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#ビザール
may8chan · 1 year
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司書房 ビザール・プレイ 1
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nemosynth · 2 years
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episode 5 - KAWAI K5000W
1988年春、ついにKORG M1発売!!! タメにタメ、待ちに待った救世主の降臨に市場もコルグ社員も湧いた!!! 同時にROLANDも新型廉価版LA音源シンセ・キーボードによるちゃきちゃきのラインナップD-20、D-10、同LA音源モジュールD-110を発売。既に前年に歴史を変えたD-50とともに世界は一気にPCMサウンドへとなだれ込んだ。
そこへ同時デビューしたのはCASIO VZ-1。それまでの人気商品CZ シリーズからさらに踏み込んだ新開発iPD音 源とグラフィックLCDとをひっさげ、事実上のデジタル・フル・モジュラー・シンセとなるも14万8千円というお値打ちな戦略プライス。
しかし不運にしてその新音源iPD方式とは難攻不落のFM 方式をさらに上回る高度な変調方式となってしまい、音創りは超難解。でもそれだけならまだシンセ・ヲタにとって挑戦しがいがあったはずなのだが、タイミング悪くPCMサウンド時代到来にはちあわせしてしまいVZ-1は埋没。PCM波形を使う方が単純明快な理論で仕組みも分かりやすく結論も早くおまけに音が斬新とくりゃ、いくら名機でも相手が悪かったとしか言いようがない。
そしてそれは5年に及ぶ無敵のラインナップを誇っていた鉄壁のFM音源シンセたちと言えども、時代の潮流が変 わったことを思い知る運命の瞬間であった。
♬     ♬     ♬
ついにやってきた本格的デジタル・シンセ時代。上から下まで計5機種に及ぶPCMシンセが一気に発売されたことで堰を切ったようにサンプル・ベースの音色が世界を席巻。最安価のキーボード・シンセはROLAND D-10、メーカー小売価格12万8千円、しかもまだ当時珍しいベロシティ対応鍵盤も搭載。さぁついにキミやボクにもPCM音色をタッチ・センス・フル対応でどうぞ!
と思ったその矢先......!!!
第6のPCMシンセ、ダークホースKAWAI K1、61 鍵ながらに可搬性に優れたコンパクトなボディにたくさんの PCM 波形を搭載しアコピの音もばっちしでお値段きゅっきゅっぱ! しかもベロシティだけじゃないよアフタータ ッチも装備、おまけに鍵盤はクラス初おもりつきで“カワイらしく”タッチもよろしいのよ、さりげなくベクトル合 成までできたのよ♬
まさかのPCMシンセが10万円を切る値札付けて登場、思わぬ伏兵にD-10、D-20、D-50、M1に至るまで親亀コケたら皆コケるが如く足をすくわれ総ずっこけ。しかも相手はKAWAI。よもやこんなにセンスの良いあかぬけたフレンドリーな機種を投入してくるとは誰が予想し得たであろう。ってかそもそもカワイってシンセ作ってたっけ? やんごとなき良家の坊っちゃん嬢ちゃんがお行儀よくヤノピを習うカワイ音楽教室? KAWAIの電子オルガ ンことドリマトーンなんて覚えてる? エレクトーンはYAMAHAの商標ですよ。バブル期のことなんてもう忘れたってか?
しかしその源流は、実は狂乱バブル期どころか日本が焦土と化し灰燼(かいじん)と化し、すべてがただの焼け 野原となりただただ空だけが広く明るかった敗戦の翌年にまでさかのぼるのであった。
♬     ♬     ♬
TEISCOとはTokyo Electric Instrument and Sound Companyの略だという。その前身となるアヲイ音波研究所が設立されたのが敗戦翌年の1946年。その2年後辺りからはテスコというブランドでハワイアン・ギターやアンプを販売。まだ日本が謙虚にもの作���していたころであり、朝鮮戦争へ行った米兵が買っていったという話もあ り、いずれにせよビザール・ギターとして欧米で知られることに。
1958年、なんと日本初の電子オルガンことテスコ・スーパーエレガン(TEISCO Super Elegan)発売。モノフォニックの真空管式オルガンであり、ここからKAWAIの電子オルガンことドリマトーン・シリーズへとつながる。そしてついに、1964年にテスコは株式会社となり、2年後KAWAIすなわち河合楽器製作所の系列会社になり、電気楽器メーカーとして頭角を現すようになった。
GS(グループ・サウンズ)ブームとともに個性派ギターを連発したTEISCO。映画『エレキの若大将』にも映っているという。有名なのはスプリット・ピックアップを6つも搭載したSpectrum 5シリーズ。なんですかこれは、ピックアップ加算合成方式のギター・シンセですか? いやこれぞまさしくビザール・ギター見参!
だがギター・ブームが下火になるとともに、入れ違いに盛り上がりを見せてきたシンセ・ブームにあやかるべく、1976年テスコ初のシンセ100FをTEISCOブランドとKAWAIブランドの両方にて発売。これが黎明期の混沌にふさわしく機種名すらもが不定で、
・100F ・S-100F ・Synthesizer 100F
などと表記。 100Fは 37鍵のアナログ・モノシンセであり、1VCO/1VCF/1VCA/1HPFという構成で一番最後にハイパス・フィルターが来るのがちょっと面白いが、多分これはEGが暴れて低音ぶっぱなしてアンプぶっとばすのを防ぐためであろう。お値段は9万5千円と、当時としては少し安めな印象もあって興味深い。しかもじつはさりげなくオシレーターでフィルターのカットオフモジュレーションができたのよ♬ まるでプロ5とかOberheimみたいだね!
以来、テスコはカワイの傘下にありながらTEISCOブランドでもって次々とアナログ・シンセを世に送り出 し、YAMAHA/KORG/ROLANDの御三家とはまたひと味もふた味も違う、ビザール・ギター・メーカーにふさわ しいひねりの効いた独自路線でクールな機種展開を魅せる。
そんなふうにちょっと変わった個性派アナログ・シンセを“Sシリーズ”や“SXシリーズ”として輩出したテスコ。 そのテスコがそれまでのアナログから脱してデジタルへと足を踏み出した次世代シリーズが、KAWAIブランドの“Kシリーズ”であった。時に1983年DXシリーズ降臨、デジタル・シンセ台風の暴風圏内、KORG DW-8000が 逆風の中で後出しジャンケン負けの崖っぷち、ROLAND JX-10 "Super JX" がそれでもなんとか踏みとどまろうとしていたとき、突如として出現したみょーなシンセKAWAI K3とは?
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1.序
Kシリーズ初号機K3は、2基のデジタル・オシレーターとアナログのVCF/VCAによる6音ポリのハイブリッド・ シンセ。そのデジタル・オシレーター波形とは、KORGのDWGS音源と同じく、現実のサンプルをフーリエ解析しサイン波倍音加算合成にて再合成したものであった。
なれど正直、K3はなんとも言えない機種であった。音源構造といいUIといい、どう見てもKORG DW-8000を大 いに参考にしているのはさておき、外観デザインがイケてない家具みたい、ホイールなんかピッチ・ベンド用1つしかない。しかしK3にはDW-8000には無いメリットがあった。音源波形が32種類もあって、ハイブリッド・シンセ最大級のバリエーションであったとか、LFOにS/H波があるとか、アフタータッチで波形2つの比率を変えられる などなどといった地味にヲタなアドバンテージがあっただけでなく、一つ明らかに抜きん出たところがあった。
たった1個だけとはいえ、音源波形を自作できたのである。
なんとK3において、33番目の音源波形とはユーザーが作成する波形であった。その実態は128倍音から32個を選び、それらを加算した結果をレンダリングさせ波形メモリーに記憶させ1波ループさせることで音源波形として利用する、つまりユーザー・エディットできるサイン波倍音加算合成であった。当時KORG DSS-1、ROLAND S-50、CASIO FZ-1、E-MU Emax SEのごときサンプラーでもないのにユーザー音源波形を自力で生成できる減算方式シンセというのは寡聞にして聞かない。しかもサイン波加算合成とは理論こそフランス革命直後の18世紀末ジョ ゼフ・フーリエによるフーリエ展開のころからあれど、具現化にはおびただしい数の正弦波発振器をただただひたすら愚直に並列に配置し、愚直にいちいち発振器ごとに周波数だのエンベロープだのなんだのとパラメーターを設定せねばならず、リアルな音を出そうものなら最低でも数十基はサイン波オシレーターが必要となり、デジタルによるシミュレーションの到来まで待たねばならなかった。そんな愚直にもほどがあるシステムを実用化しユーザー に開放すべく、民生機シンセとして本格的に挑んだのがKAWAIのKシリーズだったのである。
当時デジタル化に乗り遅れ、息も絶え絶えだったKORG。瀕死の彼らが力尽きて手が届かなかった音創りへの夢を、実は黙って引き継いでいたKAWAI。奇妙なK3の開発には、実は稀代のプロデューサー佐久間正英氏がかかわっていたとも言う。音創りに賭けたKAWAIの想いはその翌年、大化けすることになる。
2.破
ROLANDが革命的な主砲D-50をファイアしたのと同じ1987年、KAWAI K5ローンチ! D-50と同じ16音ポリでほぼ同じプロ価格、2基の63倍音加算オシレーターでもって最大127ものサイン波倍音をユーザーが設定し加算合成する方式、しかも2オシレーター個別に4基の多ポイントEGで倍音構成を制御したのちデジタル・レゾナン ト・フィルターとデジタル・アンプで加工するという、怒涛のパラメーター群の襲来に飲み込まれてしまう、ガチで恐ろしい超弩級ヲタ・シンセであった。
さらに民生機初グラフィックLCD装備。7ステージEGはもちろん、倍音加算状況をスペアナのように分かりやすく図示してくれるSF映画のごとき進化ぶりに誰もが腰を抜かした。ぐっと外観も当世風イケてるデジタル・シンセ になり、ただプログラマブル127倍音加算合成というDX7すらもが顔面蒼白で逃げ出す膨大な数のパラメーターを設定せねば音創りできず、あまりの道のりの遠きにかかわるのもためらわれるほどで、誰もがK5の存在には気がついていないふりをして布団の中にもぐってしまっていた。だから意外に知られていない(笑)。しかしそれは知られ ざるKAWAIが放つ超弩級音源シンセ、前代未聞の巨大アーキテクチャーを誇る革新的シンセであった。
なお、K5の音源方式はARTS音源(Additive Real Time Synthesis)となっていたが、商標にでも引っかかったのか、後からADD音源(Additive Digital Dynamics Synthesis)となった。
3.急
そして翌1988年、冒頭で紹介した驚愕の廉価版シンセK1見参! なんせタッチ・センス完備の16音ポリデジタ ル・シンセが9万9千8百円。してその音源波形はPCM波形と、DWGS音源みたいなサイン波加算合成で生成し たVM波形なるものとで合計256波形に達し、そのうち4波形を選んでおのおのに音量エンベロープかましてミックスするだけ、あとは必要に応じてAM変調もカマすだけ、ジョイスティックまであってベクター合成ごっこするだ け、これまた壮絶にシンプルな加算合成シンセであった。フィルターすら持たないコロンブスの卵シンセであり、 逆にその限定っぷりが潔く音創りに見切りの早さと創意工夫とをもたらし、画期的コスト・ダウンも実現せしめた。KORG M1がデビューした熱狂の影で、K1もまた人気を呼んでいたのである。
そのさらに翌1989年には16ビット・デジタル・オシレーターにデジタル・レゾナント・フィルターとマルチエフ ェクトとを加えたPCMシンセK4を投入。K1はリバーブ/ディレイを追加したK1 IIへと置き換わり、ここにKAWAI Kシリーズはラインナップ完成。腕っぷしの強いドラマーがたたいたみたいな頼もしい音がするリズム・マシンR- 50シリーズ、メリケン人の熱きご要望に応えたというこだわりのパーカッション・シンセ・モジュールXD-5、庶民の味方シーケンサーの名機Q-80、明らかに“分かってる”人が開発した便利アイテムMIDIミキサーMM-16、明らかに“分かってる”人が開発した4チャンネル・セミモジュラー・リバーブRV-4などなど、KAWAI機種だけを買えば いっちょまえにかっちょええ“分かってらっしゃる”自宅スタジオが、しかも比較的にお買い得なお値段で実現するというシンセ・キッズにうれしい夢が実現、奇跡のようにきらめくデジタル・シンセ音が誰でもお手軽に手にでき るKAWAIシンセ黄金時代を迎えた。
廉価機種で輝いていたKAWAIに対し、当時のKORGはM1とTシリーズという20万、30万、40万円するプロ価格 帯にフォーカスしていたので、KORGとKAWAIとでPCMシンセ市場の棲み分けができていたとも言える。プロからアマまで広くPCMシンセでカバーしていたのはROLAND1社だけであり、YAMAHAはFMシンセの着地点をどう見つけるか決断を迫られていた。してYAMAHAはV80FDという幻のFMフラッグシップ・シンセをデビュー目前にして葬り去り、代わりにSY77というFM+PCM からなる新RCM音源の開祖へと舵を切る。
このときCASIOはVZ-8Mという、冒頭に出てきたデジタル・フルモジュラー・シンセVZ-1の同時発音数を8音 ポリへと半減させた1Uラックの普及機を出したもののそこから広がらず、明らかに時代はPCMシンセのものとなっ ていた。ここへ来てCASIOはプロの音楽文化からは距離を置くようになり、電子楽器全体の民主化へと専念するよ うになる。電卓屋CASIOの本分はテクノロジーの民主化にあり、FZ-1みたいな29万8千円プロ仕様プロ価格サンプ ラーを出すと“CASIOらしくない!”と言われて、10万円安いFZ-1GXへ交代させるなどかわいそうなところもあっ た。その一方、CASIOのおかげで安くなった液晶をニンテンドーが黎明期のゲーム機に使用したわけであり、他方 CASIOシンセの孔を埋めたのはスノッブなプロ文化ともつながりうるKAWAIのPCM/加算合成シンセであった。
4.SHIN
だが1990年代になってからKAWAIはDTMへ方向転換、その数年後GMegaという、音が良い32音ポリGM音源モ ジュールの名機を見た。GMegaをK1のボディに入れたキーボード・シンセ版K11というシンセもあった。デジタ ル・レゾナント・フィルターをシリパラ可変できたが、評判は聞かない。DTMではROLANDとYAMAHAに後追い となって今一歩、シンセも数年間ラインナップを放置したせいか存在感もディケイ。ついにテスコも影も形もなく なって河合楽器に完全吸収。KAWAIシンセは沈黙した。
そのまま数年が経過、他社シンセも数世代が経過、KORG TrinityとROLAND XPシリーズとが世界を席巻してい た1996年、シン・エヴァのごとく突如として新解釈で出てきたプロ仕様シンセが本稿の主役、KAWAI K5000シリーズである。こんにちのピアノ専業っぷりからは想像もできないKAWAIのシンセさしずめ“シン・Kシ リーズ”とでも言うべきか、それは一体どのような機種だったのであろう?
♬     ♬     ♬
 “写実派PCM音源の時代に終止符を打つ、印象派『アドバンスト・アディティブ』音源搭載”
K5000シリーズのカタログには、そう書いてあった。そこには以下のラインナップがあった:
・1996年発売 KAWAI K5000S 16万8千円 素のシンセ ・1996年発売 KAWAI K5000W 21万8千円 ワークステーション・シンセ ・1997年発売 KAWAI K5000R 12万5千円 ほぼK5000S の2Uラック・マウント音源モジュール版
プロ仕様の割に比較的お値段がフレンドリー。してその実態は、シンセ・ヲタを黙らせた鬼のフラッグシップK5 をさらに発展させたる前人未到のシンセシスAA音源(Advanced Additive Synthesis)。
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それは凶悪な倍音加算合成に飽き足らず、悪魔の128バンド・デジタル・フォルマント・フィルターを追加、さら にPCM音源波形とも組み合わせ今度こそめんどくさいシンセ・ヲタどもを完全に沈黙せしめたるもの。すなわち、
①16基の言わば“倍音加算ジェネレーター”が64サイン波倍音加算合成を行い、2基ペアで128倍音加算も可能 ②26基の128バンド・デジタル・フォルマント・フィルター ③36基のDCOこと、ピッチや波形の概要パラメーター設定部 ④46基のDCFことマルチモード・レゾナント・デジタル・フィルター ⑤56基のDCA
倍音加算ジェネレーターの代わりにPCM音源波形オシレーターを使うときは上記3から音創りが始まる。こうし て最大6基のオシレーターにて倍音加算サウンドとPCMサウンドとをレイヤーして音創りする。
倍音加算合成にはマクロ・エディット機能もあり、奇数次倍音のみ、偶数次倍音のみ、などと特定の倍音グルー プに絞ってエディット可能なばかりか、さらに驚愕するのは個々の倍音ごとにEGを設定可能。そんな128倍音ごと に個別に多ポイントEGなんか設定してられっか!という至極まっとうな向きには、モーフ・モードを使うことによ り、時間軸上の4点タイム・スライスに128倍音スペクトラムを設定することで、その4点をモーフィングするウ ェーブテーブルを作成可能。つまりAA音源とはウェーブテーブルを自作できる音源方式!! この快挙はほとんど世に知られていない。
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それをさらにデジタルならではの最凶128バンド・フォルマントフィルターや、さらに別のレゾナント・デジタ ル・フィルター、デジタル・アンプ、ADDSRという2段ディケイ装備の多段EGなどで加工。
のちのバージョン・アップでは、0.5秒くらいの短いWAVファイルを外部から読み込み、それを逆フーリエ変換 で解析、さらにフーリエ変換でもって整数次倍音のみで再合成、つまりアナリシスとリシンセシスとを行うとい う、空前の機能すら付いてきてゾクゾクさせた。あまりのパラメーター暴風雨ぶりにグラフィックLCDでのエディ ットはもちろん、あとからPC/Mac版エディター・ソフトEMAGIC SoundDiver for K5000が一緒に付いてくるようになった。
“写実派PCM音源の時代に終止符を打つ、印象派『アドバンスト・アディティブ』音源搭載”
このカタログ・キャッチ・コピーは、奇しくもD-50開発者ROLAND菊本氏が命題としてきたシンセのシンセた るゆえんそのものである。鏡写しにリアルな写実主義よりも理想的な音を求める印象派。お手本を忠実になぞり過 ぎるお行儀の良いサンプラーではなく、ハミ出まくるやんちゃ坊主こそ自由を謳歌できるシンセ。
リアルよりアイディアル(理想的)そのままに、AA音源では狙ったところに倍音を立てられる便利さにうれしく なる。これがFM音源とかだとレシオだのモジュレーター出力レベルだの、あるいは減算方式だと音源波形選択やカ ットオフ、レゾナンス、各種変調ソースからの変調デプスなどなどのバランスだの、ともかくいろいろ周りから堀 を埋めるがごとく遠隔操作しているようでまどろっこしいことを想起すれば、直接に当該倍音を操作するAA音源に は納得しかない。
しかも和音で弾いたとき音が濁りにくい。多彩なデジタル音も太いアナログ音も出る上にクリーンでクリアで内 蔵エフェクトも高品質。アコピのサンプルに至ってはKAWAIピアノらしい重厚で太くてプログレッシブな音がして 良い。
1990年代も後半に入ったとき、あらためて隆盛するPCMシンセへのアンチテーゼが登場したのである。それは
リアルさばかり求められる時代へ歯向かうデジタル・シンセの聖戦、その布告であった。
♬     ♬     ♬
アゴが外れるほど驚愕させられたのは、その愚直なまでに広大だった音源方式だけではない。シリーズ唯一、か つKAWAI初のワークステーション・シンセとなったK5000Wにはこれまた広大なMIDI シーケンサーが内蔵された だけでなく、APG(Auto Phrase Generator)という一種の原始的なAIみたいなやつがフレーズを自動生成してく れる機能すらあった。
ユーザーがレコーディングしたシーケンス・データをなんとK5000Wが解析、別途ユーザーが指定した音楽ジャ ンルなどに則して勝手にK5000Wが最大8パートのマルチトラック・シーケンス・データを作成。しかもコード進 行を提案までしてくれる! 挙げ句、自動生成したシーケンス・データをご主人様がを気に入らなければ何度でも リトライ、K5000Wが都度違う楽曲データをご提案。最大で8,000通りくらいの場合分けで勝手にデータを作成し てくれる。
ユーザーが指定できる音楽ジャンルはプリセット105、ユーザー2つ。え、ユーザー?......そう、ユーザーが電子 オルガンやアレンジャー・キーボードなどで伴奏スタイル・データを作成し、それを読み込ませることでプリセッ トにない新しいジャンルを追加可能。未知のジャンルに至るまで人間様の感性を見抜いて提案してくれるのです よ、シンセが! プリセットされたジャンルには1990年代らしく“ランバダ”もあったが、APG機能の本質はAI支援 作曲、つまり機械が人間をアシストする時代への一歩二歩であった。さぁほら、落ちたアゴを拾いたまえ。
そうでなくともK5000Wの内蔵シーケンサーは当時のワークステーション・シンセとしては巨大な代物で、40ト ラック/4万ノート記録ができるという、およそ規格外と言っていいくらい大規模なものであった。MIDI端子すら IN/OUT/THRUを2セット計6端子も装備し、もはや広大なMIDIシステムの中核を成すキーボード・コントローラ ーですらあった。いわばKAWAIのPCなんか使わないぞ宣言、なのであろうか? SoundDiverはエディターであっ てシーケンシングじゃないしね。
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普通にPCMワークステーション・シンセとしても卓越した素養があり、加えて革命的な目玉機能も目白押し、し かも値段も比較的にいいところを突いており、ビルド・クオリティもさすがのメイン・イン・ジャパン、鍵盤タッ チも素晴らしいところはヤノピの老舗ならでは。ワークステーションではないK5000Sに至ってはノブがたくさん 付いて、例えば奇数次倍音だけをえいや!っとひねって制御。宣伝にはクリヤ・マコト氏を起用、まだ氏がエヴァ のクロージング・テーマを手掛ける前のことである。
主役は最後に現れる。1990年代も後半、ノストラダムス最後の審判が見えてきた世紀末、世も押し詰まったころ 遅れて出てきた意欲作、それはデジタル・シンセ最後の聖戦であった。
デジタル・シンセの時代。
新しいテクノロジーが新しい音と表現をもたらし、技術こそが未来を切り拓く。健全な未来観。シンセは未来。 シンセはSF。技術的センス・オブ・ワンダー。まぶしいくらい無邪気にテクノロジーを信じ、ハイテクで世界が一 つとなり、音楽が世界を一つにするというビジョンに歓声を上げる。約束された未来、痛々しいまでにナイーブな 未来感覚。そしてデジタルだからこそ多彩な音が可能となり、それはスター・ウォーズ異星人のようにチグとハグ の多様性であり、だからこそ多彩たり得た。
かつてCASIOがキーボード業界に乱入してきたとき、彼らのデジタル技術レベルはYAMAHAよりも5年は先を行 くものであったという。すなわち楽器業界にてデジタルはCASIOの独壇場だったのであり、CASIOのおかげで楽器 は初めて民主化しえた。
そこから始まった楽器のデジタル化が15年かけてたどり���いたK5000。ようやくインターネットがお茶の間に入 り込み、新しい世界の足音が聞こえ始めたその時。だが他方、迷いが出てきてどんどん感情的になっていくとき、 なんでもできてしまうデジタルへの疲れから人は限定を求め始めたのか。そして再び人が主役の時代へ、人の出番 が多いシンセへ、それはアナログ・シンセであった。
しかしアナログへの回帰とは、今やギターと同じくらい定番と化したアナログ・シンセ音色への懐古と郷愁でも あり、人は生まれる前の時代に対してすら懐かしさを抱きしめて生きるものであるという真理の追認でもある。デ ジタルもアナログもどちらが古いとかではなく、等しく未来へ向かうテクノロジーではなかったか。それこそFM音 源もMinimoogの同窓生たる古いテクノロジーだったのであり、だからこそ永遠に新しいのではなかったか。定番 と化したアナログ・シンセへ還ることはたやすい。だがシンセはそれで良かったのか? 前を向くのが新しい楽器 ではなかったのか? 楽器のフロンティアを開拓するのは、へんてこなシンセたちではなかったか。
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テスコのたましい百までも。
K3では、DW-8000が実現できなかったユーザー波形を。K5では、FM音源がなし得なかった倍音のダイレクト 操作を。K1では、ROLAND D-50でのPCMとシンセ波形との組み合せを格安プライス上質キーボードで。K4で は、KORG M1でも実現できなかったPCM波形を加工するデジタル・レゾナント・フィルターを。K11では、ROLAND JD-990と同じくセミモジュラー構成のPCM音源を安価かつ良質なキーボードで。K5000では、優れて 柔軟な音源と、来たるべきAI時代を予見する機械作曲の曙光を。
他社に学びつつも、他社がたどり着けなかったいま一歩最後の詰めをKAWAIのシンセは探求し続け、K5000Xと いうまぼろしの76鍵フラッグシップまで企画されていたという。しかし発売から2年後、K5000シリーズは一斉 に値下げされて在庫一掃セールが始まり、同年ステージ・ピアノの名機MP9000が入れ替わりに発売。そのまま河 合楽器は本業であったピアノに専念し、ごりごりのシンセの火は消えた。
時に西暦1998年。ついに世紀末が始まろうとしていた。Y2K問題が現実のものとして立ちはだかり、その対処に 翻弄され中小企業に至っては経営に大きな打撃をこうむり、世の中は終末ムードに覆い尽くされ、新しい世紀への 胎動もまた始まっていた。とっくにアナログ回帰への胎動と心音が聞こえてきた中、その過程で既に3年前に史上 初のバーチャル・アナログ・シンセCLAVIA(NORD) Nord Leadがデビューしていた。無名のメーカーから突如 として彗星のように登場するそのさまは、かつてのアナログ名機SEQUENTIAL Prophet-5を思わせた。ハンドメ イド・イン・スウェーデン、ニュー・タイプにふさわしく赤い彗星は高速演算DSPシンセ、感受性豊かな木製ピッ チ・スティックと石製に間違えられたモジュレーション・ホイール装備、EGのアタックが食い付くように激速でク ール!
ここからPCMシンセへのアンチテーゼが続出するようになり、それはKORG ProphecyやZ1、ROLAND JP- 8000やJP-8080、ACCESS Virus、WALDORF Q、QUASIMIDI Raven といった一連の変わりもんシンセた ちとなった。それは既存シンセへのもう一つのアンチテーゼとして独DOEPFERがユーロラック規格を提唱し始める ころであり、実はK5000もその同じ時代の空気を吸って生まれた果実の一つであった。そのミームは2003年 にROLAND V-Synthシリーズとなって結晶化する。V-Synthは売れはしなかったがその怪物性が話題となった現代 のレジェンドであり、楽器店から“ローランドさんやっちゃいましたね♬”と言われたらしい。が、それでももう20 年ほどたつ。へんてこなシンセたちが挑戦するフロンティアは依然としてまだまだ開拓が始まったばかり。
へんてこシンセの挑戦は今やシンセの本流へと還流し、YAMAHAはMontageにて8オペ88アルゴリズムのFM音源へ回帰、KORG はKronos/Nautilusにて9つの音源を同居、ROLANDは変幻自在のZEN-Core音源にてハード/ソフト/モバイルの垣根をクラウドで超える大統一理論的存在になろうとしている。
一方、もう一つのアンチテーゼたるシンセの先祖返りも進み、ついにモノホンのアナログ復権を見た。それを 重々に認めながらもそれでもなお前を向こうとしたSEQUENTIALのデイヴ・スミス爺。そのProphet-5 Rev.4登場 に、Rev.1でもRev.2でもRev.3でもRev.3.3でもない、たった一つ時代の流れに歯向かう橋頭堡のようなビンテー ジ・ノブを回しきったRev.4サウンドに、電子楽器の歴史の縮図と宿命と可能性とを見る。さらにその彼方にある Rev.5サウンド、いまだ見たことも聴いたこともないサウンド、私たちはいかなる音色を次世代Rev.5世代へと贈り とどけるのか? Rev.5、Rev.6、Rev.7、Rev.8、Rev.9、Rev.10、私たちはいまだ4にしか到達しえていないでは ないか。次のRevisionはどんな音なのか、それがアナログであれデジタルであれハイブリッドであれハードであれ ソフトであれアプリであれクラウドであれ、まだ見ぬ全く新しいなにかであれ。
歴史のまにまに運命へと消えたK5000シリーズ、その恐るべき愚直な倍音加算合成はひょっとしていにしえの TEISCOの変態ギターSpectrum 5シリーズに見た“ピックアップ加算合成”に由来するのか? 春の遠雷を聞くか のようにその遠いこだまするエコーなのか? いや違う、多分違うと思うけど、そう想像するのは楽しい。
デジタル・シンセの春、デジタル・シンセ最後の聖戦は、ここに海外からアナログとモジュラーという先祖返り したかのような新しい黒船の到来を迎える。次からはそのルーツとなった海外からの波を俯瞰してみたい。きっと それはここまでの電子立国にっぽんシンセ自叙伝テクノロジー・ドリブンな歴史観とは全く違った、地球人類ならではの必要性と必然性に迫る視座からのものになるであろう。パンデミックにもめげず、ここまでお読みいただき まことにありがとうございました。まだまだWeb連載は続くで。ぜひぜひぜひとも皆さまおすこやかに~~~~! Stay healthy, and stay cool!!!!!!
(2022年2月10日Sound&Recoeding公式サイト初出)
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mobsprooftheweb · 11 months
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ヘル・レイザー<4K>新ビジュアル公開
お前の魂をバラバラに引き裂いてやる
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80年代、セノバイトのビザール感のあるファッションや、ピンヘッドのピンが刺さりまくった顔面のルックからか、サイバーパンクホラーと一部で評された『ヘル・レイザー』。 その『ヘル・レイザー』が4Kレストアされて公開が決定した情報は既に本サイトでも紹介したが、さらに本公開を盛り上げるため、封印解除を捉えた10連ビジュアルや追加場面写真が公開されました。 今回、試写で久々に観直したのですが、4Kレストアで綺麗になった画質は、復活中のフランクや皮のないセノバイト・バターボールやチャタラーの顔面のヌルヌル感がさらに増しています。 痛さが伝わる名場面や独創的過ぎるパズルボックスによる幻想的なシーンは、今観ても非常に面白いです! そして、フランクとジュリアによる、「弟嫁とNTR」という令和AV業界の人気シチュエーションが盛り込まれているのも注目ですよ。
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キングレコード提供 / フリークスムービー第一回配給作品 『ヘル・レイザー<4K>』 12/8(金)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー 公式HP:HELLRAISER.JP
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galleryshinsaibashi · 11 months
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◆『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇(Jean Paul Gaultier: Freak and Chic)』鑑賞レポート◆ 『ジャンポール・ゴルチェのファッション狂騒劇(Jean Paul Gaultier: Freak and Chic)』はファッションデザイナー、ジャンポール・ゴルチェが彼の幼少期からデザイナーとして成功するまでの半生をミュージカル化した「ファッション・フリーク・ショー(Fashion Freak Show)」を完成させる約2年間を追ったドキュメンタリー映画です。 ゴルチェが自ら演出と200着以上の豪華な衣装を手がけた「ファッション・フリーク・ショー」はオリジナルの音楽、ハイスタイルな振り付けで観客たちを魅了しました。 それは2018年のパリ公演で25万人、22年のロンドン公演では30万人を動員する大ヒットを記録し、23年5月には日本でも公演が行われました。 制作過程を記録したドキュメンタリーはその結果である「ファッション・フリーク・ショー」を観たか観てないかによって、かなり評価が分かれそうです。 しかしながら、映画『ジャンポール・ゴルチェのファッション狂騒劇』はミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の完成された舞台映像を使用していて、それを観ていないものも楽しめる様になっています。 また、舞台を観た方も楽屋シーンでダンサー達が身に着ける衣装に至近距離で迫った細かく施されたスパンコール刺繍や、貴重な羽毛の重ね合わせられたグラデーションに新たな発見をするでしょう。 何よりもシャイなゴルチェ本人による各シーンの解説は、リアリティーと強いメッセージ性とエスプリに満ちていてそれだけで、この映画の価値を決定づけています。 ���頭、口で説明するのが苦手というジャンポール・ゴルチェはあのシャープでドラマティックなタッチの大量の絵コンテを携えて音楽を担当するナイル・ロジャース(Nile Rodgers)の自宅を訪ねます。 ナイル・ロジャースはファンク、ディスコバンド、シック(Chic)で1977年にデビューし、1980年代にデビッド・ボウイ(David Bowie)、マドンナ(Madonna)、デュラン・デュラン(Duran Duran)等のプロデュースを務め、当時の音楽シーンを創ったミュージシャンです。 世界最高の音楽プロデューサーとファッションデザイナーは、思わぬところで意気投合します。 ナイル・ロジャースの自宅には彼の功績を称えるディスクや愛用の楽器に混じって、アメリカの黒人の初期のエンターテイナーたちのアールデコ調のポスターが飾られていました。 その中にゴルチェは、ジョセフィン・ベイカー(Josephine Baker)を見つけ、子供のように喜びます。 10代にブラックパンサー党に入党していたナイル・ロジャースにとって1960年代末まで、社会奉仕と黒人の地位向上の活動に勤しんだ彼女はスーパースターの一人に違いありません。 一方、ゴルチェは「ファッション・フリーク・ショー」で「フランスで最も成功したアメリカ人」にしてアーティスト達のミューズであった、��女へのオマージュを捧げています。 ジョセフィン・ベイカーと同じく裸のダンサーはバナナの房を腰回りにスカート状に巻き付け、セクシーでワイルドに踊ります。 一本一本のバナナにはストーンがびっしりと貼り付けてあり、女性だけではなく、男性も同じスタイルにしているのはゴルチェならではの演出です。 半裸の黒人女性が未開のジャングルの象徴であるバナナだけを身に着けて、コミカルなダンスをすることは差別的と捉えられがちです。 でもゴルチェはそのような見方そのものが偏見であり差別的だと訴えてるかのように、純粋に裸体と衣装、躍動感の美を眼前に示し、観客を挑発します。 映画にはゴルチェファミリーとも言える、カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)、ロッシ・デ・パルマ(Rossy de Palma)ら多くの個性的な著名人が登場します。 そして、ポスターの撮影に向かったゴルチェを迎える写真家、ピエール・エ・ジル(Pierre et Gilles)のキッチュでビザールなスタジオはタトゥーだらけの二人からは想像出来ないあのスイートなムードを醸し出しています。 また、劇中映像の為に呼ばれたゴルチェの祖母役のミシュリーヌ・プレール(Micheline Presle)は舞台の共同演出を行うトニー・マーシャル(Tonie Marshall)の母です。 ミシュリーヌ・プレールはレーモン・ラディゲ(Raymond Radiguet)原作のベストセラー『肉体の悪魔(Le Diable au corps)』で高名なジェラール・フィリップ(Gérard Philipe)相手に映画で演じた俳優です。 久しぶりにカメラの前に立った往年の俳優はみるみるうちに、即興で威厳と妖艶さを表現し、ゴルチェと娘を喜ばせます。 トニー・マーシャルは2020年に亡くなったので、これは親子にとって特別なシーンになっています。 映画の中のゴルチェは専制君主のようなデザイナーではなく、コラボレーションするアーティスト達に敬意を払い、スタッフの提言に耳を貸し、時には無理をさせたダンサーに潔く謝罪します。 彼のその姿勢が作品をより良く発展させ、完成されていく様が描かれています。 彼は自嘲気味にこう言います、「みんなは僕を好きな訳ではなく、僕の作品が好きなのだ。でも、それが楽しい」。 そして幾度なく繰り返されるあのメッセージ、「違いとは特別であることだ。誰もがフリーク。美は至るところにある。」と。 弊店は縁あって、ジャンポール・ゴルチェブランドの初期から国内のあらゆる展開に関わってきました。 彼自身の名前を冠したブランドだけでなく、多岐に渡る彼の作品を世界で最も取り扱ったブティックです。 ゴルチェのオンリーショップからセレクトショップへと展開した現在でも、セレクトのベースとなる価値観はジャンポール・ゴルチェによって培われています。 また、依然として世界的に貴重なジャンポール・ゴルチェのアーカイヴスも多く保有しています。 余すことなく作品を御覧頂き、そのテーマ、由来、特徴、影響力を御説明させて頂く事が出来ます。 ジャンポール・ゴルチェと共に歩んできた弊店ならではの成せる業です。 『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇(Jean Paul Gaultier: Freak and Chic)』を観た方もそうでない方も、一度弊店に足を運んで頂ければ、幸いです。 スタッフ一同、御待ち申し上げております。 Gallery なんばCITY本館1F店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60 なんばCITY本館1階 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】年内無休 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected] 【なんばCITY店Facebook】https://goo.gl/qYXf6I 【ゴルチェ派Facebook】https://goo.gl/EVY9fs 【instagram】http://instagram.com/gallery_jpg 【Twitter】https://twitter.com/gallery_jpg_vw 【tumblr.】https://gallerynamba.tumblr.com/ 【ブログ】http://ameblo.jp/gallery-jpg/ 【オンラインショップ】http://gallery-jpg.com/
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littlesallywalker · 1 year
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日記
どうにもならなくて又シンセを売った。
手元には小学校から貰ったオルガンと、
エーワンエレクトロンとソの出ないカシオトーン。
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籠り日にまたすこし楽器を弾くようになった。
ギターは一台も売っていなくてまだ数本ある。
いわゆるビザールギターばっかりなんだけど、ゆえにか、
エピフォンカジノの国産時代のはひっくり返るほど音よく弾きやす。
ビザールギターはそれはそれとして、それぞれの欠点も好きです。
下手になっていた。いつの間に時間はすぎたのだ。
けれど手放さなかったぶんくらい取り戻せそう。
いちばんビザールな存在のギターは左利き用のストラト風安エレキ。
「逆ジミヘン」としてあそんでた。弦を逆さに張ってある。
そんな。
昨夜Twitterで知り合った方にzineを頂いて、眺めていた。
ちゃんとお返事しようと先にお礼だけつたえる。
海外コンペにただ見てほしくなって応募するも期日がすぎていた。
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五枚組の規定で、最後の以外はサイズを変えた。
ここにはサイズが大きくてアップできないとなり今また潰した。
まえにこのtumblrにアップもしたし。とりあえず最近のもの。
いずれも稚拙な物だけどコンセプトにあっている気がした。
だけど期日がすぎていたので、なんにもならない。
送ってしまったからにはどっちにもいけない。
けっきょくなんにもならない日記でした。
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kadekul · 2 years
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[土窟に叫く土公酒呑童子] シュテンドウジ
当領地では五芒神話最後の討伐。
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ストレリアCT短縮 ハウラ ビザールバフ ハウラ フィオーネCT短縮 ビザール ハウラ全体攻撃
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wave1と同じ手順。
ストレリアCT短縮 ハウラ ビザールバフ ハウラ フィオーネCT短縮 ビザール ハウラ全体攻撃
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ストレリア→ステラ摂理 (ビザール闘争本能でバフ回復していなければリセット) ビザールバフ ハウラ フィオーネCT短縮 ハウラ ハウラ→ソウゴク ソウゴク烙印攻撃 シュテンドウジ ビザール→ハウラ 特殊攻撃、全体攻撃 (シュテンドウジがギリギリ残ってソウゴクと一騎打ちになるかも)
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ハウラ・ビザール・契約フィオーネ:金靴0 ストレリア:金靴4
行動順が重要。ストレリア→ビザール→フィオーネの順。ビザールの役割が大きく、ギガバフと闘争本能、先制を持っていることが要件。ボス戦は初手でCT遅延4ターン、直後に全体連撃が来る。闘争本能でギガバフを回復させる必要がある。他に条件を満たすユニットは解放アイリス。
ハウラ全体攻撃でシュテンドウジがどうしてもミリ残しする。これはギガバフの倍率が153%とやや低いのが原因。解放アイリス(同176%)なら問題ない。
さて、五芒神話はこれで全討伐が完了した。よって全ての神話級を討伐し、現時点で最前線に追いついたことも意味する(ただし各EXは未踏)。
シュテンドウジ討伐によってシラヌイを契約できるようになった。シラヌイが契約素材になっているのは現時点で全3体いる。契約2アマテラス・契約ミカボシ・契約2スズシロだ。シラヌイ本体も考えると、最低でもシラヌイが4体必要だ。だが前回開催で2体しか確保していなかった。
とりあえず契約2スズシロと契約2アマテラスを作った。
(c)BANK OF INNOVATION 該当画像の転載・配布等は禁止しております。
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jetminmin · 2 years
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いろいろと楽しいことがいっぱいな12月がはじまりましたね。 JETMINMINCASTLEの予定はご覧の通りです。 JETMINMINCASTLEにはその場でお持ち帰り可能なアイテムや、私達がビザールと呼んでいるサンプルや試作や縫い損じなどのお買い得アイテムが、やたらとたくさんありますので、クリスマスプレゼントにぜひ!!!! ちょっと気が早いですが、2023年のJETMINMINはMEETの年にしよう、という目標を立てました。浜名湖にはりついていても、あまりいろいろな人たちに会えないので、積極的にトリップできるように、JETMINMINCASTLEのシステムを変更します。 来年からは予定は立てずに、ご来店ご希望の方は事前にインスタのDMやコメント、または電話にてアトリエに私達がいることを確認してからご来店いただくシステムにしたいと思います。 また、商品を見たいのかおしゃべりがしたいのかお伺いする形をとらせていただくことにします。 今までは、お買い物以外の目的でご来店いただくことが何となく難しい雰囲気だったかもしれませんが、新しく、アトリエ内に「居られる」場所を作りましたので、仕事をしながらの私達と好きなだけおしゃべりを楽しめるようになりました。 そんなこともあり、私達が誰かのところへおしゃべりに行っているかもしれないし、お客さまが重なることもないように、ちょっと生意気ですがアポイント制。 新しい行動様式も取り入れながらの2023年。今から楽しみです。 もちろん、明日からでも、もうおしゃべりシステムは冷めたコーヒー付きで稼働していますので、ぜひぜひ。 ⚠️おしゃべりシステムにオヤツの差し入れは不用です。仕事ができなくなるので。 #JETMINMIN #JETMINMINCASTLE #おしゃべりJETMINMIN https://www.instagram.com/p/ClnewB6P3dM/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ticrobaby · 5 years
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くびれもサイコ. 1968年/kasuga #kasuga #春日楽器 #60s #60年代 #アコギ #ギター #guitar #vintage #ジャパンビンテージ #昭和 #ビザール#特価 https://www.instagram.com/p/ByhoynCAbA_/?igshid=1hay39acpi785
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kaitorikc · 5 years
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bizarre ビザール リング ドメスシルバー買取させていただきます。 クロムハーツをはじめ、 シルバーアクセ高価買取専門店 TEL0120-468-925 月曜定休 12時-20時 LINE 🆔 kc925 証明書無ok 全国ok 無料郵送買取 対応 (๑˃̵ᴗ˂̵) http://www.kc925.com #シルバーアクセサリー #ビザール #ビザール買取 #silver #silveraccessory #買取KC #bizarre買取 #ドメスシルバー買取 #シルバーアクセサリー買取 #Japanesefashion #フォロバ100 #拡散希望 #お洒落さんとつながりたい #京橋 #フォローミー #followme #大阪市 #シルバーアクセ #相互フォロー #シルバーブランド高価買取 #シルバー買取おすすめ #ビザール買取京橋 #ビザールリング #東野田町 https://www.instagram.com/p/BwZQTlmFGo9/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1ov87xw0czhg7
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may8chan · 1 year
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ツカサムック ビザール デラックスフォトコレクション 9
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enokuma · 4 years
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ビザール・ラヴ・トライアングル 呪術廻戦より歌姫先生と硝子さんと五条です。 歌姫先生に好かれてる家入さんと嫌われてる五条と両極端な関係です。 過去編から雰囲気や性格が変わった後輩と何も変わらない歌姫先生と言う対比味もあり、歌姫先生関連の過去話しも何れあるのではと思っています。
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arkaanonyymi · 3 years
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Hey kids!
Are you ready to get your head twisted till your neck blisters? Then you just might be ready to enter Mr. Bizzare's Morbid Mind Twister.
The game-show video game where you can choose to end your bliss and prize your wrists to show us what kind of goo your brain matter is made of.
Once you enter, we can guarantee that you won't leave with your head intact. In fact we will make a waterproof pact that will prevent you from doing that.
We'll provide you a world of quizzes, puzzles, illusions, word scrambling, quick time events, gambling, tongue twisters, blood infusions, removing tumors, implanting rumors, never ending stress, crying for help in your cage and much much more.
Mr. Bizzare's Morbid Mind Twister [ビザールさんの不健全なマインドツイスター], the game that has been previously published exclusively in Japan, has now received it's official english translation for the first time after twenty years. The game's three-time-winning speed running champion Jun M. says she is excited about the game getting more and more attention abroad. She also adds that her head has been healing just fine, despite the rumors.
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m12gatsu · 5 years
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ハードオフでビザールっぽい謎のセミアコ(¥22,000)買いました。ヘッドのMDはMetal Driverの略らしいです。ダサい。可愛い。
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anouta-jp · 4 years
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トレンディ歌謡に抱かれて 第43回:Manna「blue in green」
【2枚目はどぉなるの!?シリーズ 第1弾】
 今年刊行された(何だかはるか昔のことのように感じちゃいますね)「オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド」。ご承知の通り今まで全く顧みられなかったレア・アーティスト達の素晴らしい作品が数多く掲載されているわけですが、そのバイオグラフィとなるとネットの海にも転がっていない場合がとても多い。故に掲載された盤だけが「あ。これが唯一の聴ける盤なんだな。これを押さえておけばとりあえずこのアーティストはOKなんだな」…などと思われがちな気がします(ファースト・アルバムが掲載されている場合は特にそうでしょう)。果たしてそれは、本当にそうなんでしょうか。それが本当にそうなのか、当ブログでは速やかに検証。各アーティストの「ディスクガイド未掲載の”2枚目”」をフィーチャーし、(クレジットを含め)どんな音楽性の変化や進化があったのか、そして端的に「良い盤」なのかをレビューしてみたいと思います。
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 Release : 1992.7.1
  Guitar : Kenji Kondo, Masaaki Iizuka
Pedal Steel Guitar : Hiroki Komazawa
Bass : Hiromi Wada
Keyboad : Tsutomu Nakayama, Toyoaki Mishima
Piano :  Masaki Tsurugi
Percussion : Soichiro Suzuki, Mataro Misawa
Strings : Hijiri Kuwano, Reiko Suzuki, Tsunemi Toyama, Tsunehiko Terai
Horns : Yoichi Murata, Toshio Araki, Rie Akagi, Hideyo Takakuwa, Makoto Hirokawa,
Hiroyuki Minami, Tsutomu Maruyama
 Horn Arrangement : Youichi Murata
Strings Arrangement : Yoshihiro Kunimoto
 まずは拙著のアーティストから取り上げるのがスジだろう、というわけでMANNA(P71に掲載)です。小編成でコンパクトにアレンジされたクレプスキュール直系の「宅録リゾートポップス」は、PZV「カップルズ」の後日譚にも聴こえる素晴らしい作品でした。さて2枚目はどうでしょう。まず驚くべきはこの豪華な参加陣!生ストリングス・生ホーンで純正ソフトロックのモードが加味され、「デスクトップ」から実体へと進化したような趣きがあります。と言いつつある種の「大仰さ」はうまく回避。前作同様のキュートさは維持されているのが素晴らしい。
  1.青い魚
(作詞 梶原とも子 作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
ミレニウム、ハーパース・ビザールのような端正なストリングス・イントロに始まり、合間に鳥チュンチュンも入るソフト・ロック。しかしエコー感の上手な調整から、聴いた感触はあくまでアーリー90s印。
2.太陽海岸
(作詞 梶原とも子 作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
生ホーンでハイラマズ経由の中期BB5を透視したかのような、時代先取りの最高サウダージ曲。ボーカル・歌詞・音飾、すべて日差しで溶けたように柔い…これは相当部分がミックスの賜物でしょう。
3.自転車と夏と
(作詞 梶原とも子 作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
PZV「サマータイム・サマータイム」をより無出来事化したようなアレンジの初夏ミディアム。前作に一番近い楽曲かな?いろんなパーカッション類がチャカポコ鳴っていますが、ここでも引き続き主張しすぎない。
4.甘い考え
(作詞 梶原とも子 作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
打ち込みでないのに密室デジタル感触の強い、アンニュイ・チャチャ。セニョール・ココナッツやパシフィック231を先取りしたようなエキゾな感覚が最高です。しかしそこまでコンセプチュアルでなく自然体なのも美点。
5.in green (instrumental)
(作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
密林系の鳥チュンと、やけに前面にミックスされたカラカラした音のパーカッションが異郷へと誘う、ちょっと新機軸の眩暈系ミディアムです。キーボードの音色が透き通るようなトレンディ・クリア音で良い。
6.すいれんの花
(作詞 梶原とも子 作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
ちょっと昨今のJ-POP的(薬師丸ひろ子「赤い花、青い花」も想起)なオリエンタル色があって面白いポップな楽曲。ここまででいちばん生ストリングスが生かされた楽曲ではないでしょうか。
7.一番好きなもの
(作詞 梶原とも子 作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
こちらはジャポネスクなマイケル・フランクスという感じ?メロディはけっこう歌謡曲的。ストリングスもクラウス・オガーマン顔負けな黄昏ムードで鳴っております。
8.青い制服の男 (instrumental)
(作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
インスト2曲目で、スパイ映画のビブラフォン・ムードみたいな曲。前作だったら完全打ち込みでやっていたであろうところを、アンサンブル感触3割増しでややゴージャスに展開。
9.happening
(作詞 梶原とも子 作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
今までのリラキシンムードから一転、打ち込みビートと性急なカッティングのアップテンポなポップス楽曲が来ました。サビも覚えやすく高まる仕様で意外な試みだなーと思ったらコレ、シングル楽曲だった��ですね。
10.イヤイヤ
(作詞 梶原とも子 作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
で次は実験的楽曲です。笑 ブンチャカしたアコーディオンやバンジョーが賑やかに鳴り、さらにスライを思い出すリズム・パターンが「アップテンポ」を強調。目まぐるしくもやはり「エッジー」には響かせない。
11.青空の向こうへ
(作詞 梶原とも子 作曲 鴨宮諒 編曲 Manna)
おやすみ前の感触が強いバラード。レンジ広めに鳴るスチールギターがまるでシンセのようなのですが、歌詞に「宇宙」と出ることもあって何だかスペイシーに響きます。この感触は唯一無二。
2、4、5曲目を以下から試聴できます
https://soundcloud.com/anouta-wkym/43a
以上11曲ですが、これはファーストと並んで名盤でしょう。生音中心のアプローチは前作からの「進化」そのものですし、かつそのコンパクトな魅力をまったく損なっていないのがほんとうに奇跡的で、素晴らしい。単純に「PZV=小西」と言えないのはもうおわかりでしょう。初期のアンニュイさというか「曖昧な美徳」のようなものを、鴨宮氏は確実に担っていたとわかります。
本で書かなかったのが急に惜しくなってきました。1行でもこの作品にも触れておけばよかった…というわけで見つけたら絶対に買ってくださいね。
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junmoriuchi-donut · 5 years
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【今日のライブ】およそ2年ぶりのビザールメンを見に新宿紅布へ。今日はヒサシ・ビザールが風邪引き喉ガラガラだったが、その分コータロー・ビザールが気合いの演奏&MCで会場を盛り上げた。とくにギタープレイは凄味すら感じるほどで、テスコで鳴らしているのを忘れるくらいのインパクトだった。今日がおそらくライブ納め。年の最後にいいものを見せてもらった。MCの片鱗は次回、池24、「お正月ダヨ!ビザールメンの巻」でオンエア予定。DTD! https://www.instagram.com/p/B6iR9w_JBmK/?igshid=20jk7d06vf7n
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eosdesign · 6 years
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先日、いい~~かんじのヤツGETしてきました #BELLWOOD とかいうメーカーの #レスポール ?タイプみたいなの BELLWOODというのは、その名の通り BELL→鈴 WOOD→木 とうことで #鈴木バイオリン製造 という 日本で初めて #バイオリン を作った?らしい、ちゃんとした会社が #70年代 に #ギター の製造も手がけていたらしく その頃の物みたいですね いわゆる #ジャパンビンテージ コントロールあたりのヤレ具合が #めちゃカッコいい ですね~ . 残念ながらテールピースは欠品なのですが #amazon で テキトーなの注文済み 分りにくいですが、ネックのジョイントプレートには #MadeinJapan の文字 早く弾いてみたいです . . となりにある黒い #BASSGUITAR も買ってきましたw こちらは「 #ネック反ってます 」というコメントつきで ジャンクコーナーで #激安 だったのですがw そんなに言うほど全然反ってないし(謎)、、、今持ってる #ベースギター はちょっとコントロールが扱いにくいので #ベース も、もう一本持っとくか~・・・みたいな #JapanVintage #Vintage #Vintageguitar #ビザール #ビザールギター #bizarre #bizarreguitar #guitar #electricguitar #music #NoMusicNoLife #エレキギター (Okinawa Prefecture)
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