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Lo-fi Nose Lab 2018 嗅覚と想像力の実験室

the fictional map presents Lo-fi Nose Lab 2018 嗅覚と想像力の実験室
音楽を聴くように、小説を読むように匂いを愉しむ 嗅覚と想像力の自動書記
嗅覚は即時にイメージを喚起する装置だ。 生命に関わる危険なサインを判別する高性能な器官は、 現代の平穏な日常の中で想像力を伴い暴走する。
Lo-fi Nose Labは1冊の古書をきっかけに匂いの旅に出たグラフィック・デザイナーによる嗅覚を使ったイメージの実験で、2016年に東京と京都、2017年にコロンビアのメデジンで行われました。感覚器を媒介して発生するイメージをプロファイリングします。
[Lo-fi Nose Labワークショップ] 各回90分 / 要予約 / 定員制 参加料 :1,000円
2018年2月18日(日) 場所: ル・ティロワ www.letiroir.tokyo 新宿区早稲田鶴巻町547 大森ビル1F / Tel 03.6233.7320 時間*:13:00 | 15:00 | 17:00
2018年2月25日(日) 場所:アロンディスモン 仙台市青葉区大町2-9-22-1F / Tel 022.281.9434 時間:10:30
2018年3月4日(日) 場所: mbfアートスペース(旧前橋文化研究所) 前橋市本町2-18-8 (JR前橋駅から徒歩約5分) 時間:14:00
予約方法: [1]お名前、[2]参加人数、[3]ご希望の時間(*早稲田のみ)、をeメールにて下記のアドレスまでお知らせ下さい [email protected] ・ ワークショップの内容のお問い合わせもこちらで受け付けます ・ 2日以内に返信がない場合は、お手数ですが 再度eメールもしくはお電話をお願いいたします TEL. 03-6902-0216
・当日は10分前までにお越し下さい ・匂いに過敏な方や香水酔いをされる方はご注意下さい ・香水などの強い匂いの使用、飲酒は控えてご参加下さい
LO-FI NOSE soriyama-nose.tumblr.com THE FICTIONAL MAP soriyama.tumblr.com KARERA karerano.com
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[低忠実性鼻腔の実験室 Lo-fi Nose Lab at Therme Galleryまとめ]
3月のLo-fi Nose Lab (Therme Gallery)に参加していただいた皆様、どうもありがとうございました。 お待たせしました、皆様のテキストをまとめました。最初は匂いごとにまとめようかと思ったのですが、人それぞれの感じ方の傾向などが面白いなあと思いまして、各被験者ごとにまとめさせていただきました。10代から60代まで、それぞれ感じ方が真逆だったり変なところでピッタリ合ったりして興味深いです。最後までそれぞれの匂いの銘柄は伏せますが、気になる方は個人的にお知らせいただいても大丈夫です。 では、どうぞ10種の匂いを思い出しながら読んでみて下さい。 * ところで、まさかのLo-fi Nose Lab2回目が今週末5/14に京都・誠光社さんのご協力のもと開催します(東京とは匂いをすこし変更します)。関西方面にお知り合いの方で、興味をもたれそうな方がいらっしゃいましたらお声をかけていただけたらうれしいです。*匂いの種類は東京編とは一部入替があります
the fictional map presents 低忠実性鼻腔の実験室 [京都編] Lo-fi Nose Lab in Kyoto http://www.seikosha-books.com/event/1011
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001さん
1:インドの匂い 2:フルーツっぽい ドロップっぽい 粉末ジュース 3:白檀 カビ臭い 4:フランスのホテルのリネン 5:家のにおい ハーブとか干しプラム 6:さわやか 青緑 お茶の匂い 7:病院っぽい アルコールっぽい けれどそれほど強くはない 8:ムンムンする 色っぽい セックスアピール 欲情する 9:しいたけ 10:学校の匂い 甘さを感じる ちょっと酸っぱい
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002さん
1:カレー インド 2:すごい甘い ジェリー 3:アジアのお茶 ベトナムの暑い熱気 4:すごい ほこり 古い本 5:ミント系だけど薬っぽい スパ、マッサージ 筋肉のオイル 6:お庭 自然じゃない 7:薬 キズ薬 8:男性の匂い ファッションを気にする男性 9:しいたけ 10:イギリスのおばあちゃん おふろ
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003さん
1:青い感じ(色) メンソールっぽい カレーっぽい スーっという感じ 2:あーむちゃくちゃ甘い フルーツっぽい つぶれてる 3:これもでも…甘い なんか甘いなー ピーンと張り詰めている匂い 4:おばあちゃんの家 スパイシー 高級な匂い 外国の匂い 5:うーんやっぱり甘いんだよなー うーん 6:甘さ フルーツ 桃 フルーツティー 紅茶っぽい 7:うーん いやすごいいいにおい ゴムっぽい プラスチックっぽい 黄色っぽい いいにおい 外国のスーパーマーケットみたい 8:あー甘くて酸っぱい 色気を感じる ベルベットのじゅうたん アレー? すっごいいいにおい 甘さを感じる 甘い 9:あっこれは生臭い 土っぽい 10:あー アルコールっぽい 最後にツーンと清潔な匂い 化粧品ぽい
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004さん
1:なんか花のような匂い でも少しスパイシー キッチンの匂い 2:ガムの匂い 中学生の頃の感覚 3:ん? なんだろうこれ お香の匂い? 4:甘い感じ ちょっとなんか… 5:リラックスします 6:(1回目は感想出ず、2回目)ハッカじゃないけど… たとえようがない… 7:アスレチックコース 子供の頃に戻ります 8:苦しい時の気持ちを思い出す 9:きのこの匂い 10:小さい頃の記憶… プールじゃないけどどこかとつながる… 水が近くにある感じ
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005さん
1:カレー スパイシー 酸味 花のよう バリ島 2:シロップ カクテル ピナコラード 開放的な女の子 3:マダム 40年代 30年代 4:実験室 クリニック 古い 優しいお医者さんのいる 医者 消毒液 薬品っぽい 5:いい匂い シナモン×クローブ+オレンジ=ポマンダー フルーティーの中にあるあたたかくなるイメージ 6:スチーム フランス髪結い ヘアスプレーきつくない ケミカル 化粧の匂い 7:なつかしい匂い 台湾の中国茶 漢方 甘さ ウローン茶 発酵させた 8:マニッシュ ハーブ、スパイス きれいなホテルのバスルーム 男性のトニック 男性的な 9:湿気 中華料理 シナチク 10:お母さんの化粧台の匂い 和装 鹿鳴館的
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006さん
1:清涼飲料水 アクエリアスレモン(炭酸抜き) 甘い 炭酸入っていてほしかった 2:フェリックスガム 3:何屋かわからないお店の倉庫の匂い 4:好きじゃない野菜の匂い にがい くせがつよいやつ 5:黄色い 香料をかけ過ぎた目玉焼き クミンの匂い カレー屋 6:出会い頭は白いお花の香り かぎつづけるとヨダレの匂い 7:病院の匂い 出血をともなう治療 切り傷に使う薬品 8:イメージがつかめない 女性のつける香料 若くもなく老人でもなく、貧乏でも金持ちでもない女性の香り 雑踏で薫る女性の香り 9:きのこ(食べれない) 10:石けん 千円くらいの石けん 金と紫の紙で包装されている石けん
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007さん
1:美人と一緒に食べるカレーの匂い 向かいに座っているのは美人 2:おんぶした子供が背中から話しかけて来たときの口臭 3:薬品の匂い トイレを掃除しなかった匂い 汚いトイレの匂い 怒られたときの匂い 4:最初好きだと思ったけど実際は不動産でお金を転がしているだけのおじさんの匂い すごい快楽主義者だった 5:賭けの匂い サイコロ 少年の口の中に入れたラムネの匂い 京都 6:今いちばん好きなアイドルの匂い いっぱい飛行機で移動している匂い いい席(革)で移動している人 7:スピリチュアルなおばあちゃんの匂い たき火の匂い 燃やしたりとか火を使う匂い 私的には難しいスピリチュアルな感じ 8:ハグの匂い 好きな人ではなく、ごあいさつ的な匂い 9:まつたけ土瓶蒸し 10:化粧台の匂い 金髪カールの匂い 茶色っぽい黄色 ニスの匂い 白いちっちゃいお花
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008さん
1:あーちょっと待って うーん難しい 笹 日本家屋の中にいる感じ かいだことある 甘いのと何か和っぽい ちょっとかぎづらい 2:化学 くちゃくちゃしてる 黄色とオレンジ 3:んー おばあちゃん すごいリラックスしてる ちょっと暗い 落ち着く感じ 4:あっ うん 神聖な場 教会の中 白い柔らかい光 自然光 5:んー あっ これは うん これは懐かしい 私が使っていた香水と似ている だから懐かしい 6:草原のような 花のある おひさま 寝転がっている ニンマリ 7:あっ お腹が痛い 水 横になっている 学校を休んでいる 8:人の匂い 友達の匂い 隣を歩いている 9:ちょっと待って 南国 ホテルの部屋みたいな 10:アッ リラックスしてる ニヤニヤしてる 浴槽の中
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009さん
1:つんつんしてます トゲトゲした花… 出てこない… どっか遠くです たぶん言葉にできない気がする 2:球体 しかも柔らかい 黄色い かむと甘い 3:お寺っすね 瞑想 静かで暗い 木 木ですね、モク 4:��然わかんない… 電車ですね 緑と土 あとトーマスですね 5:ボディコンの女性っすね ラグジュアリーホテル 赤と紫 6:古時計 フフフ 静かにチクタク鳴っている感じ 7:薬局 ガーゼ 白とベージュ 8:うーん難しい う〜ん 全然わかんない 草千里 黄色いハンカチ 9:臭い 苦手 う〜ん 腐ってる 10:さわやか と思ったら、あとからキツい バリのリゾート
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010さん
1:おいしいカレー屋さんで体調が悪くなった時に介抱してくれたきれいな女の人 2:遊園地で長蛇の列で並んだ時にかみまくっていたガムの匂い 3:行きたくない部署の部屋に入った一発目の匂い 4:部屋の中を想像できない男性の部屋に招かれて入った時の匂い 案外きれい 5:子供が手を洗う時にBGMをつけて下さいの香りバージョン キャッチー 裏がない ストレートなイメージ 6:子供っぽい匂い やんちゃ いい匂い 7:書道教室の先生の匂い 消毒の匂い 墨汁 殺虫剤 透明度のあるモスグリーン 8:バブルもバブルの後もけんけんした不動産屋の男の人 車の鍵ジャラジャラ 男性的なキーワードが出てくる 9:胞子みたいな匂い 茶色 じめっとしている でも嫌いじゃない 10:お金持ちの太った女の人の脇汗の匂い ずっとおいしいものやきれいなものに囲まれて脇の匂いもいい匂い でもちょっとやらしい
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011さん
1:いい匂い くんくんしちゃう きれいなすらっとした女性 おんなおんなしてないきれいめの / レモンジュースみたいないい匂い 2:バブルガム ちっちゃいころによく食べた匂い 3:草と沼 湿地っぽくて光が射してるけど草の影が入っている / 沼の匂い きらいじゃない カエルっぽい 4:おんなおんなした人の香水 かわいい感じの人 / きらいな香りじゃない 私が住んでる世界(妖精っぽい この世じゃない)じゃない人 ふわふわした匂い 5:レモン・かんきつ 男の人がつけてもいいよ 日本人はつけてない 6:明るい若い竹 竹やぶ / 草っぽい 7:タバコくさい バーベキュー 炭 焦げた感じ 8:よく中東・中南米にいる男性がつけている香水/草系ですけど川っぽい 川と草っぽい 明るめ 9:なんですかコレ!? 日本酒っぽい 飲めないけど… / パンの匂い 発酵系 10:アロマキャンドル なじみのある感じ 日常にうるおいがほしい時の香り これでいいかな ほどほどに…いいかな / ずいぶん華やか 自分とは縁のない世界(人間界 華やかな女性っぽい感じ)
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012さん
1:あーなんて言うんだろう 最初柑橘系だけど というより体によく効く薬草 寝る前に嗅ぐとストレスフリーで心地よく眠れるイメージ 2:あ! あまーい ベリーみたい ちっちゃい頃にやたらピンクの服を着たがった頃の甘いお菓子 今の私には若過ぎる 自分の歳を感じる 3:あ、体を守ってくれそうな葉っぱ 虫除けしてくれそう アジアっぽい アジアの寺院のお香 4:あ、おうちの洗濯機とかシャボン系の、生活に密着似た香り 5:あーこれは好きです 好きだけど匂いが複雑で言葉にするのが難しい 鼻を近づけると歯医者さんっぽい 変化を秘めている匂い 距離をおくといい香り 前の4つより力を秘めている 6:なんだろう… ちっちゃい頃スーパーの階段を下りていって階段のトイレを駆け抜けていた時にこの匂いがする トイレの匂い消しで作った匂い 7:ん? この香りはすごい好き 男性っぽい香りなんだけれども、でも実は…なんだろう…でも奥に甘さ かっこいいんだけれど甘い ハンサムな女性 が似合いそうなイメージ 8:あ、これは…なんだろう…この香りを表現する言葉を持ってない 梅干しを食べたときのここらへん(頬の上)がキュッとしまる感じ どっちかと言ったらグリーン系 9:さっきの8番と正反対みたいな香り 果物とかじゃ全然ないけどペンキのオレンジが野ざらしになって薄くなったような匂い 時間の経過を感じさせる 10:なんだろう… さわやか、なんだけれどさわやかじゃないな…うーん 清潔なんだけれど…なんかなー なんか、私の今まで身の回りにはない香り どちらかというと自然ではなくて人工的な感じ
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013さん
1:ジャングル でも街がある 未来っぽい都市とジャングルがあるけれど、実はセット 作られたもの すべて建物の中にある世界 2:昭和の…でも気持ちよくなってくる香り オレンジ 半径1メートルくらいしかない 近い 3:救急箱 包帯 和室(救急箱のある) と同時に大きなホールがある 出窓がある 両脇に大きな階段がある大きなお屋敷 4:観光地に新しくできた旅館のイメージ 少し都心から離れているけれど プラスチックの香り 商店 タッパー(カラフルな)を扱っているさびれた商店が近くにある 5:金属の、水銀にもし匂いがあったらこんな感じ 模型の分子モデルが印刷された化学のビンテージもの 6:女の人 紫 ラベンダーのような でも緑も��光を射している さわやかになってきた 7:体育館 上履き 木 バレーボールの合成皮革 砂だけの校庭があって お昼休みの体育館 8:紙 コピー用紙 有機的な気配が… 人工物 何の感情もない 好きでも嫌いでもない 良くも悪くもない でも落ち着く 9:木だけど雨の日の木の匂い 湿気っぽい 長い時間ここにいたくない そわそわしてくる 10:実家の匂い なつかしい 美容室 昭和 自分が小さかった頃の 女の人がたくさん
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014さん 1:インド料理の店 知ってるんだよな… 一瞬ひるむけど何度も嗅ぎたくなる 2:箱のガムのオレンジ(アメリカの体に悪そうなガムとかお菓子) 運動会のつな 3:ハッカのあめ 病院の処置室 4:空き地の草 雨上がりのような 5:京都のお土産屋さん おしろい 6:夏のお中元のパッケージ プールの脱衣所 7:小学生の学研とかの付録を開けた時 匂い袋 日本人形をケースから出した感じ 8:大事に取っておいた文房具 お母さんのドレッサー 9:インスタントのかつおだし 缶のおもちゃ箱を開けた時 10:昔の雑貨屋さん 洗濯機のまわり
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015さん
1:湿布→アジア料理 2:甘いガム 3:イメージの中の日本のお寺(知ってる!) 4:あんまり好きじゃないタイプの香水(女性) ロン毛で細身 ブランド物持ってそう 5:おしゃれな服屋さん 6:女性 清潔感 ポプリ お花 7:お寺(知らない) 天気いい 8:あまり好きじゃない香水(男性)→だんだん嫌いじゃなくなってきた 話してみたらいい人だった! 9:キノコ料理 よく知ってる! 10:ベビーパウダー お上品なおばあちゃん
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016さん
1:鉛筆の香り ほのかにフルーティー 鉛筆の芯 オレンジピールの爽やかな香り 人工的なものと自然が混ざっている香りがすごい!! 2:駄菓子屋のガム 3:森林 静かな自然の森に落ち着くと思いきや、近未来の宇宙船が墜落したような感じがする 4:お線香 寺 7番と近い タイとかベトナムとかインドとか アジア寄りな寺の香り お香のチャンダンの香りに近い 今まで嗅いだ中で一番好き 5:シナモンの香り お腹へってくる あたたかい 体があたたまる 食べたくなる おいしい匂い 6:いいにおい お花 大きい花びらの香り 石けん シャボン玉がふわっとなってて白いタイル お風呂場 ジャスミン フローラル ずっと嗅いでいたい けどずっと嗅いでいると飽きるかも 攻め 中毒性 作られた香り びっくりした!! 7:ムスク お線香の香り 葬式? 静寂 地に足がついているような 落ち着く お寺 死者を送り出すときの香り 8:セクシーな感じ 夜のつややかな時間 男性的 ワインレッドとかベルベット バブルの人が今でもつけてそうな香水 LEON系 9:急にテンションちがう これわからない… クラクラする 吸い込まれるような 今まで嗅いだことながない 怖い匂い 10:わかりやすい安心な香り 6番と近い しゃぼん系 やさしい 小さな花びらの香り
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017さん
1:なんだろうこれ…むずかしい 誰かの部屋の隅っこの匂い 白人の住んでいる家 男の子 貧しくはない リビングではなくその子の部屋 2:小さい頃に食べたガムの匂い 3:これは広い和室の匂い ふすまがたくさんあって開く大奥 4:自分が小さかった、幼かったころのおじいちゃんの匂い いい匂い 今のおじいちゃんではない 仁丹 5:なんかおやつを作ってくれている台所の匂い スパイシー アメリカな感じ 6:毒っ気のあるメスの匂い 誘惑的 いっぱい寄ってきそう 虫なら寄ってくる 女なら男が寄ってくる あやしげなとっておきの匂い 7:引き出しの奥の匂い 正露丸の匂い 病気よくなりそう 亡くなった方からの死臭? 8:むずかしい 子供が好きそうな匂いだな 筆箱の中 ポ��プな匂い 9:キノコの裏の匂い 木っぽい 外の匂い 落ち着く 10:シャネルっぽい 貴婦人 誘惑されそうないい匂い 真っ赤な口紅
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018さん
1:最初果物の感じがしたけどスパイシー 何とも言えない複雑な匂い 柑橘じゃない木みたい 古びた家の木材 柑橘からスパイスから木になった 第一印象が消えた 2:ケミカルな感じ 噛み切ったガムの匂い 噛み終わって袋に入れたガムの匂い オーガニックな感じはない 3:第一印象はおばあちゃんの仏壇 白檀 すごい いい匂い 和室 着物 うまく言葉にできない 4:うすい香り イメージがつかみにくい オーガニックではない 横線のビジュアル 幾何学的な… エイヒレ 白とか緑とか 不思議、初めての匂いじゃない 何も出ない 5:いい匂い 紅茶 銀色 鉄っぽい いいフレーバーな紅茶 アールグレーのイメージ 紅茶は鉄っぽい キラキラしている紅茶 6:花のような 梅のような バラ科? 女性のハンドクリーム バラっぽいいい匂い 脂っぽい 生クリーム ねとっとしたイメージ 7:ビニール おもちゃ ヴィレッジヴァンガード 靴屋 新しいビニールのゴム 8:うまくたとえられない… いい匂い 本 食べ物じゃない 自分の家ではない 暮らしがいい人の家 洋書 古い本 読めない 自分じゃ読めない 住めない なんかいいものなんだろうな という感じ 9:人のような ちゃんと手入れをしている古い家 昔の家を今風にした居酒屋 人が集まっている 生活感 いいな 好きな匂い 10:花 草系の花 ブランターの花 甘い 女性のイメージ 化粧
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019さん
1:苦しい 黄色い 古い感じ 2:南国 パイナップル 太陽 川(大きくない) 夏 3:お寺 いい匂い 4:夜に外を散歩している感じ カエルの鳴き声 5:細く漂う感じ いい匂いだがネガティブ 6:好きではない匂い ここ(目尻、こめかみ)にくる オレンジ色のイメージ 7:くさい草 タタミ 和 いい匂い 8:セクシャル 好きな匂い 脳がまわる感じ 9:甘い ピンク 果物畑 10:高飛車 気品 性格がキツい
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020さん
1:うわ! インド オレンジ、オレンジ色 茶色 秋、秋の…草がカサカサしている 薄くなっていく空 かな? 2:マシュマロ お菓子 ベトベト ピンクと水色と白…かな 3:ああ… タンス 押し入れ 風呂敷 なんて言うんだろう 桐たんす 着物が入っている 午後の光 4:(うーんという表情)トルコ うーん (手をひろげ)灯をともして上げて…気球? ランタン祭り? 台湾でやっている… 北欧のお菓子屋さん バラバラ… / オレンジ色 深い青 光に照らされている感じ 5:なんだろう? インテリアショップ 木 木目 ハンモック …かな? き…木に囲まれた 6:川原? うーん… せせらぎ 花が咲いて… 楽しいスキップ 7:実験室 蛍光灯 青白い 青緑 デパートの中二階 伊勢丹? ちがう伊勢丹じゃない… 渡り廊下 8:(パッと開けた感じ)午後 薄いカーテン 低くなってきた光 兄の部屋 薄黄緑とブルー 9:(かなり考えている)中華あんかけ 薄紫 なんだろう? わかんないな / 中華だなあ…きくらげ? 10:は? ハーブ園 芋虫 なんだろう? 菜の花 ホテル 緑と黄色 少し強い日差し
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021さん
1:薄い薄いローズウッド 柑橘系 薄いオレンジ色 春の果実 2:子供の時のお菓子 風船ガム 甘いお砂糖 水色 子供の匂い 3:マダムの香水 パウダリーなローズ イタリアの旅 薄いピンク シッカロール ちょっと年上の女性 4:ウィスキー フローラルなアルコール ちょっと苦みのある水 お寺の香り 柑橘系の皮を噛んだ味 白 5:アジアのスパイス クローブ 茶色いオレンジ チャイ 茶色 アジアの味 6:昔つけた香水の香り インドール 誘惑 明るい夜 薄い紫 ジャスミン 7:古着屋さん 甘くて苦い くすんだ原色 像の置物 8:パウダリー みかんの白いすじ 甘い 日焼け 強い太陽 笑っている女の子 9:ブラッドオレンジジュース スパイシー 赤みがかったオレンジ色 氷 ぶ厚いコップ 味が濃い 発酵 10:夏の女の子 派手目のお化粧 セクシー 強いアルコール ハワイアンブルー
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022さん
1:カレー ゼラニウム スパイシー アジアっぽい 2:野球ボールの形をしたガム 子供時代 お菓子の香料 ノラクロガム 3:化粧台の引き出しの中の匂い 昔の化粧品の匂い スーッとする 好き 4:あまり好きじゃない 草の匂い コンクリートの上の水たまり 5:白檀 扇子の香り 甘い アジアの香り 懐かしい香り やわらかい シッカロール 6:懐かしい ぜんぜんわかんない 懐かしいなにかの匂い 7:あー パウダリー アジアのお店の香り お香 8:好き おしゃれセレクトショップの香り センスがよさそう すーっとした香り 草 9:好きじゃない香り 食べものの香り くさい 嫌な体臭の香り お風呂に入ってない 10:高級ブランドの香水の香り 甘い 大人っぽい おばさんっぽい 自分はつけない
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023さん
1:すごいなつかしい おばあちゃん 私のおばあちゃんの家 センチメンタルな匂い 2:ミックスジュース トロピカル味のソフトキャンディー フルーツの缶詰 唾液の分泌が増す匂い ポップソング 3:古い木造の建物 ちょっと湿布 木の皮(乾燥した) すすけたような 4:カラスノエンドウ オオイヌノフグリ 薬草(名前が思い出せない) 土 5:薬 女の人 仁丹 アルコール お酒 リキュール スパイス(シナモン) 6:シンナー グルー(ボンド) オレンジジュースみたい ちょっとだけ甘い 7:病院 薬(正露丸) ノドの奥にちょっと刺さる 引っかかる むせ返るような強さ アスファルト(雨上がり) 8:ロンドンの男の人(色男) ちょっとだけ湿布 9:ロイヤルミルクティー 花粉 藤棚 蜂 木(植物) 土 10:湿布(あとで消えた) 中国のお酒(紹興酒のような) 動物っぽい
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024さん
1:なんだろうコレ…!? なんていうんだろう むずかしい ミントの香り ハーブティーみたい 2:お菓子屋さん キャンディ 飴を食べているような ちっちゃい頃を思い出すような 3:男性っぽい(大人の) お線香 日本 落ち着く 4:植物 柑橘系のフルーツ 温室のイメージ トロピカルな感じ 5:フローラルな お金持ちの女性の香り なにかの匂いに似てる気がする…思い出せない インドの宗教 エスニックな 外国の… 旅行 インドの電車でこういう匂いがしそう 6:ちょっと好きじゃない ヨーロッパの老女が香水をつけ過ぎた感じ 花っぽい 7:焚き火 暖炉 スモーク スモーキー 湿布感 夜 温かい ちょっとツンとする 8:いい匂い 石けん 使っていたハンドクリームの匂い 洗面所 清潔感とちょっとセクシー 9:蜂蜜→花の蜜 野蛮な感じ ちょっと具合悪くなった気分 好きじゃない 雑草の茂み 外で遊んでいる(子供の頃) 10:トルコのマーケット すごいトルコ 男性でも女性でもない 場所のイメージ トルコで何かを売りつけられているような 何かのお花
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025さん
1:草 枯れ草 土 空き地 バーバー(昔の床屋) 2:バブルガム チューインガム ふくらましすぎて鼻についた 小学生 ヒマ 3:輪っか 光の大きい輪 雨上がり 大き過ぎる水たまり 不思議な気分… 4:和室 雨 雨上がり 日本庭園 / 中東(のランタン) トルコタイル 5:ハーブ園 月明かり 星空 リラックス 6:洗面所 いたずら 子供の頃 少し困惑 7:枯山水 京都 青空 / 神保町の和食屋 8:素敵な男性 海外旅行 ホテルの入り口 ゴールデンウィーク 9:海藻 笑い 春 少し困惑 / ひじき 10:ガチャガチャ 小学生 放課後
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026さん
1:小さい頃の母の化粧台 大人びた シャープ 針葉樹 おいしい 2:甘い 重い 夏のチューペット 人工的 フルーツ 丸い 柔らかい 3:中東アジア(イメージとしての) インドの金持ち ���性 ねっとり 4:さわやか 重み すべすべな質感 硬め 5:青さ 夏の終わりの寂しさ 甘くなってきた! 遠いところへ行きたくなる 6:甘い 南の島 フルーツ ブルーハワイ トロピカル 7:大人の男性 銀行員(堅め) 清潔 キリッとした 8:甘い系 和モノ 女性(30代) 9:グリーン 草系 葉っぱ 竹 青い 少年時代 シャープ 笹で指を切る感じ 10:わああ… やわらかい 果物(完熟) 重い… ザラッ… 石けんぽさ
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027さん 1:好みの匂い 男性的 人工物な印象 ブッディズム 和じゃない 深い森 針葉樹林 冬の匂い 北 東北以北 杉 すごい好き 落ち着く匂い 2:お酒 果物系 スプモーニ? カンパリ? 鮮やか カラフル 落ち着いている 女性的 色気ある 3:嫌いな匂い お通夜 グレー系 焼香っぽい →好きになってきた 4:初めて嗅ぐ→懐かしい 母胎 おばあちゃん 懐かしい 実家 ノスタルジック 仏壇 好きじゃない 5:1番のアナザーサイド 南西に150km 1と同じ系 杉が50%減 6:マダム 熟女 50〜60代 フェイク 世間一般的熟女 7:イメージが出て来ない 掃除機 モノトーン おじいちゃん 8:やや苦い シニアの匂い 色は少しある 6の延長 6が中央線沿線で、こっちは東急線 多摩川越えない 30代 美魔女 既婚 二子玉フレーバー ニコタマーゼ 9:人工感 薄い 強くない ほのか 人肌感 難しい 10:石けん 昔ながらの 中学の部活のあと��手洗い場にある 懐かしい ノスタルジック 部活の終わりを思い出す
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028さん
1:黄色い丸いものがいっぱいの部屋にうずもれている感じ 部屋の壁はオレンジ 天井に小さい窓があって少し空が見えている 2:ガムだね 一個20円のガムの箱の絵に描かれたウサギ達が踊りだす 3:ゆっくりとふかふかの洗い立てのベッドに沈んで昼寝する午後3時半 4:古い親戚の家でお祭りがあって、革靴がすごいいっぱい置かれた玄関 僕は廊下で昼寝 5:小学校の3年の時に作ってもらったミキサーに果物をいっぱい入れて作ったジュース ニンジンも入れられた 6:なんだろ… あわてすぎて匂いに気付いてるヒマがない時の匂い 7:病院だこれ 戦時中のテントで作った簡易の救急所 人が列をなしている ケガ人多数 8:焦げ茶色が強めの部屋で本がたくさん置いてあって…そこの窓から外の緑を眺めるとボーンボーンと時計が鳴った 9:わからない…!! すごい真っ白な鉄に似た素材で出来た部屋 10:嗅いだことある…子供の頃にそばに小川が流れている横の大きな木下でうたたねする お母さんと 甘い… ケーキ? じゃない
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029さん
1:スパイスがある感じ おいしいシチューの中に入れるスパイスの匂い 2:カラフルな甘いキャンディー ピンク オレンジ… パイナップルの匂い 3:クールな男性がつけてそうな香水の匂い そんな人に出会ったことはない… 4:苦い薬の匂い 効きそう! お酒とかでも嗅いだことがあるけど好きじゃない 薬っぽいお酒 5:そんなに好きじゃないのに嗅いでしまう ちょっとスッとする 紫と白を交互に感じる 6:大きい木になる白い花の匂い 雨の日に風に乗ってたまたま出会った花 7:家にある薬箱の匂い だいぶ古い 8:きらびやかな女性が集まっている場所の匂い 9:運動場にひく石灰の粉の匂い むせるやつ 10:セピア色の本に挟まってるしおりから匂ってくる匂い
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030さん
1:なんだろう…むずかしいなあ 薬っぽい 漢方薬 昔ながらの量り売りの漢方薬 調合してくれる 懐かしい感じ チン〜というレジが置いてありそう でも無愛想な薬剤師さんが選んでくれそうなイメージ 2:あっ 甘い〜 お菓子屋さんに入った時みたいなかわいいイメージ いちごちゃん 甘酸っぱさもある かわいらしい女の子が頭に浮かぶような カラフルなチューインガム 3:病院みたいな白のイメージ 冷たい だけど古い病院みたいな レトロ病院 消毒液のような 近づくと 何もない部屋 ベッドだけ 寂しげなイメージ 4:沖縄 禅 晩のイメージ 黒コショウ 香ばしいペッパー (近づく)やっぱり変わるんだ〜 夜の銭湯 日常的な昔ながらの匂い 好きです 5:虫よけ さわやかな…虫よけスプレー (近づく)難しい… スパイシー インドのチャイみたいなミルクティー色 飲みたい感じですね 6:さわやかな柑橘系 グリーンを思わせる 青空の下に草原が広がる 何もない草原 緑のイメージ (近づく)モンゴルのパオの中野赤い刺繍のじゅうたん 7:これも甘い 小学生の頃の消しゴム 文房具 つまらない授業の時ねりけしゴムを手でこねこねしていたイメージ 学校の教室 (近づく)体育館で予防接種 並んでいる 8:すご〜い甘い 自分の香水の匂いに似てる シトラス エキゾチックな香り お寺にいるような ゆっくり過ごしてみたい 好きな匂い 9:えっ 野性的な 動物っぽい 一瞬寄せつけないイメージ イヤかなと思ってもやっぱりもう一回かいじゃう ネコやイヌのおなかを嗅ぐような安心感 10:優しい香り お母さんがパタパタつけるパウダー うすい 肌色の柔らかいイメージ 洗い立てのタオル / お金持ちのマダムがつけてそう
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031さん
1:アニスの香り サフランライスのようなおいしそうな… 明るめのイエローのイメージ インドだけどモロッコ的な ベリーダンサーが出てきそうな神秘的なイメージ 蛇使いの音楽が流れていそう 2:あー(笑っている)Skittles お菓子 レインボー色のお菓子 量り売りの人工的なお菓子 グミ お砂糖がたくさんついたお菓子 食べたいイメージ 3:サンダルウッドのイメージ スモーキーな感じ 冬の海辺 くもり空くらいの感じ 東北の海にひとりでいるような寂しげなイメージ ツンッとするイメージ 昔の薬瓶がいっぱいならんでいるような、古いくすんだイメージ 4:なつかしい香り ミモザの香り スモーキーで乾燥した食べ物 ドライフラワーがたくさん部屋に吊るしてある 細かい作業をしている作家さんのお部屋 時間の流れがゆったりと流れるような、ドライフラワーのほこりっぽさもあるけれど、深呼吸したくなるイメージ 5:いかにも男性がつけるコロンのイメージ 清潔感のある 大人にならないとよさがわからない ペーパーウェイトを集めている人がつけていそう ライムのような自然の感じも入っている 6:(考えている…)なつかしいイメージ 全体的にあたたかいオレンジっぽい ストロベリーブロンドのウェイビーなフェアリー人が光の中にいる 空を飛んでいるイメージ あたたかい感じ 気品のあるアンティークの婦人のイメージ 7:あーっ 蚊に刺された時の薬のイメージ おじいちゃんと山に行くイメージ 緑の瓶に入っている ダンディーなおじいちゃんのイメージ ミントっぽい 男性がつけていたらダンディなイメージ 8:なつかしい フローラルな感じ ヴァージンスーサイズの映画 閉ざされた空間で好きな小物に囲まれ、パステルカラーなイメージ 透明なユニコーンの香水瓶 小学生の時に買ってもらったパルファムバービー…おしゃれさんみたいなイメージ 9:なつかしい香り おばあちゃんを思い出すような 昔京都のマリールー、架空のフランス人をイメージしたお店を思い出す 自然の香りというよりはアンティークレースをイメージする 10:お母さんのローション化粧水のような香り ミルキーだけどレモングラスっぽい香り ミルキーホワイトなイメージ 寝る前につける 40歳代になったらつけるような安心感のある香り
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032さん
1:スパイシー コンクリート ざらざら インド 奥ですっぱい 「パ」とか「ポ」とか「ペ」 性格のうっとうしい男の人 揚げ足取りの人 目がパッと開いた人 2:甘い 軽い 8歳くらいの女の子 パイン 黄色い 青色が映える パーンとしてるが素朴 汗をかいた子供 はしゃいでる 3:かいだことある じめじめ 窓辺しめってる ビリジアン 寂しい感じ 木造の部屋 古民家 誰もいない 3時くらい くもり 4:キッとくる 唐辛子 インドの寺院 無人の寺院 黄と赤 チューペット ソーセージの缶 やわらかいけど張りがある 5:かいだことある 駄菓子 コーラの駄菓子 コーラのグミの色 6:はー 青とラベンダー、ミントグリーンがまざったマーブル ナチュラルではない ミルキーで気持ち悪い のっぺりしたパステル グリーン プライド高そう 気持ち悪い うっとうしい やさしい感じではない 7:湿布の匂い 正露丸かな? 頑固な感じ 冗談通じない 優しくない あたたかみがない 孤独 人と仲良くできない 8:難しい どう? 水色の炎 黒の中に水色の炎 難しい 言葉にできない 過去 遠い 記憶 オレンジ色 ふわっと 40ぐらい グラマーなおばちゃん 9:なにこれ うすい黄色 気が抜けた うっとうしい どんくさい 難しい 10:あーこれはかいだことある… 懐かしい ばーちゃんの鏡台 ニナリッチ ニナリッチが邪魔
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033さん
1:スパイスがすごい 開けた瞬間にクローブ ペッパーの匂い クミンもある その後酸っぱいものもがある感じ お菓子を作っている感じ オレンジ(シトラス)の感じ シュトーレンを準備している段階 2:甘い チューインガム ずっと子供の頃噛んでたバブルガム 噛みはじめの匂い ガムが入ってた箱の匂い 3:スパイシーレモン シトラス 酸味と花の香り 果実畑 木の香り(枯れた) 皮 南仏 夏 4:冬のイメージ 冬のグリューワイン(ホット) 古い洋館 外国人のおばあちゃん家 渋い 5:深い オールスパイス シナモン フルーティー 夏ではない、秋 お香(東南アジア) 6:ネコのおしっこの匂い おばちゃん+スパイス ちょっとシトラス すっぱいババア 7:正露丸 線香 古い薬屋 漢方薬屋 甘草 生薬 燃えカス 8:ムカつく 鼻につく匂いとはこういうこと 実はちょっと優しい ちょっと線香っぽい 9:ペットボトルを口にくわえてそのペットボトルの口の匂い 口の中に銀紙を入れてた匂い 10:牛乳石けんよい石けん ヨダレ お歳暮 変わって来る すれちがった人の匂い 懐かしい女性 年上
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034さん
1:カレー でも泡 石けん しゃぼん 軽さがあってミルキー 柔らかく 白っぽく お空の雲のような感じ 2:フルーティー 新鮮というより食べ終わったあと、満足したあとの気持ち 3:すごい奥深さを感じる 最初の印象とあと(鼻に残ったあと)の印象がちがう 年月をかけたお酒、ワインのような感じ 4:鼻が疲れてきて全然わからない… 未知の空間 初めての体験 何回かいでも今までの何にも属さない 初めて今日出会った 5:なじみのある感じ 一瞬で安らぐ感じ 6:香水っぽい 思い出すのは大学のときの同級生が、まだ仲良くなっていない時のよそよそしく話をしている時の感覚 話の内容よりもその人の匂いとか存在に意識がいっている時の感覚 7:一瞬拒否したくなるけど意外とずっと匂いを嗅いでいられる匂い 日本ではないな 砂漠と太陽 8:好きな香り リラックスでくつろぐというより、今の自分とはちがうけど、(等身大というより)“こういうのが良い”と思っているような感じ これ好きですね 9:食べ物、料理のようなイメージが浮かぶ���思いきや、奈良の暗いおばあちゃんの天井から吊るされているおもちゃのイメージ(タヌキ?) 茶色っぽい小動物系のおもちゃのある部屋に入った時の感覚 懐かしいというより湿気の多いしめきった部屋の感じ 10:宇宙に匂いがあったらこんな匂いかな 銀河な感じ 鼻に残るメチャクチャ重たい空気感も宇宙なんじゃないかな
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035さん
1:カレー屋さんに来た と一瞬電車の中にインド人が自分の前に立っている カレー屋さんに嫁いだ人はこういう匂いがするのでは 奥にはレモンのような爽やかな匂いがあり、スパイシーな匂いの奥に女らしさ 表には出ないけど奥にスーッと伸びていく主張のない女性らしさ 2:すごくフルーティーで自分がフルーツポンチの中に入れられたよう 隣を見るとパイナップルが浮かんでて、その中を泳いで行くと南国のフルーツ、たぶんマンゴーと出会えそう フルーツポンチパーティーにどっぷり漬かれる感じ カラフル ポップなイメージ 3��お酒のようでお酒にあまり強くない人が嗅いだ時の感じ 体が喜ぶというよりもちょっとした警戒心 4:電車に乗ったら香水をつけた女性が狭い空間の中で目の前に立っていて、急にうっと匂いが伝わって来て、その場から移動したいけど混んでて移動できない感じ 苦しいのかつらいのか この位置に立ってまいったな、早く降りる駅来ないかな 5:スパイスは得意ではないけれど、なぜか寒い日に、たまにチャイでも飲もうかと、腰を下ろしてみたら、なぜかそこは白樺の多い草原の中だった 6:バラの石けん→祖母の家のおばの部屋 化粧品が並んでてバラを育てている家で、化粧品もフランスのバラの匂い 部屋の雰囲気もピンク→入ってはいけない、大人の部屋 不思議の部屋 7:最初ブランデーと思ったけど、耳鼻科(子供の頃に通った)鼻にチューブを入れて空気を入れられる時に、これは何の意味が? よくなるのか?という思い出 先生の顔、水色のイスが思い浮かぶ 8:鼻の奥が酔っぱらう感じ 誰かの香水の匂い よくあるようで、よくないようで、よくある感じ 鼻の奥が無になる、麻痺する感じ 9:鼻につくようで、つかないようで、道でかいでも気がつかないような 謎… 10:朝一番の花畑にいるようで 花自体というより、花びら一枚一枚が香り立つ 一枚一枚も色が違うような鮮やかさ オレンジ系、ピンク系のような明るい光が放出 とびっきり華やかな気分になりたい時に合いそう
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[ワークショップのお知らせ]
the fictional map presents 低忠実性鼻腔の実験室[京都編] Lo-fi Nose Lab in Kyoto
音楽を聴くように匂いを愉しむ 臭覚と想像力の自動書記 1冊の古書をきっかけに匂いの旅に出たグラフィック・デザイナーによるワークショップでは、香水を使って臭覚が記憶や経験に基づく想像力を駆使して発生させるイメージ/物語を検証し、その愉しみを提案します。 3月の東京編に引き続き、1日限定の京都編となります。今回のワークショップのためにまとめられた匂いの旅の記録であり、その旅へ誘う匂い4種を収めたlo-f i noseブックレットとあわせて、臭覚によるイメージの実験を体験してみて下さい。 [臭覚による自動書記ワークショップ] 日時 : 2016年5月14日(土) 場所 : Bonjour! 現代文明 (京都市中京区新烏丸通竹屋町上る東椹木町121) 案内 : 庄子結香(karera/the fictional map) タイムテーブル(各回90分 / 要予約 / 定員制) | 13:00 | 15:00 | 17:00 | 19:00 | 参加料 : 3,000円(lo-fi nose ブックレット付き) 予約方法: 1 お名前、 2 ご希望の日にちと時間、 3 参加人数 を 「Lo-fi Nose Lab予約申し込み」のタイトルで eメールで下記のアドレスにお送り下さい [email protected] 2日以内に返信がない場合は、お手数ですが 再度eメールもしくはお電話をお願いいたします TEL. 075-708-8340(誠光社) ・匂いに過敏な方や香水酔いをされる方はご注意下さい ・当日は香水などの強い匂いの使用、飲酒は控えてご参加下さい 企画協力:誠光社 seikosha-books.com 主催:THE FICTIONAL MAP soriyama.tumblr.com / KARERAkarerano.com
http://www.seikosha-books.com/event/1011
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[ワークショップのお知らせ]
the fictional map presents 低忠実性鼻腔の実験室 Lo-fi Nose Lab
2016| 3 | 25 [金] ─27 [日] テルメギャラリー at THERME GALLERY
音楽を聴くように匂いを愉しむ 臭覚と想像力の自動書記
臭覚は即時にイメージを喚起する装置だ。 生命に関わる危険なサインを判別する高性能な器官は、 現代の平穏な日常の中で想像力を伴い暴走する。 -
1冊の古書をきっかけに匂いの旅に出たグラフィック・デザイナーによるワークショップでは、香水を使って臭覚が記憶や経験に基づく想像力を駆使して発生させるイメージ/物語を検証し、その愉しみを提案します。今回のワークショップのためにまとめられた匂いの旅の記録であり、その旅へ誘う匂い4種を収めたlo-fi noseブックレットとあわせて、臭覚によるイメージの実験を体験してみて下さい。 [臭覚による自動書記ワークショップ] 日時 : 2016年3月25日(金)─27日(日) 場所 : テルメギャラリー(東京都目黒区八雲1-8-4) 案内 : 庄子結香(karera/the fictional map) タイムテーブル 3月25日(金) 15:00 | 17:00 3月26日(土) 12:00 | 14:00 | 16:00 | 18:00 3月27日(日) 12:00 | 14:00 | 16:00 | 18:00 各回90分 | 要予約 | 定員制 参加料 :3,000円(lo-fi nose ブックレット付き) 予約方法:(1)お名前、(2)ご希望の日にちと時間、(3)参加人数を eメールにて下記のアドレスまでお知らせ下さい info(@)thermegallery.com 24時間以内に返信がない場合は、お手数ですが 再度eメールもしくはお電話をお願いいたします TEL. 03-3723-6286 ・匂いに過敏な方や香水酔いをされる方はご注意ください ・当日は香水などの強い匂いの使用、飲酒は控えてご参加ください THERME GALLERY http://www.thermegallery.com/ THE FICTIONAL MAP http://soriyama.tumblr.com/ KARERA http://karerano.com/
http://therme.exblog.jp/24987744/
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memento by Diptyque
Diptyqueオフィシャル・コラム
http://www.diptyqueparis-memento.com/ja/category/%E9%A6%99%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BD%99%E9%9F%BB/
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夢の匂い
夢の中で色彩や触感、味、匂い、音などの感覚が鮮明に感じられることがある。明晰夢とはちょっとちがうけれど、お腹が空いたまま寝れば食べ物を食べる夢を見るし、会いたい人がいればその人が夢に出てくる。楽しみにしている本や音楽を夢の中で勝手に捏造して先に体験することもある。単に眠りが浅くて願望や妄想、寝る直前の印象がそのまま反映されるだけなんだろうけど。
先日印象的な夢を見た。前後の文脈は忘れてしまったけど、Diptyqueが発売したという“飲む香水”の夢だった。最近の新作のように女性向けのフローラルなイメージで、実際(夢だけど)口にした時は、香水ほど強くも華やかでもなく、花と果実っぽい爽やかな匂いというか味で(匂いはそれほど感じなかった)少し拍子抜けして目が覚めた。
Dipyuqueは最初の「L’eau ロー(The water /水)」「L’autre ロートレ(The other/もうひとつの)」「Trois トロワ (Tree/3)」が大好きだから好きなブランドではあるけど、もちろん好みじゃないものもある(特にLes Eauxシリーズは、べたつく甘酸っぱさが残るベースノートは残念で仕方ない。Basenotesのレビューでも「海賊版のベストヒット・アルバムを聞くのを厭わないタイプならこのシリーズがおすすめ」と書かれていた)。それでもこの会社には、初期3作をはじめ、オレーヌ Oleneやフィロシコス Philosykos、タム・ダオ Tam Daoなどの秀作があるから、新作が出ればあきらめきれずに匂いをチェックしに行ってしまう。そんな期待が夢にあらわれたのかもしれない。
*
もうひとつの夢の匂いは、Etat libre d'orange。手に入れることをずっと夢見ていたフランスの変態香水ブランドオレンジ共和国のサンプル・セット(*2)をついに購入した話。公式ウェブサイトで購入して、1週間もしないうちに小さな段ボールが届いた。あまりに興奮しすぎてパッケージを確認した傍から剥がしていった。全部剥がした直後、瓶の方に名前が書いてないことが判明。運悪く、最初に剥がした瓶にだけたまたま名前が書いてあったので安心してしまった。これは何を意味するのか。私は自分が知っているJasmin et Cigarette以外の匂いを、書いてあるノートを見ながら、タイトルに合わせてイメージの神経衰弱をするハメになってしまった! しかも正解は、同じサンプルを買うまで判明しない。自分の粗忽さにあきれるしかない。もうバカバカ! せっかく手に入れたのに、ほとんどが夢の匂いに戻ってしまった。
*1:"The Odor of My Man" http://soriyama-nose.tumblr.com/post/87546521040 *2:KIT DE DÉCOUVERTE https://etatlibredorange.com/boutique/kit-de-decouverte/

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きわどい匂い
梅雨も明けていよいよ夏らしくなってくると、匂いの話題にも事欠かない。人混みに行けば、他人の汗などの体臭とそれに対抗する制汗剤や香水、はたまた衣類の生乾きの不快な匂いなどが日本の高い湿度とあいまって混沌を生み出す。
体臭に興味がある。他の人が「不快」と表現する匂いも私にとってはフェチズムの対象だったりする。見ず知らずの人の体臭に抵抗があるのは仕方ないけれど、自分や親しい人のものだったら良い匂いじゃなくても愛着を感じるはずなんだ。物事にはいつだって別の面がある。誰かにとって不快なものも誰かの快楽になりえるものだ。
ここのところ一日中コロンビアのエレクトロ・ポップデュオPopstituteばかり聴いている。もう立派な依存症。でも正直に言うとこのバンドは万人にお勧めできる音楽ではない。トラックはいいんだ。洗練されていてそれでいてどこか懐かしい。でもボーカルがとにかくエモい。個人的にはクセがあればあるほど惹かれるから、最初に聴いた時からこのナルシスティックでセクシーなボーカルの虜になってしまった。
コロンビアと言えば子供の頃からミスユニバースとか美女のイメージを持っていた。チリの友人に言わせるとハンサムな男性といえばアルゼンチンらしいけど、コロンビアだって負けていない。加えて過剰なフレンドシップの文化からか、もう表情からしてそういう色気がムンムンと溢れている。それが鼻につく人もいるだろうけど、私にとってはそれが魅力だ。
匂いも同じだ。たまらなく不快なものがたまらなく魅惑的なものになるという話を昨日海外から来た友人ふたりとした。ひとりは初対面だったけど、猫カフェに始まって病気に気がつく猫の話から、都市の匂いや臭覚と匂いのフェティッシュの話になった。彼らは森の中で動物達が昼と夜の違いを匂いで感じていること感情の変化や人との出会いで体臭が変わることを話してくれ、私はクミンが脇汗の匂いで体臭を模した香水の魅力を話した。
そして私が持っていたJasmin Et Cigarette (Etat Libre D’Orange) を一緒に試香することにした。トップノートについて彼らの感想は「とてもエロティックな匂い!」。そしてしばらく経ってからミドルノートを確認すると、ひとりの方の匂いは消え、もうひとりの手首からは花の香りのようなまろやかな匂い、私の方はいつもの血のような鉄っぽい匂い。私は自分のミドルノートは変わっていて気に入っているけど、この香水の本当の効果は花のような匂いの彼の方なんだろう。なにしろ魅力的な匂いだった。
ちなみに私自身は匂いの話をすることは趣味の良いことだとは思っていない。自己紹介で「趣味は人混みで他人の体臭を嗅ぐことです」なんて言えないでしょう(だから人前で話せない鬱憤をここで書いている。それに嗅ぐのは人間の匂いだけじゃないよ!)。でも相手によっては私は自分のフェティッシュの話をするし、時には香水を通して匂いそのものを交換したりする。真面目な顔で手首を嗅ぎ合うことは、端から見るとおかしいというか行儀が悪く見えるかもしれない。でも本来動物にとって相手の匂いを嗅ぐことは信頼と親愛を確認する会話以上に深いコミュニケーションだ。たとえそれが心地よい匂いじゃなくても、匂いは国籍も性別も言語も種族(*1)も越えて私達の距離を間違いなく近づける。
私のお気に入りのJasmin Et CigaretteもL'Autre (Diptyque)も、香水としてはいい匂いだけれど、肌の上で危険なものに変わる凶暴さを秘めている。扱いにくいけれど時たま見せる素晴らしい表情は何物にも代え難い。好き嫌いが分かれるきわどさこそが魅力だ。今私が夢中になっているPopstituteも「甘い麻薬」。彼らの危うさや暑苦しさは私と似た嗜好の持ち主であればきっとたまらないはず。爽やかで清潔な音楽に物足りなさを感じている方、ぜひご一聴あれ。
音源:Popstitute “Dangerous Convicted Soul” (iTunes)
*1:あなたが動物を飼っていれば、彼らがするのと同じようにあなたも彼らの匂いを嗅いでしまうはず



Popstituteのライブ写真、すでにただならぬ匂いを醸し出しているでしょう?
Photo : https://www.facebook.com/popstitute/
音楽ブログの記事:http://soriyama.tumblr.com/tagged/popstitute
(Sep. 2015)
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都市の匂い〜ブエノスアイレス編
11月のブエノスアイレスは春真っ盛りだった。空港から郊外の住宅街に着いた私たちを迎えたのは甘い官能的な匂いだった。その香りは紫の花を満開にした街路樹のハカランダ(Jacaranda)。街の中心街ではその香りと、さらに角ごとに立つ花屋のスタンドの店先のジャスミンやキオスクで売られているインドのお香だったり、通り過ぎる人達の香水も混ざって、本当にこの世の楽園のように甘美で少し妖しささえ感じた。
滞在先の20代男子達は特に香水をつける習慣はないようだったけど、暑い日はWELEDAのオー・デ・コロン(サルビア)をスプレーしていた(*1)。アルゼンチンでドイツのブランドというのも不思議な組み合わせだ。ブエノスアイレスは南米のパリと言われるけど、現在の経済状況から来る質素さはドイツの東側のイメージと近い。ブエノスアイレスのシンガーソングライターCoiffeurにインタビューした時、匂いの事を質問した。彼はタバコも香水もしないし「自分は人が持っている本来の匂いを信じている」と言っていた。2週間の滞在中の後半はもうハカランダの香りはしなくなっていたから、日本でいう桜のように咲いている期間が短いのだろう。そして甘い街路樹の香りが消えた街は、そこに住む人たちと同じように匂いは控えめなことに気がつく。片頬にキスをするアルゼンチン式のあいさつをした時に、Coiffeurの言っていたそれぞれの人に匂いをようやく感じることができるくらいだった。
そして街の匂いに次いで印象的だったのが匂いは獣の匂い。アルゼンチンには街中に犬がウロウロしている。半野良、半飼い犬で自由に往来を徘徊する様子は何だか賢そうに見えた。滞在先にも2匹犬がいた。そして彼らもこの国の人達と同じように人懐っこく、意外なほど匂いがしなかった。一度だけ、小さな犬が入ってきて犬同士がケンカになった時、犬達を引き離して外に出した後もしばらく部屋中に強い獣の匂いが残っていた。動物が興奮した時に発する強烈な匂いを初めて実感した。
湾に面したこの街は、ヨーロッパほど乾燥していない。日本ほどではないけれどそれなりに湿度があるから、あまり匂いが飛ばないのかもしれない。落書きだらけの電車も、人で溢れた騒々しい駅も、夜遊びに行ったクラブやライブ会場でさえ、そんなに強烈な匂いには出会わなかった。いや、もしかしたら第一印象のあの街の匂いが鮮烈すぎて他の印象が残らなかっただけかもしれない。あの甘美な匂いに溢れた通りを歩くのは本当に夢のようで、今思い出してもうっとりしてしまう。それは確かにブエノスアイレスの虜になった理由のひとつだ。
*1:WELEDAのオー・デ・コロンは、地方から出てきたうぶな少女の匂い。 爽やかで甘さのないトップノートは20分も保たないからすぐに物足りなくなる。

(19th. Jan. 2015)
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紙の匂い/煙の匂い

先月から事務所の入り口にクラフト紙に包まれた刷り立ての本が山のように積まれている。毎日事務所に入るたびに、薄茶色の紙特有の甘い匂いに包まれる。暑い時期は少しうっとうしく感じたけど、涼しくなるほどにそれが心地よくなって来た。
このクラフト紙の匂いがする香水といえば、ルカ・トゥリン曰くL'Artisan Parfumeurの"Dzing!"。サーカスのビジュアルがついた賑やかなイメージの香水で、廃盤になったり復刻したりを繰り返している。トゥリンのレビューを読んでから、例によってアメリカからサンプルを取り寄せてみた。そう言われれば、そうかも…くらいの印象。
香水はだいたいにおいてラスト・ノートは甘くなりがちだから、ちょっとしたノイズの誤差を含めてしまうと、近からず遠からずという甘い判断をしがちだ。正直に言うと、期待していた紙の匂いではなかった。
そして今年もようやく気温が下がってきて、香水をつける日も増えて来た。寒くなって魅力が増すのはLe LaboのPatchouli24だ。「火の匂い」でも書いたけれど、この香水の魅力はトップノートのスモーキーな煙の匂い、そして後半はガラッと変わって甘い匂いになる。
先日シンガポール料理店で、変わった中国酒(老酒)に出会った。「焦香」と書いてあって、ひとくち口に含んだとたんに素晴らしい香りが舌と鼻腔に広がった。焙煎したてのコーヒーの芳しさとプルーンのような濃厚な果実の酸っぱさと甘さ。そして煙の匂い。一緒にいた連れもすっかり魅了されて、それからしばらくいろんな酒屋さんを探してみたけれど、そのお酒はいまだにそこの店でしか見た事がない。そしてその香りに、私はPatchouli24の気配を感じた。
それを思い出して1年ぶりにPatchouli24をつけてみた。この香水はキリっと冷えた空気の中で魅力を発揮すると思っていたので、9月はまだ早いかもしれないと思いつつ。そして、まだ残暑の熱気と湿気が残る中で、冬とはちがった顔を見る事になった。トップノートのスモーキーさが弱まって甘さが出る頃、それはどこかで嗅いだことのある匂いに変わった。ああ、これはあのクラフト紙の匂いだ。
はじめの頃はPatchouli24のトップノートのスモーキーさに衝撃を受けたので、それがすぐに消えてしまうのが嫌だったのだけど、この新しい発見はとても新鮮だった。感覚器の遊びは、結果を急いじゃダメね。じっくり時間を掛けなきゃね。
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*1:世界香水ガイド2★1885 ~「匂いの帝王」が五つ星で評価する (著)ルカ・トゥリン&タニア・サンチェス, (訳)芳村むつみ
(Sep. 25th, 2014)
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The odor of my man 2
匂いに関して男女の反応の違いがおもしろい。 香水を嗅いでもらうと、男の人は一通り感想を言い終わってから、匂いそのものより自分のボキャブラリーの少なさの方にショックを受けたりしている。一方匂いに対する女の人の饒舌さよ。特に男物の香水を嗅いでもらった時の感想はとても生き生きしている。
「酔っぱらって起きたら知らない男と一夜を共にしてしまった後で、相手は全然タイプじゃなかったけどシーツからこの匂いがしたらまあいいかって思っちゃう匂い」Jasmin et Cigarette | Etat Libre d’Orange
すばらしい。どんな匂いかはわからないのに現実感のあるイメージに納得してしまう。匂いは瞬時に想像力を拡げる。彼女が匂いを嗅いで顔を上げた瞬間、言葉はよどみなく出て来た。この感想を聞いていた男性陣からは「ちょっとその感想どうなの」という反応にも、「妄想で済むならいいじゃない」という反論(というか結論)で一蹴。
男の人は自分の経験した言葉で置換(データ解析)しようとするも、データが足りなくて一旦立ち止まってしまうように見える。女の人は想像力で架空の男性やシチュエーションまで作り出す。こっちは完全主観の妄想世界だから止まらない。しかも一瞬で。だから隠された性癖とか嗜好も出やすい。 やっぱり男女ともいろんな人に感想を聞いてみたくなる。
http://soriyama-nose.tumblr.com/tagged/jasmin_et_cigarette
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The odor of my man
衣替えの季節なので、冬の香水も冬眠(夏眠?)させるべく野菜室へ。香水の消費期限は開封後半年から1年とかいうけど、そんなに消費できるわけもなく私のコレクションも10年は見込んで過保護に保管。
最近友人から私の香水収集が「ソリヤマのイケメン・コレクションだ」と図星をさされ、お気に入りのL'Autreについて分析された。
「中近東のお金持ちの子息か王子で、ヒゲがはえてるイケメンで英語も喋れて体臭が強いので香水をつけてる匂い」
うむ、的確すぎ。 L'Autre自体はとっても爽やかな香りだけど肌につけると体臭感がぐっと増し、香水というより媚薬くらいの圧倒的なフェロモン臭になる。それがエロい。素晴らしい。エロとアートの融合させたらフランス人にはかなわない。
実際中近東の人がつけてるであろう香水は、ハイブランドで長持ちするタイプのイメージ(あくまで想像)。L'Autreはやっぱりちょっとひねくれてるところが、いいのよね。まさに私の理想通り。
冬眠させる前に、久々にL'Autreに香りを確かめてみる。ああ、やっぱり素敵。でも自分の肌の上では暑苦しい。はたから見てるぶんにはハンサムでいいけど、付き合うのはめんどくさい。そんなタイプ。
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ちなみにL'Autreは、以前は国内でも販売されてたようだけれど現在は取り扱われていない。L'eau Troisと同様に男性向け香水で、しかもかなり個性的な彼らはやっぱり日本向きではないのだろう。
2014年に青山にオープンしたDiptyque直営店でL’AutreやTrois含めすべての香水が購入可能になった。

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パンの匂い

カラオケに行った時に聞いた歌で、恋人の首すじがパンの匂いという歌詞(*1)があって、やけにエロい歌詞だなあと思った。聞きながら何の疑いもなく昔ながらの食パンをイメージしていた。温かくて湿っていて、むわっとした酵母の匂いは食欲がない時には少し重たい。そして甘い。真ん中の白い部分は、女性の二の腕くらい柔らかい(スウェーデンの友人は日本のパンは柔らすぎて気持ち悪いを言っていた)。その短いフレーズから、恋人との親密な距離感とか色が白くて筋肉もあまりついてないインドアな彼女のライフスタイルまで想像した。
パンの匂いの香水はSerge Lutansは「Jeux de Peau (*2)」。 この香水もまず名前がエロい。英語だと「Play of Skin」、日本語だと「肌の戯れ」。 匂いは、個人的にはパンというよりは「いちごポッキー」からいちごを抜いた印象。甘くてお菓子っぽいので少し抑えめにしないと子どもっぽくなる。トップノートがいちばんパンっぽくて、その後上品だけどややケミカルっぽい甘い香りに落ち着く。もう少し塩っぽいか焦げっぽくてもいいのかな、とも。パルファムなのでベースノートは結構長持ち。想像以上に甘かったのでしばらく仕舞ってあったのだけど、ここ数日つけてみたい気分になった。甘い匂いで食欲が満たされるので、間食を減らしたい時にはいいかも。
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*1:星野源「くだらないの中に」
*2:主な香料:小麦、大麦、ドライフルーツ「パンの香りより肌に近いものはない。それは、とても官能的な香り。私たちは皆誰でも、オーブンから取り出した焼きたてのあたたかいパンの思い出を持っている。そのほっとして心地よく、やさしく包み込むような香りの思い出は今なお、私たちについてまわる。」(商品説明より/伊勢丹オンラインショッピング)
*3:画像出典 http://parfums-tendances-inspirations.com/2012/03/30/jeux-de-peau-de-serge-lutens-test-consommateurs/
(Mar. 10th, 2014)
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音楽と匂い 2
去年の話になるけれど、匂いに興味を持ってから初めて仕事で「匂い」を扱った。ブルックリンの女性SSW、Natalie Rose LeBrechtのソロ名義Greenpot Bluepotのアルバムの日本盤のアートワークの制作。オリジナル盤は完全手作りで、布でできた袋を空けると、何枚かの薄い布と直筆の文字が書かれた紙をミシンで綴じたリーフレット的なものと、丸い布を2枚縫い合わせたCDが入っていた。さらにもうひとつ小さな紙の巻物にリボンをかけたものが出て来て、その中に透明な液体が入ってた小さなガラス瓶が入っていた。瓶に巻かれていた紙には「アルバムを聞く前にこの薬を飲んでね」と書いてある。私はオリジナルのまま現状維持しないといけないという名目で、これには手をつけてない(飲むのには結構勇気がいる)。本人に訊いてみると小瓶の中身は聖水とのこと。アートワーク自体からはとても良い香りがする。親しんだ香り。縫い合わされたCDの袋をほどくと、CDと一緒に結構な量の乾燥ラベンダーが出て来た。当然CDはラベンダーの粉まみれで、これは日本の流通には載せられない。でも彼女の神秘的な音楽にはこの香りが不可欠なので、日本盤もジュエルケースにラベンダーを(手作業で)封入してもらうことにした。 ラベンダーの効能はリラックスのはずだけれど、この音楽に合わせると不思議な高揚感がある。なるほどアルバムのタイトルは「Ascend at the Dead End(行き止まりで上昇)」だものね。
Greenpot Bluepot “Royal Parade” (Official Video)
http://www.youtube.com/watch?v=Stfnta9DE4A
#scent#music#cd#design#lavender#匂い#音楽の匂い#音楽と匂い#graphic design#artwork#natalie rose lebrecht#greenpot bluepot
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花の匂い
今日は10年に1度の大雪ということ。でも雪は降っても暦の上では春。晴れた日に日��まりや夕暮れの湿度になんとなく春の気配がしてきたら、俳句もファッションも季節をすこし先取りして、季節の到来を待つ。
先日、昼時にサラリーマンらしきおじさんとすれちがった時ふと花の匂いがした。おや?と思って振り返ると50歳前後のスーツ姿で早足で歩いて行った。気のせいかとも思ったけど、やっぱり花の匂いは気分がよくなるし見知らぬおじさんにも好印象を抱いてしまう。
どこで聞いたか忘れたけど、男性が花の匂いをつける時は知的さを演出するためだという(検索しても出典が見つからなかったので、誤訳よる思い込みか店員さんの私見だったのかも)。それ以来、だんだん花の匂いに興味を持ち始めた。バラ科やキンモクセイみたいな甘い香りじゃなく、やや苦みのある生花の匂いを中年の男性がつけてるのはたしかに素敵だ。
匂いに興味をもった最初のころは、花の匂いなんて自分にはガラじゃないと思っていた。でも知的演出説以降、やっぱりお花はいい匂いだし、なにより香水の原点。だんだんと私のなかの仮死状態だった少女趣味もうずいてきたので、とりあえず街に出てみた。花の匂いは多いだけあってハズレも多い。フローラルとは名ばかりで、甘すぎたりフルーティだったり石けんっぽかったり、花の匂いさえしないのもある。なかなか気に入った香りに出会えなかったが、そういえば集めた試香紙のなかに生花の匂いがあったなと思いあたったのは、DiptyqueのOleneとOfrésiaだった。まずは自分の生まれ月の花であるOfrésiaに目を付けた。
Ofrésiaの印象は「生花」。香りは「ホワイトフリージア」と「ブラックペッパー」と書いてある。Ofrésiaを嗅いでる時は胡椒はわからないけど、胡椒を嗅ぐとたしかにOfrésiaの気配がする。でも黒胡椒ではなくピンクペッパーの爽やかな感じ。それと「ホワイト」ではなく黄色いフリージアのイメージ。ネット上のレビューでは「小花柄の木綿のワンピースに麦わら帽子」なんて書いてあったけど、まあ確かに水彩絵の具の繊細さより色鉛筆の素朴な感じ。個人的には誕生花の思い入れがあるので気に入ってるんだけど、季節は冬〜早春限定。夏だとファンシーすぎるし、秋にはちょっと浮いてしまう。
Oleneが気になったのはつい最近。はじめは何の思い入れもなかった。白い花の匂い。Ofrésiaより、ぐっと大人っぽい印象。良い香りだけど花の匂いはOfrésiaで十分だった。香りは「ウィステリア(藤)、スイセン、ジャスミン、ハニーサックル(スイカズラ)」。でも何かの機会に試しに肌に載せたあと、そのことも忘れてしばらく経ってから、自分から香る匂いにドキっとした。ヤニっぽい懐かしい匂い。Oleneのジャスミンが私のなかで「Jasmin et Cigarette(*1)」とつながって、タバコっぽさの幻覚を作っていたのだ(それくらいJasmin et Cigaretteの個性が強すぎるんだけど)。肌の上で熱によって起こる変化のほかに、脳のなかの記憶との化学変化も起こるのかと、感動してしまった。 Oleneだけだとラストノートが石けんっぽいし、ちょっとラグジュアリーすぎる。実際つける時はPhilosykos(イチジク)と合わせるとちょっとカジュアルな感じになる。(と思っている)。
ちなみに、花の香りの功として「(この匂いに合うように)きれいにしなくちゃ」という衝動にかられるので掃除や身支度がはかどるのはすばらしい発見だった。
*1:「JASMIN ET CIGARETTE」Etat Libre D’Orange http://soriyama-nose.tumblr.com/post/72304139803
(Feb. 8th, 2014)
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寒い匂い
元旦から三日まで青森で過ごした。いつもより雪は多くなかったけれど、それでも雪を体験できる数少ない機会だ。雪のない冬は本当に寂しい。一晩かけて降った雪が見慣れた風景も何もかも白くして見せる体験はまるで魔法みたい。自分の頭のなかまで真っ白になるように錯覚した。雪が降って町も自分もリセットされて春から新しいサイクルがはじまるというリズムだったので、雪のない町の年度始めは慌ただしい気がする。
雪は匂わない。雪に埋もれた町は見た目も匂いもとても清潔だ。Demeter(*1)も”Snow”という香水を出していたけれど、”Rain”はスイカのような匂いだったので、どうなのかな。
冬の朝L’Eau(Diptyque)をつけたらひやっとした。液体そのものも冷たいのだけど、匂いも冷たかった。清涼感の正体はシナモン。八つ橋のようなニッキ感ではなく、ハッカのような印象で涼しげだ。じゃあ夏につけて涼しかろうと思えば、シナモンのよだれっぽさが重く感じられるから、ベストシーズンはたぶん早春と初秋かな。
L’Eauの英訳はThe Water。Diptyqueが最初の香水で、レビューでは「伝統と革新の融合」みたいに評されているけど、伝統っていうのがよくわからない自分にとって第一印象は「香水っぽくない」だった。L’EauをはじめL’AutreやL’Eau Troisによって、Diptyqueは私の香水に対する偏見を取り除いて香水の世界の入り口になってくれた。香水特有のケミカルな残り香がなくて、自然と消えていく感じがいい。でもオーデコロンとか新作は軽薄で、どれも似たようなラストノートになってしまって残念だなあ。
ちなみにL’Eauにイチジクの匂いのPhilosykos(*2)を合わせたらとスイカの匂いになった。ということは、これにホコリっぽい匂い(猫とか?)を合わせると雨の匂いになるのかな。
*1:Demeter 雪、図書館、ゾンビや粘土など変わった趣向の香水ブランド。一時期日本でもよく見かけたのに、現在は国内からは撤退。
*2:Philosykos 私にとっては生の桃
(Jan 20th, 2014)
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言葉と匂い
香水の商品説明はひとつの文学のジャンルだ。SFのように時空を超え、ファンタジーのように荒唐無稽で、ミステリーみたいに謎めいている。読者は言葉の迷路に連れ込まれ形容詞の霞のなかで路頭に迷う。具体的な匂いをはぐらかしているんだけど、そのまやかしに乗っかって、決してたどり着かない出口を探しながら架空の香りを夢想するのもまた倒錯した楽しみかな。
* * *
“冒険好きなバニラを、ディプティックは夢、異国情緒、遥か彼方の世界を約束する、スパイス・ロードへと連れ出しました。この想像上の大航海の中で、バニラは東洋と西洋が出会う場所へと至る旅をしたのです。バビロンからゴア、ヴェネチアからカルタゴ、コンスタンチノープルからバグダッドへ…。伝説に名を残す都市に寄港するごとに、バニラは大きく花開きました。 この夢のような大旅行に任せて、バニラは見事に調和する優雅なスパイスでうっとりするような香りになりました。 これらの酔いしれるような組合せの中で、バニラの香りは豊かさを増し、かつてないほどの高貴さを見せています。”
http://www.gpp-shop.com/shop/g/g2103032/
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“「Eau Duelle オー デュエル」は、スパイシーではじけるような、そして優雅な香りを放ちます。
カルダモン、ピンクペッパーコーン、サフランなどのクールなスパイスと、うっとりするようなジュニパーベリーのエキスが織り成す活き活きとした芳香に、サイプレスとエレミのフレッシュな香りがアクセントを付け加えます。
さらにバニラが、陰影のあいまいな背景の中から姿を表します。
一つは、軽やかで甘くパウダリーなフィルナ・バニラ。
その心沸き立つような甘さは、この上なくピュアなエディオンに似たフィルメニッヒ社の芳香分子のパラディゾン、そして柔らかで魅惑的なホワイトムスクによってさらに高められています。
もう一つは、少しスモークされてリキュールに近い、個性豊かでミステリアスなブルボン・バニラ。ベチバー、アフリカ・オリバナムの香りによって格調高い香りに仕上げられ、さらにアジア・シプリオルのレザー調のアニマル・ノートが変化を加えています。
スパイス・ルートには必ずと言って良いほど、思いがけない出会いがあるのです。
これらのバニラの香りを包み込む大胆な香りとして、セイロンティーとカラムスを加えています。
魅力的で表情豊かな香りが、果てしなくそして印象深い旅へと誘うでしょう。”
http://thepark.shop-pro.jp/?pid=25925145
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DIPTYQUE
Eau Duelle, Eau De Toilette
(13th. Jan, 2014)
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音楽と匂い
ローファイなものが好きだ。
とはいえ、そもそもローファイってなんだろう。ハイファイは音質の高い再現性で、それに対してノイズが入ったり音が歪んだり録音に失敗したような音楽を指して90年代にローファイという音楽のジャンルが生まれた(類義語:ベッドルーム・ミュージック)。ジャケットも素人くさい手描きやインレタ、雑誌の切り抜きを貼り合わせたようなコラージュだったり、ミックステープ世代の自分はそれだけで胸がときめいてしまう。
小説は翻訳もの、音楽はローファイ。いつでも自分と作品のあいだには直接触れられない壁がある。そういうものが好きだ。小説だったら[原著—(翻訳)—自分]、音楽の場合は[生音—(ローファイ)—自分」または「原曲—(外国語)—自分]、その隔たりこそがファンタジーだし、もうひとつの物語が生まれる場所になる(*1)。目に見えるものを作る仕事をしている反動、見えないものへの逃避なのかもしれない。自分にとって匂いが小説や音楽と同じというのはそういう意味で、本当のところを言ってしまえは現実逃避の手段は確かなものでなければ何だっていい。この遊びの条件はただひとつ。完成されていないことだ。
先日、友人と香水を探しにデパートへ行った。連れがいると心強くなって、いつも物怖じして入れないハイブランドのカウンターにチャレンジしてみた。いくつか回った最後にゲランで歴代の名香といわれる「シャリマー(Shalimar)」「ミツコ(Mitsuko)」「夜間飛行(Vol de Nuit)」のパルファムを出してもらった。「ミツコ」(フンフン)確かにいいね、「夜間飛行」なるほど〜、最後に「シャリマー」
「!!」
友人と顔を見合わせる。圧倒的な香りの密度! まさにフルオーケストラだ。
店員さんにお礼を言って席を立つ。脳のなかで最初の衝撃が鳴り止まない。その豪華な香りの波にやられてぼーっと歩きながら、しばらくして、でも何だかいつも新しい匂いに出会った時のトキメキが湧かないことに気がついた。完成された作品に自分が入る余地がなかったからだった。
香りもファッションだからドレスコードがある。素晴らしいものは素晴らしい。でも身につけるとなると話が違う。ローファイなんだからシルクのドレスが着心地悪いのは当たり前だよね。
クラシック音楽も嫌いじゃないけれど、オーケストラのように音数が多いと情報処理が追いつかない。もちろん音楽も小説も学習すれば理解できる範囲は広くなる。ただそれは楽しみとはまた別の話。クラシックだったら好みは楽器単体の曲だ。音と音の間にすきまがあるもの。鍵盤をたたく指の音やバイオリンの弓についた松ヤニが弦と擦れる音も、弾き手の息継ぎも聴きたい。作品の本筋じゃない細部が(時には誤解や曲解さえ)もうひとつの物語へつながる。
ポップスでもロックでもラップでも、小説でも音楽でも匂いでも。想像力の入る余地を残したものがいい。それが自分にとってのローファイなんだ。
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「匂いの帝王」でもルカ・トゥリンが香水を音楽にたとえている(*2)。
「〈ミツコ〉は明らかにブラームス、ものすごく複雑だけどモノクロっぽい弦楽六重奏曲。」
…ということは逆に、好きな音楽にたとえられる匂いもあるわけだ。もう少し匂いの経験値を積んだら、そんな遊びも試してみようかな。
*1:赤瀬川原平さんの猫が、家の中から外のスズメを見るとき必ずレースのカーテン越しに観るという話を思い出した。猫からしたら隠れているつもりなのだろうだけど、人間視点だとエロ本のモザイクに興奮するみたいに見える。今回のたとえはもちろん後者。
*2:「匂いの帝王ー天才科学者ルカ・トゥリンが挑む嗅覚の謎」チャンドラー・バール(早川書房)
(11th. Jan, 2014)
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