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#クァク・ドウォン
hadajun · 1 year
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mokkung · 3 years
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(短評)映画『KCIA 南山の部長たち』
twitterより転載
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引用元
『KCIA 南山の部長たち』(2019年 韓国)
韓国諜報機関KCIAの部長による大統領暗殺事件を題材にした映画🇰🇷
硬派なポリティカル・サスペンスにゴッドファーザーと日本の昼ドラのドロドロ感を混ぜ込んだような展開が👍👍
見方によっては愛する人の心が自分から離れて行くことを許せず殺害に至る悲恋劇にも見える😅
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ささやかな演出もきめ細やかだと感じました🌟
酒を割って混ぜることを主人公のキャラクターに重ね、最後の宴席での酒の飲み方で変化を見せるという演出は巧み👌
最後に靴を履かずに逃げていたことに気づくという顛末を、同じ立場で働いた者同士の最後を対比させるように用いる演出には痺れました😧
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役者陣良いです😉
主人公を演じるイ・ビョンホンが素晴らしいです‼️かっちりしたエリート官僚的な見た目も案外はまってますし、大袈裟にならずでもしっかり表情や佇まいで見るものに心情を訴える演技力🌟
韓国映画界の名バイプレイヤー、クァク・ドウォンとイ・ソンミンの存在感も👌
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373minami · 7 years
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Drawing actor - get a fright(the wailing)(2017)
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sweetdelivery · 5 years
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鋼鉄の雨
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日本版のポスターが物凄くお金かかってない感だったので今回は韓国版、アメリカ版のポスター利用してます。
このポスターに関する所感が、映画の感想と直結しませんようにと思いながら観始めたチョン・ウソン繋がりで「鋼鉄の雨」
さらに前回の「アシュラ」からクァク・ドウォンも続けて参戦。
今度は北vs南なお話です。これNetflix用の映画なのかな、その辺りちゃんと予備知識持たずにNetflixで観たわけですが予算感!やはりお金かかってる感すごいな。
まずいきなり好感度が高いのが韓国の大統領役がめっちゃ文在寅に似ててワロた件。(後で出てくるアメリカの大統領もトランプに似せてて草)
いきなりウソンさんみたいな美しめの北朝鮮人が登場してあまりのファンタジーにイラついてただけにね。
で、またさりげなく慰安婦つうワードとかサムソンとソニーの件とか入れなくていいワード突っ込んできたのにまたイラついて(その後もう一回ラスト直前でイラつくのが「日本海」表記してないことな!)
北朝鮮で「G-Drago聴いたことある?」ってセリフでまたウフフてなって...
全然落ち着いて楽しめない!
と思ってたら開始25分で、タイトル通りの出来事。そこからすいすいーっと観てしまう。
流石、こういうの作らせたら「現実から目を逸らしたいお花畑の日本(アニメ)」に「基本、検閲入るから日本帝国軍虐殺くらいしかできない(で、カンフー)中国」と比べたら東アジア一の韓国。
台湾より陸続きなだけに、リアルなんだろうな南北の統一も、核戦争も。
しかし、なかなか面白かった。想像してなかったけどこれ一種のバディ(��棒)ムービーなのね。
肉体派と頭脳派まではいかないけれども北朝鮮の軍人で基本(金正恩を)信じるのが仕事のチョン・ウソンと
韓国の文官で基本(同盟国ではあるけれどアメリカや中国を)疑うのが仕事のクァク・ドウォン
いろいろと突っ込みどころは満載だけど(スピード感がないから)それでも、「もし、北朝鮮がミサイルを」っていうこの映画の「もし」は全く絵空事ではなくて、リアルな「もし」過ぎて、アメリカは何かあったら韓国より日本を選ぶかも知れないとか、中国は韓国より北朝鮮を支持するかも知れないとか、そういう韓国の抱える表に出せない不安を、ここに描いていて
一概に他の、これまでの北朝鮮vs韓国のスパイ映画とか、その辺りとは同じレベルで語れないなと思いながら観てました。
これまでなら北と南、それだけの話だったのに今回はリアルに同盟国であるアメリカ、日本、中国なんかも出てきてますます臨場感。
ネタバレしてないよね?えへへ。
シュリやJSAと比較されがちだけど、それより一歩踏み込んだ感。好印象。
ラストの駆け引きとか、リアルだし。
ただ、目ヂカラ無駄に強すぎるからその辺り今回とか前回(アシュラ)は良かったけどほんと役を選びますよねチョン・ウソン、韓国の福山雅治さんは。
追記: 主役二人の名前は同じ「チョルウ」。北のオムさん、南のクァクさん。ハングルで書くと「鋼鉄の雨」と同じ音、って今、どなたかのブログで読んだんだけど、ほんと?
いや、ちょっと久々に韓国映画観て良かった気になった。これ韓国映画好きはどう観てるのかな。
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siteymnk · 2 years
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映画「KCIA 南山の部長たち」を観る。監督ウ・ミンホ、出演イ・ビョンホン、イ・ソンミン、クァク・ドウォン他。
1979年の朴正煕暗殺事件を題材にした作品。70年代の韓国はパク大統領の軍需政権が続き、中央情報部(KCIA)はその中の最重要組織であった。しかし1979年10月26日、KCIAの部長の手によってパク大統領と警護部長が射殺されてしまう。映画では事件当日の40日前から事の推移を具に描き出している。
見所は出演のイ・ビョンホンの演技か。快活な雰囲気は一切封印して、実直で神経質っぽいKCIA部長の苦悩と困惑を熱演している。
一方、興味深いのは内容がほぼない実話である点。韓国近世史をいくつか映画で見てきたが、この事件も激動である。革命後のリーダー独裁が志を忘れて腐敗し、見るに見かねて心の同志が制裁を与える、という流れ。隣国が民主化したのは意外と最近なんだよねぇ。
韓国映画のドラマ表現では、嫌なやつはトコトン嫌な感じで描かれるんだよね。観ててムカムカする。それが面白さの飛距離を伸ばしている一因だと思う。
★★★☆☆
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tanayoung0212 · 4 years
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今日は朝イチで映画を観に。 映画終わりに、「元祖寿司」でランチ。 まずは…はまち、サーモン、びんとろ、鉄火を手巻きで。 コレ全部ジャスト100円の皿ってのがありがたいです。 さて、映画は、「KCIA 南山(ナムサン)の部長たち」を鑑賞。期待し過ぎたか、ちょっと消化不良。政治的駆け引き多めでアクションは少なめだった。クァク・ドウォンやイ・ソンミンをもっと立たせてほしかったな。 (元祖寿司) https://www.instagram.com/p/CKYLUiSA658/?igshid=q0noowhnvcrx
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rjlog · 5 years
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哭声/コクソン 2016
Unext。ナ・ホンジン監督。クァク・ドウォン出演。
面白い。韓国は俳優の質が高いと改めて思った。子役も含めて。国村隼人も良い味を出していた。聖書の逸話を下敷きに、重層的だが飽きさせない展開と撮り方。また韓国での観客動員数が記録的だったというのも、映画文化の成熟度の表れだと思います。その頃日本では成熟しすぎて皆コナンを見ている(笑)。
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o-piyo · 6 years
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‪上げてなかったシリーズ。『ザ・メイヤー 特別市民』@シネマート新宿。昨年の韓国留学中にソウルで観たソウル市長選の映画をようやく。クァク・ドウォンの演技が本当にすごかったよ。字幕なしの時は分からなかったけど、彼は彼なりにポリシーを持って仕事をしていたんだな。(19)‬ ‪#おピヨ_movie2018‬ (シネマート新宿)
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チェ・ミンシク、クァク・ドウォン、シム・ウンギョンら共演!映画『ザ・メイヤー 特別市民』予告編
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sweetdelivery · 5 years
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The Mayor ザ・メイヤー 特別市民
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韓国では、時に大統領と同等の力を持つとさえ揶揄されるソウル市長。今回はそんなソウル市長に、(忘れていたけどこの人もいたよ奇才)チェ・ミンシク。史上最高の3選目を目指して、大統領選も視野に入れる政治はショーだと言い切るそんな市長と
そのPRマネージャーには韓国映画観てたら必ずどっかに出てくるクァク・ドウォン、そしてそのアシスタント役で(こないだ日本アカデミー賞獲ってたよね)韓国の女優さんには本当に珍しい「普通の感じ」が尊い若手のシム・ウンギョンが、権力と金と裏切りと工作とグッダグダの政治の裏側を「魅せる」作品。
もはやコメディかってくらい市長自身にも周りにも事件やらスキャンダルやらが起こる、ヘロヘロになりながらなんとか埋め合わせたり、巻き返したり、隠蔽したりしていくんだけど
いい役者さん達が揃ってるのにテンポ悪くてちょっと飽きました。
個人的にはライバルの息子どのやら、そのライバル陣営のPRマネージャーとのくだりとかもう少し欲しかった気がしますな。サスペンスじゃないのに出てくる人たちが怪しすぎてサスペンスドラマ並み、そこはさすがのチェ・ミンシクかと。
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siteymnk · 5 years
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映画「ザ・メイヤー 特別市民」を観る。ソウル市長の三選を目指す現市長の選挙戦を描く。主演の市長にチェ・ミンシク、市長の補佐役にクァク・ドウォン、広告業界から引き抜かれて汚ない選挙戦に巻き込まれて行く女性にパク・キョン。監督パク・インジェ。
面白い! 韓国の選挙戦って事で、ドロドロ壮絶な過剰な選挙戦が描かれるかと思いきや、一定のリアリティを持つ表現だったのが意外と言うか、より絶望的な気分になる。
でも、いつしか相手を出し抜く戦略の応酬に引き込まれて、成功すると何故だか軽いカタルシスがあって、すっかり引き込まれちゃってる自分がいたりも。これじゃ良い市長にはなれないね(苦笑)
最終的に信頼すべき仲間も家族も離れてしまい、弱みを持つからこその忠犬しか居なくなる寂しいラストが印象的。無理矢理の食事が無理矢理の関係性の誕生を示唆していて興味深い。
★★★☆☆
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movieslover-fan · 7 years
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チェ・ミンシク、クァク・ドウォン、シム・ウンギョンら共演!映画『ザ・メイヤー 特別市民』予告編
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m-asami · 8 years
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倫理ツイート
@ai_harari: (クァク・ドウォン氏を推すのに倫理学が適切かはイマイチ自信がないけど………)ジヌン兄貴に爪をはがされるジェフンさんが今安いですよみなさん from http://twitter.com/ai_harari
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o-piyo · 7 years
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昨日はミンシクさんの新作『특별 시민』を観てきました!韓国語はわからんし、騙し騙され裏切り裏切られがすごくて話は細かいとこまでは分からなかったけど、クァク・ドウォンさんやマ・ドンソクさんなどなど、私の大好きなアジョシが出まくってておっさん接待を十分に堪能した! しかも、好きな写真をカードにしてくれるフォトチケットっていうサービスがあって嬉しい😊 もちろん日本で公開されたらもう一回観るよ😍(32) #おピヨ_韓国留学2017 #おピヨ_movie2017 #특별시민 #최민식 #곽도원 #마동석 (CGV 피카디리1958)
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itisntremembered · 8 years
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『哭声/コクソン』곡성 -The-Wailing-2016
156分 脚本/監督:ナ・ホンジン 나홍진
警察官・ジョング:クァク・ドウォン
「今までの韓国映画では見られない新しいジャンルの映画だと思った」(クァク・ドウォン)
祈祷師イルグァン:ファン・ジョンミン
「この作品に関われただけでも光栄に思う。自信を持って言うが、10年経ってもこんな映画は出てこないだろう」(ファン・ジョンミン)
山の中の男:國村隼
「シナリオを読んで感じた”異邦人としての男 “のイメージを、具体化できるか悩んだ。撮影では俳優たちとスタッフが自分の持てるエネルギーをすべて、 惜しみなく注いでいると感じた現場だった」(國村隼) 目撃者ムミョン:チョン・ウヒ
「今まで見てきた作品とは世界が違って衝撃的だった。出演しない理由がなかった」(チョン・ウヒ )
2017年3月11日 KBCシネマ北天神 スクリーンⅠ 9:50 初日初回
https://www.rottentomatoes.com/m/the_wailing/ 圧倒的高評価。
ここからネタバレ
冒頭釣り餌をつけるシーン。針にミミズが通される短いショットから、物語はいきなり事件現場に向かい振り切った地獄絵が映し出されて、禍々しい瘴気に観客が当てられたところで、タイトル。 ここから、主役のマヌケなダメなキャラが描かれ、舞台となる田舎が描かれるんだけど、そこが緊張と緩和のやりすぎで脱臼しそうなぐらいの日常喜劇。 B級怪奇映画、サスペンス、オカルトなど。
ホラーと言ってもいろいろなジャンルを次々渡りあるくような激しい振り幅です。 次第に笑いの要素は減っていくのですが、結構終盤にも突っ込んできます。
で、オカルト、 盛りだくさんすぎる要素から、絞って言うなら本作はオカルト映画。
途中から娘の様子がおかしくなります。 悪霊憑きです。 それ以前にお祓いの話が出てましたし、自然とエクソシズム展開となります。 少女は『エクソシスト』だったり『震える舌』だったり。 元気な頃に、なかなか印象深い場面がありましたので、結構辛いもんがあります。
笑いあり涙ありの、人情エクストリームホラーです。
いろんな事件あって、悪霊を祓うための祈祷が執り行われます。
私が最初に見た韓国映画は、『旅人<ナグネ>は休まない���1987年 105分 監督:イ・チャンホ 主演:キム・ミョンゴン、イ・ボヒ 原作:イ・ジェハでした。 この映画は、亡き妻を北に送り届ける男のたびに、亡き妻に似た女が同行し、旅路の果てで、まさかの展開を見せる、なかなかの衝撃作で、これはいったい「何」かと当時思ったものです。 『旅人<ナグネ>は休まない』は、現世と冥界、北と南の境目にいる男が、二つの世界を結びつける、巫女/ムーダンに接することになる。 中国、朝鮮、日本といった、中華文化圏は、儒教や仏教を取り入れる一方、シャーマニズムもまだ根強い地域で、(革命後は全くわかりませんが)朝鮮の場合、北に向かうほど巫女型のシャーマニズムが強くあるらしいです。
しかしこの映画の祈禱師は男性、それも結構スポーティーな感じの長身の男性です。 これは南と北の文化の違いなのか、映画的キャラ立てなのか。 血腥いシャーマンの舞はかなりの長丁場で、監督と役者の気合いを感じます。 この謎のこだわりは終盤にも発揮され、『エクソシスト3』を思わせるものがあります。 彼は、国民的祈祷師ということになってます。これは、冒頭にもつながる終盤の展開を考えるとかなり重要な要素と思われます。
ネタバレと断ってもかけないことがある、これ以上は難しい。
ので、連想したものの一部。
『エクソシスト』『エクソシスト3』『震える舌』『ポルターガイスト』『エコエコアザラク(原作)』『エンゼルハート』『魔眼』 「空飛ぶゆうれい船」『発狂する唇』『マウス・オブ・マッドネス』『呪われた町』『ノスフェラトゥ(リメイク)』
そういった諸々を感じさせつつ、まるで西村寿行のような濃度。
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confuocodalnara · 8 years
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哭聲 곡성
ナ・ホンジン脚本、監督 クァク・ドウォン/カク・トウォン 國村隼 ファン・ジョンミン チョン・ウヒ主演 『コクソン 哭聲 곡성 The Wailing』(2016年)
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(以下、映画の核心に触れる部分もございます) ナ・ホンジンの前作2作『チェイサー』 『哀しき獣 황해(黄海)』は 追い追われる不条理劇で 笑いは1ミリもなかった記憶があるが... 前作2作が古代ギリシャ悲劇とすれば 今回はドストエフスキーに進化した趣も。 あるいは、 悲劇の中の喜劇、 政(まつりごと)と祭祀(祭り事)の行き来やあわいも感じられ そのあたりはシェイクスピアか... 過去の作品と相違し (『チェイサー 추격자』も 『哀しき獣 황해(黄海)』もまったく 韓国映画らしい可笑しみなし) ポン・ジュノ『殺人の追憶 살인의 추억』を思い出させもする 「田舎の警察官」のナラティブ、テンポのずれ等で笑わせる... 演出の変化にも驚く。 (イ・ドゥヨン『警察官』も そのあたりの系譜だろうか...) 一休宗純 釈迦といふ いたづらものが世にいでて おほくの人をまよはすかな の通り 神・宗教が誕生した後の人類、人間世界(の混乱)を描いているようでもあり、 Если Бога нет, все позволено (神がいなければ、全てが許される from Братья Карамазовы)を 逆説的に表現したようにも見える。 また、ロベルト・ロッセリーニ Roberto Rossellini『無防備都市 Roma città aperta』 (脚本のひとりはフェリーニ Federico Fellini 監督)との共通点も感じる。 ドン・ピエトロ神父 Don Pietro Pellegriniが 「主が哀れんでくださらないと嘆くが 我々の罪は大きい」と相対化している視点も。 (スコセッシ監督『沈黙 サイレンス Silence』は 信仰のかたちについて考えさせられたが コクソンはもっと原初的、神がいるようになった文明世界についても 箱庭のように凝縮された田舎の村コクソンを見ながら考えさせられる) 約10年前 韓国ドラマは日本のドラマの水平的な人間関係以外に 神との対話など垂直的な関係もある、と書いていたが... 会話が噛み合っていない、 直截的な対話ではないにせよ... 日本人の男(キリストの再来なのだろうか)や 産土の神のような(村の自然を映すショットが何度も挟み込まれる) ムミョン(無名)と 謎解きのような会話が交わされもする。 アジアらしからぬ、 人間を(神など超自然的存在と対称化し)相対化した描き方が印象的。 アジア映画らしからぬ、しかし韓国だからこそ、韓国映画だから出来る描写。 (フィリピン映画はまだあまり観る機会がないが、 カトリック教徒の多そうなフィリピン映画の視点はどうなっているだろうか... 気になる) よそ者日本人をめぐる表現、呼称の揺らぎ、濃淡も興味深かった。 ある人は/ある時は 日本人の奴と言い指し ある時はふつうに日本人と呼ぶ。 役名は외지인 stranger 。 生物学的に解釈もすれば 「よそ者め」と得体の知れない余所者、異物を排除する 有機的な葛藤を経たカタストロフィ。 悪性腫瘍が(細胞分裂もし)増殖するような パンデミック pandemic のような...末路。 救済・治癒の方策として 妻は薬を買って来 夫は医者だ!とどなり 姑は悪霊祓いだと巫堂を呼び 同僚は神父代わりの助祭にすがる... 各人各様の「解答(あるいは救い)」の求め方は とある村の個人の身に降りかかった不幸として描かれてもいるが 社会の不幸の暗喩と右往左往するしかない人間の普遍的な弱点、愚かさでもあった。 さらに頼ってしまった解答や権力、権威を疑わず 疑念を吟味せず盲目的に信じて惑わされ 墓穴を掘ってしまう・滅びる過程と人類共通の昏迷。 人類の歴史、あるいはナ監督がインタビューで語っていたように キリストがこの世に「降りて来て」からの混乱。 信じることと疑うことの間の大いなる混同と混沌。 そんな壮大な歴史がコクソンに凝縮され集約されている感も。 また、穿った見方をすれば... 2016年の国政壟断で明らかになった 祈祷師一家が政治に政権中枢に入り込んでいたことも想起する。 (政まつりごとと祭り事の癒着。映画の企画はもっと数年も前からだったが) 悪霊を祓い、救済、手伝いをすると見せかけ 恣意的に悪霊を解釈し特定し 実は人々を惑わし自身の利益のために動いていただけのムーダン。 宗教の罪深さも示して。 「生きている者がどうして霊(鬼神)に?」という疑問は提示されていたのに... 信仰心はまったく持ち合わせていないが 冒頭引用されていた聖書の一節、 彼らは恐れ驚いて、霊を見ているのだと思った。 そこでイエスが言われた、「なぜおじ惑っているのか。どうして心に疑いを起すのか。 わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしなのだ。さわって見なさい。 霊には肉や骨はないが、あなたがたが見るとおり、わたしにはあるのだ」 (ルカによる福音書24:37-39)や 登場人物のセリフから想起された聖書の一節が 映画と思考、そして現実とのあわいを往来させもする... 日本人の手には 聖痕スティグマータ stigmataがあった。 イエス・キリストが復活した時 トマスは彼らに言った、 「わたしは、その手に釘あとを見、わたしの指をその釘あとにさし入れ、 また、わたしの手をそのわきにさし入れてみなければ決して信じない」 (ヨハネによる福音書20:25) 見たものは 見たいように見ることが出来るし 信じたいように信じることも出来る。 また、見なくても信じることが出来る、信じてしまう場合もある。 理性や緻密な論理、確証のない状況で 見ること信じることは揺らぎながら鬩ぎ合い より複雑に、より惑わされるようになったキリスト後の世界が描かれている感も。 形而上学的に考えれば 見る~信じる間の回路が信仰のようになっている場合、 そして藁をもつかむ状況、葛藤もある状況では 権威のような絶対的断定論に、依存的信仰的思考に飛びついてしまう 人間が本質的に抱える脆弱さが問い直されている趣も。コクソンというジオラマ装置を通して。 1回観ただけだが、いろいろ考えると深くて興味深い。 「その後、イエスは十一弟子が食卓についているところに現れ 彼らの不信仰と、心のかたくななことをお責めになった。 彼らは、よみがえられたイエスを見た人々の言うことを 信じなかったからである」(マルコによる福音書16:14) しかし 「神」や超自然的権威(祈祷師など)にこんな風に言われたら、 「なぜ信じないのか、なぜ信じなかったのか」と問われ責められたら 理性が揺さぶられる衝撃と動揺に陥りもするだろう。 産土の神、土地の守り神らしきムミョンも 祈祷師イルグァンも(現代の政治家も) 信じろ、と言うけれど... 釣り糸をたれ、釣りに来たという日本人の設定や 「餌に食いついた」というムミョンのセリフからは 別の意味ではあるが この節を思い出した。 さて、イエスはガリラヤの海べを歩いて行かれ シモンとシモンの兄弟アンデレとが 海で網を打っているのをごらんになった。彼らは漁師であった。 イエスは彼らに言われた 「わたしについてきなさい。 あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」(マルコによる福音書1:16-17) ムミョンがニワトリが3回鳴くまでに、と言ったセリフからは 「ペテロよ、あなたに言っておく。 きょう、鶏が鳴くまでに、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」(ルカによる福音書22:34)も 思い出され... この後ペテロは泣いたのだった。 信じても信じなくても泣くことになるのだろうか... そして 泣き哭いた後でまた冒頭にもどるだろう、コクソンも。ダ・カーポのように ダ・カーポの歴史のように。 『哀しき獣』も 20世紀フォックス Fox 傘下 フォックス・インターナショナル・プロダクションズの投資を受けていたが 今作も製作はフォックス・インターナショナル・プロダクションズ。 *聖書の引用は日本聖書協会、口語1954年改訳版より。 to be continued...!? buzz KOREA Click... にほんブログ村 韓国映画 にほんブログ村 映画 にほんブログ村 映画評論・レビュー にほんブログ村 韓国情報 にほんブログ村 K-POP にほんブログ村 Copyright 2003-2017 Dalnara, confuoco. All rights reserved. 本ブログ、サイトの全部或いは一部を引用する際は 著作権法に基づき出典(ブログ名とURL)を明記してください。 無断で本ブログ、サイトの全部あるいは一部、 表現や情報、意見、 ロジックや発想(アイデア)・視点、写真・画像等もコピー・利用・流用することは 禁止します。
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