#新宿��棒日記
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shihlun · 1 year ago
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RIP Jūrō Kara (1940-2024)
Nagisa Oshima
- Diary of a Shinjuku Thief
1969
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kennak · 11 months ago
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周囲のアメリカ人から「あの本読んだ?」とよく尋ねられる本が毎年何冊かある。韓国系アメリカ人作家ミン・ジン・リーの長編小説『パチンコ(Pachinko )』もそのひとつだ。 韓国と日本を舞台にした、在日韓国・朝鮮人の4世代にわたる年代記なのだが、アメリカでベスト���ラーになり、2017年の全米図書賞の最終候補にもなった。私の周囲だけでも、義母、娘、娘の婚約者の母親が同時に読んでいて、まるで「読書クラブ」のようだった。それほど、多くの人に読まれている作品であり、読者の評価も高い。 小説は1910年の釜山からスタートする。大日本帝国が大韓帝国との間で日韓併合条約を締結して韓国を統治下に置いた年だ。釜山の漁村に住む漁夫の夫婦は、その運命を黙って受け入れた。「泥棒相手に国を失った無能な貴族と腐敗した母国の統治者」には、それ以前からすでに諦めの気持ちを抱いていたのだ。動揺するかわりに夫婦は身体に障害があるが利発なひとり息子フーニーの将来を考えた。夫婦は息子に学校で韓国語と日本語を学ばせ、仲人を使って見合い結婚をさせ、労働者用の宿屋を経営させた。 フーニーの若い妻ヤンジンは何度も流産を繰り返した末にようやく健康な娘スンジャを得た。そして、働き者のフーニーが亡くなった後も、未亡人は娘の助けを借りて評判の良い宿屋を営み続けた。 スンジャは働くことに生きがいを見出す生真面目な少女だったが、16歳のときに年上の裕福そうな男コー・ハンスーから誘惑されて妊娠してしまう。相手が既婚者だと初めて知ったスンジャは、自分の過ちを恥じ、「結婚はできないが面倒は見る」という申し出を拒否して別れる。 田舎の漁村で未婚の女が妊娠するのは醜聞だ。結核で倒れたときに母娘に看病してもらったことに恩義を感じる若い牧師イサックは、これを神が自分に与えた機会だと考えてスンジャに結婚を申し込む。若い2人は、イサックの兄ヨーセブの誘いで1933年に大阪に移住する。 イサックとヨーセブの両親は裕福な地主だったが、韓国社会の不安定化で経済的な余裕はなくなっていた。大阪では韓国人牧師のイサックが得られる収入はほとんどなく、2組の夫婦は会社に務めるヨーセブの収入に頼ることになった。そのヨーセブにしても、雇ってもらっているだけで感謝しなければならない状況で、そこに付け込まれて日本人より安い賃金で倍以上働かされていた。 さらに戦争前���の日本の思想弾圧により、牧師のイサックが逮捕されてしまう。一家はますます窮地に陥る。男としての甲斐性にこだわるヨーセブは妻たちが外で働くことを固く禁じるが、スンジャはコー・ハンスーから受け取った唯一の贈り物である高級時計を売ってイサックの借金を返し、ヨーセブの妻が作ったキムチを路上で売って家計を支える。 イサックは、スンジャが産んだコー・ハンスーの息子のノアをわが子として愛して育てる。しかし何年も刑務所で拷問を受けた結果、結核が悪化して解放直後に死んでしまう。イサックの性格を受け継いだように生真面目なノアは、働きながらも早稲田大学で英文学を学ぶ夢を叶えるが、自分の誕生の秘密を知って絶望する。日本で受け入れられるために愚痴も恨みも言わずひたすら努力を積み重ねてきたノアは、母を罵り、家族を捨て、見知らぬ土地で日本人としての偽りのアイデンティティを使って新しい人生を生きようとする。 スンジャの次男モサズは、兄とは違って、学問にまったく興味がない。だが、商売の嗅覚があり、パチンコ店に勤務して頭角を現す。そして、自分でも店を持ち成功する。モサズは、ひとり息子ソロモンをアメリカのコロンビア大学に留学させる。それは、亡き妻が抱いていた夢の実現でもあった。しかし、日本に戻って外資系の投資銀行に勤務したソロモンは、その環境であっても自分が在日韓国人として扱われる現実を実感させられる――。 在日韓国人の4世代にわたる年代記が、アメリカでベストセラーになり、しかも全米図書賞の最終候補にまでなったのはなぜなのか? それは、場所や人種が異なっても、「移民の苦労ばなし」が普遍的なものだからだ。 読んでいるうちに思い出したのは、20世紀前半にアメリカに移住したアイルランド系やイタリア系移民が受けた差別や紀元前からあるユダヤ人の迫害だ。 ユダヤ系には金融業、医師、弁護士、科学者が多いが、それは古代のヨーロッパでユダヤ人の就業が禁じられていた職種が多かったからだと言われる。アメリカのニューヨークやボストンでは、アイルランド系移民の警察官が圧倒的に多い。これも、アイルランド系移民が初期に受けた職業差別が少なからず影響している。20世紀の日本での在日韓国・朝鮮人によるパチンコ経営は、これらに比類するものだ。 アメリカは、先住民以外はすべて「移民」とその子孫だ。何世代か遡れば、必ず移民としてのこうした苦労ばなしに行きあたるはずだ。こうしたアメリカ人のDNAに刻み込まれた記憶が、小説への共感を生むのだろう。 日本統治下の韓国での日本人による現地人への虐めや、日本人による在日韓国・朝鮮人への差別、そして単語こそ出てこないが「慰安婦」のリクルートなど、『パチンコ』���日本人にとっては居心地が悪い小説かもしれない。 しかし、これは日本人を糾弾する小説ではない。1人の人間として「読者」になれば、誰でも感情移入できるし、家族ドラマとして楽しめる本だ。私は、若い頃に観たNHK連続テレビ小説の「おしん」を思い出した。そういう雰囲気もある。 著者のミン・ジン・リーはそんな私の意見に対して、このように答えてくれた。 「日本人の読者は洗練されているし、微妙なニュアンスも理解できる。あなたのように先入観なく、公平な視点でこの本を読んでくれると強く信じている。(英語で読んだ)多くの日本人読者は、すでにこの本をとても支援してくれて、とても感謝している。私の夫は日本人とのハーフで、私の息子は民族的には4分の1が日本人だ。現代の日本人には、日本の過去についての責任はない。私たちにできるのは、過去を知り、現在を誠実に生きることだけだ」
『Pachinko』(Head of Zeus) - 著者:Min Jin Lee - 渡辺 由佳里による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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kaoriof · 1 year ago
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(高校時代の日記です、お気に入りの文章教えてくれたらモチベになります……)
日記
その日は朝からジョギングをした。いつも昼過ぎぐらいに起きていたから、朝8時の街のざわめきがあんなにも違和感なく受け入れられていることに驚いた。結局少し走っただけでくたくたになってしまった。川を眺めながら、ゆっくり、ゆっくり歩いて帰る。鈍色の川だった。1週間に1回くらい、いままで生きたすべての生きものの屍が、地を踏む私の足裏のずっと奥底にしずんでいることを思い出して、不思議な気持ちになる。恐竜もそう、目に見えない小さな微生物も灰ほどの大きさになって光景の一部にちゃんと溶けている。調べたら、紀元前5万年前から今までに誕生した人間を合わせると、1082億人もいるらしい。1082億人もの人間たちが流した血を、蓄えた知恵を、つないでいった命のことを考える。丘丘を越える風や、夜と花との匂いに触れると、結局いつもそんな想いに辿り着く。昼からは医療脱毛の予約が入っていた。ほぼ素っ裸になって赤い水性ペンで体のあちこちに線を引かれて、ぱちぱちした熱くて痛い光に耐える。わたしの褐色の身体だっていつかあの、深いところにある脆い、目に見えない、灰になってしまうのになあ。電車に揺られながら、ゴミ溜めに差す光を見つめていた。小説の中の、「眼を傷つけるほど鮮明に」という表現を気に入ったので、メモに残す。細い雲が花嫁の白いヴェールのように空に広がっている。なんだか浮かれていた。アルバイト先で出勤打刻を入力して、都合よくふたりきりになった同期の男の子に思っていることをべらべらしゃべってしまった。なんかもう誰に何を思われるとか誰かと何かをくらべるとかそういう事柄に鈍くなっている。バイト前に控え室に入るといっつもからだをじろじろみてくるあの人、ふと見たら私の足を見つめてて、それ以来マジで無理になっちゃった。なんかたまたま目に入る情報の引きのわるさに自分でもびっくりしちゃうの。街歩いてたらちょうどだれかが小便してたり、ちょうどネズミが裏路地からでてきたり、恋人と上手くいってない時にインスタを覗けばちょうどだれかの記念日だったり、そういうの。でもこのあいだ西加奈子の白いしるしっていう本を読んだんだけど、富士山に関係している話で、それでたまたまわたしも来月山梨に行くの。こういう「ちょっとラッキー」みたいな軽くてふわふわした柔らかな偶然が、積み上げられたいやーな記憶を許してくれる。そんなことを永遠に喋っていて、性格が悪いと思われるかもと不安だったけど、その人の方がわたしよりも5億倍くらい性格が悪かったので、あとはふたりでお偉い人が休憩から戻ってくるまでげらげら笑った。その夜はなんだかお酒でも飲みたかった。それで全て忘れ去るのは惜しいけれど。読まなきゃいけない本よりも読みたい本を読もう。学ばなきゃいけないことよりも、からっぽにみえる毎日のしずけさに意味を見出したい。恋人に別れを告げたのは自分なのに、会ったら触りたくなっちゃった。そういうこともあるよねー
無題
この人でいい、じゃなくて、「この人がいい」という感覚と大事にしていきたいと思う。4連勤目、ありがとうの一言も言えない禿げたひとたちにへらへら愛想を振りまく。やさしさに見返りを求めてはいけないなんてほんとうに馬鹿げている。わたしは自分に見合う対価をいつだって求めてるし、それを与えることこそが相手への敬意を表明する最適な手段だとずっと信じている。なんかもう無理、みんなキモイ。足裏も首も肩も痛い。インターネットばかり眺めていたら、夕陽の映る海も連なる山々も消費するものの1つに思えてきて、相当心が疲れているんだなあと自負する。色欲も皆無で、今ならどんなイケメンであろうと抱かれない自信があるくらい。言葉にできない日々こそ尊いのか、はたまた言葉に値しないものなんて、記憶されるに値しないものものなんてその程度なのか。通り過ぎた過去と進むべき未来の間で、ただ棒立ちしている。ただ、減っていくフォロワーの数値を眺める。わたしがその人の人生からいなくなる瞬間に、前よりもなんかすこしだけほっとする。
無題
ふと、あーこんな文章書くのやめて���子高校生のフリして架空の日記をつらつら綴っていきたいなーなんてことを思った。好きな女の子が教室に入ってくるあの瞬間に世界の色が変わって、空間がぐわんと無音で一新するかんじとか、廊下にひびきわたる古びたオルガンの重低音。蛇口から溢れる生きものみたいな水に顔をうずめて、あつい夏をのりきる。シャトラルランのアナウンスに合わせて、きゅっきゅと靴が床の光沢を擦る。太陽はギラギラ照って、それと同じ純度でみんなの肌が光る。時間にゴールテープがあったら、あと何回わたしはそれを切っていけるのだろう。いまはもっぱら実家暮らしを卒業したいと思っているけれど、いつか女であることを卒業したいと思う日がくるのかもしれないしそういう不確かなことばかりで全部うごている。ガガーリンの「地球は青かった」という台詞は有名だけれど、あれ、ほんとうは「地球は青いヴェールをまとった花嫁のようだった」と言ったとする説もあるらしい。わたしたちみんな青いヴェールをまとった花嫁のように生きていきたい。不確かで不透明な身体、心、ちいさな葛藤や、変化、醜さを直視する必要なんて全くないんだ。
無題 
黒いワンピースを大学に着て行ったら、先輩に黒が似合うと褒められた。わたしが可愛げなく「黒なんて誰でも似合う無難な色じゃないですか」と返すと、黒が似合う人ってほんとうは2割ほどしかいないらしいよと言う。でも先輩、黒いウェディングドレスなんてないじゃないですか。
とことんついていない日が続いている。空きコマにカラオケに立ち寄ったら、店員の不手際によってひどく待たされた。しかも音質がぼろぼろで、もうなにを歌っても音痴に聞こえてしまって、さいごのほうは泣きながら宇多田ヒカルを歌っていた。やることが多すぎて、依頼書添削の通知が深夜2時にきたりする。ぜんぶやめたい。
大学の学祭実行委員をやっているのだけど、新規統括が決まった。これから新規が入ってくる中で、だれがどういう立ち回りをするか。新規統括の下にチームリーダーも2人いて、みんな多分わたしと同じくらい忙しいのに同じチームの人のタスク管理まで把握しているし、守らないといけない表記基準もちゃんとおぼえている。人の振り見て我が振り直せっていう諺、あったなあ。今は等身大にきこえる。
無題
ぽつぽつとした雨の音が家をまあるく包みこむ。包丁で水気の多い野菜を切る音やテレビの雑音を絡めながら一つの線になってゆく音の波に赤ん坊のように心を揺らされる。朝起きて、しわしわになった白いベッドシーツになぜだか生きていたことの証を感じとって、朝からふわふわした���持ちだった。成り行きから友人と文通をすることになった。最近は眼鏡がこわれて、イヤホンをなくして、ほかにも不運だと思うことが何件かあった。それでもどんどんに綺麗になっていく自分のうつくしさや、河川敷でからだを動かした後の汗ばんだ首元を冷やす風、そういうものにその都度救われていく。文章を書くのだって、すこし書かないだけでとびきり下手になったような感じだけどこうやって振り子のようにあちこちをいったりきたりして自分の居場所を掴んでいくと妥協できるようになった。わたしもほんとうは妥協を信仰とよびたいよ。書くの難しい、日記の練習。
反逆
昨晩、大学の唯一の男友達とたらふくごはんをたべた。ありじはやさしいから全人類が惚れる、これまじ、と言われて心がほかほかした。「俺はさー親の束縛とかあんまなくて。朝帰りとかしても、母親、いつもと変わらずに何食べる?って聞いてくれるんよ。あーうどん、あったかいの、っていうと隣でつくってくれてさー」みたいな話を聞いた。テーブルにあった占いボックスみたいなのに100円いれたら、吉と書かれたうすっぺらい紙がでてきた。ラッキーカラー青。次髪染めるならブルーブラックかな、そう思った。ちなみに男友達は「緑の人」って認識されたいらしくて、いつも緑の服着ててまじでおもしろい。
新宿駅は夜でも、バチバチに光っていた。帰宅して、そのあとは元恋人の友達と夜通し通話した。間にしょうもない下ネタをいいながら、ほぼ恋の話。エロい台詞を言わせたりして、ゲラゲラ笑った。毎日筋トレしてたら、足が細くなって、気持ちも前向きになった。でも、朝起きたら元恋人のインスタに載ってた私の写真が削除されていて、気持ち的には2度目の失恋だった。一度、私にもプライドがあるし元彼に連絡とかしたくない、と言ったとき、じゃあそのプライドを最後まで突き通しなよと言われたのでわたしはほんとうに最後まで突き通した。こんな美人でやさしい女を振るとかまじで勿体ねーっていう強さをおかずに生活を食ってるよ、ほんとうにすきだったんだ。
無題
高校時代、すごく仲のよかった友人にはじめての恋人ができた。このあいだ新歓合宿にいったの、といって見せてくれた写真、ほんとうにどれも眩しかった。わたしは大学に気の置けない友人が数人しかいないし、おまけについこのあいだ振られた身なので正直心の底から同じ目線でよろこぶことができなくてとてもつらい。というか、さいきんずーっと無気力で、与えられる日々を過ごすというか半ば消化するような感覚でうけとめている。こうやってみんなそれぞれ離れていくのだとおもうとすごくさみしい。彼女にとって、わたしにとって一番だった関係性が、いつしかくず���てしまうのではないか、もう崩れてしまっているのでは無いか。そんなことをかんがえる。気休めにカフェでチャイティーラテを頼んだんだけどクソまずい、救われない。わたし、はじめて付き合ったとき、どういう気持ちだったっけ。わたしの人生だからわたしがきちんとそこに価値や意味を与えないといけないのに、横たわって天井ばかり見て、挙げ句の果てに他人に妬みすら覚えてしまうのってすごく阿呆らしい。うらやましいな〜〜〜結婚するのかな〜握っていた手を手放されてしまったわたしにとっては、彼女が今一番求められているという状況は嬉しくもあり、うらやましくもある。海を背景に男の子と裸足で駆けだしたりするのって幻じゃなく存在するんだ。なんでこうもひとと比べてしまうのかわからない、何でそんなに上手くいくんだろう、なんでわたしだけこんなに不運で、こんなに寂しくて、こんなにつらいんだろう。だれしもが闇を抱えているのにそれを無視して、わたしだけ、わたしだけ、と卑屈に叫んでいるからバチが当たったのかな。去年、彼女とふたりで予備校へむかうとき、「はじめて」って片道切符だよね、なんてことを話した日もあったのに。もうほとんど大学に馴染むとか、ともだちつくるとか、学チカとかぜんぶぜんぶ諦めて、必要だけどこころの栄養にならないものは先送りにして隅に追いやって、ただひたすら本読んだり映画見たり、観葉植物に囲まれた生活をおくりたい。天気がいい日にはフラッと海に行って、そこにひとりでいるひとがいたら話しかけるとか、そういうところから心を元あった場所に置き直す努力をしないとこのままいちばんうつくしいとおもっている10代が終わってしまうなんてあまりに耐えられない。余裕がなさすぎるから5,000円の寿司料理を食べにいきた��。花を生けたい。北海道の僻地へ一人旅したい、新潟の温泉とか和歌山の麦畑とか。ちっちゃなドラゴンをこころに飼いたい、人差し指くらいの蛇のタトゥーを掘りたい。意地悪な天使みたいな女の子になりたいし、やさしい悪魔みたいな男の子に好かれたい。バイトでお客様の身分証をみてそのひとの住所とか名前とか生年月日を手入力するんだけどなんか、その作業をするたびに不思議な気持ちになる。当たり前のようにみんな違う名前で、違う日に生まれて、違う人生をおくっている。世の中わたしがしらないことで成り立っている。わたしは頑張っている、がんばることなどなにもないはずなのに頑張らないといけないことがとてもつらいけど、人生そういうもんですか?
無題
2限が終わってから、駅で待ち合わせて委員会のメンバーとはじめて会って昼食を食べた。そのあと用事があったけれど時間が余っていたので学校へ戻ったら、さっきの授業で同じ教室にいた女の子ふたりが外のベンチでたのしそうに話していた。雨ニモマケズ課題ニモマケズ。積み重なる焦���感。積み重なると言うより色味が強調されてる感じ、わたしだけモノトーンの世界に取り残されている。木々がわさわさ揺れる。ともだちも好きな男もいなくなったときのために、ずーっと居たくなるサイコーの部屋をつくるぞ!と思って、観葉植物とプロジェクターとイエローのベッドカバーセットをポチる。ありったけのエネルギーをつかって見栄を張っているだけで、けして強くはない。気を緩めば赤ん坊のようになみだがぼろぼろでてくる。努力しているのだ。うつくしい写真を撮ろう。恋人はいるけど上手くいってるのか上手くいってないのかよくわかんない、けれど以前のように自分のことを犠牲にすることは少なくなった。今はわたしの相手をするのを面倒くさいと思う人に割く時間なんて1ミリもないと思っているし、だったら一人でしらないひとと酒を飲む方がまだマシ。外に出ればいくらでも拓けた空が存在していて、孤高になりきっているかのように風が吹く。汗をかけば涙なんて用無しだし、歩いて歩いて歩きまくれば、一瞬くらいは生きててよかったと思えるものが転がっているはずで、じぶんはそれを受け止めるのに値すると思っている。もうすぐ19になる。自分に時間を割くこと、自分への愛を惜しみたくない。だれかに想って貰うこと、だれかを想うことにはいつだって悲しみが伴うから、それをちゃんと受け入れられるくらいに。
無題
容赦なくどばどば目の奥に垂れ流れてくるブルーライト、過呼吸気味に泣き続ける夜もあと数年したら体力的に出来無くなりそうだから早く早く歳をとりたい。夜の3時なのに目を閉じても眠れなくて全身の血液が逆流しそうなくらいからだが強張っている。もうここ2週間くらい学校行ってない、なにしてるかというと家のカーペットのど真ん中でプリン食べながらフランス語の授業受けてる。同じ大学の女の子が、大学にはBBQかスノボかフットサルがやりたいようなやつしかいない。わたしは坊主か髪色がショッキングピンクのやつとしかともだちになりたくない、みたいなことを言っていて、そういうのってなんか違うし、かなしいとおもった。でも、こうやってかなしくなったりさみしくなったりするのを全て五月病として片付けてサヨナラできるから5月はわりと気に入っている、どれくらい好きかというと6月と10月の次くらいに好きかもしれない。「五月病」の仮面を被った鬱憤とした鈍色の塊が街中を苛ましているの、なんだかどきどきするから毎日赤い口紅をつけている。いつ悲劇に見舞われても良いように。ピエロみたいな足取りでときどき水たまりをばしゃばしゃしながら走り続けた、足元の花も日付もその日の占い結果も、あなたとのLINEのトーク画面も、日に日にぜんぶ気にかけなくなってゆく。手をつないでいた、自分の中にいた幼い少女が夢の中で喪服を着てた。あなただけは離れないで、と思って、でも、目を覚ましてもあなたに連絡は取らなかった��
無題
今日こそ、と意気込んでキーボードの上で指を交差させながらものがたりを紡ごうとするたび、これまで触れてきたいくつもの眩いことばがぶわっと一気に蘇ってわたしを刺してくる。おまえにはなにも書けないなにも残されていないおまえはなにもかなしんでいない。奥へ奥へとひきずりこまれる。誰も彼もが各々の光を持ち寄って、目の前の道はもう見えないところのほうが少なくなってしまったくらいに隅から隅まであかるい。どんなふうでも在ることのできたそれがほんとうのほんとうに空洞であったと気づいて、でももう泣けない。詩はどのように湧き出てくるんだろうか。音も色も。炭酸がシュワシュワするとか松ぼっくりの形とかどんぐりを拾い集めたりしたときのこと、もうわすれてしまったみたいに、世界がまぶたを1ミリ閉じた、それだけのことかもしれないのにその僅かなエッセンスがこんなにもわたしを主人公たらしめていたのかと途方もない気持ちをおぼえる。サンタクロースがいないとわかった瞬間にクリスマスへのあこがれが半減するのとおんなじようなさみしさをずーっとここさいきん噛み締めている。シシュンキが芸の才能の全盛期だからだろうか、おとなになればいままでずっと見えなかったものがわかって、もっと色鮮やかに日々を過ごせるのかと想像していた。外でガラス瓶ががらがらからからこんこんうるさい。布団の端っこ、握りしめすぎてすごくやわらかくなって、あたらしいパソコンも使いこなせるようになった。かなしいとおもうけれど、そのこと自体になんの揺らぎも感じなくて、かなしさがより加速するだけ、日々をヒビと書いていた頃があったのをおもいだした。ヒビをいれてゆく、ヒビがふえてゆく、日々。
無題
晴れて大学生になることができて、数日後に入学式を控えている。でもほんとうはもう大学やめたいくらい友達ができるのか不安すぎて、毎晩寝る前に泣いてしまう。このあいだ新入生交流会があったとき、教室に入ったら女の子が皆んな似たような淡いお洋服を着ているし、髪の毛が丁寧に整えられていて、かわいくて、おんなじような雰囲気で、インターネットでつながって和気藹々とはなしているひとたちもいて、自分は見かけが日本人じゃないから声もかけられないし、声をかけようと思っても(わたしこんなに目立つし、びっくりさせちゃうかもしれないし、迷惑かな...)とか考えちゃってすごくこわくて。ツイッターに勇気出して何か投稿しても、だれからも反応が来ないとそれもまた不安になってすぐに削除してしまう。これからずーっとこんなかんじで、高校のときみたいに心から打ち解ける友達なんて一生出逢えないのかもしれないとか思っちゃってさみしくて涙がぼたぼたでてくる。おおきいキャンパスの中を新歓のために端から端までひたすら歩いて、すっごくつかれた。新鮮といえば聞こえはいいけど、わからないことだらけで自分��らなにか行動を起こすのをいちいち億劫にかんじてしまう。大学の中でも明るい人が多い、キラキラした男女が多い、と言われているような学部で、自分もそこに馴染めるかな、と思うとつらくなっちゃう。全然おもってたのとちがう、こんなの。これからどうしよう
無題
冗談抜きで毎晩泣いてしまう、ただそれが今はいちばん正しいことのように思えるからそうしている。
通知表をなくしてしまったので家中を捜したけれど見つからなかった。それで明日先生に怒られる予定だから今更のほほんと眠ることもできないでいる。たかがそれだけ、という言葉で収まることではなくて、何度もこうやってモノを無くしておいて一切学ばない自分に腹が立っている。
忙しくて皆んなの文章を読む時間がなかった、そうしたら自分のブログも読んでもらえなくなっちゃった。
今日も頑張ったと自分を愛でてあげることができない。
なにもこんなにかなしいことばかりを書きたいわけじゃなくて、むかしみたいに空が綺麗だったとか友達と一緒にひるやすみにフルーツジュースを飲んだこととか、長らく話してなかった同級生と体育の時間でペアになってキャッチボールができたとか、予備校での先生のプチ話が面白かったとか、そういうちいさな喜びはあるけれど、夜になると感情の波が音を立てて自分の中でせめぎあう。その狭間で、わたしがいちばん好きだったわたしがぎゅうぎゅうに押しつぶされて捻り絞られて塩辛い水で溺れてしまう。
こんなことを書いておいて浪人でもしたらどうしよう。恋人とでんわしていると本当にくるしくなってしまって、すごく嬉しいはずなのに全然喜べなくなってしまった。逢えないのに、逢えないのにそんなことするの、逢えないんだからこうしてほしい、とかそういう自分の身勝手な思いが本当に申し訳なくてくるしい。好きだからお勉強のことを応援したいのに、すきだから逢いたいし、好きだからそれを同時に我慢しないといけないものとひどく重たく捉えてしまって、すきだから嫌いになりたくないという一心で自分のもやもやした気持ちに無理やり蓋をする。会える距離にいる人たちの並んでいる姿を見て落ち込んでしまうけど、わたしはわたしのすべきことがあるし、それは彼もそうだから割り切るしかないこともあるのだとおもう。
金平糖
わたしがいくら誰かを呪って恨んでも、紙がその言葉で埋まるほど悪口を書き殴っても、結局のところ現実ではその人を愛する人たちが存在していて、そして当人もまた違う誰かを愛しながら日々に幸福を見出すのだから、本当に一番かわいそうなのはわたしだけかもしれないなんて思った。だれかのことを考えて途方もなく苛立つ自分がいちばん自分を不幸たらしめている。駅前にあるでっかい木がゆらゆら揺れる。ゆうがた、眠くなったので勉強道具を片付けて喫茶店をあとにした。暑さで足取りが重くなりつつもすこしずつ歩く、踏んでいるのが蝉の死骸か大きな枯れ葉かの���別もつかない。黒い蝶々をみてから不運続きだ。だれもわたしが泣いてるなんて気づかなくて、錆び付いた自転車の車輪を引きずりながらどこにいるかもわからない恋人のことをかんがえる。遠くなった。夕陽を後ろにわたしの影だけが前に長く長く、大きく伸びて、前方を歩く少年が気付かずに頭にあたる部分を何度も踏みつぶす。美しいものにはある種の残虐さがあることを信じて、祈りとかいう逃避を繰り返している。大丈夫?と聞かないで欲しい、大丈夫じゃないから。
雨が降っている。雨が降り続けてくれればいいのに、そうしたらわたしもそれを偶然だという言葉でもって割り切ることができるのに。点滅の中に放り出されて、その明暗に目眩を覚えながら自分の行き先もまともにわからずにただただ進んでいるだけのまいにち
無題
ここ四日間くらい先週の頑張りが底をついたのかぐったりしてしまって勉強にあまり手がつかない。殺してほしい。まいにち死にたい。がんばっても報われないひとだっているし、大して頑張らなくてもおいしいとこを掻っ攫っていくことができる人もいるんだろうなとおもうと泣いちゃう。東京という概念が巨大化して人を貪っている。東京って、日本ってこんなに高校生いたんだ、と思う。餌にされてしまうことの恐怖を突きつけられている。だれかの優越感を満たすための餌としてその努力を利用されてしまう未来がみえる、こんなこと言ったらまた考えすぎだってみんなに怒られちゃうけど。風が吹かないとその音がわからない風鈴みたいにわたしのなかのいちばん美しいところも、もしかしたら誰かに傷つけられて大きくその心を揺さぶられるまでわからないのかもしれないなんて気休めにぼんやり考える。夏という言葉が都合よくあちらこちらで使われるようになって、ぜんぶみんな夏のせいにするようになったから、たぶんもうほんとうの夏はもうやってこない。夏は遠くて遠くて悲しいくらいに鮮やかで到底手の届かないモノだと信じていたかった、それが今やだれかの快楽の理由付けにされてしまっているのだからもっと惨め。わたしがこうして夏を文章のネタにしているのと同じくらい惨め。おかあさんが泣いている姿とか勉強を理由にインスタグラムを更新しない友人の笑顔とか彼氏がわたしを抱きしめるときのつよさとか、そういうだれも知らないであろうものの美しさを、わたしだけが一瞬ひらりとわかるとき、そういうのがほんもののしあわせなんだろうと思う。もうあと半年とちょっと経ってしまえばわたしのこれからの人生の枠組みはもうほとんど決まった、という体で毎日がすすんでいく。日本は学歴社会だから大学名は重要だよと声を揃えて言われ続けて、今でもまだその現実を黒く塗りつぶして無かったことにしている。はやくぜんぶ死んじゃえばいい。アーメン。
魔法のトンネル
18歳になりました、という投稿をするつもりだったけれど、合間合間に想いの丈を綴っているうちに月を跨いでしまった。この期に及んで未だ���雨を引きずっているかんじの毎日で、最後に晴れた日がいつだったかも忘れた。君のいない世界なんて夏休みのない8月のようだ、といつか野田洋次郎が歌っていたのを思い出して現実になりつつある言葉の並びに少しどきりとする。大学受験まであと半年くらい。アルコールでささくれが目立つ指。これから1年後、自分の居場所を全く想像できないことに対して残る不安感。この一年の間でとても大切な人ができて、その人が居るから今年はだれかと祝福メッセージやプレゼントの数を比べて露骨に落ち込むこともなかった。こんなままではいけないと思うけれど、これでもかというほど甘えてしまう。彼から電話がかかってこないまま気がついたら零時、開きっぱなしの参考書。ベッドから机の上の山を見あげる。もう流れるような文章も書けなくなった。ただ、机元を照らすためだけに付けた光が部屋中に行き届きすべてのものを露わにするように、自分のために費やした諦めとかいう努力がいつか私の人生全体を明るく縁取りますように。そう期待することしかできない。
朝、きまってこの時期の朝の。とりわけまぶたが重くて視界がぼやけているとき、雨音と扇風機の回転音の違いを聞き分けられないままなんだかもう一度眠ってしまいたくなる感覚になる。自分の憂鬱な気持ちをすべて代弁してくれているかのように完璧な美しさを崩すことなく泣いてくれる空、ずっと梅雨が好きだった。17歳。強いのか弱いのかわからない外圧をずっと肌身に感じながらも良くここまで頑張れてこれたと思う。強まったり弱まったりを繰り返しながら着実にわたしの内側を蝕んでいくもの。どんな記憶であれ時間が経てば薄れていってしまい、曖昧に濁した言葉でしか文章を綴れない。降って、降って、降りつもってゆくのはけして愛や幸せではなかった。幸せが一方で加速させる理想や願望、それによる劣等感、幸せでなくなる恐怖、あるいは幸福それ自体への疑いも、ぜんぶずっと祈っていればいつか大丈夫になるとおもっていた。そうした形での正しさしか知らなかった。
歳を重ねるにつれて特別なものが増えていくけれど、それらはなにもさいしょから特別だったわけじゃなくて、くるしくなったり嬉しくなったりするたびに複雑に絡まっていたものの辻褄があって少しずつ真っ直ぐな一本の線になっていく感覚に近い。最初はちいさな不幸から始まったことが最後にはたくさんの愛に囲まれて光になっていくと半年前ちょうど失恋したあとに書いた。たぶんきっとそういうことだとおもう。そういうことだとおもいたい。消化しきれない劣等感を抱えながら、それでもそれをだれかの優越感の餌にされてしまうのが気持ち悪くていつも満足げに振る舞っていた。小学6年生の頃、布団に包まって壁に手を当てながら(世界のどこにいても良いから今だけ運命の男の子が壁の向こう側で同じように手を合わせてくれていたらいいのにな、)とか祈ってい���。アスファルトに浮かぶ白線が血脈のように都市に光を流し込んでいく、わたしはひとりで遠くまでこれるようになった。
誕生日当日、晴れた土曜日。
だれもわたしのことを知らないということがいちばん幸せだった。
となりには愛おしい恋人がいて、いっしょにタピオカを飲んだり服をみたり歌を歌ったりした。街中ですれ違う人はだれもわたしがブログをやってるなんて思わないし、人生で殆どはじめてに近いことをしているとも思わない。そういうのってとても気持ちが楽で良いなと思った。信頼している人たちに過度に期待をされること、責任を半分こするのに疲れてしまった。一緒に悪者になってほしかった。わたしがなにをしても、それがいちばん正しいことかのように大丈夫だよと諭してくれるだけで、それは救いになれるはずだった。おかあさんに喜んで欲しいから、友達に見限られたくないから、だれにも落胆されたくないから、とかいう言い分を勝手に作って勝手にくるしんでいる。ほんとうは静かでいられる関係性が好きだけれど学校の友人はみんなはしゃぐのが好きだから求められているものをそれらしく纏う。両親は善良な人だけれど時折意味不明な束縛をするので面倒くさい、わたしも普通の日本人の女の子みたいに生きてみたかったと思ってしまうことにすら罪悪感を感じる。信仰というのはとても美しい行為だと思うけれど、本来は人を救うはずであるものが「救われる」「罰せられる」という境界線においてときどき人をひどく苦しめてしまうのでとても扱いにくい。救いを見出すはずの宗教によって苦しめられるのはちがうよ、と友達に言われたことがある。大学生になったらぜったい一人暮らしをしたいとおもった。伸ばせと言われ続けてきた髪も思い切り切りたいし、慎ましいふりをするのもやめたい。わたしほんとうは男の子に抱きしめられたこともあるの。けれどそんなことを言えば両親をがっかりさせてしまうから、遠いところで一人で植物とか猫とかに囲まれてひっそりと生きていたい。
かみさまに対する信仰心が薄れても、小さな嘘に罪悪感を覚えなくなっても、男の子と関係性を持ったことがなかった自分自身を忘れても、文章が書けなくなっても、友達と疎遠になってしまっても、病気で人がたくさん死んでも、普通に生活が続いていくことにときおり悲しくなる。それくらいわたしは案外どうでも良いとおもってることが多いんだと感じてもっと悲しくなる。あっちへいったり、こっちへきたり、あるいは戻ったり、そういうのを繰り返していたら、もう戻れないところまできてしまったみたい。あるかどうかも分からない未来のことや、だれかとその過去を背比べしてそれに一喜一憂していたこと、ぜんぶだいじょうぶになればいいなとおもう。ぜんぶ抱きしめてぜんぶ愛してあげられたらどんなにいいだろうとおもう。わたしには愛しているものが沢山あるし、わたしもだれかにきっと愛されている。最近見かけなかったので死んだのかなと思っていた野良猫を今朝ひさしぶりに見かけて胸がきゅうっとなった。汚いものに沢山触れてきたわたしの手はもう美しい手じゃないけどそんな手のひらの中でも心地良さそうに包まれているちいさなその頭が愛おしくてなんども撫でる。純粋でなくなって���まうのがずっとこわかった。ううん。たぶん純粋だと思われなくなってしまうのがこわかった。
続きを書きたいけどあしたも学校があって、さすがにちょっとねむい。悪者になっても大丈夫だから、わたしはわたしのそばにいるし、君のそばにはわたしの愛してるきみがいるからだいじょうぶ。特定の誰かじゃないよ、みんなが幸せになれますように。
n(atsu)
線路が控えめな緑に縁取られていて夏を感じた。でんしゃがいつもより大きく揺れるな、とおもった。ひさしぶりに乗るから余計にそう感じるのか、ほんとうにいつもより大きく揺れているのかは良くわからなかった。塾へ着いたら体温検査をされた。世の中の非現実味は薄れていくけれど、それでもやっぱりまだどこかふわふわしているかんじがする。ふわふわ、という言葉は抽象度が高くて便利だと思う。白黒はっきりつけることで正義を実感している人間って意外と多いのかもしれないし、わたしも気付いていないだけで実際はそういうところがあるのかもしれない。燕が雛に餌をやっている様子と、健気に咲いている向日葵と、それに加えてマスクの内側の皮膚が熱気を帯びていく感覚。去年、男の子と花火を見に行って、わたしの中での鮮度の高い美しい夏はそこでずっと止まっている、あるいはもうほとんど完結されたようなかんじ。塾が終わってから本屋へ寄ると、同い年くらいの背の高い男の子が絵馬の形をした紙に合格祈願を書いてちいさな箱へ投じていた。わたしも流されてペンと紙を持ったけれど、多神教じゃないんだよなあと思ってやめた。わたしはわたしが信じている神様にもまだこわくて合格できますようになんて言えていない。いつだってこわいものから救ってくれるものが神様なのに、自分勝手に生きていながら窮地に追い込まれたときだけ救いを求めるのは割りが合わないと思う。好きな人と一緒に昼間から眠りたい。神聖な場所で祝福された心を持つ人に祈りを唱えてもらいたい。突然変異で雪が降ってほしい。騒音の全てを吸収して、それで全てなかったことかのように水になって溶けていってしまうの。指輪が欲しい。細いやつ、宝石はなくていいし装飾もなくて良いから。涙を拭う手に宿る愛があれば、だれかにゆるされたという証が指にあれば、虚無感を紛らわせるための画面スクロールも、劣等感を埋めるために耳触りの良い言葉を連ねる必要性も、不確かな焦りも薄まるかもしれない。というのも最近また得体の知れないストレスに悩まされていて、今日もすこしだけ泣いてしまった。すべてあなたの心の持ちようで変わるの、薬はなにも解決してくれないよ、と母にはそう言われて、それでもっとかなしくなった。そういうことじゃないの。模試を受けるにしても勉強した量に等しい成績が出なかったら、とか、到達点は同じでもそこまでの努力の過程に差があるだけで劣等感をかんじてしまう。まいにち頑張りたいのに思うように脳みそとからだが動かなくて悶えている。わたしは自分を高めることで自分は大切に扱われるべき美しい人間��のだという確信が欲しいだけで、それほどまでにきっとわたしの内側にある自分への愛や期待値というのは年齢とともに他人任せになっていって、諦めや、未来の自分の幸せに対する責任を負いきれないという言い訳や、ときおり世界から拒絶をされているかのように感じられた幼い頃の傷ついたこころがぜんぶガチガチに固まったしこりのようなものがずっとあるみたい。もっと自分で自分のことを愛してあげられますように。今、世界ではいろいろなことが起きていて、それに対して声をあげないという選択が道徳的ではないと非難されてしまうことがあるらしいけれど、関心を持たないということもひとつの意味のある心の持ちようだし、それをやさしさと捉える人もいるのに、とてもやりきれない。恋人が「みんなつらいけど、ありじはつらいの」と言ってくれたことがとても救いだった。だれかの不幸と自分の不幸を秤にかけるということにやっぱりわたしはある種の違和感を覚えるし、たとえそこに差があっても自分のことを放棄してまでだれかのために立ち上がることは少しちがうと思う。そうして切り捨てたものが何らかの拍子にいつか今度は自分自身を殺すかもしれないし、自分の身近で大切な人を傷つけるかもしれないし。わたしはわたしを取り巻く世界をたいせつにできたらいいなと思う。足取りが軽くなれば、もっと遠くへといけるでしょう。だいすきなひとが苦しんでいたらすぐに駆けつけられるし、わたしはそういう風に愛される女の子になりたいから沢山のことを頑張っている。月が変わったのでカレンダーをめくったら、「涙は人生のお師匠さん」という言葉の周りにたくさんの滴のイラストが描かれていた。扇風機をつけると、紙がパタパタ揺れる。がんばる。わたしの愛する人たちが沢山愛されますように。
どれほど遠いところに行こうと試みても
どこか気持ちがもやもやしてやりきれなかったので少しばかり走りに行こうと洗面所の前に立ってコンタクトレンズをつける。泣くまいとしていたけれど、使用期限切れだとも知らずにレンズを瞳に上にのせた瞬間、意志とは関係なく勝手になみだがぼろぼろでてきて焦る。ずっと我慢していた涙ももしかしたらそのなかに紛れていたのかもしれない、濡れた睫毛やすこし充血した白目を見るといつもどこかほっとした。
世界は絶えず美しくて、じぶんなんかがその大きな器の中で堂々と情けない顔をしているというのがなんだか滑稽に思えてきた、と昨日は日記に書いたけどやっぱりそう思えない。うまれる、しぬ、という表現がコピーペーストされてできた世界線。どうしてもくるしくなってしまう、くるしいものを見ないようにと目に覆いを被せて生きているからたまに世界を直視したときにあまりの眩しさになにもみえなくなってしまう。
結局のところ、きっとわたしはなににでもなれるし、なににでもなれた。わたしはわたしが望みさえすれば、家をでていくことも、うまれながらにして与えられた名前を捨てることも、今つながりを保っている関係性を断つことも、信仰を捨てることも、自分のからだを誰かに売ることも、求められてそ���に応えることも、アカウントを削除することも、つらい勉強に身を投じることなく大学に行くことも、自分自身やそれに関係��る人々をきずつけることもできてしまう。その可能性についてぼんやりかんがえていた。
考えてみればあまりにも不安定なわたしは、なににでもなってしまいかねない自分というものとずっと一緒にあるいてきたように思う。自分というものの一部をわざと切り離してあえて失うことを選んだり、あるいは舐められないよう努力をして立派なものに築きあげたりする過程でしか自分が自分であることをたしかめられなかった。欲を我慢しなさい、謙虚な姿勢で生きていきなさい、と幼い頃から教えられてきたことの反動がまさに今起きていてつらい。人間は生まれたままの姿こそもっとも美しい、醜い人間というのはひとりもいなくて、そしてだれもが平等に愛されるに値する、といった程度の言葉ではこの漠然とした不安感は解消されなくなってしまった。
あなたがいちばん大切にしていて、且つあなたをあなたらしくさせているものはなに?という質問をともだちがインスタグラムで公開して回答を募集していた。わたしは今までずっと恋愛をすることでしか自分を保てなかったの、という彼女の文句もまた同様に等しくまぶしいものだということに当人は気付いていないかもしれない。膨大な情報のなかで、なにをほんとうに掬いとるべきなのかわからずにいつまで彷徨い続けるのだろうかという不安を抱えている。たすけてほしい。毎晩、たすけて、たすけて、と寝る前に心の中で念じるようにしていて、そうして眠りにつくとなんだかほんとうにたすかったような感じがする。
というのも、なんとなく、という世界線を生きること自体あまりに物事を都合よく解釈していていらいらするので、とうとうまともに祈ることすらできなくなってしまったのだ。はずかしい。わたしは決して善良な人間ではないのに、善良な人間の中で同じ言葉を唱えていることに一種のはずかしさを覚える。
無題
一年前までは、死ね、クソ、うざ、という言葉にほんとうに値する人間や事物などなくて、物事のすべては捉え方なのだと、主観で世界の全てを決めつけてはいけない、美しくいなければいけない、という考えがあったからわたしはほんとうに一度もそういった言葉を使わなかったし使えなかった。それなのに今や抵抗が少なくなってしまって思いたくなくても大事な人たちにいらっとしたときや精神が弱っているときに反射的に汚い言葉が脳裏に浮かんでしまってやりきれない。過去をふり返るとき、その足跡がどれだけ美しくても、長く歩き続けてきたとしても、結局その先にあるのが地獄だったら意味がないでしょう。
外に出ても風は一切吹いていなかった。頬に染み付いたなみだの生温さは消えず、水面の揺れもしずかだったので川が川じゃなくてアスファルトみたいに冷たく感じられて、音もない夜にわたしは勝手にひとりぽつんと取り残されてる感覚だった。
それでも良いこともあった。このあいだ、雨が降った日にふとした好奇心で自分のうまれた日の天候を調べたら、わたしがうまれたその日も東京では雨が降っていたらしいとわかったこと。たくさんの雨粒のなかにも一粒くらい当時のものも紛れているのかなあ、と思った。たとえ同じ形をしたものが数多くあっても、情報量の多さのなかで下��きになってしまうようなほんの些細なことでも、わたしはわたしのことを愛してくれているものをがんばって見つけ出したい。そしてそう思っているのと同じくらい、同時に心の奥のほうでは常にだれかに見つけて欲しいと思っている。わたしが失ってしまったわたしの美しさを見つけてほしい。もう誰にも傷付けられないように。もう自分のことを傷つけなくて済むように。愛せますように。
無題
あ〜もうわたしなんも勝てないな〜って思って泣きそう。勝てないものがおおすぎる。受験生なのに自分の欲に打ち勝って勉強に励むことすら怠ってしまって、他人と比べることでしか自分を測れないからだれかが頑張っているすがたをみても素直に応援できない自分がいてくやしい。みんな守りたいものをちゃんと守って、それをつよみにしているのに、わたしはなにかを失うことでしか自分が満たされていたことを実感できなかった。捨ててしまった欠片をひとつひとつ集めようと、かがんで地面を這っている惨めな姿を誰かに見られたらどうしよう。だれよりもきらきらした世界をしっているつもりで、かみさまからも愛されているつもりで、たくさんの人がずっとそばで応援してくれていることに対してそれ相応の結果や愛を返せているつもりだった。だけどぜんぜんそんなことなかった、そんなことなかったのにそれでも絶えず世界も人も優しくて美しくて眩しくて純度が高いので薄汚れた言葉をもってしまったわたしにはもう直視できないんじゃないかと挑戦することすらこわくてできない。わたしの写真や文章がだれかに良い影響を与えていたらそれはうれしいけど、それでわたしだけのものだったわたしの一部が他の誰かのものになってしまうのは少しだけ悔しい。ブルースクリーン越しに奪うこと、奪われることに慣れてしまった。わたしは結局わたしだけみてほしいと思っていて、それがわたしの幼さで弱さなのだと思う。弱さも強さも武器になるうるけど、ほんとうに強い人はちゃんと矛先を向ける対象を選ぶことができるから目の前の道をどんどん拓いていけるけど、弱いままのわたしはずっと自分の胸に矛先を向けているからだめで、自分を窮地に追い込んではじめて大切なものに気がつくことができる。「わたしが失ってしまったものをありじちゃんは大切にしていてすごいと思うし、これからもそれを守り抜いてほしい」とメッセージをいただいたことがあるけど、わたしが彼女の立場だったら同じようなことは決して言えないだろうと思う。きっと、ずるいなあ、と思ってしまう。ずるい。わたしもあなたみたいになりたかった、と。なりたい自分に到達できずに足掻いている途中であたらしい自分が形成されたとして、それはむしろなりたい自分とは真逆な人間なわけだから、その歪さを美しいと褒められても全くうれしいと思えない。やっぱりでも今日だけ美しいといってほしい。今日だけ慰めてほしい。そろそろぴえんって言葉つかっちゃいそう。
愛?
さいきん日常の何気ない瞬間において、いいなあ、とたくさん感じたけどその都度いちいちメモに起こしていないので内容はほとんどわすれた。なのでブログを更新できないし、あと二ヶ月も経たぬうちに十八になってしまうからせめて可愛げのあることなんかを少しくらい書きたかったのに状況が状況なので仕方ない。毎朝オンラインで出席確認があるんだけど昨日は二度寝して出られなかったし、このあいだ試しに大学の過去���を解いたら点数はだめだめだった。一日だけ夜に恋人に電話で弾き語りをしてあげた。ぜんぶ壊れちゃうならさいしょから手を伸ばさなきゃよかったってことを話したら、あのね、ちがうの、持っていたっていう事実がとてもたいせつなの、さいしょから持ってるのと持ってないのじゃちがうでしょ?わかる?と諭された。そうかもしれない。怠惰に怠惰を上書きするように生きている。こめかみに銃口を押し付けられて脅され怯えるようにして、つきまとってくる色々な事実から目を背けている。こんな具合に漠然とした不安感がうんぬんかんぬんとダラダラ書いているけどほんとうはそれなりに幸せで充実した生活をしているからいつかバチが当たってしまいそう。歳上の彼氏と別れた友達の女の子が、今頃煙草でわたしの肝臓ぼろぼろなんだろうなあ、もっと自分のことを大事にしてあげたかった、と裏垢で溢していたけど、きっと彼女にだって彼の影響で自分のモノが形を変えていく過程に幸福を覚えていた瞬間もそれ自体に救われたこともあったんだと思う。ただ薄暗くふちをなぞっていかないと未来への期待値があまりにも高すぎて落とし穴にハマってしまいそうでこわいからみんな可哀想ぶっている。たぶんどこにも事実なんていうものはほんとは存在などしていなくて、みんなが情報を選んだり捨てたりしているだけで、人間が数値にしたり名前をつけたりしながら記録をしているだけで、何もかもを取っ払ったら、あ、でも、そうなったらわたしはどうなっちゃうんだろう、なんてことをずっとぼんやり考えている。二か月くらい前にだいすきな友達といっしょに塾へと向かう道を歩きながら、わたしたち卒業までにいつか絶対この道で泣くと思うって笑いながら話していた。今ごろ存在していたかもしれない日と流していたかもしれない涙とあったかもしれない出逢い。そういうので世界が動いているのかもしれないと思うと心がふにゃあってなって泣きそうになる。この足を踏んでいるところのずっと奥に埋れてしまったいくつもの歴史に救われている。その後、小さなレストランで二人分のサンドイッチを頼んだ。ずっと憧れていた女の子にはやっぱりなれなかった。一度「憧れの女の子のフリをする」アカウントをつくろうとしたけど苦しくなってやめた。新作の化粧品と知恵袋での大学受験生の相談事と参考書のレビュー調べだけでほとんど埋まっている検索履歴欄の隅っこに追いやられてしまったいちばん綺麗なわたしを誰かに拾って欲しかった。少しくらい未来をあきらめても人生は終了しないけど単純にそこでわたしの自己肯定感は終了するし、わたしがいちばん大事にしたかったわたしも死んじゃうから、ねえ、わたしは大好きなみんなのことも自分のことも美しさを表現することもぜんぶあきらめないからみんなもわたしのことあきらめないでってインスタの裏垢に書いたあと、電気を消して寝た。許されない愛だけが輝いている。ずっと輝いている。いつか校庭を一面石灰の白に染めて北国の雪景色みたいにして、雨で偽物の冬が消えてしまう前にわたしたちは濡れながらキスをするの。安っぽい映画みたいに物語の順���をぐちゃぐちゃにして今よりももっときれいなところに走っていきたい。“なにも決定的なことが起きていないようなのに、いつしか死が準備されてしまっている、日常という戦場” において、好きな人にお願いだから死なないで、一人にしないで、と一方的に伝える行為がとても無責任だということだとはわかっているけど、ただ、それがわたしの知っている方法の中でいちばん確実にあなたの心を殺せるものだからゆるしてほしいと思った。しんだら身体の隅々まで洗って、痛かったところを撫でて、さいごにわたしの名前の由来になっている花の香りを墓石につけてあげる。あなたの歪みにはじめて触れた日、わたしはあなたのいちばん美しいところをみたようなかんじがして、それがとくべつで嬉しかった。まるかったり、とがっていたり、硬かったり、やわらかかったり、ざらざらしてたり、さらさらしてたりするの。生きているだけで美しいという言葉はみんな戯言だと笑って受け流すのに、しぬことになると急になんか真面目な顔をするからやになっちゃうよね。写真を撮ることを知らなかった頃のわたしはたぶんほんとうの写真家だったし、まだロックミュージックを知らなかった頃、わたしのロックスターはずっとわたしでしかなかったし、文学を知らなかった頃に感じていた世界とおなじ色合いの世界をわたしはもう見れない。そういうものだから、もしかしたら死ぬことなんて知らなかった頃、わたしたちもずっと死んでいたのかもしれない。それでたぶん今でもその頃の残像が残ってるのかもしれない。逃げて逃げて逃げた先で待っているから、そこでまた逢えますように。
無題
あこがれている女の子たちがみんな色白で華奢なことにむかついている。だれかを真似して美味しいところだけを盗むことは誰にでも出来るんだけど、でもそうじゃなくて、彼女たちがもっているものは彼女たちにしかもつことを許されていない域にある圧倒的なものだからくやしくて泣いてる。その子たちがフォローしているアカウントを全部フォローしたら同じ世界を見れるかもと思ったけどやめた。きっとわたしよりもいろんなものを見て感じて聞いて愛してたくさん傷ついてきたんだろうなあ、と思う。自分と向き合うのはとてもくるしくて、美しいものに触れることで浮き彫りになる絶望もまたするどくて、それでも躊躇いなく自分の内側にあるものを外にだして整えてまたぐちゃぐちゃにしていくの。そういう工程を何度もじっくりしずかにしてきたのかもしれない。お世辞にも美しいとは言えないものでも、美しい人がすればそれはたちまちに美しくなってしまう。ずるいなあ、十七年かけて見つけたものが諦めとかいう単なる逃げだとしたらやりきれない。頑張れるかなあ、がんばりたいなあ、って言うのたぶん二千回くらい繰り返しているけれど��こんなわたしもすこしずつちゃんと踏み出していて、前に比べたら痩せてメイクもするようになって結構垢抜けたし、何も書けないと言いながら泣き喚いてブログのアカウントを消すこともなくなった。ワンクリックで消えてしまった昔のわたしの言葉には相応の墓場もないけれど、だれかの支えや救いやたのしみになれたことが嬉しい。文章なんて手軽なもので誰でも書けるものだけど、誰でも、の中で、わたしのを読んでくれている人がいるのだという事実がうれしい。きっとでも綺麗事抜きでほんとうはだれでも特別で、特別じゃない人はいないんだろう��ど、すべて目に見える数字として統計されてしまう今だからこそ他人からの評価やさまざまな人たちからの好意や自分は愛されているのだという確信の多さがそのひとの輪郭をなぞって、より濃くして、いわゆる個性と呼ばれる類のものを形成していくのかもしれない。くやしいし皮肉だけどそれを掻き分けていくのが、生きるということかもしれないし、あるいは自傷行為なのかもしれないし、わかんないけどわたしだけは自分の味方であれるように努力していけたらと思う。たとえ負け犬でも遠吠えできる余裕と気力があるうちはまだ勝ってる、たぶん
無題
きのう、河原まで自転車で走った。昼間の明るい時間帯に行くのはとても久しぶりだった。最近はストレスで奇行に走る人がいるらしいから夜に外に出るのはやめて、と母に言われた。テレビをつけてもスマートフォンのスクリーンをいくらスクロールしても、そこに有るのは饒舌に討論を繰り返す人間と、それに対する第三者からの警告、といったような感じだし、鬱々としていたのでちょうど良かったかもしれない。運動用にだぼっとしたパーカーを着て、弟のサドルがすこし硬い自転車を借りた。前方から吹いてくる強い風に服がぴたっと身体に張り付くので、はずかしくなってペダルを踏む力を強くする。桜の木はもうどこにも見当たらず、小さな花びらだけがコンクリート上にまばらに散らばっていた。空は青くて、高くて、鳥が群れてそこを飛んでいて、それをわたしが見ていて、だけどわたしのことは誰も知らないの。そしてわたしだって誰のことも知らない。その事実がいちばんやさしくて、それでいていちばん淋しいから美しいと思う。川の水面が光を受けてきらきらと煌めいているのを眺めるのが好き。光りの粒がたくさんあって、見る場所によってそれが大きくなったり小さくなったり近くなったり遠くなったりしてかわいいの。昼間は白く光るのに、夕方になると今度はピンク色になったり朱色になったりするからもっとかわいい。塔屋看板にペンキを塗装する業者の人。頭上を走るモノレール。走る犬。投げられたフリスビー、野球ボール。ふうっと口をすぼめてたんぽぽの綿毛を飛ばす子どもたち。うっすら川のにおいがして、うれしくなって少しのあいだ草原の上に横になった。草ってこんな柔らかいんだって思った。オレンジ色ってこんなにオレンジ色だったんだ、とか、鳥が一斉に空へ飛び立つときにパタパタと羽根の動く音が聞こえて、しゃぼん玉が弾ける瞬間にせっけんの匂いがして、英単語帳をしばらく眺めていたんだけどすぐに閉じて空のずっと奥の方をみてた。いつもはうざったい太陽の残像でさえ愛おしく思えてしまうなあ、どうなるんだろうなあ、これから、って思った。わたしが掬い取っている現実はきっとほんとうの世界のほんの一部でしかないから、救われますようになんて偉そうなことは言えない。だけど、たかが数日間外に出ていなかっただけなのに一人でこんなにも大袈裟に感動している。すこしくらい見返りを求めてもいい気がして��る。
頭ぐわんぐわんする
現実に翻弄されている人間を嘲笑うかのようにして桜が我関せずと言わんばかりに堂々と咲き誇っているので、なんだかすこしだけ愉快な気持ちになった。白い四角形を顔の表面に貼り付けながら、それでも歩く足を止めない人間の行く末をかんがえると何もかもがいやになってしまうけれど絶望の輪郭をみんなでかじって食べていけば、なんとも名付けようのない不器用な形をした詩のような世界ができあがるのかもしれない。今日くそみたいなじじいがくそみたいな眼差しでこちらをみてきたので睨み返してやったんだけど、どれだけそうして自分の弱さを繕うように強がっていても彼には変わらずに愛するものがあって彼を救いにしている人もたくさんいて、そのことがなんだか、それだけがなんだかそのときのわたしの苛立ちの唯一の誤魔化しだった。だからわたしは彼を刺殺さないし、彼もわたしを殴り倒さない。そういうのって、大事なんだろうなあと思いながら電車の広告の文字を追っている。ちなみになにも頭には入ってこない。あたたかい毛布にくるまっていると誰かに抱きしめられているかんじがするから心地がよくて、すこしだけ唇を尖らせる真似をする。まぶたをあと何回閉じれば。何回綴じれば。いいんですか。コンクリートジャングルと自転車のサドルとスカイツリーの心臓。あ、と思う頃にはもうすでに全てが遅くなっていて後悔をするけど、あ、と再び思うと今度は以前のそれよりもより大きな幸せに満たされていることに気がつく。竹刀を持った少年たちが夜になると川辺に集まっていつもその刀を縦に振っている。わたしはたいして歌を歌うことも上手ではないし、勉強も大してできないし、顔だって凸凹している。けれどそれでも真っ直ぐに生きていけるかな。生きていきたいね。終末感の漂う世界をみることで、わたしは独りですこしだけ安心できた。終りがあることに赦される。本当は衝動のまま洗面所にあるハサミで髪の毛を思い切り切ってみたいし、派手な髪色にして東京の真ん中を歩きたい。それでも晴れることのない憂鬱を自分の中の非道徳的な理想に想いを馳せることで誤魔化してみたり、寂しいと思わなくても好きな人を自分の家に泊めて隣でぴったりからだを重ねながら長い夜を過ごしたい。そういうのをだらだらとしたいだけなのに、そういうのをするのにも勇気や妥協や諦めが必要らしい。がんばるよ。すこしずつ。
無題
まいにち予備校の自習室にいっていたら、自習室でしか勉強したくないからだになった。いままで宗教上の理由で髪の毛を隠してきたけど、大学生になったらボブにして染めて街を堂々と歩いてみたい、し、そうしてみる。たくさんあそびたい、だれになにをどう言われようと自分のしたかったことを一つずつしていきたい。親といっしょに暮らしていたら、わたしの「非」はぜんぶ彼らの責任になってしまうけど(これもちょっとおかしい話だけどそう考えている人は多いみたい)一人で暮らしだとわたしのしたことは全部わたしの責任になるらしいので、最近は常に逃げ出したい。思春期や若さを理由にしてどこか遠くへ逃げてしまうことは何もわるくない。ぜん��んわるくない。寧ろそうするべきだとも思っている。一度離れ離れになることで改めて気付かされることや見えてくるものなんてたくさんあるし、それに加えて黒猫を相棒に迎えいれることがきまって、その子といっしょにふたりで(猫だから「人」ではないけど)暮らすことが決まったのでどきどきしている。もう失うものはない気がして、でもそれは自分がなにも持っていないからではなくて、幸せなことにたくさんのものを持っているからだということに最近気がつきました。毎日走ろうと思ってる、思ってるというか走っている。たくさんがんばって可愛くなるので、そのときがきたら誰かデートしてね
無題
つまらない文章しか書けなくなった。いや、そんなことはないんだけど、もしかしたら面白い文章を書かなくちゃと思うことがなくなっただけなのかもしれないけど、それでも書かずにはいられないほど心を動かされるものとかそれをさせてしまうくらいにわたしの大切なものをかき乱した嵐のような愛とか、水みたいにさらさらしてる美しい光景の数々とか、光とか風とか、なんかそういうの、そういうのに自分のからだとかこころを預けるのがこわくなってしまった。あっちへいったりこっちへいったり、そうしているうちに自分を見失いそうでこわい。だけど反面、もう自分のことで苦しまなくていいようにいっそのこと自分の存在とは程遠いなにかに染まってしまいたい。自分らしい自分なんて本当は存在しないのだとわかっていながらもそういったくだらない不安感をおぼえてしまう。というのも、たくさんの言葉とか音楽に触れているうちに、どんどん自分が感化に感化を重ねて変わっていっているのが自分でもわかっていて、だからもう昔書いていた文章は書けないし、昔捉えていた景色の感触も思い出せない。わたしが考えていることはすでに誰かが思いついていることで、でもだからといってその価値が下がるとかそういうことではないんだけど、時折それがすごくさみしくなる。なにかを表現することで、表現したくないなにかを誤魔化してきた自分が浮き彫りにされているようでとてもくるしくなる。ほんとうのわたしを認めてほしい、などと思うけど、同時にわたしのなにが貴様にわかるんだ、とも思う。自分のほんとうはどうしたいのかという気持ちをうまく掬いとってあげられないのがくやしい。思春期ってそういうものなのかなあ、こうやってぐるぐる変な渦に巻き込まれて、いつも自分だけど自分ではないなにかとすれすれになりながらもがいている。いちばん近いはずなのに、いちばん掴めない。なのに影みたいにしてどこまでもひっついてくるので厄介で。むかしの自分かもしれないし、認めたくない自分かもしれない。いずれにせよ、世界に翻弄されがちな自分の絶望や幸福を言葉や写真などに起こして大袈裟にしてみせる一連の行為に疲れてしまった。わたしはわたしに自分のことを認めてさせてあげたかったのだと思う。あなたの感じていることは言葉にされるに値することだと、慰めてあげたかったのだと。でも今はこうして文章を書くことで、言葉に残さなかったなにかが消えてしまいそうでこわいと思ってる。写真を撮ることで、写真に残さなかったなにかを裏切るような感じがしてこわい。それともそれはただ口実で、ほんとうはほんとうに一切のことに無関心になってしまったのかなあ。全てのことをどうでもいいと投げやりにしてしまうことで、失うものを少なくしたかったのかもしれない。そうすることがずっと強さだと思ってたけど、今もそう思っているところはあるけど、誰かにわたしのぜんぶを決めて欲しいなと思うけど、でも自分でちゃんとえらんでいきたいね。突き抜けたわたしの弱さを、考えすぎたよという言葉で突き放すひとたちはいたけど、それをわたしのいちばんの強さだと肯定してくれたひとは少なかった。考えすぎてしまうこと一般的にみていいことではないかもしれない。たしかにわたしは考えることで現実から目を背けているし、考えることであたかも自分が真っ当に生きていることを正当化しているし、考えることであなたに連絡したい気持ちやあなたに抱いてほしい気持ちを誤魔化しているけどそれがなんかいいなあっておもう。それがなんか、ちょっと可愛いというか、なんか人間味に溢れて嫌いになれない。ぐだぐだ空白を消費しているうちに、どうにもやりきれなくなって深夜にワンピース一枚でそとへ飛びだしたことがあって、そのとき足のくるぶしから太ももの内側へとひっつく夜の風のつめたさに今も慰められている。変わりたくない、と思うけど変わっていく自分を受け止めてあげられるだけの気持ちの余裕やそのかわりになにかを手放す強さとかそういうのを育てていかなくちゃいけないのだと思う。ちょっとだけかなしいけど、もしかしたらそれができた頃には、また遠い昔に出会えていた感動にまたはじめて「あたらしく」出会えるかもしれないと思うとちょっと頑張ってみようという気持ちになる。長々書いたけど自分でも一貫性がないことにくすりとしてしまう。ただの自分語り、あとでたぶん消しちゃうのでこれを読めた人はラッキー。あしたいいことがあるかもしれないね。
無題
ふわふわと遠いどこかを彷徨っているかんじで、それがちょっとだけ気持ち良かったり、気持ち悪かったり、こわかったり、かなしかったりした。一日中そんな調子だったのでひどくつかれた。わけわからないウイルスのせいで色々な部活の大会や練習が取りやめになった。期末試験もなくなって、これから空白の一か月間。放課後あちこちからだれかのすすり泣きとそれを優しく諭す声がきこえてきて、わたしは失うものなどなにもないのに、なにかを失ったような気分で、これを書いている今でさえ少し泣きそうで指が震えている。頑張って頑張ってさいごまで努力を続けてきたのに、こんなにも呆気なく終わってしまったことが悲しい。このままドミノ倒し���たいにたくさんの報道が、たくさんのだれかの涙が、自分の知らないところで募り続けていくことをかんがえただけでなんだか胸が空っぽになる。大した努力をしていないわたしが悲しむようなことでもないのかもしれないけど、それでもわたしは努力をしている友達の姿がだいすきだし、みんなの泣いている姿をみるのがつらかった。反面、涙を流せるほどの熱量をなにかに注いだ覚えもないことが余計にこころを空っぽにさせた。すこしだけ、この、世界がゆるやかにくずれていく様子に好奇心を覚えて胸が高鳴った瞬間もあったけど、やっぱりもっと美しいのがいいね。やさしいほうがいい。さいきん文章書いてなさすぎていかにも日記みたいな日記になりました。ぜんぶ大丈夫になりますように。
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iamnothizanourahayao · 5 months ago
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ザーヒーのいちばん長い日~ハムちゃんはもっと長かった日~
 令和七年のはじめ、小春日和の陽気が消えようとしている夕方に息子(ハード上男児であるため、特段上の理由がない限り、以降もそう表記する。なお、この文章の時間軸上においては胎児として存在している場合も同様に表記する)が生まれた。
 あっけなくすとんと、というわけには全然いかなかったので、ひとりの新米父親として、ざっとレポートしようと思う。
 まず、いくつか、前提として���こまでのハムちゃんの情報を書いておく必要がある。
 ハムちゃんは結局37週に入って妊娠高血圧で入院し、そのまま2週間近く入院していた。入院時に子宮口が1センチ開いていたが、そこからあまり伸びず、2週間かかってようやく3センチ弱だったので、ラミナリアという棒状の海綿のようなものを挿入され、子宮口を拡げる処置をされた。そういう処置があるかもしれないとは最初に説明があったものの、いつまでにどういう条件だったらそうなるのかがわからないまま突然処置をされ、ハムちゃんはたいそうショックを受けたし、実のところおれも病院の説明体制にかなり疑問を持ったところだった。
 ただ、結局その処置によってその日の深夜に子宮口5センチまで拡がったため、ラミナリアを抜いて、LDRという陣痛を耐えて分娩を行う部屋に通された。ちなみに、ここに入れる部外者は立ち会い研修を受けた配偶者、つまり夫であるおれだけである。
 そういうわけでハムちゃん本人からLDRに向かうよう指示されたわけだが、時刻はちょうど零時をまわったところで、ハムちゃんのいる病院までの交通機関などあるわけがなく、タクシーを使わざるを得なかった。さすがのおれも歩いて1時間以上かけて向かうほどの無鉄砲なことをやっている場合じゃないと思ったので、必要そうな装備(ゼリー飲料とか、カロリーメイトとか)をあらかたそろえてアプリでタクシーを呼んだ。
 タクシーの運転手はかなり若いギャルっぽい人で、5人乗りのでかめのタクシーを軽々と乗りこなしながら、病院まで淡々と乗せてくれた。実を言うと、身近でよしおより運転が巧いひとを知らないし、運転技術で言えばよしおはたいていのタクシードライバーにもひけをとらないだろうと思ってはいるが、さすがにこのギャルドライバーはよしおより巧いんじゃないかと思った。ごく普通のタクシー用ワゴンでよしお号と同レベルの乗り心地なのかなりすげえと思うんだよな。そんなわけでアプリでチップを送ってあげた。
 LDRに到着するとハムちゃんは分娩用の病院着になっていて、分娩台もかねるベッドに寝かされていた。すでに陣痛は来始めていてしんどそうだった。ブレスを深く吐いて陣痛を逃がそうとしていた。ハムちゃんいわく、寝れはしないけど知らない痛みじゃないし、全然耐えられるとのこと。おれはそこで少し安心したのを覚えている。
 なお、おれたちは、このときのハムちゃんの痛みが「陣痛」ではなく、いわゆる前駆陣痛の大きいやつ程度のものであったことをあとで知ることになるわけだが、もちろん今、この時点ではそんなことは知るよしもなかった旨付け加えておく。
 どちらにせよ、子宮口が全開、つまり10センチ開大しないことには分娩ができないので、それまでは子宮口を拡げるためにどうにか陣痛を耐えていかなければならず、��のLDRという部屋はまさに「赤ちゃんが出てくるまで出られない部屋」そのものであった。
 もっとも、おれは医療的な管理が全く必要のない、いわゆる面会者扱いの人間なので、例えば病院の中にある売店とかでおにぎりやお茶を買うことはふつうにできる。明け方くらいまでは陣痛は5分おきから10分おきを前後しており、かなり余裕があったので、隙を見て売店に行ったり、トイレにいったりできた。また、翌朝の診察で子宮口の進捗がいまひとつであった場合、陣痛誘発剤を打っていくという説明も受けていたので、陣痛タイマーでその間隔をつぶさに観測していた。
 ハムちゃんが臨月にさしかかる頃から、なんとなく、おれは「息子が異次元空間から自分でロケットを組み立てて、それに乗って脱出することでこの世に登場する」ようなイメージをもっていた。ロケットに点火され、強烈な噴射とともに、(概念上の)息子が生きていた次元から離れた状態がハムちゃんに陣痛を起こさせているようなイメージである。オンラインの両親セミナーで、「赤ちゃんも頭蓋骨を折り畳んだりして狭い中出てくるから、赤ちゃんも相当頑張っているんですよ」みたいな話を聞いたときから、なんとなく頭に浮かんでいた。ロケットの推進力に身体を押されるような理不尽な苦しみを受けながら、ようやく住み慣れた異次元空間を旅立つ息子の心細さを思った結果のように思う。
 しかし、この陣痛(正確に言えば前駆陣痛であるがおれたちにとってはどっちも陣痛だと思っているので以降同様に表記する)に耐えるため、ハムちゃんの腰をさすったり、痛いところを懐炉を包んだ手ぬぐいで温めてあげたりしながら、イメージがちょっとずつ変わってきた。ロケットはどうにも始まりが急で、しかも着地点がわかっているような感じがする。今のこれは予想していたものよりもずっとおだやかで(もっとも、これは本陣痛ではなく、あくまで前駆陣痛の域を出ないものだったのでおだやかなのは当たり前なのだが)、ただ波が無数に来ていて、終わりが確実にあるのはわかっているが、肝心のそれがいつ、どのような形でくるのかわからない。さらにいえば、ハムちゃんはそういった「終わりがわからない」ものに対して非常にネガティブな感情を抱きやすく、実際に朝の時点ですでにその際限のなさに心が折れかけていた。ハムちゃんの子宮に息子が宿ってから、実際に出てくるまでおれができることは、ハムちゃんが無事に息子を産みだすために支えつづけることだけなので、少しイメージを変えてみようと思った。息子が会いに来るわけではなくて、おれたちが息子に会いに行くと考えよう。おれたちが鈍行列車に乗って、息子のいる終点まで迎えにいく。例えば、熱海から浜松までを走っている東海道線の鈍行を想像する。青春18きっぱーたちにはおなじみであるが、鈍行列車で東海道・山陽本線を移動するとき、乗っている列車がどこまで行くのかいちばんわからな��なるのがその辺で、とにかくそれなりの間隔で駅がある割に長距離なので、どこまで走るのかが全くわからないが、ずっと乗っていればいつかは終点にたどり着くだろうと思って乗っている、あの感覚を思い出したかったし、ハムちゃんに伝えたかった。つまり、「今を耐えて次の駅に向かいつづければ、必ず終点にたどり着く」というイメージを共有したかったのである。ハムちゃんはおれが鉄道好きだということを知っているから、そういうことにしようと言ってくれた。
 結果的に、子宮口はそこからあまり開かず、朝9時ごろから誘発剤の点滴が始まった。徐々に点滴量を多くしていき、量を調節していくとのことで、NSTという、子宮の張り具合や息子の心拍を確認するためのモニターをつながれ、ハムちゃんはだいぶ身体の自由度が下がった。許可なく分娩台からは降りられず、トイレに行くのもナースコールが必要になった。
 誘発剤を投与しても、陣痛の波はあまり安定せず、10分おきになることもあれば、3分くらいでやってくることもあった。ただ、おれから見ると、ハムちゃんは徐々に苦しそうな仕草をすることが増えてきたので、おそらくではあるが痛みは増えてきているだろうと思った。
 陣痛というものは波があって、非常に痛い時間と、痛みが引く時間が交互にくるのが正常な陣痛らしい。ただ、おそらくは誘発剤の影響か、昼に近づくにつれて痛みは増え、その波もかなり不規則になってきていた。ひどいときには波がきて、その痛みが引ききらないうちに次の波がくるような、痛みの無間地獄のような時間もあり、ハムちゃんはかなり消耗していった。誘発剤の量もそういった経緯をたどり増やしたり減らしたりしながら調整していったが、肝心の子宮口が5センチから進んでおらず(診断としては非常にゆっくり進んではいる、とのことではあったが)、結果だけみるとおれが入ってから12時間で、子宮口は1センチ程度しか拡がらなかった。
 この時点でおれは、自分の予想がいかに軽いものであったかを痛感し始めていた。正直な話、ハムちゃんは、管理入院こそしてはいたものの、栄養管理やもともとの体質、これまでの検診の結果から考えてもお産のリスクが高いとは思えず、むしろ、陣痛さえきてしまえば意外とすぐに産まれるんじゃないかとすら思っていたのである。ハムちゃんはもとより、おれもかなり体力を消耗しはじめていた。なにしろ売店までモノを買いにいけるような暇はなく、ひたすらハムちゃんの背中をさすったり、臀部や会陰を圧迫したりしていきみ逃しをしたり、アクティブチェアという、陣痛を呼び込んだりするための椅子に座ってもらったり、いろいろな方法でとにかく痛みに耐えながら子宮口を開くための努力をし続けた。
 午後3時くらいになって、子宮口が7センチくらいまで拡がった頃、それはやってきた。
 ハムちゃんが「あああああああああああああ」と絶叫し始めた。もう叫ばないとやってられないくらいの痛みになっていて、息を長く吐くためにあえて声を使うことにしたらしい。
 いきみ逃しのために会陰を思い切り拳で圧迫したとき、明らかに息子の頭部であろうものと触れた。相当な力だった。元来腕の筋肉がつきにくく胴の��に異常に細い腕であることでおなじみのザーヒーくんであるが、まさか産まれる前の���子の頭にすら押し負けそうになるとは思わず、少し情けなくなった。また、この作業をすでに何十回何百回とくり返しているので二の腕が限界に近づいていた。その様子を見ていたハムちゃんが、別件で訪れた助産師さんに「夫が限界です」とこぼすくらいにおれの表情はひどかったらしい。助産師さんは笑いもせずビニール袋に包まれたテニスボールを差し出して「これで押して」と言って去った。出産なめてんじゃねえぞ、と言われた気分だったが、実際におれが出産をなめていたことは(残念ながら)事実であったし、なにしろ痛みに絶叫するハムちゃんが「押せえええええええええええ」というのだからやることはひとつである。テニスボールを装備して押し込んでやるしかない。
 おれはハムちゃんの絶叫に負けじと「うおおおおおおおおおお」と声を張り上げ、ハムちゃんの会陰にテニスボールを押し込みつづけた。LDRの外にも響いていたかもしれないが、助産師さんに聞かれて恥じることはないと思っていた。おれとハムちゃんは大学の合唱団の先輩と後輩、もっといえばおれはベースの一番端でハムちゃんはソプラノの一番端という組み合わせである。現役時代共演した定期演奏会はたったの一度であるが、その一度の両翼を担った夫婦ということになる。だから一定の声量と呼吸の質を長時間維持することにかけてそこそこの自信があったし、なによりとにかく陣痛を耐えるためには息を長く吐き続けることが重要だと助産師さんたちから耳にたこができるほど聞かされていたので、声があろうがなかろうが息を吐き続けて耐えることが重要で、おれはハムちゃんがそうできるように積極的にアシストすることが最重要課題だったから、恥もへったくれもなかった。
 おれが、文字通り全身全霊で息子の頭と力(と体力)比べを重ねる様は端からみたら滑稽そのものかもしれないが、この時、たしかに、おれのなかに入っていた「父親になること」に対する、よどんだ邪念のようなものが消えた。出ようとしている「もの」はどう考えてもこれまでハムちゃんのおなかで動き回っていた「奴」そのものだったし、おれはどうやったってその父親であるのだ。その事実は、おれや息子がいつ何時どう思おうがもはや覆らない。であるならば、もうこいつを「息子」にしてやるほかないのだ。おれにとって最も大切なのは自分ではなくハムちゃんなのであるが、そのハムちゃんが今まさに産み出そうとしているこいつも、今まさにおれの「息子」として産み出されようとしていて、おそらくはハムちゃんの最も大切なものになろうとしている。そういう意味で、おれはふたりが今築こうとしている強固な関係性の中に入れないことを実感した。けれども、入れないからこそ、ここで踏ん張って二人を助けてやらねばならない。そんな思いがよぎった。ここでこいつに負けるということは、最悪の場合ハムちゃんの子宮が圧力に負けて裂けてしまい、ハムちゃんはもちろん息子も死んでしまう。だからおれは必死にテニスボールでハムちゃん越しにこいつの頭を押さえ続けた。
 こうして本物の陣痛と格闘していくうち、明確な波をお互い察知できるようになり、陣痛がおさまっている間にハムちゃんにペットボトルを渡し、ハムちゃんは力を抜ききって休むことに専念できるようになった。
 猛烈な陣痛の波をどれくらい超えたかわからないうち、ハムちゃんが「破水したかも」と叫んだ。確かにそれらしい液体が出てきていたので、ナースコールして確かめてもらった。医師は破水は間違いないと告げたが、それでも子宮口は全開になっていない旨も告げた。「もうすぐだから」と言われても、あとどれくらいで全開になるのかわからずほんの少し呆然とした。とはいえ実際は呆然としている暇などなく、陣痛が来ればさっきと同じようにテニスボールでやつを押さえ込むしかなかった。最初に腰が限界になった。立て膝で押し込んだ。次に腕が限界になった。おれは両手を使うことにした。
 「出る出る出る出る!」
 ハムちゃんが叫んだ。今にも出てきそうだという。これは抑えるのは無理だと。すぐさまナースコールをして見てもらうと、全開になっていたらしく、すぐに分娩の準備が始まった。今まで1、2名くらいしか入室していなかったのが、4、5名の助産師、医師が入れ替わりたちかわり入ってきて、めいめいにガウンを着てビニールシートなどを用意していく。午後5時を過ぎ外が薄暗くなってきたので部屋の照明がつけられ眩しかった。これならわかる。終点が近づいてきたことが。
 分娩台と化したベッドで両足を開き、分娩の態勢にしてもらった。おれは急に役目を終えてしまったのと、終点が近づいたことがわかったこと、急に眩しくなったことで涙がにじみ、全く前が見えなくなった。さりとて、ただ突っ立っているだけでは立ち会っている意味がない。おれはハムちゃんの頭に近づいて、扇風機をあててあげた。お産は医師や助産師といったプロが淡々と準備を進めていっているので何もする必要がないし、素人はかえって邪魔になるような雰囲気だった。
 扇風機とペットボトルの麦茶、タオルをもって、常に扇風機の風をあて、喉が渇いてきたら麦茶を飲ませ、汗がにじめばタオルで拭いた。本当にそれくらいしかやることがなかった。
 すぐ隣のLDRでは一足先にお産が進んでいて、遠くで新生児の産声があがった。元気そうだった。息子もそうなるといいな、と思ったことをよく覚えている。
 何度か検診でお世話になった、若い産婦人科医がガウンを着て現れた。この病棟ではたぶん一番若い医者で、最初見たとき、多分おれより年下なんじゃねえかと思うような感じだったが、この時ばかりはそこそこの貫禄があるように思えた。ちなみにこの病院の産婦人科医は全員女性であるし、助産師も当然に全員女性であるうえ、なぜか若い人が多いものだから入る度におれは少しだけ居づらさを感じることがあった。
 ハムちゃんは順調にいきみ続け、助産師にいいですよその調子と褒められながらお産を進めた。モニターを見ていた助産師がなんだか心配そうな表情で医師に耳打ちしているのが気になった。しばらくして、酸素配管とマスクが据え付けられた。どうやら、息子の心拍が落ち気味で、臍帯から酸素が十分にいっておらず、酸欠になっている可能性があるから、高濃度の酸素���吸入してもらって息子に酸素を送って欲しいとのことだった。ゆっくり深呼吸してくださいね、とマスクをはめた助産師が言った。ちょうどこの時、すぐ横を見慣れない男性医師が通り過ぎた。少し後に小児科医であることがわかった。この時点でおれは、どうもこのお産に「万一のこと」が起きる可能性があるらしいということを察知していたが、そんなことをハムちゃんに言えば、不安でお産が進まなくなってしまう(現に、この場の全員がそれをしていない)し、それをおれが「考えること」自体に、そうなる可能性を大きくしてしまう要素があるような気がして、考えないことにした。
 ここまで読んでいただけばおわかりの通り、陣痛を耐え、分娩が始まったLDRは、これまでとはうってかわって相当数の人間が出入りしており、非常に混沌とした場になっていた。とにかく多くの医療者がいれかわりたちかわりおれたちの様子を見ていく。その中に、痩せぎすで赤い服を着たボブカットの医師がいた。産婦人科医たちのリーダーとなっている医師であり、明晰だが人間味が少し欠けたような言動が印象的で、おれたちは陰で「ボス」と呼んでいた医師である。ボスは担当医と二、三言会話すると別の現場へ行ったが、モニターとハムちゃんを少し注視したような気がした。いやな予感が頭をよぎった。
 おれの予感とは逆に、ハムちゃんのお産は順調に進んでいるように思えた。ただ、徐々に現場の人数が増えていっており、最後には助産師が5、6人になっていた。いよいよというところで、ひとり恰幅のいい助産師が「もうちょっとだからお手伝いしますね」と言って、ハムちゃんのお腹を大きく押した。頭出ました、いきまなくていいですよ、と声が聞こえ、担当医が何かを引き上げた。この時、おれは現実に息子と対面した。担当医、助産師、小児科医がくちぐちに「でか」とぼやいた。確かに思っていたよりも大きかった。
 この時、息子は産声をあげることなく身体が紫色で、おれが「予習」していた新生児の姿とは少し異なっていた。しかし、事前に別の(転院前の)クリニックで見せてもらった4Dエコーの顔そのものだったことに少し驚いた。ただ、とにかく息子に何らかの異変が起きていることは明らかで、おれは対面したことよりもそちらに感情が引っ張られてしまった。
 小児科医は息子を用意していた装置に寝かせ、長い管を口に挿入し、液体をかきだしていた。おそらく羊水だろうと思った。それにより息子はようやく産声をあげた。隣で聞いたものよりずっとか細く、余計に心配になった。
 心配といえば、ハムちゃんの方も、担当医が「ちょっと傷が出てきて出血が多いから縫合します」と言ってずっと糸で縫っているのも気になった。かなり長い。最初麻酔なしだったのが、痛み止めの点滴が入り、局所麻酔が入り、と規模が大きくなってきて、気がついた時には担当医の隣にボスがいて、ふたりがかりでハムちゃんの股を縫っていた。どうも出血している部分が非常に多かったようだ。
 息子は徐々に血色を取りもどしていった。泣き声もだんだん大きくなり、ふつうの赤ちゃんになっていった。小児科医は口や鼻に小さな管を入れて何かを吸引したり、マスクを当てて口に何かを 吹き���んだりをくり返していた。そういった地道な処置によって、息子はようやく赤ちゃんたりえるようになるのか、と思った。
 あとからわかったことだが、息子は3200グラム余りくらいの体重で産まれてきたが、これ自体はそこまで大きな身体ではなかったにせよ、医師たちの事前診断とかなり異なっており(これがぼやきの理由と思われる)、またハムちゃんの体格や初産婦であることを考えるとかなり「立派」な大きさであったことから、ハムちゃんの産道に想定以上に大きな負荷がかかり、ずたずたになっていたようだった。実際、ハムちゃんを縫っている時、ボスは「ずいぶん産道が狭いね、こりゃ大変だ」とぼやいていた。
 息子の側に立てば、誘発剤でいきなり子宮を追い出されたかと思ったら狭い産道を通り抜けざるを得ず、ハムちゃんの懸命ないきみにもかかわらず、それでもなかなか酸素が行き渡らなくて苦しかったのだろうと思う。
 縫合と息子の処置にだいぶ時間がかかり、息子が産まれてきたのは午後6時すぎだったが、息子がハムちゃんの胸に抱かれ初乳をあげる頃には午後7時を回っていた。
 出てきた当初から感じていたが、息子の顔には「我が一族」の人間という面影が強くでている。どうやらみんなそう思うらしく、ここにいた助産師さんや何人かの友人はもとより、ハムちゃんやハリネズミ先生(注:ハムちゃんの母親。つまり義母)ですら父親(つまり、おれ)に似ていると評していた。もちろん、すべてがおれに似ているわけではなく、たとえば口元なんかはハムちゃんそっくりなわけであるが、全体としてやはり「我が一族」の風貌があるというのが不思議でしょうがなかった。
 そこから夕食をとって片付けを始めて、これからのスケジュールの説明などを受け、LDRを出ることが出来たのは午後11時ごろであった。丸一日近くこの部屋にいたことにおれは驚いた。しかも、助産師さんたちいわく「相当な安産」の範疇に入るということにさらに驚かされた。
 これで、おれのいちばん長い日は終わりである。いや、本当にいちばん長い日だったのかどうかはまだわからないが、少なくとも、この日がおれにとってそういう日であったことをここに書き記す。
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chaukachawan · 2 years ago
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新人公演35期紹介?
どうも、アサギです。どうやら僕は最近の色々で感情の荒ぶりを抑えれないようです。その勢いのまま素敵な同期達を紹介しようかいとか思ってます、紹介という体をとって褒めるか、本音を書いてます。今回は真面目に書いてみます。コロネさんのセリフを添える役者紹介がすごく好きだったので僕も添えちゃいます。なぜそのセリフが好きなのかは聞いてくれれば教えてくれるかも知れません。
追記  途中から迷走しちゃいました
書き終えた私より
縦縞コリー
純真なピュアっピュアっ少年です。よく通る声を持ち、すごく分かりやすい性格(いい意味で)をしている可愛いやつです。あんまりにも真っ直ぐなもんでついついイジりたくなってしまいますね。彼と接している時は何だか同期というより後輩に接しているように思える時があります。逆に彼はどんな先輩になるのでしょうか…。このままでいて欲しい気持ちと精神的に成長していく彼を見ていたいという気持ちは半々です。幸せになれ。それいけ、衣装チーフ
「これで怪盗コーデはコンプリートだよ…名怪盗くん。」
         警部(怪盗とその考え方)
あろハム権左衛門
何だこの���名選手権全日本一に輝いたとか輝いていないとか。よく僕は彼女をガキンチョとか言っていますが、どうでしょうか?分かりますかね?。精神的にと言うより無邪気に暴れ回るあの感じが幼少期の嵐のようなパワーのように思えるのです。今公演はそんな彼女の母親としての姿を見る度に心の中でガキンチョって言ってごめんなさいと3回唱えてしまうほどに彼女のキリッとした声色と演技がマッチして母のイデアを感じます。
あろハムよ、お前の声帯が欲しい  
「食べちゃったんだ、ウサギ」(検閲解除)
母(某人間)
海泥波波美
僕。カスっ!!
「….悪くなかったな」
       なおや(息を吸う、吐く)
苔丸
おばあちゃんから小学生。宇宙飛行士から学生気づいたらとんでもないぐらい役の幅が広くなってる、と思ったら裏方では幕、衣装、キャスパ、小道具とかなんか色々作ってる。千手観音の利き手とは言い得て妙である。誰よりもちゃうかが大好きで誰よりもちゃうかのためを思ってる。気づいた時には天地開闢でもしてるかもね。
「はじめ、はじめ、なあ、はじめ」
              文(香夜)
冊まいむ
お姉さんって感じの役が似合うと思ってた、思ってたんだ、思ってたんだよ。今回の役いいよね、いいよね?ってなるぐらいに彼女の声と演技が好きです。個人的にはちゃうかで1番演技が好きです。なのに、なのに、、、何でそんなに変な子なんでしょう……、順当に変な子です。彼女とはちゃうかに入る前に別のサークルで2回ほど会っているのですがそんな片鱗はありませんでした、なんならおとなしい子だなぁって思ってすらいました。そんな子に育てた覚えはありません…お母さんは悲しいです。
「怪我なんてどうだっていい!本質はそこじゃない!」
           霧島(愛があるかい)
衿君
僕は彼の名付け役です、パパです。ちなみにエレクトリックという単語から由来しております。普段の物静かな雰囲気からの彼の演技のギャップに脳をやられている人も多い事でしょう。今公演のこの役は彼でなければあそこまで良いキャラになってなかったでしょう、最高に面白いですね。彼ともっとお話ししたいのですが僕は彼とする不良ごっこが大好きで、気がついたらやってしまうので残念ながら会話になりません。
「痛いですよ、先生」 (検閲解除)
             遠藤(某人間)
ミル鍋
2人はチソキュアの片割れでありセンス抜群宣美チーフの京都人です、今日も元気いっぱい京都からはるばるちゃうかにきております。今回の舞台は彼女と一緒に考えました、なんだあれ?最高じゃん。僕の存在意義が揺らぎますね、最悪の場合は彼女からペンを取り上げることも辞さない覚悟です。演者としては人間を演じている回数より人外を演じている回数の方が圧倒的に多い彼女です、毎��ハマり役なんですよねー。京都人は人外という説、、、あると思います
「そうだね」     
            辻井(華幻の月)
大福小餅
オムニの仲良し同郷3人組の一員でありながらも地区が違いすぎて同郷の話で盛り上がれない事が多い子です、さみしいたけ。舞台監督を精一杯頑張る姿に負けてられないなとか思ったり思わなかったりています。最初彼女のラップを聞いた時可愛らしいなと思ってたら、いつの間にかめちゃくちゃカッコよくなっていました、どうやらめちゃくちゃ頑張ったらしいです。いつも気づいたら自主練をしている本当に努力の子です。
「大丈夫、きっと全て上手くいく」
魔女(息を吸う、吐く)
中森ダリア
1人わがままファッションガールズモードの人です。なのに、絶妙な所で趣味が合うのが面白い。公演中は彼女の歯に物着せぬ喋り元気づけられましたね、ありがとなす。彼女がいなければ無かったかも知れないあのシーンが僕は大好きです、彼女のラップはセンスが大爆発しております。またいつか違うのもやってみて欲しいなぁー、絶対カッコいいから。僕が好きな彼女のセリフは消えてしまったあのセリフです
「でも、大人だからぁーーーー」(検閲解除)
            助手2(某人間)
帝京魂   
暇そうだったからちゃうかに誘ってみたら本当に来たやつで唯一の同学部で同年代である意味僕の被害者ですね。一時期は「しゃあないの人」というとても名誉なあだ名で呼ばれていましたが秋公を経て、ちゃんとコンと呼ばれようになった姿に不思議と感動を覚えます、彼のどこか人を惹きつける雰囲気の賜物でしょう。それくれよ。今でもたまに見るシャアハラはどこか微笑ましいです。しゃあないよ、永遠なれ
「しゃあない、ばあちゃんもいろんなとこ顔出しとったし、親父の知り合いもいっぱいきとったんやろ」
              一 (香夜)
しょこら
同郷、同じ予備校出身であり、きっとちゃうかに入る前にもすれ違っているであろう僕ら。そんな僕らの運命が交錯したのはちゃうかに入ってからだった
〜〜〜〜[オープニング]〜〜〜〜
とか言うとりますけどもねぇ、そういえば彼も僕が名づけの親です。パパです。役者として他の人とは違う独特のリズムを持つ彼の今回の役はどうでしょうか?……はい、ピッタリですね。逆にこれしかないというぐらいにはハマっているのではないでしょうか?秋公で見せた某M氏とのアドリブは記憶に新しいですが、きっとあのインパクトを超えてきてくれるでしょう。もっともっとはっちゃけて楽しもうぜ!!!
行くぞ!!我らチャレンジn=1年生
「痛いですよ」(検閲済み)
ルロイ修道士(某人間)
黒井白子
今回の公演で否応無しに目を引くこの男ぉぉ!!!白子ぉぉぉ!!。彼も僕が銀杏祭で引っ張ってきたという話もご存知の方も多いでしょう、なんか「えびで���を釣るとはこの事かー」とか言う声が聞こえてきそうですが僕はヤドカリです。道化師という役は彼以外に演じる事は出来なかったでしょうね、彼の一挙手一投足がこの劇に彩りを与え、彼の演劇への愛が周りの演技力をメキメキメキシコと育て上げました。しかし、彼のフルパワーはきっとこんなものではないのでしょう……。いつか、彼の全身全霊が見える、そんな舞台を作ってみたいです……
「……感謝とか、謝罪とか……伝える前にお母さん行っちゃったんだぞ!?もうすぐ、月に行くんだぞ……」
翔太(華幻の月)
鴨兎春
おばs、いえいえ、2人はチソキュアの片割れにしてハイセンス関西人舞美チーフさんです。今回の読み聞かせの人の雰囲気は普段の彼女とはまた少し違ってて、なんかこうさ、良いよねーって感じ、オーラがあるよね。僕は彼女の反応が大好きで普段よくいじってしまいますが最近は水を得た魚の如く、いや、酒を得た肴の如くカウンターを決めてくるようになってきました、あええ。こんな風に軽口を叩いておりますが役職的には僕のものづくりの相棒でいつも圧巻のチラシや立て看板を作ってくれる彼女のセンスは本当に頼もしいです、絶対に口では言いませんがね。あれ?チソキュア2人で大道具と舞台美術成り立つくね?俺いらなくね?………はい、彼女から筆を取り上げましょう。
「雨が、冷たい、痛い、寒い。もはやこれが現実なのか夢なのかもわからなくなっていた。それが現実だとわかったのは、目の前に大きな光が現れたすぐあとだった」(検閲解除)
読み聞かせの人(某人間)
園堂香莉
超美声、炎の照明ファイターさん。わずか2ヶ月弱前というのに彼女の役者姿が恋しいですが舞台上で彼女の作る照明を見て「この辺で勘弁しといてやろう」とか思ってます。ところで、彼女の作る照明は言わずもがなですが彼女の文章ってらすごく美しいと思いませんか?僕は大好きなんですよ、透明感って言葉を体現してますよね。僕は文章には書く人の知性や人生経験、性格がかなり反映されるものだと常々思っているのですが彼女の文章に宿る透明感は何由来なのでしょうね?興味は尽きません。詩集を出す時は言ってくださいね、20冊買います。
「いいじゃん。猫探ししよっか!」
ゆき(息を吸う、吐く)
まろん
ちゃうかのオペ職人さんです。仕込み期間以外ではふらりと舞美作業に現れ、手伝ってくれます。あんまり喋らない同期と喋れるのはすごく嬉しいので来てくれるとすごく嬉しいです、つまりすごく嬉しいです。そういえば彼女はちゃうかとは違うサークルで楽器を弾いているようですね。いつか頼み込んで幕裏から弾いてもらおうかしら
テキストを入力
化け物映像職人。最初の方はちゃうかで見かける事はあんまり無くて喋れなかったけど最近は仲良くなれたと勝手に思ってる、嬉しい。彼が楽しそうにしてる姿はこっちもこっちでテンション上がります。��ゃうかを楽しんでくれているみたいで本当に嬉しい。彼の作る映像に外れはない。PV待ってます
紫仏瑠唯
どうやら僕とは対極の授業態度の人らしいですね。彼女とはオムニで話した以来、じっくりコトコト会話はできておりません。しかしまぁ、そのオムニでの我々の会話は酷いものでペルソナシリーズにおける至高の作品は何かという議題で戦争を起こしました。危うく日本全土を巻き込む所でした、ふぅ。また、戦おうじゃないか戦友("とも"と呼みます)よ。あ、あと久しぶりに役者する姿も見たいや。待ってます
「ふふっ。それじゃあ、ご飯食べようか。冷めちゃったけど」
真由美(オレンジ)
近未来みーら
同郷にして永遠の相方。僕と彼はびっくりするほど考え方が違うんですよ、なのに相方。だからこそなのかも知れません。なんなら相方って言ってるのは僕だけなのかも知れません。それはともかくとして、彼はどうやら自分に自信が全然無いようです。だから褒めます。多分彼の文才はみんなが褒めてくれると思うのでそれは二億光年先に置いときます。彼と会話をしているとマジで1分に1回の頻度で人を褒めています。僕は人の事をこんなに素直に褒めれる人に出会った事がありません。人の良い所を見つけられるのも、それを素直に口に出せるのも、誰しもがおいそれとはできるような事では無いです、断言します。それをさらっとできるのが何よりもの彼の美徳であり才能です、もっと自信を持って欲しいです。そんな彼だからこんな素敵な劇が作れたのだと思います
「ふざけんなそれだと1本足りねえだろ!!」
           B(怖い話でもしよう)
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文章であれ、会話であれ気持ちを言葉にするって難しいですよね。僕は正直かなり苦手です。というのも、書いていて、話していて、3割も伝わってないのだろうと心の中で思ってしまうからです。それをいつも笑って誤魔化してしまいます、なんならそのせいで誤解を生んだり、人を傷つける事もあります。
新人公演、大切な節目の時です。ふざけながらですが柄にも無く、ちゃんと伝える文章を書きました、久しぶりに書きました、精一杯書きました、筆が止まる事がなく書けました。少しでも伝わっていたら幸いです。
35期よ、健やかなれ
センチメンタルジャーニー  アサギ
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ichinichi-okure · 2 years ago
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2023.9.14thu_tokyo
ーーーーーーーーーーー この日記を読むあなたへ スマートフォンを横向き にして閲覧してください ーーーーーーーーーーー
昨晩は疲労困憊なのに百万遍を歩き回ったのち村屋※で飲んだ 帰りに天下一品に寄ったせいか 今朝は二度寝していた
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二度寝して現場に到着
午前中はトイレ前にあったデカい鏡を移設する準備をしていた ラジオは「今夜アレになる」「18年ぶりのAREだ」と繰り返す
鏡を取り外すと朽ちた内壁がバリバリと剥がれたので修復 車があるうちに2枚多めに合板(畳サイズ)を買っておいてよかった
京都「西ノ京」に開店する珈琲ヤマグチ※の工事を請け負っている 最高気温が35度を超えたことを意味する猛暑日は37日を数えた
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クライアントと友達
午後は昨日に引き続きクライアントが友達2人と助っ人に来てくれた ニュージーランド在住?サービス業従事者&僕の母校の教員
クライアントは真名美という 5年位まえ僕の飲み屋の客だった 真名美が現場に来るとアイデアを伝えてどう形にするか相談する
京都入りしてから2か月と1週間が経つ 7月7日に銭湯で買った石鹸はすっかりちびてしまった
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7月8日天井落とし
今日はこういうかたちで「回想」することをみとめられたので 日頃反芻していた言葉の断片を1行31文字以内で書き留める
高井戸ICからイッチー※のハイエースに工具を満載し片道460km 物件は元米屋でその前はパン屋 餅屋いずれも貸主の商売だった
東京から京都へたった1人で移住した借主の行動力に感服する 工事の相方で師のイッチーと真名美で3人であちこち飲み歩いた
METROでのGiftやKyoto TSUBAKI fm 3rd anniversaryは楽園だった 京都にいる内にできるだけ多くのリスニングバーやクラブを回りたい
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DJで一級建築士のタムラさん(DoitJAZZ)
築90年の町家建築を相手に序盤のほとんどは解体で難儀した 天井を落とし壁をめくり床をこじあけた裏側に幾千の生き物の痕跡
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イッチーと彼が連れてきたアルバイト
仕事終わりには若松湯で埃りと汗を流している 町場に用事があればその周辺の銭湯巡る 10数軒は回ったか
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文化財で銭湯にプチ遠征
ひと月かけて執り行われる祇園祭にも少し詳しくなった 通りの名前も徐々にしみついてきている
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祇園祭はカッコよかった
コーヒーを淹れる台は材木屋で50年眠り続けたラワンの一枚板 材木屋は現場の近くにあり親切※美大関係者へのサーヴィスが手厚い
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材栄さん
京都入りと同時に2級建築士製図試験対策の日曜講座に通い始めた しかしオンもオフもやることが満載で宿題の半分もままならなかった
めくった壁から90年前の大工さんがつくった壁がでてきた 新しく造る壁と並列させて見えるように設えている
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A剥がして現れた壁
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B古い壁と新しい壁
8月22日 イッチーはトリツカレ男の店番と都立家政での新しい 案件に着手すべく一足さきにハイエースに工具の半分を載せて帰った
いったん東京に戻り9月10日に製図試験挑んだが十中七八アウトだ 12月7日に結果が出る そのころには珈琲ヤマグチも板についている
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二級建築士製図試験問題
言葉を尽くし手を動かし工夫を重ねた内装工事も終盤 準備した200枚の名刺は徐々に京都人たちの名刺に換わっている
いろんな店で顔なじみになり「工事終わったら帰りはるんですか」 惜しんでくれるのは嬉しいが工事はあと1週間半くらいで終わらせたい
サウナで声をかけてくれた51才の紳士は音楽通だった いまやかけがえのない京都のともだちになっている
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レコード棚も造っています
場所柄外国人とも酒を酌み交わした フィンランド人、チリ人 トルコ、中国人、モンゴル、アイルランド…7か国位?
芸大(先端芸術表現科)の同級生や先輩とも久しぶりに会えた なぜか同級生の2人が医師免許をとっているが明日その彼らに会う
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先端の先輩が自転車に載せられる美術館をつくっていた
16時半 真名美は同級生と自然派ワインの店coimo wine & cafeへ 僕は若松湯のラジオで阪神タイガースの優勝の瞬間を見届けた
最寄りの定食屋兼飲み屋「たいたん はちべゑ」へ行くと 「あとアウト1つやで」と狂喜乱舞するファンに迎えられた※
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あれに乾杯
京都でピザ屋を開きたいという同い年の夫妻に出会った※ 早く眠るつもりがCOMOGOMO JURAKUで2人の夢を語りあった
もしかしたら彼らの店を造ることになるかもしれない 25時 今日も倒れるまで眠らなかった
灼ける盆地の風にも秋の成分がだいぶん添加されてきた もう猛暑日の38日目をカウントすることはないだろう
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イッチー、フィンランド人のイラリくん、やぎ
ーーーーーーーーーーー 注釈
※村屋 出町柳のカオスな飲み屋。自然派日本酒が豊富。
※珈琲ヤマグチ 現在自家焙煎コーヒーのオンライン販売とイベント出店。 2023年9月現在。中京区西ノ京左馬寮町にて喫茶店を開業予定。 御前丸太町下ル 若松湯東入ル。 https://www.instagram.com/_3_yamaguchi/
※イッチー 高円寺のタパスバー「トリツカレ男」店主。 2017年末この店をイッチーが造っているのを手伝わせてもらったことが 僕が内装を始めたきっかけのひとつになっている。 https://www.instagram.com/toritukareotoko/
※親切な材木屋 材栄 https://zaiei.shopinfo.jp/
※阪神タイガースのリーグ優勝 日記の中にアレの瞬間が2回あるのは ラジオ放送に遅れてテレビ放送がついてくる。 タイムラグは2分近くあったと思う。 その間検閲できちゃうのでは?という時間差。 ラジオは昔も今も最速のメディア。現場でもラジオが相棒。
※ピザ屋 ヨロシクピッツァ。 ポップアップ出店と窯ごと出前ピザしている。 https://www.instagram.com/yoroshiku_pizza/
※COMOGOMO JURAKU 現場から近いし深夜遅くまで開いているので 製図試験対策で力尽きたらここで晩酌していた https://www.instagram.com/comogomo_juraku/
-プロフィール- やぎ 38歳 東京 とんち造作計画・内装業
ペーパードライバーの個人事業主の内装業。 店舗設計、解体、壁の造作、什器製作、左官、給排水配管 などおおよそ全て自前で施工している。 佐橋※介。※の部分を景に替えてお読みください。 http://instagram.com/tonch_keikaku/ http://tonch.tokyo/
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drama-enthusiast · 15 hours ago
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特種兵被光榮犧牲後 013 by 果子狸
013
請20位無緣晉級的選手從現場離開了後,金碩永請各位選手明天上午八點來2號試演廳集合,旋即宣布解散。 隔天早上八點所有選手前往集合。 匯演中心派了代表來講解三公遊戲規則。 二公所有組隊原地拆解,請所有VIP立即前往3號試演廳。 匯演中心安排了四組不同類型八首歌,作為第三次公演的競演曲目。 兩廳的舞台上,投影布幕上都分割成8個螢幕。 ┌─────┬──────────────┬────────────┐ │A>歡快│1>EXO │ 2>BTS │ │ │Love me right │ Dynamite │ ├─────┼──────────────┼────────────┤ │B>感性 │1>SEVENTEEN │2>ENHYPEN │ │ │Don't wanna cry │Fatal trouble │ ├─────┼──────────────┼────────────┤ │C>抗爭 │1>STRAY KIDS │2>ATEEZ │ │ │ Thunderous │Wonderland ├─────┼──────────────┼────────────┤ │D>熱情│1>SHINEE │2>UP10TION │ │ │Ring ding dong │So, dangerous │ └─────┴──────────────┴────────(註)─┘ 亞太娛樂這次辦選秀是很有野心的,繼千年來韓國邦區幾次試圖文藝復興未果後,他們仍想再努力一把,希望能重現1500年前KPOP衝擊世界的浪潮。 因此他們經過長期人為篩選,挑出了符合分類,且能抓住人注意力的曲目與舞蹈。 所有歌詞已翻譯成星盟語,並請星盟有名的詞曲創作人進行修繕。 這八首曲目都已經是配唱好星盟語的。 這八首歌,分別在2號試演廳與3號試演廳,在大屏幕上各播放一分鐘,輪番播完後,則在各自的小區塊屏幕中連續撥放。 3號試演廳中,由10位VIP進行隨機抽籤選歌,最後會有兩位VIP無法配選到歌,此時兩位VIP可以隨意選擇一首歌,進入該曲隊伍。 2號試演廳中則由其餘選手選擇八首歌中的一首。 每首歌最多6人,多出6人則進行小遊戲,勝著留,餘者再選別曲。 這一過程大概花了一個多小時。 確定所有選手都選定後,VIP們被請回2號試演廳。 2號試演廳中,非VIP選手們已經形成了八個小隊,身後分別都以曲號燈牌標示。 雖說原先隊伍都已經拆解了,但VIP們下意識地都會看一看自己的原隊友都在哪。 所以Duncan一看,巧了,他選到的曲子是B2,B2後頭站了一溜原隊友,一個沒少。他都快要歡呼出聲了。他連忙站過去。 還有一位VIP莊哲盛選擇了B2,所以B2有了兩位VIP。 等所有選手站了定位,代表這時宣布10位VIP的特權,並強調VIP當然也可以選擇不行使特權。 VIP特權是:可以選擇自己小隊的1名隊員與另一小隊的隊員互換。VIP位置已固定不能換動。 從A1的VIP開始,每個VIP只能行使一次特權。 有兩個小隊VIP想挖B2小隊的人,Duncan 與莊哲盛都用特權又把被挖的人換回來。 別的二公組隊確實都原地拆解了,就他們B2隊原地集合。 沒辦法,玩小遊戲的時候太強了。 既然是大會訂的遊戲規則,B2隊也是照著規則贏的,大會也不能把他們拆了。 匯演中心代表一臉無奈,繼續發布後續。 每隊都有對應他們曲號的練習室,每曲練習室都有一位歌唱老師與一位舞蹈老師,教導他們該曲的演唱與舞蹈。 每一曲目的歌唱部分,可以二創。 每一曲目原來的大部分精彩舞步必須保留,但選手們仍須有創改加到原曲,這部分會由舞蹈老師參與幫忙。 至於大家最後呈現的成品,自創部分會是加分或減分,就由投票觀眾決定。 三公一樣是每兩隊競演模式,這次競演不淘汰任何人。 三公賽後,將有新規則發佈,謝謝各位選手,各位可以解散各自去練習了。
于承曦他們隊友都是舞蹈高手,大家高手的地方在柔韌性很高,高難度動作都難不倒他們。 但一開始要跳這種高頻率換動作、還要都跳到點子上,都還很不習慣。還有,四肢軀幹的小動作很多,手勢花樣也多,所有動作他們都要花時間反覆練習與熟練。 于承曦讓大家去看看ENHYPEN的百科介紹,這個團概念很不一樣,他們是以吸血鬼的概念發佈專輯,所以他們的舞蹈大約都會涵蓋一點那種味道。 他們這首曲子也是,曲中不死的吸血鬼見到不記得自己的昔日戀人,所流露的悲傷。 而且這首歌真的很好聽。(作者私自覺得,抱歉。他們的Loose也超好聽。還有英文版Loose。) 這首歌等大家都把歌、舞步練熟了,最難的來了,就是走位,與刀群舞整齊度。 他們比ENHYPEN全團7人還多一人。他們跟著舞蹈老師創了新舞步,並把第八人的走位安排進團體,必須合理融合才能不突兀。 八人(除了當過兵的于承曦)從來都沒有這種整團一群人,要整齊劃一做同一動作,還要做出應該的力道、應該的角度、應該的表情。太為難巨星們了! 瞬間對古人表示崇高的敬意。 他們面臨的所有困難與問題,其他每個隊都在遭遇。 他們比較幸運的是,有于承曦在,他很會摳那個時代的一切。 摳舞步,該怎麼擺姿勢,在什麼角度出什麼力道,什麼速度才能把動作做得帥,怎麼記舞步,腳步怎麼邁可以立刻到達自己的位置等,還能給隊友們出很多好意見來加深加快他們練舞練歌的進度。 加入的二創舞步,幾乎都是于承曦的見解,連舞蹈老師都說于承曦很棒。 Fatal Trouble 原曲不長,他們還要加進自己的二創,所以多唱了一遍副歌,還加入他們非常在行的合聲。 後面幾天,他們幾乎都在凹刀群舞的整齊度,與熟記走位上練生練死。 所有人除了于承曦都表示,他們從來沒這麼費腦、過費體力過。雖然歌詞分配到每個人身上,只要記著自己的部分,但他們還要記著配合隊友��動作。 這輩子累積的肌肉酸痛都在這幾天爆發了。 于承曦腹誹,這才哪兒到哪兒,他們特種兵比這還操好嗎。這些天為了一起團練,他都要早起抽空練琴了。 「注意角度一致,力道一致。記得記得記得,要把你們的深情跟性感通通給我露出來!注意表情管理!」這是每次練習時,于承曦最常唸的一句話。 他們都已經刻在潛意識裡了。 每個隊每個時刻都在邊唱邊跳的路上,五位導師這段時間也都頻繁造訪每個隊的練習室,經常會給出一些建議,讓各隊能表演得更傑出。
三公了,組數倒數著比從第四組開始表演。 這次的演出服,全由匯演中心統籌,每隊風格不同。 輪到他們隊一出場,一溜185以上型男,不羈的髮型、煙燻妝,開領黑襯衫背部有不同程度的鏤空紮進繫了黑皮帶的低腰黑西裝長褲,尖頭黑皮鞋。每人身上有不同程度的銀飾妝飾。 全體賀爾蒙爆棚。 歐娜老師都尖叫了。 直播間的討論區更是此起彼伏的〝啊啊啊啊啊啊〞、〝我死了〞、〝給你通通給你〞、〝我彎了〞…… 等他們開始表演,討論區變成〝啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊〞、〝我還能再死第二次〞、〝破產也給你通通給你〞、〝我彎成彈簧了〞…… 場上的他們跳得連襯衫衣襬都被扯得脫離褲腰了,要露不露的腹肌腰線,讓直播間直接爆了。 更有一邊看三公直播自己一邊直播的直播主,把自己全程流鼻血的影片錄製了貼上星網,說:「我就是彎成彈簧的那個。」 這場競演,B2贏了。 導師講評,歌唱部分,B2的合音加了大分。 整體若論感性的表現,B1隊員與他們其實不相上下,B1也幾乎全員是之前不同種子隊的隊員,實力其實在伯仲之間。 B2隊就贏在動作太細緻且超乎預料的整齊一致,有隊員solo時,其他人一起配合,沒solo全員表演時,感覺是一個整體非常一致,表演時每個人的表情也太棒了,八個人一致營造出的感性氛圍放大了整個情感的呈現。 目前已經表演過的六個隊伍,只有B2做到這點。 直播間的觀眾也才恍然明白,〝我這才覺得其他隊的表演怎麼看起來有點亂呢?〞、〝好像剛才B1也有隊員失誤?〞、〝雖然剛才那些隊我也覺得好棒但是B2的手指是怎麼保持每個人角度都一樣的啊啊啊啊〞、〝失誤的好像也不只B1〞、〝連屈膝的角度都一模一樣!〞…… 于承沛在家裡看了節目,剛才的幾組比賽她已經瘋好幾回了,每團的表演都要跟閨蜜們尖叫討論一番。 這會兒看了B2表演更是發了瘋,在家裡興奮得到處亂竄,根本忍不住就跟自己的好閨蜜們群呼:「我哥他們隊真是太太太帥啦啊啊啊啊!他們就是最帥的我不接受反駁!」 閨蜜們一點也不奇怪更是跟著歡呼,她們早知道于承沛的哥是誰啦,也超喜歡他的。 于承淵也替弟弟高興得眉開眼笑地訓妹子:「妳再當孫悟空,我跟爸一起替如來佛祖鎮壓妳。」 略略略。妹子對阿兄做鬼臉。 「沛沛妳別皮了,媽還想接著看呢。」媽也笑拍了于承沛一下。 「好嘛!」 最後A組的表演,可以看得出來,兩隊隊員在舞蹈部分都想保持動作一致,可惜就是差了點意思。 最後三公的勝隊分別是A1, B2, C1, D2。 第四次公演的細則將於明日8點在2號試演廳公佈,請各位選手明日於8點前到2號試演廳集合。 9月29日晚第三次公演到此全部結束。 這天晚上,回到合宿房間後,于承曦打電話回家說,所幸沒被淘汰,還能再衝一衝,要拜託家人幫忙到學校預先請假,學校開學時他可能還被關在亞太娛樂中心準備節目,而沒辦法回學校上課。 隔天 1 on Top 又衝上熱搜,連續幾日,1500年前的KPOP逐漸被大量考古,發現那個時代的流行音樂真的是一座巨大的寶庫。 這次不是只有海藍星自己自嗨。 不只許多星外娛樂公司開始取經,很多星網上的外星的直播主也開始學跳1500年前的舞蹈或學rap, beatbox,成為熱門主播獲得更多粉絲。 KPOP熱逐漸冒頭,亞太娛樂趁勝追擊再添一把火。
10月13號第四次公演,不評比輸贏,選手們不必演唱,純粹演出舞蹈,主題是刀群舞,匯演中心可以贊助舞群,請來當地高中學生當背景舞群跟著一起練舞。 再淘汰掉敗隊每隊兩位隊員後,八個隊伍直接由隊號合併成為ABCD四個組隊。 四公結束將直接由直播間觀眾投票,當場演出只投給一個最喜歡的隊伍。 每個組隊將由匯演中心曲庫中選曲,並自行編舞。若是對編舞沒什麼好想法,也可以照著原曲演出。 A組選了 BTS 的 Not today,B組聽于承曦的選了 EXO 的 Growl,C組選了 2PM 的 Again and Again,D組選了 NCT127 的 Black on Black。 於是八個練習室倆倆合併呈了四個大型練習室,能容納更多人。 經典之所以成為經典,是因為經典舞蹈編排已難以被超越,所以四組隊伍大多照著原曲的編排,原因之一是他們對那個時代的很多動作都挺陌生,於是也不大量改動,只對一些他們因為人數而必須有所改動的舞蹈做出二創。 第四次公演前這段時間,因為三公B2的成功,其他三組頻頻造訪B組看他們到底是怎麼摳動作的,甚至都想把于承曦拉到他們組當專職教練。 于承曦表示,我們自己都要摳動作了,沒空。不過我們也不趕人,你們來了看我們怎麼摳,能學多少學多少,回去自己學著摳。 于承曦選 EXO 的 Growl,是覺得B1, B2兩隊剛好可以練 Growl 裏頭的分隊練法,但他又讓大家自己選要跳哪一個小隊的舞蹈,反正兩小隊會逐漸融合成一個大團,曲中都有休息時間不會太累。 太累的只有他一人,又要摳兩小分隊的動作。 他們自己B2已經摳習慣了,進度快。 B1頭次經歷這樣摳動作,快要撂挑子不幹。于承曦讓他們自己想想最終舞台表現,想想觀眾手中的票。B1於是發了狠往死裡練。 因為刀群舞的重點強調,大家決定把原本 Growl 中的 solo 全部取消,加入他們覺得都適當的舞蹈當銜接橋段。 四個組隊上台演出後,都能看出他們的刀群舞非常成功。 直播間的觀眾們都說,要選一個喜歡的太難了,每個團都好都喜歡,真心選不出來。 第四次公演為亞太娛樂取得巨大的成功:星際各處,或多或少都有些年輕人開始學習這些帥爆了的舞蹈動作。 光看個人流串平台上爆量的舞蹈視頻就能看得出來。 有人甚至翻出1500年前各地的KPOP隨機舞蹈視頻,跟著仿效。 海藍星現在是寒暑假尾聲,學生們準備回到學校就開始揪人,開始學舞,他們也要玩隨機舞蹈。 之後第五次公演細則也公布了。
(註:我認識的曲子不多,所以只能從我認識的曲子當中選出來並分類,不合各位心意的地方還請多包涵,歌曲可以自行想像替換。我不否認寫這文只想自己爽,sorry啦! 另外,我個人雖人喜歡So dangerous的曲子及舞蹈,但該曲歌詞說真的我不喜歡,所以藉著自己寫文,想像給它改一改,哈哈!)
to be continued
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hangorin · 2 months ago
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4.13 万博反対スタンディング!
4月13日、大阪・関西万博が開幕した。私たちは、東京からも万博反対の声をあげるため新宿でスタンディングを行った。 同じ時間、大阪・通天閣前ではバビロン解体企画の仲間たちもまた万博反対のスタンディングを行っていた。大阪の仲間たちとマイクをつなぎ、現地の様子などを含めアピールをしてもらった。
大阪・バビロン解体企画の仲間
大阪・関西万博が近づいてきて街なかに警察官が多くなった。愛知万博の2.5倍の警察官を投入しているという状態だ。メディアも、ここ1週間くらいは万博のプロパガンダのような内容が垂れ流されている。街全体が、「戦争をするのか」と思わせるような、殺伐とした状況になっている。 万博開幕の今日、大阪は荒天。ブルーインパルスの飛行も中止に。夢洲に行ってきた仲間によると、寒いわ、人だらけだわ、雨に打たれるわで阿鼻叫喚の状態だったという。完全に冷や水を浴びせられているというか、自然が怒っているというか、地球がNOと言っているようだ。 夢洲は、メタンガスがいつ出るかわからない、そこへ子どもを動員しようとしているという無茶苦茶な状態だが、それだけではない。例えば、駅には生体認証の改札が作られたり、釜ヶ崎では万博に合わせて強制排除が行われたり、街全体が塗り替えられている。 そして大阪だけの問題でもない。大阪・関西万博は、東京オリンピックで味をしめて、次の儲け話として作られたイベントだと思うし、名古屋では来年アジア大会が開かれる。2030年の札幌オリンピックは住民の力で頓挫した。そういった各地の問題と共通する。つながって声をあげていきたい。 今日、なぜ通天閣で声を上げることにしたか。通天閣、新世界は、1903年の最初の博覧会のときに、木賃宿やドヤ街が排除された場所であり、人類館事件といって沖縄やアイヌや台湾の人々を生身で展示した場所、植民地主義と差別と排除の原点だからだ。 万博だけでなく、オリンピック、サミット、様々なメガイベントに対する反対の声を上げないといけないし、上げたいと思っている。大阪の万博、そして世界中のメガイベントを自分たちの力でぶち壊そう。ともに頑張ろう。
また大阪の別の仲間は、今日、夢洲で行われた反万博デモに参加し、200~250人くらいの参加があったと報告してくれた。
「万博いらない!」「万博やめて生活守れ!」東京・大阪で一緒にコールを上げたあと、それぞれスタンディングを続行した。 新宿では、参加者が次々にマイクを握りアピールを行った。
大阪・関西万博は、工事が遅れている上に、危険なエリアでの開催。2021年、コロナ禍で皆が自粛を余儀なくされ、医療が逼迫している中、たくさんの反対の声を押しきって東京オリンピックが強行された時のことを彷彿とさせる。 今、世界中で戦争が起こっていて、本当にそれどころじゃない。オリンピックも万博も、形だけまるで仲良しみたいに装って、今そこにある危機や分断をまったく見ようとしない。嘘っぱちだ。もうやめればいい。
大阪・関西万博はスローガンに「いのち輝く未来社会のデザイン」を掲げているが、今、能登の地震の被災地はどうなっているか。 東京オリンピックの時も、東北の復興のために使われるべき労働力や資材やお金、あらゆるものが東京オリンピックに奪われた。同じことが万博でも起こっている。限りある社会資源は、本来であれば、能登の被災地やあちこちで生活に困ってる人々に使うべきではないのか。それこそが「いのち輝く」ということではないのか。 もういい加減、オリンピックだの万博だのカジノだの、打ち上げ花火みたいなものにお金を使って、ありもしない夢を見るのはやめよう。それよりも、福祉や医療や教育など、私たちの生活の足元にあるものを大切にしていくべきだ。こんな万博、今すぐ中止してほしい。
大阪・関西万博では廃棄物の埋立地を会場にしていて、何が埋まっているかわからない。メタンガスの爆発も起きた非常に危険な場所だ。そこで万博をやる意味は何か。閉幕後、IR・カジノが誘致される。 2019年に来日した政治学者、ジュールズ・ボイコフさんが言っていた「祝賀資本主義」とまさに同じだ。皆がお祭り騒ぎをしている間に、通常ではできないことを通してしまう、資本の側が儲かる仕組みを作っていく。まさにその一大イベントが大阪・関西万博だと思う。 大阪・関西万博では、入場者数を稼ぐために子どもたちが動員される。保護者からも子どもたちからも、危険なところには行きたくないという声があがっている。子どもの動員をやめさせたい。 メガイベントを進めて儲けようという人たちは、東京五輪を無理やりやって、あまり批判の声が上がらなかったと、民衆の怒りを軽く見ていると思う。こんなことを繰り返させてはいけない。 万博や東京五輪に批判的な人たちの中にも、前の70年万博は良かったという言動がある。これは違うと強く思っている。昨日、開会式で天皇が挨拶していた。日本のナショナルイベントは、天皇制や戦争と深く結びついていると、東京オリンピックに反対する中で強く感じた。1940年、「皇紀2600年」を記念するために東京オリンピック、万博、札幌での冬季五輪が予定されていたが戦争で中止になった。その後、64年に東京オリンピック、70年に大阪万博、72年に札幌冬季五輪があり、1940年にできなかったことの繰り返しだ。おぞましい。また、1903年の万博で、人類館事件という酷い人種差別の事件があった。博覧会の差別性にも私たちは強い懸念を持っている。
2021年の東京オリンピックが終った後、東京では、私たちのように表立って反対した人でなくとも、ただただうんざりだ、嫌だった、もう来ないでほしいという雰囲気があった気がする。そういう気持ち���覚えていたからこそ、札幌冬季五輪いらないという声が上がったのではないか。大阪の万博は、その気持ちをごまかすためのバッファとして機能しているのではないか。楽しんでいる人の姿をテレビで流し、メガイベントは反対するのではなく受け入れればいいんだ、仕方ないんだと思わせ、慣れさせていくための万博なのではないか。 東京オリンピックの時、私たちはすごく不幸だったと思う。あれは本当に誰のためにもならなかった。いらないものにはいらないと言わないと、どんどんそういうものしかない世の中になっていく。 だからこそ、ちゃんとメガイベントに反対をしていかないといけない。 万博というものが、どういうものなのか。よく私たちは金儲けだと批判するが、そこで言う金儲けとは、真っ当な手段でお金を得ていくのではなく、私たちの税金から勝手にくすねて、それで儲かったことにして、誰かの懐に入れていくというだけ。ただ単純に私たちが取られてるだけだ。同時に、色々な酷いこと、例えば野宿者を追い出したり、無理やりな再開発をしたり、工事の人に負担をかけたりということを繰り返している。それは今の日本の社会のあり方そのものだ。 大阪万博にも、横浜花博にも、デフリンピックにも、反対する。デフリンピックも、オリンピックとのつながりを強調するならば、負の社会性の認識と責任を持たないといけない。あらゆるメガイベントの礼賛に反対する。
大阪・関西万博は、資本のために人々の生活を犠牲にして、金儲けのために土地を奪っていくという点で、東京オリンピックの時とまったく同じ。このやり方は帝国主義だ。万博もオリンピックも、帝国主義の時代に国家の力や軍事力で人々の土地を奪っていた名残だ。今はエコロジーとか平和とかきれいごとでごまかしているが、やっていることの本質は変わらない。 おかしいことはおかしいと言っていかないといけない。私たちの大事な理念、人が生きていくために必要な平等とか自由とか平和とか民主主義という言葉を、こんな金儲けのためにやつらに勝手に使わせるということを許してはいけない。これを許してしまえば、同じことを次は違う土地で、人々を追い出し、生活を奪い、私たちの生活のために必要な税金や公的資源を資本の金儲けのために使う、そういう政治が繰り返されてしまう。 東京オリンピックに反対しているとき、いつも街ゆく人から「国が決めたことに今さら反対してどうする」と言われた。そういうことを言っていたら、結局、国が決めたことにはこれから何も抵抗できなくなる。私たちの力が弱まる。いま懐が痛んでいなくても、それは絶対に私たちに返ってくる。私たちの命に、生活に絶対返ってくる。「こんなところで声を上げてもムダじゃん」と思っている人も多いかもしれないが、絶対に自分の生活にかかってくること。私たちは同じことをもう絶対に許したくない。
今日、大阪・関西万博が開幕し、みんなおめでたい感じで大騒ぎしていて、マスメディアも上から命令されて盛り上げている。 でも、あんなのほんとは誰も楽しくない。本当は万博なんてひとつも楽しくないし、オリンピックだってそもそも楽しいものでもないのに、「楽しいものだ」「みんなで一緒に見て会話が弾む」と思いこまされている。楽しくもない、素晴らしくもないものを楽しい、素晴らしいと思わされている。まずその洗脳から私たちは抜け出さなきゃいけない。 万博は収奪と大泥棒だ。人々から奪い取ったものをきらびやかに展示しているが、そんなものが素晴らしいはずがない。私たちは自分たちでもっと共同で楽しいことができるし、素晴らしいものが作れるのに、泥棒たちが作ったものをすごいと言い、話を合わせるために見に行かなきゃいけないと思わされている。 これは、大日本帝国下で行われた1903年の内国勧業博覧会や朝鮮半島での博覧会など、100年以上前から繰り返されていること。だから、もう騙されないで、万博なんて全然面白くないとはっきり言わなければならない。
2021年東京オリンピックでは、ものすごい開発が行われ、貧困者は追い出され、小さな商店は壊され、街が変わっていった。オリンピックで街中ひどい目に遭った。職質は増えるし、外国人の人たちは収容される、野宿している人たちは家を奪われる、団地も奪われる。誰を優先してその街があるのかをまざまざと見せつけられた。それを経験した私たちだからこそ、万博に反対する。 声を上げていこう。万博はもういらない。どこにもいらない。オリンピックもいらない。メガイベント自体いらない。街は売り物ではない。私たちの生活は売り物ではない。世界中で繰り広げられていることをおかしいと言っていこう。 なぜ大企業の利益や国威発揚のために、私たちの街や暮らしを明け渡さなければならないのか。絶対にできない。メガイベントそのものに反対し、これ以上、私たちの街にも、どこの場所にも来させないよう声をあげていきたい。
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elle-p · 4 months ago
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Famitsu PS2 vol.231 Persona 3 FES part pictures and transcription.
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P3F
PERSONA3 FES
ペルソナ3 フェス
第5報
学園生活の"思い出"になるイベントが多数追加されることが判明。ペルソナも増えた本作は期待大です!!
イベント大増量で充実の学園生活が呼び!
ついに発売まであと1ヵ月とた��ペルソナ3 フェス』(以下、 フェス」)。これまでにも『ペルソナ3』本編クリアー後のエピソード"後日談"の情報や、さまざまな追加素を紹介してきたが、今回は新しいイベントについてタップリお見せするぞ。授業中や放課後だけではなく、コミュにもこれまでにない新しいシーンがたくさん登場するぞ。
放課後イベントが盛りだくさん!
授業が終わって放課後になると、コミュでの活動やショッピングなどに出かけていた主人公。コミュ以外の選択ではひとりで行動することが多かったが、『フェス』ではコミュと関係のないクラスメイトたちとも交流できる!?
順平といっしょに帰れるなんて!
←↑コミュを持たない順平とも下校ができる。寮では聞けない話で盛り上がれそう!?
→下校途中に、クラスメイトの姿を発見?
クラスメイトの日常を垣間見られる
←↑含順平と下校する主人公の脇を陸上部の宮本たちが駆け抜けたり、モテモテの真田の姿が見えたり⋯⋯と、ほかの生徒たちが放課後に何をしているのかも見られるのだ。
なんと授業イベントも追加!!
含蓄の有無はともかく、おもしろい授業をしてくれる先生たち。彼らが話すネタも新たに追加されているのだ。まじめに話を聞けば学力向上!?
↑→個性豊かな先生たちがさらにパワーアップ。今度はどんなことを教えてくれるのかな?
授業の内容も一新勉強にも身が入る!?
コロマルとお散歩ができる!?
『ペルソナ3』本編でユーザーにもっとも愛されたに違いない、コロマル。「もっとコロマルと遊びたい!」というファンからの要望が多かったそうで、『フェス』ではお散歩イベントが追加されることが決定。コロマルといっしょにいることで新たなイベントが発生するかも!?
←↓心和むひととき。より深い絆を築こう。
より深い"絆”を⋯⋯新たなコミュイベントも!
仲間たちとの絆を深める場である"コミュニティ(コミュ)"。『フェス』でさまざまなコミュイベントが追加されたことはこれまでにも紹介してきたが、 今回、"アイギス"コミュの存在が明らかに!アイギスのコミュは"永劫"のアルカナ。これにより、新たに語られるコミュイベントだけではなく、アルカナのペルソナを含めた合体や育成という楽しみが増すことになりそうだ。
アイギスとの絆を深めよう!!
昼休みや放課後に発生する"お誘い"イベントももちろんある。どこへ行こうか?
アイギスの秘密も!?
↑←"魂の宿る機械"である彼女も悩みを抱えている?
アイギス
(CV:坂本真綾)
そのほかのコミュにもさまざまな新要素が!?
→風花のコミュで、こんなイベントが!?
仲間たちの素顔にもっと近づける!
←↑コミュランクがMAXになったあとの仲間たちは?その姿も『フェス』で明らかになる。
↑→たなか社長や神木のその後も⋯⋯。そして、 彼らとともに成長した自分自身にも気づくはずだ。
築いた絆はかけがえのない"力"となる
人気のペルソナが『フェス』に再降臨!
今回も、新たに追加されたペルソナを紹介しよう。スライム、トート、パアルゼブル、ハイピクシーの4体は、いずれも『真・女神転生』シリーズ��『ペルソナ』シリーズにおいて、ファンからの人気が高かった悪魔だ。『フェス』ではベルソナとして、主人公たちに再び力を貸してくれることだろう。どんな活躍をしてくれるのか、いまからワクワクして待つべし!
スライム
↑柔らかそうだが意外と堅い。防御力と攻撃力のバランスの取れたよき相場。
バアルゼブル
↑→"蝿の王"バアルゼブル。ベルゼブブとも呼ばれ、悪魔の長として絶大な力を誇る。
最強の悪魔、降臨!
トート
↑→古代エジプトの神。魔術に長けた心強いペルソナ。
ハイピクシー
←↓復活が強く望まれていたハイピクシーが登場。
記事担当チェック!!
もうすぐ発売!と日々期待が高まっている今日このごろですが、予想以上に追加要素が多くてうれしいかぎり。個人的にも期待しているのは、やっぱりコロマルとのイベントです。戦闘でも頼りになるヤツなのに、日常でも相棒として絆を深められると思うと、楽しみで楽しみでしかたありません。コミュや学園生活でのイベントが追加されることも、月光館学園で過ごす貴重な時間がより深みを増すものと期待してしまいますね。
ライター:とんち
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smapwpgas · 5 months ago
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乗っ取り勇者とF(ucked up)系彼氏~星5棒の彼は誰~
※全部ネタバレ クソコラボがそうであったように…
1と2のあいだにあったこと
・クソコラボ特殊クエスト(イベント恒例の新キャラ・ピックアップごとのおまけ)(自分の中ではどんどんケチになっていたことで有名)
他の3人は2周目(笑)の世界のなんやかんやなのに対して「勇者」のもののみ「本物」(前回はしょってたけど「本物」も自我として表出してないだけで全部体験してた)のその後の話。2周目(笑)ことクソコラボのクソシナリオを夢として体験したユウジ。 今まで見てきたクソエアプはなんだったんだというくらい原作そのままのキャラクター(親の仇のように伏せられていた名前も出まくる)や設定に言及しながらメインキャラを東京に連れて行くユウジ。再会できるかわからないと思っていたサモカスに新宿でぶつかって終わる。
・キャラクタークエスト(育てると読める)(自分の中では人の心があるライターが書いたものと雑に外注したものの差が露骨すぎることで有名)
プレイアブル組を連れて東京に遊びに来たユウジ。特殊とのつながりを示唆する新宿でぶつかるシーン。 戦闘ノルマを適当に闘技場で消化。サモカスを含めた皆で飲み食い。 オルグスが滅びた故郷について言及しているので「どちらかわからないようにぼかされてる」とか「解釈の余地」などのほざきが通用しないくらい10000000%原作基準です。あの2周目(笑)なんだったん? 店にいるけどクソイベの記憶がないサモキャラたち。あのクソ茶番マジでなんだったんだよ!! ☆5棒ノルマなのか「東京にいたいなぁ~」と匂わせするネクロス。結局こいつ実体ないのになんでこの見た目なの?????という疑問に対する答えはない。新しい宿主を探すとか言ってるけど☆5棒である以上バッカスの見た目という美味しい要素をカスの運営が手放すとは思えないので意味がわかりません。俺達の冒険はこれからだ!とこれからも出番あります感を醸す宣言をするユウジ。これが影武者の筆だったらショックなくらい望んでたものをお出しされて泣いている原作ファン。
そして全ての期待を裏切るようにここからクソコラボ第二弾に続きます。
悪魔の手先か何かでいらっしゃる????????
ちなみに今日に至るまで「勇者」のクソコラボ以外での出番はありません。ハァ~~~~~~~~~~
・ナイトプール(笑)
ご都合主義☆5棒錬成剣で益荒男益荒男しか言わない3ノレ<、ソ力゙ソT゙からサモカス専用棒の虚無(もはや偽物として扱うこともおぞましい)を作り出して原作ファンをブチギレさせた神話級のクソ。 言うまでもなく告白ボイスは原作で紆余曲折とけったいなラブコメ展開(褒めてる)を経た末に出てきたセリフを誰彼彼女構わず吐きます。ハァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
つかさ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ヨルムンの傷って「治そうと思えば秒で治せるけど傷をつけた張本人こと片思い好きピのトールが傷を見る目に罪悪感にじませてるのにキュンとするからそのままにしてる」とかいうシリアスじゃなくてめんどくさい方のクソ重設定あるんですよね~~~~(原作再プレイ)(二度目になるけど設定の量が多すぎてオタクでも本命以外は記憶が薄れがち)記憶がないから別人って主張するならせめて傷取れやって思うけどエアプがそんなん知るわけないよな~~~~はい「よく考えられてる」主張論破!ハァ~~~~~~
あくまでも自分で読まずに聞いた話が元ではあるんですが、読んでから批判しろみたいな意見に関しては知ることの不可逆性によって「取り返しのつかないダメージを与えるクソイベを読んでいない」というカードの価値が今や伝説の売り逃げポストカードのそれを上回っているので拒否させていただきます…
愚痴ついでに過去語りするんですけどヨルムンガンドってメインキャラは手堅く動かしつつサブキャラは人気を見て臨機応変に盛ったり盛らなかったりということをやってた原作(こんな計画的なムーブができてた頃があったんですね…)のバージョン2で竜形態のサブキャラとして出てきてキャラの濃さで人気を集めて (そもそもドラゴンが人間形態になる世界だから予定調和ではあるとはいえ)バージョン3で人間形態が出て個別エンディングまで実装されたという原作とファンからの人気があってこそのキャラクターだったんで内面を何一つ知らないクソエアプの頭サモ勢に使い捨て棒穴扱いされることに耐えられないんですよね… あと公式でサービスシーン担当とか三番手とか言われてるし(カンマといいヒロイン♂の布陣から謎にラブコメテンプレの心得が見えるブランド)作中でのポジションもいわゆる「負けヒロイン♂」なのでどうせ飽きたら捨ててハイ終わりのつまようじ扱いのサモカス連中に媚びたところで誰が救われるんだよというのもま~じで嫌なんだよな…
コラボと言いながらなぜか出てくる原作キャラがみんな別人(笑)というマジで意味わかんないクソイベ第二弾(サモカス様に原作の人気キャラを生贄として献上する邪教の儀式)
コラボ第二弾です!ドン!
頭フォーマット済みゴードン(原作メインキャラ)
ファ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~wwwwwwwwwwwww 尊厳破壊とかが好きな人向けの嗜好でしょうか。原作と原作ファンの尊厳もまとめて破壊されているので理解できませんが…
確か当時告知してるの見かけてしまって反射的に「『コラボキャラは器扱いだからオリジナルはデレてないセーフ』みたいなFGOのモノマネ、そのモノマネ元が普通に評判悪いことは気にならない感じですか?という根本的な疑問」って悪口書いてたけどマジでこれofこれだったしこのゴミクズうんちまるで公式設定が上書きされて本物の出番が奪われてるからやってらんねんだよな~~~~~~~~~~~
10000000000000000000000000000000000000000歩譲ってバッカスみたいに合間合間に本物の人格が出てくるんだったらまあまあまあまあ…くらいになったかもしれないんだけど(批判的なオタクの中では公式に甘い方)なんとエピローグまで読んでも本物のゴードンのクソイベ本編での出番は最後の最後でアレとは全く別の個体として出てきて一瞬喋るだけです。ちなみに予告動画の音声や広告のバナーでは本物のものだけを使用するというクソゲボ詐欺をかましています。
白の封印(もどき)クソガバ問題
]゙+゙ソ、文(プロフ)もデザイン(質ではなく身につけているもの)もクソクソのクソでほんとなんでオリジナルスタッフが続投してる自社IPコラボでこれなのかわかんないんですけど未プレイの頭サモ連中が喜んでることからわかる通り背景を知らないと通じないものなのでチクチク書いていきましょう…
調査ファイル1 剣と魔法の冒険世界の出身。特別な出自も使命も、彼にしか出来ない何かもない、ただの人間である。牛飼いの村に生まれ、幼い頃から聞き親しんだ勇者の物語へ密かに憧れたという。その後、冒険者として旅立ち、レンジャー職になり複数の仲間たちと活躍していた。剣のみならずナイフや弓、ムチなどの多種多様な装備を操る。やがて引退後、かの地を行き交う冒険者たちの酒場のマスターとなった。隠身や罠解除といったスキル、様々なマジックアイテムの知識に長けていたらしい。「白の封印」と呼ばれるバイザーを着用時、彼の本来の人格は眠りにつく。その「神器」の本質は、ユニークな個体としての識別を抹消するものだという。レンジャースキルを活かし、シーフ系隠密スキルを持つ盗賊たちの手口の裏をかくことが得意なようだ。
調査ファイル2 白く輝く宝玉をもとにつくられた仮面、あるいは目線を隠すバイザー。エインヘリエルと呼ばれる伝説の戦士たちが着用するものと同じ。本来は、ゴードンが持っていなかったはずの「神器」。この世になかった仮想人格を零から創り出し、肉体を管理させるものである。「追随者」フュルギヤという仮想人格をゼロから生み出し、付与されるのだ。基本的にこの状態において肉体は不変、つまり不老不死に近しい状態になるらしい。これの着用によってゴードンは、人間ではない存在として東京のシステムに認識される。酒場のマスターとして、ナイフ使いとして、東京で同業を学ぶ後進との関わりを持つ。また、顔の広い友人と東京のそこかしこに出没し、遊んでいる姿を目撃されているようだ。
本来のゴードンに関しての記述が全てが過去形・伝聞調で書かれています。いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~キッツい。
この悪口書くために原作読み返してるんですけど所詮フィクションのキャラクターであるにせよそれなりに人生のあった存在がし~らね!ギャハハくらいの感覚で鼻くそ丸めて飛ばすみたいに消されてるのが嫌すぎて公式も原作既プレイでキャッキャしてるやつらも全員ミルクの代わりに豚の生き血とか飲まされて育ったんかなと思いました。
原作を読んだ人間なら絶対に言及するゴードンの特徴が「実はある出来事で亡くした恋人のことを引きずっている」と「おそろしく手が早く男にも女にもだらしがない」なんですけどどっちもサモの方にも同じタイプのキャラが居るんだからレーティングの違いで言及できないというわけでもないだろうしマジで洗い5棒(☆5棒をサモカス様ちゅきちゅき♥専用キャラにするための人間関係抹消ロンダリング)なんだよなこれな… あと「シーフ系隠密スキル」って何?????????原作を全部やった人間ですが寡聞にして存じ上げません。ちなみに「また、顔の広い友人と東京のそこかしこに出没し、遊んでいる姿を目撃されているようだ」とありますが今日の時点でクソコラボ以外にゴードンの出番はありません(おりんの音)
(追記)原作主人公との関係に限らず原作の中で築かれたそのキャラクターにとって重要な存在がごっそり削られてるのが気色悪すぎて既に公式への期待のハードルが地の底を突き抜けて地球のコアを越えてブラジルに向かってOláと挨拶してるオタクでもキレ散らかしてしまうクソ HDDに空きがないからOSを削除するくらいの愚行
☆5の方に白の封印の説明として「この世になかった仮想人格を零から創り出し、肉体を管理させるものである」って書いてあるけどそれバッカス時は魔王(ネクロス)がやってたことだし原作では白の封印の効果は人格を消して対象を命令権を持つ人間に服従させるって書いてあって実際バッカス以外の人身売買の被害者にも白の封印を使ってたって言及があるしバッカスの体が傷ついても復活するのは体に石が埋め込まれてるからなんですけど(ここまで一息)(早口クソオタク)
ま~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~じでこの始まる前からガバガバのクソエアプシナリオをドヤ顔で書いた人間がこの世にいるの?ほんと週刊漫画作者が昔のこと忘れちゃうノリで原作書いてた人たちが適当こいてる以外の真相を受け入れられない(許すとは言っていない)んですけど…
(追記)原作再プレイで山のように撮ったスクショ探したらゴードン本人が白の封印について言及してるシーンあったんだけどこの「胸糞悪ぃアイテム」で元の人格を消去して原作で結婚エンドのあるヒロイン♂の一人をサモカス様専用⭐︎5棒に変えたのがクソコラボです。
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ここで言いたいこと(ゴードンの状態)って要するにエインヘリエル化なんだから勝手に原作の設定書き換えて人間が作って人間が使ってたものを神のマジックアイテムだとか言わなきゃいいのに…
(追記)ちなみに原作ではエインへリエルのバイザー自体に特別な効果はなく着けている理由は中身が別人になってしまったかつて愛した存在の顔を見ることにオーディンが耐えられなかったからです。ハハハハハ。ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜
あと保存と言いつつ人ひとりの人格を実質虚無で上書きしていることの悪辣さは原作未プレイでもわかる���思うんですけど(大煽り)言われるがまま従うだけの肉人形を作る道具とかいう外道さをちゃんと理解してる原作でのユウジさん(敬称)の反応がこれ(↓)で一方本物に何の思い入れもないし人の心を持ち合わせていないサモカスは平然としてるんですよね…
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ちなみにビジュアル最大の謎である「髪白いん何????????????」なんですが可能性としては「FGOの真似」と「なぜか(補助が入ってるとはいえ)原作絵師が描いてるのにバッカス(巨人の血を引いているため褐色白髪)の特徴と混同しているクソエアプ」という最悪の二択なのでどちらを選ぶかはおまかせします…あと「手足の拘束何???????????」に関してはバッカス(初期衣装が奴隷のもの)と混同しているクソエアプ以外の可能性が思い当たりませんでした。 拘束する理由ないしそもそも白の封印ついてるんだから逆らいようがないし…
あと予想がついてるとは思いますが、どいつもこいつも告白ボイスで原作のセリフを吐きます。ファヴニルに至っては予告動画で使われているのが原作ラストの結婚式のセリフです。原作のセリフに声つけたいなら原作でやれや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのくせ交換所ではスマホを指して「スマホ」と呼びます。 「スマホー(おそらく発音は『すま・ほぉ』)だろうが!!!!!!!!!!!!!」とキレるファヴニル本命オタクたち。
原作5周年もバージョン1の10周年も無視してF彼なんか存在しなかったみたいな顔してるくせにこんなクソイベをコラボとか言い張ってエアプやイナゴにも優しい世界のトートイトートイガチャ養分扱いしやがってよ…
あと前回書き忘れたけどソールの告白ボイスに関して「せっかく勇者に矢印向けたのにそれ以外を想定した汎用なんて…」という声があったのも当然わかるけど他のキャラの阿鼻叫喚を見ればわかる通り原作主人公以外に原作のセリフを使う罪の方がはるかに重いので正直こっちで良かったし第二弾のクソを見てると第一弾のときは「さすがにユウジ以外を勇者扱いとか勇者を別のものに変えたらバレるだろう」というまともな肌感覚があったことに驚きますね…
そんなわけで肝心のイベント本編が始まる前から終わってるクソコラボ第二弾ですが、よくよく考えたら原作の真相が未来人による別世界への介入と搾取だったということに皮肉を感じつつシナリオを見ていきましょう…
東京にいるユウジたち(第一弾プレイアブル組)の帰りを待つ留守番の第二弾プレイアブル組。なぜか一人だけシルエットになっているゴードンを見て既に吐きそうな原作のオタクたち。ハァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
未来がなんちゃらどうこういうクソイベの舞台設定の説明。 そういう設定がやりたいのはいい(よかないけど)けどそれにしても原作エアプ臭がすさまじいので無理です。
「また見た目がユウジになっちゃってるサモカス☆」という書いた本人が3秒で忘れてそうな設定。 ラストで「縁のある俺のことコピっちゃったのカモ(ユウジ)」みたいな言い訳が入りますが、当然ユウジ本人ではないわけだしついでにしれっと勇者の役割も手に入れているので完全な乗っ取り完了��す。 繰り返しますが好意を横取りするための乗っ取り行為は原作では悪役がやっていたことです。ハーメルンに帰れ。
原作のゴードンの人生を勝手にはしょった挙げ句平凡と呼びくさるクソモノローグ。 クソライターが自分の都合のいいように詳細を削っておいて(そもそも裏切りって何だよ)平凡呼ばわりする身勝手さにドン引き。 挙句の果てに原作で酒場のマスターとして言っていたセリフを鍵括弧つきで吐きます。 まさか定命の者の身で全知全能不老不死のオーディンの苦しみが理解できるようになる日が来るとは思っていませんでした。
サモカスをマスター(笑)として認識する]゙+゙ソ。(酒場の)マスターはお前じゃい!と原作ファンが一斉に突っ込んだことでしょう。頭FGOかな?ちなみに支配されている張本人の一存でオーディンからサモカスにマスターの権限が移せる理由は当然不明です。
あ、あとまだ何もしてないし剣も持ってないのにサモカスが]゙+゙ソから勇者認定されてました。ハイハイダイジェスト彼氏ダイジェスト彼氏
なんかこいつ「伝説の勇者パーティーの一員になれるとは思ってなかった」とか言い出したけど自分が本物だってこと忘れてんの??????????????????????????????????????????????????????????????????ちなみに交換所の頭が白くない]゙+゙ソのボイスも原作の冒険など知りませぬという洗い5棒仕様なので名前のケツに丸かいてちょんのついたやつがポンコツなわけではなさそうです。
(追記)例え上手くなくて申し訳ないんだけどドラえもんコラボです!って言って「のび太?はて?」みたいなドラえもん出てきたら原作(媒体問わず)ファンは怒るしそれでわいてるコラボ先の連中が「ロボットだから同型がいて当たり前(あの見た目が特別であることを知らない)」とか「ドラえもん本人の自由を認めないのか」とか言い出したら許してないのは公式とお前らのクソ脳みそだろって返すしかないという話なので…
ゴードンが勇者に憧れているというのは最初は頼りない年下でしかなかったユウジに認めるのも恥ずかしいくらい惹かれていくプロットがあって初めて活きてくる大っぴらにされない設定だしビジュアルブックの肩書きというかサブタイみたいなやつも「酒場のマスター、勇者の伴として世界を救う」って書いてあるしそもそもエーギルが使ってる武器も元々はゴードンの武器として先に出てたやつだしそっちが使えなくてもミストルティンがあるのに使わせなくて全部エアプ向けに洗い流してるしてるくせにスキルにはヤドリギってついてるのほんまクソでもう…
(追記)マリアのデートクエで相手が誰でも「マリア」の面影を見出すとかいう誠意のカケラもないクソボケのゴミをお出ししてきた公式なので今更驚くものではないと言えばそれまでですが…
ちなみに☆5の【】には「憧れに背中を預け」と書いてありますがシナリオ内で背中を預けているのは偽物(サモカス)だしイラストも後ろ姿でよく見えませんがなぜか肌よりも濃い色のトップス着て袖を肘までまくっています。この特徴に当てはまる服装はユウジではなくタイプ1のサモカスです。ハアアアアァァァァァァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クソシナリオは「闘技場になっている塔の階層を登っていく」という形式ですが本質としては何の面白みもなくただ媚び棒ドラゴンどもが出てきてあとはひたすら世界設定を垂れ流すだけです。ちなみに原作では別のシチュエーションに対してですが「今どき『五重の塔』ギミック!?いつの時代の、お約束展開だよっ!」というセリフがあります。
2階にいる>ノフヷ二ノレ。なぜか原作の出会いシーン(水浴びにうっかり出くわす)を再現していますが原作のこのシーンに関しては「初対面で水浴びを覗いてしまった主人公と人外が結ばれるのはJRPGの鉄板」という何の話をしているのかわからないけど羽衣伝説として知られている天女と人間の男が結ばれる異類婚姻譚にも通じるものがあるしアンタほどの男が言うならそうなんだろう…という謎のこだわりによるものなので、それをサモカス相手に再演していいるというところから本気で寝取りをやるつもりであるというクソキモさを存分に感じていただけると思います。
なお「飛ばされてここにやってきた」ということなので本物たちの帰りを待っていた本物のはずなのですが、記憶がないと言い始めたのでレアリティを確認したところ⭐︎5だったのでゲラゲラ笑ってしまいました。ベオウルフもご都合主義☆5棒錬成剣の使い手だったんですね。
なかったことにされているクソコラボ第一弾ですら面識がないのに「もう、おこちゃまなんだからぁ~」みたいなノリで>ノフヷ二ノレに馴れ馴れしくするサモカス。人馴れしているユウジと関わったファヴニルだけど記憶がないという二天一竜(ダブル・スタンダード)が炸裂する上っ面だけをなぞって訳知り顔という浅薄さが原作エアプのプレイヤーそのもので普通に気持ち悪いです。
3階。いるはずのニーズホッグがいない。サモカスヨチヨチドラゴン以外に割いてやるリソースはないという”正しさ”を感じます。なお「『樹竜』ではなく『竜樹』」というドヤ説明がありますが原作の表記は樹竜で統一されています。マジでこれ何?????
なんかチラッといるけど自我なしになってるバッカス。なんでもニーズホッグが好きピ大事大事すぎて白の封印を使ったらしいです。ワァ~~~~~~~~
✕ね。
「人格の保存」と言いながら本来のそれを取り出すことはできない肉人形化するだけの詐欺のようなシステムに頼ったことにするとかナメてんのか???????????????????????????? 棒穴映えするガワしか見てないサモカスとは違って原作ではいろんなキャラ(クソコラ���で人格消去肉人形化されたゴードン含む)が見た目だけは愛した人とか愛したとは言い切れない複雑な関係の相手そっくりの別人を見る辛さに苦しんでたのを「めっちゃラブやん☆」みたいに思ってるとかこれ書いたやつ産湯の代わりにヤギの生き血で洗われて育ったんか???????????????????????
そして改変された原作とは別物の白の封印の設定をぺらぺら喋る>ノフヷ二ノレ。文字通りの天上人が使ってるような道具のことをなんで人間が知ってんだよという疑問に対する答えはありません。「なぜ人間如きに貴重なアイテムを」みたいなことを言っていましたがこちらも当然説明されません。ハァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ニーズホッグがいない代わりにスポットがあたって世界の分岐の起点が”2人のクラウス”(本名どこ行った????????????)にあるという設定の説明をちょろちょろと喋るクラウス。「兄の人格が憑依している」ということになっていますが、ライターにやる気がないのか特に本人と変わらずそれを「体に引っ張られている」などとクソみたいな言い訳をしています。
「合理的ではない(人間らしい)選択が積み重ねられてきたのが原作の世界である」というメッセージや弱くても優しい弟に生き残ってほしかったというくだりはクソコラボの中でも唯一といっていいくらい原作ファンが喜べるいいシーンなのですが、前者はそもそも集金という合理性のために原作キャラの頭を初期化しているこのクソコラボに人の心がないので全部台無しだし後者は画面をタップした瞬間唐突に服が脱げるので半分くらい台無しです。
ちなみに可愛い系ヒトデブジジイはサモカス人気がないのでクラウスはその後空気になります。
4階。急に出てくる人間形態のまま呑み込みたがる益荒男のまの字も言わない差別主義者向けにヘテロウォッシングされた偽物呼ばわりすらもったいないただの虚無。今でこそナイトプール(笑)で錬成された模造品であることに触れていますが初プレイ時は本当に何も知らなかったのでいきなりこいつが出てきて顎が地面に落ちました。
トールをヨルムンガンドの「好敵手」と名指すクソシナリオ。ライバルじゃなくて好きピだろうが!!!!!!!!!!!!!別人って言ってるくせに洗い5棒してんじゃねえよ!!!!!!!!!!!!ちなみに「竜と相打つ運命」と称していますが原作でトールは巨人フルングニルとの戦いで致命傷(のようなもの)を負ってヨルムンガンドは満身創痍のトールの手当(これ幸いと舐め回していただけ)をしていたので…あっハイ言うだけ無駄…ええ…
自分はサモカス専用だょ♥と媚び営業する虚無。吐く原作ファンたち。サモカス殿のぴ~んち!でついてきちゃった☆とか言い出す虚無。もはや吐くものもなくなって胃液しか出ない原作ファンたち。
加入メッセージに「格闘王」って書いてあるけどお前原作とは別人(笑)なんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!散々別人別人って言ってきたくせに原作要素拾ってくるクソダブスタやめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうやだソールさん見よ… 原作のソールさんめちゃくちゃ可愛いんでちょっと一旦見てもらっていいですか?ありがとうございます。
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というか酒場破壊アホゴリラキャットファイトの印象が最悪すぎて引っ張られてるのかもしれないけど正直サモ版の立ち絵の顔あんま可愛くないんだよな…白目とはいえ開眼するし…(愚痴の合間に挟まる箸休め愚痴)
未来まで飛んだ云々というここまでで1マイクロミリも辻褄のあっていない言い訳を思い出して火に油を注ぐように今まで何度も出てきた無機ムキマッチョのモブ敵の中にオルグスとソールの成れの果てもいる!とか言い出すクソシナリオ。衝撃展開は予想していなかったものだからこそ衝撃を受けるということすら分かってなさそうなクソライターだしサモカスにデレない助さん格さんポジのヒロイン♂たちへの嫌がらせくらいのノリでこういうことやってきそうだな〜と予想してたのがマジで来たんで笑ってしまいました。
アイツ(]゙+゙ソ)このままだと消えるでと教えてくる虚無。
(伏線が丁寧だからではなく薄っぺらいシナリオが作りがちな安直泣かせポイントのメタ読みで)知ってた。
はっきり言ってあの誰でもいい文字通りの中身空っぽの人形でしかない名前のケツに丸かいてちょんしただけの即席主人公様専用露出キャラにプレイヤーが思い入れしてくれてると思ってるのも沸いてるし実際頭サモ連中がえーんみたいになってんの正直笑えるんよな。アレを消せば原作準拠のゴードンを返していただけるのですね?と期待を抱いていた初プレイ時の私。繰り返しますがエピローグまで読んでも本物の出番は最後の最後でアレとは全く別の個体として出てきて一瞬喋るだけです。
なんかニーズホッグだけじゃなくフレイズマルも虚無化しててそれは人間ちゅきちゅき♥したせいだかとかなんとか。嫌がらせのような原作への侮辱行為ですが、単に原作破壊の召喚主媚龍(ニテモニツカナイ・サモコビドラゴン)以外には喋らせない理由が欲しかっただけというのが真相だと思うので思う存分立川に向けて矢文を飛ばしましょう。
塔の上に到達したサモカスと虚無どもを複製呼ばわりするロキ。初対面で好感度がカンストする私。 虚無が「サモカスの前で自分を複製呼ばわりした侮辱」とか言ってるけど事実だろ。事実指摘罪とか言い出すおつもりで???
残りの「こういう話がやりたいのは尊重するから原作キャラさえ巻き込まないでくれれば…」という感じのドラマはユウジー!早く来てくれー!で解決。本物のユウジを見て泣きそうになる原作のオタク。DVで言うハネムーン期です。言葉の洪水をワッと浴びせて帰っていく本物のユウジ。困惑するエアプたち。なんとなくわかる原作ファンの一部。なんか魔改造された]゙+゙ソが「命をやろう」とか不穏なことを言われていた気がしますが聞かなかったことにしましょう。
~おしまい~
あとがき
(追記)なんか検索してたらアレの本来の人格もユウジ知らんから別人セーフ!みたいな話というか理解見かけちゃったんだけど(その人じゃなく公式への文句として)ファヴニルもゴードンもあの水着という物的証拠着けてるのにその言い訳通らんからな?????
二次創作逆輸入みたいな蛮行以外のシンプルな出来の悪さで何の担当したかオープンにされてる外部ライターの悪口は言わないって決めてるんで文体から特定とかするつもりはないんけどなんかこの「よく考えられた展開」をドヤりたがるくせにみっともない言い訳がやたらと鼻につくこの感じなんか既視感あんだよな…
これが原作を書いてた人たちならただ才能が枯れ果てたことを嘆けばいいだけなんだけど仮に原作なんかし〜らねで俺が面白くしてやってるくらいに思ってそうな馬の骨ライターのクソエアプゴミシナリオ×2をろくすっぽ監修せずコラボと称して原作ファンを騙してるんだったらそっちの方がつれぇわ…
あとこれで原作でユウジとのエンディングがあるヒロイン♂の中でプレイアブルとして実装されていない=クソコラボに蹂躙されていないのはノゴリムだけなんですけど(ひどすぎる…)一人だけ棒穴化の魔の手から逃れられている理由があの弟の守護(ルビ:のろい)だったら笑う。
(さらに追記)
これの翌年の山イベでコラボ(失笑)(嘆息)組が出てくる!ということだったので確認したところ東京にいることに関して特に説明もなくファヴニルがサモカスから営業しに来た有象無象の☆5棒扱いされてました。「勇者を探しに来た」と言いながら(「そもそも魔力で感知できるだろ」などの原作準拠ツッコミはするだけ無駄)頭の中は「ただの虚無(ルビ:バカ)」まで低解像度化されたクソコラボ仕様、出番は適当な理由で火を吐くだけというゲロ以下の与太をやらされる本来のキャラクター性を全く感じさせない>ノフヷ二ノレ。本当に記憶は戻ったのでしょうか。今年の夏あたりに限定化と称した洗脳でユウジどころか元いた世界の記憶すら無くなるのではないのかと不安なんですが…
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あと前作やり直した後に読んだせいなのかわかんないんですけどサモカスの選択肢がキモすぎて驚きました。昔は細かいとこに粗こそあってもキャラクターはちゃんと動いてたのになんでこんなんになっちゃったんですかね。FGOに文才吸われたんか?
ちなみに助さん角さんポジことオルグスとソールはサモカスにデレないため出番はふたりとも0.1秒で挨拶する間もなく消失しました。わかりやすいですね〜
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notebookonji · 6 months ago
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2024年 配信などで観た映画
2024年に配信などで観た映画のリスト。全70本。連続ドラマは末尾に記す。
作品タイトル(制作年/制作国/監督)★は私の超おすすめ(私は簡単な鑑賞メモを手帳につけていて、その際、個人的な好みを5天満点で採点しています。★は5点をつけた作品です)
ハリー・ポッターと賢者の石(2001/イギリス+アメリカ/クリス・コロンバス) ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002/イギリス+アメリカ/クリス・コロンバス) ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004/イギリス+アメリカ/アルフォンソ・キュアロン) ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005/イギリス+アメリカ/マーク・ニューウェル) ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1(2010/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2(2011/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) 女王陛下のお気に入り(2018/イギリス+アイルランド+アメリカ/ヨルゴス・ランティモス) ノイズ(2022/日本/廣木隆一) 南極料理人(2009/日本/沖田修一) キングダム(2019/日本/佐藤信介) イコライザー(2014/アメリカ/アントワーン・フークア) 峠 最後のサムライ(2022/日本/小泉堯史) スカーフェイス(1983/アメリカ/ブライアン・デ・パルマ) 犯罪都市(2017/韓国/カン・ユンソン) 夢売るふたり(2012/日本/西川美和) 約束のネバーランド(2020/日本/平川雄一朗) アンダードッグ 前編・後編(2020/日本/武正晴) 市子(2023/日本/戸田彬弘) PLAN 75(2022/日本/早川千絵) アステロイド・シティ(2023/アメリカ/ウェス・アンダーソン) 湯道(2023/日本/鈴木雅之) 鈴木さん(2020/日本/佐々木想) ティル(2022/アメリカ/シノニエ・チュクウ) Winny(2023/日本/松本優作) 猟奇的な彼女(2001/韓国/クァク・ジョヨン) モテキ(2011/日本/大根仁) お前の罪を自白しろ(2023/日本/水田伸生) 青天の霹靂(2014/日本/劇団ひとり) 集団左遷(1993/日本/梶間俊一) 幽玄道士(1986/台湾/チャオ・ツォンシン) 霊幻道士(1985/香港/リッキー・ラウ) エンドロールの続き(2021/インド+フランス/パン・ナリン) Saltburn(2023/イギリス+アメリカ/エメラルド・フェネル) 梅切らぬバカ(2021/日本/和島香太郎) エリザベス(1998/イギリス/シェーカル・カプール) ゴヤの名画と優しい泥棒(2020/イギリス/ロジャー・ミシェル) みをつくし料理帖(2020/日本/角川春樹) ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021/日本/江口カン) 破戒(2022/日本/前田和男) DOGMAN(2023/フランス/リュック・ベッソン) 丘の上の本屋さん(2021/イタリア/クラウディオ・ロッシ・マッシミ) SNS 少女たちの10日間(2020/チェコ/バーラ・ハルポヴァー+ヴィート・クルサーク) FALL(2022/イギリス+アメリカ/スコット・マン) 罪の声(2020/日本/土井裕泰) ロストケア(2023/日本/前田哲) アヒルと鴨のコインロッカー(2006/日本/中村義洋) 日本の一番長い日(2015/日本/原田眞人) ヒトラーのための虐殺会議(2022/ドイツ/マッティ・ゲショネック) 箪笥(2003/韓国/キム・ジウン) 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007/日本/松岡錠司) 明日を賭ける男(1958/日本/西河克己) たそがれの女心(1953/フランス+イタリア/マックス・オフュルス) 幸せなひとりぼっち(2015/スウェーデン/ハンネス・ホルム) オットーという男(2022/アメリカ/マーク・フォスター) フェイブルマンズ(2022/アメリカ/スティーヴン・スピルバーグ) 地上最大のショウ(1952/アメリカ/セシル・B・デミル) あまろっく(2024/日本/中村和宏) 碁盤斬り(2024/日本/白石和彌) シュリ(1999/韓国/カン・ジェギュ)★ 不都合な記憶(2024/日本/石川慶) 川っぺりムコリッタ(2022/日本/荻上直子) 罪の余白(2015/日本/大塚祐吉) ルックバック(2024/日本/押山満高) セールスガールの考現学(2021/モンゴル/センゲドルジ・ジャンジブドルジ) 焼肉ドラゴン(2018/日本/鄭義信) 日日是好日(2018/日本/大森立嗣) ノスタルジア(1983/イタリア+ソ連/アンドレイ・タルコフスキー)★ BLUE GIANT(2023/日本/立川譲)
【連続ドラマ】 怪物(全16回/2021/韓国) 沈黙の艦隊 シーズン1〜東京湾海戦〜(全8回/2024/日本) アンチヒーロー(全10回/2024/日本) 始皇帝 天下統一(全78回/2020/中国) ながたんと青と(全10回/2023/日本) にんげんこわい(全5回/2022/日本) 新宿野戦病院(全11回/2024/日本) PACHINCO(全8回/2024/アメリカ)★ 海に眠るダイヤモンド(全10回/2024/日本)
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yfxif · 7 months ago
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2024.04日記
2024/04/01.02
2024-04-01  二日前くらいから棒アイスが食べ切れなかったり変な体調と思っていたら朝から信じられないほどの胸やけで、通勤の電車もかなり図太いひととして無理のある距離から座席をうばったりし、極悪人のふるまいをしているくせに勝手に消耗してしまった。新年度の初日だからリクルートスーツに付属のパンプスときっちりのお化粧と地味な髪形、ブランド物のバッグを持っているひとが多くいた。このようなひとがゆくゆくは新宿三丁目のあの短い乗り換え通路できびきびあるくひとたちになるんだろうか。  向上心がありビジネス本のいらない人生とTwitterに呟いたあと、これは自己啓発本のことだったと気付いた。自己啓発本はいらないけれどその分胃薬が必要な人生。この日は広告のファンクラブかなにか青色のゴシック体の太字「FC」のFの折れ曲がったところをひたすら目で追って吐き気を逃した。  今月からよく知らない先輩が同じ現場に配属となり、現場リーダーとなるらしい。とりあえずひとりで会社のことを背負わなくてよくなって安心。ひとりをいいことに出社しておにぎりをたべながら仕事をはじめたり、けっこう自由にやらせてもらってはいたけれど不明な責任や交渉にくらべたらとなりに上司がいるほうがずっといい。  日野啓三『砂丘が動くように』を読んでいる。モチーフとしての砂の扱い方や一文ごとの簡素さ、簡素な言葉による演出としての地の文、でありながら主人公の語りをとおした鋭い感受性などをみると小説とは現象とあらためて思う。小説を現象として至ることができるものとみなすなら、短歌は額縁だろう。短歌はいくつか作ると最後は同じようなことばかり書いてしまう。短歌にしろなににしろ同じようなことを書くようになったあと、乾いた体でモノから書くべき泉を見出せるかどうかがつくることの起点になるのではないかとおもう。
2024/04/02  昨日の吐き気からつづいて腹痛が続き眠れない夜で2時に目覚めて眠りのコツをつかみかけたり(眠りは背筋を伸ばして力を抜くことより、寝具に甘えるのが大切。寝具のことをすきになる気持ちで眠るのがよく、正しい眠りをもとめると眠りの一歩手前で正しさを疑って身じろぎしてしまう。とはいえ正しい眠りスタイルの勝率も7割5分くらいはあるからへんに開拓せずとも早く布団にはいってひたすら同じ姿勢に耐えるという手もある)、5時半にまためざめて小説の手直しをしたりした。何とか二度寝して7時すこしすぎくらいにめざめるとなんと夢の中の自分が小説を書いてくれている。というふしぎな気分になりながら寝不足の躰をかかえて今日も仕事。寝不足だとあたまがぼんやりし光がまぶしいのがよくわかる。曇りだったのに雲の間から透ける光がまぶしかった。輪郭をくすませながら切れ間ながら紐状というわけでもないところは変な形のパズルのようできれい。あのかたちのパズルをいっかい床におとしてばらばらにしたらもう戻らないだろう。  仕事はいいかんじだけど、いいかんじだから気力にあふれるわけではない。むしろ気力がないからこそいいかんじでいてくれないと困る。だから今日はいいかんじでまだましのほう。いいかんじというのは、わからないところを解決する努力ができてそれでもわからないところを厳しめの上司に聞き、その上司が見たこともない手順で解決したりその解決方法をわたしに伝えない場合のこと。やれることはやってたみたいとわかると勝手にいいかんじ判定になる。  また部署異動となり同期ともしばらくお別れ。なんだか異動ばかりでずっと社長に謝られているけれど謝るわりにべつに丁寧ではない人事采配でうまく使われてしまっているとおもう。わたしも謙虚すぎるほど謙虚にへんな配属(新人たったひとりをアサインされたことのない会社に送り込み、事務処理の交渉をさせ、道が整った頃上司を入れられやるせない。上司に交渉させてほしかった)にもひたすらありがとうございます、使ってくれるだけで本望です、どこまでもついてゆきますの犬コミュニケーションしているから不満が伝わらないのはあたりまえ。お給料がほしいだけで自分の力で羽搏きたいとかはとくにないけれど、いちおう前のめりの姿勢だけをみせておく。でもプログラミングの本はふつうにおもしろそう。   家にかえるとお風呂場で妹が機嫌よくいきものがかり『気まぐれロマンティック』を歌っていて扉越しに聞こえる歌声になんてかわいいと思った。「叱ってくれる大事なひと」を「ひっとぉ」と歌うところが楽しそうに甘えるみたいで。楽しそうなひとはかわいい。彼氏もこんなひとが彼女ならかわいくてしかたないだろう。
2024/04/03
夢の記録。青葉市子と夏帆がいかにも岩井俊二っぽい光の中でバレエをしたりご飯を食べるシーンのあるドリル的映画(と夢の中では評されていた、ある一点の欲望を叶える手段に暴力が選ばれさいごに破滅する作品を表す自作の言葉)が公開される。  通勤の時間とお弁当を食べている時間は『砂丘が動くように』を電子書籍で読み、読書の時間が取れるときは『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』を読む。後者は再読。  原神は毎日デイリーチャレンジと急氷樹、爆炎樹、盗賊団をひたすら倒すのを毎日やっている。主戦力としてエウルアを育てたいけれど育成に必要なクエストをまったくクリアできない。あとはベネットと行秋が強いらしいからゆくゆくは育成するけど好みで育てたいのはロサリア(陰湿な見た目とキャラなのにモーションが獣みたいで良かった。槍を叩きつけるみたいに使うところ)。今のところガイアが主戦力(片手剣キャラが主戦力は個人的にちょっと)、バーバラで回復、ノエルで防御の初期キャラクターパーティでなんとかなっている。ポケモンのときもそうだったけど目移りするのが面倒で攻略サイトがよほど推している以外は初期キャラクターを育成しがち。ここに旅人の風か、ベネットの炎で元素反応。アクションあんまり得意じゃないから草の時限爆弾とかまでは手が回らない。
2024/04/04
ここ数日に比べてずっとからだの調子がよく起き抜けの吐き気もなし。毎日こんなふうに起きることが出来たらいいのに。最近の仕事は真剣にやっていて、ほかのことを真剣にやりたいというのはあるけれど、出社しすることもなくExcelの個人用の日次記録にこことおなじような日記を落書きするより、どうしようもないソースをこねる一日のほうが楽しい。  『砂丘が動くように』を簡素な一文と言ったけれどそれは読みはじめだけで、もう中盤にはひとつひとつがエネルギーをもつ砂粒、熱量のうねりが厚みを持って描かれているから文じたいは簡素ではなくなった。むしろこのような内面に差し迫る文章でよく物事が進んでゆくものだと感心する。  リーダー同士が「こういう仕事はNではだめだと思う」「じゃあ(私)さん?」「そうだね。その方が丁寧」と小声で話していたのを聞き、自分は細かな作業が得意なふうに見えているらしい。昔からケアレスミスの多いタイプだから見た目の地味さや声の小さいことがそうした印象をつくっているのだと思う。細かな作業が得意そうな人として地道な作業を割り振られたい。大まかな開発をするよりそちらのほうが性に合う。
2024/04/05
 久々に残業。あとから参画した上司もわたしの見守りのためと残ったけれどさいごは先に帰り、わたしのコンパイルもうまくゆかず。上司はブルーライトカットの眼鏡を掛けている。見守りのために残るってなに?監視ならよいが気遣いなら息苦しいからやめてほしい。  uvoの日傘を今年こそ。白地に薄紫のラインが入った折りたたみを買うつもり。華金だからと駅ビルへ入るとsnidelのワンピースがかわいかった。
ですから、海辺に一人でいる男を見た瞬間、女にはこんな思いが浮かんだのでしょう。『退化したひれを持つ我々はみんな、来ない船を待って陸地で死ぬのだ』。
『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』ペ・スア
 明日は誕生日。誕生日プレゼントには自分では買わないアクセサリーショップの髪留めを頼もうと思う。相手の意志があるぶんサプライズのプレゼントはなにでも嬉しいけれど自分からねだるものはすこし考える。例えばワンピースは私生活に入り組み過ぎて鬱陶しいし、実用性を求める(通勤用グッズとか)ものも変に息づいてしまっていやだ。ぬいぐるみもしかり。自分で頼むものならそれほど生活を侵食しない小物がよい。
2024/04/06.7.8
04/06  誕生日プレゼントにアクセサリーを買って貰おうとあらかじめ決めていたお店へ。会社にも付けられるようバレッタを3つくらいと思っていたのに思った以上目移りしてイヤリングをふたつ、指輪、バレッタをもらう。誕生日ケーキを見に行き、一目惚れしたプリンセスのケーキを買う。とてもかわいく、家に帰って何枚も同じような写真を取ったあと食べた。
04/07  ぽつぽつお誕生日おめでとうメッセージが届く。シュウウエムラのクレンジングやハーゲンダッツのセットを貰う。6日に誕生日のことはほとんど終えてしまったからぐうたらしていた。久しぶりに昼寝もして、原神のお誕生日メッセージを全キャラ分聞いた。
04/08  このままうまくいかないのではないかと絶望していた仕事が解決し、あらたな絶望へ…。ひとつめの絶望が解決したとき、親身になってくれたひとに報告したらクラッカーのスタンプを付けてくれた。誕生日プレゼントに良いものをもらいすぎて、物欲の熱がなかなかひかない。6日に見たほかのアクセサリーを忘れられずもう一度行くと、新作が増えていた。今欲しいものはバレッタ(無限にほしい)、uvoの日傘(確定で買う)、仕事用の可愛いブラウス(やっぱりほしくなるかわいい仕事着)、カバンに付けるぬいぐるみ(もう候補はあるけど、あまり生き物ばかり買うのもと悩み中。sheinで見た200円くらいのすずらんの編み物みたいなぬいぐるみもかわいい)。
2024/04/09
 30分残業しようと思ったけどわたし以外の偉くない会社のひとはすべて帰っており、オフィスが偉い人たちだけが偉い人たち同士電話でプロジェクトの詳細を確認するというようなボーナスステージに入ったのでしぶしぶ24分の残業で帰る。これはサービス残業ということ。  近くでプロジェクトリーダーが次の仕事の割り振りについていろいろなひとに相談していて話が聞こえてくる。若手をひとりで案件に付けるか、先輩を置いて案件に付けるかで悩んでいるらしい。わたしには先輩をつけてほしい。
「目を覚まして。それは安らかな睡気なんかじゃないわ。酸素不足の朦朧状態よ」 姉の声だ。これまで聞いたことがない切迫した情感がこもっている。 「目を覚ませ。眠りこんではだめだ。立ち上がって走れ」 ビッキーの声だった。どうしてビッキーが命令するんだ、父親みたいに。 「どうして目を覚まさなければいけない?」 前にも同じことを尋ねた記憶がある。 「見えないものを見るために。おれたちには見えないものを、きみが見なければならないからだ」 前とちがってビッキーの声はきっぱりと言った。
日野啓三『砂丘が動くように』
これほど熱烈に情景を描くひとの「目を覚まさなければいけない」とはどれほど研ぎ澄まされた、いちぶの隙も与えない苦しいまっとうさだろう。無数にうごめく粒子を湛える集合としての砂丘、そのうごめきのひとつぶひとつぶをじっと見つめる瞳。
2024/04/10.11
04/10     順調に行って欲しい仕事が順調に。 04/11     『砂丘が動くように』が情景の小説なら外村繁の『落日の光景』は事情の連鎖。私小説は事情(過去)を解説することができながら、過去を積んでゆくから2通り過去がある。  26歳にもなってあがって言葉に詰まって頭を真っ白にさせているのは哀れというか、目も当てられないだろう。いまかわいいとかいっていじってくるひとも、年齢を知ったら戸惑ったような顔で憐れみの眼差しを向けるにちがいない。
死のことを思うと恐しい。しかし物質的なものへの愛着のためではない。名誉欲のためでもない。また自分の分限もわきまえたつもりでいるから、自分の仕事への未練でもない。所詮は、親しい人との永別が名残り惜しいのである。
外村繁『落日の光景』
2024/04/12
 昼ご飯を食べながら大田洋子『屍の街』を読んでいたら当てられて気分が悪くなる。ある日突然発症する、死の宣告は突然死ぬことよりこわい。日本もう戦争してほしくないな。  新年度会で頭がくらくらするくらい笑ったりうなずいたり。同期にあって、アイナナのBlu-rayを安く買う。
2024/04/14
猫の姿が見えるようになり、魂がぼんやり光っているとかではなくて、ほんものの実体のように見える、これからはもう別れに怯えなくていいんだ、ほんとうにこんな奇跡ってあるんだ。と生きていた頃のように撫で回す夢を見た。のを昼、運転免許の更新へ向かう電車の中で思い出した。  運転免許更新は初回だから講習を受けた。初回講習者と違反者が同じ講習を受ける。斜め後ろの元違反者が、講習に飽きてパンフレットの全面を黒鉛筆で塗っていた。  ドン・キホーテてトップコートを買って帰宅。
2024/04/13
カラオケへいき、雑貨屋で髪留めを買って帰宅。日付を超えてZOZOTOWNをのぞいたらuvoの日傘が1000円引きだったので出社の鞄につけたいストラップとともに購入。  わたしはたぶん30代までは恋愛を糧に生きるだろうけれどそれ以降のビジョンが思うかばない。このさき自分がどういう死に方をするかうっすら見えている気もするが、そのまま生きるだろう。ただ40代になったとき、『わたしのいるところ』のように街行く他人の会話を聞いてあれこれ思っていたり、会話を聞くため他人のあとを付いていって、そのくせ内省ぶってあれこれ考えるのが刺激だけの、そとみは静かなつねに外向きの40代女性になってたらいやだな。いつか、夢中にならずとも、自分を遠ざけるものを見つけられているといい。
2024/04/15
 仕事は言葉をつかうというより言葉をボックスに入れ、ボックスを入れ替えたり貼り付けたりするばかりなので気を抜くと言葉が使えなくなる。頭の中はほとんど図形だらけ。  遠きにありて、ウルは遅れるだろうを再読中。2章の「内面から滲み出てくる即興的な一歩」が踊りになってゆくさまは踊る少女たちの熱っぽさに匹敵するほど凄まじいシーンだった。これを見落としていたのだから再読して良かった。
室内は大股で五、六歩歩けば向こうの端についてしまうほど狭かったが、という特定の感情がこもった身振りで歩くという行為そのものが女を次第に陶酔させる。そしていつしか女の体は徐々に、自分にも聞こえない何らかの音楽に乗っているかのように動きはじめる。 (中略) 女の中で発火したその何かが女を燃やしていく。それは自然発生した、踊る者の意志からは独立した踊りだ。女の肉体は自分を支える媒質を意識し、それに呼応し、それを捨て、それを創造し、それに反逆する。それがすなわち踊りである。女は踊りはじめてやっと踊っている自分に気づき、戸惑いつつ驚く。
『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』ペ・スア
↑ここすき。
一度女の体に乗った踊りはひとりでに踊られる。女はそのことに気づく。炎のように、波のように、ひとりでに揺らめく。だがゆらめくのは女の体ではなく女の内面の言葉だ。女は自分に解読できないその言葉が思いきり発話されるがままにさせておく。女は踊るのではなく、踊りの言語に自分を差し出した媒介物だ。だが女は止まらない。
『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』ペ・スア
媒介物という言葉がⅠの巫女を思い出させる。 あとは踊りといえば、アイナ・ジ・エンド(と女王蜂アヴちゃん)のラジオ。
「BiSHでも初めての子達と振り付け一緒にしてたとき思ったことがあって 年齢も関係なくて遅いとか絶対なくて 遅いほうがよくて 喋ってる仕草とかご飯食べてる手付きとか全部本当は踊りで それを生きてきた年数が多いほど、自分の染みついてる仕草だし それが踊りやすさに出るから個性になる」
https://youtu.be/QmsK2PJWLXw?feature=shared 18:30〜
『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』Ⅱの歩み-踊りがシームレスに繋がることはアイナ・ジ・エンドの「全部本当は踊り」と通じる。いっぽうで『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』における、「踊り」に含まれうる行為と真なる踊りの違いは、肉体を媒介物として内面の言葉に差し出していることだろう。精神は肉体のうちである(メンタルが崩れたら美味しいご飯を食べてゆっくり寝ようとか)というのはよくきくし、わたしもそう思って健康を目指しているけど、肉体を言葉に差し出すことが踊りというのならそれは肉体は精神のうちであるともいえるのではない? と考えると、言葉を扱いながら精神のみの存在にむやみにあこがれることなく、肉体こそが精神の一部であると描くことは、命を生きる作家としてとてもまっとうだ。それをその言葉以外で、内面に飲まれたあげくの行為を、踊るさまを情景として言葉で描写したことも。
2024/04/16  寝るぎりぎりまで『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』を読んでいたので鞄に入れ忘れ、仕方ないので通勤や休み時間はウルフ『波』を読んだ。冒頭セリフが重なり、行為が重なり波紋のように動いてゆく。とはいえ、遠きにありてウルは遅れるだろうと並行して読むのは相性が悪い。砂丘が動くようにや落日の光景はよかった。もうすこし小説然とした長編小説を併せて読みたい。   引き続きFateApocryphaを流し見する。Prime Videoにはfateシリーズがたくさんあって、しばらくアニメには困らないかも。アニメキャラクターは感情の起伏が激しく、���も聖杯を制していないのに願いを蔑まれたくらいで怒る必要ある?とか「ななななななななななななっなななななっななななななな何を言って!?」にそのリアクションにその尺はいる?とか思うけれど、聖杯が誰の手に渡るのか、もっと単純に次脱落するのはだれか、など追い続けられる要所があるからみていられる。あまり良く考えず観ているから、ちゃんと見ているひとはどうなのだろうと知恵袋を見たら「戦争と言いながらタイマン張ってるだけ」という意見があり、それはたしかに。第三勢力じみたジャック・ザ・リッパーや赤の陣営でありながら神父の操作を免れた獅子劫とモードレッド、意志を持ちはじめたホムンクルスが聖杯戦争にどう影響を及ぼすか…とみていたら総力戦はほぼなく、「聖杯戦争の域を超えた敵」がもう三つも出てきている。陣営がごちゃっとなったあとまた2つに分かれ、構図は脅威vs総力か、2つに分かれたのに今のところまたタイマンを張り続けている。でもこのお話は戦争と言いつつずっと寿命が3年というホムンクルスの少年を中心に据え、個人の(幸福に繋がらないだろうすべてを引き受ける)自由の話をしているので、別にそこまで気にしていなかった。それにしても、深夜の時間帯にこんな激しい演出で『自由』をテーマにした作品を観て、会社員は次の仕事に行けたのだろうか。わたしなら深夜の悲観的な感傷に自由の気高さを流し込まれつつ、キャラクターらがひかりすぎる大剣を振り回しては地面を割りまくっていたら、自分は貧弱な人間のサラリーマンで構造に従うことしか生き延びる術がないことをあらためて自覚して、ぐだーっとなってしまう。
2024/04/18
 Honeysのワンピースけっこう好きだから仕事着にできるのならいっぱい買うのだけど。  暖かくなってきたらオフィスが空調をつけるようになり寒かった。夏のクーラーの具合は現場によってちがうからとても寒かったりしたらこまる。在宅勤務ならそんなこと気にせずともよかったのにとおもうが、その分電気代がかかることを考えるとひとり暮らしのひとは嬉しいのかもしれない。  そろそろ一人暮らしを…と思いながら目先の利益につられて定期を3ヶ月分買っているので、まだこの地に縛られる。利益500円くらいだけど大事なことだ。けれど一人暮らしをすると言ってもそもそも在宅/出社が確定されていないし、勤務先も確定でない以上ひとところにお金を払って住むのはリスクがある。
2024/04/19
仕事。飲み会を断って定時帰宅以降の記憶なし。
2024/04/20
洋服を見に行く。
2024/04/21
 earth music&ecologyに行き、会社へ着ていける可愛いワンピースを探しに行った。今の現場の服装規定は女性はオフィスカジュアルという名のほぼ私服、男性はスーツとありがちでよくわからないものだけど、女性のうち私服でいるのがチームリーダーしかおらず、あとはみなスーツのためわたしもスーツを着続けている。頃合いを見て、ワンピースで仕事に行きたいけれど今のところ目処は立っていない。  原神を久しぶりにプレイ。稲妻で神の目を奪われた人々の顛末を見届け、神里綾華とお祭りに行った。はじめは屏風の裏から話しかけてきた神里綾華がお友達だからと言って顔を見せてくれたあと、街の人にはぜんぜん顔をさらして、しかも街のひとも彼女の顔を見慣れているのはなに。わたしはなにを見落としたの。稲妻は日本がモチーフだが今のところ地名や人名に訓読みは使われるものの、そういえば平仮名はまったく使われない。日本に漢字があることにちょっと甘えすぎ?
2024/04/22
 自分をenfpと思い込んで世界に対して外向きに早起きをしたり、活動的になったりしたが、仕事中にもとの性格に戻り(なにだかわからないけど…)あかるくたのしくほがらかにというより黙々とずっしり着実に仕事をし、そういうのもすきだから気持ち良く退社。  体調がよく、はやあるきできるからいつもより早い電車に乗って帰ることができた。クレジットカードの締め日を意識しながら生活していると、あっという間に給料日。任天堂の株が安くなっていたのでたいした読みもなく買い足す。  64シリーズのゼルダの伝説が好きという理由だけで、すべてのお金を失っても良いと思って任天堂の株を買っている。とくに下がっても0円以外は利益と思っているから心的ダメージは少ないのだけど、どうせならいつかあがってほしいし、やっぱり奇跡が起きて億万長者になりたい。綺麗に死ぬために貯金をしている。
2024/04/23
昼休み中にウエルシアでリセッシュ、サプリなど生活用品を買い足し、帰り道のPLAZAで乾燥さんの緑の化粧下地とチャコットのルースパウダー、リップモンスター03/05を買う。  最近去年まではみられなかったひりひりする赤みのニキビが治らず、放置してもう二か月くらいになるので自然治癒をあきらめ、ようやく化粧品やケア用品を買い替えて真剣なニキビ対策をすることにした。ビタミンB2のサプリを飲み、ティーツリーのパックをし、しばらくファンデーションはやめて下地とパウダーのみにする。  そろそろ流行りも収まって好きに買えるだろうと昨日紹介動画を見比べて購入したリップモンスターは、両方ともそれぞれ使いやすい色で気に入っている。03陽炎は色が柔らかく、唇の存在感を薄くするから唇の小さくて厚いわたしにはちょうどよい。雑なブラウンメイクに合わせると全体的な軽さをのこしたまま馴染むし、色が淡いぶんほがらかな印象になるから、なんでもないひとと会うときに重宝するだろう。05ダークフィズは下瞼に色を濃い目にのせた時に、さらに顔の下側に重心がくるから重みでバランスが取れる。誕生日に貰ったジルのアイシャドウと併せて使うと、王道ブルべ夏の化粧ができるのではないかしら。
2024/04/24
 仕事を持ったままのひとがずる休みしたのでなんのこともできず、なんのこともできないのまずいかなと念のためリーダーに相談に行くと、リーダーとずる休みは同じ会社なので「予定的に困ってしまう作業はない認識で〜」とずうずうしくもフォローしだし、結果的にわたしはでしゃばりの立ち位置に。ずる休みはずる休み常習犯で、かなり優秀なひとだからみんなからそのバランスと人柄で好かれている。わたしもべつにきらいではなくて、ただ結果的にしゃばってしまったことを素直に反省している。  『王の二つの身体』を読む。このような神秘主義の例にふれると、過去大学の課題で、たしかほんとうに【修道士みたいな。宗教においてなんらかの対話をするひと】に霊的なちからがあるなら【なんか死んだ偉いぽいひと、王とか、イエスとか】を生き返せることができ、だから死体の方へ墓から生き返ることを禁ずると【現えらいひと、王とか】が命じる場面があったはずで、それを思い出す。ぜんぜん思い出せてないけど。  一方的な被害者として庇護をうけたいというのは昔からある欲望で、毎日なんだか突然怒りだしたひとのなげた椅子が偶然頭に当たり大怪我をしたい、のようなことを考えながらちゃくちゃくと仕事をこなし定時退社している。自覚のないだけでこの欲望は性欲と地続きなのかもしれない。
2024/04/26
 女性リーダーが真横で「おんなのこきらーい」と言っていて戦慄。自分が「おんなのこ」かどうかは置き、わたしのような自力でハキハキできない声の小さいとりあえずなんでも謝罪するような卑屈な女性が、そのようなしごでき女性からどう見えるか考えると憂鬱。  帰り道に焼き鳥を5本買い、まとめサイトでちいかわを読む。ちいかわも労働しているからわたしも労働をがんばる。無心で労働して、無心でお金をつか���、無心で快楽を享受し、快楽のために無心で労働するのただしくふつうの幸福のことなのかもしれない。このひとたちもなんかおいしそうにラーメン食べてるし。
2024/04/27
 電子書籍のセール広告を見て、吉本隆明『共同幻想論』、小川洋子『口笛の上手な白雪姫』『ブラフマンの埋葬』、西村賢太『どうで死ぬ身の一踊り』を購入。  午後は湘南美容外科から貰った誕生日ポイントで洗顔せっけんと睫毛美容液を購入。一度安い脱毛を契約しただけなのに毎年5000円もくれるなんてたいそう儲かっているのだろう。  一度もスマートフォンを購入したことのない叔母がようやくを購入したらしく、連絡がきた。持ち始めてすぐポケモンGOを始めたらしく、アカウントがあるようなら復帰してフレンドになってくれとのこと。話の流れで、散歩しながらポケモンGOをすることに。
2024/04/28
 任天堂のgwセールでダンガンロンパV3とdeemoを購入。Atlantis loveやpure whiteがいつでも聞くことができる。コントローラーでプレイすると画面が遠いのは嬉しいが、連打させられて腕が疲れるからレベル1.2くらいのものを風を浴びながらもくもくとやるのが丁度良い。1800円で200曲プレイできるらしく、ことあるごとにNew bookといってあたらしい譜面が増えている。スマホのときは同じ曲を何度か繰り返しながらクリアした記憶があるけれど、今回は興味のある曲を試しているだけで勝手にクリアしてしまいそう。既存の曲はさきに挙げたV.KのAtlantis loveやpure white、MILIのutopioshereが好きだったけれど、今日はじめて聞いたのだとspring collectionの楽曲がかろやかでよい。  ダンガンロンパV3はプロローグを終える。下野紘、柿原徹也などの面子が懐かしい。ゴア表現が苦手なのに800円だから買ってしまったの大丈夫だろうか。今のところ地の文がライトノベルすぎるという印象。  仕事の書類を作って、すこし小説を書いて寝る。無償の仕事を全うしてえらいが、仕組みは酷い。
2024/04/29  曇りでなんとなく気分が悪く家から出なかった。  ダンガンロンパv3プレイ。探偵の最原終一が主人公になるだろうから、赤松楓は殺されるか犯人だろうな、と読んでいたら、犯人のほうらしい。疲れて流れが変わったところでやめる。Apocryphaも少し見て、かれらは最終決戦でも最終決戦のタイマンを張っている。deemoは相変わらずたのしく、昨日1日でsuspenseful third dayまで開放できたのでsansetまでもうすぐ。プレイじたいはやはり指のほうがたのしい。  寝る前まで2023冬のrta in japanのいくつかを見た。上手なマリオのプレイを見るのは楽しい。3DSマリオでは「3DSまだまだ現役だと思うので」と解説者が言っていたけど、もう生産終了してしまったな。プチプチおみせっちは、同じペースでなにかしらをどのタイミングでも解説していて飽きずに見終えられた。ゲームづくしの週末。
2024/04/30
私服出社で良いらしいが様子見のためスーツで出社。隣のひとはぼりぼりお菓子を食べていて、上司はときおり石のように寝ていた。
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vixenwolcott · 7 months ago
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Tamer-Beyond the Burning Desert.
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❖ 此篇小說主要是接在官方的馴獸師故事之後,直到遇上黑精靈前,與亦雷茲拉結識並一同旅行的空白歷史的補充。
Episode 1.
  蜃景。
  綿延無際的黃沙層層積累,堆疊出難以計數的沙丘。
  高溫凝聚形成的熱氣蒸騰,遙望起眼前起伏的稜線,視野可及的地平那端,彷彿有著水窪令光線折射而促成的虛像,既是錯覺,更是羅網。
  我一直在奔跑,跟前與腦後的向陽島幻影依舊是一片無窮盡的峻嶺。「揮使」的祠堂,殘瓦與斷壁,沒有哪處不是一片乾凅泛黑的血液濺射。懸垂殘缺的門額、藍縷淒清的枯骨,在我的心裡,佈滿了隨處可見的傷痕。曾為母國的雲之國,早已在那場屠戮王室的大規模叛亂中被消滅了,無力改變這一切的雲之國遺民們變得困頓交加,少部分人遷移到向陽島試著另闢天地,而更多的人則連遠離迫近的衰亡都做不到。
  不過,只要朝向南方取道佑路海域,穿越瑪戈利雅大洋,便有機會抵達相對繁榮的巴嵐洛蘇。然而,憶及「揮使」曾言及巴嵐洛蘇自身也深陷戰事囹圄,恐怕亦無力收容過多的外來難民。但,若雲之國不曾發生那慘劇,常人又有誰會眼睜睜地令出生地荒蕪傾頹呢?
  我記得……
  「黑狼」,在我的歲數成長到能明白這個詞彙之前,我便已經懂得開口出聲呼喚,就像是某種深植在血脈裡的記憶傳承那般,我知道牠,牠認識我。
  前往南浦搭上與巴嵐洛蘇交流的定期貿易航班,由於黑狼畏水,我在橫渡瑪戈利雅大洋的四十五日單趟航程裡,只能趁著入夜後甲板人少���才得以喚出黑狼,讓牠在夜間出來透氣,委屈牠悶著說實話還真過意不去。倒是隨船的水手與行商浮浪等,一點也不訝異黑狼的出現,反而開始閒談起在巴嵐洛蘇之外,像是卡爾帕恩、咖瑪希這些我心底結論起來,應該是地名或國名的其它土地上,所遇到的珍奇異獸之事。也幸虧有這些人的見聞軼事,才令整趟除了觀海外便幾乎沒有消遣的旅程不至於顯得枯燥。
  歷經向陽島人禍的我,在橫渡瑪戈利雅後雖然時間不長,僥倖地在貝爾利亞村莊體驗到鮮有的平穩生活。就是在這段期間,對這片新土地的認知如同白紙的我,借宿在巴特利農場與艾恩瑪等人一起生活,並得以在村內的煉金賢者,艾羅斯汀的講習會中被授予所需的知識。曾幾何時,我已經不再將巴雷諾斯的發音拼成「巴嵐洛蘇」了呢?「卡爾帕恩」也逐漸調整為卡爾佩恩。而發音成「咖瑪希」這件事,則讓我暗自決定,將來要是需要再度前往晨曦之國,優先事項之一就是去青山書院提出修正歷史文獻的申請——才不是什麼五十年前登載的「咖瑪希」,是「卡瑪希爾比亞」。畢竟我因為這個「咖瑪希」的發音,被艾爾琳戲弄了好一段時間。
  十六歲時,經由賽林迪亞東部邊境關口外的卡瑪希伯寺廟廟長,那是我生來首次見到加奈爾,以及獲悉東邊的沙之國。其後,為了更加靈活地探索沙之國——瓦倫西亞,經過一番權衡,我驅策黑狼來到巴魯漢關口,加入並成為卡丹的僱傭兵。十七歲,已離開貝爾利亞兩年有,也是在僱傭兵生涯開始後,某次護航夏卡魯旗下商團橫越大沙漠期間,在伊培拉綠洲與那名灰袍魔女結識。
  『(前略)……前輩大師們從未忘懷,最悲慘的殉難自有它成全之道……(後略)』
  夜間,商團在綠洲水草邊上點起驅寒篝火。那位全身上下幾乎都被灰袍包覆的女子,正與沙漠巡禮的朝聖者、阿爾教派信眾的阿爾藍們討論起阿爾的教誨、吟誦起詩詞禱文。
  『後知後覺使我羞愧難言。只為了悔改我的錯誤,瘋狂地向權能挑戰。』
  「卡普拉斯的……《榮耀》?」
  在外圍聽著他們交流言談的我脫口而出,依稀想起以前巡遊卡爾佩恩時,大圖書館的書架上,安放登載這句話的古書謄本。那灰袍女子乍聽卡普拉斯一詞,轉過頭向著我招手邀我加入篝火邊。
  「我是瑪戈利雅彼岸,向陽島的芭里。你是——?」【註1】
  「……亦雷茲拉,爾提諾巴與塔利波的亦雷茲拉。」
Episode 2.
  夏卡魯,在這場歷久的戰事中,他很早就以行動證明自己並不是採取中立這種模稜兩可的壁上觀姿態。憑藉巨賈之力將聯軍與瓦倫西亞兩方的後勤補給都牢牢掐緊,僅僅一人之力就封鎖了阿爾哈嵐海域的航運,以及作為瓦倫西亞入口的都市「倫」。使得聯軍只能放棄北上,轉而不斷地向著塔普塔魯平原的巴魯漢關口發起侵略。另一方面,瓦倫西亞也無法因此得利,夏卡魯驅逐時任瓦倫西亞第十五世國王的伊穆爾‧奈希勒的特使,拒絕讓瓦倫西亞的軍隊通過艾伊利斯峽谷南下,同時更加強依培拉綠洲北面出入口的管制及監視,令瓦倫西亞軍只能艱苦地橫越大沙漠後,還得分開駐紮輪調於殉教者的安息處與瓦倫西亞西部高原的巴札勒耕地。
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  艾爾利恩曆259年,秋季。東征的聯軍發起對巴魯漢關口第七次的大規模侵略。
  由靠近沙粒巴札勒方面的卡普提亞甬道朝著關口方向看去,便可見聯軍主力以塔普塔魯平原的制高點為中心,向下向前排開層層陣列。攀上巴札勒耕地以望遠鏡對準平原北面觀察,更能捕捉到聯軍藏匿在平原北面出入口,畢拉費惡地的預備隊蹤影。與其他在對壘開始時就奉命站上最前列的僱傭兵們不同,憑藉使喚騎乘黑狼的優勢,我在巴魯漢關口的指揮官——佳尼恩阿斯的要求下被編入卡丹的戰鬥駱駝騎兵團,駐守於她佈下的瓦倫西亞箕形陣左翼,而亦雷茲拉則與佳尼恩阿斯隨行,她是她的親衛隊裡唯一的僱傭兵。
  秋末入冬前一週,安息日後的第四天,聯軍趁著巴魯漢關口部分戰象後撤至殉教者的安息處,與該據點的戰象換防交接空擋,在陽光從西邊升起的破曉時分,憑藉著關口往塔普塔魯平原受制於逆光的優勢發起攻勢,那從制高點吹出的宏亮號角聲,連高原上的巴札勒耕地都能聽得一清二楚。前日去畢拉費惡地的斥候沒回來,而在高原的偵查隊伍透過望遠鏡窺察卻絲毫找不著一絲預備隊的蹤影。嘉恩尼阿斯彙整情勢時,便大膽地假設預備隊已併回聯軍,指出右翼往平原北上的西北上坡會是聯軍鐵蹄發起突襲的位置,當即將左翼的部分騎兵抽調至右翼的騎兵隊強化守備。
  嘉恩尼阿斯的防守原則是將戰場拘束在關口前這片風積扇狀地形,憑藉經年由卡普提亞甬道裡,來自大沙漠的橫向風力作用形成的沙丘來限制西側諸國的馬匹機動性。於是這破曉衝鋒開場,至少有七或八成與嘉恩尼阿斯的預測吻合。預備隊——孤煙的傭兵團,確實是併回聯軍裡。且作為高級的險棋,以孤煙及其團員為首的鐵騎楔形陣為了維持馬匹在沙丘的衝撞力度,別無選擇只能由那個上坡發起進攻。雖說別無選擇,但防守方也少了戰象而無法有效抑止衝來的鐵蹄。不過,鐵騎是聯軍暫時借出給孤煙的,他們結束第一波衝鋒,藉衝擊打散右翼的騎兵隊後,在亂軍中跳下馬,讓那些馬自主地反向朝戰場邊緣脫離。
  右翼的副官倒沒有因此自亂陣腳,而是穩住座下駱駝並讓身側旗手揮起進攻的紅旗。隨後駕著駱駝來到左翼抽調過來的備援騎兵列隊前,領著我等向已陷入短兵鏖戰的前排回防。黑狼旁的武裝駱駝們繫在戰甲與關節的鈴鐺,群體奔馳起來時噹啷作響的金鳴,在交雜的吼喊嗚咽裡格外突出。副官一眼便定位出孤煙的位置,率先抽刀奔上,欲以騎兵優勢直接斬下——然而,單手揮動的下劈卻被孤煙以側身輕易地閃過……下個霎那,隨即被孤煙那柄巨劍連人帶駱駝一併斬成兩半,爆出的鮮血與保存在駝峰裡的脂肪、以及胃壁肉袋裡的儲水,在啜飲衁污的黃沙上再增添一片泥濘。孤煙在斬殺隊伍的中樞後,趁著指揮陷入混亂的幾秒裡,奔馳至另位慢了一拍才驅策座下駱駝展開包圍戰術的騎兵,舉起巨劍又即將再度斬下,我見狀不妙,駕著黑狼由包圍網中衝上前撞開那位騎兵與駱駝,對著那下劈的巨劍掄動藍天棒——
  雙腿本能地緊緊夾住座下黑狼,與腰椎及肩胛肌肉一併出力穩住全身重心,同時雙手的虎口在意識到得做出反應前,早已分別緊握打橫的藍天棒竿身兩端個別的施力點,以藍天棒橫架在自己面前硬生生地接住並格擋那柄向下劈斬的巨劍……慶幸擋是擋下了,但那柄巨劍強劍身的鋒刃卻還是憑著力道與重量砸上我的頭蓋骨,在那裡輕易地將額緣中央的皮膚壓碾擠裂出一道不淺的傷口,赭色血液噴濺在那巨劍劍身上,而我的鼻樑鼻翼則感到淌下的濕熱汩流。
  「黑狼!!!」
  我咬牙按捺住重物砸傷額頭的苦楚,鮮血滴淌濡濕上唇時我動起左腳腳跟,將腳跟後方的馬刺向內、黑狼左側的腰際施加壓力,高聲示意黑狼向右方騰蹬以化解這個格擋態勢。注意到我的指示,黑狼對眼前的孤煙發出警示的哮吼,旋即以後肢雙足的膝關節出力,猛地向右方騰挪且冷不防地在抽身蹦躍的同時,提起前肢左腳掌一掌襲向孤煙的巨劍試圖將其從孤煙腕上拍落;而我,在黑狼向右跳脫令格擋消解後,迅即地調動藍天棒,將藍天棒尾端歸納、收夾在右側腰間,左手緊貼腹前握穩竿身的重心,右臂隨著腰椎帶動的轉向,「喝!」地一聲,與黑狼連袂大力地吼出揮出,朝著當前身位幾乎與平行無異的孤煙的護腰與側腹軟甲銜接的間隙一棒橫掃過去——!!!
孤煙那柄巨劍隨著我與黑狼向右騰移同時發動的反擊,本該順勢循著自身重量或受外部衝擊而劈落或離手,不過孤煙卻僅費一雙手腕的出力便將劈下的劍身懸停,並且硬是接下我對他側腹接近腰後尾椎的棍擊,他的身子在棍擊下一陣緊繃抖動,左腳膝關節為了穩住外來的衝擊而向下彎縮吸收餘波,接著才得以拉挺脊柱將身體中線重新復位。隨即,他選擇將巨劍倒持,令劍尖朝向地面,以厚實的劍脊罩住自己身前採取防禦姿態,與乘著黑狼的我開始小步小步地踏出步伐繞起圓圈稍微將距離拉開。在繞起圈來對視打量彼我時,我可是聽見孤煙那甲冑的全罩式覆面頭盔裡,傳來幾聲「哼……」地咧咧低吟。
  周圍的卡丹兵、瓦倫西亞一般兵,還有卡爾佩恩軍及其他傭兵,在注意到孤煙的動向後,逐漸地在我與黑狼,還有孤煙身後形成一層層的環形人牆將我們包圍起來。
  「等下貫穿他,黑狼,之後就伺機而動喔。」
  黑狼與我又一次的與孤煙平行交錯,只是這次隨著衝向人牆盡頭黑狼急煞的同個剎那,我已將藍天棒一端向下直插入黃沙,趁著黑狼還在打橫穩住身子,我早從其背翻騰躍起,左手握穩藍天棒高處,腳踩挺直於地面中的藍天棒竿身,在黑狼衝勁的作用力尚未消卻前,藉著反作用力鬆手——從藍天棒一蹬,黑狼揚起的塵土甚至還未落地,我便已飛身彈出——向著一、二秒前,曾欲以巨劍上挑擊落黑狼與我的孤煙,那尚且迴轉至一半的背後。
  彈離藍天棒的一剎,背上揹負的短劍橫空出鞘——並讓劍身隨著取劍復歸向前的右臂在空氣中劃開一道弧型,左掌則抵在劍柄尾端令劍尖直指孤煙人頭,向覆面頭盔留做視野的豎狀洞口直襲。孤煙偏過頭嘗試躲避直取他頭盔留給視野空間縫隙的強攻,但卻晚了一步……他的人頭確實是閃開我的飛身突刺,可是劍鋒已劃開他頸側的鎖鏈甲——熹微的晨光映出鋒刃邊上赤血。
  然而,我後頸的汗毛在落地不過微秒已然豎起,頸子沒轉分毫便直覺地原地向身後翻蹬,視野在半空中克難校準,餘光往揚起的煙塵收攏投望。頃刻,那柄兇器已橫斬向我原先的落點。幸好,我在半空滾圈後落下踩在巨劍劍脊上,結實的劍身恰巧成為良好的施力點,讓人得以連續踩著巨劍跳躍。我倒翻過孤煙頂上,並從顛倒的半空中對著孤煙的頭盔揮出帶著黑色能量,黑狼影身俱現的向下爪擊。
  「咬掉它,黑狼!!!」
  再次落地前我對本欲歸還至身側的黑狼喊出命令,劍指孤煙持劍的手腕。
  黑狼猛地撲向孤煙,張口便直接咬住他把持巨劍的雙手手腕,接著孤煙無論用膝蓋頂撞黑狼的下巴或是以頭盔的頭錘砸向黑狼顏面,黑狼依舊狠狠地咬緊該處,迫使他不得不鬆手才得以掙脫。待巨劍落地後,黑狼對著圍觀的人牆與孤煙發出咆哮,盤踞並壓制起巨劍的劍柄。而我在降落後趁著黑狼牽制孤煙的難得喘息裡,轉正身子並將短劍納回背上的劍鞘。並舉手接住黑狼用尾巴捲起並擲回的藍天棒。
  被迫捨棄巨劍的孤煙雖然狼狽,可是他馬上轉向我,並由背後取回盾牌並將一併在背後的長劍轉移,納至左側腰間。他沒有馬上拔劍,反倒是架起盾牌,小碎步地左右橫移意圖擾亂我的判斷。見狀,我左右手一後一前的將藍天棒收回右側腰間,跨開腳步穩定下盤後令藍天棒前端對準孤煙,騰出長竿試探,驟雨般的刺擊與旁敲,孤煙被動地不斷以盾面及盾緣阻擋、彈開……接著,他讀出我的攻擊規律,瞬間以盾牌下緣轉起攻勢。
  藍天棒被孤煙用盾牌的下緣向下壓制,並使攻擊端著地。且在著地的那刻,他幅度細微的挪動左前右後步伐,採取小墊步閃身,以右腳踢向藍天棒下墜端的重心,令其從我手中掙脫。並趁著踢開藍天棒,牽引我上半身朝向他正面前傾失衡的毫秒瞬息,他一個輕細,幾乎不帶前置動作的伏身收腰,接著便是那間不容髮閃光般的拔劍——!待我耳蝸傳入劍身「唰——!」地出鞘聲時,孤煙那單手長劍的劍鋒已經掃過並劃破我在下意識裡,丟失藍天棒後本能地向後仰並用左手經由腰後從背上取回,自主護在喉前的劍鞘——
  圍觀的士兵們目睹孤煙的殺招與我死裡逃生的瞬間,紛紛爆出吵雜的喧嚷鼓噪,並倒抽幾口氣後回歸屏息。
  然而,雙方亦無時間驚嘆或訝異。孤煙在出招失手後,旋即又持劍繼續朝我砍來,我則是再藉著調整筒狀劍鞘的傾斜弧面,一邊格擋孤煙的攻勢一邊使其劍身的弱劍身鋒刃偏移,爭取幾秒尋求穩固腳步與拔劍的時間。——終於,以劍鞘彈開孤煙另一次橫劈後,迅速地迴轉身體擺正的瞬時,拔出短劍令劍尖朝地,借助迴轉力道準備向著孤煙的大腿砍去,或向上半身挑擊時,已發覺我意圖的孤煙亦令其鋒刃重新咬上並防守起我的劍刃。
  僵持還未足一秒,在我嘗試滑動劍刃硬刺向孤煙的大腿甲冑間隙的同時,他果斷地出力以長劍帶動我的短劍,又再次牽引起我的身形,令我持劍的右手與劍身隨著他伸展的右手向著斜上前方的空氣挪去,並藉著長劍本身的重量壓制我的手臂,試圖迫使我曲折手臂棄劍。我本以為那是他的打算,他似乎也覺得我會如��被他牽制。可是他那持劍早一步向後向上騰挪的右手前臂與手肘卻讓我察覺到異樣,他施力震開我的劍身後,拉直不過毫秒的右手劍刃又迅即彎折並向我的脖頸橫砍而來——我只得在下個眨眼動作閉合前趕忙地蹲縮腰腹,閃過從頭頂掃過的來回兩次劈擊。
  我沒放過孤煙這兩次橫劈露出的空擋,在他因劈砍未成而再度試圖墊步調整走位時,我出手斬向一時暴露的腳脛與大腿在膝蓋間的甲冑間隙,將那處的鎖鏈軟甲劃開一道裂口。我是怕死,可是不代表我對積極進攻有所畏懼,更多的是因為我對戰鬥的貪婪,才使得我必須使出這劍。我知道,這劍並沒有造成有效傷害,更像是透過這看起來顯得貿然、不選擇繼續迴避的出手,透過劍刃交流傳遞一個我知道你罩門在哪的訊息給孤煙。
  然而我的想法馬上被識破,他即刻拉正軀幹完成轉向,並在途中迅疾且猛力地對我的顴骨使出一個迴轉肘擊!當下我只感到一邊側臉好像向內凹陷,痛楚則隨即湧現。孤煙這次沒有停下,而是直接橫架長劍發起突刺,那纏繞在劍身,以及凝聚在劍尖的猩紅劍氣,發狠地直接貫穿我遑急之中抬手斜撇在前的劍鞘並擊碎閃避不及的左肩……莫大的衝擊令我踉蹌地後倒,黑狼見狀不妙,當斷則斷地棄那落地巨劍不顧,撞開孤煙並試圖阻擋在我跟孤煙中間。
  孤煙先是小後退幾步,然後馬上架起盾護著身朝黑狼奔撞,黑狼以為孤煙是針對牠發起進攻,直到左前肢抬起準備揮動時才意識到誤判了……孤煙無視黑狼的掌擊,逕自單腳踩跨黑狼背脊縱身一跳翻過牠,向牠身後才剛勉強撐起身子的我凌空下刺而來——
  「成敗——!!!」
  我聽見那頭盔裡難得的發出吼聲,以及周圍人牆新一輪的焦躁喧鬧……
  我讓右手拇指與虎口夾著劍柄將短劍打橫,令其與打直的四指縱向呈現,小幅度地收縮手肘至腰間,對準向下刺來的劍尖開掌,在霎那間���推而出——崩擊——由掌中迸出的黑色能量灌入長劍的劍尖,直接將弱劍身的部分一次震碎,然而崩擊的反作用力倒是將我自己又埋進沙地深處些許。孤煙則在半空中向後仰倒,可就如預想的那樣,他在意識到受擊並明白會向後倒去的那時,便毅然地將斷劍向後拋,舉起手快捷地伸向腦後抱住後腦勺且盡力地捲縮腰部,令背部呈現弧形並在下秒就像滾輪似的翻轉安然落地。他確實也不簡單,目擊劍刃崩毀的頃刻隨即將持盾的手臂反縮,調動盾牌阻絕崩擊的餘波以保護正面軀幹,而崩擊的三重衝擊,除卻第一波與劍俱亡,餘下的雙重勁力撞上盾牌的金屬表面後,在盾面留下一個成人拳頭深的凹陷窟窿。
  但是,我的藏招好像真正地將他惹惱……他起身後隨即丟棄盾牌並重拾那柄斷劍,倒持餘下的強劍身再度向我奔來,意圖要繞過黑狼然後用劍柄尾端的鈍物重心球,將正好要站起來、全身上下都是破綻的我毆打至死……不過,一柄以魔力構成的巨型鐮刀由層層環形人牆外頭,空襲砸在孤煙與我對峙的中間,從鐮鋒弧形如新月般內彎的半透明剃刀上,還溢散著可視化的黑色魔力。
  卡丹兵與瓦倫西亞兵兩者人數較多的集團人牆逐漸自動分開一條通道,我起身後將腰椎拉直,右手拍掉護甲上的塵土,把掌中血污抹在破損的左肩甲側,沒有轉頭但開始繞起圈子迫使孤煙移動一同踱步,眼角餘光隨著繞圈便開始捕捉到那一身黑豹皮戎裝的關口指揮官——嘉恩尼阿斯,此時正騎著戰鬥裝束的駱駝,在親衛隊與亦雷茲拉的戒護中,逐步靠近這場遭到打斷的對決。
  「今日陣歿的軍士也夠多了,況且——」
  佳恩尼阿斯乘在全副武裝的駱駝鞍上,撥開沾染上血液凝成條狀的紊亂前髮,眼神先是向孤煙手持的斷劍示意後才轉向灰頭土臉的我頷首,接著一抬手便是將斬獲的聯軍多位副將頭顱串,扔擲至孤煙與我中間的污濁沙地上。
  「我有同感。」
  孤煙識相地簡短應答著佳恩尼阿斯不帶情緒起伏的威嚇,收納斷劍回腰,接著拾起落在地面的巨劍劍柄將劍身重新扛上肩,隨即掉頭走進聯軍兵卒裡,宏亮喊起撤回平原前進據點的催促軍令。我則是待兩方人馬明確地朝各自陣地後撤時,將他棄置在現場的那盾牌,以及幾塊可供拼湊的那柄長劍弱劍身碎片回收,作為戰利品擱置在黑狼背上帶回關口。
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  在這次雙方拉鋸各自撤回後,又間斷地發生十數場的侵擾與阻滯,可是孤煙傭兵團卻再也沒有出陣過。戰況依舊膠著,直到雅爾達之夜過後一週,聯軍終於鳴金收兵撤回岩石崗哨,第七次侵略在經過四個月多的固守後就這樣落下帷幕。也在戰事緩和的新年後幾天,才從佳恩尼阿斯口中得知孤煙的傭兵團在那次的僵持後,他便率團暫時脫離戰線了。
Episode 3.
  「他是個聰明的死亡商人,不會為了背後的野心家丟掉腦袋的。」
  亦雷茲拉在我們暫時卸下僱傭兵身份,伴隨商團橫越大沙漠回到瓦倫西亞城,並在旅館裡大口大杯吃喝數月未嚐的燉菜美饌,還有無花果派時,若有所思地咕噥著。
  「商人沒有生意做可不成活,據報是丹提利恩王國的重金禮聘,請他率團去訓練自家軍隊了。說是為了做足攻打阿爾耶利之門後方拉克西王國的準備才撒錢的。他們還要重新補員跟訓練,磨合也費點時間,得低調個幾年只能接些小差事,我們要再遇上他們可能有些難度啦。」
  我先是「蛤?」了一聲,對亦雷茲拉居然操心起孤煙的死活而發出假意的埋怨聲,才又接著講起從傭兵業界探聽到關於孤煙在那之後動向的情資。
  「阿爾耶利?哼……這可有趣。這樣吧芭里,我們要不要去叩關阿爾耶利之門看看,你也知道我是如何深嗜古代人知識,或許拉克西王國就是那麼一個地方……」
  「聽起來不錯,就當作是你那時把鐮刀丟進來救場的回禮。拉克西王國啊,記得瓦倫這邊的人都叫那塊地方惡魔領域,可是你還記得嗎,即使我們先前逛遍北疆,卻連一隻可以被稱得上是惡魔的生物都沒見過?啊……如果你要說嘎比納火山那邊的話,牽強點或許可以說是啦……」
  「話說你跟孤煙對上那場,看到你把劍鞘弄壞時我還以爲你真的不要命了……」
  亦雷茲拉聽著我的「蛤?」後,回賞了一個白眼給我接著將��題又硬轉回孤煙身上。
  「對決時不能讓劍鞘掉在地上啊,那會招來厄運的。況且只是被劃破跟貫穿而已,又不是整筒截斷,修修補補後還是能繼續用的。」
  「我沒去救你,你能活下來?」
  「會死,乾杯。」
  我舉起阿利赫恣村莊出品的椰子樹原木杯子,自顧自地欲將愛蘭一飲而盡前吐出兩字。
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Episode 4.
  「醒啦?紅色太陽消失的時間即將到來……現在該出發了,這是一個艱苦的旅程,你是第一個一起走到這裡的人。」
  亦雷茲拉,我記得……
  「與你一起的日子都很美好……但是,最終還是變成這樣。」
  赫斯特里亞廢墟裡的背刺,我記得……
  颳著沙塵暴的日子總是令人提不起勁,隨著那話音飄落,我的視野逐漸黯淡,卻忽然地想縱聲大笑,可惜我不能,我——
  再次醒來時,看起來一身加奈爾旅行裝束的女性、旅行服的人類男性與矮人男性,在我意識尚且混濁的視野中,急切地在商討著什麼。
  「我可是花了累積四百多年的能量,十年換一年,費了好大力氣用上四十六年點滴點滴地把你重構並轉移到這的,人體太神奇真是累死我啦!」
  那飄進我眼前的黑色靈體好像稍微臌脹變化,哼哼哼地嘟囔起來。貝爾利亞村就跟我在聯軍與瓦倫西亞三十年戰爭落幕後回到村內的二十七歲那時一樣,無論是伊葛路巴特利村長、艾羅斯汀、艾爾琳或艾恩瑪等人,幾乎完全找不到歲月在他們身上留下的痕跡。整座村莊連人帶物彷彿是陷入一段除了我與黑精靈,或許還有亦雷茲拉,以外都沒有察覺到的「停滯」時光。我都在暗自猜想,是不是到我被尋獲且甦醒的前一刻,世界才又「延續」起來?
  「現在是艾爾利恩曆318年喔,但他們都還以為是282年呢,嘻嘻……」
  黑精靈看我不解地從洛嵐竹莫雷伊手上,接過據信是某個自稱認識我的貝迪爾,在我醒來不久前造訪村莊時送來的迪納與韁繩時,自顧自地在我耳邊「報時」起正確的年份。
  「我說芭里,你那十年二十年在外面的世界究竟經歷了什麼呢?」
  我報以莫雷伊一個本想再說些,卻旋即把話題轉開的恬淡笑容。
  「迪納……你是哼哼馬的朋友嗎?」
  不知怎麼,我意識裡早已知曉眼前的馬匹是來自卡瑪希爾比亞的神獸——迪納。在這神獸中,我依稀記得其實有匹迪納叫做哼哼馬,但卻無法憶起關於其主人的任何輪廓。
  「以前,我在舊瓦倫西亞城的最高處留了點東西,說不上什麼貴重珍品,不過或許就是在等待像你這樣的冒險家前去探究呢……好了好了,再多說下去艾斯利恩又要調笑我的想當年啦……前往海地爾只是你的一小步,而巴雷諾斯的貝爾利亞永遠會在這。Salaam Alaikum.」
  我欣然接下伊葛路巴特利在語末,以瓦倫西亞用語向我道別的祈福。
  「下次再回到這邊休息,不知道是什麼時候了……往後若再訪瓦倫西亞城,我會請人帶那綠洲的土產,以及找到您在舊瓦倫城的遺產的信紙回來的。自由人再次向您致意,伊葛路巴特利村長。Wa Alaikum-Salaam.」
  再度告別貝爾利亞,並在巴雷諾斯山頂溜溜黑狼後,踩進馬鐙翻上迪納準備掉頭下山往海地爾前進時,本應只能從薩扇營地或伊利亞島的烽火台,往阿爾哈嵐海域望去才有渺茫機會一睹,位於瓦倫西亞北部的阿爾耶利——巨人之牆的連峰邊角,居然藉著陽光與海面的偏轉而在薩扇群島近海投射出幻影。見此,我慶幸起至少今日是個好天氣,但在心裡明白那不過是偶然形成的虛像,接著回首喚回黑狼。
  「啊,是啊,亦雷茲拉……『我很抱歉,結局是如此』。」
  黑狼隱匿,我則喃喃地低語起灰袍魔女的名字與她曾吟誦給我聽的詩詞。黑精靈,窺視起我的內心,在察覺我的本意後顯現並飄進視野。黑色的靈體假若有表情,那麼此時便是形容祂一臉不懷好意的最佳時機,畢竟祂在那團黑霧裡,明顯地對我表現出向上勾起的赭紅眼眸與毫無遮掩意欲的賊意竊笑。我與祂的拌嘴吵鬧,隨著詩詞及迪納沿著獸徑謹慎踱步下山的喀噠喀噠馬蹄聲,在疊嶂嶙峋的崎嶇行進間垂垂散佚。
  『關於苦難他們從未錯看,那些前輩大師多麼熟知人間疾苦……(中略)……前輩大師們從未忘懷,最悲慘的殉難自有它成全之道……(中略)……後知後覺使我羞愧難言。只為了悔改我的錯誤,瘋狂地向權能挑戰……(後略)』【註2】
  迪納在接近山腳時開始奔跑,牠蹄下的林道受到神獸靈氣的祐助滋養,迅速地增生並隨著行進的步伐劃出一道如茵新綠的馳騁軌跡。我的跟前與腦後是逐漸鮮明起來的海地爾燈火,以及變得有些模糊的巴雷諾斯關口,迪納蹄下的主要幹道開始出現來自插著卡爾佩恩、德利堪、奧迪爾利塔,甚至是瓦倫西亞旗幟的趕集時錚錚聲響的貿易馬車,海地爾及巴雷諾斯往來的人流更是不見停歇。目光所及,連接賽林迪亞與卡爾佩恩的德米江與北部平原,還有隱蔽在層巒松林陰翳裡的賽林迪亞連峰只見山稜的遠景盡收眼底。
  我依舊在奔跑,只是這次內心再也不是那片了無生機的荒漠。反倒像是發現綠洲或甘泉那般地雀躍,重新填滿了鮮明可見的不倦光輝。
  我們還會再見面的,就在阿爾耶利,就在那熱沙的彼方——
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【艾爾利恩曆,時代表】
(這項是參照黑色沙漠Wiki的時代表格加以製成)
234年,孟秋。
黑死病大規模肆虐卡爾佩恩、凱波嵐、海地爾及奧爾比亞。
234年,晚秋。
艾爾利恩教的祭司宣告,煽動黑死病起因於瓦倫西亞的異端行為,以及黑石的鍊金術。
235年,仲夏。
以卡爾佩恩為首的巴雷諾斯、賽林迪亞以及梅迪亞組成的聯盟發動與瓦倫西亞的戰爭。
240年,0歲。
在曾經的雲之國出生,未足滿月便被藏匿至向陽島。
250年,10歲。
初次抵達南浦,雲之國已經滅亡十載。
255年,15歲。
初次抵達巴雷諾斯的貝爾利亞村。
256年,16歲。
賽林迪亞、卡爾佩恩、德利勘三地巡遊。
257年,17歲。
卡丹僱傭兵生涯開始。
259年,春,19歲。
結識亦雷滋拉。
259年,秋,19歲。
塔普塔魯平原攻防與孤煙交手,未分勝負。
261年,21歲。
與亦雷茲拉共同叩關瓦倫西亞北部的阿爾耶利之門未果,被當時駐守的瓦倫西亞守門人擊敗並被捕下獄,以非法越境的罪名一起被關了一年。
263年,23歲。
阿爾耶利之門的越境審查因瓦倫西亞陷入長年戰事而有所鬆弛。出獄後幾經申請,終於得到好消息,與亦雷茲拉獲准進入阿爾耶利,並與該地的拉克西王國達成古代人情報共享的密約。
264年,24歲。
丹堤利恩王國趁亂脫離聯軍戰線,並侵入阿爾耶利對拉克西王國發動攻擊。在此與孤煙第二次交手,依舊未果。而孤煙在此役中孤身斷後後失蹤,孤煙傭兵團亦因此解散。
265年,25歲。
與亦雷茲拉共同參與拉克西王國對丹堤利恩王國的反擊行動。
266年,26歲。
丹堤利恩滅國戰爭,結果是丹堤利恩從地圖上被抹除。
267年,27歲。
四國聯盟與瓦倫西亞的三十年戰爭終結,其實是三十二年,最後的兩年都是在準備終戰的善後。
270年,春,30歲。
特爾梅‧奈希勒登基成為瓦倫西亞第十五世國王。在覲見國王後獲贈「耶尼切里(Janissary)」與「阿扎德甘(Azadegan)」雙頭銜及王室信物。 【註3】
270年,冬,30歲。
瓦倫西亞大沙漠西南部,紅色沙漠區域因來自德利堪的龍——羅裴勒肯特遷徙移居的緣故而產生異象,偶爾能降雪的冬季變得只剩沙塵暴漫天的惡劣天候。與對此感興趣的亦雷茲拉一起前往該地查探究竟,並在此行後續往東南部的大裂隙探險中找到赫斯特里亞廢墟的入口。
271年,春,31歲。
與亦雷茲拉在月牙山脈深處發現一具仍保有半數活動機能的古代亞特魯巨像後,一起被吸收進巨像動力源的古代碎片構成的球體心臟裡。
272年,春,32歲。
在古代亞特魯心臟的異空間裡與亦雷茲拉解除各種試煉後終於成功逃脫並回到瓦倫西亞,經過詢問才得知外面的世界已經過了一整年。亦雷茲拉在回到瓦倫西亞後,開始執著於在異空間裡得到關於「十萬軍團」的知識,並試圖以各種代價、手段來推動並實踐她的計畫。
272年,仲夏,32歲。
特爾梅‧奈希勒國王在亦雷茲拉進言後,發起由王室主導,並挹注資金的赫斯特里亞深度探勘。
然而在廢墟裡,遭到亦雷茲拉的背刺,亦雷茲拉留下簡短話語後隨即傳送離開。命絕即將闔眼前,與被亦雷茲拉解放的「黑精靈」立下契約,此後消息不明。
318年(282年),仲夏,??歲。
巴雷諾斯西部——古代人石室,在挖掘現場的深處被尋獲。經現場負責人艾丹確認過瓦倫西亞十五世國王的信物而辨明身份,是十年前(四十六年前)在赫斯特里亞廢墟失蹤的「阿扎德甘」。「世界不是邁向毀滅,只是曾被再度遺忘。」即將甦醒前,傳入耳蝸的是深淵諸神吞吐茫茫凡塵的集體意識後,匯流至錆錆群青海面的低語,「馬各努斯,深淵珍珠」。
【角色設定】 & 【註1】
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  外觀:身長 155 cm。
  現職:「阿扎德甘(Azadegan)」,自由人。前任瓦倫國王賜下的「耶尼切里(Janissary)」頭銜職級的銀幣還是照領,但還沒回瓦倫所以完全不知道這件事。目前是海地爾豪商——拉拉的黑狼打工仔。
  性格:後來跟蓮花聊得很投緣,可能是因為實際年齡與經歷相近的關係吧。簡單說,就是有共通的老人話題。十數年前原先那種貿然躁進的行事作風,經過赫斯特里亞廢墟裡的亦雷茲拉背刺,再度醒來後便內斂了些許,不過關於做事做人,依舊是全心全意地把事情往好的方向推動。至於,貪刀什麼的,逐漸沒有意欲了。可是該痛下殺手時,仍舊是向陽島人禍後的那模樣——既不憐憫也無視同情,亦無法被安撫,求敵若渴。可是除此之外,就只是個偏好當旁觀者的淡薄人,並非抑鬱只是不再喜歡刺激。會放著沒那麼優先的事情任其發展,然而絕對不是局外人,只是心裡很明白而已,無論事情結果怎麼發展,最後都還是得概括承受。
  興趣:古墳探索,還有居住地室內裝潢。之後買了卡爾佩恩與奧迪爾利塔的大房子。
  星座:鑰匙座。
【註2】
  關於亦雷茲拉在此篇小說中,曾吟誦的這首詩,混合自 W.H.Auden 奧登,於1938年時發表的《美術館》一詩,以及黑沙 Codex 裡,「卡普拉��� - 榮耀的古書」這件物品的說明文。以前官方宣傳預告裡,亦雷茲拉曾經表示她死過兩次,這次是她第三次的生命,想想她也是個為了探究知識而到處引發騷亂的可憐之人(?),那麼為了探究知識而殉難,則是她在成為灰袍魔女前最具人性的輝煌時刻。所以才在故事中引用這首詩,單純從字面意思上來補足亦雷茲拉的角色輪廓。
【註3】
  「耶尼切里(Janissary)」,想必沒有把黑沙主線一路RRR過去的冒險家們,應該對這個名詞保有印象吧?沒錯,就是巴利斯三世贈予完成烏魯基塔主線的冒險家的稱號,也就是巴利斯三世的「新軍」、「禁衛」。而「阿扎德甘(Azadegan)」,則是意指「自由人」、「解放者」,用意是冒險家的旅行還是要繼續書寫的,怎麼可能就此停留在瓦倫西亞呢?所以才幫此篇小說中的馴獸師準備了這麼一個來自國王賜下的頭銜,以方便解套及自由地探索古代人遺跡為目的。
釣魚掛馬,謝謝閱覽。
扶我起來,我還能農。
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bluechampagne-bapper · 8 months ago
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そういやインフルエンザ明けに「新宿泥棒日記」みてきた。以前の記憶と違い結構ガッツリ昭和元禄美少年唐十郎出番あるのな。
あと横山リエさんいいわ。
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shopsanx1 · 9 months ago
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サン-Xネットショップの魅力:すみっコぐらしの最新商品を探る
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可愛らしい商品が溢れる中で、サン-Xネットショップのように際立つブランドは少ないです。ユニークなキャラクターと魅力的な商品で知られるサン-Xは、世界中のファンの心を掴んでいます。その中でも、エビの尻尾バッグチャームとすみっコぐらしの最新商品シリーズは特に注目されています。本ブログでは、これらの商品の魅力や、コレクターやカジュアルな買い物客にとっての必需品である理由を探っていきます。
サン-Xの魅力:簡単な概要
サン-Xは1932年に設立された日本の会社で、可愛らしいキャラクターを創り出すことに専念しています。「可愛い」という概念が喜びや安らぎを呼び起こすことを信じ、すべての年齢層の人々に共鳴しています。文房具からぬいぐるみまで、サン-Xの商品は多種多様であり、それぞれのアイテムにキャラクターと魅力が宿っています。
特に、リラックマやすみっコぐらしなどのユニークなキャラクターシリーズで知られています。すみっコぐらしは、部屋の隅に住むキャラクターたちをテーマにしており、恥ずかしさや独自性の喜びを反映しています。
エビの尻尾バッグチャームの魅力
サン-Xのコレクションの中で目立つアイテムの一つが、エビの尻尾バッグチャームです。この魅力的なアクセサリーは、サン-Xの創造的なデザイン哲学の本質を体現しています。ここでは、このチャームが単なるアクセサリーではなく、物語を語るアートである理由を詳しく見ていきます。
デザインと美学
エビの尻尾バッグチャームは、かわいらしいエビの尻尾を模した遊び心溢れるデザインが特徴で、鮮やかな色彩と愛らしいディテールが施されています。このようなチャームを作るための職人技は、サン-Xが品質と美学に対する献身を示しています。柔らかい素材で作られており、バッグに華やかな色を加えるだけでなく、遊び心を感じさせます。
多用途性
このチャームはバッグだけに限らず、バックパックや財布、さらにはキーチェーンにも取り付け可能です。その軽量なデザインは、持ち物を重くすることなく、出かける際の理想的な相棒となります。チャームは装飾的かつ機能的な目的を持ち、同じスタイルのバッグの中から簡単に識別できるようにします。
会話のきっかけ
カフェや授業に入ったときに、誰かがあなたのエビの尻尾バッグチャームに気づくと想像してみてください。それは会話を生むこと間違いなしです。そのユニークなデザインが注目を集め、サン-Xのファンや可愛い商品を愛する人々が共通の興味を通じてつながる架け橋となります。
すみっコぐらしの最新商品の探求
すみっコぐらしの最新商品のラインナップは、興奮を呼び起こします。サン-Xは常に革新を続け、新しいデザインやキャラクターを導入し、ファンの心に響く商品を展開しています。
すみっコぐらしのコンセプト
すみっコぐらしの根底には、恥ずかしさや社交不安を具現化したキャラクター���ちがいます。それぞれのキャラクターには独自のバックストーリーがあり、多くの人が共感できるようになっています。これらのキャラクターの魅力は、デザインだけでなく、受容と理解のメッセージを伝える物語にもあります。
最新の追加商品
すみっコぐらしの最新商品コレクションには、ぬいぐるみから文房具まで、シリーズの愛らしさを体現した多様なアイテムが含まれています。いくつかのハイライトは以下の通りです:
ぬいぐるみ:お気に入りのすみっコぐらしキャラクターのソフトで抱きしめたくなるようなバージョンで、コレクターや子供たちのための癒しの相棒です。
文房具:すみっコぐらしのキャラクターが描かれたノート、ステッカー、ペンなど、学校や仕事を少し楽しくしてくれるアイテムです。
ホームデコ:クッションや壁掛けアートなど、どんなスペースにも可愛さを加えるユニークなアイテムです。
これらの商品は単なるアイテムではなく、自分の個性や可愛い文化への愛を表現する手段です。
なぜコレクションに加えるべきか
サン-Xのファンや可愛い商品を愛する人にとって、すみっコぐらしの最新商品はコレクションに欠かせない追加品です。その理由は以下の通りです:
コレクタブル性:限定版の商品は時間とともに価値が上がることが多く、投資としても魅力的です。
品質:サン-Xは高品質な素材にこだわり、商品の耐久性を確保しています。長年楽しめるアイテムです。
コミュニティ:サン-Xファンダムの一員となることで、同じ価値観を持つ人々とつながることができます。
購入方法
サン-Xの本物の商品を見つけるのは、特に日本以外では難しいことがあります。しかし、サン-Xネットショップを利用すれば、快適に可愛らしい商品を購入することができます。ウェブサイトはユーザーフレンドリーなインターフェースを備えており、さまざまなカテゴリーを簡単にブラウズでき、お気に入りのアイテムを見つけることができます。
特別オファー
サン-Xネットショップは、新しい商品や季節限定商品を頻繁に更新しており、常に新鮮でエキサイティングな発見があります。お気に入りのエビの尻尾バッグチャームや、すみっコぐらしの最新商品を見逃さないように、特別プロモーションやオンライン限定オファーにも注目してください。
サン-Xの宝物を大切にする
これらの魅力的なアイテムに投資したら、それらを適切にケアして、魅力と長持ちを保つことが重要です。
お手入れのヒント
ぬいぐるみ:ほとんどのぬいぐるみは、軽く石鹸と水でスポットクリーニングが可能です。ケアラベルに機械洗濯可能と記載がない限り、完全に浸すことは避けましょう。
アクセサリー:エビの尻尾バッグチャームなどのアイテムは、湿った布で優しく拭くことで新鮮さを保てます。
保管:コレクションアイテムは、直射日光を避け、涼しく乾燥した場所に保管して、色あせや劣化を防ぎましょう。
ディスプレイアイデア
コレクターにとって、サン-Xアイテムを展示することは、取得することと同じくらい楽しいことがあります。以下はいくつかのクリエイティブなアイデアです:
シャドーボックス:お気に入りのキャラクターを展示するテーマ別のシャドーボックスを作成しましょう。
ウォールシェルフ:浮遊棚を設置して、ぬいぐるみを飾り、部屋の装飾の一部にしましょう。
デスクの整理:すみっコぐらしの文房具をデスクに置いて、可愛さを加えながら、実用性も兼ね備えた空間を作ります。
結論
サン-Xネットショップは、エビの尻尾バッグチャームやすみっコぐらしの最新商品などの可愛らしい商品を求める人々にとっての楽園です。可愛さ、品質、ストーリー性が融合した商品は、心を和ませるだけでなく、長く愛されるアイテムです。次回のショッピングで、サン-Xの魅力をぜひ体験してみてください!
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ilotheoe · 9 months ago
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黑朋友—維尼
「操你O,黑哥們要來要飯了!」出租車上的央妓廣播跟司機的情緒完全相反,十分歡快地介紹中非命運共同體的美好未來。
「操你O,又給黑爹送錢去了,包子這狗O養的。」另一台車也操了起來,失業率上升,網約跑車的司機越來越多,擠壓了原本全職出租司機的空間,日子是越來越難過,此時此刻,成千上萬的北京司機都齊心齊力操著同一個媽,全中國仇黑的情緒也越來越嚴重。
「是中國…..啊,外交的雞…….嘶石,中非合作論壇…..哦。」維尼在會議上的神色古怪,說話斷斷續續,一旁的隨扈們充滿疑惑與不安。只有剛果總統菲力樂呵呵的微笑看著維尼,維尼強忍著向菲力露出求饒的表情,實際上褲襠已經沾滿了前列腺液,菲力這才關掉了震動肛塞的開關。
演講結束後,尼日總統跑來祝賀:「妹有共慘當,就妹有新沖國。」露出大白牙一臉真誠地講著抽象中文,維尼似笑非笑地點點頭。菲力心想:「傻X,那已經是上個版本的事情了。」隨即背著眾人捏了一把維尼的屁股,肛塞更進一吋,維尼微微地顫了一下,殭屍般肌理的土黃色臉孔,綻放出些許的紅暈。
晚宴過後,維尼早已飢渴難耐,留下一眾黑叔叔提早離席,而隨扈也去跟幾位總統告知,今天晚上他們被指名。
甘比亞﹑布吉納總統剛參加論壇不久,第一次被點名,他們跟上菲力的步伐,途中詢問到底要去哪?
「陪睡」菲力直言不諱,兩位總統則一臉詫異,「��當初也是這個反應」菲力說。
菲力閉上眼睛,彷彿聽見「輕關易道,通商寬衣」那是他第一次見到維尼本人演講,當時整個互聯網都把它當作笑話,當天晚上,只有菲力知道那不是玩笑——想通商,就得寬衣……。
甘比亞跟布吉納驚掉了下巴,「我了解你們的心情。」菲力說,「相信我,這會是你們這輩子賺過最容易的錢,一晚上能抵得上幾年的稅收,而且你們也不會後悔的。」話音剛落,兩人隨即放棄了道德與生理的掙扎。
隨扈打開房門示意三人進入後離去,房間內只有昏黃的蠟燭點點,十分浪漫,維尼早就穿好男同用的綑綁束縛套裝,將自己綁在木枷上,想像自己是一頭掉入陷阱的巨熊,不斷嘶吼掙扎,口枷上流滿口水,但手銬巍然不動。
甘比亞跟布吉納被眼前此景嚇傻了,那個獨裁者聯盟的霸主,對十四億人頤使氣指的教師爺﹑80億人類的指南針,此刻居然如此沉浸於男同SM的角色扮演當中。
「為了國家發展。」菲力對兩人說,隨即拿起鞭子狂抽維尼的黑毛大屁股:「you are a Bad bad bear。」維尼瞬間爽翻了白眼。甘比亞有樣學樣,拿起蠟燭去滴維尼的乳頭,快感前仆後繼,維尼掙扎的更激動了,宛如一頭猛獸。「Shit!」布吉納掏出擎天黑箍棒,從口枷中頂入,讓他意想不到的是,維尼的舌頭無比靈動,宛如電動打蛋器般在自己的黑棒上高速旋轉,老騷零七十年的功力,布吉納瞬間就快頂不住了,急急將棒子收了回來,生怕草草了事收不到錢。
菲力笑了笑:「也許男人比女人更懂男人的刺激點,加上苦心鍛鍊的成果。」自己當初在維尼火力全開的狀況下只稱了一分鐘。
菲力將維尼從木枷中卸下,牽住鎖鏈開始溜熊,並指揮甘比亞拿電擊器在後面追趕,電維尼的雞巴,維尼又痛又爽,在房間內四處狂奔亂竄,前列腺液也滑了一地。
維尼再也忍受不住慾望的禁錮,使出二百斤之力撕毀了鎖鏈與束縛,要求菲力快點進入,菲力看了看眾人,指揮最小的甘比亞先上,甘比亞面露難色,為了錢玩SM是一回事,真的要上老男人又是另一回事。
菲力勸說:「保證值得,信老哥一次。」
甘比亞想起家鄉父老,眼前一黑,咬著牙,頂了進去,說也奇怪,明明塗了不少潤滑,依然十分難進洞,定睛一看,怎麼維尼這個老騷零有這麼嬌嫩緊緻的屁眼子?正思索著,菊花已經把黑棒子吸了進去,被一團凹凸緊緻的肉芽壓榨著,他媽的,這輩子沒用過這麼緊好的洞,又驚又疑的甘比亞忘我地猛操了起來,二十公分的大黑棒頂得維尼天花亂墜,嬌喘不斷。菲力把大棒塞住維尼,又指揮布吉納繼續電牛子,維尼的手貪婪地握住布吉納的的黑棒,飢渴地吸允菲力,昨天睡滿了大覺就是為了今晚的火力全開。
當天晚上眾人射了五六輪,每一次沾滿糞精的棒子都被維尼吃得乾乾淨淨,維尼總會在那一刻想起在梁家河被突開的氣息,精壯的村逼老頭是如何將年少的他輪姦爆菊,他領悟到,當男人只能高潮一次再等一次,而當零就能連續不斷的高潮,連操十分鐘不換手,這就是總書記的初心。
援助非洲﹑引進非洲留學生﹑歸化非洲球員,只不過是維尼方便挑選精壯黑哥哥的計畫罷了,小黃人是滿足不了我的,維尼躺在氣味難聞的炮房裡美美地睡著了。
三人一早出了飯店,手機同步收到入帳通知,十幾億美元就這樣白花花的流入,但金額並不一致���布吉納好奇地問菲力,菲力笑說,主席有一個過人的本領,能夠精準計算吃了多少精子,換句話說,你們昨天射了多少,今天就收了多少。
甘比亞更好奇的是,為什麼主席有這麼粉嫩緊緻的好屁眼?我這輩子都沒插過這麼爽的洞。菲力表示,每年論壇結束之後主席都會去做換肛重建手術,挑選十五歲的少年換新,主席說每個少年都是為了國家自願的。每個月又另花幾十萬美元保養屁眼,換句話說,你們昨天晚上上的是世界上最優質的屁眼,人類醫美科技的顛峰之作,我早就說不會讓你們後悔。
「中國真是個神奇的國家。」甘比亞跟布吉納異口同聲地說。
然而,這一切都盡收在彭麻麻跟王滬寧的眼底。
「這個老變態。」彭麻麻看著監控抱怨說。
「唉,忍一下就過了。」王滬寧從背後抱著彭麻麻,幫她扣逼。
原來,維尼與彭麻麻早就當了多年的表面夫妻,為的就是利用它潛藏自己的性向,因此也允許彭麻麻自己找對象,條件是自己被黑叔叔猛入的時候,彭麻麻必須觀看,想起女人厭煩噁心的表情,維尼被入時候升起的羞恥心就能激發更興奮感。
折騰了一宿,滬寧終於把彭麻麻舔高潮了,彭麻麻收拾衣物像是要趕場,暖身結束,離去前,滬寧注意到彭麻麻腳脖子上的黑桃……跟自己的一模一樣。
沒多久,一個巨大的黑手從後面摟住了滬寧。
「辛苦了,要搞定他們夫妻。」南非總統說。
「為了你一切都值得。」滬寧紅著臉嬌滴滴地答道。
太陽終於升起。
整個帝國高層的沉淪在黑巨棒的溫柔鄉,幾千年後的人稱這段歷史為「黑神話」,沒有人願意相信諾大的帝國曾經被落後國家的陽具征服,毋寧是一種神話,但是他們又無法解釋為什麼黃種人從這片土地上逐漸消失,從廣東開始,最後都變成黑人,於是神話一代又一代流傳下來。
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