちらこそ 素人目には明らかにアプリの不具合だろうと思われるのに 時間をかけさせて申し訳ない。ありがとうございました。
三度JRへ問い合わせる
で、3度めのJRへの問い合わせ。 今回はチャットで【オペレーターにチャットで問い合わせる】が出てきた。
多分これ無休とか言いつつ土日は非対応なのかな…。 それとも、空いているひとがいないと単にこのメニュー自体が表示されないように設定されている…? 普通なら待ち何人とか、いないから時間を置いて的なメッセージが表示されるようにすると思うけれど普通ではないのかもしれない。
兎に角まぁチャットで問い合わせる。 メールにあった管理番号を伝えたら話が早いのかと思いきや、
「それはなんの番号ですか?」
だそうで。特に引き継ぎとか問い合わせ内容の保存共有はしてないらしい。 一から順番に説明する。その説明を遮って、FAQのURLとApple Careへのレス。だからそれはやっているんだってと再三再四伝えたところ 漸く
「調べてメールする」
と言われた。 ここに至るまでも、「メールはこのアドレスでいいですか」と言われそれで結構ですと返事をしたら、
「回答不要であれば案内はこれで終了します」
と言い出すという驚きの対応。 実はAIなのか、日本語が読めないのか疑ってしまう。 調査に要する時間が何日、何週間待てばいいのか教えてほしかったのだけれど、「わかりません」と言われたのでもういいやと諦め。
しかしなんと5時間もしない内に調査とやらが完了したようで、
「Suicaには異常がなく、かかるエラーは端末又は通信の不具合」 「サポートはApple Careが責任を持って行うもの」 「弊社としましては、ご案内できることは「退会」しかございません」「これ以上のサポートは承れません」
というメールが届いた。
えー。期待はしてなかったけど、予想以上の内容なんですけど、 喧嘩売ってるのかな?
大体、JRがしてくれた”サポート”って既にこちらが伝えていることを全く無視してコピペ回答をしているだけじゃないの。
何度も電波状況が悪いわけではないと説明しているのに、
「移動中で公衆Wifiに自動接続しているせい」
だーかーらー、移動してないし4Gか自宅Wi-Fiの安定した環境下で問題が発生しているから問い合わせているんですけど?
たまたま別の会��のお天気系アプリの通知設定しているのに通知がこない問題問い合わせていた件が同じ日に回答きたのだけれど、 こちらの場合は使用機種やOS、アプリのバージョンなど詳細を確認した上で 2周間以上かけて調査した末に「バグでした、修正します」って言ってくれたのですよ。 しかしJRは別に機種とか使用環境は何も訊いてこない。 こちらが申告していないけれど、会員登録の内容から使用環境やsuicaIDを割り出して調査して「suicaには問題ない」と言っているのだろうか。 たった数時間で割り出しとデバッグまで完了? そんなまさか。
本当にJRは何も悪くなくてAppleの問題なんだとしても どう考えてもこの対応はおかしいと思う。 元々なにか調査したり対応したりするつもりはなく、 FAQ見るかAppleに問い合わせるか、嫌なら使うのやめたらいいじゃん、という考えなのだろう。 ”サポート”する気は皆無だと思われる。
ということで、唯一建設的な解決方法の”サポート”であった 退会をすることに。
残ったチャージ金額でアマギフを買おう
退会払い戻ししろって言ったっておまえら、払い戻し手数料220円取りやがる癖に!
馬鹿馬鹿しいので買物で使うのが良いのですが、不足分現金で払いますっていうとレジの人があたふたすることがあるので JRのせいで迷惑かけるのも忍びない。
そんな場合お薦めなのが、amazonギフトです。 普段amazon使う人ならこれが一番楽だと思います。 重要なのは、チャージタイプを購入すること。 https://amzn.to/2XDBebE
Amazonギフト券(Eメールタイプ、印刷タイプ)では 電子マネー支払いができないのでご注意ください。
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チャージタイプは1円単位で買えるので、 モバイルSuicaの残高ぴったりの金額を入力。
次のページの支払い方法で電子マネー払いを選びます。
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注文を確定すると、注文の確認メールとは別にメールが届きます。 このメールのリンクをタップし、モバイルSuicaを選択。 モバイルSuicaに登録しているアドレスを入力すると、ネット決済受付のメールが届きます。 アプリを入れているスマホから開くと URLスキームのリンクが表示され タップでモバイルSuica起動。 あとはアプリから手続きを完了させればOKです。
これで心置きなくモバイルSuicaを退会できますね! 今後はPASMOさん一択で生きていきます。 PASMOさんがアプリ作ってくれたら本当はそれが一番うれしいんですけどねー。
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say-teardrops · 5 years
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キャラメルボックスの休止のニュースを聞いて考えたこと ~推しは推せるときに推せという理論~
キャラメルボックスの功績
自分は元々芝居が好きだったので、観劇に抵抗はないが 芝居に触れたことがない人を観劇に誘うのは抵抗がある。 一言で言えば、一般の人はひいてしまうのでは、と思うからだ。 一度見えてしまえば生身の人間が舞台という限られた枠の中で 生で演じてくれることの魅力は感じてもらえると思うのだが 演劇もジャンルによりけり、好き嫌いもあると思う。 演劇が好きな自分でもひいてしまう芝居もある。
失敗してもいいや、と割り切るには、芝居のチケットは高価だ。 演じる側のコストを考えれば基本的には妥当な額なのだが 映画の1800円ですら高いと言われるくらいなのに 1万円前後となるとどうしても高い。
そして、公演情報もかなり能動的に動かないと得られにくい。 映画ならまだサイトや情報誌も充実しているし、テレビなどでCMもある。 映画自体テレビで放映されることもある。 芝居はというと、テレビでも中々やらなくなったし CMも深夜帯だったり 有名な芸能人が出る舞台しかやらなかったりする。 そんなハードルを越えて観に行っても、 初めてだと作法がわからないこともある。 古参ファンに常識だろうと言われてしまうとトラウマになりそうだし 実際周囲でそんな話はちらほら聞く。 経験者に誘ってもらって行くのが一番安全なように思う。 とは言え、誘う側としても、チケット代は結構悩むところ。 その点キャラメルボックスが有難かったのは、ハーフプライスチケット。 当日空席の一部を半額で販売してくれた。 他にも、夏公演なら浴衣割引など面白い割引をしていた時期があった。 学生割引もあったし、学校の演劇部が団体で見にきやすい環境作りもあった。 時間もそうで、途中休憩ありで何時間もあると 特に慣れていないと疲れたり飽きたりしてしまう。 この点でも、キャラメルはハーフタイムシアターとして 1時間程度で見られる芝居をしてくれたし、 フルのお芝居でも2時間程度なのもありがたかった。 演劇業界を盛り上げようとしている様子が伝わってきた時期もあったのだ。 会社を立ち上げてそこでアルバイトをしながら劇団公演に参加したり お弁当を支給して少なくとも稽古場に来れば一食は食べられるようにしたり 芝居をやる=貧乏という概念を破ろうとしてくれていたと思う。 選曲も面白かったし、時代劇にロックやボップスなどを合わせるのは 当時中々新しい試みだった気がする。 解散したバンドの曲を使った芝居も、 今一番良い音質であの曲を聴けるのがこの芝居という言い草が 本当にそうだなと思ったし、 実際観に行ったときライブ並の爆音に感動もした。
劇団というあり方と時代の流れ
劇団なら、公演には所属している団員は基本的に出演するし
稽古の時間も多く取れる。
普段から一緒にいるからチームワークもできている。
それは劇団公演の良い所である。ただ逆に言えば、劇団員は劇団に拘束される時間が長く
他の仕事を入れにくいし、劇団の仕事だけでは食べていけないのに
突発で休んだり数ヶ月で休んだりするから中々良いバイトも見つけられない。
外の環境に触れず閉鎖された環境にこもっていれば、
馴れ合いになり成長も見込めないことにもなり得る。
モデルケースとして、理念として掲げたキャラメルボックスは
デメリットをカバーできるかのように見えた。
それでもうまくいかなかった、というには、
最���の方で運営のやり方がまずい方に凝り固まっていったように
自分には見えるので少し違うとは思う。
ただそれを差し引いても、劇団の運営というのはやはり難しいと思う。
ユニット名として残しておいて、各自が活動する方が
特に今の時代は合っているのではないだろうか。
寂しいように感じるけれども、時代の流れ的に
無理だということなのかもしれない。
選択肢の多いこの時代の中で人は観たいものを観る。
プロデュース公演の方が面白いものが多くて有名な人が出ていて
演出も良いというならやはりそっちを見るだろう。
劇団公演でも面白ければ観るだろう。
今の時代、役者だからといっても
���居だけで生きていけている人というのは多分とても少ない。
インターネットなどの普及で発信も受信もしやすくなり、
プロとアマの境目もとても曖昧になってきている。
作家でも自分が出した本の売り上げだけでは食べていけないのが
珍しくなくなってきた。
昔はプロと言えばそれで食っていける人という感じだったが
もう多分、そういう時代ではないということなのだ。
芝居なら芝居さえできればいいという時代でもなくなってきた。
いろんなことができなければ、
どんな業界でも生き残れない時代なのかもしれない。
推す方にも理由がいる
推しは推せるときに推せ。 自分自身これは思っているし、今までも発信してもきた。 大人になるまでの過程で、 ライブに行けないまま解散したバンド 見に行けなかった公演などの類は少なくない。 いつ何があるのかわからないのが人生でもあるし 声はあげないと届かない。 応援しているなら、応援していると伝えなければ 推しが活動をやめてしまうこともある。 商業でやっているならたとえば漫画も一巻の売上の初動が大事だし どんなに連載は面白くて隠れファンがいたとしても それが運営サイドに目に見えなければ不人気として打ち切られる。 アマチュアの人で儲けも度外視でやっているような人なら 尚の事「あなたの作品を楽しみにしています」という声がなければ 身銭を切って本やCDを出そうをは思えなくなる。 だからこそ、推しは推せるときに推すべきなのだ。 これは大前提だ。 だが、こちらにも事情がある。 お金や時間、労力などのコストがかかるのは、推す側も同じなのだ。 良いものができたのでみんなに見て欲しい、と宣伝してくれるのは構わない。 というより寧ろどんどんやって欲しい。 ただ、推してくれないと活動やめちゃうよと推される側が言うのは 少し違う気がする。 お客様は神様だという言葉を客サイドが言うことや、 悪気があったわけではないですから、と加害者側が言うことと同じように 推しは推せるときに推せというのも推される側が言うのは違う。 推す側が言う言葉ではないのだろうか。 なぜなら、推したい推しなら言われなくても推しているからだ。 推していないのには理由がある。 それは、単に活動していることの周知が足りていないというケースもあれば そもそもろくに活動していなくて推そうにも推せないこともある。 たとえばニコニコ動画の実況者やYOU TUBERを推したいと思っても、 最終活動日が十年も前だったら周りに薦めづらい。 移り変わりが激しい現代、常に更新されていることは重要だ。
更新されていない、活動はしているけど面白くない。 昔からのファンだから見ていても楽しいけれど 新規にはわからない内輪ネタばかりをするとなると布教できないし しても相手は好きになってくれない。 それでも推そうというとき、それは良いから推すのではなく 同情や内輪意識だ。
本当に良いと思って薦めるのと、 内心そこまで良いと思っていないのに薦めるのとでは大違いだ。 薦められた側に伝わる情報量も質も絶対に違ってくる。 こっちは元々推したいのだから、 気持ちよく推させてくれよと思う。
ファンとして望む活動再開
無邪気に休止するだけだという言葉を信じることはできない。 それでもキャラメルが好きだったものとして 本当に再開してくれたらこれほど胸熱な展開は無いと思う。 そんなことになったらまた公演を観に行くだろう。
でも、その公演がつまらない、やっぱり変わっていないと感じてしまったら。 多分もう二度と行かなくなるし、 キャラメルが好きだとも言わなくなってしまう気がする。
本当にキャラメルボックスが好きだった。 純粋に好きなままでいたかった。 もし活動再開した暁には、好きでいて良かったと思わせて欲しい。 これが、今の時点で言える心からのエールなのだと思う。
追記
これを書いた後、破産報道がありました。
初めから諸事情じゃなく正直に言って欲しかった。
やっぱり夜逃げだし誠意がない。
ひどい最後だと思います。
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say-teardrops · 5 years
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キャラメルボックスの休止のニュースを聞いて考えたこと ~演劇について~
2.5というジャンル
ネットでいろんな人の意見を見ていた中で、 2.5に客を取られた、若い子は2.5に行くからというような発言を見かけたが 私はそれは違うと思う。 ジャンル違いなだけで、寧ろ切磋琢磨できる同じ演劇業界が盛り上がっているのは良いことではないのだろうか。 そして、キャラメルに若い子が来ているのも、反対に2.5に年配の方が来ているのもよく見かけた。 ちょうど文学が好きな人がラノベを見下すことがあるように 私はストレートの舞台ばかり見ていたし プロデュース公演よりは劇団公演の方が好きで、 マイクを使うような舞台より生声でやってくれる舞台の方が好きだと思っていた。 生声=声が通るサイズの小さな劇場なのが良いと思っていた。 だから少し2.5に対してネガティブな気持ちがあった。
衝撃を受けたこと
去年の年末、紅白歌合戦に刀剣男子が出るというニュースが流れた。 私はそもそも刀剣乱舞のゲーム自体始めはネガティブな感情を抱いていた。
元々刀剣自体が好きだったこともあって 勝手に変に擬人化されてもという気もしたし、 刀剣ブームが巻き起こり急に今までいなかった客層が 自分が行く博物館や資料館に現れるようになった。 それ自体は悪いことではないのだがマナーの悪い人が多くて 嫌な思いもして、一度は作ったアカウントも削除してしまった。
友達がやっているというのでポケットが出たのを機に また始めてはみたけれど、そこまで真剣にはやっていなかった。 でも紅白は一応見ておこうというような気持ちだった。
そんな時、ニコニコ動画で ミュージカル『刀剣乱舞』 ~真剣乱舞祭 2016~ が放送されていて、試しに見てみたのだ。 初見で前作を見ていないので、なぜこんな話運びなのかわからないのに、 見ているうちにどんどん引き込まれた。 照明や映像を駆使した演出も素晴らしかったし、 兎に角役者さんの演技が良かった。 そして何より見ている人たちがとても楽しそうにしていて みんなが笑顔なところがとても良かった。 メディアの取り上げ方も手伝って、若いイケメンが出ていればそれでいい というのが2.5なのかなと思っていた、その偏見が吹き飛んだ。 芝居として普通に楽しめた。 すっかり楽しみになってしまった紅白で、加州清光が私の中で決定打だった。 相当アウェイな雰囲気だろうし、色物扱いもされるだろうに (実際その後のCDTVのネット版ではそうだった) 刀剣男士たちみんな堂々としていて、自分のキャラクターを保ったままでいた。 総合司会の内村さんに対して加州が言った「よろしくね、ウッチャン」が 自分はもう、これ加州本人じゃないかと思ってしまったのだ。 これがきっかけで刀剣乱舞ミュージカルのDVDを全て買い集め 年が明けてから刀剣乱舞の映画も公開されたこともあり、 今まで食わず嫌いをしていた2.5の舞台やプロデュース公演など こだわりなく興味があったものを全て見るようにしていて 今月は週に1回のペースで観劇に行く予定である。
2.5の魅力
2.5の舞台を見ていて驚くのは、役者の人たちの演技力の高さだ。 正に、役を演じているのではなくて役を生きている。 だから、何か突発のトラブルに���舞われても役柄本人のままリカバリできる。 ミスがミスにならないのだ。 そこまでのレベルで役を演じきるのは相当の力だと思う。 役作りに対してとても真摯だ。 時々インタビューなどを見ると、そこまで考えてくれているのか と驚くほどだ。 刀剣乱舞であればゲームの立ち絵と声しかない刀剣男士なのだが、 実際にいて動いたらこうなるのかと思わせてくれた。 ”余白を埋めてくれる”ものだったのだ。 正直に言えば刀ミュのトライアルは あまりレベルが高いとは言えなかった。 これを最初に見ていたら、もしかしたらハマっていなかったも知れない。 でも、劇団員ではないのでこの公演の稽古以外にも 映画やテレビやインタビューなど、 こなさなければならない仕事の種類は幅広い。 別の舞台も平行していたらこの役だけになり切れない。 稽古に使える時間もかなり限られてくる。 この公演のために初めて出会った人とも チームワークを作り上げながら稽古をしていかなければならない。 そんな条件の中で、回を追う毎にあそこまで完成度を上げてくるのは 素直に感服する。私が知っていたストレートの舞台であれば お芝居だけでなく歌やダンスもするし殺陣もできて凄いという感じなのに 2.5次元となるとその全てができる上に 更に演出の都合上必要な舞や和太鼓やエアリアルやアクロバット なんでもやってしまうわけだ。 しかもそれぞれやるのではなくて、歌いながら殺陣をしたり 踊りながら台詞を言ったりする。 それを2時間ぶっ続けてやったりもする。 リハの段階では終わった瞬間倒れたというくらいハードなものを 本番では笑顔でやり遂げてしまう。 舞台などのギミックも面白いし、 プロジェクションマッピングをはじめとする最新の技術を取り入れていて迫力もある。 そしてやはり、脚本がきちんと面白かった。 そこには最近の観劇で得られずにもやもやしていたもの全てがあった。
演劇という総合芸術
例えば風が吹いているということを示すためひとつとっても 表現の仕方は色々ある。 役者が風に吹かれている芝居をするというのは必須だが、 ナレーションや台詞で「風が吹いている」と言わせるのも一つだし 実際に扇風機で風を送ることもあれば 風が吹いている映像を映すこともあるだろう。 そのどれを取るかというのは演出のセンスだ。 役者、脚本、演出、照明、舞台美術などが揃って演劇ができる。 本に合った演出、役者に合った舞台などのバランスも必要になる。 以前ハリウッドでも活躍した有名な演出家のプロデュース公演を観に行ったことがある。 小さめの劇場で本来であれば生声が通るはずだが なぜだか声が聞こえるのが数人しかいない。 演出家や監督は常に会場の最前列で見たことしかなかったのか 生声にこだわりたかったのか理由はよくわからないのだが、 私の席は前の方だったのに何を言っているのか聞こえない。 かと思えば歌手役の人の歌唱シーンは大音量で音割れするレベルで マイクを使っているし、 映像と前衛芸術調の布を使った舞も見入るよりは置いてけぼりになって、 途中で芸人もやっている役者のお題箱からの即興演技も入り これまた別にうまくもなく、 どんな話だったのか最後までわからなかった。 これは演出家の独りよがりで、とても芝居とは言えなかった。 客の立場になれば最後列でも見えて聞こえるようにするだろうし どうしても役者が生声でできないならマイクをつけるべきだ。
生声と言えば、キャラメルでも客演の人の声が殆ど聞こえないことがあった。
生声の迫力も良いけれど、マイクがあれば呟く演技もできる。 大音量のBGMに負けない声を張り上げなくても良いから 多少役者の喉にも優しくなるのではないか。
学生演劇なら生声が基本にはなると思う。 だが下手に生声にこだわると、早口で大声で怒鳴り合うだけの演技になる。 台詞を客の耳に届かせるのが第一目的になってしまう。 それだけしかできないとなると、厳しいものがある。 度々キャラメルへの批判でも聞かれたことだ。 笑うときも泣く時も声を張り上げるのが一辺倒に見えるし 他で通用しづらい。 自分も芝居と言えば生声でやってきたしそこへのプライドはある。 でも、マイクを使えば演技の方向性や種類が変わるだけで どちらが劣っているというわけではないはずだ。 2.5の舞台にはまってしまうと、 正直に言えば最近のキャラメルボックスの舞台は やはり魅力が無かったと言わざるを得なかった。演技力のある役者さんも勿論いるけれど キャラメルの演技のやらせ方はワンパターンだし、 プロデュース公演は恰好良いと思うものもあったが 本公演となると古臭さを感じる演出が多い。 古式ゆかしいとか伝統的というのとは違う、自己満足感なのだ。 チケットの料金が同じ1万円前後だったら、 どうせなら楽しいもの、良いものにお金を払いたいのは当たり前だと思う。
ファンへのサービス精神
2.5次元の舞台のDVDを購入した時驚いたことのひとつが、特典だ。 一公演のDVDにDVDが2枚3枚と付いている。 特典映像がついていたり全景が見られたりと至れり尽くせりだ。
ファンサービスに関しては舞台自体もそうで、 幕張メッセほどの広い会場でも必ず客降りをしてくれる。 その為に役者は裏で走り回り、スタッフもそれをサポートする。 上川さんがいた頃の時代が好きだったという キャラメルボックスの元ファンの人から、昔はこんなファンサービスをしてくれたという話を聞いたことはある。 その人は、最近売れてきてお高くとまっている感じがするというようなことを言っていた。 でも売れるというのはそういうことで、 距離感ができてしまうのはしょうがないと思っていた。 とは言え、売れていて有名で劇場のサイズ感も大きい舞台、 2.5だけではなく宝塚などのファンサービスも考えると ここ最近のキャラメルボックスのファンサービスは 少なくとも自分が求めている方向性とは違ったように思う。 劇団員が自主的にやってきて握手をしてくれたこともあったが もう随分前の話だ。
演劇は芸術ではあるが、商業としてやるのであれば 顧客満足も重要なファクターになる。 やりたいことをただやるだけの感情の発露であれば それはやはり学生演劇に毛の生えたものという批判を免れない。 (学生たちに失礼だとも思う) 自分たちもやっていて楽しくてぜひ観てもらいたい 素晴らしいものを提供しお客さんに喜んでもらう。 更に、期待以上のものを提供し満足を得てリピーターになってもらう。 熱心なファンになり口コミでファンが増える。 そうでなければ、成り立っていかないはずだ。
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say-teardrops · 5 years
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キャラメルボックスの休止のニュースを聞いて考えたこと~キャラメルについて~
キャラメルが好きだった、ということ
5月31日21時に、演劇集団キャラメルボックスが活動休止を発表した。http://www.caramelbox.com/
私がキャラメルボックスを知ったのは、『広くてすてきな宇宙じゃないか』だった。 たまたまチャンネルを合わせたら 深夜テレビでやっていて、 途中からだったのに 話に引き込まれ 目が離せなくなり 翌日学校なのにも関わらず最後まで見てしまった。 それ以来のファンだから、それなりにファン歴はあると思う。 中学高校と演劇部に入っており、すっかり芝居にのめりこんでいて 演劇関連の学部のある大学に進むつもりだった。 これについては周囲の反対に押し切られ叶うことがなかったのだが これはまた別の話。 兎に角、真剣に演劇をやっていた。 深夜テレビを見て衝撃を受けたのも、自分が知っている 暗転してスタッフが舞台を転換するようなもたもたしたものではなく ひとつの舞台を照明で3つにわけ、スピーディに切り替わっていくのが とても勉強になったし演技に引き込まれた。 その後上京して劇場に行ける環境になり、生活費を切り詰めて 毎公演必ず一度は見に行った。 当時貧乏学生で、500円が大金だったときだった。 それでも裾野を広げようと友達を誘ったり、DVDを買ったり 熱心なファンであったと思う。 自分が好きな役者が劇団を辞めてしまったり 主役を務めなくなってきたりして、 距離を置こうかと思ったこともあった。 しかし『我が名は虹』で畑中智行さんの芝居を見て この人はきっといつか沖田総司か土方歳三が出来る人だと思った。 自分が大好きな『風を継ぐ者』もこの人がいれば また公演されるだろうと思った。 だから私はファンを続けてきたし、 その頃には劇団内の世代交代もうまくいっていたように見えた。 好きだった女優が若手に主役を譲ること自体は 少し寂しかったけれど、主役の母親などの重要な役を 存在感のある演技で支えてくれとても見応えがあった。 たとえば『まつさをな』の坂口理恵さんの演技など 本当に素晴らしかった。
『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』の時は ブロガー取材にも参加させてもらったし 真柴さんの話はとても印象に残っている。 西川さんの丁寧な回答にも、如何に真剣に役作りをして 舞台に臨んでいるのかということが窺い知れて今でも覚えている。
『クロノス』は実は原作はあまり好きではなかった。 しかしあの短編をここまで大きく膨らませ 原作にない周囲の人物たちを追加して大きく話を作り変えていながらも 重要な芯の部分は全く変わっていなかった。 そればかりか原作で私が不満であった、 吹原は何故そこまでするのかと言う理由が補填され そんな 吹原を泣きながら止める妹という存在、 頼人が「今度は俺が行く」と言ってくれたことで 吹原 の真っ直ぐさが際立ちかつ周囲の愛情も伝わってくるという 最高の脚本だった。 館長の正体は特に素晴らしかったし、 この坂口さんと畑中さんのお芝居はとても良かった。 このクロノスで完全に成井さんの脚本に信頼を抱いた私は 原作物でも進んで見に行くようになった。 先に原作を読んでいても「これは違う」とはならない、 絶対に素晴らしいものに仕上げてくれるという安心感があった。 実際容疑者χの献身も素晴らしかった。
面白いと感じられなくなった
しかしいつの頃からだったろうか。 脚本に違和感を覚えることが多くなってきた。
元々5ちゃんねるなどでは、「上層部のえこひいきが激しい」 「同じ人しか主役をやらない」「新人が飼い殺しにされている」 などの批判を目にすることがあった。 自分自身そこまでではないにしてもそれに近いことは感じていた。
泣ける芝居だというのを強調されることも好きではなかった。 映画などで泣けるといちいち宣伝しているセンスのないCMをよく見るが、 別にこちらは泣きたくて見に行っているわけではなく 良いものを見たいだけなのだ。 泣けるのを売りにされても、自分はしらけてしまった。 それに、加藤さんが「ハンカチでは足りないバスタオルが必要だ」 などと言い、古参のファンの人なども「バスタオル2枚はいった」 などとツイッターで会話しているのを見かけたこともあるけれど、 私は泣けないどころかつまらなかったと 感じてしまうことも多くなった。 自分たちが提供している芝居が面白いと自信を持って言えることは とても良いことだと思うのだけれど、 制作側と古参ファン、嫌な言い方をするなら所謂信者だけが 面白いと盛り上がっている状態に見えてきた。
もともとキャラメルの芝居は学生演劇から始まっていて 垢抜けないとか青春ものしか無いといった評価もあった。 ある意味では初心者向けであったし、 芝居が好きなのではなくてキャラメルが好きなのだという人もいたようだ。 だからこそ、信者が集まりやすい環境ではあったかもしれない。 自分が昔から好きなミュージシャンでも同じことが言えるのだが ファンの高齢化は問題点のひとつだ。 それ自体は悪くないのだが、新規の顧客が掴めないと 先が見えない閉じるだけのコミュニティになってしまう。 そうなると悪くすれば古参ファンが新規参入を邪魔して 結局そのコンテンツが廃れてしまうことはよくある。 初めて劇場に観に行ったとき、まだ芝居が始まっていないのに 姿勢を変える為に一瞬だけ前のめりに座ったツレに 嫌な言い方で注意してきた古参ファンがいたことは今でも覚えている。 一人で初めて行ってルールもわからなくて、かつ まだ開場しただけなのに「そんなことも知らないのか」と高飛車に注意されたら もう観に行きたくないと思う人もいると思う。 少しでも否定意見を言うと「アンチだ」と言われ 劇団にもファンにも新しい風が入らず、マンネリになり ワンマンで劇団と古参のファンだけが満足する世界になれば 先細りしていくことは目に見えている。
あまり間を置かない再演が増えたり、 賛否両論だとは思うが客演や原作ものが増えたことや クロノスなどの前に当たったものの続きというパターンも増えてきたりしたことも違和感だった。 それでも昔の面白かったキャラメルが忘れられず通い続けたけれど ある時友人に指摘された。 数少ない面白いと感じる芝居は原作ものであり オリジナルの芝居は必ずつまらないと言っていると。
かつて真柴さんが、成井さんだけに書かせていると 女の子のキャラがリアルじゃなくなるという趣旨のことを仰っていて。 これは多分男性あるあるだと思う。 ジブリに出てくる女の子がみんな女神様みたいであることと同じだ。 正直それまでも、脚本に違和感を感じる時は成井さんが一人で書いている時で 文句なく面白いと思える時は真柴さんと二人で書いている時だった ということが多かった。 キャラメルは仮脚本があり、エチュードで作り、それを清書して作る と聞いたことがあるのだが、 これは面白いこれは良くないと感じる人が身内にいなかったのか いても意見を聞き入れられないのか言える環境でないのか いずれにせよ昔の公演ほどの”力”を私は感じられなくなっていった。
それから、西川さんのこともあった。 ご病気のことは知っているし、復帰してくれた時はとても嬉しかった。 老人の役やあまりセリフがない役だとあまり違和感はないものの、 普通の役をした時にどうしても聞き取れないことが多く 滑舌だけではなく声の小ささも気になった。 それでもファンにとっては理由を知っているから仕方がないと思えるけれど、 一度など見に来ていた女子高生達が帰りに 「あのおじさん何なのやる気ないのかな」とがっかりした様子で 言っていたのがとてもショックだった。 掴まえて事情を話すべきかとも思ったがそういうことではないと思うのだ。 もちろん事前に注釈を入れて、聞き苦しいかもしれないが 許してくれとこうことも一つの手だとは思う。 だがそれにしても、100%のものを提供できていないということは 厳しいかもしれないが事実なのだ。 昔は5000円弱でみられたキャラメルの舞台が1万円弱という状態で 小屋が広くなったわけでもなく 演出にお金かけられるようになったわけでもない 寧ろ本がつまらないと言っている状況で この上セリフが聞き取れないとなればかなり辛いものがある。
運営についてのあれこれ
ニコニコ動画のチャンネルが始まった時 過去作が公式に手軽に課金して見られることを期待してとてもわくわくした。 それで、正直に言えばそこまで見たくもない演目も全て 応援のつもりで購入した。 しかし特に過去作の上映の続報が入ってこず 見に行くと劇団員のおしゃべりなど 昔Podcastでやっていたもの以下の内容のものしかなく これで有料チャンネルにするのはいかがなものかと思ってしまった。 その後利権関係などもあったのかコンテンツは増えず 気づけば無料チャンネルになっていた。 初めは演劇界を変えてやるくらいの勢いでサービスを始めた印象だったのに がっかりしてしまった。
それに加えて劇団の裏事情というのも引っかかるところだった。 簡単に言うならば経営難であるということで 包み隠さず話してくれるところがキャラメルらしいとも思い 応援もしたいと思って、違和感を覚えつつも芝居を観に行った。 だがとても友達を誘って見に行けるほど、自信をもって薦められるものでは 私の中ではなくなっていた。 そして経営難についての理由として、 東日本大震災を上げていることも気にかかった。 確かに当日を含め直後は芝居だけでなく飲食などの娯楽全てが 不謹慎とみなされ、金曜日の東京の夜でも 居酒屋ががらんとしていることも普通だった。 町中で節電のためにという張り紙をするようになり 駅や施設など全てが薄暗くなった。 震災で被害を被ったのはキャラメルだけではない。 演劇業界だけに限ったとしても、全ての演劇業界が打撃を被っただろう。 そして自分の体感では、あの時ほどの落ち込みは すっかり元通りとまで言えずとも回復している。 あれだけ節電と言っていた真っ暗な駅も、全ての照明がつけられて 明るくなった。 にも関わらず、なぜいつまでもキャラメルボックスは 東日本大震災のせいで客が減ったままで資金難に陥っているのか。 チケット代は上がり続けハーフプライスもやらなくなり だが肝心の芝居の質は下がっているので チケット代に見合わなくなっている。 全てが悪循環だった。
オーナーズクラブを発表した時もそうだ。 別にファンから寄付金を募ること自体を否定するものではない。 ただ、投資や寄付を募るならそれなりの価値は必要だと思う。 応援したいと思えるだけの価値を提供してくれていて、 ある程度のバックはさすがに必要だと思う。 クラウドファンディングを見ていても、成功しているものはそうだと思う。 本当に欲しいものをいち早く買える。 みんなが求めている夢が実現されるために使われる。 キャラメルが発表したオーナーズクラブは、一口2万円からと決まっていた。 自分が知る限りのCFからすれば、まず最低価格が高い。 そして、お金を出してできることといえば意見を言えるということと、 年間観客動員数が75%を超えれば 、キャラメルボックスで使える商品券などののお礼があるということ。 正直それだけなのである。 バックステージを見たり年間フリーパスしたりしたいのなら 最低20万円もしくは100万円以上支払わなければならない。 投資や寄付ではなく会員の権利とお礼の引換券を購入するものという考え方のようだったが 20万以上出さないとそれなりの権利はもらえないし、 動員数が75%を超えなければ口数別のお礼についてももらえない。 内容を見て、お金を払おうという気に私はなれなかった。
観に行かなくなった今聞いた活動休止のニュース
度々言われている内輪ネタというのは それ自体は悪いことだとは思わない。 知っている人はより楽しめるし、知らない人は普通のネタとして楽しめる。 それが良い内輪ネタだと思う。 キャラメルの場合は元ネタを知らないと、 なぜこんないじり方をするのか分からないことが正直言ってある。 それでも一言二言なら良いと思う。スルーできるので。 しかしある公演を見に行った時、 劇中劇で過去のキャラメルの劇をやり始めたことがあった。 もちろん古参ファンはキャーキャー騒いで喜んでいたが ネタとしてもあまりにも長く普通にワンシーン演ってしまったし その時誘って一緒に見ていた友人はその元ネタの舞台を見たことはなく 見終わってから私から事情を説明した。 その人は、 みんなが喜んでいるからそういうことだろうと思ったと言ってはくれたが、 長時間続く、説明がなければわからないネタは 本当にただの内輪ネタでしかなく、自己満足でしかない。
公演数が少なくなってきて自分の都合と合いづらくなってきたことも手伝って 結局最後に見に行ったのは2017年のティアーズラインだ。 そしてこのティアーズラインも、 自分の中ではあまり面白くなかったという印象で終わってしまっている。 大好きだった頃のキャラメルボックスだったら 中止の発表をされたら純粋に傷ついて落ち込んだと思う。 今寂しいことは寂しいけれど、 モヤモヤしている気持ちの方が強いことがとても悲しい。
何かあっても続けられるようにということで 株式会社を起こしたりリスクを分散したりしていると話していたキャラメル。 今までなら矢面に立っていた加藤さんは出てこないどころか Twitterを削除してしまっていた。 ご家族のこともあり慮ることはあるとは言え それはここのところキャラメルから離れていて事情を知らない人達には 窺い知れないところだと思う。 実際活動休止のニュースに対して、多くの人のコメントが 昔好きだった、昔見に行っていた 突然なんでそんなことに? といった感じで 数年単位で公演にいかないどころか劇団の情報からも 離れていた人たちが多いことが察せられた。 代表の成井さんのコメントだけで しかも当日の夜9時に挨拶文を出すだけというやり方も モヤモヤの要因のひとつだ。
今までファンを大事にしていると言っていた劇団が そんなやり方で一方的な発表をする。 解散ではなく休止だと言ったところで、自分は素直に信じられない。 数日前まで公演をしていてその場で発表するわけでもなかったなら 劇場に足を運んだファンは次の公演を楽しみにしていたのではないのだろうか。
今年に入って数ヶ月も話し合いをしてきたのだから 発表する気になればもっと早くに発表できたはずだ。 発表しないという選択肢を取ったこともその話し合いの結果なのだろうか。 私としては誠意がないように感じられてしまった。 しかも理由が諸事情としか説明されていないし、 既に発表していた次回公演も無期限延期になってしまう。 さらに、 ”各劇団員はそれぞれの各劇団員はそれぞれの場で芝居作りを継続”する といったところで、劇団以外のところで自分で場所を確立し 芝居をできる場所を持てている劇団員が一体何人いるだろう。 活動休止という事実についてなのだから、 どんな声明を出したところで納得がいかない人は一定数いるとは思う。 でもそれでも、一言で言うならキャラメルらしくないと思ってしまった。 劇団員によってはブログに書いたりTwitterに書いたりしてはいるが 全員ではないし、発表の後に謝罪やお礼を述べているのみだ。 近江屋さんや他の劇団の人のコメントなどを見ても、 外部の人に事前に挨拶をしていた感じもしない。 梶尾真治さんも驚いておられたようだし。 そして加藤さんは前述の通りだが、仲村さんも何の発言もしていないことが 違和感しかない。 ネビュラのホームページも表示されない状態。 翌日の1日になって、ネバーランドアーツに所属していた俳優は 仲村さんが以前にたちあげている会社NAPPOS UNITEDに 全員移籍したという知らせが ネバーランドアーツ HPに掲載されたのみ。 更には6月3日、サポーターズクラブのサイトに 事務局では劇団運営会社から詳細を確認できていない、今後のクラブ運営については調整中という案内が出た。 ネットで見かけた「まるで夜逃げみたい」という感想がしっくりきてしまう。
いつかは活動縮小や休止はするかもしれないとは思っていた。 だが、まさかこんなモヤモヤする形での発表と実行になるとは 流石に思っていなかった。
せめてファンクラブに入っていた人だけにでも もう少し詳しい説明がないのだろうか。 劇団員を応援したい気持ちはある反面、 モヤモヤした気持ちが大きすぎて、 劇団員が出演する他のプロデュース公演のチケットを買う気持ちにまで まだなれないでいる。
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say-teardrops · 5 years
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女子力とは如何なるものか
最近、良い香水を珍しく買ってみてこまめに付け直すようにしているのですよ。 後は口紅とか、ネイルとか。 これって、女子力を補わななければというのが発端だったのだけれど。
会いたいなと思ったけど時間が作れないから、また次回時間作れるときに連絡しよう じゃなくて 邪魔かもしれない、気を遣わせるかもしれない、と思わず正直に会いたいんだけど残念って伝えるのが女子力なのではなかろうか。 と分析する時点で自分に女子力がないというのは重々わかっている。
ただ、どこかで女子力は自分に必要無いとか、時には邪魔なものだと思っているところがあるのではないかとふと思いもしたのよね。
多分、甘えるのが苦手だし甘えて良い環境で生きてこなかったから、甘える=弱みを見せる→最悪死に直結すること、みたいな感覚があるからなのだろうと。
大体私は、優しそう、おとなしそうと言って近づいてこられて 「猫被ってたん?」「イメージと違った」と離れていかれることが多いのでね。 特に男性相手だと。正直知らんがなって思うんですけど。
そう言われるのが嫌でパンツスタイルばかり選んだり ショートカットにしたりしても、髪を派手な色にしても、 顔とか雰囲気が変わらないようで 結局周りの評価が変わらないし。
これ、本人にとってはコンプレックスだったけれど、 一応メリットもあったのだろうなと。 というのが、自分の友達の写真を男子に見せたときに 「強そう」って感想が出てきたときのこと。
結婚しない人にもタイプがあって、「そりゃあんたはできないわ」っていう人もいるんだけど こんなに素敵な人なのになんで良い人に巡り合わないのかしら って思う人もいるわけで、 私の周りに後者のタイプの女性って結構多いのね。
その友達も美人で笑顔が素敵な女性で、その写真も笑顔だったのに なんで強そうって感想が出るのか疑問だったので掘り下げてその男子に訊いてみたの。 自分の信念がありそう、らしい。 私と友達になる人は基本的にそうなので、そりゃそうだろうと思ったのだけど その強そうな感じが近寄りがたい、1人で生きていけそう、に転化していくらしく。 多分その強そうなのは私も一緒だと思うけど、私に対して第一印象でそうは思わなかったのかと尋ねたら、思わなかったと。 思わなくて近づいて仲良くなったけど、思っていたら近寄りがたいで終わっていたかもという話。
この小さくておとなしそうな、母方の家系から脈々と受け継いだホビット遺伝子は 男子を騙くらかして近寄らせる罠としては役に立っていたらしい…。
でも話すと結局化けの皮は剥がれる(被っているつもりはないのだけど)。 見た目と違ってサバサバしてるんですね 意外と男らしいですね というのは男女問わずよく言われる評価。 見た目と中身が一致していたのなら、モテるキラキラ女子になれる道もあったのかもしれないが。
仕方ない。多分生まれる時代や性別を間違えた。 それか、よほど「おれが女だったなら!」って血反吐を吐くほどの思いをした前世だったんだろう。
仕方ないのです。あるものを大事にしよう。 女子力とか、仲良し家族とか、恵まれた環境とか。 無いもんはない。(笑) 無いものは諦めるしかないのです。人生諦めが肝心。
歳をとると、良い意味で諦めやすくなったかもしれない。 人生残り少ないのだから、無いものを数えて泣いている暇が勿体無い。 羨むのではなく得ようと努力することはそれはそれで大事にしつつ。 あるものを磨いて、研ぎ澄ませていきましょうね。
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say-teardrops · 6 years
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古都の旅と自然の脅威
先日行ってきた京都。
台風21号による被害がひどく直後は観光予定だった場所が軒並み全体または1部閉鎖している状態でした。
実際に訪問した9月中旬にはかなり復興が進んでおり、予定していたすべての場所を観光することができました。ただ、被害の爪痕はやはり凄まじいもので、お寺や公園、神社などきれいに掃除されていてぱっと見では気がつかなくても、隅の方には折れた枝や落ちた瓦などが積み上げてある光景をよく見かけました。
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嵐山の竹林もかなりの数の竹が折れており、それを取り除いてなんとか通れるように整理して下さっていました。そのため前に行った時よりもとてもスカスカした印象で、鬱蒼とした竹林の印象は感じられませんでした。私が行っているときにもずっとチェーンソーの音が響いており、ずっと作業が続けられていました。
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1番ひどいと感じたのは貴船の方。そもそも叡山鉄道が止まっており公式サイトに掲載された写真を見ると、倒木によって電線がなぎ倒されて惨憺たる有様です。叡山鉄道を利用するつもりでしたが、被害のために運行を取りやめているとの事なので、バスを使って貴船まで行きました。
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あれだけの山にあるたくさんの木々がなぎ倒されているのは何とも言えない迫力もあり、バスの中は悲鳴のような溜息のような声が常に上がっていました。
貴船神社は本宮はお詣りできましたが、 結社はしまっており、奥宮は手前の古寺の森より先は通行止めとなっており伺えず残念でした。
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貴船では川床で昼食をいただき、帰りにおかみさんから声をかけられました。台風の被害が言われているこんな時期なのに来てくださってありがとうと言っていただきました。
下鴨神社や糺の森の被害も相当なもので、御神木が折れている様子は
自然が自然にすることとは言え痛ましかったです。
先週には叡山鉄道も運行を再開したそうです。まだまだ完全に元に戻るには時間もかかるでしょうし、これてしまった御神木や割れてしまった灯籠や瓦などは元には戻りませんが、歴史の深い京都のこと、こうした自然による被害もまた歴史の一部として飲み込んで、復興を遂げて言ってくれるものと信じています。
貴船神社では平成17年に 平成の大造営、本宮社殿竣工がありました。 その少し前に参拝した時、屋根の銅板葺きに使う銅板の寄進ができたのでさせていただいたのですが、竣工後初めてお参りすることができました。
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この屋根のどこかに自分の名前が書かれていると思うと感慨深いです。墨で書いたものではありませんし、永遠に残るわけではありませんが、これもまた歴史の一部に関わらせていただけたと嬉しく思っています。
本当なら今週や来月だと、様々なイベントに当たったのでよかったのですが、スケジュール上仕方なかったですし、今回はご縁がなかったのだと素直に諦めています。
深い歴史が残る古都。
また近々遊びに行きたいです。
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say-teardrops · 6 years
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北へ。西へ。
先日の台風、地震と自分のルーツに馴染みのある場所で続く災害に、現在は遠く離れた場所に住んでいるとはいえ心を痛めています。
今年は仕事が忙しく夏休みが取れなかったので、秋はどこかへ行きたいなと思っていて。
北海道か関西に行きたいなと思っていました。
3月に函館へ行きまして。
育った町である函館には良い思い出もありますが、嫌な思い出も多く。
あの町へ行くということは少し勇気のいることでもありました。
でもとても楽しく観光ができましたし、住んでいたときに感じていた町の政治機能面での問題点が
多少解消されていることも感じました。
あの町に戻って済むことはもうないかもしれないけれど、なんらかの形で返せたらいいなと。
胸を張って故郷だと言える町だと感じることができ、実りの多い旅でした。
そんな経緯もあり、秋は京都かなと。
とは言え夏祭りには遅く、紅葉には半端な時期なのですが
9月になると北か西へなぜか行きたくなります。
鮭の母川回帰のようなものなのでしょうか。
兎も角も先月にチケットを予約していたわけです。それが今日。
観光予定の寺社仏閣も甚大な被害があり、参拝はしないでという案内が出ていたところもあり色々と心配していましたが
復旧が進み交通網も運行して開門も再開されているようです。
北海道も京都も、観光客のキャンセルが相次いでいるとの話を目にしました。
北海道の場合は電力や原発の問題、流通面など、これから寒い冬を迎えるにあたっても心配なことが沢山あります。
自分にできることを考えて、一歩一歩進んでいきたいなと
改めて思っています。
まずは京都へ。旅立ちます。
豪遊してお金を落として少しでも貢献してきたいです。
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say-teardrops · 6 years
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KiBERAさんの靴を購入してみた話
TwitterでKiBERAさんを知りました。 
KiBERA  KiRA KiRA BEAUTY に生きる靴   http://www.kibera.jp/  
がんがん走っても平気、というその方の評価が気になり、 行ってみることに。 
公式サイトから予約が入れられるので、 予約をしてその時間にお店に行ってみました。  行ってみると予約をしていなくても声をかけたお客さんから順番に 接客をしている雰囲気。 手が空いていそうなスタッフさんに声をかけて対応してもらいました。 まず足の形を計測してもらうのですが、 3D画像が片足だけガタガタで崩れた足の形に。 でも大丈夫、というのでそのまま進めてもらっていたのですが、 結局別のスタッフの方にこれでは駄目だと指摘されたらしく 計り直しになりました。 これにはちょっと不安になりました。 また、歩いている時の体重移動などではなく 単純に足の形を計測しているだけです。 あとからネットで見ると、複数回計測してもらったら 全部数値が違ったという方がいらっしゃいました。 その日によって足が浮腫んでいるなどの理由で 異なることがあるのはわかりますが、 一度目は右足が大きいと言われ、二度目は左足が大きいと言われた というのでは、一度の計測で左右をサイズ違いで作った場合は困りますよね。 
測ってもらった後、ここが靴ずれするのでは、 こういった困りごとがあるのでは、という スタッフさんからの指摘はまったくもってそのとおりで、 流石だなと思いました。 私は人より足の幅が小さい、 市販だとワイドがEだけどあなたはBくらいである、と。 やはりここに来ている人は似たような悩みを持ってきているようで、 周りのお客さんもみんな「人より足が小さくて幅も細い」 と言われていましたね。 幅がぶかぶかなので靴の中で足が滑りやすく、 それで靴ずれをするので靴がキツいと勘違いして 逆に大きいサイズを買ってしまうというのもよくあることみたいです。 具体的なアドバイスに期待値も上がります。 これでぴったりの靴が作ってもらえるんだな……。 と思いきや、 「うちの靴は一番小さいのがCなので、CのSサイズでお作りします」 あれ? オーダーメイドと謳っていますが、これが結構曲者で。 話を聞いてみると、セミオーダーまたはパターンオーダー形式なんです。 これには意気消沈してしまいました。 折角足をきちっと測ってもらっても、 それに一番近いサイズの靴を出す、というだけで、 正直市販の靴とどう違うのかな、という感じです。 デザインが数パターンあり、好きな靴の形を選んで、材質を選んで、以上。 デザインの数はかなり限られています。 布は材質や色が結構あっていろいろ選べますが、 オーダーをしても誰も試し履きをしていない、 自分用に新しく作られた靴が届くだけで、 計測した足型に従ってなにか調整がされるといったことはないそうです。 一万円以上払って3ヶ月待たずとも、 同じお金を払って店頭の既にできている靴ならすぐに買えるわけです。 まぁでも物は試しです。注文し、お会計してその日は帰宅しました。
さて3ヶ月後。 そうは言っても楽しみにしていました。 届いたのがこちら。
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箱を開けてみると、確かに市販の今まで買っていた靴に比べて 見るからに小さい。 期待に胸を膨らませ、とりあえず家の中で試し履き。 とってもぴったりです。ぶかぶかなところが全くありません。 全く余裕というものがない感じです。 次に外で履いてみました。 そうすると、30分もしない内に爪先と踵が靴ずれを起こしました。 正直、今まで履いてきた靴の中で一番の靴ずれっぷりで 皮が剥けまくりです。 外で履いてしまっているので返品はできませんし 元より返品の意図はなく、とにかく履けるようにして欲しいので 購入した店舗へ持っていってみました。
この日はたまたま混み合っていて、 調整であっても予約が必要だった様子で15分ほど待ちました。
最初に声をかけたスタッフさんは 「手が空いたら声をかけます」と仰っていましたが それが周知されているわけではないので、 手が空いた様子のスタッフさんを探して自分で声をかけ、 最初から事情を説明。 靴ずれする部分を、スタッフさんが靴を裏へ持っていって 器具で皮を柔らかくするとのこと。 10分くらい待ってすぐ持ってきてもらえました。 さて、再度試し履き。 だいぶ皮が柔らかくなったので、履きやすくはなりました。 靴ずれも、皮がずる剥けるほどまではいかず、 痛くて真っ赤になる程度で 耐えて履ける程度にはなりました。 
このあたりが、パターンオーダーの限界なのかなと思います。 すぐに皮を柔らかくしてくれるなどの対応をしてくださるのは良いです。 が、それ以上は中敷きを購入して入れて試す、という形になるので 市販品で合うものを探す過程となんら変わりません。    スタッフさんの接客はとても丁寧なのですが、 なにも悪くない局面で申し訳ありませんを連発する系の 『丁寧』ぶりで、 違和感は拭えないのと、 丁寧な割には最初に予約して訪れたときですら放置される時間が長く つきっきりではなくて商品を手にとっているお客さんに声をかけて そのまま接客、 なんてことも多くてちょっとどうかなと思いました。 自分としては履ける靴を購入することは一応できたので それなりに満足していますが、 かと言って二足目、三足目を買うかというと、ないなという感じです。 KiBERAさんの木型が合うという方にはきっと パターンオーダーでもぴったりの靴ができるでしょう。 デザインはシンプルでかわいいし、 内側も赤い派手さが目を引いて気分は上がる靴かなと思います。
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say-teardrops · 7 years
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丁寧に生きるということ
忙しいと忘れがちな、同じ瞬間は二度とない、全てが新しく儚く、尊い時間であること。
丁寧に生きたいなと、度々気付いて立ち返ります。
土井先生の一汁一菜という哲学、とても共感して大事にしています。
食事を取るのを疎かにしない。丁寧に楽しくいただく。毎日きちんと食事を作れなくても、それでも食卓で御膳を出して食べる。選んだお箸置きを出す。秋だから紅葉かなとか、春だから桜の木でできたお箸置きにしようかなとか。
いろんな面から良くないと思っていた、ソファで寝落ち。
座って作業をしていたのに気がつくと落ちていたので、寧ろ気絶の部類だったようで。
仕事は前よりハードだけど、規則正しくを心掛けたらこの数ヶ月全くなくなりました。
本当に効くのか半信半疑ではありつつも、気休め程度でも良かろうとサプリや健康食品も摂って、乳製品とか乳酸菌はコツコツ食品から毎日とるように。
寝る前に5分ほど目を温めるといいというのも、やってみると効果がある気がします。
睡眠時間は同じでも、朝のすっきり感が違うの。
それから、スケジュール管理。
デジタルに移行して久しく、時々思い出して手帳を買ってみるも続かず。
仕事の予定や相方さんとの共有などわやっぱりデジタルの方がやりやすい。
その代わり旧暦の手帳を購入し、一年、1ヶ月のスパンを紙の手帳で予定を立てて使っています。普段はデジタルで管理。書き初めみたいなのり。
元々月の動きを気にしながら生活するように心掛けていたのだけど、
これはつまり、むしろ旧暦で生きればいいということでは⁈
と思った結果です。
満月はいつかなとか考えなくても、日付で感覚的にわかる。
ちょっとスピリチュアルなことを言うと、寝落ちせず平日もきっちり活動できるようになったのは旧暦で暮らし始めてから。
四季もより感じやすくなって、日本で生きるのには旧暦があっているんだろうな、と思います。
自然と新月に目標という形でwish listを書くことにもなるし。
TODOは今Todoistをメインで使っていて。
プライベートのこと全部入れてる。メールチェックや図書館の返却日などのタスクから、牛乳や卵なんかの買わなきゃいけないものリスト���いつか欲しいものや読みたい本���全部放り込む。
タスクを実行するときにはタイマーをかけて、完了したら実行にかかった時間、完了した時刻がカレンダーに登録され、更に日記アプリにも自動でコピーされるのでライフログにもなって便利。これがデジタルの強み。
加えて1日の分刻みスケジュールをアプリのカレンダーに入れて、予定通り出来たらこちらもライフログ→日記に連動。
1日何に時間を割き、何もしなかった時間はどれぐらいか。非アクティブな時間を洗い出す為に常に今何してるかを記録するのは面倒で続かなかったので、この程度のアクティビティ記録とGoogleマップのタイムラインログが丁度良い。
今仕事きつくて相当病んでて割と駄目駄目なんだけど、それでもその割にはポジティブな部分も消えずに日々を送れているので
このまま持ち直していきたいところです。
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say-teardrops · 7 years
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【読了】サファイア (ハルキ文庫)
サファイア (ハルキ文庫)
著者 : 湊かなえ
角川春樹事務所
発売日 : 2015-05-15
ブクログでレビューを見る»
相変わらずの読後感の悪さ、読んでいるときの居心地の悪さ、「あぁ、やっぱり!」と気持ちがざらざらするのが癖になります。 つい一気に読んでしまう。 短編集でそれそれは小粒の、うわぁ、という後味の悪さや登場人物に完全な善人がいなくていまひとつ共感できない 些細な不快感を味わっていくのですが、表題作のサファイアからガーネットの流れは 読んでいておおっと思いました。 自分に起きたことをどう捉えるか、どう活かすかは、やはり自分次第だなと改めて感じます。 『墓標』を読んでみたくなりました。
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say-teardrops · 7 years
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【読了】シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)
著者 : 松岡圭祐
講談社
発売日 : 2017-06-15
ブクログでレビューを見る»
ホームズがもしも実在したら。そしてもし伊藤博文と会っていたら。 ifから始まる史実を絡めたフィクションはとても好きです。タイトルに惹かれて余分な知識を入れずに読んでみました。 ネット上のレビュー評価は高いようですが、個人的にはそこまで好きにはなれませんでした。 ホームズにも伊藤にも感情移入ができず、キャラクターに惹かれません。 もしこの作者がイギリス人であったら、またはライトノベルとして出版されていたら、素直に面白かったと思えた気がします。 松蔭先生の存在の書き込みがあっさりしており個人的にはがっかりで、先生の言葉など知っている人なら「あああれね」と思えることがさらっと書かれています。 これはホームズやその他歴史についても同じで、知っている人はにやりとできる箇所がいくつかあると思います。 ただ、歴史やホームズのマニアでなくともちょっと知っていればわかる程度で、 自分としては物足りなさを感じました。 自分の好きなホームズとはキャラが違うように感じ、生意気や無礼さが非常に目立ったのと、 推理というより超能力のような、推理に至るまでの理由が納得の行かないところもありました。 特に冒頭の第二次長州征伐の頃の長州藩の考え方についての記述が疑問です。 まるで長州藩は徹頭徹尾、本気で攘夷をするつもりだったかのようです。 日本女性が洋装でも背筋を伸ばしているのは、帯を潰さない為ではなく 帯に支えられているから背筋が伸びるからです。 洋服に慣れた現代日本人は姿勢が悪いですが、 当時であればみな姿勢は良かったでしょう。 ホームズが着物を着たことがないからこその推理ミスなのかもしれませんが。 伊藤を大事な人物と認識しているのに、必ず帰還すると断言してくれ、と約束をして共に危険な場所へ赴くのは、 本来感動するところなのだと思うのですが 自分には蛮勇に思えました。
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say-teardrops · 7 years
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【読了】金子由紀子のお片づけノート 単行本
金子由紀子のお片づけノート
著者 : 金子由紀子
大和出版
発売日 : 2010-11-16
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頑張り過ぎない感じが、わかりやすいしこれでいいんだ、と思わせて��れます。 完璧主義な人がお片づけってここまででもいいんだ、と思うには良い教材かもしれません。 とりあえず片付ける。見た目だけでも、五分だけでも。五分で本当にスッキリするわけはないのですが、割り切ってなんとなく綺麗にする、それを続ける癖をつけるのはやりやすそうです。
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say-teardrops · 7 years
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【読了】ガソリン生活 (朝日文庫)
ガソリン生活 (朝日文庫)
著者 : 伊坂幸太郎
朝日新聞出版
発売日 : 2016-03-07
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かわいらしくて心温まる素敵な作品でした。 車の擬人化というと子供向けのアニメや本でありがち設定に思うかもしれませんが そこは伊坂先生。ひと味違います。 ミステリー要素がからみますし、車の設定も面白い。 車たちの世界の中でのことわざやよくある言い回しが設定されていたり、ガソリンがなくなることを人間にたとえるならお腹が空く、ではなくお金がなくなる、と設定されていたりするのも良いなと思ったポイント。 ワイパー動く、などもそうですし、人間なら「神かけて」がマツダ創業者の名にかけるところも素敵です。 Mr.タンクローリーなど、映画の話が車たちの世界に伝説として浸透しているところもにやりとします。 ストーリー自体はシンプルで読みやすいです。 車は車同士で会話はできるけれど 人に伝えることはできず、自転車やバイクとも言語が違う。 ただ人間に乗られ、持ち主である人間に愛着を覚え、彼らの話を聞き、 それを車同士で情報交換することしかできず、 トラブルに巻き込まれてもやきもきするだけで車がなにかをするわけではない。 それなのにとてもおもしろいし、だからこそおもしろいとも言えます。 ネタバレになりますが 下手に奇跡がおきて動けるようになる、運転手に声が聞こえるというのが ないところが良いです。 あれだけ車は能動的に動けないことを描写した後での、知らない人がみどデミに乗ってくることの恐怖感、 『まいった。盗まれた。僕が。』 という本人の言も良かったです。 登場する人間たちも、特別なにかが突出しているのではなく 次男はともかく長男はいわゆる良い人、普通の人で、そのあたりも面白いですね。 彼らが好きなガンダムネタを我知らずみどデミが「殴ったね」と言い出すところは笑ってしまいました。 それでいて最後はちょっとハートウォーミングな小さな奇跡、 そして童話のような終わり方。(私はエンデのモモを思い出しました) 誰もが読み終わった後は、少し自分の家の車に優しくなるのではないでしょうか。
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say-teardrops · 7 years
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【読了】カラフル (文春文庫)
カラフル (文春文庫)
著者 : 森絵都
文藝春秋
発売日 : 2007-09-10
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ちょっとシニカルな雰囲気も感じた不思議な作品。 ファンタジーな設定でありつつもコミカルでもあり、 とても読みやすい作品でした。 読んでいてずっと、この点はどうなるのだろうと心配していたところが 見事に解消されたことにも安心しましたし、 カラフルというタイトルもシンプルながら内容とあいまって 心に残りました。 輪廻転生がホームステイというのがなんだか言い得て妙だなと思いました。 抽選といいつつも、みんながこうしたチャンスを与えられているのかもしれないと思うと 少し救われるような気持ちになります。
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