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#スーパー乳化スープ
assy1210 · 2 years
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夜のひばりに凍みわたる寒気 店前を通り掛かると列は8名ほど こりや早めにスープ切れってことかなと 少し心の準備しつつ、最後尾に訊くと まだストップコールは発生していない模様 よっしゃラッキー! とすぐ並ぶ あとから通り掛かるヒバリアンも 土曜の夜にこんな並びなのは不自然に思うか もうストップ掛かってるってことですよね? なんて訊きながら、そうでないことに驚いて並ぶ しかし、並べど列はなかなか前へ進まない いつもよりゆっくり… いや、凄く遅い かなりじわじわとであるがなんとか進み 入店直前になると、扉にこの貼紙 はからずも今夜はTwitterでも告知もしていない 「ひばりハードコア」イベントデーだ歯応えあるったのである 寒さに耐えて入店・着席し厨房を眺めると 確かに吉田海老蔵の動きが全く違う 大量にもほどがあるくらいのアブラの塊を すくってはザルで漉(こ)すを繰り返している ゆっくり、じっくり、丁寧にやっている その「ゾル状の何か」をドカッとどんぶりの底に盛る 麺茹で寸胴のヨコには、いつものひばりの わしわしした感じの麺ではなく フェットチーネというほうが正しそうな 幅1cm以上あるちぢれのない平太麺 コレは珍しいものをいただけるぞ!! 着丼すると、まあ、見た目はいつもと あまり変わらない しかし、いったん箸を入れ、 天地を返すと大変な重みを感じる この濃さは天下一品だ!! また、このドロリッチ汁に アルデンテのフェットチーネがよくなじむ これは確実に帰り道お腹こわす… ひばりの二郎を何重にも誇張した ヘビィでギルティな一杯がそこにはあった 私までのラップでは、4割くらいが 汁まで完飲だったようだ 美味い! 体に悪い! ご飯入れたい! これぞひばりの極地! 最高だ! #ラーメン二郎 #ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店 #ひばりハードコア #スーパー乳化スープ #フェットチーネ #アルデンテ #ドロリッチ #もちろん汁完 (ラーメン二郎 ひばりヶ丘駅前店) https://www.instagram.com/p/CnrUWeoSXQ2/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ichinichi-okure · 1 year
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2023.7.9sun_tokyo
朝 暑すぎて目が覚める。 エアコンをつけるも、もうひと眠りするほど 早くもない、アラームよりは少し早い、微妙な時間。起きよう、と思うものの、すぐには立ち上がれず、右を向いたり左を向いたり、布団の中で、数分を引き延ばす。
そういえば、最近あまり夢をみていない。みているのかもしれないけれど、覚えていない。 子どもの頃は、ほとんど毎日夢をみていて、宙に浮いてかなりの距離を移動したり、知らない人に追いかけられて走って逃げた末に包丁で刺されたり(刺されたところで目が覚めたので、自分が死んだのか無事だったのかもわからない)、村を救う、みたいなハードな夢も多かった。 現実世界ではぼんやりと生きていたので(今もだけど)、毎日夢を生きる方がずっと大変で、起きるとぐったりと疲れていたりした。
起き上がって、白湯をつくり、洗濯をして、シャワーを浴びる。こないだ買ったデニムのちょっとワイドなパンツを履く。 どうせ汗で流れ落ちるけれど、一応化粧もする。
家を出ると曇っていて、風が強い。なまぬるい風。青空も見えるのに雨もぽつぽつ。不穏な天気。 このところ猛暑続きだったので、今日は少し涼しくて過ごしやすいのかな、と期待するも、しかし歩いているとすごい湿気で、あっという間に暑くなる。 今日は日曜日なので、1日お店にいる予定。
家からお店に歩いて行くときは、途中で公園の中を通る。あるときに、日傘をさしていても直射日光が強すぎて、日陰を求めて逃げるように公園に入ってみたら、ちょうどよい木陰の道があって、それからは、秋も冬も、雨の日も、いつも公園の中を通るようになった。外の道路を歩くのと、ほんの数メートル、ズレるだけなのに、景色が、世界が、全く違う。
何かの約束みたいに、枝につけられたピンクのリボン あじさいの坊やたち
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多分何時間も同じ作業をしているんだろう、真剣な表情の砂場の男の子 何かを考えているようないないような、ぼんやりとベンチに座っているおじいさん 軽い足取りで植物のあいだを闊歩する鳩
メガネに白マスク、白シャツに斜めがけバッグ、というお揃いコーデの2人組とすれ違う。 白い小花柄ワンピースに白いバッグ、フラットバレエシューズな2人組と、すれ違う。
お店に着いたら屋上の植物たちに水をあげる。レモンマートルとシルクジャスミン。レモンマートルは、葉っぱをちぎるとレモンの香りがする、というのにひとめぼれして、先月、三茶の広場でやっていたマルシェで買った。 (マルシェで植木屋さんに葉っぱを嗅がせてもらったら、予想以上にレモンの香りで、テレビショッピングばりのリアクションをとり、即決した)
屋上はかなり過酷な環境で、しかもわたしたちがしっかりとした世話を出来ないので、前にいた植物は枯れてしまったのだけど、今のところ、この2人はなんとか元気でいてくれている。一緒にがんばって、夏を越そうね。
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昼 12時になってお店を開ける。ドアを開けていると、外からは もわぁ とした空気が入ってくる。ぽつぽつとお客さんが来てくれるも、こんなに湿度が高くて暑い日は、みんな家にいた方がよいのではと思ってしまうくらい。座っているだけで熱中症になりそう。 ふらふらになりながら、何度もお茶とはちみつレモンを飲む。
夕方 最近は暑いからか、日曜日でも夕方以降にたくさんお客さんが来てくれたりす���のだけど、今日はいちにちを通してお店は緩やか。屋上に出てひと呼吸。もうすぐ19時でも空はまだ、だいぶ明るい。 お客様がいないのでイスに座って、空を見上げる。広い空の下、とりあえず生きていれば大丈夫、と思う。息を吐いて、吐ききって、ゆっくり、吸う。背中まで空気を入れる。
横隔膜は開きすぎないで、背中は少し丸める感じ。頭は前に出ないように。ピラティスでまっすぐな立ち姿勢をおしえてもらうも、しっくりこないまま、だけど少しずつ、反り腰は直ってきている。お客様がいないのをいいことに、まっすぐ立つ練習をしてみるも、周りのビルの誰かから見えていたら、不気味だったかも。
夜 お店は21時で閉店。今日はわたしはnicolasに寄らずに早く帰ることに。 スーパーに寄って野菜や豆乳、アイスとチョコレートを買う。そして大好きな桃がなんとクーポンで割引になっていたので、もちろん買う。くだものはみんな好きなのだけど、中でも桃は特に好き。すべての食べものの中でも、上位に好き。このあいだnicolasで、今年初の桃をいただいたのだけど(もちろん天才的においしかった!)、デザートで食べるのと、そのままの桃を食べるのはまた違う気がする。というわけで、丸ごと桃は、今年初! 桃は柔らかいぬめぬめがいいのか、少し硬めのシャキッとしたのがいいのか。派閥があるらしいが、正直わたしは桃に関してはもう何でも好き。桃というだけで愛している。
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義理の実家からいただいた、おいしいハムやソーセージと、パプリカを焼いたのとトマトと、味の薄い野菜スープを作って食べる。 最近夏バテぎみなので、麹甘酒も、ちゅーっ。 明日はもっと、暑いらしい。
先月のB&Bでの安達茉莉子さんと土門蘭さんのイベントのアーカイブを観ながら、横になる。このあいだ途中まで見たので、続きから。 (しかし気づいたら寝てしまっていて、ちょっとしか見れていなかった、これを毎回続けていて、全く見終わらないまま、視聴期限が迫っている)
翌朝 夫の人が帰ってきたら桃を剥いて食べよう、と楽しみにしていたのに、結局起き上がれず。そのまま寝てしまい、 桃は翌朝、食べました。ぬるり。あんまり甘くなかったけれど、これはこれで、愛している。
-プロフィール- くまがいれいこ 40歳 世田谷 本屋・twililight手伝い @reioyms
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genkidesuka2022 · 2 years
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市販のカレールーは美味しいけれど体には○○だった
市販のカレーをよく食べるけど原材料や添加物は安心なのかな?
カレーは健康に良い。
元大リーガーのイチローさんも毎日食べていた時期もある程。
私自身も市販の色んなカレーを数十年食べ続けてきました。
ですが無添加に関心を持ち市販のカレーについて調べた結果、非常に驚きました。
そこで市販のカレーの避けたい原材料、添加物とその理由、おすすめの無添加カレーとその魅力、購入方法をご紹介します。目次
市販のカレーに含まれる避けたい添加物
カレーに含まれる避けたい添加物1・パーム油などの食用油脂
カレーに含まれる避けたい添加物2・調味料(アミノ酸等)、たん白加水分解物、酵母エキス
カレーに含まれる避けたい添加物3・カラメル色素
カレーに含まれる避けたい添加物4・乳化剤
カレーに含まれる避けたい添加物5・スクラロース
おすすめ無添加カレー
おすすめ無添加カレー1・第三世界ショップのカレーの壺
その他の無添加カレー
最後に
関連
市販のカレーに含まれる避けたい添加物
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カレーの避けたい原材料、添加物とその理由についてです。
スーパーなどの市販で販売されている多くのカレーには、
パーム油などの食用油脂
たん白加水分解物
酵母エキス
などの避けたい原材料。
調味料(アミノ酸等)
カラメル色素
乳化剤
スクラロース
などの様々な添加物が使われています。
これらの原材料、添加物を避けたい理由は、以下の通りです。
カレーに含まれる避けたい添加物1・パーム油などの食用油脂
パーム油などの食用油脂はトランス脂肪酸を含む原材料で、心疾患などの生活習慣病のリスクを高めることが懸念されています。
ちなみに市販の多くのカレーは、このパーム油が全原材料の30から40%ほどを占めています。
カレーを食べた後の洗い物で、ベトベトした感じが上手くとれないのがパーム油です。
あのベトベトした油を大量に食べていると思うと、とても健康に良いは思えませんよね。
またこの食用油脂は品質の低い油から作られている可能性が高く、しかも遺伝子組み換え原料が使用されている可能性もあります。
カレーに含まれる避けたい添加物2・調味料(アミノ酸等)、たん白加水分解物、酵母エキス
続いては調味料(アミノ酸等)、たん白加水分解物、酵母エキスはうまみ成分として使用されていますが、味覚や神経への影響があり、またアルツハイマー病などの神経系の疾患や高血圧やがんなどの生活習慣病のリスクを高める可能性があると言われています。
出来れば避けたいですね。
カレーに含まれる避けたい添加物3・カラメル色素
続いてカラメル色素は、着色料として使用されています。
このカラメル色素にはカラメル1から4と4種類あり、このうち3と4は発がん性が指摘されています。
その為カラメル色素3と4を避けたいところですが原材料表示には、カラメル色素とだけ表示されており1から4のうちどれを使っているかが判別できないのが現状です。
はっきりしない以上避けたい添加物です。
カレーに含まれる避けたい添加物4・乳化剤
次に乳化剤は複数の原材料を混ざりやすくするために使用されています。
簡単に言うと水と油を混ざり合わせてしまう添加物です。
この乳化剤も複数の添加物の総称であり、発がん性が指摘されているポリソルベートなどの添加物が使用されている可能性があります。
カレーに含まれる避けたい添加物5・スクラロース
続いてスクラロースは砂糖の約600倍のあまみがある合成甘味料で、清涼飲料水やお菓子など砂糖の代わり多くの製品に使われています。
このスクラロースは毒性の強い有機塩素化合物の一種で、動物が摂取した際に胃腸障害や流産、リンパ組織の萎縮などの影響が確認されています。
そのためできるだけこれらの原材料添加物が使用されていない無添加のカレーが望ましいです。
おすすめ無添加カレー
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おすすめの無添加カレーとして、原材料への配慮が非常に素晴らしい第三世界ショップのカレーの壺をご紹介します。
おすすめ無添加カレー1・第三世界ショップのカレーの壺
商品の概要はホームページでご確認下さい。
原材料に対して、とても配慮がされています。
それではカレーの壺の五つの魅力を上げてみました。
1・完全無添加という点です
食品表示の添加物である調味料(アミノ酸等)カラメル色素、、乳化剤などを使用していません。
また食用油脂やたん白加水分解物などの避けたい原材料も使用していない為、完全無添加のカレーといえます。
2・素材へのこだわりです
メインの原材料のスパイスやハーブはできる限り自社農園、もしくは提携農園で農薬化学肥料を使わずに栽培しています。 
また一般的なカレーに使用されている健康への影響が心配な食用油脂は使用しておらず、スパイスやハーブをローストするために少量のココナッツオイルを使用しているだけです。
3・小麦粉を使用していないという点です 
市販の多くのカレーは小麦粉を使用していますがカレーの壺は使用していません。
そのためグルテンフリーの方でも安心して食べられます。
4・動物性原料を使用していないという点です 
牛脂やポークブイヨンなどの動物性の原材料を使用しておらず、ベジタリアン、ヴィーガンの方でも食べられます。
5・非常にコスパが良いという点です
パッケージに表示されている通りで、一瓶で約22皿文のカレーを作れます。
一皿あたりで考えると約30円ですので、かなりコスパが良いことが分かります。
以上の五つがおすすめの無添加カレー、カレーの壺の魅力です。
原材料が非常に配慮されているため安心して食べることができるかと思います。
ちなみに原材料へのこだわりに関しての詳細は、カレーの壺の公式ページに掲載されていますので気になった方は覗いてみてください。
個人的感想ですが、味は本格的なカレーの香りと旨味でとても美味しいです。
ちなみに我が家ではキーマカレーもこの製品をよく作っています。
またカレーの壺は、お肉など様々な料理の味付けにも使えます。
そしてカレーの壺の公式サイトには、カレーの壺を使ったカレーライスやスープ肉料理など60種類以上の様々なレシピが掲載されています。
カレーの壺を上手く活用したい方はホームページをのぞいてみてください。
それではおすすめの無添加カレー、カレーの壺の販売店をご紹介します。
市販ではカルディ、成城石井、イトーヨーカドー、北野エースなどで販売 しています。
通販でもAmazon や楽天市場などで購入することができます。
その他の無添加カレー
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一つ目は オールインワンスパイスカレー//シビ辛薬膳カレー辛
二つ目はシエルブルー//VEGETE植物性カレー
三つ目はフードスナガ//ファインカレーフレーク
四つ目はみんなの食品//みんなでごはんやさいカレー
以上の四つです。
これらはカレーの壺と同じで添加物や避けたい、原材料を使用していない、無添加カレーですのでぜひチェックしてみてください。
最後に
カレーはご家庭によって味、風味、辛さ、とろみ、具材など様々だと思います。
その味も大切ですが、もし興味がありましたら今回ご紹介させて頂いたカレーも試してみませんか?
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kumasshu · 11 months
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20231025 雨
8時間くらい寝たかな?ただやっぱり途中何回も起きた。ジェットラグはよなおれー
朝食はパンと高たんぱくスープ。うまい。
仕事の後、雨の中ユニクロに行って服買ってスーパーで買い物して帰ってきた。ユニクロどこにでもあるな。
昼食は目当ての店が閉まってたので、ケバブ屋でシャワルマっぽいもの。ていうかこれシャワルマなのか?シャワルマたべてえ。ポテトはうまかった。
そして色々乳製品をスーパーで買ってきた。バターも。朝食が楽しみ。
欧州でしか買えない kinder の pingui というチョコ菓子が大好きなんだけど、これも買ってきて食べた。うめえーコレまじで日本でも売ってくれ。
宿に戻って仕事と筋トレ。筋トレしてたらまだ本調子じゃないみたいで途中でやめた。年だのう。
こっちのひとたちって全然カーテンしないんだな。向かいのアパートメントの生活丸見えなんだけど。文化っておもしろい。
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harinezutaka · 1 year
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二年前日記41(2021年10/8〜10/14)
10月8日 午後から図書館に行く。まだ読み終わっていない本があったので、ドトールで読んでから。アップルパイとカフェインレスコーヒー。図書館でも少しだけ雑誌を読み、2冊借りて帰る。俳句の本と、谷川俊太郎さんの詩の本。晩ご飯は、鶏そぼろのトマトカレー。カレー粉はなかったけど、なんとなくでいい感じになった。味にまとまりがない感じがしたので、黒麹甘酒を少し入れるとばっちり。でもまあ、変わった味だと思うが、夫は美味しいと言って食べてくれた。今日も、夫の夜勤の出発と一緒に散歩へ。帰って19時のニュースを見て20時までにはお風呂に入る。ネット句会の選句をして、本を読み、23時過ぎに寝た。
10月9日 午後からカウンセリングへ。今日で11回目。とりあえずひとくぎりということで対面でやってもらうことにする。総括的な意味で、「自分の状況って何か名前がつくようなものだったんでしょうか」と質問すると、「私は医師ではないので診断はできないけど」と前置きしたうえでいろいろ話してくださった。私とのカウンセリングはとても心理学的で興味深く、考えさせることが多かったみたいなことも言われた。私もとても面白かったので、今後も続けてみたい。話していて、私は子どもに精神的に依存する親になりたくないという気持ちが大きいんだなと思った。でも、乳幼児のあいだはべったり依存したらいいしそれがお互いに必要なんだよというようなことも言われて、そうなんだなと思った。これは少し気をつけないといけない部分だったかもしれない。カウンセリングのあと、Kちゃんと会う。版画の有志展を一緒に見に行ってくれた。生徒さんの作品は皆それぞれの個性があり、とても面白かった。どこかでお茶でもということでフロインドリーブへ。Kちゃんはパフェを、私はお腹が空いていたので、晩ご飯にしようと思って、サンドイッチとスープを頼んだ。帰りに二宮にできた新しいパン屋さんに寄り、パンを買ってうとうとしながら帰った。
10月10日 10月だというのに、暑いぐらいの陽気。鶯が狂ったように鳴いている。昼から病院の両親学級に参加する。感染症対策のために1名しか参加できないので私だけ。今日は「お産コース」ということで、陣痛が始まってからの流れをひととおり教えてもらった。妊婦は3人参加。お産のあいだの過ごし方を考えたりもした。パートナーにいきみ逃しというのをしてもらわないといけないそうだ。ほー。スーパーで買い物をして帰宅。晩ご飯は、夫が買ってきたステーキ、サラダ、百合根のバター蒸し、椎茸海老ミンチのフライ(惣菜)。録画していた80歳の野球コーチのおばあさんの番組で子どもたちがご飯の準備を手伝っていたのに刺激を受けてしまい、とうとう夫に「私はあなたのお母さんじゃない」を言ってしまった。よく聞くセリフだよなと思いながら。そういえば、母は結婚して子どもができて自由がなくなることを、冗談めかしながらではあったが「ざまぁ見ろ」と言ったことかあったなということを思い出した。今はひどいとしか思えないし、そういう風にしか感じられなかったのだとしたら不幸な人だなと思うが、いつか自分も母の気持ちがわかるようになるのだろうか。
10月11日 朝、体重をはかったら急に1キロぐらい増えていて驚く。妊娠中の体重変化は本当によくわからない。それにしてもまだまだ暑い。もう10月だというのにうぐいすも鳴いている。やるべきことをひとつずつ片付けていった。すこしお腹の張りが多いような気がする。トコちゃんベルトが必須。晩ご飯はきのこ鍋。『昨日、なに食べた?』と『アンという名の少女』を見た。夫はケーブルの交換をちょこちょこしていて、少し動きが早くなったことに満足していた。よくわからない世界。
10月12日 今日は職場にあいさつに行く日。地元で何か買って帰ろうと思っていたが、今日は定休日だった。まず初めに「うつわクウ」さんへ。退職記念?に何か買おうと思って。お箸にしようと思っていたが、企画展をしているお皿が気になりお皿を買うことにした。手土産を買い、お昼は入ったことのない喫茶店へ。ホットサンドのセットを頼む。ほぼ満席のランチタイム、ひとりでキッチンと会計を回していて料理はどれも熱々。一瞬の凪の時間にはすかさず食洗機を回し、ホールの人とも全く無駄なやりとりがない。こんな風に動けたらさぞ気持ちいいだろうなぁと思った。職場へ。すでに少し懐かしい。メッセージ入りのアレンジのお花もいただいてしまう。最後という感じがあまりしないな。これからも、縁が続けばいいな。まだ少し時間がありそうだったので、ムジカに行った。ウィークエンドケーキと紅茶をお願いする。店内はいっぱい。芦屋は値段に関わらず美味しいお店にはちゃんとお客さんが入っているイメージがある。三宮からはバスで帰宅する。今日は夕焼けパンダの中継の日。残念ながら、天候が悪くて今回も見られなかった。晩ご飯は、鯖のパン粉香草焼き、グリル野菜(トマト、じゃがいも、小松菜)、昨日のお鍋の残りに酒粕を加えた粕汁。
10月13日 午前中、市の共同参画センターがやっているセミナーへ。ママ向けの就活講座。最新の保育園の情報などもわかってとてもよかった。保育園の申し込みは11月だそう。来年にするか再来年にするかかなぁ。3年以内には働いていたいな。講師の社会保険労務士の人の話が面白かった。実際いくら稼げるかはあまり気にせず、将来のために今できることをやっていきましょうと。中3の塾代辺りでみんな危機感を募らせるそうだ。私はその頃には50代だもんな。やっぱり早めに踏ん張らないといけないと思う。今の親の親世代は、女は短大が当たり前で卒業のときに婚約指輪をしていた人が勝ち組だった。そんな人の言うことを聞いていてはダメです。と、きっぱり言われて、みんな深く頷いていた。家計の収入がどうであろうと教育費はあまりみんな変わらないという話も聞き、それはどうなんだろうと思ったが自分もそうなっちゃうのかな。お昼、お肉屋さんのランチを食べて、Mちゃんの新居にお邪魔する。2人目が欲しいと言っていたが、何と妊娠したそうで4週だそうだ。順調にいくといいなぁ。そのあと眼科に寄る。妊娠中だということで、これからなかなか来れないかもと緑内障の検査もすることになり、全部で2時間ぐらいかかった。OCTを初めて撮ったが、光がとてもかっこよく仮面ライダーを想像させるものだった。今のところ症状は出てないが予備軍とのことなので、定期的な検査をするように言われる。一応、一年後の予約を取ったが、一年後、どうなっているんだろうなぁ。半額のお寿司とお惣菜を買って帰宅。夫が最寄りの駅まで迎えに来てくれていたのだけど、すれ違いでバスに乗ってしまい先に帰宅してしまった。
10月14日 衆議院解散。31日に選挙になった。午後から、Uさんが家に来られた。同じ時間帯にガスの点検もあった。妊娠中だということをこの間伝えてから、いろいろと力になってくれてとてもありがたい。そのあと、少し横になっているとコープさんが来た。晩ご飯は、餃子鍋。少し足りなくて追加で何個か焼き餃子にする。焼き餃子として売っているものなので、やっぱり焼いたほうが美味しかった。
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erikomaeda · 1 year
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インターミッテント・ファスティング(断続的断食)のススメ
2023.9.5
普段から私たちが何を体内やマインドに取り入れるかが、私たちの周波数に大きな影響を与えることはこれまでもお伝えしてきましたが、周波数が上昇すればするほど、その影響はより大きくなるのだな、とここ最近の体験で痛感しています。
食生活を見直す過程で、これまで通りに摂取することができなくなった食材も増えてきたこともあり、根本的にこれまでの食習慣自体と見直すことにしました。
毎年、だいたい年に一度、春分の前後あたりでデトックスのために、ジュースクレンズなどの断食を一定期間行っていたのですが、断食中に摂取する飲み物に使用する野菜や果物、ナッツミルク類はケミカルディフェンスの観点からみると身体に害を与え、デトックスどころか逆効果になると知り、この方法での断食を控えることにしたので、今年はまだ断食を行っていませんでした。
ちょうど食生活を見直すにあたり、食べ物にあれこれ悩むのも煩わしいので、これまでのような一定期間だけ行う断食のやり方ではなく、長期間定期的に断食する期間を設けることで、食事について悩むストレスを軽減することに決めました。
というか、どうせ食べられないなら、それを逆に自分にとってメリットのある方法で利用しようと思ったのです。
これまでのように食べられないとネガティブに捉えるよりも、あえて健康のために食べるものを減らすことで身体に良い影響を与えるという風にポジティブに捉え方を変えてみました。
私が取り入れた方法は、インターミッテント・ファスティングという方法で、やり方にはさまざまなパターンがあるのですが、基本的に一定の時間を断食にあて、残りの時間には食事をとり、断続的に断食を一定のサイクルで続ける方法です。
私の場合、断食する目的は体重減少などのダイエットが目的ではなくて、内臓を休ませたり、身体の老廃物をデトックスすることが目的なのですが、断食の効果として、一定の時間断食をすることで、身体のオートファジー機能(細胞が自らの一部を分解する自食作用を指します)が活性化すると言われいる、16時間ファスティング(24時間のうち16時間は断食にあて、残りの8時間で食事をする)をベースにして、週に2日を固形物を取らないタイプの断食にあて、残りの5日は16時間ファスティングとして普通に食事をとるという「5:2ダイエット」を行っています。
通常に食事をする日も、基本的には16時間ファスティングがベースなので、食事の回数的には1日1食と間食という感じが多いです。
週に2日の断食では、基本的には固形物は摂取しませんが、水だけでは辛いので、空腹感を満たし、必要最低限の栄養素を取り入れながら無理なくできるように、グラスフェッドビーフのボーンブロスと水とココナッツウォーターやハーブティーのドリンクのみで過ごすスタイルで過ごします。
ちなみに、ボーンブロスとは、骨付き肉をじっくり煮込んでとった出汁スープのことを指しますが、その中でもグラスフェッドビーフで作ったボーンブロスは腸内の炎症を抑えたり、リーキーガット症候群などの治療にも効果が高いと、最近とても注目されていて、私もグラスフェッドビーフのボーンブロスを毎日の食事に取り入れてから腸内環境がとても良くなったと実感しています。
個人的には、ヨーグルトなどの乳酸菌や酵素ジュースやスムージなどよりも効果が高いと感じるので、腸内環境に問題がある人にはボーンブロスはおすすめですよ。ボーンブロスは腸内の炎症や傷を治癒するでなく、良質なコラーゲンも合わせて摂取できるので、お肌やアンチエイジングにも効果的かも知れませんね。
これまでも一定期間限定の断食は行っていましたが、今までとは違い、すでに白米やパスタ、パンなど穀物類を数ヶ月絶っていたこともあり、断食期間が始まっても、以前ほど空腹感を感じることはなく、カフェインなども普段から摂取していないので、カフェイン断ちによる頭痛などの副作用も感じることもなく、思いのほかスムーズに断食のサイクルに乗れています。
断食期間といっても、ボーンブロスを摂取する回数には制限を設けていないので、空腹を感じたら好きなだけ飲むようにしているので、水だけの断食よりかは満腹感も感じることができやすいように感じます。
それに加えて、普段から糖質が高いものをそれほど摂取していないので、以前のような血糖値の乱降下がないおかげか、お腹が空いても空腹感の波も緩やかな感じがします。
通常食の日には、きちんとした食事 - 主なメニューは、必要なタンパク質やビタミンを含むグラスフェッドの牛の赤身肉やチキンをメインにして、天然のサーモンや貝類、動物由来の上質な脂質、ビタミンや亜鉛などの栄養補給にレバーなど内臓系も少しだけプラスして- は1日に1食たまに2食に分けて、それ以外は、小腹が空いたら間食(煮干し、ケフィアヨーグルト、有機放牧牛乳、ボーンブロス、グラスフェッドバター、手作りのココナッツ粉のクッキー、フルーツ、生はちみつ、寒天や海藻類など)を摂取しています。
このメニューの場合、食べる量にもよりますが、1日のカロリー摂取が必要なカロリーよりも低くなる場合もあるので、体重の減少を目的にしているわけではないので、カロリーが少ない時には、意識的に動物性の高カロリーな食材を積極的に摂るようにしています。
私たちは一日3食という食生活が当たり前だと思い込んでいますが、この1日3食が始まったのも江戸時代辺りからのようで、日本の歴史的にはそれまでは一日2食の文化だった時代の方が長いわけで、現代人は基本的には食べ過ぎだと言われています。
飽食となった現代では、栄養価はそれほどない、むしろ身体に悪影響のあるものをたくさん食べてはいても、本当に必要な栄養自体は取れていないので、逆に慢性的な栄養失調状態の人が多いとも言われています。
また、野菜や穀物類に含まれるアンチ・ニュートリエントと呼ばれる反栄養素を常に摂取していることで必要な栄養を体内に吸収できていなかったり、加工食品に使用されているシードオイル(サラダ油、キャノーラ油、菜種油、コーン油、紅花油、米油、ごま油���ど)を摂取することで食欲が増大し、���果的に過食になっていたり、飽食の時代とはいえ、本物の栄養をきちんと摂れている人の方が少ないのが現状です。
ちなみに、シードオイルは直接食べ物として摂取しても、スキンケアなどで肌につけるとしても悪影響が高いので、日常的にこれらを摂取することは避ける方が賢明だと思います。
サラダ油やキャノーラ油などのシードオイルは精製時に大量の化学薬品を使用して油を抽出しています。ほとんどの人はこの事実を知らずに、cmの売り言葉を信じてヘルシーな油だと勘違いしているようですが、一度その精製方法を知れば、とても恐ろしくて口にしたいとは思わないと思います。また、スーパーなどで低価格で使用されているオリーブオイルなども、本物オリーブオイルはほとんどなく、実際にはシードオイルが大量に使用されていたりするので、オリーブオイルだからといっても本物の良質なものを選ぶようにしてくださいね。
オリーブオイルを選ぶ場合には、必ずエクストラバージンでコールドプレス製法、かつ遮光性のある瓶に入ったものがおすすめで、原材料がオーガニックであればなおベターだと思います。ですので、当たり前ですが、そこそこ値段は張ります。
シードオイルを食べ物として摂取した場合、その成分は最低4年間は脂肪の中にとどまると言われています。そして、体内に残った成分が紫外線と化学反応を起こしたりして、皮膚がんの原因になっていたり、心臓疾患、糖尿病や肥満の原因になっていると言われていますから、シードオイルは百害あって一利なしと言えますね。
しかし、私たちはシードオイルが身体に良い、ヘルシーだと思い込んでいるのですから、いかに、メディアやcmなどで印象操作されているのか、ほんと恐ろしいことです。
私たち現代人は1日3食という食生活を行うことで、常に内臓を動かし続けて休める時間を持つことができていません。
そして、過食な割には必要な栄養をきちんと取れていない、また常に胃のなか食べ物がある状態で消化器官や内臓が休む時間がないことで、自己免疫再生力なども落ちてしまっているのであれば、それらが病気や老化の大きな原因になっていたとしても何の驚きでもありません。
そもそも、食べても食べてもお腹が空く場合は、身体に必要な栄養素がきちんと摂れていないためです。必要な栄養を満たせば、身体は不必要に食べ物を欲することがありません。きちんと食事をとっているのに、お腹が空くということは、量が問題というよりは、食べているものの栄養素が不十分だということです。
期間限定であっても、断食などを通じて、普段の麻痺した状態からニュートラルな状態へ身体の感覚を戻すことは、それまでに気がつかなかったことに敏感になるきっかけを得るチャンスになると思います。
慢性的に疲労している人が、きちんとした休息を得るまでは、自分が疲労していることに気づかないのと同じで、過食であったり、栄養失調であったり、当たり前にしていることが、慢性的に何かしらの悪影響を与えていたとしていたも、一旦その当たり前をやめてみない限りは、それが良いか悪いもきっと分からないのだと思います。
ですので、そうした気づける感覚を取り戻すためにも、定期的に断食する時間を設けることをおすすめします。
特に、一定の時間(12時間から16時間)断食するインターミッテント・ファスティングであれば、朝食を抜くことで手軽にできたりすので、本格的な断食はハードルが高いと感じる人にも手を出しやすいと思うので、ぜひ試してみてください。
ただし、成長期の人や妊婦さんなど断食が向かない人もいるので、自分が向いているかどうか、きちんと調べてからチャレンジしてください。断食初心者の場合、間違っても、いきなり水と塩だけみたいな本気の断食とかにチャレンジしたりしないでくださいね。
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orilog · 1 year
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2020.05.29
# 13 おうち時間 〜お掃除・生活編〜
自宅待機になってからの生活の記録。(51日目��)
51日目(29日):筋トレ14日目 継続中。内容は違う記事にまとめて行こうと思います。昨日の夜から寝られず ゴミ出しの日だったので そのまま起床。朝ご飯を食べて洗濯して ゴミ出しして いつものように筋トレ。めちゃくちゃ暑かったのですぐお風呂でシャワーを浴びて 用事を済ませる為に出ようと思ってたから お化粧して 前髪切ってゴロゴロ。結局外には出ませんでした。今日は 自分への誕生日プレゼントとして買っていたお洋服が届いてめちゃくちゃハッピーでした。それで見た目だとあまり変化がみられないのですが どのくらい変わってないのか気になってお家にあるタイト目なスカートとか色々履いてみたら 今まで履いていた黒のスカートに隙間が出来ていたり ブラウンのボトムスもぴったりだったり痩せてた頃の基準だった制服のスカートも余裕が出来ていたりして 体重とか見た目とかはあまり変わってないようだけど確実に薄くなっていってる事が分かって嬉しかった!これをモチベにまた頑張ろう。
52日目(30日):筋トレ15日目 継続中。今日は 全くやる気が出なくて何もしたくなくて動きたくなかったので いつもの筋トレと洗濯 Marieちゃんのインスタライブのストレッチだけして あとは殆ど寝て過ごしました。新しくバビロンていうアニメを観始めました。自殺法がある世界 何が善で何が悪か 。なかなか興味深い内容で面白いです。若干 ドラマの「あなたの番です」に似てるかも。
53日目(31日):筋トレ16日目 継続中。今日は夕方まで寝たり起きたりを繰り返して いつもの筋トレをしてお風呂に入り 軽くお化粧をしてスーパー巡り。気温も丁度良かったので少し遠いスーパーへも行きました。お水とか牛乳とかとにかく重い物ばかりで帰ってきて脱いだら肩が内出血してました。か弱い所もあるんだなぁて自分に笑っちゃいました。夜も遅かったので夕飯食べるか迷ったのですが 久しぶりにお寿司を買ったので ダイエットにも最適と何処かの記事でみたスープを作って食べました。あと久々にお母さんと電話しました。生活の話から彼の話まで 私よりも私を心配してくれてて 人としてというより 女として頼りになるなぁてこの日は感じました。ダイエット強化期間もひとまず今日で終わって 明日からは食生活の比率を変えてみる事にしようと思います。2日間貧血に効くっぽい薬とドリンクを飲み忘れててなんだか気持ちが落ちてます。
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asaokinai · 1 year
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2023年3月
・3/1 タモリと星野源のオールナイトニッポン、本当にすごかった。2回目の視聴。星野源の聞き手としての姿勢と行間、引き出しの多さよ...。聴いていて、醸されていく感じ。これぞラジオ。〈好きなものを好きと言えなくても、孤独じゃなかった。何かすごいものと繋がっている気がした〉というタモさんの言葉をメモライズ。バックボーンとも呼べないような、ささやかなエピソードの数々。いろんな人のも聞いてみたい。エンディングで流れる恋、本当に本当に心にきました....。
・3/2 わたしたちが失ったもの。フルーツパーラーフクナガ、しいたけ占い。
・3/3 夜ごはん、坦々鍋🔥
・3/4 昼ヨガ。夜、R1見てて、カベポスターの永見さんがケータイ大喜利でメジャーオオギリーガーだったことを知る。Twitter即フォロー。
・3/5 午前中に陶芸。今回もあっという間の2時間でした。その後、五反田の東京豆漿生活に初めて行けた!豆乳スープもパンもおいしかった〜。夜は、渋谷の文化村で別れる決心を観た。138分という上映時間だったけど、おもしろすぎて1秒も飽きなくてすごかった。shima 寿司後の片付けするシーンに痺れました。変な家の間取りも多くて、インテリアもユニークでとにかくずっと見応えがありました。この日HOKAのスニーカーを履いていて、HOKAでうれしかった。恋愛は呼吸と目線。
・3/7 寝ているときに暑くて目覚める現象。春になってきたんだね。
・3/9 ちょっと悔しいことがあった。必要なときにちゃんとNOと言える人でいたい。
・3/10 午前中に家を出ておばあちゃんちへ。一緒にお昼を食べて、夕方にはお母さんも来た。2人は自分の食事やお茶を準備する前に、先にわたしの分を差し出してくれる。同時に準備する方がぜったいに早いのに。わたしはそういう風に生きれているだろうか?ありがとうね。夕方にはスーパー銭湯へ。とにかく花粉症がひどい...。帰ってきて、みんなでWBCを観た。お母さんと話が尽きず、つい夜更かししてしまった。
・3/11 朝、おばあちゃんとお母さん姉妹みんなで江ノ島に行くというので、一緒に家を出て東京に戻ってきた。それからヨガ。夜は、新宿へ。朝実家から帰ってきて新宿発で同じ車両にいた人と、夜に新宿行きで同じ車両になった。
・3/12 確定申告。(この日には終わらず)
・3/13 ロンバケがTVerに!思わず見始める。久しぶりに観たけれど、白無垢の女の人が自分の家を訪ねてくるという1話のスタートが、ドラマ/物語という感じで本当によかった....。夜はブラッシュアップライフ、最終話。終わってほしくなかったよーーー。Go to hell。積み上げていって全部を笑いにした升野さん最高。
・3/15 急に春になってびっくり。そういえば最近あんまり外に出てなかったな。
・3/17 急遽ゆかと河口湖でグランピング。雨なのに温泉宿とかにせず、自然を選んだわたしたち。待ち合わせうまくいかなくてごめんね。富士山はてっぺんを2秒くらい見れた。雨および霧。宿のウッドデッキにBBQグリル(アメリカの庭にあるやつ!)があり、使ってみたらめっちゃ便利。直火で焼きたいものって意外とないことに気づいた。焚き火もして、マシュマロ放題。早く寝ればいいのに、ジェルネイルとかしちゃったりして。
・3/18 朝、スーパー銭湯ですっきり。サウナ結構熱くて、なかなかよかった!カラオケみたいな照明は微妙でした。さわやかは4時間待ちで撃沈。人生2回目の御殿場アウトレット。お昼ごはんに入ったお店で喋り続けてしまって、買い物する時間はほぼなし。わたしたちアウトレット向いてない。海老名SA大好き。ゆか、ずっと運転してくれてありがとね。
・3/20 silentをようやく見始めた。展開は早いけど、ちゃんと落ち着かせてくれる間がすごくいい〜。夏帆が出てくると泣いてしまう...
・3/21 祝日だ。おばあちゃんになってからの話で盛り上がる。野菜育てて、カードゲームしたり、のんびり過ごそうね。
・3/22 PCで生年月日を打つことがあり、〈9991年〉となってしまった。今から8000年後かあ。
・3/24 久しぶりに千歳烏山で飲む。ほろ酔いで駅前でパパクレープ買ってみんなで食べて、なんか毎日色々とあるけど大丈夫な気がする。いつもありがとう!
・3/26 お母さんと沖縄に。今回は観光地行ったり、のんびりな5日間。
つづく
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hdif · 5 years
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南アフリカ代表スプリングボクスは何を食べているか
この記事はpyspa Advent Calendar 2019の14日目です。昨日はshibukawaさんでした。
さて、今年はラグビーワールドカップイヤーでした。日本代表の活躍、みんな大好きニュージーランドの完敗、ニュージーランドを破ったイングランドを見事に封じ込めた南アフリカの三度目の優勝など、ラグビー好きにとって話し出したら尽きない夢のような期間でした。
特にスプリングボクスこと南アフリカにおいては、身長200cm超えの超大型選手によるガチガチのフィジカル合戦の一方で170cmほどの選手がフィールドをすばしっこく駆け回って相手を翻弄し、イケメンのキッカーがゲームメイクをする、個性豊かで見ていて楽しいチームでした。
そんなスプリングボクスは、公式ページでラグビー選手の栄養摂取についての手引きを公開しています(した)。
https://www.springboks.rugby/pages/boksmart
注: 10月頃にはPDFがあったのですが、今確認してみるとリンクが見当たりませんでした。代わりに、南アフリカでスポーツのドラッグフリーを目指す団体のウェブサイトからダウンロードできる模様です
http://drugfreesport.org.za/wp-content/uploads/2018/04/BokSmart-Practical-Nutrition-for-Rugby.pdf
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ラグビー選手は身体作りに人一倍気を使わなければなりません。前後半の80分ボールを持って当たり続け、かつ走り続けないといけないのです。しかも脳味噌を使いながら、です。さらに国を代表するようなトップ選手は海外遠征や怪我、シーズンのオンオフを適切に管理し、ベストなコンディションを維持しなければお金になりません。資料の導入部分ではこのように説明されています(抄訳)。
素晴らしい食事を摂取したからといって才能のないプレイヤーが世界有数のプレイヤーになることはないが、才能があるからといって適当な食事をしていれば効果的なトレーニングはできないし、パフォーマンスも上がるわけがないのは疑いようがないだろう。
この資料が、ラグビー界でもトップ中のトップのフィジカルエリートにむけたものであることがわかります(当然ですが)。しかしその中身を読んでみると意外と我々のような凡人でも参考になるもので、例えば試合前、試合後、怪我をしている時の栄養摂取について述べている一方で、スーパーでどんな食材を買うべきか、冷蔵庫や冷凍庫、キッチンの棚には何を常備しておくとよいか、海外遠征で訪れるであろうレストランでどういうものを注文すればよいか、といった手引きまで内容は多岐に渡ります。そこで、資料の面白かった箇所を抜粋しここで抄訳として紹介したいと思います(注: 2009年に発行されている資料です)。
まずは飲酒についての考え方からです。
飲酒について
試合後の飲み会が文化として存在していることは認める一方で、アルコール摂取が及ぼす負の側面についてはかなり厳しく指摘しています。
飲酒は反応時間を遅くし、バランス感覚や正確な判断、協調性、強度や動力、我慢強さに加えて体温調整機構の働きを低下させる。アルコールの摂取は酷い判断を下してしまうリスクを高め、抑制が効かなくなり、事故や怪我、ひいては死をも招きかねない。また、回復機構が適切に機能しなくなり、怪我の回復や睡眠を阻害してしまう。
そこで実践的なTipsとして以下の三つを掲げています。
24時間ルールを守ること。例えば、少しでも軟部組織損傷や打撲などの怪我を負っていたら試合の前後24時間は飲酒を控えるなど。チームによっては飲酒を禁止しているところもあるほどだ。
トレーニングや試合後にノンアルコールドリンクをたくさん用意しておくこと。飲酒を選択する選手は、飲む前に水分補給と炭水化物飲料で補給すること。そうすればアルコール摂取もある程度制限されるだろう。
ビールなどのアルコール飲料には炭水化物を含むものもあるが、アルコール自体に利尿作用や筋グリコーゲンの補給を妨げる効果があるため注意。これはパフォーマンスや回復に影響を及ぼすため、選手は炭水化物の摂取には他の適切な物を選ぶこと
目的に応じた栄養の摂取
原則として、筋量を増やすのと脂肪を減らすのは同時にはできないため、アプローチが異なります。
筋量を増やしたい選手は週あたり0.25–0.5kgの体重増加を目指すべきとし、これ以上増えていれば脂肪が蓄積されている可能性が高いので注意を促しています。
一方、脂肪を減らしたい選手は週あたり0.25kg-0.5kgの脂肪を減らすことを目標とし、さらに行動変容や心理面でのサポートが必要としています。
三大栄養素の摂取量の目安は以下の通りです。
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厚労省が出している日本人の食事摂取基準(2015年版)と比べれば多いのですが、筋トレしている人ができるだけ脂肪をつけずにバルクアップを目指す場合と比較すると摂取量の目安はほぼ同じとなるため、妥当な数字であることがわかります。
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買い物について
実践的なTips
週に摂取する食事を事前に計画し、必要な栄養を含む買い物リストをまとめて購入すると良い。飽きないように、炭水化物やタンパク質、野菜やフルーツは複数種類のものを用意すること。
ベストな選択
低脂肪(2%)あるいは徐脂肪の乳製品を選ぶこと
タンパク質の脂質は100gあたり10g以下とすること
炭水化物の脂質は、一食分(serving)あたり5g以下とすること
軽食の脂質は、炭水化物50gあたり6g以下とすること
新鮮な果物や野菜を選ぶこと
ラベルの専門用語について
パッケージに記載されている成分は、含まれる重さの順に並んでいる。脂肪が最初の方に並んでいる場合(ラードやバター、植物油、パーム油やクリーム、ココナッツミルクなど)、その食品は脂肪が多めと言えるだろう
コレステロールフリーは、ファットフリーを意味するわけではない。コレステロールは、動物由来の食品にのみ含まれる
"Health" と書かれた食品は防腐剤や食品添加物こそ含まれていないかもしれないが、脂肪過多なケースがあるし、"Light" と表記があるからといって必ずしも低カロリー/低脂肪とは限らないし体重を減らすのに適切なわけではない
食品同士を比較するときは一食分のサイズを比較し、またそれを摂取する量と関連づけること
消費期限や賞味期限をチェックすること
カロリー表記はkcalかkJである。kcalをkJに変換するには、4.2倍するとよい
外食について
個人的にはここが一番面白かったです。まずは実践的なTipsから。
多くのレストランは、炭水化物を付け合わせとしてタンパク質豊富なメニュー(肉、鶏、魚など)を用意しているものだ。炭水化物の摂取量を高めるため、ポテトなどの炭水化物豊富なメニュー(ポテトチップスはだめだ)を追加で一品注文しよう
battered, fried, deep-fried, sauteed, creamy, creamed, crumbed といった名のつくメニューを避けることで、脂質の摂取を制限すること。それよりは、steamed, grilled, stir-fried, baked, poached といったものを選ぶとよい。店の担当者に相談する場合は、「脂質抜き」とはオイルやマーガリン、バター、クリームを使用しないことであると伝えよう
“healthy” というのは低脂質を意味するわけではないので注意すること。例えばサラダは “healthy” だと思うかもしれないが、アボカドやチーズ、魚卵やクルトンを含めば高脂質となる。ドレッシングは別でオーダーするか、あるいは少量のオリーブオイルのみを合わせたバルサミコ酢にしよう
クリームソースやグレービー、ドレッシング、バター、クリームを使ったメニュー、大量のチーズを使ったメニューは避けよう。ラザニアやキャセロール、ムサカといった合わせ料理はだいたい高脂質なソースと合わせられる。なので、それよりはグリルした魚や肉、ベイクドポテト、炊いたご飯、野菜などを注文しよう。ミントソースやジェリー、フルーツ、ムース、リンゴソースなどはどんな料理にでも合うぞ
デザートにはフルーツサラダか、フローズンヨーグルトのメレンゲかババロア、フルーツムース、プレーンのスポンジケーキ、カプチーノを選ぶこと
もしどのように調理しているのかわからなければ積極的に尋ねること
各国のレストランで具体的に注文すべきものまで指示が細かいです。よくわからない料理(特に南アフリカ料理)もありますが、わかる範囲で列挙します。
イタリアン
食べていいもの
バター抜きのイタリアパン
グリーンサラダあるいはカプレーゼ
ミネストローネ (多少のパルメザン)
イカのマリネ(marinated calamari)
パスタを選ぶなら、野菜やトマトベースのソース、あるいは赤身肉(ボロネーゼ)やチキン、クリーミーではないシーフードソースのもの
ピザを選ぶなら半分チーズ、半分野菜か果物をトッピングしているもの
デザートはイタリアンアイスクリームか新鮮な果物、カプチーノ
ダメなもの
クリーミーソースのパスタ(アルフレード、カルボナーラ) 
大量のチーズ、バジルソース、ラザニア、カネローニは脂質が多い
脂質の多い肉
チーズや脂質の多い肉が乗ったピザ
熟成肉や塩漬け肉(salted meats)、前菜のチーズ
中国/タイ/マレーシア料理
食べていいもの
炊いたご飯(steamed rice)、麺類に炒めた肉や野菜、豆腐をトッピングしたもの
チキンやエビを蒸して調理したもの
少量の油で炒めた料理をリクエストすること
透明な出汁のスープ
ダメなもの
油に注意!古い油で調理されたものや揚げ物
チャーハン
春巻き
揚げた軽食
ココナッツクリームやミルクで調理されたもの
ダック
インド料理
食べていいもの
炊いたご飯(steamed rice)を食事のベースとすること
レンズ豆
ヒヨコマメ
インドパン(チャパティ、ナンをバター抜きで) と、野菜やチキン、あるいは魚のカレー
マルガトーニ(mulligatawny)あるいはレンズ豆のスープ
デザートにはライスプディング
ダメなもの
揚げ物やバターを塗った料理(ギーやココナッツミルクで調理されたものも含む)
サモサ
揚げパン
肉のカレーや揚げ野菜
ライスや野菜の大盛は避けること
ソースは少なめに
分厚いチーズのプディングや蜂蜜のディニッシュ
メキシカン
食べていいもの
単品で頼むこと
米、ビーンズ、トルティーヤ - ファヒータがベストの選択肢
ガスパチョ(gazpacho)、ブラックビーンのスープ
デザートには果物を選ぶこと
ダメなもの
チーズ
サワークリーム
肉の脂身
コーンチップス
ナチョス
ギリシャ料理
食べていいもの
ドルマデス(dolmades)
イカの焼き物(grilled calamari)
ラムのガーリックマリネ
レモンジュース
ザジキ(tzaziki)
ハマス(hummus)
トマトソースで調理した魚
十分な量のライス
オルゾー(orzo)
ダメなもの
肉の脂身
ムサカ(moussaka)
ギリシャ風ラザニア(pastitsio)
オリーブオイルの使い過ぎには注意
卵やチーズを多く使ったキャセロール(Casseroles)
バクラヴァ(baklava)
日本料理
食べていいもの
"yaki" や "nimono" と付いた料理を選択することで脂質の摂取を調整すること。例えば "beef teriyaki" や "chicken yakitori"
"Sashimi" や "sushi"
刻み "wasabi"
豆腐料理
"miso" 汁は良い選択肢
ダメなもの
"tempura"
"agemono" や "katsu" は揚げ物を意味するので避けること
南アフリカ料理
食べていいもの
ダチョウ(ostrich)やシカ肉(venison)
ひき割りトウモロコシ(samp)や豆
粥(pap)
赤身肉のブレディー(bredies)やカレー
赤身肉のミンチ、ボーボーティ(bobotie)
Smoorsnoek
サゴプディング
生地なしのミルクタルト
パン
バタープディング
シナモンや砂糖
果物のパンケーキ
ダメなもの
パイ
サモサ
Ribbetjies
Boerewors
フリッター
Koeksisters
ファストフード
食べていいもの
サラダやチキンバーガー
ステーキサンドウィッチ(グリルした肉で) 
チャツネを添えたフィッシュバーガー
ソースはトマトソース、バーベキューソース、モンキーグランドソース 
低脂質のチーズや赤身肉を添えたベイクドポテト、チキン、マッシュルーム
サンドウィッチ、ラップ、サブ、ロール(赤身肉やチキン、カッテージチーズや魚、サラダと一緒に)
赤身肉や野菜カレー
コーンサラダや三種豆のサラダ
ダメなもの
フライドフィッシュ
チップス
ギャッツビー (gatsbies)
KFC
パイやペーストリー
キッシュ(ベーコンや大量のチーズを使用したもの)は脂質が高い 
シーザーサラダ
以上、資料の中から一般人にも参考になりそうな食事に注目して抜粋してみました。この手引きが一体どれぐらい厳守されているのかは不明ですが、基本的には脂質の摂取にかなり気をつけるよう案内されていますね。
明日はnikuyoshiさんです。
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recipe-cookingclass · 2 years
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Handmade lunch for children🍽. 『五臓六腑を癒す献立』 主菜 ◉国産揚げ鶏と野菜の鶏がらスープ煮と自家製厚揚げの鰹鶏スープ銀餡かけ〜 こども用は生姜汁のみ。上品であっさり仕立てが我が家のこどものお気に入り。 品のあるお味が好みな子です。 鳥骨ベースのスープは疲れや肩こりにも血流の流れを良くしてくれる。肌や髪の艶にも。 こども用主菜(大人は片目焼き🍳) ◉和洋折衷だし巻き 牛乳と和だしで仕上げています。 ふんわりと。 主食 ◉こしひかり黒胡麻麦ごはん。夏の胃腸を整える。 本日の汁物 ◉香味薬味の胃腸を整える汁物 これは我が家の定番でもあり、お教室でもかなり即効性のものであって、喜ばれる大変美味しく有効な薬膳スープ。大人とは違う濃度。 本日のサラダ ◉国産野菜のグリーンサラダ 子供はサラダが大好き。すぐさま食べ終えます(笑) ◉自家製ドレッシング こどものお気に入りで料理質のビネガー、油、調味料全てがいいので、市販品では味わえない特別な美味しさです。ステーキのタレにも美味。 本日のいろいろおかず小鉢 ◉九条ネギ切り干し煮 ◉黒豆もやしの黒胡麻和え ◉青梗菜梅鹿尾菜 ◉無添加韓国海苔 無添加の韓国海苔は雑味もなく舌に穏やか。添加物というものは、口内を鈍くする働きもあります。 化学調味料を多量に摂っている人は、呂律が悪かったり滑舌も悪い。そして口の中を誤って噛んだりと。。。色々な面で、感覚を麻痺させる作用が強いことは、もうすでに何十年にも渡って知られておりますね。感覚を鈍化させる性質こそ化学調味料であり添加物。 プラスに考えれば、病気や身体が弱った人には有効に働くこともあります。 ただ、健康な人が摂り入れることでは感覚や味覚を鈍化させ、必要以上な水分や食欲を沸かせてしまったりするのも。 私の研究結果の限り、大型外資系スーパー依存の惣菜信者は、体型が加齢とともに欧米化するほど、脂肪脂質、糖質、添加物などを身体に溜め込んでいるようです。 ほんと、残念なことです。 本日の御香香 ◉塩甘藍 ◉柑橘果汁 食後の飲み物&デザート ◉果汁100%フルーツジュース ◉自家製フルーツシャーベット たくさん、有名店を出張ついでに いただいてきましたが、いかに我が家の食事が良いかも痛感。 出張期間中、常に、我が家の食事が恋しかったのでした(笑) 私の料理教室の生徒さん方も 私から学んだ食事の効能効果と美味しさが忘れられず、しっかりと10年20年以上のその料理を続けている事実。これぞ結果だと思います。 もちろん、家族も我が家の食事で胃腸も整い出すことも体感しやすいことでしょうね。 料理研究家 指宿さゆり ーーーーーーーーーーー #料理研究家指宿さゆり #レシピ開発 #レシピ制作 #レシピ制作専門スタジオ #料理は教養 #食は品性 #washoku #食育 #おばんざい #お漬物 #お昼ごはん #おうち定食 #身体を整える #レシピ #薬膳 #目玉焼き #おうち時間 #丁寧な暮らし #神戸三田プレミアムアウトレット #ランチ #三田市ランチ #こどもごはん #神戸料理教室 #神戸グルメ #小鉢定食 #お子様ランチ #夜ごはん #小鉢 #お子様プレート #定食 (神戸市) https://www.instagram.com/p/Ch3nUH5vhqU/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tokyocbdlabo · 2 years
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今回はヘンプオイル(ヘンプシードオイル)についてのお話です。 今注目されているCBDオイルですが実は天然の植物オイルであるヘンプオイルにも凄い栄養素が入っています! ヘンプオイルはスーパーなどで販売している植物油で麻の実から採れるオイルの事。 ヘンプの種をコールドプレス(低温圧搾法)で絞り抽出したものをいいます。 成分の約80%が必須脂肪酸という珍しいオイルです。フレッシュさとクルミなどナッツに似たコクのある風味が主な特徴です。 原料となる麻の実は、完全栄養食品と言われていて、栄養が豊富です! 健康的な身体作りには、ぴったりなスーパーオイルです。 CBDオイルも健康維持におすすめですがヘンプシードオイルも是非おすすめしたいオイルなので今回は沢山の栄養素と効果について8つ、ご説明致します! ①たんぱく質が含まれています。 ヘンプシードは植物性たんぱく質では他に見ないEDESTIN ( エデスチン ) と呼ばれるたんぱく質を含み、消化しやすく、吸収されやすい構成をしています。 お肉のような動物性たんぱく質とは異なり、加熱する必要がないので、重要な要素は全て取り入れられます。また、ヘンプシードのたんぱく質は液体に簡単に混ぜられるため、動物性たんぱく質よりも速く吸収され、消化しやすいのも特徴です。 さらに、ヘンプシードのたんぱく質は、低刺激性であるとも言われています。 ホエー(乳清)や大豆などの一般的な高たんぱく食品にアレルギーが出る人もいますが、ヘンプシードはアレルギー反応を誘発する割合が低いとされているのです。 ②必須脂肪酸(オメガ6とオメガ3)が豊富! ヘンプシードオイルには、人間の体に必要な必須脂肪酸の含有量が約80%あり、植物油の中では最も多い含有量であるといわれています。 必須脂肪酸は人間の体内では作れないの���すが身体に必要な栄養素です。 主に「リノール酸(オメガ6)」、「α-リノレン酸(オメガ3)」と呼ばれる脂肪酸が豊富に含まれています。 必須脂肪酸は不足すると皮膚の乾燥・脱毛・免疫不全など様々な症状を引き起こすと言われています。 健康と美容を保つために必要な必須脂肪酸は、バランスよく摂ることが大切です。 WHO(世界保健機関)や厚生労働省が推奨するリノール酸とα-リノレン酸の割合が4:1なのに対し、ヘンプシードオイルに含まれるリノール酸とα-リノレン酸の割合は3:1と、非常に理想的な割合となっています。スプーン1杯で1日に必要なオメガ3が摂取できます! ④鉄、亜鉛、マグネシウムなど必須ミネラルも豊富! ミネラルは、ごく少ない量で私たちの健康を保つために働いている大切な栄養素です。人の体の中では作ることができないので、食べ物から摂る必要があります。 骨などの体の組織を構成したり、体の調子を整えたりする働きがあります。 ヘンプシードに含まれる代表的なミネラルの鉄分、マグネシウム、亜鉛はスプーン大さじ3杯(30g)で1日に成人が摂取する量がカバーすることができます。 ⑤食物繊維が豊富! ヘンプシードの食物繊維の大半は不溶性食物繊維から構成されています。 不溶性食物繊維は腸内の収縮運動を活発させ、排泄促進作用や、デトックス効果も期待できるます。 ヘンプシードには、便秘の予防・解消、整腸効果のある食物繊維と共に、便秘の改善に効果があるとされているマグネシウムが豊富に含まれています。 ヘンプシードに含まれる食物繊維のうち、約2割は水に溶けない性質をもつ不溶性食物繊維で、それが潤腸通便作用を促す働きがあります。 不溶性食物繊維は、腸内ではほとんど消化されずに水分を吸収して、元々の大きさの数倍から数十倍にも膨らみ、カサが出るので水分を含んだ柔らかい便になり、排便しやすくなります。便が出ることにより、有害物質も排出しデトックス効果があります。 また、マグネシウムも水分の吸収を高める作用があり、便が柔らかくなります。マグネシウムは食物繊維と同時に摂ると、腸のぜん動運動を助けます。 ⑥アレルギー症状にも効果あり! ヘンプシードオイルは他の植物油には含まれていないγ-リノレン酸を含んでいて、これはアレルギーやかゆみを抑える効能もあるため、海外ではアトピー性皮膚炎の治療にも用いられています。 ⑦保湿やアンチエイジング効果もあり! にきび、湿疹といった肌のトラブルにも効果があるといわれています。 ヘンプオイルに含まれる脂肪酸の中でも、オメガ6脂肪酸のひとつであるγ-リノレン酸には、強力な抗炎症作用があります。 この作用により、肌に潤いを与えながら、にきびなどの炎症を鎮めると考えられています。 最後に… 欧米では深刻な問題とされているトランス脂肪酸はゼロですので、とってもヘルシー。 大豆や小麦に含まれるアレルギー物質も含まれておらず、昨今問題化されている遺伝子組み換えの心配がないので、小さなお子様が安心して摂取できるのも特徴です。 ヘンプオイルは、熱によって酸化しやすい性質がある為、加熱せず、非加熱で使うのがベスト。 サラダや、ご飯、納豆、お浸しなど、和食料理との相性も良く、スープにそのまま入れても美味しく召し上がれます。 今回はヘンプシードオイルのお話でした! https://www.instagram.com/p/Cgbf6zwPLKm/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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crossbreed · 6 years
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■ずぼらな俺が4年間の一人暮らしでたどり着いた部屋作り&暮らし方 2011 9/8 失敗したものと部屋の選び方を追加しました2012 9/29 わあ!また上がってるぜってことで、またちょっと追加です。見た目の良さは度外視している。本当にずぼらでめんどくさがり(しかも貧乏)だが、できるだけ清潔に便利に(そしてできれば健康に)暮らしたいという人向け。そんなの今更目新しくねーよってことばかりだけど一応。俺は、めんどくさがり屋だが、それ以上にパンクしやすい人間だ。ゴミ、未実行の工程(畳む、拭く、しまう)などが貯まると、パンク、というかショートして何もできなくなり、どんどん散らかり汚くなっていく。だからできるだけ、工程を減らしつつ、ひとつひとつの工程のハードルを低くしつつ、散らかりにくくすっきりした暮らし方を目指している。俺が重要視するポイント■まあ散々言っているが、少工程でひとつひとつの作業を簡単に■オサレじゃなくていいが、すっきりと清潔にしたい■できるだけ自炊したい(俺は人工甘味料で腹を壊しやすい体質だし、カップラや弁当を食い過ぎるとニキビができるからな)おれがとりあえず言いたいこと■整理整頓ができていないと、掃除はできません■食事は【体に良い物を取り入れる】よりも、まず【体に悪いものを取り除く】方が簡単で効果的※100均って書いてるのは基本的にダイソーです。服を畳まなければいけない収納は買うな 洗濯物を干す→取り入れる→掛ける。それだけにしろ。たたむのは無理だ。ぐちゃぐちゃにたたむより、掛けておけばシワにもならない。100均でハンガーをたくさん買っとけ。タオル類もピンチがたくさんついてるやつにつるしたまま掛けとけばいいが、あんまりだと思うならでかい籠を買ってそれに放り入れとけばおk。俺の家にはクローゼットがないので、ステンレスのハンガーラックを買ってそれにかけている。ちなみに100均のハンガーは、10本100円とかのやつだと、よく見るとサイズが小さすぎて、いざ洗濯物を干すと、ずりおちたり、肩がだらーんってなったりする。大きめ、とか男性用、と書いている奴がおすすめだ。★2012追加★ワイヤーハンガーはやめておいたほうがいいかもしれません!絡まって使いにくい!それなりの値段を出して、ひん曲がらないやつを買おう。比較的安い中では、無印のアルミハンガーがおすすめだぜ!キッチンでも掛けられるものは掛けろ http://women.benesse.ne.jp/blog/0855/img/345/Q0lNRzg4NDH2cg.jpg こんな感じのものを設置(100均で全てそろう)。洗ったものを更に拭くなんて無理だね。かけとけ。皿類は水切り籠(100均)で水を切れば良い。水をろくに拭かずに水の切れない場所に放置するとカビる。ガスコンロは絶対に受け皿?のついてない奴にしろ。多少高くついても。 受け皿のないタイプの方が格段に掃除しやすい。砂糖や塩は袋のまま入れられる容器にいれとけ 親指でパカって開ける、取っ手付きの、袋ごと入れられるでかい容器を100均で買う(袋ごと収納できる!みたいに書いてあるのですぐに分かると思う)。袋開ける→入れる、で終わりだ。袋ごと入れるのは清潔で気分がよい。次に入れ替えるときにこびりついた砂糖とかをゴシゴシ洗う必要もない。俺はココアや紅茶もこのような容器(別に形状は自分で使いやすいものを選べば良いです)で管理している。袋の形状が特殊なときは、調度良い大きさのビニール袋を中に敷き、ココアや片栗粉などを入れる。とにかく、ビニール袋のまま、紙袋のまま、紙箱のまま、で使うことをやめると見た目にもすっきりして使いやすい。だっていちいち、閉めにくいココアの袋のチャックを閉めたり、片栗粉の袋をピンチで閉めたりするのはクソメンドクサイだろう。かといって、小さい調味料入れにちまちま継ぎ足していくのも無理だ。そういうことだ。★2012追加★袋ごと入れるも良いですが、なんとなくしっくりこなくて使いにくい!と最近は思い始めた!大きな調味料入れを買うほうがいいという意見は変わりませんが、普通に移し替えたほうがいいかもしれんです。キッチンとかにおく大きめのゴミ箱は必ず足で開けれるやつにしろ(できればキャスター付き) 手にゴミを持ったまま、手で蓋を開けるのはめんどうだ、とくに湿り気のあるゴミの場合(きたないしな)。足でぱかっとあけてポイ、だ。例えば人参の皮を向くときも、足で蓋を空けつつ、ゴミ箱の上で皮を向けば、楽ちんだね。あんまり重要に思えないかもしれないが、実際、これが一番断言できることかもしれない。手で蓋をあけるタイプから足で開けるタイプに買い換えたときは、捗りすぎて涙が出たぞ。箸は割り箸でおkブコメにある金属製の箸は良さそう!ありがとう!アルコールのウェットティッシュを常備 フキンや雑巾をくりかえし洗って使うなど無理。ティッシュで落ちない汚れはウェットティッシュで拭いとけ。アルコールのやつだとなんだかすっきりして気分が良い。http://www.elleair.jp/pickup/jyokin/ ←の400枚入り大容量のがおすすめだ。でかいからなかなかなくならないぞ。★2012追加★アルコールティッシュもいいですが、ネットなどで安いアルコール消毒液を買い、スプレー容器に入れておくのも良いです。それをシュッシュとかけてキチンペーパーで拭くほうが安上がりでもあります。本格的に料理しないならフライパンとか鍋は安いテフロン(もしくはステンレス)にしとけ 大きな鍋はできたら両手。そのまま冷蔵庫に入れるためだ。多めに汁物など作ったときは、鍋ごと冷蔵庫にぶちこんで、次の日に温めて食え。鉄で肉焼いたり炒め物するとうまいが、俺は何度錆びさせたかわからない。もちろん俺は作りだめ食品以外は鍋から食うのがデフォだ! スープなどをまとめて作ることはないが、ときどき料理するという場合におすすめするのは、24cmくらいで深めのテフロンフライパン。汁物も炒め物も焼き物これ1つでできる。米は一気に炊いて冷凍しろ たしかにラップに包むのは面倒臭いかもしれない。でも毎日飯を炊くよりずっと楽だ。我慢しろ。もちろんブコメにあるように、サトウのごはん的なものでもいいし、包むものもラップ以外でも何でも良い。床掃除はクイックルワイパーでおkサーっと吹いて終わりだ。朝起きたときor夜寝る前などに、5分くらいゴミ拾ったり出しっぱなしのものを元にもどすだけでキレイっぽくなる。料理をよくするならフープロ買っとけ 刻むのが面倒くさすぎたりするけど、それがなくなる。5000円以内で買える。多少高いが、俺はブラウンのハンディブレンダー(マルチクイックプロフェッショナル)をオススメする。ミキサーもフープロもこれ1本だ。しかも洗いやすい。俺は週末に、人参たまねぎきゃべつ茄子などなんでもある野菜をガーっとやってひき肉(なんでもおk)とトマト缶と煮てスープを大量生成している。実質作業時間は30分以下だな。コンソメとか塩でテキトーに味付けして、ジップロック的なものに入れて冷凍庫に放り込む。冬場なら、毎日、冷蔵庫←→火にかける、をくりえ変えしてれば1週間くらい余裕。★2012追加★最近はあまり使ってません!包丁でざくざく切っちゃったほうが早かったりします!あと洗うのがめんどくせーです、やっぱり。野菜が食いたいが面倒くさいやつ ミキサーでジュース作って飲め。にんじんとトマト缶をガーっとすればおk。もちろん他の野菜やフルーツでも。俺は毎朝大豆プロテインとバナナと牛乳をガーッとやって朝飯を終わら���ている。★2012追加★最近はあんまりやってない。めんどくさくなっちまって。ズボラの宿命だぜ。しかしね、ミキサーを使わないにしろ、バナナを食うだけでもだいぶましですよ。キッチンバサミ!!!!★2012追加★ 貝印の分解して洗えるやつがすごく良いだ! 鍋の上でネギをさっさっと切って、ジャーって洗って、終わり。他の葉物野菜もこれで切れば、まな板いらねぇよ。■↓意外ににめんどくさくないことホームベーカリーでパンを焼く これが意外にめんどくさくない。2分もかからない。デジタルスケールの上に内釜を載せて、材料を適当にぶち込んでいく。あとは予約でスイッチオン。朝には出来たてのパンが食える。内釜はほとんど洗わねぇな。小麦粉は袋ごと使うとこぼしたり、こぼしたのを拭かずに放置したり、となるので、100均で使いやすそうなプラの容器を買って移すと楽ちんだ。米びつ的にな。毎日茶を沸かす 2リットルくらいはいるやかんで茶をわかして、できあがったら冷蔵庫にそのままぶち込む(ブコメにあるようにもちろんコーヒーなどを水出ししても良し!)。ランチョンマット(布)かテーブルクロス(布) 布製で洗濯できるものにするととても便利だ。その上で飯食ったり、菓子食ったり、まな板つかったりすれば、食べかすはシンクかゴミ箱にはたき落とすだけ、汚れたら洗濯してタオルみたいに干すだけ。布団乾燥機これ超良い。冬場は暖かいし、夏場は湿気てた布団がさらさらに。定期的にやればダニもわかなくなる。常に万年床な俺にサラサラの布団で寝る素晴らしさを教えてくれた。オーブンを使う★2012追加★ 安い電子レンジについてるオーブン機能じゃないぜ? 俺が使ってるのは15000円くらいで買ったデロンギのコンベクションオーブンだ。スーパーで鶏手羽買うだろ? 塩振るだろ? 付属の鉄板(もしくは耐熱ガラスの容器)なんかに並べるだろ? 余熱したオーブンにぶち込んで20分放置。めちゃくちゃうまいつまみの完成。コンロのグリル使うより断然お手軽、洗い物も耐熱容器だけでおk。それにとにかく美味いんだ。野菜もざく切りしてこれで焼けばもりもり食えるし、魚だってホクホク。デロンギのオーブンについては、某●きりん女史のブログを読めば参考になるぜ。■めんどくさがり屋におすすめの食材トマト缶 素晴らしすぎる。安いし。パスタにしてもよし、スープにしてもよし、ジュースにしてもよし。そこらの生野菜無理やり食うより、よっぽど栄養満点だしな。ネットで買えば玄関先まで運んでくれるから簡単に買いだめできるな。ツナ缶 トマト缶と一緒に適当に煮てパスタをぶち込めばそれなりにうまくなる。ツナ缶ときゃべつを適当に炒めてカレールーで味付け、飯が進みすぎる。もちろんそのまま食ってもOK。魚(アジ・さんまなど) 焼くだけでおかずが一品できてしまう。最高。でもまあ、ごみはちょっとめんどいな。バナナ剥く手間もない!なんか野菜食った気になるので気分が良い!おすすめのおやつは、バナナにココアパウダーと砂糖を振りかけるだけの擬似チョコバナナだ!たまご腹が減った!と思ったら、飯を解凍、たまごとまぜて卵かけご飯の完成だ!カップラ食うより絶対にいいぞ!豆腐豆腐ぶっかけ飯もよし、冷奴にしてもよし、味噌汁にしてもよし、焼いてもよしツナ以外の魚の缶詰も★2012追加★ 朝家をでるときに、鯖の水煮缶なんかを冷蔵庫に突っ込んどくだろ? 疲れて帰宅すんだろ? 冷えた水煮缶を開けて、ポッカレモンと醤油をたらり(しなくても美味いよ)、くーっ、ビールがうんめぇ、ってこった。前述のキッチンバサミでこネギや大葉を切って散らせばグレードアップ。それだけで飯のおかずにもなるし、パスタにも使えるぞ!冷凍うどん★2012追加★ うどん好きなら常備必須だよな。鍋にぶちこんで3分でできあがりなんだぜ? 安いのは茹でうどんの方だけど、冷凍のほうがちゅるちゅるしててうめぇ。うどんって、小麦粉と塩しか入ってねぇわけで、油と化学調味料の塊である袋ラーメンなんか食うより断然マシだ。白だしだけで食うもよし、カレールーと顆粒ダシでカレーうどん、油揚げや卵を落としても美味い。夏はツナとドレッシングとかいわれ(安いしまな板使わないからいつも冷蔵庫にある)でサラダうどん。アレンジは無限大だ。前述のキッチンバサミで(以下略卵、バナナ、魚、豆腐はインスタント食品と言ってもいいな。金のある人はもちろん外食やなんかでもいいんだが、俺は如何せん金がない。メンドクサイ→外食、ってできればいいんだが、それができない。俺のような貧乏人の場合だと、メンドクサイ→でも金無い→カップラーメンとか安い弁当→体調壊す、ってなっちゃうんで、体に良い(マシ)なものを、いかにインスタント食品のように簡単に(できれば美味しく)食すか、という風に工夫している。ご飯やスープを冷凍していれば、カップラーメンをたべるのと同じくらいの時間で、腹を満たすことができる。■↓失敗した!!ルクエのスチームケース 観音開きのタイプ。洗いにくい!とにかく洗いにくい!凹凸が多すぎる!なんか汚れも落ちにくいし!高かったのに!めんどくさすぎて自然に使わなくなった。レンジ用の蒸し器自体は便利ですが、観音開き型のものだけはお勧めしません!鍋型とか、タジン鍋みたいなやつのほうがいいと思います。触手みたいなのがうじゃってなってるモップ  http://www.hansoku-ryohin.com/product_16791.html ←こういうの。ホコリを1ヶ所に集める、ってのはできるけど、ウェーブみたいに吸着はしないので、ずぼらゆえ集めたホコリを放置するという無様な結果となった。掃除機重い、でかい。もうそれだけで使わないな。広い家ならまだしも、一人暮らしのワンルームならクイックルで十分すぎるぜ。■↓これから引っ越したり、新生活をはじめるやつに言いたいことゴミの分別の少ない街を選べ(可能なら) 俺は横浜に住んでいたことがあるが、地獄だった。めんどくさくなってゴミが溜まった。分別をさぼれば、ゴミに紛れていたダイレクトメールなどから循環局員に特定され、家まで説教にこられる。最悪だぜ。シンクとガスコンロを置く場所が隣り合わせの配置になってるキッチンは避けろ ガスコンロの下にシンクから飛んだ水がたまってカビが生えたり、料理中に洗い物をすれば、鍋の中に洗剤が飛んだり、めんどくさいことだらけ。作業台とコンロが遠いと、切った野菜を鍋に入れたりするのも面倒だ。できれば洋室に住もう、ただし、和室から洋室に改造した偽洋室に要注意!! 和室はどこにでも寝転べて居心地が良いけれど、畳にダニが湧いたら駆除が相当大変。それに、無駄な段や隙間が多いので、ホコリがたまりやすく、掃除がメンドクサイ。和室から洋室に改造したタイプの部屋は、一見洋室でも、フスマがあったであろう場所を無理やり壁にしてたりして、そういうとこは段もそのままなことが多いから、騙されないように。あとは、部屋の四方に畳のヘリやフスマの名残の段差、柱などがあって、棚などを壁にぴったりとくっつけることができない、これは本当に最悪。棚の裏にホコリがたまる。押入れも、服をかけて収納する俺からすると高さが足りないのでただのゴミ置き場と化していた。ズボラは床生活をしないこと!★2012追加★ ベッド、テーブル、椅子、ソファを使おう。そして、ラグやカーペットは使うな! 床メインの和な生活は居心地が良いが、掃除が大変だ。床をクイックルするにも、いちいち座椅子どけて~、布団上げて~、って作業が増えるからね。布団の上げ下げ、カーペットのコロコロなどを日常的にできないやつは、いつかダニ地獄に陥るだろう。■↓100均でこれだけはおすすめすぎる!というもの透明でコシのあるビニールのジッパー付きの袋 http://ameblo.jp/yuumi52/image-10770175968-10986656737.html これだ! とにかく整理整頓に便利!鰹節やらの小分けパックや小分けされた顆粒だし、海苔、ふりかけのようなものを入れたり、ケーブル類、文房具、パスタ、とにかくなんでも入れられる。プラのケースのような四角くて硬いものは、サイズが合わなかったり、無駄にスペースをとったりしがち。だからといってただのビニール袋ではぐちゃぐちゃとして扱いにくく見た目が悪い。これならほどよく固く、まとまりがあり、ジッパー付きで取り出しやすい。定期入れサイズからA3サイズくらいまでサイズも豊富。旅行にも便利。ユニ・チャームのウェーブ(ハンディタイプ)のパクリの「ふわっとモップ ハンディタイプ」チューブ入りの薬味は基本、100均が安い。あと、ブラックペッパーとかそういう出番の少ないスパイスも100均で買うのが良い(使わないままお蔵入りしてもダメージが少ない)。★2012追加★■↓ミニ知恵毎夜、手にコンビニの袋やスーパーの袋などを持って部屋を歩き回ってゴミを入れていくだけ(その間1分)でだいぶ散らからなくなるぞ。四隅についたゴムで布団(マットレス)に固定するタイプの敷きパッドを強く!おすすめする。布団カバーの何がいやって、取り外したり取り付けるのがすごいめんどくさいこと。夏なんかそれだけで汗だくになっちゃうね。掛け布団カバーはそんなに頻繁に洗わなくてもおk(当社比)だが、敷き布団カバーを洗わずに過ごすと、ダニ地獄がまっている。そこで敷きパッドですよ。パッドなら、さっと取り外し洗濯。干してからまたサッと取り付け。サイコー。あとはね、確かに料理って結構レンジだけで済ませられる。けど、麺類やちょっとしたスープなんかはコンロの方が結局は楽なんだな。俺は鍋から食っちゃうから、洗い物も1つで済むしね。冷凍うどんや袋ラーメンなんか、すぐできるよ。それに、加熱しながら材料投下できるのも魅力だよ。続ける秘訣は在庫を切らさないこと、つまりはまとめ買い、かもしれない。アルコールティッシュなんかも、なくなる→詰め替えがない→買い忘れる→また買い忘れる→なんとなくヤル気失せる、ってなっちゃうんで、クイックルワイパーとか、アルコールティッシュなんかは買いだめが良いです。小麦粉とかトマト缶なんかももちろん買いだめしてる。■追記(11/08/29)もちろん何もかも習慣化してシステマチックに動くのが一番良いかもしれない。でもなかなかできない、ずぼらだから。でもできるだけ頑張ります。服も何度もたたもうとしたんだが、最初は調子よく畳む→忙しくなったりで畳めてない洗濯物がたまる→パンクする、ということの繰り返しになってしまう。確かに俺はずぼらに見えないかもしれない。でも俺はハウスダストアレルギーと弱い腹の持ち主なので、ある程度きれいにしておかないと、鼻水下痢お化けになってしまうのだよ。その条件下でいかにサボるか、という風に生活していたら、こういう感じに落ち着いた。実際俺は、一人暮らしを始めて2年くらいまでは、半年に1度くらい必要に迫られて大掃除をするだけ、六畳間が一杯になるほどゴミを貯め、食料を腐らせ、食器をカビさせ、洗い物のたまったシンクから腐敗臭をさせ、あらゆる粉類をこぼしまくり、出したものは出しっぱなし、服は床に山のようにぐちゃぐちゃに…という生活をしていたのさ。もちろん友達なんか呼べねぇ。生活の質も著しく悪い。台所がちらかって料理できないから、出来合いのものばかり食って腹を壊し、大事なモノもすぐなくす。毎日ホコリやカビのせいでかゆいし鼻水だらだら出るし。これはそういう事態を改善するための最低限の習慣なんだよ。そしてこれは、そんな俺にできる精一杯のことだ。はっきりいってこれ以上やることを増やすと、パンクして元の状態に戻ってしまうだろう。■蛇足(11/08/30)まあ、ずぼらに思えないわな。真のずぼらのみなさん申し訳ない。なんというか、別にホコリで痒くなったりしないし、腹も壊さないし、ニキビもできないし、ものをなくしたりしない人ならば、掃除とか整理整頓とかしなくていいんじゃねーですかね。こういうのは必要に迫られてる人だけすれば良いというか。俺も数年前までは、自分はそういうことが必要のない人種だと思っていたし。でも、あまりにも常に鼻をずーずーやっていて目が充血、ひどい時には喉がピーピーなりだすので、こりゃなんだろうと病院へ行ったら、ひどいハウスダスト(その他あらゆる花粉)のアレルギーだったことが判明したのですよ。「よくこれまで我慢できたねwww」と医者に笑われるレベル。それで、抗ヒスタミン剤なんかを飲んでやりすごそうとするんだけども、眠くなったり、ホコリとかダニが多すぎて薬が効かなかったりやらで、こりゃいかん、と少しはがんばろう、と思ったわけですわ。それに、脂漏性皮膚炎という皮膚の病気と、脂っぽいものと甘いものですぐにニキビだらけになる顔の持ち主なんで、良い食生活と清潔な寝床が必要だな、と。ところが、小さい頃から母に、「出したものはしまいなさい!」「服を脱いだら洗濯機に入れるか畳みなさい!」「蓋を開けたらしめなさい!」「ものをこぼしたら拭きなさい!」「部屋を片付けなさい!」を、家を出るまで言われ続け、1度もできたことのなかった俺なので、本当にできないんですよ。「ふっ。本当のライフハッカーにゃ特別な道具なんていらねー。砂糖の袋なんか洗濯バサミでとめときゃいいんだよ」とか思ってやってみるんですけど、その一手間「洗濯ばさみで袋を閉じる」ということが出来ず、開けたまま放置、湿気て塊だらけにした挙句、こぼす。野菜食おうと思って野菜炒めとかつくるけど、思ったより野菜食えない割に手間かかるし美味しく作れないし、ですぐにやめる。そんなかんじで試行錯誤してるうちに、いきついたような感じです。あと、アレルギー対策だけなら掃除だけで良くね?整理整頓とかしなくても、って思ってたんですけど、整理整頓ができてないと掃除ってできないんだな、と大人になってから知ったという。
ずぼらな俺が4年間の一人暮らしでたどり着いた部屋作り&暮らし方
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soymilkfm · 4 years
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0126 洗濯物が取り込めないまま二日雨に降られて、取り込んでから二度回したものの一度も干せなかった。この頃家事ができない。朝も起きれず、台所にも立てず、気持ちも晴れない。「鬱の時に別れ話なんて通常はしちゃいけないことだから。エネルギー全部持って行かれてしまったね。」とカウンセラーの声が優しく私を包んだ。主治医は、泣きながらでも良いから、卵と牛乳だけはとりなさいとアドバイスをくれた。完全栄養食品というらしい。スープにしたり、粥にしたりしてなんとか食べてみている。丸2日まともに食事を取らないこともあるわたしの身体は体内から重さを手放し続け、体重はついに最低記録を更新した。食欲がないことに悲しくて涙が出る日もあれば、食欲があっても動けないことに絶望してしまう時もある。この二ヶ月間、"エネルギーを溜めて"と書き続けてきたが、エネルギーの枯渇を感じる。家から少し出ただけですぐに横になりたい程に疲労し、スーパーのレジ列には到底並べる気がしない。ようやく家を出ることができてもレジまで行くのが億劫で、買いたい物も買えずに帰ってくる。前みたいに喫茶店に行っても何をして良いのか分からない。読みたい本もない。もう身体を動かす力がないと感じる。先生には、あなたの場合は母親の病気と介護、失恋による「疲労うつ」だから、こころの疲労が取れるまでかなり時間がかかるだろうと言われた。主治医からもあなたのうつには恋愛が大きく関与してるからこうして全身に反応が出る、それは決して悪化じゃない、毒を出した後は一進一退だそう。一歩でも前に進めているのかという気になる。泣くことも減ったが、とにかく毎日ベッドから動けない。そんな日々です。
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harinezutaka · 1 year
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二年前日記37(2021年9/10〜9/16)
9月10日 朝、銀行と買い物へ。赤ちゃんまわりの買い物がまだ少し怖くてなかなかできないので(そろそろしないといけないんだけど)、どうせやらなきゃいけないことを先取りしてやっておこうと思い、お年玉の準備をした。新札の交換は一回につき(カード一枚につき)10枚しかできないとのこと。そうなんだ。カードは4枚あったから、4回やったら後ろの人に怒られてしまった。あまり並んでないからいいかなと思ったら、気づいたら結構並んでいた。ごめんなさい。恥ずかしい思いをしてしまった。帰ってから、お昼ご飯、昼寝、片付け、散歩。晩ご飯は、鰻の混ぜご飯と牛すじと玉ねぎのスープ。おでんの出汁がまだ余っていたので。残りは明日うどんにする。
9月11日 朝、鰻の混ぜご飯のおにぎり、冬瓜のナムル。掃除、メルカリの出品などをする。お昼は牛すじのうどん。昼寝、片付け、入院中に着るパジャマを買った。夜は、シュウマイ(夫が買ってきた)、トマトのサラダ、冬瓜のナムル。
9月12日 午前中、近所の保育園で開催されていたプレママ向けの講座に2人で行く。産後のメンタルヘルス、授乳、沐浴の仕方などを教わった。市の講座は人気で申し込みするも落選してしまったのでありがたかった。参加者は私たちを入れて2組だけで、講師の人のほうが多かったぐらい。とても贅沢だった。夫は沐浴も慣れていて褒められていた。夜勤明けで最初は機嫌が悪かった(本人もそう言っていた)ので心配だったが、参加できてよかった。沐浴人形は、3キロあって結構重かった。こんなものが自然に出てくるなんて信じられない。早く準備を進めないとなと思うものの、いろいろ知識が増えるといらないなと思うものも多いので難しい。お昼は、行ってみたかった焼肉屋さんに行くつもりだったが、お休みだったので天ぷら割烹のお店に行った。いろいろ小鉢が付いてきて美味しかった。帰ってから昼寝。起きたら夕方だった。晩ご飯は牛すじカレー、かぼちゃのグリル。
9月13日 版画教室に行く日。ぼさぼさになっていた眉毛を整えてもらい、お昼は久々のドガリさん。みんな黙々と食べて出て行くという感じでよかった。阪急で化粧水を買い、教室に向かう。版画はお皿を立体的にするためにもう一版作ることになった。それをしてから刷りの仕上げと、サインやエディションの入れ方を教わる。完成したものをばばっと並べるととても楽しい感じ。同じものがいっぱいできるのは嬉しい。エキゾの地下でお惣菜を買って帰宅した。10000歩以上あるいたのでくたくただ。晩ご飯は、焼き豚、ナムル、イカと青菜の炒め物、なすとモロヘイヤのスープ。携帯の会社の乗り換えがうまくいかなくて困る。明日カスタマーセンターに電話してみよう。
9月14日 朝、鍼に行く。急にお腹が大きくなってきた感じがしてしんどい。いつまで通えるかなと心配になってきたが、いろいろ調整してくれて帰りにはとても動きやすくなっていた。まだいけそう。駅前のパン屋さんでモーニングを食べて、花屋さんで花を買って帰る。ファミリーマートでsopoの眉アイテムも買った。帰宅後、スマホがまだ繋がらないので、カスタマーセンターに電話した。指示されたように操作してみると繋がった。バンザーイ。お店に行かずに、機種変も乗り換えもできた。自由だ。ほっとして、ごろり横になる。図書館に返す本を読む。スーパーに買い物に行くついでに、コミセンで本を返す。晩ご飯は豆乳鍋。この鍋の素はお気に入り。テレビは『アンという名の少女』『ボクらの時代』を見た。子ども連れの人がよく持っている感じがするので、ネットでLLBeanのグロサリートートを買った。
9月15日 1時にコープさんが契約に来る予定だったが、近くまで来ているのでよかったら早く行きたいとのことで、11時ごろになった。元気な営業さんに、ひととおり説明を聞いて資料をもらって、引き落とし口座の記入と出資金の支払いなどをする。トイレットペーパーと、ツナと、おしりふきをふたつもらう。後で5000ポイントももらえるらしい。お昼を食べて、アマゾンプライムを少しのぞいてみるとたくさん映画があった。ベビーレ��ストリのために登録したが、家にいる時間も増えるので続けちゃおうかな。今日は『パンとスープとネコ日和』を見た。昼寝をして、片付け、確定申告、新しく買ったキングスオブコンビニエンスのCDを聞きながら早めにご飯の用意をするなどする。晩ご飯は、冬瓜と鶏肉の煮物、サーモンとワカメのサラダ、かぼちゃ煮物、漬物。デザートにみたらし団子。夫は帰ってくるなり階段の掃除を念入りにしていた。何だか最近家のことが楽しそう。私に余裕があると自然とそうなるのかもしれないな。いいこといいこと。
9月16日 一年前に使ってみたタスクシュートに無料プランができていて、また使ってみることに。やっぱり、いいな。時間に名前をつけて、その通りに動く。ただそれだけなのにとても効率がよくなる。さくさく、家事などをすませていく。やらなきゃなと思っていたコンロ周りの掃除なんかもできた。お昼前に買い物。返し忘れていた本の返却もした。お昼は無性に食べたかったシーフードカップヌードルを食べた。午後からは、就職相談の予約、ロストインパンデミックを見る、ネット証券を登録するための準備、日記アップ、片付けなどをする。夕方近所の人に少しお届けものをした。少し短期記憶が怪しくなっているおばあちゃんから、何度か電話がかかってきた。混乱させてしまったかもしれない。晩ご飯は、サーモンとブロッコリーのオムレツ、冬瓜と鶏肉の煮物、かぼちゃのポタージュ。
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abcboiler · 4 years
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【黒バス】やさしい国で待ちあわせ
2014/02/11発行オフ本web再録
■1■
リアカーを壊した。緑間と二人で壊した。
それもまあ仕方のないことで、この三年間、毎日使い続けていたそれは大分傷んでいて、何処かに寄付するにはぼろぼろ過ぎた。木目は至るところが節くれだって、慣れていないと服を引っ掛けて怪我してしまうし、車輪は少し歪んで、気を付けないといつも進行方向から左にずれてしまった。チェーンも錆びて、ぎいぎい音がしていたし、サドルの布はちょっと破けていた。 俺たちの愛車は満身創痍で、真ちゃんはいつも、リアカーの左角の節くれと、登ってすぐの歪んだ板に触れないようにそうっと乗っていた。俺はいつもハンドルを右側に傾けて運転していた。直した先からパンクするし、毎日油をさしても固まった錆は取れなくなって、着実に増えていた。 だから、壊したのだ。俺と真ちゃんで、卒業式の日に。いつも停めていた、学校の駐輪場の隅で。胸に花を刺して、卒業証書が入って歪んだ鞄を地面に置いて、砂に膝をついて、季節はずれの汗をかきながら、俺たちは黙って作業をした。真っ赤な夕暮れの中、二人で、ネジを外してボルトを取って、板を分解して、壊したのだ。俺たちのリアカーを。思い出を、鉄と銅と板に分解して粗大ゴミのシールを貼って捨てた。次の日の朝には回収される予定だった。駐輪場からは体育館の屋根だけが見えた。そうしてそこまでやってから、俺たちは歩いて駅まで向かって電車で帰った。 だって、まあ、仕方がないことなのだ。 俺も真ちゃんも、行く大学が違って、その方向も違って、お互いに別のアパートを借りて、四月から新しい生活を始めようとしていたのだから。俺が真ちゃんを迎えに行ったってどうしようもない。行き先の違うバスに乗ったって目的地には着かないのだ。そうなってしまうと、リアカーなんて場所を取って邪魔なだけだった。誰かに讓るにしても修理代金が高くついて新しく買った方がマシなレベルだったし、そもそも何処に寄付すればいいのかもわからなかった。 いいや、本当は、俺たち以外の誰かがこれを使うのが嫌だったのかもしれない。
「真ちゃん家だったら置いとけるんじゃねえの」 「置いてはおけるかもしれないが、俺もお前もいなくなる以上、誰も手入れをしなくなる。そうしたら後は本当に朽ち果てるだけなのだよ。修理もきかなくなるだろう」 「そうだよなあ」 「ああ」 「じゃ、壊そっか」 「ああ」
解体するとも、分解するとも、捨てるとも言えなかった。壊すという乱暴な言葉が最もふさわしいと思った。毎日毎日油をさして、毎日毎日真ちゃんが「今日もよろしく頼む」と声をかけて、パンクしたら直して、板が割れたら直して、雨が降ったらビニールシートでくるんで、落書きされたらペンキで塗って、そうやって三年間過ごしてきたこいつを、俺たちは壊す。 だって、仕方がないだろう。俺たちは大人になってしまったんだから。 こうして俺は真ちゃんを迎えに行く口実を失って、真ちゃんは俺に会う口実を失ったのだった。いいや、会う口実なんてのはいくらでもある。映画を見たい、新しい甘味が食べたい、なんだっていい。なんだっていいけれど、それは一般人の話であって、こと緑間真太郎にとって、それは必ずしも誰かが必要なものではないのだった。そして必ずしも必要でない場合、あいつは決して声をかけない。例え内心で寂しいと思っていたとしても、あいつは一人で祭りに出かけるだろう。 意地っ張りで我が儘で、懐に入れた人間には存外甘いあいつは、理由が無ければ他人に頼ろうとはしないのだ。人は一人でも、案外生きていけるものである。そもそも中学の頃は、あんな奇妙な乗り物が無くても一人で何処にでも行ってなんでも手に入れていた男だ。リアカーが無くなった今、あいつは俺を呼びつけないだろう。あれは、緑間真太郎なりのサインだった。不器用なあいつの、唯一の、俺を呼んでいい理由。 だから、俺たちには新しい口実が必要だった。いいや、俺たちだなんてずるい言い方はよそう。俺には口実が必要だった。 何せ、俺は、この緑間真太郎のことが好きだったので。 真ちゃんが俺のことを好きかどうかは知らない。多分好きだろう。俺の好きと同じ形をしているかどうかは知ったこっちゃないが、まあ、ほぼ同じ形で好きだろう。 でもそんなことよりも大切なことは、俺たちはそれを一つも口に出さなかったということなのだ。あれを壊している間中、ずっと。思い出を壊している間、ずっと。 だから俺も黙り続けている。黙ったまま、探している。まだ。
■2■
「真ちゃんホント忙しそうだね」 「まあな。取れるだけの講義を取った。ほぼ毎日一限から五限まであるのだよ」 「うっわ、信じらんねえ。勉強の鬼かよ。鬼真ちゃん。オニシン」 「全く語呂が良くないし何も洒落になっていないと思うが」
そう言いながらサラダを口に運ぶ真ちゃんの頬は、入学式から一ヶ月、少しこけたような気もするけれど、顔色は悪くない。心配していたが、きちんと食事は取っているらしい。今だって、サラダにスープ、ステーキを頼んで黙々と食べている。
「体調管理にも人事を尽くすのだよってか?」 「当たり前だ。自分で入れた講義を自分の不調で欠席するなど愚かしいだろう。初めの週に、きちんと栄養バランスを考えた献立を作った。後はそれ通りに食べれば問題ない」 「すげえ。そんな食事管理SF映画の中でしか見たこと無かったわ」
窓の外は真っ暗で、車が路面を走るザアアという音がする。なんだか雨の音に似ているような気もするが気のせいだろう。時計の針は八時を指していて、夕飯を食べるには、まあ、少し遅いくらいの時間。
「仕方がないだろう、講義があるのだから」 「ですよね」 「それでも今日は早い方なのだよ」
一ヶ月ぶりに再会する真ちゃんはいつもと同じ調子で、ひと月前と何も変わらないように見える。だけど実際は、俺の知らない所で俺の知らない講義を受けて、知識を吸収して、誰かと会話して、段々と新しく生まれ変わっているのだ。
「真ちゃん、友達できた?」 「……挨拶をする程度の顔見知りなら」 「多分それもう相手は友達だと思ってるって」 「そんなものなのか」 「そんなものですね」
飯に誘われたりしないの? と聞けば、真ちゃんは黙って頷く。俺の聞き方も悪かったが、これで頷かれても、誘われているんだか誘われていないんだかわからない。多分、誘われているんだろう。ゆっくりと口の中の肉を咀嚼して飲み込んで、水を一口飲んで真ちゃんは答えた。
「講義の終わりに、飯でも行かないかと言われたことはあるが、俺はその後も講義があったからな。最終講義が終わった後はさっさと帰っているし」 「じゃあ真ちゃん一ヶ月ぼっち飯?」 「昼は一緒に食べている奴もいる」
そんな当たり前の返事にちょっと傷つくくらいなら聞かなきゃいいのに、愚かな高尾和成くん。いやいや、マジで一ヶ月独りで飯食ってる方が心配だろ。健全な社会的人間性を持ち合わせていてくれて何よりだ。何よりなんだけれど、俺はこいつの母ちゃんでは無いのに、こんな心配をしてどうする。何にもならない。
「かわいい女の子はいた?」 「どうだろうな。いつも一番後ろの席に座るから顔は見えん」
心配すべきは、こいつが誰かと結ばれること。なんて、別に、付き合ってる訳でも無いのに、こんな心配してどうすんの。どうにもならない。何にもならない。世の中はそんなことばっかりだ。何をどう心配したって、それは全部見当違い。俺は母ちゃんでも無ければかわいい恋人でもなく、ひとりの友達。ひとりの相棒。
「お前の方はどうなんだ」 「俺? ううーん、俺んとこも女子の割合すくねえからなんともなあ。あ、でも��干みゆみゆ似の子いた」 「宮地先輩に紹介したらどうだ」 「え、真ちゃんがそんなこと言うなんてどうしたの」 「先輩の大学の教授が客員講師として来ているんだが、学部的に先輩が講義を取っている可能性がある。話でも聞けないかと」 「真ちゃんって、案外目的のためなら手段を選ばないよなあ」
真ちゃんはしっかり焼いてもらった肉を口に運ぶ。俺も自分の肉にフォークをぶすり。レアなそれからしたたる赤い肉汁。口の中で思いっきり噛み切ってごくりと飲み込む。生きている味がする。
「真ちゃん、次いつ会えんのさ」 「……そうだな、一通り落ち着いたし、来週の木曜なら問題ないのだよ」 「木曜な。オッケー。六時とか平気?」 「ああ」 「んー、どうすっかな。久々にストバスでもやる?」 「そうだな」
ぶすり。刺さったフォーク。それを持つ左手に、もうテーピングは存在しない。目を細めてみれば、そこに白い幻影が見えるような気もする。真ちゃんはバスケをやめた。悪いことじゃない。俺たちのバスケは、あの日の粗大ゴミの一つとしてどこか遠くで燃やされたのだろう。悪いことじゃない。ちゃんと、俺たち自身が選んだのだから。全てを失ったと悲壮感に浸るほど子供ではなかった。
     ◇
「いや、お前、ホント、ねえわ、マジで……」 「お前は少し鈍ったんじゃないか」 「そりゃ鈍るわ! 昔みてえな練習してねえんだから! お前はなんでそんなキレッキレなんだよ! 人事尽くして自��練しまくってんのかよもしかして!」 「いや、多少の筋トレはしていたが俺もここまでちゃんと動くのは久しぶりだ。元々の地力の差じゃないのか。単純に」 「単純にズバッとひでえこと言うよなお前」
コートに寝そべれば街灯に邪魔されて少し暗く星が見える。たかだか一時間くらい動いただけなのに、荒い呼吸がなかなか止まらなくて俺は苦笑した。一ヶ月でここまで衰えるとは、いやはや時間の流れとは無情だ。これを元に戻すには三ヶ月はかかるだろう。いつだって、壊す方が簡単なのだ。
「そんなこと言って、真ちゃんもまだ息整ってない癖に」 「……お前もだろう」 「ははっ、俺たち二人ともこうやっておっさんになってくんかな!」 「俺は絶対にお前よりも格好良いおっさんになってみせるのだよ」 「ええ、なんだそれ」
たるんだ腹など許さないからな、と俺に指を指してきたって、そんなの俺の知ったこっちゃない。許さないも何もお前の話だし、多分お前は太るよりはやせ細っていくタイプだから筋肉落ちないように気をつけろよ、と言おうと思って面倒になって取り敢えず笑った。母ちゃんじゃ、ねえんだから。うん? はいはい、きっとお前は、なかなかにダンディでイカしたナイスミドルになるに決まってるよ。
「あー! でも真ちゃんが練習してねえなら、俺が真ちゃん抜ける可能性も出てきたな! ぜってー次は抜く。めっちゃ練習する」 「ぐ、人が講義を受けている間に成長しようというのか」 「ふふん、ずるいってか? ずるくないよなあ、俺は人事を尽くすだけだからなあ。ずるいなんて言えねえよなあ。どうだ真ちゃん、自分の信念に邪魔されて文句言えない気持ちは。うん?」 「お前……底意地が悪い、いやそれは前からだったか」 「あん? お前に尽くし続けた高尾ちゃんのどこが底意地が悪いって?」 「どこの誰が尽くし続けたというのだよ。なんだかんだ自分の意見は押し通してきた癖に。俺の我が儘の影に隠れてやりたい放題していただろう」 「おお? それこそ聞き捨てならねえな? 我が儘の影に隠れてたんじゃねえよ、お前の我が儘がでかすぎて俺のが霞んでただけだっつの。お前の自己責任。オッケー?」 「我が儘を言っていたことは認めるんだな」 「いやいや、滅相もございません」 「どっちなのだよ!」
夜のコートで、体ばっかりでかくなった男が二人、真剣に言い争っている。あまりにも馬鹿馬鹿しくて子供みたいな内容を、わざと真剣な調子で言い合う。ああ、なんだか視界が眩しいのは、星のせいか、街灯のせいか、自販機の明かりだろうか。なんだか酷く目にしみて瞼を閉じた。おい、寝るな! なんて真ちゃんの怒った声。寝るわけねえだろ。お前がいるのに。お前がいたら俺はいつだって目かっぴらいて起きてるよ。今は閉じてるけど。はは、閉じちゃってるけど。
「おい、高尾、……高尾? なんだ、死んだのか」 「お亡くなりになった高尾くんに一言」 「高尾……、実は俺はお前のことを……」 「高尾くんのことを?」 「超ド級の変人がいると言って、大学の奴との話の繋ぎに、適当にあることないこと喋ったのだよ……」 「いや、待って待って待って真ちゃん! 何それ! ちょっと待ておい!」
流石に聞き捨てならなくて飛び起きたら、真ちゃんは真顔で俺の顔を見て頷いた。いや、その頷きは何なわけ。何を示してるわけ。全然わかんねえから。
「死人に口無し、バレなくてなによりだ」 「最低じゃねえか!」
叫ぶだけ叫んで、やりとりのあまりの下らなさに溜息をついた。何よりも下らないのは、真ちゃんが大学でも俺の話題を出してることに喜んでる俺自身である。滑稽な独占欲に苦笑いを零していたら、真ちゃんからボールが飛んできてギリギリのところで俺はそれを受け取る。びりびりと、手のひらがしびれる感触。こいつ、本気でぶん投げてきやがった。赤くなった俺の手はまだまめだらけで、皮も分厚くなっているけれど、これも後数ヶ月もしたら普通の手になっているのかもしれない。
「というか、お前は何故そこまで鈍っているのだよ。お前の方が暇なら、今日の時点でここまでへばっていないんじゃないか」 「暇とか言うなって! まあそりゃお前とはちげえけど、俺だってバイトとかめっちゃ入ってんだって。家賃は親に払ってもらってっから、生活費は自分で稼がねえと」 「ああ、なるほど、そうか、それがあったな」 「お前は? それこそ講義で忙しくてバイトなんかしてる暇ねえんじゃねえの?」 「親の脛をかじっている」 「めっちゃ堂々と言ったなおい!」
笑いながら全力で投げたボールは、俺の希望通りこいつの手のひらの中に収まって、そのままゴールリングへ向けて発射された。俺の知っている、俺の憧れたままの高度と軌道。それが変わらないことに安堵しつつ、ボールは勢いよくネットを揺らして落ちる。地面がごうんごうんと跳ねる音。このシュートだって、いつかは終わる。
「事実なのだから仕方がないだろう。家賃光熱費水道代食費学費その他もろもろ全て親持ちだ。そもそも、ラッキーアイテムであれだけ金を使わせていた俺が今更この程度のことで罪悪感を覚えると思うのか?」 「やべえ、どうしよう、言ってることはどこまでも格好悪いのにここまで堂々とされるとそんなことないように聞こえ……聞こえねえな」 「やはり駄目か」 「駄目だったなあ」
少し笑いながら真ちゃんはボールを拾う。かがんだ時に僅かに揺れた上半身と、グレーのセーターが何故か目に焼き付いた。その服の下の筋肉も、段々と衰えていくし、二度とあの派手なユニフォームを着ることもない。そんな当たり前のことを、俺はゆっくりゆっくり飲み込んでいく。別に、悲しいわけではないのだ。少し寂しくはあるけれど。そうだ、寂しいのだ。大人になっていくことが。俺たちが、大学生になって、卒業して、就職して、もしかしたら結婚したりして、子供ができたりとか、して。そういう変化をこれからも続けていく。
「うちの大学は成績優秀者になれば賞金がもらえるのだよ。一年間にかかる金額と比べれば雀の涙のようなものだがな。それは親に渡すつもりだ」 「もう取れることは確定なのね」 「当たり前だ。人事を尽くしているのだから。」
例えば、一人暮らしをするようになって、洗濯だとか料理だとかを少しずつ覚え始めた。電気をつけっぱなしにしたり、蛇口をしっかり締めないで母さんに怒られた理由がようやくわかるようになった。お金のこととか、現実とか、ちゃんと見始めた。悪くないなあ、と思う。あの駆け抜けた日々に比べると少しばかり穏やかすぎて、太陽の光もあまり眩しくないけれど、変わりに柔らかくなったように思うのだ。
「成長してから恩返しということで先行投資してもらうしかないからな、金額の問題ではなく担保のようなものなのだよ。将来性の保証だ」 「お前さ、なんか照れ隠しが生々しくなってねえ?」
パスされたボールを投げ返す。真ちゃんはそれをシュートせずにもう一度俺にパスしてきた。別に俺はシュートなんか撃たねえのに。もう一回真ちゃんにパスしたらまた返ってきて、奇妙なキャッチボールが延々と続く。ぼんやり数えて十二回目で俺はでかいくしゃみをした。背筋からぞわぞわと、這い登るような冷気。
「うあー、さぶ。汗ひくとめっちゃ寒いな。つか、五月ってこんな寒かったっけか」 「五月は寒いだろう」 「五月は寒いか」
寒いっけ、と首を傾げる俺の顔面めがけてジャージが飛んでくる。真ちゃんのではなく、俺のだ。勝手に鞄から出されたらしいが腹も立たない。帰り支度を始めるこいつもジャージを羽織る。お前だって寒かった癖に、先に俺に渡しちゃうんだからなあ、そういうとこ、好きなんだよなあ。好きなんです。あーあ、好きなんだよ、ほんと。
「おい、聞いてるのか」 「へ? あー、ごめんごめん、何?」 「全く聞いていなかったのか。ボケすぎだ」 「ごめんって。で?」 「風邪を引かれても困るから、俺の家に寄っていけ」 「あ?」
耳に届いた言葉が信じられなくて俺は思わず自分の頭を殴りつけそうになった。そこまで驚くことでも無いのにこんだけ動揺が隠せないのは、やっぱり、俺がコイツのことを好きだからなんだろう。好きな奴の、一人暮らしの家に上がり込む、なんてのは、どうしたってそういう意味にしか取れないのだ。勿論真ちゃんにその気が無いことはわかっているけれど。だけど、わかるだろうか、一人暮らしの家だぞ、生活の何もかもが部屋に閉じ込められた、まず間違いなくこいつの匂いで満ちている部屋。
「お前、何回聞き逃せば気が済むんだ」 「いや、聞こえてた聞こえてた! 聞こえてたけどさ! え、いいの」 「構わん。ここから俺の家は近い」
そりゃ、お前の家に近いストバスのコート探したからな。俺のアパートからは遠いのだ。お前の家。俺が三年間迎えに行った、あのだだっ広い門扉がある豪邸とは別の、お前が一人で暮らしてる家。
「おい、どうした、来ないのか」 「いつ誰がそんなこと言ったよ。行く。超行く。真ちゃんのお部屋大訪問」 「そうか。エロ本はまだ買ってないから探しても無いぞ」 「……真ちゃんもなかなかに、俺が言うことわかってきたよね」
     ◇
「……おい、ちょっと待て、待ちなさい、親の脛かじり太郎」 「なんだ、さっき宣言しただろう」 「限度があるだろ! 何だよこの部屋! 部屋じゃねえよ家だよ! どう見ても一人暮らしには広すぎるだろ! 普通六畳一間だろうが! なんだこれ!」 「俺の家だが」
入口がオートロックの門だった時点で嫌な予感はしていたが、大的中も大的中、ドアを開けたら玄関と靴箱があり、そこから廊下が伸びていた。バス、トイレ別だ。というか、部屋までの通路に台所が無い時点で戦慄した。大学に入ってから他の奴の家にも幾度かお邪魔したが、部屋までの短い通路の片側に風呂トイレ、片側に狭い台所と洗濯機置き場、ドアを開ければ六畳間、この鉄則を外れる奴なんていなかったのだ。
「いやー、これはない、マジでない、かじるどころじゃねえ。しゃぶってやがる」 「まあ、富裕層だからな」 「やめろ……聞きたくない……こんな露骨な格差はやめろ……」
風呂に入れと投げ渡されたバスタオル。真っ白で、まだほとんど使われていないそれに遠慮する気にもなれなかった。保温機能で自動で沸かしてくれるバスタブでも俺はもう驚かない。腹いせに、シャンプーとリンスの位置を逆にしたことくらいは許されてもいいだろう。思い切り鼻歌を歌っても近所に文句は言われないんだし。 風呂を上がってみれば、真ちゃんが真剣な顔で洗濯機を回していた。説明書が壁に貼られている。若干首を傾げてセーターのタグを見ていたこいつは、マークの意味がわからなかったらしく携帯電話で調べ始めた。堅実な奴である。
「ちょっとくらいならソフトサイクルで問題ねえと思うけど」 「馬鹿なことを言うな。これだけ細かくラベル分けされているのだから消費者はそれに従うべきなのだよ。ふむ、これは手洗い不可」 「いちいちクリーニング出すわけ? 金がもったいな……いや、俺は何も言わねえ。言ったら言っただけ傷つきそうな気がする。何も言わねえ」 「ドライヤーを使うならそこの引き出しだ。暇ならリビングにいろ。茶は勝手に出せ」 「へいへい」
短い俺の髪は、水気を取れば自然に乾く。面倒くさいからとリビングに向かえばきちんと整理整頓された部屋。プリントも教科書も整然と並び、出しっぱなしの衣類なんて物は無い。思いのほか完璧な一人暮らしをしているこいつに少し驚く。生活力なんて皆無かと思っていたのだが、壁に貼られた手書きのメモを見て納得した。こいつ、毎朝のルーティンワーク完璧に決めてやがる。月曜日、五時、起床、ストレッチ、五時五十分、着替え(引き出し下段)、六時、テレビ兼朝食(チャンネルは六)……目眩がしてくる。多分、中学の時も高校の時も、こうやって自分の動きを決めて行ったんだろう。所々に訂正の箇所があるのは、それじゃうまくいかなかったからか。そういえばあいつはこの前会った時、「一通り落ち着いた」とか言っていた。それはこういうことだったのか。
「何を間抜けな顔を晒している」 「うお、真ちゃん終わったの。いやー、これすげえな。機械かよ」 「人事を尽くすためには必要なことだ」 「いやー、お前の人事に対する執念こんな形で見ることになるとは思わなかったわ。隣に貼ってあんの食事の献立?」 「そうだが」 「……真ちゃん、これってさ、今日の、食事の献立?」 「そうだな」 「……明日の食事の献立は?」 「これだな」 「…………明後日の食事の献立は?」 「これだな」 「まさかとは思うけど、真ちゃん、毎日これ食ってんの……?」 「完璧なバランスだろう」 「お前は! 融通きかなさすぎだろ!」
思わず怒鳴りつければ、何故俺が叱られなければならないのだよという顔で見られる。いや、おかしいのはお前。絶対にお前。誰かこいつに常識を教えてやってくれ。 俺の目の前にある紙には、朝から晩まで、食べ物とどこでそれを売っているかの表がある。ほぼ調理が入っていないのは、自分じゃ作れないと判断したからだろうか。数えてみれば三十品目丁度。それぞれの栄養素もきっちり取れている。それにしたっておかしいだろう、朝、煮干(松の家)、白米、漬物(西武スーパー)、牛乳(二五〇ミリリットル)って、いや、栄養は取れるかもしれねえけど、こいつは三百六十五日同じもんを食べ続けるつもりなのか。嘘だろ。絶対に楽しくない。
「この前お前と食事をした時は計算が面倒だったのだよ。翌日に足りない分は全て追加したからなんとかなったが」 「なんともなってねえからそれ。なんで翌日繰越制度になってんだよ。一ヶ月間焼肉しか食わなかったから次の一ヶ月は野菜しか食いませんってことじゃねえか」 「そうだな、それではカルシウムもタンパク質も足りない」 「ちげえよ! 何にも伝わってねえよ!」
誰か、この超ド級の馬鹿をどうにかしてほしい。お前は頭が良いはずじゃなかったのか。俺にはこいつの思考が手に取るようにわかる。わかってしまう。大学生になったからには勉学に励まねばならない、そのためには心身ともに健康でなくてはいけない、健康な体は健康な食事から、完璧な献立を作らねば。完璧な献立なのだから毎日それで完璧だ。終了。殴りたい。
「そうは言ってもな、毎日別の献立を考えるのは流石に負担が大きすぎるのだよ。できなくは無いが、俺は料理が苦手だから作れるメニューも限られる。その中でどうにかしようとすれば、今度は学業の妨げになるだろう。本末転倒だ」 「なんで俺が説得されてんだろうな。お前の発言だけ聞いてるとお前が正しく聞こえるから不思議だわ。あのな真ちゃん、アウト」
頭が痛いのは長風呂をしてしまったせいだろうか。久々にちゃんと広い風呂入って、ちょっとテンション上がっちゃったもんな、確かに。俺のアパートの風呂は狭くてろくに入れたもんじゃないし。ああ、それとも髪を乾かさなかったせいだろうか。風邪ひいたかな。いいや、違う、この目の前の男が全てである。
「っつーか、真ちゃん、今日はどうするつもりだったわけ。俺、お前と夕飯まで食うつもりだったし、まともな夕飯出てくると思ってなかったから外行く気満々だった」 「さりげなく人を馬鹿にするのはやめろ。俺だって外に出るつもりではいた」 「で、それで足りなかった分は明日に追加されるわけ」 「まあ、そうだな」
壁にかかったカレンダーを見る。先週の木曜と、今週の木曜にだけそっけなく印がついている。俺と会ったからだ。俺と会う日だからだ。そしてこいつは金曜日、俺との食事で足りなかった分を一人で追加して食ってるんだろう。どうせこいつのことだから、カルシウムが足りなければ牛乳を必要なだけ追加、タンパク質が足りなければ豆腐を足りないだけ追加、とかそんな大雑把なことをしているに違いないのだ。それはなんだか、酷く腹がたった。一人でそんな素っ気ない、機械みたいな食事をしているこいつにも、それの負担になっているのであろう俺のことも。
「……真ちゃん、来週どっか空いてる?」 「……木曜日なら」 「また?」 「木曜だけは授業が三限で終わるのだよ」 「ああ、なるほど」
さて、俺のこの感情のどこまでが純粋なもので、どこまでが邪なものだったのかは俺にもわからない。俺はもしかしたら母ちゃんのようにこいつのことを心配していたのかもしれないし、恋人気取りでこいつのことを独占したかったのかもしれない。両方かもしれないし、もしかしたら全然関係なくて、俺はただ、何にも考えていない馬鹿野郎だったのかもしれない。
「じゃあ、俺毎週木曜は夕飯作りに来るから」 「はあ?」 「栄養バランス完璧な献立だったら良いんだろ? 任せろって、少なくともお前よりは作れるから」 「いや、別にだからといって何故お前が」 「良いじゃん。お前木曜以外空いてないんなら俺どうせしょっちゅう遊びに誘うし。そのたんびにお前が飯の計算しなおすのも面倒くさいだろ。 だったら俺が作っちゃうのが手っ取り早くね。別にお前が他の用事入れる時はこねえからさ」 畳み掛けるように言う俺の勢いに押されたのか、真ちゃんは、いや、だとか、それは、だとかもごもごと言っている。きっぱりさっぱりしているこいつには珍しい狼狽具合だ。自分でも無茶苦茶なことを言っている自覚はある。だけど俺は全然引く気が無い。多分真ちゃんも、そのことに気がついたのだろう。
「……お前が、いいなら」
渋々と頷いたこいつに俺は笑った。自分があまりに馬鹿らしすぎて笑ったのだ。だけど、俺は、何度も訂正された跡がある木曜日のルーティンワークを見て、何もせずになんていられなかった。そうだよなあ、二週連続でお前の予定変わったら、それは別の何かを考えるよな。来週も俺が誘うかもしれないし、誘わないかもしれないし、そしたらお前はきっと、別の日課を組み立てなくちゃいけなかった。 最終的にクエスチョンマークだけが残されて、『保留』とそっけなく書いてあるそれは、俺がお前の毎日に組み込まれるためのスペースだった。お前は自分じゃ言わないけれど、ちゃんと俺はわかっているのだ。お前からの、新しいサインに。 そうやって、形の無い不安に脅かされていた俺は、入学して一ヶ月と一週目に、驚く程スムーズに、新しい口実を手に入れたのだった。
     ◇
「真ちゃん、最近とみに忙しそうね」 「試験が近いからな。お前だってそうだろう」
七月の頭、室内には既に冷房がかかっている。俺の部屋にもついてはいるが、効きが恐ろしく悪く音だけうるさく、よっぽど扇風機の方が役立っているのが現状だ。大学生の試験期間というのは講義を取っていれば取っているほど過酷になるもので、楽できる奴はいくらでも楽ができる。真ちゃんの忙しさといったらない。試験だけで二十個近いと聞いて頭を抱えた。国立受験だって十科目だっていうのに。
「お前んとこほど過酷じゃねえわ。レポートも多いし」 「レポートの方がかかる時間は多くないか?」 「俺んとこでね、レポートってのは、『なんでもいいから取り敢えず出せば単位はくれてやるから文字数埋めて出せ馬鹿野郎』って意味なわけ」 「凄い意味の込め方だな」
俺が作ったキャベツのホタテ煮を、眼鏡を薄く曇らせながら食べている真ちゃんの顔は呆れている。大根は鷹の爪を入れて煮たから少し辛い味付けだが、これくらいならどうということはないらしい。まあ、こいつは甘党であるというだけで、辛いのが滅茶苦茶苦手というわけではないからあまり心配はしていなかったが。
「生姜焼きはあんま漬けれなかったからよう改良だなー、これは」 「別に、普通にうまいが」 「お前ってすげーおぼっちゃまなんだか庶民舌なんだかよくわかんねえな」 「味の違いはわかるが、どれがうまくてどれがまずいのかはよくわからん」 「おしるこにはメーカーから何からこだわるくせに……」 「おしるこは食事ではないからな」 「じゃあなんなんだよ。飲み物っていうオチだったら来週の夕飯納豆入れる」
生命の源なのだよ、と嘯くこいつの冷蔵庫にはお気に入りのおしるこが大量に常備されている。おしるこばっかだ。あれだけ食事の管理をきっちりやっていた癖に、最も糖分が高く体に悪そうなおしるこに関して、こいつは一切の制限を設けていなかった。ちゃっかりしすぎだ。俺は人一倍脳みそを使うから糖分はいくらあっても足りないのだよ、と堂々とのたまった時は流石に腹が立ってこいつのおしるこを全部捨てた。いや、捨てるのでは勿体無いので俺が全部飲んだわけだが、俺は甘ったるいものがあまり好きではないのでまあ捨てたのと同じようなものだろう。お陰様でその日は胃もたれに悩まされるわ、真ちゃんは落ち込むわで双方ともに撃沈だ。
「……で、今日も泊まっていくのか」 「おー、真ちゃんさえよければ」 「構わん」 「明日の朝ごはん、卵焼きと目玉焼きとスクランブルエッグと温泉卵どれがいい」 「卵以外の選択肢は無いんだな」
こいつは静かに箸を置いて、両手を合わせて御馳走様でした、と頭を下げた。こういうところが、お育ちが良いというのだ。初めてこれを見た時に爆笑したら、お前は「お粗末さまでした」と言わなければならないだろうと激怒された。凄く理不尽な気がする。気がするけれど、まあ別に嫌なわけではないので、俺も今では笑いながらお粗末さまでした、と言う。先に風呂入ってよ、俺片付けてるから、と言えばこいつはたいした抵抗も無く頷いてリビングから消えた。
うーん、どうしてこうなったんだろう。
リビングは相変わらず綺麗に整理整頓されている。けれど、よく見ればラックの中には真ちゃんが全く興味が無いであろう雑誌やCDが並んでいるし、洗面所には歯ブラシが二つある。真ちゃんが翌日着るものを入れていた箪笥は今じゃ俺の着替え置き場だ。そういえばこいつは、洗濯は出来ても畳むのが苦手だったらしく全て広げたまましまわれていた。そのせいで余分なスペースを取りすぎていたから、畳んでしまえば俺の服が入るスペースが出来上がったわけだけれど。ガチャガチャと音をたてて皿を流しに運ぶ。これだって全部、二つ組み。 スポンジでガシガシと皿を洗う。俺が毎週木曜日に飯を作りに来るようになってすぐに判明したのは、飯を食べた後、俺の家まで戻るのがとてもとても面倒くさいということだった。そもそも俺も真ちゃんも、毎日通うのは厳しいくらいの距離に大学があるから大学に近いところに一人暮らしを始めたのであって、その方向は全く違うのであって、何が言いたいかと言うと、真ちゃんの家から俺のアパートまではゆうに二時間はかかる。飯食った後に少し喋って帰ったのでは、簡単に日付をまたぐ。まあ仕方無いと思っていたのだが、それに気がついた真ちゃんが泊まっていけと言ってから、その好意に甘えて、ずるずる。今では木曜は必ず泊まって、金曜の朝飯まで作って帰っていくのが常である。金曜が三限からでよかった、ほんと。真ちゃんは一限からあるので一緒に家を出れば遅刻することもない。そして洗剤が足りなくなってきている。今度来るときに買ってこよう。 皿を洗う時に、思いっきり泡立てるのが好きだ。真っ白な泡がぶくぶくと膨れ上がって皿を飲み込んでいく姿が好きだ。それをざあっと熱いお湯で流す瞬間が好きだ。黙って黙々と洗っていると、言わなくていい、だけどつい言いそうになる余計な言葉が全て一緒に流れていくような気がする。 ええい、消えてしまえ、消えてしまえ。幸福の間にうもれてしまえ。
     ◇
「はー、いいお湯でした! やっぱ浴槽広いといいなー! 俺のアパートと段違い」 「そんなに狭いのか」 「俺が体操座りしてぎっちりって感じだから、真ちゃんは多分はみ出ちゃうんじゃねえかな。はみだしんちゃん」 「語呂は良いが、ご当地キャラクターのように言うのはやめろ」
そんなにご当地キャラっぽくもねえと思うけど、まあなんてことない軽口の一つだと俺は特に返事もしない。テレビをつければよくわからないバラエティ番組で、アイドルが笑顔を振りまいていた。これ、もしかして宮地さんに見ておけって言われたやつじゃなかったっけ、と思えば録画ボタンが点滅しているので安心する。
「……しまった、撮り忘れたのだよ、これ」 「え? 今録画ボタン点滅してんじゃん」 「それは別の番組だ。UFOの謎を追え、古代人が遺す壁画と星の導きという……」 「なんでそんなの撮ってんだよ! どうせナスカの地上絵オチとかだよそんなん!」 「わからないだろう! お前は撮っていないのか!」 「俺の家にHDDなんて高級なモンありません!」 「お前の家、か」
興味があるな、と真ちゃんは笑った。そう、俺は真ちゃんの部屋に入り浸っているが、真ちゃんが俺の家にきたことは一度も無いのだ。そりゃあそうだろう。快適さが段違いだし、そもそも。
「俺の家来てもどうしようもねえからなあ。お前毎日一限あるし、俺ん家からお前の大学まで多分二時間、下手したら三時間かかるだろ。昼間に来るっつっても毎日五限まであるんじゃな」 「木曜は三限までなのだよ」 「知ってますー。木曜だけっておかしいだろ。はーあ、俺もよりによって木曜は四限まであるしな」 「そうなのか?」 「あれ、知らなかったっけ」
俺は土曜日曜月曜の週休三日体制で、金曜以外は一限から入れて三限終わりという楽々な時間割を組んであるのだが、木曜だけは四限まであるのだ。そのせいで、唯一真ちゃんとしっかり会える曜日なのに若干のタイムロスが生じてしまう結果になっている。確かに、いつも俺が真ちゃんの家に授業が終わり次第突撃しているから、俺の時間割なんて真ちゃんは知ったこっちゃないのだった。そんなに驚くことでも無いと思うが、真ちゃんはぽかんとした顔で俺のことを見つめている。それよりも、テレビに写ってるアイドル見て宮地さんへの言い訳考えといた方が良いと思うんだけど。
「じゃあ、一時間半、お前は俺を待たせているんだな」 「え、ええ? そういうことになっちゃうわけ? いやまあ確かに言いようによってはそうかもしんねえけど、そもそも木曜以外空いてねえのお前の都合だからね」 「だが実際そうだろう」 「んー、えー、んー、俺が頑張って大学から遠い遠い真ちゃん家まで移動してることとかへの考慮は」 「移動時間を考慮しないで一時間半だろう。講義一つ分なのだから」 「あー、そりゃ、おっしゃる通りです、絶対おかしいけど」 そうだろう、と真ちゃんが満足げに笑うので俺はもうそれでいいか、という気になる。はいはい、俺が一時間半も待たせてますよ真ちゃんのこと。一時間半も俺のこと待ってくれるなんて、真ちゃんもよっぽど俺のことが好きなんだね。マジで。 なんて言えるはずもなく、俺は空中で目に見えない皿を洗う。新しい踊りか? とか聞いてくるお前は何もわかっちゃいない。
■3■
『今から向かうわ』
夏休みは長かったがあっという間だった。多分これから先、色んなことにこういう感想を抱くんだろうなあと思う。大学生活は長かったがあっという間だった。人生は長かったがあっという間だった。そんな風に。 いつも通り真ちゃんに連絡をして、携帯をズボンのポケットに滑り込ませた数分後、低い振動が伝わってくる。取り出して画面を見てみたら、浮かび上がっている名前はたった今俺が連絡したその人で、はてと首を傾げた。今まで電話がかかってきたことなんて無かったのに。
「おー、真ちゃんどったの。今日はやめとく?」 『制限時間は二時間だ』 「はあ? え? 真ちゃん? どうしたの」
俺はアメリカの諜報機関でもないのに、何故いきなりこんな勝負をしかけられているのかさっぱりわからない。しかも相手は真ちゃんで、まずもって何の制限時間なのかもわからないのだ。わからないことづくしで立ち止まる俺に、真ちゃんは一方的に話し続ける。その声が若干楽しそうな気がするのは気のせいだろうか。
『俺のことを一時間半も待たせているのだから、お前の方もそれ相応の時間でもってして探すべきだ。質問には答えてやる』 「いやいやいや、わけわかんねえから。ちょ、どういうこと」 『毎週俺はお前を一時間半待っているのだろう? 腹立たしいからお前も一時間半かけて俺を探せ』 「いや、それお前さっきと言ってることほとんど変わらねえから。ぜんっぜんその理論理解できねえから、え、ちょ、どうしたのマジで」 『質問は終わりか?』 「いや、んなわけねえだろ! 始まったばっかだよ! お前どこにいんの!」 『その質問に答えられる筈が無いだろう』 「あー、めんどくせえなあ!」
ちょっと待って欲しい。状況を整理させて欲しい。どうやら俺は真ちゃんに何がしかの勝負……勝負と言っていいのかこれは? まあいい、何かを挑まれているらしい。制限時間は二時間で、俺はその間に真ちゃんを見つけなくてはいけない、らしい。ダメだ全く訳がわからない。
「制限時間二時間ってなんなんだよ」 『ずっと待っているわけにもずっと探すわけにもいかないだろう』 「一時間半じゃねえんだ」 『移動時間があるからな』
確実に楽しんでいる。そのことを確信して俺は無意識に苦笑いを浮かべた。そういえば、移動時間はお前が俺を待っている時間には含めない、そんな話しましたね。ってことは、つまり、どういうことだ? 俺は真ちゃんを探さないといけない。まず、真ちゃんが講義終わってから出発してるんだから、真ちゃんの大学から一時間半圏内なことは間違いない。そんでもって、俺の移動時間が三十分確保されてるってのはつまりどういうことだ? 一時間半は探す時間だっつってたんだから、三十分が移動時間で別枠なわけだ。でも探すのも移動すんのも結局は同じようなもんだよな? 探しながら移動してんだから、そういうことになるよな? ってことは単純に、一時間半じゃ間に合わない位置に真ちゃんがいるってことか。取り敢えず俺の大学から一時間半以上二時間圏内、真ちゃんの大学から一時間半圏内。合ってるか? 合ってんのか、これ。いやもう合ってなかったら仕方無い。それにしたって範囲広すぎだろ。
「どこにいんのか聞いちゃ駄目って、何なら聞いていいんだよ。近くにあるものは?」 『ふむ、まあそれは良しとしよう。デパートがある。駅の真ん前だな』 「その駅って何線が入ってんの」 『それは答えられないな。だがメトロ含めて八本乗り入れがある』 「あー、そこそこでかい駅なんだな……」
こうなった真ちゃんを俺が止めることなんて不可能だ。別に真ちゃん家を知ってるんだからそこで待ってりゃいい話なんだが、そんなことしたらこいつは暫く口をきいてくれないだろう。下手したら年単位、一生とかにもなりかねない。仕方がない、お前が見つけて欲しいってんなら探してやろう。見つけて欲しくないと言われるより百倍マシだ。我ながら無理やりなポジティブ思考に涙が出そう。
「で、真ちゃんはそこの駅にいるの?」 『いや、外はまだ暑いから駅近くの喫茶店で大福を食べている』 「満喫しすぎだ馬鹿野郎!」
とは言っても腹が立つものは腹が立つので思わず通話をぶった切った。満足げに沈黙する携帯を操作しつつ、取り敢えず駅に向かう。良い子は歩きながら携帯いじっちゃいけません。悪い子でごめんね。恨むならあの奇想天外馬鹿野郎を恨んでくれ。あまり時間も無いので、真ちゃんがいる範囲内でそこそこでかい駅を適当にピックアップする。実はあんまり無い。その中で路線が八本入っている駅は一つしか無かった。駅の東口に和菓子屋と大きなデパートがある。俺の大学から一時間四十五分。まず間違いなくここだろう。これで違ったらもう知らん。 案外あっさりわかるものだと拍子抜けしながら、そういえば路線の合計数を教えてきたのは真ちゃんだったと思い出した。なるほど、やっぱり、見つけて欲しくないわけでは無いらしい。なんでこんなことをやり始めたのかさっぱりわからないが、俺との木曜日が嫌になったわけではない、ということだけでも良かったと思おう。そしてもしも、この真ちゃんの気まぐれが来週からも続くのだったら、それはどんどん難易度を増していくのだろうということも容易に想像できた。嘘だろ。
     ◇
「いや、マジ真ちゃん、今回ばかりは駄目かと思ったぜ……」 「実際駄目だったのだがな。二十七秒遅刻だ」 「二十七秒で済んだのがすげえよ! 駅まではともかく、そっからのヒントが『信号が沢山ある所を左にまっすぐ』って、知るか!」 「他に言い様が無かったのだから仕方ないだろう」 「お前、まさかとは思うけど、俺を待ってる間暇だからってふらふら歩いてたらよくわかんないとこ出て迷子になってただけじゃねえだろうな」 「迷子ではない。携帯で調べれば帰り道はすぐにわかったからな。ただ現在地がわからなくなっただけだ」 「人はそれを迷子って言うかな!」
俺の真ちゃん探しの回数も片手を優に超えた頃から難易度を増してきた。駅前集合だった初回が懐かしい。最終的に猛ダッシュをしてたどり着いた公園で、真ちゃんは優雅におしるこをすすっていた。住宅地の隙間に無理やり作られた狭い公園内には子供の影すらなく、どこかから飛ばされてきたらしい花の種が芽を出して好き勝手咲いている。入口で荒い息を吐きながら緑間の名前を呼ぶ俺に、真ちゃんは少し驚いたような顔をしていた。わからないだろうと思う場所に呼び寄せるんじゃない、全く。 真ちゃんは俺の恨めしい顔にもどこふく風で、ブランコの板に脚をかける。頭をぶつけるんじゃないかと思ったが、案外大きめに作られていたらしく、真ちゃんを乗せてブランコはぎいぎいと揺れ始めた。すぐに息が整った俺も、なんとなくそれにならってブランコに乗る。ぎいぎいと、鎖と板が軋む音がする。
「あー、なんか懐かしいな」 「そうだな」 「ブランコなんて何年ぶりだろ。はは、めっちゃ軋む音してるけど大丈夫かこれ」 「大丈夫だろう」 「大丈夫か」 「リアカーだって、大丈夫だったのだから」
まさか今ここでその話をされるとは思っていなかった俺は、驚いて真ちゃんの方へ振り返る。夕日に照らされて目も頬も髪も真っ赤だ。ぎいぎいと、ブランコが鳴る。鉄と木の音。俺たちのリアカーの音。俺たちが壊して捨てたもの。
「懐かしいな」 「……そーだな」
それ以外、何も言えずに黙る俺に真ちゃんは笑った。仕方がなく笑ったというよりは、楽しそうに笑った。そのまましばらくぎいぎいと、懐かしい音を鳴らす。
「来週は、三限が休講なのだよ」
真ちゃんがそう言い出したのは、その日、俺が真ちゃんの家に行って夕飯を作って風呂に入って布団を敷いて寝る間際だった。俺のためにいつの間にか買われていた布団はまだまだ新しかったけれど、ところどころに小さな毛玉が見えた。俺はその言葉の意味を、もうちょっと深く考えても良かったかもしれない。
     ◇
『制限時間は三時間だ』 「マジかよ……」
毎週木曜に恒例になった電話をかければ、少しひび割れた真ちゃんの声が俺の耳に届く。三時間、今までで最長記録だ。休講になったって、あれはつまりそういう宣言だったのか。俺はあの時に気がついても良かった。迂闊だったとしか言えない。あいつが二限終わりになるということは、一コマ分多く待たせるのと一緒だ。ということは、その分あいつの移動時間も追加される。
「ちょっと真ちゃん、多めにヒント頂戴……」 『ヒントは無しだ』 「はあ?! いや、馬鹿言うなよ、無理だって!」 『俺が行きたい場所にいる』
それ以上何か言う前に通話が切られた。いくらなんでも理不尽すぎる。制限時間は三時間、真ちゃんの大学から三時間以内、俺の大学からも三時間以内。範囲が広すぎる。今時、三時間もあればたいていの場所には行けてしまうというのに。 真ちゃんは、もう俺に、見つけて欲しく無いのだろうか。 過ぎったその考えに背筋が震えた。理不尽なことを言われた怒りよりも、恐怖の方が先に立った。慌ててリダイヤルする。電源を切られていたらおしまいだと思ったが、どうやらそれは杞憂だったらしく、十五コール目で真ちゃんは出た。
『なんだ高尾。これ以上のヒントは無しだぞ』 「真ちゃん、真ちゃんはさ、もう俺に会いたくないわけ」 『誰がそんなことを言った』 「いや、あんな無茶ぶりされたら誰だってそう思うだろ」 『ヒントはもう言ってやっただろう。あとは自分で考えろ』
ぶちりと切れた二回目の通話。どうやら嫌われたわけではないらしく、かと言ってこれ以上の情報をくれる様子もない。嘆いていても何も変わらないなら、しらみつぶしに探す以外方法は無さそうだった。
「ヒントはもう言ったって……真ちゃんが行きたい場所?」
いや、知るかよ、と思う。素直に思う。あの気まぐれ大魔神の考えが完璧に読めたことなんて一度も無い。あいつが今どこに行きたいかなんてわからない。宇宙とか言い出したっておかしくない奴だ。宇宙に行ってUFOがいるかどうか確かめるのだよ、とか言い出しかねない奴である。三時間じゃ宇宙に行けないけど。行けないけどな。 思わず調べてみたら、宇宙の謎展とかいうのが近くでやっていた。可能性はゼロじゃない。そういえば、この前テレビを見ていた時に見かけた甘味屋に目を輝かせていた。あれはどこだったか。木村さんのとこの野菜が久々に食べたいとも言っていた。久しぶりにラッキーアイテムを探すか、とか言っていたのはなんでだっけ。 ああ、本当に、知るかよ、わっかんねえよ、お前が行きたい場所なんて、思いつきすぎてどうしようもない。
     ◇
「あー、ここもハズレ、か……」
どこに行っても姿が見えず、最後の望みを託して来たのは、懐かしの母校、秀徳高校だ。体育館からは、まだボールが跳ねる音がする。俺たちの一つ下の代は、それなりに癖があるけれど良い奴らだった。IH優勝は逃したが、WCはきっと優勝する。優勝できる。そう信じられるだけの奴らだ。そこに、俺と真ちゃんはもういないけれど。真ちゃんは朝から晩まで勉強三昧だし、俺はそんな真ちゃんを追いかけてこんな不毛な鬼ごっこをしてる。情けないと、去年の俺は呆れるだろうか。そんなことをする暇があるなら練���しろ、走りこめ、一分一秒も無駄にするな、そんなことを、言うかもしれない。今の俺は三限終わりでそっからバイトをして、サークルに顔を出したりして、週に一回真ちゃんを追いかける生活だ。悪くない。全然、悪くない。 駐輪場の方まで足を伸ばしてみたけれど、やっぱりそこに俺の求める緑の影はいなかった。そうだよなあ。だってここは、もう過去の場所だ。いつだって全力で走り抜けるお前が、今更ここに戻ろうなんて、言うはずがなかった。俺じゃあるまいし。
「秀徳―――――っ、ファイッファイッファイッ……」
遠くから聞こえてくる運動部の声出し。俺は今、あんな声が出るだろうか。出ないかもしれない。わからない。 だけど俺は、少しだけわかるようになったのだ。俺たちが練習をしている間、職員室では先生たちが必死になって俺たちの将来とか進路を考えていて、馬鹿にしてた鈍臭い先生だって俺たちが体育館使えるようにいつだって申請書作ってくれてて、スポーツ用品店じゃおっちゃんがいつも営業時間少し過ぎても店を開けてくれてた。家に帰ったらあったかいごはんがあった。俺が帰る丁度のタイミングで妹ちゃんは風呂からあがってて、俺はいつだってすぐに風呂に入れた。風呂から出たその瞬間に肉が焼けてた。あったかい食べ物は全部あったかいままだった。朝おきて引き出し開けたら、そこには絶対に選択済みの下着とTシャツと靴下があった。何にもしなくても部屋の床に埃なんて溜まってなかった。俺が今必死になってやってること、真ちゃんが必死になって作ってるルーティンワーク、そんなものが当たり前に俺たちの周りにあった。
「タイムアップ、かー……」
携帯を開けば、電話をしてから三時間と十五分。俺は初めて、真ちゃんを見つけられなかった。けれど、見つけられなかったと電話をするのもためらわれて、「悪い、無理だった」と一言メールをしたためて送信する。冷静に考えれば俺が悪いことなんて一つもないような気がするけれど、まあ、気持ちの問題だ。見つけられなかったのは、確かなんだし。
「帰るか、ね」
今から真ちゃんの家に向かうこともできたけれど、それはきっとルール違反だろう。俺は自分のアパートへ帰るべく、駅へと向かう。夕日はもう沈んでしまった。背中から、まだ、後輩たちの叫び声が聞こえてくる。 悪くない、全然悪くない。 大人になるのは寂しいことだと、あの時の俺は信じていた。リアカーを壊して、思い出を捨てて、バスケをやめて、学校の友達ともほとんど連絡を取らなくなって、生きるのに必要なことだけ手に入れていくのはとても寂しいことだと思っていた。だから未練がましく、あの日、ポケットを膨らませていたのだ。 ただ、そう、実際生活してみれば、案外そんなこともない。沢山のものを捨てて見つけた世界は、思っていたより優しかった。沢山のものを捨てたから、それまで俺がいた世界が、とても優しいものだったのだと気がつけたのかもしれないけれど、もしそうなのだとしたら、それは本当、悪いもんじゃなかった。真ちゃんは、いないけど。
     ◇
「遅かったな」 「……へ? うそ、真ちゃん?」 「待たせすぎだ。六時間だぞ」
玄関、いや、玄関なんて大層なもんじゃない、アパートの狭い門に寄り掛かるようにして真ちゃんは立っていた。錆びついて低い門は、もうとっくに鍵が馬鹿になっていて、ろくに閉まりもしない。郵便受けだって錆びているからぎこぎこと音がする。 まあ、今時、どうでもいいチラシくらいしか郵便受けには入らないのだからあまり不自由はしていないのだけれど。って、違う、違う、そんなことを考えている場合じゃない。意味がわからない。真ちゃんがいる。
「なん、で、こんなところにいるの……」 「なんでも何も、俺が行きたい場所に行くと言っただろう」
まさか六時間待たされるとは思わなかったがな、と真ちゃんは呆れたような溜息をつく。六時間って、お前、まさか六時間ここに立ちっぱなしだったわけ。不審者として通報されててもおかしくない。いや、そんな通報してくれるような甲斐性のある住人は多分この近辺にはいないのだけれど。っていうか、そうじゃない、そうじゃないだろ。きりがないからって制限時間作ったのお前だろ。なんでずっと待ってんだよ。
「お前、一体全体どこまで行っていたのだよ。もう来ないかと思ったぞ」 「いや、それはこっちの台詞っていうか、まさか俺の家とは思わないじゃん……」 「何故。俺はずっと言っていたはずだが。むしろお前はどこを探していたのだよ」 「そりゃ、いっぱいだよ」 「いっぱいか」 「うん、いっぱいあった」 「そうか」
いっぱいあったなら仕方がない、許してやろう、とふんぞり返る姿勢があまりにも偉そうなので俺は笑ってしまう。別に何が面白いというわけでもないのだけれど笑ってしまう。真ちゃんと一緒にいると、とてもどうでもいいことでだって笑ってしまうのだから仕方がない。そんな俺を見て、真ちゃんも小さく笑う。
「それで?」 「へ? それでって、なに?」 「時間に間に合わなかったのだから罰ゲームを受ける覚悟はできてるんだろうな」 「それで、にどんだけ意味がこめられてんだよ」
どうぞどうぞ、なんなりと。やっぱり俺はそんなに悪くないと思うのだが、六時間外で待っていてくれた相手に対してそんなこと言えるはずもないし思わない。おしるこ何百本おごりでも許そうと思って諦めた。惚れた弱みというやつです。投げやりになった俺の様子に、真ちゃんはにやりと楽しそうに笑って一言。
「お前の家に泊めろ」
     ◇
「狭いな」 「ずっとそう宣言してんじゃん」 「風呂場も狭い、台所も狭い、部屋も狭い、のに物は多い」 「わりーかよ」 「悪くない」
ただでさえでかい部屋に規格外のサイズの奴が入ってきたら、それはもう狭いなんてもんじゃなかった。極小だ。人形の部屋だ。座る場所を探した真ちゃんは見つけられなかったのか、勝手に俺のベッドの上に陣取った。わざとなのかなんなのか、いいけどね、いいですけど。一日中閉じきっていた部屋はもう夏を過ぎても蒸していて、堪えきれずに窓を開け放した。がらがらと、網戸が今にも外れそうになりながら開いていく。車輪が錆びついているのかそもそも設計的に立てつけが悪いのか、三回に一回は外れて俺を悩ませるこいつは、今回は綺麗に開いてくれた。
「ま、別に景色もよくねえけど」 「道路が見えるな」 「道路しかねえだろ」 「向かいの家も見える」 「道路沿いだからな」 「……あそこに」
俺につられて窓から身を乗り出した真ちゃんが下を指さす。そこには庭というのもおこがましい、アパートの僅かな隙間に雑草が茂っている。誰も手入れをしないから、好き放題に伸びきって、今じゃススキが揺れている。
「あそこにあるのは、お前の自転車か」 「そうだよ」
そう、そこは庭というのもおこがましい、アパートの共同駐輪場だ。駐輪場というにもおこがましいのだが、しかし実際駐輪場として機能している以上それ以外の言いようはないだろう。引っ越しをするにあたって、新しく買い替えても良かったのだけれど、ついそのまま持ってきてしまった俺の愛車。
「懐かしいな」
そう言って真ちゃんは笑う。真ちゃんは、いつからこんなに笑うようになったのだろう。そこに俺が関係していると思うのは自惚れかもしれないが、関係ないと言い切るのもまた自惚れだ。きっと、俺は関係があった。だけど、それだけじゃなくて、俺の知らない真ちゃんの生活の色んなものがきっと関係あるんだろう。
「お前、あれ、今でも乗っているのか」 「そりゃ乗りますよ。普通に乗りますよ。なんならあれで大学に行くし、スーパーだって行きますよ。お前の晩飯の材料買ってますよ」 「ああ、そうだ、夕飯、お前こんな狭い家で作れるのか」 「それは流石に馬鹿にしすぎだろ! 言っとくけど週の六日間はここで過ごしてんだからな! 俺!」 「そうだった」
お前が働いて、家賃も光熱費も水道代も食費も払って住んでいる部屋だった、と真ちゃんは笑う。何故だか誇らしそうに笑うので、家賃は親持ちだけどな、という俺の声はなんだか拗ねたように響いてしまった。それでもこいつは、立派なものだと繰り返す。俺よりももっと大変な奴なんて沢山いるから居心地が悪いことこの上ない。
「で、エロ本はどこにあるんだ」 「お前ほんっと楽しそうね」 「当たり前だ。ずっと来たかったんだから」
楽しそうに引き出しを開けるが、残念、そこには俺の下着があるだけだ。母さん直伝の下着の畳み方は、なかなか皺になりにくくてこれが主婦の知恵かと俺は感心している。まあ、真ちゃんの家の服の畳み方も、今じゃこれなんだけど。俺が教えたから。 見当違いな引き出しを次々に開けていくこいつは遠慮を知らないのかなんなのか、もっともポピュラーなベッド下にもないことを悟って残念そうな顔をした。甘い真ちゃん、一人暮らしでエロ本を隠す必要がどこにある。普通に本棚にほかの雑誌と一緒に並んでいるのだがこいつは気が付く様子がない。教えるつもりもない。
「真ちゃん、諦めろって」 「諦めろ、ということは、ないわけではないのだろう? ならば人事を尽くすのだよ」 「へいへい、人事を尽くしたいのはわかったけど、後でな」 「む」 「夕飯にしよう」
飯にしよう。完璧な食事をしよう。お前がいればそれだけで俺は腹いっぱいに幸せだけれど、腹が空かないわけじゃないんだから。
     ◇
「狭かった」
風呂上がりの真ちゃんの第一声がそれだった。そう文句を言っている割に顔は満足げなのだから腹立たしい。洗濯しすぎてくったくたになったタオルで髪を拭くこいつに、ドライヤーなんてねえからな、と声をかければ構わないと返事が返ってきた。嘘つけ。お前髪の毛乾かさねえと次の日めちゃくちゃ絡まるくせに。このねこッ毛野郎。
「真ちゃんさー、なんでこんなことしたわけ」 「別に」 「しんちゃーん」 「……お前の家に行く口実を、探していただけなのだよ」
不機嫌そうに顔をしかめながら真ちゃんは、俺にタオルを投げつける。ぼふりと顔に湿ったタオルの感触。俺の家に来る、口実。俺の家に。真ちゃんがずっと探していたもの。それは、多分、俺が探していたものと、そっくり一緒だった。
「……別に、いつ来ても良かったのに」 「お前は、嫌そうだったじゃないか」 「ああ、それは、お前がここまで来るの面倒だろうって思ってたんだって、それに」 「それに?」 「あれ見つかんの恥ずかしかったから」
俺が指さした先の戸棚には錆びたボルト。あの日の俺の膨らんだポケットの中身。しばらく首をかしげていた真ちゃんは思い当たったのか驚いた顔を向けた。
「リアカーのか」 「リアカーと、自転車の連結部分の、かな」
女々しいったらありゃしない。だけど俺はどうしても、全部捨てることができなくて、こんなものを大事に抱え込んでいる。あの日こっそり、一つだけポケットに忍ばせたそれをまだ大切にしている。
「笑う?」 「笑わない、が」 「が?」 「ずるくないか」 「へ?」 「俺だって欲しかったのだよ」
ふて腐れたような顔で文句を言う真ちゃんの、内容があまりにも予想外すぎて俺は間抜けな顔をしてしまう。何それ、真ちゃん、欲しかったの。そんなの欲しがってんの、俺だけかと思ってたのに。そんなの大切にしたいの、俺だけかと思ってたのに。
「……そういえば、今日、お前探して秀徳まで行ったんだけど」 「はあ?! お前抜け駆けばかりか。そこまでお前がずるい奴だとは思わなかった。何故俺を連れて行かないのだよ。後輩どもはどうしてた。相変わらず生意気だったか」
いや、いきなり行っても邪魔かと思って話はしてねえけど、ていうかお前探すのに必死でその余裕はなかったけど、なんだよお前。なんだよそれ。お前、そんなそぶり全然見せなかったくせに。毎日毎日忙しくて、前だけ向くのに必死ですって顔してやがったのに、そんなの、お前こそずるくねえか。
「真ちゃんってさ」 「なんだ」 「案外あまちゃんだよなあ」
俺の言葉に一気に不機嫌になった真ちゃんの機嫌を取るのは大変だった。どうせ俺は親の脛をかじった世間知らずのお坊ちゃんなのだよと愚痴愚痴ぶーたれるので、どうやら大学でも言われたらしい。まあ否定はできないがそこが真ちゃんの良い所というかチャームポイントなのだから俺としてはそのままで一向に構わないのだが。
「お前のことも言ったら馬鹿に��れた」 「へ? 俺のこと?」 「お前が家に来て飯を作っていく話をしたら、通い妻かなんかかよ、そいつもかわいそうだなとかなんとか、他にも色々」 「あー、うん、まあ、そんなもんだろーな……」
むしろ気持ち悪がられなかっただけ僥倖だと思うのだが、その回答はお気に召さなかったらしい。別に俺が通えと言ったわけじゃないのに、というのはその通り。
「だから俺も通うのだよ」 「いやその発想はおかしい」
堂々と告げた内容はあまりにも頓珍漢だ。っていうかこの狭い家には何もない。テレビだってろくに映らないし録画はできないし、クーラーは効かないし多分暖房だって効かないだろう。布団だって敷けないし、風呂だって手足を伸ばせない。
「それがどうした」 「真ちゃん、衣食住の充実って言葉があってな」 「どうでもいい。ここにはお前がいるんだろう」
だったらそれでいい、とこいつは言う。その言葉の意味をわかっているんだろうか。どうせ、わかっちゃいないくせに、馬鹿な奴。本当に、馬鹿な、大馬鹿野郎。
「お前がいればいい」
わかっちゃ、いないのは、俺の方だったんだろうか。
「すっげー熱烈なプロポーズね」 「本当のことなんだから仕方がないだろう。諦めろ高尾、お前のために俺の木曜は全て空けてあるのだよ。言っておくが、他の奴にここまでする気はない」
知っている。知っているとも。お前が、必要な時にしか人に頼らないことくらい。必要がなければ、誰かに連絡なんてしないことくらい。お前の毎日のルーティンに組み込まれることの意味くらい、俺はとっくにわかっていたのだ。
「それなんだけどさ、真ちゃん」
良かったら、金曜の午前も空けてほしいなと、そう告げたら真ちゃんは首を傾げた。後期授業は考慮しよう、とわからないまま頷く真ちゃんを抱きしめて、そのままベッドに倒れこむ。あたたかい。ごつい。でかい。好きだ。あーあ、好きなんです。さっき食った夕飯の食器は、まだ流しに放置したままだ。だけど今日くらい、いいだろう。
「真ちゃん、ちょー好き、残念ながら、マジで好き」 「残念ながら俺もだな」
笑っちまう。俺の家は本当に狭いから、くっつく口実なんていくらでもあるんだ。
     ◇
「おーい、真ちゃん、十時だぜ。起きねえと、三限間に合わねえんじゃねえの」 「腰が痛い……」 「真ちゃんが魅力的だったからつい」 「お隣さんが凄い壁を殴っていたような気がするのだよ……もうしばらくお前の家には来ない……、というかお前、俺が金曜三限からにして以来調子に乗ってるだろう」 「ごめん」 「否定しないのか!」 「事実は否定できねえから……」
朝食を差し出せば、真ちゃんは億劫そうにベッドの上でそれを受け取ってそのまま食べる。まあ随分だらしなくなったことで。まあ、相変わらず栄養バランスにはうるさいのだけれど。一日二日乱れるくらいは何も言わなくなった。俺の腹がたるんだらお前のせいだからなと、せっせと俺の飯を食っている。いいことだ。
「あー、また一週間真ちゃんに会えねえのかよー、ちくしょー」 「仕方ないだろう。学業をおろそかにするわけにはいかん。日々の予習復習、自主学習もろもろ、他のことを加えれば遊んでいる暇などないのだよ。 「そりゃそうかもしれねえけど! 土曜にも講義入ってて日曜が実験で潰れてってホントねえから! お前それ部活ぐらい拘束時間なげえだろ!」 「やりがいがあるな」 「その顔滅茶苦茶腹立つわ」
俺の部屋の引き出しから、こいつの服を取り出してぶん投げる。ベッドの上に散ったそれを適当に身に着け始めるこいつは余裕の表情だ。本当に、腹立たしい。
「へいへい、その間に俺はバイトにサークルにバスケに忙しくさせていただきます。へへ、この前ついに真ちゃんのこと抜きましたし? エース様の座が俺に渡る日も近いんじゃねえの? エース高尾の誕生だぜ」 「まだ一回だろう。調子に乗るなよ」 「悔しいなら悔しいって言っても良いんだぜ、真ちゃん」 「次はぶちのめす」
おっかねえなあと肩をすくめる間に真ちゃんは支度を終える。俺も支度が終わって戸締りをする。火の元、水道、窓。完璧だ。真ちゃんと一緒に家を出て、チャリで駅まで送っていく。俺の大学へは遠回りだけど構わない。最近真ちゃんは、二人乗りを覚えた。滅多にやろうとしないけど。俺も真ちゃんも寝坊した時、ダメもとで提案したら了承したのだ。あの緑間真太郎が、悪くなったものである。それは多分俺のせいで、そして俺以外のせいでもある。そんなもんだ。悪くない。
「で? 俺の家にはしばらく来ないわけ? じゃあ次はどこ行くの?」 「そうだな」
変わることが怖かった。失うことが怖かった。だけど案外世界はそのままで、真ちゃんは変わらずに俺の隣を悠々と歩く。リアカーにひかれていた時と変わらずに、堂々と、傲岸不遜に、楽しそうに歩く。俺はゆっくり自転車をこいでいる。
「お前がいれば、どこでもいい」
色んなことを捨てました。沢山の粗大ごみを出しました。大切なものも捨てました。だけど実は、こっそりちょっと���取っておきました。悪い大人でごめんなさい。だけど世界は、案外こんな俺たちを許してくれたりしてるのだ。お前がいればそれでいい。お前がいるからここでいい。お前がいるからここがいい。次はどこでお前に会おう。どこでもいい、この寂しくて厳しくて優しい世界。次はどこでお前に会おう。
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catxoxokitty-blog · 7 years
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2017年年末〜2018年年始(その4)
2日 洗濯物がたくさんあったので、実家にいたのは覚えています。ナイトクローラーという映画を観ました。残酷な映画でさっぱりしませんでした。スーパームーンです。すごく綺麗だったので、一生懸命願掛けしました。その割にはなかなか始まれないのですが。
3日 正月休み最後です。お雑煮メインが多かったと思います。この日は何をしていたかあまり覚えてません。
4日 新春トイレ掃除や二階の床掃除、トイレ掃除、玄関の掃除などをしました。縁起をすごく担いでいます。木曜日なのでヨガに行きました。特に閃きはなかったですが、やはり瞑想は良いです。早く始めなければ、と思いました。『それでも陽はのぼる』という映画を観ました。なかなか苦痛な映画で、『ショーシャンクの空に』ほどの「希望が大切」という強烈なメッセージと感動を得ることはありませんでした。多分、そちらよりも奴隷制度の問題などを扱う作品だったからでしょう。いまいちスッキリしませんでした。
5日 歯医者に行きました。まただいぶ虫歯が深かったようで、処置を歯医者さんと衛生士さんで迷っていました。強い麻酔を打ったので、年末年始の疲れもあって、15時くらいにオヤツの準備と豆腐屋さんの応対をする以外は夕方まで眠っていました。この日も実家に帰って洗濯物を持って行ったと思います。6日に図書館の本を返さなければならないので、レシピ本のコピーをしておきました。まだまだ正月気分が抜けません。どうしようもないので、Tumblrに年末年始のことを記録する作業を始めました。
6日 ついに3が日過ぎてしまって数日たってしまったので、年末年始を振り返ることにして、打ち込みに打ち込みを重ねました。あ、ちなみにTumlrのことです。実家に戻って百均でレシピを入れるルーズリーフポケットを買いに行ったら、ちょうどぐでたまのビニールポーチとぐでたまが彫り込まれた黄色いソフトまな板があったので、母に購入しました。七草がゆの由来について調べたりしました。後はあまり覚えていません。たぶん、一生懸命打ち込みしたので、それだけだったと思います。この日のうちにレシピのコピーをポケットに入れてお菓子・パン・乳製品系のレシピだけまとめて、行政法のファイルだった黒いしっかりしたファイルに綴じる作業はしました。他のレシピはもう少しファイルを開けてからです。結局本は返せませんでした。そろそろ始めたいのに何も始められません。
7日 伝統に則って、七草がゆを食べました。漆の食器にいれたりして、こだわって写真を撮りました。この日は料理教室の日です。のんびり着替えて、髪を整えて、お化粧とかしていたらギリギリの時間に。教室の近くのスーパーに寄って百均でタオルを買うなどしていたら遅刻になってしまいました。今日は和風の献立でした。普段のレッスンより余裕があり、久しぶりに包丁で刻む作業をして、「もっと細く切って欲しいな」と指摘されました(笑)。レッスンは子持ちの方、結婚後の方が多いので、30歳越えて独身の私は正直いづらいです。子どもの話、結婚の話ばかりなので。東京のレッスンだとそういうことは少ないのですが、東京のレッスンだとたいてい2人前のレシピで、一度に大量に作りたい私としては物足りないので、試食時のお話の時間は毎回耐える時間です。今回はひじきの煮物のおみやげがつきました。レッスンが終わって家に帰ると母が仕事していました。次の日の天気が優れないそうなので、明るいうちに図書館へ借りていた本を返しに行きました。母がガレット・デ・ロワを買ってきていて、実家に行かないと食べられなさそうだったので、洗濯物と一緒に実家に帰り、ガレット・デ・ロワを家族でいただきました。今年は妹が王冠を被ることになりました。テレビでもやさまin Milanoを楽しく見て、つくば市の厳重な成人式の警備についてのニュースを見てたくさん笑ってお風呂に入ってツタヤで漫画やDVDを借りて帰宅。
日曜日で、待人がお正月からずっと連絡を待っていることは知っていたのですが、どうしても連絡する勇気が出なくて、またイラストと文章で自分の気持ちを伝えました。なぜこうでしかいられないのか、私にもわからないのです。自分に自信が持てないのか、待人が私にとって大切な存在であることに変わりはないのに。そして、私の荷がまだ重いということもあるのだと思います。ありのままの自分に価値を感じられないのだと思います。人生で何も得られていない自分、空っぽの自分に。
8日 なかなか始まれないので、そういえば一日中横になっていた日がないな、と思い、一日中横になる日にしました。とりあえず床掃除だけはしていました。どうにもオヤツが欲しくなりましたが、在庫切れだったので、クックパッドユーザーのせつぶんひじきさんのレシピからビスコッティを選んで作ってみました。作ってみると、作る過程を楽しんだり試食したりしているうちに、食欲がおさまってくるから不思議です。今度から何かオヤツが欲しい時は自分で作るようにしようと思いました。お昼も夜も、ずっと目をつけていた冷凍モンゴウイカと冷凍エビ、アンチョビでパスタを作りました。スプーンを使ったパスタの食べ方は邪道だと知っていますが、魚介のスープを無駄にしたくなかったので邪道の食べ方で(笑)。昨年ずっと麺類を排除してきたので、年末年始気分最後の日はパスタで締めました。
明日から通常営業に戻ります。
明日から頑張ります。
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