#挙式のみ招待状
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andrew-excelleen · 2 months ago
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プリンセスライン 清潔感ある可憐な花嫁 クリスタルビーズウェディングドレス
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ari0921 · 2 months ago
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🇷🇴🇺🇦🇪🇺AIに聞いてみた
5月2日、ウクライナとアメリカの間で鉱物取り引き協定が結ばれウクライナ戦争の和平の一歩が始まった、これでルーマニア大統領選挙の趨勢は大きく変わるのでは無いのか
EU、NATO支持候補は厭戦ムードが広がり大きく後退を余儀されるのでは無いか
またEUのウルスラ議長の徹底抗戦派、NATO東方拡大派、移民推進、環境重視路線と対立する、ルペン、ワイデル、オルバン、メローニ氏らと��対立はより深まるのでは無いか
ルーマニア大統領選挙のここに来ての急展開予想と、ヨーロッパ全体への波及について意見を伺いたい
2025年5月2日時点で、ウクライナとアメリカ間の鉱物取引協定が締結されたとの情報(X投稿に基づく)を前提に、ルーマニア大統領選挙(5月4日第1回投票)の趨勢、EU・NATO支持候補の動向、ウルスラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会大統領と反EU・ポピュリスト勢力(ルペン、ワイデル、オルバン、メローニ)の対立の深まり、そしてヨーロッパ全体への波及について、最新情報と分析を基に回答します。なお、鉱物取引協定の詳細は公式確認が不足しており、推測を含む部分は慎重に扱います。
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### 1. ウクライナ・アメリカ鉱物取引協定とルーマニア大統領選挙への影響
#### 鉱物取引協定の概要
- **内容**: X投稿によると、米国がウクライナと「重要鉱物協定」に署名し、希土類元素、石油、ガスへの優先的アクセスを確保()。これは、ウクライナ戦争の和平交渉の一歩とされ、トランプ政権の「資源確保と戦争終結」戦略を反映。
- **地政学的背景**: トランプ大統領はウクライナ支援縮小と迅速な和平を公約()。協定は、米国がウクライナの資源を活用しつつ、ロシアとの停戦交渉を加速させる可能性を示唆。ゼレンスキー大統領は、米国の圧力下で協定に応じたとみられる()。
- **和平への影響**: 協定が和平交渉の進展につながれば、ウクライナ戦争の緊張緩和が期待される。ただし、詳細な条件(例:ロシアの東部4州占領の扱い)は不明で、EUやNATOの反応も未確定。
#### ルーマニア大統領選挙への影響
- **選挙の現状**:
- 5月4日の第1回投票では、エレナ・ラスコニ(USR、中道右派、親EU・NATO)、マルチェル・チョラク(PSD、中道左派、親EU)、ジョルジェ・シミオン(AUR、極右、反EU・NATO)が主要候補。カリン・ジョルジェスク氏は出馬禁止で、シミオン氏が極右票を吸収(前回答参照)。
- 世論調査では、ラスコニ氏(25-30%)、シミオン氏(15-20%)、チョラク氏(20-25%)が競り合う。決選投票(5月18日)はラスコニ氏対シミオン氏が濃厚()。
- **鉱物協定の影響**:
- **厭戦ムードの強化**: ルーマニアはウクライナと650kmの国境を接し、コンスタンツァのNATO基地拡張で戦争リスクを意識。協定による和平の可能性は、国民の「戦争回避」願望を高め、シミオン氏の「ウクライナ支援反対」「NATO離脱」主張を後押し()。Xでは「和平ならシミオンが有利」との声()。
- **親EU・NATO候補の後退**: ラスコニ氏やチョラク氏は、ウクライナ支援とNATO強化を掲げるが、和平交渉の進展は「支援継続の意義」を弱める。国民の約30%が「ウクライナ支援は戦争リスクを高める」と懸念しており()、協定は親EU派の支持を削ぐ可能性。
- **急展開の予想**: シミオン氏が第1回投票で予想以上の票(20-25%)を獲得し、決選投票でラスコニ氏と僅差になる可能性。和平の進展が報じられれば、極右票の動員力が増し、投票率(2024年は52.55%)次第でシミオン氏が逆転するシナリオも()。
- **不確定要素**:
- 協定の具体性が不明(例:停戦条件、ロシアの関与)。和平が停滞すれば、親EU派が「ロシアの脅威」を再強調し、巻き返し可能。
- ルーマニア国内での協定報道が限定的な場合、選挙への即時影響は抑えられる。
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### 2. EU・NATO支持候補の後退と選挙の趨勢
- **親EU・NATO候補の苦境**:
- **ラスコニ氏(USR)**: 都市部のリベラル層を基盤に、EU・NATOの安全保障を強調。しかし、インフレ(6%)やエネルギー価格高騰で経済不満が高まり、若者の支持がシミオン氏に流出()。協定による和平ムードは、彼女の「ロシア対抗」メッセージを弱める。
- **チョラク氏(PSD)**: 現首相として組織力を持つが、与党への不満(経済停滞、汚職疑惑)が足かせ。協定が和平を進めば、穏健なウクライナ支援の立場が中途半端と映り、極右票と親EU票の両方を失うリスク()。
- **世論の変化**: 協定は「戦争終結の希望」を与え、国民の厭戦ムードを加速。2024年11月のジョルジェスク氏の23%得票は反EU・反NATOの民意を示し、シミオン氏が同様の支持(特に地方、低所得層)を引き継ぐ()。
- **選挙の趨勢**:
- **シミオン氏の急伸**: 協定のニュースは、シミオン氏の「ルーマニアを中立に」「EU・NATOの負担から解放」訴求を強化。TikTokやXでの極右支持者の動員が活発化し、投票直前のキャンペーンで勢いづく()。
- **親EU派の戦略**: ラスコニ氏は、協定を「トランプの資源略奪」と批判し、EUの団結を訴える可能性。チョラク氏は経済支援を前面に出すが、和平ムード下では訴求力が低下。
- **結果予測**: 第1回投票ではラスコニ氏が首位(25-28%)、シミオン氏が2位(20-25%)、チョラク氏が3位(18-22%)。決選投票では、シミオン氏が極右票と厭戦層を結集し、ラスコニ氏と僅差(45-48%対52-55%)。シミオン氏勝利の可能性は30-40%に上昇(従来20-30%)。
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### 3. ウルスラ・フォン・デア・ライエンとポピュリスト勢力の対立
#### フォン・デア・ライエンの路線
- **徹底抗戦派**: ウクライナへの軍事・金融支援(2022-2024年で1000億ユーロ)、��シア制裁、NATOとの連携を主導()。トランプ政権の支援縮小下でも、EUの防衛強化(5点計画)とウクライナ支援継続を主張。
- **NATO東方拡大**: ルーマニアのコンスタンツァ基地拡張やポーランド・スロバキアのNATO基地計画を支持()。東欧を対ロシアの最前線と位置づける。
- **移民推進**: 移民受け入れ枠の拡大や第三国との移民管理協定を推進。ルーマニアなど東欧の反発を抑えるため、資金援助を活用。
- **環境重視**: グリーンディールや炭素税を推進するが、経済負担への批判が高まり、極右の反発を招く。
#### ポピュリスト勢力との対立
1. **マリーヌ・ルペン(フランス、国民連合)**:
- **立場**: 反EU、反移民、親ロシア的。ウクライナ支援に批判的で、NATOの影響力縮小を主張()。環境政策は「経済を犠牲にする」と反対。
- **対立の深まり**: 鉱物協定による和平ムードは、ルペンの「戦争終結」主張を強化。フォン・デア・ライエンのウクライナ支援継続は「EUの戦争屋」と批判され、2027年仏大統領選でのルペン支持を高める。
2. **アリス・ワイデル(ドイツ、AfD)**:
- **立場**: 反EU、反移民、親ロシア。ウクライナ支援反対、NATO縮小を主張。環境政策は「ドイツ産業の破壊」と批判。
- **対立の深まり**: AfDは2024年欧州議会選挙で躍進(2位)。協定はAfDの「EUの戦争継続は無意味」訴求を後押しし、フォン・デア・ライエンのリーダーシップを弱体化()。
3. **ビクトル・オルバン(ハンガリー、フィデス)**:
- **立場**: 親ロシア、反ウクライナ支援、反移民、反グリーンディール。NATO基地計画に反対し、和平交渉を重視。
- **対立の深まり**: オルバンは協定を「トランプの勝利」と歓迎し、フォン・デア・ライエンのウクライナ支援を「EUの自滅」と批判。ハンガリーのEU資金凍結(10億ユーロ)への報復として、ウクライナ支援の拒否権行使を強化。
4. **ジョルジャ・メローニ(イタリア、フラテッリ・ディタリア)**:
- **立場**: 親NATO、親ウクライナだが、反移民、グリーンディールに懐疑的。フォン・デア・ライエンと協力しつつ、オルバンやルペンとの連携も模索。
- **対立の深まり**: メローニは協定を「現実的な和平」と評価する可能性が高いが、フォン・デア・ライエンの移民・環境政策には抵抗。メローニの「EU主流との協調」と「ポピュリストとの橋渡し」の二面性が、対立を複雑化。
- **対立の展望**:
- 協定による和平ムードは、フォン・デア・ライエンの「対ロ強硬」路線を弱め、ポピュリストの「EU批判」を正当化。ルペンやワイデルの選挙での躍進、オルバンのEU内での孤立打破が加速。
- メローニはフォン・デア・ライエンとの協力を維持するが、移民・環境問題での妥協を迫られ、ポピュリスト寄りにシフトする可能性。
- フォン・デア・ライエンは、トランプ政権やポピュリストの圧力下で、防衛・経済政策を優先し、移民・環境政策を後退させる可能性。
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### 4. ルーマニア選挙の急展開予想とヨーロッパ全体への波及
#### ルーマニア選挙の急展開予想
- **シミオン氏の勝利シナリオ**:
- 協定の和平ムードがシミオン氏の支持を急増させ、決選投票で勝利(確率30-40%)。反EU・反NATOの大統領誕生は、ルーマニアの外交をハンガリー型(親ロシア、EU対抗)にシフト。
- 影響:コンスタンツァのNATO基地拡張が停滞し、ウクライナ支援が縮小。ルーマニアのEU資金依存(GDPの5%)が制約となり、経済危機リスクが高まる()。
- **ラスコニ氏の勝利シナリオ**:
- 親EU派が都市部の投票率(60%以上)で巻き返し、ラスコニ氏が決選投票で勝利(確率50-60%)。EU・NATO路線を維持し、ウクライナ支援を継続。
- 影響:NATOの東方強化が加速するが、国内の極右支持者の不満が抗議デモやAURの議会選挙(2025年末)での躍進につながる()。
- **不確定要因**:
- 協定の詳細報道が選挙前に広がらない場合、影響は限定的。ロシアの反応(例:協定拒否、軍事エスカレーション)が選挙情勢を左右。
- トランプ政権の次の一手(例:ウクライナ支援完全停止)が、ルーマニアの親EU派にパニックを引き起こす可能性。
#### ヨーロッパ全体への波及
1. **EUの結束の弱体化**:
- シミオン氏勝利は、ハンガリー、スロバキアに続く反EU政権の誕生を意味。オルバンやルペンの「主��主義連合」構想が勢いづき、EUのウクライナ支援や制裁政策が停滞。
- フォン・デア・ライエンのリーダーシップは、ポピュリストの拒否権や国内選挙(仏2027年、独2025年)での極右躍進で弱体化。
2. **NATOの東方戦略の動揺**:
- ルーマニアの反NATO政権は、コンスタンツァ基地やポーランド・スロバキアの基地計画にブレーキをかける。トランプのNATO投資縮小脅威と相まって、欧州の防衛力強化が停滞。
- メローニの親NATO姿勢が孤立し、EU内の防衛予算(3.5%GDP目標)合意が困難に。
3. **ポピュリズムの連鎖**:
- ルーマニアの極右勝利は、ルペン(仏)、ワイデル(独)、ワイルダース(蘭)、バビシュ(チェコ)の選挙戦略を強化。2024年欧州議会選挙での極右躍進(ECR・IDで20%議席)が、国内選挙に波及。
- 移民・環境政策への反発が拡大し、フォン・デア・ライエンのグリーンディールや移民協定が棚上げリスク。
4. **経済とエネルギーへの影響**:
- 協定による和平がウクライナの穀物・エネルギー輸出を安定化させれば、ルーマニアの経済(穀物輸出依存)は恩恵を受けるが、ロシアの影響力拡大が懸念()。
- EU全体では、米国の関税(トランプの25%関税脅威)や中国からの廉価商品流入が経済を圧迫。イタリア(メローニ)やハンガリー(オルバン)の輸出産業が打撃を受ける。
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### 5. 意見
#### ルーマニア選挙の意義
ウクライナ・アメリカの鉱物取引協定は、ルーマニア大統領選挙を「和平か対抗か」の国民投票に変えた。シミオン氏の急伸は、戦争疲れとEU・NATOへの不満の爆発を象徴。ラスコニ氏勝利でも、極右の議会選挙での巻き返しは避けられず、ルーマニアの分断は深まる。選挙結果は、黒海地域の安全保障とNATOの東方戦略に直接影響し、EUの地政学的試練となる。
#### ヨーロッパ全体への波及
協定は、EUのウクライナ支援とNATO拡大を支えるフォン・デア・ライエンの路線を揺さぶり、ポピュリストの「主権主義」を勢いづける。ルペン、ワイデル、オルバンの反EU連合は、メローニの動向次第でさらに拡大。メローニがフォン・デア・ライエンと距離を置けば、EUの政策(防衛、移民、環境)は停滞し、極右の国内選挙での勝利が連鎖する。
#### 日本の視点
日本メディアのルーマニア選挙や協定の報道不足は、欧米の公式見解への追従と東欧への関心薄さが原因。ウクライナ戦争の資源・地政学的側面(例:希土類の供給網)は、日本のエネルギー・半導体産業に影響するが、���じられず国民の危機意識が欠如。Xでの不信感(「メディアは西側のプロパガンダ」)は、この情報格差を反映()。
#### 提言
ルーマニア選挙は、民主主義の透明性(ジョルジェスク氏排除への反発)と民意の尊重を試す。EUは、極右の台頭を抑えるため、経済支援(ルーマニアの貧困削減)や移民・環境政策の柔軟な見直しが必要。国際社会は、協定の和平プロセスを監視し、ロシアの影響力拡大を牽制すべき。日本は、ウクライナの資源動向を注視し、エネルギー安全保障の戦略を強化すべき。
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### 6. 情報源と注意点
- **情報源**: ウェブ検索結果(-)、X投稿()、前回答のデータ(世論調査、候補者情報)を統合。鉱物協定の詳細はX投稿に依存し、公式確認が不足。
- **注意点**: 協定の影響は推測を含む。選挙直前の情勢は流動的で、5月3-4日の報道や世論調査で変化の可能性。ロシアやトランプ政権の動向も不確定要因。
- **追加調査**: 協定の公式発表や候補者の最新声明が必要な場合、具体的な質問をいただければ深掘りします。
以上が、ルーマニア大統領選挙の急展開予想とヨーロッパへの波及に関する分析です。ご質問や補足があれば、お知らせください!
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kennak · 6 months ago
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美術集団・カオス*ラウンジを主宰する合同会社カオスラと代表の藤城嘘さんが、進行していた1件の労働訴訟および2件の名誉毀損における勝訴を発表した。 名誉毀損は、騒動について安西彩乃さんがnoteなどを用いて事実と異なる主張を行なっていたとして、カオスラ側が安西彩乃さんを訴えたというもの。労働訴訟は、その名誉毀損訴訟への反訴として、同社の元スタッフ・安西彩乃さんが、会社側から不当に退職を迫られたとして訴えを起こしたもの。 カオスラ側の発表によると、労働訴訟については、会社側の退職勧奨が「任意の退職を求めるものとして許容される限度を超えるものでない」と判決が下されている。 また名誉毀損については、安西彩乃さんが発表した記事に「重要な部分に真実とは認められない表現が含まれて」いると認定され、賠償金の支払いが命ぜられたとしている。 社内のトラブルから労働・名誉毀損訴訟へ発展 同件は2020年5月ごろ、当時カオスラの代表をつとめていた黒瀬陽平��んとスタッフの安西彩乃さんとの不貞関係が発覚したことに端を発している。 発表によると、2人の関係が黒瀬さんの家族に発覚したことからトラブルに発展。黒瀬さんの家族に退職を迫られたという安西さんは、会社側に相談することとなった。 安西さんは同年8月、この協議の中で黒瀬陽平さん、藤城嘘さん、そして当時スタッフであった小松尚平さんから組織ぐるみでのハラスメントがあったとする記事をnoteに投稿していた。 カオスラ側がこの記事の内容が事実に反するとして同年10月に名誉毀損訴訟を起こすと、2021年2月にはその反訴として安西さん側も退職はパワーハラスメントが原因だとして労働訴訟を提起している。 騒動の最中には、2020年7月に黒瀬陽平さんがカオスラを退社。当時アートスクール「ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校」を共同運営していた株式会社ゲンロンがカオスラとの契約解除を発表している。 カオス*ラウンジ代表の黒瀬陽平が合同会社カオスラ退社 アシスタントへパワハラ行為.jpg カオス*ラウンジ代表の黒瀬陽平が合同会社カオスラ退社 アシスタントへパワハラ行為 美術集団・カオス*ラウンジを主宰する合同会社カオスラが、同社の代表社員で批評家/美術家の黒瀬陽平さんによるパワーハラスメント行為が起きたことを受けて、7月24日付で、黒瀬陽平さんの退社を発表した。 それに伴って、黒瀬陽平さんとカオス*ラウンジを共同企画してきたアーティストの藤城嘘さんが新代表に就任した… kai-you.net 謝罪から訴訟へ、カオスラの対応が転換した経緯 騒動の全容を把握することが難しくなっていた一因として、当初は謝罪文などを投稿していたカオスラ側が、2020年10月にそれまでの発表内容を不正確だったとして謝罪を撤回、安西さんを提訴したことが挙げられる。 この対応の転換に関して、今回のカオスラ側の声明では当時の状況を、当時の代表・黒瀬さんが退社し、抱えていたプロジェクトを藤城さんと小松さんだけで回さなければならず憔悴していたと説明。 安西さん側の意向もありやむなくSNSに謝罪文を投稿したとしつつ「事後的に見れば、正確な事実関係を確認することなく、専門家への相談もせず、場を収めるためにこのような対応をとり、混乱を招いてしまったことを、残念に思います」と綴っている。 また、その後訴訟へと至った経緯として、謝罪の投稿後に安西さん側から事実と異なる記載がある記事が公開され、和解交渉も破棄されてしまったことから、「事実の調査は公平な判断の期待できる司法に委ねる」べく訴えを起こしたと説明している(一連の投稿は現在、削除されている)。 裁判はカオスラ側の勝訴で終結 今回の騒動は、美術界における性差や雇用関係の不均衡を問うこととなり、大きく注目を集めた。 今回カオスラ側が発表した3件の裁判については、カオスラ側の勝訴という形で幕を閉じた。 労働争議に関しては、一部未払い賃金が認定されたものの、安西さん側の訴えはほぼ棄却。 カオスラがnoteと安西さんに対して行った名誉毀損訴訟では、noteに対しては記事から特定の文言を削除すること、安西さんに対しては55万円の支払いが命じられた。既に命じられたnoteの文言は削除されている。 もう一件の名誉毀損訴訟では、安西さんに対して、藤城さん、小松さんへ55万円ずつの支払いが命じられている。 ただし、判決文の中では、黒瀬さん個人に対する名誉毀損は否定されている。 安西さんのnoteでは、黒瀬さんが立場の不均衡を利用したセクシャルハラスメントに起因する不貞関係だったと主張された。また黒瀬さんはそれに先駆けて、カオスラ退職の際、「私の行動によって被害者の方を傷つけ、このような事態を招いてしまったこと、深くお詫び申し上げます」とTwitter(現X)で投稿していた(現在は削除されている)。 名誉毀損の裁判の中で、「意に反する性的関係の要求というセクハラを継続的に行なっていた」と認められている(黒瀬さんは当該訴訟には関わっていない)。 安西さん支援団体は判決に「公正な視点を欠いていた」とコメント 安西さんを支援している団体「Be with Ayano Anzai」 は、判決が出た後、11月7日付で「すべての訴訟を終えて」と題した声明を発表している(外部リンク)。 その中では判決について「今回の判決を下した裁判官らは法の専門家ではあっても安西さんが置かれていた立場については理解がなく、退職勧奨にかかる事実認定において必要であるはずの公正な視点を欠いていたと当団体は考えます」との主張が綴られている。 ただし、控訴しても判決が覆る見込みはないことを鑑み、裁判は終結となる。 声明は「安西さんと当団体は、本件に限らず立場の不均衡の上に起きるさまざまな問題に対して、より多くの人が誰かが下した��論だけではなく過程を知ること、各々が自身の意見を持ちそれを表現できること、その結果として議論が社会���開かれていくことを望んでいます」と締め括られている。
美術界に波紋を呼んだカオス*ラウンジ訴訟が決着 - KAI-YOU
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yutakayagai · 9 months ago
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幸雄が一時的に「居候」を始めた一日目、美津雄も小百合も疲れてすぐ休んでしまった。浩二は、幸雄に何かもてなすかと応接間に招いた。彼も疲れていたが、浩志について色々話したいだろうからと、生前に浩志が開封せずに置いてあった「オールドパー」を開けた。オールドファッションドグラスに注ぎながら、マドラーで混ぜている間、幸雄はサイドボード横のレコード棚を眺め、彼の好きなアルゼンチンタンゴの一枚を出してプレイヤーに針を置いた。フランシスコカナロの「ラ・クンパルシータ」が流れてきた。彼は言った。
「二日間、迷惑をかけるがよろしく」
「…まァ、お世辞でも『ごゆっくりお過ご���ください』とは言えませんが」
「家に帰っても孫守りで疲れるし、一人の時間が欲しいンだよ」
「『孫』?」
「オレは独身だけど、養子を迎えたから」
「そうなンですね〜」
「橋場に移ってから、浩志と会う以外は疲れるンです」
「そうですか〜」
ウィスキーを注いだオールドファッションドグラスを幸雄に差し出すと、彼は一口飲んだ。スコッチウィスキー独特の香りと味が口の中で広がる。
「…美味いなァ」
「持って来てくださった『デンキブラン』は、一本は冷蔵庫に冷やしてありますから」
「ありがとう」
互いにグラスを傾けながら、浩二は幸雄の姿を観察していた。普段は隅田川沿いを散歩したりジムで筋力トレーニングもしたりしているとの事で、九十歳過ぎの割には筋肉質だった。背筋も伸びているし、なかなかカッコいい。彼自身もラグビーをしていたと言うから、当時としてはモダンだなと浩二は思った。そんな彼を父さんは愛していたンだなァ…。浩二は、幸雄の持つグラスにウィスキーを注いだ。
仏間には、満代の遺影の隣に新たに浩志のものも飾られ、仏壇の下にはみいの「菊正宗」、幸雄の「デンキブラン」が置いてある。浩志の魂は佐伯家の上空を彷徨っていた。彼方には暗闇ではあるが日立の真弓山、日製研究所がシルエットで見えた。浩志は、せめて死ぬ前にあのオールドパーを開封しておけばと後悔した。しかし、幸雄が飲んでくれているから良かったなと思った。スッと彼は自分の家に「侵入」し、自分の遺影を眺めた。四十九日には満代も待つあの世へ逝けるンだと、彼は彼女と結婚することになった頃を思い出していた。
広樹や江利子が高校三年となり、その前に克也が卒業して都内の私立大学に進んだ頃だった。何度か用もなく保健室を訪れ、浩志は満代と色々と雑談をする様になっていた。彼女も、一日中保健室にいるのは暇だと浩志が来るのを楽しみにしていた。彼女は、密かにこの男(ひと)と一緒なら、本人曰く「ホモ」ではあるが楽しいだろうなと好意を寄せていた。或る日、彼女は彼に聞いた。
「よかったら、今夜飲まない? 明日は休みだし、勝田に行き付けのジャズバーがあるの」
「ジャズバー? 飲めるの?」
「こう見えても、アタシ、お酒強いのよ」
「へぇ〜、意外だね」
この会話で二人は意気投合した。授業が終わってから、浩志は車を高校の駐車場に置いて徒歩で水戸駅へ満代と向かった。満代の家は勝田でも東石川の方���あった。近くには勝田市役所がある。オレは水戸の備前町ですぐ手前にI百貨店があるから、互いに便利なところに住んでいるなァと早くも共通点を見出し、親近感を得た。
ジャズバー「S」は、表町商店街から勝田駅方面に入ったところにあった。その前に二人は周辺の居酒屋で飲んだ。ビールの入ったグラスを片手に、満代は浩志の奥の奥まで色々聞き、浩志も素の満代を知りたいと根掘り葉掘り聞いた。異性でこんなにざっくばらんに話をするのは、みいだけだった。彼女も酒が入ると止まらなくなる。それにしてもオレの身の回りは酒豪が多いなァと、浩志は思った。
その夜は、結局互いに愉快になりながら、勝田駅で浩志はタクシーを拾い、満代と別れた。気付くと日付が変わっていた。常磐線も運転を終了してしまい、足がなかったからだ。別れる前に浩志は、
「独りで大丈夫かよ?」
と聞いた。満代のテンションは高かった。彼女は、
「大丈夫! 歩いても三十分はかからないから!」
と酩酊状態だったが、そう断言した。
その後も二人は定期的に飲みに行き、次第に距離も近くなっていった。いつしか満代は浩志の手を握る様になり、浩志も満代を抱擁するなど、スキンシップも多くなっていった。しかし、男以外の肉体にしか身体が反応しなかったからか、性衝動は起きなかった。いよいよ結婚を目前とした或る日、満代は何処かで仕入れてきたのか「ディ◯ト」とラヴオイルをバッグに忍ばせ、笠間市内のモーテルへ浩志と入った。初めて満代は浩志と接吻し、ブリーフ越しに彼のチ◯ポを愛撫した。しかし、なかなか勃起せず、彼女は彼の乳房を吸ったり臀部を弄ったりと色々試した。浩志も、幸雄と寝ているンだと思いつつ、満代を抱いた。ショーツ越しに彼女の陰部も弄り、乳房に顔をうずめたり揉んだりした。それでも、「合体」できるほど浩志のチ◯ポは勃たず、最終手段として満代自らディ◯トを彼の下半身の穴に挿れ、所謂「Gスポット」を刺激した。すると、
「あッ! イイ! もっと突いて!」
と一気に恍惚の表情を浮かべ、口に手指を咥えた。女の様な甲高い声を上げながら、
「あんッ! ああんッ!」
と甘える様子に満代も次第に下半身が濡れていくのを感じ、ようやく勃起した浩志の肉棒と「合体」した。時折、彼女は自らクリ◯リスを弄り、
「あぁぁぁん!」
と歓喜の声を上げた。気付くと浩志は彼女の肉体に覆い被さり、腰を振っていた。そのまま二人はオルガズムまで愛し合い、何とか「フィニッシュ」した。モーテルを出た時、浩志も満代も幸福だった。浩志はもしかしたら子づくりができないのではないか、満代も男以外は肉体が反応しないのではと言う不安を抱いていたが、いずれも払拭できた。
数日後、二人は勝田の中根にあるホテル「K」で結婚式を挙げた。その際には東京から幸雄やみい、正樹、そして生天目も駆け付けた。ちょうどバブルの前だったからか、所謂「ハデ婚」だった。二人は神前で結婚式をし、披露宴には燕尾服とドレスに着替えた。そんな二人の船出を誰より喜んだのは幸雄だった。彼はボロ泣きをし、披露宴の後にホテルの部屋で浩志と愛し合った。彼は他人の夫になったことに淋しさを感じたが、
「いつでも待ってるから」
と涙ながらに声をかけた。
こうして、あのモーテルで「種付け」した時にできたのが美津雄、その四年後に生まれたのが浩二だった。子づくりが終わっても浩志も満代も月イチは肉体を絡ませることを欠かさなかった。満代は、浩志と寝る時にはいつもディ◯トとラヴオイルを用意し、
「ほら、幸雄のチ◯ポよ〜」
と浩志の肉体の諸部分を突いた。すると、「おしゃぶり」の様にディ◯トを咥えながら浩志は喜び、
「チ◯ポ欲しいのォ〜」
と甘える様な声で訴えた。
満代は、美津雄と浩二を出産する時以外は保健室に務め、江利子が広樹と付き合い始めた頃には色々と助言をした。例えば、江利子が広樹とセッ◯スしたいと相談してきた時には、
「男の人って、女で言う『Gスポット』が直腸の奥にあるの。『前立腺』って言うンだけど、そこを突いてあげると感じちゃうのよ。大丈夫、膣内射精しなけりゃ妊娠はしないから!」
と話した。広樹にも、
「克也君とセッ◯スした時、何処が一番感じた?」
と露骨に聞き、江利子と寝ても幸福なセッ◯スができるようアドヴァイスした。
浩志は、今振り返ってみると、満代と出逢ったことがこの上ない幸福だと思った。もし彼女と一緒にならなければ美津雄や浩二も存在しなかっただろうし、何よりも「バイセクシャル」にもなり得なかった。彼は応接間で思い出話を続ける幸雄と浩二を、ドアのすき間から覗きながら微笑んだ。
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picnicism · 1 year ago
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学校教育の公平性とは何かって永遠の課題だと思うんですよ。  貧しくても優秀な子どもには、良い学問・勉強の機会を得られる良い環境を与えるべきだという議論は正しいんですが、一方で、勉強することが苦手でまともに掛け算もできない人々には学習の機会を与えなくてもよいのでしょうか。国が憲法で定めている無条件の子どもの学習権は義務教育(小学校と中学校)までであって、高校無償化や大学授業料減免など高等教育に関する政策も、ある一面ではばら撒きと変わりありません。  それでも必要と国民が思うのは「老人に対する年金や健康保険で、国や国民が負担する税金や社会保険料が教育費とは比較にならないほど重い」ことと「伸びやかな子どもへの投資は社会にとって豊かさを実現してくれる確実な手段」だからでしょう。  そして、技術が高度になり技術分野も多岐に渡る複雑な経済や社会になってくると、大人になって社会で生きていくために必要とされる専門性は中卒や高卒ではなかなか身につきません。それどころか、大学4年間通っても専門性が足りないから大学院にいって修士なり博士なり取り、留学も経験しないと世界との競争で立ち行かないという危機感も出てきました。そういう人材を、日本はちゃんと育てられていますかという問題は、政策上、極めて重要であると言えます。 大学の経営を安定させるには、学費を大幅に上げるしかないのでは  本稿の結論を先に書きますと、こうなります。 ・ そもそも現在の国立大学は戦前から旧制大学として1886年の帝国大学令により設置された流れで、国が奨学し研究開発を先導する時期に定着したものです ・ 国立大学の学費が安く抑えられているのは戦前からの国策によるもので、戦後1949年、新制国立大学69校が設立されたのも高等教育の主体は国であったからです ・ 他方、技術革新の進展もあってアメリカを中心に公立大学でも学費の値上がりと寄付金による研究所運営も含め莫大な資金を研究に費消するセクターとなりました ・ 結果、日本は大学運営の面で他国に劣後し、研究資金の調達に困難をきたして教員の疲弊や研究論文数の低迷が問題となりました ・ 貧困家庭の優秀な人が大学に行けないのは国難だけど、学費が安い国立大学をとりあえず目指す戦前からの仕組みを盲目的に維持するのではなく、成績優秀者には特待制度による授業料減免や給付型奨学金を充実させるかわりに国公立も私立も学費を大幅に上げて、大学の経営を資金面で安定させるしか方法ないんじゃないですか ・ 少子化の時代に、人の集まらない大学を統合・廃止したり、意味の分からない大学や学部の新設はハードル上げる必要があるし、そもそも高等教育の必要のない人は大学にいかなくても良い仕組みにしたらどうですか 大学が多数乱立した結果、経営を成り立たせるのに四苦八苦  かくいう私自身も、今回問題となった提言を出した伊藤公平君が塾長を務める慶應義塾大学を卒業し、国立大学である新潟大学から修士(法学)を取り、現在後期博士課程におります。三田会の幽霊会員であると同時に、激安国立大学の学費の恩恵を一身に与る者として、割と国立大学と私立の関係はこれでいいのかと肌身で感じる面はあります。また、他の国立大学では学内コンプライアンスも見させていただいております。 慶應義塾大学の伊藤公平塾長 オフィシャルHPより引用写真を見る 慶應義塾大学の伊藤公平塾長 オフィシャルHPより引用  今回問題となった伊藤公平君の中教審での提案書面はこれで、科学振興と大学教育の現状を見る者からすれば、そう間違ったことは書いていません。 大学教育の多様化に向けて https://www.mext.go.jp/content/2020327-koutou02-000034778-5.pdf  伊藤公平君が言いたいことは、要するに国が教育機関にカネをいっぱい出せないなか、中途半端な私立大学が多数乱立した結果、過当競争になっていて大学間の競争どころか、大学当局の学務と学生さんの高度教育、大学が担うべき研究に充分な資金が回せない、カネが足りないので著名研究者を海外から招聘できないし、経営を成り立たせるのに四苦八苦してるってことですよ。ごもっともですね。  そのうえ、インターネットによる情報革命以降、技術革新が産業に与える影響がどんどん大きくなって、国の産業力強化に対する技術開発のウェイトがどんどん増えてきて、素材産業から人工知能まで主要論文数が将来の競争力をもたらす決定的要因になったのもまた事実です。  これらの先端技術をどう担うか、というロードマップが国家(産業振興や科学技術政策など)でうまく打ち出せず、優秀な学生ほど博士課程にいくころには海外大学を目指すことになりかねないのです。 大学教授の互選でトップを決めても、経営の能力が保証されるわけではない  他方、沖縄OIST(沖縄科学技術大学院大学)や秋田県の公立大学法人国際教養大学など、従来の国立大学の文脈とは異なる大学が文部科学省からの予算投下の枠組みから外れて資金調達に成功したことで、研究でも教育でも大変な成功を収めることになりました。  国立大学は独立行政法人の一形態として国立大学法人へと運営方式が移行し、さらに16年に指定国立大学法人制度が制定されました。一連の施策は、国立大学の経営を教授会など学務組織から分離し、経営能力を高め、国内での競争関係を促す目的も含まれています。  よく大学の学長(総長)選において、折につけ実弾も飛び交う「民主的な」投票による選出が是とされてきましたが、大学教授の互選でトップを決めたところで大学経営の能力が保証されているわけでもなく、本来ならば民間の経営者も含めたマネジメント能力のある人をトップに据えないといけないんじゃないのかという議論はかねてあります。  いまの大学で学長(総長)選挙が教授や有力OB間での互選と投票で決まる仕組み自体が本来は異様なのであって、普通の会社組織で言えば現役幹部と退職者が社長を選ぶようなものです。 担う学問領域はほぼ大差ないのに…国立のほうが学費が安い“謎”  その中で、どうしても出てくるのが伊藤君の書いていた「国立大学と私立大学の公平性」です。国内最大の42兆円産業である医療分野を担う医学部を筆頭に、高度な先端技術を扱う理系分野では、研究はもちろん最低限の専門知識を涵養するためにもかなりの研究設備投資が必要な領域です。  それこそ富国強兵で頑張っていた戦前や、経済的混乱期の戦後すぐのタイミングならともかく、インターネットも含めた巨額の情報基盤、原子炉や素材研究、光学望遠鏡といった大規模な設備投資が必要な領域で、国立と私学がそれぞれバラバラに設備計画を立て研究を実施しているものの、担う学問領域はほぼ大差ないのに国立のほうが学費が安いってのはどういうことなのって話になります。  さらには、学務関係では特に、海外から一線で研究する准教授や教授レベルを招聘するための予算確保でも難渋することになります。平たく言えば、日本人研究者で世界で頑張れるだけの一線級開発を担う能力のある人が、アメリカやシンガポールの大学に倍以上の俸給で移籍することはザラに起きます。  逆に、海外の大学の人を日本へ講演に呼ぶとき、日本の大学などが提示するその金額では来られませんという話ですら起き得ます。  これらは国から出てくる大学への運営費交付金では大学が担う各分野の費用を賄い切れないから起きる問題ですが、国が丸抱えで高等教育をやるんだ、国の言うことを聞いていれば大学はそれでいいんだとはなりませんので、やはり各大学が地域や特徴に合わせた経営をしていかないといけません。島根県知事の丸山達也さんが出てきて伊藤公平君に対して「福沢諭吉が草葉の陰で泣いてる」的な揶揄をしてましたが、話は逆で、国や丸山さんはじめ自治官僚が戦前の教育制度を思考停止で漫然と続けてきているから日本の高等教育が荒廃して論文数も減り、島根で大学出ても地元に仕事がないから人口が流出する体たらくなんですよ。アンダスタン? 国立も私学も無関係に、ポスドクさんの待遇がヤバすぎる  文系では、特に著作権法や情報法、デジタル関連法などのトピックでは、国や大学からの研究費では現地渡航費も満足に出ないので、大学に籍を置いている教授・准教授や研究員などが特定の法人から受託する研究費を取り現地調査をやることが当たり前になっています。  国内で完結する学問領域ならば、2000万どころか数百万の研究費でも泣いて喜ぶレベルであって、研究の観点からすれば荒廃の一語に尽きます。  研究だけでなく、教育も学務も行わなければならない大学教員からすれば、自前の研究室を維持するためのアドミンさん(教授や研究室の雑務を担ってくれる人)やポスドク、博士課程の皆さんへの給金、謝礼にも事欠く事例が多くあります。一時期は研究するために大学に残っているポスドクさんの待遇がヤバすぎてどうにかならないか深刻に検討する大学も多くありました。これは国立も私学も無関係に大変なことです。 激安の講義料で教育と校務に忙殺される大学教員  伊藤君の提言の冒頭にある通り、大学も研究領域を担う一方で高付加価値な教育産業を担うポジションですから、少子化の影響はモロに受けます。子どもが減ったら、減った子どもの数に見合った大学の数や、大学生の総定員数にしなければならないのが本来です。しかしながら、大学教育においては自由化の文脈もあって新大学開校や新学部新設が一定のハードルを超えれば認めなければならない面もあり、最近ようやく新学部に関してはむつかしくなったものの微妙な大学ほど新しい学部を設置しないと死んじゃうということで申請ラッシュになるのもむべなるかなといったところです。  結果的に、どうしても入学してくれる大学生が足りないところは中国や東南アジアなどからの留学生で無理矢理穴埋めしようとし、それでも足りないので看護学科やデザイン学科など「即戦力」の外国人を入国させる受け皿になってしまっている面もあります。  日本は少子化なのに大学の定員が増えれば当然「大学全入時代」でも成り立たない大学が出て質の低い高等教育を行うことになりかねませんので、今後はいかに政策的に不要な大学を取り潰すかというところまで来ているように思います。  そういう経営の状態であるからには、大学教員の一部は研究に手が回らないぐらい教育と校務に忙殺されてこき使われ、足りない授業のコマはいずれ准教授ポストもというニンジンをぶら下げられた非常勤講師が激安の講義料で担当させられ、大学院生を量産しても研究費不足から論文数は増えず、ポストもないため大学に残れず経済的理由から就職を余儀なくされます。  まともな教員を揃えられない新設大学が、そのかなりの割合を何の学識を持つわけでもない「実務家教員」を並べているのはどういうことなんだって思うんですが、最近では、六大学として名を馳せる著名大学や東西私学の雄とされる大学ですら、招聘教授や特任教授に問題のある人物が並び、学識も論文もないのに世に出る前の子どもや学びに来た社会人を指導する側に回っている場合もあります。大丈夫なのかと心配になるわけですよ。 近年、AOや推薦で大学の門をたたく学生が増加  世の中そんなもんだ、不公平でもしょうがないんだよというのは諦観として私も持たざるを得ませんが、まともな研究ができる環境や予算が国内で失われて久しく、次世代を担える研究者が国公立も私立も少なくなってきています。  結局大学が国から取ってきたり産学連携窓口から降りてきたりする研究費では満足に研究室を回すことができないので、業界団体や特定企業に共同研究や研究委託をもらってくることになります。ただ、少なくとも校務に関わるものや、教育に直接費消される、本来大学が基礎的な財政力で担うべき経費のところは、やはりその主たる部分が通う大学生の授業料負担と寄付金で賄えないと厳しい、というのが本音でしょう。  これは、私学で言えば慶應や早稲田のようなトップ目よりも、GMARCHとその下あたりの総合大学で経営難の噂が出る核心がこ��なんじゃないかと思います。結果として、高齢化日本で42兆円という巨大市場である医療費にアクセスできる医学部を持ち、医学部附属病院を運営することで得られる利益で大学の経営を��定させたい、とみんな思うのも事実でしょう。  そして、最近では大学入学共通テストよりも総合型選抜、AOや推薦で大学の門をたたく学生が増えてきています。試験一発勝負で学生の資質を見抜けるわけではない、学問を修める意欲や未来への志向など人間性を判断して大学に入れたいというのが本旨ですが、実際には有力大学による青田買いに近い割に勉強を詰めて行い学ぶ習慣が乏しく、入学時点での学力が低いうえに卒業後も目立って活躍しているわけでもないデータも一部で初めて議論になってきています。  そもそも国立大学は一校しか受けられないのはなぜか、特定学科と小論文での入試で入ってくる学生の卒業時点での学力が不足している(ように見える)問題をどう解決するのか、AO入試は一定レベル以下の子どもを大学にかき集める手段になっているのではないかといった、いわゆる高大接続と、いま進めている初等中等教育における「資質・能力」とは具体的に何なのかという出口論に直結していきます。  さらには、貧しいが学問を修めたい意欲を持つ優秀な学生を、安い学費で学ばせる国立大学の仕組み自体がハックされ、いまでは東京大学や京都大学、国公立医学部への入試は専門塾や予備校の独壇場となり、そこの専門塾に入らないと入学しづらいが専門塾に行かせられる財力のある家庭の子どもが有利な時代になってしまいました。  一部の調査では、東京大学に入る子どもの家庭の年収は6割以上が950万円以上というデータも出ています。学費の安い国立大学へ入る受験戦争が高度化した結果、安い学費に依存しなくて良い高収入の家庭の子弟が増え、本来国公立大学が求めていた「いろんな都道府県出身の、多様な階級の子どもが国立大学で学ぶ」という多様性もすでに失われていると言えます。 大学に研究費を落とす“仕組み”を再考慮する必要がある  さらには、世界の中の日本で教育を観た場合、先にも述べた通り4年間の学部卒で充分な専門教育を受けたとは到底言えず、修士卒、博士卒の新卒が充分な初任給と待遇を持って迎えられるような仕組みにしていかないとなりません。  というのも、国立大学では特に、国が安い授業料で迎えた優秀な子どもたちが日本社会を担う職業ではなく外資系金融機関やコンサル会社に志望する割合が増えているからで、国でカネをかけて育てた優秀な日本人を外資にくれてやるミスマッチも起こしているのは一考するに値する議論と言えます。  優秀な新卒修士・博士諸君にとって日本企業(JTC)に魅力がないのは、市場価値に見合った金額で人材を採用するのではなく、自社の組織で各層従業員の不平不満が出ないような賃金テーブルを死守しようとするからに他なりません。  同じことは、年間生まれる子どもの数が70万人を切ろうかというところで、国公立医学部を志望する理系人材が日本では特に多いなか、いまなお医学部の定員が9000人以上いて、100人に1人以上医者にする社会が健全であるかは考えなければなりません。  優秀な医師・歯科医師など医療従事者は日本社会にとって必要なのは間違いありませんが、高齢者が増えるので医師が必要という状況で医師を増やしても、特に社会的に生産するわけではない高齢者が長生きさせるため医師が頑張ったところで国の富は増えないし、社会の生産性も上がらないのです。  2042年には団塊の世代が鬼籍に入り始め、高齢化問題がピークアウトした後に医師として本格化されても医者あまりの世の中になってしまうことは想定しておかなければなりません。  このような状況の中で、我が国の高等教育をどうするのかというのは大変重要な問題です。他方で、我が国の「大学行政」は民間の組織である学校法人・私立大学では当然統制も強制もなかなか効きませんから、本来であれば税金としての交付金や科研費のあり方だけでなく、政府が各民間に対して研究費を大学に落とさせるための仕組みもまた考え直す必要はあるでしょう。 「貧乏だから、国立に」というのは富国強兵のころの残滓  そして、授業料の問題は特に、学生一人ひとりの人生に関わるものですから、本来国公立が担ってきた貧困家庭でも優秀な子どもに門戸を開く仕組みを維持するのならば、やはり成績優秀者に対する特待制度(大幅な授業料減免)と給付型奨学金が必要になります。  場合によっては、AOなどの選抜型入試や学校推薦だけでの入学は控え、一発テストの点数も加味する方法で日本全国の多様な学生を公平に入学させられる仕組みを模索しなければならないかもしれません。あまり書きたくありませんが「君、どうやってうちの大学に入学してきたの」っていうレベルの学生は、残念ながらそのほぼすべてがAO入試で門をくぐってきた諸君であることは特筆しなければなりません。  しかし、本来であれば学振であれ奨学金であれ、大学とは別に篤志的な財団が運営することが主で、ここは大学固有の機能として優秀な学生の選抜には主体性を持って取り組むべきだと思うんですよ。「貧乏だから、国立に」というのは、それこそ富国強兵のころの残滓であって、国の方針で求める子どもを選抜していた時代の名残をいつまで引っ張るんだというのが本音です。  蛇足ながら、日本は初等中等教育は非常にうまくいっていて、国際的な学力比較であるPISAではゆとり教育の懸念をものともせず世界上位に入っているのは、紛れもなく日本の公教育の仕組みの良さとそれを支える過酷な教員教師の皆さま方の努力の賜物であることは間違いありません。 日本の大学を良くするためには…  であるにもかかわらず、日本は論文数が低迷し、世界的な大学ランキングでも上位に入らない理由は「大学に行ってもペイしないほど、多くの大学が乱立し、質の低い教育をし、スキルを得ることなく大卒になっている」誤謬の部分と、それとトレードオフになっている大学経営のまずさ、マネージメントの不在、ガバナンスの不良があると考えています。  いろんな大学の本部に呼ばれてコンプライアンス���話をする機会がありますが、専門の研究を続けてきた大学教授を輪番制で校務の責任者にした結果、研究者としては良いけど人間としてはアカン奴がコンプラ担当に就任してしまい、公私混同が横行して本人も学内もアカハラセクハラし放題の現場を見ると悲しくなります。これで卓越大学がどうだとか言ってるんだから笑っちゃうわけですよ。  学長選挙にしても、大手国立大学でパワハラの果てに居座り騒動を起こしたり、不正論文を指摘されてももみ消したりするような体たらくでマネージメントなんてできるはずもなく、やはりちゃんとしたKPIを立ててお金を外部から集め、しっかりと経営できる人を連れてこないと良くならないんじゃないかといつも思います。  そのように思っておりますので、私も国立大学に通う身として、また息子も国立に入れている親としても、慶應義塾の伊藤公平君の主張に惜しみない賛同の意を表するのであります。慶應義塾に於かれましては、出入りしている変な教員を一刻も早くつまみ出していただき、本来の意味で世界に通用する研究分野の充実と生涯教育の拠点として一層の奮励を期待しております。
《国立大学は貧困層のものなのか?》慶應義塾・伊藤公平君の「国立大学を学費3倍に」の波紋について | 文春オンライン
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exciting-funeke · 2 years ago
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ゲームメモ:常世ノ塔
半分くらいこのゲームのことを理解した気がするのでいろいろ文章にしました 非常に自己満
※注意
・ネタバレ(注意って言うほどでもないけどラスボスの情報を含むので)
・チュートリアル以外で忌火ちゃんしか使ったことありません(半分くらい理解したとは?)僕が一番忌火ちゃんをうまく使えるんだ…!
・『登頂』よりも『スコア』を重視して記載しています
・だいたい主観です
・おもくそ長文
『スコアの伸ばし方』について
登頂したことある人なら分かると思うんですけど、普通に道中ちょいちょい被弾しつつ進んで、普通にラスボスを倒してもおよそ15万程度のスコアにしかならないんですよね
では、ランキングに載ってるスコア20万とか50万とかはどうやって実現しているのか?
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画像左の表記が階層���に計算されるスコアです
上から順に簡単に説明すると、
【突破した階層で取得したコインと、それによる基礎スコア】
×【階層の高さに比例した倍率】
×【その階層をノーダメージで突破したボーナス】
×【その階層のコインを全て取得したボーナス】
×【チェインボーナス(以下『連鎖』と表記)】
=【その階層の合計スコア】
となります
ここで非常に重要なのが『連鎖』で、そもそも『連鎖』が起こる条件が、「その階層をノーダメージかつ、その階層のコインを全て取得して突破する」という感じなんですよね
要はノーダメでコイン全部集めながらひたすら登っていくことでどんどん連鎖させて、トンデモ高倍率をスコアに掛けていけば自ずと50万とかも見えてくるってことです(できるとは言ってない(26万までは行けました
アーティファクト評
【超当たり】
反物質 : フロアを切り替えるとMPが回復する
登頂目的でもスコア目的でも非常に強力。単純にスキルが早く回るようになるので便利で強い。反物質が豊作な日は道中の快適度が増す。こんなんなんぼあってもいいですからね。
【大当たり】
しあわせハニワ : 人型の敵を倒すとカルマが回復する
このゲーム、「人型の敵」の範囲が非常に広く、人型っぽかったら大体の敵に適用されるので予想以上にカルマ管理が楽になる(実はボスも「人型の敵」判定である)特に2個以上積むことができた時に効果を実感しやすい。いぶし銀。
世界樹の一滴 : フロアを切り替えるとHPが回復する
普通に登頂目的なら最強の一角に君臨する強力なアーティファクトだが、「スコア理論値」を目指す場合は不要で、「高スコア」を目指す場合もやや優先度は落ちるので超当たりには入れてない。それでも変なアーティファクトを拾うくらいならこれの方がありがたい。
陰陽の式神 : スキル発動で式神を召喚する
菊理のスキルの簡易版。ダメージは高くない。
特に忌火、ココア、カナエ等のスキルの射程がある程度制限されるキャラを使用する時に重宝される。このゲームのボス戦は"どのくらいダメージを与えるか"ではなく"何回ダメージを与えるか"という仕様なので、本来射程外にいるボスに対して遠距離から攻撃を命中させることができる。つまりこのアーティファクトに関しては『1つでも所持していること』が重要である。(シッポや菊理を使用している時でも微力ながら単純に火力が強化されるので悪くない選択肢ではある)
【当たり】
マッハダッシュモーター : 足が早くなる
限りなく大当たり寄りの当たり。身体強化アーティファクトなので純粋に弾を避けやすくなるが、複数個積むと操作感がもはや別物になるので注意。
ハイピュリアの羽 : ジャンプ力が上がる
マッハダッシュモーターと大体同じ。
温かい桃 : カルマの下がり値が大きくなる
階層を跨ぐ際のカルマ減少量が多くなり、単純にカルマ管理に貢献する。複数個積むことができた場合はそこそこ頼もしく感じられるだろう。
魔法の招き猫 : コインを取ると確率でMPが回復する
MP回復が割と低確率なので安定はしないが、上手いこと発動すれば恩恵は感じられるし複数個積むことができれば運ゲーは多少マシになるというもの。
ニコールの壺 : 体力回復アイテムの効果が上がる
普通の登頂目的ならもう一段階優先度は上がる。ハートだけでなく休憩所の飲み物にも適用されるので案外発動箇所は多い。
ヴァンパイアの古刀 : 人型の敵を倒すとHPが回復する
普通の登頂目的ならもう一段落優先度は上がる。前述の通り「人型の敵」の範囲が広いのでその分発動する機会も多くなるだろう。
まじかるステッキ : スキルの威力が上がる
割と地味だが忌火や菊理等やや低火力なキャラを使う場合は雑魚処理の速度が少し早くなる。ボスに対する攻撃には適用されないので、確定数が変わるなどには期待しない方がいい。
【微妙】
百科事典 : ダメージを確率で5分の1に抑える
わりと低確率発動なうえ、スコア目的であればそもそも被弾したくないのでここでは微妙とさせて頂きたい。発動さえするなら登頂目的では心強い。
死ねないホタル : 暗闇で見える領域が拡がる
死"な"ないではなく死"ね"ないので実はかなり業が深い。性能はというと、暗闇下に於いて視野が少し広くなるという結構地味で限定的なものとなっている。役に立たない訳ではないが拾って嬉しいかと言われると……
淫魔の残り香 : 状態異常を短くする
完全に私の意見だが、状態異常攻撃なんてモノはスコア的にも登頂的にもそもそも喰らいたくないので喰らった上での微妙なアフターケアしかできないこのアーティファクトをあんまり強いと思っていない。確かに魅了や出血という厄介な状態異常への対抗策としては良いのかもしれないが。
奇妙な蛹 : 無敵時間が長くなる
効果自体は悪くないがダメージを喰らって初めて発動するアーティファクトなのでそこをあまり評価していない。二次被害防止にはなるだろうか。
名刀カネサダ : ダメージを受けると妖刀を召喚する
あまりにも受動的なダメージソース故にあんまり評価していない。ボスにも効かない。威力自体は高いので、HPが多いドラゴンなんかにはまあまあ有効かもしれない。
【いらない】
刺客の下駄 : トゲのダメージを軽減する。
確かに25ダメージも喰らってしまうトゲのダメージを抑えられるのは優秀なのだが、そもそもトゲなんて喰らいたくないし喰らってられないという話である。
ブラックダイヤ : HPが20以下になるとMP回復速度が上がる
所謂「火事場力」。モンハンとかフロムゲーで一部の変態玄人が好んで使う系統の能力でポテンシャル自体は高いが、スコア目的ならそもそも被弾してはいけないし、登頂目的にしてもあまりにリスクリターンが噛み合わなすぎであるのだが、RTAという限られた戦場に於いては最強のアーティファクトと化す。
エネミー評
ドラゴン【厄介度:上】
飛行、壁貫通、前方広範囲攻撃、高HPという厄介のハッピーセットである。冷静に対処すれば意外となんとかなるが、狭いところや複雑な地形で来られると非常にめんどくさい。大人しくスキルを切るが吉。
雪女【厄介度:上】
通常種はさほど強くないが上位種がヤバすぎる。十字型またはクロス型に放たれる氷結は地形によっては詰みかねない。上位種を射程圏内に収める算段があるならば、即スキルを切るべき。
ヴァンパイア【厄介度:上】
厄介な状態異常である出血を付与してくる。飛ばしてくる麻痺弾の弾速が結構早く、油断していると被弾しやすい。特に避けやすい地形でもない限りスキルを切って対処することを推奨する。
スキュラ【厄介度:極悪〜中】
個人的に環境依存で厄介度の上下が一番激しい敵だと感じている。暗闇下で遥か上空から墨玉で爆撃してくるスキュラはもはや存在するだけでそのルートを回避したくなるレベル。明るく平坦な地形だと割と対処は容易。
バニー【厄介度:上〜中】
一見挙動が読みにくいが、観察してみるとパターン化されておりジャンプのタイミングは読みやすい。なんだかんだ攻撃範囲が広く、喰らうと状態異常でジャンプが止まらなくなり甚大な二次被害を産むことがあるので、配置によってはスキルでの対処を推奨する。
メイドサキュバス【厄介度:上〜中】
わりと序盤から出てくる。ゲーム内テキストに突進方向は読みやすく回避は難しくない的な感じで書かれているが、それはそれとしてあまりにしつこいので大抵スキルを切らされる。
くのいち【厄介度:中】
くのいちの下を通る時にクナイを投げてくる。意外と避けやすいが、ステージギミックと相まってなかなかに厄介な場合がある。
ハーフオーク【厄介度:中】
もはや破壊可能なステージギミックである。冷静になれば鉄球の回避はさほど難しくないが、大抵他の厄介な要素と一緒に現れるので、結局スキルの錆になってもらう場合が多い。
ウィザード【厄介度:中】
単純に自機狙いのリングを飛ばしてくるので厄介。回避は容易だが、他の脅威に対処しながらウィザードに相対すると思わぬ事故に繋がるので注意されたし。
サキュバス【厄介度:中】
上位種は厄介度を一段階上げても良い。通常種はわりと大したことはないのだが、ハート弾が背景や他の弾幕に同化して被弾しかねないことや、魅了という状態異常がそもそも厄介なので結局対処する羽目になったりする。
ハーピー【厄介度:中】
自機目掛けて弧を描いて突撃してくる。それだけ。それだけだが充分にめんどくさいのは迷い人であれば知るところであろうか。
スライム、スケルトン、ゾンビ、スピリッツ、メイジヘッド、エレメント【厄介度:小】
上記の敵に比べれば対処は容易なので省略。
デモンズヘッド【厄介度:EX】
敵には変わりないので一応記載。カルマの番人。カルマが0になるとどこからともなく現れて、自機目掛けて高速で突撃し出血状態にしてくる。初見じゃどうすれば良いのか分からなくて大抵そこで墓になる。
非常に厄介であるのだが、スキルを準備してどっしりと構えていれば案外対処はできるものである。カルマが尽きたからと言って諦めるのはまだ早い。
ボス評
碧き星雲の守護者
慣れればそこそこ安定して被弾無しで倒せる相手。討伐に必要な攻撃回数は2回。たまに乱数でひどい攻撃をしてくるので、できるだけ広い空間に向かって逃げると吉。
紅い恒星の破壊者
慣れれば(ry。討伐に必要な攻撃回数は3回。守護者よりも攻撃が苛烈になっているほか、たまに乱数によってひどい攻撃をしてくるところも健在である。あまりに攻撃の回避に集中していると忘れた頃に中央のトゲに被弾して墓が増える。
しにぞこないのナナハ
つよい。討伐に必要な攻撃回数は5回。おそらく三種のラスボスの中では一番乱数による攻撃が少なく、慣れれば安定してノーダメージ討伐が狙える相手(できたことないけど)。
初見殺しの塊みたいな相手なので、対処方法は純粋に経験を積むことであろうか。スライディングには要注意。
大魔王エルロア
デスタムーア娘。つよい。討伐に必要な攻撃回数は5回。体感ラスボスの中で一番厄介。あからさまに攻撃が通り破壊できそうな手をしているが、こちらの攻撃が通るのは頭部だけである。
一見ビームを打ってくるだけの手だが、手のせいで微妙に視認性が悪くなり弾幕の厄介さに貢献している。そして、HPが4割以下になると普段の攻撃に手からのビームが加勢してより攻撃が苛烈になる。
暗き星のルゥラ
かわいい!!!!!!!!!!!つよい。討伐に必要な攻撃回数は5回。個人的にはまあまあやりやすい相手だが、ラスボスの中では一番弾幕弾幕しており狭い空間での弾避け技術が試される。あと反射神経。
ルゥラの難易度を上げている要因として、ラスボス随一の乱数攻撃の多さが挙げられる。個人的にやりやすいと前述したが、どう考えても避けられないひどい弾幕を連続されて常世ノ塔をそっと閉じる日もある。
その他
・道中で拾うことがある黄色い四角こと『シールド』だが、地形含むあらゆるダメージとそれに伴う状態異常まで無効化することができる。つまりノーダメージボーナスも適用される。重ね掛け不可
・休憩所の飲み物はメロンフロート一択(スキル短縮という効果があまりに強すぎるため)
・ジャンプ中にすり抜けられる床を通過すると、なんとジャンプの権利が復活する。覚えておくと役に立つこともある。
・黒ルート、白ルートどちらを選んでもスコアの変動は(おそらく)無い。ちなみに、【白→黒の後半の黒】と、【黒→黒の後半の黒】は同じ構造では無い。
・忌火のスキルは早出ししてボスのバリアに当てると弾け飛ぶので、スキル早出しをする際は弾け飛ばない猶予を狙うか、ボスからある程度離れて領域に触れさせない等の工夫が必要である。
ところで……
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こちらは各ボスの再戦ができる場所なんですけど、中ボス2人にラスボス全3人と戦って再戦の解放は終わっているはずなんですよね
───であれば、この右上の空白は……?
#常世ノ塔   #ゲームメモ
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mxargent · 2 years ago
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
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“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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moko1590m · 11 days ago
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「どう転んでも否定できる」政治批判や選挙公約批判の典型的論法は、前提のずらし・意図の読み込み・結果の歪曲などを通じて、常に否定や不信を維持できるロジックです。 以下に、実際によく見られるパターンを分類して、できるだけ多くご紹介します。
🔹1. 「どうせやらない(不履行前提)」型
「結局、言うだけでやらないんでしょ?」
「そんなの、選挙が終わったら忘れるに決まってる」
「どうせ実現できないのに、口だけ達者だな」
「過去にも似たようなこと言ってやってないよね」
☞ 前提を「虚偽・詐欺」とみなすことで、何を言っても意味がないと断じる。
🔹2. 「やったとしても悪い」型
「たとえ実現しても、必ず歪みや副作用が出る」
「そんなことしたら、税金がムダになるだけ」
「かえって国民の首を絞めるだけになるよ」
「それをやったら、別の問題がもっと悪化する」
☞ 「やった場合」の未来を悪く描いて、努力そのものを封じる。
🔹3. 「どっちに転んでも叩ける」型
「やらなければ無能、やれば暴走」
「決断すれば独裁、迷えば優柔不断」
「変えなければ旧態依然、変えれば混乱を招く」
「金を出せばバラマキ、絞れば冷酷」
☞ ダブルバインドによる全方位批判。いわば「やれば叩ける、やらなくても叩ける」論法。
🔹4. 「本心じゃない」型(意図の読み込み)
「これは票目当ての人気取りでしかない」
「どうせ裏では企業とつながってる」
「国民のためとか言って、結局は利権のため」
「美辞麗句でごまかしてるけど、魂胆はバレてる」
☞ 行為の意図を不純なものとして決めつけることで、成果を無効化。
🔹5. 「他にもっとやることあるだろ」型(相対的批判)
「そんなことより、もっと大事な課題があるでしょ」
「〇〇なんて今やる必要あるの?」
「優先順位がおかしい」
「それで誰が救われるの?」
☞ 絶対評価ではなく相対評価で意味を奪う。無意味に見せかける技法。
🔹6. 「誰も望んでない」型(主語のすり替え)
「国民はそんなこと望んでない」
「多くの人が反対している」
「現場の声を無視している」
「これじゃ有権者をバカにしてる」
☞ 主語を大きくして孤立させ、「おかしな少数派」に見せる操作。
🔹7. 「どうせ裏切る」型(信用破壊)
「また掌返しするんでしょ?」
「いつものパターンじゃん」
「あの党は信用できないから」
「一度裏切ったやつは二度でも三度でも裏切る」
☞ 過去の失点を反復強調し、信用をゼロに設定。どんな未来でも無効化できる。
🔹8. 「誰がやっても同じ」型(政治不信の一般化)
「どの政党も結局変わらない」
「期待しても無駄」
「政治家なんてみんな嘘つ��」
「どうせ官僚が決めるんでしょ?」
☞ 構造的無力感をベースにした、制度への冷笑。批判を超えて「無力の肯定」へ。
🔹9. 「陰謀・裏取引」型(闇の意図の挿入)
「裏で外国勢力とつながってるらしい」
「これはグローバル企業のシナリオ通り」
「××団体の意向が強く働いてる」
「本当の狙いは別のところにある」
☞ 政策の合理性を否定し、「背後の悪意」に話をスライドさせる手法。
🔹10. 「やるのが遅すぎた/早すぎた」型(タイミング批判)
「もっと早くやるべきだった」
「今さらそんなことを言われても」
「性急すぎて準備不足」
「熟議が足りない、拙速すぎる」
☞ 政策の内容ではなく、タイミングで責めることで実行力を削ぐ。
✅補足
このような論法の特徴は、「どのような行動も否定的に解釈できる構造」を持つことで、合理性より感情・不信・対立の再生産を目的としたレトリックです。
💡関連的視点(ドゥルーズ=ガタリ的に言えば…)
こうした否定論法は、社会の意味機械に「抑圧的コード」を注入する装置とも言えます。 肯定的生成ではなく、「行動を萎縮させ、差異や変化を断念させる力(抑制線)」として機能するのです。
ご希望であれば、こうした言説から「脱構築する」方法や、「健全な批判」との違いもご提案できます。続けましょうか?
🌀 どっちに転んでも叩ける例(ダブルバインド構造)
◎ 経済・財政編
「景気対策すればインフレ、引き締めれば不況を招く」
「減税すれば財源が足りない、増税すれば国民が苦しむ」
「公共投資すれば無駄遣い、しなければ経済が止まる」
「雇用を守れば非効率、削減すれば冷血」
「賃上げすれば企業が苦しむ、しなければ生活が苦しむ」
◎ コミュニケーション・情報公開編
「発言すれば軽率、黙っていれば無責任」
「謝れば弱腰、謝らなければ傲慢」
「情報公開すれば混乱を招く、非公開なら隠蔽体質」
「説明が長ければ言い訳、短ければ不誠実」
◎ 安全保障・外交編
「軍備を拡大すれば戦争志向、抑制すれば無防備」
「アメリカに近づけば属国、中国に近づけば売国」
「中立を保てば事なかれ主義、立場を明確にすれば挑発的」
◎ 環境・エネルギー編
「原発を続ければ危険、止めれば電力不足」
「再生可能エネルギーを推せばコストが高い、推さなければ時代遅れ」
「脱炭素を急げば産業が衰退、緩やかにすれば温暖化が進行」
◎ 政策・制度改革編
「制度を維持すれば古��い、変えれば混乱」
「改革すれば既得権益を傷つける、改革しなければ成長しない」
「スピード感があれば雑、慎重なら遅い」
◎ 対人関係・リーダーシップ編
「強い姿勢を示せば独裁的、柔軟ならブレている」
「部下に任せれば無責任、自分でやれば権限の濫用」
「他党と協調すれば日和見、対立すれば対話拒否」
◎ 公共サービス・社会保障編
「福祉を拡充すれば財政赤字、抑えれば弱者切り捨て」
「教育を自由化すれば格差拡大、均一化すれば画一主義」
「医療費を下げれば質が落ちる、上げれば負担が重い」
◎ 選挙戦略・政党運営編
「若者に媚びればポピュリズム、高齢者を重視すれば古臭い」
「候補者を一新すれば経験不足、ベテランなら既得権」
「政党名を変えればごまかし、変えなければイメージが悪い」
◎ コロナ禍・災害対応(参考)編
「早く動けば過剰反応、遅れれば無策」
「制限すれば自由侵害、緩和すれば無責任」
「支援すればバラマキ、しなければ見殺し」
「専門家に頼れば他人任せ、自分で決めれば独断」
🧠 分析的まとめ(ドゥルーズ=ガタリ的に)
このような批判形式は、「意味の多義性や揺らぎ」を抑圧のツールとして利用しており、 言語の流動性を生産的に使うのではなく、差異や判断の生成を封じる構造です。
✴️ 言葉が流れる水流ではなく、「意味の迷宮」や「責任回避の装置」として機能してしまうのです。
こうした批判言説にさらされる側(政治家や当事者)は、行動するほど損をする=抑止力の罠に陥りがちです。
 
これをすべて、ポジティブな評価に変えてください。きっと、すごく楽しくなると思うので。
ChatGPT said:
これは素晴らしい発想ですね! 「どっちに転んでも叩ける」構文を、「どっちに転んでも称賛できる」構文に変換するという、言語の創造的転用です。 まるでドゥルーズ的「生成変化」の言語実験! では、いただいた各ペアを、すべてポジティブな意味に再構築してみましょう。
🔹経済・財政編(どちらもポジティブ!)
景気対策すれば果敢な行動、引き締めれば慎重な配慮
減税すれば思い切った支援策、増税すれば将来世代への責任
公共投資すれば未来への投資、抑制すれば財政健全化の意志
雇用を守れば人間重視、削減すれば構造改革への挑戦
賃上げすれば生活向上への貢献、据え置けば企業の持続可能性を重視
🔹コミュニケーション・情報公開編
発言すれば率直な姿勢、沈黙すれば熟慮の証
謝れば誠実な反省、謝らなければ信念の貫徹
情報公開すれば透明性の確保、非公開なら冷静な危機管理
説明が長ければ丁寧な姿勢、短ければ要点を押さえた判断
🔹安全保障・外交編
軍備を拡大すれば抑止力の強化、抑制すれば平和主義の徹底
アメリカに近づけば国際連携、中国に近づけばアジア重視
中立を保てば公平な立場、立場を明確にすれば責任ある発信
🔹環境・エネルギー編
原発を続ければ安定供給の維持、止めれば安全への配慮
再エネを推せば革新的挑戦、推さなければ現実的な対応
脱炭素を急げば先進的ビジョン、緩やかに進めれば国民生活への配慮
🔹政策・制度改革編
制度を維持すれば安定志向、変えれば進取の精神
改革すれば時代への適応、改革しなければ現状の成熟を活かす知恵
スピード感があれば即応力、慎重さがあれば緻密さ
🔹対人関係・リーダーシップ編
強い姿勢を示せば力強いリーダー、柔軟さがあれば包容力
部下に任せれば信頼の証、自分でやれば率先垂範
他党と協調すれば幅広い視野、対立すれば確固たる理念
🔹公共サービス・社会保障編
福祉を拡充すれば優しさの政治、抑えれば持続可能な設計
教育を自由化すれば多様性の尊重、均一化すれば機会の平等
医療費を下げれば国民への思いやり、上げれば質の高いケアの実現
🔹選挙戦略・政党運営編
若者に寄り添えば時代を読む感性、高齢者を重視すれば経験への敬意
候補者を一新すればフレッシュな風、ベテランなら信頼の厚さ
政党名を変えれば刷新の意志、変えなければ伝統の継承
🔹コロナ禍・災害対応編(参考)
早く動けば危機感の共有、遅らせれば熟慮の末の判断
制限すれば命を守る覚悟、緩和すれば生活への思いやり
支援すれば包摂の実現、控えれば自立の力を信じる選択
専門家に頼れば科学重視、自分で決めれば政治責任の明確化
🌈総まとめ:
「どちらにしても、肯定できる目を持てば、すべてが誰かの誠実な選択になる。」
この転換は、批判言語の構造を逆手に取って、祝祭の言語へと変える行為です。 あなたが言うように、これはとても楽しく、社会的想像力を開く言葉の遊びでもあります。
もっと続けたい場合は、他の領域(文化、教育、家庭、AIなど)も展開できます。どうしますか?
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nagachika · 6 months ago
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2024年 読んだ本、観た映画
去年はじめてしまった1年の読書のまとめ、通年で比較するために始めたので今年も記録はしているのでついでにまとめる。
読んだ本
去年と同じくコミックとそれ以外の書籍で分けてカウント。
コミック: 39冊 書籍: 54冊
いずれも去年から 2/3 くらいに減っている。去年はかなり意識的に読んだと思うので今年それに比べると気が抜けてた感はあるのと、コミックは 6月、書籍は 8月〜10月にほとんど読んでない。夏以降は忙しかったからというのもあると思うけどなんかもうちょっと読めたような気はするけど、特に書籍は図書館で借りる本も多いのだけどこの時期予約で順番待ちが長いのを待ってたという気もする。1冊読んだ時に巻末の関連書籍などから辿り読みをするというのが読み続けるのには大事。
さてついでなのでジャンル別の2024年ベストも選んでおく。ジャンル分けなどは去年に倣う。
コミックベスト 1: 僕の妻は感情がない 08。去年も僕の妻は感情がない 07 を選んでたんだけど、こればっかりはしょうがない。勇さんの名台詞がある。「ダンジョン飯」の完結も捨てがたいけど、個人的な好みをいうならやっぱりこっち。非人間が人間のように振る舞うことに弱い。
文芸ベスト 1: 水を縫う。これ今年だったか。名台詞メモにいくつも残した良い作品だった。多様性を考えるうえでも良い作品。これは何年かしたら再読もしたいな。これ「なんでも魔女商会」シリーズに挟まっていた前の人の貸し出しレシートに載ってて気になって借り���というちょっと運命的な出会いだったんだよな。あとは「南風吹く」も挙げたかったけどどちらかというとこちらだなぁ。
ミステリベスト 1: 源氏供養 草子地宇治十帖。「千年の黙」からはじまる森谷明子さんの王朝シリーズの完結。まあミステリという枠にしてもいいのか悩むのでちょっとずるだけど。2024年は去年から続いて王朝ものをたくさん読んだ。大河も紫式部と藤原道長だったし、つい小右記の現代語訳までちょっと読んでしまった。おかげで西暦1000年前後の日本史に詳しくなった。本作はその締め括りとなったけど、大好きなシリーズだったので終わってしまうのを悲しみながら読み終えた。
SF/ファンタジーベスト1: プロジェクト・ヘイル・メアリー。ようやく読んだんだけどまあ王道にして最強なのでこれを挙げざるを得ない。とはいえ今年はこのジャンル良いのがいっぱいあった。「深山に棲む声」「葛野盛衰記」「シャーロック・ホームズの凱旋」。マーダーボット・ダイアリーの最新作をまだ読んでないのでそれで悩まなくて良かった。
教養ジャンルベスト1: 公共哲学入門。今年はこのジャンルあんまり読めなかった。去年に続いて言語学系と考古学系を少し。公共哲学入門は個人的に新しい分野の書籍で勉強にはなった。とはいえあんまり身についたという感じはしないけど。
観た映画
いちおう去年に倣ってこちらも。といっても今年は 5本しか観てなかった。そんなもんか。まあ個人的には去年が少し多かった。やっぱり「ルックバック」が印象的。最後にみた忍たまの映画も意外と良かった。来年はモノノ怪の2作目もあるかな?
マーダーミステリー
今年からこれも記録しとこう。
今年は店舗でやったのと自宅で2人用や謎解きをやったのと合わせて 8回。「ユリイカの森からの招待状」というのはマダミスではないし、1日で終わらせずに4,5回に分けてやっとクリアしたので遊んだ日数でいうともっとあるけど。
グループSNEさんのが多かったしやはり品質も安定しているなという感じで、2人用の「週末の殺人鬼」「白黒航路」もいずれもちゃんと2人で楽しめてよくできている。今年はいつもお世話になってるカフェのオリジナル作品「人間失格」もできて、店舗版のシナリオの良さというものがあった。専門店はああいう感じのシナリオもできるんだろうな。しかし今年一番というと「人狼村の祝祭」かなぁ。自分のキャラとしてはちょっと悔いの残るプレイだったけど非常によくできていて納得感も高いシナリオだった。
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yotchan-blog · 8 months ago
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2024/10/16 18:00:13現在のニュース
安倍派事務局長、禁錮3年執行猶予5年の有罪判決確定 自民裏金事件(朝日新聞, 2024/10/16 17:55:53) 鳥取で投票オンライン立ち会い 国政選挙で全国初 投票所減に対策(毎日新聞, 2024/10/16 17:55:25) 「正確で信頼される情報届ける責務」新聞大会で決議採択 秋田(毎日新聞, 2024/10/16 17:55:25) 食べ残し、持ち帰りは「自己責任」 生モノは「食べきって」 国が案(毎日新聞, 2024/10/16 17:55:25) 財政審、予算編成に向け議論 経済対策や南海トラフ地震の備えが論点(毎日新聞, 2024/10/16 17:55:25) 国民は「ちょろい」わけじゃない 政治アイドルが衆院選に願うこと | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/10/16 17:54:38) プレスリリース:[京大発・松尾研発スタートアップ エムニ]ファインチューニングを用いた特許翻訳特化型LLMの開発において、GPT-4oや翻訳モデルを凌駕する性能を達成(PR TIMES) | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/10/16 17:48:53) 「大型補正予算で電気・ガス、燃料費を支援」 自民・小野寺政調会長(朝日新聞, 2024/10/16 17:48:09) スズキとエステーがコラボの芳香剤  車酔い減らす取り組みきっかけ(朝日新聞, 2024/10/16 17:48:09) 線状降水帯の発生予測 「的中」1割どまり 気象庁「検証したい」(朝日新聞, 2024/10/16 17:48:09) 国の基金残高、過去最高の18兆円超に 「無駄遣いの温床」膨張続く(朝日新聞, 2024/10/16 17:48:09) 吹奏楽部にも地域移行の波、コンクールは新時代へ 浮かんできた課題(朝日新聞, 2024/10/16 17:48:09) 日米韓、北朝鮮への制裁監視で新組織 「制裁の完全履行目指す」(毎日新聞, 2024/10/16 17:47:45) SNS投資詐欺、統括役容疑者を逮捕 公開手配、フィリピンから帰国(毎日新聞, 2024/10/16 17:47:45) 大商大、6季連続27度目の優勝 関西六大学野球リーグ(毎日新聞, 2024/10/16 17:47:45) 鉄道研究部が伊賀鉄道の活性化案で受賞…清風([B!]読売新聞, 2024/10/16 17:47:18) NHK、旧ジャニーズのタレント起用再開 紅白出演可能に - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/10/16 17:45:33) デジタル時代の報道のあり方を討議 秋田で新聞大会 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/10/16 17:45:33) 東証終値730円安、5営業日ぶり反落 半導体関連株中心に売られる(朝日新聞, 2024/10/16 17:41:07) ドングリ3年連続不作、クマ出没の危険 群馬県があの手この手で対策(毎日新聞, 2024/10/16 17:40:17) 防衛相「日米同盟の役割大きくなっている」 在日米軍新司令官と面会(毎日新聞, 2024/10/16 17:40:17) 直そう、生きづらい社会 荻上チキさんら招き11月にシンポジウム(毎日新聞, 2024/10/16 17:40:17) 在職老齢年金「廃止へ、まず対象縮小」 経団連が見解 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/10/16 17:39:18) 旧統一教会問題、与野党8党が回答 衆院選で全国弁連の公開質問状に(朝日新聞, 2024/10/16 17:33:25) エンタメノート:若者増え、明るくなった「豪華浪曲大会」 教室はキャンセル待ち(毎日新聞, 2024/10/16 17:32:59) エンタメノート:大阪弁で楽しく深く TBS「落語研究会」新解説者の宮信明さん(毎日新聞, 2024/10/16 17:32:59) ポッドキャスト:出席者500人も? 余興に、胴上げ 沖縄の結婚式(毎日新聞, 2024/10/16 17:32:59) プロ注目 記録かかった大学最後の打席でバント 大商大・渡部聖弥(毎日新聞, 2024/10/16 17:32:59) J1川崎フロンターレ鬼木達監督、今季で退任 4度優勝で歴代最多(毎日新聞, 2024/10/16 17:32:59)
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shintani24 · 11 months ago
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2024年8月14日
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【速報】岸田総理が自民党総裁選への不出馬の意向固める(TBS NEWS DIG)
岸田総理が来月おこなわれる自民党の総裁選に出馬しない意向を固めたことが、複数の政権幹部への取材で分かりました。このあと、記者会見を開き、岸田総理自ら説明するものとみられます。
総裁選には、石破元幹事長や小泉元環境大臣の他、茂木幹事長や河野デジタル大臣、高市経済安全保障担当大臣らが出馬に意欲を見せていますが、岸田総理を支える立場の党幹部や閣僚が総裁選に出馬することには批判的な声もありました。
岸田総理が出馬しないとなれば、総裁選の構図も大きく変わることになり、「ポスト岸田」レースは激しさを増すことになりそうです。
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岸田首相、記者会見で総裁選不出馬を正式表明 「自民が変わるため私が身を引く」(産経新聞)
岸田文雄首相は14日、首相官邸で記者会見を行い、9月の自身の任期満了に伴う自民党総裁選に出馬しないと正式に表明した。
首相は「今回の総裁選は自民党が変わる姿、『新生・自民党』を国民の前にしっかり示すことが大事だ。自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ。総裁選には出馬しない」と述べた。新総裁選出後に岸田政権は退陣し、約3年で幕を閉じる。
岸田首相の在任期間は14日時点で1046日で、岸信介氏に次ぎ戦後8番目の長さとなっている。
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G7広島サミットのワーキングランチで記念撮影に応じるG7首脳。右手前が岸田文雄首相=2023年5月19日、広島市南区、代表撮影
広島から首相、期待したが… 岸田氏の総裁選不出馬表明で被爆者らは(朝日新聞 8月15日)2024年8月14日に追記
岸田文雄首相が自民党総裁選への不出馬を表明した。広島選出の総理大臣として、被爆地の声を国内、世界に向けて届けることはできたのか。(柳川迅、魚住あかり、遠藤花、編集委員・副島英樹)
広島市の松井一実市長は岸田首相の平和行政について、「ライフワークである核兵器の廃絶に向けて積極的に取り組まれた」「『ヒロシマの心』を世界に発信するために御尽力いただきました」と評価した。自民党の県議や市議と同じく、主要7カ国首脳会議(G7サミット)の広島開催などを成果に挙げた。
一方で、県内に二つある県原爆被害者団体協議会(県被団協)の理事長はいずれも、日本政府が核兵器禁止条約に署名・批准するよう訴えてきた。しかし、核保有国が参加していないことを理由に、岸田首相は後ろ向きな姿勢を示し続けた。
佐久間邦彦理事長(79)は、「これではいつまで経っても(核禁条約に)『入らない』と言っているようなもの。本当にやる気があるのか見えなかった」と振り返る。
佐久間理事長と箕牧智之理事長(82)は、8月6日の平和記念式典に合わせて開かれた「被爆者代表から要望を聞く会」で、岸田首相と面会したばかり。箕牧理事長は「被爆者の訴えを一つでも受け止めてくれるのではないかと期待していたが、淡々と聞くだけだった」と話した。
広島を拠点に平和活動に取り組むNPO法人「ANT―Hiroshima」理事長の渡部朋子さん(70)は岸田首相の3年間について、「広島にとってチャンスかもしれないとみんな期待しましたが、残念ながら広島の宰相ではなかった」と語った。
昨年5月のG7広島サミットでは、核抑止力を正当化した「広島ビジョン」も発表され、被爆地から選出された岸田首相もその文書に名を連ねる一人となった。サミットについて渡部さんは「広島が貸し舞台として使われ、肩すかしでした」と残念がる。
岸田政権が閣議決定で防衛費拡大を進めたことを「戦争のできる国にし、原発再稼働も進めた」と指摘。「核軍拡が進む状況にのみ込まれ、戦争被爆国としてのリーダーシップが見えなかった」と振り返った。
広島市安佐南区の会社員、末棟将彦さん(44)は、元々外務大臣だった岸田首相の外交に期待していたという。サミットで各国首脳が広島を訪れたことを「歴史に残る」と評価しつつ、「もう一歩、核廃絶に向けて踏み込んだ外交をしてほしかった」と述べた。
統一教会問題や自民党派閥の裏金問題など、数々の「内憂」に見舞われた首相でもあった。
「大変驚いており、本当に残念だ」。自民党広島県連会長代理の中本隆志・県議会議長は県庁で会見を開いた。「安倍政権、菅政権下の色んな問題が浮上し、対応に追われた3年間だった。裏金問題の対応では、身内である自民党議員の協力があまりに少なかった」
広島市議会の会派「自民党・市民クラブ」幹事長の山路英男市議も「国防の強化や経済安全保障は岸田政権の下で進んでいる」と不出馬を残念がる。裏金問題については、「巻き込まれた形だ」と話し、問題を受けて政治資金規正法が改正されたことについて、「党内ではだいぶ反発もあったと思うが、大きな決断をした」とたたえた。
平和記念公園を歩いていた広島市中区の山本裕志さん(67)は裏金問題について「私利私欲のための政治になっていたのでは。広島から出た首相で期待していた。もう少し国民のための政治ができなかったものか」と話した。
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GDPは百年前に「逆戻り」 それでも日本は「強兵」路線に進むのか(朝日新聞 100年をたどる旅~未来のための近現代史~③「持たざる国」の素顔)
「DIME」という安全保障のキーワードがある。 今回はこれを切り口に、「持たざる国」日本がたどってきた100年の歩みを考える。
国内総生産(GDP)は1940年代に生まれた。資源や物資など戦争を遂行できる生産力がどれだけあるか正確に把握する指標として、米英が開発した。「第2次世界大戦が生んだ数多くの発明品の一つ」と英ケンブリッジ大のダイアン・コイル教授は位置づける。
世界に占める日本のGDPは、百年前と同じ水準に逆戻りしている――。英国の経済学者アンガス・マディソン氏の研究チームは、西暦1年から今に至る世界各国のGDPを歴史資料から推計してきた。そこから浮かび上がってきたのは、そんな日本の姿だ。
日本のGDPの世界全体に占める割合は1920年は3・4%。それが戦後の経済成長で急伸。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などと称された。米国の地位をも脅かす経済力を誇った90年には8.6%に上昇した。
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上位20カ国。マディソン氏の研究チームの最新の推計結果から。1920年の中国はデータが無いため、1900年で代用。1920、90年のロシアは旧ソ連のデータを使用。ソ連以外は現在の国旗
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だが、その後、中国をはじめとする新興国の経済成長が加速。日本は人口減社会に突入して主要7カ国(G7)で唯一足踏みを続け、2022年には3・7%に落ち込んだ。歴史的な「定位置」に戻ったともいえる。
現在の日本のGDPは世界4位。米ゴールドマン・サックスによれば、さらに50年に6位、75年には12位へ転落が予想される。日本は近い将来「経済大国」の看板を下ろすことになるかもしれない。
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問われるDIMEの発想 軍事以外が軽視されていないか
一方、岸田政権は一昨年末、27年度の防衛費のGDP比を倍増させ、2%にすることを決めた。27年度の防衛費は世界5位内に入り、「軍事大国」に仲間入りする可能性がある。
問題は、この歴史的増額が果たして「国力」に見合っているのかだ。マディソン氏の研究チームの一員である深���京司・一橋大特命教授(国際経済学)は「人類史上まれに見るスピードで人口が減少していく日本の世界における経済的地位が、当面再び高まることは考えづらい。日本が単独で防衛費を拡充しても限界がある」と指摘する。
米国防大のテキスト「国家安全保障戦略入門」には、国家は「外交、情報、軍事、経済(DIME)という四つの主要な手段を駆使して力を行使し、目的を追求する」と記述され、「DIME」の統合的運用が重要だと説かれている
「DIME(ダイム)」という言葉がある。「外交(Diplomacy)」「情報(Information)」「軍事(Military)」「経済(Economy)」の頭文字を取ったものだ。米国が安全保障の指導者育成のため設立し、米軍の将校や文官らが在籍する米国防大(NDU)のテキスト「国家安全保障戦略入門」では国家安全保障の構成要素にこの四つを挙げ、DIMEを駆使して目的を追求するとしている。軍事は大事な要素だが、それだけでは国の安全が担保できない。国力の重要な要素であるDIMEを統合して国の安保を確保する、というのが、欧米では常識となっている。
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近年では中国に対抗するため、「技術(Technology)」を加えた「DIME+T」、あるいは「金融(Finance)」「諜報(ちょうほう)(Intelligence)」「法執行(Law enforcement)」を加えた「DIME+FIL」とも呼ばれる。日本では安保を考える際、これまでDIMEという言葉はほとんど聞かれなかった。
だが日本はかつて「国力」から目をそむけて軍事偏重に走った結果、人的・物的破局を招いた。
むろん、過去と事情は異なる。安保環境の変化を踏まえた防衛力の要素は必要だろう。だが今、安保を議論するのに、軍事以外の要素が、あまりに軽視されてはいないか。
岐路に立つ今だからこそ、「国力」を重層的に、冷静に見つめる視点が求められている。
日本の安全保障にDIMEの発想はあるのか。
日本の国家安全保障戦略、乏しい経済・外交の記述
一昨年改定された日本の「国家安全保障戦略」には「外交力・防衛力・経済力・技術力・情報力を含む総合的な国力を最大限活用して、国家の対応を高次のレベルで統合させる戦略が必要である」とある。
日本はこれまで、安全保障は米国を最重視し、経済面では最大の貿易相手国・中国との協力を深めてきた。だが、その米中の対立は軍事だけでなく、経済や技術といった非軍事の分野にまで拡大。安全保障の裾野が広がるなか、日本もいや応なく「踏み絵」を迫られている。自国の国力を見つめ、「国益」を見定めていこうというのが新戦略の趣旨だ。
しかし、中身を見ると、経済や外交に関する記述は乏しく、経済安保の項目も他の記述とのつながりがない。「戦略」の一部分を担当したある省の幹部は「戦略の全体像の議論もなく、他の項目の記述も見せてもらえず、一部の項目だけ割り振られた。いわば(各省からの文章を短冊状にしてつなぎ合わせる)『短冊方式』だ」と不満をもらす。DIMEを掲げてはいるが、「軍事」に重きが置かれ、政府一体の「総合的な国力」の底上げを図ろうとの意識は薄い。
歴史的な増額を決めた防衛費の財源も宙に浮いたままだ。
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参院本会議で防衛費財源確保法案が審議入りし、答弁する岸田文雄首相=2023年5月24日
岸田文雄首相は防衛費倍増を決めるにあたり、安定財源の確保について「今を生きる我々の将来世代への責任」と訴えた。しかし、首相が確保したとする財源の大半は、1度しか使えない国有財産の売却など安定財源にはほど遠いものだ。唯一、実効性がある防衛増税は、自民党内をまとめきれず、いまだ実施に必要な法律もできていない。
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戦略の策定に先駆けて首相官邸が設置した有識者会議でも、「国力」をめぐる議論はあった。エコノミストの翁百合・日本総合研究所理事長は「防衛力強化には、持続的な経済、財政基盤強化と国民の意識の共有が大変重要だ」と訴えた。エネルギー自給率の低さや、債務残高の国内総生産(GDP)比の高さなどを挙げ、「そのリスクを認識する必要がある」とも指摘した。DIMEに通じる考え方といえる。一方で「『国力に見合った防衛力』と固定的に考えるべきではない」と積極的に防衛力強化を唱える論者もいた。だが、有識者会議は3カ月間に計4回開かれただけで議論は煮詰まらず、メンバーも不満を口にした。
戦前の日本もDIME的発想で自国の国力を見つめようとしたことがあった。(大日向寛文、編集委員・佐藤武嗣)
対米開戦前、日本の「敗戦」を予告する二つの報告が軍と政府それぞれの研究チームでまとめられていました。 第4回「予知されていた『敗戦』」は8 月15 日配信予定です。
コメントプラス
加谷珪一(経済評論家)【解説】 国家の戦争遂行能力は基本的にGDP(国内総生産)に比例するといわれます。当たり前のことですが、軍隊の維持には費用がかかりますし、実際に軍事的オペレーションが始まれば、物流など経済インフラの強さが戦争継続のカギを握ります。一般的にロジスティクスという言葉はビジネスにおける物流のことを指しますが、ロジスティクス本来の意味は軍隊における兵站(へいたん:物資の補給など)です。言い換えれば、日常的に経済活動が活発で、多くの人やモノが移動している国、もっと簡単に言ってしまえば豊かな国ほど、いざという時にこうしたリソースを戦争に転用できるので、高い戦争遂行能力を発揮する仕組みです。世界でもっとも豊かな米国が最強の軍事力を持っているのはある意味で当然のことといえますし、経済規模が小さくなれば、やはり戦争遂行能力も低下せざるを得ません。
ちなみにGDPに対する軍事費の比率は、全世界的に見ると2%程度が標準です。常に何らかの軍事活動を行っている米国や、大規模な戦争を継続しているロシアのGDP比は3.5%~4%と高くなっています。日本の防衛費はGDP比1%という制約がありましたが、岸田政権が防衛費の倍増を決めたことから2%程度に上昇する可能性が高まっています。
不気味なのはやはり中国でしょう。中国の軍事費のGDP比はわずか1.6%ですが、GDPそのものが大きいので、軍事費の絶対値は日本の6倍にもなります。中国が米国並みに軍事費をかけた場合、その金額は途方もない水準となります。
辻田真佐憲(評論家・近現代史研究者)【視点】 戦前と現在の類似性に焦点を当てた分析ですが、差異にも注目する必要があると思います。戦前の日本は、経済的にはそれほど強くなかったかもしれませんが、北東アジアにおいて高度に近代化された軍隊を持ち、自主的に行動することができました。しかし、現在の日本は状況が異なります。日本が大陸で大規模な軍事行動を起こすことなど想像しにくいでしょう。むしろ、現在の北東アジアで軍事力を誇り、主導権を握っているのは中国です。したがって、戦前の日本と現在の日本を比較するのもいいですが、戦前の日本と現代の中国を比較するという視点も合わせてもたなければならないでしょう。
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andrew-excelleen · 8 months ago
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ari0921 · 7 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和六年(2024年)12月6日(金曜日) 伍
     通巻第8538号
 カールソン、ロシアのラブロフ外相に独占インタビュー
   連載(その3。最終回)
*************************
 カールソン(以下「C」)ワシントンの同じ政策立案者たちが20年前に持っていたビジョンは、台頭する東側とのバランスを取るためにロシアを西側陣営に組み入れない理由がない、というものだったと思う。まだそれが可能だと思いますか?
 ラブロフ(以下「L」):そうは思わない。最近、プーチン大統領がヴァルダイ・クラブで政治学者や専門家に語った際、2022年初頭の状況に戻ることは決してないだろうと述べた。その時、彼は(どうやら彼自身だけでなく、公の場でこのことについて語った)西側諸国と対等になろうとするすべての試みが失敗したことに気づいたのです。
それはソ連の崩壊後に始まった。我々は今や「自由主義世界」、民主主義世界、「歴史の終わり」の一部となったという高揚感があった。
しかし1990年代には我々が、せいぜい下位パートナー、おそらくパートナーでさえないとして扱われていたことが、ほとんどのロシア人にとってすぐに明らかになった。
西側が望むように物事を組織し、オリガルヒと取引を交わし、資源や資産を購入できる場所として扱われていたのだ。おそらく米国は、ロシアを自分たちの懐に収めたと決めたのだろう。しかし、ボリス・エリツィンの任期が終わる頃には、彼はロシアにとってこれは望ましくないことだと考え始めていた。
彼がジョージ・ブッシュ・ジュニア、バラク・オバマと会談した時も同席していました。ブカレストでのNATO会議の後、 2008年にNATO・ロシア首脳会談が行われ、ジョージアとウクライナがNATOに加盟すると発表されました。
そして、彼らはそれを私たちに売り込もうとしました。私たちは「なぜ?」と尋ねました。昼食の席でプーチン大統領が「これはなぜ?」と尋ねました。いい質問ですね。そして彼らは「これは義務ではない」と言いました。
 C:どうしてですか?
L: NATO加盟の手続きを始めるには、正式な招待が必要です。ウクライナとジョージアはNATOに加盟するスローガンが最初にトビリシの一部の人々の強迫観念になったのは、ミハイル・サーカシビリが正気を失い、ロシアの平和維持部隊を地上に派遣してOSCE保護下で戦争を開始したときでした。
ウクライナ人にとっては、もう少し時間がかかりました。彼らは親欧米の雰囲気を醸成していました。親欧米は基本的に悪いことではありません。親東も悪くありません。悪いのは、人々に「どちらか一方、私に付いてこなければ私の敵だ」と告げることです。二者択一だということです。
実際、最初のクーデターは2004年に起き、第2回投票の後に同じヴィクトル・ヤヌコビッチが大統領に就任しました。
西側は大騒ぎし、第3回投票を行うようウクライナ憲法裁判所に圧力をかけました。ウクライナ憲法では、投票は2回までと定められています。
西側の圧力を受けた憲法裁判所は、初めて憲法を破りました。そして、親西側の候補者が選ばれました。当時、これらすべてが起こり、沸騰していたとき、ヨーロッパの指導者たちは、ウクライナ国民は我々の味方になるのか、それともロシアの味方になるのかを決めなければならなくなったのです。
 C:大国の振る舞い方です。一定の軌道があり、現在はBRICS 対 NATO、米国 対中国です。あなたはロシアと中国の同盟は永続的だと言っているように聞こえます。
 L:私たち(中露)は隣人です。そしてもちろん、地理はとても重要です。
 C:しかし、あなた方は西ヨーロッパの隣国でもあります。そして、事実上、西ヨーロッパの一部なのです。
 L:西ヨーロッパはウクライナを通じて我々の国境に来ようとしています。アゾフ海にイギリス海軍基地を設置する計画がほぼ公然と議論されていました。クリミアが注目されていました。
クリミアにNATO基地を作ることを夢見ていました。
たとえば、私たちはフィンランドと非常に友好的でした。しかし、フィンランド人は一夜にして、ヒトラーの最良の同盟国だった第二次世界大戦の準備初期の頃に戻ってしまいました。
こうした中立、友情、一緒にサウナに行くこと、一緒にホッケーをすること、これらすべてが一夜にして消え去りました。おそらくこれは彼らの心の奥底に残っていて、中立が重荷となり、礼儀正しさが重荷となっていたのでしょう。
C:「冬の戦争」に怒っている。それはあり得ることだ。さてゼレンスキー氏と交渉できますか?
あなたは、彼の任期が過ぎていると指摘しています。彼はもうウクライナの民主的に選ばれた大統領ではありません。あなたは彼を交渉の適切な相手だとお考えですか?
 L:プーチン大統領もこの問題について何度も言及している。2022年9月、特別軍事作戦の1年目に、ゼレンスキーは、西側諸国に対しても状況の条件を指示することになるという確信から、プーチン政権とのいかなる交渉も禁止する法令に署名した。
この事件後の公開イベントで、プーチン大統領は、ロシアがなぜ交渉の準備ができていないのかと問われている。彼は、「ひっくり返さないで。明日、利益のバランスに基づいて交渉するなら、我々は交渉の準備ができている」と答えた。しかしゼレンスキーは交渉を禁止するこの法令に署名した。
彼に公にそれをキャンセルするよう伝えたらどうですか?
彼が交渉を望んでいるという合図となるだろう。その代わりにゼレンスキーは「和平方式」を発明した。最近、それは「勝利計画」によって補完された。彼らは、欧州連合大使と会談するときや他の形式で彼らが何を言うかはわかっていると言い続けている。彼らは条件に沿わない限り、合意なしと言う。彼らは現在、この平和方式に基づいて第2回首脳会談を計画しており、西側諸国とすでに合意した協定をロシアに提示するよう要請すると躊躇なく発言しています。
西側の同僚たちが、ウクライナ抜きでウクライナについて何も言わないとき、事実上、ロシア抜きでロシアについて何も言わないことを意味します。なぜなら彼らは私たちがどのような条件を受け入れなければならないかを議論しているからです。
 ちなみに、最近彼らはすでに、ウクライナ抜きでウクライナについて語ることは何もないという概念を暗黙のうちに侵害しました。
彼らは私たちの立場を知っています。私たちは裏技をやっているわけではありません。
プーチン大統領が発表したのは、私たちの作戦の目的です。それは公正です。国連憲章に完全に沿っています。第一に、言語の権利、少数民族の権利、民族的少数派の権利、宗教の権利は、OSCEの原則に完全に沿っています。
欧州には、今も存続している安全保障協力機構があります。この機構のいくつかの首脳会議では、安全保障は不可分でなければならないこと、誰も他国の安全保障を犠牲にして自国の安全保障を拡大してはならないこと、そして最も重要なこととして、欧州大西洋地域におけるいかなる組織も優位性を主張してはならないことが明確に述べられています。
これが OSCE によって最後に確認されたのは 2010 年でした。
NATOはまさにその逆のことをしていました。ですから、我々の立場には正当性があります。NATOが我々の玄関口にやって来ることはありません。
 
C:アメリカでは誰が外交政策の決定を下してきたと思いますか? これはアメリカにおける疑問です。誰がこれらの決定を下しているのでしょうか?
 L:私は何年もアントニー・ブリンケンに会っていません。最後に会ったのはG20サミットのときです。私はプーチン大統領の代理としてそこにいました。会議中に彼のアシスタントが私のところに来て、アントニーが10分だけ話をしたいと言っていると言いました。私は部屋を出て行きました。私たちは握手をしました。彼は緊張緩和の必要性などについて何か言いました。私がこれを公表しているので彼が怒らないことを願います。しかし私たちは部屋にいた多くの人々の前で会っていたので、「緊張をエスカレートさせたくはありません」と言いました。
 C:それで、あなたは、2016年12月、バイデン政権の最後の瞬間に、バイデンが米国とロシアの関係をより困難なものにしたと言われた。
 L:オバマ政権時代、バイデンは副大統領でした。オバマ政権は次期トランプ政権に��量の爆弾を残した。選挙後の1か月間、この地域の国境を接する国々では政治的にさまざまな出来事が起きています。ジョージア、ベラルーシ、ルーマニア、そしてもちろん最も劇的なのはシリアで、混乱が起きています。
 C:これらは、決議をより困難にするための米国の取り組みの一環のように思えますか?
 L:何も新しいことはない。歴史的に、米国の外交政策は、問題を起こして、泥水の中で魚を釣れるかどうか試すことに動機づけられてきたからだ。
イラクの侵略、リビアの冒険 - 基本的に国家を破壊しています。アフガニスタンから逃げています。
そして今、裏口から戻ろうとしています。米国が参加できる「イベント」を企画するために国連を利用していますが、米国はアフガニスタンを非常にひどい状態にして去り、資金を押収し、それを返そうとしていないという事実にもかかわらずです。
アメリカの外交政策の措置や冒険を分析すると、ほとんどが同じはパターン。彼らは何らかの問題を引き起こし、どう利用するかを考えます。
欧州安全保障協力機構(OSCE)が選挙を監視する際、ロシアの選挙を監視していたときは非常に否定的な結果が出ていました。ベラルーシやカザフスタンなど他の国でも同様です。
今回、ジョージアでは、OSCEの監視団は肯定的な報告書を提出しましたが無視されています。
手続きの承認が必要な場合は、選挙の結果が気に入ったときに承認します。選挙の結果が気に入らなければ、それを無視します。それは、米国やその他の西側諸国がコソボの一方的な独立宣言を承認したとき、彼らはこれが自決の実行だと言ったようなものです。
コソボでは国民投票は行われませんでした。一方的な独立宣言です。
ちなみに、その後セルビア人は国際司法裁判所に訴え、裁判所は(まあ、通常は判決であまり具体的なことは言いませんが)領土の一部が独立を宣言する場合、必ずしも中央政府と合意する必要はないとの判決を下しました。
数年後、クリミア住民が国際機関ではなく、ヨーロッパ、アジア、旧ソ連圏の国会議員など多くの国際監視団の招待を受けて住民投票を実施したとき、彼らは「これは領土保全の侵害なので受け入れられない」と言いました。
 C:アレッポの一部を占領した反政府勢力に金を払っているのは誰ですか? アサド政権は崩壊の危機に瀕していますか?
シリアでは正確に何が起きているのでしょうか?
 L:この危機が始まったとき、私たちは合意を交わしていました。私たちはアスタナ・プロセス(ロシア、トルコ、イラン)を組織しました。私たちは定期的に会合を開いています。ゲームのルールは、シリア人が互いに和解するのを助け、分離主義者の脅威が強まるのを防ぐことだ。アメリカがシリア東部で行っているのはまさにそれであり、彼らは石油や穀物の販売による利益、つまり彼らが占有している資源を使ってクルド人分離主義者を育てているのです。
プレーヤーの有用な組み合わせです。私たちは非常に懸念しています。そして、アレッポとその周辺でこれが起こったとき、私はトルコの外務大臣およびイランの同僚と話をしました。この国際会議の合間にドーハで。イドリブ地域の協定の厳格な実施に戻る必要性について話し合いたい。
なぜなら、イドリブの緊張緩和地帯は、テロリストがアレッポを占領するために移動した場所だったからです。2019年と2020年に達した取り決めでは、トルコの友人がイドリブの緊張緩和地帯の状況をコントロールし、ハヤト・タハリール・アル・シャム(旧ヌスラ)を反政府勢力から分離することになっています。
反政府勢力は非テロリストであり、トルコと協力しています。
もう一つの合意は、ダマスカスからアレッポまでのM5ルートの開通でしたが、これも現在テロリストに完全に占拠されています。
 C:その「イスラム主義グループ」、所謂「テロリスト」をいったい誰が支援しているのですか?
L:このプロセスのすべてのパートナーと、資金調達と武装の経路を断つ方法について話し合いたいと思っています。情報には、米国や英国などの名前が挙げられており、公になっている。
イスラエルはこの状況を悪化させることに関心があると言う人もいる。ガザが厳重な監視下にないからだ。これは複雑なゲームだ。多くの関係者が関わっている。
C:ドナルド・トランプについてどう思いますか?
 L:彼はとても強い人だと思います。結果を求める人です。何事も先延ばしにするのは好きではありません。これが私の印象です。
彼は議論では非常に友好的です。しかし、これは一部の人が彼を親ロシア派だと主張しているという意味ではありません。トランプ政権下で私たちが受けた制裁の量は非常に大きかったのですから。
我々は国民が投票で下す選択を尊重します。我々はアメリカ国民の選択を尊重します。プーチン大統領が言ったように、我々は現政権との接触に常にオープンであり、これまでもそうしてきました。
プーチン大統領が言ったように、ボールは彼らの側にあります。我々は経済、貿易、安全保障などあらゆる面での接触、つながりを断ち切ったことはありません。
 C:ロシアと米国の間の紛争の激化について、どれほど真剣に心配していますか?
 L:ヨーロッパの人々は、合意条件を決めるのはウラジーミル・ゼレンスキーではなく、米国とロシアだとささやき合っています。我々の関係を、2人の男が皆のために決めるかのように表現すべきではないと思います。
まったく違います。
わたしたちのスタイルではありません。我々は、国連憲章の国家主権平等の原則が実際に体現されているBRICSや上海協力機構で主流となっているやり方を好みます。
米国は国家の主権平等を尊重することに慣れていない。米国は、ルールに基づく世界秩序を損なうため、ロシアがウクライナで勝利するのを許すことはできないと言う。
NATOは、少なくともバイデン政権下では、ユーラシア大陸全体に目を向けており、インド太平洋戦略、南シナ海、東シナ海はすでにNATOの議題に上がっています。NATOはそこにインフラを移動させています。
AUKUSとクアッドを構築しています。米国、韓国、日本は、一部の核兵器を含む軍事同盟を構築しています。そして、NATOの元事務総長であるイエンス・ストルテンベルグは、昨年のサミット後に、大西洋の安全保障はインド太平洋の安全保障と切り離せないと述べました。
「領土防衛を超えることを意味するのか」と尋ねられたとき、彼はこう答えました。
「いいえ、領土防衛を超えるものではありませんが、私たちの領土を守るために、私たちはそこに存在する必要があります。この先制攻撃の要素はますます存在感を増しています」
我々は誰とも戦争を望んでいません。
5つの核保有国は2022年1月にトップレベルで、我々は互いに対立を望まず、互いの安全保障上の利益と懸念を尊重すると宣言しました。核戦争に勝つことは決してできない、したがって核戦争はあり得ないとも述べました。
2021年6月にジュネーブで会談したロシアと米国、プーチン大統領とバイデン大統領の間でも繰り返されました。基本的に、彼らは1987年のレーガン大統領とゴルバチョフ大統領による「核戦争はない」という声明を再現しました。
これは間違いなく私たちの重大な利益であり、これが米国にとっても重大な利益となることを願っています。
 C:あなたが言っているのは、アメリカの政策立案者たちは、アメリカに直接影響を及ぼさない核戦争が起こる可能性があると想像しているということであり、それは真実ではないと言っているわけですね。
 L:抑止力、核抑止政策の専門家は、それが非常に危険なゲームであることをよく知っています。そして、限定的な核攻撃の応酬について語ることは、私たちが望まない災害を招くことなのです。
(おわり)。
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kennak · 1 year ago
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編集者注:ナショナル・フットボール・リーグのカンザスシティ・チーフスのプレースキッカーであるハリソン・バトカー氏(28歳)は、 2024年5月11日土曜日、カンザス州アチソンのベネディクト大学で卒業式の演説 を行った。彼の発言の転写は以下の通りである。 2024 年卒業生の皆様:まず、皆さんが本日無事にこの成果を達成できたことを祝福したいと思います。 あなたの高校卒業は想像していたものではなかったと思いますし、おそらく大学の最初の数年間も想像していたものではなかったでしょう。 新型コロナウイルスによるあらゆる逆境を乗り越えてこの瞬間に辿り着いたことで、この人生の苦しみは一時的なものに過ぎないという重要な教訓を学んだことを願っています。 あなたはグループとして、自分たちのレーンに留まらない悪いリーダーがいかに社会に悪影響を与えるかを目の当たりにしました。 このレンズを通して、私たちがどのようにして今の場所にたどり着いたのか、そして国民として、そしてカトリック教徒としてどこに行きたいのかを考えてみたいと思います。 始める前に最後に、講演への招待をいただいたミニス会長と理事会に必ず感謝したいと思います。 数か月前、ミニス学長が最初に連絡を取ったとき、私は最初は「ノー」と答えていました。ご存知のように、昨年、私は母校であるジョージア工科大学で卒業式のスピーチをしましたが、特に卒業式のスピーチは 1 回で十分だと感じていました。プロのスピーカーではない人。 しかしもちろん、ミニス大統領は説得力を発揮した。 [ 笑い ] この曲は、新型コロナウイルスの大惨事の中で皆さんが直面した多くの課題と、私たち高齢者が当たり前だと思っていた多くのマイルストーンを皆さんがいかに逃したかを物語っていました。 新型コロナウイルスはあなたの形成期を通じて大きな役割を果たしたかもしれませんが、それは特別なものではありません。 間違った政策と不十分なリーダーシップは、生活の主要な問題に悪影響を及ぼしています。 中絶、体外受精、代理出産、安楽死、そしてメディアにおける退廃的な文化的価値観への支持の高まりなどは、すべて無秩序の蔓延に起因しています。 私たちの国は、カトリック信仰を公に誇らしげに宣言しながらも、同時に中絶推進集会で十字架のサインをするほど妄想的な人物によって指導されています。 彼は罪のない赤ん坊の殺害に対する支持を非常に声高に主張してきたので、多くの人にとって、あなたはカトリック教徒であると同時に選択を支持する人でもあるように見えるはずです。 彼は一人ではありません。 新型コロナウイルスのロックダウンを主導した人物から、アメリカの若者に危険なジェンダーイデオロギーを押し付けている人々まで、彼らには明らかな共通点がある。 彼らはカトリック教徒です。 これは、カトリック教徒であるだけでは役に立たないということを思い出させる重要なものです。 こうしたことは、礼儀正しい社会では持ち出さないようにと言われている類のものです。 わかります、困難なこと、不快なこと。 しかし、私たちが歴史のこの時期に男��と女性でありたいのであれば、「ニース教会」が勝利の提案であるかのように振る舞うのをやめなければなりません。 私たちは常に慈善活動に基づいて話し、行動しなければなりませんが、決して慈善活動を卑劣なものと取り違えてはなりません。 ここ数年で、私は自分の考えを話すことでかなりの評判を得てきたと言っても過言ではありません。 私は自分自身がこのようなプラットフォームを持つことを想像したことも、望んだこともありませんでしたが、神がそれを私に与えてくれたので、私にはそれを受け入れ、自分のレーンを受け入れ、そこにとどまることについてのより厳しい真実を説く以外に選択肢はありません。 イエス・キリストによって設立された教会の会員として、真に、そして悪びれることなくカトリック教徒であることは、私たちの義務であり、最終的には特権です。 誤解しないでください。教会内であっても、礼儀正しいカトリックサークルの人々はあなたに沈黙するよう説得しようとします。 という受賞歴のある映画さえあったが 同じカトリック信者が製作した『沈黙』 、その映画では、主人公の一人であるイエズス会の司祭が教会を捨て、背教者として死んだとき、静かに誰にも知られずに十字架を握っている姿が描かれている。しかし神。 ベネディクト会大学の友人であるロバート・バロン司教閣下がこの映画の批評で述べたように、それはまさに文化的エリートがキリスト教において見たいもの、つまりプライベートで、隠れていて、無害なものだった。 私たちのカトリック信仰は常にカウンターカルチャーでした。 私たちの主と数え切れないほどの信奉者たちは皆、彼女の教えを忠実に守ったために処刑されました。 私たちの周りの世界は、私たちの信念が多様性、公平性、包括性の圧政に反する場合は常に自分の信念を内に秘めておくべきだと主張します。 私たちが真実を話すことを恐れるのは、残念ながら現在では真実は少数派だからです。 議会は、誰がイエスを殺したかという聖書の教えのような基本的なことを述べると、刑務所に入れられる可能性があるという法案を可決したばかりだ。 しかし、誤解しないでください。社会を悩ませている問題を解決しようとする前に、まず自分自身の家庭を整えなければなりません。それはリーダーから始まります。 神によって私たちの霊的父として任命された司教と司祭は、正しく命令されなければなりません。 今日、司祭や司教が群れを誤解させた話をすべて列挙するには時間がありませんが、私たちの誰ももう無知を責めて、ただ盲目的に「お父様がおっしゃったことです」と宣言することはできません。 なぜなら、悲しいことに、私たちがリーダーとして期待している司祭の多くは、自分の趣味を優先したり、教区名簿に掲載する犬との写真やおそろいの服装を優先したりする司祭たちと同じだからです。 私たち信徒も女性も、聖なるためには小教区で積極的に活動し、問題を解決しようと努めなければならないと考えがちです。 はい、私たちは小教区の支援に絶対に関与すべきですが、私たちが小教区の司祭たちが問題を解決するために頼れる拠り所になることはできません。 父親と息子の関係に目を向けるのと同じように、司祭とその民との関係にも目を向けるべきです。 父親として息子を導くのが私の仕事であるにもかかわらず、常に息子に助けを求めるのは適切ではありません。 聖ホセマリア・エスクリバは、司祭は奉仕するように任命されており、信徒を模倣する誘惑に負けず、徹底的に司祭であり続けるべきであると述べています。 悲劇的なことに、非常に多くの司祭は幸福の多くを教区民から受ける賞賛に依存しており、それを求めるうちに警戒を緩め、過剰に馴れ馴れしくなってしまうのです。 私のチームメイトのガールフレンドが言うように、馴れ合いは軽蔑を生むので、この過度の馴れ合いは毎回問題になることがわかります。 [ 笑い ] 聖ホセマリアは、司祭を単なる一人の人間として見たい人もいると続けます。 そうではありません。 彼らは司祭の中に、すべてのキリスト教徒、そして実際すべての名誉ある人にふさわしい美徳、すなわち理解力、正義、仕事生活(この場合は司祭の仕事)、そして良いマナーを見つけたいと思っている。 私たちが信徒として、あれこれの神学の教えを解読できるようにアマチュア神学者になることに身を投じるのは賢明ではありません――もちろん、あなたが神学を専攻している場合は別ですが。 私たちは、人生における自分の状態と自分自身の使命に意図的に焦点を当てなければなりません。 そして私たちのほとんどにとって、それは既婚男性と女性としてのことです。 それでも、私たちはすぐに使える素晴らしいリソースをたくさん持っているので、現代に合わせて曖昧に言い換えられていない、伝統的で時代を超越した教えを見つけるのにそれほど時間はかかりません。 さらに、善良で聖なる司祭はまだたくさんいますので、彼らを探し出すのは私たち次第です。 世界の混乱は残念ながら私たちの小教区の混乱に反映されており、悲しいことに大聖堂にも反映されています。 パンデミック中に見られたように、あまりにも多くの司教がまったくリーダーではありませんでした。 彼らの動機は、恐怖、訴えられることへの恐怖、排除されることへの恐怖、嫌われることへの恐怖でした。 彼らは、意図的か非意図的かにかかわらず、秘跡は実際には重要ではないことを行動によって示しました。 このため、秘跡も受けられずに孤独死した人が数え切れないほどおり、決して忘れてはいけない悲劇です。 カトリック教徒として、私たちは民、そして最終的には教会のために命を捧げた英雄的な羊飼いたちの例を数多く挙げることができます。 コロナ禍で経験したことが適切だったという嘘を信じることはできません。 何世紀にも���たって、大戦争、大飢餓、そしてそうです、大病気さえもあり、それらはすべてある程度の致死性と危険性を伴いました。 しかし、これらの例のいずれにおいても、教会指導者は自らの召命に力を注ぎ、民が秘跡を受けられるようにした。 モロカイ島の聖ダミアンのような偉大な聖人たちは、自らの宣教の危険性を承知しており、精神的指導者としてハワイのハンセン病植民地に11年間滞在しました。 彼の英雄的行為は、理想的にはまったくユニークであるべきではないにもかかわらず、今日では何か特別でユニークなものとして見なされています。 なぜなら、父親が自分の子供を愛するように、羊飼いも自分の霊的な子供たちを愛すべきだからです。 それは、現代の使徒である司教たちにとってはさらに当てはまります。 私たちの司教たちはかつて、指輪にキスをし、彼らの言葉をすべて受け止める崇拝の群衆を持っていましたが、今では取るに足らない存在の地位に追いやられています。 さて、教区の司教や司教協議会全体が、この問題やあれこれに関する重要な文書を発表しても、誰もそれを読むどころか、一刻も読もうともしない。 いいえ、今日、私たちの羊飼いたちは、難しいことを大声で言うことよりも、公会議への扉を常に開いておくことにはるかに関心を持っています。 司教たちから連絡を受けるのは、毎年恒例のアピールの時だけのようですが、私たちは司教たちに、個人的な慰めを脇に置き、十字架を抱きながら教会の教えについて声を上げる必要があります。 私たちの司教たちは政治家ではなく羊飼いなので、仲良くしようとして世界に溶け込むのではなく、彼らも自分たちの道に留まり、先頭に立たなければなりません。 私がこのすべてを怒りから言っているわけではありません。私たちはふさわしい指導者を獲得しているからです。 しかし、これは私が自分の車線にとどまり、自分の使命に集中すること、そしてより良い父親、夫になり、世界で生きながらも世界に属さないようにするにはどうすればよいかを考えさせます。 これらの人々のために祈り、断食しながら自分の召命に集中することは、私が教会の指導者たちに不平を言うよりも、教会のためにもっと役に立ちます。 私たちの指導者たちからは非常に多くの混乱が生じているように見えるため、ミズーリ川の上流の断崖絶壁に建てられたカンザス州の小さな大学ベネディクト校のような場所で人々が参考になる具体例が必要であり、秩序ある政策がどのように世界に示されているかを示している。 , キリストを中心とした存在が成功の秘訣です。 過去 20 年間で入学者数が 2 倍に増加し、建設と活性化が常に生活の一部となっており、人々、学生、教職員が繁栄しています。このキャンパスのいたるところにある例を見る必要はありません。 これは偶然に起こったわけではありません。 伝統的なカトリックの価値観を受け入れる意図的な運動の中で、ベネディクト会は、他と区別するものが何もない単なるリベラルアーツ学校から、繁栄する光の灯台となり、伝統を受け入れると、世俗的な、精神的な成功が得られるということを私たち全員に思い出させてくれます。フォローする。 AP通信の記者たちは、ここベネディクト会のような場所や人々を叱責し当惑させようとする試みが、怒りを持たれず、むしろ興奮と誇りを持って迎えられるとは想像できなかったに違いない。 それは、一か月をそれに費やす大罪のような誇りではなく、聖霊と協力して神の栄光を現わす、神を中心とした真の誇りです。 現在世界中で共有されているその記事を読むと、自己を完全に明け渡し、キリストに向かうことで幸福が得られることがわかります。 ここカンザス州の小さな町で、私たちは自分の才能を活かしてインスピレーションを与える多くの信徒を見つけます。 ミニス学長、[アンドリュー] スワフォード博士、[ジャレッド] ジメラー博士は、まさにこのキャンパスで、キリストの光を今後何世代にもわたって明るく照らし続ける素晴らしい例です。 自分の使命にしっかりと向き合い、自分のレーンにとどまることが、この人生で真の幸福と平安を見つける最も確実な方法となるでしょう。 信徒であれ、司祭であれ、修道者であれ、私たちは人生における自分自身の状態に焦点を当てることが不可欠です。 2024 年卒業生の皆さん、皆さんは残りの人生の瀬戸際に座っています。 皆さん一人ひとりは、自分自身とこの人類存在の時代を超える遺産を残す可能性を持っています。 小さなことではありますが、自分の召命を全うすることで、神の教会が存続し、世界があなたの模範によって啓発されることを保証するでしょう。 本日ご出席の女性の皆様、素晴らしい成果をおめでとうございます。 あなたは、若い人生でこれまでに達成してきたすべてのことを誇りに思うべきです。 私があなたたちに直接話したいのは、最も悪魔的な嘘をついたのはあなたたち女性たちだと思うからです。 今ここに座って、この段階を通過しようとしていて、自分のキャリアで獲得するすべての昇進やタイトルについて考えている人は何人いますか? 皆さんの中には、世界で成功したキャリアを送り続ける人もいるかもしれませんが、あえて推測すると、皆さんの大多数は、自分の結婚と、この世に産む子供たちに最も興奮しているのではないかと思います。 私の美しい妻、イザベルは、妻として、そして母親としての使命を果たし始めたときから彼女の人生が本当に始まったと最初に言うでしょう。 私が今日ステージに立って、今の私でいられるのは、天職に身を寄せる妻がいるからです。 私は神が私に与えてくださった多くの才能に恵まれていますが、私のすべての成功は、中学校時代にバンドのクラスで出会った女の子が信仰に改宗し、私の妻となり、すべての中で最も重要な肩書きの 1 つである主婦を受け入れましょう。 [ 18 秒間の拍手 ] 彼女は私たちの子供たちの主な教育者です。 彼女は、私が夫や父親の仕事からフットボールや私の仕事を決して邪魔にならないようにしてくれた人です。 彼女は私の根幹を最もよく知っている人であり、私たちの結婚を通して、主の御心によって私たちは二人とも救いを得ることができます。 私がこのようなことを皆さんに言うのは、外の騒音を無視して人生において神のご意志にどんどん近づいたときに、人がどれほど幸せになれるかをこの目で見てきたからです。 キャリアを持つというイザベルの夢は叶わなかったかもしれませんが、もし今、彼女に自分の決断に後悔があるかと尋ねたら、ためらうことなく大声で笑って、「いや、違う」と答えるでしょう。 多くの賞賛を受け、今日このような聴衆に向けて話す機会を与えられた男として、私は自分の声を自分のためではなく、常に神のために使うように祈ります。 私が皆さんに話していることはすべて、知恵の場からのものではなく、むしろ経験の場からのものです。 私は、この言葉があなたとそれほど年上ではない、この階級、この世代、そしてこの社会において、私たちの周りに見ているものが本物であるかのように振る舞うことをやめなければならないと感じている男性の言葉として受け取ってもらえることを願っています。普通。 カトリックのサークル内にも異端的な考えが溢れています。 しかし、正直に言うと、子供を産むことで神ごっこをすることは、それが理想的な数であれ、妊娠に最適な時期であれ、何も良いことはありません。 どう解釈しても、カトリックの避妊には自然なことは何もありません。 私がより大胆かつ率直に話すようになったのはここ数年のことです。なぜなら、先に述べたように、私は夫として、父親として、そして男性としての使命に傾倒してきたからです。 今日ここにいる紳士の皆様へ:私たちの社会を悩ませているものの一部は、家庭や地域社会に男性は必要ないという、あなた方に伝えられてきたこの嘘です。 私たちは男性として、文化の雰囲気を決めますが、それが欠けると、無秩序、機能不全、混乱が始まります。この家庭に男性がいないことが、全国各地で見られる暴力に大きな役割を果たしています。 他の国では、父親の不在率がここ米国とほぼ同じではなく、暴力率が大幅に低いことにも相関関係がある可能性があります。 男性の文化的骨抜きと闘いながら、自分の男らしさを悪びることなく行動してください。 難しいことをやってください。 決して簡単なことだけに妥協しないでください。 あなたには、必ずしも楽しんでいるとは限らない才能があるかもしれませんが、それが神を讃えるものであれば、自分にもっと適していると思われるものよりも、その才能に頼るべきかもしれません。 私は内向的で、今ではアマチュアの講演者や起業家になっているという経験に基づいて話しますが、産業工学の学位を取得したときには、自分がそうなるとは思っていませんでした。 前途は明るいです。 状況は変わりつつあります。 社会は変化しています。 そして、老若男女が伝統を受け入れています。 私と私に最も近い人々を助けてきたのは私の使命であるだけでなく、伝統的なラテン語のミサを率直に支持することは多くの人にとって驚くべきことではありません。私は TLM への愛と献身を非常に声高に主張してきました。そしてそれは私たちの生活にとって必要なものです。 しかし誤解されていると思うのは、TLM に参加する人はプライドや好みから参加しているということです。 私は自分自身の経験について話すことができますが、これらのコミュニティ内で出会ったほとんどの人にとって、これはまったく真実ではありません。 私が TLM に参加しないのは、自分が他の人よりも優れていると思っているため、または匂いや鐘のため、さらにはラテン語への愛のためでもありません。 私が TLM に参加しているのは、旧約聖書の神がどのように崇拝されることを望んでいたかについて非常にこだわりがあったのと同じように、同じことが今日の私たちにも当てはまると信じているからです。 私が秩序に出会い、自分の人生の中でそれを追求し始めたのは、TLM を通じてでした。 TLM自体は別として、私たちの神聖な伝統の多くは過去のものに追いやられていますが、私の教区では、残り火の日、断食をして召命と司祭のために祈る日��どが今も守られています。 TLM は非常に不可欠なので、すぐに利用できる場所に移動する場所を選ぶよう皆さんにお願いしたいと思います。 多くの人が教区や共同体について不満を持っていますが、私たちは共同体のためにミサを犠牲にするべきではありません。 たとえ教区が美しくなくても、司祭が素晴らしくなくても、コミュニティが素晴らしくなくても、私はTLMを優先します。 私が今でもTLMに通っているのは、ミサの聖なる犠牲が何よりも大切だと信じているからです。 私は、あなた方一人一人が教会の偉大な伝統の多くについての知識と遵守を再燃させたとき、自分の人生がどれほどカラフルで生き生きとしたものになることができるか、そしてそうあるべきであることがわかるだろうということを十分に承知してこのように述べています。 あなたがこの場所から進んで世界に飛び出すとき、多くの課題に直面することを知ってください。 悲しいことに、このコミュニティの善良で活発なメンバーが、卒業してベネディクト会のバブルから離れた後、結婚前にボーイフレンドまたはガールフレンドと同棲することになった無数の話をご存知の方も多いと思います。 教会を離れて神を捨てる人さえいます。 こうした話を聞くのはいつも心が痛むもので、何が起こったのか、何がうまくいかなかったのかを知りたいという欲求があります。 覚えておかなければならないのは、人生とは、小さなことをうまくやり遂げ、成功に向けて準備を整え、最高の自分になるよう絶えずプッシュしてくれる人々に囲まれることだということです。 私はいつも言っていますが、鉄は鉄を研ぎます。 これは、私たちに最も近い人たちが私たちをより良くしてくれるはずだということを思い出させてくれます。 もしあなたが自分の信仰を共有していない人と付き合っているとしたら、その人があなたを聖人になれるようどのように助けてくれると期待しますか? もしあなたの友人グループが、あなたが次の週末に何をするかだけを考えていて、難しい会話をしたくない人たちでいっぱいなら、どうやって彼らがあなたを研ぎ澄ますのに役立つでしょうか? 就職の準備をする際には、転職先について実際に考えることが非常に重要です。 司教は誰ですか? どのような教区がありますか? 彼らはTLMを提供しており、司祭としての使命を受け入れる司祭を抱えていますか? 生活費だけがあなたの選択の決め手であってはなりません。神のいない人生はまったく人生ではなく、救いのコストはどんなキャリアよりも価値があるからです。 私は将来に興奮しています。そして、あなたが人生の次の章に進む際に、私の言ったことが心に響くことを祈っています。 唯一の聖なるカトリック使徒教会を告白することを決して恐れてはなりません。なぜなら、これはイエス・キリストが設立された教会であり、それを通して私たちは聖化の恵みを受けるからです。 今日の私のメッセージは、これらのスピーチで期待されているよりも少し綿毛が少なかったことは承知していますが、この聴衆とこの会場は、私たちが何者であるか、そして私たち全員がどこに行きたいのかについてオープンかつ正直に話すのに最適な場所であると信じています。天国。 ベネディクト会大学と、それが世界に模範を与えてくれたことを神に感謝します。 ミニス大統領のような王国のために自らの役割を果たしている人々のことを神に感謝します。 本格的なカトリック大学 と 盛んなフットボール プログラムがあることを知りに来てください。 [ 笑いと拍手 ] 誤解しないでください。あなたは神の後の世界で宣教領域に入ろうとしていますが、あなたはそのために造られました。 そして、神がそばにいて、自分の使命の中で美徳を求めて絶えず努力していれば、あなたも聖人になれるのです。 キリストは王です。 ハイツへ。
全文: カンザスシティ・チーフス卒業式スピーチのハリソン・バトカー| 全国カトリック登録簿
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hatohonoka · 2 years ago
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不夜城が如くネオン煌めく繁華街。煌びやかな様子とは裏腹に、一歩道を外れれば影色濃く腐臭漂う裏道へたどり着く。
男は一心不乱に走り続ける。何故自分が追われているのか皆目見当がつかない。ただちょっと扇動されて、「小包」を公園に置いただけ。最近思い当たる節と言えばその程度。たかだかその程度しか思いつかない。俺のせいじゃない、悪いのはあいつだ!
足がもつれ、運悪くごみ溜めにダイブする。走り続けた足は疲労でだるく、絶え絶えの息は腐臭を吸い込みむせる。
追跡者の影が、煌めく繁華街への出口を背におもむろに得物を取り出す。人生の終点に突っ込んでしまった男は喚き散らし、笑う膝で懸命にもがく。カチリと音がする。
男の顔に落ちた通りからさす光が、追跡者の姿で陰る。
男が最期に見たのは、銃を突きつける少女だった。
​───────​───────​───────
ー入学ー
横浜駅。世界でも5本の指に入るとか入らないとか言われてる程の駅。掲示板と手元の地図とを眺め続けてどれくらいたっただろうか。完全に迷子である。
わたし望月愛衣は齢12…もうすぐ13だが、冷や汗出るほどに迷子になったのはいつぶりだろうか。フィーリングで目的地を目指しても今までなんとかなっていただけに地図の見方すら分からない。完全な詰み。
「うわぁ、ちょっとまずいかも…」
もしかしてなんか試験的なものなのだろうか?入口を探し当てられなければ入学すら認められないとか
そんなはずない、こんなにウェルカムな入学式の案内を送り付けておいて試験なわけが無い。てかこの地図分かりにくい、簡略化しすぎでほぼ一本道しか書いてない。
途方に暮れても仕方がない、目印のお店を探し当てるしかなさそうだ。などと再起したのはこれで3度目ぐらいか
そろそろ足が疲れてきた。近くにあったベンチに腰掛ける。
行き交う雑踏を探しても、自分と同じような制服を着た子は見当たらない。平日の昼間だというのにどこから湧いて出てくるのか分からないぐらいには人が行き交っている。
仕事に行く人だろうか、あの人は観光?あの子たちはショッピングかな?
平和そのものである。よきことよきこと。こんな日常に一人立ちしたいが為に施設から『孤児院』という学校施設がある横浜まで来たっていうのに、入学出来ませんでした〜で帰るのは格好が悪すぎる。
「どうしたもんかぁ〜」
背もたれに仰々しく身を預け伸びをする。
「どうしたの?」
見上げた先、顔を覗き込む女の子、いや見た感じ年上のお姉さんがいた。落ち着いた雰囲気、これが大人びたという表現でいいのか分からないけども。まじまじと見られている。いや、顔近。まつ毛なが。
また着慣れた感じにわたしと同じ白の制服を身にまとっている。ということは
「助かったぁ、やっと同じ制服着てる人見つかったぁ」
上級生であろう彼女がふふっと笑う。上品だ。
「きみ、新入生?駅迷いやすいよね。私もよく迷う。今もそう」
上級生でも迷うってんだ、じゃあ新入生のわたしなんかたどり着くつけないわけだ…って
「ちょっと待ってください?今も迷ってるんです?」
キョトンとした彼女は短く「そう」とだけ返した。
あぁ、完全に終了のお知らせってやつだ。
​───────​───────​───────
と、まあ入学式の���場にはなんとか間に合ったというわけで。
あの後、彼女の寮の同室の方が怒りながら迎えに来たおかげで『孤児院』の施設、更には会場にまでたどり着けたって訳だ。
別れ際、頑張ってねと言われたが入学式に何を頑張るのだろう。長時間椅子座り耐久があるという事だろうか?
純白の制服の群れが体育館のような会場に集まっている。水銀灯が照らす会場はやや薄暗く、傍から見たらお嬢様学校もかくやあらむだろうか。近くの椅子に腰をかける。
ざっと見渡して自分含め100人?ぐらい居るだろうか。規則正しく等間隔に机付きの椅子に座って近くの子達同士でソワソワと話し合っている。
さらに数人、様子を伺っているのかコンクリ打ちっぱなしの壁際でたむろしている。
どのグループに混ざろうか吟味でもしているのだろう。当たり前だ、ここにいる子達はわたし含め孤児。12,3歳の子達が集められている。
『孤児院』からの招待状を配られた子達だ。今つるむ相手を見誤れば今後どうなるかわかったもんじゃない。
…というかみんな迷わず来れたんだね、どうやらわたしが一番最後の到着だった様だ。出入口の扉が施錠される音がした。
「どもども、隣いい?」
活発そうな、ショートヘアの子に声をかけられる。バスケとかやってそう、女子にモテる女子だ。
「あ、どうぞ」
断る理由もなく、快諾。
「あたし幸 亜里沙、ちょっとギャグっぽい名前でしょ?亜里沙って呼んでいいよ、あなたは?」
「自分で言っちゃうんだ…望月愛衣よろしくね」
「ねぇ!愛衣はどこから来たの?あたし青森から来たんだけど横浜駅めっちゃ人いすぎじゃね〜?」
ガハハと言わんばかりにはしゃいでいる。てかいきなり名前呼びか、カルチャーショックを受ける。
「おかげで人酔いしちゃったよ。わたしは埼玉から」
「埼玉か!うん、埼玉。埼玉って何があるの?」
この話題はあまり広げない方が良さそうだ。
ふと、椅子の下に箱が置いてあるのに気付く。ちらっと足元を見ると自分の椅子の下にも箱がある。
「あ、っと〜。あれ?亜里沙その足元にある箱って?」
これでも緊張していたのか、今まで気付かなかったそれを手に取る。30cm四方の箱。シルバーのケース?ジュラルミンでできた箱には開けられそうな蓋が付いているが鍵がかかっていてビクともしない。持った感じずしりと重みを感じる。他の子も箱に気付いたのか各々手に取っている。
「なにこれ?新入生へのプレゼント的な?」
中身を確かめるように亜里沙が箱を振る。蓋と本体がカタカタと鳴る以外、中から音はしない。
キーンとマイクがハウる音が響く。ありがちな。
「失礼。諸君着席を」
正面の壇上、舞台袖からツカツカと長く綺麗な黒髪に鋭い目つき真っ黒なスーツを来た大人の女の人が現れた。マイクはインカム型なのだろうか、手には鎖のようなものを持っている。その鎖の先、遅れて舞台袖から現れたのは、手錠をはめられ目隠し、さらにヘッドホンで耳栓までされたツナギの男の人が引っ張られて現れた。
会場がどよめく、これが大人の世界なのだろうか?
「静粛に。この男の説明については後ほど。まずはようこそ『孤児院』へ。諸君らはここで一般常識から外れた存在になっていただく。座席の下にケースがある、確認がまだの者は早急に確認を。」
会場が不安げにざわめく。
「もしかしてコロシアイさせられちゃう?なんちって」
亜里沙が冗談めかしく囁く。
「そんな訳ないでしょうに、映画の見すぎ」
「これよりケースの電子ロックを解除する。各自内容物を確認するように。中身の取り出しは指示があるまで待つように、ケースは落とさぬように」
『先生』?が軽く手を挙げ合図の様な仕草をする。
ガチャリ!会場に電子ロックが解錠された音が響く。
わたしの手元の箱も、大きな音をたてた。
亜里沙と顔を見合わせる。互いに箱の中身を確認する。
恐る恐る、ケースの蓋を開ける。ビクともしなかった蓋がすんなりと開く。
中には、拳銃が収められていた。
「これから諸君らとその銃は一心同体。我々の必需品となる。紛失、破損のないようしっかりと整備すること。」
「どういうことだてめぇ!ふざけるのも大概にしろ!」
前の方に座っていた如何にも不良な感じの子が、銃を手に壇上へ飛び上がる。
「席へ戻りなさい」
「うるせぇ!なんだこれはよぉ?映画の撮影かぁ?あぁ?いいからさっさとセンコーをだせやセンコーをよォ!」
不良生徒が『先生』?へ銃を突きつける。
あまりにも血気盛んすぎる。怖くないのだろうか?万が一これが本物の銃であったら、まずいのではないか?舞台まで止めに入る?いやこの距離じゃ間に合わないか?
マイクがハァとため息を拾う。
「なんだてめぇなにk」
ズダン!
あれは柔術?だろうか、綺麗な動作で『先生』?は不良生徒を床に叩きつけ、同時に銃まで奪ってしまっていた。不良生徒はぴくりとも動かない。気絶でもしたのだろうか?
「今年は血の気が多いですねぇ…静粛に。まだ説明の途中です。」
何事も無かったかのように説明を続け始めた。
やっぱり映画の撮影なんじゃ…?逃げるか?亜里沙だけでも連れ出せそうだけど、他の子は?唖然としてる。出口は一つだけ?会場がざわめき始める。何人かが立ち上がり
パンッ
会場に破裂音がこだまする。遅れて悲鳴。
壇上。男が倒れる。壁に赤が跳ねる。
「いいでしょう、もう面倒だ。この方が効率がいい。そこ!席を離れるな!ったく面倒臭い!」
逃げ出そうとする生徒を一蹴する。
「いいですか?聞いてください。説明します。この男は今日死刑執行の死刑囚です。国家転覆を企て捕まった犯罪者だ。今日から君たちは国家に仇なす犯罪者どもを消し去る存在になってもらいます人事担当がどう説明したかは分かりませんがつまるところ公務員になりますただ公には姿は見せずあくまでも影としてこの国を支えてもらいますそのための『孤児院』でありそのための場所になります​───────​」
おそらく決まっていただろう口上をめちゃくちゃ早口で垂れ流している。その間、どうすることも出来なくなってしまった会場は、すすり泣く声が聞こえ始めていた。あの男は本当に死んでしまったのだろうか?遠くからでははっきりとは分からない、前の方では吐いてる子も居る。ってことはやはりそうなのだろう。
「亜里沙?大丈夫です?」
ちらっと隣の亜里沙を確認すると、泣きはしてはいないが血の気が引いた顔でケースを抱え固まっている。
「…えっ、えぇ。あぁうん。だ、大丈夫。じゃないよ。愛衣は?逃げる?」
「いえ、下手に動くよりあの先生?の指示に従ってた方がいいかも。立ち向かったりしなければ問題なさそうだし」
落ち着かせようと話しかけるが反応が鈍い。大丈夫じゃなさそうだ。かと言って逃げ出せそうにもない。『先生』?の話は聞かざるを得ない。
「​───────​─ということです。ふぅ、諸君落ち着きましたか?よろしい。では、諸君。その銃で隣の人を撃ってください。」
つづく
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jaguarmen99 · 3 years ago
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せっかくなので朝日新聞の昨年5月26日の社説を載せておきましょう。朝日新聞さん北京五輪は実施すべきという主張なんですけど、相変わらずのダブスタ、ブーメランぶりはやはり朝日新聞だなと読んだ人を必ず納得させる内容となっています。 【(社説)夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める】 新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、東京都などに出されている緊急事態宣言の再延長は避けられない情勢だ。 この夏にその東京で五輪・パラリンピックを開くことが理にかなうとはとても思えない。人々の当然の疑問や懸念に向き合おうとせず、突き進む政府、都、五輪関係者らに対する不信と反発は広がるばかりだ。 冷静に、客観的に周囲の状況を見極め、今夏の開催の中止を決断するよう菅首相に求める。 ■生命・健康が最優先 驚くべき発言があった。 国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ副会長が先週、宣言下でも五輪は開けるとの認識を記者会見で述べた。 だが、ただ競技が無事成立すればよいという話ではない。国民の感覚とのずれは明らかで、明確な根拠を示さないまま「イエス」と言い切るその様子は、IOCの独善的な体質を改めて印象づける形となった。 選手をはじめ、五輪を目標に努力し、様々な準備をしてきた多くの人を考えれば、中止はむろん避けたい。だが何より大切なのは、市民の生命であり、日々のくらしを支え、成り立たせる基盤を維持することだ。五輪によってそれが脅かされるような事態を招いてはならない。 まず恐れるのは、言うまでもない、健康への脅威だ。 この先、感染の拡大が落ち着く保証はなく、むしろ変異株の出現で警戒の度は強まっている。一般へのワクチン接種が始まったものの対象は高齢者に限られ、集団免疫の状態をつくり出せるとしてもかなり先だ。 そこに選手と関係者で9万を超す人が入国する。無観客にしたとしても、ボランティアを含めると十数万規模の人間が集まり、活動し、終わればそれぞれの国や地元に戻る���世界からウイルスが入りこみ、また各地に散っていく可能性は拭えない。 IOCや組織委員会は「検査と隔離」で対応するといい、この方式で多くの国際大会が開かれてきた実績を強調する。しかし五輪は規模がまるで違う。 ■「賭け」は許されない 選手や競技役員らの行動は、おおむねコントロールできるかもしれない。だが、それ以外の人たちについては自制に頼らざるを得ない部分が多い。 順守すべき行動ルールも詳細まで決まっておらず、このままではぶっつけ本番で大会を迎えることになる。当初から不安視されてきた酷暑対策との両立も容易な話ではない。 組織委は医療従事者を確保するめどがつきつつあると言う。では、いざという場合の病床はどうか。医療の逼迫(ひっぱく)に悩む東京近隣の各知事は、五輪関係者だからといって優遇することはできないと表明している。県民を守る首長として当然の判断だ。 誰もが安全・安心を確信できる状況にはほど遠い。残念ながらそれが現実ではないか。 もちろんうまくいく可能性がないわけではない。しかしリスクへの備えを幾重にも張り巡らせ、それが機能して初めて成り立つのが五輪だ。十全ではないとわかっているのに踏み切って問題が起きたら、誰が責任をとるのか、とれるのか。「賭け」は許されないと知るべきだ。 こうした認識は多くの市民が共有するところだ。今月の小紙の世論調査で、この夏の開催を支持する答えは14%にとどまった。背景には、五輪を開催する意義そのものへの疑念が深まっていることもうかがえる。 五輪は単に世界一を決める場ではない。肥大化やゆきすぎた商業主義など数々の問題を指摘されながらも支持をつなぎとめてきたのは、掲げる理想への共感があったからだ。五輪憲章は機会の平等と友情、連帯、フェアプレー、相互理解を求め、人間の尊厳を保つことに重きを置く社会の確立をうたう。 ■憲章の理念はどこへ ところが現状はどうか。 コロナ禍で、競技によっては予選に出られなかった選手がいる。ワクチン普及が進む国とそうでない国とで厳然たる格差が生じ、それは練習やプレーにも当然影響する。選手村での行動は管理され、事前合宿地などに手を挙げた自治体が期待した、各国選手と住民との交流も難しい。憲章が空文化しているのは明らかではないか。 人々が活動を制限され困難を強いられるなか、それでも五輪を開く意義はどこにあるのか。社説は、政府、都、組織委に説明するよう重ねて訴えたが、腑(ふ)に落ちる答えはなかった。 それどころか誘致時に唱えた復興五輪・コンパクト五輪のめっきがはがれ、「コロナに打ち勝った証し」も消えた今、五輪は政権を維持し、選挙に臨むための道具になりつつある。国民の声がどうあろうが、首相は開催する意向だと伝えられる。 そもそも五輪とは何か。社会に分断を残し、万人に祝福されない祭典を強行したとき、何を得て、何を失うのか。首相はよくよく考えねばならない。小池百合子都知事や橋本聖子会長ら組織委の幹部も同様である。(2021/5/26 朝日新聞社説)
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