Tumgik
#甥叔父
kanata252 · 1 year
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叔父と甥
仗助: ゆきち
承太郎: 無(むー)
Photo: 哉屶
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ashitakorosu · 19 days
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下書き供養
フィク一好きな描写、トニは教えてくれなかったのか?てニヤニヤする👑
甥がライバルとスケベする前提で性教育する叔父…
☀️にちょっとえらそうでちょっとそっけなくてちょっと優しい昔の👑最高です!!NIKEだし
0年代後半の👑かっこいいよ~~😢😢
かたことの英語と微妙なテンションでろじゃーのは…おっきぃ…ここまでくるってお腹指して教えてくれる☀️マイフェイマスアス…
優しくするばっかり言う👑(17)(必死)(あの金髪)と痛くしないでねを繰り返す☀️(16)
👑17歳が半勃ちから自分で完全に勃たせてゴム着けるところをどきどきしながら見てる☀️16歳
イライラしてる👑大好き、"""""HOT"""""
ライバルなんかいらねえと思ってた頃の👑と恥ずかしくて目も合わせられないのに一緒にダブルスやりたかった☀️の👑☀️ほんまに(ほんまに)
👑が☀️にとって未知の年上の男だった頃があったんだな~~~~~
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myonbl · 3 months
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2024年6月9日(日)
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私ども夫婦はどちらも飲んべえの血筋、一年365日の晩酌は欠かさない。休肝日などと言う不健康な言葉は辞書には無く、規則正しく飲み続けている。今日はツレアイの誕生日、これもいつも通り酒好きの3男からプレゼントが届いた。確かに若い頃は飲み過ぎての二日酔い、肝臓に負担をかけたこともあったがそれも今は昔、近頃は飲みすぎる前に寝てしまうことが当たり前。いつまでも好きな酒とすごすこと、それには飲み過ぎることを控えねばと、気持ちも新たにしたのであった。
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5時15分起床。
日誌書く。
洗濯機回す。
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朝食は昨晩のすき焼きの後に用意しておいたうどんを頂く。
珈琲。
洗濯物干す。
何も予定がないので、各自片付けや読書など。
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ランチ、息子たちには日清ラ王しょうゆ味、我々は冷蔵庫掃除。
録画番組視聴。
笑福亭呂竹「近日息子」
初回放送日:2024年6月8日 土曜の早朝は関西の笑いをたっぷりと!▽今回は笑福亭呂竹の落語「近日息子」▽桂文枝からのお題に挑戦!第2回「らくご男子サバイバルチャレンジ」動物が不調を訴える…?
刑事コロンボ
第6話「二枚のドガの絵」/ Suitable for Framing 大邸宅の広間。富豪でこの屋敷の主であるランディ・マシューズはピアノを弾いていた。そこに音もなく忍び寄るマシューズの甥デイル・キングストン。彼は手袋をはめた右手に拳銃を握り、銃口をランディに向けると、次の瞬間、発射音が轟いた。デイルは、叔父の死を確認すると次なる行動に出た。
ツレアイは買い物に、私は午睡。
夕飯前にココに点滴。
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夕飯は浜峰商店の干物、息子たちには天然鯛の一塩干し、我々は売る前イワシの丸干しで🍶。
録画番組視聴、刑事コロンボ。
第7話「もう一つの鍵」/ Lady in Waiting 美貌の女性ベス・チャドウィックは、父親の死後、家を守ってきた兄ブライスから交際相手について干渉され続けてきた。現在、問題になっているのは法律顧問であるピーター・ハミルトン。ブライスは、ピーターが野心のためにベスに近づいていると見て、彼にある手を打ったと告げる。
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この人らしい演出、この人らしい軽さと薄さ。
入浴、体重は昨晩から950g増、あちゃー。
パジャマに着替えて日誌書く。
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今日は家から一歩も出ず、ま、日曜日だからね。
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puddingluv25 · 2 years
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甥っ子に節分豆を投げつけられる叔父
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kennak · 1 year
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 服部吉次さん(俳優・音楽家/78歳)  今年3月に英公共放送BBCが報じたジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題のドキュメンタリーを契機に、元ジャニーズJrでシンガー・ソングライターとして活動するカウアン・オカモト氏(27)が実名でジャニー氏を告発するなど、その衝撃は日本中に広がっている。今回、俳優で音楽家の服部吉次氏が小学生の時に受けたジャニー氏からの性被害を告白する。吉次氏は「別れのブルース」「東京ブギウギ」「銀座カンカン娘」などの和製ポップスで知られる国民栄誉賞受賞作曲家・服部良一の次男。長兄は作曲家の故・服部克久だ。(独占インタビュー前後編の前編です)  ◇  ◇  ◇  ──なぜ、今過去の性被害を公表する気になったのでしょうか。 「ひとつは、カウアン・オカモト氏ら実名で告発した方たちに対する敬意です。ジャニーの悪行にはかつて(2000年代に)司法の明確な裁きが下ったんです。にもかかわらず、それから30年経った今に至るも、主要なメディアはジャニーズ事務所の数々の非道の兆候を明確に指摘することをためらい、忖度し、温存する側に回ってしまった。  なぜか。この国ではむきだしの怒りを相手にぶつけることを避けてしまう。人々はこの世の歪みに気づかないふりをする。でも、少しずつではあるけれども、勇気ある告発は増え続け、海外からの声も追い風になり『おかしい』という声は大きくなってきた。それだけに行動する人に対するバッシングも大きくなる。今回こそ、真正面からその圧力と向き合おう、この機会を失うと、もう二度と発言の機会は失われてしまうかもしれない。そんなやむにやまれない思いで、今回の告白に踏み切りました」 ■父の米国巡業の縁で姉弟が服部家に  ──被害にあったのはいつ頃でしょうか。 「まず、ジャニーと私の父・良一の出会いから話します。1950年に、父が歌手の笠置シヅ子さんと『ブギ海を渡る』を持ってアメリカ巡業ツアーをしたのです。8月11日にハワイ公演、9月1日から3日間はロサンゼルス公演でした。会場は高野山ホールという高野山真言宗の直営ホールで、当時の高野山真言宗米国別院の第3代主監が喜多川諦道氏。ジャニー喜多川の父です。  諦道氏は『ボーイスカウト第379隊』の結成に尽力したり、プロ野球球団『ゴールドスター』のマネジャーも務めていたという多芸多才な方だと、今回ネットで知りました。ロスの日系社会で声望が高かったそうです。息子のジャニーは当時19歳。姉のメリーと共にコンサート会場を駆け回り、大人顔負けの接待役を発揮し、父や笠置さん、服部富子(叔母で『満州娘』の大ヒットで知られる歌手)、スタッフたちのマスコット的存在だったそうです」  ──服部家とはその縁で? 「同じ年の6月に勃発した朝鮮戦争で、ジャニーはアメリカ国民として徴兵され、従軍するのですが、ある日、突然、彼が新宿区若松町の家にカーキ色の軍服姿で現れました。パパ(良一)と叔母は、それを見るなり『ヒーボー(ジャニー氏の本名・擴からこう呼んでいた)! ウワー、大きくなって』と歓声をあげて出迎えました。  それから、何回か若松町に遊びに来ました。今でも忘れられない光景があります。玄関にうずくまり、軍靴をゆっくりと編み上げている彼の姿です。家族はそれを囲んで一言も言わずじっと見つめていました。それから彼は立ち上がり、私たちに別れの挨拶をするでなく、『あー、行きたくないなー』と一言。  今思うと、2世差別の残る戦場へ向かう彼の姿を中国戦線での慰問経験をもつパパと叔母は、どんな思いで見ていたのだろうと思います。ジャニーは朝鮮戦争から帰還し、その翌年日本に戻り、除隊後には米大使館軍事顧問団に勤務したといいます。それで再び、服部家に出入りするようになったので��」  ──どんな印象でしたか? 「ジャニーはワシントンハイツ(代々木にあった進駐軍宿舎)に住んでいて、時々、お土産をもって服部家を訪ねてくるんです。ハーシーのチョコレートやハンバーガー、フライドポテト、アイスクリームなど。PX(基地内の売店)で手に入れたものでしょう。当時の日本は皆貧しいですからね、ハーシーのチョコなんて高根の花でした。うちは比較的裕福とはいっても、進駐軍の物資の豊かさは別世界です。  ある時、冷蔵庫が運ばれてきたのでびっくりしました。父が彼に頼んで買ったものでしょうけど、当時は氷を置いて冷やす簡易冷蔵庫しかない時代です。冷蔵庫・洗濯機・テレビが三種の神器と呼ばれて主婦が憧れたのは1960年代の初めですからね」 ──ジャニー氏の性癖を知ったのはいつですか? 「私は当時8歳。小学2年生ですから、チョコレートやお菓子を山のように持ってきてくれて、一緒に遊んでくれるヒーボー(ジャニー氏)は優しいお兄さんですし、大好きでした。ある日、いつものようにふらりとやってきて、確か“キャナスター”というトランプゲームなどで遊んでくれたヒーボーが、『もう遅くなったから今日は泊まっていこうかな』と言うんです。母も、『そうね、どうぞ泊まっていって』と言う。  ヒーボーが『どこに寝ればいいかな?』と聞くと、『よっちゃんの部屋がいいんじゃない』と母。『よっちゃん』というのは私の愛称です。  それでヒーボーが私の部屋に泊まることになりました。2階が子供部屋で4部屋あるうちの2つは兄と私、1つは姉3人が寝るようになっていて、一つは布団部屋みたいになっていたと思います。  パジャマに着替えた私が布団に入ると、彼が『肩揉んであげる』と言うんです。私も子供のくせに肩こり性なので、言う通りうつぶせになると、ヒーボーの手が虫みたいに体中をはいまわるので『なんか変だな』と思ったけど、私にとっては優しいお兄さんですからね。  そのうち、下半身をまさぐってきて、パンツをめくって股間のあたりに手を入れてくるんです。指でさすられているうちに生温かいものに包まれたと思った瞬間、今まで知らない突き抜けるような快感があって。それが初めての射精でした。何がなんだかわからず、びっくりしていると、今度は肛門をいじり始め、舌がはい回ってくる。そのうち舌とは違う硬いものが入ってくる感触がするけど、さすがに痛いので身をひねったら、諦めたようで、指で自分を慰めている。それを見て怖いというよりも、8歳だから何がなんだかわからない状態です」 ■姉からは「汚らわしい」と言われ…  ──母親には話さなかった?  「その翌朝、起きたらすでにヒーボーの姿はない。何も知らない姉が笑顔で『どうだった? 昨夜は大好きなお兄ちゃんと一緒に寝て楽しかった?』と聞くので、『うん、ヒーボーは僕の体を揉んでくれるんだけど、だんだん、手がパンツの中に入ってきて、おちんちん触るんだよ。おちんちんって汚いよね。ぼく、なんだか気持ち悪くて……』と言ったら、姉が、『やめなさいよ、そんな話。汚らわしい』とすごい剣幕で言う。  姉がそんなに怒るのは昨夜のことはやっぱりいけないことだったんだと思って……母親に話すことはできないし、まして普段からあまり会話が少ない父親に話すなんて無理。そこで思考停止しちゃったんです。  ジャニーがしたことがオーラルセックスだというのは大人になってわかるんですが、変なことをされたという気持ちとそれを自分が受け入れた後ろめたさが子ども心にも複雑な心理状態になるんですね。  アイスやチョコをくれて、性的な快感を味わわせるということで、こちらに後ろめたさを持たせ、その一方で加害者としてその快楽を使った口封じをしているわけです。性に関する問題は『支配と奉仕』の二重構造があるのだと思います。でも、それで終わったわけではなかったんです」(後編につづく) ▽服部吉次(はっとり・よしつぐ) 本名・服部良次。1944年生まれ。父は作曲家・服部良一。劇団黒テントの創立メンバー。「翼を燃やす天使たちの舞踏」「上海バンスキング」「阿部定の犬」ほか多数の舞台に出演。妻は女優の石井くに子。次男はハンブルク・バレエ団で東洋人初のソリストで、バンクーバー五輪の開会式に出演したバレエダンサー・服部有吉。兄は作曲家・服部克久。甥は作曲家・服部隆之。隆之の娘はバイオリニストの服部百音。 (取材・文=山田勝仁)
(2ページ目)国民栄誉賞作曲家の次男がジャニー喜多川氏からの性被害を告白 「8歳の時に自宅部屋で…」|日刊ゲンダイDIGITAL
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misoppoino · 2 years
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クリスマスプレゼントを選びにきた叔父甥
⚠ショタ化
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punipunijapan · 2 years
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Learn Japanese relative vocabulary! 👨‍👩‍👧 ⁡ いとこ    itoko     cousin ⁡ おじいさん  ojiisan    grandpa 祖父     sofu👴 ⁡ おばあさん  obaasan   grandma 祖母     sobo👵 ⁡ 姪      mei       niece ⁡ 甥      oi       nephew ⁡ 叔母     oba      aunt ⁡ 叔父     oji        uncle ⁡ ⁡ Learn more at : https://www.punipunijapan.com/japanese-family/ ⁡ It is the perfect time to start learning Japanese🇯🇵 Take Japanese lessons online with our professional Japanese teachers \(◕ω◕)/☆ We can teach you Japanese step by step and make the customized lesson for you. You can take a FREE trial lesson here now🌸👉 http://kakehashijapan.com ⁡ Do you want to pass JLPT? We have special JLPT prep course for you 👉 https://www.punipunijapan.com/jlpt/ ⁡ Get our Japanese phrase ebook and learn more Japanese📚https://www.punipunijapan.com/phrasebook/ ⁡ #learnjapaneselanguage #studyingjapanese #Japanesevocabulary #nihongo #learnjapanese #studyjapanese #kanji #Japanese #jlptn2 #learningjapanese #japanesewords #Japaneselearner #japanese #Japan #japaneselanguage #japaneselessons #japaneselesson #learnjapanese #japaneseteacher #jlptn1 #japaneseclass #JLPT #japaneselanguage #learningjapanese #日本語 #n3 #n5 #n4 #n2 #n1 #kanjistudy https://www.instagram.com/p/CkACMX3yVmv/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tanakadntt · 1 year
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奈良坂透の小説(二次創作)
王国防衛戦
玄関から声をかけると、しばらくして階段から駆け下りてきた叔母は取り乱していた。
「透、よく来てくれたわ。救急に電話をかけても繋がらなくて。玲は今は眠っているけど、やっぱり苦しそうで早くちゃんとした呼吸器をつけないと」
早口で一気にまくし立てたあと、甥がずぶ濡れの上に煤だらけであることに気がついてないかのように、
「姉さんは?」
とだけ聞いた。
奈良坂の母のことだ。
「動かせる車を探してる」
奈良坂家の車は家ごと潰されていた。この家の車両もショッピングモールの立体駐車場の瓦礫の下に埋もれている。
「叔父さんは?」
「連絡が取れないの」
叔母の美しい顔が苦悩で歪んでいる。
「どうして、こんな時にこんなことが起こるの?」
言ってもせん無い事だ。玲には聞かせられない。どちらが『こんな時』で、どちらが『こんなこと』なんだろう。どちらも緊急事態だった。因果関係はあるかもしれない。地響きが止まない。戦闘機が高度を低くして飛んでいく。衝撃で家が嫌な音を立てて軋む。玲の身体には障るだろう。
「俺、病院まで連れていくよ」
「透ちゃん」
叔母は思わず小さい頃の呼び名で呼んだ。奈良坂は十二歳の少年だったが背は高い。
「玲は軽いから大丈夫だ」
叔母は頷いた。
「そうね。私も一緒に行くから交代で背負いましょう」
開けっ放しの引き戸の玄関から雨の音に交じって、ウォォと咆哮のような音が聞こえる。人の声なのか『あれ』の声なのか。
「いつもの道は通れない。『あれ』を避けて通らないと」
「そうね」
覚悟の決めた表情の叔母は階段を上がって行った。雨で玲が濡れないようにしないといけない。奈良坂は勝手知ったる家の中を物色し始めた。
奈良坂透の第一印象はなんと言っても、品のある端正な顔立ちである。街を歩いていればすれ違った人間が振り返る程の美形である。筋の通った鼻梁といい、切れ長の目、引き締まった口元といい、隙のない造作であった。男女問わず、密かに『ナラサカ王子』と呼ばれている。
しかし、浮いた噂はない。
「あまりのイケメンぶりに遠巻きにされている」というのが同学年で同じ六頴館高校に在籍する辻新之助の分析で、辻が彼とよく一緒にいる理由は彼の威光を借りて女子を遠ざけるためである。辻は女性が苦手なのだ。『奈良坂フィールド』とは辻と同じ二宮隊の犬飼澄晴が命名した現象で、そう揶揄するほどに不思議なバリアがあった。
原因は整いすぎた顔だけではない。彼の無関心にも由来する。
女子の熱い視線も何処吹く風といった態度なのはやはり環境だろう。美しい母、母によく似た姉、母の妹であるたおやかな叔母、そして叔母の娘である那須玲である。よく似た顔立ちの美しい一族。女性を意識するのが難しいほど、彼は子供時代を彼女たちと過ごした。
同い年のいとこである玲は病弱だったが、現在はトリオン技術の被検体になることでボーダーに所属している。
彼女は実験にしては期待以上の活躍をしてのけた。彼女には才能があった。突出した変化弾の遣い手と呼ばれ、A級トップの出水公平に並び、弾バカと呼ばれているほどだ。
指揮能力にも優れている。那須隊を結成、エースであり、隊長を務める。
「透、ありがとう」
叔母はよく涙ぐんで礼を言い、奈良坂を困惑させる。
「こんなに楽しそうな玲を見ることが出来るなんて」
彼女のそれまでの十六年間が楽しくなかったとは奈良坂は思わない。子供の頃から、彼女は聡明で、さらに気が強いところがあった。女王のように奈良坂に振舞ったものだ。しかし、トリオン体で飛び跳ねる玲を見るのは奈良坂自身が楽しい。叔母と叔父もそうだろう。
·····あの日、危ういかと思われた玲の容態は混乱の中でも受け入れてくれた医療関係者の尽力により落ち着いたのだが、すぐさま他県への転院を迫られていた。
ベッドが足りないのだ。重傷者の数も許容を遥かに超えている。しかも、急にメディアに姿を現すようになったボーダーという組織によれば、まだ『あれ』は、やってくるのだという。
病弱な一人娘を中心に動いている叔母の家にとって、転院は三門市から出ていくことを意味する。
しかし、そうはならなかった。
家もなくなり、ひとまず叔母の家に身を寄せている奈良坂はあれやこれやと忙しい大人たちの代わりに姉と交代で玲の傍にいたから、玲が両親と医師にそう宣言した時もそこにいた。
「私は動きません」
彼女は身を起こすこともまだできないでいた。
「残ることにします」
「玲·····」
玲は口角をあげた。無理やり笑ったのだ。
「お母さん、私、死ぬならこの街がいいわ」
たしかにこの状態で、見知らぬ土地に動くことは賭けになるかもしれなかった。
彼女は残ることを決定した。
ならば、奈良坂のすることはただひとつだった。
終わり
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flamingo-rex · 1 year
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2023.04.30
コロナ禍で中止になってた各イベントも再開をし
尾道地元の祭りも2days開催
ワイがガキの頃もあったが、高校生の頃は
バンドで演奏してくれと、3回程出演した事がある
時は流れ、バンド演奏は無いが
よさこい みたく、地元の小、中学生や企業などの
チームが参加して1つのテーマ曲で踊り
各振り付けを披露しながら、300mくらい?踊って
審査順位を競うモノが催されてた
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甥っ子が出場するので、見にきて!と…
コッチ戻って初めて、この祭りを見ました。
とは言え、踊る甥っ子を見て帰っただけだけどね
子供が出場すれば、親は勿論、叔父や叔母も
まんまと出てくる。
踊りのチーム対抗戦にすれば、1チーム数十名!
甥っ子のチームは100名。
ガキに対して×3名のギャラリーが付属するとして
平均で400名の動員。
この日、中学生は41チーム参加
16400名が動員。×2日開催
恐らく、もっと多くのギャラリーも参加するので
この地域参加のダンスイベントは、重要コンテンツだし
無いと、動員は一気に下がるだろうね。
30年前はバンドブームもあって、
客寄せパンダになっただろうけど、
演者は4人くらい
ダンスは演者100名。
1チームの構成比率はダンスの勝ち。
そりゃ、運営側は、そっちに目をつける。
体育授業の必須科目にダンスが追加され
底上げが出来て、プロとしてのダンサーが育って
職業として受け入れや、食いぶち確保出来る様に
ちゃんとして欲しいよね
バンドだってそう。
客寄せパンダに使うのでなく、ちゃんと
後進を育てる事も考えて運営してたら
ムーブメントは作れただろうな。
大人は正義を使って、ガキを利用する。
だからガキは不良の席に座る。
みんな通って来たのに、ガキの気持ちを忘れてる
今日、照れくさそうに踊る甥っ子を見てて
当たり前だよな…ワイなら嫌だった。見られたく無い
そんな気持ちを思い出すし、気持ちも分かる
照れ臭さを隠す為に、カッコ付けなきゃいけないし
悪ぶらなきゃいけなくなる
ガキが真剣になるには、条件が必要なんだよ!
盲目的になれる夢無いと無理やし、憧れも、夢も必要
ガキは未来を見てるから、机の上で算段して
目の前の利益だけ考えてるヤツとは合うわけ無い。
本当の悪人に正義使われちゃあ、
ガキは、イキがるしかねぇもんな…
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tomoshiha · 2 years
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 書店は年の利益の約3割を12月の売り上げから得るんだそうで、どうりでまあ毎日忙しいこと忙しいこと。クリスマスがそのピークだから、土日でもある今日明日はその頂点といっていい。きっと今日は泡吹くほど忙しいんやろな、ま、自分非番やけど、と思っていたら病欠の代打が回ってきて、唇を噛んだ。
 今年もあと一週間で、たぶん年内に読み終わる本もなさそうなので、今年のベストを考えてみた。
 やっぱり一番は榎本空『それで君の声はどこにあるんだ』(岩波書店、2022年)で、読んでいるときからもうこれは今年のベストになるなと思っていた。著者は沖縄に育ち、27歳のときに渡米してニューヨークのユニオン神学校でジェイムズ・H. コーン、コーネル・ウェストに師事して黒人神学を学んだ人。一昨年読んだコーン『誰にも言わないと言ったけれど』を訳したのも榎本さん。どの伝統に連なるのかという話。今年は「それってあなたの感想ですよね」の人が沖縄の抗議運動を冷やかしに行く最悪なことがあったけれども、「それってあなたの感想ですよね」という、言葉から精神を引き剥がそうとする言葉に対して、「それで君の声はどこにあるんだ」という問いをぜひともぶつけてみたいと思った。
 もう一つはタルコフスキーの『映像のポエジア』で、夏に文庫化されたので買って少しずつ読み進めていたのだけれども、本当によくて、ページの上端を折りまくってしまった。おかげで上部が少し膨らんでいる。タルコフスキーのことは心底信頼しているけれども、タルコフスキーもまた観客のことを信頼していたということがわかって嬉しかった。タルコフスキーにしても自分が連なる伝統の話をしていてよかった。
 2022年はとにかくこの2冊が圧倒的だった。
 明日泡吹いて、明後日泡吹いたら晴れて仕事納めということで、今年は一週間ほどまとまった休みがとれた。クリスマスプレゼントでもないけれども、甥に絵本をいくらか送っておいたから、おもしろがっているところを目撃できたら嬉しい。送ったのは五味太郎『もみのきそのみをかざりなさい』など。まあ叔父の寄越した本など気に食わないのが常やけど。 
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shime-maru · 3 months
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かなえちゃんと初サシ🦑
「なんかね、ローラーころころしてるとこ甥っ子がはじめて三輪車に乗ったのを見てる気分」
「叔父さんなの?」
#甥っ子(かなえちゃん)と叔父(俺) #たまたまお揃いだったサングラス #あと服が破けてて心配でした
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2gsahoko-intermission · 3 months
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『マーヴィンズ ルーム』感想
スコット・マクファーソン作『マーヴィンズ ルーム』の劇団昴による上演を見てきた。1996年にメリル・ストリープやレオナルド・ディカプリオ、ダイアン・キートンといった布陣で映画化されている。映画は未見&舞台上演も未見、今回の上演が初見だった。
卒中で寝たきりとなり認知症が進行中の父マーヴィンと背骨や足に損傷を抱える叔母ルースを20年に渡って介護してきたベッシーは、ある時、白血病を宣告される。骨髄移植に向けた適性検査のため、絶縁状態だった妹リーが息子のハンクとチャーリーを連れてベッシーらの暮らすフロリダを訪ねてくる。ベッシーとリーは再会を喜びあうが、どこかよそよそしい。ベッシーは、息子たちに対するリーの高圧的な態度に驚きを隠せない。ハンクはリーの恋人への反発から結果的に自宅に放火し、現在は精神病院に入院している。リーとハンクは一触即発で、心を閉ざしたハンクは移植にも消極的である。しかし、ほぼ初対面だったことが幸いし、ベッシーはハンクをただの甥として接する。次第にハンクの態度は軟化し、適性検査を決意する。若い頃はベッシーの献身を理解できなかったリーだが、生活を共にする中でベッシーへの理解を深めていく。美容師の資格取得を目指すリーは、姉のウィッグを整えることを約束する。一家は連れ立ってディズニーランドへ遊びに行き、ベッシーはリーにセットしてもらったウィッグを装着している。しかしベッシーは体調を崩し、倒れてしまう。帰宅したベッシーの元に、適性検査の結果が届く。リーたち母子のうち、マッチする者は誰もいなかった。沈むベッシーに追い討ちをかけるように、チャーリーがハンクの書き置きを渡してくる。ベッシー宛に家出の意思が綴られていた。ショックを受けるも、マーヴィンの世話をするためベッシーは部屋に入る。リーが書き置きを見つけ、怒りとともに破り捨てる。その直後、ハンクが戻ってくる。リーはただ「勝手にいなくならないで」と釘を刺し、ハンクは黙ってルースの世話をしに行く。マーヴィンの部屋では、ベッシーが光の反射を天井に映してみせており、二人の楽しげな笑い声が響く。
本作はエイズ・クライシス真っ只中の1990年に初演を迎えた。フロリダ在住の老いた親戚やエイズを発症したパートナーの介護や看護といったマクファーソン自身の経験が踏まえられている。
「家族はツラいよ」はアメリカ台詞劇の大きな流れをなすテーマであり、本作もその系譜に連なっている。ただ、不器用であるがゆえにすれ違ったり勘違いしたり、怒りと苛立ちを募らせて、真正面から衝突しあい傷つけあう家族像はもっぱらリーとハンクに託されている。むしろ本作で重視されているのは、家族の間でのケアの互恵的なあり方だと感じた。
ベッシーとマーヴィン、ルースの家族は、介護や看病が生活の核に据えられているためか、家族のニーズを満たすことが最優先であり、がっぷり四つで衝突し合う姿は前面に押し出されていない。ベッシーを中心に、家族のニーズを把握し、応えようと心を傾ける姿が基本的に描かれている。忘れっぽいルースは、ベッシーが留守の間にマーヴィンに薬を飲ませる役目を託されてもすっぽかしてしまうが、ベッシーは呆れるだけで怒りはしない。怒ったところでマーヴィンが薬を飲んだ状態にはならないからである。食べ物を分け合い、同じテレビ番組を楽しみ、ガラスの反射光を天井にぶつけて笑い合ったり、密着した関係がベッシーとマーヴィン、ルースの間に���見出される。
劇の始まりの時点では、未婚の中年の娘が親や叔母の介護に時間と労力を搾取されているのではないかと常に疑いながら観客はこの作品に対峙する。この観客の認識は、リーとベッシーの断絶の背景を形作っているものと同じであり、つまり、観客はベッシーに対してはリーと重なる疑いの視線を投げかけている。
しかし、ベッシーのケア労働はただ自己犠牲的かというと、そのようには描かれていない。まず、ベッシーはマーヴィンの呼び声全てに忠実に応えているわけではない。悪夢にうなされて一瞬目が覚めて不安になって呼ぶマーヴィンの声に、リーは不安になるが、ベッシーは「すぐに眠るから」と判断し、あえて応えない。マーヴィンがどのような状態にあり、何を求め、何を必要としているかを総合的に思いやり、判断できていることが窺える。
また、ベッシーとリーが接近するにつれて、ケア労働にうまく従事することはベッシーにとってのある種の贖罪であり救済であることが明らかになっていく。ベッシーは、リーに初めての恋人との思い出を打ち明ける。夏の間だけ町にやってきていた移動遊園地のスタッフで、大口を開けて声を出さずに笑うという特徴的な笑顔をもつ男がベッシーの初恋の相手である。ある時、ベッシーは移動遊園地の面々と川辺で遊び、その日は寒かったのにベッシーの恋人はおどけて川に飛び込み、潜ったり浮かんだりしていた。大口を開けて笑う恋人は、そのうち、川から姿が見えなくなった。実は、恋人が川から向けていた顔は笑顔ではなく溺れかけて焦る顔だったのである。誰も危機に瀕していると判断できず、恋人は溺死してしまったのである。
この思い出話が挟まることで、ベッシーが介護や看護にひたむきになる理由がくっきりと浮かび上がる。助けを呼ぶ声を聞き取ることができず、歪む顔を笑顔として読み違えてしまったがために死なせてしまった経験から、ベッシーは、マーヴィンやルースの頼る声をしっかり聞き取り、ニーズに応えようとするのである。しかも、愛する人のためにできて幸せだと力強く言い切るのである。ケアをするという行為自体が、ベッシーの傷ついた経験を慰めていたのである。そしてそのようなベッシーと接するうちに、自暴自棄になっていたハンクは得意の配線作業で一家を助けるようになり、チャーリーはディズニーランドでルースの車椅子を嬉々として押し、リーはベッシーのウィッグの調整を申し出るようになるのである。
このように、『マーヴィンズ ルーム』ではベッシーを巡って「ケア」が肯定的に捉えられており、また、「ケア」を通じた家族の再構築が行われようとする作品としての側面を有している。本作の面白さはさらに、「ケア」を大上段に構えず、ドライな世話のあり方も笑いを交えながら提示していることである。
たとえば、ベッシーを診るウィーリー医師は、患者の名前を再三間違えて全く気にしないし、ベッシーと話が噛み合うようで噛み合わず漫才のようなやり取りに帰結する。また、ハンクが入所している精神病院に勤務するシャーロット医師は、リーには応接室での喫煙を咎める癖に、一人になったら自分もタバコを取り出し、リーのキャラクターを面白がるコメントを口走る。家族関係から外れた立場からケア労働に関わるキャラクターたちは、ケアすることを通じてケアを受けるという循環の中には組み込まれず、また家族関係の再構築に深くコミットメントしておらず、業務として一線を画している。
また、家族の中でもルースは「変わり者」として描かれているためか、自分が受けるケアも人に対するケアもぶっ飛んでいて笑える。ルースは長年背骨や足の激痛に悩まされていたが、ある時脳の信号をコントロールする装置を身につけることで痛みを格段に軽減させる措置を受ける。ただし、装置のスイッチを押すとガレージのドアも連動して開いてしまうという弊害も生じているが、ルース始め家族はそういうものと受け入れている。極め付けは、訪問看護師に対するルースの反応である。ベッシーが入院していることを悟らせないために、ルースは訪問看護師をマーヴィンにだけ見えている存在であるかのように振る舞ってしまったとベッシーに告白するのだが(これにはベッシーも愕然とする)、これも突然の環境の変化がマーヴィンに悪影響を及ぼさないか考えたがゆえの行動であることが語られる。ワイルドカード的な存在であるルースは、摩訶不思議なものとしてケアをなんだか愉快にしてしまうキャラクターとなっている。
介護・看護する存在が介護・看護される側となり、疎遠だった家族と再開し…と、いかにも重々しい家族ドラマが繰り広げられそうな題材で、意外にも笑いに包まれていたのは、ドライな第三者の視点が巧妙に配置されていたからだといえる。
このタイプの作品は、スター的な存在が牽引するというものではなく、俳優全員の化学反応が肝心といつも思っているが、その点今回のプロダクションは安定していた。個人的に好きだったのは、佐藤しのぶのルースである。とにかくチャーミングで、忘れっぽくて困った行動を時々するのに憎めないキャラクターに仕上がっていた。すりガラス越しの部屋からマーヴィンの言葉にならない声だけが聞こえてくるという演出も、岡田吉弘の的確な演技によってマーヴィンの機微が窺えてよかった。
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suikomizunosoko · 4 months
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【読書感想】岩波水滸十四回(※前のサイト掲載分)
劉唐くんを捕まえて、
晁蓋宅に向かう雷横一行(朝4時)(早朝)
寝てたのに起こされる晁蓋…
ちょっと疲れたんで休憩させてもらいにきました!って
いくら泥棒捕まえた報告も兼ねてるとはいえ時間が早すぎるよ雷横くん…!
圧倒的弟気質…。
捕まった泥棒を一応確認しておきたい晁庄屋さん。
(庄屋さんって言い方いいな…)
劉唐の痣は鬢の横にあるらしい。
叔父と甥ってことにしようって話だけだったのに
本番にアドリブで細かいとこまで合わせ切るのすごいな〜
ガチっぽさを演出するためにほんとに殴ってるし…いたそう…
雷横すんなり信じちゃうあたり晁蓋のこと信頼してるんですね
いいですよ
すんなりお金ももらっちゃう雷横くん…。
(普段から断っても晁蓋に無理やりねじ込まれるんだろうか…お金…)
雷横が気に入らない劉唐くん
なぜか雷横をやっつけたらアピールポイントになると考える劉唐くん…
雷横が劉唐のこと泥棒泥棒言って煽っててわろた
後で晁蓋に「まともに相手する気なんてありませんでしたよ(笑)」みたいなこと言ってるけど
めちゃくちゃ喧嘩買ってるじゃん…。
呉用って眉目秀麗だったんですか????
推してたつもりだったけど忘れてたわ……
呉用のこと師匠って呼ぶ雷横かわいいね
呉用が間に入っても一触即発状態なの、君ら血気盛んすぎる
呉用、晁蓋と一番の友達だって……
いつも相談されてたって…………(最高)
幼馴染は……良いな………
『晁蓋は衣服をひっかけただけで胸をあけ放ち、…』って
劉唐を部屋に休ませた後に一回脱いだってこと???
なんで????
トイレ行ったのかな……
爆笑(爆笑とは書いてない)する呉用可愛すぎる
幼馴染め
呉用が雷横と劉唐をそのままやりあわせてたら雷横がやられそうだったから
止めに入ったけど〜的なこ��言ってたけど
劉唐をヨイショして宥めるためのアレなのかな
それともほんとに劉唐の方が勝ちそうだったのかな…
屋敷で晁蓋と劉唐の話を聞いて、
今は私ら三人しかいないけど、あと七、八人…
って、あっさり自分も参加する表明してる呉用
当然参加しますけど?ってかんじ?
次回、呉用の舌が大活躍!
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fqlang · 5 months
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最近,“县城婆罗门”一词热度很高。“婆罗门”是种姓制度下的最高种姓,这个团体掌控着经济命脉,享受着最多最好的资源。“县城婆罗门”则是指我国县城出现的类似利益团体,他们在各个方面凌驾于普通工农群众之上。春节期间,很多博主回乡后不约而同地发现自己那些留在小县城的同学过上了比去大城市打拼的自己好得多的生活,他们个个有车有房,工作轻松稳定,家庭幸福美满,消费不看价格,在看似贫瘠的县城里居然有着一批生活水平远超当地经济发展水平的群体。最近这个词又翻红是因为一个小男孩在课堂上造句的视频:“我想当中国农业发展银行的行长,继承我的爸爸。因为我的爷爷是中国农业发展银行的行长,我的妈妈是中国农业发展银行的副行长,所以我想继承我们的家产。”大家发现,原来王侯将相真的有种,阶级优势真的可以代代相传!至此,“县城婆罗门”一词彻底点燃了中文互联网的情绪。
农业社会并不需要很复杂的管理,贵族子弟只要不是太无能,一般也足以应付。高考恢复之后,很多大中专院校仍旧是工作包分配的,而分配又往往是分配回原籍。穷苦人家的孩子有条件读书吗?所以能读书并考学的都是条件本来就好的人家,这种人家集中于政府机关、事业单位,他们的子弟拥有更多的教育资源,大学毕业分回原籍就是接父母的班,即使没有接班也能利用小县城的熟人资源获得上升空间;水平稍差的子弟可以通过参军入伍提干转业的方法回到县城继承父母的阶级地位以及这个地位所带来的一切资源;水平更差的子弟也能通过非正式编制先进入单位再慢慢转成正式工。“父子室,夫妻科,侄子打水叔伯喝,孙子开车爷爷坐,兄妹办公桌对桌。亲戚班子驸马团,小三秘书打字员,王孙公子汽车队,七姑八姨管妇联,亲家表亲配同班,外甥小舅管财权。”你以为这段看似荒诞的顺口溜真的只是编出来的吗?
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thanatochu · 5 months
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Hydrangea
綾子主ほのぼの日常編 黒い森を抜けたあと、の続き
春の終わりに、出会ったばかりの僕たちが共同生活を始めてしばらく経った。 今ではもう梅雨の季節で毎日雨が降ったり止んだり、じめじめとしたお天気が続く。樹さんに頼んで乾燥機買ってもらえて良かった。 樹さんは割と子煩悩というか叔父馬鹿なところがあって、甥っ子の快適な生活のためなら金と労力は惜しまないと豪語する。 僕としてはそんなに甘やかしちゃ駄目だよとブレーキ役のパターンが多くなってるんだけど、多紀を甘やかしたいのは正直とてもよく分かるので結局甘々な僕たちを多紀本人が諌めてくるという構図。 多紀はこの春から転校して近所の小学校2年生になった。 最初は内気なのもあってポツンとしていたようだけど、僕らと暮らすようになってから笑顔も増えて友達も出来たらしい。お勉強も頑張っていると連絡帳にも書いてあった。 僕は表向き、樹さんたちの遠縁ということにしてもらっている。みんな苗字がバラバラでも辻褄が合うように。ごく普通のママとパパがいる家庭ではないと、多紀が変な噂を立てられないように外面は良くしておくに越したことはない。 同級生のママさんやPTA、ご近所付き合いまで僕が一手に引き受けているけど、若い女の子たちとの会話とはまた違ったスキルが要求されるので、慣れるまで大変だ。 実のところ僕は2009年どころかもっと先の未来のことまで知っているので、2000年代初頭に生きる人たちと話しているとジェネレーションギャップみたいな気分になっちゃうことがよくある。うっかりSDGsが、とか言わないようにしないと。 でも皆さん基本的に良い人たちだ。近所には緑も多い公園があり、曜日によって種類の変わる安売りセールのスーパーと、閑静な住宅街で広々とした居住スペース。子供を育てる生活環境としては今のところ何の問題もなく満足している。 最初にこの環境を整えてくれていた樹さんには頭が上がらない。 多紀の父方の親戚連中に随分とご立腹の様子で、その頃の多紀を見たらそれは無理もないだろうなと推測する。 親戚たらい回しの放置されっぱなし、愛情のお水を貰えずに干涸びて。そんな環境で育ったら他人に期待しなくなるのは当たり前だ。 巌戸台に越してきたばかりの、舞い散る桜も空の青も、綺麗なものを何も映していないような君の灰色に霞んだ瞳を思い出す。 どうでもいいなんて言わせない。そのために僕らは家族になったんだ。
そろそろ多紀が学校から帰ってくる時間だ。 僕は樹さんと多紀が選んでくれた黒のデニム生地のエプロンを締め直して、おやつ作りに取り掛かる。 蒸し暑くなってきたからゼリーとか涼しげなのも良いなあ、なんて考えながら定番のホットケーキだ。休日の朝ご飯にはじゃがいもをすり下ろしたパンケーキが好評だったけど、今回はおやつなのでメープルシロップとバターを多めに。 「ただいまー」 焼き上がったいいタイミングで玄関のドアが開いた。 「おかえり。今日も楽しかった?」 「うん。今度ね、遠足があるみたい。おべんと作ってくれる?」 「へえ!いいねえ〜頑張ってお弁当さん作っちゃうよ」 おやつがあるから手洗ってね、と言うと多紀は素直にランドセルを置いて洗面所に向かった。 冷たい牛乳と一緒にホットケーキを並べると、戻ってきた彼が「いいにおい」と顔をふんわり綻ばせる。もう、うちの子すっごく可愛い。 僕の分は最初に焼いた、あんまり上手い焼き色にならなかった1枚でカフェオレと。やっぱり皆で選びに行ったランチョンマットは色違いの豚さんだ。 「ジュジュの分ある?」 「あるよ、ちゃんと作ってあるから大丈夫」 ジュジュとは樹さんのことだ。音読みで、じゅ。 教えてもらった時は微笑ましいなと思ったけど、最初に言い始めたのは樹さんのお姉さんなんだそうだ。つまり多紀の亡くなったお母さん。 ひと回り近く歳の離れたしっかり者のお姉さんだったそうで、もう姉というより母親が2人いるみたいだったと樹さんが溜息を吐いていた。 「ジュジュ今日も帰り遅いのかなあ。おしごと大変なのかな」 「夏休み取れるように今から頑張ってるんだって。お祖父ちゃんち行くんだもんね」 「うん!」 学校が夏休みになって樹さんも纏まった休みが取れたら、実家のお祖父さんとお祖母さんに会いに行こうと計画している。 長閑な田舎に遊びに行く夏休み、なんて絵日記が捗る子供らしいイベントだ。 多紀は小さい頃に会っただけで記憶も曖昧だけど、電話ではよく話しているので2人に早く会いたいと毎日とても待ち遠しそうだ。 こんな時に、そういえば向こうの多紀もお爺さんお婆さんが好きだったな、なんて考えたりする。文吉さんにクリームパンをポケットに捩じ込まれたと満更でもなさそうに僕に半分くれたことがあって、くすりと思い出し笑いが漏れた。 とても懐かしいし君に会いたいなとは思うけど、その彼を堂々と迎えに行くために此処に来たんだ。ホットケーキを咀嚼して感傷的になってしまった気分を振り払った。
遠足はどこに行くの?お弁当は何食べたい?などと話しながら夕飯を2人で済ませ、お風呂上がりに水分補給していると樹さんがようやく帰宅した。 「あー、つっかれた…」 「ジュジュ、おかえり」 疲労と空腹でよろけている叔父さんを玄関まで多紀がお出迎えする。手には飲みかけの乳酸菌飲料が入ったコップだ。 「ただいま〜。良いもん飲んでるな。ひと口くれよ」 「ええ〜。ひとくちって言ってジュジュいっぱい飲むんだもん」 「この前は喉乾いてて、つい。悪かったよ。それとジュジュじゃなくてたつきって呼べ」 パジャマ姿の甥っ子をハグして謝りながらも文句を言う。 こうしていると本当に雰囲気が似ている叔父と甥だなと思う。樹さんのほうが少し癖っ毛で毛先が跳ねているけど、2人とも青みがかった艶やかな黒髪だ。僕も黒髪だけど、色味が違う。 樹さんはよく見るとアメジストみたいな瞳の色をしていて、仕事中は外しているけど左の耳にピアス穴がある。 多紀と違うところといえば、叔父さんの方が男の色気があるところかな。多紀はもっと中性的だし。 これで大手企業にお勤めなんて、かなりモテるんだろうなあ…とぼんやり思うけど今のところお付き合いしている恋人さんはいなそうだ。普段はできる限り早く帰宅するし、仕事と甥っ子に全振りしている。 そんな叔父さんに渋々ながらも結局自分の飲み物をひと口あげている多紀は偉いなあ、と家族の考え事をしながら樹さんのご飯の支度をした。 「玄関の紫陽花、綺麗だな。買ってきたのか?」 シューズボックスの上に置いた花瓶を見たのだろう、ネクタイを外しながら樹さんが訊いてくる。 「ご近所の榊さんのお庭にたくさん咲いたからって、お裾分けしてもらったんだ」 色とりどり、形も豊富な紫陽花をお世話するの上手ですねって正直に感想を述べたら、少し切ってあげると品の良い老婦人が花束にしてくれた。 バラや百合みたいな派手さはないけど、今の時期しか嗅げない匂い。梅雨も悪くないなって思えて結構好きなんだ。 ドライフラワーにしても綺麗なのよ、とその人は笑っていた。 「ぼくもあじさい好きだよ。雨の雫が似合うよね。あっ、でも遠足の日は晴れて欲しいなあ」 「遠足があるのか。そりゃ雨じゃちょっと残念だもんな」 席に座って、いただきますとお箸を手に取りながら樹さんが頷く。 「近くなったらてるてる坊主作ろうね。すごく大きいのと、小さいのたくさん作るのどっちがいい?」 「小さいのいっぱい!」 「ふふ。布の端切れもいっぱいあるからカラフルなの作ろう」 そんな話をしているともう夜の9時を回っていた。いけない、多紀の寝る時間だ。 「歯磨いて寝る準備出来た?じゃあ昨日の続きから少し絵本読もうか」 「うん、歯みがいた。ばっちり!」 「樹さん、食べ終わったら食器は水につけておいて。お疲れなんだから早くお風呂入って寝てね」 「ふぁい」 夕飯のチキンソテーとおやつのホットケーキを頬張りながら樹さんが返事をする。 「たつきもおやすみなさーい」 「ん、おやすみ」 挨拶のあと子供部屋へと入る。樹さんが用意した多紀の部屋は愛に溢れていて、子供用らしく可愛いパステル色で揃えられた壁紙やラグ、家具と小物に至るまで趣味がいい。おもちゃも温かみのある木が多く使われていて、こういうのお値段結構するんだろうなと思う。 多紀をベッドで待っていたのは小さめのクマちゃん。樹さんが買ってくれたぬいぐるみで、キャメル色の毛並みに水色のリボンを首に巻いている。 多紀はいつも枕元で座っているクマちゃんと、その下に畳んであった柔らかく肌触りのいい木綿のタオルケットを抱きしめる。 青と黄色のチェック柄で、両親と住んでいた昔から愛用している所謂セキュリティブランケットだ。 それらに囲まれてふかふかのお布団に入り、少し絵本を読み聞かせるとすぐに多紀はうとうとし始める。 以前までは寝つきが悪かったようなので、精神的に安定してきたなら何よりだ。 しっかり眠ったのを確認して掛け布団を整えて、僕はキッチンへと戻った。丁度お風呂上がりの樹さんがタオルで髪の毛を拭きながらテレビのリモコンを操作している。 僕が温かいほうじ茶を淹れてテレビ前のテーブルに置くと、「お、ありがと」と笑ってひと口啜った。 樹さんは家ではお茶とコーヒーばかりだ。仕事の付き合い程度にはお酒を飲むけど、プライベートまで飲むほど好きでもないそうだ。 僕もお酒は飲めないのでちょっと親近感。もう半月くらいすると、多紀と一緒に漬けた梅ジュースが飲み頃になるから楽しみなんだ。 「多紀は今日も元気だったか?」 「うん。ジュジュの分のホットケーキはあるの?って心配してた」 「ははっ。無かったら半分くれる気かな」 多分ね、と相槌を打ったら樹さんはしみじみと優しいなあと呟いた。 「さてと。俺もメールチェックして早めに寝るかな。ごちそーさま」 「お疲れさま。おやすみなさい」 樹さんが自室に入る足音を聞きながら残りの洗い物を片付けて、自分も休む。 当然ここでも毎晩影時間はある。多紀が象徴化しないのはもちろんだけど、樹さんもペルソナ使いだからか、それとも適性の問題か、普通に棺桶にならずに寝ている。それでも影時間のことは認識していない。 一応シャドウが2人に悪さをしないように、いつ多紀が影時間に目覚めてパニックを起こしても対処できるように周囲の気配を見守っているつもりだけど、現時点ではそんな心配もいらないようだった。
遠足は今週末の金曜日。天気予報では雨の確率は50%といったところで、今日帰ってきたら多紀と一緒にてるてる坊主を作ろうと約束していた。 本日のおやつはいちごババロアが冷蔵庫に冷えている。お湯と牛乳で作れるもので簡単で美味しい。 布団乾燥機を稼働させながら夕飯の下拵えまで終わったところで、多紀がまだ帰ってこないことに首を傾げた。 奥様方が小学生にも子供用PHSを持たせようか、まだ早いか話題に上がっていたのを思い出す。いざという時に連絡がつく安心感は重要だ。 小雨の降る窓の外を眺め、エントランスまで様子を見に行こうかとヤキモキしていたら多紀が帰ってきた。 「ただいまー」 「あっおかえり。ちょっと遅かったね?何かあったの」 「うん。リサちゃんちでね、子犬が生まれたって聞いたから触らせてもらいにいったの」 レインコートを脱いで傘立ての横にある壁のフックに引っ掛けながら、多紀が早口で説明してくれる。 ふわふわの触り心地を思い出したのか「これぐらいでね、茶色くて」と両手で抱える真似をしながら、かわいかった〜なんて笑うから、心配していた僕のほうまで笑顔になる。 中型犬より大きめの体で、毛が長くフサフサした母犬だと言っていたので数ヶ月もすれば子犬もすぐに大きくなるんだろう。 「りょーじも今度いっしょに見に行こう?」 「うん、僕も出来れば抱っこしてみたいな」 おやつの後にお裁縫道具と端切れを出してきて、てるてる坊主作りに取り掛かった。 そのまま吊るすと頭の重さでひっくり返っちゃうからどうしようか、と2人で相談して体の部分に重りを仕込めばいいんじゃない?という結論に至った。 多紀にビー玉を提供してもらって、いくつか綿と一緒に袋詰めして端切れを縫い合わせたマントの中に仕込んだら、顔を描いて首にリボンを取り付ける。 「ジュジュと、りょーじと、ぼくと、じいじと���あばね」 5体のカラフルなパッチワークてるてるが出来上がり、カーテンレールに並んで吊るされた様子はなかなか可愛い。 「これで金曜日は晴れるね」 「うん!」 「樹さんが帰ってきたら見てもらおう」 「どれがジュジュか分かるかなあ」 「きっと分かるよ、多紀がみんなの顔描いたんだもん」 多紀とは逆に、今日は少し早く帰宅した樹さんが感心したようにカーテンレールを眺める。 「へえ。随分イケメンに描いてくれたな」 「だってジュジュいけめんでしょ」 「望月だってイケメンだろうけど。タレ目と吊り目の違いか?」 樹さんのてるてる坊主はキリッとした印象で、ピアスも忘れずに描かれている。僕の顔はぐりぐりした目の横にホクロが描いてある。ちゃんと黄色いマフラーも多紀が首に巻いてくれた。 久しぶりに皆揃って夕飯を食べながらリサちゃんちの子犬の話になった。 「多紀は犬が好きか。うちの実家にも白い雑種の、ももがいるぞ。覚えてるか?」 「…いぬ?お鼻がピンクの子?ジュジュが撮った写真があった」 「そうそう。もう今年10歳だからおばあちゃんだけどな。まだまだ元気だって聞いてるから夏休みに会えるよ」 「うん。ぼくのこと覚えてるといいな」 「ももちゃんかあ。僕も仲良くなれるかな」 野生の本能なのか、動物全般に僕はあんまり好かれない。そもそも近くに寄り付かないし、威嚇される時もある。怯えさせないようにしたいんだけど。 僕と眼を合わせられるコロマルくんの度胸はすごかったなあ、なんて記憶の中の白い犬を思い浮かべた。 「飼いたいなら…うちでも飼えるんだぞ。ここのマンション中型犬までなら大丈夫だし。猫だっていいけど」 「えっ。…ええと、そっか。でも、もうちょっとちゃんと考えてみる…」 多紀は最初に分かりやすく目を輝かせたけれど、ぐっと踏み止まって大人みたいな対応をした。確かに命を預かる責任が生じることだ。 「ああ。よく考えて、どんなことが必要か勉強しておこう。そうすればきっと出会うのに相応しい時に会えるよ。こういうのも縁だからな」 叔父さんに頭を撫でられて、多紀は嬉しそうに頷いた。
ついに遠足当日。朝のお天気は薄曇りで、念の為の折り畳み傘だけで済みそう。 お弁当は前日から練習してみたけど微妙なヒーホーくんキャラ弁。まだこの時代には100円ショップを探してもそれほど種類豊富なお弁当グッズが売ってないので、ちょっと苦戦した。 海苔とスライスチーズでフロストの顔を作り、体はミニハンバーグ。彩り重視で卵焼きにウィンナー、ブロッコリーとミニトマト。仕上げに保冷剤代わりの、冷凍にした小さいゼリーを添えて。 小さめのおにぎりを2つ入れたら準備完了だ。出来栄えは食べる時のお楽しみね、と多紀には言ってある。 おやつは多紀の好きなお菓子と水筒には麦茶。これだけで小さな体には結構な荷物だ。 「忘れ物はないかな?」 「えーと、うん。みんな入ってる」 「よしよし。じゃあ気をつけていってらっしゃい」 「うん。いってきます」 多紀が靴を履いていると洗面所から樹さんが慌てて玄関までやって来た。 「待て。俺にいってきますのチューは?」 「チューなんていつもしてないよ」 呆れながら多紀は膝をついて屈んだ樹さんにハグをしてあげる。ぽんぽん、とリュックを背負った背中を叩いて樹さんが「楽しんでこいよ」と笑った。 笑い返して頷いた多紀を送り出すと樹さんが身支度に戻る。僕は彼にトーストとコーヒーを用意して、後はお弁当の残りおかずで朝ごはんとする。 「てるてる坊主のご利益があったな」 「そうだね。帰りまで保てばいいけど」 照ってはいないが朝から土砂降り、なんてことにならないだけ御の字だ。 たくさん作った分の効果があったのかな。
金曜日はお肉セールの日。豚コマと鶏挽肉を買ったスーパーの帰り道に「望月くん」と声を掛けられた。声がした生垣の方を見ると、先日の紫陽花の老婦人が手招きしている。 「榊さん。こんにちは、先日は綺麗な紫陽花ありがとうございました」 「いえいえ、どういたしまして。それでね、今日も良かったらなんだけど」 今度はやや小さく、もこもことした可愛い白色の紫陽花をくれた。 「紫陽花の花言葉は移り気なんて言われるけど、てまりの種類には家族や団欒なんていうのもあるの。白い紫陽花は寛容とか一途な愛情。色や形で様々な花言葉があるのも魅力ね」 「そうなんですね…家族か。うちにぴったりです」 「でしょう?それとね、これはお裾分けなんだけど。ちょっと時期はズレちゃったけど美味しいものは変わらないわ」 渡された紙袋の中を見ると柏餅だ。葉っぱが緑のと茶色いのがあって、中身の餡が違うのだそうだ。こし餡と味噌餡。どっちも美味しそう。 「わあ、今年の端午の節句はもう終わっちゃってて、お祝いできなかったので嬉しいです。ありがとうございます」 「よく行く和菓子屋さんのなんだけど、まだ柏餅売ってたから買って来ちゃった。多紀ちゃんによろしくね」 ぺこり、とお辞儀し合ってまた歩き出す。我が家はみんな甘いもの好きだから、洋菓子和菓子関係なく喜ぶ。 空を見上げると雲は厚いものの、まだ雨は降らなそうだ。多紀が遠足から帰ってきたら柏餅でおやつにしよう、なんて考えながら家路を急いだ。
貰った白い紫陽花は壁際のキッチンカウンターに飾った。花瓶も可愛らしく小ぶりな桜色にして、部屋も明るくなったようで見ていると和む。 「ただいまー」 玄関が開く音のあと、すぐ元気な声が続いた。 「おかえり。遠足どうだった?」 「楽しかったけど、ちょっとバス酔っちゃった」 「あれ。酔い止め効かなかったかな」 「帰りは平気だったよ」 「そっか。良かった」 話しながら多紀がリュックからゴソゴソと取り出したのは空のお弁当箱と水筒。それからやっぱり全部空になったお菓子袋。 「おべんと、ごちそうさまでした。みんながねー、すごいってほめてくれた」 「おお!ひとまず安心したけど、個人的にはクオリティがいまいちなので…次に頑張るね」 「そなの?上手だし、おいしかったよ」 「…うちの子って、なんて良い子なんだろ」 首を傾げる愛くるしさにぎゅーっと抱き締めると「わかったわかった」と腕をぽんぽん叩いてあしらわれる。さっさと抜け出した多紀は手を洗いに行ってしまった。 真似してるのか無自覚か、仕種が叔父さんに似てきたなあ。 「お皿のね、絵付けたいけんしてきた。焼いてから学校に送ってくれるんだって」 「へー!なに描いたの?」 「ひみつ!」 笑いながらリビングへ入って、てるてる坊主に「雨ふらなかったよ、ありがとう」なんてお礼を言ってる。それから白い紫陽花に気づいて顔を近づけた。 「あれ?新しいのだ。きれいだね」 「さっき買い物帰りに榊さんに会ってね、また貰ったの。それと多紀にって柏餅も貰ったよ」 「かしわもち!こどもの日に食べるやつだ」 「みんなで住み始めたの大型連休過ぎてたから、お祝いしそびれてたよね。お祝いといえばお誕生日も!来年は盛大にやろう。ケーキ作っちゃおう」 「うん。その前に2人のたんじょうびだと思うけど…ジュジュは夏生まれだって言ってた。りょーじは?」 「僕?うーん僕は…秋生まれかなあ?」 正直、誕生日も歳もよく分からない。どこから数えたらいいのかも曖昧だ。 強いて言うなら、君にファルロスとしてお別れを言った朝の、次の日なのかなと思っている。そこから今の僕が形成された。もう随分昔のことみたいだけど。 「じゃあ、きせつが変わるたびにお祝いできるね。ケーキぼくも手伝う!」 にこにこ笑った多紀が、はたと思い出したように紫陽花を見上げた。 「あじさいのおばあちゃんにお礼したいな」 「そうだね。一緒にお菓子か何か作って持って行こう。ケーキの予行練習でもいいよ」 またひとつ、数日先、1年後までの約束と楽しみが増えた。こんなことの積み重ねで幸せが作られていくんだろうな。 柏餅は、こし餡と味噌餡どっちにする?と訊いたら迷うことなく「どっちも!」と答えるところは子供らしいというより多紀らしい、と笑ってしまったけど。 「ジュジュに半分ずつあげるの。どっちも食べたいでしょ」 「そうだねえ。樹さんも両方食べたかったーってなるよねえ」 樹さんがまた喜んじゃうなあ、と子供特有の猫っ毛でサラサラの髪の毛を撫でた。 柏餅を食べながら、教わった紫陽花の花言葉について話し合う。多紀は興味を持った様子で、今度学校の図書館でお花の図鑑を借りてくると言っていた。 まんまるで、人の心を和ませる。そんな世界一の団欒が作っていけたら良いなあ。 ささやかで壮大なことを願いながらエプロンを付け、夕食の準備に取り掛かった。
このお話の時代考証というか、どこまで詳細にやったらいいのか悩みまして、結論。 ファンタジーミレニアムにすることにしました。この時代にまだそれ無いじゃない…? とか色々挙げればキリがないのと、この望月さんは全部体験はしていなくとも 令和まで知識として知ってるという未来人っぽさを醸し出してもらおう!という…。 チートなハウスキーパーというより所帯染みた専業主夫になってますが 子主さんにいろんな体験をさせてあげたいものです。 叔父さんはマキちゃんと友達以上恋人未満のいい感じになってて欲しい もうお前ら早く付き合っちゃえよ!(願望)
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0oamaaaaazingo0 · 6 months
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いや、偶然見た絵とかなら行ける…と思ったけど甥っ子が絵を描けることを知らない叔父さんのことだからなぁ はあ…
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