Tumgik
#卓感想
mame-trpg · 3 months
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CoC:刹夏
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❖KP❖
ヒヅキさん
◈PL/PC◈
HO1:harukaさん/日向夏 青
HO2:しおまめ/日向夏 朱
▷▷ END A:両生還
以降ネタバレ有り。
現在通過中、未通過の人は【さらに読む】を開かないでください。
※Xからきた場合は以下ネタバレなのでスクロール注意。
END A:両生還で終了しました。
すごいめしょめしょしました。 楽しかったです。すごく、楽しかった。 これが刹夏か…ってなったし本当に行けてよかったです。 刹夏大好き!ありがとうございました。
何考えてたかとか色々↓
【8月1日】
始まると同時に父親ロストの事実を告げられた。 びっくりした。
目を覚まして、はるくんの姿が見えて、ちゃんと触れて、頬をつまむと痛みも感じるし、自分の足で立ち上がることもできる。 こんなの『奇跡』以外の何ものでもない。あやはこれだけで泣きそうになってました。
あやははるくんのことを恋愛的な意味で好きだったので、はるくんとちゃんと顔を見ながらお話できるってだけでもすごく嬉しくて、だから眩しいものを見るような気持ちでいましたね。あや目線だと大体ずっと少女漫画でした。眩しいねえあや。
母親が入ってきて、自分のことを認識していることには戸惑いしかなかったです。 母親が愛しているのははるだけで、自分の存在を母親は認識してなくて、認めてもくれていないと思ってて、だから母親に対してあや自身特別な感情は持ってないし、愛して欲しいとも思ってなかったんです。それなのに自分のことを認識して、当たり前のようにはるくんと同じように扱われて、戸惑い以外なくて。 でも、戸惑いと同時に確かに「嬉しい」って気持ちもあって。 愛して欲しいなんてそんなこと思ってなかったけど、でも、「嬉しい」って感じてしまったんですよね。だから余計に戸惑って、どう接すればいいのかわからなくて。 このまま『それ』を受け入れてしまったら消えてしまったとき、きっと後悔するし、余計に辛くなるだろうなと思って、結果借りてきた猫になって母親とは必要最低限の会話しかしなかったです。
何故かわからないけど『自分が当たり前に居る世界』が目の前にひろがっているって、本当に『奇跡』以外の何ものでもないんですよね。 だから、『夢じゃないけど、これはやっぱり夢で、いつか覚めてしまうんだろう』ってあやはこの時点で既に思っていて、最初からずっと『消えること』を前提に動いてました。
ふせにも書きましたが、あやがはるくんの手を取って歩くのも、少しでもはるくんと触れ合っていたいっていう恋愛感情からくるものだったので、外に出るときに当たり前のように帽子をかぶせてくれるはるくんがね、本当にまぶしくみえて、照れる以外になかったですね。 被せてもらった帽子を少し直すフリしながら、俯いて、赤くなってるだろう顔を隠してましたね。少女漫画であるやつ。
1日目の探索は商店街と学校に行きました。 そういえば現実になったけど商店街で買った物とか、あそこで撮った写真とか描いた絵とかってちゃんとあるんだろうか? あるならDNA鑑定キットもある??
学校で友達や部活の知人に話しかけられても借りて来た猫になってたのも母親同様に『受け入れてしまったらあとで辛い思いをするから』でした。 商店街の人達も知ってはいるっぽかったけど、でも母親や学校の友達ほどの近さではないので、大丈夫でしたが、『それ』を『自分も欲しい』と思ってしまうことの恐怖が強かったので、最低限の会話しかしないことで自分を守ってましたね。 あやって結構臆病なんだろうなって思います。 あんなに明るく振る舞ってたのにめちゃくちゃ臆病で、どうしようもなくマイナス思考なんだなって、動かしていて思いました。
【2日目】
海とひまわり畑に行きました。
ふせにも書きましたが、海ではるくんが自分の絵を描いてくれたのを知ったとき、すごく嬉しくて、泣きそうになったんですよ。 それはひまわり畑で自分のこと描いてくれてたって知った時もそうで、ひまわり畑で知った時は、さすがに少し泣いてました。 泣いてるのバレるのあやが嫌がったので描写しませんでしたが、ひまわり畑の中に逃げ込んで、隠れて見たときに自分の絵が描かれてるの見て「ああ、はるがまた自分のことを描きたいって思ってくれたんだ」って思って。 唇きゅっと噛みしめて、しゃがみ込んで、スケブを抱きしめて、少しだけ泣いてました。 描写した『写真に残す』は少しだけ泣いた後ですね。
夏が嫌いなはるくんが、自分の絵を描きたいと思って描いてくれたことは、これもまたあやにとって奇跡だったので。
【3日目】
家の中散策。
イマジナリーフレンドの情報が出たとき、秘匿含めて見事に事故を起こしててPLが発狂しそうでした。
『イマジナリーフレンドを「忘れる」ことは、人間の成長過程における健全な通過儀礼のようなものだ』
『自分を「忘れる」ことが出来なかった彼は、これから先どうなってしまうのだろうか』
あやは、『自分は普通じゃないから、普通を望むはるのために消えるべき存在だ』という思いがすごく強い子だったので、この二文が本当にぐっさり刺さりました。 PLはそんなつもりでこの設定を考えたわけではなかったので余計に…どうして……??
からの母親の部屋はもう、ちょっと、あやもPLも「え?」でしたね。 双子の片割れだったとかそんな考え微塵もなかったので、綺麗な「え?」でした。 自分の存在を定義付けていた『二重人格の片割れ』というものが目の前で綺麗に否定されてしまったことで、あやのなかで色んなものが崩れて、でも、崩れてしまった中でも、『自分は普通じゃない』というものだけは確かで。 『書かれていることが本当で、双子だったとしても、二重人格の片割れだったとしても、どちらにしろ『はる』という存在に恋愛感情を抱いている自分は『普通』ではなくて、『普通』じゃない以上、はるの傍に居ることはできない』という考えだけは確固たるもので。
本当に、言うつもり微塵もなかったんですよ。 知らなくていいって思ってたのも本当で、伝えるつもりも全くなくて、微塵もなかったからこそ、はるくんが本音を言ってくれても、「知らなくていい」って言ったし、『伝える』という行動に出るまですごく時間がかかったんですよね。
伝えるのに言葉ではなくキスをしたのは、はるくんにはそうした方が伝わりやすいだろうと思ったからです。 あと、そんなに知りたいなら教えてやるよちくしょうという気持ちもありました。
キスした後、「ほら、『普通』じゃない」って言ったとき、自分が『普通』じゃないことをすごく実感してしまって、伝えたことを後悔して、苦しかったです。 『自分が消えるときに後悔しないように』をこの3日間念頭に置いて動いてたので、『伝えたら終わり』『すぐにでも消えなくちゃ』って気持ちが強くて、だから「ああ、後戻りできなくなっちゃった。すぐにでも消えていなくなって、はるから忘れられなくちゃ。」って思って。
だから、はるくんが、あやの気持ちを知っても、変わらずにプライドかなぐり捨ててはるくんらしくないことを言ってくれて、一緒に居ることを強く願って、あやがどうしたいのかって本音を引き出そうとしてくれて、「ほんとにもう、なんで諦めてくれないんだろう、はるらしくない。あきらめてくれていいのに。『普通』を望んでるくせに、なんでそれを捨ててまで、俺と一緒に居ることを望んでくれるんだろう」って気持ちでいっぱいになったんですよ。 はるくんがプライドかなぐり捨ててくれたからこそ、最後の最後に「俺だって一緒に居たい」って本音を口にすることができました。「消えなくちゃ」も「知らなくていい」も「忘れて良い」も本当に思ってることだったけど、『本音』は「俺だって一緒に居たい」だったから、PLは言えてよかったって思います。多分はるくんがプライド捨ててくれなかったら言えなかったと思うので。
そのあともまたはるくんがはるくんらしくないこと言うから、あや、笑ってしまって。 「ああ、はるがここまで、らしくないことを言ってくれてまで、俺が傍に居ることを望んでくれるなら、もう、いいかな」って自分の中の『消える』という選択肢を諦めることができたんですよね。
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【シナリオ後】
色んなところに行きたがるし、色んなことをしたがります。 高いところにものぼりたがるし、色んなものを触りたがります。 無自覚にはるくんが弱い顔をするし、いっぱい振り回します。
母親や友人に対してはやっぱり慣れなくて、どう接すればいいのかわからないと思うので、しばらくは借りてきた猫状態になると思いますが、慣れたらあやらしく接して行けるようになると思います。 お風呂は変わらずはるくんと入りたがります。 恋愛感情はあるけどいまのところ性的なものは付随してないみたいなので、一緒に入りたがるし、一緒に寝ます。 はるくんが発狂期間過ぎても変わらずあやが手を繋ぎたがるので、多分どこ行っても手を繋いでる姿が見られるんじゃないでしょうか。 キスしてしまったことを本当にふとしたときに思い出して、ひとりでわたわたしたりすると思います。何を想い出したかは言いません。「何でもない」って言います。なんか赤くなってることには気付けると思います。はるくんはなんか、心理学スペシャル以下で察してもいいんじゃないでしょうか。
ネギ類は食べません。 さくらんぼを人質(?)に取られても食べません。
学校では勉強はできないので多分赤点ギリギリ回避できるくらいの点数取るし、校則違反もいっぱいするので先生にも怒られてます。 でも性格が性格なのとAPP16で顔が良いので、多分先生の中にも「仕方ないな」って甘やかす先生も居る気がします。なんか、あやの性格的に、甘やかす人間が先生の中にも友達の中にも居そうな気はしますね…。
でも甘やかし筆頭ははるくんだろうし、あやが甘える筆頭もはるくんだと思います。
恋愛感情に関しては教えてしまったので多分「好き」という感情は隠すことはしなくなってると思います。好きだなあって思ったら「はるのそういうとこ好きだよ」ってさらっと普通に言います。自分からいく分には照れずに手を繋ぐしくっつくし、抱き着きますね。
ただはるくんから撫でられたり、手を繋いだりされるとちょっと恥ずかしくなって照れるので、目星とか心理学に成功したら赤くなってるのとか照れてるのとかわかると思います。
あやは返事が欲しいと思ってないし、はるくんは自分のことをそういう対象として見ることはないだろうと思ってるし、はるくんからの好きは『家族として』だろうなって思ってるので、あやから猛アタックするようなことはないかなって思います。
あやって自己完結させてしまう部分すごいある…自己完結するな…ちゃんと話せ…。
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【はるくんに対して】
「いまでもときどき、やっぱりこれは都合のいい夢なんじゃないかって思うんだ。 でもね、はるの顔を見て、話して、触れあうと、すごく安心して、これは夢じゃなくて、ちゃんと現実で、俺はちゃんとはるの隣に居るんだって。 そう実感できるんだよ。
はるが『普通』を捨ててでも俺と一緒に居ることを望んでくれて、嬉しかったんだ。 消えることを諦められたのは、はるのおかげだよ。
これから先も、色んなところに一緒に行こうね。 はるが手を繋いでくれたら、こわくないから。 だから、手を繋いで、一緒に歩いて行こうね。
ねえはる、ありがとう。
だいすきだよ。」
あやの相手がはるくんで本当によかったです。
ありがとうございました。
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【ふせまとめ】
※随時更新※
ふせ①
ふせ②
ふせ③
ふせ④
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lupasiat · 3 months
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ブルクロス The 3rd Edition ムーンレスナイト外伝 第四話「Unvoiced Link」 卓のまとめこと感想文です
ムーンレスナイト本編のPC5、 裏の主人公こと北斗くんの主役回🐻 PCのロイス、信念って一体何だろうね?と 真剣に考えさせられる回でした…しみじみ しじみ滋味…
6月月初くらいに終わっていたのに ブログをしたため忘れるという… そんなこともあるよねざめぬ須磨の関守
全5話のキャンペーンもいよいよ大詰めの第4話、 ここにきてダブルクロスの重要な要素である ロイス(PCをPCたらしめる関係性や行動理念)が 主軸に据えられた話が来ました
つまり、ダブルクロスのゲームシステムを 味わいつつPCの掘り下げタイムが 設けられていた、というワケです GMさん、話作りがお上手ですわ👏
最終回前に各PCの知られざる過去話だったり 戦う理由だったりが見えるの、 少年漫画みたいでアツい…!と ひとり静かにテンションが上がっておりました🔥 こういう展開、我 好物💗
そんな自陣PCたちのバックボーンを聞き、 心がホクホクしたところで迎えたクライマックス
私が第5話ボスだと予想してた人だったんですけど
裏切らなかったのは強さだけ? 何なら一瞬走馬灯が見えましたけども👻
でも用意された手札(エフェクト)を 全部使わせて倒せたのは本当に嬉しかったわけで… 攻撃、妨害、ガード、支援 全部が上手く噛み合ってくれた
特にガードの時のダイスが神憑っていて、 1人で同エンゲージの3人全員を守ったとき ちょっと感動してしまった さすが支部長、全員守ってくれる 肩幅広すぎ
エーンと泣きながらも生還した (させてもらった)わけですが、 なんかアレです
レネビとウロボロス トラウマになりそう
ムンレス外伝CP、次回は8月ですが その間に4システムくらい遊ぶので 楽しい夏になる予感…🍉!
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happyhappypuppy · 1 year
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『サトクリフ・オリジナル アーサー王と円卓の騎士』
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トリスタンとイズの悲恋が切なすぎる。
妻になったりするの気持ちも嫉妬もわかるから余計に 最後の嫉妬が自分の夫を殺してしまったことをが辛いし その後 本命の女が目の前で自分の夫に口づけするのを見るのは辛すぎ。最後に亡くなったイズーはどちらのイズーなのか…。
岸の話ではあるけど結構 恋愛要素が強くてまあどの時代のどの場所でもみんなが悩むことって同じなんだなと思った みんな 激しく 恋しすぎ!
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garcia-allen · 8 months
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“Ⱨ₳Ʉ₦₮ɆĐ”
Commission made by UTC-00791饕餮
My version of Sixty, after switching bodies with Connor-54 at Cyberlife Tower floor -49, was reactivated sometime post-revolution. He soon discovered that Connor had chosen to sacrifice himself during the speech, which occurred literally less than an hour after the body switch, making himself the one and only functional RK800 at that time.
具体设定见下:
想看60和54交换身体之后,未来某天被战争中的安卓一方修好在54身体里重新上线,接着没过多久发现在54完成转移、免费安卓后,于一小时之内在哈特广场的演讲中开枪自杀。他反倒成了最后一台活跃的RK800。
5n本来就属于是梗在60喉咙里的一根刺(51纯机器谈崩在顶层公寓坠楼;52倒了老汉的酒,但开始说一些聪明话,成功审问了HK400,在高速公路被车撞;53巢穴没救老汉but伊甸园放过了Tracis,承认自己怕死,后面在史特拉福大厦救老汉而死;54没杀Chloe并且一路软体不稳定🆙🆙,但在-49楼选择牺牲老汉转化安卓),54的选择更是让他理解不了。虽然有着相同的记忆,嘴上说着“我对你失望透顶”,但内心有一部分想要复活54,狠狠揪住他的领子问他为什么要这么做。
5n懵懵懂懂一路有了人性,怕死但坚定地从容赴死,54做得很绝,凉得很透。
60忍受不了待在54的机体里。虽然54人已经不在了,然而制服上是54的编号,底盘上印着54的编号,甚至系统也有小失灵什么的、reboot的时候也有54的编号。但没有其他可以替换的适配机体所以只能受着。
他没有要求重新上线、没有料到被困在54的身体里。听从命令对他来说是最轻松的状态(可能还有点上瘾),异常对他来说还太过崭新,程序之中包含着一些难以言说、却无法摆脱的情感。54的机体像是一副棺材,被迫使他停留在这个过度overwhelming的世界上。
而这样的遗憾,也同样是become human的一部分。
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nyeigneous · 2 years
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Hart Siebert 哈特·塞伯特
Age: 42 年龄:四十二岁
Birth: 21/07/1896 生日:一八九六年七月二十一日
Height: 182cm 身高:一百八十二厘米
Build: Brawny 体型:健壮
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Appearance:
Hart has bright olive-green eyes, a high nose, brown messy curly hair, thick beard. Most of the time he looks serious and sullen.
His hands are very large, rough and powerful, covered with a cocoon.
Hart doesn't care much about dressing. He usually wears a rough fur coat, leather shin guards, and a red scarf to cover the huge scar on his neck,
明亮的橄榄绿色眼睛,高鼻梁,有着浓密的棕色卷发和连鬓胡子。大部分时间看起来都很严肃而阴沉。
双手非常大,粗糙有力,覆盖着一层茧子。
哈特不是很在意着装。通常他穿着粗糙的毛皮外套,兽皮绑腿,以及一条挡住脖子上的巨大伤疤的红色围巾。
Personality:
Hart is a serious and silent man, with a great sense of responsibility.
Many people think he is a simple and clumsy honest man when they look at him working without any words. In fact, Hart is very careful. He just rarely talks about his ideas, because they are usually very complex and negative.
He is not good at dealing with people and is often confused by social etiquette because he lives alone for a long time and separates from society, so most think he is a freak who only knows how to deal with animals.
Hart has no regular education and had difficulty reading and writing. But he knows clearly what is good and right because he has experienced bad and dark things.
Generally speaking, Hart is not a person easy to get along with, people just need some time to understand his kind nature.
哈特是一个严肃并且沉默的人,有着很强的责任心。
很多人看着他一声不哼闷头干活儿的样子都以为他是个简单而笨拙的老实人,其实哈特很细心,他只是很少谈及自己的想法,因为这些想法通常都非常复杂并且消极。
他长期独居,脱离社会,不是很擅长处理人情世故,社交礼仪通常会让他感到困惑,所以很多人都觉得他是个只会跟动物打交道的怪人。
哈特没有受过常规的教育,读书和写字都有困难。但是他经历过不好的事情,正因为如此,他才知道什么是好的和对的。
总体来说哈特并不是个容易相处的人,人们需要花点时间才能了解他的善良的本性。
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Weapons and skills:
Short Magazine Lee-Enfield, hatchet
Hart is good at using guns and cold weapons, which makes him an efficient and professional hunter. His strong build even allows him to deal with large and dangerous animals on his own. 李恩菲尔德步枪,短斧。
哈特擅长枪械和冷兵器的使用,这令他成为了一个高效而专业的猎人。他的健壮体格足以让他独自应对大型的危险猎物。
宝贵之物:李恩菲尔德步枪(妻子送给他的)
恐惧之物:他总是梦到妻子站在无边无尽的驯鹿群中,任凭他怎么叫喊都没有回应,跟随着鹿角沾满鲜血的鹿群走向远方(每到锯鹿茸的季节,驯鹿的头上都血粼粼的,这个画面给哈特留下了很深的印象)。
Important people:  late wife Tantoo Schweig Precious things:  Lee-Enfield (Tantoo gave it to him)
Fear: He always dreams that his wife stands in the endless herd of reindeer. No matter how he shouts, she does not respond, following the deer with blood antlers to the distance.
重要的人:他已故的妻子Tantoo Schweig
宝贵之物:李恩菲尔德步枪(妻子送给他的)
恐惧之物:他总是梦到妻子站在无边无尽的驯鹿群中,任凭他怎么叫喊都没有回应,跟随着鹿角沾满鲜血的鹿群走向远方(每到锯鹿茸的季节,驯鹿的头上都血粼粼的,这个画面给哈特留下了很深的印象)。
Other:
In his spare time, he plays harmonica and makes wood carvings;
Can play a little banjo; 他空闲的时候会吹口琴,做木雕,会一点班卓琴;
Excessive drinking; 有酗酒问题;
When he is in a bad mood, he says nothing; 心情不好的时候会一言不发;
His eyelashes are long. 睫毛很长。
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History:
黄石的童年 The childhood in Yellow Stone
哈特的祖先是十九世纪初期来到加拿大北部做皮料生意的俄罗斯移民。
Hart's ancestors are Russian immigrants who came to northern Canada to do fur business in the early 19th century.
哈特出生于黄石的普通护林员的家庭,但是由于他暴虐的父亲,他有着一个不幸福的童年
Hart is born into a family of a ranger in Yellowstone, he has an unfortunate childhood because of his tyrannical father.
1908年,哈特十二岁,父亲又一次因为醉酒而对他的母亲施暴,不堪忍受的哈特拿起父亲的猎枪射穿了他的喉咙,惊慌失措的母亲试图治疗他的伤口,但无济于事。草草埋葬父亲后,母亲带着哈特去镇上寻找他的亲生父亲,一个风流倜傥的治安官。但是这个男人非但没有接纳母子俩,还粗暴地将他们赶走。哈特不忍心看到母亲卑微的样子,决定要靠自己的力量照顾好两个人。
In 1908, Hart is 12 years old, his father beats his mother up again when he is drunk. Hart takes his father's shotgun and shoots him in the throat. His panicked mother tries to treat his wound but to no avail.
After burying his father, his mother takes Hart to town to find his real father, a dashing sheriff. But instead of accepting them, the man violently drove them away. Hart could not bear to see her mother humble look, decides to rely on his ability to take care of them two.
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威廉姆斯先生Mr. Williams
哈特与母亲一起东躲西藏了很多年,才在阿拉斯加的一处僻静村落定居。但是由于长期遭受家暴,和男人的抛弃,母亲的精神和身体健康都非常糟糕,终日以泪洗面,年幼的哈特被迫担任起养家糊口的重任。为了肉类食物,哈特决定学习打猎,并且找到镇上的武器铺老板兼职猎人的威廉姆斯先生(62岁)那里学习枪械技巧。而这个勤奋而颇具天赋的男孩很快引起了这个独居怪老头的兴趣。
Hart and his mother hide together for many years before settling down in a secluded village in Alaska. At that time, his mother’s mental and physical health is very bad because of the long-term domestic violence, and the abandonment of man.
Young Hart is forced into the role of breadwinner. For meat, Hart decides to learn to hunt and goes to the town's arms shop owner, Mr. Williams (62 years old), who is a part-time hunter too, to learn firearms skills. The industrious and talented boy soon carries the interest of the strange old man.
威廉姆斯先生曾经参加过南北战争,炮弹的碎片夺走了他的一只眼睛和一条手臂,但是也并未影响他精湛的枪械技巧。他为人颇具军人风格,不苟言笑,勇敢而富有责任心,但是同时又心思缜密,这些都深深影响了哈特。同时,无妻无子的威廉姆斯年事已高,自然而然得认Hart作为自己的徒弟和助理,两人合作无间,成了当地小有名气的猎人组合。
Mr. Williams fought in the Civil War, and shrapnel from a shell took his an eye and an arm, but it did not affect his skill as a shooter. He is a military man, unsmiling, brave and responsible, but also thoughtful, which deeply influences Hart.
At that time, Williams recognizes Hart as his apprentice and assistant because he has no wife and no children. These two people cooperate well, becomes a local famous hunter combination.
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冰封的河Frozen River
哈特十七岁那年,一只来自育空的狩猎队伍邀请师徒两人加入其中,但是因为哈特母亲的身体状况急速恶化,哈特只能拒绝了这份差使,专心照顾母亲。但是在来年的春天,他的母亲最终还是选择了自杀。
When Hart is 17, a hunting party from the Yukon invites Williams and Hart to join them. Hart turns down the offer because his mother's health deteriorates rapidly. In the following spring, she still committed suicide.
母亲的自杀对于母子俩都是一个解脱。因为她的歇斯底里,哈特长期生活在巨大的心理压力之下,甚至在七岁那年险些被发作的母亲掐死在梦中。但是他的责任感让他尽其所能照顾好母亲的饮食起居,并且体谅安慰她的情绪。然而,当他远远看到母亲走向正在冰封的河面时,他犹豫了很久,并没有去救她。这个选择令哈特自责了很多年,一度怀疑自己是不是像父亲一样也是个邪恶并且有暴力倾向的人。有很长一段时间,哈特不愿意跟别人交流,也拒绝进一步发展关系。
Mother's suicide is a relief for both of them.
Hart lives under great psychological pressure for a long time because of his mother's hysteria. When he is seven years old, he is almost strangled in a dream by her.
But Hart's sense of responsibility makes him do his best to take care of his mother's daily life, and sympathize with and comfort her mood. However, that day when he sees his mother walking towards the frozen river from a distance, he hesitates and doesn't save her. This choice makes Hart blame himself for many years.
He doubts whether he is an evil and violent man like his father. For a long time, Hart is unwilling to communicate with others and refuses to any further relationships.
母亲去世后,哈特变卖了所有的家当,跟着威廉姆斯先生告别了家乡,踏上了前往加拿大的旅程。年轻的哈特精湛的射击技巧和枪械维护技能很快得到了团队的认可,在队伍里也有了一席之地。在旅行的第五个年头,威廉姆斯先生因故去世,至此以后哈特就要一个人面对这个世界了。
After his mother died, Hart sells all his possessions and follows Mr. Williams on his journey to Canada. The young Hart's excellent shooting and gun maintenance skills are quickly earning him a place on the team. Five years into the trip, Mr. Williams died, and Hart is left to face the world alone.
Tantoo
哈特27岁那年,认识了他生命中最重要的人,他的妻子Tantoo Schweig 坦图·施维克。她是白人和北美土著的混血,职业是狩猎向导和训犬师。Tantoo的热情和勇敢令哈特吃惊,因为在此之前,他只接触过像母亲那样卑微而痛苦的女性。
When Hart is 27, he meets the most important person in his life, his wife Tantoo Schweig. She is a mixed blood of white and Indian, her occupation is hunting guide and dog trainer. Tantoo's enthusiasm and courage surprise Hart because he has only meet humble and painful women like his mother before.
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完全不懂得人际交往的哈特在Tantoo面前总是笨手笨脚,甚至非常自卑。然而Tantoo透过哈特粗糙而沉默的外表看到了他的善良本性,包容了他的过去,并且接受了他的追求。两人一起旅行了一年后决定结婚。他们回到Tantoo在阿拉斯加的老家,开始经营驯鹿牧场。
Hart, who doesn't understand interpersonal communication at all, is always clumsy in front of Tantoo. However, Tantoo sees Hart's kind nature through Hart's rough and silent appearance, she understands his past and accepts his pursuit. After traveling together for a year, the two decide to get married. They return to Tantoo's hometown in Alaska and begin to run a reindeer ranch.
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熊和驯鹿Bear and reindeer
婚后的第三年,哈特的妻子连同她腹中的孩子一起死于一场意外。驯鹿群受到棕熊的惊扰开始失控狂奔,为了控制鹿群,哈特的妻子坠下山崖,而哈特也被棕熊袭击,在他的脖子留下了几乎令他丧命的巨大的伤口。
The third year after marriage, pregnant Tantoo dies in an accident. The reindeer herd is disturbed by the bear and begins to run wildly. Tantoo falls off the cliff when trying to control the deer herd. Hart is attacked by the bear. The bear leaves huge wounds on Hart's neck that almost kill him.
妻子的死几乎令哈特崩溃,他离开阿拉斯加地区,开始守林人的工作。酗酒和独自一人的生活几乎令他变成了那个他最痛恨的父亲的样子,像一头藏在森林里的怪兽,毫无怜悯之心地击退所有闯入者,以及报复性地杀死棕熊。然而这样并没有令他感觉更好受一点。
Hart almost collapsed when his wife died. He leaves Alaska and begins to work as a ranger.
Drinking and living alone makes him the father he hates most - like a monster hiding in the forest, fighting off all intruders without mercy and killing bears in revenge. However, it doesn't make him feel better.
禁止狩猎No Hunting
1932年,哈特(36岁)遇到了加什(39岁)。这名阴险狡诈而疯癫的英国人是狩猎小队的一员,额头上有一条非常显眼的伤疤,嘴里永远都叼着一根烟 。当时,这只小队正试图捕捉哈特的管辖区域内的头狼。
In 1932, Hart (36) meets Garth (39). This insidious, cunning and crazy Englishman is a member of a hunting team. He has a very prominent scar on his forehead and always has a cigarette in his mouth. At that time, the team is hunting gray wolves in Hart's jurisdiction.
两人的第一次相遇就是一场恶战。哈特打伤了他们队伍中的两名成员,将他们逼出了林区。但是加什却只身一人回来用霰弹枪偷袭了他。从那之后,几乎每隔几天,加什就要挑衅一下哈特,试探他的耐心的底线。虽然哈特擅长射击和搏斗,但是在偷袭和反侦察方面,加什似乎技高一筹,这几乎令哈特防不胜防。
The first time they meet is a fierce battle.
Hart wounds two members of their team and drives them out of the forest. But Garth comes back alone and attacks him with his shotgun.
Since then, almost every few days, Garth challenges Hart and tests the bottom line of his patience. Although Hart is good at shooting and fighting, Garth seems to be better at sneak attacks and anti reconnaissance, which makes Hart almost impossible to predict Garth's actions.
But to be honest, the battle that Garth starts saves Hart. In order to fight better, he has to quit drinking, take in enough nutrition to support high-intensity activities, and keep focused and vigilant for a long time, which also makes his mind clearer and his mood more stable.
On the contrary, the crazy and reckless self-destruction-style attack that has been adopted by Garth is quickly consuming his energy.
但是实话说,加什挑起的这场战斗拯救了哈特。为了更好地战斗,他不得不戒酒,摄入足够的营养来支撑高强度的活动,长期保持专注和警惕也让他的头脑更加清楚,情绪更稳定。相反,对面加什一直采用的疯狂而不计后果的自毁式的攻击则在很快地消耗这个偷猎者的精力。
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没有结局的结局No ending
这场荒诞的对决几乎持续了半年。在一个初雪之日,哈特终于将加什逼到绝路,用来复枪指着他,问他为什么要这样做。而加什只是简单地回答说因为他想死。哈特想起了自己的母亲,当时的她掐着他的脖子又哭又笑,说她想死。
哈特收起了枪,转身离开了。
The absurd duel lasts almost half a year. On a snowy day, Hart finally forces Garth to a dead end, points a gun at him, and asks him why he does it. Garth simply replies that he wants to die.
This makes Hart thinks of his mother. That day when he is a little boy, she pinches his neck, cries and laughs, and says she wants to die.
Hart puts away his gun and turns away.
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于是这场危险的游戏悄然无声的结束了。冬天到来,大雪将所有发生过的一切都掩埋了。加什则像被按下了什么开关一样,完全停止了攻击和挑衅,只是时不时出现在哈特的篝火旁,但是没有带枪。哈特产生了一种错觉,他觉得自己像是原始人,而加什则是人类历史上第一只被驯服的狼。
The dangerous game ends quietly. When winter comes, the heavy snow buries everything that has happened.
Garth stops the attack and provocation as if he has been pressed a switch on his body. He just appears by Hart's campfire from time to time, but he doesn't carry a gun. Hart has an illusion that he feels like a primitive man, and Garth is the first domesticated wolf in human history. 哈特对这个有着 “育空疯狗”外号的男人有所耳闻。他以他那不可理喻的反社会性格和独一无二的博物学知识在猎人的社交圈里非常有名,只要有他出现的地方,就必定伴随着口角和争斗;无论是谁,跟他合作必定要承担极大的心理压力和风险。
但是哈特对这些传闻都不感兴趣。以他照顾过母亲的经验,他知道加什一定是经历过什么很严重的事情才变成这样的。但是他也没有兴趣知道。
Hart has heard of this man with the nickname "Yukon mad dog". With his unreasonable antisocial character and unique natural history knowledge, he is very famous in the hunter's social circle. As long as there is a place where he appears, it must be accompanied by quarrels and fights; Whoever cooperates with him must bear great psychological pressure and risk.
But Hart is not interested in these rumors. With his experience of taking care of his mother, he knows that Garth must have experienced something very serious to become like this. But he is not interested in knowing.
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catonoire · 3 months
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雑草たべてみた展
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とちぎ花センターで「雑草たべてみた展」を見る。「食糧難に備えてそのへんの草 食べてみました」と銘打っている。
入口の手前に、雑草を食べる前の心得が明示してある。入口の左右には「雑草という草はない」という有名なことばの幟。
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この企画展の主役の雑草の皆さん。
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ちゃんと名前がついている。
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「あなたが食べるべき雑草がわかる! 雑草チャート」。ちなみに自分は(まあ食べるべきとか言われても食べる気はないけど)ノゲシになった。
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いよいよ「とちぎ花センターの自称カリスマ主婦たち渾身の雑草レシピ」が登場する。
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一週間分の献立になっているのがすごい。
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よくスーパーに置いてある写真入りレシピカード、あれを連想した。
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「これからは食卓に雑草を!」……じゃあないんだよ。
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でも、無責任に勧めるのではないところに専門家の矜持と良心を感じる。
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スギナ推しコーナーがあった。
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スギナの皆さん。
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スギナ染め。媒染によって色目が変わる。
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スギナで紙を漉いて作ったノート。ものすごくザラザラした質感で、墨やインクなどが盛大に滲みそうな雰囲気だったが、残念ながら試し書きはできない仕様。
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雑草つながりで、埼玉県立熊谷農業高校の野菜昆虫部の雑草標本の展示。野菜昆虫部の活動内容が気になる。
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顔ハメ撮影スポット。自撮りもOK。
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追記。NHK宇都宮放送局のニュースがこの企画展を取り上げていた。映像には食レポもあり。
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koch-snowflake-blog · 10 months
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アイドルグループ・Grande Armée(グランダルメ)のメンバー
堀川 みなも Minamo Horikawa
実績
▼部活動
サッカー歴3年(小学校高学年)
2017年 豊田市小学生陸上大会 リレー入賞
2019年 豊田市民総合卓球大会 団体戦準優勝
2019年 新人戦 団体戦3位
2021年 高等学校軽音楽部コンテスト中部地方大会 第4位
▼クラブチーム
2017年 豊田市フットサル大会 第2位
2020年 冬季卓球リーグ卓球大会 団体戦優勝
▼その他
幼児科エレクトーン、歌歴3年 ピアノ歴3年 バトントワリング歴1年
2012~2014年、2016年、2017年 読書感想画コンクール学校選抜
2018年 豊田市ドッチボール大会 入賞
▼実績
中部電力CM(わたしのとなりにかわいい編)主演 2020~2021年
ダスキンCM 2021年
「ナゴヤファッションフェスタ」モデル2020年
「東海ファッションフェスタ」モデル 2022年
2022年 テレビ愛知「黒チャンネル」出演
※中学時代 2年生徒会執行委員、3年前期生徒会副会長、3年後期生徒会長
※高校時代 1年生徒会役員
機動戦士ガンダムや競馬のG1観戦90年代の曲やアニメが大好きです。
昭和アイドルのような落ち着いた声と白い肌がポイントです。
カラオケ、体を動かすこと、模写が得意です。
  
  
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nanano-illustration · 4 months
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【CHAINSAW MAN Collaborative Event Report】
チェンソーマン×リアル脱出ゲーム遊んできたよー!
ネタバレや撮影禁止のため、話自体の内容を詳しく書けないけれど、東京新宿では6月いっぱいまで開催されているので、気になる人はぜひ!全国では9月までやっている地域もあるよ。とても楽しかったので、ぜひ行ってみてほしいです!(写真は参加記念の販売グッズ)
【リアル脱出ゲーム初参加・ソロ】
ずっと気になっていたリアル脱出ゲーム。
遊園地にあるような、迷路を謎解きしながら脱出する感じかと思っていたけれど、実際は違いました。
大きな地下ホールにチームごとのテーブルが割り当てられ、まずシアターを視聴します。(今回のために特別に書き下ろされたストーリーで、フルボイスです)
ストーリーを見た後は、卓上ゲーム(今回用に制作された紙系のグッズ)をチームのみんなで協力して進めていきます。照明や音響、スタッフの演劇もあり、謎解きごとに指定された場所へ時折移動しながら、(基本は常にテーブル上で謎を解く)
70分のタイムリミット内に全ての謎を解かないと…ゲームオーバー!
そんなゲームでした。
タイムリミット後には謎の回答編のシアターと締めのストーリーを観て終了です。失敗してもエンディングまで見れるのでスッキリ!
結論として、あまりに面白かったので二回も行ってしまいました。
めっっちゃ楽しかった…!!!チェンソーマン的にも楽しかったし、(デビルハンター時代のこのメンバーの新ストーリーって貴重)
初めて会う人たちとチームで協力し合うのも楽しかったし、謎解きの内容・目に見える驚きのギミック・没入体験型演出も最高に面白かった!全員この謎が初見のチームって本当に楽しい。
話がとにかく良くて、ボリュームもたっぷりで、謎レベルも高いんだけど求めればヒントで助けてくれる。
最後の謎は解答見た時にその仕込みに本当に感動した!
キャラ好きな人はボイス撮りおろしだからそれだけでも価値あると思う。だって自分がデビルハンターになってデンジ・パワーちゃん・アキ君たちの後輩になって絡めるんだよ?
没入体験型ってこういうことか…。どうも、私が今日から配属された新人デビルハンターです。
――――(以下個人的な参加体験の長い感想。イベントのさわりだけ知りたい人は上記までの内容で充分です)―――
【一回目:全員ソロ参加・謎初見で4人チーム】
初回は勇気を出しての一人参戦。予約時に「初めて・一人」で申し込むと、スタッフさんがちょうどいいチームに振り分けてくれました。私のチームは全員謎初見・ソロ参加の4人チームでした。
開始時間までチーム内で挨拶をして話す中で、謎解きゲーム自体のファンがたくさんいるんだな~と感じました。
ゲームが開始するととにかく時間に追われるのでみんなでやる事を分担して、謎の究明に話し合ったりアイデアを出します。解けるとオオ~ってみんなで一緒に感動するのが新鮮で楽しかった!
良い意味でびっくりする仕掛けもあって、思わずみんなで声を出してリアクション。拍手も自然と出る👏
【謎解きのサポート】
IQが低くてお力になれない…と心配していましたが、大丈夫!手を動かすことなど、謎解き以外にもやることがあります。人手が多い方が助かります。とにかくやることが多い!みんなで手分けしないと。
謎がわからないときはヒントブックを見たり、スタッフが親切なヒントを出してくれます。
どれだけ謎に苦戦しても、最後の謎に全チームができるだけ到達できるようにスタッフが進捗を見守ってくれている印象でした。
【一回目、脱出失敗…】
みんなの力で最終謎まで到達…!すっかり我こそは出来るデビルハンターな気分でしたが、最後の謎で一気に難しくなります。ここでは一番みんなでアイデアを出しあって話します。
アイデアを試したり試行錯誤しながらも正解が見つからずに…
無情にもここでタイムアップ…!
回答編の答えを見ても、うーん無理!全く思いつかなかった!と爽快感すらありました。これを作った人は本当にすごい!
後でこの話を作ったのは誰だろう~と調べたくらいです。
でも失敗しても満足度が高く、思いっきり遊んだ感がありました。
回答編ストーリーは失敗者も一緒に見れるので、損だと感じることは無いと思う。納得のお値段。
みんなでいっぱい頑張った~ナイスチーム!チームのみなさんに大感謝です。おかげさまでめちゃくちゃ楽しかったです。
【リベンジいいか?】
最後の謎の答えを見た後も、じゃああれをこうしてこうすればよかったのか…?と、理解するために内容を反芻する日々が続き…。
正直に言うと、回答編のストーリー上映の時
(=゚ω゚)。o○(…アキくん良い声だなぁ…)
って事に途中から気が行ってしまい、ごめん内容に集中できていなかった。
世の中のアキ君ファンの人は行った方がいいよ、こっちに向かって話しかけてくれるよアキ君が。後輩になれるよ。
---
それで数日後、新宿で友達と遊んでいた時に、謎解きゲームの話をしたら友達が興味津々で、今から行ってみる?!ってことで当日予約して行ってきました!空いてたら当日飛び込みで行けます!
【二回目・友達と二人きりのバディチーム編】
今回は友達と一緒のチームにするか、友達を全員初見のチームに入れてチーム別行動か迷いましたが、友達の希望で「友達と一緒のチーム」に決定。
申し込み時に「グループ」「リピート」を選択でき、「グループ」は申し込んだ友達同士で一緒のチームに入れてくれます。「リピート」は初見だけのチームを作る時にネタバレを避けるために自己申告が必要です。
追加で知らない人が入るかもしれなかったんだけど、最終的に締め切り時間が来て二人だけのチームに決定。土曜で大盛況、参加チームでホールはほぼ埋まっていました。
開始までの待ち時間に、チェンソーマンを知らない友達に設定だけ簡単に解説。知らなくても楽しめる内容ですが、知っていたら謎解きのアイデアになる…かもしれない。上映ストーリーで設定説明もあるので、それだけでも充分です。
私は答えを知っているので友達にチャレンジさせてから無理だったら助けるね、と先輩風を吹かせ、
「デビルハンターは二人一組でバディを組んで任務を共にするんだけど、今日は二人きりのチームだから君と私はバディだよ。ポンコツな先輩だけどよろしくね!」
「うん!」
――こうしてポンコツデビルハンターのバディチームが誕生した――
【二回目も脱出失敗…】
ポンコツ先輩があたふたしているとスタッフが何度も助け船を出してくれました。あれ?答えを知っているはずなのに…。
チーム二人だけで最後まで間に合うか心配でしたが、スタッフさんのヒントもあって無事、今回も最終謎までたどり着けました。
しかし残された時間がもう…!
「残り〇分」のカウントダウンが気を焦らせます。
二回目バディチームも脱出失敗…!
よくやった!我々はよくやったよ!最後に友達と握手しあって終了。
ナイスバディ!
チェンソーマンと脱出ゲーム両方初見の友達もだいぶ楽しんで喜んでくれました。
【リピートしたくなる理由】
二回目以降も楽しめる謎要素があり、リピートしたくなる気持ちもわかります。私もリピートしてしまいました。
二回目の回答編シアターでは、今回はまじめに聞いたので、どうすればよかったのか、ストーリーの全体像がちゃんと理解できました。それでも家に帰ってから文章にして頭の中を整理しましたが。
全体のストーリーもとても良くて、物語的なグッズ(ドラマCDなど)を売ってくれたらいいのにと思いました。ここでしか味わえないのはもったいない…
でも確かに、あの卓上ゲームをチームでワイワイ、場所移動する流れ、大掛かりな演出、シアター上映で完成される体験型ゲームなんだな!
ラストの謎解きの未クリアの無念、この回答で本当にあっているのかまた行って試したい~!
そうか…こうやって沼るのだな。
楽しかったーー!おすすめです!
行ける人はぜひ行ってみてね!
読んでいただいてありがとうございました。
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eco115 · 7 months
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君の解像度だけ低く、低くなっていく。デジタル写真を合わせて一つの絵を作るアレ、名前はなんだっけ?存在だけは認識できるのに、一つ一つはぼやけてしまって自分の容量の小ささに心底辟易する。人が忘れていくのは声からなんだって、なんていう失恋とかいうタイミングでよく耳にするようなインターネットなのか偉人の言葉なのかよくわからない受け入りのセリフをまんまと思い出した。恋人には花の名前を教えるといい、花は一年に一度必ず咲きますとかいう、これまたよく耳にするセリフも思い出した。握った手の感触も温度も、その握った手を持ち上げて眺めたときの血管の色も爪の形や大きさも、手のひらの湿度も、その時交わした言葉も場所も。隣を歩く時は僕が右だったっけ、隣で寝る時は?食卓を囲む時は?ソファに座る時は?あの映画館の座席の色、君の家の玄関のタイル、あの動物園にいたのはパンダだった?あの時みたスカイツリーは何色だった?君に教えてもらったバンド、僕が教えた本、あのゲームで君が使っていたキャラクター、一緒に行った美術館の個展、そこで買ったポストカードの絵画の名前は?誕生日のケーキの味とろうそくの色、冬のボーナスで君が買ったのはなにで、僕がクリスマスにプレゼントしたのはなんだった?あの時なにが流行ってた?公開していた映画は?放送していたアニメは?あの有名な女優が亡くなったんだっけ?そんな思い出せるはずもない、夢なのか妄想なのか、現実だったのかすらわからないような君や君との思い出がずっとあの時から止まっていて、僕だけ押されて流されて忘れられて忘れて、僕だけ歳をとってこんなところまできてしまった。『何か大切なことを忘れてしまっている気がする』の、『何か』 も大切だったのすら思い出せないまま。僕はずっと忘れたまま。
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trm517 · 3 months
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煙草の吸いすぎで完全に喘息カムバした、横になると苦しい ゆで卵を雑にむいて食べる ゆるふわ希死念慮、それダイエットね 賑やかな店で真っ赤なTシャツを着た男が言う 「俺のヘルツじゃ声が届かない」 サッカーボールの黒いところ全てに穴をあけました、としか例えようのない木製の球体がついた変なネックレスをしているねいつも、まあ2回しか会ったことないけど 本を貸したら、自作の小説が送られてきた LINEで「.txt」送られてくることあんまないよ、てかiPhoneで撮ったらついてる謎の拡張子なんなんだ  横書きの物語(舞台がロンドンで主人公は詐欺師というところまで読んで、一旦閉じた 感想がマジで思いつかない…) 、内容は違いすぎるけど携帯小説読んでた頃を思い出した あとラノベも ガラケー買ってもらえなかったから図書館で借りて読んだ恋空、二次創作でしか知らなかったデュラララ‼︎
そういえば久しぶりに予定をブッチされました、理由は多分わたしの外見 ということでマッチングアプリはやめました、あの炎のやつね 
大豆田とわ子のやつ観た、今更 無性に友人を家に招きたくなったな 決してそんな話じゃなかったはずだけど 意味ありそうでほんとに意味ない話、ためにならない話、なんでもいいよあたし話が���たいよ おいしいご飯とお酒で食卓をぎゅうぎゅう詰めにして 肩組んで笑いたい、今まで蓋してたかなしみを、傷ついていたということをちゃんと分かって泣きたい、あのときごめんねって謝りたい 
きみの彩られた生活を見ているのが無性に辛くてインスタブロックしちゃったとき気付いた ちょっと、てかかなり好きになっちゃってたんだよね また会えたらいいな何処かで、いや、もういいか
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chiyoha1488 · 6 months
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るん生でやってた星蓮船で設定知ってなんか親近感湧いて好きになっちゃったしタイムリーにピックアップガチャやってたから白蓮様引いちゃった❤️
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麻雀でしか知らんから雀卓にチョップする魔理沙のお母さんかと思ってたんだけど、信貴山縁起絵巻が元ネタなのね
それならわかる、「空飛ぶ鉢」の話で有名なやつ
とは言いつつ、
東方プロジェクトの他のキャラが意図してかどうか知らんけど歴史の中で半ば「異端」(文字通り「ハレ」もの扱い)とされて仲間外れにされてきたものばっかりっていうのを考えると、信貴山縁起絵巻の尼さんじゃ異端ではあるけど封印されるまで忌み嫌われるものではなく
個人的には中世日本で迫害されてきたキリスト教、いわゆるバテレン宗の宗徒とか、隠蔽目的に従来の仏教にカモフラージュした信仰、隠れキリシタン信仰もモチーフになってるんじゃないかなって
そう考えた上で白蓮のキャラデザを見てみると、印象的な黒髪から金髪へのグラデーションも、きっと「仏道から魔道に堕ちた」ことの表現でしょうが、黒衣と合わせて「ウィンプルをつけた金髪のシスター」にも見えてきませんか?
観音さまの像をマリア像に見立てたマリア観音とかありますが、まさにそんなイメージで
まあ設定もそうですが、bgmの感情の摩天楼もすこだし、エクストラのぬえちゃんも元々好きでしたし、小傘ちゃんかわいいので、もし東方原作やることがあれば星蓮船はぜひやりたいなとおもいました(感想文
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mame-trpg · 5 months
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CoC:LAST-0
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❖KP❖
いぬさん
◈PL/PC◈
HO1:うーたんさん/Ava
HO2:しおまめ/海花
HO3:Uさん/クィーラ
HO4:ヒヅキさん/ルピス
▷▷ 全生還
以降ネタバレ有り。
現在通過中、未通過の人は【さらに読む】を開かないでください。
※Xからきた場合は以下ネタバレなのでスクロール注意。
END:A-1全生還で終了しました。
通過中ずっとめしょめしょしてたし「HO2がなにしたってんだよ!!!」ってなってましたが、HO2は魂HOです。HO2で通れてよかったですありがとうございました。
個別中に何があったかとか↓
【個別導入時】
子守歌を歌ってくれる両親の夢を見てるよってスタートでした。
人魚と王子の子守歌を歌う優しい両親に囲まれて、優しく頭を撫でられる、そんな幸せな夢です。
幸せ…だったんだな……ってこの時点で既に泣きそうになってしまって…だから余計に、終盤のあの、薬品棚のあれ…絶対海花知ったら壊れてしまうって思って…。
両親がどういう人達なのかというのをこの時点でわかってて、ちゃんと「愛されていた」ということが、「幸せだった」ということが感じられて、そんな���親が肉片になって狭い瓶の中に閉じ込められているって知ったら、絶対闇落ち待ったなしなので…言わずにいてくれた自陣に感謝しかないです…。
起きてイメルちゃんに夢の話をしましたが、イメルちゃんにこのとき「一緒に居るわ」って約束してしまって…ふせったーにも書いたけど、ああ~~~約束してしまった…ってなってしまい…。
海花は「いつか外に行ってみたいけど、イメルが悲しんでしまうから誰にも秘密にしている子」だったので…「一緒に居る」も本心ですが、「外に行きたい」とも思っていたので、苦しかったですね。
結局最後の最後までイメルちゃんにも自陣にも「本当は外に行きたいって思ってたのよ」って吐露しなかったので、海花は多分ずっと誰にも言わないんでしょうね。CSに書いた「誰にも教えてあげないわ。これは秘密。秘密なの。」はここにかかってたんですが、これを最後の最後まで貫き通して終えるとは思ってませんでした。
【初日夜個別】
ここでは族長に髪を撫でられる夢を見たんですが、その夢の中で八尾比丘尼伝説の話をしました。
「伝説を信じて自分達のことを欲しがる人間がいまも存在している」的なことを族長が言ってまして、そのあとなんか鈍い音がして水が赤く染まっていって、見上げたらさっきまで話していた筈の族長が肉片になってるという夢で…。
夢…だった……ってほっとしたらなんか、頭を撫でられる感触があるし、一緒に寝てたイメルちゃんが青ざめて一点を見つめてまして……あの、本当にここ、こわかったです。
『見る』って決めるまでにこわくて少し時間もらってしまうくらいには海花もPLも怯えました。
まあ、見たら見たで、なんか見たことない人間の手が髪に絡まってたんですがね。ホラーでした。ホラーでしたね。
族長の手じゃなかったことには安心しましたが、こわかったです。
【2日目夜】
イメルちゃんと族長と食卓を囲んでるシーン。
本当の家族じゃなくても『本当の家族』と変わり映えのない、幸せな空間でした。
ここはふせったーにも書きましたが、PLは族長と会話して「ああ…消えちゃうのか…」って察してたんですが、海花は『察する』まではいかないけど、会話の流れで『何か不安を感じる』ことはあるかなとも思ったので「まだいなくなったりしないわよね…?」って聞きました。
何も答えなかった族長に、どれだけ海花のことを愛してくれているのか感じる���とができて、抱きついて甘えて、イメルちゃんも呼んで3人で抱きしめあって、「幸福だよ」って3人で伝えあって、私はこのシーンがとても好きです。
そうして眠りについて、夢を見ました。
子守歌の夢。けれど内容は違っていて、王子は別の女性を愛して、王子のために人魚は自らの身を投げだした、そんな悲しい夢。
そんな夢を見て、泣きながら起きて、朝食を食べにイメルちゃんと向かったら、いつも食事の用意をしてくれているはずの族長の姿がなくて…ぼろぼろ泣かないわけがなくて…。
めしょめしょしながらメインに戻ってめしょめしょしながら夜休憩に入りました。めしょめしょするしか選択肢がない。
卓後に族長は海花とイメルちゃんを守るために自分が犠牲になろうとしてたって聞いてまた泣きそうになったんですけど…族長……愛…愛です…。
【4日目夜】
族長のお部屋を泣きながら掃除するイメルちゃん…苦しい…ってなりました。
一緒に族長のお部屋片づけてたら、なんか…あの……族長の手記に、イメルちゃんのトラウマとか、人間に仲間が捕まってることとか、管理施設に仲間や、自分達の両親が居るかもしれないこととか書かれてて…頭一瞬真っ白になりました。
人間って愚か。愚かだ。本当に。
イメルちゃんと話しをしているとき「逃げよう」と言われて、海花は正直に言うと本当はすごく嬉しかったです。
「外は恐ろしい」と言っていたイメルちゃんが、自分と一緒に逃げることを望んでくれて、嬉しかったです。本当は嬉しくて、その言葉に頷いてしまいたかった。
でも、イメルちゃんのトラウマの話も聞いて、族長の手記や自陣や自分の仲間達のことを考えたら、頷くことはできなくて…。
何よりも、『人間をこのままにするのは嫌』でした。
海花は綺麗なものが好きだから、海や珊瑚、魚たち、仲間たちの笑顔、陸にある見たことのなかった花や木の実。そういった自分の大好きなきらきらした綺麗なものが、これ以上人間達に穢されるのは絶対に嫌で、何よりも、一番大切なイメルちゃんにトラウマを植え付けて、苦しませる人間が許せませんでした。
お話を終えて、部屋を後にしてから管理施設に向かう前に、イメルちゃんに「必ず帰るから待っていて」という旨を書いた手紙を残しました。
手紙にはその日の昼間、ボーゲンハイト族の区画で彼女のために持ち帰った赤い小さな木の実と、スノードロップ、自分のウロコを添えて。
【チェイス後NPCとのやり取り】
KPの機転で戦闘とチェイス後にそれぞれのNPCとゆっくり会話する時間を設けてもらえたので、いっぱいお話できて嬉しかったです。ありがとうKP。HAPPY。
最後の最後にイメルちゃんの鼻先にキスをしましたが、海花は「恋愛」というものを全然これっぽっちも理解してないので、無自覚です。
ただ、クィーラさんとギルバートさんが話してる間、イメルちゃんと抱きしめあってくるくるしたりしてる間に、「愛しい」「キスしたい」と海花が思ったので、鼻先にキスしました。
鼻先へのキスの意味は「愛おしい」「守りたい」「可愛がりたい」です。
イメルちゃんとお話してるとき「ずっと一緒よ」って言ったんですが、導入時の「一緒に居る」は罪悪感混じりのものだったのに対して、ここで言った「ずっと一緒よ」は何の混ざり気のないのものだったので、個人的に嬉しかったですね。ちゃんと、罪悪感を抱えずに、イメルちゃんと約束することができたので。
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【シナリオ後】
卓後にKPに聞いたら族長は族長に復帰しないと思うとのことだったので、イメルちゃんと2人で族長になります。
海花が『種族』よりも『個』の方を大切に思う子なので、『種族』の垣根を越えた催し物とか、交流とか、そういったものを強く望むと思うので、族長になったならなおさら他種族との垣根をなくしていく方に力を入れると思います。
もし仮に『種族』が減ってしまっても、『ひとりぼっち』にはならなくて済むように、『個』を大切にしていく、そんな族長になると思います。
「死んでも泡になって消えたりしない」ことがわかったいま、それをちゃんとフィリグのみんなには伝えるでしょうし、赤裸々に言うことはしないにしろ、人間がやっていたことを伝えることはすると思います。自分が感じたことや、自分がいま考えていることとか、想いとかそういったものも全部、しっかり伝えると思うので、まあ、海花なら多分大丈夫なんじゃないかなとは思います。
お墓というものがあることを知ったので、お墓を作りましょうってなる気はしますね。
あと多分石板は壊して大丈夫なら壊します。
二度と悪用されないようにみんなに協力してもらって粉々にします。
アウブリック族の区画に居る飛べないアウブリック族のところにはちょいちょい顔出してる気がしますね。
彼等には彼等にしかできないことがきっとあると考えて、「ねえ、空が駄目なら水の中はどうかしら?」とか言ってフィリグで協力者募って泳ぎを教えたりしそう。実際ペンギンとか居るから泳ぎの方が全然得意なアウブリック族普通に居そう…。
「泳ぎが駄目なら歌は?」「踊りは?」「走るのは?」って彼等にとっての「自信」に繋がりそうなことがないかいっぱい考えそうですね。
ボーゲンハイト族の区画はまだまだ危険でしょうから、1人で近付くということはしないけど、ゆっくり少しずつでも他のボーゲンハイト族もまたみんなで過ごして、他種族とも交流できるようになっていったらいいなと思っているので、ルピスくんにお願いしてたまに連れて行ってもらったりはしてると思います。
管理施設にはAvaくんに会いにちょいちょい行ってるし遊びに行きましょうって言って外に引っ張り出したりしてると思います。もちろん他PCも巻き込みます。みんなで色んなものを見て笑って過ごしてほしいです。
あと終了後にも言いましたが、海花は両親や仲間の痕跡がないかと探し続けてると思うので、多分他PC達が見てられなくなるんじゃないかと…特に自陣で唯一行く末を知っているAvaくんが…。
教えるということはしないって言ってましたがPLもそれはあまりにも酷だからしなくていいと思ってるので、全然しなくて大丈夫ですが、いつかふわっとでいいので優しい嘘をついてあげてほしいです。Avaくんにまた嘘を吐かせてしまうことになるので申し訳ないんですが、それで海花は間違いなく救われるので。
瓶に入れられた肉片たちはそっと海に還すなり埋葬するなりしてもらえると嬉しいです。
形だけでもってお墓とか建てるのかな…海花は建てることを望みそうですね…建てるなら慰霊碑になるんでしょうね…。
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【自陣に対して】
HO1:Avaくん
「Avaは白色の宝石。しろをぎゅっととじこめたような…そう、あのときみつけた、スノードロップのような、小さいけれど、つよくさきほこる、そんな宝石なの。さみしいと泣いたあなたは、ちゃんと生きてるわ。あなたの居場所はちゃんとここにあるわ。大丈夫。さみしいときは歌いましょう。Avaの歌声は無垢できれいよ。私はいつでもあなたと歌うわ。一緒に色んなものを見て、色んなことを感じて、笑って、泣いて、生きていきましょう。そうすればきっと、あなたの白色は、もっともっときれいできらきらしたものになるわ。」
HO3:クィーラさん
「クィーラはブラウン色の宝石。傾けるとキッとするどく光るけれど、真ん中の方はやさしく柔らかにひかるのよ。そう、まるで木々の幹のような、つよさとやさしさをもった、そんな宝石なの。それから少し、パパみたいだなって思うわ。きっとあなたがやさしいからね。またあなたの背中に乗って、空を飛んでみたいわ。今度はイメルも一緒だと嬉しいのだけれど、だめかしら?自分の選んだ道で、大切な人をかなしませるかもしれないって悩んだあなたは、とてもきれいよ。それにね、ほら、大丈夫だったでしょう?だってあなたには、共に歩みたいと思わせるだけのつよさがあるもの。」
HO4:ルピスくん
「ルピスは紫色の宝石。真ん中にね、おほしさまのような光が入った宝石よ。そうね、夜と朝が混ざって、やわらかな紫色に染まることがあるでしょう?そんなやわらかでやさしい、けれどなかにつよさをぎゅっと詰め込んだようなそんな宝石なのよ。ルピスのふわふわしたしっぽも、ぷにぷにのにくきゅうも大好きよ。大切な人を守るために、誰かを守るために、戦えるあなたはかっこよくて、とてもきれいよ。そんなあなたならきっと、一族をまとめられるんじゃないかしら。だってあなたはそれだけの力を持っているもの。そんな未来を、私は見てみたいって、そう思うの。」
『海花』で行くことができて本当によかったです。
海花に優しくしてくれてありがとうございました。
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【ふせまとめ】
※随時更新※
ふせ①
ふせ②
ふせ③
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lupasiat · 4 months
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ブルクロス The 3rd Edition ムーンレスナイト外伝 第三話「TOKOYO WARS」
本当はこの立ち絵で夏の海を満喫するはずだったのです🏖
今回の感想文の前半はコチラ
卓前、PCだけではなくNPCの水着も欲しいよね~なんて PLで話していたわけですが… なんと、そんな贅沢が叶ったのです
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ご覧ください PC 5人+各関係者 8人、 総勢13名のPC / NPCの立ち絵が集ってしまった これがワイら常夜市支部の夏じゃ🍉
卓後、全員の水着を並べようの流れになり 画面にひとりずつ追加されていく間、 嬉しいのと感動で泣きそうでした BIG LOVE
PCである支部長(センター)は山装備の立ち絵、 シナリオ中に魔法少女になったPCの北斗くんは 魔法少女差分まであってね 差分、いっぱいあると嬉しくなるね🥰
この2人、示し合わせてないのに クーラーボックスを持っていて性格が出てるなと 支部長に至ってはビーチパラソルまで持っていて こんなところでも支援型!なんて感動していました
↓嬉しすぎて感想を書いたもの
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何度でも思い出を反芻する😭
さて、次回4話は6月の第1週、 トレーラーからしてとてもシリアスな回の予感 第3話のトレーラーと並べたら温度差がヤバい
うっかり死なないよう気張っていきます💪
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khfalsk41648 · 1 year
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gjsd54612 · 1 year
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longgoodbye1992 · 1 year
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サイドシートの君
ゆかは旅先で呼んだコールガール。
地元が近いのと趣味が合った事がきっかけで連絡先を交換した。
そしてお盆の帰省のタイミングで会う約束を決めた。
ゆかのいる町まで車で一時間ほど。
来るか来ないかは半信半疑だった。
約束を破るような子では無いと思ってはいたけれど、連絡の返信の遅さがちょっと気になっていて、来なければ来ないでいいやと思っていた。
約束の時間の十分前に待ち合わせ場所に着いて車を停めた。
ゆかに着いた事と車の特徴を書いたメッセージを送る。
来ても遅れるだろうと思い、二十分後に発走する競馬を予想して買った。
既読が着いたのは約束の時間を二分過ぎたあたり。
あと五分くらいで着くらしい。
少し安心した。
それから十分後にメッセージ。
車のナンバーはこれですか?と来て、車の後ろを振り向くと、こちらを見ているゆかと目が合った。
手招きをして助手席に呼ぶ。
ゆかが席に乗り込んでくる。
「すみません」
「久しぶり」
「お久しぶりです」
「元気だった?」
「はい」
「ありがとね、来てくれて」
「いえいえ」
「じゃあ行こうか」
プランを二つ提案した結果、神社に行って近くにある貝出汁のラーメンを食べることにした。
近くのコンビニでコーヒーを買う。
「そうだ、さっき競馬買ってたんだよね」
「そうなんですか」
「一緒に見る?」
「見ましょう!」
一緒に見たレースは見事に的中だった。
ゆかも喜んでいた。
車を走らせる。
車内ではゆかが同棲中の彼氏に薦められて見た頭文字Dの話を熱く語っていた。
今度聖地巡礼に行くらしい。いろは坂はあのまんまだよと言っておいた。
ゆかが今日着ている服はライトなロリータ風のワンピースで、童顔の彼女にはそれがとても似合っていたので伝えた。
嬉しそうに笑うゆか。ロジータというブランドらしい。
田舎道を走っているとひまわり畑を見つけた。
下りてみると一面ひまわりが咲き誇っていて、その後方にある風力発電のプロペラがまたいい味を出していた。
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夢中で写真を撮るゆかは無邪気な少女のようで、転んてしまわないか心配になるくらいだった。
車を再び走らせて神社へ向かう。
険しい階段を上って本殿でお参りをする。
「五円あった」ゆかが財布から硬貨を取り出す。
「俺は欲張りだから五円が十倍あるように五十円にするよ」
「なるほど!」
神様に祈ったことは今日が楽しく終わりますように。きつねの神様は俺を助けてくれるだろうか。
反対側に下りて行くと無数の赤い鳥居が並んでいる。何度来ても圧倒されるが、ゆかも同じだったようだ。
ここで少し雨が落ちてくるが気にせずに歩いていく。鳥居の中を歩いていくと横に水場がある。そこに咲く蓮の花を見つけたのでゆかに教えると鳥居から蓮にスマホを向けて撮影した。
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白い花びらが水から顔を出して咲く姿は可愛らしさだけではなく強さも感じた。何となくそれはゆかの姿にも重なった。
高台から鳥居が並ぶのを眺める。
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雨が本降りになってきたので木の下で雨宿り。
ゆかの持っている赤いバッグには傘が入っていないらしい。
「折りたたみもってくればよかった」
「雨降るなんて考えてなかったよ」
「県の真ん中の方は降るって聞いてたんだけどなぁ」
「しゃあないよ、ここ真ん中じゃないし」
しばらく経ってもやまない雨。結局少し濡れながら歩くことにした。
雨降りにも関わらず別な色の蓮の花を見つけて二人で写真を撮った。
階段を上って下り、おみくじをひいた。
天然石が入ってるおみくじで、パワーストーンが好きなゆかにはぴったりだった。
昼食の時間になったので店へ向かうが、時期や時間もあって行列ができていたので、同じく貝出汁のラーメンを出している別な店で食べることにした。
運良くすぐに座れ、ゆかとあれこれ話した。
ゆかは小学校から高校まで卓球をしていたらしい。
大学ではクラゲの研究をしていて、クラゲの生態にも詳しかった。
「一応理系なんで」
確かに同人小説を書き方を聞いたら実に論理的に話を作っているなと感じていた。
そんな話をしているとラーメンが出来上がって食べた。貝の出汁とバターの風味がうまくマッチしていて絶品だった。ゆかも気に入ってくれたようだ。
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店の外に出るとまたもや雨。
近くの公園にあった遊具も濡れていた。
「晴れてたらやりたかったのになぁ」
「これじゃ濡れちゃうね」
残念そうにするゆか。
ここの段階で時間は十三時をまわっていた。ゆかは十六時くらいまでならと言っていたので、次の場所を迷ったが、思い切って賭けに出ることにした。
市街地へ車を走らせる。
「あのさ」
「ん、なに?」
「夜の仕事、まだやってるの?」
「いや、しばらくやってない。昼の仕事で稼げるようになったから。このままやめようと思ってる」
「そっか、昼の仕事が順調ならいいね」
「うん、もう知らない人に会わなくてもいい」
「お疲れ様。よう頑張ったと思うよ」
「彼には絶対言えないけどね」
「体調もよさそうだね」
「うん、抗うつ剤は飲んでないし、元気になったよ」
「よかったよ」
ゆかの手に触れて握ると、握り返してくれた。
川沿いの堤防を走る。
カーステレオからは真夏の果実。
市街地にあるホテルへ入り車を停めた。
ゆかの表情は暗くて見えなかった。
「いい?」
「タダじゃ嫌」
「そっか」
その返答は予測していた。元々は金で繋がった関係だ。
「いくらくれる?」
価格交渉が始まるが、割とすぐにまとまった。
タッチパネルで安い部屋を選んで入る。横にあるシャンプーバーの香りが鼻についた。
部屋に入ってソファに座る。
唇を重ね、ゆかの胸に顔をうずめた。
その後の事は何となくしか覚えていない。何度もキスをして、何度も愛を囁いた。
そして二人並んで眠った。
ゆかの寝息を聞きながら時間を気にしていた。
リミットの時間はとうに過ぎている。
目を覚ましたゆかに聞いた。
「時間大丈夫なの?」
「ああ、うん。別に花火があるからそれまでに帰れれば。そんな花火見たいわけじゃないんだけど」
その日はゆかの住む町で祭りがあって二十時から花火が上がる日だった。
「そっかそっか。一緒に見る?」
「うーん、誰かに見られると嫌だから」
「だよな」
その後はゆかの書いた小説を読んだ。そしたら俺もゆかに自分の書いた物を見せたくなった。
「ゆかの事書いた作品があるんだけど見る?」
「えー!恥ずかしいからやだ」
「まあまあ、自分だと思って見なきゃいいからさ」
「うーん、ちょっと興味はあるんだけどね」
そしてTumblrに投稿してたコールガールを見せた。
時に笑いながら、時に考えながら読んでいた。
「この表現好き」
ゆかを花に例えた部分が気に入ったらしい。
「人の書いたもの見ると勉強になる。すごく読みやすかった」
「ありがとう」
「今日の事も書くの?」
「そうだなぁ、たぶん書く」
「めっちゃ恥ずかしい」
そんな事を話しながら、不思議な関係だなと思った。
現実で会った人にTumblrを見せたのは初めてだった。
彼女でもなければセフレでも無い。そもそも会って二回目の関係なんだから名前をつけようにもまだ難しいだろう。
それでもこの関係は何だろうと思いながら気づけば温くなった風呂に二人で入っていた。
洗面台で歯を磨くゆかに後ろから抱きついたり、服を着るのを邪魔してみたりした。
帰路につく。
夕焼けの時間だった。
この様子だとゆかの町に着くのは十九時くらいになりそうだ。
「今日さ」
「うん」
「何で来てくれたの?」
「えっ、うーん…誘われたし暇だったから」
「そっか。お金もらえるって思ってた?」
「いや、それはない。ただ会ったらするかもなとは思ってた」
「そうなんだ」
「うん」
途中の海辺で夕焼けの写真を撮った。
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「すごくいいね!あとで送って」
「いいよ、今送るよ」
すぐゆかに送った。
「ありがとう」
そっとゆかの手に触れた。自然と繋ぐ。
車は海沿いの道を駆け抜けていく。
町に着くと大勢の人で賑わっていた。
「どこで下ろせばいい?」
「真ん中は嫌だから…朝会ったとこ」
そこへ向かって車を進めると、警備の人が立っていて入れなかった。
「ちょっと入れないな…」
「うーん、どうしよう」
ぐるぐると町中を周る。
「やっぱ入れないよ」
「離れたとこなら一緒に見てもいい」
「えっ、あっ、そっか。じゃあそうしよか」
「うん」
「食べ物買いに行こか」
「屋台はダメだよ。知ってる人いるかもしれないから」
「そうだな。コンビニでいいか」
その町にある唯一のコンビニで食事を買った。
その隣りにある駐車場から花火が見えそうだったので、そこに停めて見ることに決めた。
花火が始まる。
ここでもゆかは写真を撮るのに夢中。
俺も撮ってみたけれど、信号が邪魔して上手く撮れなかった。
合間に見せてくれるゆかの写真は上手に撮れていた。
プログラムの間、ひたすらゆかはスマホをいじっている。その動きが止まると俺のスマホに通知が来た。
「アルバム作った」
開いてみるとトーク画面に日付が入ったアルバムが出来ていた。花火や蓮、ひまわりの写真がたくさんおさまっていた。
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「おー、いいね。ありがとう!」
「ふふっ」
ゆかはまた外にスマホを向けた。
「あの色はリンで…」
花火の色を見ながらそんな事を言っていた。
「覚えたことって言いたくなるよね」
ゆかが笑う。そうだなと俺も笑う。
あっという間に花火大会は終わった。
「帰ろっか」
「うん…」
帰りに降ろす場所を探しながら車を進めた。
「あっちに行くと公園がある」
「そこで降ろす?」
「いや、遠いからいい」
「行ってみようか?」
「うん」
公園に行くと暗くてよくわからなかったが、日中は眺めがいいだろうなと思った。
「あっちには小学校がある」
「行ってみよか」
何となくゆかの気持ちがわかった。
「あれだろ」
「なに」
「別れが惜しくなったんだろ?」 
笑いながら言った。
「でも明日は友達と遊ぶから泊まれない」
「もうちょっとドライブするか」
「うん」 
小学校へ入った。ゆかが通っていた小学校はかなりきつい坂の上だった。
「こんなのだからめっちゃ足腰鍛えられた」
「これは中々スパルタだな」
「でしょ」
小学校を後にして車を俺の地元方向へ走らせた。
「あれだよね」
「なに?」
「泊まっても寝ればいいじゃん」
「うーん」
「俺いびきかかないし」
「そうなんだ」
ゆかの右手に左手を重ねた。
「朝、めっちゃ早起きだよ?」
「いいよ。またここまで送るからさ」
「わかった」
「じゃあ、泊まろっか」
「親に連絡しとく」
コンビニでコンタクトの保存液とビールとほろ酔いを買った。
ホテルへ入る。今日二度目だ。
カラオケがついていたので酒を飲みながら二人で歌った。
夜は深くなっていく。
シャワーを浴びる。マシェリでゆかの髪を洗った。
洗面台でそれを乾かしてベッドへ入る。
互いに欲望のまま相手を求めあう。
眠っては起きて、キスをして、何度も何度も。
「俺に好きって言ってみてよ」
「言わない」
「いいじゃん、嘘でも言ってみなよ」 
「嫌だ言わない」
「そっか」
力一杯抱きしめて、それをゆかも返した。
俺は六月にあったことを話した。
自殺未遂のことも。
「ガチで死のうとしたんだね」
「うん、そうだよ」
「生きててよかったね」
「ほんとそう思う」
「今も彼女のこと好き?」
「いーや、全然」
「そっか」
「新しい好きな人いるらしいし」
「いなきゃ好きなの?」
「いや、そういうわけでもない。俺にはあわなかった」
「切り替え早いね」
ゆかの首筋にキスをして眠りについた。
結局は予定の時間にゆかは起きれなかった。
俺も軽くは起こしたけれど、別れを早くしたくないなんてエゴが出た。
「私ほんと時間にルーズなんだよね」
と言いながら、そんなに慌てないゆかが滑稽だった。
「私と付き合わない方いいよ」
「どうして?」
「時間守れないし、好きなこと話すと止まらないし」
「時間を守れないのはよくないな。でもそれはパートナーがちゃんとしてれば支え合っていけるんちゃうか?」
「うん…」
ワンピースを着ながらゆかは俺を見た。
「うしろのチャック閉める?」
「閉めよっか」
「自分でも出来るけど」
「いいよ、閉めるよ」
背中を向けたゆかの背中のファスナーを閉めた。
「上のボタンもかけて」
「はいはい」
ボタンを掛けて後ろから抱き締める。
「かわいいよ」
「ふふっ」
ゆかにかわいいと言うといつも笑う。
そんなとこはあざといのかもしれない。
「友達との待ち合わせ場所まで送ってくれるんでしょ?」
「うん、送るよ」
「やったー」
「そのかわり」
「なに?」
「お金は無しな」
「えー、少しも?」
「当たり前だろ。泊まったし送るんだし」
「ふふっ、そうだよね。わかった」
「交渉成立な」
「電車代浮いたからいいや」
「なんだよそれ」
ゆかが笑った。
ホテルを出てコンビニでコーヒーと朝食を買った。
予定時刻までに着かないのはわかっていた。
友達やら予約しているカラオケに電話をしながら、車の中でアイラインを引き、ルージュを塗った。
「ちょっとはおしゃれしないと」
「昨日と同じ服だけどね」
「それはしょうがない」
「そうだな」
「そうだ、スッピンどうだった?」
「あー、うん。可愛かったよ」
「ふふっ」
相変わらず笑う。
海辺を見ながらゆかは言った。
「普段海見ないけど、やっぱりこっちの海のが好き。向こうはなんか深くて怖いから」
戻ってこいよ。なんて言おうと思ったけど、別に俺がそれを言える立場じゃ無い。
「やっぱさ、十八年見た海は特別なんだね」
「確かにそうかもな」
「今回帰ったら、次見るのは冬か」
「その時も一緒に見たい」
「うん、いいよ。あっ、あとは会いに来てくれれば会えるよ」
「行きたいなとは思ってるよ」
海辺を過ぎて内陸へ入る。
あと五分で目的地。
信号で止まった時にゆかの唇を奪った。
信号の色が変わるのを感じで離れる。
ゆかの表情はどこか寂しげだった。いや、そう思いたいからそう見えたのかもしれない。
カラオケの前で降りる間際にもキスをした。
去り際にゆかは俺を見てこう言った。
「死なないでね」
短いけど重い言葉だった。
「そっちもな」
車を大通りへと向かわせる。
何度もゆかの耳元で囁いた言葉を思い出す。
車線を変えながら車を一台二台と抜いた。
「俺って本当に」
アクセルを踏んで帰路につく。
サイドシートにマシェリの香り。
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