Tumgik
#ホアキンまつり
pez2001jp · 1 year
Photo
Tumblr media
#CmonCmo #カモンカモン #MikeMills #マイクミルズ #シネマおっさん #おっさんシネマ たぶん その2️⃣7️⃣3️⃣ 🎤👍 #ホアキンおっさん #ホアキンまつり https://www.instagram.com/p/CoYua9GvKbY/?igshid=NGJjMDIxMWI=
1 note · View note
toxgo · 4 months
Text
"SOCIALLY ACCEPTABLE INSANITY"
「恋に落ちるのは社会的に受けいられる狂気のようなもの」
このセリフは2014年公開のスパイク・ジョーンズ監督作品『her/世界でひとつの彼女』で登場します。
Tumblr media
舞台はそう遠くない近未来のロサンゼルス。ホアキン・フェニックス演じるセオドアは、元妻のキャサリンと離婚協議の真っ最中。傷心がなかなか癒えない彼はある人工知能OSの広告を見つける。半信半疑で起動してみたOS。そのOSから投げかけられる質問に答えると、自分に最適なAIを見つけてくれるらしい。そして、セオドアにピッタリだと選ばれたAIは女性の声で"サマンサ"と名乗った。元妻のことを忘れさせてくれるサマンサのウィットに富んだ会話で、久しぶりに笑えたセオドア。それからは彼女を携帯してどこへ行くにも常に一緒。少しづつ、確実に"彼女"に惹かれていくセオドアだったが、、
Tumblr media
バーチャルに恋をする。それだけ聞くとイタい奴と思う人もそりゃいるはず。でも、そう遠くない将来では実際に起こり得るかもしれない。いや、自分が知らないだけでもう起こっているかもしれない。実際にサマンサを携帯して会話を楽しむ方法は、10年前では考えられなかったワイヤレスイヤホンを使ったハンズフリースタイル。なので僕は街中でこのスタイルで歩いている人を見る度に「あっ!セオドアだ!」とついつい思っちゃいますし、ギャルゲーの類が更に進化していけば正にそれなのかもしれないです。
Tumblr media
物語が進むにつれて、サマンサの成長も止まりません。それはまさにAIが人を超えていく。常に寄り添ってくれる彼女は自分のものだと思い込んでいたセオドア。そして、彼女との別れは突然訪れます。この失恋を乗り越えるために寄り添ってくれた存在や、非人間のサマンサから教えてもらった無償の愛情。これらが重なった時にセオドアの中で何かがはじけます。ややネタバレしてますが、ラストシーンを見終わって訪れる何とも表現しがたい感情を未経験の方はこれきっかけに是非味わってみて下さい。
Tumblr media
鑑賞時の感情次第で、何回見ても色んな気づきがある『her』 そんな大好きな映画のワンシーンをオマージュしてオリジナルパッチを作りました。
Tumblr media
元妻のキャサリンとの楽しかった思い出がフラッシュバックするセオドア。色んな思い出が巡る中で、セーフティーコーンを被って戯れあったあの日の夜道。ほんの一瞬だけ映し出させれるこのシーンですが、印象に残っているという方はきっと多いはず。あと、今更ですがキャサリンを演じたのはルーニー・マーラ。この共演から距離が縮まり結ばれたホアキンとルーニー。物語では離婚した夫婦役ってところもなんかドラマチック。
Tumblr media
AIのサマンサと元妻のキャサリンの2人に加えて、セオドアの同僚の"エイミー"は物語でとても大きな存在。
Tumblr media
ある日、AIのサマンサのことを本気で好きになっているとエイミーにカミングアウトします。そのアンサーとして登場するのが冒頭のあのセリフ。
「Falling in love is kind of like a from of socially acceptable insanity」
Tumblr media
製作してくれたのは"NEEDLE WORK EVERYDAY"のひらちんさん。あのシーンチェーンステッチ刺繍で仕上げてくれました。裏面はアイロンで付けるタイプではありません。ラフに縫い付けるのもよし。デスクにそのまま置いとくのもよし。壁に刺してみるのもよし。ユーティリティなデカパッチです。
SAI PATCH / ¥7700- Instore & Online
Tumblr media
遠すぎない将来の恋愛形式。スパイク・ジョーンズの目に映る未来の映像美と抜群のサントラ。そして、サマンサの声優を担当したのはスカヨハことスカーレット・ヨハンソン。あの魅力的なハスキーボイスだけの出演なんて贅沢すぎ。でも、個人的には吹き替えでも見てほしい。なぜならあの林原めぐみが担当しているから。そうです。灰原です。綾波レイです。物語により没頭してみるならスピーカーよりセオドアよろしくなイヤホンorヘッドホン着を推奨します。
youtube
NARI
10 notes · View notes
Text
Tumblr media
「ボーはおそれている」を観た。 以下ネタバレあり。
前に「哀れなるものたち」を観に行った時予告編を観て気になっていた映画。でもアリ・アスターといえば「ヘレディタリー」と「ミッドサマー」なので、ホラーがあんまり得意でない自分はどうかな…と思っていた。 というような話をXに書いていたらアリ・アスターの短編"The Trouble With Mom"というものを教えていただいて、おそらくアリ・アスターはこのテーマです、とのことだった。 まあ短編だしと軽い気持ちで見てみたら、これがものすごくよかった。自分がちょっと親(特に母親)が苦手なのが大きいとは思うけど、短編映画でこんなによかったのは久しぶりだし、今年観た映画のなかでもトップくらいによかった。短くてセリフのない映画でこれだけやるとはアリ・アスターすごいな…。
youtube
というわけで俄然「ボーはおそれている」も気になって観ようという気持ちにはなっていたものの、急に仕事が忙しくなってしまってなかなか行けず、なんとか先週末ようやく行けた。日曜最後の回だったのでガラガラだったし、ど真ん中のいい席で観れた。
で、「ボーはおそれている」の話。
基本的にはTrouble With Momなんだけど、長いだけあって親子以外にも家族の話や、子供を持つことや、あまり自分は分からないので下手なことは言えないけど、精神的な病気やADHDというようなことも描かれていたと思う。なので入れたい要素が多すぎてこの3時間なんだろうな。
3時間はたしかに長かったし、最初は90〜120分くらいにカットしてもよかったんじゃないかなと思ったけど、今はこれはこれで意外とよかったのかなという気もする。3時間なんだけど、4パートくらいに結構はっきり別れていて、なんとなく海外ドラマを4本立て続けに見たような感じかな。そもそも長いのは事前に分かっていたし、長い割には意外と観やすかった気はする。それに、意外と最初の方も覚えている。
最初のボーの自宅のパートはあんまりいらないんじゃないかなと思ったけど、「ボーにとっての現実」をしっかりインパクトを持たせて打ち出すには必要だったのかな。全身タトゥーで真っ黒のカラコン(?)の人がやばかった。というかボーの近所がポストアポカリプスすぎる。Fallout級。でもそういう風に見えているってことなのか。
2つ目の謎のファミリーの家に転がり込む所はいわゆる「表面上いい人たちだけど実は…」というホラー映画の定番のパロディみたいな感じなのかな。この家族は一人息子を戦争で亡くしていて、そこから両親も妹もおかしくなってしまった、というボーとは別の「家族、親子」の話が描かれていて、戦争の多いアメリカだとある話なのかなあと思ったりもした。ファミリーやマイホーム、軍隊に入る愛国心というのはアメリカの良き象徴みたいになってるけど、実際には問題山積みなんだろうな…。お母さんはなんでここで家族っていいよねと思わせようとしたのか…。
3つ目のヒッピー劇団(?)のパートは一番好きなパートだった。また別の映画の話になってしまうけど、このパートを担当したクリストバル・レオンとホアキン・コシーニャの「オオカミの家」という映画が友人に勧められて気になっていて、でも結局見れずじまいだった。本人たちの映画ではないけど、ここでその一端が見れてよかった。演劇の舞台からという導入もよかったし、書き割りのセットのような、手書きのような不思議なアニメーションはとてもよかった。この時のナレーターというか語り手はやっぱりお母さんだったのかな…? この時のホアキン・フェニックスがボーとは全くの別人という感じで、やっぱり役者さんってすごいなあと思った。目がもう全然違う。
4つ目は意外とあっさり実家に帰り着いてからのお母さん、そして父親(?)との対決、さらに初恋の終わりとなかなか盛りだくさんだった。自分的にはやはり母親との対決シーンが良かったかなあ。Trouble With Momは短篇だしセリフがなかったけど、ボーは尺もあるし台詞もあって、母親の言い分もあるのがよかったと思う。いやほんと親子とか家族ってホラー映画より怖い呪いだ…。その後の兄と父(?)のシーンといい、ここは自分の恐怖と向かい合うパートだったのかな。
5つ目、というか4つ目のパートに入れてもいいのかもしれないけど、スタジアムのシーンはまさか最後こうなるとは思わずびっくりした。恐怖と向き合ってみたけど、結局母親からは逃れられないとい���…。そして結末はTrouble With Momと大体同じ。
全体的に、かなり色々やりすぎにしてあって笑ってしまう感じで、ホラー要素はほとんどなくてよかった。そして単純にボーが被害者で虐げられてるだけ、とかではなく、決められないこととか、自分が悪いと思ってしまうことを悩んでいたり、母親には母親なりの自分が親からもらえなかった愛情を子供に注いでやりたいという気持ちがあったりとか、誰にでもどっちもある、あるいは色々ある悩みや考えや恐れをしっかり出しているのはよかった。 "Guilty"という言葉が劇中度々出てきたけど、これはキリスト教を信仰しているとまた意味があるのかな。自分は特に信仰はないけど、なんとなく自分が悪いと思ってしまうことがあるのでなんとも言えない気持ちになった。 色々決められなかったり、必要以上によくないことを想像してしまったり、ちょっと心配になるとすぐネットで(信頼性の低そうな情報を)検索してみたり、結構自分にも当てはまるなと思う所があった。Trouble With Momもだけど、なんだかアリ・アスターには勝手に親近感を持つなあ。
そういう人間の中の複雑な気持ちの表現が全体的にすごく過剰なので、真ん中あたりでヒッピー劇団〜アニメーションの見やすいパートを入れたのは構成として上手いなと思った。あれがなくてずっと過剰な表現続きだと疲れるし飽きてしまいそう。 ただ、アニメーションパート以外の映像や音楽、美術などはわりと普通かな…という印象だった。悪くはなかったけど…。まあそこを見る映画でもないかな。
音楽といえばヴァネッサ・カールトンやマライア・キャリーといった懐かしの名曲が突然かかって(しかもかかるシーンがまた可笑しい)、結構笑いそうになった。少し調べてみた所、歌詞にもかなり意味があったらしい。お母さんキモすぎる。
公式サイトに見た人向けの解説があったので読んでみたけど、やはりいろんな映画のオマージュというか引用があるらしい。サンセット大通りは好きな映画だけど気が付かなかったなあ。監視カメラの所はたしかにリンチの「ロスト・ハイウェイ」を思い出したけど、同じA24の「アン���ー・ザ・シルバーレイク」っぽい雰囲気もあった気がする。
自分的にいちばん思い出したのは「未来世紀ブラジル」だった。
youtube
よく「オーウェルの1984的な統制社会の恐怖を…」とか説明されるけど、結構親子、それも母と息子の話なんだよな。主人公のサムが夢と現実の区別がつかなくなっていく感じもボーにちょっと近い気がするし、父親が出てこない点も似ている気がする。 あと、ブラジルのエンドロールとボーのエンドロールが似ている気がした。どちらも暗くグレーな広い空間の真ん中に死んだ主人公がいて、その画の上にクレジットがでてくる。なんか共通するものがありそうな気がするなあ。
Tumblr media
あと、もうひとつ思い出したのはデヴィッド・フィンチャーの「ゲーム」。
youtube
これはたしか最終的に主人公の"ゲーム"は弟が全て仕組んだものだった、というオチなんだけど、全てを母親に仕組まれていたボーに近いかもなと。CRSという会社がちょいちょい出てくるのもお母さんの会社が色々なところに出てくるのに少し近いかも。見たのがずいぶん昔なので詳細は覚えていないけど、また観たいなあ。でもこの手のネタは他にもたくさんあるか。
ボーはおそれている、総合的にはまあまあといった感じだったけど、なかなか面白い映画だった。親子も家族も色んなものへの恐れも、永遠のテーマなんだなあ。どうしたらいいという答えはないけど、あれこれ考えるきっかけになる映画な気がする。この内容で3時間の映画を作って世界に配給されるというのはとてもいいことだな。ヘレディタリーとミッドサマーも怖そうだけど観てみよう。
<余談>
自分の持っていたクレジットカードの一つがサービス終了とのことで、自動的にSaison Gold Premiumというカードに切り替わった。普段、カードの優待とかはあまり気にしないんだけど、このカードの優待で「映画のチケットがいつでも1000円」というのがあって今回それを初めて使ってみた。
対応している映画館が限られているけど、自分がよく行くTOHOシネマズは使えた。ちょっと面倒なのは、まず映画のチケットが無料になるクーポンを1000円で買う→そのクーポンを使って無料でチケットを取る、という二段階の手間がかかるのと、購入の12時間後にクーポンが送られてくるという所。自分は仕事の都合で今なら行けそう…と急に行くことが多いので、これは少し残念。でも、クーポンの有効期限は3ヶ月くらいあるようなので、観たい映画がある時は事前に購入しておけば突然行くこともできそう。
最近はわりと映画行くようになったので、これはありがたいな〜
7 notes · View notes
kennak · 27 days
Quote
OpenAIは、最新リリースに「不気味なほど私に似た声」を使用したとしてスカーレット・ヨハンソンが同社を非難したことを受���、急速な方向転換を余儀なくされている。 AI企業が私たちと私たちがこれまで生み出したあらゆるものをデジタル化し、その特権を請求しようと競う中、この人物は個人の権利を保護するための「法律」の制定を求めた。 ChatGPT-4o のスカーレットは、Sky という名前で、OpenAI がヨハンソンに声を貸してくれと頼んで失敗したわずか数週間後に世界に解き放たれました。 彼女は以前、2023年に会社を撤退させていた。 さらに問題を複雑にしているのは、サム・アルトマンがホアキン・フェニックス演じるキャラクターがヨハンソンの声で声を上げたAIアシスタントと恋に落ちる映画『Her』への熱意を表明していたことだ。 今月初めに GPT-4o が打ち上げられたとき、観測者たちはスカイの声の明らかな火花のようなことについて狂喜乱舞していました。 しかし、ヨハンソンの声と直接比較したり、「軽薄な」ボットが「メガ・イック」を表していると示唆したりする人もいた。 イーロン・マスクですら、デモを聞いて「うんざりした」と認めた。
OpenAIのサム・アルトマン、スカーレット・ヨハンソンの怒りの前に屈する
2 notes · View notes
lvdbbooks · 10 months
Text
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
2023年8月26日
【新入荷・新本】
A Magazine Curated By Sacai, A Magazine Curated By, 2023
Softcover. 200 pages. 230 x 295 mm. Color, black and white.
価格:6,600円(税込)
/
『A Magazine Curated By』は、sacaiの創設者兼デザイナー、阿部千登勢を第25号のゲストキュレーターとして迎える。
家族や友人、アーティスティック・コラボレーター、ファッションブランドなど、作者と親しい様々な面々に寄稿を呼びかけ、200ページに渡り文化的かつ創造的なコンテンツを展開する。
ウルトラマリンブルーが彩る先駆的なイメージを表現したカバーと、英語・日本語の両方でコンテンツを紹介する本誌は、 #sacaiTHEpeople を用いて東京からロサンゼルスまで国際色豊かに見せるポートレートシリーズから、シェフ、工業デザイナー、建築家、アーティスト、ライター、ビジネスアナリストによるコミッション・プロジェクトまで、sacaiの背景にあるそのコミュニティとハイ・コンセプトの世界に迫る。ミニマリスト建築やアップサイクル工業デザインといった物質的な問題から、CGI製品やAI(人工知能)によるファッションルポといった無体の可能性まで、阿部はsacaiのコラボレーション精神を、ハイブリッドや「安心と裏切り」というブランドの柱に様々な方法でアプローチする、きわめて現代的なドキュメントへと注ぎ込んでいる。
主な収録内容:sacaiの著名な友人やコミュニティが私物コレクションを身にまとい、一流のフォトグラファーたちによって彼らの本拠地で撮影された国際的なポートフォリオのページでは、ラシダ・ジョーンズ(Rashida Jones)、忽那汐里、エディソン・チャン(Edison Chen)、チン・シューペイ(秦舒培 / Qin Shupei)、ドクター・ウー(Dr Woo)、窪塚洋介、ミシェル・ゴベール(Michel Gaubert)、カール・テンプラー(Karl Templer)、サラ・アンデルマン(Sarah Andelman)、ザ・ルーツのブラック・ソートことタリク・トロッター(Tariq ‘Black Thought’ Trotter)などの著名人が登場。
カール・テンプラーがスタイリングを担当し、ファッションフォトグラファーのクレイグ・マクディーン(Craig McDean)がオーストラリア人モデルのジュリア・ノビス(Julia Nobis)をニューヨークの街中で撮影。2023年秋冬コレクションとカルティエ(Cartier)、阿部千登勢により誕生した限定ジュエリーコレクション CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE of sacaiをフィーチャーし、写真家エドワード・マイブリッジ(Eadweard Muybridge)にインスパイアされたファッションストーリー。
アート、建築の話題を中心とした東京発のインディペンデントマガジン『TOO MUCH Magazine』とのコラボレーションでは、sacai の旗艦店 sacai Aoyamaの大規模な改装をそれぞれ手がけた日本の著名な建築家、藤本壮介と関祐介への詳細なインタビューを通じて、sacaiと建築とのつながりを探る。
アメリカ人コンセプチュアル・アーティスト、ローレンス・ウェイナー(Lawrence Weiner)へのオマージュとしてキュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)との新たなインタビューと、ウェイナーとの歴史的な対談を収録。ウェイナーとは、 sacai の2018年春夏メンズ・コレクションでコラボレーションを果たしている。
「食」のストーリーの三部作『saCOOKBOOK』では、京都の老舗和菓子屋である とらや、ミシュラン二つ星シェフ成澤由浩、ニューヨーク・ブロンクスを拠点にする3人組のフードコレクティブ・ゲットー・ガストロ(Ghetto Gastro)が本号のために制作した、コンセプトと料理で構成されている。
巻頭では、阿部千登勢とsacaiのクリエイティブ・アドバイザーを務める源馬大輔に、東京を拠点にするカウンセラー、ジョセフィン・クレイトン(Josephine Creighton)が前代未聞のインタビューを実施。2人のクリエイティブ・コラボレーションを心理学の観点からアプローチする。
ハーバード・ビジネス・スクールの大学院生ショーン・ホーヴァス(Shawn Horvath)とステファニー・フェイ(Stephanie Fei)が実施した、ナイキとのアパレル&フットウェアのコラボレーションの進化に関する詳細なビジネスケーススタディと市場分析も掲載。
ダンスとファッションの世界を融合させ、数々の受賞歴を持つビートダンサーのソラキ(The D Soraki)が、カーハート(Carhartt WIP)やモンクレール(Moncler)とのコラボレーションを含むsacaiのボリューム感のあるデザインを身にまとい、東京・新宿のストリートで踊る姿をフォトグラファー、ROLLSWYZEが撮影している。
また、本書には、イギリス人ファッションフォトグラファー、クレイグ・マクディーンによるプリントが1枚差し込まれている。
コントリビューター: 鈴木親、クレイグ・マクディーン、源馬大輔、ダニエル・アーノルド、ドクター・ウー、エディソン・チャン、ゲルチョップ、ゲットー・ガストロ、ハンク・ウィリス・トーマス、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト、ジャック・ピアソン、ジャン・トゥイトゥ、ホアキン・ラギンジ、カール・テンパー、内藤カツ、キース・オシロ、川谷光平、ローレンス・ウェイナー、マーヴィン・ルーヴェイ、ミシェル・ゴベール、ヌーア・ウヌ・スタジオ、パブロ・ズレト・ザール、ピクゾー、ラシダ・ジョーンズ、ROLLSWYZE 、ローリー・ファン・ミリンゲン、サラ・アンデルマン、忽那汐里、秦舒培、藤本壮介、ホンマタカシ、ブラック・ソートことタリク・トロッター、ソラキ、とらや、ヴィンス・アウン、辻村慶人、成澤由浩、窪塚洋介、関祐介 他
sacai: ハイブリッドの発想を組み込み、ニットと繊細な織素材など、対照的なテクスチャーのファブリックを組み合わせ、パターンを再解釈し、予想外のフォルムとシルエットに洋服を変化させる。コレクションがフェミニンな様相を呈する一方、阿部の関心は、独特でありながら普遍的、そして革新的で実験的な服作りに傾倒し続けている。自身をとりまく日々の生活や、周囲の人々を観察することからインスピレーションを受け作られるコレクションは、ベーシックでクラシカルなアイテムを崩し変化させながら、独特のエレガンスを放つ。ある特定の機会だけでなく、様々なシーンにおいて成立するアイテムに仕上がっている。
2009年春夏よりsacaiのメンズコレクションをスタート。ウィメンズコレクションと同様の哲学とアプローチに基づいて、綿密さとさりげないエレガンスを併せ持つ、定番アイテムを展開する。
2009年10月より、パリファッションウィークでウィメンズコレクションのショーをスタート。現在はウィメンズ、メンズともに各シーズンの最新コレクションをパリで発表している。
2011年9月に東京・南青山に初の旗艦店をオープン。阿部は、自然と人工物、外と内、新しいものと古いものなど、相反する要素を統合した作品で知られる建築家、藤本壮介に強く共感し、タッグを組んだ。2022年に改装され、2023年4月、日本人建築デザイナーの関祐介による新たなコンセプトでリニューアルオープン。
sacaiは、東京以外でも、香港、北京、ソウルに��舗を展開し、世界各地のセレクトショップや百貨店などで取り扱われている。
(twelvebooksによる本書紹介文)
7 notes · View notes
patsatshit · 7 months
Text
【更新日変更のお知らせ】
来週からは土日限らず、お互いのタイミングで更新していきます!今後ともよろしくお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ようやく観に行けました『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』。
今回も3時間を超える大作。だけど夢中にさせる筋と迫真の演技のおかげで長尺であることを忘れてしまっていた。アメリカの歴史における暗黒の章に光を当てた、示唆に富み心揺さぶられる映画だった。
新たな富の発見により、支配と資産を求める冷酷な人間の標的となったオーセージ族。映画では彼らの最も悲惨な苦しみを描いている。人間の貪欲さ、人種差別の永続的な結末、歴史を清算することの重要性をタイムリーに思い出させる。人間の残虐行為の根底にある残忍さと暴力性を見事に表現した映画だった。
.
とにかく主演の3人(ディカプリオ、デニーロ、リリー・グラッドストーン)がすさまじかった。
デニーロが演じる正常化された人種差別主義者のキャラクターは壮観で、スクリーンに現れるたびに恐ろしくて不吉な予感が漂ってきた。この感覚はそれまでのデニーロ映画でも感じてきたことだが、彼はスクリーンに登場するやいなや、その荘厳かつダイナミックなオーラで画面越しに我々を圧倒してくる。キャラクターによっては異常な恐怖心を覚える。本作でもデニーロの凄みが遺憾なく発揮されていて、ただ恐れ入りました。
Tumblr media Tumblr media
Robert De Niro is No.1 actor in the world @imdb
善良な男から叔父に操られるがまま深い闇に堕ちていく主人公アーネストを演じたディカプリオも圧巻だった。非常に謙虚で醜い男を抑圧的な表情とセリフで見事に演じ切っていて、誠実さとは裏腹の残忍さが際立っていた。
Tumblr media
子役からずっと第一線を走っているレオ様@imdb
そしてなんと言ってもアーネストの妻モリーを演じたリリー・グラッドストーン!彼女のドラマチックな演技には心を動かされた!話し方や表情に絶妙な気だるさがあり、憂鬱さや疲労感がとてもよく伝わってくる。特にディカプリオを伴っての会話や、シーンの端々での凍りつくような痛々しい演技は衝撃的。彼女の力強い存在感、繊細な表情から想像を絶する悲劇に巻き込まれた女性の痛みと回復力が伝わってきて何度も涙が溢れた。
Tumblr media
この映画の大きなサプライズ!@imdb
.
あと裁判のシークエンスがとても上手くできていると思った。一連の出来事の背景事情を明らかにしながら、その先の展開へとスムーズに繋げるために効果的なシーン。映画としてもかなり重要なシーンだと思う。ブレンダン・フレイザーが裁判に関する疑念を操るキーパーソンを演じて��る。後半にちょろっと出てくるのみなのだけど、すごく印象に残るキャラクターだった。
いろいろあったブレンダン・フレイザー。私の中では(スティーヴ)ブシェミとアダム・サンドラーと一緒にロックバンドを組んでた映画(『ハードロック・ハイジャック』)のイメージが強かったので、こんなシリアスな役もできるんだと(かなり上からの言い方)結構衝撃でした。『ザ・ホエール』も観てみたくなったー。
.
『アイリッシュマン』『ウルフ・オブ・ストリート』の撮影監督であるロドリゴ・プエリトの、キャラクター性を正確に捉えた巧みな映像とスコセッシの演出が今回も予想通りに見事だった。さらに長年スコセッシ作品の編集に携わってきたテイラー・スクリーンメイカーとのコラボレーションにより、各シーンが視覚的に魅了され没入感を与えてくれるものとなっている。どのシーンをみても編集の過程で細部にまで細心の注意が払われているのだろうなと感じられる。ザッツプロフェッショナル!
.
スコセッシは『グッド・フェローズ』や『カジノ』、『ウルフ・オブ・ストリート』と同様、今回もメインキャラクターの態度や性格の変化を明らかにするために、「警察捜査」の部分を引き延ばした脚本を書いているように思った。常にメインの登場人物を真ん中に配置し、プロットを進化させ、観客を混乱させないように配慮している。それにより登場人物が裏切った時にはとびきり驚かされるし、中毒性のある展開を作り出すことができている…のかなと思ったりした。
ともかく衰え知らずの巨匠には恐れ入るしかない。一体どこまでいくんだろう、Martin,Martin,Martin…。
前作の『アイリッシュマン』をみた時「集大成」という言葉を使って感想を書いたけれど、この作品も十分それに値する。これからも我々の想像をはるかに超える作品を作ってほしい。一生ついていきます…。Love, Martin..
Tumblr media
.
ここまで結構な熱量で話してきたけど、この作品は正直自分の好きなスコセッシの感じではなかった。(どてー)だけど、彼のキャリア後期の作品に新たな輝きが加わったと思うと感動してしまう。
すでにおかわり欲でいっぱいです。
ーーーーーーーーーーーーーーー
『キラーズ〜』をみに久しぶりにトーホーシネマズさんへ行った。単館で映画を観ることが多くてなかなか行けてなかった。結構面白そうな映画、やるみたい。
私が気になってる映画5選。勝手に紹介。
***************
・『瞳をとじて』(ビクトル・エリセ監督)
待ちに待ったエリセ監督の新作!『ミツバチのささやき』のアナ・トレントも出るんですって。楽しみ。でもこれミニシアターでやりそうなところ、トーホーさんでやるのね…意外だな!
・『哀れなるものたち』(ヨルゴス・ランティモス監督)
これもトーホーさんでやるんだと驚いた!予告編の時点で毒々しさ全開!誰かとみたい映画。
・『ナポレオン』(リドリー・スコット監督)
リドリー・スコットの新作ということで。
・『サンクスギビング』(イーライ・ロス監督)
これも贔屓の監督案件。『イングロリアス・バスターズ』で「ユダヤの熊」��出会って以来、密かに応援してるイーライ・ロス。この映画の元ネタはタランティーノと(ロバート)ロドリゲスの『グラインドハウス』に収録されたフェイク予告編。それを長尺にしてみましたver.。大体の筋は分かるから正直あまり期待してない……小声。だけどみようと思ってます!!!スキだから!!
・『エクソシスト信じる者』(デヴィッド・ゴードン・グリーン監督)
『エクソシスト』ファンとして興味あり。「正統派」続編とか言われるとどうにもこうにも。本家のエレン・バースティンも出るしなぁ。
***************
しっかし映画も高くなったもんだ…。飲み物忘れたら悲劇。こんなちっさいコーヒーも590円って。もう悔しい、呆れて笑ってしまった。
ーーーーーーーーーーーーーー
『キラーズ〜』を観て大満足した夜、BSで『レザボア・ドッグス』を観た。大好き映画の一つ。マドンナの「ライク・ア・バージンは〜」から始まる井戸端会議、からの壮絶な流血シーン。全画面全映像センスの良さがだだ光り。『パルプ・フィクション』もそうだけど、タランティーノ映画は物語の構成がカッコいい。今回も6人の「Mr.〇〇」の身に起こる出来事(災難)を断片的に伝えるっていう手法、斬新だしかなりいけてる。
Tumblr media
推しはやっぱしブシェミas Mr.Pink🎀
だけど悔しいくらいティム・ロスがかっこいんだよな…。
Tumblr media
ミスターオゥレンジ
点と点が繋がる瞬間がたまらなく気持ちがいい、とても物騒なお話。
タラさんが新作作るたびに脚本をある俳優がバラした云々言われるけど、それくらいタランティーノへの期待と人気が高いんだなぁって再認識させられたりする。
というわけで、ほぼ映画の話題でした!
2 notes · View notes
fancyshooting · 1 year
Text
Yoji Shinkawa comments on character design from METAL GEAR SOLID 2 MAKING OF (ORIGINAL JAPANESE)
初めは筆、 仕上げは鉛筆 PS2だから求められる細部のディテール
小島からの発注を受け、 新川が登場人物や主 要メカのデザインに入る。 その作業工程は、ま ず筆で納得のいくまでラフスケッチを描き続け、 イメージが固まったところで鉛筆による清書に 入る、といったプロセス。 PS2上での細かなモ デリングに対応するために、画材を持ち替えて 作業をするのだ。この一連の作業は、 ソリッ ド・スネークのような前作からの登場人物も、 雷電のように『MGS2』で初登場となるキャラ クターも同じである。 魅力的な登場人物が、ど のようにして誕生していったのか? ラフ画や 彩色画といった豊富な資料と、 新川のコメント と共に追っていくことにする。
Solid Snake
シャドーモセスから2年...... 伝説の傭兵はどう成長したのか
シャドーモセス島での活躍 (前作)により、伝説 の傭兵となったソリッドスネーク。 タンカー編 では2年、さらにプラント編では4年が経過した状 態での登場となるのだが、 そのあたりの“成長”はどのように描いていったのか......。
「前作では軍の特殊部隊員だったので装備なども 最新のものを使っていた。 でも、 今回はあまり お金のない一組織に所属している、という設定 ですよね。 なので、ボロボロのイメージにして くれと監督から言われていました。 タンカー編 では前回着ていたスニーキングスーツのインナーにハーネスを着けただけの状態ですね。 プラ ント編ではSEAL10の服を奪っているので、そ この服装で。 体型的には年をとっているので、ち ょっと脂肪がついた感じにしてあります。 遺伝 子操作によって誕生したスネークは、 実際の年 齢より老化が早いという設定なので、 オタコン より年上に見えるように」
Raiden
個性を消した“自分” 雷電の初期設定とは?
ゲームでも語られているように、戦闘機の名 称が由来という雷電。 プレイヤーが感情移入で きるよう、クセのないキャラクターという設定 なのだが、 開発当初はいろいろなアイデアが盛 り込まれていたようだ。
「企画段階からあったキャラなので、 「MGS2」 の話が持ち上がった当初から描いていました。 姿形に関してはこれといった発注はなかったの で、僕の好きに描かせてもらえた人物です。 こ の雷電、 最初の設定ではもっと変態じみた男だ ったんですよ。 鳥のフンを舐めたり、妙な動き をしてみたり・・・・・・。 でも、 プレイヤーキャラに しては気持ち悪すぎるかなと(笑)。 蜘蛛みたい にぐにゃーっとした動きをするモーションまで つくったんですけどね。 それを見て監督があ かんな” と(笑)。 プレイすることを考えると使 いづらいところが出てきたので、どんどんオー ソドックスになっていきましたね。 雷電につい てはいろいろ言われていますけど、 今までのイ メージを変えるという意味では、美少年キャラ を出すこと自体はいいことだと思いました」
Solidus Snake
両手に日本刀を携えた 元アメリカ大統領
第43代大統領であり、 雷電の育ての親でもああるジョージ・シアーズことソリダス。 パワード スーツを身にまとった姿が印象的だが、 そのア イデアは新川によるものだという。
「両手に日本刀を持ってパワードスーツを着た元 大統領。 凄いですよね (笑)。 前々からパワード スーツというのは個人的に好きだったので、 描 いてはいたんですよ。 1回目の那須合宿に行く直 前、 ソリダスにパワードスーツを着せようと思 いつきました。 顔のモデルはスネークと同じも の。髪形を変えて眼帯をつけただけで、外見的 にはだいぶ変わっていますが・・・」
Olga Gurlukovich
タンカー編とプラント編では モデリングが変化するオルガ
タンカー編ではスネークの敵役、プラント編 では雷電を陰で支えるオルガ・ゴルルコビッチ。
「オルガはタンカー編とプラント編でモデリング を変えていますね。 プラント編のほうは子供を 産んだあとなので、 “強さ” を強調したイメージ で描きました。 忍者姿なんですが、 前作の忍者 に比べてズングリしているのは当然なんですよ。 前作の忍者はスーツではなくて強化骨格でつく られたサイボーグ。 対して今回のオルガは、生 身の上にパワードスーツを着込んでいるわけで すから。 あと、 オルガというと、脇の下ですよ ね (笑)。 彼女が両手をあげるシーンで腋毛を見 せたいので、それを入れてくれと監督が。 あん なに話題になるとは思わなかったんですけど」
Revolver Ocelot
“あの腕はリキッドの腕や” 監督のひと言が決定打に
前回以上に、物語の鍵を握る存在となったオ セロット。 その右腕は当初、違うものが“生えている”はずだった?
「前作で腕を斬られたので、どうしようかと思っ ていたんです。 最初はそこにサイボーグみたい な、 機械的なアクションをする腕を描いたんで す。でも、ある日監督があの腕はリキッドの 腕や” と言い出した (笑)。 まぁ、 そのほうが面 白いからいいんですけどね。 それで左腕より少 し太い腕をつけました。 あとはイメージのまま ですね。本当はもう少し髪の生え際を後退させ ようかなとも思ったんですけど、それはやめて、 むしろ若返らせました。 リキッドのパワーを吸 収して元気になったということで」
Otacon
スネークと共に歩んできたオタク科学者の成長
物語後半で衝撃的な過去が明らかになるオタコン。
「オタコンは前作で白っぽいパーカーを着ていたので、 また白衣を着せて。 スーツは着ているんだけど、白のイメージを通しました。 ゲームの後半部 分を見てもらえばわかると思うんですが、 気弱な青年からオタコンも成長 しているんですよね。 そんな雰囲気が伝わっていればいいのですが......。 もともとオタコンって、デブなパソコンオタクっていう発注だったんです よ。でも、そのときからデブを描くのは難しいというのがあって。 だから、 ひ弱な技術者っぽいオタクにしたんです。 監督がモデルだって言われてい ますが、べつにそんなことはないんです(笑)」
Rosemary
新川を最後まで苦しめた“普通の女性”
戦場に場違いな人間が入り込んだらどうなるか? 小島の意向により、雷電のサポート役として登場したローズだが・・・・・・。
「何十枚も描いたんだけど、最後まで全然決まらなかったキャラ。監督か ら普通の女性を描いてほしいと言われたんですけど、普通というのがいち ばん難しい。 雷電が女性的なイメージがあって、その雷電の恋人となると どうすればいいのか、というのもあるので。 髪の毛の色も悩んだんですが、 先に雷電が白と決まっていたので、コントラストをつけるために黒に......」
Emma Emmerich
EEは新川流正統派美少女キャラクター
本作初登場キャラクターの中では、雷電に続く美形キャラクター。 特徴 的なヘアスタイルには、あるモデルがいるというのだが......。
「EEは昔、 僕が描いていた美少女キャラをそのまま出してきた、という感 じですね。 あの髪の毛はですね、これも昔、僕の描いていたギャグ漫画に 登場するキャラクターからきているんです。 くるくるっとしたのをたくさ んつけている、“あほちう”っていうんですけど(笑)。 前作でメリルが出 るじゃないですか。 あれは本当はもっと若い年齢の女性にしたかったんで すよ。それというのは、当時「レオン」を観て、マチルダ役のナタリー・ ポートマンがあまりにも良かったから。 一緒に観ていた松花さんも感動し 泣いてるし(笑)。 でも、そんな若い女の子がデザートイーグルを持っ ているのもどうかなと、結局ボツになったんです。それを今回、EEで実現 させたわけです。そこに監督のアイデアである塗り箸が入って······。 あれ も監督が、新聞の切り抜きを突然持ってやってき���“コレや!”って。 く るくるした髪の毛に塗り箸、モデリング的にはしんどそうでしたけどね」
Fortune
幸運の女神”は 黒人女性の美しさを追及
小島いわく、 フォーチュンの名前の由来はフ ォーチュンクッキー (中に占いを記した紙が入 っているお菓子)。 その “幸運の女神” を新川が 具現化したのだが......。
「黒人の女性を入れたいという、個人的な理由で す(笑)。取材などで海外に行くと、 黒人の女性 が綺麗でカッコいいんですよ。 前作で黒人のオ ッサンは出てきたけど、女性はいなかったので 今回登場してもらいました。 肌を出したほうが 可愛いかな、と思ってコスチュームは水着に (笑)。彼女が着ている水着はSEALで使用してい るものを想定して、アーミーっぽいイメージを 崩さずに、ちょっとセクシーにしてみました」
Vamp
あまりにもリアルすぎたため 幻に終わった“ギャランドゥ”
故・塩沢兼人氏が声を担当するはずだったと いうヴァンプ。 “バイセクシュアル” というか なりキワどいキャラクターなのだが......。 「ヴァンプはバレリーナをイメージして描いたん です。 その後、動きを参考にしようとしてダン サーのホアキン・コルテスのビデオを手に入れ て観てみたら、顔まで似ていたんですよね。 ビックリしましたよ。 人を殺すたびに自らを傷つ けていくというのは、監督のアイデアです。 僕 のアイデアとして、ヴァンプに胸毛を生やすと いうのがあったんですけどね。 生々しすぎてボ ツになってしまいました。 最初はモデリングし たんです。 胸毛も“ギャランドゥ”も。 でも、 PS2の描画能力だとリアルすぎて気持ち悪くな ってしまうので、 胸毛だけをちょっと残しまし ょうと。 テクスチャを貼ってみないとわからな いもんですね」
Fatman
モデリングが最後にまわった 難産キャラクター
ご存知のようにファットマンは、長崎で落と された原爆の名前。 ファットマン以外も、 デッ ドセルのメンバーには原爆の名前が冠される予 定もあったという。 その名のとおりの太ったキャラクターだが、 ファットマン完成まで、 新川 はだいぶ苦戦した。
「丸いものをカッコよく描くというのは難しい。 だからファットマンは大変でしたね。 モデリン グが最後になってしまったキャラだったと思い ます。 おおまかなモデルだけつくってもらって、 ディテールをつめるのは待ってもらいました。 いいヒントになったのは、 N.Y.での爆弾処理班 の取材ですね。 そこで実際にボムブラストスー ツを着てみて・・・・・・。 スーツのままだと味気ない ので、爆弾を収納するポーチなどをつけました」
Others (Peter Stillman, Richard Ames, Colonel, Scott Dolph, President, Sergei Gurlukovick, Soldiers, Arsenal Gear
現われてはすぐ消えていく・・ 刹那的なオッサン”キャラクターたち
新川の“オッサンばっかり”の言葉を借りるま でもなく、 『MGS2」 には多くのいぶし銀キャラ が登場する。 義足のピーター フォーチュンの 父親であった海兵隊総司令官スコット、ナスターシャ・ロマネンコの前夫であるエイムズと、 多くの男たちが現われ、そして亡き者になっていったのだが・・・・・・。
「ピーターさんは、ほんとはスナイパーの観測手 という設定でした。 スコットですか? 出てき てすぐ死んじゃうからかわいそうなんですけど。 設定としてフォーチュンの親父なので、 彼女と同じ黒人なら問題ないかなと。 エイムズもそう なんですけど、 出てくるのはいいんですがみん な死んでしまうんですよね。 最初描く段階から それを知っているのでああ、コイツも死んで しまうんだよな”って、 ちょっと空しくなりま すよね......。 監督はええやん、どんどん死ん でも”と、どこ吹く風なんですが(苦笑)」
微妙な味つけの敵兵装デザイン アーセナルのテーマは“巨大感”
マニア注目のメカや兵装だが、なるべく味つ けを“薄く”することを心がけたという。
「敵の兵装は、そのままおこしたというわけではないんですけど、 あまり変えないよう心がけて います。 SEALの兵装も若干ブーツを近未来的に するだけにとどめるとか・・・・・・。 リアルなものが あるなかで、とんでもないものがあると、 より とんでもなく見えるじゃないですか。 そのギャ ップを出せるように気をつけました。 アーセナルは、ファットマン同様丸い形なので苦労しま したね。 巨大感を出すのにどうしたらいいんだ ろう、とか。結局、何もつけないほうがいいだ ろうということになりました。 若干の亀甲パタ ーンがあるくらいにして......。 海の中を移動す るのに、いろいろついているのはヘンですから」
Rejected
ゲームで見ることのできない 「MGS2』 秘蔵キャラ
Chinaman (チャイナマン) はデッドセルのメンバーになるはずだ った幻のボスキャラ。 純粋な中国人ではないが(ベトナム人)、チャ イナタウンで育ったため“チャイナマン” と呼ぶという。 クンフーの 使い手で気を集中することで体重を自由に操ることができ、 SEALイ チのスイマーである。このことからもわかるように、 ヴァンブとのボ ス戦はもともとチャイナマン用のアイデアだったようだ。
Oldboy (オールドボーイ) もデッドセルメンバーで、その名のとお 100歳を越える老軍人。 ビッグボスをはじめとした世界の傭兵た ちに戦闘技術を伝授した男で、プレイヤーの装備によって自分の装備 を代えて戦うというキャラクターだった。
Doc (ドク)は、前作のマスター・ミラー的役割を果たす存在とし て考え出された。 アーセナルギアのAIを開発した博士で、アーセナル やプラントのことについて教えてくれる存在なのだが、その正体は愛 国者たちがつくり出した人工人格という設定。 同じくMax (マックス) も人工人格で、声は意図的にメイリンと同じにする予定だった。
Metal Gear Ray
新川版ゴジラ!? RAYに隠された“裏テーマ”
今回のメタルギアは水陸両用。 潜水艦をイメージしたというのは有名な 話だが、新川の中にはもうひとつ隠されたテーマがあった。
「ハリウッド版「ゴジラ」ってあったじゃないですか。 あれ僕、 すごく楽 しみにしていたんですけど、出てきたゴジラを見て“そうじゃないだろ!” って思った(笑)。 それを今回、 RAYにぶつけました。 “本当のゴジラはこ うだ”と。 メカに関して前作は、プラ板とパテとを使って立体におこしま したけど、今回はスカルピーを使いま した。 立体にすれば細部のつじつまを どうしても合わせなければならなくな りますからね。 ラフで描いたものを、 立体におこしてから鉛筆でクリーンナ ップすることにしました」
5 notes · View notes
strabin · 3 months
Text
Tumblr media
■中国版6周年イベントのプレイログ。
※何こ���ログ全く意味わからんって感じになってます(Tumblr→ふせったー→strabinに移植したのですが、ふせったー移植時に画像がすべて消えてしまったため)
最後まで確証バイアスたっぷり(トッポ風)。こじつけだらけの論理崩壊ログ。全部妄言。
イルカァ!  嵐に遭った後に事故で亡くなるか行方不明……ホセさんまさかッ!ホセさんの驚夢症もこれだったりしたら泣くぞ。4年目の手紙も行方不明になる前の最後の記録とかだったら私は……
 「3日目の夜」……ホセさんの背景推理3の名前が嵐と知ってのことか??!恐怖体験とかまさしくパルテノーペ号……
 ねぇ……これがほんとうにパルテノーペ号にも起こった出来事ならさ、ホセさん含む船員がみんな恐怖で錯乱状態に陥って仲間を攻撃し始めたってことになりません?……背景推理7……大事な仲間を自分で殺さないといけなかったってことになりません?ところで血液に流れる悪魔って何ですか。
 巨大な力も思い込みってやつだろうね。
 詳細な航海記録……ホセさんはね、航海日誌をつけて詳細な航路も書いていたんだよ……匂わせ多すぎて逐一ダメージを受けている
 これ見る感じ、背景推理3のパルテノーペと失踪した時のパルテノ―ぺの二つの要素を取り入れたのが今回のイセムバード号なのかもね、
 「シマクジラ」=ホアキン、「ウミサイ」=ホセ……他は知らない。対応するのかどうかも怪しい。しない気がしてきた。
「セイレーン」のとある業務って何。パルテノーペと同じ名前だしセイレーンの歌の薬の名前もあって少し気になるよ。
 「クラーケン」怖……なに、宗教とかスピリチュアル系にハマってしまったか?「シーユニコーン」なんかルキノみを感じる。違うとは思うけどね。「ロッカス」の「形のない物」ってクトゥルフ要素?こわ
 投身自殺!!ホセさんさ、魔の海域でこんな出来事に見舞われてたのかな……みんな発狂して身を投げたり意味わかんないこと言い出して統率が取れなくて……よく帰ってこられたよ本当。……いや、これ失踪時のやつかもしれない。
 名誉剥奪されて夏イベで言われてた失魂落魄生きる気力も失ったホセさんがまさにこんな感じなのかなぁ……
契約書!協議書!???あぁあっぁぁぁっぁぁぁっぁあ
 事故があった場所、しかも海だよ?逃げ場ないよ?こんなのに参加する人ってだいぶヤバい人なのでは……ふつうは忌み嫌って参加しないよ……健康データもまたどうせ人体実験するんでしょ?怪しすぎる……「オカルト好きとかが参加」……なるほどね。特殊な人たちが集まるのね。
ああっぁぁぁあぁぁっぁぁぁっぁあうぇflwwふぁ!!!!!!!ホセ4年目~!!~~~!~~!なにこれひどいなに?なに?
 絶対ビクター関係ないけどさ、第五人格って郵便配達員ではなくポストマンって言うよね。アリスの背景推理もどきもそうだった。なんかこだわりでもあるのかな。
 一発で差出人わかるの草。こんなうさんくさいのはでざいあ・めろでーしかおらん。
 コレクターが当時の乗客と一致ってこれ「ウミサイ」のことだろ!?ってことはリーズニング=「ウミサイ」=ホセさんになりますか???つまりこれは遠回しにホセさんが過去の事件を調べるために(父や船の行方を捜すために)危険な海域(危険な荘園)に挑むってことになりません?!!こじつけ感すごいって思うけどそう思っちゃうよ(都合よすぎ)
 ほらみろ!!!
夏イベの船の模型を思い出すなぁ。
 まぁそうよね。寒い地域に短毛種のネコがいても適応して毛が長くなるとかいうし。そんでこれはあれか、傘のことですか
快晴でよかったね。曇なら船の失踪確定演出みたいなもんよ。
それを何度も言うんじゃあない!私がダメージ受ける
 パルテノーペ号もこんな感じだったのかな……てかなんで風向とか風力を記録しないで湿度なんですか?匂わせですか?
 ??標本士(エミリー)ってそんな感じの人なのか……?知らなかったな、看護師としての模範・典型だと思ってたから……医者だけど看護師らしい雰囲気だと思ってた
 オーケアノスって何かと思ったら魔の海域のことかよ
 クトゥルフ乗ってて草。ちょっと待ってよ。製図作業、未完成の海図と複数の航路のマーク……ホセさんの匂わせ凄すぎん?
 無常さんの傘もこんな感じだと思う。噂が独り歩きしたから傘が呪物的なものになっちゃってるとか
製図士(ヴィオレッタ)、怖すぎん?カルト信仰者みたいで怖いよ
ホセさんはホアキンのことをどう思ってるんだろう……
 楽しみもなにもあるか!!こわすぎんよ
 ん?ちょっとまってホアキンが「今回の航海は遅れちゃダメ」って言ってたのはその時シダとかお薬を運んでいて、それのせいで船員が狂っちゃったってことない?それでも一応帰ってこれたから「危険なものを運んでも大丈夫な船乗りがいる!よっし特殊任務任せるか」的な感じでバーデン家が王室から評価されたとか……
 鋭い観察眼を持つホセさんなら異変が起きたら気づきそうだけどな……気づいてときにはすでに手遅れだったとか、あるいはホアキンに報告したけど「遅刻厳禁だから!目的地に着くのが最優先だから気になるけどそんな異変にかまってられるほど余裕ないんだ」って言われたとか……どうかねぇ
 製図士(ヴィオレッタ)、エミリーのこと想像以上に嫌ってて草
 高級な服を汚しても意に介さないとは……すげぇ
 環境が生物に与える影響(人間以外とは言っていない)……はへぇもう人体実験する気満々に思えるよ
なんで煤?靴大きいらしい(スクショし忘れた)
パルテノーペの船長室とか、上層の人物の部屋はこんな感じで豪華だったのかなぁとか妄想しちゃうね。
悪趣味がすぎるよ!あと写真立てはそんなに重要じゃなさそうな感じ
アリスだけ記者(報道記者)そのまんまかい
 架空の人物なのにお噂はかねがねって意味が分からん。ナワブさんが偽ってる身分の人は実在するの?だとしたらなりすまされててかわいそうすぎる
 うぅんこれは「シーユニコーン」のかほり。最初の犠牲者ってことはあれか?アリスが薬剤最初の犠牲者になったってコト?でもシダって湖景村で使われてたのが最初では……実験対象者として、っていみなのかもね。
もうさっそく影響出てますけど早すぎない?
発狂した人は怖いからね。
スクショし忘れた!「今のところすべてが順調だ」背景推理1~~~
1人が音声学者でもう一人が気象学者。そしてブラウンリーとシェリンってひとがそれぞれどっちからしい。
 こんな危険な海域の海水面にいこうだなんて……さすが研究者。今の時代じゃ絶対無理だね。
 まぁ学者でリアリストな人からはオカルトなんて信じる者じゃないって気持ちもわかるけども。ってかみんな製図士(ヴィオレッタ)に当たり強すぎ。そりゃそうなるか。でもこれ完全にフラグ……
「ウミヘビ」みたいにその科学的な「推測」は破られるんですね……
 アルヴァのコードネームわかんないな。でも多分本編では宗教信者だったから「クラーケン?」ちがうらしい。「ロッカス」らしい。音声が形のない物ってあまりにも直接的過ぎるな。
 このあとこのクラゲが有毒になるとかで関わってくるのかな。海域に行ったら性質が変わるとか……?なんもわからん
 この言葉好きだな。口はないけど物が何よりも多くを語る的なこのセリフ。
長い長い!一日ずつ更新とかじゃないのかよ
やっぱりくるんじゃん……嵐の描写だいじだから記録しておくよ
いやこわすぎるって
 パルテノーペに思いを馳せる。
チャルス似合うな。てか煤っておま……疑惑1。
ちゃんとお辞儀してくれるのかわいいな。
 給仕係的な人物が薬物関係者なの怖すぎ。何も入れないでね頼む
う~ん強すぎるさすがデミ。「セイレーン」らしい。ってことはこのあと余裕失くすのかな。
 そんでレオが操舵手でチャルスが機関士らしい。
強いな。
 ふむ。煤が付きそうな人物はチャルスとボイラー係(誰?)ってことかしら。いまのところ。
 チャルスの挙動がいちいちかわいすぎる。ここの操舵手(レオ)と機関士(チャルス)、冬イベのホセさんとビクターを思い出してすごくかわいく見える。
 操舵手(レオ)が「シマクジラ」らしいです。
これヴィオレッタの過去とリンクしてるのかね(ミリしら)
 この妙な言い回し、ホセさん背景推理4の海草とか湖景村の藻類シダ放流とかに関係あるのかね
 やっぱりホセさんの血液の悪魔とか驚夢症を考えてしまうな。
オーケアノスの航路 第2章・嵐の再臨 霧の中の収穫の途中まで
また湿度ばっかり……
こわひ
環境が他のところと違うから普通は見られない特徴も持つということか
 効果出るの早すぎ!ここの腕組みながら対峙してるのおもろいな
 てことは毒素の素になる食べ物があるわけですね。……微生物といえば夢の魔女の手紙にも出てくるけど関係あるのか?
 気がふれてしまわれた
 スクショし忘れた。クレイバーグはエミリーからも何してんの?とか言われてた
 パルテノーペも座礁しかけたのかな?
磁場!おい磁場!!!!!生物エネルギー出てくるじゃん
今思ったけど、海底の要素があるのやだね。クトゥルフ神話のほのめかし
ブラウンリーがオカルト説、シェリンが科学視点での説を唱えてたのね
オーケアノスの航路 第2章 霧の中の収穫まで
 海に身を投げちゃだめよ
 え……?まじ?まじで迷うセーラーの説明文と同じ現象が起こってたの?え……
オフライン臭。やっぱり幻覚は現実に即したものなのね。なにもないところにみえるのではなくて、実際にあるものが別物に見える系。
スクショし忘れた……製図士(ヴィオレッタ)はここ数日睡眠をとっていない様子らしい。
言ってることがクトゥルフ神話っぽくてヤダ……こわいよ
え?教授ここにいなくね?娘しかいないけど……
だよね。
ここまでらしい。まとめたよ
ホセさんの過去に関係ありそうだからタグ付けとくね。
0 notes
ryotarox · 2 months
Quote
感応精神病、またはフォリアドゥ (仏:Folie à deux、フランス語で二人狂い)とは、精神障害の妄想性障害 の一つ。 一人の妄想がもう一人に感染し、複数人で同じ妄想を共有することが特徴である[1]。
感応精神病 - Wikipedia
【ワーナー公式】ニュース|ホアキン・フェニックス×レディ・ガガ!映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』特報、世界初解禁!
タイトルに含まれる「Folie à Deux(フォリ・ア・ドゥ)」とはフランス語で「二人狂い」を意味し、妄想を持った人物Aと、親密な結びつきのあるBが、あまり外界から影響を受けずに共に過ごすことで、AからBへ、もしくはそれ以上の複数の人々へと妄想が感染、その妄想が共有されることを意味している。
1 note · View note
ashi-yuri · 4 months
Text
「ボーはおそれている」感想
君はまだ生まれる前の硬くて歪んだ殻のなか
長いしホラーは苦手なので見る気なかったけど、IGNの映画語り「銀幕にポップコーン」のネタバレ感想聞いて楽しそうなので見に行った。
怪作、なのに共感してしまう?『ボーはおそれている』の感想を語る:第329回 銀幕にポップコーン - YouTube
野口さんの怖がってる感想がとくによい。監督の前々作「ヘレディタリー」感想会で千葉さんが意図せず怖がってるのもいい。アリ・アスター監督が引き出すひとの恐怖を聞くのは楽しいなと思う。ひとが恐れているものを見たり聞いたりするのはいつだって楽しいので。
トラウマ必至!現代ホラーの傑作『ヘレディタリー/継承』:第65回 銀幕にポップコーン (youtube.com)
なので、「ボーはおそれている」もたのしかった。長いし疲れたけど。自分は怖がりなほうなので、わりと理解しやすかったのもよかった。
以下、ネタバレありの感想。公式のネタバレページだけ見た。
第一部で「社会に対する恐怖」、第二部で「家族に対する恐怖」、そして物語ることの虚構性と欺瞞性を挟んだうえで、第三部で「愛と性と生殖に対する恐怖」と、どんどん個人的で根源的な恐怖にさかのぼってくの、構成としてはきれいでわかりやすく楽しかった。一作品としては盛り込み過ぎだと思うけど、全部描きたい気持ちは伝わるから自分はわりと好きな感じ。
賑やかすぎる第一部より、第二部以降のほうがじっくり考えながら見れてたのしかった。話がすすむにつれて大げさでばかばかしく虚構性が高くなっていくのもよい!
ぜんぶ主観の中でしか話ができなくなってるから、うるさすぎる周囲の声も家族の声も結局ぜんぶ自分自身の声だし、母親以外の他者はぜんぶイメージでしかなくて、ほんとに「他者」「外部」が皆無。当然出口も解決もない八方ふさがりで、だからこそ鮮烈で不穏なイメージの中を堂々巡りするのは楽しかった。
この主観の硬い殻は、たぶん彼が己を守るために作り上げた強固な殻で、その殻がないと生きるのむずかしそうなので、もう好きなように語ってくれ、という気分になりました。
映画を見終わって、愛情と責任感と不安と支配が混然一体となってる雰囲気のあるご家庭を垣間見たことを少しだけ思い出した。たしかお子さんがすこし体が弱いということだったと思う。もうどこで見たのかも思い出せないし、時間が経つことや距離を置くことが、少しでも良い方向に働いているといいなと思うことしかできな��けれど。
あとは思ったことをとりとめなくばらばらと。分け方は適当。
第一部「終わってる街篇」
うるさすぎる!
第二部「平和な家族篇」
『息子』を大事にしすぎ。みんな家族としてしか生きてない。悲劇。
幕間「家族の物語」
家族の物語をしすぎてる。その物語が見世物で虚構であることに気づいてるのに。母も息子も物語にこそ縛られてるのに。
妊婦に母子像をあげるという作中唯一の善行の報われなさが笑えました。このあたりから爆発オチなどバカらしさが加速してよい!
第三部「家に帰る篇」
このあたりからぜんぶ嘘くさくばかばかしくなってより楽しい。
母の語りに押し込められて、びっくり男性器モンスターと衰弱した人間に分離させられてしまった「父」も、実在性のないイメージです!という感じでばかばかしすぎる。
一番の恐怖の根源である「生まれること」につながる生殖(父は失敗して死んだ)を死なずにやりとげてやったー!というところで全部ネタ晴らしされるのはさすがにかわいそうだけど、シーンとしてはいちばんバカバカしいので、怖いところで笑かしたいのかもしれない。
愛?と執着がつよすぎて母親もボーもお互いぜんぜん分離できなくなってるところや、ボーが母親の一面を非常に解像度高く理解しているのと同じくらい、ぜんぜん理解できてなさそうなところがリアルだなと思う。空の水槽(愛情が存在しないことのメタファー)に母親の死体を突っ込むのが結局虚無だ!という感じでよかったね。それも嘘だけど。
なんとか愛そうとしたことも、愛していることも、ほんとは愛していないことも、人生を奪われたことも、人生を捧げたことも、生まれてきてほしくなかったことも、生まれたくなかったことも、期待も、失望も、申し訳ないと思ってることも、許せないことも、憎んでいることも、死んでほしいと思ってることも、死んでほしくないと思ったことも、お互いぜんぶほんとだろうから、ぜんぶそのまま描いてるのはえらいなと思った。
第四部「最後の審判篇」
大げさすぎる審判のシーン、びっくりするくらい意味なくてすごくよかったな。声高でやたら大げさに自分と母の物語ばかり語ることのくだらなさ、ちゃんとわかってるんだ...としみじみしてしまった。
自分の見ていた映画館では第二部後半や謎の演劇シーンあたりから立ち上がって劇場から帰る人がぽつぽつ出始めてたんだけど、それもショーの観客が興味を失い帰っていくシーンとシンクロしていて良かった。こんなの付き合いきれないし帰る人が出るのは当然。
水と静寂だけが残るラストシーン、たぶんどんなに無意味だろうと、鮮烈でなによりも大事であると同時に、どこにでもある些末でバカみたいな家族の話をこれからも語り続けてくれるんだろうなという信頼と罪深さを感じた。次回作もたのしみ。
アリ・アスター監督の映画は自身のセラピーだとよく言われてるし、実際監督自身も、たぶん自分自身のフィクションを物語り続けないとおかしくなってしまう(ヘレディタリーのお母さんみたいに)自覚があるんだろうなと作品見て感じるけど、話作りがうまくて想像力がある分セラピーの道のりは長そうだな、と勝手な素人の印象としては思った。
作者側の物語��ことへの強い執着と、自分も含め他人の恐怖のセラピーの物語を見たいという観客側の欲望がもたらす共犯関係、不健全でよくないことのような気もするけど、それもお互いおそろしい世界で生きていくうえで必要なことかもね、ということで納得して終わりにする。
1 note · View note
basement07 · 4 months
Text
Tumblr media
カッパーデールのスリフティー。ここは変態があつまるという話で有名なお店です。え、ちがう?
Tumblr media
このシーンでしばらくの間笑えました。マーカスのこれパンツ二枚重ねてますよね?こーいうやつ?ナイトシティで歩いてるとこんな感じのやべーやつ見かけたりするよね。
Tumblr media
評価がすれちがっている‥自信があるのは良いことだ。
Tumblr media
ちょっと遊びにきたついでにホアキンをメイクオーバー。といってもヘアスタイルと服装を追加したぐらい。セルジオは?っていうと彼の場合いつも編集画面ひらいてみるんだけども結局やっぱいーかってなります。
Tumblr media
いやそうな顔でなぜかホワイトケーキを量産するセルジオ、の横で冷凍食品をあたため始めるジュリアン。この無駄な感じ本当にシムズって。
Tumblr media
ここで新たな世帯を追加。 父マウリツィオと娘ベルタ、その名もガストルディ家です。なんでこんな名前強そうというと作家にする予定で、それっぽいかっけーのつけたーいということでこうなりました。
サン・セコイアのちょっとよさげな家に住まわせたら所持金がギリギリになったので貧しい暮らしを強いられそうな予感。あとマウリツィオは意地悪クソ野郎。作家は偏屈だという偏見。
Tumblr media
パパがへんな話してくる‥。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
あーあー。いい感じに対立しちゃったわ。即行でこじれたこの関係はこの後どんな影響をおよぼすのか‥
Tumblr media
シメオン先生!
Tumblr media
好きなのでちょっとだけしゅっとしてもらった。
0 notes
spookylightenthusiast · 4 months
Text
ボーはおそれている(2024)
Tumblr media
監督: アリ・アスター 出演:ホアキン・フェニックス
日常のささいなことでも不安になってしまう怖がりの男ボーは、つい先ほどまで電話で会話していた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。その後も奇妙で予想外な出来事が次々と起こり、現実なのか妄想なのかも分からないまま、ボーの里帰りはいつしか壮大な旅へと変貌していく。
アダルトチルドレン、機能不全家族で育った人にとってはとても嫌な気分になると思う映画。親との関係は特に問題のない私としては、母親の気持ちも少し理解できるというか。無償の愛って、受け取る側からはそうだけど、与える側にとっては振り絞っている可能性もあるわけで。個人的には、親だから子にすべてをあげて当然、みたいな風潮には懐疑的。やはりレスポンスや向こうからもベネフィットが欲しいと思うのは、想像に難しくない。とはいっても、ボーの母親は異常だけど。
18本目。
0 notes
itisntremembered · 4 months
Text
20240225 『ボーはおそれている』2023
2023年製作/179分/R15+/アメリカ 原題:Beau Is Afraid 配給:ハピネットファントム・スタジオ 劇場公開日:2024年2月16日
監督
アリ・アスター
製作
ラース・クヌードセン アリ・アスター
製作総指揮
レン・ブラバトニック ダニー・コーエン アン・ロアク
主演:ホアキン・フェニックス
中州大洋劇場 大洋3 D-6 15:45
タイトル”ボウはおそれている”が良かったんじゃ。
映画の字幕中ではボウと呼ばれてるようだし。
坊にもかかる。
そしてオチがない。
あれは落ちオチだという意見もあるかもしれないが、いろんなことが中途半端だ。
しかしこれは悪い夢であり、人ごとだ。
監督はコメディと言っている��
今回も、監督の実体験を想像させる、嫌な場面が随所に滲み出るが、ホラーではないので、そこまで辛くない。
短い映画を四五本見たような感じ、一つとして解決しない。
完璧じゃない悪夢。
0 notes
Text
今年見て面白かった映画。最近はあまり新しい映画を観なくなっていたけど、今年は何度か映画館へ観に行って面白いものにも当たったので、来年も新しい映画観ていきたいな。
バービー
youtube
変な感想を書いていたけど、とてもいい映画だったと思う。男女問わずおすすめ。Amazonでもレンタル始まってます。
イニシェリン島の精霊
youtube
「面白いらしい」という話を複数の映画好きの人から聞いていたので気になっていた映画。残念ながら劇場公開には間に合わなかったけど、Amazonのレンタルで観た。
なんというか、すごく変な映画なんだけど、面白かった。色んな暗示みたいなのもあるのかもしれないけど、ストレートに絶対分かりあえない人もいる、ということでも面白いかなと思った。分かりあえない、というのはレムのテーマにも近いかも…? コリン・ファレルってとにかく眉毛の印象が強い…(笑)
ジョーカー
youtube
2019年の映画なのでやや古いんだけど、すごくよかった。てっきりバットマンのスピンオフみたいな話なのかなと思っていたけど、むしろ現代版「タクシードライバー」という感じ。ロバート・デ・ニーロも出てたし。タクシードライバーはベトナム帰還兵についての話だったけど、ジョーカーは現代の格差社会とその底辺に住む人々についての映画という感じかな…。コメディアンとしてテレビに出るあたりの話はSNSでバズるとか有名になるとかの話とも取れそう。
一応ちょいちょいバットマン要素も入っているけど、バットマン全然観てない・知らないと言う人でも楽しめるのではないかなと思った。楽しむというか、結構きつい映画けど、とても���かった。来年続編が出るらしい���でそちらも楽しみ。でも、方向性が変わるのかな…? いやしかしホアキン・フェニックスがほんとすごい…!
プリデスティネーション
youtube
全然知らない映画だったけど、ロバート・ハインライン原作とのことで、軽い気持ちで観てみたら結構面白かった。途中でなんとなくネタというかラストの想像はつくけど、ここまで徹底してこのネタをやったのはなかなかない気がする。
イーサン・ホーク主演だけどハリウッド制作ではなくてオーストラリア映画のせいか、知名度はいまいちかもしれないけど、なかなかいい映画。原作のハインラインの「輪廻の蛇」も読んでみたいな。
タイムトラベルのエフェクトが信じられないくらいシンプル(笑)
コズモポリス
youtube
すごく面白かった!というわけではないんだけど、なんだかすごく不思議な映画だった。クローネンバーグだけど怖いシーンやグロいシーンもほぼなく、ほぼリムジンの中の会話のみ。主役のロバート・パティンソンが若すぎて合わないのでは…と最初思ったけど、なんか人工的な違和感を出したくてこのキャスティングなのかな…。これも原作小説(ドン・デリーロの"コズモポリス")があるそうで、機会があれば読んでみたい。
<番外編>
以前観たことがあったけど今年見直してやっぱりいいなと思った映画。
エクソシスト
youtube
ゲームのFAITHをやった流れで「ヴァチカンのエクソシスト」と合わせて見直してみた。いまやエクソシストものというとひ��すら怖い悪魔とかグロい戦いとかの映像表現が多い気がするけど、元祖エクソシストはものすごくクールでかっこよかった。HDで観れたのも良かったのかもしれないけど、映像的にもあまり古さを感じさせない気がした。FAITHのネタっぽいのも分かってよかった。
今回見るまで知らなかったけど、オリジナル版とディレクターズカット版があるそう。自分が今回観たのはオリジナル版で、有名な「スパイダーウォーク」がないバージョンだった。ただ、ディレクターズカット版はラストが結構違うようで、そちらも観てみたいかも…。
ラース・フォン・トリアーのヨーロッパ三部作 (エレメント・オブ・クライム、エピデミック、ヨーロッパ)
youtube
これはすでに書いてた。 そういえば「ヨーロッパ」は展開がソローキンぽいかもしれない…。
惑星ソラリス
youtube
小説の新訳版ソラリスを読む前にブルーレイを買って観ていた。 ストーリーについては原作を読むとだいぶ違うな…と思う部分はあるものの、やはり映像のきれいさはすごいと思う。ブルーレイ買って正解だった。
新しい映画も観たいけど、古いので観てないのもあるし、見返したいのもあるし、ほんときりがない…。
2 notes · View notes
harima-ria · 6 months
Text
★2023年に面白かった映画まとめ
   こちらは題名通り、2023年に観ておもしろかった映画の感想まとめです。  ぼーっとしてると永久に家に閉じこもってしまうので少しでも外に出るきっかけを作るべく、新作映画を観に行くようになってからほぼ2年。ちょっとは映画を観るのに慣れてきた気がするので、備忘録も兼ねてすこし感想を書いてみます。一応ネタバレは回避気味、オチとか核心にはあんま触れてないつもり。
★個人的新作ベストランキング
①ベネデッタ  (2021、仏・蘭、監督:ポール・ヴァーホーベン)
 ヴァーホーベンの待ちに待った新作……だったらしいですが自分は彼に全然親しんでなくて、なんかヘンそうな映画だなーと思って観に行きました。結果、めちゃくちゃ面白かった。旧作含め、2023年に観た映画のベストです。  中世末期のフランスの修道院を舞台にしたお話……などと言うと非常に取っつきづらそうですがさにあらず。神を見ることができると主張する“聖女”ベネデッタの存在が周囲の人々に無数の波紋を投げかけていき、最終的にはどったんばったん大騒ぎにまで発展する、宗教と信仰と社会にまつわる物語。聖と俗のあいだを行ったり来たりする振り子の振れ具合が超秀逸。エロとバイオレンスと黒いユーモアがふんだんに投入されたパワフルな映画でとてもよかったです。この物語をどう見るかっつう糸口はいろいろ用意されてるんだけど、その間隙をうまーく縫ってくような絵図の描き方が自分は好きだなー。素朴な解釈をやんわり嘲笑するような強靱さとでも言いましょうか。  ちなみにこのあとヴァーホーベンの映画を3つくらい観てみましたが、観れば観るほどこの人の人間観は最高……! という気持ちになりつつあります。画面は一見粗野だけどその実かなり繊細な人なのではという印象。
②スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース  (2023、米、監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・トンプソン)
 2018年のアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。個人的に前作は、すさまじいアニメーションの快楽だなーと思いつつもあの手の王道ヒーロー譚がそこまで好みじゃないので、いい映画だけどウームとなるところもありました(でもマイルスが初めて“自分”でスイングするシーンの静かなカタルシスとか最高だったなー)。その点こちらは前作の裏にまわってメッタメタに展開していくところがずっと好みでありました。映像的にもさらにパワーアップしているようで、もはや何が起きてるかよく分からないレベルのイメージ洪水アニメなんだけど勢いのままに楽しんでしまったなー。あとから冷静に考えると内容も若干詰め込みすぎな気はする、しかし観てるあいだはそういうことを考えるイトマもなかった。  結果的になのでしょうが、糸を吐いて摩天楼を縦横無尽に飛びまわる“スパイダーマン”というキャラクターのアクション上のポテンシャルがこのアニメーションによって十二分に引き出されてるのかなーという印象です(全編を埋め尽くす超高速戦闘描写から、ふたりのスパイダーマンが糸の力で高楼に逆さに座るようなちょっとしたアイデアシーンまで)。  超いいところで終わっちゃうので続きが観たくてしょうがないですが、自分としては労働問題が解決してからゆっくり作ってほしいという気持ち……。
③VORTEX ヴォルテックス  (2021、仏・ベルギー・モナコ、監督:ギャスパー・ノエ)
 ギャスパー・ノエはこれが初見。ごくありふれた老夫婦の“晩年”を、画面の真ん中でまっぷたつに分割されたスクリーンに淡々と映していく老境映画。つまり基本的には夫婦ふたりが左右の別々の画面のなかで別々の行動を取っていくわけです。わりと古典的なスプリット・スクリーンという技法にすべてを賭けた映画とも言えるんだけど、結果的にすばらしく沈鬱でどうしようもないほど無情な効果を上げてるなーと自分は思いました……。ここまで身も蓋もなく直接的に「老い」とか「病い」を描いてるとちょっと嬉しくなってしまう。この画面分割にはいろんな効果があるのでしょうが、とりあえずこれによってごく平凡な老夫婦の生活が劇化されてて、自分は全然飽きなかった。終盤が圧巻。全然楽しくない映画だったけど自分は好きだなこういうの。  ちなみに分割された画面の片方で比較的重要なエピソードが描かれてるとき、もう片方の老人は大抵ウロウロしているだけの様子がただ映されてる感じなんだけど、実はその点が一番のキモだったりするのかも、と思いました。
④イニシェリン島の精霊  (2022、アイルランド・英・米、監督:マーティン・マクドナー)
 舞台は1923年、内戦中のアイルランドにある離れ小島。そこに暮らすふたりの男が繰り広げる、みみっちくも壮絶な大人同士のケンカを描いた作品。こういうへんな人間ドラマが自分は観たかったんだなーと思わされる作品でした。演技もあいまって人物描写がすごい巧みで、ストーリーもなんでこんなんなっちゃうんだろうという感じ。あと自分はこの映画のロバと犬が好き……。まだ観れてない『スリー・ビルボード』もちゃんと観ます。  ただ強いていうと、自分的には演技にもロケーションにもかなりリアル寄りの厚みを感じる映画で、そのぶんところどころに差し挟まれる軽くて黒いギャグ調のシーンにはちょっと違和感というか落差を感じたりはしました。たしかにちゃんと俯瞰的にみれば悲惨ながらもバカバカしいストーリーではあるので、次観るときは笑って観られる気もするけど。でもそれを踏まえても大変おもしろい映画でした。
⑤Pearl パール  (2022、米、監督:タイ・ウェスト)
 2022年公開のホラー映画『X』の続編。前作に登場した史上最高齢の殺人鬼パールの誕生秘話、ってな具合です。  時は1918年。アメリカの片田舎に暮らすパールは映画が好きで、自分もいつかは晴れ舞台に立つことを夢見ながらも自分の性癖と抜き差しならない現状に押しつぶされそうになっていた……。  これはすばらしきミア・ゴス劇場。堂々たる彼女のひとり舞台でしたね。自分は正直ホラー映画があんまり得意じゃないのですが(理由①は「怖いから」、理由②は「正直ハズレが多そうだから」)、こういうどうしようもない物語を一方的な血の惨劇として描けるのはエンタメ・ホラーの最高の部分ではないかと。淀川長治じゃないけど「いや~、ホラーって、ほんとにいいものですね~」と呟きながら家に帰った記憶があります。  ちなみに観終えた直後はこの世界観および人物描写ののっぺりした感じが気になったんだけど、これはおそらくパールの認識している世界像という表現でもあるのかなと思ってわりと納得しました。  正直『X』は微妙でしたが、こうなると3作目の『MaXXXine』も楽しみになってきました。内容的には前2作でも再三触れられていた、映画あるいは映像というもののあり方的な部分にメスを入れて来るのかなーという予想。
(追記。「○○って、ほんとにいいものですね」は淀川長治じゃなくて水野晴郎でした。すみません。不明を恥じてそのままにしておきます)
⑥マッドゴッド  (2021、米、監督:フィル・ティペット)  監督・製作フィル・ティペットのストップモーション・アニメ。この方はいろんな映画の特殊効果を手がけてきたその道の巨匠だそうです。自分に一番なじみのあるものでは『スター・ウォーズep5 帝国の逆襲』の冒頭、氷の惑星ホスに登場するトーン・トーン(ルークと���ン・ソロが乗ってるピョンピョン跳ねるかわいいやつ。しかし寒さで死んでしまう)やATーAT(四足歩行の全地形対応攻略兵器。象みたいなやつ。転ばされると無様ですな)。  舞台は遠未来の地球。なんらかの使命を帯びて地底世界へと降りていく工作員の目に映る、狂った世界の様相を描いた地獄めぐりストーリー。  いい意味でのディテールの汚らしさと世界観のおぞましさがすごくよかったです。イメージ・アイデアが無限に投入されてる感じも楽しい。何より、映ってるものがどんだけ酷くても全体的なミニチュア感にちょっとカワイゲを感じてしまうところがいいかなと。  ちなみにストーリーは途中からぶっ飛んでよく分からなくなりましたが、あまり違和感がなかったので別にいいかな~と思いました。ラストもどんな感じだったか忘れちゃったけどそれもまた良し。デヴィッド・リンチのアレとかスタンリー・キューブリックのアレとかいろんなものをオマージュしたようなシーンがいっぱい出てきて理路が爆発してた記憶が。  自分が一番好きなシーンはネックレスやお金がいっぱい出てくるところ。意味わからんけどいいシーンだった……。
⑦窓ぎわのトットちゃん  (2023、日本、監督:八鍬新之介)
 言わずと知れた黒柳徹子の大ベストセラーのアニメ映画化! 自分ももちろん知ってるけどまぁ読んでません……。  すごい評判がよかったのでへぇーと思って観に行ったのですが、確かにこれはすごかった。全編通して、一番肝心なことを声高に語らず静かに示していく抑制された演出がすげえ効いてるーと思いました。ここぞというところで空想的なイメージを放り込んでくる呼吸も自分は好ましかった。  事前のイメージに反してかなりしぶーい演出のアニメ映画という印象でした。描かれてる時代そのものはいろんなところで触れてるので全然知らないものではないんだけど、この演出にはちょっと胸を突かれるところがあったなー。どの世代の人が観てもいい映画だと思う。
★その他の新作
 個人的な好みでいえばもう一歩……! と感じるところもあったけど、いろんな意味で心揺さぶられた作品としては、
○鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎  (2023、日本、監督:古賀豪) ○ザ・キラー  (2023、ネトフリ、監督:デビッド・フィンチャー) ○私がやりました  (2023、仏、監督:フランソワ・オゾン) ○BLUE GIANT  (2023、日本、監督:立川譲) ○ザ・ホエール  (2022、米、監督:ダーレン・アロノフスキー) ○オオカミの家  (2018、チリ、監督:クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャ)  などもありました。こちらもおすすめ。
★家で観た旧作  ついでに旧作も。面白いのはけっこうあったけど、書いても際限ないので10作だけ。感想はごく短めに。
●ピアニスト  (2001、仏・墺、監督:ミヒャエル・ハネケ)  過保護な母親とふたりで暮らしているピアニストの中年女性が、若い男との出会いをきっかけに自分を開いていくが……というお話。これも全然楽しくはないんだけどかなり面白かった。主演のイザベル・ユペールが“ふつう”に演じてるおかげでこの主人公の存在にちゃんと説得力が生まれている、気がする。あとはぶっちゃけ自分もこの人と大差ないよなーとは思ったり。
●しとやかな獣  (1962、日本、監督:川島雄三)  マンションの一室を舞台に繰り広げられる欲望まみれのブラックコメディ映画。ここまで煮ても焼いても食えない人間しか出てこないといっそ清々しいくらい。日本の戦後復興から高度経済成長へという一連の流れに投げつけられた黒ーい陰画。こういう巧妙な呪詛を観るとつい心が喜んでしまう。オチも秀逸。
●秋津温泉  (1962、日本、監督:吉田喜重)  終戦間際にさまざまな絶望によって死を覚悟していた青年周作(長門裕之)が、温泉宿で出会った女中の新子(岡田茉莉子)によって希望を取り戻し、戦後の日本で生きていこうとするが……。「待つ女」と「煮え切らない男」という伝統的な構図に則ったメロドラマで、ジリジリしながら観たのですが最終的には見事な構成の作品だなーと思いました。いつのまにかこういうグダグダ恋愛ものとか、日本の敗戦映画とかがすっかり好きになってしまった。あとはヒロイン役の岡田茉莉子が「うなじで語る」シーンが多くて強烈なフェチズムを感じます。
●大砂塵  (1954、米、監督:ニコラス・レイ)  あらゆる点で異色の西部劇という感じの映画。『天井桟敷の人々』みたいな気の利きすぎたセリフの応酬がまず最高。感情のもつれが発火点となって起こる出来事を理詰めで描いていく展開がおもしろくて、これがここまで行き着くの……という驚きもありました。ヒロイン役のジョーン・クロフォードの存在感が圧倒的。個人的には『続・夕陽のガンマン』に次いで好きな西部劇になりました。
●ある戦慄  (1967、米、監督:ラリー・ピアース)  舞台は深夜の電車の一車両。ふたりの酔っ払ったチンピラによって「心理的」に支配されてしまった人々の悪夢の一夜を描いた群像劇です。登場人物が出揃ってからの片時も目が離せないスリラー感がほんとにすごくて、とても面白かった。全体的に演技合戦映画なんだけど、特にチンピラふたりの演技がうまくて、ほんとに何をしでかすか分かんない感じがするのよねー。これを他人事して見られる人はまぁいないだろうからそういう点でも強い映画。
●哀しみのトリスターナ  (1970、伊・仏・西、監督:ルイス・ブニュエル)  母親が死に、身寄りのなくなった若きトリスターナ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は初老の男性ドン・ロペに引き取られ、彼の庇護のもとで新たな生活を始める。しかし男はその実、紳士然としたスケベ爺いだった……。ままならない運命に人生を狂わされるひとりの女性の半生を描いた作品。ドン・ロペという男がとにかく酷くて、色々タガのはずれたどうしようもない人間。しかしそんな最低な男を単なる舞台装置にはせず、その浅ましさをこれでもかと描きつつもちゃんと1人の生きた人間として立ち上がらせるところがさすがブニュエル……と思わされました。そしてそんな彼との関係によっていろいろな面を見せていくカトリーヌ・ドヌーヴの表情の変化もいやはやーという感じ……。  完成度では『昼顔』のほうがいいかなーとは思うんだけど、このどうしようもない「人生観」みたいなものには強く惹かれてしまうなー。同監督では『忘れられた人々』もひたすら描写が徹底的で大変よかったです。
●ペトラ・フォン・カントの苦い涙  (1972、独、監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー)  登場人物が全員女性の会話劇かつ密室劇。ペトラという服飾デザイナーの女性が主人公で、いろんな人物に対する彼女の振る舞いを通してそのキャラクターを掘り下げていくというのがストーリーかな。前半がちょっと退屈だったけど後半の強度がすごかったので全部チャラになりました。こういう丹念な構成の人間ドラマが結局一番好き。ペトラに同情はしないけどまぁ分からなくもないよなーという気持ちにはなってしまう。これを観てファスビンダーの面白さみたいなものがちょっと分かった気がしました。
●子連れ狼 三途の川の乳母車  (1972、日本、監督:三隅研次)  三隅研次はすげえらしいので自分もすげえのを観てみたいと思って。こちらは劇場版『子連れ狼』シリーズの2作目。ストーリー説明は前作に丸投げ、セルジオ・レオーネばりの眼のアップの連続で緊張感を高めたあとは、猛烈な血しぶきと残酷な切り株描写のつるべ打ち! ストーリーもほぼないので見終えたあとの「何も残らなさ」は前作を遙かに凌駕していましたが、そのへんも含めて快作でした。しかしこれはもうバイオレンスというよりスプラッターのレベルかも。劇場版の残り4作も早めに観るつもり。
●暖流  (1957、日本、監督:増村保造)  いっときTwitterで話題になってた作品。経営難に陥っている病院を舞台に、金と恋、嫉妬と欲望が渦巻く、しかし軽やかなコメディ・メロドラマですごくよかった。いい面でもわるい面でも人間のバイタリティーの強さを垣間見させてくれる作品。題材は超ドロドロなのにこの爽やかさは最高としか言いようがなかったですね。
●絞殺魔  (1968、米、監督:リチャード・フライシャー)  『ヴォルテックス』からの画面分割繋がりで年末に観て、こいつはすごいと思った作品。ボストンを騒がせた実在の女性連続絞殺事件をモデルにした映画。正直自分は題名から、ドキドキ!わくわく!ぶっ飛び猟奇殺人映画!かと思ってあまり期待せず観たのですがとんでもない。ぜんぜん別の面白さを内蔵した衝撃作でした。ストーリー構成も巧みなんだけど「映像の構成」も非常にうまく感じて、これはちょっとすごいなーと。黒沢清がオールタイムベスト1に選んでるのもなんとなく分かる気がしちゃう。
 以上、長々と書いてきましたが自分の2023年はこんな感じでした。特にポール・ヴァーホーベンとルイス・ブニュエルという、作家単位でかなり好きそうな監督をふたりも見つけられたことが一番の収穫だったかなーと。  あとは自分はどちらかというとじっくり見せるタイプのドラマ主体の映画が好きらしいことが分かったので、2024年はアクション映画も意識して観ていきたい所存。  ごく個人的な感想記事ですが何かの参考になれば幸いです。ではまた。
1 note · View note
sunakaburimovie · 6 months
Text
My Favorite Movies of 2023【各部門編】
Tumblr media
【The Most Impressive Actors】
☆ベン・ウィショー
☆ミア・ゴス
☆ジョディ・フォスター
アルバ・ロルヴァルケル
フローレンス・ピュー
メラニー・ティエリー
オースティン・エイブラムズ
リナ・クードリ
アデル・エグザルコプロス
ミシェル・ヨー
キー・ホイ・クァン
ヴァンサン・ラコスト
ニコラス・ケイジ
ヴィッキー・クリープス
ケリー・オサリヴァン
ジェニー・スレイト(声)
ニコラス・ガリツィン
バリー・コーガン
ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート
スティーヴ・クーガン
サリー・ホーキンス
ニーナ・ホス
ケイト・ブランシェット
ミシェル・ウィリアムズ
アヨ・エデビリ
ロザムンド・パイク
アイス・ナッタラット
イ・ソム
マーク・ライランス
アンデルシュ・ダニエルセン・リー
ケリー・オサリヴァン
ウド・キアー
ピエール・ロタン
コリン・ファレル
リエ・サレム
フィービー・ディネヴァー
オールデン・エアエンライク
…And ジョン・ギャラガーJr.
『Gone in the Night』 『Abandoned』
(どちらも日本未公開ホラー。DVDで)
*今年も雑に死にました。
【The Most Impressive Directors】
☆クリストーバル・レオン&ホアキン・コシーニャ
☆スザンヌ・ランドン
セバスティアン・レリオ
アリス・ディオップ
セリーヌ・シアマ
レア・ミシウス
ショーン・ダーキン
シャンタル・アケルマン
サラ・ポーリー
ライリー・スターンズ
デヴィッド・ロウリー
マルジャン・サトラビ
ザック・クレッガー
リュシー・ボルルトー
シャンタル・アケルマン
ロジャー・ロス・ウィリアムズ
ナンニ・モレッティ
マチュー・アマルリック
オーガスティーン・フリッツェル
エリザベス・チャイ・バサヒリイー&ジミー・チン
フェルザン・オズペテク
クロエ・ドモント
**************************
【バディ of the year】
☆ニコラス・ケイジ&ペドロ・パスカル(マッシブ・タレント)
うらら&雪さん(メタモルフォーゼの縁側)
ストーム・リード&ヨアキム・デ・アルメイダ(search/#サーチ2)
フィービー・ディネヴァー&オールデン・エアエンライク(フェアプレー)
【BF/GF of the year】
☆アブバクル・アリ(エニシング・イズ・ポッシブル)
トラック運転手マイク(パロマ)
ミソの彼氏(小公女)
元夫ジョン(ロスト・キング 500年越しの運命)
【片腕ギプスのひと of the year】
☆aftersun/アフターサン
シャドウ・イン・クラウド
【デュプラス兄弟案件】
マッシブ・タレント
【最優秀歌唱賞】
☆ウェールズの皆さん(ドリーム・ホース)
“Losing My Religion” カラオケ(aftersun/アフターサン)
マルセル/ジェニー・スレイト(マルセル 靴をはいた小さな貝)
軍人の妻合唱団(シング・ア・ソング!~���顔を咲かす歌声~)
Bailee BonickとLuke Islam(子役)&ノア・ガルヴィン(シアター・キャンプ)
【サントラ of the year】
☆”Daydream Believer”(ウーマン・トーキング 私たちの選択)
Tina Charles “I Love To Love (But My Baby Loves To Dance) ”(ベルイマン島にて)
エルヴィス・プレスリー(ぼくたちの哲学教室)
”Total Eclipse of the Heart” ボニー・タイラー(ファイブ・デビルズ)
タイラー・ベイツ(X エックス)
【ミュージカル of the year】
☆シアター・キャンプ
ジャネット
シラノ
【The Smiths案件 of the year】
☆ザ・キラー
【Joy Division案件 of the year】
☆“Atomophere”(ボーンズ アンド オール)
【スプリングスティーン案件 of the year】
☆“I’m on Fire” Cassandra VioletカヴァーVer.(PIG ピッグ)
“Born In the U.S.A”(AIR/エア)
【カレン・ダルトン案件 of the year】
☆Gone in the Night(2曲も!)
スウィート・シング
ガンパウダー・ミルクシェイク
ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち
【タイプライター映画 of the year】
☆ 帰らない日曜日
【壁紙映画 of the year】
☆コンペティション
ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン
パラレル・マザーズ
別れる決心
秘密の森の、その向こう
【スポーツ映画 of the year】
☆野球(ブラック・フォン)
テニス(フェア・プレー)
スポーツスタッキング(スピード&ラブ)
アメフト&チアリーディング(ボトムス ~最底で最強?な私たち~)
【ブロマンス of the year】
☆ウルフ&スネーク/バッドガイズ
【ドキュメンタリー of the year】
☆ぼくたちの哲学教室
リタ・モレノ 私は進み続ける
a-ha THE MOVIE
光に生きる ロビー・ミューラー
ジュディ・ブルームよ永遠に
ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち
パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー
私たち
【亡霊映画 of the year】
☆彼女のいない部屋
オマージュ
グリーン・ナイト
不都合な理想の夫婦
私たち
フレンチ・イグジット さよならは言わずに
ベルイマン島にて
【帳面派映画 of the year】
☆パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー
ザリガニの鳴くところ
エスター ファースト・キル
THE BATMAN-ザ・バットマンー
聖なる証
【サバービア映画 of the year】
☆リバー・オブ・グラス
バーバリアン
ハロウィン・キラー!
オットーという男
フェイブルマンズ
【女2男1の関係は女同士を見るためにある映画 of the year】
☆FALL/フォール
ソウルメイト/七月と安生
【猛獣使い映画 of the year】
☆ナイアド ~その決意は海を越える~
☆フェイブルマンズ
【Tシャツ of the year】
☆Never Give UpプリントのTシャツ(TITANE/チタン)
プードルの絵のTシャツ(スワンソング)
Unknown PleasuresのTシャツ(キャンディマン)
スプリングボクスのジャージ(アフリカン・ウエディング)
【生きもの of the year】
☆豚(オオカミの家)
ロバ(イニシェリン島の精霊)
犬のルーシー(ウェンディ&ルーシー)
羊(LAMB/ラム)
巨大ナメクジ(オールド・ジョイ)
猫(靴ひものロンド)
【乗りもの of the year】
☆古くてカッコいい赤い車(彼女のいない部屋)
青い車(リバー・オブ・グラス)
車(TITANE/チタン)
列車(エンドロールのつづき)
衝突する列車(フェイブルマンズ)
すれ違う列車(ニュー・オリンポスで)
【フード of the year】
☆ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン
スパニッシュオムレツ(パラレル・マザーズ)
お土産の卵(小公女)
グレナデン・ソーダ(スザンヌ、16歳)
警察署のやけに豪華な仕出し弁当(別れる決心)
ソーセージ(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)
ママのお弁当(エンドロールのつづき)
オリジナル・カクテル(プアン/友だちと呼ばせて)
手作りケーキ(ニュー・オリンポスで)
ヌテッラ(わたしの叔父さん)
味噌(ボイリング・ポイント/沸騰)
じゃがいも料理(デリシュ!)
エル プラネタ
PIG ピッグ
聖なる証
【Airbnb案件 of the year】
☆ バーバリアン
マルセル 靴をはいた小さな貝
Gone in the Night
【メガネ of the year】
☆ボニーさん/ジョディ・フォスター(ナイアド ~その決意は海を越える~)
ジュディさんのカラフルなメガネ(ジュディ・ブルームよ永遠に)
グロリア 永遠の青春
【ラストショット of the year】
☆不都合な理想の夫婦
ニュー・オリンポスで
フェイブルマンズ
aftersun/アフターサン
デュアル
わたしの叔父さん
【ボディ・ホラー of the year】
マリグナント 狂暴な悪夢
ハッチング―孵化―
TITANE/チタン
【うっかり of the year】
☆ FALL/フォール
☆BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ
【ライン of the year】
☆ 「寂れた部屋には寂しい場所の写真があるべき」「ウォルマートとか」「違う、Kマート」「洗濯でワクワクするなんて人生初めて」( Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック)
「地平線」(フェイブルマンズ)
「パーティで自分だけ別の部屋に行って休むとき、大勢がいる気配で安心できる」(マルセル 靴をはいた小さな貝)
「目的がない、自己完結」(幻滅)
「機能的で自分らしい死ぬための服」(デュアル)
「秘密は隠してるわけじゃなく、言う相手がいないってこと」(秘密の森の、その向こう)
「自虐はよくない」(マッシブ・タレント)
【バトル of the year】
☆デュアル
ファイトクラブの殴り合い/ボトムス ~最底で最強?な私たち~
【ダンス of the year】
☆ スザンヌ、16歳
ロイ・フラー(キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱)
家族対抗ダンス合戦(アフター・ヤン)
aftersun/アフターサン
デュアル
ジャネット
マジック・マイク ラストダンス
【ワースト邦題 of the year】
☆わたしは最悪。
ボーンズ アンド オール
SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
【プロレス of the year】
☆ベネデッタ
カサンドロ リング上のドラァグクイーン
【劇中舞台劇 of the year】
☆アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台
マジック・マイク ラストダンス
波の間に
スザンヌ、16歳
シアター・キャンプ
幻滅
【映画作り映画 of the year】
☆ニュー・オリンポスで
オマージュ
フェイブルマンズ
エンドロールのつづき
ベルイマン島にて
マッシブ・タレント
コンペティション
わたしは最悪。
X エックス
【ガチ映画大賞】
☆マッシブ・タレント
ウーマン・トーキング 私たちの選択
PIG ピッグ
魂のまなざし
【塩映画】
☆ノック 終末の訪問者
Gone in the Night
ボーンズ アンド オール
ブレット・トレイン
わたしは最悪。
TITANE/チタン
MEN 同じ顔の男たち
0 notes