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#石狩鍋記念日
herbiemikeadamski · 2 years
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 9月15日(木) #先負(辛未) 旧暦 8/20 月齢 18.8 年始から258日目(閏年では259日目)にあたり、年末まであと107日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃‍♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 9月も上半月が本日15日までです✋ 早いもんです😅💦今年は台風も 大した事がないかなって気がして ましたが、なんとトリプル台風デスヨ💦 12号、13号は脇に逸れてくれたし 安泰と思いきや14号がど真ん中に 現れて、モロ日本列島を直撃の様な 経路の予想になって居て今週末か らヤバソウですよ。。。_| ̄|○...💦 熊本に来て本格的な台風に遭遇か と思うとどんなかな❓ってワクワクチン じゃないですね✋o(^o^)oワクワクデス。 「呑気な事云ってるな💢」叱られ ますよね🙏週下りの木曜ですよね✋ . 今日一日どなた様も💁‍♂お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋‍ モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #朝日麦酒缶ビール新発売(アサヒムギシュカンビールシンハツバイ). 1958(昭和33)年9月15日(月)仏滅.現在のアサヒビールの前身である大日本朝日麦酒が日本で初めて缶ビール  を発売しました。缶の内面塗料の異臭がきついので敬遠されて暫くの間、瓶ビールに軍配が上がり瓶の  時代が続きます。 . #先負(センマケ=又は、センプ・センブ・サキマケ、とも言う).  「先負日」の略。  陰陽(おんよう)道で、急用や公事(クジ)に悪いとされる日。  「先ずれば即ち負ける」の意味で、「何事も先に急いではいけない」とされる日です。  午前中はとくに悪く、午後はしだいによくなるという俗信がある。 . #大明日(ダイミョウニチ).  この日は、建築・旅行・婚姻・移転などすべてのことに大吉であって、他の凶日と重なっても忌む必要がないともいう。 . #母倉日(ボソウニチ).  暦で、母が子を育てるように、天が人間をいつくしむという日。 . . #ニュータウンの日. #エアコン丸洗いのクリピカの日.#阪神タイガース18年ぶりリーグ優勝(2003年). #森のたまごの日(毎月第三木曜日).#石狩鍋記念日.#スナックサンドの日.#大阪寿司の日. #ひじきの日.#マスカットの日.#シャウプ勧告の日.#心・血管病予防デー.#レクリエーション介護士の日. . #いちごの日(毎月15日).#レンタルビデオの日(毎月15日).#中華の日(毎月15日). #妙見の縁日(毎月1日・15日に設定されている).#ひよ子の日(毎月14日・15日に設定されている). #お菓子の日(毎月15日).#老人の日(老人週刊15日~21日).#牡蠣むきの日. . . ●9月15日を含む期間を設定している運動など 歯ヂカラ探究月間(9月1日~9月30日). . . ●エルサルバドル独立記念日.●グアテマラ独立記念日.●コスタリカ独立記念日.●ホンジュラス独立記念日.●ニカラグア独立記念日. ●プリモルスカ統合記念日(スロベニア).●シン・ピーラシーの日(タイ王国).●エンジニアの日(インド). . . ■今日のつぶやき■. #足元明るいうち(アシモトアカルイウチ). 【解説】 行先のよく見える日の暮れないうち。 自分の弱点や悪事が見つけ出されて不利な状態にならないうち。 不利な状態にならないうちに、手遅れにならないうちに、手おくれにならないうち、と云う事。 . . 1953(昭和28)年9月15日(火)先負. #竹下景子 (#たけしたけいこ) 【女優、タレント、声優】 〔愛知県 名古屋市 東区〕 . . (at Saburou, Kumamoto-shi) https://www.instagram.com/p/CigDdN_hTDbtZcV7I24JecDFjc009Tmv_jIUWI0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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戶外婚禮外燴 高級婚宴外燴推薦 木人艸台北外燴公司 雞尾酒會,宴會點心
會議點心 茶會點心台北 麵包雞做法 木人艸台北外燴公司專辦各式婚禮外燴、到府外燴、私廚外燴、酒會餐點規劃、茶會點心/會議點心、生日派對、開幕酒會、慶生會等宴會點心,實務經驗豐富。 因為婚宴辦在室外,結婚儀式場地、賓客觀禮位置、婚宴餐點位置、餐桌擺設、菜色設計、天氣影響、食物保鮮都有很多眉角需要注意。 因此在選擇台北戶外婚禮外燴公司時,建議要特別留意台北婚禮外燴業者在這方面的細心度,以避免發生食物不新鮮、動線太亂,讓賓客掃興的問題。 隨著年輕的結婚新人越來越重視婚禮儀式感,婚禮場地、婚宴菜色、捧花等細節也越來越被重視。 加上每個新娘都希望婚禮可以辦的圓滿又別出心裁,因此台北戶外婚禮外燴推薦就成為了新人們的首選。 有別於常見的婚宴會館餐廳在室內吃桌菜,戶外婚禮外燴推薦可以辦在莊園、花園、郵輪、甚至是純白戶外教堂前舉辦,不僅空間開闊,搭配浪漫佈置與中式、歐式、法式、西式等的台北婚禮外燴Buffet自助式料理,可營造出令新人滿意、賓客盡興的難忘婚禮。 專業訓練的客服人員,提供貼心完善的服務,讓每位客人賓至如歸。 在南臺灣號稱浮誇系高手的冒煙的喬,這次跨足婚宴市場,冒煙的喬團隊如何運用集團的餐飲資源,實現新人對婚禮的想像呢? *會場佈置:為了讓現場更像婚禮,少了裝潢的辦桌現場,少不了會場佈置的預算。 除了大家熟知的迎賓背板、收禮桌、相本桌、大相架的佈置以外,在餐廳習慣有的舞台、主桌、紅毯佈置,在辦桌現場不一定有。 拾趣任務這次所在的位置是工廠喔,收到老闆的委託,我們要將餐飲活動布置在大家平日時工作的場地,但是今天要搖身一變變成歡樂的飲食美味天堂。 建議新人們,若希望婚禮能和平、順利地辦完辦好,務必冷靜、仔細地評估預算,溝通雙方在意的細節,將錢花在重點,畢竟,婚禮雖然多半一生一次,但仔細想想不過也是一天兩天時間,「生活」卻是一輩子的課題呢。 市面上好吃的外燴團隊很多,但要確保經濟實惠、團隊經驗豐富、菜色好調整,且好吃又擺��氣派,就該找〈洪廚囍宴|浮誇系台南外燴喜宴! 〉被譽為五星級辦桌廠商的洪廚,是台南市新營區/柳營區的辦桌���隊,傳承至今已是第二代。 晶宴每道外燴菜色的食材都經過挑選,讓你在享用外燴餐點時,有如剛從廚房端出的享用體驗,完美而細緻的用心,是您外燴服務挑選的最佳選擇。 (Photo by Natalie Chen)決定在活動中心宴客前,可以先讀 Natalie 的〈婚禮專業|在活動中心辦婚宴的真實心得與建議,這篇必看! 〉這篇文章從桌數、攝影、燈光、停車等面向,一一提出建議,更有「新娘房」的優缺點解析與解決方法建議。 如果你的另一半心儀外燴婚宴,切記先給他讀過這篇,了解真實情況後再做決定。 一開始Miss V Bakery成立的原因很純粹,只不過是Virginia在籌備自身婚禮時,發現市面上的喜餅都不能完全切合她的需求,於是乾脆貫徹「自己的喜餅自己做」! 本身從事精品行銷的她,為著自己的婚禮親手打造在風格、品質、口味上都合乎理想準則的禮盒,也因此開啟了與甜點的不解之緣,正式將興趣貫徹在工作中! Natalie 婚禮當天,吊掛式的鹽烤泰醬海大蝦、波士頓龍蝦生干貝石狩鍋、台灣櫻花蝦燒鰻米糕上桌時,都讓賓客掏出手機狂拍! Miss V Bakery,由Virginia和Veronica兩個女生開創的甜點品牌,從兩人工作室醞釀成形,茁壯至今日在北市已有赤峰、敦北兩間店面的規模,跨足各種餐飲形式,甜點、咖啡、喜餅、婚禮甜點吧、婚宴外燴,甚至是廚藝教室,且樣樣皆維持得有口皆碑! 她們憑藉的,是一股對烘焙的共同熱愛,雖然也深感何其有幸得以進入大眾視野,進而擁有一定知名度,然而Miss V Bakery一直以來堅持使用真材實料的經營守則,以及就算是老闆親身享用也毫無後顧之憂的安心品質,更是他們之所以深入人心,擁有一群死忠顧客的關鍵。 冒煙的喬創辦人Amy,19歲就創業,品牌從餐飲、旅館、傢飾傢俱到外燴廚房通通都有涉略,以快速應變、專業貼心為使命,提供獨特的異國料理、深入人心的特色建築群像,逐步在中南部成為城市地標及美食先驅。 蜜月免參加旅行社就能到的私房秘境 不一定要去像馬爾地夫一樣的蜜月勝地才能擁...weddings全站熱搜 婚戒推薦|求婚送禮的最佳時機,就選I-PRIMO成為西洋情人節最浪漫的獻禮! 20...weddings全站熱搜 這13大類拍婚紗道具神提案,不再想不到婚紗道具要帶什麼了! 想嘗試讓自己的婚紗照能有更多獨特感,但又...weddings全站熱搜 拍婚紗照前一週要注意的事項|婚紗攝影新人準備清單 第一次拍婚紗好緊張! 將餐點服務送到客人所在的位置,保持溫度和美味,這樣的服務就是外燴。 適合的客戶有家庭聚餐、公司聚會、開會茶會、室內以及戶外的婚禮活動,還有還有派對也是很適合的唷。 不僅提供精緻美食、中西料理,更結合客服、設計、執行監督、生產運送,仔細幫你掌握每個細節。 多謝MC Sammy為我們的婚禮由婚前的籌備,到婚禮當天都安排得很好,父母和親戚都好喜歡他主持敬茶時,很生動地講吉祥說話,大家很開心。 前幾年創辦人Amy在鏡週刊的採訪中有提到,他認為裝潢隔間可學,但佈置風格是學不來的,他特別喜愛從國外進口傢飾傢俱,把他集團下的餐廳、旅館甚至辦公室都佈置很「滿」,讓每個角落空間都堆滿特色傢俱擺飾,怎麼拍都能自成一景,把空間發揮的淋漓盡致。 *新娘房:用辦公室當新娘房、用儲藏室當新娘房、用較大間的殘障廁所當新娘房等等,甚至有新娘得另外租借附近旅館當新娘房,別說不可能、我們真真切切的遇過。 點擊下方預約按紐前往填寫表單,我們會盡快與您聯絡,或是您也可以直接透過線上聯絡方式或撥打專線電話與我們聯絡。 ⻝尚燴 的每道料理都呈現婚禮饗宴的生活美學,灌注了全新的創意思維,發揚Buffet料理的頂端,讓⻝尚燴 與世界同步。 而從國小時期便相識,多年來有著深厚交情與共同喜好的Veronica,也順理成章成了合夥人,兩位Miss V的甜點與喜餅烘焙坊,就此正式開張。 冒煙的喬在高雄展覽館及鼓山渡輪站附近各自打造兩處風格截然不同的婚宴場地,唯一相同點是都可看到絕美的港景! 其中海岸享宴就在高雄展覽館內,高雄展覽館可是台灣第一座臨港國際級會展中心,就座落於世界第13大港「高雄港」邊,還是綠色概念地標型展覽館,交通來說非常便利,是全台市區唯一擁有海景和遊艇港的中大型的宴會廳場所。 Toby 歡迎擁有各項專長的您加入,成為我們不同範疇的專家。 就連婚禮當天也是新人最佳的神隊友,不管是婚宴現場場控、音響設備確認、樂團主持人的安排,都會替新人把關好把關滿,讓婚禮氣氛只會熱絡不會冷卻,還能讓賓客留下深刻回憶。 您嚮往浪漫時尚的西式婚禮風格,卻又礙於長輩對傳統中式婚禮的偏好,既想保有自己的喜好,又不想完全無視長輩的意見,正在為難不知該如何是好嗎? 把您的煩惱交給夏泉婚禮,我們有質感與美感兼具的中式婚禮外燴,可以將中式婚宴菜色與西式風格的婚禮做完美結合,除了料理好吃之外,也顧及到美美的擺盤,讓您婚禮當天宴客超有面子,到場的賓客嚐過一定讚不絕口,雙方長輩都皆大歡喜。 決定韓風婚紗攝影15個關鍵 從絕美逼真的韓風攝影棚拍到精緻系的自然外...weddings全站熱搜 20個北部熱門打卡景點推薦! 這兩個場地風格真的很不同,相對於海岸享宴的氣派前衛,女爵莊園則是屬於華麗浮誇的風格,因此,不管是浪漫派新人還是理性派新人,這兩個場地都很值得納入口袋名單裡,成為你的婚禮場地。 女爵莊園則是位於鼓山渡輪站前,團隊保留洋樓的原貌,加入創辦人Amy的收藏品及園藝設計,使洋樓空間煥然一新,但不失它該有的古典韻味,反而很顯低調奢華,非常適合舉辦私宅婚禮。 *企劃主持:婚宴不是鄉親們吃吃喝喝的流水席,有了專業的婚禮企劃與主持人,才能讓現場賓客吃辦桌也像在吃飯店。 如果說正式的婚禮是場大戰,那麼婚禮派對就是一場中型戰役了。 所以一定要提前做好策劃,特別注意派對中細節的安排,要知道精彩通常是來自於細微的關注。 定好日期後,留出充足的時間進行準備,最好列出一張詳細的清單,這樣可以很好的控製成本。
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hananien · 4 years
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【S/D】サムと忘却の呪い(仮)1~4
ツイッターに画像で投稿しているS/D小説です。一万文字超くらい。まだ続きます。
もし魔女のロウィーナが、将来自分を殺す男になると知って攫い、殺してしまうつもりだった幼少のサムに情がわいて、自分の子として育てることにしたら? そしてハンターが”魔女狩り”に特化した集団だったら? という妄想から生まれた小話です。シーズン12の11話「忘却の呪い」をオマージュしています。アリシアやマックスという12から登場する魔女キャラにも出てもらってます(彼らはハンターだけどここでは魔女として)。
連載中の小説を書きたいとは思うんだけど宿便状態なので、ガス抜きに小話を書いてる現状です。なのでお気楽な感じで読んでもらえると。。
 サムの養い親である魔女いわく、日のあるうちの森は獣の領域。だから理性ある魔女や魔法使いは夜に活動し、昼間のうざったい太陽が地上を照らしている間は絹のシーツに包まって体力の回復に努めるのだという。サムにいわせれば怠惰の言い訳にすぎないが、夜更かしな魔女たちの生態がいとおしくもあった。何より夜の彼女らはサムなど足元にも及ばぬほど鋭い英知と魔力の使い手だ。ならば彼女たちと少しばかり生態の異なる自分が、早起きして夜の”活動”の手助けをするのは義務であるし喜びでもある。獣の領域というなら早朝の森は狩りをするのに恵まれた環境だ。彼女たちはウサギのシチューが大好きだけど、そのウサギがどこで泥の毛皮を脱いできて鍋に飛び込んでくれたのかは考えたがらない。
 自分が何者であっても、森を歩くのが好きな男に変わりはなかっただろうかとサムは想像する。下草を踏むたび立ち上る濡れて青い土のにおい。罠にかけた小さな獣をくびくときすら、森はサムと獣のどちらをも憐れんで祝福してくれる。森はサムのびっくり箱だ。彼は自分の生まれた場所を知らない。だけど彼の親がこの森の入口に彼を捨てたとき、赤ん坊と森のあいだに絆が生まれ、その瞬間から森がサムの故郷になったのだ。※
 そうだ。森はいつもサムを驚かせてくれる。かくれんぼで遊んでいた七歳の彼を、その懐の深さで半月のあいだかくまってくれ、養い親をすっかりやつれさせてしまった時のように。
 その日、狩りを終えたサムの目の前を、遅寝のウサギが飛び跳ねていった。茂みの奥に逃げ込んだウサギを彼は追いかけた。腰には今日のぶんの収穫が下げられていたけれど、もう一匹恵まれたって困ることはない。
 茂みの中から黒い毛皮が現われた。サムは手を伸ばそうとしてひっこめた。黒くもなかったし、毛皮でもなかった。朝露で濡れた短いブロンドがゆっくりとサムのほうを向いて、彼はアッと息をのんだ。魔女がウサギを化かして僕をからかおうとしているのか。そうでなければなぜこんな場所に、サムの知らない男がいる?
 ところがブロンドの男の懐からさっきのウサギがぴょんと飛び出して、サムの脇を通ってどこかへ行ってしまった。「バイ、うさちゃん」と男はいった。寝ぼけたように、低くかすれた、それなのに、ぞっとするくらい、やわらかな声だった。
 「僕はサム」と、サムはいった。まぬけ、と森がささやくのが聞こえた。もしくは自分自身の心の声だったかもしれない。
 男は重たげなまぶたを持ち上げて、サムを見上げた。 
 「やあ、サム」
 新緑、深い湖、砂金の流れる小川。男の瞳は輝いていた。
 森はまたもサムに驚きを与えてくれた。彼は恋多き魔女たちに囲まれながら、自分が恋することが出来るとは思っていなかった。
 この時までは。
 昼過ぎから始まるブランチの席で、気もそぞろなサムに、養い親のロウィーナはけげんな視線を送る。
 「今朝のウサギ、ちょっと血抜きが甘いじゃない? 生臭いのは嫌よ、われわれは吸血鬼ではないのだから」
 「そう?」 サムはぼんやりと答える。「そうかな? それ、缶詰の肉だけど」
 「サミュエール」 ロウィーナの視線がますます冷たくなる。
 「今朝の狩りは空振りだった?」 行儀よくパンをちぎってアリシアがたずねる。彼女は見た目だけではなく、実年齢もサムとさほど離れていない若い魔女だ。母親のターシャ、双子のマックスとともに、ここロウィーナの屋敷に下宿している。
 「今朝の狩り……」 思いもかけぬ収穫があったことを姉弟子にどうやって伝えればいいだろう。いや、とサムは意識の中で首を振る。
 魔女のなわばり意識の強さといったら、狼人間が可愛く思��るほどだ。人間が――しかもどうやら”記憶があやふや”な、身元の怪しい――神聖な魔女の森に入り込んだと知れたら、ロウィーナははっきりと戦化粧をして森へ勇み、彼を排除しかかるだろう。双子のアリシアとマックスも、彼らは敵とみなした人間に容赦はしない。つまり、明日のシチューの中身が決まるってことだ。
 サムはぶるっと震えた。靴の底から顎の奥まで震えは伝わってきた。春の始まりに色づく枝先のように初々しく、美しい彼の瞳が、よく炒めてから煮込んだ紫玉ねぎの横に浮かんでいるさまを思い浮かべて。彼の肉つきのよい白い二の腕を調理するときの甘い香りを想像して。彼の肉を食べる――残酷なはずの行為が甘美な誘惑に感じる自分にうろたえて。
 だめだ、だめ。そんなことにはさせない。彼のことは秘密にする。
 「今日は、思ったより暖かくて」 サムは本当のことだけを口にする。「血を抜くのが遅すぎて、ダメにしちゃった。毛皮だけはいで、肉は捨てたよ」
 「また寄り道をしたんでしょう。狩りのあとはすぐに帰ってこなきゃだめよ。獲物を持ったままウロウロしないの」 ロウィーナは血のような葡萄ジュースで唇を湿らせる。
 「でないとあなたが獲物にされるわ」
 サムはこっそりと屋敷を抜け出し、森の男を見つけた場所まで急ぐ。
 彼はそこにいなかった。けれどたどり着いた茂みの変わりようを見て、逃げたわけじゃなさそうだと安堵する。ただの茂みだったそこは、下草が踏みならされて空き地に変わり、中心の地面は掘られていて、男が簡易なかまどを作ろうとしていたことが見て取れた。
 がさがさ音がして、薪になりそうな枝を腕に抱えた男が戻ってきた。サムの顔を見ると一瞬で表情が明るくなる。「サム!」 男は枝を足元に落としてサムに近づいた。その両手がわずかに広げられているので、サムは自分がハグされるんだと気づいた。
 サムが躊躇いながら上げた腕の下に、男の腕が入り込んできた。肩甲骨の下に巻き付いた腕がぎゅっと彼の胴体を締める。”抱きしめられた”んだ。魔女たちはサムによく触れたがるけど、頬にキスしたり腕を組んだりするだけだ。
 こうして誰かに真正面から抱きしめられるなんて、初めての経験だ。他人の体温を腹で感じるのも。
 なんて心地がいいんだ。
 「また来てくれたんだな」 男はそのまま顔だけを上げて、同じくらいの高さにあるサムの目を見てにっこり笑った。
 サムはまぶしくてクラクラした。まるで、ああ、彼は太陽みたいだ――魔女や魔法使いが忌み嫌う太陽――けれど彼らが崇める月を輝かせる光の源。
 「来るっていったじゃないか」 サムはゆっくりと、舌が絡まないようにいった。ハグに動揺したなんて、彼の笑顔にクラクラしたなんて、知られたら、あまり恰好がつかない気がした。恋に長けた魔力使いの男女のスマートな駆け引きを思い返し、取り澄ました顔を作る。「ほら、パンとジュースを持ってきた。昨日から何も食べてないって、ほんとう?」
 「ありがとう!」 男はサムのぺたぺたと頬を叩いて感謝を表した。――状況を考えれば、それは感謝のしぐさで間違いないはずだ。サムにとってはあまりに親密すぎたので、すぐには思い当たらなかった。だけど、男は四六時中、出会った人間の頬をぺちぺちしてますとでもいうように平然として、その場に屈むとリュックの中を探りだす。
 サムは早まる動悸を抑えるため、こっそり深呼吸を繰り返した。
 「どうかな、憶えてないんだ。何も憶えてない」 男は瓶の蓋を捻って開け、すぐに半分を飲み干した。よほど喉が渇いていたんだろう。きれいに反った喉のラインを必要以上に凝視しないようにサムは気をつけた。「ほんとに、参ったよ。腹が減って、おまえの捨てていったウサギを焼こうと思ったんだ。でも火を熾す道具が見つからなくて」
 「何も憶えてないって、どうしたの? どうしてこの森に入ったんだ? 町からそんなに遠くはないけど、ここが魔女の森だってわかってるだろう? それとも、よそから来たの?」
 「それが、わかんねんだ」
 「何も憶えてないの? 自分の名前も?」
 彼は、驚いたように目をしばたかせた。まるで自分に名前あることすら、失念していたように。
 その様子に異様さを感じて、サムはまさか、と思った。記憶喪失の人間が、”自分の名前を思い出せない”と悩むことはあっても、”自分に名前があること”を忘れて明るく振る舞うなんてことがあるだろうか。この異様さは、まじないの気配に通じる。彼の様子は、身体的、精神的な後遺症による記憶喪失であるというよりも、呪いによるダメージを受けている状態だと思ったほうがしっくりくる。
 でも、まさか。だれが彼を呪うっていうんだ? 中世ならともかく、このセンシティブな時代に魔女が人間を呪うなんてありえない。
 「うーん、たぶん、Dがつく気がする」 男が考え込むと眉間にしわができた。「D、D……ダリール、ディビット、違う……。デ……デレック? パッとしねえなあ……」
 「ダンカン? ダドリー?」
 「うーん?」
 「ドミニク? ドウェイン?」
 「ドウェイン? いいかもな。おれをそう呼ぶか?」
 「それがきみの名前なの? 思い出した?」
 「うーん? 多分違う気がする。でもいかしてるよな」
 サムは首を振った。彼の愛嬌に惑わされてはいけない。「もう少し、思い出してみようよ。デイモン、ディーン、ダライアス、デイル……」
 「それだ!」
 「デイル?」
 「いや、もう一つ前の」
 「ダライアス? ディーン?」
 「ディーンだ!」 男はうれしそうに歯をむき出して笑った。「おれの名前はディーンだ。それに、思い出したぞ。おれには弟がいる」
 「いいぞ。どこに住んでいたかは?」
 男はさらにしわを深くして考え込んだが、しばらくしても唸り声しか出てこない。
 サムはちらばった薪を集めて、かまどの枠を組み立てた。気づくとディーンがじっと見つめていた。
 「何も思い出せない」 あっけらかんとしていた少し前と違って、悲しみに満ちた声だった。「どうしちまったんだろう。おれ。ウサギを抱いて、おまえを見つけた。それ以前のことが、何も思い出せないんだ」
 「たぶん……たぶんだけど、きみは呪われたんだ」 サムは慎重に言葉を選んでいった。「魔女のことは、憶えてる……というか、知ってるだろ? 今ではそんな悪さをする魔女は少ないけど、トラブルになる自覚もないまま、彼女ら――彼かもしれないけど――を怒らせて、呪われるってことも、ないわけじゃないんだ」
 「呪われた?」 ディーンは大きな目を限界まで開いた。「おれが? どうして?」
 「わからない。もしかしたら違うかも。でもきみ、どこにも怪我はないようだし、記憶がないっていうのに、やたら気楽だったろ。それにここは魔女の森だよ。人間は入ってこない。基本的にはね。なのにきみがここにいるっていうのが、魔女が関わっているっていう証拠にならない?」
 「おまえはずいぶん賢そうに話すんだな」 ディーンは鼻をすすった。水っぽい音がした。「何が証拠になるっていうんだ。おれはどうすればいい? どこに行けばいい」
 「ここにいればいい」 サムは火種のないかまどを見つめて、それから首を振った。「ここじゃだめだ。ここは屋敷から近すぎるし。僕の家族に見つかったらディーンが危ない」
 「何をいってるんだ? 怖いぞ」
 「大丈夫。もっと奥に、今は使ってないあばら家があるんだ。たぶん僕しか知らない。そこにディーンをかくまってあげる。僕は魔法使いなんだ――まだ一人前じゃないけど。いろんな本を読める。それに、僕の親はすごい魔女なんだ、ディーンにかけられた呪いを解く方法をきっと知ってる」
 「まて、待てよ。おまえが魔法使い? おまえの親が魔女? おれに呪いをかけたのはその魔女じゃないのか? ここはその魔女の森なんだろ?」
 「ロウィーナは人に呪いなんてかけないよ。そんなにヒマじゃないんだ」
 「わかんないだろ」 ディーンの声に水っぽさが増した。と思ったら、彼はぽろりと涙をこぼしている。サムは頬を叩かれた時以上に衝撃を受けた。こんなに静かに泣く人は見たことはなかった。
 「ディーン、ごめん。泣かないで」 折れた薪の上に尻を乗せて、膝を折りたたんで小さくなっているディーンの横にしゃがみ込む。「大丈夫だよ。僕が守ってあげる。記憶を取り戻してあげるから」
 ディーンはサムを見つめて、まばたきもせずまた二粒涙を落した。サムを奇跡を見守っているみたいにじっと彼を待った。やがて彼は赤いまぶたで瞳を覆って、小さくうなずいた。
 「わかった。おまえを信じるよ」
 あずまやに移動して寝床を整えた頃にはもう日が暮れかけていたので、サムは急ぎ屋敷に戻らないといけなかった。夕食にはコックを雇っているとはいえ、実際に食卓を作るのは女主人であるロウィーナの指示をうけたサムだ。
 「また何か食べ物を持ってくるよ。遅くなるかもしれないけど、夜中までには必ず」
 「サム、おれの記憶、戻るよな?」
 小屋の質素な木戸を開けたサムは振り返る。戸の影で彼の不安そうな顔の半分が隠れてしまっている。サムより年上に見えるのに、心内を素直に伝えてくる瞳だけをみるとディーンは幼い子供のようだ。このまま留まりたい思いでいっぱいになる。
 彼が人間ではなかったら。彼が記憶ではなく、過去を持たない精霊だとしたら、それは森がサムに与えた贈り物なのではないか。
 彼を森の精霊だといって屋敷に連れ帰り、ターシャやマックスが連れているような使い魔として側に置く。何も知らず、誰と繋がりもない彼の唯一の主人となる。彼の食べるもの、着るもの、行動の範囲の一切をサムが指図し、彼のすべてを支配する。それがサムに、許されているとしたら?
 あるいは彼をこのままここに留め置いて、二人で秘密の生活を続ける。ディーンには記憶を取り戻す方法がなかなか見つからないといっておけばいい。小屋を出ればいかに危険かを言い聞かせれば、逃げられることはないだろう。
 違う。僕は彼を支配したいんじゃない。ただ彼に――
 「キスしたいな……」
 「えっ」
 「えっ、あっ、いや」 妄想が強すぎて声に出ていたと知ってサムは慌てた。
 「き、君の記憶は戻るよ、僕にまかせて。でも、いったん戻らなきゃ。ロウィーナは僕が家にいると思ってる。彼女は僕の部屋に勝手に入ったりしないけど、ディナーの準備に遅れたら魔法の鏡で覗かれるかも。僕がいないことがばれたら大騒ぎになる、森に捜索隊が出されたら大変だ。僕が行方不明になったのはもうずっと前のことなのに……」
 「サム、おれにキスしたいのか」
 「えっ」 サムは片手で戸にすがりつきながら唇をこすった。「なんで?」
 「なんでって、そういっただろ? おれは、憶えてる」
 そういって、自分の唇の感触を確かめるように、ディーンは舌をそろりと出して下唇を噛む。赤い舌と、暗がりでもきらりと輝く白い歯が、熟れたベリーのような唇から覗いた。サムは狩人の本能で手を伸ばした。指先が唇に触れ、湿った感覚がした。頬を滑った指が、耳たぶに触れると、そこは唇よりも熱かった。ディーンはため息を吐いた。
 「サムの手、でっかいな」
 ディーンは少し俯いて、サムの手が自分の項を包み込めるようにした。サムは夢心地で一歩近づき、両手でディーンの頭を抱く。後ろで木戸が閉まる音がする。ガラスの嵌っていない窓が一つあるだけの小屋の中は真っ暗になった。
 ディーンは目を閉じたままゆっくりを顔を上げた。親指の付け根に彼の穏やかな脈動を聞く。野性の鹿に接近を許されたときのように誇らしく、謙虚な気持ちになった。サムは初めてキスをした。
 何をいわれるかとひやひやしながら屋敷に戻ったが、��ウィーナは不在だった。かわりにアリシアがキッチンを取り仕切っていた。気が緩んだサムは今度はアリシアににやけ顔が見られないかと心配するはめになった。味見をして、雇いのコックにしょっぱいわね、でもこれでいいわ等と指示を出しながら、アリシアはサムを観察している。魔女というのはみんなそうだ。気安いふりをして他人の心を探るのに余念がない。
 食卓が完成するころにロウィーナとターシャが帰ってきた。二人が揃って出かけていたことにサムは驚いた。何か大きな事件があったのかと思い、それからあずまやのディーンのことがばれたのではないかと怖くなる。
 ロウィーナは冷静を装っていたけどイライラしているのは明らかだったし、ふだん泰然としているターシャもどこか落ち着きがない。
 「二人でどこに行ってたんだ?」
 食事が始まってしばらくして、マックスが尋ねた。サムは二人の魔女の答えを待つ間、ろくに呼吸もできなかった。ロウィーナがグラスを煽ったので、ターシャが話し出した。
 「ロックリン家よ。招待状を出しに行ったの。とんでもないことを聞かされたわ。大事が控えているから心配ね。おかしなことにならなければいいけど。ロウィーナ……」
 「ギデオンが死んだこと?」 ロウィーナはその話題を口にするのも腹立たしいとばかりにターシャをにらんだ。「大したことじゃないわ、あの腐った三つ子が今までそろっていたことが不吉だった。わざわざ私たちに話したのはサムの儀式にケチをつけるためよ。なめられたもんだわ、たかが数十年ばかりアメリカに入植したのが早いからって」
 「ロックリン家? 私もあいつらは嫌い。でもしょうがないわ、あっちは由緒正しいドルイドのスペルを持ってる」 アリシアがみんなの顔を見回す。「私たちにあるのは……実地で身に着けた薬草学に、星占術、たくさんの水晶。あちこちの流派を回って極めた最先端の魔法術。あれ……全然悪くないかも?」
 「さしずめ野草派ってとこだな」 マックスが調子を合わせる。「雑草と自称するのはやめておこう。でも、サムの儀式は予定どおりやるんだろ?」
 「もちろんそのつもりよ」
 「僕の儀式って?」 みんなが当然のようにいうから、サムは何か重要な予定を自分だけ聞き逃していたのかと焦った。ロウィーナとターシャ親子はともに定期的に魔法の儀式を行う。サタンへの忠誠を示し、魔力を高めるためだ。子どもにはまだ早いといって、いつものけ者にされていたから、どうせ自分には関係ないと思ってよく聞いていなかったのかも。
 「僕も儀式に参加できるの?」
 それを熱望していたのは覚えているが、ディーンを匿ってる今は避けたい。
 「いいえ、そうじゃない。サム。”あなたの”儀式よ」 サムが言い訳を探す間もなくロウィーナはいった。
 彼女は背筋をピンと伸ばしてサムを見た。「あなたはもう十六歳。サタンに忠誠を誓って一人前の魔法使いになる時が来たの。小さいころに教えたでしょ、森のストーンサークルで儀式を行う。この土地に住まう全ての魔女と魔法使いの立ち合いのもと、新しい魔法使いの誕生を祝うのよ」
 サムはあっけにとられた。「そんな――大事なことを、なんで――もっと前に、言ってくれなかったんだ」
 「逃げちゃうと困るでしょ」 アリシアがあっさりといってのける。「多感な思春期の子どもに”おまえは十六歳になったら”死の書”にサインしてサタン様の下僕になるんだ、それまで純潔を守れ”なんていったら大変なことになる。私もマックスも、知らされたのはその日の夕方。まあそれまでも、男の子と仲が良くなりすぎないように見張られていたけどね」
 「その反動が今きてる」 マックスが気だるそうに顔を向けて、双子はほほ笑んだ。
 「その日の夕方だって?」 サムは仰天した。「まさか、今夜?」
 「まさか。今日は招待状を出しただけ。儀式は明日の夜」 ロウィーナはため息を吐いて再びカトラリーを持つ手を上げる。「まあ、だから、明日の昼間の勉強はお休み。あなたは寝ていなさい。真夜中に始め、明けの明星が昇るまで行うのが通例なの。初めての儀式だから特に長く感じるものよ。主役が居眠りなんて許されませんからね、しっかり寝ておくことね」
 「私たちもその助言がほしかったわ」 双子が嘆くと、ターシャが「私の若いころなんてもっとひどかった。真夜中に叩き起こされて……」と話を始める。サムはそれを耳の端で聞きながら、味のしない肉を噛み締めた。大変なことになった。
 ストーンサークルはディーンをかくまっているあずまやのすぐ近くにある。ただの天然のアスレチックジムだと思っていた古ぼけた巨石にそんな使い道があったなんて知らなかった。
 ディーンを別の場所へ移す? いや、他に森に彼を隠せるような場所なんて思い当たらない。もしも永久に彼を森に閉じ込めておくっていうなら別だ――大木のうろ、崖下の洞窟、そういった場所を幾つか知っている――そこを拠点に家を作ることができる。何週間、何か月、何年もかけていいなら、サムは彼のために新しい屋敷だって建てられる――だけどそうじゃない。そうはならない。ディーンの記憶を取り戻して、彼の帰る場所を思い出せてあげるんだ。
 「ロウィーナ……聞いていい?」 サムは何でもないふうに装って質問した。「人の……記憶を消す魔法ってあるだろ? 難しいのかな?」
 当然ながら、何でもないふうに答えてくれる魔女はいなかった。みんながサムの顔を見るので、サムは急いで唐突に変な質問をした正当な理由を披露しなければならなかった。
 「思春期に……」 喉にパンが詰まったふりをして咳をする。「その、儀式のことを聞かされたって、ああそう、って受け入れる子もいるかもしれないだろ。まずは話してみないと。隠すのはあんまりだ。それで、すごくその子が嫌がったり、自暴自棄になるようなら、その時は記憶を消す魔法を使えばいいんじゃないかと、そう思ったんだ。ただ思いついたんだよ」
 一瞬、間があいて、マックスが「ひゅー」と口笛を吹くまねをする。「その考え方、俺は好きだな。冷酷で、合理的で。さすが、ロウィーナの一番弟子」
 ロウィーナは口元でだけ微笑み、ゆっくりと首を振った。「そうね、でも少し、短絡的よ。一時的に記憶を奪うことは、ハーブの知識があれば簡単にできる。だけど人の記憶を完全に消し去るのはとても難しい魔法なの。呪いというべきね。そんなものは仲間に使うべきじゃない」
 「一時的なものだったら、ハーブを使えば治る?」
 「ええ。ジュニパーベリー、それとほんの少しのベラドンナ……」 ロウィーナはスープをすすりながらすらすらと必要なハーブの種類を挙げていく。サムは記憶しながら、ど��も屋敷の薬草庫や温室から���借できるものだと思って安心した。「……マンドレークの頭をすり鉢にしてそれらを混ぜ合わせ、魔力を溜めた水に浸す。それを飲むのよ。簡単でしょ」
 「それは記憶を失わせるほうのレシピじゃない?」 薬草学に長けたターシャが口を出す。ロウィーナはそうだったわと頷いた。「記憶を戻すほうなら、ベラドンナを入れちゃだめだった。だけどそういったハーブの魔法は時間とともに解けるから、ふつうはわざわざ作らないのよ」
 「記憶をあれこれする魔法はドルイドが得意だったわね。ロックリン家にも伝わってるはずよ、あの書……」 ターシャは訳ありげな微笑みをロウィーナに向ける。「”黒の魔導書”。あれのせいで多くの魔女が高いプライドを圧し折ることになったわ。まあ、でも、今ではちょっと時代遅れね」
 「あいつらの頭は中世で止まっているのよ」 ロウィーナは憎々し気につぶやいて、ツンと顎を上げた。
 その夜中、各々が部屋に戻ってそれぞれの研究や遊びに没頭している時間、サムが眠っていることを期待されている時間に、彼はこっそりとベッドを抜け出してキッチンに忍び込んだ。用意したリュックサックにパンと果物を詰め込む。早くディーンのところに戻りたかった。空腹で不安な思いをさせたくないし、新しいランプを灯して暗闇を払ってやりたい。それになにより、彼と話がしたかった。記憶がなくてもかまわない。彼の声を聞いていたい。彼にどうして僕とキスをしたのと尋ねたいし、どうして僕がキスをしたのかを話して聞かせたい。もう一度キスをさせてほしいといったら彼は頷いてくれるだろうか。サムは期待でうずく胸を押さえた。断られないだろうという確信がそのうずきを甘いものにした。
 「サム?」 暗がりからロウィーナが現われてサムの心臓は押さえたまま止まりかけた。冷蔵庫のドアを開けてうずくまる養い子をしばし見下ろして、ナイトドレスにローブを羽織った彼女はふと目元をやわらげた。
 「眠れないのね。儀式の話をしたから」
 「う、うん。そうなんだ。喉が渇いて……」 サムは冷蔵庫のドアを閉めて立ち上がり、足元のリュックを蹴って遠ざけた。暗いから見えないはずだ。
 「心配することはないわ。あなたはただそこにいて、”死の書”にサインをすればいいだけ。あとは私たちの長い祝福を聞いていればいいのよ。夜が明けるまでね」
 「勉強はたくさんさせられてるけど、夜更かしの授業はなかったな」
 「何をいってるの。あなたが毎日遅くまで本を読んでいること、呪文や魔法陣の勉強をしてることは知ってるわ」 ロウィーナはそういってサムを驚かせた。彼女は手を伸ばしてサムの伸びた前髪を撫でつけてやった。
 「情熱のある、熱心な生徒を持って光栄だわ。あなたはきっと、偉大な魔法使いになる。私にはわかる。あなたがほんの赤ん坊のころからわかってたわ」
 「森で僕を拾った時から?」
 んー、とロウィーナは目を細めて考えるふりをした。「やっぱり、あなたが自分の足でトイレまで歩いていけるようになった頃かしらね」
 サムは笑って、自分を育てた魔女を見つめた。彼女の背丈を追い越してもうずいぶん経つ。彼女がサムの身体的な成長について何かいったことはなかった。けれど時々、彼女が自分を見上げる目が、誇らしく輝いているように思える瞬間があって、サムはその瞬間をとても愛していた。
 「ロウィーナ」
 「なあに」
 「僕、成人するんだね」
 「魔女のね。法律的にはまだ子ども」
 「ロウィーナのおかげだ。僕、あなたの子どもであることが誇らしいよ」
 ロウィーナの目が輝いた。
 「まだまだ独り立ちはさせないわ。もう少し私のしごきに耐えることね」
 「覚悟しとくよ」
 ロウィーナは冷蔵庫を開けて水のデカンタを取り出した。キッチンを出ていこうとする彼女の柳のような後ろ姿に息を吐いて、踏みつけていたリュックを引き寄せる。何か思い出したようにロウィーナが振り向いて、サムは慌ててまたリュックを後ろ脚で蹴った。
 「いくらでも夜更かししていいけど、明日の朝は狩りに行っちゃだめよ。食事の支度は双子に任せるから」
 「なんで?」
 ロウィーナは肩をすくめた。「ロックリン家のギデオン。彼が死んだのは夕食の時にいったわね。死体が森で見つかったのよ。彼らの領地は森の東側だけど、ハンターはそんなこと気にしないわ」
 サムはギクリとした。「ギデオンはウィッチハンターに殺されたの?」
 「魔女を殺せるのはウィッチハンターだけよ」
 「だけど、そんなのニュースになるだろ」
 「正当な捕り物ならハンターは死体を残さないし、カトリーナの様子じゃ何かトラブルを隠してる。だけど巻き込まれるいわれはないわね。しきたりだから、明日の儀式には彼ら――生き残った二人の嫌味なロックリン家――も呼ぶけれどね。森にはハンターがひそんでいるかもしれない。目撃者がない状況でハンターと遭遇したら、やつらがいうところの違法行為がなくても逮捕されるわよ。だから、サミュエル、明日の儀式にみんなで行くまでは、森に入っちゃだめ」
 「わ、わかった」
 ロウィーナが行ってしまうと、サムは念のために一度部屋に戻って、ベッドサイドのランプを付けた。それから温室に忍び込み、ハンガーに吊るされているマンドレークを一根、それと必要なハーブを掴んでリュックに詰める。温室の裏口からこっそりと抜け出したサムは、二階で休むロウィーナに心の中で詫びながら、パーカーのフードを深くかぶって、まっすぐ森へ向かった。
◇ ◇ ◇
ツイッターにも書いたけど設定だけは壮大。このあと・というかいま書いてるのは三部作のうちの一部でディーンとは別れて終わる。そしてサムは魔女の権利向上のために戦う革命戦士もどきになり、ハンターのディーンとは敵対関係に。。というロミジュリな。でも大ボスはUKの賢人か悪魔かチャックにでもして魔女もハンターも同じ側で戦うんだな。(そのあたりはボヤボヤ)最終的な問題は二人が兄弟だってどうやってばらすか、ばらした時の反応はどうするかだけど、その時にはもうやることやっちゃって覚悟できてるサミさまになってるだろうからきっとなんとかなる。
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momijiyama1649 · 5 years
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ざこば・鶴瓶らくごのご お題一覧 1992年    1 過労死・つくし・小錦の脂肪    2 一年生・時短・ニューハーフ    3 レントゲン・混浴・アニマル    4 ゴールデンウイーク・JFK・セクハラ    5 暴走族・かさぶた・バーコード    6 タイガース・母の日・入れ墨    7 目借り時・風呂桶・よだれ    8 しびれ・歯抜け・未婚の娘    9 ヘルニア・目ばちこ・フォークボール    10 造幣局・社員割引・オリンピック    11 父の日・猥褻・丁髷    12 ピエロ・ナメクジ・深爪    13 ミスユニバース・特許・虫さされ    14 魔法使いサリー・祇園祭・円形脱毛症    15 サザエさん・ジャンケン・バーゲンセール    16 ト音記号・北方領土・干瓢    17 妊婦体操・蚊帳・ビヤガーデン    18 身代わり・車だん吉・プラネタリウム    19 床づれ・追っかけ・男の涙    20 海月・肩パット・鶏冠    21 放送禁止用語・お年寄り・ピンポンパン    22 おかま・芋掘り・大人げない    23 復活・憧れ・食い逃げ    24 蒲鉾・風は旅人・半尻    25 泉ピン子・ヘルメット・クリーニング    26 美人姉妹・河童・合格    27 スカート捲り・ケツカッチン・秋の虫    28 チンパンジー・フォークダンス・いなりずし    29 稲刈り・小麦粉・フランス人    30 日本シリーズ・鶴瓶・落葉    31 クロスカウンター・学園祭・タクシー    32 付け睫毛・褌ペアー誕生・ツアーコンダクター    33 泣きみそ・ボーナス一括払い・ぎゅうぎゅう詰め    34 静電気・孝行娘・ホノルルマラソン    35 暴れん坊将軍・モスラ・久留米餅 1993年    36 栗きんとん・鶴・朝丸    37 成人式・ヤクルトミルミル・まんまんちゃんあん    38 夫婦善哉・歯磨き粉・夜更かし    39 金の鯱・オーディション・チャリティーオークション    40 ひ孫・いかりや長介・掃除機    41 北京原人・お味噌汁・雪祭り    42 視力検査・フレアースカート・美術館めぐり    43 矢鴨・植毛・うまいもんはうまい    44 卒業式・美人・転た寝    45 らくごのご・浅蜊の酒蒸し・ハットリ君    46 コレラ・さぶいぼ・お花見    47 パンツ泥棒・オキシドール・上岡龍太郎    48 番台・ボランティア・健忘症    49 長嶋監督・割引債・厄年    50 指パッチン・葉桜・ポールマッカートニー    51 同級生・竹輪・ホモ    52 破れた靴下・海上コンテナ・日本庭園    53 シルバーシート・十二単衣・筍    54 ぶんぷく茶釜・結納・横山ノック    55 睡眠不足・紫陽花・厄介者    56 平成教育委員会・有給休暇・馬耳東風    57 生欠伸・枕・短気は損気    58 雨蛙・脱税・右肩脱臼    59 鮪・教育実習・嘘つき    60 天の川・女子短期大学・冷やし中華    61 東京特許許可局・落雷・蚊とり線香    62 真夜中の屁・プロポーズ・水戸黄門諸国漫遊    63 五条坂陶器祭・空中庭園・雷    64 目玉親父・恐竜・熱帯夜    65 深夜徘徊・パンツ・宮参り    66 美少女戦士セーラームーン・盆踊り・素麺つゆ    67 水浴び・丸坊主・早口言葉    68 桃栗三年柿八年・中耳炎・網タイツ    69 釣瓶落とし・サゲ・一卵性双生児    70 台風の目・幸・ラグビー    71 年下の男の子・宝くじ・松茸狩り    72 関西弁・肉まんあんまん・盗塁王    73 新婚初夜・サボテン・高みの見物    74 パナコランで肩こらん・秋鯖・知恵    75 禁煙・お茶どすがな・銀幕    76 ラクロス・姥捨山・就職浪人    77 掛軸・瀬戸大橋・二回目    78 海外留学・逆児・マスターズトーナメント    79 バットマン・戴帽式・フライングスポーツシューター    80 法螺貝・コロッケ・ウルグアイラウンド    81 明治大正昭和平成・武士道・チゲ鍋 1994年    82 アイルトンセナ・正月特番・蟹鋤    83 豚キムチ・過疎対策・安物買いの銭失い    84 合格祈願・パーソナルコンピューター・年女    85 一途・血便・太鼓橋    86 告白・ラーメン定食・鬼は外、福は内    87 カラー軍手・放火・卸売市場    88 パピヨン・所得税減税・幕間    89 二十四・Jリーグ・大雪    90 動物苛め・下市温泉秋津荘・ボンタンアメ    91 雪見酒・アメダス・六十歳    92 座蒲団・蛸焼・引越し    93 米寿の祝・外人さん・コチョコチョ    94 談合・太極拳・花便り    95 猫の盛り・二日酔・タイ米    96 赤切符・キューピー・入社式    97 リストラ・龍神伝説・空巣    98 人間喞筒・版画・単身赴任    99 コッペン・定年退職・ハンドボール    100 百回記念・扇子・唐辛子    101 ビクターの手拭い・カーネーション・鉄腕アトム    102 自転車泥棒・見猿言わ猿聞か猿・トマト    103 紫陽花寺・豚骨スープ・阪神優勝    104 三角定規・黒帯・泥棒根性    105 横浜銀蝿・他人のふり・安産祈願    106 月下美人・フィラデルフィア・大山椒魚    107 鯨・親知らず・ピンクの蝿叩き    108 蛍狩・玉子丼・ウィンブルドン    109 西部劇・トップレス・レバー    110 流し素麺・目高の交尾・向日葵    111 河童の皿・コロンビア・内定通知    112 防災頭巾・電気按摩・双子    113 河内音頭・跡取り息子・蛸焼パーティ    114 骨髄バンク・銀杏並木・芋名月    115 秋桜・ぁ結婚式・電動の車椅子    116 運動会・松茸御飯・石焼芋    117 サンデーズサンのカキフライ・休日出勤・ウーパールーパー    118 浮石・カクテル・彼氏募集中    119 涙の解剖実習・就職難・釣瓶落し    120 ノーベル賞・めちゃ旨・台風1号    121 大草原・食い込みパンツ・歯科技工士    122 助けてドラえもん・米沢牛・寿貧乏    123 祭・借金・パンチ佐藤引退    124 山乃芋・泥鰌掬い・吊し柿    125 不合格通知・九州場所・ピラミッドパワー    126 紅葉渋滞・再チャレンジ・日本の伝統    127 臨時収入・邪魔者・大掃除    128 アラファト議長・正月映画封切り・ピンクのモーツァルト 1995年    129 御節・達磨ストーブ・再就職    130 晴着・新春シャンソンショー・瞼の母    131 家政婦・卒業論文・酔っ払い    132 姦し娘・如月・使い捨て懐炉    133 立春・インドネシア・大正琴全国大会    134 卒業旅行・招待状・引っ手繰り    135 モンブラン・和製英語・和風吸血鬼    136 確定申告・侘助・青春時代    137 点字ブロック・新入社員・玉筋魚の新子    138 祭と女で三十年・櫻咲く・御神酒徳利    139 茶髪・緊張と緩和・来なかったお父さん    140 痔・恋女房・月の法善寺横丁    141 ひばり館・阿亀鸚哥・染み    142 初めてのチュー・豆御飯・鶴瓶の女たらし    143 アデランス・いてまえだへん(いてまえ打線)・クラス替え    144 長男の嫁・足痺れ・銅鑼焼    145 新知事・つるや食堂・南無阿弥陀仏    146 もぐりん・五月病・石楠花の花    147 音痴・赤いちゃんちゃんこ・野崎詣り    148 酒は百薬の長・お地蔵さん・可愛いベイビー    149 山菜取り・絶好調・ポラロイドカメラ    150 お父さんありがとう・舟歌・一日一善    151 出発進行・夢をかたちに・ピンセット    152 ホタテマン・深夜放送・FMラジオ    153 アトピッ子・結婚披露宴の二次会・おさげ    154 初産・紫陽花の花・川藤出さんかい    155 ビーチバレー・轆轤首・上方芸能    156 ワイキキデート・鹿煎餅・一家団欒    157 但空・高所恐怖症・合唱コンクール    158 中村監督・水着の跡・進め落語少年    159 通信教育・遠距離恋愛・ダイエット    160 華麗なる変身・遠赤ブレスレット・夏の火遊び    161 親子二代・垢擦り・筏下り    162 鮪漁船・新築祝・入れ歯    163 泣き虫、笑い虫・甚兵衛鮫・新妻参上    164 オペラ座の怪人・トルネード・ハイオクガソリン    165 小手面胴・裏のお婆ちゃん・ガングリオン    166 栗拾い・天国と地獄・芋雑炊    167 夜汽車・鳩饅頭・スシ食いねぇ!    168 長便所・大ファン・腓返り    169 美人勢揃い・雨戸・大江健三郎    170 親守・巻き舌・結婚おめでとう    171 乳首・ポン酢・ファッションショー    172 仮装パーティー・ぎっくり腰・夜更し    173 ギブス・当選発表・ちゃった祭    174 超氷河期・平等院・猪鹿蝶    175 コーラス・靴泥棒・胃拡張    176 誕生日・闘病生活・心機一転    177 毒蜘蛛・国際結婚・世間体 1996年    178 シナ婆ちゃん・有給休暇・免停    179 三姉妹・バリ・総辞職    180 家庭菜園・ピンクレディーメドレー・国家試験    181 ほっけ・欠陥商品・黒タイツ    182 内股・シャッターチャンス・金剛登山    183 嘘つき娘・再出発・神学部    184 金柑・恋の奴隷・ミッキーマウス    185 露天風呂・部員募集・ぞろ目    186 でんでん太鼓・ちゃんこ鍋・脳腫瘍    187 夢心地・旅の母・ペアウオッチ    188 (不明につき空欄)    189 福寿草・和気藹々・社交ダンス    190 奢り・貧乏・男便所    191 八十四歳・奥さんパワー・初心忘るべからず    192 お花見・無駄毛・プラチナ    193 粒揃い・高野山・十分の一    194 おぃ鬼太郎・シュークリーム・小室哲哉    195 くさい足・オリーブ・いやいや    196 ダイエットテープ・北京故宮展・細雪    197 若い季節・自動両替機・糞ころがし    198 おやじのパソコン・なみはや国体・紙婚式    199 降灰袋・ハンブルグ・乳首マッサージ    200 雪見酒・臭い足・貧乏・タイ米・コチョコチョ・雷・明治大正昭和平成・上岡龍太郎・お茶どすがな・トップレス(総集編、10題リレー落語)    201 夫婦喧嘩・川下り・取越し苦労    202 横綱・占い研究部・日本のへそ    203 マオカラー・海の日・息継ぎ    204 カモメール・モアイ・子供の事情    205 ありがとさん・文武両道・梅雨明け    206 団扇・ボーナス定期・芸の道    207 宅配・入道雲・草叢    208 回転木馬・大文字・献血    209 寝茣蓙・メロンパン・初孫    210 方向音痴・家鴨・非売品    211 年金生活・女子高生・ロングブーツ    212 エキストラ・デカンショ祭・トイレトレーニング    213 行けず後家・オーロラ・瓜二つ    214 金婚式・月光仮面・ロックンローラー    215 孫・有頂天・狸    216 雪女・携帯電話・交代制勤務    217 赤いバスローブ・スイミング・おでこ    218 参勤交代・ケーブルカー・七人兄弟    219 秋雨前線・腹八分・シルバーシート    220 関東煮・年賀葉書・学童保育    221 バンコク・七五三・鼻血    222 ホルモン焼き・男襦袢・学園祭
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%96%E3%81%93%E3%81%B0%E3%83%BB%E9%B6%B4%E7%93%B6%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%94%E3%81%AE%E3%81%94
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herbiemikeadamski · 1 year
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 12月19日(月) #赤口(丙午) 旧暦 11/26 月齢 25.2 年���から353日目(閏年では354日目)にあたり、年末まであと12日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃‍♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 熊本の今朝の気温は、マイナス一℃っ🥶 イヨイヨ氷点下⤵️っすよ😅💦こんなにも 寒くなるとは思わなんだです🍧⛄❄️ それが、面白い事に昨年の私の記事 を見たら、やっぱり「マイナス一℃」に って書いてました😅💦しかもそれは 東京ですから✋当たり前ですけど💦 . 今日の東京は三℃✋熊本と東京との 温度差って一℃から三℃ぐらい違い 必ず熊本の方のが最低気温は低いっ 手のが判明ですね💡熊本でも、この 界隈が寒いのかも知れないですが💦 . この土日は雨模様で天候悪く自宅 待機かと思ってたが土曜の日中は 小雨ながらチャリ移動もポンチョ羽織っ てれば大丈夫でした✋日曜は早朝 に自動車を拝見しに行ったがメッチャ 寒かったグローブしてても手が悴み 痺れました🤖それに降雪があった。 . 流石に片道で10㌔を自転車で寒空 で雪まで降ってる中で考えたのは 「車じゃなきゃ駄目🙅じゃね~」 ですよね🤣😆🤣もう、即決買い💸 また、物が増えてしまったけど⤵️ 仕方ないでしょ✋ライフワークの一部っ て事で許して下さい🤣😆🤣ねっ🙏 . 今日一日どなた様も💁‍♂お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋‍ モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #日本初飛行の日.  ライト兄弟から遅れること7年と2日後の1910(明治43)年12月19日(月)仏滅.日本最初の飛行訓練が開始されました。  場所は東京・代々木錬兵場(代々木公園)、パイロットは徳川好敏工兵大尉でした。  5日後に離陸に成功、飛行時間は4分、高度70メートル、飛行距離3000メートルを記録しました。  代々木公園には「日本航空発始之地記念碑」が設置されて居ます。 . . #赤口(シャッコウ・シャック). 「火の元や刃物に注意すべき日」と言われており、凶や死のイメージが付きまとうため、お祝いごと では次で紹介する「仏滅」より避けられることが多いです。  この日は午の刻(午前11時ごろから午後1時頃まで)のみ吉で、それ以外は1日大凶となります。 . #大明日(ダイミョウニチ). 民間暦でいう吉日の一つ。  通例、甲辰・甲申・乙未・乙丑・丙辰・丙午・丁卯・丁未・戊辰・己卯・己酉・庚戌・辛未・辛酉・辛亥・壬午・壬申・癸巳・癸酉の一九日とされるが、異説もある。  この日は、建築・旅行・婚姻・移転などすべてのことに大吉であって、他の凶日と重なっても忌む必要がないともいう。 . #神吉日(カミヨシニチ). 「かみよしび」ともいい、神社への参拝や、祭礼、先祖を祀るなどの祭事にいいとされています。 この日は神社への参拝や、お墓まいりに行くといい日です。 . #血忌日(ケコニチ、チコニチ、チイミビ).  何事をするにも血を見る日、または血を見ることが凶とされ、鍼灸、刑戮、狩猟などが凶とされる。  血に関係したことを忌む日で、鳥獣の殺生や手術なども凶の日。 . #天火日(テンカニチ).  天に火気が激しい日で、棟上げや屋根ふきなどを行えば、火災に遭うとされています。  かまど造り・種まきなどを忌む。  天火。 . #凶会日(クエニチ).  陰と陽の調和がうまくいかない日です。  何事も慎むべき日とされています。  悪事の集まる凶日。  婚礼、旅行などすべてに悪日である。  月ごとに特定の干支の日をあてる。 . . #第三京浜道路全線開通.【1965(昭和40)年】 . #まつ育の日. . #国際南南協力デー. . . #信州まつもと鍋の日(12月、1月と2月の19日). #クレープの日(毎月9の付く日). #食育の日(毎月19日). #共育の日(毎月19日). #松阪牛の日(毎月19日). #熟カレーの日(毎月19日). #シュークリームの日(毎月19日). #熟成烏龍茶の日(毎月19日). #いいきゅうりの日<4月を除く毎月19日>. . . ■本日の成句■. #将を射んと欲すればまず馬を射よ(ショウヲイントホッスレバマズウマヲイヨ). 【解説】 敵の大将を射止めようとするときは、先にその乗馬を射るがよい。 目標をさだめて攻撃したり、我が物にしようとする時は、直接 狙うのではなく、先ず周囲のものに打撃を与えたり、味方につけ たりするのが上策であると云う例え。 . . 1988(昭和63)年12月19日(月)先負. #濵田崇裕 (#はまだたかひろ) 【アイドル、俳優、タレント/ジャニーズWEST】 〔兵庫県姫路市〕. . . (Saburou, Kumamoto-shi) https://www.instagram.com/p/CmUskBzBVo8vKbm5XnoUHvqyrNSznE0woCZ4ok0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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gkeisuke · 5 years
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190304 山梨1日目
山梨に旅に来ている。タイトルに1日目とつけているが、1月の徳島も2日目の日記が途中のまま下書きに置かれているので、そういうこともあるかもしれない。
動機などについては、既に何度か書いている気がするが「1年くらい後に車を買い��いので、車種を絞るためにレンタカーを借りていろいろな車を運転したいこと」という動機に対して「ゆるキャン△の舞台を巡りたいこと」という理由が掛かったものである。
8時ごろ起床。正直、そんなにカッチリとは行程を決めていなかったのだけど、朝起きた時点で雨と寒さと寝不足から、全く布団から出たくなくなってしまい「あ、今日は温泉に浸かりまくろう……」と、舞台巡りはほどほどに湯治コースがほぼ確定した。
『ぱらのま』という好きな漫画があって、2巻で、ローカル路線を乗り継いで下部温泉と石和温泉に行く話があるのだけど、石和温泉は前日にフォロワーさんから「漫画に書いてあった通りだった」というニュアンスの情報を頂いたので、下部温泉の方に目標を定めた。
一発目から武蔵野線に乗り遅れ、結果的にいつも会社に行くのと同じ便になってしまう。ただ、雨の影響もあってか、中央線もほどほどに遅れており、立川で特急を待ちながら20分くらい時間を潰す。
今回の旅がいつもと違うのは、糖質を気にしなくてはならないことだ。これまで「旅の食事は(内臓に対して)無礼講」というスタンスを取ってきたが、徳島帰り翌週の健康診断で血糖に悪い数値が出た事実を重く受け止めて、今回は炭水化物と糖分を極力摂らないように立ち回らなくてはならない。
しかし、観光の目玉となるようなご当地料理は、どうしても炭水化物か甘味であることが多い。山梨は特に顕著であり『ほうとう』なんかは麺とかぼちゃのダブルパンチなので、この観点からは最もNGな料理となってしまう。ほうとうが好きなのに……。
ということで、立川では量り売りの海藻サラダと新玉ねぎサラダをそれぞれ100gずつ買い、飲み物は特茶とした。いつもなら、確実にコーヒーショップで、甘ぁいなんちゃらフラペチーノとか、なんとかマキアートを買って浮かれているタイミングである。テンション上がんねーな!おい!
せめてもの抵抗という意味も込めて、グリーン車で甲府まで行くことにした。特急料金よりもグリーン車料金の方が高いのを見て、ちょっと何やってんだという気持ちが無いでも無かった。
朝の中央線というのは、基本的には郊外から都心に向けて出社する上りの方が混むことになる。社会の流れと逆らって、ガラガラのグリーン車でゆうゆうと下っていくというのは、平日休みの特権という感じがして好きなのだ。性格が悪い。
中央線の終着駅として「大月」という土地を、よく文字情報では認識していたのだけど、この電車で高尾より先に行ったことは無かったように思う。高尾から先の車窓には、どんな風景が広がっているのだろうと思ったけど、山と鉄橋とコンクリートとトンネルが、かわりばんこにグルグルと巡ってくる感じだった。雨模様の空も相まって、全体的に灰色の風景が広がっており、なんとなく気が滅入ってきたので、相模湖駅を通過したあたりからは『ナナメの夕暮れ』の続きを読んでいた。
ちょうど若林さんが父との想い出を振り返りながら、キューバの街を歩く話を読んでいた時、車窓から高速道路が見えた。なんかこの景色、車の車内からは見たことがあるようにも思えた。そういえば山梨には小学校の頃、よく父に連れてこられていたのだ。
うちは父と母が離婚している。苗字は父方のままなのだけど。別に隠していた訳では無いのだが、学生時代にこれを言うと、とても気まずい空気が流れて面倒だったので、いつしか言わなくなっていた。父のエピソードがあまり出てこないのは、純粋にあまり会っていないからである。
1人だけフォロワーに初対面で言及されたことがあるので、何となく気付かれている可能性は高い。
ただ、今乗っている車を貰ったり、そもそも私は父の方についていこうとしたらやんわり断られたので、別に仲が悪いわけでは無い。大人になった今ならわかるが、父は割と私についてこられるのは面倒だったんだろうなという気がする。何故なら、私以上に父は「一人で楽しい人」だからだ。
ここで感傷に浸るなら、父に貰った車で思い出の山梨を巡り、なあ、お父ちゃん。俺、一人で山梨来れるくらい大人になったよ……となるのだけど、甲府に向かう道中で、そういえば連れていてもらってたな……とようやく思い出したし、軽自動車で高速に乗るのは恐いからやだ。そもそも旅の目的が変わってしまう。父生きてるし。
父のエピソードを話すとすれば、私が生まれる前、関東で名が知れている某暴走族グループの副総長だったという話があり、私はクソオタクなので、なんでこうなってしまったんだというコントラストでよく笑いを取っていた。車やバイクが好きであり、キャンプなどにもよく連れていってもらっていた。
山梨には、さくらんぼ狩りに来ていたのだったな。めちゃくちゃ山奥に、父の知り合いか何かのさくらんぼ農園があって、木からとって無限にさくらんぼを食べていた。私は車の中で、ドラクエモンスターズをしたり、道中のブックオフで買った漫画を読んだり、姉と遊んだりしていた。
国立・府中インターからほど近く行けたので、ほったらかし温泉を始め、いろいろ温泉にも連れていってもらった。キャンプに行ったりもしたな。
最近、父はすげー人だったんだなと改めて思う。色々な場所の色々な景色のことや、美味しいご飯のことを知っていて、アウトドアの知識もあり、キャンプにも連れていってもらった。これは今私がやろうとしていることや、やろうとしているけど出来ないことだと思う。
ちゃんと大学まで出させてくれた恩があるので、たまには親父殿ともご飯でも行こうと思いながら、甲府に到着した。
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今年は甲府開府500年のアニバーサリーイヤーらしい。改札を出た時に「こうふ開府500年 開幕から63日」と書かれた電光掲示板が真っ先に目に止まったが、今年が始まって何日が経過したかを大々的にカウントアップしてるだけではと思い、やや困惑した。
甲府の街は想像以上に「武田信玄公一本勝負」という印象を受けた。歴史を感じる落ち着いた通りに、風林火山、信玄の文字が散りばめられる。程よく都会で、程よく歴史を残しており、心地よい場所なのだけれど、深く掘り下げてもこれ以上の情報は出てこないかな……という印象も同時に覚えた。
いや、仕方ないのだ。そもそも東京と劇的に変わることはなく、多摩西部の出身なので、微妙に山梨寄りのスピリットが交ざっている。埼玉ほどではないけど、旅行という名目における、心理的なグラデーションはそんなにないし、そんな感じでひょいっと行ける小旅行というのも、名目としては大事なことだった。
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いちいちお土産が美味しそうなんだよな!(逆ギレ)
見ての通り、オール糖なので、一つも食べることが出来なかった……。涙を流しそうだった。信玄餅好きなんすよ……自分……。
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レンタカーはクラス別に貸し出される車種が分けられていて、指定が無ければ料金が安くなるシステムだった。
私がお願いしたクラスは、マツダのデミオか、日産のノートの2択だった。安いのもあるけど、色んな車種に乗ってみたいのでランダムでお願いしたのだけど、カタログなどをみて、現時点で一番気になっている車種がマツダのデミオだったので、心の中では「デミオこい……デミオこい……」と思っていた。
日産ノートでした……。ただ、色がめちゃくちゃかわいいし、私が緑大好き人間であることを察してくれた、レンタカー会社側の粋な計らいと受け止めた。
徳島のマーチに続き、2度目の日産車ということもあって、割と操縦性はスムーズに慣れることができた。
何より、マーチの時よりさらに設備が新しく、父からお下がりでもらって乗っている今のミラから数えると、型番に20年近い差がある。
バックミラーがカメラに映し出された映像になってる!駐車のアシスト機能がやべえ!エンジンキーないの!?アイドリングストップ!などなど、一つ一つの事象に感動があった。
あと、ミラだと「ヴォォォォォォォォン!!!!!」ってエンジン吹かすレベルでアクセル踏まないと加速しないのに対して、軽く踏んだだけで制限速度に到達するので、制限速度超過の注意を受けて減速するという事象が多発してしまった……。アクセルがめちゃくちゃ軽いおかげで、長距離を運転しても全然疲れなかった。
特に不満らしい不満が無いので、もうノートでいいんじゃないか……。という気持ちになってきたが、日産車の操作感に慣れ過ぎている感じもあり、比較になっていない感じがあるので、次回借りる時は最低でも別の会社の車を引けるように背ってしようと思います。
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糖を抜くために甲州牛のステーキ(白米抜き)で昼食を済ませると、下部温泉郷へ向かう。約40キロの道のりだったが、ほとんど信号で止まることもなく、下道で1時間くらいで到着した。
全く位置関係を把握していなかったのだけど、看板などを見てると「本栖湖」とか「身延」とか、奇しくもゆるキャン△に所縁がある地名が数多く見られた。この辺だったのか……。
この位置関係だったら、本栖湖の1000円札の富士山などを見て行きたかったのだけど、あいにく雨が止みそうにない。富士山のような山は間近に見えているが、上空は雲に包まれて下層部の山肌しか見えていない。ひとまず温泉に集中することにした。
平日で雨ということもあって、下部温泉郷にはホボ人がいなかった。温泉街としても近場に競合相手が多く、結構、アクセス的にも奥まった場所にあるので、まあ仕方が無いのかな……という感じはした。
温泉郷自体も非常にひっそりとしている感じで、一番車が止まっていたのは病院というのが、なんとなく物悲しかった。
温泉会館という場所に入ると、本当に地域の寄合所を兼ねたような施設で、ロビーではだるまストーブが炊かれていた。ロッカーの鍵をもらうと「車のキーでいいんですけど、何か代わりのものを預けて頂けますでしょうか?」と言われて車のキーを渡す。
入浴料金は500円、浴槽は1つだけという非常に武骨な経営だった。秩父とか高尾にある人為的に作られたテーマパークのような温泉施設に慣れてしまっていたが、確かに『下部温泉』という源泉から引っぱっているなら、むしろいくつも浴槽があるのはおかしくて、一本勝負でいいはずなのだ。ここは”ホンモノ”だと感じた。
しかし、私はまだまだ温泉音痴なので”温泉がとても気持ちいい”ということしか分からなかった……。ゆっくり長く浸かれるちょうどよい温度ということもあり、長距離運転の疲れがすっかり癒された。
なんとなく、RPGにおける”エルフの里”みたいだなと思った。さっきCMで見たのだけど、中央道のインターが下部温泉付近に開通するらしい。人里離れた場所にひっそりとある温泉郷というのは魅力的ではあるのだけど、心細いレベルで人がいなかったので、もう少し賑わっているとまた来る際にもうれしい。
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キレイな富士山はみれないけど、近くにあったので、犬山あおいさんのバイト先のモデルである、セルバ身延店に伺った。
本日3月4日は、各務原なでしこさんと、犬山あおいさんの誕生日。「これまで、プリントを回してもらった時だけしか話したことがないけど、声をかけられただけで好きになってしまい、犬山あおいさんの誕生日だと知ってバイト先にやってきてしまったモブクラスメイト」という設定で犬山あおいさんのバイト先に伺ったら、完全に変質者のメンタリティとなってしまった。
郊外の大型スーパーという風情に、分厚いゆるキャン△グッズコーナーが設けられている景色が面白い。売り場の端々にゆるキャン△のポップが上がっていたりもして、なおかつ、スーパーとして品揃えが豊富でお安い。非の打ち所がないお店だ……。と思いながら、普通に旅の買い出しをしてしまった。
犬山あおいさんのお誕生日と言うこともあり、ステッカーだけ買わせて頂いた。私は犬山あおいさんに思いを寄せるモブクラスメイトなので、お誕生日おめでとう……犬山さん……と思いながら、犬山あおいの名前が刻まれたレシートの裏に、犬山あおいさんのスタンプを押して、後生大事に持つという恐ろしいムーブで店を去ることになった。
身延町、特にセルバ近辺は、山と川に囲まれて、畑が広がり、車がないと移動が厳しい感じで、お買い物してる人たちも、一定量をまとめ買いして車で運んでたりした。そんな立地に徒歩で行けるところに犬山あおいさんが住んでいるのか……と想いを馳せ、もしかして犬山あおいさんは漠然とした閉塞感を感じているのではないかと勝手に考えて、ちょっと興奮していた。この男から逃げてくれ。犬山あおいさん。
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ホテルのチェックインには微妙に早く、どこか回るには絶妙に遅いという時間だったが、ギリギリ栄昇堂さんの営業時間に間に合いそうだったので、身延駅近辺に向かう。
栄昇堂さんは『ゆるキャン△』目当てで来た人に慣れているようで、私の滲み出るオタクオーラから、一発でゆるキャン△目的だと分かって頂き、手厚くもてなしてもらった。
振り返るが、この旅行における最大の障害となるのが『糖』だ。糖質制限のないチョコやあんこなんて、ここ2��間はホボ一切食べていない。でも、ここまで我慢したから、おまんじゅう一つくらいは食べてもいいじゃないですか……。あとで運動するから……。と思い一つだけ買おうとした。
だが、お店でとてもよくして頂いたので、1個だけでは示しがつかないという気持ちになり、5個購入してしまった。家族へのお土産にします……。
2週間ぶりのダイレクトな糖は、マジで涙が出そうなくらい美味しかった。ウッウッ甘いものを思いっきり食べたいよぉ……。
こうやって、たまに食べられるタイミングを大切にして、これからは一つ一つの糖に感動していきたい。ありがとうみのぶまんじゅう。
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また1時間ほどかけて甲府に戻る。夕飯は糖を封印するために鍋。山梨と言えば、名古屋名物の赤から鍋だ。もうすぐ3時なので何を言っているのか分からない。
旅先に行くと、その土地に根ざしたものを食べなくてはならない。という強迫観念に近い感情に囚われることがある。でも、例えば徳島にも餃子の王将はあるし、ココイチもあるのだ。別に名物を食べなくてはいけないなんて決まりはない。山梨は東京と地続きな場所にあるが故に、その束縛から解放されて、本当に食べたいものを無理なく選択できる気がする。
店に入ってから「※二人前より承ります」という罠に気付いた。客単価を考えれば当然だし、そもそも鍋の店に一人で来ているのは、お前だけだ……。
仕方がないので2人前を頂く。ここ2週は、お米を食べないと胃のキャパシティは空くのだなと実感しているけど、それでも流石にお腹はいっぱいになった。美味しかったです。
ホテルにチェックインする。疲れていたのか、1時間ほど眠ってしまい、そのままベッドでだらだらともう1時間過ごしてしまった。
23時ごろ、あと1時間で終わる大浴場に急いで向かう。今回は安くて楽天トラベルの評価が高いビジネスホテルにしたのだけど、大浴場が結構しっかりと温泉でテンションが上がった。奇しくも温泉ダブルヘッダーとなり、お湯に浸かりまくるという目標は果たされた。
冷凍室というのがあり、サウナ、冷凍室、熱い源泉をローテーションで回って、副交感神経を動かしてきた。水風呂が苦手なので、冷凍室というじわじわ冷やしてくれる場所があるのはありがたい。
日記を書き始めて、この時間になり、本日は終わり。
明日はとりあえずほったらかし温泉に行こうと思う。
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1010mush · 6 years
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インカラマッと白石由竹は嘘をつくのをやめて選択することにした 尾形と杉元はどこに行く
0、序 尾形百之助 the Batman
「お前がは嘘が苦手なようだな谷垣」と尾形が言った。
じゃあ尾形は嘘を吐いているのだろうか、上手に。
誰に向かって?どんな嘘を?
1、嘘が苦手な谷垣源次郎
「インカラマッはいまいち何を考えているか分からない女だ…」
真面目な谷垣は子供にも、自分にすら嘘を吐かない。それは素直さに見えて、したくないことはしない、という頑固さでもある。だから、誘拐されている彼女を見ても助けようとすらしなかったところも、その後「その女は俺の家族だ」と言ったのも、どちらも本心なのかもしれない。「礼ならチカパシに言うことだな」という言葉は、インカラマッだけではなく自分に向けられたものでもあるのかもしれないし、だからこそインカラマッと婚約したのかもしれない……作中トップを争う嘘吐きのインカラマッと……。
2人の出会いにも関係性の発展にも全然甘いところがない。漂うのは嘘と疑念の香りばかりだ。そしてその嘘の中で、おそらく愛情というものは、「反射的」として示される。脊髄反射と言ってもいいかもしれない。ゴールデンカムイの『助ける』描写はとかく面白くて、今日書ききるのは無理だろう。これだけでいろんな言説がある、とも聞く(読みたい。無論納得出来ないものもあるが)。
この因果応報がない世界(正しい行いと間違った行いにあまり差がなく、間違った行いをしたものが望んだものを手に入れたり、正しい行いをしたものが望んだものを手に入れなかったりすることがあるゴールデンカムイの世界を私が総括した言葉、第1弾より)では、『嘘を吐く』ことの罪はとてもとても軽いのかもしれない。『嘘を吐く』ことは『約束する』ことの反対であり、即ち『裏切り』の序章である。そしてそして誰かを無意識的に、『反射的に助ける』、ことは、意識的に『約束する』ことの対極である。
裏切る |尾形がよく超えている壁| ← 嘘を吐く ↔︎  約束する ↔︎ 反射的に助ける
それでは、愛すべき嘘吐き共を見ていこう。
2、哀しい嘘吐きインカラマッと運命の否定
彼女の占いはあてずっぽうだったのだろうか?アシㇼパが言うように、論理的な推察や誰にも当てはまることをそれらしく言っているだけなのだろうか?確かに彼女はウイルクの事を知りながら、アシㇼパを占っているようなそぶりを見せたこともあった。その疑念を晴らすエピソードが、インカラマッによる三船千鶴子の発見だったと考えている。この話を見るに、インカラマッには(そして三船千鶴子にも)それなりの超常的な力が備わっていると考えるのが自然だろう。それがゴールデンカムイの世界観なのだ。
インカラマッと重ねられたキャラクターとして、私はいつもレタラの妻を思い出す。もしくは、二瓶の妻。二瓶の妻がどんな人かは、多くを語られていないのでわからないが、14人もの娘と1人の息子をもうけながら音信不通になっているのも、二瓶が女が恐ろしいと感じる理由らしい。
インカラマッはその女の論理を生きる。
女の論理とは何か。「男同士の勝負など知ったことではない」という二瓶の言葉にある論理だ。実を取る、と言えばいいか。名を捨てるかどうかはさておき、実を取る。
強か、という言葉もそれを表しているのだろう。偽アイヌの村の女たち。アシㇼパが網走で父の居場所を突き止めたら杉元の元に戻って行った時。彼女たちは強か、と表現されていた。
未来、というのもキーワードだ。
男の論理とは何か。勝負である。短絡的である。「あの戦争で拾った命は金に変えられるものではないぞ」と言って即座に銃のない状態で不死身の杉元に白兵戦を挑む尾形の短気さ(やっぱ尾形は金塊が大事なのかな?)。それは強さの様に見せかけた弱さである。双方立ち行かず片方しか残らないのは損失である。もちろん私たち読者は往々にしてその男たちの弱さが大好きなのだけど!
そして男たちは過去に囚われた人物である。
女たちと未来の結びつきは明らかである。
アシㇼパは自分の名前を未来と解釈している。インカラマッは「見る女」である。コタンの女たちは、偽アイヌの死体を前にコタンの未来の生き返りを宣言する。その未来にはいつも死の影がちらつく。
その中でもインカラマッは未来の自分に死を見ていた。何と哀しい人生だろう。インカラマッは自分の占いを盲信しているわけではない。アシㇼパが補強したように、判断に迷った時に占うのだ。だからウイルクについての占いも何度もやり直す。「占いが当たる」ことは、「占いが当たってしまう」という物哀しさをいつも孕んでいる。
だからインカラマッは裏切りの告白に占いを口実にしない。「鶴見中尉を利用していただけです」「のっぺら坊とアシㇼパちゃんをここから無事に連れ出せるのは鶴見中尉だけです」。これは彼女の生存戦略なのだ。
そんなインカラマッも自分の気持ちにはなかなか素直でない。「谷垣ニシパはラッコの所為にしていいです」「あれは…ラッコの所為です」。厳密にはインカラマッはラッコの湯気を吸っても居なければラッコの肉を食べてもいないので、谷垣が「ラッコ!!」とショックを受ける謂れは全くない。これはインカラマッがついた優しい嘘である。彼女は14巻でとにかくアシㇼパのことを気にかけているが、初対面時にはアシㇼパにも「もう買っちゃいました 全額6番…」と優しい嘘を吐いたことがある。「で���ハズレれた方があなたには好都合なんじゃないですか?あの方たちが大金を手にしたら アシㇼパちゃんに協力するでしょうかね?」というセリフだって、3番のシラッキカムイの落下点を白石の頭が邪魔をしたことを差し引いても、ウイルクのことを探したいインカラマッがアシㇼパに協力する人を残すように、わざと、つまり意識的に大金が当たらないように、ハズレの6番を全額買った、つまり優しい嘘をついた可能性すらある(シラッキカムイが6番を示していなかった説、後述。ここでキロランケが運命を変えた可能性も十分ある、キロランケはインカラマッと谷垣の生存にも大きく関与している)。女同志はやたらと反発しあうものである。スギモトオハウオロオソマオハレワエ↔︎幼かった頃の恋の相手ウイルクの娘。それでもやっぱり、インカラマッはウイルクを殺したキロランケに復讐するために種を蒔く。すぐに殴り合わない。次に繋ぐ。女は実を取る。
もちろんアシㇼパさんは、性的に未分化な少女であり、狩りを好む境界の存在として描かれているが、今日は割愛させてくれ。第3弾にちょっと書いてる。
3、望まない嘘吐き白石と自己の選択
さて、そのインカラマッに最も誑かされている男といえば白石由竹である。この2人は相似である。杉元と尾形以上に相似である。
「シラッキカムイも東の方角が『吉』と出ていました だって…私顔に傷のある男性に弱いんです / コタンにいる谷垣という男を利用しなさい そろそろ足の具合も良くなってるはずだ」
「最近あちこちの漁場でヤン衆が殺されているんだ 犯人は辺見という男に間違いない / 不死身の杉元…面白そうな異名だがそいつは白石の相棒か? 私たちのことはそいつに話す必要はない その用心棒はうまく利用するといい 白石たちに辺見和雄の皮をお使いさせようってか」
とても面白い事に、インカラマッは他人を利用する時にもはシラッキカムイの占いを口実にすることがわかる(シラッキカムイが東を示していた可能性もあるが。なおアシㇼパが父親を探していた事については、わかっていながら占いのフリをする嘘をついていたと見ている)。これが上述した、競馬の6番を予想したシラッキカムイの占いの結果が必ずしも正しかったと言い切れないと思う根拠でもある。
2人は自らの境遇を望まない点も似ている。インカラマッが決して占いの結果を盲信したかったわけではないことは上述したが、杉元たちの役立たず呼ばわりを返上し、彼らを助けるために、牛山を探そうとした白石が逆に杉元たちを裏切らざるを得なくなってしまった。その中でも白石は杉元たちに対して良心を持ち続ける。誰にも認められることのない良心を。土方に「ところで…白石と杉元は一枚でも誰かの刺青人皮を持っているのか?」「持ってない!」。ここ英語版ではNot a single one!なの格好いい。
同様にインカラマッも、谷垣を利用することがヒモの谷垣を助ける事にも、そしてアシㇼパを助けることにも繋がっており、谷垣のアシㇼパを無事に連れ帰るという役目を阻害する意図はなかった事が見て取れる(この辺キロランケのインカラマッ刺しと関連付けられるかも)。
2人は仕方なく裏切り者でいるのだ。
そして白石が表紙の9巻の衝撃たるや。白石のイメージが180度変わった9巻。
なぜって、白石は逃げたかったんじゃなくて追いかけたかった。
シスターを追いかけていたなんて。たしかに白石が役立たずじゃないって証明するために取った方法も、牛山を追いかけることだった。なんという二面性!
9巻はこう言ったダブルミーニングがずっと通底していて本当に好きだ。白石の表紙をここまで待っていた野田サトル先生の長期的視野には脱帽だぜ……。特に熊岸長庵の話が本当に好きなんだ(2度目)。オチウできないシスターを追い求めていた風俗好きで逃走の達人白石が探していたのが贋作家が願った人生に1枚の本当の絵(ウマ下手)で、贋作家が偽物のアイヌコタンで親切にもアシㇼパさんを匿っている間に、優しい人殺し杉元が偽アイヌを皆殺しにしてアシㇼパさんを救うのに贋作家は死ぬとか本当に…誰が正しくて誰が間違っているのか、ぜんぜんわからない。まったくわからない。闇鍋。
怒涛の対比の連続。話が良いッ。
馬券が当たらない方がアシㇼパどころか自分にも都合が良い事を看過している女の論理の実践者インカラマッ(また会いましょうねアシㇼパちゃん)。自分の占いが嘘ならいいのにと思っているインカラマッ。
危ない金塊探しよりも手っ取り早く金を稼ぐ事がむしろ杉元の為にもなると思っている白石(これはこれで真実)。偽物の絵が本当ならいいのにと思ってた白石(または本物の絵が偽物だったらよかったのにと思う白石)。
未来への諦念と希望が美しく交差している。
ただしインカラマッと谷垣の関係性は無意識的に、反射的に進行している。意識的主体性がないところで、逆説的に愛を確認し、未来を見る女の論理で婚約に至る。。インカラマッには内通者としてのやましさがある。谷垣は敏感にその匂いを感じ取って、自分を利用しているのだとずっと思っている。チカパシが助けると言ったから助ける。ラッコで発情したからオチウする。命を助けてくれた時にも、愛を信じず利用されていると感じている様をみて思わず接吻してしまう。内通者だと分かっても瓦礫が倒れたら体が助けてしまう。屋上に登れば心配になってしまう。杉元を助けに行くと言えば慌ててしまう。
シラッキカムイも~~を示しています、という言い方は、なんだか俺の相棒が~~と言うならそうするまでだ、とか、あなたは来なかった、みたいな他者への判断のアウトソースを連想させる。そこに主体性はない。
だから皆、自分で考え自分で決めるアシㇼパさんから目が離せないのだ。
白石は、脱獄する時には熊岸長庵をあっさり裏切ったくせに、杉元に対しては、望まぬ裏切りが、そしてそれを隠していた嘘がバレる事を必要以上に恐れていた。杉元と上手くやっているように見えて、辺見の皮を船上で剥いだ杉元に恐怖を感じていた。
白石は、望まぬ裏切りと嘘がバレたら、杉元には言い分が通じず怒り任せに惨殺されると思っていた。
辺見ちゃんの望みどおりだな。フフッ。杉元は「白石ッ 俺の足が止まったら お前がアシㇼパさんを網走監獄まで…」と言っても白石の顔は晴れない。そして白石の推察はあながち間違ってはいなかった。杉元は白石を助けたが、それは杉元がシラッキカムイより確かなものを持っていたからであった。デタラメの写しである(これはインカラマッが持っていたキロランケの指紋と対称にして語る事が出来るかもしれない)。確かなる根拠を得て、杉元は白石を意識的に救うこととした。
反射的な救いと意識的な救い、どちらが重いだろうか。
または、反射的な殺人と、意識的な殺人では?
杉元の殺人と、尾形の殺人では?どちらが罪が重い?
15巻の「頼むぞ白石ッ」にすら白石は呼応しない。なぜだろうか。
ということで白石の評価である第5弾の文(この文は本誌のネタバレです!)に続くわけです。この文末に白石に関するネタバレ追記もあるよ!でもその前に杉元尾形についても考えてみよう。
3、杉元は嘘吐きか
杉元は嘘を吐いているのだろうか。危険視しているキロランケに「頼もしい」と言う割に、白石には役立たずと投げかける。まあそんな事は些細なことだ。
アシㇼパさんに梅ちゃんの話をしない。
これに尽きるだろう。話をシロ。あまりに杉元佐一がヒドい野郎なので梅ちゃんはアニメでは死んだ事になっている。いやなってない。お前。一度ならず二度までもアシㇼパさんを泣かすなよ、あぁん?
冗談が過ぎたようだ。杉元は戸惑っている。自分の中の変化に戸惑っている。梅ちゃんは惚れた女。だった。のかもしれない。街で遊女を見て、今の杉元は梅ちゃんだと思って追いかけるだろうか?エノノカをアシㇼパさんだと思って追いかけたように。アシㇼパも同様に戸惑ってフン!トリ!フン!チカプ!スギモトオハウオロオソマオハレワエ!している。かわいすぎかよ〜〜お前らッ結婚しろ!
変化。変革。
生きていれば当たり前だ。この続きは本誌のネタバレになるので文末で。
4、尾形は嘘吐きか
「お前がは嘘が苦手なようだな谷垣」と尾形が言った。じゃあ尾形は嘘を吐いているのだろうか、上手に。誰に向かって?どんな嘘を?
造反者を「見捨てるのか」と二階堂に言った尾形の言葉が嘘だったのか本心だったのかずっと気になっていた。そしてなぜ尾形は杉元を反射的に助けてきたのかも。「不死身なんだろ?死ぬ気で走れッ」「自顕流を使うぞ 受けるなッ」「こっちだ 奥へ!!」と。というわけで二階堂へのセリフについてアンケートまでしてみて、アップロード時点であと1日くらい受け付けているのだが、結構な人が尾形は見捨ていることは気にしておらず、二階堂という戦力を失わないための単なる確認と言っているので尾形に心がある論者の私としては哀しい。心があった方が読みが楽しいのだ。唆るのだ。あの谷垣ですら未来のフィアンセを助けないという選択をしかけたのに、尾形は杉元を助け杉じゃないか?
ここから本誌の内容です。読んでいただきありがとうございました。
第1〜5弾の分をまとめたモーメント。マシュマロ。尾形の発言アンケです。
ここから本誌の内容です。
(しれっと続く)よって尾形は自らに嘘を吐いていると思っているし、それはとってもとっても上手なので、尾形自身も気づいていないと思っている。もちろん、尾形は世間に対して親殺しという大きな嘘を抱えているし、鶴見中尉にもずっと造反者であることを隠していた嘘吐きの名手である。
5、最大の嘘吐き 鶴見中尉
戦争という手段が目的化している。手段で有名になった人。杉元と同じ。死に損なっ��だけさ。目的で有名になった人はキロランケ。つまり意志があった。
本誌でとんでもない嘘吐きであること、企みが戦争前からであることがわかり、きっとこの文が彼を読み解くのに役に立つ日がくる。その日まで止まるなよ私のタイピングッ!
6、白石由竹の変革と選択
本題である。
白石は当初はアシㇼパさんをアイヌとバカにし、アシㇼパさんの目的である父殺しの仇および父親探しをないがしろにして金稼ぎを代替にしようとした。
必要な額のカネが手に入ったから「いち抜けた」なんて そんなこと……俺があの子にいうとでも思ってんのかッ
私は何で梅ちゃんのこといえないのかッ て思ってるよ杉元……
これが人間の変化であり変革である。アシㇼパを置いて距離をおいた杉元が何があってもついていると誓うようになるのだ。
白石はその変革を、時間差で成し遂げた。
彼の後押しをしてくれる杉元の言葉はあった。
今までの穿った視点を認めるのが恥ずかしくて、裏切った事がやましくて、今まで求められなかったことが刺さって、追いかけ続け、逃げ続けた人生で誰かに頼られることに慣れていなかったので、杉元の願いに即答できなかった。
白石はシラッキカムイへ頼ることを乗り越えた。迷いはいらねぇ。確かめにいくだけだ。
でもここで答えを溜め込んだことの代償として、白石はシラッキカムイよりも確かなもの、つまり、デタラメの写しやキロランケの指紋に変わる確かな証拠を無くしてしまった。
杉元の承認である。
それでも白石は自らの本来の願望を思い出した。追うこと。追うために逃げること。白石は杉元や尾形や谷垣のように、何かを成し遂げて誰かに認められることをもはや望まなくなった。
か〜え〜れ〜と言われても、もはや「役立たずでない証明」を求めなくなった。
この因果応報のないゴールデンカムイの世界では、自ら『助ける』ことを選択する意識だけが自由である。
その境地に作中初めて到達した男が白石由竹であったことは、驚愕をもって、賞賛に値するのではないだろうか。
そして彼はまた、優しい嘘を吐く。
ロシア側には…金髪のおネエちゃんと遊べるところが…きっとたくさんあるんだろ?「白石由竹世界を股にかける」なんつって
とかいってこの後、アシㇼパさんに杉元のお願いだって言っちゃったりして〜。いいんだ、意志決定時いってなかったもーん。
第1〜5弾の分をまとめたモーメント。マシュマロ。尾形の発言アンケです。
マシュマロが来ないと簡単に筆を折ります。マシュマロくれ。
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groyanderson · 3 years
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☆プロトタイプ版☆ ひとみに映る影シーズン2 第七話「復活、ワヤン不動」
☆プロトタイプ版☆ こちらは電子書籍「ひとみに映る影 シーズン2」の 無料プロトタイプ版となります。 誤字脱字等修正前のデータになりますので、あしからずご了承下さい。
☆ここから買おう☆
(シーズン2あらすじ) 私はファッションモデルの紅一美。 旅番組ロケで訪れた島は怪物だらけ!? 霊能者達の除霊コンペとバッティングしちゃった! 実は私も霊感あるけど、知られたくないなあ…… なんて言っている場合じゃない。 諸悪の根源は恩師の仇、金剛有明団だったんだ! 憤怒の化身ワヤン不動が、今度はリゾートで炸裂する!!
pixiv版 (※内容は一緒です。)
དང་པོ་
 ニライカナイから帰還した私達はその後、魔耶さんに呼ばれて食堂へ向かう。食堂内では五寸釘愚連隊と生き残った河童信者が集合していた。更に最奥のテーブルには、全身ボッコボコにされたスーツ姿の男。バリカンか何かで雑に剃り上げられた頭頂部を両手で抑えながら、傍らでふんぞり返る禍耶さんに怯えて震えている。 「えーと……お名前、誰さんでしたっけ」  この人は確か、河童の家をリムジンに案内していたアトム社員だ。特徴的な名前だった気はするんだけど、思い出せない。 「あっ……あっ……」 「名乗れ!」 「はひいぃぃ! アトムツアー営業部の五間擦平雄(ごますり ひらお)と申します!」  禍耶さんに凄まれ、五間擦氏は半泣きで名乗った。少なくともモノホンかチョットの方なんだろう。すると河童信者の中で一番上等そうなバッジを付けた男が席を立ち、机に手をついて私達に深々と頭を下げた。 「紅さん、志多田さん。先程は家のアホ大師が大っっっ変ご迷惑をおかけ致しました! この落とし前は我々河童の家が後日必ず付けさせて頂きます!」 「い、いえそんな……って、その声まさか、昨年のお笑いオリンピックで金メダルを総ナメしたマスク・ド・あんこう鍋さんじゃないですか! お久しぶりですね!?」  さすがお笑い界のトップ組織、河童の家だ。ていうか仕事で何度か会ったことあるのに素顔初めて見た。 「あお久しぶりっす! ただこちらの謝罪の前に、お二人に話さなきゃいけない事があるんです。ほら説明しろボケナスがッ!!」  あんこう鍋さんが五間擦氏の椅子を蹴飛ばす。 「ぎゃひぃ! ごご、ご説明さひぇて頂きますぅぅぅ!!」  五間擦氏は観念して、千里が島とこの除霊コンペに関する驚愕の事実を私達に洗いざらい暴露した。その全貌はこうだ。  千里が島では散減に縁を奪われた人間が死ぬと、『金剛の楽園』と呼ばれる何処かに飛び去ってしまうと言い伝えられている。そうなれば千里が島には人間が生きていくために必要な魂の素が枯渇し、乳幼児の生存率が激減してしまうんだ。そのため島民達は縁切り神社を建て、島外の人々を呼びこみ縁を奪って生き延びてきたのだという。  アトムグループが最初に派遣した建設会社社員も伝説に違わず祟られ、全滅。その後も幾つかの建設会社が犠牲になり、ようやく事態を重く受け止めたアトムが再開発中断を検討し始めた頃。アトムツアー社屋に幽霊が現れるという噂が囁かれ始めた。その霊は『日本で名のある霊能者達の縁を散減に献上すれば千里が島を安全に開発させてやろう』と宣うらしい。そんな奇妙な話に最初は半信半疑だった重役達も、『その霊がグループ重役会議に突如現れアトムツアーの筆頭株主を目の前で肉襦袢に変えた』事で霊の要求を承認。除霊コンペティションを行うと嘘の依頼をして、日本中から霊能者を集めたのだった。  ところが行きの飛行機で、牛久大師は袋の鼠だったにも関わらず中級サイズの散減をあっさり撃墜してしまう。その上業界ではインチキ疑惑すら噂されていた加賀繍へし子の取り巻きに散減をけしかけても、突然謎のレディース暴走族幽霊が現れて返り討ちにされてしまった。度重なる大失態に激怒した幽霊はアトムツアーイケメンライダーズを全員肉襦袢に変えて楽園へ持ち帰ってしまい、メタボ体型のため唯一見逃された五間擦氏はついに牛久大師に命乞いをする。かくして大師は大散減を退治すべく、祠の封印を剥がしたのだった。以上の話が終わると、私は五間擦氏に馬乗りになって彼の残り少ない髪の毛を引っこ抜き始めた。 「それじゃあ、大師は初めから封印を解くつもりじゃなかったんですか?」 「ぎゃあああ! 毛が毛が毛がああぁぁ!!」  あんこう鍋さんは首を横に振る。 「とんでもない。あの人は力がどうとか言うタイプじゃありません。地上波で音波芸やろうとしてNICを追放されたアホですよ? 我々はただの笑いと金が大好きなぼったくりカルトです」 「ほぎゃああぁぁ! 俺の貴重な縁があぁぁ、抜けるウゥゥーーーッ!!」 「そうだったんですね。だから『ただの関係者』って言ってたんだ……」  そういう事だったのか。全ては千里が島、アトムグループ、ひいては金剛有明団までもがグルになって仕掛けた壮大なドッキリ……いや、大量殺人計画だったんだ! 大師も斉二さんもこいつらの手の上で踊らされた挙句逝去したとわかった以上、大散減は尚更許してはおけない。  魔耶さんと禍耶さんは食堂のカウンターに登り、ハンマーを掲げる。 「あなた達。ここまでコケにされて、大散減を許せるの? 許せないわよねぇ?」 「ここにいる全員で謀反を起こしてやるわ。そこの祝女と影法師使いも協力しなさい」  禍耶さんが私達を見る。玲蘭ちゃんは数珠を持ち上げ、神人に変身した。 「全員で魔物(マジムン)退治とか……マジウケる。てか、絶対行くし」 「その肉襦袢野郎とは個人的な因縁もあるんです。是非一緒に滅ぼさせて下さい!」 「私も! さ、さすがに戦うのは無理だけど……でもでも、出来ることはいっぱい手伝うよ!」  佳奈さんもやる気満々のようだ。 「決まりね! そうしたら……」 「その作戦、私達も参加させて頂けませんか?」  食堂入口から突然割り込む声。そこに立っていたのは…… 「斉一さん!」「狸おじさん!」  死の淵から復活した後女津親子だ! 斉一さんは傷だらけで万狸ちゃんに肩を借りながらも、極彩色の細かい糸を纏い力強く微笑んでいる。入口近くの席に座り、経緯を語りだした。 「遅くなって申し訳ない。魂の三分の一が奪われたので、万狸に体を任せて、斉三と共にこの地に住まう魂を幾つか分けて貰っていました」  すると斉一さんの肩に斉三さんも現れる。 「診療所も結界を張り終え、とりあえず負傷者の安全は確保した。それと、島の魂達から一つ興味深い情報を得ました」 「聞かせて、狸ちゃん」  魔耶さんが促す。 「御戌神に関する、正しい歴史についてです」  時は遡り江戸時代。そもそも江戸幕府征服を目論んだ物の怪とは、他ならぬ金剛有明団の事だった。生まれた直後に悪霊を埋め込まれた徳松は、ゆくゆくは金剛の意のままに動く将軍に成長するよう運命付けられていたんだ。しかし将軍の息子であった彼は神職者に早急に保護され、七五三の儀式が行われる。そこから先の歴史は青木さんが説明してくれた通り。けど、この話には続きがあるらしい。 「大散減の祠などに、星型に似たシンボルを見ませんでしたか? あれは大散減の膨大な力の一部を取り込み霊能力を得るための、給電装置みたいな物です。もちろんその力を得た者は縁が失せて怪物になるのですが、当時の愚か者共はそうとは知らず、大散減を『徳川の埋蔵金』と称し挙って島に移住しました」  私達したたびが探していた徳川埋蔵金とはなんと、金剛の膨大な霊力と衆生の縁の塊、大散減の事だったんだ。ただ勿論、霊能者を志し島に近付いた者達はまんまと金剛に魂を奪われた。そこで彼らの遺族は風前の灯火だった御戌神に星型の霊符を貼り、自分達の代わりに島外の人間から縁を狩る猟犬に仕立て上げたんだ。こうして御戌神社ができ、御戌神は地中で飢え続ける大散減の手足となってせっせと人の縁を奪い続けているのだという。 「千里が島の民は元々霊能者やそれを志した者の子孫です。多少なりとも力を持つ者は多く、彼らは代々『御戌神の器』を選出し、『人工転生』を行ってきました」  斉一さんが若干小声で言う。人工転生。まだ魂が未発達の赤子に、ある特定の幽霊やそれに纏わる因子を宛てがって純度の高い『生まれ変わり』を作る事。つまり金剛が徳松に行おうとしたのと同じ所業だ。 「じゃあ、今もこの島のどこかに御戌様の生まれ変わりがいるんですか?」  佳奈さんは飲み込みが早い。 「ええ。そして御戌神は、私達が大散減に歯向かえば再び襲ってきます。だからこの戦いでは、誰かが対御戌神を引き受け……最悪、殺生しなければなりません」 「殺生……」  生きている人間を、殺す。死者を成仏させるのとは訳が違う話だ。魔耶さんは胸の釘を握りしめた。 「そのワンちゃん、なんて可哀想なの……可哀想すぎる。攻撃なんて、とてもできない」 「魔耶、今更甘えた事言ってんじゃないわよ。いくら生きてるからって、中身は三百年前に死んだバケモノよ! いい加減ラクにしてやるべきだわ」 「でもぉ禍耶、あんまりじゃない! 生まれた時から不幸な運命を課せられて、それでも人々のために戦ったのに。結局愚かな連中の道具にされて、利用され続けているのよ!」 (……!)  道具。その言葉を聞いた途端、私は心臓を握り潰されるような恐怖を覚えた。本来は衆生を救うために手に入れた力を、正反対の悪事に利用されてしまう。そして余所者から邪尊(バケモノ)と呼ばれ、恐れられるようになる……。 ―テロリストですよ。ドマル・イダムという邪尊の力を操ってチベットを支配していた、最悪の独裁宗派です―  自分の言った言葉が心に反響する。御戌神が戦いの中で見せた悲しそうな目と、ニライカナイで見たドマルの絶望的な目が日蝕のように重なる。瞳に映ったあの目は……私自身が前世で経験した地獄の、合わせ鏡だったんだ。 「……魔耶さん、禍耶さん。御戌神は、私が相手をします」 「え!?」 「正気なの!? 殺生なんて私達死者に任せておけばいいのよ! でないとあんた、殺人罪に問われるかもしれないのに……」  圧。 「ッ!?」  私は無意識に、前世から受け継がれた眼圧で総長姉妹を萎縮させた。 「……悪魔の心臓は御仏を産み、悪人の遺骨は鎮魂歌を奏でる。悪縁に操られた御戌神も、必ず菩提に転じる事が出来るはずです」  私は御戌神が誰なのか、確証を持っている。本当の『彼』は優しくて、これ以上金剛なんかの為に罪を重ねてはいけない人。たとえ孤独な境遇でも人との縁を大切にする、子犬のようにまっすぐな人なんだ。 「……そう。殺さずに解決するつもりなのね、影法師使いさん。いいわ。あなたに任せます」  魔耶さんがスレッジハンマーの先を私に突きつける。 「失敗したら承知しない。私、絶対に承知しないわよ」  私はそこに拳を当て、無言で頷いた。  こうして話し合いの結果、対大散減戦における役割分担が決定した。五寸釘愚連隊と河童の家、玲蘭ちゃんは神社で大散減本体を引きずり出し叩く。私は御戌神を探し、神社に行かれる前に説得か足止めを試みる。そして後女津家は私達が解読した暗号に沿って星型の大結界を巡り、大散減の力を放出して弱体化を図る事になった。 「志多田さん。宜しければ、お手伝いして頂けませんか?」  斉一さんが立ち上がり、佳奈さんを見る。一方佳奈さんは申し訳なさそうに目を伏せた。 「で……でも、私は……」  すると万狸ちゃんが佳奈さんの前に行く。 「……あのね。私のママね、災害で植物状態になったの。大雨で津波の警報が出て、パパが車で一生懸命高台に移動したんだけど、そこで土砂崩れに遭っちゃって」 「え、そんな……!」 「ね、普通は不幸な事故だと思うよね。でもママの両親、私のおじいちゃんとおばあちゃん……パパの事すっごく責めたんだって。『お前のせいで娘は』『お前が代わりに死ねば良かったのに』みたいに。パパの魂がバラバラに引き裂かれるぐらい、いっぱいいっぱい責めたの」  昨晩斉三さんから聞いた事故の話だ。奥さんを守れなかった上にそんな言葉をかけられた斉一さんの気持ちを想うと、自分まで胸が張り裂けそうだ。けど、奥さんのご両親が取り乱す気持ちもまたわかる。だって奥さんのお腹には、万狸ちゃんもいたのだから……。 「三つに裂けたパパ……斉一さんは、生きる屍みたいにママの為に無我夢中で働いた。斉三さんは病院のママに取り憑いたまま、何年も命を留めてた。それから、斉二さんは……一人だけ狸の里(あの世)に行って、水子になっちゃったママの娘を育て続けた」 「!」 「斉二さんはいつも言ってたの。俺は分裂した魂の、『後悔』の側面だ。天災なんて誰も悪くないのに、目を覚まさない妻を恨んでしまった。妻の両親を憎んでしまった。だからこんなダメな狸親父に万狸が似ないよう、お前をこっちで育てる事にしたんだ。って」  万狸ちゃんが背筋をシャンと伸ばし、顔を上げた。それは勇気に満ちた笑顔だった。 「だから私知ってる。佳奈ちゃんは一美ちゃんを助けようとしただけだし、ぜんぜん悪いだなんて思えない。斉二さんの役割は、完璧に成功してたんだよ」 「万狸ちゃん……」 「あっでもでも、今回は天災じゃなくて人災なんだよね? それなら金剛有明団をコッテンパンパンにしないと! 佳奈ちゃんもいっぱい悲しい思いした被害者でしょ?」  万狸ちゃんは右手を佳奈さんに差し出す。佳奈さんも顔を上げ、その手を強く握った。 「うん。金剛ぜったい許せない! 大散減の埋蔵金、一緒にばら撒いちゃお!」  その時、���テルロビーのからくり時計から音楽が鳴り始めた。曲は民謡『ザトウムシ』。日没と大散減との対決を告げるファンファーレだ。魔耶さんは裁判官が木槌を振り下ろすように、机にハンマーを叩きつけた! 「行ぃぃくぞおおおぉぉお前らああぁぁぁ!!!」 「「「うおおぉぉーーーっ!!」」」  総員出撃! ザトウムシが鳴り響く逢魔が時の千里が島で今、日本最大の除霊戦争が勃発する!
གཉིས་པ་
 大散減討伐軍は御戌神社へ、後女津親子と佳奈さんはホテルから最寄りの結界である石見沼へと向かった。さて、私も御戌神の居場所には当てがある。御戌神は日蝕の目を持つ獣。それに因んだ地名は『食虫洞』。つまり、行先は新千里が島トンネル方面だ。  薄暗いトンネル内を歩いていると、電灯に照らされた私の影が勝手に絵を描き始めた。空で輝く太陽に向かって無数の虫が冒涜的に母乳を吐く。太陽は穢れに覆われ、光を失った日蝕状態になる。闇の緞帳(どんちょう)に包まれた空は奇妙な星を孕み、大きな獣となって大地に災いをもたらす。すると地平線から血のように赤い月が昇り、星や虫を焼き殺しながら太陽に到達。太陽と重なり合うやいなや、天上天下を焼き尽くすほどの輝きを放つのだった……。  幻のような影絵劇が終わると、私はトンネルを抜けていた。目の前のコンビニは既に電気が消えている。その店舗全体に、腐ったミルクのような色のペンキで星型に線を一本足した記号が描かれている。更に接近すると、デッキブラシを持った白髪の偉丈夫が記号を消そうと悪戦苦闘しているのが見えた。 「あ、紅さん」  私に気がつき振り返った青木さんは、足下のバケツを倒して水をこぼしてしまった。彼は慌ててバケツを立て直す。 「見て下さい。誰がこんな酷い事を? こいつはコトだ」  青木さんはデッキブラシで星型の記号を擦る。でもそれは掠れすらしない。 「ブラシで擦っても? ケッタイな落書きを……っ!?」  指で直接記号に触れようとした青木さんは、直後謎の力に弾き飛ばされた。 「……」  青木さんは何かを思い出したようだ。 「紅さん。そういえば僕も、ケッタイな体験をした事が」  夕日が沈んでいき、島中の店や防災無線からはザトウムシが鳴り続ける。 「犬に吠えられ、夜中に目を覚まして。永遠に飢え続ける犬は、僕のおつむの中で、ひどく悲しい声で鳴く。それならこれは幻聴か? 犬でないなら幽霊かもだ……」  青木さんは私に背を向け、沈む夕日に引き寄せられるように歩きだした。 「早くなんとかせにゃ。犬を助けてあげなきゃ、僕までどうにかなっちまうかもだ。するとどこからか、目ん玉が潰れた双頭の毛虫がやって来て、口からミルクを吐き出した。僕はたまらず、それにむしゃぶりつく」  デッキブラシから滴った水が地面に線を引き、一緒に夕日を浴びた青木さんの影も伸びていく。 「嫌だ。もう犬にはなりたくない。きっとおっとろしい事が起きるに違いない。満月が男を狼にするみたいに、毛虫の親玉を解き放つなど……」 「青木さん」  私はその影を呼び止めた。 「この落書きは、デッキブラシじゃ落とせません」 「え?」 「これは散減に穢された縁の母乳、普通の人には見えない液体なんです」  カターン。青木さんの手からデッキブラシが落ちた途端、全てのザトウムシが鳴り止んだ。青木さんはゆっくりとこちらへ振り向く。重たい目隠れ前髪が狛犬のたてがみのように逆立ち、子犬のように輝く目は濁った穢れに覆われていく。 「グルルルル……救、済、ヲ……!」  私も胸のペンダントに取り付けたカンリンを吹いた。パゥーーー……空虚な悲鳴のような音が響く。私の体は神経線維で編まれた深紅の僧衣に包まれ、激痛と共に影が天高く燃え上がった。 「青木さん。いや、御戌神よ。私は紅の守護尊、ワヤン不動。しかし出来れば、お前とは戦いたくない」  夕日を浴びて陰る日蝕の戌神と、そこから伸びた赤い神影(ワヤン)が対峙する。 「救済セニャアアァ!」 「そうか。……ならば神影繰り(ワヤン・クリ)の時間だ!」  空の月と太陽が見下ろす今この時、地上で激突する光の神と影の明王! 穢れた色に輝く御戌神が突撃! 「グルアアァァ!」  私はティグクでそれをいなし、黒々と地面に伸びた自らの影を滑りながら後退。駐車場の車止めをバネに跳躍、傍らに描かれた邪悪な星目掛けてキョンジャクを振るった。二〇%浄化! 分解霧散した星の一片から大量の散減が噴出! 「マバアアアァァ!!」「ウバアァァァ!」  すると御戌神の首に巻かれた幾つもの頭蓋骨が共鳴。ケタケタと震えるように笑い、それに伴い御戌神も悶絶する。 「グルアァァ……ガルァァーーーッ!!」  咆哮と共に全骨射出! 頭蓋骨は穢れた光の尾を引き宙を旋回、地を這う散減共とドッキングし牙を剥く! 「がッは!」  毛虫の体を得た頭蓋骨が飛び回り、私の血肉を穿つ。しかし反撃に転じる寸前、彼らの正体を閃いた。 「さては歴代の『器』か」  この頭蓋骨らは御戌神転生の為に生贄となった、どこの誰が産んだかもわからない島民達の残滓だ。なら速やかに解放せねばなるまい! 人頭毛虫の猛攻をティグクの柄やキョンジャクで防ぎながら、ティグクに付随する旗に影炎を着火! 「お前達の悔恨を我が炎の糧とする! どおぉりゃああぁーーーーっ!!」   ティグク猛回転、憤怒の地獄大車輪だ! 飛んで火に入る人頭毛虫らはたちどころに分解霧散、私の影体に無数の苦痛と絶望と飢えを施す! 「クハァ……ッ! そうだ……それでいい。私達は仲間だ、この痛みを以て金剛に汚された因果を必ずや断ち切ってやろう! かはあぁーーーっはーーっはっはっはっはァァーーッ!!!」  苦痛が無上の瑜伽へと昇華しワヤン不動は呵呵大笑! ティグクから神経線維の熱線が伸び大車輪の火力を増強、星型記号を更に焼却する! 記号は大文字焼きの如く燃え上がり穢れ母乳と散減を大放出! 「ガウルル、グルルルル!」  押し寄せる母乳と毛虫の洪水に突っ込み喰らおうと飢えた御戌神が足掻く。だがそうはさせるものか、私の使命は彼を穢れの悪循環から救い出す事だ。 「徳川徳松ゥ!」 「!」  人の縁を奪われ、畜生道に堕ちた哀しき少年の名を呼ぶ。そして丁度目の前に飛んできた散減を灼熱の手で掴むと、轟々と燃え上がるそれを遠くへ放り投げた! 「取ってこい!」 「ガルアァァ��!」  犬の本能が刺激された御戌神は我を忘れ散減を追う! 街路樹よりも高く跳躍し口で見事キャッチ、私目掛けて猪突猛進。だがその時! 彼の本体である衆生が、青木光が意識を取り戻した! (戦いはダメだ……穢れなど!)  日蝕の目が僅かに輝きを増す。御戌神は空中で停止、咥えている散減を噛み砕いて破壊した! 「かぁははは、いい子だ徳松よ! ならば次はこれだあぁぁ!!」  私はフリスビーに見立ててキョンジャクを投擲。御戌神が尻尾を振ってハッハとそれを追いかける。キョンジャクは散減共の間をジグザグと縫い進み、その軌跡を乱暴になぞる御戌神が散減大量蹂躙! 薄汚い死屍累々で染まった軌跡はまさに彼が歩んできた畜生道の具現化だ!! 「衆生ぉぉ……済度ぉおおおぉぉぉーーーーっ!!!」  ゴシャアァン!!! ティグクを振りかぶって地面に叩きつける! 視神経色の亀裂が畜生道へと広がり御戌神の背後に到達。その瞬間ガバッと大地が割れ、那由多度に煮え滾る業火を地獄から吹き上げた! ズゴゴゴゴガガ……マグマが滾ったまま連立する巨大灯篭の如く隆起し散減大量焼却! 振り返った御戌神の目に陰る穢れも、紅の影で焼き溶かされていく。 「……クゥン……」  小さく子犬のような声を発する御戌神。私は憤怒相を収め、その隣に立つ。彼の両眼からは止めどなく饐えた涙が零れ、その度に日蝕が晴れていく。気がつけば空は殆ど薄暗い黄昏時になっていた。闇夜を迎える空、赤く燃える月と青く輝く太陽が並ぶ大地。天と地の光彩が逆転したこの瞬間、私達は互いが互いの前世の声を聞いた。 『不思議だ。あの火柱見てると、ぼくの飢えが消えてく。お不動様はどんな法力を?』 ༼ なに、特別な力ではない。あれは慈悲というものだ ༽ 『じひ』  徳松がドマルの手を握った。ドマルの目の奥に、憎しみや悲しみとは異なる熱が込み上がる。 『救済の事で?』 ༼ ……ま、その類いといえばそうか。童よ、あなたは自分を生贄にした衆生が憎いか? ༽  徳松は首を横に振る。 『ううん、これっぽっちも。だってぼく、みんなを救済した神様なんだから』  すると今度はドマルが両手で徳松の手を包み、そのまま深々と合掌した。 ༼ なら、あなたはもう大丈夫だ。衆生との縁に飢える事は、今後二度とあるまい ༽
གསུམ་པ་
 時刻は……わからないけど、日は完全に沈んだ。私も青木さんも地面に大の字で倒れ、炎上するコンビニや隆起した柱状節理まみれの駐車場を呆然と眺めている。 「……アーーー……」  ふと青木さんが、ずっと咥えっ放しだったキョンジャクを口から取り出した。それを泥まみれの白ニットで拭い、私に返そうとして……止めた。 「……洗ってからせにゃ」 「いいですよ。この後まだいっぱい戦うもん」 「大散減とも? おったまげ」  青木さんにキョンジャクを返してもらった。 「実は、まだ学生の時……友達が僕に、『彼女にしたい芸能人は?』って質問を。けど特に思いつかなくて、その時期『非常勤刑事』やってたので紅一美ちゃんと。そしたら今回、本当にしたたびさんが……これが縁ってやつなら、ちぃと申し訳ないかもだ」 「青木さんもですか」 「え?」 「私も実は、この間雑誌で『好きな男性のタイプは何ですか』って聞かれて、なんか適当に答えたんですけど……『高身長でわんこ顔な方言男子』とかそんなの」 「そりゃ……ふふっ。いやけど、僕とは全然違うイメージだったかもでしょ?」 「そうなんですよ。だから青木さんの素顔初めて見た時、キュンときたっていうより『あ、実在するとこんな感じなの!?』って思っちゃったです。……なんかすいません」  その時、遠くでズーンと地鳴りのような音がした。蜃気楼の向こうに耳をそばだてると、怒号や悲鳴のような声。どうやら敵の大将が地上に現れたようだ。 「行くので?」 「大丈夫。必ず戻ってきます」  私は重い体を立ち上げ、ティグクとキョンジャクに再び炎を纏った。そして山頂の御戌神社へ出発…… 「きゃっ!」  しようとした瞬間、何かに服の裾を掴まれたかのような感覚。転びそうになって咄嗟にティグクの柄をつく。足下を見ると、小さなエネルギー眼がピンのように私の影を地面と縫いつけている。 ༼ そうはならんだろ、小心者娘 ༽ 「ちょ、ドマル!?」  一方青木さんの方も、徳松に体を勝手に動かされ始めた。輝く両目から声がする。 『バカ! あそこまで話しといて告白しねえなど!? このボボ知らず!』 「ぼっ、ぼっ、ボボ知らずでねえ! 嘘こくなぁぁ!」  民謡の『お空で見下ろす出しゃばりな月と太陽』って、ひょっとしたら私達じゃなくてこの前世二人の方を予言してたのかも。それにしてもボボってなんだろ、南地語かな。 ༼ これだよ ༽  ドマルのエネルギー眼が炸裂し、私は何故かまた玲蘭ちゃんの童貞を殺す服に身を包んでいた。すると何故か青木さんが悶絶し始めた。 「あややっ……ちょっと、ダメ! 紅さん! そんなオチチがピチピチな……こいつはコトだ!!」  ああ、成程。ボボ知らずってそういう…… 「ってだから、私の体で検証すなーっ! ていうか、こんな事している間にも上で死闘が繰り広げられているんだ!」 ༼ だからぁ……ああもう! 何故わからないのか! ヤブユムして行けと言っているんだ、その方が生存率上がるしスマートだろ! ༽ 「あ、そういう事?」  ヤブユム。確か、固い絆で結ばれた男女の仏が合体して雌雄一体となる事で色々と超越できる、みたいな意味の仏教用語……だったはず。どうすればできるのかまではサッパリわかんないけど。 「え、えと、えと、紅さん……一美ちゃん!」 「はい……う、うん、光君!」  両前世からプレッシャーを受け、私と光君は赤面しながら唇を近付ける。 『あーもー違う! ヤブユムっていうのは……』 ༼ まーまー待て。ここは現世を生きる衆生の好きにさせてみようじゃないか ༽  そんな事言われても困る……それでも、今私と光君の想いは一つ、大散減討伐だ。うん、多分……なんとかなる! はずだ!
བཞི་པ་
 所変わって御戌神社。姿を現した大散減は地中で回復してきたらしく、幾つか継ぎ目が見えるも八本足の完全体だ。十五メートルの巨体で暴れ回り、周囲一帯を蹂躙している。鳥居は倒壊、御戌塚も跡形もなく粉々に。島民達が保身の為に作り上げた生贄の祭壇は、もはや何の意味も為さない平地と化したんだ。  そんな絶望的状況にも関わらず、大散減討伐軍は果敢に戦い続ける。五寸釘愚連隊がバイクで特攻し、河童信者はカルトで培った統率力で彼女達をサポート。玲蘭ちゃんも一枚隔てた異次元から大散減を構成する無数の霊魂を解析し、虱潰しに破壊していく。ところが、 「あグッ!」  バゴォッ!! 大散減から三メガパスカル級の水圧で射出された穢れ母乳が、河童信者の一人に直撃。信者の左半身を粉砕! 禍耶さんがキュウリの改造バイクで駆けつける。 「河童信者!」 「あ、か……禍耶の姐御……。俺の、魂を……吸収……し……」 「何言ってるの、そんな事できるわけないでしょ!?」 「……大散、ぃに、縁……取られ、嫌、……。か、っぱは……キュウリ……好き……っか……ら…………」  河童信者の瞳孔が開いた。禍耶さんの唇がわなわなと痙攣する。 「河童って馬鹿ね……最後まで馬鹿だった……。貴方の命、必ず無駄にはしないわ!」  ガバッ、キュイイィィ! 息絶えて間もない河童信者の霊魂が分解霧散する前に、キュウリバイクの給油口に吸収される。ところが魔耶さんの悲鳴! 「禍耶、上ぇっ!!」 「!」  見上げると空気を読まず飛びかかってきた大散減! 咄嗟にバイクを発進できず為す術もない禍耶さんが絶望に目を瞑った、その時。 「……え?」  ……何も起こらない。禍耶さんはそっと目を開けようとする。が、直後すぐに顔を覆った。 「眩しっ! この光は……あああっ!」  頭上には朝日のように輝く青白い戌神。そしてその光の中、轟々と燃える紅の不動明王。光と影、男と女が一つになったその究極仏は、大散減を遥か彼方に吹き飛ばし悠然と口を開いた。 「月と太陽が同時に出ている、今この時……」 「瞳に映る醜き影を、憤怒の炎で滅却する」 「「救済の時間だ!!!」」  カッ! 眩い光と底知れぬ深い影が炸裂、落下中の大散減を再びスマッシュ! 「遅くなって本当にすみません。合体に手間取っちゃって……」  御戌神が放つ輝きの中で、燃える影体の私は揺らめく。するとキュウリバイクが言葉を発した。 <問題なし! だぶか登場早すぎっすよ、くたばったのはまだ俺だけです。やっちまいましょう、姐さん!> 「そうね。行くわよ河童!」  ドルルン! 輩悪苦満誕(ハイオクまんたん)のキュウリバイクが発進! 私達も共に駆け出す。 「一美ちゃん、火の準備を!」 「もう出来ているぞぉ、カハァーーーッハハハハハハァーーー!!」  ティグクが炎を噴く! 火の輪をくぐり青白い肉弾が繰り出す! 巨大サンドバッグと化した大散減にバイクの大軍が突撃するゥゥゥ!!! 「「「ボァガギャバアアアアァァアアア!!!」」」  八本足にそれぞれ付いた顔が一斉絶叫! 中空で巻き散らかされた大散減の肉片を無数の散減に変えた! 「灰燼に帰すがいい!」  シャゴン、シャゴン、バゴホオォン!! 御戌神から波状に繰り出される光と光の合間に那由多度の影炎を込め雑魚を一掃! やはりヤブユムは強い。光源がないと力を発揮出来ない私と、偽りの闇に遮られてしまっていた光君。二人が一つになる事で、永久機関にも似た法力を得る事が出来る!  大散減は地に叩きつけられるかと思いきや、まるで地盤沈下のように地中へ潜って行ってしまった。後を追えず停車した五寸釘愚連隊が舌打ちする。 「逃げやがったわ、あの毛グモ野郎」  しかし玲蘭ちゃんは不敵な笑みを浮かべた。 「大丈夫です。大散減は結界に分散した力を補充しに行ったはず。なら、今頃……」  ズドガアアァァァアン!!! 遠くで吹き上がる火柱、そして大散減のシルエット! 「イェーイ!」  呆然と見とれていた私達の後方、数分前まで鳥居があった瓦礫の上に後女津親子と佳奈さんが立っている。 「「ドッキリ大成功ー! ぽーんぽっこぽーん!」」  ぽこぽん、シャララン! 佳奈さんと万狸ちゃんが腹鼓を打ち、斉一さんが弦を爪弾く。瞬間、ドゴーーン!! 今度は彼女らの背後でも火柱が上がった! 「あのねあのね! 地図に書いてあった星の地点をよーく探したら、やっぱり御札の貼ってある祠があったの。それで佳奈ちゃんが凄いこと閃いたんだよ!」 「その名も『ショート回路作戦』! 紙に御札とぴったり同じ絵を写して、それを鏡合わせに貼り付ける。その上に私の霊力京友禅で薄く蓋をして、その上から斉一さんが大散減から力を吸収しようとする。だけど吸い上げられた大散減のエネルギーは二枚の御札の間で行ったり来たりしながら段々滞る。そうとは知らない大散減が内側から急に突進すれば……」  ドォーーン! 万狸ちゃんと佳奈さんの超常理論を実証する火柱! 「さすがです佳奈さん! ちなみに最終学歴は?」 「だからいちご保育園だってば~、この小心者ぉ!」  こんなやり取りも随分と久しぶりな気がする。さて、この後大散減は立て続けに二度爆発した。計五回爆ぜた事になる。地図上で星のシンボルを描く地点は合計六つ、そのうち一つである食虫洞のシンボルは私がコンビニで焼却したアレだろう。 「シンボルが全滅すると、奴は何処へ行くだろうか」  斉三さんが地図を睨む。すると突如地図上に青白く輝く道順が描かれた。御戌神だ。 「でっかい大散減はなるべく広い場所へ逃走を。となると、海岸沿いかもだ。東の『いねとしサンライズビーチ』はサイクリングロードで狭いから、石見沼の下にある『石見海岸』ので」 「成程……って、君はまさか!?」 「青木君!?」  そうか、みんな知らなかったんだっけ。御戌神は遠慮がちに会釈し、かき上がったたてがみの一部を下ろして目隠れ前髪を作ってみせた。光君の面影を認識して皆は納得の表情を浮かべた。 「と……ともかく! ずっと地中でオネンネしてた大散減と違って、地の利はこちらにある。案内するので先回りを!」  御戌神が駆け出す! 私は彼が放つ輝きの中で水上スキーみたいに引っ張られ、五寸釘愚連隊や他の霊能者達も続く。いざ、石見海岸へ!
ལྔ་པ་
 御戌神の太陽の両眼は、前髪によるランプシェード効果が付与されて更に広範囲を照らせるようになった。石見沼に到着した時点で海岸の様子がはっきり見える。まずいことに、こんな時に限って海岸に島民が集まっている!? 「おいガキ共、ボートを降りろ! 早く避難所へ!」 「黙れ! こんな島のどこに安全が!? 俺達は内地へおさらばだ!」  会話から察するに、中学生位の子達が島を脱出しようと試みるのを大人達が引き止めているようだ。ところが間髪入れず陸側から迫る地響き! 危ない! 「救済せにゃ!」  石見の崖を御戌神が飛んだ! 私は光の中で身構える。着地すると同時に目の前の砂が隆起、ザボオオォォン!! 大散減出現! 「かははは、一足遅いわ!」  ズカアァァン!!! 出会い頭に強烈なティグクの一��! 吹き飛んだ大散減は沿岸道路を破壊し民家二棟に叩きつけられた。建造物損壊と追い越し禁止線通過でダブル罪業加点! 間一髪巻き込まれずに済んだ島民達がどよめく。 「御戌様?」 「御戌様が子供達を救済したので!?」 「それより御戌様の影に映ってる火ダルマは一体!?」  その問いに、陸側から聞き覚えのある声が答える。 「ご先祖様さ!」  ブオォォン! 高級バイクに似つかわしくない凶悪なエンジン音を吹かして現れたのは加賀繍さんだ! 何故かアサッテの方向に数珠を投げ、私の正体を堂々と宣言する。 「御戌神がいくら縁切りの神だって、家族の縁は簡単に切れやしないんだ。徳川徳松を一番気にかけてたご先祖様が仏様になって、祟りを鎮めるんだよ!」 「徳松様を気にかけてた、ご先祖様……」 「まさか、将軍様など!?」 「「「徳川綱吉将軍!!」」」  私は暴れん坊な将軍様の幽霊という事になってしまった。だぶか吉宗さんじゃないけど。すると加賀繍さんの紙一重隣で大散減が復帰! 「マバゥウゥゥゥゥウウウ!!!」  神社にいた時よりも甲高い大散減の鳴き声。消耗している証拠だろう。脚も既に残り五本、ラストスパートだ! 「畳み掛けるぞ夜露死苦ッ!」  スクラムを組むように愚連隊が全方位から大散減へ突進、総長姉妹のハンマーで右前脚破壊! 「ぽんぽこぉーーー……ドロップ!!」  身動きの取れなくなった大散減に大かむろが垂直落下、左中央二脚粉砕! 「「「大師の敵ーーーっ!」」」  微弱ながら霊力を持つ河童信者達が集団投石、既に千切れかけていた左後脚切断! 「くすけー、マジムン!」  大散減の内側から玲蘭ちゃんの声。するうち黄色い閃光を放って大散減はメルトダウン! 全ての脚が落ち、最後の本体が不格好な蓮根と化した直後……地面に散らばる脚の一本の顔に、ギョロギョロと蠢く目が現れた。光君の話を思い出す。 ―八本足にそれぞれ顔がついてて、そのうち本物の顔を見つけて潰さないと死なない怪物で!― 「そうか、あっちが真の本体!」  私と光君が同時に動く! また地中に逃げようと飛び上がった大散減本体に光と影は先回りし、メロン格子状の包囲網を組んだ! 絶縁怪虫大散減、今こそお前をこの世からエンガチョしてくれるわあああああああ!! 「そこだーーーッ!! ワヤン不動ーーー!!」 「やっちゃえーーーッ!」「御戌様ーーーッ!」 「「「ワヤン不動オォーーーーーッ!!!」」」 「どおおぉぉるあぁああぁぁぁーーーーーー!!!!」  シャガンッ! 突如大量のハロゲンランプを一斉に焚いたかのように、世界が白一色の静寂に染まる。存在するものは影である私と、光に拒絶された大散減のみ。ティグクを掲げた私の両腕が夕陽を浴びた影の如く伸び、背中で燃える炎に怒れる恩師の馬頭観音相が浮かんだ時……大散減は断罪される! 「世尊妙相具我今重問彼仏子何因縁名為観世音具足妙相尊偈答無盡意汝聴観音行善応諸方所弘誓深如海歴劫不思議侍多千億仏発大清浄願我為汝略説聞名及見身心念不空過能滅諸有苦!」  仏道とは無縁の怪獣よ、己の業に叩き斬られながら私の観音行を聞け! 燃える馬頭観音と彼の骨であるティグクを仰げ! その苦痛から解放されたくば、海よりも深き意志で清浄を願う聖人の名を私がお前に文字通り刻みつけてやる! 「仮使興害意推落大火坑念彼観音力火坑変成池或漂流巨海龍魚諸鬼難念彼観音力波浪不能没或在須弥峰為人所推堕念彼観音力如日虚空住或被悪人逐堕落金剛山念彼観音力不能損一毛!!」  たとえ金剛の悪意により火口へ落とされようと、心に観音力を念ずれば火もまた涼し。苦難の海でどんな怪物と対峙しても決して沈むものか! 須弥山から突き落とされようが、金剛を邪道に蹴落とされようが、観音力は不屈だ! 「或値怨賊繞各執刀加害念彼観音力咸即起慈心或遭王難苦臨刑欲寿終念彼観音力刀尋段段壊或囚禁枷鎖手足被杻械念彼観音力釈然得解脱呪詛諸毒薬所欲害身者念彼観音力還著於本人或遇悪羅刹毒龍諸鬼等念彼観音力時悉不敢害!!」  お前達に歪められた衆生の理は全て正してくれる! 金剛有明団がどんなに強大でも、和尚様や私の魂は決して滅びぬ。磔にされていた抜苦与楽の化身は解放され、悪鬼羅刹四苦八苦を燃やす憤怒の化身として生まれ変わったんだ! 「若悪獣囲繞利牙爪可怖念彼観音力疾走無辺方蚖蛇及蝮蝎気毒煙火燃念彼観音力尋声自回去雲雷鼓掣電降雹澍大雨念彼観音力応時得消散衆生被困厄無量苦逼身観音妙智力能救世間苦!!!」  獣よ、この力を畏れろ。毒煙を吐く外道よ霧散しろ! 雷や雹が如く降り注ぐお前達の呪いから全ての衆生を救済してみせよう! 「具足神通力廣修智方便十方諸国土無刹不現身種種諸悪趣地獄鬼畜生生老病死苦以漸悉令滅真観清浄観広大智慧観悲観及慈観常願常瞻仰無垢清浄光慧日破諸闇能伏災風火普明照世間ッ!!!」  どこへ逃げても無駄だ、何度生まれ変わってでも憤怒の化身は蘇るだろう! お前達のいかなる鬼畜的所業も潰えるんだ。瞳に映る慈悲深き菩薩、そして汚れなき聖なる光と共に偽りの闇を葬り去る! 「悲体戒雷震慈意妙大雲澍甘露法雨滅除煩悩燄諍訟経官処怖畏軍陣中念彼観音力衆怨悉退散妙音観世音梵音海潮音勝彼世間音是故須常念念念勿生疑観世音浄聖於苦悩死厄能為作依怙具一切功徳慈眼視衆生福聚海無量是故応頂……」  雷雲の如き慈悲が君臨し、雑音をかき消す潮騒の如き観音力で全てを救うんだ。目の前で粉微塵と化した大散減よ、盲目の哀れな座頭虫よ、私はお前をも苦しみなく逝去させてみせる。 「……礼ィィィーーーーーッ!!!」  ダカアアアアァァアアン!!!! 光が飛散した夜空の下。呪われた気枯地、千里が島を大いなる光と影の化身が無量の炎で叩き割った。その背後で滅んだ醜き怪獣は、業一つない純粋な粒子となって分解霧散。それはこの地に新たな魂が生まれるための糧となり、やがて衆生に縁を育むだろう。  時は亥の刻、石見海岸。ここ千里が島で縁が結ばれた全ての仲間達が勝利に湧き、歓喜と安堵に包まれた。その騒ぎに乗じて私と光君は、今度こそ人目も憚らず唇を重ね合った。
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ronpe0524 · 3 years
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オンライン映画祭が多すぎる11月(2020年11月の日記)
■2020/11/1 日曜日。映画祭には行かず娘と遊ぶ日曜日。午前中から両親に車で迎えに来てもらい地元のみかん狩りへ。この11月1日がみかん狩り解禁日。まぁまぁみかん食べちゃう。娘はローカルテレビの取材を受けていた。みかん狩りの後は武蔵村山食堂へ。いわゆる「まいどおおきに食堂」系のお店です。なぜならキッズセットをたのむと「おしりたんてい」のグッズがもらえるから。午後は実家でのんびりと過ごす。先日、娘とどんぐり拾いに行きクヌギのかくと部分をGETできなかったわけですが、母のお姉さんがわざわざその部分を送ってきてくれたとのこと。工作で使いたがっていた娘は大喜び。母がお姉さんにその件を話して送ってきてくれたのかと思っていたんですけど、何も話してはいないとのこと。鹿島さんこれは?スピってますね。夕飯はご馳走になり帰宅。夜はU-NEXT『洗骨』を見る。BS録画『名探偵ポワロ』E28を見る。
■2020/11/2 月曜日。元々は映画祭のために午前半休を取っていたのだけどいろいろあってキャンセル。代わりに近所のMOVIX昭島にて『罪の声』鑑賞。すぐに帰宅して午後は在宅仕事。夜は日本映画監督協会第60回新人賞上映記念シンポジウムの配信を見る。Amazon Prime『自転車泥棒』を見る。これは映画祭の予習である。BS録画『名探偵ポワロ』E29を見る。
■2020/11/3 火曜日。文化の日で祝日。まぁ映画祭には行けず家で娘と過ごす、予定だったのですが急に午前中だけ自由時間に。すぐに昭島へ。MOVIX昭島にて『とんかつDJアゲ太郎』鑑賞。我慢できず昭島のモールでとんかつを食べる。午後は帰宅。娘と遊んだりしながら映画鍋の配信を見る。フィルメックス、TIFFの裏側とかそれぞれの事情がわかってとても面白い。夜は娘の寝る準備をしてからイオンシネマむさし村山へ。『ザ・グラ��ジ 死霊の棲む屋敷』鑑賞。TIFFトーク・サロン『アフター・ラヴ』をYouTubeで見る。Q&Aのボリューム、素晴らしい。
■2020/11/4 水曜日。休暇を取って映画祭に復帰であります。朝、娘の登校と同時に家を出る。最寄りの駅に向かっているとよく近所で見かけるお爺さんが歩いていた。そのお爺さんはいつも小型犬を連れていて、うちの娘が「ワンちゃん!」とか云って寄っていくとニコニコと笑っているのが印象的なお爺さんであった。そのお爺さんが犬を連れていない状態で歩いているのである。おそらく自分はこのお爺さんが犬なしの状態で歩いているのをはじめて見た。もしかしたらあの犬、亡くなってしまったのかな。と想像し悲しくなってしまった。がしかし、お爺さんをよく見ると、なんだか空き地の方を見てキョロキョロしている。低めのブロック塀のところを覗いたりしている。え?犬、逃げちゃんたのかな?時間なかったので声かけられなかったけど気になる。気になりつつも六本木へ。TIFFにて『チンパンジー属』、『バイク泥棒』、ノットゥルノ/夜』を鑑賞。お昼はけんす君と待ち合わせて福島屋@麻布十番でおでん定食。やはり映画祭期間にこれを食べれるのは嬉しい。去年もけんす君とここでランチしてるけど、あのときは退院から間もない時で、食事用のハサミを持ち歩いていて、おでんをチョキチョキやりながら食べてたなぁと思い出す。『バイク泥棒』終わりではmatsuさんとちょっとだけ会えて立ち話。実に3月以来となるリアルでの再会だ。リモートでは話しているけどこうやって会えるのはやはり嬉しい。帰宅してからTIFFトーク・サロン『バイク泥棒』にZoomから参加。しっかり質問もひろってもらえて内容も充実、あー楽しい。寝る前にU-NEXT『なにはなくとも全員集合!!』を見る。時間があればもっと見たいぞドリフ映画。Netflix『クイーンズ・ギャンビット』E4を見る。
■2020/11/5 木曜日。本日も六本木へ。『ファン・ガール』、『二月』、『ムクシン【4Kデジタル修復版】』を鑑賞。『二月』と『ムクシン』はチートイツさんと同回。インターバル時間にいろいろ話す。やはり映画祭はこういうのが楽しい。ランチにはきりん屋でドライカレーを食べる。最高。本日も21時前には帰宅し娘のコンタクトを入れる。今日は学校の芋掘りだったんだけど、家には大量のサツマイモが。僕はサツマイモ苦手なんすよね。。この半年以上、個人的にはコロナ以上の問題を抱えていて本当に辛いのですが、この夜少しだけ問題が良い方に向かったかもしれない。向かってほしい。風呂に入って遅く夕食を食���ながらTIFFトークサロン『ファン・ガール』に参加。司会は石坂さん。監督と主演の二人が参加でとても盛り上がった。質問は日本語と英語でテキスト入力できるのだけど英語の質問が多かったらしい。おそらくフィリピンの方が多く参加してたんじゃないかな。寝ようとしたら今泉監督のインスタライブがはじまり『罪の声』の話。作品を絶賛しつつ、終盤の描写と演習についてのうまくいってない部分を指摘。さすがの内容で話が面白くまだまだ聞いていたかったけど睡眠不足になりそうなので寝る。
■2020/11/6 金曜日。今日も娘はと同じタイミングで家を出る出て映画祭へ。最寄り駅まで向かう道で3日前の日記に書いていたお爺さんを見かけた。そしてお爺さんは犬を連れていた!良かった、ワンちゃん無事だったんだね。気分良く電車に乗る。西武線が遅延したが大江戸線への乗り換えでリカバリー。なんとか遅刻することなる六本木へ。TIFF『スレート』『デリート・ヒストリー』『ノー・チョイス』『兎たちの暴走』を鑑賞。合間にまるゆさんと遭遇して映画の感想話したり。まるゆさんが『スレート』を絶賛してた(笑)。帰りの電車で小林勇貴監督が『とんかつDJアゲ太郎』を語るインスタライブがはじまり見る。本当にロジカルに映画をとらえていて勉強になります。帰宅してからTIFFトーク・サロン『スレート』と『ムクシン』にZoomから参加。『ムクシン』のやりとりは最高だったなぁ。Disney+『マンダロリアン』S2E2を見る。ペイトン・リードだ。
■2020/11/7 土曜日。娘は本日は登校日。僕は今日も六本木へ。映画祭も終盤にです。TIFF『アップル』『私は決して泣かない』『オマールの父』を鑑賞。『私は決して泣かない』はけんす君の隣の席という(笑)。帰宅してからTIFFトーク・サロン『アップル』と『オマールの父』ははしご。『アップル』Q&Aはめちゃくちゃ楽しかったな。夜はAKIRA君がまた札幌のラジオに出てたので聴いたり。BS録画『名探偵ポワロ』E30を見る。Netflix『クイーンズ・ギャンビット』E5を見る。
■2020/11/8 日曜日。映画祭はお休みです。娘が美容室に行ってる間に僕は映画へ。シネマシティで『おらおらでひとりいぐも』『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』鑑賞。BS録画『名探偵ポワロ』E31を見る。ABC殺人事件!僕は昔これをNHKの放送で見て、そこからクリスティにハマったんですよね。やはり素晴らしい出来。
■2020/11/9 月曜日。午前中だけ休みをもらい六本木へ。映画祭最終日。TIFF『荒れ地』を鑑賞。これだけのために六本木まで行って良かった。急いで帰宅。午後から仕事に復帰。うわー仕事がたまっている。いきなりミーティングも3つあり。しんどい。娘の夕飯の準備をしながらTIFFトーク・サロン『荒れ地』を見る。夜、最近見はじめたYouTubeラジオ「根矢涼香の屋根裏部屋」を見る。おたより出したら読まれてて嬉しい。WOWOW『ジェミニマン』を見る。去年観れなかったやつ。去年の秋ぐらいのやつは手術・入院のタイミングでたくさん観れていない。それがいまWOWOWにどんどんきている。
■2020/11/10 火曜日。すっかり仕事に復帰ですが、急ぎの仕事があり身動きが取れない。疲れてしまいよく覚えてないぐらいな感じで寝落ち。
■2020/11/11 水曜日。まだまだ急ぎの仕事、資料作成など。ふー。夜は娘の寝る準備をしてからイオンシネマむさし村山へ。『ジオラマボーイ・パノラマガール』を観る。夜遅い回があるのは本当にありがたい。BS録画『名探偵ポワロ』E11を見る。
■2020/11/12 木曜日。夕方、仕事をちょっと抜けて娘と小児科へ。肌の調子を見てもらったけどなかなか良くなってきてるとのこと。薬局で薬ももらいまた仕事に戻る。見たかった作品のオンライン試写は外れたみたいなのでWOWOW『最初の晩餐』を見る。たしかすきやばし太郎君が絶賛してたやつ。なるほど。
■2020/11/13 金曜日。午前半休で通院。血液検査など。まぁ問題はなさそう。会社にちょっと寄って書類を受け取って、お昼にラーメンなど食べてから帰宅。午後は在宅仕事。夕方、12月以降の仕事の予定について上司とMeeting。半分ぐらい業務内容が変わるらしくまた覚えることがどーんときそう。うーむ。夜は春日太一×入江悠のトーク配信を見る。オンラインの田辺・弁慶映画祭『マイライフ、ママライフ』も観る。Disney+『マンダロリアン』S2E3も見る。
■2020/11/14 土曜日。朝から娘を習い事に送る。立川のボードゲームショップですごろくやの新作を購入。これは娘がよろこぶぞ(お父さんのお小遣いから買ってるんだからな)。シネマシティで『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』鑑賞。娘を迎えに行って帰宅。移動時間とか空き時間を使ってひたすらオンラインの田辺・弁慶映画祭を見る。『いる』『親鳥よ、静かに泣け』『愛のくだらない』を見る。同じくオンラインのうえだ城下町映画祭『SEVEN DRIVES』『部屋の片隅で、愛をつねる』を見る。若き日の入江悠監督作。貴重。
■2020/11/15 日曜日。午前中から娘の矯正歯科へ。順調とのことで何より。早く終わったので立川の図書館へ。マックでお昼を食べてから、ららぽーと立川立飛へ。新しくできたできたレゴのショップへ。娘がチョイスしたマインクラフトのレゴを買う。帰宅。娘は今度、英検の4級or3級を受けてみるとのことで4級の過去門挑戦をしていた。英検用の勉強はまだはじめたばかりなのに余裕で合格ラインを超えるハイスコアをたたき出していた。幼稚園から通い続けている英会話はやはりすごい。僕はその時間を使って田辺・弁慶映画祭の見逃し配信を。『焦げ。』『偽神』を見る。夜はDAZNでFC東京戦を見て、娘を寝かしつけ。いやな予感は的中。そのまま寝落ち。
■2020/11/16 月曜日。昨夜寝落ちしてしまって、結局朝まで寝てしまったので睡眠はたっぷり。見る映画やドラマはたまる一方。昨夜upされていた不思議ラジオ キンザザを聴く。僕のキンザザ初登場回ですよー。仕事の方は変わらず在宅ですがMeetingの連続で疲れる。BS12『Vienna Blood』S1E1とE2を見る。そしてまたも娘を寝かしつけながら寝落ち。寝落ち、二夜連続。
■2020/11/17 火曜日。また寝落ちして睡眠はたっぷり。とある用事のために午前半休。あと昨夜できなかった僕モテの情報コーナーを仕上げて送信。午後から仕事。夜はTIFF Studio、僕モテとYouTubeの生配信を連続して見る。どちらも楽しい。Netflix『彼女の告発』を見る。
■2020/11/18 水曜。朝食は抜き。健康診断のため出勤であります。オフィスは静かで仕事には集中できる。健康診断は体重などががっつり落ちていたので心配される。病気だったんですよ、去年。バリウムは今年もきつかった。あの機械でぐるぐるまわるのもきつい。終わって下剤飲んで、水をごくごく飲んで、おにぎり2個をすぐ食べたんだけど全然便意がこない。結局夕方まで出なくて帰宅。娘の寝る準備をしてからカップ麺を食べて下剤を追加投入。しかしまだまだ便意がこない。まずい。しかしまたも娘と一緒に寝てしまう。深夜2時に起きてトイレに行ってみたが普通の便が出たのみ。まずい。
■2020/11/19 木曜。目覚ましがなる前に便意があり起床。ついにバリウムが出ましたよ。良かったー。まぁ午前中は何度もトイレに行くことになりましたが。そして娘は昨夜から鼻水が出るようになっていて気になります。週末は耳鼻科か。夜、娘の寝る準備をしてからイオンシネマむさし村山へ。『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』鑑賞。観客は僕ひとりだったけど良い映画だった。Amazon Prime『パペット・マスター』を見る。
■2020/11/20 金曜。朝起きてすぐ娘の体温を測る。良かった平熱だ。鼻水は出てるので体育はお休みさせてください、と連絡帳に書く。午前中から長時間で規模の大きいオンラインミーティング。僕が所属している部署のアジア全体のミーティングなので何百人と見ているのだろう。ここで先日、僕が録音した5分ほどの発表も流れた。あーはずかしい。準備時間、練習時間がほぼなかったし、ただでさえ英語のスピーキングはうまくないし、去年の手術以来しゃべるのが普通に大変なのだ。スピーチが流れたあと何人かの同僚、先輩からメールやチャットがとんできた。あーはずかしい。義母が泊まりにきてくれて群馬土産のひもかわうどんで夕食。うまいよひもかわ。オンライン試写で『記憶の技法』を見る。オンラインのラテンビート映画祭で『老人スパイ』を見る。Disney+『マンダロリアン』S2E4を見る。Vimeoでかめりさ出演の短編『スピリチュアル』を見る。 フィルメックス・オンラインはプラットフォーム側の不具合で配信延期とのこと。これは困った。
■2020/11/21 土曜日。まだ鼻水が出ている娘、義母が耳鼻科に連れていってくれるとのこと。ありがたい。僕は時間をいただき新宿へ。パンケーキなど食べてから久々に新宿武蔵野館へ。実に今年2回目の武蔵野館?マジか。ジャン=ポール・ベルモンド傑作選『オー!』と『ホモ・サピエンスの涙』を鑑賞。インターバル5分のはしご。満足して映画秘宝を買ってから帰る。Amazon Prime『市民ケーン』を見る。BS録画『名探偵ポワロ』E33を見る。今日もやっぱり娘と寝落ち。なんだか心配になってくる自分。
■2020/11/22 日曜日。ジミソスタイル的早起きをしてラテンビート(オンライン)『息子の面影』を見る。評判通りの素晴らしさ。娘と実家へ。本日はお泊り。実家の庭のみかんの木でみかん狩り。狩りまくり。測ったら10キロもあった。すごい。実家は本当にゆっくりできて良い。娘もごろごろしたりおもちゃで遊んだりで楽しそうである。夕飯はおでん。最高。娘を寝かしつけてからシネマクティフ東京支部の音声配信、リモート収録。4時間近くかかってしまった。みんなお疲れさまでした。。
■2020/11/23 祝日の月曜。実家の朝食。うまい食パンが出てきて最高だ。今日も実家でのんびりだ。フィルメックス・オンラインで『平静』を見たり、昨夜録音した音源をひたすら編集。たいしていじらないんですけど量がハンパないんだな。夕飯までご馳走になってから帰宅。今夜は奇跡的に寝落ちしなかったので前野健太の無観客LIVEをアーカイブで見る。まぁ帰宅してからいろいろあって落ち込んでたんですけどマエケンの歌を聴いてちょっと元気出た。BS録画『名探偵ポワロ』E34を見る。
■2020/11/24 火曜日。出勤日。まぁ出勤してもリモートミーティングの連絡であります。お昼は会社の近くの丸亀製麺で食えるのが最高だ。いろいろ年末に向けて仕事の引継ぎがあり週に1回ぐらい出社することになりそうだ。帰宅して夜、寝る前に映画を見ようとしたが30分もしないうちに寝てしまった。落ち込む。
■2020/11/25 水曜日。ひたすら資料を作っていたがなんか集中できない。ストレスをためないようにしたいのにいろいろ悩みが絶えないんだ。なんでうまくいかないのでしょうね。娘を寝かしつけてからイオンシネマむさし村山へ。『ボルケーノ・パーク』鑑賞。こういう空っぽの映画を観て、もう寝る。
■2020/11/26 木曜日。休暇取って立川の病院へ。前の病気の検査通院。2年ぶりに骨密度の検査を受けたが数値がぜんぜん上がってなくてショック。先生曰く、悪化しないからいいじゃないか、とのこと。最近どう?とか聞かれたので先生にいろいろ悩みを愚痴ってしまった。先生のアドバイスは、もっと陽の光を浴びた方が良い、とのこと。やってみます。立川の「一福」でうどん食べてから帰宅。お昼過ぎには戻ってこれたので午後からは仕事に切り替え。ありがたいことに仕事はいっぱいある。夜、3日ぐらいかかってしまったフィルメックス・オンライン『迂闊な犯罪』を見る。さらにMCTOS『彼女の告発』回に参加。直前の参加表明だったけど映画の話をたっぷりできて、笑って、楽しかった。
■2020/11/27 金曜日。まぁまぁ集中して仕事する。ちょっと思いついたことがあってある人に連絡したら僕のアイデアにのってくれた。うまくいくと良いなぁ。義母が泊まりにきてくれて娘は楽しそう。娘はおばあちゃん大好き。僕はちょっと楽ができるので僕も大好き(笑)。夜はかなり遅くなってしまったけど「PUNPEE Presents. "Seasons Greetings'20"」のアーカイブを見る。マエケンのLIVEとは違った方向でこれも最高。楽しー。
■2020/11/28 土曜日。娘は義母がみてくれるので出かけさせていただく。午前中から立川へ。キノシネマ立川で『佐々木、イン、マイマイン』鑑賞。やよい軒でランチ。おかわりのご飯が自動で供給される、ドリンクバーみたいなご飯マシンがあった。なるほど。新宿へ。ナツノカモ・コレクション2020 - 第一部「立体モノガタリ」 @ 新宿ハイジアV-1。なんかこういうのが観れると心が豊かになる感ある。同じ回に来ていたまるゆさんとちょっと話す。まるゆさんは二部も観るとのことで、しかもその合間にケイズで1本映画を観るとのこと。欲張るなぁ、と思ったけど僕も自由に自分の時間が使えればやってるだろな、と思う。帰宅して娘の夕飯を準備して、風呂に入れたり、英語の勉強をさせたりピアノをさせたり。寝かしつけて、寝落ちしなかったことを喜びつつ映画���見る。フィルメックス・オンライン『イエローキャット』を見る。購入(配信レンタル)しておいて見てなかった京都ヒストリカ映画祭のヒストリカワールド『荒地の少女グウェン』もやっと見る。
■2020/11/29 日曜日。ゆっくりできる日曜日。娘と実家へ。両親に娘を見てもらい、僕は立川へ。シネマシティで『Mank マンク』鑑賞。これはシネマツーよりシネマワンが似合う映画だ。すぐに実家へ戻る。娘に英語の勉強をやらせたり、宿題をチェックしたり。夕飯までご馳走になり帰宅。娘を風呂に入れても時間に余裕あり。娘は寝るまでの時間に動画を見たり絵を描いたり。こうゆう時間がもっとできれば良いのだけど。今日も娘を寝かしつけながら寝落ちしなかったぞ。いろいろ見たりできるぞ。京都ヒストリカ映画祭 ヒストリカワールド『魂は屈しない』を見る。僕の心が屈しそうになる映画だった。Disney+『マンダロリアン』S2E5をやっと見る。あと本を読んだり、録画したテレビを見たり、音声配信の編集をやったり、仕事をしたり。大変有意義に26時まで過ごして寝る。
■2020/11/30 月曜日。寒くなってきて娘がなかなか起きてくれない。子供はもっとシャキっと起きるものじゃないのか。娘を学校に送り出してから今日も自宅仕事。夕方に大事なミーティングがあったのでそれが終わるまで大変だった。ふー。BS録画『名探偵ポワロ』E35を見る。夜は娘を寝かしつけながら、ちょっとだけスマホでドラマを見ていたら寝落ちしていたらしい。ぜんぜん夜にやろうと思っていたことをやらないまま寝てしまった。最近こんなんばかりである。そんなこんなで11月も終わり。
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liveyofu · 4 months
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◆2024/3/23(土)早稲田RiNen
モマーモッツ「YES BABY NOW」CDリリースパーティー
open17:15 start17:30
出演: (O.A.)メヒカリ/Donut Real Elephant/楽しいよふかし/Girl President/モマーモッツ
(前売り:2500円 当日:3000円)+1drink
ツイキャスプレミア配信:1300円/ご来場者ディスカウント配信:700円
◆2024.4/14(日) 吉祥寺NEPO
MYFUNERAL INC. pre. 【TOKYO SWING】
open18:15 start18:45
出演: TOKYO TOWN SHALALA/楽しいよふかし/ゆうべの星/来来来チーム
¥2,400+1drink
イベント予約サイト:https://tiget.net/events/305667
◆◆
ライブ、イベント情報、詳細等は決まり次第随時更新します。
当サイトからのご予約用メールフォーム
(ライブハウス、イベントのサイトなどからもご予約できることが多いのでご都合にあわせてご選択ください)
送信後にご入力いただいたアドレス宛に[email protected]から予約完了のメールをお送りします。
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shintotsukawa · 4 years
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思い出お~い札沼線Project おはようございます。 エキアカリ開催まであと4日、各会場準備を進めております。 本日の北海道新聞空知面にも取り上げて頂きました。 さて、皆さん気になっているであろう、各会場の詳細が固まりましたので、お知らせします。 ・石狩金沢駅:駅前にはキャンドルの他、地元住民の皆さんで製作する雪像もお目見えします。また、駅からすぐの金沢会館にて、物販ブースを開設します。こちらでは、いつもお世話になっている 喫茶ここ さんが美味しいホットコーヒーを提供して下さいますので、ぜひご賞味ください。 また、金沢会館にて、来駅記念証を配布いたしますのでぜひご来場ください。 ・豊ヶ岡駅:駅周辺が大変狭いこともありまして、昨年度と同様、キャンドルの設置のみとなりますが、今年度は豊ヶ岡駅でも来駅記念証を配布いたします。 ・札比内駅:最後にして新設の会場です。駅舎とホームの間には列車の雪像が登場します。また、鉄道グッズの販売(協力 鉄道雑貨の店ぽっぽや)、月形商工会より、温かいお茶の提供がございます。(無くなり次第終了となります)その他、2月1日は来駅記念証の配布(2月2日配布のものとは違うデザインです)、町内手芸サークルの皆さんが制作した記念品の配布がございます。 ※札比内駅前では、2月2日も鉄道グッズの販売を行います。 ・浦臼駅:昨年は地元の皆さんに協力して頂き、とても盛り上がった会場のひとつでした。 今年度も期待しましょう!(笑)今年度は、温かい豚汁とココアの提供があります。(200人分ほど用意してくれるようですが、無くなり次第終了となります) また、到達証明書、参加記念証の配布があります。 ・新十津川駅:今年度は列車が延長運転されるので、注目度が高くなっております。通常は5時までとなっている到達証明書をエキアカリ開催時間中にも配布いたします。合わせて、札沼線記念入場券の販売も行いますので、ぜひお買い求めください。 また、駅前では、上砂川町の地域おこし協力隊がちゃんこ鍋の販売を行います(200人分程度は用意しているようですが、無くなり次第終了となります) 臨時列車が出発した後、新十津川駅をスクリーンに見立てて、プロジェクションマッピングを実施します。こちらも要チェックですね。 各会場様々な趣向を凝らして皆さんのお越しをお待ちしております。 https://ift.tt/2RACNXn January 28, 2020 at 10:39AM
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karasuya-hompo · 5 years
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Skyrim不動産案内番外編:Zenika Ruins
 私の住まいはイリナルタ湖にある。中洲と言うのも申し訳ないような小さな場所で、そこにある小屋には最初、年老いた狩人が住んでいたそうだ。人によっては”みすぼらしい”と言うだろうあばら屋だが、私はその小屋が気に入っていた。  湖の周辺は景観も良く天候に恵まれる日も多いので、時間を持て余したときには散歩に出かけることもある。  それは、そんな散歩の途中で見つけた。
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 いつもすべてを観察し記憶しながら見ているわけではないから、「こんなものがこんなところにあっただろうか?」ということは、時々ある。だがこれは……さすがに断言できる。こんなところにドゥーマーの建物などなかった。  だが驚くには値しない。西岸にあった半壊した塔を利用した住まいがいつの間にかなくなっていたように、これはいつの間にか現れたものに違いない。最近のスカイリムではよくあることで、私がこんな現象に出会うのも何度目だろうか。  幸い私は冷気に強く呼吸も必要としないスケルトンだ。ドゥーマーの遺跡を探検したことがなかったのもあって、好奇心の示すままに近寄り、周囲を泳いで回っても特になにも見つからなかったので、思いきって潜ってみた。  するとそこに、金属製のレバーを見つけた。
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 レバーを倒してみたところ、出たのはこんな場所だった。
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 湖にある小さな建物は、ここに通じる……転送装置というか、リフトというか、どうやってここに運ばれたのか記憶がないのは不思議だが、ともかくこの場所に登るための仕掛けなのだ。
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 石造りの階段が折れ曲がりながらゆるやかに上へと続いている。途中にはベンチもあった。寒ささえ感じなければ、見晴らしも良いし、今日のような天気のいい日には一息つくのにもっていいだろう。
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 やがて辿り着いた扉の前には、薪割り台と、
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 皮なめし台が備え付けられていた。どうやらここは、遺跡というよりもドゥーマーの遺跡を利用した家らしい。  どんな家なのだろうか、誰か住民はいるのだろうかと扉を開ける。
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 するとそこは屋内ではなく、またしてもどうやって移動したのかは記憶にないのだが、更に高い場所にある展望台だった。  入り口になっている水中リフトも、イリナルタの深淵と呼ばれている廃墟もよく見える。私の住まいはもう少し奥にある。さすがにここからは見えない。  四方に広がるパノラマは圧巻だが、この高度になると風が強い。幸い私は寒くもないが……ここに椅子やテーブルを置いても、なかなか���を下ろす気にはなれないかもしれない。
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 中層に戻って更に奥へと進む。
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 行き止まりにはもう一つの扉と宝箱があり、そしてその中に、この家の鍵が収められていた。  住民が出かけるために鍵をここに入れて行った、というのではなさそうだ。これが一度目ならともかく、何度かこうして不思議な家に出くわしてくると、遠慮というものはなくなるものらしい。私は自分で驚くほどあっさりと、中に入ってみることを決めた。たぶん、生前の私ならばもっと躊躇った気がするのだが。
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 どこからか差し込んでくる光が、整地な模様の彫られた石の柱や壁を照らしているが、奥は薄暗い。
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 しかしそこかしこに明かりがあり、また、マネキンや武器額、武器ラックが置かれていた。
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 後に私は知り合いのカジートから、こことよく似た家が別の場所にもあることを聞くのだが、どうやら私たちの感想は同じだったらしい。「ここは、家というよりもアーマリーのようだ」と。  私にとってはなんとない既視感を覚える空間だ。
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 古い樹木の脇に、更に奥へと続く金属の格子戸があり、
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 入り口の通路脇、奥にもあった大型の武器ラックがまた置かれている。これだけあると、一人で使うというより、やはり複数人共同で使う武具庫といった趣きがあるが、傍らの棚には日常の生活を思わせる品々が乗っている。
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 やがて奥に、大量のインゴットを積んだ棚が見えた。
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 その手前には大小の陳列ケースが並んでいる。
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 ここは製作ルームのようだ。
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 錬金、付呪の道具もあるし、
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 裏側は鍛冶場になっている。あいている棚は、好きなものを飾ってくれということだろうか。
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 その奥が生活空間だった。
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 調理鍋やオーブン、
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 大きな石のテーブル、
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 そして、寝心地がいいようには見えないが、立派な石のベッドもある。……毛皮をもう何枚か敷き詰めれば、なんとか寝られる気がしなくもない。ことに私には"肉"がないので、このまま寝たら翌朝には骨が欠けていそうである。
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 棚や収納箱は現代でよく見る木製の物も多いが、ここにはドゥーマーの遺跡からそのまま流用した棚もある。  家と呼ぶには大きく、生活の場よりも仕事の場のほうが広い建物だが、景色もいいし、面白……いや、入るたびに毎回水に潜るのか……? そもそもここにはどうやら、地図に記すマーカーもないようである。設計主殿が失念しているのだろうか? だとすれば、やがてきちんと整備されるに違いない。  それに、聞くところによると、テレポート用のポイントを自分で設置する方法もあるらしい。それを用いれば、ダイレクトの玄関の前、あるいは自室に戻ることも可能になるだろう。であれば、気にすることもあるまい。  これならばきっと、あの不動産屋の青年も喜ぶだろう。  せっかくだ。もう少し見て回ってから、散歩に戻るとしようか。
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akashicrecords19 · 4 years
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米黒人活動家の像、NY州で倒される 「報復」との見方も…奴隷制度廃止を訴える有名な演説をし、国が独立記念日を祝うのは偽りだと訴え [特選八丁味噌石狩鍋★]
1: 特選八丁味噌石狩鍋 ★ 2020/07/07(火) 11:55:30.24 ★米黒人活動家の像、NY州で倒される 「報復」との見方も https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1594089040/ https://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/B85B/production/_113259174_25db3bf1-9c28-4c8f-a7af-f4b47c3a7275.jpg フレデリック・ダグラスは奴隷制度廃止などの社会改革を唱えた
人種差別を想起させる歴史的人物の像を倒す動きが広がっているアメリカで、19世紀の黒人活動家フレデリック・ダグラスの像が引き倒された。
ニューヨーク州ロチェスター市にあったダグラス像は、5日に損壊されたとみられる。
ダグラスは元奴隷。1852…
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batyaojiang · 6 years
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【御澤】屬於你的今日
一早起來,他頂著一頭亂髮走入廚房,提手抄起懸掛在一旁的圍裙隨意套上,還未完全甦醒的神智讓他連綁蝴蝶結都覺得麻煩,便任憑細長的綁繩在自己兩側輕盈擺盪。接著他走到流理台前洗淨雙手,邁步往冰箱走去,開始為今天準備一份完美的開場。
打開瓶蓋,他將牛奶倒入明黃色的蛋液裡,抓起筷子熟稔的迅速攪拌。身後兩條細繩隨著他的動作輕微搖擺,忽左忽右如同蝴蝶般的軌跡引來了小小犬類的關注。
 金黃的雙眸目不轉睛的凝視,掩藏在其中的深色瞳孔跟著細繩左右輪轉,依附在身後的捲曲尾巴也悄然地微微搖晃。他目光灼熱,澄澈的燦金下流轉著狩獵者與生俱來的自信,與無法藏匿的興奮在他的眼中散發出絢爛光芒。
他放輕步伐悄聲靠近,持續擺動的細繩在他的眼底形成倒影,像是被誰按下慢速鍵般極其緩慢,宛如靜止不動。忽然,渾圓的瞳眸驀然收縮,一抹流光閃現過明亮的金瞳,他奮力一跳,用力撲上御幸,精準地把搖擺不定的繩子抓握在手。
「澤村,不要鬧。」沒有驚訝也沒有因此停下手邊的動作,御幸只是淡淡的說。
聽聞這聲訓斥,原先激烈晃蕩的尾巴也在那刻垂下,澤村略微不甘的將臉靠向御幸大腿,有些心虛地反駁:「唔……是御幸自己不綁好……」
模糊的悶聲從底下傳來,被責怪的御幸沒有表現出絲毫不滿,僅是早已預料般平靜的說道:「因為有點懶,而且不礙事。」但是你很礙事。
即使回應了話語,小孩依舊沒從青年的腿部離開,他也只好拖著這副小巧卻相當有存在感的身軀,一步一步艱難地走到冰箱前把牛奶放回原處,而後又慢慢拖回爐台前站穩。
腳上的小孩宛如石像紋絲不動。
御幸輕皺起眉,儘管身為運動員的他並不把小孩的重量看在眼裡,可對方如八爪章魚般的姿勢卻真切造成了他行動上的不便,最重要的是,他害怕自己粗魯的動作會引發危險,傷及對方,這是御幸最不樂見的事情。
所以他微微壓低了嗓音道:「聽話,下來。」
「……」小小的柴犬保持原來的姿勢沒有應答,死命將自己短小的耳朵往御幸的大腿埋藏,完全不打算理會青年的命令,一副“我聽不見聽不見聽不見”的標準姿態。
「沒有小狗飯糰了喔?」他試圖以早餐脅迫。
「……不行,但是我不要!」小孩用力晃了晃腦袋,從細縫流洩而出的嗓音聽起來沉悶卻堅決。
「……」
“不行”沒有小狗飯糰,“但是我不要”離開嗎?這孩子的日文真是簡略……
迅速解讀完澤村語句中的涵義,御幸輕輕嘆口氣,決定放任對方無理取鬧並將心思放回食材上方。
經過這些日子的相處,柴犬的固執他已然有太多體會,那可不是僅用三言兩語就能輕易化解的。因此他並不想將時間浪費在毫無意義的勸說上,只能告訴自己要多多留心,以免傷到小孩。
青年的沉默讓腿上的孩童感到不安,他小幅度抬起頭,想悄悄確認對方是否因自己的行為而憤怒,卻只看見御幸目光平靜地製作餐點,蜜色的雙眸僅有一絲無奈暈染在其中。
他默默地看著御幸忙碌的背影,鬆垮的下擺迎風飄盪,溫柔地撫過他柔嫩的臉頰,掩蓋在其下的白色便衣也在此時暴露於外,差點就要和砧板上的褐色醬汁融為一體。見到這幕場景,澤村突然湧現出一股使命感,抓握著手心裡的繩子得意洋洋宣告:「真是拿御幸沒辦法!只好讓我來幫你吧!」
興致高昂的小孩先是緊抓住兩條細繩,有些不確定的交叉,然後用力拉緊,狠狠將綁繩勒住御幸的腰部(此時前方的御幸一個手滑,將用來作為小狗腮紅的番茄醬擠成喪屍),卻遲遲沒有下一步動作。他抖了抖耳朵,雙眸凝視著細繩問道:「御幸、御幸!然後呢?」
身著圍裙的褐髮青年確實感受到腰部間的束縛了,可是他卻沒有埋怨,更無出聲制止,僅是繼續慢條斯理的製作早餐,一面回應小孩的問題:「把其中一條穿過去。」
小孩困惑的將細繩穿過交叉處。「這樣嗎?然後呢?」
然後?他也想問啊!看著餐盤中的大片鮮紅,御幸在內心抱頭吶喊,卻依然保持著平穩的聲調回覆澤村的疑問,「把兩條繩子都繞出一個圈圈。」
「這樣?」他看著手心裡的大圓圈詢問。
「不要太大。」
「喔。」於是他把圓形縮減到跟自己的小指一樣小。
「也不能太小。」御幸又說。
「御幸你好煩。」
「今天的早餐改吃納豆拌飯。」好,解決了。御幸冷笑。
「對不起,我錯了。」民以食為天小柴犬立馬回道,「再來呢?」
「交叉,跟之前一樣把圈圈穿過去。」
「好!」
高呼一聲之後他立刻行動,雖然拼命想要遵照指示將圓圈穿過,卻總是無法如願達成,原因就出在於前方不斷來回移動的褐髮青年。
「御幸!你不要動!」他有點惱羞成怒,御幸走一步自己跨兩步,注意力都耗費在追逐了怎麼還有心力好好完成任務?
這可是澤村榮純人生第一個蝴蝶結啊,聽起來就相當偉大相當具有歷史意義,豈能以失敗收場!他無論如何都不會允許!
「別說傻話了,等等喊肚子餓的不知道會是誰。」御幸笑著拒絕澤村的命令,依然故我地走到料理台前,又往旁跨一步拿取調味料。
「我不會說的!」幾乎是在御幸說完話的同時,小孩奮力大喊。他緊緊抓著已經些微扭曲的圓形,再次喊道:「絕對不會!所以御幸你不要動!」
帶有濃厚堅決的嗓音傳入御幸耳底,他停下自己手邊的工作,疑惑地看了眼身後的澤村。小小的臉龐神色嚴肅,明亮的雙眼閃動著不容拒絕的強大氣勢,連微捲的尾巴也在此刻高高豎起,直挺又強烈地表現出小柴犬的決意。
「……好吧。」
他關上瓦斯爐,放下手中準備下鍋調理的食材,接著轉身微微蹲下,讓自己的腰部能夠更接近小孩的身高,使得澤村能更好動作。
 他一點也不能理解小孩的堅持,有時候他會認為小孩的心思就跟生理期時的女性一樣難以捉摸。喜怒無常,又容易歇斯底里,一句簡單的話語都可以引發激烈反應,宛如日常生活版的踩地雷遊戲,而且還是高階版九十九顆的那種,一個不留神隨時都會GAME OVRE。
唯一不同的是,單純的孩童所要求的事項較為容易配合,絕大多數都是已經成年的御幸可以輕易達成的事情。
反正也不差這幾秒的時間,如果短暫的順從能換得小孩的愉快,讓自己可以更為輕鬆地照顧小孩,那麼他倒是十分樂意。
看著御幸一連串動作,小柴犬耐不住欣喜,捲曲的尾巴在他身後不停拍打,啪嗒啪嗒的幾乎都可以颳起一陣微風。
「那御幸不可以動喔!」小孩的嗓音聽起來十分高興,尚未成熟的童音高亢卻不尖銳,軟軟地隨著幾乎要溢滿而出的喜悅一起迴盪在室內。
「嗯,不會動不會動。」淺淺的笑容從青年的嘴角劃開,他回應了一句後便不再發聲,安靜地聽著背後傳出斷斷續續的衣物摩擦聲。
他蹲了多久呢?其實御幸自己也不太曉得,只知道他打了個慵懶的哈欠,思索著等下要出門去一趟運動用品店,回程時順道去超商繳費,期限好像快到了,應該是到二十號吧?萬一過期了就麻煩了啊……思及此,他下意識抬頭查看懸掛於牆上的掛曆。
五月十五?好險好險……嗯?等等,他記得──
「好了!」
接著思緒就被一聲歡快的呼喊打斷了。
御幸直起身,不動聲色地挺直身軀藉此伸展一下發酸的腰部,還要盡量把自己的動作縮減到最小幅度,以防背後鬆散的繩結在下一秒崩解。
「這樣御幸的衣服就不會弄髒了!」
御幸轉過身,看見黑髮小孩對自己笑的一臉燦爛,好似剛剛的蝴蝶結任務是一件足以詔告天下的偉大事蹟,令他既愉快又滿足。
小孩子啊,雖然煩人又聒噪,任性起來更是令人有種想掐死他的衝動,但是,一旦那張稚嫩的臉龐裝滿了笑容,就會讓人忍不住覺得,那些似乎都無關緊要了。
他的妥協與遷就,為的就是要見到澤村這副燦爛到有些單蠢的笑臉。這樣的動機連他自己也認為愚蠢到不可思議,可是他卻無法壓抑自己對於這張笑容的執著。
這大概,就是小孩子與生俱來的魔力吧。
「嗯,多虧了你。」御幸劃開微笑,蹲下身溫柔地拍拍小孩的頭髮,「謝謝。」
「嘿嘿!」
「先去洗手,準備吃飯了。」
「好!」
    用餐時。
「御幸、御幸!」
「怎麼了?」
「為什麼我的小狗飯糰變憤怒鳥了?」小孩不解地戳了戳盤中的紅色米飯,雖然沒有不喜歡,但是他的小狗飯糰呢?
「啊、那個……小孩子要多吃蔬菜。」
 #
 在澤村追根究底的逼問之下,御幸只好將自己謀殺小狗飯糰的經過全盤托出。
聽完殺戮者御幸的解釋後,澤村看著塑膠餐盤裡的紅色憤怒鳥不發一語,晶亮的眼眸寫滿了不可置信,短小的雙耳也在情緒的影響下無力垂落。他緊緊握住手裡印有粉色肉球的兒童湯匙,宛如在逼迫自己接受小狗飯糰已然消逝的殘酷事實。
此時對面的御幸也很識相的閉嘴,悄悄從一旁摸來紙巾準備接受小孩的哭鬧,沒想到經過一段漫長的沉默之後,澤村用力抬起頭,使勁張大自己澄澈的雙眼看向御幸,不停以他的大嗓門斥責對方對他的隱瞞,還有沒有遵守承諾的惡劣行為。
掌廚人御幸望著小孩宛如審訊重刑犯般的誇張神情,心想,不過就是造形罷了至於如此嗎,詭異的執著點實令人難以理解。但若是他不承認罪行,也沒有順應小孩的心意好好道歉的話,這傢伙肯定不會原諒自己,而且還會更加煩人,後續發展他光是想像就覺得頭痛。
於是自詡成熟好青年的御幸乖乖認錯,非常乾脆爽快的低下頭,發自內心的說,嗯,抱歉我錯了,是我不對,對不起。
不對!根本不對!還要加上誠意!誠意很重要的御幸你知道嗎!小柴犬大聲斥喝。
我知道,我當然知道,你看我的眼神可是誠意十足。御幸持續哄慰。
不行我看不見,御幸的本體一片白茫茫的。澤村看著鏡片上的折射說。
 最後悲慘主人御幸終於以“下次休假要陪澤村大人投50球”做為交換條件,得到的澤村大人勉為其難的饒恕。
這一大一小才開始安穩的吃起了早飯。
 「話說,我剛剛想起倉持的生日快到了,你有想要送他什麼嗎?澤村。」
為了不再讓澤村耿耿於懷小狗飯糰的悲壯,御幸趕緊開啟新話題轉換氣氛,順便藉機拿起手邊的咖啡舒緩乾澀的喉嚨。
「生日!」小柴犬停下用餐,揚起臉龐兩眼放光的看向御幸,「你是說把自己脫光光綁上蝴蝶結,然後躺到床上玩摔角的那個活動嗎!」
「噗──」
褐髮青年豪爽的噴出了一道咖啡湧泉,見此前方的澤村趕忙抽了幾張紙巾遞給他,還體貼的走到御幸背後輕輕拍打,幫忙不停咳嗽的青年順氣。
「御幸你沒事吧?」
小柴犬的關心清楚竄入御幸耳裡,但生理反應迫使他只能以嗆咳來替代言語回應,望見御幸這副模樣,澤村也懂事的沒有繼續追問,繼續拍打青年背部等待對方恢復。
過了半晌,縈繞在鼻腔中的不適感終於不再那麼強烈,御幸捂著自己還在輕咳的嘴巴,以微微濕潤的雙眸望向澤村,斷續地開口,「你在、哪看到……咳、那種東西的……?」
眨著困惑的雙眼,澤村將手指比向正在閃動的電視螢幕,「早上的晨間連續劇播的喔,你看,現在那個女生正在和老公的外遇對象吵架。」
御幸立刻抓起遙控器切換頻道,七彩戰士對上哥吉拉的戰鬥畫面立即展現在眼前,五光十色的炫麗打鬥場面立刻就引起小孩的注意。
「你以後只能看這個。」御幸陰沉的臉說。就算之後你對我使出紅戰士突擊我也不在意。
原先還沉浸在黃戰士佈下天雷地網帥氣英姿的澤村,在聽見耳畔傳來御幸略微冰冷的嗓音後,他馬上回過神,轉身望向御幸陰鬱的面容感到不解。
他看了看電視螢幕上飛快變換的戰鬥場面,又瞥了一眼御幸莫名凝重的臉龐,最後點點頭,「知道了。」
儘管有些遺憾,但小孩還是乖巧的答應了。雖然也有想過向對方詢問禁止的理由,可是不知為何,澤村總覺得御幸不會告訴他。他的直覺在這方面向來準確,有部分是動物與生俱來的本能,另一部分則是依據過往經驗來推測。
他默默回到原位,用湯匙滾動盤中的紅蘿蔔塊,左翻、又滾,金黃色的雙眼忍不住透出些許失落。
即使口頭上順從的允諾了,心理層面卻完全無法接受。
並不是為無法得知後續劇情感到惋惜,而是遺憾自己失去了一個能充分理解人類世界規則的巨大寶庫。
 澤村沒告訴過御幸,他之所以執著電視連續劇的理由,為的就是學習。
不是為了娛樂,也不僅是單純覺得新鮮,而是他在利用連續劇裡的畫面和情節,從中學習人類世界的各項規範,使自己能更加接近御幸一些。
而所謂的接近御幸,就是讓自己的行為舉止能夠相似於人類,進而成為一個足以被依靠的大人。
因為他還是個小孩。
自從無意間發現到連續劇的存在,他才在強烈的困惑中真切體認到,自己不知道的事情比在地上爬行的螞蟻還多,可是他所謂的“新事物”,對御幸來說不過是日常中的一部分,是每天必經的過程,並沒什麼特別之處。
正因如此,他才變成了小孩。需要御幸保護、需要御幸煩憂、需要御幸看照,由無知所造就的無能為力之人,就是小孩,也是自己。
在此之前,他一直以為自己和御幸的差異,不過就是樣貌不同、五感敏銳度懸殊罷了,並沒有什麼太大的差別。
可事實證明並不是。
意識到這點,他開始拋下棒球跟手套,於每日早晨準時駐守在電視前,對以往不屑一顧的影像和對白,專心研究。
今天學會了折被,明天嘗試著晾衣,後天溫習繫皮帶,就這樣每天一點一點,用人類的知識來填滿自己,讓他可以從被保護者,變成與御幸對等的保護之人。
就如同今天的蝴蝶結。看,很完美對吧!那可是他練習多日的成果。
然而現在以人類生活為藍本連續劇已經被禁止了,他再也無法倚靠電視來學人類世界的規則,僅能藉由提問從青年那方獲取解答,可是如此一來,自己還要多久才會長大?才能真正和御幸並肩前行?
小柴犬有些懊惱,玩弄在湯匙下的橘色蔬菜都快變成爛泥。
 「御幸,我問你。」小小的臉龐因不甘而略微鼓起,他停下欺凌紅蘿蔔的左手,呼喚從剛剛開始就過於安靜的御幸。
只聽對方輕吟一聲作為回應,緊盯自己的雙眸認真到有點可怕。他直接忽略御幸太過炙熱的注視,有些賭氣似的詢問他最近聽���的新名詞,「『SM』是什麼意思?」不給看就不給看,那麼他用問的總可以了吧!
「……」哐啷。筷子墜落到磁盤,發出清脆聲響。
御幸扯了扯嘴角,伸手按壓太陽穴。剛剛好像聽到什麼很不得了的東西,果然年紀大了總會出現幻聽……
「御幸?為什麼不說話?」小孩更加不滿的呼喚,「你有聽見我說的嗎?我問你『SM』是什麼?」
「……」
他的世界忽然靜止了。
青年保持姿勢沉默不語,正當澤村疑惑地想要再次呼喊對方時,青年慢慢垂下右手,安靜的撿起滾落在地的木筷放置桌面。覆蓋在鏡片之上的反光掩蓋了他的瞳孔,他靜靜的深吸一口氣,而後緩緩吐出,神情極為嚴肅,「……所謂『SM』指的就是衣服的尺寸。」
「嗯嗯。」小孩點點頭專注聆聽,雖然不太理解對方為何忽然看起來相當疲憊,但他還是很認真的聽著御幸繼續說明。
「你可以在後領的標籤上看到,『S』指的是小號,『M』是中號。你就是穿M號的衣服,其他還有大號的L,超大號的XL。」
「哦哦懂了。」小孩看起來相當高興,「那龜甲縛呢?」
「……………澤村,倉持的生日禮物你想到了嗎?」
「啊、還在想喔,我想給倉持前輩一個超級大驚喜。」小柴犬撈起已經不成塊形的紅蘿蔔,一口吃進嘴裡,「御幸的生日是什麼時候?」
幸好小孩子很容易轉移注意力。御幸悄然吐出一口氣,重新拿起筷子繼續用餐,「十一月十七,還要很久才會到。」
「很久是多久?」
「這個嘛……」要怎麼說才能讓澤村理解時間的長短?若是單純以光陰的單位來解析給小孩聽,不曉得對方是能否明白。御幸仔細思索片刻,忽然瞥見窗外的翠綠枝葉,「等到公園裡的樹葉變成黃色,氣溫轉涼,你拿出最喜歡的小狗外套穿上時;或者是,蛋糕店擺出你愛吃的栗子蛋糕、樹上的燕子小姐跑來跟你道別,到那時候,我的生日就快到了。」
「燕子姐接。」澤村沒頭沒尾的突然開口。
「啊?」
「她不是燕子小姐,是燕子姐接,她特別跟我說的。」看向一臉莫名的御幸,澤村很認真的解釋。
「燕、子……」
「姐接。」
「……姐……」
「接。」
「…………耶咳,反正大概就是這樣,所以先不要管我的生日了。」說完這句,他很快的端起手邊的咖啡啜飲一口。
「真的好久。」小柴犬看了一眼戶外,耀眼的陽光正昭示著夏季炎熱的氣候,種植在住家旁的老樹還妝點著綠葉,離枯黃凋零的季節還相當遙遠。
小柴犬再次沉默,緊盯著餐盤的雙眸像是在思考什麼,金眸流轉著隱隱期盼,他揚起頭看向御幸,柔軟的耳朵稍稍顫動,「我呢?我的生日在什麼時候?」
「我初次遇見你時你已經長蠻大的,所以我不是──」御幸本來是想說他也不太清楚,但在看見小柴犬垂下耳朵,神情低落的模樣後,他立即改口:「你想在什麼時候?」
「今天!」他喊的毫不猶豫。
「那就今天。」看著恢復挺立的雙耳,御幸也馬上就笑著答應:「今天就是你的生日。」
「好耶好耶好耶──來開派對!還要有蛋糕!」小孩難掩興奮的大聲歡呼,位於身後的尾巴也在主人的好心情下疾速搖擺,他迅速將盤裡的食物全部掃進嘴裡,啪的一聲用力放下湯匙,站起身來對前方的青年模糊道:「嗚嗯!(出門)」
「你也太性急了……」御幸無奈地失笑,抽起面紙替小孩擦拭嘴邊的醬汁,「你先去換衣服,記得拿帽子。我收拾完這裡就一起出門,去買禮物跟蛋糕。」
「好!」嚥下口中的食物,澤村立刻端起餐具放入水槽,然後蹦跳著跑回房裡換裝。
要是平常也這麼乖就好了……看著小孩離去的背影,御幸不禁懷念起重逢之初、那個乖巧又聽話的小柴犬。到底是他的飼養方針錯誤,還是澤村天性就是如此?
儘管無比感慨,御幸仍然沒有怠慢手中的動作,他飛快地收拾好桌面,套上圍裙,邊清洗碗筷邊盤算著之後的行程。
此時一陣急促的腳步聲從房間傳到客廳,御幸頭也不回的說:「你順便想想要給倉持的禮物,等下可以一起買。」
「啊、差點忘了。御幸手機借我!」也不等御幸回應,澤村馬上抓起放在桌上的手機解除螢幕鎖定。
「等、你要……算了算了,不要亂打就好,電話費很貴。」滿手都是泡沫的御幸無法及時阻止小孩的舉動,只能望著澤村鬼祟的背影無力提醒。
清洗完餐具,御幸擦乾雙手脫下圍裙,走入房間打算換下居家服。一旁早已迫不及待的澤村還在高聲催促,他隨口敷衍了幾句,不慌不忙的整裝完畢走回客廳。
「出門!」一看見他的身影,小柴犬立刻站起身衝到他面前,將閃閃發亮的雙眸對準御幸,手裡還拿著御幸的手機。
「好好好。」他拿走手機放入口袋,抓起鑰匙和錢包,跟著極度興奮的小孩走到玄關。
最後關門前,他確認好身上的物品並無遺漏後,習慣性回頭張望一下屋內,黑色的方型電視也在此時映入眼底。
對了,還有一件很重要的事。
御幸輕輕關上門板,漆黑的螢幕緩慢消失在他的視線之內。
 必須寫封信給東京電視台。
 #
 撿起地上的雜誌放回書架,順手將桌面上的文具和書籍一併收入櫃內,接著又把運動器材移到一旁安全的角落。他大略掃視一圈客廳,方才還稍微凌亂的空間已經變得整潔,危險物品也被妥善收進抽屜,空曠整齊的環境很適合年幼的孩童遊玩。
一小時前,倉持接到一通來自御幸一也的電話。
 『喂喂!倉持前輩在家嗎!』
「澤村?我在家啊。」
『太好了!你不要動喔掰掰!』
然後就沒了,他連再見都來不及說。
 不要動?這是叫他待在家裡不要外出的意思嗎?揣測著幾秒前的對話,倉持感到相當莫名。他知道小孩剛接觸日語沒有多久,在表達方面還不是十分成熟,經常會有用詞不當的情況發生,這時就需要由聆聽者自行耗費腦力,將有些詭譎的語句重組排列成正規話語。每當這種時候,他就會很想打一頓御幸。
又不是每個人都和澤村朝夕相處,能輕易把那些詭異話語翻譯成正確含義,就不能好好教導他正確的日語嗎!
就算十分惱火,倉持還是快速地整理完思緒,推敲出結論:總之澤村的意思應該是,他們等等要過來吧。
還好自己常幫忙御幸照顧小孩,對澤村也有一定程度的了解,因此若只是簡單的表述,他也能很快破解出來。得知小孩即將到來,他走進廚房看有什麼東西可以招待他們。畢竟獨居的男大生家中什麼沒有,就空氣最多了。他記得應該還有之前幫澤村準備的棉花糖巧克力……啊御幸不喝甜的,算了誰理他。
叮咚──
清脆的門鈴迴盪在靜謐的客廳,倉持關上廚櫃,來到玄關穿好脫鞋,握住門把緩慢拉開。
碰!
宏亮的炮聲在耳邊猛然響起,隨著片片落下的紙屑和細長彩帶,倉持看見站在前方笑容滿面的兩人。
「倉持前輩!」被御幸抱在胸前,澤村手拿著剛發射完的禮炮朝他大喊。
倉持茫然的看著兩人,「你們……」
「今天是我生日喔!」澤村說。
「今天是他生日喔。」御幸笑。
「所以!」
「所以,」
他們燦爛一笑,「「──來慶生吧!」」
 安靜的小屋一下子熱鬧了起來。
  在強烈的困惑中放行,倉持關上門後立即轉入廚房沖泡巧克力,一邊聽著御幸心情愉快的解釋到訪的��由。
「所以你們今天是要連同我的生日一起慶祝?」
端著兩個杯子走回客廳,倉持把印有柴犬圖樣的兒童杯放到澤村面前。濃郁的香甜氣味緩緩傳播開來,混合著些許奶香,在狹小的空間裡遍布四處。小柴犬雀躍的緊盯著杯裡的棉花糖,接著拿起小巧的杯子試探性舔了一下,被倉持特意調整過溫度的熱飲溫暖卻不燙口,他驚喜的張大眼睛,放心的讓甜膩充斥整個口腔。
而御幸則是一杯健康、天然、樸實的,純水。
察覺到御幸哀怨的眼神,倉持臉上依然平靜,「不滿意的話我也泡給你啊,吐出來就揍你。」
「不了……」眼鏡青年認命的端起水杯,哀傷的喝了一小口,「是澤村提議的,他說想給你一個大驚喜。」
「我想也是。」一聽見他們忽然來訪的原因後,倉持就想這大概是小孩的主意,生日肯定也是剛才臨時決定的。不過算了算,他們也的確認識快滿一年了,以此為契機訂定個記念日慶祝,也許是個不錯的方案。
畢竟這世界,光是人與人相識就已經相當不易,又何況是不同物種的重逢。
小小的柴犬,到底是怎麼跨越千萬公里,僅憑年幼時的印象在茫茫人海中找到御幸的,倉持至今無法明白,因為他始終認為,這種事除非是奇蹟顯現,否則絕對不可能辦到。
為何這小孩會對僅有一面之緣的御幸如此死心踏地?莫非是四眼對他下咒了?看向正忙著取出蛋糕的好友,倉持深感懷疑。
「御幸快點快點!」澤村緊貼在御幸身旁,滿臉興奮的大聲催促,小小的身軀非常不安分,一下晃到左側一下跑回右邊,尾巴拍打背部的聲音也不曾停歇。
「吵死了你別急。」御幸被眼角來去的身影搞到有些煩躁,忍不住低聲罵了一句,在澤村更加奮力的呼喊下拿出蠟燭。
一旁觀望全程的倉持對御幸投以冷笑,無視掉對方不滿的瞪視,他再度起身走進廚房,出來時,御幸正好點完蠟燭,他走回位子,把手裡的馬克杯推到御幸手邊。
「咦?不用那麼麻煩啦,而且為什麼是牛奶?我……」
之後的語句在接觸到好友的眼神後立即瓦解。倉持目光冰冷,向他緩緩開口,「我家只有這個,你有意見嗎?」
「沒有,謝謝。」飛快回答完畢,御幸馬上拿起杯子喝一口。
嗯?這既視感是怎麼回事?
「好了好了好了!」
小孩的呼喊中止了御幸疑惑的回想,澤村從御幸身旁跳開,跑到倉持面前坐進對方懷裡,仰起頭來對有些訝異的倉持燦爛一笑:「來唱生日快樂歌!」
倉持愣了愣,隨後勾起唇角,「來啊。」
於是,平日寂靜的套房忽然傳來嘹亮歌聲。
疊合的聲調中小孩的嗓音最為清晰,幾乎掩蓋過其餘兩位青年的聲音。相較之下御幸就顯得相當彆扭,他小幅度張開雙唇輕聲低吟,但臉上始終掛著溫柔笑意;而倉持則面無表情的哼唱,音量就跟平時講話差不多,雙手還被澤村強硬的抓起來拍打節拍,只是過了不久,變成他握住澤村的手腕規律拍手。
毫無音樂細胞的三位男性所演唱出來的生日歌,不僅過分走音,還節奏不一,不是搶拍就是太慢,讓好好一首歌曲變得荒腔走板,難聽至極,但即使如此,小小的柴犬臉上還是盈滿笑容。
 生日快樂、生日快樂,今天是屬於他最美好的日子。
 一曲唱盡,小柴犬搖搖尾巴,閉上雙眼,回想著在電視上看到的畫面,準備在搖曳的燭光前許下願望,卻彷彿想起什麼般睜開眼睛,轉身面向身後的青年,「倉持前輩有什麼願望嗎?」
「啊?」被突然提問的倉持滿臉錯愕。
見倉持沒有回應,澤村又回身望著御幸,「那御幸有什麼願望嗎?」
「我啊,大概是想打──等等。」意識到情況不對的御幸趕緊住口,對澤村無奈笑道:「澤村,這是你的生日,你要說自己的願望才對。」
只見小柴犬皺起眉,金黃色的雙眼滿滿都是苦惱,「我知道,可是我沒有願望。」
「怎麼可能?起碼有一、兩個吧,像是想要每天投球之類的。」倉持疑惑的提問。他記得這小鬼每天就吵著御幸要他陪自己投球啊,怎麼會說沒願望?
「不行,那樣御幸會太累。」澤村搖頭,回絕了倉持的提議。
御幸這才明白,近期休假時,澤村都沒有跑來纏著自己要投球,原來就是因為這樣?
倉持暼了一眼詫異的好友,又低頭望著小孩,「那麼你真的沒有想要實現的願望了嗎?」
「沒有喔。」小孩還是搖頭,然後劃開嘴角笑容燦爛,「因為我的願望全都實現了喔!」
面對倉持和御幸困惑的神情,小柴犬笑著解釋,「我的願望就是想要有一個溫暖的家,還有能夠陪我一起玩的朋友。這些倉持前輩跟御幸都已經幫我達成了,所以我真的沒有其他願望了!」
 在和御幸相逢之前,他是隻流浪狗。從小就行走各處,漂泊於人間,整日都在為下一餐愁苦,有時還得獨自抵禦外來威脅。沒有他人依靠,也沒有安身之地,生活十分艱辛。
那時後的他,最大的心願就是能有一個庇護之所,讓他無需品嚐飢餓,也不必再被炎夏及寒冬折磨;長久的流浪也他受夠了寂寞,因此他極度渴望擁有個可以陪伴自己的朋友。
然而現在,過去夢寐以求的冀望都早已成真,他不曉得自己還需要向天神索求哪些。
客廳忽然變得很安靜,倉持不知道自己該回應什麼,御幸則還未從震驚中回過神。
片刻之後,御幸喚回自己游走的魂魄,在一片寂靜中挪動身體來到倉持旁邊,伸手拍了拍他的肩膀,「不要哭喔,倉持大哥哥。」
「吵死了啦!」倉持以手臂抹了一下眼睛,對御幸兇狠怒吼,對方只是笑笑沒有回應。
決定不再理會煩人的好友,倉持回過頭向澤村很認真的說:「你說的那些不是我們給你的,是你靠著自己的力量獲得,如果沒有你走了好長的路、堅持努力的尋找我們,又怎麼會和我們再度相遇?」他看著小孩澄澈的美麗眼眸,輕輕勾起嘴角,「願望這種東西啊,既然達成了那就再想新的,看你是要長高還是要變強,隨你高興什麼都行!反正沒人規定不可以這樣,你就放膽的去煩惱吧!」高聲說完,倉持伸手使勁揉亂澤村細軟的黑髮,弄得小孩有些暈頭轉向。
他才不管小孩以往遭逢過哪些,只是他絕不允許小孩把他們當成了全世界,認為這些就是他的一切。
小柴犬還如此年幼,世界對他來說就猶如一個巨大的花園,他卻甘願守在窄小的涼亭,謹慎呵護掌心裡唯一的花朵,不願離開,也無心探究外界,甚至捨棄所有追求新夢想的念頭。
倉持無法接受小孩這種想法,認為他應該要更加勇敢的去追尋,開拓自身的眼界,創造屬於自己的遼闊未來。
「什麼都可以嗎!我知道了!」好不容易從倉持的魔爪中掙脫,澤村再次將視線移動到蛋糕上,細長的蠟燭已經融化將近一半,濃稠的蠟油就快要滴落到純白色的鮮奶油。澤村又一次閉上眼,稚嫩的臉龐因為喜悅而盈滿笑意。
見此御幸不禁由衷佩服起好友,不愧是假不良少年倉持,大家應該都要有一個倉持哥哥。
「那麼!我希望!」小柴犬深吸一口氣,放聲大喊,「御幸跟倉持前輩可以天天開心!」
不對……是叫你替自己許願而不是我們……倉持扶額。
「你也太誇張了。」一旁的御幸望見好友面色糾結,覺得對方太過小題大作。
「閉嘴啦!」被調侃的好哥哥倉持感到相當憤怒,又對御幸吼了一聲。
絲毫不覺有任何不妥的澤村笑容滿面,捲曲的尾巴依然快速擺動,「好了!可以吹蠟燭了!」
看見澤村這副模樣,倉持也只好無奈一笑,在心底以第二壽星的身份,悄然許下願望。
 他誠心期盼,希望眼前的小小柴犬能夠永遠、永遠的,都能保有一個珍貴的童心。
 許完願,接下來就是澤村滿心期待的吹蠟燭時間,他迅速站起身,還不忘轉頭看向倉持提醒,「倉持前輩要一起喔!」
「……知道啦,快點。」原以為事不關己的倉持有些訝異,卻還是立即恢復平時的表情,伸出手將小孩的頭扭回正面,順便瞪一眼旁邊笑得相當礙眼的四眼。
「數到三喔!三!二!一!」澤村深深吸氣,大力把肺部裡的空氣全數推出,早有預料的倉持只是象徵性的輕吹一下,微弱的燭火就在兩人的合作下瞬間熄滅。
等到火光消逝之後,倉持忍不住吐嘈:「喂你那是數到一吧!」害他差點搶快,御幸到底有沒有好好教你啊?一想到這,倉持又瞪了一次御幸,後者不解的與他四目相對。
「沒關係沒關係!倉持前輩懂就好了!我們來切蛋糕!」就算接收到抱怨也完全不影響他的好心情,小孩手握著塑膠刀,再次轉身盯住倉持。
「……」雖然想說又不是結婚,但倉持還是默默伸手,覆上澤村的左手一起切���一刀。對面的好友仍然笑得非常欠揍。
「蛋糕蛋糕!」履行完壽星的任務,澤村馬上放手讓倉持為自己服務,儘管他也想自己動手,但又怕自己技術不好會讓漂亮的蛋糕變得醜陋。
在購買蛋糕時,御幸就考慮到自己不愛吃甜食,小孩食量又小,就算加上倉持也吃不了多少,所以只買了一個六吋的小蛋糕,口味當然是由澤村堅持指定的。
一進到蛋糕店,澤村就指著冷藏櫃裡的草莓蛋糕朝御幸呼喊:「生日蛋糕!」
顯眼的舉動立即引發店內所有人關注,每個人都將目光鎖定在青年身上,讓御幸既尷尬又無奈,卻也只能快速結帳完畢,在店員充滿慈愛的注視下匆忙離去。
雖然現在想起來御幸還是覺得有點尷尬,但如果這麼做就能讓澤村感到開心,那麼即使再來一次,他還是會踏進店裡為小孩購買草莓蛋糕。
倉持迅速為澤村切好一份,又分給御幸一小塊,最後再輪到自己。順手將自己的草莓放到小孩的盤裡後,他才開始享用起蛋糕。
澤村興高采烈的準備開動,卻瞥見御幸前方、那塊小小的甜膩西點,忽然想起對方並不嗜甜。
「怎麼了?」察覺到視線,御幸疑惑詢問。
只見澤村插起盤中的草莓,從倉持身上離開走到御幸旁邊,把手中的鮮紅果實遞到青年面前笑道:「草莓給你,蛋糕我自己吃就好,御幸不用勉強!」
然後御幸一也就捂臉倒地了。
見此倉持鄙視一笑,朝地上的青年踢了一腳,「還敢說我,你才有病吧。起來啦!很礙事。」
  捧起水潑上臉,他關掉水龍頭,抬眼看著鏡面中的自己。
剛剛真是好險,生死一瞬間啊……心有餘悸地抹掉臉上殘餘的水珠,御幸嚴肅地認為,小孩絕對是這世上最為兇殘的人間兵器,應當多加防範才行。
邊認真思考要如何在小孩面前保命,御幸步出浴室走回客廳,碰巧聽見澤村在談論禮物的事情。
「其實,我本來是想把自己脫光光綁上蝴蝶結送給倉持前輩的,但御幸說這樣你不會高興。」澤村吃得滿嘴都是奶油,卻依舊毫不在意的笑道,眼眸裡盡是愉快的光芒。
「這樣啊……」倉持眼神深沉,朝小孩露出微笑,「沒關係,你過來幫我慶生我就很開心了,謝謝。」接著轉身抓住準備逃跑的御幸,直接來一記鎖喉,「我還在懷疑你到底有沒有好好教導澤村!原來都是教給他這種事!」
「你、你聽我解釋……」御幸抓住倉持的手臂掙扎。
「閉嘴變態眼鏡!我要把你抓去警察局!讓你無法再繼續荼毒小孩!」倉持用力收緊雙臂,不讓對方有任何得逞的機會。
「等一下……你聽我說……咳……」御幸開始感到些許窒息,忍不住輕輕咳嗽了起來。
正當兩位成年人還在激烈對峙時,熟悉的稚嫩嗓音從一旁傳來,「我問你們喔,ㄗˋ ㄨㄟˋ(zi wai)是什麼?」
兩人瞬間停下動作,轉頭望向在場唯一的小孩。原本漆黑的電視已在不知何時被澤村打開,色彩斑斕的畫面中,有幾位來賓並列而坐,站在中心的年輕主持人正在認真講述今天的主題,一旁的標題上寫著幾個醒目大字:家庭醫學──關於男性生理現象。
倉持完全愣住,手上的力氣也不自覺收復回去。御幸見機不可失,趕緊從好友手中逃離,使出尿遁離開現場,「啊我去個廁所。」然後關上了門。
聽見御幸平板又單調的嗓音後,倉持這才猛然回神,立即衝到廁所前大力踹門,「少騙人了你才剛剛出來!」此時他感覺到自己的衣角被輕微拉動,他僵硬的緩緩回頭,果然看見澤村就站在他身後,純真的眼眸正直直盯著自己瞧。
那一瞬間,倉持彷彿聽到耳邊傳來恐怖片的淒厲尖叫。
「倉持前輩?」大魔王澤村緊抓著來不及逃跑的人類,眨了幾下眼表情困惑。
「我……」倉持哥哥冷汗直流,就連當年和藥師角逐甲子園他都沒有這麼驚慌過。
不久後御幸從廁所裡走出來,便看見倉持趴倒在桌面,神情極為疲憊,彷彿才剛經歷完一場人生浩劫,而澤村已經跑回電視前繼續觀看節目了。
御幸靠在牆邊似笑非笑:「願意聽我解釋了嗎?」
經御幸沉痛的說明後,倉持才了解小孩那些詭異的知識是從何而來。至於剛剛的提問,他當然是以自我防衛來解答給小孩聽,他相信之後澤村一定能自行理解那兩個字音的另一種含義。
「你覺得我該不該去買《十萬個為什麼》這類的書?」御幸把牛奶當成酒灌下一口。
「少蠢了他還不識字。」倉持立刻駁回。
「現在科技這麼進步,我還有兒童光碟這項選擇。」就不相信用聽的他會不懂。
「但是他總會遇到光碟裡沒教的事吧?到時你怎麼辦?」他才不相信兒童光碟會教龜甲縛是什麼。倉持忽然發覺,身旁這混蛋怎麼還沒結婚就開始談起育兒困擾?
「別說了我不想知道……」御幸逃避般低下頭,放棄所有思考。
望見好友這副疲態,倉持也只是冷冷勾起嘴角沒有回應,完全不打算展現自己殘餘不多的良心,來幫忙身側的高中損友。
『長度並不影響功能,那只是個人體質不同而已。』
無人說話的小套房中,不算嶄新的機體傳來聲響,在狹小的客廳裡清晰回盪。
兩名青年相互對看一眼,迅速抓住彼此的衣服牽制對方。
『不能以精液的多寡來判斷那人是否健康,因為──』
電視裡,專業的醫生正在講述他們平時極為關心的話題,可此時此刻他們卻完全聽不入耳。
「精液……?」
小孩近乎呢喃的低語狠狠撩動他們緊繃的神經,他們緊抓住對方的衣襬沒有說話,屏氣凝神的將注意力全數投放到小孩上,後背早已是冷汗一片。
『高風險的性行為當然要多加避免,譬如當今年輕人很喜歡的口──』
「澤村!」
御幸忽然大喊一聲,小孩立刻轉過頭看向青年,同時,倉持發揮他獵豹般的速度衝到電視旁用力拔下插頭,鮮豔的螢幕倏地變回漆黑。
「倉持說要教你畫生日蛋糕喔,我們一起來畫吧!」御幸溫和微笑。
「好!」小孩搖著尾巴從電視前移動到桌邊。
見此兩位青年大大鬆了一口氣,萬分慶幸小孩子容易分心的天性。
倉持擦了下額頭上冒出的冷汗,眼角瞥見還躺在手心中的黑色電線,憤恨難平的摔至地面。
混蛋!那應該變成深夜節目才對!
 等到夕陽完全下沉、無盡的黑夜覆蓋上整片天際時,御幸才抱起玩得十分盡興的小柴犬準備回家。
「既然你已經知道我的難處了,那麼以後我可以叫澤村打電話給你吧?」站在玄關,御幸對倉持揚起親切微笑。他才不願去面對那些可怕至極的問題,以及小孩天真單純的眼眸。
「我要把你設為拒接。」倉持果斷決定。
「順帶一提,今天那通電話是澤村自己打的,他已經學會怎麼撥打手機了。」望見前方的青年一秒變臉,御幸仍然笑容滿面,「要是沒聽見倉持哥哥的聲音,澤村會非常難過喔。」
「……」
倉持很認真的思考要怎麼做才能解決掉眼前的混蛋。
 #
 回到家中,御幸帶著小孩洗好澡、吹乾頭髮,換上輕便的睡衣後,以『今天都沒碰到球』為由,在客廳玩起小小的拋接球遊戲。
在教導澤村畫畫時,倉持悄悄跑到他旁邊,低聲向他詢問:「為何這小孩會突然想要了解棒球以外的事情?你不覺得奇怪嗎?」
當下他是這麼和倉持說的,「小時後大家不是都有一段時間,想要快點變成大人嗎?」
雖然回答得十分自然又輕鬆,但實際上御幸自己也沒有相當把握。
根據近期小孩的行為和自己對澤村的了解,御幸知道小柴犬正在想盡辦法學習成熟,這些都無所謂,因為自己也曾經歷過那段時期,問題在於,小孩的動機是什麼?過去他想要快點長大,是認為自己一旦成長為大人,就有能力可以幫忙家人分擔家業,讓獨自撫養他的父親可以稍微輕鬆一點。
可是小孩呢?為何他要那麼拼命讓自己邁向成熟?
 御幸輕輕拋出圓球,看著前方的小柴犬愉快接住,高舉左手準備再度投過來,「澤村,你想快點長大嗎?」
聽見御幸的詢問,小柴犬僵在原地,背後晃動的尾巴也在剎那停止。他不安的放下手,緊握住小球不發一語。
青年見此也沒有出聲,依舊望著澤村沒有變動,懸掛在嘴邊的笑意如同往日那樣平靜又溫柔。
小柴犬緊盯手裡的小小球體,柔軟的圓球在不知不覺被他捏到有些變形,他抿緊唇眼神閃爍,最後小幅度點頭:「嗯……」
細微的低吟與平日活潑嘹亮的嗓音產生巨大對比,任誰都看得出小孩極微緊張,連捲曲的尾巴也都在此時垂落到腿間。
「是嗎。」得到了意料中的回應,御幸依然保持笑容,「那很好啊,證明你已經知道的不足了,我不會生氣也不打算反對,所以你也不用緊張,可是我想告訴你,」
他知道自己是不安於小孩的新變化,害怕他哪天從自己的身邊離去,而不是真的想知道小孩想成為大人的理由。況且,就算自己知道了又如何?不知道又怎樣?他能夠阻止嗎?如同當年他剛開始學習下廚時,父親有些心疼地盯著他佈滿創口的雙手,告訴他不必勉強,他們還可以訂外送,隔日他還不是照樣走進廚房,與那些新奇古怪的廚具奮鬥。
他想,跟自己同樣固執的小柴犬,肯定也不會聽從勸阻。既然如此,身為一個也曾當過小孩、如今已經變成青年的自己,他有些話想要贈送給澤村。
「並不是拼命勉強自己才稱作是長大,我們每個人都一樣,都是從小小的嬰兒,經過好長一段時間才慢慢轉變成大人。」
「御幸也是嗎?」小柴犬歪頭問。
「當然,就算在你眼裡我已經是個大人了,但對比我年長許多的人而言,二十歲的我還只是個小孩。」青年對澤村笑道:「即使是我也還在長大,每天都還有好多事情需要我去學習,不光是我,大家都是這樣,在生活中逐漸成長,在時光裡變為成熟,每一分、每一秒,都在朝著你所謂的大人緩慢靠近。」
他招招手,示意澤村過來,然後把小孩拉進自己懷裡坐下,牽起他的手放在掌心,寬大厚實的手掌讓澤村的更顯得嬌小。
「你想想,剛和你住在一起時,你連最簡單的說話都不會,現在已經可以自己穿衣服、自己吃飯,最近甚至還學會了使用手機,你也一直都在長大啊。」
他從身後拿出藏匿許久的棒球帽,大力扣在小孩頭上。
「所以不用著急,依照你自己的步調慢慢來就好,我會陪在你身邊。」
小孩愣愣望著眼前一大一小的手掌,接著快速搖動起尾巴,燦爛一笑:「好!」
「恭喜你,又長大一歲了。」
他們四目相交,讓喜悅在彼此眼底綻放出美麗光芒,而後對他、也對自己喊出那句老套卻帶有滿滿祝福之意的賀詞──
 「生日快樂!」
 FIN.2016.12.23(五)
     隔天,東京電視台收到兩封投訴信。
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ronpe0524 · 5 years
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まだまだ映画祭な11月(2018年11月の日記)
■2018/11/1
TIFF8日目。そろそろ終盤。TOHO六本木スクリーン7で『それぞれの道のり』。Q&Aの準備中にこそこそと劇場を後にするチートイツさんとけんす君を目撃。そして『悪魔の季節』鑑賞@TOHO六本木。観る前に数ヶ月ぶりのレッドブルを飲んだおかげか、今朝娘が1時間ほど寝坊(=僕が1時間多く寝れる)したおかげか、かつてないほどの集中力でラヴ・ディアス作品を鑑賞。やりきった感。満足して劇場を出たところで屋根裏シアターAさんと遭遇。同回を観ていたとのことで戦友感。翌日の『ROMA』も同回のようで気があいますね。夕食は麻布十番のテイクアウトカレー『きりん屋』へ。目当てのドライカレーは今回もなかったが豆カレーをおいしくいただきました。たぶんドライカレーは4年ぐらい食べれてない。そしていよいよ入江監督の『ギャングース』ワールドプレミア。なんとアミール・ナデリ監督も観にきててびっくり!めずらしく前方の席を取ったので舞台挨拶もよく見える。一列後ろのは大川編集長の姿が。舞台挨拶で入江監督が「原作の漫画は以前に知り合いからすすめられ読んでおりまして~」と発言。その「知り合い」って大川さんだ!と思い、後ろを振り返りたい気持ちがぐっとおさえました。エキストラ参加したシーンを注意して観てましたが、僕は今回映ってなかったと思います。かなりの時間をかけて撮ったシーンが一瞬レベルで終わっていて、やはり映画を撮るのは大変だ、とあらためて。『ギャングース』は思っていなかった要素が凄かったり。上映終わってすぐに外に出たら入江監督が。軽く感想を伝えることができました。同回を観ていたさっちゃんさんも監督と話したいということでいっしょにサインの列(サインもらうつもりはないけど)に並ぶ。さっちゃんさんも感想を伝えて、サインのかわりに3人で写真を撮っていただく。嬉しいな。『ギャングース』について質問した内容もあったけど、それは僕モテのイベントにとっておきます。さっちゃんさんと『ギャングース』の話をしつつ途中まで一緒に帰る。長年ひとり参戦が多かった映画祭ですが、こうやって映画の感想なんか話しながら帰ることができるのが楽しい。あらためて僕モテには感謝の気持ちでいっぱい。
■2018/11/2
TIFF9日目。映画祭的にはもう一日あるけど僕がチケットを取っているのは本日まで。さみしい。六本木入りが中途半端な時間だったので映画前におにぎりだけ食べる。ヒルズのベンチでもしゃもしゃ食べてたらまるゆさんに話しかけられた。今年のTIFF、実はまるゆさんとは初遭遇。同じ回は何回か観てたと思うのだけど遭遇はしてなかったのです。TOHO六本木に移動して『まったく同じ3人の他人』を鑑賞。チートイツさんも同回だった。劇場を出るとけんす君がスマホの電源ケーブルを忘れて泣きそうになっていたので予備を貸してあげる。チートイツさん、まるゆさんと『まったく同じ3人の他人』の感想を話したりしつつ移動。チートイツさんは仕事へ。まるゆさんが何か食べたい!とのことなので「くろさわ」へ。カレーうどんとメンチを食べて満足満足。僕はTOHO六本木に戻り『十年 Ten Years Thailand』鑑賞。その後はTSUTAYA TOKYO ROPPONGIで行われた 映画秘宝が斬る!2018年東京国際映画祭 総括トークライブ!へ。さっき発表されたばかりのTIFFのアワードを受けてのトーク。登壇は三留まゆみ、モルモット吉田、岡本敦史、岩田編集長。これは今年からのイベントなのかな?すごい面白かった。まずは僕は秘宝のライターさんたちよりTIFFでの鑑賞本数が多いということはわかった(笑)けど、自分は完全に秘宝サイドの映画の観かたをしてるってこともよくわかった。今回1本もスケジュールに入れることができなかったユース部門の話とかすげー興味深い。映画祭における作品選定の裏話とか、三留さんの『悪魔の季節』感想とかも面白い。是非来年もやってほしい企画です。そしてTOHO六本木に戻り、いよいよラストの『ROMA/ローマ』。開場したら早めに席へ。僕は最後列の真ん中あたり、1列前にいた屋根裏シアターAさんとも軽く会釈。いろんなとこで書いたり話したりしていますが、アルフォンソ・キ���アロンは大好きな映画監督です。毎年年末になるとその年に観た映画ベスト10を選出してるんですけど、キュアロンは『天国の口、終りの楽園』『トゥモロー・ワールド』『ゼロ・グラビティ』でこのマイ年間ベストを3回も取っている。これはもう好みなんだと思います。その監督の最新作であり、現状日本での劇場公開はこの日だけ。先日の『2001年』70mm上映も観る前に緊張したけど、この『ROMA』はそれ以上に緊張したかもしれない。そしてこの上映を観にきている人たちは、その価値がわかってなんとかチケットを取ってきた人たちなんでしょう。スクリーン3は大きな劇場ではないけど、上映は素晴らしかったと思います。本当に観れて良かった。作品的には今年のTIFFのベスト。堪能。帰りはふわふわしながら気持ちよく電車に乗って帰る。Ayaさんのツイキャス聞いたり、シネマシティのチケット取ったり。ぼんやりTwitterのTLを見ていたらフィルメックスのチケットが発売していることに気づく。あぶね。予定してたやつは全部予約できてホッとしましたよ。Netflix『デアデビル』S3E5を見る。
■2018/11/3
朝一で図書館へ。そして本日は六本木ではなく北千住へ。東京芸術センター2階シネマブルースタジオにて、日本芸術センター第10回映像グランプリ一般公開審査上映『なみぎわ』、『東京の夜』、『オーバーナイトウォーク』の3作を鑑賞。僕モテの新メンバー亀田梨紗さん出演の『東京の夜』目当てで観に行ったのですが、それぞれ良かったです。この日はシネマート新宿ののむコレ初日だったので本当に迷ったのですが、僕モテを応援する身としてはこっちへ。映画が観終わり北千住駅へ向かいながら、電車路線検索。これはTIFFの『いい意味で小悪魔』に間に合うかもしれない。どうやら電車は上映の10分前に日比谷線の六本木駅に着く。チケットも残席わずかだけど買える。これは!と、決断して向かったら間に合いました。昨夜の映画秘宝のトークイベントで話を聞きとても観たくなった『いい意味で小悪魔』。本当に観て良かった。とゆうわけで僕の今年のTIFFは予定より1本追加され、トータル28本鑑賞でフィニッシュ。過去最高本数。来年からはこんな観れない予定なので、最後にこれだけの本数を観れて大満足です。しかし感傷にひたってはいられず新宿へ移動。バルト9にて第15回ラテンビート映画祭 『アワ・マン・イン・トーキョー』/『I Hate New York』を鑑賞。今年のラテンビートは観たい作品とスケジュールがあわず、1本も観れないかなぁと思っていたのですが、おなじみJimmie Soul氏から『アワ・マン・イン・トーキョー』を紹介され、面白そうなので観てきました。チカーノの音楽を東京で紹介し続けている宮田信さんを追ったドキュメンタリ。こちらも観て良かった。そして新ピカに移動して『ヴェノム』鑑賞。なんか久々に普通のシネコンでかかる普通の映画を観た感じがして超楽しかった。映画祭の緊張感は大好きだけど、気を抜いて観るエンタメ作品も大好きです。帰りのエスカレータで後ろからまるゆさんに声をかけられすごいびっくり。『ヴェノム』同回だったとのこと。あーびっくり。
■2018/11/4
娘にどこ行きたい?とリクエストを受けつけたら「動物園!」とのことなので、実家の近所にある羽村市動物園へ。僕の両親も行きたいというのでいっしょに。モルモットとかヒヨコをだっこしたりできるコーナがありうちの娘はご機嫌。僕はペンギンを見れてご機嫌。広場でランチにしたかったけど雨が降ってきてしまった。屋根つきのテーブルがあったのでそこでランチ。ボール遊びとかもしたかったけど早めに切り上げて実家へ。僕はマッサージチェアで一時間ほど寝てしまった。帰宅して夕飯食べてお風呂入ってレゴで遊んでから娘と就寝。疲れてた娘は早めに寝てしまった。僕はしばらく本を読んだりしていたが、やはりいつのまにか寝ていた。
■2018/11/5
早朝4時に目が覚めたので録画したドラマを見たりネトフリ見たり。本日から仕事に復帰であります。きつい。一週間分のメールになんとか読む。それ以上に超急ぎの仕事ももらってしまいこれまたきつい。真面目に夜まで仕事。仕事終わってから映画は観にいかずに帰宅。夕食が鍋。もう寒いもんね。僕モテのニコ生配信を見る。かめりさ登場の巻。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E1を見る。夜はもっといろいろ見たかったが眠くて寝てしまった。
■2018/11/6
がっつり雨。つらい。雨が降っているとお昼休みに丸亀製麺まで歩いていく気にならない。会社のカフェテリアでランチだ。そういえば先週のアトロクはほとんど聴けていない。映画祭中はいろいろと停滞してしまう。火曜なので英会話。先週はレッスンを休んだので2週間ぶり。映画祭で観た『ROMA』が良かったことを講師の先生に力説。帰宅して夕飯食べてお風呂入って録画の「ゴッドタン」とか見てのんびり過ごす。寝室で寝転がりながら録画アニメでも見ようとPSVでアニメ『イングレス』を15分見たところでもう記憶がない。また寝てしまった。TIFFの疲れが残っているのと、復帰した仕事が忙しいのと、風邪ぎみのせいだ。
■2018/11/7
朝4時ぐらいに一瞬目が覚めたが、また寝てしまい結局6時起床。見たいもの、聴きたいもの、読みたいものをたまっていくばかり。ランチは会社の近所のマックまで歩きテキサスバーガー。仕事終わりで立川へ。シネマシティで『ゴジラ・モスラ・キングギドラ/大怪獣総攻撃』鑑賞。35mm上映、上映後トークまで含め楽しかった。松屋で豆腐キムチチゲ鍋膳。「キムチチゲ膳」or「キムチ鍋膳」が正しいような気がするけどおいしいから良し。昨夜聴けなかったAyaさんのツイキャス聴きながら帰宅。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E2を見る。
■2018/11/8
鼻水とせきが出てしまう。今夜は観劇なのに。夕方に大きなMeetingがあり、会議室も大きくて出入り口は前方(登壇者側)にしかない。こっそり出ていくこともできない。時間通りに終わって会社を出ないと芝居に間に合わない!という状況でしたがなんとかオンタイムで終わりました。仕事終わりで下北へ。KERA・MAP #008 「修道女たち」観劇@本多劇場。最前列上手。隣のおっさんが両サイドの手すりまでが自分の陣地!と思っている奴でイラっときましたが、ケラさんの芝居に免じて大人しく観劇。休憩込みで3時間半。堪能。夕飯食べる余裕はなかったので帰宅してからカップ麺。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E3を見る。
■2018/11/9
『ボヘミアン・ラプソディ』公開日。MCTT 11月のお題作品なのですが、今月は土曜開催。名古屋の方たちが参加してくれることもあり、当初の予定より会場キャパを変更。そのための連絡などでけっこう大変。matsuさんが尽力してくれて感謝。仕事終わりで立川へ。シネマシティで『GODZILLA 第三章 星を喰う者』極爆、『ボヘミアン・ラプソディ』極音、というハシゴ。しかも双方aスタ。最高か。
■2018/11/10
朝から娘とDVD『ハリー・ポッターと賢者の石』前半半分を見る。『ハリポタ』見たこともないのに「ホグワーツのレゴがクリスマスに欲しい!」とか云ったらしく、「映画を見てからにしろ!」というママの命により見ることに。内容的にどうだろう、と思っていたけどなんとか見れていた。続きはまた来週かな。図書館へ行って娘の本を返したり借りたり。お昼を家で食べてから出かけさせていだき池袋へ。2018年の森田芳光―森田芳光全作品上映&史上初!ライムスター宇多丸語り下ろし―『ときめきに死す』鑑賞@新文芸坐。観た席が宇多丸師匠の真後ろだった。師匠の真後ろの席で映画を観るのはフィルメックスで『奪命金』観たとき以来かな。上映後は、三沢和子&宇多丸師匠のトークあり。まぁやはり面白いですね。全回は来れないけどなるべく回数を観たい前代未聞の上映企画だと思います。「うちたて家」でうどん食べてから新宿へ移動。「珈琲西武」でパフェを食べてからケイズシネマへ。『お嬢ちゃん』鑑賞。クラウドファンディングに参加して前売りをもらっていた二ノ宮隆太郎監督作。そして某イベントも話しさせていただいた土手理恵子さん出演作。上映前には同回を観にきていたマコチンさんとちょっと話す。たぶん7月にやったGBW in Tokyo以来に顔を合わせた感じなのに、お互いの近況報告もせず、カルロス・レイガダスとフー・ボーの話しかしていない。映画上映前には二ノ宮監督と多数のキャストが舞台挨拶。上映後はロビーにいた土手さんにちょっとだけ感想を伝え、これまた同回を観ていたmatsuさんと感想を話しながらJR新宿駅まで。てゆーかmatsuさんはJRじゃないのに新宿駅までつきあってくれてなんていい人なんだ。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E4を見る。
■2018/11/11
娘と実家へ。地元の産業まつり。「産業まつり」って子供のころからあったので何の違和感もなかったのですが、たぶんマイナなイベントですよね。「農業・商工業などの振興を図ることを目的として開催されるまつり」らしいです。わたあめ食べたり、くじ引きやったり、焼き鳥食べたり。夜は帰宅して家族でたこ焼きパーティ。たこ焼き久々すぎて最初の焼きに失敗。油の量が少なかった。そして娘にはたこ焼きソースが辛いらしい。ソースなしにしてパクパクと食べていた。夜は娘を寝かしつけつつ寝てしまう。深夜に2時に目が覚める。これで睡眠は足りているはずなのでそこからTwitterを追ったり、TV録画を見たり。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E5を見る。
■2018/11/12
朝から娘があることをやらかしてしまい奥さんのカミナリが落ちる。娘、泣く。ティッシュで鼻かんであげようしたら「お父さんは早く行ってー!」となぜかやつ当たりをされる。理不尽。いつもより早めに家を出て、駅のベンチでネトフリを見る。有意義。仕事終わりで立川へ。この11月にOPENしたばかりの「つけ蕎麦 BONSAI たちきた」で鶏つけ蕎麦。この店は今後けっこう使う予感。シネマシティで『テルマ』鑑賞。森田芳光特集について送ったメールがアトロクで読まれた。やったー。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E6を見る。話題になっていたエピソード6、なるほどね。はじまった瞬間にこれはアレか?と思ったらアレだった。面白い。『プロフェッショナル』坂元裕二回を見る。坂元裕二は仕事しながらJAY-Z聴いてた。
■2018/11/13 
朝、娘が「ハリーポッターの(ホグワーツ)の寮が覚えられないから絵で描いてくれ」というから描こうとしてら(旗の)マークが超難しいじゃないか。とりあえず一番簡単そうなスリザリンだけ描いた。そしてスタン・リー氏が亡くなったとの報。EXCELSIOR!火曜なので英会話、なのですが講師が体調不良とのことでキャンセルに。心配だ。帰宅して夕食、パクチー鍋。WOWOW録画『イーグル・ジャンプ』鑑賞。Ayaさんのツイキャス、後半だけ聴く。
■2018/11/14
お昼はちょっと久々の丸亀製麺で牡蠣づくし玉子あんかけうどん+秋刀魚天。仕事終わりで新宿へ。めずらしくはなまるうどんで麻婆あんかけうどんを食べてからカリテ。『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』鑑賞。満席。帰りながらシリーピーマンズのツイキャスを聴く。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E7を見る。 
■2018/11/15
仕事終わりで新宿へ。シネマート新宿でのむコレ2018『狂獣 欲望の海域』鑑賞。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E8を見る。
■2018/11/16
仕事終わりで昭島へ。モリタウンのフードコート、すき家で牛すき焼き丼。フードコートの店舗だと牛すき鍋定食がないのだな。MOVIX昭島で『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』鑑賞。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E9を見る。
■2018/11/17
家で娘とDVD『ハリー・ポッターと賢者の石』を見る。後半パートはけっこう怖かったみたいで半べそだった。でもあの世界観はとても好きなようだ。クリスマスプレゼントはホグワーツのLEGOに決定。まぁまぁ高額。近所の図書館で本を借りたり返したり。お昼をうちで食べてから新宿へ。MCTT『ボヘミアン・ラプソディ』回。MCTT一周年記念であり、土曜開催でキャパ拡大。僕らも入れて14人でわいわいと。ありがたい。放課後(二次会)もふくめて大変楽しかったです。帰宅して風呂は入って、寝室で寝る前にBS録画の『刑事コロンボ』を見ようとしたのにどうやらコロンボ登場前に寝ていたようです。楽しかったけど疲れてたのでしょう。
■2018/11/18
娘と朝から昭島の図書館へ。午前中を図書館で過ごしお昼ごはんを買いつつ帰宅。午後から有楽町へ。フィルメックス『象は静かに座っている』『名前のない墓』鑑賞。『象は~』はけんす君、まるゆさん、マコチンさんも観にきてた。マコチンさんとはアイコンタクトで挨拶。帰宅してから前日見れなかった『刑事コロンボ 美食の報酬』を見る。監督はジョナサン・デミだ。
■2018/11/19
とても仕事が忙しい。仕事終わりで有楽町へ。フィルメックス『轢き殺された羊』鑑賞。チートイツさん、けんす君、まるゆさんと同回。仲間が多い感じで嬉しい。帰りの電車でAyaさんのツイキャスを聴く。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E10を見る。時間かかってしまったけどついに完走。素晴らしかった。
■2018/11/20
午前半休をいただき朝から有楽町へ。この時間に都心に向かうのはどうしても混んでる電車に巻き込まれてしまいけっこうきつい。有楽町朝日ホールでフィルメックス『草の葉』鑑賞。観終わったらすぐに会社へ向かい午後から出勤。
■2018/11/21
有給休暇。朝から有楽町へ。朝日ホールでフィルメックス『川沿いのホテル』鑑賞。けんす君と同回だったので、映画後に「交通飯店」に並んでランチ。ミニチャーハン・ギョーザセット。けんす君が出題した映画クイズを5分以上考えてなんとか正解が出た。難しすぎるだろう。おなかいっぱいになったところで僕は有楽町は離れ渋谷へ。ちょっと時間をつぶしてからシネクイントで『ア・ゴースト・ストーリー』鑑賞。 再び有楽町へ戻り朝日ホールで『夜明け』鑑賞。これは再びけんす君と同回だったのだが、映画はじまる前に通路のソファでだべっていたら、隣にアミール・ナデリ監督が。何かの映画の説明を誰かにしていたがよくわからず。説明されていた人もわかってなかった風。『夜明け』Q&Aにもナデリ監督が一言感想をぶちこんでいた。残念ながら今回のナデリ監督の特集上映は一本も観れずなのだが、ナデリ節を堪能できて嬉しかった。 TOHO日比谷に移動してもう一本、フィルメックス『幸福城市』鑑賞。こっちはチートイツさん、あとTIFFの矢田部さんが客席にいた。 半分仕事かもしれないけど、一観客として映画を楽しんでいる矢田部さんを見れるとなんか嬉しい。
■2018/11/22
仕事終わりで有楽町へ。TOHO日比谷でフィルメックス『ロングデイズ・ジャーニー、イントゥ・ナイト(仮題)』。いろいろと衝撃が。終電の都合でQ&Aは見れず残念。
■2018/11/23
祝日の金曜日。朝から図書館に行き本を借りたり返したり。お昼を食べてから出かけさせていただき立川へ。シネマシティで『ギャングース』2回目の鑑賞。パンフも購入。映画の後、ららぽーと立川立飛に移動して奥さんと娘と合流。予約したお店のテラス席で昭和記念公園の花火を見る。 もちろん寒いのでフル装備。席のチャージ料金も取られるのだけど、幼児をつれて昭和記念公園へ花火を観に行くのはまぁ無理なのでここを選んで正解。 今年は7月の花火が中止になってこの11月開催なのですが、来年の7月も予約取れたら同じとこで見たいな。
■2018/11/24
午前中から渋谷へ。映画『ギャングース』を世界最速で語ろう!の会&毎年恒例「モテデミー賞2018」@東京カルチャーカルチャー。僕が僕モテのイベントにはじめて行ったのは2015年の年末なので、あれからもう3年。毎年恒例の楽しみにしているイベントであります。 僕モテ執筆陣もそうですが、ここでしか会えない人多数。入江監督に『ギャングース』ことを質問できたし、パンフにサインもいただけた。 2次会、3次会まで参加。3次会は席の位置もあったけど伯周さん、駒木根さん、林さんとここまでゆったり話せたのははじめてかも。 林さんにはいろいろ内緒の話も聞いたし、2019年も楽しみだなぁ。 3次会後半で僕とまるゆさんとさっちゃんさんは離脱。3人で有楽町へ。フィルメックス『アルファ、殺しの権利』鑑賞。 この回はチートイツさん、けんす君も観ていて、なんとフィルメックスに僕モテ読者5人が。長年孤独に映画祭に参戦していた自分としてはなんか嬉しい。 地下鉄で帰ったまるゆさん以外の4人で有楽町駅前の吉野家へ。メガ盛り!・・・ではなく並盛りの牛丼を食べてから帰りました。
■2018/11/25
午前中から娘を連れて実家へ。地元でやっているみかん狩りへ。東京都なのにみかん狩りができるんですよ。僕の地元がどんだけ田舎なのかがわかるかと思います。奥さんは美容室&映画『search/サーチ』を観に行っていたとのことで、僕がまだ未見の『search/サーチ』について視点の件だけ聞いてみる。なるほど。
■2018/11/26
仕事終わりで新宿へ。松屋でプルコギ定食を食らう。テアトル新宿で『十年 Ten Years Japan』鑑賞。けんす君にもらったタダ券で観れた。感謝。帰宅してからAyaさんのツイキャスを聴く。配信・ソフトもので気になる映画をいくつか紹介していた。なかなか自宅で見る映画まで時間が取れない日々。
■2018/11/27 
英会話に出てから帰宅。最近の夕食は鍋が多い。鍋がうまい季節です。Netflix『アポストル 復讐の掟』を見る。Netflix『デアデビル』S3E6を見る。かなり間があいてしまったがデアデビル再開。あのヒルハウスのせいです。
■2018/11/28
仕事終わりで昭島へ。CoCo壱の スパイスカレー THE骨付きチキン 一辛を食べる。おいしい。11月末で終わってしまうみたいだけどレギュラーメニューにしましょうよ。MOVIX昭島で『ハード・コア』を観る。僕のTwitter TLではやたら今日『ハード・コア』を観てる人が多くて面白い。松竹さんにもらったタダ券で観れた。ありがたい。
■2018/11/29
有給をもらい2ヶ月に一度の定期健診へ。血液検査、尿検査、ともに問題なし。ふー。大きな病気をして半年以上治療のため休職、仕事に復帰したのが2014年11月だったので、これで復帰してからまる4年が経った感じ。再発もありえる病気なので本当にありがたい。リンガーハットで 牛・がっつりまぜめん。11月29日は「肉の日」ってことで100円キャッシュバック。午後はシネマシティで『斬、』『search/サーチ』、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』、『恐怖の報酬 オリジナル完全版』を鑑賞。最寄駅まで戻りすた丼ですたみなマンモス焼肉丼。
■2018/11/30
お昼は会社の近所のリンガーハットで ぎょうざちゃんぽん。麺のかわりにぎょうざが入っている斬新なメニュー。仕事終わりで府中。TOHOシネマズ府中で『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』『ヘレディタリー/継承』鑑賞。『NT』の終わり時間が21:00で、『ヘレディタリー』の開始時間も21:00というゼロインターバル。ゼロインターバルって『七つの大罪』の技にありそう。てわけで11月おわり。
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