Tumgik
#ミステリー・サークル
90929093 · 2 months
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黒魔教入信についての注意点
本宗教団体は我ことVAMCATの本業であるミステリー作家兼お化け屋敷作家の独断と偏見により構成(仮)されたいわばゴシックホラー愛好家やアニメオタクたちが集まるサークル教会です。我が運営するこの教会での無断吸血行為、殺戮による快楽衝動、聖典の窃盗行為、他の教会への嫌がらせ、公衆の面前での性的崇拝はおやめください。      (魔導TUBE、異論の怪人、投影社会、その他ZNZはわかっておるな?)
またなにかご不備がございましたら是非われら黒魔教幹部である吸血神父や堕天使祓い師に是非ともお任せくださいませ。
(伝承葉書は魂と魔力の伝導率でたのむ)
それではどうぞ闇のお化け屋敷軍団宗教団体 【黒魔教】の世界へお入りください……。
🦇カルト教団は帰れ!!堕天使の末裔が!!🦇
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shawshank · 3 months
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深夜での作業の上に高齢による体力の低下とダグの度重なる深夜の外出に疑念を抱いたダグの妻アイリーンが難詰したため、ダグは「作業」を告白。途中からアイリーンも加えた3人での作品作りになり、ミステリーサークル信者に混じりアイリーンも“作品”の出来を喜んでいた。
ミステリー・サークル - Wikipedia
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mninmt · 9 months
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ロブ=グリエの映画について
いつだったかヌーヴォー・ロマンについて冊子を作ろうと思っているという話を友人から持ち掛けられて、それならロブ=グリエの映画なら観ているからと紹介文を書いたのだが、残念ながらその件はなくなってしまったらしい。せっかく書いた文章なので載せたい。
『不滅の女』 "L'immortelle"(1963)
異国情緒溢れる音楽と叫び声から始まる、その時点で、なんだかこれからすごい映画が観られそうだ!と思わずにはいられない。メーキャップのはっきりとした、目力の強い女性(フランソワーズ・ブリヨン)が、まるで“死んでいる”かのように横たわっている。窓際でじっと外を眺める主人公(ジャック・ドニオル=ヴァルク)は終始、目に光がない。斜めの線が意識されたような完璧な構図と柱のように立っている人々。またその人々の視線を再現するようにゆっくりと横移動するカメラワーク。何度も同じようなシーンが差し込まれるように思えるが、すこしずつどこかが異なっている。ジャンプカットで物語はどんどん進んでいくが、時系列はめちゃくちゃで、今まで観ていたものはいったいなんだったんだろう…?と思わず頭を抱えてしまう。響く虫の鳴き声と、船のエンジンの連続音が不穏な雰囲気をかもしだす。“夢に見たトルコ”で起こしてしまった事故に憑りつかれ、妄想を続けるうちに、主人公は女性と自分を重ねてしまったようだ。終盤、窓にカメラが近づくシーンで、主人公の視線(主観)がはじめてカメラワークによってあらわされ、映画を観ている私たちも主人公と重なり、もうこの物語から引き返せなくなるのだ。
“夢に見たトルコ”…ボイスオーバー「夢に見たトルコで 異邦人のあなたはさまよう 偽の監獄や要塞に デタラメな物語 もう引き返せない 逃げようとしても偽の船しかない」
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『ヨーロッパ横断特急』 "Trans-Europ-Express"(1966)
題名の通り、ヨーロッパ横断特急に乗り込んだ一行は、同じく乗り込んでいたジャン=ルイ・トランティニャン(本人役)を主人公に、ノワールものの映画製作をしようと、脚本をレコーダーに録音している。あらすじはさておき(!)、こんな格好いい映画を作れるんなら、こういうのずっと作ってよ!と思ってしまうほどには、ロブ=グリエ節が他の作品より薄め(といっても拘束趣味は全開)である。前作の『不滅の女』の東方正教会やモスク、脚本した『去年マリエンバートで』での洋館のように、本作においてもそういった、ある種、荘厳なロケーションでのシーンはお得意であるものの、匿ってくれるギャルソン(ジェラール・パラプラ)の部屋の窓や、パリ東駅というロケーションは、少年らしさ(また少年たちの憧れる格好よさ)を感じられて楽しい。ラストのチャーミングさも必見。
以下余談ーー。
昔は一番つまんないよ~と思っていた作品であったものの今は一番面白いと思えて、当時ロブ=グリエの映画作品の物語の大半を、わけが分からないまま、だけれど映像のアバンギャルドさやエロティックな雰囲気を楽しんでいたものを改めて観て、しつこいくらいに趣味嗜好を提示され、こんなんばっかやな…と思っていた時に、本作はその"ロブ=グリエ節"が抑えられていて、より一層のこと面白く観たのだった。
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『嘘をつく男』 "L'homme qui ment"(1968)
同時期の日本には、勅使河原宏が阿部公房の小説を映画化したものがいくつかある。それらの音楽(ほぼ効果音といってもよい)は現代作曲家の武満徹が担当しており、非常に特徴的なものとなっているが、ロブ=グリエの作品の多くもミシェル・ファノという作曲家が担当していて、その音響効果が非常に絶大なものになっているという点で、勅使河原の作品たちを思い起こされた。また酒場のシーンで、客達がカメラ目線で次々と話す様子は、ドライヤーの『裁かるゝジャンヌ』を彷彿とさせ、常連の集まるただの酒場が裁判所にでもなったかのように、観ているこちらを緊張させる。そして女性をオブジェクトとしてしか扱わない、(ロブ=グリエの)大好きな目隠し遊びのシーンの長いこと長いこと…。
本作品は主人公(ジャン=ルイ・トランティニャン)の語りで映画が進んでいくので、他の作品よりも物語がわかりやすくはあるのだが、タイトル通り“噓をつく男”の語りであるので、わかったところで…という気持ちにはなってしまう。村の英雄ジャン・ロバン(Ivan Mistrík)の親友ボリス・ヴァリサだと彼は名乗るが、誰も信じちゃいないし、映画の途中でボリスの名の書かれた墓が写っていたり、知っているはずの医者に、初めましてと言ったりする始末。噓をつきながら多くを語るこの男が、結局のところ何者なのかはまったく明かされず、最初のシーンへ戻るこの無理矢理な円環構造に驚くだろう。
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『エデン、その後』 "L'Eden et après"(1971)
始まった瞬間から赤青白…とゴダールの『メイド・イン・USA』や、小津の『お早よう』のように、色彩による主張が眩しい。主人公のヴィオレット(カトリーヌ・ジュールダン)のファッションが絶妙で、白シャツに黒のセーター、プリーツのミニスカートは赤を選びたくなりそうなところを青に。それと黒のロングブーツを履きこなしており、非常に可愛く参考にしたいのだが、ペイズリーのサテンワンピースは、それで街歩くの!?とびっくりするくらい短い。下着の赤い色にも、この作品の色のこだわりを感じるほどだ。そして、ギャルソンでさえも迷いそうな、モンドリアンルックで、幾何学的な雰囲気のカフェ、エデン。ヴィオレットたち演劇サークルはここをたまり場にしており、センセーショナルだが、ほぼお遊びのような演技をして暇をつぶしている。もしこんなお洒落な(可笑しな)コンセプトのカフェがあるのなら(襖みたいに壁が稼働したり、鏡張りだったり)、絶対にくつろげる雰囲気ではないので、演劇を試みるにはもってこいの場所だろうから、たまり場になるのもわかる。中盤の巨大工場のシーンも含め、観ているうちに『エデン、その後』“ごっこ”がしたくなっていく(!)。
一体、どこからどこまでが彼らの妄想で、演劇の設定で、“幻覚”なのか“現実”なのか、果たして謎の男Duchemin(ピエール・ジマー)の生死は?作中の「エデンとその客達がそう見せかけているのか」という言葉通り、あれさっきみたような…というシーンやモチーフが回収されていきラストに繋がる、ミステリー/ドラッグ/トリップムービー!
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『快楽の漸進的横滑り』 "Glissements progressifs du plaisir"(1974)
快楽の漸進的横滑り(ぜんしんてきよこすべり)。いちばん口に出して言いたい邦題。当時はこの邦題の意味の分からなさと単語そのものが魅力的で、早く観たくて仕方がなかったものの、年代の古い順に観るくせがあり、わざと後回しに、5作品目でやっと観たとき、初っ端からロブ=グリエの大好きなモチーフたちがたたみかけられ、興奮したのを覚えている。今回改めて観ると、その露骨さには思わず笑ってしまった。“主題は割れた瓶”だという始末。他の作品にも再三使用されている、登場人物たちがカメラ目線で正面を向き、首を横に振ったのち、また正面を向くといったようなカットの他に、本作には手による表現も追加されており、その点は目新しさを感じるし、アーティスティックな画面作りには、よっ!真骨頂!と言いたくなるが、正直なところ、こんなのレズビアンもの好きの変態の妄想じゃん…!とうんざりしてしまうこともしばしば。神父(ジャン・マルタン)が気持ち悪すぎて泣けてくる。ミシェル・ロンズデール(判事)の十八番とも言える呻き声(あるいは叫び声)をあげる長回しや、みんな大好きジャン=ルイ・トランティニャン(刑事)のどんな役でもこなしている様子は見もの。“類似・繰り返し・置き換え・模倣”、とロブ=グリエの手法が抜群にきいた官能アート作品が観たい気分のときにおすすめしたい。
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『危険な戯れ』 "Le Jeu avec le feu"(1975)
美しい娘カロリナ(アニセー・アルヴィナ)との近親相姦的妄想を繰り広げながら語る父や、娼館に来る様々な客の役をこなすフィリップ・ノワレの気持ち悪さたるや…!娘のみた、いくつかの悪夢の中の一つである、太った男に身体を洗われる夢、もはや恐怖である。出演女優たちは惜しげもなく服を脱いでいくのだが、それぞれの身体すべてがマネキン人形のように(腰から脚にかけてのラインや胸の大きさなどが)似通っていて、ロブ=グリエは、フェリーニのそれとはまったく違った美学で女性を見ていることが感じられる。
女たちの名前の書かれた寝室のドアを開けるたびに繰り広げられる、異色なプレイの数々には思わずカロリナもあんぐり。アニセー・アルヴィナのあの口元の緩さ加減はそれとして魅力的である。コメディタッチなシーンも多く楽しいし、広い館のたくさんのドアをすべて開けてみせてくれる、ゲーム脳的思考の持ち主(RPGではアイテム入手のために、部屋という部屋すべてを確認しないと気が済まないたち)には嬉しい映画。
『囚われの美女』 "La Belle Captive"(1983)
ルネ・マグリットの同名作品『囚われの美女』を含む作品群に着想を得つつ、ロブ=グリエの好きなモチーフやテーマがたくさん組み込まれている本作品を観ている��、ロブ=グリエって本当にこういうの好きだね…!と思わざるを得ない。割れたガラスと赤い血(のような液体)や、拘束された女性が横たわる姿は必ずといっていいほど出てくる、もはやそれらを待ち望んでさえいる。
主人公のヴァルテル(ダニエル・メスギッシュ)が、聴く音楽といえば、シューベルトの『死と乙女』か“とらわれの女”だと言うのだが、劇中に流れている曲は弦楽四重奏曲第15番で、『死と乙女』と呼ばれている曲(弦楽四重奏曲第14番)とは異なるし、“とらわれの女”という曲も実在しない(弦楽四重奏曲第15番が“とらわれの女”と呼ばれているといった話も聞いたことがない)。また『囚われの女』といえばプルーストの『失われた時を求めて』の第5篇だが、これも劇中でプルーストの名前は出されるものの、この文学作品を映画化したというわけでもない。アケルマンにも『囚われの女』という作品(これはプルーストに関連する)があるが、この劇中でも、シューベルトの楽曲が使用される。こうして“囚われる”という言葉になんらかの様々な事柄を想起し、この物語にアプローチしていこうとする自分もロブ=グリエに“囚われ”てしまっていることには間違いない…。
毎度のことながら、ラストに向けて畳み掛けるように、幾重にもかさなった構造が明かされていくのだが、この題名の通り“囚われて”いるのは美女なのだろうか?とまたしても思考が止まらない。ロブ=グリエのフェティシズムに、心霊と夢と退廃的な世界観が足され、繰り返し挟み込まれる象徴的な映像にドキ!とさせられながら楽しめる作品だ。
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cazucun · 1 year
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推理小説のトリックについて - WikipediaJP周りの情報ざっくりまとめ
推理小説 - WikipediaJP
推理小説の始祖はエドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』とされるらしく、それが1841年。推理小説の黄金期とされる時代が1910年頃から。
ただ、確実に言えるのは、1830年代のイギリスに警察制度が整い、犯罪に対する新しい感覚が生まれたということである。この頃一世を風靡した『ニューゲイト小説』は、ニューゲート監獄の発行した犯罪の記録『ニューゲート・カレンダー』を元に書かれた犯罪小説であり、後の近代推理小説が生まれる基盤を作ったと言える。 権利と義務の体系が整い、司法制度や基本的人権がある程度確立した社会であることも、推理小説に欠かせない要素であろう。 推理小説というジャンルにとって警察組織の存在は大きい。法を手に犯罪者を捕らえる新しい形のヒーローが誕生したからである。その裏側には、急速に都市化が進むイギリスで、一般市民が都市の暗黒部に対し抱く不安が高まっていた、という歴史的事実がある。 そして都市化に伴うストレスのはけ口として、「殺人事件」という素材の非日常性が必要とされていたという見方もある。
推理小説
トリック - WikipediaJP
トリック (推理小説)
トリック (trick) は、主に犯罪行為を隠蔽するための、詭計・たくらみである。ここでは、推理小説などのミステリー作品で描かれるトリックについて述べる。
代表的なトリックジャンル
物理トリック
機械的な仕組みを用いたトリック。
最も基本的なトリックであり、これらを用いたり組み合わせることで、後述の密室トリックやアリバイトリックが作られたりする。
具体例
氷の弾丸を用いた射殺
針と糸で構成された密室
時限殺人装置を使ったアリバイ作り
遠隔殺人装置を使ったアリバイ作り
心理トリック
心理の盲点をついたトリック。
その場にいない人物の名前を呼ぶ演技をするなどして、その場にいた別の人に名前を呼ばれた人物がいたと思い込ませることや、鉄道の乗務員や新聞・郵便配達員などのような、普通は意識に上りにくい人物による犯行、また、単独犯と思い込ませて複数犯、あるいはその逆など。物理トリックの対概念と言え、これもまた他のトリックを達成するための基本トリックとして用いられることが多い。
後述の叙述トリックも、著者が読者に仕掛けるという観点で心理トリックと言える。
密室トリック
死体が発見されるが、その場所への犯人の出入りが不可能に見えるというトリック。
出入りができないことから密室と言う。必ずしも物理的密室であるとは限らず、逃走経路が常に監視下にあった場合や、障子や畳などで構成された部屋でそれらを損壊した跡がない場合など、一見すると脱出が不可能であるというものも含まれる。
推理小説でポピュラー���ジャンルであり、世界最初の推理小説と言われるエドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』も密室トリックを扱った作品である。しかし、20世紀前半の推理小説の黎明期において現実ではまず実現不可能な奇抜な物も含め、ほぼ出し尽くされてしまった感が否めず、後年はそれらを組み合わせたものが多い。また近年では、トリックそのものより「なぜわざわざ密室を構成したのか」という動機が問われることが多い。
詳細な分類は『三つの棺』での密室講義が詳しい。
『三つの棺』の密室講義
人間が出入りする秘密の通路や、凶器が通れる大きさの穴の類は下等なトリックとして分類からは排除する。
密室内に殺人犯はいなかった。
偶発的な出来事が重なり、自殺や事故を殺人と誤認。
暗示や毒物の効果により被害者が死ぬように追い込む。
室内に隠された何らかの仕掛けによる殺人。
殺人に見せかけた自殺。
すでに殺害された人物が生きているように見せかける。
犯人は室外にいたが、犯行は室内で行われたと誤認される。たとえば室外でのアクションが室内に届き被害者を殺害する。あるいは室外で致命傷を負った被害者が室内に入ったのち死亡する。
未だ生きている人物を死んだように見せかけ後で本当に殺害する。
ドアの鍵が内側から閉じられているように見せかける。
鍵穴に差し込んだままの鍵を糸などで操作し鍵をかける。
蝶番を外す。
ボルトを糸などで操作する。
カンヌキや掛け金を、氷などを利用して部屋を出た後落としこむ。
鍵を隠し持っておき、扉にあるはめ殺しのガラスなどを割ったときに、いち早く中に手を突っ込み抜き取ったふりをする。
外から鍵を掛け鍵を中に戻す。
アリバイトリック
存在しないアリバイを存在するかのように誤認させるトリック。
時間的にあるいは場所的に犯行を行なうのが不可能であったということを偽装する。現実の犯罪でも、第三者に自身のアリバイを頼むことで偽装するということはしばしばあり、裁判でも争点となることがある。
基本的にアリバイとは事件そのものに関わる要素なので、多くの推理小説(ひいてはトリック)は必然的にアリバイが関わってくる。ここで特にアリバイトリックと呼ばれるものは、「犯人に犯行が不可能であったという証明」が重要視されるものを指し、(犯人が)犯人として仮定された場合に初めて効力を発揮するようなものを言う。つまり、「別人に罪を着せる」と言う犯人以外の他者に直接関わるような場合は当然、密室トリックのように「(始めから)誰にも犯行が不可能と思われる」と言うような場合なども、アリバイトリックとは呼ばれない。
トラベルミステリーで頻繁に用いられる「時刻表トリック」は、アリバイトリックの典型例と言える。
詳細な分類は「有栖川有栖のアリバイ講義」を参照。
一人二役トリック
犯人が別の人物を演じたり役割を担う一人二役で嫌疑を免れるトリック。
犯人が装うのは被害者や第三者、あるいは故人や架空の人物など様々。広義には共犯者によるトリック(二人一役、共犯者が被害者に化けるなど)も含まれる。これらは古くは双子トリックが有名であるが、マジックやトリックの基礎ということもあり、簡単に見破られることなどからあまり多用されない。一部では、『十角館の殺人』のような、叙述トリックとして利用されている。
具体的な分類は類別トリック集成の「第一:犯人(または被害者)の人間に関するトリック」が詳しい。ま���、『類別トリック集成』では最も頻度の高いトリックジャンルとされている。また横溝正史は「密室」「顔の無い死体」と並んで「一人二役」を推理小説の三大トリックとしている。
死体毀損トリック(顔のない死体)
死体に何らかの加工を施すことで事実誤認を招かせるトリック。
被害者の死体を損壊させることで、死因や身元を隠蔽する、あるいは死体運搬手段の簡素化などいわゆるバラバラ殺人を含む。また、フィクションとしては、被害者を別人だと誤認させる、特に犯人が自分自身を被害者であると見せかけるために別の人間を殺害する、などの例がよくある。具体的な方法としては、死体の顔を潰す、首を切断して隠す、焼死体にするなどで、顔からの身元判明を阻もうとする例が多く、この場合に特に「顔の無い死体」と呼ばれる。
しかし、指紋鑑定やDNA鑑定といった新しい捜査手法の発達によって死体損壊トリックその物に強い制限がかかり、もっぱらそのような捜査手法が排除できるクローズド・サークルで用いられることが多い。また近年では、例えば見立て殺人において損壊させた意図を隠すためにそれを行なった、といった、死体損壊トリックそのものを別のトリックによって覆い隠すというような例が多い。
「顔の無い死体」の例は古くからあり、江戸川乱歩は紀元前からあると指摘している。具体的にはヘロドトスが『歴史』(紀元前5世紀頃)に記述した「ランプシニトス」 (紀元前12世紀の古代エジプトのファラオであったラムセス3世に比定) の話と、これに影響を受けたと見られるパウサニアスの記録(紀元前2世紀頃)を挙げている。また横溝正史は「密室」「一人二役」と共に推理小説の三大トリックとしている。
叙述トリック
小説という形式自体が持つ暗黙の前提や、偏見を利用したトリック。
典型的な例としては、前提条件として記述される文章は、地の文や形式において無批判に鵜呑みにしてもいいという認識を逆手にとったものが多い。登場人物の話し方や名前で性別や年齢を誤認させる、作中作(劇中劇)を交える、無断で章ごと(時には段落ごと)の時系列を変えることで誤認させるなどがある。
映像作品においても、上記のように無断で時系列を交える、劇中劇を交える、その作品の形式を逆に利用する(倒叙物と見せかけて真犯人が別にいる、など)などがしばしば用いられる。
推理小説の歴史では、アガサ・クリスティの『アクロイド殺し』を巡って大きなフェア・アンフェア論争が起こったのが有名である。広義の意味でこの作品が叙述トリックの元祖というわけではなく、『アクロイド殺し』と類似するトリックの先行例については江戸川乱歩の「チェーホフ「猟場の悲劇」について」が詳しい。が、この騒動によって叙述トリックが推理小説の1ジャンルとして認知されるようになった。
基本的に、著者が読者に仕掛けるトリックを指すものではあるが、作中に登場した捜査資料・手記といった文章を直接的に明示すること(他の探偵の捜査記録等を原文のまま全部引用するというような様式)によって、作中の探偵と読者が同一の手がかりを得るという、本格推理小説の要請と叙述トリックの面白みを問題なく両立させたものもある。
英語には叙述トリックに対する直接の訳語はなく、「信頼できない語り手」という単語が同義語として使われる。詳しくは信頼できない語り手も参照。
トリックの分類法 - 『類別トリック集成』
類別トリック集成
ジョン・ディクスン・カーの小説『三つの棺』の17章「密室の講義」に触発された江戸川乱歩が、古今東西の推理小説におけるトリックを分類、それぞれの項に簡単な解説をほどこした評論である。 また、下記の分類表からも明らかなようにトリックの分類は第一項から第六項までで、第七項以降はアイデアの分類であって厳密にはトリックではない。特に第九項は乱歩自身「副産物である」と述べている。
第一:犯人(または被害者)の人間に関するトリック
全225例
A.一人二役 - 130例
犯人が被害者に化ける
共犯者が被害者に化ける
犯人が被害者の一人を装う
犯人と被害者と全く同一人物
犯人が嫌疑をかけたい第三者に化ける
犯人が架空の人物に化ける
替玉二人一役
双生児トリック
一人三役、三人一役、二人四役
B.一人二役のほかの意外な犯人 - 75例
探偵が犯人
裁判官、警官、典獄が犯人
事件の発見者が犯人
事件の記述者が犯人
幼年または老人が犯人
不具者、病人が犯人
死体が犯人
人形が犯人
意外な多人数の犯人
動物が犯人
C.犯人の自己抹殺(一人二役以外の) - 14例
焼死を装う
その他の偽死
変貌
消失
D.異様な被害者 - 6例
第二:犯人が現場に出入りした痕跡についてのトリック
全106例
A.密室トリック - 83例
犯行時犯人が室内にいなかったもの
イ.室内の機械仕掛け
ロ.窓または隙間を通しての室外からの殺人
ハ.密室内にて被害者自ら死に至らしめる
ニ.密室における他殺を装う自殺
ホ.密室における自殺を装う他殺
ヘ.密室における人間以外の犯人
犯行時犯人が室内にいたもの
イ.ドアのメカニズム
ロ.実際より後に犯行があったとみせかける
ハ.実際より前に犯行があったとみせかける--密室における早業殺人
ニ.ドアの背後に隠れる簡単な方法
ホ.列車密室
犯行時被害者が室内にいなかったもの
密室脱出トリック
B.足跡トリック - 18例
C.指紋トリック - 5例
第三:犯行の時間に関するトリック
全39例
A.乗物による時間トリック - 9例
B.時計による時間トリック - 8例
C.音による時間トリック - 19例
D.天候、季節その他の天然現象利用のトリック - 3例
第四:兇器と毒物に関するトリック
全96例
A.兇器トリック - 58例
異様な刃物
異様な弾丸
電気殺人
殴打殺人
圧殺
絞殺
墜落死
溺死
動物利用の殺人
その他の奇抜な兇器
B.毒薬トリック - 38例
嚥下毒
注射毒
吸入毒
第五:人および物の隠し方トリック
全141例
A.死体の隠し方 - 83例
一時的に隠す
永久に隠す
死体移動による欺瞞
顔のない死体
B.生きた人間の隠れ方 - 12例
C.物の隠し方 - 35例
宝石
金貨、金塊、紙幣
書類
その他
D.死体および物の替玉 - 11例
第六:その他各種トリック
全93例
鏡トリック
錯視
距離の錯覚
追うものと追われるものの錯覚
早業殺人
群集の中の殺人
「赤髪」トリック
「二つの部屋」トリック
プロバビリティーの犯罪
職業利用の犯罪
正当防衛トリック
一事不再理のトリック
犯人自身がその犯行を遠方から目撃するトリック
童謡殺人
筋書殺人
死者からの手紙
迷路
催眠術
夢遊病
記憶喪失症
奇抜な盗品
交換殺人
第七:暗号記法の種類
(小説の例で)全37例
A.割符法
B.表形法 - 4例
C.寓意法 - 11例
D.置換法 - 3例
普通置換法
混合置換法
挿入法
窓板法
E.代用法 - 10例
単純代用法
複雑代用法
イ.平方式暗号法
ロ.計算尺暗号法
ハ.円盤暗号法
ニ.自動計算機械による暗号
F.媒介法 - 9例
第八:異様な動機
全39例
A.感情の犯罪 - 20例
恋愛
復讐
優越感 
劣等感
逃���
他の犯罪
B.利慾の犯罪 - 7例
遺産相続
脱税
保身防衛
秘密保持
C.異常心理の犯罪 - 5例
殺人狂
芸術としての殺人
父コンプレックス
D.信念の犯罪 - 7例
宗教上の信念
思想上の信念
政治上の信念
迷信
第九:トリッキイな犯罪発覚の手掛り
全45例
A.物質的手掛りの機智 - 17例
B.心理的手掛りの機智 - 28例
密室殺人 - WikipediaJP
密室殺人
密室殺人は、「偽造アリバイ」と並んで本格推理小説の代表的な題材である。
特定の登場人物(犯人)による犯行が不可能であるように見せかけるのがアリバイトリックであるのに対して、登場人物のみならず作品世界の全人類に実行が不可能であるように見せかけるのが密室トリックである。
この見せかける主体は第一に作者であるが、作品中に密室殺人を現出させるにおいては、「犯人の意図」「被害者を含む犯人以外の意図」「偶然の作用」の三つの経路があり、さらにこの三つはしばしば入り交じる。
作者がダイレクトに読者に作用を及ぼす叙述トリックは、密室構成への適用はごく少ない。
密室で他殺死体が発見されながら、室内に犯人がいないという、狭義の密室殺人の場合、以下の要素のいずれかに欺瞞(トリック)が存在する。
外部の力が及ばない
室内で
閉鎖期間中に
他の人間によって
殺害され
閉鎖解除と同時に
犯行と
加害者たり得る人間の非在が
確認される
密室トリックは目的によって2種類に分けられる。不可能を可能にすることと、可能を不可能に見せかけることである。前者はすでに存在する密閉を突破するトリック、後者は犯人が偽の密閉を生成するトリックと言える。
特に長編において、実は自殺、抜け穴、「針と糸の密室」、殺人機械などという解決は批判される。千篇一律の類例、読者の知り得ない技術はアンフェア、気のきいた手掛りを配置し難い、逆に普通に伏線を張れば読者に一目瞭然といった理由である。
意図的な密室の場合まず必要になるのは実行動機である。以下のような理由が、設定された犯人にとっては、密室を作り出す手間や露見のリスクを圧倒しうると読者が納得しなければ、現実的ではなくアンフェアという批判の対象となる。
実行動機が発生時に推測できる場合
自殺に偽装
超自然現象に偽装
殺す相手が密室内にいる
密室内の第三者に罪を着せる
実行動機が解決時まで不明な場合
方法が判明しなければ立件は不可能
事件発覚、または嫌疑をかけられるまでの時間をかせぐ
自己顕示欲の発露、リスクを問題にしない精神状態
実は事故や自殺だった、殺人者があずかり知らぬ偶然や第三者の工作によって密室殺人と化す、などの作例も多い。
密室の分類と密室講義
密室殺人には、不可能状態を作り上げるトリックが必要であり、数多くの作家や評論家が密室殺人の体系的な分類に取り組んできた。作中で探偵役など登場人物によって示される分類を、カーにあやかって「密室講義」と称することがある。
カーの密室講義
「三つの棺」の17章「密室の講義」(The Locked Room Lecture) において探偵役のフェル博士は、密室殺人に用いられるトリックを分類している。概略は以下の通り。
まず
秘密の通路や、それを変型させた原理は同じもの
を除外した上で(博士はきたないやり方と評した)
密室内に殺人犯はいなかった
偶発的な出来事が重なり、殺人のようになってしまった
外部からの何らかにより被害者が死ぬように追い込む
室内に隠された何らかの仕掛けによるもの
殺人に見せかけた自殺
すでに殺害した人物を生きているように見せかける
室外からの犯行を、室内での犯行に見せかける
未だ生きている人物を死んだように見せかけ、のちに殺害する
ドアの鍵が内側から閉じられているように見せかける
鍵を鍵穴に差し込んだまま細工をする
蝶番を外す
差し金に細工をする
仕掛けによりカンヌキや掛け金を落とす
隠し持った鍵を、扉を開けるためガラスなどを割ったときに手に入れた振りをする
外から鍵を掛け鍵を中に戻す
クレイトン・ロースンは『帽子から飛び出した死』(1938)の13章「脱出方法」で、カーのものをほぼ踏襲する形で密室講義を書き、新たに「死体発見時に犯人が室内にいる場合」を加えている。
H・H・ホームズの分類
H・H・ホームズ(アントニー・バウチャー)も『密室の魔術師』(1940)で密室の分類を試みている。
部屋が閉ざされる前に犯行が行われたもの。
部屋が閉ざされている間に犯行が行われたもの。
部屋の密室が破られてから犯行が行われたもの。
カーと比較すると単純な分類ではあるが、犯行が「いつ」行われたのかという点に目を向け、分類に時間軸を加えている点で重要である。
江戸川乱歩の分類
江戸川乱歩は、カーの講義を絶賛したが、これで完全というものではないとして、改編が加えられた。例えば、密室の原因、というものにおいては統一されていない、などという欠点がある。乱歩は『類別トリック集成』(1953)で、カーやロースンを倣っているが、独自に改良を加え、四つの大きな項目に再編した。
犯行時、犯人が室内にいなかったもの。
犯行時、犯人が室内にいたもの。
犯行時、被害者が室内にいなかったもの。
犯行時、被害者が室内にいたもの。
乱歩の分類に対して、泡坂妻夫は『トリック交響曲』(1981)で、二階堂黎人は『悪霊の館』で問題点を指摘している。
例えば、『悪霊の館』の探偵役、二階堂蘭子は、室外から鍵を掛ける機械的トリックをこの中のどれに分類するかが難しいことを挙げている。
また、山口雅也の『13人目の探偵士』(2002)は、基本的に乱歩の分類を踏襲するが、「部屋」と、「被害者」「犯人」「凶器」の三要素との殺人があった時点における関係性という視点を示し、ホームズが示した動的な要素を組み込んだ。
天城一の「密室作法」
天城一が雑誌『宝石』(1961)の密室特集号に「密室作法」を書いた。カー、乱歩など過去の分類を挙げた後に、乱歩の分類の欠点として密室の作り方に触れていないことを指摘し、密室の定義と分類を行った。
天城は、時間Tについて、殺人が犯された時刻R、推定犯行時刻S、被害者絶命時刻Qとしたときに、QとSがRと一致しないことが「手品の種になる」として、密室殺人の定義をT=S において、監視、隔絶その他有効と「みなされる」手段によって、原点O(密室)に、犯人の威力が及び得ないと「みなされる」状況にありながら、なお被害者が死に至る状況をいうとしたうえで、二つの「みなす」に着眼して密室の殺人を以下の通りに分類する。
不完全密室
A1:「抜け穴」が存在する場合
A2:「機械密室」
完全密室
B3事故または自殺
B4「内出血犯罪」
純密室
C5時間差密室(+)推定犯行時刻よりも後に殺人が犯された場合
C6時間差密室(-)殺人が犯された時刻よりも後に犯行時刻が推定されていた場合
C7逆密室(+)被害者を運び込む
C8逆密室(-)被害者を運び出す
C9超純密室
この記事が雑誌掲載以後単行本などとして刊行され、入手が容易となるのは、推理小説論のアンソロジー『教養としての殺人』に収録される1980年を待たねばならなかったが、多くの密室アンソロジーの解説などによってその存在と概要は広く知られていた。
二階堂黎人の密室分類
二階堂黎人の『悪霊の館』では、探偵役の二階堂蘭子が複数の密室分類法の原理を例示している。
密室の構成要素による分類
鍵の施錠法に関する方法等で密室を構成するもの
殺人手段に関する方法等で密室を構成するもの
犯人及び被害者の出入りで密室を構成するもの
密室の性質による分類
犯人が独力で密室を構成出来る場合
機械や動物の手を借りて密室を構成する場合
共犯者や被害者自身の手を要して密室を構成する場合
被害者の自殺や偶然が密室を構成する場合
密室を成立させる要素による分類
心理的な錯覚による密室
機械的な作為による密室
物理的な偽装による密室
また、柄刀一は『時の結ぶ密室』の中で、横軸を機械性・心理性、縦軸を人工性・偶然性として、そこに時間軸を加えて、三次元のグラフを示して密室を分類している。
さらに麻耶雄嵩は『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』の中で、犯人が密室を作る動機の分類を試みている。
アリバイ - WikipediaJP
アリバイ
アリバイ(英: alibi)とは、犯罪などで被疑者・被告人が犯行に関わっていないことを推認させる間接事実の一つ。現場不在証明(げんじょうふざいしょうめい)とも訳される。
ラテン語の副詞 alibī に由来し、これは alius ibī(alius = 他の、ibī = 場所に)の合成語である。
犯行が行われた際、被疑者がその場に存在していなかったことを主張(現場不在証明)し、犯罪の直接的な実行が不可能であったことを主張するのがアリバイである。もっとも、この場合、その人物がその場にいなかったことそれ自体を証明するのではなく、実際にはその時間に別の場所にいたことを主張立証する活動が行われる。
推理小説などにおける扱い
推理小説においては「アリバイ崩し」が見せ場となっており、そのため各々の作家がアリバイの偽装工作にアイデアを凝らしている。アリバイもので著名な推理作家としてはF・W・クロフツやヘンリー・ウェイド、鮎川哲也、笹沢佐保らがいる。
殺人事件が起きた時間が完全に特定できる場合に、その場にいなかった、という場合と、殺人の時間は完全に特定できない、だから被疑者のアリバイもその前後に違う場所にいた、という場合とでは扱いがかなり異なる。後者の方が現実的であろう。
後者においては、アリバイの主張もその間の時間に、事件の現場と被疑者のいた場所の間での移動が不可能だ、ということになるから、普通にはあり得ない移動をどうやって可能にしたかが問われる。これに鮎川哲也が『ペトロフ事件』で初めて列車の時刻表を用いて以降、作品中に時刻表を用いることが定番となった。とくに松本清張の『点と線』は秀逸で、日本のその後の推理小説、サスペンスに一つの定型を作ったとされる。
逆に、事件が起きた時間を誤認させることにより、アリバイが成立するかのように見せるトリックもある。
有栖川有栖のアリバイ講義
有栖川有栖は、『マジックミラー』の第7章「アリバイ講義」において、ディクスン・カーの『三つの棺』の「密室講義」における密室トリックの分類に倣(なら)って、ミステリにおけるアリバイトリックの分類を行っている。作品例は、『マジックミラー』(講談社文庫)の「文庫版のためのあとがき」に紹介されているものである。
証人に悪意がある場合
証人が嘘をついていた場合
例:『ナイルに死す』(アガサ・クリスティ)、『不連続殺人事件』(坂口安吾)
証人が錯覚している場合
a.時間を錯覚している場合
証人が見る時計の針に細工をする、日にちを間違わせる、曜日を間違わせる、など。
例:『ウィスタリア荘』(コナン・ドイル)
b.場所を錯覚している場合
証人が犯人と一緒にいる場所(アパート、新幹線、山や川など)を間違わせる、など。
c.人物を錯覚している場合
犯人が替え玉を使った場合。
例:証人がa、b、cすべてを錯覚している場合の作品 - 『人それを情死と呼ぶ』(鮎川哲也)
犯行現場に錯誤がある場合
例えば実際の犯行現場はA市の山林で、後で死体をB市の雑木林に移動させてB市を犯行現場と思わせるもの。
証拠物件が偽造されている場合
写真トリック(合成写真)が典型。
例:『フレンチ警部の多忙な休暇』(F・W・クロフツ)
犯行推定時間に錯誤がある場合
a. 実際よりも早く偽装する場合
例えば3時に殺された被害者が、2時には既に死んでいたように見せかけ、2時のアリバイを用意するというもの。
b.実際よりも遅く偽装する場合
例えば3時に殺された被害者が、4時まで生きていたと思われるよう細工して、4時のアリバイを用意するというもの。
例:2件の事件でaとbのそれぞれを用いている作品 - 『鍵孔のない扉』(鮎川哲也)
A.医学的トリック
死体を冷やしたり熱したり、胃の消化物を加工したりして、死亡推定時刻の判定を狂わせるもの。
B.非医学的トリック
医学的トリック以外の方法で、aとbの例に挙げたような細工をするもの。
※AとBにそれぞれaとbがある。
ルートに盲点がある場合
例えば移動するのに1時間かかる2地点間を、意外なルートを使って30分で移動するというもの。
時刻表を使った鉄道ミステリに作品例が多いが、例えば歩いて1時間かかる山道を断崖の上からパラシュートで数分で下ったというものも該当する。
例:『シタフォードの謎』『ゼロ時間へ』(アガサ・クリスティ)
遠隔殺人
a.機械的トリック
時限装置によって発射される拳銃や時限発火装置など。
b.心理的トリック
催眠術をかけた相手や夢中歩行癖のある相手に、危険な行為をさせるというもの。
例:『空白の起点』『炎の虚像』他(笹沢佐保)
見立て殺人 - WikipediaJP
見立て殺人
筋立て通りに殺人が行われるという異様な不気味さを狙ったもので、トリックというよりもプロットに属するが、アガサ・クリスティの『ABC殺人事件』や横溝正史の『八つ墓村』のように、見立てることがトリックという例も少なくない。
上記のように推理小説(ミステリー作品)における見立て殺人の目的は、読者に異様な不気味さを与えるというものである。
他方、それを実行する犯人の理由は様々であり、基本的には先入観を与えることで次の標的候補・犯行順序・犯行現場・凶器を予測させて探偵役(ひいては読者)を欺くことにあるが、ヴァン・ダインの『僧正殺人事件』のような異常な心理が主因という場合もままある。
ただし、トリックに関係しない場合でも、見立てられないままに起こった殺人などをきっかけにして、犯人の糸口をつかむということはある。
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nejiresoukakusuigun · 2 years
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四季の帯紐
Garanhead
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araiwatal · 5 years
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紀伊半島 KII PENINSULA #96 紀勢本線 Kisei Main Line 和歌山県 Wakayama Prefecture
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kurosawarinko · 3 years
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【タイトル】大江(Owen)
【人物図】 ※名前/役職/性格 (十纏=煩悩)
主人公・大崎 /探偵/冷静沈着 有明 /葬儀屋/世話焼き (無愧=自分を善人と思い込んでいる) 新橋 /脚本家/プライドの高い潔癖症 (慳=自分だけ満たされたい) 日出 /中学生/失語症 (忿=あて先の間違った怒り。やつあたり) 市場前 /外科医/豪快で闊達 (無慚=自分が間違っていると気付かない) 汐留 /民俗学者/いつも元気。うるさい (掉挙=問題を笑い飛ばそうとしている) 船野 /使用人/おどおど。心優しい大男 (睡眠=眠ることで問題から現実逃避) 豊洲 /僧侶/ふわふわ。ちょっと天然 (悪作=過去を今更後悔している) 竹芝 /手品師/関西弁の陽気な芸人 (惛沈=鬱状態を回復できない) 青海 /音楽教師/物静かな麗人 (嫉=他人と比較し続ける)
新木場 /主人公の上司/探偵小説が好き 品川 /主人公の後輩/常にだるそう 台場静馬 /主人公にそっくりな依頼人
【あらすじ】 東京は八丈島より先の離島「大江島」で行われる ある女優の三回忌。 探偵社に勤める「大崎」は、 なりすましての代理参列という奇妙な依頼を受ける。 ……しかし、 誰も見たことがないという施主 定刻を過ぎても迎えに来ない船頭 なぜか恐れ、憎しみあう参列者たち。 不吉な島に取り残された十人は、 参列者に共通する過去と 女優「大江杏」の死の謎を紐解いていく
【大崎について】 若き探偵(22才) 高身長(181㎝) 第一印象は大抵無口で無愛想。 誰に対しても敬語で接し、本当は真面目で物静かなだけの青年。 何事にも「恐怖心」がなく、 一見勇敢にも思えるが、こと自分の命に関しては何故だか希薄。
【くわしく】 ■舞台 1955年 昭和中期の伊豆諸島、廃漁村 ■BL要素 総攻めR18 BLゲーム(PC版、スマホ版) ■ジャンル ミステリー×推理×ジャパンホラー(グロ・お化けなし) ■発売と媒体 2022年 ①PC ②スマホ ③TRPG用シナリオ 古典クローズド・サークルを下地に戦後日本特有の混沌とした情調が 特徴の「変格ミステリー」です。 最初に不審死を遂げる使用人も含め、 参列者9人は全員攻略可能。 特定のキャラをクリアするごとに選択肢が増えていきます。 キャラは皆、許されざる罪を抱えた殺人鬼たち。 …全員見捨てて帰島も可。
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liliyaolenyeva666 · 4 years
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🎼 00193 「Mystery」。
パッと見た感じ、こども向けのやうに見える 怪奇現象本を古書店で見かけて読んでみたのですけれど、何ともディープな 怪奇現象本でした。「ほんとうにあった!? 世界の超ミステリー(5) 超怪奇現象の謎 (並木伸一郎さん。ポプラ社 2013年)」 という本で、無邪気な "ムー" のやうな本でした。気になったところを テキトーに挙げてみます。
・アンドリュー・バシアーゴ
Andrew Basiago。アメリカ合衆国で暮らす とある弁護士アンドリューは 政府の指示で スターゲイトのやうなタイムマシンで 時間旅行をしたさうです。
・イギリスの妖精遭遇事件
1917年、イギリスのウェスト・ヨークシャーのどこかにある 小さな村で暮らす ふたりの少女が、近所の森で 妖精とフォトしたさうです。わたしは この映画にもなったお話が大好きで、いいな、ステキだなって思います。
・インドの赤い雨
2001年に インドのケーララ州という地域で降った赤い雨。ブロッケンJr.が旅行でもしていたのでしょうか。
・ウィンチェスター・ミステリー・ハウス
Winchester Mystery House。アメリカ合衆国は カリフォルニアのどこかにあるらしい、とっても有名なお屋敷のこと。ウィンチェスター銃で亡くなった人々の呪いか何かに恐れた ウィンチェスターさんは 家の増改築をひたすら繰り返したさうです。
・怪僧ラスプーチン
ロシアで "プーチン" と名の付く方々は もしかすると 皆、超人か何かだったりするのかもしれませんけれど、このラスプーチンも物凄かったりします。
・ケム・トレイル
アメリカ合衆国の至る所で見ることが出来る空の景色のこと。ケミカル・トレイルともいいます。
・人体発火現象
ヒューマン・トーチのこと。
・スライダー
帯電体質なひとのことを言うさうです。T.Rex のアルバムのことではなささうです。
・聖母マリア像
世界の至る所で 至る所から 血を流したり吹き出したりしているマリア像の その理由は不明とのこと。
・ゾンビ・ロード
アメリカ合衆国は ミズーリ州、セントルイスのどこかに "Lawler Ford Road" なる道路があります。この道は 1950年代から "Zombie Road" なんて呼ばれているさうで、ゾンビ映画が流行る前から そのやうな名前を使っているみたいですけれど、どうしてなのでしょう。
・ドッペルゲンガー
自分と瓜二つの自分が不意に現れたりする現象。映画や本だと 自分を見ると命を失ったりします。困ります。
・ドラゴン・トライアングル
小笠原諸島、西之島新島の西南西、千葉県は野島崎の南沖、グアム島近くという ややテキトーな感じもする3点を結んだ海域で 何やら不可思議な事件が頻発しているさうです。ドラゴンが現れるかどうかは分かりません。
・バミューダ・トライアングル
またの名を "魔の三角海域"。この海域は わたしが物心ついたころから 船や飛行機が行方不明になったりしていました。アメリカ合衆国にある マイアミ、プエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ海域のことをいうさうですけれど、最近でも 不可思議な事件が起こっているのかなって思いながら この本を読んでいたら、2001年にも 謎めいた事件が起きたさうで どっきどきしました。
・ヒドゥン・ピープル
アイスランドに古来から住んでいるらしい方々。普段は目に見えないさうですけれど、普段ではないときは見えるのでしょうか。
・ファチマの聖母マリア事件
1917年5月13日は 金曜日だったのかもしれませんけれど (未確認)、ポルトガルのどこかにあるらしい "ファチマ (ファティマ)" という村で 3人のこどもたちが 聖母マリアに出会ってしまいました。聖母マリアらしきマリアは こどもたちに 3つの予言を告げたそうです。
・ひとつめの予言。
第一次世界大戦が終わる。
・ふたつめの予言。
第二次世界大戦がはじまる。
・みっつめの予言。
わかりません。様々な説があるさうです。
・夫婦板
茨城県は取手市にあります、とあるお寺さんの敷地にあった 樹齢500年もの巨木を切り倒したことから起きたらしい現象。霊園拡張の為に切られた巨木が無念でなりません。
・フォート現象
空から 突然に 魚や蛙、巨大な氷塊が降ってくる現象。降ってくるなら お札がいいです。
・ヘスダーレンライト
ノルウェーのどこかにあるらしい ヘスダーレン峡谷で 目撃される怪光。気になります。
・ポルターガイスト
ドイツ語で "さわがしい霊" という意味らしい。おもに 家の中で起きる超常現象。どこかのスピルバーグが手掛けた映画は その後えらいことになりました。
・ミステリー・サークル出現事件
麦などが押し倒される現象。レッド・ツェッペリンのアルバムジャケットにもなりました。
・モンスの天使
第一次世界大戦の最中、英仏連合軍が遭遇したらしい "天使" により、どういうわけか 独軍を打ち破ったという話。
..
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heaven4d · 6 years
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古代の宇宙人 - ミステリー・サークル 1/4
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team-ginga · 2 years
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映画『外事警察ーーその男に騙されるな』
 Amazon Primeで映画『外事警察ーーその男に騙されるな』(2012)を見ました。
 これってNHKで放映したテレビドラマの劇場版なんですね。ドラマの方は見たことがありませんでした。
 シナリオは『コンフィデンスマンJP』、『キサラギ』、『エイブリル・フールズ』、『悪童』の古沢良太。私はこの脚本家に惚れ込んだので見てみましたが、古沢のオリジナル脚本ではなく、麻生幾という作家の小説がもとになっているようです。
 出演は、渡部篤郎、尾野真知子、真木よう子、遠藤憲一、余貴美子、石橋凌、北見敏之、滝藤賢一、渋川清彦……そして、田中泯。『羊の木』にも出演していた田中泯です。
 田中泯の名前は知っていても顔を知らなかった私が言うのも変ですが、「おお、ここにも田中泯が」とちょっと嬉しくなりました。
 その意味ではーー余貴美子は『総理の夫』に、石橋凌は『自殺サークル』に、北見敏之は『羊の木』に、滝藤賢一は『コンフィデンスマンJP、プリンセス編』に、さらにテレビドラマにも話を広げて言えば、遠藤憲一は『ミステリーと言う勿れ』に、澁澤清彦は『真犯人フラグ』に出演していました。つまり、私が最近見た映画・ドラマに出ていたということです。
 もちろんたまたまですが、それだけ売れている役者ということなんですかね。
 『外事警察』は日本では珍しいスパイ映画です。
 物語はふらふらと歩いている真木よう子が韓国の警察に保護されるところから始まります。一瞬「え? 『マーターズ』?」とも思いましたが違います。ラスト(あるいはラスト近く)から物語を始めるという手法ですね。
 そこから時間を遡り、「外事警察」の渡部篤郎が脱北してきた物理学者・田中泯を保護して日本に連れ帰ります。田中泯は在日朝鮮人2世で日本で最先端の原子力技術を勉強し、北朝鮮(なぜかこの映画では北朝鮮という国名を一切使いません。なぜなんだろう。差し障りがあるのですかね)に戻り、そこで核兵器の開発に従事していたとのこと。
 田中泯が開発したレーザー投射装置(なのかな? それとウランがあれば小型の核爆弾が作れるという設定です)は、奥田正秀という韓国から帰化した人物が持っています。渡部篤郎は奥田の妻である真木よう子に接触し、「奥田は日本国籍を得るためにあなたと結婚しただけだ」と言い、奥田を探って報告するよう言います。
 真木よう子は最初は嫌がりますが、最終的には受け入れます。私はここでまず「え?」と思いました。「いくら国籍を得るために結婚したとはいえ、一緒に暮らしていれば情も移るだろうに、なぜ?」と思ったのです。
 田中泯は日本に残した妻と娘に会いたがっていますが、妻は自殺、娘は行方不明ーーどうやら妻は娘を守るために、自殺する前に娘をどこかに預けたようです。
 そうこうするなかで、真木よう子は孤児院に捨てられたという話が出てきます。フラグですね。誰が見ても「ああそうか、真木よう子は田中泯の娘なんだな」と思います(実際、物語終盤で渡部篤郎は「二人は99%親子です」と書かれたDNA鑑定書を手に入れます)。
 一方、韓国にいる元北朝鮮の軍人が北朝鮮から流出したウランを持っています。彼は小型核爆弾を作りテロリストに売る(!?)ために、日本にいる田中泯を拉致し、奥田が持っていたレーザー投射装置も手に入れます。
 これでいつでも小型核爆弾が作れる……と言いたいところですが、装置を起動させるスイッチが足りません。スイッチは奥田が持っています。奥田は韓国の諜報機関 NISのエージェントに射殺されたので、元軍人の男は妻の真木よう子にスイッチを持ってくるよういい、さらに真木よう子の娘(言い忘れていましたが真木よう子には前夫との間にできた幼い娘がいます)を誘拐します。
[この辺りからネタバレになります。まだご覧でない方はご注意を。]
 渡部篤郎は真木よう子にスイッチを渡し、指定された場所に行くように言います。韓国へ赴いた真木よう子は、車に乗せられ敵のアジトに連れて行かれます。アジトには田中泯がいて、スイッチさえあればすぐにでも小型核爆弾が起動できる状態です。
 スイッチ受け渡しの瞬間、渡部篤郎とNISのエージェントが現れ、敵全員を射殺します。しかし、スイッチを手に入れた田中泯は小型核爆弾を起動させます。
 え? なぜ?
 田中泯は言いますーー私は原子力発電で祖国を豊かにするために北朝鮮に戻った(え! そうだったんだ! 初めて知る驚愕の事実!)。しかし、核開発に無理やり従事させられた。私の部下たちは放射能に汚染されて死んでいった。
 つまり、彼は北朝鮮を憎んでいて復讐したいと思っているのです。
 ではなぜ韓国で核爆弾を爆発させることが北朝鮮への復讐になるのかーー当然の疑問ですよね。
 彼は続けますーー韓国で核爆弾が爆発すれば、誰だって北朝鮮の仕業だと思う。各国は北朝鮮を軍事的に攻撃し、北朝鮮は崩壊する。
 なるほど、それが望みだったわけですね。
 渡部篤郎は真木よう子を彼の目の前に立たせ(真木よう子はまだ逃げてなかったんですね。ちょっと不自然な気がしますが、まあいいでしょう)、「あなたの娘さんです」と言います。
 真木よう子と田中泯の間にいろいろやりとりがありますが、田中泯はその場でピストル自殺してしまいます。
 ここも私は不満でした。DNA鑑定書を見せられたのかどうだか知りませんが、「この人があなたの父親です」、「この人があなたの娘です」と言われて「はい、そうですか。わかりました」とすぐに信じるものでしょうか。
 それはともかく、田中泯が自殺してしまったので、もう小型核爆弾を止める術はありません。渡部篤郎とNISのエージェントは真木よう子も含めてその場にいた全員を退避させます。そうやって真木よう子がふらふらと外に出て行くところが冒頭のシーンにつながるわけです。
 渡部篤郎は必死でコードを入れて爆発をキャンセルしようとしますが、まあ爆発するという展開はあり得ないので、見ている方はそれほどハラハラしません。結局「19850404」という数字を入れると装置は止まります。
 詳しい説明はありませんが、この数字はきっと娘の誕生日なんでしょうね。そういう伏線どこかにあったかな……
 一方、真木よう子の娘は日本の教会の椅子の上で眠っているところを発見されます。
 え? どうして? ちょっとご都合主義にすぎませんか?
 というわけで万事解決……ですが、いろいろ納得できない部分が残ると思っていたら、この映画、最後の1分で思わぬ展開を見せます。
 娘を取り戻した真木よう子は、渡部篤郎の部下の尾野真知子に言いますーー「あの鑑定書、本物だったんでしょうか?」
 ラストシーンで渡部篤郎はビルの非常階段の喫煙所でタバコを吸っています。彼は灰皿で鑑定書を燃やし、一万円札の束をそこに残して去っていきます。ビルの非常口から一人の男が現れ、金を持っていきます。
 その男は……真木よう子の娘を誘拐した人物です。
 どういうことかわかりますか?
 鑑定書は偽物だった。田中泯と真木よう子が親子だというのは、渡部篤郎が作り上げたフィクションだった。さらに、真木よう子の娘を誘拐させたのは、渡部篤郎だったーーということです。
 「つまらん」、「ご都合主義だ」、「納得できないことが多すぎる」と不満に思っていたのが、一気に払拭される瞬間です。
 「その男に騙されるな」という副題の「その���」とは田中泯のことだと思っていましたが、違いますね。渡部篤郎のことです。
 最後の1分が全てを持っていってしまう映画ーー『外事警察、その男に騙されるな』はそういう映画でした。
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getrend · 3 years
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ミステリー・サークルの謎。その歴史や伝説について
ミステリー・サークルの謎。その歴史や伝説について カラパイア ミステリー・サークルの謎。その歴史や伝説について Source: おまとめ
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消去法
消去法とは、様々な選択肢がある場合に、誤りや、あり得ないものを消去していき、最終的に残った選択肢を選ぶ方法。テストなどで使用される。
様々な選択肢の中に正しい答えがあることを前提とするので、仮に選択肢が全て誤りであった場合には、正しくないものを選んでしまう。
最後に残った選択肢を選ぶので、消去していく順番によっては、どれを正解にすることも可能になってしまう。これを利用して、こじつけに消去法を利用する人もいる。
   例:「民主主義は衆愚政治になりうる」,「共産主義は労働意欲を喪失させる」→「ナチスのようなファシズム全体主義が正しい」
同じように、たとえ選択肢の中に正解が含まれる場合にも、それに対して慎重に十分な検討をせずに消してしまうと、誤った答えに到達する。
   例:「ミステリー・サークルを少人数で短時間に制作するのは不可能である」,「自然現象であのような幾何学模様は現れない」→「地球外生命体が作ったものに間違いない」
       ここでは、少人数で短時間に作れることが実証されているのを、十分に調査していない。
ウィルウェイ|ウィルウェイ|ウィルウェイ|ウィルウェイ|ウィルウェイ|ウィルウェイ|ウィルウェイ|ウィルウェイ|ウィルウェイ|ウィルウェイ|ウィルウェイ|ウィルウェイ
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kozuemori · 3 years
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うだるような猛暑が続いたと思ったら、昨夜は寒くて夜中に起きてしまいました。九州を中心に、大雨特別警報が発表されています。くれぐれも気をつけてお過ごしください。
雨が降ると、いつもとは違う周囲の様子に気づきます。棚に並べた完成度の低い自作の木製の仏像彫刻も湿気を帯び、いつもより憂いを含んだいい表情を浮かべているように見えます。(自画自賛)雨音のベールが周囲の騒音を和らげるので、雨の日は読書など集中を必要とする作業もいつもよりはかどるような気がします。ということで、今週も何冊か読んだ本の中から、有名なアメリカのミディアム、ジェームズ・ヴァン・プラグの「人生を、もっと幸せに生きるために」を紹介します。この本を読み返すのは何回目でしょうか、読む度に新しい発見があります。数々のエビデンシャルなリーディングやデモンストレーションのエピソードももちろん素晴らしいのですが、有能な霊能力者であるだけでなく、人格の高さを感じさせるスピリチュアルな考察に学ぶところが多いです。
この本の中で書かれている『私が人の名前や誰かが亡くなったときの様子などを詳細に言い当てると人びとは驚嘆するのですが、霊からのアドバイスを伝えても聞き流されることが多いのです』という部分は重要だと思います。何故かというと、スピリットコミュニケーションの目的と、その意義はスピリットからのメッセージによる『癒し』にあるからです。通訳者や翻訳者によって書籍や映画のニュアンスや雰囲気が異なるように、ミディアムもまた霊界からもたらされる物語を紡ぐ重要な役割を担っています。スピリットの名前やその他の詳細はミステリー小説の最初の方に出てくる登場人物一覧のようなものですから、それだけでは物語は成り立ちません。かつて物理霊媒と呼ばれていた人々は、霊を物質的な現象で表すことにより霊界の存在を示しました。近代スピリチュアリズムにおけるプロローグです。年月を経て霊界はより深く、より広く、より多岐な方法で人間界とコミュケーションを取ろうと試みています。私はまだまだ未熟者で経験も少ないですが、ミディアムを続けていられるのも霊界からの愛に溢れる数々の物語と出会うことができているからです。11月に開催するPrime90では、素敵な物語のいくつかを紹介し、皆さまに霊界からの愛を感じていただきたいと思います。9月のPrime90ではペンデュラム入門も開催します。Prime90はアイイスのサイトからお申し込みください。
秋学期から新たに『Circle of Light』と題したイベントを開催します。タイトルの意味は「光の環」。参加者とスピリットたちが集まり、それによってもたらされる光がこのイベントの主役です。かつてスピリチュアリズムが広がり始めた時代、同じ志や信条を分かち合うサークルは、スピリチュアリストたちにとって貴重で大切な憩いのひとときでした。それを再現し、新たなエッセンスを加えた金曜日の午後のひとときを、一緒に楽しく過ごしませんか?スピリットたちの美しい光をめぐらし、美しい光に囲まれ、美しい光に癒されましょう。お申し込みは私のサイトからどうぞ。
明日はアイイスでサマー・フェスティバルが開催されます。個性豊かなミディアムのデモンストレーションと、福井幹さんの演奏をお楽しみください!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下のワークショップはアイイスへお申し込みください
Soul Journey 〜インナー・ライトとの出会い〜
8月29日(日) 午前10:00〜17:00(お昼休憩1時間)
料金:会員8,000円・非会員10,000円
講師:森 梢
瞑想経験者ならどなたでもご参加いただけます
この6時間ワークショップの目的は、ミディアムシップを行う時や、人生におけるさまざまな選択肢に向き合う時に妨げとなる、さまざまな思い込みや固定概念、従来の価値観というフィルターから解放され、自分の本来の魂の輝きである『インナー・ライト』を取り戻してゆく事です。
それらのフィルターが、いつ、どこで、なぜ作られたのかを、過去世や今世と向き合うことを通して知ることは、来世へと繋がる魂の旅路『Soul Journey』を理解することでもあります。
ミディアムシップは、他者、相談者に対して行うだけのものではありません。 自分自身にとって必要なアドバイスを得ることにも、その能力は発揮されます。
また、自分自身の魂を磨き、その価値を知ることにも繋がりますし、得意分野を知り、伸ばすことにも役立ちます。
このワークショップでは、主に過去世をテーマとしたレクチャーと、自分の中の光に気づく実習を用意しています。 あなたの『インナー・ライト』が、さらに輝きを放ちますように。
◉ このワークショップは以下のような方に向いています
・ミディアムシップに興味がある
・サイキックとミディアムの違いを知りたい
・ミディアムシップを行うのに必要な条件が知りたい
・自分の思い込みや固定概念に気付きたい
・過去世において作ったフィルターや課題に向き合い、現世での学びにつなげたい
・現世において作ってきたフィルターや課題に向き合い、来世での学びにつなげたい
・自分の得意分野が知りたい、または伸ばしたい
・ミディアムシップにおける無意識なコールドリーディングを避けたい
・グラウンディング、サイキックプロテクションについて知りたい
・スピリットからのメッセージと自分の想像の違いを知りたい
・自分のミディアムシップを向上させたい
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takashimatakehiko · 4 years
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金田一少年の 事件 簿
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『金田一少年の事件簿』は、原案→原作:天樹征丸、原作:金成陽三郎(case2巻まで)、作画:さとうふみやによる日本の漫画作品、及びこれを原作とする一連の作品群の総称。ミステリーを題材としている。略称は『金田一』。
名探偵・金田一耕助を祖父に持つ高校生・金田一一(きんだいち はじめ)が、幼馴染・七瀬美雪(ななせ みゆき)や親友・剣持勇警部、ライバル・明智健悟警視らと共に、遭遇する難事件を、祖父譲りの抜群の推理力で次々と解決していく物語である。
本格的なミステリーを題材とした漫画であり、推理漫画ブームの先駆けとなった作品である。特徴としては多くの事件が連続殺人であり、プロローグからエピローグまでを数ヵ月かけて連載し、いわゆるクローズド・サークルと呼ばれる「絶海の孤島」や「吹雪の山荘」などでの隔絶された状況下での事件が多く、犯人は舞台となる建築物や施設の構造を利用してトリックを作成することがほとんどである。また、作中の被害者は過去に人命被害が生じた事件・事故に関与していることが多く、それが犯人側の犯行動機となっていることが多い。
長編の事件の犯人には「怪人名」とされる代名詞的な二つ名がついており、その不気味な名前をした犯人が登場人物の誰なのかを当てる醍醐味がある。事件の登場人物に仮面やマスク、あからさまな偽名などによる怪しい人物がいることが多いことも特徴である他、事件に関わる土地や建物にまつわる伝承、都市伝説、噂などが怪人の名前に結び付けられていることも多い。仮面やマスクを被った人物は犯人による架空の人物ばかりだが、時にはきちんとした理由を持ち仮面やマスクを被った『金田一』の世界の実在する人物として登場する事もある。
1995年(平成7年)、第19回講談社漫画賞少年部門受賞。通常の単行本の他に漫画文庫版、極厚愛蔵版なども発売されている。単行本の発行部数はシリーズ累計1億部を突破している。
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gamehayapkmod · 4 years
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犯人は僕です。-謎解き×探索ノベルゲーム-
犯人は僕です。-謎解き×探索ノベルゲーム-
Game 犯人は僕です。-謎解き×探索ノベルゲーム- là dòng game Casual
Giới thiệu 犯人は僕です。-謎解き×探索ノベルゲーム-
【謎解き×探索ノベルゲーム】 『………捕まりたく、ない』 大学のサークル旅行で訪れたコテージ。 夜、俺は…友達を2階のバルコニーから… 勘のいいあいつらのことだ、 きっと俺が犯人だとすぐに気づくはず… そうだ… あいつらの”弱み”を握って、黙らせばいいじゃないか ―――警察が来るまであと5日――― 無料で楽しめる謎解き探索ノベルゲーム サスペンス、探偵もの、ミステリー系のドラマが好きな方にオススメします… <ゲーム概要> ・疑いをかけてくる人物の弱みを握り、黙らせるゲームです ・操作はタップだけで誰でも気軽に楽しめます このゲームには『裏工作パート』『会議パート』があります ●裏工作パート ・疑いをかけてくる人物の弱みを握るための「裏工作」をします ・さまざまなメンバーに声をかける、部屋を調べることによって  相手を黙らせる『重要な証拠』を入手できます   ●会議パート ・「裏工作パート」で入手した証拠を突きつけて、相手を黙らせましょう ・相手の言動に対して『反論』しましょう ・もし間違った選択をした場合は… 警察が来るまでの5日間でみんなを黙らせ、 【自分が犯した罪】をなかったことにしましょう… ※この物語はフィクションです。実在する人物および団体とは一切関係ありません。 サスペンス、ミステリー系のドラマやマンガのようなドキドキ感を 推理ゲームで味わってみませんか…? パフォーマンスの最適化。内容に変更はありません。
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honyade · 5 years
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【第5回「はじめての海外文学」フェア開催記念】越前敏弥 × 斎藤真理子 × 谷澤茜(でんすけのかいぬし)トークイベント 司会:倉本さおり
今年で5回目を迎える書店横断フェア「はじめての海外文学」。
2015年、ひとりの書店員の「もっと海外文学を読んでもらいたい!」という強い思いに賛同した人たちが、海外文学や翻訳書をあまり読んでいない人に向けて「はじめての1冊」を選び、その選書リストをもとに全国の多くの書店でフェアが開催されました。
2年目からは、翻訳者たちが選書メンバーとなり、毎年活気のあるフェアがおこなわれています。
一方、選書メンバーのうちの有志20~30名程度が一堂に会し、自分の推薦書について熱弁する「はじめての海外スペシャル」も大人気で、今年は約300名が参加します。
今回は、2年目からこのフェアの団長をつとめる元書店員・谷澤茜(愛称・でんすけのかいぬし)と、毎年「はじめての海外文学スペシャル」の司会をつとめる文芸翻訳者・越前敏弥、さらには今年の「スペシャル」に都合で登壇できなかったぶんを語り倒したいと誓う韓国語翻訳者・斎藤真理子の3人が、「はじめての海外文学」の魅力やその歴史について、徹底的に語ります。
司会をつとめる書評家・倉本さおりは、関連イベント「はじめての読書会」で毎回ナビゲーターをつとめ、「はじめての海外文学」について知りつくしています。
ぜひご参加ください。
はじめての海外文学 公式サイト
はじめての海外文学 Twitter
【プロフィール】 越前敏弥(えちぜん・としや) 文芸翻訳者。1961年生まれ。 訳書に『オリジン』『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』(以上、KADOKAWA)、『解錠師』(早川書房)、『世界物語大事典』『世界文学大図鑑』(以上、三省堂)、『おやすみの歌が消えて』(集英社)、『ストーリー』(フィルムアート社)など。 著書に『翻訳百景』(KADOKAWA)、『文芸翻訳教室』(研究社)、『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文・決定版』(ディスカヴァー)など。 全国翻訳ミステリー読書会をまわり、各地のラーメンを食べるのがライフワーク。 読書探偵作文コンクール選考委員。 「はじめての海外文学スペシャル」で司会をつとめる。
斎藤真理子(さいとう・まりこ) 翻訳者。1960年新潟市生まれ。明治大学考���学科卒業。 1980年から大学のサークルで韓国語を勉強、91年からソウル延世大学語学堂に留学。 92年から96年まで沖縄で暮らす。 訳書に『カステラ』(パク・ミンギュ著 ヒョン・ジェフンとの共訳 クレイン)、『こびとが打ち上げた小さなボール』(チョ・セヒ著 河出書房新社)、『ピンポン』(パク・ミンギュ著 白水社)、『誰でもない』(ファン・ジョンウン 晶文社)『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ 筑摩書房)『回復する人間』(ハン・ガン 白水社)など。 2015年、『カステラ』で第一回日本翻訳大賞受賞。
谷澤茜(やざわ・あかね) 別名・でんすけのかいぬし 元大学内の書店員のイラストレーター・本の手描きPOPクリエイター。 線に沿って切ればPOPになるフリーペーパー『本屋でんすけ にゃわら版』制作者。 書店横断フェア『50人に聞きました!老いも若きもまずはこの1冊から はじめての海外文学フェア』を2015年から引き継ぎ、翻訳者と出版業界と読者も巻き込みながらフェアとイベント運営中。 好物はあんことハッピーターン。
倉本さおり(くらもと・さおり) 書評家/ライター。 毎日新聞文芸時評「私のおすすめ」、小説トリッパー「クロスレビュー」担当のほか、文藝「はばたけ! くらもと偏愛編集室」、週刊新潮「ベストセラー街道をゆく!」連載中。 TBSラジオ「文化系トークラジオLife」準レギュラー。 共著に『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』(立東舎)。
日程 / 2019年11月17日 (日) 時間 / 14:00~16:00 (開場13:30) 料金 / 1,540円(税込) 定員 / 110名 会場 / 本店 大教室
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