#ファラフェル
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justaskahoam · 1 year ago
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ファラフェルのピタサンド🥙🧆🥗
Was Soooo yummmmmy🤤🧡🤎🧡🤎🧡
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q-cook · 1 year ago
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いっぱい作った。ファラフェル、フムス、ババガヌシュ、ナスとトマトとサラダ菜の煮込み (ホレシュテバーデンジャーンにサラダ菜を加えてキャフラスに寄せたイメージ)
- フムス 2回目: ゴマ、茹でヒヨコマメを挽き、レモン汁、塩、オリーブオイル
- ファラフェル2回目: 茹でヒヨコマメを挽き、炒って挽いたクミン、コリアンダー粉、刻みニンニク、レモン汁、オリーブオイル、塩、胡椒、バジルと混ぜ、ホイルに並べオリーブオイルをかけて包み焼き
- ババガヌシュ: 炙ったナスを挽き、ゴマを加えてさらに挽く、塩、レモン汁、オリーブオイルを足す
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prostrayer · 2 years ago
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ファラフェル&タヒニ。スパイシーかつカリカリでうまい。パルムの栗のやつ。中にペーストが入っててうまい。chants of sennaar楽しい。逆転裁判もやりたい。日プ女子の11pickを決めたい。日プ再配信も観たい。しばらく観てないアンファルにも追いつきたい。やりたいやりたいやりたい。1日が足りない。
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mao-dance-vegan · 5 months ago
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ファラフェルサンドって最高✨💕😍
ファラフェルは別に何も工夫しなくても、もともとヴィーガン。ひよこ豆、玉ねぎ、クミン、コリアンダー、ニンニク、塩コショウだけだから✨❣️
#vegan
#ファラフェル
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shintani24 · 9 months ago
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2024年10月7日
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ガザ戦闘から1年 現地通信員が見た戦場(朝日新聞 10月7日)
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「世界は僕たちが死ぬのを見ていただけ」 だれも止めぬガザ侵攻1年(朝日新聞 10月7日)
パレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘開始から7日で1年経つが、終わりが見えない。死者4万1千人超――。街が破壊されたガザの人は何を見て、何を感じてきたのか。朝日新聞のムハンマド・マンスール通信員が報告する。
友人に「見てくれ」と促され、スマートフォンに表示されている動画に目をやった。9月19日のことだ。見たことのある光景があった。パレスチナ自治区ガザ南部ラファ。私が住んでいた街だ。
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戦闘が始まって1年近く経ったパレスチナ自治区ガザ南部では空爆や砲撃を完全に免れている建物は少ない=2024年9月25日、ハンユニス、ムハンマド・マンスール撮影
マンスール通信員が語るガザ 食料不足に加えて、衛生状況も悪化しているガザで、市民たちはどう生きているのか。記事の後半に出てくる、もう一つの動画では、朝日新聞のムハンマド・マンスール通信員が、街を歩き、テントを訪れ、人々の生活を追いました。
次の瞬間、動画の中で爆発音がして、煙が上がった。
「ここにあるの、お前の家だろ!」
友人が泣き出しそうな声で叫んでいる。その通りだった。
動画はイスラエルの極右グループのテレグラムチャンネルに投稿されていた。イスラエル兵と思われる男の声がした後、建物や地上に仕掛けられた爆弾が爆発した。ヘブライ語で視聴者にこう話していた。
〈このラファでの爆発をあなたたちに贈ります〉
隣で心配そうに私の顔をのぞき込む友人の声が、とても遠くに聞こえた。
私の家が完成したのはこの戦闘が始まる直前だった。借金を背負い、少しずつ建てた家の完成には4年間かかった。
壁は明るい白を基調にして、居心地のいい空間になるよう、内装の細部にまでこだわった。自分たちのルーツであるアラブと、暮らしやすい西洋の様式を組み合わせたような雰囲気で、壁には馬や鳥の絵画を飾った。
イスラエルに周囲を壁やフェンスで封鎖されて「天井のない監獄」と呼ばれるガザの環境下でも、昨年8月に結婚した妻と一緒に、なんとか穏やかで幸せな生活を求めて暮らそう。そんな願いと、覚悟の詰まった家だった。
だが、そのすべてが完全に破壊された。
奪われることがこれほどの痛みを伴うのならば、初めからなかったらよかったのに、と思う。
ここガザでは、「ただ生きるということ」には大きな代償が必要とされるらしい。
生きるため、転居5回
私は、生まれ���ったラファから今住むハンユニスのテントまで、この1年間で何回住む場所を変えたのかを数えてみた。
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5回までは覚えていた。だが、その後は記憶にない。戦闘が激しくなるたびに、私は家族と一緒に、時に家族とばらばらに生活した。避難所、知人の家、そしてテント。目的は「生きること」だった。
一方、「死」は大安売りだ。そこら中に転がっている。私たちは生きていくため、水やパンを手に入れるために何時間も長蛇の列に並ぶ。浄水施設は空爆で破壊され、きれいな水は手に入らない。
そのため、どこならそれなりに「使える」水が手に入るのかを知人たちと情報交換しながら探す。無料で手に入れられるはずの支援物資の食料も、今や市場で高値がつく。高騰した価格をみると、私たちの命より高いのではないかと思う。
【動画】ルポ「侵攻から1年 ガザで暮らす人々の今」=ムハンマド・マンスール撮影
ガザでイスラエルとハマスの戦闘は過去に何度も繰り返されてきた。2014年の戦闘では、50日間でパレスチナ側で2千人以上、イスラエル側で71人が死亡、21年の戦闘では11日間でパレスチナ側で約250人、イスラエル側で13人の死者が出た。
だが、今回の戦闘の発端となった昨年10月7日のハマスの越境攻撃では、イスラエル側で約1200人が死亡した。イスラエルの報復がこれまで経験したことがないものになることは想像できた。戦闘は長く、苦しいものになるだろう。私だけではない。ガザの人たちの多くはそう思っていた。
それでも戦闘が1年も続き、4万1千人以上が殺されることは予想できなかった。国際社会がここまで止められなかったことも。
パレスチナ人だから、しかたない���いうことなのだろうか。もう、私は世界を信じられない。それでも信じるべきだと言うならば、その方法を教えてほしい。ただ、それでも、私は言葉を書き、写真を撮り続けるしかない。他にできることがないのだ。(ハンユニス=ムハンマド・マンスール、構成・エルサレム=高久潤)
孫たちが嫌う「豆ごはん」
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避難所になっている国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校で、食事を作るマリヤム・ディーブさん=2024年9月9日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス、ムハンマド・マンスール撮影
どこにも逃げることができない。イスラエル軍の攻撃にさらされるガザの人たちはこの1年、どんな生活を強いられてきたのか。
ガザ南部ハンユニスの国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校で、8人の孫と避難生活を送るマリヤム・ディーブさん(54)は、毎朝午前4時ごろ起床する。
家族の命をつなぐ水を手に入���るためには、長蛇の列に並ぶ必要があるからだ。
待つこと、数時間。水を持って戻ると、太陽はすでに空高く昇っている。
一休みしながら考え始めることは、その日の食事をどうしようか、ということだ。ただ、それは平和な土地に暮らす親たちの悩みとはかなり異なる。
まず、献立には悩む余地がない。今のガザで手に入るのはたいてい、豆の缶詰だ。次に手に入るのは米だ。炒めた米に、豆を付け合わせる。おいしいとは言いにくい代物で、その証拠に孫たちはその「料理」を非常に嫌っている。
孫たちは「豆ごはん」を前にするたびに、けわしい顔をしながら食べる。ディーブさんは言う。
「おいしいものをおなかいっぱい食べさせてあげたい。でも今、私にできることはこれ以��にない」
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避難所になっている国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校で暮らすマリヤム・ディーブさん(左から2人目)と孫たち=2024年9月9日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス、ムハンマド・マンスール撮影
避難所の衛生状態も深刻だ。利用できる公衆トイレが見つからない。男性は物陰で用をたすのが当たり前になっているが、女性はそうもいかない。何時間も公衆トイレを探す人も少なくない。
トイレを見つけたとしても非常に汚い。そんな環境で、孫たちはバケツの中で用を足し、父親が離れた場所まで処分しに行っているという。
居住空間と排泄などの空間が交わり合っていることで、人々は常に、病気に感染しやすい状況にさらされている。
「石器時代みたいな生活」
そこから北に3キロ。地中海沿いの海岸で家族とともにテント暮らしをしているショルク・ダワスさん(19)は、ガザ北部からここに移り住んできた。ダワスさんは自身の生活を「石器時代みたいだ」と語り、涙を流した。
海岸で父親が立てたテントに小さい妹たちと暮らす。眠るのは、使い古されたマットレス。「どこの誰のものかは知らない。避難をしているとき、空爆で破壊された建物の跡で拾った。海岸の砂の上だと硬くて眠れないから」とダワスさんは言う。
最近4歳の妹が成長して靴のサイズが合わなくなった。そこで父親が廃材を使って、妹用のサンダルをつくった。
ダワスさんは、戦闘が始まる前までガザの海が好きだったと語る。だが、今は嫌いだという。空爆の音が風にのってよく響くからだ。「1年経っても、この音は慣れない」
ガザは、「物があまりない」生活に残念ながら慣れている地域だ。
イスラエル軍が2007年にガザを封鎖し、人や物の行き来を徹底的に管理するようになった後、私たちはできるだけ自分たちの地域の内部で採れる農産物や、国際機関による外から入ってきた支援物資で生計をたてることが日常になっている。しかし、この1年は農地が破壊され、検問所がほぼ閉鎖され、210万人の人口の9割以上が食料不安に陥っている。
ダワスさんのテントの近くには夜になると、いい香りがする場所がある。
地元でおなじみの料理ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)などの露店が並ぶ。ガスはなく、まきをみんなで割って分け合いながら運営している。「食事」と呼ぶには、一人前は少量なのだが、安い値段でありつくことができ、人々の笑顔が見える。
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家族の生活を支えるため、露店を始めたフサム・ナイムさん=2024年9月8日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス、ムハンマド・マンスール撮影
店を出している人たちのなかで、ひときわ若い少年がいた。フサム・ナイムさん(14)。自分で作った木のテーブルに、菓子などの食品を並べた簡素なものだ。この1年について、「まるで何千年も経っているような感じだ」と疲れ果てた表情で話した。
ナイムさんの言う通りだ。ガザの人々は、人間が到底耐えることができない量の死と、恐怖と、苦しみにさいなまれてきた。
私は日本の新聞で伝えるジャーナリストだ、と彼に伝えた。最後に聞きたい。世界の人々に、伝えたい言葉はある?
ナイムさんは、少しの沈黙のあと、首を横に振った。
「みんな、僕たちが死んでいくのを無慈悲に見ていた。誰もこの戦争を止めてくれはしない。伝えたいことも、伝えるべきことも何もない」(ハンユニス=ムハンマド・マンスール、構成・エルサレム=高久潤)
生産能力を奪い、外部依存を強いる「反開発」
「ガザはこの1年だけで破壊されたのではない。破壊され続けてきた」。米ハーバード大中東研究センターのサラ・ロイ上級研究員は、今回のガザ戦闘について、イスラエルの60年近い軍事占領の歴史的な文脈から考えるべきだと指摘する。
ロイ氏は、ガザでの現地調査を踏まえ、1980年代からガザの占領問題の政治経済学的研究を手がけてきたことで知られる。両親は第2次世界大戦のホロコースト(ナチスドイツのユダヤ人大虐殺)の生存者で、親族もイスラエルにいる。イスラム組織ハマスの攻撃でイスラエル側で約1200人が殺され、ガザに200人以上が拉致されたことに「耐えがたい感情をかき立てられた」と振り返り、「ハマスの残虐行為は責任を問われるべき戦争犯罪だ」と批判する。
一方でハマスが実効支配するといわれるガザは、イスラエルが実質的に支配し、抑圧を強めてきた現実を無視するべきではないと言う。
イスラエルは67年の第3次中東戦争で、ガザを占領した。その後、2005年にイスラエル軍と入植者はガザから撤退。ハマスがパレスチナ自治政府内の権力争いの末、この地域を掌握して07年から統治し、イスラエル側は安全保障上の理由で、ガザの四方を封鎖し、人やモノの行き来を厳しく制限してきた。
ロイ氏は、イスラエルのガザ支配の特徴を「反開発」という言葉で説明する。低い開発レベルの貧困を意味する「低開発」に対して、開発をできないよう生産能力を意図的に奪うことを意味するという。パレスチナの人たちが、自らの力で自分たちの未来を形づくる能力を奪い、生活を外部に依存する状態を強いる支配だ。
「反開発」の支配が完成に向かうきっかけになったのは、封鎖が行われた07年前後だという。封鎖で、ガザの経済の民間部門は壊滅的な打撃を受けた。ロイ氏によると、英NGOのデータで、燃料の搬入制限を通じてガザの約3900の工場のうち95%が閉鎖に追い込まれた。封鎖前に雇用者数の58%を占めていた民間部門が21%に減少した。自分たちで経済を発展させられない構造になっていったという。
ガザは今回の戦闘が始まる前の時点で、人口の8割が国際機関の支援に頼り、失業率も5割近くに上った。こうした状況はとりわけ、移動や貿易の緩やかな制限も含めると、90年代から始まり、「時間をかけてつくられてきた」と指摘する。
イスラエルは今回の戦闘が始まって以降、自分たちはかつてはガザに入植していたもののすでに撤退しており、ガザとは関わりないのに、ハマスが攻撃してきたと強調する。ロイ氏は、「イスラエルがその後もガザの領空、通信、海上・陸上交通を支配している。徹底的な境界管理も続けている現実は占領」とし、イスラエルの説明は誤りだと指摘する。
この1年の戦闘で、ガザ全域が破壊された。ロイ氏は、もう一つのパレスチナ自治区のヨルダン川西岸でユダヤ人入植者たちがパレスチナ人を襲撃し、さらに入植地を拡大させようとする動きにも警鐘を鳴らす。今回の戦闘で破壊されたガザに加え、西岸でもパレスチナ人が住める場所が年々小さくなっているからだ。
「欧米は(イスラエルとパレスチナが将来的に国家として共存する)『2国家解決』を主張しているものの、実際はパレスチナの人たちが住む場所が失われつつあることに対抗できていない」という。
今後のこの地域に平和をもたらすことはできるのか。「とても難しい」としつつ、「パレスチナ人に自分たちの命や生活に関する決定権を保障することが最低限の条件だ」と話す。そのためには、イスラエルの軍事占領を終わらせることが不可欠だ、と述べた。
Sara Roy 1955年、米国生まれ。米ハーバード大中東研究センター上級研究員。パレスチナ自治区ガザで、80年代から現地調査を繰り返し、ガザの政治経済の構造分析で知られる。著書に「ホロコーストからガザへ パレスチナの政治��済学」「なぜガザなのか パレスチナの分断、孤立化、反開発」(いずれも編訳岡真理・小田切拓・早尾貴紀、青土社)がある。
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コメントプラス
平尾剛(スポーツ教育学者・元ラグビー日本代表)【視点】 心がかきむしられて冷静に読むことが難しい記事だった。
フサム・ナイムさんの「みんな、僕たちが死んでいくのを無慈悲に見ていた。誰もこの戦争を止めてくれはしない。伝えたいことも、伝えるべきことも何もない」という言葉に、途方もない後ろめたさを覚える。彼が言う「みんな」と、記事のテーマにある「世界」には、当然のことながら「私」も「私たち」も含まれているから。どうしようもない無力感とともに、各国首脳など権力を有する個人や団体への憤りが同時に湧いてくる。たまらない。
いまの私には虐殺の現実をこうして伝えたり、授業やゼミで学生たちに伝えることくらいしかできない。あまりの悲惨さにたじろぎ、何の役にも立たない自らへの苛立ちを抱えながら、地道に伝えていくことにはほとんど意味がないかもしれない。それでも私はこうして伝えていく。
ともに生を営むこの地球上で、目も当てられない事態が引き起こされている。まずはこの現実を知ること、そしてこの現実に心を痛める人を増やしていかなければ、解決には至らない。たとえささやかな抵抗であってもそれを表明し続けたい。イスラエルを受け入れることは、私にはどう逆立ちしてもできない。ガザで暮らす人たちの苦悩が、1日でも早く霧消することを心より願っている。
浅倉拓也(朝日新聞記者=移民問題)【視点】 ガザやシリアと言えば、ついコンクリートが崩れ落ちた街を想像してしまう。でも、破壊されたマンスール記者の自宅は、4年がかりで借金をして、内装の細部にもこだわって、戦争が始まる直前についに完成したものだったという。また、ある4歳の女の子はこの1年間で足が大きくなって靴が合わなくなり、父親が廃材でサンダルを作ったという。被弾で子どもが大けがをして血だらけになったわけではないけれど、4歳の子の新しい靴が手に入らないのは確かに大問題だ。ニュース映像でちらっと見る彼らは私たちで、私たちは彼らなのだと思い知らされる記事です。
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komogomo-blog · 11 months ago
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エジプト旅行記
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エジプト二日目 バスを十時間程乗り、カイロが見えてきた。 デカい街だ。 何キロか先に見えるのだが、地平線端から端まで街の光で埋まっている。街が見えたと思ったが、違ったようだ。 また辺りは真っ暗闇
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エジプトはマルサ・アラムというところにベルリンから降り立ったのだが、空港から隣町に行くにも、すでに大変。 事前に予約しとかないと目の前にあるバスには乗れないという。 歩いていけるかと聞くと高速道路に出るまで五キロあると。加えそこから車で1時間かかると教えられた。 歩きは無理かと断念し、タクシーを交渉。 25ユーロで隣町の予約したホテルまで連れて行って貰えることになった。高いのかどうかまだ全然わからないが、確実にぼられてるのだろう。 はじめに関しては致し方ない。 そこからタクシーで夕日を眺めながら、隣町まで向かう。
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八時半には辺りは暗く、ドイツから遠ざかったことに少し寂しさを感じた。 姉さん達や先輩にまた会えるのだけど、もうちょっとゆっくりしとけば良かったかな〜とか思ったり。
ドイツでは17才の頃にとても影響を受けた兄さんにまた出会った。 出会えて嬉しい様な嬉しくないような。前回ドイツで会ったのが十八年か十九年。その時はケンジさんも横にいたのだが、穂くんから何だか嫌味を言われた覚えがある。彼が怒っていたのかどうか、もう覚えていないが、しきりに言っていた言葉は「羨ましい」とか。
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言ってる事はわからないでもない。ただあの時自分はあの優しい兄さんに、勧められて来たドイツで再会し、沢山の文句を頂いた事にとてもショックを受けた。 そんな事も忘れ去った何年間だが、今回顔を見た瞬間にぶわぁと出てきた。 あの頃感じた悔しさや劣等感は特に出てこなかったが、自分の中で、兄さんの存在がそこまで大きくない事自体に少し悲しかった。
前なら尻尾振って後を追いかけていただろう。 そんなエジプト行き前日、ドイツにて。
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エジプトはアフリカ大陸の北東部。北に地中海、東に紅海があり、真ん中をナイル川が流れている。 来る前は人類の起源がここにあるのかと神聖な思いで踏み入ったのだが、三日もすれば砂漠も飽きる。地平線の彼方向こうまで続く砂漠を眺めていると久しぶりにホームシックのような感覚。エジプトの都市、街はオアシスを元に作られている。マルサ・アラム国際空港に入国後、そのままタクシーで北上。八時ごろにエル・クセイルという町に到着し前日に予約していた宿で一泊。 その日の晩飯はサンドイッチ。
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(サンドイッチ一つ10ポンド、ファラフェルだったりサラダとゆで卵が入っている。)
翌日、クセイルから移動するため、バス会社のオフィスへ十二時頃訪れる。 バスの時刻まで三時間あると言うので、まず銀行でお金を両替してもらうことに。今のレートは一ドル50ポンド弱。一年のうちに急激なインフレが起こったようで、自分たちには有難いタイミングでもあった。自分はSIMを手に入れたくて、お店の前で一時間半程待つが店主は一向に現れない。 エジプトの夏はラマダン時同様、日が沈むまで人々は活動しないようだ。 昼食はSIM屋近くの海鮮レストラン。
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(米は醬油で炒めてあるのか、美味しかった。昨日のサンドイッチに比べると値段は張る。)
バスは一時間遅れで到着。 クセイルからはカイロまで十時間強。途中休憩三回挟み、日が変わった頃、遠くに端から端まで街灯が見えたときは一瞬感動したが、ただのどでかい県境に敷いてある検問だった。
(Go Busというバス会社で移動。値段はどのバス会社も似たり寄ったり。)
カイロについたのは一時前。バスが我々を下した先は考古学博物館が近くにあるダウンタウンロータリー。そこから宿に向かう。泊まった宿は老舗の有名な日本人安宿が上の階にある違う新しいほうの日本人宿。これも安宿。色んなレビューがあったけどもエアコンはガンガン効いていて寒かったぐらいだ。
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(ロータリーでしばいたコーヒー、これは一つ80ポンドもしてビックリした。流石都会の中心地といったところだろうか。)
その後、すぐ近くにある隠された汚い通りにあるこれまた隠れたBarにてビールを買い込み、ホステルのベランダで飲む。まだ入国二日目だが、エジプトの移動に疲れている。十分に酔っぱらった所で寝床に入る。晩飯は酒。
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(ロータリー近くの駐車場)
翌日、アレクサンドリアに向かうため、また十二時頃には昨日辿り着いたロータリーへ。そこで三時間待ち、アレクサンドリアへ向かう。アレクサンドリアへは三時間��。
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(中央バスステーション・アレクサンドリア)
すでに疲れ果てている健さんと自分は、何とか予約したホテルへ移動していくもどうしてもイライラが募っている。ホテルへの道案内が下手で役立たずだと罵られるが、ここで言い返したところで何か変わるわけではないし、謝って歩き続けた。
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道中、地元の子供に絡まれ、健史さんが連れていかれそうになる。それを何とか引っ張り返して、逃げるように歩き去る。
もう我々は疲れていた。エジプトの大きさを舐めていたし、バス移動にも体は悲鳴上げている。もうちょっとドイツのねえさん所でゆっくりしとくべきだったとか考えても後の祭り。もうあと何日寝るとジョージアなのかと指折り数え始めそうな状況なのである。アレクサンドリアでも中々、出会いやきっかけがつかめない。
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(このBarはいい感じで地元客かエジプトの観光客で賑わっていた。とてもいい雰囲気。Barの名前はCap D’or Bar and Restaurant)
今回エジプトへ来た理由は四か国目の日本の家を作るため、まず自分が捨てられる場所を探しに来たのだ。姥捨て山ならぬ子捨て山をわざわざ自分から選択しに来たのかと思うと少し馬鹿馬鹿しい。それは親の仕事だろとも思ったが、捨てられる場所を自分で選べるというのも生き延びる点では、これもまた親の温情かと。。。 後に拾い上げに来てくれるという��となので、まあ数か月の辛抱である。
まだ四日目。連日の移動続きによる腰砕けと目減りしていくお金を傍目に、自分たちのメンタルを保持していけるのか。ここからが正念場です。
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tabilist · 1 year ago
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【世界頂グルメ】ニューヨークで頂グルメリスト
【世界頂グルメ】#やす子 #浮所飛貴 の爆食旅!ニューヨークで頂グルメリスト 2024/7/10放送 1221 6th Ave, New York, NY 10020 アメリカ合衆国 #世界頂グルメ 詳しく見る↓
世界頂グルメ 2024/7/10放送 ニューヨークで頂グルメリスト Adel’s Famous Halal Food 気あふれる6番街と49番街の角にある、ニューヨークのソウルフードとして愛される行列が絶えない屋台 スパイシーな香りとボリューム満点の料理で、地元の人々や観光客を魅了し続けている。 魅力は、圧倒的なボリュームとスパイシーな味わい。 メインとなるのは、チキン、ラム、ファラフェルなど、 halal 認証を受けた肉や豆をグリルしたもので、ライスやサラダの上に豪快に盛り付けられる。 特におすすめなのが、チキンとラムのコンビネーションプレート。ジューシーなチキンと柔らかなラムが、秘伝のスパイスで味付けされたライスと絶妙にマッチし、一口食べれば病みつきになること間違いなし。 リスト 住所 1221 6th Ave, New York, NY 10020…
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whitedogqc · 1 year ago
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ichinichi-okure · 1 year ago
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2024.3.24sun_tokyo
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3月24日は、初めてポタジェで企画した絵の展示の最終日。「春のバース」という名前の展示です。(以前に陶器の展示はした事あり。)
11時前に店到着、ほどなくして1人目の作家てんしんくん到着。2人でたわいない話をしてゆったり過ごす。かなりゆったり過ごしても全然人が来ない、、
お客さんが来るとてんしんくんは一つ一つ順番に丁寧に説明を始めてえらい。とても偉い。もう1人の作家シャンソンシゲルさんが来れない時は、「わかる範囲で説明します」と2人分丁寧に接客してくれていた。頭が下がります。
昼過ぎにシゲルさん到着、その後何人かお客さんが来て談笑しつつ、最終日ちょっといい感じに賑わう。よかった。
この日は2人に、地下の七針でクロージングライブもお願いしていたので、2人は順番にリハへ。そんな中もまた少しお客さんが来たりなど。
夕方からは食事提供もするので、茄子とレンズ豆カレー、ラムと春菊のサグカレー、おつまみに、鰤のカルパッチョ、蛍イカと菜の花、などを出す。(おおむね好評)
ライブのオープンより少し早く、数人の(ライブの)お客さんがポタジェに来て、ゆっくり絵を鑑賞してくださっていた。そういう風になれば良いなと思っていたので、とても嬉しい。
さらにドリンク、カレー。カレー。つまみ。忙しくなる。
バイトの芦田くん到着。展示風景の撮影をお願いしていたカメラマンの坂井さんも到着。店番を芦田くんに頼めるお陰で、今回は自分の企画したライブがゆっくり観られて嬉しい。
シゲルさんの久しぶりのライブ。「言葉とか説明とか、必要なくない?」っていう感じの所は、彼の絵も同じだなと思う(実際必要なく、こちらの想像でたくさん楽しめる)。「春のバース」という曲を作って演ってくださって、感激した。
てんしんくんのライブ。「怖いものはない」という曲が、��僕は怖い人じゃないし、君といたら怖いものはないから、一緒にいよう。」というような、プロポーズみたいな心境の曲に聴こえた。相手が恋人でも、友人でも、家族でも。とても感動した。展示にも同名の絵があって、「他の誰かと一緒にいるのが今回の絵のテーマになっています。」と(あの丁寧な解説で)話していた事を思い出した。
2人ともライブが展示と繋がりがあるもので、これで企画が完成した感じがして、感無量でした。
その後お客さん達含めてポタジェで打ち上げ。みんな楽しそうでよかった。
カレー、カレー、蛍イカ、ハムステーキ、ファラフェル。ビール、ビール、ハイボール、レモンサワー。芦田くんもたくさん働いてくれた。ありがたい。
みんな帰って最後はシゲルさんと芦田くん、七針の林谷さんだけになる。(てんしんくんはクタクタで早めに帰っていった。おつかれさま。)
その3人も帰って店にひとりになる。
明日には絵を外すのが名残惜しくて、店内一周を動画におさめてみる。難しかった。(でも、プロの坂井さんの写真が沢山あるから安心だ。)
ソファに座って休んでいると、そんなタイミングでyumboの「さびしい」が友人からLINEで送られてきたので、iPhoneで聴く。でも、曲が言ってるほど、今寂しくないなという感じがした。
小雨の中自転車で家(ほぼ寝室)に帰って、クタクタで寝る。
※この日はかなり盛り沢山の日で、お昼にお弁当を売って、帰って、寝るだけの地味な日もあります。
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-プロフィール- 細見万里子 東京 八丁堀potager店主、稀に鍵盤弾き https://www.instagram.com/potager_deli
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rusksrusk · 1 year ago
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クンバ ドゥ ファラフェル
レンズ豆のスープもおいしいの〜
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oasisalley · 1 year ago
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::::::::
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3月 9日(土) 
『呼吸とカカオ』 
『鎌倉・パラダイスアレイのパン販売』 
『ayimとオアシス』 開きます!! 
“BREATH & CACAO” 
“PARADISE ALLEY BREAD” 
“AYIM & OASIS” 
at Kumotei  / Mt.Ikoma, in Nara 
on March 9th(sat) !!! 
(information in English is down below) 
会場: 雲亭/生駒山・奈良 
(地図・駐車場の情報もこちらから) 
音響: sun and switch 
11:00 ~ 『呼吸とカカオ』 start
12:00 ~ 『ayimとオアシス』 『パン販売』 start  
内容: 
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⚫️ 『鎌倉・パラダイスアレイのパン販売』 
国産小麦を使用し、自家製天然酵母で時間をかけて
ゆっくりと宇宙・自然のリズムで発酵させて作られている
オリジナルで唯一のパンです。
奈良での販売のこの機会にぜひ、お楽しみください!
(うりきれ次第、終了いたします。)
⚫️ 『ayimとオアシス』 
愛知にお店をかまえる『ayim』の愛らしく美味しいトルコ料理と 
オアシスアレイのドリンクなどカフェメニューを 
お楽しみいただけます!
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▼ 『ayim のお食事』 
パラダイス・オアシス酵母の食前ジュース & 
メゼ(前菜)とメインのセット /1500yen 
メゼは、 
フムス(ひよこ豆のペースト) 
ババガヌーシュ(焼きナスのペースト) 
アジュル・エズメ(香味野菜のトマトペースト)
ファラフェル(スパイスを効かせたお豆の揚げ物)
チュチュワラ(ウズベキスタンの水餃子)など。 
メインは、 
ブルグル(デュラム小麦の挽き割り)とレンズ豆の炊き込み。
を予定しています。  
ベジタリアンの方も、お召しあがりいただけます。 
ヴィーガンの方も、ご相談ください。
お食事のラストオーダーは、15時です。
※ 事前予約可能な方は、メールにて雲亭まで。 
雲亭/Mail :  [email protected] 
▲ 『OASIS ALLEY のカフェ』 
心身にも美味しい 
ドリンク(チャーガ・コーヒー/チャイ/スムージー��ど)、 
ビオワイン/クラフトビールなどのお酒類、 
焼き菓子/スナックなど、お楽しみいただけます! 
ヴィーガンの方も、お召し上がりいただけます。
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⚫️  『 呼吸とカカオ 』 
呼吸すること ー ふだんあまり意識しないかもしれないけれど
生きるうえで欠くことのできない行為。
禅の世界でも呼吸を整える大切さを説いているように
呼吸が整うと心身も整い、日常生活においても役立ちます。
まずあえて意識しながら呼吸する。深い呼吸をしてみる。
『呼吸とカカオ』では、シンプルなことに重きをおいて呼吸します。
呼吸で整ったあと、
有機発酵カカオの宇宙チョコ(ローチョコ)でフィニッシュし、開放🌈
宇宙チョコは、材料を加熱せず48度以下の低温で作られ
酵素も生きていて栄養価も高く
ビタミンやミネラルも豊富に含み、抗酸化作用にも優れています。
カカオの学名は、ギリシャ語で『神様の食べもの』を意味し
テオブロミン、アナンダアミド、フェニールエチラミンなど
ハッピーな成分を含む、LOVEな食べものです。
定員5名。参加費・宇宙チョコ付き/1300yen(宇宙料金でも◎) 
(『呼吸とカカオ』参加者は、
ドリンクを¥200オフで、お楽しみいただけます!)
※ 予約制です。
事前予約は、3/8日迄に、メールにて雲亭まで。
雲亭/Mail :  [email protected] 
シンプル&ちょうどよい規模感で開いております 
どうぞ、ごゆるりと遊びにいらしてください 🌈✨ 
Hi there! 
Oasis Alley is having 
“BREATH & CACAO” 
“PARADISE ALLEY BREAD” 
“AYIM & OASIS” 
at Kumotei  (Mt.Ikoma, Nara) 
on March 9th(sat) !!! 
Kumotei : map & parking here
▼  BREATH & CACAO  starts 11am 
▲  AYIM & OASIS / PARADISE ALLEY BREAD start 12pm
You can enjoy the Turkish cuisine of ayim in Aichi. 
The last order of food is 15pm.
Vegetarian friendly. 
And organic drinks, such as chaga coffee /
chai / super green smoothie / biologique wine /
craft beer and baked sweets etc.
Vegan friendly. 
Also you can get the breads of Paradise Alley in Kamakura. 
They take some time to ferment the bread dough 
with homemade natural yeast.
Please don't miss this opportunity!
Up to 5 people can participate in BREATH & CACAO. 
Advance reservation required. 
Please make a reservation at Kumotei by email. 
Kumotei / Mail :  [email protected] 
Participation fee is 13ooyen with a raw chocolate.
Chilled out vibes at Oasis Alley ✨ 
See you soon !!
xox
OASIS ALLEY
◯ ‖ ◯
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yupanquiet · 1 year ago
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次回営業日のお知らせ
1/20(土)21(日)
11時〜17時(ご予約で18時まで)
おやつ営業+お弁当(ご予約)
*イートインはございません。
今週はお弁当+おやつ営業です。
2月は出張が多いためお弁当はしばらくお作りできない予定です。
冬本番ということで、この季節にうれしいまめまめしいお弁当第二弾、ひよこ豆のコロッケ、ファラフェルを中心とした少し洋風なお弁当になる予定です。
お豆と野菜たっぷりのお弁当、季節を感じながら楽しんでいただけましたら幸いです。
内容はお任せで1300円です。
菜食対応も可能ですのでご予約の際にお知らせください。
写真は前回のお弁当になります内容は異なりますのでご了承ください。
ご予約方法について
⚠︎はじめての方はプロフィールにある通販サイトのお問い合わせフォームからお願いいたします。
いつもの方はメールで◎
○お名前
○お電話番号
○個数
○受け取り日、時間
ご記載の上ご連絡ください。
①11時-12時
②12時-14時
③14時-18時(17時を過ぎる場合は必ずお知らせください)
受け取りの時間は上記からお選びください。
⚠︎必ずお返事を差し上げております。
2日経っても返事が来ないという方はなんらかのトラブルが予想されますため、再度ご連絡をいただけますと幸いです。
ご予約のご協力、いつもありがとうございます。
極力ロスを出さないようにしてお作りしておりますので、ご予約いただけると安心🙆‍♀️です。
定番のマフィン、スコーン、クッキーなど焼き菓子も切らさぬよう焼きながら営業いたします。
ご予約なしでもふらりと是非どうぞ◎
エコバッグのご持参にご協力いただけますと幸いです。
#ゆぱんき
#yupanqui
#お弁当
#おべんとう
#弘前
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q-cook · 1 year ago
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ファラフェル(?)と、うまくいったフムス
ファラフェル上手く揚がらず、最終的に焼いた
覚書
ファラフェル→ 茹でヒヨコマメ クミン にんにくチューブ 生姜チューブ少し フライドオニオン ディル 塩 胡椒
フムス→ 白胡麻 茹でヒヨコマメ レモン汁 にんにくチューブ 生姜チューブ少し 塩 + 食べる前にパプリカ、オリーブオイル、ディル
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itokawa-noe · 2 years ago
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パレスチナ料理を食べてきました(後編):いただきます!
 
★追記:申し訳ありません。tumblerのアカウントを持っていないと記事が途中までしか読めないようなので、noteに記事を移植しました。こちらからお読みいただけますと助かります…
この記事は、以下のふたつの記事のつづきです。
「パレスチナ料理を食べてきました(前編):申しこみから入店まで」
「パレスチナ料理を食べてきました(中編):高橋美香さんのスライドトーク」
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●パレスチナのごはん
 スライドトークが終わり、いよいよディナーの時間です。つらい話の後でしたが「ごはんは美味しいので、気分も上がると思います!」と、美香さんが元気な声で空気を変えてくれました。
 長いソファにぎゅっと身を寄せあうようにして座る参加者一同、スープにサラダに取り分け皿にとつぎつぎ運ばれてくるものを、バケツリレー形式でテーブルに並べてゆきます。見慣れない料理を前に「これはなんでしょう?」「うーん、なんでしょうね」などと言いあっていると、オーガナイザーのKazueさんにつれられて、店主のマンスールさんが現れました。自己紹介のあとでメニューの説明をしてくれたのですが、その口から「マックなんちゃら」という聞き慣れない料理の名前が出たとたん、美香さんのいらっしゃるテーブルがどっと沸きました。パレスチナに詳しげな方々の集まるお席だったのですが、みなさんめちゃめちゃテンションが上がっています。なんだかよくわからないけれど「マックなんちゃら」はすごいらしい。これは期待できそうです。
 ところで店主のマンスールさんですが、口をひらけば冗談ばかりのめっぽう愉快な方でした。真面目くさった顔でお会計の金額を一桁多く言ったり、オーダーに対して「それは四時間かかりますねえ」と返したりと、やりとりのたびになにかしらのおふざけを挟まないと気が済まないご様子。こちらが「え?」と戸惑った次の瞬間、顔をくしゃっとさせて笑うのですが、その笑顔がまたとびきりチャーミングなのです。
 このお茶目なマンスールさんが私たちにふるまってくださった特別なコースを、ここでどーんとご紹介いたします。全体的に背景が混沌としていますが、フレームの外のぎゅうぎゅう賑やかな空気を想像していただけますと幸いです。どの料理にもハーブやスパイスがふんだんに使われていて、おいしいのは言わずもがな、鼻に抜ける香りや舌をわくわくさせてくれる刺激が楽しくて、わくわくしながらいただきました。
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・スープとサラダ。どちらもおいしかったです。サラダにはザクロと揚げたパン(名前があったのですが失念しました)がトッピングされていました。
・ペーストの盛りあわせ。ホンムス(ひよこ豆のペースト)、トルキシサラダ(トマトベースのペースト)、ムタッバラ(茄子のペースト)、茄子とねりごまのペースト。使われているスパイスの種類でがらりと印象が変わるので、構成要素が似ていても味わいはさまざまでした。ぜんぶおいしかったです。
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・いろんなオリーブ(写真は塩漬け。写っていませんが、刻んだオリーブを砕いた胡桃とあえたものなどもありました)
・ビーツのピクルス(だったはず)
・パプリカとピーマンのペースト
 これもみんなおいしかった。
 パプリカとピーマンの組みあわせって意外と新鮮な気がします。パプリカの甘みと酸味がとおりすぎたあとにピーマンの苦味がうっすら残るのですが、それがビールとよく合いそうでした。(残念ながらこのときはまだ飲んでいませんでした)
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シュシュバラック。「ヨーグルトソースの水餃子」だと言われたけれど、私の感覚ではラビオリに似ていました。これまたおいしかった!
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ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)。形がハートみたいでかわいかったです。もちろんおいしかった!
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ローストチキンとバスマティライス。おいしくないわけがない。アーモンドの甘さと食感がアクセントになっていました。
 ふー。食べた食べた。そろそろおなかいっぱいだわ。でもこのチキンとライスはきれいに平らげたいよね、といった感じの締めのムードがテーブルに漂いはじめたときでした。
「マックルーベが来るってよ!」
 誰かが叫びました。
「来るよ来るよ!」「動画の用意して!」
 美香さんのテーブルの方々のバイブスが一気にぶち上がります。わけのわかっていない私たちもわけのわからないまま盛り上がります。「ところで、なんですか? そのマックなんとかって」と誰かが訊ねると、「鶏肉と米!」という答えが返ってきました。え、待って、鶏肉と米? 今ローストチキンとバスマティライスをせっせと食べているところですが? このうえでさらに鶏肉と米?
 戸惑う我々の前に現れたのは、直径20センチ、深さ30センチはあろうという、どでかい両手鍋です。シリア出身の店員さん(ごめんなさい。お名前を聞き取りそびれてしまいました……)が、重たそうに運んできたその鍋にひとまわり大きなお皿をかさね、えいやとひっくり返します。中身が落ちやすくなるようがんっがんっがんっがんっとこぶしで鍋底を叩くことしばし、そろりそろりと鍋が持ち上げられ、少しずつ中身が見えてきます。息を呑んで見守る一同の反応をうかがいながら鍋を持ち上げていた店員さんが、途中で「やっぱりやめーた」と鍋をもって厨房に戻ろうとするのを「待ってー!」と止める、というくだりを挟み、ついになかから現れたのが……こちらです!
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 何に見えますか?
 写真がいまいちでわかりにくいですが、茹でた肉と揚げた野菜を鍋の底に敷きつめて、そのうえにご飯をのっけた炊いたもの、すなわちマックルーベです。「マックルーベ」とはアラビア語で「逆さま、ひっくり返す」の意。最後に鍋をひっくり返して盛りつけることから、こう名づけられたとのこと。これをみんなで切りわける、というか切り崩して、シェアしました。
 これ以上の鶏肉と米はもう無理かもしれん……と腰が引けていた私は、盛りつけの演出に惹かれつつ、ド派手な見た目にやはり内心気圧されていました。が、食べはじめてみると、意外や意外、お箸が進む。酸味のある爽やかな味も、ちょっとおじやっぽい食感も、ローストチキンとバスマティライスのときとはまるで違うので、まだまだもりもり食べられます。とはいえやはりお腹はすでにぱんぱんだったので、野菜多めだったのがありがたかったです。くたくたのナスとしみしみのジャガイモも、マンスールさんが盛りつけの仕上げに散らしてくださった細かく刻んだしゃきしゃきの生野菜たちも、みんなおいしかった。
 これはあとから伺ったことなのですが、マンスールさんは予算を超える特別メニューを当日サプライズで提供してくださったそうです。そのお気持ちのあたたかさが、楽しい演出やおいしい味と一緒に心に残っています。 
 食事の終盤、一同の箸が重たくなってきたあたりから「もったいない食堂」のエプロンをつけたKazueさんが笑顔ながらも本気のトーンで「全部食べてくださいね」「お残しはだめですよ」と繰り返すのが、なかなかにプレッシャーでした。でもフードロスをなくすためにも、残さないのは大切なこと。いやこの量はさすがにきびしいです……と思いつつ、信頼できる方だなあとも感じました。私たちは終電の関係で叶わなかったのですが、残ったマックルーベは持ち帰ることができました。次にランチトリップのイベントに参加する際は、タッパーを持参します!
 美香さんがはじめに言ってくださったとおり、みんなでごはんを囲むひとときはただただおいしく愉快なものとなりました。ですが、あ〜楽しかったなあ……とふりかえるときに必ず一緒に思いだされるのが、美香さんが何度か笑いながら口にされた「パレスチナに行けばこんなごはんが食べられると思ったら、大間違いだよー!」という言葉です。Kazueさんも「マンスールさん、今日のために大盤振る舞いしてくれたんですよ」とおっしゃっていました。
 私たちがいただいたのは特別なおもてなし、晴れの日のごはんだったのでしょう。このごはんをパレスチナの人たちが、ガザの人たちも西岸の人たちも、お腹いっぱい食べられる日が、一日も早く来てほしい。
 そんなことを考えながらパレスチナの食文化について調べていたら、こちらの記事をみつけました。(書かれたのが2年前なので現状からするとずれている点もありますが、全体としては今に通じる話です)
 これを読んで思い出したのが、入植者がパレスチナ人の村を潰して奪った土地に本来の植生を無視した植林を行ったという話です。Palestine Sunbirdという鳥の名前をOrange Birdに変えるよう働きかけた話も。
 シオニストたちはかねてよりあの手この手で「パレスチナを」を消そうとしてきた。
 それが今、虐殺・民族浄化というこれ以上ないあからさまな形で行われている。
 でも、どうして?
 世界中がリアルタイムでこれを見ているのに、もう2ヶ月以上ものあいだ目の当たりにしつづけているのに、どうして止められない? 毎日毎日人がどんどん殺されて、その中には大勢の子どもがいて、絶対におかしいって、間違ってるって、止めさせなければならないって、こんなに、こんなにも単純な、誰にだってわかることのはずなのに。
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 悲しいです。悔しいです。
 諦念や冷笑に逃げたり絶望を言い訳に思考停止したりしてもなんの解決にもならないから、できることをやってゆくしかないわけですが。
 すみません。話がそれました。
●ごちそうさまのあとで
 ディナーのあと、美香さんの持参された本のなかから2冊を選んで購入しました。
 1冊目は、『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版)。スライドトークに登場したビリンのアブーラハマ家とジェニンのアワード家、それぞれの家のお母さんである「ママ」と「マハ」が文通のようなやりとりをするという形式で、それぞれの家族の暮らしが描かれています。
 もう1冊は、合同会社パレスチナ・オリーブ代表、皆川万葉さんとの共著『パレスチナのちいさないとなみ―働いている、生きている』(かもがわ出版)。パレスチナの人たちがどんなふうに暮らしていて、そのなかで何に喜びを感じ何を生きがいとしているのかにふれられる良書です。現在起きていることを理解するために必要な知識が、読みやすいQ&A方式で書かれているパートもあります。
 美香さんは、取材と撮影のために近々パレスチナに発たれるそうです。資金を集めるためのプリントセールを行われており(12月10で終了しています)ランチトリップ当日も好きな写真を選んで購入することができました。
 私は、鉄条網の分離壁と青空を背景に男の子が両手を広げる写真に心をつかまれました。でも、この子は今どうしているのだろうかと考えはじめたら悲しくなってしまい、購入にはふみきれませんでした。
 数日経ち、やはりあの写真を迎えたいと思って美香さんのサイトを訪問したところで、販売期間がすでに終了していることを知りました。残念ではありますが、美香さんはたびたびこのプリントセールを行われているとのこと。きっとまた機会は訪れるのではないかと思います。そのときまで、いや、そのさきも、美香さんの活動を追いつづけます。
●直に会うということ
 当日のことを振り返りながら、ここまで書いてきました。
 こんな自分がパレスチナ料理を食べに行ってよいのだろうかと躊躇したりもしましたが、参加してよかったです。なにがよかったって、美香さんのお話を聞けたこと。準備にどれだけ時間がかかったのだろう? と思うような手の込んだ、おいしい料理をたっぷりいただけたこと。それから……
……と挙げていったとき、懐かしいような気持ちとともに思いだすのが、店主のマンスールさんの、くしゃっと笑った顔です。
 マンスールさんは基本的に厨房にいらっしゃったので、個人的におしゃべりをしたりはしていません。でも、ドリンクの注文や会計のときにかわしたやりとりのひとつひとつが、ふしぎと心に残っているんです。ほんとにしょーもない(ごめんなさい)冗談ばかり言う方なのですけれど、でも、そのしょーもなさが心地よくて、ほっとしました。
 そういえば、美香さんのお話に登場したハムザさんも、よく冗談を言う方だったそうです。
 会えてよかった。しみじみとそう思います。その気持ちとおなじぶんだけ、会ってほしい、とも思います。
 知ってほしいです。パレスチナの人が(というかそういった属性を越えて、マンスールさんやハムザさんという一人一人のひとが)冗談を言って笑ったり笑わせたりするところを、直に会って、見て、知ってほしい。パレスチナのことをまったく知らない人にも、フィルターのかかった情報を通じて知っているつもりになっている人にも。私もまだまだ知りません。これから知ってゆきたいです。
 ランチトリップ・パレスチナ西岸便、参加して本当によかったです。
●おしまいに
 緊急で今回のイベントを企画し、当日はアテンド役からホールスタッフまでくるくると大活躍されていたKazueさん、この二ヶ月以上のあいだずっとつらい思いをされているにもかかわらず元気をかき集めてお話をしてくださった美香さん、予算を度外視してお祭りみたいな御馳走をふるまってくださったビサンのみなさま、本当にありがとうございました。
 ランチトリップでは、シリアやミャンマーといった「遠い」地域に焦点をあてた企画から、ウクライナから避難してきている人たちやクルドの人たちといった私たちの���人の声に耳を傾けるための企画まで、「異文化理解と各国への固定観念を変えるランチ」を通したさまざまな取り組みをされているそうです。他の企画にも興味津々、また参加したいと思っています。情報をシェアしてくださった清香さん、よき出会いをありがとうございました。
 ここまで読んでくださった皆様も、長らくおつきあいくださりありがとうございました。
 もしこれを読んでくれている友人のなかにパレスチナ料理を食べてみたい人がいたら、一緒にビサンに行きましょう。食後のアラビアコーヒーをいただけなかったのが心残りで、近々再訪したいと思っているんです。カルダモンが効いていておいしいんですって……!
 最後にひとつ、情報を共有させてください。
 日本にいながらできることがカテゴリー別に網羅されたリストです。丁寧にわかりやすくまとめてくださっているので、自分にできることがないかと探している方、ぜひ覗いてみてください。(作成してくださった方、ありがとうございます……!)
 
 ランチトリップのおかげで西岸の人たちのことをこれまでより具体的に思い描くことができるようになってから、SNSやニュースで西岸からの報せにふれることが、いっそうつらくなりました。最悪が更新されるのを止めたいです。ほんとうに。一刻も早く。
 引き続き、自分にはひとりぶんの力があると信じてやってゆきます。
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mao-dance-vegan · 5 months ago
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【差がありすぎたファラフェルライスとファラフェルサンド】
玄米ファラフェルライスの、ファラフェルが余ったのでパンを焼いて挟んで食べました。
うーーん、やっぱりねえ…ファラフェルは…ご飯で食べるよりパンやピタパンやトルコパンなどの方が、ずーっと美味しいですね…なんでだろ…?
パンなら米粉パンでも美味しいと思うので、米より小麦粉が合う、というわけではないと思います…
でもファラフェルブラザーズにファラフェルライスみたいなメニューありますからね…食べたことないんだけど…工夫次第でご飯とも合うのかもしれませんが…今のところ、自分で作ってる範囲では、美味しさに差がありすぎましたw
トマトソース、トマトケチャップ、ヴィーガンマヨネーズ、キャベツ、をファラフェルと一緒に挟みました。辛さが欲しい場合はそこに、タバスコか辛子✨❣️
#vegan
#ファラフェル
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32j · 2 years ago
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2023/07/03
アーカイブは明日からなので、今日は休み、という感じ。朝から念願だった郊外の教会に向かう。着いてみるとかなり治安の良い地区で、朝飯に飲むヨーグルトとバナナを調達、この旅ではほぼこのセットで朝飯にしていた。念願の教会はやはり素晴らしい、外形のボリュームは相変わらずゴシック特有の鈍重さがあるものの、コンクリート造独特の繊細な殻、といった感じ。外陣と内陣の境目の軸のヴォールト端部の処理が少し強引かなという気もするが、ガラスブロックとこのプロポーションはモダニズムの美学を提示できたんだと思う。かなり満足して市内に戻り、前回行かなかった南の方の地区へ、こちらもモダニズムだがメンデスルゾーン的、かなり重要な作家ではという気が最近している。急に知らない教会に寄ってみたり、これまた前回入れなかった古代劇場跡をみたり、なかなか充実した散歩、今日は2時からポンピドゥーのチケットを予約していたので、ゆるゆる北に上がり、マレ地区の有名ファラフェル屋でファラフェルを食べる。並んでいるほどには、というわけではないけども美味しい。ポンピドゥーは意外と空いていてすぐ入れた。結構大規模な建築家の個展をやっているので見に来た、最初の部屋がドローイング、スケッチ、写真のアーカイブからの展示でなかなか面白い、こういうのも参考になるのだろうか。それ以降はテーマごとにプロジェクトを分類して紹介する内容、最後の2部屋でやっている映像展示をちゃんと見た。一つは宇宙関連、もう一つはキュレーターによるインタビュー、宇宙はさておき、インタビューはなかなか興味深い、インタビュアーが完璧なフランス人英語だったのもそうだけど、政治的な理想を聞いているのが良かった、もちろん自分が気になるような水準より高度なら理想を掲げている人なので答えは含蓄があるだけで大して面白くなかったのだけど、フランス人はこういうことを聞くんだ、という納得があった。次また教会の見学を予約していたのでさっとコレクションも見る、相変わらずユトリロの見たい絵は出ていないし現代のフロアもそこそこだったけど、図書館に寄ったら探していたカタログが案の定あって、所蔵を確認できて良かった、まあ別に大学図書館にもあるのだけど。ショップを見つつ特に何も買わないで教会に向かう、かなり並んでいてやはり人気らしい、何とか行けるかな、と思って無料のチケットを取ったがやはりダメで、その場でチケットを買った。地階がショップになっていて、一階が聖堂の珍しい構成、上は混んでいる割に小さく、たしかに綺麗だがあんまり感動しなかった。写真に撮るとたしかに映えるのは分かって良かった、あまりにもどうでも良く思えてしまい、一回降りてから絵葉書を買ってもう一回登ってみたがやはりダメ。諦めて出て、まだまだ明るいのでレアールの横にある気になっていたゴシックの教会も見てみることに、こちらはなかなか良かった、プランも少し複雑で面白い。明日朝が早いので早めに宿に戻る、歩いて向かい、途中でリストに入っていたトルコ屋台に寄ってミニピザを食べ、なかなか美味しいが宿の近くでやはり足りなかったな、と思って明日の水と一緒にツナのサラダを買う。早めに寝る。
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