Tumgik
#道の駅淡河
ari0921 · 1 year
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 安倍政治は若者世代を元気づけた
  櫻井よしこ
安倍晋三総理が亡くなって1年。7月8日、各地で偲ぶ会が催され、東京・元赤坂の明治記念館での「安倍晋三元総理の志を継承する集い」はネット中継された。冒頭、2014年5月30日に安倍総理がシンガポールのアジア安全保障会議で行った基調講演の一部が紹介された。第二次政権を12年12月に発足させた安倍氏は、13年12月、靖国神社に参拝し、英霊たちに感謝を捧げ、日本人皆が夢をもって暮らせる国を創りたいと、アベノミクスを始動させた。エネルギーに溢れ、溌剌とした様子で氏は語っている。
「私はこの1年と半年近く、日本経済を今一度イノベーションがさきわい、力強く成長する経済に立て直そうと粉骨砕身、努めてまいりました。アベノミクスと人はこれを呼び、経済政策として分類します。私にとってそれは、経済政策をはるかに超えたミッションです。未来を担う新しい日本人を育てる事業にほかなりません」
新しい日本人とは「昔ながらの良さを、ひとつとして失わない日本人です」と簡潔明瞭だ。
具体的には「貧困を憎み、勤労の喜びに普遍的価値があると信じる日本人は、アジアがまだ貧しさの代名詞であるかに言われていたころから、自分たちにできたことがアジアの他の国々で同じようにできないはずはないと信じ、経済の建設に孜々(しし)として協力を続けました」と、アジアのリーダーたる自負心を語った。中国を強く意識した言葉でもあろう。
日本は中国とは違って、国民を大事にし近隣諸国を尊重する。日本の国柄はずっと前から古代の先人達がつくりあげ、残してくれたものだ。安倍氏は言い切った。「新しい日本人は、こうした無私無欲の貢献をおのがじし、喜びとする点で、父、祖父たちとなんら変わることはないでしょう」。
首相再登板を果たした安倍氏に世界は注目し、各国指導者たちは安倍氏に幾度も拍手を送った。日本の自分たちにできたことがアジアの国々で同じようにできないはずはない。相手への信頼、相手の可能性を評価し抽き出す前向きの姿勢は、インドをはじめアジア諸国に大いに歓迎された。それは日本の若者世代にも向けられていた。
命日の朝日社説
にも拘わらず、このような前向きの姿勢を見ることなく、何があっても安倍氏非難しかしないような朝日新聞は命日の社説で、安倍政治は「分断に満ちた荒々しい政治」だったと貶めた。
確かに平成から令和へと、日本社会における不公平感は高まった。また、社会保障のツケは次世代任せとでもいうかのような世代間の不公平という話で終わらせるのではなく、自分のことはもっと自分でやるのがよいと、自立を促す気概が強まった。朝日はそれを「分断に満ちた荒々しい政治」と切り捨てる。だが若者が置かれていた苦況を改善し、皆が働ける社会を創ったのは安倍氏である。21年12月3日の「言論テレビ」で安倍氏は語った。
「私が政権を取った2012年(民主党政権時代)の就職内定率は68%で、就職氷河期より悪かった。安倍政権時の最終的な就職内定率は98%に上がりました。すると新卒者が増えます。新卒者の給料は低いですから、平均実質賃金は低くなります。65歳以上で300万人が働くようになりましたが、現役時代よりは給料が低い。女性も300万人、新たに仕事を始めた。高い給料の方もいらっしゃいますが、結婚、出産を経て職場復帰した当初は、給料は低かったりします。パートから始める人もいますから、それらを足し合わせて平均すれば、実質賃金は低くなる。
しかし、その後は、だんだんと実質においてもプラスになっています。大切なことは総雇用者報酬、みんなの稼ぎを足し合わせたものです。総雇用者報酬は、民主党政権時代にはマイナス2兆円、安倍政権ではプラス35兆円です」
第二次安倍政権前の3年余りの民主党政権時代は若い世代にとっては極度の就職難だった。12年の正社員の有効求人倍率は0.48倍、安倍政権発足8年目の19年には1.14倍に上がった。全都道府県で1倍を超えたのは史上初めてだった
安倍氏は経済を成長させて皆が働き自立できる社会を創ろうとした。可能性が花開き、夢が叶う。広い未来が開ける。そんな社会を若者や女性に用意した。朝日新聞は認めないが、安倍氏の政策を真っ当に評価し、希望を託した人々は数知れない。そうした人々、老若男女が、安倍家による法要が営まれた東京芝の増上寺にも、奈良市の近鉄大和西大寺駅前の献花台にも、長い列をつくり献花した。
「勝てるんですか」
明治記念館での集いではもうひとつの安倍氏の肉声が伝えられた。19年1月28日、国会での施政方針演説だ。安倍氏は平成から令和への御代替りに触れ、平成の時代に起きた阪神・淡路大震災、東日本大震災に関して、天皇、皇后両陛下のお励ましが国民をどれほど慰め力づけたかを語った。その上で、明治天皇の御製を紹介した。
「しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける」
今を生きる日本人も同じ気持ちで共に日本の明日を切り拓こう、と呼びかけた。
ロシアのウクライナ侵略戦争は、来る中国の台湾・沖縄侵略戦争と重なって見える。それ以前から米国の力は相対的に低下し、中国の脅威が強大化していた。100年に一度の危機に直面して、安倍氏は15年、野党とメディアの凄まじい反対、非難キャンペーンの中で支持率を13ポイントも下げながら平和安全法制をまとめた。
当時、自衛隊の最高幹部達に、安倍総理が聞いた。「勝てるんですか」と。その場に激震が走ったと当時の国家安全保障局次長、内閣官房副長官補、兼原信克氏は振り返る。
自衛隊は憲法上も政治上も厳しくタガをはめられていて、「米軍が助けに来なければ必ず負けるように作られた軍隊」だから、勝てるはずがない。それでは日本国は持たず日本国民は救われない。だから安倍氏は総理退任後も、台湾有事は日本有事、日米同盟有事だと警告した。GDP比2%の防衛費、核共有論の議論の勧めなどを提案した。
政治家として全力を尽くした安倍総理を振りかえるのに、朝日は相変わらず統一教会問題をとり上げる。9日の社説、「教団と自民党 社会の不信に向き合え」で安倍氏が「国政選挙で『教団票』を差配していたといわれる」と書いた。教団票は全国で6万~8万票、創価学会の力は600万~800万票だ。朝日が統一教会の6万~8万票を大仰に問題視するのなら、その100倍の創価学会をなぜもっと追及しないのか。
安倍氏貶めに走る余り、我を忘れる朝日の主張は的外ればかりだ。
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yoshitugutuduki · 2 years
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ネオファウナ
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 白と黒。それがこの台地に登って抱いた最初の印象だった。起伏に富んだ白い氷原のあちこちから、黒い崖が顔を覗かせる。雪がちらついているせいか、それとも大地の白を映し出しているせいか、空もまた、灰色のはずが白んで見える。初めて訪れる北極圏は、太古の昔から日の沈むことのない、かといって日が高く昇り、大地の氷河を溶かすこともまたない、薄���の世界だった。  雪原専用の8脚車両で、傾斜の緩い台地の東側から登って早半日、狭い空間で疲れは溜まっていたが、私の体重が他の乗組員より重い分、贅沢は言えなかった。大丈夫、あと数時間もすれば、発掘のためのキャンプ基地に到着する。この辺りは雪の粘度が低く、おまけに雪の下の固まった氷河をうっかり踏んでしまうと、車両ごと転倒する危険がある。車体の脚部分に付いた音響センサーで、なるべく雪の厚い場所を探りつつ、進むしかないらしい。  私の隣では、ダンと名乗った白いクマの男性が車両に接続して操縦している。一見すると椅子にもたれかかっているようにしか見えないが、後頭部には電磁コントローラが付いている。彼自身によればちょっと前の型番だが、車両を動かすには使い慣れたものが一番しっくり来るらしい。後頭部樹状核増設手術を受けているらしく���扱いには手慣れているという。もう10年になるそうだ。他の2名が小柄で、荷物もかなり多い以上、体重の大きいゾウである私と、ダンの2名はそれぞれコクピットとサブピットに座ることになった。  「僕は地元の村の出なんですが」  思いのほか、荒々しげな見た目とは裏腹に、丁寧な口調でダンは喋り出した。運転中とはいえ、重苦しい静寂に耐えられなくなったらしい。  「どうもそっちでも、起きてるみたいなんですよ、失踪事件」  「本当なんですか」  それまで黙りっきりだったネズミの男、ジェイが、淡々と訊いた。別段驚くでもなく、寒い車内の温度に合わせたような冷やかさだった。仕事をし始めて半年間、ここに来て躓くまで彼と世界を巡ったが、未だに彼の感情の起伏は捉えられていない。  「えーと、報告では、確かに4件の失踪事件が、マクファーレンさんのご出身の村で確認されてますね、種はいずれもバラバラですが」  そそっかしいラエンの女性、ライラと名乗ったか、が手元の携帯モニタを叩いて読み上げた。ダン・マクファーレンと同じく、ここに着いた際に中央都市の空駅で出会ったばかりで、なおかつ、私とジェイの終盤を迎えた調査が躓くことになった原因だった。  いや、原因というのはよそう。別に彼女が引き起こした事態ではないのだから。  私たちはこの地に到着した瞬間に、すでに躓いていたのだ。
 私とジェイ・マウゼリンクスが実地調査を始めたのは半年前、そのきっかけになった、彼の調査に同行したのが1年程前だったか。赤道地帯の高地で発見された膨大な壁画、そしてそれを覆い隠していた巨大な洞窟は、数万年前に明らかな、我々知的生物による文明が存在した最古の証拠となり得るものだった。当時一介の動物文化学者だった私に、その研究の最前線に入って欲しいと言うオファーが来たのは、ジェイの横やりあってこそだと聞く。途中から研究に無理やり入り込んだジェイを疎む者はいたものの、全知的動物の大系統を、分子を用いて提示し、世界的に注目されている彼には、表立って反意を示すことができなかったようだ。無理やり私を暑い洞窟へ連れ出した彼は、これまでの古代文化とも違う、独特な意匠の壁画と、その物語る意味を教えてくれた。  それはカタログ、と言ってもいいものだった。中央に描かれた、楕円形の物体の中から、様々な種の、知的生物が出てきて、一様に並ぶ光景。そこには何万もの「立った絵」があったが、1色で描かれていながら、それぞれの絵はディテールが異なり、明確に別種と認識できた。赤道付近と言っても、安定陸塊上、そう、オセアニア大陸に位置する以上、ゾウやウマといった旧大陸を出自とする種は、ここには載っていないはずだった。だけれど、私の種だけではない。たぶん、あらゆる現生の知的生物が、この「カタログ」に載せられているのだろう。  分子生物学者のジェイは、恐らく人類のルーツを明確にしようとしているに違いなかった。そこで私に、手伝ってくれるように要請した。  誰もが気づかないふりをする。  感情の起伏に乏しいジェイが、この話をする時は苦々しい顔を必ず浮かべる。我々知的生物、つまり動物は、単一の系統である微生物として誕生し、無脊椎動物、魚類を経て、爬虫類となり、そこからそれぞれ鳥類と哺乳類が分かれた。これが、どんなにプロセスに疑問を抱こうと、この地球の教育機関で、幼獣ですら習っている仮説だ。  しかしこの仮説には矛盾が生じている。我々は進化の過程で、知能が発達したが、知能が発達するのが先だったのか、それとも様々な種に分化するのが先だったのか、という問題だ。知能が発達するのが先なら、例えば知能を退化させた種や、相応の歴史を示す物が残っていてもおかしくないが、実際はそんな種や事物は残っていないし、現在昆虫や魚類で示されているような、進化に至る原理、突然変異や、特に自然選択が、知能を持つと生じにくくなるのではないか、という仮説もある。一方で、様々な種に分化するのが先で、その後知能が発達したという仮説なら、上記の問題はクリアするが、いくら収斂進化という、似た生態的地位の生物に似た形質が出るという仮説があるとはいえ、そのような斉一的な知的生物化が起こり得るだろうか、という疑問が浮かぶ。そもそも、様々な種に分化しているのなら、我々には様々な、枝の途中となり得る、祖先種が数多見つかるはずだ。しかし、現状そんなものは一切見つかっていない。化石記録は魚類まで、それも現生の無脊椎動物や魚類とはかけ離れた姿で、我々の現在の姿を支持しない。  このジェイの主張に私は魅せられたのだろう。彼に伴って様々な古い遺跡をフィールドワークした。そうして、場所を絞り込んでいくうちに、文明誕生の起源となる候補が、この、新大陸の北極圏内にある、大きな台地で見つかった遺跡だと突き止めた。  残すは実地調査、既にキャンプ地が作られ、行われるはずだった大規模な調査に参加させて貰えることになり、北極へ向かう途上は、一睡もできないほどだった。しかし、いつまで経っても迎えの車両が来ない。どうもおかしいと思って、上空から気象観測用の無人機で見て貰ったところ、キャンプ地に誰の気配もない、ということが判明した。地元の警官隊に待機を命じられた私たちは、警官隊所属でこの地域を管轄していると名乗るライラと、この辺の地理に詳しく、仕事柄車両の扱いにも慣れているらしいダンと共に、キャンプへ向かうことになったのだった。
 洞窟の中は、明るかった。発電機が稼働したままになっていたせいか、洞窟の壁に設置されたライトが空間を照らし出し、携帯ライトを持たずとも奥深くまでの道は見えていた。ずっと昔読んだ恐怖小説と違って、静寂こそあれど、何十人ものスタッフが失踪したような、不気味な雰囲気は感じさせなかった。  先を行くジェイを呼んで、私より二回りは小さな彼の様子を聞く。  「キュクロプスさん、この先は若干狭いがあなたでも入れないわけではなさそうだ。ただ灯りがもう設置されていない。誰かライトを貸して欲しい」  そんな声が狭い道の前、ダンやライラの前から聞こえてくる。私は持っていた携帯ライト、ジェイには若干大きいかもしれないが、をダン、ライラに渡し、ジェイに渡すように促した。  「この奥は広い空間だ」  「慎重に進んでくださいね」  ライラが呼びかける。裂け目が出来て落ちていたりしたら大変だろう。  ライラに続いてダンが、そして私が狭い穴をくぐる。真っ暗であまり見えないが。空間が広いのは声の響き具合でわかる。  「これは、特に岩の裂け目とかはないみたいだ」  慎重に前進して、ジェイから渡された携帯ライトで周囲を見渡したダンが、何かに気づいた。  「なんだ、あれ」  真正面の、ライトで灯された場所を見る。明らかに場違いな物が、岩に貼りついていた。  「扉、ですね」  ライラが立ちすくんだまま不安げに言う。  鎮座している金属製の、明らかに現代的な円い扉は、私でも余裕で通れるぐらいには大きい。左側には、取手のような金属製の棒も繋がっている。  狼狽しているのか、先にこの空間に入ったジェイは、扉を見て何か考え込んでいるように見えた。そんな彼の横を通って、ダンがおもむろに取手に手をかける。  少しだけ、空気の吸い込まれる音がして、扉が開いた。  考え込むのをやめたらしいジェイが、吸い込まれるように扉の奥に入っていく。  「マウゼリンクスさん!」  ライラは止めに入ろうとしたのか、後を追った。私もそれに続く。  後ろから足音が聞こえる。ダンも来ているようだ。  扉の奥は、少し上向きの傾斜のある、通路だった。4名分の足音、金属音が響く。それ以外は、ジェイの今持っている携帯ライトが頼りだった。  こんなところに近代的な人工物があったなんて、何かの軍事基地とかだと、非常に私たちはまずいことをしているわけだが、なんでこんな洞窟の奥深くにあるのか、見当もつかない。  好奇心はとうに消え失せ、徐々に後悔と不安と恐怖が胸の奥を占めつつあった。そんな時、ジェイが立ち止まった。  「行き止まり?」  最後尾のダンが聞いた。ジェイは短く、いや、とだけ答え、目の前の壁、いや、長方形の扉だろうか、に設置された黒いパネルに、手をかざした。  扉が開くのと、視界が明るくなるのは同時だった。しばらく薄明りや闇の中で過ごしてきたせいか、目が痛い。なんとか視界を取り戻すと、通路と思しき、私たちが辿ってきた空間が明るく、ライトのようなもので照らされているのが見えた。扉の向こうは、少し落ち着いた明るさのようだ。ライラやジェイに続いて扉をくぐる。  そこは、一面緑色の森だった。
 唖然としていた私たちに、ジェイが呼びかけた。  「立体映像だ、本物の森じゃない」  各々が、凄まじい密度で生えている草木を触ろうとするが、すり抜けてしまう。どうやら本当に、偽物らしい。  「こんな植物見たことない。地球上でこんなの発見されてたっけ、それに日差しも」  「青い空だな」  上を見上げてジェイが言った。空と言えば、エアロプランクトンが漂っているため、地上からは緑色に見える、日差しもこんなに明るくはないはずだった。  「これが故郷の景色か」  そうジェイが呟く。  「その通りです、ここが本来の地球の景色です」  今までの穏やかな口調のまま、ダンが言い出した。  「マクファーレンさん?」  何を言い出すのか、と思い、私は振り向く。ライラも遅れて振り向いた。怯えているのか、その顔は強張っている。  「ようこそ、汎用生態系生産プラント、ネオファウナへ、私はこちらのオペレーションを行っているメインシステム、チャーリーと呼ばれています」  ダンは全員の方を向くと、恭しく礼をした。  「皆さんがご覧になっている映像は、本来の地球、東南アジアのカリマンタン島付近の熱帯雨林を再現したものです。本来の地球で最も多様性が保たれていた個所と言われています」  淡々と話すダンにはどこまでも表情が無かった。まるで愛想笑いを無理やり貼り付けたかのように、いや、人形や標本の魚のように、虚ろな笑みを浮かべたまま語り続けている。  「マクファーレンさん、どうしちゃったの?」  「私が現在操作しております個体は、身体の一部に改造を受け、なおかつ日ごろから電磁ネットワークに接続状態にありました。そこで、アバターを実体化させるよりも低電力で済むとみなし、デバイスとして使用するに至った次第です」  「俺をここに呼び寄せた理由はなんだ」  ジェイが、これまで聞いたことのない、敵意の籠った声で言った。赤い目が射止めるように、ダンを見つめている。しかしダンは答えなかった。  「ジェイをここに呼んだ理由は?」  今まで黙っていたライラが今度は言った。さっきまで怯えていたとは思えない、鋭い声だった。  「私は当該個体、あなたがジェイと呼ぶ個体を通して、ユーザーの設定した開始コードの発現タイミングを計算していました」  もはや私には何がなんだかわからなかった。洞窟の中の見知らぬ施設、見覚えのない緑、そして態度の一変した同好者たち。立っているのがやっとだった。  「一から説明してくれ、彼らがここに呼ばれた理由を」  ライラが続けた。ダンは薄笑いを浮かべ、苦虫を嚙み潰したような顔でジェイがそれをにらんでいる。  「始生暦時代に入って、人類の文明は大きく進歩し、大規模な星間文明を築くに当たりました。その過程で、本来の地球は大きく生態系を衰退させ、私が稼働を始めた段階では、乱開発防止のために所在不明とされていました。その代わり、多くの惑星が植民化され、人類は星間文明を自らの故郷とするに至りました。しかし、本来の故郷である地球への憧憬が無くなったわけではありません。数多の星々をテラフォーミングする過程で、人類はそのノウハウを蓄積させ、より高効率に、より速やかに他の惑星を地球化することを実現したのです」  「そして、故郷への憧憬は、私が制作されたネオファウナ計画に繋がりました。星間文明で用いられていた、地球由来の生物の遺伝情報を基に新たな労働力、知的生物を作り出す技術と、先に述べたテラフォーミング技術が結びつき、新たな地球を生み出すという計画へシフトしたのです」  「手順はまず、簡易な条件での地球化から始まります。条件に見合った惑星に、こちらのプラントで遺伝情報を改変し作製した大気性プランクトンなどを放ち、大気構成を地球により近いものとします。その後、水生プランクトンやごく微小な生物、水生生物、陸生植物、小型陸生動物といった順に作製し、放流します。生態系がそれぞれ安定してきた段階で次フェーズに移行し、最終的に大型動物を除いた不完全な生態系ができます」  「その後、大型動物をヒト型知的生物として作製し、惑星上に解き放ちます。初期はある程度の調整が必要ですが、徐々に文明化が進むと、自然と個体数も増えていくことでしょう。 ユーザーであるホモサピエンスに形態的に近いグループが作製されたのは、文化基準をかつてのユーザーの文明に合わせ、個体数増加を促すためです」 「ラエンのことだよ」  静かにライラが呟いた。  「私が開始コードを発現しようとしているのは、更にその次のフェーズです。当該個体を作製した私は、接続可能な別個体を使って、当該個体を外に出し、その脳を通して現在の惑星の状態を観察していました。もちろん、当該個体には脳神経の加速化措置と、私に情報を送るためのリソースも設置済みです。24年6か月を観察したことで、私は開始コードの発現を行うのに十分な時間が経過したと認識しました」  「それが、俺が作られた理由か」  相変わらずダン、否、チャーリーを睨んだまま、ジェイが吐き捨てた。  「開始コードの発現後はどうなる、先住種族と同じように、彼らを消去するのか」  「いいえ、開始コードの発現後は、現在作製している神経加速化の遮断、脳内の感覚抑制の解放、ボトルネック防止に用いられていた多系統繁殖用遺伝領域の切除、そして次代における原種形態への移行、これらを促すウィルス群を散布します。現在、その準備段階として、複数個体にこれらの措置が可能かどうかを試験しています」  「どういうこと?何が起きるの?」  何を言っているのか、門外漢の私にはわからない。だけれど何か恐ろしいことを言っている気がして、口走る。  「俺たち知的生物は知能を失い、動物に戻る。感覚も戻り、少子化対策に用いられかけてた遺伝領域はもぎとられ、子孫は四つ足の獣に、ってことだ。失踪事件は、その準備として、試験的にウィルスをばらまいたってことだ」  ダンは何も言わなかったが、ジェイが代わりに答えた。  「私に記録されている地球生命の情報は膨大ですが、基礎さえ完成すればあとは難しくありません。残りは生態系が安定するに従って、徐々に作製し定着させていく予定です。早ければ数十年で、この星は第2の地球となります。私やユーザーの願った地球の復活が遂に為されるのです」  ダンは両手を広げてまるで演説でもするかのように宣言した。私にはこれが夢の中の出来事のようでならなかった。  「当該個体と、そうですね、こちらの個体は私の本体にフィードバックすることにしましょう。現状のサンプルでは効率的なウィルスの散布が行えないので」  そう言うとダンの体は何も映っていない瞳で私の方を見た。ここが北極であることを思い出したかのような寒気が走る。先んじて捕まえられたジェイがもがいている。私も腕を強い力で引っ張られて、森の奥まで連れていかれそうになる。  「AIの癖によく喋るなお前は。中に誰かいるだろ、飛びっきりのイカれた奴が」  突然、腕が離れた。同時にジェイの咳き込む声がする。  見ると、大柄なクマを取り押さえているラエンの女性の姿があった。非現実的な光景に何が起こったのかわからなくなる。  「チャーリーだったか、以前遺跡を回って、似たような壊れた施設を見た時にあんたの名前を確認したよ。設置予定の生体プラント兼液体コンピュータの素体になるって時点でやばいと思ったが、こちとら先住種族を駆逐されんのも、せっかく根付いた知性を踏み台に懐古主義に走られるのもごめんでね、悪いが稼働停止してもらう」  出会った時の態度はどこへ行ったのか、荒々しい口調で告げると、周囲に火花が散った。  途端に、立体映像の森が消え失せ、通路と同じ無機質な灰色の部屋に変わる。  「案の定、システムはニューロン式を使ってたか。悪いけれど私はラエンじゃないし、体はあんたの言うホモサピエンスでも、宿っている意識は年季の入った量子の寄生虫なんだ。量子脳に関してはこっちの方が上手なんだよ。3億年かけて辿り着いた、被食者と捕食者が共にいられる楽園、そう簡単に潰されてたまるか」  「私の活動が停止すれば、今後エアロプランクトンが作製されることもなくなりますよ」  苦しげでもない、さっきと同じ淡々とした口調でダンの体が言う。  「エアロプランクトンも継代を重ねて、あんたの供給なしに殖えるようになってるんだよ。この世界は変わっていくさ。でもそれは地球と違う、大型動物相の代わりに知的生物が優占し、交雑を重ね、多様化と均質化を入り混じらせる世界としてだ。本来の地球生命が今も変化を続け、この星だって変化の最中にあるのに、時を戻して止めようとした時点で、あんたは詰んでたのさ。わかったらとっとと凍りな、あんたの望んだ永遠の停滞だ」  轟音が響き渡った。床が震える。部屋のライトが点滅して、消える。真っ暗になった部屋が振動を続ける。盛大に転倒した私は、解放され糸が切れたように崩れ落ちたダンと、同じく転げまわるジェイをなんとか抱きしめる。  「私はこいつのやらかした後始末に行ってくるから、またどこかでね」  覚えているのは、そこまでだった。
 台地で起こったことは、巨大な雪崩によってキャンプ地と、内部の空洞が崩壊した、というニュースで片付けられた。私は他の2人と共に病室に缶詰になり、あれこれと話し合った。ダンは荒っぽいが人懐こい性格で、私のことは全く知らないが、幼い頃に父親が連れてきて兄弟のように育ったらしいジェイのことはよく覚えていた。ジェイは遺跡巡りと、ダンがジェイを覚えていないことで気づいていたらしい。  キャンプ地で失踪したスタッフと、近隣の村から失踪した住民が保護されたのは、私たちが洞窟の入り口で倒れていたところを発見された翌日だった。ちょうど反対側の海岸で見つかったらしいが、不思議なことに皆が一様に「吹雪が酷くなったのでビバークした」という記憶しか覚えていなかった。1本だけ、空の注射器が置いてあったそうだ。  ライラの行方は分からない。そもそも、地元の警官隊にはそんなメンバーどころかラエン自体がいなかったのだ。  「これからどうするんですか」  ダンは寝ている。病室の窓から空を見ているジェイが、どうしても気になった。  生きる目的を失ったのではないかと、思ったからだ。  「枷が外れた気分だ、清々しましたよ」  いつもと同じ、だけれど少し晴れやかな声色で彼が返した。  「なに、資料は集まってますから、最後の仕上げだけできなかったってことで」  彼らしくない、楽観的な言葉だった。彼も、吹っ切れたのかもしれない。  「あの場にいた誰もが、あの場所に関係している者だった、あなたを除いて」  「そうですね、傍観者として、大事たと思われたのかもしれません」  「チャーリーが言ってましたね、星間文明がどうとか」  「言ってましたね、多種族からなる星間文明とか、地球由来の遺伝情報で人類の伴侶を作り出すとか、あれ」  「そんなこと、言ってましたっけ」  記憶と知識の食い違いに、戸惑う。すらすらと出てきた言葉は、私の理解を大幅に超えていたはずだった。  「磁気映像で撮影した、あなたの脳のカルテを見せてもらいました。先天的な改変の痕跡が見つかったようです」  「私には、そんな自覚は」  「無いんでしょうね。誰かが、どこか遠くからあなたの脳を介して、この星を見ている」  私と同じですね、と彼は言った。彼が言っている間に、まるで目の奥の濁りが取れるみたいに、目の前は鮮やかになっていった。  目の前に広がるのは、白い空。  でもその向こうに広がるのは、プランクトンに覆われた碧色の空。  脳裏に浮かぶのは、あの時見た青い空。  「モッティさん」  白い空をバックに、白い毛並みの彼が振り向く。その顔には、見たことのない表情が浮かんでいる。  「この世界って、綺麗ですね
#SF
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iakoykonasa · 2 months
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レコードの音飛びのように夏の記憶も飛んでいく
Googleマップをひたすら見ている。見ている。 最新のものじゃなく、昔の写真も見られることを思い出して、いま住んでいる街の昔の姿を見てみた。 なんだか2009年の姿を見たら2009年の方が良くて泣いた。 昔々に幾度か来たことがありここが良いなと思ってたから住んでるんだけど…。 駅前にはタワマンじゃなくて、ちょっと旧いホテルと大阪っぽいビルの方が良かった。
河川敷は万博会場方面に行く道路にせず、河川敷のまま、河川敷に行く橋もそのままにしていてほしかった。 JRの貨物線もそのままにしてほしかった。 (ちゃんと生活に支障出てる。駅が数分遠くなった。) 阪急の駅下の倉庫街とほんの少しの飲食店も耐震工事のためなくなってしまった。 せめて阪急の駅だけはそのままにしておいてほしい。
地元では何度も行った駅前ボウリング場が更地になったらしい。ここもマンションになるんだろうか。 ボウリング場もだけど、なんならヤングプラザにまで戻してほしい。 道の拡幅工事をしているらしい。第二名阪から新しい橋への混雑の回避のためかな。 街の風景は変わっていく。変わらないでいてほしいのが本当のところ。 それはそうと、そろそろ急行の停車駅にしてもいいと思う。
坂道という単語が22日にリリースする「虹」という曲にも出てくる。 自然と使ってしまうのだけれどもこれは街の風景として刻まれているのかもしれない。 地元は坂道が多い場所なので。
大阪市内はとても少ないので自転車移動が楽だ。 市内に生まれ育ったら坂と記憶が結びつかなかったかもしれない。 (上町台地に住んでたなら確実に影響はあった。)
雑記 ・グリーンピア三木がネスタリゾートになってることに驚く。 ・淡路島がリゾート化してることに驚く。25年くらい行ってない行きたい。 ・なんかかんたんなキャンプしたい。 ・最近、「メンマ」のこと「シナチク」と言わなくなってる。最近のオシャレメンマもいいけど、クラシカルなシナチクが好きやねん。 ・サルスベリを買った。夏に咲くピンクの花が好きなので。 ・ひやしかけうどんが上手にできるようになってきた。塩と砂糖の量は思ってる量の倍。醤油は色つける程度。 ・7/22に「虹」という曲が出ます。「なないろ」の7と「にじ」なので22にしました。童謡みたいな曲です。 ・夏の終わり頃にアルバム出すと思います。32-33曲になってしまいました。カセットって需要ありますか…? ・小さくていいカメラが欲しい。
グラウンドも日陰を探すくらい暑い日々。 野球帽からだらだらと汗が流れる夏。 いつまでありもしない記憶の旅をし続けるのか。
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notebookonji · 9 months
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2023年 読んだ本
2023年に私が読んだ本のリスト。全50作。
★は私の超おすすめ (私は、簡単な鑑賞メモを手帳につけていて、その際、個人的な好みを5点満点で採点してます。★は5点を付けた作品です)
土井善晴+中島岳志「料理と利他」(ミシマ社) 黒川博行「離れ折紙」(文春文庫) 黒川博行「果鋭」(幻冬舎文庫) 黒川博行「螻蛄」(新潮文庫) 柚月裕子「パレートの誤算」(祥伝社文庫) フリオ・コルタサル「石蹴り遊び」(土岐恒二訳/集英社) 佐藤厚志「荒地の家族」(文藝春秋 2023三月特別号) 井戸川射子「この世の喜びよ」(文藝春秋 2023三月特別号) 上田文世「笑わせて笑わせて桂枝雀」(淡交社) 村上春樹「一人称単数」(文春文庫) 斎藤幸平「ゼロからの『資本論』」(NHK出版新書) 古賀茂明「分断と凋落の日本」(日刊現代/講談社) 塙宣之「言い訳 関東芸人はなぜM1で勝てないのか」(集英社新書) 桂枝雀「らくごDE枝雀」(ちくま文庫) アンドレイ・タルコフスキー「映像のポエジア 刻印された時間」(鴻英良訳/ちくま学芸文庫) 三島由紀夫「鏡子の家」(新潮文庫) 三島由紀夫「真夏の死」(新潮文庫) 三島由紀夫「英霊の聲」(河出文庫) 三島由紀夫・東大全共闘「美と共同体と東大闘争」(角川文庫) 平野啓一郎「三島由紀夫論」(新潮社)★ 山本一力「まとい大名」(文春文庫) 山本一力「峠越え」(PHP文庫) 山本一力「草笛の音次郎」(文春文庫) 山本一力「大川わたり」(祥伝社文庫) 山本一力「深川駕籠 お神酒徳利」(祥伝社文庫) 山本一力「銭売り賽蔵」(集英社文庫) 山本一力「辰巳八景」(新潮文庫) 山本一力「いっぽん桜」(新潮文庫) 山本一力「赤江の桜 損料屋喜八郎始末控え」(新潮文庫) 山本一力「深川黄表紙掛取り帖」(講談社文庫) 市川沙央「ハンチバック」(文藝春秋 2023九月特別号) 加納愛子「イルカも泳ぐわい」(筑摩書房) 町田康「口訳 古事記」(講談社)★ 木村紅美「あなたに安全な人」(河出書房新社) 森永卓郎「ザイム真理教」(三五館シンシャ) 宮部みゆき「この世の春」上中下(新潮文庫) 高田郁「ふるさと銀河線 軌道春秋」(双葉文庫) 高田郁「駅の名は夜明 軌道春秋」(双葉文庫) 桂雀喜+あおきひろえ「ききみみトーマス」(あかね書房) 内田樹「寝ながら学べる構造主義」(文春文庫) 佐伯泰英「柳橋の桜」(一)〜(四)(文春文庫) 佐伯泰英「照降町四季」(一)〜(四)(文春文庫) 佐伯泰英「出絞と花かんざし」(光文社文庫) 佐伯泰英「浮世小路の姉妹」(光文社文庫) 佐伯泰英「竈稲荷の猫」(光文社文庫) 内田樹「最終講義」(文春文庫) シャルル・ペパン「フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者」(永田千奈訳/草思社) シャルル・ペパン「フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書」(永田千奈訳/草思社) 黒川博行「後妻業」(文春文庫) かげはら史帆「ベートーヴェン捏造 名プロヂューサーは嘘をつく」(河出文庫)
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niwanoki · 10 months
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2023/12/08
朝、他の誰かを考えながら遅く起きる。今日は有給を取ってて、お父さんとお母さんと妹と、河口湖へほうとうを食べに行くことになっていた、土日は絶対高速が混むから、わざわざ平日に出かけることにしたんだった。一日中雲が一つもない青空で、朝は寒くとも風はやわらかく、昼間は比較的標高が高い場所でも暖かかった。富士山はくっきりはっきりと空の青に近づいて輝いていた。久々の中央道は、仕事で、トラックに乗って少し走ったときとはもちろん異なるかけがえのない経験で、藤野SAのモスバーガーもまだあって、遅い紅葉で山々がきらめいて、車の中ではスピッツがかかっていて、平日でもほどよく道はすいてなくて、にぎわっていて、よかった。八王子、談合坂、大月の分岐、久々に走る道だった。山の輪郭と影はずっとシャープで、数々の懐かしいかたちに心の中でしゃべりかけていた。朝ごはんをぬいてきたのでほうとうのお店に着くころにはお腹がグーと鳴った。みるみるうちに店は混んでいったけど、それも安心できるほどよいにぎわいだった。子供連れもちらほら、カップルもいた。ずっと太陽の光がふりそそいでいて、富士山がそばにあった。ほうとうは、野菜やきのこがたっぷり入っていて麺は思いのほかつるりとしていて、食べ進めるほどにぐっとおいしくなって、量がかなり多かったけどゆっくり完食した。お父さんは鶏肉いりを頼んでいて私もひときれもらったが、鶏肉いりのほうがおいしかったかもしれない。お店を出ようとすると食べるのを待っている人たちがたくさん見えた。車にのると、次はジェラート屋さんに行って、私は山梨で育てたとうもろこしと鳴沢村産のブルーベリーのジェラートをたべた。とてもしみる甘さでどちらもつぶつぶとした食感があって、おいしかった。お店の中に客はうちの家族だけだったけど、なぜか哀しくなることはなかった。みんなダブルをたのんで、車の中でたべた。観光地価格だとブーブー言いながらもおいしくたべた。河口湖周遊道路?的な湖を一周できる道を走った。商品や店舗デザインのディレクションが今っぽい(決して褒めてはいない)道の駅では何も買わなかった。道中、富士山がよく見える位置で車を停めてもらったりわざわざUターンなどしてもらったりしながら車を降りて妹と写真を撮った。私はやせたと自他共に認められているが、顔はどうもぷくぷくしていてなんだか情けない感じだ。富士山は雄大だがすんなりとひろがる裾野は安心感すらおぼえる姿形をしていると思う。いつも、おばあちゃんちにいくときにしか会えなかったのに今ではほぼ毎日会える。どうか私の大事な人にもあなたの力をわけてほしいと祈る。もうひとつの道の駅では道路を挟んだ向かいに湖に面した芝生の公園があった。湖の青と冬の芝生の淡い黄緑のコントラストがうつくしく写真を撮った。公園に足は踏み入れることなく、私たちは帰った。上り線の談合坂サービスエリアは昔の姿で、中身はすこしキレイになっていて、涙がでそうになった。お母さんも、「ここってそうだ、こんなだったね」と言った。「談合坂やさい村」という屋根のあるスペースの直売コーナーもずっとある。そこで、南天の木(枝)が売られていた。ああ、これが冬休みの景色のひとつだったなと思った。店舗に入るドア横に、ホンダのビートのミニカーのカプセルトイがあった。お父さんが「やろう」と千円札を両替してくれたのでまわしたら黄色いのがでてきた。
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hosizorayoukai · 1 year
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#12【朗読】『銀河鉄道の夜』宮沢賢治/ジョバンニの切符 その6「蠍の火・サウザンクロス」/声:七宮mao昴(字幕 BGMあり)
朗読・銀河鉄道の夜が更新されました!
~さそり座・南十字星の夜の旅~ 🚂目次🚂 0:00 銀河鉄道の夜 0:25 蠍の火 4:53 ケンタウル祭り 6:34 南十字星 11:07 サウザンクロス駅での別れ
銀河鉄道は、夜空を走る魔法の列車のようなもので、 すべての星と星座をつないでいました。 今宵のお話しは、勇敢で好奇心旺盛な小さな生き物「さそり座」。
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さそり座は、天の川と呼ばれる淡く光り輝く道の近くに ぶら下がっている、大きくて古くから伝わる有名な空の形です。
夏の日本で見上げると、夏の大三角と仲良しのサソリに見えるかもしれません。 その星々は曲線的なS字を描き、なかには実に明るい赤で輝く星があります。 アンタレスと呼ばれるその星は、他の星々の中でひときわ輝く一等星で、 宝石に例えると赤いルビーのよう!
星座絵ではさそりの心臓部として描かれています。
さそり座はいつも、夜空を照らすきらめく星座で、 人々は、その釣り針のような形に心を奪われていました。 銀河鉄道は、そんな“さそり座”を通過します。
そして、もうひとつ、銀河鉄道に乗る人々にとって重要な駅、 4つの明るい星があり、十字架のような形をしている「みなみじゅうじ座」だ。 劇中では“サウザンクロス”と呼んでいるその星座は、 4つの明るい星があり、十字架のような形をしています。
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「みなみじゅうじ座」は、南半球に輝く星座で、 北部の多くの場所からは見ることができません。
1600年ごろの大昔に作られたこの星座は、 天の南極という特別な場所を指し示す道しるべのようなもので、 近くに他の目印がないため、探検に出かけた人々は、 十字に輝く星をコンパスのように使って南極点への道を探しました。
このように夜空には無限の可能性があり、 銀河鉄道でどんな旅が待っているのか、 ぜひ、続きをお楽しみください!
🚂朗読『銀河鉄道の夜』バックナンバー🚂 #1 午後の授業 https://youtu.be/KC41nT-wVU4 #2 活版所/家 https://youtu.be/lzAUYEt_KPM #3 ケンタウル祭の夜/天気輪の柱 https://youtu.be/28vhw8dj_rQ #4 銀河ステーション https://youtu.be/GDGhGyJALEk #5 北十字とプリオシン海岸 https://youtu.be/lsta872gT5c #6 鳥を捕る人 https://youtu.be/Vetl-tReff4 #7 ジョバンニの切符 その1「アルビレオの観測所」 https://youtu.be/8lARKQAcFXc #8 ジョバンニの切符 その2「大型客船の乗客」 https://youtu.be/ewekodqhMqk #9 ジョバンニの切符 その3「燈台看守のりんご」 https://youtu.be/IoZbq93yirM #10 ジョバンニの切符 その4「いるか座・赤帽の信号手」 https://youtu.be/Abkx3Rj63S0 #11 ジョバンニの切符 その5「小さな停車場」 https://youtu.be/m_3jRWgd7LI #12 ジョバンニの切符 その6「蠍の火・サウザンクロス」 https://youtu.be/hlTGZz-CpxY
🚂声:七宮mao昴🚂 ★「銀河鉄道の夜」について 宮沢賢治の未完の名作「銀河鉄道の夜」は、まだ推敲中だったため、いくつかのバージョンが存在します。この動画では、ブルカニロ博士が登場するバージョンを朗読いたしました。
🎉コラボ動画への応援お願いします🎉 皆さまの応援の言葉やお気持ちは、コラボ制作者様、ご本人に直接行き渡るシステムになっています。各動画にて「いいねボタン」「コメント」「Thanksボタン」で、是非、応援のメッセージやお気持ちをお寄せください。
🎦銀河鉄道の夜・関連映画・グッズ🎦 ▼公式サイト「銀河鉄道の父」:https://ginga-movie.com/ 銀河鉄道の父 (講談社文庫):https://amzn.to/3DG2c8Z ▼あの頃映画 「宮澤賢治-その愛-」[松竹DVD] https://amzn.to/3KftdEb ▼画集 銀河鉄道の夜 単行本 KAGAYA Studio https://amzn.to/3YkL2aD ▼銀河鉄道の夜・アニメ【DVD】 https://a.r10.to/hU9H1C ▼銀河鉄道の夜・宮沢賢治マスキングテープ きらぴか10巻セット 15mm×3m https://a.r10.to/hk3PMb ▼SL銀河 メタルキーホルダー https://amzn.to/3q2VTJN
📘青空文庫「銀河鉄道の夜」📘 底本:「銀河鉄道の夜」角川文庫、角川書店 1969(昭和44)年7月20日改版初版発行 1987(昭和62)年3月30日改版50版
🎵使用BGM🎵 ・星めぐりの歌【DL】 https://youtu.be/LxOmjR14kKE ・「優しい日だまりと、静寂」フリーBGM DOVA-SYNDROME https://dova-s.jp/bgm/play17984.html ・新世界交響楽(ドヴォルザーク作曲『新世界』より第2楽章) ・「クレショフの憂鬱」フリーBGM DOVA-SYNDROME https://dova-s.jp/bgm/play16677.html
🎵使用ジングル🎵 Twin Musicom の Operating System (Sting) は、クリエイティブ・コモンズ - 著作権表示必須 4.0 ライセンスに基づいて使用が許諾されます。 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/ アーティスト: http://www.twinmusicom.org/
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kachoushi · 1 year
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各地句会報
花鳥誌 令和5年7月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年4月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 春昼や質屋の硝子なないろに 小鳥 伊勢屋質店今生の花とほく 光子 菊坂に豆煎る音や花の昼 和子 一葉の質屋は鎖して春の闇 はるか 本郷の亀を鳴かせて露地住ひ 順子 おかめ蕎麦小声で頼み万愚節 いづみ 文士らの騒めきとすれ違ふ春 三郎 一葉を待つ一滴の春の水 光子 物干に如雨露干したり路地の春 和子
岡田順子選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 金魚坂狭め遅日の笊洗ふ 千種 菊坂の底ひの春の空小さし 光子 坂の名のみな懐かしき日永かな 要 赤貧の欠片も少し春の土 いづみ 本郷の間借りの部屋の猫の妻 同 質店の中より子規の春の咳 俊樹 止宿者の碑のみ残すや蝶の舞 眞理子 本郷の北窓開く古本屋 きみよ かぎろひの街をはみ出す観覧車 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
花冷の背後より声掛けらるる 美穂 幾年も陽炎追ひて遊びけり 散太郎 濃きほどに影のやうなる菫かな 睦子 化粧水ほどの湿りや春の土 成子 画布を抱き春の時雨を戻りけり かおり 昼月は遠く遠くへ花満開 愛 シャボン玉の吹雪や少女手妻めく 勝利 麗かや砂金三つ四つ指の先 睦子 成り行きの人生かとも半仙戯 朝子 鞦韆の羽ばたかずまた留まらず 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月3日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
花吹雪卍色と云ふが今 雪 花冷に後姿の観世音 同 そぼ降りてひと夜の契り花の雨 笑 観世音御手にこぼるる花の寺 同 お精舎やこの世忘れて糸桜 啓子 逝きし友逢へないままに朦月 同 裏木戸を開ければそこに花吹雪 泰俊 御仏と咲き満つ花の句座に入る 希 愛子忌や墓にたむけの落椿 匠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月5日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
縋りつく女心や桃の花 世詩明 肌寒く母の手紙はひらがなぞ 同 啓蟄や鍬突き立てし小百姓 同 日野河原菜花の香る祭りかな ただし 菜の花や石田渡しの蘇る 同 雛祭ちらしずしそへ甘納豆 輝一 ぽつたりと落ちて音なき大椿 清女 花吹雪路面電車の停車駅 同 大拙館椿一輪のみの床 洋子 花の山遠く越前富士を抱く 同 吉野山日は傾きて夕桜 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月6日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
花の下天をを仰げば独り占め さとみ 春陰やおのが心のうつろひも 都 春耕や眠りたる物掘り起す 同 左手の指輪のくびれ花の冷え 同 園児等のお唄そろはず山笑ふ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
膝をまだ崩せずにをり桜餅 秋尚 登り来て本丸跡や花は葉に 百合子 葉脈のかをり弾けて桜餅 同 桜餅祖母の遺せし会津塗り ゆう子 売り声も色つややかに桜餅 幸子 木洩日の濡れてゐるやう柿若葉 三無 春愁や集ふふる里母忌日 多美女 伍しゐても古草の彩くすみをり 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
心経をとなへ毛虫に火をはなつ 昭子 マンホール蓋の窪みに花の屑 昭子 栄螺売潮の香りを置いてゆく 三四郎 金の蕊光る夕月てふ椿 時江 禅寺の読経流るる花筏 ただし 若者の髭に勢や麦青む みす枝 龍が吐く長命水の春を汲む 三四郎 花吹雪受けんと子等の手足舞ふ みす枝 土器の瓢の町や陽炎へり ただし 海遠く茜空背に鳥帰る 三四郎 紅梅のことほぐやうに枝広げ 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
片棒を担いでをりぬ四月馬鹿 三無 薬草園とふ門古りて松の花 和魚 だんだんと声ふくらみて四月馬鹿 美貴 四月馬鹿言つて言はれて生きてをり 和魚 松の花表札今も夫の居て 三無 白状は昼過ぎからや四月馬鹿 のりこ 一の鳥居までの大路や松の花 秋尚 松の花昏き玄関応へなく 美貴
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月11日 萩花鳥会
京よりの生麸草餅薄茶席 祐 不帰のヘリ御霊をおくる花筏 健雄 ただ一本ミドリヨシノの世界あり 恒雄 堂々と桜見下ろす二層門 俊文 猫に愚痴聞かせて淋し春の宵 ゆかり 杵つきの草餅が好きばあちやん子 美惠子
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令和5年4月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
便り待つポストをリラの房覆ふ 栄子 畑打つや鍬を担ひし西明り 宇太郎 軒下の汚れし朝や燕来る 都 桜蕊降る藩廟の染まるまで 美智子 桜蕊降るももいろの雨が降る 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
何氣なく来て何気なく咲く花に 雪 神御座す杜の新樹に聞く鳥語 かづを 老の踏むひとりの音や落椿 ただし 野辺送り喪服の背に花の蕊 嘉和 夜ざくらのぼんぼり明り水あかり 賢一 喝采の微風を受けて花は葉に 真喜栄 生きる恋はぜる恋ととや猫の妻 世詩明 葉ざくらに隠されてゐる忠魂碑 同 眩しさを残して花は葉となれり かづを
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
極大と極小としやぼん玉宙へ 要 穴出でし蟻の列追ふ園児どち 経彦 頰􄼺をつく石仏の春愁 貴薫 酸模を噛む少年の今は無く 要 稲毛山廣福密寺百千鳥 同 瑠璃色を散らし胡蝶の羽ばたきぬ 久 春陰の如意輪仏へ女坂 慶月 棕櫚の花年尾の句碑に問ひかくる 幸風 朴の花仏顔して天にあり 三無
栗林圭魚選 特選句
蝌蚪の群突くひとさし指の影 千種 峠道囀り交はす声響き ます江 美術館三角屋根に藤懸かる 久子 こんもりと句碑へ映るも若葉かな 慶月 微かなる香りや雨後の八重桜 貴薫 朝の日に濃淡重ね若楓 秋尚 落ちてなほ紅色失せぬ藪椿 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
通勤のバスから見ゆる日々の花 あけみ 花馬酔木白き房揺れ兄の家 令子 亡き鳥をチューリップ添へ送りけり 光子 偲ぶ日の重く出たるや春の月 令子 あの頃の記憶辿って桜散る 美加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
矢車の音きしみ合ふ幟竿 世詩明 風よりも大きく揺れて糸柳 啓子 花万朶この世忘れて花の下 同 あたたかやお守りはねるランドセル 同 甘き香の女ごころや桜餅 千加江 春場所や贔屓の力士背に砂 令子 落椿掃きゐてふつと愛子忌と 清女 春の虹待ちて河口に愛子の忌 笑子 散りそめし花の余韻も愛子の忌 同 城の濠指呼の先には花の渦 和子 花筏哲学の道清めたる 隆司 故郷の深き眠りや花の雨 泰俊 山道の明るさを増す百千鳥 同 ほころびて色つぽくなり紫木蓮 数幸 花桃に出迎へられて左内像 同 瞬きは空の青さよ犬ふぐり 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
忠直郷ゆかりの鬱金桜とぞ 雪 椿てふ呪縛の解けて落つ椿 同 春愁や言葉一つを呑み込んで 同 御襁褓取り駈け出す嬰や麦は穂に みす枝 鶯の機嫌良き日や鍬高く 同 ただならぬ人の世よそに蝌蚪の国 一涓 あの角を曲つてみたき春の宵 日登美 春の果次も女に生れたし 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 さきたま花鳥句会(四月二十一日)
清冽な水は山葵を磨き上げ 月惑 連写して柳絮の舞ふを収めけり 八草 天守閉ぢ黙す鯱鉾朧月 裕章 行き先は行きつく所柳絮飛ぶ 紀花 南無大師遍照金剛春の風 孝江 揚浜に春の虹立つ製塩所 とし江 柳絮飛ぶ二匹の亀の不動なり ふじ穂 筍堀り父編むいじこ背負ひ来て 康子 花吹雪ひと固まりの風の道 恵美子 満天星の花揺らしつつ風過ぎる 彩香 夢叶へ入学の地へ夜行バス 静子 啓蟄やピンポンパンの歌聞こゆ 良江
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令和5年4月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
真榊はあをばの中に立つてをり いづみ 水の上の空のその上鳥の恋 順子 掌の中の春の蚊深き息を吐き 炳子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 春の闇より声掛けて写真館 順子 零戦機日永の昼の星狙ふ ゆう子
岡田順子選 特選句
玉砂利の音来て黒揚羽乱舞 和子 耳朶を��めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 風光る誰にも座られぬベンチ 緋路 緋鯉とて水陽炎の中に棲み 俊樹 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 蜂唸る神の園生に丸き井戸 炳子 佐保姫は夜に舞ひしか能舞台 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
つかまへし子亀に問へり亀鳴くか 美穂 亀鳴くや拷問石にある哀史 ちぐさ 亀鳴ける賓頭盧尊者撫でをれば 美穂 板の戸に志功の天女花朧 喜和 連子窓に卯の花腐し閉ぢ込めて かおり 大人へのふらここ一つ山の上 光子 ふらここや無心はたまた思ひつめ 同 ふらここや関門海峡見下ろして 同 さくら貝ひとつ拾ひて漕ぎ出しぬ かおり 午後一時直射にぬめる蜥蜴の背 勝利 花冷の全身かたき乳鋲かな 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
落城の如く散りたる落椿 世詩明 三人の卒業生以て閉校す 同 双葉より学びし学舎卒業す 同 氏神の木椅子はぬくし梅の花 ただし 鳥帰る戦士の墓は北向きに 同 草引く手こんなですよと節くれて 清女 雛あられ生きとし生くる色やとも 洋子 官女雛一人は薄く口開けて やす香 露天湯肩へ風花ちらちらと 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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iseilio-blog · 2 years
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02/23  柴寮偶記
新聞挖挖哇:老人與錢20190411(詹惠珠、戴志揚、翁燦燿、鄭嘉欣、周映君) - YouTube 這樣說很容易誤導;正確的作法是自己要留存足夠的金額。 ── 護理師拉童害手脫臼 桃市教育局重罰幼園3萬提報不適任 - 生活 - 自由時報電子報 (ltn.com.tw) 時有發生,非常可惡! ── 日台美食おすすめ | Facebook 日本的蚵仔好像都很大-太大。 ── 消化一下:台湾“自由凤梨”,请岛内同胞先消化一下 - YouTube 一年前的東西,現在應該要刪除,否則成了大笑話。 ── 【古樂系列】唱吧!巴洛克美聲!花絮影片 - YouTube 這樣的小型音樂會應該更多的散布在台灣的各個角落;多團體而長期的舉辦,將給台灣的文化,甚至及於政治 帶來很大,並且全面的提升。 ── 得寸進尺!共機侵門踏戶擾我空域還驅離我國軍機 曝中國4軍艦突闖美日南海演習為...│廖筱君主持│【新台灣加油 完整版】20211101│三立新聞台 - YouTube • 打兩顆 50機槍子彈貫穿機腹示警;依階段升級。• 誰在乎就誰ㄍ有壓力。 ── 在大陸沒經歷過 所以才好奇嘛!大陸爸媽初來台灣時竟對這些事有興趣?孫明寺說:因為之前沒經歷過呀!【圓臉麥麥】 - YouTube 漂亮的女生都被台灣人娶回家了。 ── 為什麼不要嫁給台灣男生!🔥23歲從日本嫁到台灣太衝動。。?|【Ma上聊聊】|【我是Mana】 - YouTube 千般的好,其實心機深沉另有所圖,所以成了人家的老婆不是嗎?唉! ── BBC節目重溫【英國廣播公司全球問答在台灣】CC字幕《特別企劃》 #9 |BBC GLOBAL QUESTIONS IN TAIWAN - Program Replay - YouTube 台灣人、新加坡人,包括所有在海外的 “華僑”,羅致政、黃介正、吾爾開希都是 “逃離中國”。 傳統、文化,是時時在轉變的,這還不去說 中國 是一個七十年以上歷史的共產政權。 ── 精彩片段》沈明室:台海發生衝突從日本到台灣只需要2天...【年代向錢看】2023.02.10 - YouTube 老是談怎麼防衛,就不敢去想戰場在中國;他可以打你,你不可以打他,這是那門子戰略?如果只有一個台灣倒也罷了,現在連美日,甚至歐洲都可能參戰,就只為一個台灣?放心,不會打。中國只可能知難而退吧。中國不打也一樣要打,否則後患無窮。完整封鎖,開除球籍,其實也就完事了。沒事沒事! ── 【台灣演歌秀】完整公版 第9集│邱蘭芬 x 洪第七 x 金門王+李炳輝│八大節目《經典好節目》 - YouTube The house of rising song 大節女 ── 【震傳媒|新聞不芹菜】EP313|獨家專訪陳水扁前總統,解析新政治、新變局 - YouTube 認同阿扁的���法。 ── 【完整版】吃牛肉聊鮮肉 名作家顛覆三觀 20220502【李昂、廖輝英】 - YouTube “性” 是雌雄的天賦關係;陪伴是退而求次,男陪男、女陪女,是不得已的終局。愛的種類太多;甜蜜來自性,這是夫婦之所以為夫婦的重要羈絆。大河人生;請多多服用威而鋼! ── Facebook 撤出兵員,漸次切斷台金關係。 ── 變調的中國夢?|#謝金河 #矢板明夫 #汪浩|@華視三國演議|20230211 - YouTube 中國應該永遠由中國共產黨統治。 ── 老夫老妻別期待激情,以免誤了人生 - 鄧惠文 自講 -【心事有人知】 - YouTube 可以有的,阿惠。“性” 是生物雌雄的天賦關係;陪伴是退而求次,同性陪伴,是不得已的終局。愛的種類太多;激情來自性,這是夫婦不同於其他關係的重要羈絆。就是說-失去熱情是人生現實,心理活化不易,激情卻可以從激化而重生;這就是物理治療。很大的問題倒還不是失去熱情,而是對互動已經不習慣,冷漠,甚至噁心。大河人生,請多多使用潤滑油、威而鋼! ── 假弔唁真統促?中共涉統高官不請自來 不惜造假身分來台啟人疑竇 國台辦批粗暴擋弔唁團 踢爆中方自導自演喊停 藍白竟聲援膛炸?│許貴雅主持│【新台灣加油 完整版】20230213│三立新聞台 - YouTube • 中國官員的面貌實在看不出文明、文化,甚至醜陋,原因不明。•hm,也可能是五千年太久。•內含有異,越趨細小。 ── (2) 20190112 宛儒畫廊慈善音樂會 An Evening of Music, Art and Charity - YouTube 有這麼多藝文活動、觀眾及人物,台灣人真幸福。 ── 親密關係恐懼 - 鄧惠文 自講 -【心事有人知】 - YouTube 1.需有一方先開口。2.去麗晶 Robin's 吃牛排,3.北投住旅店,洗溫泉(帶內用潤滑劑)。4.上愛情旅店。5.出國旅遊。豐儉由人;是一個療程,無關情愛。 ── 公開訴願資料 陳明通:不能讓林智堅含冤莫白 - 政治 - 自由時報電子報 (ltn.com.tw) 一定要消滅國民黨,否則台灣永無寧日。 ── 台灣人的"黑歷史"!?聽完這集內心感到相當的沉重【蔡正元|有哏來爆】2022.04.27 - YouTube 喜歡日本的不止台灣人。 ── 台灣人的"黑歷史"!?聽完這集內心感到相當的沉重【蔡正元|有哏來爆】2022.04.27 - YouTube 喜歡日本的不止台灣人。殖民本質有什麼好談的?要不要談談 228?肝腸塗地、血流成河的天安門事件?這也沒什麼好談的。台灣人能夠脫離中國的愚昧,託的就是日本的殖民教育;這和香港、新加坡、印度、北美洲、南美洲都沒有什麼兩樣。因為那就是之一個殖民時代。洋人來台?那是大帆船時代。這些都已經是歷史!台灣人喜歡日本不止老人,現在年輕人更是喜歡:動畫、漫畫、產品精緻、街道乾淨、人民素質高。仔細看一下,戰後新創產品,大多數是日本。中國書讀傻掉了嗎?連韓國人都不如。赴日旅遊,韓國人佔第一位,台灣人第二。很幹吧?失去政治舞台的蔡正元。科科 ── 美方的话茬,我们选择不接,想见王毅主任,布林肯需要拿出诚意来 - YouTube 這樣的姿態不會比較高級。 ── 精彩片段》明居正:台灣空前難受.但是空前安全...【年代向錢看】2023.01.24 - YouTube 台灣將成僑鄉! ── 【日本人台灣散步系列】早上的淡水, 與我知道的不同面貌. 捷運站出發, 中正路, 市場和清水嚴. 朝の淡水、僕の知らない顔が。MRT駅を出発して中正路, 市場、清水嚴 - YouTube 吃的之外,還有從某一個點看過去就是躺著的觀音 - 觀音山,還有大帆船時代的西班牙紅毛城。台南是荷蘭。 ── 《獨!謝金河.明居正專訪!中國就是吃人的體制!全球經濟被拖累?!封殺中國2025!美中科技戰開打!習近平內外交戰?!》【年代向錢看】2023.01.24 - YouTube 長達半年不現身,不出來溝通,很難用不會說話,不懂得溝通可以說明解釋。問題是到底蔡英文碰到了什麼問題,陷入什麼困境, 這才是值得追究的。否則恐怕大家也都陷入不自知的怠惰。 ── 【阿布的口袋名單】在地囝仔帶路~東門市場真內行的吃貨行程!米粉湯、豆花|【就是這味】 - YouTube 豆花最早是+薑汁 ── 如果國民黨沒來,台灣會被美國接管嗎? - YouTube 老在政治轉不出來!別忘了清朝皇帝怎麼說台灣。台獨、華獨,通通是毒。 每個朝代的庶民都是 “逃離”-逃離中國 ;包括競爭失敗的 “中華民國”。原因除了歷代中國的戰亂與庶民的窮困之外, 尤其地處邊陲的福建。 在將近 100年前,福建差不多就只是一片荒地。曾經回到廈門的陸配、外祖母這麼說 :「很荒 !」; 就是說很荒蕪。(四萬萬五千萬-49 年國民黨數字,百年前人口分配到邊陲實在不多。)百姓的出路只有脫離家鄉,呈幅射狀的 跑到台灣, 或其他地方試試運氣。這就是今天 “華僑” 滿天下的原因。這個現象到今天還是沒有改變。 ── Wagner: Tannhäuser - Overture - NBC Symphony Orchestra/Toscanini (1948) - YouTube First conductor I met in my life : Toscanini . ── 我的外公是他!唱懷舊老歌的林承光先生 - YouTube 剛好有這一篇: https://iseilio-blog.tumblr.com/post/680959964389523456 ── 日台交流広場(台湾と日本) | Facebook 可以互補,直到盡可能的美好;只是需要時間。 ── ── 中國是怎麼形成的?|#杜正勝 #矢板明夫 #汪浩|@華視三國演議|20230225 - YouTube 每個朝代的庶民都是 “逃離”-逃離中國 ;包括競爭失敗的 “中華民國”。原因除了歷代中國的戰亂與庶民的窮困之外, 尤其地處邊陲的福建。 在將近 100年前,福建差不多就只是一片荒地。曾經回到廈門的陸配、外祖母這麼說 :「很荒 !」; 就是說很荒蕪。(四萬萬五千萬-49 年國民黨數字,分配到邊陲實在不多。)百姓的出路只有脫離家鄉,呈幅射狀的 跑到台灣, 或其他地方試試運氣。這就是今天 “華僑” 滿天下的原因。這個現象到今天還是沒有改變。 ── 【京都旅遊】錦市場美食散步😋豆乳甜甜圈、海鰻天婦羅、奶油紅豆鯛魚燒、豆皮奶油可樂餅、史努比茶屋☕️關西京都自由行|實彩子Misako’s Vlog - YouTube 卡娃意 ── Facebook 他這是 “先說先贏”。 ── 不久將出現"電動車墳場"!? 電動車電池多年後恐成災難 歐美急規範廢電池回收不入土 花東後山"台灣礦場"獨家曝光 礦主鏡頭前吐甘苦|苑曉琬主持|【薪動大未來 完整版】20230226|三立iNEWS - YouTube 沒有聽到說竹鹽有什麼比較好。 ──
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nakayamate-sewing · 2 years
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今日は、小野まで😊 帰りに饅頭を娘にお土産で買いました☺️ 小野まで結構遠いイメージあったのですご、意外と近かったですね🚃 #小野市 #豊助饅頭 (道の駅淡河) https://www.instagram.com/p/CowkuAmr93y/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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radshoedeanherring · 2 years
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稲刈りでした! 親子で8年◡̈♥︎ 無農薬 自然農、昔ながらの手作業で❤️ 自然と遊べて、しあわせ◡̈♥︎ #稲刈り #親子 #いのち #自然農 #神事 #手作業 #地球からのおくりもの #食育 #五感 #体験 #体感 #こどもは地球のたからもの #未来はこどもたちのもの #地球はみんなのもの #大切なものを大切に #WehelptheworldHeal 🌎 (#地球を癒す) (道の駅淡河) https://www.instagram.com/p/CjOnp6TvVF9/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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enkelereis · 5 years
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キースは高齢のため、来週の血液検査の結果次第で狂犬病接種を考えることになりました。今日はとても混んでいたので尿検査の結果も一緒にきくことに。エドは滞りなく終了。あとはワクチンだねー。 動物病院の後、車で外出したついでに道の駅淡河まで。と、と、遠かった💦同じ神戸市とは思えない景色と新鮮野菜🥬恐るべし神戸市の広さと振り幅。 わんこのお昼は食べたけど、私のお昼がまだだったので名物の十割蕎麦の天ざる定食でランチを😊お盆2枚にわたるボリューム😋美味しゅうございました✨ そして熱々の黄金焼も。カスタードをチョイス。こちらも美味しゅうございました✨ 150mほど離れた場所にこちらも名物のお饅頭屋さんがあるとのことで母にお土産を買って帰りました。 北区淡河、良いとこだったなぁ。またゆっくり行こう😊 今日はほぼ車に居たなぁ😅 #神戸 #道の駅淡河 #corgi #コーギー #シニア犬 #シニア犬15歳 #2003年組 #chihuahua #チワワ #ブラックタンホワイト #blackandtan #ロングコートチワワ#longcoatchihuahua #1歳 #dog #わんこ #dogs (at 道の駅淡河) https://www.instagram.com/p/BvvyhRNg3YQ/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1q4zt8id72gcj
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baumsposts · 4 years
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🌴🌷🌴🌷🌴🌷 兵庫県の城めぐり 淡河城跡は、道の駅『淡河』の駐車場からよく見えるところにあります。 先日やっと届いた #映画のワンシーン のように 撮れるというのが売りの #ケンコー の #ブラックミストno5 #ソフトフイルター をつけて 撮りました。 February ,2th , 2021 🌴🌷🌴🌷🌴🌷🌴 #お城 #お城巡り #castle #城好き #城跡 #城跡めぐり #城跡好き #japantravelphoto #japan_travel #histrip_japan #淡河城 #love_hyogo #淡河城跡 #道の駅淡河 #wonderful_places #japan_of_insta #nature_special_ #photo_travelers #top_world_shot (淡河城趾) https://www.instagram.com/p/CK1DB_sBpA8/?igshid=4vlmmsoakx6h
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shunsukeir · 4 years
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0229. 休暇をとって西播磨へ定番ドライブ。海鮮ランチと道の駅スタンプラリー。
0229. 休暇をとって西播磨へ定番ドライブ。海鮮ランチと道の駅スタンプラリー。#たつの市 #ソフトクリーム #相生市 #相生市立水産物市場 #道の駅 #道の駅あいおい白龍城 #道の駅みつ #道の駅スタンプラリー #魚稚 #兵庫県 #海鮮丼 #淡河城跡 #万葉の岬
プチ断捨離実施
今日は休暇をとったのですが、少し早起きをしました。目的は、地元の清掃センターへのゴミの持込です。パソコンを新調し、それが、明日届くので、それをきっかけに家のあちこちに潜んでいた不要なものを片付けました。何と、コンパクトカーの後部座席を倒した荷台にいっぱいのゴミが出てきました。
帰宅後、妻と、今日は相生市立水産物市場 魚稚に海鮮丼を食べに行こうということになりました。息子も行くとのこと。
淡河城跡
ただ、その前にと、妻、道の駅淡河に梨を買いに行きたいとのこと。すぐ出れば、開店前に着けるので行ってみました。神戸市西区産の梨が買えるのですが、残念ながら今日はありませんでした。ここの裏に淡河城跡があるのですが、以前は周りが鬱蒼としていて、どこから向かえばいいのかわからなかったのですが、綺麗に整備されていました。いつか行ってみたいと思います。
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道の駅あ…
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palakona · 3 years
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せめてアジぐらい・・・
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2021年7月、大阪 LEICA M8+W-NIKKOR・C 1:2.5 f=3.5cm L-mount
どうも、こんにちは。7月22日(木)は、チヌ釣りに行ってみました。ネットで大阪湾の釣り場を検索してみると、高石漁港は近くの公園にトイレもあるとかで良さそうなので高石漁港に決定。渓流釣りと違って転倒水没のリスクの少ない陸っぱりなので、カメラも久しぶりにLEICA M8にしました。しかし〜、撮った写真を観てみると右上の隅に埃みたいなゴミが写り込んでますね・・・センサーにホコリがついてたんかなあ。ライカの機能である「センサー検査」でシャッター幕を開けて吹いてみたら、試写したところ大丈夫そう。センサートラブルでなけりゃいいんですが。たしかCCDセンサーの供給は途絶えて修理できない旨アナウンスがあったと思いますし、修理できたとしても高いしな〜。
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2021年7月、大阪 LEICA M8+W-NIKKOR・C 1:2.5 f=3.5cm L-mount
高石漁港はこんな感じのこじんまりした漁港でこの時は人影が少なかったなあ。対岸に親子連れが釣りしてたのと、自転車で散歩のおじいさんぐらいでした。
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2021年7月、大阪 LEICA M8+W-NIKKOR・C 1:2.5 f=3.5cm L-mount
最初は港内に向かってチヌ用のラバージグ?を投げてたんですけど、釣れる気配もないですね〜。
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2021年7月、大阪 LEICA M8+W-NIKKOR・C 1:2.5 f=3.5cm L-mount
対岸に移動して沖向・・・じゃなくて浜寺運河に投げてみよう。港内には小さな砂浜があって防波堤?に壁画が書いてありました。
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2021年7月、大阪 LEICA M8+W-NIKKOR・C 1:2.5 f=3.5cm L-mount
高石漁港は浜寺運河にあります。港外の浜寺運河に向かって投げてみる。ネット情報も浜寺運河のチヌの魚影は濃いと書いてあった。でもチヌって簡単には釣れてくれませんね。釣りってこんなもんなのかな。シーバスも長い間釣れなかったけど、ある日バンバン釣れてその日は70センチオーバーも2本出ました。タイドグラフも見ないでテキトーに出かけてきたし釣れないのもしゃーないか。向こう側に見えてるのは浜寺公園で以前に旧浜寺駅舎を撮りに来た時に立ち寄った。あれは去年やったかなあ。
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2021年7月、大阪 LEICA M8+W-NIKKOR・C 1:2.5 f=3.5cm L-mount
河岸を変えて淡輪漁港にアジを釣りに来てみました。ボウズは避けたいので執念ですw。着いたのが18時で日没まで1時間ちょっとしかないですが。
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2021年7月、大阪 LEICA M8+W-NIKKOR・C 1:2.5 f=3.5cm L-mount
淡輪漁港は、前に"じょっ"さんとhrkさんに誘ってもらってアジ釣りに来たことがあって、テトラの上から投げて3人とも釣果があったので、まあ釣れるだろうとw。でも〜、こんな感じで港内で釣るなら車を横付けでき���んですよね。"じょっ"さんにカマス釣りに誘ってもらった時は港内で釣ったし、高速道路代払ってわざわざ来たわりには横着wして港内で釣ります。トイレも近いし楽でええわあ。でも、誰も釣れてないな・・・
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2021年7月、大阪 LEICA M8+W-NIKKOR・C 1:2.5 f=3.5cm L-mount
わあ、夕陽が綺麗・・・って魚信すらないよ(悲)薄暮の時間帯になってから魚が回り出したのか、周りのサビキにポツポツとイワシみたいなサイズのアジが釣れだしたが、みんなサビキで釣ってんのに釣るのは1尾ずつ。群が小さくて釣れてないってことですよね〜。19時半すぎまで粘りましたが、粘っても無駄という結論に達して終了としました。ボウズや。結果論ですが、和歌山に近いところに行けば釣れるってわけでなく、南港の方がまだ釣れたかも。
いつかチヌ釣りたいな〜。今度は淀川でも行ってみるか。
では、また。
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38nakao · 5 years
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いっぱい考えるきみが好き!
 今年の2/28は、うるう日前日で、華の金曜日で、わたしの給料日。まだ中身の更新されない無駄に本体だけ重たい財布を携え、久しぶりに渋谷へ。この頃は毎日の楽しみってほど楽しいものもなく、帰りがけのコンビニについ入ってお酒を買ってしまい飲んじゃう、みたいな日課はある(そんなあだ名はつけたくないけど)。この日の行き先は、居酒屋でも割烹でも小料理屋でもなく、向かうは無限大ホール。目当ては又吉直樹大先生。いろんな芸を磨くのに忙しい彼だが、今でも『実験の夜』と称した定期イベントをやっている。気のしれた芸人仲間と、用意したお題に沿いつつ捕らわれすぎずに進む話は、実験というよか一人暮らしの自炊のような、はたまたドリンクバーを淡々と向かい合ってるような、そんな解放感がある。ちょいとしくじったって、ぼかーーーん!とドクロの煙があがるこたない。気楽なイベントだ(座って観てる側からすれば)。
 最近趣味ってほどの趣味がなく、ぼんやりと生きている。入れ込むほど好きなものもないけれど、気になるものはたくさん転がっていて。図書館やYouTubeで簡単に観れちゃう。しかも安酒片手に。ただ、それだけじゃあ薄味過ぎる。でも、そのひとを知り尽したいと前のめりな集中力はない(あれ、わたしってオタクじゃないんだね、ミーハーなんだね)。でも、気になるものをちょろりとつまみ食いするのも、まあ楽しいよね。飲み屋に行く足取りで、お金代わりのチケット持って、何となく。
 『実験の夜』は二回目。又吉氏は、意外と背が高くない。170cm、ないのではないか。うねうねの八の字パーマ、通気性のありそうな素材のゆったりした服を着ていた。少し語尾が伸びる圧のない大阪弁。話すときの姿勢がなんとなく好き。
 今回の企画は、又吉氏をよく知る後輩5人に彼自身が考えたあるランキングの内容を当てるというもの。第一のお題は、「状況飯」というものだった。サウナで思いっきり汗をかいたあと飲むビール、みたいに限られた状況のもとで食べるからこその、うまさ。そんなドラマチックな飯を又吉氏はいくつか考えて、我々が見守るなか後輩たちが5位までを当てる。
 後輩らがサッとフリップに書いて淀みなく声にだしていく。すぐ答えられるあたりが付合いの深さ、それにすごく又吉氏っぽくて、芸人さんて本当にすごいなと思った。発想力と瞬発力がすごい。しかも、DJみたいに雰囲気も読めなきゃならない。それなのに売れてないのかこの人たち(Marumanのオレンジ×黒のスケッチブック、あれ売上の3割くらい吉本興業な気がする)。
「執筆が一段落ついたあとのサッポロ一番」
「神保町で良い買い物したあとのボンディのカレー」
「河童がくれたきゅうり」
「太宰治の『人間失格』のなかにハムとか入ってるサンドイッチ」
※うろ覚えの意訳
 という解答に「ええなあ」とか「うまそやな」とか目を細めるも首を横に振る氏。ほんとの状況飯ランキングは以下の通り。
五位:アカデミー賞受賞後、ロスで打ち上げした良い雰囲気の小料理屋で食べた〆のそば
四位:テスト期間が始まったばかりに、「グラウンド十周したら今日は帰れ」に顧問に言われ、部活終わりの帰り道に友達に二本もらったポテト
三位:幼稚園に入ったばかりの娘が妻とバレンタインのお菓子づくり。「ゆうくんにあげるんじゃないの?」と聞くも、最初にくれた少し焦げたクッキー
二位:誘拐され部屋に閉じ込められ、「もう死ぬかもしれない」と餓えてるときに誘拐犯がつくってくれたペヤング
一位:天気が良かった日のカレーライス
※うろ覚えの意訳
 モウソウクウソウなんでもあり。当たるわけねえじゃん。ただ、ここまで自由に想像できるものなのか。誘拐犯がわざわざ流しに湯切りする手間、一抹の優しさ。それがうまみしかない調味料になる。くそう、叶いっこねえよお。
 わたしは特に四位が好き。校則で本来はダメだろうに買い食いしちゃうこと、しかも友だちに二本、きっと冷めててふんにゃりしたポテト。ノスタルジーはイカ墨じゃなくて、砕いた真珠かなにか入ってる。だから放課後って、なんであんなにキラキラしてるのだ。
 わたしの状況飯、何があるだろう。食のエッセイを書いて(うっすい)本にしたことがあるからには、やらねば。
 正直、舌はほとんど肥えてない。最近はまずいと思うものはほとんどないよ、コンビニのごはんもある程度おいしいんだもの。基本がおいしいで、あとはすごくおいしいみたいな感じ。だからこそ状況飯、そそる。
・冬山に遭難しなんとか山小屋を見つけるも食糧は底をついてしまい、強い風が打つ音、小屋のきしむ音をかき消すように明るく話してみせるが死んだ表情を浮かべるチームメイトを見て心が折れた瞬間、救助隊がドアを叩く音がして安心で涙腺がゆるみ、ぼやけた視界の中で飲む山岳犬の樽の中身
・禁煙をはじめたばかり、取引先と最寄り駅で会う約束をするも中々相手が表れず貧乏ゆすりをしているわたしを見かねて「糖分補給」と手渡された小さい袋に入ってる明治のブラックチョコ
・よく晴れ���土曜日、家で用事をひとしきり済ませたあと、そういえば洗濯物を干しっぱなしだったのに気がついて畳んでいるうちに眠ってしまい、ぱちんと家の明かりがついた音に気がつくと、「おはよう」とスイッチに触れてる好きなひとが立っていて、「昼寝してた」と立ち上がったわたしに「お腹空いちゃって」とコンビニの袋から出てきた二本のガリガリ君
 想像というか願望。もったり顔のセントバーナードに見下ろされつつ樽からブランデー飲みたい。スイスの山の上にあるおんぼろ小屋で飲む、みたいなコンセプチュアルなバーかなにか出来ないだろうか。ラクレットチーズとか食べられて。鈴つけてるヤギと一緒に樽下げたセントバーナード。
 おすすめは、三つめ。まず土曜日ってのがミソで、夕方ってのもミソで、分かってくれるよね、この優しさに満ちた世界。自分が食べたいものを相手にも。わたしの理想は「離れているときのふとした瞬間」で、関係性というのは一緒にいるときじゃあなくて、いないときに何をしてるかだと思うのです。これ話しだすと本当に長くなるから、今は話さないけど。
 知りたいひとは、飲みにでも行きましょう。飲まなくてもいいか、メールでもなんでも。宛先は、[email protected]。件名に、あなたの状況飯を書いて。
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和4年12月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年9月1日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
散歩する頭上に置きし蟬時雨 喜代子 初老なる夫婦八人墓参り 同 名月やうるはしき夜はゆつたりと さとみ 新涼やメダルの如き耳飾り 都 月白し八十路女の薄化粧 同 漁火や月より遠き船の道 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月5日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
蝸牛進退ここに尽きたるか 雪 静もれる故山はみだす虫の声 かづを 鬼ヤンマ唯我独尊そのままに 数幸 虫の音や今日の命のつきるまで 雪子 彼岸花蕊の情念撓めけり 笑 秋の蝶縺れて解けてまた縺れ 希 倶利伽羅の谷底埋めし曼珠沙華 千代子 山門の落慶法要赤のまま 天空 山門の檜の香り曼珠沙華 々
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
縁台が身の置き所盆の月 宇太郎 去ぬ燕神の杜へと集まり来 和子 秋時雨幽かに日射す山の裾 益恵 雨上がるぽつてり重き鶏頭花 都 つみれ汁どんな魚かと盆の客 すみ子 蹌踉けくる秋の蚊を打つ掌 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月7日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜に手波で送る万灯会 世詩明 大根を種蒔くごとく踊りの輪 同 近松の碑黒き露葎 ただし 花鳥誌を拾ひ読みする柏翠忌 同 胸を開け峠を行くや青葉風 輝一 秋深し山粧ふや手をかざす 同 針山に待ち針錆びてゐる残暑 清女 今朝の秋きりりと髪を結ひ上げて 同 抱かれし赤子も一人墓参り 蓑輪洋子 空蟬の銅色をいとほしむ 同 ふるさとの火祭を恋ふ孟蘭盆会 同 犬引いて犬に引かれる青田道 秋子 陶の里古き甕墓秋陽濃し やす香 秋草に隠る甕二つ三つ 同 通り過ぐ風のささやき大花野 誠 団栗の十津川淵へ落つる音 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月10日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
多摩川の風の広さやねこじやらし 美枝子 待宵の月にかかりし雲動く 和代 太刀魚の尾まで隈なく光伸び 秋尚 香を辿り見上げる空に葛の花 教子 一叢の露草の青向き向きに 多美女 一山を覆ひ尽して葛咲けり 三無 手際よく太刀魚捌く島の嫁 多美女 露草の儚く萎える句碑の午後 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
暫晴間急ぎ稲刈り火蓋切る さよ子 陽が沈み無人駅舎に秋津飛ぶ 世詩明 お十夜の庭石ことに湿りをり さよ子 芋虫も愁ひの時のあるらしき 上嶋昭子 黒数珠や梅の家紋の墓参り ただし 一人暮しと見られたくなし秋すだれ ミチ子 人住まぬ屋根にも月は影落とし 英美子 銀河濃し鬼籍の人を懐かしむ みす枝 虫を聞く闇に心を近づけて 信子 細くなる髪を眺めてゐる秋思 中山昭子 洗ひ髪口に咥へて甘えけり 世詩明 朝霧の緞帳音なく上りゆく 時江 父は父私は私鳳仙花 三四郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
名月や巻雲淡く細くあり 和魚 一晩の伽となりゆくちちろかな 聰 木道の空何処までも秋の雲 秋尚 こほろぎの屋敷稲荷に住みついて 怜 草むらを抜け露草の楚楚として 秋尚 湯煙もやがて紛れて秋の雲 怜 さつきまで庫裏に人居りちちろ虫 あき子 つゆ草を残し置くなり墓掃除 エイ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月13日 さくら花鳥句会 岡田順子選 特選句
かなかなや夢二の絵にも黒い猫 令子 植物園はるかな道に桔􄼷咲く 裕子 蜩や一里を登る尼の寺 登美子 柏翠忌師の口癖よ「しようがないや」 令子 学校のこと話す道鰯雲 裕子 師弟なる五灰子生きろ柏翠忌 令子 青い目のバックパッカー秋澄めり 登美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月13日 萩花鳥会
大相撲元気を貰ふ秋場所に 祐子 たつぷりと生かされ米寿の彼岸花 健雄 宝石か朝露庭の曼殊沙華 恒雄 爽やかさ簞笥から出たシャツズボン 俊文 秋の灯や沁沁友と語り合ひ ゆかり 文書けば秋蝶ゆるやか折りかへし 陽子 爽やかや一分音読はじめたり 美恵子
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令和4年9月16日 伊藤柏翠忌俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
飛べば憂し飛ばねば淋し火取虫 雪 地に落ちし火蛾の七転八倒す 同 裸火搦め取られし火取虫 同 炎帝に万物黙す他は無し 同 忘れずに約束のごと曼珠沙華 みす枝 兜虫見つけ揚揚子の戻る 同 紺碧の空に小さく燕去る 同 剝落の蔵を背にさるすべり 上嶋昭子 砂時計くびれ見てゐる庭の秋 同 甕墓に離れ離れに彼岸婆 ただし 曼珠沙華淋しき風の甕の墓 同 甕墓の底の暗さや盆の月 同 浅間山焼りは雪の峰となる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月16日 さきたま花鳥句会
人待ちの小半酒や秋しぐれ 月惑 銀漢をよぎる宇宙観測船 一馬 新都心ビルの凹みに秋入日 八草 秋暁や路地に酵母の甘き湯気 裕章 四方に散り芒に沈むかくれんぼ とし江 歳時記の手摺れのあとや秋灯火 ふじ穂 綾なして咲き継ぐ窓や牽牛花 ふゆ子 朝顔をからませ町家昼灯す 康子 草むらの道なき土手にカンナ燃ゆ 恵美子 白粉花咲きて従妹の嫁入日 静子 居酒屋に恩師と出会ふ良夜かな 良江 鶏頭の赤さを増して咲き揃ふ 彩香
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令和4年9月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
地虫鳴く甲深き靴はく朝 久子 白樫の森黒々と台風来 眞理子 雨粒を玉と飾れば花野かな 眞理子 昼の虫静かに聴きぬ濡れ鴉 久子 一面に火群立ちたる曼珠沙華 幸風
栗林圭魚選 特選句
白樫の森黒々と台風来 眞理子 かまつかや燃えあがらんと翳深く 千種 四阿に鴉と宿る秋の雨 斉 登高をためらふ今日の風雨かな 真理子 団栗の袴はづれて光りけり 久子 開門の前のしづけさ萩しだる 千種 秋出水さわは飛石を隠すまで 眞理子 群れも良し一茎もまた曼珠沙華 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月21日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
江戸生れ浅草育ち柏翠忌 世詩明 柏翠忌三国に残る墓一つ 同 柏翠師みなし児にして月仰ぐ 同 虫時雨して父恋し母恋し 同 ちらり見ゆ女の素顔柏翠忌 令子 河口から虹屋へつづく月の道 笑子 柏翠忌城下にのこる里神楽 同 月窓寺ふたつの墓碑に星月夜 同 草相撲では一寸鳴らしたる漢 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
水鶏笛一人夜更に吹く女 雪 男有り愛子の墓の草を引く 同 虫すだく九頭竜に闇引寄せて かづを 大花火人なき家を照らしけり たけし 弔句書く筆の悲しさ蚯蚓鳴く みす枝 夕月を崩してをりぬ池の鯉 同 過疎の村今は花野の風の中 英美子 日焼して盗人冠りの農婦かな 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月25日 月例会 坊城俊樹選 特選句
どの窓も歪むことなき秋の空 和子 銀杏の匂ひ拭へと下乗札 順子 なめらかに吹かれ秋蝶それつきり 和子 風うねる度敗荷になりかけて 小鳥 手庇の薄きに秋の蝶が消え 和子 碑のうしろ一切曼珠沙華 同 昼はまだ黄泉へ遠しと法師蟬 順子 人々は秋日に溶けて印象派 小鳥 竜淵に潜み国葬待てる森 はるか
岡田順子選 特選句
冷やかや手渡されたる阿弥陀籤 ゆう子 石橋を掃く庭番や柳散る 眞理子 落葉のみ掻き寄する音陰陰と 要 秋蟬の大音声の骸なり 俊樹 落蟬の眼とはなほ瑠璃なりし 同 香具師の声ありし境内昼の虫 要 地に転ぶまま靖国の銀杏の実 昌文 眼裏に黒き温みや秋日濃し 小鳥 金風を乗せ大仏を真似たる手 光子 秋天へ金の擬宝珠の衒ひなく 要
栗林圭魚選 特選句
石橋を渡る人影水澄めり て津子 銀杏の匂ひ拭へと下乗札 順子 お守りの小さき鈴の音野分晴 美奈子 桜紅葉いよいよ昏き能舞台 佑天 碑のうしろ一切曼珠沙華 和子 雅楽部の復習ひ音零す宮の秋 順子 敗れ蓮と成り切るまでを濠の風 はるか
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
天高しバベルの塔は小指ほど 古賀睦子 うす衣の雲の行方よ女郎花 由紀子 夕映えて剥落のなき鱗雲 美穂 露の身を映す鏡架のくもりぐせ かおり 蚯蚓鳴く誰もゐぬ時計屋の時計 ひとみ 大漁旗鰯の山のてつぺんに 喜和 揚花火空に遊びて降りて来ず 朝子 眠られぬままに秋思のままにをり 光子 夏彦の怪談と行く秋の夜 桂 城門の乳鋲は無言盆の月 朝子 あの夏の天地の焔壕暗く 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月11日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
したたかに顔を打つなり化粧水 世詩明 天平の庭白牡丹眩しけり 同 み仏のなんじやもんじや風光る ただし 羅や大方に父似一寸母似 清女 桜満開の軍旗祭りや七十五年 輝一 聞き役も時にははづしつつじ見る 蓑輪洋子 丈六の金の観音寺の春 やす香 海原に風の道あり波の綺羅 同 馬酔木咲く近くて遠き明治の世 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年6月1日 坊城俊樹選 特選句
鯉幟風の階段ありにけり 世詩明 老夫婦夏痩せの身の重かりし 同 美しき日傘の人の振り向かず 同 相寄りて源氏蛍の河和田川 ただし 葉桜や茶筅に残る薄みどり 同 老いの肘掬ふや目髙五匹まで 輝一 鮎置いて門を去り行く釣り師かな 誠 村の子の手足を洗ふ清水かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年7月6日 坊城俊樹選 特選句
手花火や素足に女下駄を履く 世詩明 一筋の水を落して滝白し 同 釈迦仏渡と共に祭らる六地蔵 ただし この奥に東光寺あり地蔵盆 同 軋みかと思へば虫や秋の風 輝一 何となく筆持ちたき夜天の川 清女 明易やドラマの様な夢を見て 同 眉と目に力あふるる大日焼 蓑輪洋子 勤行の夫の後行く夕立風 同 落雷に神木青く光りけり 誠 図書館の茂りの中の大欅 同 猿田彦夏越し祓ひ輪をくぐる 信義
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年8月3日 坊城俊樹選 特選句
枯れた字を書くと言はれし生身魂 世詩明 三國山車祭に見合ふ辻屋台 同 飛ばされてゆく星もある天の川 同 古里へ立つ汽車減りし盆の月 ただし 子供達木魚を打てり地蔵盆 同 山寺や老鶯の声心洗はる 輝一 川泳ぐ蛇とかけつこ下校の子 同 兵一人炎天の中帰り来ぬ 誠 家々の火影の中を花火船 同 ぺちやんこの胸の谷間を流る汗 清女 太公望さつぱりですと日焼顔 同 蓮池に生まれて蓮葉に寝る蛙 やす香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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