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#丸の内カフェ
sayasaan · 2 years
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♡ ⁡ ⁡ #かわいいカープ女子と丸の内デート ⁡ すごーくお久しぶりなランチデート。 韓ミュで知り合ったかわいい妹ちゃんですが #カープ女子 でもある。 ⁡ いろんなお話できて楽しかった♡ ⁡ そして東京駅に行ったら食べたかったプリン♡ プリンも大丈夫と言ってくれたので道連れに。 昔かながらの固めのプリンに濃厚なカラメルソースがマッチしていて美味しかったです。 ⁡ ⁡ #くまこさんの姉妹同士を喜んで撮影してた #結構な時間をここで費やす ⁡ ⁡ ⁡ ✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧ ⁡ #ドラゴンズ #ドラゴンズファン #ドラゴンズファンと繋がりたい #ドラゴンズ愛 #中日ドラゴンズ #ドラゴンズ好き #ドラゴンズ大好き #ドラゴンズ頑張れ #カフェ #カフェ巡り #カフェ部 #カフェ活 #カフェ女子 #カフェスタグラム #カフェ記録 #カフェタイム #カフェ時間 #カフェ好き #東京駅 #グランスタ東京 #thedepot #懐かしいほろ苦プリン #広島東洋カープ #リラックマ #荒木さんも一緒に (東京駅グランスタ) https://www.instagram.com/p/Cp3-_Oev2H0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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hisao-hirayama · 2 years
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#東京 #千代田区 #丸の内 #東京国際フォーラム #シェイクシャック #カフェ巡り #平山久雄 (東京国際ホーラムホールc) https://www.instagram.com/p/Cjfa86AJRzr/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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yoooko-o · 1 year
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15/07/2023
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あじさいレアチーズケーキ(カフェのある祁答院町の町花)
レアチーズケーキの上にハーブの一種バタフライピーのゼリーを乗せたんだそうです(Butterfly pea unbaked cheesecake)。
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今日の日替わりランチはハンバーグ🍽この後日替わりランチは完売したそうです。
Today's daily lunch special is hamburg steak set meal.
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食後はお約束の丸ごと桃ちゃんタルトとあじさいレアチーズケーキ(Peach tart & Butterfly pea unbaked cheesecake).
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藺牟田池では蝶のアップの撮影に成功🦋
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藺牟田池到着時はあれだけ晴れていたけれど、この後スコールのような土砂降りになったのが今でも信じられない☔⛈
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祁答院町唯一のケーキ屋、菓子工房クアトロに初訪問。
甘さがしつこくない、胃もたれしないと薩摩川内市内や姶良市、鹿児島市からもお客さんが来るとの評判のお店。桃のスイーツをお買い上げ💖
左)桃とラズベリーのパイ🍑
中央)もも菓🍑
右)桃のクレープ🍑
噂どおりに美味しいのに甘さがしつこくないのでペロリと食べました笑
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さつま町の蓮の花畑(広瀬)
国道504号線と鹿児島県道51号線の交差地点にあります。ピークを過ぎて花から種になりつつありますが、これまた圧巻の風景です。
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3日前から販売がスタートしたさつま町産のマンゴーを使ったタルト🥭
マンゴーの美味しさもさることながら、ケーキのタルト生地とクリームがマンゴーを邪魔していないので去年は週1~3日のペースで食べていました笑
今年も絶対食べたかったので、2日前の職場で昼休み中にお店に電話して取り置きしてもらいました。食べると、「これこれ🥰」って幸せになるんです🥭さつま町はキャッシュレス決済のキャンペーン真っ最中なので、また行かないと!
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薩摩川内市の特産品のひとつ、鬼灯(ほおずき)。
無病息災、魔除けとして古くから飾られるそうで、帰りに一休のオーナーから頂きました。玄関に吊るして飾ると、乾燥後もきれいだよと教えていただいたので、早速自宅の玄関に飾っています。下から撮っていますが、実際は140cmくらいの長さで、これまた圧巻です。
Ground cherries are sometimes used as talismans.
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kennak · 2 months
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7月7日の都知事選に向け、都政の課題についてお伝えする「シリーズ都知事選」。今回は、中高年単身女性の困窮対策について。今年3月、都が策定した「困難女性支援基本計画」からも「すっぽりと抜け落ちている」という指摘があります。 女性が訪れた民間の「相談会」。ミカンや飴をテーブルに置いたカフェが併設されていた=横浜市 東大院卒、非常勤講師41年 襲った生活苦 大学の非常勤講師として1983年からのべ9つの大学で、掛け持ちで歴史とドイツ語を教えてきた東京都区部に住む女性(74)が3月、首都圏大学非常勤講師組合の組合員とともに、横浜市で開かれていた「女性による女性のための相談会」を訪れた。 「生活が苦しいんです。生活保護を受けたい」 女性は1949年生まれ、東京大の大学院を出た後、1983年から都内の複数の私立大学で、非常勤講師として一般教養科目の「歴史」「ドイツ語」を教え始めた。 次々とやってくる「定年」 月収3万3900円 最初の逆風は1991年。大学設置基準の改訂で一般教養科目等の科目区分がなくなり、第2外国語が必修ではなくなった。多くの私立大で、ドイツ語やフランス語の講師が雇い止めにあった。女性も17年間勤めた私立大学を、整理解雇された���その後は、国公立も含む複数の大学で、かけもちで教え続けた。ピーク時は週に計12〜15コマを受け持ち、年収は330万円程度。ひとり親として子どもを育て、楽ではなかったが、なんとか暮らしは成り立っていた。 最近20年間で、昇給などにより1コマあたりの単価は上がった。しかし、担当するコマ数が減っていった。69歳の時は4大学で計8コマを教え、年収は50歳のころと変わらず330万円ほど。70歳で2大学、72歳で1大学の定年を迎え、74歳の現在は1大学で1コマを教えるのみとなった。現在の月収は3万3900円。この大学も今年で定年となる。 区の生活相談で女性が受け取った「生活保護のしおり」と都営住宅入居者募集案内=東京都内 「1大学で週20時間以上」満たせず、国民年金のみに 女性の年金は、長く働いてきたにもかかわらず、月6万円弱の国民年金のみ。介護保険料を引かれると手取りは5万円を切る。 女性が働き始める3年前の1980年、厚生労働省と社会保険庁が、全国の都道府県の年金課あてに通知を出し、厚生年金の被保険者を「正社員の4分の3以上の就労時間があるもの」と定めた。長時間働くパート労働者の社会保険加入を後押しする狙いの通知だったが、女性のようにいくつもの大学で細切れ、掛け持ちで働く非常勤講師は、私学共済の対象外に追いやられた。 「1つの大学で、週20時間以上教えないと厚生年金に入れない。非常勤講師の働き方と年金制度が見合っていないんです」 UR(都市再生機構)の賃貸住宅に住んでいる。家賃は月8万円。それだけで毎月赤字だ。70歳を過ぎてからは預金を取り崩して生活してきた。その残高もとうとう50万円になった。子どもも研究者として不安定な働き方をしており、頼れない。 高齢者向け都営住宅 100倍近い例も 2月に区の生活相談を訪れた。窮状を訴え、「生活保護を申請したい」というと、窓口の職員は「大学の先生から生活保護の受給相談を受けたのは初めてだ」と言った。通帳の預金残高を確認し、「生活保護の申請は、これ(残高)が減ってからじゃないと」と告げられた。 「家賃がネックになっている」と指摘され、高齢者向けの都営住宅(シルバーピア)を勧められた。しかし、近隣区ではどんなに条件が悪い物件でも11倍、最も高いところだと99倍の倍率だった。申し込んだとてすぐに抽選に当たるとは思えない。 高齢単身者向けの都営住宅の倍率は92〜99倍と、記されていた=東京都内 手渡された区の生活保護のしおりの表紙には「生活保護は憲法第25条の定めにもとづいて、病気やけが、高齢などで収入が少なく最低限度の生活が出来ないときに、その不足分を補い、生活できるように援助していくことを目的とした制度です」とあった。憲法の条文から「健康で文化的な」という言葉が抜け落ちていた。 女性には研究をアップデートし続けたいという思いもある。先日、ドイツ語の原書をインターネットで購入したら、円安もあいまって、請求額が1万円を超えた。生涯学び続けることも、「贅沢」なのだろうか、とため息が漏れた。 5月下旬、区の福祉事務所に生活保護を申請したが、却下された。通帳の残額が、生活保護の基準額(12万8000円)より多いという理由だった。 「日本女性の平均寿命が87.9歳。長い『定年後』を生きるのに、国民年金だけではどうしようもない。非正規で働き続けた人の老後について、国も地方自治体も全く設計できていないんです」 65歳以上の一人暮らし女性の相対的貧困率44.1% 厚生労働省の国民生活基礎調査(2021年分)をもとに、東京都立大の阿部彩教授が今年3月に発表した65歳以上の一人暮らしの女性の相対的貧困率は、44.1%。同年代の一人暮らし男性より14.1ポイント高い。 女性の中でも未婚者の貧困率は43.1%、離別は43.6%で、既婚の13.5%に比べ、有意に高い。女性は非正規雇用の割合が高く、結婚・出産による離職や休職期間もある。未婚であっても男性より給与所得が少なく、年金額も少ない。女性は結婚の傘の下にいないと食べていくことができない社会保障の制度設計がいまだ、続いているといえる。 女性による女性のための相談会では食料や生理用品、化粧品の配布もあった=横浜市(写真は準備風景) 「非正規で働いてきた中高年女性に目を向けた政策がない」 中高年単身女性でつくる「わくわくシニアシングルズ」の大矢さよ子さんは「東京都の40代〜50代の独身女性は47万人。死別女性の3万人、離別女性の17万人を足した数の2倍以上です。地方から東京に出てきて、ずっと非正規で働いてきた人も多い。なのに、ここに目を向けた施策がない」とみる。 東京都は今年4月に施行された困難女性支援法に基づき、基本計画を策定した。DV被害、性暴力被害、若年女性、ひとり親家庭の支援は盛り込まれたが、中高年単身女性については具体的な支援策が見当たらない。大矢さんは都のパブリックコメントに「せめて行政主導で中高年単身女性の居場所作りを」と書いたが、取り入れられなかった。 都営住宅の新増設はなく、単身者が応募できる枠は少ない。東京では民間賃貸住宅の家賃は、国民年金では払えない。「住民税非課税世帯に家賃補助を」という公約を掲げる候補もいるが、単身者が非課税になる所得限度額は年収100万円で、とても生活できない。 大矢さんは「中高年単身女性の貧困に対応する施策がすっぽり抜けている。都の女性支援策はほとんどが民間団体に丸投げだが、中高年単身女性は丸投げできる支援団体がないからです。ここは行政が主導するしかない」と話した。 東京都困難女性支援基本計画では小池百合子知事が「年齢や家族の有無、国籍などにかかわらず」困難な女性を支援すると述べている 都営住宅の新築 2000年以降ゼロ 東京都によると、都営住宅の新築は2000年を最後に止まっている。「今後の人口減を見越した住宅ストックの有効活用をすべきだから」という理由だ。 単身者用の都営住宅の倍率は平均30倍。介護が必要な高齢者向けのシルバーピアの倍率はさらに高くなる。 増加する単身高齢者の住宅については、民間賃貸住宅の床面積の基準を切り下げ、入居を断らない「セーフティネット住宅」を増やす方針だという。
シリーズ都知事選「小池都政チェック」 抜け落ちた中高年単身女性の困窮対策 大学の非常勤講師として41年 社会保険に入れず年金は月5万円弱 | 生活ニュースコモンズ
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findareading · 3 months
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無論、上記の各種の楽しみは、みな自分の中で共存しているが、あえて順序をつければ、筆者の場合、たとえば休日に東京駅・丸の内北口のオアゾ・丸善に行き、並んでいる本の中から数冊を選び、その後、3階か4階のカフェに行き、ビールを注文し、買ったばかりの本を開くことほど楽しいことはない。
— 中沢孝夫著『本を読む─3000冊の書評を背景に─』(2024年5月、草思社)
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tokyomariegold · 15 days
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2024/3/10
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3月9日 行方不明
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3月10日 ただいつもの喫茶店でお茶をするだけの今日の予定がとても楽しみだったし、とても楽しかった。 喋り過ぎてしまったけれど、たくさん喋れて良かった!という気持ち。
待ち合わせ前にKITTEのインターメディアテクで東京の地図の展示を鑑賞。 常設展のいろんな生き物の標本も眺めてきた。 3階に愛媛のアンテナショップがあるのを初めて知った。
丸の内のenfoldで先週気になったカーディガンを今日も見てきた。 店員さんに話しかけられて、それに答える自分の声の小ささに、自分でもびっくりしてそこから店員さんとのコミュニケーションが怖くなってしまい、何となく今日は買うことができなかったけれど、やっぱりずっと後ろ髪を引かれている。
鬼子母神で上司の安産のお礼をしていつもの喫茶店でお茶をした。 ミスドの氷コーヒーをおすすめしてもらった。 登山は頂上までいかなくとも8号目まででいいらしい。 海外旅行にも行きたくなった。 京都に移住する外側の理由を作る一年にしようと思った。
春物が欲しいね、とお話ししながら、全ての喫茶店やカフェが混雑している池袋を歩いて帰ってきた。
塞ぎ込んでいた気持ちがだいぶましになってしまった。
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myonbl · 2 months
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2024年7月31日(水)
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久しぶりの来客、酷暑の京都ツアーを敢行した。阪急西院駅で待ち合わせてまずは大徳寺へ、参拝というよりも<大徳寺納豆>が目的だ。次いで<銀座ライオン四条烏丸店>でビアランチで一息、そして祇園祭最終日の<疫神社>へ、茅の輪くぐりをしようと思ったが長蛇の列に断念。五条坂へ移動して<陶点睛かわさき>で器購入、仕上げは<笹屋伊織 別邸>で涼を取り、互いの土産を交換して一日を終えた。いやぁ、暑かったけど楽しかった、よく飲んだ!
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4時起床、日誌書く。
5時15分、シャワー、体重は300g増。
朝のルーティン。
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ツレアイは次男のおにぎりを、私は彼女と3男の弁当を用意する。
珈琲、洗濯。
空き瓶缶、20L&45L。
彼女を職場まで送る。
AppleのOSアップデート、macOS Sonoma14.6, iOS & iPadOS 17.6, watchOS 10.6。
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10時30分に阪急西院駅で妙齢女子と待ち合わせ、まずは大徳寺へ。職人さんが大汗をかきながら庭の手入れをしている。日本仏教史のガイドラインを簡単にレクチャー、目的の<大徳寺納豆>を目ざすが目当ての店は臨時休業、仕方なく別の店で購入する。
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銀座ライオンとくればヱビスビール、プレミアム・ハーフアンドハーフ・琥珀と3種類をいただく。毎朝一番に挑むライオンアプリのガチャ、ポイントが910ポイントたまっていたので支払に利用する。
疫神社へ移動するが、茅の輪くぐりの長い列を前に断念、<美御前社>にお詣りして五条坂へ徒歩で移動。以前にも来たことのある<陶点睛かわさき>で器を物色、小鉢を二つ購入する。
タクシーで七条千本へ移動、カフェで涼を取って土産交換、彼女からは土佐の酒のセットを、私からはツレアイから託されたあれこれを渡す。
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彼女を見送ってから近くのセブンイレブンへ、Appleのチャージ・キャンペーンが始まっているので、50,000円をチャージ、うちに戻ってすぐに応募する。
一息入れてから夕飯準備。
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今夜は手羽中の唐揚げ、少し手間はかかるが美味しくできた。
息子たちにはスパークリングワイン、我々は頂き物の<安芸虎>を楽しむ。
録画番組視聴
リストア版 落語「貧乏神」桂枝雀
初回放送日:2024年3月2日 働かないで寝てばかりの男。嫁にまた逃げられた。家賃も払えず人から金を借りるがその方法とは…。この男の枕元に現れたのが貧乏神。男に「真面目に働いてくれ」と催促するが、男は仕事の道具箱を質屋に入れていた。貧乏神は仕方なく金を貸す羽目に。それから一か月ほどが過ぎて貧乏神は…。男と貧乏神のやり取りが爆笑の渦を巻き起こす。枝雀が演じた新作落語の中でも人気の高い噺(はなし)、お楽しみください。▽1995年放送
名探偵ポワロ。
第1話「ABC殺人事件」/ The ABC Murdersシーズン 4, エピソード 1 ポワロの元に送られてきた予告挑戦状通りに殺人事件が発生した。次々と起きる事件の被害者と、場所の頭文字は同じアルファベットで始まり、ABCの順に犯行が行われていく。犯行現場に残されたABC鉄道案内を含め犯人の意図を掴もうとするポワロだが…。
原因はわからないが録画状態が酷く悪い、また撮り直さねば。
最後まで観ることなく、布団に吸い込まれる。
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さすがによく歩いた。
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onishihitsuji84 · 4 months
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5
 五月のとある晴れの日のこと。 「大西さん、カードをお忘れです」  電話で彼はそう教えてくれた。声には親切な響きがあった。  僕は「すいませんまた」と言って、ちょっと笑いながら戻っていった。さっきのぼったばかりの階段を下り、その本屋を訪ねた。大学の書籍部だ。自動ドアを通り、僕にしてはめずらしくちぢこまって歩いていく。カウンターの向こうに立つ書籍部の彼が僕を見つけて、はにかむ。穏やかに「どうもすいません」と言う。僕も駆け寄っていって「いえいえ。すいません。電話ありがとうございます」と言う。ああ。ありがとうございます。カードを受け取る。  去りぎわに「すいません」と声がかかる。  びくっと震えて、それから振り返る。  彼がA6サイズのちらしを手に微笑んでいる。 「大西さんはたくさん本を読まれています。もしよろしければどうでしょう?」  そこには”読書感想文”を誘う文句がプリントされていた。
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 きょう、天気は晴れだ。  きのうは嵐だった。台風一号と呼ばれる風、雲、流れの塊が日本の広域を襲った。  雨がひどく降った。あんまりにも激しいので外に出るのがためらわれた。雨がアスファルトを打ち鳴らし轟音が立っていた。うち返すしぶきでなにもかも白に染まった。  で、きょうの天気は晴れだ。  素敵な光だ。のんびりコメダの豆を食べているとカケスがおりてきて「ちょっとちょうだい」とねだってきた。こつこつ跳ねては首をかしげるカケスは可愛すぎた。さすがにあげたね。
 きょうの日記はのどかに書こうかな。そう思っている。  "5"というタイトルはJJケイルのアルバムを意味している。  言うまでもないけど、いいアルバムだ。これも有名だけど、「ボイリン・ポット」もだいぶ好き。
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 最初は「遠慮しておこう」と思った。僕は多読じゃないから。  けど、渡されたのは嬉しかった。 「大西さんはよく読まれらっしゃるから」  その響きに、はじめはどぎまぎしていたけれど、けっきょくにやにやしてしまった。言われて嬉しかった。  そして、やはりというのかな。読書感想文は僕を苦しめた。  つまづく原因はいろいろあった。本名が必要とか短篇ひとつだけじゃなく一冊とか。いちばん苦しんだのは字数だった。そこでは250字までしか書けなかった。  250字! 原稿用紙一枚に満たない器は、つらかった。いったいそれで何が言えるというんだろう。ペンを回しながらそう思った。ためしに「おもしろかった。」と書いてみた。  ハッと気づいたときには六百字書いていた。削っても400字なので泣きながら全部消した。くやしくなった僕はもう一度問うた。250字でいったい何が言える?  それでも書いてみた。『喋る馬』、『スクラップ・アンド・ビルド』、『言葉と歩く日記』について。ときには一時間もかけて熱心に入れ込むこともあった。 「大西さんは成長性がない。あたらしいところに参加すべきよ」  そう言われたのをひきづっていたのだ。
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 それにしてもカケスは可愛かった。人なれしているのかすごく近くまできた。ぼうっとコーヒーを飲んでる僕の足元を跳ねて、くりくりと目を漂わせてうかがっていた。写真がなくてごめんなさい。
 きのう、図書館で賢人と会った。男だ。丸い頭にどっしりとした体躯をしていた。  賢人は中国文学、とりわけ『三国志演義』の研究をしているらしかった。座る彼の隣に立て看板があってそこにそう書かれていた。まるで商品みたいな扱いだが、実際言葉は僕の気を惹いた。「十分くらいなら」。そう思い僕はちょっと訊ねてみた。
 賢人は賢かった。変な日本語だが、そうなのだから仕方ない。  僕は「小説を書いている人間に勧められる中国文学はなんですか」ときいただけだったが、話は長いことめぐった。気づくと一時間が過ぎていた。  賢人はけっこう一人で喋った。基本的に僕は「はい」や「そうですね」と相槌をうっていた。  賢人は賢人自身の歴史を紐解きながら中国文学について語った。僕は聞き入っていた。  そして彼と話した内容については、ここに書けなかった。複雑だ、読み物としての面白さと内容の確実性を両立させるのが大変、そもそもそれは僕の言葉ではないといった理由のために。
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 最近他に何があっただろうか。
 きょうは本当はメイドカフェに行く予定だった。バイト先のNさん、そしてまたべつのNさんが「メイドカフェにいったんです」と話していて気になっていたからだ。しかしなかなかうまいことはいかないものだ。行きたいきもちはあるものの、とりあえずきょうの予定は流れた。
 あと、コークオンを使い始めた。  こんなことを書くとほんとうに日記みたいだ。  コークオンを使ってジョージアのコーヒーを買うようになった。先週スタンプが15個溜まった。僕はタダで170円のアメリカンを飲んだ。どうせ毎日のように飲んでいたので、なかなか嬉しい。
 そして、最近はまあ、それくらいだ。五月、僕はのんびりやってるよ。
 きょうの天気は晴れだ。  というのは話したか。そう。晴れだ。晴れなので、だれかとカフェに行きたい気分だ。こんな日にはエスプレッソがいい。  けど、悲しいかな。残念なことに行けなかった。予定が合わなかった。小学校のころから僕は突然に人を誘うタイプだった。予定という機能を備えず産まれてきた。だから断られることも多々あった。きょうがそうだ。折り合いがつかない。
 だから日記を書いていた。なぐさめに。  だからきょうの日記は穏やかだった。話すように。
そしてエスプレッソはもう空だ(残念なことに)。カケスも満腹になって飛び立っていった(残念なことに)。 「そろそろ出ようか」。僕はあなたにそう言った。そして会計は僕がもち、二人は五月のカフェをあとにした。
 みたいな結びはどうかな?  日記もカフェも、終わらせるのは難しい。  惜しいんだ。
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7010333 · 9 months
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2023年振り返り(1月〜6月)
カメラロールを見ながら今年も雑に振り返る。
一投稿に写真が30枚までということなので、上半期と下半期に分けて投稿する。
■1月 ・元日にスラムダンクを観る
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スラムダンクミリしら勢だったが面白かった。 この後dオタクストアでアニメ版全話を見ることに・・・(数ヶ月かかったけど達成)
・冬キャンプ(荒川) 強風過ぎて焚き火はできなかったけど、煮込みラーメンを作って食べた。
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▲煮込みラーメン
冬のキャンプは寒いけどどっちかというと暑いよりは寒い時期にキャンプするほうが好きかもしれないなと気づいた。
・伊豆に旅行した
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▲東海オンエアの柴田とゆめまるが伊豆旅行で訪れていた食事処
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▲See The Forestといういい感じのカフェ
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▲宿泊は坐漁荘というところに行った
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▲部屋風呂は最高である
■2月 ・青森に旅行した
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▲三内丸山遺跡
2月の青森は雪深くてテンションが上がる。 シャガールのアレコ4幕全部見られるのの期限が迫っていると思われたので訪問したが、どうやら再度延長されている模様。
大きな作品から食らうエネルギーみたいなのはあると思う。
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▲浅虫温泉の温泉むすめ可愛い
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▲初めてグランクラスに乗った
■3月 ・ブルージャイアント鑑賞
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泣いた。めちゃよかった。
・友達が家に遊びに来たり 3月は普通に暮らしていたようである。
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▲魚虎の殺人ホッピーたち
・この頃から徐々にぽんぽこちゃんねるを見始めている
■4月 ・妙高高原に旅行した
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▲うみがたり(上越市立水族館)
うみがたりはそんなに大きな水族館ではないけれど、見どころがたくさんあるところだった。というか、見せ方が美しい水族館だなと思った。
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▲赤倉観光ホテル
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▲またグランクラスに乗った。デザインが違って良い。
・急遽秋田に行くことになった
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▲桜が綺麗な季節
・新しいレンズ購入
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・大阪の友達の結婚式に参列
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お幸せに〜〜〜
■5月 ・結婚式からの神戸旅行
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▲須磨水族館 閉園まであと30日のタイミングだった。そろそろリニューアルオープンだろうか。
・このタイミングで関西在住の前職の先輩と食事に行った
色々大変そうではあるけど、ご家族とハッピーに暮らしているようで元気をもらえた。
・Twitterで相互フォローだった方と初めてお会いした
かなり初期から相互だった気がするが一度もお会いしたことのなかった方に会ってお茶した。インターネットの人と初めて会う感じが久々で緊張したけど、お会いできて嬉しかった。
・潮干狩り(貝拾い)
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恒例行事と化しつつある。今年はかなり拾った。
・どん底会
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どん底からのやんばる。 ミニ沖縄そばが染みる。
■6月 ・ピザ会
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友達が家に来たのでピザ会をした。 自分で取りに行くともう一枚無料で貰えるサービスバグってる気がする。
・庭の手入れ 荒廃しつつあった箇所の手入れをした。塹壕掘り状態。
・弁理士の先輩と食事 これも年一くらいの恒例行事になりつつある。 会社の人以外とこの辺の話をすることないからめちゃいい刺激を受ける。
・四国に旅行した(高松−直島)
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一昨年はサンライズ出雲で出雲市に行ったが、今年はサンライズ瀬戸高松方面へ。 高松港から船で直島に行き、ベネッセハウスに泊まった。 天気はそんなに良くなかったけど、やっぱ島はいいなと思った。
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▲部屋が作品なのおもしろと思った
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▲とにかく部屋が広い
一旦ここまで。
6月〜7月にまたがって四国旅行をしているので、次は四国旅行day2からスタート。
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what-iam-today · 2 years
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2限後、喫茶飯。
ずっと行きたかった、喫茶つるや。
ランチタイムを外したため、
私ともう一組が来店者。
思っていたよりもタイプのお店で、
ボルシチスープ、アメリカンコーヒー、
どちらもすっごく美味しかったです。
この少し大きめな白くて丸い椅子は、
とっても座りやすく、、タイプでした。
最近の新しいカフェ達は、内装や雰囲気にこだわ
りを持っており、、客目線でインテリアを置いて
いないように感じます。座りやすい椅子、、を置
いているカフェ・喫茶店は親切だなと思います。
お客としてとっても有難いです。
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mickeykhun · 11 months
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Special TY in Bangkok 2023 October
ペンミの話は別スロットに書く(予定は未定)
コロナ後3回目のバンコクへ行って来た。メインはテギョンのファンミーティング。マイレージだったからなんとか予約出来た2日も前の木曜にバンコク入り。超早朝着であっという間にイミグレ出れた。空港で両替屋が開くのを待ち、エリアリンクの始発5時15分位ので市街地へ。車窓に広がるバンコクの街がだんだん目覚めて行く。今回は久しぶりにシーロムに泊まる。シーロムはHouse Partyのプレスコンファレンスが行われた、今は無いDusit Tani ホテルがあった所。ニックンのウギョルの撮影も行われた由緒あるホテルがあった地区。今は建て替え中。
予約したのは繁華街のタニヤ通りから程近いホステル。アーリーチェックインを前もって頼んでおいたら快諾。ところが行ってみたら誰もいなくて、オートロックで入れない。仕方なくホステルの前のベンチで待つこと30分。チェックアウトのタイ人男女グループが出てきたので、その隙にちゃっかり中に入り込んだ私は泥棒か?エアコンが効いたロビーで充電しながら待ってるとようやく従業員がやってきた。今日から宿泊予定で、アーリーチェックインを頼んである、と伝えるが、全く英語はダメらしく、スマホの翻訳機を示された。なんとか交渉し、掃除する彼女を待ち、8時には部屋に入れた。部屋はこんな感じ。清潔だし広さ十分。これで4泊で2万円切る。
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到着日のランチはタイのハレスとシーロム近くで約束してたから、それまで部屋でまったり過ごす。
ランチはやっぱりタイ料理。4ヶ月ぶりの現地タイ料理が安くてなんと美味しいこと。そこでテギョンが今夜来ると情報ゲット。一旦彼女と別れ、また夜に空港で落ち合うことにする。
空港では懐かしい面々に再会。お迎えはKhunチームとテギョンチームで何故か左右に分かれる。別に両チーム仲がいいのに(笑)お迎えも見送りもコンバインした動画がこちら。日本人は私しかいなかったかも〜
帰りは明日も遠出に連れてってくれるタイペンチングがホステル近くまで送ってくれる。
金曜はタイは祝日。3連休の週末はバンコクから脱出する人が多いらしく、道が空いているからと(確かに渋滞もなくスイスイ。おまけに祝日は高速料金無料らしい)、郊外のミシュランレストランでランチ。そのお店がこちら。
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外装も内装もお味も全て合格のレストラン。過去にミシュラン⭐️を5回も獲得してるだけあり、珍しい美味しい料理を堪能しました。ここは味を守るためか、あまり支店は多くなく、本店はチェンマイのニマンヘミンにあるらしい。ニマンヘミンと言えばKhunJun.K ハネムーンカップルがカフェを訪れた通り。チェンマイにはまたゆっくり行きたい。
ランチ後はここから車で15分ほどの、ニューヨークへ(笑)ニックンがFinding The Rainbow 🌈 を撮影したニューヨークのカフェがバンコク郊外にあったとは😂確かに雰囲気はニューヨークだった🇺🇸クルー総勢でのクランクアップの写真もこの前で撮影したのは間違いなさそう。
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https://davincafethailand.com/
翌日土曜日はいよいよテギョンFM。これまたホステルまで、別のKhunペンが迎えに来てくれる。ペンミ会場はリノベ中で店がほとんど空いてないからと、行く道すがら、クイッティオ屋(麺屋)さんで腹ごしらえ。
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皆んな最初から2杯ずつオーダーしてたけど、食べきれるのかわからなかった私はとりあえず汁なしを1杯だけ注文。細いの太いの平たいのと麺の種類も選ぶのがタイスタイル。これが美味しいのなんの😋タイチングがテーブルにあったドライ魚を千切って入れてくれたのも美味だった。ペロッと平らげ、結局私も2杯目に。2品目はスコータイ風餃子スープにする。私が注文したら、それKhunママの得意料理よ、と言われた。私には作れないw
途中、私のお気に入りのタイのお菓子屋さんにも立ち寄ってくれた。
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会場は結構遠かった。地図見てどっかの駅から歩いて行けるかなと思った私は浅はか。交通の便が悪く、噂通り廃墟のような(←タイ人も言ってるw)ショッピングモール。帰りはまた車で送ってくれたタイチングと打ち上げ。おこわご飯とコーンソムタムを早くもこの旅で2回目食べる私。
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日曜はこれまたちょっと郊外の駅で待ち合わせ。ニックンとベクホが撮影したレストランに車で連れてってもらう。ランチタイムは家族連れで大盛況。なんとか窓側席を確保し、ニックンが注文した料理をいくつか注文する。ニックンは注文してないけど、私が大好きな白身魚の丸ごとディープフライปลาย่างราดพริกにもようやくありつけた。これが日本じゃなかなか食べれないんだよな。
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ご飯の後はスーパーでラムヤイやらソムタム用ココナッツ砂糖、カバオソースやら例によって買い込む。ラムヤイはどうしても食べたくて、もっと少ないロットの袋を作ってくれるよう、友達がスーパーの店員さんに頼んでくれたら、店内一周してる間に用意してくれてた。なお今回一番買いたかったのはソムタム用スライサー。帰国してさっそく使ったけど、大根サラダにも使える👍
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その後、仏教公園までドライブ。ここはワットではなく、公園。日曜とあり、近所の家族がハンモック張ったり、ピクニックしたり、散歩してたり思い思い楽しんでた。
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立派な仏陀像があり、僧侶の会合とか開かれるホールも敷地内にある。広々としてて緑がいっぱいで実に気持ちがいい。タイの国土の広さを実感。あまりの広さにここで運転の練習する人がいるらしく、「ドライブ練習禁止」って看板が出てた(笑)
彼女に駅まで送ってもらいBTSでシーロムに戻り、ネイル屋さんに直行。実は朝も立ち寄ったけど、日曜朝は激混みだった。夕方のこの時間は空いてた。イケメンのお兄さんに、1日歩き回った(ほとんど車内だったとは言え)汚い足を洗ってもらってごめんね🙏マニュキアとセットなら50バーツ追加の550バーツで済むよ、と言われたけど、ペディキュアのみでお願いする。眼下でずっとイケメンのお兄さんが施術してるから、スマホばっか見てた私😅
無事ペディキュアを終え、ホステルでひと休みした後、夜はまたテギョンお見送りに空港へ。4泊5日で3回も空港往復する筋金入りハレスは私です。またも日本人は私だけだったかも。深追いはタイハレスに任せて、私は軽く済ませる(笑)帰りはすっかり深夜。また車で送ってもらう。空港の駐車場に行くと、彼女の車が出れない場所に別の車が停めてある。タイあるある。そこで始まりました。噂には聞いてたけど、実際見るのは初めての車人力押し。私は傍観者で🙏4人で押しのけ、無事車を出せました。5人乗りに6人乗って、途中、ハイウェイで土砂降りの大雨に雷。めちゃスリリングなドライブだった😆
翌月曜日はいよいよ帰国。当初は朝便に乗る予定だったけど、夜便が空いたのを見てすかさず変更。マイレージだから出来る技。今回シーロムに泊まることにしたのは、To Do Listミッションクリアのため。それはニックンが撮影で走ったルンピニー公園ジョギング。ルンピニー自体は行ったことあるけど、一度は走らなきゃ!が、ちょい寝坊し、既に暑くなりかけ。なんとか軽く一周駆け抜けた。軽くなのに汗びっしょり。テギョンタオルが役に立った💚
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最終日、私にはもう1人会わなきゃいけない10年来の大事なチングがいる。有名大学を休学し、アイドル修行をソウルで頑張ったFちゃん。その夢をタイに帰国して叶えた。今はグループ解散しちゃったけど、たまにYouTubeアップしたり、元メンバーをサポートしたりしてる。透き通る歌声。もったいないから、これからもやめないで活動してね。その彼女、タイ語、韓国語、英語はもちろんのこと、日本語まで話せる。日本語の歌もご覧の通り。
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彼女が探してくれた洒落たタイ料理屋さんで美味しいランチを食べた後、2人でマッサージ屋さんへ向かう。彼女はタイ式、私はオイルマッサージを予約してもらってた。たっぷり2時間。オイルマッサージなのに、なんかガッツリ揉まれた😆SASUGAタイマッサージ!
と、完璧な帰国日のスケジュールを終え、最後は空港まで車で送ってくれた。出会った時は高校生だったのに、すっかり素敵な大人の女性になり、私も感無量。今回はママにお会い出来なかったのが残念でしたが、また会いにタイに来ます!
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oka-akina · 2 years
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 22日は渋谷◯◯書店の店番だった。クローゼットを片付けていたら出てきたワンピースを久しぶりに着てみた。これに白いタートルを合わせるとなんかすごいガーリーだな…と、なんかこう、半ばコスプレのような気持ちで出かけた。  黒いネル地のワンピースで、腰のところからふわっと広がっている。あんまりわたしっぽくない格好なんだけど、店番で顔を合わせるのは通りすがりのようなお客さんばかりだし、なんかこういうワンピはお店屋さんぽさがあっていいかなーと思った。お店屋さんぽさって、べつにばかにしているわけではなくて、なんていうのかな…自分の中にあるイメージみたいなもの。を、上手になぞれるとなんかうれしい。仮装、擬態、ごっこ遊び…か?  ちょっと肌の調子もよくなくて、あんまり化粧しない方がよさそうな日だった。気に入る顔にならないなら自分ぽくない服装をしてみるのも面白いんじゃないかなーと思った。で、せっかくなのであたまにカチューシャもつけてみたんだけど、電車に乗っているうちにあたまが締めつけられるような感じがあり外した。  ほぼ通りすがりのようなお客さんばかりと思っていたら、運営のりれたさんがいらしていてなんだか気恥ずかしい。べつに何もつっこまれないしものすごく突飛な格好をしているというわけでもないんだけど勝手に(そもそもわたしっぽくないというのも、自分でそう思うというだけで、他人から見たらたぶんふだんと変わりない)。そしてたまたまなんだけど、「初めまして、オカワダアキナといいます」みたいなあいさつする機会も多い日だった。  ○○書店の向かいのギャラリーで企画が始まるそうで、ちょっとあいさつに行った。作品の展示と販売があって、デザインフェスタみたいな感じ。この日は内覧会で、翌日からオープンとのこと。わたしはたまたま今日店番に入ってたってだけなんだけど、りれたさんにお声がけいただいたのでオープニングパーティー的なところにのこのこ出かけて行き、図々しくもビールをもらった。瓶のビール。カールスバーグだったかハートランドだったか思い出せない。ハイネケンではなかった気がする。緑の瓶だったのは確か。こういうのってぜんぜん酔っぱらわないんだけどなんでだろう(酒に強いわけではない)。  小説を書いていますとかzineを作っていますとか自己紹介し、いやほんとだからなんなんだって感じでまじで展示となんも関係ないんだけど、堂々と挨拶しちゃうと一応は名乗りとして成立してしまうので面白かった。小説の装画をお願いできる方を探していて…というような話をしてみたり。いやこれはべつに建前ってわけではなくて、ほんとにそういった気持ちはあるので、まあ来年の予定なんてぜんぜんまだなんだけども、そういう話をするのは楽しい。そういう話をしている自分がなんか面白いなーみたいなのもあった。これも擬態かもしれない。わからない。  まだ書き始めたばかりでなんにも目処はたっていないけど、体の大きな女性の話を書いていて、そうしたらたまたまお話した方がふくよかな体型の人物を描いているという方で、なんかすごい偶然でうれしくなった。前田豆コさん。もうちょっと具体的な話をできたらよかったんだけどほんとにまだ書き始めでなにもしゃべれることがなかった。そしてこういう日に限って自分ぽくない服装をしているし、化粧もちゃんとしていないしで(世間的にというよりは自分の満足度として)、しくじったなーと思った。カチューシャはずしといたのはよかったと思った。  そしてビールを飲み終わって退散し、エレベーターを降りて地下鉄の入り口にさしかかったとき、あっ店に傘を忘れてきたな…と気づいたけどどうもめんどくさい気がしてそのまま帰った。まだ改札は通ってなかったし、エレベーターですぐだから取りに戻ってもたぶん2、3分の話なんだけど、どうにもおっくうだった。傘を置き忘れたときってすぐ気づく。置き忘れた場所から離れたとたんにあっと思い出し、それなら引き返せばいいのにもういいやと思ってしまう。  これもう半年くらい前になっちゃうけど、つまずく本屋ホォルさん(深澤さん)と草加をうろうろしたときもそうで、途中立ち寄った店に傘を忘れてきたなあと、出てすぐ「あっ」と思ったけどめんどくさくて取りに行かなかった。言い出しにくかったというわけではなくて、まあいっかとなってしまった。わたしの中にある慣性の法則というか、いったん歩き出すと戻れない。なんであれ動き出したらまっすぐびゅーっといきたい。たぶんこういうところにわたしの人生のしくじりや弱点が詰まっている…とおおげさな言い方をしたくなり、たぶん帰りの千代田線が空いていて物思いにふけりやすかった。座れはしなかったけど。チョン・ミョングァンの「鯨」をちょっと読み進めたが、本が分厚いため片手で開いていたら指が痛くなり、途中であきらめた。  で、ツイッターを眺めたら、谷賢一の性的暴行の件について柳美里氏がツイートしていて、思わずリツイートした。ちょっと涙が出た。こうやってちゃんと言及してくれる人、とくに著名人がはっきり言ってくれるということ。この件についてはわたしはなんも関係ないんだけどほっとする気持ちがあった。  演劇周辺が性暴力まみれという話は、昔からみんな知っていたはずだろう。いろんな人の名前が出るたび「知ってた〜〜」って感じでしょ。何かあっても「あー○○さん女の子好きだもんね」「遊ばれちゃったね」って流されちゃいがちでしょ。関わりのある人はみんな知ってただろ。知らなかったはずないだろ。それで演劇の場を離れざるを得なかった女性がおおぜいいた(いる)こと、あんたらみんな知ってるだろ。発言力のある人、声を遠くに届ける力や手段を持った人たち、どうにかもうちょっとなんか言ってほしい。良心とか誇りを信じたい。というようなことをツイートしたら気分が悪くなり、夜遅くなってから吐いた。
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 23日。赤澤玉奈さんの展示を見に行った。北千住BUoY。北千住の駅から線路沿いに飲み屋街の脇を歩いて、途中ちょっと狭い住宅地に入りなんとなーく歩いていくと(目印とかなにもないんだけど素直に歩くと)墨堤通りに出て、すぐ見つかる店。地下ではちょうど演劇をやっていた。フォローしている黒澤多生さんが出演されていて、観に行きたかったんだけど、ちょっと疲労が溜まっていたのでやめておいた(風邪をひきそうな予感があった)。展示は2階のカフェ。  赤澤さんはBALMアンソロジーにご参加いただいた方で、詩と絵の展示。『波が吹いて森が引いていく』というタイトル。詩の朗読がよかった。BUoYは廃墟をリノベーションしたスペースで、2階は元ボウリング場、地下は元銭湯。がらんとした空間の壁に絵が並んでいて、ヘッドホンで朗読を聴いた。テキストを目で読むのと、人の声で聴くのと、受ける印象がちがう。目で読むときわたしはかなり読み落としているような気もした。ヘッドホンの向こうにカフェのBGMや人の話し声が聞こえてくるのもよかった。コーヒーを飲みながらえもに手紙を書いた。書くものを忘れたのでお店でペンを借りた。  『体の中から手に持てる石』という、その場で赤澤さんが石に絵を描くという企画があり、お願いした。こちらが好きな石を一つ選んで不安や悩みを語り、聞いた話をもとに赤澤さんがドローイングする…というもの。「不安や悩みを手に持って取り扱うことができるようになるような体験を目指します」とのことで、「抜いた虫歯を見るときのようにそれぞれの痛みを客観視し、」というキャプションに惹かれた。赤澤さんの「〜のように」という比喩は、詩や散文のときでもそうだなあと思うんだけど、さりげなく指差すような絶妙さがあって素敵だと思う。突拍子もないような喩えではないけど、そのように言われて初めてすとんと落ちるような、頭の上の枝にあるちょうどいい重さの果物をもいで差し出してくれたような…と、やってみようとするとなかなか上手くいかない。だから赤澤さんの「〜のように」はほんとにいいなあと思う。  悩みを話すというのがパッと出てこなくて、ものすごく卑近な話をしてしまった。口に出して話すうちに、その件それ自体とはちょっとちがうところに問題があるのかもと思い至り…というところまで丸ごと話してしまったので、ほんとにわけのわからない話になってしまった。詳しいなかみはひみつ。わたしのしゃべったことはなんだかよくわからん話になってしまったけど、それを最後まで聞いてくださり、すごくほっとした。ちょうどきのう、りれたさんからブックセラピーという人から悩みを聞いて選書するという企画に誘われ、わたしのような性格が歪んでいる意地悪な人にはとてもできないんじゃないかと、きのうもそうは言ったけども、改めて思った。  握りやすい、ちょっと砂の感触もある石で、すごく絶妙な絵、形を描いてもらえた。ああそうだったと思うような、さっきの比喩の話と同様、すとんと落ちる感じ。むかし読んだ吉本ばななの「血と水」だったかな、主人公の恋人が、木とか石とかでお守りを作る男の人…という話があって、それを思い出した。なんともいえない形だけど、相手の心になじむ形を彼はどこからかすっと取り出してきてなんでもないことのように差し出す…みたいな感じの話だった。たしか。
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 石はポッケに入れて帰った。ポッケの中で何度も握り、左手で握ると石のへこみのところにちょうど中指がひっかかり、石はわたしの体温で温かくなった。ポッケの中にはワイヤレスイヤホンのケースも入れていて、そういえばこのケースは歯医者で抜いた歯を持ち帰り保管しておくケースに似ているな…と思った。わたし自身は歯を抜いたことはないんだけど。ルミネの靴下屋と無印に寄り、タイツの中に履く用の五本指つま先靴下・安いノート・レトルトのコムタンを買った。  最寄駅に着いたら、ケーキの箱を抱えて歩く人や、でかい紙袋をいくつも提げた人、サンタの格好でケーキやチキンを売る人など、めちゃめちゃ「いつかのメリークリスマス」な風景だ…と思った。毎年ちゃんとクリスマスの雰囲気、年末の雰囲気になるのが不思議。夜空の感じとか。夏はもっと羊羹っぽいのが、冬はさらっとしている。これ伝わるかわかんないけど。  家に帰って夕飯の支度をしていたら、リビングの電灯が切れてしまった。脚立にのぼらないと替えられないし家にストックもない。すぐ近くのドンキで売ってるとは思うんだけど型番も大きさもなんもわからん…調べるのもめんどくさい…。暗い部屋でもそもそ食べた。好きなアイドルの配信やMリーグの中継を見ながらで、スマホの明かりの眩しさが今度は「JAM」みたいだな…と思った。イエモンのJAM。  JAMの歌詞の好きなところは、最初のサビの「素敵なものがほしいけどあんまり売ってないから好きな歌を歌う」のすぐあとに二番のAメロ「キラキラと輝く大地で君と抱き合いたい」ってくるとこ! あんまり売ってない→キラキラ、の流れ、そしてそのあとに「この世界に真っ赤なジャムを塗って」とタイトル回収…がほんともうキマりすぎてるだろ〜とむかし友だちと語った。古い歌を思い出すと友だちのことも思い出される。
 24日。きのうおとといの日記を書いた。展示の流れで書きそびれたけど、「イサド住み」の感想をいただいてすごくうれしかった。毎度うまくお返事できなくてお恥ずかしいんだけど、ほんとにとても励まされています。そしておととい、○○書店で小説の成り立ちのようなことについて尋ねられ、うまく受け答えできなかった。もっかい脳内反省会をやった。  夜はクリスマスだからビーフシチューを作って、スーパーで買ってきたチキンと。チキンといっても竜田揚げなんだけど。骨なしチキンとシールが貼られていてなんか罵倒っぽいな…と思ってちょっと笑った。骨なしチキン野郎。  大根とホタテ缶のサラダ。千切り大根を塩で揉んで水気を搾り、ホタテの水煮缶と和える。マヨネーズと粗挽き胡椒。これを作るとクリスマスとか年末っぽいなあと思う。実家の母がたまに作った。たぶんお歳暮でもらう缶詰を活用したメニューで、だから年末っぽいのだろうと思うんだけど、我が家はだれからもお歳暮はもらわないのでわざわざホタテ缶を買っている。  ビーフシチューにセロリを入れ、余った葉っぱを何かに使いたいなあとレシピを検索し、セロリコスパゲッティと名付けられた、要するにバジリコスパゲッティを細かく刻んだセロリの葉で代用したもの…を作ってみた。付け合わせっぽくしたかったのでペンネ。なかなかうまくいった。セロリが好きな人は好きだと思う。わたしはかなり好きだと思った。  切れた電気はまだ替えてなくて(めんどくさくて…)、卓上ランプを天井に向けて間接照明みたいにしている。けっこういい感じだと思うことにする。ホテルの明かりっぽくもある。『シンプル・メン』という映画(監督:ハル・ハートリー)を配信で観て、途中まで観たところでちょっと疲れたので、本を読んだり小説を書いたりした。
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mori-mori-chan · 1 year
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京都に行ってきました
20年来の付き合いのある友人と往復3,000円の格安弾丸旅行です。7:41発の近鉄電車で片道4時間かけてGO!
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行きは体感1時間だったのですがまぁ爆睡してたんで……余りにも爆睡しすぎて大和八木駅で目がバリバリになりコンタクトが瞼からドロップしかけました。
なんせ移動が往復8時間ですので滞在時間がかなり限られているわけで、今回は友人によるプランニングの元行く場所を嵐山のみに絞り、コンパクトかつタイトに攻めました。
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嵐山駅周辺の模様です。1両のみの嵐電が目の前を颯爽と駆け抜けていき、感動しました。
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渡月橋綺麗でした~!水辺は気持ちいいですね!
道中に着物レンタルのお店が多々あるためか、観光地は今時のオサレな和服BOYと和服GIRLが大勢いました。
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今回の旅の最大の目的地、『みっふぃー桜きっちん 嵐山店』です。ドケチワイ、はしゃぎすぎて色々買い込んでしまいました。テヘッ
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「竹林の小径」を抜けたその先にある、ひっそりとした佇まいの御髪神社……私が今回の度で最も行きたかった場所です。櫛やハサミをモチーフにしたお守りが実にキュートでした。
「髪は神也」はけだし名言
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御髪神社から戻る途中で立ち寄った野宮(ののみや)神社は源氏物語にも出てきた場所だそうで……外国人の人力車の車夫の方がいて驚きましたが、海外からの観光客も爆増してますしそらそうよって話ですよね。
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更に駅寄りに引き返した場所にある天龍寺の北口から中へ。帰りによればいいかと行きはスルーしたこちらのお寺はなんと世界遺産でございます。切符確保からプランニング等一切を友人にやってもらっていたので、せめて入園料くらいは!と出させていただきました。なんか……有能な人ってすごいですよね……(カスの感想やめろ)。
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自然豊かで落ち着く空間でした。せせらぎには度々蛙がいて、何ともかわいかったです。
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荷物を重たくしたくない故にカメラは持たず、撮影は全てiPhoneで行ったのですがまぁ悪くはないですね。でもやっぱりボケが微妙な気はします。
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帰りはASTY京都内の星野珈琲店で食事を済ませました。限定メニューもしっかり味わいました!!何気にお昼を食べ逃していた上に食べ歩きも出来なかったのが辛かったです……笑。よーじやカフェ、テイクアウト20分待ちって何(テイクアウトで20分待ちですよ???)?
帰りは友人の会社への愚痴等を聞きながらまったり帰りました。ここ最近旅行らしい旅行をしていなかったので、今回の小旅行は大変楽しかったです。また、乗り放題切符の有効性を体感できたので機会があればどんどん使っていきたいです。
旅してェ~!!!
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kennak · 1 year
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今回の雇止めによって、会計年度任用制度には、もうひとつ、とんでもないデメリットが潜んでいることも判明した。  それが会計年度任用職員を退職した後、雇用保険が1円ももらえなくなるリスクである。  2020年4月からフルタイム勤務となった会計年度任用職員は、一般の公務員と同じ「退職手当」の支給対象となった(適用は半年後の10月1日から)。公務員は、雇用保険に加入しない代わりに、退職した際の退職手当が支給されるようになっている。  よって、フルタイム勤務者は、会計年度任用された時点で雇用保険を脱退することになるのだが、そのことに関する理解が決定的に不足していた。その結果、雇用保険がもらえると思って退職したら、もらえないことに気づくことになりかねない。  今回のケースでは、雇止め時点では、雇用保険を脱退してすでに3年経過しているため、退職後に失業手当の受給資格はない。失業手当が支給されるのは離職後1年間のみだからだ。  Yさんのように22年間も勤務してきた人なら、会社都合退職として240日分失業手当が支給されるはずだが、その権利がいつのまにか消えてなくなっていたのだ。  一方、公務員の退職手当については、一定の身分保障のもとで理論的には、雇用保険に加入していたらもらえる失業手当以上の条件が適用されるはずであるが、Yさんが加入している埼玉県の共済の場合、会計年度任用として採用されて以降の3年間のみを対象に算定されるため、雇用保険よりも極端に手取り額が少なくなってしまうのだ。  Yさんがもらえる退職手当は、雇用保険にそのまま加入していれば受給できる総額としてハローワークが試算してくれた金額の半額以下になるという。  そのような不都合が生じることは誰も想定しておらず、Yさんがハローワークに相談して初めてわかった。筆者も東京労働局に問い合わせてみたところ、「これまでにそのような事例は、一件も把握していない」とのことだった。  ちなみに、パートタイトムの会計年度任用ならば、雇用保険にそのまま加入し続けることになるため、このような不都合が生じることはないとされている。 自治労連・埼玉本部作成 ベテランスタッフを雇止めしたことで生じたデメリット  3時間の予備交渉を2回経て行われた団体交渉では、Yさんたちの雇止めを撤回させることはできなかった。都合9時間の交渉でも、市教委は頑なな姿勢を崩さなかったのだ。  退職後に雇用保険すらロクにもらえないことを知ったYさんは、仕方なく、4月からは他の仕事に就いたが、その結果、司書という仕事を奪われただけでなく、収入は3分の1に激減した。  雇止めを通告された後、精神的ショックで体調を崩したYさんは、2月に産業医からドクターストップがかかったにもかかわらず、狭山市の会計年度任用職員は病休も無給になるため、生活への不安から、医師からの報告は経過観察にとどめてもらったという。任期まで残りの期間、外部と約束していていた出前授業や講師の仕事を放りだすわけにはいかず、最後までこなしたという。  一方で、Yさんたちベテラン職員がいなくなった図書館は、公募の結果、市外からも多数応募があり、司書も含めて必要な人員は確保されたという。それは、全国的にも珍しいフルタイム勤務できる職だったからだ。  司書の募集は、専業主婦が家計補助的に従事することが想定されているためなのか、週3~4日、短時間勤務する募集が圧倒的に多い。時給もほぼ最低賃金なのが世間の通り相場だ。そうしたなか狭山市の募集は、フルタイムの週5日勤務で月給22万円という、図書館の募集では珍しく好条件だったため、市内外からの応募が殺到したのだという。  だが、その好条件は、何もせずに与えられたものではなかった。 「月給22万円は、3年前に私たちが市当局と交渉してようやく勝ち取ったものなんです。それまで17年間は最低賃金上昇時に少しづつ上がりながらも、週5日勤務で手取り14~15万円で、任用の最初のころは交通費すら出なかったんです。その頃は半休も忌引もない。もちろん退職金もない。なのに60歳定年。それをひとつずつ交渉で改善してもらって、ようやく勝ちとったものだったんです」  このように語るYさんの言葉には、自然と悔しさが滲み出る。  図書館は人手さえ集まればつつがなく運営できるわけではない。実際に、ベテランの司書がいなくなったことで、現場は大混乱した。おまけに今回の公募にかかわった館長をはじめたとした正規職員4名もゴッソリ入れ替えされたため、新任の職員は、図書館の経験不足。通常業務にも支障をきたしかねない状況だったのは想像にかたくない。  今回の雇止めによる、市民にとっての大きな損失は、それまでベテランの司書がコツコツと積み上げてきた、子どもたちへの読書支援サービスが大きく棄損されたことだろう。 「児童奉仕は、10年くらい続けないと見通しが立たない、完全な専門職なんです。数年で入れ替わる正規職員だけでは担えない部分を、われわれが引き受けてきたんです」(Yさん)  地元の小中学校や保護者と連携した各種イベントだけでなく、図書館ボランティアの研修、学童指導員の研修、家庭教育学級の講師なども引き受けてきたという。 「ここ数年、子どもたちが本を読めなくなっていることを、現場の皮膚感覚で感じていました。多くの児童が、物語の本を読めなくなっています。これは深刻な事態だと思い、コロナ禍に入る直前、家庭教育学級で保護者の方へ、司書の立場から直接お話しさせてもらう機会を増やしたいと図書館長に訴えました。そして今年2月にようやく実現し、手ごたえを感じました。また、地域で子どもと本をつなぐ担い手になる人材の育成に、長年取り組んできたんです。それが3月末でできなくなりました。読み聞かせの講師も16年間続けてきましたが、それも今年で終わりました」  こうしたベテラン司書による地元に密着した図書館のサービスの成果は、目に見えないだけに、市長や行政サイドが教育や文化の育成に著しく無理解だと、いとも簡単に切られてしまう。狭山市教委のようにベテランの雇止めが行われると、図書館の児童サービスの質が落ちてしまっていることすら市民は気づかない。  その意味で、会計年度任用制度による理不尽な雇止めによる最大の被害者は、せっかく長年積み上げてきた図書館の児童サービスの体制が大きく後退した市民ではないのか。 公共施設で非正規公務員が増えた背景  自治労連・埼玉本部の書記長は、非正規公務員が増えた背景について、こう解説する。 「本来、正規職員が市民サービスの基幹業務を担い、季節的・臨時的・補助的に助っ人が必要な部分のみ、非正規スタッフが担うものとされてきました。たとえば、確定申告シーズンのみ混雑する窓口対応や煩雑な事務作業をサポートするのが、本来の非正規スタッフです。  それがいつのまにか、基幹業務をも非正規の職員が担うようになりました。恒常的な業務のために、業務そのものが期間限定とはいかないのに、無理やり短期雇用を反復的に��り返す脱法的な運用が当たり前のように行われることになったんです」。  その結果、69万人まで膨れ上がった非正規公務員に関する法規制は、いびつな状態に据え置かれ、ときには直営の公共施設スタッフのほうが民間よりもブラックではないかと指摘されるほど、深刻な事態に見舞われている。  かつて「役所の仕事なら、非正規でも、待遇は悪くなく、民間みたいに違法行為を平気で犯すことがないので安心」と思われてきたが、会計年度任用制度が導入されて以来、その常識は通用しなくなっている。  Yさんのように、もし民間企業で有期雇用を何度も繰り返した場合、労働者側に、今年も契約が更新されるものと期待する権利(期待権)が生じるとされて、契約更新にあたっては、正社員と同じく正当な理由がなければ解雇は無効とされる(労働契約法19条)。  また、5年勤務すれば、無期雇用への転換を申し込むことができる(労働契約法第18条)。いずれも強力な法規制のため、もし民間ならば、訴訟を提起すれば、かなり高い確率で労働者サイドが勝つだろう。  しかし、「任用」とされる公務員は、そうした労働法が適用されないのだ(ただし損害賠償を自治体に請求する訴訟は可能で、それが認められた判決もある)。  会計年度任用は、最初から1年ごとの契約であることを承知のうえで応募しているはずなのに、切られたからといって文句を言うほうがおかしいという意見がSNSで流れているが、おかしいどころか、もし民間企業でYさんのように22年も反復継続されていたなら、労働契約法違反として、裁判所は雇止めを無効とする判決を下すような事案である。  公務員は、もともと民間よりも手厚い待遇が得られるという前提のもとに、「任用」は労働法が適用されないとされてきた。その前提条件が大きく崩れてしまった以上、非正規公務員の待遇が見直されない限り、住民サービスの劣化は止まらないだろう。  ベテラン司書を切った狭山市の視野にあるのは、老朽化した図書館の建て替えではないかと囁かれている。将来的に、おしゃれなカフェと子供向けの絵本が大量に取り揃えられた素晴らしいハコモノができるかもしれないが、その運営も民間に丸投げすれば、Yさんたちベテラン司書が時間をかけて培ってきた、児童サービスのソフト面での中身が問われることはまずなく、空虚な賑わい創出だけをありがたがる風潮がますます蔓延するだろう。  2022年に東京・杉並区長に当選した岸本聡子氏は、「区立施設と区の職員はコストではなく、財産です」と述べて、多くの市民から喝采を浴びた。  コスト削減と運営の効率化が急務とされ、公務を担うスタッフの非正規化が急速に進められてきたなかで、目に見えない市民サービスがどれだけ劣化したのかを、われわれは知るすべを持たなかったが、会計年度任用制度というおかしな制度が、改めてそのことを、われわれに知らしめてくれているといえるのではないだろうか。 (文=日向咲嗣/ジャーナリスト)
狭山市、図書館職員を大量解雇…22年勤務のベテラン司書を雇止め、雇用保険も不支給の恐れ | ビジネスジャーナル
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europiumoon · 2 years
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gm
遅れるなんてもっての外のローカル線が遅延した。私は遅刻確定で20分遅れた電車の中で上司に連絡をした。遅刻となってしまえば心に謎の余裕が出来るわけで先週末の話でも。
金曜に本部会議の中で新入社員として参加した。その中で自分達の抱える課題、解決について話し流れで懇親会に参加した。前日参加したバブ曰く宿泊だってばれると帰らせてもらえなくなるぞ、と言われてたのでこのローカル線の終電に乗れる時間に合わせてホテルに逃げたところ他の参加した1-2年目にバレた。多分同じ部屋に泊まる予定だった彼女が言ってしまったんだと思う。あーあ、と思いつつ彼女の帰りをバブの通話と夢現を繰り返してると帰ってきて加えて1年目の同期2人で朝4時近くまで飲むことになった。4時に寝て8時に起きて、彼女とランチを食べ丸の内ら辺を散策し私は高円寺にて久しぶりに将校に会った。いつぶりなんかにゃ~~~って思ってamazonphotoを探してたんだけどおでんが見つからず、メッセージを遡って見てみた。2年前の10月末。投稿にもあった。過去を遡るとこう…なんか…しかも2年前でしょ…?恥ずかしいなんのなんので…。2年前は藍色の服で鞄も藍色。今回は灰色と青い鞄だった。彼が指定してくれたカフェにて飲酒。久しぶりに楽しく飲んだ。たまに(頻度良く)ばぶの相談をしていたので9割9分それについて話した。「ろみは恋愛しやすいよね」と言われ、そうだよなあと自分でも認知していたし、なんやかんや恋愛なんて人を好きになるなんてって、この会っていない2年間で彼氏が何人変わって何人とまぐわって何人に恋したんだろうね、へへ。気まぐれで気分屋であざとい女が今では、バブにめちゃくちゃ振り回されてヘトヘト。今週末に迫るバブ生誕祭も計画が立てられてなくてあたふた。これが陽キャと陰キャの差よ。。。彼の近況を聞いてばぶが待つ茨城まで帰った。帰ってきたらばぶがいなくて腹立たしくなった。自転車のチェーンが外れた、と黒く手を染めたばぶが滑稽だったけど、性欲を満たしたいがためにいつものホテル、が満杯で笑った。後からついてきていたカップルに対しバブが「空いてないみたいっすよ」と教えていた。原液を舐めながらの別のホテルまでタクシーに乗って行ったので土夜から日曜日は無駄にした。性は楽しめたけど。私は翌日も会いたいというバブを置いて家に帰った。月曜日も6時間起きてたかどうかってくらい爆睡し頻度良くくるバブの電話に対応していた。
同棲なんてやめた方がいい、と言われてる中でバブの私への愛を少なからず知ってしまうと辞めましょうなんて言えず寧ろ絶対しよう、に流されている。同棲はしなくても不便さのせいで一人暮らしはしようと思っての中での話だから、んねぇ…。まだ彼に何をあげてどんな風に過ごしていいかわからない。イベントが多すぎて金がないって話を泣きながらしたら「別れたら無くなるよ?」と言われた。なんやねん。
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tokyomariegold · 5 months
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2023/12/23
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12月23日 どうしてこうなってしまっているのだろう、と生活に悩んでいる日々だったけれど、それに追われつつ、朝30リットル3袋分のいらないものを捨てて家を出かけて、結果クリスマス浮き足だって帰ってきている。
tealでその後会う友人と明後日会う予定の友人へチョコバーとギモーヴを買った。 ギモーヴ、ある時とない時がある!ギモーヴを教えてくれた友人へいつか渡したいとずっと思っている。 クリスマスなのでケーキの受け渡しで忙しそうで、カフェコーナーはお休み中だった。 待ち合わせまで時間があったので日本橋をお散歩。道のマリーゴールドは全部パンジーに変わっていた。
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清澄白河で友人と待ち合わせをして、てらおかさんの展示を鑑賞。足を踏み入れたら崩れてしまいそうな小屋みたいなギャラリーだった。 その後お茶をしたカフェも素敵で、道中も、あれ?こんなお店が、と何年も訪れているのに未だに発見が多い街(いつも駅から美術館の往復しかしないのでデイリーヤマザキとかかしくらいしか見かけない)。
カフェで生活の話やアートブックフェアに行ったお話を聞かせてもらった。そして沖縄のお土産にお皿をいただく。お香受けにちょうど良さそうなので、割らない自信を持てるくらい落ち着いた生活をできる日が来たら使おうと思う。
とにかくたくさん喋ってしまってここに書くことがない!(ありがたくて良いことです。たぶん。)
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そこから何となく彼女と一緒にみることを定例にしたいと思っている、国際フォーラムの干支ツリーを見に行った。 来年の干支のぬいぐるみがツリーになってクリスマスからお正月にかけて展示されている。 辰ってどんな感じかね?と話しながら、ベトナムの干支のラインナップを調べながらツリーまで地下を歩いた。(ベトナムの干支は兎ではなく猫、丑は水牛、亥は豚、とのこと。)
丸の内のイルミネーションを眺めながら東京まで歩き別れた。
やっぱり今年はイベント毎になると人が多い。 夏祭りの時同様に、みんな楽しそうでよかったね、という気持ち。
一先ず年賀状の宛名は書き終えたし、するべき掃除はしているので後は写真を撮ったり日記を更新したりしたい。 朝の掃除に疲れて家を出て電車に乗ったら、毎朝出勤で同じバスになる(電車も多分同じ)、密かに推している方が電車にいて、今日はいつもより小さいカバンを手に耳には大きめのイヤリングをつけていた。
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