#検索待ちの間、少しだけ申し訳ない気分になる……
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何故保存先を忘れるのか…………
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旅荘野毛?
数か月前、横浜への出張が決まり、わくわくしまくって、マッサージしてくださるお店を探してみる。
アーユルヴェーダ?いいかも^^なんて思い、予約してみる。
その後、期日が近まるにつれて、テンションが上がっていたけれど、結構、何か月かごとに、コースも値段も変更されてるみたい。電話番号書いてある人が優先です、とも書かれ始めたり。その度ごとに、前に予約をお願いしているものなんですけど、って、確認がてらメールをしていたら、
「何回とご連絡いただいておりますが、予約については検討させてください。
当サロンは普通のアーユルヴェーダ施術サロンです。
性的サービスを売りにした様なゲイマッサージ店でもなく、また、極端な感情を持ち込まれても施術に支障を来たすだけになります。
これまでにも、同じような方がお見えになられましたが、全員トラブルを起こしています。原因は一方的な病的なまでの感情移入です。
大変申し訳ございませんが、そちらも今一度ご検討くださいます様、お願い申し上げます。」(原文ママです)
あ、そんなふうに思われてたんだ、僕、、
ごめんなさい、そういうつもりではありませんでした、、今回はキャンセルでお願いしても大丈夫ですか?ってメールしたけど、返事は来ず。
ま、いっか。しゃあない。多分、ちゃんとキャンセルできてるでしょ、って、自分に言い聞かせて。
次、次、ってな感じで(切り替え早いんです僕^^)、気になってたお店にメールしてみる。
空いてません、とか、時間が遅いので難しいです、とか、、うーん、なんとも、、
そんな中、おひとりの方と、予約を完了^^
おっしゃ、と思っていたら、当日、新幹線に乗る前のバスに乗る前にメールが来て、コロナになってしまいました、って、、
そっか、それは仕方ないですよね、、お大事になさってください^^って、返事をしたものの、、
いやいやそうは言うけどさ、淋しいじゃん今晩、、
って、必死になって、バスに乗ったあと、再度検索。よさげなマッサージやさんをゲット^^
当日、飲み会のあとで、ちょっと待ち合わせに遅くなってしまったら、帰ります、ってメールが来てしまって、、
あ、すいません、今戻りました、って、待ち合わせの10分後くらいに送ったら、戻ってきてくださいました^^優しいマッサージ屋さんで、���かったです^^若いごつむちさんを、がっつりと、堪能^^
飲んでたのもあり、僕は完了できず、、
解散後、どうしようかな、って思ったけど、以前爆サイで検索してて見つけた、旅荘野毛って��ころに、行ってみることに。(えびす温泉ってとこもあったんですけど、やっぱり、ごろんとできそうなとこがいいかなーって^^)
(あと、まあまあ近くに、みんながまぐわるとこもあったみたいなんですけど、すでに50代やし、49歳までに見えるでしょ?っていうルックスでもないし、、
入られへんやん、ってなわけで、早々にあきらめました^^)
2月の半ばの木曜日、小雨降ってましたけど、そんなに寒くなくて、小走りで、10分くらいで到着。
動物園に近づく坂のあたり?とか覚えていたので、そのあたりでごそごそしてたら、赤い看板を発見。(えらいえらい、この野生の勘^^って、言うほどでもないですけど^^)
お、いいじゃん、この感触^^このこっそり感が、素敵です^^
入ってみる。ひっそりな感じ。ご年配の方が対応してくださる。設備は古いみたいやけど、小綺麗にされてるのがすごく伝わってくるし、親切。
ちょっと、昔あった浜松喜楽や、ビジネスイン久松(遠いんですけど、行ったことあるんです、2回も^^)みたいな雰囲気なのかな。コンクリートの丈夫な建物で、床は赤いじゅうたんが敷いてあって、レトロな雰囲気。
こちらはね、暖房ついてないですけど、つけてくださっていいですよ、って。テレビの下に並んでるのは、雑誌サムソン。
わー、見たいなー、マンガ結構えろいやつあるし、、とか思ったけど、上に部屋がありますので、って教えてくださったので、上に。
おひとりいらっしゃいますよ、って言われたので、どうかなーなんて思いながら、上の部屋に行ってみると、あたたかい空間が。布団が敷き詰めてあって、シーツも清潔。
そこに、いらっしゃいました、おひとり。うーん、どうなん?
寝息をたててみえる。歳は一緒くらいなのかな。普通な感じ。
横を向いてみえるから、首筋あたりに鼻を近づけてみる。あ、少し、野郎の匂い。
もう、むらむらしてるんで、嗅ぎまくりながら、すぐさま舐めてしまう。
くうんくうん言ってる。受けなのかな?
まあいいや、浴衣の胸元あたりをまさぐる。あ、胸毛を剃ったあとの、ちくちくの感触。
あ、すっげ、この胸毛剃ったあとのちくちくたまんないです、とか、口走ってみる。
乳首は少し大きめで、感じやすそうな予感。もう、好き勝手してしまえ。
むしゃぶりついてみる。乳首にも、玉にも、竿にも。
この、��かふかな感触がたまらない。やっぱ、歳が近い(勝手にそう思ってますけど^^)人の肌って、ぶにっていう感じがあって、好きだなあ。
あ、穴あたり、やわらかいんですね。いいかも。
まわりをねぶって、指なんか入れてみたりして。
このあたりの匂いって、なんてこんなにいい匂いがするんだろ。好き放題ねぶらせていただく。
そのうち、覆いかぶさってくださり、僕のも心地よくしてくださる。
あ、溶けそう、ほんと気持ちいい。あ、ほんとたまんないです、ちんぽ気持ちいいです、とか、口走ってしまう。
最近、まぐわってるときに、さわさわ亀頭責めされたり、じゅぼじゅぼねぶられたりすると、頭の中がものすごく気持ちよくなって、こんなこと、つい言ってしまう。
乳首もれろんれろんしてくださる。この人の舌、ものすごくエッチだ。
あ、乳首きもちいいです、たまんないです、溶けちゃいそうです、あーすげ、とか、つい言ってしまう。(でもたいした単語言ってないですね^^)
たまらなくなって、いってもいいですか?って聞いて、自ら暴発。
相手の方も、僕が下から見上げるような位置に半立ちになって、暴発してくださる。
もう、へろへろ。すんごい気持ちよかった。
書き込みでは、人がいませんとか書いてあったけど、偶然にも、まぐわってくださる方が1人おられて、僕は大満足でした。
また横浜に来られるかな。また会えるといいな。
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日本の夏って4月に来るんですね #4
こんにちは。暑すぎ。 昨日はゼミでしたね。シートの相互閲覧会があったわけで、皆さんが何について興味を持っているかなどを知ることができたわけですが、どちらかというと記憶力のない私にとっては顔と名前を一致させる良い機会でした(1割くらいしか覚えられてなかったのが6割くらい?までいったんじゃないかなと)
さて、構想についてのお話ですが、いただいた質問の多くは「感覚で作ったモデルの方が数値を用いて作ったモデルよりも良いものになるのでは?」というもので、実はシートの最後の補足説明の部分でそのことには言及していました。その上で質問いただいたということは多少の情報不足を疑い、こちらにて説明しようと思います。(実は最初にMさんに質問いただいた時には、自分の中の確固たる答えをきっぱりと伝えられず大変申し訳なかったので、ここにてしっかりと説明させてください)
質問をいただいた内容については否定ができないのですが、それとはまた別にいただいた質問意図と自身の考えに少し齟齬があったように感じています。 中にはシャープなご指摘もいただいて、確かにその通りLive2Dにおいて「可愛く見せる」には誇張表現を用いると効果的である、というのが現在の主流なモデリング手法になります。ですので、数値を組み込んだだけでは正確でありつつも可愛く見せるとはかけ離れてしまうのではないか、という懸念があるわけですね。
が、実はLive2Dのモデリングには2段階のプロセスに分かれていて、一つが毎度言っている「デフォーマの変形」で、もう一つが「物理演算」になります。 ここで重要なのは前述の誇張表現を組み込む部分の多くは「物理演算」プロセスでの工程にあたる、ということです。逆に、これまで説明を行ってきた数値を組み込たいという工程は「デフォーマの変形」プロセス上での事です。 つまり、現在の主流技法である「誇張表現」で可愛く見せる手法は、「デフォーマの変形」を感覚で行うにしろ数値を用いるにせよ、どちらにも組み込むことができるという事です。ですので、物理演算はどちらのモデルにも適用する事になりますし、最終的な差異は「デフォーマの変形」に整合性があるかどうか、となります。
ですが、それでもやはり最終的なクオリティが感覚>数値となる可能性も捨てきれておらず、シートの最後にも記載した通り「その結果はそれとして受け入れる」というのが落とし所となります。あくまで今回の研究は仮定の検証を行うという部分にあり、その検証次第でまた発展性を産むことが期待できる、というものになります。
ところで、幾何形体への近似についてもご質問いただきました。その場では奥行きについては人体の頭蓋を、正面図については素体(モデルに用いる立ち絵)を参照して数式を作ると言いましたが、この部分については実はそうするのが良いのかな、という検討中のものになります。ここについてはやりながら模索していく事になるかもしれません。やはり早めに感覚モデルを作ってしまって、6月ごろにはそのセクションまで突入したいところです。
あと、ご提案いただいたのは自身のモデリングだけではなく他の初心者モデラーさんから素体をお借りして検証してみればより説得力が増すのではないか、というもので、めちゃくちゃ良い!と思いつつも、協力者を募るのがとても大変な気がする…となりました。 もしかしたら、逆に今回の私が作る素体を自由にモデリングしても良いということでLive2Dモデリングをやってみたい人にやってもらうというのもありなのかもしれません。興味ある人いるのかな…?ちなみにもしそれで完璧なモデルが返ってきたら目も当てられないかもしれない。
やはり批判的視線(非難ではないです)を向けられるというのは、自身の盲目さや思慮の浅さを認識できる凄く貴重な機会ですね。 ちなみにキャラクターデザインについては今回の研究の本筋ではないのでデザインについての言及みたいなのはあまり気にするところでもなかったのですが、何度か「可愛い」と言っていただけてたのでとても嬉しいかったです。あそこの欄に何か載せてる人私しかいなくてちょっと恥ずかしかったです。
では今回の更新は以上となります。 次回ゼミまでの課題はリサーチですね。地味に一番大変かもしれない。特に今回も言及しましたが幾何形態への近似を行うという点は、調査・構築のどちらもものすごく大変であると自分でも予測がついているので、そこらあたりの検討を怠らないよう時間もかけながらやっていきたいですね。
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シャイマ・ハリル東京特派員 今年9月、静岡地方裁判所から無罪判決を言い渡された際、世界で最も長い期間、死刑囚の立場に置かれてきた袴田巌さんは、その瞬間を理解することも、ましてや味わうこともできないようだった。 「再審無罪になったよって言っ��けれど、本人は返事はしなくて」と、姉の袴田ひで子さん(91)は静岡県浜松市の自宅で、BBCに語った。 「分かっているのか分からないのか、ちょっと分からなかった」 ひで子さんは、一家4人が殺害された事件で袴田さんが強盗殺人罪に問われ、1968年に有罪判決を受けて以来、再審を求めて闘い続けてきた。 そして今年9月、88歳の袴田さんはついに無罪となり、日本で最も長く続いた法廷闘争が終わりを迎えた。 袴田さんの裁判は特筆すべきものだ。しかしそれはまた、日本の司法の根底にある、制度的な残虐性にも光を当てている。日本では現在、絞首による死刑執行の数時間前まで、死刑囚は執行予定を知らされない。そのため死刑囚は、今日が最後の日かもしれないという不安の中で何年も過ごすことになる。 人権の専門家は長い間、このような扱いを残酷で非人道的だと非難し、受刑者が深刻な精神疾患を発症するリスクを高めると指摘してきた。 そして、無実の罪での処刑におびえながら、独居房で人生の半分以上を過ごしたことは、袴田さんの心身に大きな負担をかけた。 自宅の食堂で食事の準備をする袴田ひで子さんと、座っている巌さん 画像説明,袴田巌さんは2014年に釈放されて以来、ひで子さんと共に暮らしている 2014年に再審が認められ、釈放されて以来、袴田さんはひで子さんの細やかなケアのもとで生活している。 私たちがアパートに到着したとき、袴田さんは高齢となった姉弟を支援するボランティアグループと一緒に日課の外出をしていた。ひで子さんによると、袴田さんは見知らぬ人に対する不安があり、長年「自分の世界」に閉じこもっているという。 「しょうがないのかなと思います」とひで子さんは話した。 「40何年か刑務所の中にいて(中略)狭い3畳の一部屋に押し込まれて」 「人間じゃない扱いを受けているんですよ。えさを与えられている動物みたいな生活なんですよ。それが長年続いたからこういうことになったと思っています」 死刑囚の独居房での生活 元プロボクサーの袴田さんは1966年当時、静岡県のみそ製造会社で働いていた。同社専務の自宅で火災があり、焼け跡から専務と妻、その子供2人の刺殺体が見つかった。捜査当局は袴田さんが一家4人を殺害して家に火をつけ、現金約20万円などを盗んだとして、強盗殺人罪などで逮捕・起訴した。 「その時には家宅捜索が入って警察が来たんですが、ただ何が何だかわからなくて。警察に連れていかれたという記憶はある」と、ひで子さんは当時を振り返った。 家族の自宅と、袴田さんとひで子さんの姉2人の家も捜索され、袴田さんは連行された。 袴田さんは当初は無実を訴えていたが、取り調べを受けて自白した。後に袴田さんは、1日約12時間にわたって尋問されたり殴打されたりし、自白を強要されたと話した。 逮捕から2年後、袴田さんは殺人と放火の罪で有罪となり、死刑を言い渡された。ひで子さんが弟の態度に変化を感じたのは、袴田さんが死刑囚の独居房に移されたときだった。 特に印象に残っているのは、ある日の面会だという。 「『昨日処刑があった。隣の部屋の人だった。元気でと言ってた。みんながっかりしてる』って、一気に言われました」 「それ以後(中略)精神的にぐらっと変わってきた」 リング上で闘っているプロボクサー時代の袴田巌さん(左)の写真 画像説明,プロボクサー時代の袴田巌さん(左)の写真 日本で死刑囚として過ごすことで心身にダメージを受けてきたのは袴田さんだけでない。死刑囚たちは毎朝、今日が最後の日になるかもしれないという不安の中で目を覚ます。 34年間死刑囚として過ごし、後に無罪となった免田栄さん(故人)は生前、メディアへのインタビューなどで、午前8時から8時半の間が最も重要な時間だったと説明。その時間帯に死刑執行が通告されるのが通例だったからだとしていた。 また、刑務官が自分の居房の前で足を止めるかもしれないという恐怖は、言葉では表現できないものだったとしていた。 人権団体アムネスティ・インターナショナルが2009年に発表した死刑囚の状況に関する報告書の中で、主執筆者のジェームズ・ウェルシュ氏は、「死が差し迫っていると日々おびえるのは、残酷で非人道的、屈辱的だ」と指摘した。報告書は、死刑囚が「重大なメンタルヘルス(心の健康)の問題」のリスクにさらされていると結論付けている。 ひで子さんは、年月がたつにつれて袴田さんの精神状態が悪化していくのを見守るしかなかった。 「(ある時の面会で)『俺わかるか』なんて聞かれたから、『わかるよ。袴田巌だよ』って言ったら、『それじゃあ違う人だね』と言って(自分の居房に)すっと引っこんだこともありました」 「もう相当ね、精神的に参っていたんですよ。とんでもないこと言うから、『そう』って相づちを打って、生きていればいいやと思って帰ってきた。私にはそんな状況でした」 ひで子さんは袴田さんの主要な代弁者、そして擁護者としての役割を果たすようになった。しかし、袴田さんの再審請求はなかなか前進せず、ようやく進展が見られたのは2014年になってからだった。 自宅のテーブルにモノクロの写真を並べているひで子さん 画像説明,ひで子さんは、「いつでも小さな弟を守らなくちゃと思っていた」と話した 袴田さんを有罪とした重要な証拠は、袴田さ��の職場のみそタンクで発見された、赤い染みのついた衣服だった。 この衣服は、殺人事件の発生から1年2月後に「発見」されたもので、検察はそれが袴田さんのものだと主張した。一方、弁護側は長年にわたって、衣服に付着していたDNA型が袴田さんのものと一致しないとして、証拠はでっち上げられたものだと訴えた。 静岡地裁は2014年、弁護側の主張について信用性を認め、再審開始と袴田さんの釈放を決定した。 しかし、この決定をめぐって法的な争いが長引き、再審が始まったのは昨年10月になってからだった。再審の法廷でひで子さんは、弟の命を救うよう訴えた。 袴田さんの運命は、証拠の衣服の染み、特にその経年変化にかかっていた。 検察側は、発見当時、染みは赤かったと主張。これに対し弁護側は、タンク内で長い間みそに使っていれば、血痕は黒くなるはずだと指摘した。 静岡地裁の國井恒志裁判長は衣類について、「事件から相当な期間がたった後、捜査機関によって血痕を付けるなど加工され、タンクの中に隠されたものだ」と判断。 さらに、捜査記録を含む他の証拠も捏造(ねつぞう)されていたと認定し、袴田さんの無罪を言い渡した。 判決を聞いたひで子さんは涙を流した。 「裁判長さんが被告人は無罪といった時は本当にうれしくて、涙があふれてきました」 「私はそんな涙もろい人間じゃないんですが、1時間ぐらい涙がとめどなく流れてきました」 「人質司法」の問題 裁判所が袴田さんに対する証拠を捏造だと結論付けたことは、深刻なことだ。 日本の刑事裁判の有罪率は99%だが、その背景には「人質司法」と呼ばれる制度が存在する。この制度について、人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗氏は2023年の報告書で、逮捕された人々の無罪推定の権利や迅速かつ公正な保釈の審理、取り調べ中の弁護士との接触を否定するものだと指摘。そうした虐待的な慣行が、人生や家族を引き裂き、冤罪(えんざい)を生み出しているとしている。 米ハワイ大学マノア校で、日本の刑事司法を専門とするデイヴィッド・T・ジョンソン教授(社会学)は、過去30年間にわたり袴田さん事件を追ってきた。 ジョンソン教授は、この事件が長引いた理由の一つとして、「弁護側にとって重要な証拠が2010年頃まで開示されなかったこと」を挙げている。 この不作為は「極めて重大で許しがたいものだ」とジョンソン教授はBBCに語った。 「裁判官たちは、再審請求に対してよくそうするように、この事件を先送りにし続けた。みんな忙しく、そのうえ法律がそれを許しているからだ」 ひで子さんは支援者と共に再審請求を求めてきた画像提供,Getty Images 画像説明,ひで子さんは支援者と共に再審請求を求めてきた ひで子さんは、不正の核心は強制された自白と、袴田さんが受けた圧力にあると述べている。 一方、ジョンソン教授は、誤った告発は単一のミスによって起こるのではないと指摘する。むしろ、警察から検察、裁判所、国会に至るまで、あらゆるレベルでの失敗が重なっているのだという。 「最終的に決定するのは裁判官だ」 「冤罪が発生するのは、最終的には裁判官がそう決定したからだ。裁判官が冤罪を生み出し、維持する責任は、あまりにも頻繁に無視され、軽視され、見過ごされている」 そのような背景の中で、袴田さんの無罪判決は画期的な出来事であり、過去にさかのぼって正義が実現されたまれな瞬間だった。 袴田さんの無罪を宣告した後、再審を担当した國井裁判長は、正義が実現するまでに時間がかかったことについてひで子さんに謝罪した。 「ものすごく時間がかかっていて、裁判所として本当に申し訳なく思っています」 それから少しして、静岡県警の津田隆好本部長がひで子さんの自宅を訪れ、姉弟の前で頭を下げた。 津田本部長は、「逮捕から無罪確定までの58年間の長きにわたり、言葉では言い尽くせないほどのご心労、ご負担をおかけし申し訳ありませんでした」と謝罪した。 ひで子さんの返事は予想外のものだった。 「58年も前ですので、私たちはもう運命だと思っております。いまさら警察に、苦情を言うつもりはありません」 ピンクの扉 約60年にわたった不安と心痛の後で、ひで子さんは自宅を、採光を意図して整えた。部屋は明るく、家族や友人、支援者と一緒に写ったひで子さんと袴田さんの写真でいっぱいだ。 ひで子さんは、白黒の家族写真をめくりながら、赤ちゃんの頃の「かわいい」弟の思い出を語り、笑顔を見せる。 6人兄弟の末っ子の袴田さんは、いつもひで子さんの隣に立っていたようだ。 「昔から、子供の時から常に一緒にいたでしょ。だからなんとなく昔から、小さい子だから、弟だからかわいがらなきゃいかんという認識があった。それがもう長年続いていて、当たり前みたいになっています」 ひで子さんは袴田さんの部屋に入り、袴田さんの椅子を占領している茶トラ猫を紹介してくれた。それから、若い頃のプロボクサー時代の写真を指さした。 「チャンピオンになるつもりで始めたんでしょうけど、身体を壊してちょっと休んでいる時に、事件が起きたんです」 袴田さんは2024年9月に無罪判決を受けた画像提供,Getty Images 画像説明,袴田さんは2024年9月に無罪判決を受けた 袴田さんが2014年に釈放された後、ひで子さんはアパートをできるだけ明るくしたいと考えたと説明する。そこで、玄関のドアをピンク色に塗った。 「明るい部屋に入って明るい生活をしていれば、自然に治ると思っているんです」 ひで子さんのアパートを訪れると、まず目に入るのは希望と回復力を象徴するこの鮮やかなピンク色のドアだ。 それが効果を発揮しているかどうかは不明だ。袴田さんは、かつて3畳の独居房で何年もそうしていたように、今でも何時間も行ったり来たりしている。 しかしひで子さんは、もしこのような重大な司法の誤りがなかったら、2人の人生がどうなっていたかという問いに、とどまり続けることはしない。 袴田さんの苦しみの原因を誰に求めるかという質問に、ひで子さんは「誰にも」と答える。 「恨みつらみを言ったって始まらん。泣きごと言っても始まらんと思ってる。だから再審開始に向��って頑張ってきた」 今のひで子さんの最優先事項は、弟に快適に過ごしてもらうことだ。毎朝、袴田さんの顔を剃り、頭をマッサージし、朝食のためにりんごやあんずを切っている。 91年の人生の大半を弟の自由のために闘ってきたひで子さんは、これが自分たちの運命だったと語る。 「もう考えてもしょうがないことだから、そんな過去のことを思わない。これからの人生、いくばくもない私だけどね」 「せめて5年でもいいから長生きして、巌を自由に生かしたいと思っています」 追加取材:中山千佳 (英語記事 One woman's 56-year fight to free her innocent brother from death sentence)
「少しでも長生きして弟に自由な時間を」 袴田巌さんの無罪のため56年間闘った姉ひで子さん、BBCに思い語る - BBCニュース
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こちらのWaveBoxのお返事、返信ページが400文字までで、とてもお話しきれなかったので、こちらで続きの返信をさせて頂きますね…!

上の返信の続きからです!
まず①ですね。繰り返しになりますが、私が他人に対してほぼ全ての物事をオープンに話している(親しい・親しくない関係なく)ため、ここまでのことを他人に話す人間はけっこう特殊かと思われます。ですので、うぇぼ主さんは、ご自分のなかで、どの内容までを他人に話すかということを、まず自分との対話のなかではっきりと決めた方がいいと思います。これには私はかなりの時間がかかりました。自分のことをどこまで他人に話すかは、実際他人に話してみないとなかなか決められないというか、そうかここに境界線を引いた方がいいんだ!とか、いろいろ気づいていくものだと思うからです。でもこの対話は、ある相手を想定して、会話をシミュレートすることで、決めていくことができると思います。私の場合は全ての人に一辺倒に基本的には全部話す(絶対に話してはいけないこと(たとえば虐待の内容など)以外)となっていますが、親しさによって3段階とか、なんらかの目盛りをつけていくのもいいのではないかと思います。ともかく、「話す内容」を細分化して、どこまでを他人に開示するかを決めることで、かなり「他人に自分のことを伝える」ための準備になるのではないかな?と思いました。
いつ、どのような場で、誰に、「自分のこと」を話すのかによって、どの目盛りまでを、どの立場から話すのかというのはかなり変わってくると思うので、まずはその場面設定からだと思います。私のように、不特定多数(とはいえフォロワーさん中心)の方にこのように日記で公開する場合、自分は自分のことをどこまで話したいのか、知ってほしいのか、ということを明確にすると、やりやすいかも?と思います。私の場合は、前述の通り「全部話す(一部の禁忌を除いて)」なのでここをそこまで考えていませんが、ただ、相手がこういうことは聞きたくないだろうな、ということは書いていません。その他は頭の中に思いついたことをそのまま喋っています。それはtumblrという場所では「こういう傾向のことをこういう口調で喋る」と決めているから、自然にフォーマットに乗っかって喋れているのかもしれないです。この日記も3〜4年くらいは書いているので、これは慣れですね。
話が②の方に移ってきました。
私がこの日記を書き始めた時には友人二人も日記を書いていて、その模倣や応答みたいな形で書くことが多かったので、無からここまで発しているということではないです。つまりやっぱり、言葉の使い方や言葉の選び方、伝える時の自分の立場というものは、他人の真似や憧れから始まっています、私の場合は。今は友人二人とも日記を書いてはおらず、気づいたら私の日記の文体や態度はいつものようなもので固定され、とくに誰からの影響ということもなくなってしまいましたが。
もしうぇぼ主さんが他人に自分のことを説明する練習を日記などでしたい、と思った場合には、やはり最初は好きな人の文章の模倣や、それの応答として書くのがいいのではないかな?と個人的にはおすすめします。この日記を真似する形にしていただいても勿論いいです。そのうちに勝手に自分の文体や姿勢ができてきて、気づいたら独り立ち(?)していると思います。何年かしたら、かもしれないし、数ヵ月後には、かもしれませんが、とにかくまずは他人の真似や憧れに向かって書くことだと思います。tumblrで日記を書いている方は「#日記」とか「#diary」のタグをつけている事が多いのでたくさん読めます。はてなブログやnoteでも今は本当に多くの方が「自分のこと」を開示していて、楽しいし、参考になると思います。とにかく読みまくれば自然とそのうち自分の中からも溢れてきて、書いちゃう!という現象も起こるかもしれません。探すのが面倒であれば、Amazonで「エッセイ」で検索すれば、有名なエッセイや日記本がたくさん出てくると思うので、そういうのを書店で立ち読みしてみて、こういう開示の仕方もあるんだ!?と気になったものを買うのもいいかもしれません!星野源とかおもしろいです。あとは自伝?とかもいいんですかね。ぱっと思いつかなくて申し訳ないですが…。好きなアーティストやクリエイターが自伝を出していたらラッキーですね。でも自伝だとちょっと歴史的というか、自分史になっちゃう面があるのかな。きっともう少し詳細に語りたいのですよね、うぇぼ主さんは…。
あとは、生来のもの、という観点でいうと、私はとにかく子供の頃から自分が大好きでつねに自分のことについて、自分を取り巻く物事について考えて考えて考え抜いていましたね。考えることが趣味でした。「こういう自分になったらかっこいいかも」とか「こういうこと言う場面があったらいいのに」とかそういう妄想です。日記はかなり文章の力によって自分をかっこよく演出することができるのでおすすめです。これほどまでの自己愛かつ陶酔は生来の能力だと思うので、もしこの原動力が私の日記の核だとしたら、ちょっと真似が難しいかも…その場合はほんとすみません。とにかく自分は最高の人間で、いかに自分の良さを他人に高く見積もってもらうかを常に考えています。そういう私が書いている日記をうぇぼ主さんが「いい」と思ってくださったのなら、もしかしたらこのマインドを体得すれば目指すものが少しは近くなったりするかも……?
なんかあんまりアドバイスになっていないかもしれないのですが、今の私に言えることはここまでかと思います…😢すみません、この件に関してまた何か思いついたらここに追記します!
それにしてもなんて丁寧なメッセージなんだ…一方的にコストを払わせることまではっきりと言語化して気を遣ってくださるなんて、かなりお仕事もお出来になるほうでしょう。うぇぼ主さんは他人の労力への思いやりが半端ない、良い上司・先輩なんだろうなあ(または、そうなるんだろうなあ)と思いました。私は月給で働いたことが人生で半年しかない人間なので、コストと時間の意識が強いひとを見ると感動してしまいます。月給で働いている社員さんが、時給で働いているアルバイトの私から搾取しないように気をつけて仕事を振ってくれる時とか、なんて聡明かつ優しい方なんだろう、となってしまう。(また自分のことを話している…)
上記が少しでもうぇぼ主さんのヒントになっていたら嬉しいです!うぇぼ主さんがどうかよい文章生活を送れますように。
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キツネを追ってみる生き延び、顔も名前も要らない神の似姿、寂しいと思うとしたらやっぱり人と生きないといけなかったからだろうし、著者の筆跡にとても感心する。さばくの中に人間!と呼びかけた気持ちと、人間として今この時を助かったことに対する悟り。心は多面体だなともしみじみする。 家族も社会だしさ みたいなのはそっすなぁ適当すなぁと思い起こされながらの自分も 公私混同だけした閉じから話されても見かけ『檻』なんだろうからー檻が文化のレベルにまで行くならまだ広いんだけど 他者や孤独やを舐めてて嫌になったのだろうし..思い出したくない顔も思い出すこともないだろうもありふれてしまうのだろうな。 他者に自由を野放すのならもっとも「人間」レベルの話がついてまとうのだと思わざるを得ない。砂漠の水になってあげますよって、砂漠の意味とはだよな。自分が良ければいいの対立に揺れ戻るか開き直るかになっちまうぞ、その中で水だけ出すか顔だけ出してあなたが落としたのはーどちらの斧ですかーぶくぶくさようなら、砂漠や雪山の中、私もまたそんなものだったのかもと思うわけで。またはケアの事や二本柱がどうと話すしかないけれど、誰かの無意識や悩みなどが治るそれでもないからこそ無や夢のようになってしまいがちだし、個人の心の中の繰り返すべきことを繰り返すまま、それでも借りたままでは為せない思いが、しなきゃいけないがあるから作る、書く、飛ぶ。名前を名乗るほどのものもなく、または神に来てもらうまでのこともなく、信じているとは何か?またはおおよそ別に褒められないことの多さの話なのかもだけど、つまり何とかもならんし仕事は虚しいし何がプラマイゼロになるわけでもない、仲間探してひと雫や生活の手垢にまみれてしまう狭いものを知ってその中で哀れみを持ちきれずなんとかかんとか目前の山きそって登ったり何かを選んでも、愛してなどいない、権力や生産性や効率化や顔を知らないからこその人間に甘んじた命の軽さで終わらせられていく今の刹那ーそんなものにも括られてたまるか、せめて渡さない ほど日常は、強い強い感情は、どうか絡め取られないように私もまた意地でなく我々のためにとそれでも見つけていく。サン=テグジュペリは空側だけの少年ではない気がやや、する(つまり周りがそうさせたりあげたりくれたり の意味とかもあるのかな、自立も依存も)。神を違える仕組みまで書き切ってるやんと思う。顔も名前も知らないから人間として尊重しますの単純化されたor dieをふるまいも問う。人のせいによりかかって健やかに寝る砂漠じゃない事知る。科学だけには荷が重く任せない豊かなものの意味を払ってしまいたくもなれない。耐えうるレベルの孤独と人間らしさ大地らしさ、涙の滴や手が許すほどの責任、利他による限界、虚しさに負けない最低限のなにかそういうひもじいものを食い尽くさず食い尽くされないように凌ぐことに方法を見出すしかないと、、ひとりで考えるしかなかったというわけだろうけど、一人でやっ��はいけないのなら私も知ってはいたと思う、帰還の拒絶、愛し方を問わない者よ頼むから思い込みと信仰を混同して他人を裁かないでくれ大嫌いだ いずれもしんどいには当然で、だから反面教師もいっっくらでも続きモノなんだって、ほんともう分からないそれだけの思いがただ 見つめても何もないなら知ってる幸せが分け合えなくてそれを今は悩んで歩く感じがするし、借り物の狩りや独りよがりのあほ。急な質のいいだじゃれ((蜃気楼))ふざけるなよの意味はそんなもん、戦争前夜に戻るとしても戦後も闘い自体は。。。友情、心の通い方、なんで道はあんなに粗末なの?戻れるわけないじゃんか。または行ったっきりが楽なことくらい嘲笑われだったりするでしょう、容易に 過酷なものとか喪失うんぬんとかそんな条件下の話や命の水の比喩が、日常にもあるだろがよ。なんだってそんなにほんとに雑すぎるまま固まるほかないので時間も止まるし辛いよ あほくさ。。任せないさそりゃ連帯なんかないわ。思い出したい事増やさないとでもそりゃそんなうまく増えないねぇ、心が知ってることでしか掴めないもんね、大事に。思い出を切り離してそれが振り返るななわけではないし、つまり縛ったところで大地はもっともっと大地なんだわ 〜らしさ、なんてものも社会によるし相対的だし、その他はないってほどのものを抱えてもそれでも無に立ちかえり自分から溢さないとそこで初めて在る気がして ふとせわしい仕事やSNSなどの 命の上の締め切りに優位性が生まれない感覚も怖くなる、多分隔たりへの感覚というか持ち帰るという感覚への意識の薄さという気がして ぬわーっと振う。キュアーや緊急性がより利己に振れる、リアルタイム性に殺されてしまうんだよなぁそっかそれもだ。お前が選んだからだ!の成れの果てが慣れ腐りなど?生きてるだけで傷つくのに治せないものは悪そんなわけもない あの潔癖な無垢に居残る迷子 自分の外にあった景色を思い知るための なぁ仲間たちよ? 呼びかけるひと








アニメVTRが終わるまでに感じたことかなりパズル組みあったけど、スタジオだとそういう人間すごいですね的に個人の誉れみたいな感じ。あの人がとかじゃなくなるのはそうだよね。ある意味蜃気楼が消えるし、蜃気楼の内訳を受け入れうるというか。信頼というか確かに吹き込まれたような、それでいいその他ないという状況だと思う。なんか歎異抄...そうかも アイデンティティが競合と思わないように今は私はいる。見えるものが死ぬまでこうだったらどうすんだろうと辛すぎるから。しかしそう砂漠が人間を人間として試す以上はその像として、特定の条件が裁くわけではないよね。普段何々人は気難しいねとかどこ地方出身の人は働き者だねとか幻想の狭さのレベルにありふれてしまうようなものと異なるが。しかし砂や雪の中、ほんとに拠り所なく何を見ていいかも奪われてしまって、自分は今も砂しかない景色の中にもいられるんだなと思うた。小まめに給水したいし、給水所でかターニングかゴールか大判タオル持って待ちたい気持ちやを忘れたくもないんだけど。やっぱり夢とか悩みとか、空を飛ぶ精神とか理想とかそういうものを抱えて、作る側に拠るものもとても大きくて。せめて借り物でも読めたら確かに慰む気もして、形而下に降りられないまま引き摺られて、申し訳ないまま切り裂かれても、多分足跡くらい追いたいのだ 許され方を必要としない分では楽だったけどキツネ飼ってたんだもんな...うーん 終えうるぐるぐるもあるけれど、分かり方がわかんないなというものばかり結局まだ膨らむのだ 大地のない人に受動的だねとか言われたくない気が湧くしそんな対語の能動は黙らせることだったわ。せめて砕きながらになりたいから耳も塞ぐということのことを くつろぎと言うべきものとパニックにもなりながらやる気配 おわんね…よ!夢って重たいよ、死ぬほど重たい途方に暮れ方で検索かけたわけじゃねーですよ 思い出を作ってこられた自分の手ごと抱えて飛ぶそれも伝わらないものなのかな 外と内を区切って別々にしちゃったか公私混同のままではという?
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Stinco -スティンコ- (4)
「編集長、あれ絶対わざとやってますよ。舌打ちとため息。私以外の人の前ではしてないですもん」与川が私の近くに来て言った。
少し驚いた私は「いや、���の前でもたまにやってるけど」と返す。
「えぇ……。そうですか」と不服そうだ。
私は腕時計を見る。午前10時45分。今日はこれから資料室に行き、中野の▲▲高校について我が社の得ている相関図と人脈を調べ、その後図書館に行き、もう一度中野区の地図を見て、地域の歴史を調べなおすつもりだった。会社を出るのは午後になりそうだが、編集長の許可は得ていた。編集長には中野の事件であることは伝えたが、菓垣のことは伝えなかった。匿名の編集部への情報提供だ、あまり期待しないでくださいと部分部分曖昧に濁して伝えると、どうせデマにもとづいた情報提供だろうとまともに反応しなかった。しかしこのように調査と取材の時間を与えはするのだから、こいつなどいなくてもいい幽霊みたいなものだと思っているふしがあるのだろう。
「ねぇねぇ見て。私、昨日ネイル変えたんですよ。よくないですか」
与川がそう言ってネイルを見せつけてきた。私は黙ってやり過ごし彼女は何事もなかったかのようにその場を去っていった」
菓垣と居酒屋で会ってから1週間……。中野の事件で何よりも奇妙なのは、容疑者檜口の恋人がおり、彼女の友人の父親が警視庁の上層部だったとして、なぜ捜査機関はそのような事実にたどり着かなかったのかということだった。恋人の存在にたどり着かなくても警視庁の上層部の娘がいればすぐに目星がつくと思うし、なんなら現在も現役のその職員がみずから娘の過去を洗いざらい話すと思えるのだが。高校内部の人づきあいのこととはいえ、東京は広いのひとことで片付けてもよいものだろうか……。事件のスケールから考えて今回のタレコミは奇異な要素がかなり多い。
3日前の金曜日。中野の▲▲高校を卒業した水野四季の友人のひとり、四石(よついし)さくらに接触することに成功した。水野四季への連絡が取れず、それどころか大学卒業後の足取りも掴めなかったからだ。
新宿の駅からも、繁華街からもかなり離れた裏通りに美容院を構える四石は自分は店長ではなく、店を貸してもらっているだけなのだと執拗に言い張った。なにか東京で育った者の自意識が見え隠れしているのかもしれない。私と同世代の女性である。
「水野とは高校を卒業してから会っていません。連絡もFacebookで二、三度した程度でしょうか……。今度遊ぼうね、みたいな」
「水野さんの足取りが掴めない理由についてなにか知りませんか」
「いえ、知りません。地方の国立大学に受かりそうだとはしゃいでいたことはよく憶えて���んですが、その後どうなったのかは知りません。そもそも大学には進学しなかったのかも」
「そうですか。彼女と中野の事件の容疑者が交際していたということは知っていましたか」
「いえ、知りませんでした」そこで四石は声のトーンを上げる。たしかに興奮しているように見える。
「あんな大変な事件を同じ高校の生徒が起こしただけで周りはみんな大騒ぎだったんです。そんな事実があれば誰かが声を上げるでしょう」
「少しでも噂になったり、あ、この2人怪しいなって思うようなところはありませんでしたか」
「いえ、特には……。ただ檜口くんはかなりハンサムな人で、彼に気があるっていう女の子は何人かいたみたいです。私も何度か見かけたことがあって、まぁ、ブサイクではないなぁ、程度のことは思いました。……今でも信じられません」四石は心の底から官房長官夫妻殺害事件に深い悲しみを抱いているようだった。
「他に四石さんと親交があった人などがいれば教えてほしいのですが」
「同じ中野区内だったら△△とか△△とかでしょうか。割と友人は多い方だったのではないでしょうか。既にご存知かもしれません」
外は真っ暗でテナントビル3階のこの美容室には地上の明かりも届かない。終業間際の午後6時少し前に四石を呼び出した形だからだ。帰りの足を尋ねると、電車だと答える。「佐藤さんは」と尋ね返すので「私は車で来ました」と答えた。相手が女性であることも考慮して聞き込み取材はそこで終わらせ、四石を帰らせることにした。収穫なしだった。警視庁の上層部の娘に話を伺いに行くことは避けていた。相手が警察の大物の家族だと会社としても大きなリスクを被ることになる。いわば近所の大型犬を避ける子どもの心理だ。そもそも警視庁の上層部が事件の容疑者に情報提供者として関わっているなら、当然背後に指示した者がいるというのが妥当な判断だろう。どう考えても時期尚早だ。
プリウスを走らせていると、左側に歩道をまたいで、皇居外苑が見えた。日本の城跡としてはあまりにもとさえ言えるほど大きな石垣の幅と、城の敷地の海抜が見事に調和を果たす近世以降の日本の政治的中枢。誰もが知るようにその城郭は徳川家江戸幕府将軍一族を代々住まわせるためのものだった。今は敷地の木々の紅葉は進んでいないが秋が深まれば、このように車に乗りながらでもその様子を眺めることができた。見学施設として一部解放されているのだったか。なぜか皇居外苑が気になって、一旦車を駐めようかとも思ったが、近年車に搭載され普及しているV2X通信技術があるので、死角にいる歩行者や車が近づくと警告音が鳴ったり自動でブレーキがかかったりする。だからそのまま車を走らせながら横をちらちら見ていた。千代田区の図書館で調べ物をし屋外に出た頃には日が暮れていた。
2日後中野区の生コンクリート工場に勤める板尾雄大という男性に聞き込み取材を行った。檜口の親友だった数少ない男性の友人で、めぼしい情報が得られないかと期待した。大きなサイロのある工場に併設された事務所に通された。かなり広々としており、中東ないしはペルシャ風の座布団や絨毯がかなり多くしつらえられている。どういうことだろう。
正午の昼食後の時間なので気が引けたが、まずは住所を尋ねることにした。十代の頃から変わらず中野区に住んでいて、具体的に教えてもいいと言われそのまま教えてもらった。今後何かの役に立つかもしれない。
「自分は成生とあまり仲良くなかったんですが、事件が起きてからというものあなたのようなマスコミの取材がたくさん訪れました。政治家が殺されたんだから当然ですけど」
「迷惑だったら申し訳ありません。檜口さんと水野四季という女性の関係を知りたいんです。ひょっとしたら交際していたのではと考えているのですが」
「え、うぅん。それはないんじゃないかなぁ。聞いたことがないし奥手な檜口だと交際してもうまくいかないんじゃ……。少なくとも高校当時は女の子と堂々と話せるような奴じゃなかったですよ」
「どんな些細なことでもいいので思いつきませんか」
板尾は考え込む。私はゆっくりと目の前の麦茶に口をつけ、板尾の顔を覗き込んだ。
「あ、そういえば自分の周りでシルバーアクセが流行ってて、好きな女の子にあげると恋愛が成就するって言われてたんです。2回くらいしか聞いたことはないし、せいぜい15人程度の雑談だったんです。でも卒業文集にその2人がシルバーアクセについて書いてて、他にそんなこと書いてる人もいなかったから、これって本当に偶然なのかなって思ったのを憶えています」
「へぇ、卒業文集……。他になにかありませんか」私は少し気にかかったが、そのまま話を聞くことにした。
私は板尾と別れた後に窓を開けたプリウスの中でシルバーアクセサリーのジンクスについて検索エンジンに入れて調べてみた。するとすぐに[ヨーロッパでは19歳の誕生日を迎える女性に、シルバーアクセサリーをプレゼントする習慣があり、これはシルバーが邪気を払い、悪い気から身を守ると信じられているためです]と出てきた。ひょっとしたら、このジンクスに従って檜口がプレゼントを送ったのかもしれなかった。調べてみる価値はありそうだ。
発泡酒を飲みながらテレビを眺める。妻の仁美と息子の蓮次がいっしょだ。息子は食事を終え、テレビの前のソファーに座りNintenhoの携帯ゲームをやっている。テレビはいわゆるバラエティー番組を放送しており、群馬の山奥の一風変わった風習を紹介していた。あくまでニュアンスだが。こうして家族といっしょにいると、喋っていなくても話しかけれ��応答するという安心感がある。だからなんだという話だが、これは網目状のシステムであり自分がいてもいなくてもいい、という類のものではなく、運動会の玉入れのかごのように網目が破損していてはいけないのだ。普段意識しない家族というのはそのような価値を持っている。あるいは孔子が弟子達を連れて中国を逡巡した時代から。官房長官夫妻もたしかにそのような誰かにとっての家族のうちのひとりだっただろう。そのようなことを考える夜だった。夜というのはもちろん地球表面の自分が住む地域に陽が当たらないことだ。
翌日会社の資料室から中野の▲▲高校の卒業文集を取り出し、デスクに座り読む。在校生へのメッセージの欄にこうある。「△△はシルバーのホースシューペンダント返せよ」。「△△ちゃん、シルバーのホースシューペンダントありがとう」。ここに「シルバーのホースシューペンダント」という文言が奇妙な一致を示したことになる。おまけに主語や文脈が統一されていない。要は暗号としての価値を有している。シルバーのホースシューペンダント、純銀で馬の蹄鉄の形をしたペンダントの絶対数や供給量に思いを馳せた。これは中野区の高校のことであり、都心の物の氾濫の渦中だ。大学の不祥事の話ではないが、それこそ日本共産党がつべこべ生活態度を指摘するような地域だった。
同じ欄の他の生徒の寄稿を一通り読んでみたが、ホースシューはおろか、シルバーアクセサリーへの言及さえ見つからなかった。ただのひとつもだ。これはやはり交際していた愛し合う2人が校内のささやかな噂に便乗し、19歳の記念に女性にシルバーアクセサリーを贈るという魔除けの効果になぞらえたものなのだろうか。十数年後に巨大な政治暗殺を行うことになる男のただならぬ境遇に思いをはせた上での、せめてもの世の中への復讐だったということはないだろうか……。檜口は自衛隊への就職が決まっていたはずだ。この国で軍隊の話は今でもタブーの象徴である。
この線で編集長に伝えてみる手もあるか……、それともこのまま調査と取材を続けるべきだろうか……。なんにせよ菓垣の言った内容が必ずしも事実無根ではなさそうなことだけでも分かった。編集長に伝えるのはまた今度にして、今はネタを温めることにした。少なくとも1週間……。
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「演劇人コンクール2024」最終上演審査 総評・事務局レポート
11月に行われた「演劇人コンクール2024」最終上演審査について、演劇人コンクール 代表・平田オリザによる総評と、事務局によるレポートを公開いたします。 その他の審査員・公簿審査員による総評は「演劇人コンクール2024 記録誌」に掲載いたします。
* * * * *
新しい演劇人コンクールを目指して
平田オリザ
昨年は演劇人コンクールの在り方そのものを見直そうと考え、いったん開催をとりやめて、過去の参加者にヒアリングを行うなど検討を重ねてきました。結果として、それほど変わっていないのではないかと感じるかもしれませんが、私たちは今年度の開催を暫定的な方式と考え、今後も改善を繰り返していきたいと願っています。まず今年度は��募審査員制度を制定する、意見交換、講評の手順など工夫を凝らすといった審査面の改善を考えました。またコンクールの全体レポートなども公表します。来年度以降、上演方式についてもさらに模索を続けていきたいと思います。 さて今年は4人の演出家に参加していただきました。参加者を絞った分、濃密なコンクールになったと感じています。各審査員の講評にもあるように各人が戯曲と真摯に向き合い、その成果がよく現れる舞台となっていました。また演出家、出演者と各審査員の意見交換にも時間をかけ、深みのある議論ができたかと思います。 例年通り、審査の経緯について、簡単に報告します。 まず、各審査員が持ち点10点で投票を行いました。一人に10点を入れてもいいし、完全に分散させてもいいという方式です。結果として西田さんとはぎわらさんが、全審査員から得票を得ました。得票の順も西田さん、はぎわらさんの順で点差も開いておりましたので、若干の議論はありましたが西田さんを受賞とすることが決まりました。 なお、新垣さん、松﨑さんに最多の点を入れた審査員もいたことも付け加えておきます。 その後、これも例年通り、最優秀賞とするか、他に賞を設けるかなどを議論しました。その中で各作品の評価もあらためて行いました。 結論として全会一致で今年度は最優秀賞を出そうということになりました。最優秀賞は2008年以来16年ぶり、演出家の受賞に限ると18年ぶりとなります。利賀村での開催以来、引き継がれてきた最優秀賞に関する不文律は「単にコンクールでの演出がすぐれているだけではなく、将来の日本の演劇界を背負っていける可能性の高い人物」というものでした。西田氏の今回の演出作品は、その基準に充分に値するものであったと思います。特に演出家としての作品全体への目配り、バランスなどが各審査員からも高い評価を得ました。 劇作家、演出家は、あとから振り返ると必ず、何度かの高揚期、成長期があります。西田さんはいま、その最初の時期に来ているのではないかと感じます。そのような時期に、他者や業界から消費されず、きちんといい仕事が残せるかが次のステップに進めるかの分かれ道となるでしょう。この賞が、多少なりとも今後の西田さんの仕事にいい影響を与えることを期待します。 次に次点のはぎわらさんについて、私個人としては個々のアイデアは素晴らしかったのですが、その意想が先行し、逆に戯曲の魅力をそぐ形になってしまった部分があったように感じました。しかしながら、その将来性は疑うべくもなく、劇団の上演も観てみたいと思いました。 次に点数が多かったのは松﨑さんでした。松﨑さんの『マッチ売りの少女』はもっとも大胆にテキストレジが行われていましたが、これも、どちらかというと理念や解釈が先に立ち、どうも頭で行った台詞の選択のように感じました。おそらく、もう少し俳優の身体と相談しながら台詞を精査した方がよかったのかもしれません。舞台美術や衣装のセンスは目を見張るものがあり、今後に大いに期待が持てる舞台でした。 新垣さんについては、一人だけ『楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―』に挑戦し見事に自身の世界観を投影した舞台を創りました。その創作態度、強い意志は、全審査員が好感を持ち「奨励賞」を贈ることとなりました。新垣さんには、もっともっとその世界観を大事にして、何かのアンチや抵抗ではなく、素直に新垣さんの世界を構築していっていただければと思います。 毎年のことですが、やはりコンクールは面白い。審査員だけではなく、観客も含めたすべての参加者に演劇とは、演出と何かを考えさせられる機会となります。この豊岡の地で演劇人コンクールが続けられることの意味をかみしめ、さらに楽しく、奥深いコンクールを目指したいと思います。
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演劇人コンクール2024 事務局レポート
演劇人コンクール事務局 綾門優季
同じ名前で進められているコンクールであったとしても、コンクールそのものの中身は、毎年度違っていることを知っている者は少ない。基本的には、その年の参加者はその年のことしか知らず、過去で起きたことも未来で起きたことも、比較出来ず、知りようがない。もどかしいように思う。毎年度、素晴らしいことを断ったうえで、今年度、素晴らしかったことをひとつひとつ紐解いていきたい。
団体のあいだの交流の温度は、とても質感のいいものだった。ライバル意識むきだし、みたいな年もあったし、そもそもコンクールなんだからそれでいいのではないか、という向きもあるかもしれない。しかし運営側の経験的に言えば、それは排他性と自閉性に繋がる面があり、注意が必要である。特にコロナ禍が始まったばかりの時期は、上演の機会を守るという目的は達成されたものの、無観客での開催で、更に対面で意見交換を行う場が設定できなかったこともあり、せっかくこれだけの人数が集まったのに有益な情報のわたしあいがあまりなく、人との交流が失われた演劇のコンクールになんの意味があるのか、途方もない気持ちになって江原河畔劇場の前にある川を、劇場の窓からひとりでぼんやり見つめた日もある。誰ともなるべく出会わないことを人生の幸福のために選ぶとき、演劇というジャンルそのものの意義は、完全におしまいになってしまう。別のコンクールの話をしてしまって申し訳ないけれども、例えば2019年に、キュイがせんがわ劇場演劇コンクールに出場した際に出会ったひとたちは今でもかけがえがなく、濃淡あるけれど、交流が続いている関係者も複数いるし、数年が経過してから、キュイの現場に実際に関わっていただいた方もいた。コンクールは各地域で演劇の文脈が閉じてしまう傾向を破壊する意味合いがある。特に今年度は、どれくらいの期間稽古して、どのように本番に向かったか、各地域でかなり異なる特性の垣間見える話が出て、純粋���驚嘆の声が場内に漏れていた。SNSがここまで発達しても、有益な個別具体的な話になると、なかなか入ってこないのが世の常だ。バズらなくても有益な話はあるし、というよりだいたいの有益な話はバズるように創造されていない。目の前の誰かのためにそもそも人は話し、演じるのだから。
今年度は4団体に絞られ、2日間のあいだにすべての決着がついたことも、良いバランスであった。休止前の2021年は6団体、2020年は8団体*が出場していたことを思うと、いったいどうやってコンクールを運営することが出来ていたのか、想像を絶する。4団体出場はコンクールの歴史の中でもっとも少なく、だからこそ、それぞれの団体がどのように動いているのかを、しっかり意識できる人数だった。高校でいうなら、学年の1クラスぐらいがぎゅっと集まった程度である。人はある一定の人数を超えたとき、把握しきれなくなって、誰かへの興味がどうしてもだんだんと希薄になってしまう。戯曲賞によって最終候補が4~10作品前後まで幅があり、その作品数の違いを受け止めるのとはまるで違う、良いコンクールのための、良いコミュニティのために適切な人数を考えるためのかけがえのない時間だった。
最後に、劇団不労社主宰の西田悠哉氏から、関東とは違い、関西では演劇だけでは食べていけないという話がコンクールの受賞スピーチのなかであったことをここに記しておきたい。というのも、いまだに東京に出れば演劇で食っていける的な幻想が根強く残っているが、少なくともコロナ禍を経て、こまばアゴラ劇場をはじめとした小劇場が続々と潰れているいま、まさに「食っていける」領域にいたキャスト・スタッフの一定数も、これからどの山を登ればいいのかわからず、遭難している実情に直面している世界が広がっているからだ。ある世代には、今は冬の時代にみえるかもしれない。だが比較的若い世代では、その事実を後ろ暗いこととしてとらえず、オープンにしたうえで演劇をどう続けていくかのワークショップやシンポジウム、その事実そのものをありのままひとり芝居等で上演してしまうことさえ起きているのは、おそらく歴史的に重大な転換点に他ならない。私はこの変化を、来るべき春の兆しとして捉えて、穏やかに春を待つ。
*コロナ禍以前、利賀芸術公園で実施されていた「利賀演劇人コンクール」では、会場数に合わせて2〜3団体ずつが日程をずらし、順に滞在する形で上演審査を行っており、多い時には全体で11団体が参加していた。屋外も含む利賀の上演空間・特性に合わせた形式だったが、全参加団体が一度に集まる場はもてていなかった。
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プリパラは本当に突出していたのか? という話
こんにちは、ハムの下僕です。タイトル通りの話です。 グラフは最古作プリティーリズム(ひとまとめ)と最新作アイプリを入れ替える形で2枚の画像になっています。 それらが同じグラフにないのは、Google Trends で6つ以上のキーワードを追加するのは少し手間がかかるからです。
↓プリティーリズム~アドパラはこちら↓
↓プリパラ~アイプリはこちら↓
↓プリパラを除いたグラフも掲載します。↓(ちょっと見やすいですね)
アニメ放送終了・筐体稼働終了でアクセス数が落ちるのは当たり前のことなので、
それまでにどういった���化があったのか
上がったとしたら何が理由と考えられるか
を書いてみます。プリ☆チャンとプリマジはアニメ放送終了と筐体稼働終了の時期にズレがあります。
プリティーリズム: 初動はプリマジのピークと同じくらい。RLが終わった2014年3月まで右肩上がり。少し上がったタイミングは3つあり、 2016年3月(キンプリ1作目は1月。それ以降じわじわと人気が出、dTVでは2016年3月31日までRLの配信があったらしいからその影響?)*1 2017年6月(キンプラ公開時期) 2019年4月(SSS公開時期)
プリパラ: 稼働当初から他シリーズより突出したアクセス数を維持 (結論出ちゃった……)。 ピークは2016年3月(2期終盤)、次点は2015年3月 (1期終盤)。 アニメ終了は2017年3月28日。
プリチャン+プリ☆チャン(☆の有無で別ワード扱い *2): 初動はアイドルタイムプリパラ終盤の半分程度。緩やかに右肩下がり。 2020年2月と4月以降の急落はCovid-19でしょう。同影響でアニメ製作が遅れ、5~7月は傑作選 (再放送) のみ。2021年5月 (アニメ終了)。 2023年3月26日のバーチャルライブ、 2024年2~3月のハイスクールプリ☆チャンの影響は控えめ。
プリマジ: 2021年10月(アニメ放送スタート)がピークだが、プリパラ初動の1/4程度・プリ☆チャン初動の半分程度・プリリズの初動と同程度。同じスタート地点のプリリズと比べると伸びが悪いことがわかります。 2021年11月に一旦落ちた後で徐々に持ち直したきっかけは、最人気キャラである心愛れもんがわちゃわちゃし始めたからだろうか? 平坦に近い右肩上がりで、アニメ終了(2022年10月)より前の9月以降徐々に右肩下がり。*3 意外にも筐体稼働終了の2024年4月以降はあまり変わらず。
アドパラ+アイドルランドプリパラ: 2023年8月(アドパラのリリース開始時期)がピークであり(「それは悪い意味も含んで伸びたのでは?」という邪推)、ついでにプリパラもちょこっと上がっています。 以降は急速に下降、大プリパラ展の発表があった4月は大して変わりないものの、チケットの販売が開始した6月に少し持ち直しています。
アイプリ: 2024年4月(稼働開始)がピークで、初動はプリ☆チャン・プリマジよりも高く、アドパラリリース時に迫るほど。 10月に至っては初動よりも高い。6月・8~10月で上がっているのは、過去シリーズや他社人気コンテンツとのコラボが理由だろうか?
所感
【!】たった一行ですが、キンドラのネタバレを含みます。気になる方はここでUターンしてください。
アイプリが始まった4月まで、他シリーズはその時々のプリパラのアクセス数(終わってから随分経ったコンテンツにも関わらず!)を大幅に抜くことはなかった。放送時の���リ☆チャンは拮抗していたものの、この条件を考えると勝負ですらなく微妙なところ。
プリパラの数字がエグすぎるので省いてみたら見やすくなったものの、「こうして見るとやっぱプリリズの勢いもすげえな……」と思わされて懐古厨が止まらない疑惑。うーん……。
いくら最人気作の続編とはいえ、まずとっつきにくいアドパラは内容が面白くても伸びていない。「キンドラの次回予告もどきの影響があるかな?」と思ったが、意外にもそんなことはなかった。
YouTubeで5話以降も・あるいはDアニなどのサブスクでも配信していたらどうなっていたんでしょうか? 本当に気になります。 大プリパラ展発表と同時にアニメを観られるハードルが下がっていたら、きっとものすごいことになっていたと思います。あ~、今からでもどうにかならないかな(wish-hope案件)
他アニメと比べて視聴までに必要なステップが多いことを思うと、一周もしていない人がいるのは仕方ない。おぉアニメアドパラ、こんなちっちゃなちっちゃなアプリに閉じ込められて…… 籠の小鳥ちゃんかい?? 私自身も二周目のハードルを感じている。温かいスマホが役に立つのは冬。待ち遠しいですね……?
振り返ってみると、プリマジのコラボは既存キャラクターもありつつリアルコンテンツ系も多かったのは特徴的だった。 プリマジ公式サイトは死ぬほど見にくいのでTwitterで検索した。どうやら漏れがあるようだが(ごめん)、
ビッ友×戦士キラメキパワーズ!1 2
リカちゃん人形
アシックスレーザービーム
ディッパーダン
ANAP KIDS
サンリオキャラクターズ 1 2 3
宇��なんちゃらこてつくん
ドリームコラボ
プリティーシリーズ RL
という検索結果だった。水色がリアル系、ピンクが既存キャラクター。 そういえば、かつてあった初音ミクやコナンやカービィ(当時ドハマりしていた)のコラボがなかったのはちょっと残念だった記憶。 「プリマジも魔法つながりでオシャレ魔女ラブ and ベリーとコラボしていたら……」と嘆くファンは多いようだ。プリマジはおそらくだが全体的に、大きなお友達よりも女児に目線を向けた姿勢だったように思う。もとよりマイキャラのモデリングはパラ・チャンよりもお姉さん体型で、背伸びしたい女の子を想定していたような印象だった。
アイプリの人気は正直かなり意外だった。ファンには申し訳ないが、私は現状ではアニメもゲームもつまらない部類だと思っているからだ。*4 相乗効果、話題性、寿命延長…… 序盤に新規層を取り込み、より長く生き残るために人気コンテンツとのコラボするのは賢いと思う。ていうかやっぱりサンリオはすげえや。*5
プリマジの教訓を活かしてか「絶対に巻き返すぞ!!!」という気概を感じるし、現に数字に現れている。今後どんなコンテンツとコラボするかはデリケートながら重要な課題だろう。 コラボにばかり言及してしまったけど、アイプリのおえかきパレットやハロウィン系コーデも可愛いですね。今後どうなっていくか気になります。
私はプリパラから入ったあと途中で抜けている時期(多分2019年頃と2021年頃?)があり、プリリズとキンプリは後々履修した身なので、もしかしたら事実と違うことを書いているかもしれません。そういうものを発見したら、気が向いたらでいいので教えてください。
脚注
*1 dTVはLeminoの旧称。配信終了のお知らせは見当たらなかった。 twitterの検索結果を見るに、当時DアニやAmazon primeでは配信されていなかったらしい。
*2 同じコンテンツについて語っていたとしても、プリチャンとプリ☆チャンが別扱いなせいで
そもそもTwitterで公式アカウントを探しにくい
Twitterでのトレンド入りもしにくい(広告効果が得られにくい)
こういった分析ツールでも、片方のワードしか検索していないとパッと見は人気が少なく見える
という落とし穴がある。
最後に
元々プリティーシリーズは販売促進アニメだ。アニメが面白ければゲームをする人が増えるのは狙い通りのこと。それでも、「当たり前だけど当たり前じゃなかった」ということは感じ取れるだろう。より多くのいいね(に相当する単位)が集まった者が勝つ、というのはシリーズを通��てよくあった話だ。プリパラのインパクトが強すぎたことは事実だ。
私は誰かの好きを否定する気は一切ない。しかし、各々にとって面白くなかったり興味が薄れた時に視聴を切られるのは仕方ないとも思う。 そもそも現代は娯楽が多すぎるので、たった一つのものを追い続けているマニア寄りのオタクの方が珍しいだろう。あの頃の女児はもうアイプリやアドパラをやっていないかもしれない。シリーズを離れ、忘れてすらいるかもしれない。
自分が自分の心のときめきを信じ、好きなものは好きと言える気持ちを抱きしめていられたらそれで良い。初志貫徹!(シオンの声で)
脚注未満の何か
*3 狭い範囲内の話なので蛇足である可能性もあるが、振り返ると私の周りの歴戦女児はちょうどヘブンズコーデ登場以降で追うのを忘れた人が多かった(嫌いになったのではなく、本当に「忘れた」という感じ)。ちょうどその頃みんな転職したり結婚したり子供が生まれたりしたから...... 実は私自身もコーデが漂白されてからどう終わったのか記憶がない。プリ☆チャンを観終えたら観るつもり。
*4 アイプリ、特にアニメは「面白い」を観るアニメではなく「楽しそう」を感じるアニメだと思っている。 「深みはなくても、楽しそうな子たちを見られたらそれで良い」という需要なら癒し枠と呼ぶべきだろうか? それならきららアニメのストーリーの方がまだ面白い。残念ながら、4周しても頭にも心にも残っていないのだ。逆にきららアンチみたいだ…… きららアニメはちゃんと好き。
*5 サンリオ社長の 「自分が好きなものがあまり売れていない場合、サンリオとコラボするように言ってほしい」(意訳) という発言が好きだ。サンリオの風格というか、なんかいいよね。 それまでサンリオのキャラクターは「あるな」としか認識していなかった。一番好きなのはミュークルドリーミー。プリパラが好きなら楽しめると思うので是非。 どこかがサンリオとコラボしている時、「そうか、君は生き残りたいんだな……」と感じるようになった。誰かの応援がさらなる応援を呼ぶのはいいことだ。これが推し活……? はて?
#pretty rhythm#pripara#idol land pripara#kiratto prichan#waccha primagi#himitsu no aipri#pretty series
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「だきしめていく、堂々と」 RELEASE LIVE 開催!
2024年11月8日(金)京都UrBANGUILD
だきしめていく、堂々と RELEASE THREE-MENS LIVE (ensemble編)
open/start 18:30/19:00
adv/door ¥3000/¥3500
ひろせむつみ(ensemble)
ベルマインツ
ゴリラ祭ーズ
https://urbanguild.net/event/11-8-release-three-mens-live-ensemble%e7%b7%a8/
2024年12月6日(金)京都UrBANGUILD
だきしめていく、堂々と RELEASE TWO-MAN LIVE (ひとり編)
open/start 19:00/19:30
adv/door ¥3000/¥3500
ひろせむつみ
大石晴子
https://urbanguild.net/event/12-6-release-live/
ご予約は [email protected] か 上記リンク先まで!

ゲストの3組のご紹介
まずは11/8、ベルマインツとゴリラ祭ーズについて。
ベルマインツとゴリラ祭ーズ(とひろせむつみ(ensemble))、意外とない組み合わせな気がします。が、私としてはめちゃくちゃ合うのでは?と思っていて、というのも、二組ともそれぞれの在り方でポップな気がするからです。音楽性や編成は違っているけれど、お二方のもつポップネスの普遍的なところ、もしかしたらほんのちょっと似た形をしているかも?……そんな気持ちでオファーしました。思った通りのスリーマンが実現して嬉しいです。あとは、せっかく(ensemble)で、しかもスリーマンでやるんだから、SSWのバンドセットじゃなくて「バンド」をお呼びしたい!みたいな意図もありました。
・ベルマインツ
ベルマインツの音楽と出会ったのはきっともう6年くらい前のこと。
そのころの私はまだ弾き語りでしか活動しておらず、ベルマインツの音楽と出会ったのも、ボーカルの盆丸さんと弾き語りで共演したのがきっかけだったはず。
歌が上手でギターも上手、歌う曲がどれもこれも素敵で、すごく驚いた気がする。
ベルマインツの音楽はポップだなあと思います。めちゃくちゃポップ。ジャンルとしてっていうか、なんでしょうか、性質……? 違ってたらすみません、というか、そもそもひとさまの音楽にコメントするとか、本当に烏滸がましくてすみませんという感じですが、大好きなので書かせてください。
ベルマインツの音楽は、聴いていると、なんとなくこっちを向いて鳴らしてくれてる感じがします。いや、こっちを向いてるというよりは、向き自体が全方向というか、とにかくそういう感じです。世の中の人たちに聞かれることを、当たり前に想定して書かれた曲たち。全然閉じていない、とても開かれている音楽。
どの曲もめっちゃかっこいいのに、クールさと愛嬌を兼ね備えててすごい。基本的には誰も拒みませんよって感じがするのに、全然暑苦しくないし胡散臭くない。さらっとしてる。
そして、歌が気持ちいい。めちゃくちゃ素敵な声をされてます。(そもそも「歌がうまい」とはどういうことを言うのか、とか、思ったりもするのですが、そういうのを全部に抜きにしてベルマインツの歌は最高だと思う)
「ベルマインツの音楽のまっすぐ」は誰が見ても「まっすぐ」だとわかる形をしているのにいつもちゃんと「ベルマインツの音楽」だなあと勝手に思っていて、それってめっちゃすごいことだと思うのですが、それ以上に、ベルマインツの皆さんは自分たちの「まっすぐ」の在り方とその捉えられ方みたいなものをはっきり分かった上で音楽をつくられているんだろうな、という風にも(僭越ながら× ∞) 感じており、もし本当にそうだとしたら、それってすごく格好いいことだと私は思います。ポップミュージックを志すってそういうことなのかなって思ったり。
と、ここまで好き勝手書いてきましたが、全て私の主観ですので、全然違うよ!と思う方がいらっしゃっても、どうかご容赦ください......
兎にも角にも、バンドセットを組んだあかつきには絶対に共演したい!と思っていた人たちなので、実現して嬉しいです。
楽しみだーーーーーー、よろしくお願いいたします!
・ゴリラ祭ーズ
ものすごい人たち。無敵の楽団バンド、みたいなイメージです。音源はもちろんだけど、それ以上にライブが凄まじいと思っています。
本当に、その場で音楽が立ち上がってくる感じ。なまの���楽。
ライブバンドっていうか、いやライブバンドなんだろうけど、なんていうか、「ライブを観ている」=「『その日のゴリラ祭ーズ』が出現してくる様子を観ている」、みたいな感じ。一瞬も気を抜けない。耳だけじゃなくて目も要るし、全身全部必要。そういうライブな気がします。これ以上言葉で説明できないので、音源を前もって聴いたうえで、ぜひライブを観に行って(もしくは、来て!)ください。すごいです。
しかも、すごいのはライブだけじゃないのです。そもそもの曲が、歌が、とてつもなくすごいです。「未来」とかもう、すきすぎて、聴いてくださいとしか言えません。
私は「その人にしか書けないことを、誰にでもわかる言葉で書くこと」の意義を信じていて、というか信仰すらしているのですが(ここにそれ以外の言葉のあり方(書き方?置き方?並べ方?)を否定する意図は全然ないです、むしろ救われることもしょっちゅうあります、てか言葉のあり方を否定するとか無理がある)、この「未来」という曲は、(本当に偉そうな言い方で申し訳ないのですが)その極致だと、聴くたびに勝手に感動しています。あんなにむき出しで優しい曲、よく書けるなと心の底から思うし、かっこつけてない言葉であんなこと書けちゃうのが一番かっこいい。リコーダーもギターも泣きそうになる。ポップ。尊敬です。(と書きつつ、古賀くんにここで書いたような意図が全然なくて、むしろ逆だったらどうしよう、すいませんという気にもなっています)
そして、ゴリラ祭ーズのサポートベースは我らがなみきちゃん!
ひろせむつみ(ensemble)での彼女ももちろん素敵ですが、ゴリラでのなみきちゃんも超かっこいいです。当日はゴリラとひろせの2ステージで演奏してくれるなみきちゃん、マジで本当にめっちゃすごい。そしてかわいいです。本当にかわいい(RECの時になみきちゃんかわいいかわいいと言いすぎて吉居くんに「むつみちゃん、ちょっときもいで……」と苦言を呈された)。
ということで、ゴリラ祭ーズはものすごい人たちです。一緒にできてとても嬉しい。

そういうわけで、11/8、来ていただけると嬉しいです。ensembleのメンバー紹介も近々書きます。グッズや音源も、現在いろいろ準備中です。
それでは、チケットのご予約、どうぞよろしくお願いいたします!(予約先はこ��記事の上部にあります)
12/6のひとり編についても近いうちに書きますので、もう少々お待ちを。大好きな大石晴子さん、いや晴子さんが関西に来てくださるなんて、めっっっっっっっちゃ楽しみで背筋が伸びます。
*11/29 追記
・大石晴子さん
晴子さんの音楽を知ったのは、4年くらい前のことだったと思います。2020年、セーターを着ていた季節。
その時、私は当時神戸の赤レンガ倉庫にあった「海辺のポルカ」という場所でアルバイトしていて、そこでのイベントの出演者の中に「大石晴子」という名前を見つけたので、検索してみたのでした。
初めて聞いたのは、ランプという曲。
聴いてすぐ、早くライブを観てみたいなと思ったのをよく覚えています。
そして待ちに待ったイベント当日、土岐麻子さんのライブのオープニング・アクトとして現れた晴子さんの弾き語りに、私は釘付けになったのでした。
音源の音像が、たとえばゆったりとした流れなかに伸びるしっとりとした影や時折きらめく煌びやかな光みたいに思えるとしたなら、弾き語りのライブは一本筋の通った、「ただそこにある」という様子で紡がれていくうた、とでも言えましょうか。
少なくとも私はあの時のライブをそう記憶しているし、私の心にはあの日のあの時間がが四年間ずっと引っ掛かってぶらさがったままです。
ライブの後に、ポルカの外、寒い海辺で、素晴らしかったです、と伝えて、みんなで集合写真を撮りました。そのときの写真は、(だいすきな)カウアンドマウスさんか海辺のポルカのInstagramにまだ残っていると思います。
そのあとに晴子さんが出されたアルバム「脈光」。私が特に聴きこんだのはフランスにいる時の2月3月、夏の強い光が隠れていた時期のことでした。Cleo Sol のMotherと「脈光」を行ったり来たりする、ということを、それなりの期間、続けていて、その時期に弾丸でイギリス旅行にも行ったので、その旅行中の夜行バスの記憶は、2枚のアルバムと結びついています(ちなみに、帰りのバスでは8時間くらいぶっ続けでマユリカのうなげろりん!を聴いていました。マスクの中で笑いをこらえるのが、あまりにも過酷で辛かった、という良い思い出)。
留学前、そして後、何度かツーマンライブのお誘いをし続け、やっと今回、京都で二人で夜をつくれることになりました。本当に嬉しいです。
音楽のつながりに限らず、二人だけで話すのと三人以上で話すのでは、会話というものの種類が、全然別な気がします。相手の発したものを丸々受け止めて、自分なりに誠心誠意投げるか転がすか飛ばすか、とにかくなんとかして、返すこと。
楽しみです。練習しなきゃ。
い��日になりますので、皆様ぜひお越しくださいませ!

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ROAD TO Käärijä-フィンランド旅レポ-④
■7/5ヘルシンキ市内到着~いよいよ初ライブへ…!
※前回のレポ③はこちら
レポ①で書いた通り、今回泊ったのはScandic Hakaniemiというホテル。ヘルシンキ中央駅とライブ会場のAllas Sea Poolとの位置関係はこんな感じ。
地図で見るとちょっと離れているように見えますが、トラム(路面電車)に乗れば中央駅から5分ちょっとで着く距離です。ホテル周辺を拡大した地図がこちら。
ホテルの目の前がトラムとバスの停留所、ホテルの隣のビルは地下鉄直結という大変便利な場所。近くにあるS-Marketは24時間営業なので、何かあったときも安心です。ちなみに右上のほうでちょっと文字が切れてる建物が観光地で有名なハカニエミ・マーケットです。行く時間なかったけど!涙
ということで、中央駅前の停留所からトラムに乗って、あっという間にホテルに到着。ちなみにフィンランドというかヘルシンキのトラム(だけでなく公共交通全般)は、めちゃくちゃ静かです。つまり、日本みたいに親切だけど長ーい車内放送がほとんどありません。次に止まる駅名も1回しか言ってくれないし、音量もすごいちっちゃい。笑 なので、車内の電光掲示板で降りる駅の名前を確認するようにしましょう!そして路線バスは結局乗らなかったのでわからないのですが、少なくともVRとトラムは、乗る時は自分でボタン押してドアを開けるシステムです(降りる人がいれば自動で開く)。また、トラムは降りるときは降車ボタンを押します。
今回は着いた日の夜にライブということで、体力を温存するため確実にアーリーチェックインできるよう、前の日(7/4)から1泊余計に宿を抑えており、事前にホテルにメールで念押しもしていたので、アーリーチェックインしたいのですがとフロントでバウチャーを見せたらすぐにお部屋に入れてもらえました。フロントの方もとても感じがよく親切で安心。(チェックインのときはパスポートの提示とパスポート番号の記入を求められるので、すぐに出せるようにしておきてください!)
事前情報で部屋がすごく狭いという口コミなどを見ていたので、どんなもんかな~と思ったのですが、いざ通されてみると全然広かった!
(写真はScandic Hakaniemi公式HP https://www.scandichotels.com/hotels/finland/helsinki/scandic-hakaniemi/rooms より)
こちらの部屋は「スーペリアベストビュー」というお部屋で、ポット(コーヒー・紅茶あり)・ミニバー(冷蔵庫)・ドライヤー付。クローゼットとアイロン台もありました。ちなみにフィンランドは日本と一緒で靴を脱ぐ文化があるようで、靴を脱ぐスペースがあり、床がフローリングなのでスリッパや裸足で過ごすことができました。ただユニットバスはシャワーのみで、洗面所と一続きの床は全部石のタイルなので、スリッパまたはクロックス(私は濡れてもいいようにクロックスを持って行った)があるといいと思います。シャワーブースとの仕切りはちゃんと床まであるガラスのドアだったので、結局床は全然濡れなくてよかった。 トイレはごくふつうのトイレです。当然日本のようにウォシュレットなどはついてませんが、便器の横にシャワーのようなのがついてて、それがビデのようです(使わなかったけど…)。 ほかのアメニティとしては、日本のように歯ブラシやヘアブラシなどはついてません。タオルはバスタオルと、ちょっと大きめのフェイスタオルみたいなやつ、足ふきマットはありました。歯磨き用のコップもついてます。 あとシャンプーとリンスはついていましたが、シャンプーがボディーソープ兼用みたいなやつで、手洗い用のソープも洗顔兼用みたいなやつだったので、ご自分の愛用のものを持って行ったほうがいいと思います。 ちなみにお水は日本と同じく軟水なので、水の違いで髪がごわごわ、ということもないし、なんと水道のお水は飲めます!ありがたや。シャワーの出は、温度を低めにしたり頻繁に止めたりすると出が悪いようでしたが、熱めのお湯をずっと出していると安定して問題なく使えました。というか全然写真をとっていなくて申し訳ないです…こちらのギャラリーが雰囲気の参考になると思います!
https://www.hotels-helsinki-fi.com/ja/property/cumulus-city-hakaniemi-helsinki.html#photo
さて、朝早いチェックインで、ちょうど朝食タイムが始まっていたので、さっそく朝食会場へ…
朝食、ふつうにおいしかった!
けっこう色んな口コミでフィン飯はいまいち…という評価が多かったのでこちらも期待値0で(すみません…)行ったから、というのもあるかもですが、ビュッフェメニューもそれなりに豊富だし、味も(薄味ですが)悪くなかった。パン類はちょっと甘い系が多いです。でも甘いの苦手な人も、グルテンフリーコーナー?のパンはそんなに甘くなかったし、ライムギパンのようなのもあったので大丈夫だと思います。 さすが食に対して色々配慮している国だな~と思ったのが、グルテンフリーのコーナーがすごく充実していたこと。あと野菜が新鮮だったのと、それから特筆すべきはベリーのおいしさ! ヨーグルトにたっぷりベリーソースをかけたのですが、ベリーごろごろ入ってるし甘酸っぱくてすっごくおいしかった!これは絶対食べるべきです👍それからカレリアパイも、日本で食べたときは薄味だな~と思ってましたが、本場で焼き立てパイを食べたら美味でした😋 宿泊中3回食事して、日本みたいにメニューが変わることはありませんでしたが、それでも十分満足できました。配膳のマダムがとても気さ��に話しかけてくれて、日本から来たと言ったらご家族が日本人と結婚して日本に住んでいるという話をしてくれました!
朝ごはんを食べて満足したところで、シャワーを浴びて、今夜の本番に備えて仮眠。ベッドはぱっと見小さくないか…?って思いましたが、入ってみるとそこまで困るほど狭くもなく、カチカチというわけでもなく、快適に眠ることができました。枕元にコンセントもあって、スマホも充電できるし快適…おやすみなさい…
(仮眠とってる間にけっこう雨降ってたみたいですが、起きたら晴れてました。晴れ女パワー炸裂。笑)
さて、起きたら、朝中央駅の売店で買ったパン(ちょっと何のパンなのかわからなかったがおいしかった笑)を軽く食べて、さっそく出発の準備!
お手製ハッピも用意して、カーリヤTシャツも着て、準備万端! カーリヤへのプレゼント一式も持って、いざAllasへ! なお、個人的にはあんまりはやくから会場の外に並ぶのはどうかなーと思う派なのですが、今回会場や主催者が並ぶのを禁止していないこと、またせっかく12時間かけてきたので前の方で見たいし、カーリヤへのプレゼントをスタッフさんに確実に渡したいという想いがあったので、一緒に行ってくださった現地在住&イギリスからお越しのお友達と相談して、3時間前(開場が19時だから16時!)に会場に行くことに。 ただし、先に様子を見に行ったお友達からの報告で、すでに4時間前くらいから100人くらい並んでいるという情報が…カーリヤ人気、すごすぎる!😂
今回会場となるAllas Sea Poolは、その名の通りプールリゾートです。海の上に作られたプールと、サウナやレストラン、そして野外のライブステージが一体となった施設。近くに観覧車があるので目印になります。 施設の様子などはぜひ公式HPを確認してみてください。
行きはGoogle先生に聞いたルートで行ったらだいぶ遠いトラムの駅で降りちゃったのですが、おかげでエスプラナーディ通りをちょっと歩いていくことができました。HSLアプリで検索すれば、最適なルートを提示してくれるのでぜひ活用しましょう。 結局ヘルシンキ大聖堂近くのトラム駅で降りるのが一番近かったですが、とにかくどこかしらの駅から降りてまず目指すは、こちらも観光スポットである「カウッパトリ(マーケット広場)」。港に飲食やお土産のテントがずらーっと立ち並び、死ぬほどカモメが飛び交い(そしてごはん買った人を襲う。笑)、たくさんの人が行きかう活気ある場所です。
これ、夕方の4時の明るさ。まるで真昼間みたいでしょう? ちなみにどこからハッピを着るか、友人と協議した結果、このマーケットから着ていくことにしたんですが、着ていたら通りすがりのKäärijäファミリーが気付いて「Peliä!」(日本語で言うレッツゴーとかファイトみたいな意味と思われカーリヤがよく叫んでる。ライブ前の気合注入のときもみんなでペリア!っていってる。笑)と声をかけてくれました。楽し~!
このマーケットを西から東へつっきってしばらく歩き、大きな観覧車のほうに向って歩いていくと、Allasの入り口が見えてきます!
↑これはGoogleストリートビューより。この入り口前にパーテがしてあって、みんな並びます。
快晴!昼間天気悪かったらしいのがうそのようで、日向にいると日差しがきつくて暑いくらい。でも海風があるので、そこまで汗だくになることはありませんでした。
みてください、この人の多さ!あと3時間もあるのに!笑
そして会場に着くと、今までTwitterでしか会話したことなかったフォロワーさんがたくさん…!ようやく会えたね(´;ω;`)
はやくから並んだ人には、トイレや水分補給で抜けても大丈夫なよう、有志の方が手の甲に番号を振ってくれました!これもTwitterで見たやつだ…! そしてこのブレスレットを見てください!Käärijäファンの皆さんが名前や曲名を入れたかわいいブレスレットをたくさん作っているのは知っていたのですが、本物をもらえたよ…! みんな山のようにブレスレットを作って持ってきていて、ファンどうしで交換してもりあがっていました。 それからファンアートを描いているフォロワーさんからは、ステッカーももらっちゃった!うれしすぎる!
ライブに行った人たちがブレスレットやステッカーの交換をしているのを見て、いいな~と思っていたのが、突然現実に…なんだかふわふわ夢みたい…と思いながら3時間、いろんな方とお話したり、途中水分補給したり、お菓子をもらって食べたりしながら(ちなみにAllasは飲食店でもあるので、野外と言えど施設内は飲食物持ち込み禁止ですので注意!必要なものは中で買いましょう)過ごしていたら、意外とあっという間に時間が過ぎていきました。
そして19時、いよいよ開場です!入り口ではまず手荷物検査があり、そのあとチケットを見せればいよいよ会場内へ!(レポ②で書いてたLippu.fiのアプリでチケット画面を表示すればOK。) 少しでもいい場所を確保するため、チケットチェックが終わったらみんなダッシュ!これが整理番号無の完全自由席の大変なところですね…笑
でもおかげでこんないい位置をゲット! そして確保した場所の死守を友人にお願いし、まわりを探すと…スタッフさんがちょうどステージの横にいたのを発見!さっそく彼にカーリヤへプレゼントを渡してほしいとお願いすると、快く引き取ってくださり、必ずカーリヤに渡します!と頼もしいお言葉…ほんとにフィンランドの人みんな親切…! ということで今日の大役は果たしたので、あとはもうライブに集中するのみ!
本物のイェッセだ…!(小学生みたいな感想。笑)
改めて写真を見ると、前から5列目くらいだったのかな。会場がこじんまりしてたこともあり、100人以上並んでた割にはかなり前にいけたのでよかったです。
ということで、次の投稿でようやく(笑)ライブレポです!
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たまごっちを育ててみた12日間
ecosiaが使えない!
何度も人間であることの証明をさせられています。結構ショックです。ロボットちゃうんで早く承認してください!!
約50回検索するごとにアフリカとかそういう地域に1本木が植えられるという素敵な検索エンジン。3年前から使っているので、かなり木を植えたんじゃないかなとおもいます。沖縄に誘われても北海道(しかも美瑛とか知床)なら行きたい、と強めのわがままを言ってしまうくらい、木を、緑を、愛してやまない野崎です、こんばんは。
さあ、tumblerを久しぶりに開きました。完全に思いつきです。
しれっとやってて、しれっとやめて、しれっと再開してみた野崎の人知れず日記。
昨晩、久しぶりにこのMacの電源を入れ(というのも、親友が家に遊びに来てくれることになり、STARTOのライブ配信が見たい!!というので、我が家の一番大きいタブレット類はこいつや!!という具合で、久々に引っ張り出しました。)、ぽちぽちやっていると、やっぱりこのMacのタイピング音が好きで、書きたくなっちゃいました。
このtumbler、実は生前の母に届けるために書き続けていたんです。知る人ぞ知る、SNSチェック担当だった母。Xに何を書いても『日本語が変!』『社会情勢的に良くないから消しなさい!』よく怒られてました。
で、140字(当時)やからやし!と、質より量で勝負するべく、このページを始めたんですよ。だってなんか脳を麻痺らせられる気がするじゃないですか。間違いだってなんだって紛れさせられますやん、ってな具合に。ちなみに気に入ってくれてました。えー、人生基本的になんでも熱量で乗り越えて来ました。もう4年近く前かあ。。。。年月の早さや環境の変化、、たくさんの事に驚くばかりです。
前の投稿がもうすでに22年のハロウィン。ものすごい人生を懐古している文章で笑ってしまいました。この頃はまだコロナ禍のせいで会えない友達だったり、母親のことだったりで、帰省するたびに逐一物思いに耽っていたと思います。もちろん今だって、帰省するたび、家族を思うし、たくさんの、過ごした人々を思い出しますよそりゃ。
そう、先日のことですわ、高校の友人の結婚式に行って、中学から一緒だったメンバーたちと顔を合わせ、忘れていたことを沢山思い出させられたんですね。でも都合の悪いことだから全部忘れました。今でも『 ザキだけは何も変わってへんなあ。 』と言われてしまったことだけは覚えます。(だって毎回いわれるんですもの)
流石に、高1の物理の試験で8点を取って、みんなの前でワンワン泣いた変な子からは卒業してるだろうと思いますけども!!!(あゝ恥ずかしい。)
あ、中1から、社会という野に放たれるまであだ名が『 ざき 』でした。確か入学式に、他の誰よりも早くあだ名くれた、今やすっかり疎遠になってしまったあの子に今でも感謝してます。
結婚式の帰り道。河原町。見つけたら入ってしまうキディランド(学生時代にあの場所にあったらとんでもなかったことでしょう、、!!)
その場にいた友がご懐妊だったもんで、別の友に『 なあなあ、うちらこれで子育てしようや! 』と誘いまして、5分ほど悩み続ける彼女を説得しお揃いで買ったたまごっち。
待ちきれずに帰りのバス停でお迎えしたのに、世話し切らずに3日足らずで天に召されました。ああたまごっちもみきらんなんて人生シビアやなあ〜と笑いながら落ち込みました。これ本当に子供のおもちゃなのですか・・・?
しかし、そんな感じで彼女に報告したら、あんなに買うのを渋ってたのにまさかの『 たまごっちに出会わせてくれてありがとう! 』と感謝されました。そう、3日ほど前に経過報告をした時も言ってました。愛おしい友人です。
私のたまごっちは今や12日目で4体目になろうとしています。ちなみに一体だけ大人になりました(たらこっち)。
本当はもう買って5日目にして電池を抜きたい気持ちになりましたが(音消し忘れた自分のせいだし、とても申し訳ない気持ちでいっぱいだったんですけど、先日寄席でピーピー鳴いて本当に嫌になりました)、ここまできたら意地でも、可愛い可愛いまめっちを出すまで、電池を抜かないでおこうと思います。
本当は 『 ザキはたまごっち向いてないと思ったわ 』と買って3日で一度言われてしまったのが恥ずかしくて、それにも抗うべく、もう少しだけ面倒を、、あ、育てようって、それだけのことなんですけどね。

また忘れられた頃に書きにログインしにきます。
あ〜暑い夏が来るのかあ〜・・���
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2024年1月18日木曜日
病院の待合室にて8
第三の猫
先週の火曜日、1月の9日に、辞めた会社より「そちらから送ってもらった傷病手当の書類が届きましたので、手続きに入ります」という連絡が来た時に、「離職票はいつこちらに届きますか?」と訊いたら、「給与明細と一緒に送りますので、明日発送の予定です」と返ってきた。毎日ポストを覗いては、届いてないなぁと、♪ウェイ!オーイエス!ウェラミニミスターポースマーン!ウェイエイエイエエイミスターポースマーン♪状態になっていたのですが、12日の金曜日になって辞めた会社の何もかも忘れてしまうことで有名な総務の男から「本日速達で発送しました。遅くなって申し訳ありません」と連絡があって、そういう会社だったそうだった忘れてたと思いつつ「了解です」と返信したのだった。
会社を休むようになってから間もない頃、とある転職サイトを見ていたら、退職後にやること、として、「国民健康保険の手続きは退職から14日以内に済ませましょう」とあった。離職票が手元に来るのは13日の土曜日になるので、手続きは15日の月曜日以降となる。「わたしは大丈夫なのだろうか、タイトロープから落ちたのでは無いだろうか、『貴様に加入できる健康保険などない、永久に10割払い続けろ』と閻魔大王みたいな人に言われるのではないか」と不安になり、金曜の夕方に吉野川市役所の山川支所へと駆け込んだ。小さな役場の事務所にどうやら閻魔大王はおらず、受付に立つとお姉さんが応対してくれた。「かくかくしかじかで私は無間10割地獄に落とされるかもしれぬ、助けてけろ」と言うと(言ってませんが)、「安心なさい、そんな地獄はありません、渡る世間に鬼はないという言葉もあるでしょう」と言われ(言われてませんが)、「14日を過ぎても手続きは出来ますよ、保険証が遅くなるだけで」ということで、ほっと胸を撫で下ろした。このお姉さんがとてもいい温度の世話焼き感のある人で、「まだ離職票届かんのはつらいなあ、心配になるよなあ」とか「年金の免除申請は全額か3/4か1/2か猶予か選べるんやけど、ふつう全額免除してほしいに決まってるやん?ほなけんそう書いてな?」とか「年金のお金は免除の審査が出る前に払ったらいかんのじょ!返って来んけん」とか、こちらの気持ちに立った助言をしてくれるので、大変助かりました。やっぱり基本的には書類が揃ってから手続きした方が分かり良いとのことで、また来てねということになった。
13日の土曜日にミスター・ポストマンが書類を届けてくれたので、晴れて月曜日に役場に手続きに行った。金曜日に応対してくれたお姉さんいないかなぁ…と思ったのですが見当たらず、別のお姉さんが応対してくれた。このお姉さんも優しかったのですが、あの世話焼き加減を求めるのは酷というもので、聞かれた以上のことはしませんよ、という感じだった。それでも金曜日に教えてもらったように、国民健康保険と年金免除申請の手続きを済ませることが出来ました。やったね。その日のうちに保険証が貰えたのでびっくりした。
上げてくためには次の日である16日の火曜日に病院に行きたかったのですが、寝るのに失敗して起きるのが遅くなり、落ち込んでしまって行けず。17日の水曜日も全く同じ理由で行けず。本気出すぜ!ということで、水曜の夜は22時からいっさい携帯を触らず、ぼんやりテレビを見て、23時に眠剤!即ベッド!消灯!おやすみ!とやったら7時に起きられました。やればできる。できるんならやってくれ。
身支度を整え、朝ごはんも食べて、行ってきますと勝手口をガラッと開けると、うちによく来る野良猫のトラちゃんのためのお皿が置いてあるところに、見知らぬ黒猫がおり、トラちゃんのごはんを失敬していた。家で飼ってるミケちゃん、最近レギュラーの野良猫トラちゃんに続く第三の猫の登場である。真っ黒なシルエットがだいぶかわいい。近寄ると当然逃げてしまうが、離れるとブレックファーストを続ける。野良猫トラちゃんがかなり好戦的な性格なので共存は難しいと思われるが、是非とも定着してほしい。かわいいから。
診察は10時半頃に終わり、薬も貰って、1月5日分の診察及び薬のお金が、保険証を手に入れたことにより7000円くらい戻ってきた。今日は本を買って帰ろうと思っていたので、瓦町の駅ビルに入っているジュンク堂で買おうと思ったら、在庫がなかった。ジュンク堂にない本はないと思っていたので(最初にジュンク堂に行った時の衝撃が大きかったのだと思われる。私が行ったのは新宿店。もう無いんだって)、かなりのダメージを受けた。少し歩いて宮脇書店の本店に。ここでも見つけられなかった。もう少し行ったところに紀伊國屋があったからそこまで行こうと思って歩けども歩けども、どこにも見当たらない。検索。平成29年に閉店しましたって!私の時間感覚どうなっとん!7年前だぞ!私がこないだ辞めた会社に入社した頃やんけ!ジュンク堂に戻ってお取り寄せしました。たくさん歩いてくたびれました。
今日は診察に呼ばれるのが早くて、序盤でビートルズを歌っている所までしか待合室で書くことができず、家に帰って、晩ごはんを済ませた後にこれを書いています。元々は病院での長い待ち時間を潰すためにこれを書き始めたので、本末転倒かもしれません。あと映画の『第三の男』見たことないです。すみません。
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12月締め括り
この締め括りを書いているときの心境として最も近いのは資源ごみをまとめているときのそれである。
回収の日は決まっている。合わせて締め括るだけである。
管釣りにはまりかけて、それっきり。
面白いのは間違いない。が、海釣りもやりたい中でどれくらい装備を整えるべきかという葛藤がある。流石にエリアトラウト用の竿は流用できまいて。
竿のピンキリはリールのピンキリに比べて分かりにくいなんていいますが、確かにトラウトXもプレッソも正直何が変わるのかよく分かんなかったわ。差を感じるほどプレッソでヒットしてないということもありけり。
じゃあ、海でも淡水でも使えるステラに投資すべきだよね……
ふ~ど氏はおいしそうな店の写真をあげるときは店の情報を併記して欲しい、ラーメンストーカーになってしまうので。
「怖い話を聞き出すだすときはこちらから一つ怖い話をする」というテクニックがありますが、美味いラーメンの情報を聞き出したければまずはこちらから美味いラーメンの話をする、というのがあると思います。
別に多くのラーメンを食べ歩いた訳ではないが、おススメを聞かれたらここって感じの店、いずれお話しできたらいいね。
気づけば結構な種類を飲んでいた。夏のビールは外気とそれにあてられた体温との、冬のビールは暖房の効いた室温とのギャップが楽しい。というか、寒さを感じながらの飲酒は普通に命に関わります。15度くらいで凍死したりするらしい、そんなに人肌が恋しいか、ウルトラマン。あったかくして寝なよ。
みんな手帳使って��?このデジタル優勢の時代に「手で書く」というルーティンを生活に組み込むのはなかなか気概がいることかと思う。非効率的と言っていい、手帳的な役割のスマホアプリなんか探せばいくらでもあるだろうし。
やっぱりこれは格好の問題なの。胸ポケットにボールペンではなく万年筆を差すような、タバコにライターではなくマッチで火をつけるような、ゲーセンでの覚えもないのにアケコン使ってみたりするような。伊達の問題と言ってもいい、ハードボイルドとはやせ我慢のこと、とはつまりはこういうことである。不便かと言われれば不便、合理的かと言えば非合理、でもとにかく私はこうしたいの。
「手帳に書いて忘れたい」というのは、冒頭で申し上げた「資源ごみをまとめる感覚」に近いものがあると思う。つまり、締めくくってとっとと忘れて次に行きたいのだ。見返しもしないまとめを作って振り返りに備えている。だが、それでいい。振り向くな、立ち止まるな、しかし常にそれでいいのかを己に問い続けろ、とビニールテープで括った雑誌が偉そうに嘯くから木曜日の資源ごみの日が今から待ち遠しいよ。
大みそかなんて大したことない月末の区切りの一つ、というならば、人生は大したことない月末の区切りの一つの950の集合に過ぎません。縛って纏めた資源ごみは軽すぎるよりは多少煩わしいくらいが少なくとも自己満足は満たせるものよ。ってことで来年もどうかひとつ。
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大掃除
こんにちは😃
もう今年も終わってしまいそうですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私はいつも通りギリギリの大掃除で忙しく過ごしています。
今年はヨガ以外に色々と習いに行ったり、長く働いていたスポーツクラブが閉館したり、私の中では変化の多い一年で、これからについて考えることが多く、時間はあるのに頭の中は大忙しでした。年末に来てやっと、これから何をしていきたいのかが固まりつつある感じです。
全然お仕事しなかったのでクラスに来たいと思ってくださってた方がもしいたら(多分いない👻)ちょっと申し訳なかったのですが、クラスの準備は着々と進めてますので、どうが慈悲の心で😭もう少しお待ちくださいませ🙇♂️💦
ということで、インスタにも修了証をたくさん載せましたが、あちこちに足を伸ばした新鮮で楽しい1年でした。
バタバタと本を読んで講座に出てという感じでしたが、全部が全部血肉になるというわけでもなく、今は資料や本の断捨離をしています。
大体どれも講座で習ったり本に書いてあることは素晴らしいのですが、私には使いこなせなさそうなものも時々あります。
そういう一般的にはいいものなんだけど、自分には合わないものって意外と盲点ですよね!
これはいいこと書いてあるからって感じで断捨離サーチライトの隙間を掻い潜って、開きもしない本が長年本棚のいい場所に鎮座していたりします😎
そんな時におすすめなのがペンデュラムなのです💁♀️ へぇー👏
(テレフォンショッピングのノリ😅)
ということで、今日は大掃除のお役に立ちそうなペンデュラムのあれこれを書こうと思います。ちょっとスピってるので苦手な方はまた普通の内容の時にぜひお越しくださいませ👻
こういうのがいける方はペンデュラムについて一緒に色々見てみましょうー✊ でもキモくなってきたらすぐ回れ右でお願いします😎
ではさっそく…
ペンデュラムとはこういうやつです↓

(写真引用:https://giftmall.co.jp/giftF9ddC6/)
使��てるイメージが1番湧きそうな画像を探して選んだのですが、まさに右上に書いてあるように潜在意識を明確にしてくれるツールなんです😎
心と頭と体がちゃんと繋がってる方には必要ないものですが、生活の中で心や体に生じた違和感を頭で意図的に無視する時って結構あると思うので、そうやって鈍った繋がりを戻してくれるようなツールです✨
本当はヨガをやって繋がりを戻して、こういうグッズがいらなくなるのが1番いいとは思いますが、なかなか現代社会では難しいですよね!優しい方は特に自分を抑えてしまいがちですし、心が分からなくなった時にはぜひモノの力も借りましょう✊
というわけで、このペンデュラムは揺れ方によって、頭の結論ではなく心や身体の結論?スピリットの結論?みたいな、見せかけの奥にある本心のYES、NOを教えてくれるツールです。
見れば一発でわかりますのでムービーを撮りました💁♀️
この2つの本は同じヨガの聖典の解説本で、私は左の解釈を採用していて右の本は基本的に使っていません🙅♀️
つまり左は縦振りでYES、右は回ってNO、ということを教えてくれているんです。
たまーに仕事で参照するから捨てないけれど、本心では不要と思ってる本だってことですね☝️
これは私の動き方で、ネットを見てると回る方がYESの人が多そうでした💡縦振り横振りや、右回りと左回り、動きが止まったり速くなったり!色々なバリエーションがあるそうですよ〜✨
そしてペンデュラム自体にも天然石や木の実、金属のもの、尖っていたり、丸だったり、色々な形や素材があります。
ぶっちゃけ凧糸にミニトマトとかをくくりつけてもいけそうな気がしますが😅、やっぱりちゃんとしたやつを使うと雰囲気がアップしていいです🤭
ペンデュラムを使い始めたきっかけは、コロナ禍になった時に、自分に合った石を持っているとお守りになるからと言って、先輩の先生が薄緑のアベンチュリンのペンデュラムをプレゼントしてくださったことです。
その後メンテが楽そうな水晶のものを普段使い用に買い直しました。(こういうのも信じない方にはアレですが、水晶以外の天然石は使った後は水晶のさざれ石の上に置いて清める必要があるそうです。さざれ石は埃が溜まるので掃除が面倒な方には水晶がおすすめで、水晶は水洗いだけでいいそうです😅)
ここで、その先生からの聞いた使い方や由来などを簡単に箇条書きにしてみます💡
ご興味あれば是非お読みくださいませ♡
・ペンデュラムはヨーロッパで昔の水道屋さんが掘っていい場所かどうかを確認するために使っていた
・土地のエネルギーを測るのにも使われた
・振子が勝手に動くのではなく身体が直感的に何かを感じ取って自分で動かしている
・使わなくても持っとくだけでお守りになる
・YES NOの動き方は一人一人違うので、動きを毎回教えてもらう
なるほど〜!ですね🤭 聞いた知識でちゃんとお勉強はしていないので、正しくないものもあるかもなのですが、何か皆様に引っ掛かるものがあれば嬉しく思います✨(間違ってるところがあったら是非教えてくださいませ🙇♂️)
いいかもと思った方用に簡単な使い方を↓
ペンデュラムが届いたら、まずはこんにちは😃よろしくね〜♪と話しかけます。名前をつけるのも多分いいですねっ😉
その後、YESの動きをしてください、NOの動きをしてください、と話しかけると多分違う動きで教えてくれます。
あとは捨てるか迷ってるものの上に振り子を持ってったり片手をものに触れたりしても、捨てる判定できると思います。
他に仕事を辞めようかなぁとか、これ買おうかなぁとか、誰かをデートに誘ってみようかなぁとか、YES NOで答えられる質問には大体答えてくれます。
大事なのは正解がわかるのではなくて、自分がどうしたいかがわかるってことですね☝️
自信を持って決めたことでも後からあぁしとけばみたいなことはよくありますが、ペンデュラムで選んでもそういうことはもちろん生まれます!今の自分の本心を知れるって感じなので、何もかもを占いに頼りたいような方には逆に向いてないツールかなぁと思います。
自分がこうしたいんだ、こうしていくんだと再確認するためのものですね😎
これはキネシオロジー、筋反射テスト、Oリングテストと原理は同じじゃないかなぁと私は思っております。
なのでこういうワードで検索してやってみると、ペンデュラムが無くても同じ結果が得られるとは思いますが、ペンデュラムのいいところはなんと言っても “それっぽい” ところです😎
ちょっと伝わらないかもですが、やってみるとわかる “それっぽさ” がありますので😅、お気に入りを買ってやってみるといいんじゃないかなぁと思います💡
大体1000円ぐらいです🤭
Amazon ペンデュラム
ではでは何か大掃除の参考になったら嬉しく思います✨もう後わずかしかないですが、スッキリして楽しく来年を迎えるためにも色々がんばりましょう🧹
ではではお読みくださりありがとうございました🙇♂️
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日曜夜の何でもない時間
何となく書きたくなり、雑談がてらTumblrの更新を。11月に入っているのに半袖で過ごしていますが今後はそれなりの気温に戻るらしいですね。つまり自己防衛しないとあっという間にダメになります。生き物なので。
本日の雑談項目
◇企画創作の話
◇二次創作の話
◇X各種SNSの話
◇ゲームの話
戯言まとめとか今後とか
◇企画創作の話
ハロウィンで久しぶりにネットプリントしました。1枚はうちよそ、もう1枚は自宅キャラのみですが。自分の絵が物理的に出力されるとテンションあがりますね。企画創作方面で繋がってくださっていてアクティブなフォロワーさんもずいぶん少なくなってきていますが、何年もお付き合いいただいて感謝感謝。最近思うんですけれど「うちのこ」って私が描かないと当然忘れ去られていくし、やがては世界からいなくなってしまうんですよね。そろそろ作って10年!みたいなキャラも出てくる年齢なんですけれど…どのキャラでも推しですとか好きですと言われるとかなり嬉しい。この喜びって本当にここでしか得られないもので…新しい企画に参加することこそなくなってしまいましたが、まだ創作をやめますみたいな気持ちにはなっていないので安心していただければと思います(?)年末年始も集合絵描きますからね。推しがいたら大きな声で教えてくださいね!
◇二次創作の話
アニメ&一挙無料公開効果本当に凄いですね。pixivの方にあるまとめ、ここ最近あげたわけでもないのにブックマークだとかいいねだとかが三桁いきましたみたいな通知が来ると驚きます。人目に留まることが多くなる分、発信の仕方には更に十分注意していかねばならないと襟を正す今日此の頃。職業柄10代前半の話を聞くことが多いのですが、今のところその世代には「発見」されて無さそうです。正直安心しています。ただ全くいないわけではないので気をつけたい…年齢問わずですけれど、物事��分別がつかない、話が通じない相手には「関わらない」のが一番の安全策です。一緒に好きだと語れる人にはめぐり逢いたいですが、何がどう転ぶかわからない世の中ですので…Xのサークル機能が消失したので事実無根幻覚発信の場は迷子継続中です。ポイピクのまとめはそのまま利用していますが、コレは前も話したかな…あそこの広告、なんとかならんもんですかね……エアスケブ入れてくれた方はありがとうございます。筆の乗る時に着工しますので気長にお待ち下さい。
◇X各種SNSの話
前述した通り地味に重宝していたニッチな需要用のサークル機能が11月に入り使えなくなりました。実はいままでポストしたものにリプライを飛ばす形でポストするとまだサ限扱いになるので最近はそれで悪あがきをしています。今後も色々使い方を工夫してXもやりくりしていく考えではありますが、趣味が合わないなと思いブロックさせていただいた相手がキーワード検索でポスト一覧に出てきてしまうのはどうにかならないものでしょうか。ミュートの方がいいのだろうか。絵柄に対しての需要がこう…どうしても期待には答えられないので。そういうプロフィールの思想が強めな方はたまにフォロワー削除もさせていただいています。デリケートな問題なんですが、苦手なものを苦手と言うのも難しいんですよね。偏食で申し訳ないとだけ…くるっぷは結構雑多に使っています。元々フォロー数が少ないので見やすいのもありますけれど。タイツは未だに推しキャンプ状態。どちらもフォロー制限はしていませんので観測したい方はお気軽にどうぞ。ツイフィールからそれぞれ飛べますよ。新規フォロワーさんはツイフィールに目を通してから色々活用していただけますと助かります。リンクは全���そこにあるんだ。公式アカウントがXにあるコンテンツがまだまだ主流なので完全にどこかにお引越しすることはないと思いますが、それこそ仕様変更で突然使えなくなったり、いつぞのような凍結騒ぎがあると別拠点との繋がりは大事だなと。
◇ゲームの話
積みゲーが増えすぎている中、龍が如く8もキッチリ予約してしまった愚か者。ちなみに7の外伝はまだ悩み中というか、6のシナリオで桐生サンの生き様に相当葛藤があったので自分がうまく受け止められるかわからなくて様子見をしているところ。困りましたね。SVはDLC後編をおっかなびっくりで待っています。結局スイカゲームが一番何も考えずにできる…ポケスリは健康睡眠Sランカー(?)なので特に課金はしていませんが順調にレベルをあげています。そろそろありがとう課金しようかな…一応ハロウィンピカチュウとカゲボウズは仲間になりました。今日も鞄から食材が溢れています。たまには夜更かししてもいいんじゃないの?とは思うものの…継続は力なりというか、健康に胡座をかいていたらあっという間に崩れるので、今日も強い気持ちで睡眠の約束を守っています。できるだけ長く健康で推し活をしたい。
たまにこうやってとりとめもなく話したく(?)なることがあるので、何かを発信する場を持ちたいなあという漠然とした気持ちは以前からあるんですよね。ただ環境的な問題もありますので具体的に何をどうするかとかは考えていないんですけれど。実施するにしても休日出勤がないときの土曜午前とかになってしまうので、結局気持ちだけを持ったまま月日は流れていくのでしょう。冒頭でも話しましたがこっから先年末にかけて構えないとメンタルもフィジカルもグズグズになりますからどうにか気をつけて行きましょう。各位ご自愛!!以上、最近はアイシナモロールにハマっているれてぽんの戯言でした。
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