魔女集会。
この国には美しく、賢く、恐ろしい魔法が使える魔女がいます。
彼女たちが時々大きな古城に集まって華やかなパーティーをすることを魔女集会と言うのです。
数年前、魔女集会で噂になっていたのは捨て子のことでした。
人間の考えはよくわかりませんが、見窄らしい子供がたくさんいたのです。
そして魔女たちは気まぐれに子供を拾い、育ててみようと一緒に暮らしはじめました。
それが、数年前のことです。
今や子供たちは立派に成長しました。
お手伝いが出来る子や、武術に秀でた子、果ては魔法を覚えてしまった子まで。
そんな話を知ってある魔女が言いました。
「あら、誰の子が一番なのかしら」
次の魔女集会は、子供を連れてくることになってしまいます。
この国には美しく、賢く、優しい魔法が使える魔女がいます。
これは魔女と、彼女を慕う子供の、華やかな一夜のお話です。
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慟哭は復讐の声 2.僕は君たちのファンさ
2017年3月に行われたサタスペのキャンペーン・青空爆発ドッグスの最終話を小説風に脚色したものです。
病院の朝はどこか静かで、掃除が行き届いているせいなのか空気が余計に澄んでいるような気さえした。パットは目を擦りながら昨晩を思い出して全員を見渡す。眠気に負けた我々を乃木先生は外に放り出さず、危篤状態のアリエルの病室に詰め込んだ。それなりに仲良くしているらしいマヤンだけは毛布が掛かっていて、恭ちゃんは備え付けの固いソファに沈んで帽子で顔を隠している。ヴィンスは扉の横で遅くまで警戒していたが結局腕を組んで胡坐で寝ていて、一松はベッドサイドにもたれ掛って細い指をアリエルの手にそっと重ねていた。こんな寝起きも今までの仕事でもよくあることだったけれど、全員が死んだみたいに不気味だと感じてしまう。嗚呼、考えてはいけない、思惑は現実を呼ぶ。パットは雑に頭を掻いて眠気を散らした。その途端に電話が鳴り、慌てて取るとたぶん近所の人の声だった。パットさん、パットさんと呼ぶ声はどこか余所余所しく、脅えている。
「あなたの家燃えてますけど」
車に置いてあった荷物を整理しながら、マヤンはいくつかの食糧やお酒を取り出した。備蓄しておいて良かったと言い、それらを均等に分配しておまけに手榴弾もつけて全員に渡してくる。パットだけはそれに目もくれず、清々しい空の向こうに星座を見ながらさめざめと泣いていた。青空爆発ドッグスはパットの「消防が遅すぎるぞー!」の叫び声で目を覚まし、彼のアジトが無くなったことを知った。そんな安いところ住んでるからですよ、と嫌味を言ったのは崔で、どうせみんな燃えるよ、と諦め気味なのは一松だ。一つだけわかったのは、この件は長引けば長引くだけ住処が爆破されると言うことだ。
「そういえばヴィンスには渡さなくちゃいけないものがあったね?」
気が付けばマヤンの姿がそこに居らず、さり気無くヴィンセントの背後に回っていたことに誰も気が付けなかった。素早く起勢を行ったかと思うと亜流の緩慢な動きで空気を扇ぎ、大きな背中に気を入れるように手を押し出す。しかし衝撃を与える前にヴィンセントが半身を振り返りそれを力強く受け止めた。
「前はちゃんと受けてくれたのに今回は受けてくれないんだね……」
「いや二回も同じことされたら流石にわかるだろ」
じゃあこいつは受け取っておくぜと武骨な手をひらひらとさせるが、他の三人からはなにも見えなかった。一体なにを受け取ったのだろう。
「そういえばヴィンス、今回は銃が欲しいって言ってたよね?」
どういう銃がお好みかな? 火力が欲しいのか、扱いやすいものが欲しいのか。マヤンはまるで商人のように例を上げていく。ヴィンセントはこの中では戦闘が得意ではあるが、今まで肉体だけに頼っていて武器の類は扱ったことがあまりない。そしてこれからもメインで使っていこうと言う訳ではない。大袈裟なものを貰っても宝の持ち腐れと言うものだろう。
「取り回しのしやすい小型の物が良いか」
「じゃあ牽制用で良いわけだ。自動拳銃で良さそうだね」
しかしそう言ったあとのマヤンの表情は曇っていった。何度か呻いた後に、まずいよヴィンスと呟く。
「ここって意外となんでも揃ってるわけじゃないんだよね」
具体的にはオススメしようとしたベレッタを取り扱っている場所が無いと言う。軍艦島に行けたなら話は別だが、今は普通に歩くことすらままならない状況だ。無理はしなくて良いと気遣ったヴィンセントとのやり取りを見ながら、崔が思い付いたようにマヤンの頭をポンポンと叩く。
「マヤンくん、君だったらデリバリーで買い物したついでにベレッタも手に入るんじゃないのかい?」
少年は一瞬ポカンとした。それから納得したように部屋の隅に移動して徐に札束を取り出す。それらをバラッと宙に舞わせたかと思うと、両手をパンと叩き真面目な顔で目を瞑った小気味好い音が白に溶けていく。
「時計仕掛けの、名の下に」
全員が聞き取れたのはそこまでで、あとはよくわからない架空言語を途切れなく紡いでいる。あれはマヤンがたまにやる奴なので今更突っ込んだりはしないが、舞った紙幣が金色の光を放ち彼の手に集まっていくのをいくら眺めても理解はし難いと思えた。合わせた手をそっと放していくと、光が一つの銃を象っていく。おまたせ!とニッコリ笑った手の中にはベレッタが既にあった。そう、欲しかったベレッタだ。ヴィンセントは一拍反応を遅らせてから受け取った。ついでに移動用のヴェスパの鍵も渡される。
「僕はJAIL HOUSのほうに顔出してくるよ」
もうちょっとご飯とか必要だしね、と軽快にシトロエンを出していった彼を見送ると、全員も行動しようとその場を後にした。
とにかくミナミ以外にも行けるようにしなければ、と方針が決まったのでまずは取っ掛かりを見つけるためにパットが走り出した。大阪ドーム近くのコンビニへ行くと最近起こった奇妙な出来事でもないかと雑誌類を読み漁る。何故ドームに来たのかと言うと、ヴィンセントが推してきたからだ。
「ドームは敵がいっぱい来るじゃないか」
「……それは間違ってないけど間違ってるよヴィンス」
そんな会話をしながら乃木クリニックを後にしたが、なかなかの収穫があったかと思う。『話題のイメクラ森の仲間たち』とか『野球界の新星サザンクロスペンギンズ』とか『ドブネズミのように美しく生きる』とか、なんかあいつらっぽいではないか。亜侠の情報収集とはいつだってこういう違和感から始まるのだ。
さてみんなに報告しなければと携帯を取り出したところで、丁度良く電話が鳴った。番号は非通知だ。非通知?パットは前に大人たちから注意されたことを思い出していた。要は知らない人からの電話は出るなと言った忠告である。しかし今は出たほうが良いような気がする、微妙に悪いことをしている気分になったパットはキョロキョロと周りを見てからこっそり外に出てマルチボードでコンビニの屋根の上までやってきた。それから電話を取る。
「君たちが青空爆発ドッグスだね?」
声はなにかの機械を通したようにザラザラしていて、低音の男性のようだった。
「誰だお前は、名を名乗れ!」
「嗚呼、僕の名前はメガデ��プテス」
復唱しようとしたのどがつっかえる、なんだその滅亡した種類の古代生物みたいな名前。そんな覚え辛い男に電話番号を渡したこともなかったはずで、さてこの電話の向こう側にいる彼の気が知れない。
「一体何者だ貴様」
「僕は君たちのファンさ」
ファン。fanatic。狂信者と言う意味である。しばしば音楽やスポーツの文化活動に勤しむ者のことで、異常なまでに魅入られた楽しそうな人たちのことと思って差し支えないだろう。一体いつから我々はディスカバリーチャンネルを放送していたのか。まさか盗撮。現実と実績から遥かかけ離れた謎の支持者は、楽しそうに息を漏らしたあとに『奴らから身を隠す情報を教えてやるよ』と言った。
「なにが目的だ?」
当然ながら信じられないパットは誰も見ていないのを良いことに顔を強張らせていた。いきなり協力者が現れるなんて普通思わない、元より悲観的な性格だったので殊更に驚く。
「さっき言った通りさ」
「なにか言ってくるんだろ? 報酬だとかそういうので脅してくるんだろ?!」
「いやそういうのは良い」
そういうのは良いから落ち着け、と言われるが少年の手は今や色を失くして真っ白になっていたし、体の震えは収まりそうもない。その癖頭は沸騰しそうなくらいに熱く、千本針で刺されているような痛みがあった。震える声が、嘘だ、嘘だと呟き続けるので、メガディプテスはこれは駄目だと思ったのか簡潔に内容を答えた。ダンボールだ、ダンボールを被ると良い。システム的には、この国は変な人で溢れかえっているので変な人になろうという話だった。
「木を隠すには森さ」
「人を隠すにはダンボールか」
「そういうことだよ」
男はまたなにか見つかったら連絡すると言って電話を切った。通話終了の効果音を数回聞いてから、パットは苦しい鼓動を抑えながら携帯をしまう。そしてコンビニへ駆け込むとトイレの鏡の前でいつも使っている紅を取り出した。何故こんなものを持っているのかと言われると、そういう風習の元育ったのでと言わざるを得ない。どうしてそんなことをするのかについては、聞く前に親元を離れたためにさっぱりわかっていないし、勝手に魔除け厄除けの類なのだと思っていた。紅が底をついたときは、きっと化粧品を買うお金はないのでそのままやらなくなるだろうと思っているが、どうしてなかなかのびが良い代物で八年くらいは普通に持っている。今更もったいぶることもない。パットは赤を指で撫でると頬に描いていたペイントの延長線を加え始めた。
トイレから出ると店の隅に雑然と積まれているダンボールを吟味し始める。いくらまだ小さい体とは言え、人が一人入れる大きさのダンボールなどそうそう無い。あれこれと山を崩しているといよいよ店員が話しかけてきた。パットの渾身の隈取を見たその表情は引き攣っていた、そりゃそうだ。身を隠せるくらいのダンボールを、と尋ねると店員はバックヤードを探し始め、その通りに持ってくるなり逃げていった。なるほど確かに人払いの効果はあるようだ、悪いことをしたようにニヤリと笑うと、パットはいそいそとダンボールを被りいつも通りマルチボードに乗った。これで完璧だ、誰にも見つかることはない。彼はこの後、高速移動する箱型の飛行物体としてミナミを騒がせることを知らない。
その頃、先に乃木クリニックに戻ってきたのはヴィンセントだった。ミナミから出られない状況は思っていた以上に窮屈で、何処にも行けなかったのが正しい。仕方なく待合室に居座って知り合いに手当たり次第連絡しているところだった。ヨーロッパからやってきたハングリー精神を持つ輩は多く、境遇が同じと分かれば打ち解けるのも容易い。尤も蹴落とされるときは容赦も無い。今回はその時では無かったのか、二人ほどから有力な情報が貰えたのがラッキーだ。
一つ、欲の無い動物を信組とする新興宗教が多くなっていると言う話。これは動物園を支配しようとしていたキングの願望が大きくなった故の情報操作によるものではないか? そしてもう一つ、オオサカの水辺に流れ着く不法投棄で釣り人が困っていると言う話。あのロボットを作ったのだ、試作と失敗の数も多いだろう。それらはどこへ捨てたのか? どちらも調べればあの獣共に近付けそうではあった。
宗教に関しては崔が最近一悶着あったし、アウトドアは一松の日常である。二人に後は任せよう、そう思いながら一息つくために窓辺に近付いたヴィンセントは風を切って影を落とす塊を目にした。顔の半分くらいはある石だろうか、そう丁度鈍器になりそうな大きさの。そんなものが自分目掛けて飛んできている。思わずギョッとしながら、ヴィンセントは背中からバッドを抜き打線を見極めた。窓ガラスが派手に割れた次の瞬間には、かつてピンチヒッターとしてチームを勝利へ導いた一振りがその巨大な石を吹っ飛ばす。しかし強力なホームランを犯人の男は涼しい顔でその石を右手でパシッと掴んだ。長い虎の尻尾かと思ったが、辮髪のようだ。男は愉快そうに口角を上げると、スカジャンの背に鮮やかに映える虎の刺繍を見せながら茂みの中へ消えるように隠れてしまった。確か一松が言ってた奴かな。
若干苛立ちながら窓の外を睨んでいると、今度は電話が鳴った。番号は非通知である。雑に操作をして相手を尋ねると「嗚呼、今度はヴィンスかぁ」などとフレンドリーな口調で言われた。
「お前は誰だよ。まるで知り合いのようなことを言うな」
「パットから聞いてないのかい」
「いや、聞いてるけどお前のこと知らねぇし」
「そうか、そっかぁ……」
「名前も名乗らない奴を理解しろなんて無理だろ」
「メガディプテスだっつってんだろ」
「わかりにくいんだよその名前!」
理不尽なことで怒っているというのは、言ったあとに気が付いた。電話越しにしょんぼりした空気が伝わってくる。確かに善意で情報を与えているのに怒られるのはちょっと辛いかもしれないな……全く身に覚えのない相手だけど。
「で、なんの用事だ?」
「そうそう、新しい方法を見つけたんでな」
男はパッと明るい声で話し始める。今使ってるダンボールにセクシーなお姉さんのイラストを描けと言う話だった。これで敵の目を掻い潜ることが出来ると。真面目に聞くんじゃなかったとヴィンセントは頭を痛ませる。
「目立つけどヤバすぎるって目を逸らされる奴じゃないか」
「ふふ、君は馬鹿だなぁ。これに目を向けてる間にダンボールからスッと抜ければ視線を移すことが出来るではないか」
本当にその程度でどうにかなると思っているのか、こいつは。しかし胸を張っているのが目に見えるようなので、仕方なく生返事を返していると電話を切られてしまった。そもそもこの情報を話して実行する奴がいるか?と難しい顔をしているヴィンセントの耳に、ガコンとドアになにかがぶつかる音が聞こえた。またなにか敵がきたのかもしれない、しかし昨晩のリーダーの件もある。いや、そうでなくてもリーダーを島で一回殺しかけている身、次やったら信用問題に関わってくるだろう。ヴィンセントは考えてからそっと隙間から覗いた。大きな段ボールがあった。爆発もなにもしないようだとわかるとようやく扉を開けてその箱と向き合う。少しだけ空いた穴は視界確保の為だろうか、よく見知った大きく赤い目と視線が合った。
「ヴィンス?」
「リーダーか」
変にギクシャクしなくて良かったと思ったのも束の間、パットが段ボールから出てきた瞬間にその体は驚愕で固まった。顔面一杯に赤い線を広げた化粧が奇妙な他無かったからだ。
「顔どうした?」
「え、隈取だよ隈取。さっき電話で言っただろ」
「いや、俺の所にも電話来たけどさ、あいつ別に言ってなかったぞ?」
「念には念を、だ。ところでなにか手掛かりは見つかったか?」
「……嗚呼、そう、新しい策を教えてもらったんだが」
アダムスキー救世教大神殿は、その名前の割りには信仰心の薄そうな人々で溢れかえっている。あらゆるおまじないを心掛けている自分のほうがよっぽど神様を信じているような気もしたし、こんな奴らも救ってしまう神様など信じないほうが良い気もしていると、崔はドリンクバーをお代わりしながらエントランスを盗み見てからパソコンルームに戻った。席についているうちにホットコーヒーは冷めてしまっていて、質の悪さがまざまざとわかる。アダムスキーと言えばデジタル手法がお得意と言うのもあって、そちらの設備が充実しているのが有名だ。ずらっと並べられたコンピューターは宇宙人との通信手段の足掛けとして用意されたものを表向きは善意で市民に無料貸し出ししている。その実インターネットは独自のサーバーにだけ繋がっていて、信者があれこれとでっち上げつつ宇宙人を讃えただけのページに飛ばされるのだが教養に明るくない人間にはそれがわからないのである。そして宇宙人はなんでも解決してくれると思い込んだ彼らが入信するループだ。
しかしそのインターネットも抜け穴を使えばワールドワイドウェブへ飛ぶことも出来るし、おまけに動物占いが大人気と来た。どんな宗教でも動物はとかく密接に関わっているものであるし、神話なんか昔からアニマルパラダイスだ。つまりそこから新興宗教も着想を得ることが出来るのではないかと崔は思ったのである。今までお金をバラまいてきたけれどチームメンバーからは散々な言われようだったので、お大臣は封印だ。久し振りに集中してディスプレイを見続けている。わかったのは、自分たちがあまりにも唐突にテレビに出てきたので掲示板でアラサガシが行われていることと、秋頃にお世話になった紅葉狩りツアーが再開したことと、動物図鑑がamazonからオススメされることくらいか。よくわからないな、と思いつつドッグスの面々に連絡を取っていく。
最後に会話をしたのは一松だった。
「動物図鑑ってなにそれ。もうあいつら動物じゃないから意味無いじゃん」
「だって『もしかして:ムツゴロウ』とか出てくるんですよ。私たち完全に動物に詳しい人だと思われてますよ」
「その人一番遠い人だよね、保護もしてないし好きでもない」
「まぁこういうことなんですよ。一番有力そうなのは掲示板ですかねぇ」
「ちょっと見てみたけど、悪口流してるのが二、三人で固定されてるね。半年前の孤島の出来事も妙に詳しい、これがあいつらの手下だと特定出来れば情報は掴めるかも」
「なるほどなるほど、わかりましたよ……あれ?」
不意に画面にノイズが走ったのを崔は見逃さなかった。カーソルに砂時計が現れたと思ったらそのまま止まってしまい、うんともすんとも言わない。文字がブレていき、点滅にも似た状態になって数秒経つと恐らくパソコン関係者が一番見たくない青色が現れる。
「なに?」
「いや、ブルースクリーンになってしまいまして」
「えぇ……再起動してみたら?」
一松にそう言われて電源を落としてみるも、改めて点けた画面は相変わらずで崔は首を傾げながら本体をバンバンと叩き始めた。
「叩かないで恭ちゃん」
「テレビとかこうしたら直るじゃないですか」
直んないよ、と呟こうとした一松の耳に、なにやら不穏なざわめきが聞こえた。第三者の声がした。大丈夫かと聞こうとしたところで食い気味に大丈夫だよと崔が叫んだが、きっと自分に言ったのではないと唐突に切られた電話の通話終了音で察する。嗚呼、信者にバレたんだな……。
◇
JAIL HOUSへ行ったマヤンが食料を取りに来てほしいと連絡をしてきたので、一松は一通りうろついた後にそちらへ立ち寄った。ロボットの一件で場が混乱していたと聞いたが、一日経ってしまえば相変わらず亜侠が屯していて大量の酒臭さと品の無い会話が充満している。ここはこうでなくっちゃ、と思った一松の前にバーカウンターでつまらなそうに頬杖をしているマヤンが現れた。どうにもこの喧騒が苦手なのだと最初に集まったときに言っていたはずだ。詳しいことは聞かなくて良いと思ったので、どうこうしてやろうと言う気は無いがさっさと用を済ませてしまおう。
「マヤンちゃん、隣良い?」
「どうぞ」
「ついでに金くれ」
「……そう言われると思ってジャリ銭作っておきましたよ」
小さな拳が差し出されるので下に手のひらで器を作って待っていると、チャリチャリと金属の擦れる音が聞こえた。普段の生活ではほとんど聞いたことの無い音である、マヤンや崔にとってはゴミ同然らしいが少なくとも一松にとってはとても有用性の有る金額なのだ。ちなみに財布と言うものはドッグスの活動をするようになってから手に入れた。カエルの顔をしたポーチにそれをしまい込んでいるとさっき仕入れたバランス栄養食を並べてどれがいい? と尋ねてくる。メープルが好きだ。
「リーダーからダンボールの話聞きました?」
「なに言ってるんだろうねあの子」
「一応用意しましたけど僕たち凄く頭悪そう」
一応用意した辺りがマヤンの優しさと言ったところだろうか、一松は面倒臭いと思って探しもしなかった。
「嗚呼、恭ちゃんの話もしとくね」
「えっなに?」
「アダムスキーのところでパソコン壊したって。バレたら一日修理することになると思うんだよね、どうにか出来ないかな?」
「はい?」
まさに寝耳に水と言った表情でマヤンは目を丸くしている。わかる。こっちも吃驚し���。少年は頭を抱えて変な声で呻いたあとに、ちょっとリーダーと相談する、と引き攣った顔で言った。手伝えることがあったら言ってね、と声を掛けて、一松はノートパソコンを起動する。
結論から言うと大した情報は得られなかった。場所を特定出来れば活動場所がわかるかと思ったが、掲示板を盛り上げている十数人を手当たり次第調べ上げる時間は恐らくない。だったら頭を叩いたほうが早そうだと思ったし、そうするべきだと。しかしまぁ、この年になっても知らない自分に会えるのだなと一松は重い胸の内を撫でるように息を吐きながらいくつかの文章を見つめた。酷い言われようだ。益体の無い屠殺だとか動物虐待だとか、あることないことをよく言えるものだ。並べられた誹謗中傷を、せめてリーダーやマヤンが知らないようにと願った。いや、本当は大したことなんかじゃない、皆はもっとタフだしこの程度なんともないだろう。別にいいんだ。皆のことが心配で勝手に苦しくなってるだけだから。こんなことは知られたくはないな。
ノートパソコンを雑に閉じて、珍しく深い溜め息が小さい口から吐き出された。その顔にいつもの飄々とした微笑みは無い。眉間に皴の寄った切れ長の目が人一人を恨みで殺せそうな程度に暗い色をしている。少しの間ぼぅっとしていたが、やがて隣から上回る負のオーラを感じ取って一松はビクッとしながらそちらを見た。マヤンはこのひと時で目の下にくまを作っていて目は煤けた金色で要するに死んでいる。肌と髪の艶も無くなって口元に力は入っていなかった。典型的な疲れた人がそこにいた。
「ご苦労様マヤンちゃん」
頷きのようなうたた寝のような首の動きをしてマヤンは椅子に腰掛けると懐から濃いオレンジ色の酒瓶を取り出した。ラベルはカルヴァドスの一種だったと思うが、正規品かどうかまではわからない。彼は直接瓶に口をつけると急な角度でそれを煽る。あんなに綺麗な体でいたいと言っていたのに、と思うのは野暮だろう。
「良い飲みっぷりだね」
「飲まなきゃやってられないって奴だよ」
「そう、お疲れ様」
まさか一枚だけ魔の鋭角に折れていたなんて、マヤンがブツブツ言い始めるともう一松にはよくわからない話だった。金を時に変換し比喩的同義物による時間逆行を感知した猟犬に見つかってSANチェックとかさっぱりだ。この子リーダーと別のベクトルでおかしいんだよなぁ。
「これあげるね」
ようやく一松がそこにいたことに気が付いたようにこちらに顔を向けると、手元に数枚の札を紐で丸めたものが転がってきた。何故これをと疑問をぶつける前にマヤンは席を立っていて、もう入り口に向かっているところだった。その手には貴重品を入れるしっかりした小型のケースと白い粉が握られている。これからキメにいく人みたいだ。後でハルシオン錠を粉末にしたものだと教えてもらった。
「じゃ、リーダーのとこ行ってくる」
「いってらっしゃい」
彼がそっと消えてしばらくしてから車のエンジン音が聞こえた。危ない運転だけはしないで欲しいな、と思いながら一松はもう一度ノートパソコンを開いた。他の掲示板、出来れば地域を限ったところに書き込みがないだろうか。完全に絞り込めなくても検討がつけられればなんとかなるかもしれない。あとは位置情報を照合してみよう。結構な時間と精神力を掛けて、敵はミナミの北部で活動していると見て良さそうだった。それからいくつか見つかった画像の中で建物の中からチームを盗撮したものがあり、目につく全ての店から住所を割り出して、薬局がテナントに入ったビルであるらしいことがわかる。ここに入ってきた人物を確定出来ないだろうか。とりあえず出来ることはここまで、一松は携帯を取り出してヴィンセントに一連を引き継いだ。
マヤンと話した作戦は、なにも出来なくなるくらいなら無理やり眠らせて休ませようと言うことだった。OSの不調がこのオオサカでどれだけの災難かご存じだろうか、この町のパソコンは希に壊れやすく、文字通り寝る間を惜しんで直さなければならないのである。そして寝ないで過ごした亜侠と言うのは、それはもう使い物にならない。だからこその注射器とハルシオンだった。
乃木クリニックの玄関を蹴破ったまでは良かったがその後の動作が全くなかったマヤンを心配しながらヴィンセントとダンボールが出迎えてくれる。少年の柔らかい頬はげっそりとしているようで、一切の覇気は感じられない。もはや掛ける言葉も見当たらず、ヴィンセントは黙って車の荷物を運ぼうと外へ出た。
「どうしたマヤン、顔色が悪いぞ」
ダンボールから這い出ながら顔を芸術にしたパットが話しかける。一瞬の間を置いてから力無く手招きをした後、彼は上着から品の良い箱と白い粉を見せてきた。こそこそと悪巧みのように顔を俯け合い、やつれた声が使い方を説明していく。箱の中身は時計だった、ケースが二段に分かれていて下に細く小さい針のようなものが入っていて、マヤンはそれが弾だと言った。針を巻くためのつまみを押すと、この針が標的目掛けて飛び出すらしい。文字盤のカバーガラスを開けると照準器にもなる。
「えっなにこれ! 凄いスパイっぽいよ!」
対してパットのテンションは爆上がりだった。そりゃどこぞの高校生探偵っぽい装備の、しかもマジもんを使えるとなると心が弾まないわけがない。それだけで彼が良い仕事をしたと褒めてやりたくもなる。一体どこで見つけたのこんなもの、と勢いで尋ねたかったが、ただマヤンが取り繕えないほどに顔色が悪かったのでグッと飲み込んだ。それが通じてしまったのかマヤンは自嘲気味に笑う。
「正直これ買うときはノリノリだったんだけど途中で疲れちゃってさ……」
「そっかそっか……」
小さな肩をポンポンと叩くといよいよマヤンが泣きそうだったので、どうか休んでほしいと思った。ちょうど良いタイミングでヴィンセントも食事を持って戻ってきて、それらを必要な分だけ分けていく。昼食もまだだったらしく、棒状の栄養調整食品を貪るマヤンは「とりあえず後は任せたから」と良いながらベッドのある部屋を勝手に借りに消えていった。
「ついていくか?」
「ついてきてくれんの?」
「恭一囲まれてんだろ、全員と戦闘になったらどうすんだ」
「そうならないように頑張るけど、心強いよヴィンス」
「じゃあさっさと行こうぜ」
「うん、行こう」
折角良い情報が手に入ったところなのにこんなトラブルに見舞われるとは。白い服に頭の円盤をくるくる光らせた信者に囲まれながら、崔は何度も壊れてないことを強調して説明した。モニターはとっくに電源を落としたが、どうしたどうしたと詰め寄ってくるものだからバレるのも時間の問題かもしれない。崔は人だかりの中心でいよいよ言い訳も思いつかなくなっていた。
「いやこれは違うんだよ、直る直るちょっと待って……!」
弁償だ何百万円だと怒鳴ってくる老若男女の声に普段の落ち着きも失くしてしまい、心情を表すように帽子がずり落ちてきた。こんなに囲まれては逃げることも難しい、そうでなくても狡いことは出来ない性質だと自負している。だから机の裏、自分の後ろにダンボールが迫ってきていることには気が付かなかった。
「悪いが恭ちゃん、眠って貰おう」
ヴィンセントが崔の位置を確認して伝えてくるなり、パットはダンボールを被り突撃してしまった。どうにも猪突猛進の衒いがあるようだ。しかし素早さとは最強のステータスである、先手を取るための手段に仁義などは無い。少年は誰かに見つかる前に、誰よりも早く狙いを定めて腕時計型麻酔銃を撃った。流石に初めて使う銃なので大分緊張はするし、一松が教えてくれた薬の回りやすい部位は分かり辛いにも程があるが、なんとか当たったようだ。僅か小さい針はキラリと光りながら、勢いを落とすことも無く崔のうなじに刺さった。途端に彼の体がグラつき、足を滑らせて後ろに倒れ込む。拍子にキーボードに後頭部がバァンとぶち当たり、いくつかのアルファベットが宙を舞う。白い幽霊みたいな恰好の人々がアストラル体が飛んで行っただの意識体だけが逃げただのと騒ぎ出し、追い掛けろと言い合いながらバタバタと去っていった。ミッションコンプリート。
「大変だな」
鮮やかに事を終えたリーダーのことを眺めていたヴィンセントはボソッと呟いた。頑丈な体は人波に薙ぎ倒されることはなかったが、まぁ倒れるような事態にならなくて良かったと思うべきか。そのままずるずると眠った崔を運ぼうとするので、流石に手を貸さなければと駆け寄る。脱力した崔に肩を貸すような体勢で移動すると、施設の影に停めてあった彼のスバル360R2の座席に横に放り込んだ。いびきはかいていないが眉間にしわが寄っていた。
ぐったり二人目のパットを車で待っているように言ってから、ヴィンセントは一松に教えてもらったビルを探し始める。住所がわかっているので割とすぐに見つけられたものの、怪しい人物に関しては五万といるからと訝し気にされてしまった。有力そうな心当たりは、カワイイ女の子のキャラクターの着ぐるみが近くでチラシを配っていて、休憩すると言ってビルの二階を使っていたことくらいだ。それがあの女の子かどうかは判別が付かなかった。こういうのは女のほうが得意だろう。一松を女扱いしていいのかという問題は、置いておいて。
空には早く動く雲が浮かんでいて、見ているとちょっとだけ楽しい。崔の慎ましい寝息を聞きながら、パットは助手席で豆の缶詰をウォッカでつまんでいた。ヴィンセントがいなくなったあと、重たくなった肩を回しながらストレスの負荷を認識してしまってややしばらくはなにもしたくない気分だ。だと言っても他人にとっては知る由もないことで、遠慮無く鳴り響き始めたカンフー映画のテーマソングが携帯の呼び出し音であることをようやく思い出すと忌々し気に耳に押し付けた。
「誰だお前は!」
「やっほー!」
切った。またチャララとイントロが始まる。
「誰だお前は!」
「やっほー!」
やはり切った。
しかし二度あることは三度あるとも言い、こんなタイミングで前に言われたマヤンの「女性からの電話を切るのはとても失礼なことだと僕は思うな」との苦言を思い出して渋々、嫌々、やむを得ず、仕方なしに電話に出るともう一度砂糖が溶けたような可愛いソプラノで挨拶される。
「誰だお前は」
「リボンちゃんだよぉ」
「お掛けになった電話は」
「明日の朝デートしよ?」
パットは一瞬時を忘れ、眉間に手を当てながらゆっくり息を吐き出した。そして確認するように彼女の台詞を単語ずつ呟くと、啖呵を切るように言い放つ。
「この危機的状況でデートに誘うってどれだけ非常識か解ってない?」
「だってパットが一日会うなって言うから電話したのにそういう対応って無くなぁい?」
「なら仲間の危機をなんとかしてもらおうか?!」
「えーだって私には関係無いしぃ」
あいつらのやってることなんて知らないもんっ。拗ねるような口振りに、彼女が電話の向こうで柔らかい頬を膨らませているのが目に浮かぶようだった。それを考えると愛しさのあまり抱きしめて何度でも謝りたいし、機嫌取りとばかりにぷぅとした艶やかな唇にキスを、って俺はなにを考えているんだ。ふぁっく。余った百倍の憎しみが左手の中指をキッと立たせる。しかし、こう何度もちょっかいを掛けられるのも今後困るだろう、一度相手の要求を呑み込んでやって満足させるべきかもしれない。パットは狂犬のような唸り声が聞こえないように悩みながら、金は出せないから奢ってくれとだけ頼んでデートの誘いを了承した。嬉しそうな息遣いがそっと耳に届いた。
「パットは話わかるぅ」
嗚呼、それはもう花が咲くように美しく笑っていることだろう。想像するだけで胸が高鳴るが、苦しさのほうが勝って上手く声が出てこない。油の切れた機械のように、パットはぎこちなく抑揚のない声をしていた。
「どこにいけばいい?」
「なに言ってんのよ、デートって言ったら男の子が決めるもんでしょ」
「わかったよ……」
こんなにときめいていても女って面倒くさいな、と言うのも本音だ。ようやく出てきた安堵は溜め息になって台詞に混じり、大変に嫌そうになった。そんな態度も、素直じゃないんだからと彼女は笑う。さて、場所はどこがいいだろう。言い掛かりでも追われている身、出来るなら刺客の目を欺けて、他の不特定多数もこちらを気にしない場所が良い。木を隠すなら森と言ったか。
「悪いが大阪ドームに来てくれ」
「うんわかった、明日の十時ね」
楽しみにしてる、とリボンちゃんは慎まし気に言った。それから軽いリップ音がした気がするのだが、パットはもう意識を手放していた。眩暈と頭痛で耐え切れなかったのか少女のキスにハートを射貫かれたのかは、もう定かではない。日が傾き始めた頃に戻ってきたヴィンセントが発見した彼の姿は白く、魂が近くを浮遊していたと言う。
俺たちはこういう奴らだよ。そう嘲笑ったのは他でもないリーダーだったと、一松は記憶している。青空爆発ドッグスはいつだってかっこよく決まらない。最後に依頼を成功させてはいるが、その過程は失敗ばかりだ。そんなものと言ってしまえば仕方が無いのかもしれないが、しかし今回はそれで良しとしてはいけないのだ。キャラクター物の情報を漁った挙句に辿り着いた「着ぐるみの中でセックスしたいあなたへ」とか言う広告がでかでかと表示された画面を見ながら、一松はモコモコした赤髪を両手でぐしゃぐしゃと乱した。テーブルには数十分前に食べたお菓子の箱がまだ転がっている。マヤンちゃんのあの哀愁漂う背中を思い出したら、悪い予感がしても頑張らないわけにはいかなかった。
バーテンダーがもの言いたげにこちらを見てくるので、小銭を投げつけながらジントニックを頼んだ。そうだ、整理し直そう。まだ辿ってない情報がある、水辺の不法投棄だ。流れてくるならそれまでに目撃証言があるはずだろう。オオサカの地図を見ながら水路を確かめつつ、発端を探していくとどうやら道頓堀近くに大量に廃棄されているものの内比較的重たいものが沈んでいるようだ。そしてこれらのパーツはロボットを作る過程のものだともっぱらの噂で、ある程度完成された精密機械を分解したところ動物の生態を真似た機構を使っているとのこと。そういえば動物に纏わる機械を作る会社が前に有名にならなかったっけ、と言う書き込みを見た瞬間、一松の携帯が鳴った。
「もしもし?」
「メガディプテスですどうも」
もはや恒例になった、ノイズ混じりの男の声だ。
「あー、あのうちのチームに変なことを吹聴して回ってる」
「変なこととは失礼だな全く」
「それで何の用かな?」
「吾研究所で開発されたキエテナクナールを使えば自分の姿を消して移動できるようになるんだよ」
そりゃまぁ唐突だな。ハハハ凄いだろーと見えもしないのに威張っている彼に、だったら最初からそれをくれれば良かったじゃないかと言う文句は飲み込んだ。
「凄いけど、それは貰えるのかな?」
自慢で終わりか? と尋ねた一松の元に、バタタタタタと小さな駆動音が近付いてくる。横を見ると丁度小さいヘリコプターみたいなものが空を飛んでいた。確かドローンと言う奴だ、それが小包を抱えてゆらゆらしていた。ドローンは大きく斜めに傾くと、その反動で箱を落として用は済んだとばかりに去って行く。味気無い包装は突然動き出すことも無かったので一松は手に取って蓋を開けた。
中身は更に小さくて、ペンギンを象った丸いピンバッジのようだった。くちばしの部分が出っ張っていてボタンになっている。一松がパーカーにバッジを取り付け躊躇い無くボタンを押すと平坦な胸の辺りから色が消えていき、周りが透けて見えた。
「周囲の反射率を即座に計算してマイクロ単位の物質を放射し君をガード、その反射率を再現して一分くらい風景と同化出来るのさ」
「結構とんでもないもの作るね」
「まぁ、これに見合う活躍を期待しているよ」
◇
いくつもの街頭とすれ違いながらスバル360R2は夜の道路を走り、僅かな振動を横たわる体に伝えていた。着メロはどうにもしっくり来ないので貰ってからずっと強めのバイブを設定していた携帯が、今震える。未だ朦朧とした意識のまま、崔は届いたメールを開くと説明も無しに画像ファイルが添付されていた。寝こけながら画像を確認するとどうやら知り合いのようだった。いや、知り合いと言えるものだろうか、確かに妙に世話を焼くようになったけれど。コンクリートが打ちっ放しの暗い室内に、簡易な木製の椅子、そこに座らされキツく縄で縛られたカスミの姿があった。眠い目を擦りながら更によく見ると、なんとも大仰にプラスチック爆弾やドラム缶が積まれている。またこの人は厄介事に巻き込まれたようだ、しかし今回は私の責任なのか? 崔はもう一度メッセージが無いことを確かめると、誰かから掛かってきた電話に対応した。
「もしもし?」
「へけっ!」
もう可愛らしい声を捨てたのによくもまぁ猿芝居をするものだ。崔は理解出来ないとでも言いたげに眉を顰める。
「なにか誤解があるようですねぇ。その人は私とはなんの関係もありませんよ」
「おや、それはどうかな?」
「えぇ、かたや亜侠の私と前回のクライアントで大手に努める人ですから。なんの接点もありません」
接点が無いというのも素っ気ないだろうが、深い間柄だと思われても困る。少なくとも今は他人であったほうが良い。しかし、公太郎は高笑いに臥すと、それならそれで構わないと言った。そう言えばネズミ総選挙では敵だったのか、個人的な恨みもあるわけだ。
「これ虎っ子には反対されてるけどね」
「嫌なネズミですねぇ」
愚痴を言うように呟く。
「これでもファンは多かったんだけどね」
「皮を被っていたからバレなかった、一部の人間が騙されただけでしょ?」
「タレント稼業なんてそんなもんさ」
「じゃあ引退ってことで納得して欲しかったんですけど」
「そうさな、もう人間だから引退はしてるさ」
ただやり残したことはある。その声にはなにか強い意志を感じたが、崔にはまるで興味の無い話だった。どうせこちらにはろくでもない話に違いない。他人事のように、まぁ上手く行くと良いですね、と思ってもない言葉を投げ掛ける。公太郎のほうはなにが楽しいんだが声を抑え切れないようで、この爆弾は一日で爆発してしまうよと宣言してきた。明日の夜にカスミが死ぬかもしれないと言うことだ。
「目の前でなにか起きるようでしたらこちらもそれなりのことはさせて頂きますよ」
「嗚呼、是非足掻いてくれよ」
「では近い内にお会いしましょう」
「その時を楽しみにしてるよ、へけっ!」
もはやただ不快な掛け声だけを残し、その通話は途切れてしまった。掛け直そうとも思わないし、今は眠気のほうが勝って面倒臭い。くあっと欠伸を一つ吐き出してから、運転席と助手席に誰かが座っていることに気が付く。嗚呼そりゃ、自分は寝ていたのだからチームの誰かに運ばれているわけだ……。なけなしの気力を振り絞って前を覗き込んでわかったのは、ハンドルを握っているのはヴィンスで、助手席には泣き声が聞こえるダンボールが鎮座していることである。
「ヴィンス、これなんですか」
「リーダーだよリーダー。運転中だからなんかあんならそっちに話してくれ」
それも道理かと納得しながら、リーダーと呼ばれた物体をトントンと叩くとダンボールが持ち上がって顔が見えた。なんというか酷い顔だった、化粧が落ちてドロドロになっている。憐憫極まりなく、崔がコートのポケットからハンカチを出しパットの顔から紅を拭き取ってあげると白くなった肌が現れた。血の気が無いと言う意味で。
「大変面倒をお掛けしたようですね」
「いやいいんだ、恭ちゃんのせいじゃない。ゾンビとデートしなきゃならなくてね」
「嗚呼そう言う……ええと、申し訳ないけど知り合いがこの件に巻き込まれてしまいまして」
画面を見せながら、携帯をパットに手渡す。もう少し面倒掛けることになりますよリーダー、崔はそれが限界だったのか返答も聞かないまま座席に寝転がった。閉じた瞼に、一瞬だけ画像のカスミを思い出す。可哀想に。自分を疫病神と言ったのは果たして誰だったか、昔から言われていたのか、それともドッグスに入ってからそんな不運に付き纏われているのか。周りを巻き込んで大抵のことが上手く行かない亜侠なんか珍しくない。
「私は疫病神でねぇ、私と関わってしまったらあなたにも悪いことが起きると思いますよ」
ならば敢えて逆手に取ろう。こちらも不幸に見舞われているが、あちらも最終的には大損だ。崔は届くわけもない皮肉めいた忠告を呟くと、一足早く夢を見始めた。
マヤンからのお願いの電話で自分を取り戻したパットは、やることが残ってるヴィンセントと別れて乃木クリニックへ戻っていた。会計曰く、今日は疲れたから買い物が出来ないとのこと。朝にアジトが無くなったところなのでそれだけは確保しなければならない。力の抜けた成人男性を半身に背負いながら病院を訪ねれば、相変わらず知性に溢れた顔立ちの先生が怪訝そうにこちらを睨んでくる。パットは可愛い顔立ちではないから愛欲の目で見られることはないが、決して優しくもされない。土下座も辞さない勢いで必死に頼み込み、財布の中身をチラつかせてようやくしょうがねぇなと温情を貰うのだった。
通されたのは地下の倉庫だった。ある程度整理はされているものの、掃除は行き届いておらずこの季節には肌寒い部屋だ。薬品棚がひしめき合っていて通路に寝られるかも怪しい。ここなら空いてるから使っていいよと言い、先生はぶつくさ文句を垂れながら去って行った。せめて毛布くらい貸して貰えば良かったかもしれないと思いながらぴくりとも起きない崔をロッカーに押し込み、マヤンへの連絡用に写真を撮ってから自分はダンボールを被って眠る。どこにも怪しいところは無い完璧な擬態である。スニーキングスキルの高さ、是非褒められたいところだ。尤もドッグスのメンバーは一様に冷めているので褒めてくれないのが目に浮かぶ。
一方その頃、マヤンは送られてきた写真と「この中に恭ちゃんが隠れている」に対して、溜め息を吐いた。手の込んだクリアリングには感心するが、崔を隠した場所はどう考えても死体のそれである。ロッカーでしょ、わかるよ、リーダーの考えてることなんて僕にはわかる。敵から姿を隠すためとは言え、年上に対してこの扱いよ。場所はこの際どこだって構わないけれど。そう腹を括りながら辿り着いた新たなアジトで、疲労のあまり勢い良く酒瓶を煽ると僅か数滴しか舌に落ちず、いつの間にこんなに飲んでたのだろうと若干後悔しながら携帯から巨大掲示板へアクセスする。なんてことはない、近隣で怪しいことをしている輩を適当に告発しているスレッドだが、白衣の男が炎天堂に入っていったのを見かけたと言う書き込みを見つけるとカスミの一件を教えてくれたヴィンセントに折り返し連絡をした。今日はもうこれで休ませてほしい。マヤンは力尽きたように床に寝そべると、そのまま意識を手放した。
「カスミさんが攫われた?」
電話越しで一松が半ば呆れたように聞き返してくる。
「向こうからの嫌がらせだ、可哀想だしなんとかしようぜ」
「いきなり言われても」
「それに死んじまったら恭一、引き摺ると思うんだよ」
ヴィンセントはなんとなくそんな予感をしていた。それなりに彼と仕事をしてきたつもりである、崔と言うのは構いたがりな癖に理由を付けて相手との距離を無意識に置いて、もう随分会わなくなる相手でも心配していると話題に上げる男だ。誰かがいなくなるのが寂しいのに自分からは手を伸ばせないらしい。相手の手も取れないらしい。どこか悟ったような顔をして、黙ってしまう男なのだと考えている。本当のところははぐらかされてなあなあになっているからわからないけれど、とにかくカスミが死ぬのは駄目なのだ。
「……その相棒の勘に免じて協力するけど、手掛かりはあるの?」
「ある。軍艦島の労総本部ビルで爆弾を大量に購入していった白衣の男がいるとさ……あ、やっべコンビナートに見つかった、後は頼むな」
ヴェスパのエンジンをふかしたあとに大急ぎで切られた通話に耳を痛くしながら、一松はそりゃ無茶だろと思いつつパソコンから顧客名簿をハッキング出来ないかと打ち込んだが、接続直後に不審な添付ファイル付きメールが大量に送られてきてすぐさま引き返した。検索サイトのトップに『阪神まさかの敗北』の文字がでかでかと掲げられている。これはしばらく道頓堀に近付けないな。
パソコンを閉じるとわざとらしい咳払いが一つ、胡乱気なバーテンダーが昼と同じように注文を待っている。結構な時間座って酒を頼み続けていたし、これ以上は二日酔いが心配だ。弱いほうではないが、不調を持ち越したくはない。帰って寝なければ、と思ったところでそもそも帰る場所が無いことを思い出した。
「マスター、ご相談が」
一松は財布の蓋を開けると、そのまま下に向けてバラバラと小銭を落とした。バーテンダーどころか、周囲の客も驚いたようにこちらを見つめる。交渉に置いてインパクトと言うのは大事だ、路上生活者の手持ちなんてたかが知れているから普通に渡したところでどうせ相手にしてもらえないだろう。
「休める場所を探してるんだ。どの部屋でも良いから、これで買わせてくれ」
バーテンダーはお金を丁寧に懐に仕舞い込み、一松をカウンターの奥の部屋へ、そこから地下へ続く梯子を降り、カビだかホコリだかで汚れ切った場所へ案内した。樽が所狭しと並ぶ古い酒蔵だ。部屋の隅に蜘蛛の巣があるのが懸念されるが、屋根があるのは素晴らしい。あでもそこらへんの酒は飲むなよ、いつのだかわかんねぇから、バーテンダーは軽い口調でそういうと店のほうに戻っていった。
この部屋には蝋燭すら無いようだ。一松はいつもの癖でパーカーのポケットを漁ってから、ジッポーは失くしてしまったことを思い出して仕方無く壁にもたれ掛かった。部屋が暗いならさっさと寝てしまおう、明日だって朝から動かないといけないのだから。
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慟哭は復讐の声 1.奴が帰ってきた
2017年3月に行われたサタスペのキャンペーン・青空爆発ドッグスの最終話を小説風に脚色したものです。
いつの間にか久し振りに飲もうぜなどと言い合える連中になってしまった。それに二つ返事で喜べる仲になってしまったのだ。誰がなんと言おうとも、自分たちが実のところどう思っていようとも。
「みっちゃんとリーダーはまだ来てないみたいですねえ」
ダイキリを片手に呟いたのは崔恭一だった。紫の瞳は壁に掛かっていた時計を確認したがさっき見たときと変わらず二時十七分で止まっているらしく、当てにならないと顔をしかめては酒を煽った。よく見たらガラスが割れているし中に蜘蛛の巣が入り込んでいる。
「まあリーダーが時間にルーズなのは今に始まったことじゃないですしね」
酒を勧めてくる悪い大人にNOが言える優等生DB・マヤンはカラシニコフを玩具のようにして遊んでいる。チョコレートの盛り合わせは地下の籠った熱で溶け始めているところ。室内でのマナーと言って着こんでいた帽子とコートとジャケットも脱いでいた崔も少し暑そうだ。
「一松も適当なところあるしな」
黒くないビールをぐっと傾けて一気に飲み干したのはヴィンセント・ジョーンズ。空いた腹にアルコールは良くないと頼んだつまみに手を付けないまま三杯目だった。口に白いヒゲがついたのを褐色肌の少年が揶揄い、黙って手の甲で拭う大男を横目で見ながら、自分は次にどんなものを飲もうかと崔は考える。昔から所以だの謂れだのを考えるのが好きで、特に拘ってるのがジンクスだ。ちなみにダイキリについた意味合いとは、希望らしい。
例え亜侠などと言うボンクラであったとしても酒を飲むなら日が落ちてから、全員が揃ってからと思っていたのにリーダーであるパット・ユーディーともう一人の一松三子が現れる気配が無いので痺れを切らして諸々を注文したのが三十分前になる。お決まりになってしまったこの個室はそれはもう店の奥の奥で、料理の映えなど気にもかけない白熱灯が光るばかりで外が今どんな様子なのかは把握できない。相変わらず狭い部屋はあと二人を収容出来るのかも疑わしいくらいだがパットはまだ成長しきっていない少年だし一松は枝みたいに細いから結局は大丈夫なのだろう。
「なんだっけ? パソコンのCPUのクロックアップ? あれに凝ってるって言ってたっけ。僕わかんないです」
銃を傍らに置いたマヤンがもうぬるくなってしまったオレンジジュースを少しだけ飲んだ。
「まあ……一松のほうは最近恋人も出来たしな」
「最近? もう半年も前の話ですよ。若いんだからその感覚は治しましょうよ」
「いやいや忙しかったからさ、時間が経つのが早かっただろ」
最年長に老いを指摘されてヴィンセントが焦る。言い分はまぁ、わからなくもないが。
「この半年の間になにがありましたっけ?」
因幡の白兎が頼んできた件は何ヶ月前でしたっけという少年の問いに、三人は六ヶ月を思い浮かべ始めた。ワニとサメが合体した化物を海上に浮かぶ船から相手するのはシビアなものだった、舵を取ったマヤンは免許を取れる腕前に変わり果て、依頼人のウサギに騙されたとわかるとこういうときはパイにするんだよと一松が喜々として包丁を研いでいたこととか。さるかに合戦は親の敵討ちをとカニが頼んできたが実際にはサルはむしろ良い奴で、カニ率いる詐欺師集団が豪邸を奪い取る算段だったらしい。甲羅が嘘みたいに硬くて銃弾を物ともしないので崔が無理だと泣き喚き、結局ヴィンセントが手足をもいで物理で解決させた。あと一回だけ珍しく人間がやってきて某盟約で秘密裏に開発されているウィーゼルの詳細を調べてくれとのことがあったが、実際に生み出されていたのは洗脳された殺人イタチであった。結局動物じゃねえかとパットが叫んでいたが同情禁じ得ないぇ
「どうでもいいですけど本当に動物関係多いですね、ウチは」
ようやくグラスを空にして、店員を呼ぶのに立ち上がりながら崔は呟いた。
「なんか呪いなんじゃないですか」
マヤンが言った。割と呪い染みた運命だと。錬金術師が言うと洒落にならんなとヴィンセントは追加のジョッキを頼んでいた。
それから十数分、パットと一松は未だ来て居らず、幸運にも趣味の近い者同士であったため途切れなかった会話に割り込んでマヤンの携帯が鳴った。数年前にヒットした映画の荘厳な主題歌はチープなアレンジに変えられ、すぐに通話ボタンを押される。聞こえたのは荒い息遣いで、その向こうから意味を成さない騒音が重なっていた。正確には動物の鳴き声がほとんどだった。苦しそうな呼吸が三回、それから相手は声を発する。
「すまぬ、マヤン」
この声を知っている。マヤンの脳裏にはエンペラーペンギンの顔が浮かんでいた。もう若干懐かしいくらいのあのペンギンである、一時は長電話した仲ではあるがその後についてはお互いなんの音沙汰も無く過ごしていた。
「どうしたんですか、なにがあったんですか?」
彼に何故こんなにも余裕がないのか心当たりがない。それはもう当然のように喉から出てきた。マヤンの不安を滲ませた声に崔とヴィンセントも動きを止める。
「奴が帰ってきた」
エンペラーの声に油断は許されていなかった。奴について尋ねる前に動物園の惨劇は彼を吞み込まんとしていた。多くを語れないと判断した彼が慎重に付け加える。
「私もここまでのようだ……奴らには気をつけろ」
「ど、どうしたんですか! なにがあったんですか、返事をしてください! エンペラー!」
続いて、爆発音。マヤンの耳が壊れる前に電話はぶつ切りされ、状況から取り残された故の空しい呼び掛けが残り、その余韻もいよいよ無くなると温情とばかりにラジオにノイズが走った。ブレイク三歩手前のバンドミュージックを流していた店内放送は公共の電波に切り替わり、たった今の速報を流す。
『臨時ニュースです、天王寺動物園が爆破されました。被害のほうはまだわかっておりません。近隣の住人はすぐさま避難をお願いします』
なんと他人事な声なのか。繰り返しを聞き流しながら、齢十三は呆然としたままなんとか携帯を落とさないように必死だった。
「一体なにが……」
「なにか……爆発があったとかなんとかって言ってますねぇ」
崔はいつの間にか上着を着ていた。エンペラーどうこうって、ひょっとしてあの? と腕を横に曲げて手のひらをぱたぱた動かしているが、それはペンギンのつもりなのだろうか。
「天王寺動物園は今や彼のキングダムです、そこが爆発されたということは」
言葉はどうしても続かなかった。予測出来た会話ほど無駄な時間があるだろうか。一瞬で誰もが無口になり、焦燥感が追い立てるように神経を焼く。この町で最も静かな場所に違いなかったが、やがて扉のノックが三人を、少なくともこちら側へ呼び戻した。しかしそれが安心できる切っ掛けだとは思えない。
「雲行きが怪しいですねぇ」
眉を顰める崔がちらりと長年の友人を見た。嗚呼、了解、言われなくてもとヴィンセントが扉に近寄る。何者だ、尋ねる前にガチャガチャと言った複数の銃の準備に気付いた。途端に吹き飛ばされたドアノブがマスターキーによるものだと言う認識は後で良い、それよりもまず。
「物陰に隠れろ!」
戦闘力に特化した男の剛腕が、物量が乗った木製のテーブルを倒した。入口を塞ぐように天板を向けたがしかし、食器が割れるよりも先に手榴弾が投げ込まれるのを目撃する。キン、と光が飛ぶような音が耳をつんざいた。
「ヴィンス!」
真っ先に反応出来たのはマヤンだったが余りにも唐突過ぎて体が追い付かない、足は床の凹凸に引っかかって大きくバランスを崩した。勢いのままヴィンセントを倒し、大男は幼い身を庇うために受け身を取らずに少年を抱えて壁際に転がる。後ろにいた崔は奇しくも巻き込まれ潰されたが、全員が部屋の隅でギリギリ爆風を避けたと言うことになった。
まだ晴れない土煙を薙ぐ如く重い一撃が振り下ろされたのも、ヴィンセントが咄嗟に起き上がってバットを握れたのも、片膝に体重を掛けて力任せにスイングしたのも、まるで瞬間的で、脅威は男の横に逸れてぐざんと床を抉った。ちょうど腰の抜けた崔の足元で、動きを止めてようやくごつい斧であることがわかった。ぱらぱらと破片が落ちる音。
「もう勘弁してくださいよ!」
崔が悲鳴を上げながら襲撃者を確認しようと上を向けば、開幕とでも言うように視界は良くなり、そこに蜜のような髪をふわりとなびかせた少女がいた。よくある組み合わせだと思う奴は現実を見たほうが良い、マヤンよりもずっと小さい女性が体格を遥かに凌ぐ斧を使ってこちらを真っ二つにしようとしてきたのだから。彼女は幼い顔立ちで丸く大きな目をしていたが、そこに光は見えず黒い鏡のような球に男を映すばかりだった。そしてまた同じように少女を凝視していた三人の傍へカツン、カツン、誰かがこちらへ近寄ってくる。
「モミジさんモミジさん、早まり過ぎですよ」
名前を聞いた瞬間に、全身が赤の匂いを思い出した。それが秋の葉の色なのか、血の溜まりだったか、判別を拒む程度に遠慮願いたい相手である。しかも非常に信じられないことにだが、やってきた男の声は知っているものだった。キングと呼ばれた男のものだ。
「その女はもしかして……あの……俺らが島で殺した奴か」
ヴィンセントは珍しくしかめっ面で、であるにも関わらずモミジと名称のある少女は静かにこちらを見つめるばかり。
「モミジさんは最近転生したばかりで言葉は喋れないようなんですよ、ご了承ください」
部屋に立ち込めていた砂埃はもうすっかり無くなっている。それでも聞き慣れない言葉を耳から入れた脳は困惑していた。一体何処のファンタジー時空からやってきた方々なのか、そう本気で思えたらどれだけ平静で居られたことだろう、まあ恐らく同時に死んでいるだろうけれど。
改めて確認すると、大斧を持ち必要最低限のプロテクターを身に着けた少女と、ペストマスクで顔の見えない軍服の男がいた。男のほうはやけに嵩張る外套と艶やかな素材で出来た傘を持っている。属性過多。その二人の後ろからもう一人が顔を出した。まだ増えるのかよ。
「やぁやぁやぁ! 皆さん、お久し振り……へけっ!」
うわ。
「いやー、この格好だと『へけっ』まで言わないとたぶんわかってもらえないからなー」
そう困ったように笑う白衣の青年は流石元マスコットの肩書を持っていただけあると言うか、だとしても素性を知っている分腹の立つ顔ではあるのだが、小動物的な愛らしさはあったかと思う。イメージカラーのオレンジが鮮やかだ。
「状況はわかってきたかな?」
「ジャパニーズノベルに帰れ!」
今まで黙っていただけだったマヤンが耐え切れず声を上げた。それでも歯牙にもかけないと彼らは笑っている、いや一人は無表情だしもう一人はマスクを被っているから読み取れないが。
「地獄の閻魔様に復讐がしたいと言ったら、帰してくれたんでね? このチャンスをものにしに来ただけですよ」
東洋の冥界というのは、サボタージュが問題にならないのかな。動物から人間に生まれ変わる確率と言うのはかなり低い、それを少なくとも三回通しているのだからちょっと仏様を信じられなくなる。
「今日はただ遊びに来ただけです。当初の目的は達成していますので」
そのうちまた顔を合わせることになるでしょう、キングは言った。
「今この場で即行二度と顔も見たくないんだけど」
間髪入れずにマヤンは返す。素直で良いことだ、苦い顔の少年にやはり男はさも愉快と息を漏らす。
「人の姿なら殺れるんじゃないんですか、ヴィンス。やっちゃってください!」
「そういう問題じゃないだろ」
「だってあの巨大なクマがその可愛い女の子なんでしょ? なんとかなるんじゃないんですか!」
「さっきの斧結構ギリギリだったぞ?」
「またまた御冗談を」
「恭一さん、ただの女の子が、斧を振り回したりなんか、しない」
ならば試しにと崔はヴィンセントを壁にしながらモスバーグの銃口を少女に向けた。この距離なら当たらないこともあるまい、引き金を引くまでの時間は一秒も無かったがそれを見越していたかのようにキングが前に躍り出て持っていた傘を広げた。随分広い面積のそれはどんな細工を施しているのか全ての散弾を受け止める。崔が短い悲鳴を上げたとき、ヴィンセントは飛び出した。防衛線なら破壊すべき、と、しかし傘の先端に穴が空いているのを見たとき、そして瞬時に火花が散ったとき、なんとか銃弾を受け止めたバットは手から撃ち落とされていた。
「手が早いのはそちらも一緒でしたか」
その声はもう悦を隠すのを止めたようだ。けらけらと明らかにこちらを下に見る態度にヴィンセントがいよいよ声を低く唸らせる。
「……舐められたままでいられるかよ」
「いえいえいえ? しかし、本気になって貰えるのは嬉しいですね」
「命狙われて本気にならない奴がどこにいるんだこの野郎」
「本気を出してもらわなきゃ困りますよ、こちらも狩りのつもりで来ていますので」
「獣が人の姿を持ってから調子に乗りやがって」
その言葉にふん、と鼻を鳴らしたのは公太郎だった。細めた目にわざとらしく上がった口角、彼は耳に残る声で言い放つ。
「調子に乗っているのは皆さん人間のほうじゃないか」
ぎっとヴィンセントが睨み返せばやーいやーいと手をぴろぴろさせてくるので、駄目だこれは低レベルだとマヤンがスーツの裾を引っ張って静止させた。
「あなた方の命は私たちが頂きます。それまで余生をお楽しみください」
キングの右手が高く掲げられると、小気味好く高い音が響く。空気を弾くようなその合図は、遥か彼方からなにかを呼び寄せていた。それがなにか、と言うのは唐突に地層が軋み地下に位置するこのロクでもない酒場が崩壊しそうな揺れと激しい噴射音で、ただ大きなものであることしかわからない。そんな疑問も個室の天井の一角がごりっと盛り上がり穴が空くことで解決する。ちょっと訂正しよう、ロクでもない酒場が崩壊した。
冗談かなにかのように、ペンギンを象った巨大ロボがそこにいた。そうして差し込んだ手のひらにひょいひょいと元動物たちが乗り込み、用は済んだとこちらに振り返りもせずに帰っていく。そういえばロボットと戦ったこともあったな、あれは差し詰め百万ペンギン力と言ったところだろうか、パットが喜んだらどうしよう。ぽっかり空いた大きな穴から飛び去るロボットは憎しみを差し引いても恰好良かった。超絶技巧には付き物な盛大な効果音が聞こえなくなると、今度は結構な雨の音が聞こえる。季節外れにもほどがある夕立だ。
「夢じゃないですよね……」と崔恭一。
「ほっぺでも引っ張りましょうか?」とDB・マヤン。
「死にかけたのは現実だぞ」とヴィンセント・ジョーンズ。
「とりあえずリーダーとみっちゃんにも連絡を取らないと」
「……と言うか、二人の身のほうがよっぽど危ないんじゃないですか?」
「一人だしな」
「特に一松さんが一番危ない気がするんですけど」
「……アリエルがいるだろ?」
「なにはともあれ仲間がピンチなんだから急ぎましょうよ」
「おう、そうだな」
電話番号を探しながら三人は思う。どうか、どうか無事で居てくれと。
◇
ベンチマークの結果はなかなかに良いものだったし、今月中はランキング十位圏内は安定だろう。別に誰かと競争したいわけでもないが、記録は残しておきたかった。楽しすぎて時が止まったかのような感覚だったのだ。無論あくまで感覚の話で現実は足早に動き続け、結局約束の時間の五分後に家を出た。遅刻は確定しているとわかっているが出来るだけ急ごうと思う。半年前から愛用しているマルチボードに乗っかって人の合間を縫いながら最高速度だ。
しかし、JAIL HOUSEまであと十数分というところで。つまりは天王寺動物園を横切ろうというところで、その公共施設から大きな爆発音が聞こえ、パットは足を止めた。今日はなにかのパーティーだっただろうか、だとしたら随分オーバーすぎる花火だけど、領地を区別するための柵の向こうに煌々と燃え上がる火の海を見てしまえばそれは厄介ごとの類であるという認識に変わる。それにあの場所にはかつて依頼で知り合ったエンペラーがいるはずだった。荷物の中からごそごそと取り出すのはペンギン帽子だ。使えるかもしれない、いや使いたいわけじゃないけど、絶対に使いたいとかじゃないけど、念のため。誰に言うでもない言い訳が心に渦巻いているとその出会いは突然に訪れた。
「パーット!」
可憐ではつらつとした透き通る声だった。それは聞いた者の脳に春を呼んで蝶が飛ぶように目の前をチカチカさせた。体温は先走りすぎて夏の暑さだったし、比喩的に空まで跳ねた心臓はびくびくと脈打っていた。そういう体の症状を無視するかのように頭の上からサアと血の気が引いているような気がしている。目の前が真っ暗になりかけた。ここで意識を失ったらどうなってしまうのだろう、考えたくない。それでもパットはぎこちなく後ろを向いた。
見た目は全然知らない女性だった。天使を思わせる純白の髪に鮮やかな青いリボンのカチューシャ。目は大きくてあくまで美しく長い睫毛を持っている、虹彩は深い緑で、白い肌に際立っている。ブラウスは透けたフリルが軽やかで上品なリボンが装飾としてついていてまるでお嬢様のようだ。全然知らなかったが、重なる部分がどうしてもあのネズミを思い出してしまう女性だった。ロマンスの神様、この人でしょうか?
「誰だお前は?!」
これでどうかまったく違う名前だったら良かったのに、彼女はにこにこしながら、えー覚えてないのー、などとからかってくる。可愛い。違う。埒が明かないと思ったのでじりじりと後退りをしたが、柔らかな指がそっと腕を這うだけで鉛を飲み込んだように足が重たくなる。逃げないで。呟いたか、そうではなかったかは定かではないがパットの体は本当に動かなくなってしまった。
「パット、どこにいくのよ?」
全然怖くないちょっと怒った声でパットに詰め寄る。甘い良い香りがした。違う、違う今本当にそういうことはいらない。
「な、何故貴様が生きている?!」
あの時確かに死ぬような目に合わせたはずだった。ていうか一回死んだよな? 赤い糸って地獄まで続くものなのか、マジか、知らなかったなぁ。今すぐ縁を切りたいと思った。そんな心情を露ほども知らずにパットに愛玩的な視線を送る乙女は、やっぱり可愛いわーなどと非常にマイペースである。そこに前ほどの策略は感じられないが、それでも怖いものは怖いのである。年下の男の子に合わせて少し屈み、どうしたのと覗き込む愛らしい顔を見て、気が付いたら周囲が思わず振り向くほどの悲鳴を上げていた。パットの叫び声はそれはもう天を穿つほどで、曇り空からは破裂したように雨が落ちてくる。思春期の仁義無き戦いだった。
思考停止は悪手だ、アドバンテージをどうにか上手く使いたい。本当は金輪際アプローチをしてこないで頂きたいが果たしてこの百戦錬磨を言いくるめられるかと言われると残念ながら自信が無い。昔から女と付き合って上手く別れられた試しが無いんだよな。嗚呼、ここにチームの皆がいてくれたら形振り構わず助けを求めているところだ、最悪こういうのが得意な恭ちゃんだけでもいいから居て欲しかった、自分が遅刻したのが悪いんだけど。仕方ないからせめて時間を稼ごう、そうせめて皆に会いに行って対処を考える時間を、そしてチームを揃える時間を。ここまで1.4秒。
「……二十四時間」
臨戦態勢と言うべき状況に女はくすくすと笑うだけだった。潰したい、こいつを潰したい。
「二十四時間、俺になにもするな。関わるな」
「本当にいけずなんだから……そういうところも好きよ」
彼女はぱちんと器用にウインクをしてから、目線を外して考え込んだ。濡れてしまった細い髪が肌に張り付いている。暗い所にいたら幽霊と勘違いしてしまいそうだった。いや、幽霊かもしれないけれど。
「まぁでも、また会うことになると思うわ」
そう告げると、彼女は後ろを向いて花びらのような手をひらりと振りながらようやく離れて行った。凍っていた体が自由になると、パットは反射とばかりにチーフスペシャルを取り出して乱射したがやはり、まるで当たることはない。やっぱり幽霊なのではないか。スカートの裾が揺れて疎らで灰色の人ごみの中に消えていく。雨は落ち続けて、落ち続けて、道はどす黒くなっていた。
少年は大きく息を吐き出したが、動悸が収まる気配は無いようだ。いっそ心臓を取り換えることが出来たら良かったのに、彼女の笑顔が刻まれた脳みそだけ切り取れれば良かったのに。呪いのような愛だ。
いつまでも濡れているわけにはいかなかったので軒下に潜り込めば、忍ばせていた携帯が鳴った。待ってた。相手を特に確認せず、パットは電話を取る。
「大変だ! 奴が! 蘇った!」
「嗚呼、そっちもか……」
疲れたような声をしていたのはヴィンセントだ。そのすぐ傍でマヤンと崔が生きてた良かったなどと喜んでいるのもわかる。死んでたほうがマシだったかもとは言い辛い。
「こっちもな、ちょっと色々変なことがあったんだよ。蘇ってきたような……人間型のペンギンに、人間型のネズミに、人間型のクマが」
「落ち着いてください、今までの仇敵が何故か知らないけど人になって戻ってきたんです」
擬人化って夢があるけど、これは悪夢です。マヤンが訴えるように言った。
「なるほど、擬人化が得意なフレンズが蘇ったと言うことだな、すごーい!」
「やばーい!」
お子様方は半ば自棄になっている、と大人二人は思う。島に行ったときからなんだか二人が狂いだしている衒いがあるが大丈夫だろうか、崔とヴィンセントは無言で相談していた。リーダーは元から狂ってた気がしないでもないが。
「ま、まさかとは思うがその敵の中にあのクソマスコットはいなかっただろうな?」
「……正直なところ、全員蘇ってても不思議じゃないんじゃないか?」
「待ってください、全てが蘇ったって言うんなら、一松さんが危ない!」
「アリエルがいるから大丈夫って言っただろ」
「お約束かと思って」
大変だったと言う割に電話の向こうは楽しそうだった。それにしても、一松がいないのか。でも問題ないだろう、アリエルがなんとかすると俺でも思う。むしろ敵と相打ちになってあわよくば死ね。たまに肉盾として蘇ってくれ。
「アリエルがボコボコにされてたら嫌でしょ? 急ぎましょうよ」
「お、おう、じゃあ車出してくれ車」
はーいと良い子の返事をしたマヤンがフェードアウトしていき、鍵ちゃんと持った? 大丈夫? と崔が再三確認していて、ヴィンセントはそれじゃあ沙京で一松を探そうと言って通話を切った。
「もう、やなんだけどあいつら相手にすんの」
◇
いつも持ってるジッポーを忘れたのだ。特別に思い入れがあるわけではないけれど、なんとなく身近にあったものだから無いと落ち着かなかった。無視も出来る軽い理由で後戻りの面倒臭い帰路を辿ったのは何故だろう、胸騒ぎがしたからだろうか、ちょっと遅れたくらいでは気に留める人はいないと思っていたのもあって、一松は自宅と言うにも憚られる居住地へ引き返していた。空は一雨来そうな面持ちで冷たい水を吐き出さんとばかりに鈍い色を広げている。ずっと外にいるわけにもいかないと空気を確かめながらふと、焦げた臭いが鼻を突いた。沙京で火を使った形跡なんて悪い予感しかしないし、余計なものは見たくないと避けて通っているにも関わらずその不穏は徐々に近づいてくるのが気に掛かる。そう、悪い予感がする、自分の身に降りかかる予感だ。
果たしてそれは的中する。狭い路地裏は炎を抱え込んでやけに明るく燃えており、一松が寝床にしていた鉄製の檻が熱の揺らめきの隙間から僅かに見えた。ぬいぐるみを詰めていたのだからさぞかし火が回ったことだろう、気まぐれに集めていたものだったけれどこうも儚い別れになるとは。頭のほんの隅っこで考えながら、炎の前に立つ男とその足元に倒れ込んだ恋人のアリエルを素早く確認した。ここを離れたほんの十数分でなにが起こったのか見当も付かな��。
「君は誰だ?」
ある程度の距離を詰めて、捻らずに声を掛けた。彼が振り向くとタイミング良く装置を起動したかのように突然強く雨が降り始めた。痛みにも似た寒さは周囲を凍らせて緊迫を育てる。
「お前に復讐しに来たんだ」
そう語る彼の姿は、まあ彼と言うからには性別は男で、大体同い年くらいに見える。中国系なのかもしれない辮髪と虎の刺繍の入ったスカジャンより、唯々こちらを睨みつけてひび割れたように歪む表情だけが夢に出てくるレベルで印象的だった。正直こういうのは得意じゃない。ここ最近アリエルに致命傷の与え方を教わりはしたがまだ頻発出来るほどじゃないし、そのアリエルは地に伏せている。そういえば地に伏せている、大丈夫だろうか?
「悪いけど覚えてないね、恨まれるようなことはたくさんしてきたし」
かと言ってこの手の輩を上手く切り抜けるための手札は無かった、そりゃ勘弁してほしい、家が燃えてるのを確かめてまだ一時間も経ってない。放火犯であろう男は、呆れたような表情も滲ませながら言葉を返した。
「そうだろうな、お前は極悪人だ。心当たりなんて腐るほどあるんだろう?」
小さく頷いてやれば反比例する如く溜め息を吐かれる。その息は怒りのままに震えていて、獣の唸り声のように不明瞭に呟く。なんだかおかしいなと思ったけれど、感情がそれしか感じられないのがどうにも人間味に欠けているようだ。
「俺の母親はお前との決闘で負った傷のせいで亡くなった。父親もだ、あの日お前が天王寺動物園に来なければ……!」
「嗚呼、そう言われれば見たことがある気がするけど、それだけ?」
彼の目が怨嗟で濁った。黒目がちのその瞳が人間のそれではないと言うことに気が付くと納得も出来る、何故ならば不本意にも害獣専門になりつつある亜狭チームが自分の所属する青空爆発ドッグスだからだ。それもあの夏の日を思い出す滲むような暑さと殺意を向けられれば結成当日を思い出さないのも無理な話だろう。良い日だった。だけど親が後から死んだ責任を取れと言われても困る、昨今親を殺される話も親に殺される話もよく聞く。大体私がなにをしたと言うんだ、ほとんどなにもしてない。猫に気に入られる性分と言うのも考え物のようだ。
「畜生共の恨みねぇ」
こいつはトラだと一松は理解した。
「畜生と言うのは、ちょっと違うな」
見ているこっちが引き攣りそうな顔面をしながら彼は言った。どういう意味か、尋ねようとしたところで落方に巨悪の影が見えた。激しい雨が遮るこの距離で見えるのだから大したものだ、ちょうどミナミのほうにロボットが降り立っているのがわかった。それがペンギンなどとふざけた外見でなかったらなんか面白いことが起きてるなと勘違いしそうなくらいに非日常だ。馬鹿みたいに豪勢な地響きに揺られながら、もしかしたらあそこはJAIL HOUSEかもしれないと感じた。
「そうそう天王寺動物園は爆破したよ」
「へぇ、派手なことしたね」
「俺は興味なかったけどな、あそこにはキングの敵がいるし」
ペンギンと来たから絡んでるかと思ったけど嗚呼やっぱり。あとハムスターがいるな。最悪で熊も追加だ。振り返っては改めてトンデモな事件に巻き込まれていたと眩暈がしそうだ。
「まぁ今日は挨拶だけにしておけとキングが言っているからな、この辺にしといてやろう」
「猶予が貰えるならこちらとしてはありがたいけど」
「猶予じゃない、これは狩りだ。獲物をじわじわと追い詰めて本気で怯えたところを仕留めたい」
「じゃあ今度は本気になれることを頼むよ」
「……そうだな、今度は本気にさせてやる」
彼は刺すような視線を残しながら、かつてそうだったのだろう虎の如き身のこなしで建物の高いところまでジャンプするとそのままビルの陰へ隠れていった。雨音がようやく耳に入り込む沈黙が出来て、自分がずぶ濡れなことにも気が付く。見慣れた路地裏は天上から落ちる雨で炎が消えていて黒く焦げているばかり。もう判別の出来ない綿の塊と随分壊れかけていた檻の破片がちんまりと置き去りになっていた。明らかな、二度と使えないのだという無言の訴えだ。
「アリエル」
思い出したように、というかあのトラを前にして油断できなかった分、放置してしまっていた恋人の名を呼ぶ。どうしてここにいるのかはわからないが、やはり青年の手によって致命傷を負ったのだと思う。品の良いブラウスに血の色が大きく染み込んでいる。皮膚は色を失くして氷のようだったし、体の力は全て抜けていて、か細く呻いたきり眉一つ動かさなくなって十数秒。死んでほしくないなと思った。実の所、これは彼女の気の迷いでそのうち自分に飽きて離れていくか殺されるかされてるだろうと予想していたけれど、半年の間に随分絆されていたらしい。滴る赤い髪を撫でながらゆっくり、柔らかい体を楽なようにしてやってから横に抱く。気を失ってるのだから支えてくれる手は伸びない、それでも彼女を運ばなければならなかった、なにせここに治療できる設備��ない。あってもちょうど燃えて朽ちたところだ。最近の若い女の子は軽い、これくらい大した労力じゃないさ。
◇
JAIL HOUSの中はやはり騒然としていて、ただでさえ人がゴミのように集まっているのに混乱する者は混乱して、固まる者は固まっていて、とにかく脱出までに時間がかかった。地下から這いずり出ても先程までロボットが現れていた現場である、この雨でこの野次馬の多さは呆れかえるほどだ。小さな体を駆使して群衆をすり抜けシトロエンに乗り込むと、マヤンは少々オーバー気味にエンジンを吹かし周囲を散らした。見計らって、ヴィンセントと崔が後頭部座席に座る。それからは轢いても構わないようなスピードで町を駆け抜けた。
ヴィンセントは携帯を持ったまま珍しく煙草に火を付けず、というか付ける暇も無いのだろうが、リーダーと違ってまるで出る気配のない一松に対して焦っている。崔は肘を膝に乗せて前屈みになって眉を顰めているが、その内車酔いでも起こすのではないだろうか。マヤンは面倒な事故を起こさないように視界を確保しようとしているが、ワイパーで何度上下しても力強い濁流にはまるで敵いやしない。ミナミの人通りはこの時間帯にしては多いようにも思えるし、酷い雨のせいか少ないようにも思える、ただ車で出掛けようと言う人は多かったのだろうとなかなか進まない大通りに苛立ちながら、場違いなバラードが流れるカースピーカーと単調な呼び出し音だけが狭い車内に響いていた。
そんな道から横に逸れて十分、目を凝らせばようやく沙京の橋まで一直線。思い切りアクセルを踏もうとしたところで見つけたかった女性を見つけ、マヤンは驚いたように声を上げた。急なドリフトは成人男性をも揺らし、耳障りな音を立てながら通りを遮るようにシトロエンが横になる。確認するように崔も助手席にしがみ付きながら身を乗り出し、みっちゃんだ、と呟いた。
突撃せんとばかりの車の目の前に、彼女はそこに現れた。真っ赤な髪も濃い色のパーカーも濡れて色を暗くしていて、長い時間外にいたのだということがわかる。肌を伝っていく雨のせいで泣いているようにも見えたけれどこちらが想像していたよりもずっと落ち着いた顔をしていた、いや一松はこんな奴だったかもしれない。ヴィンセントが鳴らすコール音にワンテンポ遅れて標準から変えていない着信音が鬱陶しく響いていた。携帯が取れなかったのは両手が塞がっていたからだと一松の腕の中でぐったりとお姫様抱っこされている血塗れアリエルを見て思う。春の嵐は花の蕾を断つ勢いでざくざくと轟いていた。
「一松さん!」
窓を開けてマヤンが叫んだ。すぐに発進出来るように握られたハンドルに伝うのが雨なのか汗なのか、正直よくわからない不快感だった。
「どうしたんだ一体」
ちょうど沙京側に座っていたヴィンセントが車から飛び降りると、ようやく一松は視線を合わせる。ぐっしょりと水を吸った背中を押すように歩くのを促し、ドアの前まで近付いてから彼女は運転手に聞こえるようにはっきりと声を出した。
「細かい話は後にしてくれ、病院に行きたい」
ドアが開くと、大きな体を屈ませたヴィンセントは中に座っていた崔に詰めるように言ってから自分は助手席へ移動した。崔は言われた通りに端に身を寄せながら、濡れた二人分の体が座った車の中が冷えていくのを感じていた。少しの間外へ出ただけのヴィンセントの肩も雨に打たれて重たそうだ。本当に随分な雨天である。一松がそっとアリエルの体を抱き寄せたのは、寒いせいだろうか、心細いからだろうか、誰にもよくわからなかった。
「飛ばしますよ? 乃木クリニックでいいですね?」
「嗚呼、構わない」
大きい病院なら他にもいくつかあるが、自分たちのような半端物を見てくれる医者と言われれば非常に限られている、どころか一ヶ所しかなかろう。シトロエンは来た道を引き返して宣言通りの猛スピードでミナミを走り始めた。
一方でパットは、既に沙京に着いていて至る所へ奔走していた。しかし大した当てもなく人を探すというのは難しいもので、全く一松を見かけることが出来ずにいる。そもそもどこに住んでるのかも知らなかったしどこに行く人なのかも知らない。いや、前にいろんなところほっつき歩いてるとか言ってたな。なにも参考にならないじゃないか。本当に居ねぇ、何処だ何処にいるんだ。向かい来る大量の雨粒に打たれながらマルチボードを走らせていると実に偶然にも知っている気配のするシトロエンと並走し始めた。流水の隙間から見えたマヤンの金色の目が鈍い光を映したのを確認し、パットは声を張り上げる。
「一松はどこにいるか知らないかっ?!」
マヤンが一瞬呆けた顔をした。それから車の前方についているいくつかのボタンのうちの一つをぽちぽちと押すと。
「ここにいるけど」
右側の後ろ座席の窓から至って普通に一松が出てきた。
「えっ」
「もう後ろに乗ってるぜ」
「えっ?!」
ヴィンセントの対応はあくまでフランクで、逆に軽すぎてすっと力が抜けてしまって体重の掛からなくなったマルチボードが減速していった。驚いた拍子で飛び出た声がそのまま長い溜息と共に情けなく洩れていく。シトロエンは何事も無かったかのように走っていき、ついには濃い雨の壁に遮られて姿を消してしまった。どうせ定員オーバーで乗せてはもらえなかっただろうしかしこの仕打ちはなんだ。人間、努力の甲斐がどこにも求められないとなると遣る瀬無さが煮えてくるものである。パットは愚痴を零さないように努めて携帯を取り出した。運転しているのはマヤンだし行先も知っていることだろう。彼がすぐに出てくれたのは救いだった。
「どこに向かってる?」
「今は乃木クリニックに急行中です、特に指示が無ければリーダーもそちらにどうぞー?」
「あ、はーい……」
すぐに切られてしまうのは罪だろうか罰だろうか。頬を伝うのはただの雨だ、そうであってほしい、肯定してくれる人が誰もいない、辛い。必死に探したのに。辛い。濡れて肌にべったりと引っ付いた服がなお重く圧し掛かってくる。不幸に温度があったらきっとこんな感じなんだろう。あまり切らないでいた厚みのある髪が顔に張り付いてくる頃に、パットはもう一度歩き出す気になれた。マルチボードを起動させてのろのろと上に立つと、全てを振り切るかのような最高速度で指定された場所へと飛んで行った。
かくして、乃木クリニックには五分で着いた。入口にはクローズの札が下げられていて、明かりの消されている待合室は先生も看護婦もいるとは思えなかった。まぁ、亜侠が来るべきはこちらではない、そう思って裏口に回ったもののしっかりと鍵が掛かっていて入り込めそうも無い。おや、これはあれをする機会ではないか、パットはマルチボードの高度を徐々に上げていき、ついに二階の窓へ到達すると顔を交差させた腕で庇いながら「ダイナミックお邪魔します!」と叫んでガラスを打ち破った。派手な音が清潔感のある廊下を抜けていく。ここにも誰かがいる気配はないが、しかし階段の下から蛍光灯の光が漏れているのが見えた。みんなは一階にいるようだ。パットは一歩一歩に水溜まりを作りながらそちらへ向かった。
◇
乃木太郎丸と言えば年下の美形の男の子が好きと言うのが有名な話で、詰まる所ドッグスにはあまり優しくない印象があったのだが、今日に限っては顔を見るなり神妙な面持ちで小言の一つ無く中へ入れてもらえた。前に話をしたときだってここまでスムーズじゃなかったのに、とマヤンは思いながら誰よりも先にアリエルを抱えて車を降りた一松に声を掛ける。
「一松さん、なにはともあれ急いで」
「……言われなくても」
彼女の恋人は本当に助かるのか不安になるほどに動かず、怪我をしたところから血が滲んで全身を真っ赤にしていた。一松は腕が汚れていることも厭わずに先生の横を通り抜けていった。扉の横にはヴィンセントが愛用のバッドを構えながら周囲を警戒していて、あとの二人が入ってから外を睨みつつ中へ入る。それを確認してから先生も度が過ぎるほどに辺りを確認し、音がしないように扉を閉めた。
「随分物々しいですね」
「そりゃあ急患ですし?」
崔とマヤンが一言交わすと、先生は呆れたよう���溜め息を吐いた。顰めた眉こそいつもの面倒くさい彼だったが、視線には憐れみの情が見える。どういう意味だろうとヴィンセントは首を傾げた。
「君たちがここに来るとは……っ!」
「なんだ来ちゃいけないのか」
低く尋ねたのは一松だった。そこにあったストレッチャーの上にアリエルを乗せながら、細い目を彼に向けている。
「君たち状況を分かってないのか」
「なんか不味かったんです?」
マヤンが尋ねると、先生は黒い長方形を押し付けてアリエルを手術室へ運んで行った。それはリモコンだった、おそらくは部屋の隅に置いてあるテレビのものだ。電源の赤いボタンを押すと昔からやってるニュース番組の速報が流れていた。アナウンサーがぼそぼそとなにかを喋ってから、パッと画面によく知っている顔が映る。それは紛うこと無く自分たちだった。トランク二個分の懸賞金でキングが探しているということまで教えてくれた。
「あーそういうことか……気に入らねぇなあのペンギンは」
非常に不機嫌な声でヴィンセントが吐き出す。手術の準備をするために一旦戻ってきた先生が口を挟んだ。
「それに付け加えてあのロボットだろ? 大阪中大騒ぎさ」
「まぁ沙京からでも見えたしね」
一松はあの光景を思い出しながらテレビを眺めている。
「君たちは今世界の敵になってるんだよ」
世界の敵。細々と動物と戯れてきた自分たちが、よもやその肩書を手に入れることになるとは思いも寄らなかった。崔が眉間の皴を深くした。
「こうも大々的にやりますか。キングが懸賞金を掛けたなら厄介ごとが舞い込んでくるでしょう、さてどう動きますかね」
「……車に乗ってる奴らの顔なんてそんなに見ないだろうが、今後は気を付けて行かないとな」
マンハントとして自分たちを狙う亜侠どもが襲ってくることがあるだろう。それらを対処しながらキング率いる動物園を倒しに行かなくてはならない。身の隠れ方と、対峙するであるロボットの情報、彼ら個人の詳細も必要だろうか? マヤンは一松のほうを見た。一松もマヤンを見て、まぁ頑張るよと呟く。
「それに仲間の大事な奴も傷付けられたわけだしな」
ヴィンセントはぴったりと閉められた手術室の扉を見つめながら言った。どこからかつまみ出してきたバスタオルを頭にかぶって体を拭く一松は冷静に見えるが、心中穏やかなわけがない。押した背中が震えていたことは、触ったヴィンセントだけが知っている。ふと崔が見上げた時計が夜の九時だった。そろそろ寝ないと明日の朝がきついだろうか、窓の外はそれなりに暗く、結構な時間が経っているようだ。騒ぐわけにもいかない状況の中で彼がキョロキョロと外を観察している。
「そろそろリーダー来るんじゃないですか?」
ガシャン、と聞こえたのはそれが言い終わるか終わらないかというタイミングだった。叫びこそしなかったものの崔の肩は跳ねたし、その拍子で落としたモスバーグを即座に構えるのを見てマヤンも無言でカラシニコフを用意した。一松もそっとベレッタを取り出し、ヴィンスは迫りくる足音を仕留めようと扉の横でバッドを振り下ろさんとしている。それはぴちゃぴちゃと水滴を滴らせ、雨の匂いとともにゆっくりとこちらを探しているようだった。廊下の一つ一つの部屋を確認しているのか、開けては閉める扉の音がする。いよいよこの部屋の前、と言うところでヴィンセントがバッドを振り下ろした。
「ふぅ、えらい目にあっ」
扉を開けたパットが即座に息を呑んだのは自分に向けられる三つの銃口と硬度を感じるほどに近付けられたバッドのせいである。
「た」
「おっ……と」
危ない危ないと呟くのは、まさに致命傷を与えようとしていたヴィンセントだった。リーダー殺害未遂二度目だ。慎重にバッドを横に逸らしこっそり心臓を痛くしている。
「なんだ、リーダーじゃないか」
務めて冷静に言ったつもりだったが、ぎぎぎと緊迫したまま固く視線をこちらに向ける少年の顔は真っ青で気の毒だ。息が出来ているかも怪しい。ぼたぼたと床を濡らす雨の味はおそらくしょっぱいと思う。他の三人があれ? と銃を下ろしても、しばらくパットは動けないでいた。
「トランク二個って割高じゃねぇか?」
先生はぼそっとそんな評価を下し、清潔のための衣類に着替え終えた。やれやれと言った面持ちで体を石のようにしたパットを見つめる。崔は、いやごめんねと苦笑いをしてモスバーグをコートに隠し、一松はばつが悪そうに視線を逸らした。マヤンは言い訳も謝罪も言うタイミングを逃したような気がして、気を取り直して先生に振り向く。
「そういえば乃木センセイ、素朴な疑問があるんですけどいいですか?」
「おう、なんだ?」
褐色肌のショタが猫を被っている姿がお気に召したのか、先生は急ぐ足を止めて対応した。疑問が至ってシンプルで、巨大ペンギンロボットの被害はどの程度かと言う話だ。それは、JAIL HOUSが一軒潰れただけだと言った。続けて崔が盟約の動きはと聞いた。被害があったのがミナミであることと、狙いはあくまでも青空爆発ドッグスであるということで、今のところ動いてはいないらしい。中立地帯を上手く利用されたって感じですねぇ、マヤンが一通りを聞いてぼやく。
「しかも被害がジェイルハウス一軒ってことならこれはたぶん警告みたいなもんだろうな」
ヴィンセントがようやく煙草に火をつけ始めた。マールボロの丸味を帯びた苦い香りが彼の周りを漂う。
「復讐銘打っておきながら完全にどたま冷静じゃないですか、一番嫌なタイプだ」
マヤンが露骨に嫌な顔をしてまだ手に持っていたカラシニコフで遊び始める。そのままパットに顔を向けて、リーダーはどうする? と聞いてきた。要するに作戦会議の時間だった。まずは移動しやすいように人の目を欺く手段を見つけるべきだろうか? あるいは敵を知るべきか? 一松の壊れたアジトもどうにかしなければならないのか。当面の問題は尽きず、五人はやがて疲労によって落ちるように眠っていった。
◇
「ま、それが人間の狩りと言う奴だろう」
冷たい空気が漂うのは、ここが日の当たらない場所で、金属に囲まれているからだろうか。尤もそれを気にする者はこの場には居らず、四人の人物が離れたところから会話していた。仲間ではあるが仲は良くない距離である。一人の青年が長く垂れた髪を逆立てるように唸る。
「でも、それをやる必要があるか?」
「大切な人を奪われる辛さは君がよくわかってるんじゃないかな?」
白衣を着込んだ男が確認するように言った。ねぇ、君もそう思うだろ、と人形のような佇まいをした少女にも尋ねるが、彼女は一切の反応はしなかった。ただ、これは呑み込んでおけと言うように青年をじっと見つめる。
「お前の恨みだけを晴らすわけにもいかないんでな。それに、これからもっとたくさんを巻き込むだろう」
ペストマスクの下で男が笑う。彼らにとって青空爆発ドッグスとは念入りに殺さなければならないと同時に最初の踏み台であった。これからオオサカを地獄にするようなヴィジョンが彼らにはあるのだ、たかだか人質を躊躇っている場合じゃない。
「上手くやってくれたまえよ、どうせあいつらは行動を起こすだろう。こちらも妨害しなければな」
「……俺はあいつらだけ狙うからな」
青年は素早く身を翻すと、瞬く間に外へ消えてしまった。残った三人の内ペストマスクと白衣が嘲りながら顔を見合わせる。
「しょうがないなあいつは」
「今更人間を庇ったってしょうがないのにね。まだ動物園が恋しいのかな?」
「パパとママが死んで寂しいだけだからな。私とは違うさ」
「ひっどいこと言うね、キング」
0 notes
【リプレイ】壊れた世界と我々の1-5【インセイン】
このセッションは2016年6月、7月に行われたものです。
あの後どどんとふの部屋が消えてしまい、最後はスカイプチャットでやりました。
13@GM: じゃああっさりおさらいしておくと
13@GM: シャイガイ撃破 3ラウンド目突入 です
エージェント・ブラッドベリ: ういうい
エージェント・シア: はーい。
エージェント・ハルバート: はーい
13@GM: 速度は ハルバート→エンフォーサー→シア・ブラッドベリ でしたね
13@GM: では時間も惜しいので!はじめましょうか!!
エージェント・ハルバート: よろしくお願いします!
エージェント・シア: よろしくお願いします!
13@GM: ダイスは各自で好きなツール使ってくれると嬉しいです
狂気は回避の目標が+1だけが適応で、クライマックスも3ラウンド目だし
もう公開される狂気はなかったのかなーと思うので気にしないことにします
13@GM: では、ハルバートの手番 どうします?
エージェント・ハルバート: 「そこのお姉さんは特に僕を破壊する気満々みたいですし、あなたからどうにかしましょう」
ということでエンフォーサーさんに例の攻撃を 特技指定お願いします!
エージェント・ブラッドベリ: どきどき
エージェント・ハルバート: (におい来たらワンチャン)
13@GM: 1d6→3 2d6→10 〈芸術〉
13@GM: 芸術的に殺してください
エージェント・ブラッドベリ: 芸術的な殺しww
エージェント・シア: ほら、存在からして芸術だし!
エージェント・ブラッドベリ: 確かに!
エージェント・ハルバート: 芸術的に振ったら3でした
エージェント・ハルバート: 存在から芸術的ではなかった...
エージェント・ブラッドベリ: 自虐ww
エージェント・シア: そんなww
13@GM: ギリギリファンブルじゃなかっただけ……まだ……
エージェント・ハルバート: セーフセーフ
エンフォーサー「あらあら、本当に見られるとダメなのね?」ひょい
エージェント・ハルバート: 「目をつぶそうと思ったけど、その減らず口からつぶしてしまいましょうか」
エージェント・ハルバート: ぐぬぬ...
エージェント・ブラッドベリ: つらい
13@GM: ハルバートくん本性表してから怖すぎ
エージェント・シア: 「ふむ。性質が変わっているようでも、やはり視線は苦手なのか」
13@GM: では次エンフォーサーですね、ハルバートに【基本攻撃】します
13@GM: 目標は5
13@GM: 2d6→8 成功です
エージェント・ハルバート: わーーーーーやばい死んでしまう 回避します
13@GM: 回避どうぞ 10でしたね
エージェント・シア: 回想も使えますよね。
13@GM: あ、そうだ 回想使うの大丈夫です、リプレイで使ってなかったからなんとなく忘れてた……
エージェント・シア: インセインの回想はよく忘れられる…
エージェント・ブラッドベリ: うんうん
エージェント・ハルバート: 回想って使命バラして補正つけるやつ、って解釈であってます?
エ��ジェント・シア: ですね。秘密に期待(ワクワク)
13@GM: そうですね、最初に配られた秘密を公開して判定に+2される奴です
エージェント・ハルバート: きっともうほとんどバレてる では秘密パンパカパーンします
エージェント・ブラッドベリ: どっきどきだぜ
13@GM: そのままコピペで大丈夫です!どうぞ!!
PC2の秘密 ショック:なし
あなたは極度の緊張症のようだ。人が多いとあまり動くことが出来ない。
PC3に対しては顕著で、一歩も動くことが出来ないのだが……
ここまで行動が制限されると、かえって怪しい。
PC3はSCPオブジェクトなのではないか?
あなたの本当の使命は、「PC3の正体を暴くこと」だ。
エージェント・ハルバート: 「暴いたのはいいんですけど、その後はご覧の通りですよ...僕は自由になる。ここで壊されるわけには行かない」
エージェント・シア: 「残念だが、我々も人を殺させるわけにはいかないんだよ」
13@GM: では、回避判定に+2で目標8以上 どうぞ!
エージェント・ハルバート: 8!!!!!!!!!!!成功です
エージェント・ブラッドベリ: おおおおおおお
エージェント・シア: 避けた!!
13@GM: おおおおおお?!凄い!!
エージェント・ハルバート: すれすれでかわす
エンフォーサー「もっと鈍間でもいいのよ?」
エージェント・ハルバート: 「オブジェクトである僕がのろまだと本気で思ってるんですかねぇ」
エージェント・ブラッドベリ: 8回避すごいなー
13@GM: うん、凄い
13@GM: 見られてなければ誰よりも俊足だしねぇ
エージェント・ハルバート: 現状ほぼ3vs1なので死にそう
エージェント・シア: 「見られながらのそれは素直に称賛」
エージェント・ハルバート: 「お褒めいただきどうも。...でも、全員殺します」
エージェント・シア: 「させないために、私がここにいる」
13@GM: では、シアとブラッドベリの先攻決め 1d6をどうぞ
エージェント・ブラッドベリ: はーい
エージェント・シア: おっと、6
エージェント・ブラッドベリ: (1D6) → 3
13@GM: シアのやる気が見える
エージェント・シア: 殺る気
エージェント・ブラッドベリ: 殺る気だ
エージェント・シア: アイテムの受け渡しは補助動作で出来ますか?
13@GM: 許可しますー 誰に渡しますか?
エージェント・ブラッドベリ: お、補助でできるのか。やさしい
エージェント・シア: お守りをブラッドベリ君に。
13@GM: うーん、書いてなかったけどパッと渡すくらいなら出来るかなって ブラッドベリが了承したらオッケーです
エージェント・シア: 今、おんなじところにいますしね。
エージェント・シア: 「もしもの時はフォローを頼むよ」
エージェント・ブラッドベリ: 「………もしもの時、か。了解」
エージェント・ブラッドベリ: 悲しそうにハルバートを見てからお守りをうけとります
エージェント・シア: 受け取ってもらえて良かった。
エージェント・ハルバート: ハルバートはイイナーって目で見てますね ジーッ
エージェント・ブラッドベリ: 愛ならあげるよ じー(・w・
エージェント・ハルバート: お守りホシイナ ジーッ
13@GM: この二人はずっと平行線だなぁ
エージェント・シア: で、主要行動で、ハルバート君にBクラス記憶処理を使います。
エージェント・ハルバート: なぬー!!!!!
エージェント・シア: 昏倒するが良い!
13@GM: そうですね、先程個チャで許可しました
エージェント・ハルバート: その発想はなかった....
エージェント・ブラッドベリ: おおおおおおおお
エージェント・シア: 記憶が消える他に、その場で昏倒する効果もあったことを思い出しまして。
エージェント・ブラッドベリ: なるほどなー 面白いな
13@GM: えっと、この処理が成功した場合ハルバートはセッションの開始くらいまで記憶が戻りますね リプレイでもそんな感じだったので
13@GM: つまり、自分がオブジェクトであることを忘れます
エージェント・ハルバート: まだあの純粋だった頃に・・・
エージェント・ブラッドベリ: 純粋だったあの頃…
エージェント・シア: 薬品で目標値6
エージェント・シア: 2d6→7 成功しました!
エージェント・ブラッドベリ: おめでとう!!!
13@GM: もうちょっと正確に言うとロスト判定が使えなくなるわけですね 判定成功おめでとうございます!
エージェント・ハルバート: ああー忘れてしまう 回避って振れます?
13@GM: 回避 どうしようこれアイテムの使用だからな……
エージェント・ハルバート: ああー でも甘んじて受けます すや
13@GM: あ、すみませんありがとうございます ハルバートが昏倒しましたドシーン
エージェント・ハルバート: オヤスミー
エージェント・シア: 音が重い
エージェント・ハルバート: 「僕としたことが、こいつの存在忘れ...う、」
エージェント・シア: 「ふう。何とかなったね…」
エージェント・ブラッドベリ: 「……そのままゆっくり眠りなよ」
エージェント・ハルバート: すやすや
エンフォーサー「よくやったわ、エージェント・シア」グッジョブとウィンク
エージェント・シア: 「お互い生き残れたことに感謝しようか」
エージェント・シア: 「エージェント・ブラッドベリ。彼を運ぶのを頼めるかい?」
エージェント・ブラッドベリ: 「何とかなった、んだよね。ああ、運ぶのは勿論」
13@GM: では、ブラッドベリの行動ですが
エージェント・ブラッドベリ: 戦意はないので手番パスで脱落しますよー
エージェント・シア: 戦うって言われたらどうしようかと。
13@GM: では、ラウンド終了です この後はどうします?
エージェント・ハルバート: (戦うって選択肢が続きに出たらどうしようかと思いました)
13@GM: 一応言っておくと、次のラウンドはハルバートは攻撃だけ出来なくて
その後に目が覚めて回避は行える予定でした
エージェント・シア: ブラッドベリ君にハルバート君を運んでもらって、抵抗されなければ二人ともお持ち帰りしたいです。
13@GM: エンフォーサーもそれに倣います これで話がまとまれば戦闘終了です
エージェント・ブラッドベリ: 僕は抵抗しないですー
(・ワ・)<にんげんさんについていくです。にんげんさん正しいです
エージェント・シア: 目が覚めても人間のつもりなら言いくるめでワンチャンあったかな。
エージェント・シア: くっ、かわいい…!
13@GM: まーこのまま続行しても皆さんに許可もらえればエンフォーサーの【オブジェクト奪取】でハルバートくんだけでも浚おうかと思ってた
エージェント・ブラッドベリ: どっちにしろ連れて行かれるハルバートくん
エージェント・ハルバート: ああ~なんにせよ拉致されてしまう
エージェント・ハルバート: 抵抗できない すやすや
13@GM: ハルバートくんモテ期だから
エージェント・ハルバート: モテ期(オブジェクト)
エージェント・シア: 素直に来てくれるならハグして頭を撫でてあげよう。
エージェント・シア: ついでにハルくんもだっこできてるよ!
エージェント・ブラッドベリ: はっ、これはハルバートくんを好き放題ハグできているのか
エージェント・ブラッドベリ: はりきって運ばないといけないなー(*´▽`*)
エージェント・ハルバート: ハルバートはいまきっと悪夢を見ている・・・
エージェント・ブラッドベリ: 耳元で愛を囁いてあげよう…
エージェント・ハルバート: いっそ目を覚ましそう(笑)
エージェント・シア: すごい一方通行!
エージェント・ブラッドベリ: (2D6) → 8[6,2] → 8 このくらいの<愛>
エージェント・ブラッドベリ: ブラッドベリの基本攻撃は愛にしときゃよかったなぁ
エージェント・ハルバート: うーんうーん
13@GM: じゃあ、エンフォーサーがこっちにGOCの仲間が待機してるから、とシアとブラッドベリを案内します ハルバートはまだ運ばれてます
エージェント・ハルバート: 「うーん、うーん、ち、ちかづくなあ・・・すや・・・」
エージェント・シア: 暴力的なまでの愛。
エージェント・シア: 「お迎えご苦労様。この二人?私が責任を持つから、心配無用だよ」
エージェント・シア: 一応庇っておこう。シアも二人が嫌いではないのです。
エージェント・ブラッドベリ: シアちゃん頼もしい…(トゥンク
エージェント・ブラッドベリ: シアちゃんならどんな判断でも正しく下してくれるんだろうと思っているので全面的にお任せなのだ
13@GM: GOC職員「そうか?お前がそういうんだったら信じるけど。
まぁ、早いとこ車に乗ってくれ、騒ぎが収まる前に退却するぞ」
エージェント・シア: 「ありがとう。じゃあ行こうか」乗り込み。
13@GM: そうして、オブジェクトの二人は適切な処置をされて車に乗せられます
エージェント・ブラッドベリ: 大人しく車に乗り込むー
エージェント・シア: 「あ、拘束具使うよ」ハルくんを巻き巻き
エージェント・ハルバート: すまきにして川に捨てられる夢を見てます うーんうーん
エージェント・シア: 起きて尋問するまでは忘れてること知らないからなぁ。
エージェント・ブラッドベリ: あ、たしかに
エージェント・ブラッドベリ: 起きたらぴゅあなハルバートくんになってるのかな
エージェント・ブラッドベリ: そのまま思い出さないといいよね
エージェント・シア: 財団にひどい目にあわされてたんだよー、SCPを一緒に壊そう!と吹き込みたい所存。
13@GM: 洗脳だー
エージェント・ブラッドベリ: 洗脳だww
13@GM: うーん、誰が生き残ってもバッドなエンドを用意してたんだけど
13@GM: このまま綺麗に終わるのもありなのではと思い始めている
エージェント・ハルバート: インセインではっぴーなエンドを迎えられるとは(仮)
エージェント・シア: うまいこと誰も死ななかったぞー!(なお後日談は)
エージェント・ブラッドベリ: wwww ほんと記憶処理はすごいとおもった
エージェント・ブラッドベリ: そうだよね、そこがネックになってるんだからそれでいけるわ。みたいな
13@GM: 記憶処理の使い方に称賛 全員生き残るなんて予想してなかったです
エージェント・シア: 一昨日くらいに「記憶処理使わなかったな……あれ?そういえば使ったらみんな寝るよね?」と。
エージェント・ハルバート: さすがインテリ担当(?)のシアさん
エージェント・ブラッドベリ: これがクレバーというやつか!
13@GM: でも設定が設定だからこのまま継続は無理だしデッドループのルールもあるから
みんな死んじゃってもいいかなーとも思って←
13@GM: このまま逃げて終わるのと死んで終わるのどちらがいいですか?
エージェント・ハルバート: 寝てるのでされるがまま 流されるまま すや
エージェント・シア: 逃げて終わりましょう!GOCもここまで人間だと、特にブラッド君は扱いを考えるでしょうし。
エージェント・ブラッドベリ: 人間に危害を加えろって命令じゃないならブラッドベリは割りと何でもするよ( ╹◡╹)
13@GM: オッケーです、それじゃあ後日談的にお話まとめましょうか
エージェント・ハルバート: 寝たままエンディングを迎えてしまった スヤリ
エージェント・ブラッドベリ: www
エージェント・シア: 寝顔はかわいいと信じてる。
エージェント・ハルバート: 記憶もなくしてるので悪夢さえ見てなければ安らか のはず
エージェント・ブラッドベリ: 記憶ないならハグしても悪夢は見ないでしょーハハハ
エージェント・ハルバート: ?!そうだった しかし初対面の男にハグされていい気持ちにはなるのだろうか
エージェント・シア: 別の悪夢を見そうですね?
エージェント・ブラッドベリ: 外人ならハグくらい普通じゃね(偏見)
エージェント・ハルバート: そういえば外人だった なんということでしょう そこまで嫌じゃないかもしれない??
エージェント・ブラッドベリ: 日系じゃなかった影響がこんなところにwww
エージェント・ハルバート: あの日のダイスロールは運命だったのか・・・
エージェント・シア: ハル君がブラッド君の期待通りになってきたww
13@GM: なんか面白い話が展開されてる お待たせしました、ちょっと文章書いてました。
エージェント・ハルバート: お疲れ様です!!
エージェント・ブラッドベリ: おつかれさまですー!どきどき!
エージェント・シア: お疲れさまです!
世界は狂ってしまった。説明するのもうんざりするくらい狂った。
きっとまた世界は終焉を迎えてしまう、誰がどう頑張っても。
だけどそれは、努力を捨てる言い訳にはならないとここの職員は思ってる。
……とある施設。そこがGOCの拠点の一つであるということは、職員しかしらない。
その内部の一室で、ハルバートは目を覚ました。
周囲にはシアとブラッドベリ。先日、仕事を共に任されたメンバーだ。
13@GM: ハルバートくんおはよう 少しRPしていただければ
エージェント・ハルバート: 「ん・・・?ああ、僕また完徹して寝ちゃったのか・・・ところで、どうして僕すまきなんですか」
エージェント・ハルバート: みんなを見渡してきょろきょろ そういえばこの人たち書類にあった人たちだなぁ みたいな
エージェント・ブラッドベリ: そっか、そこまで戻るんだな
エージェント・ハルバート: こういうのが趣味な人たちと仕事しなきゃならんのか、と若干引いてみる
13@GM: こういうのが趣味www
エージェント・シア: 成人男性をす巻きにする趣味の団体。
エージェント・ブラッドベリ�� 趣味わらう
エージェント・シア: 「何があったか覚えてないのかい?」
エージェント・シア: 表情も違うっぽいなぁ。
エージェント・ハルバート: 「何が?何がって何がですか?」後ずさりしつつ
エージェント・ハルバート: 早く逃げ出したい
13@GM: せっかく忘れてもらったのに好感度マイナスからスタートしている……
エージェント・ハルバート: 起きたらすまきスタートだからね、ほら
エージェント・ブラッドベリ: 自分が不始末したとは考えないのがさすがw
エージェント・シア: 「いや、忘れているなら無理に思い出さなくて良いよ。
君はSCPの影響で暴走していたから、やむ無く拘束させてもらっていたんだ」
エージェント・シア: スラスラ出任せが出てくるよ!
エージェント・ブラッドベリ: でまかせでもないようなwある意味あってる!
エージェント・ハルバート: 「またオブジェクトの収容違反、ですか・・・まったく、巻き込まれるのはごめんですね」
13@GM: おまいう
エージェント・ハルバート: 記憶を消すオブジェクトってなんかいたかなーって考えてます
エージェント・ハルバート: 記憶を消す、というか人を暴走させる系、か
エージェント・ブラッドベリ: 「もう既に巻き込まれた後かなー。大丈夫そうなら拘束もじきといてもらえると思うけど」
エージェント・ハルバート: 「何が起こったかさっぱりわかりませんけど、僕は見ての通りただの研究員ですよ。暴れたりしません」足ブラブラ
エージェント・シア: 「記憶処理を施してあるから、思い出せなくて問題ない。影響が抜けたと分かるまで少し我慢してくれるかな」
エージェント・シア: ここまで嘘は言ってない。
エージェント・ハルバート: 「いいですよ。大人しくしてればいいんでしょう。」
13@GM: これでシアが手回しして、オブジェクトとしての特性のみ失くせるように出来たら二人とも生き残れるかもしれなかったりするのかな
エージェント・シア: ブラッド君はこのままで人間待遇できそうですしねぇ。観察は必要でしょうが。
エージェント・シア: ハル君は、最悪思い出す度に記憶処理を…(外道)
エージェント・ブラッドベリ: 元々サイト内野放しオブジェクトだしなぁ
エージェント・ブラッドベリ: もう記憶処理が手軽に出来る首輪でもつけとけばww
エージェント・ハルバート: 拘束と首輪強要してきたらいよいよやばい組織ですよ!!
エージェント・シア: Dクラスの首輪みたいに、スイッチを押すと記憶処理される首輪www
エージェント・ブラッドベリ: 腕輪にしとこうかww バイタルとかとるようだって言えは通りそうw
エージェント・シア: 変態さんかな?
エージェント・ハルバート: おしゃれなブレスレット待ってます
13@GM: じゃあ、変わった形の腕輪を渡されたことにしましょうか 防水防熱一度つけると外せない仕様の
エージェント・ブラッドベリ: wwww
エージェント・ハルバート: 「なんですか、これ・・・趣味悪そうな腕輪・・・」
エージェント・シア: 「良く似合ってるよ」淡々
エージェント・ハルバート: 「うーん、まあ仕方ないですね」かちゃんとはめます 一生かつけてることになるのかな デコろう
13@GM: やりたいことやっといていいのでは 抱きしめるとか
エージェント・ブラッドベリ: 拘束されてる人はハグしませんよ><
エージェント・ブラッドベリ: もっとフリーの時にこうね…(ねらう)
エージェント・シア: ハグを狙ってギラギラしてるww
エージェント・ハルバート: なんだかあの人あんまりしゃべらないけどすっごいこっちみてるなぁ・・・と
エージェント・ブラッドベリ: (・ワ・)(チラッチラッ)
エージェント・ブラッドベリ: 正直ブラッドベリはあまり接触しないほうがいい気はするんだよなぁw 刺激して記憶掘り起こさせそうで
エージェント・ハルバート: そのたび記憶を消される(物理)
エージェント・ブラッドベリ: 処理(物理)
エージェント・ハルバート: 「あ、の。何か僕に用が・・・?」
エージェント・ブラッドベリ: 「……ううん。大丈夫かなって思って。あ、お菓子食べる?何か用意しようか?」
エージェント・シア: 「ああ、彼は君を抱きたいんだそうだよ」
エージェント・シア: 事案
エージェント・ハルバート: 「・・・はい?」
13@GM: ド直球だけどとても誤解される言い方
エージェント・ブラッドベリ: 「あ、それすごく語弊があるけど間違ってはない」
エージェント・シア: 「狙われてるから、気を付けてね」
エージェント・シア: 肯定しちゃった!
エージェント・ハルバート: いつからこの組織はやばい感じになってしまったんだ・・・
エージェント・ハルバート: 「え、ええ、ええ・・・?」
エージェント・ブラッドベリ: 「仲良くしてくれると嬉しいな!」この流れで堂々と笑顔で言うよ
エージェント・ハルバート: 「そう、ですね。僕はそのケはないんですけど、一緒に任務を請け負う仲間ですし」
13@GM: お菓子は頼めば他の職員がデリバリーしてくれる親切設計です
エージェント・ハルバート: だらけてしまいそうw
エージェント・シア: 研究員が二人も増えるのはGOCにとってものすごいメリットだから、大事にしてもらえるよ!
エージェント・ブラッドベリ: お仕事がんばるよーヽ(=´▽`=)ノ にんげんさんほめてー!ヽ(=´▽`=)ノ
エージェント・シア: だらけて人を襲わなくなった173ww
エージェント・ハルバート: お菓子で懐柔されてしまう173
エージェント・ブラッドベリ: 「あ、仲良くしてくれるんだ。うれしいなー」にこにこにこ。お菓子いっぱい用意してもらおう!
13@GM: GOC職員「仲良し3人組が復活だな!ほらお菓子でも食って存分にティーパーティーでもしろよ!!」とあることないこと吹き込んでおこう
エージェント・ハルバート: 「復活...ということは、僕が記憶がないうちに何かあったんですね...はあ。考えるのも無駄な気もするので食べちゃいましょう」むしゃむしゃ
エージェント・ブラッドベリ: 二人とも死ななかったしお仕事もあるし幸せだなー。お菓子もあるなー(ほのぼの)
エージェント・シア: 「ふむ。まあ、良いか」 のんびりお茶しよう。
エージェント・ハルバート: まさかのハッピーエンド
エージェント・ブラッドベリ: 前回の流れからのハッピーエンドww
エージェント・ブラッドベリ: シャイガイしか死んでないしね、すごいハッピー感
エージェント・シア: 絶対潰し合うことになると思ってたのに…
エージェント・ハルバート: 正直私が死んで~って流れだと思ってたのにまさか生き残るとは・・・記憶処理はすごい
エージェント・ブラッドベリ: エンフォーサーちゃんに判定成功してたらブラッドベリも攻撃せざるを得なかっただろうし、あの失敗もある意味ファイン
13@GM: では、狂った世界にしては、穏やかに、穏やか過ぎるほどに、3人はお菓子を食べるのでした。
13@GM: めでたしめでたし?
エージェント・ブラッドベリ: めでたいなー
エージェント・ハルバート: とてもめでたい
エージェント・シア: いやぁめでたい。
13@GM: まじでめでたい ということで
13@GM: 「壊れた世界と我々の」セッション終了です!みなさんお疲れさまでした!!
エージェント・シア: お疲れさまでしたー!!
エージェント・ブラッドベリ: おつかれさまでしたー!
エージェント・ハルバート: おつかれさまでしたー!!!
SCP-096 - The "Shy Guy" (http://www.scp-wiki.net/scp-096)
by"Dr Dan" - 2010
SCP-131 - The "Eye Pods" (http://www.scp-wiki.net/scp-131)
by"Lt Masipag" - 2008
SCP-173 - The Sculpture - The Original (http://www.scp-wiki.net/scp-173)
by"Lt Masipag" - 2008
SCP-504 - Critical Tomatoes (http://www.scp-wiki.net/scp-504)
by"BlastYoBoots" - 2009
SCP-1440 - The Old Man from Nowhere (http://www.scp-wiki.net/scp-1440)
by"Dmatix" - 2012
SCP-2000 - Deus Ex Machina (http://www.scp-wiki.net/scp-2000)
by"FortuneFavorsBold" - 2013
0 notes
【リプレイ】壊れた世界と我々の1-4【インセイン】
このセッションは2016年6月、7月に行われたものです。
13@GM:戦闘、開始です
エージェント・ブラッドベリ:プロットからかな?
13@GM:プロットからですね!
エージェント・ブラッドベリ:プロット設置OKです
エージェント・シア:準備できました
エージェント・ハルバート:大丈夫です
13@GM:では、公開しましょう
「エージェント・ブラッドベリ」がダイスをオープンしました。出目は1(6面ダイス)です。
「エージェント・ハルバート」がダイスをオープンしました。出目は5(6面ダイス)です。
「エージェント・シア」がダイスをオープンしました。出目は1(6面ダイス)です。
「K」がダイスをオープンしました。出目は6(6面ダイス)です。
「エンフォーサー」がダイスをオープンしました。出目は4(6面ダイス)です。
13@GM:シアとブラッドベリがバッティングですね
エージェント・シア:あいたっ
エージェント・ブラッドベリ:バッティングしちゃったね…!
エージェント・ハルバート:なんだか遠くの方で衝突事故が
エージェント・ブラッドベリ:シアちゃんと衝突してしまったぜ…(生命1マイナス)
13@GM:なんかトリガーとかあります?
エージェント・シア:トリガー引きました
エージェント・シアがカードを公開しました。「パニック」
エージェント・ハルバート:あああ...
エージェント・シア:ファンブルが3になるだけなのでセーフ。
13@GM:わぁ あと、公開されてる狂気の数だけ攻撃力にプラスされるんですよね
エージェント・ブラッドベリ:ですね
13@GM:全員+1かな あと、ブラッドベリの狂気でシアとハルバートは回避-1ですね
エージェント・ハルバート:うわーん
エージェント・ブラッドベリ:狙われてるの僕なら…大丈夫だろう…たぶん…
エージェント・シア:回避マイナスは上書きされてくれない辛さ。
13@GM:別のPCの狂気だからと思って……
13@GM:あと、エージェントKの特性ですが攻撃が通る程度に変えてますので 破壊頑張って
エージェント・ブラッドベリ:まじか
エージェント・シア:希望が見えた。再収容とか考えてる余裕はないんでしょうけどね。
13@GM:(だってみんな職員じゃないからその規則をわかっているかどうか)
エージェント・シア:(SCP×2と他所の職員しかいない戦場…)
エージェント・ブラッドベリ:もう一人いたら人が増えてたのかな?SCP増えただけな気がするな、これ
13@GM:一通り確認できたかな?攻撃はじめますよー
エージェント・ブラッドベリ:はーい
エージェント・シア:はーい!
エージェント・ハルバート:はーい
13@GM:では、エージェントKはブラッドベリに【基本攻撃】します
13@GM:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 2[1,1] → 2 → ファンブル(判定失敗。山札から【狂気】を1枚獲得)
13@GM:はははははwwwwwwwwwww
エージェント・ブラッドベリ:むせた
13@GM:まじか
エージェント・ハルバート:Kさんおっちょこちょい
エージェント��シア:真面目にやる気があるのかww
13@GM:初のファンブルがGMとか 泣く
エージェント・ブラッドベリ:人間になって萌え属性をえたしゃいな彼
エージェント・シア:せっかく泣き虫は治ったのに
13@GM:えっと ファンブルの処理が狂気カードを引くなんでNPCには適用なしでいいですかね その代わりスペシャルも適用しません
エージェント・ブラッドベリ:了解ですー。NPCには意味ないですからのう
13@GM:Kはまあ転ぶかなんかしました そしてハルバートの狂気です
エージェント・ハルバートがカードを公開しました。「広がる恐怖」
エージェント・ハルバート:じゃじゃーん
エージェント・シア:あっ
エージェント・ブラッドベリ:ちょwwなんか酷いの持ってたww
エージェント・シア:ひたすら怖がってるwww
エージェント・ハルバート:なぜ僕が怖がらないと行けないのか!!!
13@GM:やっぱり見られるの怖いんじゃないかな
エージェント・ブラッドベリ:ブラッドベリ弱そうだし、こいつ死んだら次自分かも!みたいな?恐怖??
エージェント・ハルバート:チェックしてきましたーわーん
13@GM:了解です ハルバートガクブルしてます
エージェント・ブラッドベリ:攻撃力+2になったよ、やったね…
エージェント・ハルバート:やったね(当たるとは言ってない)
エージェント・シア:シアは顔を見ていないから…
13@GM:では、速度5 怖がってる方
エージェント・ハルバート:怖いよー 正体バレバレみたいだし人間殺すぞ~
エージェント・ハルバート:1がシアさん 2がブラッドベリくん 3がK 4がオカルトの人
エージェント・ハルバート:ダイス合計:2 (1D4 = [2])
エージェント・ブラッドベリ:正確な狙いわらうw かむかむ!
エージェント・シア:どう転んでもブラッドベリ君
エージェント・ハルバート:前回宣言したようにブラッベリくん狙うぞ~
13@GM:憎悪滲み出てる
エージェント・ハルバート:ランダム特技指定お願いします~
13@GM:〈教養〉ですね 修正値も含めてどうぞ!
エージェント・ブラッドベリ:もー、感情とっておけばよかったなー。ハルバートくんになら愛情出てた気がする(愛)
エージェント・ハルバート:「あなたからの愛情なんてごめんです(地団太)」
エージェント・ブラッドベリ:なんでだよーw愛してあげるようー(・∀・)
13@GM:(あのRPのあとにしらじらしい)
エージェント・ハルバート:2D6>=9 (判定:生物学)
Insane : (2D6>=9) → 8[2,6] → 8 → 失敗
エージェント・ハルバート:わーん
13@GM:では、ハルバートはブラッドベリの首を絞めようとしましたが一定距離で見つめられました、と
エージェント・ハルバート:キャー ミナイデー
エージェント・シア:「エージェント・ハルバート。最初に狙うのはそっちじゃないだろうに。また瞬きひとつせずセクハラされるよ?」
エージェント・ブラッドベリ:「ハルバート。あれから先に処分しないと。うん、君をうんと愛しにいくよ?」
エージェント・ハルバート:「いいえ。彼が邪魔なんです、どうしたってころしたいんです。あと近寄らないでください」
エージェント・シア:愛しに行くって脅迫笑うww
エージェント・ブラッドベリ:「熱い抱擁がほしいのかな?しようか?」にっこにこ
エージェント・ブラッドベリ:(・∀・)(瞬きしない顔って絶対こんなだよな)
エージェント・ハルバート:まず目潰ししなきゃ...
エージェント・ブラッドベリ:愛ならまかせろー(バリバリ
エージェント・シア:やめて!
13@GM:では速度3 エンフォーサー行きますよー
13@GM:会話で得た情報からハルバートはブラッドベリがいるのでとりあえず大丈夫、目に見えて危険なKに【基本攻撃】です
エージェント・ハルバート:()
エージェント・シア:君たち初期から仲悪いもんね…
エージェント・ハルバート:(やっちまえやっちまえ~)
エージェント・ハルバート:根暗にとって根明は敵なんです、そうなんです
エージェント・ブラッドベリ:なんだよーお菓子あげるよーおいでおいでー(餌付け)
エージェント・ハルバート:うわぁーまぶしいー
エンフォーサー:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
13@GM:(安 心 し た)
エージェント・ブラッドベリ:Kさんが萌っ子である可能性急浮上
エージェント・ハルバート:ドジっこ
エンフォーサー:1d6
Insane : (1D6) → 5
エージェント・シア:殺意高い
13@GM:回避判定しますーーー
13@GM:2d6>=9
Insane : (2D6>=9) → 5[2,3] → 5 → 失敗
13@GM:無理だったーーー
エージェント・ブラッドベリ:よしよし
エージェント・ハルバート:あらまあ
エンフォーサー:「人間の体は不便かしら?死んだほうが楽なんじゃない?(バンッ)」
エージェント・シア:「さすがに腕が良いね。頼もしいよ」 ちらっ
エージェント・ハルバート:(お菓子おいしいし不便ではない ただあの根明がいる限り僕は...むしゃむしゃ)
エージェント・ブラッドベリ:そらSCPでいたほうが性能は上だよなぁ…
エージェント・ブラッドベリ:ぼくはにんげんでいるほうがせいのうはあがっているきがする
エージェント・シア:そこの二人もかなり人間ぽくなってるし
エージェント・ハルバート:(ブラッドベリ殺さなきゃ~ムシャムシャ)
エージェント・ブラッドベリ:ぎゅってできるしね!(ちらっとハルバートをみる)(抱擁狙っている)
エージェント・ハルバート:「うわぁ...遠くの方から視線と熱気を感じる ころさねば」
エージェント・ブラッドベリ:ちらっちら
13@GM:では速度1です シアとブラッドベリで、1d6振って大きいほうが先攻です
エージェント・シア:1d6
Insane : (1D6) → 4
エージェント・ブラッドベリ:1d6
Insane : (1D6) → 5
エージェント・シア:負けた。
エージェント・ブラッドベリ:とりあえず狙いはひとつだよね…ってことで【基本攻撃】をエージェントKにお返ししよう。指定特技は<追跡>
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=5 (判定:追跡)
Insane : (2D6>=5) → 2[1,1] → 2 → ファンブル(判定失敗。山札から【狂気】を1枚獲得)
エージェント・ブラッドベリ:あw
13@GM:ファンブルの大盤振る舞いかな?狂気どうぞ
エージェント・ハルバート:終盤になって(笑)
エージェント・シア:お守りありますが。
エージェント・ブラッドベリ:そのお守りはハルバートくんが例の判定に成功しちゃったらつかうべきかなと…HP関係なくロストっぽいし
エージェント・ハルバート:(使ってくれたらよかったのにーのにー)
エージェント・シア:ああ、なるほど。ブラッドベリ殺す技。
エージェント・ハルバート:むむ、お守りがあるとなると秘密バレちゃったのは痛い
エージェント・ハルバート:でもシアさんもお守り持ってるだろうしなーどうしようかなー
13@GM:では、ブラッドベリはハルバートの動きを制限させるつもりでいたらよそ見になって攻撃があたりませんでした、と
エージェント・ブラッドベリ:「……うっ。やっぱり僕にひとを、…ひとがたしてるのは傷つけられないのかも…」
13@GM:次はシアです
エージェント・シア:効率で急所を狙って通常攻撃です。
エージェント・シア:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
エージェント・シア:しまった。
エージェント・ハルバート:ここにきて出目が死んでいく
エージェント・シア:「私には戦闘は難しいね」
エージェント・ハルバート:「みんな研究員ですし、そこのお姉さん以外は戦闘に不向きなんじゃないですかねぇ」
エージェント・シア:「だ、そうだよ。何とか頑張ってくれ」
エンフォーサー:「私も戦闘向きってわけじゃないんだけど……あなたも頑張ってよ……」
エージェント・ハルバート:研究員(仮)
エージェント・ブラッドベリ:(仮)わらうw
エージェント・シア:ハル君は戦えるでしょ!www
エージェント・ハルバート:えぇーなんのことかなぁー
エージェント・ブラッドベリ:寧ろ得意なはず
エージェント・ハルバート:「まぁ...殺したい相手はいっぱいいるので、ここでは死にませんよ」
エージェント・ハルバート:にっこり
エージェント・シア:おでこコツンッてして「このいたずらっこめ」ってしたい
エージェント・ブラッドベリ:「いっぱいって僕以外の誰を標的にするつもりなんだ。だめだよ。抱きしめるよ」
エージェント・ハルバート:「やめてください...パワハラですよパワハラ」
エージェント・シア:「何で求愛してるんだ君は」
13@GM:一巡したので!速度6です! エージェントKはどうしようかな
13@GM:NPC狙ってもしゃーないので変わらずブラッドベリに【基本攻撃】しますね
エージェント・ブラッドベリ:うっす
13@GM:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
13@GM:あっ成功した
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=5 回避判定
Insane : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
エージェント・ブラッドベリ:するりっ
エージェント・ハルバート:「エージェントは、本気出してくださいよ まったく」
13@GM:超余裕でかわされた……やっぱりKドジっこなの……?
エージェント・ブラッドベリ:「なんかこれが一番効くかなって…。愛を知れば攻撃する気なくなるかもだし!伝導するべきかなって!」
パワハラ上等で手をわきわき
エージェント・ハルバート:「うわぁ...(ドン引き)」
エージェント・ブラッドベリ:「はっ、つまり攻撃ではなくあのKにも抱擁すればワンチャン…攻撃がだめならそうするしか…」
エージェント・シア:「(そっと距離をとる)」
エージェント・ハルバート:次はハルバートですね、うーんと
エージェント・シア:「エージェント・ハルバート。エージェント・Kが次に狙うのは君だよ」
エージェント・ハルバート:偶数でK、奇数でブラッドベリくん
エージェント・ハルバート:ダイス合計:2 (1D6 = [2])
エージェント・ブラッドベリ:(抱擁避けか…)
エージェント・シア:(そんなに抱擁がいやなのか)
13@GM:偶数だからKですね
エージェント・ブラッドベリ:お、そっちいくのか
エージェント・ハルバート:「何ブラッドベリ始末しそこねてるんだ!」
エージェント・ハルバート:Kに対してランダム特技指定してください
13@GM:〈におい〉 あっにおいだ
エージェント・ハルバート:においーーーーーー!!!
エージェント・ブラッドベリ:においきたー!!
エージェント・シア:どこまで行ってもにおいww
エージェント・ハルバート:でも-2なんだなぁ
13@GM:そうですねぇ でも狙えない場所ではない なんてこった
エージェント・ハルバート:2D6>=7 (判定:におい)
Insane : (2D6>=7) → 5[2,3] → 5 → 失敗
エージェント・ブラッドベリ:おしい
13@GM:(ブラッドベリいなかったら首折れてた……)
エージェント・ハルバート:「あいつさえいなければ思うように動けたのに!!」
エージェント・シア:得意分野なら振りなおしも
エージェント・ハルバート:武器ない...........
13@GM:あっほんとだ 生命力か正気度を1点コストにして振り直し出来ます
エージェント・シア:好奇心の再挑戦て戦闘では出来ませんでしたっけ?
エージェント・ブラッドベリ:できるんじゃない??
エージェント・ハルバート:あ、なるほど 生命力1削って振りなおしてもいいですか?
エージェント・ブラッドベリ:戦闘中の消費はデメリットあるからあまりやらないだけで
13@GM:いや、戦闘中のことは書いてないんで出来ていいかな 振り直しどうぞー
エージェント・ハルバート:2D6>=7 (判定:におい)
Insane : (2D6>=7) → 7[2,5] → 7 → 成功
エージェント・ブラッドベリ:ヒュー!!
エージェント・シア:めきょってなった!
エージェント・ハルバート:「僕の鼻えらい!!!!」
エージェント・シア:鼻でへし折った!?
エージェント・ハルバート:鼻が屈強
エージェント・ブラッドベリ:ひゅー!必殺仕事人臭すごいw
13@GM:回避させてください!!
エージェント・ブラッドベリ:あ、回避できるんだw
エージェント・シア:お守りあるんですけどね
13@GM:あ、そうかこれハンドアウトのやつ そっか
エージェント・ハルバート:ですです 回避しないでほしいなぁ ちらっ
13@GM:PCも回避できないのでKも回避不可能にしましょう今人間だし くっそぅ
エージェント・ハルバート:くさい薬品ぶっかけたんですかね 溶けろ溶けろ
13@GM:でも秘密で言った通りなので2d6です
エージェント・ハルバート:ダイス合計:10 (2D6 = [6 4])
エージェント・ブラッドベリ:やる気すぎww
エージェント・ハルバート:「ブラッドベリ殺しを失敗したお前は用済み!!!」グチャァ
エージェント・シア:当たったらデカい戦闘w
13@GM:おおう 10かあ
エージェント・ハルバート:狂気分忘れてました 今ならもれなく+2プレゼントです
13@GM:ああー あのですね 死にます
エージェント・ハルバート:はい 南無南無
エージェント・ブラッドベリ:死んだー!!
13@GM:かつての体なら殺意を覚えればいくらでも体が動いたと言うのに、
息が苦しい、視界がぐらつく、目の前の不機嫌な男が笑ったような気がした。
13@GM:Kはその動きを止めました。生命力0です。おめでとうございます。
エージェント・ハルバート:「しくじるとこうなるんだ、はは、また世界から人が減った はは」
エージェント・ブラッドベリ:「……ちょっとあの人バイオレンスすぎる…」ふるえる
エージェント・ハルバート:さっきまで抱擁するだなんて言ってた口はどこへ...
エージェント・ブラ���ドベリ:あ、そんなに抱擁してほしいの??
エージェント・ハルバート:「NO」
エージェント・ブラッドベリ:ハルバートくんつよい
エージェント・シア:「喜んでるとこ悪いけど、それはSCPだよ」
エージェント・ブラッドベリ:「……シアちゃん、鋭いつっこみ…」
エージェント・ハルバート:「人型してるものは人間なんです 全部憎いんです 殺し足りない殺し足りない」
エージェント・ブラッドベリ:「エージェントハルバート。まだ殺すの?全部殺すの?」
エージェント・シア:「……やはり、人に見えてもSCPは有害か」
エージェント・ハルバート:「あなたが人を愛することを不思議だと感じないように、僕も人を殺すのが普通なんですよ」
エージェント・ブラッドベリ:「君はその殺意から逃れられないのか…。そうか…」落胆したような、悲しい声
エンフォーサー:「第一の目標の沈黙を確認。見過ごしていたと思った?次はあなたよ」 速度3、エンフォーサーです
エージェント・ハルバート:「そういうもの、ですからねぇ はいはい 僕ですかねぇ」
エンフォーサー:ハルバートに【基本攻撃】します
エージェント・ハルバート:そこにもオブジェクトいるのにー
エージェント・ブラッドベリ:ぼくむがいじゃから…
エージェント・シア:無害じゃけどSCPじゃろ?
エージェント・ブラッドベリ:SCP全部破壊するとかそういう系?
エージェント・ハルバート:組織自体がそうだったような
エージェント・シア:見つけ次第とにかく破壊する組織がGOCだったかと。
エンフォーサー:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
エンフォーサー:駄目だった
エージェント・ハルバート:ありがとうございます
エージェント・シア:次に期待しよう
エージェント・ハルバート:次があるかな?どうかな?
13@GM:次の判定は上手くやってくれるよ 速度1のお二人、先攻決めどうぞ
エージェント・シア:1d6
Insane : (1D6) → 4
エージェント・ブラッドベリ:1d6 攻撃順
Insane : (1D6) → 4
エージェント・ハルバート:仲良し
13@GM:仲良しかな
エージェント・ブラッドベリ:1d6 もう一回!
Insane : (1D6) → 1
エージェント・シア:1d6
Insane : (1D6) → 5
13@GM:シアが先です どうぞー
エージェント・シア:ハルバート君に通常攻撃。
エージェント・シア:2d6>=5 効率
Insane : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
エージェント・ハルバート:そこにもオブジェクトいるのにー(2回目)
エージェント・ハルバート:回避って数値どうなりますか...?
エージェント・シア:回避は10ですね
エージェント・ハルバート:ンエエエエ
エージェント・ブラッドベリ:9+1だもんな,今
エージェント・ハルバート:2D6>=10
Insane : (2D6>=10) → 5[1,4] → 5 → 失敗
エージェント・ハルバート:まあだめですよね
エージェント・シア:1d6 どうぞー
Insane : (1D6) → 2
エージェント・シア:ちょっぴり。
13@GM:2のダメージです
エージェント・ハルバート:「いたた」
エージェント・ブラッドベリ:同じ特技持ってたら回避に修正入ったりもする
エージェント・ハルバート:効率は...持ってないですね 痛いよー
13@GM:では次ブラッドベリですね
エージェント・ブラッドベリ:どうすっかなー。シアちゃんの味方なんだっけエンフォーサー
エージェント・シア:エンフォーサーはハルバート君を優先的に攻撃してくれるとは思いますよ。
エージェント・ブラッドベリ:うーん、危険なSCPオブジェクトって扱いがどこまで解釈されてるかだよなー
エージェント・ハルバート:あ、いまこのタイミングで鎮痛剤って使えますか?
13@GM:鎮痛剤いつでも使えますよ
エージェント・ハルバート:じゃあ使っておきますね 痛いの痛いのブラッドベリにとんでけー
エージェント・ブラッドベリ:いらないよww
エージェント・ハルバート:とんでけー(怨念)
エージェント・シア:ラブラブだなあ(微笑み)
エージェント・ハルバート:とんだ誤解(憤怒)
13@GM:実際こういうカプあるよね……絶対あるよね……
エージェント・シア:えっ。じゃあ、殺伐だなあ(ゲス顔)
エージェント・ブラッドベリ:まぁ二人でなんとかなるだろうし、手番はパスしたいな
エージェント・シア:何とかなる間に即死技が…
エージェント・ハルバート:にっこり
13@GM:パス了解です 一巡しましたー
13@GM:ここで、脱落するかしないか宣言が あったなあって さっき忘れてた
エージェント・ブラッドベリ:「ハルバート、僕を狙うのはいいけど、他はダメだ。……大人しく収容されようよ。それじゃダメなのかい」
諦めきれないように声をかける
エージェント・ブラッドベリ:標的でいたいからハルバートがなんとかなるまでぼくは脱落はしない
エージェント・シア:脱落しません。
エージェント・ハルバート:「収容?ここにいる二人は破壊を目論んでるんだよ。そんな生半可な気持ちじゃ君も殺されるよ」
エージェント・ハルバート:戦闘引き続き参加しまーす
13@GM:戦闘が続行されるならエンフォーサーも残るよ
エージェント・ブラッドベリ:「……そうなるなら仕方ない。傷つけるよりマシだ」
エージェント・ハルバート:「殊勝だなぁ。まあ、そういう性質のSCPだからそうもなる、のかぁ」
エージェント・シア:そんな二人を無感動に見詰める。
0 notes
【リプレイ】壊れた世界と我々の1-3【インセイン】
このセッションは2016年6月、7月に行われたものです。
13@GM:では、3サイクル目を始めましょう 誰から行きますか?
エージェント・ハルバート:特になければお先にどうぞです
エージェント・シア:お先にどうぞー
エージェント・ブラッドベリ:二人ともお先どうぞなのかw
エージェント・シア:判定に成功したので特に何も起こりませんです。
エージェント・ブラッドベリ:ぼくPCの秘密も気になるんだよなー
エージェント・ハルバート:ね!私もそれは気になります
エージェント・シア:気になりますよね。3手番で秘密は5つ・・・
エージェント・ハルバート:きついというか無理
13@GM:仲間を疑っちゃだめだよー><
エージェント・シア:仲間?そんな人いましたか?(クール
13@GM:シア>アッハイ
エージェント・ハルバート:すっとぼけ
エージェント・ブラッドベリ:じゃあ僕さきいこうか
エージェント・ブラッドベリ:1D3 1シアちゃん 2ハルバートくん 3事件か鬱病
Insane : (1D3) → 3
エージェント・ハルバート:まさかのダイス
エージェント・ブラッドベリ:気になるし病気のほうをーしらべるー
13@GM:鬱病について、判定どうぞー
エージェント・ブラッドベリ:鬱になるなんて愛が足りないんだよ!!皆に愛をあげようー。ということで愛で判定
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=5 (判定:愛)
Insane : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
エージェント・ブラッドベリ:愛の押し付けである。ハグしてまわろうか(ぁ
エージェント・ハルバート:アンパンマンみたいな人だなぁ
エージェント・シア:イタリア人みたいな人だなあ(偏見
エージェント・ブラッドベリ:ノリそのあたりだよね
エージェント・ブラッドベリ:はぐはぐ(*´▽`*)(男も女もかんけいないよ)
13@GM:ハグして回ったら、ちょっと気持ちが軽くなった職員がじつは、って話し始めます 秘密見ていいよー
エージェント・ハルバート:(その様子をあとからにおいで感じ取ろう)
13@GM:目星ですね、どうぞどうぞ
エージェント・ハルバート:2D6>=5 (判定:におい)
Insane : (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功
エージェント・ハルバート:においはすごいぞ
エージェント・シア:(また研究員は見たしよう)
エージェント・ブラッドベリ:「今は俺がかわりになってあげるようー」ぎゅうぎゅうぎゅう
エージェント・ブラッドベリ:(このRPである)
エージェント・シア:ホモのにおいがするです?
エージェント・ハルバート:「ブラッドベリさんがところかまわず抱擁をかましてるにおい!」ピキーン
エージェント・ブラッドベリ:「愛があればオールオッケー(*´▽`*)」
13@GM:じゃあ、共有もするので全体公開ですね
エージェント・ブラッドベリ:はいはい
秘密 蔓延する鬱病
実は彼らはSCP-131に対して愛着を持っていたようだ。
愛らしく人懐っこい彼らはこの仕事をしていく上で清涼剤たる存在であった。
しかし混乱の最中、行方がわからなくなってしまった。
本来ならば注意されることだが、それはPCたちの仕事ではない。
ところで、SCP-131はどこへ行ったのだろう?
エージェント・ハルバート:いろんなもの行方不明になりすぎこの職場
エージェント・シア:「収容違反にしか行き会っていない…危険度の高いものだけでも急いで回収しなければ」
エージェント・ブラッドベリ:なんか鬱々してるひとたちが可哀想なので、あちこちハグしてまわります。そんな感じでおわりー
エージェント・ハルバート:心の弱い職員たち...なむなむ
エージェント・シア:ブラッドベリ君はかわいい131の代わりになれるのか。彼の活躍に期待(メモ)
13@GM:愛らしいかどうかAPPでも決めます?←
エージェント・ブラッドベリ:低かったら可哀想でしょ!!
エージェント・ブラッドベリ:131はガチかわいい子達なので…まけるし…
13@GM:ふふふ では次行きましょうー
エージェント・ハルバート:順番どうしましょう 私はどっちでもよかです
エージェント・シア:ではお先にどうぞです。いつも譲ってもらってましたし。
エージェント・ハルバート:(譲ったのは初心者だったから...)うーむ そうですね
エージェント・ハルバート:さっき職員たちにしっしされてしまった。なんだか悲しい。
信じられるのはいま一緒に調査してるチームの人だけ
エージェント・ハルバート:だけど、そのチームのことも実はよく知らない。どうせ一緒にお仕事するならしっておきたい。
エージェント・ハルバート:あの気さくなブラッドベリくんならどうだろうか?僕と打ち解けてくれるだろうか?
エージェント・ハルバート:って感じでにおいでブラッドベリくんの秘密を暴きたいです
13@GM:なんかかわいそかわいい
エージェント・ブラッドベリ:かわいそうw
エージェント・ブラッドベリ:今ならもれなくハグ
エージェント・ハルバート:ハグはいいです
エージェント・ブラッドベリ:なんで><
エージェント・シア:やっぱり塩対応
エージェント・ハルバート:ホモじゃないので...(?)
13@GM:えっと、確認ですが、イベントではなく秘密のほうでいいですか?
エージェント・ハルバート:む?イベントとは
エージェント・ブラッドベリ:あ���、そこ選べるのか
エージェント・ブラッドベリ:秘密が最初にもらったやつで、イベントがさっきの追加分だね
13@GM:それも調べることが出来ます
エージェント・ハルバート:うーん 秘密でお願いします
13@GM:わかりました、では判定をどうぞ
エージェント・ハルバート:2D6>=5 (判定:にお��)
Insane : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
エージェント・ハルバート:ふう
エージェント・ブラッドベリ:おかしあるよー。はぐしたらもっと仲良しだよー(においパタパタ)
エージェント・シア:目星しますー
エージェント・ハルバート:見られてる~
13@GM:目星どうぞー
エージェント・シア:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
エージェント・シア:偶然ブラッドベリ君の知られざる顔を見てしまった!
13@GM:ブラッドベリの秘密が公に曝される!! 全体公開でお願いします
エージェント・ハルバート:はーい
PC3の秘密
ショック:なし
あなたは人好きで、誰とでも仲良くしたいと思っている。
今回折角チームを組んだのだから親しくなれないだろうか?
あなたの本当の使命は、「PCと多くプラスの感情を結ぶこと」だ。
エージェント・ブラッドベリ:てれてれ(*´▽`*)
13@GM:凄くいい人でした
エージェント・ハルバート:この陰鬱とした職場の中、かなりいい人でした(完)
エージェント・シア:本心から良い人だった!
エージェント・ブラッドベリ:だからハグしてまわってるのにw
エージェント・ハルバート:「においにつられたらハグされてしまう気がする 遠くから見守っておこう(望遠鏡)」
13@GM:RP見てめっちゃハンドアウト通りすぎて笑った
エージェント・ハルバート:秘密が秘密してなかった 私はここで終わります
エージェント・ブラッドベリ:秘密なんてなかった
エージェント・シア:「……悪い人ではないんだね。私に人柄は必要ないのだけども(遠巻き」
エージェント・ハルバート:そして誰も近寄らない
エージェント・ブラッドベリ:「もっと近づいてくれてもいいのにー(じっとじっと見てる)」
エージェント・シア:強く生きて!モブ職員は君の味方かも知れない!
エージェント・ハルバート:まあハルバートはここにはいないので...遠くの方から望遠鏡で見てるだけなので...
13@GM:望遠鏡www
エージェント・シア:近付きすらしないw
エージェント・ハルバート:「今悩んでるのが見えるなぁ」
エージェント・ハルバート:ストーカーくさい なんなんだこいつは...
エージェント・シア:「好感は持っているし、協力もするよ。他に何が必要?」
エージェント・ブラッドベリ:シアちゃんしかまともな職員がいない予感!
エージェント・シア:もっと真面目に研究しよ!?
エージェント・ブラッドベリ:3サイクルだからここで終わりか。どれいくか悩ましいね
エージェント・シア:2択です。ハルバート君と暴力事件。どっち優先したらいいのか・・・
13@GM:最後シアですね どうしますー?
エージェント・ブラッドベリ:やばそうなのは率先して開いてる感じもするから、気になるならPCの秘密いってもいいかもね
エージェント・シア:また「あれが逃げてるけどどこ行った?」だと切ないですもんねぇ。
エージェント・ブラッドベリ:それな
エージェント・ハルバート:お菓子食べますか?
エージェント・シア:じゃあハルバート君とお菓子食べます。ついでに秘密も。
エージェント・ハルバート:お菓子食べてるときにうっかり喋っちゃうんですかねぇ...ゆるゆる
13@GM:これも確認しますが、秘密のほうで良いですね?
エージェント・シア:そうか、イベントがあった。イベントの方でお願いします。
エージェント・ハルバート:モグモグ
13@GM:わかりました、判定どうぞ
エージェント・シア:2d6>=5 終末
Insane : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功
エージェント・シア:成功! 秘密もらいますー
エージェント・ハルバート:「実は...」って感じでお菓子食べてる手を止めてぽつぽつ喋ります
エージェント・シア:「エージェント・ハルバート、君は…」ちょっとビックリ。
エージェント・ブラッドベリ:感情あるから共有してもらいたいぞよー
13@GM:共有もあるなら、全体公開でどうぞ
エージェント・ハルバート:あらやだ~みんなにバレてしまった(今更)
エージェント・ブラッドベリ:うさんくさいwww
エージェント・ハルバート:だれかれ構わずハグしちゃうイタリア人よりかはうさんくさくない(棒)
エージェント・ブラッドベリ:そんなことないやろー!!
秘密 イベント:PC2 ショック:全員
あなたの目の前で人が死んだ。一瞬の出来事だったように思える。
駆け付けた人々が憎らしい。たくさんの視線。動けないあなた。
こんなところから、逃げてしまいたい。
あなたは今後、
GMの選んだランダムな特技判定に成功することで
PCをロストさせることが出来る。
ただしPC3がいる場合、-2の修正。
エージェント・シア:だれかれ構わずロストもそれはそれで
エージェント・ハルバート:絶対殺すマンになりました
エージェント・ブラッドベリ:ショックありかー。とりあえず正気へらしとこう
エージェント・ブラッドベリ:ハルバートくんがこわい子だった!!
13@GM:相当ショックだったんでしょうね まさか仲間が
エージェント・シア:妙に嫌われているブラッドベリ君
エージェント・ハルバート:こわくない コワクナイヨ
エージェント・ハルバート:人が死んだことにショックなのにさらに人の命を狙うハルバート 狂ってるぜやったぜ
エージェント・ブラッドベリ:あ、あ!狂気カードがオープンに、なった。トリガーひいた
13@GM:おっと ここまで平穏だったのに
エージェント・ブラッドベリ:狂気:なぜ自分だけ!?
トリガー:自分の【生命力】か【正気度】が1点以上減少する。
あなたは自分が、これ以上不幸な目にあうことなど考えてもいない。
だから自分が不幸な目にあった時、こう思うのだ。「みんなも同じ目にあえばいいのに」と。
以降、このキャラクターと同じシーンに登場している、
このキャラクター以外のPC全員は、回避判定にマイナス1の修正がつく。
この狂気を自分から明らかにすることはできない。
13@GM:(そういえば平穏だった)
エージェント・ハルバート:あらまぁ
エージェント・シア:回避が減らされた!
エージェント・ハルバート:今まであんなに楽しそうだったのに一気に
13@GM:ということはクライマックスはシアとハルバートに修正入りますね
エージェント・ハルバート:いやん
13@GM:状況は真に非情ですねぇ
エージェント・シア:敵はSCPだというのに。塩対応したせいだろうか。
エージェント・ブラッドベリ:ぼくは別にいいけど。シアちゃんに厳しいこの状況
エージェント・ハルバート:みんな仲良くしましょうよ(棒)
エージェント・ブラッドベリ:おまいうww
13@GM:正直、和気あいあい?とした雰囲気でクライマックスいったらどうしようかと思いました。
エージェント・ハルバート:和気藹々が懐かしい...遠い日々...
エージェント・ブラッドベリ:和気あいあいでもよかった。突然裏切られるとかまじインセイン
エージェント・シア:まあ、SCPの形状が変わっているなら誰も信用できないからね。想定の範囲内だよ。
エージェント・ハルバート:「も~やだ みんな死んでしまえ~ わーん」
13@GM:それではですね、管理者ムルナウに定期連絡を行う時間のちょっと前くらいに彼から無線で連絡が入ります
13@GM:「君たち、無事かい?」
エージェント・シア:「何かありましたか?」
エージェント・ブラッドベリ:「無事だよ、一応ね。どうかしたのかな」
エージェント・ハルバート:「無事って...一体どういう」
13@GM:「確認してる暇はないんだがな、もしも耳を貸せるなら遭遇していないんだろう。落ち着いて聞いてくれたまえ」
エージェント・ハルバート:「...わかりました。」
13@GM:「SCP-096独房が内部から破られた。そこから出てきた職員がサイト内で虐殺の限りを尽くしている」
13@GM:「いや、職員ではないな。あれはSCP-096そのもののようだ……」
エージェント・シア:「やはりあれは変形した096でしたか…」
エージェント・ブラッドベリ:「あー……うん。やっぱり、そうだよねぇ…」
エージェント・ハルバート:「...はい、続けてください」
13@GM:見つけ次第状況に応じるように、とムルナウが言うのと同じくらいのタイミングで、PCのいる場所へなにかが近づいてきますね
13@GM:写真を見たのはハルバートとブラッドベリでしたね
エージェント・ブラッドベリ:ですです
エージェント・ハルバート:ソウデシタネ
エージェント・シア:警戒して物陰を探します。
13@GM:どっちを始末しに来たかダイスで決めよう 奇数がハルバートで偶数がブラッドベリで
13@GM:1d6
Insane : (1D6) → 4
エージェント・ハルバート:ビャー
エージェント・ブラッドベリ:なぐりあいじゃー
エージェント・ハルバート:さよならブラッドベリくん
13@GM:ではブラッドベリのほうに血塗れのエージェントKが素早く近づいてきますね
13@GM:まず、エージェントKがPCたちを殺しに来ると言う事実から〈追跡〉で恐怖判定をお願いします
エージェント・ハルバート:全員です?
エージェント・ブラッドベリ:お、丁度もってるな
13@GM:全員ですです
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=5 (判定:追跡)恐怖判定
Insane : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
エージェント・ハルバート:2D6>=6 (判定:乗物)
Insane : (2D6>=6) → 3[1,2] → 3 → 失敗
エージェント・シア:2d6>=7 第六感
Insane : (2D6>=7) → 7[2,5] → 7 → 成功
エージェント・ハルバート:ンンン
13@GM:ハルバートに狂気を一枚差し上げる
エージェント・ハルバート:これ、狂気のトリガー引きました、よね?
どどんとふ:エージェント・ハルバートがカードを公開しました。「絶叫」
エージェント・ブラッドベリ:お、公開きた!
エージェント・シア:これは全員ですよね?
エージェント・ハルバート:ごめんね...恐怖におののいてね...
13@GM:駆け付けちゃって、絶叫 みたいな
エージェント・ハルバート:何をやってるんだこいつは
エージェント・シア:あんな人走ってきたら怖いよね…
エージェント・ハルバート:ゴゴゴゴゴゴ
エージェント・ブラッドベリ:wwww
13@GM:あ、ランダムに選ばないとなのか
エージェント・ブラッドベリ:ですね。知覚からランダム
エージェント・シア:2d6>=5 効率
Insane : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
エージェント・シア:持っててよかった。
エージェント・ブラッドベリ:味だよね?知覚だから
13@GM:あっほんとうだ すみませんーーーーー!!
エージェント・シア:振りなおします? 適用なら6なんで成功なんですが。
13@GM:いや、成功してるならそのままでいいことにします すみません……
エージェント・シア:ありがとうございますー
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=8 (判定:追跡)<味>で恐怖判定
Insane : (2D6>=8) → 4[1,3] → 4 → 失敗
エージェント・ブラッドベリ:キャラシの方にもメモしたぞー。顕在1枚か。まだいけそう
13@GM:そしてハルバートが叫んで一瞬場がひるんだ瞬間に、壁が突然爆発しますね
エージェント・シア:「今度は何だ!?」
13@GM:その向こうから女性が一人
エージェント・ハルバート:「ウワーーーーーー!!」
エージェント・ブラッドベリ:「見た、って認識されたらアウトなんだよなぁ。写真見せて回るとかテロでしかなかった……、って急に何だ!?」
エージェント・ブラッドベリ:叫んだり、壁が爆発したりと忙しい周囲に混乱気味。
エンフォーサー:「あら?もしかして手遅れだったかしら……」
エージェント・ハルバート:「だれ、ですか...?」
エージェント・ブラッドベリ:「割りと首皮一枚くらいで手遅れかもしれない…」
エージェント・ブラッドベリ:誰だろって顔しとこう。
エージェント・シア:「収容違反という意味ならば大惨事だよ」
エンフォーサー:そういってそこにいる人物を一人ずつ素早く確認して、シアに話しかけられたのでちょっと安心したような顔をしました
エンフォーサー:「あら良かった。エージェントシア、無事だったのね。」
エージェント・ブラッドベリ:「なに、知り合い?」
エージェント・シア:「どうにか。私はあれを見ていないから、猶予は少しあるかもね」 096をくいっと
エージェント・シア:「援軍だ。安心していい」
エンフォーサー:「見たところ破壊しなきゃいけないのはあれだけかしら?それとも、他に目標はいる?」
ハルバートとブラッドベリを睨みますけど
エンフォーサー:ちなみに世界オカルト連合の所属だとわかるエンブレムみたいなのが確認できますね
エージェント・ハルバート:「援軍...だけでどうにかなるもんなんですかね、この状況」
エージェント・ハルバート:(睨まれてる)
エージェント・シア:「現状発見できたのはそれだけだ。
ああ、それと、ついでに管理者が妙な特性を身につけたようだから、そちらも出来れば破壊しておきたいかな」
エージェント・ハルバート:ワーオ
エージェント・ブラッドベリ:「あれは真っ先に破壊対象として、ハルバートは別にいいの、エージェントシア」不思議そうに尋ねよう
エージェント・シア:「エージェント・ハルバート? 私の調査が追いついていないようだね。これも特異なオブジェクトなのかい?」
エージェント・ハルバート:「何とぼけて...僕からすればあなただって充分怪しいんですが」
エージェント・ハルバート:「エージェント・シア、ブラッドベリこそ要研究対象です」
エージェント・ブラッドベリ:「状況的に照らし合わせたら、可能性は一つあるかな。というか、害意ゼロじゃないだろ、君」
それはもうじっとじっとハルバートを見つめて��こう。なんかそうしないといけない気がした。
エージェント・ハルバート:「自分のこと棚にあげて、何を」きつい感じで
エージェント・ブラッドベリ:「じゃあ僕がなんなのか君の予測を言ってみたらいいんじゃない?多分不快なの君だけだよ」
エージェント・シア:傍観の構え
エージェント・ブラッドベリ:「ひとつ付け加えるなら。破壊処理終了後、収容されるのは構わないとも」自分自身にやましい事はないから堂々としている
13@GM:それではハルバート、ブラッドベリの正体を、教えてください
エージェント・ハルバート:「ブラッドベリは、まばたきをしません。みていればわかることです」
エージェント・ハルバート:「ご存知でしょう?そういったSCPのこと」
エージェント・シア:「瞬き? ……ああ、あれか。人型になっていたとはね」
エージェント・シア:「通りで友好的なわけだ」
13@GM:そうですね、使命クリアです おめでとうハルバート!
エージェント・ハルバート:わーいわーい
エージェント・ブラッドベリ:おめでとー!
エージェント・シア:おめでとうございます!
エージェント・ハルバート:ありがとうございます ウゴー
エージェント・ハルバート:「職員たちとのやり取りも納得できるでしょう?」
エージェント・ブラッドベリ:「うん、そうみたい。自分の正体なんて気付いたって面白くも何ともなかったけどね」
エージェント・シア:「君は元に戻ったほうが幸せだろうな」
エージェント・ブラッドベリ:「で、そこで問題になるのはさ、エージェントハルバートはさ、僕が苦手なのかな。不思議だね、職員は仲良くしてくれるのにね」
エージェント・ブラッドベリ:「収容違反な上に何処にいるのかわからない。「僕」を苦手とするやつ、いたよね」
エージェント・ブラッドベリ:「エージェントシア的にはそれは問題ないのかな」と再び聞く
エージェント・ハルバート:「もともとこういう性質なんですよ...誰にだって、こんなもんですよ」
エージェント・シア:「いるね、そういの。そして今収容違反中だ」
エージェント・ハルバート:「はは、どうでしょう。人型になるオブジェクトが二人もいるんですかね?」
エンフォーサー:「……黙って聞いてたけど、つまり?是非はっきり言っていただきたいわね」
エージェント・ブラッドベリ:秘密が開いてないの痛いなー。けど状況証拠だけで発言してるのはハルバートも一緒だからどっこいどっこいか
エージェント・ブラッドベリ:「僕が狙われるのは構わないけど、シアに手を出したらただじゃおかないよ?
それに僕をオブジェクトだと言うのなら、可能性がゼロじゃない事を自分で認めてる事になるけど」
エージェント・シア:「簡単な話だよ。私以外はとりあえず人間じゃないらしい」
エージェント・ブラッドベリ:「複数以上存在している可能性は既にあそこに、いるんだからさ」エージェントKをしめそう
エージェント・ハルバート:「純粋に人間に好意を持てていいですね、あなたは。オブジェクトだと言ったのはまばたきをしないから、に尽きます」
エンフォーサー:「人間を人間たらしめるのは自覚していることよ。私は人間。はっきり言ってと言ったけど、ごめんなさい、もうやることは決まってるのよね」
エンフォーサー:そうして銃を取り出しましょう
エージェント・シア:「君たち、仲が良いのは結構だけど、まずはエージェント・Kをどうにかしてからじゃれあいなさい」
エージェント・ブラッドベリ:「そりゃあ好きだからね。これも特性なのかな。まぁどっちでもいいけど。……人を、傷つけてはいけない」
エージェント・ブラッドベリ:「……ん、そうだね。シア、怪我には気をつけて」心配する声をなげかけておく
エージェント・ハルバート:「狙われてるのは僕らですからね、まずはあいつをどうにかしましょう。...話は後です」
イベント:不穏な空気に包まれる中、それはやってくる。そちらを見れば自分たちと同じ白衣を着た屍が累々と床に散らばっている。
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【リプレイ】壊れた世界と我々の1-2【インセイン】
このセッションは2016年6月、7月に行われたものです。
13@GM:前回は1サイクル目とマスターシーンで終わりました。今日は2サイクル目からスタートですー。
13@GM:なんか前回ホラースケープが云々と悩んだんですけど、
表が全体でしか振れないのでハンドアウトの判定は全体でやっちゃっていいです。よろしくおねがいします。
エージェント・ハルバート:了解です~
エージェント・シア:分かりましたー
エージェント・ブラッドベリ:了解ですー
13@GM:秘密に関わる相談は遠慮なく個チャどうぞ!では2サイクル目は誰から行きましょうか!
エージェント・シア:したいことある方はいらっしゃいます?
エージェント・ハルバート:私は今回も後の方が嬉しいです
エージェント・ブラッドベリ:どうしようかなぁ
エージェント・シア:096か突然死で悩んでいます。
エージェント・ブラッドベリ:あ、突然死は自分もきになってるー
エージェント・シア:じゃあ096逝きますね!
エージェント・シア:どっちから出ますか?
エージェント・ブラッドベリ:あいあい!じゃあさっくり先にやろうか
13@GM:ブラッドベリが先かな?特技の宣言と判定どうぞー
エージェント・シア:よろしく~
エージェント・ブラッドベリ:どれにいくかぁ。突然死を調べるから、《死》で判定するよー
エージェント・ブラッドベリ:人死に何故かくわしい…
13@GM:まあ職場が職場だし
エージェント・シア:毎日誰かが死んだり死なせたりする活気のある職場です。
エージェント・ハルバート:活気とは
エージェント・ブラッドベリ:ダイスいきますー
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=5 (判定:死) 職員の突然死調査
Insane : (2D6>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功
13@GM:難なくですね!ハンドアウト見ていいですよー
エージェント・ブラッドベリ:ふむふむ
13@GM:突然死ですよね?処理お願いします
エージェント・ブラッドベリ:あ、ストレス分のカード判定前に引かないとだった…!
13@GM:あ、そうだった 今引いてください……すみません
エージェント・ブラッドベリ:ストレス分山札から1枚、正気が1減少のホラースケープです。あと恐怖判定も…
エージェント・シア:(処理を見てから情報をもらう構え)
13@GM:ホラスケは相変わらず「不意に訪れる恐怖」です
Insane : 不意訪問ホラースケープ表(1) → 指定特技:驚き
バタバタバタッ!突然の物音に、あなたはぎょっとして振り仰ぐ。
天井裏を何かが動き回っているようだ。動物が入り込んだのだろうか?
それにしては大きい音だ。——まるで子供がめちゃめちゃに走り回っているような。
物音は一瞬止まり、すぐに再開した。ドン!ドン!ドン!ドン!
飛び跳ねるような音がするのは、ちょうどあなたの真上だ……。
エージェント・シア:やっぱり天井裏が怪しい!
エージェント・ハルバート:この職場の天井どうなってるんや...
エージェント・ブラッドベリ:この天井あかんぞ
13@GM:なにか硬いものが動いているような?なにがいるんでしょうね
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=8 (判定:死) 恐怖判定
Insane : (2D6>=8) → 9[3,6] → 9 → 成功
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=7 (判定:切断)足音のほう!
Insane : (2D6>=7) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(判定成功。【生命力】1点か【正気度】1点回復)
13@GM:おおうスペシャルだ!!
エージェント・ブラッドベリ:驚かされて、なぜか正気が、回復した……(なぜ)
エージェント・シア:おめでとうございます!
13@GM:正体がわかったので無暗に怯えなくてよくなったのかな
エージェント・ブラッドベリ:「……なんだこの足音。悪戯かな」ほんのりストレスは感じたものの、あまり驚いては居ない様子。動じてない。
エージェント・ハルバート:ブラッドベリくんっょぃ
エージェント・シア:っょぃ
エージェント・シア:感情共有したいです!
エージェント・ハルバート:その後に目星したいです!
エージェント・ブラッドベリ:処理終わりです!特に減らなかった!
13@GM:目星先にやって成功したら全体に公開しちゃっていいのでは
エージェント・ブラッドベリ:ですね
エージェント・ブラッドベリ:ですね
エージェント・ハルバート:あ、そうだ そうしましょう においで判定します
エージェント・シア:そうですね。
エージェント・ハルバート:「ブラッドベリくんのにおいがこう告げている!」
13@GM:どうしてにおいで理解しようとするんだ!!判定どうぞ!!
エージェント・ハルバート:2D6>=5 (判定:におい)
Insane : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
エージェント・ブラッドベリ:こわくないにおいだった(適当)
エージェント・ハルバート:それでも許してくれるGM やさしい
エージェント・シア:怖いにおいとは。
13@GM:クトゥルフの目星って確か嗅覚も含んで良かったってどこかで聞いたから
エージェント・シア:聞き耳のほうですね。目に見えないものは聞き耳ですよ。
13@GM:あ、聞き耳か まああんまり突っ込んだりはしませんよー
エージェント・ハルバート:わーいわーい
エージェント・シア:シアはどんどん鳴ってる方を調査に来てたまたま目撃。
13@GM:じゃあ公開しちゃいましょう
エージェント・シア:ブラッドベリさんお願いしますー
エージェント・ブラッドベリ:はいはいー
秘密 職員の突然死 ショック:全員
ホラースケープ。
間違いなくこれはSCP-173の犯行である。
サイト-19に確認したところ、それは現在収容違反になっている。
奴はどこに行った?
〈暗黒〉で恐怖判定を行う。
エージェント・ブラッドベリ:もりだくさん…がんばって…
エージェント・シア:デスヨネー
エージェント・ハルバート:SCPオブジェクトがいっぱい
エージェント・シア:2d6>=6 終末
Insane : (2D6>=6) → 11[5,6] → 11 → 成功
エージェント・ハルバート:2D6>=5 (判定:終末)
Insane : (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功
エージェント・ブラッドベリ:二人共つよいな!!山札あまり減らないの心強い
13@GM:うーん173はメジャー過ぎて怖くないのかな
エージェント・ハルバート:フフフ
エージェント・シア:予想は付いてた感じでしょうね。
エージェント・ハルバート:「これは173のにおい!」
13@GM:次行きましょう!
エージェント・シア:はーい。では出ます���
エージェント・シア:付いてきてくれる人ー?
エージェント・ハルバート:えっ
エージェント・ハルバート:まさかの募集
エージェント・ブラッドベリ:募集w
エージェント・ブラッドベリ:気になるしいこうかなー。ハルバートくんもいこー(気軽に
13@GM:基本個人行動というだけで一緒に調査するのは禁じておりません みんなでいく?
エージェント・シア:来るといいよ。楽しいよ?
エージェント・ハルバート:誘われてしまった 軽率についていきます
エージェント・ハルバート:今まで個人プレイだったしね ちょっとはね 仲良くね
エージェント・ハルバート:この職場で楽しいことがはたしてあるのか
エージェント・ブラッドベリ:職場はたのしくないな。人間関係くらいは…せめて!
エージェント・シア:では全員で、096の独房付近に行きます。
エージェント・シア:Dクラスを呼べますか?
13@GM:えーっと、Dクラスの利用?は支援に含まれていないので、とりあえず今はいっぱいいっぱいでちょっと無理かなって感じで
エージェント・シア:じゃあ仕方ないか。
エージェント・ブラッドベリ:シアちゃんの少し後ろから独房を覗きこもう。そわわ
エージェント・ハルバート:ではその後ろからそーっと おどおど
エージェント・シア:「君たちは少し離れていて。収容違反が起こったら対応は任せるよ」
二人に頼んでそっと独房の中を覗き込みます。顔が見えないように物理学で計算する感じで。
エージェント・ハルバート:(姉御かっこいい)
13@GM:了解しました、では独房の中をそっと覗きます。判定どうぞ。
エージェント・シア:2d6>=5 物理学
Insane : (2D6>=5) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(判定成功。【生命力】1点か【正気度】1点回復)
エージェント・ブラッドベリ:またwwwww
13@GM:なんだ今日はスペシャルめっちゃ出るな
エージェント・ハルバート:イイナーイイナー
エージェント・シア:インセインは本当に相性がいいなあ(毎回1回はスペシャルの人
エージェント・シア:精神を回復します。
13@GM:では、完璧な計算で独房の秘密を知ることが出来ました。えーっと拡散じゃないから同じシーンに出てても公開するしないは自由かな?
エージェント・シア:んー、これは…
13@GM:どうします?
エージェント・ハルバート:悩んでる悩んでる
エージェント・シア:「君たち、彼に見覚えはある? 私には職員に見えるんだけど」 と、二人に場所を譲ります。
エージェント・シア:見るか見ないかは自由ですよ!
エージェント・ハルバート:(ハルバートはなににしろにおいで知る)
エージェント・ブラッドベリ:「ん?見てみたらいいの?」場所を譲られたので中をみたい。
13@GM:スペシャルだから二人も安全に見れたことにしましょうか そうですね、職員がいるようです
エージェント・シア:(研究員には変わり者が多いな)
エージェント・ハルバート:「じゃあ...」ちょっと遠慮気味にさらにその後ろから覗き込みます びくびく
13@GM:あーんー全員見るなら公開していいのでは
秘密 SCP-096独房
中にいるのは職員のようだ。
どうしてこんなところにいるのだろう?
……中で呻き声をあげているようだが、
誰かが彼の写真を見たのだろうか?
エージェント・ハルバート:ほう?
エージェント・ブラッドベリ:「職員だよね…?確かに職員にみえるな???」
13@GM:では、このハンドアウトの追加情報です。
13@GM:この職員、先程写真でみたエージェントKだな、と思います。
エージェント・ハルバート:あ、あー!!
13@GM:ふふふふふwwwww
エージェント・ハルバート:「あわわ...なんてこった」
エージェント・ブラッドベリ:「何でこんなところにいるの…」
エージェント・ハルバート:思わず天を仰ぎます オーマイガッ
エージェント・シア:「知り合いかい?」 写真見てない
エージェント・ハルバート:「シ、シリマセーン」鼻歌フンフン
13@GM:まあ中を見たと言ってもあの性質上近付けるようには出来ないでしょうね 今は大丈夫です
13@GM:独房の作りがね
エージェント・シア:顔は見ないように誘導しました、多分。
エージェント・ハルバート:「独房ありがとう」はじめてこの職場の建物に感謝したかもしれない
エージェント・ブラッドベリ:誘導w
エージェント・ハルバート:天井とか天井が欠陥だったから...
エージェント・シア:この上なく怪しい天井だから…
エージェント・ブラッドベリ:天井ほんとなんなのw
エージェント・シア:調査終了です。
13@GM:ハルバートとブラッドベリが何故か愕然としているところで終了です。
13@GM:最後はハルバートだよ
エージェント・ハルバート:うーむ うつ病か暴力事件か
エージェント・シア:感情を結ぶ手もありますが。
エージェント・ハルバート:感情は...情報特化なとこもあるからいいかなぁ、なんて
エージェント・ハルバート:暴力事件の調査をしにいきます
13@GM:特技と判定をどうぞ
エージェント・ハルバート:生物学的に「なんで暴力なんてしちゃったんだろう」と判定したいです
13@GM:それで!どうぞ!
エージェント・ハルバート:2D6>=5 (判定:生物学)
Insane : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
エージェント・シア:においじゃない!?
エージェント・ブラッドベリ:においじゃないからwww
エージェント・ハルバート:においじゃないから失敗した
13@GM:ほんとだにおわない!!
エージェント・ブラッドベリ:もっと嗅いでこ!!
エージェント・ハルバート:「なにも閃かないなにもにおわない~わーん」
13@GM:じゃあ、あいつは駄目だ危険だお前みたいに鈍くさい奴には会わせられないみたいな感じで拒否されました
エージェント・ハルバート:「まったくその通りで」スゴスゴ
エージェント・ハルバート:これからは自分の鼻だけを信じて生きていくことに決めたハルバートでした ちゃんちゃん
13@GM:ファンブルじゃなくて良かったです
エージェント・シア:塩対応
エージェント・ハルバート:どん臭くなさそうなお二人にゆだねる
エージェント・ブラッドベリ:わらうww
エージェント・ハルバート:どこかで笑われている気がする 風(のにおい)が教えてくれている...
エージェント・ブラッドベリ:ハルバートくんかわいいから今度お菓子あげようなー(餌付け
13@GM:2サイクル目終了です、報告はそういえば全部公開してるから別にいいか
エージェント・シア:今回は全員見てましたもんね。ショックも恐怖判定も少なかった。
エージェント・ブラッドベリ:うんうん
13@GM:ちなみに今の進捗ですが、初期の2点とSCP-2000が+1、独房が+1、突然死が+1で今5点あります
エージェント・シア:管理者分はないんですか?一応秘密ですけど。
13@GM:今回の仕事が「書類に書いてある異常の調査」で、たぶん自分のことは書いてないだろうと思うので進捗には含んでないつもりです
エージェント・ハルバート:ふむふむ
13@GM:なんか使いたかったら、次が最終サイクルなので忘れないでね、と言うのと
エージェント・ブラッドベリ:はいはいー
13@GM:3サイクル目は最後の報告が諸事情でありません、なのでどうしても知りたい情報は自力で頑張ってください。
エージェント・ハルバート:はーい
エージェント・シア:後二つですから共有と目星でいけそうですね。
エージェント・ハルバート:オアッ...なるほど がんばろがんばろ
13@GM:で、3サイクル目の前にちょっとマスターシーンというか、皆さんにハンドアウトを配ります
ハンドアウト配布中
13@GM:下に置いたハンドアウトで自分の番号のものをどうぞ貰ってくださいー
エージェント・ブラッドベリ:もらいましたー
13@GM:裏も確認してね ちなみにこれも調査出来ます
エージェント・ハルバート:ワーオ
エージェント・シア:ひぎゃっ
13@GM:なんかある人はどうぞ
エージェント・ブラッドベリ:大丈夫です!
エージェント・ハルバート:大丈夫です
エージェント・シア:特技の指定お願いします…(すごすご
13@GM:シアの判定、〈殴打〉です
エージェント・シア:2d6>=6 破壊
Insane : (2D6>=6) → 8[4,4] → 8 → 成功
エージェント・シア:持ってて良かったー!
エージェント・ハルバート:ざわざわ
13@GM:では、シアはそのようになります
エージェント・ハルバート:一体どのように...ごくり
エージェント・ブラッドベリ:よく解らないがこわい><
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【リプレイ】壊れた世界と我々の1-1【インセイン】
このセッションは2016年6月、7月に行われたものです。
研究員はサイト内の自室に待機している。
もうそろそろ指定された時間だ、
そう思っていると徐に無線から声が聞こえてきた。
ムルナウ「全員、準備は良いかね。揃っているかい?」
エージェント・ハルバート:「準備大丈夫でーす」
エージェント・シア:「エージェント・シア、指示通り待機しています」
エージェント・ブラッドベリ:「はいはい、準備よろしいですよー。ブラッドベリ、居ますー」
軽い声が無線越しに響く。
ムルナウ「OK、確認した。書類に目を通したとは思うが、改めて今回の任務について説明させてもらおう」
ムルナウ「世界は狂ってしまった。説明するのもうんざりするくらい狂った。
君たちも知っているだろう?
混乱と崩壊が至る所で飽きもせず延々と踊っている」
ムルナウ「こうなったのは他でもない、
SCP-2000が機能不全のまま起動されたせいだよ。
あれは長い間調子が悪かったんだが、
無理矢理使わざるを得なかったようだね」
ムルナウ「……嗚呼、つまり世界は再構築されたことになるな。
今以上にクソッタレだったわけだ。
まぁそれはいい、君たちの問題じゃない。
それはそれの調査班が当たっているからね」
13@GM:中断して説明いたしますが、
未知のSCPを調査するシナリオではないので
SCPの名前が出てきたら検索してみても構いませんよー
エージェント・ハルバート::なるほど、PCたちはどんなものか知ってても大丈夫なんですね
エージェント・ブラッドベリ:「ふんふん、ふんふん」
相槌を打っているらしい。
13@GM:先に進めるためにちょっとだけ説明すると、
SCP-2000は人類が滅亡したあとに起動させて
文明を再構築するオブジェクトです
13@GM:つまりは世界は一度滅亡している!
PCの皆さんは〈終末〉で恐怖判定をお願いします
エージェント・シア:なにかどうしようもない事態になっちゃったから
とりあえずリセットボタン押したわけですね。
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=7 〈終末〉恐怖判定(判定:民俗学)
Insane : (2D6>=7) → 4[1,3] → 4 → 失敗
エージェント・シア:2d6>=5 終末
Insane : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功
エージェント・ハルバート::2d6>=5 終末
Insane : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
13@GM:狂気一枚どうぞー
エージェント・ブラッドベリ:割りと面白いのきた。これは期待できる。
エージェント・シア:気になるw
エージェント・ブラッドベリ:「……」
ふんふん頷いていた声が急に途切れた。一切の無音。
エージェント・ハルバート::ハルバートは「ほーん」って感じでしょうか
エージェント・シア:シアは無感動でした。
ムルナウ「君たちにはこのサイト内で起きている事件が、
世界が狂っていることに関係しているのかを調べて欲しい。
検討を祈るよ」
13@GM:そうして、管理者の声は聞こえなくなりました。
皆さんの手持ちの資料に書かれているサイト内の問題は、
場においてあるハンドアウト6枚の通りです。
13@GM:まだ裏見ちゃ駄目だよ 今から調査開始です!
エージェント・ハルバート::はーい
エージェント・ブラッドベリ:はーい
エージェント・シア:はーい
13@GM:の前に、サイクルの最後の報告なんですが
場に出ているハンドアウトは必ず報告しなくてはなりません
ですが、PCの秘密に限っては報告するしないはお任せします
全員研究員だから、全部公開しちゃうのつまらないかと思って
13@GM:誰から行動します?
エージェント・シア:各自個人行動になるのでしょうか?
13@GM:特に希望がなければ原則個人行動ですー
エージェント・シア:はーい
エージェント・ハルバート::インセインはじめてなので様子見て後のほうに行動したいです
エージェント・ブラッドベリ:いっていいなら先いこうかなー
エージェント・シア:SCPに興味が振り切ってる堅物研究員という設定なので、SCP-2000について調べたいです。
エージェント・シア:お先にどうぞー
13@GM:じゃあ、ブラッドベリどうぞ
エージェント・ブラッドベリ:ハルバートくんはなんか調べたいのとかある??
エージェント・ハルバート::うーんと、RPで仲良く(?)なった
ムルナウさんについて知りたいかもです
エージェント・ブラッドベリ:はいはいー。
ぼくは初手だから感情いこうかなー。
2000調べるシアちゃんのが面白そうかしら
エージェント・ブラッドベリ:シアちゃん出てっていったら出てくれる??
エージェント・シア:了解です!
13@GM:シーン表は振らなくっていいです、みんな良く知ってる職場?なので
エージェント・ブラッドベリ:じゃあ適当に廊下あたりで捕まえよう。
13@GM:では、紙面上で名を連ねていた人物を探していると廊下で見つけました。
エージェント・シア:特に気にせず通り過ぎようとします。
エージェント・ブラッドベリ:「あ、あ!君がエージェント・シア、だよね。俺、ブラッドベリー。よろしくー」
笑顔で手をグーパー。声を掛けて呼び止めるよ。
エージェント・シア:「エージェント・ブラッドベリ。何か問題でも起きたの?」淡々と。
エージェント・ブラッドベリ:「ううん、問題は特に起こってないかな、まだー。
確実に達成するためにリスクを軽減しようかなと思って。
チームで動くなら、ある程度はツーマンセルなりスリーマンセルの方が上手く行きそうじゃない?」
エージェント・シア:「確かに、各自でやっても無駄は出そうだね。情報災害で共倒れしなければだけど」
エージェント・ブラッドベリ:「ソロはソロでの利点はあるけどね。複数の方が問題は対処し易いよきっと」にこにこにこ。
13@GM:このへんで判定しましょうか、特技はどうします?
エージェント・ブラッドベリ:使えそうなのが、〈愛〉くらいしかないな。愛で判定しますうー
13@GM:では大いなる愛を持ってエージェント・シアの心を掴んでください
エージェント・ブラッドベリ:「……怖いとかじゃないです。こわいとかでは、決して」一瞬ついっと視線を逸しつつ、愛で判定だー
エージェント・ハルバート:ああ、そんな チームのうち二人が恋仲になったら居づらい
エージェント・ブラッドベリ:大丈夫、ハルバートくんも愛してるよ(?)
エージェント・ハルバート:やったあ(?)
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=5 対シア感情判定(判定:愛)
Insane : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
13@GM:お、成功しましたね それではお互い感情を決めてくださいー
エージェント・ブラッドベリ:FT
Insane : 感情表(5) → 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
エージェント・シア:FT
Insane : 感情表(4) → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
エージェント・ブラッドベリ:こっちからは憧憬にしますね。クールで憧れちゃうなー!
エージェント・シア:忠誠で。侮蔑したい気持ちを隠しつつ
13@GM:シアはフレンドリーな人が苦手なのかな?
エージェント・シア:苦手ではないですが、割と死にそうな仕事中に何言ってんだこいつ、とは思ってますw
エージェント・ブラッドベリ:美人からの侮蔑……ありだな!!!(カッ
エージェント・ハルバート:シアさんはまじめ、めもめも
エージェント・ブラッドベリ:「まぁ、そんな感じだからさー、
君が動くつもりのものがあれば手伝うよ。と申し出ておくね。
必要がったら呼んでよ。何か役に立つかもしれないしね」
エージェント・シア:「調査が進んだら連絡頂戴。こっちからも送る。
……報告は通常レポートと同形式で頼むよ」
連絡先交換。
エージェント・ブラッドベリ:「はいはいー。りょうかいりょうかい!」
にこにこしつつ連絡先交換、と。
こんな感じで〆でー
13@GM:次はどなたかな?
エージェント・シア:じゃあSCP-2000の調査に行きます。
エージェント・ブラッドベリ:いてらー。修正必要だったらするよお
13@GM:使用する特技の宣言お願いします
エージェント・シア:さっきも出てきたので終末で。
エージェント・ブラッドベリ:ひえ。合ってるからこそこわい…
13@GM:終末に起きた出来事をより詳しく調べる、と 判定どうぞ!
エージェント・シア:2d6>=5 終末
Insane : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
エージェント・シア:よし。
13@GM:ではハンドアウト覗いてください
Insane : 不意訪問ホラースケープ表(5) → 指定特技:手触り
ぽたり。ぽたり。首筋に落ちた生暖かい水滴の感触に、あなたは眉を寄せた。
気がつくと机の上に、赤い雫が落ちている。鉄臭いにおいが鼻を突く。
ぽたり。ぽたり。ぽたり。雫は勢いを増し、次々と落ちてきて、机の上に広がってゆく。
ゆっくりと見上げると、天井には大きく赤黒いしみが広がっていた。
ぽたり。ぽたりぽたり。ぽたり。——ぼたぼたぼたっ!
高まる水音にあなたは立ちすくむ。天井裏に、いったい何が……?
エージェント・シア:2D6>=8 効率
Insane : (2D6>=8) → 11[5,6] → 11 → 成功
エージェント・シア:2d6>=8 物理学
Insane : (2D6>=8) → 7[3,4] → 7 → 失敗
エージェント・シア:狂気カード1枚いただきましたー
13@GM:ホラスケは大丈夫でした、しかし秘密に動揺してしまったようです
エージェント・シア:「…予想よりもよほど事態は深刻なようだ」 首を手でぬぐいつつ表情をこわばらせます。
エージェント・シア:シアは足早に他の調査に向かうので、こちらは終了ですー
エージェント・ハルバート:2000調べに行ったシアさんをちょっと尾行して「目星」で自分も2000の情報知りたいです
13@GM:それでは目星の判定をどうぞ
エージェント・ブラッドベリ:お、勇気あるな。ごーごー
エージェント・シア:ブラッドベリさんも自動的に取得できるんですよ?(にっこり
13@GM:まあサイクル終了の報告で必ず見ることになるんですけど
エージェント・ブラッドベリ:サイクルの終了までまとうかなー!なー!
エージェント・ハルバート:2D6>=5 シア2000目星におい
Insane : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
13@GM:目星成功したので、ハルバートもSCP-2000見ていいですよー
エージェント・ハルバート:はーい
エージェント・ハルバート:2D6>=9
Insane : (2D6>=9) → 6[2,4] → 6 → 失敗
13@GM:えーと、恐怖判定失敗なので狂気カードをどうぞ
エージェント・ハルバート:はーい
13@GM:トリガーは引いたら宣言よろしくおねがいしますー
エージェント・ブラッドベリ:おつおつ
13@GM:最後はハルバートですね
エージェント・ハルバート:宣言通りムルナウさん調べます
13@GM:特技どうします?
エージェント・ハルバート:こう、ムルナウさんを生物学的に観る感じで 生物学
13@GM:では判定どぞどぞ
エージェント・ハルバート:2D6>=5
Insane : (2D6>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功
エージェント・ハルバート:ふう
13@GM:秘密見ていいですよー
不意訪問ホラースケープ表(1) → 指定特技:驚き
バタバタバタッ!突然の物音に、あなたはぎょっとして振り仰ぐ。
天井裏を何かが動き回っているようだ。動物が入り込んだのだろうか?
それにしては大きい音だ。——まるで子供がめちゃめちゃに走り回っているような。
物音は一瞬止まり、すぐに再開した。ドン!ドン!ドン!ドン!
飛び跳ねるような音がするのは、ちょうどあなたの真上だ……。
エージェント・ハルバート:うおお・・・
エージェント・ブラッドベリ:ちょwww
エージェント・シア:ここの天井裏危ない!
エージェント・ハルバート:2D6>=6
Insane : (2D6>=6) → 6[1,5] → 6 → 成功
エージェント・ハルバート:2D6>=8
Insane : (2D6>=8) → 4[1,3] → 4 → 失敗
13@GM:RPなんかあります?ムルナウさんと話す?
エージェント・ハルバート:じゃあ「ムルナウさんも大変ですね」と適当こと言ってお菓子貢いで去ります
13@GM:ムルナウ「すまんな、本当に。……幸運を祈っているよ」
エージェント・ブラッドベリ:適当ww ハルバートくんがドライに…!
エージェント・ハルバート:お菓子押し付けてあげたからドライではない(?)
エージェント・シア:あ、目星を・・・!
13@GM:目星どうぞー
エージェント・シア:2D6>=5
Insane : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
エージェント・シア:たまたま通りかかって話を聞いた模様です。
エージェント・ハルバート:二人揃って盗み聞きしだすw
エージェント・ブラッドベリ:ふたりとも耳がいいなww
エージェント・ハルバート:手癖ならぬ耳癖が悪い
13@GM:では秘密を覗いてくださいませー
エージェント・シア:2D6>=5
Insane : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
エージェント・シア:「なるほどね…。調査結果に加えておこう」 そっと立ち去ります。
13@GM:ではサイクル終了ですね ハンドアウトの秘密を持っている人は公開してください
エージェント・ブラッドベリ:どきどき
エージェント・ハルバート:2000とムルナウです?
SCP-2000の秘密 ショック:全員
ホラースケープ。
起動された形跡を解析すると、
いくつかの収容オブジェクトの不完全なクローンが作られたようだ。
不完全とは、本来の姿を無くし、
全く別の外見に成り代わっているということである。
この秘密を知ったPCは〈混沌〉で恐怖判定を行う。」
管理者ムルナウの秘密 ショック:判定〈破壊〉
ホラースケープ。
あなたはなんとなく自分の周囲に異変を感じている。
長く話をした職員は死に、物もよく壊している。
例えるならば資料に残っているSCP-1440の特性に似ている気がする。
……異常が起こっているのは自分のせいなのではないだろうか?」
13@GM:SCP-2000の恐怖判定、ブラッドベリだけ適用ですかね
エージェント・ハルバート:私は既にしってるので、ですね
エージェント・ブラッドベリ:恐怖判定しますねー。混沌か…
13@GM:どうぞー
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=7 恐怖判定〈混沌〉(判定:死)
Insane : (2D6>=7) → 7[3,4] → 7 → 成功
エージェント・ブラッドベリ:せふせふ
エージェント・ハルバート:ふむふむ
エージェント・シア:ややこしい事態になってますねえ。
エージェント・ハルバート:えらいこっちゃですね
エージェント・ブラッドベリ:えらいことだー
13@GM:報告終了ですね、ではマスターシーンを挟みます
イベント:サイト内を調査するPCたちの元に、一人の研究員が話しかけてきた。
イベント:「ちょっといいかな?同僚を探してるんだけど……
ここ数日まったく仕事に出てこないんだ、流石に心配でさ。
こんな世の中だしなんかあったかもしれないし」
イベント:「警察なんかあてにならないから、勝手に捜索してるんだ。
些細なことでいいんだ、こいつに見覚えが合ったら教えてくれない?」
イベント:そう言って彼は一枚の写真を見せてくる。
エージェント・ブラッドベリ:「数日も?え、なにそれサボりすぎ。だれだれー?」
興味津々に写真を覗き込む。
エージェント・ハルバート:「どんな人でしょうか 捕まえてお仕事させましょう」
同じくひょこっと
13@GM:えーと、〈カメラ〉で判定をどうぞ。
エージェント・ハルバート:2D6>=6
Insane : (2D6>=6) → 11[5,6] → 11 → 成功
エージェント・ブラッドベリ:2D6>=8 〈カメラ〉の代用(判定:追跡)
Insane : (2D6>=8) → 9[3,6] → 9 → 成功
エージェント・シア:2D6>=7 効率
Insane : (2D6>=7) → 8[2,6] → 8 → 成功
13@GM:みなさん成功してるんですね、では、その写真をみないことが出来ます
13@GM:見たい人は見てもいいよ
エージェント・ハルバート:エッ
エージェント・ブラッドベリ:みないことがwww できますwwww
エージェント・ハルバート:どういうことなの...
13@GM:あれー覗き込んでる人がいるなー?
エージェント・ハルバート:でも見ちゃう 覗きこんでるもの
エージェント・ブラッドベリ:めっちゃ見てるんですが、自分www
13@GM:シアはどうしますか?
エージェント・シア:「心当たりなんて嫌というほどあるだろう?
君もそうなりたくなければ関わらない事だね」
勿論見向きもしませんよ!
エージェント・ハルバート:わーん シアさん冷静
さすが姉御
エージェント・ブラッドベリ:興味津々だから仕方ない
見るよおー
13@GM:了解、では写真には神経質そうな男性が写っていました。名前をエージェントKというそうです。
エージェント・シア:人は補充できる。しかし減らさない為にはSCPの調査を進めるほうが有効(という建前
イベント:「こいつのこと見つけたら連絡ちょうだい、よろしくー」
エージェント・ハルバート:「ふーん りょうかいです 見つかったらいいですね(他人事)」
エージェント・ブラッドベリ:「……ふーん」覚えるように写真をじろじろ見て「おっけー。解ったー」ってかんじかな
エージェント・シア:「連絡するときまでお互い命があるのを祈ろう」
13@GM:マスターシーン以上です
エージェント・ハルバート:シアさんが施設のどっかで冷静なこと言ってる気がする
エージェント・シア:虫の知らせかな?
エージェント・ハルバート:ブーン ブーン
エージェント・ブラッドベリ:第六感かもな
エージェント・ハルバート:>>におい<<
エージェント・シア:におい!?
エージェント・ブラッドベリ:においwwわらうww
エージェント・ハルバート:「わ~シアさんのにおいからして冷静なこといってる気がする」
エージェント・ブラッドベリ:「(変態かな?)」
エージェント・ハルバート:研究者はほら、みんな賢いし、賢い人はちょっとおかしいといいますし
エージェント・シア:冷静なにおい、怒ってるにおい、悲しんでるにおい…
エージェント・ブラッドベリ:あ、俺は追跡あるんで、きっと物陰から見てます(みてる)(愛もある)
エージェント・ブラッドベリ:こいつダメなやつだな
エージェント・シア:一方的な愛は受け流して廊下の隅に。
エージェント・ハルバート:チーム内男の変態度
エージェント・ブラッドベリ:研究員なんてみんな変態だよ!!!(偏見
エージェント・ハルバート:シアさん巻き込まれ
エージェント・シア:まあ、SCPにしか興味のない変態ではありますな。
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【シナリオ】体の価値、命の価値【CoC】
「クトゥルフ神話TRPG」用シナリオ
体の価値、命の価値
プレイ人数/3~5人 シナリオ執筆/⑬
【あらすじ】
探索者たちはベッドの上で目を覚ました。何者かに浚われたようだ。
見渡すとそこにいるのはいずれも白い髪に赤い瞳の、アルビノばかり。
一体誰が何のために探索者たちを集めたのだろうか?
ところで、アルビノの肉は不老不死の妙薬と言われるが……?
※続きはKP情報※
【シナリオ情報】
これは医師の大塚による誘拐事件です。
彼のホスピスに入院する子供たちを嘆き、救いたいがために彼は禁断の知恵に手を染めました。
アルビノを浚い、不老不死の肉を作る。
それを食べた子供たちは生き永らえましたが、同時に代償に蝕まれていきました。
人肉を食べたことによる喰人鬼化……それでも彼らは生きていると、大塚は肉を与え続けます。
探索者たちはこの狂った儀式のための道具に過ぎません。
【導入】
1.地下の一室
探索者たちが暗い部屋で目を覚める場面から開始します。
何も見えませんが、自分以外の探索者がいることは気配でわかります。
壁伝いに探せばスイッチが見つかるでしょう。電気をつけると、探索者たちの顔や、部屋の様子がわかります。
部屋の中は簡素です。備品は全て病院で使われているものと同じもので揃えられています。
窓などはなく、少々埃っぽい部屋です。
しばらく会話をしていると、突然悍ましい唸り声が聞こえます。同じ階に閉じ込められている屍食鬼の鳴き声です。
この声を聞いた探索者は0/1D3ポイントの正気度を喪失します。
【探索】
・地下廊下
部屋を出ると一層暗い廊下に出ます。
化け物の声はずっと聞こえ、響いています。
この声を辿るなら、ある小さな扉の前にやってくることになるでしょう。
凡そ探索者たちが出てきた扉と同じくらいの扉です。頑丈な鍵が掛かっていますが、
全体的に傷付いて脆くなっており、中からの衝撃を何度も受けてすぐに壊れてしまいそうです。
〈鍵開け〉を試みると宣言した場合、判定は自動成功で扉はすぐに開きます。同時に屍食鬼が襲い掛かってきて、戦闘になります。
何もせずに立ち去るなら、この時点では屍食鬼に遭遇しません。
その他の部屋は各項目を参照してください。
・死体安置室
扉のプレートにはそう書かれていますが、中に入っても空のベッドばかりがあります。
ここに死体はありません。しかし非常に不衛生で、どす黒い汚れが至るところに付着しています。
アイテアに成功すると、壁にはひっかいた痕、それによって血が出たあとも擦り続けただろうということを思い至ります。
明らかに常軌を逸した行動を取った人間がここに閉じ込められていたことに気付いた探索者は0/1d3のSANチェックです。
・食品冷凍庫
中に入ると室温は低く、食品などが置いてあることからここが所謂冷凍庫であることがわかります。
目星に成功すると奥のほうに更に厳重に保管しているらしい扉が見つかります。
鍵開け(CONが平均以下の場合-10%)に成功すると開けることが出来、
さらに知識に成功するとこの肉は見たことがないものだと思い至ります。
・エントランス
階段を上ると少し広い場所があることがわかります。
待合室のベンチ、ナースステーションなどからここは確かに病院であると言っても構いません。
しかし玄関は閉じられており、サイドにはカードキーを挿す装置があります。
もしもガラスを破っての脱出を試みる探索者がいる場合は、
大きな音が響くことや損害の面、強化ガラスのために破壊が困難であることを教え、考えを改めさせてください。
それでもガラスを破ったのなら音を聞きつけた屍食鬼や子供達が現われ、戦闘になります。
・2階休憩スペース
エントランスの真上には丁度休憩スペースがあります。
そこには子供が一人、窓辺で外を眺めています。
話を聞くと、どうやら眠れないためここにいるようです。時々こうしていると言います。
子供に優しく話しかけると、探索者たちがここに運ばれるところを見たと教えてくれます。
「たまに先生がアルビノの人を連れてくるんだ、車から運ばれてくるよ」
「アルビノの人って、お薬になるんでしょ!知ってるよ、本に書いてあったから!!」
「どうやってお薬を作るの?」
「そのお薬を飲んだら病気も治っちゃうんだって、凄いよね」
目星に成功すると、この子供の皮膚に短い毛がびっしりと生えていることに気付きます。
・2階病棟
病室は一つ一つが個室になっており、中から子供の寝息が聞こえてきます。
忍び歩きと目星の併用ロールの成功数に応じて子供たちの日記を見ることが出来ます。
上から順番に公開してください。
0
お母さんがプレゼントしてくれたこの日記帳、青くてかっこよくて大好き!
でもきっと、使い切らないうちに僕は死んじゃうんだ。だって、だから病院変わっちゃったんだよ。
先生が優しい人で良かった。遊ぶ場所もあるし、皆とも仲良くなれそう。
本当はまだ死にたくないな。でも、そう言うと、お母さんとお父さんが泣いちゃう。
最近体が苦しくならない、毎日ちゃんとご飯が食べれるし、みんなと遊べる。
病気、治ったのかな?先生の言ってることはよくわからなかったけど良かったねって言ってくれた。
お母さんとお父さんが涙を流しながら喜んでた。きせきが起きたって言うの。
私はもう大丈夫なんだ、大人になるまで生きられるんだ!
1
図書室で読んだ本に書いてあった、あるびのの話。
みんな知ってるしその話ばっかりされて、聞き飽きちゃったな。
不老不死になるなんてファンタジーだわ。ありえないの。
私の病気は治らない。希望なんて持ちたくない。
2
今日は○○くんと喧嘩しちゃった。だっていきなり噛みついてくるんだもん。
なんか最近様子がおかしい気がする、背中はおじいさんみたいに曲がってるし、なんか毛がいっぱい生えてるし……
違う病気にかかったんじゃないかってみんな言ってるんだ。
あいつだけじゃない、あの子も、あの子も、みんなそうなんだ。
3
最近みんな元気なのは、実は先生はあるびのを使ってるらしい。
夜にこっそり起きてた子が病院にあるびのがやってくるのを見たんだって。
きっと先生はあるびのからお薬を貰って、僕らの病気を治してるんだ。
やっぱり大塚先生は凄い先生だ!!
4
さいきんすごくきぶんがわるい、すごくいらいらする。
ともだちなのにみんなのことがおいしそう。いつもおなかがすいてる。
あれ?あいうえおってこんなかたちだったっけ?さいきんとけいもよめなくなった。
せんせいのいってることもわかんない。ぼくどうなっ(ここから先は文字が乱れすぎていて読めない)
・図書室
子供たちが退屈しないためのおもちゃ部屋と並んで、図書室があります。
中には子供向けの絵本がたくさんありますが、中には純文学なども混ざっています。
図書館に成功すると、アルビノが出てくる小説を見つけることができます。
内容としては、アルビノである主人公が世界中の難病を持った人たちに薬を作って治してあげるというものです。
・階段踊り場
上の階へ行こうとすると誰かが降りてきます。胸につけている名札には「一之瀬」と書いています。
彼は探索者を見ても取り乱すことはなく、淡々と会話をします。
一応部屋に戻るようにと言ってきますが、これから逃げる意志を伝えると探索者たちの所持品が院長室にあることを教えてくれます。
一之瀬との会話は短くしてください。特に重要なことも話しません。
もしも誰かが心理学を一之瀬に試みた場合、
失敗なら彼からは感情が感じられませんし、成功なら彼が異常な狂気を孕んでいて無理やり無感情に務めていることがわかります。
クリティカル、ファンブルのいずれかを出したなら彼の狂気を恐ろしく感じ、0/1のSAN喪失となります。
また、目星に成功した場合、彼の指が全て怪我をしていることに気付きます。
教えても教えなくても構いませんが、これは彼が死体安置室に閉じ込められていた形跡です。
・3階院長室
が浚われる前に持っていた所持品があり、医学書の並んだ本棚と机を調べることが出来ます。
机の引き出しには子供達への愛と、不死に対する希望が書かれた日記がしまってあります。
この日記を読むと、院長が魔術を施した人肉を子供たちに施していたことがわかるでしょう。
0/1d3のSAN喪失、さらに
・POW×5に失敗した場合、自分が殺され魔術に使われる予定であったことを推定し0/1。
・アイデアに成功した場合、冒頭の鳴き声と隔離された子供を重ね、0/1。
・子供の皮膚に毛が生えていたこと、子供の日記2を見ている場合、子供たちが化け物になっていることを確信し1/1d2。
・食品保存室にて保管してある肉を見ていた場合、人の肉であると知り1/1d3。
本日からこのホスピスに配属となった。ついに私も院長か……。
ここは子供たちに出来るだけ安らかな日々を過ごしてもらうための施設だ。
今まで幼い死に立ち会ったことがないわけではない。しかし、思い返すと遣る瀬無さでいっぱいになる。
私情を持ち込んではいけないが、私に出来ることがあるのなら、出来る限りしてあげたいと思う。
もう駄目かもしれない。院長を辞任しようか、悩んでいる。
子供たちが次々に命を落としていく……仕方がないことだとは思いたくない。
今月に入ってもう5人目だ。もっと医術が進歩すれば。もっと制度が充実すれば。
一之瀬くんに思い詰め過ぎだと言われた。少し休息が必要ではないかと。
……確かにそうかもしれないな。休暇を貰えないか、医師会に相談してみよう。
結論から言うと、休暇は貰うことが出来た。明日から一ヶ月、私は精神を休めるために諸外国へ行く。
そのことを何人かの子供たちに知らせた。戻ってくるときにはもしかすると……いや、やめよう。
しかし、諸外国へ旅行に、と話したとき、子供たちが口々に尋ねてきた。
諸外国に、不老不死の薬があるんでしょう、と。
つまりはアルビノのことである。諸外国では不老不死の妙薬だと言い伝えられ……もちろん迷信だが……
今でも裏社会で人身売買が行われていると言うではないか。酷い話だ。
人道的ではない。だが、根拠もない噂が現代まで続くのだろうか……?
あの言い伝えは本当だったのだ、私は今日確信した!!
たまたまその筋の商人に会い、土産で持ってきた、例の肉だ。保存が効くように多少加工してあるらしいが。
先日の食事にその肉を使わせたのだが、今月余命だと言われていた子がまだ元気に遊んでいる。
こんな素晴らしいことが他にあるというのか!!子供たちが生きているのだ!!
幸運にも商人から肉の作り方も教えてもらえた。肉は定期的に摂取しなければならないと言う。
これで子供たちは生きることが出来る……!!
初めての儀式だ。身寄りの無いアルビノの女性をたまたま見つけることが出来たのは運が良かった。
○○くんの異変は心配だが滞り無く儀式は成功した、と思う。
これでまだ子供たちは生きることが出来るのだ。
○○くんの異変が無視の出来ないものになってきた。いや、彼だけではない。
明らかに、人ではなくなっている……爪が鋭くなり、毛が生え、凶暴になった。
しかしそうなったとしても私の患者だ。まだ生きているのだ。
地下の一室に数名を隔離する。肉は定期的に与えたほうが良いだろう。
また、本棚を調べると不死の肉を作る技術を丁寧に調べ上げた書類が出てきます。
これを見た探索者は<命の糧>を習得できます。同時に、そのショッキングな内容に1/1d3のSAN喪失とクトゥルフ神話に+1を加えます。
【戦闘】
探索者たちが荷物を持ち、下の階へ降りようとするとおぞましい鳴き声が聞こえてきます。
エントランスに駆けつけると、3~5体の屍食鬼が上に進もうと近づいてきます。0/1d6のSANチェックです。
また、POW×5に失敗、更にアイデア成功で事態の残酷さに絶望し、屍食鬼への攻撃だ出来なくなります。
他のPCが説得もしくは説明のつく技能(ただし、狂気ではないので精神分析は不可)で成功しない限り、
行動に制限がかかるものとします。
地下の廊下には一之瀬が血を流していて気絶しているのか項垂れたまま起き上がりません。
戦闘を開始してください。
一之瀬の治療を一回でもしていれば、彼は生存出来ます。しかし治療の前に攻撃を受けると死んでしまいます。
彼の生死によってエンディングが多少変わります。
また、3ラウンド以降から騒ぎに目を覚ました子供たちがエントランスにやってきます。
0~2人ずつ追加されていき、戦闘行動には参加しません。
屍食鬼は子供たちを優先して倒そうとします。子供が死んだ場合、1/1d3のSAN喪失になります。
【結末】
戦闘が終わると、大塚が用事を終えて病院へ帰ってきます。
どのような場合でも異変に気付き探索者たちと鉢合わせ、屍食鬼の死体を見ると半狂乱になって襲いかかってきます。
一之瀬が生きている場合、探索者たちに気を取られている大塚を彼が後ろから首を絞めて殺します。
既に狂人となっている一之瀬にとって殺人を犯すことは造作も無いことです。0/1d3のSANチェック。
息を引き取った大塚を見下ろしながら、一之瀬は探索者たちに頼みごとをしてきます。
それは、大塚の死体を使い儀式を執り行って欲しいと言うものです。
もしも探索者たちが命の糧を習得していない場合、一之瀬が全て教えてくれます。
「私はもう儀式を行えません。例え成功してもその後がどうなるかわからない。自身の事はよくわかっているつもりです」
「先生のやったことを肯定することは出来ません。だけど、子供たちを見捨てることも出来ません」
「これで最後にするつもりです。どちらにしろ先生がいなくては、もう不可能ですから」
ここで、不死の肉がアルビノからでなければ作れないと探索者が質問するかもしれません。
その場合は、大塚がアルビノを妄信していただけで本来はどんな人間からでも作ることが出来ると答えましょう。
もしも探索者たちが儀式をすると答えたなら、一之瀬は大塚の死体を引き摺りながら地下に降りていきます。
そして死体安置室での儀式が終わったら呼んで欲しいと言って自身は部屋から出ていきます。
儀式は数日掛かるでしょう。その間の身の安全は保障されるものとし、HPなどは全回復します。
病院から去る際、休憩スペースで会った子供に呼び止められます。
「あの日、凄い音が聞こえたけど……なにがあったの?」
儀式をしない場合、一之瀬は早々にその場を立ち去ろうとします。
引き留めることも可能ですがその時は既に無表情に戻っています。
一之瀬が死んでいる場合、大塚が探索者の内一名に襲い掛かってきます。そしてバランスを崩してエントランス横の階段(探索者たちが上がってきたところ)に転落します。
探索者には1d3のダメージが入りますが、大塚は打ち所が悪かったのか目を覚ましません。
どのような結末を迎えても、後日このホスピスが営業停止になったと言う話がPCたちの元に届きます。
【報酬】
生き残った 1d3
グールを倒した (倒したグールの数)
一之瀬を助けた 1d2
子供を殺した -(殺した子供の数)d6
儀式を行った 1d5
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【リプレイ】体の価値、命の価値1-おまけ【CoC】
このセッションは2016年1月16、17日に行われたものです。
1人のPLとKPがPC4人を操っています。セッション終了後の雑談です。
シナリオの性質上、カニバリズムを思わせる表現があります。
苦手な方はご遠慮下さい。
13: お疲れ様でしたーーー!!
葉也: お疲れ様でしたーーーーーーー!!!!!
葉也: いやーーーーーー楽しかった!!!
葉也: 悩んだ!!
13: それは良かったー!悩んでくれてありがとう!!
葉也: いやだってあの決断はさ、悩むよ!真剣に悩んだわ
13: こっちも悩んだよ、キャラの台詞は大体アドリブだもん
13: あんまり自分勝手でも離れちゃうし、かといって積極的に儀式させるわけにいかないし
葉也: アドリブであれってすげーわ……まぁ確かになぁ……
葉也: あとさ、感激してたのがさ、アルフが壬島の事をダチって言ってくれたことだよ、吃驚したわ、嬉しかった
葉也: 英語だったから伝わってなかったけどw
13: あそこはもう言うかなって、アルフも単純な奴だし
13: RPに感激してもらえて嬉しいです
葉也: ダチだってよ、嬉しい
葉也: いやー元々言い回しが好きだからさ、テンション上がったよね
13: それはよかったー
葉也: 大まかな内容聞いてたけど、いやー面白かった
13: 大事なところは伝えてなかったしね、いやはや本当にありがとうちゃんと雰囲気大事にしてくれて
13: シナリオ作った甲斐があったわー結構予想以上に精神的にきつかったけど
葉也: 雰囲気は大事にしたいからね、壊したくないし
葉也: それぞれの想いがね、つらかったね
13: それで報酬なんだけど考えるの忘れてた←
葉也: おいwwwwwwwwwwwwwwちょうだい���wwwww
葉也: 一之瀬も助けたじゃんwwwwwwwwww
13: あ、一之瀬助けたのも報酬ほしい?
葉也: そこは報酬ありがいいwww
生き残った 1d6
グールを倒した (倒したグールの数)d3
一之瀬を助けた 1d2
子供を殺した -(殺した子供の数)d6
儀式を行った 1d10
13: こんな感じかな?結構奮発した感じあるけど
葉也: そだね、奮発したね、ありがと
《SAN回復》ジャスティン +16
《SAN回復アルフガット +17
13: これは回復しすぎかな……どこ削ろう
[2016/01/17 23:57:27] 13:テストプレイなので今回はそのままでー
葉也: あいよー、こうなりました
《SAN回復》壬島 +22
《SAN回復》シーモア +19
葉也: 意地でも回復したかったらしいwww
13: 壬島くん生きたすぎwwwwww
葉也: 吃驚したwww
13: ジャスティン現在SAN79なんだけどちょっと強くなりすぎなんだけど
葉也: あのwwwwwwwwwwww壬島さ、元のSAN値の40に戻ったwwwwwwwwwwwwww
13: なにそれもう一回遊べるドン
葉也: ほんとよwww酒盛りで回復したのかこれwwwwとりあえず隔離はなくなったなwwwwまだ使えるっぽいし使っていこうwww
13: 続投おめでとうございますwwwwwwwww
13: また蛍とセッションしようよー
葉也: しよしよー!あとシーモアのSAN値も上がって78になりましたwww
葉也: 元は70
13: アルフも元55が上回って58だよ
13: これは回復しすぎだわでも面白いからこのままでwww
葉也: うんwwwwあ、クトゥルフ神話技能は増えたりしない感じ?
13: そうだね、もらえるところで100ファンだしたんで
13: ごめん……
葉也: wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
葉也: なんてこったwwww
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【リプレイ】体の価値、命の価値1-3【CoC】
このセッションは2016年1月16、17日に行われたものです。
1人のPLとKPがPC4人を操っています。
シナリオの性質上、カニバリズムを思わせる表現があります。
苦手な方はご遠慮下さい。
アルフ【ったく、女の真似した弱っちい奴は黙ってろよな】
ジャスティン【別に弱いわけじゃない!野蛮なことが嫌いなだけだ!!……助かったよ、こういう荒療治には頼りになるな】
アルフ【うるせぇ、もう助けてやらねぇからな。あーやっとてめぇの面を見ずにすむぜ】
ジャスティン【こっちの台詞だ】
ジャスティン「……壬島さん大丈夫だった?ちょっと怪我が深そうね……」
壬島「ぃ……っ、でも、なんとか大丈夫、まともな病院行って治療してもらうよ」
シーモア「そうだね、早く出て病院に行かないと、切断とかになったら大変だ」
葉也: これ応急手当してあげたほうがいいかな、やっていい?
13: やっていいよー
葉也: あんがとー
《応急手当》シーモア 60%:ダイス 57《成功》
1d3→3回復
シーモア「……うん、とえりあえずはこれで我慢してね」
壬島「ありがと」
葉也: 全回復したよおいwww
13: なにそれよかったwww
13: では、化け物を倒して怪我の治療などを行っていると、玄関のガラスが開きました。
13: そこから入ってきた男の人は、横たわる化け物をみるなり叫びます。
「……な、なんだ、これは……ひ、ひろとくん、わかなちゃん…………どうして、どうして、どうしてなにがあったんだなにがあった!なにが!!どうして!!ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
「お前たちが殺したのかっ!!」
壬島「こ、これはっ」
13: 激昂した男性、壬島くんに組み付いてきます
「お前たちが二人を……二人を!!まだ生きていた!!まだ生きていたんだぞ!!これからも生きるはずだった!!あの姿がなんだっていうんだ生きていることほど尊いことはないんだ!!私の大切な患者を!!私の可愛い子供たちを!!どうして殺したんだ!!」
シーモア「あんな姿にしてまで生かしたかったというのかっ!子供たちの死を辛く思う気持ちは分かるが、あれはあんまりじゃないかっ!!」
壬島「ぅぐっ……げほっ」
「お前たちになにがわかる!!死んでいく辛さがどれほどのものなのか、去り行くほうも残されるほうも辛いんだ!!ああそうだ生かしたかった、生きてくれればそれだけで良かった!!私は間違ったことなんかしてない、あの子たちが一番恐ろしかったのは死だったんだ!!」
ジャスティン「なに言ってるのよ!そんなの貴方のエゴだ 例え子供たちが生きたいと願っていても、人を殺して、その肉を食べさせることが、間違いじゃないわけないでしょう!!」
アルフ【このクソ野郎っ!そのチビから離れろ、俺たちのダチだぜ!!】
13: と、まあ取っ組み合い言い争いしているとですね
葉也: はい
13: 後ろから、一之瀬が近付いてきてこの男性……大塚の背後に立ってその首を締め上げます。
葉也: へ
13: そのまま力を込めていき、大塚の息がついに止まりました。
大塚「ぐ……が、ぁ……っち、のせく……何故……?!」
一之瀬「……………………」
シーモア「っ!!き、きみっ!!なにしてっ!!!」
壬島「……ぇ、死ん…っ!!!」
ジャスティン「え……え?」
アルフ【……まじかよ】
シーモア「なんてこと……」
13: 目の前で人が死んだので、0/1d3のSANチェックです
葉也: わぁ…怒濤の展開……
《SANチェック》壬島 26%:ダイス 83《失敗》
《SANチェック》シーモア 64%:ダイス 16《成功》
《SANチェック》ジャスティン 63%:ダイス 41《成功》
《SANチェック》アルフガット 41%:ダイス 19《成功》
《SAN減少》壬島 -3:現在SAN値 23《正常》
葉也: 最大値www
13: まあ目の前で首絞められたしねーwww
葉也: そうねwww
13: 一之瀬は、動かない大塚を見下ろして溜め息をついてから君たちに向き直ります。
一之瀬「……儀式を、していただけませんか。私の代わりに」
一之瀬「私はもう限界なんです。抑え込んでいるけれど、いつ錯乱して自分が自分でなくなるのかわからない。今日で最後にしたかったから、どうせ殺すつもりではいたんです」
一之瀬「でも、寂しさはあります。罪悪感は……すみません、わかりません。 きっと院長は儀式をしたかったことでしょう。だから、この死体を使って、儀式をしてくれませんか」
一之瀬「お願いします。やってはいけないことだけど……余命が少し伸びたなら、子供や親族が喜ぶのは、やはりその通りなのです」
13: そういって頭を下げてくるけど
葉也: んーーーーー、これは悩むなぁ
13: 悩んで悩んで、そういうシナリオだから
ジャスティン「……でも、儀式の仕方なんて知らないし、それに、不老不死の肉とやらは私たちみたいなアルビノじゃないと駄目なんじゃないの?」
一之瀬「ああ、そのことですか」
一之瀬「儀式は、必要な部分だけ教えますよ。数日かかるけど、その間の無事は保障します。それで死体がアルビノじゃないことについてですが」
一之瀬「……院長は、アルビノにこだわっていましたが。別に普通の死体でも作れるんです」
シーモア「アルビノでなくてはならないと思い込んでいたんだね……」
葉也: 探索者のRP、特にシーモアは否定的な発言が多いからなぁ……
葉也: 壬島は冷静な判断どころじゃないから短絡的に「子供の寿命が延びるのであれば」って判断しそうかなとは思ってる。
13: そうだよねー
13: ジャスティンは「子供のためになるなら」と「人の肉を食べさせるなんて」って考えで揺れてるかな
13: アルフは「正直もうここに用は無い、無事に出られるなら儀式をやっても良いがあまり興味はない」ってところ
葉也: あと、シーモアは否定的に言ってるけど、子供たちを少しでも生かしたいと思っているのは確かだし、優しい性格の探索者だからなぁ
葉也: 肯定的なのが壬島、揺れているのがシーモアとジャスティン、興味がないのがアルフ、かぁ………、これシーモアの発言次第なのかこれ
13: そうだね、なんかダイスで決めてみる?それとも自分で結論出す?
葉也: これはダイスでは結論出したくはないかな……
13: だよね、悩みましょう悩みましょう
葉也: んー
シーモア「……………やろうか」
ジャスティン「……本気で言ってるの?」
シーモア「たしかに人間の肉を食べさせるなんて事は非人道的だしさせたくない、でも……、それによって寿命が延びるのも、事実だ……」
アルフ【おい、腹くくったのかよ】
ジャスティン「……ゆうたくんが私たちを見て嬉しそうにしてたのを覚えてる。御伽噺でも不老不死を信じている子がいる。 ……私は真実を見つけて困っている人を助けるために探偵になったけど、真実を知るのを先延ばしにしても良い時があると、思ってるわ」
ジャスティン「少し酷い言い草だけど……知らなければ良い、子供たちが絶望しなければ、良いんじゃないかって少し思ってる」
アルフ【……わかんねぇな、やるならさっさとやろうぜ。落ち込んでてもどうしようもねぇ、俺はここから出られれば良い。正しいとか間違ってるとかはぶっちゃけ人間の主観だ。ここでの出来事は、俺からしたら全部間違ってるとしか思えない】
アルフ【今更間違っても誰も咎めない。そうだろ】
シーモア【………そうだね、ありがとう…。それじゃあ、やろうか】
一之瀬「……ありがとうございます」
13: それからの話を、ちょっと簡潔に伝えるね。一之瀬は大塚の死体を持って、あの汚れた部屋まで皆を連れてきました。
13: 儀式は不浄の場じゃないと出来ないらしくて、これが終わったら綺麗にしますと言った。今から数日ここに篭って、君たちは儀式を行う。
13: とりあえず何日掛かったか1d6してみてー
葉也: はーい
1d6→3日間
13: じゃあ、3日間かかりました。次に魔術のコストにMP10と、1d8+1のSAN喪失が掛かります。
13: MPは皆から分けたら足りるよね、SANは各々減らしてください。
葉也: うん?MPは10÷4人ってこと?
13: そうだね、それでセッション終わったら自動的に回復するから特に表記はしません!
葉也: あ、じゃあMPはあんま考えなくていいと。
13: で、これで5以上減っても徐々に減っていったってことで一時的狂気もないから安心してね。不定はしらん。
葉也: しらんてそんなwwww
《SAN減少》壬島 -5:現在SAN値 18《不定の狂気》
《SAN減少》シーモア -5:現在SAN値 59《正常》
《SAN減少》ジャスティン -6:現在SAN値 57《正常》
《SAN減少》アルフガット -4:現在SAN値 37《正常》
葉也: これ不定って書いたけどどうしよう
13: 不定かー不定どうしようか、少し大塚の思想に感化されて人の肉を食べたらもしかしたら体が丈夫になるんじゃ……みたいな妄想に駆られるとかにしようか?
13: カニバ日常的になったらまずそうだし、一歩手前の妄想癖で
葉也: もうこれ別の病院行こう、もう隔離しよう
13: www
葉也: だって残りのSAN値18で不定入って妄想癖付いちゃったもん隔離だ隔離w
13: 狂気どうする?他に案ある?
葉也: 発狂なぁ、さっき言ってた妄想癖でいい気がする。
葉也: そんで儀式終った後に全く光のない目で「これで大丈夫だね」って笑って言えばいいよ。
13: じゃあレイプ目の壬島くんを心配しつつ、探索者たちは帰るためにエントランスに向かいます。
ゆうた「お兄ちゃんたち待って!!」
シーモア「うん?」
ゆうた「……あの、夜に、なにがあったの」
ゆうた「凄く騒いでたよね、なにがあったの?先生はどうなっちゃったの?」
ゆうた「ぼくずっと気になってて……」
シーモア「……ごめんね、うるさかったでしょ。昨日先生と喧嘩しちゃったんだよね、それで怒らせちゃって……。先生は他の先生とお話ししに行っちゃったよ、どれくらいで戻るかは分からないけれど……」
ゆうた「…………ほんとうに?」
シーモア「…お兄さんはそう聞いたよ。そのまま他の患者さんを診に行ったりするかもしれないから、ずっと遅くになるだろうとも言ってたっけ」
13: ゆうたくんはなんか言いたげで、でも言っちゃいけないような感じでもごもごしてるんだけど
葉也: うーん、そっか……。
13: アルフ動いて良い?
葉也: どうぞー
アルフ【夜遅くまで起きてるなんで駄目じゃないか、ママに教えられなかったのか?夜は怖いんだ、恐ろしいモンスターが現われてお前を食いに来るんだ】
ゆうた「?」
アルフ【勉強してても、誰かを救いたくても、ずっと起きてる奴は悪い奴だ……そんな奴は殺されちまうのさ、例えばこんな顔の悪魔にな!】
13: と言って前髪をばっとあげてAPP5の怖い顔を見せますね。
葉也: きゃーwww
ゆうた「?! うわあああああああああああああああああああ!!!!!」
13: ゆうたくんは逃げました。
13: 言いたいことあるならどうぞ
シーモア【ちょっと!驚かすことはないじゃないか!!……、でも、助け船を出してくれてありがと、俺の言い方だと納得できていなかったみたいだったし……】
アルフ【……なあ、俺たち3階に居てあの声が聞こえたよな。だったら、あいつはもう知ってるんじゃないか。あそこになにがいたのか】
ジャスティン【だからって怖がらせることなかったんじゃないのか!】
アルフ【知らなくていいことは教えなくていいだろ。……あいつは俺たちと話して確信しようとしてたに違いねぇ。俺の顔で忘れてくれるなら安いもんだ】
シーモア【アルフ……】
アルフ【あーかったりぃ、帰ろうぜさっさと。美味い酒でも飲みてぇな!!】
シーモア【……もう、アルフったら………。俺も一緒に行っていいかい?久しぶりの再会だ、一緒に飲み明かそうじゃないか!ジャス���ィンはどうする?】
ジャスティン【あまりたくさんは飲まないよ、醜態は見せたくないからね。一緒に騒いだりはしないが、それでもいいなら】
シーモア【やった!】
ジャスティン「壬島さん、どこか飲みにでも行かない?この男達が酒を飲みたいんですって」
壬島「いいね、俺いいバーを知っているけど、そこに行ってみる?バーテンダーはちょっと曲者だけどね」
ジャスティン「あらそれはうってつけ!そこに行きましょ!!」
13: それでは、探索者は惨劇のあった病院をあとにしました。
13: ……その後、院長が行方不明となった病院はわりとすぐに営業停止になったとニュースが入りましたが、それは関係の無い話。
13: 「体の価値、命の価値」 end.
0 notes
【リプレイ】体の価値、命の価値1-2【CoC】
このセッションは2016年1月16、17日に行われたものです。
1人のPLとKPがPC4人を操っています。
シナリオの性質上、カニバリズムを思わせる表現があります。
苦手な方はご遠慮下さい。
13: 了解、では上に行く階段
13: 次の階に差し掛かろうとしたとき、誰かが階段に向かって歩いてくる
葉也: おっと
13: まるで探索者がいないかのように無視して下に下りようとするけど、どうする?
葉也: 一応声をかけてみるかな、壬島を後ろに庇いながら
シーモア「…ここの病院の人?」
「……そうですけど、なにか」
「ああ、儀式に使う方々でしたね。これから準備をしようと思っていたんですよ、部屋に戻っては頂けませんか?」
ジャスティン「なに言ってるのよ、戻るわけないでしょう……貴方誰なの、大塚さんって方かしら?」
一之瀬「大塚院長ではありません、私は一之瀬です。……ふむ、戻られませんか」
シーモア「戻らなかったら、どうするの?」
一之瀬「儀式が出来ないだけですから。そう、報告します」
シーモア「報告って、大塚院長に?というか儀式ってなんなのさ」
一之瀬「ええ、上司ですから。儀式ですか……知りたいんですか?」
13: ちなみに心理学できるけど
葉也: 心理学持ちねー、壬島なんだけど35しか持ってないんだよね
13: ジャスティンが50だなあ
葉也: 会話の様子じろじろ観察してみるかなー
13: ではどうぞ ジャスティンも振ってみよう
《心理学》壬島 35%:ダイス 51《失敗》
《心理学》ジャスティン 50%:ダイス 69《失敗》
13: じゃあ二人とも、一之瀬から感情がまったく感じられないなーと思う
葉也: そっかー
葉也: あ、そういえばクローズだったっけ、心理学のダイス目って
13: そうだった←
葉也: 振ってから思い出したw
13: まあやってしまったものはしょうがないのでwww
葉也: うんw
13: とりあえず、一之瀬は脱出を止めません。このまま階段を下りようとするよ。
葉也: じゃあ、変な人だなって思って階段を下りきったのを見届けてから上に行くかな
13: じゃあ上の階に着きました、ドアが開いてる部屋があるね
葉也: その部屋の開いてる分を覗き見てみるかな
13: 机に本棚、重厚なテーブルとソファ、雰囲気を邪魔しない程度のインテリアが飾られています。
葉也: ほうほう、じゃあ中入るかな。目星?
13: 本棚に図書館、机に目星かなー
葉也: んー、壬島が図書館でシーモアが目星かなー……
13: じゃあ二人が失敗したらお助けしよう。どうぞー
《図書館》壬島 50%:ダイス 51《失敗》
《目星》シーモア 65%:ダイス 51《成功》
葉也: 妖怪いちなりなああああああああああああああああい!!!!
13: 仲良しかよ
葉也: 思ったw
13: ジャスティンが図書館してみればいいかな?
葉也: お願いします……
《図書館》ジャスティン 80%:ダイス 00《ファンブル》
13: えっ
葉也: え!!!??
13: え……?
葉也: え、ちょ
13: あ、じゃあ本棚の影にみんなの所持品と着ていた服を見つけられたので、そっちに集中しちゃいました。終わり。
13: 図書館再ロールは認めません。100ファンなんてはじめてだよ畜生!!
13: 泣きたい
葉也: うわああああああん情報取り逃したあああああああああああああ!!!
葉也: とりあえずお着替えタイムか
13: そうだね着物だから時間が掛かったんだよきっとね
ジャスティン「良かった……本当に良かった着物と簪が無事で良かったあー本当に良かった……!」
シーモア「よかったねぇ~」
アルフ【んなこた今どうでもいいだろふざけんなオカマ野郎!!】
シーモア【いいじゃないか、大切なものが見つかったんだからさ~】
13: アルフがまともである
葉也: なんてこったwww
13: まあ本命のほうはとってるから大丈夫!情報出します
葉也: それなら良かった……
13: 机の上の重なった書類に紛れて、手帳が見つかります。後ろによくあるプロフィールもしっかり書かれていて、これが大塚という人の持ち物であることがわかるね。
13: 中身は日記みたいです。以下抜粋。
本日からこのホスピスに配属となった。ついに私も院長か……。
ここは子供たちに出来るだけ安らかな日々を過ごしてもらうための施設だ。
今まで幼い死に立ち会ったことがないわけではない。しかし、思い返すと遣る瀬無さでいっぱいになる。
私情を持ち込んではいけないが、私に出来ることがあるのなら、出来る限りしてあげたいと思う。
もう駄目かもしれない。院長を辞任しようか、悩んでいる。
子供たちが次々に命を落としていく……仕方がないことだとは思いたくない。
今月に入ってもう5人目だ。もっと医術が進歩すれば。もっと制度が充実すれば。
一之瀬くんに思い詰め過ぎだと言われた。少し休息が必要ではないかと。
……確かにそうかもしれないな。休暇を貰えないか、医師会に相談してみよう。
結論から言うと、休暇は貰うことが出来た。明日から一ヶ月、私は精神を休めるために諸外国へ行く。
そのことを何人かの子供たちに知らせた。戻ってくるときにはもしかすると……いや、やめよう。
しかし、諸外国へ旅行に、と話したとき、普段滅多に話かけてこない○○くんが近づいてきた。
諸外国に、不老不死の薬がある、と。
つまりはアルビノのことである。諸外国では不老不死の妙薬だと言い伝えられ……もちろん迷信だが……
今でも裏社会で人身売買が行われていると言うではないか。酷い話だ。
人道的ではない。だが、根拠もない噂が現代まで続くのだろうか……?
あの言い伝えは本当だったのだ、私は今日確信した!!
たまたまその筋の商人に会い、土産で持ってきた、例の肉だ。保存が効くように多少加工してあるらしいが。
先日の食事にその肉を使わせたのだが、今月余命だと言われていた子がまだ元気に遊んでいる。
こんな素晴らしいことが他にあるというのか!!子供たちが生きているのだ!!
幸運にも商人から肉の作り方も教えてもらえた。肉は定期的に摂取しなければならないと言う。
これで子供たちは生きることが出来る……!!
初めての儀式だ。身寄りの無いアルビノの女性をたまたま見つけることが出来たのは運が良かった。
○○くんの異変は心配だが滞り無く儀式は成功した、と思う。
これでまだ子供たちは生きることが出来るのだ。
○○くんの異変が無視の出来ないものになってきた。いや、彼だけではない。
明らかに、人ではなくなっている……爪が鋭くなり、毛が生え、凶暴になった。
しかしそうなったとしても私の患者だ。まだ生きているのだ。
地下の一室に数名を隔離する。肉は定期的に与えたほうが良いだろう。
13: 人間の肉を子供たちに与えていること、人間の肉を食べた子供たちが化け物になっていることを確信した探索者は1/1d3のSANチェックをどうぞ
葉也: わぁ、はぁい
《SANチェック》壬島 30%:ダイス 18《成功》
《SANチェック》シーモア 69%:ダイス 83《失敗》
《SANチェック》ジャスティン 65%:ダイス 65《成功》
《SANチェック》アルフガット 45%:ダイス 47《失敗》
《SAN減少》壬島 -1:現在SAN値 29《正常》
《SAN減少》シーモア -1:現在SAN値 68《正常》
《SAN減少》ジャスティン -1:現在SAN値 64《正常》
《SAN減少》アルフガット -3:現在SAN値 42《正常》
葉也: なぜ成功できたんだ……
13: そうか成功か
13: これで終わりだと思うなよ
葉也: え
13: POW×5の判定をどうぞ
葉也: へ?あ、うん
《POW×5》壬島 40%:ダイス 25《成功》
《POW×5》シーモア 70%:ダイス 51《成功》
《POW×5》ジャスティン 60%:ダイス 15《成功》
《POW×5》アルフガット 55%:ダイス 40《成功》
葉也: すげえな全員成功だよ
13: 次、アイデア
葉也: え、あ、はい
《アイデア》壬島 55%:ダイス 69《失敗》
《アイデア》シーモア 60%:ダイス 64《失敗》
《アイデア》ジャスティン 80%:ダイス 27《成功》
《アイデア》アルフガット 80%:ダイス 31《成功》
成功した人は、最初に聞いた呻き声と子供を重ね合わせて0/1。
13: 君失敗してるじゃんなにそれ
葉也: なんか失敗しちゃった
《SANチェック》ジャスティン 64%:ダイス 07《成功》
《SANチェック》アルフガット 42%:ダイス 08《成功》
13: こっちも成功してしまった。
葉也: ひっく!!
13: その分結構ファンブル出してるから(震え)
※この時点で3回出してました。
葉也: お、おう…
13: じゃあ次、肉を見ていた皆さん
13: シーモアくんは除外します既にやってるので
葉也: あっ
13: あれが人の肉だと知り、1/1d3のSANチェック
葉也: わー言わなかったのにここでも知るのかw
13: うん、だからクリティカルで前倒しでSANチェックした
葉也: なるほどwww
《SANチェック》壬島 29%:ダイス 14《成功》
《SANチェック》ジャスティン 64%:ダイス 07《成功》
《SANチェック》アルフガット 42%:ダイス 25《成功》
《SAN減少》壬島 -1:現在SAN値 28《正常》
《SAN減少》ジャスティン -1:現在SAN値 63《正常》
《SAN減少》アルフガット -1:現在SAN値 41《正常》
13: ここにきてダイス目が生きたいと叫んでいる気がする
葉也: なんでか成功するwww
13: で、全部でいくつ減ったかな?
葉也: 壬島は5、シーモアは2減った
13: ジャスティン-2、アルフ-4
13: そうかー壬島くん5減ったのかーーー
13: アイデアどうぞ
葉也: りょーかい
《アイデア》壬島 55%:ダイス 66《失敗》
13: なんだ失敗か
葉也: ダイスが生きろって言ってる気がする
13: では壬島くんは、狂気に気付かないように必死に務めました。錯乱してはいけない、心を砕かれてはいけない、と。
13: 一時的発狂はなしです!
葉也: 発狂したかった←
13: 発狂したら是非カニバに目覚めそうになって欲しかった←
葉也: なにそれやらせたかったwww
13: なりかけててもいいんだよ?そういうロールは自由です
葉也: さいですかw
葉也: まあ相当SAN値少なくなってるもんねw
葉也: じゃあ、言い表せない恐怖によって無意識に自分の手を噛もうかな。血が出るくらい。
13: ぎゃあ痛い痛い
ジャスティン「ちょ、ちょっとなにしてるの壬島さん!止めなさい!!」
アルフ【おいおい気が狂ったのかよ、チビには刺激が強すぎたか?】(手を抑え込む)
壬島「んぐっ、だって、こわ、い…っ俺たちどうなるの……っ!」
葉也: 壬島がヒロインに見えてきた←
13: えっヒロインじゃなかったの←
葉也: なんてこったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
葉也: これ誰に抱き付けばいい?www
13: あ、抱きつきたいならジャスティンお姉さんが抱きしめてくれるよ優しいよ!
葉也: わーい!じゃあジャスティンに軽くぎゅってする!
シーモア「大丈夫、大丈夫だから、脱出できるから、落ち着いて、ね?」
ジャスティン「……最悪なことにならないようにするのよ、大丈夫、大丈夫だから……」
アルフ【……泣くなよ男だろ、怖くったってどうしようもねぇんだ。てめぇでどうにかしなきゃなんねぇのさ】頭ぐしゃぐしゃしておきますねー
葉也: いいこと言ってくれてるのに英語が分からない畜生
13: シーモアくんが微笑ましくしてればいいんじゃないかなー
葉也: シーモアはあれですか、母親ですかw
ジャスティン「そうよね!怖いものは怖いわよね!!皆がみんなアルフみたいに武骨じゃないのよ仕方無いわ!!」
アルフ【なんかすっげー馬鹿にされてる気がする、なに言ってんのかわかんねぇけど】
シーモア【知らない方がいい事もあるよw】
アルフ【そうか?じゃあ知らなくて良い。それよりカードキーはどこだ?それがなきゃ出られないんだろ?】
シーモア【それなんだよね、どこにあるんだろう……】
13: そうですね、机に引き出しがありますが
葉也: じゃあ開けるわ
シーモア「あ、え?これ??あった、カードキーあったよ!」
ジャスティン「やった!それで玄関から出ましょう!!」
壬島「あーーーーやっと解放されるーーーーーーーー」
シーモア「よかった―見つかって!さあ玄関に行こう!」
13: ではですね、階段を下りていく探索者の耳にあの唸り声が聞こえます。二体くらいかな?
葉也: ほうほう
13: 駆けつけようとしてエントランスに行くと、一之瀬が頭から血を流して壁にもたれ掛かっている。
13: そこにじりじりと近付いてくる、背中の曲がったけむくじゃらでひづめのある怪物が二体。
13: そう、見たこともない化け物がそこにいます。そして日記を見ていた探索者たちにはわかる、これが隔離された子供の末路なのだと。
葉也: あー一之瀬くんが……
13: まず、化け物を見たことによるSANチェックですどうぞ。
葉也: 減少いくつ―?
13: 0/1d6かな。あと、日記を読んだ時点で探索開始から一時間経っているものとします。
葉也: じゃあ不定のは解除か
13: そうそう でははりきってどうぞ!
《SANチェック》壬島 28%:ダイス 45《失敗》
《SANチェック》シーモア 68%:ダイス 96《ファンブル》
《SANチェック》ジャスティン 63%:ダイス 19《成功》
《SANチェック》アルフガット 41%:ダイス 14《成功》
葉也: あの、あの、一つお伺いしてもよろしいでしょうか。
葉也: SANチェック時のファンブルは適用ですか不適用ですか;;;;;;;;;;;;;
13: 不適用です!!大丈夫生きて!!!!!
葉也: 生きる;;;;;;;;;;;;
《SAN減少》壬島 -1:現在SAN値 27《正常》
《SAN減少》シーモア -4:現在SAN値 64《正常》
葉也: どうしてこうなった
13: で、更にPOW×5で判定どうぞ
葉也: あ、はい
《POW×5》壬島 40%:ダイス 53《失敗》
《POW×5》シーモア 70%:ダイス 25《成功》
《POW×5》ジャスティン 60%:ダイス 63《失敗》
《POW×5》アルフガット 55%:ダイス 18《成功》
葉也: 今回は失敗いるな
13: 失敗した二人はアイデアですどうぞ
葉也: 嫌な予感しかしない
《アイデア》壬島 55%:ダイス 26《成功》
《アイデア》ジャスティン 80%:ダイス 29《成功》
13: 成功した二人は、これからなにをしなければならないのか正しく理解する。
13: この憐れな末路を辿った子供たちを、殺さねばならないと。
13: SANチェック0/1どうぞー。
葉也: わぁ、はーい
《SANチェック》壬島 27%:ダイス 73《失敗》
《SANチェック》ジャスティン 63%:ダイス 38《成功》
《SAN減少》壬島 -1:現在SAN値 26《正常》
13: 壬島くん生き残って……
葉也: じりじり減ってく
ジャスティン「……っこら!なにやってるの貴方たち、こっちへ来なさい!!私たちが相手よ!!」
アルフ【死にそうな相手に暴力振るってもつまんねぇぞ、おらきやがれ!!】
壬島「やらなきゃ……いけないんだな…っ」
シーモア「さあこっちだ!相手になってやる!」
13: では大声を出した探索者のほうに、2匹とも向き直りますね。
13: 戦闘です!
葉也: 戦闘きたー!
13: 一応説明しておくと、一之瀬は今2くらい体力が残ってる感じ。でも一回でもグールの攻撃が当たったら死亡します。
葉也: わー
13: 誰か一人が医学か応急手当に成功すれば意識を取り戻してこの場から離れてくれるよ。
13: とりあえずDEX提示してー
13: ジャスティンは4、アルフは14です
葉也: 壬島10、シーモア11
葉也: ジャスティン遅いなwww
13: 義足だからねー!
葉也: そうだったw
13: アルフ→シーモア→壬島→グール①→グール②→ジャスティンの順番に動けるよ。
13: じゃあアルフ、グール①に攻撃しようかな。
葉也: おー、戦友組が先か
《こぶし・マーシャツアーツ》アルフガット 80/76%:ダイス 68《成功》
1d3×2→4 db→4 合計8ダメージ
13: あ、まじでこれ グール①死にました
葉也: ふぁ!!!???????????
13: 次、シーモアくん
葉也: はーい、一之瀬くんに応急手当するー
13: 振ってどうぞー
《応急手当》シーモア 60%:ダイス 25《成功》
一之瀬「……っう」
シーモア「大丈夫?ここは危険だから、離れていて?」
一之瀬「……ひろとくん、わかなちゃん…………殺すんですか……?」
一之瀬「いや……そのほうがいいんでしょう、化け物なんだ。あれは化け物。情がうつったなんて馬鹿馬鹿しかったんですね……私はここにいても足手纏いだ。……よろしくお願いしますね」
シーモア「ごめんね、元が何なのか、分かってはいるけど……こうなってしまった以上もう戻れない、殺すしか、もう手段はないんだ」
一之瀬「……わかっていましたとも。でも私も院長も……手を下せなかったんです……」
13: 独り言を残して、鍵を開けて部屋の中に入っていきました。
葉也: やるせないねぇ。
13: KPも結構胸にきてます これはきついな
13: では、次壬島くんで
葉也: はーい。
13: なにします?
葉也: こぶしかな
《こぶし》壬島 50%:ダイス 36《成功》
1d3→3 db→2 合計5ダメージ
13: まだ生きてますねー、じゃあグールの攻撃
13: 対象は、今攻撃してきた壬島くんが流れ的に普通かな?
葉也: かなー?
13: グールの攻撃は、かぎ爪と噛み付きを1ラウンドに出来ます。まあ成功率は少ないんだけど……
13: とりあえずやるね!
葉也: こいや!
《かぎ爪》グール 30%:ダイス 91《失敗》
《噛み付き》グール 30%:ダイス 26《成功》
1d4→3ダメージ
13: 回避するー?
葉也: 回避20しか持ってないしな~、しなくていいかな
13: そうなの?じゃあ壬島くんに噛み付きました
13: STR対抗に勝たない限りずっと噛みつかれてます
葉也: わーーーーwwww思ったよりあれだったwwwww
13: HP減らしておいてね
葉也: あいよーw
壬島「んぐっ!!いったぁっ!!!!」
ジャスティン「壬島さん!待ってて今行くから……!」
13: こぶしかなー
葉也: ジャスティンがんば!
《こぶし》ジャスティン 50%:ダイス 57《失敗》
13: んー駄目でしたっ
葉也: おうふ
13: じゃあ、ラウンド一周!アルフの番だね
13: これは勝つな……
葉也: うんww
《こぶし・マーシャツアーツ》アルフガット 80/76%:ダイス 80《こぶし成功》
13: マーシャルアーツは失敗したけど
1d3→2 db→2 合計4ダメージ
13: これで死ぬんですよねー
葉也: あっwww
13: とりあえず、おめでとう!戦闘終了です!!
葉也: 勝ったー!8888888
13: いえーい!でもまだイベントちょっとあるよー!!
0 notes
【リプレイ】体の価値、命の価値1-1【CoC】
このセッションは2016年1月16、17日に行われたものです。
1人のPLとKPがPC4人を操っています。
シナリオの性質上、カニバリズムを思わせる表現があります。
苦手な方はご遠慮下さい。
探索者は、暗闇のベッドの上で目が覚める。
ここはどこだ、自分の部屋ではない、ベッドの感触に覚えも無い、身に付けている衣服も朝に着たものではないようだ。
ただ一つ思い出せるのは、直前に何者かに襲われたことだけである。
13: という訳で、皆さん反応どうぞ。とりあえずジャスティンが叫びます。
葉也: 叫ぶんだwwwあ、英語と日本語のかっこはどうする?
13: んー、英語は【】で囲むつもりだったよ。
13: (キャラシ確認して)壬島くんこれ大丈夫なの?
葉也: 大丈夫じゃないだろうね
13: 目指せロスト!
葉也: まあこの卓でさよならの予定だしw
ジャスティン「っ……な、なに、なによこれえええええええぇぇぇぇぇ!!!!!」
シーモア【な、なんだあ!!?】
ジャスティン「ちょっと誰なの私の大切な一張羅を脱がしたのは!!あの着物高かったのよ!!」
壬島「え、おん……違うか、え、ここどこ」
ジャスティン「誰?誰かいるの?貴方たちは誰なの?!」
シーモア「いますよー!俺はシーモア、シーモア・ジャックマンです、貴方はー?」
ジャスティン「シーモア?会うのはきっと初めてね、私はジャスティン・フリーマン。探偵よ!」
13: アルフはいびきかいて寝てますね!!
葉也: おいアルフwwww
13: 寝れるときに寝ておかないと、とは彼の弁である。
葉也: おいwwww
13: 一応言っておくけどジャスティン別に女顔じゃないし、女声でもないから、普通に男だってわかるよ。
ああオカマ言葉使ってるんだな……程度に思ってくれれば。
葉也: なるほどw
13: お好きな反応どうぞw
葉也: 壬島は軽く混乱してるw
葉也: ちなみにみんな何着てるの?
13: 暗くて目視は出来ないけど、薄手の服を着てるよ。
13: あと、シーモアとジャスティンの髪は綺麗に解かれてるよ。
シーモア「あーせっかくの三つ編みが、あれ綺麗に編むの時間かかるのになーもー」(独り事)
ジャスティン「最悪……簪失くしてたらただじゃ置かないんだから……きっとあのストーカーの仕業ね、迂闊だったわ……」(独り言)
13: とりあえずずっと暗いままだけど、どうする?
葉也: うーん、シーモアは割と落ち着いてるから壁とか探ろうとするかな
13: 了解、壁伝いに手を当てていくとスイッチがあったよ。
葉也: おースイッチ見っけ!押すー
葉也: その間に壬島はジャスティンに自己紹介かなw
13: 押しました、明かりがつきました、並んだベッドに自分を含めて4人の人間が患者服を着て部屋の中にいます。
葉也: あ、この時にアルフを見つけるのかな?
13: そうだねアルフは明かりがついてやっと起きそうな感じ。
葉也: 大きく揺さぶるかなw
13: そろそろ起きようw
葉也: そうだよ起きよう?www
ジャスティン「貴方はいつまで寝てるのよ!汚らしいいびきなんかかいて!!」(ちょっと叩く)
アルフ【んん……ぐぉ……】
シーモア「ん?え!?アルフ!!?なーんでこんなとこにいんの!!」
アルフ【むにゃ……んぁ、ああ?なんだ?】
シーモア【なんだじゃないでしょ!さっさとおきなって!】
アルフ【あ?なんでてめぇがいるんだよ、レイプされてたんじゃねぇのか】
シーモア【今はされてないよもーーー、久しぶりの再会がなんでこんなとこかなぁーー、酒場とかがよかった……】
アルフ【はぁ?お前が襲われてるって聞いたから家から出てきてやったんだぞなんだっつーんだよ】
シーモア【ふえ?俺そんなことされてないけど……、もしかして騙されたの??ははーっアルフバカだもんねーー!!】
13: (我ながら酷い理由しか思いつかなかったのである)
葉也: ひっでえwwwwwwwwwwwwwww
13: これ壬島くんぼっちじゃなーい?
葉也: ぼっち壬島かわいそうwww
ジャスティン【……その男は君の知り合いか?シーモア。まったくだらしのない男だな】
シーモア【知り合いというか、戦友って感じかな、俺、元兵士だからさ~】
壬島「あのー、俺のこと忘れてない??」
ジャスティン「あら、ごめんなさいね壬島さん。少しだけこの男性に言いたいことがあるの、待っててくださる?……」
ジャスティン【気に障ったらすまないな、私は今気が立っているんだ。そこに君みたいながさつな人間がいるのは酷い気分だよ、嗚呼最高だね】
アルフ【おいおいさっきから黙って聞いてりゃひでぇ言い様だな、がさつな人間?そうだろうよ俺も戦場帰りだからな、てめぇみてぇにお高くまとった奴とは気が合わねぇ俺も最高だな】
ジャスティン【そりゃ嬉しいね、好きでもない人間に良く思われると自分が酷い奴に思えるから有り難いよ。良ければ名前を教えてくれないか?大丈夫だここから出たらすぐに忘れるから】
アルフ【ああそれがいいな、俺とお前が会うなんて神様ってのはドラッグでもキメてるらしいな? 俺はアルフガット・B・ノースロップだ、くれぐれもよろしく頼むぜ】
シーモア【まあまあ二人とも、苛立つのは分かるけど、今はここから脱出することを考えよう?】
13: お時間取らせてすみませんでした、とりあえず二人の不仲を確認したところで探索とかロールプレイ開始ですどうぞ。
葉也: いえいえ、結構不仲になったなーw
13: 完全に和解できないキャラ同士だからねー
葉也: たしかにねぇ
13: ちなみに英語で喋るとジャスティンも英語で返すよ。
葉也: ほうほう
葉也: どっちのが話しやすいんだ?
13: どっちも同じくらい、技能的には英語が10高い
葉也: ほう、なら英語かなー、壬島が置いてけぼりになっちゃうけどそれは仕方ないw
葉也: 要約して伝えればいいし
13: あーじゃあ喋りやすいのは英語だけど話したいのは日本語って言えばいいかな?壬島くんぼっちは可哀想ですwww
葉也: 大丈夫やさしーお兄さんが伝えてくれるwww
13: そうかwwwじゃあいいです
13: とりあえずなにかしたいことはある?
葉也: 扉の確認かなー、そんで開けて扉の外を見回すかな
13: そう、じゃあ扉を確認しました。シンプルな引き戸、鍵は掛かってないみたいだよ。
葉也: ふむふむ、それじゃあ開けてきょろきょろするかな
13: 開ける前に。
葉也: うん?
13: 扉に手を掛けようとしたその時、唸り声がその向うから聞こえた。おぞましい、悲痛で、訴えるような、鳴き声。
13: それを聞いた探索者たちは、腹の底が冷えるような感覚を覚えた。SANチェックどうぞ。
葉也: あーーwww
13: 0/1d3でお願いします。
葉也: あいよw
《SANチェック》壬島 33%:ダイス 65《失敗》
《SANチェック》シーモア 70%:ダイス 11《成功》
《SANチェック》ジャスティン 65%:ダイス 29《成功》
《SANチェック》アルフガット 47%:ダイス 99《失敗》
《SAN減少》壬島 -3:現在SAN値 30《正常》
《SAN減少》アルフガット -2:現在SAN値 45《正常》
13: 待って壬島くん待ってwww
葉也: 最大値行ったよおい
葉也: こいつもう駄目だわw
シーモア「うっわぁ吃驚したぁ、ねぇ」(振り向く)
壬島「え、ぁ、今のなんだよっ!出せよ!!!帰せよお!!!」
ジャスティン「ちょっと、騒ぐのはまずいわ……!今の声絶対危ない!!」
アルフ【……クソ野郎、なんなんだよ本当に】
シーモア「ごめんね、ちょーっと静かにしててねっ」
13: さてどうしましょう?
葉也: 扉から距離とって様子見かなぁ
13: しばらくしても声がする気配は無いね、静まり返ってます。
シーモア「行った……?気付かなかったのかな……」
シーモア【どうする、扉の外、見てみる?】
アルフ【ま、どっちにしても行くしかねぇよな。おいチビ震えてんじゃねえ行くぞ】(壬島の服を掴む)
壬島「ぇえっ!ちょっはなしっ!ま、待ってくれよっ!!怖い!!!」
アルフ【騒ぐなうるせぇ!】
壬島「ひぃっ!」
シーモア「もー強引なんだからw」
葉也: 壬島��るぷるなう
13: アルフが壬島くんの服ひっぱって扉にずんずん向かっていくけど。
葉也: これもう半泣きじゃないの?www
13: 壬島くん久々に見たと思ったら超可哀想、生き残れたら蛍が頭撫でてあげるからね……
葉也: ほんと可哀想なことになってるwwwしょっぱなからもうwww生き残ったら撫でたげて、きっと泣きつくw
13: 同じSIZ17でもここまで性格違うか……www
※壬島くんの知り合い、桐谷蛍はSIZ17
葉也: ほんと随分違うなwww
13: とりあえず扉を開けますねそりゃもう音が鳴りますねバァンと。
13: ジャスティンも溜め息つきながらあとに続きますね、さて強引に廊下に出たけど暗いよ
葉也: んー、真っ暗ではない感じ?とりあえず他の扉がないか探したい
13: しばらくしたら目が慣れるかな?文字は読めないけどいくつかの扉と階段があるのがわかるね。
葉也: じゃあ階段から遠い部屋から調べていきたいかな
葉也: 入る前に聞き耳やったりしてさ
13: そう、じゃあまず一番遠い突き当たりの扉が開けられそうだよ
葉也: じゃあそこに聞き耳したい
13: ジャスティンとアルフは失敗したらやってみるよ、聞き耳どうぞ
《聞き耳》シーモア 70%:ダイス 68《成功》
シーモア【機械音……?何か動いているのかな……?】
葉也: あっぶねぇ
13: ではシーモアくん、そうだなあ、なにか機械が動いているわずかな音が聞こえるなーと思いました。
葉也: じゃあ半分くらい開けてみるかな
13: 開けると、冷たい空気に触れることが出来る。
葉也: ほう
13: 全部開けてみる?
葉也: 半分開いている状態だよね?それなら中を覗き見てみるけど
13: 覗き込むなら、中が寒くて棚がならんでるなあってことがわかるかな。
13: ドアの近くにスイッチがあるけど。
葉也: んー、壬島を中が見えないとこにいさせてスイッチを押すかな
13: 了解、食料保存庫のようです。
13: 中を探索するなら目星かな。
葉也: じゃあ壬島も入れて目星振るかな
13: どうぞー
《目星》壬島 25%:ダイス 63《失敗》
《目星》シーモア 65%:ダイス 32《成功》
葉也: 壬島初期値だった…‥
13: おおう、それでは、奥のほうに鍵の掛かった棚を見つけます。
13: 鍵開けに成功したらいいんだけど……道具とか無いしジャスティンしか技能持ってないな……
葉也: うーん持ってないなぁ……
葉也: 最悪キックで……←
13: 数字揃える奴にするか、とりあえず鍵開けやってみるね
葉也: オナシャス
《鍵開け》ジャスティン 20%:ダイス 77《失敗》
ジャスティン「駄目なのよねこういうの……道具も無いし、開けられない……」
シーモア「仕方ないよ。どこかに開けられる何かがあればいいんだけどねぇ」
13: 数字タイプなので当てずっぽうやってみようか、幸運-10%でどうぞ。
13: それが駄目だったらキック認めます……
葉也: なんてこったw
《幸運》壬島 40-10%:ダイス 65《失敗》
《幸運》シーモア 70-10%:ダイス 81《失敗》
《幸運》ジャスティン 60-10%:ダイス 56《失敗》
《幸運》アルフガット 55-10%:ダイス 55《失敗》
葉也: 【悲報】全滅w
13: はい、駄目です、開かない開かない
シーモア「うーん?適当にやってみたけどやっぱ開かないなぁ」
アルフ【こんなもん壊しちまえばいいだろ、力入れればなんとかなりそうだぜ】
ジャスティン【君はまったく暴力的だな……】
シーモア【じゃあ言い出しっぺのアルフよろしくー!】
葉也: とりあえずアルフに任せる
13: まじかよwww
葉也: この流れだったしw
13: んん、STR対抗かな?錠前のSTRなんて決めてなかったぞ……www
葉也: またはHPかな?今決めちゃえwww
13: STR9ですね
葉也: ほうほう
《STR対抗》アルフガット 80%:ダイス 25《成功》
13: 壊しちゃった
葉也: ですよねーw
13: ちなみに3d6で決めたから最大値は18だった
葉也: ふぁ!!??
葉也: 低くてよかった
13: だって錠前壊すとかちょっとwww
13: とりあえずね、中には肉類が保管されているようです。
13: 知識をどうぞ。
葉也: あ、はい
《知識》ジャスティン 60%:ダイス 98《ファンブル》
《知識》アルフガット 50%:ダイス 59《失敗》
13: ねえまずくない?今日まずくない?
葉也: ファンブルwwwww
13: ファンブルなにも考えてないよ……寒さに耐え切れなくて耐久-1でいいかな。
《HP減少》ジャスティン -1:現在HP 10《正常》
《知識》壬島 70%:ダイス 38《成功》
《知識》シーモア 50%:ダイス 04《クリティカル》
葉也: (゚д゚)
13: なんだこのお手本みたいな出目の出方は
葉也: 分かんないwwwてか壬島の方が頭良かったwww
13: えーっとね、じゃあね、成功した人はここに保存されてる肉類が見たことがない感じだなって思うよ
13: クリティカルどうしようかな、この肉は見たことあって超理解できたことにでもしようか?
葉也: ほうほう、してみるとどうなります??
13: してみるの?
葉也: してみる
13: わかりました。シーモアは理解します。
これは人の肉。
葉也: うん、うん、いやな予感はしてたっ
13: だよねー、1/1d3のSANチェックどうぞ。
《SANチェック》シーモア 70%:ダイス 82《失敗》
《SAN減少》シーモア -1:現在SAN値 69《正常》
葉也: 眉間にしわ寄せて口に手を当てるかな
13: えっと、このことは皆に伝えますか?www
葉也: 伝えないよw
13: わかったwww
葉也: この部屋を出ていこうとするかな
シーモア「……次の部屋に行こう」
ジャスティン「あらシーモアさん顔色悪いわよ?どうしたの?」
シーモア「大丈夫、ちょっと、いやなことを思い出しただけ」
アルフ【ここはなにも無いみたいだな、他行こうぜ】
シーモア【うん、そうしよう】
シーモア「じゃあ壬島くん、次へ行こうか」
壬島「え?あ、あぁ」
13: 進行ぐだるといけないので先に言うと、この階で鍵が開いてるのは一部屋だけで、あともう一個鍵が壊れかかってる部屋があります
葉也: うーんと?あと行ける部屋が一部屋と鍵が壊れかかってる部屋ってこと?
13: そうそう
葉也: ほうほう、じゃあ鍵が開いてる部屋に行くかな
13: わかったよー、電気はやっぱりついてないね
葉也: 聞き耳振ってみてもいい?
13: いいよー
《聞き耳》シーモア 70%:ダイス 23《成功》
13: なにも聞こえないです
葉也: そっか、じゃあさっきみたいに半分開けて近く探ってみるかな。電気付けたい。
葉也: あ、壬島は後ろで
13: 開けると、悪臭が漂ってくるかな。電気をつけてみると中が物凄く汚れてることが解るね。
葉也: 目星振れる?
13: 目星振らなくても情報あげるよ、とにかく汚いなんか汚してもそのままにしておいたみたいに汚い。あと横に退けられてるけど4人が最初に寝てたベッドと同じものが何個か置いてある。
葉也: ほうほう
13: それだけだねー
葉也: そっかー、なら次の部屋かなー
ジャスティン「……私、入らないから」
シーモア「うん、わかってる。俺が入ってみてみるね」
アルフ【なんだここ汚ぇな……】
シーモア【手入れされてないのかな……?】
壬島「うげぇ……」
シーモア【わぁ……ひっどい、さっさと出ちゃおう、なんもなさそうだし】
アルフ【俺の部屋よりクソだなここ、次どこだ?】
13: どこ行くのかな?
葉也: 鍵が壊れかかった部屋かな
13: じゃあ、その前まで来ました
葉也: じゃあ聞き耳やるかな……
13: どうぞー
《聞き耳》シーモア 70%:ダイス 80《失敗》
葉也: 壊れかかってるならSTR対抗?
13: 鍵開けするの?
13: 幸運振ってみる?
葉也: あー振ってみる
13: ではどうぞ
《幸運》シーモア 70%:ダイス 39《成功》
13: じゃあ、扉に近付いたら中からドン!と音がしました。なにかが扉を破ろうとしているようです。
葉也: あっ逃げる、階段行く
13: はい、階段上がりました。
13: エントランスに出ましたね。
葉也: ほう、ざっと見回したらどんな感じ?
13: そうだね、ここは病院だと確信していいよ
葉也: ほむほむ、出口の確認ってできる?
13: ガラスで覆われた出入り口が見えるけど、開かないね。 すぐ横にカードキーを差し込む装置があって、機械に詳しい人ならこれで開くことが出来るとわかるんじゃないかな。
13: 他の部屋への扉は閉まっていて開きません。あとは上に行く階段くらい。
葉也: なら壬島が分かるかな、機械系の技能取ってるし
壬島「どこかにこれに合うカードキーがあるんじゃないかな」
シーモア「やったら開きそう?」
壬島「多分ね」
シーモア「じゃあ上に行こうか、ここにいても仕方ないし」
シーモア【アルフー、上行くよー】
アルフ【へいへいわーって��よ一々言われなくても】
13: 階段を上ると廊下と休憩スペースに出るよ。そこから廊下が繋がっていて、向うは暗くてよく見えない。
13: 休憩スペースに小さい影が見えます。
葉也: ゆっくり近づいていくかな
シーモア「……そこにいるのはだぁれ?」
「え、誰……?」
13: 声からして子供のようですね。
葉也: かがんで話すかな、大きいし
シーモア「俺はシーモアって言うんだ、君は?」
「僕は、ゆうた」
ゆうた「あっ、お兄さんたちお客さんだね、入ってくるのみたよ!」
シーモア「ゆうたくんか、入ってくるの?俺たちここに入ってきた時の記憶がないんだけど、どう入ってきたの?」
ゆうた「なんか抱っこされて玄関から来たんだよ、お客さんはいつもそうやって入ってくるんだけど、お兄さんたちも病気なの?」
シーモア「いや、俺たちは病気はしていないんだ、……病気じゃないよね?」
壬島「健康だよ、前に入院してたけど」
ジャスティン「私は病気はしてないわ、足を怪我してるけど……ゆうたくん、私たちを抱っこしてきた人ってどんな人?先生って誰?」
ゆうた「だっこしてきた人は、黒い服着てたよ。名前は知らない。先生は、大塚先生っていうんだよ」
ゆうた「それよりもお兄さんたち、あるびのでしょう?病気が治るお薬作れるんでしょう?」
シーモア「お薬?アルビノなのは合ってるけど、お医者さんじゃないし、作れないと思うんだけど……」
ゆうた「だって本でみたよ、ふろうふしの力を持ってるって」
ジャスティン「ええ?それは……その……」
13: ジャスティンは子供の夢を壊したくないなあって感じで、シーモアくんと壬島くんに視線で助けを求めるけど。
葉也: それを見て頷いて
シーモア「そっか、本で読んだんだね。ちゃんと本を読んでて偉いね」
葉也: って言って撫でるかな
ゆうた「えへへ、学校に行けないけど本読んで勉強してるんだ!いつかみんなと授業受けるんだ!!」
シーモア「そうなんだ、お勉強がんばってね。あ、そうだ、お兄さんたちね、大塚先生に用があるんだけどお部屋の場所分かる?」
ゆうた「先生は今日ようじがあって出かけちゃったよ。……あれぇ、お兄さんたちどうしておいてっちゃったんだろうね」
シーモア「そっかぁ、なんでだろうね、困ったなぁ」
ゆうた「ねぇ、どうやってお薬つくるのか教えて? お薬作ったら、ぼくみたいな子がたくさん生きれるんだよ、僕そういうお薬作るひとになりたいから、ふろうふしのお薬の作り方が知りたい!」
壬島「え、えぇ…?」
シーモア「お薬はね、大人にならないと作れないんだよ。だから今は先生からのお薬で我慢してね?」
ゆうた「えー……そっかぁ……」
13: そうだなあ、目星お願いします
葉也: りょーかい
《目星》壬島 25%:ダイス 29《失敗》
《目星》シーモア 65%:ダイス 77《失敗》
《目星》ジャスティン 50%:ダイス 41《成功》
《目星》アルフガット 25%:ダイス 28《失敗》
葉也: だめだぁorz
13: んん、じゃあジャスティンがあることに気付いて首を傾げるけど特になにも言わないね。
葉也: んん、気になる。
13: とりあえず一通りこの子から聞けることは話したと思うけど、どうする?
葉也: うーん、上への階段ってあるんだっけ?
13: あるね、廊下の先もあるけど
葉也: じゃあ廊下の先に行ってみるかな
13: 了解、ゆうたくんと別れて廊下に来ました。病院であることがわかっているので、並んでいる部屋は病室だろうなと推測出来ます。
13: 中からは子供たちの寝息が聞こえるよ。忍び歩き目星の併用ロールどうぞ。
葉也: まじか
《目星・忍び歩き》壬島 25・10%:ダイス 59《失敗》
《目星・忍び歩き》シーモア 65・25%:ダイス09 《成功》
《忍び歩き・目星》ジャスティン 50・10%:ダイス 83《失敗》
《忍び歩き・目星》アルフガット 25・30%:ダイス 23《成功》
13: 病室の中を覗くと、何人かの子供が書いた日記が見つかりました。
葉也: ありがと。子供の日記かぁ、申し訳ないけど読むわ
13: 大体このようなことが書いてある。
13: と思ったけどアルフは日本語読めるのだろうか…… シーモアくんと二人で行動してて、壬島くんとジャスティンは見つけられなかったってことで処理して良い?
葉也: ええでー
お母さんがプレゼントしてくれたこの日記帳、青くてかっこよくて大好き!
でもきっと、使い切らないうちに僕は死んじゃうんだ。だって、だから病院変わっちゃったんだよ。
先生が優しい人で良かった。遊ぶ場所もあるし、皆とも仲良くなれそう。
本当はまだ死にたくないな。でも、そう言うと、お母さんとお父さんが泣いちゃう。
最近体が苦しくならない、毎日ちゃんとご飯が食べれるし、みんなと遊べる。
病気、治ったのかな?先生の言ってることはよくわからなかったけど良かったねって言ってくれた。
お母さんとお父さんが涙を流しながら喜んでた。きせきが起きたって言うの。
私はもう大丈夫なんだ、大人になるまで生きられるんだ!
今日は○○くんと喧嘩しちゃった。だっていきなり噛みついてくるんだもん。
なんか最近様子がおかしい気がする、背中はおじいさんみたいに曲がってるし、なんか毛がいっぱい生えてるし……
違う病気にかかったんじゃないかってみんな言ってるんだ。
あいつだけじゃない、あの子も、あの子も、みんなそうなんだ。
13: こんな感じ。一個目はともかく、二個目三個目は似たようなことを書いてる子が複数名いるね。
葉也: わぁ…‥
葉也: 前半もそうだけど後半もあれだよね。じわじわくるもんあるわ。
葉也: シーモアは内容を伝えるかな。
13: 了解、じゃあその話を聞いたジャスティンが青褪めるね。
シーモア「え、どうしたの?」
ジャスティン「……毛が、生えていたって書いてあったの?」
シーモア「うん、そう書いてあったけど……なにかあった?」
ジャスティン「……見間違いじゃなかった……ゆうたくん、毛がたくさん生えてたの……」
シーモア「………………………え……?」
ジャスティン「ここの子供たちの体に、徐々に異変が起きてるのかも…………ここは、なんなの?普通の病院じゃないの………?」
シーモア「じゃあこの病院は……一体……」
アルフ【おい、さっきからなに話てんだよわかんねぇよ】
シーモア【ご、ごめん、なんかこの病院、普通じゃないっぽくて……】
ジャスティン「……ここでなにが起こってるのか知りたくないけど、放っておくのは嫌ね。とりあえず脱出よ、それから調べ上げて告発すればいい。……不老不死なんてありえない」
シーモア「そうだね……、早く出てなんとかしないと……子供たちが大変だ」
壬島「ど、どうするってのさ、他の所も調べるの?」
シーモア「うん、じゃないと出られもしないしね」
葉也: 壬島は過去色んなのに巻き込まれてるから後ろ向きだなおい
13: あとは階段をのぼるだけかな
葉也: そだね、あ、アルフくんはどうするの?
13: アルフは出てから考える、ここから出ないと話にならないって感じの考えをしてるよ
葉也: りょーかい、じゃあ上行くかな
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【シナリオ】エレベーター【CoC】
「クトゥルフ神話TRPG」用シナリオ
エレベーター
プレイ人数/1~2人 シナリオ執筆/じゅうさんまる
【あらすじ】
探索者はエレベーターに乗った。自分が降りる階のボタンを押し、到着を待っている。
しかしエレベーターは止まらない、それどころか黒い水が天上から降り注いできた。
このままでは水が溜まり、溺死してしまう。戸惑う探索者の耳に、扉の開く音が聞こえた。
開いたのは鏡の中のエレベーター。その向こうには暗い空間が見える。
探索者は鏡の中へ足を踏み入れることにした。
※つづきはKP情報※
【シナリオ情報】
鏡の中はニャルラトホテプの作った異世界です。
4つの部屋にそれぞれNPCがいますが、全員ニャルラトホテプの化身です。
化身のうち、神父を名乗る者が他の化身を殺してもらうために探索者を呼び寄せました。
エレベーターを満たしていく黒い水の正体は無形の落とし児で、
ニャルラトホテプが探索者を鏡の中へ誘うための小道具です。
探索者は集めた情報から脱出方法を選び、元の世界へ帰るとシナリオクリアとなります。
【導入】
1.止まらないエレベーター
探索者はとある事情からマンションのエレベーターを使うことになります。
帰宅するための近道でも、知り合いの部屋を訪ねるためでもなんでも構いません。
探索者がエレベーターに乗り、降りる階のボタンを押して扉が開くのを待っています。
エレベーターはごく普通のものです。背面に鏡があり、扉の上には階番号がランプで光るようになっています。
しかし、しばらく乗っているとエレベーターの異常に探索者は気付きます。
指定した階を過ぎ、最上階を過ぎ。現在位置を示すランプは消え、電子掲示板には何も表示されない。
今はどこにいるのか探索者にはわかりません。携帯で連絡を取ろうとしても、電波は届いていません。
その状態が数分続きます。
2.黒い液体と鏡の向こう
探索者がどうしようもない状況に漠然と不安を感じていると、天上からぬたりと黒い液体が落ちてきます。
天上を見ると液体はどんどんと溢れ出して来ており、このままではすぐにエレベーター内に満ちてしまうでしょう。
突然の不可解な出来事に探索者は1/1D3ポイントの正気度を喪失します。
液体が足首まで溜まってきたところで、エレベーターが開く音がします。
それは目の前の扉ではなく、鏡の中の扉です。鏡の中は何故か黒い液体は溜まっておらず、扉の向こうには闇が広がっています。
探索者に鏡の中へ行くように促しましょう。
鏡の中へ入ることを躊躇うようなら、迷っている内に黒い水が膝の上まで溜まっていることを告げ、
このままでは窒息して��まうことを教えてください。
探索者が鏡の中に入ると、何かが吐き出したように黒い水が大量に落ちてきます。
エレベーターの向こうには、今は行けません。
【探索】
・鏡の中の世界
鏡を通り抜け、エレベーターの扉から闇の中へ入ると踊り場に出ることが出来ます。
薄暗い場所ですがマンションにある普通の扉が左右にそれぞれ2つずつあることがわかるでしょう。
その先には上と下に続く階段がありますが、どちらへ進んでも別の階に進むことは出来ず、
アイデアに成功するとそのことに気付いてしまい0/1ポイントの正気度を喪失します。
その後すぐ諦めて戻ろうと思い振り返るとすぐ踊り場に戻ってしまいます。
アイデアに失敗するか、成功しても先に進む場合は奥に潜む闇をさまようものに遭遇します。
突然目の前に三つの燃え上がる目が現われ、探索者は彼にのみ込まれてしまいます。
1d6/1d20ポイントの正気度の喪失と、毎ラウンドごとに2d6のダメージを追います。
もしなんらかの光源を持っていれば脱出することが可能ですが、
持っていない場合はHPが0になるまで解放されず、異空間の中で消えてしまうでしょう。
・魔術の部屋
エレベーターから出て手前の右にある扉から入ることが出来ます。
中には暗い色のローブを被った老人が机に座り本を読んでおり、本や小物が床に積み重なっています。
〈知識〉か〈オカルト〉に成功すると、これらのものが全てマジックアイテムであることがわかります。
本棚の中にはクトゥルフ神話における有名な魔道書が全て揃えられていますが、読むことは出来ません。
老人に話しかけると今は本を読んでいて忙しいと怒鳴られますが、魔術についての事柄に関わることには余念がありません。
彼に後述の『世界の十字架』と『純金属』を手渡すとアンサタ十字を作ってくれます。
その際、代償として5POWと1d6ポイントの正気度を老人に奪われます。
そして老人はその場で唐突に儀式を始めます。この儀式を見てしまうと、更に1d6ポイントの正気度を喪失します。
しばらくすると儀式に成功した上機嫌な老人がアンクを手渡してくれるでしょう。
このアンクは5ポイントのPOWを付加し、更に使用者に5MPを加えます。
もし渡した金属が純金属で無かった場合一度部屋に入った老人が不機嫌そうに出てきて、金属を返してきます。
・教会の部屋
エレベーターから出て奥の右にある扉から入ることが出来ます。
中には黒い髪に黒い肌の、神父服を来た男が祭壇の前で祈りを捧げています。
話しかけると人当たりの良い笑顔で探索者を迎えてくれるでしょう。
この世界は所謂異世界で、悪戯好きな神様のほんの暇潰しのための空間であること、
自分を含めここにいる者は全て人の形をした人ではないものであること、
それぞれがそれぞれを鬱陶しく思っているが、自分から手を下すことは出来ないことを話し、
誰か一人を殺してくれたなら元の世界に返してあげようとナイフを渡してきます。
このナイフは一種のマジックアイテムです。持っていると3ポイントがPOWに加わります。
また、アンクを作った時点でこの部屋に入ると神父は低い声で静かに探索者を責め立てます。
くるりとこちらを振り向くと、憤怒の表情を浮かべていると想像した顔は黒いただの虚無であることが見て取れます。
この状態の神父に会った場合、1/1d3ポイントの正気度を喪失します。
徐々に近づいてくる神父から逃げるために一刻も早く部屋を出るべきですが、
もしも立ち向かおうとする探索者がいたならば、その頭部を不可視の力で握り潰すことでしょう。
・倉庫の部屋
エレベーターから出て手前の左にある扉から入ることが出来ます。
中には棚やチェスト、数々の箱などが陳列しており、いろんなものが置いてあります。
部屋全体の〈目星〉に成功するか、部屋をくまなく探すと、人の入った檻が見つかります。
ぼさぼさの黒髪に痩せぎすの黒い体の少年は、ここから出して欲しいと探索者たちに言います。
探索者たちの置かれてる状況を話すと、脱出する方法を知っている代わりに出してくれないかとも。
少年を助けるもそのままにするのも探索者の自由です。〈鍵開け〉に成功すると彼を檻から出すことが出来ます。
また、部屋の中で〈図書館〉に成功すると以下の物が見つかります。
『世界の十字架』
世界各国の十字架の説明や製造方法が書かれている。
最後の方に、人知を超えた神についての記載がされており、
読んだ場合1/1d3ポイントのSAN喪失、〈クトゥルフ神話〉に+3%を加える。
更に《プリンのアンサタ十字》について知ることが出来、呪文を覚えることが出来る。
アンクの製造には純金属が必要である。
『秘伝の教義』
なにかの本の一部を抜粋しているようで、前後の内容がわからないため情報にはならない。
読んだ場合SAN喪失無し。
『無名祭祀書』
英語で書かれているため、〈英語〉に成功する必要がある。
フォン・ユンツという人物とカルト集団や秘密結社との関係が書かれているが
きちんとした文章で書かれておらず、不愉快に恐ろしく脚色されている。
読んだ場合1d8/2d8ポイントのSAN喪失、〈クトゥルフ神話〉に+12%を加える。
『サセックス草稿』
冒涜的な神や呪文に纏わる全てが広く取り上げられているが、
ほとんど中途半端で雑な仕上がりである。
英語で書かれているため、〈英語〉に成功する必要がある。
読んだ場合1d3/1d6ポイントのSAN喪失、〈クトゥルフ神話〉に+7%を加える。
『モノリスの人々』
英語で書かれているため、〈英語〉に成功する必要がある。
ジャスティン・ジェフリーという人物によって書かれた、不気味な詩集。
読んだ場合1/1d3ポイントのSAN喪失、〈クトゥルフ神話〉に+3%を加える。
また、部屋にあるものに対して〈目星〉に成功すると金属の入った木箱が1回の探索につき1個、計3個見つかります。
この内1つは使えない金属ですが、残りの2つは純金属です。〈地質学〉に成功するとどれがどれなのかわかります。
どれを最初に見つけたかは、KPが〈幸運〉を振って、成功なら純金属、失敗なら使えない金属であることにしましょう。
少年を助けた場合、彼は即座に『世界の十字架』と純金属の入った木箱を見つけ、
探索者に手渡すとお礼を言って部屋から出て行きます。
後を追い部屋の外を見ても、彼の姿は見えません。
・料理の部屋
エレベーターから出て奥の左にある扉から入ることが出来ます。
中には黒髪黒肌の少女が居り、たくさんのオモチャに囲まれて遊んでいます。
探索者に気付くと嬉しそうに近づき、一緒に遊ぼうと言って来ます。
エレベーターの黒い水はその内抜けてしまうので、それまで一緒にと誘ってくるのです。
この誘いを受けると、一連のイベントが終わるまで部屋から出ることが出来ません。
遊ぶことになると、まず少女がままごとをしようと言って一通りの食器を揃えた後、
少女は奥のほうから何かを引きずって来ます。
目星に成功するか、目の前まで持ってこられるとわかるでしょう。
それは人間の死体です。探索者は1/1d3ポイントのSANを喪失します。
少女は死体の首を切り、体を切り、お皿にのせて欲しいと言います。
死体に触る嫌悪感、腐った肉の感触、吐き気を催す死臭、探索者は1d3/1d6ポイントのSANを喪失します。
少女はその間死体の頭から滴る血をティーポットに溜めています。
血が溜まったら蓋をし、ティーカップに丁寧に注いでいきます。
そして肉を皿に盛り付けティーカップとともに目の前に差し出してきます。
探索者は、これを食べなければなりません。例え拒否しようとも、食べなければ部屋から出れません。
口に含むと消化器官からの拒絶、錆びた香りで気分が悪くなるでしょう。1d6/1d10ポイントのSANを喪失します。
これらが終わると少女は狂ったように笑い、探索者を部屋から退出させます。
これ以降の展開は【結末・少女の見送り】を参照してください。
【結末】
・アンクによる落とし児の退散
基本ルールブックの《プリンのアンサタ十字》の通りに処理してください。
ただし、3ラウンドの呪文詠唱は省略し、失敗しても落とし児が探索者に襲い掛かることはありません。
エレベーターの中へ入り、任意のMPを支払いPOW3d6(平均9)と対抗ロールをさせます。
成功するとエレベーターに満ちていた黒い水は存在が薄らぎ、不快な水音を立ててなくなっていきます。
完全に黒い水が無くなると、鏡の向こうのエレベーターは突然扉が開きます。
鏡を通り抜け、エレベーターから出るとシナリオクリアです。
・少女の見送り
少女のおままごとに一通り付き合った探索者は、機嫌の良い少女とともにエレベーターにやってきます。
彼女の言うとおり黒い水は引いており、鏡を通れば元の世界へ帰れるようです。
鏡を通り抜けたとき、少女の「また遊びましょ」という声が狂った笑いと共に聞こえるでしょう。
振り向くと一瞬、少女が鏡の中に映り、黒く穴の空いたような、もしくは塗り潰したような顔が見えたような気がします。
探索者は1/1d3ポイントの正気度を喪失します。エレベーターから出るとシナリオクリアです。
・ナイフによる殺害
神父の頼みを聞き、彼以外のNPCをナイフで殺した場合の結末です。
ナイフを刺した瞬間目の前にいた人間の形をした者はその場に崩れ、
震えながら膨張��ていき、破裂し、中からかぎ爪を持った化け物が現われます。
その化け物は探索者に興味を示さず異空間のどこかへ消えてしまいますが、恐ろしい姿は探索者の心を蝕むのに十分でした。
探索者は1d10/1d100ポイントの正気度を喪失します。
そしてどこからか神父の声が聞こえ、混沌の神を賛美すると、いつのまにか探索者は自宅にいます。
夢だったのでしょうか?そう思えればどれだけ良かったか、探索者の手にはナイフがしっかり握られているのでした。
運良くSANが残っていれば、シナリオクリアです。
【シナリオ終了後のSAN回復】
生きて現実世界に戻れた場合1d3のSAN回復が出来ます。
その他追加で、出会ったNPCの数(最大4)d6回復、少年を助けた場合2d10のSAN減少となります。
【最後に】
エレベーターに閉じ込められるシナリオが作りたい!と思い、作ってみました。
本当はエレベーター内だけで色んなことが起きるパニックホラーを目指したかった。
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【リプレイ】エレベーター1-おまけ【CoC】
このセッションは2014年12月に行われたものです。
シナリオの性質上カニバ表現があります。
苦手な方はご遠慮下さい。
GM: お疲れ様でしたーーー!!
葉也: お疲れ様でしたーー!!!
葉也: いやー楽しかった!!!
GM: 上手く生き延びてくれて良かった・・・・・・
葉也: うん、幸運失敗したときはどうなるかと思った…
GM: ガチで死なれたらちょっとどうしようかと思った
GM: さてさて、クリア報酬いきますよー
シナリオクリア 1d3ポイント回復
出会ったNPCが一人なので、追加で1d6回復
GM: それから不定の狂気決めようか、1d6ヶ月ですどうぞ
葉也: 不定2ヶ月間だったよ~
GM: 割りと短くって良かったね
GM: 不定何にしようか? 階段でがっつり減ったけどトータルだと少女のほうが大きい?
葉也: 化物では10減ってたけどもどうなんだべ
GM: 数えてきた、少女のほうが多いねwww
GM: 小さい女の子に対する恐怖症とか?お肉食べられないとかそんなんでもいいかな
葉也: いいね
GM: 二つともにします?www
葉也: だってどっちも辻褄合うしwww
GM: 女の子見るたび怯えて、お肉食べようとすると吐いちゃうんですね、ジャスティンに心配されそう
葉也: お野菜とお魚の健康的な食生活にシフチェンですね良かった!←
GM: なにそれヘルシー
GM: いやはや、改めましてお疲れ様でした
GM: なんかシナリオの疑問点ある?
葉也: お疲れっす
葉也: 疑問点な~、他の部屋に行ってないからそれが心残りなんだけど…
GM: あー、そうだよね、まんまと女の子に引っ掛かってくれたもんね・・・・・・
GM: 右奥は倉庫で、鍵開けはここで使う技能でした。
GM: 少年が檻に閉じ込められてるから、それを助けてあげるのに必要な技能だったの。
GM: 左手前は教会風の部屋になってて、神父さんが居ました。
葉也: ほうほう
GM: この神父さんから割りとぶっちゃけた話が聞けます。
GM: ちなみにある程度話した後で、NPCを1人殺してくれとナイフを渡されます。
GM: 左奥が書斎というか、本とか小物でごちゃごちゃした部屋。
GM: ここにローブを被った老人が机に向かって本を読んでいて、この人にアイテムを渡して脱出するための道具を作ってもらうのが一応の正規ルート。
GM: 部屋についてはこんなところかなー
葉也: おー、ウチは綺麗に脇道へと突っ込んでいったんだなw
GM: そうだね、一人用だから技能が偏っててもクリア出来るようにと思って作ったSANチェックオンパレードのルートまっしぐらだったね!
葉也: なんなのウチ用のルートなのこれwwwwwwww
GM: どんな探索者でもクリア出来るようにって作った私の慈悲だよ?
葉也: ソウダネー
GM: あともう一つ脱出できるのは、ナイフでNPC殺したとき。こっちもSANチェック必須だね。
葉也: ですよねー
GM: ちなみに今回の神格はニャルラトホテプです
葉也: おうふ
GM: 階段にいた化け物も出てくるNPCも全部ニャルラトホテプの化身です
葉也: あばばばばば
GM: ニャル様って違う人格を持って同時に存在できるらしいよ?
葉也: そうなんだ!!!!!!!!!!!!!!
GM: 私が見たことあるのは、別の時空に1人ずつって感じだったけど、ここ異空間だからいっかなーって
葉也: なるほど
GM: で、別人格を持てるから嫌い合うことも出来るわけで
葉也: ほう
GM: だから神父が他のNPC殺して欲しくて、探索者を呼び込んだのがこのシナリオの発端です
葉也: ほうほう
GM: シナリオについてはこんな感じで大丈夫?
葉也: シナリオについてはおkだよ~
GM: 了解ですー
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【リプレイ】エレベーター1-1【CoC】
このセッションは2014年12月に行われたものです。
シナリオの性質上カニバ表現があります。
苦手な方はご遠慮下さい。
月成鈴一は今、マンションを訪れていた。何の変哲もない、少し階数の多いマンション。
彼は躊躇い無くホールの奥に位置するエレベーターに乗るため、『開』のボタンを押した。
GM: (ちょっとまった外側に開けるボタンついてねえな)
GM: えっと、一応聞くけど、すずちゃんがこのマンションに来た理由は?
葉也: マンションに来た理由か…、友人に会いに来た、とか?
GM: 友達いたの?←
葉也: ワルやってた時の悪友とか舎弟とかいたんじゃね?
GM: なんか一匹狼ってイメージがあった じゃあ、友人に会いに来ました。
GM: 適当なところで喋りたかったら喋って良いからね、描写は切り良いところで止めるし
葉也: 了解
エレベーターに乗る。友人の部屋がある階のボタンを押す。扉が閉まる。
エレベーターは上昇を始めた。空間が動く独特の感覚を鈴成は感じる。
どこにでもあるエレベーターだ。ぴったりと閉じた両開きの金属の扉の上には階数を示すランプがついているし、横にはボタンと電光掲示板。後ろには鏡がある。
どこにでもあるエレベーターだ。・・・・・・しかし、降りるはずの階は何故か通り過ぎてしまった。
葉也: え
GM: 文句あるなら叫べば良いじゃない、誰にも聞こえないけどな!!
葉也: 月成「は?どうなってんだよこのポンコツっ!!」(扉を蹴る)
GM: 彼が無機質に八つ当たりをしようともエレベーターは止まらない。
葉也: 月成「…チッ」(壁に背中を預けて扉が開くのを待つ)
赤い目は無意識に階数のランプを追っている。一つ、また一つ、階は上がって行き、最上階、そして、光が消えた。
電光掲示板にもなにも表示されていない。それでも上昇しているという感覚はまだ体に感じている。
このエレベーターは一体今、どこに向かっているのだろうか?
GM: この状態が数分続きます。
葉也: 顔をしかめて周り見たり開くボタン押したりしてるかな
GM: 開きませんねぇ
GM: 周りは完全密室のエレベーター内ですが
葉也: うん
GM: 数分の沈黙の末、月成の耳に届いたのは水の音。
GM: ぬたり、ぼたり、質量と粘着を持った、気味の悪い音。
GM: 足元には黒い水が溜まり、今この時も上から落ち続けていた。
GM: そう、驚いて天井に目をやれば黒い水が大量に漏れてきているのだ。
葉也: 月成「なっ!?嘘だろ…っ!!?」
GM: この不可解な出来事に遭遇した探索者、1/1d3のSANチェックでーす
葉也: やっぱりwww
GM: そりゃこんなこと起こったら吃驚するっしょ
《SANチェック》月成 鈴一 85%:ダイス 02《成功》クリティカル
《SAN減少》月成 鈴一 -1:現在SAN値 84《正常》
GM: 幸先良いですねwwwwwwwwwwww
葉也: 気持ち悪いってくらいしか思わなかったのかなwwww
GM: こんなときのクリって扱いに困りますねー
GM: 黒い水がどんどんエレベーター内に溜まっていきます。このままだと溺れて窒息するかもしれない。
葉也: 開のボタンを押してみる
GM: 開かないねー
葉也: 目星やっていい?
GM: 何に対して?
葉也: 出れそうなところがないか中をグルっと見る感じかな
GM: わかった、どうぞ
《目星》月成 鈴一 75%:ダイス 01《成功》クリティカル
葉也: わけわかんないwwwwwwwwwwww
GM: この後が怖いねーwwwwwwwwww
葉也: うんwww
GM: エレベーター内をぐるりと見渡し、鏡に目をやったその時
GM: エレベーターが開く音がし、鏡の中の扉が開いた
GM: そこからなら出られる、月成は確信する
葉也: 黒い液体を払い落としながら出る
GM: 鏡の中にすんなりと入った後、後ろから大量の水が落ちた音が聞こえます
GM: 鏡の向こう、元居たエレベーターは黒い水が溜まってもう見えなくなってる
葉也: 月城「あっぶねぇ……」
GM: ほっと胸を撫で下ろす月成。さて、どうしますか?
葉也: そこって暗い?
GM: エレベーターの中は灯りがついてるけど、扉の向こうは視認は出来る程度って感じかなー
葉也: じゃあスマホのライトを使って照らしながらその場で周りを見てみるかな
GM: エレベーターから降りたってことでいいかな?
葉也: うん、降りるときにエレベーターの中を軽く確認しながらかな
GM: エレベーターの中は特に変わりありません、降りてしばらくすると閉じてしまいました
GM: 降りた先は一般的なマンションの踊り場、上と下に続く階段が目の前にあって、両サイドにはマンションで見かける普通の扉が二つずつ。
GM: 扉には表札もポストも覗き穴もありませんが、それ以外は普通ののっぺりとした扉です。
葉也: それぞれの扉に聞き耳、階段に目星と聞き耳していい?
GM: じゃあ先に階段やりましょ
葉也: どっちからでもいいの?
GM: どっちもやってから情報だそうかな
葉也: りょーかい
《目星》月成 鈴一 75%:ダイス 19《成功》
《聞き耳》月成 鈴一 65%:ダイス 96《失敗》ファンブル
GM: 出たwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
葉也: きたよ……
GM: えっと、じゃあ、こうしよう
GM: 階段の先はなにも見えない。灯りが無いのか、真っ暗で底無しの闇のようだ。
GM: なにかが潜んでいないかと耳を傾けた。が、傾けすぎたのか、体制を崩した。
GM: 幸運どうぞ
葉也: おっとwwww
《���運》月成 鈴一 85%:ダイス 90《失敗》
GM: 失敗?!
葉也: (´;ω;`)
GM: ・・・・・・恨むなよ
葉也: お、おう…、どうなんの?
GM: 運悪く下り階段のほうでこけてしまったので、そのままごろごろ転がります。
GM: いつか、どこかで、止まるかも。そう思ってた時期がありました。
GM: 止まりません。いつまでもいつまでも転がります。
葉也: え、ええ????
GM: 固い痛みに叫んでしまいそうになったとき、ふわりと体が浮きます。
葉也: お、お??
GM: 痛みから解放されたと思ったら、また別の痛み。焼けるような痛み。
GM: 三つに分かれた燃え上がる目が探索者をじっと見つめている。
GM: 1d6/1d20のSANチェックどうぞ
葉也: ふぁ!!!!!!!!!!!!!!!????
葉也: どういうことなの????
GM: どうもこうもここが光源必要な死亡トラップの場所だよ!!!!!!!!!!!
葉也: ナ、ナンダッテーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
GM: あんなところでファンブルと失敗だされて忠告も擁護も出来るかーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
葉也: ちきしょおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
《SANチェック》月成 鈴一 84%:ダイス 90《失敗》
GM: 1d20減らしてね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
葉也: え、あの…
《SAN減少》月成 鈴一 -10:現在SAN値 74
GM: ・・・・・・アイデアどうぞ
《アイデア》月成 鈴一 55%:ダイス 25《成功》
GM: もーなんなのもーなんなんですかもー!!!!!!!!!!
葉也: わっかんないよー!!!!!!
葉也: 一時的発狂だよ畜生!!!!!!!!!
GM: 1d100、1d10、1d10の順番で振って?
葉也: お、おう
1d100→66、1d10→1、1d10→6
6時間の健忘症もしくは緊張症
GM: で、まだ処理があるんだなー
葉也: え
GM: 2d6のダメージ入ります 階段の分は遠慮しといてやるよ感謝してくれ
葉也: ありがとう……
《HP減少》月成 鈴一 -3:現在HP 9
GM: ショック判定にならなくて良かった・・・・・・
葉也: うん…
GM: で、光源は持ってるよね?落としたかどうか判定するかい?
葉也: きっと持ってるようん;;;;;
GM: 光源をその目に向けると謎の化け物は怯み、体を離してくれました!
葉也: お!!!!……ん?
GM: ちょっとふらついたけど着地に成功、逃げてください!!
葉也: え、これDEX対抗!!?
GM: いや?後ろ振り返ればすぐ逃げれるよ
葉也: じゃあ逃げる
GM: じゃあ踊り場が目の前にあります
葉也: 振り返っても化け物はいない?
GM: いないいない いないけど、あんなに長い階段はなんだったんだろう?
GM: 0/1のSANチェックどうぞ
葉也: あ(察し
GM: 無限ループって怖くね?
葉也: ファーwwww
《SANチェック》月成 鈴一 74%:ダイス 10《成功》
葉也: 階段ではあんまし動揺しなかったみたいだね
GM: それより未知の生物に遭遇してそれどころじゃなかったんじゃね
葉也: 確実にそっちだわーwwwwww
葉也: 月城「ぅ…ゲホッ……なんだったんだよ………」
GM: じゃあ気を取り直して、各部屋に目星かな 今エレベーターのほう見てる感じで良い?
葉也: うん、部屋は扉を開ける前に聞き耳したいかな
GM: んじゃエレベーター目の前にして、右手前→右奥→左手前→左奥 って感じでやってたことにしていいかな?
右手前
《聞き耳》月成 鈴一 65%:ダイス 77《失敗》
右奥
《聞き耳》月成 鈴一 65%:ダイス 94《失敗》
左手前
《聞き耳》月成 鈴一 65%:ダイス 26《成功》
左奥
《聞き耳》月成 鈴一 65%:ダイス 34《成功》
葉也: 右全滅w
GM: んーじゃあ、全部特になにも聞こえませんでした
葉也: なるほど、じゃあドアノブに手をかけたままゆっくり少し開けて覗いてみる
GM: どこから?
葉也: 聞き耳でやった順番で
葉也: それぞれ目星でおk?
GM: 目星いらない情報から教えてあげるよ
葉也: おう
GM: まず右手前、中は薄暗いけど子供部屋みたい
GM: おもちゃが散らかってて、部屋の真ん中で女の子が童謡を歌ってる
GM: そして扉を開けたことで探索者に気がついて、こっちに寄って来るよ
葉也: 童謡か、それ知識で分かったりする?
GM: 童謡歌ってるのはフレーバー的なサムシングなので気になさらなくっても
葉也: 気付いてこっちに来たなら声かけてみるかな
月城「そこで何やってんだ?」
女の子「お兄さんこんにちは!私ここでずっと遊んでるの、でも1人はつまらなくなっちゃったな、お兄さん一緒に遊ばない?」
葉也: 薄くしか開けてなかったから開け放って
月城「ずっと?いつから遊んでたんだよ、母さんとかはいねーのか?つーか遊ぶったってろくなの知らねーからな、何したいんだ?」
女の子「ずっとは、ずっとよ。母さんってなあに?」
GM: すずちゃんの手を引っ張って、部屋の中に入るように催促してきます
女の子「私、おままごとがしたいのよ」
月城「母さんってのはお前を産んでくれた人の事だよ、ま、ままごとだぁ!?俺はそういうのは苦手なんだが…」
女の子「私を生んでくれた人?・・・・・・うーん、よくわかんない」
葉也: 警戒しつつ1歩だけ部屋に入ってみる
GM: 部屋に入ったら、扉が閉じました。
葉也: え、ドアノブひねってみる
GM: 開くよ
葉也: あ、開くんだ
GM: でもドアを開けたら女の子がしょんぼりするよ
葉也: しょんもりされちゃうのはなぁ…扉を閉めて女の子の近くに行ってみるかな
女の子「遊んでくれないの・・・・・・?」
月城「少し遊んでやるからそんな顔すんな」
女の子「ほんと?!やったぁ、お兄さんありがとう!!」
GM: では、また扉が閉じました。
葉也: 嫌な予感してるんだけどなぁ…;
葉也: 女の子を撫でている間に部屋全体見てなにか見つけられないかな
GM: おもちゃが散らかっててよくわかんないかな
GM: 女の子がいろんな食器を持ってきて並べてますよ
GM: 女の子「好きなの使っていいからね!」
GM: 用意をし終えると、ちょっと待っててねと言って女の子が奥へ行き
GM: なにかをずるずる引っ張ってきました
GM: 目星する?
葉也: する
GM: どうぞ
《目星》月成 鈴一 75%:ダイス 98《失敗》ファンブル
葉也: うそだろ…
GM: では、月成はそれがとても鮮明に見えてしまう
GM: 土気色の皮膚、鬱血して青くなった部位、抜け落ちた頭髪、濁った目
GM: 少女が引き摺っているものは、死体だ
GM: ファンブルしたので1+1/1d3+1でどうぞ
葉也: うわっはーwww
GM: おめでとうございます!技能関係ないルート突入です!!その代わりSANチェック立て続けに入ります!!
葉也: えええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!?????
《SANチェック》月成 鈴一 74%:ダイス 29《成功》
《SAN減少》月成 鈴一 -2:現在SAN値 72《一時的狂気》
GM: ところでさー、真っ先にこの部屋入ったからさー、階段の出来事から一時間経ってないよね?
葉也: そ、うだね
女の子「これを切ってお皿に盛って欲しいの、ねえ出来るでしょ?包丁ならそこにあるわ、ねえ、やって?」
月成「えっ…いや、俺は、男だから、さ、こういう事はお前がやった方が、いいんじゃ、ねーの…?」
女の子「私はお茶を注がなきゃ、だからお肉、切って欲しいの」
GM: 女の子は死体の首をもぎ取ると死体を押し付けてくるよ
葉也: うっわあああああ…
葉也: 月成「(拒否しまくって何か起こるのもな…)わ、わかった……」
GM: では包丁を握り、死体を捌き始める月成
GM: 死体に触る嫌悪感、腐った肉の感触、吐き気を催す死臭
GM: 1d3/1d6のSANチェックです
葉也: おうふ
《SANチェック》月成 鈴一 72%:ダイス 52《成功》
《SAN減少》月成 鈴一 -1:現在SAN値 71《一時的狂気》
葉也: 自分が生きるのに必死なんだな
GM: 死肉を切り揃え、お皿に盛り付けている頃
GM: 女の子は首から搾り取った血液をティーポットに入れ、蓋をし、ティーカップに注いでいます
女の子「うふふ、それじゃあ、ご飯の時間ね」
月成「ご、はん…?」
女の子「だって折角お料理したのに、食べなきゃもったいないじゃない」
GM: そう言いながら血の溜まったティーカップと肉を盛り付けたお皿を目の前に差し出してくるよ
女の子「食べて?」
月成「わ、わかった…」
葉也: 目の前に差し出されたものを受け取る
GM: 恐る恐る、フォークで肉を刺し、口へ運ぶ。
GM: 食べなければいけない、少女が黒い瞳でこちらをじっと見つめている。
GM: 腐敗した生肉を、舌に乗せた。
GM: 消化器官が拒絶している。流し込もうとティーカップを傾ければ、錆びた香りが鼻腔を通り抜ける。
GM: それでも、全部食べなければならない。少女がそう望むから。
GM: 1d6/1d10のSANチェックです
葉也: うおう、やっぱでかいな
GM: そりゃたくさん食べるからね
GM: そしてだんだんすずちゃんが可愛く見えてきました
葉也: ですよね、あとさ、ぶっちゃけカニバ展開でめっちゃテンション上がってるwwwww
GM: いやー、このルート通ってほしいなと思ってたのでありがたいわー絶対好きだと思ったもん
葉也: 震えながらフォークを持って人肉食べて血液飲んでると思うと…ね
葉也: うん、好き
GM: 聞かれなかったから答えなかったけど、少女は黒髪に褐色肌です
葉也: ほうほう、可愛いな
GM: で、SANチェックどうなった?
葉也: SANチェック?こうなった☆
《SANチェック》月成 鈴一 71%:ダイス 94《失敗》
《SAN減少》月成 鈴一 -6:現在SAN値 65《不定の狂気》
GM: おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
葉也: わーーーーーい(白目)
GM: 狙い通りだぜ☆
葉也: ちっくしょうwwwww
GM: 不定の狂気の内容は後で決めよう、ラストに向けて描写してくよー
葉也: あいよー
「あは、あっは、あははははははは!!ねえおいしい?おいしいかしら?私も食べてみよっと!!」
少女は狂ったように笑いながら肉を食べ、血を飲み始める。
「あはは、おいしい、おいしいわねぇ、ねぇそうでしょ?あははははははははははははははは」
・・・・・・それからどれくらい経っただろうか?
放心状態のまま肉を呑み込み、血を飲み干し。皿もティーカップも空になった。
それを見て少女は、やけに満足そうに、薄気味悪く笑っている。
「あはは、楽しかったわ、お兄さん。これで、おままごとはおしまい」
「…おしまい?」
女の子「そう、おしまい。そろそろお兄さん、おうちに帰らなきゃ、ね?」
少女は立ち上がり、ドアを開いた。
「あ、あぁ、そうだな……」
葉也: ふらふらと立ち上がり出口へと歩を進める
GM: 部屋から出ると、エレベーターが丁度着いたのか軽快な機械音に合わせて扉が開いた。
GM: 鏡の向こうは、普通のエレベーターだ。
葉也: 問題ないことを確認した後、エレベーターに乗り込む
GM: 鏡の向こうにもすんなり入れるよ
GM: でも、最後に
「ねぇ、お兄さん」
「また遊びましょうね」
GM: その声に振り向けば。鏡の中の少女の顔は、黒く穴が空いていて・・・・・・虚無だった。
GM: 1/1d3のSANチェックです
葉也: ここでかー…
GM: これで最後だよ!さぁ張り切ってどうぞ!!
《SANチェック》月成 鈴一 65%:ダイス 95《失敗》
《SAN減少》月成 鈴一 -3:現在SAN値 62《不定の狂気》
葉也: 最大値ktkrwwwwwwwwwwwww
GM: wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM: なんというか・・・・・・完璧な勝利を感じてる・・・・・・
葉也: 多分食ったやつ吐いたな
GM: エレベーターの中で?
葉也: 女の子を見てその場で嘔吐だからそうじゃない?
GM: おう、そうか
向こう側が見えていた鏡は一瞬曇ると、青褪めた自分の姿を映していた。
現実に戻ってきた。そして、今さっきまでのおぞましい出来事に身震いがして、せり上げて来る衝動を抑え切れなかった。
・・・・・・エレベーターは、下降している。最上階から、順番に、そして、一階で止まる。
開いた扉の向こうは、いつもどおりの風景だった。
「戻って…ゲホッ…これたのか………」
月成はよろめきながらもエレベーターから降り、壁に体を預けながら歩き始めた。
戻ってこれた。だが、しかし、しばらくエレベーターには乗れそうにない。
GM: シナリオ『エレベーター』 fin.
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