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transitkix · 7 years
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お知らせ
Tumblrからはてなブログに移行しました。
今後はこちらでの投稿はありません、ありがとうございました
👋 2017/5/12 transit_kix
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transitkix · 8 years
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UXのきほん、今年も開催しました
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週末に、 UXの基礎講義のイベントを開催しました。「ブログを書くまでがワークショップ」ということで、簡単に開催レポートも兼ねて振り返りの記事になります。
2016/4/16(土) UXのきほん-サービスデザインに大事なコトについて -
http://uxbasic.peatix.com/
実は去年 (2015年)も同じ主旨のイベントを開催しましたが、今年も新たに 70 名の方にご参加いただき、懇親会も非常に盛況となりました!東京といえどわりと専門的な知識ゆえ、様々なイベントに参加していると徐々に見知った顔が多くなります。ですが、このイベントでははじめてお会いする方が非常に多かったのが新鮮でした。(みんなどこで知ったんだろう?)
どんな内容?
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(浅野先生のブログから写真お借りしました)
講師は浅野智先生。講義内容は 「UX」「サービスデザイン」「HCD/UCD」の関係性などをふまえつつ、かつてユーザビリティが求められた時代から、どう変化してきているのか?企業内のサービスデザインにおいて、新しい価値を生み出すために今求められている視点とは何か?といったことについて語られました。
去年の資料から更に改訂がなされ、直近の事例も盛りだくさんです。たしか私が初めてこのUX概論を聞いたのが5年前?くらいだったかと思いますが、その頃よりもサービスデザイン(持続的な企業におけるUXデザインの活動)のために必要なマインドセットの話が多くなっている印象。
講義の後に、ミニワークショップで今日学んだことの本質とは何かを実際に体感してもらいました。
当日の講義をグラレコでまとめました
イベント告知後「やりたいです」とのお申し出をいただき、グラフィックレコーディングは、静岡から常葉大学学生の広沢さん、小野寺さん、水沢さん3名がお越し下さり実施してくれました。
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そして完成品がこちら。
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(補足 もしかするとブログを読んでいる人にはこれだけ見ても講義内容がわかりにくいかもしれませんが、今回のグラフィックレコーディングは共有のための議事録ではなくて、その場にいる参加者の議論や意思疎通を活発にするために用いられたものになります。)
当日は、懇親会でも多くの参加者からグラレコに関する活発な質問がなされていました。短時間で要点を読み取り、伝わりやすい形で図に落とし込んでいく姿を見ていると、会場内で彼女たちがもっともその瞬間成長しているのではと思います。
なぜこのイベントをしようと思ったの?
端的に言うと「UXデザインに興味を持っている誰かが、今いる場所から一歩をふみだすためのきっかけづくりになれば」との想いで、新年度の4月に開催しています。もっ��良さげな言い方をするならば「私にUXを教えてくれた人々への恩返し」的な意味合いが強いです。
元々、私が HCD (人間中心設計)を学ぶきっかけになったのは、 5年前のUX KYOTOでこの講義を聞いたのがきっかけでした。(その頃は関西に住んでいた)
いま東京では、毎週のように多種多様な魅力的なワークショップや各社の事例発表会が企画されています。でも、意外と概念や基礎知識を学べる場所って少ないんですよね。もちろんHCDのサービスデザイン演習や産技大などきっちり勉強する場所はあります。でも個人でちょっと興味を持った段階で投資するには、そこそこに高額。なのでその手前というか、まずは5000円で知りたいことの入り口に立ち、似たような境遇の人たちとディスカッションする機会ってのはすごく重要だと思うのです。
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ちなみに去年参加してくださった方の中には、今年人間中心設計の資格を取得された方や新サービスを立ち上げられた方もいます。今年参加してくださった方も、これが何か心境/環境の変化を与えられるきっかけとなっていたら幸いです。
さいごに
毎年講義の内容をアップデートし続けて2時間では説明できなくなってきた浅野先生、快く運営に参加してくれた有志スタッフの皆さん(こういうメンバーがあっという間に集まるのが、所属会社のよいところだと思ってます)、グラフィックレコーディングの常葉大学の皆さん、ありがとうございました!
ちなみに、もっと体系的に学びたい方にはこんな基礎講座が2016年5月から始まるそうですよ。
2016/05/11 (水) -9/21(水)
少人数制 UXデザイン講座 基礎編 全15回
他の参加者のブログはこちら
浅野先生のブログ 広沢さんのブログ 小野寺さんのブログ 水沢さんのブログ
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transitkix · 9 years
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UIだけじゃない!サービスデザインにおけるSketch3活用事例
久しぶりにブログ記事書きました、@transit_kixです。今回はSketch 3 Advent Calendar 2015の21日目の記事をお届けします。 
私はデザイナーで、普段はWebサービスやアプリのUIデザインやUXデザインといった仕事をしています。 今年からAdobeからSketch3でのUIデザインに完全移行した身ですが、 デザインにまつわる周辺業務においても制作スタイルが変化した一年だと感じています。 
その中で、ちょっと変わった使い方について紹介してみようと思います。
概念図にパパッとまとめる時にもSketch3を使う
複数人で何か新しいものを作ろうとしているとき、 「こんなものを作りたい!」 「誰に使ってほしいんだっけ?」 といったことを議論するとおもいますが、 最近ではUIデザインに移る前の議論や思考をまとめる段階でもSketch3を利用しています。
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ユースケースとぷrダクトの関係図だと、こういった資料ですね↑。ほかにも具体例を幾つか挙げますと
UXフロー
マトリクス
ペルソナシート 
相関図
などです。 
Sketchを使い出したのには、いくつかの理由があります。
アートボードのサイズに囚われることなく、制作が可能
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いくつかの概要資料をまとめて清書しておきたい時に 「この図は、どうしても1ページでは収まらないな…」といった状況が発生します。 KeynoteやPowerPointといったツールだと、複数ページ作る場合に初めに定めた一律のアードボードの制約を受けやすく、デザイナーとしては若干窮屈さを感じていました。 Sketch3だとアートボードを上下左右自在に広げられますので、図ごとにアートボードを設定すれば個別に自由なサイズを設定できます。
任意の大きさ/ファイル形式にワンアクションで書き出し可能
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選択したアートボードは右下のExportボタンから、PNGやPDFなどの形式に書き出し可能です。 私の関わるプロジェクトはだいたいGitHubでプロジェクト管理しているので、 Issueに静止画をペタッと貼り付けています。
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ちなみに貼り付けるだけでしたら、Exportエリアのプレビューイメージ(上図)をブラウザにドラッグしてするだけで出力が可能です。初めて知った時には感動した…(ちなみにこのブログを書いているTumblrでもできました)
シンボル機能が使える
図表に何度も出てくるパーツはシンボル化しておけば、再編集時に自動で同期される点も良いです。 見出しの書体を変えたり、カラーをサービスのトーン&マナーに揃えるなど外部に資料公開をすることになった際にも、手間をかけずに後付けで装飾可能です。
ワイヤーフレームの制作に移行でき���し、いつでも戻ってこれる
UIデザイン時によくありがちなことして、ついつい制作がノってくると サービス全体構造を俯瞰することを忘れて画面内の細かなビジュアルに没頭してしまいます。 
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防止策として、この方法でpagesで[Service Concept][UI Design]と分けて保存しておくと、いつでもページを切り替えて作っているものが目指していた方向に向かっているかどうかを俯瞰してみることができます。
さいごに
以上、UIデザイン以外でのSketch3使用例をお届けしました。 ひとつ注意点としては、他のメンバーも資料を編集する可能性がある場合はGoogleAppsやチームメンバー誰もが使えるツールなどを採用した方が良いかと思います〜。 私の場合はこれらを作る前に対面での議論で済んでいる前提です。
明日はd_forestさんの「エンジニアに優しいSketchの作り方」です 
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transitkix · 10 years
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Happy new ingress year 2015! Join the Enlightened!
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“It's time to move.  May the New Year 2015 turn out to be the happiest and the best for Enlightened agents!”
新年あけましておめでとうございます!
去年プレイしたゲームの中でも、とびきり新しい体験をもたらしてくれた「ingress」(イングレス)。 世界の勧誘ポスターデザインに触発されたり、 デザイナーとしても世界観を楽しませてもらってます。
2015年の幕開けを記念して、世界を股にかけるCAエージェント姐さんを描いてみました。 もしこのページを見ているあなたで「ふーん、ingressそろそろ始めてみようかな。」という エージェント予備軍の方いましたら…緑、緑で始めましょう。ね?
お年玉企画として、iPhone用の壁紙をつくりました。
レジスタンスもエンライテンドも関係なく、エージェントの皆様に使って頂けると嬉しいです。
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Free download images (Wallpaper) for iPhone6Plus / iPhone6 / iPhone5
click here https://plus.google.com/photos/113617881467120856471/albums/6099243368962210497?authkey=CPHYsbCGgsO7KQ
ダウンロードしてお手持ちのスキャナーの壁紙としてお使いください。利用範囲は下記のCCライセンスに準拠します。
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Attribution-NonCommercial-ShareAlike 4.0 International (CC BY-NC-SA 4.0)
クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
ステッカーつくるよー 近日このデザインをステッカー化します。3/28のAnomaly京都に行けたら、そこで少量配布できるといいなと思っております!
Special thanks : COBE (mockup image) / Vector Club (worldmap)
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transitkix · 10 years
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素敵デザイン!世界中のingressプロパガンダポスター
2014年夏、すっかりingressにハマりすぎているHebereke(L4/緑)です。最近嬉しかったことは「初めて都会のど真ん中で1km超のリンクを貼れたこと」です。
ingressにはレジスタンス(青)とエンライテンド(緑)の二大勢力がありますが、世界の命運がかかるだけに、どちらの陣営も新人獲得に熱心!ハッシュタグ#IngressRecruitsで世界中のデザイナーが「新人勧誘ポスター」を公開しています。これがお国柄が出てたり、素敵なデザインが多いんですよ!
…というわけで、今回自分の好きな作品を一度に見たいのでまとめてみました。(なるべく出典を調べて載せていますが、間違ってるよーという場合はtwitterまで連絡ください。)
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△Enrico Enzo Perez / From philippines(フィリピン) 会社帰り(と思われる)めがねっこお姉さん素敵すぎる。
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△denki kitano / From Japan(京都) 京都で活動中の日本人エージェント氏がデザインしたポスター!商店街にありますよね、こういう小さな神社。
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△ณัฐพงศ์ หล่อวัฒนวงศ์ / From Thailand(タイ) 世界遺産級ポータル。尊さがパない。
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△Terence Choy / From USA(シカゴ) SF世界観にぴったりですね。
@ingress Free your mind!! #IngressRecruits #ingress pic.twitter.com/pv7MOXEUdO
— Alexa Mayer (@theAlexaMayer)
2014, 7月 16
△From USA(フィラデルフィア)。完全にプロデザイナーの犯行。かっこいいわ…
Hráš #Ingress? Tak príď 23.8.2014 do Prahy na Ingress Anomália. Získaš badge a uvidíš, ako sa ingressí vo veľkom pic.twitter.com/xVgHbHrDCS
— Space Unicorn (@SpaceUnicornSK)
2014, 7月 30
△From czech(プラハ) unique beerワロタw名店「金の虎」行ったことあるよ!
It’s time to become Enlightened! #IngressRecruits http://t.co/UDg8JetAGW pic.twitter.com/QL0RssLfkA
— Avery W. Krouse (@averywkrouse)
2014, 7月 14
△From USA(テネシー州) 定番ですが、さすがのメッセージ性
#IngressRecruits #ingress @IngressMexico @ingress pic.twitter.com/Zashmc9lCU
— Adrian Figueroa ® (@neo_adrian)
2014, 7月 22
△From Mexico(メキシコ) なかなか日本人にはない配色ですね。
Mind Controller. “@emachnic: Join the Resistance! Download @Ingress now! #IngressRecruits #fb pic.twitter.com/a7srPG093p”
— Ingress (@ingress)
2014, 7月 17
△From USA(フロリダ) 路地裏に隠れながらバースター使う感覚、すごいわかるぜ
I had a really fun time making this! #ingress #resistance #IngressRecruits pic.twitter.com/UllmEMHRHQ
— Tabitha Smith (@TabiPie)
2014, 7月 17
△Tabitha Smith / From Canada(カナダ) ブレインCF!
以上、いかがでしたでしょうか?最後に手前味噌ですが自分の作品も貼らせてください↓
Join the enlightend! 日本で緑化活動に勤しむ皆様へ、エンライテンド勧誘ポスター的なデザイン作ってみました #ingress #IngressRecruits pic.twitter.com/8qh4MwhpJD
— Hebereke (@transit_kix)
2014, 7月 23
△Hebereke / From Japan ingress熱が高まり3時間ほどで制作。
また素敵なデザインを見つけたら紹介しようと思います!
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transitkix · 10 years
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ECサイトのユーザー評価ワークショップに参加して思ったこと
UX KOBE Vol.3「ユーザー評価(観察法)」
2014/4/19 13:00-18:00 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
先日神戸で「ユーザー評価」のUXデザインワークショップに参加してきました。
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三宮の駅周辺で書籍「タイポさんぽ」に出てくる味楽の看板を見つけてテンションあがる図。今回はワークショップ自体の内容よりも、終わったあとに考えたことが多めに書かれています。
ワークショップについて
ユーザー評価のワークショップ参加は実は2回目です、なのでワークショップの内容はそちらの方が詳しく書いています(前回記事はこちら)。
今回のお題は、とある企業のECサイト。
ECサイトとは
自社の商品を、独自運営で販売するサイトのこと。例を挙げると 無印良品ネットストア や FrancFrancオンラインショップ など。
まず架空のユーザー(ペルソナ)を設定し、テストのためにユーザーの文脈(コンテキスト)に沿ったシナリオを書きます。ゴールは サイト内で欲しいものを選び、支払い配送方法なども含め購入完了する に設定しました。
シナリオ自体「うまく書けるようになるには三年かかる」なんて言われてますが…今回、妙にECサイトに誘導するような文面になってしまいました。講師の浅野先生からも「な〜んか誘導シナリオすぎないかぁ?これ」と言われる始末w
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指摘を受けて一部書き直したシナリオで、ユーザビリティテストを実行。エクストリーム1名とノービス2名で実施し、問題点をまとめ当日の予定はなんとか完了したのですが…なんだかもやもやは晴れず。
で、懇親会で他の参加者の方と話していて、そのもやもやの正体に気づきました。
「サービス提供側はECサイトをつくることにメリットはあるけど、ユーザーがこの企業のECサイトを使うメリットって?」
天下のAmazonや楽天など、ショッピングモール型サイトがこれだけ乱立している世の中で、「そのサイトで買う価値」をユーザーの文脈で感じ取れなければECサイトって成立しづらいですよね。
私もおそらくネットでこの商品を買うとすれば、まずは慣れ親しんだamazonで探して他の日用品と一緒に購入しようとすると思います。
つまりはじめに書いたシナリオでは、ユーザーがECサイトを使用する動機だったりモチベーションが、制作者の思い入れが透けた誘導っぽいシナリオだったんです。
ネットでものを買うユーザーの動機
リアル店舗でもなくamazonでもなくECサイト(通販系)でものを購入するトリガーとしては、下記のようにいくつかの価値要素があると思います。
ブランド
競合他社にはないブランド独自のストーリーや価値をユーザーが認めており、多少の金銭的犠牲や手間を払ってでも手に入れたいもの。
(価値の例.大好きなブランド、希少価値の高いアンティーク家具を取り扱うセレクトショップなど)
送料を含めても、そのサイトで買うと市価より安い、または増量セットなどでお得になる。
よくある事例では独自のポイントシステムがありますが、ECサイトでは購入トリガーとしては少し弱いと思います。私自身、最終的にマイレージや大手ポイントシステムに変換できないポイントにはあまり価値を感じないので…
日常での手間をカット出来る仕組み。大きい、重いなど物理的に手間なものの配送。
早い
思い立ってから、短時間で素早く手に入れることが出来る。これはまだ例外的ですかね…現段階ではまだリアル店舗に出向く方が早い場合が大半だと思います。が、直にイノベーションが起こることで「早い」を価値として掲げるサービスも増えてくるでしょう。
実は、今回お題となっていたECサイトは、「ブランド」「得」などの点についてもきちんとわかりやすく説明されているページがありました。
しかしテストをしてみると、ユーザーは驚くほどそのページに気づかずに通り過ぎて行きました。目的のページも見つけられずさまよい、困惑の表情を浮かべています。(そして私も、同じグループの方に教えてもらうまでそのページは気づきませんでした)
原因は何でしょうか?
いくつか考えられますが、その中には「直感的にユーザーが通る導線には入口が用意されていない」だったり「特集バナーの文字サイズや配色」だったり…、制作現場のグラフィックデザイナーやプログラマでも対処可能な問題だったのです。
UXデザインというと企業戦略的なマクロな視点で語られることも多く「一デザイナーの自分にどこまで出来るのだろう?」と途方に暮れる場面もあるのですが、まずはHCDの観点からコンテンツの評価をきちんと行うこと。結果をきちんと分析し、今出来る範囲で最大の対策を打つこと。それがUXデザインを実現するための第一歩だと感じました。
先生曰く「ユーザー評価が下手だろうが上手かろうが、実施したサービスは必ず良くなる」とのこと。なるべくプロジェクトに早期導入して、小規模に失敗を繰り返して上手くなっていけば良いと思います。
さいごに
自分の専門分野以外でのユーザー評価は、改めてタッチポイントや予期的UXについて改めて考えるきっかけとなりました。シナリオはもっと書く練習しないとだめだな…次回は、今回得られた生理行動データと発話データをもとにNE比を算出します。
ユーザー評価で大事なのは、作り手の主観をはずし、ペルソナの主観でコンテンツを再評価すること。これが自然にできるようになれば、そのコンテンツはより良いものになっていくでしょう。
…と、ちょうどタイムリーにコンセント長谷川氏のブログでECサイトのUXデザインについても触れている記事がアップされました。こちらも是非。
以前書いた記事をblogにアップした:UXの本質とは http://t.co/bHWbB73pwI http://t.co/o5eGPlGfmS
— Atsushi HASEGAWA (@ahaseg)
2014, 5月 2
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当日の他の方のブログ(見つけた範囲のみ)
情報デザイン研究室 http://asanoken.jugem.jp/?eid=2988
ma9no http://ma9no.com/?p=323
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transitkix · 11 years
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「物々交換の本棚」企画に見る、ことばが生み出すUX
こんにちは、Heberekeです。
先日、インターフェースデザイナーの中村勇吾氏がTwitterで言葉のデザインについてこんなつぶやきをされていました。
文章にはやっぱりそれぞれの「見た目」や「感じ」があって、(例えそれがウェブやアプリであっても)そこに対してデザインとして繊細に関わるべき局面がある、というかなり当たり前のことが、若いデザイナーには中々伝わらないのは、やっぱりブログ以降からなのかな。
— Yugo Nakamura (@yugop)
2014, 3月 18
例えば今「フラットデザイン」と呼ばれているような潮流は、単に立体感を排除したデザイン、ということではなく、間の置き方、言葉の選び方、ユーザーへの歩み寄り方などを含めたトーンの総体なわけです。アプリなどにおける細かな言葉使いなども本来デザイナーが考えるべき領域。
— Yugo Nakamura (@yugop)
2014, 3月 18
まさに! 言葉も大事な情報デザインで、ビジュアルと密接に関係する存在なんです。
今日は、わたしの経験した「ことばのデザイン」に関するエピソードについて、UX(ユーザーエクスペリエンス、ユーザー体験という意味)という観点から考えてみることにします。
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「物々交換の本棚」
「東京蚤の市」というイベントはご存知ですか? アンティーク雑貨屋さんが一同に集まる蚤の市で、「物々交換の本棚」という面白い企画があります。
これは「まだ見ぬ誰かと本の物々交換をしよう!」という企画で、会場には本を交換するための本棚が置かれています。
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(東京蚤の市サイトより)
来場者は、中身が見えないようにラッピングした一冊にメッセージを書き添えて持って来る。それを会場の本棚に置く時に、かわりに他の人が持って来た一冊を選んで持ち帰る。
誰かが持って来た本をもらい、そして自分の本が誰かにもらわれていく……本を介した面白いコミュニケーションです。私も去年の秋に東京蚤の市に行くことになり、ラッピングした本を一冊持って会場へ向かいました。
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当日は、会場を訪れると本棚にはすでにたくさんの本が並んでいました。どの本もかわいらしくラッピングされ、贈り主からのメッセージが記されています。
「これからハワイに行く人におすすめです!」
「犯人は誰なのかハラハラしつつ、結末のどんでん返しにビックリします」
様々なメッセージが並んでいてしばらく目移りしていたのですが、ふと一冊の本が目に入りました。
ブルーストライプの包装紙でラッピングされた本には、持ち主からのメッセージでこう書いてあります。
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「ストーブの前で読む本」
……これは? 中身が一体なんの本なのかわかりません。
たった10文字のことば。
ですがこのメッセージが目に入った時、ふっと脳内に
冬の寒い休日の午後、ストーブの前であたたかいお茶を飲みながらゆったりと本を読んでいる自分
という光景が思い浮かびました。
それが印象的でしたので「この本だ」という縁を感じ、本棚から連れて帰ることにしたのです。
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それ以来「あのメッセージ素敵だったな」とぼんやり気になっていたので、改めて分析してみました。すると、3つのポイントが見えてきました。
1つ目に、コンテンツベースではなく、ユーザーの体験ベースのメッセージになっている点。つまり、本の内容ではなく、贈り主が推奨する“この本を読むのに最適なシーン”をメッセージで提示することで、まだ見ぬユーザーに感情を呼び起こしたのです。
そして2つ目が、語りすぎず想像の余地を残している点。わかりやすくシンプルなメッセージなので、子供でも若者でもおばあちゃんでも、自分に近しいシーンの想像が出来ますね。
3つ目は、シーンの小道具に“ストーブ”をチョイスした点。ストーブということばからは、穏やかで、暖かみのあって、ゆったりとした時の流れを感じます。
類似表現はいくつかありますが、“暖炉”だとよりUXが向上しそうですが、日本の一般家庭にはあまりないのでシーンのファンタジー感が強くなる気がします。逆に“エアコン”“ホットカーペット”“こたつ”だと溢れ出る日常感で台無しですw
このように、たった10文字のことばでもユーザーの想像をかきたてることは可能です。
他の本のように、どんな内容の本なのかがわかるメッセージもけして悪くはないのですが、今回のような企画ではワクワク感があった方が強く興味を惹かれますよね。
デザイナーは「テキスト内容を考えるのは、ディレクターやプランナーなどそれ専門の人の仕事」という風に思いがち。だけど、言葉もデザインの一要素。情報を受け取る人の立場を想定し、ていねいに、わかりやすく、そしてワクワクを感じるようなことばになるよう、常に心がけたいと思いました。
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最後に、手元にやって来た「ストーブの前で読む本」とは一体何だったのか? と言いますと
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オノヨーコさんの詩集「グレープフルーツジュース」でした。
お恥ずかしながら、今までオノヨーコさんについて「ジョンレノンの奥様」くらいの認識が無かったのですが、この本自体もまさしく言葉の力を感じさせてくれる力強い一冊でした。
いやー、この贈り主さんのセンスいいなぁ。
余談
ちなみに自分が持参した本は、もの作りをする人にとっての名著「アイデアの作り方」でした。私の書いたメッセージは……↓
「デザイナーのたまごの方にもらっていただけると嬉しいです」
思いっきりペルソナ(誰に届けたいか)を絞り込んでますね……一番反省せねばならないのは私です。はい。
東京蚤の市 http://tokyonominoichi.com/
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transitkix · 11 years
Photo
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I love folklore costume.
Illustrated by Hebereke.
Adobe Illustrator
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transitkix · 11 years
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UX KOBE vol.02 「カスタマージャーニーマップ」
2014/2/8 13:00-18:00 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
こんにちは、Heberekeです。週末、神戸のUXイベントに初めて参加して来ました。
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神戸はマンホールデザインまでおしゃれ。そしてこの日は極寒だった…(後日体調崩しました)
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http://uxkobe-02.peatix.com/
今回のテーマは「カスタマージャーニーマップ」です。一度別の勉強会でやったことはありましたが、その時は運営側だったので改めて参加してきました。今回は初級編ということで、浅野先生もお手柔らかモードw
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講義の中から気になった話。
ピンポイントではなくコンテキストで考える「小林一三モデル」
前半の講義で、以前UX KYOTOでもちらっと出てた阪急グループ創業者の小林一三モデルの話が詳しくありました。人々が数ある鉄道会社からどの沿線に住むか考えるとき…
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「阪急沿線に住もう!」という決め手になるのは「時間に正確」「座席の座り心地がめちゃくちゃいい」といった電車の性能ではありません。
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人々はみな自分だけのコンテキスト(文脈)ベースで考え、「会社が梅田にある、週末は有馬温泉や京都へ行ける、沿線に子供を通わせたい学校がある、買い物は阪急デパート…よし、夙川に住もう!」と決めるそうで。それで沿線に様々なライフスタイルに関連する施設を充実させたそうです。
確かに、会社にいかにスムーズにアクセスできるかは引越の時に一番重視します。(…とはいえ会社から近すぎても嫌なので、会社徒歩圏内には住みませんがw)
サービスではお金は取れないが、サービスの延長線上にある製品でお金をもらう
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老人は自分に必要なサービスの提供先まで、1つ1つ自力で辿り着くことは難しい。
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複数の異なるタッチポイントが連携しながら、顧客に優れた価値を提供できるサービスを記述するためにカスタマージャーニーマップを活用します。
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ワークショップ
今回のテーマは「居酒屋の注文システムを作りたいので、ユーザーの行動観察をして改善策を考える」でした。
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まずはグループ内で1人ずつ居酒屋に関するインタビューを行います。
※ただし、ユーザーを知るには参与観察(自分でやってみる)や行動観察(それをやっている人を観察する)が基本であり、インタビューはやり方を間違えるとほとんど役に立たないデータしか取れないので気をつけましょう…
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「脱線も許容、うまく元に誘導」っていうのが難しい。
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インタビューを元に、チーム内でリードユーザーを決定。新しい価値創造にはめちゃくちゃな飲み方をしているようなエクストリームユーザーを選出した方が良いとのことで。
「プラグマティックペルソナ」「脳内マップ」「ステークホルダーマップ」を描きます。ペルソナは…今回かなり個人情報が含まれるので画像割愛しますw
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これがカスタマージャーニーマップの記述例。
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どんどんインタビュー結果から情報を読み解いて行きます。感情が大きく変化している部分に、サービス改善の糸口が隠されているのでそれを探ります。
このとき「洞察が足りない」というのを先生からの指摘が。見たままの現象をそのまま捉えるのではなく、「なぜユーザーはそう思ったのか?」「なぜそれが楽しいのか?」など深層まで感情を紐解いていった先に真実が見えるとのこと。トヨタのなぜなぜ5回ですね。
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他のグループの発表も面白かったです。あ、ここのチームも知り合いがエクストリームユーザーに選ばれてるw
この引越のキズ防止緩衝剤(?)で出来た特注ボードいいなあ…会社で備品で買ってもらいたい。
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終了後、体調がすこぶる悪くなってきたので懇親会はそこそこに帰宅。初めてお会いする方も多く、また新たな知見が得られた一日でした。
ちなみにUX KOBEは4月以降も続々と開催予定だそうです、是非。
当日の講師/参加者の方々のブログ↓
情報デザイン研究室 http://asanoken.jugem.jp/?eid=2922
THINK PLATFORM LAB http://i-plug.co.jp/thinkplatform/ux/16/
yulily100's blog http://yulily100.hatenablog.jp/entry/2014/02/10/230753
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transitkix · 11 years
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つくることのほとんどはみることです。あたらしいなにかをつくるきっかけは、これまでのわたしがみてきた物事のなかにあります。この世界のなかで、なにを、どのように「みる」かが、すべての「つくる」ことの基本です。
2013 デザインあ展 ディレクター中村勇吾氏 http://www.2121designsight.jp/program/design_ah/message.html
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transitkix · 11 years
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UIデザインについて理論武装をする 紙デザインやパッケージデザインからデザイン業界に入ったのでわかるのですが、UIデザインは理論と人間工学・心理学の世界です。「なんとなく」「かっこいいから」があまり通用しない。 (中略) 日本語のUIデザイナーの記事を読むと、「側」というか、外枠飾りだけの事をさしてる事もあるので、ぜんぜん違うよ。って事を言いたい。
ゲーム系UIデザイナーの勉強を2年近くやって思った12のこと。 - meycoのUX&UIデザイン技術メモ
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transitkix · 11 years
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UX KYOTO 2013 #03「ユーザー評価(観察法)」
2013/12/7 13:00-18:00 はてな京都セミナールーム
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こんにちは、Heberekeです。
今回参加したUX KYOTOの課題は、「京都にある観光施設の公式サイトのユーザー評価」。ワークショップも回を重ねてだんだん慣れて来たような、思考スピードも少しずつですが上がって来ているのを感じます。
ワークショップ内容(約5時間)
事前に課題サイトをじっくり使い込んでみる
タスクを決める(仮説ペルソナ、シーン、シナリオ、タスク)
被験者を選ぶ(今回はノービス2名、エキスパート1名)
冒頭説明後に記録スタート
終了後にインタビュー
問題箇所や改善案を分析
発表
ユーザーテストはモデレーターをやったこともあるので、割と全体像は理解しやすかったです。個人的には事前調査時に「うーん、この課題サイト、正直デザイン的にはどうかな…?」と思っていたのですが、なんと被験者の結果はエラーが思った以上に少なかったという。もしや、意外と利用シーンに沿ってる?
どうやら、開発者寄りの「体験を付加しなきゃ」視点が強くなっているようです。ユーザーがそもそもサイトに来る目的は何なのか、そこをすっ飛ばして、余計な付加価値を付け足そうとするのは要注意ですね。
以下、講義やワークショップ内で興味のあった箇所をピックアップで。
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評価手法
調査したい内容によって、適正な手法を選びましょう。
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ペルソナ
最近のアジャイル開発ではペルソナの簡略化がトレンド(プラグマティックペルソナ)。また、ユーザー評価のためのペルソナとUX評価のためのペルソナは異なるので、注意すること。
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シナリオ
アクティビティシナリオとインタラクションシナリオの違いを意識して、あくまでユーザー目線でのアクティビティを想定すること。
アクティビティシナリオ UI用語を使わない。実装に依存せず、抽象的なもの。時代性のない、普遍的な欲求。(例:Aさんは近所の美味しい店を調べた)
インタラクションシナリオ UI用語を使う。実装に依存し、具体的。デバイスに依存する。(例:Aさんは近所の美味しい店について食べログで検索した)
アクティビティシナリオでUI用語(ダブルクリック、ボタン、検索など)を一切使わずに、ユーザビリティの定義をさらっと盛り込むことが難しい!これができるようになったら熟練者だとか。
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インタビュー
複数の視点からの結果を総合的に考察。トライアンギュレーションの中心に真実がある。
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思考発話法
被験者にタスクを実行してもらいながら、思ったことを口にしてもらう方法。うまく喋ってもらうためのコツは「まずはじめに一連のタスクが書かれた用紙を、ゆっくり声に出して読み上げてもらう」こと。
これをやることで発話しやすい雰囲気になり、滑舌も良くなり、声を出しやすくなるそうで。なるほどね〜これは確かに被験者によって発話量に差があって悩んでたところなので、良い情報聞いた。
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HCDとUXの関係
UX(ユーザー体験)の基本はHCD(人間中心設計)。HCDもきちんと学んだ上でUXを実践すること、UXばかりを追求するとシナリオやペルソナで根拠のないものが出来上がってしまう。最近このパターンで失敗例が多いそうで。
新人に教える際は、ペルソナやシナリオから入るよりも、ユーザー評価を実践してからの方が良いとか。
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以上です。最終的な所感は次回後半戦のNE比分析にて。
※余談ですが、ユーザー評価(ユーザーテスト)については樽本徹也さんの「アジャイル・ユーザビリティ」も良書ですよ
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