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#猫会議2023
shibatoraneko · 1 year
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《展示のお知らせ》『猫会議2023』前期
画像 題名「猫とうまし」
REIJINSHA GALLERY様の人気企画「猫会議」に参加しております!
『猫会議2023』
会期:5/12(金)~ 5/26(金)
HPより引用~~~~~~~
2019年からスタートした「猫会議」は、REIJINSHA GALLERYの企画展としてすっかり定着いたしました。 愛くるしいのに、きまぐれでわがまま。そんな猫たちの姿に我々は魅了され、癒され、時に勇気づけられたりもします。 今回は、「猫会議」を前期と後期の2会期に拡大しての開催です。 総勢18名による「猫」を主題とした力作にご期待ください。
~~~~~~~~~~~~~
ギャラリーHP https://www.reijinshagallery.com/
REIJINSHA GALLERY – 日本橋本町にある企画画廊です.
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Tuesday, 31 October 2023
朝目が覚めていつもの様に部屋の窓のカーテンを開けると、窓ガラスの向こうに黒猫がいた。 ⁡ その黒猫は、ナデシコに似ていた。ナデシコは、僕が東京渋谷で約11年一緒に暮らした猫。 ⁡ ナデシコの後に出会ったのは、静岡時代のナデ。そしてクロは、今の母の家に戻ってから。 ⁡ 窓を開けると黒猫は逃げてしまうと思ったから急いで母を呼んで黒猫を見せた。2人で縁の不思議を話していたら黒猫は、どこかに行ってしまった。 ⁡ また、来るがいい。目が可愛い。 ⁡ When I woke up in the morning and opened the curtains of my room window as usual, I saw a black cat behind the windowpane. ⁡ The black cat looked like Nadeshiko. Nadeshiko is a cat I lived with for about 11 years in Shibuya, Tokyo. ⁡ After Nadeshiko, I met Nade from my Shizuoka days. And Kuro was after I moved back to my mum’s house where I live now. ⁡ I knew that if I opened the window, the black cat would run away, so I hurriedly called my mother and showed her Kuro, and while we were both talking about the wonders of fate, Kuro went away. ⁡ Come back again. It has pretty eyes. #helloharuo #blackcat #黒猫
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codesk · 4 months
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好きな詞を語らせておくれ/作詞について実しやかに思っていること
度々テレビのフレーム補完について議論が上がることがある。
FPSが上がっているようにヌルヌル見えるアレだ。それが映像の良さを消してチープに見えるので気持ちが良く無いと言う。自分もそう思う。古い考えかも。
理由の一つはシャッタースピード。24コマや30コマを想定して作られているものがフレーム補完をされるとブレたりヒュンと動く物の軌道がゆっくり見えてしまいもっさり感が増してまるで蛇に足が生えたよう。高フレームレートで撮影された映像は、よほど速くなければモーションブラーはかからない。
アニメーションではプロが考え抜いたコマ割りや中割りに野暮なことをしないで欲しいと思う。ズェッタイキル
ちなみに、海外ではこのテレビのヌルヌルをソープオペラ効果と言うらしい(ヘェ~ヌルヌ
作詞についても同じことを思っており、最初から最後まで蛇足にアリアリと説明するのはアリーヴェデルチ(さよならだ)
以下、とにかく好きな歌詞と曲を書かせておくれ。
※あくまで個人の解釈です
♪くるり「琥珀色の街、上海蟹の朝」
詞の中に愛の告白も好きの一説も無いのに、愛情の深さが伝わるくるりの名曲。
上海の堅物なワルが小さい子猫を拾ったら情が湧いたような石壁に咲いた花🌺トカレフやヒビ、クーデターなど物騒な言葉が出るので安全な生活はしていないと思います。
心配であれこれ言ったり不安で仕方ない中、束の間の休息に上海蟹を食べている様子を方杖をついて見ているようなサビ。上海蟹はとても食べにくいので集中して一生懸命食べているなあと眺めているのでしょうか。岸田さんの優しい歌い方も相まって慈愛に満ちている気がします。
溢してもいいという一説が食べ物だけではなく涙や感情の比喩のようにも読み取れます。上手に割れるとありますが、もしかしたらこの子を逃すために決別を意識しているのかもしれない。というか多分、外輪船に乗せて別れていると思う。
ずっとサビで食べていた上海蟹が二人で食べる最後の晩餐だったのかもしれないと思うとエモい。説明不要。最高。
♪人マニア - 重音テト 原口沙輔さん
昨年、5万再生ぐらいの時にYoutubeで拝見して、歌詞の小気味良さとサビのキャッチーさに驚いた。コードが無いようで非常におしゃれでアングラなベースが印象的。
歌詞も度々聴いていくと、やるせねぇなあでも仕方ねぇなあでもやるせねぇなあと延々回っている自分に笑えてきたような虚しさを感じているのか
今日もどっかで誰かが炎上して、ツイ消しして、子供に夢を見せるほど素晴らしい大人になるはずだったのに、こんな大人になってしまった。もしくは、こんな大人で溢れてしまった。
やるせねぇなぁでも仕方ないなぁと最後には開き直って嘘を言う、その嘘を背負って生きていくんだなぁと完結しているようでなんというか安心しました。
学生の頃、高学年の人がカッコ良く視える現象があったかと思うのですが、いざ自分が高学年になった時にこんな感じかと思う感覚に似ている気がします。
全然本題と関係ないのですが、昨今落ち着いていた音圧競争に新たな刺客が現れたと一人感じています。音選びも秀逸で学ぶところが多くかってに拝ませて頂いています🙏
♪メランコリーキッチン 米津玄師
米津さんのこの曲がとにかく好きです。ただ、自分の解釈はハッピーエンドとは違いこの詞の人はどうしようもない人だなと思っています。
イントロお通夜のような夕暮れの雰囲気から始まるのですが、おそらく「あなた」が家出をしてしまったのだと思います。
自炊をするけど下手な料理しか作れない、「あなた」がいないと夜も塞ぎ込んでしまう。タイマーの電池も切れてる。あなたという存在に生活や精神面を強く依存していたことが分かります。
喧嘩をした後や自分が不機嫌な時も優しく懐柔してくれる、それにどれだけ救われてきたか感動的に言っているのですが、感謝の気持ちを言葉にするだけでは「あなた」は本当に救われるのだろうか。少々勝手過ぎるのではないだろうか。
「あなた」という存在は立派な人で恐らくこの人が居なくても生きていける気がします。帰ってくるのかどうか。それでもまた会えるまた元に戻れると信じている人。
そんなことを感じないほど良いメロディと詞が輝いていて本当に良い。そして虚しい。
イメージを崩してしまったら申し訳ないのですが、ハッピー以外もいいと思っています。(病気や死別の可能性もありますがナンセンスなのでスルーしています)
ーーーーーまとめ
自分はどうするのか。
こうやって整理をして思い浮かんだのですが、デッサンをするように陰影を描いて物事の形を浮き出すと良いのではと思った。
自分デッサンは下手なのですが、あれは物の重さや厚さや硬さなど正面や視覚から見えないところも理解して、キャンバスに書き起こす能力が必要だと思っています。それを陰影と呼ぶのですが、見えない裏側が見えるデッサンが自分は好きです。
具体的には、メロディの語呂と曲調にも寄るだろうけど、テーマに基づいて関連する言葉を選んであげると良いのではと思います。そりゃそうだよって感じですね。
例えば、愛はどうあがいても一つで完結することができないものです。仮に自己愛だとしても「我思う、ゆえに我あり」とこれはデカルトの言葉の引用なのですが、簡単に言うと自我と自分は同じものではなく、自分が自分と認識することで存在しているということです。あるいは、神様にそう認識させられているという説もあったと思います。
なので、愛の表現に対比は有効だと思います。故にユーエンミーのやつですね。君の〇〇が大好き!より、拒否と懐柔を行ったりきたりする方が愛っぽい気がします。
陰影を表現する方法で、情景を伝えるのも良いと思います。
しんと静かな空気は重たい物を。松尾芭蕉の有名な俳句で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という素晴らしい句があるのですが、煩いはずの蝉の音が岩という密度の高くて重いものを通すことで心に閑散とした静けさをもたらしているように感じますみたいなアレです(言葉にするのが難しい)
また、放って置いてはいけないものを表現すると淋しいや後悔、愚かな感覚になって良いですよね、どこかで聴いた冷たくなったコーヒーなどはそれに近いのではないでしょうか。
ただ、ここまで言ってあれなのですが、最近のショート動画の流行によりサビにキャッチーで分かりやすいありふれた表現を用いることも重要だと思います。ぶっちゃけ気持ちよく踊れたら良いのかもしれない。テレビのヌルヌルも見慣れた人は何も思わないかもしれない。
血迷ったわけではなく、質は適切に磨けば磨くほど良くなると考えています。油の乗った魚は捌かなくても(マグロはしっぽ切る)ヒレや身の厚さに表れ、達人のデッサンはたった一筆でもその人が達者だと分かる。
思考を止めないように精進し、論理的に考えた結果その言葉が最適解だったというふうにしていきたいです。出来るか分からないのであくまでふう。
という自論、長々と失礼しました。
2024年も宜しくお願い致します。
とりあえず、無色に出した曲早くしようか。
4o
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jujirou · 8 months
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おはようございます。
秋田県湯沢市川連は曇り空です。
昨日は休み…でしたが、展示会のご案内状作成やら、リスト作成やら、その他アレコレと午前中行い、お昼過ぎからは父の様子を母と見に行き、有難い事に予定より早めの退院が出来そうな感じとの事でしたが、様々な先生方との会議⁉︎ご判断⁉︎にて決まりそうとの事でした。
帰宅後、塗り仕上げた器物の湿度調整やら、福さんとの時間やらで一日が終了。
新しい一週間が始まりました。
今週もアレヤコレヤと有ますが、一つ一つコツコツ頑張ります。
皆様にとって今週も、良い一週間と成ります様に‼︎
https://jujiro.base.ec
#秋田県 #湯沢市 #川連漆器 #川連塗 #国指定伝統的工芸品 #伝統的工芸品 #伝統工芸 #秋田工芸 #秋田クラフト #秋田の物作り #秋田の物つくり #髹漆 #寿次郎 #西日本陶磁器フェスタ #西日本陶磁器フェスタ2023 #福 #猫の福 #平鹿病院 #kawatsura #Yuzawa #Akita #Japan #japanlaquer #japanlaque #japantraditionalcrafts #KawatsuraLacquerwareTraditionalCrafts #jujiro
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myonbl · 1 year
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2023年5月22日(月)
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昨日の疲れか、少し身体がだるい。朝のルーチンを済ませて車に乗ろうとすると、塀際の紫陽花が色づいているのに気づく。をを、今年もちゃんと咲いてくれたのか。授業は今日から7週目だが、梅雨の先取りと思えば一気に10週目くらいに感じられる(知らんけど)。すっかり元気になって、行ってきまーす!
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5時起床。
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先週の血圧、先週はずいぶん高かったのだが少し改善、夜もなるべく測るようにしている。
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朝食、洗濯、弁当*3。
ツレアイは午前中に訪問1件、午後はMQJ(メモリアル・キルト・ジャパン)の作業と会議とのこと。私1人で出勤する。
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順調に到着、換気、ラジオ体操第一、お茶。
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初めて袖を通した<猫シャツ>、記念に自撮りしておこう。
<スタディスキルズ>先週の提出物をチェック、今週のレジュメを作成して印刷する。
栄養学部長のK先生、1年B組担任のK先生が来室、ある学生の体調について報告を受ける。視力が悪化して片眼は失明状態とのこと、私が担当する<情報機器の操作Ⅰ>で資料が見にくく作業がしづらいとのこと、柔軟に対応すると伝える。
月曜日3限・4限は<情報機器の操作Ⅰ(看護学科)>、今週から<Word>の使い方に入る。すでに、入力練習で使用してはいるが、改めて編集機能などを教科書ベースで学んでいく。まずは<範囲指定してからコマンド>の原則、文字単位/行単位/段落単位/文書全体、それぞれマウスとクリックの使い方を確認する。ルーラーの表示と使い方、こんなことも知っておけばずいぶんと使い勝手が向上するのだ。
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帰宅すると、<まいどおおきに露の新治です>事務局から、キリ番ゲットの<豪華な粗品>が届いていた。今回で<40回目でダントツ>とのことだ。
保健協議会からの回覧資料、今回は<臨時資源物回収のご案内>、町内5組の組長宅へ届ける。
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ありあわせで夕飯を用意したところへツレアイ帰宅、急に雨が降り出したのでびしょ濡れだ。
録画番組視聴。日本の話芸から、
桂小春團治 落語「花筏」
初回放送日: 2023年5月22日
桂小春團治さんの落語「花筏」をお送りします(令和5年4月6日(木)NHK大阪ホール収録)【あらすじ】堺の提灯屋の親父のところへ相撲の親方が頼み事にやって来る。大関・花筏の調子が悪く、医者からは外へ出ることも許されない状況。間近に迫った高砂での巡業のため、勧進元は顔さえ見せてくれるだけでいいと言っている。そこで、花筏と容姿がそっくりな提灯屋を、花筏の代わりとして高砂へ連れて行きたいと頼むのだが…。
普通は<高砂>へ巡業するのだが、今日の演者は<加古川>としていた、何か理由があるのだろうか?
風呂の順番を待つ間にダウン、早々に布団の中へ。
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何とか3つのリング完成、水分は1,740ml。
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xf-2 · 1 year
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2023年は「猫のダヤン」が誕生して40周年の節目の年だ。6月には東京・松屋銀座で展覧会「猫のダヤン40周年 池田あきこ原画展―ダヤンの不思議な旅―」も予定されている。特徴的な“目”と200種類に及ぶユニークなキャラクターは全国にファンを持つ。生みの親で、絵本作家・池田あきこさんにダヤン40周年の思いを聞いた。
特徴的なダヤンの目 斜視に込められた作者の意図は?
 2023年は「猫のダヤン」が誕生して40周年の節目の年だ。6月には東京・松屋銀座で展覧会「猫のダヤン40周年 池田あきこ原画展―ダヤンの不思議な旅―」も予定されている。特徴的な“目”と200種類に及ぶユニークなキャラクターは全国にファンを持つ。生みの親で、絵本作家・池田あきこさんにダヤン40周年の思いを聞いた。(取材・文=水沼一夫)
 ダヤンが誕生したのは1983年。会社員を辞めた池田さんは、母が革の教室を運営していたこともあり、革や雑貨のクリエーターになった。最初は作品を路上で売り、その後、東京・自由が丘に店舗を構えた。その開店に合わせて、店のシンボルとして描いたのがダヤンだった。名前は家で飼っていた猫から取った。
 猫やうさぎの形に背板を切ったいすの表にダヤンやマーシィを描いたり、包装紙にプリントしたりと看板猫的な存在だった。
「包装紙のダヤンが人気でね。そのうちに私はポスターを作ろうと、すごく大きい絵を描いたのね。店の中にバンバンと貼って、私は店番しながら仕事していたからお客様の声が聞こえるの。ポスターを見て、かわいいと言う人もいたけど、怖いとか気持ち悪い、冷たいとか言う。でも、とにかくみんな何かは言うくらいインパクトがあったのね。強かったのよ、この猫が」
 良くも悪くも目立つ存在。池田さんは「そうだ、この猫を主人公に不思議な国の絵本を描こう」と思い立った。
 1年後には新宿の小田急百貨店のモザイク通りに出店した。「小田急が自由が丘のお店に来て、『この店は面白いから小田急ミロードのモザイク坂に出店しないか』と声をかけてくれて��それで出店したわけですよ。そしたら3坪なのに、ものすごく売れたの。あれがあったからこそ、うちはメーカーとしてやってこれたのかもね」。小田急と京王百貨店の間の一等地。計10店舗あり、小田急は小さな規模のメーカーを入れていく方針だったという。大勢の人の目に触れることで、さらに注目が集まった。「ダヤンは好きな人と嫌いな人がものすごく分かれた。この頃のダヤンは怖い顔をしてたから。だけど、大勢人がいれば売れるのよ。あんなちっちゃいところで、あそこの10店舗の中で割と常にトップでした」
 大きくジャンプした「猫のダヤン」はその後も絵本を中心に長く愛され続けている。
 絵本は子ども向けではなく、大人向け。ダヤンの住む仮想世界「わちふぃーるど」にはさまざまな動物や人間が登場し、その数は200を超える。「自由が丘に店を作ったときにダヤンとマーシィとイワンは包装紙にいましたし、羊のマープル・マフ、あとジタンもいすになっていました」。ダヤンとともに物語を盛り上げる主要キャラクターも“40周年”だ。
 左右非対称の斜視。異彩を放つダヤンの目はどのように生まれたのだろうか。
 池田さんは「猫はフッとこう別のところを見ることがあるので、それを表すのにどこを見ているか分からない目というのが猫の本質かなと。そんなに深く考えずに、もう包装紙は明日決めるよという前の日に鉛筆でダヤンを描いたんですけど、でも、自然とこの目になったわけです」と語る。
「ダヤンは怖い」 否定的意見を歓迎した理由
 笑顔がなく、“笑わない猫”と呼ばれたことも。賛否両論は現在も続いている。「今でもアンケートを取ったら、ダヤンは怖いとか気持ち悪いとかそこそこ多いわけ」。それでも池田さんの信念は揺るがない。
「嫌いな人がいるということは特に私は一番最初の頃はもう全然悪くないと思っていました。全員が好きなわけないじゃんって思ったし、嫌いな人がいるぐらいじゃないと強くないって思っていたから。だから否定的な意見があるのは非常に面白いと、これは面白い猫だと。不思議な国の主人公にはもうぴったりだと思ったのです」
 関係者からは、人気を高めるためダヤンの目の変更を要望する声もあった。
「市場調査したときに一番議論というか、これがちょっと…みたいに言われるのはやっぱり目で、万人受けするためには目を変えたらみたいなことを言われたけど、目は変えないから(万人に)受けなくて大丈夫です、みたいな感じでお話しました」(「わちふぃーるど」の池田舞子社長)
 猫に限らず、近年は丸みを帯びた形のかわいらしいキャラクターが人気を集める。池田さんも「猫のキャラクターはゆるいのが多い。そういうのが好かれる。すみっコぐらし的なものとか」と感じている。独自路線を貫くダヤンだが、時代の変化に合わせて、少しずつ、表情は柔らかくなってもいる。
 LINEスタンプではゲラゲラと笑い、6月の展覧会では、しゃべる肖像画も登場する予定だ。「決して笑わない猫ではないの。今はもうめちゃくちゃ笑っているよ。今のダヤンって割とかわいいんだよね。だんだんかわいくなる」とも。
 それでも、両目が同じ方向を向くことはない。「無理して売れるように描いているという気は全くないですよね。ただ、周囲の意見も理解はできるし、聞く耳は持っていますので、今回の展覧会ではユーモラスで柔らかい表情のダヤンも登場します」と話す。
 画集や小説も含めて、ダヤンのさまざまな表情、姿を描いているうちに、池田さん自身気づくことがあった。
「ダヤンというのが自分でも分かってきたんだよね。ある時期までは『ダヤンの性格って何ですか?』と言われても、性格というのは一概に言えないからとか言ってたんだけれども、コミックにするとすごく性格がはっきりして。あとは小説ね。それで、ダヤンという猫の多面性がすごく分かってきたの」
40周年、展覧会のテーマは「旅」と「パステル回帰」
 ダヤンの誕生日は7月7日。銀座松屋を皮切りに、展覧会を全国に展開する。テーマは「旅」と「パステル回帰」とした。「旅はわちふぃーるどの物語とかダヤンの絵本とか全編を通じての大きなキーワードなんですね」との言葉通り、自身も旅が大好き。これまで約30か国を訪れている。スケッチブックと画材を携帯し、気に入った景色に出くわすと、その場で筆を取る。「私は美術の学校に行ってないからスケッチの旅が私の修業の場なんですよ」。わちふぃーるどの世界観に新たな息吹を吹き込んでいる。
 パステル回帰は、池田さんの原点回帰を意味する。パソコンを使ってデジタルで仕上げるクリエーターが多い中、池田さんは画材のパステルを使い続けている。かつては品ぞろえも豊富だったが、最近はなかなか売っていない。キャンバスに色の粉を塗りつけ、指で伸ばす。「筆よりさらに対象の紙に近いから指のあんばいっていうものを出せる」と、感覚を大事にしている。「全部指でやるっていうところがなかなか今の時代に逆行していて、むしろいいんじゃないかなと思って。私が最初に描き始めたのもパステルだったので、もう1回目を向けて極めてみようと思っているわけです」とほほ笑んだ。
 駆け抜けた40年。どんな思いが去来するのか。
「完全なキッズ、子どもに向けてという絵本ならいいのでしょうけど、大人向けの絵本はちょっと衰退気味。この40年、そういうふうな文化的なゆとりみたいなのが割となくなって、それはもうひとえに携帯とネットというものが、ここまで人の暮らしの中に入り込んできたからだと思うんですね。みんな趣味とか新しい刺激みたいなものも、ほとんどその中で得ているという時代になっちゃって、大変な時代ですけれども、それでも40年、自分はわちふぃーるどという世界を広げ続けてきた。それは一つの区切りとしてうれしいこと。この後の10年、20年というのが大変だと思うんですけれども、40年続けてこれたというのはよかったな、みんなにありがとうという気持ちですね」
 40周年を機に、新たなキャラクターも増えるかもしれない。作品作りで大切にしているのは、ダヤンの世界観を守りつつも、常に新しいものに挑戦することだ。
「わちふぃーるどという中からはあんまり離れずに、それでも新しいものを作っていきたい。自分が面白いと思えるような形のものをね。進化をしていきたいと思ってます」。展覧会に向け、エネルギッシュに作品を描き続けている池田さん。どんな40周年になるのか、楽しみだ。
□池田あきこ(いけだ・あきこ)本名・池田晶子。1950年、東京都出身。高校生のときに造語「わちふぃーるど」を発案。自身のクリエーター名などに使用する。会社員を経験後、革職人に転身。その後立ち上げたメーカー名も「わちふぃーるど」に。83年、自由が丘に出店した際、シンボルとして「猫のダヤン」を描く。「わちふぃーるど」はダヤンの住む不思議な世界となり、87年より絵本を描き始める。「猫のダヤン40周年 池田あきこ原画展―ダヤンの不思議な旅―」は6月28日~7月10日、銀座松屋にて開催予定。
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aarc2017 · 2 months
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5 days ともう1日 お母さん、あの赤いストールどこにいったんでしょうね。
2023年5月の光州滞在に続いて、韓国にいった。3月6日(水)から11日(月)までパジュとソウル。
日曜日10日の夜の便で関空に帰国するつもりが、勘違いして(なのか、購入してから忘れてたのか)翌日に帰国。到着した日から、帰国まで密度の高い滞在だった。
3月6日(水)JEJUairで新千歳空港から仁川国際空港に入る。
ほぼ定刻で到着したけど、パスポートコントロールが長蛇の列で、到着してゲートをでるまで約2時間かかって、ほとんど座れなくてぐったり。機内からの眺めは野山がちゃいろっぽくうつった、冬の終わり、春の手前の韓国。
Yeonyeonが空港まで車で迎えてきてくれてた、やっと会えて急ぐYeonyeonにひっぱられながら、5日間のSIMカードを交換、現金は1万円のみをウォンに両替して、あとはクレジットカードでなんとかするつもり、前回の現金も70000ウォン くらい残っていたし。それにしても日本円が安い。確か80000ウォン くらいにしかならなかった。
気つけにアイスラテを飲み駐車場へ。Yeonyeonが私に合わせたい人がいるといって、そのままイルサン(高陽/コヤン市)へと走る。図書館で仕事中の大学の教授と会うようだ。目の前に小さな公園がある、運動器具が設置されている。
Kim, Sang Chae教授。家が近いとかでいつもこの図書館で仕事をしているんだとか、歩いてカフェにいく、すごくお腹がすいていたのでカプチーノとベーグルをごちそうになる。Kim教授はギャラリーも運営していて、Yeonyeonはそこで展示をしたのだそう。土曜日にオープニングがあるから来たらどう?とか、南の方の市でKim教授のご友人がディレクターをしているアートフェスティバルのこと、国際AIRを始めようとしているという話を聞いた。札幌とつながるのは面白そう。名刺交換をして、YeonYeonの夫、ミンギが働いているアーティスト(ス・ドホ)のスタジオにミンギをピックアップに急いでウルサンをあとにした。
韓国は車両が右側通行で左ハンドル。Yeonyeonの車はペパーミントグリーンで小さくでかわいい。予想通りだけど、運転がほんとに上手。
時間は19時に近くて、暗くなったパジュの中心部を通り過ぎてヨンヨン一家が住む住宅地に急ぐ。ヨンヨンはずっと急いでいる、会ってからずっと!ラヨンをお友達の家からピックアップしてヨンヨン一家のアパートに到着。アパートの住民には決まった駐車場がなくて、空いているところを使うんだとか。建物内が禁煙で、外で立ちタバコをする、慣れた状況。
ヨンヨンの家!!!すごく素敵な天井の高いアパートだった。なんでもおしゃれだったし、すごく掃除が行き届いている。毎日やっているの?ときいたら、どうぜん(なんで聞くか?)とヨンヨン。室内には、ほかのアーティストたちの作品によるヨンヨンコレクションがある、リビングにはこたつと漫画でぎっしりうまった本棚。どうやらヨンヨンたちの寝室を私が使うようだ、なんだか申し訳ない気分になる。そして床暖房。そして夕飯に。
カルグクスの店にいくよ、と言われて行った先は、どうも地元の人気店だった。けど我々の到着時間が遅かったみたいで、ほかにお客さんはいなかった。鍋のシメは、お店の主人がつくってくれるおじやで海鮮の出汁がでた鍋のおじや、最高なのだった。
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ヨンヨン一家は、今年の年明けから天神山アートスタジオに滞在してて、私の韓国の旅の1週間くらい前までいっしょにいたので、なんかへんな感じ。レジデンス直後のアーティストに会うのは、アーティストが気持ちを切り替えられないだろうから、どうかなと思ったけど札幌の延長戦のようなものかもしれないし、いる間も展覧会をどうするかという話はばかりだったので、ほかのもっとひとりの人として話をしたり聞いたりということができていなかったから、帰国後のアーティストに会いに行くという私の好奇心がまさってしまったし、うちに泊まりなさいというヨンヨンの言葉にすっかり甘えることにしたわけです。いまも、ちょっと帰国直後にいってほんとによかったのかなと心配にはなっているけど。
ヨンヨンは、日本は料理がプライドだけど、韓国は食べることがプライドなんだと教えてくれる。だからともかく食べるよーとどんどんやってくる。満腹なのに、お茶に行こうという流れになって、アーティストヴィレッジのカフェに入る。ミニシアターもあるカフェだそうで、お客さんもちらほらいる。韓国伝統茶(五味子)をいただく。
いったん、ミンギとラヨンをアパートにおろして、私のリクエストにより大きなスーパーマーケットe-martに連れて行ってもらった。買い物するといより、どんな感じなのか興味があったから。果物は安い、あと量が多いという印象だった。結局、ヨンヨンおすすめの韓国のお茶や事務所のみんなにお土産にしようと決めていた朝鮮人参のゼリーなど、初日から買ってしまった。
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ヨンヨンに松尾さんからのプレゼントをようやく渡すことができた。松尾さんは、天神山のご近所さんで、オープニングにお寿司を持参して娘さんと参加してくれた。その後、ヨンヨンともう一度話がしたいといって再訪してくれたんだけど、すでに彼女たちは帰国していたので松尾さんは会えずにとても残念がっていた。その時、持参してらした贈り物をわたしが韓国に運ぶと約束して預かっていたのです。 松尾さんは、ヨンヨンへとその場で手紙を書いてくれた。この気持ちをヨンヨンに贈り物といっしょに手渡すことができて、ほんとによかった。
ようやく帰宅すると、ヨンヨンがはやくシャワーを浴びろという、夜のプログラムもあるらしい。シャワーが終わって、リビングにいくと、すでにヨンヨンがフルーツとおちゃを出してくれて、テレビでは、NetflixでEye love youが流れている。ここで日本製のラブロマンスをみんなでみることになるとは!ドラマの中のラブシーンはやっぱり気まずい雰囲気になるが、まあてきとうにいなす。わやわやあれこれ話して夜が更けてようやく就寝。朝は、ヨンヨンはミンギとラヨンを送り出すために8時に起きるという、アーティストで親で、ほんとに忙しい。
ミンギの働いているスタジオは、アーティストがミンギを含めて2人いて、それ以外に近所のおばさんたちがきているのだとか。ミンギは白ごはんだけを自宅からもっていくと、おばさんたちがおかずをもちよって食べさせてくれるらしい。韓ドラで描かれる景色そのまま、と感動した。
3月7日(木)パジュを廻り、ソウルへ。
天神山アートスタジオでの約2ヶ月の留守で植物の鉢がいくつか枯れているのをベランダでみた。ヨンヨンは天神山の滞在の最後に展示をした。そのタイトルが50 days、ヨンヨンとパジュから始まった私の韓国の旅のリポートはそこからきている。窓の外には、川がみえるその先には北朝鮮。パジュは国境の町なのだ、アパートの隣の敷地は軍施設。去年の9月にリサーチで天神山に滞在した3人(分断イメージセンター:ジェハ、ソルジ、ジェヨン)は、週末にソウルでパフォーマンスをする。札幌で(日本で)北朝鮮の気配と強制労働の歴史をリサーチしたのだった。パジュは、ヨンヨンが一晩の宿を提供してくれたから、行くことになったけど、そこが国境の町だったとあとになってしって、ほんとうに肉眼で「分断」の景色を見ていることが不思議だったし、必然的だった。
ヨンヨンが帰ってきて、さあ散歩にいきましょうといってくれて出発。
ヨンヨンのスタジオ
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地元の会社の社長さんがヨンヨンの支援者(スポンサー)で、社屋の隣の空きビルをスタジオとして提供してくれているのだとか。同じビルの中にミンギのスタジオもある。ヨンヨンの作品もいくつも置かれていて、作業に徹するようなシンプルなスタジオだった。社長は、猫のお母さんだそうで、オフィスに2匹、会社の敷地には野良猫のための寝床や餌場がちゃんといくつもおいてある。なんだかシンパシー。この場所で、レジデンスもできるかもしれないと話すヨンヨン。昨日、京畿道にソウルからアーティストがスタジオを移しているという話を聞いた。
次は、ヘイリ芸術家村。
20年前にアーティストのスタジオとして開かれたエリアが、いまはほとんど全てのスペースがカフェになって観光化している場所。このヘイリの中で、アーティスト村時代からいるカップルの経営するカフェ、オーガニックショップ、ギャラリーはヨンヨンの親しい人たちというので訪ねる。温かいジンジャーミルクをご馳走になる。店の外には鶏小屋がある。think green cafe 「わたしたちはゆっくりいきる」年齢層の高い、このカップルの旧知と思われる人々が次々やってくる、この二人には話を聞いてみたい。とてもいい空間だった。
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なぜ、どういう経緯でここに芸術村ができ、20年を経過して観光地となったのかという話を聞いてみたい。次回かならず。
ヨンヨンは、いま岐路にいるようだ。これまで彼女の実力を評価されてきている女性を描いたシリーズ、抽象的な表現のシリーズをスタジオで紹介してくれながら、これからどこに向かうべきかと独り言のように聞いている。家庭と自分の制作のバランスを取ること、母親である彼女が振り払うことのできない家族への思い、がむしゃらな彼女は創作への意欲もさげず、でも取り組むことも多さや複雑さに疲れきっているようでもある。実際、切り盛りしている姿をみて、やりすぎないようにとか、少し手を抜きなよ、とかそんなヨンヨンには邪魔になるような言葉をいいたくなる、いわなかったけど。でも、こうして記憶を辿りながら、急がなくてもなんとかなる、どっかで辻褄があってくるからと、やっぱりいいたくなっている。ヨンヨンにメッセージしよう。
ソウルに出発するまでの間にヨンヨンがつめこんだスケジュールの次はランチ。ローカルのレストラン、スジェビの店。 入ると、店主のコレクションや植木がどころ狭しとびっしりおいてある、いい感じ。先客に消防士か救急隊員のようなグループあり、不思議とそういう職種の人が顔つきが違う(贔屓目)。昼時なので、席は満席、隣のテーブルで注文されている料理に釘付けになる。
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ここのスジェビと名物のチヂミはともかく素晴らしかった!すごい量だったので、まったく終わらず、チヂミのほとんどを持ち帰りにしてもらった。スパニッシュオムレツのようなチヂミ。再現してみたいけど、できるだろうか、ともかく美味しかったし面白かった。そして、昨日の夜のカルグクスの店もそうだったけど、お店ででてくるキムチが美味しい。
また、満腹。
そして、強制的に次は伝統茶のカフェへ。ヨンヨンは、韓国伝統茶がとても好きなのだという、カフェは古民家空間で、お母さんと娘さんが営んでいるようだった。こんがりやいたお餅が出てきた。お茶は、石の碗でぐらぐらに煮立った状態で運ばれてきた。私のお茶には銀杏の実が入っていたので、それはヨンヨンに、去年のお正月に突如発症した銀杏アレルギーがあるのです、でもお茶自体はその後もなにも起こらなかったし、サジで熱々の甘いお茶をちびちび楽しむのはすごくよかった。70-80年代の音楽がかかっていた。かかっていた曲で、好きだったのが学生による民主化運動の時の女性歌手の曲。
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カフェの庭から北朝鮮が見える。
アパートに荷物を取りに戻り、ラヨンをピアノ教室から拾って、ヨンヨンの車でソウル、法大エリアに出発した。ソウルだけ雨が降っているみたいなおかしな天気。ヨンヨンもかつて法大エリアに住んでいたんだそう、この日からお世話になるソルジとジェヨンのアパートに到着した。ハイソな雰囲気の家賃が高そうなアパート群にちょっとひく。地下駐車場で、すでに親戚のような気分になったヨンヨンと別れ、私は彼らの部屋にエレベータで向かった。暗証番号は教えてもらっていた。 しかし、ドアが開かない。困っているとお向かいのドアから小学生くらいの女の子とお母さんがでてきた。女の子は英語が達者で、どうしたんですか?と聞いてくれたから、すぐに助けを求めた。彼女、ほんとに心強かった。ヒーローです、ドアもあけてくれた。
部屋のドアには、helloというシールを貼ってくれていた。私が使わせてもらう部屋もしっかり準備がしてあって、しんそこくつろいだ。 10分ほど、休憩をしてすでにアパートの下でまっていてくれたKim, Soyoungと会う。ソヨンの車を探して敷地内を歩いたんだけど、ともかく新しくハイソなアパートの雰囲気にたじたじする、どんな人たちが暮らしているのか、若いキュレーターカップルのソルジとジェヨンがなぜここに住んでいるのかとかいくつも質問がわきあがってくる。
アパートの敷地を歩き回ってやっと出口があらわれた、そこにソヨンがいた!
横っ面にぶつけたあとのあるソヨンの車に乗り込んだ。
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助手席に座って、彼女の案内にただ従っていく。最初は比較的新しくてソヨンが気に入っているギャラリーに。一軒の家が改装されて複層的なスペースになっていて面白い。そこから歩き始める。このエリアには、ギャラリーもスタジオも多くあったという、でも地下が高騰して減ってきていると。途中、スマホの充電用の韓国使用の電源ソケットを購入。そのままそのほかに二つギャラリーを巡る。ふたつめは、プリント工房が運営する版画がメイン(らしい)新しいギャラリー。二つ目は、アーティスト・ランのギャラリーでこのエリアでは老舗という。
ギャラリーを3軒回って、レンガ構造の建物が残っている古い街区の中のカフェに入った。このあたりはゲストハウス も多いんだとソヨンが教えてくれる、コナーもソウルではここに滞在してたんです、と。旅の前にどこにいきたいのかと聞いてきてくれたので、ソヨンのお気に入りの場所に連れて行って欲しいと頼んでいた、だから、このカフェも彼女が好きでとても落ち着く場所だといっていて、その通りだった。いまどきのおしゃれ優先じゃない、でも粋なカフェで私も気に入った。
キムソヨンはソウルを拠点にしているペインター。天神山アートスタジオには去年の春に2ヶ月滞在していた。ほんとうにコツコツと作品に向き合っていて、ちょうど桜の季節に、毎朝二階から公園の桜を眺めて過ごしている姿がいまでも記憶に残っている。昨日のヨンヨンと似ていて社交的で日本語も勉強を続けてかなり使う。滞在中には、道立美術館の学芸員や同時期に滞在していた札幌や日本のアーティストやWSで知り合ったインテリアデザイナー、同時期滞在の海外のアーティストとしっかりと友好的な関係を構築していた。彼女に再会して聞いたところによると、札幌で知り合った人のうち、何人かはすでにソウルに来て再会を果たしているし、天神山以降、彼女もまた2度日本にきている。特に、奈良を拠点にしているアーティストは彼女と同時期に滞在していたのだが、その人との交流によって、彼女は、彼女自身の次のステップを計画するようになったようだ。それは、ソウルという大都市を離れて、故郷の町で新たに活動をしようとする計画。 また、同じく、彼女と同時期に天神山にいたアメリカの文学の作家コナーとは、ソウルの友達よりしょっちゅうあっているといって笑っていた。たった2ヶ月の札幌での滞在制作、このきっかけをものにすることのできるレジデンスアーティストは実際それほど多くない。ソヨンの天神山のあと、は私の想像を超えていた。
すでにペインターとして長いキャリアをソウルで築いているが、作品を制作するだけでは生計が立たない、自身の制作に並行して美大受験生のためのチューターも務めてきている。そのためか、客観的に思考する性質も持ち合わせていて、だから今後のキャリアをどのように組み立てていくのか、自分の経験や体験をどのように活かしていけるかと冷静に点検することができているように受け止めた。もちろん、葛藤やどうしようもない切なさなんかはあるはずだけど。
アーティスト・イン・レジデンスは、一時的な滞在が前提だから、私たちが知るのは、ひとりのアーティストのほんの一面だし、ほんの一瞬にすぎない。それが面白さであり次へと向かう燃料にもなっているが、天神山アートスタジオのように一度にたくさんのアーティストと同時に対応するような環境では、なかなか深くつきあうことができない。それは、天神山以前は年に3-4人のアーティストを招聘していたレジデンスにいた経験からすると私には物足りない。  作品というより、アーティストという人に興味があるので、よくもわるくももういいです、というくらいまでひとりのひとを知りたいという欲求がある。ただの好奇心なので、あまり警戒してほしくはないんだけど。(むしろそれが無礼なのか?)
トッポキを食べる店を探して、また歩く。
途中で、韓ドラの「コーヒープリンス一号店」のロケ地に使われたカフェの道を通り過ぎる。コンユが好きな私はもちろん静かに興奮しました。そして、このカフェがドラマのロケ地になる前に、常連だったソヨンからちょっとしたホラーストーリーを聴くことになるのだけど、それは怖いから書き残さないでおく。
ソヨンに送ってもらって10時すぎにアパートにたどり着くと、ソルジたちも帰宅していた。パフォーマンスの初日を迎えていた二人だったので、あれこれと喋りたい気持ちがお互いにあったのだけど、ふとおもいだした2000年ごろのflying cityのことをきいてみた。都市の再開発に伴ってとりこわされてしまうエリアとコミュニティのプロジェウトをやっていた反骨系のアートグループがいたと記憶していたのだけど、ひょっとして彼らの暮らしている(私が滞在する)このアパートのエリアは、flying cityがフォーカスしてた場所?と質問したら、ジェヨンが、ここではないと教えてくれた。その流れで、なぜ自分たちがこのアパートに住んでいるのかを説明してくれた。 新しいアパート群の再開発にあたって、元の住民に新しいアパートに住む優先権が与えられたのだとか。ジェヨンの家族は元の住民でもあるし、新しいアパートの入居優先条件に、「新婚」「子供のいる若い世代」もあったから、ソルジとジェヨンは結婚することにしてこのアパートへの入居申請をしたんだという。面白い話だ。リビングには、結婚式の記念写真も飾られている、ドラマでよく見る風景。 まだ喋り足りなかったけどさっさと自室にひっこんだ。普段の生活よりも倍以上歩いていて私も相当疲れている、きっと彼らはもっとくたくただろうと思う、おやすみなさい、翌日のパフォーマンスの成功を祈った。
私が使わせてもらった部屋は、普段、ソルジが仕事部屋として使っているのだそう。四畳半ほどの大きさの部屋に机と本棚と資料が山積みで、その間にシングルベッドがおいてある。子ども部屋のようで、私はなんだか実家の自分の部屋にいるような気分になった。電気の式パットがおいてある、スイッチの入れ方がわからないけど疲れていてそのまま眠った。
3月8日(金)16年ぶりのアービン・シム
思い出そうとするけど、この日、アービンと回った地名・駅名がまったく思い出せない。10:50の待ち合わせも、どうやら地下鉄の乗り方を間違ったみたいで遅刻した。朝、起きれなかったのだ、慌ててアパートを出て、ろくに調べないで待ち合わせ場所に向かった。 なにしろ初めての地下鉄移動だったから、間違っていてもそこそこ楽しんでいる、完全に覚醒しているわけでもないから気分はのんびりしていた。のんびりしていたと思ったら、待ち合わせ場所でアービンを見た途端に、涙腺崩壊してしまった。なぜ?なぜそんなにエモーショナルになったのか自分でもわからないけど、話し始めたら私たちは16年ぶりにあったのだとアービンがいう。ああ、その時間が私をなんだか盛り上げてしまったようだ、気がつかなかったけど!アービンは16年たってもちっとも変わっていなかった。スピリッツがブレてない気がする。私は肥大したけれど。
アービンの好きなカフェにまずはいく。細い路地と階段を登ったところにある。小さなカフェ。ひとしきり、あの人はどうしている、とかそういう懐かしい話をする、フィナンシェとカプチーノ。
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なんとなくミッションなきがして、札幌でアービンとあったS-AIRのふたりと漆くんにアービンの写真を送った。 カフェの向かい側のひだまりで猫がまるくなっていた。
寝坊して待ち合わせ場所に向かったから、お腹がすいていたし昨日の疲れも癒えてなくて体調はあまりよくなかった正直。だけど、アービンとの16年ぶり!に興奮していたのか、しゃきしゃきと歩く早足のアービンになんとかついて行って、去年まで彼女が働いていたギャラリーにいく。 デジタル系の会社の中にそのギャラリーはあって、そこではここ近年で大注目の女性アーティストの個展をしていた。最初の空間は照明の効果で赤く染まって、その中に数点のビデオが上映されている。受付にアーティスト本人がいて、少し話ができた。 メインのスペースに他二つの空間が隣接していて、それは普段展示空間に使っていない場所だという。ひとつは会議室、もうひとつはアイランドカウンターキッチンがあるラウンジ。 その2箇所には、主にセラミックの作品が展示されていて、アーティストのビデオ(アニメーション)作品が3Dになってリアルな空間に存在しているという感じ、ビデオの中にオーディエンスが取り込まれたような感覚もあり面白い体験だった。 作品をみて、ああ、売れそう、というのが最初に思ったことだった。買いたくなる欲しくなるモノを目の当たりにすると、なんかドギマギする欲望が刺激されると妙な背徳感が迫ってくるからかな。慣れてない&気が小さいのかもね。アービンが、最近の韓国の若手アーティストは2D作品の作家たちが次々セラミックで3D作品を発表していると説明を加えてくれた。���ーティストにその話をふると、彼女は絵の制作とそこからの立体への展開は自然ななりゆきで、延長上にあるということを話してくれた。
日本でもアートフェアやギャラリーにしょっちゅう行っていればこう言った傾向に出会っていたのかもしれないな。あまりに日頃ご無沙汰である。
アービンは、最後に彼女にあった16年前にもソウルで一番くらいにいけてるリッチなギャラリーで働きながら制作活動をしていた。その時、創作活動に集中したいから近々仕事をやめると話していた。その後、何年かしてまた仕事に戻ったそうだ。そして、またいまは制作以外の仕事も、制作も一年休んでいるんだそう。彼女は私とおおよそ一回り年下だから、40台後半になっている。年齢を重ねても、どんなふうに活動を続けていくか、これで大丈夫かと自問自答しながらキャリアを築いていくのはきっとほとんどのアーティストが同じなんじゃないかなと考えた。そういう自分のめんどくささを引き受けてそれでも制作を続けるってこと、そんな姿はいじましいい誠実だなあと思わされる。こういう姿が20台とか30台の若いアーティストたちに励ましとして、いい意味であきらめとして伝わるといいのになあとも。
お腹がすいた。
地下鉄で移動するよとアービンが交通カードを貸してくれる。ソウルの地下鉄は安い、この乗りやすさはありがたいな。たぶん、一回くらい乗り換えて、アービンのお母さんに会うために彼女の家のある駅の一つ前で降りて、ファーストフードのようなキムパ屋さんに連れて行ってくれた。すでに2時過ぎだったので店内では、スタッフ二人が食事をしている。食券を買って、キムパ、トッポキ、おでんが運ばれてきた。フライドポテト入りキムパが一番人気ということで、それとツナのやつ。ああ、美味しい。コロナの間、最近習い始めたことなんかを話した。
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食べ終わって、お母さんが待っているからと彼女の家に歩き始めた。アービンのお母さんは、私のことをいつも気にかけてくれていたようで、今回もぜひ訪ねてくるようにとアービンに言ったようだ。
16年前には、彼女たちのアパートに一泊か2泊、お世話になった。駅の周りの景色もかなり記憶していた、懐かしい。あの頃から、ここが変わった、うちも道路向かいの別のエリアに引っ越したとアービンが説明してくれる。 お世話になった時、普段アービンが使っている部屋を私に使わせてくれた。明るい室内とピンク色のサテンのきれいな布団を鮮明に覚えている。ベッドを私に譲ったアービンは、その日お母さんといっしょに寝てた。その状況が当時の私には不思議だった、いい大人が!いい大人に親といっしょに寝させて申し訳ないという気持ち。だけど韓ドラでドラマをみまくったいまなら、彼らがそうしてくれるのはおもてなしの気持ちの表現で、当たり前のことだとわかる。娘と母親の距離感、家の中の雰囲気、お客さんがきた時の対応とか、その当時はまったくの異文化としか思えなかったあれこれのパズルがパチパチとハマっていくような感じで、今目の前の状況もすごくわかる。ああ、見倒しておいてよかった、笑
もう、わかったつもりの私がまた完全に崩壊する瞬間が来るとは予想してなかった。
アービンのお母さん
私を歓迎するために少しおしゃれしているだろうとか、足を悪くされて車椅子や補助器具で行動しているお母さんの雰囲気は、予想がついた。でも、全く覚えていなかったのだけど、すごく無邪気でエモーショナルな人だったということ。再会のとたんの温かい、いや、かなり激しめのハグを交わしながらその様に思わず泣いてしまったし、お母さんも泣いていたし、アービンも泣いちゃってた。日本語も勉強しているの、といって日本語で話しかけてくれる。短い時間の中でもたくさんおもてなしをしてくれようとあれこれ考えてあれこれ準備をしてくれたみたいで、なんというか感動したというか圧倒されて言葉が出ない。日中、お母さんを家でサポートしてくれるヘルパーのおばさんも唖然としながら温かくみててくれている。アービンがお母さんに促されてリンゴを剥いてくれた、韓国のサゴォアはとても美味しいのよ、食べなさいとお母さん。 大谷翔平が好きだというので、帰国したら特集号の雑誌か写真集を送ると約束した。私が大谷翔平とつきあうことになる初夢を今年みたとはさすがにいえなかったが、ちょっと前に大ニュースになった大谷の電撃婚の話題で盛り上がった。楽しいなあ、しかしこの溢れる感情を私は取り扱いできないままでいる。
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帰り際、プレゼントがあるとお金をくれた。トン?トン?トンっ!?!?とほんと驚いた。この習慣もドラマで学習済みだったけど、まさか57歳にもなって贈り物としてお金をもらうなんて、ああ、現実が受け入れられない・・綺麗なパッケージは、ヘルパーのおばさんが手伝ってつくってくれたそう。 今回の韓国旅では、会う人たちからなんだかの贈り物を受け取っていて、ほんとに心苦しいほどだった。私がお世話になっているのに、みな心尽くしの贈り物をくれる、自分が気が利かない人のようにも思えるけど、こういう気持ちの表し方なんだとありがたく言い聞かせる。
ほんとにありがとうございます。
このあと、アービンが10年近く使っているスタジオへと移動した。地下鉄に乗って、確か乗り替えはなかったような気がする。ターミナルの町で、ソウルの人がボルダリングとかをする険しい山の登山口があると言ってた、ソウルの南の方とも・・いま地名が思い出せないけど、最後にまとめて調べよう。元ベルギー大使館の建物を再利用した美術館の分館がある町だったから、検索すればわかるだろう。
この日もハイライトだらけで、長くなりすぎるので別の投稿につづく。
アービンのオンマの愛と引き換えに?なのか、この旅に持参したストールを失くしてしまった。母が(実の)私の二十歳の着物に合わせて買ってくれたもので、30年以上使っていた赤いストール。この冬に、このストールの暖かさを再発見してヘビロテしていたからそのまま韓国に持ってきていた。失くしたことに気がついて、ヨンヨンやソルジたちにも探してもらったけどでてこない。
お母さん、失くしてしまってごめんなさい。でもあのふんわりした温かい感じ、まだ覚えてます。
忘れないようにする。
忘れたくない。
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summary-q · 5 months
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トレンドまとめ #0028
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cotorito · 6 months
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【個展のご案内】
この度、三年ぶりとなります 陶芸家 平野照子さんの個展を開催いたします。
平野さんの手から生まれる静寂の世界が好きです。猫好きの平野さん。日頃はギャラリーを営みながら、心和む愛らしい動物をモチーフにした器や箸置き、花入れなど、沢山の作品を制作されています。それはもう職人さんの如く、平野さんて実はもう一人いるのではないかと思ってしまうくらいのペースで。お店もあるのに。本当に尊敬する女性のひとりです。
そんな愛らしい作品を沢山制作されている中で、個展などでは、別の方?と思うほどに全く異なる作風のオブジェなどを創作されます。
物憂げに佇む人
虚ろな眼差しの女性
365個(実際はもっと)の不思議な造形たち
オブジェは気持ちが入らないと…と仰る平野さん。
アーチストとしての側面も持ち合わせた彼女の作風は、何処から生まれてくるのか。この展示に向けた新たな展開にも期待が膨らみます。
今展では"氷"を主題に作陶してくださいました。
日々冷たさを増してゆく空気と共に、今年の展示のトリとなります平野照子さんの静寂の世界をこの機会に是非ご堪能ください。
今月、18日より開催です。
平野 照子 陶展
@hiranoshokokusafune
「 氷 彗 」
2023/ 11/ 18(土) - 12/ 18(月)
14:00-19:00/木 14:00-18:00
火曜定休
年内は土日も19:00まで営業いたします。
展示作品は、Instagramギャラリー専用のアカウントにてご紹介させていただきます。
gallery水巣(ギャラリー スス) @gallery_susu
#平野照子 #陶芸 #陶芸家 #作陶展 #陶芸展 #新潟市
#柏崎市
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usono-musuko · 6 months
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2023年10月31日
「教育は生きる活力がある子に対する「生きる戦術」としては有効に機能しますが、その根源の活力を賦活させるのは容易ではありません。」
「人が良心を売る値段の相場はだいたい300万円です。」
「もうシネコンは上映中作品のポスターなどなく、近日公開作のポスターだけを貼るようになってしまった(少なくともイオンシネマは)。シネコンの外に看板もなく、ネットで予約した客だけを相手にしている。道ゆく人を惹きつけ、劇場に誘うという発想は死に絶えた」
「オッサンが最近推しになったアーティストに「初期のビートルズみたい」というのは、他のファンからしたら的外れでキモいかもしれないけど、猫が虫の死骸をくれるようなもので、本人からしたら最大限の愛情表現なんてすよ。」
「「黙っている事はただ言わなかっただけで嘘を吐いている訳ではない」 営業の研修で一番最初に教わった事だなぁ…」
「最初の目的が達成するか消えたのに「まだまだ問題はあるはずだ」と団体の維持のための目的というか間違い探しをやりだすと、いずれ被害妄想の間違い探しをするしかなくなる。そらどの団体でも誰でもおかしくなる。問題が解決したら解散、のジョジョ第三部形式が健全なのだなと思う。」
「これは人生のネタバレだけど、お金を払って学ぶことよりもお金をもらいながら学ぶことのほうが大きい。」
「深夜営業のスーパーで、つい亡き夫の分まで買いそうになった食材を棚に戻しながら、なんか急にメンタルが落ちて動けなくなった時、くぐもった音しか出ないスピーカーから流れてくる日向坂の「君しか勝たん」に不意に勇気づけられ、この世は「大芸術」だけで出来ているわけではないのだと改めて実感する」
「安田均の物語は常に乾いている」
「送り雛の御影遙で俺の性癖は作られた でもオミスが好き」
「嗚呼、もう一度母とお散歩がしたかった。」
「10万円分くらいエロゲ買って 最も楽しく興奮し世界の王になったような気分になれるのは帰り道
「この世は金ばかりじゃないのはそうだと思うけど8割くらい金でどうにかなる世界だなって最近気付いた 残りは仁義と人情」
「(機甲創世記モスピーダ) 最初に受け取って戦いの個人的な理由に成ってたモノを 最後に宇宙に放つことで物語が終るの綺麗」
「>企画的にやりたかったのは小規模の歩兵部隊でロードムービーするSF版コンバット!だから
レギオスは偶にチェックメイト・キングツーすると飛んでくる存在で良かったんよな 老兵たちのポルカ とか好きなんだ俺」
「長く生きてると完治しない心の生傷が多いからな…」
「>kanonは誰かが幸せになっても誰かが不幸になる陰湿なゲーム 奇跡の椅子取りゲームじゃけぇ…」
「人生はいつだって「そんなはずじゃなかった」がスタートの合図。」
「だからせいぜい、自分の周囲 2,3 親等程度に届く範囲で、なんかワルそうでそうでもないすこしわるい、みたいな言動を繰り返して余生をやり過ごそうとする。「階級を裏切れない」的な真面目さあればこそのかなしみだ。たとえ人生パッとしなくたって、卑怯者にだけはなりたくないのだ。」
「伊勢の「佐瑠女神社」っていう芸事にご利益がある神社があって、それに肖ろうとするタカラジェンヌ、舞妓さん、アイドルなんかが千社札や名前入りステッカーを手水舎に貼りまくるんだけど、久しぶりに見てみたら個人でやってるYoutuberの自作シールだらけになってて時代の移り変わりを感じた。」
「おれにとってメチャクチャいい日だったのに、インターネットの向こう側のひとにとっては最悪な日だったり、その逆だったり、同じだったり、まあ関係ない時間がバラバラに、しかし確かに同期して流れてる、ということを確認できるのが痛快だったんだよなー。いまでも痛快だ。」
「自分が正義の側に立ったときが危ないんじゃなくて、他人を人間扱いしなくなったときが危ないんだと思うよ。正義の側に立っても、敵対する相手を人間扱いすることはできるし、正しいことをしたいという願望を軽んじるのは良くないし、あと正義を冷笑してても他人を人間扱いしないのは結局ヤバイ。」
「「女ウケを考えて服を着れるか!」と豪語していた友人が婚活で試しにウケそうな服を着たところ手応えがあったのでそういうのも好きになったと話すのを聞いて『好きなポケモンで勝てるよう考えるよりガブリアスを好きになった方が早い』という格言を思い出した」
「>テレビとリアル将棋への興味がないから藤井くんがどれくらい話題になってるのか分からん 日本でしかプレイされていないローカルボードゲームの結果を主要新聞は次の日全紙一面で報じた」
「「議論や意見交換としての会話」と「毛づくろい的な役割としての会話」は似て非なるモノで、むしろ決定的な断絶がある。
前者には中身のないどうでもいい話題は邪魔になるが、後者もまた、しっかり考えなきゃいけない中身の濃い話が邪魔になる。わりと決定的に国境がある感じ。」
「供給が絶えて久しい推しキャラを顕現させられるのは 本当に助かるよね生成AI」
「羽田で検査場抜けて混雑したところから地方のエリアに行くにつれてだんだん人が少なくなっていくあの瞬間が好き」
「(バビル2世 ザ・リターナー) かつて幼い日にTVにかじりつき、バビル2世の活躍に胸躍らせて応援した、我々おっさん世代の代表として、彼は今ここに登場したのである。
頑張れ伊賀野!」
「20年前のムチムチ巨乳キャラが、今では一般並乳扱いになった。ゾルトラークなんだわ」
「人生でまともな展望を持てなくなった人が行き着く「生きがい」の一つが 「その場で相手を言い負かす」ことですよ、という見解を聞いて、深い納得感と切なさに包まれるなり。」
「高校生とき「源氏物語は生粋のクズ男の所業が羅列してあるだけで面白くありません」と国語教師に言ったら「あの話はその背後にある女達の怨念がメインテーマなのだ」と返されたのでたまに学校教育はいいこと言うんだよな」
「責任は無限に重い(地球よりも、ひとの命よりも)。そして責任というものは原理的に人間が負い切れる、果たしきれるものでは、ないということもわかっている。だから途中で死にたい。責任を負うと誓いながら、責任を果たす前に死ぬことさえできれば、それこそがキズのない人生、美しい人生になる。
ようするに「威勢のいいことを言って、ヤバくなる前に居なくなる」」
「大学の出口のすぐ外に講義ノート屋ってのがあって ノートを勤勉に取った学生がそこに講義を写したノートのコピーを売り、勤勉ではない学生が一部500円(過去問付き)で購入するというデケェシノギが行われててそれがなかったら俺は大学を卒業できなかった」
「>じゃがいも警察は一時期よく見たけどミニスカパンチラ警察を見たことはない ジャガイモもエロければ良かったのにな」
「若いころ、おじさんたちが子供の写真を待ち受けにしてる意味がわからなかったけど、最近はわかる。「仕事めんどくさい」「無職になったって構わない」とか思ったとき正気に戻るためだ。」
「自分の定義で言えば、「人手不足とは組織内にいる人格的・能力的に問題のある人間を排除できない状態のこと」ってことよね。」
「>うちはカレーといえばシーフードだったからちくわカレーだった ギルティなママの味…」
「お客さんがコンテンツを消費する速度がトールキンの時代とは違うからねえ。客の求めに応じて安くて早い定食出してるのに、「鰹節から出汁を取れ」みたいなこと言われたら、クリエイターさんも辛かろう。ナーロッパの登場は世界観設定のコストを下げるための必然だと思うんだよなあ。」
「インターン生に毎朝「楽勝?」と聞いてる。 「何か質問ない?」と聞くと大抵無いと答えるから。 なので敢えて「楽勝か?」と聞くと「楽勝では無いです…」と返答くるので「じゃあどこが楽勝じゃないポイントですか?」と話を進めると、本人自身まだ上手く言語化できてない懸念点を引き出して相談できる」
「日本人にボルドーのフルボディが合わないんだよ 赤ならブルゴーニュのヴォーヌロマネの無銘なら10000円程度で飲める それかいっそ白の極甘口だな ソーテルヌはイケムは別にして特段の当り年でない限り10000円程度で一級が飲めるからお得」
「ボルドー(特に左岸)のいいやつは早飲みしても固すぎて全然美味しくないことが多い 濃くて早飲みできるのとなるとカリフォルニアとかがいいんじゃないかな」
「ちゃおホラーの狂気は異常 今井康絵は「間違った方向にアグレッシブ」で最高」
(ニセモノの錬金術師) 正気ってのは個人の欲望と世界の常識との折り合いがついてる状態 この世界は個人の力が強過ぎて折り合いをつけるのが難しいのでだいたい狂人になる」
「>戦わなきゃ生き残れない能力バトルを考えた場合
狂人にならないほうが不自然ってこったな 皆んな戦ってる最中は策略以外だと基本相手の話は全く聞かないのが合理的ではあるけど狂人ばっか感が強くなる一因だと思う そりゃ敵を完全に無力化しなけりゃ話もクソもないってのは分かるけど同じ言葉を話す相手をああまで無視して戦えるってのが違う価値観の人たちの話なんだなって感じさせる」
「蓋し世の中のトラブルの95%は対人関係のトラブルである、そのトラブルの殆どは他人を近寄せ過ぎ/近寄り過ぎが原因である。以前、老タクシー運転手が「車間距離を取る」ことの重要さを力説してくれたが、あれは強力な人生訓そのものであった。」
「コンテンツはいつ覇権になると思う? 他媒体に進出し��時…違う コカコーラとコラボした時…違う お母さんがタイトルを認識した時…違う 乳が盛られた絵なら知らんコンテンツでもRPするオタクくんがエアプ作家が描いたエッチピクチャをRPした時さ!
という理論からフリーレン覇権認定した、たった今」
「高校生とき「源氏物語は生粋のクズ男の所業が羅列してあるだけで面白くありません」と国語教師に言ったら「あの話はその背後にある女達の怨念がメインテーマなのだ」と返されたのでたまに学校教育はいいこと言うんだよな」
「>もう漢文にしろよ 放邦之悪役令嬢 嘗我之転生聖女 獲自由己及妖狼 無双可現代知識 又楽可迷宮配信」
以上。
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nzchao · 7 months
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本日1本目、KSJことコトバスラムジャパンの西東京大会に参加します。1回戦の出番はBグループの2番手。よろしくお願いします。
【西東京大会】 開催日:2023年10月28日(土) 主催・どぶねずみ男。・もるた
【開催形態】 現地会場有観客開催、現地出場制現地参加者の挙手制 11:30開場 12:00開演
【会場】 立川たましんRISURUホール内サブホール (東京都立川市錦町3-3-20-B1F) https://risuru.hall-info.jp/service/
【現地ご観覧】 ¥2,000- ご予約開始日時:2023年5月27日(土)18:00~ 【現地観覧・西東京大会】WEST-TOKYO・Ticket for view at the Venue KSJ2023観覧チケット https://kotobaslamjapan.stores.jp/items/643ec64e6cb68c002c1cbf54
【オンライン観覧・西東京大会】KSJ2023観覧チケット【見逃し】 ¥500- https://kotobaslamjapan.stores.jp/items/643ec7536cb68c00291cd46e
【出場エントリー】 エントリー費: ¥2,500- (当日現地精算) エントリー開始日時:2023年5月27日(土)18:00~ 下記「詳細・エントリーページ」より出場エントリーを受付
【カリブラージュ】(予行試合) 坂本樹 Miki Sakamoto vs もり Mori
【対戦組み合わせ】 Aグループ 1番手 葛原りょう 2番手 そにっくなーす 3番手 猫廃22 4番手 sato.
Bグループ 1番手 子供女 2番手 ムラカミロキ 3番手 ながとん (※子供女欠場→佐藤yuupopic出場)
Cグループ 1番手 中野皓作 2番手 かんた(君らそんなんで委員会) 3番手 樋口三四郎
Dグループ 1番手 パルプフィクション 2番手 きりこ 3番手 毒林檎 4番手 NOCTUR
https://twitter.com/ksj_westtokyo/status/1712114781719769582
【全大会共通ルール】 KOTOBA Slam Japan 2023 全大会共通ルールは以下の通りです。 (※ルールは随時、更新する場合がございます。) https://www.kotobaslamjapan.com/rule/
【出場者ルール】 1. 一部の特殊ルールを設定している大会を除き、特筆されていない場合は、各ステージの時間制限は3分となります。 2.会場またはオンラインでのオーディエンスの投票・採点により勝敗が決まります。 3. 一部の特殊ルールを設定している大会を除き、特筆されていない場合は、音楽、小道具の使用は禁止です。ステージへ持ち込めるのはテキストのみとなります。 4.現地・リモートの混合出場が発生する大会では、双方の平等を期す為に、パフォーマンス中のタイマーの使用を禁止します。 5.オンライン投票が発生する大会では、出場者は、自分の出場する大会でのオンライン投票を禁止します。 6.パフォーマンスは自作した作品に限ります。 7.ランナーズアップ vs 敗者復活大会を除き1つの予選大会にのみエントリーができます。
【オーディエンスルール】 1.オンライン投票での複数アカウントを使用しての投票を禁止します。 2.出演者のパフォーマンス中は原則お静かにお願いいたします。 3.出演者のパフォーマンスや表現に異議や疑問がある場合は、まず大会スタッフまでお声がけください。
【出場者&オーディエンスの共通ルール】 1.現地会場にて一般的な迷惑行為、公序良俗に反する行為は発見次第ご退出いただきます。 2.オンライン配信上にて、コメントを荒らす行為は運営スタッフの判断でコメントできないように措置をいたします。 3.大会に参加したご自身の肖像について、運営が中継や広報のためにSNS、動画配信サイト、本サイト、その他メディア等で掲載・発信することを了承するものとします。(現地観客様についてもなるべく映らない・声の乗らないようにいたしますが、アーカイブ動画として残る旨をご了承ください。) 4.本大会ではパフォーマンス内容に大きな制限を設けませんが、以下の行為はお控えください。 ・個人や特定の団体を貶める誹謗中傷行為やヘイトスピーチ ・映像配信のできなくなるような脱衣行為 ・インターネットエチケットに反する行為 ・その他、公序良俗に反する行為 5.禁止行為の是非は主催者判断といたします。 6.当大会は出演者の個性を認めてパフォーマンスを尊重しますが、すべての行為や言葉に賛同しているわけではございません。あらかじめご了承ください。
その他、各大会で細かなルールは異なる場合がございます。 ルールの詳細は、各大会の発表に際して随時お知らせいたします。またSNSなどでも告知いたします。 ご不明な点はお気軽にメールフォームにてお問い合わせ下さい。
【西東京大会独自ルール】(詳細・エントリーページ) https://www.kotobaslamjapan.com/kotoba-slam-japan-2023/%E8%A5%BF%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E4%BC%9A/ ・出場者数16名(先着順・現地参加) ・現地参加者による挙手制によって勝者が決定いたします。 ・優勝者1名が全国大会へ進出します。 ・1回戦→(敗者復活の大喜利)→準決勝→決勝。各1回で最大で3回のパフォーマンスを行います(大喜利を除く)。
【1回戦】 ・16名は4名ずつA~Dの4グループに分かれます。 ブロック分けとパフォーマンス順は、事前の大会PR配信内で、主催者によるくじ引きにて決定します。 ・ブロックの得点上位1名、計4名が準決勝へ進出となります。 ・全出場者が順番に1回パフォーマンスします。 各ブロックの終了ごとに、決勝へ進出する1名を発表します。 ・挙手数が同点である場合は、同点者のみで再度、挙手投票を行ないます。 ・再投票でも同点の場合は、先にパフォーマンスしていた方の勝利とします。
【敗者復活戦】 ・負けた12名を「AB6名」「CD6名」に分けて、10分間程度の大喜利を開催します。 ・大喜利は「笑い」の要素だけでなく、審査員の感情を動かしたものを採点要素とします。 ・会場から選出した4名の審査員の内、3人が手をあげたら1本とし、2本先取で勝ち上がりとします。 ・大喜利の回答は多くの方に出番を回すため、1回答10秒程度を目安としてください。 ・勝者が決まらないまま制限時間が来てしまった場合は、会場全体の挙手制といたします。 ・1回戦からの勝ち上がり4名+敗者
【準決勝】 ・準決勝は、1対1の対戦方式となります。 ・準決勝へ進出した6名の中で1回戦での挙手数が少なかった方から順に、対戦したい出場者をご指名いただけます(選ばれた方は拒否できません)。 ・挙手数が同数の場合は、先行してパフォーマンスした人が優先で、対戦したい出場者をご指名いただけます。 ・先攻/後攻の順は対戦者同士のじゃんけんで決定します。 ・決定した順の通りに1回 、3分以内のパフォーマンスで対戦を行い、対戦ごとに投票を行って、結果を発表します。 ・勝者3名が決勝へ進出となります。 ・会場票数も同点だった場合は、先攻の勝利となります。
【決勝】 ・決勝進出者3名には1回パフォーマンスをして頂きます。 ・挙手数が上位の1名が優勝となります。 ・挙手数が2名同数の場合は、該当者2名による挙手制再投票を実施し、優勝者を決定します。 ・挙手数が3名同数の場合/または2名再投票で同数の場合は先行したパフォーマーの勝利といたします。 ・優勝者1名は、2023年12月に東京で開催予定のKOTOBA Slam Japan2023全国大会に、西東京大会代表としてお進みいただきます。
【KOTOBA Slam Japan】 Web https://www.kotobaslamjapan.com/ Facebook Page https://www.facebook.com/kotobaslamjapan20202021/ Instagram: @kotoba_slam_japan https://www.instagram.com/kotoba_slam_japan/ X(Twitter): @KOTOBASlamJapan https://twitter.com/KOTOBASlamJapan YouTube Channel https://www.youtube.com/@kotobaslamjapan3400
【KOTOBA Slam Japan 西東京大会】 Web https://www.kotobaslamjapan.com/kotoba-slam-japan-2023/%E8%A5%BF%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E4%BC%9A/ X(Twitter): @ksj_westtokyo https://twitter.com/ksj_westtokyo
【立川たましんRISURUホール(立川市市民会館)】 〒190-0022 東京都立川市錦町3丁目3−20 Tel: 042-526-1311 Web https://risuru.hall-info.jp/ 立川市 https://www.city.tachikawa.lg.jp/chiikibunka/shisetsu/bunkazai/001.html X(Twitter): @risuru_hall https://twitter.com/risuru_hall Facebook Page https://www.facebook.com/profile.php?id=100063804019745
徒歩 JR中央線立川駅南口より、徒歩13分。 JR南武線西国立駅より、徒歩7分。 多摩モノレール立川南駅より、立川南通りを直進。徒歩12分。
バス 立川バス「立川駅南口」より「国立駅南口」行き 立川バス「国立駅南口」より「立川駅南口」行き
タクシー・車 タクシーは立川駅南口より1メーター程度が目安です。 中央道国立府中IC下車、日野バイパス(国道20号線)を八王子方面に向かい、中央道をくぐった後の「石田大橋北」交差点を右折。突き当たりの「矢川三丁目」交差点を左折。しばらく進み「日野橋」交差点を右折。その後「市民会館前」交差点を右折すると左手にホール。 https://video.twimg.com/ext_tw_video/1691472158785142786/pu/vid/1280x720/vxHF5L8uiJwhIWtS.mp4
#KSJ #KSJ西東京
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amg3xik · 9 months
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平安神宮奉納演奏二〇二三
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平安神宮奉納演奏を観ました。
9月は大学が忙しかったので例年9月初旬に開催されているこの奉納演奏とはうまくタイミングが合わず、現地に赴く機会が中々ありませんでした。客を入れずに配信のみでおこなわれた2020年の公演はその配信を視聴して度肝を抜かれ、現物(Blu-ray)もちゃっかり購入させていただいた、そんな念願の平安神宮奉納演奏、そして2023/9の公演は奇しくもジャニーズとしてのつよしくんを観る(私にとって)最後の機会になりました。
1.演出
野外で、周りに高い建物もなく星がたくさん見えて、そんな場所だからこそできる照明はスケールが大きすぎて圧巻だった。特に白い光が天まで伸びて昇って行ったところ。それこそ宇宙まで届くのではないかというほどに一点に集まって、見上げても先が見えないくらいに……。
BEAMTWISTERがはき出す照明はつよしくんの心象風景と合致する部分があったのだろうか。これは勝手な考えだけど、光輪(光背)のようで気に入ってるんじゃないかと思いました。見事としか言いようがない、一つ一つ特徴があって一定ではなく、生演奏だけどしっかり共鳴していて、視覚から音を浴びるような感覚。めちゃくちゃ眩しくて目を細めまくりでしたが(本当はあまり細めたくなかった)、つよしくんの心的宇宙を浴びている……という感覚があり頭の中を空っぽにして愉しめました。
プロジェクションマッピングと、噴水と、火と、煙と、しゃぼん玉と、全てを3日間+α借りるとするといくらかかるのか考えると、これはこれで果てしない宇宙が広がる。これに加えて演奏家やスタッフの人件費、会場費、宣伝費etc...
毎回なにか観る度に思うけれど、客席が埋まる前提で話を進められるのがやはり強みだなと思いました。やりたいことやるってマジで綺麗事じゃないかも知れない……とつよしくんのソロワークに圧倒される度思う。
公演中に、しゃぼん玉を出す装置をスタッフの人が動かしていてがらがら…て砂利の音が鳴っているのが本当によかった。ライヴの手作り感は愉しいしゾクゾクする。
あと序盤からずっと蜻蛉みたいな虫が飛んでいた。
映像は『つよしP』という番組でも一部観ることができますし、円盤も出てたり出てなかったりするので詳しくは.ENDRECHERI.公式サイトをチェックしてみて下さい。
2.セットリストとテーマ
♡テーマ♡
愛と涙
♡セットリスト♡
シンジルとウラギル/ある世界/愛を生きて/Everybody say love/インスト/Say Anything/LOVE VS. LOVE/街/勃/あなたへ生まれ変われる今日を〜いま あなたと 生きてる/SESSION
テーマは愛と涙とを両掌で合わせて"いま"を想うということらしいです。でも、毎回そこまでガラッと変わるわけではないらしい。セットリストや演出を考える上でのフックみたいなものなのだろうか。
セットリストは自分が今まで感じてきた人生の心の旅、みたいなことを言っていたけれど、これだけ毎年のように大量の曲を書いていたら、年代がばらばらでもそのストーリー性みたいなものが描けるんだなと思い、改めてソロワークの年月の長さに感嘆する。
二人共、芸能の仕事を25年以上もやっているものだからヤバイところまで到達しているな…と思う。
ついこの前、ジャニーズが終わると思ったら『風雲再起近畿小子2001台北演唱會~KinKi Kids Returns! 2001 Concert in Taipei〜』を突然観たくなって、DVDを再生した。つよしくんがPanic Disorderを歌っていて、とても青くてよかったのだけれど、今のつよしくんにつよしくんが出逢えていてよかったと思うし、俺が出逢えてよかったなと思いました。
本人曰く"独り言"のようなライヴを無の境地に居ながらおこなうことができるのは、やっぱり重ねてきた年月の賜物なのかも知れない。
どこが一番よかったか思い出そうとしたけど、前述した演出もどの歌のところだった、とかが思い出せない。そのくらいシームレスに演奏がおこなわれていて、つよしくんもフラットだった。何かを"考える"のではなくマジで"感じる"時間だったということです。
紫のギラギラのコートの下に、カラーのセットアップを着ていて、髪の毛をめちゃくちゃ刈り上げているな……と思って、あとは光と音の中に包まれて体を揺らしているうちに、最後に掌をあわせて拝み、全てが終わっていた。
3."ジャニーズ"とはギャル的マインドのことなのか?
今回の公演を観て、ジャニーズの公演はやっぱり「盛る」んだよなと思った。映像で観ているだけだと"厳か"な雰囲気ばかりが伝わってくるけれど、体験する側となると"超・平安神宮祭"とでも呼ぶべき盛り盛りの演出なのである。あくまで"独り言"のライヴでこうはならんやろという気持ちになった。始まった瞬間から「"ジャニーズ"だ……!」と思っていた。自分のジャニーズ観にかなり偏りがあることは分かりますが…、でもつよしくんはかなりジャニーズど真ん中の人だと思っているし、平安神宮奉納演奏はとくに、ジャニオタが最後に行き着く辺境の地という感じがした(辺境ならそれは既にど真ん中ではないが……)。
しかし、人によってジャニーズ観ってかならず違うし、ジャニーズとは、みたいな話しても議論の余地がない。エンターテインメントは体系的にまとめたり、語られなくていいのかも知れないし、そこがいいのかも知れない。
ジャニーズとしてのつよしくんを観ることがもうないと思うと、しかしただ感慨深いだとかしんみりするということでもなくて(起きていた事が事だから)、BBCのニュースが話題になってから半年くらいずっと、何も言えることがないという感じだった。でも、みんな心から大切にしていた(と思っていた)ものが精神の上から無くなってしまっても、生きていけてしまうと思うから、事務所にはきちんと対応して欲しいと思うけれど、それ以外の部分で未練はもうあまりなくて、新しい未来を期待してる。そう思うしかないかも知れない……。
東京で普通に生きていた高校生だった私にとってつよしくんは紛れもないスーパースターでした。今もそうです。
おまけ:平安神宮への行き方/帰り方を考える
結論、京都駅から平安神宮まで歩いて行こうとするのはやめた方がいいという話。
私は以前に普通の観光客として平安神宮へ出向いたことがあり、Google Mapで見るかぎりはまあ歩けない距離ではないか…などと思い、京都駅に着いてすぐに鴨川沿いを歩き出したのですが、これがすごく遠かった。私は歩くことは嫌いではないですが、それでもしんどかった。次に来る時はかならずやめようと誓いました(が、今回公演を観に行くにあたって道中で寄りたいところがいくつかあったために結局歩くことになった)。
で、今回も結局鴨川沿いを行ったんですけど、途中の道でぜんぜんオタクに会わなくてびっくりしました。会わなすぎて、鼠に日付を間違えて教えられた十二支の猫みたいな気持ちになっていました。大鳥居があるからか、それとも普通にそれがスタンダードなのか、皆さん神宮道を真っ直ぐ歩いてくるようでした。
帰り道も鴨川まで戻る人は割と少なくて、それは結構快適でした。しかし今度はそれで油断して、三条京阪駅から京都駅まで一本で行けないことに改札に入ってから気付いて、出ようと思っても駅員さんがもういなくて、危うく勝手に出ようかと思ってしまいました(出ずに途中の駅で降りて京都駅まで歩きました)。
このブログを書くにあたってベストな行き方を調べようと思ったんですが、平安神宮近辺の駅から電車一本で京都駅に帰れる行き方が見つかりませんでした。バスはあるみたいです。平安神宮さんのクラシックなサイトにアクセス情報が掲載されているので、京都の路線に焦らせられないように、ちゃんと調べてから行くのが吉と思います。
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straycatboogie · 8 months
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2023/09/27
BGM: Blur - Mr. Robinson's Quango
ぼくの参加している「発達障害を考えるグループ」が近々ウェブサイトを開設することとなった。それで、ぼくを含めたウェブサイト作成班のメンバー同士で親睦を深めて今後どのようなサイトを作るのか話し合うべく今度の土曜日ZOOMでミーティングを行うことに決まった。その席で、ぼくたちはあらためて自己紹介をしてサイトでどのようなコンテンツを発表したいのか話すことになる。今日は遅番だったので、朝の空いた時間にぼくはその自己紹介のためのドラフト(下書き)を作った。自分がどんな人間で、どんなことに関心を持つのか……こんなことを考え始めたのは、実はこれは別件になるのだけれど今日「自分でもPodcastを収録できないだろうか」と思い立ったからでもあった。つまり、サイト作りの会議とPodcastでの自分語りと両方であらためて自己紹介して、自分について語る必要性を感じ始めたということだ。いったい自分がどんな人間なのか……これまでずっとぼくは「ぼくは発達障害者で、日本人で、読書が好きで……」とワンパターンに自分自身のことを押し出してきた。でも、ここでいったん整理し直して自分を見つめるのも大事なことなのかもしれない。そうすることによって自分を深く知ることはムダではないだろう。
自己紹介で話したいこと。いったい自分は何者なのか……と書くと抽象的になりすぎるだろうか。なぜ自分は英語を勉強しているのか、発達障害者とわかったのはいつのことか、なぜ本を読むのか。もっと他愛のない話をするのもいいだろう。好きな食べ物や音楽について、などなど……そもそもなぜPodcastを録ろうかと思ったのかと言えば、たまたま面白いPodcastはないだろうかとあれこれ探していた時に「越読る」というPodcastを見つけ出したのがきっかけだった。ぼくが聞いたのは(と言っても1度だけサラッと聞いただけなのだけれど)多和田葉子『エクソフォニー』についての回で、聞かせてもらいながら「こうして、自分が読んだ本や近況について『語る』のも面白そうだな」と思い始めた。こうしたPodcastはぼくはバイアス(偏見)を持っていて、何か瀟洒なBGMがないとサマにならないのではないかとか思っていたのだけれど何はともあれ低予算で気軽に始められるものでありそうだと思ったので、今度時間が空いたら10分くらいしゃべってみるのも面白そうだなと思った。そこで、あらためてこの「踊る猫」の日常について話し、自分が最近読んでいる本についてもお話しできたらいいなと思った。
ぼく自身のことを思い返してみる……そもそもなぜぼく自身が発達障害という自分自身の障害(あるいは個性)と向き合って生きることに決めたのか。そしてそれをオープンにして、職場でもジョブコーチの利用などを試みたりするようになったのか。プライベートでもこうして自分の障害特性を公表して、それ以外にも読書の感想をシェアしたりして外に対して自分自身を表現し続けている。それはたぶんぼくにとって、生きるということが常に謎だらけの体験を強いられることであったからだと思う。なぜぼくはこんな変なぼくなのか。変だとしたら、なぜそのことでここまで責められなければならないのか……そんなふうに子どもの頃から自分自身と向き合うこと、反省することを強いられてきたのでこんな風に内にめり込んでいく考え方が芽生えたのだと思う。そこから、「自己とは何か」「他者とは何か」「世界とは何か」といったことへの関心が生まれてきた……それはそして、柄谷行人や村上春樹を読むようになったいまでも続いている。英語を学ぶのも本をたくさん読んでしまうのも、そんな動機からだ。それはそうと、そのPodcastのタイトルはどうしたらいいだろう。いまブラーの『The Great Escape』を聴いているのでそれにあやかって「とんずら倶楽部」なんて名付けようかなどと考えているのだけれど。
休憩時間、ふとスマートフォンでネットサーフィンをしていて「マイクロアグレッション」について書かれているサイトを読んだ。海外の人に対して闇雲に「日本語が上手ですね」と褒めてしまうことの是非についてだ。多和田葉子『エクソフォニー』の中にもこんな話題が出てきていたっけ。でも、これは一筋縄ではいかない難しいテーマだと思う。確かにネイティブの立場から「日本語が上手ですね」と言うことはどこかで「(私が理想とする)日本語話者として『認める』」みたいなニュアンスが生まれてしまうのかもしれない……とも言えば言えるのかもしれないけれどぼくはそこまで「うがった」見方をしたくないのだった。海外の人が努力して、時間をかけて向き合って学んだ日本語のそのスキルに対して素直に驚嘆の念を示すことを無碍に否定したくない、と。これは痛し痒しあって、どっちが一方的に悪いとかそんな話ではないのだろうとも思う。そう思うと、国際問題というのはなかなか面白い。こんなこともこれから行うPodcastで話せればいいかな……とすっかり「やるっきゃない」な気持ちになってしまっているのだった。ともあれ、今度の会議はどんな展開になるのだろう。これに関しても「やるっきゃない」。
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modernheavy · 9 months
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今日読んだ漫画 2023年8月31日(木)
電子書籍
👩‍❤️‍👨『アイドルと恋人契約しました』かわにし萌+差異等たかひ子
アイドルと恋人契約しました 分冊版|コミックシーモア作品情報
😺『夜は猫といっしょ』4巻 / キュルZ
夜は猫といっしょ 4 | ブックライブ
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myonbl · 1 year
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2023年4月12日(水)
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私の職場(私立女子大学)では今日から授業が2/15週目、新入生たちも少しはペースをつかめたかな。わたしはと言えば、3限の授業を終えてすぐに帰宅、買物をして早めに夕飯を準備した。というのも、今夜は町内会の新年度総会、前年度の会計係を終え、今夜の報告さえ済めば9年後まで平穏な(?)生活となるのだ。会議を終えて戻る頃にはツレアイが肴の準備、平日だが日本酒で自分を慰労したのであった。
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5時30分起床。
ツレアイは息子たちの朝食と2男のおにぎりを用意する。
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私は夫婦の朝食と弁当*3を用意する。
洗濯1回。
空き瓶・缶、45L*1。
ツレアイの職場経由で出勤する。
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順調に到着する。
水曜日2限・3限は「情報機器の操作Ⅰ(栄養学科)」、今日は2週目、GoogleClassroomの使い方、タイピング練習の仕方、学内フォルダと授業用フォルダの利用など。2週連続で欠席がないのは嬉しい限り、いささか問題のある学生も居るにはいるが、何とか出席を続けて欲しい。
早めに帰宅、ライフ西七条店で買物する。
一昨日発送した<MQJ(メモリアル・キルト・ジャパン)>のニュースレター、pdf版をGoogleGruoupsで配信する。
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息子たちの夕飯、ササミを使った鶏ジャガ、長野産の白ワインを一緒に。
先日なくなった長兄の長男から着信、本日無事に告別式を行ったこと、四十九日の法要には来て欲しいとのこと。
徒歩30秒の<岡本ヨガ教室>へ、今夜は町内会の新年度総会だ。19時きっかりに開会、今年の役員名簿を確認し、行事予定・予算案などの審議、さらに懸案の<町内野良猫餌やり問題>について検討、町内以外の人がノラ猫に餌をやることで烏も相まって衛生的に問題のある事象、必要な箇所にセンサー付きの照明を取り付けることで、抑止効果を期待する方向で検討することに。
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帰宅すると、ツレアイが酒の肴を用意してくれていた。独活の炒め物と酢の物、我慢できずに燗酒を付ける。
片付け、入浴、体重は450g減。
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ウォーキング抜きで12,000歩越え、水分は1,740mlなり。
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dream-ent · 9 months
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2023-08-24
雨の日、佐藤さん宅(すでに佐藤さんたちは越してしまい、別の誰かが住んでいるようだった)の駐車所でキュウキュウと泣く小さな生き物を発見する、それはどう見ても小熊のようだった、猫用のチュールをあげて傘を指し、ひとまず自宅に帰る、翌日佐藤さん宅の前を通りがかると家の中から再びキュウキュウと声が聞こえてきた、どうしても心配になったわたしと母、さやちゃんはお邪魔しますと声をかけ家の中の様子を見てみる、そこには少し元気を失った様子の熊がいて、思わずごはんをあげたりお手洗いを掃除したりと世話をやいてしまう
家主は出かけているようで、置き手紙でもして立ち去ろうとした瞬間に若いお兄さんがふたりが訝しげな様子で入ってきた、必死でわけを説明すると理解を示してくれて、不思議なことになかよくなった
熊の様子が気になるというのもあり、わたさは何度もその家へ通うようになる、アンティーク調の家具がかわいかった、なぜかカンニング竹山さんやかがやに会った
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