#屋敷内の花木
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桜散歩@弘前 ver.2025
北東北 桜旅の第3ポイント、花びら枚散る絶景の弘前城へ。
@ 弘前城・弘前公園
言わずもがな桜の名所、弘前。一度は訪れてみたいと思っていた弘前城へ、一番良いシーズンに行ってみました。
弘前駅から徒歩25分強。駅からバスも出ていますが、混雑模様。。。過ごしやすい気候なので歩いてみましょう。


弘前城といえば、散った花びらがお堀を埋め尽くす花筏が有名。訪れたタイミングはちょうど散り始めということで、水面を覆いつくすまでは行っていませんでしたが、ピンクの筏がちらほら漂う様子も美しかったです。


城内に歩を進め、天守・本丸へ。弘前城はここ10年ほど石垣の工事が進められていて、その一環で天守は元々の天守台から本丸跡付近の仮の天守台へ曳屋されています。なのでちょっと不自然な感じ。とはいえ、雄大な岩木山と桜に囲まれた姿を一緒に楽しめる点はこの場所にいるメリット。


石垣の工事もほぼ終わり、これから2026年秋の曳戻し完了に向けた工事が始まるため、この場所で桜と一緒の姿を楽しめるのは今年が最後とのこと。2027年の春には本来の天守台から桜を楽しめるのかしらね。

激しい混雑を予想していましたが、敷地が広く人が分散されるからか、(写真に写りこむ人の数からも分かる通り)苦になるような混雑具合ではありませんでしたね。天守と岩木山を望む展望台と天守内部への入口は大行列でしたが、そこはスルーしました。

@ おやつタイム
青森といったらりんごですよね。というわけでおやつタイム。新青森駅のイートインできるお店にて、アップルパイとりんご茶を頂きました。

バター香るサクサクのパイとしゃりっとした食感が少し残った甘酸っぱいりんごの組み合わせが絶品。加えてりんごの実と皮だけで作られたというりんご茶。りんごのさわやかな香りと優しい甘さが感じられるドリンクでした。こちらも美味しすぎて、ティーバッグをお土産として追加購入。青森を満喫できた旅でした。
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日付が変わり、浩志は本郷にいた。彼がいた時は木造三階建てだったが、今は鉄筋コンクリートに変わっていた。次女・愛美が経営し、みいはすぐ隣の木造二階建ての家に住んでいた。旦那は最近亡くなったらしく、愛美の夫と孫二人と一緒だった。
無論、明かりはすでに消されていた。浩志はみいには通夜か告別式に来て欲しかった。魂なので彼はスッと家内に入り、居間なのかそこだけ明かりがついていた。そっと覗くと、ダイニングテーブルにはみいと愛美が向かい合って座り、「越の寒梅」の一升瓶をテーブルの中央に置き、グラスを酌み交わしていた。相変わらず酒豪だなァと、浩志は苦笑した。みいは言った。
「…まさか浩志が逝っちゃうなンて。心臓に毛が生えているから、わたしより長生きするよねぇって思ったら…ポックリ逝っちゃった」
「…お母さん。お父さんもそうだったけど、男って案外弱いのよ!」
「嗚呼、三社祭や隅田川の花火には必ず遊びに来て、水戸の地酒…何だっけ?」
「ほら、『一品』よ」
「そうそう���一品の大吟醸を必ずお土産に持って来てくれて…つまンない」
「…でも、お母さん。独りで大丈夫?」
「…偕楽園には毎年行ってるからねぇ。確か、駅前に『Kホテル』があるし、大丈夫よ」
男は案外弱い、か…。そうかもしれない。親父もそうだった。まァ、ヘビースモーカーだったし、仕方なかったが…。でも、皆オレのことを言いたい放題言ってるなァ! 浩志は、美津雄や小百合だけではないと痛感した。
愛美は、みいのグラスに酒を注ぎながら聞いた。
「…でも、お母さん。本当に幸雄さんを連れて行くの?」
「…え? 連れて行くよ」
「…だって、浩志おじさんとは確か、二十歳近く齢が離れているのよ? 九十代のご老体で、大丈夫なの?」
「…大丈夫よ。毎朝、隅田公園を散歩しては言問橋近くの『Y湯』で朝風呂してるって言うし。だって、浩志にとっては『愛人』よ!? 連れて行かなきゃ、冥土の土産にならないわ。幸雄さん言ったのよ、浩志の骨ぐらい拾いたいって」
幸雄が未だ健在だったとは…。最後に会ったのは一昨年の隅田川の花火の時だったっけ。流石に、九十歳近くのご老体を酷使するのは申し訳ないと、その後は手紙のやり取りをするだけだった。曳舟にあった実家は手放し、今は橋場の方に住んでいると聞いた。結婚はせず、横浜に嫁いだ彼の姉の末っ子を養子にしたと聞いた。
浩志は、せめてポックリ逝く前に一度会っておけばよかったと後悔しながら、彼と付き合い始めた頃のことを思い出した。
幸雄との再会は、意外にも大学の敷地内だった。浩志がラグビーを始めたのは高校に入学してからだったが、大学ではアルバイトに明け暮れようと勧誘を受けても断っていた。しかし、一年生の夏頃にどうしても入部して欲しいと友人から懇願され、仕方なく引き受けたのだった。
これまでやっていた居酒屋のアルバイトを辞め、早朝の新聞配達だけにした。居酒屋の方は練習が連日あるので無理だと判断したのだ。しかし、一升瓶を見ると飲みたくなってしまうほど酒が大好きだったから、かえって辞めて正解だと彼は思った。
ラグビー部に入るや、すぐ都内の大学と練習試合が行われ、浩志もメンバーに選ばれた。当時、廃部寸前と言われていたほどに弱かったが、彼が入ったことにより次々へと勝ち進み、気付くと関東大会に出場を決めていた。最初は見くびっていた上級生も浩志を見直す様になり、学内でも有名になった。
そんな中、某新聞���から取材の申し出があり、浩志はインタビューを受けることになった。学長室に呼ばれ、ドアを開けた時、彼はびっくりした。カメラマンを率いて幸雄もいたからだった。幸雄もようやく再会できたと満面の笑みをみせた。
インタビューは三十程度だったが、取材を終えると幸雄は浩志に声をかけた。カメラマンも同行していたので彼はメモ用紙にメッセージを書き、浩志に渡した。その紙にはこう書かれていた。
「午後七時に銀座の時計台の前で待ってる」
いつもの様に練習を終えた浩志は、自転車を国鉄・御茶ノ水駅の前に止め、電車を乗り継いで銀座へとやって来た。銀座は、高校時代に長男・正夫や次男・岳次と一緒に日劇へ行った時以来だった。水戸にはない華やかさがあり、ネオンサインがあちこちに煌めいていた。時計台の下に幸雄は待っていた。学ランの第一ボタンを外し、浩志は笑顔をみせた。二人は五丁目にある釜めし屋へ向かった。そこでも互いのことを語り合い、時折幸雄は浩志の手を握ったり、膝に触れたりしていた。
午後九時になり、明日も新聞配達があると営団地下鉄・銀座駅の前で別れようとしたが、幸雄は引き止め、二人は人気のない路地に逃げた。そこで幸雄は浩志を抱きしめ、接吻をした。背部や臀部を弄られ、浩志も幸雄を求めた。全身が火照って彼は、
「…オレ、幸雄が好きで好きでたまらない。欲しい、もっと欲しい…」
と訴えた。幸雄も、
「新聞配達だったら、その時間までに行けばイイだろ? 君は可愛いよ、可愛くて仕方ないよ…」
と浩志の唇に触れた。
結局、幸雄は浩志を自分の住む向島のアパートに連れて行った。布団の上で二人は裸になり、愛し合った。この時に浩志は、これまで用を足す為だけの下半身の穴に幸雄の肉棒が挿れられ、その奥に潜む性感帯を弄ばされた。最初は声に出して痛みを訴えたが、幸雄と肉体が一体になったことに歓びを感じた。次第に、かえって抜かれると痛いことを知り、しがみつく様に幸雄の背部に腕を回した。大粒の汗を流しながら、浩志は自分の肉棒がいやらしいほどに先走り汁を流しているのを認めた。
「あッ、あん、ああん、あん…」
まるで女になったかの様な錯覚に陥り、幸雄の膝の上で彼は接吻を繰り返した。絡み合う舌と舌に幾重にも唾液が糸を引き、口角から滴りそうになるのを二人はすすり、呑んだ。次第に、幸雄は激情の故に浩志の乳房を鷲づかみにし、揺さぶった。
「あ、あぁ…。君が欲しい、もっと欲しい…」
浩志は、下半身の穴が火がついた様に熱くなっていくのを感じた。幸雄の肉棒が彼の性感帯に何度も突かれ、浩志は理性を失い��けていた。このまま彼の愛液を受け止め、妊娠しそうな感覚に陥った。もし子どもが宿せるなら産みたい、幸雄が好きで仕方ないと、浩志は思った。
オルガズムは二人同時に達した。浩志の下半身の穴に幸雄の愛液が注がれ、浩志の愛液が幸雄の肉体のあちこちに飛び散った。
「あッ! あん! あぁん! あァァァん!」
浩志は涙を流しながら声を上げた。幸雄は彼の両胸に顔をうずめ、
「はァッ! はァん! あん! あァァァん!」
とうめいた。
浩志も幸雄も恍惚な表情をし、未だ萎えぬ肉棒を露にしながら二人は接吻を重ねた。
時計は午前十二時を回っていた。電車はすでに運転を終了していた。二人はちり紙で飛び散った愛液を拭い、手ぬぐいで軽く身体を拭いた。浩志は下半身の穴に鈍い痛みを感じていた。幸雄は、
「痛かった?」
と聞いた。浩志は、
「否、大丈夫」
と横に首を振った。彼は、すっかり幸雄のことを自分の情人(アマン)として受け入れ、認識していた。彼は、童貞を喪失したことで何か自信の様なものを得た気がした。ブリーフを穿き、ランニングシャツの上からワイシャツを羽織ろうとした時、トランクスだけの幸雄が背後から抱きしめてきた。彼は言った。
「いつでもおいで、待ってるから…」
微かに腋臭の「匂い」がした。ブリランチンでまとめていた髪は乱れに乱れ、うっすらと無精髭が生えていた。浩志は、同性でありながら初めて「男」を感じた。そのまま彼は振り向き、接吻した。まるで映画のワンシーンの様だった。うっすらと涙を流しながら、
「いつでも抱いて…」
と言った。
嗚呼、このまま夜を明かしたいと、浩志は思った。
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GW辺りに札幌に行こうと思っています。おすすめの、絶対行ったほうがよい場所を教えていただけないでしょうか。カフェとかレストランとか美術館とか美術館とか…。あと夜パフェに行きたいので、どこを選ぶと間違いないか教えてほしいです。あともしかしたら注意したほうが良いことがあれば教えていただきたいです。
こんな質問がたまにDMでも来るので、いつも楽しく回答しています。あなたの住む街に行くときはおすすめを教えてくださいね。札幌というワードで、わたしを思い出してくれるのが嬉しい。
パフェの語源はフランス語の“完璧”から来ているそうですね。夜パフェはカフェテリアパルが間違いないです。人匙ごとに味や食感が変わり、その美味しさにくらりと来ます。パフェって素晴らしい。価格帯が高めなのにいつも行列です。札幌の夜パフェは締めパフェなので、21時ごろから���み合います。すすきのでの1件目を手早く切り上げるのがおすすめです。
他にもパルよりは価格が安めな“ななかま堂”やお酒とのペアリングを楽しむ“ペンギン堂”とかもあります。クセ強店主がやっている“ぴーぷる・ぴーぷ”は色々な掟があり、確実に終電を逃しますが札幌名物って言えば名物なのかもしれません。夜ではないですが、札幌で1番美味しいパフェは“くなう”というアパートの一室で営われる喫茶“室”で、るるぶやSNSには掲載されません。アパートの一室と言えども、黒い壁紙にレースのカーテンが揺らめくだけの内装。華美ではなく、ただただ美しいパフェは美術品のようです。その甘みに背筋が伸びる。なんだか神様との対話みたいだなと思いながら食べています。勝手に“札幌で1番天国に近い場所”と呼んでいます。
どうしましょう。パフェの話だけでこんなに行数を使ってしまいました。あなたのために続けますね。北海道でみれば美術館は多いですが、札幌に屋内の美術館は少ない気がします。札幌にある北海道立近代美術館や札幌芸術の森美術館は気になった特別展の時に行く程度です。風が寒くなければ、モエレ沼公園なんてどうでしょう。イサムノグチが作った彫刻公園です。モエレ沼まで行かなくとも、街中を歩いていると、野外彫刻をよく見かけるのも札幌の小さな楽しみです。大通公園を西に降って散歩するのも面白いかもしれないですね。札幌の中心は、大通りで分断して北と南、創成川で東と西に分断した碁盤の目のような住所をしています。札幌で定められている景観色に則った建物が整然と並ぶので、他の政令都市とは違う空気感に包まれた街並みです。https://artpark.or.jp/sansaku/
よくお一人様をしてカフェを探訪していました。上記した“くなう”はパフェとして完成され過ぎている。お一人様専用なってはしまいますが“カルメル堂”は、深海のような濃いブルーの壁紙の内側でゆったりと過ごせます。季節ごとに出す甘味が変わり、5月はプリンとラムレーズンどら焼きだった気がします。わたしは7月の珈琲あんみつが梅酒寒天が乗ってて好き。“ギャラリー犬養”は、わたしが菊水に住むひとつの理由になった喫茶店です。大通り駅から地下鉄で2駅なので行きやすいかと思いますが、住宅街の奥にあるから迷いやすいかも。聞き馴染みのない西洋の伝統的なケーキが沢山あってどれも美味しい。食べた後に河川敷を散歩するのが好きでした。“喫茶店つばらつばら”と“石田珈琲店”、“一粒の麦”も好きです。
食は飲酒に重きを置いた人間なのでレストランには疎いですが、二四軒にある“ユニヴェール エス”は友人が修行していた洋食屋です。一皿一皿がキラキラして見えるのはきっととてつもなくこだわり抜かれているからなのでしょうね。後は、また菊水になってしまいますが”プティットレジョン”はフランスの家庭料理を出すビストロです。店内を一歩入ればそこは南フランス。ここもまた美味しいです。
注意することと言えば、気温でしょうか。北海道の桜はGWに咲くので、そのくらいの気温で、風も強い日が多い印象です。GWでの札幌観光ということで、移動は公共機関を想定しておすすめしてみました。土日祝日は、地下鉄が540円で1日乗り放題のドニチカという切符が買えます。おすすめしたモエレ沼公園以外は地下鉄だけで移動できます。特にカフェに関しては地下鉄で行けるものをピックアップしてみたので、レンタカーを使用するのであればまたお知らせくださいね。
5月中旬以降であればライラック祭りが大通公園で開催されます。金木犀と同じモクセイ科なので、とてもいい匂いがする薄紫の花の木です。札幌市のシンボルで、自生できる南限は関東らしいですね。大通公園のベンチの横にライラックが植えられているので、花の下でゆっくりするのが好きです。今年は雪解けも早そうなので、あなたが来る頃にライラックが咲いていたなら嬉しいな。旅行から帰ったらまた、質問箱でも良いので、札幌でのお話を一緒にしましょうね。

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棕櫚の姫
そのコンクリートの塀を城壁と呼んでいた。広い広い敷地を囲って、高さもあり、壁の上には有刺鉄線が張り巡らされいかめしい。書道教室の行き帰りにいつも通る道で、城壁の作る影は湿っていた。苔が生え、蟻や蜘蛛が這っていた。蟻を目で追い、歩いていると、足元がぼこんぼこん鳴った。壁とはちがう色のコンクリートで蓋がされており暗渠だった。かつて川だったところにかけられた蓋で、ところどころ揺れる。城壁だなんて巨大に感じていたのはわたしが小さかったためだろ��。
城壁の内側は二階建ての細長い建物で、庭が広いのでぽつんとして見える。クリーム色の壁がくすんでいた。そんなに豪華な建物ではないのでかえって城だった。余計な華美は避け、質素に屹立している。ほんとうの城はこうでなくっちゃと納得し、庭の芝生がかなり禿げていてそういう滅びの気配も城だと思った。どうやらどこか大学か会社の寮であるらしく、何々寮という文字が見えた。といっても、城門はめだたないつくりで奥まったところにありそっちへ行くのはこわかった。どんな寮だか、どんな人が住んでいるのか、ちゃんと見たことはなかった。
わたしが見ていたのは壁と棕梠シュロだった。お城の庭には一本だけ、背の高い棕梠の木があった。灰色の壁の向こうですっくと伸びている。壁よりも建物よりも高く、ぼさぼさの幹が風にしなっている。棕梠という名を知ったのはもっとあとで、わたしはあれはヤシの木だと思っていた。あの揺れ方は南国だなあと、南国のことを知らないのに感心していた。雪の降りそうな寒い低い雲の日でも、冷たい風に手の甲が痒くても、壁の向こうのヤシの木だけ南の島で、お城の中だから当然だと思った。壁の外から見上げる葉はいつも影になり、動物の毛みたいにぎゅっと密集して見えた。
この木の下にどんな人が住んでいるのだろう。なんとなく、人魚姫の姉たちを想像した。絵本の話、もっとわたしが小さかったころの話。母が、人魚姫の姉たちが泳ぎ回るページを開いて、「この中だったら誰が好き?」とわたしに選ばせた。深い意味はなかったと思うが——人魚の姉たちは色とりどりで、きっとわたしに色の名前を言わせたかった——、わたしは青い髪のお姉さんを指した。彼女の髪の毛はそんなに長くないがAラインにふわふわ広がっていて、ひたいに垂らしたアクセサリーが大人っぽく、いちばん素敵だと思った。そうして青い髪の人魚はその一ページだけの登場で、人魚姫に短刀を渡すシーンにはいなかった。それもよかった。きっと海の底で静かに悲しんだ。悲しみはするが彼女にはその後の人生があり、死なない。青い髪の姉についてわたしは幾度も想像した。棕梠のお城にいる誰かを想像すると、彼女になった。
やがて暗渠の町からは引越して、わたしは川に挟まれた町に住むことになった。両親が離婚し、母と二人の家になり、近くに祖母と伯母が住んでいてちょくちょく行き来した。蓋のない、どころか、おおきなおおきな川で河川敷もだだっ広い。二つの川はカーブし、町はレモンの形をしている。アーケードの商店街があり暗渠の町よりだいぶ騒がしい町だったが、学校は小さかった。わたしの学年はそれまで三十九人で、わたしが引っ越してきたことにより四十人になり、あなたのおかげで一クラスだったのが二クラスになったのだ��春休み明けの転校初日に先生に言われ、自分が福音なのか災厄なのかわからなかった。
新学期早々ずっと休んでいる子がいて、盲腸で入院しているとのことだった。クラスみんなでお見舞いの手紙を書きましょうと先生が言った。色画用紙が配られ、一人一通、工夫してメッセージカードを作るよう言われ、まだ一度も会ったことがないのにわたしも書くんですかと先生に尋ねたら、「みんなクラスの仲間でしょう」とたしなめられた。でも知らないんだよな、となりのクラスの子たちは書かないのかな、わたしが来なければひとつのクラスだったのにな……と思った。
どうせ知らない人に書くのなら棕梠のお城にいるはずの彼女、青い髪の人魚に宛てて書きたかった。棕梠のお城の人魚たちには足があり、城壁の外では完璧に人間のふりができる。王子に恋をせず生き続け、芝生の上を駆けたり寝そべったり、真夜中、お城の中でだけ人魚に戻る。庭に水をまいて海にするかもしれない。そうか、だから芝が禿げていた。棕梠の葉ずれの音を聞きながら足の使い方を練習し、人魚の下半身がいらなくなったらお城——寮から出て行く。でも彼女たちは人間のふりも人魚でいることも好きだから、のらりくらりお城に住みつづけ、出て行かない。棕梠はどんどん伸びてゆき、葉の重さで腰が曲がる。青い髪の彼女はぼさぼさの幹をやさしく撫でてくれる。それなら手紙を書けるのだ。書けるか? わたしはなにを書くだろう?
たとえばいつも棕梠を見上げていたこと。黒い葉。風。書道教室は畳の部屋で薄暗かったこと。流しの水がいつも細く、冷たくて、お湯は出ず、わたしは手についた墨汁をきれいに落とせなかった。黒く染まった指先をきつく握って、すれちがう人たちから隠した。なぜ隠さなければと思ったのか、わたしがあらゆる視線をおそれていたためだが、そそりたつ棕梠にはぜんぶばれている気がした。人魚を見守る南の島の木は、わたしのことだって知っていたはずだ。墨汁はいつも風呂で落とした。浴槽で足を伸ばし、そのころにはもう一人で風呂に入るようになっていた。墨の溶けた湯だからほんとうは透明ではない、目に見えない黒色の混じった湯なのだと思った。そういうことを書く。書いた。学校から帰ってきて便箋につづり、糊をなめて封をした。でもこれでは、わたしが思っていることを書いただけで、受け取る相手、青い髪の彼女に向けてなにか発信しているわけではないなとも思った。
盲腸のクラスメイトには、画用紙を切ったり貼ったりして「飛び出すカード」を作り、おだいじにとか当たり障りのないことを書いた。
レモンの町では書道教室に通わなかった。伯母はフラダンス教室の先生をやっており、招かれたので何度か見学したが、自分にはできる気がしなかったので(踊るのは恥ずかしい)、見学しただけだった。伯母はフラをやるからこまかいウェーブの髪がすごく長くて、想像の人魚よりも��かった。教室はおばあさんが多く、ハイビスカスの造花がたくさん飾ってあり、でもヤシの木はなかった。
盲腸のクラスメイトとは友だちになれた。退院してすぐ話しかけられ、飛び出すカードすごくかわいかった、どんな子が転校してきたのだろうと楽しみだったと言われ、わたしはちょっと申し訳なく思った。
だからというわけではないがかなり仲良くなった。すみれちゃんという名前で、しばしば自分の名前をSMILEと書いた。たとえば授業中に回ってくる手紙、ノートの切れ端にぎっしり書かれたいろいろの最後にSMILEとあり、それは署名だけども、受け取ったわたしには「笑って!」というメッセージにも見え、わたしはすみれちゃんの手紙がけっこう好きだった。
きのうみた夢とか、好きな音楽とか、誰々が雑誌のインタビューでこう言っていた、ラジオでこんな話をしていた、いますごく眠い、親とケンカしてすげえムカついてる、そういう日記みたいな手紙で、いや日記でもないようないろいろで、思っていることを書くだけでもちゃんと手紙になることを知った。わたしが手紙を読むときすみれちゃんはもう眠くないし、すげえムカついた気持ちもいくらかおさまっている。その時差こそが手紙の肝だと思った。
手紙ではたまにシリアスな悩みも吐露され、そういうときはSMILEの下に「読んだら燃やして」と強い筆跡で書かれていた。わたしはすみれちゃんの手紙を一度も燃やしたことはなかった。うちにはマッチもライターもなく燃やし方がわからなかったためで、ガスコンロで火をつけるのもこわかった。父親がいたらライターがあったろうか。ないな。たばこは吸わなかった。うちに小さな火がないのは父とは関係ない。父にはときどき会った。父も暗渠の町から引っ越したので暗渠の町に行くことはなくなった。
中学に入り、すみれちゃんの家が建て替えすることになった。古い家をぜんぶ取り壊すからラクガキしていいよということになり、友だち何人かで誘われた。すでに家具はぜんぶ運び出されからっぽになった家の壁や床だ。油性マジックとか書道の墨汁とかカラースプレーとか、みんなでいろいろ持ってきて、こんなことは初めてだったから最初わたしたちはおそるおそるペンを握ったが、だんだんマンガの絵を描いたり好きな歌詞を書いたり、家じゅう思い思いにラクガキした。腕をぜんぶ伸ばし、肩がもげるくらい大きなマルを描いてみた。マルの中に顔も描いた。すみれちゃんの妹が壁いっぱいの巨大な相合傘を描いた。片側に自分の名前、もう片側はいろんな人の名前で、芸能人もマンガのキャラクターもあったがやがて尽きたのか、後半は「優しい人」「うそをつかない人」「趣味が合う人」と理想を並べていた。すみれちゃんは最後、床に大きく「ありがとう」「SMILE」と書き、このラクガキは家への手紙だったのかと思った。
あとになってGoogleマップで暗渠の町を見たら棕梠のお城はなくなっていた。見つけられなかっただけかもしれないが、区画整理にひっかかったのか、暗渠の道もないように見えた。お城を取り壊すさい誰か壁にラクガキしたろうか。しなかったろう。��からすみれちゃんの家はとても幸運だったろう。そうして道の形が変わっても、地面の下にかつて川だった跡は残っているとも思った。
あのとき人魚に宛てて書いた手紙が、このあいだ本棚のすきまから出てきて、なにを書いたかだいたいおぼえていた。恥ずかしいなと思いつつ封を開けたら、しかし便箋は白紙だった。文字はどこかに消えてしまったのか、書いたというのはわたしの思い込みだったのか、ぜったい後者なんだけど、後者なんだけど……と思う。すみれちゃんはマスカラを塗るとき、ビューラーをライターの火であたためる。小さな火を持っている。
ペーパーウェルというネットプリントの企画に参加します。
セブンイレブン【24438044】 10/8 23:59まで
ファミマ・ローソン【DA5W82BGB9】 10/9 16時ごろまで
これは4年くらい前に書いたやつ。読んだことある人もいるかもしれない(覚えていてくださる方がいたらうれしい)。
今回のペーパーウェルのテーマが「時間」だったので、時間のことを���えながら書いた小説にしました。いやどこらへんが?って感じなんだけど、自分の中では…。過去のことを語るときの距離感、時間の長さとか流れを探りたかったというか。
つい最近読んだ川上弘美のインタビュー記事ですが、「年をとって記憶がいっぱい自分の中に貯まっているせいか、ある時期から、一瞬にフォーカスして書くよりも時間の流れを書くことが多くなってきた」とあって、なるほどなあと思いました。そして「でもコロナのもとで生活しながら小説を書いていると、なぜだか自然に、今この瞬間にフォーカスした書き方に回帰していくことになりました」と続き、とても興味深かった。
『群像』のweb記事で、「物語るために遠ざかり、小説全体であらわしていく」という題の鴻巣友希子との対談です。
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遺骨、酸初、初夏、夏至、我博、臨床、先客、那波区、東海、雲海、雲水、初楽、飼養、規律、滅法、頑丈、撃破化、内板、飼養、機咲州、分癖、蛾妙、頌栄、丼爆発、濃彩、恋欠、名瀬、徒歩機、歌詞役、素市、癌滅、元凶、願文、文座、同發、長門、至極、極美、呵責、端午、併合、奈落、底癖、幕府、某尺、尊式、検疫、未除、路側、柑橘、脂溶、瑛人、冠水、豪材、剤枠、土岐、駄泊、検尺、漏洩、破裂無言、任期、崩説、全滅、壊滅、開幕、統帥、頭数、水湿、冠水、抹消、網滅、馬脚、財冠水、風隙、来妙、勤学、餞別、名判、名盤、観客、衆院、才覚、無能、果餓死、損初、波脈、釋迦、損失、片脚、那古、可物、筋層、真骨、存廃、破格、名湯、今季、写楽、苦況、罪責、孫覇、全滅、今父、奈落、旋盤、秒読、読破、名物、貨客、泉質、随想、滅却、監理、素質、遡行、文滅、菜根、無端、庄屋、破壊、客率、合併、豪式、続発、泣塔、透析、頑迷、場脈、野張、船室、乾物、吐瀉分裂、戒行、噛砕、爾、晩別、海苔、西明、縁月、花月、独歩の大蛇、再発、納言、遺言、残債、背角、破壊、忠膵癌、統帥、馬車、下劣、火災、乱尺、毒妙、縫製、貨坂城、歳発、富低落、菜初、命式、山賊、海剤、激武者、瓦礫、破水、分裂、賀露、屠畜、能月、見激、破壊、破戒、採石、屈託、門別、皆来、家来、千四、我楽、夏楽、無慈悲、壊滅、破棄、損勤学、外鰓、長水、瑛人、永久、旋律、斑紋、財年、場滅、甘露、舐めけり、真靭、察作、論祭、乾裂、薩長、泣塔、室見、川縁、岩石、言後、荷火災、防爆、鋒鋩、体制、貨車、顎脚、刺客、坐楽、損益、脳系、文才、分合、合壁、啓発、萌姫、島内、監修、真木、合理、独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、���發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、��酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、麺期、演説、合邦、放射、雑律、貨客、選別、燕順、考慮、試薬初、財源、富、符号、井原、若榴、清涼、無數、才覚、絶望、奈落、奔放、有識、台東、詮索、懸念、病状、設楽、宴客、怠慢、時期、同部、弁解、冊立、立案、前略、妄動、侮蔑、廃絶、間髪、図解、経略、発泡、者発、立案、滅鬼、自利、論酒、桜蘭、五月雨、垓年、処理、短髪、散乱、絶滅、命日、庵客、実庵、龍翔、派閥、同盟、連峰、焼殺、勝中、割裂、残虐、故事、量発、敗残、花夢里、面月、原氏、雑考、推理、焼殺、膵癌、導風、千脚、砂漠、漁師、活滅、放射、洋蘭、舞妓、邪武、涅槃、毛髪、白藍、他式、民会、参謀、廃車、逆発、峻峰、桜蘭、殺戮、銘客、随分、刺死、脳犯、我版、論旨、無垢、血潮、風泊、益城、拝観、舘察、懺悔、空隙、髭白、模試、散乱、投射、破滅、壊滅、下痢、他殺、改札、寿司、葉式、魔雑、渾身、等式、命日、安泰、白藍、良志久、中須、掻敷、北方、監視、血式、血流、詐欺、加刷、販社、壊滅、坐楽、白那、苫小牧、欄物、演説、開脚、摩擦、欠史、宰相、掻敷、飾西、近隣、可能、刺自虐、崑崙、独歩、良案、隔絶、菜作、妄動、犬歯、核別、概要、立案、破格、殺戮、良案、快絶、防止、那古、風別、焼安泰、独庵、囲炉裏、壊滅、外傷、刃角、視覚、耳鼻、下顎骨、子孫、剥奪、憂鬱、優越、液状、先端、焼子孫、兵法、那波、安楽、最短、数式、絶句、庵杭、雅樂、動乱、者妙、垓年、独初、前報、奈落、数道、弓道、拝観、俯瞰、散乱、男爵、害面、炎上、抹殺、破棄、分別、額欄、学雑、宴客、体面、村落、柿区、害初、告発、欄式、体罰、侮蔑、浄光、情動、差額、君子、何発、兵式、童子、飾西、���滅、我札、審議、半旗、普遍、動脈、外傷、無償、木別、別格、名皿部、京脚、破棄、試薬、絶滅、学札、清涼、爆発、組織、壊滅、ここに、名もなき詩を、記す。風水、万別、他国、先式、続発、非力、産別、嘉門、神興、撃易、弊社、紋別、座泊、画狂、式典、胞子、画力、座敷、学舎、論別、閉域、爆風、万歩、博識、残忍、非道、望岳、死骸、残骸、符合、壊滅、匍匐、弄舌癖、死者、分別、砂漠、白藍、模写、服役、奈落、忖度、符尾、同盟、田式、左派、具癖、退役、蛇路、素白、昆北、北摂、写経、文武、択液、図解、挫折、根塊、道厳、視野別、奈落、鳥羽、グリシャ・イェーガー、粗利、惨殺、学癖、優遇、陶器、場作、土壌、粉砕、餓鬼、草履、羅列、門泊、戸癖、山系、学閥、座枠、忠膵癌、視野別、脳族、監視、佐伯、釋迦、敏捷、遇歴、佐渡、名張、紀伊市、名刺、干瓢、夏至、楽節、蘇遇、列挙、間髪、風脚、滅法、呪水、遇説、死骸、爆発、山荘、塀楽、茗荷、谷底、愚者、妄動、還魂、色別、最座、雑載、論客、名足、死期、近隣、名張、迷鳥、呑水、飛脚、晩別、獄卒、殺傷、視覚、乱脈、鉱毒、財閥、漢詩、死語、諸富、能生、那波、合理、血中、根菜、明初、鹿楽、宮札、度劇、臥風、粋玄、我馬、洞察、今季、爾脈、羅猿、激園、葉激、風車、風格、道明、激案、合祀、坐楽、土地油、力別、焼殺、年配、念波、郭式、遊戯、富部区、奈脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、懐石、討滅、報復、船室、壊滅、回族、先負、嗚咽、暁闇の、立ち居所、餞別、乾式、財閥、独居、乱立、差脈、桜蘭、龍風、抹殺、虐案、某尺、無銭、漏洩、北方領土、白山、脱却、幻滅、御身、私利私欲、支離滅裂、分解、体壁、脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、土脈、桜蘭、郎乱、乱立、派閥、別癖、恩給、泣き所、弁別、達者、異口同音、残骸、紛争、薔薇、下界、雑石、雑草、破戒、今滅、梵論、乱発、人脈、壊滅、孤独、格律、戦法、破戒、残席、独居、毒僕、媒概念、突破、山乱発、合癖、塹壕、場技、極楽、動脈、破裂、残債、防壁、額道央、奈良市の独歩、下界残滓、泣き顎脚、朗唱、草庵、場滅、乖離、鋭利、破戒、幕府、網羅、乱脈、千部、土場、契合、月夕、東美、番號、虎破戒、在留、恥辱、嗚咽、完封、摩擦、何百、操船、無限、開発、同尺、金蔵寺、誤字、脱却、老廃、滅法、涅槃、脱却、鯉散乱、立哨、安保、発足、撃退、学別、憎悪、破裂無痕、磁石、咀嚼、郎名、簿記、道具雨、壊滅、下落、吐瀉、文別、銘文、安胎、譲歩、剛性、剣率、社販、薙刀、喝滅、解釈、村風、罵詈雑言、旋風、末脚、模索、村立、開村、撃退、激癖、元祖、明智用、到来、孟冬、藻石、端午の贅室、癌客、到来、未知道具雨、寒風、最壁、豪族、現代、開脚、諸富、下火、海日、殺傷、摩擦、喃楽、続落、解脱、無毒、名毒、戒脈、心脈、低層、破棄、罵詈、深海、琴別府、誠、生楽、養生、制裁、完封、排泄、虐殺、南京、妄撮、豚平、八食、豪鬼、実積、回避、答弁、弁論、徘徊、妄説、怒気、波言後、節楽、未開、投射、体者、破滅、損保、名水、諸味、透析、灰毛、界外、土偶、忌避、遺品、万別、噛砕、剣率、戒行、一脚、快哉、提訴、復刻、現世、来世、混成、吐瀉、場滅、経絡、身洋蘭、舞踏、近発、遊戯、男爵、最上、最適、破裂、改名、痕跡、戸杓、分髪、笠木、路地、戳脚、快晴、野会、対岸、彼岸、眞田、有事、紀伊路、八朔、減殺、盗撮、無札、無賃、無宿、龍梅、塩梅、海抜、田式、土産、端的、発端、背側、陣営、戒脈、母子、摩擦、錯覚、展開、星屑、砂鉄、鋼鉄、破滅、懐石、桟橋、古事記、戸杓、媒概、豚鶏、墓椎名、顎舌骨筋、豚海、砂漠、放射、解説、海月、蜜月、満期、万橋、反響、雑摺、油脂、巧妙、
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虚子自選揮毫『虚子百句』を読む Ⅵ
花鳥誌2024年6月号より転載

日本文学研究者
井上 泰至
10 思ひ川渡れば又も花の雨
初出は『ホトトギス』昭和三年七月号。「貴船奥の宮」と前書き。『五百句』には、「昭和三年四月二十三日 (西山)泊雲、(野村)泊月、(田中)王城、(田畑)比古、(同)三千女と共に鞍馬貴船に遊ぶ」と注記。
成立の事情は『ホトトギス』昭和三年九月号の、「京都の暮春の三日」なる虚子の紀行文に詳しい。二十一日夜、大阪で「花鳥諷詠」の初出とも言うべき毎日新聞社での講演の後、東山から鞍馬・貴船・大原と洛北を巡った。二十三日当日は、前日ほどの雨ではないが、天気は悪く、かなり寒かった。鞍馬から貴船に向かい、昼食の後、幸い雨もあがって貴船神社から奥の宮へと向かい、宿に戻って句会を行い、掲句は「春の雨」の形で披露されている。
本井英氏は「虚子『五百句』評釈(第五五回)」(『夏潮』)で、昭和十年三月発売の「俳句朗読」レコードに添えられた自注を紹介している。それによると、貴船神社を参詣後、貴船川という小川にそってさらに物寂しい奥の宮に着くと、ほとんど参詣する者もなく、辺りには桜がたくさん咲いており、落花もあれば老樹もあった。貴船神社でも雨だったが、しばらく降ると止み、奥の宮にゆく道にある思ひ川が貴船川に流れ込んでおり、そこでまた降り出した、という。
当初「春の雨」としたのは、京都特有の、降ったりやんだりする「春雨」を実地に体験した報告として成った、ということだろう。それが様々な桜を濡らし、花を散らして川に流す方に重心を置いて「花の雨」とした。ここで「又も」が報告に終わらず、奥山の桜の様々な姿態を想像させる、繚乱の華やかさを得るに至った。
「思ひ」は、和歌では恋の火を連想させ、貴船には恋の説話が堆積している。恋多き女、和泉式部も夫の心変わりに貴船にお参りをし、貴船川を飛ぶ蛍を見て、歌に託して祈願をしたら、ほどなく願い���叶い、夫婦仲が円満に戻ったという故事がある。
さらに、謡曲「鉄輪」では、嫉妬に狂った公卿の娘が 貴船社に詣で、鬼神にしてほしいと祈願し、明神の託宣があって、娘は髪を分け、五本の角をして、足に松明をつけ、これを口にもくわえ、頭にも火を燃え上がらせて鬼の姿に変じたという。
虚子は、こうした幾多の恋の話を面影に、一句を���爛たる「花の雨」に転じて詠み留めたのである。
なお、田畑夫妻は祇園の真葛原でにしん料理屋を営む。吟行に侍した三千女は、かつて千賀菊の名で祇園の一力に出ていた舞妓であった。虚子の祇園を舞台にした小説『風流懺法』の三千歳のモデルである。
11 栞して山家集あり西行忌
『五百句』に「昭和五年三月十三日 七宝会。発行所」と注記。
この句については、『夏潮虚子研究号』十三号(二〇二三年初月)に私見を披露しているので、ここにそのあらましを再記する。
最近提出された岸本尚毅氏の掲句に対する解釈の要点は、以下の通りである。「山家集」と「西行忌」という、氏によれば同語反復に終始したこの句は、
「定型と季題以外何物もない」句ということになる(『高濱虚子の百句』)。そもそも膨大な数残る虚子句から、配合の句に絞って論じた所に本書の狙いがある。通常季題と季題以外の取り合わせに俳人は苦心するが、氏に拠れば、虚子にはその迷いの跡がない、と言う。その理由を探ることが本書の目的でもある、とも言う。
従って、標題句もそうした関心から選ばれ、「人の気配がない」句として解釈されるに至る。その真意は、本書の最後に置かれた「季題についての覚書」に明らかである。岸本氏によれば、虚子の配合の句は、一般のそれより季題に近いものを集めた「ありあわせ」なのだという所に落ち着く。虚子の工夫は、季題を季語らしく見せることにあり、それは季題のイメージの更新でもあった、という仮説が提示される。
ここまで確認したところで、掲句を眺めれば、「西行忌」から「山家集」を「ありあわせ」、「栞」がどの歌になされているのか、その折の情景や人物はほぼ消去されているというのが、岸本氏の解釈であろう。
ただし、岸本氏は、「おしまいにまぜっかえすようなことを」言うと断りを入れて、「句はあるがままにその句でしかない」というのも虚子の真意だったろう、と記している。
これを私なりに敷衍して述べれば、虚子にもともと二物衝撃のような俳句観は極めて希薄だったのだから、標題句のような一見すると同語反復に見える「ありあわせ」については、季題がどれで季節がいつかといった議論を無効にする句作りがなされていたことになる。したがって、「同語反復」の良否を議論することは、虚子の句の評価においては、本質的ではないことになる。
虚子の読書を題材とした句にも、標題句より取り合わせの色が多少は濃いものがある。
焼芋がこぼれて田舎源氏かな
昭和八年の作なので、標題句から詠まれた時期も遠くない。『喜寿艶』の自解はこうである。
炬燵の上で田舎源氏を開きながら焼藷を食べてゐる女。光氏とか紫とかの極彩色の絵の上にこぼれた焼藷。
絵入り長編読み物の合巻『偐(にせ)紫田舎源氏』は、本来女性向けの読み物であった。白黒の活字印刷ではない。木版本で、表紙および口絵に華麗な多色摺の絵を配した。それらは、物語上の主要な人物を描くものではあるが、顔は当代人気の歌舞伎役者の似顔絵となっていた。
「読書」というより、「鑑賞」と言った方がいいこの手の本への接し方は、色気を伴う。主人公光氏は、光源氏のイメージを室町時代の出来事に仕立て直したものである。そこに食い気を配した滑稽と、冬の余り行儀のよくない、それが故に微笑ましい、旧来の読書の季節感が浮かんでくる。確かにこれから比べれば、西行忌の句は人物の影は薄いし、西行の繰り返しということにはなる。周到な岸本氏は、
去来抄柿を喰ひつつ読む夜哉
落花生喰ひつつ読むや罪と罰
など、虚子句から同じ発想のものを、「焼芋」句の評で引いてもいる。 そこで、標題句の解釈の焦点は、「栞」が「山家集」のどこにされているのかについての推論・推定に絞られてくる。まずは『山家集』中、もっとも有名な次の歌が想起されよう。
願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月の頃
西行は出来ることなら、旧暦二月の望月の頃に桜の下で死んでゆきたいと願った。『新歳時記』よりさかのぼり、標題句の成立から三年後に出された改造社版『俳諧歳時記』(昭和八年)の「西行忌」の季題解説は、虚子が書いている。この歌を引いて、その願望の通り、二月十五日か十六日に入寂したことを伝えている。従って、掲句についても、この歌と願い通りの入寂を想起するのが順当であろう。その意味で、この句は「花」の句の側面を持つことになる。
ここまでくると、一句の解釈は、読み止しにした人も、「願はくは」の歌に「栞」をした可能性が出てくる。また、仮にそうでななくとも、「西行忌」に「栞」された「山家集」からは、西行と花の奇縁を想起するのは、当然のことと言えるだろう。
花有れば西行の日とおもふべし 角川源義
例えば、この句は「西行忌」ではなく、「花」が季題だ、という事に一応はなるだろう。また、「西行の日」を「西行忌」と考えてよいのか、という問題も残る。しかし、一句は「桜を見れば、桜があれば、その日を西行入寂の日と思え」という意味であり、「西行入寂の日」の奇縁、ひいては西行歌と西行の人生全体への思いがあふれている。むしろ、「西行忌」という枠を一旦外すことを狙った、広義の意味での「西行忌」の句と言えるだろう。
逆に���子の句は、「西行忌」に「山家集」を持ち出すことで、和歌・俳諧の徒ならば、西行の作品とともに、その生きざまに習おうとする思いは一入のはずではないか、というところに落ち着くのだろう。「栞」をした人を消すことで、逆に西行を慕った人々に連なる歌俳の心が共有される句となっているわけで、かえってここは、具体的な人物など消して、西行の人生と歌のみを焦点化した方がよかったのである。
回忌の句は、俳諧の場合、宗祖を慕いつつ、一門の経営に資する世俗性が付きまとってきた。近代俳句はそういう一門の流派を嫌った子規の書生俳句から生まれたが、皮肉なことにその死の直後から「子規忌」は季題に登録され、他ならぬ虚子自身が、大正の俳壇復帰に向けて子規十七回忌を利用した経緯もある(井上『近代俳句の誕生』Ⅳ・2)。
しかし、西行ならば、広く歌俳を親しむ人々一般に、「開かれた」忌日として価値が高い。標題句が、西行一辺倒で詠まれた理由は、西行の「古典性」「公共性」に由来していたとみてよい。標題句の同語反復に近い言葉の選択の意義は、祈りの言葉に近いものであったからで、それを正面から行わず、「栞」を媒介に『山家集』の読者を無限につなげていく「さりげなさ」こそが、虚子の意識した俳句らしさであったと見る。
『虚子百句』より虚子揮毫
11 栞して山家集あり西行忌
12 紅梅の莟は固し不言

国立国会図書館デジタルコレクションより
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井上 泰至(いのうえ・やすし) 1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、���戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
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第13回常陸の国・里山&野外ワークショップ&マインドフルネスアート合宿【初秋特別編】(2023年9月18日-19日 in 茨城県常陸太田)

第13回常陸の国・里山&野外ワークショップ&マインドフルネスアート合宿【初秋特別編】 (2023年9月18日-19日 in 茨城県常陸太田) https://kanglohoops202309.peatix.com/view https://www.facebook.com/events/690266253005922
今年で12年目を迎えたオープン合宿。今回は、初秋特別編です。「160年の古民家荒蒔邸、300年の菊地邸などの里山古民家、1000年古神社で過ごす心鎮めるマインドフルネス、本格有機農体験、手仕事ワークショップ、深い森と滝散策リトリート、参加者との交流ダイアローグ、創業200年八幡太郎義家ゆかりの湯で心と体を癒すなど、今年もゆったりと過ごす企画にする予定です。
茨城県の常陸の国は、元は日高見国とされていた土地。7世紀に令制国として常陸国が誕生。『常陸国風土記』によれば大化の改新(645年)直後に創設されました。ここは、古い里山だけに多くの文化遺産が残っています。昨年には、NHKの朝ドラマのあの「ひよっこ」の舞台にもなりました。今回は、天候、状態にもよりますが、御岩神社への巡礼も行う予定です。
そして、160年古民家荒蒔邸を拠点に、ゆったりとマインドフルネスな時間を体験をします。地元でも秘境の深い森や滝、古神社でゆっくりと過ごします。また、就農25年目となる布施大樹さんと美木さんご夫妻の経営する有機栽培農園「木の里農園」の有機野菜と共に、夜は本物の火や囲炉裏を囲んだ談義と自分達で仕込んだ自然食を頂き下鼓を打ち、焚火の灯で温まりながら、夜の思い出を刻みます。今も住人が住み続ける300年を超える古民家「菊地邸」(ご主人の話を聴けるかな?)で安土桃山時代の空気を味わいます。
このような素晴らしい里山で2日間共に過ごす程、贅沢な時間はないでしょう。里山の人たちとの交流や自然・大地の恵みを得ながら、ライフコーチ、スピリチュアルカウンセラー、アーティストの森夕花先生と共に人生の本来の目的を思い出し、明日への道を見出したいと考えています。今回も素晴らしい機会となることを確信しています。ご参加をお待ちしております。
主催:カングロ株式会社 HOOPS!事業部 https://www.facebook.com/hoops.kanglo
■旅の案内人: ★マインドフルネス&ライフコーチング担当:森夕花(もりゆうか)先生 ●ライフコーチ/アーティスト/カングロ(株)取締役執行役員、尚美高等音楽学院ピアノ科卒業 京都芸術大学芸術学部卒業。ピアノ、声楽、シナリオ、演劇、ジャズダンス、日本舞踊などの自己表現を通して自分自身を探求する。1993年ドイツ、イタリアへの留学。その後、21世紀に入り、ハワイ、セドナ、インドのアシュラムを巡礼する。心理学、哲学、美学、手相、インド占星術、代替医療(中医学・ヒーリング)などを学び、 ヒーリングカウンセラーとして23年間、企業のライフコーチとして9年間、セッション、研修を行う。現在、「大人のためのアート思考講座」「Philoarts研究会」を主宰。趣味は、声楽、読書、人間観察、そば栽培、ヨガ、瞑想。特技、人・動物の心を読む、直観力、探求。好きな言葉は、「自由」「日日是好日」
★企画&案内人担当:藤井啓人(ちょろお) ●茨城県東海村出身。高卒後、上京し新聞配達をしながら予備校に通い筑波大学に入学。4年間、体育会硬式野球部に所属し選手と2軍監督を経験。1992年に株式会社リクルート入社。12年間、組織・人事コンサルティング事業に��事し、約2000社の企業の変革に携わる。社内表彰制度で全国MVP・部門MVPの受賞計8回。2004年に独立し、事業再生コンサルティングのマネジメントリコンストラクション社を設立。2010年5月カングロ株式会社 代表取締役に就任。独自のサステナビリティ・イノベーティブ・コンサルティング事業を開始。米国で「今最も羨望の注目を浴びる企業」とされるオンライン・リテーラーのザッポス社のハピネス経営、「社員をサーフィンに行かせよう」「レスポンシブルカンパニー」の題材となっているアウトドア用品メーカーの米パタゴニア社を研究し続け、約1000社3000名のビジネスパーソンにセミナーや勉強会等でその真髄を伝えている。2013年には西アフリカのナイジェリア連邦共和国にて合弁会社を設立し、水問題、エネルギー問題、食糧問題、環境問題を日本のテクノロジーで解決するソーシャルビジネス事業も行う。実地の中から発信される指南は、斬新・先駆的でかつパワフルであり、魂を揺さぶるものとなっている。2013年以降、システムD研究会、自転車事故防止委員会、セブメディの会を設立。2015年より同士と共に「懐かしい未来プロジェクト(HOOPS!)」「サステナ塾」を開始し、持続可能な地域社会の実現のために人間本来の役割を思い出すためのあらゆる「体験」の場と機会を提供している。自転車のある生活をこよなく愛し、年間約1万kmを走破する。マラソンランナー、トライアスリート。趣味はゴミ拾い、俺のベランダ菜園。
★有機野菜:木の里農園 http://konosato.com/
■開催日:2023年9月18日(月)- 19日(火)1泊2日 ※下記集合場所に10時頃に集まり、翌日16時頃に現地解散予定です
■集合場所: 道の駅さとみ(茨城県常陸太田市小菅町694-3) http://www.hitachiota-michinoeki.jp/page/dir000003.html
■スケジュールイメージ: ※天候などの状況により変更となる場合があります <8月26日(土)> *10時:集合場所(道の駅さとみ) ※電車組は、JR常磐線東海駅からの送迎有り *10時15分~:手打ち蕎麦ワークショップ *12時~13時:自分の打った蕎麦で昼食&オリエンテーション *13時15分:大中町の荒蒔邸へ移動しチェックイン ・1000年以上前に建立された大中神社��ご挨拶 *13時30分~22時頃: ※概ね下記のメニューをゆるりと実施していきます。 ・里美の滝散策(美しい秘境の滝を巡ります) ・300年古民家「菊地邸」訪問 ・全員で夕食準備&自然食料理での夕食&片付け ・荒蒔邸の囲炉裏と焚火を囲んでのダイアローグ(対話) ・横川温泉 中野屋旅館 で入浴(入湯料は個別清算) *22時頃:自由時間 *23時頃:就寝
<8月27日(日)> *06時:起床~朝のさんぽ(朝陽を拝むマインドフルネスウォーク) *07時:全員で朝食準備&朝食(禅イーティング)&片付け *09時~:森夕花先生のマインドフルネスアートセッション *11時~:清掃・片付けをし移動 *12時~:御岩神社巡礼 *14時~:ゆっくり昼食&対話&クロージング *16時頃:解散(電車組は近場のJR常磐線内の駅まで送迎します)
■宿泊場所: 里美 160年古民家の宿「荒蒔邸」 茨城県常陸太田市大中町1547 【地図】https://www.aramakitei.com
■当イベントの参加資格:どなたでもご参加可能です。 お気軽にお申し込みください。以下は参考です。 どなたでもご参加可能です。お気軽にお申し込みください。 ※エコビレッジ、パーマカルチャー、トラジションタウン、半農半X、 スローライフ等に関心のある方 ※マインドフルネス、スピリチュアル、メディテーション、ヨガ、 リトリート等に関心のある方 ※お子様は、小学生高学年以上が良いと思います(過去参加有)。 お子様を同伴されたい方は、事務局に事前にご相談下さい。
■参加料:お一人様 3万800円(税込)※小中大学生は1万5400円(税込) ※上記には、参加費、宿泊費、夕食のBBQ及び翌日の朝食付き代が含まれています (アルコールは最低限用意をしますが、多めに飲まれる方は持参頂いています) ※上記には、交通費、夕・朝食以外の食事、入湯料、工芸料などは含まれておりません ※小中高大生はお一人様半額となります(お子様同伴の方は、事前にご相談下さい) ※必要に応じ、領収書をご用意致します
■注意事項:※必ず目を通しておいて下さい ※コロナ対策のご準備をお願い致します ※当企画は、現地集合・現地解散企画です ※電車組は、JR常磐線「東海駅」にてピックアップ致します ※宿泊は、状況に応じ、女性専用部屋を用意します(枕、敷/掛布団あり) ※横川温泉 中野屋旅館 で入浴(入湯料は500円、個別清算となります) http://www.satomi-nakanoya.com ※工芸ワークショップは「常陸蕎麦・本格手打ち蕎麦教室」を予定(昼食込みで一人2000円程度) ※参加者同士、車での乗り合いをお勧めしております ※参加料は、事前振込制となっております(申込後にお知らせ致します) (前日キャンセルは50%、当日100%のキャンセル料を徴収致します)
■定員:8名限定 ※先着順。定員になり次第締切ります。 ※最小携行人数は5名。参加者が5名を下回る場合、開催を見送る場合があります。 ※小学生未満同伴の場合は、事前にご相談下さい。
■当イベントの申込方法【重要】: ※ 下記をご一読いただきお申込み下さい。 ①下記URLの申込フォームにより正式エントリー 申込フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSft1YNO6SP4C-YGlgpacoHgGK-wLQ9t-NOybyJuhsVg8sNbjg/viewform
②お申込後、24時間以内に参加受付受領のe-mailを事務局よりご返信させて頂きます。 e-mail: [email protected]
③②の返信メール内にある振込み先に前日までにご入金
(現地でのお支払いも可能です)
④これにて「申込完了」となります。
■協力:木の里農園さん、地元の仲間たち ■主催:カングロ株式会社 HOOPS!事業部 https://www.kanglo.co.jp
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2023/6/12〜

6月12日 三つ編みで出勤したら女性の上司に、あらよいですね!と言ってもらい、まさかでやっぱり嬉しい。 女の人に褒められると嬉しくなる。
昨晩周りの人たちが好きな傾向があるラバーガールのコント動画を少し見てみたけれど何が面白いのかあまりわからなくなってしまって悲しかった。 お笑いを楽しめなくなってしまった。 多分自分の人生が忙しすぎるのかな、と、自分の写真を1〜3期に分けて組んでみようとしている内の2期目の写真選びをした。
朝トイレの様子がおかしかったので詰まってしまったのかも…と不安のまま出勤したことを思い出した。大丈夫でありますように。

6月13日 出勤の道で、雨が降る中レインコートを着て長靴で歩きながら除湿機をamazonで購入。買ってから、こんな状況で除湿機買ってるのなんかおかしいな、と思った。
出勤した給湯室から「あ、それ聞いたことあります。こないだデートした人から…でもいろんな人とデートしてて誰から聞いたか忘れちゃったんですけど…」という会話が聞こえてきて、いろんな人とデートする元気な人もいるんだな〜、となる。
私と同じようにバスに乗らず歩いて出勤している一期下の方に、道中に11匹のねこが落ちていることを伝えていたら「今日ねこ見つけました!」と報告してくれた。
今の上司も飼い犬を溺愛していて、そのラブなエピソードをたびたびお話ししてくれる。 今ちょうど里親の元から親犬が来ているとのことで、離れられなくなっちゃうんじゃないか、と訊ねると、夏休みに実家に帰省して親に会う感じで、ほどほどに楽しく限られた時を過ごしているとのこと。 誰も教えてないのにタオルで戯れるのが大好きで、不思議に思っていたところ、昨晩親犬が人目を盗んでタオルで戯れていたところを上司が発見したらしく、遺伝なのかな〜、という話をした。
今日から職場の冷房が解禁された。 思いがけず天気が回復して陽射しを浴びた。 いろんなものが身体に堪えて遠い気持ちになっている。

6月13日 前年度までお世話になった上司が、職場の近くでパン屋さんをしているとのことで、お昼休みに職員さんに車で連れて行ってもらうことに。 事前に調べたところでは、とてもおしゃれで可愛らしいパン屋さん。 ご自宅でひっそり営業されているのかな、と思っていたけれど雑誌に掲載されたこともある人気店みたい。
久しぶりにお昼休みを誰かと過ごして、しかも職場の敷地外に出られるなんて、気分転換ってこうゆうことね〜といつまでも覚えられない職場周辺のロードサイドを眺めていた。
パン屋さんは売り切れ閉店してしまっていたけれど、素敵なお店と、そのお店の上司のお話をできたお昼休みでとても楽しかった。
かわいい刺繍が入ったシャツをよく着ている方に、かわいいですね!と伝えると「選択をする女の人のシャツです」と教えてくれた。 好きなブランドだったけれどもうなくなっちゃったんです、とのこと。どこのですか?と訊ねると、Ne-netだって! A-netのお洋服たちが少し寂しい感じになっていることや、Ne-netのお洋服のかわいさについてお話しできて、まさのことで嬉しかった。
今日こそは2日連続で受け取れなかった宅急便を受け取りたいのに全然バスが来ませんね。

6月15日 朝駅に着くといつものバスが間引かれていたようで、バス停が大行列。雨の日なのになんで! そのまま1時間くらい歩いて出勤してみた。 途中からなんとなく同じように歩く人がいて、20mくらいの間隔をあけてずっと同じ道を歩いていた。駅のローソンの袋を下げていたので、もしかしたらこの人もバス停の人の多さにびっくりしたのかもしれない。
道中で泉まくらの新曲をダウンロード。 ��ょっとだるいかも、で、ロキソニンを入れたらなんか身体がヒリヒリしてしまった。 ちょっと痛みも耐えられない!
帰り際、雨が降ってきそうですね、とロッカールームで他のチームの職員の方とお話をする。 窓の外の木は鳥が運んできた種から生長したでありう実生木で、こんな花が咲くんだね〜と言っていた。ふわふわの薄黄色の花。実が美味しいらしく鳥がよく食べにくるとのこと。
レインコートもきて完全装備で歩いていたら、車が走り去って泥水を飛ばしてきて、バスも全然こなくて、やっぱり雨の日はダメだ!

6月16日 通勤中の紫陽花が咲き誇っていて劇にゃんこ状態。 暑さに体がなれないと夜中に起きては何かを食べてしまう傾向が強くなる。寝ている間に体力を消耗してしまっているのかな。
帰り際、おとといパン屋さに一緒に行ってくださった職員さんが話しかけてくれる。 その時車の中で大学の話をして、私の母校を伝えていたのだけれど「なんか聞いたことある大学だと思ったら、大学時代の同級生が今そこで先生をしているの!」とのこと! お二人とも関西の大学出身だけれど、関東に出てきた友人として最近までよく会っていたらしい。 名前を教えてもらったのに忘れてしまった。 私の所属していた学部とは違ったけれど、源氏物語の研究をしているらしい。我が母校っぽいな〜、と思った。
やっと天気が良くなったのでお昼休みに自転車でクリーニングを受け取りに行こうと思っていた矢先、出勤中に自転車で点灯して労災がうんぬんという話を聞く。上司が自転車で転けてしまい泥だらけで出勤してきていたとのこと。 怖くなって今日は自転車に乗るのをやめておいた。
明日はリップグロスと新しい香水を買いたい。 今日はお掃除そこそこに早く寝られますように。

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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念��試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針��推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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𓂃•𓂃•𓂃 𝒗𝒊𝒆𝒘 𝒄𝒂𝒇𝒆 𓂃•𓂃•𓂃•
しっとりと始まった本日は
雨が降らずに持ち堪えています
桜がハラハラと散り始めてしまいました
花びらが舞うと雪のようで綺麗です
viewcafe🌸桜シリーズもそろそろ終わりを迎えます
かけこみ��桜がりにいらっしゃるお客様もいらっしゃるので
出来るだけご提供したいと思います
viewcafeの遅先の桜は13日あたりまで
なくなり次第終了です
5月定休日は以下の通りです
13火.14水
20.火.21水
27火
✎˗˗˗˗˗˗˗˗˗˗˗˗˗˗˗˗˗
ご来店前に必ずご一読下さい
駐車場と立ち入り禁止エリアについて
⭕️viewcafe敷地内の駐車場以外は
進入禁止 駐車禁止です
また写真撮影等で敷地外(隣家の私有地)
に入り込む等もご迷惑となりますので
マナー違反ないよう心より
お願い申し上げます
⭕️札幌方面からくると右手海側に
viewcafeがございます。
手前の赤い屋根のお家はカフェでは
ありません。またview cafe の駐車場
からさらに下のお家もカフェでは
ありませんので立ち入り禁止です。
⭕️第3駐車場の柵の奥やカフェ建物の
奥は急な崖地で大変危険です
絶対に入らないで下さい
⭕️駐車場台数に限りがあります
1台のお車に乗合せのご協力を
お願いいたします
⭕️冬は第2.3駐車場は使えません
又第3駐車場は4WD専用です
⭕️混雑時はお食事ご提供から1時間半程度
のご利用とさせていただきます
⭕️おひとり1オーダー以上のご注文にて
お願いいたします。
◉◉◉𝒗𝒊𝒆𝒘𝒄𝒂𝒇𝒆 𝒚𝒐𝒖𝒓𝒕𝒊𝒎𝒆営業時間◉◉◉
春夏秋は
𝒐𝒑𝒆𝒏→11時〜19時
𝒄𝒍𝒐𝒔𝒆→火.第1.3.5水
冬は
𝒐𝒑𝒆𝒏→11時〜17時30分
𝒄𝒍𝒐𝒔𝒆→火水木
小樽市張碓町351
0134-62-1239
銭函駅から車5分/小樽駅から車25分
駐車場16台
34席
𝑾𝒊-𝑭𝒊有
*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。.
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#手稲カフェ #札幌カフェ #北海道カフェ
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#ずんだパフェ
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2016-09 吉祥寺マン��ラ2

火 Mitsuyo 日野雅司(9)にゃおい笑子(ds) Mitsuyo(vo) みちる(部落)川口卓也(ds) 菊池透(b)柳澤聡(9)青山祐(pf) 長谷川晶子(cello) 大井俊輔(per) sonimarium miyaship(vo) takafur) [ sonimarium x Mitsuyo Wednesday meeting vol.2 l 小川剛(o.9)/飯浜ゆきこ(.g)/伊藤悦士(9) Matim Mana Shu Momo(vocorder.key)田原キm(b)西宏(ds) GEN (g.harmonica) 滝本晃司vo.g:pn) 12.0n 19:00 齣売 drink 水 musical instruments) 弾き語りカルテット 米本実(selfmade electric 坂ノ下典正(g) 後藤勇コントラバス 後康(o.cb)野)山智1(c) 佐藤幸雄(9.vo)POP鈴木(ds)藤木弘史(pf) 佐藤幸雄とわたしたち 17-00/12:20 drink 又吉康人(vo.g)/高橋功亮(vo.g)/都裕(vo.g) 【おとの記憶】 プチだおん“塩酸(tuba.recorder) 多田子(sax.Bcl.銀盤ハーモニカ)中尾二(tb.cl.sax) 山下由o.g)+美尾洋乃(n) 石塚俊明(ds) taca(acc.) from France BOEVES 3塩かり子(cc)小産公子(aCc. vo) 佐々木統(acc)アラン・ハーン(aCC. Vo. 【?多田鏡子Birthday LIVE〜】 多田鏡子(vo)田文信)宮崎まさひろ(56) 松風鉱|(ts.f)大徳俊幸(pf)加藤崇之(9) 月 花本麻里絵(vo.g)/精子BANKS すがこ(dance) 若林淳(dance) 磯部潤(ds)北陽一郎(tp)鬼頭哲(bs)雅代(as) 立花秀輝(as)山口コーイチ(pf)不破大輔(b) 渋さ知らズ劇場 タクシーサウダージ(a) 2金 服部正美(ds.perc) 宮野裕司(as) 小山謙吾(b) (ラッキー・ホラー・ウソデ・ショー!】vol.3 3土 ボール&チェインズ/安田兄弟/OWLS /ヤーローズ 【夏の終わりに〜ラブジョイタ暮れのライブ?】 Lovejoy植村昌弘()かわいしのぶ() bikke(vo.g) 近達郎(pf.key) 服部夏(9) 木 あおやぎとしひろ(vo.g)西清子(SaX) kumiko(accd) pakira (vo.g) 1R-20/1O. 48?3300 WBV2500 10.0700 当日¥3300 18:00/ 2500 +drink ¥3000+drink drink 42700+ drink 18:30 金 木 水 火 金 月 Tail'z 泉田理敷(Vo)(g)永田利(wb)森田珠美(pf) 星野泰臍(pf)・沢田治(b)<ショーロクラブ> 植村昌弘(ds) 万平 隆行(Modular Analog Synthesizer) 石原雄治(ds 大島 輝之(g.Bugeffects) 大島-片平-石原 毬谷友子(vo.pf 【総谷のお部屋】?秋のお楽しみ? ケビン・ジュン・小川/ホンノマジカナハル THE 北澤コイチーズ るーずぱんてい/辻本マリナ(vo.g) NIII. 高橋克弥(68)大熟良知(688着本意く() 大竹創作(vo.pf)大竹幸平(g)畑野淳(b) 【乙三のマンスリーデイvol.21】 なぎら健壱 (og)+ OWN RISK Napple Tapple 【 =Napple Tappleの「HOW TO WEAR」=】 Asturias/早乃香織&more いとうかなこ/ワタナベカズヒロ 【ZI22 Meets Wonder】 渚(vo) 竹蔵(9) with 倉橋圭(>)+ 田窪一盛()/都(vo.pf) 中川海(vo.三線) サトップル&オップル MATO 松本明(vo.g) 加藤実(pf.cho) 松|英(perc) HAMARI 浜洋介(vo.g) 斉麻(Key) 雨本ふみ(vo.g)/マサゴロウ(vo.pf) 日 大竹創作(vo.pf)/今泉沙友里(vo.pf.g) 菜の花楽団 さとうじゅんこ(>o)高橋裕(9)周野に(競ハーモニカ) 真黒毛ぼっくす 俺はこんなもんじゃない OWKMJ 20:00 18:30 ¥2400+drink 【十輪寺の花まつりin 東京]?秩父小野の花まつりが東京にやって来た!? 金大海有海(vo.g)/原崇(vo.9)/路字山吟(vo.g) 丸本達也(vo.g)竹内大輔(pf)/浜洋介(vo.g) 司会 17:30/18:30 前売¥3000 18:30/19:00 19:00/ 当日¥3300 当日¥3500 8?3300 17:30/ 18:00/19:00 出演希望の方は、デモテープ・写真をご用意の上ご来店下さい。 時間:開場 18:30/開演19:30 料金:¥2200+ドリンクオーダー(異なる場合はスケジュール表内に表記してあります。) 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6 第18通南ビル Tel/Fax:0422-42-1579 吉祥寺駅 南口 曼荼羅音楽出版所属アーティストリリース情報!! 南壽あさ子 積水ハウスCM歌唱やアステラス提案の MANDALA 2 CMナレーションをして、東京ガスのラジオCM歌唱などでも話題のシンガーソングライター 現在、全16箔所を弾きいで周る弾きい "flora" tour 2016を開催中。 井の部通り http://nasuasaco.com http://www.mandala.gr.jp ライブ終了後 AM0:00まで営業しております。 NEXT MONTH 10.7fri… 洪栄バースデイライブ 10.9sun … HEMLENとRuins Alone 10.14fri?? 波辺信子Sophisticated Live 10.21fri …・ふたりはH 早川義夫・原マスミ 10.22sat …ふちがみとふなと・エマーソン北村 10.24 mon ・・ノエル・ヒル来日コンサート 2016 SEPTEMBER LIVE SCHEDULE MANDALA2 City Hole's Bar sonimarium 9.14 wed sonimarium X Mitsuy Vednesday meeting vol.2) sonimarium miyaship(vo) takafu (b) 日野雅司(g)にゃおい笑子(ds) Mitsuyo Mitsuvo(vo)みちる(朗読)川口車也(ds) 菊池透(b)柳澤殿(g)青山祐己(pf) 長谷川高子(collo)大井俊輔(Der) 9.25 sun <?と三のマンスリーデイvol.21~> 乙三. 大位創作(vo.pf) 大竹幸平(g)畑野淳(b) 高橋克弥(ds)大郷良知(sax)橋本貴久(tb)
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その一人が、団地に住む子どもの中で特に仲が良かった鹿島祐樹という少年である。このわたしと同級生だった少年は、始めはわたしよりわたしの弟とよく遊んでいたのだが、球技全般が好きな彼は本を読んだりカード遊びをしたかったわたしとは上辺の好みも生まれ持った生理も合わなかったはずなのに、きっかけも過程もまったく覚えていないがよく遊ぶようになり、毎日一緒に下校するぐらいに仲良くなった。この下校の時間はわたしにとっては苦痛な時間だった。それはこの運動ができて女の子に好かれていた祐樹少年とは別にもう一人、他の子供にいじめられがちだった別の同級生とも祐樹と仲良くなる前から一緒に帰ることになっていて(この少年はわたしと同じ部屋遊びが好きな物知りであることに自分の誇りを託している種類の少年で、下校中は雑学を話したり、TRPG宜しくこの少年がテレビやアニメやゲームや漫画などの世界を融通無碍に組み合わせた奇怪な世界を、わたしがプレイヤー、この少年がゲームマスターとして冒険したり、草を千切って作った船をどぶの水に浮かべてそれを追いかけたりした)、この三人で連れ立って下校しなければならなくなったからだった。わたしを挟んで歩く二人の仲は険悪極まりなく、それは祐樹が下校中ずっともう一人の少年を、こいつと付き合うなとわたしに言外に伝えようとしているかのように、直接からかったり悪口を言ったり、卑劣にもその悪口に対する同意を「でしょ?」という冗談めかした語尾でわたしにそれとなく求めたりするからで、その中には同意できることも同意できないこともあったものの、わたしにできることはこちらも卑劣なことに肯定をすることはないがはっきり否定するでもなくやんわりはぐらかして、両者に嫌われないようにして、このもう一人の少年と二人になったときに彼を喜ぶことをすることぐらいだった。しかしそんな辛い思いをしたのにわたしはこの祐樹のことが嫌いでなかった。それはこの祐樹がわたしには敵意を一切示さなくて、自分に好意を向けてくれる人を拒否できるような気の強さをわたしは持っていなかったからかもしれない。この祐樹も、小学校を卒業するのと同じ頃に、近くの町に祐樹の父親がどこかの工務店に依頼して建てた何の変哲もない新らしいグレーの一軒家に引っ越してしまった。
その後はわたしが地元の中学ではなく少し離れた所にある高校の中等部に入学したので、祐樹と全く会わなくなってしまった。しかし、中学に入学して一年ほど経た頃に、一度だけ、急に祐樹がわたしの家を尋ねてきたことがある。わたしが学校からバスで帰ってきて車通りの多い国道のバス停で降り、虚しい気持���思春期の少年の心中を偶に訪れる、何となく足を動かすのが億劫で、逆にそれが自己の自由の存在の証明であるように感じられるあの気持のまま、その感情を反映しているかのように静かでどことなく荒涼としたよそよそしい雰囲気の晴れた昼下がりに、川に架かった車道橋の付け根の盛り上がりから下っていく起伏の乏しい荒いコンクリートで固められた坂を歩いて(坂には酒のラベルを模した絵の鉄板の看板を軒上に隙間なく貼り付けた、入ると薄暗いかんじのする昔ながらの酒屋があったが、外からはやっているのかどうか分からない)、工場からの排水で汚れて油っぽくなった川の手前側にある、丈の高い菜の花が咲いて一面黄色になっている土手(風が吹くとその黄色く小さな花を付けた原色の緑の茎はどんよりした昼の空気に気だるげに頭を揺らす)と道を隔てる、触ると手が真っ白になる固いガードレールのある右に湾曲していく車道に沿って歩いて帰り、汚らしいまだ木の棒形を留めている巨大な木材が山となっている大きな倉庫のある敷地の広い家や、屋上が全面テラスになっているのだがその枯れかけた草木が植えられた鉢の立ち並ぶ今にも取れそうな手すりのある荒れ果てたテラスが寂しさを何倍にも増している、白い塗料があちこち剥げている南米の砂漠の端にでも建っていそうな、黒いアスファルトで固められた庭が殺風景な家や、ゴミ集積場として使われているコンクリートの壁で区切られた四角い空白や、白線で作られた二桁の数字が順に割り振られた(縁起が悪いからと「4」の付く数列は省かれている)団地の駐車場や、見上げるほど大きな、窓が一つもないために中で良からぬことが行われているのではないか��見る人の想像を掻き立てる水道局の白い四角いキューブのような古い建物などが立ち並ぶ車道を通り抜けて、肌色に塗装された金属製の冷たい扉のある二階の玄関前に到着すると、その脇の階段の土と砂と埃で汚れているひんやりした段の上に、地元の中学の名前が入った、紺色のジャージを着た祐樹が座っていて、わたしの帰宅を一人で座って待っていたのである。予め到来を伝える連絡はなく(当時は二人とも携帯をもっていなかった)、まったく突然のことだったので、わたしは驚き、同時にまだ小学生のときの自分が生きていたのか、かつてのように遊べるかもしれないと自然に思い、「なんで来たの?」と親しみを込めて尋ねた。祐樹は白いマスクをしていて、わたしの発言を受けてそのマスクの裏で彼は微笑んだが、マスクをしていてもそれが分かったのは、団地の階段の光の届かない影の中で、マスクの上にあった2つの目が昔と同じように細くなって、マスクの下では昔のように口がにやっと笑っているのが予想できたからだった。しかし祐樹は微笑んでいるばかりでわたしの質問へ答えを返さなかった。しばらくわたしたちは玄関の前に立ったまま会話をした。そこで話したことはもう忘れてしまったが、わたしが家に上がることを進めて、彼がここでいいと言い張ったのは何となく覚えている。昔のように遊ぶ流れには、中々ならなかった。そうこうしているうちに、わたしは次第に、彼が白いマスクをしたまま外さないのが気になってきた。小学生のときを通して、彼がそんなものを付けているところは一度も見たことがなかった。まだ子どもで、思ったことをすべて口にしてしまう人間だったわたしは逡巡したりせずに、「なんでマスクをしたままなの」、「取らないの」とあっけらかんと彼に聞いた。祐樹は、彼は彼でまた子どもで、話を上手くはぐらかす話術を知らなかったので、「まあいいじゃん」と返事にならない返事をし、また微笑んだ。この日の彼も、昔の小学生のときのようによく微笑んでいた。しかし今度は、わたしはそのマスクの下で確かに昔のように彼が笑っているに違いないと結論づける自信を失ってしまっていた。手がかりとして与えられていたマスクからはみ出た上の部分だけでは、証拠として不十分に感じられたのだった。そうするともうわたしには、この祐樹が以前と同じ祐樹、一緒に下校したり野球したりサッカーをしたりカードをしたり喋ったりしたあの祐樹と同じだと見做していいのかよく分からなくなった。わたしは、何か理由に相当するものを把握したわけではないが奇妙なことが起きていることを察し、マスクについてもう何も言わなかった。結局その日は最後まで祐樹はマスクを取らなかった。かつてのように遊ぶこともなく、適当に別れたようである。それから少しして、別の日にわたしが祐樹の新居に遊びにいったときも、発売されたばかりのWiiのゲーム(スマブラ)を彼の部屋でやったのを覚えているが、祐樹は最後までマスクを取ろうとしなかった。それ以来わたしは彼と会っていないが、こうした彼と最後に会った頃の記憶を思い返すと、わたしは何か言葉にできないものを感じる。あの女子に兎に角もてていた、音楽室で告白などをされて、それが終わるのをわたしは風が土埃を巻き上げる校庭で日が傾くまで待たされて、その帰路にわたしに余ったバレンタインデーのチョコレートをくれたあの祐樹が、マスクをつけたまま外そうとしない少年になるというのはわたしにとっては簡単には飲み込めない問題なのである。たしかに、こういうことがあった後では、その予兆を、例えば祐樹少年の笑顔の、当時の女子小学生を惹きつけた人懐こっそうなどこか寂しそうな雰囲気に見出だせなくもない。しかし祐樹が団地にいた頃はそんなことは一瞬も考えていなくて、そもそもこうして思い返される彼の淋しげな笑顔も昔の祐樹という存在にとっては殊更重要な特徴ではなく、彼もそういう笑顔ばかり見せているわけもなくあのいっしょに下校した同級生をいじめるときのように残酷になるときも逆にいたって普通であるときも子供らしく気前がよくなるときも逆にけちなときも馬鹿笑いすることも怒りをみせることもあって、彼はわたしのなんてことはない遊び相手の一人にすぎず、だからあの笑顔に内在するように思われたその固有の存在感は、われわれの想像を超えた出来事が現に起こらなければ決して気づかれなかったことなのだと断言できる。こうした事態はわたしに、現実というのはどんな些細なことにおいても、平時はまったく気づかれることのない可能性の地中に、無限のポテンシャルとしての種子を無数に潜ませていて、世界はそれを日々無責任かつ無作為に開花させているのだということを短い間意識させた。
こういった団地の子供たちが遊ぶときは、団地の中央にある公園に集まった。そこは、わたしの住んでいた二号棟の部屋の殆ど眼の前にある。午後になると光が当たらない次第に暗くなってくる北部屋で、よく子供のわたしは一人で本を読んでいた(夏は南から北へ風が通り抜ける冷たい木の廊下に寝転がりながら読んだり、体が疲れたり真ん中の部屋の繊維質の壁紙に背をもたれさせながらだらしない格好で読んだりする)。この習慣がわたしの視力を年々悪くしていたのは確かだが、その頃のわたしはそんなことにまったく無頓着である。本のタイトルは、おそらく図書館の埃っぽい英米文学の棚にあった海外推理小説全集の『第二の銃声』か、あるいは本屋の一番奥の児童書の棚に平積みされていた青い表紙に悪魔の絵が書いてある『バーティミアス』か、学校の図書室で借りてきたアルセーヌ・ルパンか、父方の眼鏡の叔父がくれた一山のアガサ・クリスティーのぼろぼろの文庫本の中の一冊か、もしくは誕生日に買ってもらった『ハリー・ポッター』か、もしくはやはり『森の中の海賊船』か、科学か歴史の学習まんがか、何度か読み返した『十五少年漂流記』か、『白魔狐伝』のどれかの巻か、その内容よりはチャンバラシーンと3巻のエロティックなシーンが子供心を惹きつけた『竜馬がゆく』か(エロティックなシーンを何度も読んだからか、あの古紙の香ばしい匂いはわたしにとって特別なものになっている)、あるいは他の『エルマーのぼうけん』等の名作の子供向けの物語か、『アラビアン・ナイト』か、それ以外の何かの面白かったり退屈だったりした本なのである。暗い部屋の中、父が日曜大工で作ったホームセンター産であることが丸わかりのニスなど何も塗っていない机の上に本を置いて、本を読んでいるわたしが座っているのは幼児の頃から使っているドイツかどこかで作られたブランドものの子供から老人まで使い続けられるという触れ込みの椅子で、∠の形の下辺が足、斜めの辺の上部に狭い背もたれとして湾曲した板が付いていて、横に=の記号のように二本の板がそれぞれ尻と足を置くために差し込まれていて、それに座ると随分窮屈で自然とうつむき加減になってしまったが、スポーツ選手の動作にそれぞれ個性があるように、これこそがわたしにとっての本を読むための姿勢なのである。窓は網戸になっていて、眼の下には鉄の屋根のついた駐輪場と、横に立ち並ぶ入居者用の倉庫があって、その駐輪場や倉庫の屋根に登るのは、団地の子供なら一度は試してみることになっている。その向こうには公園に遮られて途中で切れたようになっている二号棟があり、その右上に目を向けると、空気がもう青黒く大地に沈殿しているのに、空は依然として青々と光り輝き、そこに月が白々しいことに姿を表している。もう暗くなっているのに、外からは団地の子供や外から入ってきた子供たちの歓声がボールが公園の北側を仕切るコンクリートの壁(その片側は小さな階段に、もう片側はスロープになっているが、鬼ごっこのときなどはこの壁やこの道が追手から逃れるための助けとなる)や二号棟の壁にぶつけられる音が聞こえてくるが、あの壁に面している部屋の住人は迷惑には思わなかったのだろうか。わたしはしばらく読み続けていたが、ふと目線を上げそれらを見る。ふと、自分の名前が呼ばれた気がしたからである。確かにそうだった、弟はわたしを怖がっていたから呼ぶことはないが、友達がわたしを大声で読んでいて、それがこの部屋の、外の涼しい空気が入り込んでくるアルミサッシの窓の網戸からも聞こえる。ちょうど読み疲れたところだった。この外からわたしを呼ぶ声によって、風呂の中でもう飽きているのにこのまま浸かっていたいという気持というよりはこのままでいたいという頑固で原因不明の執心に負けて風呂に浸かり続けているときのように読書に熱中しているのから、わたしはわたしを呼ぶ声でやっとこの世に呼び戻されて、開放され、もう部屋がすっかり暗くなっていることにようやく気づく。それで気が向けば外に行くし、たいてい気が向かないのでいつもは家でぼうっとしているが、彼らが家まで呼びにくればもう無視し続けることはできない。
・ ・ ・
こうしてわたしを外遊びに呼びに来るのは、鹿島裕樹か三浦瑞己であることが多かった。あるいは団地の外の同級生の友人が呼びに来ることもあった。また、まだわたしが幼稚園か小学校の低学年だったときは、すぐにどこか別の町に引っ越していった女の子が団地の同じ棟にまだいて、その子と遊ぶこともあった。その女の子とは、彼女が団地を離れたら精神的な紐帯も切れてしまったのか、その後に何度か同じクラスになったり、同じ「放送委員」をやったりしてもいても、お互いに昔のことは覚えているのだが、かえって昔同じ団地に住んでいたということが邪魔になるようで、昔みたいに打ち解けることはないのだった。これに関しては、わたしが昔から大人しい恥ずかしがり屋の、人見知りする少年で、特に思春期(小学5年)以降は、こんなに情けない自分なんて女の子に嫌われてはいないまでも軽蔑はされているかもしれないと感じて、緊張感から会話がぎこちなくなったりそもそも会話を避けるようになったりしたことが原因だったのかもしれない。しかし三浦瑞己はわたしの一つ年上ということもあってか、また本人の無遠慮な性格もあってか、わたしのことは弟分扱いだったから、同級生のその女の子ように、わたしのことをこの子は話しかけられたくないのだと誤解して遠慮したりせずに、わたしとわたしの弟をしきりに外に連れ出しに来た。連れ出されても連れ出されなくても常に外で遊んでいる弟はまだいいが、瑞己の美貌に気づいていないから単に迷惑でしかなかったのは家で一人で本を読んでいたいわたしである。しかし空手をやっていてしかもかなり強いらしい(後に空手で高校へ入学したらしい)瑞己に腕力で勝てるわけもなく、精神的にも物怖じしない彼女と怖がりのわたしでは比べものにならず、こういうときは勉強の出来や本がすらすら読めることなどまったくの無意味である。仕方なくわたしは彼女の「おい〇〇(わたしの名前)行くぞ」という乱暴な物言いに応じざるを得ない。そうして団地の内や時には外まで出ていって、半ば瑞己の命令に従って遊ぶことになる。
そういうときはいったい何をして遊んだのだろう。記憶は薄れてしまっているが、鬼ごっこやそれに似た氷鬼、警泥などは何度も遊んだに違いない。あるいは公園の水色のペンキで塗られたジャングルジムによじ登って、鬼地面からボールを当てて当てられた人が交代する遊びを一時期よくやったのを覚えている。なら隠れ鬼もやったはずで、こういう逃げ回る遊びをするときは、団地中が舞台となって、色々な場所ーーどこかの棟の階段、水道タンクの柵の中、倉庫の屋根、団地を縦に通る溝、裏手の草むらーーに子供たちは大人の目を意識して無視して侵入した。またこれはいじめっ子気質のある男の子がよく好んだが、ドッチボールやサッカー、野球の類も、あんなに狭い公園で、裏には車が停められていたりするのにそんなことにはお構いなしで遊んだこともあった。だがこういう遊びは頭数を要したから、二三人しかいないときはどうしたのか。瑞己の家の中で遊ぶことは一度もなかった。だからおそらく、二号棟と倉庫の間にある草むらでバッタでも捕まえたに違いない。あの草むらは草の丈は低いが当時はたくさん緑色の細長いバッタが住んでいて、走り回ると追い立てられたバッタが次々と草の根本から跳ね出してくるのを素手か虫取り網で捕まえるのである。しかしバッタならありふれているが、にょろにょろ動く可愛らしいカナヘビを捕まえれば、それは大事な戦利品となる。あるいは、夏休みになって使い切れないだけの時間が与えられれば、団地の横にあるコンクリートで固められた乾いたみぞ(おそらく大雨のときに水を流す用の水路として作られたのだろう)に彼女の命令のまま段ボールを持ち込んで、植木の影に「秘密基地」を作ることができる。わたしが生まれる前に冷戦は終結していたが、その名残を感じさせるこの遊びも、当時はまだ子供たちに引き継がれていたのである。
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2025/4/25 1:00:25現在のニュース
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くノ一○○伝 紫陽花 第一話 潜入、蒲生邸 媚薬〇〇と快楽〇〇
くノ一○○伝 紫陽花 第一話 潜入、蒲生邸 媚薬〇〇と快楽〇〇 スタジオ: エロアニメ シリーズ: くノ一○○伝 紫陽花 時間: 16分 女優: 『鈴木みら乃』に爆乳くノ一、現る!!〇〇〇、女騎士からくノ一キャラまで。変幻自在のヒロインメーカー同人サークル『ミッドナイトプレジャー』超大作の同人ゲーム『くノ一○○伝 紫陽花』アニメ化第1弾!!!巨乳、爆乳のくノ一たち相手にあなたはの煙幕を使って雲隠れ?アニメオリジナルヒロイン声優が、可愛く喋る、喘ぐ、なめ絞る!!■ストーリー今は昔、影に潜み諜報や暗殺を行う者、すなわち忍びがその力を振るっていた頃。女の忍び、くノ一である紫陽花は、とある連続失踪事件の調査を行っていた。屋敷内に侵入するまでは良かったものの、小さな油断から囚われの身となってしまう。「くっ、不覚っ。何とかして逃げ出さなければ ***********************************

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虚子自選揮毫『虚子百句』を読む ⅩⅦ
花鳥誌2025年5月号より転載

日本文学研究者
井上 泰至
32 山川にひとり髪洗ふ神ぞ知る
『玉藻』昭和十六年八月号初出。『六百句』には「(昭和十六年)七月八日。玉藻句会、鎌倉、妙本寺庫裏。」と注記。
日蓮宗寺院妙本寺は、北条氏のライバルだった比企一族の屋敷のあった場所で、北条氏に滅ぼされた後、比企能員の末子で順徳天皇に仕えた学者比企能本の開基になる。比企の乱の時、まだ幼少で京都にいたため生き延びた彼は、鎌倉の町に辻立ちして生命がけの布教をしている日蓮に出会い、一族の菩提を弔うべく自分の屋敷を日蓮に献上した。なので、句会の場はこの句と縁も縁もない。句会に同席した星野立子の『虚子百句』の評にも「御伽噺か空想画か、そうでないまでも人里離れた山里の清らかな若い女を描いたものと思います」と書いている。
この句については昭和二十一年八月号の「玉藻」に虚子自身が書いた自句自解の文章、「恋の句」(のち『父を恋ふ』昭和二十二年改造社版所収)に就くべきだろう。
山川に女が独り、髪を洗つて居る。元より両肌は脱いだままであらう。或は山川に今まで泳いで居つて、裸体のままで髪を洗つて居るのかも知れぬ。が、それは誰も知つて居る者は無い。ただ神様が知つてをるばかりである。之は必ずしも醜骸を描いたものではない。清浄な日光と空気に包まれた山川に、神聖な半裸体、若くは全裸体の一女性を点じた一服の画と見ることが出来る。
まず、虚子が女性の裸体を詠んだ句だ、と認めていることを確認しておく必要がある。シャワーの行き渡らない時代の洗髪とは、元来そのようなものであり、浮世絵では「画題」の一つであった。参考までに江戸中期多色刷り浮世絵の開祖鈴木春信の「髪洗ふ二美人」(図1、慶応義塾大学メディアセンター蔵)を挙げて置く。
浮世絵の「美人」画とは、江戸文化の粋であって、性表現にエロスを伴う通俗性がむしろ身上だが、近代に入って、西欧的プラトニックラブの観念が入るに及んで、江戸の身体的恋愛、および女性表現は、「卑俗」と見られた。むしろ、それは近代においては洋画の影響から広まった。小説界で裸体画を掲げて論争になった山田美妙の『胡蝶』(図2、明治二十二年)を挙げておく。画者は、虚子の高弟渡辺水巴の父渡辺省亭である。

(図1)

(図2)
今美術史における裸体画の意義と歴史を詳述することは避けるが、要するに浮世絵は主としてプロを描いて、その女性を宣伝するためものであり、洋画の場合は、性の卑俗さを取り除くため、女性に神話性・聖性を付与するのである。
虚子が「山川」「ひとり」「神ぞ知る」と詠んだのは、後者の文脈にある。特に中七の字余りの「ひとり」は重要で、男性の視線を意識しないイノセントな色気を、虚子は詠みたかったに相違あるまい。
なお、下品な解説を付け加えれば、星野立子が評でこの女は「若い」女だと推定できる理由は、洗髪や山川の「水」のイメージに求められよう。女性の若さは、肌の保湿力、髪のツヤやハリに象徴される。水に濡れることで、それは一層引き立てられる。著者はあくまで過去の記憶でモノを言っているのだが、女優やアイドルの写真には、シャワーシーンや肌の光を強調して写し取る技法が、秋山庄太郎しかり、篠山紀信しかり、枚挙に遑ない。
虚子もまた見事に、女性美を俳句で描いて見せたのである。虚子の恋の句の自信作であったに違いない。参考までに前出の虚子筆「恋の句」の冒頭の一節を挙げておく。
「埋木」の作者は恋とは美しきことを夢みて汚きことをするものぞ、といつて居るが、まことに恋といふものは近づいて之を見ると汚く、遠くから離れて見ると美しい。恋は主として小説の材料ともなり、又歌にもよく取扱れて居る。我が俳句に至つては大変に少ない。―俳諧には多いが―それでも多少は無いこともない。さうしてそれは一種の色彩ともなり、潤いともなつて居る。
『埋木』とは江戸前期の連歌師・俳諧師にして、将軍綱吉の歌学方ともなった北村季吟の伝書。芭蕉もこの伝を受けたという。季吟はまた古典に明るく、『源氏物語』注釈として今日も評価の高い『湖月抄』を書いた。『源氏物語』を愛読した虚子(『虚子俳話録』)も、『湖月抄』を読んだ可能性は高い。虚子は「恋の句」のラストで、掲句と、
闇なれば���まとふ間の裸かな 虚子
とを比較して、「明暗二幅の裸像」と書いて一章を締めくくっている。
33 軽暖の日かげよし且つ日向よし
「ホトトギス」昭和二十年十月号初出。『六百句』注記に「六月三日 句謡会。鎌倉要山。香風園」とある。
高浜年尾の評に、「薄暑」と比べて「軽暖」は、やや寒さを意識したそれであって、温かさを噛みしめる感が濃いとある。その前向きな感じが、「よし」「且つ」「よし」のリズムに載せられているのだ。
なお細かいことを言えば「日陰」でなく「日かげ」と仮名で表記した点も芸が細かいと見るべきか。漢字で書いてしまっては、陰が濃い印象になって、「薄暑」の感が伴ってしまう。この句には、暑さがないことが大切なのだ。
年尾は、小諸での作であることを認めると、「又趣きがある」と言っている。たしかに「軽暖」とは北国に向いた季題であると言えようか。「薄暑」や「軽暖」といった感覚を表現した季題は、モノ化することで実感が湧く。
虚子は基本的にモノの俳人で、感情・感覚のモノ化、モノそのもの抽出、モノの変化の諸相を詠んだ。この句で言えば、感情・感覚のモノ化の典型例と言えようか。それが極まると、
石ころも露けきものの一つかな 虚子
鴨の中の一つの鴨を見て居たり 同
といった句に昇華する。掲句は、もう少し余裕を持って、モノの世界に遊んだ句とでも言えようか。
『虚子百句』より虚子揮毫
33 軽暖の日かげよし且つ日向よし
34 灯取虫這ひて書籍の文字乱れ

___________________________
井上 泰至(いのうえ・やすし) 1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
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第12回常陸の国・里山&野外ワークショップ&マインドフルネス合宿(2023年8月26日-27日 in 茨城県常陸太田) https://kanglohoops202308.peatix.com/view https://www.facebook.com/events/812427666889630
今年で11年目を迎えたオープン合宿。「160年の荒蒔邸、300年の菊地邸などの里山古民家、1000年古神社で過ごす心鎮めるマインドフルネス、本格有機農体験、手仕事ワークショップ、深い森と滝散策リトリート、参加者との交流ダイアローグ、創業200年八幡太郎義家ゆかりの湯で心と体を癒すなど、今年もゆったりと過ごす企画にする予定です。
茨城県の常陸の国は、元は日高見国とされていた土地。7世紀に令制国として常陸国が誕生。『常陸国風土記』によれば大化の改新(645年)直後に創設されました。ここは、古い里山だけに多くの文化遺産が残っています。昨年には、NHKの朝ドラマのあの「ひよっこ」の舞台にもなりました。今回は、天候、状態にもよりますが、御岩神社&御岩山への巡礼も行う予定です。
そして、木の里農園さんのコテージを拠点に、ゆったりとマインドフルネスな時間を体験をします。地元でも秘境の深い森や滝、古神社でゆっくりと過ごします。また、就農25年目となる布施大樹さんと美木さんご夫妻の経営する有機栽培農園「木の里農園」での援農・収穫体験をし、夜は本物の火や囲炉裏を囲んだ談義と自分達で仕込んだ自然食を頂き下鼓を打ち、そして冷たいスイカと花火で夏の日の夜の思い出を刻みます。今も住人が住み続ける300年を超える古民家「菊地邸」(ご主人の話を聴けるかな?)で安土桃山時代の空気を味わいます。
このような素晴らしい里山で2日間共に過ごす程、贅沢な時間はないでしょう。里山の人たちとの交流や自然・大地の恵みを得ながら、ライフコーチ、スピリチュアルカウンセラーの森夕花先生と共に人生の本来の目的を思い出し、明日への道を見出したいと考えています。今回も素晴らしい機会となることを確信しています。
主催:カングロ株式会社 HOOPS!事業部 https://www.facebook.com/hoops.kanglo
■旅の案内人: ★マインドフルネス&ライフコーチング担当:森夕花(もりゆうか)先生 ●ライフコーチ/アーティスト/カングロ(株)取締役執行役員、尚美高等音楽学院ピアノ科卒業 京都芸術大学芸術学部卒業。ピアノ、声楽、シナリオ、演劇、ジャズダンス、日本舞踊などの自己表現を通して自分自身を探求する。1993年ドイツ、イタリアへの留学。その後、21世紀に入り、ハワイ、セドナ、インドのアシュラムを巡礼する。心理学、哲学、美学、手相、インド占星術、代替医療(中医学・ヒーリング)などを学び、 ヒーリングカウンセラーとして23年間、企業のライフコーチとして9年間、セッション、研修を行う。現在、「大人のためのアート思考講座」「Philoarts研究会」を主宰。趣味は、声楽、読書、人間観察、そば栽培、ヨガ、瞑想。特技、人・動物の心を読む、直観力、探求。好きな言葉は、「自由」「日日是好日」
★有機農指導担当:布施大樹さん(奥様:美木さん) ●東京都出身。東京農工大学農学部環境・資源学科卒業。在学中に沖縄の波照間島でのサトウキビ刈りアルバイトで農業に目覚める。栃木県の帰農志塾で研修後、1998年に現在地に就農。あらゆる野菜・作物の栽培、管理を行い有機農業の可能性を追求。家族で約2haの木の里農園の経営を行い、約50種類の有機野菜を全国に出荷している。
・木の里農園 http://konosato.com/ ・種継ぎ人の会 http://tanetsugibito.com/
★企画&案内人担当:藤井啓人(ちょろお) ●茨城県東海村出身。高卒後、上京し新聞配達をしながら予備校に通い筑波大学に入学。4年間、体育会硬式野球部に所属し選手と2軍監督を経験。1992年に株式会社リクルート入社。12年間、組織・人事コンサルティング事業に従事し、約2000社の企業の変革に携わる。社内表彰制度で全国MVP・部門MVPの受賞計8回。2004年に独立し、事業再生コンサルティングのマネジメントリコンストラクション社を設立。2010年5月カングロ株式会社 代表取締役に就任。独自のサステナビリティ・イノベーティブ・コンサルティング事業を開始。米国で「今最も羨望の注目を浴びる企業」とされるオンライン・リテーラーのザッポス社のハピネス経営、「社員をサーフィンに行かせよう」「レスポンシブルカンパニー」の題材となっているアウトドア用品メーカーの米パタゴニア社を研究し続け、約1000社3000名のビジネスパーソンにセミナーや勉強会等でその真髄を伝えている。2013年には西アフリカのナイジェリア連邦共和国にて合弁会社を設立し、水問題、エネルギー問題、食糧問題、環境問題を日本のテクノロジーで解決するソーシャルビジネス事業も行う。実地の中から発信される指南は、斬新・先駆的でかつパワフルであり、魂を揺さぶるものとなっている。2013年以降、システムD研究会、自転車事故防止委員会、セブメディの会を設立。2015年より同士と共に「懐かしい未来プロジェクト(HOOPS!)」「サステナ塾」を開始し、持続可能な地域社会の実現のために人間本来の役割を思い出すためのあらゆる「体験」の場と機会を提供している。自転車のある生活をこよなく愛し、年間約1万kmを走破する。マラソンランナー、トライアスリート。趣味はゴミ拾い、俺のベランダ菜園。
■開催日:2023年8月26日(土)- 27日(日)1泊2日 ※下記集合場所に10時頃に集まり、翌日27日16時頃に現地解散予定です
■集合場所: 道の駅さとみ(茨城県常陸太田市小菅町694−3) http://www.hitachiota-michinoeki.jp/page/dir000003.html
■スケジュールイメージ: ※天候などの状況により変更となる場合があります <8月26日(土)> *10時:集合場所(道の駅さとみ) ※電車組は、JR常磐線東海駅からの送迎有り *10時15分〜:手打ち蕎麦ワークショップ *12時〜13時:自分の打った蕎麦で昼食&オリエンテーション *13時15分:大中町の荒蒔邸へ移動しチェックイン ・1000年以上前に建立された大中神社にご挨拶 *13時30分〜22時頃: ※概ね下記のメニューをゆるりと実施していきます。 ・里美の滝散策(美しい秘境の滝を巡ります) ・300年古民家「菊地邸」訪問 ・木の里農園にて有機野菜の調達体験 ・全員で夕食準備&自然食料理での夕食&片付け ・よる花火とスイカのうたげ ・荒蒔邸の囲炉裏を囲んでのダイアローグ(対話) ・横川温泉 中野屋旅館 で入浴(入湯料は個別清算) *22時頃:自由時間 *23時頃:就寝
<8月27日(日)> *05時:起床〜朝のさんぽ(朝陽を拝む) *06時:全員で朝食準備&朝食&片付け *08時〜:森夕花先生のマインドフルネスセッション *10時〜:清掃・片付けをし移動 *11時〜:御岩神社、御岩山巡礼リトリート(標高492m) *14時〜:日立おさかなセンター食事処で昼食&クロージング *16時頃:解散(電車組は近場のJR常磐線内の駅まで送迎します)
■宿泊場所: 里美 160年古民家の宿「荒蒔邸」 茨城県常陸太田市大中町1547 【地図】https://www.aramakitei.com
■当イベントの参加資格:どなたでもご参加可能です。 お気軽にお申し込みください。以下は参考です。 どなたでもご参加可能です。お気軽にお申し込みください。 ※エコビレッジ、パーマカルチャー、トラジションタウン、半農半X、 スローライフ等に関心のある方 ※マインドフルネス、スピリチュアル、メディテーション、ヨガ、 リトリート等に関心のある方 ※お子様は、小学生高学年以上が良いと思います(過去参加有)。 お子様を同伴されたい方は、事務局に事前にご相談下さい。
■参加料:お一人様 3万800円(税込)※小中大学生は1万5400円(税込) ※上記には、参加費、宿泊費、夕食のBBQ及び翌日の朝食付き代が含まれています (アルコールは最低限用意をしますが、多めに飲まれる方は持参頂いています) ※上記には、交通費、夕・朝食以外の食事、入湯料、工芸料などは含まれておりません ※小中高大生はお一人様半額となります(お子様同伴の方は、事前にご相談下さい) ※必要に応じ、領収書をご用意致します
■注意事項:※必ず目を通しておいて下さい ※コロナ対策のご準備をお願い致します ※当企画は、現地集合・現地解散企画です ※電車組は、JR常磐線「東海駅」にてピックアップ致します ※宿泊は、状況に応じ、女性専用部屋を用意します(枕、敷/掛布団あり) ※横川温泉 中野屋旅館 で入浴(入湯料は500円、個別清算となります) http://www.satomi-nakanoya.com ※工芸ワークショップは「常陸蕎麦・本格手打ち蕎麦教室」を予定(昼食込みで一人2000円程度) ※参加者同士、車での乗り合いをお勧めしております ※参加料は、事前振込制となっております(申込後にお知らせ致します) (前日キャンセルは50%、当日100%のキャンセル料を徴収致します)
■定員:15名限定 ※先着順。定員になり次第締切ります。 ※最小携行人数は5名。参加者が5名を下回る場合、開催を見送る場合があります。 ※小学生未満同伴の場合は、事前にご相談下さい。
■当イベントの申込方法【重要】: ※ 下記をご一読いただきお申込み下さい。 ①下記URLの申込フォームにより正式エントリー 申込フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSft1YNO6SP4C-YGlgpacoHgGK-wLQ9t-NOybyJuhsVg8sNbjg/viewform
Peatixからの支払いも可能です。 https://kanglohoops202308.peatix.com/view ②お申込後、24時間以内に参加受付受領のe-mailを事務局よりご返信させて頂きます。 e-mail: [email protected]
③②の返信メール内にある振込み先に前日までにご入金
④これにて「申込完了」となります。
■詳細パンフレットを下記よりダウンロード頂けます。雰囲気だけでもどうぞ。 https://firestorage.jp/download/0043db17b8ec86a09890b17a59239b92fbadf08d
■主催:カングロ株式会社 HOOPS!事業部 https://www.kanglo.co.jp
■協力:木の里農園 布施大樹さん・美木さん、深津澄世先生、田中尚也さん、本橋寿幸さん、藤井家母、実弟
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