#映画の感想
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canty-essay · 1 year ago
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考えてみる、サバイバル
              
                                  
 今年は元日に突然携帯の地震を知らせるアラームが鳴り出し、ギョッとなった。まもなく、能登で大きな地震があったことを知った。本当にいつどこで地震に遭うのかわからない今日この頃だ。日頃の備えが大事というが、どんな備えをすればいいのだろうか。どうすれば、自分や家族や周りの人の命や財産を守れるのだろうか。
 「サバイバルファミリー」という映画を観た。どういう話かというと、主人公は東京のマンションに住む、中年の夫婦と高校生の息子と娘の一家。お父さんは平凡なサラリーマンで、会社から帰れば、晩酌しながらテレビをみている。息子と娘は親に関心がなく、勝手なものを食べている。お母さんはひとり台所で、実家の鹿児島から送られてきた大きな丸一匹の魚を捌こうと格闘しているけれど、誰も手伝わないし、食べたがらない。
 そんなある日朝、突然電気という電気がみな停まってしまう。電気ばかりでなく、乾電池や車のバッテリーも全く働らかなくなる。お父さんと子どもたちは、文句を言いながらとりあえず会社や学校に向かう。自分のマンションだけでなく、かなり広範囲に停電していることがわかってくる。スマホで検索しようと思っても、画面には何も映らない。お母さんがスーパーに行くと、みな買い出しに来ているが、レジが動かずそろばんで計算するので、長蛇の列となる。
 三日ぐらいは、ロウソクとカセットコンロとレトルト食品で凌いでいるが、水道からの水も出なくなり、会社や学校も休みとなり、多くの人がだんだんと東京脱出を始める。大勢の人が家族を伴って、ガラガラとスーツケースを引いていく。この一家はお父さんがうまく調達したおかげで、一人一台自転車がある。途中の商店では、ペットボトルの水が一本2500円の高値で売りに出されている。この家族も高値承知でありったけを買い占め、旅を始める。お母さんの実家の鹿児島を目指して。途中のお米屋さんでは、水や食べ物を持って行くと、お米一合と交換してくれる。そこにロレックスや高級車の鍵を持って交換に来る人物が現れるが、「そんなもの食えるかい! 」と突き返される。
 「大阪から先の関西では電気が来ているらしい」という噂が飛び交い、今や車の走らない東名高速道路を大勢の人が歩いたり、自転車だったり、中には荷車を引く人も、西に向かう。途中のサービスエリアで野宿。寒い季節ではないのが、まだよかった。寝ている間に、水を一本盗まれて、息子がすぐに追いかけるのだが、盗んだ家族には赤ちゃんがいて、取り返すのをやめる。
 脱出から16日目高速道路を降りて、川で洗濯をする。水が一見きれいだからと飲んだお父さんが下痢をする。強風に煽られて転倒し、自転車やお母さんのメガネが壊れる。次に通りかかったちょっと大きい街の無人のホームセンターを覗くと、食べ物はとうに無いが、キャットフード、精製水( コンタクトレンズに使うもの? )、自転車の修理材料などを手に入れる。火おこししようとしたもできないお父さんを横目で見つつ、おいしくないキャットフードを食べる。
 さらに高速道路を走り続ける。長いトンネルの入り口で報酬と引き換えに、トンネルの案内を買って出る盲目のお婆さんたち。無視してトンネルに入るも、真っ暗な中、停まっている車や障害物に阻まれて進めなくなり、盲目のお婆さんに手引きしてもらう。
 次はいやに元気な家族と遭遇する。彼らは日頃サイクリングしながらキャンプをしているらしく、装備も揃っていて、みなで楽しそうに食事をしている。「食料や水はどうしているんですか」と尋ねると、山の中の岩場の間から湧き出ている水は、周りに苔が生えていればそれは安全な証拠なのでそういう水を��んだり、地面から直に生えているオオバコのような植物は食べられますよ、セミなどもおいしいですよ、と教えてくれる。
 43日目、やっと大阪に到着。電気は来ていない。通天閣のタワーの入り口には、たくさんのメモ紙が貼ってある。「岡山のおじさんのところに行く。◯◯」などの伝言が。娘がブチ切れて「もう嫌だ! お父さんが大阪に来ればなんとかなるって言ったよね?」「そんなこと俺いったか? 」「ほら、そうやってまたいつもの責任のがれ」「親に向かってなんだ、その口の聞き方は! 」すると息子が「親らしいことしてくれたことあったかよ! 」今度はお母さんが、「いい加減にして! そんなこととっくにわかっているじゃないの、お父さんがそういう人だってこと」ここでお父さんはがっくりとなってしゃがみ込んでしまう。水族館の前で、飼っている魚を調理した炊き出しの列に並ぶも、自分たちの前で終わってしまった。お父さんは調理していた人に、土下座をして「せめてこの子たちだけにでも何か食べ物を」と懇願するが、「無いものは無い」と断られる。
 67日目、食料も水も無くなり、岡山あたりの田舎道をとぼとぼ歩いている。と、一頭の豚が目の前を通り過ぎていく。えっ、となり夢中で追いかける。四人でやっと捕まえてみたものの、どうやってとどめを刺すのと手間取っているところ、後ろから「うちの豚に何をする! 」とお爺さんの怒鳴り声。お爺さんのうちの電気柵が働かなくなり、豚たちが逃げ出したのだった。お爺さんが、持っていたナイフで手早くとどめを刺し、豚を運ぶのを手伝い、そのお爺さんの家に。庭先の井戸水を汲ませてもらい、ごくごく飲む。久しぶりの白いご飯に、卵や野菜のおかずに豚肉の燻製。近所のお婆さんがキャベツや大根を届けてくれる。「あれまあ、お客さん? お孫さんたちが帰っているのかと思った」お爺さんの家族はアメリカにいて、連絡もつかないのだ。
 ご飯の後は、さっきの豚の解体を手伝う。バラバラにした肉に塩をすり込む。一週間ほど熟成させてから燻製にするのだそうだ。逃げた他の豚も、みんなで追いかけ回して捕まえる。井戸水をバケツで汲んでは、お風呂に運び薪でお風呂を沸かす。何十日ぶりのお風呂に入り、夜はお孫さんたちが着る予定だった新しい寝巻きを貸してもらい、これまた久しぶりの布団に横になる。
 毎日薪割りしたり、洗濯をしたり、お爺さんの手伝いをして過ごす。一週間後、豚���を燻製にしながらお爺さんが語る。「お前さんたちさえよければ、ここにずーっと住んでもいいんじゃぞ。わしも年取って、一人で車も洗濯機も使えない生活では大変でなぁ・・」と��われるが、この一家は鹿児島にいるお母さんの実家のお父さんの安否も気になっていて、結局お爺さんの申し出を断り、たくさんの食料をもらって、また自転車の旅を続ける。
 そのあともいろいろあって、命の危険にも晒されて、奇跡的に誰かが動かしてくれたSLに拾われて、ようやく108日目に鹿児島のお祖父ちゃんの家にたどり着く。お祖父ちゃんは元気だった! お祖父ちゃんは浜で魚釣りをしていた。それからは村人同士助け合って、魚を捕りに行ったり、畑をしたり、鶏の世話をしたり、お婆さんに機織りを教えてもらったりして、みんなで元気に楽しく一生懸命に暮らし始める。
 それから、2年と126日目の朝、突然村のスピーカーから埴生の宿のメロディーが流れてくる。みんなが驚いて家を出てみると、街灯が次々と点き始めた。すっかり忘れていた電気が戻ってきたのだ。そして場面は変わって、東京の一家のマンション。日常を取り戻し、以前の生活に戻る。テレビからは、「世界同時停電の原因は、太陽フレアか彗星の異常接近ではないかと、専門家からは語っている。サイバーテロの疑いはなくなったとのことです・・」停電前はそれぞれ勝手に心もばらばらに生きていた家族だったのが、思いやりのある温かい家族になっていた。
 とまあ、そういう話であったが、いろいろといいヒントがあった。非常時にはアナログが強いこと。キャンプ生活などに慣れておくこと。北杜市に住んでいて、地震などで自分の家が壊れていない限りは、ここにいた方が湧き水もそばにあるし、薪や焚き木を燃やして暖を取ったり煮炊きすることもできる。むしろここは、首都圏からの避難地域となるだろう。今できることといったら、いつでも人を迎えられるように、家の中を整えておくこと、食料や薪を備蓄しておくこと?
 もうひとつ気になるのが、「年長者としての知恵」のようなもの。年長者はパソコンやスマホに弱く、操作方法などは若者に訊かないとわからないことばかり。でももしパソコンやスマホが一切使えない世の中になった時に、どこまで年長者がサバイバルの知恵を出せるだろうか。本当に長く生きた分だけいい知恵があればいいけど。
 さっきの映画の話では、最初はばらばらだった家族の気持ちもだんだんとひとつになり、お互いにかけがいのない家族として心が結ばれる。停電が終わり東京に戻るのだけど、本当に戻る必要はあったのかなぁ。鹿児島にいた二年半は、みなで漁をしたり、畑をしたり、はた織りしたりして、お金も介在せずに生きていたわけだ。これからこの地震や災害の多い日本で生き抜くには、都会を出て地方でコミュニティを作って、いろんな年齢の人が、各々出せる力を合わせて生きていく以外の得策は無いのではないかしら。
 2024年1月
映画「サバイバルファミリー」は、2017年2月に公開された。監督 矢口史靖。
主演 小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな
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373minami · 5 months ago
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野生の島のロズ(The Wild Robot)見たよ〜。
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絵は、夕暮れ、キツネのフィンクとロズが崖の上の草に座って話す場面。
こどもの成長を手助けするうちに愛を感じていくロボット…なんて泣いちゃうって〜〜と思ったけど泣きました…。
まぁでも割と最初はプログラミング的にタスクをこなす要素が強い子育て、っていうのもなかなか面白かった。��ういうのがさらに泣けるんだけどね。あと最初は食い扶持が楽に稼げるからキツネのフィンクが子育てを手伝うってのも良い。ルピタニョンゴとペドロパスカルの声の表現もいいですね。
泣いたは泣いたけど、返品信号が出されて人間?がロズを回収しに来るのか来ないのか、というアレコレはちょっとワンパターンかなとは思った。
あと話をシンプルにする割にはなぜそんなにロズを強引に回収しようとするのかが分からん…などの時代背景の作り込みが足りないのかなぁとも。
スパッタリングみたいに絵の具が飛び散ったような表現とかが面白くて、もっとこういう表現のアニメ見たいな〜。
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toyotomii · 1 month ago
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4話目にしてコロンボのキャラ固まったようで、ガンガン我が道をゆく言動。この4話は犯人の目線を堪能
演出もグラサン越しの70年代にしては画期的映像の使い方と思います
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kanno-no · 10 months ago
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入学は卒業のはじまり
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先輩と呼ばれる前のみつあみをゆらして風は画面の外へ
ターコイズブルーの靴底 踊り場の端に予鈴がパタパタ積もる
俯瞰するチョークが波を書いていく 光は直進して戻らない
カーテンを引いて昼間の教室に投影される惑星軌道
本棚のカニぬいぐるみ持ち上げてしばらく読んでないマンガ貸す
寄宿舎の棚から私の棚になり誰かの棚へ 三年周期
図書室の地球儀掃除するときの世界でいちばん大きな私
文化祭の青い看板描きあげて自分の名前を知らない少女
3-AのクラTを脱いだ級友を見上げる眩しさ 手拍子爆ぜて
遠くから見たとき光に青春と名前をつければ灯るスクリーン
膝丈に記憶混じりの制服のスカート揺れて旧友笑う
音漏れを背後に聴いて師は回る 観測されない惑いの軌道
まなざしはくるくる混ざる 少女からかつては少女だった全てへ
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lyrasky · 4 months ago
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【名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN】ネタバレ あらすじ 感想 ティモシー・シャラメ
【名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN】ネタバレ あらすじ 感想 ティモシー・シャラメ Lyraのブログへ #名もなき者ACOMPLETEUNKNOWN #TimothéeChalamet #bobdylan #PeteSeeger #ティモシーシャラメ #ボブディラン #JoanBaez #SuzeRotolo #SuzieRotolo #JohnnyCash #WoodyGuthrie #名もなき者 #ACOMPLETEUNKNOWN #live #movie #film #1960 #1960s #love #memories #young #grownup
試写会と公開初日の両方見て来ました。 「やーと感想を書ける〜!」ということで、今日はティモシー・シャラメが世界に反抗的な眼差しを向けながらも、自分に正直に迷い、生き進む��かりし頃のボブ・ディランを演じている作品【名もなき者ACOMPLETEUNKNOWN】のあらすじ・感想を書きます。 最後までお付き合いくださいませ、ませ。 Continue reading 【名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN】ネタバレ あらすじ 感想 ティモシー・シャラメ
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rainraincoffee · 11 months ago
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お気に入りのお皿に、ひとくちゼリー。
子ど���の頃に実家で見かけたような、淡い花柄。
どこか懐かしさを感じるようなお皿が好きだ。
アマプラで『aftersun (アフターサン)』を観ました。
思い出という名の小箱を開けて、昔の出来事や映像を
なぞる時。当時は気が付かなかったけれど、今になって
「ああ、そうだったか」という気づきを得ることがある。
明るい光の中に潜む、青みを帯びたような思いの数々。
もはや取り返しのつかないものたちを、手のひらにのせて
包みたくなるような、そんな映画でした。
暦の上ではもう秋だけど、まだ残暑は続きそう。
沢山食べて、頑張りましょう。
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happyhappypuppy · 1 year ago
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A Dog's Purpose 僕のワンダフル・ライフ
ベイリ~~~…泣泣
犬って本当に愛情深いなあ……心が浄化される映画だった…
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ゴールデンレトリバーの子犬・ベイリーは少年イーサンに拾われ彼の相棒として幸せに一生を終えた。次に生まれ変わったときは警察犬、次に生まれ変わったときは孤独な女の子のペットとして犬生を過ごした。3回目に生まれ変わったときは飽き性な女性のもとに飼われるが、まともに世話されず、彼女のボーイフレンドに捨てられてしまう。ベイリーは逃げ出した先で老人になったイーサンと再会する。
犬の視点から見る飼い主たちの人生が切なくて、それもまたウルッときてしまう。二回目に生まれ変わったときの飼い主・カルロスとの最後のシーンはボロボロ涙が出た。いい飼い主ばかりでは無く、ペットの一生は飼い主によってとても左右されてしまう。それでも飼い主に愛情深く接してくれるベイリーを見て、犬はなんて優しいんだろう…と泣いた。心が清められる。
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tsureduremovielog · 5 days ago
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「欲望の翼」
ウォンカーウァイの初期作で出演者が私の思い浮かべる香港俳優ばかりやった。
レスリーチャンに「1分だけの友達になろう」なんて耳元でささやかれたら、ほれてまうやろー!マギーチャンがあんなふうに失恋してしばらくひきずるのもわかる…。
でもレスリーチャンは自分の意のままに生きる、まあクズな男でした…笑。寝てるベッドの湿っぽい感じが妙にリアルだったなあ。夏の暑さ、雨、湿気…と自分の部屋の今の状況が妙にマッチしてておもしろかった。
フィリピンの森でフラフラとさまようレスリーチャンの白いうしろ姿がキレイやった。自分が親に他人に売られたってことを知ったら、ああなるか。12時間降りることのできない電車で共通の彼女がいた者同士が邂逅するのも変だな笑。
最後のトニーレオンの身支度は何なの?笑
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rairaisannnonikki · 20 days ago
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4月、5月に観た映画
※ネタバレ含みます
ドラえもん のび太の絵世界物語
傑作すぎる… オープニングから最高で映画代はもうそこで回収できる 最高すぎて泣いた 「はいりこみライト」で絵画の中に次々とドラえもんたちが入っていき、その絵に合わせた姿になるんですよ そんなのさぁ!子供の頃夢見るやつじゃん!!! そのラストが「ドラえもん」という漫画なの粋ッッ〜〜〜!!!!! オチも「はいりこみライト」を正面に当てて観客を絵の中に招く形で終わるの粋すぎる…… イラストの選出もセンス良かった 知名度あんまないのでは?というのも選ばれてましたね
クレアが表情豊かでかわいい! マイロとの甘酸っぱい���係もあり嬉しい
のび太の描いたドラえもん最高〜〜 ドラえもんとのび太の関係性の話をされると問答無用で泣ける
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名探偵コナン 隻眼の残像
ミステリー色が強めで好き 終盤になると規模がデカくなるの良いですよね コナン映画は景気が良い 内調が出てきたのにはびっくりした 内調の人、原作に出てきて国内の陰謀渦巻く規模がでかい事件やって欲しい
長野県警面子はちょっと地味なのでは?と思ってたけどそんなことはなかった 暴担当がいっぱい居た 銃撃戦の見応え良かったな〜 細かい動きが多くて何度か見たくなる場面ですね
勘ちゃんヒロイン枠じゃん…とか思ってたら終盤のアレが来てテンション上がった かっっこいいーー!!!! 
コナンくん人間やめてる 今作のコナンくん普通に怖い
ハロ嫁のガラス張り部屋が再利用されててめちゃくちゃ笑いそうになった あの部屋なんなの!?
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教皇選挙
口コミの良さで観に行きました 公開日から人気だったので気になっていた まさか現実でもコンクラーベが行われるとは、びっくり
タバコの吸い殻で会話シーンを表現したりと演出がずっと良い…… コンクラーベという儀式は秘匿されているので実際どうなっているのか当事者たちにしか分からないけれど、その一端を垣間見れるような感じ 現実でも今回のコンクラーベに向けて映画を見て予習してた枢機卿の方が居たみたい 実際のコンクラーベはあんなドロドロ政治劇では無いらしいけど
保守派とリベラルの対立が中心にあり現実でも問題になっていることで時事性が高いと思った 最後のオチも現実への問題提起で、バチカンの今後をより良いものにしたいという製作陣のメッセージを感じる 女性の描写が特にそう 枢機卿は男性だけ教皇になる者も男性だけ そんな中で彼らを世話するのは女性 そこに対しても言及があり、男性社会で女性がどういう扱いを受けるのかの話をしている そこから変わろうとする者と自由なシスターたちを映して終わる爽やかなラストシーン良かった
それなのに映画の批評感想でも「ジジイが投票しているだけなのに面白い!」というものが散見されあれだけ女性の話をしたのに透明化されてしまうのかと暗い気持ちになった ちゃんと観ろ!!!!
やっぱり脚本が良い作品が好き〜 原作読みたいと思ったけど英語版しかないのよね これだけ話題になったのだから翻訳して欲しいな
ポスターも構図がキマっててかっこいい
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岸辺露伴は動かない 懺悔室
原作の懺悔室はマジで動かないので映画化にあたりどうするのか気になっていた���どこう来たか〜〜と唸った 実質続編じゃん! 懺悔室2じゃん!!!
露伴先生が教会は禁止なのに写真撮ってたりするカスムーブがナーフされていた ナーフというか禁止されているという情報が出てこないのでナーフされたように見える カスなのは変わらん! 神父と間違われて懺悔を聞く辺りのカスやってる心情も台詞にならなかったので無いけど、その辺の心情を表情で伝えてて凄かった 露伴先生がカスなこと考えてる!のがわかる
娘の幸せを邪魔する父親、吐き気を催す邪悪ですよ 原作だと尊敬に値する奴だったけど娘を掘り下げた話になると敵になる た、確かに…… 室内でも傘をさす喪服の男、キャラデザがバチバチに決まっててかっこいい
ポップコーンの場面良かった ポップコーンが顔に落ちてなんとかしようとしてる下りは特に役者さんがジョジョの表情してる あと鳩がすごい 鳩の演技がすごい
漫画のことに手を出されてブチ切れの露伴先生良〜〜〜 宝くじを踏みつけるシーン好き
映画オリキャラのロレンツォが良いキャラしてて最高 泉編集タイプの陽イタリア男が影のある幸薄女のマリアにベタ惚れしてるの良すぎるだろ 細かくは覚えてないんだけど「君の初めての一番になれるんだね」みたいな台詞! キザでロマンチックで最高だった 
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パディントン 消えた黄金郷の秘密
パディントン三作目、ロンドンのくまがペルーに帰る!
故郷ペルーでの冒険なのでロンドンのシーンは少ないんですが序盤のパスポートを取得して正式にロンドン市民になるパディントンだけで、ロンドン味を十分に味わえる エリザベス女王陛下とお茶会友達なのに市民権持ってなかったのかパディントン 今回の映画で本物のパスポート作ってもらったらしい 晴れてロンドン市民になれて良かったね
パディントンはペルーからロンドンに来た移民な訳ですけどそんな彼が故郷にも自分の居場所があったことを知っても、ロンドンの家族たちの元を選ぶところほんと〜に良かった 自分のルーツ知った上で自分の居場所を自分で選ぶ��とに価値がある コメディ作品だけれども真剣にアイデンティティの話をしている
胡散臭い敵キャラが良かった 胡散臭い敵キャラは最高ということをパディントンは教えてくれる 胡散臭い敵キャラ×2でお得感がある
パディントン2の敵キャラが服役を終えるらしいことにびっくりしました そんな年月経ってるのこれ 改心自体はしてるけど懲りてなさそうなところがチャーミング 改めて良いキャラしてますよアイツ パディントン2は最高の映画 今一度改めてみんな観ましょう
続編が決まっているらしい! 次はパディントン4! パディントン3は物語に一旦幕を閉じるような話だったので次回作がどうなるのか全く予想がつかない! 今後ともペルーから来たロンドン英国紳士のクマが景気良く物を破壊してくれると嬉しいです
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kyocipherfox · 1 month ago
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あのさ…もし俺が仮面ライダーだったら、絶対途中でリタイアしてる(笑) 『シン・仮面ライダー』、妄想とツッコミ全開で書いたから読んでみて → https://yp-kyo.com #yp-kyo
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johoomoku · 4 months ago
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COSMOSは、いいぞ~
次に来そうなコンテンツで、漫画、アニメ、インディーズゲームの話をしました。
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373minami · 10 months ago
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ブリンダーヴァナム 恋の輪舞(Brindaavanam)見たよ
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NTRかわゆみ映画だった…。中間のひねりは全然想像してなかったので、驚いたw 筋はMirchiぽくどこかで見たテルグ映画ぽい感じなのかなと思ったが、���人公の誠実だけど図太くもある性格で問題を次々解決していく展開はうまくできているので、似ててもOK。兄弟が本当はずっと和解したかったけど繋がりを取り戻す瞬間や、ブーミとインドゥが二人ともクリシュを好きになるけど友達も大事なので苦しむ、という描写も意外と泣ける。
家の名前とかクリシュがCDを指にはめてクルクル回すのとか、クリシュナ由来の小ネタが随所にあるんだろうな。
絵は、ブーミ家族の家の前庭で、クリシュナのポーズで踊るクリシュ。
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toyotomii · 1 month ago
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リリィさんはインパクト強い!
翻訳の面白さに続いて、演出家のパターンは私の好み
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kimamanakansyouki · 7 months ago
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Cannibal Cabin / ハングリー 湖畔の謝肉祭
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U-NEXTにて鑑賞。
作品情報
イギリスで起こった実話をもとに映画化したカニバルムービー。監督は英国ホラー界注目の女性監督、ルイーザ・ウォーレン。『悪魔のいけにえ』を彷彿とさせる衝撃作だ。
ストーリー
2002年7月、イングランド南部にあるアクアパークのロッジに宿泊していた男女3人が行方不明になった。それから約20年後、 6人の若者たちが未知の土地へ向かってバンを走らせていた。途中で道に迷った彼らは、やがて廃墟と化したアクアパークにたどりつき…。
***
ちょっと前に観たから忘れちゃったよね…。なんで最初の犠牲者さんが妊婦さんなんだろう、嫌だなあ、別に身ごもってなくてもいいじゃん…、嫌らしいわあ、とか思ってたけど、ちゃんと意味��ありましたね。
めっちゃレザーフェイスなやつらが出てきて人肉を食しますが(ちなみに食事シーンはあんまりグロくない)、これはもう『悪魔のいけにえ』リスペクト&ラブが故の引用というかオマージュというか、仕様がねえなアという感じです。他にもそんな映画はあると思います。
初っ端の殺害、ジェットバイクに直立した片手だけが残ってるシーンで、何となくこの作品の在り方が表されている気がします。
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memo-formicam · 7 months ago
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タチャ
 旅行を経て、細切れに観ていた『タチャ 神の手』を観終えたので感想です。良い映画だった〜!!!!ノワールをコメディタッチで中和した、ちょっとハードだけど歯応えがある、という気持ちで観終わる程良い作品です。
>映画(ネットフリックス)
 アマプラでも時々出てくるので、機会があればぜひに。まず全体としてカメラワークがオシャレ、かつ色合いが可愛い。衣装がみんなよく似合っていて観ているだけでも楽しめます。ただ、ややグロいので、グロが苦手な人にはお勧めできません。
 ストーリー展開は、騙し騙されの二転三転するどんでん返し系で、繰り返しが疲れる人はいるかもしれませんが、全体のテンポが良いのでスルッと観られるところも良いと思いました。多少唐突感があるシーンもあるものの、さらっと見逃せる勢いもあるのは良い娯楽映画ではないでしょうか。
 続編『タチャ ワン・アイド・ジャック』を以前に観ていたので、もしかしなくともこの流れはシリーズの様式美なのかもしれません。そう、シリーズと言った通りにシリーズなのですが、『韓国には三人の花札のタチャ(最高の賭博師)がいた』という設定と多少の人間関係がわかると面白い程度の薄い繋がりであるため、どれから観ても楽しめる内容です。私も最初のものは観ていない……古いのでそちらは一生観ないかも。。。
 が、この映画、それだけではない……!主演のT.O.P.(元BIGBANG)のコミカルな演技を筆頭に、コメディタッチな雰囲気と見せかけて激渋賭博師の生き様が描かれている!悪いことをする人間は、どんなに上手くいっても十二分に酷い目に遭うし、主人公だって免れない。続編よりも5年ほど前の映画のせいか、主人公が物理的に負うダメージは格段に手酷いです。だって悪いから……違法賭博だから、ね!
 最初は小手先の技術でうまくやっていた主人公が、痛い目に遭って人と巡り会って成長してゆく成長譚としても面白い。テンプレの展開ですが、一人一人のキャラクターが独特なので「こう来るんだ?!」と楽しませてくれます。個人的には、いろんな映画やドラマで見かける、好きな役者さんたちが脇役に勢揃いしているので、「今度はどんな役どころなんだろう?」とワクワクしながら観ていました。
 もちろん悪役も魅力的です。どこまでも悪く、化物的欲望と生存能力の持ち主、チャンは一見無害そうな小物風。こういう人の豹変が話の上では面白いんだな……凄みがあって主人公がビビるのも不思議ではないし、その上で挑んでいこうとする主人公の覇気を感じられて良かったです。自業自得の側面もあるものの、応援したくなる流れが自然とできている。
 そんな主人公の人生に大きな影響と転換期を与えてくれるヒロイン二人がまた正反対のタイプで良いんだ〜!世慣れた年上の美女か、ボロボロになった初恋の少女か、純粋な愛の行く末も、邪魔にならない程度で配分されていて好きでした。
 最後の賭博では、話の中にちょこちょこ出ていた要素を全部集約して全力で戦いあっているというのがまた痺れる〜〜〜かっこいいよ……それぞれの人物の結末も残酷かつ容赦無く、そして味わい深いもので良い具合に昇華できたような気がします。
 惜しむらくは韓国式花札のルールが全くわからない点ですが、わからないなりに絵面がオシャレなので見応えがありました。わかったほうが絶対に何倍も楽しい。続編は花札ではなくポーカーなので、こちらの方がより見やすいかもしれない。博打の基本姿勢はどちらも同じ、打つ時に大事なものは劇中で教えてくれるのでお楽しみに。
 と、マイナスポイントがほぼないという点においてお勧めできる映画です。どんでん返し系が好きな人、少々のグロが大丈夫な人はぜひどうぞ。
 個人的には、師匠の『弟子を取ったら死ななけりゃいけない』が響きました。続編にも生かされているこの精神〜〜〜賭博師もので面白いのって、ヤクザがらみになりそうなところが裸一貫の一人一人の勝負師で最高のイカサマ師が戦ってる点なんですよ……途中で誰かと手を組むことがあっても、一時的なものだったりする。故に一人一人の生き様が際立ってくる(もちろん埋没してゆく人の方が多い)のかもしれません。師匠と弟子の繋がりが良いんだ……昔気質で、多分今はほとんど残ってない気もする。
 余談ですが、T.O.P.、めちゃくちゃ良い演技なんだけどそういえば君はこの映画の数年後に逮捕されてたな……そうであってもあんまり不思議ではないしっくり具合で納得してしまった。イカ��ーム2で復帰?するらしいので、やっぱりこちらに向いているのかもしれない。
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rainraincoffee · 11 days ago
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前にいただいたひよこ🐤 ひよこ大好き。
あの日も、朝から蒸し暑かった。
夫が倒れてから5年。自宅介護を始めてから4年。
なんとかなるだろうと動き回っていたら、
まあ何とかなるものだな、と。今思えば、だけど。
無理は禁物だと思っているので
大変な日々ではあるけれど、
ラクすることしか考えていません。笑 🍦✨☕️✨
最近は怖い映画や小説にハマっています。
前から割とホラー映画は好きだけど、もう少し
湿度の高そうな、除霊とか祓いとか、そういうのに
興味を引かれます。
ちょっと前に観た『破墓(パミョ)』が面白かったので
以前観たことのある『来る』を観直したり、
『来る』の原作である『ぼぎわんが、来る』も
未読だったので読みました。
映画とはまた違った面白さで、原作の方が
「比嘉姉妹」と「野崎」のキャラクターが、
活き活きとしていて良かったです!
ということで、
今はちょっとずつ「比嘉姉妹」のシリーズを読んでいます。
蒸し暑い夜に、おすすめ?です😅 📖✨
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