#矢川神公園
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takigawa · 1 year ago
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実写版『聖闘士星矢THE BEGINNING』の主人公、実写版『ONE PIECE』のZORO役で国際的な人気俳優となった #新田真剣佑 と #田中泯 が主演する、日本の隠れた政財界の黒幕“フクロウ”を描いたシリアス連続ドラマ #フクロウと呼ばれた男  https://x.com/takigawa_w/status/1790397107632996456?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w フクロウは真夜中であっても、いつでも見える目ですべてを見ている。 70歳のカリスマ・大神龍太郎 (田中泯) には4人の子どもがいる。 長男の一郎 (#安藤政信) は頼りなく、妻とも不仲で、銀座のホステスを愛人にしていた。父の影響から脱するため、父から資金を借りずに新しい高級レストランを計画していた。 しっかり者の長女・由美子 (#長谷川京子) は、イケメン商社マンの夫との間に二人の子どもをもうけ、一見幸せそうに見えたが、夫は由美子に隠れて (メジャーリーグの有名選手の通訳とは別の) 裏取引をしていた。 父親とうまくいかない��男・龍(新田真剣佑) は、アメリカ留学後、家族に連絡せずに小さなNPO法人で働くために帰国。ある日、龍は公園でジョギング中に美しいアメリカ人女性と出会い、携帯電話が道に落ちて壊れてしまう。龍は弁償すると約束し、女性の連絡先を聞くと、女性は龍に「記者」と書かれた名刺を渡す。 シンガーソングライターを目指す末次女・理沙子 (#中田青渚) はすでに25歳だが、天性の歌声と作詞作曲の才能を持ち、メジャーデビューが期待されていた。理沙子は父・龍太郎に夢を語るが、龍太郎は理沙子が芸能界の闇に飲み込まれるのではないかと恐れる。 ある夜、次期首相候補・竹内 (#中村雅俊) の息子が酒席での喧嘩の末に殺される。息子には薬物疑惑もあった。犯人は捕まったが、刑務所で「自殺」してしまう。 全体的にクールなテイストでシリアスな展開。政治家のスキャンダル、一郎の愛人、由美子の夫の破滅的な取引、美人記者と付き合い始めた龍、夢に向かって突き進む理沙子など、それぞれの人生が生き生きと描かれる。 龍太郎の妻・京子を演じる #萬田久子 の抑えた演技が光る。 東京のクラブ (ホステスのいる方)のシーンを木村多江がホステス役で演じることで、よりリアルさが増している。 龍太郎が情報源として重視するホステス役の #木村多江 は、実際に東京のクラブで働いているかのような臨場感がある。 「フクロウと呼ばれた男」が他のドラマと違うのは、大げさな演技や大げさな音楽を使わずに、家族の葛藤を真剣に描いていることだ。 日本のドラマにありがちな大げさな音楽や大げさな演技、大げさな (意味不明の) ジョークもないし、日本でスキャンダルを起こした有名芸能事務所の男性タレントもいないし、下手な歌やダンスを披露する数十人の女性アイドルグループからの女性キャストもいない。 それだけに、フクロウのカリスマ・黒幕・大神龍太郎とその家族の生き方を冷静に観察できる。 本物のフクロウに天敵がいるように、「フクロウ」を狙う天敵も多く登場する。 これまでのエピソードを注意深く見てきた人なら、後半の一連の出来事にショックを受けるかもしれない。 シリーズのクライマックスは、衝撃的な出来事の連続で、次のシーズンが待ち遠しくなる。政治や金融の世界に巻き込まれた家族の複雑な生活を垣間見ることができるドラマを探している人は必見だ。 セカンドシ��ズンが待ち遠しい。 ■エグゼクティブ・プロデューサー&脚本:#デビッドシン(『#時をかける愛』) ■演出:#森義隆(『#宇宙兄弟』)、#石井裕也(『#船を編む』)、#松本優作(『#Winny』) #長塚京三 #益岡徹 #大友康平 #原田美枝子 #池田良
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tomoshiha · 27 days ago
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五月にみたもの覚え書き
 世がゴールデンウィークだからといって別に休みでもないのは毎年のことなのだけれども、なんもせんのもなんなのでなにかしらやることにしている。今年は東洋美術史をざっくり勉強する、と決めて、4月の末に武蔵野美大出版局の『東洋美術史』を買ってきた。ゴールデンウィーク中に通読することを目標にしていたものの、すっとろくて半分もいかず、五月も終わろうかという頃にようやっと読み終わった。ついでなのでずっと積んでいた美術出版社の『東洋美術史』も併読して、こちらも完走した。
 で、先日、用があって神戸に帰省した。ついでなので奈良に寄ったりして、あれこれ見てきた。その覚え書き。 
 大和文華館にはずっと行きたいと思っていたのだけれどもなかなか機会がなく、あっても逃し、行きたいな行きたいなと思っているうちに十年くらい経っていた。行けてうれしい。老若男女がバランスよくおり、そのどの層も、出されているものを信頼してじっくり見ているかんじがあってよかった。健全な集中力が展示室内をひたひたにしている。
 静かな衝撃だったのが北魏の石造二仏並坐像で、字の通り、仏と仏が並んで坐っている。こういう形式の仏像をはじめて見た。ほんのわずかに顔がお互いの方に傾いている。小ささも相俟って、閉じた、親密なかんじがする。とてもいい。
 青花双魚文大皿。二匹の魚のまわりに水草を二種描いている。一種は金魚藻みたいな形のやつで、もう一種は一枚一枚の葉の長いもの。前者が星を散らしたみたいな効果を出しているのに対し、後者はストロークの長い有機的な曲線が水の流れを感じさせるような効果を出していて、この取り合わせの妙がいい。外側は陸の植物複数種が切れ目なくぐるりと囲む(四季の花を組み合わせることで永続性を象徴させているらしい)。魚は、描かれている見込みの面積からすると小さめなのだけれども、背びれをグッと立てて全開にし、胸を張っるようにして頭のほうを起こし、口をギュッと結んで、上げた顎ごしに下を睨みつける���うな、気合の入った顔をしている。でも小さい。小さい体に大きいガッツというかんじがして、いい。真横から描かれているが、胸びれも腹びれも左右両方が見えるようにズラしてあり、それが動きと若干の立体感を感じさせて、イキイキして見える。「魚」は中国語の発音がと「余」と音が同じなので縁起がいい、ということらしいけれども、たとえ縁起が最悪だったとしてもぜひ見たい、いい絵。
 『大和文華館所蔵品目録』として矢代幸雄直筆の書類が展示されていた。使われている紙が大和文華館仕様の原稿用紙なのだけれど、これがとても素晴らしくて、上部に広くスペースが設けられているので図なり註なりをたっぷり書き(描き)込める。一枚あたりがA5くらいの縦長で、ふつうの原稿用紙のハーフサイズ(だから200字?)になっている。もしやミュージアムショップに売ってやしないかと覗いてみたけども、なかった。売るべきだと思う。売ってください。
 国宝展開催中の奈良国博は噂に違わぬ大混雑。奈良国博が、というより奈良がもう全体的に大混雑で、鹿にしても飽食状態なんかして人間に対する関心がやや薄く、煎餅差し出されても「まあそんなに言うんやったらもらってやってもいい」くらいの反応でしかない。しんどいので、見たかったやつだけじっくり見た。
 百済観音は細身な印象が強いが、腕は案外太い。肩の丸みがそのまま腕の太さになって、そのまま肘までおりるかんじ。本体のS字のシルエットに共振するように、装飾の曲線がつく(耳飾りと袖)。全身のシルエットそれ自体が蝋燭の灯のようにも見える。
 宝菩提院願徳寺菩薩半跏像。ウナギの群れのごときぐりゅんぐりゅんの衣文がすごい。衣自体にはほとんど嵩がなくて、濡れた布が体にまとわりついているようでもある。滝を描いた山水画をなんとなく彷彿とさせる。菩薩の体を源として、なにかが激しく流れ落ちているかんじがする。この作品を取り囲む人だかりからおじさまがひとり、「ピカイチやな……」と呟きながら出てきた。ほんまやね。
 中宮寺菩薩半跏像。この一軀のために一室設けられている。白い空間の真ん中に、黒い仏像が置かれている。シルエットの簡潔さが際立つ。パッと見は安らいだ表情のようにも思えるのだが、単眼鏡で眺めてみると小鼻の上あたりの肉にやや緊張したかんじがあり、差し迫った表情のようでもある。左目の下に筋状に漆の乱れがあるようで、これが涙の跡ようにも見える(同展出品の法隆寺地蔵菩薩立像��左目下にも筋みたいなものを見つけたけどなんなんだろう)。肘の位置が左右でけっこう違うが、肩は水平で、前後にもずれない。後ろ姿がいい(今回の展示では360°どこからでも見ることができる。一生分見とくつもりで、長いこと真後ろに立ってボーっと眺めていた)。肩甲骨などの凹凸は彫り出されず、中央の溝だけが一本、すばらしい微妙さで彫られていて、背中のなめらかな曲面の連なりをつないでいる。やや前側にかがみこむような姿勢なので背中がわずかに丸まっていて、そのことによって高い集中力を感じさせる。尻は体重で潰れることなく、高さを保ったまま小ぶりに締まる。それで腰の位置が高く見え、上半身に若干浮遊感が生まれているように思う。
 神戸にいる間に空いた時間で白鶴美術館にも行ってきた。ここは春季と秋季だけ開館していて、対する私は夏と年末年始くらいしか帰省しないので、行きたいな行きたいなと思っているうちに十年くらい経っていた。行けてうれしい。阪急御影から山側に十数分くらい歩いたところにある。
 おもに本館一階の展示室の古代中国の青銅器をじっくりみた。図版で見るといかにもいかめしいかんじがあって、近寄りがたく思っていたのだが、実物を見ると案外まろやかな印象を受ける。表面がなめらかな部分なんかは翡翠みたいに見える。単眼鏡で細部を観察するのがとても楽しい。饕餮夔龍文方卣は特にのびのびとしたかんじがあって、把手のつけ根のひょうきんな顔(キリンのツノみたいなのが生えている。顎がしゃくれていて、ちょっと口角が上がって見える)とか、フタの持ち手の犬の顔がついた鳥みたいな造形とか、見ていて飽きない。象頭兕觥は字の通り象の頭が象られていて、おもしろい。
 西周時代の車馬具のなかに「節約」という名称のパーツがあっておもしろかった。綱紐をつなげるのに使う、K字状のもの。
 金象嵌渦雲文敦は足とフタのついた球形の青銅器で、器形がまずたいへん愛おしい。三本足(動物の足のような形。こどもの虎のみたいなかんじ。かわいい)に二つの把手(虎?の顔)がついていて、顔に正面から向きあうようにして見ると足の一方が近く、もう一方が離れて見えることになり、そこにリズムが生まれている。なおフタには環が三つついていて、今回は足の位置に揃えて置かれていたけれども、ズラしてみるとまた違うリズムが生まれそうで、妄想していると楽しい。この環というのがやや外向きに開くように配置されていて、その点でも大らかさというか開放感みたいなものが感じられ、好きにさせられてしまう。
 二階は漢から唐ぐらいまでの金工作品が出ていた。
 鍍金花鳥文銀製八曲長杯は八辨の花形を横に引き伸ばしたような変わった形をした器で、杯というには浅いようにも思えるけれども、皿というには深さがある。外側側面は、銀色の地の上に金色の植物と鳥の文様がたっぷり詰めこまれている。他にも唐代の小品がいくつも出ていたけれども、いずれもたいそう趣味がよくて、なんという時代であろうかと思った。自分が遣唐使だったらたぶん、船に積む品物が選べなくて泣いちゃう。
 二階の展示室の端っこの小さい区画(昔は貴賓室だったらしい)が次の展示の予告のコーナーということになっていて、出品予定の南宋と明のやきものが出ていた。次は陶磁器の名品展的なことをやるらしい。自前のコレクションであれこれ展示を組み立てて回していけるからこそできることなんだろうなと思う。賢い。
 新館ではコーカサスの絨毯をみた。閉館間際であんまりゆっくりはできなかったのだけれども、眼福だった。V字型の鳥がたくさん織り出されたカザック絨毯が特によかった。絨毯の真ん中の淡い緑色の菱形の区画に、クリーム色、黄土色、朱色、こげ茶色の鳥がわんさかいる。絨毯の縁の枠の部分にもちらほらいる。
 帰りは住吉川沿いを少し歩いた。それからどういう道を通ったのかあんまり覚えてないのだけど、途中に時間が止まったような小さい公園を見つけた。一度は通りすぎたものの、やっぱり気になったので引き返し、写真を撮った。近くのどこかの部屋からピアノの音が聞こえていて、同じフレーズがつたない指で繰り返し練習されているようだった。
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pix-ied · 6 months ago
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24年12月2週目
新しい職場での勤務。先輩がとても優しく教えてくれる。でも元上司から口が悪いと聞いているので、裏で何か言われているのかそのうち私にもその矢印が向くのか怖い。でもとりあえず優しくしてもらえているおかげで、なんとかやれた1週間だった。他の先輩と話をする機会がほとんどない。さすが東京、お昼ご飯の選択肢はたくさんある。お店で食べても良いし、多くの店はテイクアウトをやっていたり、お弁当を売っていたり、そちらの方が安い。今のところそれが楽しみ。ゆっくり楽しんでいろいろ開拓していきたい。
通勤は意外と楽だったんだけど、さすがにテキストと電卓を出して勉強する程のスペースはなく、勉強時間が極端に減っている。早く帰ってきたら公民館で勉強することもあるけど、いい加減自分の部屋で勉強できる環境を作らないと勉強時間の確保は難しいかもしれない。
先週まで読んでいた『小さきものたちの神』はハードカバーで東京への通勤に向かないので、それは家に置いて、川野芽生『無垢なる花たちのためのユートピア』を読んでいる。無垢な少年が楽園を目指す、みたいなあぁ一部のみんな大好きよくあるイノセンス系ねぇと思いながら読んでいたら、途中からグッと面白くなった。まだ短編の2作しか読んでいないけど、最初はなんとなく読みにくい雰囲気を感じるんだけど、後半にグッと引き込まれる展開や構成で面白い。
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monthly-ambigram · 10 months ago
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2024-9月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「くりかえし」です◆
今月は参加者の皆様に「くりかえし」のお題でアンビグラムを制作していただいております。今月もバリエーション豊富なアンビグラムが集まっておりますので、ごゆるりとご鑑賞ください。
今号も失礼ながら簡易的なコメントとさせていただいております。皆様のコメントがいただけますと幸いです。
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「人間関係RESET症候群」 鏡像型:かさかささぎ氏
何度も繰り返し人間関係をリセットするような行動・心理状態のこと。 長い言葉をうまく配置して対称形に落とし込んでいますね。「RESET」部分が難しいと思いますが矢印を含んだ図案的な解決方法がステキです。
 
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「別れの幸せは誰のものでもない」 回転型:結七氏
谷川俊太郎「くりかえす」の一節。 ドット表現が可読性を高める良い効果を出していそうです。行頭に可読性のアクセントがあると解読しやすくなりますね。
 
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「この広告ばかりだ」 回転型:T.A.氏
ターゲッティング広告の仕組みにより同じ広告が繰り返し表示される事はよくありますね。 殴り書きのような書体のおかげで読みやすくなっているようです。文字送り方向の工夫も申し分ないですね。
 
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「同じ過ち」 図地反転型:ヨウヘイ氏
繰り返すものの代表格。 塗りつぶしても問題なところをうまく処理すると「同/過」がぴったり図地反転の関係になることに驚きです。
 
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「4サイクルエンジン」 図地反転回転型: いとうさとし氏
吸入・圧縮・爆発・排気の4工程を繰り返す内燃機関。 濃度が滑らかに変化しているように見えるデザインのせいか図地反転の切り替わりが見えにくく、アンビグラムと分かりにくいですね。
 
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「RECYCLING/りさいくりんぐ」 振動型:kawahar氏
資源を回収して再利用すること。 氏得意のバイリンガルアンビグラム。複数の言語でそのまま読めるアンビグラムは実用性が高いです。
 
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「不老不死」 回転型:ラティエ氏
いつまでも老いもせず、死なないこと。 かすれ表現が言葉の雰囲気に合っており、字画の余り部分の処理としてもマッチしています。
 
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「反復記号」 回転型:Jinanbou氏
楽譜で使用される、リピート、ヴィーデ、ダルセーニョなどの記号。 繰り返し記号のほか音符も使用して文字を表現した楽しい作品。記号もヒントとして読み解くタイプですね。
 
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「雪片曲線」  回転型:lszk氏
コッホ曲線を三つ繋げたものをコッホ雪片・雪片曲線と言ったりします。 コッホ曲線になっている線分の箇所が直線と曲線で振動するため、脳が自動的に読みたい方で読んでくれます。
 
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「敷詰回転」 敷詰回転型:ちくわああ氏
自己言及的な作品。 回転も含んだ二次元敷詰は設計が難しいのですが、少し離れたところから文字を拾うときれいに敷詰できるのが面白いところです。
 
 
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「不敗神話」 回転型:.38氏
とある選手に関わ��特定の事象が発生すると試合に負けない、という結果が繰り返されることで言われることになります。 氏らしい楽しい書体で4文字とも絶妙な調���で読めるのがさすがです。「∞」のような部分はいつまでも続いてほしい祈りのようにも見えます。
 
 
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「個体発生/系統発生」 回転共存型:うら紙氏
「生物発生原則」を簡単に「個体発生は系統発生を繰り返す」と言うところから。 言葉のチョイスが面白いですね。ドット表現に加え文字の変形の工夫も見所です。
 
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「100万回生きたねこ/佐野洋子」 回転共存型:兼吉共心堂氏
輪廻転生を繰り返す猫が主人公の絵本。 「100万」がかわいらしいです。「生きた/野」のハマり具合が自然ですね。
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「頻繁」 図地反転回転型: いとうさとし氏
物事がとぎれずに重ねて起こる様子。 読みやすくて素晴らしいですね。「糸」部分がかわいいです。
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「循環小数」 敷詰回転型:繋氏
小数点以下のある桁から先で同じ数字の列が無限に繰り返される小数のこと。 どの文字も読めるのに作字的に面白い形状になっていますね。この対応を設計するのがすごいです。
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「反復試行」 鏡像型:オルドビス紀氏
同じ条件のもとで同じ試行を繰り返すことで、確率論で出てきます。 「復/試」は一目斜め対応は無理そうに見えますがストロークの長さの調整でしっかり読めるように���っていますね。
  
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「急速充電器」 図地反転回転型: いとうさとし氏
充電器はとにかく繰り返し使われますね。 こちらも読みやすいですね。「器」のような特徴的な文字は「口」を塗りつぶしてしまっても読みやすさは変わりませんね。  
 
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「ことばのおばけがまどからみている」 回転重畳型:つーさま!氏
フロクロ氏の楽曲より。左右のコーラスが入れ替わって繰り返されるところからの連想でしょうか。 これだけ長いと流れで読ませることになることが多いですが、一文字ずつ見てもほとんど読めてしまうのが驚異的です。
 
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「永劫回帰」  回転型:lszk氏
ニーチェの思想で、この世界は全てのものが全く同じように永遠にくり返されるとする考え方。 読める字にするための文字の大きさのバランスのとり方が巧みです。  
 
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「禍福は糾える縄の如し」 回転型:douse氏
災いと幸せとは表裏一体であり、ぐるぐると交互にやってくるもの、という意味。 偏と旁のずらし具合も計算されていて、絶妙に読めるバランスになっています。糸偏の入れ替わりが楽しいです。
 
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「単純作業」 旋回型:螺旋氏
流れが決まっている作業で、多くはルーチンワークでしょうか。 字形の統一感が素晴らしいです。「単」の字形に驚きました。
 
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「もしかして:盥回し」 回転型:超階乗氏
「たらい回し」で検索して表示されるものを想定。結局たらいまわしされているというやつですね。 ゲシュタルトの統一がされていてよいですね。この文字列で回せることが素晴らしいと思います。  
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「ニュートンの揺籃」 回転型:Σ氏
運動量保存則と力学的エネルギー保存の法則の実演のために作られた装置。衝突球とかカチカチ玉と言ったりします。 姫森ルーナ型できれいに対応付けされていますね。カチカチ玉を彷彿させる円形のモチーフがデザインに生きています。
 
 
 
最後に私の作品を。
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「堂々巡り」 敷詰鏡像型:igatoxin
逆さになったり裏返しになったり堂々巡り。 縦書き0度と180度を適切に並べて斜めに裏返すと同じ敷詰図形になります。
 
 
 
お題 くりかえし のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「読書」です。読書の秋、小説、文学少年、芥川賞、積読、感想文、速読、擬似体験、知識、読書離れ など 参加者が自由に読書というワードから発想 連想してアンビグラムを作ります。
締切は9/30、発行は10/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー}   2月{TV}        3月{クイズ}        4月{健康}   5月{回文}    6月{本}               7月{神話}   8月{ジャングル} 9月{日本史}     10月{ヒーロー}     11月{ゲーム}         12月{時事}
2024年 1月{フリー}        2月{レトロ}   3月{うた}         4月{アニメ}   5月{遊園地}     6月{中華}          7月{猫}     8月{夢} 9月{くりかえし}   
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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kennak · 10 months ago
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○日時 平成28年10月31日(月)16:00~18:00 ○場所 TKP新橋カンファレンスセンター ホール3A (東京都港区西新橋1丁目15-1 大手町建物田村町ビル3階) ○出席者 (構成員等) 山本輝之座長、岩崎俊雄、��保野恵美子、田中正博、中原由美、平田豊明、松田ひろし、 松本俊彦、村上優、森隆夫 、森祐司、日野博愛、久保厚子、萩原勝己、桐原尚之、 小幡恭弘、松田ひろし、田村綾子、窪田彰 (関係省庁等) 堀江裕     厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長、 朝川知昭   厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課長、 内山博之   厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課長 、 田原克志   厚生労働省社会・援護局精神・障害保健課長、 石垣健彦   厚生労働省社会・援護局福祉基盤課長、 河邉正和   厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課薬物取締調整官、 坂本大輔   内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付参事官(障害者施策担当)、 今福章二   務省保護局総務課長、 矢崎正子   法務省刑事局付、 高須一弘   警察庁生活安全局生活安全企画課長、 河原雄介   警察庁刑事局刑事企画課刑事指導室長、 和田勝行   文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長、 森下平    文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育企画官、 佐久間信哉 神奈川県保健福祉局長、 熊坂誠    相模原市健康福祉局長 ○議事 ○山本座長 それでは、定刻となりましたので、ただいまから第7回「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」を開催いたします。構成員の皆様方におかれましては、御多忙のところ御参集いただきまして誠にありがとうございます。  では、まず初めに本日の出欠状況について事務局からお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 事務局でございます。本日は、構成員の皆様全員が御出席となっております。事務局からは以上でございます。 ○山本座長  どうもありがとうございます。それでは、続きまして、事務局から資料の確認をお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 資料の確認をさせていただきます。座席表、クリップ留めの資料がございまして、資料1から資料10となっております。それぞれの関係団体ヒアリングの出席者名簿や関係団体からの提出資料でございます。青いドッチファイルがございますけれども、これは前回までの資料でございます。このほか別冊といたしまして、全国手をつなぐ育成会連合会から資料が配付をされております。 以上について足りない資料がございましたら、事務局までお申しつけください。 ○山本座長 ありがとうございました。それでは、以上をもちまして撮影について���終了とさせていただきます。また、本日は関係団体の皆様からのヒアリングを行いますので、議事は公開とさせていただきます。  それでは、議事に入ります。本日は、関係団体の皆様からのヒアリングを行います。まず、社会福祉法人日本身体障害者団体連合会から御発言をお願いいたします。よろしくお願いいたします。 ○森参考人 日本身体障害者団体連合会の森と申します。今日は、本来ならば阿部会長が来て御説明するところでございましたが、私が代わりに説明させていただきます。  お手元に資料2「相模原市の障害者施設津久井やまゆり園における事件について」ということでございまして、本年7月26日に神奈川県相模原市の障害者施設津久井やまゆり園において19名もの尊い命と二十数名の方が負傷されるという悲惨な事件が起きたことについて、二度とこのようなことが起こらないよう、事件の真相の究明をしていただくとともに、精神障害に対する偏見、無理解が広がらないようにすることが緊急の課題であると考えております。  また、同施設を建て直すという話がございまして、財政的支援並びに新たな施設ができるまでの間、入居者の住まいの確保や事件による心的外傷後ストレスの疑いのある職員の方などに対して適切なケアを、関係する方々や地元の自治体と連携して、しっかりと取り組んでいただきたいと思っております。  なお、障害者の権利条約が批准され、そして、本年4月から障害者差別解消法が施行されたわけでございまして、このようなときにこのような悲しい事件があったということ、大変残念だと思っておりますが、これを機会といたしまして、障害のある人もない人も分け隔てることない、共生社会の実現に国を挙げて邁進していただきたいと思っております。  以上でございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。私から事前に、各団体10分以内で御発言をいただくよう、よろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。それでは、続きまして、全国身体障害者施設協議会から御発言をお願いいたします。 ○日野参考人 身体障害者施設協議会の日野でございます。  今日はこのようなヒアリングの場を設けていただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。お手元の資料3に私たちの協議会のヒアリングの資料をつけておりますので、その朗読とポイントのみ説明をさせていただきたいと思います。  身体障害者施設協議会は、全国で約510施設の団体でございまして、医療的なケアの高い方を含めた重度の身体障害者の方に対する施設支援と、それから地域で生活されている方、在宅の方、相互に対する生活支援というものを身障協の姿勢として謳って、今日まで事業を継続してまいりました。  4点について述べさせていただきますけれども、今回の事件を契機に、障害のある方への偏見が助長されたり、施設と地域との関係を閉ざすことにつながりかねない過度な施設管理体制整備と行政指導等が先行しないよう、地域と一体となった��かれた社会福祉施設づくりが不可欠です。折しも国は地域共生社会の実現を目指しており、そうした社会の実現に向けた関係施策に係る御配慮をお願いいたしますということで、ここで申し上げたいのは、過度な施設管理体制ということで、外部からの侵入防止を強化する余り、例えば施錠をしっかりしろとかいう通知が来ておりますけれども、そういったことを過度にやりますと、万が一災害が発生したときに、避難に時間がかかったり、あるいは避難経路の確保の妨げになったりとかいうことがございますので、ここで申し上げたいことは、防犯と防災は一体化して取り組んでいかなくてはいけないということが重要ではないかと思っております。  2つ目でございます。障害のある方への支援のための高い志とスキルを持つ職員がいつまでも働き続けることができるよう、人材確保・育成・定着に向けた職場環境の改善及び施設職員の処遇改善に向けた取り組みが推進されるよう、お力添えをお願いいたします。また、抜本的な職員配置基準の見直しにより、施設利用者の安全・安心につながる夜間の職員配置体制の強化に向けた施策検討が推進されるようお願いいたしますということで、まずは施設内の職員体制を整備することが重要だろうと思います。職員の配置基準であるとか、夜間職員体制の見直しが必要ではないかと考えております。  3つ目についてでございます。共生社会の実現に向けては、幼少期の教育、学校教育において、正しい人権感覚と知識を養う必要があり、障害者福祉施設を積極的に活用するなど地域における福祉教育の推進につきまして、御検討いただきますようお願いいたしますということで、やはり福祉教育の重要さを申し上げておりますが、これはそれぞれ行政とか社会福祉法人が別個にやるのではなくて、やはり一体的に取り組んでいくことが重要ではないかと思います。  4つ目、最後でございますけれども、平成28年度補正予算において、障害福祉サービス等の防犯対策の強化に関して示されておりますが、まさに社会福祉施設における防犯対策は喫緊の課題であり、早期の対応をお願いしたいと思っています。また、補正予算成立前に施設独自で実施した防犯対策についても、補助対象とするなど柔軟な対応が可能となるようお願いをいたしますということで、やはり早急な対応を図らなくてはいけないということで、施設によってはこの事件が発生した直後から既にそれぞれの施設で防犯強化体制に取り組んでいる法人が多いわけですけれども、通知では成立する前に取り組んだ事業は補助の対象にならないということになっておりますが、ぜひこれも補助の対象としていただきたいということと、もう一つは、取り組み方が自治体によって多少違うのではないかということも聞いておりますので、ぜひ統一した実施をお願いしたいと思います。  以上です。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、全国手をつなぐ育成会連合会から御発言をお願いいたします。 ○久保参考人 全国手をつなぐ育成会連合会の久保でございます。  本日はこのような場を設けていただきまして、まことにありがとうございます。  私どもの意見書としましては、資料4に出させていただいております。私どもは、障害の程度にかかわらず、各ライフステージに応じた適切な支援の基で安心して暮らせることを願っておりまして、共生社会の実現を求めております。本事件の検証及び再発防止に関する提案が、誰もが安心して暮らしていける社会の構築につながることを願っております。  1番目の精神鑑定の結果と当該施設の検証結果を反映していただきたいという要望でございますけれども、現在、容疑者への精神鑑定が行われておりまして、結果が1月ぐらいに出るとも聞いております。具体的な情報は今、私たちの中にはないと思っておりますし、容疑者が措置入院していたという事実と事件との因果関係が今もってはっきりとしていないという状態でございます。その中で、中間報告で焦点化された措置入院ですけれども、その鑑定の結果次第では、事件と距離感のある、そんなまとめになりはしないかということを危惧しております。  容疑者は、予告文を用いてその思いを世間に示したわけでございますけれども、書かれた内容とか本人の粗暴な振る舞いというのがありまして、結果として措置入院での対応となりましたけれども、本来、本当に措置入院の対応が適切であったのかどうかということも少し疑問視をしております。結果として、そんな対応をすべきではなかったのかなという思いもしております。いずれにしろ判断が困難だったこのような事例につきまして、当時の司法とか行政、医療、福祉を検証して、関わりが難しい人、対応の困難な方とされている方に、医療に託されがちな人の支援について、地域の関係機関が谷間を埋めつつ、本当の意味での連携がきちんと図れて、対応策が示されるように検討を深めていただきたいと思っております。その際、誤解とか偏見が生じないように御配慮いただきたいと思います。  皆さんのお手元に、私どもの方でコピーをしました「知ってほしい・知っておきたい-知的障害者と『警察』-」ということで、警察向けの冊子を私どもの会でつくっております。要は、すぐに犯人と思うというのではなくて、少し対応の困難な方に向けて、各方面で特性を御理解いただきたいなという思いがありまして、こういう冊子をつくらせていただいておりますので、こういうものもいろいろな方面で御活用いただいて、御理解いただけたらなと思っております。  そして、防犯対策ですけれども、中間報告の取りまとめの時点では情報が余り得られていないために、内部犯行を前提にしての検討がきちんとなされていないのではないかという感覚を持っておりまして、神奈川県では、まずやまゆりの報告書が出まして、今、神奈川県の方でやまゆり事件の検証委員会が設置されているとも聞いております。そこでまた結果が出てくるとも思いますので、この事件の検証が行われていますので、そうしたことの結果を少し踏まえながら、ここでも検討していただく必要があるのかなとも思っております。容疑者の犯行声明にどう対応したのかとか、離職後の容疑者をどのように犯行予告に備えてきたのかとかいった具体的な情報が十分に得られていないように感じておりますので、防犯対策の強化の経緯と結果への評価を踏まえて、今後の全国の施設への防犯対策としての検討を行っていただきたいなと思っております。  また、防犯を行う職員へのケアという点でも、職員同士の人間関係とかその辺のところも重要でありまして、職員の人間関係の中でその職員の特性だとか人柄みたいなものも分かってまいりますし、いろいろな情報が得られるだろうと思っております。これらの情報を得て、今後の対策として職員体制、施設職員の処遇とか、そういうことを検討していただきたいなと思っております。  2番の再発防止のことですけれども、これからの対応について段階的に整理していただきたいと思っておりまして、私どもは第3回の会議にも意見書として提出をさせていただいておりますけれども、2つの課題を踏まえての具体策が必要であると考えておりまして、1つ目は、事件の事実から抽出された「対策」。2つ目は、事件の事実そのものには関わらないものの、背景として考えられる課題を解決していくための「政策」が必要ではないかと思っておりまして、下のほうに対策と政策という形でずっと書かせていただいております。新たに書かせていただいたこととか、今までに意見書として出させていただいたこととか、いろいろ混ぜておりますけれども、お読みいただけたらと思います。  先ほどからも意見がありますように、共生の社会を目指して障害者への理解とか偏見をなくしていくという部分では、やはり育成会としましても、学校教育が重要な役割を果たすと思っておりまして、ぜひ学校教育の中で教科の一つのようにしながら、子供たちに多様性を認める共生の社会をつくっていくのだということで強く意識をつけていただきたいなと思っております。  具体的に今回示させていただきましたけれども、そういうことも含めて、未着手のものもございますので、さらに深く、広く御検討いただきたいと思っております。  今回の事件が社会的に与えたダメージは大変大きなものがありまして、私どもの会のほうにも、障害のある御本人や御家族から、怖いとか、自分の隣にいる支援者が信用できないとか、外に出られないとかいろいろな声が届いております。今もまだぽつぽつと届いている状態でございますので、本人や家族については本当に深く深く心に傷をつけたなと思っておりますし、それをまた一生懸命支援しようとしてくれている職員の方のところにも、心に傷をつけた事件であったと思っております。  そういう意味でも、この間違った発言を徹底的に払拭していけるような共生社会の実現を目指していけるような、そんな要因が必要だと思いますので、事件及びその影響に躊躇することなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会の構築に向けて、私たちみんなが着実に歩みを進めていくことが実現できるような検討の報告書をつくっていただくことを強く期待しております。  どうもありがとうございました。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益財団法人日本知的障害者福祉協会から御発言をお願いいたします。 ○萩原参考人 日本知的障害者福祉協会の危機管理委員会委員長を務めております萩原と申します。  当協会につきましては、知的障害福祉サービスを提供する施設・事業所の集まりでございますけれども、1934年が設立になっております。82年を迎えておりますが、会員数が本日現在6,215施設・事業所、そのうち施設入所支援を行う会員数が1,575施設となっております。この1,575施設の中には、津久井やまゆり園も含まれてございます。本日、私どもの方といたしましては、中間報告、中間の取りまとめに対応する意見として、何点か報告させていただきたいと思っております。  まず、精神医療の対応についての検証が進んでいると思いますけれども、この植松容疑者が犯行に至る、障害者は死ぬべきだという思想を抱くに至った要因などの検証解明といったものが必要と考えております。今後、裁判などで明らかになっていくと考えられますが、さらに時間をかけた中で、なぜこのような思想を抱くに至ったのかといったようなところの解明をお願いしたいと思っております。  それから、検証内容には入っておりませんが、障害者なんて要らないと��った言葉がストレートに報道されましたことで、その言葉が印象づけられ、支援現場では、「私は要らないのでしょうか」と利用者が支援者に相談された方の例もございます。知的障害のある方への配慮ある報道のあり方について、御検討いただきたいと考えております。  それから、施設における防犯対策でございますが、施設においては従前から、夜勤の職員について法令上の最低基準が決められております。仮にこの知的障害者関係施設が基準以上に夜間対応を手厚くしたとしても、重度の障害者への対応などさまざまな支援がある中で、侵入者への警戒や対処には限界がございます。各施設におきましては、既に防犯対策の研修会あるいは設備の整備といったようなところに検討や着手しているところがありますけれども、実際にそういった対応についても限界がございます。今回のように犯行予告があった場合には、警察の対応が強く望まれるところだと考えております。  それから、施設における防犯対策に関する今後の検討課題という中に、設備面のみによる一律の対応には限界があるため、地域住民との連携など、いわゆるソフト面での対策も具体的に示すことが課題であると記載されております。この件については、私どもといたしましても賛同いたします。これまで知的障害関係施設におきましては、利用者の地域での生活を支援するために、地域に根差し、地域に開かれた施設であること、そして、これこそが共生社会の原点であるとの理念を持って活動してまいりました。このような事件が起きたからといって逆行するわけにはまいりません。報告書にあるように、地域住民との連携など、いわゆるソフト面での対策を具体的に示すことは重要と考えますので、早急に着手をお願いいたします。先進的なモデル事例などを収集される場合につきましては、御協力もさせていただきたいと考えております。  また、この中間取りまとめが出された翌日、9月15日に発出されました「社会福祉施設等における防犯に係る安全の確保について」、「社会福祉施設等における点検項目」、これが地方自治体におきまして指導項目としてひとり歩きしないように徹底していただくことも、あわせてお願いいたします。  最後になりますが、今回の事件によって、障害者の方々への偏見や差別が助長されるようなことは断じてあってはいけません。全ての人々がお互いの人格と個性を尊重し合い、共生できる社会を実現していく。そのための具体的な行動として、国民に向け、障害者差別を解消するために、人権意識を醸成するために啓発を早急に進めていただきたいとお願いいたします。  以上でございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、全国「精神病」者集団から御発言をお願いいたします。 ○桐原参考人 全国「精神病」者集団の桐原です。  本日は、このような場に呼んでくださり、心より感謝を申し上げます。  このたびの相模原の障害者施設で発生した連続殺人事件で亡くなられた方々に心から御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々が一日も早く回復されることを願っております。  私たちは、精神障害の当事者の全国組織ですので、精神障害の当事者という立場から、以下4点の意見を述べたいと思います。  まず1点目です。あらゆる事実の精査というふうに書かれているのですが、幾つかの重要な論点が中間取りまとめでは検証されていないのではないかと感じます。1つ目は、職員の採用基準についてです。このような行動を起こしてしまった職員を採用してしまった施設の採用基準を検証すべきではないかと思います。  2つ目は、教育・労働・安全衛生等の労働実態です。���えば職場の上司や同僚に相談することができたかなど、そうしたことを通じて技術の向上とか人材育成ができていたのかなど、そういった労働実態についての検証がされるべきではないかと思います。  3点目は、施設の提供するサービスの内容についての検証です。例えば意思の表出が困難な重度障害者が狙われたと聞いているのですけれども、こうした人たちの意思決定や意思疎通、コミュニケーションの支援というものがどれぐらいなされたかということに関心を持っています。そういった人でも意思を読み取れる職員がいて、読み取られることによってその人は意思を持った、人格を持った個人なのだと周囲に認識されると思います。そうした支援がされていなかったがために容疑者のような「生きていてもしかたない」という認識に至ったのかもしれないわけですし、意思疎通の支援がどれぐらいされているかなどの検証が必要ではないかと思います。  職員に対する研修ですが、第2回検討チームで一定されてはいるのですけれども、先ほど言った意思疎通の支援に関する研修がされていたかどうかということが検証されているかどうかが中間取りまとめを読んでもよくわからないので、これは検証が必要ではないかと思います。  そして、警察官通報を初めとする警察の対応について、この検証ももう少し、特に捜査方法や施設への情報提供、警職法判断や精神保健福祉法に基づく通報、こういったことが妥当であったかどうかといったことを検証しなければならないのではないかと思います。  続いて、2点目のほうですけれども、中間取りまとめで問題に思った点です。  主に今回の件は、検証が措置入院の入院や解除、施設の防犯といったところに重きが置かれているわけなのですけれども、しかし、これは余りにも精神保健医療福祉の検証・検討に偏重した枠組みではないかと思います。特に措置入院になったということは精神障害者という要件を満たして措置入院に���るわけですので、容疑者に何らかの精神障害があったのだということは、それはそのようになるだろうと思うのですけれども、その疾病や障害と事件時の行為の因果関係に関する検証というものがされていないのです。これは刑事事件における精神鑑定を根拠に置かなければならないので、精神鑑定を待ってからでなかったら、本来これは検証できないのではないかと思います。  だけれども、再発防止策という形で措置入院解除後のフォローアップに対する関心が非常に高い。そのような中間取りまとめのつくりになっておりますので、精神障害による行為を抑止するための措置入院という形でなければ筋が通らなくなるので、そうなると容疑者の犯行時の障害の状態と行為との因果関係の検証、証明が必要になると考えます。しかし、この中間取りまとめは検証、証明がされておらず、容疑者に精神障害があったという事実をもって措置入院に対する関心が書かれてしまっている点で問題があると思います。  今までもこういった精神保健上の問題という形で社会的に取り扱われた事件は、往々にして責任能力ありというふうにされる傾向にあります。本件もやはりそうした可能性があるので、そこは慎重に検討されなければならないのではないかと考えます。  あと、警察官通報に関して、警職法の通報なのですけれども、どうしてもこれを法律の手続にのっとってやったら問題がないというのは、法律の手続にのっとっているから法律上問題ないことにはなるのですけれども、警察官がどのような必要性を判断して警察官通報にしたのかとか、警察官側が必要とした根拠について、それが妥当であるか、妥当ではないのかといったことの検証も必要ではないかと思います。こういったことをしなければ、広く恣意性というのは許容されていきます。法律の手続に従ってなされた手続は妥当であったものとして処理��れるきらいがありますけれども、そこについてはもう一歩踏み込んで検証が必要ではないかと思います。  それから、神奈川県警の方で具体的に結束バンドで職員を縛るだとか、外部との連絡を取れなくするとか、抹殺したあとは自首するとか、そういったことを書いた衆議院議長宛ての容疑者が作成した手紙があるのですけれども、これを施設側、かながわ共同会に神奈川県警が見せていなかったということが報道されたり、議会で質疑されていたりしています。神奈川県警は、事件の発生予防という観点から、逆に危機感を失わせる結果になるのではないかということで、事態の危険性を正確に理解していただけるようにその内容を口頭で説明したのだと、だから手紙そのものを示すことは必ずしも適切ではないのだということで、見せなかったと報道されています。  ですが、明らかに犯行の方法などを事細かに書かれているわけなので、この神奈川県警の見立てというものが果たして本当に妥当だったのか、否、妥当ではなかったから実際に事件が起きて、施設側は対応できなかったわけですから、この点に関しては踏み込んだ評価が必要であろうと思います。そうでなければ現場の職員は、手紙を見せられずに情報共有がないまま防犯対策の責任だけを負わされることになるので、施設側の努力だけに解決の糸口を求めていくと、そういう解決策の筋書きになってしまいます。警察官のそのときの手紙を見せないという判断が妥当であったかどうかということを検証しなければならないのではないかと思います。  3点目ですけれども、これは実際に再発防止策という形で期待を寄せられている継続支援チームと多機能垂直型統合診療所についての私たちが思っていることについてです。  まず、兵庫県で実際に実施されている継続支援チームについては、兵庫の精神障害者の団体と協力して独自に調査した結果、次のような事実がわかってきました。精神科救急の輪番を組んでいて、その日当番だった病院が、あまり評判がよくない病院で、そこにたまたま救急で入院した。入院して、その後、継続支援の対象になって、通院自体をかなり厳密に管理されてしまって、逆にしんどいということで体調を崩した人がいるということと、それから、かなり他害防止のための監視という部分が強いので、そのあたりで監視されているということで体調を崩して入院を繰り返したりとか、そういった人がいるので、実際の面でも慎重に考えられなければならないと思います。  多機能垂直型統合診療所に関しては、これもやはり福祉のマターに対して精神科医が非常に入りやすくなってしまうということと、その大きな権限を持って精神障害者の地域生活に常に医師の目がつきまとってしまうことで窮屈なものになるのではないかと懸念します。  4点目は、措置入院見直しについてとか、犯罪防止機能の強化といったことに対して一般論なのですけれども、措置入院解除の検証というものは非常に力点が置かれているのですが、再発防止策として措置入院解除後の過度に管理的な干渉がなされるのではないかと私たちは危惧しています。そういう意味では、こうしたやり方には反対しています。地域の精神障害者は、報道でそういう事件があって、精神障害の犯行というふうに報道されたことによって体調を崩す者がいますし、検討チームの報道を耳にして、自分も措置入院にされてしまうのではないかと、そうやっておびえている人もいます。ですので、その部分については慎重に進められるようにお願いしたいと思っています。  精神保健医療福祉の問題という形で総���されてしまうことによって、結果として私たち精神障害者の実際の生活が規制されていく法制度になり得る状況にあるので、精神保健医療福祉を犯罪の防止のための策にすることに対しては、強く反対します。  ありがとうございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益社団法人全国精神保健福祉会連合会から御発言をお願いいたします。 ○小幡参考人 本日はヒアリングの機会をいただきまして、ありがとうございます。本来ですと、理事長の本條が発言するところなのですが、別件の会議が重なっておりますので、私、小幡のほうからかわって発言させていただきます。  私どもの団体は、精神障害者の家族会を中心とした団体・組織になっております。私たちとしては、今回の再発防止策の検討は必要なことだとは思っておりますけれども、今回の中間まとめ、また、この間の報道や、各団体さんからもるる発言いただいているところですけれども、このことが精神科医療全般の措置入院やそういったところに偏重しがちなところについては危惧を持っております。そういった意味では、予防拘禁的な機能や犯罪予防というような部分がしっかり押さえられるのであれば、別途対策も必要かと思っているところです。ただし、今回の再発防止策の中では、これに関するところがかなりまとめられておりますので、危惧されるところも含めて当会として意見を述べていきたいと思っております。  容疑者の特異な考え方というのは、精神の症状から発生するとは私たちは考えておりません。そういったことで治療で治るものではないとすれば、この入院措置、いろいろな対応というのは一時的な対応手段でしかなくて、本来の解決というところの糸口をともすると見失ってしまうようなことになりはしないかと思っています。  既に国のほうでは、これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会というものが設置されておりまして、当会からも構成員に入っておりますけれども、そちらのほうで保護入院等の非自発的入院と措置入院というのは本来連動するものと思いますので、関連があるのであれば、そこの部分をしっかりそちらの検討会のほうにも盛りつけていけるような方策が必要ではないかと思っております。  それから、今回の防犯対策としての救命というところを本当に区別していかないと、元職員の犯行であるとなれば、幾ら防犯策をとっても内部的なところからの観点というのは網羅されていないところがありますので、盲点として残ってしまうのではないかと思います。退院後のフォローアップにつきましても、精神疾患の患者さんということであれば、いろいろな方策がもちろんとられるわけですけれども、入院中からの退院支援に向けての取り組み、ここに支援者の参加を、専門員などを含めてですけれども、必須としていただきたい。  それから、地域の訪問支援の拠点というものに圏域をどう定めるかということはあると思いますけれども、小回りのきく小規模な拠点、区域にして、ここにも多職種、いろいろな目が入るようなチーム編成を築いていただきたいと思っております。  地域生活に移った後は、治療の中断、今回はそれに当たるところもあるかとは思うのですけれども、ここにどうアクセスしていくのか。また、家族とは今回、容疑者の方は一緒に暮らされていなかったところもありますが、そういった背景がどこから生まれているのか。精神の特性等にもし起因するところがあるとすれば、医療中断がないように、また急性期に陥らないようにしていくというところは、本人のみの対応ではなくて、本人を取り巻く家族やそういったところに関する医療へのアクセスの方法についてもつぶさに見ていかないといけないのではないか。そういったところ��は、診療報酬との兼ね合い等も出てくるのではないかと思っております。  また、今回、容疑者の友人等もいろいろ変調を感じ取っていたりというようなこともあったようですけれども、そういった意味では相談をする窓口をきめ細かに、また、どんなものもたらい回しにせず、ワンステップでそのことを受けとめ、関係機関等につながっていくというようなサービス体制も整えていくことが求められているかと思っています。  また、いろいろな事件が起きたときに対応するには、国や行政等のかかわりももちろん必要でしょうけれども、当事者や家族会等が、なぜそういったこと至ってしまったのかというところで独自に情報を入手し、介入していけるようなシステムを自治体等の後押しをもってできていくということがあるといいのではないかと思っています。  それから、今回、容疑者が緊急措置入院になったときの状況は余り詳しくわからない部分があると思うのですけれども、措置入院になったときの身体拘束等が広がってきているというような背景を見たときに、例えば一般的な緊急措置入院になった場合と、今回の容疑者が措置入院になったときの受け入れや治療方針を立てるときの差異というのは逆になかったのかどうか。特異な事件としては扱われるのだけれども、ほかの状況と比べたときにどうだったのかというところは私たちも情報を得られないところがありますので、そういう観点から検証するのであれば、他の類似事件等も含めて比較対照が必要だと思いますし、現在、事件とは直接関係のない状況であっても、措置入院や緊急措置入院、また保護入院の実態というものもたださないと、明確な対策はとれないのではないかと思っております。  いずれにしましても、精神疾患、精神医療のところに偏重しない検証というものを進めていただきたいですし、今回の事件は防犯をしても内部から起こさせてしまえば、それは対応のしようがないという部分もありますので、こういった点については、より掘り下げて検証いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益社団法人日本精神科病院協会から御発言をお願いいたします。 ○松田構成員 資料7です。私、構成員ですけれども、たまたま日本精神科病院協会の役員ですので、その立場で今、お話しさせていただきます。  声明を日精協で出しました。その中で、終わりのほうですが、今回の事件でさまざまな立場から多くの意見表明や議論がなされていますが、日常的に措置入院患者を受け入れている日本精神科病院協会としては、今後二度とこのような悲惨な事件が生じないように、十分に人権擁護に配慮した措置解除後のフォローアップ体制の充実を含め、制度の見直しが早急に必要であると考えます。そして、今回の事件が地域移行の流れを阻害し、精神障害者への偏見を助長することのないように、そして、精神障害者と地域がともに安心かつ安全な生活を実現するために、各団体の団結が望まれますということです。  次のところには、今度、私どもの会長の意見が書かれています。その最後の方で、途中は飛ばしますが、再発防止を目的に治療・改善を行うための保安処分の検討や、医療監察法の対象者を治療可能な精神障害者のみに限定してよいのか。本来は司法モデルであるべき案件を安易に医療モデルとすることで、精神科病院に責任を押しつけてはいないかといった根本的な検討が求められているような気がしてならない。病院はあくまでも治療の場です。それを司法の考えを導入するというのはなかなか難しい。今回の事件に関しても、司法の側の検討をぜひお願いしたいと思っています。  以上です。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益社団法人日本精神保健福祉士協会から御発言をお願いいたします。 ○田村参考人  公益社団法人日本精神保健福祉士協会���会長の田村と申します。よろしくお願いいたします。  資料8に従いまして、私どもの協会の意見を述べさせていただきます。  また、その前に、今回の事件におきまして被害に遭われた全ての方々に対して、慰めがありますようにお祈りしたいと思います。また、この検討会におきまして、先生方が熱心に御議論くださっていることと、本日こういう機会を頂戴いたしましたことに感謝申し上げます。  それでは、資料8に従いまして述べさせていただきます。  私どもの団体は、精神障害者の社会的復権と福祉の向上ということに取り組んでおります専門職の団体であります。  まず1点目、幅広い見地から事件を検証し、再発防止策を検討すべきです。事件発生後の早い段階でこの検討チームが設定されたこと、そして、措置入院制度の見直しが規定のことかのように議論が進んでいることに、本日も幾つかの団体の方が御意見をおっしゃっていますけれども、私どもも違和感、そして危機感を強く覚えております。こうした類似の事件の再犯防止のために最も重要なことは、生きるに値する命とそうでない命といったものを選別するような差別思想、これといかに私たちが闘うかということの検討が必要だと思います。その意味では、政府としてもその方策を議論する必要があると考えます。  また、そのためにも、今回の事件の刑事司法における対応の検証と課題抽出が欠かせないと考えます。  2点目です。本協会としましては、精神科医療や措置入院制度のあり方及び退院後の継続的な支援のあり方を今回の事件の再発防止策として論ずることに反対いたします。これも他の方々も述べられていますが、被疑者の措置入院歴あるいは精神障害ということと、今回の事件との因果関係は明らかになっていないと思います。そういう中で、措置入院制度の見直しを検討することは、あたかも犯罪の再発防止の機能を精神科医療が担うということを肯定しているように映ってしまいます。精神科医療の守備範囲というのは、あくまでも精神疾患のある人への適切な医療の提供であります。その一端を担う措置入院制度におきましても、極端な差別思想に基づく行動をとる方、そういった方を取り締まるような治安機能はあり得ないと考えます。  また、私どもソーシャルワーカーである精神保健福祉士は、基本的に御本人中心の支援を行う立場にありますので、社会防衛のために私たちの支援が機能するということは直接的にはあり得ません。  3点目です。改めてノーマライゼーションやインクルーシブな社会の実現に向けた取り組みを推進すべきです。日本における障害者入所施設の入居者の方あるいはその御家族は、本当に幸せな日々を送っていらっしゃるのでしょうか。今回亡くなられた方々のお名前も公表されなかったということ一つとっても、その人生がどのようなものだったのかということを想像させられます。たとえ障害を持って生まれてこられたとしても、地域社会から排除されることなく幸せな人生を送れるような社会づくりが本当に必要だと思います。そのためにも、財源を伴った社会保障の充実は欠かせません。国としては、生存権の保障ということを貫く姿勢を今こそ見せていただきたいと考えます。  また、改めまして、福祉専門職や研究・教育者が差別思想というものに対峙できるような共生思想を再構築し、広く啓発することも重要な使命であると考えております。  4点目です。福祉人材の確保と育成方法について見直すべきです。今回の事件と障害者施設が置かれている状況やそこに従事する福祉労働者の実情等を切り離して考えることはできません。福祉人材を養成する教育現場においては、人権教育を一層充実させること、また、一定の資質を備えた人材を雇用できるだけの待遇を確保すること、そして、福祉現場での教育研修体制を充実させること、これらが一体的に図られる必要があると考えます。  5点目です。私どもソーシャルワーカーとして、本事件の被疑者をもしも私たちの支援対象であるクライエントと捉える場合に、その時間と費用の保障ということが必要であると考えます。もし本事件の被疑者に精神保健福祉士として支援介入するとしたら、もちろんこれは医療の対象とは限らず、福祉的な支援の対象ということを多く含んでおりますが、長時間をかけて援助関係を形成するということ、そして、この方が持っている心の闇に入り込みながら詳細なアセスメントを行うということ、その上で御本人の不満や不充足感といったものがどういったところから起こってきているのか、その根源を探ること。そして、この方がどういう生き方をしていきたいと考えているのか。そういった生き方探しに伴奏するようなソーシャルワークの関わりが必要となります。  こういった支援を丁寧に行うことを考えますと、仮に例えば今回のように措置入院でしたけれども、そういった短期間に限定される、そして強制的な治療の場においては、この関係形成においた支援は不可能と思います。また、これをもし成し得ようとしましたならば、制度的、経済的な裏づけなしには行うことは困難と考えます。  以上の5点を総括させていただいた上で、措置入院制度のあり方ということに関しましては、特に措置解除の判断やその後の通院など強制医療提供の部分に特化して議論が矮小化してはならないと思います。警察官通報のあり方、措置診察件数の都道府県格差を初めとした措置入院に至る過程の検証も含め、現在厚労省に設置されております、これからの精神保健福祉医療のあり方に関する検討会、こちらで精神保健福祉法の改正の検討がなされているところですので、そちらにおいて議論すべき事項であると考えております。  このため、私どもの協会としましては、そちらの方へ措置入院制度のあり方に関する具体的な意見提出をしたいと考えていることを申し添えて、本日の意見とさせていただきます。  なお、添付は私どもの協会で2度にわたって、今回の事件とそのことについての報道等に関しまして見解を出させていただいておりますので、御参照いただければ幸いです。  以上です。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、日本多機能型精神科診療所研究会代表世話人、窪田彰氏から御発言をお願いいたします。 ○窪田参考人  今日は発言の機会をいただき、ありがとうございます。  今回の事件で亡くなられた方々の御冥福をお祈りしたいと思います。  さて、私は、今回の事件の本人が措置入院として適切であったかどうかについては、詳しく知るものはでありません。ただ、今回のことで気づかされた措置入院後の地域支援体制の乏しさ等について意見を述べさせていただきたいと思います。  医療保護入院では、退院後にケア会議が位置づけられている一方で、措置入院においては退院後の支援を検討するケア会議すら求められていないのが現状です。  私は、精神科診療所を開業している精神科医師で、日本多機能型精神科診療所研究会の代表世話人をしております。日本の精神科医療は、入院ばかりに頼らない地域ケアがなかなか実現できていないことが問題だと思っています。そのためには、重い課題を持つ患者さんを地域で支援できる包括的精神科外来医療チームを生み出していかなければならないと考えています。この考えに至った道筋と今後の方向性について述べさせていただきます。  それでは、1枚目のスライドに移ります。  東京の下町は、精神科病床が極端に少ない地域で、1978年に日本で最初の精神科救急病棟がこの錦糸町の都立墨東病院に生まれました。このときに私は着任しています。都立墨東病院の30床の入院病床は、日本一の短期入院期間を誇っていましたが、当時は退院後の治療継続支援もリハビリテーション支援もなく、日が経つにしたがって、再発再入院患者さんが増えてきたのです。このような経緯から、退院後の再発再入院を少なくするためには医療の継続支援が必要であり、同時に、地域に当事者たちの心の拠り所になる拠点も必要だと考えました。  そこで、周囲から寄附を集めて、当事者たちが自由に利用できる「友の家」と名づけた部屋を墨東病院の近くの町の中につくりました。その後、それらを支援し、継続的な医療を提供するために、1986年に錦糸町に精神科診療所を開業しました。墨田区等の行政や地域の医療・福祉機関との連携を構築し、必要な地域資源を立ち上げるなど、様々な活動をしているうちに30年の歳月がたちました。必要に応じて必要なサービスを提供できる体制を整えていくことによって、気がついてみると、まだ不十分ながらも重い課題を持った患者さんのための地域ケア体制ができてきました。  2枚目のスライドに移ります。  入院ばかりに頼らない地域での生活を支援していくためには、まず、重い課題を持った患者さんを外来で支援できなくては始まりません。重い課題を持った患者さんとは、この表のように例示できます。措置入院後とか、長期入院後とか、刑務所出所後とか、そういった課題を持った方たちがおられます。また、重い課題を持った患者とは、この表のほかにも、急性期の激しい病状を示す患者さんも短期的には含まれます。正直に言えば、重い課題を持った方たちを当院で診なくてはいけないとの制度はありませんから、本音のところではつらいなと時には思うこともあります。しかし、重い課題を持った方こそ手厚い支援が必要であるにもかかわらず、そのような患者さんを積極的に診療する医療機関は非常に限られており、当院では何とか診てまいりました。  今後は、市町村からの委託事業等により、何らかの責任と公的役割を認められたほうが、覚悟して実施ができるように思っています。  次のスライド、3番目に行きます。  当院の通院患者さんの特徴をグラフでお示しします。左側の円グラフのように、当院は統合失調症の患者さんが半分近くを占めています。鬱病や神経症圏の患者さんが多い一般的な精神科診療所と比較すると、当院は比較的重い患者さんが多いことが特徴です。  右側の円グラフは、当院でのフォローアップ期間を示しています。当院では、10年以上治療継続している方が40%以上を占めており、多くの方に長期の継続支援をしていることがお分かりいただけると思います。さらに、スライドには示しておりませんが、最近のある水曜日を急遽調べたところ、その日の私の外来患者さん69名中、措置入院経験者が6名、医療監察法通院処遇中の患者さんが2名、刑務所経験者が3名、拘置所経験者1名、計12名が重い課題を持った患者さんでした。刑務所経験者3名のうち2人は違法薬物の使用経験があります。この方たちは、外来通院につながっているという意味で成功例です。問題は、通院治療中に中断し、再三の電話連絡をしても応じ��い、つまりは継続支援からドロップアウトしてしまう方たちが問題としてあると思います。  4番目のスライドに移ります。  これは現在の当院の実践を図にしたものです。赤い字の箇所は診療報酬外のサービスで、ボランティアになっています。当院の特徴は、外来で医師の診察に加えて精神保健福祉士などのコメディカル職員も個別面接や家族支援を行い、ケースマネジャーとしての調整役を担っていることです。このことが毎日夕刻に開かれている院内ミーティングでのアセスメント等の検討時にチーム医療の重要な要の役割を果たしています。  精神科デイケアは、リハビリテーションへの入り口の役割とともに、人間関係が苦手な患者さんが安心できる環境で仲間に出会える場の役割があります。訪問看護や訪問診療、往診といったアウトリーチ支援を行うことによって、外来で通ってくるのが難しい方への医療継続支援等、ある程度の危機対応が可能になります。また、患者さんが実際に生活する場を見ることで、より本人のニーズに即した包括的な支援を行えることも、アウトリーチ支援の利点です。このようなアウトリーチ支援を当院は1カ月間に合計400件ほど行っています。ケア会議は、行政や入院中の精神科病院の職員との協議を行う大切な場ですが、ほとんどの活動は持ち出しで、報酬はありません。  5番目のスライドに移ります。  この図は、錦糸町の地域精神保健マップです。地域全体で精神障害のある人々を支えるために、顔の見える連携を構築しようと考えています。このようにサービス拠点が地域に点在して町に溶け込んでいる、町に散らばっているところがうちの特徴です。住みなれた地域でサービスを受けられることが特徴です。区役所やスカイツリーで患者さんがデイケア等でつくった作品を販売するなど、さまざまな活動を通して地域住民の精神障害者への理解も促進されてきたと感じています。このような地域に根差した活動や支援の提供を通じた地域共生社会の実現が、私たちの目指しているところです。  次に、6番目のスライドに移ります。  医療機関では提供困難なサービスについて考えてみます。当院では、このように創意工夫をして実践してきましたが、それでも力の及ばないことがあります。以下にあるような方々には支援が大変に困難なものです。  第1には、引きこもり等で初診���ら困難で、もしくは受診拒否の方への治療導入。  2番目には、重い課題を持った患者さんが受診を中断・拒否している場合です。私たちは、患者さんの自己決定権を尊重しつつも、患者さん及び周囲の人々の生命、健康、生活を守るための支援をしていきたいと考えていますが、現実には難しい問題が多いのです。治療契約が成立しない患者に対しては、たとえアウトリーチ支援が可能な体制があっても、強制的な治療提供はできず、手を出せないのが現状です。できれば措置入院などの強制力を発動するために、入院にならないうちに地域で見守りを続けて孤立を防ぎ、根気よく働きかけることにより関係性を構築し、本人が納得した上で外来治療への導入もしくは再開することが望ましいと思っています。そのためには、公的な事業委託のような診療報酬とは違った仕組みで当事者を見守り、関わっていける枠組みが必要と考えています。  さらに第3には、薬物依存症等の濃厚なケースマネジメントを必要としている場合でもケースマネジャーが実施するサービスは現状では診療報酬の対象外であります。これらの課題は市町村から医療機関への業務委託が制度化されれば、地域への責任が生まれ、公的役割を果たすことができます。  7番目のスライドに移ります。  ここで、通常の医療機関では対応困難な方たちの医療継続支援の提供方法について提案したいと思います。  市町村からの医療継続支援については、2つの方法があると思っています。一つは、この図の右側の部分で、市町村が直接支援として保健師等の力で支援する現状のスタイルです。もう一つは、図の左側の部分、民間医療機関に業務委託をする案です。市町村の役割と責任の一部を実際に外来診療を行っている医療機関に業務委託することにより、民間医療機関でも市町村の保健師等と協力しながら一定の役割と責任を果たすことを可能にするのです。つまり、通常の診療では対応困難な患者にも、温かな見守りによる孤立防止や十分な時間をかけた関係づくりや必要時の危機介入ができるようにするのです。仮にこのような医療拠点を意欲のある外来医療機関、つまり、全体の精神科外来の約10%が引き受けてくれれば、全国に500から600カ所ができると思います。  すなわち人口10万から20万に対し1カ所程度ができてくれれば、継続的な医療支援が機能しやすくなると思います。例えば措置患者さんの退院前にケア会議を開き、その後の支援を行う場合を考えてみます。東京都は、人口当たりの措置入院が最も多い自治体の一つですが、例えば人口26万人の私がいる墨田区では、年間では二十数人が措置入院しています。月に直して言えば月に2人程度ですから、1つの機関で十分対応可能と考えられます。そして、このシステムの透明性を確保するためには、各都道府県単位の精神保健センターがモニタリング機能を担うようにすれば良いと考えています。  8番目のスライドに移ります。  次に、個人の生活・価値観を尊重した医療継続支援を実現するための条件について触れたいと思います。  第1には、医療機関が適切なアセスメント、ケースマネジメント、24時間365日のミクロ救急等を実施することです。手厚い支援が必要な人には、さまざまな医療資源や福祉資源を活用し、多機関との連携を密に行うことが必要となってきますので、それらのサービスの連携、構築のためのケースマネジメントが支援の鍵になります。そして、病状や生活状況が改善したときには、定期的アセスメントにより、逆にサービスを減らしていくということも必要になってきます。  第2には、外来医療の充実です。入院医療中心から地域中心へという国の方向性が明確に示されていますが、残念ながら、外来医療の診療報酬は従来と変わらず手薄なままです。デイケア、アウトリーチ、多職種によるケア等の外来医療全般の質の底上げが必要だと思います。  3番目はスライドのとおりです。  第4には、自治体の実情に応じて、民間医療機関への業務委託をすることにより、官民協働で包括的地域ケアを提供することです。これにより、地域共生社会の実現を果たしていけると考えています。  最後の9番目のスライドになります。  このように、市町村単位で民間医療機関への業務委託による官民協働の体制が実現すれば、カナダやイギリスやイタリア等の先進諸国と同様に、日本にも地域に責任を持ち、重い課題のある患者さんにも対応可能な精神科外来医療拠点が生まれます。ここに多機能で包括的な精神科外来医療チームを形成して、人口10万から20万人に1カ所の地域精神保健センターを日本にも創設する必要があるのではないかと考えています。  以上です。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、田原課長、よろしくお願いします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長  事務局でございます。  追加資料を今、配付させていただきたいと思います。全国手をつなぐ育成会連合会から冊子が届きました��で、お手元にお配りいたします。  以上でございます。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、そのほか本日御発言いただいた方々から、もし追加の御発言があれば承りたいと思うのですが、いかがでしょうか。  どうぞ。 ○日野参考人  身体障害者施設協議会でございます。  他の団体の方とは、施設という視点から若干違う意見を申し上げたいと思うのですが、今回の事件について、協議会としていろいろな意見が出たのですが、侵入防止という観点から考察しますと、まず第1は、敷地内への侵入防止策をいかに図るかということと、2つ目は、建物内、要するに利用者の方が生活をされている居住空間への侵入防止策をいかに図っていくかということと、3つ目が、今回の事件のように建物内に侵入された場合にどう対応していくかという、この3つの視点から、私たちの協議会は具体的にこれから取り組んでいかなくてはいけない重要な課題だと思っています。  もう一つは、今回の事件が元職員であったということは、やはり重視しなくてはいけないということで、特異なケースではあるにしても、今、職場環境改善ということも先ほど申し上げましたけれども、職員のメンタルヘルスケアというものをしっかり取り組むことが、職員の資質の向上にもつながると思っていますので、その部分だけ追加をさせていただきました。 ○山本座長  ありがとうございます。  他はいかがでしょうか。  どうぞ。 ○久保参考人  今、お手元に配っていただきました9月号の「手をつなぐ」という冊子ですけれども、私ども、先ほどのお話の中でも意見を言わせていただいたのですが、知的障害の方だけではなく、精神障害の方や身体障害の方からもお声をたくさんいただいておりまして、助けてほしいというような意見とか、今の報道されていることが障害のある人たちや家族から見るとマイナスのイメージばかりになってしまっているというのがあるのです。それで私たちは、もっと前向きに、みんなと家族や仲間と本当に明るく前向きに元気に生きている、こういう人たちのことを、障害のある人たちのところに余り関心を持っていない方も含めて、この人たちの命がなくていいものでしょうかというので発信をしたいなと思って、9月号を出させていただきました。  みんなマイナスイメージで、怖がって助けてほしいという声が聞こえてきますので、前向きに生活をしていけるような、そんな活動の一つとしてこの9月号をやらせていただいていますので、報道関係にはそういうところに御注意いただきたいという気持ちもありまして、今日提供させていただきました。よろしくお願いします。 ○山本座長  ありがとうございました。  その他いかがでございますか。よろしいでしょうか。  それでは、本日御発言いただきました各団体の方々、本当にどうもありがとうございました。御礼申し上げます。  それでは、各団体からのこれまでの御発言を踏まえまして、御質問、御意見があればお願いしたいと思います。いかがでしょうか。  田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員  育成会連合会としても2つ要望させていただいておりますけれども、1つは、本人の精神鑑定がどのような進捗状況になっているのかということと、この会をどのように進めていくのかということについて、今日意見提出をしていただいた団体からも、そこを踏まえての検討が必要ではないかとされておりましたので、神奈川県での検証委員会の動きと、精神鑑定についての見通しはどのようになっているのかについて、お答えいただける方がいればお願いしたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  今の点に関しましては、神奈川県のほうはいかがですか。 ○神奈川県保健福祉局長  神奈川県の保健福祉局長の佐久間です。  今日は大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  私どもでやっております、先ほど団体の方からも検証委員会のお話を具体的に出していただきましたけれども、厚労省のチームと余りほどなく設置をさせていただいて、主に事実関係をどう認定していくかということと、それに対してどういう課題があったのか、課題に対する対応はどうすべきかと、こういった視点で検証をやらせていただいております。  もちろん第三者による検証委員会でございますので、私ども事務局がいつ出るとはなかなか言いにくいのですが、今の見通しですと、最終的なある程度のまとまりある報告、レポートというのは11月中にいただけるのではないかと受けとめてございます。  以上でございます。 ○山本座長  ありがとうございました。  田中構成員、よろしいですか。 ○田中構成員  であるとして、この会がいつ結論を得るのかということと、幾つかの団体や私たちから要望した精神鑑定も含めて検証につなげるということについて、事務局としての見通しについてもお聞きしたいと思います。 ○山本座長  事務局、よろしいですか。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長  精神鑑定の方の見通しは、まだ我々も十分承知はしておりませんが、この検証チームの再発防止策については、秋頃にまとめるということで申し上げておりました。大体11月中を念頭に置いていたものでございますので、神奈川県の検証の状況なども念頭に置きながら、この場でのいろいろな意見集約を見て、再発防止策がまとめられるように進めていきたいと考えております。 ○山本座長  ありがとうございました。  田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員  団体からの意見としても強く上がっておりましたし、私も構成員としては2つの結論を待ってから検証報告を出したほうが、いろいろ指摘されたことに対してもバランスよく答えていくことになるのではないかと思いますので、11月ごろに報告書を出すという見通しを立てた時期とかなり情報が変わってきておりますので、もう一度そこは再考していただきたいと意見としては述べさせていただきます。 ○山本座長  この点につきましては、今の御意見をいただきまして、ちょっと検討させていただきたいと思います。  他はいかがでしょうか。もう田中構成員はよろしいですか。 ○田中構成員  今の件1つです。 ○山本座長  他はいかがでしょうか。  平田構成員、どうぞ。 ○平田構成員  今の精神鑑定との関わりについては、何回目かの会議で私も指摘したと思うのです。やはり鑑定の結果といいますか、被疑者の病理と事件との関係が解明されなければ、結論を急ぐべきではないという話をしたつもりなのです。ただ、それが確定するのを待つということになると、最高裁まで行ってしまう可能性がありまして、いつなのか見通しがつかないという事情もありますので、制度的な問題に限ってこの検証委員会で取りまとめるということはあってもよいかなと私は考えているのです。  ただし、鑑定結果が出たところで、もう一度そこに焦点を絞った検討会は再開すべきではないかと、ここで述べさせていただきたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  その点について、松田構成員、いかがですか。 ○松田構成員  全く同じ意見です。 ○山本座長  ありがとうございます。  村上先生、どうぞ。 ○村上構成員  確かに精神鑑定の結果を待って、それからというのが一つの正論ではあるのですが、私はちょっと違った観点でお話をさせていただきたいと思います。  医療監察法ができました池田小学校事件の場合にも、要するに彼がこれまで医療を受けてきた経過を検討されて、そして、医療監察法という制度がスタートいたしました。制度が発足したときには随分反対意見も多かったと思います。ですが、ああいう不幸な事件をきっかけとして、医療としては、松田先生は司法モデルとおっしゃいましたが、あれは司法モデルを取り入れてはいるけれども、病院そのものは医療モデルで動いております。そういう意味での展開を考えてみますと、今回の措置入院という状況の中で、措置入院個々に関して、そのときに医師がどのように判断をしたのかに関しては、実際に診てきていただいた先生も含め、我々もいろいろ書類を読ませていただいた関係も含めた上で検討をさせていただきました。  ですから、確かに精神鑑定というのは、とどのつまり最後の結論はこれでしたという正解みたいなものがあるのだけれども、我々は全て正解を知っ��後に判断をしているわけではない。日常臨床というのは、そのときその場で状況を含めて判断をしております。その上で我々が陥りやすい落とし穴があったり、我々が用心しなければいけないことだったり、我々が準備しなければいけないということは、現時点でもしっかり論議はできるし、提案はできると思っております。  何度も申しますが、池田小学校のときの事件に関しては、岡江先生が、亡くなられる直前ですけれども、鑑定書を公にされました。お読みになった方もおられると思います。その鑑定書の中は、最終的には情性欠如の精神病質、パーソナリティー・ディスオーダーという判断なのですけれども、読み方によれば、もっといろいろな議論ができそうなものでした。  あれは一審でほぼ確定して、控訴したものもすぐ取り下げましたから一審で確定して刑が執行されましたけれども、不幸な事件を契機にして、でき上がった制度というのは必ずしも間違いではなかったと私は思っております。 ○山本座長  ありがとうございます。  今の点について、いかがですか。  座長でございますが、私も中間取りまとめの際にも申し上げましたけれども、鑑定の結果が出るまでは相当時間がかかるわけです。しかも、我々は検証におきまして課題を抽出したわけですから、その課題につきまして制度的に再発防止策を出すというのは義務だと思います。そして、これは秋頃までを目処に出すということを公にしておりますので、そういうことで再発防止策を出していくという方向で堅持したいと思います。それでよろしいでしょうか。  松田先生。 ○松田構成員  それで全く問題ないです。ただ、先ほどから皆さんの意見の中に、措置入院とかそのあり方を検討しているかのような御発言がありましたが、そういうことは一切ありません。この事案に関してどうなのかということをやっていますので、それに対して今、再発防止をどうしたらいいかということに特化しています。措置入院はこうあるべきだなどという上から目線の議論は一切していないということをお伝えしたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございました。  他はいかがでしょうか。  松本先生、どうぞ。 ○松本構成員  私も今回の事件をきっかけにして、質の高い地域精神保健福祉のサービスが実現できればいいなと思っているのですが、その中で、きょう窪田先生に御指摘していただいた、本当にだんだん地域中心の精神科医療になっているのだけれども、診療報酬は本当に入院中心についていて、外来などではやせ細った形で支えている現実がありますし、地域保健の行政サービスのほうも年々人員的には厳しくなってきて、直接住民を支援するというよりは、役所仕事になっていってしまっているという現状があるなと思っています。  その中で、今日は窪田先生の御紹介された内容にちょっと関心を持ったのですけれども、2点ほど質問させていただければと思います。もしわかればということなのですけれども、現状の日本の中で、多機能垂直型のこのサービスをやっている医療機関というのがどのぐらいあるのか。例えば実態として、そういったところが担えるぐらいの潜在的な数があるのかどうかということが1点。  もう一点、私自身は薬物依存症を専門とする精神科医なのですけれども、本当になかなか医療機関が少なくて苦慮しているのですが、例えば行政から一定の委託費があれば診られるのか、あるいは診るだけのソフト面というか、職員のスキルなどは高められる可能性はあるのか。この2点について御意見をいただければと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  では、窪田先生、お願いします。 ○窪田参考人  御質問ありがとうございました。  まず、名前なのですが、今、垂直まで言うと余りにも長いのと、多少の概念の混乱がありますので、多機能型精神科診療所と言っています。それに相当する今回のようなきちんと地域でケアできる体制を持った医療機関がどれだけあるかといいますと、もしこれが制度として発足したときには、診療所レベルでは恐らく50から多くて100ヶ所くらいだと思います。日本中の精神科診療所でデイケアを持っているところは大体多機能になっているのです。それが約450件です。その中で重い患者たちを責任を持って診ると手を挙げる精神科診療所は、恐らく3分の1から4分の1というところだと思います。  これが始まったときには、精神科病院の外来で多機能になっているところは随分全国的にありますので、そこが中心的に担っていただいて、都市部については多機能型の診療所がやるというような現実的な形になると思います。それから、公立病院や総合病院でもそういったことが担える病院は幾つもあるだろうと思いますから、日本の総力を合わせて500~600カ所できてくるのではないかと思っています。  実際の力についてはどうかということを言われると、たしかに能力的にはまだばらつきがあります。少なくともデイケアをやっているところはスタッフが10人以上いますが、当院や幾つかの力をこめて実践しているところは50人を超える職員がいる診療所が増えてきています。全体を見れば、まだ研修も必要ですし、これがもし委託を受けることになれば、責任を持って薬物依存の患者を診療所も診なければいけないし、そのことについての研修もしなければいけないと思っているところです。  ありがとうございました。 ○山本座長  ありがとうございました。  松本先生、よろしいですか。 ○松本構成員  はい。 ○山本座長  他、いかがでございましょうか。  岩崎構成員、どうぞ。 ○岩崎構成員  私、再発防止ということに関連して言えば、先ほど育成会あるいは身障協の会長さんからお話がありましたように、教育の必要性というのは大変大事だと考えておりまして、文科省でもカリキュラム編成の際にそのような努力をしていきたいという前向きな回答をいただいております。  私が知る限りでは、平成の1桁の時代には、福祉の教育モデル校みたいなものがあって、学校教育の中でインクルーシブ社会の創設に向けた検討が行われていたのですけれども、このところは余り聞かれなくなってきた。ということは一般化してきたということで、評価すべきなのかもしれませんけれども、子供たちにとってはそういう機会に接することがなくなったということで、ぜひ団体としても御活躍をお願いしたいと私個人的に思っております。  それから、日野会長から出た中で、防犯対策と防災対策は一体的にしていくべきではないかという御発言をいただきました。私、初めてこういうことを聞いたのですけれども、今回出されました4課長通知の防犯に関する通知と、これまで行われてきた防災対策の中で示唆に富むようなお話があればお伺いしたいと思ったのです。  といいますのは、今回の防犯対策について、ちょっと細か過ぎるのではないかとか、幾つかの批判を各種別からお話しいただいているものですから、もしあれでしたら、身障協としてどんなお考えかも含めて。 ○日野参考人  岩崎構成員のほうからおっしゃったこと、教育の話は本当に重要だろうと思いますので、協議会としても、ライフステージに沿った教育というのが必要なので、教育委員会と社会福祉法人と一体的に取り組むことが必要だろうと思っております。  それから、防犯対策につきましては、示された通知とかでちょっと表現が過度な体制整備をしないようにとお願いしていますけれども、例えばある団体、先日の別のところのヒアリングでおっしゃったのは、防犯カメラを設置するということについては人権の問題、例えば監視をされるとかいうこともあるので控えていただきたいという御意見があったのです。それは身障協としては、外に向けての監視カメラであれば特に問題ないのではないかと思っておりますけれども、やはり一番危惧するのは施錠のところです。施錠の方法もいろいろあるのですが、例えば外から今回の場合はハンマーか何かでガラスを割って、そこから解除して侵入した。そのことであれば、例えば割れにくいようなビニールを窓ガラスに張るとか、そういう方法をとれば、例えばハンマー等でガラスを割るにしたって時間がかかるし、音がしますので、それは職員が気づくと思うのです。その程度であれば問題ないのですが、何カ所も施錠するとかいうことに関しては、先ほど申し上げました防災、万が一災害があったときに避難に時間がかかる。避難経路の確保ということを含めて一体的に検討しなくてはいけないのではないでしょうかということで発言をさせていただいたということです。 ○山本座長  岩崎構成員、よろしいですか。  ほかはいかがでございましょうか。  部長、どうぞ。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長  ありがとうございます。  防犯と防災ということで、社会から閉じた施設にならないようにというのは、どの委員からも共通して出ている話でございまして、私どものほうも通知の中で、地域と一体となった開かれた社会福祉施設となることと、防犯に係る安全確保がなされた社会福祉施設となることの両立を図るために、日ごろから利用者が地域に出て活動するということ。それから、地域開放など地域の関係者との交流に向けた諸活動について、防犯に係る安全確保に留意しつつ、これまで以上に積極的に取り組むことが重要で、また、利用者の自由を不当に制限したり、災害発生時の避難に支障が出たりすることのないように留意するということを書かせていただいております。  そうはいうものの、また改める必要があるのではないかという御示唆、御提言がありましたら、またお聞かせいただければと思います。 ○山本座長 ありがとうございました。  そのほか、いかがでございましょうか。  どうぞ。 ○松本構成員  先ほどの多機能型クリニックの話の続きなのですけれども、今、なかなか公的機関で地域のサポートをするマンパワーが少ない中で、こういう民間のそういったところに委託するというのは一つのアイデアだなと思う一方で、本日、全国「精神病」者集団の方がプレゼンテーションしてくれた中に、やはり医療の抱え込みみたいな感じになるのではないかという、それも確かに危惧すべきことかなと思っていて、先生のクリニックなどは本当に地域に根差してやっているのですけれども、地域によってはかなり病院で抱え込んでいるなという感じもある。  多分、その解決策の一つとして先生が提案された中で、市区町村などとの人的な交流であるとか、精神保健センターのモニタリングみたいなことを添えられたのかなと思っているのですけれども、どうでしょうか。やはりこれが医療の抱え込みとかになって、それは私もとても危惧すべきことなのかなと思っているのです。 ○窪田参考人  ありがとうございます。  これまでの日本の精神科診療所を考えますと、余りにも非力だった。医者と事務の2人しかいない。これで一体、重い人たちを地域で支えられるのかという、とても無力な状況があったと思います。やっと最近はデイケアができ、訪問ができて、他職種多機能になり一定の力を持てるようになってきたのです。さらに近年では、障害福祉サービスのほうも障害者自立支援法ができてから株式会社も実践する時代ですから、医療機関も包括的ケアや垂直統合型と言うなど、一つの医療チームでしっかり支援する必要があります。重い急性期の状況にある人たちについては、とにかく相当力を込めないと支え切れない。医師が外来で10分間程度面接するだけでよくなるかというと、それだけでは無理です。地域の中で様々な力を統合していく必要があります。しかし、日本の現状はまさに個々ばらばらです。たくさん地域に福祉施設はあるのだけれども、どれもみな別々の法人がやっていて、チームになっていないのです。これが日本が諸外国に遅れをとっている面だと思っています。重い人をサポートするときには、多職種による多機能の連携をチームとしてやっていく必要があります。そのためには、一つの医療法人でチームとしての実践をしっかりやらなければいけないと思っています。  ですから、一定程度の安定を見たら、そこからは福祉レベルに移すことを私は水平連携と言っていますが、力を込めるときには力を込めてやる。そして、一定程度安定したら地域の福祉の人たちにお任せしていくということが必要です。一つの医療法人だけで抱え込まないことは大事だし、開かれた場である必要がありますが最初の急性期のときには力を集中して対処しなければならないわけですから、最初の大変なところは医療チームがしっかりと支えて、そして一定程度よくなったら、より広い範囲の中で見ていくという構造が必要と思います。今までの日本には���のような医療ケアが無さ過ぎたのではないか思います。 ○山本座長  私からも1点よろしいですか。  これは継続的支援を行う場合、期限とかはどのようにされているのでしょうか。それと、行われていることについて、もし課題を感じていることがあられたら、ちょっと挙げていただければ非常にありがたいのですが。 ○窪田参考人  特に統合失調症の方については、現状で言えば、やはり再発予防が大事ですから、5年、10年と長いお付き合いになるのはやむを得ないと思っています。ただ、かなり力を込めてサポートする、これもかなり個人差がありますね。本当に数週間で急性期を立ち直る人もいれば、引きこもった状況からやっと友達ができて、人の輪の中に入っていけるのに10年かかる人もいますから、何とも期間については一概には言えないと思います。ただ、評価を定期的に行って、不必要な支援は減らしていくという作業がいると思っています。  現状で我々のクリニックで困っているのは、例えば家を探しに不動産屋さんへ行っても、それは診療報酬にならない。仕事を探しにソーシャルワーカーがハローワークに行っても、これもボランティアにしかならない。そろそろ退院だから来てくださいねと、当院のスタッフが精神病院のケア会議に行っても、これも診療報酬にならない。全部持ち出しでボランティアではなかなかやれないのです。そういった生活支援の活動に対して経済的な手当がつく必要があります。  逆に言えば、私の提案の中にある地域精神保健センターをというのは、そこに2人でも3人でも自由に動けるコメディカルがいてくれれば、個々の活動のたびに診療報酬にしばられずに動けます。例えば八王子の病院に地域移行のケア会議が必要な患者がいれば飛んでいくし、地域で困っている人がいれば夜でも飛んでいくことができます。さまざまな応援ができる。そういう自由に動ける人手がいないというのが実は一番困っているところです。 ○山本座長  ありがとうございました。  これは民間委託をするのも一つお考えだということですが、そういう場合でも情報提供の問題とかがあると思うのですが、何かその点についてお考えはございますか。 ○窪田参考人  情報提供というのは、病院との間ですか。 ○山本座長  要するに病院との間です。市町村から。 ○窪田参考人  例えば現在入院中の患者さんで、退院してから当院の外来へつなげる必要があったとき、こちらはその患者さんがもともと当院に通院中の患者さんならば、ケア会議に行くことはオーケーだけれども、今まで当院にかかったことがない人だと、情報提供上の問題が起きてきますね。それが区からの委託を受けて当院が責任を持って退院促進もやってくださいと言われていて、公的な契約関係があれば、情報の共有は可能になるのではないかと思っています。 ○山本座長  その辺はちょっと制度的な検討が必要だと思いますね。ありがとうございます。 ○窪田参考人  そうですね。それから、民間であることのよさは、やはりローコスト・ハイパフォーマンスでできる。アメリカも精神保健センターができたけれども、どんどんNPOに委託になっていると聞き及んでいます。そういう委託の良さがあると思っています。 ○山本座長  大変貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。座長のほうからいろいろすみません。  では、松田先生。 ○松田構成員  窪田先生に引き続き質問で申し訳ないですが、先生のような意思ある人がきちんとやるというのは大事なのだけれども、やはりどこかでポシャっちゃうのではないかという心配があるのです。そこら辺のところは地域力のアップ、地域での治療共同体でもいいし、福祉共同体でもいいし、生活共同体、そういったものを同時に考えていかないといけない。そこら辺の運動とか活動をどうリンクさせるかという問題があるのだけれども、そこら辺はどうお考えですか。 ○窪田参考人  ありがとうございます。  当然そこが中心になれば、その医療機関の周辺の、例えば障害福祉サービスとも水平連携していかなければいけない。ただ、そこが委託を受けて一つのリーダーシップを発揮できれば、周辺の支援機関と一緒にケア会議を開くことが可能になります。今のところ現状で言えば、当方のクリニックはクリニックとしてやっているだけで、言うなれば八百屋さんと何の変わりもないのです。当院が周辺に呼びかけて一緒にケア会議を開こうなどという権限も何もないわけです。でも、そういうことをやれる、少なくとも言い出しっぺになれるような権限を与えてくれると、もうちょっと地域がうまく連携してやれるようになると思っています。 ○山本座長  松田先生、よろしいでしょうか。 ○松田構成員  はい。 ○山本座長  それでは、いかがでございましょうか。  また私からで申しわけないのですけれども、幾つかの団体の方から、警察の取り組みといいますか、警察官行政についての検証ということが指摘されておりますが、これに関しては、警察のほうではこの事件に対する対応として検証とかを行っているのでしょうか。どうぞ。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  警察庁の生活安全課長でございます。  こちらの考え方としましては、チームに参画して一緒に検討させていただいているという理解でおります。 ○山本座長  特に内部ではされていない。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  内部というか、もちろんこの検証チームがありますので、それにその都度、上司等に諮って相談申し上げておりますので、そういう意味では検討はしているところでございます。 ○山本座長  わかりました。  神奈川県のほうは、警察についての検証はいかがですか。 ○神奈川県保健福祉局長  神奈川県の検証委員会のほうにも県警本部の生安の総務課長さんに常時御出席いただいて、当然秘密会でやっております関係もあって、さまざまな資料でありますとか、いろいろな状況説明でありますとか、非常に丁寧にやっていただいて、今、そのおかげで非常に検証がはかどっているという面はございます。 ○山本座長  神奈川県では検証がはかどっているわけですね。 ○神奈川県保健福祉局長  おかげさまをもちまして。 ○山本座長  わかりました。  どうぞ。 ○窪田参考人  松田先生からの御質問で、だめなところはどうするのかというお話を思い出しました。委託したけれども、ちゃんとした成果を上げないところについてはどうするかについてです。自分が考えているのは、5年ごとに見直しをすることです。それぞれのところについてちゃんとやれているのか、そういったことを県の精神保健センターがモニタリングする。もしくは各自治体、市町村が委託を5年ごとに再契約をするというような形にすることによって、ちゃんと機能していないところは他に替わってもらうという道があるのではないかと思います。  恐らくこれが制度としてスタートすれば、かなりやる気になるところが出てくるのではないかと私は思います。逆に言えば、一つの地域で2つも3つもやりたいと言ったらどうするのかということがありますから、何年かごとに再契約し直すという制度が必要になってくるのではないかと思っています。 ○山本座長  ありがとうございました。  松田先生、よろしゅうございますか。  村上先生、どうぞ。 ○村上構成員  先ほど山本先生からも出たのですけれども、この間、私もグレーゾーンという表現で、これは警察が扱うべき事案なのか、医療が扱うべき事案なのかという、要するにはっきりとしない領域についてお話を伺いました。私自身、例えば日常臨床の中でも、当院は窪田先生のところと似ているのか、多機能型病院と言っていいぐらい問題な方ばかりがお見えになりまして、ほとんど警察の方がお連れになります。診断もやはり多様です。基本的には、すっきりと統合失調症という方はほぼおられません。多かれ少なかれ事件的なことを起こしておられます。  やはり我々自身も悩むのですね。多分この方を引き受けられた病院も悩まれたと思うのです。悩まれた経過はよくいろいろなところで調べていただいたものを見て、そのように悩んだけれども、やはりこれは受けようと思っておられたということは随分我々自身も共感を持って追跡ができるわけです。ただ、この悩んだ過程に関して我々は共有できない。  日常臨床はそういうことで、お巡りさんが連れてこられるので、お巡りさんとはすごく仲がいいわけですけれども、悩んだときに、この意見の交換がどれぐらいできるかということが、やはりこういう難しい場面に対応するような病院は必ず必要になってくるので、ぜひ警察のほうも、悩んでいただきたいというのはおかしい話ですけれども、悩んでいただいて、そこの悩みの部分は共有していただきたい。その結果において、我々医療が引き受ける場合もあれば、お戻ししてそれは司法といいますか警察の方で対応する場面もあるのだろうと思いますが、その領域があるのだということは、非常に難しい場面をどのようにマネージしていくかにとって非常に重要なポイントになるのだろうと思います。よろしくお願いしたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員  私も窪田さんにお聞きしたいのですけれども、プレゼンテーション資料の中の6ページの「行政からの業務委託により対応可能に」という文言は、4ページの図全体に対しての提案なのかなと理解しているのです。今日お話しいただいた精神の分野の医療の伴った対応ということになるわけですけれども、ケースマネジャーと相談支援専門員がかかわる分野は、3障害だけではなく発達障害、難病にも広がった状況ですので、業務委託に関してのウエートは、ソーシャルワーク的に動く相談支援専門員を指しているのか、医療的な背景を伴っていることに対して業務委託と御提案なのかということについて御意見をお聞きしたいと思います。 ○山本座長  窪田先生、お願いいたします。 ○窪田参考人  ありがとうございます。  やはりチームとしては一部のソーシャルワーカーだけの業務というわけにいかないと思うのです。包括的なコミュニティーケアという意味では、この医療法人の中の医者もソーシャルワーカーも心理も看護も、それから周辺にある訪問看護ステーションとか、就労移行支援事業所とか、様々なところが一体的に機能していく必要があると思っています。  ただ、一般外来では鬱病や不眠症の人も大勢来ていますから、そちらについては直接かかわらないでしょう。より重層的な多機能な支援が必要な人たちを対象にしたセクションになっていくと思っています。 ○山本座長  よろしいですか。 ○田中構成員  一言だけ。私たちの提案としても、対応が難しい方の特性を理解した見通しを見立てていくということが非常に重要だと思っていますので、この一体的な機能について、窪田さんからの提案を受けて、今後の対策の中で強めていただければということで、今の御意見ですとなかなか分かちがたい部分があるということだったかと思いますけれども、これを参考にして、ぜひ何らかの形になるように検討、報告にも反映していただければと思いますし、政策にも取り込んでいただければと思っての意見表明です。  以上でございます。 ○窪田参考人  ありがとうございます。 ○山本座長  ちょっと話が飛んでしまったのですが、先ほど村上先生から御指摘いただいた点につきまして、警察からいかがでしょうか。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  村上先生は以前からおっしゃっておられることは認識しておりますので、その趣旨は理解しているつもりではありますけれども、警察側も決して悩んでいないわけではありませんで、以前、ちょっと今数字を思い出せませんけれども、保護した中で���全て23条通報しているわけではないというお話もさせていただいたかと思います。あくまで23条におきましては、精神障害のために自身を傷つけ、または他人に害を及ぼすおそれがある、自傷他害のおそれがあると認められる者を発見したときは直ちにその旨を最寄りの保健所長を経て都道府県知事に通報しなければならないとございますので、そういう意味では真面目にやらせていただいているところでございますので、また導き等、よろしくお願いしたいと思う次第でございます。 ○山本座長  村上先生、よろしいですか。 ○村上構成員  そういう関係性をつくるのに、日々、我々、日常的には警察の方と連携をとってきて、やっと信頼関係ができてくるというプロセスがございます。だから、警察の方も一生懸命されていることは十分承知しているのですが、ただ、何回も言うように、グレーゾーンというかはっきりと判断が出ないような、幾ら専門家が見てもたった1~2時間の世界では信頼がつかない場面があって、そこだけで何かの決定を出さないといけないわけですから、そういうときにお互いの意見交換がフリーにできるようなこと��非常に重要なのだと。精神鑑定で結論が出てくるのは、入ってくる情報量の桁が3つ違うぐらいの情報量の中で診断をしたり判断をするわけですけれども、実際の診療というのはもっと生きている状況の中で、時々刻々の中で判断するわけですから、お互いに100%正解な答えを出しているわけではないというところを共有していただければと思いました。 ○山本座長  ふだんからの密接なコミュニケートというものは必要だと思うのですが、今後そういう具体策みたいなもの、村上先生、ございますか。 ○村上構成員  私、司法精神学を専門としているので、私がまいりましてからそういう非常に難しい患者さんに関して、かなり丁寧なケア会議を開かせていただいて、その中に警察の方がお入りになることもあるし、それから、先ほどお話ししましたように、ほぼ問題な患者さんは地域にある意味ではそのままいます。問題が起こるたびに余り有効な手が打てずにおります。そこが少し医療という観点で入ることについて、私のほうからも手を出したところ、警察の方もすっかりと、それこそ対話ができるようになったというプロセスがございます。だから、医療とこういう困難な方の処遇に関することは、やはりお互いの歩み寄りなのだと思います。  それは例えば児相も出てくるし、保健所も出てくるし、相談機関も出てくるわけですが、やはり一番判断の難しいところは、手つかずにあるということの事実なのです。この事実を我々が認めて、何か手をそこに出していかないといけない。多分今回の相模原のケースだって、手を出し始めるとそんなに簡単にいかない。単に寄り添うといっても、非常に二面性があってどのように判断するのかわからない局面が多分あったのだろうと。そういう非常に難しい局面にある方が実際に地域に多くおられるということ、そこを我々はどのように医療なのか、司法なのか、対話をしていくということが重要なのではないかと思いました。 ○山本座長  ありがとうございました。  ほかはいかがでしょうか。  中原構成員、どうぞ。時間がありませんので、済みませんが簡単に。 ○中原構成員  今の村上先生のお話の中に出てきた警察との情報共有というのは、保健所としても一番大事なところだと思っておりまして、要は地域で保健所とそれぞれの地域の警察がきちんとそのような意見を共有できるような関係性をつくる。それもまた各全国の保健所の役割だと思っています。  司法のほうでも、そういったところを十分に認識していただけるように意識していただければと思っておりますので、これは警察の方にお願いです。よろしくお願いいたします。 ○山本座長  ありがとうございました。  警察の方、今の点について何かございますか。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  私自身も先週、座長に御一緒させていただいて兵庫の取り組みを拝聴してまいりましたので、そうした形で保健師の先生方、あるいはお医者様方とのつながりというか連携が必要だと思っております。  ただ、余りこちらから言って、各いろいろなところがあろうかと思いますので、構築というのは一朝一夕には難しいのかなという気もしているところでございます。 ○山本座長  ありがとうございました。  最後に、幾つかの団体から障害者に対する差別や偏見をなくす教育が必要だと、そういう体制をとっていくのが政府として非常に重要なのだという御指摘がございましたが、これについて、文科省か、内閣府のほうがよろしいですか。何かちょっとこの取り組みについてお話ししていただけますか。 ○内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付参事官(障害者施策担当)  内閣府でございます。  この事件、内閣府の取り組みということで申しますと、9月20日、第5回のこの場でも申し上げたことでございますけれども、うちの加藤大臣もやまゆり園を訪問するといったようなこと、それから、神奈川県との共催で障害者差別解消地域フォーラムに出席して、命の尊さ、あるいは共生社会の重要性ということで発信したところでございます。  内閣府のホームページでも、やまゆり事件に対する取り組みということで特設ページを設けまして、いろいろな取り組みについて一覧できるようにしております。それとともに、あと1カ月ちょっとたちますと障害者基本法で決められている障害者週間というものがあるのですけれども、今年は12月2日に内閣府でやることにしております。そういう中でも、改めて命の尊さについて考えるという形で、原点に立ち返ったようなテーマでパネルディスカッションのようなことも行うといったことで、いろいろな形で、今、久保会長もおっしゃっていましたけれども、とにかく当事者がいて、その家族がいて、お互いすごく大事な存在としているのだという、みんながある意味当たり前、本来それが当たり前だというようなところを一人一人の命の尊厳ということとあわせて発信することができればと考えております。  内閣府としては以上でございます。 ○山本座長  文科省、いかがですか。 ○文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育企画官  文部科学省でございます。  障害者理解の教育につきましては、実はこの会議の場でも折々重要性を指摘されておりまして、私ども、これから努めていきたいと思っております。  委員の皆様には繰り返しになってしまうのですけれども、現在の学習指導要領においても、障害者についての理解ということでいろいろな場面で障害のある子供たちと一緒に学習をしたりする場面を設けたり、あるいは道徳であるとか社会科の中で勉強するというのも盛り込まれていますけれども、現在、学習指導要領全体を見直しておりますので、その中でさらにとりわけ今度の改訂は、次のオリンピック・パラリンピックが東京であるタイミングでもございますので、それに合わせて障害者への理解等の充実をしていきたいと思っております。  1点、先ほど学校のモデル事業のような御指摘がありましたけれども、現在もそういったことをやっておりまして、現在、私どもで行っているのが、心のバリアフリー推進事業という通称で呼んでいますけれども、特別支援学校等において障害のある子供たちと障害のない子供と交流する場を設け、スポーツを題材にして、例えばパラリンピアンを呼んできて講座を聞くとか、障害者スポーツを一緒にやるとか、そういった場面を活用して行う委託事業をしているところです。  今、概算要求ではそこに文化の事業についても使えるように活用しようと思っていまして、これからもこうした形で事業を進めていきたいと思っています。 ○山本座長  よろしくお願いしたいと思います。  それでは、時間になりましたので、本日の議論はここまでとさせていただきたいと思います。  最後に、事務局から今後の日程などについて御説明をお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長  次回の日程につきましては、追って御連絡をしたいと考えております。  また、先週24日、兵庫県の取り組みの視察をしておりますけれども、その内容につきましては、次回説明をしたいと考えております。  配付した資料のうち、ドッチファイルにつきましては、机の上に置いていただきたいと思います。  事務局からは以上です。 ○山本座長  ありがとうございました。  本日はお忙しい中、長時間にわたりありがとうございました。  また、各団体の方には、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。  それでは、これをもちまして、第7回「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」を閉会したいと思います。どうも長時間にわたりありがとうございました。 (了)
相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム(第7回)議事録(2016年10月31日)|厚生労働省
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daisukekawashima · 2 years ago
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映画「VOID 」
短編映画. 音楽.
2023.12.~2024.02.
映画「VOID」の音楽をPause Cattiが制作しました。
2023年12月8日NOTIONG NEW web上で公開。
2024年2月中旬~下旬下北沢K2でレイトショー公開。
Personnel
麻木 野内まる
鹿島 大石水月
手塚 伊藤歌歩
中尾 若杉困
尾関 神嶋里花
母 安藤聡海
父 金子岳憲
馬場 平井まさあき (男性ブランコ)
逗子 池田良
橋田 門間航
佐竹 大熊花名実
酒井愛梨 長澤優子 Kaya 璃 華
有井友歩 せんす 中村咲希 古館真実 尾中彩美
馬場眞桜華 小笠原澪 西田莉緒 雪見みと Shiori
春日彩子 瀬間琴美 健気 松本実優 中本優妃乃
楽太郎 三浦恭子 川崎脩誠 長束雄介 白神裕治
株式会社ユマニテ / 株式会社ヒラタオフィス / 砂岡事務所
株式会社 office MUGI / 株式会社 CRG / 有限会社ジャングル
吉本興業株式会社 / 株式会社 enchante / 株式会社ダックスープ
企画・プロデュース
林健太郎 鈴木健太
ラインプロデューサー
井上淳 長束雄介
プロダクションマネージャー
安藤健丸 毛麻貴
音楽 Pause Catti
撮影 大河原真生
照明 佐伯琢磨
録音 浅田将助
衣裳 石塚愛理
ヘアメイク 舟崎彩乃
編集 大森優希
カラリスト 足立悠介
助監督 天野隆太
撮影助手 中根凱也 森優斗
照明助手 西本昌良 鈴木 春佳
録音助手 徳田和真
衣裳助手 田中未来
ヘアメイク助手 鈴木りんか 萩田夏子
キャスティング協力 宮田雅史
制作車両 伊勢達也 金城和人 阿部美菜子
アシスタントプロダクションマネージャー 河合麻湖 近藤碧 藤田恭平 キム・ドヨン 本郷 穂 丹羽由理奈 関口きらら 木下春香 川崎脩誠 北山こころ 金子智咲季 久保侑斗
本編集 君塚紀貴 村田 元
スチール 今井駿介
撮影協力
大和フィルムコミッション / Cafe JB / カラオケ館 戸塚上矢部店
野口様 個人宅 / 学校法人大谷学園 秀英高等学校
プロダクション協力
TFC Plus Corporation / TFC Plus Applebox / 株式会社イノマタ / TREE DIGITAL GARDEN / Digital Studio / UpperCrust inc. / OMNIBUS JAPAN / 株式会社 1991
制作プロダクション TFC
製作・配給 NOTHING NEW
主演:野内まる @maru_nouchi_
監督・脚本:岩崎裕介 @iwsk_
cast @maru_nouchi @_utautau4 @wksg_k @rikashimarika @_zzzgoodmoon @satomi_ando2525 @hirai.swing @wataru_monma @kanami_22222 writing @iwsk_ cinematographer @maoohkawara lighting @juku19 stylist @a6655321 hair&make-up @ayano_funasaki music @dai5uke_k edit @seikatsu_sha director @iwsk_ distribution @nothingnew_film production TFC
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『NN4444』<ホラーショートフィルム作品集>
2024年2月16日(金)〜 終了未定
ロッテルダム国際映画祭やクレルモン=フェラン国際短編映画祭コンペティション部門に選出された作品を含む4つのホラーショートフィルム
INTRODUCTION
各作品がアメリカ、フランス、オランダの映画祭に選出。 世界が注目するホラーショートフィルム作品集「NN4444」
「NN4444」は、国内外の映画祭・広告賞などで高く評価される新鋭監督4名が映画界の未来を担う俳優とともに、現代社会における不条理をそれぞれの視点から描く4作のホラーショートフィルム作品集。 ロッテルダム国際映画祭の短編コンペティション部門に『VOID』、クレルモン=フェラン国際映画祭の国際コンペティション部門に『洗浄』、ボストンSF映画祭のセレクションに『犬』『洗浄』が選出されるなど、各作品が世界各国の映画祭から評価を受ける。
STORY
「犬」 あらすじ:抑圧的な恋人と婚約したばかりの主人公・楓が、夜道で突然「犬」のように女に吠えられ、その女のことを忘れられなくなってしまう
「Rat Tat Tat」 あらすじ:とあるパーティに出かけた一組の夫婦が、大勢の人々で賑わう会場で得体の知れない狂気に包まれていく
「VOID」 あらすじ:不慮の事故で友人を亡くした高校生・麻木。その周りで少しおかしな現象が起こりはじめて–––。
「洗浄」 あらすじ:湖のほとりで飲み会を楽しむ若者たち。1人が溺れかけたことをきっかけに、全員が水の呪いに飲み込まれていく。
AWARD
『犬』 第49回ボストンSF映画祭 Short Film部門 入選
『洗浄』 第46回クレルモン=フェラン国際短編映画祭の国際コンペティション部門選出 第49回ボストンSF映画祭 Short Film部門 入選
『VOID』 第53回ロッテルダム国際映画祭Tiger Competition部門選出
NOTHING NEW™
2022年に“才能が潰されない世の中”を目指して設立された映画レーベル。世界を目指す新しい才能と共に作品を製作中。2023年10月、下北沢に発信拠点「TAN PEN TON」を立ち上げる。2023年にはショートフィルム4作品を製作し、各作品がロッテルダム国際映画祭をはじめとする国際映画祭に入選。才能が見出され、世界が熱狂する循環をつくりたい。
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wangwill66 · 1 year ago
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奇幻之旅
H:看了「馬特萊斯特的奇幻旅程.下集:神祕咒語」,「班傑明的奇幻旅程」(2小時46分),「大智若魚」125分等,對「奇幻之旅」會有初步的印象,人生精彩,濃縮在一部書或一部電影之中。人生之路漫漫長路,有驚奇有無聊,記那驚濤駭浪的時刻,靜如處子般的決摯伏,都是人生的經歷,高超的歷程,天真的觀察,心情愉快平和都是奇幻之旅的好題材。朱熹的「半畝方塘一鑑開,天光雲影共徘徊。」,無聊坐著也能有「天光雲影」的眼界。王維「行到水窮處,坐看雲起時。」累了看看天,也有開闊的心境。
沈復「余憶童稚時,能張目對日,明察秋毫。見藐小微物,必細察其紋理,故時有物外之趣。」無緣山川遊歷,家中庭院小坐也有奇趣。「日本熊谷守一 (1880年-1977年) 的一天。他是究極之「宅男」,足足30年沒步出家門,每天在庭園靜觀草木枯榮與螻蟻步姿,總是流連忘返。」奇幻不在其大,心開眼開處處皆奇幻。樂趣在心中,人生電影自己拍。蟄伏與驚人飛天,全在心境轉幻。
禪語中「見山是山,見山不是山,見山還是山」三個不同階段,最終歸於平靜。 20240607W5
網路資抖
朱熹的《活水亭观书有感二首·其一》
朝代:宋代
作者:朱熹
半畝方塘一鑑開,天光雲影共徘徊。
問渠哪得清如許?爲有源頭活水來。(那 通:哪)
《終南別業》唐王維
中歲頗好道,晚家南山陲。興來每獨往,勝事空自知。行到水窮處,坐看雲起時。偶然值林叟,談笑無還期。
看《綠野仙師:熊谷守一》,如像炎夏喝一口冷泡茶,同樣沁人心脾。
電影根據真實事蹟改編,以1970年代的東京為背景,描述90多歲日本神級野獸派畫家熊谷守一 (1880年-1977年) 的一天。他是究極之「宅男」,足足30年沒步出家門,每天在庭園靜觀草木枯榮與螻蟻步姿,總是流連忘返。
蟄伏
動物藏伏在土中不食不動。《淮南子.天文》:「百蟲蟄伏,靜居閉戶。」
奇幻之旅
匯集各國經典文化風情,熱鬧的香榭大道、五光十射的美式酒吧、熱情奔放的印度舞蹈,實現願望的俄羅斯娃娃,舞蹈 特技與魔術的精采結合,一場驚險又華麗的旅行即將展開。
文化(英語:culture,日語:文化/ぶんか Bunka)是由古羅馬哲學家西塞羅首次使用拉丁文「cultura animi」定義,原意是「靈魂的培養」,由此衍生為生物在其發展過程中積累起跟自身生活相關的知識或經驗,使其適應自然或周圍的環境,是一群共同生活在相同自然環境及經濟生產方式的人所形成的一種約定俗成潛意識的外在表現。
風情 : 
釋  義
風采、神情。如:「但願一見先生風情,以遂平生之願。」《晉書.卷七三.列傳.庾亮》:「元帝為鎮東時,聞其名,辟西曹掾。及引見,風情都雅,過於所望,甚器重之。」
風雅情韻。如:「大夥兒都聽出這番話中暗藏情意,唯獨當事人不解風情,毫無反應。」清.趙之壁《平山堂圖志.卷六.藝文志四》引清.符曾〈上元後一夕南圻招遊平山堂看月四首〉詩之三:「見說山行不待呼,帽簷花壓笑胡盧。風情未許消磨盡,還有春愁到客無。」
風土人情。如:「這家餐廳之裝潢,充滿著異國風情。」
風月景色的意趣。
人與人彼此間情愛之事。元.關漢卿《望江亭》第一折:「非是貧姑硬主張。為他年少守空房。觀中怕惹風情事。故使機關配白郎。」《水滸傳》第二四回:「王婆貪賄說風情,鄆哥不忿閙茶肆。」《金瓶梅詞話》第九八回:「料此婦人一定好風情,就留下一兩銀子在屋裡吃酒,和王六兒歇了一夜。」
香榭��舍大道
法国巴黎的大街
香榭麗舍大街(法語:Avenue des Champs-Élysées,法語發音:[av(ə).ny de ʃɑ̃z‿e.li.ze]),是法國首都巴黎的一條大道,位於城市西北部的第八區。它被譽為巴黎最美麗的街道。「香榭麗舍」原意是希臘神話中聖人及英雄靈魂居住的冥界中之至福樂土。
五光十色
形容景色鮮麗複雜,光彩奪目。語本南朝梁.江淹〈麗色賦〉。後亦用「五光十色」比喻內容豐富,變化萬端。
△「五彩繽紛」
說明「賦」是傳統文學體裁之一,形似散文,但內含詩的韻律,是一種介於詩歌與散文之間的文體。盛行於漢魏六朝,魏晉南北朝時,因應新興的駢偶文風而發展出「俳賦」,此體多採四六對仗的句式,講求嚴格的平仄音律,並喜用典故。江淹為當時著名作家,〈麗色賦〉即其作品之一,內容描繪一位絕色美女的容貌、姿儀。其中一段,文曰:「其始見也,若紅蓮鏡池;其少進也,如綵雲出崖,五光徘徊,十色陸離。」大意是:初見佳人,如見生長於無波如鏡之池中的紅蓮,佳人一動,則如絢爛的雲彩自崖間飄出,色彩鮮麗,燦爛奪目。短短數語,即生動呈顯了麗人的綽約風姿。後來「五光十色」這句成語就從這裡演變而出,用來形容景色鮮麗複雜,光彩奪目。亦用來比喻事物的內容豐富,變化萬端。
麗色賦
作者:富嘉謨 唐本作品收錄於《全唐文/卷0235》
姊妹计划: 数据项
客有鴻盤京劇者,財力雄倬,誌圖豐茂,繡轂生塵,金羈照路。清江可涉,綠淇始度,拾蕊歲滋,摘芳奇樹。錦席夜陳,苕華嬌春,瑤台吐鏡。翠樓初映,俄而世姝即,國容進,疑自持兮動盼,目爛爛兮昭振。金為釵兮十二行,錦為履兮五文章,聲珊珊兮佩明璫,意洋洋兮若有亡,蹁躚兮延佇,招吾人兮由房。凝釭吐輝兮明燭流注,願言始勤兮四坐相顧,時峨峨而載笑,唯見光氣之交騖。夜如何其夜遲遲,美人至止兮皎素絲,秉明心兮無他期。引鄉何其夜已半,美人至止兮青玉案,之死矢兮無彫換。既而河漢欲傾,琴瑟且鳴,餘弄未盡,清歌含韻。歌曰:「涉綠水兮采紅蓮,水漫漫兮花田田。舟容與兮白日暮,桂水浮兮不可度。憐彩翠於幽渚,悵妖妍於早露。」於是覽物遷跡,徘徊不懌,起哀情於碧湍,指盛年於光隙,擊節浩歎,解珮嘉客。是時也,楊雄始壯,相如未病,複有鄒、枚,藉藉荀令。鹹娛座客,嬉妙情,灑豪翰,動和聲。使夫燕姬趙女,衛豔陳娥,東門相送,上宮經過。碧雲合兮金閨暮,紅埃起兮彩騎多,價奪十城之美,聲曼獨立之歌,況複坐弦酌而對瑤草,當盛明而謂何?
熱情奔放
 (1) ∶充滿熱情的熱情奔放的僱員
(2) ∶充滿活力、首創精神或應變能力的
採訪記者都是些熱情奔放的波希米亞人
基本含义:形容人的情感激烈、活泼开朗,表现出极大的热情和豪放的性格。
详细解释(Detailed Explanation):热情奔放形容人的情感表达十分激烈,性格开朗大方,表现出无拘无束、豪放不羁的气质。
使用场景(Usage Scenarios):常用于形容个人性格、情感表达或行为举止,多用于褒义。
南美熱情的踢踏舞,節奏明快,動作清爽相當令人振奮。
夏天季節的特性:萬物齊長、百花齊放,轉化為夏之茶層次豐富、百花齊放的味道。
1熱情洋溢 熱情奔放
2. 熱情奔放 熱情洋溢 情不自禁
解释:奔放 : (思想、感情、文章氣勢等)盡情流露,不受拘束:熱情~ 。充滿熱情的,充滿活力、首創精神或應變能力的樣子。
特技舞蹈(Acrobatic Dance或稱Acro Dance),顧名思義即為特技與舞蹈融合的藝術新象,每年招收來自全國各地高中職畢業生,項目包含傳蹈、特技、有氧體操、韻律體操、啦啦舞蹈、傳統武術等。特技舞蹈這項運動藝術是在近代表演藝術全球化浪潮之驅使下,有效結合運動技能、創意、科技、表演藝術等元素,在特技與舞蹈特定的情境中,創造人體的姿態、造型、速度、力量與情感強度所體現的藝術形態,並使舞蹈在特技中扮演起伏跌宕的角色,創造另具特色、生動鮮明的藝術新象,具有造型美、流動美、身體美的巨大價值。其表現手法的突出特點是誇張、驚奇、變形,追求超乎常形之上的藝術真實,旨在挑動觀眾的視覺與想像,共同完成身體審美意象的創作,因而獨具藝術魅力。隨著科、技整合與「文化產業化」之衝擊,這項充滿表現力、身體美與藝術美之藝象,已受到廣大喜愛。
魔術
藝術表演形式
魔術(英語:Magic),是一門獨特的藝術表演形式,通過特殊的手法及道具等,使觀眾覺得不可思議[1]。廣義的定義為泛指各種以專業技巧或知識展示出讓人覺得歡笑、不可思議的藝術的活動。魔術的技巧並不包含特異功能的成份。魔術亦可定義為「在滿足物質不滅定律及能量守恆定律的條件之下,呈現出違反經驗法則的表演」。
「幻術」重新導向至此。關於其他用法,請見「幻術 (電影)」。
魔術不是只有障眼法,而是一項務求違反客觀現象的表演藝術,必須有純熟的手法和精製的道具,瞭解觀眾的心理還有良好的表演心態。一個成功的魔術能令觀眾看得如癡如醉,要靠很好的表演和新的創意。魔術並非一定需要特殊道具、助手、台前幕後的協助,有時候憑藉手邊的小東西也可以變出一個好魔術。
魔術師則是指從事魔術活動,並且不將魔術濫用者。魔術師在古代稱為「眩者」、「幻人」等。
Jerome Bosch: L'Escamoteur, 1475-1480
西方魔術歷史
起源
葛飾北齋的作品《北齋漫畫》描繪出江戸時代的座敷芸幻術。
正確的魔術起源時間無從考據,推測從有人類活動開始就有了魔術。魔術的起源是宗教和信仰,所謂「魔術」一詞源來自拉丁語magi,常被拜火教使用。在古代(特別是印度),人們相信自然界中所有的事情,都是因為有精靈或神靈操縱,因此巫師或祭師利用人類迷信的心理,利用人們所不知道的原理製造神跡,讓人們相信這些是由精靈或神靈所行出來的,藉由魔術強化宗教的儀式,信眾們更加確認他們的信仰。
歷史上最早的魔術紀錄是在埃及,大約是在西元前2600年,也就是距今四千多年前。1823年發現的《��斯卡手稿》,文獻上記載了一位名叫德狄(Dedi of Dedsnefu)的魔術師,受召為法老王進行表演。他能將鵝的頭砍下,而斷了頭的鵝依然能走動,最後再把頭接回去恢復為原本的鵝。該紀錄描述了這名魔術師對鵜鶘和公牛也進行了相同的戲法。古希臘的神殿也利用了魔術的原理。例如祭師打開神殿大門時,風箱會吹向地面,祭臺上便出現了火焰。還有應用風管製造的會說話的神像。
而最早的戲法紀錄則是「杯與球戲法」(Cups And Balls),這是目前人們所知最古老的戲法。在埃及的壁畫中(Tomb of Baqt III at Beni Hassan B.C 2500)也有紀錄。而真正其歷史表演的紀錄則可追溯到1世紀時。此戲法在中世紀時大受歡迎,被魔術師們廣泛表演於市集中。當時的魔術師被稱為雜耍者(Juggers)。這些四處旅行的表演者與樂師、詩人、特技表演者到村莊的空地上以簡單的戲法娛樂村民。
中世紀
到了中世紀末期,歐洲魔術師開始面臨來自教堂的強烈反對。因為那時人們十分相信巫術與超自然現象,而教會相信超自然事件不是出於聖靈便是出於邪靈的信念,使得任何未被教堂所認可的魔法,就會被認為是黑魔法。只要一個人指證,魔術師就被會面臨審判。許多魔術師都遭到指控,被指証他們與惡魔結盟。
儘管受到迫害,魔術師依然是個既危險,又受到歡迎的職業。一些魔術師受到大地主與貴族的青睞與保護。這時期四處遊走表演的魔術師,只有有限的戲法可���進行表演。當時撲克牌還不普遍,需要大型道具的戲法又昂貴。所以魔術師要依賴靈巧的手法和說故事的技巧。用鳥類和動物表演的戲法相當受到歡迎。
近三百年前,宗教對於魔術的迫害逐漸加深,在英王亨利八世統治期間,表演魔術的懲罰是死刑。到了16世紀末,對女巫的迫害到了大屠殺的地步。由於這些瘋狂的行徑,很多魔術師都受生命威脅,若不透露魔術的秘密,恐怕會被處死。因此促使了第一本英文魔術書籍的誕生,1584年的「巫術探索」(The Discovery Of Witchcraft)。該書作者雷吉諾·史考特(Reginald Scot)的目的,是為了要拯救魔術師的性命,為了將魔術師的技巧與女巫的邪惡力量作為區分,在書中揭露了不少魔術秘密,以證明這些看似奇蹟的神蹟,事實上是由一些自然的技巧來達成,而非藉助於邪惡的力量。而他的作品,的確令很多的魔術師脫離被燒死的命運。書中介紹許多祕密,部分至今仍有再使用。
在歷史上,只要是人群聚集的地方,魔術師的表演就會高堂滿座。在18世紀,人們最常聚集的地方是每年的市集。各種馬戲表演,特技表演都會來這。但是在這競爭中,唯一的明星就是魔術師。18世紀最偉大的魔術師,是埃賽克·福克斯。他在1720年代聲名大噪,在各城鎮的主要市集上,都能見到其蹤影。埃賽克的經典魔術是蛋袋(Egg Bag),從空無一物的袋中,不斷拿出雞蛋與小物品。要觀看福克斯表演需付一先令。他是這項技法的先師,因此成了高收入者,甚至還有死忠的支持者。在他於1731年逝世時,報紙報導了他留下了一萬英鎊的遺產,相當於今日的100萬美元,由此可知他多受歡迎。
到了19世紀,隨著劇院的興起,魔術師找到了新的舞台。最早將魔術帶進戲院,並在劇院打出名號的魔術師,被稱為「北方的大巫師」(The Great Wizard of North)的蘇格蘭魔術師,約翰亨利安德森(John Henry Anderson 1814-1874)。他的創新表演風格,影響了後世眾多的魔術師。魔術師將巧手結合燈光和舞台效果,展開了魔術的新紀元。有史以來魔術師登上了歷史的巔峰,許多魔術為了因應戲院而誕生。十九世紀末是魔術表演的黃金時期,各地的魔術表演都是高堂滿座。魔術師當時穿著正式的燕尾服,就像當時上戲院的觀眾們一樣,這也是魔術師穿燕尾服表演的起源。有些魔術師甚至成了家喻戶曉的名人。
二十世紀初期最著名的魔術大師是脫逃大師哈利·胡迪尼(Harry Houdini 1874-1926),傳奇魔術大師胡迪尼,在美國是家喻戶曉的人物,胡迪尼擅長於脫逃術表演,手銬、緊身衣、牛奶罐、中國水牢,和最著名的水底脫逃。胡迪尼同時也是揭發以魔術為方法欺騙大眾的所謂特異功能人士的先驅者。直到今日人們依然記得他的事績。
但是,1930年代電影工業的起飛,造成魔術表演市場的快速衰退。因為在電影中,任何魔法都可能發生。唯有真正的魔術大師,才能讓觀眾著迷。
現今
人們對魔術的需求又再度上升。隨著賭城拉斯維加斯等娛樂城及電視的發展,造就了魔術巨星。魔術大師一般收費高昂,而且在世界各地都有支持者。現時,魔術依然能滿足了人們對於驚奇和娛樂的需求。
中國古代的魔術
魔術在中國有悠久的歷史,在漢代已有「魚龍蔓延」、「東海黃公」等成型魔術[2]。
在中國,南宋時就已經有類似魔術的表演,稱為「戲法」,現在的正式稱謂為古彩戲法。古彩就是古代堂彩的簡稱。這種節目是過去達官顯貴遇有婚、喪、嫁、聚之事時,表演者在廳堂表演的節目。[3]
中國古彩戲法自南宋以來杭州的瓦舍、街頭以及喜慶堂會都有演出。變戲法都遵循傳統,一直穿大褂表演,表演前必須上、下、反、正都要亮相,把蓋布里外讓觀眾看過。道具如魚缸、瓷碗、花瓶、火盆等。[4]
代表人物有清末民初時古彩戲法的表演者朱連魁(藝名林福或金陵福:Ching Ling Foo)。他最著名的表演就是古彩戲法的「大碗飛水」。
光緒年間,唐再豐編成《鵝幻彙編》一書,又稱《戲法圖說》或《中外戲法圖說》收錄當時許多中國魔術。
效果術語
傳統上,魔術的基本效果有下列幾種:
出現(Production):變出多更多人或物,與「消失」相對。
消失(Vanish):使人或物消失,不被看見,與「出現」相對。
變同、共鳴(Sympathetic Reaction):兩人或兩物或以上作出同一結果。
反自然物理(Physical Abnormally):包括人離開影、無頭美人、人首蜘蛛、拿開拇指等。
造成失敗(Spectator Failure):魔術師用某力量令觀眾不能做某種事。
傷害無效(Invulnerability):包括食火、行茅火炭、行劍上、食玻璃、食刀片、針釘割舌等而不受傷害。
移位(Transposition):從一處消失而從別處出現。
控制力(Control):魔術師運用非物理性的力量支配生物或死物之動作,如響鐘、自動伸手等。
自動(Animation):使無生命物體如同有生命般活動。
變化(Transformation):改變大小、形狀、性質、顏色、記號等。
復原(Restoration):某物件之部份或全部破爛肢離還原。
穿透(Penetration):在不損毀硬物及防止其造成損毀的情況之下,使另一硬物通過之。
辨示(Identification):如認出觀眾之牌桌(多用於牌類、亦用於顏色,魔術師或觀眾可認出)。
讀心術(Thought Reading):魔術師能知道觀眾所想,觀眾亦可將所想寫下以作對照。
思想轉移(Thought Transferring):使某甲能知道某乙所想之事物。
預言(Prediction):先記下某事物之發生,如頭條新聞等。
反地心引力(Anti-Gravity):人或物之動作反地心引力。
感官易位(Extra-Sensory Perception):如用手指頭來看東西,用鼻嗅顏色,用手指感覺牌點等。
特技(Acrobatics):用真技術或道具幫助,做出特別效果。
魔術的技巧和手法
花招
花招是指魔術表演者或玩紙牌老手利用一系列的方式偷偷的處理物體,來達到看似不可思議的效果,常用的物體包括卡片、紙牌及硬幣等。[5]
魔術師的誓詞
魔術師的誓詞(Magician's Oath)的版本有很多,長短不一,而內容主要都包含「保守魔術秘密」、「至力發展魔術」及「表演前必先熟練」三個基本原則。以下是其中一個較為常用的版本:
「作為魔術師,我願以信譽為誓,一切行為以保持魔術長期發展為依歸故,
我定必堅守魔術奧秘,尤其對不諳魔術及尚未起誓的人;
於人前表演前,我必熟習技法到至極,對自己及觀眾負責任,
並把自己的力量用於行善,貢獻人類。
此誓。」
薩斯頓三原則
全世界魔術師所公認並且共同遵守的就是所謂的「薩斯頓三原則」(Thurston's 3 rules in magic)。無論是職業或是業餘魔術師,都必須要遵守。
魔術表演之前絕對不透漏接下來的表演內容。
不在同一時間、地點對相同的觀眾變同樣的魔術2次以上。
魔術表演過後,絕不向觀眾透露魔術的秘密。
霍華·薩斯頓是20世紀初一位著名的美國魔術師。他本人並沒有說過這三項原則,是後人為了紀念他,才將這全世界魔術師所遵守的原則冠上他的名字。
魔術濫用
由於魔術手法能製造錯覺、假像和心理暗示,有些懂得魔術手法的人,會以此從事詐欺等不法活動圖利:
偷竊:利用魔術手法來行竊(Pick-pocket(英語:Pickpocketing))。
詐財:透過心理暗示來達成詐財的目的。
作弊(千術):利用魔術手法在賭場作弊。
特異功能:利用魔術方法製造效果,並宣稱自己使用特異功能。
偽氣功:利用魔術方法製造效果,並宣稱自己是使用氣功。
驚險華麗
驚險
危險而令人緊張。如:「驚險畫面」、「驚險鏡頭」。
驚險的
thrilling UK 
 /ˈθrɪl.ɪŋ/US 
 /ˈθrɪl.ɪŋ/ B2 adjective
extremely exciting:
The book is a thrilling adventure story.這是一部情節緊張的冒險小說。
adventurous UK 
 /ədˈven.tʃər.əs/US 
 /ədˈven.tʃɚ.əs/ adjective
exciting and often dangerous:
She led an adventurous life.她的一生充滿冒險刺激。
romantic UK 
 /rəʊˈmæn.tɪk/US 
 /roʊˈmæn.t̬ɪk/ adjective
exciting and mysterious and having a strong effect on your emotions:
We thought that Egypt was an incredibly romantic country.我們以前認為埃及是個充滿傳奇色彩的國家。
hair-raising UK 
 /ˈheəˌreɪ.zɪŋ/US 
 /ˈherˌreɪ.zɪŋ/ adjective
very frightening:
She gave a hair-raising account of her escape through the desert.她講述了自己穿越沙漠脫險的驚險過程。
hairy UK 
 /ˈheə.ri/US 
 /ˈher.i/ adjective informal
frightening or dangerous, especially in a way that is exciting:
I like going on the back of Pedro's motorbike, though it can get a bit hairy.我喜歡坐在佩德羅的機車後座上兜風,雖然有時有些驚險。
華麗
華美豔麗。《晉書.卷四一.劉寔傳》:「及位望通顯,每崇儉素,不尚華麗。」《紅樓夢》第五一回:「鳳姐看襲人頭上戴著幾枝金釵珠釧,倒華麗。」
馬特萊斯特的奇幻旅程.下集:神祕咒語
A Matt Lester Spiritual Thriller: The Secret Mantra
作者:大衛.米奇
原文作者:David Michie
譯者: 王詩琪
語言:繁體中文
出版社:時報出版
出版日期:2021/11/23
劇情簡介──
  量子科學家馬特,終於發現自己的身世之謎,來到了不丹虎穴寺,為打開千年傳承的伏藏預作準備。然而就在開啟伏藏的前夕,慈林喇嘛卻被人殺害!珍貴的藥師佛像也不翼而飛,而佛像裡頭藏著的蓮師伏藏也隨著佛像被盜走了。
  馬特由不丹來到加德滿都,企圖尋回伏藏與藥師佛,不料卻被惡人盯上,邪惡之人的目標,究竟是佛師佛?還是伏藏?還是馬特的性命?馬特為了擺脫惡人,從加德滿都,來到杜拜,再到都柏林,與學者愛麗絲會合,令人驚恐萬分的是,愛麗絲也遭遇危險!愛麗絲的研究計畫,竟然阻礙了藥廠的龐大利益!兩人再度逃亡,而逃亡其間,也漸漸發覺,愛麗絲關於身心醫學的研究計畫,與伏藏之間,有著一絲隱密的關聯。
  作者的話──
  《馬特萊斯特的奇幻旅程》是一部虛構小說。如果其中的角色、情節和主題令人不禁信以為真,那是由於我將現實的元素依據我個人的經驗、加上我的想像力,編織在這個故事裡的緣故。
  讀者們有必要知道的部份是,小說中關於藥師佛修行儀軌的部分全然屬實。作為事部密續(Kriya Tantra)傳統中的一部分,藥師佛的存在難能可貴,祂的修行儀軌可以大大地增進我們的禪修,尤其是當我們專注在療��自己或他人時。世世代代以來,這項修行儀軌已經深切裨益了無數個世代的禪修者。藥師佛心咒已經傳唱了數百年,就如同小說裡描述的一樣。我衷心地希望,藉由創作這本小說,能激起許多人對這項非凡的修持方法的興趣,樂意去深入瞭解它所帶來的轉化力量。
《光影與魔法: 電影奇幻之旅》是一部六集的訪談式紀錄片系列,帶大家認識光影魔幻工業(簡稱「光魔工業」),這是喬治盧卡斯為了拍攝《星際大戰》而成立的視覺特效公司。 透過個人訪談與未曾公開的畫面,本系列導演勞倫斯卡斯丹以光魔工業最經典的特效展開序幕,同時探究這些創作藝術家與改革者迷人的背景故事。
《班傑明的奇幻旅程》(奇幻逆緣)
2008年美國電影
《班傑明的奇幻旅程》(英語:The Curious Case of Benjamin Button,中國大陸譯《本傑明·巴頓奇事》,香港、新加坡譯《奇幻逆緣》) 是一部於2008年上映的美國奇幻愛情劇情電影,劇情自法蘭西斯·史考特·費茲傑羅的1922年同名短篇小說改編,華納兄弟發行。為大衛·芬奇執導,並由艾瑞克·羅斯編劇,布萊德·彼特、凱特·布蘭琪、泰拉姬·P·漢森、茱莉亞·歐蒙、傑森·弗萊明、伊萊亞斯·科泰斯(英語:Elias Koteas)與蒂妲·絲雲頓等人主演。故事講述一名自出生便是老人、但會隨著時間流逝愈加年輕的男子班傑明·巴頓與兒時玩伴黛絲·富勒,兩者在生命中交織的經歷。
劇情
故事以倒敘方式,由臨終前的女主角黛絲·富勒與其女兒卡洛琳讀出主角班傑明·巴頓遺下的日記,而開始其傳奇故事。班傑明的身體相當奇特,出生時就像85���的老嬰兒。母親為了生他而難產去世,後被父親湯瑪斯視為怪胎遺棄到養老院。無法生育的黑人女護工昆妮收養了他,並為他取名班傑明。接着,班傑明開始逆着常人成長的定律長大,身體隨着年齡的增長變得稍有活力。他在養老院裡度過童年。1930年,12(73)歲的班傑明遇上了富勒太太8歲的孫女黛絲,善良而親切的黛絲溫暖了班傑明。逐漸成長的班傑明後成為雀喜號的水手。一次,他的父親托馬斯偶然與班傑明相遇,邀他飲酒,但沒有與班傑明相認。
1936年,18(67)歲的班傑明離開黛絲,隨船出海週遊,期間他不斷寄回明信片給黛西,他們之間的情緣從此埋下種子。摩爾曼斯克的旅館中,班傑明遇到了已婚婦人伊麗莎白·亞伯特,兩人譜出一段戀情。之後伊麗莎白與班傑明離別。不久日本偷襲珍珠港,雀喜號被美國海軍徵用,從事打撈搜救的工作。在一次戰爭中,其拖船與敵方相遇,兩者同歸於盡,最終只有他一人生還,往昔的同事紛紛先他而去。這些經歷使他對人生生命有了全新的認識。1945年5月,26(59)歲的班傑明回到療養院巧遇黛絲,這時班傑明已成了50多歲的成年男人。黛絲成為芭蕾舞團中的唯一一位美國人,事業如日中天,與另一位男演員相愛,看到此景,班傑明離開了黛絲,並在外度過一段風流歲月,慢慢地他的身體變得如同40歲的成熟男人。
他獲得父親托馬斯的邀請,在酒席上他得知了自己的身世。此時托馬斯已身患重疾,將自己140年的家族生意——鈕扣廠交給班傑明。不久,湯瑪斯去世,班傑明與昆妮一同出席了葬禮。不巧,黛絲在巴黎表演期間由於一系列偶然之下,在街上遭車禍,讓她無法重回芭蕾舞舞台。班傑明·巴頓接到電報後到訪,但兩人未能更進一步的相戀。1962 年春,黛絲回到養老院,與44(41)歲的班傑明重逢,兩人自組家庭並開始了浪漫的婚姻生活,這時他的身體變成了30多歲的男人。隨後,黛西成為舞蹈學校師,並有了一個女兒,班傑明·巴頓意識到他將繼續變小,最後將變成小孩子一樣,為了能給黛西一個正常的生活,他將所有房產、產業變賣,然後將賣得的錢交給黛西後離去。他又一次開始週遊世界的旅程,而黛西則改嫁給一位鰥夫。
10多年後,兩人再次相見。班傑明給了黛絲寄來準備交給女兒的提前填寫的明信片。數年後,班傑明隨後體型變成小孩,回到療養院中倒頭便睡,記憶開始衰退之下,警察在其背包上找到其日記並把其交給黛絲。黛絲像照顧自己孩子一樣照顧他,最後在2003年,班傑明變成嬰兒躺在黛西懷中閉上眼睛。此時作為回憶人的黛西躺在醫院裡,颶風卡崔娜吹襲美國南部之時,悄悄離開人世。
大智若魚
《大智若魚》(英語:Big Fish)是一部於2003年上映的美國奇幻片,提姆·波頓執導,伊旺·麥奎格主演。劇情改編自丹尼爾·華勒斯(英語:Daniel Wallace (author))(Daniel Wallace)於1998年撰寫的小說《大魚老爸(英語:Big Fish: A Novel of Mythic Proportions)》(Big Fish)[2],以一個小孩的口吻,來敘述其爸爸傳奇的一生。
劇情
愛德華(伊萬·邁克格雷戈 飾)生性熱愛自由,成年之後,他選擇離開家鄉,踏上了環遊世界的旅程。一路上,愛德華遇見了各種各樣稀奇古怪的角色,經歷了無數精彩絕倫的的冒險,而他日後最大的興趣,就是向他人喋喋不休的重複講述他的這一段奇幻旅程。
威爾(比利·克魯德普 飾)是愛德華的兒子,他並不相信父親所講述的那些光怪陸離的故事,甚至對此感到無比厭煩。婚後,他同父親中斷了聯繫,一晃眼就是數年過去。當再次得到愛德華的消息之時,威爾才知道父親即將不久於人世,他決定去見愛德華最後一面。然而,這一次,威爾終於發現了隱藏在這些故事背後的奧秘和真相。
浮生六記/卷二 閑情記趣
浮生六記
卷一 閨房記樂
浮生六記卷二 閒情記趣
作者:沈復
卷三 坎坷記愁
姊妹計劃: 數據項
  余憶童稚時,能張目對日,明察秋毫。見藐小微物,必細察其紋理,故時有物外之趣。夏蚊成雷,私擬作群鶴舞空,心之所向,則或千或百,果然鶴也。昂首觀之,項為之強。又留蚊於素帳中,徐噴以煙,使其沖煙飛鳴,作青雲白鶴觀,果如鶴唳雲端,為之怡然稱快。又常於土牆凹凸處、花臺小草叢雜處,蹲其身,使與臺齊。定神細視,以叢草為林,以蟲蟻為獸,以土礫凸者為丘,凹者為壑,神遊其中,怡然自得。一日,見二蟲鬥草間,觀之,興正濃,忽有龐然大物,拔山倒樹而來,蓋一癩蝦蟆也。舌一吐而二蟲盡為所吞。余年幼,方出神,不覺呀然驚恐,神定,捉蝦蟆,鞭數十,驅之別院。
  年長思之,二蟲之鬥,蓋圖奸不從也,古語云「奸近殺」,蟲亦然耶?貪此生涯,卵為蚯蚓所哈(吳俗稱陽曰卵),腫不能便,捉鴨開口哈之,婢嫗偶釋手,鴨顛其頸作吞噬狀,驚而大哭,傳為語柄。此皆幼時閒情也。
  及長,愛花成癬,喜剪盆樹。識張蘭坡,始精剪枝養節之法,繼悟接花疊石之法。花以蘭為最,取其幽香韻致也,而瓣品之稍堪入譜者不可多得。蘭坡臨終時,贈余荷瓣素心春蘭一盆,皆肩平心闊,莖細瓣淨,可以入譜者,餘珍如拱璧,值余幕游於外,芸能親為灌溉,花葉頗茂,不二年,一旦忽萎死,起根視之,皆白如玉,且蘭芽勃然,初不可解,以為無福消受,浩嘆而已,事後始悉有人慾分不允,故用滾湯灌殺也。從此誓不植蘭。次擾鵑,雖無香而色可久玩,且易剪裁。以芸惜枝憐葉,不忍暢剪,故難成樹。其他盆玩皆然。
  惟每年籬東菊綻,積興成癖。喜摘插瓶,不愛盆玩。非盆玩不足觀,以家無園圃,不能自植,貨於市者,俱叢雜無致,故不鰓。其插花朵,數宜單,不宜雙,每瓶取一種不參色,瓶口取闊大不取窄小,闊大者舒展不拘。自五、七花至三、四十花,必於瓶口中一叢怒起,以不散漫、不擠軋、不靠瓶口為妙,所謂「起把宜緊」也。或亭亭玉立,或飛舞橫斜。花取參差,間以花蕊,以免飛鈸耍盤之病;況取不亂;梗取不強;用針宜藏,針長寧斷之,毋令針針露粳,所謂「瓶口宜清」也。視桌之大小,一桌三瓶至七瓶而止,多則眉目不分,即同市井之菊屏矣。幾之高低,自三四寸至二尺五六寸而止,必須參差高下互相照應,以氣勢聯絡為上,若中高兩低,後高前低,成排對列,又犯俗所謂「錦灰堆」矣。或密或疏,或進或出,全在會心者得畫意乃可。
  若盆碗盤洗,用漂青松香榆皮面和油,先熬以稻灰,收成膠,以銅片按釘向上,將膏火化,粘銅片於盤碗盆洗中。俟冷,將花用鐵絲扎把,插於釘上,宜偏斜取勢不可居中,更宜枝疏葉清,不可擁擠。然後加水,用碗沙少許掩銅片,使觀者疑叢花生於碗底方妙。
  若以木本花果插瓶,剪裁之法(不能色色自��,倩人攀折者每不合意),必先執在手中,橫斜以觀其勢,反側以取其態;相定之後,剪去雜技,以疏瘦古怪為佳;再思其梗如何入瓶,或折或曲,插入瓶口,方免背葉側花之患。若一枝到手,先拘定其梗之直者插瓶中,勢必枝亂梗強,花側葉背,既難取態,更無韻致矣。折梗打曲之法,鋸其梗之半而嵌以磚石。則直者曲矣,如患梗倒,敲一、二釘以筦之。即楓葉竹枝,亂草荊棘,均堪入選。或綠竹一竿配以枸杞數粒,幾莖細草伴以荊棘兩枝,苟位置得宜,另有世外之趣。若新栽花木,不妨歪斜取勢,聽其葉側,一年後枝葉自能向上,如樹樹直栽,即難取勢矣。
  至剪裁盆樹,先取根露雞爪者,左右剪成三節,然後起枝。—枝一節,七枝到頂,或九枝到頂。枝忌對節如肩臂,節忌臃腫如鶴膝;須盤旋出枝,不可光留左右,以避赤胸露背之病;又不可前後直出。有名雙起三起者,一根而起兩、三樹也。如根無爪形,便成插樹,故不取。然一樹剪成,至少得三、四十年。餘生平僅見吾鄉萬翁名彩章者,一生剪成數樹。又在揚州商家見有虞山遊客攜送黃楊翠柏各一盆,惜乎明珠暗投,余未見其可也。若留枝盤如寶塔,扎枝曲如蚯蚓者,便成匠氣矣。
  點綴盆中花石,邪可以入畫,大景可以入神。一甌清茗,神能趨入其中,方可供幽齋之玩。種水仙無靈壁石,余嘗以炭之有石意者代之。黃芽菜心其白如玉,取大小五七枝,用沙土植長方盤內,以炭代石,黑白分明,頗有意思。以此類推,幽趣無窮,難以枚舉。如石葛蒲結子,用冷米湯同嚼噴炭上,置陰濕地,能長細菖蒲,隨意移養盆碗中,茸茸可愛。以老蓬子磨薄兩頭,入蛋殼使雞翼之,俟雛成取出,用久中燕巢泥加天門冬十分之二,搗爛拌勻,植於小器中,灌以河水,曬以朝陽,花發大如酒杯,縮縮如碗口,亭亭可愛。
  若夫園亭樓閣,套室迴廊,疊石成山,栽花取勢,又在大中見小,小中見大,虛中有實,實中有虛,或藏或露,或淺或深。不僅在「周、回、曲、折」四宇,又不在地廣石多徒煩工費。或掘地堆土成山,間以塊石,雜以花草,籬用梅編,牆以藤引,則無山而成山矣。大中見小者,散漫處植易長之竹,編易茂之梅以屏之。小中見大者,窄院之牆宜凹凸其形,飾以綠色,引以藤蔓;嵌大石,鑿字作碑記形;推窗如臨石壁,便覺峻峭無窮。虛中有實者,或山窮水盡處,一折而豁然開朗;或軒閣設廚處,一開而可通別院。實中有虛者,開門於不通之院,映以竹石,如有實無也;設矮欄於牆頭,如上有月台而實虛也。貧士屋少人多,當仿吾鄉太平船後梢之位置,再加轉移。其間台級為床,前後借湊,可作三塌,間以板而裱以紙,則前後上下皆越絕,譬之如行長路,即不覺其窄矣。余夫婦喬寓揚州時,曾仿此法,屋僅兩椽,上下臥室、廚灶、客座皆越絕而綽然有餘。芸曾笑曰:「位置雖精,終非富貴家氣象也。」是誠然歟?
  余掃墓山中,檢有巒紋可觀之石,歸與芸商曰:「用油灰疊宣州石於白石盆,取色勻也。本山黃石雖古樸,亦用油灰,則黃白相閱,鑿痕畢露,將奈何?」芸曰:「擇石之頑劣者,搗末於灰痕處,乘濕糝之,干或色同也。」乃如其言,用宜興窯長方盆疊起一峰:偏於左而凸於右,背作橫方紋,如雲林石法,廛岩凹凸,若臨江石硯狀;虛一角,用河泥種千瓣白萍;石上植蔦蘿,俗呼雲松。經營數日乃成。至深秋,蔦蘿蔓延滿山,如藤蘿之懸石壁,花開正紅色,白萍亦透水大放,紅白相間。神遊其中,如登蓬島。置之簷下與芸品題:此處宜設水閣,此處宜立茅亭,此處宜鑿六字曰「落花流水之間」,此可以居,此可以釣,此可以眺。胸中丘壑,若將移居者然。一夕,貓奴爭食,自簷而墮,連盆與架頃刻碎之。余嘆曰:「即此協營,尚干造物忌耶!」兩人不禁淚落。
  靜室焚香,閒中雅趣。芸嘗以沉速等香,於飯鐝蒸透,在爐上設一銅絲架,離火中寸許,徐徐烘之,其香幽韻而無煙。佛手忌醉鼻嗅,嗅則易爛;木瓜忌出汗,汗出,用水洗之;惟香圓無忌。佛手、木瓜亦有供法,不能筆宣。每有入將供妥者隨手取嗅,隨手置之,即不知供法者也。
  余閒居,案頭瓶花不絕。芸曰:「子之插花能備風、晴、雨、露,可謂精妙入神。而畫中有草蟲一法,盍仿而效之。」余曰;「蟲躑躅不受制,焉能倣傚?」芸曰:「有一法,恐作俑罪過耳。」余曰:「試言之。」曰:「蟲死色不變,覓螳螂、蟬、蝶之屬,以針刺死,用細絲扣蟲項系花草間,整其足,或抱梗,或踏葉,宛然如生,不亦善乎?」余喜,如其法行之,見者無不稱絕。求之閨中,今恐未必有此會心者矣。
��� 余與芸寄屆錫山華氏,時華夫人以兩女從芸識字。鄉居院曠,夏日逼人,勞教其家,作活花屏法甚妙。每屏—扇,用木梢二枝約長四五寸作矮條凳式,虛其中,橫四擋,寬一尺許,四角鑿圓眼,插竹編方眼,屏約高六七尺,用砂盆種扁豆置屏中,盤延屏上,兩人可移動。多編數屏,隨意遮攔,恍如綠陰滿窗,透風蔽日,紆迴曲折,隨時可更,故曰活花屏,有此一法,即一切藤本香草隨地可用。此真鄉居之良法也。
  友人魯半舫名璋,字春山,善寫松柏及梅菊,工隸書,兼工鐵筆。余寄居其家之蕭爽樓一年有半。樓共五椽,東向,余後其三。晦明風雨,可以遠眺。庭中有木犀一株,清香撩人。有廓有廂,地極幽靜。移居時,有一僕一嫗,並挈其小女來。僕能成衣,嫗能紡績,於是芸繡、嫗績、僕則成衣,以供薪水。余素愛客,小酌必行令。芸善不費之烹庖,瓜蔬魚蝦,一經芸手,便有意外昧。同人知余貧,每出杖頭錢,作竟日敘。余又好潔,地無纖塵,且無拘束,不嫌放縱。時有楊補凡名昌緒,善人物寫真;袁少迂名沛,工山水;王星瀾名岩,工花卉翎毛,愛蕭爽樓幽雅,皆攜畫具來。余則從之學畫,寫草篆,鐫圖章,加以潤筆,交芸備茶酒供客,終日品詩論畫而已。更有夏淡安、揖山兩昆季,並繆山音、知白兩昆季,及蔣韻香、陸橘香、周嘯霞、郭小愚,華杏帆、張閒憨諸君子,如樑上之燕,自去自來。芸則拔釵沽酒,不動聲色,良辰美景,不放輕越。今則天各一方,風流雲散,兼之玉碎香埋,不堪回首矣!非所謂「當日渾閒事,而今舊憐」者乎!
  蕭爽樓有四忌:談官宦陞遷、公廨時事、八股時文、看牌擲色,有犯必罰酒五廳。有四取:慷慨豪爽、風流蘊藉、落拓不羈、澄靜緘默。長夏無事,考對為會,每會八人,每人各攜青蚨二百。先拈鬮,得第一者為主者,關防別座,第二者為謄錄,亦就座,餘作舉子,各於謄錄處取紙一條,蓋用印章。主考出五七言各一句,刻香為限,行立構思,不准交頭私語,對就後投入一匣,方許就座。各人交卷畢,謄錄啟匣,並錄一冊,轉呈主考,以杜徇私。十六對中取七言三聯,五言三聯。六聯中取第一者即為後任主考,第二者為謄錄,每人有兩聯不取者罰錢二十文,取一聯者免罰十文,過限者倍罰。一場,主考得香錢百文。一日可十場,積錢千文,酒資大暢矣。惟芸議為官卷,准坐而構思。
  楊補凡為余夫婦寫載花小影,神情確肖。是夜月色頗佳,蘭影上粉牆,別有幽致,星瀾醉後興發曰:「補凡能為君寫真,我能為花圖影。」余笑曰:「花影能如人影否?」星瀾取素紙鋪於牆,即就蘭影,用墨濃淡圖之。日間取視,雖不成畫,而花葉蕭疏,自有月下之趣。芸甚寶之,各有題詠。
  蘇城有南園、北園二處,菜花黃時,苦無酒家小飲,攜盒而往,對花冷飲,殊無意味。或議就近覓飲者,或議看花歸飲者,終不如對花熱飲為快。眾議末定。芸笑曰:「明日但各出杖頭錢,我自擔爐火來。」眾笑曰:「諾。」眾去,余問曰:「卿果自往乎?」芸曰:「非也。妾見市中賣餛飩者,其擔鍋灶無不備,盍雇之而往?妾先烹調端整,到彼處再一下鍋,茶酒兩便。」余曰:「酒菜固便矣,茶乏烹具。」芸曰:「攜一砂罐去,以鐵叉串罐柄,去其鍋,懸於行灶中,加柴火煎茶,不亦便乎?」余鼓掌稱善。街頭有鮑姓者,賣餛飩為業,以百錢雇其擔,約以明日午後。鮑欣然允議。明日看花者至,余告以故,眾咸嘆服。飯後同往,並帶席墊,至南園,擇柳陰下團坐。先烹茗,飲畢,然後暖酒烹肴。是時風和日麗,遍地黃金,青衫紅袖,越阡度陌,蝶蜂亂飛,令人不飲自醉。既而酒餚俱熟,坐地大嚼,擔者頗不俗,拉與同飲。遊人見之,莫不羨為奇想。杯盤狼籍,各已陶然,或坐或臥,或歌或嘯。紅日將頹,餘思粥,擔者即為買米煮之,果腹而歸。芸曰:「今日之遊樂乎?」眾曰:「非夫人之力不及此。」大笑而散。貧士起居服食以及器皿房舍,宜省儉而雅潔,省儉之法曰「就事論事」。余愛小飲,不喜多菜。芸為置一梅花盒:用二寸白磁深碟六隻,中置一隻,外置五隻,用灰漆就,其形如梅花,底蓋均起凹楞,蓋之上有柄如花蒂。置之案頭,如一朵墨梅覆桌;啟盞視之,如菜裝於瓣中,一盒六色,二、三知己可以隨意取食,食完再添。另做矮邊圓盤一隻,以便放杯箸酒壺之類,隨處可擺,移掇亦便。即食物省儉之一端也。余之小帽領襪皆芸自做,衣之破者移東補西,必整必潔,色取瞄淡以免垢跡,既可出客,又可家常。此又服飾省儉之一端也。初至蕭爽樓中,嫌其暗,以白紙糊壁,遂亮。夏月樓下去窗,無闌干,覺空洞無遮攔。芸曰:「有舊竹簾在,何不以簾代欄?」余曰:「如何?」姜曰:「用竹數根,黝黑色,一豎一橫,留出走路,截半簾搭在橫竹上,垂至地,高與桌齊,中豎短竹四根,用麻線扎定,然後於橫竹搭簾處,尋舊黑布條,連橫竹裹縫之。偶可遮攔飾觀,又不費錢。」此「就事論事」之一法也。以此推之,古人所謂竹頭木屑皆有用,良有以也。夏月荷花初開時,晚含而曉放,芸用小紗囊撮條葉少許,置花心,明早取出,烹天泉水泡之,香韻尤絕。
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mxargent · 2 years ago
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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iseilio-blog · 17 days ago
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4、6/25 柴寮偶記
Facebook 4/6/25 • 報告教授,那貼留言的本意應該是反諷民眾黨。
• "民眾黨的事,只能問國昌老師這顆時代力量來的福壽螺,畢竟他一人控制全黨,其他人都是邊緣人。" — 這一句是什麼意思?"一個人"、"福壽螺"?笑死人。民眾黨這些人,"政治能力" 不足!從柯p到黃國昌;都不是一塊料。
• 不清楚教授對民眾黨的 approach 是什麼樣態,無法談。你知道嗎?他能說嗎?
• "向林議員請教民眾黨對於這次罷免活動的態度,以及台北市的罷免的情況,受益良多。" — 民眾黨如果偏綠,台灣力量將被削弱, 民進黨本身問題也的確很多 (個人沒有黨派),如果與國民黨合縱連橫,它會被台派瞧不起,也會被國民黨吃掉。不去談政黨性質本身牛鬼蛇神,龍蛇雜處,政治原本如此。從柯文哲的起身動念來看,其實內容充滿矛盾,一廂情願,比如:多元不見得融合。這樣的理想,不是政黨政治彼此制衡的現實,尤其以台灣歷史的複雜性,民主還有一段很長的路要走,不過一直是提升的狀態。
• 誰跟你綠營?你是白營嗎?不要以為有什麼不值得研究的第三勢力、新中間路線;不提別的,兩岸關係不清不楚,民眾黨無法存活,研究個啥。黃國昌與當年的柯文哲、郭台銘、侯友宜一樣,都不具有國家領導人的資質。中間選民?台灣除了藍綠,就是政治白癡,當然,還有沉默的大多數,比如大罷免。台灣政治的重點在兩岸關係;這個不弄清楚,其它都白費功夫。老兄你搞清楚了嗎?娃哈哈哈。 - - - - (332) 前軍委副主席許其亮死的蹊蹺|習近平的健康可能出了問題|川普和馬斯克為何鬧翻? - YouTube 矢板桑應該認識 "王立第二戰研所" 吧。王立第二戰研所 - Podcast - Apple Podcasts - - - -
台日友好活動[謝謝台灣]宣傳人員的口袋名單,她介紹給我的是日本沒有看過,但台灣很普遍大家熟悉的東西, 該系列第3集 四個月?怎麼可能?順帶:中山北路晴光市場巷子進的 肉丸 (baa wan) 與 芋粿 ( oo kee)。
來台5個月的日本年輕人的口袋名單,她喜歡台灣的甚麼美味? 台北市桃園街老王記牛肉麵60 年老店,豬腳不錯;太平國小旁涼州街白豬腳。 國民身份必需清清楚楚,無論是身份或想法。
台灣不要你!中國不認你!張立齊變「地球人」還想回來?|北美王律觀台海第214期|Taiwan Rejects Him! China Denies Him! Zhang Li-Chi Becomes 國民身份必需清清楚楚,無論是身份或想法。 - - - -
Facebook 6/11/25 國民黨最終必將消失;從下一界立委開始會成為少數。
史上最棒美國畢業生致詞!這個才叫”台灣之光”|政經關不了(完整版)|2025.06.08 「蔡英文返母校倫敦政經學院演講 稱台灣動盪中展現韌性|20250518 公視晚間新聞」— 上帝祝福基督徒。
【0612直播】踢爆館長.馬英九赴中伎倆 廖筱君:台灣廢物拿錢辦事/踢爆館長馬英九赴中伎倆台灣混不下去 館長中國要飯當起乞丐/陷阱!廖筱君:台灣廢物拿錢辦事轉移焦點/廖筱君:丟台灣人臉 館長是變形蟲 受到影響的只有國民黨;無知於台灣的未來世界,死路一條。
Facebook 11/6/25 中國對美國開放將導致中共下台;現在開放應該是習已經被架空,開明派取得主導。經過這幾十年的混亂,大部份人應該已經覺醒,雖然開放 (民主化),將對台灣帶來威脅。
[ENG SUB]Taiwan as the candle on the cake? Trump’s birthday wish: "Crush China!" 多久之前日本針對中國騷擾釣魚臺是說:會有傷害性的反擊。
(406) 吳鳳殺身成仁英勇故事有蹊蹺? 英雄變神明傳顯靈治病?【#TVBS大搜索線】#吳鳳 #台灣歷史 #原住民 #歷史懸案 #民族英雄 #被刪除的真相 #嘉義 #冷知識 #歷史#吳鳳廟 - YouTube 那有什麼姓杜的。
臺北老房子的故事 | 七海寓所(蔣經國故居) 應該開放參觀。
Facebook 6/14/25 說話不三不四,問那裡人,答不出來,落得戰鬥場面,中台兩邊不是人。
日文老師為愛來臺 巧手編織玩紙藝|日本 ✕ 鍾美佐|《活力新故鄉》Home, sweet home EP106【JP SUB】 比較有內聚力 ; 教學時一些名詞不妨穿插一下日文。
(434) 蔣孝武遭蔣經國掃地出門,46歲猝逝死因太驚人,妻子蔡惠媚揭開幕後真相#蔣孝武 #蔣經國 #蒋介石 #蔡惠媚 #名人趣談 - YouTube 可能是阿公太寵了。
傳賴定調若補選「公民先行」 罷團6女將是否參選受矚|華視新聞 20250611 @CtsTw 最理想的方式是,由民進黨主動敦請這幾位女生戰將,以及另外幾位新竄起的年青朋友,進行另外組黨,取代問題重重的民眾黨;這有點像當年李登輝鼓勵黨外組成民進黨一樣的意思,需要有宏偉的胸襟與眼光。
日本媽媽挑戰第一次吃台灣烤鴨!🔥看起來很可怕但是嘴巴��一直停不下來。。!?簡直不敢相信太感動了|【Mana家人系列】|VLOG|【我是Mana】 餅皮除了捲烤鴨片皮,包蔥段,還要塗醬料,才是完整;整隻片皮之後,鴨肉連同骨架煮湯,再加一個蒸蛋如同日本的茶碗蒸 — 烤鴨三吃。
逢甲夜市必吃美食🔥 | 台湾小贩超热情,大陆游客感动哭 | 夜市物价太良心,人情味更无价 | 老万模仿台湾话 | 大陆夫妻信心满满来挑战,结果钱没花完就投降了 章魚燒是學自日本,不是台灣口味。
飲食研究的專家陳靜宜老師推薦的台灣小吃.她說不僅是台灣人外國人都適合去吃. 70年前已經拆除的 "圓環上" 有一家,沒有加柴魚,大腸也沒有滷過,那個味道至今找不到。
脫歐入亞|美國聚焦台海?|#宋國誠 #矢板明夫 #汪浩|@華視三國演議|20250622 @ctstw 1, 到達目的區域所需要,派遣規模的美國軍隊的機能。 2, 具備讓現地作戰可能的遠距離通信能力的指揮統制機能。 3, 能夠讓現地作戰持續的 「兵站補給」機能。
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mahoroba96 · 2 months ago
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日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡― @ 京都国立博物館 : 日本美術の変遷を辿りながら異国文化と出会う。国際交流でもたらされたもの、生まれたもの、外国の眼差しによって生まれた日本美術史観。そして外国由来のものを日本独自に解釈したものなど。全体的にゆったり観ることができたが、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」だけ列ができていた。目の前で見てみたが、大波の手前にある小波の形が奥に見える富士山の輪郭と似ていて、富士山より大きく波を描くことによって奥行きが出せているのではないかと思った。仏教関連で面白かったのが、まず羽曳野市駒ヶ谷付近で発掘された仏獣鏡。5世紀に中国で制作されたもので、いわゆる中国古来の神仙思想と仏教が結びついたものだが、仏教公伝前の日本で出土している点に驚き。当時の日本人は誰も仏が鏡に配されていることを認識していなかったということか。長らく京博に寄託されている五智如来(安祥寺)のうち大日如来は、この前に見た観心寺の塔内四仏のうち宝生如来・弥勒如来とそっくりだと改めて思った。宝髻の模様(縦線の本数がひとつ違うが)、下膨れのお顔、胸元で翻る衣、切長の目が共通していて、同じ工房で作られたのではないかと推測するのだがどうなのだろう。脚部の衣文線は観心寺の方が進歩しているように見えるけど。西往寺の宝誌和尚立像は奈良博の大安寺展以来。鉈彫と顔が裂けたビジュアルは何回見てもインパク��がある。横から見た時に明らかに自然なひび割れとは違う亀裂が頭頂部から肩の方へと走っていたのだが、割矧ぎだろうか。グッズで木製スタンドがあったので購入した。その他びっくりしたのが、祇園祭の鉾に取り入れられたインド製のペルシャ風絨毯やベルギー製のタペストリー。お祭りというと保守的なイメージを抱きがちだが、身分の高い人への献上品である豪華な海外製品を山車にかけて人々に見せることで力を誇示したのかなと想像できる。全然知らなかった。そして最も嬉しかったのが、ボストン美術館所蔵の「吉備大臣入唐絵巻」である。日本史の教科書で遣唐使が触れられる時によく掲載されている。どうやら奈良博の「大遣唐使」展で目にしているようで、見るのは15年ぶり。描かれたのは宋の時代だが、平城宮跡の遣唐使船のデザインはこの絵巻を参考にしている。本展は第四巻のみ展示されており、遣唐使船の絵は目にできないが、そのかわり吉備真備が囲碁名人との対局の際にイカサマをするという場面が楽しめる。碁石を飲み込んだ吉備真備を怪しく思った唐人が下剤を飲ませ、便を調べる様子が面白い。におうのか、服で鼻を覆っていた。満州事変を起こした日本への国際的な批判が高まるなか、ボストン美術館で人々が「吉備大臣入唐絵巻」を賞賛していたという矢代幸雄の回想を目にし、文化や芸術は平和構築のエネルギーであってほしいと思った。(2025.05.02) #京都国立博物
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kachoushi · 3 months ago
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虚子自選揮毫『虚子百句』を読む ⅩⅥ
花鳥誌2025年4月号より転載
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日本文学研究者
井上 泰至
30 川を見るバナナの皮は手より落ち
 『ホトトギス』昭和十年一月号初出は「落つ」の形だった。『ホトトギス』同年十一月号には「落ち」の形で「十一月四日。武蔵野探勝。浜町、日本橋倶楽部。」と注記。『五百句』には「明治九年十一月四日。武蔵野探勝会。浜町、日本橋倶楽部。」と注記。  この句は、今夏の句とされているが、それは「バナナ」が夏の季語となったからで、この句そのものは最初から季感は薄い。それは日本の四季とは別枠の「熱帯季題」としての「バナナ」の句だったからである。
 星野立子の句評につけば、こうある。
 一人の男か女があって、ぼんやりと川の面を眺めております。その人はバナナを食べようと思って皮をむきながら手に持っております。そして失神したようにぽかんと川を見ています。バナナの皮は手から離れて下に落ちました。そのことさえも知らぬげになお川を見ております、という句であります。
 この解説に従えば、虚子は「一人の男か女」を見て詠んだことになるが、『ホトトギス』の初出では「手より落つ」とあって、バナナの皮は虚子自身の手から滑り落ちた可能性を否定できない。特に「から」でなく「より」という助詞に注目すれば、「落つ」では無論のこと、「落ち」であっても、この「バナナ」は作者自身の手から落ちた含意が読み取れる。
 この句の主語の所在が問題になるのも、虚子句全体の傾向として近代的主客分離の意識が薄い句が多いことに由来する。それは連句の特徴につながる。連句はそもそも一句の独立にこだわらない散文性に特徴がある。実際「雑」と称する無季の句も必ずある。そもそも海外詠とは、日本の風土に依拠する季題を核とする虚子一門にとって、例外的存在、つまり「雑」の句に近いものであった。そこで、在地特有の季題を別にこしらえ、これを連句由来の散文的文体に載せて詠めばいいというのが、バランスのいい虚子らしい、現実的な対応だったのである。
 五七五に七七を付け、さらに五七五を付けていく集団制作の文芸たる連句には、以下のような内容的分類が可能である。
 「場の句」=風景の句  「人情句」=人が詠み込まれている句  「自分」が詠まれている「自の句」(主観の句)  「他人」が詠まれている「他の句」(客観の句)  「自分」と「他人」が詠まれている「自他半の句」
 ここで最後に太字にした「自他半の句」こそが、虚子句の主客合一句と関連するので、現代の連句作品から例を引いてみてみよう。
  「もう少し歩きたいの」と由比ヶ浜 兎弦
    ソネット『久米仙人』より        平成二十年三月二十三日
 この句は、女性が詠んだものとも、女性からそう言われて詠んだものとも、どちらともつかない。その主客があいまいで、どちらとも解釈できうるところが、次々と場面と転換していく連句の「変化」には有力な詠み方なのである。虚子句の一大秘鍵は、近代俳句の主役でありながら、俳句の先祖の古さを使って、自然との対話を試みる文体を得たことだったという見通しがここに得られる。
 「バナナ」の句に戻れば、川を見詰め、バナナの皮を流してしまった虚子自身を見つめる、「天」の視線がこの句にはあったとも言い得るのであって、この句を英訳して、主語を「I」もしくは「He」としてしまったときに、この句に漂う放心状態で主客未分の気分という���のは、翻訳によって失われてしまう。ロスト・イン・トランスレーションの陥穽が口を開けて待ち構えているのである。
 昭和十一年、虚子は渡欧に際して、南方にも寄港、これを機に「熱帯季題」を提唱する。「バナナ」も当然この中に入ることになる。その背景は、日本を飛び出して活躍する邦人の多さにあった。例えば、問題のバナナ句が詠まれた昭和九年の『ホトトギス』雑詠欄を通覧すれば、高野素十や池内友次郎の欧州留学組を除いても、海外および外地詠は目立つ。シンガポール・バダビア・ビルマ・アメリカ・奉天・ハルピン・青島・上海・サイパン・パラオ・ニュージーランド・アメリカ・ブラジル等々。もはや、世界各地から送られてくる俳句への対応に迫られることになっていたのである。
 虚子が、晩秋に詠んだ無国籍なバナナの句は、こうした背景抜きに語れない。アメリカでは、「バナナ共和制」という言葉がある。典型的な植民的栽培植物であるバナナを主産業や産地とする、遅れてきた民主主義を指していう。後にアメリカに吞み込まれるハワイ共和国大統領の一族が、今日のドールバナナを起こした。やがて植民地となったフィリピンでの大量生産は、日本人にもおなじみだが、日本とて台湾領有時代、同様のことは行っており、バナナは戦前から日本の食卓を賑わしたのである。バナナは今日風に言えば、グローバリズムの先駆けたる食品植物だった。(『俳句』令和六年九月号「虚子の遺産⑥」)
31 汝にやる十二単衣といふ草を
 『五百五十句』注記に「(昭和十四年)六月十一日黒部峡探勝。つき来りし宿の婢に。」とある。「ホトトギス」昭和十五年六月号「句日記(昭和十四年六月)」に初出。前年七月号の「消息」には、「先月の九日の夜汽車で富山に行つて、二日ばかり同地の俳人諸君に厄介になつて帰つて来たのでありました。蓬矢知事の格別なる斡旋、普羅君はじめ辛夷社の好意、又無外君の黒部嚮導に迎の労を多としなければなりません、茲に謹んで御礼を申上げます」とある。
 掲句については『喜寿艶』に次のような自句自解がある。
 宇奈月の延対寺といふ旅館に泊つて、翌朝一行二十人ばかりは黒部鉄道に乗つた。美しい娘が一人宿から随いて来て何かと世話をやいた。黒部に降りて鐘釣温泉のほとりに行くとそこに鷺草のやうな可憐な草花が咲いてゐた。それは十二単衣といふ草であると案内する人が云つた。私はその一本を摘んで、貴女に上げやうと云てその婢に渡した。
 現存する延対寺旅館は、明治三十三年創業。黒部の絶景が売り物で、竹久夢二・与謝野晶子・川端康成など様々な作家・文化人に愛された。接待した「蓬矢知事」とは、内務・警察官僚で、当時の富山県知事だった矢野兼三である。戦前の知事は選挙でなく、内務官僚が任命・派遣された。昭和十三年四月から県知事になっている。前田普羅を筆頭とした地元の俳人も大勢参加した。「無外君」とは吉沢庄作。魚津生まれで黒部の吉沢家に養子として入り、富山県尋常師範学校卒業後、小学校教師を経て、魚津中学校で博物学教育を担当。三、四年かけて集められた植物標本は約一七〇〇点。登山家としては、新ルートを開拓し、数々の記録的登山を成し遂げ、多くの紀行文を残した。また、黒部保勝会・黒部案内人組合等を設立し、登山環境整備を行うとともに、黒部の自然保護運動を展開し、中部山岳国立公園の指定を得るためにも貢献した(黒部市HP)。
 十二単衣は、二十センチほどのシソ科の多年草で、紫の花が重なって咲く姿を、平安朝の女房の礼装の十二単衣に例えて、この名がある。一句は、その名を教えられ即興で詠んだところがポイントで、『奥の細道』の那須野で、道に迷いやすいところを、馬を引いて案内した少女に、名を問うと「かさね」と答えるので、「かさねとは八重撫子の名なるべし」と曽良が詠んだ例を彷彿とさせる。
 なお、「句日記」の掲句の前後には、こうある。
 六月十日。昨夜、夜汽車にて上野を発す。朝六時八分三日市着、直ちに黒部鉄道にて宇奈月に行く。延対寺泊り。
  田の畦におしめ干したり田草取る   箕を脇にかかへて農婦立ち涼し   供華のため畦に芍薬つくるとか   立山の夏かげの皺凡ならず   夏山の剣といふは美(く)はし山   立山と􄽈気楼ある魚津よし   腰に籠晩涼に何をする人ぞ   六月十一日。黒部峡探勝。   黒薙川   茂みより細々と出し吊橋が   雪渓を見上げてトロの進むまま   つき来たりし宿の婢に   汝にやる十二単衣といふ草を   猿飛を見て戻り急夏山路   岩の上の大夏木の根八方に   夏山やトロに命を托しつつ   雪渓の下にたぎれる黒部川   鉄板の覆したるトロ涼
 一覧すると、倒置法を使って末尾を助詞で終える句が多いことに気付かされる。全体に虚子には目新しい句材多く、このような抑揚の利いた文体を選ばせたものと想像される。
『虚子百句』より虚子揮毫
31 汝にやる十二単衣といふ草を 32 山川にひとり髪洗ふ神ぞ知る
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国立国会図書館デジタルコレクションより
___________________________
井上 泰至(いのうえ・やすし)   1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
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kei139-line · 8 months ago
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矢沢永吉、ソロ50周年!どんな時代(時)にも俺たちには永ちゃんがいた! 2025年6月に横浜で 「俺たちの矢沢永吉」展、開催決定!完全初公開となるリハーサル&ライブ映像も!
株式会社TBSグロウディア(東京都港区、代表取締役:園田憲)は、「EIKICHI YAZAWA 50th Year Memorial Exhibition『俺たちの矢沢永吉』展」を2025年6月7日(土)から16日間、神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館で開催します。 矢沢永吉は1975年9月21日、シングル/アルバム「I LOVE YOU, OK」をリリース。来年(2025年)にソロ50周年を迎えます。同展覧会はこれを記念して横浜で開かれるもの。矢沢永吉が高校を卒業して最初に降り立った街が横浜。矢沢永吉にとっても、ファンにとっても特別な想いがある街が横浜です。 展覧会では、矢沢永吉が歩んだ50年間の軌跡を辿る、初公開を含むステージ衣裳、愛用楽器、写真、本人の私物や直筆の譜面などの展示が予定されています。 前回の展覧会「俺…
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bearbench-3bun4 · 11 months ago
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「虚無への供物」中井英夫 2291
第二章
29ギニョールふうな死01
この節のタイトルは“ギニョールふうな死”です。 ギニョール(Guignol)とは、フランスのローラン・ムルゲによって作られた指人形芝居の主人公の名で、それを主人公とした人形劇全体を指す総称としても使われているそうです。
つまり人形が死に関わっていると言うことなんでしょう。
牟礼田は、亜利夫の日記の内容から、 藤木田さんが藍ちゃんを少牌にしたことを指摘して、 それが、橙二郎氏の二抜けを阻止するものだったのでは?といいます。 つまり、ずば抜けて達者な格段の業師がいて、そいつの思う通りに行動させられていたとです。
この後、なぜか牟礼田は、隣室に消えてしばらくして戻ってきます。
ところで、氷沼家で死ぬことになった橙二郎氏は、 まるで自分も産むみたいに一緒に苦しんだり痛がったりして騒ぐというクーバードのようで、 無類に純情だったのかもしれないと思っています。
ここで、変わり織りのタフタの胸元に愛らしく銀鎖をのぞかせた久生が口を挟んで、事件の最初から検証してみようといいます。 フタとは、表面が平滑で光沢のある平織地の絹織物ので、琥珀織に似ることから薄琥珀とも呼ばれることも有るみたいです。
牟礼田も渋々これに従います。
・藍ちゃんがアイヌ装束の人物と出会った。 ・その後、藍ちゃんはアイヌ装束の人物とあっていない。 ・蛇神の守護神に火の神や水の神がいるなどというのも妙な説。 ・南京錠を調べていると「なんとかヤル」という聞こえた。これは、アイヌの供物窓“ロルンプヤル”、一番神聖な場所ではなか。 →しかし、必ず東に向いていなくちゃいけないから、北を向いた高窓など問題にならない。 ・光田君が初めて氷沼家を訪ねて青い月光の中で電話の番号札が光っているのを見つけた。 →牟礼田は、これに興味を持っています。 と、ここで牟礼田が、アイヌの話を完全否定します。 アイヌにはカリップ・バーシテという輪廻しがあるといいますが、こは分かりませんでいた。 輪のことをカンというみたですから、バーシテがまわすとか言う意味なんでしょうね。
昭和十二年の『一高同窓会会報』によると、 誠太郎氏は三高や一高の教師になっていたり、渡米後の結婚したりで、 その氷沼家と別な子孫の中井猛之進という人が書いているが、矢田部良吉氏とはかむしろ意気投合していたくらいで明治十七年に、 その矢田部に呼ばれて植物園管理心得という役についている。 二十九年には箕作派の事件というのがあって一緒に東大をおわれている。 なくなった明治三十五年、胃潰瘍のためで狂死ではない。
まあ、ほとんど関係ないでしょうからいいですか。
矢田部良吉といえば、小石川植物園ですね。 セロリやパセリ、アーティチョークなんかを園芸植物にしたそうです。 確認できませんでした。
藤木田誠という人物についてです。
藤木田が何のために上京し、逃げるように新潟へ帰��ていったのかは、途中で事件の本質に気が付いたからだろうといいます。 何に気がついたら帰ることになるのでしょう?
次に、八田皓吉という人物についてです。
麻布谷町からまた三軒茶屋の方へ越したそうだが、どうもよくわからないといいます。 紅司君の死んだ時、蒼司君と一緒に千代田区九段上二の六にいたといいます。
何と住所が書いてありますよ。 大丈夫なんでしょうか?
次に、電話です。 九段の八田皓吉は、33局の2462です。 氷沼家は、池袋の97局の2523です。
“33局というと九段だね”と納得してます。 24局といえば日本橋、42局といえば世田谷、33局は九段から神保町界隈に間違いはないと、 この当時は、局番は2桁で、それで大体の場所が分かったということなんでしょう。 局番といってますが、厳密には、市内局番ですね。
それに、牟礼田は難しい顔になって考え込んでいます。 電話番号に何の意味が有るのでしょう?
ちなみに、今では東京の局番はすべて三桁となりとありますが、1960年(昭和35年)2月7日から3桁になったようです。 ただし、1956年(昭和31年)7月27日以降開局の収容ビルから順次先行3桁化が始まっていて、入り乱れて3桁担っていったみたいです。
奇巌城(モーリス・ルブラン)のアルセーヌ・ルパンシリーズに登場する高校生探偵イジドール・ボートルレが、 この世の中にはルパンや探偵物語のほかにバカロレア試験もあるといっているといって、これで、 藍ちゃんの元気がない理由がわかります。
札幌で机を並べていた稚い恋人ルナが、東大の試験を一緒に受けるためにと出てきてるからで、 この状態じゃ受けられそうもないからです。 この当時、東大文二の一次試験は三月三日で、英語・数学・国語の三課目。 それに通ると十四日から三日間、二次試験が続くみたいです。
それから 紅司君が考えた長編『凶長の黒影(まがどりのかげ)』や『花亦妖輪廻凶長(はなもようりんねのまがどり)』の 四つの密室殺人という筋書きはどうなんろう?と、牟礼田は否定的です。
そして、 12月22日の紅司君の死には、変なことが多すぎるといいます。
・紅司君自身が爺やを無いと知っているクリームを買いにやらせていること。 ・橙二郎が氷沼家にエメラルドがないのを知っていたのに“緑司”を氷沼家再興のために創りだそうとしたこと。 ・鴻巣玄次。 ・黄司。 ・薔薇のお告げも誤った三原色説が元になっている。 ・五色不動縁起。
と、紅司の死に対して行った皆の推理を確認しながら、否定していきますね。 とはいえ、薔薇や不動がただの思い付きではない深い意味をもっているようなきがするといいます。
まあ、たしかにどれも遠く離れた空想のような話ばかりですから、 否定するのはわかるのですが、それだけではない深い意味を持っているとはどういうことなんでしょう?
と、ここで、
“虚無の供物”が出てきます。 裏庭にある一本のバラだそうです。
これこそ何の意味が有るのでしょう?
ここまでで、紅司の死まで検証したといいます。
橙二郎を殺したトリックを亜利夫、藍ちゃん、久生の順番で披露するみたいです。
で、まず、亜利夫から。
自分でも、幼稚だと言ってますが、 閉ざされて室内で自動的に動くもの赤い上衣の人形しかない。 あれが無線操縦で室外から操って自由に動かすことができるならガス栓をあけさせるぐらい簡単だし、 もしかしたらドアの鍵でも締めさせられるんじゃないかといいます。 ギニョールの殺人というわけですねと。
久生が前座と言ってますが、全くそのとおりという感じで、これはどうなんでしょう? いくらリモコンで動かすといっても、何もみえないでしょう。
つづく
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sharp7datwikk · 1 year ago
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塩尻 TRIP 202405 – 番外:G.Kleid
2024年は、GW 明けに VR(Vacation Rest/有休を5日分まとめて取得しようという勤務先の制度)を設定しました。 そのため、5月7日~13日がまるっと休日なのですが、今回は TOUR 立ててどこぞへということはせず、基本的に籠っていました。 その中で、1日だけ、せっかくなのでと時間を割いて外に出たのですが、目的地は長野県松本市のお隣、塩尻市。 『塩尻 TRIP 202405』です。 『五一わいん』からスタートして『平出遺跡公園』、『奈良井宿』へ。 そして『湯川酒造店』を経由して『小野神社』と『矢彦神社』を巡り、最後は『食事処…
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kennak · 1 year ago
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理財局長に就任[編集] 2016年6月17日、佐川は理財局長に就任[20]。同年6月20日、財務省近畿財務局は、学校法人森友学園との間で豊中市の国有地についての売買契約を締結した。売却金額は非公開とされた[25][26]。 2017年2月8日、豊中市議会議員の木村真は、国が森友学園に売却した国有地の代金が公開されないのは不当だとして、開示を求める訴えを大阪地裁に起こした[26][注 1]。2月9日、朝日新聞が、払い下げの国有地に新設予定の安倍晋三記念小学校の名誉校長が安倍昭恵であること、森友学園側に契約違反があった場合、国が「1億3400万円」で買い戻す特約がついていたこと、森友学園の籠池泰典理事長が売却額が買い戻し特約と同額と認めたこと、売却額は同じ規模の近隣国有地の10分の1であること、籠池が日本会議大阪の役員を務めていることなどを報じた[28]。2月10日、同紙の報道を受け、財務省は一転して売却価格は1億3400万円であると公表した。売却価格が格安になった理由については「地下に大量のごみがあったため」と説明した[29]。 公文書改ざん[編集] 2017年2月15日の衆議院財務金融委員会を皮切りに野党の追及が始まる。日本共産党の宮本岳志は、国交省職員から土壌汚染除去費用の総額を聞き出し、佐川に対しても質問を行った[30]。 同年2月17日、安倍晋三首相は衆議院予算委員会で民進党の福島伸享から追及を受けると「私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい」と答弁した[31][32][33]。2月23日午後、森友学園は「瑞穂の國記念小學院」の公式サイトから、安倍昭恵の写真と挨拶文を削除した[34]。 同年2月22日、佐川と財務省大臣官房総括審議官の太田充は菅義偉官房長官に官邸に呼ばれ、国有地売却の経緯などについて説明した[35][36]。 2月17日の衆議院予算委員会、2月24日の同予算委員会、同日の同財務金融委員会のいずれかの委員会において、安倍の秘書官の一人が十数メートル先に座る佐川に歩み寄り、「もっと強気で行け。PMより」と書かれた1枚のメモを手渡した[37][注 2]。2月24日、佐川は衆議院予算委員会で「森友学園との交渉や面会の記録は速やかに廃棄した」と答弁した[21]。同日午後、内閣官房長官長官記者会見で、記者は佐川の廃棄発言について菅に質問した。菅は「面会等の記録についてはその保存期間は1年未満とされている」と示したうえで、「契約書を含む国有財産の取得および処分に関する決裁文書については30年間の保存期間が定められており、そこにほとんどの部分が書かれてある」から問題はないと説明した[38]。 同年2月26日、財務省は、国有地売却の決裁文書から安倍昭恵、鴻池祥肇の秘書、平沼赳夫の秘書、北川イッセイの副大臣秘書官らに関する記述を「できる限り早急に」削除するよう、近畿財務局の職員7人にメールで指示[注 3]。近畿財務局は同日から文書の改竄を開始した[39][42]。安倍首相と籠池の関係を指し示す記述も改竄が行われ、「籠池康博氏は、『日本会議大阪代表・運営委員』を始めとする諸団体に関与」「日本会議と連携する組織として、超党派による『日本会議国会議員懇談会』が平成9年5月に設立され、現在、会長に平沼赳夫議員、副会長に安倍晋三総理らが就任」などの文言が削除された[43][44][45]。 同年3月20日、財務省国有財産審理室は、近畿財務局職員に「局長からの指示により、調書につきまして、現在までの国会答弁を踏まえた上で、作成するよう直接指示がありました」と記されたメールを送信した[40][41]。当該メールは、元近畿財務局職員の赤木俊夫が改竄の経緯をまとめた文書(通称「赤木ファイル」)に保存されており、佐川の関与は、そののちファイルが公開されたことで明確なものになった[46]。 同年4月3日、衆議院決算行政監視委員会で、「行政文書は紙もパソコン上のデータも同様に取り扱いにしている。データは短期間で自動的に消去され、復元できないようなシステムになっている」と答弁した[47][48]。4月7日、部下の中尾睦理財局次長は衆議院内閣委員会で「自動消去という機能は基本的にない。データを削除した場合は14日間は復元可能だが、それを超えると復元できない。通常の職員はそういうことはできない仕組みになっている」と述べ、佐川の答弁を事実上訂正した。4月10日、財務省情報管理室の担当者は朝日新聞の取材に応じ、「復元は難しいが、できないとは断言できない」と復元の可能性を認めた[48]。しかし佐川は4月12日の衆議院財務金融委員会で「電子データも文書管理規則にのっとり、紙と同様に削除している。その後、一定期間が経過すれば、自動的に削除される」「専門家においてもデータの復元ができないと聞いている」と主張し続けた。また、「財務省全体として大量のデータを日々追加、更新しており、サーバーの容量にほとんど余裕がない中で、(削除されたデータは)日々置き換わっている状況だ」と述べた[48]。 同年5月15日、市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」(代表:八木啓代)は、財務省が森友学園との交渉記録を廃棄したとして、佐川、迫田英典、田中一穂、中尾睦、武内良樹、田村嘉啓、池田靖ら7人に対する公用文書等毀棄容疑での告発状を東京地方検察庁に提出した[49][50][51](東京地検はのちに被疑事件を大阪地方検察庁特別捜査部に移送した[52])。 同年7月4日、財務省は、佐川を7月5日付で国税庁長官とする人事を発表した[3]。自由党の森裕子は「あからさまな論功行賞の人事だ。首相を守るため、『ありえない』答弁を平然と繰り返して栄転された」と反発。与党の閣僚経験者も「事実に背を向けてでも、官邸の意向に従っていれば出世できるというあしき前例になる」と述べ、起用した政府の姿勢を疑問視した。これらの声に対し麻生財務相と菅義偉官房長官は「適材適所」と口をそろえた[3][53]。 大阪地検特捜部は豊中市議会議員の木村真らが3月に行った刑事告発[54][55]を一旦は受理したものの、背任容疑の捜査に手間取っていた。そこで近畿財務局のコンピュータから押収したデータをもとに、先に公文書の変造容疑を固めることにした。同年夏から秋にかけてDF(デジタルフォレンジック)センター準備室がデータの復元および解析を行い、決済文書改ざんの痕跡を突き止めた[56]。 財務省を退官[編集] 2018年3月2日、朝日新聞が一面トップで、国有地取引をめぐる決裁文書が書き換えられている疑いを初めて報じた[4]。同年3月7日、赤木俊夫が神戸市内の自宅で自殺した[57]。翌8日、近畿財務局管財部長の楠敏志が赤木の家を弔問した[58]。 同年3月9日、佐川は麻生太郎財務大臣に、国税庁長官の職を辞し、退職したい旨を申し出た[5]。政府は持ち回り閣議で佐川の辞任を認める人事を決定した[59]。赤木の死について記者から問われると、佐川は「今日のニュースで知った」と答えた[58]。 同日夜、麻生は記者会見し、「国有財産行政に対する信頼を損なったことを踏まえ、減給20%3ヶ月分の懲戒処分を実施する」と述べ、同時に処分を科したことを明らかにした[60][22]。辞任を申し出た理由は「(1)理財局長当時の国会対応が丁寧さを欠いており、混乱をもたらした。(2)行政文書の管理について指摘を受けた。(3)書き換え疑惑のある決裁文書について、担当局長であった」の三点とされた[61]。矢野康治財務省大臣官房長の財務金融委答弁によると、額にすると約66万円の減給となり、退職金4999万円から差し引かれた[62]。 同年3月12日、財務省は「14件の決裁文書を書き換えた」ことを認め[63]、「決裁文書の書き換えの状況」と題する書き換え前と書き換え後の対照表を公表した[64]。3月13日付の読売新聞夕刊は、自殺した職員(赤木)の遺書に「本省の指示で文書を書き換えさせられた」との記述があると報じた[65]。 同年3月27日、佐川は衆参両院の予算委員会で証人喚問を受けた[66][67]。文書改ざんの指示などに関する質問に対して「刑事訴追の恐れがある」との理由により証言を拒否した答弁は40回以上に及んだ[68]。ただし、自民党の丸川珠代から「安倍総理からの指示はありませんでしたね」「安倍総理夫人からの指示もありませんでしたね」と聞かれると、それぞれ「ございませんでした」と明確に答えた。丸川は「官邸の官房長官、官房副長官、総理秘書官、安倍総理の秘書官、麻生財務大臣、麻生財務大臣の秘書官、財務省の事務次官、官房長などの大臣官房、他の局の幹部」からの指示はあったかと繰り返し尋ね、佐川はそのたびに立ち上がり「ございませんでした」と答えた[69][68][70][71]。 同年5月31日、大阪地検特捜部は、佐川ら財務省幹部38人全員を不起訴処分とした[72][73]。同年6月4日、財務省は「森友学園案件に係る決裁文書の改ざん等に関する調査報告書」を公表するとともに[74]、退職者2人を含む幹部ら20人の処分を発表した。佐川は停職3ヶ月の懲戒処分を受けた[75]。 2019年3月15日、大阪第一検察審査会は、不起訴処分とした38人のうち、有印公文書変造・同行使容疑などで佐川ら6人、背任容疑などで管財部次長の小西眞ら4人について「不起訴不当」と議決した[注 4]。しかし同年8月9日、大阪地検特捜部は佐川ら10人を再び不起訴処分とした[79]。 赤木雅子による提訴[編集] 2020年3月18日発売の『週刊文春』3月26日号が、総計15ページにわたる森友学園問題の特集記事を組み、赤木が死の直前に書いた手記全文を掲載した[80][81][82]。手記には「元は、すべて、佐川理財局長の指示です」「佐川理財局長の指示を受けた、財務本省理財局幹部、杉田補佐が過剰に修正箇所を決め、杉田氏の修正した文書を近畿局で差し替えしました」と記されていた[83][84]。 同年3月18日、赤木の妻の赤木雅子は、国に約1億700万円、佐川に約550万円の損害賠償を求め、大阪地裁に訴えを提起した[85]。雅子の弁護団は同日、手記全文を公表した[83][86]。 2021年12月15日、国は、自殺と森友学園問題に関する決裁文書改竄作業との因果関係を認め「請求認諾」を行ない、訴訟を終結させた[87]。 2022年2月9日、大阪地裁で口頭弁論が開かれ、赤木雅子は、佐川側が賠償請求を認めて「認諾」をすることを避け、尋問などで改ざんの経緯を明らかにするため、賠償請求額を550万円から1650万円に増やした[88]。 同年9月16日、赤木雅子、川内博史、辻恵らは、情報開示請求に「不存在」と虚偽の理由で不開示決定をされたとして、佐川、元理財局総務課長の中村稔、元同局国有財産審理室長の田村嘉啓の3人に対する虚偽有印公文書作成・同行使容疑の告発状を東京地検特捜部に提出した[89][90][91][92]。 同年11月25日、大阪地裁は、佐川に対する1650万円の損害賠償を求める裁判で、「公務員の個人責任を認める法的根拠は見いだしがたい」として請求を棄却した。佐川は裁判中は公の場所へはいっさい出ず、当該裁判においては代理弁護士まで出廷しなかった[93][94]。同年12月2日、赤木雅子は控訴した[95]。 同年12月27日、東京地検特捜部は、虚偽有印公文書作成・同行使容疑の刑事告発についていずれも嫌疑不十分で不起訴とした[96]。 2023年5月1日、佐川に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、赤木雅子は、一審で認められなかった佐川への本人尋問を実施するよう大阪高裁に申請した。またそのほかに、中村稔、田村嘉啓、近畿財務局の赤木俊夫の上司ら計4人の証人尋問も求めた[97][98]。同年9月13日に控訴審第1回口頭弁論が大阪高裁で行われ、黒野功久裁判長は「尋問を実施する必要がない」として佐川の尋問を認めず、結審した[99]。同年12月19日、大阪高裁は1審判決を支持し、赤木雅子の控訴を棄却した。判決理由で黒野裁判長は、赤木雅子が佐川に経緯の説明や謝罪を求めていることについて、「誠意を尽くした説明や謝罪があってしかるべきとも考えられるが、法的義務を課すことは困難」と言及した[100]。27日、赤木雅子側は判決を不服として上告した[101]。
佐川宣寿 - Wikipedia
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takigawa · 1 year ago
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実写版『聖闘士星矢THE BEGINNING』の主人公、実写版『ONE PIECE』のZORO役で国際的な人気俳優となった #新田真剣佑 と #田中泯 が主演する、日本の隠れた政財界の黒幕“フクロウ”を描いたシリアス連続ドラマ #フクロウと呼ばれた男  https://x.com/takigawa_w/status/1790397107632996456?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w フクロウは真夜中であっても、いつでも見える目ですべてを見ている。 70歳のカリスマ・大神龍太郎 (田中泯) には4人の子どもがいる。 長男の一郎 (#安藤政信) は頼りなく、妻とも不仲で、銀座のホステスを愛人にしていた。父の影響から脱するため、父から資金を借りずに新しい高級レストランを計画していた。 しっかり者の長女・由美子 (#長谷川京子) は、イケメン商社マンの夫との間に二人の子どもをもうけ、一見幸せそうに見えたが、夫は由美子に隠れて (メジャーリーグの有名選手の通訳とは別の) 裏取引をしていた。 父親とうまくいかない次男・龍(新田真剣佑) は、アメリカ留学後、家族に連絡せずに小さなNPO法人で働くために帰国。ある日、龍は公園でジョギング中に美しいアメリカ人女性と出会い、携帯電話が道に落ちて壊れてしまう。龍は弁償すると約束し、女性の連絡先を聞くと、女性は龍に「記者」と書かれた名刺を渡す。 シンガーソングライターを目指す末次女・理沙子 (#中田青渚) はすでに25歳だが、天性の歌声と作詞作曲の才能を持ち、メジャーデビューが期待されていた。理沙子は父・龍太郎に夢を語るが、龍太郎は理沙子が芸能界の闇に飲み込まれるのではないかと恐れる。 ある夜、次期首相候補・竹内 (#中村雅俊) の息子が酒席での喧嘩の末に殺される。息子には薬物疑惑もあった。犯人は捕まったが、刑務所で「自殺」してしまう。 全体的にクールなテイストでシリアスな展開。政治家のスキャンダル、一郎の愛人、由美子の夫の破滅的な取引、美人記者と付き合い始めた龍、夢に向かって突き進む理沙子など、それぞれの人生が生き生きと描かれる。 龍太郎の妻・京子を演じる #萬田久子 の抑えた演技が光る。 東京のクラブ (ホステスのいる方)のシーンを木村多江がホステス役で演じることで、よりリアルさが増している。 龍太郎が情報源として重視するホステス役の #木村多江 は、実際に東京のクラブで働いているかのような臨場感がある。 「フクロウと呼ばれた男」が他のドラマと違うのは、大げさな演技や大げさな音楽を使わずに、家族の葛藤を真剣に描いていることだ。 日本のドラマにありがちな大げさな音楽や大げさな演技、大げさな (意味不明の) ジョークもないし、日本でスキャンダルを起こした有名芸能事務所の男性タレントもいないし、下手な歌やダンスを披露する数十人の女性アイドルグループからの女性キャストもいない。 それだけに、フクロウのカリスマ・黒幕・大神龍太郎とその家族の生き方を冷静に観察できる。 本物のフクロウに天敵がいるように、「フクロウ」を狙う天敵も多く登場する。 これまでのエピソードを注意深く見てきた人なら、後半の一連の出来事にショックを受けるかもしれない。 シリーズのクライマックスは、衝撃的な出来事の連続で、次のシーズンが待ち遠しくなる。政治や金融の世界に巻き込まれた家族の複雑な生活を垣間見ることができるドラマを探している人は必見だ。 セカンドシーズンが待ち遠しい。 ■エグゼクティブ・プロデューサー&脚本:#デビッドシン(『#時をかける愛』) ■演出:#森義隆(『#宇宙兄弟』)、#石井裕也(『#船を編む』)、#松本優作(『#Winny』) #長塚京三 #益岡徹 #大友康平 #原田美枝子 #池田良
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