Tumgik
#芸術批評
djsouchou · 6 days
Text
撮り鉄は「良い構図」が決まっていてそれにどれだけ近づけるかが重要な評価基準なのだ、という話に対して、素朴に「独創的な自分だけの『表現』こそが価値あるものだ」っていう立場から批判したり嘲笑したりするのを見ると、そうした素朴な芸術観・表現観にもものすごい警戒心が働いてしまう。自分にそういうところがないかというとまあ別にぜんぜんあるんだけど。でも別の評価基準だってあるよな、くらいのことをわきまえられるようにはなったさ。
@imdkm • 撮り鉄は「良い構図」が決まっていてそれにどれだけ近づけるかが重要?... • Threads
3 notes · View notes
kijitora3 · 6 months
Text
ハリウッドが、じゃなくて、欧米社会が、人種差別的なんです
多くの白人が人種差別的でないように演技するけど、白人しかいない場ではホンネ炸裂 だんだん本性隠してるのに疲れてきて逆切れ気味に本音を曝け出す その繰り返し
欧米人がいいというものをいいと思い込む過去の悪習をそろそろやめて、日本は日本で、東南アジアは東南アジアで、インドはインドで、中東は中東で、アフリカはアフリカで、自分たちがいいと思うものを評価するのが当たり前じゃないか
それが、全世界が欧米基準に合わせて欧米人に褒めてもらえるようにピョンピョンジャンプして尻尾振ってるようにみえる 言っちゃ悪いがアカデミー賞なんか、その典型 日本アカデミー賞はそんな欧米権威にぶら下がっている名称が非常によくないと思う
自由と民主主義も日本には、日本の自由と民主主義の伝統がある 欧米と違うと自由がないとか民主主義がないではない これは中国人がする人権がない状況の批判に対する言い訳と同じようにも見えるが、全然違う 実際に政府批判した人間が安全に幸せに生きられる社会であるという最低条件は万国共通でいい 人を殺すのは悪いことだ、と同じように
 ただ、それを満たしたうえで自由や民主主義には民族文化で個性の違いがある 芸術文化にも個性や違いがある それが自然に理解できているのが、本当に人種差別がない人だ
で、そんな人は白人にも黒人にもアラブ人にも東洋人にも東南アジア人にも・・そんなにはいない
要するに人類は基本人種差別的 これは生き物の本能からすればむしろ当たり前 その上でいかに違う者同士で平穏を保つか、が追及すべき問題だ 人種差別をなくそう、なんてえのは、みんなで平和を祈れば世界は平和になるってのと同じぐらい実効性がない
10 notes · View notes
ryotarox · 7 months
Text
パレルゴン/エルゴン | 現代美術用語辞典ver.2.0
パレルゴン/エルゴン Parergon/Ergon
いずれもギリシャ語を語源とし、エルゴンは「作品」、パレルゴンは「作品の外、付随的なもの、二次的なもの」などを意味する。
伝統的には、作品そのもの、ないし作品の本質に相当するエルゴンに対し、パレルゴンはあくまでもその外的かつ非本質的な付随物にすぎないと考えられるのがつねであった。しかしフランスの哲学者ジャック・デリダ(1930-2004)は、『絵画における真理』(1978)に所収の論考「パレルゴン」において、この両者の主従関係を大胆な仕方で問い直した。
パレルゴンは、その名が示すとおり、エルゴンの完全な外部ではなく、むしろ「エルゴンergon」の「傍らにpara-」位置するものである。たとえば絵画作品の場合、「額縁」こそ絵画にとってのもっとも重要なパレルゴンにほかならない。作品が作品であることを枠づけ、作品を作品として屹立させているものこそが額縁(=パレルゴン)なのである。
それに加えて、カントの『判断力批判』(1790)に代表される芸術や趣味についての理論は、われわれがエルゴン(本質的なもの)とパレルゴン(非本質的なもの)を明確に峻別できるということを前提としているが、こうした前提一般がそもそも疑わしい。
カントは、パレルゴンの例として「額縁」のほかに「彫像の衣服」「建築物の列柱」を挙げているが、実際にはこのエルゴン/パレルゴン、本質的/非本質的という区別そのものが問いに付されるべきだ、とデリダは主張するのである(事実、彫像の肉体と衣服、建築物の構造と列柱は明確に峻別できるたぐいのものではない)。
デリダによる上記のような「エルゴン/パレルゴン」の問い直しは20世紀末の美術界にも少なからぬ影響を与え、結果としてこの「パレルゴン」という概念は、1980年代以降の美術批評や展覧会などにおいてしばしば参照される重要な参照項のひとつとなった。
イマヌエル・カント(Immanuel Kant) ジャック・デリダ(Jacques Derrida)
絵画における真理 | カーリル
6 notes · View notes
petapeta · 1 year
Quote
地裁判決だが、元グラビアアイドル/現ライターの石川優実氏とネット論客の青識亜論氏の訴訟で、青識亜論氏に賠償が命じられた*1。 問題となったツイートは二つあるのだが、どちらもある話題に対する石川氏の発言を、他の話題に対しての石川氏の意見として紹介するものだ*2。問題ツイートでは、石川氏が性暴力被害者や炎上事件の当事者といった困っている人々を突き放すような発言をしたことになっているので、真に受けると石川氏への印象が悪くなる。虚偽であるので、違法性阻却事由もない。(虚偽の)事実を摘示し、公然と、人の社会的評価を低下させたと言える。 ネット界隈の論争に限らずだが、批判対象の言動を極端なものに表現して紹介していることがよくある。批判対象の主張が混乱しており誤解してしまっている場合もあるが、原文の一部を切り出しているだけだったり、原文で明確に否定していることを肯定しているかのように紹介し、不当な主張だと激しく非難を加えている。しかも同じネタで何年間も繰り返しており*3、傍目には批判対象の印象を悪くし、社会的評価を低下させることが目的のようにさえ感じる。 批判対象の言動を元にしていたとしても、戯画化が過ぎると名誉毀損になる。京都弁護士会館に裸婦画が飾るか否かについて両性の平等に関する委員会の見解を伝えた弁護士について、「「裸婦画はセクハラ」と取り外しを要求した無粋な女性弁護士」と言う見出しの週刊新潮の記事が、芸術性を評価せず、無粋な要求を行っているかのように弁護士を戯画化し、社会的評価を失墜させたとして、名誉毀損であると裁判所に認定された事件がある。 冗談で、よく話しているアカウントの発言を捏造したり、戯画化したりしているのを見かけることはあるが、あくまで冗談を言い合える間柄だから許されており、喧嘩腰に議論している関係では受忍範囲とは見なされない。意見が合わない相手だからこそ、誠実に議論をすることを心がける必要がある。
論敵の印象が悪くなるように論敵の発言を捏造したり戯画化したりすると、名誉毀損になるよ
21 notes · View notes
ari0921 · 2 months
Text
桜林美佐の「美佐日記」(265)
パリオリンピック開会式で痛感した「音楽の力」
桜林美佐(防衛問題研究家)
────────────────────
おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、265回目となりま
す。
 今回も感想を頂戴しています。「ミサイル発射で、
総員が配置に就くというその時に『私は資格がない
ので離脱します!』なんて隊員がいたらトンデモナ
イこと」ということは、民間の会社でも、しばしば
みられます。(中略)情報漏えいを防ぐという体裁
を取り繕うという部分最適に目が向き、きちんと自
国防衛ができるのかという全体最適に目が向かなけ
れば、何のための「特定秘密」なのかと思います」
ということで、全くその通りですね! 企業におけ
る「不正検査」事案も同じ構図だとして、現場の矛
盾を放置したまま臭いものにふたをすることばかり
しているとご指摘頂きました。
 本当に、こういう時にこそ政治の真価が問われる
のに、声を荒げて怒るだけでは・・・ですね・・・。
 さて、パリオリンピックが始まり、開会式につい
ては賛否両論のようです。確かに、ニュースで部分
的にしか観ていないと、首を持っているマリーアン
トワネットとか奇抜な場面だけ観ることになり、こ
りゃいかがなものか・・・とは感じましたが、全体
を観ているわけではないので評価はできません。
また「最後の晩餐」のパロディや、聖書の「ヨハネ
の黙示録」に書かれている死を象徴する馬が登場し
たと不快に感じたキリスト教徒から批判の声が上が
った、とも言われますが、私の周囲のクリスチャン
たちはそのようなことで怒っている人はいません。
むしろショーの総てを観た人は「全部を観ないと分
からないと思うけど、素晴らしい芸術だった」との
ことで、そう、やはり全体を観なければ評してはい
けないなあと思ったのです。
 私としてはレディ・ガガとセリーヌ・ディオンと
いう両アーティストの登場は心打たれました。
 「なぜ米国人やカナダ人なの?」という声も出た
ようですが、そこもまた意外性があり、あっと驚か
せる演出だと理解しました。
 レディ・ガガはフランス発祥のキャバレーをイメ
ージしたステージを披露。私は彼女は真の実力者だ
と思っていて、映画「A Star Is Born」(『アリー
/ スター誕生』)は、それを知らしめてくれました。
1976年に製作されたバーブラ・ストライサンド
主演のものも子供の頃に観ていたのですが、やはり
私自身が大人になっていてかつ音楽ももっと好きに
なっていたこともあり、ガガさんのスキルの高さに
圧倒されたのでした。
 そして今回の開会式のフィナーレを飾ったセリー
ヌ・ディオンさんの「愛の賛歌」も痺れました!
彼女は現在56歳、2022年にスティッフパーソン症
候群(SPS)という難病にかかってしまい、過酷な闘
病生活を送っていました。
 この病気は、筋肉の痙攣と硬直で体が衰弱するも
ので、耐え難いほどの痛みと痙攣によって歩くこと
も困難となり、声帯を使って歌うこともできない状
態だったのだそうです。
 そのため、今回のオリンピックは2020年3月以来の
パフォーマンスだったのです。「愛の賛歌」はエデ
ィット・ピアフの大ヒット曲で、飛行機事故で亡く
なったプロボクサーの恋人への思いが詩に込められ
ているということですが、日本人としてはなんとい
っても岩谷時子さんの詩がお馴染みでしょう。知っ
ている曲ということもあり、感動は大きかったので
はないでしょうか。
 とにかく、最後の最後で難病を乗り越えてきたセ
リーヌ・ディオンを出してくるなんて、これ以上に
ない「演出」であり、辛い境遇にある人への「激励」
であったと思います。彼女自身に対しても病気を克
服してパリ五輪で歌うという目標を提供した、その
発案をした人がいるのかと思うと、無条件に大きな
拍手を送るしかありません。
 このステージを観てみんなが感動の涙を経験した
とすれば、世界中のあらゆる人を1つにすることがで
きる「音楽の力」というものを痛感しました。
 それから、これはどこも報じていないようですが、
レディ・ガガも難病である線維筋痛症に苦しみ、ヨ
ーロッパ講演をキャンセルせざるを得なかったこと
もありました。
線維筋痛症は、全身に耐えがたいほどの激痛が生じ
るリウマチ性疾患です。私はかつてこの病気につい
てのラジオドキュメンタリーで構成を担当しました
ので、いかに過酷なものか知っています。精神的な
苦痛は計り知れません。
そのことを考えると、彼女の出演も意味が大きかっ
たと思います。
 そんなわけで、今回も軍事情報とは全く関係ない
内容となりましたが、引き続き真夏のオリンピック
をお楽しみ下さい!
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様にとって素晴らしい1週間となりますように。
2 notes · View notes
leomacgivena · 9 months
Quote
たけしは大学出てて松本は高卒とかドヤ顔で言う人って、出身大学で足切りしてる面接官と一緒じゃない?百歩譲って事務処理能力を測るならそれでもいいのかもだけど、文化とか芸能とか芸術を相手にしてるのに経歴みたいなもん持ち出すのってその時点で批評としてはかなり下等な部類だと思う
Xユーザーの無常くん(副書記)さん
6 notes · View notes
lastscenecom · 3 months
Quote
もしあなたが美術大学に通っていたら、そこで教えられることがあります。それは批評です。美術の学生には実際に芸術を批評する方法を教えます。ですから、ただ「すごい、いい作品だ」と言うのではなく、それを良いものにする要素を説明できるのです。
あなたは文章を書くときに完璧主義者ですか?
2 notes · View notes
ashi-yuri · 3 months
Text
東京都現代美術館企画展 「ホー・ツーニェン エージェントのA」
捉えがたいこのアジア、この歴史、この世界の仕組みを教えてよ
Tumblr media
シンガポールを拠点に活動するホー・ツーニェンの、映像を中心とした展示。
語るほど複層的で複雑で捉えがたい地域や歴史について、時間、虎、京都学派、様々な学術知識、過去の文献、短歌、映画、その中に宿る幽霊を丁寧に読み込み、取り込みながら、総体的に理解し、語ろうとする取組。
好きな要素しかないので、好きな展示でした。
抽象的でイメージを重ねずらし拡散していく内容は直観的に分かりやすいとは言い難くて、ともすれば単なる言葉遊びやひとりよがりな思考実験やアート表現にも見えかねないけど、シンガポール、東南アジアのルーツや現在、そしてさらに時間そのものについて、作者自身がルーツであり存在の根拠となるものをなんとか理解したいし、自身を取り巻くもので表現したいという真摯さが根底にある気がするので、自分はとても興味深く見られた。
壮大なその試み、混乱、矛盾ごと、頭の中身を作品にしたような展示でした。見せ方がとにかく格好よくてすごくよかった!
なんとなくKRZの複層的な語りが好きな人は好きそうと思いました。おすすめ。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
太平洋戦争について、理論的に根拠づけようとする京都学派の言論について取り上げた「ヴォイス・オブ・ヴォイド-虚無の声」
断罪や告発するような切り口ではなくて、時間も空間も距離を置いた場所から改めて丹念に拾い上げ、どこか親近感や共感や客観性を交えながらVRで身体的に体験させるという複層的な体験はほんとに独特で、現実から遊離しながら、現代までずっと残響が響き続ける声について考えさせられる機会を提供してもらったなと思う。
主観的でいてオートマチックでもある東南アジア辞典「CDOSEA」や映画の編集から成る「名のない人」「名前」の連作も、コンセプトと体験が一致していてすごくよかった。イメージの連なりが気持ちよく格好いい!
『時間(タイム)のT』は時間の関係で、適当に流し見。
スミッソンの「スパイラル・ジェッティ」の引用があったけれど、KRZと同様に、時と土地を扱う作品作る人ははやっぱり好きなんだと思った。
Tumblr media Tumblr media
国立近代美術館での展示「スパイラル・ジェッティ」より
図録の解説が的確にいろんな角度から、ちょっと眺めただけではわかりにくい作品を解説してくれて読みごたえがあった。なかの図や構成もめちゃくちゃ格好良いので、手元に置けるのは嬉しい。
Tumblr media
映像を表現言語の中枢とし、現代美術、映画、舞台芸術の領域を超えた横断的作品を世界各地で手掛けてきた、20年に渡るホー・ツーニェンの制作活動の全貌を掴むことは容易ではない。その芸術的実践を貫く手法は、歴史、哲学、美術史などの言説を含む幅広いソースから素材を集め、それらを複数の技法・技術を使って再編、転用、合成することで、イメージと言葉と音、そして鑑賞者の身体との複雑で豊かな層やもつれを形成するというものである。そこには、主体や言説を固定化し権力を形象化するシステムに対するホーの批評的応答を読み取ることができる。 崔 敬華「媒介者(エージェント)のたく(らみ)」より
ホー自身もおそらく、媒介者の増殖を通した脱人格化のプロセスのただなかで、そのつど「作家になる」のだろう。そのような共犯性に関して、アーティスト、キュレーター、ドラマトゥルク、出演者、音楽家、技術者、翻訳者、鑑賞者、研究者、批評家等々を私たちは区別しないだろう。 新井知行「ホー・ツーニェンとの協働について」
自分の備忘録用
youtube
2 notes · View notes
kennak · 4 months
Quote
園 子温(その しおん、 1961年〈昭和36年〉12月18日 - )は、日本の映画監督・脚本家。愛知県豊川市出身[3][4]。 来歴 出生から高校 1961年(昭和36年)、愛知県豊川市生まれ[3][4]。父である園音巳は英語を教えていた愛知大学の教授であった[1]。豊川小学校、豊川東部中学校を卒業[4]。とても厳格な家庭で育った反動で17歳の時に実家を飛び出し、上京したとされるが[1]、豊橋東高校は卒業している[4]。17歳で詩人デビューし、『ユリイカ』と『現代詩手帖』に詩が掲載された。 大学入学以降 映画監督として活動する以前は漫画家志望でもあり、法政大学入学後、20歳の時に出版社に漫画の持ち込みを行うも「まだ他人の気持ちがよく判らないんじゃないかな」と言われボツを喰らう[5]。 その後、リベンジのため本を読み漁り、映画を年間何百本と鑑賞したことがきっかけで8mm映画を撮り始める。 1986年、8mm映画『俺は園子温だ!』がぴあフィルムフェスティバル(PFF)入選。翌年、8mm映画『男の花道』でグランプリを受賞[4]。 1990年、ぴあフィルムフェスティバルスカラシップ作品として制作された16mm映画『自転車吐息』は、第41回ベルリン映画祭正式招待された[4]。 1993年、『部屋』を制作。翌年、サンダンス映画祭審査員特別賞を受賞。 『桂子ですけど』(1996年)、『風』(1998年、通産省制作)など、映画制作を続ける。 一��、街頭詩パフォーマンス「東京ガガガ」を主宰する。4000人のパフォーマーが渋谷のストリートで展開。このドキュメントを収めたジャン=ジャック・ベネックスのテレビ番組はフランスで視聴率40パーセントを超える。 ファッションデザイナー荒川真一郎とのプロデュース、短編『0cm4』(1999年)を上映した。 1994年3月10日〜17日、吉祥寺バウスシアター全館を貸し切り「園子温降臨祭」を開催。 1995年、100時間に及ぶ素材からなる大長編映画『BAD FILM』制作に取りかかる(2012年完成)。 2000年、『うつしみ』を制作、劇場公開。 2001年、『自殺サークル』を公開。新宿武蔵野館における過去最高の観客動員数となった。カナダファンタ映画祭(ファンタジア2003)にて“観客賞”を獲得。同時に“今年、最も優れた映画に贈る賞”も獲得。2002年度日本映画プロフェッショナル大賞第10位 。 2002年、『HAZARD』という ニューヨークを舞台にオダギリジョー扮する不良青年の青春映画を制作した。 2003年、前作に続けてオダギリ、田中哲司、村上淳、市川実和子等が出演した『夢の中へ』を制作。さらに同年、宮崎ますみ主演でR18指定の家族劇『奇妙なサーカス』を制作。 2006年『紀子の食卓』を公開。第40回カルロヴィヴァリ映画祭・コンペティション部門の“特別表彰賞”と、国際シネマクラブ連盟による“ドン・キホーテ賞”を受賞。また韓国で開催された第10回プチョン国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門の観客賞と主演女優賞受賞した。 2007年、テレビ朝日系ドラマ『時効警察』に監督として参加した。 2008年、『愛のむきだし』を公開。第9回(2008年)東京フィルメックスにおいて観客の投票によって選出される「アニエスベー・アワード」を受賞。第59回(2009年)ベルリン映画祭に出品され、「カリガリ賞」「国際批評家連盟賞」を受賞した[4]。続く『ちゃんと伝える』では故郷・豊川を舞台にした。 2011年、『冷たい熱帯魚』を公開。第67回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品した[4]。さらに同年『恋の罪』を公開。 結婚以後 2011年10月23日、監督した映画『冷たい熱帯魚』『恋の罪』に出演した神楽坂恵と婚約した旨が報じられた。結婚以降も妻の神楽坂を多くの自身の作品に出演させている。 2012年、『ヒミズ』を公開。古谷実の同名漫画を映画化で映画監督と脚本を担当した。園にとって、初の漫画原作物の映画化担当であった。第68回ヴェネチア国際映画祭コンペティションに出品され、主演の染谷将太、二階堂ふみが「最優秀新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)」を受賞した[4]。 10月、原発事故を描いた『希望の国』を公開。 第37回トロント国際映画祭にて「NETPAC アジア最優秀映画賞」を受賞。主演の夏八木勲は第63回芸術選奨・文部科学大臣賞並びに第67回毎日映画コンクール男優主演賞を受賞した。 2013年4月、テレビ東京系ドラマ『みんな!エスパーだよ!』にて総合監督を務めた。同月、「芸人」宣言をし舞台デビュー。9月、『地獄でなぜ悪い』を公開。 第70回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門に正式出品された[4]。第38回トロント国際映画祭では、ミッドナイト・マッドネス部門観客賞を受賞[4]。 2014年6月、小説「毛深い闇」を河出書房新社より出版。8月、井上三太原作の『TOKYO TRIBE』を公開。11月、雑誌「GQ JAPAN」が「GQ MEN OF THE YEAR 2014」を受賞した。 2015年5月、和久井健原作、綾野剛主演で『新宿スワン』を公開。園作品最大のヒットを記録。同年6月、「魂の集大成」と謳ったSFファンタジー怪獣映画『ラブ&ピース』を公開。第5回北京国際映画祭にて日本映画として初の出品作になった。カナダ・モントリオールの第19回ファンタジア国際映画祭では観客賞を受賞したものの[4]、翌2016年公開されて81億円の興収を出した『シン・ゴジラ』と同じ長谷川博己主演の映画であるが興収は5300万円であった[6]。 2015年7月、山田悠介の原作にオリジナル要素を加えた『リアル鬼ごっこ』を公開。第19回ファンタジア国際映画祭にて最優秀作品賞(シュバル・ノワール賞)、審査員特別賞を受賞した[4]。スペイン・マラガ・ファンタスティック映画祭では最優秀作品賞と特殊効果賞を受賞[4]。 同年9月、テレビドラマシリーズも監督(3人)と脚本(4人)の一人として担当した『みんな!エスパーだよ!』の映画化時には、脚本を田中眞一と共に[7]、監督は一人で務め、全面愛知県の東三河でロケしている[4][7]。 2015年7月、初の個展「ひそひそ星」展を開催。同時期にワタリウム美術館オン・サンデーズにて絵本「ラブ&ピース」の原画展も開催。9月、Chim↑Pom発案の「Don’t Follow the Wind」展(ワタリウム美術館)にて映像インスタレーションを発表した。 2015年に地元の「とよかわ広報大使」に就任する[4]。 2016年4月、美術館では初の個展、園子温展「ひそひそ星」をワタリウム美術館にて開催。5月、第40回トロント国際映画祭にてNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した『ひそひそ星』を劇場公開する。大島新監督のドキュメンタリー映画「園子温という生きもの」が公開される。 心筋梗塞による入院以後 2019年2月7日、心筋梗塞を発症し、病院に救急搬送され手術を受ける[8]。同月21日、退院[9]。6月25日、「Netflixオリジナル作品祭」に出席し、病後初めて公の場に姿を見せた[10]。 2021年10月8日、ハリウッド初挑戦となる映画である、『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が公開された[11]。ニコラス・ケイジを主演として起用し、2019年に撮影を終えていた『エッシャー通りの赤いポスト』のワークショップ参加者も多数参加した作品である。 2021年12月25日、原点回帰のインディーズ作品として2019年に撮影が完了していた『エッシャー通りの赤いポスト』が公開された[12]。51名の無名役者が参加するワークショップで制作された映画作品であり、出演者が店舗や路上で宣伝活動やチケットの手売りを行ったり、関東の複数のミニシアターで多数回の舞台挨拶も行った。 性加害報道以後 詳細は「#不祥事」を参照 2022年3月、セクハラ・性行為強要を告発される。(#不祥事参照) 2022年11月7日、SmartFLASHが報じたところによると、12月20日から上映される『もしかして、ヒューヒュー』にて、偽名を用いて脚本を担当したと、妻であり事務所社長でもある神楽坂が取材に応じている[13]。 人物 洋画好き 著書によれば幼少期・少年期から映画好きであり、それも洋画ばかり見ていた。少年期から好きな作品にアメリカンニューシネマのアーサー・ペン『俺たちに明日はない』『左利きの拳銃』やフランス映画のジャン・ギャバン主演『望郷』や『ジャンヌ・ダルク裁判』にフランソワ・トリュフォー作品、1960年代までのアメリカ映画はかなり見ていたと述べている。好きな監督にウィリアム・ワイラーやイタリアのヴィットリオ・デ・シーカ、好きな役者・スターにジョン・ウェイン、リチャード・ウィドマークやジャン・ギャバン、アラン・ドロン、ソフィア・ローレン、リリアン・ギッシュ、ポール・ニューマン、イングリッド・バーグマンなどを挙げ、とりわけイングリッド・バーグマンとは本気で結婚したいほど好きな思いを抱いていたという[14]。 出演したラジオ『スカパー! 日曜シネマテーク』でルネ・クレマン監督のフランスの反戦映画の名作『禁じられた遊び』を好きな映画に挙げ、「この映画は小学生の時にテレビで見ました。当時はほぼ毎日、地上波で夜9時から映画番組があって、ゴダールやトリュフォーすらも放送していたんです。家族で『ウルトラマン』を見た後にゴダールを見るなんて、今ではちょっと信じられないですよね(笑)」と述べている[15]。 深作作品・格好良いヤクザ好き また別の回のラジオ『スカパー!日曜シネマテーク』では深作欣二監督の『仁義なき戦い』を選んでおり「深作監督とお話する機会はなかったんですが、僕にとっては心の師匠。映画を作る時は常に深作監督のことが頭にあり、『地獄でなぜ悪い』でも「深作警察署」が登場したり、『仁義なき戦い』の音楽が流れたりします。それくらいずっと憧れてきた、影響を受けてきた監督です。」「ヤクザ映画なんですが、実は深作監督も菅原文太さんもすごく真面目なタイプで、ヤクザに対して距離感を持っている人です。でも実はそれがヤクザが格好良く描ける秘訣。コッポラが『ゴッドファーザー』を撮った時も同じで、ヤクザやマフィアをまったくリスペクトしてない人が撮ると、客観的に描けるので格好良くなるんです。」と評している[16]。 主張 ジャパニーズアニメ嫌悪 2016年は「近年稀に見る邦画の当たり年と言われた本年」と呼ばれたが、そのなかでも話題を一手に集めたのは、新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』と、庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』の二作品であり、『君の名は。』は年間興行収入ランキング1位の251.7億円、『シン・ゴジラ』は3位であるが、例年なら邦画興行収入で首位となるレベルの81億円を記録する大ヒットとなった。しかし、園子温は2016年12月9日に、「糞ジャパアニメ、すべて死ね。」「あとよ、怪獣映画のリメイクで儲けたクズどもも。」「二度と怪獣映画のリメイクごときで現代の311を語るな、クズども」、と下記の島国辺境ツイートと共に四時間にわたって連続で罵倒のツイートをした[17]。後に上記のツイートは削除された。ネット上では『シン・ゴジラ』と同じ長谷川博己を主演で前年に撮られた自身の怪獣映画『ラブ&ピース』が興収5300万円だったことから、「園が嫉妬のあまり中2病を発症させた」と園を批判するツイートが殺到した[6]。 ただし、インターネットメディアリテラは園による『君の名は。』『シン・ゴジラ』批判について、「まさに正論だと思うが、しかし、こうした意見はしょせん異端に過ぎない。」と賛意的な報道をした[6]。 護憲・SEALDS支持 自民党が2016年の参院選で改憲を現実のモノにしようとしているとして、2015年9月11日に安倍晋三内閣における特定秘密保護法・集団的自衛権行使容認への反対や護憲、「従来の政治的枠組みを越えたリベラル勢力の結集」を訴える『TAKE BACK DEMOCRACY(民主主義を取り戻せ)#本当に止める SEALDs 5時間SPECIAL!!!!!』に、磯部涼(司会)、SEALDs、中野晃一上智大学教授、日本学術会議の廣渡清吾前会長らと共に出演した[18]。 2016年12月に上記のジャパニーズアニメーションへの批判の際に、「評論家のための評論しやすい映画ばかり。狙ってんのかお互い癒着して。革命家も産めない肉体のない言葉、、乾いた言葉を。」「去年見たSEALDSの何倍も何倍も薄めた小さなセカイ系とやら。セカイ系の正体は地球上の規模じゃねえ。このセカイの小さな島国辺境の、空想されたせ・・か・・い・・やめろ。」とツイートしている[6]。 批判 宇野維正はキネマ旬報にて、2021年12月に園が映画監督を務めた「エッシャー通りの赤いポスト」について、「現実から浮遊したスモールワールドで若い女優が暴れ回り、反体制的なイメージと戯れる」という園子温自身のシグネチャー・モデルに回帰した作品で5段階中星1という完全否定的な評価をしている。園の帰属する「日本のサブカル村」についても演者も含んだ村内で互いに誉め合っている2010年以前と変わっておらず、園の作品は客観性の徹底的な欠如はずっとそのままであるとし、「ここまでの作家的増長の責任は、本人よりもそれを看過してきた業界にあるのではないか」と業界を含めた批判をした[19]。 園子温作品の著名なファン・友人 ファンであり友人である著名な者として、水道橋博士[20]や『映画秘宝』を創刊した映画評論家・コラムニストの町山智浩が知られる。町山は2009年のベスト10を選んだ際に、園の『愛のむきだし』を一位に選んだ。同年に日本で公開されたクリント・イーストウッド監督・主演『グラン・トリノ』を二位にして「『グラン・トリノ』は『愛のむき出し』を見るまで一位の作品」「どちらも(『グラン・トリノ』と『愛のむきだし』)「不在の聖母」を描いた作品。」と評した[21]。水道橋博士とは親交が深く[22]、お笑いライブを二人で開催したりしている[23]。水道橋博士は園子温を「映画監督として圧倒的に天才」と絶賛している[24]。他に園と親交が深い友人として、茂木健一郎、会田誠[25]、宮台真司がいる。宮台はあいちトリエンナーレの「表現の不自由展」に対する批判意見への反論に友人・園子温の作品を例にあげ、「そもそもアートは心に傷を付ける。心を回復させる娯楽とは違う」「こうした基本的なことでさえ、行政、政治家、そして市民までもが分かっていないことに驚きました」と開催を擁護している[26]。 2009年のキネマ旬報のオールタイムベストの日本映画編のアンケートにおいて、熊切和嘉は自身のベスト10に園の『紀子の食卓』を選んでいる。熊切は『紀子の食卓』を鑑賞した日の夜に興奮のあまり園に電話をし、「あの妹役(吉高由里子)って誰ですか!?」と直接聞いたと述べている[27]。 不祥事 2022年3月、『週刊文春』による性加害告発の流れが起きている中、日本人ハリウッド俳優で映画『硫黄島からの手紙』等に出演した松崎悠希が、Twitterにてアクターズヴィジョンのワークショップにおける園のセクハラ・性行為強要を告発。被害者は何十人もいるとしている[28]。告発後、アクターズヴィジョンは園のワークショップ映画第二弾に向けて行われる予定だったオーディションの中止を発表した[28]。 4月1日、園の制作プロダクション「シオンプロ��クション」のホームページで謝罪コメントを掲載。「事実関係を整理して、改めて発表いたします」としている[29]。 4月4日、「週刊女性PRIME」が園の性加害を出演女優らが告発した記事を掲載。[30]。週刊女性PRIMEが園に電話取材を行ったところ性加害疑惑について否認。電話口を代わった女性から文書での質問を要求されたため対応したものの、期限までの回答はなかった[30]。 4月6日、「週刊女性PRIME」の報道を受けて園が謝罪文を発表。関係者や作品の視聴者にお騒がせしたことを謝罪し、監督として今後の在り方を見直したいと記した。一方で性加害の報道内容については事実と異なる点が多く、自分以外の関係者にも迷惑が掛かっていることを考慮し、法的措置をとる姿勢を示した[31]。その後、5月18日付で『週刊女性』を発行する主婦と生活社を相手取り、損害賠償や謝罪広告、ネット上の記事の削除を求める訴訟を東京地方裁判所に起こした[32]。 12月27日、主婦と生活社が『週刊女性』2022年4月5日発売号および4月12日発売号の記事と同一内容の「週刊女性PRIME」のインターネット上の記事を全文削除することを受け入れ、裁判上の和解により解決した[33][34]。 作品 映画監督作品 LOVE SONG(1984年、劇場未公開) 俺は園子温だ!(1985年、劇場未公開) 愛(1986年、劇場未公開) 男の花道(1986年、劇場未公開) 決戦!女子寮対男子寮(1988年、劇場未公開) 自転車吐息(1990年5月12日) 部屋 THE ROOM(1993年10月23日) BAD FILM(1995年当時未完、2012年完成。Hi-8撮影によるオリジナルビデオ。2015年1月6日DVD発売) 桂子ですけど(1997年2月8日) 男痕 -THE MAN-(1998年10月31日) 0cm4(パリコレクションバージョン)(1999年7月14日) うつしみ(1999年12月18日)[35] ある秘かなる壺たち(2000年2月7日)- 公開時のタイトルは「性戯の達人 女体壺さぐり」 風(2001年1月27日。製作は1998年。16mmフィルム作品) 父の日(2001年、劇場未公開) 自殺サークル(2002年3月9日) プロムナイト(2002年、未完) ノーパンツ・ガールズ 大人になったら(2005年11月12日。製作は2004年) 夢の中へ(2005年6月11日) Strange Circus 奇妙なサーカス(2005年12月24日) 紀子の食卓(2006年9月23日) HAZARD(2006年11月11日。製作は2002年) 気球クラブ、その後(2006年12月23日) エクステ(2007年2月17日) 愛のむきだし(2009年1月31日) Make the last wish(2008年、未完) ちゃんと伝える(2009年8月22日) 冷たい熱帯魚(2011年1月29日) 恋の罪(2011年11月12日) ヒミズ(2012年1月14日) 希望の国(2012年10月20日) 地獄でなぜ悪い(2013年9月28日) TOKYO TRIBE(2014年8月30日) 新宿スワン(2015年5月30日) ラブ&ピース(2015年6月27日) リアル鬼ごっこ(2015年7月11日) 映画 みんな! エスパーだよ!(2015年9月4日) MADLY(2016年4月14日) ひそひそ星(2016年5月14日) 新宿スワンII(2017年1月21日) アンチポルノ(2017年1月28日) クソ野郎と美しき世界「ピアニストを撃つな!」(2018年4月6日) 愛なき森で叫べ(2019年10月11日、Netflix) 緊急事態宣言「孤独な19時」(2020年8月28日、Amazon Prime Video) プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年10月8日、ハリウッドデビュー作品) エッシャー通りの赤いポスト(2021年12月25日) テレビドラマ 時効警察 第4話 (2006年2月3日) 「犯人の575は崖の上」 第6話 (2006年2月17日)「恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第」 帰ってきた時効警察 第3話 (2007年4月27日)「えっ!? 真犯人は霧山くん!?」 第6話 (2007年5月18日) 「青春に時効があるか否かは熊本さん次第!」 みんな!エスパーだよ! - 総合監督 第7話・番外編では自らもカメオ出演 第1話 (2013年4月12日) 「なんで僕に超能力だん?バス停の風、大作戦!」 第6話 (2013年5月24日) 「エスパー抗争勃発?縛られたあの娘を救え、大作戦!」 第7話 (2013年5月31日) 「禁断のコーヒー!?"セクシー女"大量生産を止めろ、大作戦!」 第10話 (2013年6月21日) 「(最終章・序)恋の罪!?モーニングコーヒーはあなたと!」 第11話 (2013年6月28日) 「(最終章・破)時は来た!善と悪の最終決戦…チームエスパー解散!?」 第12話 (2013年7月5日) 「(最終回・青春の夢)僕が世界を救うんだ!ワンワンワン大作戦!?」 番外編〜エスパー、都へ行く〜(2015年4月3日) ビデオ・オン・デマンド 東京ヴァンパイアホテル(2017年6月16日配信開始、Amazonプライム・ビデオ) 愛なき森で叫べ:Deep Cut(2020年、NetFlix) ミュージックビデオ Mail Me / 桃井はるこ (2000年) 書籍 『自殺サークル 完全版』(2002年4月 河出書房新社 / 2013年9月 河出文庫) 『夢の中へ』(2005年 幻冬舎) 『愛のむきだし』(2008年12月 小学館 / 2012年1月 小学館文庫) 『希望の国』(2012年9月 リトルモア) 『非道に生きる』(2012年10月 朝日出版社) 『けもの道を笑って歩け』(2013年9月 ぱる出版) 『毛深い闇』(2014年6月 河出書房新社) 『受け入れない』(2015年6月 中経出版) 受賞歴 映画賞 俺は園子温だ! ぴあフィルムフェスティバル入選 男の花道 ぴあフィルムフェスティバル入選 自転車吐息 第4回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシップ作品 第41回ベルリン映画祭フォーラム部門正式出品 部屋 THE ROOM サンダンス映画祭 in Tokyo 審査員特別賞 自殺サークル 第7回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 画期的映画部門観客賞・画期的映画賞審査員賞 StrangeCircus奇妙なサーカス 第56回ベルリン国際映画祭フォーラム部門 ベルリナー・ツァイトゥング紙・新聞読者審査賞 第10回ファンタジア国際映画祭(カナダ) グランプリ・最優秀主演女優賞(宮崎ますみ) 紀子の食卓 第40回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 特別表彰 国際シネクラブ連盟(FICC)ドン・キホーテ賞 第10回プチョン国際ファンタスティック映画祭 観客賞・主演女優賞(吹石一恵) 第28回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(吉高由里子) 気球クラブ、その後 第16回日本映画批評家大賞審査員特別監督賞 エクステ 第3回オースティン・ファンタスティック映画祭 ホラー審査員賞 愛のむきだし 第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門 カリガリ賞・国際批評家連盟賞 第11回バルセロナ・アジア映画祭 観客賞 第13回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 審査員特別賞・最優秀主演女優賞(満島ひかり)・観客賞(アジア映画部門金賞・革新的映画部門金賞) 第8回ニューヨーク・アジアンフィルムフェスティバル グランプリ 第13回プチョン国際ファンタスティック映画祭 NETPAC賞特別賞(満島ひかり、安藤サクラ) 第9回東京フィルメックス アニエスベー・アワード(観客賞) 第34回報知映画賞 最優秀新人女優賞(満島ひかり) 第64回毎日映画コンクール 監督賞・スポニチグランプリ新人賞(西島隆弘、満島ひかり) 第83回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞(満島ひかり)・新人男優賞(西島隆弘) 第31回ヨコハマ映画祭 助演女優賞(安藤サクラ)・最優秀新人賞(満島ひかり) 第14回日本インターネット映画大賞 新人賞(満島ひかり) 冷たい熱帯魚 第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式出品 第43回シッチェス・カタロニア国際映画祭 カーサ・アジア最優秀作品賞 ファンタスティック・フェスト2010 ファンタスティック部門 長編部門脚本賞 第13回ドーヴィル・アジア映画祭 批評家賞 第15回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 観客賞(アジア映画部門金賞) 第35回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(でんでん) 第54回ブルーリボン賞 作品賞 第66回毎日映画コンクール 男優助演賞(でんでん) 第36回報知映画賞 作品賞・助演男優賞(でんでん) 第21回東京スポーツ大賞 作品賞・監督賞・助演男優賞(でんでん) 第85回キネマ旬報ベスト・テン 監督賞・助演男優賞(でんでん) 第33回ヨコハマ映画祭 監督賞・助演男優賞(でんでん) 第16回日本インターネット映画大賞 作品賞・監督賞・助演男優賞(でんでん) 恋の罪 第64回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品 第44回シッチェス・カタロニア国際映画祭 カーサ・アジア最優秀作品賞 第85回キネマ旬報ベスト・テン 監督賞 第16回日本インターネット映画大賞 監督賞 ヒミズ 第68回ヴェネチア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞(染谷将太、二階堂ふみ) 第14回ドーヴィル・アジア映画祭 批評家賞 第30回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭オービットコンペティション部門 グランプリ 2012年映画芸術日本映画ワーストテン2位 希望の国 第37回トロント国際映画祭 NETPACアジア最優秀映画賞 第86回キネマ旬報ベスト・テン日本映画9位[36] 2012年映画芸術日本映画ワーストテン1位 地獄でなぜ悪い 第38回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門 観客賞 ファンタスティック・フェスト2013 ガットバスターコメディー部門 作品賞・監督賞 リアル鬼ごっこ 第19回ファンタジア国際映画祭 最優秀作品賞(シュバル・ノワール賞)/審査員特別賞/最優秀女優賞(トリンドル玲奈)[37] ひそひそ星 第40回トロント国際映画祭 NETPACアジア最優秀映画賞[38] 映画賞以外 GQ MEN OF THE YEAR 2014(2014年)[39] 出演 テレビ スタジオパークからこんにちは(2011年12月20日、NHK総合) 園子温ケーブルテレビ実験室(2013年4月 - 2013年9月、ケーブルテレビJCN) アウトデラックス(2013年8月22日、フジテレビ) 有吉ジャポン(2013年11月8日、TBS) 100秒博士アカデミー(2013年12月3日・10日、TBS) ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!(2013年12月21日、テレビ朝日) さんまのまんま(2014年3月8日、関西テレビ) 言いにくいことをハッキリ言うTV(2014年3月31日、テレビ朝日系列) 踊る!さんま御殿!!(2014年4月15日、日本テレビ) 竹山ロックンロール(2014年5月10日・17日・24日、テレビ埼玉・千葉テレビ・tvk・サンテレビ) たかじんNOマネー(2014年5月17日、読売テレビ) 情熱大陸(2014年6月15日、TBS) ダウンタウンDX(2014年6月26日、読売テレビ) ゴロウ・デラックス(2014年7月17日、TBS) ニノさん(2014年8月3日・10日、日本テレビ) - 「だって男の子だもん」回 ゲスト キン肉マン THE LOST LEGEND(2021年10月8日 - 12月10日、WOWOW) - 本人 役 ラジオ 園子温のズバリ!ラジオ(2013年1月25日、ニッポン放送) スカパー!日曜シネマテーク 特別版(2014年5月5日、TOKYO FM) ドキュメンタリー映画 園子温という生きもの(大島新監督 2016年) 伝記 速水由紀子『悪魔のDNA 園子温』祥伝社、2013年 参考文献 東方出版『KAMINOGE』vol.64 家賃3部作 園子温監督による実際の事件をベースとした3シリーズ 冷たい熱帯魚 - 1993年に埼玉県熊谷市で発生した埼玉愛犬家連続殺人事件がベースとなっている映画である。 恋の罪 - 1997年に東京都で発生した東電OL殺人事件がベースとなっている映画である。 愛なき森で叫べ - 2002年から福岡県北九州市で発生した北九州監禁殺人事件がベースとなっている映画である。 関連項目 サブカル[19] Category:園子温の監督映画 日本の映画監督一覧 脚注 [脚注の使い方] ^ a b c “厳しいを通り越して異常!? 園子温の「犬神家の一族」みたいな実家とは”. AERA dot.. (2016年5月16日) 2020年7月29日閲覧。 ^ 園子温 12月公開映画に「脚本・山本孝之」でステルス復帰!妻・神楽坂恵も“偽名”は「事実」と認める FLASH ^ a b c “愛知)園子温監督の復帰作品、豊橋市でロケ”. 朝日新聞DIGITAL. (2019年8月12日) 2020年7月29日閲覧。 ^ a b c d e f g h i j k l m n o p とよかわ広報大使 - 園子温氏の紹介 - 豊川市公式HP ^ 『月刊漫画ガロ』(青林堂)1996年4月号 ^ a b c d “園子温が『シン・ゴジラ』『君の名は。』を罵倒!「金儲け映画ごときで3.11を安易に暗喩にしたてるな」 (2016年12月18日)”. エキサイトニュース. 2022年4月4日閲覧。 ^ a b https://sgttx-sp.mobile.tv-tokyo.co.jp/static/html/bangumi/esper/introduction.php テレビ東京 ^ “園子温監督、心筋梗塞で入院し手術、命に別条なし”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年2月7日) 2019年2月7日閲覧。 ^ “園子温監督が退院「これからも作品をつくり続けます」 事務所通じコメント”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年2月21日) 2019年2月21日閲覧。 ^ “園子温監督 心筋梗塞後、初の公の場で「1回死んでよみがえって来ました」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2019年6月25日) 2019年6月25日閲覧。 ^ “映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』”. bitters.co.jp. 2022年2月7日閲覧。 ^ “映画『エッシャー通りの赤いポスト』オフィシャルサイト”. 映画『エッシャー通りの赤いポスト』オフィシャルサイト. 2022年2月7日閲覧。 ^ bw.asuka (2022年11月7日). “園子温の “ステルス復帰” に「セコすぎる」の声声声…神楽坂恵の言い分にも苦言”. Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]. 2022年11月8日閲覧。 ^ 『非道に生きる』(2012年10月 朝日出版社)13p-16p ^ http://www.tfm.co.jp/movie/index.php?itemid=79809&catid=1737 ^ https://web.archive.org/web/20140222062821/http://www.tfm.co.jp/movie/index.php?itemid=69985 ^ “園子温監督、過去には「糞ジャパアニメ、すべて死ね」ツイッターで暴言事件も | リアルライブ”. archive.ph (2022年4月9日). 2022年4月10日閲覧。 ^ “DOMMUNE PROGRAM INFORMATION 2015/09/01 (火)”. DOMMUNE. 2022年4月4日閲覧。 ^ a b “映画鑑賞記録サービス KINENOTE|キネマ旬報社”. www.kinenote.com. 2022年4月4日閲覧。 ^ “水道橋博士が語る、天才・園子温監督の生き様 | CINRA”. www.cinra.net. 2022年4月4日閲覧。 ^ 『映画秘宝』2010年3月号 ^ “水道橋博士、園子温監督のモノマネで「地獄」を体験”. ORICON NEWS. 2022年4月4日閲覧。 ^ Inc, Natasha. “園子温が芸人デビュー、水道橋博士とお笑いライブ開催”. お笑いナタリー. 2022年4月4日閲覧。 ^ “���道橋博士が語る、天才・園子温監督の生き様 | CINRA”. www.cinra.net. 2022年4月4日閲覧。 ^ “1億円突破!園子温監督『地獄でなぜ悪い』を茂木健一郎、会田誠、水道橋博士がヒットの秘密を分析!”. シネマトゥデイ. 2022年4月4日閲覧。 “大ヒットを記念するトークショーに園子温監督が登場。日ごろから親交の深い脳科学者・茂木健一郎氏、現代美術家・会田誠氏、お笑いタレントの水道橋博士とともに、ジョークと毒舌、ときには会場を煙に巻くような過激なトークを繰り広げた。” ^ “そもそもアートは誰かの心を傷つける。宮台真司さん 「生半可な覚悟で見に行けば不快になって当然です」”. ハフポスト (2019年12月30日). 2022年4月4日閲覧。 ^ 「キネマ旬報オールタイムベスト 映画遺産200」。2009。同書57pの熊切のアンケートより ^ a b “日本人ハリウッド俳優、園子温監督のセクハラ告発「知り合いは身体を要求された」被害者は何十人も?”. リアルライブ (リアルライブ). (2022年3月31日) 2022年3月31日閲覧。 ^ “性加害報道の園子温監督 制作プロが謝罪【全文】 11年に20歳下出演女優と結婚”. デイリースポーツ (デイリースポーツ). (2022年4月5日) 2022年4月5日閲覧。 ^ a b “園子温の性加害を出演女優らが告発!「主演にはだいたい手を出した」と豪語する大物監督の“卑劣な要求””. 週刊女性PRIME (主婦と生活社). (2022年4月4日) 2022年4月4日閲覧。 ^ “園子温監督、性加害疑惑報道を受け直筆謝罪文を発表「今後のあり方を見直したい」「事実と異なる点が多く…」法的措置とる姿勢も”. 中日スポーツ (中日新聞社). (2022年4月6日) 2022年4月6日閲覧。 ^ “園子温監督、週刊女性側を提訴 「性行為強要」の記事「事実異なる」”. 朝日新聞デジタル (2022年5月19日). 2022年8月9日閲覧。 ^ “園子温監督が「週刊女性」記事巡り出版社と和解 性行為強要の記事を削除”. 産経ニュース. 産経デジタル (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。 ^ “園子温氏、“性加害疑惑”週刊誌訴訟で和解を報告「記事は全文削除されております」【コメント全文】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。 ^ “公式ホームページ” 2022年9月6日閲覧。 ^ “2012年・第86回キネマ旬報 ベスト・テン”. キネマ旬報社. 2018-08-07m閲覧。 ^ “トリンドル玲奈に最優秀女優賞!初主演『リアル鬼ごっこ』が作品賞含む3部門受賞の快挙!”. シネマトゥデイ (2015年8月6日). 2015年9月22日閲覧。 ^ “園子温監督が夫婦で作った『ひそひそ星』がトロントでNETPAC賞受賞!【第40回トロント国際映画祭】”. シアターガイド (2015年9月21日). 2015年9月24日閲覧。 ^ “GQ MEN OF THE YEAR 2014”. GQ JAPAN (2014年11月20日). 2014年11月21日閲覧。
園子温 - Wikipedia
2 notes · View notes
jaguarmen99 · 1 year
Quote
’14年12月24日には嵐のコンサートを鑑賞したと明かし、《日本の「アイドル」は、英語でも、「aidoru」と表現されることがあるくらい、独自の文化として発展してきていますが、昨日の嵐のステージを拝見して、「アイドル」のあり方が、ここまで宇宙的スケールの、サイバー・アート的進化を遂げていたかと、大いに感銘を受けた次第です》と讃えていた茂木氏。その“二枚舌ぶり”にネットでは呆れ声がこう上がっている。《茂木健一郎、もはや自分が言ったことすら覚えてないんやろな 言ってることダブスタすぎてアハ体験できるわ》《私は脳科学者ではないですが、此れ程迄に清々しい掌返しが出来る茂木先生の脳内には物凄く興味があります》《二枚舌素晴らしいわいな》また「音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない」などの投稿をめぐって、あるTwitterアカウントから《茂木さんも騙されてたということですか?》と指摘された茂木氏。すると、こう綴った。《ぼくは、それぞれの人の一番いいところを見ようと、普段から心がけています それと批評は別 人間は、それぞれ、唯一無二。アイドルも一般の方も 一方、批評は芸術の神さまに捧げられている SMAPや嵐のメンバーも、もし芸術を愛していれば、自分たちの活動の意味はわかっていることでしょう》しかし抽象的な反論に始終しているため、再び厳しい声が相次いでいる。《自己弁護に神を持ち出してきた脳科学者》《もうこれ自分でも何言ってんだかわかってないでしょ》《マジで何言ってんのかわかんない》
ジャニーズ批判が波紋の茂木健一郎 過去にSMAP、嵐を絶賛の“二枚舌”ぶりにネットドン引き「ダブスタすぎ」 - ライブドアニュース
9 notes · View notes
iafshop · 1 year
Text
The Greatest ROBOT Ever Created.
Tumblr media
----------------------------------
Minetaro Mortal Plastic Vandals Hove Albion Hobby Club
“The Greatest ROBOT Ever Created."
科学技術の粋を集めて生み出される鋼の身体・ロボット。原義としての「労働力」に始まり、兵器、正義、人間関係、親、恋人、友人、成長した自分自身と、様々なものの象徴となりうるロボットは、国内外を問わず多くの人々の想像/創造力を刺激し続けてきた。本企画では、そんなロボットの中でも、日本国内のポップカルチャーの中で醸成されてきた特異なロボット表象をテーマに、無機物とテクノロジーによって作られ・描写される身体イメージの奔流について、作品展示と言論活動を交えて問い直す。
Art Exhibition 会期:9月30日(土)・10月1日(日)両日とも13:00-20:00 峰松宏徳 / Hironori Minematsu 浦和レッズサポーターグループ “さいたま第七艦隊” 代表。主に西日本中心のアウェー試合に出没しています。 MAITON 1994年生まれ。場所をとるか電気がいるか音が出る作品を作っています。 DUMBHEAD / Nagano Mitsuhiro 立体造形/映像を作るパソコンマスター。腐った脳をテクノライズした結果、中古ゲーム棚のディグスピードは他の追随を許さない。ぶれいんだむど! ZeFFFY 「自分にヒーロー・怪人等の精神を降臨させ戦う」をテーマに落書きから派生した絵画・立体作品の制作を行う。 生島国宜 / ixima kuniyosi 画業の傍らアメコミ映画を愛でるユニット「ファンタスティックポップコーンボーイズ」にて影の領袖クニ・ツラヤバとして暗躍するスピリチュアリスト。 西園尚志 / Takashi Nishizono 1981年生まれ #sadame という創作活動をしています。 Satoshi / TRASH ART WORKS アーティストとして活動中。脳内草野球チーム「太宰府ガイコッツ」の不動の4番としても活躍。 江口翔英 / Shoei Eguchi またの名をETE→CO あるときはキャメラマン、ある時はミュージシャン、してその正体はー!? TomoP 鹿児島の地に産まれましたが少し北の方へ向かって福岡に長く居座っております。 齋藤聖菜 / saito kiyona 子供とボロボロなもの等を描くのが好きです。本を作るのと見るのも好きです。いつか分厚い画集を作りたいです。 とよだまりさ 北九州在住の絵描き。私の中に潜むロボットを連れてきました。 Talk Show 日時:9月30日(土)17:00-19:00 プロダクト、被写体などの文脈を介した分析を行うことで、「ロボット」であることがいかなる表現を可能にしてきたのかについての検討を行う。 part.1 『神はどうしてモビルスーツを人の形に作りたもうた』 福地英臣 part.2 『「巨大ロボット」が持つビジュアルパワー~ロボットキャラクターのスケールに関する一考察~(仮)』 坂口将史 福地英臣 / HIdeomi Fukuchi 漫画批評家・現代美術家。今回の企画に取り組むために生まれてきた。Art Exhibitionにも参加。 坂口将史 / Masashi Sakaguchi 特撮研究者・漫画研究者。日本経済大学経営学部経営学科講師。メディア芸術カレントコンテンツ・コアライター。論文に「成田亨がキャラクター デザインにもたらしたもの」(『藝術研究 2017』)など。『ユリイカ 2021年10月号 特集 : 円谷英二』などに寄稿。 Artist Talk 『ぼくのかんがえたさいきょうのろぼっと』 日時:10月1日(日)17:00-19:00 ART Exhibition に参加するアーティストによるトーク。 昨今の「キャラアート(キャラクターアート)」に代表されるような、ポップカルチャーのビジュアルを想起させる若手現代美術家らが登壇。戦後間もなく誕生した日本独自の「ロボットもの」コンテンツに脳天を撃ち抜かれたユース世代の美術家が、それらの作品と自身のアートとの接点について言及する。各世代の様々な視座から繰り出される美術家ならではのアクロバティックな考察は、胸にポッカリ空いた夏の喪失を埋め合わせてくれるに違いない! ----------------------------------
7 notes · View notes
ou-dan · 7 months
Text
以前装画を担当した、北村紗衣さんの書籍『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(もとはwebでの連載)に関するリアルイベントが来月福岡で開催されるようです。書籍の発行元である出版社、書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)さんが運営している書店&カフェ、「本のあるところ ajiro」での開催ですね。いつか行きたい。短歌が好きなので書肆侃侃房の本はちょくちょくチェックしていて、店舗行ってみたいなーと。
【本のあるところ ajiro】北村紗衣さん来福トークイベント「『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』ができるまで、そして終わるまで」(3/13)
2019年発行の本なのでもうそんな前か……! というきもち。書店へ行ってたまに見かけたりすると毎度新鮮に「おおー」ってなっています。自分の部屋以外で自分の絵を見るの結構ビビるので。
そういえば、昨年の京都国際舞台芸術祭(KEX)のなかのひとつの企画、インキュベーション キョウト「シアター?ライブラリー?」に行きました。これはロームシアター の中の、普段は劇場として使われている空間に舞台でもあり図書館でもあるという状況を作っているもの。図書館なので本を読んでいいのは当然として、パフォーマンスの打ち合わせをしている人がいたり、タイミングによってはイベントしていたり、というようなことが行われていました。
並ぶ本は色んな方が様々なテーマで選書されていたのですが、その中に『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』もあって、思いもよらぬ場所で出会ったのでした。劇場に行って自分の絵を見るの、以前劇団KIOさんに舞台で使う本の表紙に絵を提供した時以来だよ。毎回劇場と本だな〜と思うと、自分の興味の直線上でありがたいことだな。
Tumblr media
(撮影可でした)
著者の北村さんの作品批評はシャープで、演劇や映画、物語に接するのが趣味の方であれば新しい視点が得られてわくわくする本だと思います。
物語の何を好むかとか何が良さかって人それぞれだし、好みは違っていたとしても、誰かに提示されるものの見方の面白さっていうのは別にあって、作品を読み解くっていうのは面白いよなーとしみじみ思います。
書籍は下記から購入可能です。
2 notes · View notes
bpandana · 11 months
Text
youtube
Tumblr media
発表会の作品振り付けるのに、選曲から苦戦していて
先日、世界のバレエカンパニーのリハ風景がLIVE配信される日に見てたイギリスのカンパニーの作品に使われてる曲にビビっと来て、作曲家と曲名を知りたかったんだけど、その配信では紹介されてなくて
批評家、評論家のレビューサイトを調べたけど振付家の名前だけで作曲家の名前は載ってなく。まぁ普通に私のリサーチ能力が低過ぎるんだが、数日後ようやく見つけることが出来たのが、いつもそのカンパニーでリハーサル風景を撮影しているカメラマンさんが作ったメイキング動画の概要欄…!
音にピッタリ合った振りを作る振り付け家、それを踊りこなせるダンサーが評価されて、広まっていくのは勿論わかるしそうあるべきなんだけど
ダンサーが踊れるのは素晴らしい音楽があるからで、振り付け家が良い振りを作れるのは創造力の湧く音楽があるからで、、、
きっと振り付け家もダンサーも素敵な音楽があるから自然と身体が動いて表現したくなるものだと思うから
裏側を見ている制作サイド側が知ってれば良いで終わらず、芸術を観にくる方達にも、舞台上だけじゃなく音楽も楽しんで貰えたらもっと嬉しいなとなんなーく感じた🐾
それにしても配信日は、海外ダンサーの身体の条件の良さと身体能力の高さに惚れ惚れしたし
日本人ダンサーの技術力と踊る・魅せるセンスの高さに脱帽だったなあ(勿論世界で活躍する上で最低限の身体条件は必要だから日本人でもスタイルはめちゃいい)
さあ曲もわかったし仕事しましょうね私
(バレエ界に携わる四流一般人の長過ぎる独り言でした汗)
2 notes · View notes
ryotarox · 2 months
Text
ジョン・コンスタブル - Wikipedia
ジョン・コンスタブル(John Constable RA([ˈkʌnstəbəl, ˈkɒn-][1]、1776年6月11日 - 1837年3月31日)は、ロマン派の伝統を受け継ぐ19世紀のイギリスの画家である。カンスタブルと表記することもある。 同時代のウィリアム・ターナー(コンスタブルより1歳年長[2])とともに、19世紀イギリスを代表する風景画家
Tumblr media
『雨雲のある海景の習作』(1824年頃)ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ所蔵
コンスタブルは、完成版の絵に先立って、構図を確認するために原寸大の習作を数多く描いている。 自由で力強い筆致で描かれたこれらの大きなスケッチは、当時としては画期的なものであり、芸術家や学者、一般の人々の興味を引き続けている。例えば、『跳ね馬』や『乾草の車』の油彩スケッチ(英語版)は、コンスタブルが描いた同じ題材の完成版にはない活気と表現力を感じさせる。 コンスタブルの作品の中でも、これらの油彩スケッチは、彼が「アバンギャルド」な画家であり、風景画がまったく新しい方向に進むことができることを示した画家であったことを明らかにしている。 コンスタブルは、本格的な油彩スケッチだけでなく、風景や雲の観察を数多く行い、大気の状態をより科学的に記録することを目指していた。1827年の『チェーン桟橋』に対し、ある批評家は「大気には独特の湿気があり、傘が欲しくなるような雰囲気だ」と書いている[46]。 このスケッチは、(ピエール=アンリ・ド・ヴァランシエンヌが1780年頃にローマで描いた油彩スケッチを除いて)屋外で対象物を見ながら直接描かれた初めてのものだった。光と動きの効果を表現するために、コンスタブルは乱れた筆致を使い、しばしば小さなタッチで、明るい部分に散らして、風景全体を包み込むようなきらめく光の印象を与え��。 コンスタブルの習作の中でも最も表現力豊かで力強い作品の一つである、1824年にブライトンで描かれた『雨雲のある海景の習作』(Seascape Study with Rain Cloud)では、海上で積乱雲が湧き上がる瞬間を、切れ味のよい暗い筆致で捉えている
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
2 notes · View notes
patsatshit · 1 year
Text
今日は休養日。前々から計画していたジャン・ユスターシュの映画『ママと娼婦』を観にシネマ神戸へ。3時間39分の超大作におトイレ事情が不安なのと忍耐力、睡魔の問題があったけれど、評判通りすごく…意義のある大作で、最後まで目が離せなかった。
Tumblr media
『ママと娼婦』は、仕事もお金もなく冗舌な言葉だけを生きがいにしている青年と母性的な年上の女性、性に奔放な若い看護婦の恋愛模様を描いた作品。女性の性的快楽、中絶や月経、男性のナルシシズム、感情のアンビバレンスなどなど、あらゆる要素が散りばめられている。ほとんどが議論とモノローグで綴られていて、何となくダラダラとした展開で進んでいくのに、3人の間で揺れ動く力関係(性的関係)にどんどん引き込まれていく。煮詰まった男女の修羅場と随所に流れるエレキサウンドやリズム&ブルース、同時録音による生々しい生活音との不協和音がもう…もうなんか…絶望的でたまらない。
Tumblr media
↑「文無し」が口癖のアレクサンドル青年。資本主義社会に参加して企業に勤め生活の糧とする一般的な生活スタイルを毛嫌いしている。いわばカウンターカルチャーに心酔した青二才。等身大の若者を演じるジャン=ピエール・レオーがとにかく男前!長生きしてくれ〜。
Tumblr media
フランス映画でしかもヌーヴェルバーグとか聞くと一見複雑なイメージをもってしまうのだけど、ジャン・ユスターシュの映画は感情表現にリアリティと信憑性があるので、筋書きに悩むことなく物語に没入できる気がする。芸術性を追求しすぎず、政治批判もしない、センチメンタリズムも全くない。一貫してシニカルで挑戦的。その姿勢に惹かれる。シネマ神戸さんのジャン・ユスターシュ特集は今週末まで。ほんとは先週で終わりだったのだけど、劇場の予期せぬトラブルにより上映が1週間延長になり、何とか観ることができた。ありがとうございます、優しさに泣けます。
*************
今日はずっとKOJI-1200のアルバムを聴いてました!昭和歌謡風でニューウェーブ感もありなグルーヴ感…たまらないです!
Tumblr media Tumblr media
(左)1996年発売『アメリカ大好き!』。同年発売のREMIXバージョンもかっこいい
(右)1998年発売『ディスガスティング』。ジャケのセンスが天才
なぜか…YouTubeのリンク貼れませんでした!私は『ディスガスティング』の「時間よ止まれ」が一番好きです!よろしければ聴いてください!
4 notes · View notes
ari0921 · 8 months
Text
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)1月27日(土曜日)弐
    
世界の常識は、いまも日本では非常識なのだ
  保守論壇に新星女流論客が登場。レトロ左翼を切りきざむ
   ♪
谷本真由美『日本では報道されない世界のファクト』(ワック)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 欧米での暮らしが長く国連でも働いた経験のある著者は神奈川県生まれ、だから同郷のよしみで石原慎太郎を高く評価しつつも、或ることに気がついたという。
石原は政治家と言うより、その前に文学者、芸術家である。にも拘わらず大衆が何を求めているかを文学者特有の衒学的で難解な言葉を使わず、きわめて分かりやすい語彙を選んでメッセージを発信した。トランプの先取りである。
 日本の可笑しなメディアは石原を右翼とけなしたが、欧米の基準でいえば石原は右翼どころかリベラル的な中道左派だという。
著者の谷本さんは、「日本は世界で一番人種差別のない国」だと言う。
もとより戦前の国際会議でも「人類は皆兄弟」といって国際社会で訴えたのは日本だったし、ユダヤ人の出国を助けたのも日本だった。神武天皇は八紘一宇を理想だと説いた。
 大相撲は横綱から前頭に至るまでモンゴル人の天下。テニスでも大坂なおみ選手、ハンマー投げ室伏、野球の誰それと混血が多い。けれども日の丸の旗を振って応援している。箱根駅伝でも外国人留学生に対して差別がない。「ミス日本」に選ばれたカロリーナ椎野・嬢(26歳)はどう見てもウクライナ生まれの白人だが靖国神社に詣でる(参考までに下記)
https://www.thejakartapost.com/world/2024/01/25/foreign-born-miss-japan-sparks-debate-on-what-it-means-to-be-japanese.html
 さはさりながら人種差別と労働移民とは区別して考える必要がある。後者は当該国で習慣や法律を無視し、伝統と文化を軽視し、価値観を共有しない。
この1月26日に厚生労働省が発表した外国人労働者は204万8675人だった。前年比で12・4%増加である。欧米の不法移民は深刻な社会問題だが、日本でもその兆候が出ている。
 本書は世界のファクトをさらりと論じているが、メディアへの批判が基底にある。
欧米で起きている真相を、左翼メディアの偏向もさりながら、日本人との認識の落差に着目し、その矛盾を平明に語る。下半身醜聞は欧米では常識であって、日本のように問題視しない。大局を見ないで、たとえば政治資金規正法って重箱の隅を突く矮小なチケンがやる。国家がみな後ろ向きなのである。
 しかし世界はハマスの暴力で大きく変貌し、その後のイスラエルのホロコースト的なガザ攻撃で、逆にイスラエルが孤立した。アイロニーである。かつてのユダヤ人への同情は欧米社会から消えた。
 ダボス会議は極左のダベリングの場という認識に替わった。
 オランダで、イタリアで、オーストリアで反イスラム、反移民、反中国を唱えた政党が第一党となり、独仏でも第二党に進出し次期政権を射程に入れた。ところが、メディアが左翼なので、絶対にそのホントの姿を伝えないばかりか、保守の人々を「極右」呼ばわりし、言論を弾圧した。ツィッターに至っては左翼のチンピラが言論を検閲しトランプのアカウントを永久凍結するという暴挙にでた。
 怒りは野に満ち溢れ、ツィッターもニューヨークタイムズも、CNNもその周囲は保守の旗が囲んでいた。四面楚歌だが、かれらは傲慢に終始していた。イーロンマスクがツィッターを買収したのは愛国心からの行動であり、正義の奪回にあった。世界から正義は消えかけていたのだ。世界が評価した安部晋三をもっとも過小評価しているのが日本の極左メディアだと著者はずばり指摘する。
 かれらの落日は近い。
 2024年1月24日、米西海岸の老舗メディア「ロスアンジェルスタイムズ」が編集スタッフの五分の一のレイオフを発表した。昨年6月にも13%にあたる70名を解雇したばかりだった。同紙に限らず米国の新聞メディアのレイオフはCNN、ワシントンポスト、週刊誌TIMEなど。。。全米で23年11月までにレイオフとなったスタッフは2681名に達した。
 日本も例外ではない。部数激減の「朝日新聞」は21年3月期で419億円の純損失を計上し、渡辺雅隆社長が引責辞任した。21年1月に「希望退職者」募集を開始し、23年度までに計300人規模の希望退職を募る。
 同様にレイオフが著しいのが共同通信、毎日新聞、そして産経新聞である。
 日米ともに新聞は読まれなくなった。スマホ中毒の若者たちは新聞を見向きもしない。となるとSNS情報空間で、保守の健闘と躍進を期待しなければならなくなった。評者のようなアナログ世代はもうついて行けない。
 ともかく保守論壇に新星女流論客が登場したことは欣快なこと、威勢の良い本書の批判精神は爽快である。 
4 notes · View notes