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#紡ぐ猫
hitonekosakuraneko · 9 months
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●紡ぐ猫 ・担当保護主
ハレくん ♂ 2歳くらい エイズ・白血病陰性/3種ワクチン済/去勢手術済
性格は少し怖がり、遊ぶの大好き。 まん丸おめ目のイケメン猫だけど、譲渡会がとても苦手で、目を細め渋〜い顔してシャー。 ⁡家では、こんなに可愛い表情してくれます。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
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apothecaryscript · 11 days
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The look on Maomao's face when she heard Lakan's name
I think everyone was surprised to see it, the look on Maomao's face when she heard Lakan's name, in the episode 18. The fact that it was a short depiction, lasting less than a second, left an even more shocking and vivid impression on the viewers.
I had read the 2 manga comics before the anime, so I had some expectations, but I was really looking forward to seeing how this scene would be drawn in anime. That's because the description in the original novel was very impressive.
Hereunder you can find my translation, using a translation app., of this part in the original light novel.
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「ああ、羅漢という……」
壬氏が最後まで言葉を紡ぐ間もなく、猫猫の表情が変わった。
思わず壬氏は、目を見開いて半歩引き下がった。
今まで、地虫のように、干からびた蚯蚓のように、汚泥のように、ちり芥のように、ナメクジのように、潰れた蛙のように、とりあえずいろんな侮蔑の目で見られてきたが、そんなのは生ぬるいものであったと気が付いた。
到底、筆舌に尽くしがたい。
たとえ壬氏でもこれを向けられたらさすがに生きていけないだろう。
心の根底を叩き潰し、煮えたぎる鉄に流し込まれ、灰も残らないような。そんな表情を猫猫は作っていた。
これだけで、壬氏はあの男が娘にとってどんな存在かわかった気がした。
“Oh, it’s called Lakan…”
Before Jinshi could finish his words, Maomao’s expression changed.
Involuntarily, Jinshi opened his eyes wide and took half a step back.
Until now, he’s been looked at with various contemptuous eyes, like a grub, like a dried earthworm, like sludge, like dust, like a slug, and like a crushed frog, but he realized that such things were lukewarm.
It’s hard to put it into words.
Even if Jinshi is directed at this, he will not be able to live.
It smashes the root of the heart, pours into boiling iron, and leaves no ashes. Maomao made such an expression. With this alone, Jinshi felt that he understood what kind of existence that man was to her.
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How was it? I believe you can understand how amazing the abilities of both the original author and anime production company are... and I'm really looking forward to seeing the Season 2!
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shilighap · 11 months
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突然秋めいたかと思えば、秋が深くなって、呼吸が楽になった。
この辺りで唯一心が落ち着く公園は銀杏の匂いでいっぱいで、新調したonの靴で爪先立ちして軽快に歩いている。
ちょうど公園内の道から少し開けた所に着いて2人とも無言でいくつかあるうちの1番近いベンチに腰掛けた。早く隣に座りたかった。
座面の真ん中に手すりのあるタイプのベンチだけど、2人で右側に座った。手すりの10センチの距離が惜しいと思った。
相変わらずムードのない世の中のあれこれを面白可笑しく話しているのに、洋服の厚さ分しか離れていない私たちの間にはポカポカ温かい熱が行き来していて心地が良い。
こういう気持ちになりたくてお前に会いに来るんだよなぁって穏やかに笑う。
持ってきてくれたお土産にイチャモンつけてツッコミを入れたら、「やっぱ同じところで笑うんだなぁ、俺もこれが面白くて買ったんだよ」ってケラケラ笑ってる。猫好きなのに犬っぽいよなぁって思った。
今日も楽しかったって思いながら家に帰ったら音声入力でもしちゃったかと思うくらい全く同じ言葉がLINEの通知画面に表示された。
私たちの紡ぐ言葉は似過ぎている。言葉への気を付け方が同じだなって出会った時から思っていたけど、だからこそ使わなかった言葉に気付いてしまうから寂しくなったりもしたんだな。最近は「あえて気を付け過ぎないように」って気を付けて言葉をぶつけ合っているからそれはそれで面白い。
やっぱり私の身体の何割かはあなたの言葉でしか満たされないんだと実感した秋。
純粋に「楽しい、幸せ」って口をついて出た。
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kaoriof · 1 year
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無題
夜風に浸りながら、むかしの制服のサラサラしたブラウスの感触なんかを思い出していた。ひさしぶりにブログを書こうと思って下書きを開いたら、「なんか疲れちゃったなーとおもう」とだけ書いてあって、そっと削除する。前は過ぎゆく時間に置いていかれてばかりだったけど、今はその波にちょうどよく、適度に肩の力を抜いて乗れるようになった。クリスマスのあと、パーティーの残り香の充満した都市を無表情で歩いていた受験期、マスクの裏にぺりぺりと乾いた涙がこびりついていた時期に比べて、今はたとえばどれだけ寒かろうと美しいと思える光景の目の前で数秒立ち止まることができる。すぐ目の前にあるものを見つめているのに、そこにはない何かを見つめているのではないかと疑うくらい、めらめらと燃えるように鮮やかだった世界が今度は白くて透明というかんじがする。なにかを必死に残そうなんて思うことも無くなって、カメラも部屋の角、ギターにも埃が溜まって、フリック入力が遅くなった。それでも、それでもいいんだとおもう。じぶんのことを立派だと思う。白黒付けずに直感で捉える光景を通して、自分の美しさをみつめなおす。近々、猫を飼うことになるかもしれない。名前はまだ決めていない。今は期末課題に追われていて、夜は毎日3時くらいに寝ている。やりたいことが1000個くらいある。毎年、なっがーいやりたいことリストを作るんだけどいつも翌年にはバッテンで埋まってしまう。いじわるな子猫みたいな冬の空の下で、風すら平伏する。白い鯉。手紙を書きたくなるのに、鉛筆を握ったらあまりにもそれが冷たすぎるから哀しくなった。あなたの骨張った手を思い出す。なんとなく入ったお店に、華奢なジッポライターが売られていて、それでもそれを買えない余白さがわたしを未だに少女たらしめている。おかあさんとおとうさんがいつか死んでしまうのが悲しい。自分自分に成長の印を見出していることに戸惑いながら、よろめきながら、光を紡いできたつもりだった。ガチャガチャでどでかいシールを買って、壁に貼る。友人の仕草や言葉に自分の影がちらつくとき、わたしは未だにさみしい気持ちになる。さみしい、私のものだけだった景色が、ひろがっていって、だれかにわたしよりも美しい言葉で表象されてしまうのをかなしいとおもってしまう。遠くまで来てしまったようだけど、わたし今ようやくさがそうとしているの。
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ignitiongallery · 9 months
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僕のマリ+見汐麻衣『今日のわたしを確かめる言葉』
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僕のマリさんと見汐麻衣さん。お二人のトークイベントと、選書フェア「今日を確かめる言葉」をtwililightで開催します。
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読み始めたら心が震え出し、「どうして、わたしは自分のことがわからないんだろう」という言葉で涙が溢れた。僕のマリさんの心の動きが自分の心のありかを教えてくれて、カが抜けて、生きてきてよかったと思った。また生きていけると思えた。『いかれた慕情』。
考えるな、感じろというクリシェがあるけれど、考えがなければ感じることもできないと思う。見汐麻衣さんは考えているから、他人との触れ合いや季節の巡りによってさまざまなもの感受できる。過去や他人に想いを巡らせ、今の自分を新たに紡いでいく。 何かを省く時、いつか自分も省かれるんじゃないかと気持ちがざわつく。考えて、書くことは時間がかかることだけど、その時間こそ、私たちが生きている証なんだと、見汐さんの『もう一度 猫と暮らしたい』を読んで思う。
僕のマリさんと見汐麻衣さん。真摯に言葉を紡ぐことで読者の居場所を作っているお二人はどのような本に影響を受けたのでしょうか。 そしてどのように言葉を紡いでいるのでしょうか。
--- ・選書フェア 期間: 3月21日(木)〜4月8日(月) お二人が今の自分を作っている本を6冊ずつ選書し、コメントを寄せています。 --
・僕のマリ+見汐麻衣 トークイベント「今日のわたしを確かめる言葉」 日時:2024年3月22日(金) 時間:開場19:00/開演19:30(終演:21:00) 会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28- 10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
来店チケット:2,000円 来店&「もう一度 猫と暮らしたい」¥2000=4000円 来店&「いかれた慕情」¥1890=3890円 配信チケット:1,000円 配信&「もう一度 猫と暮らしたい」¥2000=3000円 配信&「いかれた慕情」¥1890=2890円 *すべて見逃し配信(1ヶ月間)付き
予約:https://peatix.com/event/3861630/view
-- 僕のマリ
文筆家。1992年福岡県生まれ。著書に『常識のない喫茶店』『 書きたい生活』(ともに柏書房)『いかれた慕情』(百万年書房) など。自費出版の日記集も作っている。 -- 見汐麻衣(みしお・まい)
シンガー / ソングライター 2001年、埋火(うずみび)のボーカル、 ギタリストとして活動を開始。2014年に解散後、 石原洋プロデュースによるソロプロジェクトMANNERSを始動 、その他ミュージシャンのプロジェクトに参加する一方、Mai Mishio With Goodfellasにて活動。映画、演劇、CMへの楽曲提供、 エッセイ・コラム等の執筆なども行なっている。2023年5月、 初エッセイ集『もう⼀度 猫と暮らしたい』(Lemon House Inc.)を発表。同年7,9, 11月3作連続発売となった7EPが最新作となる。 2024年1月、noteにて連載エッセイ「おはよう、荒野」 を掲載中。
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chiaroscuro-lily · 1 year
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こんにちは! 井上はるたです。🫧🐑
サークルでは短歌とイラストを中心に活動しております。Twitter(X)でも百合短歌などを時々載せているので、もしよろしければ覗いて行ってくださいね。
自己紹介ということで、好きなものと苦手なものを書いておきます。共通点がある方もない方も、是非仲良くしていただけると嬉しいです。
○好きなもの
百合、短歌、猫、イラスト、アニメ、強い女、ラム肉、トマト料理、甘いもの、美術館巡り、お菓子作り など
○苦手なもの
数学、裁縫、車の運転
特定のジャンルに詳しいわけではありませんが、オタクです。主に同性同士の面倒くさい関係性が大好きです。とりわけ百合はいいものですね。生きる希望です。つい最近まで某Gのつく機動戦士系アニメの百合カプにハマり、情緒がえらいことになっていました。百合よ永遠なれ。
あと某男と男が拳で語り合う系コンテンツも好きです。ぼかしすぎて何が何だかわからなくなったので、タイトルを知りたい方は私に直接聞いてください。円盤買ったりライブビューイングに行ったりする程度にはハマっております。こちらも生きる希望です。推しは学ラン眼鏡片耳ピアスのTくんです。よろしくお願いします。
性格はよくぼんやりしていると言われます。空想の類が大好きで、物心ついた頃にはオリジナルキャラクターを脳内で飛んだり跳ねたりさせて遊んでおりました。授業中にもそんなことばかりしていたので、小学校時代の担任に「井上さんはすぐ意識がどっかに行っちゃうんですよね……」と言われたことがあります。今はだいぶマシになっていると信じたいです。
主催のきおりさんとは幼稚園から一緒の幼馴染です。
百合にハマったのも百合短歌を始めようと思ったのもきおりさんの影響なので、井上の8割はきおりさんで構成されていると言っても過言ではありません(過言です)。
きおりさんとの出会いはかなり衝撃的だったので、記録の意味も込めてここに書き記しておきます。
私がきおりさんと出会ったのは、幼稚園の年中の頃でありました。今でもあの時のことはありありと思い出せます。園児のにぎやかな声がこだまするリノリウムの廊下に、あろうことか彼女は腹ばいに寝そべり、悠々と平泳ぎをしていたのです。その姿は、さながら「私がここを水中だと定義すれば、ここは水中なのだ」と言わんばかりのエレガントな意思の強さを発していました。現在進行形でおもしれー女は、幼少期からおもしれー女だったわけです。ライオンになりきるあまり言語が通じなくなっていた時もあったね。そんな幼い頃から一緒の愉快な親友とサークル活動まで共にできるなんて、数奇で素敵な運命だなと思っています。
昔からきおりさんの周りには、きおりさんにクソデカ感情を抱く人々が数多く集まる気がします。良い意味でみんな愛が重い。きおりさん自身はあまり自覚がないようですが、それもまた彼女の面白いところです。
 私ももちろんきおりさんの紡ぎ出す作品や世界観を大大大信頼&ビッグラブしている人間の一人なので、今後のサークルの展開を一ファンのような���持ちで楽しみにしているところです。いやもちろんちゃんと仕事はしますとも。絵とか短歌とかSSとか……手広く色々挑戦していきたいです。下手の横好きですが頑張りますのでよろしくお願いいたします。
次はいーちゃん!🎪🍫
優しくてセンスが良くて、ぽつりと呟くように言う一言がいちいちはちゃめちゃに面白いので弟子入りしたいと密かに思っています。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは。
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games-info-2022 · 24 days
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旅猫テトの語り部冒険記
The Storytelling Adventures of Traveling Cat Tet
シャム猫のテトが、世界中を旅して様々な猫たちに出会い、古代から伝わる知恵や物語を集め、伝える冒険譚。旅の終わりにすべての物語を一つに結び、新たな未来を紡ぐ鍵を手に入れる。
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劇団四季『キャッツ』静岡公演感想
先日、ゼミ生たちを連れて劇団四季『キャッツ』静岡公演を見てきた。
劇場で『キャッツ』を見たのは、かなり久々だった。20年前とまではいかないが、10年はくだらない。そんな感じである。
他方、元はヴィデオ販売用に撮影されたイギリス版『キャッツ』のDVDは毎年授業で見せており、四季版はイギリス版から多少変更が加えられているという印象で長らくいた。
ところが、静岡で久々に四季版を見たら、DVDで何度も見たイギリス版に即しているではないか。特に『キャッツ』ファンでもないため全く情報を追っていなかったのもあって、だいぶ驚いた。
マンゴジェリーとランプルティーザーの曲は昔の四季版のジャジーなムードから大衆芸能によく見られるパター・ソングっぽくなっていたし、オールデュトロノミー(OldとDeutoronomyの間でDの脱落が起こっているのも昔とは違う気がする…)登場後のランバス・キャットのエピソードが増えていた。ランバス・キャットのエピソードは、曲が挿入される位置も曲自体も冗長で、以降ランバス・キャットが一切登場しないこともあって、DVD見るたびに謎だなぁと感じていたのだが、舞台で見ても相変わらず謎でした。謎であることが大事なのかもしれない。
また、今回の上演では歌い手の配置に結構変更が生じていたように思う。たとえば、ジェニエニドッツの曲は、マンカストラップのソロとジェリーロラム・ジェミマ・タントミールの三匹のコーラスが交互に展開するものと記憶していたけれど、今回の静岡上演では、ジェニエニドッツによるネズミたちの教育が終わった後に再びマンカストラップが歌い出すと、すぐにジェリーロラム・ジェミマ・タントミールも加わっていて、新鮮だと感じた。これはある段階からどの劇場で上演する時にもそのようにしているのか、あるいは劇場の規模などに合わせて歌声の厚みの調整をおこなっているのか、どちらだろうか。
そんな具合に、記憶との対話をしながら楽しんだ。
もう一つ、今回の『キャッツ』を見ながら、「ジェリクル・ボール『キャッツ』」は確かに良いアイディアだと(実際の上演は見ていないにも関わらず)確信するに至った。
「ジェリクル・ボール『キャッツ』」で演者たちは猫の扮装をしていない。「ボール・ルーム」に集ったクィアなダンサーたちが『キャッツ』の曲を歌い踊るのである。
ボール・カルチャーと『キャッツ』の接合というと一見トリッキーに思われるかもしれない。しかしよくよく考えてみると、元から『キャッツ』は非常にクィアでボール・カルチャー的である。人間の庇護に浴しきらない誇り高き猫たちが、自らが何者であるかを存分に主張し、年に一度の祭りで顕彰される存在となるべく歌い踊る。鮮烈な衣装とメイクによって猫になり、排除と包摂の物語が紡がれ、最後には「猫は猫であって、犬にあらず」と高らかに宣言する。あれ?We’re Here(ドラァグレース出演経験があるドラァグクイーンたちが、アメリカ各地を旅して、人びとの自己実現や自己受容をドラァグカルチャーで助けるという番組)でも見ているのか?と思わず目を擦った。第一幕の最初と最後をそれぞれ飾る長大なダンス・シーンでところどころ見せる立ち姿など、We’re Hereでも見ているのか?と(以下略)
ボールルーム・カルチャーの深化と『キャッツ』初演は時期がおおよそ重なるわけだが、両者の間に回路が開かれていることを初演から45年経って提示した「ジェリクル・ボール『キャッツ』」は、『キャッツ』の精神を汲んだ翻案として受容されたであろうことは、容易に推察がつく。フランチャイズと揶揄される「メガミュージカル」代表の一つ『キャッツ』が、こうして大胆に翻案されていくのも、興味深いと感じた。
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cynthiaessence · 2 months
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Tumblrの静けさ とっても落ち着く 氣持ちが溢れてくるからサクサクだし どうでもいいような言葉も掬ってあげられる とらわれずにいられるから 私には合ってるのねきっと 実際 これまでのところは 猫を被ってた感否めない 私らしさってなんだろ‥と いつも思ってた 戻れてよかった 待っててくれてありがとー 私が削除しない限りは いつでもここにあるのだった‥ うん ⌘ 先日 10歳の子に 何歳まで生きたい? って質問された 私は常々思ってる いつ地球を卒業してもいいって 遺された家族がひと目でわかるように 部屋は整理整頓したし断捨離もした 出来たら海に散骨して欲しいからとことん調べたし この星を卒業した際の保険を掛けて 受け取ったら有意義に使って!とも話してある お金ってめちゃ3次元‥ だって悲しまれたままでは心配で成仏出来そうにない たぶん地の底から這い上がれないだろう‥と 想像出来る人が1名‥ せめて愉しむためのツールはプレゼントさせてほしいのだ かなり早めの終活 いかにも現実味を帯びているものだから 10歳の子にはどうなのこれ‥と思ったので 質問の答えとしては 70歳くらいかなあと答えるに留めた 何をもって70歳なのか 自分でもよくわからないんだけど 何となくだから 多分何となくその通りになるかもしれないし ならないかもしれない 今こうして願っても 私にやり残したことがあるのなら 課題として取り組むべくして まだまだ生かされるんだろうな 何なら100歳超えちゃうかも‥ なのに最近 もう人間は懲り懲りだ!なんてね しみじみ思った 感情に支配されたり 思考回路がパンクしそうになったり‥ 1日2日で解決したとはいえ あの頃がフラッシュバックした もうそういうの勘弁してほしい 70歳まであとどれくらい?‥ なんか‥感覚的に思ったよりも遠く感じる 投げやりになって もういいや!!!‥という氣持ちにさえなる とは言え どちらかといえば愉しく生きてるのに 愉しんじゃってるのに 何なの?これ‥ おそるべしフラッシュバック もしかして‥なんだけど 愉しいけどもっとこう欲深くなってるとか? またしても3次元‥ いやいや だってこれでいいと思う この星らしさなのだもの それを理解した上で 納得した上で転生したのだもん しかも今では イイ感じに3次元満喫出来るようになったよね それで充分幸せではないか? ⌘ これだけは言える 浮かんできたまんま 言葉を紡ぐって ストレスフリーだ サクサク万歳
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shioneko-tky · 3 months
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ドナーの幻影
The New England Journal of Medicineという雑誌は何年かに一度科学的に説明の付かない現象の記事を載せます.2007年に載った「人の死期を知る猫Oscar」もその一つでした.時々とんでもないジョークを載せる英国の雑誌と違い,これらの記事は説明が付かないだけで描かれている現象は実際にあったことです.以下長文ですが,一生懸命訳しましたので,ご一読いただければ幸いです.
The Phantom of the Organ
Author: John Guzzi, M.D.  
Published June 22, 2024
N Engl J Med 2024;390:2236-2237
DOI: 10.1056/NEJMp2401849
VOL. 390 NO.
「精神異常者が私の頭の中にいるんです(The lunatic is in my head*)」  患者はベッドの上で唸った.きっと聞き間違いだろう.
 *(私注:Pink Floyd 1973年の曲 Brain Damageの歌詞の一部)
研修医はプレゼンを続ける.「脳死者ドナー肝移植の術後2日目,全体的には順調です.今日CVカテを抜去できるでしょう.」
私たちは部屋を出て,次の患者に移った.しかし回診が終わると,私はまた彼に会いに戻った.私が彼の右頸部からラインを外す準備をしている間,彼は私の方に顔を戻した.
“The lunatic is in my head.” 控えめだが紛れもないメロディーで,彼はこうつぶやいた.
「ピンク・フ���イド?」と私は尋ねる.
「ああ,間違い無い」
「さっき,そう歌っていたような気がしたんだけど」と圧迫止血しながら私は言う.
「頭から離れないんだ. ・・・聞いてもいい?」
「もちろん」
「部屋の隅にいるあの女性,本物じゃないよね?」
私たちは二人きりだ.彼はベッドに横たわり,私は彼の右側に立って,まだ彼の首を圧迫している.彼は部屋の向こうを指さして言った.「背が低くて,日焼けした肌で,中年で,髪は茶色.誰かは知らないけど,移植手術から目覚めて以来,彼女はこの部屋から一歩も出ていないんだ.」
「我々ふたり以外は誰もいないよ.でも君の言うことは信じるよ」
研修医の朝の回診報告は正確で,術後2日目,全体的に順調である.患者は食べ,飲み,歩き,今ではラインも取れている.一見したところ,これは誰もが手術に望んでいた結果だ.
しかし,この一見素晴らしい回復にもかかわらず,看護師,理学療法士,そしてついには家族が同じ質問をしに私のワークステーションに立ち寄る: 「彼が何か幻覚を見ていることはご存知ですか?」
「"何か"ではなく,"一人"です」と私は言う.
彼は訪問者が物理的にそこにいないことを知っている.彼は注意深く,方向感覚に優れ,論理的である.しかし,彼は自分の知覚を否定できない.実在するかどうかにかかわらず,彼は誰かを見ている.
私は,彼が悪意のない幽霊を見ているという話は,せん妄,術後の精神病,急性のストレス反応,あるいは長引く薬の副作用によるものだと考えている.しかし,その日再び彼に会うとすでに彼は幽霊が現れた理由を確信していた.「あれはドナーだ.彼女は私が彼女の肝臓を移植されたことを知っているのです」.
「彼女はあなたを不快にさせますか?」と私は尋ねる.
「いや,彼女は温かく僕を見守ってくれているんだ.」
彼は彼女の存在に安らぎを見いだし,彼女がずっとここにいてくれることを願っている.しかし同時に彼は他の人には彼女が見えないことを知っている.「先生,君は幽霊を信じるかい?」
「幽霊は信じない.でも,あなたには彼女が見えると信じています」.
私は彼の部屋を出て,ピンク・フロイドのことを思い出した.狂人は彼の頭の中にいるのだろうか?それとも,これは彼のドナーの本当の祟りなのだろうか?
翌日,術後3日目,私は彼の外科チームの回診に加わった.彼のケアについて話し合っていると,外科医がこう言った.「私はドナーからの臓器採取にも立ち会ったんだ.移植肝はきわめて良好だった.これならうまくいくと思っていたよ.」
「彼が病室で見た女性のことを話しているのを聞いたことがありますか?と私は尋ねる.」
「いや.なぜ?」と外科医は答える.
「ドナーはどんな人だったのですか?」私は興味津々で尋ねる.
「小柄な女性で,中年で,肌が黒っぽい.」
それは患者の女性の描写と一致したにもかかわらず,私はまだ幽霊を信じていない.死者の魂が地上に戻って生者に取り憑くとは信じていない.しかし,患者の報告は信じる.ただ,彼の訪問者は祟りではなく,彼の創造物なのだ.
私たちの人生は,私たち自身の視点から見れば,ランダムな出来事の連続ではない.私たちは無秩序な宇宙を彷徨いながら,無限に広がるエントロピーに構造を押し付けている.私たちは混沌の中で理性を切望する.私たちの頭の中では,人生の出来事は互いに独立したものではなく,我々にとって重要な瞬間瞬間を物語として結びつけるために糸を紡ぐ.
私は心理学者でも精神科医でもないが,私の感覚では,臓器の幻影は患者の物語の現れであり,ドナーの過去と彼自身の未来とのつながりを表している.おそらく彼女の存在によって,彼は移植に内在する犠牲と再生を見ることができたのだろう.見慣れないものに直面したとき,彼は安らぎの源を求め,無意識のうちに見守り,友好的な幽霊を呼び起こしたのかもしれない.
もし私の考えが正しければ,その幽霊は彼にとって臓器提供者以上の存在だったのかもしれない.子供の頃,母親に連れられて行ったピンク・フロイドのコンサートについて,彼は "母親がしてくれた唯一の良いこと "だったと語った.このことや,不安定な子供時代や緊張した人間関係についての他のヒントから,私は彼のゴーストが過去のトラウマを克服するための対処法だったのではないか,助けの乏しい中,移植された臓器を長期にわたって守るという困難な見通しに直面したときの霊妙なガイドだったのではないかと思った.
しかし根底には,ストレスの多い時期に象徴や意味,統一された物語を求める彼の姿があり,それは人間の普遍的な本能のように思えた.幽霊に見守られながら彼のもとを再び去るとき,おそらく私たちの誰もが,必要性があれば,頭の中の狂人を見つけるのだろうと思った.
(佐藤が無料版のDeepL翻訳(www.DeepL.com/Translator)を参考に翻訳しました)
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shosinkai-practice · 3 months
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第1回 ワークショップ 募集要項
演者としてのスキルアップを目指す「ひとり文芸ミュージカル」ワークショップ
着物の所作·舞 - 伝統をまとい、美を紡ぐ
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所作を必要とするオーディションに役立つスキルを身につけるためのワークショップです。今年から全国公演が始まった「ひとり文芸ミュージカル」の理解を深めていただくことを目的としています。能的な削ぎ落とす美学を取り入れ、日本の伝統的な着物の所作や舞を通じて、演者としてのスキルアップを図ります。演技経験や舞踊経験のある方に、新たな要素を吸収し、演技力を高める機会を提供します。
<コース概要>
コース名 「ひとり文芸ミュージカル」(心得2と5)ワークショップ
3日間(1日2時間)
<開講日時>
8月7日(水)13時/8月8日(木)13時/8月9日(金)13時
<場所>
築地アトリエ
<ワークショップ内容> 新たな演劇のスタイル『ひとり文芸ミュージカル』を通して美意識を磨き、スキルアップを目指す。
着物の所作 着物を着て座る、立つ、歩く。美しい日本の所作を学び、しなやかな立ち振る舞いを身につけます。お扇子の持ち方や挨拶の仕方など、日常にも役立つ美意識を磨きます。
舞踊 伝統的な舞踊を習得し応用法を学ぶことにより、演者の表現の幅を広げます。日本舞踊(日舞)、能、琉球舞踊、京劇、狂言などの技を習得し、作品に応じて適切に応用します。
<心得2と5> 「ひとり文芸ミュージカル」演者の心得より
二、キモノの所作を学ぶこと 美しい仕草と身のこなし、これこそが舞台上の姿を際立たせます。キモノの着付け、立ち居振る舞い、歩み、座る所作を徹底して学びます。日常の動作すらも、優雅に行うことを旨とし、舞台においては一層の美しさを追求します。
五、伝統的な舞踊を取り入れること 作品の主題に応じて、日本舞踊(日舞)、能、琉球舞踊、京劇、狂言の技を習得し、適切に応用します。この多様な舞踊の融合が、新たな表現の可能性を開きます。
<ひとり文芸ミュージカルとは> 日本の古典芸能や舞踊などの様式と感性を取り入れたエンターテイメントです。明治期から生まれた美しい日本語を大切にし、歌うように語り、語るように歌います。日本近代古典の文学作品を題材にして、過度な脚色を加えることなく、見たままを感じ取るような作風を特徴としています。
<沿革> 2003年に誕生した源川瑠々子の一人舞台「静-sizu-」は、ミュージカル評論家の瀬川昌久氏により「外国にも通ずる日本的ミュージカルの傑作として推称したい」と高く評価されました。また、この作品を「ひとり文芸ミュージカル」という新しいジャンルとして確立してはどうかとのご提案をいただきました。以来、「ひとり文芸ミュージカル」は新たな作品を作り続けています。
<講師> 俳優:源川瑠々子 俳優:敷丸 演出·音楽:神尾憲一
<持ち物> 浴衣、腰紐2本、伊達締め1本、半幅帯、足袋、舞扇
<3日間のスケジュール>
1日目 浴衣の着方 着物での立ち方、歩き方、座り方 能の歩き方 浴衣のたたみ方
総合舞練習1
2日目 着物姿復習 日舞扇子の使��方(要返しなどの技術的なこと) 能、琉球、京劇の歩き方 総合舞練習2
3日目 着物姿復習 総合舞練習3
<対象>
演劇経験者(18歳以上)、女性のみ
<定員>
10名程度
<参加費>
 20,000円(税込)
<募集期間>
2024年7月3日13時~20日17時
<申し込み要項>
👇下記のページにて受付
<問い合わせ> 有限会社 ライトリンク·ミュージック FC事務局 TEL:03−5822−0318
<最新情報> 「ひとり文芸ミュージカル」推進団体 省心会ホームページ
<講師プロフィール>
源川瑠々子 舞台俳優、歌手。関東国際高等学校演劇科卒業後、日本女子体育短期大学卒業。 2003年より、ひとり文芸ミュージカルの全ての作品で主人公を演じる。 着物をこよなく愛し、伝統芸能にも精通し、作品ごとに日本舞踊、能、歌舞伎、沖縄舞踊、京劇の要素を 取り入れた振付でひとり文芸ミュージカルの世界を創る。
敷丸 1981年に舞台デビューし、子役時代から幅広いジャンルのミュージカルやオペラで多様な役を演じる。「アニー」で主演や「椿姫」などのクラシック作品に出演し、名声を築いた。後に「大草原の小さな家」や「月の夜の物語」などの音楽劇で重要な役を務め、演技力を広く認められた。2010年以降はひとり文芸ミュージカルに焦点を移し、「静ーしずー」や「三毛子ーみけこー」で後見役として新たなキャリアを展開。観世能楽堂での公演を機に「敷丸」としての活動を始め、その独特な表現力で注目を集めている。
神尾憲一 作曲家、演出家。アニメ「バーバパパ世界をまわる」でJASRAC国際賞受賞。2003年、夏目漱石「こころ」原作のひとり文芸ミュージカル「静-Shizu-」をプロデュース。  以来、源川瑠々子主演による「ひとり文芸ミュージカル」の作品を発表。  2018年より能舞台で観せる演出での公演をスタート。毎年観世能楽堂(東京)をはじめ、各地の能楽堂での公演を行う。     2003年 ひとり文芸ミュージカル「静」(夏目漱石『こころ』原作)日本橋劇場初演  2012年 ひとり文芸ミュージカル「三毛子」(夏目漱石『吾輩は猫である』原作)三越劇場初演  2016年 ひとり文芸ミュージカル「乙姫」三越劇場初演  2018年   ひとり文芸ミュージカル「与謝野ワルツ」三越劇場初演  2018年 ひとり文芸ミュージカル「乙姫」能舞台版 観世能楽堂公演  2022年 ひとり文芸ミュージカル「紫式部ー雲隠れー」観世能楽堂初演  2023年 ひとり文芸ミュージカル「乙姫」名古屋能楽堂公演
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hitonekosakuraneko · 9 months
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●紡ぐ猫
みずたき ♂ 2023.10うまれ エイズ・白血病陰性/3種ワクチン済
ごまさば、めんたいこ、とんこつと4匹きょうだい。 高齢単身者の多頭崩壊宅より保護した子猫たちです。 ⁡・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
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valuepress · 3 months
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akitakuronekoya · 4 months
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【購入品紹介】コーヒータイム
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↑先日開催されたあきた産デーフェアにて、紡ぐ珈琲焙煎所さん(ジャム工房のらさん)のドリップコーヒーをゲットしました!
秋田黒猫屋はコーヒーマニアなので、出張した際はコーヒー屋さんを探し歩き、そこでしか買えない素敵コーヒーをゲットしているのです。
田植えモードの超ハードスケジュールから一時的にですが一旦解放され、ひさしぶりのまったり朝コーヒーをいただきました。
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↑袋を開けた途端に香るコーヒー。今日はコロンビアをいただきました。しっかりと封がされているので、おいしさと鮮度が保たれていて、お湯を注ぐとモコッと泡が立ちました。
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↑コメダでゲットしたお豆と一緒にいただきま~す!黒猫ジジちゃんのお気に入りマグカップでいただきました。
軽やかでキレがありコーヒーのほどよい大人な苦み。香り豊か~。とっても美味しいコーヒーでした。他にもマンデリン、ペルーなどいろいろなコーヒーを販売されている紡ぐ珈琲焙煎所さん(ジャム工房のらさん)。おすすめの珈琲屋さんやで~!ぜひ飲んでみてたんせ。我らも他のお味をいただくのがとても楽しみです。
以上、素敵アイテムを勝手に紹介タイムでした!
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higashiazuma · 5 months
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じゃれ本 2卓目の作品
「じゃれ本 オンライン試用版」を使ったセッションで紡がれた物語たちです。前の文の前後関係がわからずに何かを書こうとするとこうなります。参加した本人たちはめちゃくちゃ楽しかったです。
お題:特になし ページ数:8P
『数奇なチョコレート』
どうしてこうなってしまったんだ? 私が早朝にこっそり彼の机の中に仕込んだはずのチョコレートが、どうしてあんな場所から出てきたんだ。 朝チョコレートを入れてからずっと監視してたんだぞ。おかしいだろ。
朝からずっと監視していたが、彼は机の中のそれに気付く気配すらなかった。疑問に思いながら注視していると、教室移動の時間になった。今日はアルコールランプを使った実験の日だ。
もしかしたらあれは元々彼の持ち物だったのかもしれない。アルコールランプのオレンジ色の光を見ながら考えを整理する。監視したところで……それに注意を促すような筋合いもこちらにはないのだ。
揺らめく灯を眺めていると、それに炙られる何か、まで想像してしまうのは悪い癖だろうか、職業病か。黒褐色に燻された「それ」は――まるでカカオ豆、とは悪趣味かと頭を振ったとき、ランプが消えた。煙が、甘い。
香りが部屋に充満していく。煙がゆらゆらと揺らめき次第に形を成し始める。何が起こったのか分からず呆然と見つめていると、それは小さな人の形になった。つやつやとした濃い茶色の、まるでチョコレートのような
教室がざわつく。もしかして、と冷たい汗が背筋をつたったのを感じる。 私が今朝入れたチョコレートに、何か関係のあるものなんじゃないか。すると、その小さな人型のチョコレートは、驚くべきことに言葉を発した。
「つくえ」「こども」「かばん」と目に止まったものの名前が読み上げられる中、「とみこ」という知らない名前が挟まる。人型チョコレートから発された言葉に、びくりと大きな反応を示したのは私ではなかった。
「何故、その名前を…?」 隣、というほどでもない距離で小刻みに震える声。振りほどいたはずの赤い糸が、いつの間にか小指を締め上げていた、というような。人型チョコレートの顔部分に、ぱきんと割れ目ができる。
『コンビニで買ったねこ』
今日びのコンビニには何でもあるから、猫をバーコード決済でお買い上げすることぐらいお手の物だ。だけど道義的躊躇を捨てきれなくて、私はいつもパッケージの前を素通りする。嫌味かのようにスナック売り場の隣だ。
お菓子を選ぼうとするとどうしてもチラチラと目に入ってしまう。かわいい猫たちのパッケージ…三毛、サビ、ハチワレにトラ。無視しようとしても暴力的なかわいさが私を誘惑する。棚前で吟味していた客が黒猫を手に
レジへ向かっていった。その客を注意深く見守っていると、レジの店員はまるで何事も無いかのようにパッケージのバーコードを読み取り、こう言った。 「この場で開封して行かれますか?」 「いや、家で開けます。」
「ノワァ」変な声で鳴くなあれ。電子決済されていった「ねこ(?)」を見送り、棚を見ればまだいくつかの在庫があった。真四角のパッケージの中で思い思いに伸びたり縮んだり捻れたりしている。呑気なもんだ。
彼らの何割が、自分が実は玉ねぎが食べられなかったりd払いのキャンペーン対象だったりすると理解しているのだろう。来月の請求書では「国民健康保険料」と同列に並んだりするのだ。……ちょっと見たいかも、いや、
猫だって同じ命なんだからこんなふうに扱うのはやっぱり良くない。しかし猫が国民の健康に寄与しているというのは厳然たる事実だ。間違いない。私が若干不健康な日々を過ごしているのはもしやねこが居ないからでは?
そう思った私は、吸い寄せられるようにひとつのパッケージに手を伸ばした。 レジに持っていくと、店員はやはりこう聞いてきた。 「この場で開けて行きますか?」 私もやはりこう答える。 「家で開けます。」
家に帰りそっとパッケージの蓋を開けると「ノワァ」という鳴き声とともに、ねこは消えた。空になったパッケージからはゴロゴロと小さな音が響く。どちらでも良いのだ。本当にねこでも、本当はねこでなくても。
『どこにでも現れるメガネ』
異変に気付いたのは、弐萬圓堂で眼鏡を新調してから三日目のことだった。週一の楽しみ、サウナ通い。オレンジ色の明かりと蒸しに蒸された空間で、俺は目元に違和感を感じた。 熱い! なんとそこには、
…ない。何もない。熱いのは蒸気を直に受けたからで、俺の虚弱な目を守るべく新調した眼鏡がどこにもない。嘘だろ、もう無くした? あの店主、「こいつは絶対に無くなりませんよ」なんて吹きやがって! そもそも、
眼鏡の紛失防止に眼鏡チェーン以上のものがあると思った俺が馬鹿だったんだ。何が「合図一つでどこでもお供! あなたのお眼鏡に叶います!」だ。俺は蒸気で濡れた顔を拭い、0.2の裸眼でレンズの光を探す。
うすらぼやけた視界で必死に探せど一向に見つかる気配はなかった。もう諦めて新しいメガネを買いに眼鏡屋へ行った方がいいのではないか…そんな考えが脳裏を過ったときだった。
ふいに、胸ポケットに違和感を覚えた。恐る恐るまさぐると、『あった』。無くしたはずの眼鏡が、そこにあったのだ。なんて便利な眼鏡なんだ、と思うかもしれない。でも俺は、うっすらと気味の悪さを覚えていた。
無くして見付かる。眼鏡はその繰り返しだ。眼鏡が見付かるのは決まって、ニュースでとある地名を見かける時だった。幼い頃だけ住んでいた田舎。何故今更ニュースで名前が上がるのか不明なほど辺鄙な場所だ。
便宜上故郷であるその地は、ちと難解な名がついている。何も見ずに書けと言われたら俺でも無理だ。 …もしかすると眼鏡のやつ、テロップに映るその込み入った字画を解らせたいために、毎度戻ってくるのだろうか?
つまり、この字を覚えれば晴れてこの眼鏡は役目を終えるというわけだ。なるほどね。俺はこれからもこの地名を覚えることはないだろう。いや、いつか死ぬ前くらいには覚えてやってもいいかな。
『おまかせ木綿豆腐』
絹のやつとは作りが違うんでね。多少の荒事ならこっちに任せるのが正解ってもんだ。名前? 『モメン』じゃない、『ユウ』だ。大体あいつがキヌなんて名乗るからセットで豆腐なんて言われることになってんだ。
キヌのやつは今日も得意のスムーストークであんたを誑かしたんだろう。依頼料は高くつくぜ、財布の紐をどれだけ締めても、あいつには湯葉も同然だ。 まあ、任せておきな――それで、あの「高野」と何で揉めたって?
…なるほど。あの土鍋は上物だからな。どちらの取り分かで揉めたってわけだ。で、その土鍋を自分のものにしたいと、そういう話だな?なあに、俺にとっては湯豆腐みたいなもんさ。安心して吉報を待っておけ。
そう言って男はすっくと立ちあがると、土鍋を求めて夜闇に消えて行った。 なぜならそう、この男こそもめ事の仲裁のプロ。ネゴシエーターなんてお洒落な肩書はいらない。『おまかせ木綿豆腐』その人だったのだ。
─というのが、前回君たちに講義した内容だ。きちんと覚えているかね。『おまかせ木綿豆腐』に関連する記述には実はいくつかの相似点が見られてね。同一人物とする説も複数人とする説もあるが共通しているのは、
その「変幻自在性」。まさに豆腐、ないし大豆だ。柔らかく相手を受け止め、誰かの色に染まるかと思えば、ときに肉食獣のごとき強靭さも見せる。変異性の遺伝子が組み込まれている、と言われても疑うまいよ。
豆乳の満たされたプールで悠々と寛ぐ高野とその取り巻きたちを尻目に、私は屋敷へと忍び込んだ。
そこにあったのは黄金の土鍋。黄金でできているが、確かに土鍋である。私は難なくそれを手にすると、豆腐を味噌汁に滑り入れる速さで屋敷を後にした。 こうして事件は解決した。おまかせ木綿豆腐におまかせさぁ!
お題:おまかせ縛り ページ数:8P
『お父さんが作るヒンズー教』
「そうだ、ヒンズー教を作ろう」 ある日、父の口から出た言葉だ。 定年退職を迎えた父親が始めるものといえば蕎麦打ちと相場が決まっているが、なぜか父は宗教に目覚めてしまったようだ。
「ヒンズー教はもうあるじゃん。作る前にもうこの世に存在してるから諦めなよ」至極冷静なツッコミも父は意に介さないようだった。「まずは合言葉を考えるか」「よくわかんないけどもっと先にやることあると思う」
「じゃあまずお父さんがヒンズーとして」「お父さんヒンズー教知らないよね?」 まったく分からないまま父の熱意だけが空回りをしている。理由を尋ねるのも嫌だが、掘り下げてくれと父の顔が言っていた。
「…うん、じゃあお母さんは?」 そういう自分だって女神転生シリーズの知識しかないけれど、お父さんに至ってはこうだ。 「母さんには、ラーマをやってもらおうと思う」 マーガリンで覚えたなさては。
「母さんにカーリーをやってもらうわけにはいかないからな」 「そこはヴィシュヌとラクシュミじゃなくて良いんだ」 最早女神転生オタクの会話である。お父さんは黙ってメガテン5をセールで買った方が良い。
「タマにも我がヒンズー教の一柱として重要な役割を与えよう」「タマ…巻き込まれてかわいそうに」何も知らないタマは父に撫でられて満足げにゴロゴロと喉を鳴らしている。「名はタママーンに改名す」「やめて」
タマを膝に抱いてああだこうだと話す父は、それはそれとしてまあ楽しそうではある。もともとこの手の与太話を作るのが好きなヒトなのだ。
この一連の流れだって、先週配信サイトで「RRR」か「バーフバリ」を観たせいに決まっている。些細な愉快をくれたのならまあ良いじゃないか。女神転生シリーズでの知識しかない僕が、文句を言っても仕方ないのだ。
『健全な肉体に宿るユンケル』
健全な精神は健全な肉体に宿る、なんてのは全きウソであり、少なくとも俺の健全な肉体には恐らくユンケルとかが宿っている。しじみの味噌汁とプロテインバーも。筋肉は全てを解決するなんてウソだ。解決してみろ、
なかやまきんに君。筋トレは正義かもしれないが、そもそも現代社会人に残される可処分時間なんてたかが知れている。その貴重な時間をどうやって筋トレに費やすことができようか。かといって、
このままでは肉体は不健全になるばかりだ。もやしまっしぐらだ。いや、それだけならいいが代謝が落ちた体はいずれ摂取した栄養を消費しきれず蓄え始めてしまう。そうなったらもうおしまいだ。
ともあれ対策は早急に行うべきだろう。何故なら健全な肉体でなければ意味がないからだ。精神はこの際置いておく。ユンケル的にはそっちはあんまり役に立てない。自分で頑張ってほしい。そうと決まれば早速、
行きつけの薬局へ―向かうつもりだったが、深夜営業のはずのそこは閉まっていた。シャッターに「本日棚卸」の文字。期限切れになるだろうアプリクーポンを惜しみ、否、惜しむより先に鉄剤だ。イオンなら、いけるか。
その一縷の望みは、すぐさま砕かれることになった。 しまった!深夜営業の薬局が閉まっている時間帯に、イオンが開いてるはずないじゃないか!! 赤と白の看板の下、俺は絶望する。鉄剤。な��としても鉄剤を。
「ヤーッ!」それは突然のことだった。窮地に陥った俺の耳にあの聞き慣れた声が飛び込んできた。「き、きんに君!!」そう、紛れもなくなかやまきんに君だった。自信に満ちた仁王立ちでそこにいた。「ハッ(笑顔)」
なんて眩い笑顔なんだ。失われていた力が蘇るのが分かる。何が敵かも分からんがとりあえず殴っとけば良いか。やはり筋肉。健全な肉体、頑強な筋肉、それこそがすべてを解決する。
『我が家UFO』
ホログラムで出来た夕暮れの町並み、伸びていく影。少し湿った柔らかい土の上を走りながら、僕らは家に向かっている。僕らの家は、頭上にある色とりどりのUFOだ。
姉ちゃんとその彼氏(現:元カレ)の些細なLINEスタンプ会話が、うっかり「母星」との通信に混線してしまったせいで、呑気な地方都市は太陽系いち愉快な避暑地に変わった。葉巻型の家も金星人からの贈り物だ。
アダムスキー型のホテルは木星人が建てたもので、海王星人にたいへんウケが良く、県外からの観光客にも人気になっている。おまけに日清グループの焼きそば工場まで進出してきたものだから、町はとても賑やかになった
しかし後に大きな問題が発生した。建てられた数々のUFO建築物が人々をアブダクションし始めたのだ。幸いなことに内臓を抜かれキャトられるところまではいかなかったが
普通に改造はされたし記憶も改ざんされた。お父さんが二人いるご家庭も出来れば、長女が増えたご家庭もある。UFOは「家族は複数人」ということしか理解していない。その関係性や成り立ちは二の次だ。
「どうする、姉ちゃん」と僕は言う。「このままいくと元カレが僕らの新しい兄ちゃんだ」 「無理絶対無理、あんな伸びたカップ焼きそばみたいな男。お湯と一緒に流しに捨て――」 瞬間、僕らは同時にはっとした。
僕らの葉巻型ハウスの前に、新たな葉巻型UFOがフォンフォンと音を立てて降りて来たのだ。硬直している僕らの前に、光が射す。この家をプレゼントしてくれた金星人だ! 金星人は優しく微笑んだ。
「このたびはUFO型ハウスのモニターになっていただきありがとうございます」僕たちモニターだったんだ。しらなかった…「住心地はどうでしたか?」アンケート用紙を渡された。とてもよかったに◯をつけた。
『キャンプファイヤーをするスリ』
目の前にはごうごうと燃え盛る火柱がある。いわゆるキャンプファイヤーというやつだ。ぱちぱちと爆ぜる音と顔を焼く熱を浴びながら今までのことを思い返していた。いつものようにスリの獲物を物色していた俺は、
おあつらえ向きな男を見つけていた。取ってくださいと言わんばかりにチラ見えする財布。しかも厚い。おどおどとした雰囲気も丁度いい。財布はあっさり俺の手中におさまり、今日の仕事は完遂だ。そう思っていた。
なのに今、俺は何故こうして積まれた薪の前に立ち尽くしているんだ? 五分じゃ審査が下りないだろうカードや角の折れてない札が詰まった革財布を、まるで炎に投じたがっているかのように。否、焼かれるのは財布か?
そうだ。財布ではなく俺自身を焼けば財布は無事だ。俺が罪に問われることもない。――いや、何を考えているんだ、俺は!困惑する俺の意思を無視するように、俺の手が勝手にチャッカマンを薪の隙間に差し込んだ。
一気に薪が燃え上がる…かと思ったが、一向に炎は上がらない。チャッカマンの小さな火は薪の表面を焦がすだけでなかなか燃え移らない。薪を燃やすにはもっと燃えやすいものを先に入れるんだったか。何か手頃なものは
とポケットをまさぐり、結局スッた財布にいきつく。レシートくらいなら燃やしても良いだろう。財布の中には幾重にも折りたたまれた…異様といえるような長さのレシートが入れられていた。何だこれはと手に取り、
中程の印字に目を剥いた。「割引 50%」と付記された項目。みな人名だ。中には、俺の名も。 何が引かれてるんだ? 人間的価値? 確かに俺はスリだが半額になるほどか? それとも、…命、寿命。その領収書。
気付くと俺は、木組みの中にいた。燃える炎が、全身に纏わりついて行く。たすけてくれ、と声をあげそうになるが、呼吸すらできない。 目の前に男が立っている。 「ええ、その通りですよ」 男の目に、炎の橙が輝く
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modernheavy · 5 months
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今日読んだ漫画 2024年5月3日(金)
マンガワン(アプリ)
👑『クイーンズ・クオリティ』 最富 キョウスケ
QQスイーパー&クイーンズ・クオリティ
 ペストマスクにきゅんときた(サイバーパンク好き)
チャンピオンクロス
🎸『少年ヴィジュアルロック』 灰音 アサナ
少年ヴィジュアルロック
 大和男前
 だんだんと4人の関係がバンドとしてまとまってきたね
 イヤな感じのライバルキャラ登場したなあ
 連れの子が注意してるのが救い
X/ブログ
😻『夜は猫といっしょ』 キュルZ
テレビ台の上で毛づくろい
 ごろんごろんするキュルちゃんかわいい~😻
ヤングエースUP
🌳『針子の乙女』 ゼロキ+雪村 ゆに
[第22話-2]針子の乙女 - ゼロキ / 雪村ゆに / 竹岡美穂|ヤングエースUP
 カヤナ様のお姿が若返っていくのを見て、瘴気を晴らす為に命を削ってるのではと心配になった
X
🍑『極主夫道』 おおの こうすけ
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 バイオレンスな桃太郎の紙芝居
💀『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』 三条 陸+芝田 優作
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 アバンとバルトスの戦いがアツい
 敵同士でなければお互い良い友人になっていただろうな
🏫『笑うかのこ様』 辻田 りり子
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 『笑うかのこ様』、確か辻田先生の投稿作のセルフリメイクだった記憶
 投稿作コーナーで冒頭のページがピックアップされててすごく印象的だった思い出
 今読むとかのこが幼い自分を抱きしめてあげるシーンが胸に響いた
 モブだった山田が今では主人公に……山田出世したな……
花とゆめWEB
🌟『星になる日』 鈴木 ジュリエッタ
 切ないファンタジーだけどものすごく良かったー!
🌕『罪人輝き姫の難題』 柴宮 幸
 新解釈かぐや姫みたいな和風ファンタジー
 ハピエンで良かった
Instagram
💚『気になってる人が男じゃなかった』 新井 すみこ
instagram
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