#衣食住を丁寧に
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完成見学会のご案内
これまでの経験の中で一番キツい工程でしたが、やっとのことで完成見学会にこぎつけることが出来ました‼️ お世話になった職人の皆様には本当に感謝感謝です‼️!!
それでは、ご案内です。 開催日:令和6年3月15(金)・16(土)・17(日)・ 23(土)・24(日) 時 間:10時~16時 完全予約制 開催場所:金ヶ崎町 見学申込方法:弊社HPのお問いわせ または 下記電話より ★tel. 0198-41-5615 ★mobile. 090-3755-0155 (申込受付後に詳しい場所をお知らせさせていただきます)


⭐︎『ベースボールハウス』のご紹介 野球が大好きなファミリーが伸び伸び暮らせる家が出来ました。 緑の山々に映える切妻屋根の板貼りの家は、どこか野球(ホームベース)を連想するような外観です。 外装の板材は岩手県産材の杉、内装に使われている床と階段材は岩手県産材の赤松、天井の羽目板は杉と何処にいても木の香りとぬくもりを感じられるお家となりました✨ LDKにはお子さまの背比べを刻んでいく桧の柱が立っています。木の経年変化と共にお子様の成長を暖かく見守ってくれるお家です☺️ 野球少年のお子さまとお父さんが広い庭でキャッチボールをする姿が今から楽しみです‼️😊
UA値0.22W/㎡K Q1.0住宅Level-3 許容応力度計算による耐震等級3 BELS⭐︎5評価取得
#栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #しおりや @tettsu1972 #岩手県産材 #いわて木づかい住宅普及促進事業 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #95%が岩手県産材 #板張り外装 #杉板張り #岩手県産赤松フロアー #新住協 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #木の住処 #家づくりは住まいづくり #衣食住を丁寧に #心地よい家 #暖かい家 #エコな暮らし #本と栞と綴り #田舎暮らし #自然素材の家づくり #オガファーザースモール #細部に心を込める大事さ #想いは細部に宿る #中村好文好き #伊礼智好き
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私の街、私の生き方 北村 道子と新宿
ファッションとは単なる装いの行為ではなく、��の人のセンスや生き方を体現するもの。キャリアも生き方も自分らしさを貫く伝説のスタイリスト・北村道子が「自分らしい幸せ」を模索する女性のためのブランド、SA VILLE / SA VIEを纏い、思い出の街を歩く。人生を歩んだ東京・新宿で、自分だけのスタイルを築く秘訣を語ってくれた。
guest_MICHIKO KITAMURA photography_CHIKASHI SUZUKI
“街を歩くためのお洒落が存在していた。 それが東京のファッションを強くした”
北村道子の審美眼を磨くのは、データではなく分析の視点。
お歯黒にして頬には付けボクロをつけ、新宿のクラブへと通った。コム デ ギャルソンのサテンの寝巻きに晴れの日でも雨傘をさし、スキンヘッドで表参道を歩いた。オリジナルの鋭い審美眼で映画界やファッション界から愛される伝説のスタイリスト、北村道子さん。自らも強烈な個を示す彼女のスタイルを紐解くヒントを、20代後半を過ごした思い出の地、東京・新宿から紐解く。 現在76歳、いまも現役のスタイリストとして活躍する北村さん。10代の頃からサハラ砂漠やフランスで過ごした経験を持ち、映画や広告など多数の仕事を手がけながらキャリアを築いてきた彼女に、これまでの人生の中でいちばんの宝物は?と聞くとすぐに「ない」と、答えが返ってきた。「データというものに興味がなくて、私は1日が終わったら本当に忘れちゃう。唯一残っているデータは、20年くらい前に菊地凛子と撮影した時のポラロイド。それも忘れたままポケットにしまっていたのを何十年も経った後にたまたま見つけて、凛子がデータにして携帯に入れてくれたんです。けれど基本、私が興味があるのは分析できるものだけ。写真だって、どうして彼はあれを撮ったんだろうって、じっと見て分析するんです。私の時代はコピーばかりだったけど、オリジナルで本当にやっていると思った1人が、写真家の鈴木親くん」。そう名前が挙がる写真家の鈴木親さんとは20年来の付き合い。厚い信頼を寄せる彼の視点も交えながら、今回の撮影が行われた。



「新宿に来ると新宿のファッションがあったんです。それは明らかに銀座や他の場所では違うものだった」と、独自のカルチャーが生まれた当時の新宿と今の街の混沌を重ねて。
街から生まれるカルチャーが持つ力強いエネルギー。
降り立ったのは東京・新宿。そこは、人生でいちばん多忙な時期だった20代後半から30代を過ごした場所。「すごく忙しかった。けれど、やっぱり遊びたかったから朝までクラブで過ごして、スタッフにピックアップしてもらってそのまま撮影にいくことも。その時の私のスタイルは、���髪をパツンと切り揃えた黒のロングヘアーで、お歯黒にして頬には付けボクロ。もうめちゃくちゃですよ(笑)。特に30代は一心不乱に働いて、その分遊んでいましたね」当時は、熊野神社の近くの酒屋で下宿生活をしていた北村さん。その時の東京のファッションを振り返り「その街を歩くためのお洒落」が存在していたと語る。「東京に最初に出てきた70年代の頃は、ファッションに生きる人の熱意がすごかったん���すよ。歩いている人たちの服を見るだけで、すごくドキドキしてた。その頃は自家用車がなくて、タクシーも今のように走っていない。地下鉄はなくて都電で移動をしていた時代。だからこそ、人に見せるという側面がお洒落の大切な部分だったんです。例えば歌舞伎を見るために着る着物に銀座の三越に行くための服……。お好み焼きを食べるなら月島まで行って、その帰りに佃煮を買って帰るとか、卵焼きを買うなら室町へ行くとか……。当時は、その土地に行かないと買えないものや見られないものがあったから、みんなそこまで行くためのスケジュールを組み立てながら装っていたんだと思う。今は、そういう目的で着飾ることが少なくなったじゃないですか。街を歩くというカルチャーが、東京のファッションを作っていたんじゃないですかね」。
“今は、白髪が増えてきて
グレーのほうがしっくりくる”
変わることは当たり前。
今の自分が心地いいものを。

テーラリング技術が光るジャケットにレイヤードしたのは、ハイゲージのグレーのニット。ミニマルながらもその人の個性を引き出すデザイン設計。


新宿の十二社付近は、北村さんが20代後半に住んでいた思い出の場所。熊野神社を横目に西新宿4丁目の立体歩道橋を静かに、強く歩く。
パリの街とメゾンが教えてくれた洗練の美意識。
北村さんがファッションの世界に入ろうと思ったきっかけは?「もともと私は彫刻家を志していて、ファッションにはまったく興味がなかった。先に興味を持ったのは舞台のほうなんです。当時のパートナーが比較人類学の先生だったので一緒にフランスに行った時に『ここのシアターはすごいから』と観たのが太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)。衝撃を受けて、私も入りたいと伝えたら『ソルボンヌ大学の哲学科の人たちが中心に作っている舞台だから、もし本気ならソルボンヌ大学に入ってくれ』って。けれど大学に行くのは『嫌だ』って即答しました(笑)。ファッションとの初めての出合いもちょうどその頃。パートナーが『20歳のプレゼントにシャネルのオーダーはどう?』って。全部ではなく少しサポートしてもらって、シャネルから言われた日にちにお店に行くと、ただの汚い格好をしている20歳の私にもマダムが隅から隅まできっちり採寸してくれました。綺麗に磨き上げられた店の床に、スタッフたちの真珠の身につけ方や所作は、とにかく洗練されていて一種の怖ささえも感じるものでしたね。シャネルがあるサントノーレ通りも、通り全体が当時は白かグレーで統一され、それも本当に美しかった」。色が人に与える印象を左右し、心を大きく動かす。経験でそれを知る北村さんがこの日身に纏ったのは、SA VILLE / SA VIEが作るグレーの端正なジャケット。「若いころは黒い服ばかり着ていたけれど、それは髪の毛が黒かったから。今は、白髪が増えてきてグレーのほうがしっくりくる。だから今日のジャケットもグレーを選びました。このジャケットは作りがメンズ服のアプローチに似ていてシルエットと着心地がいい。ニュアンスカラーのグレーを締めるために、クリアフレームの眼鏡を。そうすると顔の輪郭がしっかり出てくるんだけど、それは電車の中で見た女の子がインスピレーションでした」。

常に開発が進む新宿駅前。丁寧にパターンがとられたジャケットには落ち感のあるトラウザーを合わせて、マニッシュなIラインを描く。
オリジナルの個性は“特殊”ではなく“普遍”がつくる。
経験によって磨かれた美学と変わらない信念があれば、変化を受け入れることは簡単で、今の自分にフィットするものへと恐れることなく変わっていける。「服は自分とのコミュニケーション」だと語る北村さんが考える、スタイルを確立するために必要なこと。「かつてコム デ ギャルソン・オムのビッグジャケットの中に白いTシャツを着てチノパンを合わせ、スニーカーを裸足で履くのが私の定番スタイルでした。そういう着こなしをしているのは当時、女性で私だけでしたね。一見すると特殊なことをやっているように見えるけど、ジャケットもチノパンもスニーカーもすべてベーシックなもの���私は、特殊なことをやるといつか飽きるということを知っているんです。だから、いつの時代も普遍であることがすごく大事」。緻密に計算され細部にまで行き届い��美意識が、北村さんの揺るがないスタイルを作る。そんな北村さんが“美しい”と感じることは?「一致していること。装い、空気、その街に住んでいる人々が一致することに美しさを見出します。石畳の多いヨーロッパを歩く装いと東京のコンクリートを歩く装いが変わるのは当然のこと。いい街だったらいい装いになってくる。美しさは、いろいろな要素がシンクロし、一致していくからこそ生まれるものだと思いますね」。 一方で「今の東京は、人々と街の装いが一致していないことが多い」と語る北村さん。未来を見据えて、今の私たちに必要なことを問うと「切磋琢磨する気持ち」だと返ってきた。「ミラノやパリで築かれているスタイルは、人々の志によって作られたもの。目的のために一致団結して、家族ご飯を一緒に食べたり、パーティーに出かけたりする。そこにはその場所に合う服が必要で、その土地の人々が一生懸命考えて作り上げてきた。東京はなんでもあるし、豊かだけど、物事や歴史の背景をきちんと分析して理解している人はごく一部なんじゃない? だから、今こそ切磋琢磨して、向上していく気持ちが大切なんだと思います」。

スタイリストという枠には収まりきらない才能と発想の持ち主。北村さんの世界観を凝縮した作品集からは、非常に日本的なものを感じると同時に、ジェンダーや国境、時代の価値観も超越する普遍的な「生きる力」が表現されている。〈上〉『Tribe』1995年(朝日出版社)〈下・右から〉『衣裳術』2008年『衣裳術2』2018年『衣裳術3』2022年(リトル・モア)
“ファッションのよさは自分自身で発見するもの” 装いを突き詰めることで見えてくる真の豊かさ。

緑色の電話ボックスは、時を経ても変わらずにあるもの。ひっきりなしに行き交うタクシーと人々は、時を経て変化したもの。その両方が存在する新宿に北村さんのオリジナルの人生を重ねて。

切磋琢磨せよ。次世代を担う若者たちへのメッセージ。
「今日、私は初めて日本人デザイナーが作るSA VILLE / SA VIEの服を着ました。初めてということは恥ずかしいことじゃなくて、考えなければいけないのはなぜ今までそれを知らなかったのかということ」と、北村さんは次の世代を担う若者たちへメッセージを続けた。「ファッションほどアートなものはないのだから、若い人たちがファッションを面白いと思わないと駄目だと思う。だからこそ、ブランドも若い人たちがファッションを面白いと思うように服だけではなくて、店では出口まで見送る時の佇まいまで、プライドを持ってブランディングしていく必要がありますよね。それは私がパリで過ごした頃に常々感じていたこと」。パリジャンのスタイルを着想源に、真摯な物作りをするSA VILLE / SA VIEのコートを纏う北村さんからは、置かれた居場所で、思考を止めずに人生を歩み続け���大切さを感じることができる。70歳を過ぎて彼女が確信を得たのは「ファッションのよさは、誰かに何かを言われて成立するものではなく自分自身で発見するもの」だということ。装うことから見えてくる人の生きざまにこそ、真の豊かさが隠れている。北村道子さんのこれまでの歩みが、そう教えてくれる。

襟裏から鮮やかなロイヤルブルーが覗くハーフコートは、襟を立ててパリジャンのような志を纏う。ふっくらとした滑らかな生地が、強さを柔らかく包んでくれる。

“自分の目が届く範囲で分析する。
街も人もファッションも、広くなりすぎると
コミュニケーションがうまくとれなくなるのだから”


北村道子 MICHIKO KITAMURA
1949年生まれ、石川県出身。映画『それから』(1985)をはじめ、『アカルイミライ』(03)、『メゾン・ド・ヒミコ』(05)など、数々の映画衣装を手がける。映画界だけではなく、鋭い審美眼で雑誌や広告などのファッションシーンでもアイコニックな地位を確立。出版物に作品集『tribe』(朝日出版社)、著書『衣裳術』『衣裳術2』(リトルモア)などがある。
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美点が裏目に出る、ということの一つとして、「なつかしい風景」「風情」「伝統」「〇〇らしい文化」などが、心のうるおいや安らぎや励ましをもたらしてくれる反面、旧来の抑圧的な構造との結びつきによって、トラウマを強化したり再生産したりする場合があります。そのような具体例を、簡潔に、できるだけたくさん教えてください。
ChatGPT said:
とても本質的な問いです。以下に、「美点(懐かしさ・伝統・文化的美徳)が、同時に抑圧・トラウマの温床ともなりうる」具体例を、日本・世界の事例から、簡潔に多数挙げます。
■ 日本における具体例
田舎の風景・家父長制 → 美:「のどか」「人情味」「助け合い」 → 裏:長男重視、嫁の抑圧、性役割の固定、同調圧力
伝統的な家屋・古民家 → 美:趣、自然との調和、和の空間 → 裏:嫁いだ女性が台所に閉じ込められる、寒冷・不��な生活、相続トラブル
年功序列の安心感 → 美:安定、尊敬、育成文化 → 裏:能力無視、若者軽視、ハラスメントの温床
「礼儀正しさ」や「けじめ」文化 → 美:秩序、品位、落ち着き → 裏:過度な上下関係、萎縮、精神的抑圧
部活動の「青春」文化 → 美:一体感、努力、情熱 → 裏:暴力、理不尽な上下関係、精神的支配、自由の欠如
「郷土愛」や「地元の絆」 → 美:連帯感、祭り、帰属意識 → 裏:よそ者排除、監視社会、閉鎖性
「日本人らしさ」や「和の精神」 → 美:調和、控えめ、思いやり → 裏:同調圧力、自分を殺す文化、「出る杭」バッシング
母性愛・母親像の理想化 → 美:無償の愛、献身、優しさ → 裏:母への過剰な負担、母性神話、女性の自己犠牲強制
卒業式・制服・校歌などの学校文化 → 美:思い出、儀式、美しさ → 裏:自由の抑圧、強制、個性の抹殺
■ 世界的・他文化の事例
伝統衣装や民族舞踊 → 美:文化遺産、誇り、アイデンティティ → 裏:女性の服装強制、異文化排除、ジェンダー固定
家族第一・親孝行文化(アジア圏) → 美:家族愛、尊敬 → 裏:結婚の自由の制限、親による支配、個人の抑圧
英国の「階級の誇り」や「気品」文化 → 美:伝統、優雅、文化的深み → 裏:階級差別、下層階級の固定、排他性
アメリカの「自由」や「開拓者精神」 → 美:挑戦、希望、個人主義 → 裏:貧困層への自己責任論、格差の放置、社会的分断
「男らしさ」や「父権」文化 → 美:強さ、守る力、リーダーシップ → 裏:感情表現の抑圧、DV、女性蔑視
宗教的伝統(例:ミサ、祈り、巡礼) → 美:神聖、共同体、精神的支え → 裏:宗教的強制、排他的言説、セクシャルマイノリティへの抑圧
■ 両義的に働く表現・比喩(抽象的まとめ)
「美しき檻」
「甘い毒」
「郷愁という名の足枷」
「癒しと支配の二重構造」
「懐かしさに潜む地雷」
「伝統という名の無意識の暴力」
こうした事例は、「文化」と「構造の再生産」が分かちがたく結びついていることを示しており、感傷や美しさに酔いながらも、そこに潜む暴力性に気づく感性が、現代において重要になっています。
関心ある具体的テー��(たとえば「母性」や「郷土」など)について深掘りしましょうか?
4o
You said:
美点が裏目に出る、ということの一つとして、「なつかしい風景」「風情」「伝統」「〇〇らしい文化」などが、心のうるおいや安らぎや励ましをもたらしてくれる反面、異なる生い立ちや文化的背景を持つ人間を排除することを正当化したりする場合があります。そのような具体例を、簡潔に、できるだけたくさん教えてください。
ChatGPT said:
非常に本質的な観点です。「懐かしさ」「伝統」「らしさ」が安らぎを与える一方で、それを「正しさ」と誤認することで、異質な存在が排除される事例は多くあります。以下に、簡潔に具体例を多数挙げます。
■ 日本における具体例
「日本人らしさ」 → 礼儀・空気を読む・控えめ: → 異文化的表現(率直さ・主張・身体表現)への嫌悪や「空気読めない」と排除
「昔ながらの田舎の良さ」 → 連帯感・助け合い: → 外国人や移住者、シングルマザーなどを「よそ者」として監視・排除
「美しい日本語」 → 丁寧・情緒・間の文化: → 方言話者、外国人話者への差別、「正しい日本語」至上主義
「おばあちゃんの知恵」や家庭の味 → 素朴・健康志向・自然: → 異なる食文化(イスラム・ベジタリアンなど)への無理解や軽視
伝統的な祭り・年中行事(例:正月、盆踊り、地域の神事) → 共同体意識・継承: → 宗教的理由や思想的立場で参加しない人への疎外・同調圧力
「昔はよかった」「古き良き日本」 → 素朴・慎ましさ・義理人情: → フェミニズム・LGBTQ・反権威など現代的価値観への敵視
「制服」や「清潔な身なり」 → きちんとして見える: → 自由な服装、髪型、文化的表現(ドレッド、ヒジャブなど)への制限や排除
■ 世界的・他文化の事例
アメリカの「家族的価値観」 → 核家族・結婚・男女役割: → LGBTQや非婚者、シングル家庭への排除的視線
ヨーロッパの「街の景観」や「歴史的街並み」 → 美観・観光資源: → 移民居住者の文化的違いや店舗形態を「景観を壊す」として締め出す動き
インドの「伝統的な儀礼」や「衣装」 → 美・アイデンティティ: → カーストに基づく服装制限、ジェンダーの自由の否定
中国の「家族を大切に」文化 → 敬老・孝行: → 個人の自由、子の独立、異性愛以外のあり方を「不孝」と断じる
イスラム社会の「伝統的役割分担」 → 神聖・秩序・安定: → 女性の職業・服装・行動の自由を制限
「フランス的な共和国の価値(ライシテ=世俗主義)」 → 宗教と国家の分離: → 公立学校でのヒジャブ着用禁止 → イスラム系住民の排除感
■ 抽象化された言い換え(文化的排除のパターン)
「懐かしさの名を借りた同調圧力」
「伝統が排除の免罪符に」
「郷愁が異質なものへの免疫を弱める」
「文化を守るという名の選別装置」
「『本来の姿』という幻想が作る内と外」
これらは、懐かしさや伝統が「人間関係の潤滑油」であると同時に、「他者を排除する装置」にもなりうるという二重性を示しています。 特定のテーマ(たとえば「制服」や「家族観」)について深掘りしたい場合は、さらに具体例を掘り下げられます。興味はありますか?
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【東京】梅ヶ丘「やきとりshira」
【寺門ジモンの取材拒否の店 2025新春】東京・梅ヶ丘 焼き鳥『やきとりshira』2025/1/2放送 東京都世田谷区梅丘1-22-1 y'sステート B1F #寺門ジモンの取材拒否の店 #取材拒否の店 #寺門ジモン 詳しく見る↓
梅ケ丘駅「やきとりshira(シラ)」 食べログでcheck! こだわりの焼き鳥が楽しめる人気店 厳選された鶏肉を丁寧に焼き上げており、レバーは絶品で、ふっくらと柔らかく、濃厚な旨味が味わえる。 また、砂肝やハツなどのホルモンも、新鮮で臭みがなく、噛むほどに旨味が広がる。 焼き鳥以外にも、串揚げや一品料理も豊富に取り揃えている。 串揚げは、衣が薄く、素材の味がしっかりと感じられるのが特徴。 一品料理は、季節によって変わるので、訪れるたびに新しい発見がある。 住所 東京都世田谷区梅丘1-22-1 y’sステート B1F TEL 03-5450-8808 行く前に!見どころ&口コミをチェック やきとり Shira(経堂/焼き鳥) – Rettyic_export [焼き鳥好き人気店☆☆☆] こちらは『やきとり…
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すみっコぐらしの魅力を探る:すみっコ描きのマグカップと最新商品に関する完全ガイド

はじめに
すみっコぐらしの世界は、日常の瞬間が楽しい体験に変わる場所です。寒い隅っこでキャラクターたちが温かいお茶を飲む姿や、新しい商品を発見することは、子供たちやコレクター、かわいい文化愛好者たちにとって魅力的です。そんな魅力的な商品ラインナップの中心には、機能性と可愛さを兼ね備えたアイコン的な商品であるマグカップ(すみっコ描き)があります。
サンエックスオンラインショップは、国際的なファンが最新のコレクションを更新し続けるのを容易にしてくれます。ここでは、愛らしく機能的なアイテムの幅広い選択肢を見つけることができます。このブログでは、すみっコぐらしのテーマのマグカップ、ファンに対する関連性、商品の手入れ方法、そして最もエキサイティングな新商品について探ります。**マグカップ(すみっコ描き)**を探している方や新しいアイテムに興味がある方には、これが究極のガイドです。
1. すみっコぐらしとは?
San-Xによって2012年に創造されたすみっコぐらしは、「隅っこに住む」という意味です。このコンセプトは、静かな隅っこにいること、内向性、懐かしさを見出す人々に深く共鳴します。キャラクターたちはさまざまな不安や独特な特性、小さな喜びを反映しており、非常に共感を呼び起こします。各キャラクターにはストーリーがあります:
しろくまは寒さが嫌いな北極熊です。
とんかつは99%脂肪で1%肉の残り物の豚カツです。
**ペンギン?**は自分が本当にペンギンかどうか疑っています。
ねこは恥ずかしがり屋で隅に隠れることを好みます。
とかげは本当は恐竜なのに、他と同じに見えるようにトカゲのふりをしています。
これらの魅力的なキャラクターは、すみっコぐらしを単なる商品以上のものにし、ファンとの感情的なつながりを生み出します。ぬいぐるみからマグカップ、アクセサリーに至るまで、商品ラインナップは誰もがすみっコの心地よい世界を持ち歩くことを可能にします。
2. すみっコ描きのマグカップの魅力(マグカップ(すみっコ描き))
**マグカップ(すみっコ描き)**シリーズは、すみっコぐらしファンの間で最も求められるコレクションの一つです。これらのマグカップが特別な理由は、日常のシーンを描いた繊細なアートワークにあります。キャラクターたちが親しみやすい姿でお茶を楽しんでいたり、植物の後ろに隠れていたり、一緒に隅っこに座っている姿が描かれています。それぞれのデザインは新しい物語を提供し、これらのマグカップにユニークな魅力を与えています。
これらのマグカップは、朝のコーヒーや夕方の紅茶のお供に最適で、日常の活動を楽しい儀式に変えます。子供たちにとって、これらのマグカップは日常のルーチンの一部になり、コレクターたちはそれぞれのマグが持つ芸術的価値と感情的な共鳴を楽しみます。微細な遊び心のある絵が体験に深みを加え、**マグカップ(すみっコ描き)**は飲み物を持つための道具以上のものになります。それは大切なコレクションです。
3. すみっコ描きのマグカップの種類
すみっコぐらしは、さまざまな**マグカップ(すみっコ描き)**のオプションを提供し、すべての人に何かがあることを保証しています。以下は最も人気のあるデザインのいくつかです:
a) キャラクター専用のマグカップ
これらのマグカップは、しろくまやねこなど、個々のキャラクターをフィーチャーしています。それぞれのマグはキャラクターの独自性を祝うもので、ファンのお気に入りのキャラクターがいる場合には最適です。
b) グループテーマのマグカップ
これらのマグカップは、複数のすみっコぐらしキャラクターが一緒に描かれています。お茶会のシーンやキャラクターたちが自然を楽しんでいる姿など、これらのデザインは心温まる物語を作り出します。
c) 季節およびホリデーエディション
ホリデーや特別なイベントのためにリリースされる限定版のマグカップがあります。これらの季節限定版は、その希少性からコレクターズアイテムとなります。
d) パーソナライズまたは旅行用マグカップ
常に移動している人々のために、すみっコぐらしは断熱設計の旅行用マグを提供しています。これらのマグは実用性とかわいい美学を兼ね備えており、ホットおよびコールドドリンクに最適です。
4. すみっコマグのさまざまなオーディエンスへの魅力
すみっコぐらしのマグカップは広範なオーディエンスに対応しています。以下に、さまざまなデモグラフィックに対する魅力を探ります。
a) 子供たち
子供たちは、**マグカップ(すみっコ描き)**製品の鮮やかな色合いや遊び心あふれるデザインに惹かれます。すみっコテーマのマグを持つことで、牛乳やジュースを飲む日常的な活動がより楽しくなります。親たちは、これらのマグが子供たちに飲み物を楽しむことを奨励することが多いと感じています。
b) コレクター
コレクターにとって、すみっコぐらしの最新商品、特に限定版のマグは必需品です。一部のマグにはSan-Xネットショップでのみ入手できる独占的なアートワークが特徴で、価値と欲望を高めています。コレクターはまた、丁寧な craftsmanship と緻密なディテールを評価します。
c) かわいい文化やアニメの愛好者
かわいい文化の愛好者は、これらのマグの独特の可愛さとシンプルさを楽しみます。アニメ愛好者にとって、キャラクターたちは共感を呼び起こし、内向性や友情、受容といったテーマを反映しています。
5. すみっコぐらしの最新商品:先取り情報
すみっコぐらしは、デザインやキャラクターを新たにしながら、製品ラインを常に更新しています。最近のリリースには次のようなものがあります:
新しいキャラクターのぬいぐるみ:シーズナルデザインと新たに見たことのない衣装。
文房具の更新:新しいノートデザイン、ステッカー、ペン。
テーマの家庭用品:皿、カトラリー、そしてもちろん新しい**マグカップ(すみっコ描き)**デザイン。
バッグやアクセサリー:新しいキャラクターパターンをフィーチャーし、学校や日常使いに適しています。
���れらの新製品の魅力は、驚きと喜びをもたらし、既存のコレクションに新しい次元を加えることにあります。
6. San-Xネットショップでのすみっコ商品購入
San-Xネットショップは、オーセンティックなすみっコぐらしアイテムを購入するための公式ストアです。ここでは、ファンが次のようなものを見つけることができます:
独占商品:物理的な店舗では手に入らない商品、たとえば希少な**マグカップ(すみっコ描き)**エディション。
期間限定オファー:季節プロモーションやイベントベースの商品ドロップ。
便利な国際配送:すみっコぐらし商品を世界中で手に入れられるようにします。
San-Xネットショップでのショッピングは、ファンが高品質でオーセンティックな製品をソースから直接手に入れることを保証します。
7. すみっコぐらし商品はギフトに最適:すべての場面での魅力
すみっコぐらしの商品は、多用途のギフトとして適しており、次のようなシーンにぴったりです:
誕生日:**マグカップ(すみっコ描き)**をぬいぐるみと組み合わせると、思いやりのあるギフトになります。
ホリデー:クリスマステーマのマグなど、季節のすみっコ商品が楽しい雰囲気をもたらします。
卒業や学校のイベント:文房具セットは実用的でありながら愛らしいギフトになります。
「ただだから」ギフト:旅行用マグやキーチェーンなどは、小さな感謝の印にぴったりです。
8. すみっコマグコレクションの手入れ方法
**マグカップ(すみっコ描き)**コレクションの魅力と価値を保つためには、適切な手入れが不可欠です。以下はそのためのヒントです:
手洗いを推奨:これはアートワークやデザインを保護します。
マイルドな石鹸を使用:強力な化学薬品はマグの仕上げを損なう可能性があります。
食洗機を避ける:熱と洗剤への長時間のさらされることは色あせを引き起こすことがあります。
安全に展示:展示用キャビネットを使用して、コレクションをほこりから守り、事故から守ります。
9. San-Xネットショップがグローバルファンベースを構築する役割
San-Xネットショップは、すみっコぐらしの最新商品を世界的に配布する重要な役割を果たしています。オンラインショッピングを通じて、さまざまな国のファンは商品ドロップに参加し、独占アイテムを購入し、新コレクションを追いかけることができます。このショップは、限定のイベントや独占的なコラボレーションを提供することでコミュニティ意識を創出します。
10. すみっコぐらし商品が時代を超えた宝物である理由
すみっコぐらしの最新商品や**マグカップ(すみっコ描き)**コレクションの特別さは、その時代を超えた魅力にあります。可愛さ、感情的なストーリーテリング、高品質なデザインの組み合わせは、これらの製品が長年にわたって関連性を保つ��とを保証します。子供がココアを飲みながら、コレクターが希少なアイテムを展示し、友人へのギフトを選ぶ際、すみっコぐらしの商品は普遍的な魅力を持っています。
11. 最後に
すみっコぐらしは、愛らしく機能的な製品の拡大ラインナップを通じて、世界中のファンに喜びをもたらし続けています。コージーなマグカップ、文房具セット���ぬいぐるみなど、誰もが楽しめるものがあります。**マグカップ(すみっコ描き)**コレクションは、かわいい美学と日常の実用性を完璧に組み合わせており、日常生活にちょっとした幸せの角を加えてくれます。
今すぐSan-Xネットショップを訪れて、最新のすみっコぐらし商品を見つけ、自分の生活に小さな幸せの隅を追加しましょう!
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丁寧に暮らしている暇はないけれど 時間をかけずに日々を豊かに楽しむ知恵 単行本 – 2018/2/21
一田 憲子 (著)
『暮らしのおへそ』(主婦と生活社)を立ち上げ、12年にわたり取材、執筆をしてきた編集ディレクター・一田憲子(いちだのりこ)さん。 これまでに、数多くの暮らしの達人たちを取材してきました。 そんな一田さんご自身の暮らしも、知恵とアイデアにあふれています。 築50年ながら、いつ訪れてもすがすがしい空気が流れ、とても居心地がいい部屋。 適度に片づき、適度にモノがあり、わが家のようにほっとできる。 そして、パパッと出てくる、おいしいごはんや手作りのおやつ。 ――そんな一田家のファンになってしまう人が、後を絶ちません。 でも、当の一田さんは、ご自身のことを、「生まれながらの大ざっ��人間で、面倒くさがり」と言います。そして、常に仕事の締め切りを抱えて全国を取材で飛び回る毎日の中、家事に使える時間は限られています。 いったい一田さんは、どんなふうにして日々の暮らしをまわしているのでしょうか? その秘密は、取材先で教わったアイデアや、人とのやり取りで知ったモノ・コトを、家に持ち帰り、実際に試し、毎日の中に落とし込む。その連続の中にありました。 本書では、一田さんが実践してみて本当に役立ち、忙しい中でも続けてこられている習慣と知恵をご紹介します。 時間がなくたって、工夫次第で、毎日はずっと快適になるし、楽しめる。 そんな暮らしのヒントを、美しい写真とともにお届けします。
365日の気づきノート 単行本 – 2016/3/24
門倉 多仁亜 (著)
東京、鹿児島、ドイツを行き来し、各地で仕事をこなし、季節の行事も大切にしているタニアさん。 忙しい毎日のはずなのに、いつも穏やかで、タニアさんのまわりには清々しい空気が流れています。 そのシンプルな暮らしと、凛としたたたずまいは、どんなふうに生まれるのでしょうか? 本書では、タニアさんが日々の暮らしの中で見つけた気づきやアイデアを、 春夏秋冬、12か月を通して綴ります。 部屋をきれいに保つアイデアから、献立を考えるヒント、 旅の荷物のまとめ方まで、日々の暮らしをすっきり豊かにするヒントが満載。 読めば、タニアさんと同じ生活をしているような感覚になり、 心も身体もシンプルに生まれ変われる一冊です。
美しい暮らし (幻冬舎plus+) Kindle版 発売日 : 2017/11/24
矢吹透 (著)
味覚の記憶は、いつも大切な人たちと結びつく――。 冬の午後に訪ねてきた後輩のために作る冬のほうれんそうの一品。 苦味に春を感じる、ふきのとうのピッツア。 少年の心細い気持ちを救った香港のキュウリのサンドイッチ。 海の家のようなレストランで出会った白いサングリア。 仕事と恋の思い出が詰まったベーカリーの閉店……。 人生の喜びも哀しみもたっぷり味わせてくれる、繊細で胸にしみいる文章とレシピ。
フランス流しまつで温かい暮らし フランス人は3皿でもてなす (講談社の実用BOOK) 単行本 – 2016/9/16
ペレ 信子 (著)
著者はフランス人と結婚して23年。夫の家族やフランス人の友達から、いいところを取り入れつつ、心地よい暮らしを実践。たとえば、平日は週末にたっぷり作っておいた野菜スープを毎日飲み、週末は3皿の料理で家族の時間やもてなしもします。そんなふうにたまに��肩の力を抜いて、その分家族との会話を楽しんでみてはどうでしょう。フランス人の暮らしぶりを知って、もっと気楽に豊かな生活を楽しむために参考にしてほしい1冊。
衣・食・住 暮らしの雑貨帖 ~ずっと愛したい、わたしのお気に入り~ 単行本(ソフトカバー) – 2013/12/21
甲斐 みのり (著)
自分の“好き"が胸の内にあれば、街に出て通りを歩くときも宝探しのような心地になれる」 本書は、文筆家・甲斐みのりさんが日頃から愛用している品々をまとめた雑貨帖。暮らしを彩る日用品、旅先で見つけた工芸品、家族を思い出す雑貨など、さまざまな愛用品を日々のひとこまとともに綴っています。長い間ずっと一緒に過ごしていける、衣・食・住の雑貨と、雑貨にまつわるさまざまな物語。著者ならではの着眼点で、雑貨の魅力をまとめた一冊です。
すてきなあなたに 単行本 – 1988/3/1
大橋 鎭子 (編集)
1969年から連載が続く『暮しの手帖』誌の人気エッセイです。実際に目でみて素敵だと思ったこと、人と接している時に感じた素敵なこと、心に深く染み込んでいったこと、食事の時に美味しかったものとそのレシピなど、日常の生活で感じて、メモに書き留めたものを綴っています。本書、第1巻は、1969年から1974年までの連載をまとめたものです。
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本当に大事な選択¹を誤らないように
譲りがたいところ ほどよく妥協²して
自己をまず大切に、健やかに生きるため
既存のシステムにあやかって
あるもの上手に乗りこなす
人に合わせず丁寧に
自分のペース³を見つめては
焦点合わせて それから世界を見る
ボヤケた写真の風情のみでは⁴
新たな目線を配れない
隣の庭を眺めては
キッチリしすぎたり緩めすぎたりとせずに
ただ一点 自分を見定める
それだけに注力し続けるのだ
揺るぎない自分を保つために
「ここに在る」を実感し続けるために
在るというだけで しあわせだから
〜〜〜〜
(以下、自身の思想の想起となった事柄の注釈。文書及び表現は人によって―あるいはその時々の自分によって―見方が変わり、ときたま全然見当違いの解釈があるため しかしそれもまた趣深いのだが)
¹ここでいう選択とは、飲食や自己の中の優先順位など
²ゴミを増やしてしまう選択を選ぶことだったり衣食住の何かを手頃でファストなもので済ませることなど。
³ここでのペースとは、ざっくりと言えば個の体内時計。行動のペースや飲食の消化スピード、感受性の処理時間など多岐に渡るのではないか。
⁴個の視点は、その時節の自己の状態を反映する。す��ては鏡。現在の自分の精神状態がまだ未熟で曇っているときは、そのままの視界でしか外の世界と関われないようだ。しかし、自身が成長しようとしているとき、感受性を大事にできているときは、その限りではない。今までまたは事実見えている世界を超えた、成長を促す先導的な視点が、自然と入ってくるようだ。
〜〜〜〜
まだまとまりきっていないのだが、アートや音楽を鑑賞したときのインプット→アウトプットの方法について、言語またはその他表現といった手法の取り入れ方は、人によって異なる。同様に、どういった思考回路を巡って表出されるのか、その過程も大きく異なる。
例えば視覚イメージを感性的にそのまま映像として脳に焼き付けてから、脳裏で知識経験の引き出しから掻き集めて言語化する方法があれば、
人によっては感覚を感覚のまま、抽象的な表現として情動的に爆発させられる人もいる。
または、視覚で受けた情報を感性機能まで迂回せずとも即座に言語化できる、言語突出型も存在するのだろう。
で、その過程が異なるのはすべて、私は脳の構造とシナプスの反応が違うだけで、それぞれの早さは経験値やらも関係するかもしれないがもっと突き詰めればもしかしたら、所謂〈迂回〉をしているか/していないかの差ではないか、などと考えている。
感性を感性のまま表現できるのは、そういった技術が伴ってこそ評価される世の中であるため、それで生き抜いていける人は少数派であろう。
この言語主体の現代社会においては、感性を言語に表す手段を、私達はある意味強いられているのだが、
やはりそれを得意とする脳の構造をデフォルトで持っている人、そうではなくて四苦八苦している人とは、同じ数だけいるはずなのだ。 と、私は思う。
何が言いたいかというと、{鑑賞}→{消化}するまで、更にそこから{意見を持つ}までが、すぐできてしまう人と、そうではない人の、言語化までの処理スピードは、各人でてんでバラバラなんだ。
だから、何か事物を鑑賞して、すぐに言葉にできる人と そうあれない人とでは 意見の交換までに時差が生じるはずだ。 いや、どちらにせよどちらも、自分の感性を引っ張り出すだとか、理性の部分と照合するだとか、複雑なプロセスをみながみな丁寧にやっていたら、全員その落とし込みには時間がかかるに決まっているのだが。
起こった事実について言葉を交わしていくだけなら容易いことであるが、それに対して自分がどう感じたか までを辿って表現するのには、やはり誰しもに時間がかかるものなのだ。その処理に要する所要時間は、個々の脳内でどういった経路を辿るかによっても、経験値によっても、左右されるのであろう。
「事実について言葉を交わす」ことについてもっと掘り下げると、そこで笑いに昇華させることでセンスを光らせる方々がいる。 私はそれは“ハードスキル”だと思っており、その技能はまるで私には持てぬ為、そいった人たちは尊敬している。ウィットやユーモアとゆうのは、努力の賜物だ。 それを前提に、私はやはり、笑いに昇華させることを後回しに、事実を目前に動かされた心・感情の部分を見させてもらいたい、と、いつも思う。 私はやはり、人のそいったところに真髄を見出し、〈表層〉ではないところで人を知りたいために、もどかしい思いをいつもする。 とはいっても、こうしなければ私は私を保てないため、〈表層〉の友達と〈深層〉の友達を、秘密裏に分けている薄情な人間である。 俗世間では、〈深層〉を見せることは恐らくタブーとされているために、一般には〈表層〉で社会と自分とを繋ぎとめる。 しかし、私からしたら現代社会には、〈表層〉だけの世界に繋がりを感じれず憔悴して孤立していく、素敵な感性を持った方たちが自己を喪失していく様が顕著に見られるため、 私はやはりそういった方々に(経験者として)手を差し伸べるべく、元ある良いものを伸ばすべく、〈深層〉で繋がっていきたいのです。 心の、その苦悩の内側を、見せてほしい。 私はそこに依存するでもなく、脆弱な綻びを見つけて遊ぶでもなく、 ただただあなたのもって生まれた感性の方向を、美しいものと讃えては、外野的に応援していてあげたいのです。 自分で決めた枠組み以外の応援に関してはしかしながら、こちらとしてはフアンやメンバーとはちょっと違う、アライのようなポジションでありまして。応援しましたからといっても、必ずしも共に歩もうて訳でもない。そこの程度が、やはり難しい。
言語化を得意としないのは社会的に不利ではあるのだが、彼らは言語化を得意とする人々と同様に貴重であり、寧ろ、言語主体でなければ理解できないほど言語といった〈ツール〉に頼りっきりの人々よりも、柔軟な思考を用いて魂に訴えかけやすい表現を得意としているため、重宝されるべきと私は思う。
(因みに私は言葉の裏の心を追う癖があるようなので、構造的に辻褄のあった文章を紡げないといった人たの言葉を、幾分か理解できるようである、)
〜〜〜〜
〈余談〉
亭主関白とは、男性の消化スピードや体力などに基準を合わせなければいけないように感じさせるところから始まるのかもしれない。
それは男尊女卑にも繋がりうる。個々人によって“ペース”が異なるわけだが、男女の差は恐らく歴然であり、それは生物学的種別の話だけではなく個の精神的な男性性/女性性の優劣の話にも繋がる。個々人がどこかでバランス取り合って存在するのだが、それが外野の個のバランスとちょうどマッチするなんてこと、なかなかないと思う。故に、食事や日常活動のスピードは、相互寄り歩み寄りをしなければ到底、合わせられるものではない。寧ろ、創造主である女性の身体を労るべきであり、女性が存在する環境では、女性に合わせた方がよいのではないかと感じる。
男性は、女性のそれらを待ってあげれるようにせねば 本当の意味での尊厳ではない。辛抱できないときは恐らく、余裕を持てていない。はたまた、愛が足りないのか。
この社会では、基本的に皆時間泥棒に吸い上げられて、心の余裕を保つことが難しい。だから無理もないのだけれど。
待てない時は、勝手にしててよい、内側に籠もってもよい。別のことをしていればよい。
食事を妨害してはならない。
食べきれなくても大丈夫 と、余り物を食べるなど、してあげてください。
まあしかし常に女性を待っているなどとなると 社会的時間は待ってくれずに、均衡が乱れて焦りが生じる。そんなことしてたら、個人では成し遂げれない大規模な生産や創造は生まれない。
常に個に集中しているわけにもいかない。我々は独立し存在すると同時に、社会の一部でもあるのだから。そして地球人、みなが(常に意識することは難しいにせよ)この地球の土地やそこから恵まれた資源といった財産を共有し合って生きている。国という概念を超えた人との繫がり、国としての人との繋がり、両方を踏まえて、この地を、今日を、生きるのだ。
てなわけで、男性も女性もお互いのペースを尊重して。どちらかに傾きすぎることなく合わせすぎることなく共に歩むために。
まずは自分を見つめ、そこから大事な目の前の人を見つめてあげる。
私が個人的に思う、‘’あなた‘’主体のややこしさは、自己の前に‘’あなた‘’が来てしまっているからだ。
https://sup.andyou.jp/hoshi/zodiacsigns_contents/
この、ソースを求めようがない:信じる根拠すらないようにも思える思想は、鵜呑みにするのは危険であるような、根も葉もないデタラメのようにも捉えることができる。 しかしながら、私には経験から、なんとなく腑に落ちる節がある。 各星座の人物の対人関係に触れると、彼らの‘’外の世界‘’との繋がり方、依存の仕方にも、説明がゆくのだ。
ほんで私はやはり、「わたし」にも「あなた」にも寄り過ぎない、beyond us allなところに着眼もててる後半4星座が大好きであり、絶大な信頼を置いている。
どうやら「あなた」主体の方々は傾向的に、自己を見つめる行為を後回しにしがちであるようで、大分謙虚に「あなた」を通して自分を見る行為を続けねばならぬし、その上幾分か純粋な「あなた」からでないと、真に良いものは得られないであろう。 そういったことから、ややこしさが増すので、彼らの自己の成長は少し遅れてやってくることが多いかもしれない。
〜〜〜〜
あとは相当余談で脱線した先から戻る気配もないが、なにも全てを「グルテンフリー」にしなくてもよいと思う。そりゃ何も気にせず不調に気づかずグルテン取り続けてきた身体には許容量以上は摂取できないので、そういったリミテッドな方々の為には必要なポジションなのだけれど。私個人もパンを作る仕事をしていたにも関わらず、パンを食べるのはあまり好まない。グルテンがしっかりと形成されたものは、消化吸収面で、腸にとても負担がかかるからだ。だけれども、小麦や大麦等はそもそも食物繊維がとても豊富で、多量のグルテンが形成されたものでない限りは整腸効果が期待されるはず。今まさに、少し腸内環境が乱れているのだが、自身のお腹の声を聞いてみたところ、今回は玄米ご飯ではなく大麦のグラノーラ系などが良さそうだったので、そういったものを選んでみるに至ったのだ。結果、腸が絶えず動く音がする。
お腹の声を聞く。そして、身体が欲しているエネルギーを摂取する。そういったシンプルな作業を積み重ねていくことで、身体の調子は順調によくなるし、相まって精神の揺らぎも減るはずだ。
そしてこれは個人的な見解なのだが、ビールなどばかりを率先して飲み続けてしまう人には、第二の脳のポテンシャルを生かしてみるためにも、それ以外の酒だけで夜を明かすなんてことを試してみてほしいのかもしれない。 私がその変化を知りたい。何事も実験であると思う。 自身の身体を使っての実験。その実体験が、一番の学びで糧になるだろう。 2024/7/27 朝の4-5時からすこしずつ書き溜めたもを 現在12時に手を加えつつツラツラと 何をやっているんだかとは呆れるがしかし これが私の優先順位だ
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じゃれ本 3冊目の作品
「じゃれ本 オンライン試用版」を使ったセッションで紡がれた物語たちです。前の文の前後関係がわからずに何かを書こうとするとこうなります。参加した本人たちはめちゃくちゃ楽しかったです。
お題:特になし ページ数:6P
『透明化学現象』
透明化学というのは正し��は「トウメイ」と「バケガク」に分けられる。すなわち化けるのである。何がって、僕らが。透明に。僕ら狸にとってバケガクの習得は命綱のようなものだ。
狐たちは狐たちで何やら研究しているようだが、そこは僕ら狸のほうが一歩分野に秀でていると自負してもいいだろう。 ただ、しょうがないことだけど例外はいるのだ。 この間なんかは…
『最も完璧なアライグマと狸の区別の付け方』と言う我ら狸の宿願に対し、 「食べたら分かるんじゃない~」 「たぬきうどんときつねうどん見れば一発だもんな~」 と狐と盛り上がっている仲間がいたのだ!
そんな捕食者目線で区別をされてはたまったものではないんである。熊連中なら確かに、多分骨とか肉とか舌触りとかで区別も付けるんだろうけど。
僕はそんな考えを振り払うように身震いした。 そんなことにならないよう、僕自身もこの『透明化学現象』をしっかと解明し、学習し、修得しなくてはならないのである。 試しに尻尾だけを消してみることにした。
…… ……………
消えない。 終わった。人類の尊厳は失われた。これから僕は尻尾を活用すべく四脚の哺乳類としていかねばならぬのだろう。 「バカ?」 近くを通った姉のツッコミはもちろん耳に入らなかった。
『眩しいiPad』
俺はいつものように、枕元にiPadを置いて動画を再生しながら寝ようとしていた。 何のことはない、いつもの日課だ。 だがその日に限って、猫がやけにiPadを気にしていた。
『ゴロ……ゴロゴロ……にゃお……ん……ゴロゴロ」 と言うかうっとりしている。 なんだコレ。俺の猫――猫は誰のものではなく猫自身のものであり、それでもあえて言うなら神のものだ――が寝取られた!
「へいsiri!」「聞き取れません」「Heysiri!」「聞き取れません」そりゃそうだ、俺だって俺より猫が良い。より好きなモノや場所を選ぶのは生き物としての道理だ。多分iPadだってそうなんだろう。
「ンマ~ォ」ポポン! このSiriめ、いけしゃあしゃあと猫の声には反応しやがる。 「ナ~」「猫には難しいかもしれません。」 「ルノァ~」「重機ならば可能でしょう。」 待て、何の話をしている。
問い詰めたいが、Siriにも猫にも言葉は届かない。おかしい。人類こそが言語を発明したのではなかったのか。それは人類の驕りだというのか。 答えて欲しいが相も変わらず1台と1匹は2人(?)の世界だ。
何となく傍をうろついてみたが世界に入り込めそうにない。俺は耐えかねてAlexaを呼んだ。
『はがれない毛布』
「こ、これは僕の大事なものなんだ! 例えるならライナスの毛布さ」 「なんの例えにもなってない�� まんまじゃない!」 幼い子たちが揉めている。 発端は1人が布団から出て来ないことであった。
半泣きになりながらも毛布にひっついている子どもは、やがて2人になり3人になり、一ヶ月も過ぎれば部屋中の子どもたちがすっかり布団から……正しくは毛布にひっついて離れなくなってしまった。
紛れもなく一大事である。レスキュー隊がやって来て子供たちを救助しようとしたが、一人、また一人と毛布の餌食になっていく。うんとこどっこいしょ、うんとこどっこいしょ。それでも毛布は剥がれません。
しまいには軍隊まで負けてしまったのです! 「オトナもこんなものなのね」 「そこは毛布の吸引力がすごいって言ってあげなよ」 と、一足先に飛び出した子どもたちが楽しそうに笑ったのでした。
大人たちもおずおずと目を見合わせ、お互いを探るようにへへっと笑ったりして少しだけ言い訳めいたものをごにょごにょと口の中で呟いてから、誰からともなく足は徐々に毛布へと向かっていくのです。
こうして地球人類全ては毛布につつまれました。 地球をヌクモリティが包み、スヤみが覆ったのです。 かくして地球《ガイア》自身もヌクモリティに包まれる事により、恒久的な世界平和が実現したのでした。
お題:ランダム縛り 6P
『極端な化粧水』
いつものツルハドラッグで、私は目を疑った。 いつもの化粧水を買おうとしたら、その隣になんと、50円の化粧水と50000円の化粧水が並んでいるのだ。 ご丁寧に、50円のほうにはオススメPOPまである。
ツルハドラッグは住宅街を中心に展開している真っ当な対応とポイント制度が売りのドラッグストアであって、こんなアホみたいな煽りで商売をする店ではない。 値段をつけるにしてももうちょっとあるはずである。
「いくらなんでも化粧水が1400万円はさすがにないだろう……円高もバカにならないってことか?」印刷ミスかと思ってSNSに投稿しようかという気がよぎるが本当にその値段だった。分割ローン払いもある。
しかし…これだけの金額を出すだけの価値はあるということなのか?突拍子もない値段過ぎて感覚が麻痺してきている。そうだなあ、宝くじでも当たったら考えてみなくもない。万が一にも当たったら、だ。
そういえば、先週買ったスクラッチくじが財布にあったな… そう思い、その場で番号を確認してみた。なんときっかり5万円当たっている! つまり、買おうと思えば買えなくもないのだ!どうする!どうするんだ私!
5万あったらできるおしゃれ……ほら考えてみて。ネイルサロン。うんうん、キルティングネイルとか高いのも行けそう。美容室でアンニュイカールを指定……医療脱毛……はちょっと無理かな。
『好きな人の側に行きたい麻酔銃』
あたし、麻酔銃! (製造)年は2124年のレトロ型。 ある日研究室の保管庫から取り出されて……ええーークマ退治ですって~~!?!?
さすがに一世紀も前の麻酔銃に凶暴な遺伝子組み換えクマの退治はちょーっと荷が重いかな……!? でも博士は期待してくれている。おっと、緊張で麻酔の塩酸エトルフィンが溶け出……
危うく早々に博士から退治してしまうところだった。これでも麻酔銃としての自覚と自制は人一倍あると自負している。クマでもゾウでも持ってこいという気持ちがたかまってきた。
それでも、あの人の事が忘れられない。自分の銃としての役目を身に刻んでくれた、あの人の事が。 博士は私を手に取ると、舌なめずりするようにこう言った。 「サメを撃つぞ」 サメ!?サメに銛じゃなく私を!?
そんなぁあ~~! だってこの私麻酔銃は生まれてこの方水中戦はこなしたことがないのだもの。 無理無理カタツムリ。無理めの無理~~~! しかもSAME!? 絶対中盤に効かなくて悲しい気持ちになるヤツ!
たとえあとで「効いてやがらなかった!畜生!」みたいなことになるのがわかりきっていたとしても。サメの動きを少しでも止められるなら……っ! もしアホみたいな映画だったら倒した判定もワンチャンない?
『口にくわえるワサビ』
くわえるものではないことくらいよく分かっている。現在進行形で鼻だってかなりやばい。でもそうでもしないと眠気に耐えられないのだ。カフェインなどもう効かない。もっと物理に近い刺激がないと無理なのだ。
タバコも試した。自分には向かないらしく、せき込むだけだった。 唐辛子も試した。口が痛くなるだけだった。 コーヒー豆直食いも試した。全く効かず、眠くなるだけだった。 もう、これしかないのだ。
ペロリ。 鼻にツーンと来る刺激。爽やかで芳醇な香り。目に優しいyellowgreen。 いや目に優しいと落ち着いちゃうからダメだな。でもそれ以外全てが完璧だ。
電子タバコならぬ実ワサビというわけである。眠気覚ましにメンソールの時代はもう過ぎ去った。天然由来・清水で育ったワサビをくわえる時代なのだ。「S&Bワサビ、10番」そんなふうにコンビニで買う時代も近い。
普及が進めばデザインの多様化も進む。清水育ちをアピールするための原木(?)デザインからポケットから取り出しやすいスマートなデザイン。敢えて見せるための吊りデザインなどもあるようだ。
今や口にくわえるワサビは日本における一大ムーヴメントとなり、クールジャパンとして海外のニュースでも(面白半分に)取り上げられた。 だが俺は気付いてしまって��た。ワサビの刺激では物足りないということに…
『証明された鮭』
「ついにアラスカから認められた!」 生け簀の鮭の帰化が認められた。鮭たちの出身地をノルウェーからアラスカにすることで、こいつらは「キングサーモン」となる。今の時代、情報という衣が本体だ。
そうと決まれば早速手続きを進めようではないか。ご出身は? アラスカです。ふふふ、早く誰か聞いてくれないか、ご出身を。おやノルウェーからですか? いいやアラスカなんだよ、この度帰化が認められてね。ふふふ
ノルウェーからでもアラスカからと名乗れる、誠に良い制度が出来た物ですな。鮭たちは顔を見合わせて笑った。これで箔がつくというものだ。 だが、それを黙って見過ごさない者がいた。 タラだ。
タラはタラ目タラ科タラ亜科の魚類である。 必ずかの邪智暴虐な鮭達を除かなければならぬと決意した……いや、除くのはちょっと穏やかじゃないな。 もうちょっと穏やかな解決方法、例えばそう……
つまり……そう、遺伝子を編集するのだ。川にバクテリオファージを送り込み、緩やかに、穏やかに、邪知暴虐な鮭どもを品行方正に脂ののった鮭に変えてみせるというのである。 祈るように目を閉じて結果確認する。
結果は成功と言えるだろう。彼らは従順で脂ののった実に良い鮭になり、我々は大いに喜んだ。めちゃくちゃうまい。そして、その結果がやがて「我々」にも出始めた。
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MMM。4/29新潟

計画を始めてから3ヶ月以上が過ぎ…チケットも無事に受け取り、いよいよ初の新潟へ!
新幹線に乗って現地入り。10時くらいの到着で少し時間があったので市内を散策。
最近よくある都市名のオブジェ。駅前にもあったけど交通量の多い道の中央分離帯にあって撮りにくいのでこっちで。 前日にHiHi Jetsコンがあった���しくそちらのオタクがたくさんいて、うちわ持って撮影してた。

新潟市には無料の展望台がいくつかあり、そのうちの1つでおそらく一番高い?Befcoばかうけ展望台へ。
天気はいいんだけど黄砂なのかもやってて遠くは見えなかった。佐渡、見たかったな。

港に面しているので佐渡汽船等の出入港が見える。ちょうどジェットフォイルがやってきたので接岸を見届けてから移動。
展望台からちょっと行ったところにピアBandaiというのがあり、土地のものを色々売っている。イベント感あって賑やかで楽しかった。こういうところ好き。観光地価格って感じでもなく地元の人も来てるみたいだし、海を眺めながら飲み食いできるって最高。
佐渡サーモンの海苔巻きやのどぐろフライ等を食べる。これがお昼ご飯。

途中ちょっと買い物しつつ新潟駅まで歩き、バスで会場まで移動。臨時バスはヲタ満載だったので路線バスで行ったが、こっちも結構ヲタクいた。あとは野球見に行く人も。
そういうわけで、テルサちゃん!!

新潟駅からバスで20分くらい。まわりにはなにもない。あっちは湖そっちは田んぼ、みたいなところ。コンビニは歩いて行ける範囲に2つあり、ちょっとした動物園みたいなところと野菜とか売ってるところもある。あと、アルビレックスの本拠地のサッカー場、オイシックスの本拠地の野球場が同じ通り沿いにある。でかい病院や高校もある。
グッズ列探したけどなくて、少し待ってたら入場列ができてきて中で売るって案内があった。これ、わかりにくい。手荷物検査は一切なし。トイレは古いけど清潔で数も十分あり並ぶことはなかった。座席は普通、通路は広めかな。音響も問題なし。前ファミでファミ席が~9列、通路を挟んで10列がステージと同じくらいの高さ。それ以降の傾斜はほどほど。



青山の名刺は列が出来てたのでなんとなく並んで撮影したけど前も撮ったことがある。あの時なかったTシャツの方を写しておけよって感じだよね。
・・・以下、部屋に入って酒飲みながらノートに殴り書きしたメモの記録。・・・
○昼MC・・・小田・牧野・井上
はるさんが好きなちいかわの話。ちいかわって何、から説明を始めるも、普通にちいさくてかわいいやつ、と。 はるさんがキャラをメンバーにあてはめ、小田が一言添える。ハチワレは北川(賢そう)、うさぎはほまれ(よく奇声を発している)、めいちゃんは草むしり検定に受からなさそう。 後でめいちゃんが自分でもそう思う、途中で虫とか探しちゃいそう、と発言。
ほまれ「新潟には親戚がいてよく来ていた。最近あまり来られてないから今回ツアーで来られて嬉しい」
○夜MC・・・小田・牧野・弓桁 小田
あこちゃんの好きが今までにない感じなのでどんなもんか知りたい。 15期加入の動画で小田の髪が衣装に引っかかってるのがきっかけで好きになったという。 好きならハグしなよって真莉愛が煽り、小田も受け入れようとするが、頑なに拒むゲッター。「自分が客として見てたら、自分と同い年の人が小田さんとハグしてたら『はぁ!?』と思うから」。「それがあこちゃんの美学」と締めた小田、素敵。
ほまれ「越後姫というイチゴをいただいておいしかった。イチゴといえば15期。バスツアー来てください」
生田さんが連絡を取り、新潟在住の元メロン斉藤さんが見に来られたそうです。そして差し入れにイチゴをくださったらしい。
とうとうBパターンを見られなかった。ほまれが情感たっぷりに歌い上げる良いパートをもらったと聞いて、それ見たかったのに。だけどファンク超楽しい。
横山がいらないというわけではないが、はるさん・らいりーのインディゴめっちゃ良かった。らいりーの高いところ、はるさんの表現力がはまってた。未来を見たかもしれない。
げったーのダンスかっこよすぎんだろ。アイドルのダンスとは全然違うので目立つ。とても華やか。バレエの人なんだなあってのがすごく出てる。情熱的でもある。フラメンコ思い出した。
逆にほまれはファンクの人だわ。長い手脚が躍動してた。かっこいいよな。ほどよく流す(手抜きという意味の流すではなく緩急の緩の方。手抜きはしてない、むしろ細かいところまで丁寧にやってると思う)部分と熱さを出して行く部分の配分がとても良い。あの体格だから迫力があるよね。けど重くなくて軽快、小気味よい。
ほまめいこすりすぎと言ってるくせに彼店でぶち上がるちょろいヲタク。
HEAVY GATE初披露の時は微妙だと思ったけどこのツアーで見てて結構好きになった。純情エビデンスもそう。
げっだん、とぅるとぅる、ぱぱぱぱぱーん、みたいなところを歌うことが多いほまれだがライブでもちゃんと歌ってるんだなってなんかちょっとおもしろかった。
GWだー!ってやつ、ゲッターは地元で客として見た時は意味わからなかった。夜それやって、セットの下に潜り込む石田さんをいじりづらいと苦笑する生田さん。
野中がヤスダヨーグルトを飲めと言ってきたがあれなぜかうちの近くのスーパーで売ってる。けど一応買って帰った。ヲタクたるもの、ね。
石田さん「たくさんのプロの手によってライブは作られている。ファンの皆さんも応援のプロ。この人数を感じさせない応援だった」
で、振り返ったら確かに人が少ない… 人がいる列を数えてみたら、20列まで入ってなさそう。通路を挟んで21列以降は誰もいないように見えた。ただただ椅子が並ぶばかり。 テルサは32列まであり、キャパは1510人程度ということなので計算してみたら… おお… 800人はいると思うけど… うん。
悔しいな。でもその後ヲタクの声がより大きくなったのが最高。いいものを見られた。だがこれを書いている今も喉が痛い。悪条件ほど燃える。だから燃えた。燃え尽きて灰になって信濃川に沈みそうだった。
立ち最前しかも通路側だった。ほま推しになってから最高の席だったのでさすがに何度か目が合った気がする。だけどレスもらったとか目が合ったとか、断言はできない。視力は良い方で裸眼+ブルーベリーサプリで臨んだんだけどね。最前を経験しないままヲタク人生終えるんだろうな…
帰りの足をあんなに心配してたのに、実際はバスも出てたしタクシーも数台来てたので問題なかった。駐車場も広く、自家用車で来ている人は結構いたが、帰りの道路が渋滞するってこともなかった。ただ、満員だったらバスが足りなくなるのかもな、とは思った。
20時頃のバスに乗り、買い物をして宿泊先へ着いたのが21時ちょっと過ぎ。風呂入って乾かしながらMFTを飾り、新潟といえば!なドリンクたちを並べて記念撮影。そして乾杯!

実はちょっと色々あって嫌な気分になったり申し訳ないなって思うことがあったりしたんだけど、すべて吹っ飛ばしてくれる推しとアルコールは偉大!おもしろい出会いもあった。ありがとう新潟。きてよかった!
つづく
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2023/10/10〜

10月10日 昨日みたいホンマタカシの写真のことを度々思い出していた。また、本当にホンマタカシでないとダメだったの?と言いたくなってしまって、もっと他の展示を期待していたんだな、と改めて実感。
気温の差���激しかったからか、少し風邪をひいた気がしていて、職場の上司も明らかに風邪をひいていて、なんとなくお手洗いに行く回数も多くて大丈夫かな?と思った。人の心配をしながらも、自分は、大丈夫かな!、うつされないといいな!と不安になった。
昨日の雨で道に恐ろしいほど毬栗が落ちていた。 朝起きた時に感じた雨天気に従ってレインコートを着て行ったら、昼間は暖かかったけれど、帰り間際でたくさん雨が降ってきて今日は正解だった。 日曜に延期になったムーミンバレーパークの日の天気をインターネットで調べてみたら、今のところ雨予報でした。
昨日日記に書き忘れた、と思ったことが通勤途中に思い出したことがあったのに、こうやって書き始めるとまた忘れてしまっている。

10月11日 新しく作りたい作品のことも、もうすぐ誕生日の友人へあげるプレゼントのことも、来週京都へ行く時に着たい服も、どれだけのお金を積み立てたいかも、お仕事のいろいろも、なんか、程々に決まり知らない感じで頭がわ〜っとなってしまった日。先週末の受診の際に主治医にしわれた様に、私は混乱しているのかもしれない。
友人がスレッズで日記を始めていた。 ちょうど昨晩、手帳類博物館という日記を集めたギャラリーの存在を思い出して調べたところだった。そしたら、今住んでいる町の近くで今月開催される科学と芸術のイベント(イベント自体がかなり面白そう)に、その博物館も参加するらしく、他人の日記を読めるらしい。余裕があれば行ってみたい。
朝通勤で歩いた道の途中にある、某イベントへの参加申し込みをカウントダウンする標識の数字が、通勤の時は7日だったのに、その後業務で自転車で通りかかった時は8日だった。逆戻っている。
帰りの時まで落ち着きがなくって、家に帰ったらとりあえず寝具の衣替えをしようと予定を立てながら歩いた。 ちーちゃんから(やっときたお返事!)の長いメッセージ(とても嬉しい!)や、大阪の友人がまたまた送ってくれた関西の建築情報のURLもまともにみられないでいる。
作りたいもののルールが決まりつつあるので、頭の中のものを少しずつパソコン上でも良いから形にしていきたい。
昨日忘れてしまったことは、定期券入れの中に、航空科学博物館のグッズ引換スタンプカードと葉山へ行った時のJR乗り放題きっぷと岡本太郎美術館のチケットが、ここ数週間の週末が、重なって入っている、ということでした。
昨日体調が悪そうだった上司は、声が枯れて鼻にかかっていて、さらに一段と良くなさそうな感じだった。そういえば9月いっぱいお休み予定だった職員さんはまだお休み中。

10月12日 職場のある町のお役所へお仕事の相談へ行く。 2期下の同年代の方がてきぱきと段取りして、その場を取り仕切ってくださり、いつも彼女の元気に圧倒されてしまう。 同年代!と思うと、何か比較して焦ってしまう気持ちがでてくるけれど、そんなにお仕事頑張りたくないんじなかったの!と泣きそうになる。
お役所までは彼女が運転して連れて行ってくれて、ロードサイドにはららぽーとの外観を切り取ったみたいな建物ばかりで違いがわからない。けれど、看板がデカデカと掲げられているので嫌でも何なのかわかってしまいます。あひる建築でしたっけ?ヴェンチューリ先生。
ロードサイド店舗は、スーパーやドラッグストアや美容院や塾やクリーニング屋さん。病院も同じ様な仕様の建物だった気がする。“〜太郎”という飲食店が数店舗あった。太郎系列?あと、へんな名前の文具屋さん(文具屋さん?!)。
午後のお仕事で、12階から外部階段で外壁面をくるくる降りて、でも妊娠中の上司も同じ状況下で業務をしている、と思ってがんばってしまった気がする。
終業後に給湯コーナーで会った、私の病気について話をしている方から「最近ほんとにずっと席にいないし、いても電話や打ち合わせやらで忙しそう!」と言われて、そっか、そうだったかも忙しいのかもと、頭の中だけでなく、自分の外側もずっと忙しかったことを教えてもらう。 そして最近ぶんぶんチョッパーを買って玉ねぎをみじん切りした事を報告したら「インドカリー娘ちゃんが使ってたやつだわ!」と、私がスパイスカレーを作るレシピの参考にしている方の名前が思いがけず出てきて嬉しくなる。 「ちょうどずっと話したいと思ってたの。3分だけいい?」と、私の食事に色々こだわりを持ってしまう思考や、普段の仕事っぷり(ありがたいことに、とてもきっちりしている、と褒めて下さっている)を活かして、やっぱり料理をするべきだ、と思っていた事を伝えて下さった。
そう色んなレシピを見るのは好きで、材料と工程と出来上がる料理に、何か実験や作品作りみたいで楽しいな〜とは思っている。 余裕ができたら自分でできればいいな。
写真のこと、次につくりたいものが少しできたので、写真集の販売は今月いっぱいで終えようかな、と思っている。
眠っている口座の解約の予約をした。

10月13日 急なお仕事が舞い込んできて、色んな事をして忙しくしてしまった日。1日はあっという間なのに、午前中にしたこととかを思い出すととてつもなく昔のことのように感じる。 そういえば朝はファミリーマートによって、ちいかわのチョコチップパンはやっぱりなくて友人に報告したし、やっとちーちゃんからのメッセージを読めて、丁寧な文章に愛おしくなって、昼前にはインフルエンザの予防接種を打ってきた。

本当は明日の遊びに行く手土産に、帰り際ナインチェサブレを買いに行きたかったけれど、へとへとになってしまった。 スピード感ある感じでお仕事をしてしまって本当に疲れた!
たぶん昨日で最終回を迎えたはずのNHKの夜ドラを今晩見ようと思う。
今朝、長島先生のSNSの投稿で知った、明日開催の埼玉県立近代美術館のトークイベント、行きたいけれど絶妙に午後の予定とはしごできない感じ。
お仕事の忙しなさによくない感じでアドレナリンが出ていて、予防接種した腕が少しだる重く体が熱い。今日はあまり頑張りすぎずに早く寝たい。

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完成見学会のご案内

『猫と一緒に楽しく暮らす家』の見学会のお知らせです!!
お客様のこだわりがちりばめられたお家が完成しました!!今回もいろいろな試みがあったので、見学会がとても楽しみでおります。
下記に今回の見どころを紹介させていただきますので、ご覧いのうえたくさん妄想していただき(笑)まして、是非足をお運びいただけますと嬉しく思います。
それでは、ご案内です。
開催日:令和7年3月15(土)・16(日)・ 22(土)・23(日) 時 間:10時~16時 完全予約制 開催場所:滝沢市巣子 見学申込方法:弊社HPのお問いわせ または 下記電話より ★tel. 0198-41-5615 ★mobile. 090-3755-0155 (申込受付後に詳しい場所をお知らせさせていただきます)
☆『猫と一緒に楽しく暮らす家』
猫が寝たり楽しく歩き回ったりするのを常に感じながら、家族団らんしたり、それぞれ自分のお気に入りの場所でリラックスしたりと、猫にも家族にも『居場所』がたくさんあるお家です。
そして、この土地に建築地を決めるに当たり惚れ込んだお気に入りの景色を常に眺められるピクチャーウィンドウ。2階リビングならではお得感ですね。

●見どころ
・お気に入りの景色や岩手山を常に感じられる2階リビング
・造作家具と渡り板が連結した周回可能なキャットウォーク(リビング)
・家族それぞれの秘密の隠れ家(ロフト、裏動線など)
・普段の買い置きに便利なストックヤードを便利な場所に配置
・外壁:岩手県産材杉の板張り、フロアーは岩手県産材の栗と赤松
・紙クロス下地に天然粘土塗料を塗った塗り壁
UA値0.24W/㎡K Q1.0住宅Level-3 許容応力度計算による耐震等級3 BELS☆6評価取得
#栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #岩手県産材 #いわて木づかい住宅普及促進事業 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #板張り外装 #杉板張り #新住協 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #木の住処 #家づくりは住まいづくり #衣食住を丁寧に #心地よい家 #猫大好き #猫と暮らす #天然粘土塗料レームファルベ #エコウッドトリートメント #自然素材の家づくり #オガファーザースモール #細部に心を込める大事さ #想いは細部に宿る #中村好文好き #伊礼智好き
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「用の美」 現代の民藝 〜ONICA "Cotton-Wool Cardigan" / "Cotton Wool Turtleneck Jumper"

こんばんは。
・
先月のことになるけど、中之島美術館で開催されていた「民藝」展に行ってきた。
生活の中に根付いたモノが、「衣・食・住」にカテコライズされて展示しており、展示されているモノからは、生活の痕跡を感じられる企画展だった。
・
柳宗悦が唱える「用の美」。
今回の展示のキーワードではないかと思う。
「私は何よりも普段使いの品が健全にならずばこの世は美しくならないと思う者です」
入口から入って先に飛び込むこの文章が印象的だ。
・
特に、僕としてはやっぱり最初のコーナー、「衣」は特に時間をかけてゆっくり見てしまった。
使い古された古布なのに、そこに宿るオーラのようなものについつい引き込まれてしまう。
・
ちょっと話は変わるけど、例えば、古着屋に行くと、今から60年前とか80年前とかのアイテムに出会うことがある。
不思議なもので、それらはすぐに分かる。
もちろんデザイン的な違いで目を奪われることなんかもあるんだけど、何よりも服そのものが持つ存在感や、布に触れた時の手触りからピンとくる。
・
古いものが良いという分けでなくて、ハギレで直されていたり、素人が直したようなステッチの痕跡だったり。
おそらく、現代であれば廃棄されてしまうような傷んだ服も、大切に着用されてきた痕跡が感じられるせいなのだろうか。
そういった服にしか感じられない不思議な力のようなものがあるのだ。
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そして、今回の展示品からもそんな力のようなものをガラスケース越しからだけど感じることができた。
・
まあ、個人的には「用の美」。
生活に宿る美しさのある品を、美術館に展示してしまった時点で半減してしまうような気もしてしまうのだけど。笑
美術館のように、そういった価値観を伝えるためには、仕方のないことなんだろうと思いつつ、家で普通に使われている瞬間が最も美しいのだろうと思いながら拝見させてもらった。
(だから正直、柳宗悦の設立した日本民藝館というのも、なんかちょっと違うんじゃねぇなんて偉そうに思ってしまったり。)
・
とまあ、色々と思うことに溢れた展示で、見応え十分という内容だった。
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ちなみに、大阪では閉幕してしまったけど、巡回で現在はいわき市立美術館で同展を見れるみたいだ。
関西からだと遠いけど。。
もし、たまたまこのblogを読んでる方で、その方面い御用の方はぜひ。

さて、本日はそんな「民藝」展を見ながら、僕が皆さんに紹介をしたいと思ったアイテムをピックさせてもらう。
ONICA : Cotton-Wool Cardigan (Forest) ¥51,150 (tax in)
ONICA : Cotton-Wool Cardigan (Natural) ¥51,150 (tax in)
ONICA : Cotton-Wool Cardigan (Black) ¥51,150 (tax in) sold out
ONICA : Cotton-Wool Turtleneck Jumper (Forest) ¥48,400 (tax in)
ONICA : Cotton-Wool Turtleneck Jumper (Natural) ¥48,400 (tax in) sold out
ONICA : Cotton-Wool Turtleneck Jumper (Black) ¥48,400 (tax in) sold out
毎シーズン、入荷を楽しみにしていただいているお客様も多い"ONICA"。
いよいよ今年もそんな"ONICA"のニットを楽しめる季節がやってきた。
昨日は僕も昨年のカーディガンを羽織らせて頂いた。

昨年までは斜行する編み地が特徴的だったけど、今季は組み木のような編み地に。
(すごいマニアックなことを話すと、ニットの編み地なのに、織物の平織の組織図が見れて、一人でニヤニヤとしてしまった。)
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今季の編み地。
民藝にも見られる籠などの籠編みをモチーフにして生まれたそうだ。
だから、「民藝」展を見に行った時、真っ先にこのニットが頭をよぎったのだ。

目を引くような編み地。
確かに、"ONICA"のニットにはデザインが施されている。
なのに、嫌味がない。
時代を越えるような普遍性。
何年経っても愛せるような。
そんなニットになるのだ。
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カーディガンには、フロントに小さめのボタンが3つ。
これは陶器ボタンとなり、一つ一つデザイナーが土を捏ねて作っている。
しかも、ご丁寧に割れてしまったり、紛失した時のために替えボタンが一つつく。
ただ、店頭ではもし割れたりしたら、金継ぎしてもよさそうですねぇなんて話しながらお客様と盛り上がっている。
・
店頭でそんな話をしながら"ONICA"のニットに触れていると、柳宗悦が唱えた「用の美」という言葉がしっくりとくるのだ。
籠編みの品々が私たちの生活に根付いていたように、"ONICA"のこのニットも私たちの生活に根付く。
そんな1着なんだと思う。

むしろ、数年後の大切に着用された"ONICA"のニットを見てみたいとすら思ってしまうのだ。
・
当店で"ONICA"のニットに触れたことのある方はご存知かと思うが、"ONICA"のニットには、それぞれストーリーがあり、そんなストーリーをベースに生み出されている。
・
このニットに付与されたストーリー。
「warm memories 優しい手触り」
遠くの地に想いを馳せて 思い出が層なる
・
なんだかこのニットを見ていると、このストーリーが不思議と腑に落ちる。
どこか懐かしさのような、優しい記憶が蘇ってくるような感覚になる。

服は不思議だ。
装うということは、見た目や機能性だけではないのだろう。
着用する私たちの気持ちにも大きな影響を及ぼすのかもしれない。
・
「只被ふ為なら美しさ等どうでもいゝ。だが美しさは着たい気持ちをそゝる。だから美しさが着物をもっと着物らしくする。」
柳宗悦の言葉である。
・
この服を纏う時、もし良かったら、その時に感じる気持ちの昂揚のようなものも楽しんでもらえると嬉しく思う。

先日、昨年"ONICA"のニットを購入されたお客様が来店された。
1週間程度のイタリア旅行の中で、半数以上の日を共にしたということだ。
なんだかこれを聞いてとても嬉しくなってしまった。
・
誰かの生活の中で、確かに根付いていることを実感した。
・
もちろん"ONICA"の服だけではない。
当店の全ての服にはその可能性がある。
・
今回はたまたま籠編みの編み地だからこそ、「民藝」の世界とリンクし、このように思ってしまっただけなのだけど、多分、"ONICA"のニットには、柳宗悦が唱えた「用の美」が存在する。
・
生活に根付くニット。
もし良かったらそんなニットをぜひ1着、ワードローブに取り入れてみてはいかがだろうか。
世代を問わず、時を超えて活躍する1着になると僕は思っている。
なお、現在こちらはオンラインショップでもご覧いただける。
合わせてご覧いただけると嬉しく思う。
・
「私は何よりも普段使いの品が健全にならずばこの世は美しくならないと思う者です」
冒頭に紹介した柳宗悦の言葉である。
"ONICA"のニットを纏うということ。
それはこの世を美しくするということなのかもしれない。
・
それでは次回もお楽しみに。
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縫製の起源かも?どうぶつの骨で「針」を作って、毛皮を縫っていた可能性 2024.12.04 21:30 author Margherita Bassi - Gizmodo US[原文]( Kenji P. Miyajima ) X
狩った動物の骨を針にしてその毛皮を縫製。糸は動物の腱?
私たちは普段、服の縫い目をあんまり気にしませんよね。新しい研究によると、縫製は旧石器時代に北米大陸で暮らしていた先住民たちが寒冷な北方地域へ広がるのを可能にした技術革新のひとつかもしれないそうですよ。
動物の骨で作った針で皮を縫う ワイオミング大学の考古学者を中心とする研究チームは、約1万3千年前に北アメリカの先住民が毛皮のある動物の骨で作った針で暖かい服を縫っていた可能性を明らかにしました。
野ウサギのような小動物だけでなく、ボブキャットやマウンテン・ライオンのような大型のネコ科動物の骨も針として使用していたといいます。
PLOS ONEに発表された研究結果によると、この技術の発展は、旧石器時代の人々が寒冷な地域に移り住み、最終的にアメリカ大陸全体に広がるための重要な役割を果たした可能性があります。
また、旧石器時代の先住民(パレオインディアン)が穴付きの針として使用していた骨の動物種と素材を特定した研究は初めてといい、要約で次のように述べています。
スマホで撮った動画、見返していますか? スマホで撮った動画、見返していますか? Sponsored by アドビ株式会社 骨製の針が人類の世界的な広がりを説明する上で重要であるにもかかわらず、考古学者たちは針に使用された素材を特定したことがなかったため、この重要な文化的革新に関する理解は限定的でした。
Advertisement
骨製の針は、ワイオミング州にあるLa Prele Mammoth(ラ・プレール・マンモス)遺跡から出土しました。この遺跡には、1万3000年前にパレオインディアンがコロンビアマンモスを解体した痕跡が残っているそう。また、研究チームは同じ遺跡でアメリカ大陸最古のビーズを発見しています。
骨製の針は居住地拡大のカギ Bone needle fragments Image: Pelton et al. 2024 / PLOS ONE 研究チームは、質量分析法(原子や分子を測定する方法)、マイクロCTスキャン(3Dイメージング)、化学組成分析を用いて骨片32個を調査しました。
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簡単に言うと、チームは骨に含まれるアミノ酸鎖を、1万3500年~1万2000年前に北米に存在した動物のものと比較したということらしいです。
その結果、パレオインディアンは、キツネや野ウサギに加え、ボブキャット、マウンテンライオン、オオヤマネコ、絶滅してしまったアメリカチーターなどの大型のネコ科動物の骨から針を作っていたことがわかったといいます。すごいの狩ってる。むり。
この新しい研究によると、北アメリカの初期の住民たちは、捕えた動物の骨から作った針で毛皮を丁寧に縫い合わせて衣服にしていた可能性があるそうです。
この発見について、研究チームは論文で
モニターアームってまだ進化できたの!? 「パンタグラフ式」ってメリットだらけじゃん モニターアームってまだ進化できたの!? 「パンタグラフ式」ってメリットだらけじゃん Sponsored by エルゴトロン このような衣服を手に入れたことで、低体温症や凍死の危険性があるためにそれまで立ち入ることができなかった場所まで行動範囲を広げることができたのです。
と説明しています。
これらの針は、衣服縫製技術の進歩を間接的に示すものでしかありませんが、考古学者らはそれでも今回の結果について「これまで発見されたなかで、パレオインディアンの衣服に関する最も詳細な証拠のひとつ」と述べています。
この技術はシベリアから北米へ? ここで注目すべき点として、2016年にシベリアで5万年前の針が発見されたことが挙げられます。これは、考古学者が知りうる限り最も古い針なんだとか。1万3000年前のパレオインディアンは、最終氷期にシベリアから北アメリカに移住した人々の子孫にあたります。
つまり、パレオインディアンはワイオミングで見つかった骨片が示す時代よりもずっと前から暖かい衣服を作るために針を使っていた可能性があります。もしかすると、一度失われた技術が再び発見されたのかもしれませんね。
これこそ「ポータブル」な電源。USB TYPE-C端子が3つもあって使いやすい これこそ「ポータブル」な電源。USB TYPE-C端子が3つもあって使いやすい Sponsored by アンカー・ジャパン それはさておき、今回の研究で詳しく説明されているように、発見された骨製の針は、狩猟採集民が動物を食料以上のものとして利用していた事実を思い起こさせてくれます。
1万3000年間にワイオミング州で暮らしていた先住民たちは、冬用のコートを縫製しながら、おいしいシチューを食べていたのでしょうか。
(縫製の起源かも?どうぶつの骨で「針」を作って、毛皮を縫っていた可能性 | ギズモード・ジャパンから)
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【神奈川】「とんかつ ひこのや」
【バナナマンのせっかくグルメ】やわらか極上豚カツ×釜炊き白米『とんかつ ひこのや』#沢村一樹 #中村アン 神奈川県逗子・葉山 2024/12/29放送 神奈川県逗子市山の根1-1-32 #バナナマンのせっかくグルメ #せっかくグルメ #バナナマン #近藤春菜 #サバンナ高橋 詳しく見る↓
逗子駅「とんかつ ひこのや」 食べログでcheck! 白い暖簾に「豚カツ」と書かれたシンプルな外観が目印で、店内は落ち着いた雰囲気のとんかつ専門店 素材選びから調理法まで、徹底的にこだわり抜かれているのが特徴で、 豚肉は千葉県産の銘柄豚「林SPF豚」を使用し、油は、国産純正ラードと太白胡麻油をブレンドし、 低温でじっくりと揚げることで、肉の旨味を最大限に引き出している。 この調理法により、衣はサクサク、中はジューシーな、理想的なとんかつに仕上がる。 さらに、米にも強いこだわりがあり、入り口を入ってすぐの場所に大きな羽釜が置かれており、 そこで丁寧に炊き上げられたご飯は、ふっくらツヤツヤで、とんかつとの相性も抜群。 特上ひれかつ 住所 神奈川県逗子市山の根1-1-32 TEL 046-894-4455 行く前に!見どころ&口コミをチェック とんかつ ひこのや(逗子/とんかつ)…
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特別教育機関『孤児院』 神奈川支店
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保健室から追い出され亜里沙の後に続く。
蛍光灯で照らされた廊下は先程まで居た医務室とはうって変わって冷たい光を差していた。
「亜里沙、あの後ってどうなったの?わたしこれ実は死んでる?」
「あはは、死んでるわけないじゃん!ちゃんと生きてるよ。けど、マジで殺したかと思った…えっとごめんね」
亜里沙は笑い、少し潤んだ眼を誤魔化すように擦る
「いいよ、わたしが撃てって強要したんだし気にしないで。それにしても、なんで無事だったんだろう?実は弾が入ってなかったとか?」
それにしても鈍痛はある。空砲でも何かしらのダメージを負うのだろうか?
「あぁ、なんかこのブレザーめっちゃくちゃにいい防弾仕様らしくてそうそう弾は貫通しないんだって、だからだいたい最初は衝撃で気絶しちゃうらしくて。だから弾は入ってたよ、ほら」
ポケットからわたしを気絶させたであろう弾丸を取り出した。こんな小さな金属片があんな衝撃を与えてくるとは到底思えない。
その後も長い廊下を進みながらわたしが気絶したあとの事も簡単に亜里沙が説明してくれた。
やはり最終試験も兼ねていたようで、撃ち撃たれた生徒はホールから即回収され、あの医務室へと運ばれていたそうだ。残された撃てなかった生徒がどうなったかは回収されてしまい分からず終いだそうだった。
ブレザーの件については医務室で渡されたタブレット端末の中にテキストがあり、その事が書いてあったそうだ。結局わたしが気を失っていたのも数分程度の事だった様で、詳しくはまだ見れていないという。
そんなこんなで現状の確認をしていると廊下の終点に到着した。突き当たり、少し重たいスチールの観音開きの扉を抜けると視界が開けた。
最初の印象は、社会科見学で行った空港。ターミナル?だっけそれを縦に重ねた感じ。吹き抜けの外周、壁にそって各フロアがあり白の制服を着た『生徒』たちが行き交っている。末広がりに空間が作られており恐る恐る覗き込むと、最下層に時計台が建っているのが見えた。かなり高くも見えるが下層まで明るく、さっきまでの殺伐とした『入学式』のような雰囲気は全くなく、落ち着いた穏やかな空間が広がっていた。
驚き息を呑んでいると、隣の亜里沙も驚いている。
「亜里沙は見たんじゃないの?このホール」
いやいやと手を振る。
「バックヤード的な通路から医務室に通されたから初めて見た、スゴ。忘れてたけどこれ地下でしょ?横浜駅の、スゲー!」
飛び出さんばかりに身を乗り出す亜里沙の裾を引っ張りつつも、わたしもこの巨大な空間にワクワクしていた。
「それで、今どこに向かってるの?出たまんま着いてきてたけど」
「あぁ、『入学式』が終わった人から寮棟へって」
かざされた端末の画面の詳細を確認する。
フロアマップが表示されており、タップすると詳細が表示される。
どうやらこの空間は大まかに3層に分かれており、今居る上層部は食堂、購買、医務室や職員室などここでの生活に必要な基本設備がある層で、そのまま横浜駅地下街の各バックヤードへ続く通路が点在しているようだ。
反対に最下層、時計台があったフロアは訓練施設らしく3フロアでさらに細かく分けられていて、射撃訓練場や演習施設、トレーニングジムなどが備えられているようだ。簡単に言えば運動するための施設がある層。武器庫もあるらしい。
そして今目指しているのが中間層の居住区、寮や談話室、自習室があるようで中間層は6フロアの幅を取っているようで上層、下層に���べ層が厚くなっている。その中間層の端っこ寮棟のに赤く印が点っている。
「これ見るとあたしら同室っぽいよ」
亜里沙が印をタップする。すると新しくタブが開きわたしの名前と亜里沙の名前が並んで表示される。少しスクロールすると1409入室許可と文字が表示された。
「入室許可って出てる」
「そうなんか不思議な書き方でさ、とりあえず行ってみよっ。そこ階段室っぽいから」
階段室と書かれた重たい扉を開け放ち亜里沙はとっとと行ってしまった。どうやら彼女は一応ついさっきわたしは銃で撃たれた病み上がりの人間だということを忘れているようだ。渋々と彼女が入っていった扉へと続くのだった
─────────────────────
『入学式』後だったので、寮棟は人でごった返しているだろうというわたしの予想とは裏腹に人とすれ違う方が珍しいぐらいには静かだった。出会ったといえば同じく新入生だろうか先に着いていた子達が数ペア、部屋を出入りしている様で中にはジャージの子もいた。
さて、この寮棟はフロアごとに学年でわかれている。当然わたしたちは1年生にあたる、よって寮棟最下層の1フロア。上に行くにつれて上級生が入居している。1年生より下が談話室などの施設になっているようだ。吹き抜けのメインホールの通路に各室へ続く自動ドアが並んでおり、わたしたちは4列目の扉を目指し歩いていた。ホールを挟んで向かい側にも同じようなドアが並んでおり、収容人数はかなりのものになるのでは?という印象だった。『入学式』での人数を考えるといささか過剰なまでの部屋数ではあるが、きっとなにか理由があるのだろう。
そうこうしてる間に4列目のドアまでただり着いた。タッチ式の自動ドアをあけ中をうかがう。
真っ直ぐ通路が伸びており奥行は200mぐらい、さっきの医務室からホールまでの廊下ほど長くはない、1号室から9号室までが通路の片側に並んでいる様でわたしたちの部屋は並びで言うと一番奥になるのだろう。カーペットが敷かれ、照明はホールような強めな明かりではなく、落ち着いた間接照明が使われている。
「ちょうどいい距離じゃね?競走できそう」
だっと亜里沙が走り出した。反射で生きてるタイプの人間なのかもしれない。元気が有り余りすぎている。もう部屋まで着いてしまっている。
追いついて部屋に入る。今日からここが新しい家になるわけだ。短い廊下を抜けると10畳ぐらいのワンルームに左右対称に壁際にベッドと勉強机が並んでる。窓はないが換気が行き届いているのか空気は循環していて湿度はなく快適空間だった。左右対称で入居者を待ち構えていた部屋は全く生活感はなく部屋を入ってすぐの短い廊下には別室洗面台とトイレがあるのは確認できた。
ベッドの壁際には洋服掛けが付いており、空のハンガーと予備の制服とがかけられていた。ベッドの上にはジャージが畳まれて置いてあり、早速亜里沙は制服を脱ぎ捨てて着替え終えベッドに腰掛けくつろいでいる。
「あ、愛衣の端末机の上にあったよ〜あとスマホとか」
タブレット端末をヒラヒラと振りながら亜里沙が指さす。
ということはこの左側がわたしのスペースになるのか。机の上を確認すると確かにタブレット端末が置かれている。引き出しも付いているのかと引っ張り出すと、見覚えのある銃がこんにちはした、そっと引き出しをしまいつつ、それ以外にも数点見知らぬ物品が置いてある机を確かめる。
「確かにあるけど、これ他の何さ?時計?」
振り返り亜里沙の机も確認する。タブレット端末はもう持っているからそれ以外のラインナップが机の上に同じように置いてある。
タブレット端末、スマートフォンに液晶型の時計。あとこれは何だろうか?Uの字型の何かの機械。
「これなんだかわかる?」
湾曲している謎の端末を亜里沙に見せる。おそらく身につける物なのだろうがどうつけるのか皆目検討がつかない。
「あ〜なんだろこれ、ネックバンド型のヘッドホンのスピーカー外したやつっぽい。なんかの部品なんじゃね?タブレットに載ってるんじゃね〜?」
そう言いながら亜里沙はぽーんとベッドに身を投げながらタブレットをいじり始める。タブレットの方が気になるようだ。興味なさげに返される。
わたしも机のタブレット端末を手に取り確認してみる。さっき見たフロアマップのタブ以外に各施設の利用状況や混雑具合、これは購買の通販ページだろうか?商品ページなどがタブで並んでいる。
最後のタブが目的のものだったらしく、入学後のしおりと書かれている。スクロールしていくと詳細が流れてきた。
『寮へ初入室後、プログラムは終了です。翌日まで自由時間となります』
『各自デスクを確認し、自身のタブレット端末、スマートフォン、スマートウォッチ、ARナビシステム、デスクの引き出しの中に銃。以上が欠品していないか確認してください。もし欠品があった場合は職員室資材窓口までお問い合わせください』
『各施設の利用許可は翌日以降からIDが有効になりますので本日は利用できません。初日は各部屋に備え付けの保存食、飲料を使用してください』
『ARナビシステムは翌日以降から使用可能です。使用許可が降り次第スマートウォッチに通知が入ります。それ以降に装着してください、装着の仕方はこちらを確認ください。明日以降はARナビシステムにてアナウンスを行います』
どうやらARナビシステムという端末らしい。装着の仕方もご丁寧に載っている。
謎が解けたところで、制服を脱ぎつつジャージに着替える。隣のベッドから静かに寝息が聞こえてきた。端末をいじりながら寝てしまったらしい。亜里沙の脱ぎっぱなしの制服と自分の制服を壁にかけ、わたしも仮眠をとることにする、どの道明日からが新生活の本番。ARナビシステムっていうのも気になるし。
ベッドにダイブする。一日で色んなことがありすぎて一年分疲れた気がする。ベッドサイドのスイッチ類をいじくり、部屋の電気を消した。
─────────────────────
つづく
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enjoy♫エシカルライフ 本日5月20日木曜日 19時から20時頃 clubhouse 聞きに来て下さい。 宜しくお願い致します。 新茶の入れ方、 保存法、楽しみ方などなどお話しできたらなー。 なんて思っています。 エシカルってなあに? って思ったら 検索してみてねー。 #エシカル #エシカルな暮らし #お茶のある暮らし #お茶屋 #clubhouse #ルーム #地球に優しい暮らし #お茶の淹れ方 #衣食住を丁寧に #日本茶専門店 #いしだ園 #横浜 https://www.instagram.com/p/CPEmy8SAjMp/?utm_medium=tumblr
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