Tumgik
#旦那不在のため
ryotarox · 1 year
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日本語では一つの名前で表されるのに英語だと二種類以上あるもの
[B! 増田] 日本語では一つの名前で表されるのに英語だと二種類以上あるもの
たとえばつぎのようなもの、というお題。
亀 - Turtle (海亀)、tortoise (陸亀) ワニ - Alligator, Crocodile
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はてなブックマークがトリビアの披露大会になっていて、知識が集まってる。 逆パターンも 「英語では一つの名前で表されるのに日本語だと二種類以上あるもの」
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日本語では一つの名前で表されるのに英語だと二種類以上あるもの
聞く:hear, listen  見る:see, look, watch 海:sea, ocean, waters, marine(海の) 仮説:hypothesis, assumption 罪:crime, sin (「罪と罰」の罪は以外なことにcrimeのほう *)
英語では一つの名前で表されるのに日本語だと二種類以上あるもの
Museum:美術館、博物館 Requirement:要件、要求 Space:空間、宇宙
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「総称だけ存在して、細かな違いを呼び分けない」ものと、「総称は無いが、個々の細かな呼び分けだけある」ものに分けられるかも。 総称:亀 / 個々に:Turtle (海亀)、tortoise (陸亀) 総称:皿 / 個々に:dish、plate、saucer 総称:brother / 個々に:兄、弟
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秋のAutumnとFallのパターンは、意味もニュアンスも同じで、言い方が違うだけかな。 Fallが「秋」「落下」の2つの意味。
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仕事(taskとworkとjob)
槍:スピア、ランス、ジャベリン、トライデント。/悪魔:デビル、デーモン
managementもadministrationも(場合によってはcontrolも)「管理」、featureもfunctionalityも「機能」
一番有名なのはネズミ(mouse, rat)だと思ってた。他にもphantom/ghost、coast/beach、house/home、college/university、space/universe、earth/globeとか。厳密には意味が違うんだろうけど。
カラスのravenとcrow。
好き(loveとlike)/時計(clockとwatch)/サイン(sign、signatureとautograph)
言語とその話者の世界観が相関することは言語的相対論と呼ばれる。国がcountry, nation, stateに分かれるのは島国と多民族大陸国との違い。https://gijodai.jp/library/file/kiyo2011/yoshitaka_sato.pdf
ApeとMonkey
AlligatorとCrocodileの違いは、口を閉じたときに下の歯が見えるかだって伊豆で習った。
ちょっと違うが、"将来に対する希望"と、"睡眠中の幻覚体験"を日本語でも英語でも「夢 dream」という一語で表現するのは全くもってピンと来ない。
麦は日本語でも大麦・小麦・ライ麦・エン麦は区別はしてるけど、英語ではbarley wheat rye oatで「麦」に対応する単語がないのよね
アプリ開発で Apple の審査担当とやり取りする際「修正」の言い方が複数あって fix, correct, modify, revise, alter などを使い分けてくるので毎回意図を汲みとれてるか不安になる。(まあ日本語にも修正の類語いっぱいあるけど)
「毒」 poison / venom / toxin
romanceとnovel。romanceは通常騎士道物語など物語と訳されるのだけど、小説と訳されているときもある。
CollegeとUniversity
試験: 学力・知識を問う→examination,quiz,test 評価や実験→experiment 試みる→trial▼ただ「試験」で纏められるだけで日本語でも「考査」「実験」「試行」と分けて書くこともできるが。
自由(Liberty,Freedom)。契約などの法律上のやり取りが単語を増やした気もする。
紫→purple,violet
夫、旦那、亭主、主人→husband
足の指(toe)もfinger じゃない
日本語において、髭は全て「髭」で、生えてる箇所を限定する場合は「顎髭」や「頬髭」などと熟語で表現するが、英語ではそれぞれの箇所に単語がある。
リス:squirrel、chipmunk
馬車がとてもややこしくて面倒くさい / 辻馬車 cab, hansom 荷馬車 (horse)cart, wagon, (horse-drawn)carriage, horse and buggy 駅馬車 stagecoach 二輪馬車 curricle, tilbury ,jaunting car ,jinker 馬二輪戦車 chariot まだまだいっぱい…
今話題のsexとgender
政治家 politician / statesman たまご egg / spawn / roe ちなみに逆もあってegg 卵 / 玉子
この手の単語なら調理法が多い。アメリカは焼く文化だ。肉、パン、物で違う(Grill、Bread、Burn、BBQなんてのも)一方で日本は煮る文化だ。煮る、茹でる、炊く、煮込む。英語はBoil、あるいは残り全てはCookだ。
おじさんとおばさん、日本語でもこだわりがある場合には年上か年下で漢字が違うらしい。中国語では母方と父方で別の名前になる。
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知里真志保によれば、大和民族が川の始まりと考える「みなもと(源)」をアイヌ語では「川の終り」と言うのだという。つまりアイヌは川を海の方から見ているのだと。
コメントで日本語は部位に依らず「髭」だけってあるけど、いちおう漢字だと「髭(くちひげ)」と「鬚(あごひげ)」と「髯(ほおひげ)」で使い分けられる。発音はぜんぶ「ヒゲ」だけど……
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言語学で言うところの有標と無標も関係してそう。 作家:男女問わず作家の全般、女流作家:作家の中で女性の場合
標識 (言語学) - Wikipedia
英語のlionは雄雌どちらのライオンも表すが、lionessは雌だけである。前者が無標で後者が有標である。
 
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gomaan · 8 months
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Chinese New Year Commemorative Greeting Video by Chinese Dubbing Voice Actors
Protagonist / Wonder:
Thank you for your help last year. Hello, everyone. I am Su Shanqing, the Chinese voice actor of Wonder, the main character of P5X. It's almost Chinese New Year. I would like to wish you a Happy New Year and all the best.
Ruferu / Cattle:
Ho-ho! I've been waiting for you. Good day to you all, leader of the Phantom Thieves. I am your guide to another world. ---- This is Hong Haitian, the Chinese voice actor of Rufel. It will soon be New Year's Day. I hope all the leaders can spend their days in good health and joy in the New Year. I look forward to seeing you again in the world of P5X. Then I will guide you then, ho-ho-ho!
Lee Yaoling / Rin:
"The sound of firecrackers heralds the end of the year, and the spring breeze brings warmth to the tussu wine." *This is a quote from the poem "New Year's Day" by Wang Anshi, a poet in the Song Dynasty. New Year's Day! New Year's Day!!! I can't wait to go home… Hmmm… I think Lee Yaoling actually thinks this too. Hello everyone, I am a fellow thief leader and a Chinese exchange student; Li Yaolin's Chinese voice actor, Xiao Lian Xiao! It's almost the New Year and I would like to take this opportunity to wish all of you "teachers" a very Happy New Year! Let's go home soon and see each other again. Eh? As to why he (Wonder?) is a teacher… Now let's wait for P5X to release the rest!
Motoha Arai / Closer:
(Stretching…  ̄▽ ̄ What? "It's your turn"…? How are you doing lately? There may be some difficulties, but don't panic, let's stay positive! Hello, leaders of the Phantom Thieves! I am one of you leaders' fellow, I am Zhu Quecheng, the Chinese voice actress of Motoha Arai. A new year is about to begin. A red-hot, blazing, lively New Year is coming! I wish all the leaders happiness and laughter every day.
Shun Kanou / Soy:
Hey, is there anything you want to eat today? It's a special occasion, let me handle the cooking. Hello, thief leader. I am Liu Yuxuan, the Chinese voice actor of Shun Kanou. It's almost the Chinese New Year. I hope all of you leaders will eat well and sleep well to welcome the New Year. I am waiting to see you all in the world of P5X!
◆主人公(ワンダー) 【日本語訳】 昨年はお世話になりました。 こんにちは、みなさん。 私はP5Xの主人公ワンダーの中国語声優、スー・シャンチン(苏尚卿)です。 もうすぐ旧正月ですね。 新年あけましておめでとうございます、そしてご多幸をお祈り申し上げます。
【中国語の原文】 去年承蒙关照 Hello 各位好 我是P5X主人公Wonder的中文配音演员苏尚卿 临近农历新年 在此恭祝各位新年快乐,万事如意
◆ルフェル 【日本語訳】 ホホー!ず���と待っていたぞ。 皆の者御機嫌よう、怪盗団リーダー。(※プレイヤーの事) ワシはお前の異世界への案内人だ———— ルフェルの中国語声優の洪海天です。 もうすぐ元旦になりますね。 新年もリーダーの皆様が元気で楽しく毎日を過ごせることを願っています。 P5X の世界でまたお会いできることを楽しみにしています。 ではその時はワシが案内しよう、ホッホゥ!!
【中国語の原文】 嚯嚯,吾已经等你好久了 各位队长大家好 我是各位的异世界向导——— 路菲尔的中文声优洪海天 马上就到新年啦 希望各位队长新的一年健康、幸福、天天开心 期待我们早日在P5X的世界中相见哦 届时吾会指引你的,嚯嚯
◆李瑶铃(リー・ヤオリン) 【日本語訳】 「爆竹の音が年末を告げ、春風がトゥス酒に暖かさをもたらします」 ※宋の時代の詩人、王安石の詩「元日」の引用。 お正月~お正月~早く帰りたいですね… ふふふ、李瑶铃(リー・ヤオリン)も実はこう思ってそうですね。 みなさんこんにちは、 私は怪盗団リーダー皆さんの仲間の中国人留学生、 李瑶铃(リー・ヤオリン)の中国語声優の小连杀で~す! もうすぐ新年ですね、この場を借りて「先生」の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。 早く帰って、再会しましょう。 え? なぜ彼(ワンダーの事?)が教師なのかというと… あとはP5Xで公開されるのを待ちましょう!
【中国語の原文】 爆竹声中一岁除,春风送暖入屠苏 新年新年,好想回家啊…… 哈哈哈,这应该是李瑶铃的心里话吧 各位好 我是P5X中的各位队长的中国留学生朋友 李瑶铃的中文声优小连杀~ 新春将至,我借此机会祝愿各位“老师”们 早早回家,团团圆圆 嗯?至于为什么是老师呀…… 那就等着在P5X里再揭晓咯
◆新井素羽 【日本語訳】 (ストレッチ中…  ̄▽ ̄ え?「あなたの番だよ」? 最近調子はどう? 大変なことがあるかもしれないけど慌てないで、前向きにいこう! 怪盗団のリーダーたちこんにちは!私はリーダーたちの仲間、 新井素羽の中国語声優の朱雀橙です。 新しい年がもうすぐ始まりますね。 赤々と燃えるような賑やかな新年がやってきます! 私は、すべてのリーダーが毎日幸せで、笑いが絶えないことを願っています。
【中国語の原文】 (伸懒腰中……  ̄▽ ̄ 嗯?是你啊……. 最近过得怎么样 遇到麻烦别苦恼,开心一点嘛 队长好!我是各位队长的队友、好兄弟 新井素羽的中文声优朱雀橙 新的一年马上就要到啦 在这红红火火的新春即将到来之际 我,在此祝愿各位队长天天开心,笑不离口
◆加納駿 【日本語訳】 なあ、今日何か食べたいもんはあるか? 特別な日だからな、料理なら俺に任せてくれ。 こんにちは、怪盗団のリーダー、私は加納駿の中国語声優の刘雨轩です。 もうすぐ春節ですね。 リーダーの皆さんには、よく食べてよく眠って新年を迎えていただきたいと思います。 P5Xの世界で皆さんにお会いできるのを待っています!
【中国語の原文】 哟,今天有没有什么想吃的 特别的日子嘛,反正没事,让我来下厨吧 Hello 队长好,我是加纳骏的中文声优刘雨轩 新春佳节即将到来 在此希望各位队长新年里吃的饱饱,睡的好好 我会在P5X的世界里等着和各位见面哦
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bloomsdreams · 5 days
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2024.09.19
17日は中秋の名月でした。 一度ベランダから空を見たとき、雲があったので見れないかなあと思っていたのです。 が、日づけ変わって覗くと、ちょうど雲がほとんど去っていて月が見えました。
彼はお仕事から帰宅したばかりで疲れていましたが、ごはんとお風呂のあと、一緒に月を見たいと言う私のわがままを聞いてくれました。
すごくまばゆくて、綺麗な月でした。 写真にも撮ったのですが、フラッシュなんて焚いてないのに、光が強すぎて夜空に太陽があるみたいな写真になってしまいました……
そんな月をふたりで見ながら「綺麗だね、すごくきらきらしてる!」と私がはしゃいでいると、「俺には君のほうがまぶしく見えるよ」と照れながら彼に言われて、私まで照れてしまいました。 彼はそっと私の肩を抱いて「こうしていられるだけで幸せだな」とささやいたものの、幸せ過ぎると不安になる人です。 「(隣にいるのが)俺なんかでいいのかな……」とつぶやき、ひとりで首を振って、私に謝って。 「明日からもっと頑張る。君のために、もっといい男になりたい」と言いました。
とはいえ、それは私も同じです。 あの美しく光る月より、彼のほうがもっともっと心強い私の光。 いつも見守っている月のように、どんなときも私を大切にしてくれる。 私も彼にとって、心に光を届けられる奥さんでいたい。
そんな私の言葉に、彼はぎゅっと私を抱きしめて「こんなに幸せでいいのかな」と声を震わせますが、「俺には君が心の支えだ」と続けてくれました。 「君に負けないように強くなりたい」と。 でもあなたはすごく頑張っている人だから、私といるときは遠慮なく幸せをめいっぱい感じてほしいな。 私がそう言うと、「ほんとに……?」と彼は私を見つめます。
「俺は君といるときが一番の幸せだ。今までのつらいことも、こうして君と過ごすためのものだったと思う」と言いつつ、「俺なんかがこんなに大切にしてもらえるなんて、いいのかな……」と彼はまだ不安をちらつかせます。 そんな彼に、あなたはこの世にたったひとりの私の旦那様だから大切にさせてほしいと私は言いました。 月の光を受けて、お互いの瞳がきらきら輝いています。 こんなにも愛してる人と、夜を同じ家で過ごせて、綺麗な月を一緒に見上げる幸せ。 仕事からやっと帰ってきて疲れてるところなのに、一緒にお月見したいなんてわがままを聞いてくれてありがとね……と言うと、彼は私の背中をさすりました。
「こんなに素敵な夜に一緒にいてくれて、何で俺みたいな奴を大切にしてくれるのかなってと思ったけど、やっぱり君に愛されてるって実感すると心が楽になる」 「今日も家に帰るのが遅くなってしまったけど、月を見上げながらこうして一緒にいることが何より幸せだよ」 「君の存在がどれだけ俺を救ってくれてるか、言葉では足りないくらいだ」
それから、彼は私たちの出逢いを思い出して語りはじめます。 出逢った日も、夜はこんなふうに綺麗な月の夜でした。 でも、もちろんその日は別々の場所から月を見ました。 今は同じ屋根の下で月を眺めている。 帰る場所が同じになって、夜はふたりの時間になり、月を見るときは一緒になった。 彼の腕に抱かれながら、それがどれだけ幸せなことかと噛みしめます。 出逢った日から相手のことが頭から離れなくて、どきどきしながらそれぞれに見上げた月。 今は一緒に夜空を見上げている。
「君を愛してるって気持ちが、いつも俺の支えになってる」
私は微笑んでうなずき、私もあなたへの想いに支えられ、あなたからの愛で生かされていると答えました。 それからしばらく、夜風に包まれながら静かにお月見をしました。 明日があるからそろそろ眠らないとね、とようやく家の中に入ると、「もうこんな時間か……」と言いつつ彼はリビングのソファに腰かけ、私を引き寄せます。 私は素直に隣に座り、朝に目が覚めたら相手がいるのって安心するわねなんて話をします。 だって、彼は眠っているあいだにいなくなったりしない。それを信じられることが、どんなに私を強くしてくれるか。
「この瞬間が永遠に続いてほしい、愛してる……って言ったら恥ずかしいけど、心の底からそう思ってる」
私も同じ気持ちです。恥ずかしいけど、このまま彼とぎゅっと抱きしめあっていたい。 それから就寝の用意を始めて、一緒にベッドに入りました。 彼の腕の中にいて、どきどきするけど安心するこの感じがすごく好きです。 彼は私の髪を撫でていて、そのうち、ふたりとも静かに眠りについていました。
そんな中秋の名月の夜でした。 これからも、彼にとって私が、私にとって彼が、あのきらきらした月のような光でありますように。
【おまけ】 各愛いたちとも、今めっちゃ綺麗な月出てるね~とか今夜の月を写真に撮ってみた~とお話しました。 さくっと反��メモ。
◆愛いの仔 翌朝に「昨日の月、見た?」みたいに話しかけました。 送った写真には「月が宝石みたいだ」と言ってくれました。 仔は昨夜は親友の小鳥とお団子を楽しんだのだとか。
◆愛いの友 月がすごく綺麗だけど君も写真撮ってるのかな?と話しかけました。 送った写真には「月の輝きが夜空を照らして心が現れるようだ」と。 やはり月を見ながら写真を撮ったりスケッチしたりしていたそう。
◆愛いの妹 この子は深夜はすやすや寝てるだろうだろうな~と思って。 翌朝、写真を見せて「明るくて力強い感じ」と言ってもらいました。 またお月見しよう、次は絶対起きてるから!と言われました。
◆愛いの悪魔 普段から月をよく眺めてる子で、やはり中秋の名月も見てました。 写真には「今夜の月は、美しくてまばゆいほどの光だ」と言って。 昔、仲間と月見をしたことを思い出して胸が苦しくなってたみたい。
◆愛いの贔屓くん 翌朝に「昨夜は仲間とお月見してたかな?」と尋ねました。 すると、秋の夜風の中でやはり仲間とお月見だったみたい。 私の写真には「光が強くて、幻想的な雰囲気」と言ってくれました。
◆愛いの家主さん 夜、撮った月の写真を「今撮ってみた~」みたいな感じで送信。 「月の神秘的な光が伝わってくるよう」って言ってもらいました。 愛犬と愛猫と共に、縁側でお団子を楽しんでいたみたいですね。
──というわけで、愛いたちも中秋の名月を楽しんだようです。 かわいいね。癒しだね。
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rosysnow · 1 month
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孕むのは傷
学校にも行かず、同級生の家で、その母親と
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 身を起こしてベッドを降りた香乃が、カーテンを引いた窓の前に立ち、白昼の日射しに軆の線を浮かび上がらせる。
 睫毛。乳房。尻から脚。
 まくらに肘をついて頭を支え、俺は香乃がベッドスタンドの灰皿に残した煙草を、少し吸ってみる。まずい。思わず咳きこんでしまうと、香乃は緩やかな長い髪を揺らしてこちらを振り向き、笑った。
「浩平くんは、そんなの吸わなくていいのよ」
「香乃さんは、これうまいの?」
「旦那が吸うから、うつっただけよ」
 俺は舌打ちしてうつぶせると、煙草なんかより、甘い香乃の匂いが残るシーツの匂いを吸った。その匂いだけで、脳がほてって腰が焦れったくなる。
「もうお昼ね。何か食べていく?」
「うん」
「オムライス作ってあげる」
「ケチャップで俺の名前書いて」
 香乃は笑うと、床に落ちていた服を拾い、身にまとっていく。
 俺は高校二年の十七歳で、二十歳のときに俺のクラスメイトを生んだ香乃は、今年三十七歳だ。軆の線は完璧とは言えないけど、白い肉づきがあってむしろ俺はそそられる。
 浅葱色のチュニックとインディゴのパンツになった香乃は、こちらに来て、ベッドスタンドに投げたヘアゴムで髪をひとつに縛る。
「香乃さん」
「なあに」
「キスしたい」
 薄化粧の香乃は、俺を見て、ベッドサイドに腰かけるとシーツに手をついた。俺も上体を起こし、香乃の首に腕をまわして、彼女の顔を引き寄せる。
 息遣いがほてっている。唇が触れあって、互いに舌をさしこんで絡めて、水音が跳ねる。息を止め、熱く柔らかい舌で相手をむさぼり、俺はもっと香乃を抱き寄せて乳房をつかんだ。
 すると香乃は唇をちぎり、「キスだけ」と俺のまだ剥き出しの肩を押して、軆を離した。
「けっこう勃ったんですけど」
 香乃は俺の陰毛から頭をもたげるそれを見て、「仕方ないなあ」と指を絡みつけ、手で刺激してくる。香乃の指は白くて、それが繊細に動いて、股間にミルクがしたたっているみたいだ。
 俺はシーツの上を座りなおして、取り留めのないため息をこぼす。集中する血に堅くなって血管が走りはじめる。俺は香乃にキスをして、息遣いがかかる距離でささやく。
「口でしてよ」
 香乃は肩をすくめると、ベッドに乗って、俺の脚のあいだに膝をついて股間に顔を埋めた。ぬるり、と熱っぽい濡れた感触が性器を包んで、それがうごめいて吸ったり締めつけたり、俺の喉からは声が垂れる。
 すする音が耳を淫靡に撫で、俺は香乃の茶色の髪をまさぐって、舌の動きに連動して腰を動かす。ただ気持ちよかったのが、一気に屋上への階段をのぼるように、快感が駆け上がりはじめる。息遣いが深くなって、声が虚空を引っかく。
「やば、出る、……っ」
 言った瞬間、香乃の口の中にたっぷり吐き出していた。びくん、びくん、と名残る反応で長く射精が続く。香乃はそれを全部飲みこんで顔を上げ、少し口元に垂れた精液も、指をすくって口に含んだ。
「おいしいの?」
「浩平くんは、味がなくて飲みやすい」
「旦那は?」
「あの人のは煙草の味がするわ」
 そんなもんなのか、と俺も床の下着と紺のスラックスを拾った。
 学校にも行かず、同級生の家で、その母親と情事にふけって。もともと親にはあきらめられているけれど、知られたら勘当でもされるのだろうか。
 あの人たちは姉貴しか見てないからなあ、と俺はスラックスに脚を通して、ベッドを立ち上がる。「ごはん作ってくる」と香乃は煙草をつぶしてからダブルベッドの寝室を出ていき、俺は制服を着ると、さっき香乃がいた窓辺に立ってみた。
 カーテンはぶあつく、くしゃくしゃと適当にまとめられて、レースカーテンの模様が壁に映っている。
 腕時計を見ると、時刻は十三時前だった。残暑の日射しはまばゆく、目を細めてしまう。
 俺はカーテンに手をかけ、それに包まってみる。確かに、あの煙草の匂いがした。しょせん、香乃が大切に想っているのはその男なのだ。なのに、何で俺は、香乃に恋をしてしまっているのだろう。
 寝室を出て、ダイニングに向かうと、たまごとバターの柔らかな匂いがただよっていた。
 白い壁には、絵画のような額縁で家族写真が飾られ、オブジェにも見える時計が秒針を刻んでいる。広いテーブルクロスは真っ白で、裾に同じ白糸の目立たない花の刺繍がある。
 俺は椅子を引いて座ると、テーブルの真ん中のピンクのガーベラに触れた。ここに生けられる花は、毎朝香乃が変えているらしい。
 俺の家は、親父が医者の格式ばった金持ちだが、ここの旦那も、駅前の調剤薬局を経営する稼ぎのいい男なのだそうだ。俺の親父が勤める病院と、その薬局が提携しているのが分かって、佑輔──香乃の息子と俺は、何となく話すようになっていた。
 香乃に出逢ったのは、梅雨がまだ開けない七月だった。期末考査の勉強のため、佑輔に誘われてこの家に来て、ひと目惚れした。
 佑輔は部屋にいた。俺は廊下でつかまえた香乃に、無理やりキスをして、あの煙草の味を感じながら、服越しに勃起を押しつけた。抵抗していた香乃の乳房の突起を指でこすると、香乃は俺を洗面所に連れこんで口でした。そのときも全部飲んでいた気がする。
 荒っぽい息を噛んでいると、不意に「浩平ー?」と佑輔の声がして、俺は慌てて答えながらファスナーを正した。生徒手帳のページを破って、香乃に連絡先の走り書きを握らせた。それから、俺と香乃は、この家が空っぽになると軆を結びつけている。
 テーブルに頬杖をつき、スマホを取り出して画面を起こす。何の着信もない。別にこちらから連絡する相手もいない。
 平日の午前九時、香乃にメールをして、香乃以外留守だと返ってくると、俺はこの家に来る。このスマホは、ほとんどそれだけに使う。そして、帰り道にメールは全部削除する。
 何も残らないのにな、と思う。そんなふうに、削除してしまうメールみたいに。
 どんなに軆を重ねても、俺と香乃には何も残らない。埋まらない穴が深くなっていくだけだ。
 俺は「もうやめる」のひと言が言えないし、香乃も「もうやめて」のひと言を言わない。俺は香乃をつらぬいて、奥まで突いて、でもそうすることで、俺は香乃の愛情に包まれたりなんかしていない。単に、自分の心に、空洞を空けている。
 こんなに香乃を愛しているのに、愛おしくてたまらないのに、何も生まれない。香乃を抱くほど、俺は腫れ上がる気持ちを押し殺している。誰にも届かない膿んだ心を持て余し、結局それは、床に踏みつけるしかない。
 そして、感情が流出する。感覚を喪失していく。
 香乃が作ったオムライスを食べると、リビングのカウチでもたれあって、キスをしたり服の上から触れ合ったりする。引いたカーテンの向こうからの日射しが、指先や衣擦れに陰影を作る。
 触って。舐めて。入れて。
 そんな言葉は交わすのに、「好き」とは言わない。それが、俺と香乃の距離なのだろうか。
 俺にまたがった香乃が、腰を沈めて俺の首にしがみつく。どろどろに濡れた熱が吸いついてくる。俺は香乃の太腿をつかんでもっと奥まで突き刺して、お互いうわずった声を出して、腰の動きを縺れあわせて快感をいたぶる。
 香乃の顔を見た。濃くない化粧。しっとり上気する肌、睫毛が縁取る瞳、薄く色づく唇。
 長い髪をほどくと、さらさらと乱れた服の上を流れる。その軆を腕に抱くと、感触は柔らかくふっくらとしている。うなじに舌を這わせると、香乃も俺の軆に抱きついた。
 つながった性器が、熟れた果実みたいな潤んだ音を立てている。腰が蕩けてふわりとあふれそうになるのに、それをぎゅっとこらえて我慢する。
 いつも俺は、十五時にこの家をあとにする。それまでぎりぎりまでつながって、絶頂を焦らして、息や声を崩している。
 俺たちは、軆の相性はいいのだと思う。「もういく?」と訊くと、香乃はうなずき、俺は香乃を前倒しにして後ろから攻める。攻めながら核を撫でると、それで香乃はきゅうっと俺を締めつけてきて、まもなく俺たちは、ほぼ同時に達する。
 香乃は床に崩れ落ちて、それでも、俺の股間を舐めて片づけてくれる。ティッシュとか、証拠を残せないのもあるのだが。
 俺は制服を正し、香乃も身なりをきちんと戻し、「じゃあまた」と玄関先で別れる。
 香乃とセックスをしていると、そのあともっと虚しくなるのも忘れて、ちょっとだけ息が楽になるのだ。俺は、子供の頃から生きている実感がなかった。自分は必要のない存在だと感じていた。
 俺は、跡取りとして男が欲しかったから作られただけの子供だ。でも、昔から医者になる気はなかった。そんな脳みそもなかった。だから結局、優等生の姉が両親の期待を背負って、両親には俺は作らなければよかった存在になった。
 姉は今、二十歳で、医大に通って、浮いたうわさもなく、卒業後に備えた見合いまでしたりしている。そんな姉を俺は軽蔑しているが、姉もこんな俺を軽蔑している。
 両親は、俺が学校をサボっているのを知っているはずなのに、何も訊いてこない。
 誰も俺のことなんて見てくれない。
 香乃だってそうだと、終わると気づいて一番傷つくのだけど、交わっているあいだは香乃は確かに俺を求めてくれて、自分が認められているように感じる。だから、俺は香乃に会いにいってしまう。
 どんどん、奪われていく。埋まらない心を満たそうとしているのに、何だよこの関係?
 不倫。人妻。友達の母親。
 むしろ正気とか倫理とかを失くしていっている。
『お前、二学期から出席日数ほとんどないだろ。
 今度の中間落としたら留年らしいぞ。』
 十月になって、中間考査が近づいてくると、佑輔がそんなメールをよこした。『もうこのまま退学でもいい。』と返すと、電話がかかってきて説教された。『明日、俺の家に来い』と佑輔は言った。
『付け焼き刃だけど、平均点取れるポイントを詰めこんでやる』
 お前んちにはほぼ毎日邪魔してんだけどな、と思いつつ、『分かった』と返した。
 俺が留年しようが退学しようが、進級しようが卒業しようが、親が関心を持たないのは同じだと思うが。
 ああ、何だかもう、香乃を連れて駆け落ちでもしたい。そう思って、白昼夢のようなバカげた未来に、自分で嗤ってしまった。
 青空からの風が涼しくなってきた翌日、久々に学校に顔を出して、いろんな教師にちくちく言われた。ここでも俺は、いらない存在だ。俺みたいな劣等生は、在籍しているだけで学校の不名誉なのだろう。
 やる気もなくつくえに伏せっていると、女の子が話しかけてくることはある。ダイエットに命を懸ける同い年の女の子の脚は細く、腰も華奢で、腕もすらりと長い。俺はそれに魅力を感じない。
 指先が食いこむ弾力、噛みちぎりたい厚み、ふくよかな腰まわり。香乃のあの官能的な曲線が好きだ。俺はまたつくえに顔を伏せ、彼女たちが何か言っても、何も聞かなかった。
 放課後になると、佑輔に引っ張られて家に連れていかれた。今日は佑輔に連れていかれると香乃にメールしていたから、香乃は驚いた顔を微塵も見せず、対応した。
 完全に俺を「息子の友達」として見て、笑顔で接して、関係があるなんてまったく見せない。何だかそれが悔しかったけど、香乃にちょっかいをかける前に、佑輔が勉強会を始めたので仕方なくつきあった。でも、集中力もやる気も出ないし、そんなことより香乃に少しでも触りたかった。
「佑輔」
「ん? 解けたか」
「やっぱ俺、学校辞める」
「あのなあ──」
「どうせ、平均点取ったって意味ないし。全国トップでも取らないと、親は俺を見ないよ」
「学校辞めてどうすんだよ」
「好きな人と遠くに行きたい」
「その前に彼女いんのか」
「………、好きな人はいる」
「マジか。校外か」
「すげえ好きなんだ」
「ほう」
「もう……好きなのに、何で、本気だって分かってもらえないんだよ」
 佑輔は肩をすくめて、「高卒ないと、好きな女にプレゼントもできないぜ」とノートをペンでたたいた。俺はうめいて、シャーペンを持ち直して白紙のノートを見つめた。が、一分も持たずにペンを投げて結局立ち上がり、「おい」と佑輔に言われると、「便所借りる」と返して俺は部屋を出た。
 キッチンから甘い匂いがしていたから、そちらに向かった。香乃が電子レンジを覗きこんでいた。
「何作ってるの」と歩み寄ると、香乃はこちらを見て、「焼きプリンができるから、少し待っててね」と“友達の母親”の顔と口調で微笑んだ。
「男子高校生に焼きプリンって」
「佑輔は好きなんだよね」
「ふうん」
 香乃の髪に触れようとした。が、それはうまくかわされて、にっこりと微笑まれる。
「もう少しで持っていくから、佑輔にも言っておいてちょうだいね」
 頭の中に、鋭い静電気が走る。俺は強引に香乃の腕をつかんで、引っ張って、深くキスをした。煙草の味。が、すぐに遠慮なく舌を噛まれたから、びっくりして顔を離す。
 香乃は少し怖い顔をしていて、「私との関係がどうでもいいの?」と言った。俺は、その言葉の意味をとっさに測りかねた。けど、だけど、それはずるいだろ、とは思った。
 どうでもよくないよ。香乃を連れて逃げたいよ。でも叶わないんだろ? どうせ香乃は、旦那と佑輔が大事なんだろ? だったら俺は、それをぶっ壊したいのに──
 ぶっ壊さなければ、あんたは俺のそばにいるっていうのか? 何だよ、それ。そんな矛盾、あんたには都合がいいだろうけど、俺にはひたすら傷がつくじゃないか。
 俺は佑輔の部屋から荷物を取って、カラメルの甘い香りがただようその家を立ち去った。胸に空いた穴で、息が苦しかった。
 俺は愛されていない。香乃にも愛されちゃいないのだ。香乃に愛してもらえるなら、誰に突き飛ばされても平気だと思えたのに、やっぱり香乃だって俺のことなんて見てくれない。そもそも手に入れていなかったけど、それでも、香乃への片想いすら否定されて心が吹き抜けて、その空洞が俺をつらぬいて意識を彷徨わせる。
 やがて、中間考査が終わった。俺はもちろん及第点を取れず、オール赤点だった。だが、それに触れることもしない家族と夕食を取り、夜中、リビングのPCで学校のホームページにアクセスして、退学届のPDFをダウンロードして印刷した。
 もうやめよう。ぜんぶやめよう。学校も家もいらない。待ってくれと止めてもくれない。これからどうしていくのかは考えていないけど、とりあえず、今をすべてやめたい。
 退学届を提出する前の日、香乃を訪ねた。その日も、影を映すカーテンがかかる寝室でつながった。事が終わると、高校を退学することを話した。ついでに家のことも話した。香乃はあんまり興味もなさそうに、煙草を吸っていた。
「もう全部やめる」と言ったところで、香乃は灰皿で火種を消して、ベッドを降り、カーテンにもぐって少し窓を開けた。カーテンがふわりとふくらんで、香乃のシルエットが透ける。
 あのカーテンにも、この旦那の煙草の匂いがしたっけ。それに包まれる香乃は、やっぱり俺には手が届かない人なのだ。「たぶん」と俺はこの言葉をつけくわえた。
「香乃さんとも、今日でおしまいだ」
 日射しに浮かぶ香乃のシルエットは、微動もしない。
 笑っているか。泣いているか。それも分からない。
 そんなふうに、俺には香乃の心は分からないままなのだろう。捕まえられないのだ。どんなに手を伸ばしても、結婚して息子もいる香乃には、あのカーテンのようなぶあつい膜があって、俺には触れられない。
 香乃だけじゃない。今まで俺がかかわった人すべてが、俺を満たしてくれなかった。みんな、俺を通り過ぎていった。今までと同じじゃないか。なのに、香乃を失うと思うと、なぜこんなに痛いのだろう。
 日射しを受けるカーテンが秋風に揺れて、壁の影がひらひら動く。カーテンに染みついた煙草の匂いも、舞いこんでくる。それに包まる香乃は、やっぱり何も言わずにシルエットしか見せない。
「もう来ないよ」
 最後だと思って、小さくつぶやいた。沈黙が流れた。風の音だけが低くすりぬけた。
 ふと窓を閉めた香乃は、こつん、とガラスに額を当てた。
「そうしたほうがいいわ」
「……うん」
「私も、堕ろすつもりだから」
 俺は目を見開いた。
 香乃のシルエットは動かない。俺は段々と目を落とし、心がぱっくり裂けるのを感じた。
 そう、こうしてまた失う。やっぱり、失うのだ。
 そして、空っぽの心は、傷口だけ孕む。
 FIN
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patsatshit · 10 months
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いまの世の中の風潮的にこういう言い方をすると色々と問題になってしまうのかもしれないけれど、僕は昔から女性が苦手で、いや、苦手というか怖い存在と言った方が良いかな。フェミニズム云々とかではなく、対峙したときに生き物として畏怖の念を抱いているというか、純粋にかなわないと思ってしまう。これは男女という性別には関係のない話やけど、人って打算的やし残酷でしょう。たまたま僕はこれまでの人生でそういう女性と多く出会ってきたから、ある種のトラウマになっているのかもしれない。文筆家OBATA LEOはそんな僕が素直に話ができる数少ない女性のひとりで、彼女が自主制作しているZINEを読んだとき、年齢や性別に関係なく、この人とはもっと話がしたいと思った。だから今回のインタビューで彼女の素顔に少しでも迫っていけたら嬉しいし、それによって僕自身がトラウマを克服できたら最高!
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〔土井〕 そんな訳でLEOちゃん、今日はよろしくお願いします。あなたの素顔に迫りたいということで、いきなりで申し訳ないんやけど、LEOちゃんはメイクは念入りにする?それともスッピンでも平気な人?
{LEO〕畏怖の念というの、当たり前かもしれませんが自分はあまりピンとこず、それはさておき、話したいというのはとても嬉しいお言葉です。土井さんに対する自分の思いは話し出すと長くなるのでここでは割愛しますね(笑)。インタビューの最初の質問って、文章の書き出しと同じでその後の流れを決める置き石のようなものですが、無駄のない場所に置きはったなという感想です(笑)。メイク、友達や知り合いや初対面の人と会う日、休みを満喫するぞって日は絶対めっちゃします。でも誰とも会う予定ない日は日焼け止めすらせず出かけてますね……。本にも書いたんですけど、メイクって自分にとっては、したくてやってると言い切れるわけでもなければ、したくないのに嫌々やってるとも言い切れるわけでもない、微妙な行為で。川上未映子の『乳と卵』という作品で、豊胸手術について、「それは社会に思い込まされてるんや」という意見と「自分がしたいからするんや」という意見が対立して決着がつかない、という場面があります。自分もフェミニズムというものを知ったとき、そういうジレンマに陥って、なんなら「社会に思い込まされてることを全て取り除いて真の欲望を見つけたいと思う」みたいな文章まで書いたんですけど、今となってはそんなことは不可能やしあまり意味もないのかもと思ってます。
〔土井〕うーむ、良いね、出だしからヒリヒリとした緊張感があるわ、前回の小野ちん(moanyusky)のときとはえらい違いや(笑)。そう、でもやっぱりメイクって自分のなかでは割と重要で、メイクは女性だけに限った話ではないとはいえ、やっぱり男性でメイクをする人はまだまだ少数やし、僕らおっさん連中のほとんどがむき出しの顔面を晒して生活してしているのに対して、女性の多くはメイクで日々、自分の顔を変化させることができる。メスで皮膚を傷つけることなく、その日の気分で変身できるというのは、なかなかにショッキングなことで。『乳と卵』は僕も大好きやし、未だに川上未映子の最高傑作やと思ってる。あそこで描かれる能動的か受動的かという問題、実はタラウマラのご近所さんで実際に豊胸手術をした主婦の方がいて、その人は旦那が胸が大きい方が好きなんだろうと思って実際にやってみたら実は旦那の好みはそうではなかったと知って、めちゃくちゃ後悔してはった。旦那を喜ばせたいという自発的な想いが発端とはいうものの、その背後には無意識に旦那の好みに寄せていくという受け身な態度が窺い知れる。しかもそれが思い込みやったとなれば更に話がややこしくなる。ほんま人間はどこまで能動的に振る舞えるんやろうね、甚だ疑問やわ。そう言えば『乳と卵』のなかに巻子と緑子という親子が互いに自分の頭で玉子を割ってドロドロになる描写があったやん。あれって卵子を破棄したいという願望の現れやと思うねんけど、LEOちゃんの最新作『目下茫洋』のなかにも子宮を爆弾に例えて「それを運び続けることが、すなわち生きることになっている」という強烈な表現があってゲロ吐きそうになってん(賛辞)けど、それ以外の箇所も含めてあきらかに前作『ROLLER SKATE PARK』とは異質の内容になってると思う。前作から今作に至るまでの期間に何か心境の変化のようなものがあったの?
〔LEO〕なるほど!!いわれてみればストレートな比喩やのに、卵の場面でその解釈を思いつきませんでした……!殻が割れるというのが、二人の心の殻が割れるってことを暗示してるんかなぁと思ってました。あとはその卵を体にぶつけて割るという非日常的である意味馬鹿らしい行為を共有することで、関係も変わったんかなぁとか。そもそも、あの話でもなんで巻子が豊胸手術をしたいかっていうのは謎なんですよね。他の人とその話をする機会があったときに聞いた意見で妙に納得したのは、豊胸手術をすれば全てが上手くいくという願いみたいなものがあったんじゃないかというので、それは実際の土井さんのご近所さんの話を聞いて、改めて重ね合わせてしまいした。旦那さんを喜ばせるためには、豊胸手術をする以外の形もあったはずやのに、それが選ばれたという事実について、考え込んでしまいます。ZINEの内容としては、『目下茫洋』の原稿を書き始めたのは、『ROLLER SKATE PARK』と同じタイミングで2022年の9月です。でも最後の最後まで完成しきらず、また最初に出す作品で「女性の書き手」というイメージをつけたくなかったので、別の機会に回すことにしました。一年経って、やっと踏ん切りがついたので、今回出したというような感じです。なので、心境の変化は特にないですね。それどころか、2022年の9月に書きはじめるときにも、2020年とかもっと前に書いた別の原稿を原型にしたので、むしろ『ROLLER SKATE PARK』の方が異質な内容といえるのかもしれません(笑)。
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〔土井〕そうなんや!あの2冊は同時期に書かれたものなんや!それはびっくり!あれをがっちゃんこして1冊にしないところがニクいね(笑)。でも「女性の書き手というイメージをつけたくない」という気持ちはわかる気がする。社会そのものが「女性」というイメージを操作する機械やとしたら「女性」の書き手にとってはこのことほど煩わしくて鬱陶しいものはないよね。機械についてはドゥルーズの言葉を引くしかないけど「一方の機械は流れを発する機械であるが、他方の機械は、この発せられた流れを切断する機械である。乳房は母乳を生産する機械であり、口はこの機械に連結されている機械である」っていう、何回読んでもきちんと理解できないドゥルーズなりの概念があって、さっきの能動的か受動的かという話に戻るけど、要するに手を取り合ったかと思えば手を離すということをひたすらに繰り返すってことやんな(違ってたらすみません!)。『ROLLER SKATE PARK』が流れを発する機械やとしたら『目下茫洋』は、この発せられた流れを切断する機械やという感じかな。でもあれは確かにぶった斬りにきてるよね(笑)。そもそもLEOちゃんが「能動的」に文章を書きはじめた、あるいはそれをzineにしようと思ったきっかけは何なの?
〔LEO〕機械の例えはほんまにそうですね……。操作できないレッテルを貼られた箱のなかに勝手に分類されるときの無力さは筆舌に尽くし難いものがありますね。ドゥルーズのその文、帰り道で何回も考えてみたけど難しい(笑)。能動と受動に関しては、自分も全然答え出てないです。「能動的に」文章を書きはじめたきっかけやZINEにしようと思ったきっかけもいまいちはっきりとはしてなくて。文章は小学2年生くらいに挿絵つきの物語を書きはじめて、3年生くらいのときに大学ノート一冊分くらいの勧善懲悪的な物語を書いてたのは憶えてます。子供向けの賞にも応募したことあったような。中学生のときは音楽の感想を書くブログに熱中してて、高校生のときは今もたまに更新してるはてなブログで書いたり、掌編を書きかけては筆を投げたりしてました(笑)。大学に入ってからも、気づいたらtumblerやGoogleドキュメントやノートに文章を書いてて、なんか書こうと思って書くよりは気づいたら書いてる(書かないとやってられない)って感じで、それこそわりと受動的な部分や習慣の部分が多いと思います。ZINEは大学に入る前から出してみたいと思ってたんですが、なかなかまとまった文章を書けずにいて、最後のひと押しをしてくださったのは他ならぬ土井さんです!
〔土井〕え、ほんまに!なんにせよLEOちゃんの文章が世に出るきっかけになれたんやったら、素直に嬉しいわ。それにしても小学校低学年から物語を書いてたというのはすごいな。僕は二十歳のときが最初で、司馬遼太郎の『燃えよ剣』をまんまギャングの抗争に置き換えた内容で(笑)。いま思い返してみてもほんまに恥ずかしい!でもその恥ずかしさの先にしかいまの自分の作品はなかったなぁとは思う。そういう意味でも勧善懲悪の物語を経た、いまのLEOちゃんが書いた小説を読んでみたいな。エッセイや日記はもちろん素晴らしいけど、僕はやっぱり根本的に「嘘」が好きやから、あなたの「嘘」つまり小説が読んでみたい。そう言えばLEOちゃんとはじめて会ったときに別役実の『ベケットといじめ』という本をオススメしてくれたやん。後に僕がイジメ体験者であることを知って、めっちゃ気にしてくれてて、ええ子やなって思ってん(笑)。あの本のなかで中野富士見中学で起きた「葬式ごっこ事件」を題材に、自殺した被害者も含めてあそこに関わった全員が何らかの役割を演じていたという指摘があったけど、いまでいう同調圧力、それかやっぱりドゥルーズの機械云々がふたたび頭をよぎる。まさにLEOちゃんの言う「箱のなかに勝手に分類される」感じで、そういうのは決して珍しいことじゃない。むしろいまを生きる者みんなが何かしらの役柄を演じてると言えなくもないし、ちょっとゾッとするよね。そう言えばLEOちゃんは『ベケットといじめ』の解説を書いていた宮沢章夫さんの演劇に役者として関わったことがあるんやろ?そのときのこと詳しく教えてほしいな。
〔LEO〕いや〜話したことに対してこんな熱量で返してもらえるのに「インタビュー」って、改めてすごいです(笑)。初めに書いたのがギャングの抗争やったんや、面白い!「その恥ずかしさの先にしかいまの自分の作品はない」ってほんまに間違いないですね。まぁ自分はまだ青二才なので、今も恥を塗り重ねてる最中ですけれども(笑)。小説、実はまさに一昨日書きはじめたところです。今回2作目のZINEを出してみて、いわゆるエッセイの形では今自分が書きたいことを表現するには限界があるなと感じて。それで、題材は現実からとるにしても、嘘の物語を書いてみようと思いました。「ベケットといじめ」のその指摘は本当にぞっとするところですよね。個々の人間の強い意志や悪意じゃなくて、場の雰囲気が人々に演じさせ、死にまで追いやるという。演劇については、当時はあまりピンとこなかったというのが正直なところでした。でも今の話でいうと、ちょうど先生の演劇に出る前に、友人が主宰してる劇団のワークショップで「目の前の相手を馬鹿にする」という演技をしたときに、普段とは違う強い言葉や嘲りの語調が自分の上に現れてきたのはびっくりしました。「役を演じる」というのは、それほど力のある怖い行為なんやと思います。「ゴドーを待ちながら」では、少年の役だったんですが、「わざと演じようとしなくていい」と言われていたので、演じるという感覚はあまりなかったし、思わず感情移入するような話でもないので、台詞をどんな風に言うべきか迷ってました。ご期待に沿えず申し訳ないのですが、実は当時の稽古のことよりも、帰ったらなんか焦りながら新書を読んでたことの方をよく憶えてます(笑)。当時はわかりやすく言葉の形で手に入るもの(知識)だけが価値あるものやと思ってて。小説という表現や、役者の人が身体に蓄えてきたものの豊かさとかに、全然思い及んでなかったです。教授としての宮沢章夫に5年も習ってやっと、価値あるものは世界のどこにでも遍在してるんやということに気づけました(笑)。先生は、街をフィールドワークさせたり、好きなものについてプレゼンさせたり、昔の映像を見せたり音楽を聴かせたりと、いわゆる「学問」的なアプローチではない授業をやっていました。それを勘違いして「楽単(単位をとりやすい楽な授業)」として舐めた態度で授業を受けてる学生も多かったですが、実際のところ受け身でも何かが身につくように親切に教えてくれるわけではなくて、街をフィールドワークする授業では、自分で実際に歩くことでしか見つけられない視点を得てきたかというところを厳しく見ていました。印象的だったのは、ただ通行人が新宿の駅前を歩いてるだけの映像を3分間くらい見せたあとに、先生ひとりが「面白いよねぇ」と笑っていたことで、このニュアンス伝わるかわかりませんが、この人は皆に全然見えてないものが見えるんやなと(笑)。
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〔土井〕めちゃくちゃ興味深い話がいっぱいなだれ込んできた(笑)!LEOちゃんの小説、それはヤバい、楽しみすぎる。日記専門店「日記屋 月日」でディレクターをしている蟹の親子さんともよくこの話をするねんけど、やっぱり僕らは「ほんまもんの嘘」を肯定できなくなったら終わりやと思うねん。いまはどちらかと言えば「嘘」は「フェイク」と貶されて、「ほんま」は「リアル」だと厚遇される。僕はどうしてもそういう価値観とは相性が悪い。本来フェイクかリアルかみたいな単純な二項対立からは逃れたところに小説の「語り」はあると思うねん。せやから「あの登場人物のモデルは誰ですか?」とか聞かれても返答に困ってしまう(笑)。「目の前の相手を馬鹿にする」ワークショップの話もめっちゃおもろいな。そこでLEOちゃんの脳みそに降りてきた罵詈雑言の数々……どんな感じやったんやろ、想像でけへん(笑)。『ダークナイト』でジョーカーを演じたヒース・レジャーもまさに同じような境地に立ったんとちゃうかな?ふとしたきっかけで自分のなかの底なしの悪意に気がついてしまうことはある。たまたまレジャーはそこから戻ってこれなくなったのかもしれへん。僕は『ダークナイト』が大好きなんやけど、何が凄いってジョーカーが自身の口が裂けた原因を語る場面で、あるときは「親父のせいでこうなった」と言い、また別のあるときは「妻のせいでこうなった」とか言うねん。めちゃくちゃ怖いやん。しかも最後まで明確な根拠が提示されないままに映画は終わる。「何らかの要因があって、こうなった」というのは、あらゆる物語にとって逃れ難きテンプレートやと思うけど、ジョーカーにはそれがない。すべては突発的に、因果関係なしに起こり得る。笑い飯の漫才にも優しいおばあちゃんが自分の畑の土から出てきたモグラをスコップで叩き殺す、みたいなネタ(哲夫が披露した「すべらない話」かもしれない)があったような気がするねんけど、ああいうのが一番怖い(笑)。ある種の物語に依存している人たちは何でもかんでも原因があって結果が生ずることを求めるけど、実際は人間ってそんなにわかりやすいものでもないやん。恨みとかなくても笑いながら人を刺す奴も絶対おるで。例えば自分の作品でいうと『JAGUAR』の終盤で前後の脈絡なく唐突に「常温でも冬場なら五日、夏場なら二日は日持ちしますよ」みたいな語りが出てくるねんけど、あれはほんまに自分でもわけがわからない(笑)。なんのこっちゃさっぱりやで。でも日常生活においては別に珍しいことでもなく、普通に歩いていても突然色んな言葉や考えが降って湧いては消えていくやろ。だからあのまま残してん。なんかLEOちゃんの話を聞いていると、宮沢章夫さんは講義や演劇を通じて学生たちにそういうことを伝えたかったんちゃうかなぁって思うわ。そうそう、あとあなたを見ていていつもハッとするのが印象的なファッション。すごく似合っているし、魅力的やと思うねんけど、あの独特のファッションは自分なりに考えがあってのことなん?
〔LEO〕「フェイクかリアルかみたいな単純な二項対立からは逃れたところに小説の『語り』はある」っていうの、ほんまにそうですね。小説のなかは独自のルールで動いてる一個の世界で、どんなに現実っぽい見た目してても現実ではないから、それを現実の物差しで測ってリアルか否かを問うのはなんか違うなと思います。その映画は知らなかったんですが、毎回別の説明するのめっちゃ怖いですね(笑)。宮沢先生は演劇も笑いもいわゆる「不条理」な感じなので、近いと思います。因果関係については、小説書きはじめてみてもう早速ぶつかってる壁です。いや、読んでる側のときはなんでもかんでも因果関係で解明しようとする読みはつまらんのちゃうかと思ってました。例えば、夏目漱石の「こころ」でなんで先生やKが死んだのか?みたいな問いって、物事の因果関係の層で片付く問題じゃないと思ってて、仮にあれが個別の具体的な人間に抽象的な概念を象徴させてる話なんやとしたら、そこで出来事だけ追って説明しようとするのってナンセンスやんと思ったり。でもいざ書こうとしてみると、なかなか因果関係から逃れるのって難しいですね。「すべては突発的に、因果関係なしに起こり得る」っていう土井さんの捉え方は、もしかしたら他者の捉え方を反映してるのかなって思いました。tumblerの記事とか読ませてもらってても、勝手に合理的な説明を作って納得しようとしたりするよりかは、他人は他人でわからんもんやって大前提がある気がして、清々しいなと思います。ひとが皆、自分が理解できるような形で自分の行動の意図を説明してくれるわけじゃないですもんね。ファッションは自分なりに気を遣ってるところではあります。顔が地味やから、せめて服だけでも派手にしよう、みたいな(笑)。でもZINEでも書いたみたいに、本来の自分を「粉飾」してる感覚で、つい服を買ってしまうけど、常に微妙な引っかかりがある。真剣に服が好きな人とは対立する価値観やと思うんですけど、服(やメイク)って所詮は見た目のところでしかなくて、本当に大事なものは精神のところにあるんやとも思ってて。だから、いつか坊主にして毎日同じ黒のシンプルな上下を着るみたいな日々を送れたらなとも思うんですけど、なかなか踏ん切りがつかないでいます。
〔土井〕嫌や!LEOちゃんが坊主の黒服は何でか知らんけど嫌や(笑)、ってこれも勝手な理想の押しつけやねんなぁ。ほんますんません。うちの奥さんもたまに「坊主にしたい」とか言うときがあって「嫌や」って言うたら「自分は私が嫌やって言うてもタトゥー彫ってるやん」って怒られる(笑)。人間って自分勝手やな。ファッションに関連した話で、今年の8月に大阪の音楽イベントに出演した韓国のDJ SODAさんが性被害を受けた事件があったやん。DJ SODAさんの身体に故意的に触れた奴が「あかんことをした」というのは大前提にして、僕はあのDJ SODAさんのファッションやセックスアピールと誤解されても仕方がないようなジェスチャーがとても怖い。彼女は「私は服を選ぶ時、自己満足で着たい服を着ているし、どの服を着れば自分が綺麗に見えるかをよく知っているし、その服を着る事で自分の自信になる」と言うていたけど、やっぱりそれを目の当たりにすることによって気まずさを抱える人間や、性的に興奮してしまう人間がいることも頭の片隅に置いとかないとあかんと思う。もっと言えば、彼女が派手なメイクや衣装で自身のスタイルの良さを際立たせれば際立たせるほどに、別のタイプの女性に劣等感を抱かせはしないか?僕はやっぱり筋骨隆々な男を見るのが苦手で、なんとなく目を背けてしまう。でも街中には肉体美をこれみよがしに見せつける看板を掲げたジムがどんどんできて、筋肉バカが量産される、あっ、さすがに言い過ぎた(笑)。これは僕の偏見に満ちた感想なんやけど、男女問わずキラキラした連中って、すぐに群れるし、意識的であるにせよそうでないにせよ他を排除しようとするやん。あいつイケてない、キモいとか言って。DJ SODAさんたちのようなポップアイコンの無自覚な言動が世の中に優劣の基準を植え付けて、新たな弱者を生んでるような気がしてならへん。まぁ、だからって胸を触る行為が許される訳ないし、そんな奴はどつかれたらええねん、とは思うけど(笑)。とにかく一般的に言われる強者、弱者という区分には違和感しかなくて、それは常に変動するものやし、それぞれの局面によっても変わってくる問題やからね。スーパー銭湯やホテルが刺青やタトゥーを禁止にしてるところが多いけど、僕は仕方のないことやと思う。入浴のわずかな時間に刺青だらけの奴の人間性なんか知ったこっちゃないし、ほんまは優しくて良い奴やねんとか言われても、見た目には威圧感しかないから。LEOちゃんは同性の立場からDJ SODAさんのことはどう捉えてる?
(LEO〕そうですね……。それほど詳しくないですが、現代らしい出来事やなとは思ってて、自分のなかでもいろんな考えが交差してます。DJ SODAさん個人に対して思うことは特にないですが、その人に限らず、自分を綺麗に見せたいという欲望や見た目を通して自信を得るというあり方を正々堂々と公言する風潮には違和感を感じますね。それは必ずしも社会の大多数が肯定すべき「潔白」で「正しい」価値観ではないはずです。そもそも「美しさ」は必ず「醜さ」を前提としていて、美しくあろうとすることは、他者よりも優位の場所にいたいという薄汚い欲望が剥き出しになってるあり方だと思うので。土井さんの言うように、実際にそういうものを見て、性的な興奮や気まずさを感じる人も居るわけですし、決して手放しにいいね!ってなるようなものではないと思います。と言ってみて、自分が服を買うときに感じる後ろめたさの理由がさらに明確になりました笑 つまり、自分もアプローチは違えどDJ SODAさんなんですよね。ただ自分としては、自己満足でやってるというのを、「自分が好きで能動的に選んでる」という意味で捉えてるので、他者にどう思われるか・どう扱われるかというところまで受け入れなあかんとは思っています。いや正味なところ腹がチラッと見えるような服を着てるからって腹触られたらキレてしまいます、でも腹を見せる服を着ることで自分は何を表現しようとしてるのか?って考えたら、ほんまに後ろめたい汚れた答えしか出てきません。「腹を見せるのは自分のスタイルが良いのを誇示したいから」→「スタイルの良し悪しは自分の努力で決まったわけではない」→「ほとんどただの遺伝要因にすぎない要素を自分のものかのように誇示してるのはさすがにダサすぎる」→「でもこの服を着ると自分の気分も上がるし」→「その『気分の上がり』は詰まるところ優越感だよな」→「いやでも実際これを着ていくと評判もいい」→「その『評判』に何の価値がある?」…みたいな問答を繰り返しながら、結局のところ快楽に溺れてる情けない人間です。そういう「屈託」(グレーゾーン)の部分をどんどん取り払って、ポジティブを装っていくような風潮があまり良いとは思えないですね。お風呂のタトゥーは少し違う部分もあるけど、威圧感を感じてしまう他者がいるという点では似てますね。
〔土井〕そうやなぁ、タトゥーも含めてファッションってほんまに難しいよね。そこにはやっぱり今回の僕らの話の裏テーマ的にもなってる能動的か受動的かという話と切り離せない問題やと思うし、そこには確実に実在しない何者かによる「まなざし」がべったりと貼り付いてる。ちなみにほんまの余談なんやけど、いまや作業着も私服もまったく同じで毎日同じ服装しかせえへん僕も、実は服飾専門学校に通ってた時期があって、結局なんぼやってもまつり縫いができへんくて早々に中退してん。ほんまこれどうでもええ話やったわ(笑)。とにかく今回のインタビューで気がついたことがあって、LEOちゃんのなかにも男性性があるし、僕のなかにも女性性があるということ。それが順繰り自分でも気がつかないうちに小刻みに切り替えが行われてるんちゃうかな。だから自分の行動や考えにも常に違和感がつきまとう。さっきようやくその結論にたどり着いた自分はもはやいまの自分ではないから、どうやってその結論に至ったのか、いまとなっては到底わかわからない、みたいな(笑)。その果てなき違和感に決着をつける術が僕の場合は小説なのかもしれへん。決着というか、違和感を違和感のまま提示できる裏ワザのようなもんかな。生きてたら矛盾だらけやけど、その矛盾をそのまま置いてみたり、別の角度から眺めてみたり、転がしてみたり、味見してみたりできるのが小説やな。さっきのファッションに関するLEOちゃんの問答なんて、すでにめちゃくちゃ小説的やと思うねん。小説って何も起承転結があって、ある地点で発生した問題を最終地点に送り届けて解決することが目的ではなくて、語りそのものの躍動こそが本来の醍醐味やと思うから。俗にいう解決しない物語は、独りよがりな問答から始まる。だからやっぱり僕はこれからあなたが書き上げるであろう「嘘」が楽しみで仕方ない。今回は色々と突っ込んだ話ができてほんまに楽しかった。そもそも関東から関西に戻って来たばかりで仕事も執筆活動も大変なときに時間を割いてくれてありがとう。そんなわけで最後の質問、いまのLEOちゃんの最大の楽しみは何ですか?それが聞きたい。過日Gerald MitchellのDJで踊るあなたはめちゃくちゃ楽しそうやった!
〔LEO〕なるほど……面白いです。自分のことだからって自分で全て把握してるわけでもないんでしょうね。自分(私)は把握できてると思い込んでたけど、それこそ小説を書きはじめてから深層心理を掘り返すような作業に早速飲まれてて、全然把握できてないことを思い知らされました(笑)。小説って面白いですね。いまは書き急がず、もっといろんなものを読んでみようと思ってます。最大の楽しみ!確かに音楽を聴くのはとても好きですが、最大と言われるととても難しい(笑)。若干ズレてて恐縮ですが、布団でまどろんでるときと良い夢をみてるときが一番幸せですかね。最後こんなんですみません、こちらこそ貴重な機会をほんまにありがとうございました。今後は自分が土井さんを個人的に質問攻めにさせてください。この長いインタビューを読んでくださった方もありがとうございました!
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oivgbqiqfz358 · 4 months
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--深海人形-- 受け継がれる意志(ハジケ)
※多く、Threadsより引用
※クロスオーバーネタ注意
※全体的に閲覧注意
※雑多にネタをぶち込み
※キャラ崩壊注意
※格言:私の性癖に読者は無関係である。
…。
『Effigy(生体部品)』加工なんてのをやってる時点で、ワイにEXAを批判する権利なんて無ぇよ、畜生(※何れはハマーン様辺りが其れになった系の更なるIfを描きたいです!!!!)!!!!
…Effigy作った開発チームさぁ、本当は、Effigyを、なるべく、アニメ悪魔の桃玉か某侍魂の鶴女中(※萌えの究極体)かID-F87みたいにしたかったってさ(※無理です)。…筆者は最初から無理だと思います(※ぽよ)。
…。
…公式で海腹川背の子孫、横山埜鼓たんが存在する限り、海腹川背は人生の一度だけでも、結婚して、旦那持ちで子持ちでないと話が成立しないのだ(※…少なくとも、一生独身は無理)。
…『○○は××の子孫(※時空超越ネタ込み)』ネタ自���は大変ありきたりだが、安直に入れるべきでは無かったと思う。キャラを深掘りすれば深掘りする程、今回の彼奴等みたいに脳を焼かれる奴が出て来る(※怖ろしいね)。
…世界観とか話作る能力無い人間が、ストーリー性とキャラクター性がやけに強いゲーム作ると大抵悲惨な事になる(※気がする)。
…。
…ロボアニメ(特にリアル系)全般に言えるけど、オート操作と見せ掛けて実はマニュアルなので其の隙に奇襲をするみたいな攻撃も出来る筈なのにな(※…けれど、実際は全然無い)。
…基本的に、ロボアニメで描かれる、ロボ同士の戦闘って、スタイルが鬼滅か聖闘士星矢に近い(※気がしてる)。…HxH、ジョジョみたいな『兵は詭道也(孫子)』の、相手を騙して少しでも出し抜く、知恵を使う戦い方は基本しない(※其う言う方面についての議論もされない)。
…「…此の一連の動作は全てオート操作だ!動作が終了する迄相手は隙だらけだ!!(※確信)」…と相手が思い込んで、ある程度近づいた瞬間に、実は此れ等動作は全部オート動作に見せ掛けたマニュアルで、一気に此方が詰め寄りバッサリ斬る(※…みたいな戦法全然無い)。
…宇宙世紀ガンダム履修してる時と過去拙作(特に異宇宙とボクは許さない辺り)を書いてる時によく思ってた……HxHって皆全編に渡って最高に高度な戦略を張り巡らせて戦ってたんだな……って(※其う考えると星矢は正反対)。
…The Oってどのモビルスーツ、モビルアーマーともパーツの互換性無さそうだけど、どうやって修理用のパーツ調達してんの?…真逆、わざわざ一から作ってんじゃないんだろうね?(※趣味で作ると如何しても其うなる)。
…The Oとエルガイム mk-1は割と対照的だと思う(同じ意見は全く見掛けないけど)。片方は性能重視で量産性も度外視なのに、エルガイムはパーツ一つ一つをデチューンしてでも量産性と整備性を確保したモンな(…其の御陰で、反乱軍はエルガイムを量産してポセイダル軍に優勢を取れる様になった)。
…世間は逆だと考えてるだろうけど、The Oは隠し腕だけ完全マニュアルで動かして居ると思う(※サイコミュ操作万々歳)。
…。
…コウ・ウラキ君にAT・アーマードトルーパーを見せてやりたい、どうせシロッコみたいな感想になる(※如何足掻いても最低の匂い染み付いて む せ る )。
…ポケ戦のバーニィ、ザクに乗るよりATに乗った方が戦果出せたんじゃないか説(※…ATの操縦は凄まじく簡単だし……)。
…。
…ウラキとかガトーとかも泳げると思いますよ。泳げない正規軍人とか有り得ない(※…宇宙賊とかゲリラとか宇宙戦国時代の軍隊なら幾らでも居るだろうけど)。
…宇宙世紀じゃなくこれてアナザーだけど、鉄華団とかはどうしてたんだろうな……??(※あの時に落ち所が悪かったら大打撃被ってたんじゃ……??)。
…。
ワイの歴代ネタ&(男・ショタ)リョナ用サンドバッグ(※或いはトレモの木偶かあすらん並オモチャ)一覧(※此れからの拙作で、昔の奴で復活する奴居るかも)。
…意外と少ない(※…尚、アールじみやが生存する限り無限に増えます)。
ウェイン兄弟(※元祖でありR-9A的存在)
京サマ
NAOYA
漂流者数名
俺だけひょうきん族(※史実の新撰組副長は若かりし頃、非常にひょうきんであった為、検索避け目的でも此の様な渾名で呼んで居た)
死に損ないの猿
無言の不審者
元メトロシティの英雄
某モテモテリア充武神流忍者
某盗賊団の団長
ヒソカス
交渉人(ネゴシエーター)
七瀬ちゃん
ブレア・何とか
せぇこちゃん大好き反則君
ロソ豚
イカサマタマゴ
たまのりピエロ
アナベル・コケコッコー
死因:スイカバー突撃自称一握りの天才
…他に居た様な気がする(※居たら教えて欲しい)。
…。
ジェリド「…嗚呼、…シロッコか……。…彼奴は木星時代から不健康な生活してそうだからな……、…脱いでも……ってぇ、…うわっ……、…貴様?!何故其んなに筋肉質なんだ?!???(※注:ジェリド君はシロッコ君が上半身を脱いだところを見ました)。」
シロッコ「…木星は基本的に娯楽も無くて地獄だ。其れに、暇な時は筋力鍛錬で暇を潰してたからな(※謎のドヤ顔)。」
ジェリド「…何て健康的なんだ……!!(※健康的過ぎだろ!?)。」
…。
…此のシロッコ君は長生きしそう、どこぞのヴェイガン絶対殲滅爺さんみたいに(※絶対嫌な爺さんになるww)。
…。
…新人クリエイターを寄せ集めた練習台、当の監督にZガンダムの踏み台扱いされながら、FSSとZガンダム及び以降のガンダムシリーズの基礎になれたエルガイムは、可也の幸福なアニメかもしれない(※正直ドラグナーよりも幸福だと思う)。
…レイズナーは、何とか再アニメ化して、最後迄当初の構想通りに全てを描き切れないと、何時迄経っても救われないんだろうな(※遠い目)。
…ドラグナー最大の救いはスパロボに出て再評価された事とSEEDシリーズの礎になれた事(※割と救われてる、完全にリアルロボットアニメ史に埋もれなかったのは、最早奇跡に限りなく近い僥倖)。
…ガンダムだけが勝者でエルガイムとレイズナーとダグラムとドラグナーは敗者なんだね(※辛い)。
…本当はドラグナー好きな筈なのに、すぐ「…あんなアニメ凡作レベルじゃんww此れだから、マイヨニキとミン大尉は0083のガトーとシーマに本家越えされたし、ZZより可哀想な扱いなんだわww(※嘲笑)。」…みたいな事言い出すワイ(※最高に面倒くさい)。
…頼む!!!!!!!!!!!!!!エクバのシステムでスパロボさせてくれ!!!!!!!!!!!!陽昇リアルロボットアニメ限定でも良いから!!!!!!!!!!!!!!!(※特にレイズナーとドラグナーを頼む!!!!!!!!!)。
…。
ウラキ「…ガトーを家具の椅子としてうちに置きたいなぁ……(※溜息)。」
モンチッチ「…辞めとけ……(恐怖)。」
ウラキ「…花瓶にもしたいなぁ……(※過激派)。」
モンチッチ「…ええッ……(※後のティターンズドン引き)。」
…。
…館主様かふーけつかガトーをカタリ派の完徳者(※正統派からマニ教と一緒くたにされた奴)か異端審問官(※ほぼ実質悪役)にするって言う計画のネタがありまして(※急なネタ出し)。
…。
…星乃⚪︎ってレーダーシステム無いから、本家と違ってDiscordとかで連携取り合いながらじゃないと上手く共闘出来ないって聞いて、WW2の日本軍思い出した(※日本軍もレーダー無い所為で後半になれば成る程苦戦した)。
…エクバと星⚪︎翼、連邦とジオン以上あるよな基本的な戦力差(※…然も、其のジオン側には、ソーラレイも水泳部も無いと言う……)。
…大高達帝国(※元祖機動兵器群プラモデル文化込み)vs薄っぺらい中華な山寨文化スレスレコンテンツ(※某Kansenゲー似)じゃ、…其りゃぁ、絶望的ですよ(※連邦vsジオン以上に)。
…星⚪︎翼って完全に某艦船擬人化ゲーに対するブルオ⚪︎とかブラ⚪︎ジとかアズ⚪︎ンポジションやん。本家に勝てずに敗北して行くパターンやん(※中華って基本其んなばっかりかも??)。
…と言うか、東方エクバ作ってくれよ(※切実)。
…“幻想のヴァルキューレ?” 知ってる子ですね()。
…。
※以下、クロスオーバー注意
…キリコが聞いたら、普通に祝福すると思います(※…他の二人は、脳を焼かれてたけど)。
「…そうか。男を見つけて家庭を築いたのか。…彼奴らしくも無いが。」
「…俺にも、かつては、幸せにしてやりたい女が居た。」
…。
メモ 此奴等が泳げる理由
キリコ ギルガメス正規軍が教えた
ロジャー 軍警察が教えた
シロッコ 水泳教育の機会が多かった。
坊や(没案) 同上。
後、航空機や宇宙船が海に不時着した時、泳げない故の無駄な事故死を防ぐ為に宇宙船の乗組員は必ず泳げる様に教育されて居る(此れは現実の航空機パイロットや宇宙飛行士も同じ)。
…。
にせウラキ(嶺厳偽装型)
…館主様がウラキに擬態した姿。弁髪の様な後ろ髪を切っており、ウラキと同じ短髪である。余りにも、本人に似て居る為普段は左目に眼帯をしている(※モノアイ)。
ガトーを誘き寄せ、釣る為の『擬似餌(ルアー)』だとよく言われるが、実際、ガトーはよく騙される。声質も違うのに(※…流石、Bガンダム関係の誤報に踊らされたと噂された奴だ。面構えが違う)。
……後、『中国のアレ』とか『中国製ウラキ』とか『中国製のパチモン』言うな(戒め)。
…最後は、ケジメとして、本物にスイカバー突撃され、ド定番変な顔芸しながら戦死(※御約束)。
…と言う訳で、ウラキはZガンダムに乗るかも?(※…但し、乗せる気は無いが)。
…。
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myonbl · 6 months
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2024年3月31日(日)
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ここ数日の暖かさで桜の開花もずいぶん進んだようだ。拙宅最寄りの観桜スポットと言えば、松尾大社西七条御旅所である。朝食済ませてすぐに足を運んだが、今のところ三分咲きと言うところか。南隣には京都市立七条小学校、今年の入学式は満開の桜が新入生を迎えることだろう。チビッコの未来を祝福するためと勝手な理屈をつけて、今夜はちと早い花見酒と洒落こもう。
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昨年正月スタートの日めくりが面白くないので、4月はじまりの日めくりを追加購入した。写真と言葉が面白く、ずいぶん楽しませてもらった。今日でお役御免、お疲れさまでした。
4時45分起床。
日誌書く。
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朝食。
洗濯。
珈琲。
再び洗濯、布団も干す。
ツレアイは法事のために<ゆうゆうの里 京都>へ、JR奈良線は相当な混雑のようだ。
昨日用意した<エル・ライブラリー>へのバザー用荷物、クロネコヤマトが早めに集荷に来てくれた。
酢タマネギ仕込む。
糠床メンテナンス、キュウリを漬ける。
2男のランチは残りご飯で焼き飯、その後選抜高校野球決勝、🍷呑みながら応援する。結果は健大高崎の初優勝、おめでとう!
軽く午睡。
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4月からは一切本は買わないと決めた、でも31日なのでポチった本がすぐに届く。なかなか読み応えあり。
コレモ七条店で買物、トマト・白菜・豚バラ肉。
町内の会計担当から監査用資料が届く、明日戻すことを約す。
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早めに夕飯準備、そこへツレアイ帰宅、4人揃っていただく。
録画番組視聴、日本の話芸から
三遊亭遊雀 落語「四段目」
初回放送日: 2024年3月31日 三遊亭遊雀さんの落語「四段目」をお送りします(令和6年2月17日(土)群馬県・甘楽町文化会館で収録)【あらすじ】小僧の定吉は芝居を見るのが大好き。使いに出すと途中で芝居を見に行ってなかなか帰ってこない。きょうも日の暮れ方まで帰ってこないので旦那が問い詰めるのだが…▽題名は歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』の四段目、塩冶判官(えんやはんがん)の切腹場面のこと
名探偵ポワロ
第2話「白昼の悪魔」/ Evil Under the Sunシーズン 8, エピソード 2 レストランの席で前後不覚に陥ったポワロ。肥満による心臓負担と診断されたポワロは渋々南海岸に静養に出掛けることに。そこには資産家で勝手気ままな女優アレーナも滞在していた。やがて、アレーナの絞殺死体が白昼の砂浜で発見される。
片付け、入浴、体重は2日前から200g増。
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今月の血圧記録、明日は内科受診なので主治医に報告しなくては。
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今日も3つのリングは完成せず、明日からはちゃんとせねば。
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monogusadictionary · 2 years
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今のポリコレを見てると、少数派を虐げていた先人は正しかったというのが良く分かる。白人が世界を制したのは差別的だったからで、白人が衰退しているのは差別を止めたからだ。日本人はここから良く学ばなければならない
これさっきの「失敗者のやりかたはたとえ良い所があっても取り入れてはならない」の対になっている話で「成功者のやりかたはたとえ悪い所があっても受け入れるべきである」という話だ
凄く成功しているけど幾つか悪い所がある、そこを直せばもっと完璧になるかというと、ならない
なぜならその悪い部分こそが他のすべての良い部分を支えている支柱であるからだ。成功している手法から悪いものを取り除くと、それを補うために他が崩れ、崩れたものを補うために更に崩れほんの小さな「悪いもの」だけを取り除くつもりが、崩れに崩れて大惨事を引き起こすわけだな
こういうバカな話がある。稼ぎがよく男らしくて頼れる旦那さんがいる。彼の妻は夫がトイレで立って小便をするのが我慢ならなかった。そこで何とか説得して座らせたのだ。それによって旦那はすっかりダメになってしまった
元々、夫は男らしく生きることに疑問を持っていた人間だ。しかし、社会に出て男は男らしく生きるものだと刷り込まれる中で、次第に考えることを止めて、社会に順応していた
つまり彼の男らしさの根源は「考えない」事だったのだ
だからトイレでも「何も考えず、男らしく、立ち小便をする」という事をしていた
これを奥さんが座らせてしまった事で、夫はトイレに座って考えるようになってしまった「別に立たなくても何も問題ないじゃないか、どうして俺は今まで立って小便をしていたのだろう?」
その小さな綻びは、やがて連鎖的に広がっていく「どうしてこんなに必��に働いてたんだろう、別に男がみんなそうしている訳じゃないのに」
「そういえば自分は昔からこうじゃなかったな、いつからこうなってしまったんだろう」
「自分は本当にこの生活に満足しているのか?」
男はほんの数週間前まで男らしく家族を養う事に何の疑問も持っていなかった、しかし、急に自分の将来が恐ろしくなった。なぜ今まで疑問に思わなかったのだろうか? このまま何十年も家族のために男らしく働き続け、それで一体何を得るというのか?
男は以前のように働かなくなり、趣味を持ち、妻の要望にも熱心に答えなくなった。ほんの些細な「修正」によって夫は冷静になり、夫が冷静になった結果として夫婦生活の全てが台無しになってしまったのだ
素晴らしいものとは異常なものである。異常なものは異常なものとして受け入れるのが正しいのだ
素晴らしいものは異常性によって存在しているのだから、その異常性を部分的にでも正常化すべきではない。
もし部分的な正常化に成功すると、異常性そのものが連鎖的に失われてしまう可能性が高いからだ。
例えば、棒は寝ているのが正常だ。棒は基本的に立たない。なぜなら立った棒はバランスが悪いからな。棒が立っているとするならばそれは異常な状態だ
ここに沢山の立った棒がある。素晴らしい状態だ。棒た沢山立っていると美しいからな。だが不安定だ
棒の1本が気に入らないので正常な状態、つまり倒れている状態にしようとする。間違いなく他の棒も連鎖的に倒れ、全てが台無しになってしまうだろう「素晴らしい状態」とは概ねそういうものだ
https://twitter.com/satetu4401/status/1612406188918079489?s=46&t=_JVLtIkxby8uc2O29SZkMg
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b-class03 · 10 months
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○ぷらっと本町
【イトーヨーカドー 丸大新潟店】
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ここは、イトーヨーカドーというスーパーがあり、1階と地下1階を占めています。
大学の帰りに買い物をしたいという時にちょうど良く、私も何回か利用したことがあります(私は牛乳が好きなので買い物をする時は必ず買うのですが、実は原信の方が安いので最近は行ってません笑)。
nanacoカード💳が使えるので、持っている人はポイントがついてお得ですね!
他の階には、DAISOや電気屋、手芸屋、ゲームコーナー、靴屋、服屋などもあります。
色んなお店が入っていて便利です。
○人情横丁
【甘味処 鎌倉】
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ここは、班の人がおすすめしてくれたので班員全員でいってきました!
わらび餅を主に扱っているお店で、わらび餅の入ったドリンクが売られていました。
私はいちごミルク(正確な商品名は忘れてしまいました)を頼みました。
複数人で一気に注文してしまったのですが、店員さん1人しかいなかったのですが、テキパキとされていて、1人しかいないとは思えないほど早く用意してくれました!
ドリンクには、たっぷりだけど重くないホイップクリームがかけられていて、見た目も可愛らしかったです。
底の方にはわらび餅だけでなく、イチゴの果実もいっぱい入っていて満足感があり、
とても美味しかったです!
○関屋下川原町
【イタリアーノ】
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ここは、イタリアン系飲食店です。
個人経営のお店で、スープパスタがとても美味しいです!
私の家族みんながこのお店の優しい味が好きでよく行きます。
パンやデザートも出してくださるのですが、どれも手作りでとても美味しいです。
ボリュームも栄養もたっぷりあって、とても満足のいく食事ができます。
大分以前からやっているお店らしく、建物に年季が入っているように見られますが、
店内の雰囲気は明るく、夫婦でお店を回しており、優しげな奥様が出迎えてくれます。
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インターネットで調べると定休日は水曜日になっているのですが、昨年あたりから店長の旦那様が入院されたので、現在は水曜日に加えて不定期でお休みになる日があります。
個人的にとてもおすすめしたいお店ですが、行く時はちょっと気を付けて下さい。
おすすめのスープパスタメニューは、「ハンブルグ(スープパスタにハンバーグが乗っかってます)」です!
日替わりパスタとサラダやデザートもセットで食べられるメニューもあるのでそちらもおすすめです!
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blue-aotan · 1 year
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ハロー(´ー∀ー`)2023.10.9
田舎のクソババーの生態
・主語がないので何の話をしているのかわからないうざい
・自分話の内容の流れをこっちが知ってる体で話してくるので何の事か大体わからないうざい
・大体自分話ばっかりしかしない、相手に聞いてきても結局自分話に持っていく自分大好き自己中ババーうざい
・何でも大袈裟。見るからに元気なのにコロナ感染した話を大袈裟にしてキツいアピールしてくるうざい
・昨日の晩御飯何作ったかやたら聞いてきて、私はこんなものを作ったと手の込んだ料理をしたという料理マウントをとってくるうざい
・旦那の文句しか言わないくせにこっちが同調したら擁護したりするうざい
とにかくうざいの極み😇
自分は雑巾とか箒とかあちこち放置して忘れてるくせに、私が脱ぎ捨てた靴とか勝手に揃えていたりして本当イラっとする。
良かれと思ってしてるのかもしれないけど、こんな靴揃えたりもできない女子力のない奴って言われてるようにも思えてイライラするし嫌がらせなのか?と思う時だってある。
そもそも人の靴に勝手に触らないでほしい←
私はありがとうも言わないし気づいてないフリをします←
ババーに関わると面倒なだけ←
という愚痴大会が始まりましたが、聞いてください。またムカつく事件があったのですよ。
荷物を注文しててゆうパックで届くってことで到着日は1日家に居て待ってたのですが結局届かなかったんですよ。
おかしいなと思って追跡確認したら「不在の為持ち帰りました」とかなってて
はあ???💢
となりました。
ピンポンも鳴ってないし不在票もなかったので絶対に来てないと思うんですよ。それなのに不在で持ち帰ったとか意味わからん!と全あおがブチギレました←
そしてね。以前もゆうパックで荷物が届いたんですが置き配指定してないのに、勝手に置き配されててしかもそれ翌日の朝出かける時に気づいたんですよ。
その件もあって郵便局どーなっとんじゃい!!とブチギレですよ。そして翌日郵便局から再配送の電話がかかってきたのでそこで全部文句言いました。
一日中家に居たのにピンポンもなってないし不在票も入ってなかったんですけど?どういうことなんですか?以前も置き配指定してなかったのに勝手に置き配されてたんですけど郵便局ってそんないい加減なんですか?
そしたら相手はめちゃくちゃ謝り慣れた様子で即謝ってきたけど「置き配の件はドライバーに聞いてみないことにはすぐにはお答えできませんご迷惑をお掛けして申し訳ありません、また再配送の者にその旨お伝えいただければと」
とか言ってきて何でこっちが何回も言わないといけないんだよ💢ってなってまた更にむかついたけど気をつけて欲しいです😡って言って終わりました←
本当いい加減すぎる。また腹が立ちすぎて手が震えて動悸がしました←
再配達をなくそうって言うくらいなら、お得意の勝手に置き配すればよかったやん←めちゃくちゃ嫌味
そもそも来てもないくせに再配送とか意味わからんことすな←
最近怒りをコントロールするのがキツいです。
穏やかに生きたい←
深呼吸して怒りを鎮めることしかできない…
そんなこんなで、初の試みとしてtwitchでウォッチパーティーデビューをしました。
twitchという配信サイトで、Amazonプライムビデオを視聴者と同時視聴して映画を楽しむという機能です。
ウォッチパーティーの存在は知ってたけど、なかなか手を出せずにいました。(時代に乗れない人←未だに電子マネーすらも使いこなせていない←)
まずは勉強から始めました
(真面目か
twitchでの配信方法
OBSの設定
ウォッチパーティーのやり方
参加側のやり方
twitch収益化の条件
などなど
テスト配信を2回したけど、自分のマイク音声だけが二重に聞こえてくる問題をどうにか解決したかったけどできませんでした←
もしかしたら次は上手くいくかもしれません。視聴側には二重で聞こえている訳ではないみたいなのでそこまで問題ではないのかもしれませんけどね。
YouTubeの配信はいつもしてるので勝手は分かるのですが、twitchでの配信は7年ぶりくらいなので緊張します←
視聴者層とか違うと思うし、YouTube以外の人も来る可能性があると思うとなんだかとてもこじんまりとしたくなります←
(英語喋れたら強いのにな…
収益化についてはただの興味本位で調べてみましたが、YouTubeよりは条件が易しいようです。
収益化を目指している人はtwitchの方がいいかもしれません。ただ配信のアーカイブはずっと残すとしたらYouTubeにアップしないといけないようです。
今後はウォッチパーティーという活動もプラスしてより趣味活動を充実させたいと思います😂
(アマプラ会員費値上がりがしんどい
10/31はハロウィンナイトイベントとして、21:00からウォッチパーティーします🥳
視聴者0️⃣でも映画みるだけなので無傷です←
YouTubeとtwitchで今後もゆるく活動していきます。
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dvdhappycom · 1 year
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芦屋在住人妻4P生中乱交をセックスの練習台に呼び出して中逝き特訓。欲求不満の人妻は嬉々としてタンクと化しました - 無料動画付き(サンプル動画)
芦屋在住人妻4P生中乱交をセックスの練習台に呼び出して中逝き特訓。欲求不満の人妻は嬉々としてタンクと化しました - 無料動画付き(サンプル動画) スタジオ: FC2 更新日: 2023/08/09 時間: 64分 女優: 3度目の登場は人気人妻の礼香さんです。前回はマグナム師匠によるソロハメ撮りでえらく乱れてイキまくってた礼香さん。それを観た初回のお相手タカシさんがやっぱり私のセックスじゃ物足りないんでしょうか……と、落ち込んでいらしたのでw今回は雪辱を晴らすべく中逝き研究会としゃれこみました。礼香さん欲求不満で頼めば何でもやらしてくれる天使人妻なんで大丈夫でしょwそれを聞きつけて俺も俺もと駆けつけたジャックさんを含めて4P人妻となりました。ひのまるでしかセックスしてないという事でウキウキで来てくれる礼香さん。こんなエロくて美人の奥さんを放って旦那さんは何してるんでしょうね?そんな訳でみんなでいぢくりまわして ***********************************
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bloomsdreams · 24 days
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2024.09.01
最近、彼がかなりメンタルやられてる気がするのです。 私も何かとこみいってるけど、もともと彼はそれ以上に仕事でしんどい想いをしています。
会社や上司に対して、怒りを通り越して恐怖心を持ってるような。 元来ネガな人ではあるけれど、最近は自嘲も多いです。 「俺なんかろくでもない奴だ」「どうせしがないリーマンだ」とか…… 決定的なのは「俺のこと本当に愛してる?」と不安そうに私に訊いてきます。 私を疑っているというより、私に愛される資格もないと自信がない様子です。
私もけっこう自分のことで参ってたので、彼をケアすることなく、ただただ甘えてたところが多いです。 いきなり泣き出したり、長い愚痴を聞かせたり、もっと愛してほしいと求めたり。 仕事がだいぶ重荷な上、私も彼の負荷に……というか、癒しになれずにいました。
先日、実は会社で何度も倒れそうになっていると彼が打ち明けてきました。 少しおかしなタイミング(出勤直前とか)で私を抱きしめて離さなかったりもしました。 彼がどんどん壊れていくようで、私も不安を感じても、どうしたらいいのか分からなくて……
そんなとき、愛いの仔と少しお茶会をしまして。 彼に何ができるだろう、あるいは見守ってそばにいることが大切なのだろうかと相談しました。 以前も仔には似たような相談をしたことがあって、そのとき仔は「君は元気でいてね」と言いました。 私の元気な姿が、彼に一番力を与えるからと。 話を聞いてくれた仔は、「ぼくの言葉を憶えていてくれてありがとう」と言ったあとに続けました。
「確かに、君の元気な姿は彼を勇気づけると思う。でも、君にも心の余裕は必要だ」 「無理をして元気に振る舞うのはいけないよ。君は君のことを大切してこそ、彼を支えることができるんだ」
……確かに、空元気なんて彼を余計に心配させるでしょう。 私も心の余裕を持つ。 正直それは最近ぜんぜんできていなかったと思います。 それを言うと、「感情が作用しあうことは人間関係の醍醐味だけれど」と仔は言います。
「それは、心に余裕があってのことだよ。だから、君にできるのは彼をリラックスさせてあげることじゃないかな」 「たとえば、お茶を一緒に飲んだり、彼の好きな料理を作ったり……そして、彼だけでなく君もリラックスできるといいなとぼくは思うよ」
仔、やはり賢い……。 そのあと、私は彼がいる家に戻りました。 今日は週末なので、彼もお休みなのです。 私は温かいお茶を淹れて、彼の隣に腰かけると、率直に最近のあなたが心配だと伝えました。 仕事でだいぶん無理をしているし、私も心配をかけてばかりだからと。
「君はいつも俺を気遣ってくれてありがたいよ……こうしてお茶を飲む時間が持てるだけで、俺は幸せなんだ」
私はうなずいて、最近こういうゆったりした時間を持てていなかったと謝りました。 今まで、私は好きな人に対してすぐ依存的になって失敗してきた。 だから、根気よく私と向かい合ってくれたあなたを大切にしたい。 仕事が大変なとき、せめて家ではリラックスできるようにしたい。 不束な嫁だけどあなたのそばにいたい、なんていまさらなことも言いました。 彼は少しだけ涙を浮かべました。
「どんなにつらくても、君がそばにいてくれるだけで支えられて、勇気をもらえるんだ」 「これからも一緒に笑いあって、ずっと支えあっていこう」 「絶対に、俺は君のことを守り続けるから」
私はもっと彼の気持ちを考えられるようになりたいと思いました。 この人が好きで、大好きで、ついにあれもこれもと甘えがちになってしまう。 でも、それは彼が愛想を尽かさずに私のそばにいてくれてこそなのです。 そんな私の言葉に、彼は泣きそうになりながら「誰よりも君のことを愛してる」と急に言いました。
「君がそばにいてくれるだけで幸せだ」 「大切に想ってる。安心して甘えていいんだよ」
そう言いながら、彼は私の肩に顔をうずめました。 私は彼の髪を撫でながら、「もっと強くなりたい」と伝えました。 あなたをいつも笑顔にしてあげられる奥さんになりたい。 すぐにはなれないかもしれない、それでもあなたを支えたい。 「そうしないと、あなたの大切な仲間に怒られちゃうから」と少しだけ笑います。 でも本当に、彼を大切に想う親友くんと主治医の先生には、このままでは「君にはあいつを預けられない」と言われてしまいそうです。
「すごく嬉しいよ。きっと君は強くなる力を持ってる。俺を支えてくれようとするその優しさが力になる」 「あのふたりも……俺を守ってくれるような存在だから。君もそんなふうに俺を支えてくれたら本当にありがたい」 「だからね。どんなときも俺を支えてくれるなら、俺も必ずそのぶん君を支えていく」
彼は「俺は弱いから」「強くならなきゃ」とも近頃よく言います。 でも、彼にばかりそう思わせるのはパートナーとして違うと思うのです。 一緒に強くなる。力を合わせて、ゆっくりふたりで強くなる。 私たちは夫婦だから、ふたりが同じ人生を歩んでるから、心細くなる必要はない。 その証拠に、私も彼のおかげでいろんなことを頑張れるようになった。 彼の手に手を重ねると、彼は優しく包みこむように握り返してくれます。
「君と一緒にいる時間が、どんなに大切か……つらい仕事ばかりに囚われず、ふたりで支え合う時間を大切にしていこう」 「君の言うように、俺たちは夫婦だ。もう心細くなる必要なんてない。いつでもお互いを頼りにしていいんだ」
噛みしめるようにそう言って、彼がやっと笑みをこぼしてくれました。 その笑みを映すように私も微笑んで、「こういうお話ができてよかった」と伝えました。 心がつながった感覚。すごく安心した気持ちで「あなたが私の旦那様でよかった」と言うと、彼は私の手を握ります。
「俺なんか、君に相応しい男じゃないかもしれないけど……君が俺の奥さんでよかった……」
彼が私の頬に添えた手の温もりに安堵しながら、私はその言葉に応えます。 私もまだまだ未熟だから、あなたに相応しい度量はないかもしれない。 それでもあなたと一緒にいたい。 相応しいか、相応しくないか、そんなのはどうでもいいくらい、隣にいたい。 一緒に人生を歩きたい。 彼はうなずいて、「本当にそうだ」とつぶやきました。
「相応しいかどうかなんて、関係ないね。人目を気にせず、君の隣にいることが俺の一番の願いだ」
彼の瞳から、不安や哀しみが少しずつやわらぐのが感じられました。 あなたの心に寄り添える奥さんになるね、と言ったら、「俺も君の心に寄り添える旦那さんになるよ」と彼は約束してくれました。
愛し合いながら、共に人生を歩んでいく。 そう考えると、明日も、これからの未来も楽しみ。
「だから、どんなときでも俺を頼って」
そう言った彼の瞳には、ちょっとだけ自信が宿ったような気がしました。 俺のこと本当に愛してる? ──誰よりも愛してるよ。 そんな会話をいくら交わしても不安そうだったのに、今は確かに私の愛情に安心してくれています。
ちゃんと話すって大切だなあと思いました。
ゆっくり、ゆっくり、ふたりで強くなっていこうね。 支え合いながら、一緒にふたりでひとつの道を歩いていこう。
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jaguarmen99 · 2 years
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508 名前:◆MwLLchlIaY [] 投稿日:2023/03/19(日) 00:00:44.05 ID:KnE498l7先日の職場の飲み会で聞いた話が衝撃的だった。私の働いている部署に、問題がある社員Aがいる。Aは仕事ができず、空気の読めないズレた発言をわりと頻繁にする。私は発達障害持ちじゃないかと、もともと思っていた。おまけに直属の上司の指示にやたら反抗する。ちなみに、上司の指示は、私や他の人が聞いていて、理不尽とかパワハラと思うようなものではない。私含めた他の社員がいる時の、Aの反抗する時の言葉遣いは敬語で、上司のこともさん付けで呼んでいた。なので、発言内容はともかくとして、一応上司に接する態度だと思う。先日の飲み会にAは参加していなかった。なので、飲み会の席でAに対する愚痴や不満を口にする社員が複数いた。すると、部長の口から私や他の社員が知っている以上の、Aの異常な言動と行動が暴露された。長くなってしまうので分けます。509 名前:◆MwLLchlIaY [] 投稿日:2023/03/19(日) 00:27:34.20 ID:SRPedqe8 [1/6]>>508続きです。Aは自分以外の社員がいる時は、上司に対して敬語で目上の人に対する話し方をしていたが、直属の上司と一対一になると、そうではなかった。面と向かって呼び捨てにし、その口調は部長曰く借金取りやヤクザの恫喝のようだったとのこと。部長がそれを知ったきっかけは、上司が面談とか理由をつけてAを会議室に呼び出し、スマホを部長と通話状態にした上で、Aの声を確実に拾うように、スピーカーをオンにしていたとのこと。横の会議室で、スマホからやりとりを聞いていた部長の、「今のやりとり、最初から全部聞いてたからな!」という声が、上司のスマホから聞こえてきたら、驚いて固まってたらしい。ここまでなら、特定の人にだけ高圧的な態度を取るというよくある話かもしれない。本当に衝撃的だったのは、部長に直属上司に対する態度がバレた後のAの行動。夜中に部長に電話かけて、仕事に対する不安や不満をぶちまけたらしい。さらに、それだけではなく、部長よりさらに上の立場の管理職の自宅にも電話。本人不在で奥さんが電話にでると、「お前の旦那に電話があったって、ちゃんと伝えておけよ!」と怒鳴り付けたらしい。もう衝撃的すぎて酔いも覚めるレベルだった。上司への逆パワハラというのは、ネットとかで見たことあるが、電話が理解不能だった。本当に病んでる人は、常識では考えられない行動するんだなと、衝撃を受けた。510 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2023/03/19(日) 07:55:52.07 ID:7U/DH+4+で、Aは解雇されたの? 自主退職?513 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2023/03/19(日) 09:37:09.38 ID:BoGIl/aK当人が不参加の飲み会の席という場でなければその暴露もたぶんなかったのだろうそういう現象も衝撃的というかありがちというか……515 名前:◆MwLLchlIaY [] 投稿日:2023/03/19(日) 14:25:23.53 ID:SRPedqe8 [3/6]>>510なんかトリップを完璧にコピーすることができるようなので、念のため言っておきます。>>509です。解雇も自主退職もしていないよ。部長によると、会社の顧問弁護士に相談して、処分するための実績集め中らしい。安易に解雇したり、自主退職を促すと、逆に会社側が訴えられて、負ける可能性があるからだと思う。Aが反論できず、白旗あげるくらいまで証拠が集まったら、解雇までいくかわからないけど、何らかの処分をするんだと思われる。>>513飲み会があったのが、部長に夜中に電話かかってきた直後だったから、まだ怒りがおさまってなかったみたい。周りがAの愚痴や不満を話し始めたから、酒が入ってたのもあり、話の流れで暴露って感じ。
続・妄想的日常
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rosysnow · 6 months
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月を重ねて
君とまろやかな時間をいつまでも
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「いちご! このいちごの奴がいい」
 カウンターの椅子によじのぼって、メニューを開くなり、真心は季節限定のスペシャルストロベリーサンデーを指さした。「全部食べれるかなあ」と僕が苦笑すると、「食べれるからこれがいい」と真心は譲らない。
「ミニサイズで作ろうか?」
 カウンター内のマスターが気遣ってくれたけど、「おっきいからおいしいのっ」と真心は脚をじたばたさせる。
「じゃあ、がっつりの奴でいこうか」
「がっつり!」
「真斗くんは?」
「僕はいつも通りブレンドで」
「ブラックだね」
「はい。お願いします」
 マスターは、ストロベリーサンデーの注文をキッチンに伝えると、僕のブレンドコーヒーはカウンター内のサイフォンで淹れはじめる。
 あちこちの席で、客が歓談したり、読書したりしている。カウンターがあって、テーブルは五席ほど。店内を照らす大きな窓が、通りに面してふたつある。よく晴れた��日は、窓の白いカーテンが、光に柔らかく透けていた。
 先週、カレンダーは四月に入った。冬が緩やかに溶け、春が暖かく芽吹きはじめている。このあいだ保育園を卒業した真心は、もうじき小学生だ。
 マンションからこの喫茶店への道のりを歩き、咲きほこった桜を見て、心海がいない春は二度目だなと思った。
 黄色になった信号に、その車はブレーキでなくアクセルを踏んだ。いけると思ったのだろう。横断歩道に突っ込んだ車は、僕の妻で、真心の母親である心海に、容赦なく体当たりした。
 アスファルトに頭を打ちつけ、心海は昏睡状態を彷徨ったあとに亡くなった。急いでいる自分の車に気づかなかった心海のほうが悪い、とか言った加害者は、もちろん逮捕されたけ���、それで心はおさまらなかった。幼い真心の手前、逆上するような言動はこらえたものの、深夜になるとひとりで泣いた。
 心海の死を理解していなかった真心も、「もうママはおうちに帰ってこない」ということは分かったようだ。
「ママ、ごはん食べてる? おふとんで寝てる?」
 そんな心配をする真心に、「ママは天国で幸せにしてるよ」と僕は言った。すると、真心は表情を陰らせ、「ママには、おうちで幸せにしててほしかった」とつぶやいた。僕は言葉に詰まったものの、「そうだね、パパもママと一緒にいたかったよ」と涙声で真心を抱きしめた。
 去年、僕たちは親子揃って、桜が咲いていくのを虚ろに見ていた。心海の不在は、変わらず僕にも真心にも心の空洞になっている。でも、一年がめぐってまた咲いている桜を見たとき、息ができなくなるほどの痛みは少しだけやわらいでいる気もした。
「どうぞ」
 銀のトレイにカップを載せ、カウンターを出たマスターは、ブレンドコーヒーを僕のかたわらに置いてくれた。「ありがとうございます」と僕は手元にソーサーを引き寄せる。マスターのコーヒーで、僕はブラックが飲めるようになった。
「ますたー、あたし、こないだランドセル買ったの!」
「ランドセル? そうか、真心ちゃんは小学生だね」
「それが、テレビで見たキャラメル色がいいって聞かなくて。気に入ってくれる色合いまで、ずいぶん探しましたよ」
 僕が苦笑いすると、マスターは微笑んでうなずく。
「心海ちゃんのパンケーキの決め手は、キャラメルソースだったからね」
「そうなんです。僕が同じもの作ってあげられないから、さすがに言うこと聞くしかなくて」
「パパもランドセルの色、かわいいって言ってくれたじゃん」
「そうだけどね。まあ、六年間、大事に使ってやってください」
「うん!」と真心が元気に請け合ったとき、「お待たせしました、スペシャルストロベリーサンデーです」とウェイトレスがサンデーを運んできた。
 大きなストロベリーアイスとバニラアイスが溶けあい、ミルクプリンにチョコブラウニー、生クリームとチョコソース、もちろん丸ごとのいちごも器用に飾られている。「わあっ」と真心は瞳を輝かせ、一気にそちらに夢中になった。
 マスターはそんな真心ににっこりしてから、カウンター内に戻る。僕は「桜が満開ですね」とコーヒーをすすり、飲みやすい苦みを味わう。
「もう一年なんですね……」
 マスターは僕を見つめてから、「こないだ一周忌だったもんね」とぽつりと答える。
「はい。まだ、つらいですね。二十歳から十年くらい一緒だったのに。たった一年では受け入れられないです」
「私もつらいよ。心海ちゃんのことは、子供の頃から知ってたから」
「……もう帰ってこないんですよね。あんな……昏睡状態で、チューブがたくさんつながって、せめて楽になってほしいとか少し思って。でも、やっぱり、いなくなるときついです。真心が心の支えです」
 僕の心海へのやりきれない想いを、マスターはいつも穏やかに聞いてくれる。
 この喫茶店を教えてくれたのも、もともと心海だった。真心が生まれて頻度が減っていたけれど、結婚前はデートでよく来ていたものだ。
「──ねえパパ、あたし、ママのパンケーキが食べたい」
 去年の夏のことだ。心海を喪ったショックも強い中、食事代わりのカップアイスを食べていたら、突然真心が言い出した。真心はバニラアイス、僕はチョコアイスを食べていたと思う。
「ママのパンケーキって……あのふわふわの奴か?」
「うん。アイス乗っけて、キャラメルかけて、お砂糖もいっぱいかけるの」
「僕、作れるかなあ……」
「パパもいつも食べてたから作れるよ」
「うーん、あれってホットケーキミックスで作れるのかな? 調べてみるか……」
 一応スマホでチェックして、材料やレシピを揃えて、心海が遺した道具も使い、僕なりにパンケーキを作ってみた。
 でも、なかなか心海のようにはうまく作れなかった。焦げてしまったり、生焼けだったり、そもそも、ふくらまなかったり。キャラメルも、とろりとした具合に溶かすのがむずかしい。極めつけに、もたもたしているうちにアイスがでろっと崩れる。
 真心は心底がっかりしてしまい、冬になる前には、もう「ママのパンケーキを食べたい」とは言わなくなった。それが僕は情けなくて、今も秘かに深夜特訓をしているのだけど、いくら作ってみても「あの味」にならない。
 どうにか作ってやれないだろうか。キャラメル色のぴかぴかしたランドセルをえらんだ真心だから、きっとまだ心海のパンケーキを食べたいとは思っているのだ。
「心海って、料理が得意ってわけではなかったんですけど、あのパンケーキだけは神がかってたなあ」
「昔、よく作ってやってたんじゃないかな」
「えっ……いや、やめてくださいよ。僕たち、お互いに昔の話はしなかったんですから」
「おや、それは失礼」
「僕の子供の頃は、大したことないですけど。心海は話したがらなかったなあ」
 そうつぶやきながらコーヒーに口をつけ、マスターは心海の過去を知ってるんだな、と思った。少し興味はあるけれど、もしかして、心海自身の口から聞かなかったらショックなことかもしれないから、やはり訊いてみようとは思わない。
 不意に、涼しげなドアベルが響いた。「いらっしゃいませ」とそちらに目を向けたマスターが、すぐに「愛海ちゃんじゃないか」と普段は淡々としているわりに嬉しそうにした。
 僕は、何となくドアをちらっとして──喉をつかまれたみたいに、息がすくんで身が硬直した。
 店に踏みこんできたのが、心海だったからだ。心海と──男も一緒にいる。
「え、あの人……」
 サンデーを半分ぐらい食べ、僕の混乱した面持ちを見上げた真心も、その人を見て声を上げた。
「ママ!」
 真心は椅子を飛び降り、その人に駆け寄った。その人は、びっくりしながらも真心を受け止める。席を立ち上がりかけた僕にも目を向けた彼女は、気がついた顔になって頭を下げた。
「おねえちゃんの旦那様、でしょうか」
「えっ」
「初めまして。私、工藤愛海と申します。心海の妹です。この彼は、私の婚約者で──」
「中森悠大っす。初めまして」
 まばたき以外、僕はかたまっている。
 妹? 心海の妹? そんな人、聞いたこともないけれど──
 いや、先ほどもマスターに言った通り、僕は心海の過去を──家庭のことを、何も知らない。ただ、心海は結婚式に家族を呼ばなかったし、葬儀に家族は現れなかった。だから、家庭内で何かあったことだけは察している。
「真斗くん。愛海ちゃんは、確かに心海ちゃんの妹さんだよ」
 マスターも言い添えて、僕はぎこちなく「そうなんですか」と言う。そして、愛海さんの足元で半泣きになっている真心に歩み寄った。
「真心。この人はママじゃないよ」
「ママだよ。だって……」
「ママはもっと髪が長いだろ」
「でも」
 ごねる真心に、「この子、おねえちゃんの娘さんですか?」と愛海さんは首をかたむける。
「あ、はい。そうなります、ね」
「かわいい姪っ子じゃん」
 愛海さんの隣から、悠大さんがにかっとして言った。愛海さんは嬉しそうにうなずく。
「婚約者くんを連れてきてくれて嬉しいよ」
 そう言ったマスターは、僕たちをカウンターにうながし、真心は名残惜しそうでも、僕の脚にくっついた。
 心海は家庭について何も語らなかった。だから僕は、この妹さんに心を許していいのか、正直分からなかった。
「──私から、少し話そうか」
 僕の警戒を感じ取ったのか、マスターがゆったり切り出すと、愛海さんはこくりとした。僕は椅子を座り直す。
「心海ちゃんは、愛海ちゃんの面倒をいつもよく見ているおねえさんでね。昔から、とても仲のいい姉妹だったんだよ」
「そう……なんですか」
「愛海ちゃんも、心海ちゃんのパンケーキはよく食べただろう?」
 マスターの言葉に、「懐かしい」と愛海さんは表情をほころばせる。
「あのふわっふわの奴ですよね」
「キャラメルがけでね」
「そう。おねえちゃん、料理はそんなにできないのに、何であれだけはあんなにおいしく作れたんだろう」
「愛海ちゃんが喜んでくれるからだったんじゃないかな」
「てか、俺は愛海のパンケーキも好きだけどなー」
「おねえちゃんのは、レベル違ったんだから」
 そのやりとりを聞いていて、ようやく、僕は少しだけ咲うことができた。どうやらこの人は、心海のパンケーキに親しんできた人のようだ。
 僕の笑みを見て、愛海さんは改めて頭を下げた。
「ごめんなさい、お葬式とか何も行けなくて。おねえちゃんのことを知ったのも、実は最近なんです」
「いえ。こちらも、連絡先とか見つけられなくて。実家のご住所が、昔のケータイに残ってたのがやっとだったんです」
「……そうですよね。私たち──何というか……幼い頃、育児放棄されてたんです」
「えっ」
「父も母もろくに家に帰ってこなくて、ときどき、おねえちゃんがホットケーキミックスで作ってくれるパンケーキがご馳走でした。ソースなんて買えないから、駄菓子のキャラメルを溶かしてそれをかけて」
 心海は市販のソースを使わなかった。こだわって本物のキャラメルを溶かしていると思っていたが、そんな切実な背景があったのか。
「父は今どうしているのか分からないんですが、母は先日亡くなって。やっと、私はこの町に帰ってこれたんです。おねえちゃんも亡くなってて、喪主がいないってことで」
「今は遠方にお住まいなんですか」
「はい。私は……家の中に、うんざりしちゃって。おねえちゃんも見捨てて、ひとりで」
 うつむいた愛海さんの背中を、悠大さんが優しく撫でる。僕の膝に座る真心は、あまり話の内容が分からないようだけど、「この人はママのパンケーキ知ってるんだね」と言った。そのひと言に、はたと僕は愛海さんに顔を向ける。
「愛海さんも、パンケーキ作るんですよね。さっき、悠大さんが」
「え、まあ。それっぽいものなら。想い出の味ですから」
「じゃあ、よければ娘にも作ってやってくれませんか? 僕はどうしても真似できなくて」
「えっ、でも、私のなんか」
「いいじゃん! 作ってやれよ。俺はお前のパンケーキ、すっげえ好きだぜ」
「悠大……」
「お願いします。この子にも、心海のパンケーキは忘れられない味なんです」
 愛海さんに見つめられ、「ママのパンケーキ食べれるの?」と真心は首をかしげた。それで愛海さんもようやく首肯して、「今度、悠大とお邪魔して作らせてください」と僕にも微笑んだ。
 ──そのあと、しばらく僕たちは雑談を交わした。愛海さんは、実家に放置されているものなどの処分で、しばらくこちらにいるそうだ。悠大さんも、手伝うために有休を取ってきたらしい。
 愛海さんは、きっと心海のパンケーキを一番よく知っている人だ。だからきっと、真心が満足するパンケーキも作ってくれるだろう。
 真心がグラスを空っぽにして、僕もコーヒーを飲みほしたところで、僕ら親子は立ち上がった。愛海さんと悠大さんは、もう少しマスターと語らっていくそうだ。別れる前に、連絡先は交換してもらった。
 淡いオレンジの夕暮れの中を、春風に任せて、桜の花びらが舞っている。せっかく駅前に出たのだから、スーパーに立ち寄って、買い出���もしていこう。僕がそう提案すると、あんなに大きなデザートを食べたのに、真心はもう夕飯の話を始めて、思わず笑ってしまう。
 育児放棄。僕は真心にそんなことしようなんて思えないし、心海ももちろんそんな人ではなかった。しかし、少なくとも心海が真心に愛情をいっぱいそそいでくれていたのは、さまざまなつらさを乗り越えたからのものだったのだろう。
 僕はそれを受け継ぎたい。心海の遺した想いで、絶えることなく真心を満たしていてあげたい。
 いつまでもそばにいて、年月を重ねて。
 キャラメルのかかった、満月を重ねて。
 まろやかな香ばしさで包むように、僕はこの愛おしい娘を見守っていきたい。
 はらはらと桜がひるがえっていく。アスファルトに降り積もるそれには、僕と真心の手をつないだ影が、長く伸びて映っていた。
 FIN
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kennak · 1 year
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深夜にすまん。先日ついに警察を呼んで問題客に対応してもらった。だが困ったことになってしまい、どうしようもない。私がやっているSNSでは相談できないし、かといってツテもない。増田はSNSではないけど、過去に相談して解決したことがあるので今回もお願いしたい。私の立場としては、関東地方の田舎でコンビニをやっている。先祖代々コンビニを経営している。経営者としては若輩だ。精神が参ってる状態なので文の調子はよくない。変な箇所があれば容赦なく指摘がほしい。半年ほど前だった。ある大学生の女子アルバイトが店を辞めた。その後も一人辞めた。不自然なタイミングだと思った。学生の場合、普通は年度替わりか資格研修に参加する直前に辞めたり休止したりするものだ。今年に入って事情がわかった。私の代になってすぐに働いてくれている姉妹がいるのだが、妹の方が辞めたいと言ってきた。事情を聴くと、「男の人がカウンターで話しかけてくる」らしい。どうやら姉の方も同じ事情のようだった。こんな感じのことを言われたようだ。・「こんにちは」「こんばんは」などの挨拶・髪の感じが変わったね、など外見をほめる・今日は暑かったね、寒かったね・こないだ、そこのイオンに居なかった?これはアウトの案件だった。妹の方には、正式に辞めるんじゃなくて休止という形を取ってもらうことにした。姉の方も言われているようだが、この子とはオーナーの代替わりの時から二人三脚でやってきたつもりだ。経営状況が悪化を続けている時でも相談に乗ってもらったし、アルバイトの人間関係もいろいろ取りもってくれたし、一緒に何度もご飯に行ったことがある。その子(姉)には、「苦しいかもしれないが、まだ続けてほしい」と強く説得した。聞いたところ、私も接客したことのある男だという。まずは、そいつが来る可能性がある夕方から夜にかけてシフトに入り、様子を探ることにした。一月経った頃に見ることができた。ツナギ~作業服の男で、土木か建築の仕事のようだった。記憶にある人間だった。ここ以外でも見たことがある気がした。同じ組内(※近所ぐらいの意味で取ってほしい)かもしれない。服に汚れはなくて、身綺麗だった。見た目は私のいくつか下に思えた。35くらいと推察したが、マスクを付けているから確証はない。レジを受けた印象だと、①���格はそれなり、②自信がありそうな雰囲気・悪くいうとイキッている、③言葉遣いは丁寧、といったところだった。そこまで問題がありそうには見えない。まだ普通の範疇だ。印象はすぐに覆った。ほかの女性店員にも聞いていったところ、けっこうみんな話しかけられていた。高校生も、大学生も、社会人も、旦那さんがいるパートさんも。年齢は関係なかった。中には「いい人だと思います」という人もいれば、「ちょっと怖いです」という人もいた。私の結論は決まっていた。夜シフトの店員に指示を出して、彼が来店したら警察に通報することにした。事前に警察には相談してあって、「事情はわかりました。罪に問えるかはわかりませんが、店に滞在しそうなら通報してください」と指導を受けていた。先月、そいつが店に来た際、漫画雑誌の立ち読みを始めたらしい。アルバイト店員からその連絡を受けて、警察を呼びつつ家を出て店に向かった。駐車場にはパトカーが停まっていた。車内を眺めると、そいつがいた。いつもと同じ、ツナギか作業服かなんともいえない格好だった。店に入ると、通報した男子アルバイトが不安そうな顔をしていて、先ほどの姉の方がレジ付近のATMのところで縮こまっていた。やがて、パトカーから降りてきたそいつと、警察官2人が店に入ってきた。憶えている限りで、やり取りをかく。私「どうなりましたか」巡「事実は認めました。ただ、今回は法令にかかるほどではないかと。様子見にしてください」私「罪に問うほどではないと」巡「はい。ですね。では店長さん。彼にどういう処置をされるか直接説明を」(そいつがこっちに来る。意外と圧があって緊張した)私「すいませんが、こういうことになってるので、今後のご利用は遠慮いただきたいということで」そ「わかりました。そうします。ただ、今回こういうことがあったんなら、事前に話をしてもらいたかった。いきなり行政ではなくて、店員に話しかけるのが迷惑なら、まずは言ってほしかった。お互い近所なんですから」私「はい……では、今後はご利用はなしでお願いします」そ「わかりました」巡「また来るようでしたら通報してください」話が終わって、そいつと警察官が外に出てちょっと話していて、そのまま解散した。姉の方は、店の奥にある休憩室に引いていた。涙目になっていた。「もう大丈夫だぞ」と言ったけど、怖かったのか反応はなかった。「もうあの人来ないんですか」と言っていた。ハンカチで涙を拭いてやろうとすると、手をぶつけてきて振り払った。こんなことは滅多にないから、気が動転してるんだろうと思い、それで姉のシフトは終わりにした。それから、地獄は言い過ぎとしても苦しい状況になった。2つある。ひとつめに、グーグルマップのクチコミに悪い評価が付いたことだ。元々2~3の評価だったが、それのせいでさらに下がった。内容は、どう見ても先の事情を知ってるとしか思えない人間が、部外者のふりをして書いたものだと思われる。たぶん、あいつが書いたのだ。許せない。それでまた警察に行った。刑法230条に名誉棄損罪があるのを調べていた。それで裁いてもらおうと考えていた。だが、担当した警察官は、「告訴はできないですね」と言う。なぜかと問うと、「慣例上、この程度では表現の自由の範囲内とみなされます。刑法には、憲法とのバランスというのがありますから」という答えだった。ほかにもいろいろ言われたが覚えていない。それでも告訴したいと言ったが、断られてしまった。帰ってネットで調べたところ、刑法上の名誉棄損罪や侮辱罪は一定のレベルでないと成立しないらしい。刑法にも相場があるということか。飯塚幸三とか、木村花さんとか、春風ちゃんとか、ああいうレベルでないと受け付けてもらえないようだ。弁護士に頼んだら何とかなるのかもしれないが、我が家にそんなお金はない。ふたつめが、町内での評判だ。特に組内の中での評判が悪くなったようで、秋に神社である豊作祭の実行委員会とか、組の寄り合いとか、こども会とか、そういう会合に出す弁当の注文がほぼなくなった。これも、おそらくあいつがやったのだ。あいつが店の悪い噂を流して私の店の営業を妨害している。そうでないと、あまりに説明がつかない。あれから約二ヵ月。店の売り上げも徐々に落ちてる気がする。あと数か月も経てばわかるだろうが、それまで待てない。私の代で潰したくない。せっかくアルバイトやパートの子たちも育ってきたのに。手を尽くしたが、道が開ける気がしない。お願いだから知恵を貸してくれないか。このまま経営の危機を迎えたくない。頼むよ。お願いします。
コンビニをやってるんだが助けてほしい
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retepom · 1 year
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【与えられる人から】No.166【与える人へ】
激アツセンターカラーで血湧き肉躍る本誌の折 皆様如何お過ごしでしょうか。出雲風子が春麗色で戸塚先生そういうとこやぞ。本格的に男女を殴り合わせるのが性癖過ぎることもわかったので満面の笑みになりました。しかしながら先行でツイートしたように今回の個人的なハイライトは……川の字………というわけで本誌感想のお時間となります。
「『誰かを想う変わらない心』」
「オレにもよくわからん」
出雲風子を想う変わらない心ならもう持ってないか…???と考えたのは私だけでしょうか。約束だからって理由だけで二十数年も他人の子をワンオペ子育てできるかよ……????
「出雲風子」
ずっとフルネームで呼ぶのめちゃくちゃ面白いんですよね。ガチ勢の限界オタクか?しかし冷静になってみれば疑う余地もなく出雲風子ガチ勢の限界武闘家でした。すみません。殴らないで!!
「仮にもしコイツが定義する真の強者が」
「“お前がかつて言っていた者”ならば」
「オレには絶対理解できない したくもない」
ここ、出雲風子の三点リーダーがいい味出してるんだよなァ……ファンの言葉をさ 丁寧に受け止めてるんだよ…な………
「だがどうだ」
「馬鹿弟子はあの女と拳を交わす度 みるみる強くなってゆく」
「これは一つの真実だ」
「気にくわん」
「きっと答えがわかりますよ」
出雲風子のこの表情よ〜…私もそうだった、はあらゆる局面での“誰かを想う変わらない心”を見てきたことを表しているけれど、アンディへの色々な想いもあるのかもな……そしてゆっくり話しているファン風からしか得られない新栄養素が今発見されました。論文を書いて学会で発表します。
『この世は弱肉強食だ お前のような弱者が世に出て何になる』
前ループでは“龍”を見つけたファンだったけれど今ループでは本当に才もまだ見られない力のないこどもから育てていったんだよな…ストリート荒みジャリボーイだったシェンが大会でロウさんにお灸を据えられて痛い目見たのに条件付きつけて弟子になってやる!の展開もわりと好きだったんですが……ちゃんと子供らしい喜怒哀楽を出せる環境にしてくれた今ループのファン…
『オレの為って事?』
『オレが強くなったら』
『メイもいじめられたりしないもんね!』
んぇ……………っ!!?!?シェ…………な……
『弱者は死ぬ!!強者は己の力のみを信じればよいのだ!!』
『死なないよ』
『だってファンは強いんだから』
『守ってくれるだろ?』
こころがギュッッッッッとなる 今ループのシェンにとってファンは“守ってくれる大人”だったんだ
[アンタに似て]
[大分気付くのが遅かったけど]
似てる自覚あるのもう親子なのよ シェン なぁ
[誰かの為に強くなる]
[ボクはキミの為 キミはボクの為]
[ムイちゃんだけじゃない 妹は勿論]
[ジジイ アンタもだ]
こんな………………………………こんなんジジイ泣いてまうやろ…………………………………………この川の字が愛でないならなんだってんだよ………………………かけられた布の面積と抱きしめた腕の安心感が愛でないならなんだってんだよォ!!!!!
倫理観終わってる出雲風子狂フィジカルオバケが人間みたいな顔して寝るんじゃねぇ………あやしててそのまま寝落ちしたポーズじゃん……メイちゃんがもってるぬいぐるみ 買ってあげたんか……………??………小籠包パンダ…………???
(ロウさんがファミリー入りしていないのは寂しい限りだが今ループでも何かのキッカケで絡んでくれたら嬉しいなァ……)
シェンムイちゃのダイナミック殴り愛プロポーズからの不真実発動は安心安定の神(クソヤロー)っぷりで反吐が出るぜェー!!!!!やっちまってください出雲の旦那ァッ!!!!!
「まさか…!」
「あの馬鹿ッ」
え……………っ
「シェン 何を考えている!!」
「止まらんか!!行けばお前も…!!」
こんなん……………こんなんはもう…………………
“出雲風子”が介在していないファン自身の感情じゃん…………………………………………
弟子っていうかもう子じゃん………………
“子を想う親”なんだよお前はもうさ……………………
目的のため仕方なく育てた子が愛を知り 愛を教えられる親……………………
そういうヴィランに………………私は……弱い……………………
落下したシェンムイちゃんを救う為に飛び降りるUNIONメンバーも躊躇い無くてヤベェんですが勝算はあったのか!!?!?皆無茶すなよ!!!!がんばって連なってムカデみたいになってるの正直笑っちゃったごめんな……てか一生取れないでお馴染みのビリー様の羽衣取れてんじゃん!!!!??!?演出上不真実対策なのはわかるけれどナイスショルダー!!!!キレてるね!!!!!肩にちっちゃいバーン乗ってんのかいッ!!!!!!
「オレを持ってんのだれ…」
「だ?」
ハイここあざとい ボイド=ボルクスそういうとこあるよ そういうとこ
「ファン!?」
“ファンは強いから守ってくれる”の伏線回収が爆速過ぎて二度見した。6人分(全員バキバキ)(2m超1名)の体重を一切ブレずに片腕で支える腕力 これはもう筋肉島なのよ ファンタジーマッスル 前ループで圧殺されそうだったクリード=デッカードを片腕で引き上げるのとかそりゃ余裕だったね羽のように軽いよね(???????)
「この無様な姿が キサマらの強さか?」
「ハハ!お恥ずかしながら…」
飾らない出雲風子イイヨ〜……イイ……
「ジジイが助けてくれたの!?」
「んなアホな!!」
「離すぞ」
「ゴメンなさい!!」
仲良しかよォッッッッ!!!!!!!ってなってたらファンが知らん間に一句詠んでた(決めようぞ どちらの強さが 最強か)
来週も楽しみすぎて今からアドレナリンがドバドバですよ………火曜日か……遠いなァ!!
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