Tumgik
#かにと豆腐のふんわり天
toujiya · 3 months
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ゴマ入りとうふ
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ほんのりゴマ風味の絹ごし豆腐、冷奴でお召し上がりいただけます
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おつかいものに重宝するゴマ入りとうふ
相手に気を遣わせない御礼の品には最適
のしや包装、リボンなどはありませんが、喜んでいただける率は高く
「知り合いからいただいて〜どこで購入出来ますか?」と、嬉しいお問い合わせの多い商品です
天満屋福山店・エブリィにて販売しておりますので、枝豆とうふとセットでこの夏のギフトにご利用ください
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rosysnow · 27 days
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やがて終わる空
この道を抜ければ私たちは自由になれるのに
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 母が留守にするとき、私の家には菜実さんという女の人がやってくることがあった。それは、物心つく前からのことで、特におかしなことだと私は思わなかった。
 ただ、菜実さんも、菜実さんの肩を抱く父も、母にはすべてを黙っておくよう私を戒めた。その理由を訊けない私は、父が母には見せない笑顔を菜実さんには向けているのをただ見つめた。
 何か、おかあさんが仲間外れみたいで可哀想。
 そう思ったけど、パートとか友人との食事から帰ってきた母に、私はおとなしく何も言わなかった。
 父と母は、互いに相手に向かって微笑むことがなかった。私のことはかわいがってくれるけど、リコン、という言葉を知ったときには、やがて私の家にはそれが来るだろうと思った。私はどちらかを選ぶのかと悩み、夜、寝つけないときもあった。
 父と母は、口論するわけではないし、どちらかが暴れるわけでも、怒鳴るわけでもない。でも、何というか、冷めている。何とも想っていない無関心が伝わってくる。
 なのに、なぜ結婚したのだろう。結婚って、好きな人とするものでしょう?
「秋果にはそろそろ話しておくけどね。おとうさんには、昔から好きな女の人がいるの」
 父が残業で帰宅が遅くなった夜、母とふたりで夕食を取っていた。メニューは、母のお手製の豆腐ハンバーグで、私はもうじき小学校に上がる春先だった。
 私がつねづねの質問を投げかけるまでもなく、機会を待っていたように、母がそんな話を始めた。
「おかあさんは、何にも知らずにおとうさんと結婚しそうだったけど、その女の人、一度おかあさんに���いにきたの。そして、おとうさんと一緒に暮らしてる鍵をおかあさんに返して、『今、あの人の部屋には私とペアで買ったものがたくさんあるけど、どうせなら捨てずに使ってくださいね』って」
 おかあさんは、食器棚のお揃いの湯のみとかお皿とかを見た。そして、「負けるか、と思って使ってるけど、やっぱりつらいね」と泣きそうに笑った。
 私の頭によぎったのは、当然、この家を訪ねてきては、父に寄り添う菜実さんだった。そう、このとき私は、はっきりと心に決めたのだ。
 ああ、私、おかあさんについていこう。
「秋果ちゃん」
 小学校に上がって、校庭に咲いているのは、桜からつつじになった。よく晴れた五月の中旬、ちょっと暑いくらいで今年初めて半袖を着た日だった。白とピンクのつつじに目を移していきながら、私は車道沿いの通学路を下校していた。
 聞き憶えのある声に、足を止めて顔を上げると、母のあの話を聞いてから避けるようになった菜実さんがいた。家の外で菜実さんに会うのは、初めてだった。
「学校、終わったの?」
 無視しようと思ったけど、それを菜実さんが父に言って、父が私を怒ったら?
 私は菜実さんと目を合わせないようにしながら、とりあえずこくんとした。「そっか」と菜実さんは私がそっけなくなっても優しいままの声で言う。
「あのね、秋果ちゃん」
「……何」
「私、秋果ちゃんと行きたいところがあるんだけど」
 私は精一杯の拒絶で、つつじとそれに集まる蜂を見ていた。けれど、菜実さんの視線は折れないし、沈黙も気まずくて、やっと菜実さんを見た。
 茶色の髪を梳いて軽くする菜実さんは、水色のスーツを着ていた。化粧がいつもより濃いように見える。「たぶんね」と菜実さんは私の頭に手を置いた。
「私、秋果ちゃんと会えるのは、これが最後だと思うの」
 首をかたむけると、「その理由も話すから」と菜実さんは私の手を取った。
 振りはらうべきなのか迷ううちに、軽く引っ張られて、すぐそばに停まっていたグレーの車の後部座席に乗せられた。ドアをばたんと閉めた菜実さんは、すぐ運転席に乗りこんで「一時間くらいだからね」と、あっという間に車を発進させてしまった。
 私は窓から外を見て、さっき出てきた校門も通り過ぎるのを茫然と見て、やっと頭の中を蒼白にして菜実さんを見た。
 菜実さんが私にひどいことをしたことはない。目つきも手つきも、いつもちゃんと優しい。
 でも、やっぱりこの人は私のおかあさんじゃないし、なのにおとうさんとべたべたするし、昔おかあさんに嫌なことだってしたし。いい人だ、とはもう思えなくなっている。
 だいたい、おかあさんのいないときに、おとうさんと仲良くする女の人が好ましくないのは、小学校にも上がれば分かってくる。この人、私の家に入りこんできて、いったい何なの? この人さえいなければ、もしかしたら、おとうさんとおかあさんも仲が良かったかもしれないのに。
 結局、よくよく考えれば、私は菜実さんに最もひどいことをされているのだ。
「お腹空いてない?」
 赤信号のとき、菜実さんはそう言って、後部座席にあったふくろからお菓子を取り出した。私のポテトチップスが、いつも“のりしお”なのは、菜実さんも知っている。一応受け取ったけど、がさ、とそれを抱きしめてうつむいた。
「すぐ着かないし、ランドセルも足元に下ろしていいからね」
 菜実さんがそう言ったとき、信号が変わってまた車が動き出す。
 私はランドセルの肩ベルトを握った。どうすればいいのだろう。いつもの景色が遠ざかるほど、私はどうなるか分からないのに。
 叫ぶ? じたばた暴れる? 窓を殴る? 車の中なのに、目を留めて��れる人はいるの? それに何より、私が動いた途端、菜実さんが怒鳴ったり、たたいたりしてきたら。
 息が浅くなって、口の中も乾いて、心臓が苦しくなってくる。
 どうしよう! どうしよう。どうしよう……
 考えすぎて頭が酸欠でくらくらしてきた。軆が震えないように、今夜切るつもりだった少し伸びた爪を、手のひらに食いこませる。まばゆい初夏の太陽が射しているのに、背骨が無感覚なほど冷たかった。
 そんなふうにただ怯えているうちにも、車の窓から見える景色はどんどん変わっていった。
 私が住む住宅街や通う小学校の周辺には、かなり大きな駅があるから、見慣れた近所はビルばっかりの都会だ。私は、夜にはネオンがないと不安になる。そして、田舎の夜は真っ暗になるから、大嫌いだった。
 なのに、菜実さんが向かっていく景色は、徐々に緑を増やして、ひと気も薄くなっていく。そのうち、車は高速道路にも乗ってしまって、いよいよ私は蒼ざめてきた。
 どこに連れていかれるの?
 おうちに帰してもらえるの?
 殺されたり……しない?
 うつむいて、ポテトチップスのふくろを開けもせずに抱きしめていた。菜実さんがたまに何か声をかけてきても、もう耳に入ってこない。涙が滲みそうになって、唇をちぎりそうに噛んだ。
 怖い。怖いよ。おとうさん。おかあさん。私、このまま死んじゃったりしたくないよ。
 菜実さんの車が、ふと停まった。下を向いてスカートの赤のギンガムチェックを見ていた私は、そろそろと顔を上げた。
 まだ、空は青く明るい。窓に首を捻じると、道路には走る車もなく、でも、左右の田んぼの手前のガードレールにトラックがちらほら寄せられていた。
 菜実さんはエンジンを切って、「やっぱりここは、空が綺麗だなあ」と後部座席を振り返った。私もそうしてみて、目をしばたいた。後部座席の窓の向こうには、地平線があって、突き抜ける空の青と、ふっくらした雲の白が、互いの色を際立ててくっきり澄んでいた。
 菜実さんは車を降りて、一度背伸びをしてから、私のほうにまわってきて、ドアを開けた。
「降りてみて。秋果ちゃんにも、ここの空を見てほしいの」
 私はまだ訝る目で、菜実さんを見たものの、ランドセルを下ろして車を降りた。さわやかな風がふわっと抜けていって、スカートがひるがえって、涼しかった。
 菜実さんは私の手を取り、トランクのほうにまわって、車によりかかって天を仰いだ。そばにいる何かの工事をしている男の人が気になりながらも、私もそうした。
 雲が白波、空が海原になったように見えた。背中を預ける車は、エンジンの名残で熱い。
「あのね、秋果ちゃん」
 空を見つめて、こちらを見ないまま、菜実さんはぽつりぽつりと話しはじめた。
「私と直之くん──秋果ちゃんのおとうさんね、ほんとはそう呼んでるの。私たちね、昔から仲が良かったの。直之くんが五歳年上で、ほんとにいいおにいちゃんだったんだ。私は、子供の頃から直之くんと結婚するのが夢だった」
 私は菜実さんの横顔を見て、知ってる、と言おうと思ったものの、何となくそれは意地悪な気がして、言えなかった。
「直之くんと結婚して、子供を持って、家庭を作って。最後は一緒にお墓に入る。それさえ叶えば、よかったの。でも、あんなに私と仲良くしてくれてた直之くんのおじさんとおばさんは、私が子供を作れない軆って分かって、変わった。必死に、直之くんを私から引き離そうとした」
 子供を「作る」とか正直話がよく分からなかったものの、私は黙って聞いていた。
「直之くんは、それでも私と一緒になりたいって言ってくれてたんだけどね。だから、一緒に暮らすところまではいけたんだ。あの頃が、一番幸せだった。朝起きたら直之くんがいて、お揃いの食器でごはん食べて、直之くんは仕事、私は大学──夜になったら、また一緒に過ごして、同じふとんで眠るの。でも、それだけでいいのを、誰も理解してくれないんだよね。結婚できないんだから別れろ、子供も作れない女なんか捨てろ、直之くんは一時期、親にも上司にもそんなことを言われ過ぎて、ノイローゼみたいになってた。そんなとき、咲枝さん……秋果ちゃんのおかあさんとお見合いしてね。私は、突然直之くんに『別れよう』って言われた。わけが分からなくて、咲枝さんに対して嫌な女になったりした。きっと、咲枝さんにそれを聞いたから、秋果ちゃんは私によそよそしくなったんでしょ?」
 私は眉を寄せて考えてから、「よそよそしい」という言葉の意味がよく分かっていなかったものの、うなずいた。菜実さんは柔らかく微笑んで、私の頭を撫でた。
「ここから、あの町、見える?」
 菜実さんはそう言って、田んぼのずうっと先、地平線にある小さな町並みを指さした。
「あの町が、私と直之くんの育った町。だから、秋果ちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんがいる。このあと、秋果ちゃんのことはそこに連れていくから安心して」
 それを言われて、急激にほっとした。おじいちゃんとおばあちゃんが近くにいる。ということは、おうちに帰れる。思わずため息をついていると、「昔、その田んぼの中を、直之くんと走りまわった」と菜実さんは緑色の風景を見やった。
「この道も、昔はこんなに整備されてなかったな。一応、隣の町につながる道として道ではあったけど。よく、直之くんとこの道まで来て、駆け落ちしちゃおうって話した」
 そう言ってから、ふと菜実さんは視線を落とすと、「ごめんね」と壊れそうな声でつぶやいた。
「それでも私、もう直之くんは結婚したんだから、あきらめなきゃいけなかったのに。やっぱり好きで、どうしても好きで。そしたら、結婚して子供もできたから、急に周りが静かになった直之くんも、やっぱり私が好きだなんて言ってくれて。それでも、もう私と直之くんは、ダメだったんだよね。何であんなことしちゃったんだろう。咲枝さんが留守にするたび家まで行って、秋果ちゃんにおとうさんがおかあさん以外の女といちゃつくところ見せて。ひどい女だよね。ほんと最低だよね。ごめんね」
 なぜ菜実さんが涙を落としはじめるのか分からなくて、私はつながっている手をぎゅっと握った。菜実さんは嗚咽をもらし、「ごめんね」と何度も言った。
 工事の人が、たまに怪訝そうにこちらを見ていた。それに気づいた菜実さんは、顔をくしゃくしゃにぬぐって、「この空、何年か経ったら、なくなってしまうの」と私の瞳を見つめて言った。
「高速道路がね、上にできちゃうの。ここから上を見ても、あるのは空じゃなくてコンクリートになっちゃうんだ」
 私もう一度、空を仰いだ。雲が緩やかに流れて、青がしなやかに広がっている。
「何度も、この道を抜ければ私たちは自由になれるのにって、直之くんと話した。その道をいつもきらきらさせてた空が、もう閉じられるんだ」
 菜実さんは、ゆっくり体重を脚に戻した。私は菜実さんとつないだ手を見て、ふとその左手の薬指に指輪があることに気づいた。その光をじっと見ていると、「子供がいなくてもいいよって人なの」と菜実さんは涙を残しながらも、にっこりした。
「だから、今日でほんとに最後。もう直之くんにも会わないし、秋果ちゃんにもほんとのこと話せた。っていっても、小学一年生じゃよく分からなかったよね。きっと、いつか分かるから」
「……ほんとに、おとうさんに会わなくていいの?」
「うん。やっぱりね、奥さんや彼女がいる男の人を好きでいるのはつらい」
「おかあさん……は、おとうさんの好きな人は、別にいるって言ってたよ」
「私も、直之くんがずっと好き。でも、一緒にいることはできないの。もう、この空がここからは見えなくなるみたいに、終わるんだよ」
 私は目を伏せて、菜実さんの手を握った。
 この人が、もしおかあさんだったら。そうだったら、すべてはうまくいっていたのだろうか。
 おとうさんは幸せ。菜実さんは幸せ。そんなふたりの笑顔で、私も幸せ。
 でも、やっぱり私は、結局誰にも愛されていないおかあさんを、一番見捨てられないと感じてしまう。
 そのあと、菜実さんは私を祖父��のいる町並みに送った。
 私は菜実さんにお金をもらって、駅にあった公衆電話で、祖父母の家に電話をかけた。菜実さんのことはもちろん言わなかったけど、電話に出た祖母はじゅうぶんびっくりして、すぐ迎えに行くと言った。
 菜実さんは、私にランドセルとポテトチップスを渡して、車に乗りこむと、祖父母が駆けつける前に去ってしまった。
 空を見た。さっきまで青かった空が、桃色と橙々色を溶け合わせて、穏やかに赤くなっていた。その光が雲に映え、夕焼けが広々と空を染めていた。
 何でこんなところにひとりで来たのか。電車で来たとしても、お金はどうしたのか。父の実家にとりあえず保護されても、祖父母に細かく訊かれて困ってしまった。
 けれど、電話をかけてきた父の何らかの説明で祖父母は落ち着き、両親が迎えに来るまで、もう普通にお盆やお正月のように私を甘やかしてくれた。
 もしかしたら、父は菜実さんに最後の連絡を受けて、辻褄を合わせたのかもしれない。分からない。それ以降、菜実さんは本当に私の家に来なくなったし、父はちょっとずつ母に優しくなっていった。母もぎこちなくそれに咲い返した。
 私はそんな両親を眺めて、薄れていく“離婚”という言葉を感じながら健やかに成長し、いつのまにか大学生になっていた。
 二十歳になった大学二年生の夏休み、私は高校時代からの彼氏である宏昭と、ドライブに出かけた。「どこ行く?」と運転する宏昭に訊かれて、私は父の田舎とは言わずに、あの町に行ってみたいと言った。
「あそこ、何かあったか?」
 首をかたむける宏昭と高速道路に乗って、私は高校生に上がってから──特に宏昭とつきあいはじめてから、来なくなった父の田舎に来た。
 予想以上に景色が変わり、緑の田んぼは灰色の道路になっていた。右とか左とか指示しながら、私は帰省しても何となく近づかなかった、隣町に続く道にやってきた。
 約十三年ぶりだ。宏昭と手をつないで、私は上を見た。
 そこは、完全に高架下になっていた。灰色のコンクリートがしっかりできあがり、空をさえぎって、道路は日陰になっている。汗は滲んでくるけど、ぎらつく太陽はないから、ちょっと涼しい。
 蝉の声が狂ったように鳴いている。コンクリートをじっと見上げる私に、宏昭は不思議そうにしていたけど、私があんまり強く手を握るから何も言わずに握り返してくれた。
「……終わったのかな」
 不意に私はそうつぶやいた。
「えっ」
「ここみたいに、ここからもう空が見えないみたいに、ちゃんと……終わったのかな」
 宏昭は、私を見つめた。無論、意味不明で少し混乱したようだけど、私の手を引き寄せて肩を抱いて、頭を撫でてくれた。
 そんな宏昭の体温が、薄手の夏服から伝わってくる。その熱は優しく私に溶けて、ほっとするから、少しだけ泣きそうになる。
 愛しあって、認められなくて、この道から逃げようとしたふたりがいた。結局、はっきりと確かめられていない。今は携帯電話だって普及した。本当に、おとうさんと菜実さんは終わった? 会っていない?
 分からない。分からないけど。
 あんなに自由に広がっていたはずの空さえ、今ではこんなふうに閉ざされている。そんなふうに、いくら愛しあっていても、結ばれないこともある。
 だから私は、今、手をつないでくれているこの人を、精一杯大切にしよう。そう、できればこの命が終わるまで。
 すべてが終わってしまう、その日まで。
 FIN
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qofthequinine · 4 months
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お葬式
祖父が全うした。91歳だった。5/27の6:27に息を引き取った。自分の誕生日は10/27で、紫の手帳を受け取ったのが12/27。おいおい、おじいちゃん。あなたの才能は十分に承知していた。けど、そこまでされると怖いぜ。
ここから長すぎる。一時間足らずで狂い書きな感じ。読みたきゃありがとうございますね。
黙して語らず、ニコニコ優しく、しかし熟慮している人だった。従兄弟曰く、「大学に行くときに、ニーチェの詩?に注釈つけて渡された。おじいちゃん心配してたんだなあ」おそらくそれはツァラトゥストラだ。おじいちゃん、同じ道を辿ってるね。「毎年おじいちゃんは宝くじ買ってたやろ?あれをどう使うか聞いてみたら、『あの道を直して、ここの堤防を強くして』って言ってて、本当にすごかった」そう、だからあの葬儀の当日、近隣は大雨で避難警報が出されたんだが、不思議とおじいちゃんが道を作り治水した地域にはほとんど被害がなかった。すげえぜ。かっこいい。
自宅から出棺。近所の人たちがお見送りに来てくれた。しかしまあ、その出棺作業は自らと親戚で急ピッチで段取りしました。すごくね?あなたは本当に、素晴らしい人だったのだ。みんなが知っていた。それだけは確かだ。私もその一人だ、と述べてもいいですか?おじいちゃん。あなたと将棋をしても、絶対に勝てなかった。正月に家の玄関の上がりで、自らのプライドである刀を手入れしていた姿を、鮮明に覚えています。祈るように、あなたは梵天に手入れの粉をつけていた。
通夜から葬儀まではパニック。全ての段取りを把握している父が、その段取りを内々の親族に明かさない。いや、普通さ、もういくばくもない命を目前にすれば、あらゆる段取りを把握して、誰がどこにどう動けばいいのかを伝える。あなたの生業はそういうものでしょう?『随時更新の身内スケジュール』が必要でしょう?そうやって自分が全部しなきゃ、という使命感の反対には、人に任せられないという不信感があるのでしょう?だから仕事以外に友人がいないんです。普通に休日に飲みに行くこともないと。「お前が友達と馬鹿話するような友達はいない」と断言しましたね。違うんです。馬鹿話じゃないんです。お茶会や飲み会は、深刻で暗い話を笑い飛ばす場所なんです。
なんでわかんねぇかな。わかんねえからあなたと飲んでも面白くない。というか、「こういう馬鹿がいた」みたいな仕事上の話を家に帰って母に申しつける時点で、非常に卑怯な落語なんですが、おめえさんよ、案外馬鹿を馬鹿にしちゃいけねえよ、馬鹿も馬鹿なりに考えてる。その考えてることを否定しては悦に入る。『酢豆腐』の旦那じゃねえか。大いなる阿呆。ダサ坊。シャばい。自分専用のポルノを自分で拵える野郎。水商売を貶しながら、お姉ちゃん遊びには大いなる興味があるどすけべ。小学生女児がなんぞの事件にあった、と聞けば、「この子はなんかとっぽいからそうなるよね」口が裂けても言うなよ。ジャニーズの会見、「この男は、男なのに化粧なんかして目も落ち窪んで、気色悪い」何様だよ。てめえが利用するだけ利用したゾーンに対してそういう言葉を吐くんだ、へえ〜。高校ぐらいまで父と祖母の着せ替え人形として彼らの与えられる服を着た。気色悪いんだよ、友達の言うには、その服装は、「なんか、おじいちゃんみたい」だとよ。っざけてんじゃねえよ!お人形遊びは楽しいか?てめえら俺が幼い頃に女装させたりとかしたよな。こちらはグチャグチャです。「お前が寝てても呼びかけたら応えてくれるから、つい」とか抜かしてるけどさあ、起きてるよ。その気色悪いボディタッチも。でも寝てて可愛いふりしてた方があなた気持ちがいいでしょう?てめえが俺を撫でるたびに、吐きそうになって仕方がないんだ。You Know? Yeah, you Just say "I Don't Know". ****
最後の念仏が唱えられる。輪廻転生は仏教で三回とされる。誰も見たことのない祈り方。三回同じ言葉を唱えた後に、なんとなく解脱のような文言があった。「見たことがない葬儀だった」と口を揃えて申し述べる親族。火葬場へ。これが悪夢のようだった。
とても現代的でシステマチックな火葬場。荼毘に伏すとして、その間はみんなでなんとなく空を見たり、煙突からの煙を見たり、そんな時間だと記憶していた。しかし実際は、棺を運ぶのは手動で操作できるフォークリフト。最後に顔を見て、そこからは全員が揃って荼毘の場所へ。もうその時点で、呼吸が苦しい。自分が過呼吸になっているのではなく、そこに漂う人間のタンパク質を燃やした独特の空気が、襲いかかってくる。少しは泣いたけれど、本気では泣かなかった。
喫茶室があります。親族の待機室はここです。全員が喫茶に向かう。一悶着あったらしいが、それは全てを握っているはずの父が何も手立てを打っていなかったことによるらしい。つまり、「あの家に帰る手立てがない」とのこと。大揉め。しれっと、親戚のおっちゃんが「また始まった」と呆れたように言うので、彼について行って喫煙所へ。「おじいちゃんの棺に、ショートホープ入れてあげたらよかったなあ、と今更後悔してるんですよ。植木職人の人曰く、『耳から煙出るぐらい吸う』ぐらいの人だったんで。まあなんかあるときに胸ポケットに入れたままやめたらしいですけど」「俺もおっちゃんのイメージそれよ。でもそんなんクラクラするやろうな。でもやっぱり、紙巻きじゃないと俺は満足できん。何回か試すけど、口の中がなんか変になる」「あれって、水蒸気にニコチン入って香料入って、ってことなので、口の中に残るの当たり前ですよ。で、定期的に掃除しなきゃなんですけど、してないように思います」「なるほどなあ」「紙巻きは手の中に隠せないじゃないですか、でもよく見ますけど、子供の散歩に付き合いながら、あのデバイスは手の中に収まるので、隠れて吸ってる人とか、あと軽自動車の中とかでずっと吸ってる若い女性」「あ〜!よく見るわ!」「なんか卑怯ですよね」「堂々と吸えばいいのに」
骨上げ。向こうから機会が運ぶ音がする。耐えられない。目を背けて壁に引き下がった。説明がある。その人の話を聞こうと思って顔を見ると、祖父のお骨が目に入った。無理。逃げ出して外で存分泣いたが、これはやらねばならん。おじいちゃんも本望ではないだろう。ある程度落ち着いた。元に戻った。骨箱を抱えたさっきのおじちゃん、「ほれ」完全に試されている。立ち向かおうと思った。おじいちゃんの顎の骨の右側をなんとか取り、入れた。壁に向かって泣いていると、おっちゃんが背中を叩いてくれた。優しいボディコンタクト。あれがなかったら、自分はもう立ち直れなかっただろう。
親族の直来。席順がアウトだった。向かいに祖母。斜め向かいに弟、隣に叔母の配偶者。彼や弟と話しているときは、苦しくなかった。弟は後ろから声が聞こえたらしく、ギャルソンとして働き出したので、真似てとりあえず。未来に向ける光を見たように思う。挟まれる祖母の無駄口、思い出話、さっきも言うたやん、で最終的に、「あんた食べんのな?あんた食べんのな?���この役割は弟が担ってくれた。途中で異常を察した母が「持って帰るので」と包んでくれた。そこで祖母が、「物足りんな!うどんでも食べたくなるわ!」糸が切れる。立ち上がって親族の控室に足取りもおぼつかず帰り、水を飲んで倒れそうなところを背中で柱に寄りかかったのは記憶している。そのあとは完全にギャルソンに徹した。席に戻れば……と感じた。
見送り、なぜか親族はパニック。というか、祖母の血をダイレクトに引いている人たちが大揉め。関わったら壊れる。だから、早く帰りたいだろう人たちのドアマン、ポーターとして立ち働いた。その場所が貸し出す傘の場所を把握しているのは俺だけで、木偶の坊なので雨風を防ぐにはもってこいだ。帰るまでが遠足。帰るまでが葬儀。見送ったあと、祖母に話をされた時点で、おそらく人生で一番危険な焦点発作があった。見える聞こえる把握はできるが、動かない。少しだけプルプルしている。話の隙間で深呼吸して、離脱。その後、なぜか父が、「この鍵が潜戸の鍵。行けるか?」と。拒否したところでまたパニックだろう。叔母方の年嵩とおばあちゃんが同情する車で帰ることになった。話の流れで、「えっ、だって私ら帰っても鍵はにいちゃんしか持ってないやろ?潜だって鍵かかっとるし」「これ受け取ってまーす」と鍵束を見せる。永遠のような10秒間の沈黙が、どうしても笑ってしまいそうになって良くなかった。
で、まあ帰宅したものの、真っ暗で鍵の種類がわかるのは父のみ。明かりをつけても何が何やら。普通に礼服で鍵を探しながら試して回る、という、夜盗みたいな働きをして、必要な鍵は開けた。自分はともかく着替えと服薬をしなければ無理。処方薬を飲んでいるところを見られようものなら、またおばあちゃんの詰問に合う。口に含んだまま、水道水の出る蛇口に向かう。「あんたな。夜に明かりつけて網戸にしたらいかんのよ」知るか!緊急事態だ!黙ったまま食器棚からコップを出して水で飲み下す。危なかった。あの場で自分が倒れたらマジでやばかった。ちょっと効いてきたのでせにゃいかんことをしようとしたんだが、お呼び出ないらしい。仏間のパニックを感じながら、叔母方のおっちゃんが絶対にまだ上がらない、との意思表示をしたので、ここは、と思い、靴を脱いで上がる。「これはここ!これはこれでいい!これは日にちが明けてから!とりあえず帰らせ!」と仕切って、「仏間できました。どうぞ」でおっちゃんおばちゃんもう帰らなやってられん状態。見送ろうと玄関について行った。母の「あれはどこ?」攻撃。「ありました!ご安心しておかえりください!」見送りで礼をしたが、90度だった。無意識なのにね。気持ちが出るね。
そこから自分たちのサルベージ。呑気に「あんたら泊まっていかんのな?」「ばあちゃんな、うちはうちでやることがあるんや」と挨拶もせずに帰る。あとから聞けば、母に「大丈夫な?」と聞いてたらしい。大丈夫なわけあるか!お前の不可知領域かつ被差別領域に踏み込んでるんだからほんとのことなんて言えるか!ババアに申し伝えたら、きっと座敷牢の世界なので、両親のそこの理性には感謝したい。
帰りながらうだうだ。珍しく母が飲まないとやってらんないね、状態だったので、缶ビールを美味しく注ぐ方法を実践して、本当の直来。
ここからは結構スピリチュアルなのに事実として観測されている事象を改めて結び直した話になるので、またの機会に。
Adeu!
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oka-akina · 1 year
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リチとの遭遇(冒頭試し読み)&通販のお知らせ
 こたつの天板をひっくり返すと麻雀のラシャだった。あの緑色が現れると夜だった。布端がちょっとほつれて毛羽立っていて、直行はいつも焦れったかった。剥がれかけたかさぶたを引っ掻くみたいに手が伸び、びーーっと引っ張りたくてたまらなかったが、あれは父とその友人、あるいは伯父たちが夜な夜なジャラジャラやるためのものだった。勝手に触ると叱られそうな気がしてがまんしていた。  母家の隣のプレハブ小屋だ。父たちはしょっちゅうそこに集まり、ときには半裸になって酒を飲んでいた。母や祖母はほとんど来ない部屋だった。酒とかつまみとかを運んで溢れた灰皿を交換する役目は直行だった。夏の小屋はかなり蒸すが、窓も扉も全開にして扇風機をまわしておくと夜風が涼しかった。  ぶおお……ぶおお……と風に乗って鳴き声が響く。あれは牛蛙だと祖父が言った。火を通すとささみみたいだがあまりうまくはない、ただし唐揚げにすれば鶏か蛙かわからない。直行は、六年生になったら授業でカエルの解剖をやる、一人一匹カエルを与えられて必ずお腹を割かねばならないと上級生からおどかされていたため、いつまでも響く鳴き声が怖かった。そうしたら祖父が励ますみたいに「鳴いているのはみんな雄だ」と教えてくれた。変な励ましだと思った。  日が暮れる。父は小屋に向かう。麻雀牌にベビーパウダーをまぶし、夏場は長い時間やっているうちに牌と牌が汗でくっついてしまうからで、直行が赤ん坊のころ汗疹やおむつかぶれにはたかれたのと同じ粉だった。いそいそと作業する父の背中は汗ばんで、太い首が桃色に染まっていた。小屋の中を甘いにおいでいっぱいにして仕度し、父は客を待った。そうしていいにおいは男たちの汗やたばこでたちまちぐちゃぐちゃになった。  牌は杏仁豆腐みたいに見えた。しっかり固くて、スプーンを押し当てたらすとんと切れる、甘いシロップの中に浮かんでいる……。牌山を見ているとひんやりと甘い味が口の中によみがえった。甘味が虫歯に滲みる気さえした。あるいは父たちのツモったり切ったりの手つきは寿司職人みたいだと思っていた。伏せられた牌の白色はシャリで、背の黄色は……、黄色いネタって何かな。沢庵とか卵とか。もしくは辛子を塗られた? そんなもの見たことはないがたぶんバラエティ番組の罰ゲームっぽい何かが頭にあった。直行がじっと見ていても父も誰も麻雀のルールを教えてくれなかった。そばで携帯ゲーム機をいじりながら勝手な想像ばかりしていた。  父の後輩らしきちょっと若い男。日焼けした体がケヤキの若木みたいで、背中も眉も額も、体の全部がまっすぐだった。定規で引いたみたいな輪郭だと直行は思った。彼が「ロンです」と控えめに発声する感じがいいなと思っていた。あ、ロンです。あ、ツモ。おとなしく勝つ感じが格好いいもののように思えた。ただどうもロンとかツモとか宣言しても必ずしも勝ちとはならないようで、直行にはますます謎めいていた。  昼。男たちがいなくなったあとも直行はそれについて考えた。授業中や掃除の時間にふと思い出した。ポン、チー。卓のあっちからこっちへやりとりされる点棒。あれは算数セットの何かに似ていなくもない。小屋の麻雀はいつも長い時間やっているから直行は途中で寝てしまうこともあり、誰かが布団へ運んでくれた。男の横顔。彼はたばこを吸わない。漬物の茄子を齧るとき、汁がこぼれないようにあるいは惜しむように、口に運んだ箸をちょっと吸う。直行も真似をしてみたが茄子漬けを好きになれなかった。においも感触も苦手だった。鉢に残った漬け汁の青色は朝顔みたいな色だと思った。授業で育てた朝顔。直行のだけ成長が遅かった。みんなが実をスケッチしたり種を収穫したりしているころ、直行の鉢だけまだ青い花を咲かせていた。  苦手だとわかっているのに客の前で見栄をはり、茄子を口に入れたら飲み込めなくてべえっと吐いた。父はべつに叱らなかったが声をかけてくれるでもなかった。若い男がティッシュをとってくれた。しゅっしゅっとすばやく二枚。二枚も使って母親に怒られないかと、小屋にはいないのにとてもどきどきした。そうして若い男は出し抜けに「子どものころ学校のトイレでうんこするのが恥ずかしくて、体育館横のトイレは幽霊が出るって噂を流したよ」と言った。おれ専用のトイレにしたんだと笑った。  鳴いている蛙はみんな雄だ。いつかの祖父の励ましは理屈として通らないと思ったが、あれは理屈を言いたいわけではなかったのだとしばらく経ってからふと思い至った。体育館でマットを運んでいたら急にそう思った。たんになぐさめようとして言葉を継いだのだ。直行の学校は体育館の横にトイレはなかった。渡り廊下がいつも薄暗かった。  それならばと直行は思い、父たちのいない昼のうちにこっそりラシャのほつれを毟ることにした。学校から帰ってきてそっと忍び込み、昼間の小屋はかえって薄暗かった。カーテンの隙間から差し込む光が埃の粒子に跳ね返り、光の道筋を作ってキラキラしていた。直行は口を開け、ぱくっぱくっと空気をかじって吸い込んでみた。キラキラが埃だというのはわかっていた。汚い粒が自分の胃袋に溜まっていく背徳感に酔った。  天板を浮かせて隙間に手をつっこみ、布端を探った。天板は重く、指を挟むと爪がぎゅっと白くなった。痛くはないが圧迫される感じがよかった。思ったより少ししか糸はほどけず、びーーっとはならなかった。千切った糸は絨毯の裏に隠した。すっかり擦り切れたパンチカーペットで、タバコの焦げ穴があいている。直行の人差し指がちょうど嵌まる穴。そこに指を突っ込むのが好きだった。自分の指が芋虫になって絨毯を食う。きっと穴はどこかちがう場所につながっている。ワープ。そのころ髪を抜くのもちょっと癖になっていて、ぷちっと抜いたときの案外痛くない感じがやみつきになっていた。根元の白いかたまりが大きいとうれしくて、いい感じのかたまりが取れるまでぶちぶち抜いた。抜いた毛も糸と一緒に絨毯に挟んだ。  直行は一人で小屋に入り浸るようになった。毎日緑の布地をこすった。父たちがラシャと呼んでいたからこれはラシャなんだろうなあとおぼえたが、本当はもっとちがう名前があるのか、このような敷物がラシャというのは世の中の常識なのか、直行にはわからなかった。ラシャは音を消した。酔った父たちのでかい声に反し、牌を切る音はことんことんとおとなしかった。おらっとふざけて乱暴な打牌をすることはあったが、それでも大した音は鳴らない。寿司っぽい。寿司のことはよく知らないけど。白い調理服の男のイメージ。たまに連れて行ってもらう回転寿司は若いアルバイトとおばさんのアルバイトが多く、ちょっとちがった。伯父は醤油をむらさきと呼ぶ。伯父の太鼓腹には盲腸の手術跡がある。盲腸の痛みがいかに大変だったか、伯父は大仰に語り直行を怖がらせたが、手術跡というのは格好いい気がしていた。酔った伯父のひたいはてかてか赤く光った。  重い天板に手首の骨のところをわざと挟んでみて、痛くないのに痛がってみた。手がちぎれる! 罠が仕掛��られていた! ��に噛まれた! そういう想像。なかなかいい演技だったと直行は思うが一人きりでやっていたことなので誰も見ていない。昼間の小屋には誰も来なかった。やがて自慰を覚えた。  挟まれる感じといえば、重たい布団に押しつぶされるのも好きだった。押入れに積まれた布団の間に体をねじこみ、圧迫される感じがうれしかった。そしてそういう喜びは人に知られてはいけないものだろうと直感していた。これは誰にもばれてはいけない感情だと直行は噛み締めた。  でも従兄弟たちは察していたのかもしれない。集まった子どもたちで床にうつぶせになって何人も重なる遊びをよくやっていて、直行は一番下にされがちだった。その遊びのことはペチャンペチャンと呼んでいた。一番下はじゃんけんで決めようとは言うが小さい子が下になってはかわいそうだともっともらしく言われ、だいたいいつも直行が下敷きになった。どんどんみんな積み重なって、他人の体と密着したのはこれが最初の記憶かもしれない。自分ではない体のぐにゃっとした重さや熱。におい。  二つ上の従兄はそんなに背が高いわけではなかったが腕や足が骨っぽくて重かった。のしかかられると日焼けした腕にうっすら毛が生えているのがよく見えた。従兄の輪郭も定規で引き直されつつあると思った。直行が重いと叫ぶと毛が揺れた。草原だと思った。自分のとはちがうよその家の服のにおいがくすぐったかった。ペチャンペチャンをやっていると母たちに叱られた。内臓が破裂しちゃったらどうするの。直行はそのスリルにもひそかにドキドキしていた。ペチャンペチャンは三人目くらいから腹がぐっと押され、潰される感じで、苦しい苦しい、痛い痛い、ぺちゃんこになっちゃうよと直行はわめいた。ほんとはそんなに痛くなかった。痛みよりも快感があったのだが、ごまかすみたいに苦しいと叫んでいた。  やがて従兄は中学生になり麻雀の輪に入っていった。卓を囲む四人の男たち。じゃあ、従兄が入ったぶん誰が抜けたのだろう。それとも誰も抜けずに仲良く交代で? 疑問に答えは出ないまま、やがて直行が中学に入るころには父たちはあまり集まって遊ばなくなった。若い男は結婚し、子どもが生まれたときいた。直行は小屋をもらって自分の部屋とした。
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5/21文学フリマ東京の新刊です。3万字くらいの短い小説で、薄い文庫本です。
通販開始しましたのでよかったら覗いてみてください〜
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tokyomariegold · 6 months
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2023/11/18
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11月18日 昨日は誰に決められたのかわからない、何がなんでも!をやり遂げて東京の某お役所から2時間半かけて職場へ戻った。2時間半あったら京都に行けちゃうじゃん!と思ったり、でもとにかく少し安心してへろへろになった。 雨の天気だからか体調が絶不調だった。でもアドレナリンが出ていたおかげでなんとかなってしまった。 職場に戻る途中、家の近くにない某銀行の支店で済ませたかった手続きができた。年末に大阪のホテルを予約できた。年始に美容院の予約もした。 気になっていたブーツの取り寄せ手続きと、申し込んだNISA口座の開設状況も確認できた。 これまで仕込みたかったことや、プライベートの手続関係を考える余裕がなくて、ずっとお仕事の心配に心と頭が支配されていて解放気味になっていた。
職場へ戻って10万4000円(某手数料)の立替請求をした。
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昨日は訳あって2時間早く帰ってきたので、少し余裕ができて夜もいつもの金曜よりはゆっくりできた。(いつも大掃除をして気付くと22時。) YCAMや金沢21美で楽しそうな展示をするみたい。 12月にふらっとどこか出かけたい。 ゆっくりできたけれど身体はそれ以上にへとへとだった様で、朝目が覚めても起き上がれなかった。 今日の予定を全てキャンセルしてできるだけ寝た。 (でも夢で提出できた書類の手直しを土日中にやりなさい!とメールを受信していた。)
12時頃ニコンの公募に出した写真が返送されてきて、着払いのため起き上がる。 とてつもなくお腹が空いて、スーパーで豆腐とリンゴを買ったけれど部屋へ戻ったら気分でなくなり、日記を更新したり写真の整理をしてしまった。
今日は本当は友人達とムーミンバレーパークに行く日だったらしいけれど、ムーミンどころでない日々しか今後想像できない。
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夕方、少し土手を歩いて、三日月が雲に隠れたり出てきたりするのを見てスパイスカレーの材料を買って帰った。 
1日家にいても大丈夫だった。 少し前までは朝起きたらとにかくどこかへ出かけないと不安だったし、体調が悪くても家にいようものならパニックになっていた。 でもどこかへ出かける体力もパニックになれる気力もなかったのかもしれない。 大丈夫じゃないけれど、大丈夫だった。
写真も日記も負担になっていると思う日々。 今日、8月後半の酷く落ち込んだ日々の日記を更新して、自分の人生が面白く思えた。 写真も日記も何かしらは続けておいた方が、3ヶ月後の元気なさすぎな自分のためになりますよ、あやのちゃん! (自分の人生を自分でつくってうんぬん、と3ヶ月前の日記に度々書かれていた。)
年賀状も、参加することになってしまったインターネットのアドベントカレンダーも、まだ何を書こうか決められない。 何も書きたいものがない。
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zion0430 · 1 year
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出会い
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2023.5.18
今回の本は、
子どもたちと週末にマックに行ったとき
その近くの公園で
麻婆豆腐フェアみたいなのが開催されていて🇨🇳
その一つのコーナーに
書籍が販売されているのを見つけ
ふらっと立ち寄った時に出会った本でした。
購入するか迷いに迷って
その時は決断できず帰宅…😩
戻ってから、改めてネットで検索すると
40年も前の作品で😳
諦めきれず翌日新宿に行ったときに
本屋に改めて行ってみたのです🚶
そんな昔のものがあるのかしら🤔
と棚を見に行くと
改訂版として今月出たばかりの本だったようで
すぐ見つけることができました。
40年経っているのに
なんら色褪せない内容で
しかも電車の中で思わず声を出しそうに
なるくらいの感動もあったりして🥲
そんな本、なかなかないです。
貴重な本と出会えて感謝です。
何が貴重って
今の私に必要なことが記載されていたことは
もちろんですが、
とても具体的な祈りの課題を
その本を通して神様から
与えられたということでしょうか。
今はその祈りの課題を思い起こすたび
祈っているところです。
(写真:今日も朝から晴天☀️。)
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tanakadntt · 1 year
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旧東隊の小説(二次創作)
ホッケえいひれ揚げ出し豆腐
一月か二月の頃だった。
トリオン測定ですごい数値を叩き出した新人が二人も入るそうだというのが、その夜の話題だった。出水公平と天羽月彦のことだ。
新生ボーダーが動き出して一年半になる。『旧』ボーダーという言葉が定着するほどに、時は勢いを増して流れていく。その間に、一番仕事をしたのは開発室室長の鬼怒田本吉だった。
まず、彼は異世界に通じる門の発生ポイントを特定できるようにした。次に門の発生を抑えるトリオン障壁を一時的ではあるが生成に成功、最後に門発生ポイントを誘導する装置が開発され、三門市の安心を約束する三点セットがわずか一年で出来上がる。元々の研究分野の応用とはいえ驚嘆に値する開発速度だった。
こうして、急務だった門発生のコントロールに成功した後は研究途中で放置されていた擬似トリオン訓練室の完成、隊員増加を見越してランク戦で使う対戦ブースと八面六臂の活躍である。
短期間でこれだけのことをやってのけた彼及び彼のチームは、城戸政宗司令がどこからか連れてきた逸材だった。三門市にやってきた時には一緒だった家族とは離婚している。仕事に打ち込みすぎたせいだと専らの噂だった。
開発室以外も働いた。門がコントロールできるまではいつどこで出現するかわからない。国の機関に代わって街を守るボーダー隊員たちは昼夜を問わずパトロールを行い、近界民と戦った。
三門市民は最初、胡乱な目で彼らを見ていたが、公的機関と連携した規律ある行動に徐々にボーダーの存在は受け入れられていく。根付メディア対策室室長による世論操作も功を奏していた。
出ていく人間は出ていき、かわりに大量の物資と人材が流れ込んでくる。
ボーダーにもまた人材が集まった。
まず、市民志願者第一号として柿崎国治と嵐山准が入隊する。華々しい記者会見の後、志願者はぐっと増えた。
東春秋が部隊を結成したのもその頃だ。
この時期の部隊は自由結成と言うよりは忍田や根付の意向が強く反映していた。東隊も忍田の指示によるものだった。
忍田自身も部隊を持っていたが、本部で戦闘員を統括する役職につくために解散することが決まっている。
ガラリと引き戸をあけて顔を出したのは東春秋だった。いらっしゃいませと店員が声をかけると案内はいらないと手を振って、店内を見渡す。じきに見知った顔の並ぶテーブルを見つけて近づいた。
二十二歳だと言うが、ずっと老けて見える。外見だけではない。彼に接する人間はつい彼が二十代前半の若造だということを忘れてしまう。
後ろには背が高い男女二人がやはり背の高い東を挟んで並び立つようにいた。どちらも目を引く美男美女だ。彼らは近隣の六穎館高等学校の制服を身につけていた。
さらに後ろに中学校の制服を着た少年がひっそりと控えている。前のふたりと違って背は低い。寒いのか、マフラーをぐるぐると首に巻いていた。
三人は物珍しげに店内を見回している。
「なんだ、三人とも居酒屋は初めてか」
テーブルにいた眼鏡の男が声をかけた。既に頬は赤い。手には盃を持っている。日本酒派だ。林藤匠という。ボーダーでは古参の一人だ。歳は三十一になる。そろそろ現役を引退したいとボヤいているが、いかんせん昨今の人手不足だ。
ボーダー本部建物ができたにも関わらず、旧本部ビルから動こうとしない、なかなかの頑固者だった。
「学生ですから」
と、生意気そうに答えるのは、背の高いほうの一人である二宮匡貴だった。
「あれ、根付さんから聞いてないか? ボーダーマークの貼ってある店はボーダーなら学生でも入れるようになったんだぜ」
トリオン器官の性質上、十代の隊員は増えていく。本部でも食堂は設置しているが、彼らは三門市の飲食店にも協力を求めていた。パスポート制で十代への酒類の提供はないなどの配慮がされている。
「知ってますが…」
さらになにか言おうとする二宮を東は遮った。
「今夜は明日の確認だけしに来たんです。本部で聞いたら、ここにいるっていうから」
「明日? ああ、国の視察ね。用事は、唐沢さん?」
「俺?」
テーブルの奥から唐沢克己外務営業部長が顔を出す。彼はビール派だ。既にジョッキをほとんど空けている。まだ三十そこそこだが、やり手の男だ。鬼怒田同様、城戸司令がスカウトしてきた。元ラガーマンだという以外素性を明かさない男だったが、人当たりがよい。
今夜の飲みメンバーは林藤、唐沢に加え、エンジニア冬島慎次、戦闘員の風間蒼也、木崎レイジの三人だった。風間と木崎は二十歳前なので、烏龍茶が並んでいる。
「まあ、たってないでこっちに座れよ、東くん」
「あー、ウチはウチでご飯を食べる予定なんです」
東はお供のように控える背後の三人を見やった。東隊のメンバーだ。
「ここで食べていけばいいよ」
「はあ」
少しだけ、東の心が揺れた。老成しているとはいえ二十二の青年だ。気楽な酒の席は魅力的だ。
「大丈夫です。俺たちは帰ります」
東の心を見透かしたように、二宮が後ろの中学生の背を押して店の入口に向かおうとする。
「東」
林藤は声をかけた。
「みんなで食べてけよ。唐沢さんの奢りだ」
「あなたじゃなくて、俺ですか?」
急に振られた唐沢が満更でもなさそうに笑った。確かにこの男前は今日の面子の中で一番地位が高く、懐も暖かい。
「あら、素敵。せっかくだから、ご馳走にならない? 二宮くん」
そこで初めて、女学生が口を開いた。こちらも生意気な口調だが、軽やかでトゲトゲしいものを感じさせない。
「加古」
「ねえ、三輪くん?」
「……」
急に話を振られた中学生は無表情のまま首を傾けた。
「わかりません」
「東さんがここでお酒を飲んでるとこを見てみたくない? 面白そう」
三輪は悩みながらうなずいた。
「ほら、三輪くんもそう言ってるし」
「言ってないだろう」
「言ってないです」
「わかった、わかった」
いつもの掛け合いが始まりそうになって、東は決断する。一応、上役たちの前だ。
「ごちそうになろう。唐沢さん、ありがとうございます」
東が頭を下げると、揉めていた三人がピタッと止まって、同時に頭を下げた。よく訓練されている。東を猟師になぞらえて獰猛な猟犬を三匹飼っていると言っていたのは誰だったか。
「遠慮せずたくさん食べなよ」
唐沢はいつもの人当たりのよい笑みを浮かべた。
「追い出された」
案内されると同時に、風間と木崎が東隊の猟犬三匹のテーブルにやってきた。テーブルが窮屈になったらしい。
今夜はボーダー戦闘員と唐沢の交流会であるらしかった。
風間の兄は林藤の弟子だった男だ。故人である。木崎は東から狙撃手としてのスキルを学んでいるので、東隊の面々とは面識がある。今は林藤に従い旧本部ビルに寝泊まりしている。狙撃以外の分野では林藤に師事していた。
一方は小柄で華奢、もう一方は筋肉隆々の巨漢だ。正反対の見かけだが、どちらも恐ろしく強かった。さらに木崎はトリオン量は二宮と同程度を持っていて近界のトリガーを使いこなす。
加古の隣に木崎が座り、二宮と三輪の隣に風間が座った。スペースの有効活用の結果である。三輪は隣が風間なので緊張する。風間蒼也は様々な思惑の絡む本部で誰からも重用され、確実に任務をこなすエリートだった。
「もう、頼んだか」
「まだです」
彼らはまだ食べるつもりらしい。
「居酒屋は初めてか」
木崎が気を使って、品書きをテーブルの真ん中におく。
店員がまとめて置いていった突き出し(お通し)を配る。
「飲み物から決めよう」
と、店員を呼んでさっさと飲み物を決めてしまう。さくさくと仕切る姿が頼もしい。三人はジュースにしたが、風間と木崎はまた烏龍茶だった。
「おすすめは、揚げ出し豆腐だな。家で作るの面倒だし」
「そういう基準か」
「寺島たちに頼まれて作ったが、たくさん食べるものじゃないし、持て余した」
寺島たちと寺島雷蔵と諏訪洸太郎のことだろう。四人は同い年で気が合うようだった。諏訪は二宮と加古の同期でもある。
「おごりなら諏訪と雷蔵でも呼ぶか」
「来ないだろ」
確かにもう遅い。
「今日の当番は?」
お酒をあおる大人席では、林藤が煙草の煙を吐き出しながら聞いた。
「忍田さんとこと迅です」
迅悠一は木崎隊であったが、先日、晴れて『風刃』所持者となり、隊を離れS級隊員となっている。
「あとは嵐山隊ですね」
なんとなく大人たちは子どもたちのいるテーブルに視線を向けた。三輪がジュースを飲んでいる。迅、太刀川、嵐山と三輪の苦手な三人だ。
「明日は俺らの勤務か」
正直、オーバーワークだ。ここにいるメンバーは皆、ワーカホリック気味ではあるが、大規模侵攻からずっと働き続けている。
「入隊志願者が増えてますからもうちょっと頑張ってもらって…。部隊が増えてくれば、部隊の輪番制に移行するって城戸さんが言ってます」
「もうすぐですよ」
冬島がエイヒレに手を伸ばしなが��言う。
「そう願いたい」
品書きと書かれたメニューには写真がない。並ぶ単語は知らないものが多い。
三輪が大人たちのテーブルをチラリと見れば東は刺身の盛られた皿をビール片手につついていた。嬉しそうだ。確かに、隊長ではない東は不思議な感じがした。
「秀次は刺身か」
二宮がつらつらと品書きを見ながら勧める。二宮も初めてだからよくわかっていない。
「盛り合わせがあるぞ」
「ちょっとずつ色んなのが食べたいわ」
加古がウキウキしている。
「レイジさんおすすめの揚げ出し豆腐は頼むでしょ。風間さんのおすすめは?」
「コロッケと卵焼きだな」
間髪入れずに答える。迷いがない。
「じゃあ、それー」
「また家で作れるようなものを…」
木崎がぶつくさ言うが、三輪は蕎麦を茹でるくらいしかできない。
「二宮は?」
風間が水を向けるが、彼は熟考に入っている。
「先に頼んじゃいましょ。店員さぁん」
「加古、お前なあ」
「大丈夫だ、二宮。何度でも頼めるから」
「風間さんがそう言うなら」
注文を手早く木崎がまとめる。
「三輪は���めたのか」
「じゃあ、刺身盛り合わせ(小)で」
「あと、ホッケ」
「加古、語感で決めただろう」
「干物だな。北の魚だ」
明日、視察団が来るというのに、大人組はまだまだ飲んでいる。タバコの匂いがする。
焼肉屋ともファミリーレストランともバーガー屋とも違う雰囲気にふわふわする。
「秀次」
三輪は、二宮に揺り起こされた。ひと通り食べたあと、いつの間にか眠っていたらしい。
「中学生には遅い時間だな」
木崎が気の毒そうに言う。
「大丈夫です。すみません」
彼らも高校生なのだ。
「ほら」
おにぎりが渡された。大きい。海苔がパリッとしている。
「結局、二宮くんが選んだのがこれよ」
おにぎりを優雅に食べるという器用なことをしながら、加古が教えてくれる。
「悪いか」
「いい選択よ」
「うまいな」
風間はまだ食べている。木崎はカチャカチャと皿を重ねて、テーブルを綺麗にしている。 三輪は散々食べたあとだが、おにぎりを持って、「いただきます」と言った。おにぎりは何も入っていなくて塩がきいている。
「おいしいです」
「そうか」
「東さん、あれ酔っ払ってるわ」
三人が揃って東のほうを向くと、その様子がおかしかったのか、木崎と風間が笑った。
「明日はお前らが頑張れ」
その日はみんなボーダー本部に泊まった。
終わり
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tanayoung0212 · 2 years
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(2022/12/31土) 夜は親戚一同で大忘年会! まずは、最初に並べた料理から。 大粒の帆立貝柱のバター醤油炒め。 おばさんが飛騨牛専門店の「肉のひぐち」て仕入れてきてくれた… ホルモン(は飛騨牛ってわけじゃないそうで)を炒めたのと、 飛騨牛のサーロインステーキで朴葉味噌焼きを。 「千寿本店」の天むす。に仕入れ…祖父江の銀杏、3Lサイズを、レンチンしてたな、塩で。 キスフライは、旧クラシックホテルガーデン(今ぬはアパに変わっちゃった)のレストラン「アンシエーヌ」が作ってる“柚子胡椒のタルタルソース”で。 刺身は、今年は三越の地下で。盛り合わせを1段落として、代わりにふぐ刺しを投入することに。 あとは、「RF1」のサラダと、前々日に「だいわ」で食べたおぼろ豆腐を再現したやつも。 朴葉味噌焼きとホタテ焼きは、チーズフォンデュのキットを使って温かい状態で。やっぱ温かいと美味さ増すね! https://www.instagram.com/p/Cm3HnrBSLq6/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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angel-petals · 2 years
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to taste:
味わう(あじわう)
味見する(あじみする)
味がする(あじがする)
食べる(たべる)
飲む(のむ)
経験する(けいけんする)
food vocabulary
1. 食べ物 たべもの tabe mono Food
2. 日本料理 にほんりょうり nihon ryouri Japanese Cooking / Japanese Dish / Japanese Food
3. 朝食 ちょうしょく chou shoku Breakfast
4. 朝御飯 あさごはん asa gohan Breakfast
5. 昼食 ちゅうしょく chuu shoku Lunch
6. 昼御飯 ひるごはん hiru gohan Lunch
7. 夕食 ゆうしょく yuu shoku Dinner
8. 晩御飯 ばんごはん ban gohan Dinner
9. 夜食 やしょく ya shoku Supper
10. おかず okazu Side Dish
11. お八つ おやつ oyatsu Snack / Refreshment
12. 弁当 べんとう bentou Box Lunch
13. 駅弁 えきべん ekiben Train Station Box Lunch
14. 御飯 ごはん gohan Meal / Cooked Rice
15. 刺身 さしみ sashimi Sliced Raw Fish
16. 寿司 / 鮨 / 鮓 すし sushi Sushi
17. 天婦羅 てんぷら tenpura Tempura / Deep-fried Fish and Vegetables
18. 牛丼 ぎゅうどん gyuu don Rice topped with Beef and Vegetables
19. 親子丼 おやこどん oyako don Rice topped with Boiled Chicken and Eggs
20. 天丼 てんどん ten don Rice topped with Deep-fried Prawns & Fishes
21. 鰻丼 うなぎどん unagi don Rice topped with Glaze-grilled Eel
22. 鰻 うなぎ unagi Eel
23. 豚カツ とんカツ tonkatsu Pork Cutlet
24. カレーライス kare- raisu Curry and Rice
25. 鋤焼き すきやき suki yaki Thin Slices of Beef cooked with various Vegetables in a Heavy Iron Pan
26. お好み焼き おこのみやき okonomi yaki Thin and Flat Pancake cooked on a Hot Plate with bits of Meat, Seafood and Chopped Cabbages
27. 鉄板焼き てっぱんやき teppan yaki Grilled Meat cooked on Iron Plate
28. 焼き鳥 やきとり yaki tori Grilled Chicken / Broiled Chicken
29. 蛸焼き たこやき tako yaki Octopus Dumpling
30. 焼きそば やきそば yaki soba Pan Fried Noodle
31. 餃子 ギョウザ gyouza Dumpling stuffed with Minced Pork and Vegetables
32. 茶碗蒸し ちゃわんむし chawan mushi Steamed Egg Custard in Tea Cup
33. しゃぶしゃぶ shabu shabu Japanese Style Hotpot
34. 味噌 みそ miso Miso / Bean Paste
35. 味噌汁 みそしる miso shiru Miso Soup
36. ラーメン ra-men Ramen
37. うどん udon Noodle made of Wheat Flour
38. 蕎麦 そば soba Buckwheat Noodle
39. 餅 もち mochi Sticky Rice Cake
40. 餡パン あんパン anpan Japanese Bun filled with Red Bean Paste
41. 牛肉 ぎゅうにく gyuuniku Beef
42. 豚肉 ぶたにく butaniku Pork
43. 鶏肉 とりにく toriniku Chicken Meat
44. 羊肉 ようにく youniku Mutton / Lamb
45. 魚 さかな sakana Fish
46. 海老 / 蝦 えび ebi Prawn / Shrimp
47. 蟹 かに kani Crab
48. 豆腐 とうふ toufu Tofu / Bean Curd
49. 卵 たまご tamago Egg
50. 食パン しょくパン shoku pan Plain Bread / White Bread
51. 玉葱 たまねぎ tamanegi Onion
52. 胡瓜 きゅうり kyuuri Cucumber
53. 醤油 しょうゆ shouyu Soy Sauce
54. 酢 す su Vinegar
55. 山葵 わさび wasabi Japanese Horseradish
56. 油 あぶら abura Oil
57. 砂糖 さとう satou Sugar
58. 塩 しお shio Salt
59. 胡椒 こしょう koshou Pepper
60. 調味料 ちょうみ
りょう choumi ryou Seasoning / Condiment / Flavoring / Spices
Japanese English
1. yasai Vegetables
2. daikon raddish
3. nasu egg plant
4. nin jin carrots
5. bareisho(jagaimo) potato
6. satsuma-imo sweet potato
7. negi onion
8. tama-negi onion bulb
9. nin-niku garlic
10. kyuuri cucumber
11. kyabetsu cabbage
12. kabocha pumpkin
13. tomato tomato
14. kinoko mushroom
15. toomorokoshi corn
16. sato-imo taro
17. mame beans
18. daizu soy beans
19. shooga ginger
20. takenoko bamboo shoot
21. niga-uri bitter guard
22. horensoo spinach
23. seri parsley
24. hakusai chinese cabbage
アスパラ asparagus
おくら okra
かぼちゃ pumpkin
きゅうり cucumber
ゴーヤ bitter gourd
ごぼう burdock
さつまいも sweet potato
しいたけ shiitake mushroom
じゃがいも potato
ズッキーニ zucchini
だいこん Japanese radish
たまねぎ onion
ちんげんさい bok choy
トマト tomato
なす eggplant
にんじん carrot
ネギ leek
にんにく garlic
ピーマン green pepper
ブロッコリー broccoli
まいたけ hen-of-the-wood
モロヘイヤ Egyptian spinach
ルッコラ arugula
れんこん lotus root
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steppedoutoftheline · 2 years
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初めて病院に行きます
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めっちゃしんどい。。。しんどいがこれは記録に残しておいた方がいいと思って文字を打ってます。今ベッドの上にいてできること、罪悪感を持たずにいられることがブログを書くことだけなんです。
ここ2週間ほど、ブレインフォグ(頭にモヤがかかったような状態)が続いて、やる気とか、好きなことに対するモチベーションが下がりきっていました。それから今までで一番重いホームシックを感じていて、毎日やるせなさと涙が溢れていました。
考えてみれば、親元を離れて海外で生活するというのは「夢」とか「希望」で胸がいっぱいだけれど、その分「無理」もしちゃうんだなと実感しています。そして積極的に休むことがどれほど大切か。私の感覚では休みすぎだわって思うくらいでちょうど体と心が休めるみたいです。頑張り屋さんだな私🌟
External Validation(周りの人からの評価)を得るために私頑張ってきてるんじゃないかと思っていたけど、どうやら自分に厳しい質のようです。もちろん評価は気になっちゃうけど、自分の満足できるところまで行きたいんじゃ!って気持ちを他社評価と天秤にかけられたとしたら少しそっちに傾くと思います。白・黒、0・100で分けられることではないんじゃないかと思います。
さて、今日はオーストラリアで初めてGPに行ってきます。GPとは?General Practionerの略で、言うなれば「まちのお医者さんakaかかりつけ医」ってところかしら。なんせ初めて行きますもんで、正直どんなことしてくれるのか分かりません。後でレポします。
なんで、GP(お医者さんとこ)行くの?っていうのには理由がありまして、喉が痛いんです。喉がめっちゃくちゃ痛いんですここ2週間。それから左耳がずっと聞こえづらくなっていて、一昨日の夜は耳の痛みで眠れませんでした😢
痛み止めと生姜湯を飲んで早めに寝ると、いつもなら回復するのに、全くその兆しを感じなかったので、ちょっとおかしくない?と思いました。季節の変わり目はもちろんあると思うけど、原因がわかれば気持ち的に整理がつくと思いGPへ。
⏱⏱⏱⏱⏱⏱
はい。今は、GPに行った翌日になりました。結果としてERに行ってました。ER = Emergency Room。え(涙)。もうね、すごい嫌でした。自分がERに歩いていけるところとか、一人で待てたりしたから
自分はERにいる必要はないんじゃないか
ここにいるのが恥ずかしい
もっと重症の人とかがいるべき場所なのに
とか色々考えちゃって、でも自分はERにいるわけだから状況がわけわかめシーウィード祭り。ドラマで見るようなリストバンドをつけてもらって、救急車で運ばれてくる人を横目に見ながら、明らかに様子がおかしい(健康でない)人たちが待合室で項垂れているのを見るだけでも、心がすり減りました。寂しさと不安と心細さで、隅っこでシクシク泣いた。ERだから泣いてもいいだろう。
お医者さんと看護師さんたち、医療従事者の方は毎日すごいと本気で思った。
GPのお医者さんはすごく優しくて、弱っている身としてはありがたい対応でした。だけど、特にできることはないからと推薦書?(私の基本情報と体調が書かれた紙)を作成してくれて、ERに行って��で終わりでした。
ERでは5時間くらい待ったかな。お尻が痛い。
看護師さんと採血の間話したけど、昨日は連休明けでかなり混みあっていたらしい。「たくさん待たせてごめんね」って謝られて、看護師さんがこんなに頑張ってるのに謝るのおかしい!って思った。一生懸命頑張ってくれてありがとうございます。いっぱい血を抜かれたようなきがする(そうでもないのかな?比較できない)から、しっかり食べようと思う。
血液検査、インフル、コロナとテストをして全て陰性。ほっとしました。喉が腫れてるのと耳の中が腫れているので、3-4日は安静にするようにとMedical Certificate(大学へ提出するための書類)と診断書をもらっておしまいでした。お薬は処方箋ではないけど処方アドバイス書をもらって、近くの薬局でイブプロフェン500mgとパラセタモール1000mgを購入しました。どっちも一日3−4回とかなり多め・強めでした。あと喉スプレー。
なんせ一人暮らしのようなもんなので食事は自分で用意です。病院の帰りにスーパーに寄って料理しなくて済むような食べ物をいくつか買って帰りました。私が知らないだけ+アクセスしづらいだけかもしれないけど、病気の時に食べられるような食品がオーストラリアは少ないと感じました。なんだろう。痒いところに手が届かない感じ?ないことはないけどうーん。違うみたいな。まあ日本じゃないもんね。これを機に開発しようかな?えへ
家に帰って、ほっとしてしばらく座り込んじゃったけど、ベッドでごはん(病気って感じするわ)を食べて、ドラマを見て、診察代に白目を剥いて寝ました。保険で100%カバーだからヨシ。なんか海外大学進学する人たち(セレブを除く)は本当に貧乏学生かまして、布団に入ってれば治る😤系の人見かけるけど、病気になって取り返しつかなくなったら本末転倒じゃん。ガチガチ頑固親父的思想まじ危険てかコワすぎなんだが。日頃からバランスの良い食事したいですね。食費削るとかは私には合わないや。Taberu is my Jinsei hooray!
長くなっちゃったけど、オーストラリアで病気になるってこんな感じなのかと学びになりました。実態として一人で全部やったかもしれないけど、私の泣き言メッセージに答えてくれた友達、家族、そして付き添うと言ってくれたそこの君!心配かけてごめんなさい。そしてありがとう。
まだ体は治りきってないし、メンタルも絹ごし豆腐というか湯葉っていうかヘニャヘニャでふとした瞬間に急に涙が出ててるけど、なんとかかんとかって感じです。あたしきっとアップデートされてる、脱皮してるところねって思うと踏ん張れそうだけど、Z世代なので踏ん張る意味がわからないので、
「落ち込んでベッドで泣いたっていいじゃない」
「何にもできない日がある方が健康だ」
と思えるように、今は養生します。そして私の課題は
自分でできそうと思っても誰かに頼ろう?
それでは次回の投稿では楽しい!?もしくはジェットコースターな私の話ができると願ってPeace Out✌️
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myonbl · 2 years
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2022年9月22日(木)
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私の職場(私立女子大学)では、昨日から後期授業がスタートしたばかりなのに、さっそく椿事が出来した。1年次必修科目をお願いしている非常勤講師が、体調不良のために担当できなくなったのだ。授業は週明けの月曜日、いまから代替講師を探すことなど不可能、ということで私にお鉢が回ってきた。同じ内容のものを別クラスで担当しており、コマ位置も空いているのでもちろん承諾した。何よりも、学生の不利益を最小限にしなければならない。老体にむち打って、もう一踏ん張りと決意を新たにしたのであった。
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5時起床。
日誌書く。
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かき揚げ天そば+そば湯+ヨーグルト。
プラごみ、30L*1&45L*1。
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弁当2人分用意、ツレアイは夜の予定があるために自転車で出勤。
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順調に到着。
換気、ラジオ体操第1、お茶。
木曜日1限は「共生社会と人権(人権論)」の第1回目、今年の1年次からカリキュラム変更のためにこのように表記しているのだが、受講者は2年次以上なので今後は「人権論」で統一しよう。
第1週は履修変更可能なので、授業概要・目標・予定・評価について説持ちし、最後にキー概念となる<ステレオタイプ>を取り上げ、参考映像を見せて感想を書いて貰った。
ステレオタイプにさようなら~宝物の見つけ方~ | Miwa Essaadi Takagi | TEDxShizuokashi
https://www.youtube.com/watch?v=XneUAUD2Zy4
日本で生まれ、アメリカに渡り、そこでの出会いから学んだ「大切なもの」。 気づかぬうちに身についた見た目や偏見は、自分の目を曇らせてしまいます。本当に大切なものを見極めるためには、まず自分の心のあり方こそが大切です。 
 静岡ムスリム協会 事務局長 i.SOLUTIONSアイ・ソリューションズ 代表 静岡県ふじのくに観光振興アドバイザー(ムスリム分野) 
 大阪外国語大学卒(現・大阪大学外国語学部)米国ポートランド州立大学大学院公共行政学修士(2000)米国留学中にイスラムと出会い単身で入信。モロッコ人の夫と共にムスリムの生活・子育てをしながら、静岡ムスリム協会を設立・運営し、イスラム文化と日本の架け橋となる「静岡イスラム文化センター」の建設を目指している。2013年にイスラムに関するコンサルティングの必要性を見出し起業、主に観光・食・多文化共生の分野で、イスラム理解や文化紹介のための講演及び教育支援に広く従事している。 
 教学センター長が来室、昨晩メールで連絡のあった非常勤講師の担当科目を引き受けることを了承する。統一シラバスなので、何もあわてることはない。
ランチを食べ、来週の「人権論」の授業内容を検討、レジュメの下書きをつくる。
早めに退出。
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セントラルスクエア花屋町店で買物、3割引のグジ、ネギ、酒。
続いて、ファミリーマートで12/3の柳家三三独演会のチケットを引き取り、セブンイレブンでnanacoの残りポイントを使って AppleGiftCard を5,000円分購入する。
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息子たちの夕飯は肉豆腐+リンゴ+味噌汁。
仕事後、太鼓のワークショップに参加したツレアイは遅い帰宅、明日は午後からの勤務なのでグジの塩焼きと酒・ワインで慰労する。
酒が効いてすぐにウトウト、熟睡一歩手前で風呂に入る。
昨日までは起床時に体重を測っていたが、寒くなってきたので風呂上がりの測定に変更する。
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3つのリング完成、水分も2,000ml達成。。
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Mines View Park
 Magandang araw po!
 8/10~15、日本のお盆の期間を利用して、母と妹が会いに来てくれました。(時差すぎる^^)
 日本ではお盆の期間に当たりますがフィリピンは雨季に入りたてで、台風がくる可能性もあり、フィリピン観光は閑散期に当たる時期です。
 台風が来てしまうと観光どころか飛行機も飛ばなくなってしまうので願うことしかできなかったのですが、運がいいことに期間中は夕立の時間帯以外はきれいに晴れてくれました☀(これを書いているのは9月8日、昨日まで台風の接近により1週間ほど雨が降り続いて大変でした☂)
 バギオは空港から遠く移動に時間がかかるので、丸一日観光にかけられるのは2日間だけ、という中でどこに行こうかいろいろ考えたのですが、私が今までふらっと遊びに行った中で一番気に入った観光地である、”Mines View Park”に行ってきました!
 特に何があるというわけではないのですが、ここから見える鉱山の景色と、街中のようにジープの排気ガスに汚染されない空気がお気に入り。Session Rdのはずれにジープ乗り場があり、約15分ほどで到着しました。
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 入場料は一人10ペソ(約28円)。
 中に入る、、前に、入口にタホ屋がいたので、腹ごしらえをすることにしました。
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 ストロベリー味のタホ(豆腐とタピオカが入ったスイーツ)。
 フィリピンで銀色の樽を肩に担いでいる物売りを見かけたら、それはきっとタホ屋です。
 ここに来てからほぼ毎朝、7時半ごろに「タホ~~」という売り子の声に起こされています^^
 シロップは日本の縁日のかき氷の味に似ているかも。
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 中に入って、観葉植物やお花などがたくさん売ってある通りを抜けると、最大の見どころである展望台に上がることができます。
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 展望台の手前には、虹色に染色された馬がお出迎え。お金がかかりますがまたがって写真を撮ることができます。
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この日は天気が良く空気も澄んでいて、遠くまで見渡すことができました。きれい~✨
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 それがメインなのかと思うくらい、中も外もお土産屋さんでいっぱいなのはバギオの観光地あるあるですね。滞在時間のほとんどをお土産屋さん物色に費やしていました。
 天気がいい日にふらっと気分転換に行くにはちょうどいいところですね✨
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tabilist · 15 days
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【大阪】大阪「中華菜 香味」
【かりそめ天国】裏メニューの白い天津飯『中華菜 香味』関東&関西で人気の絶品・天津飯を調査 #ずん #飯尾和樹 #やす 2024/9/6放送 大阪府大阪市北区西天満3-6-15 #かりそめ天国 #マツコ #マツコ・デラックス #有吉弘行 詳しく見る↓
南森町駅「中国菜 香味(シャンウェイ)」 食べログでcheck! 大阪で愛される老舗の中華料理店 定番の中華料理はもちろん、季節の食材を使った創作料理が味わえる。 裏メニューとして提供されている「白い天津飯」は、食通の間で話題となり、一度食べたら忘れられない味として知られている。 一般的な天津飯は、黄色い卵を使ったあんかけが特徴だが、「中華菜 香味」の白い天津飯は、その名の通り白いあんかけが特徴。 鶏ガラと魚介を長時間煮込んで取った澄んだスープをベースに、豆腐や山芋などの白い食材をふんだんに使用することで、この美しい白さを実現している。 さらに、隠し味に数種類のキノコを加えることで、豊かな風味とコクを出している。 住所 大阪府大阪市北区西天満3-6-15 TEL 06-6364-2980 行く前に!見どころ&口コミをチェック 中国菜 香味(南森町/中華) –…
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caffeineroom · 30 days
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202408 雑記_旅行
彩の国さいたま芸術劇場でのリタ・アゼヴェード・ゴメス作品上映にかこつけて、数日埼玉・東京へ遊びに行ってきた。映画を観、美味しいものを食べ、人と会って、すっかり肌ツヤが良くなって帰ってきました。普段あまり映画と図書館以外で、外出しない&人と会わない(なんなら体力がなくて断る…)のだけど、たまにでも、こうして出かけると元気が出るものだなと遠くに出かける度に思う…。
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17(土):前日台風が来ていたので行けないかも、と思っていたけれど予定通り新幹線に乗る。東京の宿にインして、池袋で映画を2本。『ツイスターズ』(ULTRA 4DX上映:グランドシネマサンシャイン)、『ソナチネ』(フィルム上映:新文芸坐)。沖縄そばの店で冷やし麺を急いで食べ、(美味しかった)走って劇場へ。グランドシネマサンシャインはどでかいIMAXスクリーンを体験してみたくて一度行ってみたかった。今回はIMAXには行かなかったけれど、普段選ばないアトラクション上映、面白い。夏に観る『ソナチネ』も素晴らしく。客層が若めでさすが東京、と思いつつ上映後の階段で「かっこよかったわ…」などと友達と話す様子を聞き、いいなぁと思ったり。
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18(日):彩の国さいたま芸術劇場にて、リタ・アゼヴェード・ゴメスの2本『ポルトガルの女』と『変ホ長調のトリオ』。フェミニズムをテーマにした上映会でこの2本を観るというのはなかなか面白いなぁと改めて。『ポルトガルの女』は時代劇とはいえ、男の戦でも、後継争いでも、女の脱出ものでも、出生のドロドロでもなく、ある女性の心の機微が風景と共に丁寧に描かれていた。友人や、偶然の、縁のある人とも会え、短い間にぎゅっと話す。東京に戻り、念願だったロシア・ジョージア料理のスンガリーへ予約なし一人で行ってみた。端っこのカウンター席に案内してもらい、ペレストロイカ?、みたいな名前のロシアの水餃子をいただきました。幸せな時間だった。
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19(月):bunkamuraへ『夜の外側』前後編。実は前売りをすでに買っていて観るつもりではいたけれど、体力が心配で行くのを迷っていた。でもbunkamuraの上映環境がとても良いということと、作品が面白いということをそれぞれ友人知人から聞き、行くのを決心。結果その通りで劇場も快適で作品も面白く観に行ってよかった。映画の合間に好きな喫茶店、羽當にも行けて嬉しい・幸せな気持ちに。夜はデザイン学校の友達と台湾料理へ。その前に紀伊国屋書店にふらり入ると友達もいて可笑しかった。学校の友達は卒業してからむしろよく話したりするようになり、嬉しいなと思う。
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20(火):ヒカリエ8Fに川本喜八郎の人形ギャラリーが。東京に住んでいた時にもあったと思うけれど、住んでいると見逃していたり、また今度、で行かなかったりするよなぁとつくづく思う。イメージフォーラムで『デビルクイーン』。B級ギャング映画なのでこんなこと言うのも野暮かな、と思いつつ、女性はとことん可哀想に描かれるのでなんだかなぁ。でも観られてよかった。73年のブラジルでこんな作品が作られていたなんて。友達のパートナーのお店にお邪魔してzineを買い、夜は長年の友人と韓国料理。満月。いつ出会ったんだっけ、もう何年になるんだっけ、と帰りがけに話す。いつもオンラインや手紙でやり取りしていて、やっぱり実際に会えると嬉しい。
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21(水):伊勢丹地下で土産を買い、西武線〜多摩湖線に乗り、気になっていて予約をしていた練り香水の製造・販売所へ。西武線、多摩湖線沿線は長閑で緑もあって良いところだな。昔、一度乗ったことがあったような、と記憶を辿る。販売所の周囲に時間を潰す場所がなく、暑さで参っていたところ、ローカル豆腐屋さんがあったので、ベンチで休憩がてらお豆腐を食べさせてもらった。麦茶とお醤油もいただき助かりました。練り香水のお店は懐香というところで、SETTEという名前で天然シェルを容器にしたすごく素敵なソリッドパフュームを作られている。丁寧に案内いただいて(かつスペースのインテリアの美しさ…おしゃれ)とっても良い時間でした。丁寧に作られているもの、適当でない仕事、前日の友人の仕事の話なんかを聞いていても、刺激を受ける。
旅で雨に降られなかったことと、帰った途端東京で豪雨(新幹線の遅延も)で、わりかし晴れ人間だな、と。7-8割くらい。お土産に八ツ橋を持って行ったのだけど、自分でも食べたくなり帰りに自分用にも買ったのでした。(レジで777円で、店員さんも嬉しそうだった。フフフ)
日常モードに戻りつつ、かつエンジンかけつつ、がんばろうーと思った旅だった。
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tokyomariegold · 1 year
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2023/5/5
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5月5日 奈良に来ています。 ホテルのテレビをつけてやっと腰を下ろそうてした時、NHKのニュースの画面が震災時バージョンだと気がつく。石川で大きい地震があったらしい。 旅行へ行くと、どこかずっと地震や災害に見舞われずに帰って来られますように、と祈っているし、今日もならまちのお店をふらふらしながら、ふとそれを思ったところだったので不安で不安でいっぱいになった。
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京都を経由して、修学旅行ぶりの奈良。 行きの新幹線は、ディズニー帰りの女性の隣。 多分母と同じくらいの年齢。窓側の席の私に「出る時声をかけてくださいね」と言ってくれて嬉しかった。 車内で景色を楽しむつもりが、とっても眠くてうとうとしていた。ずーっとうとうとしては起き、を繰り返してあっという間に京都。京都から奈良のJR快速も4列シートタイプの電車だったのに、景色もそこそこにずっとうとうとしてしまった。疲れている社会人の休日の旅行みたいで嫌。
東京駅も京都駅も確かに混んでいたけれど、こんな感じだった気がする。明日はUターンラッシュでもっと混むのかな。なぜかヒトツブカンロに人がたくさん並んでいて、花とバターはサブリナもまだ販売していて人が少なかった。
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京都で下車してタワーの地下で最果タヒの詩を見つけ、カカオ365でカカオちゃんスティックを買った。京都の四条から河原町方面を歩いたけれど、混雑具合は、むかし母と来た春の京都旅行くらいだった気がする。
錦小路はとっても混んでいて辛くなって直ぐ出てしまった。でも、母との旅行中に入ったスヌーピー茶屋(母に話したら、その時はもう閉店時間だったから入ってない、と言っていた)に再開できた! 2階がウッドストックのお店(私はピーナッツでウッドストックが1番好き!)だったので予定外のお買い物をしてしまったけれど、こうゆうことできるようになって嬉しい。母へウッドストックのお茶とチーズケーキを購入する。
京���は観光客だけでなく、京都の人も街へ遊びにきている混雑具合で、後ろを歩く男性3人組はこの春に京都へ出てきてはじめての夏を前に、盆地の暑さはあーたらこーたらと予想を立てていた。途中のサウナ施設へ入って行った。 鴨川を見ながら、もう少し夕方になるとカップルが並び始めるんだよね、とも言っていて、最果タヒを思い出す。
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奈良はちょっと街の印象が全くないままだったのだけれど、思いがけずテーマパーク的な印象。 奈良公園というスポットはもちろん、駅からそこまでの商店街と観光用街路が交差する道、さらにそこから一本入ると小さなカフェやギャラリーなどがある小道など、良く街歩きができる街だった。 メインストリート(?)ではよもぎ餅屋さんがとっても賑わっていた。作っている様子に張り付くように外国人の方々が写真を撮っていた。
カフェやお店がポツポツあるエリアは、かき氷やコーヒー、薬膳カレーや豆腐スイーツなどのお店があった。 西荻ぽさがあるような。 豆花のお店を見つけて入ってみたかったけれど、17時のラストオーダーを過ぎてしまっていたのでやめておく。事前に唯一調べておいたお菓子屋さんでどら焼きを5個、職場の方へ渡すように購入。紙袋がかわいい。
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奈良公園はとにかく人が多かった。 奈良の人じゃない明らかに観光客ばかりで、私もその一員で、何かこの一群でできている流れに乗って行動している気分で苦しかった。 それと慣れてない暑さと日差しでくらくらした。 鹿も思ったより元気がない。 地面に食べ残しの鹿せんべいがたくさん落ちていた。修学旅行の時はみんなのしおりを食べていたし、春日大社の林を駆け回っていた記憶があるのに。
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奈良県庁は県庁あるある屋上パラボラアンテナ地獄をうまく収めたファサードで素敵だった!
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春日大社前の万葉植物園だけ行って、夕方コンビニを梯子してホテルへ戻る。 万葉植物園の万葉って、万葉集の万葉なのね。 万葉集に出てくる植物が保存されている植物園。植物の説明と有名な一首とその植物について読まれている歌の数が書かれた看板が、植物とともに並んでいる。かきつばたは4首だけらしい。梅は40首くらいだった気がする。あかね、という植物を見つけてあかねちゃんに報告する。 白い藤がとても綺麗で思いがけず、亀戸天神の藤リベンジができた。
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観光地としての奈良しか分からず、終始消��的な感じでお散歩してしまった。 明日ちゃんと帰れるといいな、と、不安が募るホテルの部屋です。
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mainichioishii · 4 months
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