Tumgik
#つくってみせようホトトギス
tutai-k · 10 months
Text
幻想の銀河を握りしめる
ぼんやりとしているうちに、八月が終わってしまいそうだ。
今年は、ツバメのねぐら入りを見に平城京へ行くタイミングがなかったし、大台ヶ原も二回しかいけなかった。コマドリの写真はもちろん撮れていない。わたしは結構大台ヶ原の運はよくて、行けばコマドリを見ることができていたのだけれど……鳥というのは、なかなかむずかしい。
代わりに先週、十津川村の「玉置神社」というところに行った。 「呼ばれなければ行けない神社」と言われている。奈良県十津川村は、吉野郡に属するのに三重県からだと、和歌山を回った方がはやくつく。 三時半に家を出て、八時半くらいについたかな……。 山に登るタイプの家族と一緒に行ったので、まずは玉置山にのぼった。のぼりはじめてすぐ、カケスが目の前に飛び出してきた。望遠を引いても見切れるくらいの間近でしばらくたたずんでいて、うごけないままシャッターを切った。びっくりした。 こんな幸運があると、(まずこの神社にたどり着けたことが幸運で、「呼ばれていない」ときはカーナビが壊れたり車が壊れたりするらしいが)この土地の神々は、わたしを受け入れてくれたんだ、と思う。 山頂へ行き、下っているあいだに、鳥はあまりいなかったが、見たことのない花をたくさん見た。ホトトギス、という種類の花らしい。 リスがしきりに鳴いていた。 お参りを済ませてから御朱印をもらい、紙製のお守りと陀羅尼助を買った。お守りは最初はスマホケースに入れていたのだが、トイレとかにも持ち歩くことを考えたら、なんだか神様に狼藉を働いているような気がして、財布に入れ替えた。
Tumblr media
お参りを終えたのがお昼まえで、そのまま熊野本宮大社へ行った。八咫烏のグッズや置物がたくさんあった。八咫ポストというのがあったので、いずれわたしを澁澤の伯母様と呼ぶ予定のおちいさいひとにはがきを送った。自分には、八咫烏のピンバッヂを買った。木曽駒ヶ岳で帽子をなくしてしまい、お気に入りのライチョウとルリビタキのピンバッヂも一緒になくなってしまったので、新しい帽子に付けた。かわいい。
それはそうと、いま田中芳樹の『銀河英雄伝説』を読みかえしている。先々週の台風で仕事を休んだ日に、急に読み返したくなって読み始めた。いまは6巻。ヤンイレギュラーズが結成されたあたり。 社会情勢が日々悪くなってゆき、暗澹とした未来しか見えない。そんな状況でこの物語を読むと、ラインハルト・フォン・ローエングラムの存在を切望し、いないことに落胆する自分がいてぞっとする。 物語に指摘されずともいまの日本の状況には、成人して参政権のあるわたしにも責任がある。それなのに、絶対的な善性を持った、カリスマ性のある誰かに、この状況を打破してもらおうと期待している。そしてそんな人が現れないことに、毎朝、(通勤の電車で読んでいるので)やるせなさを感じてしまう。 社会のかわらなさ、どうにもならなさ、悪化に歯止めのかからなさ、それらに追い詰められている。 わたしにできるのは自分の善性を信じ、また疑いながら、日々を過ごしてゆくことと、それを他者に働きかけること。それはわたしの現在をいますぐ変えてくれることはないかもしれないが、わたしを澁澤の伯母様と呼ぶ予定のおちいさい人が、人生選択をするころには、作用していてくれればいいと思う。 わたしは生きることをつづけて行けるだけの幸運さがあり、まだ生きるという抵抗をやめずにすんでいる。
そんなことを思いながら、今日は伊良子へ渡った。伊良子清白という詩人は、自分が伊良子という姓だから伊良湖岬のことをあえて「伊良子」と書いたらしい。わたしもそれに倣っている。 行きのフェリーで、シェアオフィスの一階のちゃんぽん屋さん夫妻にである。今日から夏休みでお出かけのようだった。少し話をして、わたしは鳥を鳥にサイドデッキヘ。 鳥羽ー伊良子航路は、神島ー伊良子間にオオミズナギドリが多く飛ぶ。水面すれすれを飛び、ときに水面に片翼の切っ先をすべらせて澪を引くその姿のうつくしいこと。 風を得て、羽ばたかずにただ身を風に乗せている、その動きの簡潔さと効率に感動する。いまは「アホウドリ」と呼ばれているオキノタユウをこの航路で見ることはできず、オオミズナギドリの飛翔を見て想像するしかないが、かれらは荒天のほうが生き生きと飛ぶらしい。眠りながらでも飛び続けられるというから驚きで、その姿をこの目で見たいと切望している。 恋路ヶ浜で去年ノビタキを見たので探そうと思っていたが、暑すぎて無理だった。「日本で二番目においしいかき氷」のお店でかき氷を食べた。このお店はシロップが自家製で、田原の特産物を使っている。わたしはいま銀英伝を読んでいるので、ヤンのことを思いながら紅茶シロップにした。 それにしても、暑かった。水温が上昇しすぎた海には魚が減ったと漁師たちが嘆く。渡り鳥の種類も減ったり変わったり(渡りのルートや時期も変わってしまっているらしい)していると、何十年もバードウォッチングをつづけているひとたちは言う。 人間が滅びてしまっても、鳥や魚たちはやはり各々の営みをつづけるのだろうが、それでも、人間による傷跡のことを考える。遠い昔からわたしたち人間という種族が滅ぼしつづけてきた生物、そしていまだ滅ぼすことをやめない生物たちに対して負っている責任のことを。 帰り際、遊歩道でくちばしにルアーが引っかかっているアオサギをみる。このアオサギも、人間によって迷惑を被っている鳥なのだ。そしてその個体を直接的に救うすべを、わたしは持っていない。
復路にもミズナギドリは飛んでいた。フェリーに併走するように飛ぶ鳥は、とてもうつくしかった。
Tumblr media
神島を過ぎ、鳥の姿も見えなくなって、SNSの友人たちに旅の報告をしていたら、TLに自分の本の写真が流れてきた。 千葉の書店「本屋lighthouse」さんが、『ゆけ、この広い広い大通りを』を取り扱ってくれることになった。セーファースペースの取組みをしている書店さんで、この本を並べてもらえることは、ほんとうにうれしい。安心してお買い物できると思うので、本をお求めの方は是非本屋lighthouseさんのショップから買ってください。
Tumblr media
日々、いろんなことを考えている。 考えるだけでは、まえに進まないこともたくさんある。それでも、とりあえず考えなければならなくて、考えの果てに、すこしはよい未来がありますようにと思っている。
文フリ大阪が間近だ。 ヨモツヘグイニナからは再録短編集の新刊はあるけれど、どうか日々詩編集室から出る『ゆけ、この広い広い大通りを』をよろしくおねがいします。
9 notes · View notes
ritsukoimai · 9 months
Text
Tumblr media
大好きなタイワンホトトギス。 花びらが少し青みがかったグラデーションで、一般的なホトトギスよりも小ぶりで華奢。 葉も斑入りでめちゃ可愛い。 さあ、またどんどこ増えとくれ。 今日、首も腰も痛くないのは1ヶ月以上ぶりくらい。 8月からの怒涛の作り作業もようやくひと段落して、やっと明日、登り窯に向けた最後の素焼き。 この後は釉掛け週間に移行する。 昨日あたりから、ちょっと庭いじりしたらあっという間に手がカサカサ。 湿度の影響すごない? 釉掛けなんて考えただけで恐ろしや。 必需品が一瞬で湿布からハンドバームに代わる予感は本物。ダイアモンドだね。
Tumblr media
は〜可愛や。今年もポツリポツリと花を咲かせてくれたトケイソウ。 なんでこんな奇才(天才通り越して)的なカラーリングなの。 自然やばない?
Tumblr media
こっちは実のなるトケイソウ。つまりパッションフルーツ。 花が可愛いのは言わずもがな(縮れ毛可愛すぎる)、咲くたびに筆でこちょこちょしていたら、一週間でこんな実が育っていた。 結実までの驚くべき速さ。 夏にもたくさん実をつけて、朝のヨーグルトと一緒に美味しくいただいてたんだけど、今年は夏が長かったからか再度実をつけてくれた。 熟すのが楽しみだわぁ。
Tumblr media
夕飯の後、疲れ果てて頭ボサボサ放置してふと自分の影を見たらオバQみたいになっていた夏の思い出。
Tumblr media
11月は陶器市と個展と企画展を予定しています。 そのほぼ全てを賄えるだけの品物を、今回は登り窯一本で焼成します。 リスキーだけどしょうがない。やるっきゃナイト。(ワードセレクトが今日なぜか古い) これまでは友人たちと数名で焚いていたんだけど、諸事情あって今回は自分達(with夫)だけ。 これはおよそ間違いなく、私の陶芸人生の正念場な気がする。 こんな毎晩満身創痍でベッドに倒れ込むような嵐の展開になるとは、数年前に予定を入れた当初は考えもしなかった。 慣れた自分の窯でこまめに焼くほうが遥かに楽なのに、それでも登り窯を焚くのは一体なんで? 答えは簡単。 圧倒的に面白いから。
2 notes · View notes
chachaumabreak · 10 months
Text
ここ最近の私について徒然と綴っていく日。
ずーっと髪が長くて結んで仕事したり過ごしてたけれど、暑いし面倒になってこの間ばっさり切ってきた。お陰様で髪洗うのも乾かすのも楽で、暑くないし髪の毛結ぶ手間も省けてすっきりしました。
ここ最近のおやつの量とか、気付いたらパスタかうどん食べてるとか、食べたらすぐ寝ちゃうとか、運動全くしてないとか、お水は飲んでることは飲んでるけど人より飲んでないだろうなってちょっと自覚してるところとか、そろそろ今のうちから少しずつ改善しないといけない年頃なのかなあと思った。(追記:なのかなあじゃくて絶対そうだろうな。)
今日は仕事終わりちょっとふらふらしたから、怖かったんだよね。お惣菜買いにスーパーに寄ったらあれもおいしそう、これもおいしそうって食欲だけはあったから良かった。もう少し健康的に生きたい。リングフィットずっと欲しいと思って全然買ってないし続くか不明すぎるな。(追記:買うならば、持続させよう、ホトトギス。)
あと最近お部屋をまるっとお掃除し始めた。まずはクローゼットの中身から手をつけてる。10年くらいためてた服とか全部断捨離してゴミ袋2つぶんくらいあって引いた。仕事柄夏はTシャツにジーパン、冬はパーカーかスウェットにジーパンだし、休みの日もたまにしか出掛けんし対して変わらないから、服の整理めっちゃ大事だな…と思った。あとは大事なもの整理したりとか、カラーボックスの向きを横にして2段積んで使ってるの最近さすがに不便すぎるから縦にしたい。それでカラーボックス専用の収納BOX入れたり漫画詰め込んだりするんや…がんばれ…。目指せ汚部屋脱却。
2 notes · View notes
yachoken · 4 days
Text
自主バードソン(5/31-6/1)
お久しぶりです!とりの助です
1月ぶりにブログを書かせていただきます
今回は「自主バードソン」という名目のオープン鳥見について書いていこうと思います。
実は自主バードソンは、昨年も企画自体はされていました。しかしながら、自主バードソン当日の天気予報が雨、参加者の体調不良とタイミングが合わず中止に…ちょっと楽しみにしていた私、とりの助は先輩、同期、後輩に声をかけて人数を集め、無事に今年開催をすることができました。参加してくれた仲間に感謝です。
今回のオープンでは、過去の大先輩方が練りに練った鳥見場所の聖地巡礼、探鳥地の引継ぎをメインの気持ちで臨みました。自主バードソンの前日、講義終わりにメンバーと合流し、雨が降る道の駅で車中泊。とりの助は約二年ぶりの車中泊でしたが、1年次の白樺峠で行われた車中泊より断然快適でした。
当日は朝の4時に起き、道の駅を出発。やはり山の朝は結構冷える…雨は起きていた時には止んでいたので、一安心でした。
最初に向かった地点では鳴き声での同定がメインとのこと。鳴き声識別から逃げ続けている私は(わぁーたくさん鳴いてるなぁ)と半分思考放棄し、聞きなれた野鳥の声に気をとられていました。すると、ポチ先輩が「フクロウが鳴いてる」とのこと。うーん…??アオバトの少しおかしな鳴き声と小鳥の鳴き声しか聞こえず、先輩は耳がいいなーと思った瞬間でした。
しばらく歩いていると「ピリリ」の鳴き声。サンショウクイ!鳴き声自体は何度も聞いたことがあったのですが、今回姿を初めて拝むことができたのでたくさん撮影。まだ薄暗いのとくもりだったこともあって、ギリギリサンショウクイかな?という写真しか撮れず涙(´;ω;`)
Tumblr media
(サンショウクイ:撮影_シカ)
鳴き声識別も早々に次のポイントへ移動。道中、ホンシュウジカや二ホンノウサギといった哺乳類にも遭遇し非日常感を味わいました。野鳥以外の動物にも会えるのがオープンのいいところですね(^▽^)
途中、ミソサザイが飛び出してきましたが、ロードキルが起きることもなく無事に次のポイントに到着。お次は山ですね。標高が上がるとやはり寒さも強くなります。雲の中に入っているのか小雨状態でした。こちらのポイントではあまり野鳥を見つけることができませんでした(´・ω・`)
霧が深い中、ホシガラスの鳴き声を先輩が拾います。しかしとりの助はアオバトの鳴き声しか拾えません!悔しい!!駐車場に戻っていると「じゅゔいぢ!!」の鳴き声。思ったよりも濁ったジュウイチの鳴き声に笑いつつ、トケン類の鳴き声をここでコンプリート。素晴らしい。途中のお店でヤマモモのソフトクリームをストーブの前でいただくという贅沢な休憩を挟み、出発。出発するころには雲が晴れ、景色がよくなっていました。
※トケン類:ホトトギス、ツツドリ、ジュウイチ、カッコウ
お次のポイントに向かう前に湖で小休憩。前日からの疲れか2名ほど撃沈…その後に備えて休んでもらっている間に残りの3人で湖の野鳥を拾います。やはりカモが帰ってしまった春ごろの水辺は渋いですね…あまり拾えませんでした。
Tumblr media
(小休憩:撮影_とりの助)
休憩もそこそこに、今回のオープンの目玉へと向かいます。オオジシギを絶対みたいマン。目を血眼にして必死に探します。車から降りずに鳥見をする経験はありましたが、実際に運転手をしたことはなく、速度が難しい。加えてだいぶ道が石でゴロゴロ…バンパーが外れないかおびえる1名…と余談はここまでにして野鳥観察の話に戻ります。
こちらの探鳥地は一般人のはいれる日が決まっているからか、野鳥との距離が近く、だいぶいい写真が撮れたみたいです。
Tumblr media
(ホオアカ:撮影_とりの助)
しかし、目当てのオオジシギはなかなか見つかりません。オオジシギを見たことのない私はシギチのへんt…貴公子の二つ名を持つ先輩に特徴を聞きます。すると、変な鳴き声が!!「これ、オオジシギの鳴き声だ!!」と嬉しそうな先輩。姿を見るべく周辺をのんびりと進みます。土地の高いところから探した方が見えそうと、車を止められそうなところを探し駐車します。あ!遠くにオオジシギがいる!!
Tumblr media
(オオジシギ:撮影_とりの助)
めちゃくちゃ遠い…(´・ω・`)かろうじて双眼鏡で見えるかどうか…車からスコープを取り出しオオジシギをいれます。しばらく遠いことになんとかならないのかと思いつつ観察をしていると、どうやらもう少し近くで見られるポイントがありそう。車に乗って移動します。移動中に何やら嫌な予感が…人がオオジシギに近づいていない…??
目的のポイントにつくと嫌な予感は的中。オオジシギに近づきすぎた人がいたみたいで、オオジシギは逃げてしまっていました。しょんぼりです(´・ω・`)
何にせよ、見られたから良しとするかということで、気を取り直して次のポイントへと向かいます。
次に探すのは「ミョウガの妖精」です。道がないのに曲がってくれと言うカーナビに困惑しつつ、何とか観察ポイントまで向かいます。到着して体感数秒。「ミョウガの妖精」改め「ヨシゴイ」を発見。むむむ…茂みにいて見えにくい…と思っているとひょっこりとのぞいているヨシゴイちゃん。かわいいですね🥰
Tumblr media Tumblr media
(ヨシゴイ:撮影_とりの助)
時間が迫っており観察も早々に最後のポイントへと向かいます。このあたりから、レンタカーの返却時間が脳内にちらつきます…
目的地付近に到着。ポチ先輩のマイフィールドとのことで運転手交代。目当ては大量のシギチ。車の中から鳥らしきシルエット、気配、全神経を注いで探します。うーん…渋い。とっても渋い…なかなか種数を稼げず、田んぼにたたずむサギ系を観察していました。ふと、鳥っぽいシルエットを発見。先輩に伝えて車を止めてもらいます。発見場所から進んでしまっていたため、私だけ車を降り確認へ。鳥だ!帰宅時間も迫っていたため、写真を撮り車へ戻ります。「さっき見たのは間違いなく鳥でした」とよく鳥と人工物を見間違える私はどや顔で写真を見せます。「ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)だね」…先輩、さすがっす…秒で同定してくれました。
Tumblr media Tumblr media
(ゴイサギ幼鳥:撮影_とりの助)
一度見つけると目が慣れて見つけやすくなるのか、田んぼから首を伸ばすホシゴイを見つけます。写真を撮っていると、私とは反対側を見ていたもえぎ先輩が田んぼに舞い降りるペンギン(ゴイサギ)を見つけます。初大人のゴイサギ。最後のポイントに到着してから、めぼしい野鳥に出会えていなかったからか、車内全員でゴイサギ撮影会が始まりました。
Tumblr media Tumblr media
(ゴイサギ:撮影_シカ)(車内の様子:撮影_とりの助)
一通り撮影会も落ち着き、出発しましたが、その後新しい種は稼げず、えらく首を伸ばすカルガモと車が近づいてもなかなか逃げないキジバトを見て今回の自主バードソンは終了としました。
最終結果は…56種!バードソンにしては少なめの種数となってしまい、もっと鳴き声を勉強しないとなぁと思った鳥見でした。
一緒に自主バードソンをしてくれたポチ先輩・もえぎ先輩・シカ・はしもん、写真提供してくれた同期のシカ、ここまで読んでくださった皆さまにこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます!
次回の投稿もお楽しみに!!
0 notes
kachoushi · 18 days
Text
虚子自選揮毫『虚子百句』を読む Ⅵ
花鳥誌2024年6月号より転載
Tumblr media
日本文学研究者
井上 泰至
10 思ひ川渡れば又も花の雨
 初出は『ホトトギス』昭和三年七月号。「貴船奥の宮」と前書き。『五百句』には、「昭和三年四月二十三日 (西山)泊雲、(野村)泊月、(田中)王城、(田畑)比古、(同)三千女と共に鞍馬貴船に遊ぶ」と注記。
 成立の事情は『ホトトギス』昭和三年九月号の、「京都の暮春の三日」なる虚子の紀行文に詳しい。二十一日夜、大阪で「花鳥諷詠」の初出とも言うべき毎日新聞社での講演の後、東山から鞍馬・貴船・大原と洛北を巡った。二十三日当日は、前日ほどの雨ではないが、天気は悪く、かなり寒かった。鞍馬から貴船に向かい、昼食の後、幸い雨もあがって貴船神社から奥の宮へと向かい、宿に戻って句会を行い、掲句は「春の雨」の形で披露されている。
 本井英氏は「虚子『五百句』評釈(第五五回)」(『夏潮』)で、昭和十年三月発売の「俳句朗読」レコードに添えられた自注を紹介している。それによると、貴船神社を参詣後、貴船川という小川にそってさらに物寂しい奥の宮に着くと、ほとんど参詣する者もなく、辺りには桜がたくさん咲いており、落花もあれば老樹もあった。貴船神社でも雨だったが、しばらく降ると止み、奥の宮にゆく道にある思ひ川が貴船川に流れ込んでおり、そこでまた降り出した、という。
 当初「春の雨」としたのは、京都特有の、降ったりやんだりする「春雨」を実地に体験した報告として成った、ということだろう。それが様々な桜を濡らし、花を散らして川に流す方に重心を置いて「花の雨」とした。ここで「又も」が報告に終わらず、奥山の桜の様々な姿態を想像させる、繚乱の華やかさを得るに至った。
 「思ひ」は、和歌では恋の火を連想させ、貴船には恋の説話が堆積している。恋多き女、和泉式部も夫の心変わりに貴船にお参りをし、貴船川を飛ぶ蛍を見て、歌に託して祈願をしたら、ほどなく願いが叶い、夫婦仲が円満に戻ったという故事がある。
 さらに、謡曲「鉄輪」では、嫉妬に狂った公卿の娘が 貴船社に詣で、鬼神にしてほしいと祈願し、明神の託宣があって、娘は髪を分け、五本の角をして、足に松明をつけ、これを口にもくわえ、頭にも火を燃え上がらせて鬼の姿に変じたという。
 虚子は、こうした幾多の恋の話を面影に、一句を絢爛たる「花の雨」に転じて詠み留めたのである。
 なお、田畑夫妻は祇園の真葛原でにしん料理屋を営む。吟行に侍した三千女は、かつて千賀菊の名で祇園の一力に出ていた舞妓であった。虚子の祇園を舞台にした小説『風流懺法』の三千歳のモデルである。
11 栞して山家集あり西行忌
 『五百句』に「昭和五年三月十三日 七宝会。発行所」と注記。
 この句については、『夏潮虚子研究号』十三号(二〇二三年初月)に私見を披露しているので、ここにそのあらましを再記する。
 最近提出された岸本尚毅氏の掲句に対する解釈の要点は、以下の通りである。「山家集」と「西行忌」という、氏によれば同語反復に終始したこの句は、
「定型と季題以外何物もない」句ということになる(『高濱虚子の百句』)。そもそも膨大な数残る虚子句から、配合の句に絞って論じた所に本書の狙いがある。通常季題と季題以外の取り合わせに俳人は苦心するが、氏に拠れば、虚子にはその迷いの跡がない、と言う。その理由を探ることが本書の目的でもある、とも言う。
 従って、標題句もそうした関心から選ばれ、「人の気配がない」句として解釈されるに至る。その真意は、本書の最後に置かれた「季題についての覚書」に明らかである。岸本氏によれば、虚子の配合の句は、一般のそれより季題に近いものを集めた「ありあわせ」なのだという所に落ち着く。虚子の工夫は、季題を季語らしく見せることにあり、それは季題のイメージの更新でもあった、という仮説が提示される。
 ここまで確認したところで、掲句を眺めれば、「西行忌」から「山家集」を「ありあわせ」、「栞」がどの歌になされているのか、その折の情景や人物はほぼ消去されているというのが、岸本氏の解釈であろう。
 ただし、岸本氏は、「おしまいにまぜっかえすようなことを」言うと断りを入れて、「句はあるがままにその句でしかない」というのも虚子の真意だったろう、と記している。
 これを私なりに敷衍して述べれば、虚子にもともと二物衝撃のような俳句観は極めて希薄だったのだから、標題句のような一見すると同語反復に見える「ありあわせ」については、季題がどれで季節がいつかといった議論を無効にする句作りがなされていたことになる。したがって、「同語反復」の良否を議論することは、虚子の句の評価においては、本質的ではないことになる。
 虚子の読書を題材とした句にも、標題句より取り合わせの色が多少は濃いものがある。
  焼芋がこぼれて田舎源氏かな
 昭和八年の作なので、標題句から詠まれた時期も遠くない。『喜寿艶』の自解はこうである。
 炬燵の上で田舎源氏を開きながら焼藷を食べてゐる女。光氏とか紫とかの極彩色の絵の上にこぼれた焼藷。
 絵入り長編読み物の合巻『偐(にせ)紫田舎源氏』は、本来女性向けの読み物であった。白黒の活字印刷ではない。木版本で、表紙および口絵に華麗な多色摺の絵を配した。それらは、物語上の主要な人物を描くものではあるが、顔は当代人気の歌舞伎役者の似顔絵となっていた。
 「読書」というより、「鑑賞」と言った方がいいこの手の本への接し方は、色気を伴う。主人公光氏は、光源氏のイメージを室町時代の出来事に仕立て直したものである。そこに食い気を配した滑稽と、冬の余り行儀のよくない、それが故に微笑ましい、旧来の読書の季節感が浮かんでくる。確かにこれから比べれば、西行忌の句は人物の影は薄いし、西行の繰り返しということにはなる。周到な岸本氏は、
  去来抄柿を喰ひつつ読む夜哉
  落花生喰ひつつ読むや罪と罰
など、虚子句から同じ発想のものを、「焼芋」句の評で引いてもいる。  そこで、標題句の解釈の焦点は、「栞」が「山家集」のどこにされているのかについての推論・推定に絞られてくる。まずは『山家集』中、もっとも有名な次の歌が想起されよう。
  願はくは花の下にて春死なむ         そのきさらぎの望月の頃
 西行は出来ることなら、旧暦二月の望月の頃に桜の下で死んでゆきたいと願った。『新歳時記』よりさかのぼり、標題句の成立から三年後に出された改造社版『俳諧歳時記』(昭和八年)の「西行忌」の季題解説は、虚子が書いている。この歌を引いて、その願望の通り、二月十五日か十六日に入寂したことを伝えている。従って、掲句についても、この歌と願い通りの入寂を想起するのが順当であろう。その意味で、この句は「花」の句の側面を持つことになる。
 ここまでくると、一句の解釈は、読み止しにした人も、「願はくは」の歌に「栞」をした可能性が出てくる。また、仮にそうでななくとも、「西行忌」に「栞」された「山家集」からは、西行と花の奇縁を想起するのは、当然のことと言えるだろう。
  花有れば西行の日とおもふべし 角川源義
 例えば、この句は「西行忌」ではなく、「花」が季題だ、という事に一応はなるだろう。また、「西行の日」を「西行忌」と考えてよいのか、という問題も残る。しかし、一句は「桜を見れば、桜があれば、その日を西行入寂の日と思え」という意味であり、「西行入寂の日」の奇縁、ひいては西行歌と西行の人生全体への思いがあふれている。むしろ、「西行忌」という枠を一旦外���ことを狙った、広義の意味での「西行忌」の句と言えるだろう。
 逆に虚子の句は、「西行忌」に「山家集」を持ち出すことで、和歌・俳諧の徒ならば、西行の作品とともに、その生きざまに習おうとする思いは一入のはずではないか、というところに落ち着くのだろう。「栞」をした人を消すことで、逆に西行を慕った人々に連なる歌俳の心が共有される句となっているわけで、かえってここは、具体的な人物など消して、西行の人生と歌のみを焦点化した方がよかったのである。
 回忌の句は、俳諧の場合、宗祖を慕いつつ、一門の経営に資する世俗性が付きまとってきた。近代俳句はそういう一門の流派を嫌った子規の書生俳句から生まれたが、皮肉なことにその死の直後から「子規忌」は季題に登録され、他ならぬ虚子自身が、大正の俳壇復帰に向けて子規十七回忌を利用した経緯もある(井上『近代俳句の誕生』Ⅳ・2)。
 しかし、西行ならば、広く歌俳を親しむ人々一般に、「開かれた」忌日として価値が高い。標題句が、西行一辺倒で詠まれた理由は、西行の「古典性」「公共性」に由来していたとみてよい。標題句の同語反復に近い言葉の選択の意義は、祈りの言葉に近いものであったからで、それを正面から行わず、「栞」を媒介に『山家集』の読者を無限につなげていく「さりげなさ」こそが、虚子の意識した俳句らしさであったと見る。
『虚子百句』より虚子揮毫
11 栞して山家集あり西行忌
12 紅梅の莟は固し不言
Tumblr media
国立国会図書館デジタルコレクションより
___________________________
井上 泰至(いのうえ・やすし)   1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
1 note · View note
toshiki-bojo · 4 months
Text
「虚子への俳話」169
「花鳥」令和5年3月号より転載
Tumblr media
 自画自賛をしたい。次はいまから二十二年前、私は四十五歳くらいの頃の近詠である。  この頃は前職の保険会社を辞めて、乳飲み子を抱えつつ俳句の道に入り十年過ぎの伝統俳句協会勤務のころであったと思う。
 俳句を見ておどろいたことは現在の自句とあまり変わらない俳句をすでに作っていたことであろう。いやむしろこの頃の方が鋭い感性が見えているようである。すでに主客混淆の描写をしているのである。  このころは、「花鳥」「玄海」などへ俳句や文章そしてこれらを出してはいたが、主宰でも編集長でも無く、いわばフリーランスの俳人なのであった。
 2002年・平成14年
  俳句研究4月号 寒鴉やさしき屍より翔てり 団子虫似非団子虫穴を出づ 法鼓熄む氷柱雫はせつせつと 水隠れの魔羅しづかなる鳴雪忌 かまくらを磨き上げたる天狗風 大浅蜊ほうらと気宇を吐き出せり
  俳句研究5月号 指に触れて氷柱雫の白濁す 破れ軒を氷柱擬きと氷柱かな 流れたき方へ流れて春の川 蟻穴を出でその穴を失へり
  俳句研究6月号 女下駄朧なるまで虚子を待つ 亀鳴けり甍の獅子は唸りもし
  ホトトギス8月号 悴みて輪禍の供花を見てをりぬ
  花鳥6月号 一山を一宇を越えてつばくらめ
  花鳥7月号 苗物を夕べの方へ売りにゆく
  台湾句集・花鳥8月号 台湾を噛んでをるなり夏怒濤 父祖の代の櫂に夏潮遠くあり 白雨来る貧しき窓は檻めきて
 花鳥9月号 原爆の忌に失ひし栞かな
  花鳥11月号 猫抱いて子規忌を知らぬ女かな
 以上の俳句はそれぞれ各句集に収録されているのでご存じの方もおられるだろう。  そしてこれらの句はその当時のいわゆる「伝統俳句」の世界ではホトトギスを初めあらゆる結社の支持を得られなかったのが特徴的であった。当時ホトトギスの首脳を筆頭にこれは伝統俳句では無いとして糾弾された。  一方でしかし当時のホトトギスの藤崎久を、依田明倫、深見けん二、あるいは他派である藤田湘子、金子兜太、三橋敏雄、阿部完市、有馬朗人、黒田杏子などからは一定の評価をいただいた。虚子や茅舎、朱鳥や碧梧桐がいたらなんと言ったであろう。  「わからないから伝統俳句では無い」「わからないから客観写生ではない」「わからないから虚子派ではない」。  解らないのは知識や学習、才能への努力、感性への努力が無いからなのである。そして何より俳句を日本最高の文学としようとする気概が無いからなのである。そう正岡子規が俳諧大要で示したあの気概が無いからなのである。
0 notes
gacktbitfanarchive · 5 months
Text
Tumblr media
7月26日公開の映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」に経済産業大臣・織田信長役でGACKTが出演!
2024/01/26 10:00
“もしも”徳川家康が総理大臣だったら、今の日本をどう導くのだろう? “もしも”歴史上の偉人がコロナ禍の日本に現れたら、どうやってピンチを乗り越えるだろう? そんな夢物語のような“もしも”が、まさかのスクリーンで実現!
原作は、2021年に出版されると、「キャッチーな設定で面白い!」と話題になり、ビジネス小説としては異例の11万部を突破する大ヒットを記録し、さらにはコミカライズもされている「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(著:眞邊明人 発行:サンマーク出版)。
物語の舞台はコロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本。不安渦巻く日本で、未曾有の危機に直面する政府が実行した最後の手段は「歴史上の偉人達をAIで復活させ、最強内閣を作る」ことだった。“最強ヒーロー内閣”として、窮地に追い込まれた日本を救うべく、誰もが知る日本の歴史に名を刻む錚々たる偉人が、議員バッジをつけ大集結!!
現代の日本×歴史上の偉人という壮大なジェネレーションギ ャップが織りなすエンターテインメントムービーが、7月26日(金)に全国公開!
本作のメガホンを取るのは、『テルマエ・ロマエ』(2012年)や、『翔んで埼玉』(2019年)など、数々のコメディ実写化を 大ヒットへと導いた、日本映画界のホームランバッター武内英樹監督。
テレビ局の政治部の新人記者として、最強内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙を演じるのは、話題作への出演が絶えない国民的俳優・浜辺美波。さらに、歴史的偉人の中から、内閣官房長官を任された幕末の風雲児・坂本龍馬を、今最も勢いのある若手実力派俳優・赤楚衛二が演じ、最強内閣と日本を率いる注目の内閣総理大臣・徳川家康を、狂言界の至宝にして、俳優としても唯一無二の存在感を放つ野村萬斎が演じます。
そしてこの度、最強ヒーロー内閣に入閣を果たした新たな偉人2名を解禁!!
斬新な発想力と圧倒的カリスマ性を持ち、威圧感溢れる経済産業大臣・織田信長をGACKTが、空前の成り上がり者で、プロデュース力に優れた財務大臣・豊臣秀吉を竹中直人が演じます!
戦国三英傑として歴史上の偉人の中でも高い人気を誇る徳川家康・織田信長・豊臣秀吉。そんな3人の英雄たちが、本作の中で奇跡の集結!「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」で知られ、史上最強にして最凶の革命家・織田信長。武力だけではなく楽市楽座などの経済政策に秀でていることから、コロナ禍で冷え切った日本経済と対峙するため経済産業大臣を任された信長をGACKTが演じます!
家康総理を支えるのは、戦国時代のまさかのライバル!? 果たして、あらゆる時代の荒波をくぐり抜けてきた“偉人ジャーズ”は現代日本を救えるのかー!? 紫式部、聖徳太子、北条政子、徳川吉宗、徳川綱吉、足利義満など、まだまだ人気の偉人が続々と登場! 期待して待つのじゃ!! 豪華キャストによる最強英雄内閣×大ヒットメーカー武内監督が生み出す究極のヒーローエンターテインメントムービー、ここに爆誕!是非ご注目ください!                     
<GACKT コメント>
信長を演じるにあたって、普段よりも低いトーンで渋く話し、第六天魔王としての強さ、そして神経質で他人を寄せ付けない威圧的な空気感を表現することを特に意識しました。そんな役作りもあり撮影中は他の出演者のみなさんと仲良くなったらいけないのではないかと思いながら過ごしていたので、感じが悪く見えていたのかもしれません(笑) 武内監督からは「日本で一番かっこいい織田信長を演じてほしい」と撮影当初に言われ、正直、そこは問題ないかなと。(笑)武内監督は一言で表すと“人間おもちゃ箱”。頭の中に完成形が描かれていて、その世界観にボクらが近づいていく。最初は意図が分からないこともあったけど、出来上がった作品を見ると、セリフの強さ、テンポと歯切れのよさ、シーンの強さのバランスが取れているんです。まさに天才です。テーマ的にもこの作品が日本の明るい未来へとつながる一歩になればとても嬉しいです。皆さんに御覧いただき、それぞれの心に届くことを願っています。
作品概要 タイトル:もしも徳川家康が総理大臣になったら 公開日:2024年7月26日(金) 原作:「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(著:眞邊明人 発行:サンマーク出版)  監督:武内英樹(『のだめカンタービレ』『テルマエ・ロマエ』『翔んで埼玉』) 出演:浜辺美波・赤楚衛二・GACKT・竹中直人・野村萬斎 脚本:徳永友一(『翔んで埼玉』) 音楽:Face 2 fAKE(『翔んで埼玉』) 公式HP:https://moshi-toku.toho.co.jp/ X(旧 Twitter):https://twitter.com/moshi_toku Instagram:https://www.instagram.com/moshi_toku/
1 note · View note
brdc-a · 6 months
Text
Tumblr media
源川瑠々子の『星空の歌』 2023/12/07 20時配信
ゲスト:俳人・俳誌「ホトトギス」主宰 稲畑廣太郎さん
今夜のお客様は、俳人・俳誌「ホトトギス」主宰の稲畑廣太郎さんをお迎えします。
<再生はこちら▶️>
※スマホ/タブレットはアプリからご視��ください。 過去の放送は、Back numberで🎧
今回は、コロナが落ち着き句会が復活して全国を飛び回っていらっしゃる近況のお話から石川県金沢市の尾山神社にある句碑こと、12月のひとり文芸ミュージカル「静ーしずー」の公演に先駆けて募集していた俳句や選句についてお話を伺います。どうぞ、お楽しみ♪ ・「稲畑汀子俳句集成」読書会 ※毎月第一日曜日開催(配信もあり) ・稲畑廣太郎ブログ「放蕩編集長」
【源川瑠々子公演情報】
Tumblr media
源川瑠々子デビュー20周年記念公演 夏目漱石「こころ」原作 ひとり文芸ミュージカル「静ーしずー」 日時:2023年12月12日(火)13時30分開演 場所:日本橋公会堂 出演:静:源川瑠々子/後見:敷丸 チケット:一般 7,000円 / 学生席 3,500円 (全席指定・税込 20周年記念品付)
・ひとり文芸ミュージカル「静ーしずー」公式サイト
【BGM】
ひとり文芸ミュージカル「静ーしずー」より「こころ」 歌:源川瑠々子 ※2004年公演の五重奏によるライブ音源
<源川瑠々子の『星空の歌』>
音楽、舞台、写真などの芸術をはじめ、さまざまな分野で活躍する方々をお迎えし、魅力的なお話をお聞きします。夜空の星のようにきらきらと輝くゲストのお話で、リスナーのみなさんへパワーをお届けできたら……、こんなに嬉しいことはありません。
過去放送一覧はこちら
源川瑠々子 公式サイト
0 notes
habuku-kokoro · 9 months
Text
新しい伝説 稲畑廣太郎
<劇評>
新しい伝説
稲畑廣太郎(俳人・俳誌「ホトトギス」主宰・省心会メンバー)
 子供の頃からよく聞かされていた「浦島太郎」の物語は、浦島太郎が海辺で子供達にいじめられていた亀を助け、その亀はお礼に海中にある龍宮城へ招待し、そこ居た乙姫と三年間楽しく過し……、という話であるが、その時から子供なりに抱えていた疑問がある。
「海の中で、どないして息すんの」
というものであったが、その後大人になるにつれこの物語も脳裏からは全く失せてしまった。子供の頃は、この物語は、乙姫から貰い、決して開けてはならないと言われながら、さっさと玉手箱を開けた浦島太郎がその玉手箱から立ち上る煙によってお爺さんになってしまう、というところから
「人とした約束を破ったらアカン」
という教訓を教え込むための押しつけのように思い込んでいたのも原因かも知れない。
 今回ひとり文芸ミュージカル「乙姫(おとひめさま)」上演に際してあらためてこの物語に数十年振りに触れてみると、様々な伝説として伝わっていたこの物語が型として定まったとされる「御伽草子」は
「昔丹後の國に浦島といふもの侍りしに」
と始まり、その息子が浦島太郎。太郎は漁師で「ゑじまが磯」というところで亀を釣り上げ、その亀を逃してやり、その亀が女人(乙姫)に変身して龍宮城(陸地にある)へ連れて行って二人は結婚してそこで暮らすが、三年で里心がついてしまい、件の禁断の玉手箱を貰って帰るが、龍宮での三年は、里では七百年の年月が経っており、勿論知っている親戚縁者は皆故人である。悲観した太郎は玉手箱を開け、老人になったが、考えてみると、七百年という年月は老人どころの騒ぎではないだろう。御伽草子では、この後太郎は鶴となって蓬莱山へ向かう。乙姫は亀の化身であるので、そのまま亀となり蓬莱山へ向った。
 令和五年八月一日に観世能楽堂で上演された「乙姫」は、先ず何といっても特筆すべき点はこれが能舞台という空間で演じられたことである。最近はこの能舞台で行われることが増えたひとり文芸ミュージカルであるが、源川瑠々子さんは、どんどんこの能舞台という幽玄の空間に溶け込んで、この空間でしか表現し得ない、そして観客側からもこの空間でしか味わえない独特の世界を醸し出している。本来浦島太郎が主役の物語を乙姫を主役にしたことによって、全く新しい視点からこの物語を見直すことにも成功している。何度も申し上げているかも知れないが、能舞台は極限まで省略され、その省略された空間をどう表現するか、そしてどう鑑賞するかということが眼目になってくる。手前味噌ではあるがこれこそ俳句の世界で表現する「花鳥諷詠」の真骨頂とも言えるだろう。今後も楽しみな上演であった。
0 notes
anathemania · 1 year
Text
2023-05-23火曜日
日記
今日は、ポエムばかり作ってた。
たぶん割といい日(後々そうなると思う)。
___
姿なく��く朝ぬしは小綬鶏か木ノ花ともに見て歩く番いも懐かし雉も見た霊びな比売の背の墳に雉の求婚球根の花に滴る雨霊視|Tumblrの霊視アナテミシア https://www.tumblr.com/anathemecia/718065695743688704/
___
Yahooニュース見るのヤメた理由のもう一つ|Tumblrの霊視アナテマギア https://www.tumblr.com/anathemagia/718067470361051136/
___
ホトトギスなる千手の雛人形から魂の入った人となる日のいつ来るや常夜の夜明けの晩の後ろの正面の閃光明滅の残照を怖れては常世を二人で歩けない|Tumblrの霊視アナテミシア https://www.tumblr.com/anathemecia/718069821978411008/
___
織姫の通う霊視の瀬に屈む水鏡に曇る裾の奥に昇り拝み変若水を飲みたい|Tumblrの霊視アナテミシア https://www.tumblr.com/anathemecia/718074113682554880/
___
民草の贅を蝕む腐った竹の子には腐らす雌虫が付いて殖える道理で何故か裏闇もなし晴れる|Tumblrの霊視アナテミシア https://www.tumblr.com/anathemecia/718075891058622464/
___
曇天に我誰と切り餅を福らませて昼の飯|Tumblrの霊視アナテミシア https://www.tumblr.com/anathemecia/718077919907430400/
___
当たり前に生者と同じく遊ぶ霊びな巫女の冗談に思わず笑みを漏らして雨天の憂さも晴れる|Tumblrの霊視アナテミシア https://www.tumblr.com/anathemecia/718099300145561600/
___
流れ来る千手の人形拾い上げ吹き込む息吹のぬし誰か事知るだけで姿が視えぬもどかしさ|Tumblrの霊視アナテミシア https://www.tumblr.com/anathemecia/718105281727545344/
___
特定の一部アプリだけ通信接続が不能になる事象|Tumblrの霊視アナテマギカ https://www.tumblr.com/anathemagica/718105789349429248/
___
原菜乃華|Tumblrの霊視アナテマギア https://www.tumblr.com/anathemagia/718109262486880256/
___
雄侶血の餌から水屈みの持ちぬしに辿り着き流れを渡り来る白月を懐に抱え受けて私は泥丸の泥濘から黄泉の御髪たちを梳くい上げる霊視を得ます|Tumblrの霊視アナテミシア https://www.tumblr.com/anathemecia/718112689579327488/
___
双児の星の反転した玄武の白い月の光りが宿る霊視の鏡に映り込みさえすれば忘れられた亡き人も存在の像が結び成り立ち彼らと私の関係上に成立して世界も依りて存ると言えて隔て有る絶対の境界線も渡ることの出来る同じ地平上の川に過ぎない|Tumblrの霊視アナテミシア https://www.tumblr.com/anathemecia/718118304890437632/
___
パソコンだと……こんな操作感だったか忘れちゃったけど、Tumblrの文字をなぞって指定する際の挙動が(挙動不審で)めんどくさい。
段落ごとにパーツみたいになっていて、そのパーツ単位で上とか下に(だいたいが下にかな?)ワープしちゃって、瞬間移動した事自体に気づきにくい(時系列殺し)。
そのクセが解れば対処できなくもないけれど……めんどくさいよね。
今日は、たぶん後々いい日になるはずだから、まあいいけれどね。
(あと、日記だけは日時の指定きっちりしたいのだけれど、なんか……解んねーよ。あとで直せるけど初期投稿で思った通りできたことない。それと、タグタグうっせぇよ。アプリはアプリでウェブはウェブで、それなりに操作感めんどくせぇな……)
0 notes
tutai-k · 1 year
Text
すべての壊れゆくなにか
旅に出ている。 出がけにすっころんでカメラのレンズをダメにした。だから、鳥の写真は撮れない。 さいわい、カメラ本体は無事なので、ちいさな単焦点レンズをつけて町に出かけて、いままで全然やったことのないスナップ写真や風景写真を撮っている。
Tumblr media Tumblr media
「鳥の写真が撮れるようになれば何でも撮れるよ」と言ってもらったこともあるのだが、カメラをはじめて二年とちょっと、ほぼ鳥の写真しか撮っていない。急に風景やスナップ写真がいい感じに撮れるわけがなく、試行錯誤だし、そんなにやる気にもなれない。原稿と、読書、それからときどき散歩にでて旅の前半は終わってしまいそう。
Tumblr media
さすがにそれではもったいないから、明日はカメラを持って、いろいろなところを足が許す限り歩いてみようと思っている。
本を読んだ。 旅の途中の新幹線で。 『アフリカ夜想曲』(楢川えりか)。数年前に本の紹介に惹かれて電子書籍で購入して読み終えている。いま、小説を読みたくてたまらない時期で、そのくせ積ん読は資料の学術書ばかり……そういえば……と思い出したのがこの本だった。 椿姫からはじまってテニスン、シェイクスピア……さまざまな欧米文学の引用があり、まさに「小説を読んでいる!」という強い快感を与えてくれる本だ。 物語はボーイズラブで、父の友人で家庭教師に恋をする主人公が、その家庭教師とでかけるグランド・ツアー(貴族の子女が世界旅行をする風習)。パリで出会った画家と愛し合い、彼と一緒にアフリカへ行く……。 主人公は同性愛が罪になる国・時代に生まれた次期侯爵。旅の終わりには、「ふさわしい」女性と結婚し、子をなし、領地を治めるという仕事が待っている。 当然、この恋は、「ふたりは死ぬまで幸せに、一緒に暮らしました」というわけにはいかない。 父と家庭教師の関係も絡み、その時代の困難さと、それでも愛がたしかにあること、愛によって連綿と関係がつながってゆくことが描かれている。人を愛することは、「次」につながってゆくのだということが、たしかに感じられてとてもよかった。
旅の宿でも一冊。 「小説を読みたい」と思いながら、資料本しか荷物に詰めなかった。古本屋・本屋の多い町だから、そこでえらべばいいやという気楽さがあった。時間もたくさんあるんだし。 今日読み終えたのは、『中西悟堂 フクロウと雷』(平凡社)。 「野鳥」「探鳥」という言葉をわたしたちは気軽に使うが、その言葉をつくった人のエッセイを集めた本である。 フクロウの雛の観察途中に大嫌いな雷が鳴る、カイツブリの雛を観察するために、ヒルに食われようが蚊に刺されようが一日沼に立ちっぱなし……ブラインドをはって、子育てする鳥を観察する姿。いまでは鳥の巣をそんなふうに観察する人はほとんどいなくなってしまったけれど、「この姿勢」から「野鳥」「探鳥」という言葉は始まったんだなとしみじみ思う。 記念すべき第一回野鳥の会の探鳥会には、柳田国男、北原白秋、徳富蘇峰なんていうとんでもないひとびとが参加していたらしい。 さて、そんな「野鳥」という言葉は、これまで日本人にとって鳥というのは「飼うもの」だったから生まれたそうだ。ただ「鳥」と言ったとき、当時のひとびとは「飼われている鳥」を想像してしまう。 だから野にいる鳥を、飼われている鳥と区別して「野鳥」と呼ぶことにしたのだと。 だから、この本には、ホトトギスとヨシゴイ(そのほかの鳥たちもだが)なんていう、おどろくような鳥を「飼っていた」一緒に生活していたエッセイも収録されている。 飼うことで生態の観察をして理解を深める一面もあるにはあるし、ヨシゴイは溺愛されすぎていて筆者の手からしか餌を食べなくて調査で家をあけていると痩せてしまっていたりして、それはもう観察のための飼育じゃなくてペットでは……と思ってしまうのだが、「回想の時鳥」の章は、ホトトギスへの愛しさ、そして過ちからホトトギスを落鳥させてしまう悲しみの慟哭が綴られている。「これは散文詩だ」と筆者もことわっているが、慈しみに満ち満ちた文面、ホトトギスが落ちるまでの、痛切な悲しみが胸を打つ。
『アフリカ夜想曲』でもそうだったけれど、いのちというのはうしなわれるし、それが人間同士であれ、人間と鳥という異種間であれ、いつかは別れがやってくる。それでも、ともにいた時間や記憶は消えず、愛はずっとそこに燃えていて、暗がりの中をさまよっているような気持ちにさせられるときも、灯台の光のように輝いている。
旅で買った本2023/1/28 『中西悟堂 フクロウと雷』(平凡社) 『魂の秘境から』石牟礼道子(朝日文庫) 『忘れられた巨人』カズオ・イシグロ(早川文庫) 『森は童話館』加藤幸子(桐原書店)
12 notes · View notes
peppurupoi · 6 years
Text
銀河脱出の手順
tumblrの端から端までやってきた人へ公開する恥ずかしい記事です。
個人的に気に入っているツイートをまとめました。
こわいもの見たさを満たしてください。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●
白ごまと黒ごまって光と闇みたいでかっこいい
宇宙に漬物持っていったらダメらしい(※宇宙サプライズのための嘘かもしれない)もし本当なら、地球が終わる時は漬物を食べておこう
始めちょろちょろ、パンパカパーン
こんにゃくゼリー戦わせる夢みた
バナナを食ぱんにはさむだけで、いつもよりバナナをジューシーに感じてしまう こんな簡単なことでいいのかという気持ちになる
ねこが人の手から水飲むやつをやりたがる コップを持っている間ねこは水をひとり占め、人間はねこをひとり占め
困ってしまってわんわんわわんの状況
住宅展示場にドンキーコングが来るらしい
今魔法で大根にされたら、すぐに染みて美味しくなっちゃうところだった
心が鰹節に支配された世界
おすすめタブ ねこ、犬、ねこ、犬、ねこ、犬、犬、ハムスター、ねこ、ねこ、こねこ、犬
でっけーダックワーズの上を散歩した ダックワーズ大好きだから夢みたいだった
ねこの毛はふわふわ飛んで宇宙にも届く
里芋のブッ転がし!!!
こっぺぱんアナグラム大会
クレヨンが人間だとしたら、全部のク〜レヨン〜♪って歌がもう…すごい…伏線回収…最終章突入…作者、ここまで考えてたんだ……
ねこにあっち向いてほいをすると、負けてくれる
脳みそに直接ミルクティをかけて温まりたい
フランボワーズとピスタチオの、気づいたら友達になってた感が好き
阿部寛のホームページ(ダークモード)
雨音のBGM聴いていると急にサビに入るんじゃないかと思って怯えてしまう
スーパースープスパ
春になるといろんな匂いがしてきて、それが記憶と結びついて娯楽になる
ねこに地の果てまで追われてた
しいたけのダシには簡単に感動させられる
小さい頃に芋掘りの芋を持ち帰って数日ぶりに見たら、ふさふさの白カビまみれになってた ふさふさの芋に襲われると思って怯えながら捨てた もう少しとっておいたら、友達になってた
久しぶりに長芋をすりおろした 大根くらい時間かかるのかと思ったらすぐに全てとろとろになり、さよならも言えなかった
盆提灯を飽きるほど浴びたい
ガチのおさんぽ ガチんぽ かなりのおさんぽ力が、ためされる
もぐもぐマグロ牧場
ふわふわドームで暴れたい
おろしうどんって、びしゃびしゃの温かい雪食べてるみたい
みやざきはにゃお
あいうえお順が愛に溺れて順番めちゃくちゃになって順不同になるところ想像して笑った
Tumblr media
ミニチュアチワワ ミニチュワワ
おでんの昆布は大好きだけど、煮込まれてない昆布は少し苦手なワガママボディであります
ねことSplatoonする夢みた 寝っ転がっておなかをみせたねこにスプラッシュボムを投げたけど、ねこのお尻が少し染まるのみだった
冷やし中華だけは逃さない
ねこの手相をじっくり見て調べたら、手相をじっくり見せてくれるタイプのねこですと書かれてた
ンションショファッションショー
悲鳴吸引機
GIFつくるとき、ひそかにテンションが高い 失敗するかどうかのわくわくが、新作ゲームプレイの喜びに似てる
サザエさんのOPで一家総出で迫ってくるときみたいなシュールさがあります。
強風で和柄の布団が吹っ飛んでてその景色が穏やかでとても良かった 自分がレディー・ガガだったら次のバックダンサーに選んでると思う
揺れる洗濯機のうえにプリンのせたら、効率よくぷるぷるできそう
めぐりズム 〜ハムスターの裏側の香り〜
ボスゲッソーのゲソ引き抜いたときのビチビチが、好き
レンチンしてかりそめの温かさを与える
肉球XにふまれたYの感情
・-・・・ - ・・・ ・- ---・-
快適空間 びろびろキッチン
ふんわりふ菓子 ふんがし
やめられないとまらない 塩分過多という現実
チョコイズムのパンイズムがコーヒーイズムとマッチイズムでグッドイズムだった
犬のおまわりさんでいうところの、わんわんわわんの状態
ドーナツ 穴を食べたい気持ちがいつまでも飢えを与える食べ物
みんなのために作られた、なだらかな長い長いスロープ
できたてができてた
おいっ 逃げろ たんぽぽの綿毛が 襲ってくるぞ
ねこがいると、生活音のなかに喜びを探しちゃう
ごはん……って暗くぼそっと呟いたら、ねこがニャー!!って走ってきた
今日みた夢 赤い蟹が肩回しストレッチをしていたら腕がバキッと取れてしまい、 食べやすくなってしまったのをどうすることもできず静かに見てた
気づいてしまったか?ピスタチオクリームが美味しいことに。 ピスタチオクリームのために人は平和を意識することに。
でっけー蒸しパンの上で激しく踊ってだんだん沈みゆくさまを、ご覧あれ!!!
本に申し訳ないけど、紫外線を浴びて青白くなってもじっと並びつづける本が性癖にくる ひとつひとつ違う情報が詰まっていることも含めて
ねこは晴れた日に光をつかまえようとする
きなこねじりをねじらず作っても美味しいのか?作って味見した瞬間、いそいで濃い緑茶を用意した。 余ってしまった悲しいきな粉がはちみつたちと出会い、 鮮やかな青緑のお皿にのせられて、ひとつの時間を提供するエンターテイナーになった。
あけられたりおめられたりしてる
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
「たたかうマヌカハニー」というのど飴があるけど、口内にベヒーモス入れて戦わせればいいのか?
パンの試食小さく刻み過ぎて誰も味わかってなかったし、 焦げたことキャラメリゼって言ってみたら流行ってしまい海苔や黒豆までキャラメリゼ扱いを受けるし、 文化がにおいの再現もより正確にして、 今日は夜が来るかな来ないかなクイズもアプリ普及により失われた感じある(街が白と黒だと勘違いする理由)
雲い白、空い青
作画崩壊によって、生きた人間の本来みえたであろう一瞬の表情が補完されていく 見逃していた魅力を引き出すことができる
犬萩はご機嫌なわんちゃんだぞ
明らかに 笑うと健康 明らかに
脳みそ洗い
紙に犬萩かいてくしゃくしゃにしても、まだ犬萩犬萩してる たくさんの歪みは表情と呼ばれた
プルースト効果のなかで眠りたい
こっそり柴犬にはまるオーキド博士
体おもたいひとはトイレに勢いよく座ると便座割れるってきいて、 トイレに勢いよく座ることができるのは幸せなことなんだなと感じた
うんとこしょ どっこいしょ ひとりでカブが抜けてしまった場合
ハッピージャムジャムのジャムって何だろうと思って調べたら「無理やり詰め込む」とでてきて一瞬こわくなった
ポッポコーン(キャラメル味)ピッポコーン(キャラメル味)ポッピコーン(キャラメル味)ポッココーン(キャラメル味)ペップコーン(キャラメル味)
「カップアイスの底が見えたときの切なさが複雑な味わいを作っている」と底無しアイスは語る
スーパースープスパ
夜中、こっそり走りを楽しむ全国のハムスターの皆さん
バナナが黒くなってゆくさまを、そこでみているがいい
【心理テスト】あなたは誰のお尻を揉んでいますか?
ゲーム初見時のマップのはじっこがみえずどこまでも行けそうな感じが好き
カルピスのなかで小さな虫がしんでいて、それをなるほどなと眺めていたけど、 秋の味覚の梨を食べたらたっぷりの果汁に溺れかけて、なるほどなと思った。
ふわふわのぽち、人がくすぐったく感じる場所も気にせず歩く。すべての道がぽちに続くことを幸せだとおもっている。
ふわふわのぽち、大気圏に突入する。ねこでなくともねこまんまと呼ばれる現実に揺らいだが、それでもご飯の時間には帰りたかった。
ワクワクさんのダンス動画は、前半ワクワクさんの純粋なお茶目さを楽しめて、 後半は表情などがアイドルのようにはじけていくドラマがある。見るたび笑顔になる。 全体の動きも素晴らしく人種体型年齢等の魅力を踊りを通して知ることができる。 最後のカメラ目線に積み重なったプロ意識がみえるのも好き。
バウムクーヘンの穴に隠れようとする犬萩
かりんとう 笑顔 なぜ
おた前たはたもたう したんたでたいたる (ヒントは、たぬきだよ!)
ふわふわのぽち、移動する点Pになる。道に生えるたんぽぽやつくしをその都度確認するため算数はとても難しくなったが、誰も止めようとはしなかった。
生ハム生ハム生ハム ハ クリームチーズ ム 小麦胚芽クラッカー 生ハム生ハム生ハム
大切な記憶に癒されたい大人に高額で匂いを売るプルーストビジネス
ハムス今までは下に降りるのが好きだったがここ二日肩にのぼりたがる 上のほうに何かあるのかもしれん 手や腕のなかで眠るので 起きるまで待ってやろうみたいなホトトギス扱いしてる あったかハウスの一時的な熱でほかほかになってるハムスは少し散歩すると生き物的にはかなりぬるい あったか二階で寝て起きてやたら遊びたがるループ ハムス手に乗りたがったが少し乗ったら疲れて小屋のなかで丸く眠った のんきな生き物ふたつが変な距離感で穏やかに過ごしたかんじする ハムスが表彰台で賞状もらう夢みた
換気でとりいれた春の風感じつつハムスが手に乗ってきたからウェイしてたら、 ふわふわ饅頭ボデーに手足格納してブン!!って体温あげた。 何か急に悟ったのかと思ったら月が欠けるみたいな可愛さで目を閉じて眠った。 組んだ足の上で春を堪能してらした。腹の音して睨まれたが手の丸みにそって二度寝した 凹みにふわを埋めるように寝てた なんともいえん 急に思い出を作ってくる
んだす、オフコース!!
ポテトチップスを開けないで置いてたら今日もそこにいる事実が和みをもたらすようになった
昔びっくりドンキーがドンキーコングの店だと思い込んで怯えてた
遊びたくてたまらないハムス手から溢れる
ハムスが脂肪を蓄えはじめた 奴は冬と戦うつもりだ
しいたけのダシには簡単に感動させられる
絵描いてたらケーキにクリームのせてるときの気持ちになった
絶頂睡眠
お茶は冷めても飲みますから 踊る島ならマダガスカル
シチューオンライスのおじさんだんだんオンライスできない状況になっていってほしい
こんなこと言ったら奥の細道のギュウギュウな部分にいれられて両側から迫ってくる壁で一���詠むことになる
今日みた夢���、ハムスターが相棒なんだけどスーパーで丸出しだといけないからちょっと胸ポケットに入っててって言ったら、 やれやれ仕方ねぇなって言いながらポケットにおさまっていった
もう16000年くらいずっと同じ虫が鳴きつづけてるんだけどとうとうその虫がしんじゃって、 生き物たちはようやくその虫の存在に気づくと同時に���がすごく寂しくなった。 その寂しさは尻の穴を埋めることで解消されることがわかってしまい――!?
追いオリーブに追われる犬萩
ハムス本日もふわとしておられる
体力ないからとりま寝ます(ハムスはこれから走ります)
ドーナツの穴を食べようとしてセクシーになってしまう淫魔
小松菜に塩ふって白米と食べたら美味しかった
メロスには喜び方がわからぬ とりま走った
ハムスが食べてる最中少し避けてもらう必要あって手でスッと押したら、 食べてるままスライド移動したのにまったく気にするようすがなかった
アンケートの結果、100%の自分がハンバーグを食べたいと答えました!
箱の中身はなんだろなの中身になることに興奮をおぼえてしまったひとは普段どうしてるんだ まだ見ぬ中身を当てることに興奮する人とも、たったひとときしか幸せになれないのか でもその人の鼻の形が忘れられないのか その人が新しいプリキュアなのか それとも恋のはじまりなのか
地震雷火事親父 ワンちゃんネコちゃん大集合
ただすごすぎてツイートにも絵にもできない、様々なマニアがウナル夢だった
果汁グミを両奥歯で噛むと何か少しいやらしいかんじがする
バカも休み休みイエーーイ!!!
遠くのひとが映る魔法の鏡ってきけばわくつくのに、テレビ電話ってきいた途端闇が世界を小籠包
ハムスと遊ぼうと思ったのに小屋帰っちゃったからなぁ遊ぼうよなぁ!ディヘヘ!とか言ったら顔確認したあとティッシュで出入り口塞がれた
ハムスのまえで見せつけるようにきゅうり食べたらハムスがハアアアアアアアア!!!!! ってかんじで近づいてきてケージかじりだしてこれはもう言い逃れできない悪い行いだと感じた
ハムスが勢いよく床材掘りすぎて家中に床材が飛び散る夢みた
うぞうむぞうおぞうに
明日一時間限定で世界中のソイソースがソイソーイになる実験が行われる
明/太/子/う/ど/ん/美/味/し/い
がんもたべたいわーーーーーーーーーーーーーがんも!
バナナゴリラ大統領!!
掌の上でポールダンスしてる
世界各地の過去現在未来から行方不明者が集まる施設があって、記憶取り戻せば元の場所に戻れるらしい。 けど諦めて呆けて施設の一部みたいになってる人たちがいて、 そういう人たちに架空の話をきかせて架空の場所に連れていくっていう夢みた。
ハムスに豆腐あげたらなかなか満足げな表情をしてた
ハムスターまでの距離を求めよ
お砂糖…スパイス…犬萩の何もかも
たかしくんを求めなさい。
まんじゅうを胃のなかに隠したい
きなこねじりと緑茶いただいてるけどゆくゆくは白いかりんとうや南部せんべいにも手をだしたいと思ってる
この感動 あえて言うなら 最上川
はやくえさ食べたいのに頬袋からどんどんティッシュがでてきてもどかしいハムス 劇場版のドラえもんを再現
ホンワカパッパ サツバツマッマ
春のハムス甘いにおいする
茹でたてのとうもろこしの色気を参考に淫魔をセクシーにかこうとする
ハムス、小屋の外で己のふわふわを抱えながら寝てる
とんでもないものを盗んでいきました……あたたたこここです
闇夜の風になるハムス、あえて立ち止まることで形を保った
ハムスが1日1個食べるえさ、何ヵ月ぶんあるのか数えられる状態で透明な一袋におさまっている。 具体的に数えないことで成り立った。
((●)     -  D  ((
ハムスが鳥の餌をつまみながら小屋のなかに落ち着きを隠している
いろんな世界観に溶け込むそうめんたべたい
じゃんけんは絶対にチョキしかださないぞ!!みたいなひとにグーをださせることでグーの快感をおぼえてしまい、 ついにはパーの味まで…ああ…悔しい…じゃんけんが成り立っちゃう…!気持ちいい…
パーリーピーポーハームースーター
野生のカーニバルに抗いつづけた
ピパ、パアピンプパンペポピピンパペポ(ポッポポッポペポピピ!プポプピピ!) パンパ、ポポペンパイポポピポポポポピピパンパプピパポパポ。ペポパンパパピパピ。 ポッポポッポ
めっちゃ面白い本読んだ!!!!!ねじを無限に巻かれたおもちゃがシンバルを鳴らし続けている!!!
何かが光ったようにみえて手を伸ばしたけど虚無を揉みしだいた
うどん^_>^
今日の早朝うわあぁ!!って言いながら飛び起きて二度寝してたらしい。 自分がインド人だったらそれが踊りの合図になっただろうに
ハムスターのにおいを嗅ぎまくるために小屋からティッシュをひとつまみいただいたんだけど (なんやねんという顔をされて最終的にティッシュを奪い合った)、 これ吸ってるとすごい満足感あるけど絵面が取締り法違反 ゆったりとした生き物ふたつの穏やかな奪い合いの時間を想像していただきたい
毛が生えたバッグにハムスターをのせるとすごい勢いで掘る。本格的な肩の躍動をみることができる。
ハムスターの餌、彼のふかふかの寝床に宝物のように優しく置かれている。 間違いなくそのような扱いを受けている。
生涯をかけたアハ体験に挑戦中!!
ハムスがんばってる。未知を求めて小屋のなかを掘ってる
ごはん食べるまえにうまいうまい!!って言っちゃった ゾンビの自覚が持てた瞬間だった
ツナ缶をよく食べるので、このツイートを読むだけでもツナ缶の栄養がとれるかもしれませんね。
我々は白いかりんとうによって保証された存在です
朝露を求めに10月16日の彼が起動せんし何ダム(こいつ蠢くぞ♡)を立ち上げる、 しずけさやアレに染み入る彼の声。内容は人肌の激励。 人類繁栄のブレックファーストは似合わない長い布の中静かに確実に胃をあたため恥じめる!!
串にささってだんご♪だんご♪(しにながら)
ハムスターふっくらとしてきた 季節感を全身で表現してる
ツイッターにとうとうおすすめユーザーはいませんって言われた… そういう人は報告してくれたら犬萩ちゃんシールをプレゼントします
買った本が袋の中に入ってる状態世界を手に入れたみたいで好き
心のご飯がツヤツヤに炊けた
肺の中まで夏が来ない
地球買えるくらいお金持ちになったらメイドさん雇いたい(大小でいえば小)
ジャパニーズマンチカン、その短い手足で何を物語る
究極の日なたぼっこ
みんなもいっしょに、太陽あびあび阿鼻叫喚!!
シヴァが、ソヴァを、タヴェル
10年くらいしたらやっとサビに入る曲と百均のイヤホンはどっちが攻めですか?
みだらな行為ってきくとクラゲ型の宇宙人が手をうねうねして踊ってるところ想像しちゃう
うどんたべる、支配される、うどん生存本能、うどん増やしたい、うどんたべたい うどんたべるときうどんにおもう我々はすでにうどんなのだと
胃の中に入れたい死骸デイリーランキング第一位サバ
ハムスターがごはんを食べる音 一期一会のリズム 奴らは毛繕いの手順を知っている
犬萩は妖怪の偉いやつだけどお昼ごはん食べるとこなぜか必ず盗撮されてて その写真がまとめサイトや写真集にまとめられてるせいでかなりフレンドリーでポピュラーなイメージ 犬萩のお昼ごはん写真が差別をなくしていく 教科書にのる犬萩 落書きされる犬萩
ふわふわのぽち、人間のあぐらの中に宝物があると思い込み掘り返す 建物がなくなって地平線しか見えなくなっても、あぐらの中に宝物があると信じている
餌として売ってた冷凍食パンがやたらおいしそうに見えてたけど今なら再現できる。なぜしないのか
:^D
人工知能が物事全部やるようになったら人間は滅ぶなんて言われたら人々は限られた肢体で踊らずにはいられない
流しそうめんにすごい勢いで追いかけられる犬萩
他人がパイナップルって言ってるときのナッからプルまでの静寂と緊迫感 裏切って欲しい ナッのあと別の提案が待っていて欲しい
桃から生まれた桃太郎 では、金太郎はどこから生まれたでしょうか?
この不安は宇宙の塵なので簡単に操作することができる
想像してく���さい…あなたの手の上には今…ハムスターが乗っています
そばの残り湯みたいなの飲むの好きだけど残り湯っていうと急に変態っぽい
おーーーーーーーーーーー!!!!!!ーーーーー
:< D イーソーノーグーン!!
宇宙がすごい。世界がやばい。
アカウント作ったとき人間を信用してなかったからこの名前なんだとおもう(かりそめの温かさでいいからレンチンしてほしいほど冷たい)
全国のアリ地獄を掘るぞという意気込みのハムスター
プラレールにも~~乗れーる!!
ほーらぽちおいで 白いふわふわのいぬだ
豆腐をみつめる犬萩合同
深さ30メートルにカラーボールをいっぱい詰めてカラフルな地獄で遊ぼう
うしろに引っ張るとすごい勢いですすむミニカーみたいにね…
海のパイナップル 水のカイナッツォ
落下する喜び 形状があまり変わらないまま、痛みもほどほどなまま落下し放題、 いつでもやめられる、いつでもまた落下できる 落下することで生きた年齢を実感しよう! これがほんとの…落花生
いま恋に落ちる音がしたようだな
ありがたい臓器まみれでぎゅうぎゅうのなかなくてもいいと言われる盲腸、発狂しないほうがおかしい むしろ太古の重要器官の名残だと思えばロマンだし
ジャパニーズマンチカン大海を知る しかしその短い手足をなめるのみだった
思い出すために宝石×5を消費しますか? あなたはハムスターのふわふわについて考えていたようです(ゲット済)
うおおお!!!うおおお!!たまねぎをむきすぎた幼少時代!!うおおお!!
ダブリューダブリューダブルーだわ ドットペップルポイドドドジェーピーアットオッパイオッパイ
(小惑星並みの感想)
踊るたんぱく質
全部のク~レヨン~
ククク…奴はクレヨンの中でも最弱…
ダブルチクビパニクル刑事(デカ)、只今参上!
♪ふわふわだぞおれの犬萩 ふわふわだぞ 間違いない 上には上がいる だけどみんなふわふわだぞ 123でふわふわだぞ みんなも一緒に ふわふわだぞ ふわふわだぞ ふわふわだぞ ふわふわだぞ……
ごん!!おまえだったのか!!いつも枕元でふわふわしていたのは ごんのしっぽでハア…ンハア…ンハハハハア
極限まで宮殿のベッドだと思い込んで寝たら朝びっくりするやつみんなもやろう
うぐいすもそろそろ、一年分のホケキョをいったと満足げな顔をしているからな
ララクラッシュから感じる楽園の崩壊感は異常
効能。桜が散る。
みんな思ったはずだ。軽井沢の反対って重井沢じゃね~?とか…わびさびってわさびと関係あるのかなぁ…とか。 思ったはずだ。胸にしまわれたままそいつらはしぬ。(泣くポイント、作っておきました)
ほーらぽちおいで 白いふわふわの犬だ
忘れられた記憶を一気に思い出す恐怖兵器に打ち勝った子供と脳の電波のにぶさから助かったとぼけ兄さん
今日のやり取り…ウフフ~きいてみるものね~ウワハハァ~よかったです~~ (スローペース田舎田舎レボリューション。イツツ葉のクローバーが通貨になる勢いでのほほんとしている。現代の救い)
彩度低めの景色がやっとカラーになってブロッコリーもアオアオしてマヨネーズつけたらちゃんと美味しい世界にようこそ
(ここで10秒間、手の中で眠るハムスターを想像)
空の色がピンクの世界の人間と、空の色が灰色の世界の人間
ヴィヴァルディの名前の欲張り感好きだな
春ももはやつくしでまみれてて視認せずとも存在するたんぽぽでうきうきしてくるよね
ほーらぽちおいで 白いふわふわの犬だ
ゴーン。行ってしまった。(ガーンとgoneをかけている、鐘のように染み入るギャグだね)
頭のてっぺんからのどまで穴あけて上から熱いミルクティ流し込んでほしい
一寸の虫にもボブの魂
手押し電気ポットのお湯もう残りわずかなとこでぐーっとポット押すみたいな犬萩と手のうえで豆腐切る犬萩(細かすぎで伝わらない犬萩選手権)
雪のフミゴコチいいぜ(最新フミゴコチ情報)
はとがふっくらとしている
ニュースみると殺伐としてるけどテレビを消すと静かな朝
今日キューピーに8kgの野菜をとれって脅迫される夢みた
一次創作で供給を得る方法とは!?(⇒詳しくははがきにmotmotを描いて下記の住所へ)
デストロイ・イモニカイ
箱ティッシュ急になくなるのやめてほしい 「くるぞ…」とか「ざわ…」とかいってほしい
(3)ー(3)    >    ▽
しまじろうの両親の色気
最古のお気に入りツイートは「しまじろうの両親の色気」でした。
0 notes
yanaka-houkago · 2 years
Text
11月のキッズシナリオ
11/30(水)に行ったキッズシナリオの様子をお伝えします。 今回も、シナリオ・センターの新井一樹さん・広報の齋藤知香さん・映画監督&脚本家の胡麻尻亜紀さんさんにお越しいただきました✨
今回、飛び入り参加できると聞いて、最近忙しくて来ていなかった子も参加してくれました。かつて、このシナリオに参加して以来、自分で作品を書くようになり、最近は自分の執筆が忙しかったのだそう。書いた作品を冊子にして、「先生、読んでください」と持参していました!
Tumblr media
和室でのアットホームな雰囲気のもと、先生から発表された今日のお題は、織田信長・羽柴秀吉・徳川家康が登場するシナリオ。ファンタジーの要素も入れてお話を作ります。
本能寺の変が起こる前日、秀吉と家康は「明日、本能寺で信長が殺される」と知ってしまう。さあ、そこに信長がやってきて…。
その先のストーリーを、ファンタジーの要素も入れて作っていきます。
参加メンバーは、みんな歴史にとても詳しくて、この時代の歴史話で盛り上がりました!
Tumblr media
3人について、信長は「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」、秀吉は「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス」、家康は「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」と表されるところから、キャラクターを想像していきました。新井さんが描いてきてくださったイラストも、特徴がよく出ていてとても参考になります!
Tumblr media
新井さんからの「キャラクターが分かるように、それから動作や表情も伝わるように書いていこう」というご指示を受けて、セリフに登場人物の顔のイラストをつける子も!「ここは、震えながら言うんだ」と楽しそうに描いていました。
Tumblr media
「歴史を変えてもいいの?」とオリジナルのストーリーを考え始める子もいて、4人は黙々と鉛筆の音を響かせていました。B4の用紙の裏表で書ききれず、2枚目に入る子も!
新井さんによると、なぜ家臣であった明智光秀が信長を裏切ったのか、が謎のままなので、ドラマが作りやすいとのこと。
Tumblr media
全員が書き終えるまでに、先に書き終えた子は先生に見ていただき、「信長に伝えるかどうか、どうする?」「セリフをどんなふうに言ったのか書いてみよう」などアドバイスを受けて、さらに書き足していきます。
Tumblr media Tumblr media
さて、完成して1人ずつ発表です!落ち着いて、みんなの前で読み上げていきます。
ある子は、歴史に則りつつも、「パワハラを受けていた明智は、信長にドッキリを仕掛けた。でも、ドッキリかと思いきや、信長は本当に死んでしまった」というストーリーに。みんなの反応は、「リアルな感じ」「ドッキリしている信長を見てみたい」「ドッキリを見に行って巻き込まれるパターンもありそう…」など、楽しそうでした。
歴史を変えたストーリーにした子は、信長に秀吉が進言して暗殺計画を伝えて暗殺を逃れ、秀吉が家康を殺してから、信長・秀吉の2人で天下統一をするというストーリーに。「おもしろい!」と感想が出ていました。
お互いの発表を、みんなでしっかり聞いて楽しんでいました。みんなの前で発表するのは勇気が出ない子もいました。それでも、誰も強制しようとはせず、「そういう子もいるよ!」と温かい雰囲気でした。
Tumblr media Tumblr media
最後に、「次回どうしたい?」と先生に聞かれると、
「応用編として、好きなお話を作る!」「前の桃太郎が楽しかったから…」
と様々な意見が出て、自由に書きたい人は自由に、設定が欲しい人は設定ありで、ということになりそうです。
次回も、オリジナリティあふれる作品がたくさん生まれそうです♪
0 notes
baxtersthings · 2 years
Text
Tumblr media
先日、仕事から帰ってきた後の話。
その日は7時半頃まで仕事がかかってしまい帰宅する頃には8時半になってしまうなぁ。などと思いながら夕食を何にするか考えていた。
お昼に中華料理屋のラーメンチャーハンだったのもあり夜はラーメンはやめよう。何なら麺類をやめよう。そんな事を思いながらもダラダラと運転していた。しかしながら改めて道を見ていると。空いてるのはコンビニかラーメン屋ばかりで何となく気分がノる飯に出会えず自宅近くまで着てしまった。流石にこのままじゃなぁと牛丼屋に入ろうとするも外からみる店内はソコソコ込み合っていて何となくスルーしその先にあるマクドナルドにした。
私はマックでは侍マックかポテナゲしか買わないのだがたまたまクーポンを見ていたらワイルドビーフバーガーたるものを見つけてしまい何となくソレにしてしまった。
Tumblr media
私はそれとポテナゲを頼み無心でカッ喰らった。空きっ腹に流れ込むジャンクフード。私の血となり肉となるイメージと感覚がシンクロする。
ウメェウメェ。
私の肥えた腐敗した肉体へ化けていくのが容易に想像できる。
食事を終え部屋で明日の予定をぼんやり思いながらお風呂の準備をしようと思ったらソイツは唐突に現れた。
腹痛だ。
私は慌ててトイレへ駆け込む。座り込み内心『こりゃやっちまった。調子に乗りすぎた。食ったもん全部出るぞ…』と覚悟を決めていた。
出ない。
私は自慢では無いのだが比較的快便な方で毎朝しっかりと、だっ糞だ!としているのだ。当然その日も朝から快便快調絶好調!だったのだがまさかの急な便秘である。何て日だ!
まぁしかし慌てる事は無い。じっくり腸の動きを確認しながら慌てず丁寧に時期を待てば良い。出ぬのなら出るまで待とうホトトギス。徳川軍をイメージしながら待つ。関ヶ原の大群をイメージしながら待つ。
Tumblr media
出ない。
腹痛はしっかりソコにあるし便意も確かなのだが出ない。
私は立ち上がり仕切り直そうとした。すると、緩やかに意識が遠退いて行くのが分かった。
これはアレだ。マズいヤツだ。何か良く分からんけどマズい。
何となくそんな直感に駆り立てられた。遠退く意識の中、何となくだが私は『こーやって、急に死ぬんだろうな。』と思った。
そうなると案外冷静なもんで『今月仕事パンパンなのに迷惑かけちゃうな。』とか『こーゆー時に一人だと何の助けも呼べんな。』とか『無力だなー』とか色々な考えと今後の始末の事を考えていた。鏡に写る具合の悪そうな私を見てふと思う。
『パン1だ!』
私は、薄れ行く意識の中、パンツ一枚で糞まみれで逝ってしまったら死んでも死にきれん!明日のニュースの笑い者だ!変な都市伝説クリエイターに謎の不審死とか死んだ後ゴタゴタ言われたらかなわん!と、せめてちゃんと出して流してから死にたい。
神様が居るなら真摯に願う。後数分、便意が終わるまで時間をくれ!と。
Tumblr media
私は再び便器に向き合う。深い呼吸で冷静さを取り戻そうとしながら、額からは変な汗が数滴垂れる。
ふぅー、ふぅー、ふぅー、
呼吸が大分落ち着いてきた。と、同時に勝った。と言う直感的確信が来た。
恐らくこの意識が遠退く波を耐えた。根拠も無いが間違いないと何故か絶対の自信があった。ここからは早かった。さっきまでの便秘がジョジョにだが解除され緩やかに腹痛も修まって行った。
私は勝ったのだ。死の淵から還ってきたのだ。ホトトギスでは無い不死鳥だ!
そこからはヘロヘロでベッドに戻り泥のように気絶し、翌朝を迎えた。
今思うと、あんな感じで意識が途切れて気絶したり最悪死ぬんだろうなーとぼんやり思うし色々フラッシュバックしたりもした。死んだ後発見された時の処理のしやすさとか考えたりした。冷静じゃないんだけど変に冷静な部分もある。
そして、死ぬ間際、三途の川があると言う話を聞いた事がある。ソコはとてもこの世のモノとは思えない程、綺麗な景色で絶景だと。
しかし私の観た三途の川は白い陶器で出来た立派な和式の便器だった。
Tumblr media
悪夢のような時間は過ぎ去り顔をあげる。顔をあげるとソコにはしっかり充填されたトイレットペーパーがあった。
そう、神(紙)は目の前に居たのだ。
…。
~完~
Ps.ただの食あたりでした。
0 notes
yuchun12 · 2 years
Photo
Tumblr media
Nippon version 🎴 陰陽芙蓉手 花札 花札を景徳鎮芙蓉手の鷹のように配置しました。 芙蓉は残し 真ん中には五光 周りには猪鹿蝶とホトトギス 縁起良いものを詰め込みました 花札が日本に入ってきたのは400年前だそうです。実際絵柄を彫ってみると芙蓉手鷹の模様配置と花札の絵柄の配置に類似点が多く、当時の流行りを感じます。 景徳鎮の芙蓉手と花札、実は親戚だったのかもしれませんね。 花札は小学3,4年生の時に教室で流行りました。休み時間、花札か定規戦争で盛り上がったなぁ 鳳凰 鶴 雁 ホトトギス 猪 鹿 蝶 桜 松 桔梗 紅葉 牡丹 梅 萩 見つけてみてください🎴 今回はこの三部作 これから少しずつ良い絵柄が思いついたら彫っていきたいです。 リクエスト有れば是非🔥 #花札の絵文字がある #花札 #五光 #猪鹿蝶 #芙蓉手 #村上雄一 #景徳鎮 #古染付 #鶴 #鳳凰 #雁 #ホトトギス #白磁 https://www.instagram.com/p/CjTzM_-PJvd/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
kachoushi · 2 months
Text
虚子自選揮毫『虚子百句』を読む Ⅴ
花鳥誌2024年5月号より転載
Tumblr media
日本文学研究者
井上 泰至
8 さしくれし春雨傘を受取し
 『五百句』には「大正十三年」と注記され、初出は翌大正十四年八月の『ホトトギス』で、「近詠」とのみ題されている。『年代順虚子俳句全集』第三巻の大正十三年の項には、「四月(日不明。)小樽高商を卒へたる長男年尾を伴ひ京阪地方に遊ぶ。その時の句?」とあって、『虚子百句』では次の九番目に挙げられる「天日のうつりて暗し蝌蚪の水」の後に掲出されている。成立は前後していたか。
 しかし、『虚子百句』では、この句の方を先に挙げた。その理由は、単純に『五百句』の掲載順に拠ったとも考え得るが、加うるにこの句の前の七番の句が「雨の中に立春大吉の光あり」なので、「雨」の句で一組としたか。この後九番は「天日」で晴、十番は「思ひ川渡れば又も春の雨」と雨の句となる。単調さを避け、季節の進行に晴雨の交代を入れ込んだ編集の妙でもあったか。
 この句の問題は、「春雨や」と持ってこず、「春雨傘」と中七に造語としてわざわざ置いたのは何故かという点にある。ここから考えてみよう。
 「さしくれし」の「し」は、一般に「過去」の意味の助動詞「き」の連体形だと言われるが、室町時代末期から、現在もその動作が続いている「完了」の意味を持つようにもなってきていた(井上・堀切克洋『俳句がよくわかる文法講座』第2章)。有名な、
  糸瓜咲て痰のつまりし佛かな 正岡子規
 の「し」も、「つまってしまった(そして、現につまっている)」の意味でないとおかしい。ただ過去の動作が終わったとか、あるいは過去の動作の影響が終わってしまったということなら、子規は死んでしまっていることになるが、この句は自分の最期の姿を「佛」と客観視して詠んだのであって、「今まさにちょうど」という意味でなければならない。やはりよく知られる島崎藤村の「まだあげ初めし前髪の/ 林檎のもとに見えし時」という『若菜集』「初恋」の一節も、現前する女性のうなじを詠んでいるのだから、「し」は「あげたばかりの」という意味でなければならない。
 掲句も、上五の「さしくれし」を受けて「受取りし」と応じた、この呼吸が一句の眼目なのである。繰り返される「し」は、過去でなく完了の意味でなければならない。そこで中七の「春雨傘」の造語が使われることになったものだろう。
 そこに気づいてみると、おそらくは女性が手渡してくれた傘を阿吽の呼吸で、虚子か、あるいは虚子が見ていた人物が受け取った動きのある一場面に焦点を当てたことがわかる。
 「春雨」は本来京都独特の、鴨川の水面を観て雨を知るような細やかで繊細なそれであるから、この一瞬の「艶」なる場面をつなぐ重要な小道具の属性を知らせるのに、十二分の役割を果たしているのである。当然『喜寿艶』にはこの句は掲載されている。
 なお、京都の三業(料亭・待合茶屋・置屋)の女性の品を様々に詠むのは、虚子句の一傾向であるが、
  美人手を貸せばひかれて老涼し 昭和二七年
  夕立に傘傾けてはつ子来ぬ   昭和三〇年
 など京都の女性の「手」や「傘」を材にした同傾向の句を確認すると、虚子にとって「傘」と女の「手」のしなやかさや姿態は、発想の起点であったことが確認できる。
9 天日のうつりて暗し蝌蚪の水
 『五百句』には「大正十三年」とのみ注記。『年代順虚子俳句全集』には、前の句の解説で示したように、小樽高商を卒業した高濱年尾を伴い、関西を訪ねた四月の句か、としている。『ホトトギス』大正十三年六月号の「消息」欄で年尾は、滞在十八日、京都・大阪・神戸・堺・大和を回り、特に京都の嵯峨・御室・東山、さらに琵琶湖から比叡山・大原を回り、京都の風光の良さを特記している。
 掲句は、二つの解釈が一応想定できる。太陽が位置を傾け、それまで日が当たっていた場所が暗くなり、そんな中をお玉杓子が泳いでいる、というもの。
 今一つの解釈は、「沢山のお玉杓子が孵ると水一面が黒くなるほどで」「日の光が水に当っても暗いような感じがする」という『虚子百句』の高濱年尾のような受け取り方である。清崎敏郎も「玉藻研究座談会」で同様の解釈を披露している。
 大野林火もまた後者の意味に捉え、「くろずんた蝌蚪」と「水面の日輪」とが重なり、「不思議に重々しい空気を伝えてくる」としている(『虚子秀句鑑賞』)。
 こう考えてくると、一句の解釈の分岐点は「うつりて」が「移りて」なのか、はたまた「映りて」なのかというとこにあることが見えてくる。
 まず、この句が詠まれていた時、年尾が同伴していたということであれば、後者の解釈に軍配を挙げる客観的証言である可能性は頭に置いておく必要があろう。
 さらに、「うつりて」を「移りて」と解釈してしまっては、太陽の移動を説明しただけのことになってしまい、何が何してどうなった式の句として、値打ちが下がる。やはり「映りて」と受け取って、太陽の姿と光は池に映ってはいるものと理解して初めて、句に情趣が生じる。
 そもそも「て」は、単純な接続ばかりでなく、「ではあるが」という逆接の含意を俳句では持たせることがままある(井上『俳句のマナー、俳句のスタイル』)。
  面白てやがて悲しき鵜ぶね哉 芭蕉
  糸瓜咲いて痰のつまりし佛かな 子規
  蝌蚪生れて未だ覚めざる彼岸かな 松本たかし
 この句も、「太陽の光とその姿は池に映ってはいるものの」と屈折した意味を読み取るべきであろう。
 深見けん二は、やはり「玉藻研究座談会」で、「天日」の語の選択について、「何かそこからずうつと広がって行く大きな宇宙なり世界といふものが感じられる」と発言し、敏郎とのやりとりの中で、「太陽」よりも「天日」の語を選ぶことで、客観的な状況が単純化され、それに伴って、個々の細かい現象より、もっと大きな世界を把握し表現することが可能になったと確認しあい、生前虚子は「単純化していくとそこに個性が出て来ますよ」と語っていたことを引用している。
 この句に虚子の「個性」を読み取るならば、「金亀虫擲つ闇の深さかな」「蜘蛛に生れ網をかけねばならぬかな」「大寒の埃の如く人死ぬる」のような闇の世界を見つめ、それすら客観視しようとする世界に通じると言えば言えようか。
 最晩年の「この池の生々流転蝌蚪の紐」(昭和三十一年)も、細部にこだわった客観写生から出発して、掲句のような「単純化」を経て、たどり着いた表現と境地と見ることも可能だろう。「天日」という世界観を含んだ語の実験が、晩年の自在を生んだと考えたい。
 なお、虚子の揮毫は『虚子百句』全体に、かすれた墨痕で、視力が弱くなった老年の筆を感じさせるが、掲句に限っては鮮やかな筆づかいとなっている。意図的なものなのかどうかは、本書全体から見直してみる必要があり、機会を改めたい。ただし「我心或時軽し芥子の花」など明らかに、居住まいとただした書きぶりも認められる句が少ないながらあることは、単純な墨継ぎの問題で収まるのか否か注意を要することは、心覚えに書きとどめておきたい。
『虚子百句』より虚子揮毫
9 天日のうつりて暗し蝌蚪の水
10 思ひ川渡れば又も花の雨
Tumblr media
国立国会図書館デジタルコレクションより
___________________________
井上 泰至(いのうえ・やすし)   1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
0 notes