お散歩がてらの、初めてのハンブルグ観光。港湾博物館やスパイス博物館、そしてミュンヘンから修学旅行に来る女子高校生憧れのカフェ・ド・パリへやっと潜入。
ハンブルグはその昔、大きな中洲をくり抜き整備して自然にあった中洲を人工的にドックにした港湾都市。従い、1960年代以降、大きな貨物船になるに連れ、1880年代の手掘りの港湾工事では大型船舶が入ってこれず、港湾としては限界を迎える。そのため、より外海へと今の主要港湾は移動している。では、ハンブルグ手掘り港湾のできる前は、どこが主要なハンザ同盟の港湾だったかというとブレーメンの音楽隊で有名なブレーメンである。1800年代半ば頃まではブレーメンの方がハンザ同盟としては栄えており、北ドイツで唯一百年以上続くレストランや有名なティーハウスなどは、ブレーメンにある。
なぜ、ハンブルグか。その鍵を握ったのはユダヤ人達であったらしい。当時はデンマークの直轄飛び地もハンブルグにはあり、未だに特別地区として日曜の午前中まで市場を開ける。fischmarktとして有名な観光地になっており、私も数回行ってみたが、わざわざ行くほどのものではなく、別に美味しい魚が売られている訳ではない。完全に観光市場になっているので、雰囲気が好きなら行けば。。。って感じの場所。話しを元に戻すと、ビスマルクがワイマール共和国としてドイツを統一するまでは、みんな諸侯が勝手に治めていたというのがドイツである。日本よりも随分遅く統一されているのだ。だからという訳では無いが、ドイツは地方色が未だに強く、地方同士で仲が良くない。ユダヤ人殺せみたいな、共通の目的でもないと、なかなか一致団結できない人々なのだ。私みたいな超ド田舎の辺境のバナナ人の島から着た人間にでさえ、仲良くなるとドイツ人は自分の出身地以外の人間の悪口を平気で言う。まぁ部外者はどうでも良いので、部外者のワシは聞き流している。が、一部道理が通っているところもあるので、全て聞き流している訳ではないが。。。
さて、この港湾。第二次大戦中、イギリスから空爆の標的にされ、八割は消失している。そこをねちっこいドイツ人気質で、19世紀の設計図を引っ張り出して、寸分違わず1950年代には再建する。しかし、1960年代半ばからは、大型船舶が入れない位に水深が浅い事から、全く使いものにならなくなり、もっぱら中東戦争を逃れて絨毯やスパイスを持ち込んだアラブ人たちに倉庫として利用されるようになり、世界遺産に登録されるまでは荒れ放題に荒れていたらしい。
世界遺産に登録されてからにわかに再開発が進められ、エルブフィルの入る音楽ホールなどもできて、現在に至る。
港湾博物館で感動したのは、港湾の歴史だけではなく、主な交易品についての説明。ブレーメンや北ドイツは紅茶を好むのだが、なんとドイツ人が1年間に飲む紅茶茶葉の量はたったの240g程度。ワシなら優に一ヶ月でそれ位の量の茶葉、緑茶、紅茶、中国茶を飲んでいる。ドイツ人は紅茶の代わりに、ハーブティーを飲むのだが、これは貧民のやっかみだったらしいことを、ここの博物館で学ぶ。ヨーロッパにおける港湾都市は少ない。南にマルセイユ、ベニスがある程度。北はやはりブレーメンかハンブルグになる。アントワープはまた別だから。。。ドイツ語圏内に売りさばくスパイスや茶葉、コーヒー類は全てドイツ経由なのだ。だから、彼らは中間マージンとして莫大な関税と莫大な上乗せ金で利益を得ている。ハンブルグのなんとも言えない鼻につく、にわか金持ちとしか思えない豪奢振りは、こうした浅い歴史の成せる技なのだ。現にワシの所属する研究所の創設者も19世紀後半にハンブルグは儲かるらしいという噂を聞きつけた貧しい漁師が、自分で木を切って小船を作り、当時の大型船から人や荷物を搬入したり降ろしたりする事をビジネスに思いつき、デンマークとの国境付近の小さな島から移住したリックマース家に由来する。ワシ、通りで、エルクの事嫌いなはずだ。底浅いし、品が無いし、バカだし、最悪の男だとしか思っていない。まぁ、でも給料貰いながらドイツ見聞できるので、貰える間はいないとね。ワハハ。
紅茶や茶葉は、完全に貴族階級や金持ちの飲み物で、庶民はどうひっくり返っても飲めないものだったらしい。なぜなら、港湾都市特権で州として州外に関税をかける事ができたらしいので、ドイツ語圏内外の内陸ヨーロッパにおける茶葉やスパイスの独占販売ができたのだ。内陸都市からしたら、仕方ないので高額をふっかけられても購入していたのだろうが、従って、実は未だにハンブルグ嫌いな人々は多い。そうした反発を金と金で買った権力で黙らしているのが、ハンブルグなのだ。またおまけに、ユダヤ人イジメの時期に入ると、ユダヤ人は強制収容所に送り込み、彼らが築いた商売を居抜きでいただいてしまったのが、今偉そうにしているドイツ人たち。だから、功罪のつもりなのか分からないが、ハンブルグは社会民主主義党員が多い。ショルツも社会民主党。
コーヒーは、主にインドネシアとブラジルから輸入していたが、これは、チョコレートの代替品としての利用だったらしい。日本人はチョコレートは食べ物と勘違いしているが、チョコレートは元々、飲み物ざます。単価重量が金より高いカカオ豆は貴族や金持ちしか手が出せず、中産階級の庶民が飲んだのがコーヒー。ライプツィヒに住んでいたバッハもコーヒー・カンタータを書いてしまう位、コーヒーはバッハの頃、庶民の間でチョコレートの代替品として爆発的に普及する。つまりだ。貴族の紅茶に対して、庶民のハーブティー。貴族のチョコレートに対して、庶民のコーヒーという構図があるらしい。
このコーヒー豆。ワシもその昔、家の庭にコーヒーの木があったし、母はロブスターとアラビカならアラビカしか飲みたくないだろ、ロブスターなんてカサ増しよ、カサ増し、という暴言をカマスほどの中産階級ザ庶民代表。なんと、ハンブルグではコーヒーは、中間輸入業者として重要なコモディティだったので、コーヒー豆は女性達が一粒一粒、手で選別していたらしい。右上の白黒写真は、女性達がコーヒー豆を選別している所。旦那が港湾労働している間、妻はコーヒー豆選別という構図だ。大阪の堺の博物館で見たのだが、江戸時代にでさえ、日本では漢方薬原料の選別に用いる木枠を発明していたのに。。。ドイツ人ってアホ。っつーか、人間を人間とも見なさない習慣は、何もユダヤ人迫害で露呈したのではなく、ドイツ人同士でもやっていたのね。。。道理で、世界の天才ワシの事も腐ったバナナ扱いするわけだ。なーんてね。ガハハ。色々と勉強になった。
しかし、もう帰国が目の前の今、色々と博物館に行くので良かった。こんな事を着任前に知っていたら、もうこちらで出くわした事、数々のイヂメや嫌がらせにヘドが出て、さっさと任期満了前に逃げ帰っていただろう。まぁ実際、お休み毎に逃げ帰ってはいましたが。。。そうでもしないと精神的に持たない街ですな。ハンブルグは。
スパイス博物館は御愛嬌。カンボジアの胡椒が胡椒のシャンパンと呼ばれているとか、胡椒の実が成る軸の部分でさえ輸入して胡椒代わりに使っているとか、中国からは乾燥生姜を大量に輸入していたとか、ここでも、ハンブルグと中国の昔からの蜜月振りを味わう。ごちそうさまでした。
帰りに、今まで一度も入れず、予約無いのに何来ているの?あんたバカ⁇扱いをする、高慢ちきなカフェ・ド・パリに何気なく寄ってみると、なんと、すんなりと通してくれた。第二次大戦中の爆撃を逃れたので戦前の雰囲気を残す室内とおフランス料理を売りにしている。今日のケーキは何あるか?とドイツ語で聞くと、色々と言ってくる。ワシ、頭の中が大混乱。ドイツ語分かるけど、もう言われた矢先からケーキの名前は忘却し、どんなケーキなのかしか分からない。ドイツ語でレモンタルトが言えなかったので、タルト・オ・シトロン、シルヴプレざーますと、あまりにも気取っている店員にムカついてフランス語喋ってやると、ドギマギして英語で応えてくる。アホか、こいつら。ドイツ語片言だからって、ワシを舐めんなよー!と思っていると、感じの良い若いケルナリン(ウェイトレスのドイツ語)が給仕担当になってくれた。可愛い女の子なので全て許す。
黄昏時の港湾と、その名も「木綿(Baumwall)」という駅。後ろにそびえるのはミヒャエル教会。ミヒャエル教会を見て、咄嗟にコックのミヒャエル君と彼女のレベッカを思い出し、一報入れておく。あぁ。観光って良いわ。気楽で。
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ゆめさん劇場 本編
※これはリネージュのイシルロテ鯖にて2018/12/13(木)夜9時半過ぎに全体チャットした全内容です。1時間に及ぶゼンチャでした。
こんばんわー。
まったりクランのスネアイ勧誘担当ゆめおばこです。覚えていますか?
今日はクラン員募集ではなく、全茶イベント「ゆめさん劇場」をお届けしたいと思います。
これから私が主人公の、リネ内の恋ばなを面白おかしく書き綴っていきます。
これはあくまでも「お話し」です。
長くなると思うので、邪魔な場合はゼンチャオフをお勧めします。
約20分を予定しています。
あと、オプション→ゲーム設定の一番下に「スパム自動遮断」のチェックボックスがあると思います。
チェックが付いている方は外してください。
そうしないと20回くらいで自動的に遮断リストへ登録されて続きが見れなくなります。
しっかり見たい方はチャット欄→のボタンでチャット窓を大きくするといいですよ。
準備はできましたでしょうか?
それでははじまりはじまり~。
これはここ2カ月間のお話しです。
ある日、過疎化したスネアイに一人の男が加入してきました。
ちょっとかわいい系の男エルフさんです。復帰者だそうです。
表の顔はとてもいい人で、積極的にクラン活動にも参加したり、クラハンの分配作業を引き受けたり、よくクラン員に消耗品などを配ったり、アイテムをあげたりもしていました。
私がクラン活動を頑張っていると、特別仲が良かったわけでもない彼から
彼「好きです!付き合ってください!」
私は軽い気持ちでOKしました。
私「いいよー今フリーだし。でも恋愛相手としては好きかどうかわかんないし、リネ以外はNGだし、よく寝るし、てきとーだし、それでもいいの?」
彼「いいです!」
こうして私たちは付き合うことになりました。リネ婚じゃない所が謎です。
リネで付き合うって何するの?って思うかもしれません。ゲームですもんね。
簡単に言えば、いつも隣にいたり、WISでお話ししたり、一緒に狩りしたりです。ただ、その内容がラブラブなだけなのです。
私の場合は恋愛感情がほとんどなかったので、お試しという感じで友達的に付き合っていました。
あ、ちなみにこの頃入った新人さんにはネカマです!って自己紹介してましたが、誰も信じなかったです。本当にそうならもっと話が面白くなったんですけど、残念です。
大体次のような感じの一日になります。
夕方ごろ私が帰ってきてインしていると彼も帰ってきてWISで
彼「ただいま~ ちゅ☆」
私「おかえりー ちゅ★」
彼「ぎゅ~~~~」(抱きしめてるらしい)
私「ぎゅーーー」
彼「浮気してないよね?」
私「私を好きになる物好きなんてあなたくらいでしょw」
彼「ゆめさんゆめさん」
私「うん?」
彼「好き好き~!!」
私「ありがとw」
彼「また後でイチャイチャしようね」
二人ともあほです。ゲームで何してるのと。
私はそのあとすぐに晩御飯になるので釣り放置します。
彼も私の横にピッタリくっついてきて釣りします。
私は体調があまり良くなかったので、食べた後は横になってちょっと寝ちゃいます。体調が良くない事は彼も知っています。
起きると大体夜8時頃、来るのが遅いと彼の機嫌が悪くなります。
彼「おそい!!」
私「ごめーん」
彼「少しでも長く一緒にいようと思ったのに、もう時間ないでしょ!」
私「うんごめんねー」
大体夜9時頃からクラハンがあります。
それまでの時間は体調のいい時は一緒に狩りをしたり、あまり良くない時は宿屋でお話しをしたりします。
宿屋ではこんな感じです。入って必ず私がベッドの横に誘導されて向き合わされ、
彼「ちゅ☆」
私「ちゅ★」
彼「ぎゅ~~~~」
私「ぎゅーーー」
彼「口をちゅーするように突き出してて」
私「うん」
彼「ちゅ~☆」
私「ちゅー★」
私「これってはたから見たらただの馬鹿だよね」
彼「そうだね」
彼「ゆめさんゆめさん」
私「うん?」
彼「好き好き~!!」
私「ありがとw」
もう日課です。律儀にやる私も私です。
彼「胸もんでいい?」
。。。は???
あとはご想像にお任せします。
彼「ゆめさん私のこと好き?」
私「友達としては好きだけど、恋愛相手としては好きかどうか正直よくわかんない」
正直に答えました。こういったやり取りが何度かありましたが、同じ答えをしました。
彼「お願いがあるんだけど、一度でいいから好きって言ってくれないかな?」
私「じゃあ好き」
彼「それじゃあ言わせたみたいじゃん」
私「すき」
彼「幸せ~~~~」
。。。え、いいのそれで??
彼「いつかゆめさんの方から好きって言ってほしい」
私「好きになったらね」
ある日、彼が付き合った記念にアクセサリーをプレゼントすると言い出しました。
緑VIPカードがあるのでVIPロビーに連れていかれました。
私は無課金プレイヤーなので、課金アイテムにはあまり興味がなくて今まで素通りしてたんですけど、NEWVIPコインというものでアクセサリが買えるお店に連れていかれました。
彼「この中から好きなアクセサリー選んで」
私「急に言われてもわかんないよー」
彼「じゃあ後で考えておいて」
私「うん」
あまり興味がなかったので放置してたら、急かされたのでちょっと調べてみました。2、3千円くらいの物かと思ってたら、確率で買えるアイテムで2万とか10万とか下手したらそれ以上かかるものだと知りました。
私「そんな高いもの受け取れない!」
彼「付き合った記念だからそれくらいは出さないと」
私「いらない!自分のガチャとか課金アイテムに使ってよー。貢がなくても側にいるから」
自分のアクセは買ったんだそうです。ペアアクセのつもりだったんでしょう。
彼は機嫌が悪くなりました。どうしてもペアアクセが欲しかったみたいです。
しょうがなく私は、
私「なんか市場で売ってるのとか安いのとかないの?」
彼「スナッパーとかあるけど」
私「じゃあそれでいいよ」
彼「ショップ見てみて」
私「じゃあスナッパーの勇士リングっていうのにする」
彼「私は体力リングにした。一緒の方がよかったんだけどしょうがないね」
私「じゃあ私も体力でいいよ」
彼「やった!これでペアだね」
なんかめんどくさくなりました。こうして買うことになりました。
彼「私はゴールドVIP確定だから、あとは私の代わりにゆめさんが買って一緒にゴールドVIPになろうよ」
彼「特典とかすごいよ? BitCashは出すから」
私「まあそういう事ならいいけど。。。」
彼「じゃあこれとこれと買っといて。でも3万には届かないんだよねー。何か欲しいのある?」
私「ない」
彼「それじゃゴールドには届かないよ?」
私「うーん、他に自分でほしいのとかないの?」
彼「もう買っちゃった」
私「私はいらない。自分が強くなるために使ってよー」
彼「私は自分が楽しむ為にお金を使うんだから、ゆめさんは何も気にする必要はないんだよ」
私「見返りを求められそうで怖いの」
彼「心外だな。私がそんな男にみえる?」
私はここで折れてしまいました。これが失敗でした。断固拒否するべきでした。
私「わかったよー。じゃあ欲しいの探すね。」
自分でお金を出してまでは買わない課金アイテムを選び始めました。
私「じゃあ200%紋様とグレムリンの魔眼」
彼「わかった。まだ届かないね。あとは?」
私「欲しいものないよー」
彼「じゃあ成長の果実の箱セットも私と一緒に買おう。まだ届かないね」
あと3千円ほど届きませんでした。
私「わかったよーあとでてきとーに選んでおく」
ここでBitCashのIDを受け取り、登録してアイテムを購入しました。
彼が二人のための共有倉庫クランを作っていたので、そこに私が作った倉庫用キャラをジョインさせて、彼の代わりに買った課金アイテムをクラン倉庫に入れるよう指示されました。
また引退することになった彼の知人が、ゼンチャで「いくらでもいい」と売りに出していた+9血戦のマント(50Kだそうです)やその他私の弱かった部分の装備など、課金アイテム以外でも色々くれたりしました。
インシグニアを持っていなかった私は、いつかは欲しいと言ったことがありました。
ある日、課金イベントでインシグニアが販売されました。
彼は自分の分と私の分のインシグニアをそれぞれ30箱買ってくれました。
もう彼が楽しむ為ならいいやって思って、普通に買ってもらいました。
結果は+5が一つ出来ただけでしたけど、満足でした。貢がれることに慣れ始めてきました。
彼は迷いながら自分で成長のキューブを買ったりもしていました。他にも何か買っていました。
いつ買ったのかも知りませんけど、血戦装備も買っていたようです。結構な出費のはずです。
そんなことも色々あったりして、そのあと毎日夜9時頃からのクラハンに参加します。
毎日のクラハンは、ある古参のクラン員の方が毎日開催してくれました。
最後の分配作業は彼が買って出ます。
アジトでの分配作業が一段落すると、彼は私の隣にぴたりと寄ってきます。
私の近くに男キャラがいると、男キャラとの間にわざわざ立ってから遮るように私の隣にきます。
彼「どうする?」
私「さすがにこれから狩りはしんどいよー。ゆっくりしたい」
彼「宿屋いく?」
私「うん」
そうして私達はまた宿屋へ向かいます。
彼「ちゅ☆」
私「ちゅ★」
彼「ぎゅ~~~~」
私「ぎゅーーー」
以下略。日課です。一度でも忘れると機嫌が悪くなります。
私「体調悪いから12時ころには寝たいんだけど」
彼「うんわかった。それまでゆっくりしようね」
私「うん、まったりする」
彼「ゆめさん、パンツ何色?」
。。。は???
私はリアルまで束縛されるのが嫌なので、リネ以外はNGとLINEすら教えていませんでした。
でも彼はいつか必要になるかもしれないからと、LINEのIDだけは教えてきました。
ある日長文を渡さなければいけない事があって、どうしてもリネだと難しいので軽い気持ちで彼のIDを登録して長文を送りました。
そしたら、たまにLINEしてもいい?と言われたので
私「たまにだったら別にいいけど。。。」
と言ったのが間違いでした。
それから毎日4回、朝、昼、彼の仕事終わり、彼の帰宅時の4回LINEが来るようになりました。
想像がつくと思いますけど「ちゅ☆」付です。
付け忘れると機嫌が悪くなります。返信しないと更に機嫌が悪くなります。
LINEが来ていることに気づかないでリネにインすると、とても怒ります。喧嘩になります。
私がインしたらLINEで知らせてと言われた時も、知らせたのにも関わらず
彼「なんで知らせてくれなかったの!」
LINEに気づいていないだけだったようです。
リネ以��でも気を遣わなくてはいけなくなりました。
元々アクティブな人数が4人しかいなかったスネアイは、この頃に急に人が増えて10人を軽く超えるようになりました。
まったりクランで人が増えすぎても困るので、私は勧誘活動をストップしてクラン員が定着するように頑張っていました。
クラチャやクラン員の相談事、トラブル対応、他のクランとのやり取り、つまりは会話がメインでした。
WISが来たりWISをしたりするときは必ず「これからWISするね」とか「今WISがきた」とか彼に断るようにしていました。
彼「他の男とWISしてたの?」
彼「誰とWISしてたの?」
彼「何話してたの?」
彼「ふーん。そいつの方がいいんだ?」
嫉妬です。そのたびに私はいつも
私「またそんなこと言うー」
この言葉を何回言ったかわからないくらい言いました。
クラン活動がまともにできません。
彼がリネにインしてからは特別な理由がない限り自由な時間はありません。
一人でしか入れないイベマップ25分が唯一一人になれる時間でした。
宿屋で話をしていると、彼は必ずと言っていいほどあっちの方に巧みに話を持っていこうとします。
もう三日もしてなくて辛い辛いとしきりに私に訴えます。
私「そういうDVD見るとか何か方法ないの?」
彼「ゆめさんじゃないとだめだ」
困りました。ほっとけば済む話なんですけど、私は性格上つらそうな人をほっとけないようです。
ダメな男に引っかかるタイプです。
そこを突かれました。結局彼の行為を手伝わされます。
ちなみに私は体調も良くなく、その気も全くありません。
彼「ちょっと体触っていい?」
私「どうやって??」
彼「俺の指示通りに自分で触ってくれればいい」
私はしょうがなくOKしました。
途中で何度も体調がつらいと言いましたが、
彼「無理しないで、ゆっくり触ってくれればいいよ」
とやめようとはしません。指示はどんどんエスカレートします。ここには書けません。
私「具合悪くてもう無理」
彼「もうちょっとで行くから我慢して!もうちょっとだから」
彼がどこぞに行くまで待たなければいけません。そうして数十分、長くて1時間待たされます。
さすがに具合が悪くて起きていられないので、私は指示されたことをやめてこっそり寝ようとするんですけど、たまにチャットで状態を聞かれたり経過を説明されるのと、最後にいなかったらどんなに怒られるか怖かったので、椅子に座ったまま待ちます。
その間体力をとても消耗して症状も悪くなります。
彼「すっきりした。店に金をかけるよりずっといい」
その後二日くらいは具合が悪化して、リネは無理してクラハンに出るのがやっとの状態で、あとは横になって休むことが増えました。
「少しだけ体調が回復した」と彼に言うとまた言葉巧みに同じことを繰り返し、また二日悪化して休みます。
何度か繰り返してさすがに私も、彼が自分の欲望を満たしたいだけだと悟って怒りました。
この頃には体調悪化は慢性化して、休んでも回復しなくなっていました。
私「無理しないでって言いながら無理させてる!全然私のこと考えてない!」
彼「ごめんねなるべく我慢する。でも三日が限界だよ」
私「なにか方法はないの?」
彼「ゆめさんのあそこの写真送って」
。。。ドン引きです。自分の事しか考えてません。
私は体調が悪化して、仕事を休んで病院に通い始めました。
複数の科を回って検査もしました。
診察室に入って先生の第一声が「顔色悪いねえ」でした。
原因は簡単な検査ではわからず、検査入院が必要だと言われました。
検査の予約待ちもあるので入院して2~3週間かかるようです。
いきなり入院と言われて困ってしまって、次の診察まで入院は待ってくださいとお願いしてきました。
ストレスからか髪が大量に抜け、体重も激減しました。
彼「ゆめさん私のこと好き?」
私「友達としては好きだけど、恋愛相手としては好きじゃない」
はっきり言いました。この後も好きかと聞かれたら同じことを言いました。
彼「きっといつか振り向かせて見せる」
彼「前よりもっとゆめさんが好きになった」
彼「おかしいなあ、俺Sだと思ってたけどMだったのかなあ」
彼「ゆめさん好き好き!」
彼「もう好き好きすぎておかしくなっちゃいそうだ」
。。。ゾワっときました。
別れたら何をされるかわからない怖さもありました。
でもここで別れたら良かったと後悔しています。
私「自分の悪いところを直したい?」
彼「うん、直したい」
私「かなり難しいと思うけどいいの?」
彼「頑張るよ。俺顔もいいしこれで性格直ったら完璧じゃん」
歴代の彼女も私の時と同じ理由で別れているようでした。
簡単に言うと、過剰すぎる嫉妬と束縛、従順さを求めすぎの3つです。
自分の思い通りに動く彼女が欲しかったのかもしれません。
そのことを彼に説明しました。彼も薄々とは感づいていたようです。
どうしたら治るか相談されました。
この人をほっとけない、今のうちに悪いところを直してリアルで誰かと結婚してほしい。
そう思って、彼に悪いところがあったら私がその場で指摘する方法で、彼に自覚してもらうことで同意しました。
後にこれら指摘を彼は暴言と呼びます。
次の日さっそく彼がLINEでキレます。
私「じゃあ何も言わない方が良いのね。昨日と話が違うけど」
彼「うーん」
私「続ける?やめる?私はどっちでもいいけど」
彼「続ける」
従順じゃなければいけないようです。
私は今度キレたら別れますと言いました。
それからは毎日のように、彼の悪いところが出るたびに私が指摘すると
機嫌が悪くなって喧嘩になるか長時間黙り込むようになり、
私「じゃあやめる?」
彼「…続ける」
これがしばらく続きます。毎日が修羅場です。さすがに私も参ってしまいました。限界です。
指摘しても自分で悪いと思っていないようでした。
ゆめさんが言いたいこと言ってるだけ、だそうです。
これは直らない、無駄だと思いました。
都合が悪くなると彼が長時間沈黙するのにも疲れました。
自分の事しか考えられない人だという事もよくわかりました。
普段の表の顔は演じているだけでした。
彼「ゆめさん私のこと好き?」
私「友達としては好きだけど、恋愛相手としては好きじゃない」
私はまた同じ答えをしました。
彼「あっそう。」
この日、彼はキレました。終わりです。彼の方から
彼「じゃあ一緒にいてもしょうがないね」
私「もうこれ以上続けることは無理ね」
彼「じゃあどうするの?別れる?」
私「別れましょう」
ようやく別れることになりました。
別れた後こう言われました。
彼「自分を好きでもない女にかける金はない」
彼「今までかけた金を全額かえせ」
私「わかった」
これで縁が切れるならと、彼からもらった物で渡せる装備アイテム類を全て渡しました。
私「人に渡せない装備とかアイテムはどうするの?」
彼「カイモ換算でアデナで全額かえせ」
私は耳を疑いました。ドン引きです。
私「いくらかわかんないよー」
彼「自分で考えろ。履歴とか見ろよ」
ちなみに後日計算してみました。
48,300カイモでした。医療費の方が高いくらいです。
私「あなたが私にしたこと、わかってる? 私が今どんな状態か教えてあげましょうか」
私「一か月前からの体調不良がまだ治らなくて、二週間仕事を休んで病院に通っています」
私「あなたの無理なアレのおかげで長引いて」
私「それからもう一つ、私はコンビニスイーツをたまに買って食べるのが好きです」
私「新商品でおいしそうなのがあったので、手に取ろうとしました。〇〇〇〇ケーキという文字が目に入りました」
私「急に吐き気に襲われました。こんなことはじめてよ。リネがリアルにまで影響してるの」
自分でも知らないうちにトラウマになっていました。
彼「そこまで嫌いだったらなら、最初から言えば良かったのに」
最初から嫌いだったら付き合うわけがありません。
彼「別れた後で嫌いだとか言われても困るわ」
彼「ちゃんと返してくれるなら別に何も言うことはないよ。普段通り接するだけ」
私「本当に本気で言ってる?」
彼「そう言ってるでしょ」
彼「別にカイモで返してもらってもいいんだよ?」
私「よくわかりました。もうお話しすることはありません」
彼「なにいってんの?」
彼は自分に都合の悪い事を言われると、話の途中で長時間沈黙するクセがあります。
短い時で5分ほど、長くて30分以上です。
離席しているわけでもありません。
一度あまりにも長いから寝落ちしたと思って、私もそのまま寝たことがありました。
起きたらその後のログが残ってて寝ていたわけじゃないことが分かりました。
そして都合の悪い話は頭で修正されるかごっそり抜け落ちるようで、後で話をしても話が全くかみ合いません。全て私が悪いことになっています。
なのでたとえ本人と話をしたとしても言った言わないの水掛け論になって、
第三者からから見たらどっちもどっちとしか見えないでしょう。
そんな人無視すれば?遮断したら?別鯖に行ったら?何リネにこだわってるの?他に楽しい事あるでしょ?貢がれていい思いしたんでしょ?付き合ったあなたの責任でしょ?どうしてすぐに別れなかったの?
そういう意見も多いと思います。私もそう思ったので引退しようと思いました。
この男がこの鯖にいると思うだけで気持ちが悪くなるからです。
でも悔しいのと、リネを離れて体を休めていてもこの男の事が頭をよぎって、
結局気持ち悪くなって体調も良くなりません。
悪夢も見ます。私の中で決着を付けたかったんです。
こんな体調なので、下準備にも結構な時間が掛かってしまいました。
もし今回の件の精神的ストレスから来る体調不良だとしたら、これで良くなったら儲けものです。
どうせなら私が笑いものにされてもいいから、みんなを楽しませてみようと思いました。ゲームですしね。
それで今回のゆめさん劇場です。賛否両論あると思います。
もしよろしければ、最後にゼンチャにて一言でも感想を頂けたら嬉しいです。
これにて終了です。長い時間お付き合い頂きありがとうございました!!
リネージュ イシルロテ鯖
(登場人物)
彼:OシフォンO(OショコラO、OタルトO、OシュガーO)Oは英大文字
私:ゆめおばこ
以下、数日経って釣り場で知り合いが「ゆめおばこさんが大変な事になってるらしい」と白チャ誤爆したときに、彼が���れをみていて激おこWISしてきたときの内容です。
12/17(月)追記
前述のSS、激おこWISの直後から、彼は10日間ほどの24時間連続の無言釣り放置に入ります。長期間の沈黙です。
メンテの日は前の日の寝る時間に落ちて、メンテ後の仕事から帰ってきた時間にインしてまた放置します。
クラチャを監視していたのだと思います。なんの変化もないのでその次のメンテから急にインしなくなりました。
その後すぐ本人不在のまま「ゆめさん劇場」を開催しました。別キャラを作って見ていたかもしれませんけど。
その日プリさんは疲れていたので、終わってすぐ寝ちゃいました。彼の追放は後日という事で、インして来たら晒しものになるのでほっといたんですけど、結局来ませんでした。逃げたようです。
本日彼のサブキャラ含めて全キャラをクランから追放しました。
とどめの便箋も送っておきました。心に突き刺さるたった二行の文章です。
全キャラを遮断しました。
もしまだのうのうとこの鯖にいて、別キャラを作って金返せと来るようであれば、もっと強力な次の手を用意してあります。楽しみにしていてください。
参考までに、私は使いませんけど彼の顔写真と本名と大体の仕事先を知っています。探偵を雇えばすぐ突き止められるでしょう。
法律に明るい方が言うには、損害賠償請求ができるそうですよ。私はしませんけどね。
という「お話し」です。
2018/12/21 追記
今日になってチャット警告がきてキックされました。
誰かが通報したようです。
色んな方にご心配頂いていた体調の方ですけど、ゆめさん劇場のゼンチャを境に徐々に回復に向かい始めました。
原因の全てではないかもしれませんけど、このことが精神的なストレスで体調に影響していたことは確かなようです。12/27に入院の可否が決まります。
年末年始の入院は絶対避けたいです;;
2018/12/25 追記
したらばにリンクを書き込もうとしたんですけど、規制ホストですとか出てそれ以降も書き込めませんでした。
リンクを貼ったらダメみたいですね。
余談ですけど、数日前にスネアイを脱退しました。
警告とキックの件をNCJに詳しく聞いてみました。
ここには書けませんけど、直接じゃないあいまいな表現も、なんとなくそう取れるような表現も、書いてないのにこういう意図が感じられるという表現も、全部アウトです。厳しすぎます。ゼンチャが静かなわけです。
鯖ごとに基準が違って、NonPVP鯖が一番厳しいようです。
2018/12/27 追記
本日2つの診療科で検査と診察をしてきました。
強いストレスが原因の可能性が高いとのことで、一応年末年始の入院は回避できました! 皆様ご心配をおかけしました。
まだ完全には体調が戻っていないので、年末年始はゆっくりします。
例の彼は逃げたようで、あれ以来全くインして来ません。
別垢でいる可能性もありますけど、私に接触してきません。
ゆめさん劇場の目的は達成しました。
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