Tumgik
#クリームシチューふりかけ
yfukuoka · 2 years
Photo
Tumblr media
【3618日目】2022-12-13 行列も落ち着いてきて、さいきんはスルッと入れますね。嬉しい嬉しい。 オイシイカレー(通称)@下北沢 ‪____________________________________ *クリームポークヴィンダルー *ベジチーズマッパス(小) *カブのギー煮込み(小) インド南西部ゴア州の酸っぱいカレー「ポークビンダルー」をクリームシチュー風に解釈し直した、知ってる人にはややこしいカレー。ココナッツミルクとヨーグルトでコクと酸味を構成しています。 通常は赤黒いカレーになるはずが、グレイビーは白く、その代わりにミックスベリーのスパイスジャムをかけるだと??発想が逆転しつつ、なんだかクリスマスっぽいビジュアルに。 インド南部ケーララ州のココナッツミルク煮込み料理「マッパス」。インドでは鶏肉や魚を使うことが多いのですが、カッテージチーズのパニール?しかも、隠し味がパルミジャーノレッジャーノ?異国情緒を失った超オイシイ魔改造カレーでした。 カブのギー煮込みは、パキスタンの「シャルジャムゴーシュトのゴーシュト抜きです(笑)」と解説を添えてもらいました。一瞬、何を言っているんだ?と戸惑いましたが、こういうところが、カレー遊び人たる所以。精製バターのギーと青唐辛子の爽やかな辛さに、冬野菜のカブがよく合う。遊んでいるようで、しっかりとした一品料理に。 本当にどれも面白い料理ばかり。それぞれに文脈があり、そこに料理人のマッドサイエンティストのような視点と性格と技術が加わることで、思いもよらない料理が生まれる。 ‪____________________________________ 🇮🇳 #india‪ #indianfood #china #chinesefood #asianfood #asia #foodpic #foodstagram #instafood #food #tasty #delicious #spice ‪#‬curry #インド #世田谷 #下北沢 #オイシイカレー #スパイス #カレー #カレー部 #フクドローン #ふくすたぐらむ #ポークビンダルー ↓オイシイカレー(仮称) @oishii_karee https://www.instagram.com/p/CmfXrTPSmZb/?igshid=NGJjMDIxMWI=
7 notes · View notes
harinezutaka · 11 months
Text
Tumblr media
二年前日記42(2021年10/15〜10/21)
10月15日 朝、鍼に行く。今日は車がないので歩いて行った。朝から結構歩いたのに、足が浮腫んでいたのか「散歩してますか?」と聞かれてしまった。確かに浮腫みがちでしんどいのだけれど、妊娠中だから仕方ないかなと思っている。まだ、動けてるほうなんじゃないかなと思うのだけど。帰りに喫茶店に寄り、ワッフルのモーニングを食べた。ユニクロでカットソーと、赤ちゃんの服をやっと少しだけ買った。帰宅し、朝の残りの雑炊を食べる。夜は夫は義実家に行くとのことで、私は簡単に。ベーコンエッグ、もやし炒め、味噌汁。朝ごはんみたいな晩ご飯が美味しい。
10月16日 朝から掃除。夫は出勤と思いきや休みだったらしく、9時過ぎに帰ってきた。知らされてなかったようでかわいそう。Mさんと電話する。ランチでも行けたらと思ったけど、予定があるそうだ。妊娠の報告ができた。メルカリの発送をし、昼は近所のイタリアンへ。ここも出産前に行っておきたかったところ。他のも食べてみたいと思いながらもいつもバジリコのパスタを頼んでしまう。夫はミートソース。ミニサラダといちじく生ハムも頼みどれも美味しかった。2人で3000円。コーヒーとクッキーもつくので、ひとり1500円ぐらいのランチとしては完璧だと思う。帰ってきて片付け。晩ご飯は、エビマヨ、しいたけとおオクラとベーコンのスープ。
10月17日 掃除、片付け。昼から夫のワクチン接種の送迎。パソコンが壊れた。突然のことなのでびっくりだ。結構高いのを買ったはずなのに、そんなに簡単にねぇ。まぁでも5年ぐらいは使ったのかな。最近は写真の編集もほとんどしなくなったので、次は安いのにしてもらう。何だか疲れてしまい、ご褒美が必要ということでミニストップでチョコとバニラのソフトクリームを買ってもらった。帰宅後、少しウォーキング。晩ご飯は、豆腐ハンバーグ、野菜ソテー、とうもろこし、味噌汁。
10月18日 朝のルーチンを回し、編み物、掃除の予約などをする。お昼眠く��り、起きたら3時過ぎ。私が布団で寝ていたからか、夫は隣の部屋で寝ていて申し訳なかった。晩ご飯は適当に作ったクリームシチュー。油分の思い切りが足りなかったか、しゃばしゃばだったが、それはそれで美味しかった。夫が出かけるタイミングで散歩。ぐっと寒くなって戸惑う。11月上旬の気候だそうな。塩と胡椒がなくなっていたので詰め替えをする。次に詰め替えをする頃には、もう生まれているんだろうな。なんてことを思った。昼寝をしたので、まだ動けそう。チャポいこを聞きながら片付けをした。3畳の部屋はほぼ終わったので、最近は6畳の部屋の押し入れをしている。片付けは楽しいけど、たくさん判断をしないといけないので脳が疲れてしまい、お風呂に入るのがめんどくさくなってしまった。
10月19日 検診の日。32週になった。前回、大きさは標準だったので今日はエコーはなしで、心拍の確認と内診のみ。助産師研修の学生さんが来ていて、検診の見学と待ち時間に話を聞きたいということだったのでいろいろ話をしながら待った。内診も特に問題なし。次は2週間後。臨月がだんだん近づいてくる。一度体に悪いものを食べておきたいという願望があり、マクドナルドを買って帰ることにした。最高に美味しかったな。今日もまた、がっつりと昼寝。晩ご飯は、焼き餃子、キャベツとベーコンのスープ、らっきょう。早めにお風呂に入って、片付けもした。
10月20日 朝、実家に行く。りんご寒天と茄子の煮物を作って持っていった。お昼を作った。オムライス、サラダ、白菜と豚のスープ、茹でとうもろこし。ぼろぼろのフライパンをずっと使っているので使いにくかった。買い直せばいいのになぁ。期日前投票に行くことになり、車で市民センターへ。私たち以外には誰もおらず、係の人もまだ不慣れな感じで緊張感があった。母も「緊張したわぁ」と言っていた。帰ってから少し横になる。今日はなぜかあまり眠くなくって、持ってきた本を読んでいた。晩ご飯に海老フライとかき揚げを作り、半分は持って帰る用に。冷蔵庫のなかはいっぱいだったが、買い物に行くという。少しフライが足りないかもと言っていたら、唐揚げを買ってきた。あと、お刺身と生だこも。どちらも安い。「こりゃ買っちゃうよね」と思う。今日食べるのものを今日買うのは贅沢なことだな。晩ご飯は、海老フライ、かき揚げ、ズッキーニの素揚げ、鳥唐揚げ、茄子の煮物、味噌汁(乾燥野菜と麩)。読書をして12時ごろ眠る。
10月21日 朝、掃除、コープの注文、事務仕事など。日記もアップした。昼からは少し昼寝、コープ受け取り。晩ご飯は、肉団子と野菜の甘酢炒め、スープ。はぁ、1日が短くなってきた。焦らない焦らないと言い聞かす。だんだんと頑張らなきゃと思えなくなってきたな。そういう指令ができない感じ。ずっとふんわり幸せというか。
0 notes
yassun-mk-viii · 1 year
Text
「クリームシチュー」
シチューが好きな大倉と横山くんの「どうしてカレーは年中食べられているのに、シチューは冬だけなの?」という疑問から生まれた一曲。メンバー全員でじっくりコトコト作詞作曲しちゃいました。なんで?って思うやん。なんでそれで曲生み出すの?って。答えは簡単、おもしろそうやから。いつもみんなに求められてチヤホヤされているカレーと、脇で控えめに選ばれることを待っているシチュー。これを上手いこと恋愛に置き換えてみたけど、意外にもふざけているわけではございません。大真面目よ。きっと。たぶん。
0 notes
aizumin · 2 years
Text
今朝のごはん。
鹿肉ソーセージ添え欧風カレー、しろざのおかか磯辺マヨ和え、マクドゥース、ベーコンとポテトのポタージュ。
Tumblr media
朝と言うよりはお昼に近かったけど😅
以前購入した🦌肉ソーセージを、そろそろ食べないとなぁとずっと思ってまして、🍛の肉が少ないのをいいことに添えてしまえと(この前もそうだったんですよね。次は🌭にしようかとか言ってたのに💦)
Tumblr media
🍚には彩りと少しだけ味つけの為に、茶葉とクリームシチューふりかけを混ぜ込んであります。ふりかけのお陰でごはんにコクが出せました😊🎵レトルトの欧風カレー(ただし金沢の有名フレンチレストランのシェフが監修)も、ひと手間加えたらご馳走になりました。🦌肉ソーセージ、また機会があったら購入したいです。少しクセがあるものの、🍻に合わせるにはぴったりの味。
次は絶対に🌭にして🍺と一緒に食べたい!!
しろざは今回マヨネーズ和えにしてみました。それだけだとワンパターンの味つけになってしまうかな?
Tumblr media Tumblr media
という訳で焼き海苔を軽く炙って千切り入れて混ぜた後で、トッピングにおかかを振りかけて香ばしさをプラス。それだけでも良かったんですが、マクドゥースもおかずに加えて少しでも野菜を摂ろうと💦💦自分で作ったものではないのが、ちょっと……ですね😥
炊いた🍚が少なめだったこともあり、普段はなるべく避けているクノールの根菜系のポタージュもメニューに加えました。🥓と🥔の組み合わせは最強!!🥔のねっとりとした味わいが好きで購入したんですが、なかなか食べる機会がなかったんですよ💕
今朝はほぼ茹でるだけの調理しかしてません😋またもや楽をしてしまった。
0 notes
mariringo1985 · 3 years
Photo
Tumblr media
今日の夕ご飯に、5品作ってみました~!。 葉付き人参と桜エビを買ったので、人参の葉でふりかけ&シチューを、桜エビでふりかけ&シーフードマヨネーズ炒めを、作ってみました。 ●下の左側…ロメインレタスとシーフードを、マヨネーズで炒めて(炒めるというより、「煮る」の方が近いかも??)、醤油&和辛子で味付けしました。 シーフードミックスを冷凍庫から取り出してそのまま鍋に入れて、中火で加熱する。水分が出てくるので、そこに、だし昆布とマヨネーズを入れて、炒める。 桜エビとホタルイカも入れて炒める。 シーフードに火が通ってきたら、 ロメインレタスの根本の太い部分は小さくちぎり、葉の部分は3等分くらいにして、鍋に入れて炒める。 途中、水が足りなさそうなら加える。水っぽさが無いと美味しくなくなるので、水っぽさを意識しながら(多すぎは駄目です)。 「炒める」というより、「煮る」という表現の方が正しいかもしれません。 「炒める」と「煮る」の中間くらいの水量で。 具がしんなりしてきたら、煮汁を残した状態で、火を止める。 調味料(醤油&和辛子)の入ったボウルに入れ、よく和えて、完成!。 ロメインレタスは、長野県産のものを使いました。ちょうど今の時期、出回っています。 ●下の右側…塩サバです。鍋に少し水を入れ、クイックパーを敷いて、焼きました。 ●左上…色彩野菜のクリームシチュー。 ベーコン・白カブ・青梗菜の茎・さつまいも・人参を、食べやすい大きさに切り、水&ローレルを入れた鍋に入れて、煮る。 煮えてきたら、青梗菜の葉と、人参の葉を食べやすい大きさにちぎって入れる。 クリームシチューの素&豆乳&クリームを入れて完成!。 ちょっと変わった食材を使ってみましたが、なかなかいけました!!。 普通の具(人参鶏肉玉ねぎじゃがいも)よりも、ずっと美味しかったです。 豆乳大好きなので、牛乳ではなく豆乳を使いました。 ●ふりかけ…前回の投稿にレシピをのせました。宜しければご覧ください。 ●右上…フルーツサラダ。 まずは、ドレッシング作り。リンゴ酢&オリーブオイル&パッションフルーツ&あんずジュレを混ぜたら出来上がり。 水菜・ラディッシュ・摘果メロン・緑キウイ・黄キウイ・ハーコットあんずを、食べやすい大きさに切り、お皿に盛って、ドレッシングをかけて、完成!。 ハーコットあんずと、長野県産あんずジュレは、新宿高野さんのお店で購入しました。 ハーコットあんずは、今の短い季節にしか出回らない貴重なフルーツ。 サラダが華やかになるし、すごく美味しいです!。 #自炊 #自炊記録 #自炊レシピ #おうちごはん  #陶器 #作陶 #自作 #ふりかけ #ごはん #塩サバ  #しおさば  #ロメインレタス #シーフード #ほたるいか #マヨネーズ #クリームシチュー #豆乳レシピ  #シチュー #さくらえび  #桜エビ    #ちりめんじゃこ  #葉付き人参 #かぶレシピ  #ちんげん菜    #長野県産  #パッションフルーツ #ハーコットあんず #キウイ  #摘果メロン #あんずレシピ https://www.instagram.com/p/CQ804LIjquP/?utm_medium=tumblr
0 notes
makichibayu · 3 years
Photo
Tumblr media
Today’s lunch 🍛 あいがけカレー! 今日は 大人のためのクリームシチュー トリコオリジナルカレー のあいがけに。 焼き南瓜とスパイスめふりかけて。 器は、野田琺瑯のカレー皿。 樋口さん家の可愛いボナさんポストカードも添えて。 可愛い(^^) 10/27に則武新町(名古屋)に 北野エースさんの新たなコンセプトショップ " kit_ano_ace (きっとあのえーす) " がオープンするそうです! お店には、このポストカードになってる @higuccini さん家の カレーなる本棚が登場するらしいです(^^)見てみたい! 大人気の北野エースさんのオリジナルカレーや 店頭初登場のレアなカレーとか " kit_ano_ace" 限定セレクトもあるみたいですよ。 このボナさんポストカードは、 あいがけ用にカレー2冊買うと 先着300名に もらえるらしいです! お近くの方はぜひぜひー! @kitanoace #カレーなる本棚 #カレー巡り #北野エース #kitanoace #トリコカレー #中野カレー #東京カレー #大阪カレー #福岡カレー #路地裏カレー #北野エース買物倶楽部 #野田琺瑯 #kitanoace #北野エースで買ったよ #kitanoace #igersjp #おうちごはん #instagramjapan #今週もいただきます #wp_deli_japan #foodstagram #おうちごはんlover #rox_captures #ellegourmet #好吃 #카페스타그램 #ごはん記録 #フーディーテーブル  #琺瑯 #レトルトカレー #あいがけカレー #カレーライス https://www.instagram.com/p/CVc3c2Vlf6H/?utm_medium=tumblr
14 notes · View notes
sorairono-neko · 5 years
Text
一週間したら会える
「ヴィクトル……」  いとおしい勇利の声に耳元でささやかれた。ヴィクトルは、勇利のやわらかなビロードのような声で目ざめるのはなんて幸福なのだろう、なんて気持ちがよいのだろうと思いながら、うっとりと「なんだい……」と返事をした。 「ヴィクトル、起きて!」  ヴィクトルが微笑しながらまぶたを開けると、勇利が可笑しそうにヴィクトルの顔をのぞきこんでいた。かたわらにはマッカチンがいて、ベッドのふちに前足をかけ、勇利と同じようにヴィクトルを見ていた。ヴィクトルはたまらなくしあわせだと感じた。 「ぼく、もう行かなきゃならないんだけど……」 「行くってなんだい? どこへ……?」 「忘れたの? 今日からぼくは日本だよ。寝ててもいいけど、とりあえず挨拶はしたからね。いつだったか、寝てるあいだに出掛けたら、帰ってきてから延々ぶつぶつ言われたから……。わかった? 今度は言ったからね!」 「日本だって?」  ヴィクトルの眠い目がぱちっとひらいた。そうだ。勇利は一週間ほど日本へ帰るのだった! 「どうしてもっと早く起こしてくれないんだ!」  ヴィクトルは飛び起きて抗議した。勇利はおもしろそうにヴィクトルを眺めた。 「出る直前までほうっておくなんて勇利はひどい!」 「結局、どうやっても文句は言うわけだね」 「なんて冷酷なんだ! これだから勝生勇利は……」 「疲れてる様子だったからだよ。よく眠れたならよかった」  勇利は今日から日本だけれど、つい昨日までは、ヴィクトルのほうが忙しかったのだ。しかも、「明日から勇利が日本なら絶対にセックスする!」と言い張って、そのとおりにしたものだから、勇利としては気遣ったつもりなのだろう。ヴィクトルにとってはそうではないけれど。 「勇利と一緒に朝食をとりたかった! 話がしたかった!」 「ごはんも話も帰ってきてからできるよ。ぼくもう行かないと……」 「どうしてそんなことが言えるんだ!?」  勇利は玄関へ行ってしまった。ヴィクトルは慌ててベッドから降り、そばにあったガウンをひっかけて、マッカチンとあとを追った。 「じゃあ行ってくる」 「気をつけて」  ヴィクトルは勇利を抱きしめた。勇利は笑ってヴィクトルの肩口に顔をうずめ、ヴィクトルの背に手をまわした。 「連絡してくれよ」 「うん」 「そう言って、勇利はいつも適当だからな」 「何を言えばいいのかわからない」 「元気だよとか、愛してるよとか、そういうことでいいじゃないか」 「時間がないから行くね」 「早く起こしてくれてたら、俺が送っていくことだってできたんだ。いや、送っていこうか? いま車を……」 「ゆっくりしてて。いってきます」  ヴィクトルは溜息をついて勇利にキスした。勇利はかるく手を振って、トランクを持ち、さっと出ていった。しかしすぐにまた扉が開いて、彼の目がのぞいた。忘れ物かと思ったら、 「ヴィクトル、好きだよ」  恥ずかしそうにそう言って、ぴゅっと逃げていってしまった。ヴィクトルはその場にうずくまって頭を抱えた。 「なんで時間がないときにそういうことを言うんだ!」  よほど、追いかけていってキスしようかと思った。まったく勇利は……。 「なぜあんなにかわいいんだ? いや、勇利がかわいいのは当たり前か……」  ヴィクトルはマッカチンに話しかけつつ朝食をつくり、勇利のことを思い出し��がらそれを食べた。ゆうべの勇利かわいかったな……可憐だった……。ああ、一週間も会えないなんて、世界はどうなっているのだろう。何かの謀略としか思えない。 「俺も一緒に行けばよかった」  勇利がいないとすることがない。彼と出会う前、自分は日々をどうやって過ごしていたのだろう? ヴィクトルはまったく思い出せなかった。 「掃除をしよう」  しばらく忙しかったので、家のことは勇利にまかせきりだった。役立たずの非協力的な男だとあきれられているかもしれない。ヴィクトルは朝食の食器を片づけると、シャワーを浴びて着替え、精力的に働き始めた。  掃除機は、ほうっておけば勝手に仕事をしてくれるものもあるけれど、時間がかかるし、音もなかなか騒々しいのでそれは使わないことにし、自分で動かせるものを出してきた。マッカチンが興味深そうに見守る中、ヴィクトルはぐいぐいとじゅうたんの上にそれをすべらせた。単純作業なのだけれどなぜか楽しく、鼻歌を歌いながら調子よく進めていった。勇利もヴィクトルがいないとき、こうして掃除をしているのだろうか。勇利はまじめだから、すみまで何度もきっちりやるんだろうな。いや、わりとおおざっぱなところもあるから適当かな? そんな想像をしながら方向を変えたとき──。 「ん?」  何かにぶつかる振動が伝わって、ヴィクトルは振り返った。床に花瓶が落ちて割れ、水がひろがり、花が散乱していた。しまった。 「マッカチン、近づいちゃだめだよ」  ヴィクトルは掃除機を停止させて溜息をついた。家事は勇利と手分けしてがんばってはいるのだけれど、し慣れていないので勘が働かず、失敗をすることも多い。こういうしくじりは初めてではなかった。 「やれやれ……」  勇利がいれば笑って「また何かしたの?」と言ってくれるのだけれど。ヴィクトルは片づけをしながらさびしい気持ちになった。気をつけなくてはならない。ヴィクトルは毎日のように勇利に花を買って帰ってくるので、いたるところに花瓶があるのだ。夜遅くても持って帰るヴィクトルに、最初のころ勇利は、「どこで買ってるの?」とびっくりしていたものだ。 「あのときの勇利も……かわいかったな……」  ヴィクトルは破片を片づけ、水を拭き取って、ちいさなかけらを残さないよう丁寧に掃除機をかけた。新しい花瓶を買っておかなければ。ただでさえ足りないくらいなのだから。 「まあこんなこともあるさ! ね、マッカチン!」  しかし勇利がいないときにこんな失敗をしてなんとなく気分が落ちこんだので、ヴィクトルはその日はそれ以上働くのをやめ、勇利のプログラムについて考えることに時間を使った。  翌日はリンクへ行ってまじめに練習に励んだ。だがここも、勇利がいないとつまらない。彼の練習を見たいのに見られないし、食事のときはとくにさびしい。 「目に見えて態度がちがうわよね」  ミラに笑われた。 「どんなふうにちがう?」 「なんかいかにも手持ち無沙汰。ヴィクトルがひとりだと変な感じがするわ。カツキが来る前はずっとひとりだったけど、そのときともぜんぜんちがうし」 「そのときはどんなふうだった?」 「そうねえ……、ひとりのほうがいい、みたいな……孤高で、なんとなく近寄りがたい雰囲気かな。ヴィクトルは普段から気さくだったし、話しかけたら笑顔で応じてくれたけど、こっちが遠慮したくなるような何かがあったのよね」  へえ、とヴィクトルは思った。その「ひとり」のときに自分は何を考えていたのだろう。たぶん何も考えていなかった。  練習では汗をかくし、タオルも使うので、帰ったら洗濯をしなければならない。そういえばほかにも洗いたいものがあったのだ。ヴィクトルは部屋へ行って衣服をまとめ、全部一緒にほうりこんで洗濯機をまわした。夕食を食べ、洗濯が終わったころ洗濯室をのぞいた。外には干せないのでひろい風呂場に干そうとひろげていると、彼は妙なことに気がついた。このセーター、なんだかちいさいような……。身体に当ててみた。あきらかにちいさい。俺のだよな、と確かめてみたけれどもちろん自分のものだ。そういえば……。 『ニットはちぢむからね。気をつけて』  勇利が洗濯をしながら言っていたことを思い出した。 『ぼくもデトロイトで生活して……っていうか、自分で洗濯するようになって初めて知ったんだけど、最初はびっくりしたよ』 「しまった……」  ヴィクトルはつぶやいた。もうこれは着られない。 「ああ……」  勇利がこれを知ったらどう思うだろう。あきれるだろうか。「また変なことして!」と笑うかもしれない。感心したようにセーターを眺めて……。 「はあ……」  セーターはまた買えばよいけれど、これを着ているときは、よく勇利が寄ってきてくれたのだ。さわりごこちがよいからかもしれない。今後のために、絶対に同じものを手に入れたい。どこで購入したのだったか……。もしもうどこにも売っていなかったらどうしよう。もっと手触りのいいものはあるかな? でも勇利は変わってるからな……「あれがよかったんだよ」とか言いそうだ……。  ヴィクトルは憂うつな気分で残りの洗濯物を干していった。それが乾いてたたむときに、彼はふしぎな気持ちになった。なんでこんなにしわだらけなんだろう……。  勇利は連絡をよこさなかった。そんなことは、もうとっくにヴィクトルは予測していたので、自分からメッセージを送った。それへの返事もごく短いものだった。 「勇利……おまえはどうしてそうなんだ……」  しかしヴィクトルも、自分の失敗については黙っていた。  勇利の行き先は東京で、今回は長谷津へは戻らないようだ。ヴィクトルは、夏には一緒に帰りたいと思っていた。のんびり温泉に入りたい。勇利と……。  だがそんな妄想をしてみても、いまはロシアでひとりだ。ヴィクトルはつまらないと溜息をつきながらも、すべきことはしておこうと思い立った。勇利が、そろそろ米がないと言っていた。買っておこう。  それを持ち帰ってきて、いつも使っている専用の容器に入れるときに事件は起こった。 「マッカチン、ごはんはすこし待ってくれ。これをやってしまうから。そのあと──」  ざーっと音がしてヴィクトルはびっくりした。マッカチンのほうを向いたとき、抱えていた米の袋の口が容器から外れ、中身が勢いよくこぼれてしまったのだ。 「…………」  半分くらいが容器の外に出、床いちめんが真っ白になった。ヴィクトルはしばらくぼうぜんとしていた。 「……くそ」  腹が立つというより、放心して力が抜けてしまった。ヴィクトルはからになった袋をほうり出すと、その場から離れ、マッカチンのごはんをさきに出すことにした。 「マッカチン……見た……? なんだあれ……どうしてあんなことになるんだ……?」  もちろんヴィクトルが失敗したからである。ヴィクトルはマッカチンが食事をする姿を眺めながら、ちらと床に視線を走らせ、あれを片づけるのか……とうんざりした。 「なんなんだ……」  その日はすべきことを終えてしまうと、ふてくされてベッドにもぐりこみ、早々に眠った。目を閉じながら、勇利はいまごろ何をしているかなと考えた。  翌日はすこし冷えこんだ。ヴィクトルはネックウォーマーをつけて練習へ行ったけれど、帰ってきてそれを外すとき、ぶちっと妙な音がしたのに気がついた。 「なんだ……?」  スナップボタンで留めるつくりのものなのだが、よく見ると、ボタンが片方取れてしまって、もう一方にくっついたままになっていた。ヴィクトルは溜息をついた。まあいい。それほど難しい縫い物ではないだろう。  しかし、裁縫道具がどこにあるのかわからない。勇利が実家から持ってきたものがあったはずなのだけれど。確か、「ワイシャツのボタンが取れた」と言って縫いつけていた。そのあとどこへ片づけたのか。  勇利に尋ねようかと思ったが、日本はもう遅い時刻だった。仕方がないのでヴィクトルは、一時間ほどかけて自分の力で探し出した。それは居間のテレビ台の棚に置いてあった。 「あったあった……」  ほっとして、くっついているボタンを外し取り、切れた糸を綺麗に取り除いた。それから慎重につけ直した。時間はかかったけれどなかなか上手くできたのでヴィクトルは満足だった。俺だって裁縫くらいできる、と胸を張り、糸を切ってからためしにくっつけてみようとした。 「……ん?」  しかしつかない。どうしたことだろう。スナップボタンはこすれあうばかりでぱちんと音をたてなかった。 「なんだ……?」  ヴィクトルはよくよく観察してみた。そしてあっと声を上げた。へこんだ部分が見えるようにつけなければならなかったのに、反対にしてしまった。どちらにも突起が出ている状態だ。これではくっつくはずがない。 「なんなんだ……」  ヴィクトルはいやになってきた。せっかく上手くできたのに、これではなんの役にも立たないではないか。 「くそ……」  仕方がないので、糸を切り、つけたばかりのボタンを外した。そしてひっくり返し、今度こそきちんと、しかしさっきよりおおざっぱに縫いつけた。 「まったく!」  ようやく仕事を終えると、ヴィクトルは不機嫌にソファにひっくりかえった。べつに落ちこむようなことでもないのだけれど、おもしろくないので何もする気が起きなかった。食事はまだだし、入浴もしなければならない。だがやる気が出なかった。  こんなことではいけないと、翌日は買い物をして帰ってきた。今夜は、前に勇利とつくったクリームシチューにしよう。そうしよう。あれは美味しかった。  ヴィクトルは手順を確認��ながら、真剣に、きちんとつくった。いつも適当にやるのだが、このところ失敗続きなので、まじめにやってみた。よい匂いがしたし、できあがりの感じも満足のゆくもので、よし、と思ったけれど、味をみてみるとどうも想像したのとちがった。 「変だな……あのときはもっと……」  何かが足りないのだろうか? しかし、材料はすべて使ったはずだ。ミルクが少なかったのかもしれない、とヴィクトルはすこし足してみた。変わりばえしなかった。もっとかな? ヴィクトルはたくさん入れた。味がぼんやりしてしまい、量が一気に増えた。 「…………」  ヴィクトルは納得できないシチューでその夜を過ごさなければならなかった。なんなのだ。ちっとも美味しくない。勇利とつくったときは上手くいったのに。あれは勇利がしてくれたからなのだろうか? しかし彼も「ぼくもそんなに料理できないけどね」と笑っていたし、実際、料理人のようにあざやかな手並みというわけではなかった。たまたま美味しくできただけだったのだろうか。  ヴィクトルは食器を洗いながら鍋いっぱいのシチューを眺め、溜息をついた。マッカチンがなぐさめるようにすり寄ってきたので、よしよしと撫でて鍋から目をそらした。 「ただいまあ」  玄関の扉がひらき、勇利の声と、荷物を置く物音が聞こえた。ヴィクトルはソファから飛び上がるようにして立ち上がり、マッカチンと競って勢いよく玄関へ駆けていった。 「勇利、おかえり!」 「わう!」 「なに、そんなに殺到してきて……」  ふたりの様子に勇利は笑った。いつもどおりの、ごく地味なかっこうの勇利が、ヴィクトルにはひどく崇高に、すてきに見えた。 「おかえり!」  もう一度言い、勇利を抱きしめた。勇利はヴィクトルの背にそっと腕をまわし、それから肩に頬をすり寄せた。 「マッカチンもただいま。久しぶりにふたりで羽を伸ばせたんじゃない?」  勇利はマッカチンを撫で、いたずらっぽくヴィクトルを見上げた。 「突然『このヴィクトルかっこいい!』って雑誌や動画を見せに現れる人も、『昼間言ってた今季の構成のことだけど』って議論を始める人も、『マッカチンあったかい!』ってくっつく人もいないから」  ヴィクトルは黙って勇利をまた抱きしめた。勇利はじっとしていたけれど、あまりにも長いものだから、「ヴィクトル、どうしたの?」と尋ねた。 「…………」  ヴィクトルは勇利の匂いを吸いこんだ。 「何かあったの?」 「いや……」 「ヴィクトル……」  ヴィクトルは勇利にキスをした。勇利そのまま静かにしていた。だが、何度も何度もしていると、可笑しそうに笑いだして甘えるように身をよじった。 「ヴィクトル、ぼく荷物を片づけないと……」 「あとでいいだろ……」 「ほんとにどうしたの?」  ヴィクトルは勇利の髪に頬を寄せ、くちびるのやわらかさを確かめ、彼のぬくもりを腕に閉じこめた。勇利だ。勇利だ……。 「おなかすいたぁ。ヴィクトルはもう晩ごはん食べた?」 「まだだ……」 「何かある?」 「シチューの残りがあるけど……」 「けど……なに?」 「……美味しくない」  勇利が噴き出した。台所へ向かう彼を、ヴィクトルはずっと後ろから抱きしめていた。マッカチンもついてきた。勇利がシチューの鍋を開けた。 「すごくたくさんある……どれだけつくったの」 「味が変でミルクを足した……」 「おかしな解決法だね……」  勇利はシチューを温め直し、味見をして笑った。 「ちょっとうすいけどべつに不味くないよ。このままでもじゅうぶん食べられるんじゃない?」 「いや、美味しくないんだ……」 「大丈夫」  勇利が黒パンを出したりサラダを用意したりするあいだも、ヴィクトルは彼に寄り添って抱きしめていた。 「動きにくいよ」 「…………」  勇利はマッカチンに食事を出し、「このひといったいどうしたの?」と尋ねた。 「ヴィクトル、ごはんにしよ」 「それはだめだ……不味いんだ……」 「平気だってば」  勇利は可笑しそうだった。ヴィクトルはしぶしぶ勇利から離れ、向かいあって席につき、昨日のひどいシチューを食べた。 「…………」 「ね?」  勇利の言うとおりだった。思ったほど悪い出来ではなかった。いや、美味しいさえと思えるほどだった。 「勇利、何かした?」 「何もしてない。温めただけ」 「昨日は不味かったんだ」 「冷めてたんじゃないの?」 「そんなことはない」  しかし、本当にシチューは美味しかった。ヴィクトルは勇利のにこにこ顔を見ながら、満足してほほえんだ。 「日本はどうだった? 話してくれ」 「うーん、とくに変わったことはなかったけど……」  勇利は、ヴィクトルの好きな優しい口ぶりで、日本であったことをゆっくりと語った。ヴィクトルは勇利の体験したことを聞くのと、そのやわらかな響き全体にうっとりし、たいへんよい気分になった。 「勇利」 「なに?」 「今日はお風呂に一緒に入ろう」  勇利は目をまるくした。 「夏には長谷津へ帰って、ふたりで温泉に入りたいなと思ってるんだ」 「いいよ」  勇利は笑いながらうなずいた。 「いいって、どっちが? お風呂? 温泉?」 「両方……」  ふたりは片づけを済ませると、ふたりして入浴し、湯船に入ってくつろいだ。勇利はヴィクトルにもたれかかり、ヴィクトルは彼を背中から抱いて長く息をついた。濡れた黒髪にくちびるを寄せたり、勇利が「くらげ」と言ってタオルで遊んだりするのを眺めるのはとても楽しかった。 「ヴィクトルはどうだった? ぼくがいないあいだ、ゆっくりできた?」 「勇利がいないあいだ……」  ヴィクトルは前髪をかき上げてほほえんだ。 「花瓶を割った」 「あ、そうなの?」  勇利はちょっと振り返って瞬いた。 「新しいのが増えてるなとは思ったんだ。だからか」 「べつに割れなくても買うつもりだったけどね。花に対して数が足りない」 「何をしてて割ったの?」 「掃除。掃除機がぶつかった」  勇利はくすっと笑った。 「けがしなかった?」 「大丈夫だよ。でもめんどうだったな。花は別の花瓶に生けておいた」 「そういえばさ、ヴィクトル……」  勇利が湯をぱしゃっと跳ね上げて思い出したように言った。 「お風呂のところにヴィクトルのセーターがあったけど……あれなに? なんかちいさくない? 気のせい?」  ヴィクトルは勇利を抱きしめて耳にキスした。 「……失敗したんだ」 「何に?」 「洗濯。あんなふうになるんだね。残念だ。あのセーターを着てると勇利が寄ってきてくれてうれしかったのに」 「洗濯? 洗濯でちぢませたの?」 「そうだ」 「…………」  勇利はずいぶん長いこと笑っていた。楽しそうだ。ヴィクトルも愉快な気分になってきた。 「……ああ可笑しい。ヴィクトルが洗濯をしてセーターをちぢませるって、なんかすごいね」 「同じセーターが欲しい。勇利はもう俺に寄ってきてくれない」 「そう?」 「そうだ」  ヴィクトルは勇利に頬ずりをした。 「それから何をしてた?」 「それから……、それから、ボタンつけを失敗した……」 「え? ボタンつけって失敗するもの?」  ふしぎそうな勇利に、ヴィクトルはスナップボタンのことを話した。勇利は湯を叩いて大笑いした。 「そのときのヴィクトルの顔見たかった! でもぼくでも同じことしそう。普通のボタンならわかるけど、スナップボタンだとまちがえそうだね」 「そうだろ? 俺はおかしくない」 「はいはい、おかしくない、おかしくない」  勇利がおおげさに、もっともだというようにうなずくのがたまらなくかわゆかった。ヴィクトルは、自分がした失敗の数々を話すうち、なんだ、おもしろい体験じゃないか、という気がしてきた。なにより、勇利が楽しんでくれているのがうれしい。 「ほかには? ほかにはどんなことしたの?」 「俺が何か失敗したという前提で訊くのはやめてくれ。米をひっくりかえした」 「米? なんで?」 「新しいのを買ってきて……移し替えるとき……」  ヴィクトルの話に勇利はまたはしゃいだ。 「台所のすみのほうにお米がいくつか落ちてたんだ。なんでだろ、炊くとき落としたのかな、って思ったんだけど、それ……」  勇利は肩を揺らして笑った。 「それは……大変だっただろうね。片づけ」 「ああ、放心した」 「お疲れ様でした」  勇利は彼の胸にまわっているヴィクトルの手にふれ、とんとんと叩いた。ヴィクトルは勇利と指をからませた。 「いろいろ事件があったんだね。ヴィクトルはすぐ何かおもしろいことをするから」  ヴィクトルは、うんざりする、いやになる、と思ったことも忘れ、「そうだろ、おもしろいだろ」と自慢した。 「うん」 「あとは……シチューを不味くつくったくらいかな……」 「美味しかったよ」 「いや、不味かったんだ」  ヴィクトルは強く言い張った。 「美味しくなかった。あのときは……」 「そうなの?」 「いまは……美味しいけど……」  ヴィクトルは勇利をじっとみつめた。勇利も後ろを向いてヴィクトルを見た。彼の黒い瞳はしっとりとしたきらめきを宿し、ヴィクトルを映していた。ヴィクトルはくちづけした。 「ん……」  ちゃぷ、と湯が揺れた。ヴィクトルは強く勇利を抱きしめ、勇利はヴィクトルの腕を両手でぎゅっと握りながら、互いに熱烈に、求めあうようにキスをした。 「勇利……」 「なに……?」 「セックスしたい……」 「……うん」  勇利はまぶたをほそめて笑った。 「しよ……」  ヴィクトルは勇利の耳にキスをした。勇利が吐息を漏らした。 「ここで……?」 「ここでも」 「ここでも?」 「ここでもするし、ベッドでもする」  勇利は笑いだし、ヴィクトルの膝の上でもぞもぞと動いて、正面から向きあった。彼はヴィクトルに抱きつき、はにかんだようにほほえんで顔を近づけた。 「ヴィクトル……、一週間って、長いね……」  ヴィクトルは夢中で勇利を抱きすくめた。 「ああ、長い」  朝起きると、勇利は裸身のまま、子どもっぽいやすらかな寝顔でヴィクトルの腕の中におり、足元ではマッカチンがまるくなっていた。ヴィクトルはこのうえない幸福をおぼえて勇利の額にキスした。 「んー……おはよう……」  勇利がねぼけまなこで眠そうに言った。ヴィクトルは彼の素肌のぬくもりに寄り添いながら、帰ってきたんだな、と思った。勇利はここにいる。俺のそばに。なんてすてきなのだろう。 「今日はどうする?」  ヴィクトルは、ちいさなあくびをする勇利のくちびるにもくちづけしながら、はずんだ声で尋ねた。 「うーん……ふたりでごはんつくって……食べて……掃除して……」 「いいね」 「それから……」  勇利はぱちっと瞬いて目をひらき、瞳をチョコレート色にいたずらっぽくきらめかせた。 「セーター買いに行こ」  ヴィクトルは笑いだした。 「オーケィ。勇利が俺に寄ってきてくっついてくれるやつだね」 「そう」  勇利は大きくうなずいた。 「ヴィクトルがそのセーターを着てるときは、くっついてもセーターのせいだって思ってもらえるから、甘える口実になっていいんだよ」
7 notes · View notes
harinezutaka · 1 year
Photo
Tumblr media
二年前日記20(2021年5/14〜5/20)
5月14日 ダメならダメで次の病院に行くまでに知りたいと思い、朝イチで前の病院でみてもらうことにした。赤ちゃんはちゃんと生きていて、少しぷかぷか動いていた。よかった。少し恥ずかしかったが先生からは「見るのが一番早いですからね」と言われ優しかった。もちろんばっちりお金も取られたが。とりあえず不安なままに週末を過ごすより身体には良かったと思う。昨日の先生の反応はなんだったのかな。もっと先のことが見えてるんだろうか。仕事に行く。帰りに味噌餡の柏餅を買った。生きててよかったのお祝い。平均よりどうとか、病気じゃないかとか、いろいろ考えてしまっていたが、今、生きてくれてるだけで本当に嬉しかった。今でこんななんだから、そりゃハーフバースデーとか七五三とか祝うわなと思う。盛大に祝いたい。晩ご飯はオイシックスのミールキットでビビンバ。野菜たっぷり。大豆田とわこを見ながら食べた。夫がにこにこ見ていて私も嬉しい。
5月15日   夫を駅まで送って行って、朝マックする。朝は割となんでも食べられる。昼から、講演を聞く予定がありスタンバイ。顔出さなくていいのかなと思っていたら、出すみたいでちょっとアワアワしてしまった。元タカラジェンヌの起業家の人。パワフルだったな。宝塚の人は政治家になったり、野心の強い人が多い印象。そりゃそうか。夕方からぐったりしてしまい、寝転んでいた。晩ご飯は、ハンバーグ、ポタージュスープ、カリフラワーの茎のきんぴら。私はスープに少しご飯を入れて食べた。新しい布団が届いたので早速今日から使う。寝る前に句会の投句もした。布団はふかふかでよい。
5月16日 朝、なぜだか月曜日だと思い込んでいて6時に夫が寝ているので慌ててしまった。日曜日日曜日。ぱっちり目が覚めたので、モーニングに行こうと誘ってみるが、夫は二度寝。9時ごろに「どうする?」と聞いてみると「行こうか」とのこと。お目当ての店は時間が早くてまだ閉まっていて、ココスの横のパン屋さんに行った。お手頃で美味しそうなパンがたくさん。ここいいなぁ。業務スーパーにも寄って帰る。お昼は麻婆丼。午後からは読書、片付け。晩ご飯は、クリームシチュー。
5月17日 新しい病院での検診。待合室にいる人がみんな何の問題もないエリート妊婦さんに見える。赤ちゃんは今日も元気にぷかぷかと動いていた。心音は聞けなかったけど、信じるしかないな。いろいろわかりすぎるのも比べる不安要素が多くなってよくない。疲れたので何か食べて帰ろうと、モロゾフのカフェに行った。空いてていい。夫の事故のときに行ったのを思い出す。何かすごい一年だな今年は。夫は帰るなり猛烈な勢いで家事をしてくれていた。ありがたい。今日見てもらったところなのに、また次の壁を探してしまう。こんなのはよくないな。もっとふわふわ幸せな妊婦になりたい。心配したからって何もいいことはないのだから。ここまで生きてくれてることがまず奇跡。ありがとう。晩ご飯は、シチューの残りとオムライス。
5月18日 昨日の夜にトツキトオカのアプリをダウンロードした。前にもしていたけど、途中でさよならしてしまったので、なんとなく先延ばしにしていた。でもやっぱり赤ちゃんが育っている実感が欲しくて。何週の壁とか天使ママで検索をすると、それはもう壮絶なもので泣いてしまう。この時代になっても、リスクはゼロにはならない。生まれてからも。アプリの赤ちゃんにはネモくんと名前をつけた。4月に思い出したぬいぐるみの名前だ。ネモくんは「どーんとかまえてね」とか「緑がきれいだよ」とかいろいろ教えてくれる。そうだよね。今のこの子とこの季節を過ごせるのは今しかないのだから、もっと今をわくわくしながら楽しもう。仕事の日。先週送った書類の送り先が間違っていた。回付してくれるらしい。うっかりではなく、思い込んでいたんだからどうしようもない。仕事中はほとんど不調は感じなくなった。晩ご飯は、焼き薄揚げ(生姜醤油)、ほうれん草とベーコンのバター炒め、なめこと絹さやの味噌汁。ヘルシーすぎかなと思いレトルトのハンバーグを食べるか聞いてみるといらないとのことだった。寝る前に、やや本格的な吐き気が。なんとか踏みとどまったが吐けそうだった。
5月19日 雨。昨日は疲れていたのかなかなか起き上がれず、9時過ぎまで横になっていた。食欲はあまりない。着替えて、少し散歩してからお昼前に朝ごはんを食べた。本を読む。今は『乳と卵』を読んでいる。こういうことってあまり思春期のとき考えなかった気がする。忘れてしまっただけだろうか。晩ご飯は、カリフラワーのレモンリゾット、焼き野菜、ハンバーグを少し。大豆田とわこを見る。かごめちゃんが死んでしまった。何で?いや、死因は心筋梗塞なんだけど。ドラマの筋に重要そうなことがすっかりすっ飛ばされてくだらないことをだらだら話す。なんてすごい脚本。やっぱり夫はにこにこしていた。
5月20日 朝、鍼に行く。先週の反応は何だったのかなと思うぐらい今日は普通で、骨盤を時計に見立てて動かす体操なんかも教わった。フェルデンクライスでもよくやるやつ。赤ちゃんが大きくなる前に整えておくと良いとのこと。帰りに産直スーパーに寄る。美味しそうなものがいろいろあってたくさん買ってしまう。お昼を食べて少し休もうと思ったら夕方まで寝てしまった。雨の日はつわりが本格的にある感じ。梅雨なのでつらい。晩ご飯は、鰹のお刺身、パクチーポテサラ、炒り豆腐、数の子。再び横になり、お風呂に浸かるだけ浸かり、少しだけ洗い物をして寝る。流しのところに大きめのナメクジがいたので塩をかけた。赤ちゃんの大きさも今はこれぐらいなのかなと思うと何だか悪いことをしている気持ちになる。人間は勝手な生き物だ。
0 notes
myonbl · 5 years
Text
2020年3月14日(土)
Tumblr media
土曜日となると、ツレアイの目が鋭く光る。朝刊折り込みチラシをチェック、ターゲットに印を付ける。今日の彼女は半日勤務、命を受けた私は西大路七条・ライフの「長崎フェア」で買物。ま、晩酌の肴を考えなくていいから楽だけどね。
ツレアイは昼までの勤務、三男は夜勤明け、次男と私は休み。
朝からの雨、ツレアイを職場まで送る。
本来、今日は奥川ファームから定期便が届くのだが、都合で明日となった。
T姉か��ヘルプメール、Evernote の WebClipper が機能しなくなったとのこと。いったん拡張機能を削除し、再インストールしてから再起動するように指示。無事回復出来たとのことで何より。
Tumblr media
東京の落友(落語友だち)のNさん、露の新治さんの応援仲間。関西限定の落語放送を録画して、折に触れ送ってあげている。コロナ騒動で鬱陶しい中、免疫力を上げて貰おうと、レターパックに入れて投函した。その瞬間、メモを入れ忘れた上に、追加料金の10円切手を貼り忘れたことに気づいた。ま、後日戻ってくるから再送しよう。
Tumblr media
息子たちのランチはスパゲッティ、ベーコン・トマト・セロリをたっぷり。
ツレアイから連絡、職場まで迎えに行く。戻ってからランチ用意、昨晩のクリームシチューの残りにたっぷりとセロリを追加、ドリアに仕立てる。
録画番組視聴。
上方落語の会▽立川談春「人情八百屋」
▽きょうの落語:立川談春「人情八百屋」▽「NHK上方落語の会」で収録▽人情八百屋:三河島の八百屋の平助は、7日ほど前に深川清住町の裏長屋で、貧しい親子にその日の売り上げの300文と弁当をあげて帰ってきた。あの家がどうなったかと見に行くと貸家札が貼ってある。お隣に聞くと「夫婦ふたりは死んで、子ども2人は火��しの鉄五郎の家にいる」というのだが…。▽落語トーク:立川談春・南沢奈央・くまざわあかね
この会に、談春師が出演するとは凄い。やはり、噺はうまい。
軽く午睡。
西大路七条・ライフへ買物、長崎フェアであれこれ。
Tumblr media
早めの夕飯、昆布締めポークソテー、トマトとキャベツのサラダ、長崎あれこれ。土曜日なので、スパークリングワインで乾杯。
録画番組視聴。
上方落語の会▽桂三度「転失気」▽桂吉弥「いのいちばん」
▽きょうの落語:桂三度「転失気」と桂吉弥「いのいちばん」▽転失気:医者に診てもらった寺の和尚。「転失気はありますか」と聞かれるが、何のことか意味が分からない。知らないとは言えず…。▽いのいちばん:観光会社の中途採用の新入社員・植田は初出の日から遅刻。外国人に親切にしていたためだという。だが相手の、モンゴル人とフランス人が実は…。▽「NHK上方落語の会」で収録▽ご案内:南沢奈央・くまざわあかね
上方落語の会▽笑福亭笑利「平林」▽林家花丸「金明竹」
▽きょうの落語:笑福亭笑利「平林」と林家花丸「金明竹」▽平林:平林さんの元へ手紙を届けるよう言いつかった丁稚。物忘れがひどく無筆なので、道行く人に名前を見せ、たずねながら行くが…。▽金明竹:店番をしている丁稚のところへ、松屋町の加賀屋佐吉方から使いがやって来た。早口でまくし立てる旦那への伝言を、丁稚はまったく聞き取れず…。▽「NHK上方落語の会」で収録▽ご案内:南沢奈央・くまざわあかね
「上方落語の会」は、本来は木曜日午後の放送であるが、国会中継等で飛んだ分を深夜にまとめての放送。
例によって、風呂の順番を待つ間にダウンしてしまった。
Tumblr media
昨日は良く歩いたので今日は休養日、これでよし。
2 notes · View notes
aizumin · 2 years
Text
今朝のごはん。
クリームシチュー風味のおにぎり、油揚げのピザ、なすのチーズ炒め、きゅうりとわかめと観世麩の酢味噌和え、さくらんぼ。
Tumblr media
昨日言ってた油揚げの🍕作りました。油揚げの上にマヨネーズを塗って海苔を敷いてから、スライスチーズ、ミニトマトを乗せて魚焼きグリルで焼いています。
Tumblr media
隠し味にちょっとだけオイスターソース。噛み締めた時に、油揚げの香ばしさと一緒にじゅわーっと、その風味が口の中に拡がります😊
🍕に合わせて洋風のおかずをもう1品ということで、🍆のチーズ炒め。
Tumblr media
🍕にも🍆にも🧀が被ってしまってますが、たんぱく質少ないメニューだからヨシとしました💦
最後の1品だけは、純和風のおかず。きゅうりと観世麩とわかめでピーナッツ味噌和え。
Tumblr media
🥒もやろうと思えばピクルスにすることも可能だったんですが、例のごとく面倒臭かった😅その分🥜粉を使って、ちょっとだけ定番を外した味にしてます。
🍙もクリームシチュー風味のふりかけを使って、何となく洋風に。確認したら去年の夏に油揚げの🍕を作った時にも同じことしてて、ちょっと笑っちゃいました。進歩がないなぁ😅
🍒は、ようやくタッパー1個分がなくなりました。
Tumblr media
残すは後タッパーもう1個分。早く食べないと、2つばかり軸の回りにカビが生えてましたよ😱
1 note · View note
gaisyo-no-iti · 4 years
Text
異邦人の庭(お試し版)
Tumblr media
1.  逃げねばならない。娘はひたすら盗んだ馬に乗って駆けた。うだるような夏を何日も繰り返すたびに食料は尽きた。夜闇に紛れて忍び込んだ村々から水を盗み、家畜の餌を喰らい、そのまま逃げ続けた。やがて馬が死んだので、その血を啜り、肉を喰らい、腹を壊しながら先に進む。  メシュエは逃亡者であった。小領同士の争いで村は焼けた。敵領に戦利品として捕らえられた若い娘が辿る運命などたかが知れている。  敵領に仕える者らの慰み者として弄ばれ捨てられる運命はまっぴらであった。虜囚の身から成りあがることが出来るほどの幸運と美貌、狡猾さと図太さが己にあるとは思えなかった。故に、攫われて行った侍女らの悲鳴と、更に遠くから聞こえる強制されたかのような喘ぎ(あえぎ)声を聞きながら、彼女は己を犯そうとした男を、隠し持っていた短剣で刺し殺して逃げ出した。焼けた故郷を背に、誰のものとも分からぬ馬を走らせ、死体から拾った十四の娘にはいささか重い剣を腰に佩(は)いて。
 行くあてはなかった。領は落ち、どこへ行けども敵地。安息の地など見つかりそうになかった。彼方から来た黎明(れいめい)女王(じょおう)を祖とする光の王朝が滅びて久しい。各領は争いに明け暮れ、互いの小さな土地を喰らいあっている。夜闇から魔物らが這い出てきた、などという噂もある。二つ頭の人喰い鬼や影を駆ける六本足の犬、それに、黎明女王の敵であった死を知らぬ夜の娘、名を消された魔女王(まじょおう)が蘇ったとも言われている。  メシュエは物陰でひそやかに語られてきた恐ろしい物語の数々を思い出す。黎明女王が身にまとった光輝(こうき)と威厳(いげん)によって、永遠に封じられた怪物。魔にその身を捧げた者。血まみれの圧政者。血と骨で塔を築き上げ、そこから冷酷に世界を支配しようとした恐るべき悪鬼。  生ぬるい風に乗って、正体のつかぬ何かのうめき声がする。砂と土埃広がる荒野には隠れられそうな場所はない。夏の暑さは夜になっても引くことはない。熱で枯れ果てた草を踏みしだきながらただ遠くへと行く。口は渇き、飢えは続く。メシュエは逃げなければという動物的な本能に駆られて逃げている己と、誰も知らない場所ですべてを終わりにしたい、と望む自分がいることに気付いていた。どちらにせよ、逃げなければならない。生き延びるにせよ死ぬにせよ、結末は自分で決めたかった。
 カダール領ルス村の代官の娘であるメシュエは、良家の子女にふさわしく学問や芸術を仕込まれてこそいたが、一番の得手は剣の扱いであった。父似らしく、背は成長期の少年達を追い抜かんばかりの勢い。痩せぎすな体には幾ら食べても娘らしい丸みはつかず、目は厳しすぎた。やがて、見た目の愛らしさとは程遠いメシュエには、良縁を見つけてやるより得意の剣の技で身を立てさせたほうが良いだろうと、両親らは諦める。そのような訳で、メシュエは名高い剣士の一人を師につけられ、適度に放置されて育った。  村の同世代の少年らがメシュエの性を意識するようになってからは孤独であった。同世代の娘らは少年のようなメシュエを畏怖とも恐怖とも、憧れとも嫌悪感ともつかぬ複雑な感情で見ていた。代官の子であるが故に大っぴらに嫌われてはいなかったが、村の娘らは逃げ水のようにメシュエから距離を置いていた。  結果、透けるほどに薄く青白い肌を闘志で薄紅に染めながら、師と打ち合うのが日課となる。実戦こそ知らなかったが、貴族が挨拶のように行う会話の如き優美な剣技ではなく、攻防一体の実用的な剣技はメシュエの中に叩き込まれて行った。それが何に使われるのか、意味する所をぼんやりとしか理解されぬままに。メシュエが剣の意味を知ったのは、村が襲われてからだった。奪うための武器と奪うための技法をずっと学んできたのだ。そう思うと、気持ちが悪くなる。
 夜通し歩き続ける。疲れ果てた時に気絶するように眠り、痛みを伴う後悔を覚えながら目覚める。それを繰り返す。メシュエが歩いているのは住む者の少ない荒野であった。段々村の数も減り、ここ数日は獣すら見ていなかった。メシュエはただ突き動かされるままに逃げていた。自分が今どこにいるかは皆目(かいもく)見当もつかなかった。
 日は昇り、落ちる。  疎らに生えている棘の多い木を剣で切り、そこから液体を啜る。僅かな苦みの混じる青臭い味が口の中に広がる。毒があるか、そのようなことに構っていられなかった。生きているのに疲れたが、飢えで死にたくはなかった。
 ――どこかに行けば、雇ってもらえるだろうか。  故郷なき流れ者となった己のことをふと思う。メシュエの村を襲った兵士らの中には同じ年の程の者もいた。年経た大人の中には女戦士もいた。正規の兵ではなく、雇われ戦士だとメシュエを犯そうとしていた男は言っていた。男はメシュエの兄と同じような年頃に見え、それがたまらなく気持ち悪かった。雇われ戦士になる未来をメシュエは放り投げる。もう一人のメシュエをどこかで生み出すのは嫌だった。人を踏みにじる獣に堕す(だす)己を想像すると、また空になった胃が焼けるように痛くなり、腰に佩いた剣を邪魔に感じる。人を刺し殺すのはあっさりとしており、それにためらいも感じぬ己を思い出すたびに吐きそうになる。  ――どこに行っても、同じ。  故郷のない者を誰も信用しない。故郷のない者は、雇われ戦士になるか、それが出来なければ森へ逃げて追剥(おいはぎ)まで身を落とすかしかない。どこかに所属していないものに住む地はないことを、代官の娘としてのメシュエは知っていた。父が苦い顔で締めだした逃亡者に芸人、流浪(るろう)の民達。「居つかれたら、何を持ち込むか分かったものではない――」そう、父は言っていた。  今やメシュエは面倒の種だ。そう思うと、逃げて生き延びたいという欲求は、自分の望んだ瞬間に死にたい、という諦めの混じった思いに塗り替えられる。
 何時しかサンダルは壊れ、メシュエは乾いた大地の上を、足を引きずりながら歩いていた。爪は割れ、足の所々から血が滲(にじ)んでいる。夜明けの薄い月が見える。空は青みがかった黒から淡い紫へと変わりつつある。冷えた風は何度も繰り返されたように、これから暑くなるだろう。  大岩を見つけ、メシュエはもたれかかる。もう限界であった。空腹の感覚は馴染みのあるものになりすぎて、実感がなくなっていた。渇いた喉を潤せそうな木はどこにもない。  目を閉じれば蛮行(ばんこう)の記憶が火傷のようにメシュエを苛む。  眠りに落ちれば、僅かな間は痛みから逃れられる。  ――願わくば、次は目覚めませんように。  あてのない祈りを胸に、気絶するようにメシュエは眠りに落ちた。
2.  澄んだ心地よい音がする。  ――水の音……。  メシュエは朦朧(もうろう)とした記憶の中から音の正体を思い出し、それにつられて目が覚め、胸から広がる突き上げるような痛みにうめき声が出る。  涼しい風が肌を撫でる。嗅いだことのない華やかな香りが鼻をくすぐる。ぼんやりと開いた目に映ったのは、沢山の花びらが重なりあった見たこともない花。炎を思わせる赤、輝くばかりの黄色。一点の穢(けが)れもない白……単色の花もあれば、二色三色が斑のように混じりあったものもある。それらが細い道を作るかのように、几帳面(きちょうめん)にまっすぐに植えられている。メシュエの周りは色こそ違えど、ひらひらとした香り高い花でまとめられているようであった。  ――ああ、とうとう死んだのね。  メシュエは思う。しかし、話に出てくる死後の国はこのように色鮮やかなものではなかった。白い石で出来た道と灰色の空が延々と続いているはずの死後の国にしては、メシュエがいる場所は生気に溢れていた。美を争うように咲き乱れる花達は、暗い死後の国には似つかわしくない。そもそもメシュエの飢えも渇きも残ったままだ。胸に手を当てる。鼓動(こどう)はある。まだ、生きているのかもしれない、とメシュエはぼんやりと思う。  ――魔に騙されているの? それとも、妖精に?  どちらにせよ喉の渇きは限界だ。のろのろと立ち上がり、水の音を辿る。道こそ話で聞いた死後の国と同じく白い石で出来ていたが、石の上には花びらがいくつも落ちていて、さしずめ絵のよう。空は朝ののどかな光で溢れていて、どこまでも青い。  やがて、花びらが重なりあった香り高い花の道は途切れ、一気に目の前が開ける。白い石で作られた装飾の多い階段から、広場が続いている。花壇にはやはり見たことのない花が沢山。見たことのない木にはたわわに様々な種類の果実が実り、やはり同じく白い石で作られた小さなあずま屋が木陰に一つ。中央にはきらきらと水を噴き上げている大きな石作りの泉があった。  メシュエは水場を見つけた動物的な喜びに突き動かされ、力を振り絞って泉に駆け寄り、水に口を付ける。  喉を冷たいものが通りすぎ、カラカラになった喉に、胃に、心地よい痛みが走る。  ひたすら我を忘れて飲み続ける。生への執着心がここにきて一気に噴き出したかのように。冷たい、冷たい、冷たい……。  水を飲み終わったメシュエは、石造りの広場の上でごろんと横になる。石の床も、ひんやりと冷たい。  ――そういえば、大人達が言っていたっけ。この世のどこかでは、善き仙女や妖精が暮らしていて、時折手助けしてくれるって。  何時から生まれたか分からぬ物語は、メシュエの心の中に救いのように広がる。もしかしたら、仙女が助けてくれたのかもしれない。  メシュエは再び眠りに落ちようとする。今度は、ただひたすらに安堵(あんど)の思いに包まれて――。  瞬間、遠くからぱたぱたと駆けてくる足音が聞こえた気がした。いや、足音は近づいている。無理やり甘い疲労感から意識を呼び戻せば、目の前には年のあまり違わぬであろう少女が一人。苛立(いらだ)ちを顔に浮かべてメシュエをじっと見ている。 「ちょっと、どこから入って来たの――」  少女は座り込み、メシュエの顔を検分するように顔を近づけて覗き込む。少女の肩につくかつかないかの暗褐色(あんかっしょく)の髪の毛がメシュエの顔にかける。あまりにも暗いので、黒と見間違いそうになるような髪色であった。様々な花を束ねたような甘い芳香がふわりと広がる。覗き込んできた瞳もまた黒と見間違いそうになる暗褐色。少女の色味の強い肌や奇妙な短い衣とズボンもあいまって、メシュエは東からくる放浪の民の姿を連想した。話で聞く仙女は色白く、波打つ髪の毛を持つ大人の女性だった。少女ではない。 「あなたは、仙女様の小間使(こまづかい)?」  やっとのことでメシュエは問いを口にした。何日ぶりか分からない他者との会話であった。  少女は肩をすくめ苦々しい顔になる。一番聞きたくない言葉を聞かされた人のように。しかし、数拍の後疲れたような諦めを顔に浮かべ、メシュエに手を差し出した。労働を知らなそうな、染みも傷も一つもない綺麗な手であった。 「生憎、わたしは仙女でもその小間使でもないから。あえて言うなら、ただのぐうたらな引きこもり庭師(にわし)。……つかまって。家に連れてくよ」  少女は吐き捨てるように言う。敵意とは違う、無関心でいて欲しいと言いたげな棘のある態度ではあったが、ここから追い出すつもりはまだないらしい。メシュエは差し出された少女の手を掴もうとするが、力が入らず手は見当外れの方に弧を描いた。それを少女は目ざとく捕まえ、メシュエを立たせようとする。しかしメシュエの足は疲れ果てたと立ち上がることを完全に放棄していた。腰に佩いた剣の重みも忘れていた。故に、体勢を崩し、少女が引っ張られる形になる。結果出来上がったのは、メシュエの上に奇妙な格好で乗っかった少女の図。 「んあああああもうっ! ゲームの最中だったのに! わざわざ来てやったのに! どうして全部上手く行かないのかな!」  メシュエはあまりにも子どもじみた少女の様子に思わず笑いだし。  気が緩み。  眠気が襲い掛かり。 「あーあーちょっと待ちなさい眠るなっ……」  意識が遠ざかる。  ぼんやりと、少女が何かを呼ぶ声が聞こえたような、そんな中でメシュエは今度こそ眠りに落ちて行った。
 再び、メシュエは目覚める。天井は木で作られていて、灯りがぶら下がりながら、こちらを照らしていた。嗅いだことのない、それでもどこか美味しそうな匂いが鼻をくすぐる。起き上がろうとすれば、柔らかな寝台(しんだい)に体が沈んで行く。それ以前に、メシュエの体は動くことを拒否していた。両手両足に力が入らない。力を入れようとじたばたした後に結局諦め、メシュエはぼんやり天井と、僅かに揺れる灯りを見た。 「起きた?」  少女の声が聞こえる。刺々しさは減っていたが、不思議と万事投げやりな感じを持つ声であった。見れば、少女は陶器(とうき)の皿に銀色の匙を持ち、白くつぶつぶとした何かに茶色い汁をかけたものを持ってきていた。料理なのだろう。 「面倒だから、レトルトで済ませた。でも、味は確かだから。ああ、素晴らしきかな文明……離れて久しいけど」  寝台の側の棚に皿を置き、少女は宙を睨み手を大きく振る。何もない場所からいくつかのクッションがメシュエの目の前に落ちてくる。どれも色鮮やかで、新品のようで、見るからに柔らかそうだ。  それから少女はああ面倒くさい、とぶつぶつ言いながらメシュエの体を起こしにかける。見た目よりも力があるようで、ぐい、と起こされたメシュエはいきなりのことに少し咳き込んだ。少女はそれにもお構いなしで片手でメシュエの体を支えながら、次々にクッションを彼女の背と寝台の後ろにぎゅうぎゅうと詰め込んで行く。 「ほら、これでちょっとは体を起こせるでしょ。ほんとの所、布団は白いから、カレーなんて何かあったらめんどいんだけど。どうせ汚れたらシーツごと捨てれば��い訳だし」  ぶつぶつとメシュエには意味の分からぬ言葉をこぼす少女。メシュエは渡されるがままに陶器の皿を受け取り、どうしたらいいか分からぬままに、嗅ぎ慣れぬ匂いの間に僅かに肉汁の香りが混じった料理を匙でつんつんと突く。 「食べ方説明してなかった。白いのと混ぜて。辛かったら水を持ってくるから」  言われるがままに白い粒と茶色い汁を匙(さじ)で混ぜ、口に運ぶ。辛い? その言葉と共に燃えるような辛みが口の中を走り、メシュエは咳き込む。肉の味がほんのりとし、コクと酸味のある茶色い汁は最初の一口こそ美味だったが、ひたすらに辛かった。食べ物をいきなり得てしまった空腹の胃からも痛みが走る。 「あー、こっちの文化じゃスパイスが一般的じゃないのを忘れていたわ……一応中辛選んだんだけどな……」  また少女は意味の分からない言葉を呟いた。一応はメシュエに気を使ってくれた、のだろうか。 「待ってて、今クリームシチュー辺り温めて来るから」 「いえ、いいです、食べられなくはないので……美味しいので……」  慌ててメシュエは銀色の匙で辛い食事をかき込んだ。粘り気のある白い粒と茶色い汁は辛みこそ非常に強かったが、慣れれば食べられないこともなかった。その上、正体不明の少女の機嫌を損ねるのはまずい、と思ったのもある。代官の娘にふさわしい礼儀も何も投げ捨てて、辛みに耐えながら一心不乱に食べるメシュエ。その姿を、少女は珍しいものを観察するように眺めていた。 「水、置いといたから。むせる前に飲んで」  水はいかにも高価そうで澄んだガラスの盃に入っていた。メシュエは手を伸ばして盃を掴み、飲む。冷たい水が喉を一気に通り、辛みが一瞬和らぐ。また食べる。それを繰り返しているうちに辛さにも段々慣れる。  ――あ、これ。案外美味しいかもしれない。  そう思い始めた頃には、皿の上は空になっていた。空腹と安堵がメシュエの体を満たす。 「御親切に、ありがとうございました」 「……どうも」  少女は感謝を言われ慣れていない人のように、メシュエから視線をそらした。 「あなたは、一体」  仙女ではない、と己を称する少女は不思議な料理を持ってきて、目の前で何もない場所からクッションを降らせ、貴人ですら滅多に持っていないようなガラスの盃を当たり前のように扱っていた。 「ぐうたら庭師だよ、ここから出られず、出る気もなく、何となく生きているだけの……」  自嘲(じちょう)するような様子から、メシュエは本当のことを隠している人特有の後ろ暗さを感じた。 「そうだ、あの子の一族……きみ達に言わせれば黎明女王だっけか――は、まだ元気? ここにいると時間の感覚がなくて」  少女はまるで知り合いのように伝説の中の存在と、それに繋がる血筋のことを口にする。どう考えても本人が言うようなぐうたら庭師ではない。もしくは目の前の少女は、何でもない人間であることを演じるのを楽しんでいるのかもしれないとメシュエはいぶかしむ。 「輝ける女王陛下とそのお血筋の方々は、皆、身罷(みまか)られました」  一瞬少女の暗い色の瞳に驚きが走ったのをメシュエは見逃さなかった。それから、少女はまた先ほどのような万事投げやりな様子に戻る。 「そっかー、くたばったか。何事もハッピーエンドとは行かない訳だね。あの子の人生はそれなりにハッピーだっただろうけど」 「ハッピー?」  聞きなれぬ単語をメシュエは復唱する。 「お幸せ、ってことさ。悪い魔女王を退治して、主人公になれて、皆に慕われてさ……あの子は昔っからそうだった」  吐き捨てるような少女の様子は、どこか痛々しかった。 「知り合い、なのですか?」 「知り合いも知り合い、幼馴染だよ。それを嬉しく思ったことは、一度もないけれど――」  少女は、投げやりな様子の中に、謎めいた笑みを少しほど混ぜた表情を浮かべた。どこか、不気味さを感じさせるような、年とはちぐはぐの笑みを。 「とりあえず、ここから先はわたしの暇つぶしで独り言だ」  少女は寝台の側にあった椅子に腰かけ、ぶらぶらと足を揺らす。 「昔々の話、黎明女王がただの少女で、わたしもきみと同じただの少女だった頃。昔々、本物の十四才だった頃の話」  ふとメシュエは部屋の中が薄暗くなってきたのを感じた。灯りがゆらゆらと揺れる。宵闇が近づいてきていた。
 という訳で入稿しましたので、お試し版を! 本当は出るはずだった文フリにあわせて5月6日通販開始します。気になった方はどうぞどうぞ!
追記: 事前通販型イベント【Text-Revolutions Extra】に参加することとなりました。そのため5月6日からの通販ではなく、そちらでの新刊として頒布することになりました。二転三転してすみません。どうか皆さまの元に届きますように!
1 note · View note
fuyoco · 6 years
Photo
Tumblr media
Today's lunch 2018.2.11 チーズィーチキンのワンプレート 今日の天気が雪になるかどうか微妙だな、と思って、昨日の晩に買出しに出たら、カレーやシチュールウの並びに見つけたS&Bの「チーズィーチキン」 https://www.sbfoods.co.jp/torotto/product/index.html なにこれー!とチーズ大好きな私は興味津々で購入、今日のランチにワンプレートにしていただいた。 付合せはレタスとパプリカのサラダ、インカのめざめのポテトサラダ、ご飯はいつものもち麦ごはん。 クリームシチューの亜種かと。チーズ好きにはなかなかたまらないのでは。寒いこんな日向きのメニューだと思う。 チキンもチーズもどちらも大好きなのでホクホク😋 #food #lunch #Japanesefood #Chicken #Onion #Broccoli #Potato #Paprika #おうちごはん #手作り #野菜たっぷり #休日ランチ #ふよこ食堂 https://www.instagram.com/p/BtujIwADfXk/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1wfmoqq1tx7wb
13 notes · View notes
habashi-uno · 6 years
Text
綺麗なままで
2019.01.16.(水)
あれからなんとなく過ごしている毎日。あなたがいなくても、あなたとの繋がりを無くしてもこの心臓は動いているし、息をしなきゃ苦しくもなる健やかな身体をもて余し、労働に精を出す日々。
今朝もバーの仕事が入っていて賄いでクリームシチューが出た。私の食べる順番はいつも最後と決まっている。なぜなら私はそのバーの掃除要因で食べ終わったあと、鍋やらキッチンやらの掃除にそのまま入る為だ。今日も賄いを食べようとふと鍋の中を見ると先のアルバイトの人が暖め直したのか、火加減を間違えたようでクリームシチューが焦げ付いてブラウンシチューになっていた。私はそんなに色に頓着がないので多少香ばしくなろうと気にせず頂くことにした。
そしてそのままブラウンシチュー(もとい、クリームシチュー)を平らげた後、焦げ付いた鍋底を洗っている際、ふとクリームシチューを白いまま暖め続けるのはよくよく考えると難しいよね、なんて思った。放っておくとこんな風に鍋底が焦げ付いてすぐ濁ってくる。かと言ってトロトロと暖めていても時間だけが無駄に過ぎてゆく。あぁ、恋愛と同じだなとその時に思った。純粋無垢な白い思いを抱きながらこの熱を冷まさないように維持する事はかくも難しい。あの人の白い肌を私の熱すぎる好意が焦がしてしまったのだろう。今でもあの人への好意は残っているものの、燻っている程度でそれほどの熱もない。今なら丁度いい距離感や熱量で居れるのかな、なんてことも思う。
明日も昼の仕事の後またバーの仕事が入っている。丈夫な身体だけが取り柄か。嫌になるね。
そろそろ眠ろう。朝まで働いていたんだから。お休みなさい。裏起毛のパーカーが暖かくて瞼が重くなる。
健やかな夢を。
14 notes · View notes
mahbott · 2 years
Text
5/9 ねこねこ
 眉毛つきおにぎり。鶏唐揚げ、海老カツ、白身魚フライタルタルソースつき。きゅうりの塩もみ。冷食お惣菜。  別に憎しみを込めて眉毛をなすりつけたわけではない。  起きた。会議があるので起きねばならない。  計測、トマト食い。そしてなんだかんだで会議になったので飯は後回し。  会議終わりに出かけ、買い物などして戻り、ふたたび出てファミレス。ようやく1回目の飯。  ファミレス帰りに低熱量パンなど買って戻り、然るべきタイミングで2回目の食事。  今日の夕飯はクリームシチューに決めた(寒いから)ので、買ってきた野菜に火を通し、ブレンダーでペーストにする。粉の量を減らすため。あとは具になる冷凍の鶏肉を解凍、カブ、にんじん、ぶなしめじを切って準備。  あとは粉をまぶした具をバターで炒め、牛乳入れて沸かし、そこに野菜ペースト、香料、調味料などを投入して加熱、恒温鍋で1時間ほど放置。  夕方から雨になって…
View On WordPress
0 notes
yfukuoka · 4 years
Photo
Tumblr media
‪【2744日目】20‬20-07-22 ‪入店制限6名まで増えました。7月からメニューも通常営業になりましたね。‬ . ADDA curry/bar in bonus track@下北沢・世田谷代田 _______________________________________________________ “カレー2種がけセット” ◎チキンカレー ◎ダル ◎本日のカレー(しめじのカレー) ◎ナスのモージュ ◎水菜の和え物 ◎赤玉ねぎのアチャール ◎ポルサンボル . しゃばしゃばのチキンカレー。安定したおいしさ。でも、今日の主役は、しめじでしょう。 . キノコのクリームシチューのようなクリーミーな仕上がり。舌の上でとろっととろけるような舌触りと口内の密空間に広がるキノコの香り。 あ、あぁ…とため息が漏れる。 . シチューのようで、シチューではない。しっかりマスタードを利かせた大人の味。人が欲しがるポイントを分かってるなぁ〜ありがたい〜そんな気持ちが出てくるカレーでした。 副菜は、それぞれでも混ぜても美味しいのがスリランカ料理の特長。美味しいランチに感謝申し上げます。 ‪.‬ _______________________________________________________ 🇮🇳🇱🇰 #india #indianfood #srilanka #srilankanfood #asia #asianfood #foodpic #foodstagram #tasty #delicious #spice #ADDA #curry‪ #bonus #track #インド #スリランカ #スパイス #カレースタグラム #下北沢 #ボーナストラック ‪#デッカオ #ボタ #カレー #カレー好きな人と繋がりたい #‬フクドローン #ふくすたぐらむ (ADDA curry/bar) https://www.instagram.com/p/CC-Qthpgb3P/?igshid=1g4jme96ezzr6
8 notes · View notes
riri827 · 3 years
Photo
Tumblr media
年末料理しませんシリーズ 30日 無理矢理仕事納めました💦 来年のことは知らん! なのでほんとの忘年会! ジリノさんで食べ納め! 藁焼きずっとたべたくて なかなか他のものを食べてしまってたどり着けなかったのですが やっと藁焼き羊いただきました! あの野性味溢れるひつじさんがこんな繊細でやわらかくなるなんて! はしたないかもですが骨についてるお肉までいただきました!(むしろここが好き) いつもの58.3℃火入れ鶏レバーと はじめての57.0℃火入れ 国産牛もも肉のカルパッチョ仕立て 幸せすぎて口が腫れるかもしれん😋 これはいままでメニューでみたことないよね?とたのんでみた、鶏肉とお野菜のスパイスクリーム煮込み これはたべてほしい!みためはクリームシチューなんだけどスパイスがはいっていて幸せの香りがします! めちゃくちゃ温まりました ふりかえると2021年もたくさん美味しいものいただけて幸せな一年だったなぁ🍀 これからも健康でおいしいものたくさんたべていけるようにがんばろう😌 #instafood #food #yummy #おそとごはん #忘年会 (Girino) https://www.instagram.com/p/CYITdIaF6xf/?utm_medium=tumblr
1 note · View note