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#ドイツ:主菜
vegehana-food · 4 months
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✿ シュバイネハクセ | Schweinshaxe ・豚脚をローストしたドイツ料理の一つ。ドイツのビールの祭典・オクトーバーフェストに欠かせない料理として知られています。豚脚から作る料理に「アイスバイン」もありますが、シュバイネハクセが長時間ローストして作られるのに対して、アイスバインは塩漬けにしてから煮込んで作られるそうです。
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reportsofawartime · 7 days
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長文だけど、モルドバ人からの疑問 【モルドバはソ連から分離しました。 私たちがロシアに食料を与えている、独立しなければならないという叫び声とスローガンの中での独立。 独立すれば、私たちはめちゃくちゃ裕福になるでしょう。 そして私たちの国には、まさに繁栄の時代が来るでしょう。 今、30年が経ち、この30年間ずっと私はこの国に住んでいて、そして理解しました、私はバルティ市にいます、バルティ市はモルドバで二番目に大きい都市です、私はこの国で起こっているプロセスを判断することができますが、そして私は間違いなく言えるのですが、我が国はただの貧しい国になってしまったのです。 私たちは年寄りのことも気にしません、子供たちのことも気にしません、 しかし、これらすべてのことにもかかわらず、政府から、議会で、ロシアが依然として責任を負っているという会話を聞いています。なぜ? 私たちは兄弟を裏切り、友人を裏切り、 私たちはこの国で彼らとともに築いてきたものを完全に失ってしまいました。 さて、3月26日はルーマニア人、ドイツ人、ファシスト、ナチスからベルティ市が解放された日となります。 そして私たちが彼らを追い出したとき、都市は事実上破壊され、単に瓦礫の山でした。膨大な人口を失いましたが、すべて共同の努力によって再建されました。 現在一部の国家主義者、教育を受けていない野蛮人の集団が、彼らは占領者たちに電話をかけ、「スーツケース、駅、ロシア!」と叫び始めた。 そして、これらすべてのスローガンの下で、彼らは私たちの国を売り渡し、全てを失なってる。 私たちがソ連の一部だった頃、この国はまだ素晴らしかったのですが、 この国には無料の医療があったこと、この国には優れた教育があったこと、 この国には特別な技術教育がありましたが、今日ではまったく存在していないと言えます。 本質的にこの国を建てられる人さえいない。 人々はここを去りました、そして私は、今日彼らは再び叫び、すべてのことをロシア人のせいにしている。 彼らが教育を受けていないからとか、愚かだからではないかと私は確信しています。 しかし、彼らはこの国に何も良いことを望んでいないことが判明したこれらの人たちによって指揮されています。 説明してくれるすべてのモルドバ人の視点を聞きたいです なぜ西側諸国ではなくロシアが現状の責任を負うのか? ご存知のとおり、我が国はもはや自国で食っていくことができません。 私たちは砂糖も生産せず、牛乳も生産せず、すべて購入しています。 私たちの果物は外国産であり、野菜も外国産です。 もし本当にロシアがすべての責任だと思うなら、では、このロジックを説明してください。
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kennak · 3 months
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[BfR]子供向けフードサプリメント – 良い考えではない?! Food supplements for children - (not) a good idea?! 16 January 202 https://www.bfr.bund.de/cm/349/food-supplements-for-children-not-a-good-idea.pdf 多くの親は子供の食事の好みを懸念する。子供はパスタやポテトチップスを好んで食べるが、ニンジンやブロッコリーには顔をしかめることが多い。野菜や果物は健康的な栄養素として重要であり、ビタミン、ミネラル、その他の成分の十分な供給に不可欠である。 このような状況では、フードサプリメント(不足しているビタミンやミネラルを錠剤や液体の形態で投与するもの)が簡単な解決策に思える。フードサプリメントは、対象となる子供のグループに合わせて特別に調製されたものを含め、非常に種類が多い。広告では、フードサプリメントが栄養素の不足を補うことができるだけでなく、免疫システムの強化、パフォーマンスの向上、一般的に成長と発育を促進するなど、健康にプラスの効果をもたらすことを宣伝する。 ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)によると、フードサプリメントは、例外を除いて、健康な人には不要である。また、バランスのとれた多様な食事の代わりにもならない。これは子供だけでなく成人にも当てはまる。 ドイツの子供たちはほとんどの栄養素を十分に供給されている。しかし、特別な対象となるグループのフードサプリメントは非常に高用量であるが、現在、フードサプリメントに含まれるビタミン、ミネラル、その他の成分の最高基準値に対する拘束力のある規定はない。また、使用されるいくつかの成分の健康安全性に関する信頼できるデータも不足している。これは、特定のフードサプリメントに添加される栄養的又は生理学的効果を有する他の多くの成分に特に当てはまる。 栄養素の供給が十分でないかもしれないという懸念がある場合は、子供にフードサプリメントを与える前に、医師の明確な説明をうけるべきである。 そもそもフードサプリメントとは何か? フードサプリメントは食品である。一般的な食事を補うことを目的としている。フードサプリメントには、様々な微量栄養素及び/又は栄養的又は生理的効果を有する他の成分が含まれている。例えば、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、脂肪酸、食物繊維又は植物抽出物であり、個別に、又は濃縮された形で組み合わせて添加される。フードサプリメントは、錠剤、カプセル又はコーティングされた錠剤のような剤形で提供されるが、少量の測定された量を摂取する場合は、粉末及び液体でも提供される。他の食品とは異なり、フードサプリメントには、特に推奨摂取量が表示され、消費者に向けのより具体的な指示、例えば、小さな子供の手の届かないところに保管すべきであること、多様な食事の代替として使用すべきでないことなどが表示される。フードサプリメントの成分は薬理作用を有してはならない。薬理作用を有する場合は、それは認可の対象となる医薬品である。フードサプリメントに関する一般的な情報については、以下のFAQを参照することができる。(https://www.bfr.bund.de/cm/349/frequently-asked-questions-on-food-supplements.pdf) 子供向けのフードサプリメントはあるか? ドラッグストア、スーパーマーケット、薬局で販売されているフードサプリメントは数多い。数十種類の成分が個別に、又は他の物質と組み合わせて提供されている;用量は製品ごとに異なる。更に、特定の製品は、表示又は剤形の点で特に子供のグループを対象としており、相応する年齢情報が記載されている場合もある。例えば、一部の製品はカラフルな包装やフルーツガムとして、例えばクマの形をして、販売されている。 子供にフードサプリメントは必要か? 健康な子供には一般的にフードサプリメントは必要ない。例外として、くる病を予防するために小児科学会が乳児に推奨しているビタミンDの補給、及び虫歯を予防するためのフッ化物の補充(歯が抜けるまで)がある。これら2つの成分は、ドイツでは乳幼児用医薬品として正しい用量で入手可能であり、しばしば併用される。 原則として、果物や野菜を多く含む多様な食事から、必須栄養素だけでなく、食物繊維や二次的な植物性成分などの他の成分も摂取できる。個々の成分を単離した形態で含有するフードサプリメントは、同等の代替物ではない。 子供にビタミン又はミネラルがどの程度供給されているかを知るにはどうすればよいか? 血液検査でビタミンとミネラルが十分に供給されているかどうかを調べることができる。子供の栄養について疑問がある場合は、親は小児科医に相談すべきである。 特に子供の場合は、サプリメントを摂取するとどのような健康リスクがあるか? 現在の知見によると、より多くのビタミン及びミネラルを摂取すること、つまり、必要量以上は、健康上のメリットはない。例えば、フードサプリメントによりビタミンCを追加摂取しても、必要量を通常の食事で既に摂取している場合は、それ以上の健康上のメリットはない。 しかし、好ましくない場合には、ビタミンやミネラルの過剰摂取は不必要なだけでなく、健康に害を及ぼす可能性がある。例えば、ビタミンDを長期的に過剰摂取すると、血液中のカルシウム濃度が上昇し、特に重度の場合には腎臓が損傷する。このような症例は子供(https://www.akdae.de/arzneimittelsicherheit/bekanntgaben/newsdetail/vitamin-d3-ueberdosierung-bei-einem-saeugling-aus-der-uaw-datenbank)(ドイツ語)で報告されている。 一般に、子供と成人では代謝活動が異なるため、成人に推奨されるフードサプリメントの用量を、子供の必要性に合わせて自分の判断で単純に減らすことはできない。 子供の発達の他の特別な側面も考慮する必要がある。例えば、睡眠補助薬として宣伝されているメラトニンを含むサプリメントを摂取すると、子供と成人では異なる健康リスクが生じる可能性がある。原則として、健康な子供と青年におけるメラトニン摂取の安全性に関連する側面、特に長期使用に関して利用可能なデータは、現在非常に限られている。したがって、BfRは、子供及び青年にメラトニンを含むフードサプリメントを与えるべきではないと勧告している。 子供によるフードサプリメントの誤摂取は、製品の剤形が子供に特別に調製されている場合は、健康に対する特別なリスクをもたらす。いくつかの製品は、例えば、容易にお菓子と間違えられるカラフルなフルーツガムの形態で手に入るので、保護者は、過剰摂取すると健康に有害影響を及ぼす可能性のある成分を含んでいることに注意すべきである。 入手可能なフードサプリメントの用量については、どのようなことが言えるか? 基本的には、医薬品とは異なり、フードサプリメントは認可を必要としないことに留意すべきである;したがって、販売前に当局によって評価されることはない。製造業者及び販売業者が、製品の安全性及び食品法規則の遵守について責任を負う。 ドイツの消費者センターの2018年からの子供用サプリメントの市場調査は以下にある。(https://www.verbraucherzentrale.de/sites/default/files/2023-08/2023_07_10_marktchecknem-fuer-kinder-2023.pdf(ドイツ語版のみ)。 カールスルーエの化学・獣医調査局(CVUA)の2021~2023年の子供向けフードサプリメントの分析研究は以下で閲覧できる。(https://www.uabw.de/pub/beitrag.asp?subid=2&Thema_ID=2&ID=3837&lang=DE&Pdf=No%22%20\t%20%22_blank(ドイツ語のみ) 子供が「偏食」の場合は、フードサプリメントは補償になるか? 個々の成分を単独で含むフードサプリメントは、バランスのとれた食事の代わりにはならない。一般の食品が、必須栄養素に加えて、食物繊維や二次的な植物成分など、他の多くの貴重な成分を提供する。 どのようにして子供に十分な栄養素を与えることができるか? 科学的研究によると、ドイツの子供は、一部の微量栄養素に限り、科学界の推奨量を摂取していない。例えば、ビタミンの葉酸塩や微量元素のヨウ素、一部の子供のグループでは鉄、カリウム、カルシウムである。 子供の栄養摂取を改善したい場合は、これらの成分を豊富に含む食品をより多く提供すればよい。葉酸塩はほうれん草、オレンジ、豆類などに含まれ、卵にも含まれている。カルシウムは主に牛乳や乳製品に含まれる。鉄は肉類、家禽及びソーセージだけでなく豆類にも含まれる。ビタミンDの摂取は、理想的には、屋外での運動を十分に行い、定期的に十分に日光を浴びることで改善できる。詳細は、以下。 (https://www.mikroco-wissen.de/en/vitamine-homepage.html) 私の子供はベジタリアン食であるが、追加のビタミンが必要か? バランスのとれたベジタリアン(オボ・ラクト・ベジタリアン)食、つまり、大量の植物性食品及び卵、牛乳、乳製品(肉を含まない)をベースにした栄養であれば、子供に十分な栄養素を供給できる。十分な鉄の摂取には特に注意するべきである。ビタミンB12は牛乳や乳製品を摂取することで確保できる。 ビーガンの栄養で考慮すべきことは何か? ビタミンB12などのいくつかの重要な微量栄養素は、ほとんど動物性食品にのみに含まれる。動物性食品を一切食べず、栄養強化食品や栄養サプリメントのないビーガンの食事は、一部の栄養素の供給が不十分になるリスクが高い。これは、特に子供にとって深刻な健康被害をもたらす可能性があるため、ドイツ栄養協会(DGE)は、人生の特定の時期(妊娠や授乳、乳児期、小児期、青年期など)にはビーガン食を推奨しない。詳細は以下。https://www.dge.de/gesunde-ernaehrung/faq/faqs-vegane-ernaerung/(ドイツ語のみ)。 子供がほとんど外で過ごさない。ビタミンD欠乏症を恐れるべきか? 研究によると、子供及び青年の約33%でビタミンD濃度が最適以下の範囲にある。これは、ビタミンD供給のマーカー(25-ヒドロキシビタミンD)の血中濃度が30〜50 nmol/L未満の場合である。子供と青少年の約12.5%(全年齢層の平均)がビタミンD欠乏症であり、彼らの血中血清25-ヒドロキシビタミンD濃度は30 nmol/L未満である。 ビタミンD供給を改善する最も簡単な方法は、定期的に皮膚を日光に晒すことである。十分な日光に当たれば、体内でのビタミンDの生成量は供給量の80~90%になる。週に2~3回、顔、手、腕を数分、日焼止めを塗らずに日光に当てることが推奨される。しかし、日焼けは常に避けるべきである。ビタミンD欠乏症は、医師による血液検査を受けて、ビタミンDの状態を確認することができる。 ビタミンDを含む製剤は、医学的理由なしに子供に投与すべきではない。ビタミンDサプリメントの高用量摂取により、子供のビタミンD中毒と高カルシウム血症の症例報告がある。症状は、疲労、筋力低下、嘔吐、便秘、腎障害、心臓不整脈、血管石灰化に及ぶ。 子供がよくスポーツをするが、ビタミンやミネラルを多めに摂る必要はないか? スポーツをする子供や若者にとって、必要に応じたバランスのとれた食事をすることは特に重要である。フードサプリメントはこれに代わるものではない。持久的スポーツで激しい運動をしている間のエネルギー、炭水化物又は水分/電解質の必要量を補うのに有用な特定の製品は別として、フードサプリメントは、栄養不足が医学的に証明されているか、他の方法で十分な栄養摂取が確保できない場合にのみ摂取すべきである。 フードサプリメント中の成分には、法的に定められた最大量があるか? 欧州連合(EU)のフードサプリメント及び強化食品に関する規則では、製品に含まれるビタミンとミネラルの最大量をEU全域で統一して設定することが求められている。しかし、最大量はまだ設定されていない。BfRは、2004年に最大量に関する勧告を作成し、2021年に更新した。BfRはいくつかの例外を除いて、15歳以上の青年と成人に対してのみ最大量を算出している。BfRが提案する最大量の詳細は以下。https://www.bfr.bund.de/cm/349/proposed-maximum-levels-for-the-addition-of-vitamin-d-to-foods-including-food-supplements.pdf 欧州規則で、最大量が設定されているのは、現在のところ、(-)-エピガロカテキン-3-ガレートを含む緑茶抽出物、赤カビ米からのモナコリン、食品の工業加工中に生成されるトランス脂肪酸である。最初の二つについては、18歳未満の子どもが摂取してはならないと規定されている。 子供向けのサプリメントは法律でどのように規制されているか? ドイツでは、フードサプリメント条例(NemV)がフードサプリメントに関する法的側面を規制する。これは、欧州指令2002/46/ECの要件に基づいており、この中で、フードサプリメントに追加できるビタミンとミネラル(附属書I)及び化合物(附属書II)が規定されている。NemVには特定の年齢層に対する制限はなく、子供向けのサプリメントは、禁止も規制もされていない。 NemVによると、フードサプリメントは、包装上に含有栄養素やその他の成分分類に関する情報、又はそれらの特性及び1日推奨摂取量の表示が含まれている場合にのみ、市場に出すことができる。更に、製造業者は、1日の推奨摂取量を超えてはならないこと、フードサプリメントをバランスのとれた食事の代わりとして使用してはならないこと、製品を小さな子供の手の届かないところに保管することを明記しなければならない。健康強調表示は、欧州食品安全機関(EFSA)による科学的レビューの後、健康強調表示規則[規則(EC) No.1924/2006]の第13条及び第14条に従って認可された強調表示リストに含まれない限り、一般に禁止されている。 EUでは、フードサプリメントは認可の対象ではない;つまり、市場に出す前に評価や承認を受ける必要がないということである。ドイツの場合は、NemVに従ってドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)に届け出なければならない。
2024-01-26 - 食品安全情報blog2
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ari0921 · 8 months
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我が国の未来を見通す(82)
『強靭な国家』を造る(19)
「強靭な国家」を目指して何をすべきか(その9)
宗像久男(元陸将)
───────────────────────
□はじめに
 衝撃的な事故ではありましたが、「やはり」とい
うべきか、事故直後のバイデン大統領の談話のよう
に「驚いてはいない」というべきか、8月23日、
ワグネル代表プリコジン氏が搭乗した飛行機が墜落
し、死亡が確認されました。巻き添えを受けた9名
の乗員乗客には気の毒でしたが、思えば、人類の歴
史はこのような事件の繰り返しでした。
プーチン大統領が哀悼の意を述べている映像も流れ
ましたが、この事件を“単なる事故”と考えた人は
皆無だろうと思います。藤井厳喜氏などは“暗殺”
ではなく“明殺”だと明言していますが、練りに練
った巧妙な手段を用いているはずなので、たぶん、
少なくとも“ほとぼりがさめる”までは事故原因が
解明されることはないと思います。
問題は、この事件が今後、凶と出るか、吉と出るか、
ますます混迷を深める可能性があると私は考えます。
「ウクライナ戦争の決着はプーチン大統領の失脚
(あるいは暗殺)しかない」と断定する考えもある
ように、この事件をきっかけに水面下で反プーチン
派が強硬策に打って出る可能性は否定できないでし
ょうし、ワグネルをはじめ民間軍事会社が戦線から
離脱する可能性もあるでしょう(すでに解体の動き
もあるようです)。逆に、本事案が“見せしめ”と
なって、ロシアがウクライナ戦争の勝利に向けて
(少なくとも敗戦を回避するため)、“一枚板”に
なる可能性もあるでしょう。
どちらに転ぶかは現時点(9月1日)では不明です
が、本事件がきっかけとなって、やや膠着状態にあ
るウクライナ戦争が再び“動き始める”可能性もあ
るでしょう。ウクライナ側の反転攻勢があまり進展
しないような状態が続けば、停戦合意(休戦)が早
まる可能性も出て来るでしょう。
「戦争はギャンブルのようなものだ」とよくいわれ
ます。“戦争によって得られる利益がそのコストを
上回ることは稀で、戦争を行なうことは常にリスク
を伴う”ことから来た言葉なのでしょうが、巷のギ
ャンブルと同様、一度踏み込んでしまうと、勝敗が
決着するまでますますエスカレートすることを歴史
は教えてくれます。
以前にも紹介したように、アメリカの原子力科学者
会が発表している「世界終末時計」は、ウクライナ
戦争が始まって以来、核兵器が使用されるリスクを
加味し、過去最短の「90秒」を指し続けています。
プーチンが核のボタンを押すに至るきっかけに、N
ATO諸国から武器や弾薬の供与を受けて戦い続け
るウクライナと決着をつけることのみならず、反プ
ーチン派を黙らせるような、ロシア国内問題の解決
まで視野に入ってくるとなれば、その“敷居”が低
くなるような気がしてならないのです。
このたびの一連の事件について、話題の生成型AI
に質問したところ、「私たちは、このような悲劇的
な出来事を未然に防ぐために、常に平和的な解決策
を模���する必要があると考えます」との回答があり
ました。まさに正論です。そのような究極の事態に
至らないような「話し合い」、その結果として「停
戦合意」に至るかどうか、ロシア・ウクライナ両国
のみならず、国際社会の“叡智”が求められている
のでしょうが、そう簡単ではないことも現実です。
いずれにしても、プリコジンという反プーチンの烽
火(のろし)を上げた“勇者”の死亡が、英雄視さ
れることを警戒して葬儀の非公開を強要したロシア
当局をはじめ、ウクライナ戦争の終末、ひいては人
類社会の未来を左右する歴史的に重大な事件に発展
する可能性もあることでしょう。
我が国にあっては、「だから『平和』が大事なのだ」
との声が聞こえそうですが、前回も指摘したように、
そこで“思考停止”しないで、「どのようにしたら
未来永劫の平和を維持できるか」について、しっか
り考え、可能な限り盤石な「備え」が必要であるこ
とを理解できる国民の輪が広がることを祈るばかり
です。
▼「食料自給率」が「国力」に及ぼす影響
 
本メルマガではすでに我が国の食料自給率について
詳しく触れましたが、「国力」の観点から少し分析
してみましょう。
まず、食料自給率の主要国ランキングは、農林水産
省による2020年のデータによると、1位カナダ
(カロリーベース221%、生産額ベース110%)、
2位オーストラリア(173%、110%)、3位
アメリカ(115%、92%)、4位フランス(1
17%、83%)、5位ドイツ(84%、58%)、
6位イギリス(54%、60%)、7位イタリア(5
8%、87%)、8位スイス(49%、61%)、
9位日本(38%、58%)と続きます。カロリー
ベースでは、韓国32%、台湾31%などが続きま
すので、極端に低い数値ではないとも言えるでしょ
う。
これらから、食料輸出可能な国、つまり将来におい
て我が国が輸入対象国として期待できるのは、個々
の食料品によって違って来るとは思いますが、自給
率が100%を超えているカナダ、オーストラリア、
アメリカぐらいまででしょうか。
ちなみに、ウクライナ戦争で小麦の輸出が話題にな
っているロシアについては、西側諸国のような基準
が明確になっていないのかも知れませんが、小麦の
輸出量は世界のトップを走っています。一方、食料
品関連の輸入品として「果実・野菜」「肉類」「酪
農品・鶏卵」「飲料」「コーヒー等」、それに最近、
日本のJTグループが協力企業になっていると話題
になった「タバコ」など多岐にわたっていることも
事実です。
これらから、ロシアの「食料安全保障」の柱は、
“国内消費者への供給を維持するために輸出を制限
する”という発想になっているようですが、一方、
ウクライナ侵攻を可能にした背景には、この次に述
べるベルエネルギーと合わせて、“非軍事面の戦力
化”についても目算があって、実際にそれを行使し
ていることに着目する必要があるでしょう。
中国の食料自給率は、近年、輸入量の増加に伴って
低下傾向にあります。穀物の自給率は97%以上を
保ち続けてはいますが、食用油材料の自給率はこの
20年間で81%から25%に、大豆の自給率は6
0%から17%にそれぞれ減少するなど、食料自給
率は20年間で100%前後から76%前��にまで
落ち込んでいるといわれます。
穀物の自給率自体も、洪水、干ばつ、イナゴの被害
などから、実際の穀物倉庫の中は空ともいわれ、中
国社会科学院が「中国の食料供給不足は2025年
末までに約1億3000万トンに達する」との見通
しを示したことで、不安や買い占めの懸念も出てい
るようです。最近の福島原発の処理水放水に対抗し
た輸入禁止処置も、その背景には“国民の目をそら
す”など様々な思惑があるとみて間違いないでしょ
う。
余談ですが、少しだけ回り道しますと、福島原発の
処理水で問題になっているトリチウムは、水と結合
してトリチウム水となっているため、簡単に処理で
きません。そのため、今回の処理水の放出にあたっ
ては、トリチウム濃度を1リットルあたり1500
ベクレル以下に薄めて放出しています。この基準は、
国が設けたトリチウムの環境への放出基準1リット
ルあたり6万ベクレルの40分の1、また、WHO
(世界保健機関)が示す飲料水の基準の1万ベクレ
ルの7分の1程度にあたる水準です。トリチウムは
また、環境中で自然崩壊し、その半減期は約12.
3年といわれます。
今回の処理水の放出予定量は22兆ベクレルですが、
中国の東シナ海や南シナ海に面した4つの原発が1
年間に放出しているトリチウムの総量は約450兆
ベクレルであることはすでに判明しています。しか
もこの事実について、中国と周辺国との間で何らの
合意はなく、説明もしていません。
中国は、「通常の稼働下で排出される冷却水とは質
が異なる」などの“難癖”をつけていますが、日本
の政府がなぜ証拠となるデータを示して「それなら
ば、“すでに汚染されている”中国の海産物は輸入
しない」と反論しないのか、不思議でなりません。
自らの「国益」のために、長年、“でっちあげた歴
史”を「歴史戦」の道具として活用してきた中国で
すから、「科学的根拠がない」などの批判に“動じ
る”ことはまずないでしょう。我が国のような「世
論」がありませんので、政府のやりたい放題です。
私たちは、この機会に改めて、そのような国が我が
国の隣国にあって、今後も存在し続けることを強く
認識する必要があるのです。
長くなりました。本題に戻します。我が国は、我が
国の食料事情からして、「大事な食料を買おうとし
ない国に売る必要がない」と断言します。ちょうど
良い機会なので、食料輸出は最小限にして、備蓄を
増やす方向に舵を切り直すべきと考えています。
その理由を解説しましょう。以前、我が国の食生活
近代化、つまり洋食推進運動は、アメリカの「した
たかな食料戦略」のせいだったと解説しましたが、
我が国は、食生活そのものを米など比較的自給率の
高い食料を主とするように戻し、なおかつ長期備蓄
のノウハウを考案しつつ、必要ならば法律を改正し
て、備蓄量の増加に努めることを「食料安全保障戦
略」の柱にすべき時が来ていると考えます。その戦
略の実現が「国力」を維持するために必要不可欠な
のです。
一方、そこにはとんでもない“落とし穴”があるこ
ともすでに指摘しました。我が国は、この化学肥料
の原料の資源に乏しく、3要素といわれる「尿素」
「リン酸アンモニウム」「塩化カリウム」のほとん
どを輸入に頼っていることです。その内訳は、「尿
酸」の自給率はわずか4%のみで、残りはマレーシ
ア(47%)、中国(37%)、サウジアラビア
(5%)などから輸入しています。「リン酸アンモ
ニウム」や「塩化カリウム」に至っては自給率0で、
「リン酸アンモニウム」の輸入先は“中国がダント
ツの1位(90%)”、残りがアメリカ、「塩化カ
リウム」の輸入先はカナダ(59%)、ロシア(1
6%)、ベラルーシ(10%)と続きます(諸般の
事情から本来なら公にしたくない数値ですが、すで
に公にしている人がいますので出すことにします)。
肥料の自給率まで考えれば、自給率100%に近い
米でさえも“実質的な自給率”は11%程度、自給
率80%の野菜は実質8%程度、その他の食料品の
自給率もかなり低いとの分析もあります。「化成肥
料がダメなら有機肥料や堆肥を使えばいいじゃない
か」との考え方もあろうと思いますが、有機肥料も
見事なまでに輸入に依存しています。
今回のウクライナ戦争が小麦などの価格が異常に高
騰しましたが、食料品の価格は、気候の変動や世界
情勢に大きく左右されることは明らかで、今後、世
界人口が増えるにつれて、肥料や種苗までを含む
“食料争奪戦”が発生することは必定でしょう。し
かも我が国の生殺与奪のかなりの部分について、す
でに対立している、あるいは将来対立する可能性の
高いと判断しなければならない国々に握られている
という“現実”を直視する必要があるのです。
繰り返しますが、農業従事者の減少対策と食料自給
率の向上のために我が国は総力を結集すべきであり、
その結果として「世界で最初に飢えるのは日本」と
揶揄されるような事態を回避することに万全を期す
必要があります。そのためにも、私たちは、「『お
金を出せば輸入できる』ことを前提にした『食料安
全保障』はすでに破綻している」との認識のもと、
農業や牧畜など国内の1次産業の強化、長期的な食
料備蓄の大幅な推進など、「食料自給なくして独立
なし」との気概をもって、「国力」の維持を考える
時に来ているのではないでしょうか。
▼「エネルギー自給率」が「国力」に及ぼす影響
 
エネルギーについても同様のことが言えるでしょう。
今年は格別に長く、暑い夏を迎えています。気象庁
も「異常な夏」であることを宣言しました。まさに
地球の「気候変動」のせいにしたくなる気持ちを否
定するものでありません。
一方、ガソリン価格高騰は話題になりますが、この
酷暑の中で、ほぼ毎日24時間、エアコンをかけっ
ぱなしで快適な日々を過ごしている“贅沢”に不安
を感じている国民はほんのわずかであろうと想像し
ています。
すでに紹介しましたように、主要国のエネルギー自
給率のランキングは、1位ノルウエー(700%)、
2位オーストラリア(320%)、3位カナダ(1
76%)、4位アメリカ(98%)、5位イギリス
(70%)、6位フランス(55%)、7位ドイツ
(37%)と続きます。
国際情勢がどのようになろうと、エネルギー供給の
面で全く懸念する必要がないのは、4位のアメリカ
くらいまでで、それ以下については何がしかの影響
を受けることは必定です。現に、天然ガスの供給を
ロシアに依存していたドイツがウクライナ戦争で多
大な影響を受けたこともすでに紹介した通りです。
ちなみに、ロシアは天然然ガス、原油、石炭などの
生産量が世界のトップクラスで、エネルギー自給率
は188%(2015年)といわれます。また中国
は、国内のエネルギー資源は決して豊かとはいえま
せんが、石炭、石油、天然ガス、原発、再生可能エ
ネルギーからなるエネルギー供給体制を絶えず改善
し、エネルギー自給率を常に80%以上を保っている
ようです。
それに対して、元来、エネルギー資源小国の我が国
のエネルギー自給率は年々低下傾向にあり、先進国
では最下位、世界水準で言えば34位の11.8%
にしか過ぎません。しかし、実質は7%であるとか、
原発の再稼働を認めなければ4%しかないといわれ
ます。つまりエネルギーの供給のおおむね9割を諸
外国に依存していることになります。そして、近年、
再生エネルギーのシェアが増えているとはいえ、エ
ネルギー供給の約83%は、石油、石炭、天然ガス
などの化石燃料に依存しています。
大東亜戦争においては、“石油”を求めて「南進」
したように、過去も現在も、そして将来も、エネル
ギー資源の安定確保は「国力」を維持するための死
活問題であることは論を俟ちません。
すでに紹介しましたので細部は省略しますが、その
根拠が怪しい“脱炭素”という「気候変動」対策の
ために、欧州列国同様、国を挙げて取り組むような
“ゆとり”は我が国にはないと考える必要があるで
しょう。「国力」を維持し、将来にわたって「強靭
な国家」を造るためには、安全保障など他の施策へ
の影響を考慮しつつ、エネルギー資源の安定確保を
最優先すべきと私は考えます。
「気候変動」対策については、中国のように、“し
たたかに”可能な範囲で各施策に反映すべきでしょ
う。環境団体から「化石賞」を受賞するような“国
益とは全く無縁の不名誉”よりも、もっと優先すべ
きことがあることについて全国民が認識することが
肝要です。
どこまで行っても、我が国の未来は“難問山積”と
いう印象を持ちますが、私たちは知恵を出し合って
乗り越えていく必要があるのです。その成否は、国
内的には「政治力」、対外的には「外交力」が握っ
ているといって過言でないと思いますが、それらを
司る政治家の先生方や官僚の皆さんは、これまで繰
り返し述べてきたような課題認識とか問題意識を保
持しているのでしょうか。今回はこのぐらいにして、
次回、そのあたりを少し掘り下げてみたいと考えて
います。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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kanglo · 8 months
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第13回常陸の国・里山&野外ワークショップ&マインドフルネスアート合宿【初秋特別編】(2023年9月18日-19日 in 茨城県常陸太田)
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第13回常陸の国・里山&野外ワークショップ&マインドフルネスアート合宿【初秋特別編】 (2023年9月18日-19日 in 茨城県常陸太田) https://kanglohoops202309.peatix.com/view https://www.facebook.com/events/690266253005922
今年で12年目を迎えたオープン合宿。今回は、初秋特別編です。「160年の古民家荒蒔邸、300年の菊地邸などの里山古民家、1000年古神社で過ごす心鎮めるマインドフルネス、本格有機農体験、手仕事ワークショップ、深い森と滝散策リトリート、参加者との交流ダイアローグ、創業200年八幡太郎義家ゆかりの湯で心と体を癒すなど、今年もゆったりと過ごす企画にする予定です。
茨城県の常陸の国は、元は日高見国とされていた土地。7世紀に令制国として常陸国が誕生。『常陸国風土記』によれば大化の改新(645年)直後に創設されました。ここは、古い里山だけに多くの文化遺産が残っています。昨年には、NHKの朝ドラマのあの「ひよっこ」の舞台にもなりました。今回は、天候、状態にもよりますが、御岩神社への巡礼も行う予定です。
そして、160年古民家荒蒔邸を拠点に、ゆったりとマインドフルネスな時間を体験をします。地元でも秘境の深い森や滝、古神社でゆっくりと過ごします。また、就農25年目となる布施大樹さんと美木さんご夫妻の経営する有機栽培農園「木の里農園」の有機野菜と共に、夜は本物の火や囲炉裏を囲んだ談義と自分達で仕込んだ自然食を頂き下鼓を打ち、焚火の灯で温まりながら、夜の思い出を刻みます。今も住人が住み続ける300年を超える古民家「菊地邸」(ご主人の話を聴けるかな?)で安土桃山時代の空気を味わいます。
このような素晴らしい里山で2日間共に過ごす程、贅沢な時間はないでしょう。里山の人たちとの交流や自然・大地の恵みを得ながら、ライフコーチ、スピリチュアルカウンセラー、アーティストの森夕花先生と共に人生の本来の目的を思い出し、明日への道を見出したいと考えています。今回も素晴らしい機会となることを確信しています。ご参加をお待ちしております。
主催:カングロ株式会社 HOOPS!事業部 https://www.facebook.com/hoops.kanglo
■旅の案内人: ★マインドフルネス&ライフコーチング担当:森夕花(もりゆうか)先生 ●ライフコーチ/アーティスト/カングロ(株)取締役執行役員、尚美高等音楽学院ピアノ科卒業 京都芸術大学芸術学部卒業。ピアノ、声楽、シナリオ、演劇、ジャズダンス、日本舞踊などの自己表現を通して自分自身を探求する。1993年ドイツ、イタリアへの留学。その後、21世紀に入り、ハワイ、セドナ、インドのアシュラムを巡礼する。心理学、哲学、美学、手相、インド占星術、代替医療(中医学・ヒーリング)などを学び、 ヒーリングカウンセラーとして23年間、企業のライフコーチとして9年間、セッション、研修を行う。現在、「大人のためのアート思考講座」「Philoarts研究会」を主宰。趣味は、声楽、読書、人間観察、そば栽培、ヨガ、瞑想。特技、人・動物の心を読む、直観力、探求。好きな言葉は、「自由」「日日是好日」
★企画&案内人担当:藤井啓人(ちょろお) ●茨城県東海村出身。高卒後、上京し新聞配達をしながら予備校に通い筑波大学に入学。4年間、体育会硬式野球部に所属し選手と2軍監督を経験。1992年に株式会社リクルート入社。12年間、組織・人事コンサルティング事業に従事し、約2000社の企業の変革に携わる。社内表彰制度で全国MVP・部門MVPの受賞計8回。2004年に独立し、事業再生コンサルティングのマネジメントリコンストラクション社を設立。2010年5月カングロ株式会社 代表取締役に就任。独自のサステナビリティ・イノベーティブ・コンサルティング事業を開始。米国で「今最も羨望の注目を浴びる企業」とされるオンライン・リテーラーのザッポス社のハピネス経営、「社員をサーフィンに行かせよう」「レスポンシブルカンパニー」の題材となっているアウトドア用品メーカーの米パタゴニア社を研究し続け、約1000社3000名のビジネスパーソンにセミナーや勉強会等でその真髄を伝えている。2013年には西アフリカのナイジェリア連邦共和国にて合弁会社を設立し、水問題、エネルギー問題、食糧問題、環境問題を日本のテクノロジーで解決するソーシャルビジネス事業も行う。実地の中から発信される指南は、斬新・先駆的でかつパワフルであり、魂を揺さぶるものとなっている。2013年以降、システムD研究会、自転車事故防止委員会、セブメディの会を設立。2015年より同士と共に「懐かしい未来プロジェクト(HOOPS!)」「サステナ塾」を開始し、持続可能な地域社会の実現のために人間本来の役割を思い出すためのあらゆる「体験」の場と機会を提供している。自転車のある生活をこよなく愛し、年間約1万kmを走破する。マラソンランナー、トライアスリート。趣味はゴミ拾い、俺のベランダ菜園。
★有機野菜:木の里農園 http://konosato.com/
■開催日:2023年9月18日(月)- 19日(火)1泊2日 ※下記集合場所に10時頃に集まり、翌日16時頃に現地解散予定です
■集合場所:  道の駅さとみ(茨城県常陸太田市小菅町694-3) http://www.hitachiota-michinoeki.jp/page/dir000003.html
■スケジュールイメージ: ※天候などの状況により変更となる場合があります <8月26日(土)>  *10時:集合場所(道の駅さとみ)   ※電車組は、JR常磐線東海駅からの送迎有り  *10時15分~:手打ち蕎麦ワークショップ  *12時~13時:自分の打った蕎麦で昼食&オリエンテーション  *13時15分:大中町の荒蒔邸へ移動しチェックイン   ・1000年以上前に建立された大中神社にご挨拶  *13時30分~22時頃:  ※概ね下記のメニューをゆるりと実施していきます。   ・里美の滝散策(美しい秘境の滝を巡ります)   ・300年古民家「菊地邸」訪問   ・全員で夕食準備&自然食料理での夕食&片付け   ・荒蒔邸の囲炉裏と焚火を囲んでのダイアローグ(対話)   ・横川温泉 中野屋旅館 で入浴(入湯料は個別清算)  *22時頃:自由時間  *23時頃:就寝
<8月27日(日)>  *06時:起床~朝のさんぽ(朝陽を拝むマインドフルネスウォーク)  *07時:全員で朝食準備&朝食(禅イーティング)&片付け  *09時~:森夕花先生のマインドフルネスアートセッション  *11時~:清掃・片付けをし移動  *12時~:御岩神社巡礼  *14時~:ゆっくり昼食&対話&クロージング  *16時頃:解散(電車組は近場のJR常磐線内の駅まで送迎します)
■宿泊場所: 里美 160年古民家の宿「荒蒔邸」 茨城県常陸太田市大中町1547 【地図】https://www.aramakitei.com
■当イベントの参加資格:どなたでもご参加可能です。  お気軽にお申し込みください。以下は参考です。  どなたでもご参加可能です。お気軽にお申し込みください。 ※エコビレッジ、パーマカルチャー、トラジションタウン、半農半X、  スローライフ等に関心のある方 ※マインドフルネス、スピリチュアル、メディテーション、ヨガ、  リトリート等に関心のある方 ※お子様は、小学生高学年以上が良いと思います(過去参加有)。  お子様を同伴されたい方は、事務局に事前にご相談下さい。
■参加料:お一人様 3万800円(税込)※小中大学生は1万5400円(税込) ※上記には、参加費、宿泊費、夕食のBBQ及び翌日の朝食付き代が含まれています (アルコールは最低限用意をしますが、多めに飲まれる方は持参頂いています) ※上記には、交通費、夕・朝食以外の食事、入湯料、工芸料などは含まれておりません ※小中高大生はお一人様半額となります(お子様同伴の方は、事前にご相談下さい) ※必要に応じ、領収書をご用意致します
■注意事項:※必ず目を通しておいて下さい ※コロナ対策のご準��をお願い致します ※当企画は、現地集合・現地解散企画です ※電車組は、JR常磐線「東海駅」にてピックアップ致します ※宿泊は、状況に応じ、女性専用部屋を用意します(枕、敷/掛布団あり) ※横川温泉 中野屋旅館 で入浴(入湯料は500円、個別清算となります)  http://www.satomi-nakanoya.com ※工芸ワークショップは「常陸蕎麦・本格手打ち蕎麦教室」を予定(昼食込みで一人2000円程度) ※参加者同士、車での乗り合いをお勧めしております ※参加料は、事前振込制となっております(申込後にお知らせ致します) (前日キャンセルは50%、当日100%のキャンセル料を徴収致します)
■定員:8名限定 ※先着順。定員になり次第締切ります。 ※最小携行人数は5名。参加者が5名を下回る場合、開催を見送る場合があります。 ※小学生未満同伴の場合は、事前にご相談下さい。
■当イベントの申込方法【重要】: ※ 下記をご一読いただきお申込み下さい。 ①下記URLの申込フォームにより正式エントリー 申込フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSft1YNO6SP4C-YGlgpacoHgGK-wLQ9t-NOybyJuhsVg8sNbjg/viewform
②お申込後、24時間以内に参加受付受領のe-mailを事務局よりご返信させて頂きます。 e-mail: [email protected]
③②の返信メール内にある振込み先に前日までにご入金
(現地でのお支払いも可能です)
④これにて「申込完了」となります。
■協力:木の里農園さん、地元の仲間たち ■主催:カングロ株式会社 HOOPS!事業部 https://www.kanglo.co.jp
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doctormaki · 3 days
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雨で濡れそぼつ日本を出発する。涙をこらえる。私ほど海外生活が嫌いにも関わらず、海外出稼ぎ労働者である人は日本では珍しいだろう。今回は、コレステロール値に気をつけながら、リハビリトレーニングしながらの日々の生活になる。ヨーロッパ好きぃーとかほざく幸せな身分に戻りたいが、白人至上主義が苦手な私は、アメリカの方が住んでいて居心地が良かった。かといって、ある種の特権階級にいないと、アメリカも大変だろうとも思う。いつも、何か目に見えないものにガッチリ守られている私、今回も無事に帰国できる日まで元気でいられますように。
JALのラウンジでは、関西からハワイへ飛ぶ家族連れの会話に微笑ましく思った。ハワイで、円が対米ドルで、どれだけ弱くなっているか体験する旅だ!と、お父さんが中学生と思わしき御子息と高校生と思わしきお嬢さん相手に鼻息荒く話しているのが、なんとも微笑ましい。その中、御子息の方は、おじいちゃんにもらったらいしペソをゴソゴソ、財布から出して、このお金、ハワイでチップに使えるかなぁとお父さんに相談。なんやこれ、ペソやないか?!とお父さん。おじいちゃんに貰ったんや、と息子。ハワイってやっぱ米ドルやよね。。と確認している息子さん。そして、どこでこんなペソ手に入れたんや、いつの時代のペソやと、ペソを見つめながら悩むお父さん。なんとも可愛らしい。
ヘルシンキでは、京都から、おばあちゃんと一緒にプラハへ二人旅に出るお嬢さんに会う。今回はフライトが遅延してしまい、プラハ便とハンブルグ便は乗り換え時間が三十分以下。ヘルシンキで荷物検査に入国審査もあるので、股関節手術した末期ガンのおばあちゃんを二人で気にかけながら、ヘルシンキ空港を一緒に早足で歩く。走れないワシ。走れないおばあちゃん。そして迫りくる時間。ヘルシンキは何回も利用しているので、私は大丈夫だが、彼女達は初めての空港。一緒に、入国審査で並んでいる時に、私は急ぐラインに変更されたのだが、彼女たちのフライトはゲートを閉められて��まったらしい。健気なお孫さんが、頑張ってプラハに連れてきたおばあちゃんとの二人旅、ワシは涙出そうになりながら、別れ際に係員に色々と聞いて、次の彼女たちのやるべき行動を聞き出して、伝えて上げるのが精一杯だった。良き旅になっていますように。
ハンブルグはかろうじて曇天だったが、スーツケース2つだし、重いので、乗り換えが大変な電車ではなくタクシーで楽をする事にする。BMWの電気自動車タクシーだったが、加速が速すぎて、急ブレーキを踏むドライバーのせいで、少し酔う。加速が速すぎるのは、あまり良くないと思う。
家に着いて荷解きし、ママに愚痴ってから、雨が降る中、お買い物に行く。1月には戻る予定だったので、なんだか気持ちがまだ1月のままだった事に気付く。馴染のスーパーの棚替えや、閉店した店、開店した店に、時の経った事を感じる。ハンブルグは、店の回転が早く、一昨年、通いまくっていた店の半分はもう存在しない。
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ゴーアジアという馴染の中華食材スーパーに行き、顔を覚えていた店員さんに、親しげに中国語で話しかけられて戸惑う。お前、ワシの事を今までずーっと中国人やと思うとったんか。。。でも納得。最近のヨーロッパで見かける日本人は貧相な人が多く、中国人の方が、まともそうな方がチラホラいる。ハンブルグ日本人会に誘われたが、お前らと一緒にされるんやったら亡命しちゃるわい。。。と心底思うような人相と雰囲気の日本人しか、ハンブルグでは見かけん。ちなみに、今の領事は上智でた女性です。良く高級デパートで見かけるので、棚の間から会話の盗み聞きストーカーをしますが、実に下らない話ししか聞こえてこない。あんなオバ���ンがトップの日本人会なんて、入会費免除どころか、入会費分貰えたとしても、お断りですことよ。
チンゲンサイがお店に入っていたのでゲット。昼はブロッコリーとレタスの炒めサラダ。夜はチンゲンサイの炒め物と、アリシアさんが作ってくれたキムチとチャプチェで野菜たっぷりチゲ。日本で手に入れた韓国味噌は、だんだん熟成されて八丁味噌のようです。
今朝は朝からなんだかんだ整理して、疲れたので編み物して、ランチは、お風呂の師匠に教えてもらった塩麹で作る素麺チャンプル。鰹節を振掛けて食べると、劇うま。心配だった糠床は、表面は様々なカビが生えていたが、まぁ予想通りだったので、カビを取りきって、昨晩からブロッコリーの芯を皮剥いて捨て漬けしている。空気を入れたら、香りは復活してきているので、大丈夫かな。。。
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留守中、誰かに侵入された形跡あり。破壊されたくまちゃんの蛇口がポイとされていて、悲しいが、取り付け直す。ワシのキッチンでは、どうやらトマトのパスタソースを使ったらしく、壁にべっちょりとトマトソースが着いていた。ワシは神経質の綺麗好きなので、そんな事して家を留守にしているわけもなし。カーペットには、ワシは食べないパンのかけらが落ちているし。。。この部屋で、ワシの留守中、何があったのか不明だが、気分悪い。合鍵は研究所が管理しているので、研究所関係者が侵入したのだろう。入るなら入る、使うなら使うと言ってほしい。失礼極まりないし、ドイツ人とスイス人は全く信用ならん、と改めて思う。
昨日、牛乳や野菜を持って歩いたので、左脚が痛む。重い荷物を持ち歩くなんて、日本ですらやらないお嬢様なワシ。頑張ってリハビリしないと、体がボロボロになるぅ。
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bedford-cafe · 4 days
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求人 Recruit
Bedford Cafeでは、前橋新店舗2024年7月オープンにともない、
各店舗で一緒に働いていただける「社員」「パート・アルバイト」を募集しています。
■高崎「グリーンポイント」■
・パート・アルバイト 2-3名(土日祝、大型連休、年末年始出れる方)10:15〜16:00、17:00〜23:15
・社員 1名
■桐生「ガーメントディストリクト」■
・パート・アルバイト 2-3名(平日ランチタイム)10:00〜15:00、10:00〜18:00
・社員 1名
■カレー専門店「ハウスダカリー」■
・パート・アルバイト (土日祝日ランチ、ディナー出れる方)11:00-15:00 18:00-22:00
■前橋川原新店舗カフェ(7月オープン予定)■
→オープニングスタッフ募集中(勤務は6月中旬から)
※吉岡町からも近い場所になります
⁡■伊勢崎「ベッドフォードカフェ」■
現在は求人なし
■高崎駅ビルモントレー「ベッドフォードマーケット」■
現在は求人なし
その他、時間帯もお気軽にお問い合わせ下さい。
【仕事内容】
フロアスタッフ、キッチンスタッフ、パティシエ、バリスタ、バーテンダー、仕込み、清掃など
【給与】
■パート・アルバイト
一般:1,000円
学生:970円
※交通費支給
※まかない
※各種保険完備 雇用・労災・健康・厚生年金完備
※有給休暇
※従業員割引
※試用期間あり
※勤続年数1年ごとに最低10円昇給
■⁡正社員
19万スタート
※随時昇給
【お問い合わせ先】
各店舗
もしくは
090-7225-2472
担当:北村までお問い合わせください。
応募フォームからも承ります。
中途社員・新卒社員も随時募集しております。
【社内環境制度】
※週休2日制度
肉体労働から頭脳労働へ!週休2日を実施しています。(月8-9日)
きちんと休みを取って、体力的・精神的に充実した状態でお客様を喜ばせましょう!(年間休暇最低108日)
※夏休み&冬休み制度
飲食業だって休みたい!夏休み3日&冬休み3日の実施。
※長期休暇制度
夏休み(3日間)と通常の休みを足して、7日間の長期休暇の実施。
※給与
店長・シェフ:完全歩合制。売上額・人件費率・売上前年対比により算出。
社員:19万円スタート(昇給年1回)
交通費全額支給
※従業員割引制度
ディナータイムの食事が20%ディスカウントになります。(スタッフ同士)
友人、家族など同伴の場合は10%ディスカウント。
※冠婚葬祭休暇制度
冠婚葬祭は、堂々と休暇を取れるようにする。(土日祝でも堂々と休める環境、チームを作る)
※誕生日休暇制度
誕生日の日は堂々と休みましょう。
※年2回の賞与
インセンティブ制度。年2回、1月~6月の利益実績に応じて7月末に付与、7月~12月の実績に応じて1月末に付与致します。
※各種保険完備 雇用・労災・健康・厚生年金完備
Bedford Cafeでは⁡
※スパイスやハーブを配合して作る自家製のスパイスカレー⁡
※群馬県産の野菜や契約農家から届く新鮮野菜を使用し、手作り・旬・地産地消にこだわった料理を提供しています。
⁡(食材本来の味を楽しんで頂くため、化学調味料や旨味調味料は可能な限り使用しておりません)
※イタリアから直送のリコッタチーズを使用し、オーダーが入ってからメレンゲを立てて焼き上げるリコッタパンケーキ。パンケーキに添えるバターも自家製のハニーコームです。
※スパイスやハーブなどをふんだんに使用した「ミートボール」「ケールとキヌア・フェタチーズのサラダ」「サラダボウル」などのニューヨークフード。
※原宿「Roastery by NOZY COFFEE」のスペシャリティーコーヒー豆を使用し、一杯づつ丁寧に抽出するラテ、エスプレッソ、ドリップコーヒーを提供しています。
ラテアートなどにもチャレンジできます。
※高崎「陶豆屋」から仕入れる、ドイツ「ロンネフェルト」の紅茶
色々な顔を持っていますが、それぞれのものが専門店に負けないような高品質な料理・ドリンクを提供するカフェ&レストランです。
※将来、独立したい方、店長・シェフになって経験を積みたい、一緒に会社を大きくしたい方。(まだまだ小さい会社なのでやる気があれば、すぐに活躍できる環境があります!)
※フリーター・学生・主婦・未経験でもやる気があれば大歓迎(土日出勤なるべくできる方)
※人を喜ばせることが好きな方、食べること・食べ歩きが好きな方
※サービスの勉強がしたい
※一から手作りの料理の勉強がしたい
※バリスタとして美味しいコーヒー、エスプレッソ、ラテ・ラテアートの勉強をしたい
※群馬で一番のレストランを目指したい!
※全力でお客様を喜ばせ、高い売上を上げ、適正な利益を残し、高い給与・きちんと休みを取って、人生を楽しく生きる。に共感できる方
※飲食業・人を喜ばせることが大好きで、一生食べていきたい!極めたい!というやる気のある方を募集しています。
宜しくお願いします。
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sagara0220 · 4 months
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地面を踏み固めること
今年を振り返ると、のんきに一段ずつ登ってきた階段の途中で、振り返って景色を見てうわ~すごい、きれい、きもちいい、とか言いながらのほほんと眺めたいのに、あちこちで起こっているいろんなことが目について見過ごせなかったり、袖を引かれて止まったり、すれ違っていくひとびとに何かを手渡すその間、地面を踏み固めるみたいな、そういう一年だった。
たとえば今まで自分のなかで淡々と重ねてきた、自分が生き延びるための知識たちを、言葉にして誰かに教え、伝えることがぐっと増えた。アウトプットしてはじめて自分自身に引きつけ咀嚼する必��が生じるので、ものごとの本質に少しずつ近づけるけど、同時に見えてくるものが変わるので、とてもじゃないけど勉強が足りないとも思う。時間がかかるし沢山はこなせないのだけど、地元で起きた戦争や朝鮮人・中国人の強制労働のこと、LGBTQ+、ジェンダーのことは、決して自分の知的好奇心を満たすためだけに学んでいるのではないと、誰かに伝える作業をして強く感じたし、自分が仕事にしている専門分野以外で力になれたり、他者の学びの一助になれることを、難しくも嬉しく思うことが度々あった。
ここ数年ずっと、わたしの大事な部分を固めてくれている韓国文学を手に取ると、高頻度で日本の植民地支配時代の話が出てくる。
先日読んだチェ・ウニョン著「明るい夜」は時代や家父長制に翻弄されながら生きた四世代にわたる女性たちのシスターフッドを書く傑作長編小説だが、戦争中に日本に出稼ぎに行き、広島で被爆したおじさんが原爆症で亡くなる下りがある。作中もっとも信頼できる穏やかで愛に満ちた男性として書かれた彼が「あんな死に方をしなくちゃいけない人はひとりもいなかった」と広島の街を語るのが手紙のかたちで伝えられるシーンは、本の中でも印象に残る。フィクション小説という形を成しているが、祖母の口や手紙で語られる、あくまで一人称としての戦争体験であることが、幾度も胸を刺す。
今年読んで最も強烈な印象を残しているのが、ハンセン病の療養所である長島愛生園に暮らす在日朝鮮人・韓国人を訪ねて聞き取りをした喜田清著「名ぐはし島の詩(うた)」で、読みながらそれぞれの壮絶な人生に涙を流しながらも、植民地支配をしていた側の国で生まれ育ったわたし自身を丸裸にして、病の前にそも支配と略奪が、戦争がどうかれらを根底から変えたかを突きつけられた。ふるさとでハンセン病にかかったあと、当時戦況が悪化して毎日空襲があった日本に行けば誰にも知られず死ねると思い、縄でくくられたまま連行され泣き叫ぶ同胞を横目に、絶望し、死ぬために日本に渡ってくる方の話がある。また、植民地時代に言葉を奪われ、朝鮮語も日本語も読み書きできないまま療養所に入り、進む病と施設での仕事の隙間で辞書を片手に必死に読み書きを学ぶことで、己の知性を守り、踏み躙られた民族の尊厳を守り、宗教や友人を得る過程は、どの方の話を読んでも毎回涙が出た。そして、数多くの方が、祖国が解放されても、続いた朝鮮戦争で家族と生き別れになっている。
余談だが、この本を読んで、買ってから十年ほど経過しているのに、何度挑戦しても読了できないでいる神谷美恵子さんの「生きがいについて」を再度挑戦したいと思った。今のわたしなら読み終えることができるかも、と思える本があるのは、犬だったら噛み応えのある骨をプレゼントされるみたいで嬉しいものだ。
わたしが韓国文学にはまったころ、友人に誘われてかかわりはじめた地元の戦争遺跡の保存活動と、それに伴う朝鮮人・中国人の強制労働の実態調査のボランティアの仕事がある。
今わたしたちは過去に聞き取った肉声をあらゆるデータにして保存する作業をしていて、そのなかで、想像を絶する虐殺を、拷問を、過酷な環境下での作業を、強制労働に従事した方々が話すのに触れる。作業は、一筋縄ではいかない。冷静に、流れ作業として、戦時中のひとつの資料として読み飛ばすことはできない。
戦争というものが、人の一生を根底から壊すものだということを、それが、大国主義というものの前に個々の人生やヒューマニティが一切無視された先にあったものであることを、けれど戦争は大衆の記憶などではなく、個々人のなかにだけあるものだということを、数々の肉声に囲まれながら作業をしていると、つくづく思う。そうして、結局わたしは、大衆の記憶としての近代史しか学んでこなかったことに打ちのめされる。時々手が止まり、証言に聞き入り、読み耽り、あまりにも凄惨な体験と深い苦悩に触れて言葉を失い、立ち尽くす。そうしてまたしばらくして、作業をはじめる。その繰り返しだ。
証言は、ときにあいまいなもので、非常に頭の良い方でも、言葉も地理もわからない場所での過酷な体験であるので、信ぴょう性に欠けるものもいくつかある。通訳されていない原語での理解も必要だし、踏み込んだ調査や研究ができるほどのスキルもお金もないので、ひとまずデータ移行だけをしているのだが、ひとつひとつの、膨大な数の証言を扱っていると、聞き取りのさいごに、「まさかこんな日が来るなんて」「日本から来てくれるなんて」と感無量で語る方がいる。そうして、保障をしてほしいこと、戦争を二度と起こしてはならないというお願いで締められる。(証言に協力してくださった方の何人かは、賃金に関して裁判も起こしている)
戦争でまっさきに失われる個人やヒューマニティにきちんと向き合っていったのが、戦後の被害者への聞き取り作業なのではないか、とわたしは作業をしながら思った。戦中、強制労働というかたちで無視し、否定してきた人間性を、一人ずつ、限られた時間ではあるけど丁寧に聞き取りをして書き起こしたことは、数ではなくひとりの人間の体験として戦争や強制労働や虐殺や暴行や苦しみがあったことを真正面から思い出させてくれる。信ぴょう性の調査や審議の前に、その苦しみをいったん引き受けることが、どれほど切実で、大変なことだったろうと思う。
ノンフィクション作家の保坂正康が「最後の講義」という番組の中で、証言とはどういうものか語っている場面があった。証言とは一生をかけてするもので、証言を聞くということは、本人が背負っているものを半分引き受けることである、という言葉に、仕事でもプライベートでも、物語として消化してしまいがちなわたしという個人を指さされたようだと感じた。
調査に乗り出したうちのひとりがボランティアの大先輩にいて、度重なる訪中、訪韓の膨大なデータを管理してくださっている。そのひとの記憶はすさまじい。名前を尋ねるだけで、どこの出身で、どのように戦中を過ごしたのか、どのような半生だったのか、すらすらと答えてくださる。ときに涙を浮かべながら、ときに苛烈に。かれらの体験に多く出てくる、聞いているだけで指の先がこわばり、胃が縮み、血の気が引くような残酷で非人道的な折檻や拷問の数々を聞くうちに、戦争の映画や物語を見られなくなったという。真実を知るからこそ、痛みが容易く想像できて、目を瞑らないといられないのだという。聞き取りをした方々はもう亡くなっている。そのひとの生き方こそ、語り手の人生の半分を引き受けるということだと思っている。
2017年に、わたしはそれなりの意識を持ってポーランドのアウシュビッツや、ドイツのホロコースト関連の資料館に行った。外国に行くときは、その土地の地理や歴史を勉強してから行くのが好きなので、ホロコーストやポーランドの歴史について学び、何本か映画を見て本を読んでから向かった。そこで、アウシュビッツ=ビルケナウ博物館で案内人をしてくださった中谷剛さんが語った言葉に、そもそも根本をわたしは知ろうとしていなかったのだ、とものすごく恥ずかしい気持ちになったことを今でも鮮明に思い出す。
「――ポーランド語のあいさつができますか?イギリスやフランス、スペ��ンのように。知りませんよね。なぜならそれは、ヨーロッパの歴史は西ばかりが優遇され広められてきたからです。日本人の中にもすでに、民族のヒエラルキーが無意識に植え込まれています。差別をしているんです。私たち日本人は、中国や韓国など、アジア圏の歴史をどれほど理解し歩み寄ろうとしているでしょうか?日本の加害の歴史をどれほど学んでいるでしょうか。ヨーロッパはドイツを戦後よくやってきたとは、決して評価していません。でも、一般のドイツ人のアウシュビッツの訪問者の数がとにかく多いのです。政府の対応ではなく、そういった市民の行動を、みなは評価し、黙っているのです。」
はるばるポーランドまで来て、わたしはその瞬間、浅はかだった自分を恥じた。もちろん、答えられなかったからだ。日本が行なった様々な加害の歴史を、言葉としては知っていても、知識として知らなかった。学んでこなかった。学ぼうとすらしていなかった。
こうして何年か経って、やっと加害の歴史を一生懸命学び、伝える側に回れたので、2017年5月の、どこまでも菜の花の絨毯が広がり、ポプラの綿毛が舞う美しい初夏のポーランドの、ひろびろとしたアウシュビッツ=ビルケナウ博物館のなかで深く恥じたわたしに、今のわたしはちゃんと顔向けができる。あなたは数年後、きちんと向き合う。思う存分恥じるといい。
そんななかで、10月7日を皮切りに、毎日虐殺のニュースを見聞きするようになった。コロナ禍真っ最中の2020年に岡真理さんの「ガザに地下鉄が走る日」を読んだとき、パレスチナで芸術活動をする若者のドキュメンタリーを見たとき、焼身自殺する若者をみたとき、殺されて臓器を売られる子供を見たとき、わたしは都度立ち止まったのに、いつのまにか忘れていて、毎日のニュースに打ちのめされた。
ガザについて勉強会を行い、本を読み、可能な支援をし、同時に自分の国の加害の歴史を学んでいくと、そこに70年余り時が経っていることが、信じられなくなる。イスラエルとパレスチナについて、レイシズムや植民地支配について学べば学ぶほど、かつて日本が行った言語や文化のはく奪が、いかに民族の歴史と尊厳を踏みにじり、取り返せないことであるのかを突きつけてきて、わたしはいままさに、当時を見ているのだと思っている。すごくしんどい作業だ。
でも、今年わたしが、こうした世の中になんとか絶望し切らず、自分の足で立って地面を踏み固めることができたのは、今までの学んできたことが生かしてくれていたからだし、出来事は大衆のものではなく個人に帰結するものだとあらゆる作業を通じてわかっていたからだと思う。じゃないと、物事の大きさの前に、ただただ立ち尽くしていて、わたしを含め、目の前にいるひとたちは世の中から見たら些細なものなんだとよぎることがあったかもしれない。それはまったく、わたしの中の、生活をやっていくというポリシーに反する。わかっていてよかった、言語化できてよかった、とこれを書きながら思う。
今年読んだ本のなかで、大事にしたい本がある。
パク・ソルメ著「未来散歩練習」は、光州事件、釜山アメリカ文化院放火事件と五人の女性の生き方を通して、今を生きる・過去を理解する・未来を思うことを描く長篇小説(出版社解説)で、パク・ソルメらしい独特の語り口調で淡々と物語が進む。岡真理さんのガザを考える緊急セミナーのなかでも、この釜山アメリカ文化院放火事件の犯人の一人である文富軾の言葉である「忘却が次の虐殺を準備する」という言葉が引用されていて、本を読んでいたおかげでどんな事件かを詳細に思い出すことができた。
とにかくずっと思考しながらものを食べて歩く小説なのだが、読んでいてずいぶん励まされたし、大事にしたい文章がいくつかあった。
「現在と未来について考える人たち 来るべきものについて絶えず考え、現在にあってそれを飽きずに探し求める人々は、すでに未来を生きていると思った。絶えず時間を注視し、来るべきものに没頭し、人々の顔から何かを読み取ろうとする人々は、来るべきと信じるそのことを、練習をとおしてもう生きているのだと。」
わたしの来るべきと信じるそのことは、差別のない社会を実現することで、それは綺麗事とかとても無理なことだとは言いたくない。なぜならわたしの半分は医療者で、発達障害の子どもたちに関わる仕事をしていて、大人がしている差別と加害は、子どもにダイレクトに伝わるから。医療と福祉の彼岸にいるような人びとも、社会の中でいっしょに生きていてほしいから。トランス差別を許せないから。
そんな社会に、わたしはいたくないし、大事な人たちを置いておけないと、いつも思っている。そう思いながら、二次創作という形で物語を書けたのも嬉しい。職場で動き出したSOGIチームのコアメンバーになれたのも、今年良かったなと思えることの一つだ。加害の歴史を学んで伝えることも、遅々として進まないように思えるし、歴史家でも研究者でもないわたしが伝えられることは限られている。でも、そういうときはチョン・セランの言葉をお守りにしている。「視線を先に置くことで絶望を乗り越える」「絶望しそうになったら、いや私はいい大人になりたいと思う」「個人の無力を私は信じません」
ふと手に取った本も、学んでいることも、絶望しそうになる世の中で、わたしを生かしてくれていると思う。わたしは、今年、過去と現在と未来を考えながら、今いる場所を踏み固めていた。もちろん、どうにもならないこともあるし、間違えるし、まだまだ知らないことだらけだし、考えるのをサボることもあるし、忘れるし、機動力には欠けるしやっぱり無力だと感じることも多いけど、2017年にアウシュビッツで恥じ入っていたわたしよりは、多少かっこよくなっているはずだと2023年の自分を励ましたい。
来年も生き延びて、のさばってやろう。
たくさんの本たち、今年も生きるのを励ましてくれてありがとう。
 追記
この文章を書いたのが12月24日の夜で、そのあと、ボランティア仲間と忘年会をした。
友人のひとりが、アウシュビッツに行き、中谷さんの案内を受けたという。わたしは仲間内でガザの勉強会をひらいていて、そのときに、もっと身近であったはずのアジア圏のひとびとにした加害と差別について無知でありながらアウシュビッツにいた自分を恥じた経験を話していた。
友人が、中谷さんのお話を聞いているうちに、どうしてもわたしのことを伝えたいと思い、数年前にあなたの話を聞いた友人がいまこうした活動をして加害について学んでいますと話の中で伝えてくれたようで、ものすごくびっくりしたし、嬉しかった。しみじみと、こんなふうにいつか誰かに勝手にもらったバトンを、別の誰かがそっと戻してくれるようなことがあるのだなあ、と、年の瀬に胸がいっぱいになり、勇気をもらったのだった。
そのときの中谷さんのお返事を、友人を通して受け取って、やっぱり、2015年のわたしよりずっとましになっているよ、と思えた。
嬉しいし、頑張りたいと思う。
忘年会当日、車のルーフが割れていることに気づき、わたしは基本的に価格や愛着に関わらず、自分の道具が傷つくことに関しては寛容なのだけど(眼鏡は除く)、ルーフを開けるたびにほとんどまっぷたつと言っていいほど割れているガラスが目に入ると、ちょっと心にくるものがあったので、悪いニュースと良いニュースが同時に来る、年末らしい日だったと思う。新年早々、修理代を捻出しなければならないが……
みなさま、良いお年を。
わたしはこの挨拶が、挨拶のなかで最も好きです。
良いお年を!
≪出てきた本≫
「明るい夜」 チェ・ウニョン 著 古川綾子 訳/亜紀書房
「名ぐはし島の詩 長島愛生園に在日朝鮮人・韓国人を訪ねて」 喜田清 著/海声社
(絶版)
「ガザに地下鉄が走る日」 岡真理 著/みすず書房
「未来散歩練習」 パク・ソルメ 著 斎藤真理子 訳/白水社
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moja-asia · 8 months
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映画『やかまし村の子どもたち』子どもたちが小さいうちに見せたい映画😆😆😆
映画「やかまし村の子どもたち」 子どもたちが一緒に見ると言うのでこの映画を選択。前から見せたかったんだよね。 僕がこの映画を初めてみたのは30年ほど前。多分二十歳を越えてからだった。2~3回見ただろうか。もはや内容なんて全く覚えていなかった。 今まで映画って、静かに黙ってみなあかんという固定概念があったが、子どもたちとしゃべりながら見るのも楽しもんやな。 映画の中で出てきた砂糖大根ってなんや??調べてみたら甜菜糖の事やねんね。 砂糖大根(てん菜)は、砂糖の原料となる植物で、別名「ビート」とも呼ばれています。砂糖大根は、ドイツで生まれ、ヨーロッパが主な産地ですが、日本では北海道でのみ栽培されています。 すごいなー。知らんことばっかり。アグリソーセージもなんなんだろうな。 そして三男の視点がすごいのよ。 「この村も映画のセットなん?」 「雨って降らせたん?偶然降ったん?どうやって降らせる…
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vegehana-food · 4 months
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✿ ヴァイナハツガンズ | Weihnachtsgans ・ドイツのクリスマスや聖マルティン祭に欠かせない肉料理。中にプルーンやリンゴ、栗などが詰められたガチョウを丸焼きにしたもので、赤キャベツやケール、じゃがいもの団子などの付け合わせが添えられていることが一般的です。 ・聖マルティン祭 (11月11日)とは、キリスト教の聖人・マルティヌスを記念する祝日です。彼は控えめな人柄だったため、フランスのツール司教に任命された際に自分では相応しくないと考え、ガチョウ小屋に身を隠しました。しかし、ガチョウが騒いだため見つかってしまい、新しい司教として正式に任命されることになったという逸話が残されています。
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taketea44 · 8 months
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毎日が記念日
8月31日は…
野菜の日
全国青果物商業協同組合連合会など9団体の関係組合が1983年に制定しました。
サラダ、おいしい!
【疑わしいAI-イチロウによる8月31日の出来事】
1888年: ニューヨーク市で、ジャック・ザ・リッパーとされる連続殺人犯が女性2人を殺害する事件が起きました。
1939年: ドイツのナチス政権がポーランドに対して侵攻を開始し、第二次世界大戦が勃発しました。
1980年: ポーランドで、労働組合「連帯」が政府との合意により創設され、共産主義政権に対する抵抗運動が本格化しました。
1997年: ダイアナ妃がパリで自動車事故により亡くなりました。
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kennak · 4 months
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[BfR]コエンザイムQ10:健康リスクについて何がわかっていて、何がわかっていないのか? Coenzyme Q10: what is known about the health risks – and what isn’t? 10 November 2023 https://www.bfr.bund.de/cm/349/coenzyme-q10-what-is-known-about-the-health-risks-and-what-is-not.pdf コエンザイムQ10は代謝に不可欠であるが、体内で生成することができる。コエンザイムQ10は、体内の細胞のエネルギー代謝���担うミトコンドリ��の重要な成分である。コエンザイムQ10はミトコンドリアの電子伝達に関与しており、抗酸化物質として、いわゆる「フリーラジカル」による酸化的損傷から細胞を保護することができる。心臓、腎臓、肝臓、筋肉のような高いエネルギーを必要とする組織は、特に高いレベルのコエンザイムQ10を含んでいる。コエンザイムQ10は、健康な体自身によって十分な量が生成されるため、(食物から供給される)必須栄養素ではない。多様でバランスのとれた食事を摂っている健康な人では、コエンザイムQ10の十分な供給が保証されている。 ユビキノールとユビキノンという2つの種類のコエンザイムの健康評価に関しては、現在、データが不十分なため、知識のギャップや科学的な不確実性がある。 コエンザイムQ10とは何か? コエンザイムQ10(又はユビキノン-10)は、すべての生きた細胞に存在するユビキノンのグループに属し、呼吸器系におけるミトコンドリアのエネルギー産生プロセスに関与している。コエンザイムQ10は、化学的にはビタミンKやビタミンEに類似している。ヒトの体内では、フェニルアラニン又はチロシンとメバロン酸から生成され、体が正常に機能し、変化に富んだバランスのとれた食事を摂っていれば十分に供給される。 コエンザイムQ10は体内で何に必要か? コエンザイムQ10は代謝に不可欠で、体の細胞のミトコンドリアにおけるエネルギー代謝に関与している。抗酸化物質として細胞膜を保護することもできる。 天然にコエンザイムQ10を摂取できる食品はどれか? 通常の食事によるコエンザイムQ10の推定摂取量は1日平均3~6 mgである。肉が主な摂取源であるが、魚、ナッツ類、一部のオイルもコエンザイムQ10の最も豊富な摂取源の一部である。一方、果物、野菜、穀類、乳製品には0.01 mg~0.3 mg/100 gと低量のコエンザイムQ10しか含まれていない。 コエンザイムQ10はどの食品に添加されているか? コエンザイムQ10は、ユビキノンとユビキノールの両方の形でフードサプリメントに添加され、様々な用量で単剤又は配合剤として市販されている。 ドイツ人集団にはどのようにしてコエンザイムQ10が供給されているのか? コエンザイムQ10は健康なヒトの体では毎日十分な量が生成されている。 コエンザイムQ10欠乏症の健康リスクについては、どのようなことが知られているか? 治療が必要なあるいは身体的な欠乏症状を引き起こすコエンザイムQ10欠乏症については、まだわかっていない。栄養医学的な観点からは、サプリメントによるコエンザイムQ10の目標追加摂取は必要ないと考えられている。 コエンザイムQ10の過剰摂取による健康リスクについては、どのようなことが知られているか? 現時点で知識や科学的不確実性において足りない情報はあるが、以下の記述が可能である: いくつかの研究では、1日最大300 mgのコエンザイムQ10の追加摂取により、主に消化器系において時折、吐き気、胸焼け、胃不快感、上腹部不快感又は下痢などの有害影響が観察された。単発の皮膚発疹も研究で報告されている。これらの影響が毎日300 mg/日以上の摂取でより頻繁に起こるか、又は他の影響が追加的に起こるかどうかは、まだ調査されていない。 全体として、健康なヒトにおけるコエンザイムQ10の補充に関するデータは比較的少ない。特に、妊娠中及び授乳中の女性並びに小児及び青年におけるコエンザイムQ10サプリメントによるQ10の追加摂取の健康影響に関する研究は不十分である。したがって、BfRは、これらのグループは関連する一日用量の製品を使用すべきではなく、使用前に医師/医療専門家に相談すべきであると勧告する。 コエンザイムQ10と血圧の低下や凝固を阻害する薬(クマリン型抗凝固薬)との間に相互作用があるかどうかという問題も、まだ十分に調査されていない。したがって、BfRは、血圧の低下や凝固を阻害する薬を服用している人は、100 mg/日以上のコエンザイムQ10製剤を服用する前に、医師に相談することを推奨している。 コエンザイムQ10の十分な供給に特に注意すべき人は誰か? 現在の知見によると、コエンザイムQ10は体内で生成される物質であり、身体的な欠乏症状や関連する健康リスクに関する科学的根拠は今のところないため、特定の集団に対して一般的な摂取推奨を策定する理由はない。BfRはまた、欧州食品安全機関(EFSA)が(健康な一般集団との関係で)コエンザイムQ10に関する健康強調表示を評価し、これらの表示は科学的に証明されていないと考えていることを指摘したい。これは、「パフォーマンスを高め、健康を改善する」「体の防御を強化する」など、コエンザイムQ10に関連して強調表示を喧伝することは、EUでは許可されていないことを意味する。このEFSAの見解は2010年に発表されている:http://www.efsa.europa.eu/de/efsajournal/pub/1793.htm コエンザイムQ10を含むダイエタリーサプリメントは一般的に有用/推奨されているか? 体が正常に機能していて、多様でバランスのとれた食事をしている人は、コエンザイムQ10の十分な供給が保証されている。現在のところ、集団におけるコエンザイムQ10不足のエビデンスはなく、フードサプリメントによるコエンザイムQ10の追加摂取は必要ない。 コエンザイムQ10には法的最大基準値があるか? EUでは、コエンザイムQ10を食品に添加するための法的規制や最大量はない。2014年、ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は、ドイツ食品飼料法(LFGB)第54項に基づき、フードサプリメントに添加するコエンザイムQ10を、最大100 mg(1日量として)までとする一般原則を策定した。この決定は、妊娠中の女性、授乳中の母親、18歳未満の小児及び青少年は製品を摂取すべきではないという警告を表示に含めるという要件を付随する。又、クマリン型抗凝固薬又は血圧を下げるタイプの薬を服用している人は、100 mg/日以上のコエンザイムQ10を含むフードサプリメントを服用する前に、医師の助言を受けることを推奨している。
2024-01-10 - 食品安全情報blog2
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ari0921 · 11 months
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我が国の未来を見通す(68)
『強靭な国家』を造る(5)
「世界で最初に飢えるのは日本」なのか(その3)
宗像久男(元陸将)
───────────────────────
□はじめに
 やはりG7サミットについて私の感想を述べてお
きたいと思います。まず、G7のメンバー以外に、
グローバルサウスの代表や韓国大統領、それに戦時
下のウクライナのゼレンスキー大統領まで遠路はる
ばる飛来して参加したにもかかわらず、何事もなく
無事閉幕した今回のサミットが「これまでにない成
果」と評価されていることにケチをつける気は毛頭
ありません。
一方、被爆地・広島で開催したことから、「核兵器
のない世界」という“人類の理想の世界”実現に向
けた「広島ビジョン」を自画自賛するのは時期尚早
と考えます。と言いますのは、本サミットに対して、
中国は「西側の少数の先進国が他国の内政に理不尽
に干渉し、世界を操る時代は過去のものとなった」
とのいらだちを強めれば、ロシアは、G7を「世界
の安定を揺るがす破壊的な決定のふ卵器だ」と厳し
く批判しつつ、「世界の多極化を受け入れられない
G7は、反露・反中のヒステリーを起こしている」
と主張しました。つまり、中国やロシアに加え、北
朝鮮などが素直に「広島ビジョン」に賛同して受諾
するとは到底思えないからです。
元外交官の佐藤優氏は、先の「対独戦勝記念78周
年」で明らかにしたプーチンの「戦争論理」につい
て、「これまで“戦争”という言葉の使用を避けて
きたをプーチンが、初めて“戦争”言葉を使用し、
『米国を中心とする西側連合がウクライナを使って
“戦争”を仕掛けてきた』、つまり『ロシアがウク
ライナに“戦争”を仕掛けた』とは考えてない」と
解説しています。
また、「第2次世界大戦において、『ロシア人が多
大な犠牲を払ってナチズムから人類を救った』とい
う事実を西側諸国は忘れた」として、「文明は再び
決定的な転換点を迎えた」とも語っています。
中国もほぼ同様の歴史観を有しているでしょうから、
G7サミットは、「世界が再び『分裂の世界』に突
入した」ことを決定づけたともいえるのではないで
しょうか。つまり、考えようによっては、「核廃絶」
という“人類の理想の世界”の実現がますます遠の
いてしまったとの見方も出来るのです。
歴史的にみても、一方の「正義」や「美談」が相対
する側にとっての「憎悪」や「拒否」となって「対
立の原点」となってきましたし、「独自の論理を振
りかざして自らの利益拡大を広げてきたのは西側世
界の方である」という見方は、人類の歴史を子細に
見れば、あながち間違っておらず、実際に、欧米諸
国は反対する勢力を力づくで次々に排除してきまし
た。
ところが、今は互いに核兵器を保有していることか
ら、一方的に排除するのは簡単でないことから、
「排除も共存も遠のく」という結果に陥っているの
ではないでしょうか。
当然ながら、ウクライナを支援する必要性にはつい
ては理解しますが、G7がもたらす未来を冷静にイ
メージアップすると、広島サミットを手放しで称賛
する気にはなれない自分がいることに気がつきます。
私のような見方をする有識者は少ないのかも知れま
せん。立場上、声を上げられないのだと想像してい
ます。もちろん、私だけの“独りよがり”なら、そ
れはそれでよいのですが。
振り返ってみますと、実現は無理だったかもしれま
せんが、習近平をオンラインでも拡大会議に参加さ
せ、「何を発言するか」を聞くべきだったと思いま
す。千載一遇のチャンスを逃しました。
▼日本の農業は過保護か?
 
さて、ここまで農業を追い込んだ、その原因はどこ
にあるのでしょうか。我が国は戦後のドン底から、
「貿易立国」として発展し、GDPが世界第2位に
まで発展してきました。そのため、自動車などの輸
出を伸ばすために貿易自由化、そして規制緩和政策
を幾度となく繰り返してきました。また、時には
「聖域なき構造改革」などの勇ましいキャッチコピ
ーに対して誰も面と向かって反論をしないまま時が
過ぎてしまいました。
一方、そのような政策を推進するために、「農業は
過保護だ」という“刷り込み”を、メディアを総動
員して続けてきた結果、私たちの頭の中には、いつ
の間にか「農業は様々な規制に守られた『既得権益』
を有し、『過保護』な業界だ。その結果、農業の競
争力が低下してしまった」、つまり「日本の農業が
『過保護』だから自給率が下がったり、耕作放棄が
進んだ」とイメージが出来上がってしまいました。
しかし、本当にそうなのでしょうか。また諸外国の
実情はどうなっているのでしょうか。少し解き明か
してみたいと思います。
これまで何度も紹介しました『世界で最初に飢える
のは日本』の中で、著者の鈴木氏は、日本の農業に
は「3つの虚構」があると指摘します。
「虚構」の1つは、「日本の農業は高関税に守られ
た閉鎖的世界だ」というものです。OECDのデー
タによれば、日本の農産物関税率は11.7%です
が、この数字は、主要列国と比較しますと、インド
の124.3%、ノルウエーの123.7%を双璧
に、韓国(83.8%)、スイス(62.2%)、
インドネシア(47.2%)などが続き、ブラジル
(35.3%)。タイ(34.6%)、EU(19.
5%)といずれも日本より高い関税率をかけていま
す。食料輸出国の米国のみが、食糧輸入から自国の
農業を保護する必要がないのか、5%に留まってい
ます。
そして、我が国の場合、実際には、こんにゃくのよ
うに1700%の高い関税率もあるにはありますが、
大半の農産物の関税率は3%程度になっています。
そもそも、食料自給率38%の国の農産物関税が高
いわけがなく、「日本の農業は高関税に守られた閉
鎖的世界だ」というイメージとは、全く正反対の
“現実”があるのです。
 「虚構」の第2は、「日本は世界から遅れた農業
保護国であり、政府が農産物の価格を決めて買い取
っている」です。
これも間違いです。政府が農産物の価格を決めて買
い取ることを「価格支持政策」といい、かつて米に
ついては、「生産者価格」と「消費者価格」の2種
類の価格がありました。政府が「生産者からは高く
買い取って消費者には安く提供する」というもので
した。しかし、米の生産や流通を厳しく規制した
「食糧管理法」は1995年に廃止され、それ以降
は、政府を介さずに流通する「自主流通米」が増加
し、価格も競争原理で決められることから「生産者
米価」と「消費者米価」という制度は廃止されまし
た。
実は、日本は、WTO加盟国の中では唯一、農業の
「価格支持政策」をほぼ廃止した国で、自由貿易を
推進する「優等生」にほかならないのです。他国は、
自由貿易の看板をあげても、農業など自国にとって
必要な産業については、“したたかなまでに死守し
ている”のが現実です。
「価格支持政策」とは異なり、生産者に補助金を支
払うことを「直接払い」と言いますが、「価格支持
から直接払いに転換した」といわれる欧米諸国は、
実際には「価格支持+直接払い」と表現する方が正
確なようです。つまり、価格支持の水準を下げた分
についてはしっかりと「直接払い」によって置き換
えているのです。
「虚構」の第3は、「農家は補助金漬け」というも
のです。これが最大の「虚構」ともいえるでしょう。
鈴木氏が様々なデータを取りまとめて分析したとこ
ろ、日本の農家の「所得」のうち、補助金が占める
割合は3割程度ですが、スイスはほぼ100%、イ
ギリス・フランスは90%以上、ドイツは約70%
です。アメリカは、日本とほぼ同じで約35%と先
進国では低く抑えられています。
ちなみにここでいう、農家にとっての「所得」とは、
「農業粗収益-支払経費+補助金」ことを示します。
フランスやイギリスの小麦経営は200~300ヘ
クタール規模が一般的ですが、そのような大規模穀
物経営であっても、市場の販売収入では肥料や農薬
代も払えないので補助金で経費をまかないつつ、残
りを「所得」にしているとのことで、「所得」に占
める補助金の割合の100%超えが常態化している
のだそうです。
日本は、野菜や果実の補助金率も5~7%と極めて
低く、酪農は約30%、肉牛は約48%ですが、フ
ランスは、野菜や果実は30~50%、酪農は76
%、肉牛は何と179%にも及んでいます。
一方、農業生産額に対する農業予算比率は、日本は
38%程度ですが、米国が75%と最も高く、英国
(66%)、ドイツ(61%)、フランス(44%)
と続きます。また、上記の価格差には、「国内価格」
と「輸出価格」のようなものもありますが、米国は、
食料を輸出する際の差額補填など、実質的輸出補助
金などへの支出も含まれているようです。つまり、
米国のような食料輸出国であっても農家を保護して
いるのです。
先進国は、農業が“命を守り、環境を守り、地域コ
ミュニティを守り、国土を守っている”ことを知っ
ており、そのような農業を「何よりも優先して国家
を挙げて支える」ことを“当たり前だ”と思ってい
るのです。
農家が離農して農業が崩壊し、食料自給率がますま
す低下してきたことに目をつぶり、農業の保護を
“当たり前ではない”と考えているのは日本だけで、
だから自動車などの輸出を増大させる代償として農
業を“差し出す”こと、そして米の生産に待ったを
かけて自給率の低い小麦を原料とする洋食の拡大に
も躊躇しなかったのであり、長い間、そのような政
策の是非を顧みないままここまで来てしまったので
す。今こそ、“我が国が例外である”ことを思い知
る必要があるのです。
最後に、農業支援がどれほどのお金がかかるかを概
算しておきましょう。米1俵つくるのにかかるコス
トは頑張っても1.2万円ほどですが、実際に買い
取り額は、ブランド米など高額なものもありますが、
約9000円ほどです。その差額を国が全額を補填
した場合、約700万トン全量でも3500億円程
度にしかなりません。
また全酪農家に生乳キログラム当たり10円を補填
した場合の費用は750億円程度と言われます。こ
れらの額は多少の幅はあるとは思いますが、国の予
算の規模からしてさほど大きな額ではないことは間
違いないでしょう。
『世界で最初に飢えるのは日本』と題して、我が国
の食料事情に危機意識を持った鈴木氏の“警鐘”に
納得するのは私だけではないと考えます。正直申し
上げ、日本は、「食料安全保障」に関して、戦後大
きな“戦略的過ち”を犯したと考えざるを得ないの
ですが、いつの時点で、だれの責任でそうなったか
を追及してもこれから未来の対策は案出できないこ
とも間違いないでしょう。「食料安全保障」の必要
性を訴え、根本から農業政策を見直せば、今からで
も農業の救済は可能であると私は考えます。他国を
見習うべきでしょう。
▼総括
最近、日経新聞社がかなり時間をかけて分析したと
いわれる『国費解剖』という書籍に目を通す機会が
ありました。そこには、財政赤字の一方で、膨張を
続ける国家予算を紐解けば、莫大な“ムダ使い”が
あることが随所に指摘されています。読むと本当に
呆れます。
つまり、国防もエネルギーも食料も、やがて人口減
から来る労働力の確保なども、将来を見越した“戦
略眼”を持たないまま、政治家、官僚、専門家とい
われる一部の人たちなどによって、その場しのぎの
政策が案出され、時には国会対策上各党の言い分を
刹那的に取り入れ、その時々の勇ましいキャッチフ
レーズのもと、マスコミなどもこぞってそれを指示
し、「国の舵取り」を行なってきた“ツケ”がいよ
いよ白日の下にさらされたということなのではない
でしょうか。
このような「国の舵取り」は今に始まったことでは
ありません。余談ですが、東京裁判の起訴状で「共
同謀議」が読み上げられた時、「共同謀議をもっと
うまく実施していたら戦争にはならなかった」とA
級戦犯の被告たちが呆れるシーンが記録されていま
す。戦前においても、国家戦略など無きに等しいま
ま、その場その場で「よかれ」と思って実行してき
た延長で大東亜戦争に突入してしまったのでした。
ようやく少子化対策に本腰を入れるようですが、そ
の対策も“異次元”というにはほど遠い内容からか、
国民が“しらけている”ように見えるのが残念です。
もはや一国でもって、国防のエネルギーも食料も、
そして労働力でさえ確保できない時代が到来してい
ることは時代の流れとしても、これらのうち、一つ
として自力ではまかなうことができない国家、つま
り、あらゆるものが“他力本願”の国家が「独立国」
と言えるのでしょうか。ことの重大性に気づかず、
いや、気がついても知らないふりをして、ノウテン
キを装っているのが、現代を生きる私たち日本人な
のではないでしょうか。
冒頭に述べたように、「分裂の時代」を間近にした
今日、このままで「我が国の未来が安泰である」と
はとても考えられません。現在の日本は、戦前の日
本人を批判する資格など微塵にもないし、将来の日
本人に“合わせる顔”があるだろうか、と考えてし
まいます。
なぜこうなってしまったのでしょうか。根本的原因
はどこにあるのでしょうか。これから先、我が国の
現状や風潮を覆す“特効薬”はあるのでしょうか。
当然ながら、そのための対策は、私などが考え及ぶ
べき領域をはるかに超えていると思いながらも、い
よいよ「『強靭な国家』を造る」と題した第4編の
主テーマについて、皆様と一緒に試行錯誤してみよ
うと思います。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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kanglo · 10 months
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第12回常陸の国・里山&野外ワークショップ&マインドフルネス合宿(2023年8月26日-27日 in 茨城県常陸太田) https://kanglohoops202308.peatix.com/view https://www.facebook.com/events/812427666889630
今年で11年目を迎えたオープン合宿。「160年の荒蒔邸、300年の菊地邸などの里山古民家、1000年古神社で過ごす心鎮めるマインドフルネス、本格有機農体験、手仕事ワークショップ、深い森と滝散策リトリート、参加者との交流ダイアローグ、創業200年八幡太郎義家ゆかりの湯で心と体を癒すなど、今年もゆったりと過ごす企画にする予定です。
茨城県の常陸の国は、元は日高見国とされていた土地。7世紀に令制国として常陸国が誕生。『常陸国風土記』によれば大化の改新(645年)直後に創設されました。ここは、古い里山だけに多くの文化遺産が残っています。昨年には、NHKの朝ドラマのあの「ひよっこ」の舞台にもなりました。今回は、天候、状態にもよりますが、御岩神社&御岩山への巡礼も行う予定です。
そして、木の里農園さんのコテージを拠点に、ゆったりとマインドフルネスな時間を体験をします。地元でも秘境の深い森や滝、古神社でゆっくりと過ごします。また、就農25年目となる布施大樹さんと美木さんご夫妻の経営する有機栽培農園「木の里農園」での援農・収穫体験をし、夜は本物の火や囲炉裏を囲んだ談義と自分達で仕込んだ自然食を頂き下鼓を打ち、そして冷たいスイカと花火で夏の日の夜の思い出を刻みます。今も住人が住み続ける300年を超える古民家「菊地邸」(ご主人の話を聴けるかな?)で安土桃山時代の空気を味わいます。
このような素晴らしい里山で2日間共に過ごす程、贅沢な時間はないでしょう。里山の人たちとの交流や自然・大地の恵みを得ながら、ライフコーチ、スピリチュアルカウンセラーの森夕花先生と共に人生の本来の目的を思い出し、明日への道を見出したいと考えています。今回も素晴らしい機会となることを確信しています。
主催:カングロ株式会社 HOOPS!事業部 https://www.facebook.com/hoops.kanglo
■旅の案内人: ★マインドフルネス&ライフコーチング担当:森夕花(もりゆうか)先生 ●ライフコーチ/アーティスト/カングロ(株)取締役執行役員、尚美高等音楽学院ピアノ科卒業 京都芸術大学芸術学部卒業。ピアノ、声楽、シナリオ、演劇、ジャズダンス、日本舞踊などの自己表現を通して自分自身を探求する。1993年ドイツ、イタリアへの留学。その後、21世紀に入り、ハワイ、セドナ、インドのアシュラムを巡礼する。心理学、哲学、美学、手相、インド占星術、代替医療(中医学・ヒーリング)などを学び、 ヒーリングカウンセラーとして23年間、企業のライフコーチとして9年間、セッション、研修を行う。現在、「大人のためのアート思考講座」「Philoarts研究会」を主宰。趣味は、声楽、読書、人間観察、そば栽培、ヨガ、瞑想。特技、人・動物の心を読む、直観力、探求。好きな言葉は、「自由」「日日是好日」
★有機農指導担当:布施大樹さん(奥様:美木さん) ●東京都出身。東京農工大学農学部環境・資源学科卒業。在学中に沖縄の波照間島でのサトウキビ刈りアルバイトで農業に目覚める。栃木県の帰農志塾で研修後、1998年に現在地に就農。あらゆる野菜・作物の栽培、管理を行い有機農業の可能性を追求。家族で約2haの木の里農園の経営を行い、約50種類の有機野菜を全国に出荷している。
・木の里農園  http://konosato.com/ ・種継ぎ人の会 http://tanetsugibito.com/
★企画&案内人担当:藤井啓人(ちょろお) ●茨城県東海村出身。高卒後、上京し新聞配達をしながら予備校に通い筑波大学に入学。4年間、体育会硬式野球部に所属し選手と2軍監督を経験。1992年に株式会社リクルート入社。12年間、組織・人事コンサルティング事業に従事し、約2000社の企業の変革に携わる。社内表彰制度で全国MVP・部門MVPの受賞計8回。2004年に独立し、事業再生コンサルティングのマネジメントリコンストラクション社を設立。2010年5月カングロ株式会社 代表取締役に就任。独自のサステナ��リティ・イノベーティブ・コンサルティング事業を開始。米国で「今最も羨望の注目を浴びる企業」とされるオンライン・リテーラーのザッポス社のハピネス経営、「社員をサーフィンに行かせよう」「レスポンシブルカンパニー」の題材となっているアウトドア用品メーカーの米パタゴニア社を研究し続け、約1000社3000名のビジネスパーソンにセミナーや勉強会等でその真髄を伝えている。2013年には西アフリカのナイジェリア連邦共和国にて合弁会社を設立し、水問題、エネルギー問題、食糧問題、環境問題を日本のテクノロジーで解決するソーシャルビジネス事業も行う。実地の中から発信される指南は、斬新・先駆的でかつパワフルであり、魂を揺さぶるものとなっている。2013年以降、システムD研究会、自転車事故防止委員会、セブメディの会を設立。2015年より同士と共に「懐かしい未来プロジェクト(HOOPS!)」「サステナ塾」を開始し、持続可能な地域社会の実現のために人間本来の役割を思い出すためのあらゆる「体験」の場と機会を提供している。自転車のある生活をこよなく愛し、年間約1万kmを走破する。マラソンランナー、トライアスリート。趣味はゴミ拾い、俺のベランダ菜園。
■開催日:2023年8月26日(土)- 27日(日)1泊2日 ※下記集合場所に10時頃に集まり、翌日27日16時頃に現地解散予定です
■集合場所:  道の駅さとみ(茨城県常陸太田市小菅町694−3)  http://www.hitachiota-michinoeki.jp/page/dir000003.html
■スケジュールイメージ: ※天候などの状況により変更となる場合があります <8月26日(土)> *10時:集合場所(道の駅さとみ)   ※電車組は、JR常磐線東海駅からの送迎有り  *10時15分〜:手打ち蕎麦ワークショップ  *12時〜13時:自分の打った蕎麦で昼食&オリエンテーション  *13時15分:大中町の荒蒔邸へ移動しチェックイン   ・1000年以上前に建立された大中神社にご挨拶  *13時30分〜22時頃:  ※概ね下記のメニューをゆるりと実施していきます。   ・里美の滝散策(美しい秘境の滝を巡ります)   ・300年古民家「菊地邸」訪問   ・木の里農園にて有機野菜の調達体験   ・全員で夕食準備&自然食料理での夕食&片付け   ・よる花火とスイカのうたげ   ・荒蒔邸の囲炉裏を囲んでのダイアローグ(対話)   ・横川温泉 中野屋旅館 で入浴(入湯料は個別清算)  *22時頃:自由時間  *23時頃:就寝
<8月27日(日)>  *05時:起床〜朝のさんぽ(朝陽を拝む)  *06時:全員で朝食準備&朝食&片付け  *08時〜:森夕花先生のマインドフルネスセッション  *10時〜:清掃・片付けをし移動  *11時〜:御岩神社、御岩山巡礼リトリート(標高492m)  *14時〜:日立おさかなセンター食事処で昼食&クロージング  *16時頃:解散(電車組は近場のJR常磐線内の駅まで送迎します)
■宿泊場所: 里美 160年古民家の宿「荒蒔邸」 茨城県常陸太田市大中町1547 【地図】https://www.aramakitei.com
■当イベントの参加資格:どなたでもご参加可能です。  お気軽にお申し込みください。以下は参考です。  どなたでもご参加可能です。お気軽にお申し込みください。 ※エコビレッジ、パーマカルチャー、トラジションタウン、半農半X、  スローライフ等に関心のある方 ※マインドフルネス、スピリチュアル、メディテーション、ヨガ、  リトリート等に関心のある方 ※お子様は、小学生高学年以上が良いと思います(過去参加有)。  お子様を同伴されたい方は、事務局に事前にご相談下さい。
■参加料:お一人様 3万800円(税込)※小中大学生は1万5400円(税込) ※上記には、参加費、宿泊費、夕食のBBQ及び翌日の朝食付き代が含まれています (アルコールは最低限用意をしますが、多めに飲まれる方は持参頂いています) ※上記には、交通費、夕・朝食以外の食事、入湯料、工芸料などは含まれておりません ※小中高大生はお一人様半額となります(お子様同伴の方は、事前にご相談下さい) ※必要に応じ、領収書をご用意致します
■注意事項:※必ず目を通しておいて下さい ※コロナ対策のご準備をお願い致します ※当企画は、現地集合・現地解散企画です ※電車組は、JR常磐線「東海駅」にてピックアップ致します ※宿泊は、状況に応じ、女性専用部屋を用意します(枕、敷/掛布団あり) ※横川温泉 中野屋旅館 で入浴(入湯料は500円、個別清算となります)  http://www.satomi-nakanoya.com ※工芸ワークショップは「常陸蕎麦・本格手打ち蕎麦教室」を予定(昼食込みで一人2000円程度) ※参加者同士、車での乗り合いをお勧めしております ※参加料は、事前振込制となっております(申込後にお知らせ致します) (前日キャンセルは50%、当日100%のキャンセル料を徴収致します)
■定員:15名限定 ※先着順。定員になり次第締切ります。 ※最小携行人数は5名。参加者が5名を下回る場合、開催を見送る場合があります。 ※小学生未満同伴の場合は、事前にご相談下さい。
■当イベントの申込方法【重要】: ※ 下記をご一読いただきお申込み下さい。 ①下記URLの申込フォームにより正式エントリー 申込フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSft1YNO6SP4C-YGlgpacoHgGK-wLQ9t-NOybyJuhsVg8sNbjg/viewform
Peatixからの支払いも可能です。 https://kanglohoops202308.peatix.com/view    ②お申込後、24時間以内に参加受付受領のe-mailを事務局よりご返信させて頂きます。 e-mail: [email protected]
③②の返信メール内にある振込み先に前日までにご入金
④これにて「申込完了」となります。
■詳細パンフレットを下記よりダウンロード頂けます。雰囲気だけでもどうぞ。 https://firestorage.jp/download/0043db17b8ec86a09890b17a59239b92fbadf08d
■主催:カングロ株式会社 HOOPS!事業部 https://www.kanglo.co.jp
■協力:木の里農園 布施大樹さん・美木さん、深津澄世先生、田中尚也さん、本橋寿幸さん、藤井家母、実弟
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team-ginga · 1 year
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サルトルの『アルトナの幽閉者』
 原則として(?)自分が読んだ本のことをここに書くことはないのですが、サルトルの『アルトナの幽閉者』について書くことにします。
 私はサルトルに特に思い入れはありません。カミュとの絡みでサルトルの小説や戯曲を少し読んだだけです。政治的哲学的著作は全くと言っていいほど読んでいませんし、そもそもカミュ・サルトル論争はカミュの方が正しかったと思っています。
 ただ『蝿』、『出口なし』、『恭しき娼婦』については、それぞれ論文を書いたことがあります(『出口なし』は大竹しのぶ、多部未華子、段田安則出演の舞台を、『恭しき娼婦』は奈緒、風間俊介出演の舞台を見ています)。サルトルの戯曲は面白いし、サルトル入門にはうってつけだと思っています。
 今回なんとなく、本当になんとなく『アルトナの幽閉者』を手にとって久しぶりに読んだのですが……ひどい! これはひどすぎます。
 「アルトナ」というのはドイツの都市の名前です。この街にヨーロッパで有数の造船会社社長の邸宅があります。住んでいるのは父親と息子ヴェルナーとその妻ヨハンナ、それに娘のレーニです。
 父親は喉頭癌にかかっていて余命いくばくもありません。彼は息子のヴェルナーを次期社長に指名します。しかし、ヴェルナーも妻のヨハンナもそれをよしとしません。ヴェルナーはもともと弁護士で、兄のフランツがアルゼンチンで死んだために急遽呼び戻されて、父親の会社で働き、父親の家に住んでいるのですが、家を出てもう一度弁護士に戻りたいと考えています。
 物語が進むにつれて、フランツは実は生きていて、邸宅の2階のある部屋に閉じこもっていること、妹のレーニがフランツの世話をしていること、そればかりかフランツとレーには肉体関係を持っていること、父親は自分の死後、ヴェルナーとヨハンナにフランツのことを託したいと考えていることがわかってきます。
 物語の中心は、フランツがなぜ閉じこもっているのかにあります。
 それに対する最初の答えは比較的すぐに出ます。第二次大戦中、父親はナチに迎合して自分の地所を強制収容所建設のために提供しました。それが気に食わないフランツは強制収容所から逃げてきたユダヤ人を匿いますが、熱烈なナチ支持者のお抱え運転手にそれを見られてしまいます。
 父親はフランツを庇うためにナチの幹部にユダヤ人のことを話します。すぐに軍人が現れ、脱走したユダヤ人を殺害します。フランツはユダヤ人を匿った罪を不問にするための条件としてロシア戦線に出征することになります。
 戦後、フランツはなんとか生きて帰宅します。街には大勢のアメリカ兵が住んでいて、妹のレニーは彼らを誘惑し、ベッドに入る瞬間に「私はナチよ」と囁いて揶揄っています。
 私はまずこれがよくわかりませんでした。レニーの悪魔的な性格を表すエピソードなのかもしれませんが、なぜそんなことをするのでしょう。そんなことをしてやばいことにならないのでしょうか。
 実際あるときやばいことになります。怒ってレニーに襲いかかったアメリカ兵をフランツが殴り傷害事件になります。父親はここでもフランツを守るため、アルゼンチンに行かせようとします。
 しかし、フランツは2階の部屋に閉じこもり出てきません。仕方がないので父親は金にものを言わせて、フランツはアルゼンチンに行き、そこで死んだということにします。
 以来13年にわたってフランツは部屋に閉じこもっているわけですが、もちろんそれだけが彼の「幽閉」の理由ではありません。
 フランツは彼の元を毎夜訪れ、おそらくは肉体関係を結ぶようになったヨハンナに戦場での出来事を話します。
 フランツが所属していた隊は多くの犠牲者を出し、上官が戦死したため、フランツとその同僚とが指揮を取らねばなりませんでした。あるとき彼らは二人の農民を捕まえます。どうやらパルチザンのようです。
 粗暴な曹長は彼らを拷問にかけて情報を引き出そうとします。フランツの同僚は拷問はしたくないと言います。決定権を握ったフランツは拷問はしないと決めた、しかしそのために部隊はパルチザンに襲われ、フランツを除いた全員が戦死したと、フランツは言います。
 フランツは善意の人ですが、その善意ゆえに仲間の兵士たちを死なせてしまったというわけです。
 しかし、話はそこで終わりません。
 なるほど、そういうわけか。まあわからなくはないけれど……と思っていたら、フランツは突然、実は自分は拷問をした、そればかりか他の村人まで拷問にかけたと言い出します。
 え?
 フランツは村人の命を取るか、仲間の兵士の命を取るかの選択を迫られ、仲間の兵士の命を取り、村人たちを拷問にかけた。彼らがパルチザンだったかどうかはわからない。いずれにせよ誰も口を割ることはなかった。
 彼は無実かもしれない村人を拷問しただけで、それは何の役にも立たなかった。仲間の兵士を救うことはできなかったーーというわけです。
 そうか……それがトラウマになり13年間閉じこもっていたわけか。
 うーん、それってどうなんだろう。わかるような、わからないような……
 この芝居の初演は1959年ーー私が生まれた年ですが、フランスではアルジェリア戦争真っ盛り。アルジェリアでフランス人たちがアラブ人を拷問にかけることが社会問題になっていて、サルトルはそれを念頭に置いてこの芝居を書いたのではないかと言われていますが、そう言われてもなあ……
 それならなぜ敗戦国であるドイツを舞台にしたのでしょう。
 私自身は当初、戦勝国であるフランスの作家が敗戦国���イツを舞台に芝居を書いたのは面白いと思いました。同じく敗戦国である日本人にとって特別な意味を持つ芝居になるかもしれないと思いました。
 現にフランツはドイツの崩壊を望んでいます。実際にはドイツは戦後目覚ましい復興と発展を遂げています。しかし、フランツはそれを知ろうとしません。
 彼は敗戦によりドイツ国民は飢えていること、多くの戦災孤児が死んでいっていることを望み、天井裏に住んでいるはずの未来人、30世記の蟹たちに自分たちのしたことを証言しようとしています(なぜ「蟹」なんでしょう。サルトルはLSDの服用実験をした際、蟹の幻想を見て、それ以来蟹が大嫌いだったようですが……)。
 自分たちの時代が無罪ならば自分も無罪である、逆に自分たちの時代が有罪ならば自分も有罪である、その場合はドイツも自分も罪を背負って滅びねばならないということなんでしょうか。
 そういう設定自体は面白いと思うのですが……これじゃあね。
 フランツ以外の人物が何を望んでいるかもよくわかりません。
 私は演劇学校で主任講師の辰さんこと島守辰明さんから「自分の演じる人物が何を望んでいるかがわかるような演技をしなければならない」と教わりました。その通りだと思います。
 でも戯曲を読んでも、父親や妹のレーニや弟のヴェルナーやその妻のヨハンナが何を望んでいるかわかりません。
 レーニはまだマシかな。彼女はフランツを自分だけのものにしたいと思っていて、ヨハンナがフランツと会うのを嫌がっています。それはわかるのですが、彼女がなぜ実の兄のフランツにそれほど執着するのかはよくわかりません。
 ヴェルナーは……父親の権威に逆らえない男です。彼は一旦、父親から離れ、弁護士になりヨハンナと結婚しました。父親は長男のフランツに跡を継がせるつもりだったので、ヴェルナーは自由にさせていたということです。しかし、フランツが引きこもってしまったため、父親の命令で弁護士を辞めて父親の会社で働くようになりました。
 フランツが生きていることを知ったヴェルナーは家を出て弁護士に戻りたいと言います。しかし、父親には逆らえません。彼は社長に就任します。会社はフランツが継げばいい、自分たちは自分たちの人生を生きようという妻の懇願に彼は耳を貸しません。
 彼の気持ちはわからないではありません。彼はフランツが生きているとは知らず、父親の命令で弁護士としての自分の人生を捨てたのです。フランツが生きていたからといって、そうやすやすと元の人生に戻れるはずがありません。戻ってしまったら、自分の人生を捨てたのは何だったのか、彼のこの13年は何だったのかということになってしまいます。
 彼は父親の命令に従い、自分の人生を捨てることを選択したのです。その選択が間違っていなかったと証明するには、社長の座にしがみつくしかありません。
 それに対して、父親とヨハンナが何を望んでいるかは全くの謎です。
 ヨハンナは終始一貫した夫のヴェルナーに家を出て弁護士の生活に戻ろうと言います。しかし、その一方でフランツに惹かれ、毎夜彼の元を訪れ、肉体関係まで持っているようです。
 彼女はフランツに恋をしているのだと言われればわかりますが、そういう感じでもありません。
 父親は父親で、フランツに会いたいと言ったり、会う必要はないと言ったり、そのときどきで言うことが変わります。変わっても構いませんが、最後まで本心が見えないのが困ります。
 だから父親とフランツが自動車で家を出ていき自殺(心中?)するという結末も全く納得できません。
 これって結局、イプセン風の家庭劇なんでしょうか。それならそれでもちろんいいのですが、そうもなっていないような気がします。
 私は正直好きになれませんでした。
 ネットで調べると『アルトナの幽閉者』は2013-2014年に新国立劇場で上演されたようです。演出は上村聡史。出演は岡本健一(フランツ)、辻萬長(父親)、吉本菜穂子(レニー)、横田栄司(ヴェルナー)、美波(ヨハンナ)。
 舞台を実際に見ればまた違う印象があったかもしれませんが、見たかったような、見たくなかったような複雑な気持ちです。
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ko07300730 · 1 year
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pt.3
 
3/6 月曜日
スマホのアラームで目が覚めた。朝の5時前。ダブルサイズのベッドで寝ていたせいか隣に人がいるような気がしたが誰もいない。当たり前か。眠い目を擦りながら顔を洗いメガネをかけてテラスに出るとまだ外は暗い。肌寒いので少し着込んで外に出る。托鉢はいくつかの通りで行われるらしいが、昨日ホテルのお姉さんに教えてもらった通りの時間と場所に向かった。5時過ぎになって目的地に着いたが、托鉢の用意はしてあるけれども、まだ早かったせいかそこまで人はいない。そこにいたおばさんに言われるがままにお供え物を買い(約800円もした。絶対ボッタクリだ。高くない?というと全部一律この値段と言われた。まあお坊さんにあげる物だから仕方ない。800円で托鉢の経験ができると思うと安いのかもしれない。この時点で残りの現金は約1200円)、靴を脱いで座る。しばらくすると中国人観光客がたくさんやってきて同じように座って準備をする。5:30〜6:00の間に托鉢があるよ、とホテルのお姉さんに言われたものの5:30になっても始まらない。まあ待つかと思って待っていると、鮮やかなオレンジ色の僧衣まとったたくさんの坊主頭の僧侶たちが裸足でゾロゾロと歩いてきた。よくわからんけれど見様見真似でお供え物を渡す。お供え物は自分のところにあったのは3種類。お菓子、葉っぱで包まれたお餅?、それから炊けたご飯一合ほど。ご飯はビニル手袋で一口大の大きさに丸めて渡す。一列になってお坊さんがゾロゾロと来るわけだが、タイミングよくお供え物をスムーズに渡さなければならない。先頭を歩くのはおそらく位の高い僧侶。後ろに行くにつれどんどん若坊主になっていく模様。後ろの方には小学生低学年くらいの見習い僧侶もいた。ランドセルをやっと背負えるくらいの小さい子もいる(もちろん背負うのはランドセルではなく、お供え物を入れる壺)。事前に調べたことによると、お坊さんの前を横切ってはいけない、お坊さんよりも高い位置にいてはいけない、お坊さんに触らない、フラッシュ撮影禁止など。しかしあろうことか中国人、我こそは、と超近距離で写真を撮り、思いっきりフラッシュ撮影をしている。おそらくルアンパバーンはこれを観光化しているのであろうか、これがお金になり、写真を撮られ、それでまた新たな観光客が訪れ、またこれがお金になり、写真を撮られ、というようなサイクルになっているのかもしれない。生きていく上では仕方のないこともあるのだろう。正直なところ、見様見真似でやっただ��で何かわからないけど、儀式の力というか、場の力というか、何かは感じるものが少しあった。写真や動画では伝わらない、実際そこに行き経験することが旅の醍醐味ではなかろうか。托鉢が終わるともうすでに朝市場が始まっていた(6:30過ぎ)。基本的には食材が売ってあった。野菜や果物はもちろん魚や肉、虫も少し売っていた。今お金が全然ないことと、この後の象のことを考えると、ここでお腹を下す訳にはいかない。ホテルに戻り朝食を食べる。普通のイングリッシュブレックファーストを食べ、用意をしてホテルの前で待っていると、ツアーの案内人が迎えに来てくれた。こういうツアーに申し込むと、もしかしたら送迎が来ないまま終わってしまうのではないかと不安になる。バスに乗り込み、色んなホテルを回ってツーリストを集めていく。バンは満員になった。両隣にアジア人(多分中国人)、後ろの方は白人。1人で来ている人が半分くらい。全部で10人ほど。バスに揺られること30分、ウィスキービレッジに到着。これはツアーに含まれていた内容。外国のローカルツアーあるある。コブラやサソリ、ムカデが漬かったお酒。どうやってそのお酒が作られるかの説明をつらつらとしてるようだが全く興味がないので全然聞かなかった。もちろん試飲もしていない。私と同じように全く興味のない人たちは説明中ながらもフラフラと違うところへ行ったり、勝手にトイレに行ったり、隅の方でタバコを吸ったりと、自由な感じであった。一方このお酒に興味を示している人も一定数いた。試飲をしてあーだこーだ言って結局買わない。あるある。その後はそのウィスキービレッジを一周して、土産物などが売っていたが誰も買わず少し早めに出発。15分ほどすると象のいる施設に到着。かなりのどかな場所で、綺麗な花が咲き、芝生はある程度整えられていた。一行は奥まで案内され、好きな飲み物を冷蔵庫から出して、テーブルに座るように指示された。なぜかこの時点で小太りのスモーカー白人とラテン系おばさんが消えた。どうやら少し違うプランらしい。数分待つと支配人的な人が出てきた(いわゆるwelcome to elephant camp 的なあのジュラシックパークの白髪のおじさんのような感じ)。詳しい内容は割愛するが、要するにラオスとはどのような国なのか(変な英語であんま聞けなかった)、ルアンパバーンとの関係性、象について(この施設には象は10頭いる。オスは角があって、メスは角がない。動物園はダメ、あそこはジャンキーフードを与えている。象の密猟を止めることは不可能。象の起源はラオスである。今現在生き残っている象は数百年前に比べると1/100にまで減っている。象を森へ帰して、自由にそこでのびのびと暮らさせてあげよう。人間が象の体に乗ることなんて象にとっては屁でもない、など)の説明を受けた。そこで毎回タバコを吸っているマッチョ系ドイツ人がちゃちゃを入れて話を遮って質問をしている。同じくフランス人スモーカーの美女も。一同ヘラヘラしながら説明を1時間ほど聞き、実際に象に乗ることに。その前にmahout(マホートとはラオスでは象使いを意味する)のユニフォームに着替えた。青いようわからんやつだ。でもなんとなく雰囲気は出る。まずは象にバナナ(まだまだめっちゃ青い)をあげて餌付けさせ(さっき動物園であげるようなバナナやリンゴは象にとってジャンクフードだからダメだ、とか言っときながらバナナあげるんかい、どういうこっちゃ)、象に慣れていく。そして早速1人1頭の象に乗る(この時後ろにガチmahoutがついてくれる)。僕は一頭のメスの象に乗った。名前はブンピン。いざ乗ってみると思ったより高くてちょっと怖い。ブンピンの頭に手を置くのだが、頭の毛が1本1本太くてチクチクしている。この毛を引っこ抜きたくなったが、ブンピンがびっくりして転倒してはいけないので我慢した。ブンピンに乗った際にスタッフにスマホを預けて写真を撮ってもらう。なのでブンピンに乗っている時の写真や動画は撮れなかった。1,2分乗るとすぐに慣れてきた。前後で悲鳴が聞こえるが無視。コツとしては跨った時に太ももでしっかり挟むことである(内腿が疲れる)。そうして適度に力を抜いてバランスを取ると支える必要がなくなり両手が空いた。とはいえ空いた手ですることもないので、手はブンピンの頭の上に軽く添える(左手は添えるだけbyスラムダンク、あんま知らんけど)。ズンズン進むブンピン。前の象は、よそ道をしておりなかなか進んでいない。ガチmahoutが象に一生懸命指示していた(おい、早く進め!的なことを言っていた)。意外にも象の上は安定していた。しかし自分が乗っている場所がおそらくちょうど象の肩甲骨あたりに跨っていたので、象の前足が一歩進むごとに肩甲骨が上がり、自分のお尻あたりがモコっと盛り上がる(伝われ)。これがなんともいえない感覚なのだ。例えるなら少し揺れている電車の方が寝やすい的な感覚なのかもしれない。軽く登ったり下ったりしながらどんどん森の奥へ入る。そして小川に入った。すると前の象が道の脇へ行き、立ち止まった。何かと思ったらお花を摘んでいるのだ。真後ろで見ることができていかにも光栄だった。うちのブンピンはお利口はんなようで、寄り道もせず淡々と進んで行った。来た道を戻り今度はメコン川の方へ向かう。ゆっくりとブンピンはメコン川に入る。しかし象とは大きいもので、川の奥へ入っても全然体が浸からない。そこでガチmahoutが何やら指示を出すとブンピンは一気に潜り始めた。ここでようやく自分は腰〜胸の辺りまでメコン川に浸かった。少し寒い。しかし象の中にはサービス精神旺盛な象もおり、鼻で水を吸って乗っている人にぶっかけているではないか。その人は頭からずぶ濡れになっていた。まあいい経験になったであろう。メコン川を出て最初のところに戻り下車(下象)。とりあえずシャワーを浴びることに。するとそこで参加者たちの間で、体が濡れてるアピールが始まった。ついには体が濡れてないのがダサいみたいな雰囲気になった。自分はそこそこ濡れていたが、頭から全身濡れている輩が2人もいたので完敗。シャワーを浴び着替えて昼食を取る。バイキング形式でドリンクもフリー。そこで参加者たちでいろいろな話があった。まず端に座っていたゴリマッチョスモーカードイツ人(男)とタトゥーの入った整形チックな鼻をしたスモーカー南アフリカ人(女)のカップル。二頭筋のあたりにワンポイントタトゥーと鼻ピアスをした汚い茶髪のベイプを吸っている日本人(女)。メガネをかけてひょろっとした大人しめな日本人(仮、後述)(男)。清潔感のあるイケメンスモーカーフランス人(男)とその美人妻スモーカーフランス人(女)、そして私。
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