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#爪のコンプレックス解消
nailstudiomotoni · 1 year
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インスタからご予約いただきました! 色々とお悩みをお持ちですが、一つ一つ、一緒に向き合っていきましょう! ずっとお悩みを持ち続けていたということですが、はじめたことが、大きな一歩!今までのお爪とはこれでさよならです! 始めた方はどんどん綺麗になっていく3か月ネイルケア😳 私は、3か月ネイルケアで、爪を育てながら、 自然と自分を大切にすることを意識するようになりました。 毎日忙しくて、自分のことは後回しにしているあなたも、 まずは、1番人の目に入る自爪から! 私と一緒に綺麗を目指して、頑張っている自分を大切にする!をスタートしてみませんか? 爪が綺麗だと、気持ちも人の目も変わります! 爪以外の美にも興味がわいてしまうぐらい、爪が変わると気持ちも、美への意識も変わってしまうかもしれません! お爪にお悩みのあるあなたや自爪を綺麗にしたいあなたと一緒に自分を大切にする意識をもって、健康で綺麗を目指していきたいと思っています。 3ヶ月ネイルケアをご検討中の方には、1日体験コースもご用意しています。 1日体験コースでは、どんなお爪のお悩みがあって、どう変えたいのかをおききしながら、3ヶ月ネイルケアがどんなネイルケアかなどをお話して、3ヶ月ネイルケアで使用している育成に特化したネイルケア用品を使ってお手入れしていきます。 今なら体験コースが特別料金となっていますので、ご興味ありましたら、是非ご活用ください! 体験コース当日に、3ヶ月ネイルケアにお申込みを決められた場合は、体験コース料金は相殺いたしますので、その日から3ヶ月ネイルケアをスタートすることも可能です。 その日から、今の自爪とはさよなら!です! プロフィール画面のURLに入っていただき「お問い合わせ・ご予約はこちら」を押していただくとラインの画面に行きますので、そこから体験コースご希望のメッセージを送ってください! わからなかったら、こちらにDMくだされば、ラインのご案内いたします! 3ヶ月ネイルケア体験コース 特別価格! ¥6500→¥5500(ホームケア用品は含まれませんが、3ヶ月ネイルケアで使用しているネイルケア用品を使って施術します。) お支払い:現金のみ 当サロンにはこんなお爪のお悩みの方がいらしてます。 ・何をしても爪の白い部分が伸び続けてしまう ・ピンクの部分が伸びない ・爪が広がって生える ・爪周りががさがさ ・爪の形がきらい ・縦長の爪にしたい ・深爪 ・むしりぐせ そして、3ヶ月後、こんな嬉しいことが期待できます! 🌸ピンクの部分が伸びて縦長の爪に! 🌸人前に堂々と見せたくなる爪に! 🌸ホームネイルケアのやり方がわかり習慣となる! 🌸自分を労わるようになる! 🌸爪を見るたびに綺麗でテンション⤴️ ◆3ヶ月中、8回〜10回のご来店での最強ネイルケア施術と、カウンセリング、3ヶ月分のホームケア用品など込 価格:67,200円 都内の間借りやシェアスペースなどでネイルケアをしていますが、今のところは東京の北参道エリアでスペース借りてやってます。4月ごろに場所は新宿三丁目のサロンに移動予定です。 ご連絡は24h いつでも受付しております! ご連絡お待ちしています! #深爪 #深爪矯正 #深爪育成 #むしり癖 #北参道ネイル #北参道ネイルサロン #明治神宮前ネイル #明治神宮前ネイルサロン #千駄ヶ谷ネイル #千駄ヶ谷ネイルサロン #新宿三丁目ネイル #新宿三丁目ネイルサロン #ネイルケア専門店 #爪のコンプレックス #爪のコンプレックス解消 #小さい爪 #二枚爪 #貝爪#美爪になりたい#爪を育てるネイルサロン #ネイルケア #自爪育成#爪育成 #爪育 #自爪育成サロン #自爪育成ネイルサロン #爪育成サロン #最強ネイルケア (副都心線 北参道駅近辺) https://www.instagram.com/p/CqX22QwBfFk/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ophelia333k-k-k · 2 years
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2022年12月13日
暗闇 見つめている二重らせん 週刊誌の最後のページ 孵化する 孵化させる 目が覚める からっぽのまま 赤ん坊の手を握る 哲学ニュース 強度 占星術師 と打ったら変換される 性占術師 学生時代 最も力を入れたこと 死は幻想である 愛、あ、あ、あ、名前を教えて なりたいもの わたしが 明るい世界 明るい未来 クビになったドラッグストア 礼拝 お好み焼き チューニングの狂った 歌 聴こえなくなるまで 聴こえなくなるまで featuring あなたのこと 声 死について って誰も知らない経験していない から 駆け込み乗車 禁止 お兄ちゃん お兄ちゃん 扉を開けて 機内モードで延命する アジテーション はやくしたい 遅く 結婚 まん防 イデア的には ずっと一緒がいい よね 今だけ無料 アジテーション テナント募集 の 看板 らすとくりすます とぽろじー 言葉で考えるのをやめる あ、あ、あ、 図式化 ズキズキする 監視されていた 白い部屋 女衒 パッチワーク フランケンシュタイン みたいに 愛と幻想と 愛と幻想と 糸 ほどけていく ことを想像する ジャスミンを銃口に 営業系総合職 死んだ瞬間の聴覚について 死んだ瞬間の聴覚について のように のように さようなら 魔法少女 ハートフィールド 歌う メヌエット ピーチ姫の テトラポット アストラル界 あなたの 吸い込まれる ダム 死体画像 すぐ会いたい女子が急増中 アカツクシガモ 京都市植物園 振り回す キャリアチェンジ された アルバイト する このサイトにアクセスできません と 声が して振り向く 昨日 のことを覚えていない 迷宮 のようだと うわさのベーコン クルトン コーラ・パール ゾラ ほら、と 初音ミクの額から垂れる汗 花園神社で 迷い込む 見世物小屋よ 一生バイト ポケットモンスター 正解を引き当てるまで やる気が出ないな 英単語帳 ランボーを読んでしまったなら ロックンロールはそう ホテル暮らし 空調の音 Jアラート 星座を結ぶ ロックマンエグゼ lain rain ruin  ビスク・ドール 野良犬 奈良へ向かう列車 アーレント 現実感 人生攻略サイト 灰と は 意図 思考 回路の中を むさぼり食う 吸う 空気 止まった ままの 子宮的な エリア 嘘をついたまま死ぬ のね ルビンの壺 12ポイント stray sheep と 動詞動詞動詞動詞 同時的に 田中角栄 魔人ブウ 犯す 壊す 作る 波打つ わたしは 殺す 生かす 咲く 咲かす ライフハック 死 冷蔵庫 咲かす 飛び立つ やわらかく もやもやと ばたばたと 解毒する 夏休み 向日葵 消滅した 蝉が鳴く なく 無く 咲く さ さ さ 教育する アナイス・ニン 逃げ出す 逃走する 闘争? 領域を広げていく 閉じる 閉じこめる 閉じ込められた 布団の中 宇宙のように 宇宙そのもの 高橋まつり 滅びた 100年後のことを考えて 文章を書く 脳みそから溢れ出した 白い水着 黒いタイツ 道化のように 大天使のように 借りる 回帰する アカツクシガモ 成長すること 天秤のことを考える by  this river ラブ&ポップ 脳破壊 快楽 シャドウ・ワーク 子宮口から この世界の果てまで 共同体 忙しい 忙しさ exclusive みんなのレビュー 連帯 証明するために ランキング もっと欲しい あなたらしい 瞬間に 祈る手 summer 上映する ロングヘアー 偏差値 ピアス 18個  生き延びる ラリる 刺さった 反射した 発射した 家畜人 ホワイトノイズ 空間 依存症 白い 微分不可能な やわらかい その曲線 エゴサーチ バーモント・カレー 姦淫する 階段 聖書 夢の中に出てくる 中島らも 他人の日記 読む 話す 歌う ような気がする そんな感覚が 一時間天気予報 ペヨーテ ぐるぐる回る 永久に 永久的に 結びつけた 途端に壊れる ぱりん、と ふらっと 消えちゃいそうな気がする 意識が高い 高低差 風圧 やさしい言葉 インターネットのグロサイト 巡る 再度 巡る 繰り返していた クリスマス サンタさん 産道 乱視のまま 今日も生きている 息をする あらゆる 虹色の 永久に理解されることのない強度 氷点 貯金やダイエット レポ漫画 面白くなる 国語辞典 解剖する やまい、だれ 芽殖孤虫 ひらひらと 眠る ゴミ出し 擬音一覧 シーシュポス 間違った注文 集める 女性が一生で排卵する卵子の数は400個~500個と推定され 細胞膜 ずきずきと 痛む手 うつらうつらと その指で 欺瞞 マッサージ されたまま死ぬ アイライナー いつかは終わる 旅 続いていく 気持ち悪い、 と少女 折りたたみ傘 出会う 解剖学の教科書 ホーリー・マウンテン もやし 食物繊維 的な ひらく 伸びる 匂いがする 恥丘 裏切る 一本の木 待ち続けている 市民会館 明かしえぬ共同体 ムーミンたち ムーミン谷へ 向かっている ヤツメウナギ もし仮にそれが ハッとする 気がつく 失う 海のそばで グランドメニュー 幽霊 ピアスの穴 カッターナイフで切る 舌を 下へと 血が出る 地が出る前に ここからいなくなる 踊る 大雨の中 浴びる 天高く 土砂降り もっと 濡れてしまいたい 溶ける あらゆる種類の動詞 固着した エディプス・コンプレックス 身体を売る 眠りにつく べたべたした くすぐる 太もものうぶ毛 のように 行こうね ずっと一緒に 逆にする 黒板に描かれた 天使と怪物 流れとよどみと 恋と革命 そのままの 君でいてね イデオロギー それとも 触れる 手に 手のひらに その温度を そっと撫でる ように見える 青ざめた 顔 目で 浮き上がる 物流倉庫会社 キスをする どこにも行けない どこにも行けない 憂鬱な夫婦 中絶用の 願いを書く 七夕 永遠に落ち続ける夢 人生ゲーム 青いピン そのように 性行為のやり方 鍵付き完全個室 運動会 発熱 保健室 はつなつ 人生経験 終わりゆく 肉の厚さ 海馬 言語野の 衰退 ダウンロード数 数えていた 新しい生活様式 リズム 物語ること 豊かな 再生回数 氷 覆われる 世界すべて 素数のように 感じる 解体 怒らない? 起こらない、何も 可能性が失われていく 研ぎ澄まされていく 失われていくことで 何者かになった その平らな牧場 忘れてきた お持ち帰り する 立派な 飛び降りて 刻まれた 胎児のように さえぎられる 海岸には小屋があって 喧嘩をする 白鳥 食べられる 汚い 穢れてしまった 純粋なもの 銃を撃つ 一発 チェーホフ、どこへ行ったの? と母親が階段を上がってくる 切符をなくしてしまったままで 生き続けている気がする 少女には 晴れ 絵日記は かすれてしまった とうに 音楽にはならない 寒天培地の上で 有性生殖する していた した方がいい 人生経験 ペットボトル HPVウイルス 頭のない 風邪総合 目をさます 神経系 ポーチの中で 白い粉になった 睡眠薬 遠くの方へ、遠くの方へ 並べられている 全校集会 鳴らされて 走る 望遠鏡を 覗き込む もうすっかり 子宮頸がん 夢中になって 標本にする どうやって? 悟りについて 五億年ボタン 走馬灯 一週間くらい考えてもいい? 愛妻弁当 ぷっちょ の容器でオナニーする カンブリア紀の 海中生物やわらかく モニターの奥 夏の光 ぴったりと 豊かに 遅延しながら 本間ひまわり いま、を指差す指の先 爪の長さ 変わって 一括見積もり ふざけているのではなく 頭痛 左側 ありがとう こんにちは おはようございます それは愛ではなく の ような 夜行バス 棺 出生外傷 の あなたは ロビンソン トリップした 虹色の女 devenir ひだ 開く 一枚一枚 めくっていく 匂いがする 工場の赤ん坊が コンクリート 嘘だった あてのない 意味のない 海 潜り続ける 潜水艦の中で 夢を見ている 象徴的に もっと速く 飛び立つ 自壊したい 鯛 平らな 館内における密を避けるため 破れた 四つん這いになって するだろう 想像 するだろう 未完のままの もはや戦後ではない 未亡人 ぷろ、ぱかんだ 重量と恩寵 根を 肉体が壊れていくのは かもめ 肉塊 台風が来る前の夜 アオカビ もっとたくさんの地獄 天国は通り 過ぎては消えていく スーツの人が通り過ぎていったあとの 匂い 大人の匂い 食器返却口 この席の使用はお控えください アルコール消毒 セーブポイント 豚 のような女 と 猿の ような 男が出会う 死体ごっこ バラバラに 組み合わせる 英単語帳の例文みたいに 死に近い コンクリート 裂け目 洗浄液 メリークリスマスの Yahoo知恵袋 真理があると言われている そこにある 死んだあと魂はどうなるの? と子どもが尋ねる 何グラムの 前世の記憶 当たり前の事 トンネル 潜り抜ける音 夢の中の休憩所 自動販売機 光 光 夜の闇に飲み込まれないように コンビニエンスストアは灯台として 鳴りやまない 崩れていく 昨日 来ない 来ている すでに いま 冬の ま、ふゆ ま 電気ストーブ あたたかく すりつぶす 通勤・通学 するための列車 眠る 折りたたまれたヒダ 予言する 1999年 産まれ た 朝 ねむる ねむる もっとよくなる 地方都市
夢の中では 現実的な 現実的なもの 親ガチャ 100年後の 2000万年後の 想像していてね 空っぽの脳 おばさんが入ってくる大量に 魚 飛び跳ねる 誰も見ていないところで 老人の声はデカい 無が無限に膨らんで 恒星たちは爆発し きっと届かないまま ゲーム実況見ていた 二年間 だった気がする だった気がする この区域で路上喫煙をすると 一千円の過料が科されます と どこかに書いてあった 教科書に落書きをしている間に 終わっていた もっと濡れたい 雨に 幼形成熟 恋と革命のために 太郎 花子 由香 香織 紗耶 話題のツイート 温泉むすめ 逃れてゆけ 逃れてゆけ 自撮りしているふたりを 見つめる 目 目玉 浜辺で 白く 白く 白く 白く 境界線はほどけた もう一度 あまい 糖衣錠 統一的な 像 増殖する お支払い方法 まとめサイト この世界の秘密 ねじれたソーセージ 青い 白い 脆い イオン・モール 迷子になる 歌を歌う 歌っていた 冗談でした あらゆる 情報商材のために すべて ひとつの 自己啓発 は はいいろの ノイズで 
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oka-akina · 3 years
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短編「パーテルノステル」
 赤い灯台がかろうじて佇んでいるばかりのごく小さな島だとおれは言いたい。島は岩だらけ、というより岩の塊で、たまたま隆起した先っちょ、なんとか波間に顔を出したむきだしのごつごつなのだと——「ごつごつ」と言うとき、おれはきっと、ちょっとだけ眉間に皺を寄せると思う。なんでだかわからないけどそうなると思う——言いたい。陸からちぎれ、冷たい海風にさらされたさみしい景色だ。いまのところ大丈夫だが嵐が来たら壊れてしまうかもしれない。まだ壊れていないだけかもしれない島だ。おれはおまえにその話をしたい。  ごつごつした岩のわずかなすきまに低い枝葉がしぶとく根を張り、這っていて、春になると細かい黄色の花が咲く。島の東の岩肌はウミネコの撒き散らしたふんで白く染まり、そこに波が砕け、ふんは溶けるだろうか。それとももっと強固になるだろうか。どっちだと思う? おれはたずねる。おそらくおまえはううんと唸り、首をかしげる。内心、そんなのどっちでもいいやと思いながら、おれの疑問につきあう。おまえの反応とか表情とか想像がつく。  灯台は毎晩光を振り回し、かつては灯台守が世話していたが、もうとっくのむかしに独り立ちした。時間が来れば明かりが灯り、回り、夜じゅう働き、朝になればすっと消える。  明け方の灯台を見たことある? 空がどんどん明るくなっていくって時間、でももう少し面倒をみなきゃとでもいうふうにレンズの光は回り続けている。ぐうん……ぐうん……ぐうん……、一周するたびのごく短い沈黙。学校の先生のマルつけみたいなリズム。答案用紙の緊張や喜びや愛嬌を、ひとつひとつ赤ペンで両断していくみたいな、おそらく先生には快感さえあって、いやごめん、おれがあんまり学校を好きじゃなかったってだけかもしれない。真っ暗な海を頼もしく突き進んでいた光が、朝の光の水色の中にあってはすっかり弱って見え、水平線のかなたにようやく顔を出すか出さないかの太陽はたちまち拡散し、ほんとに強くて、灯台の光線はいつのまにか見えなくなり、消えている。  そこは岩礁が多く事故になりやすい海峡で、通行する際、むかしの船乗りたちは灯台の光に向かってパーテルノステルと唱えたそうだ。パーテルノステル、パーテルノステル、おまじないの言葉。ラテン語の古いお祈りで「わたしたちの父」という意味だが、おれには父親がいない、いやその父ではない父だろう。おれはわかっているし、おまえもわかるだろう、でもおれが父という語を持ち出したらおまえはほんのちょっとだけまじめな顔をするんだ。するというか、なっちゃうのだ。自分では気づかないだろうけど無意識のうちに、顔の筋肉がそのように動き、じゃあおれはどうする? 明かりに向かって祈るというのは明かりを点ける人に祈るってわけじゃないんだろうなとか言ってみようか。きっと言う。ぼそっと言う。それで父だの父親だの話はうやむやにな��。それだって、想像できるんだ。  かつて灯台守の寝泊りしていた小屋がいまでは民宿になっていて、パーテルノステルホテルという。おまじないの言葉をもらった小さいホテル。Airbnbで探せば見つかる。ボートでしか行けない島だし、風や雨が強ければクローズにせざるを得ない不便な宿だが、素晴らしい眺めや新鮮なロブスター、そしてなにより、なんにもない。なにもない自由や静けさを求めて世界中の旅人が訪ねてくる。  おれはそれをいいなあと思った。漠然と思った。いつか行ってみたいとおまえに言いたい。いや具体的な旅行の計画ではなくて、だってすごく遠いし、旅費も時間も難しい、おれはパスポートだって持っていない。空からお金が降ってこないかなあとか、朝起きたら体にまつわるコンプレックスがすぱっと解決していたらいいのになあとか、そういうレベルの願望として、もしかしたらおまじないみたいに、おれはいつかパーテルノステルの島を訪ねてみたいと言いたい。そういう場所があるんだと、素敵だと思ったんだと、なにもない島に滞在するのはしばしの療養や入院のようであるかもしれないと、おまえに話したい。  阿形。アガタ。おまえは床の上で寝てしまった。たぶん疲れているんだろう。夜遅いってほどじゃない。でも夜だ。おれの部屋で、床にはいちおうラグを敷いてはあるが、長いこと敷きっぱなしでだいぶ毛が抜けすり減っている。きっと寒い。ちゃんと眠るには半端な時間で、風呂に入るとか着替えるとかの気力に欠け、ともかくおまえは体を横に倒した。毛布にくるまって、背中から腰、腰から尻、尻から足、すべて丸く膨らみなだらかな起伏だ。尖ったところのない体はいっそう丸くなり、静かな塊だ。と思ったら、おまえはがっと短いいびきをかいた。抗議しているみたいで可笑しかった。  いま、おれたちは島になっている。天井から見たらきっとそうだ。おれはおまえのとなりに座って、することもないので爪を切っている。部屋を暗くしているけど自分の爪だから暗くても切れる。広げたティッシュペーパーに黄ばんだ爪が降っていく。細い月の形。窓から月は見えない。見えるのはビルとかマンションとかで、こっちから見えるってことは向こうからも見えている。向こう岸でぼやけるカーテン越しの光。毎晩目に入るがおそらく訪ねることはない。それがうちの床のフローリングに跳ね、部屋全体が濡れているみたいにつやつやして見えた。青い水で満たされている。床が海。そこに浮いている島。島のおれたち。  いや島は浮かんでおらず出っ張りで、たまたま海面より高く突き出ているから島だろう。巨大な誰かの手のひらが地べたを寄せて集めた。誰かとは、火山だったり地震だったり波だったりし、島とは大陸との比較、大きさの比較でそう呼ばれるのであって、相対概念だ。毛布のおまえが膨らんだり縮んだりしているのを見ていてそういうことを思った。思いついた。  おまえの塊が呼吸に合わせて上下している。潮の満ち引きによって島は輪郭を変え、ふだんは波間に沈んでいるが、干潮のときだけ姿をあらわす洞窟がある。岩の隙間からさしこんだ光が、水底の白砂に反射し、洞窟の水は青く光って見える。青は吸収されにくい色だからと、いつかおれは言うだろうか。おまえはふうんとうなずき、きっと意味わかんねえなと思っても、いっかいうなずく。うなずいてくれる。  おれたちが島だとすれば、体と床は一体で、たまたま床の隆起したところがおまえだったりおれだったりする。のか? 毛布の中に手を入れる。おまえの体温でぬくもっている。きっと床にも伝わっている。じゃあ床と一体とみなすこともできる? できそうだ。島だ。島で大丈夫だ。  窓の向こう、視界の片隅に赤い光があり、ゆっくり明滅していて、夜間飛行の航空機に建物の高さを知らせている。ふわっと光り、ふわっと消え、また光り、繰り返している。おまえの呼吸とリズムが揃ったり揃わなかったりしている。灯台だ。床が海���思っていたがもっと広かった。街じゅうみんな海で、この部屋も、窓の向こうのいろいろも、みんな島だった。雑か? ここだってパーテルノステルの海峡だと言いたいか?  パーテルノステル、パーテルノステル、おれは唱えてみる。誰もどこにもぶつかりませんように。漠然とした祈りで、いったいおれは何を恐れているのか。あらゆる衝突や破壊が怖い。痛みを想像し、叫びを空耳し、おれはしょっちゅう泣いてしまう。自分に関係のないことでも聞こえてきて、手をつかわないと耳はふさげない。パーテルノステル、パーテルノステル、おれは光につぶやく。遠くで振り回される白い光に、すぐそばでおまえと並走する赤い光に。  パーテルノステルの島の話をしたい。おれはおまえに話したいのに、もう長いことそう思っているのに、なぜだか言えずにいる。べつにもったいつけるようなことでも恥ずかしがることでもないのにどうしてか口ごもる。もっとどうでもいい話ももっとシリアスな話もいくらでもしている。でもたまたま知った美しい島の話、きわめて平和な話題を、どうしてかおまえに言えない。パーテルノステル、パーテルノステル、お祈りやおまじないがなんだか秘密のことみたいに思えて、勝手に隠し事をしているみたいな気持ちになって、いや話さなくたってどうってことないのだ。そういう、なぜだか言っていないこと、話題にのぼらなかったことはたくさんあるだろう。あったろう。秘密にしているわけではなくたんに機会がなかった。平素意識にさえのぼらない。でもパーテルノステルの島については、おれは特別にどきどきしてしまう。  阿形。アガタ。おまえの名前はおれにとってはおまじないみたいなところがあって、シチリアの聖女のアガタは拷問によって乳房を切り取られたが祈りによってそれを治した。切り取られた乳房を皿にのせて微笑む姿がさまざまな画家に描かれており、だからいまではたとえば乳がんを患う者にとって守護聖人とされているが、おれのような、自ら乳房を切除した者にとっても、なんだか特別に思える。皿にのせた左右の乳房が双子島みたいに見える。いやおれに信仰のようなものは難しいが(あらゆる意味でよくわかっていないのできっとおれはとんちんかんなことを言っている、誰かが胸を千切り取られたということをおとぎ話みたいに捉えていて、ぜったいおれはまちがっているが)、おれも切り取ったものについて微笑んでいたいと思う。思うようになった。  切り取った跡はかなりきれいに治った。すごくうまくいっているねと励ましてくれる友だちもいるが、おれとしては、でも、完全ではないような気がしている。痛みや違和感はもうほぼないけども、さまざまな感情があり、屈託がある。きっと他人とは分かち合えない。説明できない。憎らしくてさよならしたんじゃない。  分かち合えないが、けれども、アガタ、おまえがちょっと遠慮がちに舌を伸ばしてくれるのがとてもうれしい。父親の話で一瞬ためらいがあるのと同じくらいの、おそらくは反射的な手加減で、おまえの指や舌はすごく優しい。おれもおまえのをそうする。くちづけあう。なであう。  おまえの陰茎とおれの陰核をくっつけ、こすりあわせ、おまえが、「どっちかっていうと、ちんぽがないっていうよりタマがないんだね」と感想を述べ、ちょっと新発見みたいに興奮していて、すげえバカだと思ったけどいやじゃなかった。おまえは赤く膨らんだおれのを口に含みながら、ちんぽに相当するのはクリトリスで、アナルはアナルで、睾丸がないことにハッとする、ぶらぶら垂れ下がるものがなく、服を着るとフラットで、でも剥いて開くとひだひだが隠れていてなんかえろいねと言った。そういうおまえのいちいちが、おれはすごく好きかもしれない。  陰茎と陰核、肛門と肛門、そうすると膣はなんだろう? おれのお気に入りのFTMのポルノスターはbonus holeって言ってたよとおまえが言う。なるほど、たしかにボーナスかもしれない。おまけのようにそこにある。本題じゃない。本質じゃない。でももとからある。これも分かち合うのが難しい。必ずしも憎くて仕方ないわけじゃないと言いたいがうまく言えない、それをボーナスと考えてみるのはありかもしれない。とんちんかんかもしれないけどお守りとしては。   この体では本物のmaleではないと思っているわけではないが、いや本物も完全もないと理解している、でもそういうふしが過去の、現在の、自分にないではなくて、おれは自分と問答を繰り返す。波が寄せては返す。満潮で隠れる洞穴の奥の青色の水の震えがおれの肌に伝わる。  おまえの寝息をかぐ。起きているときと寝ているときで息のにおいがちがう。おれはその両方を知っている。阿形、おまえのでかい尻の奥のすぼまりが、どんなふうにぱくぱく開くのかも知っている。  やがておまえは目を覚まし、腹が減ったと言うだろう。おれはおまえに島の話をしたくて、たとえばロブスターから攻めてみるのもありかもしれないと思って、何を食いたいか、肉か魚か、それで、なんとなく魚介の方向へ誘導してみるかもしれない。脱皮したての柔らかい蟹の、たっぷり海水を吸ってぶよぶよ膨らんだ殻。たとえばそういう話。そこから岩だらけの島の話へもっていけるか? おまえもおまえで、おれについて考えこんだり、遠慮したり、かえって楽しんだりしていて、そのような波があることがうれしい。パーテルノステルの島の話をしたい。まだ壊れていない景色について話したい。風の強い場所、陸から離れた、たまたま隆起した岩の先っちょの島だとおれはすごく言いたい。言っても言わなくても、今夜じゃなくても、これじゃなくてもいい話を、おまえとしたい。
島アンソロジーに参加します。pixivに載せているのと同じなんですが、こっちにも。企画まとめはこちら↓
#貝楼諸島より https://kailouislands.tumblr.com
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yutacoen · 5 years
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「アメリカ」大澤真幸・橋爪大五郎
僕とほとんど離れない場所に一人の米軍兵が座っている。彼はアイスコーヒーの入っていた空のプラスチックカップをいまだにちびちびストローで吸いながら、それがまるでいつもの習慣だというふうなのだ。彼は手持ち無沙汰に誰かを待ち続けているようだった。僕はそれが誰かを想像してみて、同僚の若い米軍兵であり、彼のブロンドの髪色をしたガールフレンドであり、あるいは、というところで僕はすぐさまその想像力が働かないことに気づいた。そして僕ははたと僕が彼らについて、あるいは彼らの母国であるアメリカについてほとんど知識を持っていなかったのである。僕らの日本という国が親しみを持っているアメリカを、日本人はほとんど知っていない、というのがこの本のそもそもの出発点として設定されている。いわばアメリカという国がどのようにして生まれ、そしてその波打ち際にいるキリスト教徒たち、枝分かれするプロテスタントたち。そしてそれが世界の覇権国となり、いまだにそのような位置を占めている。プラグマティズムの理解から、それがどうして日本とつながっていき、僕ら日本人がアメリカに抱き続けるコンプレックスの理解というところに着地する。大澤真幸・橋爪大三郎二人の社会学者があらかじめのプロットに沿って、(当然のことながらプロットから生まれた物語は流れているから、それが意図しない方向へ自由に飛び散っていく。それを囲い込む防波堤の役割はプロットである)まるでまるまると太った鮭の一群のようにその流れに逆らっていくのだ。ぐい、ぐい、という音が聞こえる。それは彼らの発する知識が擦れ合う音だ。ぐい、ぐい、一方が力強く押し込む、もう一方はうなだれて押し込まれそうになることはない。ぐい、ぐい、と押し込まれながらもその反発力は倍加して押し返し、また押し返され、押し返し、、、僕はその心地いい音を聞きながら、遠いアメリカの波打ち際、メイフラワー号のピルグリムファーザーズたちの歓声が押し寄せてくる。新しい場所、新しい契約、新しい時代! 隣のアメリカ人が突然思い起こしたように立ち上がる。プラスチック・カップから弾けた細やかな水滴が僕の二の腕に夏の打ち水をする。そしてアメリカ人の去っていく後ろすがたをなんとなく目の端に捉えながら、僕はいつでも彼らの後ろ姿を見ている、ということに気づく。そして僕の視界から彼の姿が消え去ってしまったとき、僕はわずかの寂しさとともに彼の寂しさをも受け取った気持ちになって、それはどこか遠いところに行ってしまいもう二度と戻ってこないことを知っている見送り人たちの気持ちだった。
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『今回の決定では、タトゥーを入れる行為が医療行為に当たるか判断する前提として、「行為の方法や作用だけでなく、目的や状況、実情、それに社会における受け止めを考慮し、社会通念に照らして判断すべきだ」という考え方を示しています。』
「針を使って」と言うところが医行為とされる所以。
そしてアートメイクに関しては「コンプレックスの解消」「何らかの理由で眉毛が全然生えて来なくなったことを補う」と言った「作用」だけ見ると美容医療のように見えるかも知れない。でもそうした解釈ではコンプレックス解消なら「縮毛矯正」「パーマで髪にボリュームを」「爪の血色が悪いからネイルする」「黒目が小さいからカラコン」「白髪で年取って見えるから染める」「黒髪だと重く暗く見えるから明るく染める、脱色する」「眉毛の白髪や黒すぎるから明るくしたい」まで医療と見なされることになる。
「メイクを毎日するのが面倒、時間がかかる、うまく出来ない、汗で崩れる」と言う状態があり、それを解消する「目的」「作用」でアートメイクは受けられていて、針を使うと言う「行為と方法」ではあってても「メイク」と言う「目的」のため。
そして日本社会では「メイクはマナー」と言う「実情」「状況」と「社会通念」がある。医療機関でしか受けられないとなると高額すぎて多くの人が利用できない「実情」「状況」がある。また、受けられるところが少なくて需要に供給が追い付かない「実情」「状況」がある。
医師不足看護師不足が深刻なのは世間によく知られた「実情」「状況」であり、社会に浸透していると言う忌では「社会通念」。そして医療人でアートメイク需要を賄おうとすると、まともな医療が受けられなくなるほど医療崩壊する「実情」「状況」にある。
「アートメイクは医療行為」とメディカルアートメイク側がしきりと宣伝したため「クリニック以外はダメなんだ」と思わされている人もいるが、それはあくまでも「そういう決まりになってるから」「ルールだから」という理由で信じているだけ。「社会における受け止め」は「アートメイクは落ちにくいメイク」であり医療行為ではない。
実際メディカルアートメイク、医療アートメイクのサイトや宣伝でもそう記載されていて、施術者のことは「アーティスト」と言う芸術を行う者に使う言葉で���んでいる。世界中の「社会の受けとめ���はアートメイクは医療行為でないし、医師や看護師、クリニックに限定するものではない。そして施術者は医療人でなくアーティスト。
医師や看護師以外の日本人や外国人に教わるという「実情」「状況」であり、医師以外から医学部で教えないことを教わる技術を医療行為とは呼ばないし考えない「社会通念」がある。
そして今はコロナで来日する外国人がいないが、コロナ前は観光を装って来日した外人に有料で教わるという「入国管理法違反」が起こっていた、そしてその外人の収入は日本人から集めたお金で、それが日本で納税されないと言う「国富の流出」という「実情」「状況」。
日本生まれの手彫りが世界中のアートメイク業界で「Tebori」として通じる「実情」「状況」であり、それは日本の医療とは関係ないアーティストが広めたもの。世界中で流行っている毛並みを作るアートメイクが「日本式」であることが「社会通念」上定着してもいる。
アートメイクを医療と判断できない「実情」「状況」「社会通念」は揃っている。 
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・鏡をよく見る →内面に自信がない →自分の存在を希薄に思っている ナルシストに思われがちですが、実は逆に肉体的コンプレックスを持っている人が多いとか。自分の容姿を少しでもよく見せるために常に気を遣っているのです。
・靴下の匂いをかぐ →動物的な本能が優れている もともと動物は自分のアイデンティティを確認するために、排泄物を臭うとか。困ったクセですが、こういうタイプは無人島でも生きていけるので、頼り甲斐はあります。
・飲み物を飲むときに小指を立てる →人から注目されることが好き →女性的な部分が強い 男の視点によって創られた女らしさの演出の形といわれるため、男性がやったら内面が女性的、女性がやったらより女性的だとか。女性が男性を誘う際にも出るそうです。
・湯飲みやカップを両手で持つ →頑固者 このポーズには「自分の領域に立ち入らないで」という隠れたメッセージがあり、無理に打ち解けようとしない方が得策です。時間をかけて自然と親しくなりましょう。
・自分の服の襟や胸元に触る →目の前の異性に性的欲求を感じている 相手がこの仕草をしているは、自分に気があると見てよいでしょう。特に男性がネクタイに、女性が第一ボタンに触れているときは強い欲求を抱いていることが多いとか。
・口に運ぶ食べ物を確認する →執着心が強く、ストーカーになりやすい 自分と一体化する物質を最後まで観察しようとする心の動きが、この行動に結び付いているとか。他人を自分のものだと認識してしまうタイプが多いそうです。
・「つまり」「要は」が口癖 →寂しがり屋 こうした言葉を頻繁に使う人は、自分のことを理解してほしいという願望が強いそう。接するときは相手の話を真剣に聞いてあげるといいでしょう。
・早口で喋る →興奮しやすい →自分をコントロールされるのが嫌い →嘘をついている 普段のんびりとした口調の人が急に早口になったら、何か後ろめたいことがあると思ってよいそうです。常に早口な人は、相手に口を挟まれるのが嫌いな人が多いとか。
・必要以上に礼儀正しくお辞儀をする →相手と深く関わりたくない →視線を合わせたくない 「あの人、礼儀正しい人ね…」なんて評判のあの人も、もしかしたら他人との接触を絶っているだけかもしれません。「慇懃無礼」なんて言葉もありますからね。
・貧乏ゆすりをする →なにごとも完全でないと気がすまない、 →不安が高まりやすい →情緒不安定 →飽きっぽい 常にイライラしているのが伝わってきますよね。このタイプの人と交流を深めるには、常に新しい情報を提供してあげることが必要だとか。
・爪を噛む →寂しがり屋 →欲求不満 この他にも、小指の爪の先と中指側の爪の生え際にある「小衝」というツボを無意識に刺激してストレスを解消している行為をしている場合もあるとか。l
・髪の毛をいじる →わがまま →欲求不満 愛する人とのふれあいを求めています。女性がこのしぐさをしたら、相手に心を許している証拠だとか。一種のマスターベーション効果もあるそうです。
・目をそらさない →気が小さい これは意外ですよね。相手の目をキッと見続けている人って、とても強そうな印象を与えますが、あれは気の小ささの裏返しなのか…。
・頭の後ろに手をやる →警戒心が強い 照れたときに頻繁に行われるしぐさと思われがちですが、他人の接近を拒否するといった、警戒心が働いていることが多いそうです。
・頬杖をつく →頭の回転が速い →騙しやハッタリが通用しない 相手の話の内容に退屈しているときや、遅々とした状況に絶望しているときに多いとか。こういう人には理論立てた話をすることが必要です。
・まばたきが多い →気が小さい →不安や緊張を感じている →自信過剰 基本的にプライドが高い人によく見られます。注目されたいという気持ちが、心の窓である目元を強調しようとするそう。自尊心を傷付けるような発言は禁物です。
・上目づかいが多い →甘えん坊 →Mな人 誰かに頼りたいと考えている甘えん坊。女性に多く、一般的に受動的な心理状態のときによく出るそうです。
・眉毛を触る →本心を隠している 「眉に唾をつければ狐や狸に化かされない」という由来から生まれたと言われる「眉唾」なんて言葉もありますからね。“眉毛”と“嘘”の関係は意外と深いようです。
・足を組む →威厳を保ちたい →居心地が悪い 女性が頻繁に足を組みかえているときは、退屈しているサインだから要注意。また、歪んだカラダを均等に保とうとバランスを取っているとの説もあるとか。
・足を投げ出す →人目を気にしない →おおらかで懐が深い わがままで、威張っていると言う印象を受けますが、面倒見のいい親分肌タイプが多いとか。感情がわかりやすいので、余計なことを考えず付き合える人です。
・腕を組む →警戒心が強い →自信がない 不安や緊張を隠すためのものと、 他人を寄せつけないという気持ちとのふたつがあるそう。このしぐさがなくなれば、あなたはその人の警戒心を解いたことになるでしょう。
・指でテーブルを叩く →楽観的でマイペース 一見イライラしている印象を与えますが、逆に自分のペースを大切にし、束縛を嫌うタイプが多いとか。こういう人とは一緒に楽しんであげることが大切です。
” - 初対面の相手もこれで丸裸に? 何気ないクセが表す、人間の本当の姿|トレンド|無料動画 GyaO[ギャオ]| (via media00, konishiroku) (via yorume) (via hdkrn) (via pianino) (via tokori) (via sskhybrid) (via okadadada)
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yoshikonanbu · 5 years
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久しぶりのアクリルネイル!地爪のコンプレックス解消も美しいフォルムも透明感も好き💜 アクリルは #fantasynailsjapan カラーは #simplynailsystem #アクリルスカルプ #アクリルネイル #ピグメントリキッド #yoshikonanbu #ロングネイル #バレリーナネイル #ストリングジェルブラック https://www.instagram.com/p/BzXafuyHAOm/?igshid=vri4x5v2vzxu
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ayanemutuki · 5 years
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秋の下で~カルペ・ディエム
!Transformers Fan Fiction!
・ローラーとプロールの話。
・MTMTE・LL、RID~UC、レッカーズ三部作ネタバレを含み��す。
・独自解釈、また人間関係が異なります。
・Image song:秋の下で(Aqua Timez)
「比翼の鳥、と言う言葉を知っているか?」 嘗てかなり前の昔、センチネルプライムがメガトロンに倒され、結構その後ロディオン警察を退職した後にオライオンが発した言葉であった。ショックウェーブが評議会に連行され、今も暗い顔をしている時が有るオライオンであったが、持ち場のリーダーシップで其れを切り抜けようとする姿が、時折痛々しいと感じた事があった。辛いと言うのなら吐き出せばいい。自分は、そんな友人の姿が見ていられない事もあったが――同時に、自分の無力さを感じる事があったのだ。 「片翼の二対の鳥は空を飛べる事が出来ない。だが、両翼を支え合えば飛ぶ事が出来る――昔、ショックウェーブが教えてくれた言葉だ。地球と言う惑星の言葉らしい」 ――そうして、あの事を思い出すのだ。 あの恐るべきユニクロンが降臨した事もあってか、未だにユニクロンによる攻撃の爪跡が残るセイバートロン星。プロールの執務室に設置してあるバルコニーから、空を見上げる。ロストライト号でセイバートロン星から帰還し、解散した後に――プロールから説明を聴いた後、失くした虚しい心を思い出すのだ。オライオンは、どれだけセイバートロン星のリーダーの重圧に押し潰されていたのだろう。自分やラチェット、ショックウェーブが居なく、どれだけ挫けそうになろうとも――リーダーである自分だから、仲間にみっともない姿は見られない。自分が何とかしなければ。と言うのは、今も昔もずっと変わっていない。そんなんだから躓く事もあるんだ。と同僚の誰かが言っていた事を思い返していた。 ――プロールが地球から持って来たデルフィニウムの生け花を生けた花瓶を見て、ローラーは考える。 自分は、もう戻れない処まで来てしまったのだ。ラチェットやスキッズ、ショックウェーブ――そしてオライオン。あの時の彼等は、もう居ないのだと。
「お前は変わってないな」 「お前は変わったな」 あの日からかなりの時間が経った後、上層部司令であるプロールにそう語りかけた。あの事件以来、プロールとは久しく会ってないからだ。机に座っているプロールを見て、自分はそう語りかける。思わぬ形でロストライト号の彼等との再会――ラチェットやホワール、クロームドームと再会して以来、ラチェットの口から語られたのは自分から見たら全く持って違った今と、共に戦ったかつての仲間の現状だった。スキッズとグリッヂ――いや、DJDのターンの事、そのDJDによって殺されたトレイルブレイカー…トレイルカッター、彼等が再会し、スキッズが命を落とした事、スキッズのかつてのパートナーであるゲッタウェイの裏切り、そしてショックウェーブの一件…今まで見てきた世界とは到底信じられない現在の状況を何とか飲み込んだが、いまだ消化し切れない事実がある。 「…私を恨んでいるのか」 オライオン・パックス――この現在の呼び名では、オプティマスだった。オプティマスの死――ユニクロンとの激戦で戦死したと、報告が告げられた。勿論納得がいかない事もある。メガトロンが自らの裁判を受け、死刑を何事もなく――受け入れた事を。恐らく、全ての罪への償いだろう。と上手く呑み込めたが、やはりどうにも腑が落ちない。プロールの執務室に入り、その事をプロールに問いただした。プロールはおとなしく、ローラーの問いに答えるだけだった。それに、片目が欠損している。恐らくは彼も何かがあったのだろう――。ローラーは、プロールと話をつづけた。 いつだったか、ショックウェーブが評議会に連行された直後、プロールと会話する機会があった。プロテウスの使いである彼は、一般市民であると聞いていた。あの嫌悪感を露わにするほど――ショックウェーブより相当信用するしかない、いや、ほぼ諸悪の根源である評議会の一員であるプロテウス。最初は警戒をしていたが、クロームドームと打ち明ける辺り、彼も相当悩んでいるのだと気付いた。 「生まれで人生を決められる社会、嫌っているか?」 プロールの疑問に、自分はこのとき、ラチェットが助けたある患者の事を思い出した。しかし、あまりまともな発言を答える事は出来なかった。プロールの目は、社会を嫌悪している目だった。自分はオライオンと同じ『ポイント・ワンパーセンター』であったのだから――しかし、伝えられなかった言葉は、すぐさま「あの時、答えれば答えればよかった」と後悔する事になった。そして、プロールと会う事はその後、一切なかった。ただ、オライオンに対しての後悔しか残されていなかった。
「こうやって話をするのは、何時以来だろうな。あの時のお前は、クロームドームと一緒に事件の捜査をしていたからな」 まだ評議会がセイバートロンで繁栄していた際に、彼はクロームドーム(あの時はタンブラーと名乗っていた)と一緒に事件の捜査をしていた。キナ臭い評議員の陰謀を捜査して、自分やオライオンの面々――ロディオン警察の彼等と一緒に大掛かりな捜査をしていたのが懐かしい。いや、プロールが変わったのではない。 (――自分が、変わってないだけだ) 当時の自分は、自身のコンプレックスに追い詰められていた。だから、その事をオライオンに告げられずにいた。サーキットスピーダーの一種である興奮を抑える薬をドリンクに入れ、それで自身を抑え込んでいた。だが、ロストライトに合流した際、それはあまり飲まなくなった。 (――いや、俺も…変わったか…?) それを難なく受け入れてくれたロディマスや、メガトロンやラグとアノード、そしてスワーブらの存在が大きかったのかもしれない。だからだろうか。ドリンクをあまり飲まなくなったのは。 「ローラー、再び聞くが、お前は……私を恨んでいるか?」 「…いいや、恨んでなんかいない」 あの時も、今も――俺達は必至だっただけなんだろうな。ふと、そう考えた。ラチェットの葬式の後、ロディマスはサンダークラッシュの元に預けられるらしい。と巷にそれを耳にし、孤独と言うのは、寂しいものだろうな。と考えていた。 「そうか…ああ、そうだな」 プロールは、ただ頷くだけだった。自分は何も言わなかった。するとプロールはまた、口を開いた。 「…私は、結局現実を逃げていただけなんだろうな」 私はあの時、生まれただけで人生が決まると言う理不尽な社会が、嫌だった。上級階層が裕福に暮らし、下級階層の彼らが奴隷のような生活や、スラムでの殺し合いを強いる日々が苦痛だった。ただ、それだけが嫌だった。 プロールの苦痛のような独白が、自分には聞こえている気がした。自分がもし、ショックウェーブを信じていたとしたら、オライオンは少しでも救えたのだろうか?答えを自問自答しても、あの頃は戻って来ない。だから、あの時――オライオンの言葉を制止して、あれから――あれから、オライオンとは会っていない。自分たちが戻ってきた時には、彼はもう――。 「――なあ、プロール。今度は、俺の番だ。俺の話の、聞き手になってくれないか」
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vomitandvomit · 5 years
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私のいちばん長い日
1:12
性愛と愛は近似できる。性愛のない愛は異常である。どうやら世界はこのような合意でもって、私を排除しようとしているらしい。私は性のない愛をひたすら主張しているのに。
愛のない性愛。そんなものがある世界では、私は存在したくもない。ばっちい。
法的な解釈では、ピンクサロンは飲食店だ。簡単に言えば『狭い部屋で突然店員と客が愛しはじめ、性を始めた』という建前を掲げているのだ。つまり、金銭の授受とは無関係に愛が生まれるわけで、これは好ましい事だった。建前だけは。建前だけ好ましくて、それ以外は最悪な仕事。
経済面でひどく苛まれる事がなかった私にとって、性風俗で食べている女性というものは、テレビで見る中東の景色やNetflixで見る第二次世界大戦と大差ない。自らの尊厳を試される、そんな事は非日常であり、行き詰まって余裕なんてものは記憶の彼方にある世界なわけだ。
世の中甘くない、なんて言うがそんなのは嘘っぱちだ。何だかんだで私は未だに学生だし、そこから落伍しても生活保護があるし、選ばなければ雇用はどこにでもある。何だかんだで生きているし、道端で野垂れ死ぬなんてことはあり得ない。数多ある働き口の中からピンクサロンなんて愛のカケラもない仕事を選んだ女性について、私は興味を持っていた。それ以上に、その女性のテクについての興味の方が強いのは隠すつもりはない。
1:24
フェラチオとは。知ってる知ってる。予習は抜かりない。口でやるやつ。歯を立てたらダメなやつ。甘噛みはバイブス次第なやつ。漸近すると選択肢が現れ、口か顔かを選べるやつ。最初は迷わず口を選ぶやつ。2回目で悩みつつ顔にするやつ。知ってる知ってる。
荒んだ世界では前歯が抜かれたりするやつ。クスリをやって歯が抜けたのを言っても「歯なんてフェラチオするのに邪魔なだけだ」ってあしらわれるだけのやつ。
進んだ世界ではガイノイドが担当するやつ。ロボットが暴れ出すと一番最初に被害に遭うのはガイノイドを慰み物にしていた男性のやつ。「食いちぎられてやんの、ひでぇもんだ」って刑事に言われるやつ。
そして荒んでもいない上に進んでもいないこの世界では、普通の女性が普通にフェラチオをする。自分に何度言い聞かせても、よく分からない。それは難しい数式のようなもので、どんなに瑣末な理解でも、それが確かなものであれば必ず役に立つのだ。逆に言えばカケラでも理解できなければ、知っていたとしても役に立たない。
はっきり言って、フェラチオとは私にとってフィクションだ。偽物の世界で行われる存在しない戯れだ。道草屋にも存在しないから、きっとフィクションの世界の中でも大して知れていない行為なのだ。
1:35
サイトを見る限り、顔は隠されていて、源氏名と年齢、身体情報だけしかわからない。店のロゴで顔を隠した顔写真、要るのだろうか。炭酸の抜けたコーラよりも役に立たない。炭酸の抜けたコーラは炭酸を入れ直すことで元どおりになるが、顔を隠した顔写真は元に戻らない。店のロゴを取り払って顔はめパネルでも作ってみればいい。腕突っ込んでピースしてやる。この野郎め。
しかしWikipediaのピンサロの項目を読んで捗った自分には嘘はつけない。嬢に会うのが楽しみだ。
薬も効いてきたので寝る事にする。
眠れるだろうか。想像以上にドキドキしている。
アレクサにおやすみを言い、消灯してもらう。
2:29
道草屋について友人と話した時、「オチンチンの事をオモチャだと思ってるから突然手コキされても怒らないんだ」と言われた事がある。その時は私のオチンチンはオモチャだと言った。金に困ったら丸ごと売ってやるとも言った。地元の祭りの時屋台なんか行ったらやってるのは射的、金魚すくい、型抜き、オチンチンだぞ、とまで言った。
私のオチンチンが、試される。オモチャかどうか、試される。
12:02
全く眠れなかった。身体の節々が痛む。どうであろうと人生の残り時間は減ってゆくため、多少のバッドステータスも無視しなくてはならない。アレクサに「行ってきます」と言うと部屋の明かりが消え「行ってらっしゃい、しっかりね」と返される。
しっかりね、私の野性。
12:16
コンビニでバッドステータスを解消するアイテムを購入。その名を凄勃。980円で、Tポイントが100点ついた。
「袋いりますか?」「シールで」
店員がこちらを見た気がする。
コンビニの外で服用した。ファミチキもファミからもここで食べるので、問題ないはずだ。ゴミ箱も据え付けてあるし、言ってみれば『ここで装備してくかい?』に対するYESの場所である。なんなら下着を汚した時もここで履き替えてやってもいい。前の下着はゴミ箱に捨ててやる。
錠剤2つに、使い切り目薬のジャンボ版みたいな容器に入った液体。ハイグレードな栄養ドリンクの味だった。美味いとは言えないが、クセになる味。
妙に高鳴る胸の鼓動を抑え、携帯で店の情報を頭に入れる。この時間帯は3人がいるらしい。ポケモンかよ。タイプが性だけで偏っているため、ライバルは必ず法ポケモンで戦ってくるだろう。
20分と35分の選択肢があり、値段は4000円と6000円だった。私は悩んだ。安い買い物で後悔した経験から、35分にした。幸い時間もある。あるとしか言えない、このくらいの心持ちで、35分に快を見出すことにした。
ブリーフィング
入店し、指名なし35分を選択する。ここで初めてである事を主張しておく。
なるべく施設内の状況を確認する事。
嬢の容姿も確認する事。
嬢には笑顔で対応し、相応の反応をする。
選択肢が出た時は状況に応じて柔軟に対応する。
事後対応は嬢に任せる。
延長する事なく退店する。
12:34
もはやこの動悸は嘘ではない。快への衝動も嘘ではない。
殺すか死ぬか、笑うか泣くか、勝って娶るか負けて孕むか、そのくらいのコンディションまで持ち上げられていた。昨日が凄二十であるならば今は凄十、いや、凄一だ。バトルロイヤルゲームの最終フェーズくらい活発になっている。
さて、性の開始だ。
入店
作戦開始。
作戦終了。
退店
13:22
終わった。まあ、こんなもんだろう、そんな感じだった。
行く前に様々な性の形容を考えた。『右手を一桁同士の繰り上がりのある足し算、ぷにあなを九九としたら、ピンサロはε-Δ論法だ』とか『石器時代 VS. スパコン』とか『異世界にスマホ』とか。
35分に至る性の結果、浮かんだ言葉は「こんなもんだろう」だった。嬢に罪も無ければ、店に罪があるわけでもない。ただひたすらに、フラットな「こんなもんだろう」という感想が支配していた。
のめり込むヤツもいれば、そうでないヤツもいる。
酒に強いヤツもいれば、酒に弱いヤツもいる。
依存から煙草を吸うヤツもいれば、やたらと嫌うヤツもいる。
こんなもんだろう。35分で6000円。その料金であのサービスなら妥当なもんだ。そこからピンハネされて嬢に届く額面は幾らだろう。彼女は土曜のオープンからクローズまで様々な男の相手をして、それで幾ら貰うのだろうか。気になるのはそれだけだった。
デブリーフィング
薄暗く、質の悪いスピーカーが邦楽を流していた。
スーツを着込んだ男性に張り���いた笑顔で対応された。
システムの説明をされた。作戦通り35分と言い、6000円を手渡した。
爪の確認をされた。この時、部位への接触がある事を知った。
アルコールで手を除菌された。気化熱をさほど感じなかったため、おそらく除菌効果のあるスプレーだろう。
部屋へ案内された。部屋、と言っても背の低い間仕切りがあるだけで、隣では禿頭が見え、嬢とキスしているのが確認できた。
荷物入れに荷物を置き、席に着く。この時点で自分が作戦継続に障る程緊張している事に気付く。
先程の男性が麦茶を出した。飲食店であるのは知っていたが、何故か虚を突かれた。不動産屋でも家電屋でも長話になれば水や茶を出す事は知っている。ヨモツヘグイ的な不穏を感じ取り、私の判断で麦茶には触れなかった。この判断が正しかったかは分からない。
しばらく待たされた。スピーカーから流れる雑音には、他のツガイの会話等が聞こえなくなる作用があり、確かに機能しているようだった。
嬢が来た。名前を言うがスピーカーに妨害されて不明瞭だった。嬢はおしぼりを3つ持っており、それは明らかに3つのフェーズがある事を明示していた。
嬢が1つ目のおしぼりの封を切った。そ一般の飲食店のように渡されたため、手を拭く用途と断定し、手を拭いた。反応を見る限り間違いではないようだ。
何気ない世間話が始まった。唐突にゼロから始まるコミュニケーション以上に面倒な事はない。昨年度から働き続けている24歳の社会人で、彼女は大学一年の頃にいてそれっきり、平日は働き詰めで、土日に遊ぶためにここにきた、そういう人格が形成された。一度嘘をつけば矛盾を生じないようにするため、嘘がでる。繕った世間話なんてやめて、さっさとおっぱじめて欲しい気持ちがあった。しかし情報に疎いため下手な行動に出るのは駄目である。
唐突に世間話が終わり、嬢がパンツを脱いで顔を寄せ「キスしていい?」と聞いた。やっとだった。
第1フェーズにはキスも含まれているようだった。言わば雰囲気作りだろう。そんな事を考える余裕もなく私は舌を絡めるのに夢中になっていた。「触ってもいいよ」とも言われた。当然乳のことだ。嬢の言葉に従って触る。嬢は甘い声を出す。あつらえたものであっても、自分の行為に対して反応があるというものは嬉しい。
キスをしばらくしていたら嬢が何か言った。雑音のせいで聞き取れなかったので聞きなおしたら「オチンチン出して」とのこと。そして嬢が離れ、2つ目のおしぼりを開けた。机にある霧吹きで入念に濡らし、私は第2フェーズの衝撃に備えていた。私のオチンチンはそれなりに元気だった。まあ及第点だろう、という評価を下した。エロ本を閲覧している時、あるいは図らずも助平な絵のツイートを見つけ、アカウントのメディア一覧を眺めている時、それくらいだった。もう少し努力できるだろう、とも評価した。
オチンチンを見て、嬢は「おっきいですね」と言った。社交辞令のようなものだ。そう言い聞かせつつも喜んでしまった。世の中には大きい事がコンプレックスの人間もいるかもしれないのに、と考える程度の理性すら作用していなかった。もう理性は嬢のキスと甘い声によってドロドロに融かされていた。
オチンチンを拭かれた。部位を触られる感覚は慣れていない。入院した時以来だろうか。綺麗にする程度の力具合だったのでドキドキこそすれど、勃起がギア・セカンドすることはなかった。
そうして第2フェーズは、手による刺激から始まった。キスをし、時折胸をまさぐり、抱擁を重ねながらも、その間ずっと嬢の手は私のオチンチンにあった。気持ちよかった、とはいささか乖離があり、どちらかというとくすぐったいに分類される感覚に、私は焦っていた。
私の感情を察知してかどうか、嬢が「下も触っていいよ」と言った。つい「いいんですか?」と聞いてしまった。本番無しだから決して使うことはない。その場所を触る必要は果たしてあるのか、なんて事を考える無粋な男ではない。「いいよ」と嬢。
私は不安だった。この程度のプレイで嬢は果たして濡れているのか。金銭の授受がある以上、私に矛先が向かうことはないのかもしれないが、ここはピンクサロン。「部屋を貸していたら店員と客が恋に落ち、愛しはじめた」という建前があるのだ。そんな事を考えるまでもなく、不安だった。とにかく私は欲求のままに従った結果の一つとして部位がファック・レディしていないという可能性に怯えていた。部位を撫でる。甘い声が脳を痺れさせる。それはそれとして、まさぐり膣を探す。また甘い声。数十秒くらいの焦らしという名目で探った結果、膣を見つけた。あまり濡れていなかった。入り口をいい具合に愛撫し、濡らす。私の技巧と勘違いするくらい嬢は甘い声をあげていたが、そこまで自惚れていない。相手はプロだ。
なんとか入ったら、嬢が息を漏らす。結構気に入っているようだった。後から考えた事だが、キスとフェラチオしかしない仕事で唯一楽しめるのが愛撫だろう。フェラチオなんて顎が疲れるだけだと聞く。客だけ気持ちよくして自分は気持ちよくなれないというのは、確かに賃金が払われるとしても不公平だ。
これがアレなのか、という解剖学的な、嘘、エロ本学的な見地から知っている部位と触れている部位を対応させていた。嬢は「もっと激しくしていいよ」と言う。私は自分の加減で激しくして、耳元で漏れる息や抱きつく力が時折強くなるのを楽しんでいた。
「耳舐められるの、ヤバいよね」と言われる。私が耳かき・耳舐め音声を好んでいるのを見透かされ、なすすべなく「はい、めっちゃ好きです」と返答する。嬢は私の耳を舐めてきた。吐息を漏らしながら舐めるものだから、私のオチンチンはギア・セカンドを宣言した。嬢は手の中の感触を受け、笑顔をこちらに向けた。だが姿勢の悪さとかスピーカーの煩さとかもあって、耳かき音声程のASMRは得られなかった。いつか耳かき系の専門店にも行ってみたいものだ。
さて、嬢がオチンチンの方を向き、唾液を垂らした。始めるらしい、確かな期待を胸に抱いていたが、嬢の姿勢が変わったせいでそれに応じて部位の触れられる場所が変わったため、残念に思っていた。
フェラチオが始まった。こちらに視線を寄せ、舐める。私は反応に困り、作った笑顔を嬢に向ける。エロ本を読んでいる時の顔でもすれば良かったのかわからないが、私は期待まみれで真顔に近かっただろう。後になって思うが、私はエロ本を読んでいる時も真顔だ。恋愛ADVをしている時も大抵真顔だ。ニンマリするのは、音声の一部が1kHzの純音に置き換えられる時だけだ。私の性は、今の今までずっと真顔だった。そしてこちらに顔を近付け、キスを迫る。キスをして思った。このキスは汚くないか? だが気にする事もなかった。いいじゃん、汚くても。綺麗なキスなんて存在しない、そう言い聞かせながら舌を絡めた。
姿勢を変え、私はソファーに横たわった。脚に髪の毛が当たってくすぐったく、それが心地よかった。幾度となくオチンチンを舐める嬢と目が合うが、私は作った笑顔で応答する。悪いことをした、と思った。作り喘ぎ声の一つでも習得できていれば、なんて言ってもどうしようもない。しばらく悩んでいた。このまま選択肢が来るとは思わない。前歯が当たる感覚を前にしながら、私は萎えはじめていた。
姿勢を戻した。椅子らしく座り、横に嬢が座る姿勢。彼女は手による刺激をずっと行なっていた。私は膣に指を挿れたり乳に触れたり、そしてキスをした。ふと、彼女の右腕に手が伸びた。激しく動かし続けている、細い右腕。鍛えられているので筋肉痛にはならないだろう、と考えた。だが選択肢は現れそうにない。そもそも手コキに選択肢は出てこない。もう一度キスをして、フェラチオに戻る。もうどうしようもなかった。選択肢は現れない。頭の中で気持ちいい事を想像しても、ギア・セカンドになるだけで、絶頂に至る程の興奮は得られなかった。何度か聞こえていたが、また男性の声がスピーカー越しに届いた。不明瞭な話し声だが、二番さん、という言葉が含まれていたのは分かった。おそらく終わりが近いのだろう、と考えた。
嬢がフェラチオをやめ、こう言った。「楽しい時間はすぐ終わりますね」と。つまりは、そういう事だった。規定の35分が過ぎる、という意味だ。最後のおしぼりを開ける。霧吹きで濡らしてから、オチンチンを拭く。つまり第3フェーズだ。もう性は終わっていた。オチンチン・ランページの後始末が第3フェーズらしい。
嬢は「イカせられなくてごめんね」と言う。私は「いやあウチの息子が言う事を聞かなくてごめんなさい」と返す。脱いだものを履き、準備をしていて、と言われ、嬢が下がる。
荷支度を済ませて氷の融けている麦茶を眺めていたら、嬢が戻ってきた。スピーカーから「二番のお客様お帰りです、笑顔で送ってください」と声がした。
嬢は店の出口まで見送ってくれた。手も振ってくれた。私は苦い笑顔で返すしかなかった。
雑居ビルの外、太陽は高く照りつけ、そして街の往来は休日らしく、老若男女が笑いながら歩いていた。
16:47
今回の性では射精ができなかった。原因を挙げると
・自慰の過多により触られる感覚が違和感として認知されていた。
・雰囲気に順応する事が出来なかった。
が考えられる。
従ってピンクサロンで選択肢を出すためには
・自慰をやめる事。
・嬢との世間話をしっかり行い、バイブスを高める事。
が考えられる。
前者は自分の尊厳上許されないが、後者であれば実現性が高い。しかしそれにはコミュニケーションコストが跳ね上がり、一回の絶頂に見合わない苦労が考えられる。
従ってピンクサロンに行く事は金の無駄だ、という結論が導かれてしまいそうだが、そんなことはない。女性の手や口の中にオチンチンがあるという事が私をどれだけ興奮させたか、その価値は35分6000円では安いくらいだ。だが絶頂が目的の店で精液を出さずに触ってもらうだけ、というのは嬢にも悪いし客としても悪いような念がある。
持論としては『彼女作ってダラダラセックスした方が気持ちいいだろう』だ。時間の制限というものがなければ、口か顔かの選択肢を出せたかもしれない。しかし、金銭の授受がなければそんな事ができない人間もいる。だからこそピンクサロンはじめ様々な性風俗店が存在するわけなのだが。
今の私は女性との性そのものにそこそこ惹かれている。まあ女性でなくても良いだろう、と言うと議論が発生するが、今回の作戦は私の性そのものに対する考えを改めさせた。俗悪な行為だと断定するのは良くない。気持ちいい事はいい事だ。
気持ちいいのは、嬉しい事だ。
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nailstudiomotoni · 1 year
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爪は小さいけど、体の中で重要なパーツ! 指先には骨がないので、爪がなければものがちゃんと掴めません。 爪で微妙な力のコントロールをしているのです。 私達は当たり前のように生活していますが、爪がなかったら大変! そんな爪をもっともっと労ってあげましょう! 爪を労った生活が習慣化できると、 お悩みの爪が、改善していくかもしれません。 現に、爪を労わる生活を続けたら、史上最高の爪に生まれ変わった!方は沢山いらっしゃるのです。 自爪にお悩みでしたら、まず生活習慣を見直してみるとよいです。 3ヶ月ネイルケアでは、一緒に爪を労わる生活を習慣化していけます。 ずっと使える正しいホームネイルケアもお教えしていきます! 3ヶ月ネイルケアをご検討中の方には、1日体験コースもご用意しています。 1日体験コースでは、どんなお爪のお悩みがあって、どう変えたいのかをおききしながら、 3ヶ月ネイルケアがどんなネイルケアかなどをお話して、 3ヶ月ネイルケアで使用している育成に特化したネイルケア用品を使ってお手入れしていきます。 今なら体験コースが特別料金となっていますので、ご興味ありましたら、是非ご活用ください! 体験コース当日に、3ヶ月ネイルケアにお申込みを決められた場合は、 体験コース料金は相殺いたしますので、その日から3ヶ月ネイルケアをスタートすることも可能です。 その日から、今の自爪とはさよなら!です! プロフィール画面のURLに入っていただき 「お問い合わせ・ご予約はこちら」を押していただくと ラインの画面に行きますので、そこから体験コースご希望のメッセージを送ってください! わからなかったら、こちらにDMくだされば、ラインのご案内いたします! 3ヶ月ネイルケア体験コース 特別価格! ¥6500→¥5500(ホームケア用品は含まれませんが、3ヶ月ネイルケアで使用しているネイルケア用品を使って施術します。) お支払い:現金のみ 当サロンにはこんなお爪のお悩みの方がいらしてます。 ・何をしても爪の白い部分が伸び続けてしまう ・ピンクの部分が伸びない ・爪が広がって生える ・爪周りががさがさ ・爪の形がきらい ・縦長の爪にしたい ・深爪 ・むしりぐせ そして、3ヶ月後、こんな嬉しいことが期待できます! 🌸ピンクの部分が伸びて縦長の爪に! 🌸人前に堂々と見せたくなる爪に! 🌸ホームネイルケアのやり方がわかり習慣となる! 🌸自分を労わるようになる! 🌸爪を見るたびに綺麗でテンション⤴️ ◆3ヶ月中、8回〜10回のご来店での最強ネイルケア施術と、カウンセリング、3ヶ月分のホームケア用品など込 価格:67,200円 都内の間借りやシェアスペースなどでネイルケアをしていますが、今のところは東京の北参道エリアでスペース借りてやってます。 5月ごろに場所は新宿三丁目のサロンに移動予定です。 ご連絡は24h いつでも受付しております! ご連絡お待ちしています! #深爪 #深爪矯正 #深爪育成 #むしり癖 #北参道ネイル #北参道ネイルサロン #明治神宮前ネイル #明治神宮前ネイルサロン #千駄ヶ谷ネイル #千駄ヶ谷ネイルサロン #新宿三丁目ネイル #新宿三丁目ネイルサロン #ネイルケア専門店 #爪のコンプレックス #爪のコンプレックス解消 #小さい爪 #二枚爪 #貝爪#美爪になりたい#爪を育てるネイルサロン #ネイルケア #自爪育成#爪育成 #爪育 #自爪育成サロン #自爪育成ネイルサロン #爪育成サロン #最強ネイルケア (副都心線 北参道駅近辺) https://www.instagram.com/p/CqNhITTBIoM/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tsutomu5308 · 6 years
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注目のリツイート
肩&首のコリ(肩こりに効く簡単ツボ押し術)洗濯ばさみで爪をパチン 人差し指の爪の生え際をパチンとはさんで痛くなったらはずす
— seesaaブログでコンプレックスを解消 (@osarusan5308) March 30, 2018
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sandacsakurai · 7 years
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「トリプルブッキング」本編
リレー小説「トリプル・ブッキング」
1=サクライ
「日曜なのに早いねえ」 寝ぼすけのふたりが起きてきた。 この家では母も妹も極端に朝に弱いから、朝食を作るのも朝のコーヒーを入れるのもぼくの仕事だ。 「兄ちゃん、卵焼きはもっと甘くしてっていつも言ってるのに」 「まろん、まがまま言わないの。お兄ちゃんが、お昼ご飯には美味しい卵焼きを出してくれるから」 「いや、わるいけど今日は出かけるんだ」 「えー、うっそ極度のインドアのあんた/お兄ちゃんがぁあ?」 ふたり揃って、こいつらは…。 今日は中学からの女友達の杏南(あんな)の相談を聞く約束になっている。どうも恋バナらしい。 あの杏南がなぁ…。
2=オッセルヴァンツァ 本当は行きたくないのだが。杏南に逆らうと後が怖いので、仕方なく集合場所である駅の改札口で杏南を待っていた。 「あ、いたいた~」 「おはよう、遅かったね」 「北口で待ち合わせって言ったのに、何で南口にいるのよ!」 「あっ…ゴメン!忘れてた」 「相変わらず間が抜けてるわね、昔っから変わってない」 「これでも気をつけている方なんだけどな…」 この彼女がぼくの幼馴染の杏南、小学生の頃からの付き合いである。 腐れ縁ってやつだ。 「もう、気をつけてよね。ほらもう、じゃあ行くよ」 杏南に手を引かれて、ぼくはその場から離れて行った。
3=ウニ太郎 杏南の白い指先が赤いストローを弄る。その先端が勝ち気に喋る小さな唇に吸い込まれ、ちゅる、と鳴らされてから離される。 やけに光るリップグロスに気づき、目のやり場に困ったぼくは喫茶店の窓の外を行き交う人々を見遣った。
「それでじゅりちゃんに誘われて赤高の男とカラオケ行ったの」 「はーん」 赤高、通称赤坂高校。ぼくたちの通う青嵐(せいらん)高校より数段偏差値の高い高校だ。 「ちょっと! ちゃんと聞いてよ」 「おっと。悪いわるい」 「あ、そうだ。じゅりちゃんも今日来るって」 「え? そうなのか?」
バタバタと店のドアが開く音。嫌な予感がする。 「ユウト~!!!!」 俺の名前を呼ぶ声に振り替えるとそこには美貌の巨乳・褐色・ピンク髪・スーパー転校生。 「呼ばれて飛び出てジュリアちゃんだぁヨ♡ ユウト!!アンナ!  こにゃにゃちわネ♡」 「神山!!」 「じゅりちゃんおはよ~」
神山ジュリア。先月来日した、俺の宿敵だ。
4=サクライ 「便所」 それだけ言って席を立つ。ジュリアはまたどこの言語かわからないことを言っている。多分意味は「いってらっしゃい」だ。 じゅり語を解読するに、カラオケで赤校の3年生(俺たちは2年生だ)と二時間程歌ったあと一番背の高い男と杏南はエスケープしたそうで、じゅり曰く「お似合い」だったそうだ。 「悠斗」 杏南に呼び止められビクっとなる。 「驚きすぎよ」杏南が笑う。 「大丈夫、悠斗?じゅりちゃんってほら、…じゅりちゃんだから」 「大丈夫だけど、ってかおまえがつれてきたんだろ?」 「まぁね」 けたけたと笑う杏南が、ふっと真顔になって続けた。 「今日の3時から付き合ってくれる?」 「え?まあ夕方まで付き合うつもりできたけど」 「そうじゃなくて」 きょとん、としていると杏南がクスッと笑った。 「ふたりっきりで」 「ああ、わかった」 「ありがと」と残して杏南はまた店からエスケープする。実をいうとわかってなかった。 「ちょっとまて、それまで神山の相手をさせとくつもか~!?」 杏南を追って駆け出したら、女の子にぶつかった。 「あっすみません」 おとしたハンカチを拾い手渡してから気付いた。知り合いだった。 彼女はー…
5=オッセルヴァンツァ うちの学校で知らない人は居ない、長身で綺麗な顔立ちをした彼女は2年の「桜 舞」、生徒会副会長を務めている。 別に生徒会役員だから有名になった訳ではない。百戦錬磨の兵士の様な彼女のあの眼がそうさせたのである。 そして付いた異名は『「ブライニクル」死の氷柱』だ。 「………」 「…あの、大丈夫ですか?」 「ああ…大丈夫だ」 そう言うと副会長さんは逃げる様に奥の席に進んで行った。 後で夜道歩いてたら後ろから刺さしてきたりしないよね?ね? 狼狽えていると後ろから神山が声をかけてきた。 「そんなに震えてどうしたノ?視◯プレイでイったのカ?」 「なんでそう繋がるんだよ。絶頂なんかしていないし、ぼくにそんな性癖は無い!」 全く、周りの目とか気にしろよ、只でさえ目立つ見た目なんだし。大体なんでぼくが一々ツッコむ羽目になっー 「あー!マイちゃんだーこにゃにゃちわー♡」 …忙しい奴であった。 「あぁジュリアか、奇遇だな」 「マイちゃんもティータイム?ジュリアもネー」 どうやら2人は仲が良いらしい。神山が転入してきてまだ1ヶ月も経たないのにあの副会長と友達になるとは、神山ジュリア恐ろしい娘…! そんな事を思っているうちに、どうやら2人はぼくの存在を忘れ、会話に夢中になっているようだ。 杏南との約束があるし、面倒ごとに巻き込まれたくない。それにトイレにもまだ行っていないからぼくの膀胱は限界に近い。ぼくは気付かれないようにコッソリ抜け出そうとすると。 「あっ マイちゃんにユウトを紹介しておくネ!」 逃すものかと話題の矛先をぼくに向けてきた。ジュリアめ、こんな時に限って…
6=ウニ太郎 「桜さん……ですよね?」 着席し、生唾をゴクリと嚥下したぼくは先陣を切った。アイスコーヒーのグラスの結露とぼくの冷や汗がシンクロしている。 「ああ。私を知っているのか」 「モチロンロンだぁネ! ユウト、女のチチとケツ目で追うイズ大変なご趣味ヨ♪」 「は? 貴様、この私を常日頃から視姦していると言うのか?」 ギロリと睨まれた眼差しはまさに死の氷柱。 「神山やめてくれ! 誤解ですよ!!」 「ぱっくりゴカイチョウ〜!? 破廉恥ネ♡」 「本当にそんなことないですって……桜さん、コイツの言うこと信じないでよ!? ぼくは本当に桜さんのこと、普通に尊敬してただけだから!!!」 「ふむ……」 (あっ、ノリでタメ口を聞いてしまった!) 元気に騒ぐ騒ぐジュリアの淡いピンク色の巻き毛を指で弄びながら、副会長が緩やかに目を伏せた。これはまずい。 「すみません!!!!! 乗せられて粗野な言葉遣いを」 「いや、良いのだ」 慌てたぼくの言葉を副会長が遮る。 「えっ?」 「お前、なかなか見込みがあるな。友人関係にある訳でもないこの私に親しげに話しかける奴はめったに居ないぞ」 「はあ……」 「オー! ユウトラッキーね! マイちゃんの見込みバチコン外れないヨ。マイ、ジュリアと同じ事思うネ♡ウィアフレェンド♡♡♡」 ジュリアのノリでどうにか切り抜けられそうだ。桜に抱きつきながらジュリアがこちらにウィンクをする。いかんせん圧が強い。 「なあ悠人、お前、私と共に生徒会に入らないか?」 思わずぶっとコーヒーを吹いた。 「な、なんですと!?」 「お前の瞳には他の誰にもない何かがあるようだ。ぜひ私と青嵐高校の明日を作り上げようじゃないか」 「急に困りますよ! ぼく、なんの取り柄もない帰宅部ですよ? 桜さんにそこまで言ってもらう価値なんてありません」 「私の言うこと、聞けるだろう? 」 突如半身を乗り出した桜さんがぼくの顎を手でなぞり、頬に鋭い爪を食い込ませる。呆気に取られたぼくは思わず学園の誰も彼もに恐れられるその瞳を間近に見据えてしまった。 「な? お願いだ」 「桜さん……」その瞳の奥に一瞬、春の陽射しが煌めく。
「ひゅ〜〜〜〜〜〜!♡!♡!♡!♡!♡!♡!♡ ソームーディ♡♡♡見せつけてくれんじゃねェカ!!!」 「あっ! すみません!!」 ジュリアの一言で我に帰る。あれ? 今日のぼく、ジュリアに救われてないか? 「いいんだよ悠斗。じゃあ今日から生徒会役員としてよろしく頼む」 「困りますよ! とりあえず保留にさせてください」 「そうか……」 どことなくシュンとしたような桜さんには申し訳ないが、こちらは頭が爆発しそうだ。一旦間を置く必要がある。杏南との約束もあるのだ。 「とにかく、とりあえず今日は失礼します! ジュリアもまたな!」 「オッケ〜♡アンナによろよろ♡♡」
千円札を卓に置いて店を出る。待ち合わせに遅れそうだ。急がねばならない。 そういえば、ジュリアはどうして杏南との約束を知っていたのだろうか。とにかくまあ後で考えよう。ぼくはスマホを取り出し、杏南に電話をかけた。
「マイ、ユウトとすっかり仲良しね♪」 「ふふ」 「どしたネ?」 「私の言うことに従わなかった人間は久しぶりだ。まったく本当に、面白い男だよ……」 桜舞はジュリアに毛先を三つ編みにされながら、ひとりごちるように呟いたのであった。
7=サクライ 「ごめん待たせちゃって」 駆け足で駆け寄ると、杏南が無言で腕時計を指差すジェスチャーをする。 「まだ三十分前」 「えっ、そんなはずは…」 腕時計が一時間ズレてる。ぼくが真顔になった瞬間杏南がゲラゲラ笑い始める。 どうにも遊ばれてる気がする。昔からそうだ。だから苦手なのだ。 「まさか、おまえが隙をみて時計進めたとか…」 「なに?被害妄想?悲しいなー、独り者はー」 とは言うが杏南のことだ。分かったものじゃない。 …ところ��、それなら杏南は30分前からなにを 「ほら、待ちぼうけで足が棒なんだからどっか入ろう!」 杏南に引っ張られ思考が遮られた。
そう赤校の先輩のことを聞かないといけないんだ。ぼくとしても長い付き合いの杏南が浮いた話を持ち出して気が気じゃない。ぼくの周りにそういう話は聞かないだけに、詳しく聞いておかないと。 しかし結論からいってその件は流れた。「ブライニクル(死の氷柱)」の再登場によって。 「桜さん!?なんでここに・・。てかなんで三つ編み?」 「うむ。君が財布を忘れていたからな。届けにきた」 「え!?うそっ!?すみませんわざわざッ!」 「うそだ。君にもう少し説得の余地がないかと思ってな。・・気配を消してつけてきた」 「そこはウソをつき通してくださいよ!マジで怖いんですからッ。夜道歩けなくなるじゃないですか!!」 ふと杏南が、らしくもなく張りつめているのに気付いた。 「桜…マイ」 「ジュリアが『アンナによろよろ』とか言ってたからまさかとは思ったが…本当に史歩杏南とはな」 「なに?あんたまだ根に持ってるわけ?」 「あたりまえだ。おまえのせいで父がどうなったか」 なにやらふたりには因縁があるらしい。杏南…一体何したんだ…。 「政治アナリストとかいってるから少し意見と質問しただけじゃないの」 「だまれ。あの日父はショックで寝込んでしまったんだ。人前で女子中学生に論破されてあんな恥をかかされたのは初めてだったのだ」 …はい? 「は、メンタル弱すぎるんじゃないの?そんなんで恨まれちゃ敵わないんだけど?」 「あの父の姿…。あんな父は見たことがなかった。あれから連日下痢で一週間で5㌔も痩せてしまった…!」 お父さん弱すぎませんか!? 「父を励まそうと当日に私が振る舞った手作りのシーフードカレーも全て流れてしまったと思うと私は悔しくてたまらない…!!」 それ貴方の手料理で腹壊しただけじゃねえか!!! 「とにかく私は、史歩杏南!貴様を許さないからなッ!!」 「ふん、いつでも相手してあげるから下痢のお父様でも便秘のお母様でもつれてきなさい!」 なんだこの馬鹿馬鹿しい戦争は…。 瞬間、鳴り響く着信音。 「もしもし、…神山!?なんでぼくの番号を…」 「それどころじゃないョユウウト!アンナとマイは超・・仲悪いンだってヨ!!タイヘンだヨ!二人は天敵だヨ!ライバルだヨ!ゴルゴ13だヨ!スペースコブラなんだヨ!!」 遅いよ神山。もう呆然真っ最中だよ。どっちがゴルゴでどっちがコブラなのか、今は聞かないでおくよ。ジュリア、きっと君はルパン三世だ。 「とにかく今からダッシユで行くから二人が会わないようヨロシク頼ムよ!」 「ちょ、ちょっとまて行くったって!」 「新宿二丁目のホテル街で待るヨロシな!」 「なんでそんな待ち合わせ場所なんだァ!!!」
まったくなんて日だ。ここまで女達に振り回されてばかりだ。 電話を切るとメールが来ていた。…桜舞…? いつのまにか桜舞がいなくなっている。 「あれ、桜さんは?」杏南に気いてみる。 「電話してる間に帰ったよ」 杏南はまだ少しふくれている。
あの人、会ってから数時間で何回再会しにくるんだ…。 メールを確認して戦慄した。そこには、 脅迫文。いますぐ所定の場所に来ないとSNSに拡散すると…。…僕の知られたくない唯一の秘密、な…なんで桜舞がこのことを…!!というかメルアドどうやって知ったんだ!ぼくの個人情報は回覧板にでも挟まって回ってるのか!!?
「どうしたの?」 首を傾げる杏南に平謝りしながら桜舞を追う。 杏南はさっき以上にふくれている。でも今は桜舞が優先だ。ジュリアが二丁目に着くのは彼女の足なら30分はかかるだろう。そして杏南はきっと何分もここで待っていて40分の時点でぷつんといく。あとが怖い。マジで怖い。とにかくまずは桜舞。そして神山ジュリア、最後に史歩杏南だ。本当に何という日だ。日に一回あれば厄日だっていう事件に三つも巻き込まれる。これじゃまるで……トリp…、 ぼくは余計な思考を投げ捨てて、目の前で子どもに愛想を売るササカマボコのゆるキャラを助走をつけ一気に飛び越えると、桜舞の元へ急いだ。
(第一部完…的な)
P.S.長くなっちゃいましたがキャラも出そろって一端まとめるという意味でも少し広く書いてしまいました。おおさめください。 それと現在劇中で登場した設定、状況をキャラ設定にまとめたので確認ください。サクライ
8=オッセルヴァンツァ
走って5分程で桜舞の元へたどり着いた。曲がり角で待っていてくれればいいのにと思う気持ちを抑えて、息を切らしながらも、ぼくは早速本題に入った。
「何が望みなんです?生徒会に入るのはまだ保留ですよ」「その話もいいが、今は違う。」「じゃあ、杏南の事ですか?」「見込み通り感はいいようだ。そうだ、ソイツの弱味…弱点を知りたい」「そんなのコッチが知りたいですよ」「何も知らないか、じゃあ君にはもう用は無い。消えてもらおうか…」「わっわかりました!探ってきますよ!わかったら直ぐ教えますから!!」「フフ、期待しているぞ」そう言って舞さんは小悪魔風にウィンクをして立ち去って行った。そのウィンク小悪魔どころか魔王クラスですよと言いかけてしまった、危ない危ない。魔王と契約してしまったが、弱味を握っても杏南にバレれたりしたらどうなることか、想像もしたくも無い。もう逃げ道は無いのである、不安やトラブルに悩まされない、そんな生活がぼくの社会に対する姿勢であり目標だったのにぃぃぃぃッ!!ぼくの平穏な日々よ…Arrivederci!!次はジュリアだ、携帯の時間を見ると意外と時間を消費していて、待ち合わせまで5分を切っていた。「クソ!なんて日だッ!」ぼくは例のホテル街に全力で走っていった。
9=ウニ太郎
「ハーイ♡」
ラブホテルの石段に腰掛けたジュリアがパッと顔を上げる。時間からすれば十分の遅刻だ。ぼくは息を切らし膝に手をついた。 「ごめん遅れた……」はたから見ればなかなかに無様だろう。 「いいのヨ〜」 「なんでラブホ街……?」 「ん〜……レッツメイクラヴ?」 「はは、冗談きついな」 「ヒドイヨ〜!!!!!」 ラブホテル前でシナを作る彼女は官能的なのだろう。初めて見たときは黒人ギャル的見た目に慄くばかりだったが、彼女はどちらかというとニャンニャンとすり寄ってくるタイプだった。それが童貞には厳しいところではあるけれど、ここ数ヶ月でぼくは彼女の扱いが上手くなったような気がする。 「あ、マイちゃんとアンナ! セーフか?」 「ああっ!!」 全然セーフではない。来なれないラブホ街の空気に飲まれている場合ではないのだ。 「聞いてくれよ! 大変なんだ」 「あっちゃっちゃネ」
「という訳なんだよ」 ぼくは一息に状況を説明した。ジュリアは真剣にうなづいている。 「アンナの弱味……ランジェリーがソーシンプル?」 「それを伝えてどうするって言うんだよ! というか男のぼくにそれをバラすなよ」 「オー、女のコの秘密口滑りやらかしたネ! 切腹あるヨ!」 「ああうん……」 「そうネ〜、ユウトはどうしたいの」 ジュリアの碧眼がぐっと焦点を合わせにくる。ぼくはたじろいでしまう。 「ぼくは……杏南とも舞さんとももめたくない……………」 「オー…………ジャパニーズ男のコ……」 「ごめん……」 流石に自分のことなかれ主義が恥ずかしい。しかし他にどうすればいいというんだ。 「ま、ジュリアにおまかせヨ!」 「待ってました!!」 ジュリアに頼ることにもう既に抵抗はない。ありがとうジュリア。女性は素晴らしい。
その後ジュリアはぼくに怒涛のアドバイスをくれた。要約すると、とりあえず桜舞には嘘ではない程度の小さな杏南の秘密を教えること。例えばギザ10集めてる事とか。杏南には桜舞との間に何が起きたかをそれとなく聞き、2人と仲良くすること。 それで大きく何かを変えられる訳では無いが、とりあえずの時間稼ぎにはなりそうだった。その先みんな仲良くなればいいネ〜と言って、ジュリアは微笑んだ。
「ジュリア、感謝してるよ。本当にありがとう」 「ウン!」 「じゃあ行かなきゃ」 「どこ行く?」 「杏南に会うんだ」 「………」 「どうした?」 黒いキメの細かい手がぼくの服の裾を掴んだ。 「アンナ、マイちゃん、イイナ………」 「え?」 「ユウト、ジュリアのことは興味ナイ? アリガト〜でオシマイ?」 「え?」 「ジュリア、もっと仲よくなりたいヨ」 「うんうん! とりあえず急ぐから、またな!」ぼくは時計に気を取られ、焦っていた。 バチン!!! 頬に衝撃が走る。なんだ? 「……ごめんネ」 ジュリアが呟く。ぼくは彼女にビンタを張られたのだ。 「ん…? うん……?」 「ゴメン」 そう言って彼女は走り出した。ぼくはポツンとラブホ街に取り残された。周囲の通行人が眉をひそめる。あ、これはやらかしたか? 初めてそう気づくも、ジュリアはもう去った後だ。とにかく杏南に、杏南に会いに行かねば。 気づいてはいたが、なにか大変なことになってきている。軽くパニックを起こしている自分に気づくが、とりあえずは待ち合わせに向け、ぼくも走り出した。神様、助けてくれ。
10=サクライ
「私が神だ」
「あんた誰」
「助けを求めただろう」
突然ホームレスのジーさんに話しかけられた。
「いや結構です」
「そうか。気が変わったらココに連絡をしろ」
LINEのIDを渡された。
とにかく杏南の所へ急がなくては。時間はギリギリ。全力疾走で元の場所に急ぐ。
しかし約束の場所に杏南はいない。そんな馬鹿な。あの杏南がたとえ口約束でも約束を破るはずない。長い付き合いだ。それは確信している。ただならぬ事態を察して、近くでタップダンスしているやくざに話かけた。
「ここにいたダサいTシャツの女の子、知りませんか?」
「おお、悠斗か。おめえのオヤジさん…市ノ瀬の叔父貴は元気かい?あと何年でシャバに出られるんじゃあ?」
「もう脱獄しちゃいましたよ。大きな声では言えないけど今度連絡先教えますね。・それで女の子は」
「おう頼むわ!…でもそれがなぁ。さっきそこの角にシャベルカーが突っ込む事故があってな。女の子が一人、救急車で運ばれたんじゃぁ…」
「!!」
ー杏南ッ!
…思えば杏南との出会いはお笑いだった。高学年にもなって特撮ヒーローが大好きだと隠していたぼくは、ヒーローショーのチケットを鞄からこぼしオタクバレしてしまった。おわった、と青ざめたぼくを救ったのが杏南だった。「それ中々手に入らない奴じゃん!」彼女もオタクだった。杏南は夢中になってそのヒーロー『抜刀戦士カタナ』の素晴らしさを皆に説きはじめた。その日、杏南によってぼくの人生のルートが変更された。必死で自分の趣味を隠していたぼくは、それらをオープンに皆に晒して、更に皆の流行にも興味を絶やさないその姿に憧れた。ぼくはいつしかコンプレックスから苦手意識を持っていたが…、ぼくは杏南のように生きたかった・・・・・・
手術室の前にうずくまり、ぼくは震えた。震えながら祈った。そして後悔した。
なぜ今日、ちゃんと杏南の話を聞いてやらなかったんだろう・・・・・・
今にも壊れそうなぼくの前に、あの女が現れた。
カツ、カツと音をたて廊下の真ん中をゆっくり近づいてくる。
戦士のようなその冷たい眼光。
その冷たい眼より、さらに冷えきってしまったぼくの眼を彼女に向ける。
死の氷柱・・・
ブライニクル・・・
・・・桜舞がぼくを見下ろしていた。
11=オッセルヴァンツァ
「腕の良いと噂のフリーランスの女医に切らせた。まだ油断ならない状態だが、アイツなら大丈夫だろう。」 「何で名医じゃなくて、フリーの医者なんですか?」 「私は人の本質や性格を見抜くのが得意でな。それに、杏南に死なれては困るからな」 「舞さん、やったぱり杏南のこと …」 「奴には精神的に屈辱を与えて屈服させてやる、その為にもココで死なれては困る。」 杏南を助けようとしてくれたが、やっぱり2人の仲は悪い様だ。 どうしたものかな…。 「ところで。杏南の弱点、見つけたか?」 「こんな時にそれですか?まあ…確か昔あったような…」 「ん?幼少期によくある男女の無邪気なちちくりあいで、杏南の性感帯を見つけたとか?」 「確か小学一年の時に、プロレスごっこしてる時に乳首を押したら…て何言わせるんですか!?」 「成る程、乳首が性感帯か。情報提供感謝する」 まずい、杏南に知られたらまずい! 「ぜっ、絶対にバラさないでく���さいよ!?」 そう言うと舞は何処からかローションボトルを取り出し、口に塗りはじめた。口を滑らす気満々だ。 ボクは突っ込む気力が無くなってしまった。
《その時、不幸が起きた》
病院の床が地響きを始めたのである。 地震だ… それもかなり大きい。 とっさにボクは舞さんを庇う様に覆い被さった。 それと同時に建物の照明が消えた。 杏南に繋がっている生命維持装置が止まる、まずい。 大抵の病院は予備電源があるが、揺れが収まってもなかなか復旧しない。 「今日は病院の予備発電機の点検日だ、まさか日が重なるとは…」 彼女の言葉に絶望した、直ぐにでも復旧しないと杏南の命が危ない。 その時不意にあのホームレスのLINE IDを思い出した。 これを読んでる君は理解してもらえないだろうが、藁にもすがる思いでメッセージを送った。要するに大人の都合だ。
12=ウニ太郎
スマホの画面を睨みながら老人とのやりとりが始まった。と思った。いつの間にかぼくの目の前に彼は立っていた。
「若き青き君よ、今何を思うのかね?」 「わっ!! いつの間に!」 「動ずるでない」 「んなこと言ったって」 「心の目で見、心の耳で聴くのじゃ」 老人は口ひげを弄びながらにんまりとする。 「えぇ……」 「はい深呼吸深呼吸」パン! しみと血管の目立つ手のひらがぼくの眼前で打ち付けられた。 「鼻から吸って〜」 その瞬間、気が遠のく。 「口から限界まで吐くのじゃ。繰り返すぞい。はい吸って〜!」 老人の指示に逆らえない。小刻みに脳が震える。しかし、逆らいたいとも思わないのだ。どこかでもう1人の自分が何やってんだ! と突っ込みを入れるがいまのぼくは急激なトランスの快感に震えながら目の前の声に従っている。
深呼吸を重ね、何分、何時間、いや一瞬。どれほどの時が経ったのだろうか。
「もうええかね」 遠く、近く、深いところから優しい声が聞こえる。 いつのまにかぼくは柔らかな椅子に深く座っている。そこは安全で、心地よい。 「見回してみんしゃい。心の瞳を開けるはずだぞい」 すっと目をあげれば、周りにはあまたの星。暗闇の中、白や黄色、赤いチカチカとした光の粒が縦横無尽に飛び回っていた。 「宇宙………」 ぼくは随分ぼーっとしている。 「そうじゃ。ここはお前の心の宇宙。どうしようもなくなったら、たまには戻ってみんしゃい」 「ぼくは、杏南を……助けて、舞さんと、そう、仲直りさせる…………」 「焦るな焦るな。ここでの一切の時は現実世界に鑑賞しない」 「ジュリアの話、も、聞くんだ…ちゃんと」 「それがおぬしの望みか」 ぼくはゆっくり首を縦に振った。 「ほな!」老人が今度は指を鳴らした。杏南、舞、ジュリア。宇宙の中に、憎らしくも愛しい3人の女の子が浮かびあがる。全員どう考えても自立できない体制でストップモーションを貫いている。 「この真面目そうな女が杏南じゃな」 驚いた表情で固まる杏奈のスカートを老人がピラリとめくる。 「水色や」 「ほへ…………」水色か、としか感じない。これが悟り(?)の境地か。 「これは事故に遭う直前の杏南や。この次の瞬間には彼女の意識は消失する」 「…じゃあ杏南は痛くなかった?」 「多分な。次は桜舞か。神経質な感じがするのぉ」 桜舞は腕を組み、しかめっ面でよそを睨んでいる。肘に打ち付けていたであろう左手の人差し指が宙を指している。 「なんや、ライバル言うても心配しておったんじゃな。『焦り』を感じるぞい。次はなんじゃ、ケトウか」 「ジュリア……」 「発育ええのお。走っておるじゃろ。おおよそ事故の知らせを聞いて病院に向かっている所だな」 「というか……ここはどこ?」 酷い離人感に負けずに言葉を紡ぎ出す。 「言ったじゃろ。ここはお前の宇宙じゃ。望んで、そうじゃな、瞑想やら薬やらキメればいつだってここに来れるぞい」 「でも…杏南は事故にあって、舞さんは拗れてるし、ジュリアも怒らせちゃった」 「そうだな。事実は変わらない。しかしワイは伝説のホームレス。電子端末がなくても脳内にLINEできるぞい。もしも望むなら、ちょっとは時間を戻せるぞい」 「ほんとぉ?」 「半日や。それが限度じゃ」 12時間前といえば、朝、家を出た頃合いだ。 「ありがとうございます………」 ぼくは何故か涙をこぼしている。 「ただ、それには条件がある。この術は力を使う。3人のうち、2人の恋心をワイが貰うぞい」 「恋?」 「アホかお前、全員押せばヤレる状態じゃぞ。これだから童貞は」 「恋……」 「なにもワイに惚れさせようってんじゃない。パワーに変換して時間をちょっと戻すだけじゃ。余ったパワーでまた、世界を救うとでもするかね。恋心は無限大の力を秘めておるからの」 ぼくはぼんやりして、でも現実世界はいろいろヤバくて、しかも得体の知れない老人に大変な女どもの恋心までリークされてぐちゃぐちゃだった。それでも何故か安心感と、また現実でうまくやろうという希望が漲ってきているのを感じた。 「ええか?」 「はい! 」 「ほな行くで〜。一人だけ、女を念じて目を閉じるんじゃ。しっかり『選択』するんやぞ」 「本当に、ありがとうございます」 「人生は自由自在じゃ。また別ルートを選びたくなったら口説き落とせばええんじゃ。ほな、少年よ、また会おう!!」 「アイアイ・サー!」 ぼくの心から、無限の希望が湧きだすのが感じられた。ぼくはちょっと考えて、愛しい彼女のことを思い浮かべた。瞳を閉じると彼女の優しい笑顔が脳裏に浮かんだ。身体が回転する。気持ちいい。 「追伸じゃ! みんなええ子や。女の子らとも、巡り会う全ての人とも仲良くするんやで〜〜!!!!」 遠い上の方から老人の優しい声とカラカラした笑い声が聞こえた。 ぼくはもう迷わない。全ての選択は今に繋がるのだ。ぼくは今、今に辿り着く。
「起きろクソ兄貴!!!!!」 「おはまろん」 なんで爽やかな目覚め。さあ、今、1番会いたいあの子に会いに行こう。
《あなたは誰を選びますか?》
13=サクライ
意識は戻ったがまだ朦朧としていた。 どうも二日酔いのような感覚だ。飲んだことないけど。 「ほら食え兄貴。激辛の卵焼きだ」 「はい」と言って箸をつける。おかしいな。なにかおかしい。 「お兄ちゃんは今日、杏南ちゃんとデートなのよ」 「杏南さんってあの幼稚園のころから兄貴とイチャついてる娘でしょ」 やっぱり、なにかおかしい。
「あらめずらしい。ちゃんと南口にいる。あんたのことだから北口を先に見てきたのに」 杏南は相変わらず辛辣だ。いややっぱりちょっとおかしいか。 「じゃあ行くよ!」 「まって。行きたい所があるんだけど、ぼくの方に付き合ってくれない?」 杏南はまったく予想外という風に、きょとんとする。 でもすぐに「いいよ!」と笑顔になった。そして小声で「じゅりちゃんに謝っとかないと」と加えた。でもぼくは聞き流した。もっと気になることがあった。
「それで赤校のやつとはどうなったんだ?」 「なんでそれ知ってるの?」 電車の中で突然切り出した。色々と段階を踏むべきとは思ったが、そのままぶつけることにした。そうしたかった。思うままに感情をぶつけても、彼女は受け取ってくれるという確信がぼくにはあった。 「まあさ、それを今日聞いてもらおうと思ったんだけどさ」 「どんな奴だったんだ」 「まあ、いい人だったよ。背高いし、歳上だけあって悠斗よりオトナだし、赤高だし」でた辛辣。 「でもさ。あんまグイグイ来るから白けちゃって。会ったその日に二人っきりのデートってのもちょっと趣味じゃないのにどんどん人気のない所行くし。だから失礼のない程度につっぱねて帰ってきちゃった」 「じゃあ特になにもなかったんだ」 ぼくは無意識に安堵の顔を見せる。 「まあね。でも色々考えちゃってさ。あたし、もう17よ?色々知っときたい気持ちだって少しはあるし。いつまでも振り返らない朴念仁をいつまでも待ってる気もないんだから」 「…?どういう意味かわからないな。…それが相談したかったことか?」 「まあね!でももういいわ。なんか迷いは消えた気がする」 杏南はぼくの目の前で、男の名前の連絡先を削除した。きっと赤高の男だろう。 「思えばあたし、待ってたことなんてなかった。朴念仁は手強いけど途中で投げ出すなんてあたしらしくないもの。あたしのやり方で最後までやり切ってみせるわ。別の相手追いかけるのはそれからでいい」 「よくわからないけど、解決したみたいだね。いつもの杏南の顔になった。応援してるよ。頑張って」 「あんたも頑張んのよ」 「えぇ…」相変わらず怖い幼なじみだ。 と、車窓に鎌倉の海が見えた。 「もうすぐ極楽寺駅だ」 「どうしてここに来たかったの?」 「なんとなく。父がいたころの思い出があるから」 「ふうん、思い出の場所か」 「ごめんね、急に付き合わせちゃって」 「ううん、悪くない」 「なにが?」 「ほら、海きれいだよ」 本当だ。彼女と一緒に見られてよかった。本当に。
「久しぶりだな!餓鬼!」 極楽寺で待ってたのは髭面で黒尽くめの男。 「あ、杏南のお父さん!?」 「そうだ!そしてお前の父親に無実の罪を着せた極悪極道、宅彩度組(ダークサイド組)組長にして暗黒面に堕ちた極道、史歩穴筋だ!」 「な、なんだって!衝撃の真実を2行で説明しやがって!なんのつもりだ!」 「衝撃の真実?甘いな!本当の衝撃はここからさ!おまえは俺が捨てた倅を市ノ瀬…つまりおまえの親父が育てた子…。俺はお前の父親だ!!!!つまりお前達は実の兄弟!市ノ瀬悠斗と史歩杏南は双子なんだ!!!!」 「なんですってー!」 「なんでそんな複雑な設定を最終回で持ち出すんだ!」 「最終回?甘いな!本当の前途多難はここからさ!本当の戦いはここから始めるのだ!まだ100話は続けるぞ!」 「ふざけんな!俺はもう嫌だ!!」 「トラベルデートなんかせずにトリプルブッキングしとけばよかったな!じゃあな息子よ!杏南は頂いていくぞ!諸々の問題と向き合ってから追ってこい!!」 「いやだぁぁぁあああ!!!!!」 最低の日曜日はまだ終わってくれそうにない。いや終わってくれよ。               完  つづく
13=オッセルヴァンツァ
-ボクは時間を遡った-
あの神様の力によって…
-ボクは時間を遡った-
みんなと隔たりなく友達になるために
-ボクは時間を遡った-
…………………。 ………。 …。
ボクは朝食を作りながら考えた。 どうすれば皆無事に過ごし、杏南と舞さんの関係を修復し、ボクとジュリアとの壁を取り払うか。 後者の場合はボクの苦手意識を克服し、接し方を変えればいいだろう。
問題は前者だ。
くだらないと言えばくだらない原因で関係が悪くなっている、これをどうやって和解させるかが重要だ。 杏南はプライドが高く意地っ張りだ、そして舞さんは目的の為ならば手段は選ばない。
厄介にも程がある
お互い絶対に引く事は無いだろう、どうするか。 「お兄ちゃん!卵焼き焦げてる!」 「あっ、しまった」 「お兄ちゃんどうしたの、焦がすなんて珍しい」 「ははは、ちょっと考え事をな」 「なになに?お悩み相談ならこのマロンちゃんにお任せあれ!」 「いや、いいよ」 「ガーン!冷たい」 「はいはい、作り直すから席に着きなさい」 時間は巻き戻っただけだ、どこかの選択を少し変えれば未来は変わるのだ。 この世の全ては連鎖反応によって成り立っている。 そうと決まれば、ボクは急いで朝食を済ませ、駆け足で杏南との待ち合わせ場所に向かった。
「…遅い」 「ごめん」 息を切らしながらボクは杏南に言った。
杏南に連れられ、ボクは近くの喫茶店に入った。 あの時死んでしまった杏南がこうして生きているのは不思議な気持ちだ。 それよりもここからが問題だ、杏南と舞さんの仲を良くし、ジュリアとの隔たりを無くす。チャンスは一度きり。おそらくこれが最後である。 「悠斗、何考え込んでいるの。話聞いてる?」 「あ、ごめん。聞いていなかった」 「ムカッ」 ムカッて口に出して言う人初めて見た、そしてあざとい。 「悠斗はどうなの、恋人とか作らないの?」 内心ドキッとした。 「うーん、恋人か…あまり考えた事ないなぁ、楽しそうだけど」 「ふーん、彼女作る気はあるんだ」 「作る気って、まぁできるならそうしたいけど。」 「じゃあさ、私と付き合ってみる?」 「は?今何て?」 「だからさ、私と付き合ってみないかって言ってるの。」 お前は何を言っているんだ、また杏南はボクをからかう気なんだな。昔からそうだった。 「またそんな事言って、ボクをからかっているんだろ」 「ためしてみる?」 いたずらに微笑む杏南。 やめてくれ、うっかり惚れそうになる。 「ちょっとトイレ」 このままでは杏南にいいようにされるので戦略的撤退を決めた。 トイレに入ろうとすると長身の女性とぶつかった。 「あっ、すいません…て、舞さん!」 「初対面でその反応は感心しないな。君、青嵐の生徒か。」 「はい、そうです。」 「…ん〜…」 彼女は唸りながら考え込んだ。 舞さんは人の性格などの内面を見抜ける特殊能力とも言える特技があるのだ。 噂では生徒会役員の大半が舞さんが選抜しているらしい、軍隊でも作るのだろうか。 「フフフ…」 「な、何ですか?」 「いや、興味深いと思ってな。」 何やら企んでるような顔をしている。 そうこうしているとあの転校生が現れた。 「マイちゃ〜ん!おまたネ〜」 「げ、ジュリア」 「ユウト酷〜い、でも何でユウトとマイちゃんが一緒に居るネ。モシカシテ付き合ってるのカナ〜?」 「おいジュリア、舞さんに失礼だろ」 「そうか?私は付き合ってみるのも面白そうだが」 「え、舞さん?」 この人も何を言っているんだ? 「ヒュ〜、マイちゃん大胆〜」 あーめんどくさい事になってきたぞ そしてさらに面倒な事になった。 「悠斗、いつまでトイレに居るつもり…桜舞…」 「…杏南」 すっかり忘れてた、まずい空気になった。 「なんであんたが居るのよ」 「お前はこのフルール・ド・ラパンのオーナーでもないのに偉そうだな杏南、私がどこにいようと勝手だろう」 「マイちゃんアンナストップ、ストーップ!ジュリア2人が喧嘩するところ見たくないネ!」 「……。」 「………。」 しばらくの沈黙が訪れたが、みんな気づいて。他のお客さんがこっち観てるよ〜。 「あのー、お客様。他のお客様のご迷惑になるので…」 ほら、店員さんが来ちゃったよ。 出禁になったらどうするのさ。 「もういい、私帰るわ。悠斗、会計よろしくね」 え?ボク持ちなの?杏南さん結構注文しましたよね?手持ち足りるかな。 なんて思ってるうちに杏南は姿を消していた。 「はぁ、全くくだらないことで喧嘩なんて子供ですか」 「くだらないとはなんだ貴様、あいつは私の父を侮辱したのだぞ。それに貴様には関係ないことだろう?何故首を突っ込む」 「関係ありますよ、ボクには」 「ほう…では聞こうか、どんな関係があるのかを」 「それは…」 「2人ともー、ジュリアの事を忘れてないー?」 ジュリアが不機嫌そうに頬を膨らませている、リスかよ可愛いな。 「そんな事はないぞジュリア」 「マイちゃん…///」 ジュリアをそっと抱きしめる舞さん。 えっ?なに?2人はそんな関係なの?聞いてませんよ? 「どうだジュリア、久々に今夜は一緒に…」 「お取り込み中すいませんが、ボクの話を聞いてくれますか?」 これ以上はまずいので話を戻す事にした。 「ああ、すまない。ジュリア、先に私の家に行っててくれ、続きはその時に…///」 「うん先に待ってるネ♡」 うわぁ…この2人マジだ…まあいいや 「待たせたな、では話を戻そう。貴様に私とジュリアにどんな関係があるのかを」 「舞さんと杏南でしょうに、ジュリアは舞さんと杏南が喧嘩しているのが嫌なんですよ。それはボクも同じ気持ちです。みんなで仲良く平穏に過ごしたいんですよボクは。」 「それは知っている。杏南がキチンとした謝罪をしたら私は許すつもりでいる。だがアイツはその素ぶりを見せるどころか敵意を剥き出しにしている。それが気に入らない」 「確かに、杏南は意地を貼ることがありますからね」 「もっと謙虚で気遣いができれば、良き人間になれるのに勿体ない女だ」 杏南をいくら説得しても絶対に謝罪に応じないだろう、だったら他の手を考えなくては、だったら… 「舞さん、ボクを生徒会役員に入れようと思ってますよね?」 「!?何故わかった、一言もそのような発言はしていないのに…ふふ、やはり君は興味深いな」 「生徒会に入る代わりに1つ条件があります」 「何だ?言ってみろ、話しぐらいなら聞くぞ」 「杏南を許してやって下さい」 「ほう、その条件は高くつくぞ?」 「わかっています、それでもお願いします」 「君のその執念、気に入った。いいだろう、条件を受け入れよう」 「本当ですか!?ありがとうございます!!」 「では今から君は私の専属執事だ」 「へ?」 「高くつくと言っただろ?今からお前は私のモノだ、文句は無いよな?」 新しい玩具を見つけたかのようなサディスティックに笑う舞さん。何だろうこの気持ち、嫌いじゃない 「沈黙は了承と受け取る、では今から私の家に来い」 「え?確かジュリアも居るんですよね?さ…3Pだなんていきなりすぎますし、第1未経験ですし…」 「ゲーム機は複数台用意すれば良いし、オンラインプレイだから人数はあまり関係無い。操作方法と立ち回りは私とジュリアが教えるから心配するな」 「え?ゲーム?」 「ん?ゲームだぞ?何だと思ったんだ?」 「い…いや、あの、その…」 「もしかして、やましいことを想像していたのか?」 慌てるボクの顔をゲス顔で覗き込む舞さん、く…/// 「まあいい早く向かうぞ、時間は有限だ。あ、先ずは会計を済ませなければな」
実に奇妙で長い一日になったが、何はともあれ以前よりはいい結果にはなった。 しかし2人がプレイしているゲームがアーマード・コアって… でもゲームのおかげでジュリアとも仲良くなれた。 舞さんが杏南と喧嘩する事もなくなったが、今度は舞さんがボクを誑かしているとか言いがかりをつけ始めたが、約束通りに舞さんは穏便に話を済ませてくれたし、多少は関係が良くなっている。 それと、生徒会での仕事はいろんな意味で疲れるたが、それはまた別のお話。
-END-
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fhlawlessbtch-blog · 7 years
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肌の悩みが尽きるものではない。
お肌の乾燥と言いますのは、お肌のツヤの素とも言える水分がとられてしまっている状態を言います。なくてはならない水分が消え失せたお肌が、バイ菌などで炎症を引き起こして、嫌な肌荒れに陥ってしまうのです。 乾燥している肌につきましては、肌のバリア機能が満足に働いてくれないためダメージを直に受けてしまい、肌の弾力性が奪われたり、しわができやすい状態になっていると考えて間違いありません。 普段からスキンケアを一所懸命やっていても、肌の悩みが尽きることはありません。これらの悩みというのは、どういった方にもあるものなのでしょうか?私以外の女性はどういったトラブルで悩んでいるのか尋ねてみたいですね。 他人が美肌を目論んで取り組んでいることが、あなた自身にもピッタリ合うとは限らないのです。いくらか時間がかかるだろうことは覚悟のうえで、様々トライしてみることが大事なのです。 お肌に乗った皮脂を綺麗にしようと、お肌を無理をして擦ってしまうと、反対にニキビを生じさせてしまいます。極力、お肌が摩擦で傷つかないように、やんわり行なうことが重要です。 鼻の毛穴にコンプレックスを持っている人は多いと伺っています。顔の中でも一際皮脂が貯まると言われ、暇さえあれば爪の先で引っ掻きたくなるようですが、お肌の表面が傷つくことになり、くすみを誘引することになると思います。 「敏感肌」向けのクリームないしは化粧水は、肌の乾燥を食い止めるだけではなく、肌の角質層が生まれながらにして保持している「保湿機能」を正常化することもできるのです。 シミ対策をしたいなら、新陳代謝を促進して、シミを改善する効果が期待できる「ビタミンA」と、メラニンの沈着を防ぎ、シミを薄くする役目を担う「ビタミンC」を摂取しましょう。 どちらかと言うと熱いお風呂の方が良いという人もいることは理解できますが、異常に熱いお湯は肌には負担が大きく、肌の保湿成分と考えられる脂分を瞬く間に奪うことになるので、乾燥肌の主要な要素だとわかっています。 何もわからないままに度を越すスキンケアを実���したとしても、肌荒れのドラスティックな改善は可能性が低いので、肌荒れ対策を敢行する際は、着実に状況を再検討してからの方がよさそうです。
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つりビット「私たちも勝負のイベントだと思っています」(otoCoto) つりビットが、7月31日HMV & BOOKS TOKYO 7F イベントスペースにて開催された“@JAM EXPO 2017 OFFICIAL BOOK EVENT vol.1”に出演。ミニライブと特典会を行った。 このイベントは、2017年8月26日(土)・27日(日)に横浜アリーナで開催される大型フェス“@JAM EXPO 2017”で販売されるOFFICIAL BOOKの発売を記念し行われたイベントで、第一回のステージをつりビットが飾った。 つりビットのメンバーがステージに登場すると、山下達郎のカバー曲「踊ろよ、フィッシュ」を披露。清涼感のある歌声と、瑞々しいパフォーマンスに、場内から手拍子が沸き上がる。続く「Blue Ocean Fishing Cruise」と、“釣り”をユニットテーマとするつりビットならではの世界観を閉じ込めたサマーソングを熱唱した後、「ここ渋谷の感じが入っている歌詞になっています」と紹介した「Get ready Get a Chance」をパフォーマンス。イベントが行われた渋谷モディ前の交差点がMVのロケ地であるこの曲を、この場所で聴くというのもなかなか趣深い。そして疾走感あふれる「A Color Summer!!」を歌い上げ、ミニライブを締め括った。 ミニライブの後、イベント司会を務める霧氷浄に「元気が出ましたね~」と声を掛けられると、「本当ですか? (ライブ中)見てたら無表情でしたよ」と、リーダーの長谷川瑞が切り返し、場内の笑いを誘うシーンも。今年の@JAM EXPO 2017のナビゲーター“サクラノユメ。”のメンバーに抜擢された安藤咲桜は、「グループの代表として出るので、3人で仲良く力を合わせてライブを作り上げているので、@JAMを思いきり盛り上げていきたいと思っています」と、意気込みを語った。 他のメンバーも@JAM EXPO 2017に向けて、「毎年出させていただいていて、私たちも勝負のイベントだと思っているので、今年は去年よりももっともっと爪痕を残して、みなさんと一緒に盛り上げていきたいなと思います」(竹内夏紀)、「@JAMは毎年楽しいことがいっぱいあって、ケータリングとか(笑)。もちろんステージも楽しみですよ。@JAMも今回は大きいステージでやりたいですよね。ぜひつりビットのステージを見に来てください」(小西杏優) 「@JAMはたくさんのアイドルさんが出てるんですけど、その中でもみなさんは絶対につりビットを選んで見に来てくださると思っているので、全力でライブをするので楽しみにしていてください」(聞間彩)、「ハコイリムスメさんとのコラボも今回あるので、来てくれたらうれしいです。一個一個のイベントを大切にして、この夏つりビット駆け抜けて頑張っていきたいと思いますので、見届けてくれたらうれしいです。ぜひ見逃さないでください」(長谷川瑞)と、意欲的なコメントを残した。 いろんな口コミを見てみたけど  ・実際に体験した人の口コミは信頼できる  ・やらずに騒いでる人の口コミは基本的に悪評を書いているような気がします。 違うかな? わたしが気になっているのはコレ・・・ どれだけ簡単に効果がでるかは、口コミからはわからないけど、 【短期間】といってもさすがに3日間~2週間って・・・かなり怪しい感じがするのは私だけかな けど本当に効果が出るならやってみたい★ 事実、ずーっと悩んでるわけだし早くコンプレックス解消したいよ。 Source: 今まさにニュース
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your-daiku-blog · 8 years
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足の臭いの原因は靴にあり!正しい靴のお手入れとは
足の臭いの原因としてよく言われるのは、爪や靴下、洗い方などなどたくさんありますよね。でも、それよりも真っ先に考えなければいけないのは、何といっても「靴」。 爪は切れば良いだけですし、足も靴下もきれいに洗えば足の臭いを解消 […]Continue reading Source: さよならコンプレックス!
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yoshikonanbu · 5 years
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#repost @tat.matsuyama via @PhotoAroundApp . ⭐︎2019⭐︎. 田賀美鈴&南部佳子1日限定ネイルサロン🌈. 6/3 TAT松山店・四国初開催決定‼️. . 伝説のダブルカリスマネイリス様が行う実際のサロンワークを間近でみれるチャンスです✨. . お客様枠は限定5名は既に満席御礼🈵. 本日より「見学者様」の枠、受付スタートします‼️. . お申し込みはTAT松山店まで. ↓↓↓. TEL0899898688. . . 《南部先生担当》. アクリルジェルスカルプといえば南部佳子先生のスピードワーク❗️. 実際のサロンワーク公開スタイルで本当に1時間で作るコツとスピードワークを披露✨ アクリルジェルの持ちの良さも体感していただきたい‼️. また深爪の方などコンプレックスを解消したいと思ってる方もご遠慮なくご参加ください。 施術に関するご質問は、サロンワーク中いくらでもお応え致します。 (多少のリクエストは受け付けますが基本的には5ミリ以下のオーバル又はバレリーナ10本) . . 《田賀先生担当》. イクステンションの上に人間国宝田賀美鈴先生(田賀之神)のアート ‼️. こんな幸せなことなかなかない✨. 世界の田賀美鈴のジェル&ハンドペイントをお楽しみください。 これからのサロンワークに役立つ知識&技術が満載✨. 見所はなんといってもあの繊細なアートの驚くスピード感です‼️. . 今回もお一人2時間で長さだし(南部先生担当) アート(田賀先生担当)まで可能な限りのサロンワークを魅せます。 この機会をお見逃しなく🌈. .  ※手ぶらでOK!筆記用具だけお持ちください。 ちょっとプレゼントもあるよ🎁 . . ※施術時間はおよそ2時間です. 下記スタート時間5分前にはご来場ください。 . ★ゲストスタート時間 11:00〜. 12:00〜. 14:00〜. 15:00〜. 16:00〜 . ※見学者定員20名まで . . ★本日より電話受付スタート❗️. . 開催日時. 6月3日(火). 11:00〜18:00終了予定. 会場:TAT松山店. 見学者:8000円(税込). ※11時から18時までお好きな時間何度でも見学できます😲. . @misuzutaga @yoshiko_nanbu #田賀美鈴 #南部佳子 #1日限定ネイルサロン #TAT松山 #フレンチーノ三好 #nails https://www.instagram.com/p/BxJsTXnHXkZ/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=135ut97r3t3fs
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