トーナメントと観光ビジネスについて
AS「6回目になりますが、ケンタさん、今回は?」
MC「はい。今回は、トーナメントと観光の関連性について解説したいと思います。特に、観光ビジネスについて深く語りたいと思っています。」
AS「ほー」
MC「ほんとーは、日本の観光事業と観光産業の現状について詳しく知ってもらいたいんだけど、時間的に全く足りないので、極端に、且つ、極力短く説明しようと思う」
AS「はい。」
MC「まずは、基本的な情報として知っておいてほしいのは、日本の観光ビジネスというのは、有史以来、日本国ができてから、近年まで、海外から観光客を日本に呼びという発想が日本の商業には一度もなかった。ということ。」
AS「ん? なんか分かりづらいです」
MC「極端に言うと、観光という仕事は、日本人の職業として認められていなかったってこと」
AS「またまた、ケンタさん、極端なんだから」
MC「ここまではまだ極端じゃないよ。」
AS「そうなんですか?」
MC「小泉政権で外国人観光客を増加させようという方針が出されたんだけど、これって実は凄いことだったんだ。何しろ日本はそんなこと誰も考えたことがなかったからね」
AS「でも、そうゆう仕事は昔からあったんじゃないですか?」
MC「例えば、芸能界という仕事も、日本で正式に職業として認められたのは10年くらい前のことで、それまでは芸能人という職業は存在していても、国で職業として認めていなかったんだよ。それと同じで、外国人をターゲットにした仕事をしている人はいたけど、日本が国として、外国人の観光客を呼び込もうという発想はなかった。今じゃ考えられないくらい日本の環境は変わったんだ。」
AS「知りませんでした」
MC「日本人は、目に見える商品が売り買いされないと、商業として認めない文化が長く続いたから、目に見えないものはサービスと言ったり、飲食店で水は無料で提供するから水商売と言って、これも日本人は職業として認めてなかったんだよ。」
AS「やばいですね」
MC「今は、水商売もサービス業と言ってちゃんと職業として認められるようになったんだけど、2007年までは低俗な人間や学歴の無い馬鹿な人種が働く職種とされていて、芸能界も水商売やサービス業の一種とされていたんだ。」
AS「嘘でしょ」
MC「だよね。今だったら信じられないよね」
AS「嘘でしょ?」
MC「それが真実ってやつなんだよ。もっと分かりやすく説明すると、日本人が考える職業というのは、何か目に見えて、実際に手にとって触れるものを製造する、制作したものが個体であって、その現物が売り買いされる。または、その現物が絶対的なもの、要するに半永久的に消えない、消えてなくなることは考えられない物の権利を売り買いする。というのが商業であり、日本人の考えるビジネス。という考え方で、その物を売る人よりも造る日が最も偉くて、それを売る人は地位が低い。という基本的な概念を持っている。今でもそれはあると思うよ。特に沖縄県は」
AS「そうかもしれませんね」
MC「欧米では、物を売る営業職の人は尊敬される対象になっていた時代に、日本では営業マンと詐欺師は紙一重と言われていて、あいつ、口が巧いから騙されないように気をつけろよ。なんて言われていたんだ」
AS「なるほど。。沖縄では今でもそうゆう感覚ありますね」
MC「でも、国際社会では、今ではコミニュニケーション能力がなくてはならない技術に成長しているからね」
AS「日本人は、言葉で伝えなくても理解する心の美学を持っていますからね」
MC「そう。いいこと言うね。それが正に日本のいいところでもあり、多くの外国人観光客が日本に魅力を感じている真の部分になるんだよ」
AS「おっ。もしかして私、いいこと言いました」
MC「すごく良いこと言ったよ。それが現代の観光事業で成功するために最も重要なキーワードだよ。でも物を作って、それを売る、ということこそ、最も大事な仕事だと考えている多くの日本人には、この観光ビジネスは最も難しい職業になってしまうね。」
AS「どうしてですか?」
MC「日本人とか日本の官僚、政治家が考える観光ビジネスは、ツアーとか、旅行の目的となるイベントとか、場所そのモノを商材として考えて、それを組み立てて売る。ツアーとか旅行のスケジュールを商品として作ることで、目に見えるよね。そして、その発想の多くは、触れたり、食べたり、体験できたりと、やっぱり目に見えるモノを売ろうと考えるんだ」
AS「それはダメなんですか?」
MC「ダメじゃないよ。それでもいいんだけど、昔と今の観光ビジネスで大きく違っているのはインターネットの情報があるかないかの違いが大きいんだよ」
AS「それは分かります。」
MC「昔は限られた情報発信で集客して、それが売れても売れなくても、それはタダの結果であって、その後のビジネスには大きな絵影響を与えなかったんだ。」
AS「はい」
MC「例えば、これは実話だけれど、沖縄県でマグロの解体ショーを売りに台湾人向けのパッケージツアーを作って、チラシとか作って観光客を呼ぶでしょ。そうすると、マグロのイメージって1メートル以上ある大きな魚だよね」
AS「そうかな? 60cmくらいじゃないですか?」
MC「それは、沖縄の人のイメージなんだ。だから、50cmくらいのマグロを平気で出してきて、それをさばくの見せるんだけど、そんな小さな魚さばいて誰が喜ぶの?」
AS「さあ? でも、それを見たくてそのツアーに参加するんですよね」
MC「そう。そこに問題が生じるんだ。昔はそれでよかったんだよ。そのツアーに参加した人たちはガッカリしても、それをガッカリしたと話す人は限られているから、広告が上手く作れれば、台湾人観光客が来なくなっても次は中国人、その次は日本人と、どんどん国や地域を変えて、その広告プランが使えたんだ。」
AS「ですね」
MC「ところが、SNSとかで拡散されると、すぐにそのガッカリ情報は世界中に送られて、国や地域を変えても集客できなくなってしまう。」
AS「なるほど」
MC「そのマグロの解体ショーも、多くの台湾人観光客が携帯電話で写真を撮っていて、沖縄県庁の観光課の人も喜んでいたけど、実は最悪、最低と酷評されていたんだよ。」
AS「写真を撮るのは良いから、綺麗だからという先入観がそうさせるんだ」
MC「アナログの時代に写真は、1枚写真を撮って現像するのにお金が必要だったから無駄なものは撮らないという考えがあるんだね」
AS「なーるほど。深いですね」
MC「だから、これからの観光ビジネスで成功させるためには、目に見えない空気を売るビジネスというのを理解する必要がある。ということ。解ったかなぁ......」
AS「よーく、理解できましたよ」
MC「OK.それじゃ、今の日本が国として観光産業を管轄しているのはどこか知っている?」
AS「観光庁」
MC「確かに。日本の観光庁は2008年10月に誕生したばかりの比較的新しい役所なんだよね。それまで日本の観光は国土交通省が管轄だったんだ。でも、日本の道路や土地を専門とする役所が外国人観光客のビジネスに関わるのは無理があるでしょう。ということで、国土交通省の中にあった観光課が独立たんだね」
AS「沖縄県の役所も、観光課が土木と一緒のとこ多いですもんね」
MC「そうだね。変だと思わない?」
AS「ん~。考えたこともないですね」
MC「実際、疑問に思って直接観光課の担当者に何度も聞いたことあるんだけど、誰も理由を知らないんだ。そうなったからわからないけど、やってるって言ってたよ」
AS「でしょうね」
MC「やよいの言う通り観光庁も同じで、国土交通省の中の部署がそのまま移動しただけだから、やっていることは何も変わらない」
AS「観光庁という観光の専門家が集まった役所ができたのかと思いきや、誰一人観光のことを理解していなかったんだ。」
MC「そんなことある?びっくりするよね。そこで、初代観光庁の長官が相談したのが日本の大手旅行会社だった」
AS「なるほど」
MC「でも、それは国土交通省の時代から変わらない。というよりも大手旅行会社からしてみれば、外国人観光客を日本に受け入れる日本政府の政策なんて迷惑極まりないことだからね。」
AS「なんでですか?」
MC「日本の旅行会社は、日本人を海外に旅行させることで利益を出しているから、これまで国土交通省の観光課と癒着して大きくなってきているんだ。それが、日本人の海外旅行より外国人の受け入れに力を入れるとなると、儲かるのは外国の旅行会社だからね」
AS「そうか。そうゆうことですね。」
MC「日本が高度成長して、バブルになって、多くの日本人が裕福で海外旅行があたりまえになったから、旅行会社も日本政府も観光事業は日本人向けに考えてきた。日本は有史以来、外国の移民も一切受け入れたことがないし、政府として外国人を日本で楽しませるという発想は一度も持ったことがないんだよ。」
AS「言われてみれば、そうかもしれないですね」
MC「日本人の考える観光の根幹は、やっぱり、日本人が楽しいと思うものなんだよ。だから、ズレズレになっているんだ」
AS「観光庁はわかっているんですかね」
MC「全く理解していないから問題だよ」
AS「理解していない?」
MC「最初の長官は国土交通省の官僚だったことと、大手旅行会社との黒い噂とか、天下りじゃないかという指摘もされて、二代目は民間人が起用されたんだ。大分トリニータのみぞはたひろし社長」
AS「サッカーチームの?」
MC「そう。サッカーチームの社長が近代観光ビジネスを国の政策として考えられるわけないでしょ」
AS「わかりませんよ。社長ですから」
MC「そんなに観光事業は甘くない。その証拠に、世界中の観光関連官庁のトップが集まるサミットが開かれて、当然日本の代表として観光庁の溝畑長官が出席したんだけど、翌日のフランスやドイツの観光専門誌で、日本の観光長官は全く観光ビジネスを理解していない。とか、何の話をしているのか理解不能と書かれてしまって、日本は国際的な観光事業は無理だと言われてしまったんだ」
AS「え~。。残念」
MC「残念だね。今は去年の9月から5代目に就任した“たむら あきひこ”長官だけど、二代目の溝畑さん以外は全員国土交通省からの天下り。結���は、国土交通省の天下り先ができただけで、今では全く機能していないし、話題にもならない。観光ビジネスで話題になるのは観光庁より、むしろJNTO、ジェントだね。」
AS「ジェントってなんですか?よく、名前は聞きますよね?」
MC「国際観光振興機構という、これも国土交通省の天下り先団体の事JNTOは、Japan National Tourist Organizationの略だよ」
AS「え~、やっばり天下り先なんですか?」
MC「100%国民の税金で運営している独立行政法人で、1959年に作られた特殊法人なんだ。」
AS「そんなに昔からあるんですか?」
MC「そう。官僚の天下り用の会社だからね、日本国内の旅行会社の為に存在する悪徳企業の1つなんだ」
AS「悪徳企業なんて」
MC「毎月の様に海外視察に行って、全員がファーストクラスで最高級ホテルに宿泊して、これといって何の成果もあげていない最悪の組織だよ。」
AS「そういえば、前に問題になっていたことがありましたね」
MC「元々は、日本人を海外旅行に出すことを目的に活動していた組織だったんだけど、バブルが崩壊して、2003年に521万人だた日本への外国人観光客を、2020年迄に2000万人にするんだという小泉内閣の観光政策からMICEが注目されるきっかけになったんだ」
AS「小泉潤一郎でしたっけ?」
MC「そうそう。息子が2人とも大活躍しているよね」
AS「かっこいいです。」
MC「小泉内閣は当時国民に人気がったからね。初の女性東京都知事になった小池百合子都知事も小泉内閣で2004年から環境大臣として沖縄担当大臣だったこともある。この時にはCooL Bizを流行させたのもこの人だって知ってた」
MC「クールは、涼しい、と、かっこいい、をかけていて、ビズは、ビジネスの英語発音からとった造語だね。」
「実は、当時沖縄担当大臣も兼ねていたから、沖縄のかりゆしを全国的に売り出したのも小池百合子なんだよ。」
AS「アドリブ」
MC「2007年の調査で世界的に知名度が高くなっていて、90%以上の人がクールジャパンのキャンペーンでかりゆしを知ったと答えているだ」
「2007年には阿部内閣で初の女性防衛大臣として彼女自身が世界的に知名度をあげたよね。」
「沖縄県について彼女は、沖縄のメディアと戦える国会議員がいないと、沖縄県民を含め、正しい沖縄県を日本人は見ることができない。と、沖縄県のメディアを批判したね。要するに、沖縄県のテレビ局と新聞社は真実を報道しないし、沖縄県の議員は役割を果たしていない。ということなんだけど、結局、辺野古の移設問題がきっかけで防衛大臣を辞めることになったけど」
AS「へえ~。あまり興味なかったから知りませんでしたね」
MC「小池新都知事は、元もニュース番組のアシスタントみたいなことをやっていて、それから参議院議員を1期、それから衆議院議員を8期続けている方だけど、観光事業は素人だからオリンピックも観光ビジネスの面ではなくて、商業施設のイベントとして考えるんじゃないかな」
AS「観光ビジネスって簡単そうに思いますけど難しいんですね」
MC「そうなんだよ。日本人にとっては未知の領域かもね。だから誰が言ってかは忘れちゃったけど、観光の語源は、中国の易経に出てくる“国の光を観る”というところからきているって話があるんだけど、確か、評論家だったかなぁ?」
AS「へぇ、違うんですか?」
MC「全く関係ないね。時代背景もそもそもの意味も違うから文字遊びみたいなものだね。観光は英語のサイトスィーイングが語源なんだよ。サイトは情景、シーイングは、観に行く、会いに行く、という意味の英語だね。フランス語ではツーリズムっていうんだけど意味は同じ」
AS「英語とフランス語の違いなんですね」
MC「観光旅行の概念は、元々フランスで誕生して、それを世界で初めてビジネス化したのがイギリス人だったんだよ。」
AS「フランス発祥なんですね。」
MC「観光旅行はね。観光事業はイギリス発祥ということになる。中国の易経は全く関係ない。サンスクリットの巡業を無理やり観光だと言い張るなら、それはそれで良いけど、観光と巡業は目的も意味も全く違うから、評論家の人たちもシッカリ勉強してから発言してもらいたいね」
AS「〔笑〕相変わらず厳しいですね」
MC「そうかな? でも事実しか伝えないし、日本人特有のおせいじもこの番組は禁止だから、仕方ないよね」
AS「えっ、それ禁止だったんですね。知りませんでした。」
MC「そうそう、この番組で伝えたいのは、テキサスホールデムのトーナメントは、今の時代に適した観光産業の柱になるイベントだから、国が支援してトーナメントを開催するへべきだということなんだ」
AS「え~と、国の観光事業としてってことですか?」
MC「なんか大袈裟に聞こえるけど、まー、間違っていないね。」
AS「それは可能なんでしょうか?」
MC「観光庁ができる前の観光関連予算は、約20億円だったんだけど観光庁の予算は当初50億円、今は80億円の国費がつかわれている。これだけのお金を何に使っているのかというと、官僚の天下り資金にその殆どがつかわれているんだよ」
AS「そんなに?」
MC「そう。だから、現行法でも問題がないイベントだし、地域に直接還元されるテキサスホールデムのトーナメントに予算を出してもいいと思うよ。」
AS「これまで5回に渡ってトーナメントについて説明していただいたので、観光とトーナメントはテニスとかゴルフ以上に関連があることがわかりました」
MC「それじゃあ今回も理解できたかな?」
AS「はい。すごく理解できました。」
MC「この番組を観てもっと詳しく知りたくなった人は、テキサスホールデムのゲームやルールについて、正しい知識を短時間で学習できるアイジーエーのセミナーに参加することをお勧めします」
AS「はい。そうですね。テキストなんかも販売しているから興味のある方は“ココ〔☟☟〕”にメールしてください。私たちと一緒にプロプレイヤーを目指して、夢を実現させましょう!!」
MC「この番組を見ている視聴者で、セミナーに参加したい人。それから、この専門のテキストが欲しいという方は、このアドレスまでメールで連絡ください」“ココ〔☟☟〕”
AS「アイジーエーテレビ、よろしくお願い致します。」
MC「はい、次はコーナー企画メソッドゲーム英会話確実習得法だね」
AS「前回は飛行機の乗り継ぎについて3パターンの説明と覚えておきたいフレーズで、トランジットのメソッドでしたが、今回はトランスファーを想定したメソッドを覚えましょう。ということで、さあ、乗り継ぎの手続きをしなければならないという状況です。」
MC「ちょっと聞いてもいいですか?」Can I ask you something?
AS「乗り継ぎに少し時間があると思っていても、初めての場所でウロウロしていたら直ぐに時間が経ってしまいます。インフォメーションカウンターとか、係員っぽい人を見つけて聞いてみましょう。」
MC「乗り継ぎカウンターはどこですか?」
Where is the transit flight counter?
AS「できれば、そこまで連れて行ってもらえると助かりますよね。そんな時は」
MC「だけど、そこまでの行き方が分からなくて」
But, I don't know the way there
AS「さらに」
MC「どうして良いか分からないんです」
Excuse me, I have to transfer here.What am I gonna do
AS「と、言ってみましょう。きっと助けてくれますよ。1つのステージをクリアするゲームのキーワードとして覚えましょう。無事に受付カウンターに到達できるはずです。もしもカウンターで分かりづらい列ができていたら次のキーワードです」
MC「この列に並んでいますか?」Are you waiting in line?
AS「簡単でしょ。そして、あなたが並んでいる前に誰かが割り込んできたら、はっきり伝えましょう」
MC「ちょっと僕が先だよ」 No. I should be the first
AS「恥ずかしいとか、我慢している場合ではありませんよ。ステージクリアと、乗り遅れないためにも必要な呪文ですからね。そして、カウンターでは、乗りたい飛行機の情報と、そのカウンターで手続きができるのかの確認をしなければなりません」
MC「アメリカン航空の1030便に乗り継ぎます。ここで予約はできますか?」
I have a connection to American Airlines flight 1030.
Can I make a reservation here?
AS「はい。今日はここまでです。いかがでしたか~。次回は、チェックインのシーンをメソッドゲームでご紹介しますね」
MC「こんな風に、ワンシーンごとに丸暗記してしまえば簡単だね」
AS「最後に、空港で見かける看板とか案内板で、覚えておくと便利なフレーズをご紹介しますね」
【表示】
出発 = Departure time
到着 = Arrival
搭乗時間 = Boarding time
遅延 = Delayed〔デレイド〕
乗り継ぐ = TRANSIT
乗り継ぎ = TRANSFER
usage fee = 使用料
FILL IN = 記入
OCCUPIED = 満席
Luggage = 手荷物
STAIR WAY = 階段〔スティア〕
AS「はい。今日はここまで。」
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