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#無鉄砲大阪店
lastscenecom · 4 months
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1回で商談が決まることは稀で、基本的には何度も通って信頼関係を構築していく長期戦が主となっている。 「大阪の豚骨ラーメンで有名な『無鉄砲』というお店に営業した際、『忙しいから5秒だけ話を聞く』と言われたので、毎日5秒だけ電話して自己紹介や用件などを伝えることを繰り返し、最終的には3分間話せるようになったんです。その行動を店主が面白がってくれて、無事に契約となったのは今でもエピソードになっていますね」
人気ラーメン店に「毎日5秒だけ営業電話」。ラーメン通販サイトが新規開拓で味わった“苦労と執念”(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
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palakona · 1 year
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水藻フィッシングセンターで両ウドン床釣り縛り
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
どうも、こんにちは。4月2日(日)は、Fさん、hrkさん、ICDさんと水藻フィッシングセンター(以下、水藻FC)に行ってきました。前夜、hrkさんとメールしてて、グルテン宙釣りが得意なhrkさんは水藻FCへ、両ウドン床釣りをしたい僕は阪奈園へら鮒センターかフィッシングセンター竹之内のどちらかを考えていたのですが、僕らの師匠筋のFさんからhrkさんに「ガオ君を水藻FCに誘うこと」と厳命が降りw水藻FCに出頭してきましたw。水藻FCのInstagramを覗くと、最近の釣果は両グルテン床釣りで40枚ぐらい釣れてる人もいるらしい。床釣りで釣れるのか〜、釣れてしまうやんw。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
自宅から貝塚市の水藻FCまで約1時間。6時開店のカフェでサンドイッチを買ったのですが、到着したら7時半ぐらい?FさんとICDさんは先に着いてて、車でご飯を食べておられました。僕もお腹が空いたので、釣り座を構えてからまず腹ごしらえ。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
さあ、やるで〜。今日の浮子は舟水の「冬の底釣り極細パイプ」です。箱池フェチの僕からしたら水藻FCは深いので、サイズは10番〜14番の5本セットの13番やったかな。「極細」というだけあって、パイプにしては「返し」が弱い気がするけど、トップの馴染みも��ッチリで使いやすかったです。今日は最後まで浮子を交換しませんでした。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
常連さん?管理人?いつも見かけるお爺さんに「水深は?」と尋ねたら、「12尺〜13尺で浅い」って言ってたけど、深いんですが…僕はいつも箱池やし。なので、14.2尺の師光の朱総塗りを出しました。好きな竿なので最後まで使ったけど、浮子と穂先が近くなったので15尺〜16尺が良かったかな。さて、釣り始めたんだが、隣のICDさんはYouTubeでも活動している某釣りクラブのメンバー。21尺のダイワの「ヘラV」を使って長尺の両グルテン床釣り。沖床で浮子も遠いのに「床立て」もバッチリでバンバン釣ってます。僕の方がちょっと早いぐらいで、ほぼ同時期にFさんに誘われてヘラ釣りを始めたんですが、「越えられない壁」がそそり立っている気がしましたw。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
後から来たhrkさんも「21尺は買ってないわ〜」と言いながら、19尺の「へらV」を出してこちらも長尺で沖床の両グルテン床釣り。ICDさんに負けじとバンバン釣りはります。床釣り一筋の僕の立場はw。一方、Fさんは、釣りの大会があるらしく、「練習や」と言いながら浅ダナセットでポツポツ釣っておられました。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
僕にも釣れました。(´▽`) ホッ。両ウドン床釣でも釣れましたぜ。水藻FCは、魚品が良いですね。体高の高い河内フナが釣れます。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
ここで嬉しいサプライズが!hrkさんが独自デザインの帽子を数種類作ったのですが、僕らにプレゼントしてくれました。「ガオさん、どれにします〜?」と選ばせてくれたので、僕は「KWS」(喰わせ)を選びました。段床釣りは上手くないけどw。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
午前の釣果は2枚。お昼ごはんを食べて午後の部開始ですが、良い天気ですね〜。桟橋にパラソルが花のように咲いていました。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
釣りをしてたら、「パン!」と鉄砲の発射音みたいな音が鳴ってびっくりしましたが、鵜を追い払っているようです。吉野川で鵜にアマゴを食べられて漁協が困ってましたが、ヘラブナまで襲うんですね〜。午後の1枚目は傷だらけの小ぶりなヘラブナでしたが、鵜に襲われたんかな?
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) Fさん撮影
ヒット!14.2尺の師光が孤を描く。竹竿は13尺〜15尺が竹竿らしいしなりでいいらしいですよ。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
体高もあって腹パンのヘラブナ。水藻FCは魚が良いわ。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
当日は、最大風速5mぐらいの予報だったのですが、午後は風向きが変わって落ち葉が吹き寄せられて目の前は落ち葉だらけ。釣りにくいので桟橋の反対側の内向きに釣り座を変えました。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
こっち側は落ち葉もほぼ無くて釣りやすそう。
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2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
沢山釣れないけどポツリポツリ。両ウドン床釣り縛りだし上出来じゃね?「つ抜け」は遠かったけど、午後は5枚釣れました。Fさん、hrkさん、ICDさんはそれぞれ20枚〜30枚ぐらい釣ったそう。
ということで、4月2日はヘラブナ7枚でした。僕はトイレが近いので、帰りは先に帰らせてもらったのですが、おかげで大阪屋さんの閉店に間に合ったので最近の釣況を聞いてみたら、某池は、4月に入ったというのに釣れておらず、大阪屋の常連さんもボウズか貧果で嘆いておられたようです。僕の腕だと他の箱池でも10枚釣れるかどうかなので、水藻FCで7枚って良い感じだったのでは?
では、また。
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recipe-cookingclass · 5 months
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大阪ラーメングルメ『無鉄砲』の大阪本店。
超人気店で、2023年には東京中野の店舗は閉店して、関東では食べられないラーメンとなったみたいです。
前から主人が食べてみたいとずっと
言っていたので、今回はお持ち帰りで主人に作ってもらい
ラーメン研究。子供もしっかり参加です。
こちらの大阪店は
京都木津川の無鉄砲ののれん分けのお店らしいですね。
以前は700円ぐらいでこのクオリティでいただけたそうですが、今は1000円です。
1000円レベルですが、物価高騰での原価といい手間暇といい、食べてみれば『これは納得だわ』とパッケージのレベルでも思うはずです。
同じ1000円のラーメンを出しているお店と比べれる方は、尚更こちらの『無鉄砲』さんのラーメンの良さがわかると思います。
超濃厚の豚骨ラーメン。
豚骨でかなりのドロっとしたスープには驚きます。
塩分が高いのかなと思いきや、さほど塩気が感じずマイルド。これは女性も嬉しいですね。
独特的な香りはしっかりとしましたが、くどく無い。
食べ勧めても塩味が高いわけじゃ無いので、食べ勧められます。麺はバシッと硬めに茹で上げてもらっているので
熱々のスープにしばらく浸かっていても伸びませんし、この麺の独特的な食感は価値がありますね。
九州から直送しているとか。替え玉は、あえてストレートの麺でやってみましたが、これも非常によく合う。我が家で愛用している生麺です。
そして具材もきれいにパッケージングされています。お取り寄せやふるさと納税をされているので完成度が高いですね。
メンマは薄く柔らかく、ネギはアクセントにとても良い存在です。
これは価値あるスープで行列店の意味がよくわかります。
東京のお店が閉店したことで尚更、価値が上がったような気がします。
非常に美味しいラーメンでした。
ご馳走さま。
料理研究家 指宿さゆり
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ramen-kobayashi777 · 1 year
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和歌山県に行ったら絶対に食べて欲しいラーメンまとめ 今回は和歌山のメンスタグラマーのCHURUCO.さんとのコラボ投稿! CHURUCO.さんに和歌山県オススメラーメン屋さんを紹介してもらいましたのでまとめてみました✨ ぜひ旅行や出張などで行った時は行ってみてください😊保存しておくと後で見返す時に便利ですよ✨ CHURUCO. @nooooodle.365 和歌山を中心にラーメン巡りをしているメンスタグラマー🍜  @k.ramen.csp Ramen⭐︎こばやし 東京のラーメン情報を毎日配信してます! ぜひフォローしてね! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #麺匠中うえ 📲0736-33-0122 📍和歌山県橋本市隅田町垂井49-2 @menshonakaue ※営業日はInstagram要チェック ✍️タピオカ粉が入った自家製麺、ツルツルもちもち。鶏醤油、魚貝塩、豚骨醤油、つけ麺も3種類、たまに出るまぜそばの限定! 何を食べてもどれも美味しいお店。 #キッチンだるま 📲073-435-0088 📍和歌山県和歌山市畑屋敷端ノ丁40 @kitchen_daruma20171120 @kametoku_noodle ✍️ 洋風居酒屋のランチ営業でされてるラーメン 洋風居酒屋のランチ営業で食べれるラーメンが本格的!限定も二郎系から泡系まで!2023年6月頃には新店ラーメン亀徳さんopenされます! #豚骨中華そばがんたれ 📲0736-69-5585 📍和歌山県岩出市清水453-1 ※営業日はTwitter要チェック ✍️無鉄砲出身の店主さんが作るつけ麺が絶品 豚骨の濃厚ドロドロスープにはうまみたっぷり! 最後のトマトスープ割りも最高です。 濃厚中華そばは売り切れるのが早めです。 #丸花 📲073-474-7041 📍和歌山県和歌山市出島273-4 ※営業日はTwitter要チェック ✍️和歌山で家系と言えば丸花ラーメン! とってもクリーミーな豚骨ラーメン 塩と醤油2種類から選べます。 通し営業ですが、常に行列です。 #かわせ田尻店 📲073-472-9620 📍和歌山県和歌山市田尻129-11 🎌定休日 第2・第4月曜日 ※snsはされてません ✍️超硬めのポキポキ太麺に豚清湯スープに豚バラとネギ これが最高に癖になる麺と味 店内では中華そば以外の撮影は禁止と貼り紙されています 夜営業のみのかわせ天王(食べログ参照)もあります #うらしま 📲0736-77-5473 📍和歌山県紀の川市花野20-7 🎌定休日 日・祝 ※snsはされてません ✍️和歌山ラーメンといえばうらしまさん 骨粉が残るほど濃厚なスープとチャーシューには白ご飯必須です。 営業時間が11:00-13:00と短い上に人気なため平日でもスープが無くなりお店閉まることもしばしば! #BIRDMAN和歌山店 📲090-5892-9640 📍和歌山県和歌山市十二番丁5 レインボー21 1F @ramenbirdman ✍️青森シャモロックの丸鷄を使った清湯スープが絶品 よく限定もされていて、どれもこれも美味しい上にオシャレなラーメン! 御坊市にある本店は鶏白湯のお店です。 鶏白湯も色んな種類があり絶品です。 #麺屋丈六キーノ和歌山店 📲073-431-1265 📍和歌山県和歌山市東蔵前丁39 キーノ和歌山 1F ※営業日はTwitterで要チェック ✍️南海市駅の改札口出たらすぐです! こちらは煮干し醤油で絶品! 高井田系の中華そばが美味しくて有名。 限定はどれも美味しくおすすめです。 大阪にも店舗あります! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 #和歌山ラーメン #和歌山ランチ #和歌山グルメ #和歌山県ラーメン #和歌山県ランチ #和歌山県グルメ #ラーメンコネクト #ramenconnect #ラーコネ #ご当地ラーメン #ラーメニスト (和歌山県) https://www.instagram.com/p/CqSqa8hS0gC/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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itokichi1130 · 2 years
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【WORKS】店舗OPEN記念ノベルティ用のイラストを2点制作させていただきました(2022)
株式会社ヒューマンフォーラム様/SPINNSイオンモール堺鉄砲町店様のオープン記念イベント用の配布ステッカーのイラストを2点制作させていただきました。、 8月9日にオープンする【SPINNSイオンモール鉄砲町店】で商品をお買い上げのお客様に先着でプレゼントされます! 1つは、店舗のある堺市の「鉄砲町」は昔鉄砲が製作されていた場所なので、 鉄砲をイメージした形の手のイラストをメインモチーフにレトロなカラーで配色し、 ネイルや土星型ロリポップ、絆創膏などで手の表情が出るよう制作しました。 もう1つは、鉄砲町は製作した鉄砲の試射場があった事に由来して、 射的の「的」のイメージから少し膨らまし、 「ダーツの的」をメインモチーフに、モノクロ+赤の配色で子供っぽくなりすぎないよう気を付け、 サーカスや遊園地のような雰囲気のロゴと組み合わせて制作しました。 —————————– 【SPINNSイオンモール堺鉄砲町店 / SHOP情報】 住所:〒590-0905 大阪府堺市堺区鉄砲町1 イオンモール堺鉄砲町3F 営業時間:10:00~21:00 ※ステッカーの配布は無くなり次第終了です。ご了承ください。 【SPINNS様🖥HP】 【SPINNSイオンモール堺鉄砲町店様🐤Instagram】 【イオンモール鉄砲町様🏠HP】 —————————– 私は現在堺市に住んでいるので、近所のお店にお仕事で関わることが出来て嬉しいです! お近くの方は是非ゲットしてください! どうぞよろしくお願いいたします。 【✏イラストのお仕事のお問い合わせはこちら】 —————————– 【WORKS】I drew an illustration for the store OPEN commemorative novelty goods. I drew two illustrations for stickers that will be distributed as an opening novelty for the apparel shop that will open on August 9th. Customers who purchase products at the store will receive gifts on a first-come, first-served basis! One is that the town where the store is located is called “Teppocho”.(In Japanese, it means "town of guns".) The main motif is an illustration of a hand shaped like a gun, and the color scheme is retro. I made it so that the expression of the hand can be seen with nails, Saturn-shaped lollipops, adhesive plaster, etc. The other is derived from the fact that Teppo-cho (town of guns) used to have a test firing range for the guns it produced. Expanded the image of "trial shooting" a little, With the "dart target" as the main motif, I was careful not to make it look too childish with the red and monochromatic color scheme. I made it in combination with a logo that has the atmosphere of a circus or an amusement park. ※Distribution of stickers will end as soon as they are gone. note that. 【SPINNS Store🐤Instagram】 Thank you!
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hi-majine · 5 years
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貝野村 1/2
 大阪|船場《せんば》のある大きなお商人《あきんど》のお宅に、出入りの棟梁の世話で、丹波の貝野村から女中がまいりました。  この女中さん、山の中からきたにも似合わず、なかなかの別嬪《べつぴん》さんで、年は十八、名前がおもよさん。  背《せい》がすらりと高《たこ》うて、色がくっきり白《しろ》うて、鼻がつーんと高い。鼻すじがしゅっと通っておって、眉毛も愛嬌がございます。笑うとえくぼがはいって、口もともかわいい。おちょぼ口というのは世間にたくさんございますが、おもよさんのは、あまり小さいさかいに、ご飯つぶが横にはいらん。たてにして金づちでたたきこまねばならんというしまつ。歯ならびがきれいで、首すじがすーっとしておって、からだのようすが、じつによろしい。お尻も小さくて、じつにかっこうのよろしいことで、あるかないか知れませんくらいで……  おもよさん、こないにきれいやさかい、世間の人が、小町と名前をつけました。  で、このお店の若旦那、お年は二十二、男前が、じつによろしいので、世間では、今業平《いまなりひら》という名前をつけましたくらい。これで、商売のかけひきもうまいという、世間で評判の若旦那でございます。  この若旦那のそばにつききりで、ご用をうけたまわっておりますのが、おもよさん。つまり、今業平と今小町が始終いっしょにいるというようなことだすな。ところが、ふたりとも、いたっておとなしいさかい、心の中ではおもいあっておりますが、人のうわさにのぼるようなことはいたしまへん。  あるとき、この若旦那が、商用で九州へでかけましたが、その留守中、母親が病気になりましたので、おもよさんは、暇をとって、看病のために貝野村へ帰りました。しかし、主家へは、おさしつかえをさせませぬようにと、かわりの女中さんをつれてまいりました。  このかわりにまいりました女中さん、年も十八、名前もおなじくおもよさんでかわりはございませんが、品ものは、ひどいちがいようで……こんどのおもよさん、背がすらりとひくい。色がくっきりと黒い。鼻がつーんとうしろへ高い。そのかわりに、でぼちん(ひたい)がぐーっと出張ってる。髪の毛がすくのうて、赤くちぢれておって、八の字眉毛で、目尻がさがって、わに口で、鬼歯がにゅーっと生えておる。頬骨《ほおぼね》がぐーっと立っておって、猪首で、鳩胸で、出《で》っ尻《ちり》という。この尻の大きいのなんの……にわか雨のさいには、この尻の下で三人くらいは雨宿りができるというりっぱなやつで……それに、足の太いこと、太いこと、それも、太股のつけ根から足の先まで、ずんべらぼうのおんなじ太さ、なんのことはない、電柱が二本ならんだよう。足が十三文|甲高《こうだか》、それも足袋《たび》なぞはかんさかいに、四季を問わず、年中、あか切れがきれておって、田舎で畑仕事をしたさいに、このあかぎれの中へ、麦とか、ひえとか、豆とかはいったさかい、春さきになると、ぽちぽち芽をふきだす。そのほか、蛙がとびだす。どじょうがとびだす。大蛇がはいだす。狼がかけだす。山賊がかけだす――もうたいへんな足……まあ、人三化《にんさんば》け七《しち》、つまり、人間が三|分《ぶ》で、化けものが七|分《ぶ》ということばがございますが、このおもよさんは、人なし化け十というやつでございます。  そうとはご存知ない若旦那、九州から無事でお帰りになりました。 「いや、ごくろうじゃった。どうぞゆっくりやすんでくだされ。これ、せがれが帰りましたよ。え? なに? 風呂がわいたか? せがれや、つかれやすめに、ひと風呂はいってきなされ。あとで、ゆるゆるとはなしを聞くさかいに……」 「ほなら、おとっつあん、おさきへいただきます」  と、お風呂場へまいりましたが、若旦那、お風呂がたのしみでございます。なにせ、きれいなおもよさんが背なかを流してくれますさかい、仕事のつかれもすっかりぬけてしまいます。もうおもよがくるやろか、もうくるやろかと、待てどくらせどまいりません。若旦那、待ちくたびれて、のぼせて気持ちがわるうなってきましたさかい、ふいと立ちあがると、腰から下は、湯でまっ赤で、上半身は、湯気で黄色、顔はまっ青という、なんのことはない、交通信号みたいなものができあがりました。 「ははあ、おもよは、化粧に手間どっておってこられんのやろ。きっとそうや。ほなら、ご飯食べだしたら、お給仕にでてくるにちがいない」と、こうおもいました若旦那、湯からあがって、自分のお居間へいらっしゃると、もう、お膳がでております。 「これこれ、ご飯を食べるさかい、お給仕にきておくれ……これ、お給仕にきてくれんかいなあ」 「はーい……お清どん、お給仕やし、若旦那のお部屋へちょっと行《い》ておいでやす」 「わたい、いややし。わたいやお気にいらんのやし。じきに、おもよをよこせとおっしゃるよってな」 「ほなら、おもよどんをやった���ええやないか」 「そやけど、おもよどん、いてやないやないか」 「かわりのおもよどんがいるわ」 「えっ、あの化け物をかいな?」 「そうやがな」 「そうやなあ、どないなるか、ちょっとやってみまひょか? ……おもよどん、おもよどん」 「はーい」 「あのな、おまえにはなしたことがあるやろ? ……うちの今業平の若旦那、きょう、九州からお帰りになったんや。でな、いま、ご飯をめしあがるさかい、おまえ、お給仕に行《い》ておいで。ええか? 前のおもよどんは、若旦那のお気にいりやったんやし、おまえもしっかりつとめてや。さあ、早よいといで」  こういわれたおもよさん、人なし化け十ではございますが、年が十八、色気ざかりでございますから、自分の部屋へとびこむと、大急ぎでお化粧をいたしました。  なにせ、ふだんなにも塗らんところへ、あわてて塗ったもんですさかい、おしろいと、まっ黒な地肌と、まんだらなものができあがって、まるで焼けのこりの蔵のような顔になってしまいました。おまけに、大きな口いっぱいに紅をぬりまして、それがよだれで流れて、顔じゅう口のようなさわぎ。 「はい、これは、若旦那さんでござんすか。ようまあ、ご無事でおもどりなされました。わしがのう、お留守中にご奉公にあがりましたおもよでござんすがのう……みながのう、若旦那さんは、よか男じゃ、よか男じゃといわしゃるが、ほんにまあ、よか男じゃのう……わしゃもう、すっかりおっ惚れ申したがのう……さあ、うーんと食わっしゃい。わし、いくらでも盛りますべいから……」 「おーい、お清、お清!」 「はい、お呼びでございますか?」 「なんやなあ、これは?」 「え?」 「いや、なんじゃい、この女は?」 「……あの……おもよどんで……若旦那のお給仕にまいりました」 「あほぬかせ! こないなおもよがあるかいな。これが、うちの中やからええんやぜ。もしも、山の中へいってみい。熊とまちがわれて、鉄砲で撃《う》たれてしまうで……まだ、日本に、ようこないな人間がのこっておったな……ともかく、いつものおもよをよこしてんか?」 「まあ、若旦那、まだ、ご存知やござりまへんか?」 「なにをやいなあ?」 「あのおもよどんは、おっかはんの看病とやらで、丹波へ帰らはりましたがな」 「えっ、ほんまか? いつのことじゃ?」 「へい、三日前に……」 「そうか……そうして、いつもどるのじゃ?」 「いいえ、もうもどってやござりませんそうで……」 「えっ、もどらん! ……うーん……これ、わたしの寝間をとっておくれ。この女中の顔をみたら、急に気分がわるうなった。もうご飯はいらん。お膳をひいて、早《はよ》う寝間をとっておくれ」  さあ、こうして床についたっきり、四、五日というもの、ご飯をめしあがらんので、さあ、おとっつあんはご心配で、お医者さんにみせますと、「こりゃ気|病《やま》いじゃ」というて、お帰りあそばしました。  そのうちに、十日たち、二十日たち、かれこれ一ヵ月もたちましたが、ご飯つぶというものを一つぶもめしあがりまへんさかい、からだは弱るばかり……しまいには、お薬が、のどを通りません。水が通らん、湯が通らん、電車が通らん、自動車が通らん、飛行機が通らん……もう、えらいことになりました。  すると、ある日のこと、お医者さんが診察にみえましたが、若旦那が、夢うつつのうちに、うっかりと、「おもよ」ということを口走ったものですさかい、お医者さんは、気病いのもとをこれと合点して、おとっつあんにはなしをしてお帰りになりました。  さあ、おもよさんが病いのもととわかりましたので、おとっつあんもようやく気が楽になりまして…… 「ああ、これこれ、棟梁の甚兵衛になあ、『用事ができました』というてなあ、大急ぎで呼んできてくだされ」  と、つかいを走らせました。
「へい、旦那さま、こんちわ……どうも長らくごぶさたをいたしまして……」 「いやいや、あいさつはぬきにしておくんなはれ。じつはなあ、いま、あんたを呼びにやったのはほかのことじゃないが、長らく床についておったせがれじゃがな……」 「へーえ、そうでやすか、そりゃどうもお気の毒な……へえ、ご愁傷《しゆうしよう》さまで……なむあみだぶつ……」 「なにいうてんのや縁起《げん》のわるい。まだ死にゃせんがな」 「ああ、さよか、危篤《きとく》ですか?」 「なにあほなことばかりいうてんのや……そやないがな。じつはな、せがれの病いのもとが、ようよう知れましたんじゃ」 「病いのもとが知れた?」 「そうや……笑うてくださるな。ありゃ恋わずらいじゃ……それも、おまえが世話してくれたおもよな、あれに惚れたんじゃ」 「へーえ、いまの時節に恋わずらいとは、めずらしゅうおまんな」 「そうやろ? かわいいやないか? ……で、お医者さまのおっしゃるには、このご病人は、どんな薬を飲ませたとてだめじゃ。まあ、おもよさんを煎《せん》じて飲ませるよりほかに手がないと、こうおっしゃるのじゃ」 「へーえ、おもよどんを煎じて飲ませる? そんな大きな土瓶《どびん》がありますかいな?」 「なにいうてんのや。ちがうがな。おもよを呼びもどして、せがれの看病をさせるのじゃ。そうせんことには、この病気はなおらんさかいに……でな、先生のおっしゃるには、からだがひどく弱っとるさかい、明日《あす》の晩までに、おもよがくれば間にあうが、明後日《あさつて》になったらだめやろと、こうおっしゃるんじゃ。おまえ、いまから丹波へ行《い》て、このわけをようはなして、おもよを明日の晩までにつれてきてくれんか? どうじゃな?」 「そりゃ、旦那さん、ご無理でやす。丹波まで、明日の晩まで行てこられるものやおまへん。三日や四日はかかりまんがな」 「そりゃ、わたしかて知ってる。けども、そうせんと、せがれが死んでしまうのやで……そのかわり、明日の晩までに間にあわせてくれはったら、おまえさんに五百両あげようやないか」 「えっ、五百両!? 五百両というと、こ、こ、小判が五百枚!? うーん」 「なにをうなっとるんや?」 「よろしゅうおます。ひとつ、足が折れるか、心の臓がやぶれるか、ともかくも明日の晩に間にあうように、いまから行《い》てきます」 「そうか、そりゃありがたい。おい、お松や、お竹や、お清や、佐助どん、弥七どん、定吉……さあ、みんなきておくれ。甚兵衛はんが出立《しゆつたつ》やで……甚兵衛はん、さあ早う……なに? 家へ帰ってしたくを? そんなひまはない。うちのせがれ、明日の晩なんやで、じきに行き。え? お腹がへってるか? そらいかん。これこれ、甚兵衛はん、お腹がすいてるそうや。ご飯ごしらえしてやっとおくれ。いや、お膳もなにもいらん。たくあん一本|洗《あろ》うて……切らいでもええ、そのおひつを縄でくくって、首からぶらさげて、そうそう、その中へたくあんをいれるんじゃ。さあ、甚兵衛はん、かならず茶店へ寄ったり、立ちどまったりしてめし食うことならんぞ。たくあんかじって、めし食べながらいそぐんじゃ。これ、番頭どん、気がきかんじゃないか。なんで手をあけてぼんやり立ってるんや? 脚絆《きやはん》をつけてやんなはれ。わたしが、わらじをつけてやるで……」 「旦那さま、旦那さま」 「なんじゃ? 番頭どん」 「あの……わらじをあたまへやっておいでですが……」 「あたまでもどこでもかまやへんで、こけたら、あたまで走っていけ。清や、わらじがまだあるやろ? え? 五足? かまへん。それを甚兵衛はんの腰へくくりつけい。さあ、甚兵衛はん、切れたら、じきにはきかえて急ぐんやで。さあ、早《は》よ行《い》とおくなはれ」  甚兵衛さんは、あたまへわらじをつけて、首からおひつをかけて、この家をとんででまして、もう夢中で、走った、走った。途中で、腹がすくと、首からつるさがっておりますおひつのご飯をつかんでは食べ、つかんでは食べしますので、顔じゅうめしつぶだらけでございます。  日もとっぷりと暮れましたころ、甚兵衛さんは、ようよう丹波の貝野村へたどり着きました。  おもよさんは、三ヵ村の束《たば》ねをする庄屋さんの娘御でございますが、行儀見習いのために、この村からでました甚兵衛さんをたのんで、奉公にでたというようなわけでございます。  さて、甚兵衛さん、おもよさんの家の玄関まで走りこんで、敷居《しきい》をまたいで、やれうれしやとおもったとたん、どっしりと尻もちをついて、「うん、うん」とうなるばかり…… 「あっ、これこれ、だれぞきてくださらんか。玄関におかしな男がとびこんできて、うんうんうなっておるが……やあ、あたまにわらじをつけとるじゃないか。はて、てんかん病みかいな? ……おい、しっかりしなされや。しっかり……やあ、おまえさんは、甚兵衛さんじゃないかの?」 「えっ……ああ……これは、これは、旦那さまで……」 「これ、甚兵衛さん、その姿はなんのまねじゃ? おひつを首からさげて、あたまにわらじをつけて……顔じゅう、めしつぶだらけじゃないか……さあ、これで顔をふいて、こっちへあがりなされ」 「へい、どうもありがとうございます。ほなら、あがらしていただきます……旦那さまにも、ごきげんよろしゅうございます」 「ああ、ありがとう……甚兵衛さん、娘をばええとこへ奉公させてくださって、ほんにお世話をかけましたな。それにまた、勝手なことをいうて、ひまをとってすみません。おかげでなあ、娘の介抱で、ばあどんの病気はすっかりようなりました」 「それは結構なことで……」 「ところが、一難去って、また一難とやら、ばあどんがようなったとたんに娘が病気になりおって、もうかれこれ二十日あまり、めしつぶというものは、一粒も食べておらん。あれこれと医者を呼んでおりますが、病気の原因がとんとわからん。で、お医者さんのおっしゃるには、娘の命は、明日の晩までくらいしかあるまいということなのじゃ」 「こりゃおどろいた。まるでどちらもおんなじはなしじゃ。じつはな、旦那さま、大阪の若旦那というのが、こちらのお嬢さんに恋わずらいで、明日の晩までの命ということですさかい、それまでに、お嬢さんをおつれ申さんと、若旦那は死んでしまわれます。どうぞ、ご主人の命を助けるのでおますさかいに、なんとか、お嬢さんをお貸しねがいとうござります」 「あーあ、あのふつつかな娘を、それほどにおもうてくださるとは、じつにありがたい。そのありがたいご主人のお命をお助けすることなれば、ぜひともお貸し申したい。けれどもなあ、娘のほうも、明日も知れんという病人やでな、山越しに、大阪までは、なかなかいくことができませんから……」 「けども、旦那さま、ひょっとして、ご病人が、大阪やったらいくとおっしゃったらどうなさります?」 「そりゃ、当人がその心持ちがあるなら、途中で死んでも、いっこうかまわん。つれて行《い》てくだされ」 「ほんまだすかいな?」 「ああ、つれて行てくだされ……娘は、はなれ座敷に寝ております。そこへ行て、娘の心持ちを聞いてやってくだされ」 「ええ、よろしゅうござります。さあ、五百両にとりついたで。もしも、いかんやなんてぬかしおったら、首根っこへ縄つけても……」 「これこれ、らんぼうしてはいかんで……」 「いえ、これはひとりごとで……ええ、お嬢さん、ごめんくださいまし」  と、甚兵衛さんが、はなれ座敷へまいりますると、おもよさんは、すやすやおやすみになっておられます。 「ええ、もし、お嬢さん、お嬢さん……」 「おう、甚兵衛さん……」 「あんたはん、どないあそばしたんです?」 「それよりも、さっそく聞きたいのは、大阪の若旦那のこと……」 「いや、その若旦那のために、わたしが、あたまへわらじをのせてやってきたんだす。じつはな、若旦那は、あんたはんのことをおもいわずろうて、明日の晩までに、あんたはんが行《い》て看病せんと、死んでしまいなさるんや」 「えっ! そりゃたいへんや。まあ、どないしょう? どないしょう? わあーん……」 「これ、あんたはん、泣いてるどころのさわぎやおまへんで。いまから、すぐに大阪へ看病にいきなはれ」 「そりゃ、いきたいわ。そやけど、おとっつあんがやってくれはるやろか?」 「ええ、それはもう、おとっつあんからは、とうにおゆるしがでてまっせ」 「まあ、うれしいこと。わたい、大阪へいきますわ」 「けどなあ、ご病気は?」 「もう、すっかりなおってしもうたわ」 「ほなら、さっそく……」 「あの、おとっつあん!」 「これこれ、どうしたことじゃ? 病人のくせに、こんなところへ走ってきて……甚兵衛どん、おまえ、おかしなことをいうて、娘を気ちがいにしたんじゃないかな? ……これ、おもよ、どうしたことじゃ?」 「おとっつあん、明日の晩までにいかんと、若旦那は死んでしまいなさるよってに、わたい、大阪へいきます」 「うん、よしよし、おまえがいくのなら、やってあげるで……長らくわずろうて寝ていたのやで、髪も結《ゆ》い、風呂へもはいって……」 「そんなことしていたら、若旦那は死んでしまいなさる。さあ、甚兵衛さん、早うして……」 「こりゃいそがしいこっちゃ……お嬢さん、あんたは病気あがりや、わたしが負《お》うてでもいきます」 「なにいうてんのや。わたいが、あんた負うてあげるわ」 「うわー、えらいいきおいやあ」  これから、駕籠《かご》をやとうと、山越えで大阪めざしてとんでまいりまして、あくる日の夕暮れ前には、大阪船場のお宅へ到着いたしました。 「おう、甚兵衛さんか、よう間にあわせてくださったなあ……やあ、おもよもか、ようもどってくれたなあ。うんうん、おまえも病気じゃったか……ああ、これこれ、あいさつなんぞは、あとのことじゃ。ちっとも早うせがれに逢ってやってくだされ」 「承知いたしました」  甚兵衛さんは、若旦那が寝ていらっしゃる奥の間へおもよさんをつれてまいりますと、恥ずかしがっているおもよさんを若旦那のそばへ坐らしまして、 「若旦那、おもよどんがきはりました」  と、申しますと、若旦那は、逢いたい、逢いたいとおもいつめたおもよという声で、眼をあきました。 「おう、おもよか」 「若旦那さま」 「逢いたかった」  とたんに、若旦那、すっかり元気になってしもうた。 「おーい、だれかこいよ、おーい」 「へいへい、お呼びあそばしましたか?」 「ああ、久七か」 「へい、若旦那さま、あなたさま、ご病気はいかがでござりまする?」 「もう、すっかりようなってしもうた。ほれ、この通り達者になってしもうたんや……あーあ、ずいぶん長いあいだ、ご飯を食べんよって、おなかがぺこぺこや。おもよも食べなんだそうや。ふたりとも、うんと精のつくように、なにかおいしいものを食べさしておくれ……そうやなあ、まず、うなぎを三十人前、生たまごを五十個ばかり持ってきておくれ……そうやな、すっぽんの吸いものもよろしいな……早う持ってきておくれ」 「へい、承知いたしました」  しばらくいたしますと、あったかいご飯とごちそうがはこばれてまいりましたが、若旦那さんは、恋いこがれたおもよさんにお給仕をしてもろうて、ご飯を食べるのやさかい、もう、食べた、食べた。 「若旦那さん、病気あげくにあまりめしあがると、おからだにさわりますわ……もう、五十六ぱいめしあがりました」 「そうか、お前はどうや?」  といわれたときに、おもよさんは、女の身、まして惚れた若旦那の前でございますから、きまりがわるい。品《ひん》よう、小さいちゃわんで食べましたが、それでも八十六ぱい……  これから、おふたりが、十分に栄養をとりまして、仲よう、一ヵ月ほど暮らしまするうちに、以前よりもずっと達者におなりあそばしました。  こうなると、親御さんとしましても、このままほっとくわけにもまいりませんで、おもよさんを嫁にくれるように、甚兵衛さんを丹波にかけあいにやりました。すると、丹波のほうでは、ひとり娘じゃによって嫁にはやれんところじゃが、相手はご主人、それも、たがいに死ぬほど惚れおうた仲じゃから、そちらへさしあげましょう。しかし、わたしのほうもこれだけの構えをして、親類一統への手前もあるから、おもよと若旦那とつれ立って、この貝野村へきて、一晩だけ婿入りの式をしてもらいたい――こういうはなしにまとまりましたものですから、甚兵衛さんを仲人役にしたてまして、黄道吉日をえらんで、若旦那とおもよさんが、貝野村へやってまいりまして、婿入りの式も無事にすませました。  さて、そのあくる朝は、若旦那のほうが早くお目ざめになりまして、 「これ、おもよ、ええ心持ちやないか。縁側へでてみなされ……ずっと、こう山を見晴らして……とても大阪では、この気分は味わえまへん……そうじゃ、ここで顔を洗いましょ……おいおい、だれかこいよ」 「はーい……お呼びでございますか?」 「おう、これは女中さんか、いま、目がさめました」 「おはようござりまする」 「おはよう……あの、お手数ですまんがな、手洗水《ちようず》をまわしておくれ」 「え? なんでござりまする?」 「いえ、手洗水《ちようず》をまわしておくれ」 「はい、かしこまりました……あの、旦那さま」 「なんじゃの?」 「はい、ただいま、若旦那さまが、ちょうずをまわせとおっしゃってでござります。どうしたものだすやろ?」 「ちょうずを? ……料理場へいいつけなされ」 「あのう……料理場へいいまするか? 承知いたしました……喜助どん」 「なんじゃ?」 「大阪の若旦那さまのご注文じゃでの、ちょうずをまわすのじゃ。ふたり前こしらえておくれ」 「え? ちょうずをまわす? ……そりゃなんのことじゃい? ずいぶんいろいろな料理はつくったが、どうも、ちょうずをまわすてなもんはやりつけん。こまったなあ。ひとつ旦那さまに聞いてくるわ……ええ、旦那さま」 「喜助か、なんじゃ?」 「ただいま、ちょうずをまわせとのご注文でござりますが、どんなものをつくってだしますか?」 「いや、わしもいまわからんでこまっとったところじゃ。大阪の人にはめんぼくのうてたずねるわけにはいかんし……うん、こうしよう。お寺の和尚に聞いたらわかろう。ちょっと行《い》て、ちょうずまわすてなんのことじゃというて聞いてくだされ」 「かしこまりました」
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takashi-t · 7 years
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. 2017年の56杯目 まずは無鉄砲へ #バリコテ #無鉄砲 #無鉄砲大阪店 #Muteppo #MuteppoOsaka #背脂 #seabura #とんこつ #tonkotsu #豚骨 #トンコツ #豚骨と水だけで作り上げる衝撃の超濃厚豚骨ラーメン #拉麺 #ラーメン #ramen #tonkotsuramen #大国町 #今宮戎 #NoramenNolife (無鉄砲 大阪店)
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shun1919 · 6 years
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◼️無鉄砲 大阪店
大阪は今成戎にあるラーメン屋。
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gunosy-news · 4 years
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二度目の緊急事態宣言…生活に影響は?みんなの声を集めてみた。
集計期間:2021年1月7日~1月9日 回答数:17459
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政府は2021年1月7日、2度目となる「緊急事態宣言」を東京・神奈川・埼玉・千葉に出しました。
そこで今回は「再びの緊急事態宣言、あなたの生活に影響はある?」というテーマでアンケートを実施しました。
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回答者17459名のうち、再びの緊急事態宣言で生活に影響が
「とても影響がある」人が全体の約12.1% 「少し影響がある」人が全体の約34.3% 「影響はほとんどない」人が全体の約33.1% 「全く影響ない」人が全体の約20.5%という結果になりました。
では、まずは「全く影響ない」「影響はほとんどない」方々のエピソードを見てみましょう。
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<全く影響無い>
・元々出歩かない
・気にしていないし、守る気も無いから
・地方だもの
・一都三県に住んでいないから影響は無い
・発令の地域にその期間行く予定が無いので全く影響はない
・小さい子供がいて専業主婦なので、もともと最低限の外出しかしていない。
・去年の1月からずっと感染しないように気を付けた生活をしているので、まだ続けるだけで変わらない。
・どうせ何も変わらない。飲食店だけ時間早めても効果は薄い
・感染が怖くて家族で仕事やめて自粛なので影響はない。収入がないのはかなりいたいけど
・高齢の為 外出自粛中 感染恐怖から引きこもり中 生きているのがつまらない人生になった。
・都会の緊急事態宣言なので、直に影響はありませんが、この田舎の地でも不要不急の外出を控えてくれるとありがたいと思います。
・前回の時もそうだが、職種的に全く影響がありません。
・旦那はずっとテレワークだし、学校は休校にならないみたいなので、息子の学校と、学校絡みの仕事をしている私には無関係。
・そもそも医療従事者なので、個人の行動や家族としても影響はない。客観的に言わせてもらうと、非常事態宣言はタイミングとしては明らかに遅いものの、出さないよりは出してくれてありがたい。
・地方なので何も変わらない。医療機関で働いているが、ドクター自身も何も危機感を感じてない。対岸の火事みたいに思っているらしい
・仕事は、介護施設なので、変わりなし。通勤電車が減って欲しい。子供の保育園も感染者が出ないか心配。エッセンシャルワーカー以外は、休業要請して欲しい。本気で危ない
・介護職なので、毎日が仕事!家族にとっては…申し訳ないと思う。毎日…不安しかない
・会社より営業は通常通りとのお達し。感染したら自己責任で。一部上場企業なのに。体裁保つ為に本社役員内勤者はテレワークだそう。
・元々テレワークなんて無理な職種だから何も変わらない。生活を支える側にも配慮を‥
<影響はほどんどない>
・去年の始めての感染拡大の際に、自粛などあってからは、外出も控えていたり、他にも出来る限りは守る事は守るとやっていたので、そのまま変わらず状態。
・もともと飲食店へたまにしかいかないから。学校も仕事もいつも通りある。
・むしろ電車が空いて通勤が楽になる。
・東京にいる娘が心配です。何か生活に必要な物を送ろうかと思います。そんな程度です。
・関東在住ではないので、現段階では影響はないが、大阪を中心に緊急事態宣言が再発令された場合は、大きな影響があると思う。
・愛知県民なので直接影響はないが、飲食関連以外の業種も大打撃を受け続けているため早く収束してほしい。愛知県にも発してほしいと切に思う。
・直接影響はないが栃木も感染拡大を感じるのでどうせやるなら一気に全国でやったらいいのに。強く短くの規制で早く収束して欲しい。
・旅行に行けないくらい。地元にも出たらボーナスが激減し給料が減るかもしれないので困る。
・妻を亡くしたばかりの独り暮らし、宣言の有無にかかわらず、何処へも出掛けない。
・今現在、無職で母親の介護中なのでそんなに影響はない。でも母が高齢者なので凄く心配で不安です。
・建築関係の仕事は特に止まることなく続けられる(..)週末や休みの日に誰にも会えなくなることくらい(>_<)
・交通誘導員は屋外の仕事なのでコロナ渦でも需要はあります。電車移動なのが唯一の気がかり。
・仕事が製造業でテレワークは出来ない。原料の入荷等の関係で仕事量は少し減るかもしれないけど、ほとんど生活には関係ない。
・物流会社なので、どうしても荷物の搬入が遅い便になると残業せざるを得ない。帰りが遅くなると、警察官の方にもう少し早くお帰りくださいと又言われるのが、少々申し訳ないと思うところです。
・家事代行&シッター業務は、需要増となる為、緊急事態制限になっても、何ら変わらず働くことになります。はっきり言って、ホコリがたまっても人は死なない。出来れば、通勤中電車や地下鉄移動での感染リスクが高くなります。休みたいです。コロナは怖い。
・子供の学校も行かせたくないけど休校にはならないし、パートも休みにはならないし、何にもかわらない。スーパーも週1か2に元々減らしてるし行く時間も平日の空いてる時間だし、なーんにもかわらない。外食する程裕福じゃない。学校休みじゃないから、子供も外に遊びに行ってしまうし(T_T)学校が休校の時は約束すら阻止出来たのに…休校にならない事に不満。
・専業主婦なので不要な外出はしていないので特に影響はないです。息子が出かける事が多く怒っても聞かないし、危機感のない友達はランチを誘って来るので緊急事態宣言を出して欲しいです。
・前回に比べたら緊急事態宣言なんて、形だけ。学校もあるし、映画館も行ける。何の影響もない。
・仕事は変わらず出勤が必要。今回の宣言の内容では、意味あるのか、食い止められるのかと、正直思う。
・今まで通り外出をできるだけ控えるだけです。ただ政府などの後手後手の対策には腹立たしい思いです。
・大人より小学生や中学生、子供達が影響ありすぎて本当に可哀想。修学旅行にも行けず、頑張っていたクラブの大会も無し。給食やお弁当は無言で食べる。真冬でマイナス気温なのに上着もダメで換気。ブラック校則何とかしてくれ。受験生の身にもなってみろ。それなのに大人はGo To Travel,Go To Eat!? 緊急事態宣言下でも20時までは会食飲みOK!?あきらかに遊んでいる奴ら本当にムカつく。我慢している子供達の意味がない。大人が我慢しろ!このままではオリンピックも間違いなく中止!若者も死亡率が上がる。
次は、「少し影響がある」「とても影響がある」と答えた方々のエピソードです。
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<少し影響がある>
・外出を更に控えるかも。病院に行くのもちょっと怖いから控えるかも。
・飲食店が早く閉まってしまう。
・どこのカラオケ店も営業してなかった
・この季節、スキーに行けない美味しいモノを食べに出かけられない
・ジムがまた休業したら運動不足になる
・友人に会えない
・孫の顔が見れない。
・東京にいる息子の引っ越しの手伝いに行けなくなった。
・外出制限が結構精神的にくる
・こども達の様々な活動が中止になり残念。
・子どもがどこにも行けずストレスになる。
・私自体にはないが、子供の部活、スポーツの合宿などに影響。私は九州だが、子供は関東圏の高校に通学中。
・春の緊急事態宣言の時と同様に夫が毎日在宅ワークになるのか…と思うと…
・運送業で直接自分の便には関係ないが、社内の他の便が減便して会社の売上が下がり給料及びボーナスが減給した。
・会社の業績が更に落ち込むかもしれない、と不安です。今回の再発令で今年のボーナスは諦めました。
・またチラシとか無くなったら、安い物が買えない、生活保護なので、苦しい生活なので…コロナに感染だと重症化の可能性もあるし、病院通いも恐怖感がある
・3月から採用予定だった店舗の研修が2月に東京で行われる予定でしたが、緊急宣言が出た為中止に。それに伴い店舗のオープンも時期未定になってしまった為、生活の予定が立たず職を探し直すか悩んでいる所です。
・本社部門、都市部の拠点との出張が行いにくい。業務が法定点検を伴うメンテナンスのため、客先を訪問しない訳にはいかない。食品や日常品の流通に直接関係しているため、専門職の自分達は本当に頭が痛い。
・テーマパーク勤務。正直、閉めてもらいたい。マスクの着用や手指の消毒に対して入場者の協力が100%得られてない。テーマパーク内は無菌ではない!遊びに来るのなら協力してほしい。私たちは、手が触れる場所など消毒したりしてますが、命がけで働いてます。遊びに来て気持ちが大きくなる人が目立ちますが、自分たちの大好きな場所を守るためにもマスクの着用(鼻からアゴまで覆って!)と手指の消毒してください。注意換気してもイヤな顔しないでください。こちらだって好き好んで言ってない。最低限のマナーやルールを守って!
<とても影響がある>
・仕事がない。金がない。どうしていいかわからない。
・糖尿病と心疾患があるのでとても怖い
・病院に絶対に行がなければならない。病人を2人も抱えている。
・来月出産するので...
・立ち会い出産ができなくなった
・久々に息子に会いたかったのに、会えないかも、、
・子供や孫と会う機会が失われる。旅行に行くことができない。
・子供が東京に居るので帰省出来なかった。もう1年以上会えてない。
・東京で一人暮らしで、仕事している息子に会えない。何かあったら、連絡してと伝えているが?感染者が増えいる数を知るたび、不安が募る。とにかく、元気で過ごして欲しい!早く収まって、安心して会える日を願っている。
・友達と一年以上会ってない。
・恋人に会えない
・ウォーキングが出来ません。色んな所を歩いたりしたいんだけど怖くて歩けなくなりました。
・ディズニーに行く予定でチケットの購入、ホテルの予約をしていたのにキャンセルせざるを得ない。年末年始で増えるのは目に見えていた。その前に対策を実行してくれていれば1月からの国民のライフプランが崩れずに済んだと思う。
・家族が密になる。収入が減るのに、水道光熱費と食費が凄くかかる。
・接客業なので仕事はなくなるし、前の自粛で貯金もほぼないに等しいので生きていける気がしない。もうどうしていいかわからない。
・生きていけない。国民全員に一律20万を配って
・給料が減ってしまい、今でも大変な生活なのにこれから、どう生活すれば良いのかわからない状況です。早くコロナが収まります様に祈るしかないです。
・シングルマザーで鬱もあり仕事も出来なく毎日小さな子供に養っていく生活が不安定。会社からのストレスで戻れなく、すぐに就職出来ないのが現実。
・マジで、仕事無くなるかも。飲食業だし、シングルマザーなのに....前回の緊急事態宣言は耐えたけど、今回はもう余力が無いです
・テレワーク推奨から、原則テレワークで出社は申請&許可制に。出張も原則禁止。仕事にならない、とは言わないが、生産性は劇落ちだと思う。年度末なのに、、、。
・テレワークさせて貰えない可能性大。転職を考えているが、難しくなった
・就職活動に影響するから コロナ解雇され半年以上、次の仕事が決まらない。
・求職中で仕事が見つからない可能性が高いから。もう4ヵ月仕事をできてない。
・対面での就活が全てオンラインになった。実際の雰囲気などが掴みづらい
・医療従事者です。疲れきっています。
・飲食店経営しているので、心配。救いは、家族でやってるから人件費が要らない。テイクアウトで頑張るしか仕方ない。
・自営業なのですが お客様が来ず 生活苦が続き 先行き真っ暗です。
・旦那が飲食店。いよいよつぶれるんじゃ。。。
・食品関係の工場〜拠点間輸送の仕事なので、巣ごもり買い溜め需要に対応する為に大変に忙しくなる!
・観光バスを経営してますので、経営は困難になると思う。
・観光地のお土産販売なので。凄い影響を受けます。もう転職を考えなければ、、、。
・クリーニング店なのでワイシャツ、スーツがさらに出なくなる
・講師をしていますが、カルチャーなど休講になってしまうので、給料がなくなります。
・カルチャースクール、サロンを自宅で開催しているが、ワイン、料理関係なので開催できない
・ジュエリーアクセサリーを販売しているが昨年以上に売れないと今度こそ店が潰れてしまう。
・やっと少しずつスポーツイベントが復活してきて、仕事が出来るようになって来たのに、また大会中止で仕事が無くなってしまった。収入が減ったまま。
・音楽家です。またイベントが続々中止になるだろうと、早い段階でかなりの演奏会が中止、延期に。死ぬまじで
・精神的苦痛です、勤め先からは…従業員からコロナ感染者がでると店を数日閉めること消毒に3日はかかることその間売り上げがないこと再開しても客が戻ってこないので、当然売り上げが上がらない。勤め先としては当然の事を言っていても、家族は東京に勤務、電車移動ですむちゃくちゃ追い詰められる気持ちで一杯です
・札幌の観光客相手の飲食店です。GO TO中止で予約はキャンセル。12月はほぼお客さんがきませんでした。旅行会社だけでなく、その先の飲食店のキャンセルまで面倒みてほしいです。すすきのではないので、協力金などはなく、年末は売上なし。雪まつりも中止。観光客が来なければどうにもなりません。店も家も家賃が払えません。何ヶ月も待ってくれないです。生活費もないです。主人は持病があるのに病院代がないです。給付金など出してくれないと死人が出ると思います
・旦那が家にいる。
・夫がテレワークになると、いつ仕事しているのか分からなくなる。いつもテレビがついていて、ごろねして、おやつの用意も買い物にも同行するのだが、仕事は?と思う。私の仕事が増える
・栃木県に人がくる。もう栃木も東京に次いでやばい。ご都合主義なのはもう分かったが、数値を見てほしい。また人が隣接する栃木にくる。本当に無鉄砲。やめてほしい。
・結婚式に友達がこなくなった
・婚期が遅れる
アンケートにご協力いただきありがとうございました。
グノシーの「アンケート」タブにて、毎日新しいアンケートを更新しています。ポイントが手に入るものもあるので奮ってご参加ください。
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studiofuntas · 4 years
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こいさん こいさん わしがあの黒のタマ取ってきまっさかい それまで待っておくんなはれ ヨシオ、もおええんよ うちかてごっつう悔しいけど もおええわ せやかてこいさん ええねん もおええねん いや、あきまへん わしの世話なったおやっさん殺ったやつ目の前にして 手ぇも足も出すないうておかしいんとちゃいますか その気持ちだけもうとくわ もおそれでええねん そうでっか ほんだら今日で店、辞めさせてもらいまっさ こいさんと縁、切らせてもろたら 殺るも殺られるも わしの勝手でっさかいな ヨシオ、それはあかんで 死んだお父ちゃんは言うてた あいつは大阪一、いや、日本一の板前にするんや 猫やったら人間以上に おととの扱いできるやろて いま黒に手ぇ出したら何もかも無駄になってまう おやっさんもこいさんも人間でっさかいな ���しら猫の気持ちわからしませんねん あほいうたらアカン、いうたらアカンのや もうよろしいですわ 勝手にさせてもらいまっさ ヨシオ、もおええんやで あんたが手ぇ汚さんでも、鉄砲玉もお段取りしたある いらんこと考えたらアカン 早よ仕込みやっとき ⭐️ こいさん ⭐️ #黒 #タマ #ヨシオ #せやかて #ごっつう #ええねん #あきまへん #おやっさん #世話なった #殺った #もらいまっさ #もろたら #でっさかい  #あかん #お父ちゃん #日本一の板前 #おとと #手ぇ出す #鉄砲玉 #わからしません #ですわ ⭐️ #StudioFuntas #Funtas #出張撮影 #撮影 #地方遠征 #スタジオ撮影 #スタジオファンタス #ファンタス #こいさん ⭐️ スタジオ撮影も出張撮影もFUNTASへ。 企業さま向けの撮影もいたします。 ⭐️ 完全予約制となっておりますので詳しくはお問い合わせください。 ⭐️ お問い合わせはDMにても受け付けております。 ⭐️ 「お客様とNew-Styleを」 FUNTAS 箕面スタジオ 大阪府箕面市箕面8−3−35 Tel 06-7708-4322 Hp 080-9745-1121 https://www.instagram.com/p/CBsQr_gjo4f/?igshid=xah57yxcp08g
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hi-majine · 5 years
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どうらん幸助
「おい、おまえ、なにしてんねん?」 「仕事がやすみやさかい、ぼんやり立ってんねん」 「ふーん、ひまなんやな?」 「ああ」 「一ぱい飲ましたろか?」 「酒か?」 「あたり前やないか。水や油飲ましてどないするんねん?」 「ぜにあるのんかい?」 「ぜにはないわ……無《の》うても飲む法があるねん……それそれ、むこうから酒樽《さかだる》がころんできたがな」 「え? どこに酒樽が?」 「それそれ、飲ましてくれるやつがきた。いま、あの小間物《こまもの》屋の前歩いてる人、ほら、酒屋の前、なっ、そら八百屋の前」 「どの人やいな?」 「そらそら、呉服屋の前、あっ、薬屋の前、紙屋の前……」 「わからんがな、そないいうたら……」 「しゃあないやないか。むこうは歩いてんのやさかい……そらそら、いま、うどん屋の前でだれかと立ちばなしをしてるやろ? 腰へ大きなどうらんさげた、あの人や」 「どうらん? ……ああ、あの物入れさげた人か?」 「そうや。むかしは、軍人が鉄砲のたまをいれたもんや。それからのち、印形《いんぎよう》や薬などをいれたもんやがな……」 「ふーん、あの人、みたような気もするけど、あれ、だれやねん?」 「この横町《よこまち》の割り木屋(薪屋)のおやじで、どうらんの幸助ちゅう有名な人やがな」 「なんでそないに有名なんや?」 「あのおっさんはな、若いころに、丹波《たんば》の篠山《ささやま》から無一文で大阪へでてきた。それから、まっ黒になってはたらいたんや」 「ほう、炭屋してか?」 「あほ! ベつに炭屋せんかて、いっしょうけんめいはたらくことを、まっ黒になってちゅうのやがな。でまあ、苦労してお金をためたんや。それだけのおやじやさかいな、道楽というものはなにも知らん。芸者やお茶屋てなもん、まるで知らんし、芝居や浄瑠璃《じようるり》かて、みたことも聞いたこともない」 「ほな、生きててもなんのたのしみもないやろな?」 「ところが、あのおやじに、ひとつだけ道楽があんのや」 「ほう……どんな道楽や?」 「喧嘩《けんか》や」 「え?」 「喧嘩や」 「喧嘩するのん?」 「喧嘩するのやない。仲裁や。人が喧嘩してるところへいって、『ちょっと待った』ちゅうて仲裁にはいる。『おまえら、わしを、だれや知ってるか?』『ああ、割り木屋のおやっさんでんな』『知ってりゃ幸《さいわ》いや、この喧嘩、わしにあずけるか?』『あずけます』というたら、『よし、ちょいとこい』と、近所の小料理屋へつれて行《い》てな、『この喧嘩、わしがあずかる。飲んで仲なおりして帰れ』ちゅうて、一ぱい飲まして、どうだ、おれはえらかろうと、親分気どりでいばろうちゅうのが、それがあのおやじの道楽や」 「けったいな道楽やな」 「このあいだもな、たばこ屋の赤犬と、かまぼこ屋の黒犬の喧嘩の仲裁をしたんや」 「ほう、犬の喧嘩!?」 「そうやがな……二ひきの犬が噛みあいの喧嘩しとった。すると、あのおやっさん、そこへとびこんで、『ちょっと待った。おまえら、わしをだれや知ってるか?』と、こういうねん」 「犬が、『ああ、割り木屋のおやっさんでんな』といいよったか?」 「犬が口をきくかいな。『ワンワンワーン』ちゅうて吠《ほ》えるだけや。『ワンワンいうところをみたら、知ってんのやな? ほなら、わしにまかすか?』『ワンワンワーン』『まかすんやな?』ちゅうて、勝手にきめよって、魚屋へ行って、あらを仰山買《ぎようさんこ》うてきて、『さあ、これ食うて仲をなおせ』と、ほうりだしよった。犬のこっちゃ、喧嘩わすれてそれ食うてるわ。食うだけ食うてしもたら、また喧嘩や。『まだたらんなあ』いうて、また魚屋へいて、あらを買うてきて、ばーっとほうりだしよった。それを食うてしもたら、また喧嘩や……また、あらをばーっ……犬の喧嘩と魚屋との間を三十六ぺん往復しよった。犬のやつ、しまいに腹がふくれてうごけんようになってしもて、とうとう喧嘩やめよった。それみて、ごきげんで、うちへ帰るというおやじや、あの人は……」 「けったいな人やな」 「そやさかいな、おやっさんが、むこうからくるのをさいわい、おまえとわしで相対《あいたい》喧嘩しよう」 「ほな、魚のあらを食うのんか?」 「あほ! 犬といっしょにするやつがあるか……ふたりで、にせものの喧嘩をするのや……それみたら、あのおやっさん、ようほっとかんわ。『ちょっと待った。おまえら、わしを、だれや知ってるか?』ときたら、しめたもんや。『割り木屋のおやっさんでんな』『知ってりゃ幸いや、この喧嘩、わしにあずけるか?』『あずけます』――そのへんの小料理屋で一ぱいちゅうねん、どや?」 「そらええが、どういう段どりにするねん?」 「とにかく、わしが歩いてるさかい、おまえ、ボーンといきあたってこい。ほんなら、わしが、『なにをするんねん?』というなり、おまえの頭をボーンとひとついくさかいな」 「どっち側《がわ》どつく?」 「そんなもん、そのときの都合で、わかるかいな」 「なるべくなら、右のほうどついてや。この左側に出来物《できもん》ができたあんねん……」 「わかったあるがな。とにかくどつくさかいな。おまえは、『なにも、そんな、いきあたったかて、おたがいさまやのに、手えかけいでもよろしいやおまへんか』とこういうんや。すると、わしが、『なにぬかしてけつかんねん』ちゅうなり、むこうずね、バーンとけりあげるわ」 「ああ、痛そうなとこばっかりねらうのやな」 「むこうずねけりあげたら、おまえ、とにかく仰向《あおむ》けにひっくりかえれ。ほな、わしが下駄で、踏んづけて、痰《たん》はきかけるわ。ええか? そこで、わしが、おまえの足もってひっぱって行《い》て、むこうの肥《こえ》つぼへほりこんで、上から石投げこむさかい」 「あほらし、やめさせてもらうわ。わいは、なにもそないまでしられて、酒飲みたいことないのやさかいな」 「まあ、こりゃはなしやがな。それぐらいのいきおいでいかなんだら、むこうも信用せえへんさかいにいうてんのやがな……あっ、おやっさん、歩きだした、歩きだした。さあさあ、ドーンとぶつかれ」 「へえ」 「早《は》よこい、ドーンとこい……あっ、こらっ、おのれなんでぶつかりやがったんじゃ?」 「なんでて、おまえがぶつかれというさかいに……」 「そんなこというたら、あかへんやないかい……こらっ」 「痛い、痛い、左側どついたらあかんちゅうてるのに……できもんが……」 「なにをごじゃごじゃぬかしてんねん。あくもあかんもあるかい」 「くそっ、でけもんつぶしやがったな。こらっ」 「このがき、やる気ならほんまにいてもたろか!」 「なにを! ……さあ殺せ!」  夢中になって喧嘩をしております。ところへとんできた幸助さん、 「ちょっと待った! 待て、待て! 待てっちゅうのに……おい、おまえら、わしを、だれや知ってるか?」 「おっ、あんた、割り木屋のおやっさんでんな」 「知ってりゃ幸いや。この喧嘩、わしにあずけるか?」 「へえ、もう、おやっさんにはいってもろたら、いうことおまへん。おあずけします」 「よし、おい、そっちの男、おまえ、どうや?」 「へえ、まかすことになってまんねん」 「おかしなこというない……ほんなら、わしが仲裁さしてもらうさかいな、おまえら、ちょっとついてこい」 「こううまくいくとはおもわなんだな」 「いうた通りやろ」 「こらっ、ふたりで、ごじょごじょ、仲ようはなしをするな。わいが仲裁する前に仲ようされたらたよりのうていかんがな……さあ、ここや、ふたりともはいれ……おーい、ちょいと二階借りるで……さあさあ、こっちへあがれ……さあ、ふたりとも坐れ……ああ、ちょっと、とりあえず銚子《ちようし》が一本と盃《さかずき》ひとつ、それだけ用意しといて……さあ、まずはじめは、どういうことから喧嘩になったんや? 仲裁するについてはやなあ、そのいきさつ聞かないかんな。どういうことや?」 「そんな、あんた……あんたにまかしたんでっさかいな、もうそんなむつかしいことはいわんと、ぐーっと一ぱい……」 「なにぬかしてんねん。わけも聞かずにむりやり仲なおりさせた、てなこといわれたら、わしの顔にもかかわるさかい……さあ、いうてみい。どういうところから喧嘩になったんや? こらっ、そっちの男、いうてみい!」 「えっ……そのう……つまり……はじめは、わたし、仕事がやすみやさかい、ぼんやり立ってたんでんね。ほな、これがきてね、『一ぱい飲ましたろか?』とこういうん、『酒か?』ちゅうたら、『あたり前やないか。水や油飲ましてどないするんねん?』『ぜにあんのかい?』『ぜにはないわ……無《の》うても飲む法があるねん……それそれ、むこうから酒樽がころんできた』と……」 「これっ、あほ! なにいうてんねん。おやっさん、こんなあほに聞いたかてわからしまへん」 「おのれはだまってえ。それからどうした?」 「で、酒樽が飲ましてくれるちゅうて……」 「なんや、ようわからんが、ほな、なにかい? だいたい、もとは、酒をどうのこうのてなことから喧嘩になったんか?」 「まあ、そうでんねん」 「なんや、おまえらは友だち同士やろ? もう、しょうもないことで喧嘩さらしやがって、なんちゅうこっちゃ……わしが通らなんでみい、いま時分どっちかが死んで、どっちかが大怪我してるわ」 「通らなんだら、喧嘩はなかったやろとおもうわ」 「なんやと?」 「いえ、なんでもおまへん……」 「そんなら仲なおりするんやな? わしにまかせるんやな?」 「へえ、もう、おまかせします」 「よしよし……そんなら、こっちの男、おまえのほうが年上らしいな。さあ、おまえから盃うけい」 「へっ、どうもすんまへん。へへ、おおきに……」 「さあ、その盃をこっちへまわせ」 「そんな、あんた、殺生な……せめて、駆《か》け付け三ばい」 「あほなこといわんと、こっちへまわせ。さあ、仲なおりの盃や。おまえ、うけとれ」 「へえ、いただきます……おやっさん、この盃は?」 「そら、こっちへくれ。ちょっとついでくれ……うん、さあ、これで手打ちはすんだ。仲ようせなあかんで……もっとそばにいてやりたいが、世間にまたどんな喧嘩がおこってるやわからんさかいな、わし、これからでかけるさかい、仲ようしいや……酒、足《た》らなんだら、そういっとくさかい、階下《した》へいうて、もろうたらええ」 「ああさよか、おおきに……ああ、おやっさん、あした、また、あのへんを歩いてもらえまへんやろか?」 「なんや?」 「また喧嘩してますさかい、どうぞ……」 「なにぬかしてけつかんねん、あほっ!」  幸助さん、会計万事すまして表へでました。 「ああ、わしもだいぶ顔が売れてきたわい。『殺せ』『殺したる』ちゅう大喧嘩もぴたりとおさまってしもうた。うふふふ」  幸助さん、悦《えつ》にいりながら横町へやってまいりますと、そこに義太夫のお師匠さんがございます。むかしは、大阪は義太夫の本場でございまして、小さな子どもさんでも、さわりの一節ぐらいは、みな知ってたもんでございます。まあ、それくらいさかんなもんでございましたが、幸助さん、義太夫のぎの字も知りません。  いま、ひとりの弟子が、お師匠さんに、「桂川連理柵《かつらがわれんりのしがらみ》」、お半長右衛門の浄瑠璃をさらってもろうております。 「柳の馬場は押小路《おしこうじ》、虎石町の西側で、軒をならべし呉服店、主《あるじ》は、帯屋長右衛門」という出で、そのうちに、「親じゃぞえ、ちえー、そりゃ、あんまりでござんす」という文句がございます。  これは、長右衛門の女房おきぬが、姑《しゆうと》にいじめられるところで、義太夫のほうでは、「嫁いじめ」というております。 「親じゃぞえ、ちえー、そりゃ、あんまりでござんす」  お弟子さん、しきりにあたまをふってやっております。表は、義太夫好きの人たちで黒山のよう……そこへ幸助さん、やってまいりました。 「なあ、わたしゃこの芝居みるたんびにおもうんやけど、この帯屋のおとせちゅうばばあは、わるうおまんな」 「ああ、ほんまに……この嫁いじめのところなんか、腹ん中がむかついてきまっさかいなあ」  この嫁いじめということばが、義太夫のことを知らない幸助さんの耳へはいったからたまりません。 「おい、嫁いじめがあるそうやな?」 「へえ」 「いったい、どこであるのや?」 「ここでやってまんがな……それ、聞いてみなはれ……『親じゃ、ちえー、あんまり……』と、聞こえまっしゃろ?」 「ほう、派手にやっとるなあ……ほいでなにかいな、だれひとり、中へはいって口をきいてやろうちゅうやつはおらんのか? みな、ただ、おもしろがってんのかい? 薄情やなあ」 「え? なんです?」 「いや、こないな薄情者相手にしておってもどもならん。どけ! わしが仲裁したるさかい……」 「なんや? この人は……」 「さあ、どけ! わしが中へはいって口きいてやろうやないか……ええ、ごめんなはれ!」 「へえ、おいでやす……えー、お師匠《つしよ》はん、お人がみえてまっせ」 「ああ、さよか……はい、どちらはんで?」 「あんたか、ここのあるじさんは?」 「へえ、そうでおます。なんぞご用で?」 「……たいがいにしときなはれ」 「え? なんのこって?」 「嫁いじめもたいがいにしときなはれ」 「え? 嫁いじめもたいがいに? ……なんやおもうたら、浄瑠璃のはなしかいな」 「浄瑠璃てなんや?」 「いいえ、お半長でんがな」 「お半長てなんや?」 「なにも知らん人やな……あんた、お半長ちゅうたら、京都のおはなしでんねん」 「なんやと? 京都のはなし? 京都のもめごとをここでさわいでるんのかい?」 「いや、こまった人やなあ……あんた、ほんまにお半長右衛門、知らなはらへんので?」 「ああ、知らん」 「こまったなあ……あのねえ……そのう……京都の西陣、柳の馬場押小路虎石町の西側ちゅうとこに、帯屋長右衛門という人がおります。この長右衛門が、お伊勢まいりの下向道、石部の宿の出羽屋という宿屋で、近所の信濃屋のお半ちゅう娘と泊まりあわせて、ちょっと、こう、ややこしい仲になってな、お腹が大きなりましたんや」 「ほう……で、その近所の、相手の娘のお半か、こらいくつや?」 「十四で……」 「十四!? ……ませた娘やな……長右衛門ちゅうのはなんぼじゃ?」 「四十に近き身をもってちゅうさかい、まあ、三十八、九でっしゃろかな」 「ええ年をして、また、こら、なんちゅうことをしくさるのや……」 「ほんまだすなあ……」 「感心したらあかんがな……それからどうした?」 「その帯屋に、舅《しゆうと》で半斎という、これは、ほとけさんみたいにようでけた人でんね、そやけど、その人の後添《のちぞ》いで、おとせというおばあんが、これはわるいやつです。自分に儀兵衛という連れ子がある。ほいで、長右衛門をほりだして、自分のお腹を痛めた子どもをあとへすえたいという気がおますわな」 「ふん、わるいやっちゃ」 「へえ、ところが、また、長右衛門には、おきぬという嫁はんがある。これはまた貞女ですねん。自分の夫と親とのあいだにはいって、ずいぶん苦労してます。それをまた、おばあんがいじめるてなもんですわ」 「うーん、よう教えてくれた……よしっ、わしも聞いた以上は、ほっとけん性分や。ほな、ちょっと京都まで、このもめごと、さばきつけにいく」 「いや、あんた、これ……」 「ちょっと待ってくれ。ようたしかめんといかんさかいな……ところはどこやいうたな?」 「柳の馬場押小路、虎石町の西側という……」 「うんうん……あるじは帯屋長右衛門か、で、この嫁はんがおきぬというのやな、ほいで、舅が半斎、それで、その後添《のちぞ》えのおばあんがおとせ、こいつがわるいやっちゃな、ふんふん、つれ子に儀兵衛というのんがおる。で、その近所の娘がお半やな……うん、ようわかった。ほなら、わしは行《い》てくるさかい」  ころは明治の初めでございまして、大阪と京都のあいだには、もう汽車が通じておりましたが、旧弊《きゆうへい》な幸助さんは、汽車が大きらい、八軒家から三十石舟に乗って、一晩がかりで伏見へ着きました。 「ああ、ちょっとたずねますがな」 「なんどす?」 「京都西陣、柳の馬場押小路、虎石町の西側ちゅうとこあるかい?」 「へえ、おすえ」 「そこに帯屋長右衛門ちゅううち知らんか?」 「……ちょっと待っとおくなはれ。なんや聞いたような名前やな……柳の馬場押小路、虎石町の西側で、帯屋長右衛門? へっ、人をなぶるのやないで、あんた……そら、まあ、お半長やないか?」 「そや、お半長や、知ってるか?」 「ようそんなあほなことを……あはははは……お半長なら、子どもでも知ってまっしゃないか」 「子どもでも知ってるか? うーん、そんな大きなもめごとを、なんでわしがいままで知らなんだ?」  あっちで聞き、こっちで聞きしてまいりますと、偶然にも、虎石町の西側に一軒の帯屋がございました。 「ああ、ここが帯屋じゃな。ええ、ちょっとごめんを!」 「へえ、おいでやす。どうぞ、ま、座布団《おざぶ》あてとおくれやす……小僧、お茶を持っといで」 「いや、そうかもうていただいてはこまります。わたしは、帯を買いにきたもんやございませんので、ええ、ちょっと、ここのおうちのことで、折りいっておはなししたいことがあってまいりましたんやが、あんたは、こちらのご主人か? それとも……」 「へえ、わたし、当家《とうけ》の番頭どす……ま、とにかくお茶を……」 「いやもう、どうぞおかまいなしにな……聞くところによると、こちらでは、ちかごろ、なんかこうもめとるそうやないか?」 「え? ……なんやおもうたら、あんた、けったいなこといやはりますな。お門《かど》ちがいやおまへんか? ……てまえどもは、べつにもめたりはしておりま��んで……」 「いやいや、そうかくしてもろてはこまります。わたしは、このもめごとをおさめて、お礼をもらおうとかそんな気持ちはあらしまへん。ま、とにかく、あるじさんの長右衛門さんにちょっとでてきてもらおう」 「はあ、やっぱりまちごうてますわ。わたしどもの主人は、忠兵衛と申しますが……」 「そうかくしてもろたらこまる。わたしは、みな聞いてきましたのやさかい……まあ、番頭さんとしたら、自分とこの恥を世間へだすまいとおもうてかくしなはるのやろけど、いつまでかくしだてしてもらうと、かえってことがややこしくなる。まあ、しかし、長右衛門さんは、ちょっとでにくいかもわからん。石部の宿の一件があるさかいなあ……ほな、おかみさんのおきぬさんにちょっとでてもらいまひょか」 「いえ、てまえどものお内儀《ないぎ》は、お梅さんと申します」 「いつまでそんな逃げ口上いうてもろたら、わし、しまいに怒りまっせ。それやったら、おばあんのおとせとやらに会わせてもらいまひょ」 「……なんや最前からはなしがおかしいおかしいとおもたら、あんさんのおいいやすは、そら、お半長やおへんどすか?」 「そや、お半長やがな」 「あははは……もう、このいそがしいのに、ようそんなこといいにきなはんな」 「なにがい?」 「なにがいて、あんた、そら、いまのおはなしやおへんどす。とうのむかしに桂川で心中しましたどすえ」 「えっ、桂川で心中したか!? ああ、汽車できたらよかった」
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takashi-t · 7 years
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. . 2017年の49杯目 何時もの #バリコテ はまだ少しキツかった #大盛 #無鉄砲 #無鉄砲大阪店 #Muteppo #MuteppoOsaka #Wスープ (とんこつ+正油 基本6(とんこつ)4(正油)) #無鉄砲 #無鉄砲大阪店 #Muteppo #MuteppoOsaka #背脂 #seabura #拉麺 #ラーメン #ramen #大国町 #NoramenNolife (無鉄砲 大阪店)
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takashih · 7 years
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Pork Bone Broth Ramen ¥1050
無鉄砲 大阪店 大阪府大阪市浪速区戎本町1-5-21 米田ビル 1F
豚骨チャーシュー麺 ¥1050-
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kacchan7777 · 4 years
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無鉄砲のWスープチャーシューラーメン いただきました。比率は6対4のとんこつと魚介スープ 比率は変更できます。とんこつの寸胴をずっとかきまぜてるような店は 滅多に見れませんが それが美味しいことに つながるんですよね #無鉄砲大阪 #Wスープ  (無鉄砲 大阪店) https://www.instagram.com/p/CJbG48ujeLj/?igshid=1hdqfgdc088x0
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khrbuild · 5 years
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木製建具からアルミサッシに入れ換え工事!和泉市室堂町
昨日から始まった木製建具からアルミサッシに取り替え工事とちょこっとリフォーム工事!
まずは 今入ってる木製建具
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これをアルミサッシに変えるのですが
これがなかなか大変でしてね。
長年 少しずつ 家が歪み 敷居は垂れてと いう状態!
しかし新しく 入れるアルミサッシは もちろん
真四角!
だから 今の建具枠の中に もう一度枠を組みます。
こんな感じにねといいたいのですが!
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この矢印部分の厚み 4㎝!
その反対側は 2㎝!
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といったように 同じ厚みの板を使える場所がない!
なので 最大の4㎝の板にして
それを 斜めにマルコで ひき割ります。
今日も その板を割っていると
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木から 火花がでた!
よく解体作業で 木に ネジや釘が刺さっていて、 知らずにそれをマルノコで切ってしまうと、瞬間火花が飛ぶ!
しかしこの木は 製材所で買ってきた まっさらの節の無い桧だ!
おかしいと 思って 切り口を見ると
???
なんや鉛か???
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ほじくりかえすと
散弾銃の玉だ!!
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想像ですが
まだ この木が 細く若い頃
山で猟師が打った玉なのか??
それが この木にめり込んで、そのまま木の芯の部分に埋め込まれたまま 巻き込んで成長したのでしょう。
よく ベトナム戦争時代の木が伐採され丸太のままで 日本に来て製材すると
鉄砲の玉が出てきたというのは聞いた事があるのですが、
まさかこんな木に 散弾銃とはね!!
新しいマルノコの刃に付け替えたばっかりやのに
もう切れにくなったやん!
またまた 刃を付け替えて 作業中(泣)
もう出てきませんように(祈)
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新しくサッシがつきました。
なんか部屋あかるなりました!!
しかし暑い!!
お疲れサマ~☀️
貝塚市 岸和田市 熊取町 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市
天然素材スイス漆喰
カルクウォール リボス自然健康塗料 取扱店。
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takeshi-noguchi · 5 years
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無鉄砲大阪店! ど豚骨とはこのようなラーメンのこと🍜大阪旅行の締めくくり😆 #ramen #tonkotsu #osaka #osakagourmet #osakaramen #instagood #instagram #muteppou #ラーメン #らーめん #ラーメン部 #らーめん部 #大阪 #大阪らーめん #大阪ラーメン #大阪ランチ #大阪グルメ #今日のランチ #チャーシュー #煮卵 #大阪観光 #大阪旅行 #旅行 #観光 #無鉄砲 #豚骨 #とんこつ #とんこつラーメン #野口剛 (無鉄砲 大阪店) https://www.instagram.com/p/Bw9S4w_BmUW/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=gqwja17qtz9c
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