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#新今宮カフェ
suigin-addresslife · 2 years
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\多拠点生活47日目/ 『楽しい新世界カフェでのひと時』 ✄---------------‐✄ この夏、家を捨てて YouTube投稿をしながら 旅暮らしをしている大学生の 水銀くんです🚰 今までの投稿はこちら! ▶︎@suigin_addresslife #addresslife 全国住み放題サブスクサービス ADDress(@address_life)を利用して 度暮らしをスタート✩.*˚ 毎日20時に日々の暮らしの様子を投稿中 ‪‪𓂃 𓈒𓏸◌‬ 大阪の通天閣の真横にある 新世界カフェ「僕のバインミー」 でパウンドケーキとレモネードを注文! @bokunobanhmi おいしーーーーーーー!!!! 机の上にあるゲストハウスブックにお絵描きもできちゃうよ(´˘`*) 自画像を描いてもらったり シュールめなイラストを描きました🖍 ‪𓂃 𓈒𓏸 その後は賑やかな通りを抜け、 ゲーセン通りに吸い込まれ、 あべのハルカス展望台へ。 この街、本当に1番好きかも◟꒰◍ ´꒳` ◍꒱◞ ‪𓂃 𓈒𓏸 帰ってからはゆうきさんの蕎麦パスタをおすそ分けしてもらいました(@fxsakula ) 初めて食べましたが、美味しかった! ヘルシーやし! 明日も素敵な日に(๑> ᴗ <๑) 【毎日20時更新】 他の投稿はこちら👉@suigin_addresslife 歌い手アカウントはこちら👉@suigin_singer #恵美須町 #恵美須町カフェ #大阪グルメ #動物園前 #新今宮 #新今宮カフェ #カフェ巡り #カフェ好き #カフェ #大阪カフェ #僕のバインミー #thepax #パウンドケーキ #通天閣 #新世界 ・ #address #多拠点生活 #大学生 #旅 #ワーケーション #ノマド #リモートワーク #ゲストハウス #いいね返し #旅スタグラム #暮らすように旅する #水銀くん #水銀くん旅行記 #アドレスホッパー (The PAX Hostel/僕のバインミー/芥川珈琲) https://www.instagram.com/p/CjDD3N1JZOm/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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shunya-wisteria · 1 year
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どこかにビューーン! at 盛岡・花巻
岩手旅2日目は、盛岡駅周辺散策から宮沢賢治のイーハトーブの世界へ。
2日目はこの旅のメインともいえる宮沢賢治ゆかりのイーハトーブの世界を訪れます。とはいえ最寄りとなる釜石線 新花巻駅までの列車の本数はそれほど多くはないことから、午前中にできた時間を利用し、盛岡駅周辺を散策。昨年 夏の東北旅の最後に盛岡城址周辺は訪問済みのため、その先 岩手銀行赤レンガ館や茣蓙九等、歴史的建造物が集まるエリアでスナップ撮影を楽しむ。盛岡駅へ戻る道中、北上川にかかる開運橋から岩手山の雄姿を拝む。前回も同じところを通ったはずなのですが、こんなに綺麗な景色が楽しめるとは知りませんでした。天気の悪い夏の空 and 数時間前 豪雨に打たれ心身ともに疲れきっていたという悪条件が重なっていたから気づけなかったのかな、今回は好天・空気の澄んだ冬空・元気いっぱいの朝という好条件が整っていました。
カフェでコーヒー片手の小休止したのち、一路イーハトーブへの最寄り 釜石線 新花巻駅へ。
駅からのどかな通りを歩くこと15分弱。宮沢賢治の世界が広がる一帯に到着。 まずは宮沢賢治記念館へ、立ちはだかる367段の木の階段を、気合を入れて登ります。階段を登り切った胡四王山の中腹からは、新花巻駅駅周辺、長閑なイーハトーブの光景が楽しめます。
猫の事務所の審査を通過し、宮沢賢治記念館内部へ。宮沢賢治ゆかりの品や関係資料をみながら、作品の逸話を知ることができました。個人的には賢治が過ごした現実世界と、そこから生まれた「銀河鉄道の夜」の世界の対比が興味深かったです。
注文の多そうなレストラン 兼 お土産屋さんである「山猫軒」にて、記念用に何点か宮沢賢治グッズを購入した後、続いて宮沢賢治童話村へ。
メインとなる「賢治の学校」では、「ファンタジックホール」、「宇宙」、「天空」、「大地」、「水」の5つのゾーンをめぐり、独特の世界観が堪能。なんとも不思議な気分に浸りながらの体験でした。
イーハトーブの世界感を満喫し、気分一新・リフレッシュ完了。再び新花巻駅まで戻り、花巻経由で最終経由地 北上へ、そこから東北新幹線にておうちに帰ります。 最後の残念ポイントは。。。新幹線の中でお弁当でも食べようと思っていたのですが、18時台の北上駅の売店(NewDays)、お弁当はおろかおにぎりすら売り切れですっからかんでした。。。規模感や利用状況を考えればある程度予想できていたことなので、甘かったな。かろうじて1つ残っていたサンドイッチとおつまみ適当 + 缶チューハイだけ調達し、帰路につく。
今回、利用した「どこかにビューーン!」。こんな機会でもないとあまり訪れないスポットに足を運ぶきっかけというコンセプトがとてもよかったと思います。申し込み後、行き先が決定するまでのワクワク感、行き先決定後に行きと帰りの新幹線が決まっているという制約条件の中、どうやってその土地を満喫できるようプランをたてるか考えること含め、楽しい日々でした。また、低予算で行けるこの旅を一種のロケハンと考え、別のシーズンに再度 訪れてみようかな、と思えるきっかけ作りにもなるかと。
現時点のJREポイントの残数から、もう1回 どこかにビューーン することが可能な状態。また気が向いたときに第2回ビューーン旅を実施しようと思います。
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kennak · 1 year
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40代地方在住独身。ぱっとしない生活が一変した話をどこかに吐き出したくて書く。ひょんなことから数ヶ月前は考えられない毎日を送っている。 いわゆるロスジェネ世代なので就職は苦労したが、都会で働いてからUターンして、ちょっとした専門分野で奮闘してなんとか生き延びている。裕福ではないがまあ生活に困ることはない。田舎暮らしは嫌いでもないが、若い頃から文化的な面が乏しいのには辟易していた。その反動で都会にいた頃はライブやイベント、美術館などにもよく通ったが、地元に戻ってからは同世代と話題が合わないことにやっぱり困った。もう諦めたけど。周囲はギャンブル(パチンコ)とか、女性のいる店の話ばかりの人が多い。そういうのが趣味じゃないので、仕事以外はせいぜい家で映画見るかゲームしてるか、くらいの日々だった。 漫画はもともと少し読む習慣があった。といっても最近はアプリで無料作品を中心に物色するくらい。勧められて「よふかしのうた」という作品を読んでみた。なかなか面白い。世界観が趣味に合った。ぱっとしない日々にどこか嫌気が差していた自分を、日常から逃れて夜を彷徨うストーリーに重ねたのかもしれない。アニメはほとんど見ないのだが、この作品がアニメ化されていることを知って、興味本位で見はじめてみた。 考えてみれば、もともと「好きな声」というのはあった。声が好きで聞いていたラジオ番組もある。好きなバンドとかミュージシャンも、声の方向性が似ている。このアニメの主人公の女性の声が、妙に引っかかった。漫画を読んでいたとき脳内で再生されていた声とも近かったし、たぶん元来好きな声に近かったのだと思う。これまで気にしたこともなかった、アニメのキャスト欄を見てみた。 七草ナズナ - 雨宮天 初めて見る名前。声優といえば大山のぶ代さんと野沢雅子さんくらいしかまともに知らなかったのだから当然だ。読み方すらもわからなかった。 別の日、なんとなくYouTubeで流れてきたTHE FIRST TAKEを見ていた。地方でカルチャーに飢えている音楽好き中年にとってYouTubeは貴重な情報源だ。さすがに若者には知らないミュージシャンも増えてきているのだが、同年代と比較するとまあまあ幅広く聴いている方だとは思う。動画の中で歌っている、知らない女性の名前に見覚えがあった。 雨宮天(あまみやそら)さん、というらしい。アーティストとして歌う女性の声と、アニメのあの声が一致するまでには、少し時間がかかった。しかしそうだとわかると、この歌声にもぐっと引き込まれた。オリジナル曲らしいが、当然知らない曲だった。こうなると調べずには居られない性格で、いろいろ検索してみた。声優歴が約10年、早くからアーティスト活動も行っていて、ライブなどもやっているようだ。 公式YouTubeチャンネルをすべて見た。MVやライブ映像。声に惹かれたのだな、という認識で見ていたが、彼女の表現の幅の広さや人柄を感じるたびに不思議と引き込まれていった。YouTubeには別の企画チャンネルというのがあった。こちらはその名の通り、ゲームしたり料理したり、様々な企画をやっているだけで歌や演技が見られるわけではない。作りとしてはよくあるYouTuberのチャンネルと同じようなものなのだろうが、これがもう、ダメだった。ただただリアクションしている彼女の姿を見たくて声を聞きたくて、何度もリピートして見てしまう。 端正な見た目とは裏腹に、面倒くさがりだったり大雑把だったり、時に負けず嫌いや努力家の部分が顔を見せることがあり、その全てが魅力的に見えた。幸か不幸か、お金のかかる趣味も特になく、リリース済みの彼女の作品で購入できるものは一斉に大人買いした。アニメなど全く見てこなかったのに、気がつくと過去の出演作に遡ってひとつずつ追いかけている。今季の作品では「スパイ教室」が楽しみで、リピートして見ている。「久保さん」はやっと登場したと思ったら制作が延期になってしまった。4月からの再スタートを心待ちにしている。総務省のワイドFMや、DMM TVのCM映像は、何回見たかわからない。 BeatFitといういわゆるフィットネスアプリがある。ちょっと前に、このアプリのトレーナー音声を彼女が担当するという企画があったらしい。間に合わなかったことを悔やんでいたら、よく調べるとこの音声が好評で、パッケージとしてリリースされていた。これも販売終了してしまっていたが、某フリマアプリで入手した。 本当に自分でも生活が変わりすぎてキモいと思うのだが、運動をはじめた。それでなくても、ラジオ番組や過去の楽曲などを何度も聴いてしまうので、どうせなら聴きながらジョギングしてみようと思ったのだ。1ヶ月ほどだが、体調がすこぶるいい。中年になって弛んだ身体の体重も少しずつ落ち始めた。 アニメ作品の関連で、パチンコ音声にもなっているらしいというのを見て、生まれて初めてパチンコ屋に行ってみた。が、これは駄目だった。そもそもアニメ作品のパチンコ台は提供されている時期が限られているらしい。それよりも何よりも、あんな騒々しい環境では彼女の声を楽しめるはずがない。軍資金に備えていたお金で、ちょっとした高級イヤフォンを買った。これでアニメも歌もYouTubeもより楽しめる。 気がついたら、仕事をしている時間以外は、ほぼ彼女の作品に触れて過ごしている。コロナが少し落ち着いてぼちぼち増えてきた飲みの誘いを断り、家にこもってPCの前に座り、アニメやYouTubeを見ている自分を客観的に考えると、いったいどうしてしまったのかと思う。し��しその時間を確保するために仕事も全力でこなすようになった。もともと必死で生き延びようとしてきた仕事なので、気合が入った結果、不思議と少しずつ仕事上の成果も出始めている。先日、Anime Japan というイベントがあったらしい。新作アニメのプロモーションなどが中心の企画で、これまでなら全く興味を持つことがなかったと思う。仕事で行けるはずもない日程だったのだが、彼女がいくつかのステージに出演していたと聞いて心がざわつくのを感じた。遠征費用くらいなんてことはないし、前もって調整すれば東京や大阪まで遠征することも不可能ではない。映像作品の中の彼女を、実際に見て生の声を聴いたらいったいどうなってしまうのだろう。もう、帰ってこられないような気がしている。  こちとら田舎暮らしで、周囲の同世代には同じような趣味を持つ人がいる気がしない。自分でも全くよくわからない感情なのだが、とにかく努力して前向きに日々を過ごさねば、と思うようになった。仕事もそこそこの成果を出し、いつでも使いたいものにお金と時間を使えるように。先日のラジオで、彼女は「日曜の朝はカフェなどで早朝から勉強している」というようなことを言っていた。本当に馬鹿なのだが、感化されて日曜朝を勉強の時間に充てることに決めた。新しい資格を取ろうと思っている。 これが推し活というやつなのだろうか。40代でこんな生活をしていて、これからどうなってしまうのだろう。   【追記】おっさんの1人語りを書きなぐっただけのつもりだったのにブクマがたくさんついて驚いている。ブコメもひとつひとつに返信できないので全部見たけど気になったところだけ。 結婚報告があったら、の話。彼女の年齢を考えても充分に有り得る話だと思うし、もしそうなったら、と想像してみたけど、素直に嬉しいと思う。増田は一回りも歳の離れたおっさんなので、これまで恋愛経験という意味では失敗もたくさんしてきたし、彼女に対してはそういう感じじゃない。本人がそれを望んで結婚するのなら、私生活が充実してさらに表現の幅が広がるといいな。もし、報告にあたり配信とかあったとしたら、思い切ったスパチャを送ってるのが俺です。結婚を機に、でもそうでなくても、活動休止とか引退とかなら、ちょっとショックを受けるかもしれない。 人気声優だからたくさん出演作があってよかったね、について。そういう視点は今までなかったので新鮮だった。たしかに、出演作が限られている声優さんだったら、いろいろと辛かったかもしれない。そういう意味では、これからも活躍して欲しい。 全般的に、いいことじゃん!みたいな声が多かったのはなんか嬉しかった。昔、バンドとかミュージシャン系のファンだったときにはけっこうファンコミュニティの中にアンチもたくさんいて殺伐としてた記憶がある。��れに対して、彼女のファンはみんなコメントが優しい、というか声優コミュニティの人がみんな優しい世界な気がしている。この世界を知れただけでもよかった。 パチンコとか女性のお店についても、ちょっと誤解があったらいけないので。カルチャーにはいいも悪いもなくて、for meかnot for me のどちらかなんだと思う。楽しめているなら、他人が好きなものを下げる必要はないよね。そういうふうに読めたなら文章力の無さのせいです。あくまで自分はこれが好き、っていうことを言いたいだけなので他意はないです。○○もぜひ、とおすすめしてくれてるブコメについて。ほんとにありがとう。他の声優さんという意味では、天さんに近いところからTrySailのおふたりとか、交友関係が深そうな水瀬いのりさんとか、高橋李依さんとかはなんとなく目に(耳に)触れるようになってきています。知らない世界を知ってゆくだけで楽しい。ライブもそのうち参戦するんだと思う。のめり込みすぎて心配、という声もごもっともなので、ほどほどに楽しめるようにします。アイドルマスターミリオンライブ?は全くまだ手つかず。ライブが配信でも見られるという情報があったので調べてみる。「このすば」は見始めてるけど、Audibleにオーディオブックがあるのは知らなかった!マジでありがとう。買います。「心が叫びたがってるんだ」も未履修。こうやっていろいろ教えてもらえるのは本当に嬉しかった。他のブコメも全部見てます。
ある声優に生活を一変させられている
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shredderwastesnow · 3 months
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長々と「ゴーストワールド」考
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私がテリー・ツワイゴフ監督の映画「ゴーストワールド」と出会ったのは、2000年代中盤のことだった。映画館ではなく、ツタヤでDVDを借りて実家のリビングで観た。コロナ禍によってビデオ・DVDレンタル屋としてのツタヤが街から消えた今になって振り返ると、あの日からずいぶん遠くに来てしまったことを実感する。
映画冒頭、アップテンポなジャズが流れ出し、こぶしの利いた男性シンガーの声が重なる。「シャンフェケシャンフゥ」--何語だか分からないが、気分を高揚させる陽気なグルーヴ。しかし、映像はアメリカ郊外の白いマンションで、音楽の古めかしさと不釣り合いな印象を与える。
カメラはマンションの外から窓の中を捉えつつ、右へと移動する。それぞれの窓の向こうにいる住人たちが部屋でくつろいだり食事をしたりといった光景がいくつか展開された後、濃いオレンジの壁紙の部屋が映し出される。部屋の中央で、黒縁眼鏡をかけたぽっちゃりめの女の子が、黒髪のボブを振り乱して踊っている。傍らには昔ながらのレコードプレーヤー。そこから大音量で流れる「シャンフェケシャンフウ」--アメリカにおけるサブカル眼鏡女子の強烈な自己主張は、無機質な郊外の光景へのレジスタンスのようだ。
細かい台詞やキャラクターは忘れてしまっても、このシーンだけは鮮烈に頭に残っている。この映画が何を描こうとしているのか、冒頭を観ただけで分かった。自分の世界を持っている人間の素晴らしさと痛々しさ。そんな存在を愛おしむ監督の眼差し。
2時間弱の物語の中では、高校を卒業したものの進路が決まらない主人公イーニドが迷走に迷走を重ねる。そして、彼女が何かを成し遂げるようなラストも用意されていない。
ありがちなティーンエイジャー文化に埋没する無個性なクラスメイトや郊外の退屈な人々を馬鹿にしている割に自分自身もぱっとしないイーニドの姿は痛々しいが、十代の自分にも確かにそんな一面があったことが思い出され、いたたまれない気持ちになる。それでも、映画を見終えた私の心には温かい余韻が残った。監督が最後までイーニドに寄り添い続けていることが伝わってきたから。
2023年下旬、何の気なしに見ていたX(旧twitter)で、ゴーストワールドのリバイバル上映を知った。絶対に行かなければと思った。あの名作と、映画館で出会い直したい。 上映が始まって約1ヶ月後の2024年1月、再開発によって円山町から宮下に移転したBunkamuraル・シネマの座席で、私はイーニドたちと再開することになった。
改めて観てみると、最初に観た時の感動が蘇ったシーンもあれば、初見では気付かなかった要素が見つかったシーンもあり、希有な鑑賞体験になった。 これ以降、個人的に気になった部分を列挙してみる。
自由という試練
物語の序盤で、主人公イーニドと幼馴染みのレベッカは、揃って高校を卒業する。式が終わると、イーニドとレベッカは会場から走り出て、卒業生が被る伝統の角帽を脱ぎ、校舎に中指を突き立てる。二人とも大学には進学せず就職もしないので、これからは受けたくない授業を受ける必要もなく、大人として自分の道を選ぶことができる。スクールカースト上のポジションに惑わされることもない。
しかし、コーヒーのチェーン店で働きながら親元を離れて暮らすためアパートを探し始めるレベッカとは対照的に、イーニドは将来のビジョンを持てないまま高校の補講に通い、髪を派手な色に染めてみたり、映画館のアルバイトを一日でクビになったりしている。ルームシェアをする約束を果たす気があるのかとレベッカに問い詰められれば「自立、自立って馬鹿みたい」と滅茶苦茶な言葉を返して怒らせ、家に帰ってからベッドで泣く。イーニドは自由を満喫するどころか、自由を持て余しているように見えた。
高校生の頃は、学校の教員たちが決めたルールに従い、与えられたタスクをクリアすることが求められていた。経済的に親に頼っている分、親や家族というしがらみもある。大人の介入を避けられない年代にいるうちは、人生の問題を大人のせいにすることもそれなりに妥当だ。
しかし、高校を卒業してしまえば、もう人生の諸問題を安易に大人のせいにできない。複雑な家庭の事情に悩まされていても、「もう働ける年齢なんだから、お金を貯めて家を出ればいいんじゃない?」と言われてしまう。
自分の進路を選び、やるべきことを見極めて着実に実行することは、何をすべきなのか指示してくる人間に「やりたくない!」と反抗することよりもはるかに難しい。与えられた自由を乗りこなすだけの自分を確立できていないイーニドの戸惑いと迷走は、滑稽でありながらも、既視感があってひりひりする。
シスターフッドの曲がり角
この映画には、イーニドとレベッカのシスターフッド物語という側面もある。十代を同じ街で過ごし、お互いの恋愛事情も知り尽くしている二人が、高校卒業という節目を境に少しずつ噛み合わなくなってゆく過程が切ない。二人とも、相手を大切に思う気持ちを失ったわけでは決してない。それでも、環境の変化が二人の違いを鮮明にし、今まで通りではいられなくなる。
イーニドもレベッカも、世界をシニカルに見ている点は共通している。派手に遊んでいたクラスメイトが交通事故で身体障害を負ってから改心し、卒業式のスピーチで命の尊さを語っていたことに対して「人間そんなに簡単に変われるわけない」と陰で批判したり、卒業パーティーでも弾けたりせずぼそぼそ喋っていたりと、どこかひねくれた態度で生きている。世の中が用意する感情のフォーマットに素直に乗っからない低温な二人の間には、確かな仲間意識が見て取れた。
しかし卒業を契機に、二人の関係はぎくしゃくし始める。 イーニドは仮に卒業できたものの、落第した美術の単位を取得するため補講に出なければならない。スムーズに卒業したレベッカはカフェのチェーン店で働き始め、アルバイトではあるが社会に居場所を得る。卒業したばかりの頃はイーニドと一緒にダイナーに行き、新聞の尋ね人欄に出ていた連絡先にいたずら電話をするといった行動にも付き合っていたレベッカだったが、アルバイトも続かずルームシェアの部屋探しにも消極的なイーニドに徐々に愛想を尽かす。イーニドが中年男性シーモアとの関係を隠していたことが、さらに二人の距離を広げてしまう。
イーニドは古いレコードを集めるのが好きで、一癖あるファッションを身に纏い、多少野暮ったい部分はあるにしても自分の世界を持っている。バイト先でも、上司の指示に違和感を覚えれば分かりやすく態度で示す。表面的にはリベラルな国を装いつつ水面下では依然として差別が行われているアメリカ社会に対しても、批判的な眼差しを向けている。
しかし、それを表現した自分のアート作品が炎上した際、イーニドは作品を批判する人々に対して展示の意義を説明せず、展覧会の会場に姿を見せることすらしなかった。どんなに鋭い感性があっても、表現する者としての責任を全うする姿勢のないイーニドは、アーティストにはなれないだろう。黒縁眼鏡の媚びない「おもしれー女」ではあってもカリスマになる素質はなく、かといってマジョリティ的な価値観への転向もできないイーニドの中途半端さは、何とも残念である。
一方レベッカは、シニカルな部分もありつつ、現実と折り合いを付けて生きてゆけるキャラクターだ。店に来たイーニドに客への不満を漏らしながらも、上司に嫌味を言ってクビになったりすることはない。経済的に自立して実家を出るという目標に向かって、地に足の着いた努力ができる。
そして、レベッカは白人で、イーニドより顔が整っている。二人がパーティーに行くと、男性たちはユダヤ系のイーニドに興味を示さず、レベッカにばかり声を掛ける。 どう考えても、社会で上手くやってゆけるのはレベッカの方なのだ。
卒業を契機に、高校という環境の中ではそれほど目立たなかった二人の差が浮き彫りになる。置いて行かれた気持ちになるイーニドと、現実に向き合う意欲が感じられないイーニドに苛立つレベッカ。どちらが悪いわけでもないのに、高校の時と同じ関係ではいられない。絶交するわけではないけれど、何となく離れてゆく。
人生のフェーズに応じて深く関わる人が変わってゆくのはよくあることだし、どうにもならない。それでも、楽しかった長電話が気まずい時間に変わったり、昔だったら隠さなかったことを隠すようになる二人を見ていると、人生のほろ苦い部分を突きつけられるようで、胸が締めつけられる。
シーモア:大人になりきらないという選択肢
冴えない中年男性シーモアは、この映画におけるヒーローでありアンチヒーローだ。平日は会社員だが、休日は音楽・レコード・アンティークオタクとして自分の世界に耽溺し、友達も似たような同性のオタクばかり。せっかくライブハウスで女性が隣に座っても、音楽の蘊蓄を語って引かれる。そのくせ「運命の出会い」への憧れをこじらせている。自分の世界を持っている人間の素晴らしさと痛々しさを、これでもかと体現しているキャラクターだ。
イーニドとシーモアの出会いは、イーニドのいたずら電話がきっかけだった。新聞の尋ね人欄を読んでいたイーニドは、バスで少し会話をした緑のワンピースの女性にまた会いたいと呼びかける男性の投書を発見し、この気持ち悪いメッセージの発信者を見てやろうと、緑のワンピースの女性を装って電話をかける。会う約束を取り付け、待ち合わせの場所に友達と共に向かうと、呼び出されたシーモアがやって来る。
待ちぼうけを食らうシーモアを陰で笑いものにするイーニドだったが、別の日に街で偶然見かけたシーモアを尾行して、彼がレコードオタクであることを知り興味を持つようになる。シーモアのマンションで開かれたガレージセールで、イーニドはシーモアが売りに出した中古のレコードを買い、会話を交わし、徐々に距離を縮めてゆく。
シーモアが自宅でレコードオタクの集まりを開いた日、イーニドはシーモアの部屋に入る機会を得、彼のコレクションと生き様に驚嘆する。
恐らくイーニドは、シーモアという存在から、アーティストやクリエーターにはなれなくても自分らしさを手放さずに生きられると学んだ。たとえ恋愛のときめきが去ったとしても、シーモアの残像はイーニドの中に残り、社会と折り合いを付けられない彼女の行く先をささやかに照らすのではないだろうか。
(そして、シーモアの姿が、一応仕事や勉学などで社会と折り合いを付けながらも、家庭を持たず読書や映画鑑賞や執筆に明け暮れる独身中年の自分と重なる。その生き様が誰かの未来を照らしたりすることはあるのだろうか。もちろん作家として誰かの人生に言葉で貢献するのが一番の目標ではあるものの、映画を観た後、最低限シーモアになれたらいいなという気持ちになった。初見の時と感情移入するキャラクターが変わるというのは、なかなか新鮮な体験。)
矛盾を抱えたアメリカ社会への言及
最初に観た時はイーニドや一癖あるキャラクターたちが織り成す人間模様にしか目が行かなかったが、二度目の鑑賞では、画面の端々に映り込むアメリカ社会への皮肉もいくつか拾うことができた。
ライブハウスのシーンに、ブルースに影響を受けたと思われる白人のボーイズバンドが登場する。ヴォーカルは「朝から晩までcotton(綿花)を摘む毎日さ」みたいな歌を熱唱する。確かにブルースにありがちな歌詞だ。しかし、綿花を摘む労働をさせられていたのは主に黒人であり、白人は黒人をこき使う側だったはず。労働者の心の拠り所として作られたブルースという文化を、ブルジョワである白人が無神経に簒奪しているという皮肉な現実が、この短い場面にそっと描かれている。
また、イーニドとレベッカが一緒にパーティーに行くとレベッカばかりが男性に声を掛けられる件には既に触れたが、声を掛けてくる男性はほぼ白人だ。アジア系の男性や黒人男性などがレベッカをナンパすることはない。たまたま二人の住む街が白人の多い地域という設定なのかもしれないが、このようなキャスティングが決まった背景には、制度上の人種差別がなくなっても人種によるヒエラルキーが社会に残っているという監督の認識があるのではないかと感じた。
そして、個人商店がチェーン店に取って代わられ、住宅地が画一的なマンションで占められ、街が少しずつ個性を失ってゆく描写もある。レベッカが働くカフェ(ロゴがスターバックス風)やイーニドがバイトをクビになるシネコン内の飲食店は、無個性なチェーン店そのものだ。モノやサービスが画一的になり、雇用や労働のスタイルも画一的になり、マニュアル通りに動けない人間が排除される世界へのささやかな批判が、様々なシーンの片隅にそっと隠されている。
この映画は、十代の葛藤を単なる自意識の問題として片付けず、矛盾だらけで個性を受け入れない社会にも責任があると言ってくれていた。改めて、監督や制作者たちのティーンエイジャーに対する温かい眼差しを感じた。
ラストシーンをどう解釈するのか
ネタバレになるので詳細は伏せるが、この映画のラストシーンは比喩的で、どう受け止めるのが正解なのか分からない。イーニドの人生に希望の光が差すことはなく、かといって大きな絶望が訪れることもなく、自分を命がけで守ってくれた人の思い出を胸に強く生きることを誓うみたいな展開にもならない。とにかく、分かりやすいメッセージのある終わり方ではないのだ。
(映画館を出た後にエレベーターで乗り合わせた若いカップルも、やはりラストの解釈が難しいという会話をしていた。)
私自身は、このラストを、イーニドが他力本願な自分から卒業することをようやく決意したという意味に捉えている。
これまでのイーニドは、心細くなれば友人のレベッカやジョシュを呼び出し、映画の中盤以降ではシーモアにも絡んでいた。人生に行き詰まれば、誰かを頼って気を紛らわす。偶発的に何かが起こって道が開けないかな、みたいな感覚で生きているような印象だった。 しかし、物語の終盤で、一時はイーニドにとってヒーローだったシーモアが、突然遠のく。レベッカとも既に疎遠になっているイーニド。そして、不思議なラストシーン。イーニドは、私たちに背中を向けている。
イーニドは、自分を導いてくれるヒーローも、どう生きるべきか教えてくれる天使も、どこにもいないということに気付いたのではないだろうか。 人間は最終的には孤独で、自分の人生は自分で切り拓いてゆくしかない。ラストシーンのイーニドからは、彼女が紆余曲折の果てに辿り着いた人生の真理が滲んでいるように思える。
そして、イーニドの後ろ姿は、スクリーンのこちら側にいる私たちに対しても「自分の人生は自分で切り拓いてゆくしかないよ」と語りかけている気がする。どう生きるべきか、映画に教えて貰おうなんて思うなよ。自分で行動して、傷ついたり恥をかいたりしながら、自力で見つけるんだ。
以上が私なりの解釈だが、違う見方もあるのかもしれない。他の人の批評も検索してみたい。
おわりに
Bunkamuraル・シネマでの「ゴーストワールド」上映は明日で終わる。しかし、各地の名画座での上映はまだ続くようだ。これからも沢山の人がイーニドたちに出会うことを想像すると、自然と笑いがこみ上げる。
イーニドの冴えない青春は、観た人の心に何をもたらすのか。
これを読んで少しでも気になった方は、是非スクリーンで、ラストシーンまで見届けてください。
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takurohtoyama · 7 months
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New Habitations from North to East 11 years after 3.11
書店に並びはじめました。 お出かけの際はぜひお立ち寄りください。
写真|トヤマタクロウ 詩|瀬尾夏美 装丁|米山菜津子 編集|柴原聡子 翻訳|大久保玲奈、サム・ベット YYY PRESS刊
ソフト上製本 312 頁 サイズ:横 188× 縦 263 mm 定価:5500 円+税 ISBN 978-4-908254-10-9
ー 取扱書店*10月10日現在
ペンギン文庫(宮城) 曲線(宮城) 青山ブックセンター本店(東京) サニーボーイブックス(東京) Title(東京) HMV&BOOKS SHIBUYA (東京) NADiff(東京) 蔦屋書店 二子玉川店(東京) ジュンク堂書店 池袋本店(東京) 紀伊國屋書店 新宿本店(東京) 本・中川(長野) MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店(大阪) 蔦屋書店 広島店(広島) 本屋青旗(福岡) books selva(鹿児島)
[今後取扱予定] ホホホ座(京都) カロ ブックショップ アンド カフェ(大阪) twililight(東京) 本屋 B&B(東京) LICCKY RECORDS(神奈川)
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tutai-k · 1 year
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旅の記録
12月3日~4日、友人と鎌倉・江ノ島旅行をする。
鎌倉文学館で没後35年特別展、澁澤龍彦・高丘親王航海記の展示があったので、鎌倉へ行こうと計画をしていたところ、友人が声をかけてくれて、ひとり旅でなくなった。
ひとり旅だと、どうしても鳥を探したくなって重いカメラを担いで、ワークマンの服を着て出かけることになる。鳥を撮影するようになってから、文化財を巡るような「旅」とは疎遠になっていた。
旅のルートは、 一日目 北鎌倉・浄智寺(澁澤龍彦の菩提寺)―鎌倉・鶴岡八幡宮/大河ドラマ館/鳩サブレーで有名な豊島屋のカフェ「置石」/クルミッコ/桜貝アクセサリー店/鎌倉文学館 二日目 江ノ島(特にどこという予定は決めずに江ノ島とだけ決めていた)
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・北鎌倉 浄智寺 北鎌倉で待ち合わせをした。そのまま浄智寺へ。地図を見なくても、なんとなく歩いて行けばたどり着けた。 人生で一番通っている寺というのは、どう考えても地元の檀家になっている寺だが、そのつぎがたぶん、東大寺だろう。地元の友人とよく奈良へ行くし、奈良は鳥がたくさんいるので、バードウォッチングを始めてからも何かにつけて出かけている。だがその次は?となるとおそらく浄智寺ではないかと思う。 そんなに通っているのに、じつは一度も澁澤龍彦の墓にたどり着いたことがない。浄智寺は、拝観料が必要な文化財としての寺だけれど、檀家もいて、お墓があるのだ。それはつまり、地元のひとびとの暮らしと地続きの場所で、そこを、ただ澁澤龍彦のファンであるというだけの自分が「墓参りに来ました」と言っていいものか、というのをずっと迷っていて、聞けずにいて、見つけることができなかったのだ。 だが今回、どうしても澁澤に報告したいことができたので、澁澤の墓前に立ちたかった。寺の受付のひとに聞くと、わかりづらい場所にある、と言いながら親切に教えてくれた。いままでたどり着くことのできなかった墓前にたどりついて、いろんな報告をした。 澁澤にしてみれば赤の他人が急に墓にやってきて、あなたのファンです、やっとここまで私の人生がたどり着きました、なんて報告をされても知ったことではないだろうと思ったが、人生の一つの区切りとして訪れることができてよかった。矢川澄子は岩波の校正員時代に、龍子さんは芸術新潮の編集者のときに、澁澤と出会っている。 御朱印をもらって帰るとき、そのふたつ前のページが、以前訪れたときの浄智寺のものだった。文化財から足が遠のいている自分を発見してすこし苦々しく思う。
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・鶴岡八幡宮/大河ドラマ館 カモメが群れになって飛んでいた。七五三の子供がたくさんあるいていて、成人式の前撮りの人たちもいた。 今期の大河ドラマを見ていないのでついていけるかどうか不安だったが、楽しそうにする友人を見ているだけで楽しかった。映像資料やジオラマ、体験コーナーなど、ドラマを見ていない人間でも楽しめた。舞台セットの時代考証の映像がとてもよかった。 ハトがたくさん歩いている。
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・クルミッコ/置石/桜貝のアクセサリー店 前回鎌倉旅行をするときに、地元の友人に「クルミッコ」というお菓子がおいしいと教えてもらった。そのときはお昼過ぎに店舗に立ち寄ったのだが、行列ができていてなかなかお店に入れなかった。「並ぶんだよ~」と言いながらお店にいくと、列ができていない…。もうクルミッコブームは終わったのか? とお店に入ると……クルミッコ、売り切れていた。まだおひるすぎだというのに。 置石へむかう。エクレアサンドとチョコレートパフェをたのむ。紅茶がとてもおいしいと友人が教えてくれたのでそれも注文する。紅茶はとてもおいしかった。そして……チョコレートパフェ、800円という金額なのにとても巨大だった。エクレアサンドを食べたあとに食べるサイズではなかった。ふつう、コーンフレークがいるところにおそらくは粉砕されたハトサブレが陣取っていて、それがとてもおいしかった。巨大だったが、おいしかったのでつるっと食べられた。 その後、桜貝のアクセサリー店へ行くまでに、鳩サブレー本店にたちよる。鳩サブレーグッズを買う。ここも行列。宿で食べるおやつに矢口餅を買う。大河ドラマに登場した餅らしい。何も知らずに求肥に釣られて買った。 桜貝のアクセサリー店も長蛇の列だった。列に並んでいるあいだ、「桜貝ってわれわれでも拾えるのかな」「由比ヶ浜にいくから打ち上げられてないかな」などと話をしていたら、前に並んでいた人が、「六時半くらいに行くと拾えますよ」と拾った桜貝の写真を見せてくれる。早起きして桜貝探しをすることを誓い合う。 どれもかわいくて迷いに迷って、桜貝のヘアピンを買う。
・鎌倉文学館 鶴岡八幡宮の門前町を楽しみすぎて、文学館が16:30閉館なのにたどり着いたのは16:00だった。高丘親王航海記の展示を見る。こぢんまりとした展示だったし、見たかったのは創作メモだけだったので、そこだけ重点的にみる。三島の影響を感じる部分などある。 リスが木を歩いていた。鎌倉にはたくさんリスがいると警備員さんに教えてもらう。宿までの道すじでもリスがいて、うんこされる。
二泊目
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・由比ヶ浜 約束通り6時に起きられたので、6時半に由比ヶ浜に到着する。もうサーファーが海にたくさん入っていておどろく。 桜貝を探す。海で貝を探すときは、一点を見ない方がいい。とはいえ、タカラガイを探すことは得意でも、桜貝用の「目」ではない。一つ目を探すのに苦労する。それでも一つ見つけると目が慣れてぽつ、ぽつと見つけられる。メダカラを一つだけみつけるが、擦れていたので拾わずおいてゆく。桜貝に孔をあけるツメタガイも打ち上げられている。 「朝日曇っているから見えないのかなあ」と言っていたら、背後の山のほうから日が昇る。朝日はいつでも海からのぼると思っていたが、そうでもないらしい。
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・江ノ島 江ノ島へ行く前に、クルミッコへもう一度。開店直後にお店に到着したのに、お店のかげまで行列ができていておどろく。ほしかったカンカン入りのクルミッコが買えたので満足する。 江ノ電に載り江ノ島へ。 江ノ島までの道にたくさんお店が並んでいる。家族には「わざわざ江ノ島まで行ってしらすを食べなくても地元で食べればいいじゃないか」と言われながら出かけたのだが、しらすピザは地元にはない。絶対しらすピザをたべたいと言い続ける。 弁天橋から鳥を見る。見たことのない鳥だったのでコンデヂだったが撮影する。帰ってから調べるとカツオドリで、どうして重いからという理由でミラーレス×超望遠を置いてきたのかと後悔する。 江ノ島神社への参道には、貝を売る店がおおくある。夜光貝やナンヨウダカラを見てはほしいほしいと騒ぐ。 江島神社へ到着する。弁財天をまつる神社もある。わたしは弁財天を見つけると必ずお参りするようにしている。弁財天は芸能の神様なので、小説の上達を必ず祈ることにしているのだ。弁財天のお守りももらう。新しい仕事の鞄につけようと思っている。 山頂まではエスカーにのる。エスカー、ケーブルカーのようなものだと思っていたらエスカレーターだった。だからエスカーか……。 参道で行列ができていたタコせんべいのお店が山頂にもある。そこも行列ができていたが、参道ほどではない。生のタコをまるまる一匹、プレスして作るせんべいは、タコをおしつぶすとき、悲鳴が聞こえる。あつあつのを、トンビに狙われながらたべる。 シーキャンドルという展望塔に向かう途中、鳥のような鳥じゃないような鳴き声が聞こえる。近づいていくとリスだった。至近距離でも逃げない。奈良の鹿のように、鎌倉にはリスが多い。クルミッコにリスが描かれていることに納得する。 シーキャンドルにのぼる。眺めがよく、ずっと見ていられそう。富士山がとても近い。わたしたちの住んでいるところでは、富士山は条件のいい冬にしか見られないが、関東では天気がよければそうめずらしくないらしい。 念願のしらすピザをたべる。めちゃくちゃ大きい。鎌倉野菜としらすのピザだった。とにかく大きい。おなかがいっぱいになりながらそれでもおいしいので完食する。はじめてクリームソーダを食べる。おいしかった。窓からは湘南の海だろうか、海と富士山が見える。SUPのひとたちがときどき通り過ぎてゆく。
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電車に乗り、友人と別れる。 先週の横浜行きでは売り切れていた崎陽軒のシウマイ弁当を食べる気満々でいたものの、しらすピザが大きすぎて全然おなかがすいていなかった。崎陽軒のチャーハン弁当(シウマイが2コ入っている)と、真空パックじゃない方のシウマイを買う。新幹線で食べるつもりだったが全然おなかがすかなくて、帰りの近鉄電車で食べた。おいしかった。
コロナ禍に入ってからバードウォッチングをはじめ、神社仏閣をまわったり、博物館へ行ったり、素敵なカフェやお土産を探したり、観光地をぶらぶら歩く旅から遠ざかっていたので、今回の旅ではそれができたことがとてもうれしかった。 いつのまにか、旅=探鳥になっていたけれど、こういう旅を好んでしていたなあ……旅といえば、博物館や美術館を探し、神社仏閣を巡っていたのは、つい二、三年まえのこと。それなのに、なんだかはじめての旅をしたような心地だった。
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soranomahora · 10 months
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tumblrのいいところは、寝転がりながらでも更新できるところ。スマホ版アプリがあるのはありがたい。すぐ面倒くさくなっちゃう人間なので、習慣化するまでのハードルは低ければ低いほどうれしい。
一晩しか家を空けていないのに、リビングのドアを開けたときの安心感がすごかった。基本的には家が好き。リビングに猫が無防備に寝ている様子を見ると、やっぱりわたしの居場所はここだなー、と思う。
鎌倉はすごく素敵なところだから、住んでみたいと思うことも何度もあった。実際、昨晩はSUUMOで鎌倉近辺の賃貸物件を探したりした。
でも帰ってきてしまうとやっぱり他には住めないな、と思う。それに一人暮らしは快適だけど寂しくて、わたしにすごく向いているかと聞かれたら頷けない気がする。友達とルームシェアならしてみたい。
昨晩、というか今朝まで語り明かしてしまい、結局寝たのが4時だったので朝はゆっくりだった。
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ブランチは行きたかった朝ごはん屋さんで鯖をいただいた。焼きたての鯖はすごく美味しかったし、トマトの入ったお味噌汁は新鮮だった。九州のお味噌って甘い。ゴーヤの漬物は苦くて涙目になった。
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そのあとは鶴岡八幡宮にお参りして、また小町通りをぷらっとして、犬カフェに寄って帰ってきた。味覚も視覚も大満足の、心癒されるいい旅行だったなー
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hokuohyatai · 1 year
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北欧屋台の新企画!カフェコーナー「カハヴィタウコ」が初登場! カハヴィタウコとは、フィンランド語でコーヒータイムという意味☕️ コーヒー豆をお客さま自身で挽ける体験もできます✨ラトビアのスイーツやパンと一緒に、美味しいひと時を過ごしませんか💕 ⁡ 今回はスウェーデンで焙煎されたエチオピア産の豆を使用。苦味と酸味のバランスがよく温度が下がるにつれて、甘みもしっかり出てくるので、ゆっくり楽しんでいただけます💁🏻‍♀️ ⁡ 🗓北欧屋台 大丸神戸 3/23(木)〜4/3(月) 大丸神戸店 9F イベントホール 営業時間: 10時〜19時(最終日17時閉場) ⁡ #北欧 #フィンランド #北欧カフェ #北欧屋台 #北欧マーケット #北欧フェア #北欧展 #大丸 #大丸神戸店 #神戸大丸 #三宮 #元町 #神戸 https://www.instagram.com/p/CqMrDdCLIPC/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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gallery-yaichi · 2 years
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・ ・ 痕定手広口壺 / 宮澤有斗 ・ size Φ140-200 h175mm ・ 宮澤有斗さんの痕定手の作品が入荷しました。 鉢やコーヒーカップ、平皿などの他にも 今回は大きな壺もお作り頂きました。 静かな気配のある作品です。 ・ ・ ・ 364-0031 埼玉県北本市中央2-64 048-593-8188 Open 11:00-19:00 close 毎週月曜・第一火曜日 JR湘南新宿ライン高崎線 北本駅西口徒歩1分 ・ ・ #yaichi #やいち #器 #うつわ #食器 #tableware #生活道具 #暮らし  #cafe #カフェ #アンティーク #antique #antiques #古道具 #古家具  #oldfurniture #brocante #古物 #埼玉 #埼玉県  #北本 #北本市 #宮澤有斗 (Gallery&Cafe やいち) https://www.instagram.com/p/CfI8OGYPdU7/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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fukko-youth · 1 year
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富岡×仕事 魅力発掘1日インターン
2月24日に、福島大学地域未来デザインセンター相双地域支援サテライト主催の「富岡×仕事 魅力発掘1日インターン」に参加しました。 この企画は今夏に実施することを予定されている富岡町の企業のインターンシップのプレ企画として開催され、普段の活動とは違い、福島大学、早稲田大学、神戸大学の学生の皆さんと一緒に参加しました。
会場となったのは双葉郡富岡町にある総合インフォメーションセンター「ふたばいんふぉ」で、まず最初にふたばいんふぉ職員の方と富岡町企画課の方の福島県相双地域・富岡町の現状と課題についての講演を拝聴し、その後、一般社団法人とみおかプラスの方から、現在進めている移住推進事業についてのお話を伺いました。
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お昼休憩の後は、一般社団法人とみおかワインドメーヌ、一般社団法人富岡町観光協会、株式会社宮田運輸の方々から、富岡町を盛り上げていくために取り組んでいることなどに関するお話を伺いました。お話しいただいたどの企業・事業所も、富岡町の発展のために情熱を持って活動されていることが伝わってきました!
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↑とみおかワインドメーヌ代表の遠藤さんのお話
各企業・事業所の方からのお話の後は、実際に富岡町観光案内所やとみおかワインドメーヌの葡萄圃場、とみおかアーカイブミュージアム、夜ノ森の桜並木など、富岡町各所を回りました。
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↑とみおかワインドメーヌ小浜葡萄圃場
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↑富岡町産たまねぎを使用したおせんべい「富岡いい餅(いいべえ)」(富岡町観光案内所のほか、福島県内の道の駅にて販売中です。コンソメのような味わいでとてもおいしいので、ぜひ一度食べてみてください!)
最後に、ふたばいんふぉに戻って、視察を通して気づいた富岡町の魅力や課題について考え、今夏の富岡町インターンシップでは学生がどんなことに取り組むべきかを話し合うワークショップを行いました。ワークショップでは、「富岡町観光協会さんと一緒にイベントを企画する」「宮田運輸さんのトラックをキッチンカーとして利用し、町内を回る」など、様々なアイデアが生まれ、富岡町の復興・発展を考えるための、非常に有意義な時間となりました。
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この活動は、一般社団法人 東北地域づくり協会「みちのく国づくり支援事業」の後援をいただいて実施いたしました。謹んで御礼申し上げます。
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ふたばいんふぉ公式ホームページ
とみおかプラス公式ホームページ
とみおかワインドメーヌ公式ホームページ
富岡町観光協会公式ホームページ
宮田運輸 福島事業所公式ホームページ
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k-div · 1 year
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倉庫Bar
川、湾、用水路、あらゆる水辺を歩き尽くさんとする"江東区の伊能忠方"と呼ばれている私ですが、本日新たに素敵なPOINTを見つけたのでご紹介します。 マグロ卸のフィッシャリーズテラス ここにありました。
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ノリで歩き続けた先に隠れ家的なお店を見つけると、すごいテンションあがりますよね。 この辺りは一面倉庫や工場地帯で、トラックが列になって路駐している道を抜け、入って大丈夫かな〜と思いつつ踏み込みまくった先で、倉庫を改造して作られたカフェ&バーを見つけました。
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こんなとこに、こんな素敵なテラスがあるとは。 思わず店員さんにも、ここ最高ですね的なことを念入りに伝えておきました。 俺も「ここにBarあったら良くない?」みたいな所に、思いつきベースで無理やりBarを開店して、お客さんからここ最高ですねって言われたいです。 酒の品揃えが良さそうだったのと、牡蠣焼きが気になったので、今度は飲みにきたいと思います。 ちなみに対面にあるのはオリンピックの選手村です。 選手村は、都心近くで広いスペースがあって景色も綺麗という、改めてかなり必然性のある配置になってたんだなと納得しました。忠方的には納得。オリンピック委員会GJ。 このあたりから見える東京湾やレインボーブリッジ綺麗なんですよね。 <写真> とその写真を貼り付けたいと思ったのですが、私の力量では実物の良さが全然伝えられてないと判断し自粛。各自現場でお確かめください。テラスがあるブロックの南端がおすすめです。 高層マンションが立ち並ぶ勝どき
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中央下の電光掲示板をご覧ください。
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只今の水深が3.77mであることを教えてくれています。 こういう物理情報は取得できると無意味に嬉しくなりますよね。 ちなみに帰りに見たら3.82mでした。0.05m上昇していますね。誤差だろ。 全力で真っ暗な元選手村 だいぶ経ってますが、まだ売り出さないのでしょうか。
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と思いきや右側ちょっとだけ住んでますね。 こんなガラガラな中で住むのって、なんか怖くないですか?宮崎夏次系の2人しか住んでないマンションの話かよ。 その真っ暗すぎるマンション群の間の道で敢えてデートしてるカップル
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住んでたのおまえらか… ハイレベルなプレイヤーですね。 携帯のカメラ性能の都合で大分明るくなってますが、本当は結構真っ暗でした。 東京湾をもっと引きで取れたり、明るさや雰囲気を寄せられるようなカメラを探してみようかしら。景色を見た感覚をそっくりそのまま記録できたらいいんだが。
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oniwastagram · 2 years
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📸VISVIM GENERAL STORE / ビズビム・ジェネラル・ストア 東京・中目黒の『VISVIM GENERAL STORE』の庭園が素敵…! 2022年7月、新たに東京に現れた“市中の山居”。人気ファッション・ブランド《visvim》のデザイナー・中村ヒロキさんが自らデザインを手掛けた新店舗には、現代日本の庭師の巨匠 #安諸定男 さんが約10年ぶりに作庭した小川のせせらぐ庭園が…。 東京・VISVIM GENERAL STOREの紹介は☟ https://oniwa.garden/visvim-general-store-tokyo/ ...... 「VISVIM GENERAL STORE」はデザイナー/クリエイティブ・ディレクター #中村ヒロキ さんが立ち上げたファッション・ブランド《visvim》の2022年に東京・中目黒にオープンした新店舗。 各棟から眺める庭園は現代の作庭家・安諸定男(安諸庭園)さんにより手掛けられました。 . 国内外で人気をほこるファッション・ブランド《visvim》。 桜の名所🌸として春にはより多くの人が行き交う目黒川沿いの一軒家を改装して2019年にオープンした「WMV VISVIM TOKYO」を皮切りに、新たにその裏手の2棟の一軒家を改装・空間を繋げ今回新たにオープンしたのが「VISVIM GENERAL STORE」と「VISVIM GALLERY」。 . コンセプトは「萬屋(よろずや)」。 今回訪れた時はギャラリーで中国の伝統的な藍染布“藍印花布”の展示・販売が行われていたり、visvimが手掛けるマガジン「Subsequence」📗の展開、そしてカフェ「little cloud coffee」など、アパレルだけに限らず訪れる方々への多方面のカルチャーを発信/提案。 . その店舗デザインは中村ヒロキさん自身が手掛けており、服作りでも日本の職人の技を大切にされているvisvimのブランドイメージ通り、茶室/露地門のような杉皮葺の門、土塀や本漆喰の壁などもこだわって職人により仕上げられたもの。 . その職人のうちの一人が現代の庭師の巨匠・安諸定男さん。中村ヒロキさんの住む古民家の庭園をかつて作庭したのが安諸さんだった…という縁から、安諸さんにとっては約10年ぶりに新たに手掛けることになったのが「WMV VISVIM TOKYO」の庭園(ということは『湯島天満宮』以来かな…)で、更に小川の流れる庭が誕生しました。 . 中村ヒロキさんからの“京都の美山の山里のような風景を作って欲しい”という依頼から具現化されたこの庭園。 . まず驚くのが中目黒の都会ど真ん中とは思えない自然石の石積みと、緩やかな曲線の土塀“太鼓塀”。 北山杉を背景に小川が流れ、その中にはあまり見掛けることも多くなくなった蛇籠…店舗の中から眺めると“市中の山居”という感覚が味わえる。 続く。 ーーーーーーーー #visvim #japanesegarden #japanesegardens #kyotogarden #tokyogarden #zengarden #beautifultokyo #beautifuljapan #japanesearchitecture #japanarchitecture #japanarchitect #japandesign #japanart #jardinjaponais #jardinjapones #japanischergarten #jardimjapones #landscapedesign #nakameguro #ランドスケープ #建築デザイン #庭園 #日本庭園 #東京庭園 #造園 #中目黒カフェ #市中の山居 #おにわさん (WMV Visvim TOKYO) https://www.instagram.com/p/CiuUuigvvZ7/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kinop37p · 1 year
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今日は娘と一緒に同じところでバイト^_^ 早く終わったので、甘いもの食べにきた。 ミルクセーキ600円^_^ 懐かしい甘さ! ごちそうさまでした(^人^) #ミルクセーキ #カンミドコロ甘匠 #五日市カフェ #hitひろしま観光大使 (新宮苑テニスコート) https://www.instagram.com/p/CmLX36uvFLj/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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usamierina · 2 years
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Trip to Hiroshima, March 2022 - Day 2: Itsukushima shrine and Miyajima
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Happy Birthday to ME!! This day is 12th March, it’s my birthday.
お誕生日の今日は、安芸の宮島観光へ行ってまいります。
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旅行中の広島のお天気は悪くなさそうで、天気運に恵まれて最高! 本日は1日オフということで、がっつり観光の予定。
■ あなごめし うえの
宮島に行くのであれば、100%行った方がいいお店、それが、フェリー乗り場のある宮島口駅にあるお店「あなごめし うえの」。
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その名の通り、穴子飯が有名なお店です。
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大中小のお弁当がかわいい。
到着したのがちょうど11:20だったので、宮島に行く前にお昼ご飯かなということでこちらへ。さすがの有名店、かなりのウェイティングリストだったので、一瞬「...お弁当にして諦めようかな...」とも思ったのですが、いやいやここは、ということで辛抱強く待ったところ、だいたい30分くらいで入店!
(しかも、2Fの広間へご案内いただいた!ゆっくり過ごせたのでラッキー)
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「あなごめしの小・上・特上、は、穴子の量が違うだけですよ〜」とのこと。 ということで、白焼とタレ焼き両方楽しみたかった私は、白焼+あなごめし(小)で注文。
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はい、さいこうのセットきました〜!昼ビール+白焼です。
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ふわふわで香ばしい白焼...!!!
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おビールでいただきます!!!さいこうのランチ!!!
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そして圧巻の登場のあなごめし!!!
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こちらも香ばしく、タレのかかった穴子もふわふわで美味。すこし茶色のご飯ともよく合います...!さいこうです。
実は、ここのあなごめし、お店で食べるよりも、すこしこなれてご飯と穴子がいい感じに調和した冷めたほうのお弁当の方が美味しいという噂もあり(昨日飲みに行った広島の方に聞いた)、次回チャンスがあればお弁当も試してみたいと思います...!
おなかぱんぱんになったところで、いよいよ宮島行きのフェリーへ。
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まあまあな頻度で船が動いているので便利ですね。
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束の間のフェリー旅。
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宮島にやってきました!日本三景、安芸の宮島! あと二つ���なんだっけ?
あああ「天橋立」と「松島」か。天橋立は行ったことがあるけど、松島はないなあ。
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想像以上に鹿がいます。そして、想像以上に普通に鹿がいます。 変に寄ってこないし、落ち着いてていい子たちだね、賢い🦌 さすが神の使いだな...
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海の藻屑を食べる鹿と戯れる子、かわいい。
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厳島神社が見えてきました。
■ 厳島神社
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こちらが入り口の鳥居です。
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良い天気で、コロナの蔓延防止も解除されたこともあり、観光客の方がたくさん。それでも、コロナ前よりは少ないんだろうな〜
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有名な海に浮かぶ鳥居の状態が、、、、こちら
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はい、絶賛修復工事中〜!!!風情ゼロ〜!!!笑
鳥居は、「1875年の建立から140年以上が経過」ということで、2019年6月から工事がスタートしているらしく、Webサイトによると「永らく工事終了時期は「未定」とのことでありましたが、先日嚴島神社より、「令和4年中に工事足場を撤去できる見込み」との発表があり、少なくとも来年には皆様に大鳥居の全景をご覧いただけることになりそうです。」ということで、2023年後半くらいには綺麗に修復された鳥居が見られるかも。また行かないといけませんね。
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おみくじも引きました。31番。 「日向宮兆(ひむかのみやのちょう)(吉)」ということで、今年は「住所を定め家を作るのうらかたにして大いによし」とのこと。
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なにやらお家を建てたり買ったりするのがいいみたいですね。そんな予定はないのだけれども苦笑 「勝負事 必ず勝つ」ということで、今年は勝負していきたいと思っております。
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潮が引いていたので、能舞台もなんか風情がないですね笑
厳島神社をぐるっと回って、さてさて喉が渇きましたよっと。
■ 牡蠣祝
広島の友人におすすめしていただいた、高台のレストランにきました。
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なぜか、ちょうどお店に入ろうとしたら先客のご家族が入っていかれました 🦌🦌🦌
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(🦌「あんたも入るの?先に入るわよ?」的な目線をくれました��
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こちらのお店なんといっても.......
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はい、最高のロケーション〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
高台のお店なので、広島の海と広島市が一望できます。席がかなり間引かれているので、ちょっと待ちましたが、その分広々とゆっくりとできて最高です。
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調子にのって、広島のワインと広島レモンチーズケーキを注文。
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非常に可愛らしい食べ物でした。
(ほんとは、「牡蠣祝」って名前のお店だから、ゴリゴリに牡蠣が食べられるもんだと思っていたのですが、この時間にあったのは「牡蠣のオイル漬け」だけだったので、このようなおしゃれカフェ的な注文になってしまいました。でもよかったけど!)
■ tu Giico
そんなこんなで宮島で牡蠣を食べ損ねている私が、高台から降りてきてふらふらと歩いていたら見つけたお店。
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牡蠣の暖簾がかわいい🦪❤️ グリル系の牡蠣が1つから注文できるお店のよう。結構新しそうでした。
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お昼はビール、さきほどのお店でワインを頂いたので、ここでは広島レモンサワーをいただきます。カウンターがあると一人でも気兼ねなく入れるからいいね。
注文したのは...
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ぶりっぶりの焼きガキと、
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トマトチーズ焼き、ジェノペーゼソース焼き。どちらも美味しかった! この、牡蠣の殻に残った汁が美味いんだよなあ。
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ということで、満喫して島を出たのでした。
宮島口駅について、行きは広島駅からJRできたのですが、帰りはちょいと路面電車に乗ろうかなということでこちらで。
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ギリギリの時間ですが、SAKURAO DISTILLERYに向かいます。
■ SAKURAO BREWERY & DISTILLERY
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SAKURAO BREWERY & DISTILLERYにきました。旧社名は「中国醸造」さん。
コロナ禍でなければ、蒸溜所見学ツアーもあったのですが、現在は休止中。ただ、ショップとかは開いているとのことだったので、何かあるかしらと思って寄ってみました。
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こちらが蒸溜所。最近はクラフトジンの「桜尾」とか、ウイスキーの ×「倉吉」×(間違えました、「戸河内」でした)とかが有名。古くは、「ダルマ焼酎」という甲類焼酎をやってらっしゃるところです。
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残念ながら、ショップの中のバーもおやすみ中。 限定&新商品の「桜尾ジン ネーブルオレンジ」も出てたのですが、ここは華麗にスルー。どこかのバーで見つけたら飲んでみようと思います。
■ 広島 Day 2 前半 総括
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ホテルを出て、今日はガッツリ移動して観光。いきたい所も行けたし、美味しいものも食べられたし、満喫の1日でした。
その中でもやっぱり「うえの」のあなごめしがバツグンだったな〜!次回広島に行く際は絶対お弁当を買いたいと思います。(帰るタイミングで駅で買おうかなと思ったら、朝早すぎて売ってなかったぜ、ざんねん)
SAKURAOを出て、広島市内へ。一人旅最後の晩ごはんを楽しむ夜です!
【2022年3月 広島の旅】 ・Day 1 ・Day 2 前半 👈THIS  └あなごめし うえの  └厳島神社  └牡蠣祝  └tuGiico  └SAKURAO BREWERY & DISTILLERY ・Day 2 後半 ・Day 3
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yomiyasumi · 20 days
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春の新作アニメもいろいろ始まって、『無職転生Ⅱ』とか『ゆるキャン△ SEASON3』とか観始めているんですが、そこに宮崎駿監督も何作か手掛けている『名探偵ホームズ』の再放送が紛れていたのでこれも観始めたんですが、懐かしい。 . ただ観た記憶はあるんですが、1話目からまったくストーリーを覚えていなかっったので新鮮。そうかぁ、ワトソンとはこんな感じで出会うのかぁ、みたいな。広川太一郎さんの声も久々に聞いたし、これ全26話やってくれるなら、最後まで観たいとか思いながら、本日も営業いたします。 . 本日の日替わりカレーは、キーマカレー。 定番のリトルスプーンカレーはコロッケ、メンチカツ、唐揚の中からトッピングできます。 ほかにもホットサンド(コロッケ、メンチ)。 平日限定ナポリタン。 14時からはフレンチトーストもご注文いただけます。 . ★ドリンクはコーヒー(定番のコスタリカ、今が旬のザンビア) 水出しアイスコーヒー、 カフェオレ、アイスカフェオレ、 ココア、アイスココア、 紅茶、アイスティー、 クリームソーダ、コーラフロート、 ゆず茶、ガラナなどなど ご用意して、ご来店をお待ちしております。 . 写真は遠藤達哉先生の『SPY×FAMILY』13巻。発売からひと月経ちましたので並べておきます。前回けっこういいところで終わったので。アレから黄昏と夜帷はどうなった!? という、つづきが気になる方は手にとってご覧ください。 . あと、全然余談ですが、SPY×FAMILYの表紙のロゴ、書体はいっしょだけど単行本によって組み方を変えてくるのはデザイナーの遊び心なのかなぁ。あらためて見比べてみるととても面白い。 . 【8時だョ!レトロボードゲーム】 4月は『ゴーストバスターズ ゲーム』をプレイします。詳細は以下のサイトをご覧ください。 . https://yomiyasumi.tumblr.com/event . 4月12日(金)の回、現在参加者0名。あと4名参加できます。 4月20日(土)の回、現在参加者0名。あと4名参加できます。 4月26日(金)の回、現在参加者0名。あと4名参加できます。 . 【ヨミヤスミ空席情報&書籍紹介 Twitter】 https://twitter.com/yomiyasumi . 【ヨミヤスミ2階コワーキングスペース】 https://yomiyasumi.tumblr.com/Coworkingspacefloor2 . 【次の店休日】 次のお休みは4月15日(月)、16日(火)となります。当カフェは毎週月曜日と奇数週の火曜日が定休日となります。ただし、月曜日が祝日の場合は、翌日にスライドしますのでよろしくお願いします。
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lunahoshisolar · 20 days
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弦巻マキと私が怪談をする理由
「モカちゃんだよね?帰国子女でイギリス育ちって、マジ?」
転入初日の転校生の私の周りはきっとそういうセリフで溢れかえるのであろう。宮舞モカは、脳内で同じ景色のイメージを繰り返した。「モカ」という、自身の本名で弄られることもあるかもしれないが、その時は、「モカちゃん、モカ好きだったり?」と意地悪く聞かれてもこう答えるつもりだ、「まあ、実は」。
キャラ付けは、唐突な理由であったとしても、やぶさかではないのだ。
宮舞モカはいわゆる「陰キャ」だ。陰気なキャラ、陰の気を纏うキャラ、陰気な雰囲気なキャラ、陰険不粋支離滅裂……自分をそのように定義してきたのはモカ自身であった。
もしモカの守る強い自我が壊れるとするなら、陰を圧する程の陽気を身に纏った「陽キャ」によるものである、とはモカにとっては自明の理であった。陽の気を圧倒する陰の気で武装すればモカの自我は守られる。だから、モカは「陽キャ」に対抗できるだけの陰の気を使い、陰気に陰で人目につかないところで論理を講じれば良いだけだった。
それがモカの考え得る「最適の生存戦略」であった。モカは生き残らねばならなかった。
情報収集のためにモカは引っ越したばかりの土地で一人散策をした。
一人行動が肝で、これは「学校で一人で行動していても猫好きな自分は気質が猫的であるから」と上手く納得してもらうために、考えた設定だった。
母がイギリスで可愛がってた野良の黒猫は、その為に「モカの唯一の親友なのだ」とモカは母にわがままを言い、日本に連れ帰ってきてもらった。モカの唐突な強い自我に驚いて母親はもちろん、快諾した。
しかしもちろん、これは嘘だった。イギリスの話を聞かれたら、猫といたから寂しくなくて、友達が居ないんだとか、居なくても平気とか、自分の話を避けたくて作った設定だったのだ。別に猫が居たから友達を作らなかったんじゃなくて、アニメの話をする友達をネットでだけ作って、引きこもりを家族に心配させないためだけに家にいる趣味を作っていたら、こうなってしまったのである。
音楽を聴くのが好きだったわけじゃあない。黙っている言い訳が欲しかったのだ。ヘッドホンをつけて、下を向いていたい。しかし、そうやって快適に無挙動でいるために世界観を領域的に展開する完璧な選曲のプレイリストは、気付けば独自色が強く、自我を感じずに居られぬ趣味の様相を放ってしまった。ここまで蓄えた知識を、使わない陰キャではない。ネットDJを、始めた。ショート動画を投稿して、猫ミームに乗せた自分のニッチな趣味の、わかる人にはわかる感じがある、そういう音源を加速させたりノイズを入れたりした、ヤバい感じ、普通じゃない感じの音源がコメント欄で、「ヤバい」と賑わうのが、モカは爽快であった。
モカは承認欲求を醸造した。
一挙手一投足がキャラ立てしていなければならなかった。
それでないと全て夢が晴れてモカは現実が見える。嘘は少し真実が入っていて美化されていれば、趣味がいい表現方法になる。もしモカが、ただ単に英語を喋れるアニメオタクとバレてしまってはいけない。それをモカ自身も気づきたくないしモカが気付かなければ突っ込まれることもないだろう、だって陰キャだから。
そうやって、自我の強さを隠せぬまま、モカは新しい町の一角で寂れたカフェに入った。しかし、思ったより中が小綺麗であり、そこに予想外で慄いてから、顔涼しく自我論理を整理して気分を落ち着かせていた。ちなみにもちろん、モカを注文した。
気分が落ち着いてからモカは思い出す。時間差でジワジワ襲ってくる本当の問題はそのカフェモカを持ってきたのが金髪の少女だった事であり、しかも……
「(えっ……同じ制服なんだが……?)」
……モカのこれから通う、学校の制服を着ていた事であったのだ。
宮舞モカは、いわゆるハーフ、ではない。純日本人の「純ジャパ」であるから、「帰国子女」属性だった。
これはこれから通う学校で既に外国情緒枠が埋まっていて、しかもそれを外見で即捕捉出来てしまう「パッシブスキル」としての「外国情緒」枠である。宮舞モカ、彼女のように、「アクティブスキル」として、使う武器として、コマンドを押さないと発射されない「外国情緒」じゃない。ここまで来ると下位互換で呪いに近いのだ。「英語出来るマウント」で、押し通すしかないのだ。
しかしそれにはこのブロンドの少女が、英語ができるのかできないのかを判断しなきゃいけない。この日本で私以外に英語ができる人がそんなにいるわけないから、私が話しかけて判断しなきゃいけない。
ーーハードルが高すぎる……。それじゃあ、外見を。
「パッシブスキル」を盛るしか。それしかないのである。アニメ属性として、「海外育ちはエロくて無意識だ」なんてものがあるのだ。こいつは、使わない手は無いので、日本で「ドM」の象徴のチョーカーとか、日本育ちでは珍しい「谷間の露出」、そういう私が英国でもやってない格好を日本国でやることにした。
幸い髪も切って、インナーカラーを入れて(アニメでも流行ってる)、そうすれば、大人しくて怖く無いけど外国人的でかっこいい「私」が生まれ、金髪の子にも客だったのがバレず済む。今日起こったことは転生モノの小説の、転生前に突然起こるトラックの接触事故だったのだ。金のトラックに私は事故って、今、神の恩寵により理想の自分自身に生まれ変わったのだ。そういう流れで私の事前知識系チート人生が始まる。
……はずだったのだ。その少女は、私のクラスに居た。そして、帰国子女設定を盛り過ぎたせいで、陰キャ隠しのための「大人しいクール系」設定が化学反応を起こして、「日本語が苦手」だと先生に思われてしまった私は、クラスで唯一英語が出来るその少女の隣の席を任命されてしまった。そしてその少女にマシンガントークで英語で話され、私の「一目置かれる黒猫少女」という夢の学園生活は終わりを告げた。
ーー絶対今浮いてんじゃん。
ーー絶対怖がられたな。
もうキャラ変更が容易に出来なくて、脳内の自由が、アイデンティティの可変性が私からは消え去っていったと感じていた。思ってた流れではなく無意識に、「興味のなさそうな生返事をする無気力系無言威圧主人公」に私はなっていたのであった。
「日本語は、どれくらい出来る?今言ってること、わかるかなー?この後の授業とか、先生に相談する?あ、英語で言い直そう!えーっとねー」
「あ、えっと、弦巻、さん……だっけ、私、日本語出来るから……気を遣わないで、ね」
「うっわー!日本語ペラペラじゃーん!やばー!心配したの恥ずかしすぎる!みんな、モカちゃん日本語めっちゃうまい!」
ーー何故……
何故全てが、悪い方向へ行くんだ?「英語めっちゃペラペラ」の想定はしたが、「日本語めっちゃペラペラ」は想定せず、日本語のうまさで弄られるのも想定せずにいた。
「あはは……私、アニメ好きの陰キャですので〜……ははは……」
もうクソ喰らえで私は、自ら白旗を上げ、セルフハンディキャップという完全なる防御技を繰り出すに至った。セルフハンディキャップとは、自分自身の自我を守るために敢えて自分を「最初からできない奴」と定義して、自分や他人からの失望に先制して釘を刺す行為だ。
「マジで!?私、バンドやっててさー!アニソンめっちゃ弾いてるよー!ギュンギュンって、ムスタングでね!エレキギターなんだ!」と弦巻マキは金髪を振り乱して陽キャに語った。早口語りもこいつがやれば可愛く済むようだ。もう脳内にさえ私の居場所は無い。
「そうなんだ……なんか、すごいね、弦巻さん……私なんか、一人でネットでーー」
「あ、弦巻さんじゃなくってマキでいいよマキマキとかマッキーとか」
心が完全にポキリと折れた。三つの選択肢、多すぎる。私には何もわかることができない。
今、自分が猫だったら奇声をあげて飛び上がってそこら中にあるものにぶつかりまくり部屋を出て���た。本当に人間でよかったと思うし、もう黒猫女子なんてクソ喰らえ��感じていた。人間万歳だ。
「じゃあ、マキ、さん、は……えと、沢山あるんだねえ、好きなこと……」
嫌味のつもりで言った。早口でうざい、と言うつもりで。弦巻マキは笑顔で頷いて、私は消えたかった。私が昔言われたことは、彼女にとっては褒め言葉に感じるのだ。私はやっぱり普通じゃ無いのだ。やはり私は新しい自我を創り出し、その中で完璧にキャラになり切って生きなきゃいけないのだ。
宮舞モカの肉体とキャラという棺桶に生きるアンデッドだ、私は。スクールカースト外の最下層で、人々に生かしてもらわなきゃいけない、精神的インプレゾンビなんだ。建物の中に生きている血肉の気配と音だけで駆けつけて必死に這い上がる腐乱死体だ。頭の中で一番大きな雑音の「弦巻マキ」に、本能で追い縋るしか私は出来なくなってしまっていた。
そんな風に、私は彼女の父親が営む「喫茶マキ」の常連になっていた。
放課後、隅っこで、店を手伝う弦巻マキの淹れたモカを飲み干し、おかわりを気付いて淹れてくれる弦巻マキとの無言の交流を「特別さ」の演出のために知らぬ顔で用意した。幸い、ノマドにオタク陰キャをさせてくれるだけの物質的優位性を私は確保出来ていて(スマホ、タブレット、ノートパソコン、ファイルのクラウド連携等)、私はずっと殻に篭ることができた。猫が懐く時のように、距離を置きながら空間を共有した。庇護欲に頼りたかったからだ。でも、弦巻マキは私を庇護しなかった。
「モカちゃ〜ん、今日も、閉店まで居てくれたね」
弦巻マキは笑顔で身を乗り出しながら、向かいに座る。これは、毎日の日課になった。彼女は、私が彼女のために閉店間際まで店にいると思っているらしい。そのポジティブな陽キャ思考の恩恵で私はほとんどの文脈を自分で作ること無しに受け身に築かれた、対等なる友情を享受した。
「うん……マキちゃんが居るから……えへへ……迷惑かなぁ……」
迷惑なわけがない。弦巻マキは、思っていたよりも、静かな時間を好むタイプだったからだ。
学校では明るく音楽や友達の話をし、ギターを練習して、時には歌ってから、家に帰る。父親のためと思われた喫茶店での手伝いは、むしろ自分のために行なっているようだった。コーヒーを淹れ、掃除をしながら、完全に「ここにいない」、空想の世界に旅立った虚な目をした弦巻マキを、そのうち地蔵のように意思なく座る宮舞モカに対して頻繁に見せるようになったからである。
そして、毎日毎日閉店後に自分の向かいに座る時、私に対して「何か」確認するような目線を向けることが増えていたのだ。
それが何かわからない。しかし、私にそれに同意する以外やることは無い。私は意思無く、彼女の意味のある目線に同意するように目を合わせ続けた。
……今思えば、猫同士がお互いの存在を確認し合う時にそうするようにだ。
「迷惑なわけないよ、私って……、学校での時が、全部の私じゃないし。それを見てる人がいると、ちょっと救われる、自分は普通じゃなくても居場所がありそうだから……なんちゃって。重いかも!」
どきり、とした、普通じゃない弦巻マキと言われると私もそうだと言われた気がした。
だから、私はそう言い、続けた。先に言って、認めちゃえばいいと思っていた。
「わかるよ。私も普通じゃない部分あるし、シャーロック・ホームズだってさ、普通じゃない……そう言う人が、普通じゃない視点だから普通じゃない事件を任されて」
シャーロック・ホームズが特段好きなわけじゃなかったが、その英国で一番愛された虚構の人物になれば、虚構の中に住む自分が愛せるきっかけになると思った。私は、自分を構成するもの全てが、消費され得る要素に格納されてなければ、安心して生きることは出来なくなった。
そして、シャーロック・ホームズを引用する私を弦巻マキはとても愛していた。引用する度に拡がる瞳孔を私は決して見逃しはしなかったし、それは私を安心させた。
「モカちゃん、詩人だよー!モカちゃんってシャーロック・ホームズ大好きだよね。流石、イギリスの帰国子女って感じ!私と違って、すっごい、頭いい感じする、教養っていうの?かな〜、うんうん」
また私は、安心した。私が持つものが弦巻マキに無い要素ならば、彼女は完全なる存在であるために私を必要とし続けるだろうと考える。
私が彼女を完全にする、ピースでなくてはならない。弦巻マキを構成する欠けたピースは、私が全て推理して突き止めねばならない。そして、それを全て合わせて、答え合わせをするのだ。今この時のように。犯人は、必ず全てを自白しなければならない。弦巻マキの罪は、私が一番知ることになる。
「それでさ、アーサー・コナン・ドイルって、すごいオカルティストだったっていうのもモカちゃん勿論知ってると思うんだけどさあ」
何?
「うん、そうだね、オカルトエンドの話とかあるしね」
心臓が早鐘を打つ。この入り方はなんだ?
「うんうんうん、そうそう!未知を探求して証明する人が、証明出来ない現象に対してこの世界以上の存在を認知して知覚してしまう、その在り方がすっごくいいと思うんだ!私の持論だけど……」
「わかるよ。私も、この世界がなんだよって思うし、さ……この世界の原理なんて、ぶっちゃけ超自然の前ではゴミカスに過ぎないしね、あはは」
「そうだよ!!」
えっ?弦巻マキは興奮している。私はこれが何かわかっていないが、彼女の呼吸、空気感、リズムを体の方が既にわかってしまっていた。
毎日毎日擦り合わされた充満された空気の密室で、私たちは重なり過ぎていた。
だから、口を突いて、彼女の求める事が体全体で勝手に出てきてしまっていた。私は言った。
「なんていうか、目に見えるものなんか全部虚で、全部幻想なんだよね。全部意味なんてないよね」
……弦巻マキの頬が紅潮してゆく。私は弦巻マキの何かのスイッチを押してしまったようだった。
金髪のエメラルドの瞳の、繊細で柔らかいマキ、頬の肉が幼さを感じさせる。
彼女の前で私は、彼女の肺を満たし続ける「空気」で居続けるしかない。彼女は大きく息を吸い言った。
「それって、本当そうだよねー!私も、たまに逃げ出したくなるの、私っていう存在から。でもね、私という存在って本当は儚くて……本当はすぐ消えちゃう、霧に映し出された幻想で、まやかしなんだって思うと救われるの。だから、この社会を生き抜くために私たちは、ぶっちゃけ非日常の真実に向き合い続けねばならない」
弦巻マキの本気の時だけ使うテナーの声が、私の鼓膜を揺らす。平衡感覚がおかしくなりそうであった。もし、私が猫だったなら、よぼよぼと足腰が不確定に揺れたであろう。
「モカちゃんって、猫ちゃんとしか仲良くないじゃん?特に黒猫って、不幸の象徴としてヨーロッパで狩られ続けたけど、私、それってモカちゃんがワトソンくんをすごく可愛がってる理由なんじゃないか?ってずっと思ってたの。自分を重ねるって言うのかな!?そして、それが今わかった、やっぱりそうだったんだ!すごいすごい!モカちゃんやっぱり詩人だ!詩は、オカルティストが暗号を隠す一番愛された手段だから!モカちゃんは、生き方がタロットカードでグノーシス的なのだ!」
金切り声を上げて、マキは大喜びした。マキの唐突なラップバトルに、私は加勢した。
「そうだよ!全ての生きとし生けるものの行為は霊的実現で、生命の樹を上に辿る知恵の道なのだ!」
もう弦巻マキは、ギターさえ必要としていない。ギュエェー!とギター顔負けのリフを喉から搾り出し、弦巻マキはのけぞり膝をついたのだ。ギターのムスタングは、彼女が社会的顔を保つための、彼女の身代わりで、ガワだったのだと思い知った。
もう彼女を止められる人はどこにも居ない。
マキは続けた。止まったらきっと、息が出来なくなって絶命する。
「私静電気すごい起こる体質でさぁ〜!たまに、静電気でビビッて髪の毛逆だっちゃってアンテナみたいになるんだ!妖気、感じてんのかな〜?人間はみんな体に電気が通ってるんだけど、霊もプラズマとか電気的エネルギーだって説があって、実際埃っぽいとこで出やすいらしいんだよね。だからモカちゃんもいつも埃っぽいの?」
「エッ、うんそうだよ当たり前じゃん!やっぱりその方がインスピレーション湧くから!チャンネル合うっていうのかな!すごいよね!」
はあー、と弦巻マキがため息をついた。これは私でも解るが絶対恍惚の吐息である。
「実はさ、モカちゃんといる時の方が静電気酷くなるんだよね」
前情報を元に弦巻マキの頭頂部に目をやると、やはり、毛が二本アンテナのように逆立っている。
嫌な予感がする。私はホラーは大の苦手なのだ。深夜に怖い話やスレを読み漁るのは自傷としてのホラー鑑賞なのに。
「これから毎日、うちで夜まで怖い話しよ!」
私は、完全に諦めた。
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