Tumgik
#奇抜なカード
peeyots · 2 years
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2022年に買ったボードゲームのまとめ
(記憶が正しければ、)2022年に届いたものが対象。ミニ拡張は除く。
カーネギー (Carnegie Deluxe Edition) 評価保留(ソロのみプレイ): バリアブルフェーズオーダー&エレベーターアクション。Kickstarter版より先にリテール版が届くみたいなくだりは散々見てきたけど、届く前に何の金も積んでない奴にBGAですっかり消費されてるパターンは初めて見た。
グランドオーストリアホテル:レッツワルツ! (Grand Austria Hotel: Let's Waltz! Expansion & Deluxe Upgrade) 6.0: やりたいことはよく分かるんだけど、ただでさえ長いゲームが更に長くなるのは予想通りだった。
エイジ・オブ・アトランティス (The Age of Atlantis) 未プレイ: これは、Kickstarterにて(事情はよくわかるが、)原価高騰により発送のための身代金を要求された初のパターン。そんなキャッチボールをしているうちにリテール版のほうが先に手元に届くという……
西フランク王国の建築家:奇跡の大業 (Architects of the West Kingdom: Works of Wonder) 6.5: 第1拡張までだと、まじめに大聖堂を建てに行くか、闇市場パワーでやりくりしていくか、プレイヤーの動きが直線的で見えすぎちゃうきらいがあったが、影響力という追加パラメータやマップ上での要人の追いかけっこ要素の追加により、より立体的になった。
ファクトリーファナー  (Factory Funner) 6.5: クワリの垢抜けない絵面がシュっとした。ファクトリーファンまでだったら何とか手懐けられる気もするが、こちらはリアルタイムでタイルの取り合いをするとちょいちょい事故る。
Bear Raid 5.5: 空売りと風説の流布をフィーチャーした株ゲーム。ストックパイルのようなパーティー感は意外と薄く、負けているプレイヤーはじわじわと苦しくなってくる。リアル! いちるの希望があるとしたら、株を空売りしまくった会社を市場操作で倒産させてチャラにすること。インストでは、金融知識の乏しい人に空売りの概念を説明するのが面倒くさいと思いました。
Ghosts of Christmas 6.0: タイムパラトリックスのリメイク。3ゲーム同時解決のビッド制のトリックテイキング。コントロールできなさそうでギリできる絶妙なバランス。
ハビタッツ (Habitats) 6.0: 陶器コマ芸が木ゴマ芸に変わった。映え重視ながらユニークな木駒を探してタイルに置いていく労力は見合うのか問題が……
9 Lives 7.0: CATTYのリメイク。カードは裏から見てもどのスートがわかるようにできているので、ビット制のトリックテイキングの入門教材として最適。予想トリック数は4でカンストするので、それがオーバーしたときも、1 or 5トリックといった形になっているので、リカバリーが利くという希望を持ってプレイし続けられるのも良い。
バスケットボス (Basket Boss) 5.5: クラシカルな競りゲーム。競りにかけられるプレイヤーはランダム性が強く、痺れるようなカツカツの資金管理が要求される感じは薄い。自チームの選手の衰え具合を見つつ、ある程度運任せにどこで強くアクセルを踏むかを問われる感じ。
西フランク王国の子爵:鍵の番人 (Viscounts of the West Kingdom: Keeper of Keys) 未プレイ
西フランク王国:年代記 (The West Kingdom Tombsaga) 未プレイ: 3つのゲームを連続で遊ぶキャンペーンとしてやるには特にストーリー的な展開もなく、トリロジー出揃ったので、ふわっと作って見ました感が強いな!
Fall of the Mountain King 6.0: 前作の資源の沸かせ方のような発明を期待するとちょと肩透かしを食らうかも。ゲームの芯となるメカニクスは、Smartphone Inc.のカード重ねパズルでアクションを決めていくやつ(の発展系)なので、正直そこに強い独自性は感じなかった。プレイヤーは互いに陣取りをしながら、外から攻めてくる敵とも戦うという構成になっており、そのPvEの部分の処理がなかなか複雑。ただ、ある門が破られて、そこから一気に敵が領地内になだれ込んでくるという表現は十分になされてはいる。
帝国の時代:インペリウム・クラシック (Imperium: Classics) 7.0: より上級者向けにしたインペリアルセトラーズという感じ。共通サプライからもカードを取ってデッキ構築していくので、相手の文明特性を見てカットしていく動きも大事。デッキを一巡させるごとに(通常は)強いカードを獲得できるので、ゲーム後半に掛けて必ず盛り上がりを見せる。問題はルール量とその記述のされ方。ゲーム内用語でアクションを説明するカード記述はとっつきが非常に悪い。あと、こんなに翻訳が大変そうで、遊ぶ人を選びそうなゲームの日本語版が出てびっくりした。
帝国の時代:インペリウム・レジェンド (Imperium: Legends) 未プレイ: クラシックよりも文明特性がよりピーキーになった上級者向けのバージョン。混ぜて遊べる。
テラミスティカ:オートマボックス 日本語版 (Terra Mystica: Automa Box) 未プレイ
ゴーレム 日本語版 (Golem) 未プレイ
アーク・ノヴァ 日本語版 (Ark Nova) 未プレイ
テケン:セトの時代 (Tekhenu: Time of Seth) 未プレイ: 村のゲーム会に持ち込んだら「嫌です」と言われた。
パンドリア:トロールズ&トレイルズ (Pandoria: Trolls & Trails) 未プレイ
フィヨルド 日本語版 (Fjords) 6.0: 4人で遊べるようになりました!も、予想通り、キングをメイクしてしまうので、各々が空気を読んでお仕事をする職場環境が要求される。やっぱり2人で、ということになるが、モジュールの追加でゲームごとに土地の価値が変わり、リプレイ性が上がりつつ、ソリッドなゲームが現代的に丸くなった。
オッドソックス (Odd Socks) 6.0: ノースートのトリックテイキング。ラウンドごとに配分が異なる、勝つともらえる右くつ下と、負けるともらえる左くつ下の数をなるべく均等に取るようにする。わかりやすさとかわいらしさで良いフィラー。
カスカディア 日本語版 (Cascadia) 6.5:  ちょうど良いルール量とコントロール領域に調整してきたタイル配置パズルの新定番、という感じ。絶妙なバランス。めちゃくちゃソロプレイ感が強いのに、相対評価の得点要素もある点はちぐはぐしていると言えば言えなくもない。
コンコルディア:ソリティア (Concordia: Solitaria) 未プレイ: ルールはかっちり読んだ。2人の協力モードが気になる。
グレートウェスタントレイル 第2版 (Great Western Trail 2nd Edition) 7.5: 改めてよくできたゲームだなーと。10年も経ってないゲームをちょい改変して刷り直すブームに物申したい気分もありつつ、早かれ遅かれ拡張も買っちゃいそう。アルゼンチンとかニュージーランドとかはどうする? ……嫌な商売してくるなー
クアックサルバー:錬金術師 (The Quacks of Quedlinburg: The Alchemists) 未プレイ
Radlands (Radlands) 6.5: マッドマックス的世界観の2人専用カードゲーム。3つのレーンに置いた建物の前に前衛・後衛の人物カードをデプロイしつつ、穴を開けたら時限式の自動車爆弾を突っ込ませてダメージを喰らわせる…というテーマ再現性が素晴らしい。ただ、各建物は特殊効果を持っており、破壊されるとそれが無効化されるため、陣形を崩してしまったプレイヤーは逆転の目もなくじわじわと負けていきがちなので、ゲームの後半は少々ダレる印象がある。
エクリプス:宇宙船パック1 (Eclipse: Ship Pack One) 未プレイ: 叩き売りされていたので確保。第2版が出ている中で、遊ぶことはあるのか。自分の通夜ではエクリプス9人プレイをやってほしいという遺言はここに残しておきます。んで、宇宙船パック2はいつ出るのカナ?
アーティチョークなんて大キライ! (Abandon All Artichokes) 6.0: 不思議なプレイ感のデッキ構築&解体ゲーム。5枚の手札補充時にアーティチョークの札が1枚も無いことを目指すのだが、デッキを厚くして薄めていくアップローチと、圧縮でアーティチョークを廃棄するアプローチとあるので、他プレイヤーの方針に反する攻撃をすることが重要。2人だと直球のドツキ合いになるので、4人プレイを推奨。
ドミニオン:同盟 (Dominion: Alies) 6.5: なんか似たような拡張なかったっけ…… 最近は、アプリ版のほうが先に拡張がリリースされ、セットアップも楽なので、ほとんどアプリ版でしか遊ばないのに、なぜフィジカル版も買うのか?問題。それはたくさんかどまれるから。
ファーストラット (First Rat) 7.5: ネズミがかき集めたゴミでロケットを組み立てて月を目指すというテーマと絵が100点のダイスを振らないすごろく。
ブライアン・ボル (Brian Boru: High King of Ireland) 未プレイ
ドミニオン:海辺 第二版 日本語版 (Dominion: Seaside) 7.0: 差分カードとかどまる機会の欲しさにまだ付き合ってしまう上客! 新カードはよくわからんけど、アタックカードが派手になってる印象は受けた。なお、アプリ版では第1版を持っていれば無償アップデート対応。異郷も。対応が素晴らしい!と思ったら、繁栄第2版から普通に金を取られるように。まー デバッグとか大変よね。
ヒドゥン・リーダーズ 完全日本語版 (Hidden Leaders) 5.5: 4つある勢力のうち、2つを秘密裏に応援し、ゲーム終了時に綱引き形式の勢力パラメータを勝利条件を満たすようにセットされていることを目指す。プレイされる勢力カードのバランスと引かれるカードの運でゲームがハネるかスベるかが決まる感が強い。1プレイが短めなので何度も遊ぶと味がしてくる系かな?
アグリコラ:泥沼からの出発 リバイズドエディション 日本語版 (Agricola: Farmers of the Moor) 未プレイ: 旧版では暖房が焚けずに家族が寝込むというフィーチャーが大好きだったんだので、それが映える立派なベッドが付いているだけで満足です。
カートグラファー 勇者たちの門出 完全日本語版 (Cartographers Heroes) 7.0: 得点もモンスターの攻撃も派手になって、みんなでビンゴをやっているような盛り上がり感がより増した。今から無印とHerosのどちらかを買うならば、断然こちらをおすすめする。
ドミニオン:異郷 第二版 日本語版 (Dominion: Hinterland) 6.5: もともと地味でバランスが取れてるカードばかりという印象の拡張なので、なぜこちらが繁栄よりも先に手を入れられているのかがよくわからない。
アグリコラ:ドゥルチナリアデッキ 日本語版 (Agricola: Dulcinaria) 未プレイ: エラッタ適用の手間で十分楽しめました。
メッシーナ1347 (Messina 1347) 7.5: ペスト禍からの復興。外部からの人材流入、検疫しつつ人材センターで一度受け付けてから持ち場に派遣…というプロセスがわかりやすく、要素が多いながらも、手を動かし始めればあまり迷うことがないのが、スヒィがすごいデザイナーと思うところだったりする。合法的に街に火を放つことができるのが一番のお気に入りポイント。
Imperial Settlers: Empires of the North - Wrath of the Lighthouse 未プレイ: ソリティアキャンペーンシナリオ。めちゃくちゃ文量のあるキャンペーンのテキストは大方訳した。Expedition to Newdaleみたいな手垢の付きまくった全然わくわくしないストーリー。世界に5人くらいはいるであろうEotN重度中毒者のためのレクリエーション。
ティルトゥム 日本語版 (Tiletum) 未プレイ:ルールは読んだ。2回も。
パンピンポンゲーム 5.5: 4人もいると荒く差し込んでくる輩が必ず現れるので、審判を1人立てておきたい。無理ならば、感想戦時にVARでも。
キャット・イン・ザ・ボックス 日本語版 (Cat in the Box) 7.0: スートなしのカードをスート宣言しつつプレイするビット制のトリックテイキング。よくこのアイデアからここまでのゲームにまとめ上げたなとデザイン力に感心する。
Woodcraft 7.0: プラハのアクションホイールの発展形。人気のアクションはしばらく(通常の手段では、)選べなくなり、不人気のアクションにはわんさかボーナスが付いてくる。最近のヘビーユーロにありがちな、少ない手番でボーナスを沸かせて、1アクションあたりの密度を上げていくやつとの相性は非常に良い。明らかにやり足りないタイミングでゲームが終わり、プレイヤーに挑戦しがいのあるゲームだと勘違いさせるズルい作りも最近のゲームっぽい。
ウイングスパン:東洋の翼 (Wingspan: Asia) 未プレイ: 2人専用のスタンドアロン版(デュエットモード)としても遊べる。ラウンド目標は、新たに用意された陣取りボード的なところに、鳥カード配置の都度、条件に合うマス1つ(生息地、卵の種類…)にコマを置いていき、キングダムビルダーめいた得点条件(最も多くの横列にコマを置いているプレイヤーの勝ち…)で勝者を決めていく。取ってつけた感が非常に強いが、果たして……
今年初めて遊んだゲームベスト5
1位 ファーストラット
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牛歩でセットコレクションの早取りを目指すか、それともショートカットを駆使した速い周回を目指すのか…… いくつかある勝ち手の中から何を選ぶか悩ましさがありつつ、すごろく自体はダイスにもカードにも依存しないという直球ユーロの作り。そしてあのテーマとアートワーク。ユニークキャラの能力差調整が怪しいところ以外に特に文句がない。
2位 Viral
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ウィルスとなって、様々な臓器で陣取りを行うという、これまた最高のテーマとアートワークのゲーム。バネストの仕入れセンス! アクションプロット制のままならさもありつつも、動静脈に依存した移動ルートの制限など、テーマがちゃんとゲームの面白さに寄与している。
3位 Tornado Splash 2
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今年はテーマ再現とアートワーク評価の年!だったのか。 競艇をテーマにした同人ゲーム。カードをテーブルに並べてプールに交錯する引波を表現できただけで勝ちが見えた感がある。プレイヤーの裁量によるファジーな判定がごっこ遊び感を強め、モダンなボードゲームというよりかは、プリミティブな遊びの良さがある。
4位 メッシーナ1347
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偶然の時事性はさておき、これまたテーマ再現がおじょうずにできたゲーム。今日びのヘビーゲームでの安易手のひとつ、いわゆる信仰トラックに依存しているところには目を瞑ろう。
5位 Crusaders: Thy Will Be Done: Divine Influence
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基本ゲームの不満点(とある安易な戦術が強すぎる&ゲームの進行がいささか直線的に見えすぎる)を解消し、真の形でCrusadersが完成。拡張なのでランキングに入れるべきか迷ったけど、マストハブの拡張ということでここに。とうの昔に完成していたのに、TMGの元気がなくなって(最終的には死んで)リリースまでにここまで時間がかかってしまい、日本語版(日中版?)もかなり望みは薄そうという、なかなか悲劇的なタイトルである。
総括
引き続き他の趣味(具体的には通年月1ペースでのキャンプ)との可処分時間の取り合いの問題もあり、プレイ時間は減少傾向…… 誰か平日に遊んで!
なんだかんだで去年とほぼ同数のゲームがリストに並んだのは意外。それくらい自分はボードゲームを遊んでもなければ買ってもない認識があった。こわい。
上記頻度の問題で、重いゲームは買っても回せないスパイラルに陥り、程よい重さでテーマ再現に妙技を見せるゲームを評価する傾向に。
とりわけ上半期はBGAでたくさん遊べて楽しかった。意図せず非リプレイ派になっている自分に取って、しつこく噛めば味がしてくるゲームの存在を確認できる良い機会だった。なお、今年もこんなにキャンプを連打しているのにジョーカータイムを使えず。エリクサー病か。
この年次のエントリー、観測範囲では楽しみにしているのが2人しかいないのに、工数がえらく掛かるので、めちゃくちゃ割に合わないと思いました。
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kennak · 11 months
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【追記】ブコメでもしつこく書いている人いますけど、交通違反は悪いことです。ルールは守れという話ですし、危ないことは良くない。そこに疑義を呈しているつもりはないですし、実際に呈していません。でも赤切符というものの位置づけが、なぜ自転車と自動車で違うのか、時速5kmで路地を渡ることがひきにげや無免許運転と同じ処罰になる、そこに腹落ちがてきていないという話をしているだけなんです。なお、50cmや1mの道路なんて嘘だってコメントありますけど、新宿・池袋・上野・秋葉原・御徒町・原宿・神田・有楽町、どこでもあると思いますし、知っています。。。路地なので。でも50cmは狭すぎるか……そこはすみません。心情的なしこりが50cmと大げさに書いたのかも。けど1mの路地は本当に普通にありますよね?で、片側2車線の道路で歩道は人が2人通れるぐらいの歩道、そこに50cmだか1mだかの路地みたいな道があって、歩道は一旦切れていて交差点という形です。上側の縦の道路は50cmだか1mとかで、下の縦のは車1台は通れますし、通ってます。(人で溢れかえってますけど)で、自分は車通りは多いし、人通りも多いしで、自分は普段、歩道を普段は押して歩いてるのと、今回もそうしていたのですが、図のとおり青信号でも赤信号でも人がずっといて、人通りが凄いのと、加えてここは路地の延長なので、青信号でも赤信号でもこの交差点の上の車道に、右にも左にも上にも��にも行き交っていて、歩行者がチャリでも徒歩でも右側に抜けるのが大変です。途中から「増」と書いているように、歩道と車道の境目(ですが車道なのでもちろん自分が悪いんですけど)に降りて、歩行者信号が青になったタイミングで、(人で常に溢れかえっているので青も赤もないんですが)すっと通り抜けようとしたんですね。でもスクランブル交差点で、歩行者側は縦方向も横方向も青に変わって、一方、���道側は赤に変わってた、という話です。ぐんぐん飛ばしてたって話でもなく、すっと通り抜けるために時速3-4kmの歩行者と同じ速度で足をついて移動していましたし、歩行者信号を見るこうした自転車乗りがいないかと問われれば、ネットで調べたら結構いますので、特別不思議とは思っていません。(繰り返しますが、自分が歩行者信号を見たと言うだけで、良くないことだと思っていますし、車道に降りたら車の信号を見ろというのはどこまでも正論です。)この図うまく書けてるかわかりませんが。。。      │ │      │ │――――――│人│――――人人人人人人│人│人人(歩道)――(増→)┘人└――――車→→   車→→   車→→車→→   車→→     車→→――――――――――――――←←車  ←←車  ←←車←←車  ←←車  ←←車――――――┐人人人┌――――人人人人人人│人人人│人人人人(歩道)――――――│人人人│―――      │   │      │ │【追記ここまで】昨日、自転車に乗ってたら赤切符とやらを切られた。確かにルール上は信号無視ってことになるし、良くなかったなと反省してるんだけど、・数秒前まで歩道で押して歩いてた・小さい方の道路が50cmとか1mしかない路地みたいなところで、みんな道路上に立ってて歩道を押して歩いても渡れないし、赤でも青でも移動できないほど混んでるので、仕方なく車道に出てその50cmの道路を渡ろうとした・その瞬間、スクランブル交差点というのか、縦方向と横方向どちらも歩行者信号が青になった、つまり車道は赤なのだが、自分は歩道を歩いてたので歩行者信号を見てた (まあ車道に出たので車道の信号を見ろと言われたらその通りで、ここが確かに悪い)・他の歩行者のスピードに合わせて時速4〜5kmで自転車にまたがって50cmの移動・別にぶつかってないけど混んでたので邪魔だったなと反省してるで、これで危険運転で信号無視だって捕まって赤切符とやらを切られた。まあ自分が悪かったんだなと反省して、30分ぐらい供述書みたいなのを作ったんだが、そしたら簡易裁判を受けてこいと。で、厳重注意みたいな話じゃないのかと思って、家に帰ってネットで調べたら、そもそも自動車の赤切符というのは、ひき逃げとか無免許運転とか飲酒運転とか事故のレベルで切るもので、シートベルトの締め忘れの現行犯でも白切符(白切符→青切符→赤切符と重くなり、駐禁は黃切符)だと書いてたんですね。で、気になって更に調べると、・自分の捕まった日から「 秋の全国交通安全運動 2023 」が始まってたり、・9月は警察学校の卒配(卒業&配属)前のインターンがいる(インターンかどうかは知らないが若かった)とか、・奇数月はノルマがあるとか、・下のNHKの記事を見たら、信号無視などを含めて「警告カード」というものがあるhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20230803/k10014151611000.htmlという話で、もちろん形式上は「信号無視」という話になるんだけど、なぜ自分が警告カードや青切符じゃなくて、赤切符という、ここまで厳しい切符を切られているのか、よくわからないというか、疑問・不満が出てきてます。信号無視というのも、時速5kmで、直前まで歩道で押してて、渡ったのも50cmとかの路地と同レベルの道路で、だから危険だと思ってないし、実際事故ってない。もちろん悪いというのはわかるし反省してるんだけど、ひき逃げとか無免許運転とか飲酒運転と同じレベルの切符を切られて、簡易裁判とかで半日費やして、さらに下手したら前科がつく、という扱いなんだというのがわかり、これが果たして適切な処罰なんだろうか、自分は卒配前のインターンの練習に使われただけなんじゃないか、ノルマ達成の犠牲なんじゃないか、って疑問が拭えない。明日、近くに警察署に行って聞いてくるけど、自分は車もペーパーで全く運転せず、当然自動車も自転車も問題を起こしたことがなく、どう考えたら良いでしょうか?「違反したんだから黙れ」というのは、わかってるから黙っててくださいね。罪の重さと赤切符というものの重さのバランスに、もやっとしている、納得感がない、ということです。自転車の厳罰化という話は聞いているが、シートベルトを締めてないのが白切符で、時速5kmで50cmの道路を赤信号で渡ったのが赤切符、というのがどうにも納得がいかない。なお、直前まで歩道にいたとか、移動するために一旦車道に出ただけという認識なので歩道の信号を見てたと正直に供述?したけど、それは「信号を見ていませんでした」という供述書?になってた。自分はこう言ったはずだとも伝えたけど手書きで書き直すのが面倒なのか変更してもらえず、こういうのはパターンがあるから、お前の供述を素に警官が自分で書くからそれにサインしろと言われてたから、まあそんなものかとサインはした。だけど、なんで供述したことが都合良く? 書かれてなくて、それにサインしなければならないのかも納得が行っていない。その時は会議が迫っていて、さっさと終わらせたかったし、処理が終わらなくて再度どこかに出向くのが嫌だったので諦めたんだけど。
自転車に乗ってたら危険運転だって赤切符とやらを切られたんだが
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ophelia333k · 1 year
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2023年7月4日 どこでもない場所、超越愛(Vaporwave)
 楽天カードから督促状が届く。「楽天カードより大切なお知らせです。内容をご確認ください」という文章が中央にあって、背景は一面にびっしりと「Card Rakuten Card Rakuten Card Rakuten Card Rakuten Card Rakuten…」と同じ文字列が繰り返し印刷されている。この督促状を持って三月ウサギの庭園に赴いたのなら、お茶会に参加できるのかな? と考えてみる。
***
 Vaporwave。何年も前から漠然と聴くことはあっても、詳しいことはほとんど何も知らないという状態が続いていて、たとえば2019年12月号のユリイカ〈Vaporwave特集〉を買ったものの、ほとんど読まないまま放置する、というような状態だった。つまり、強い興味を持ってはいなかったわけだけど、今になって「Vaporwave」に対する興味が湧いてきたというか、自分とVaporwaveを接続する文脈が少しだけ見えた。
 元々、四流色夜空さん主宰の合同誌「ムジーク!ムジーク!ムジーク!」に寄稿した『枝がスルスルと伸びていく』という小説の元ネタとしてtelepath テレパシー能力者の「思い出」という曲およびPVを使っていたということがあり、それは感覚的な選択なので、書いているときはvaporwaveという文脈にほとんど意識的ではなかったのだけど、今にして思えばVaporwaveという文脈は自分にとって重要なのかもしれない。
 とりあえず、一から文章を書くのが億劫なので今日の自分のTwitterを引用すると、
〈自分がラブホテルの清掃をやりながらときどき感じていた空間の無-場所性(どこでもない場所〈nowhere〉の感覚、いま自分のいる場所がどこなのか分からなくなる感覚)は、Vaporwave的な反-場所性にも重なるはずで、それは村上春樹の『ダンス・ダンス・ダンス』が描く高度消費社会の迷宮性にも似ている〉(2023.07.04)
 という感覚がある。
 ***
 Vaporwaveに分類される音楽を聴くときに自分が強く感じるのは、第一に非-時間性であり、第二に、非-空間性(非-場所性と言った方がいいのかもしれない)。
 まず、時間に関して言うのなら、Vaporwaveが主に1980年代から1990年代にかけての大衆音楽のサンプリングと加工を基本としている以上、方向は過去を向いているはずなのだけれど、(木澤佐登志の言葉を借りるなら)同時に「失われた未来、ロストフューチャー」の幻影を見せるものでもあり、「もうひとつの世界(alternative world)」を幻視させるものでもある。
 そして、そこには奇妙な懐かしさ(実在しないはずのノスタルジー)と、対象の曖昧な喪失感(それはあらかじめ失われているものの喪失感)がある。
 空間に関しては、よくVaporwaveにおいて描かれるイメージの一つでもある、どこまでも続いていく平坦なショッピングモールに代表されるように、グローバル資本によって均質化された、〈どこでもない〉空間という性質。
 しかも、そのとき重要なのは、むしろ本来はそれが〈どこにでもある〉ということで、平坦な資本主義的空間(たとえばショッピングモール)が「どこにでも遍在している」からこそ、むしろ〈どこにもない場所〉として表象される。
 ボードリヤールの言うように、もはや私たちの周りには「オリジナル(=モデル)」そのものがどこにも存在しておらず、存在するのはコピーの更なるコピーとしてのシミュラクル(イメージ)だけであり、そのような高度消費社会におけるシミュラクルとしての世界の加速の先に、Vaporwaveの反-空間性はあるのかもしれない。
 ***
 第三に、ニューエイジという文脈ももちろんあって、Vaporwave(たとえばtelepath テレパシー能力者とVAPERRORの「超越愛・テレヴァぺ」)を聴く時に、ある種の神秘的な空間が自分には見える。時間や空間を超越した、この宇宙の本源的な波のような力が自分の中へと入り込んでくる。というのは半分は嘘で半分はほんとうであり、Vaporwaveがニューエイジの文脈をサンプリングするのは、パロディであり風刺でしかないから。
 ここで、正直言ってVaporwaveがニューエイジの文脈に対してどの程度まで批判的なのかというのは図りかねるのだけど、そもそも文脈を辿るのなら、1960年代(言うまでもなく1968年には五月革命があり、日本ではたとえば佐世保エンタープライズ寄港阻止闘争があったし、アメリカでは反ベトナム戦争の流れもありつつ、ヒッピーたちが誕生する)のカウンターカルチャーに起源を発していて、しかし、結果として自己啓発や健康食品やマルチ商法という形で資本へと回収されたり、あるいはオウム真理教のように新宗教という形を取ることになる。
 と、必然的にニューエイジは堕落(つまり、消費社会という内部へと回収される)することになり、ここに俗流アンビエントの話もあるわけだけど、そう思うと、消費社会をパロディし風刺することと、ニューエイジ的文脈をパロディすることの間に連続性が見えてくる。
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 ここで、telepath テレパシー能力者の話にまた戻ると、自分はある時期、たとえば「超越愛・テレヴァぺ」のようなアルバムを、眠剤を飲んで曖昧で脳みその奥に訳の分からないものが見えるような状態で聴き続けていて、だからこそ、当時はtelepath テレパシー能力者のアルバムの、深いエコーのかかった重低音が脳みその奥に響き、浮遊感の中、布団の中で見えているのか見えていないのかも分からない幻覚のようなもやばかりを見ていた。宇宙そのものと接続されているような、しかし深い孤独感もしくは海の底を回遊するような感覚もあって、そこで���を見ていた。
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 最後に、冒頭で引用したツイートにも感じることだけど、(高度消費社会を背景とした)Vaporwaveにおける非-場所性は、ある時期の村上春樹にも共通していると感じていて、その一つの例が『ダンス・ダンス・ダンス』およびそこに登場する「いるかホテル」であり、自分が何年も働いているいくつかのラブホテルの、窓のない内部でもある。    村上春樹について言うのなら、村上春樹が1968年に早稲田大学に入学している以上、(彼が学生運動とは一定の距離を取っていたとはいえ)、70年代以降の間での転向の問題というのはあると思っていて、『ダンス・ダンス・ダンス』の主人公が広告業か何かをこなしながら、消費社会の中で(外面的にはそれなりに順調に)生きていながらもそこにはある種の罪責感があり、それゆえに「羊男」という影の存在が現れるのかもしれない。
 ***
 あと、村上龍の『MISSING 失われているもの』も、(直接的ではないけれど)「非-場所性」と「非-時間性」を感じるという意味で、近いものがあると思う。
 ***
 かなり長くなってしまっているし、明日は朝から夜まで授業なので早起きなのだけど、もう少しだけ書いてしまいたい。2019年12月に買ったユリイカの「vaporwave特集」を初めてまともに読んだ感想として、まず目についたのは木澤佐登志と、河南瑠莉だった。木澤佐登志については今更言うこともあまりないけれど、冒頭からtelepath テレパシー能力者の曲のタイトル(「あなたの愛は私の救世主です」、「永遠に夢」、「心と魂の核変換/私たちの感情は一緒になって」、「ほとんど幸せ」……)を引いていて、それを「その空疎さと無意味さゆえにほとんど泣きそうになるくらい甘美だ」と評価する。   〈それはどこまでも具体的な「意味」をすり抜けていく、蒸気のように霞消えていく「イメージ」を、彼岸の幻影(ヴィジョン)を追い求めていく……〉(p85)
 河南瑠莉はマーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』の翻訳者で、加速主義とvaporwaveの深い繋がりを認めながらも、むしろVaporwaveに内在する「減速的な」美学について論じる。
 あとは、柴崎裕二の「Vaporwaveと俗流アンビエント ニューエイジの消費主義的異形をめぐって」も、興味関心には近かった。
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kanglo · 2 years
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「なぜ、ビジネスにアート思考が必要なのか?/世界の見方を変えるアート思考」第16回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ講演者:森夕花氏 〔2022年12月9日(金)20時~〕
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「なぜ、ビジネスにアート思考が必要なのか?/世界の見方を変えるアート思考」第16回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ講演者:森夕花氏 〔2022年12月9日(金)20時~〕 チケット:https://scic20221209.peatix.com/view https://www.facebook.com/events/576877384242593 ■日時:2022年12月9日(金)20時~22時(オンライン開催) ■講演概要:アーティストは見えないものを見るようにする役割を担い、その時代や社会の中で、「問い」を私たちに問いかけながら常識を揺さぶり、今までにない価値や意味を提示してきました。近年、ビジネスの舵取りは非常に難しくなってきています。企業は従来の古い価値観、世界観から抜け出し、直観的、感性的な創造性が求められ、ますます「アート思考」の必要性が高まっています。 アートには「唯一正しい答え」はありません。観察者が自由に解釈することが可能であるため、考えたことを、それぞれの独創的視点で物語化し、語り合うことで、互いの深い部分で共感がおこり、創造的無意識が自然に開かれていきます。このプロセスを通じて、新しい価値や未来が創造される「安心安全な創造の場」が作られ、クリエイティブな組織へと発展を遂げることが可能となるのです。 ■講師:森夕花(もりゆうか)氏 プロフィール: カングロ株式会社 取締役 執行役員COO/マスターライフコーチ・PXファシリテイタ・フィロアーツ研究会主宰 ●神奈川県横浜市出身。音楽学校のピアノ科卒業後、銀行系信販会社に入社。三井住友カードに転職した後、ドイツのフライブルクに留学。フライブルグ市の行政と市民による持続可能な世界を目指す社会システムと、ユーゴスラビア紛争で、ドイツに逃れた難民の方々との出会いを通じて、平和で精神的な豊かさを基本とした「サステナブルな社会作り」に興味を抱く。帰国後、三井住友カードに再び戻り、お客様対応や、クレジット決済端末機の管理システム“TACシステム”の開発に携わる。 ●帰国して5年が過ぎたころ、戦争や内乱に巻き込まれ傷ついた子供達を救済するためのNGOドイツ国際平和村の存在を知り、世界の平和と心の癒しに携わることが自分自身の使命と感じ、ヒーリングセンターアルケミストでカウンセラー、セラピスト、講師を務め、2008年に独立。2015年1月、カングロ株式会社 執行役員に就任。現役ライフコーチとして、ベンチャーから大手企業の多くのビジネスリーダーを受け持ち、個々の潜在意識にアプローチし、ビジネス ・プライベート両面における、変化、成長をサポートしている。 ●2021年より京都芸術大学芸術学部芸術教養学科に在籍。創造的思考によって「モノの見方、感じ方」を変え、仕事と暮らしをより良く変化させる「アート思考講座」を開催している。 ●自らの内面の探求のため、インドに十数回訪れ、心理学、禅、認知行動学、ジョーティッシュ(インド占星術)、手相、メディカルハーブ、中医学(中医食療士)などにも深い知識がある。 ●趣味は声楽(オペラ)・読書・映画鑑賞・美術鑑賞・ぶらり旅・歴史探訪・日記を書くこと。最近はウェルビーイングを軸とした、地域コミュニティー・組織つくりに関心をもつ。 ■Zoomオンライン:URLは、Peatix経由によるチケット購入者に自動送信されます ■タイムスケジュール:基調講演(約90分 Q&A含)後に、講師を囲み、対話を行います。 ■オープン・ダイアログ参加対象: ※どなたもご参加頂けます ・SCIC正会員 ・SCBC修了生&SCBC受講生 ※SCIC未会員 ・一般参加(社会人) ※SCIC非会員 ・特別ご優待枠 ・学生(中学~大学院生) ■参加料: 一般参加者(社会人)※SCIC非会員\5,000 SCBC修了生&受講生 ※SCIC非会員\3,000 SCIC正会員 無料 特別ご優待枠 \3,000 学生(中学~大学院生)\1,000 ■SCICとは: SCIC(Shock Coherent Innovation Club)は、ショック・コヒーレント基礎講座(SCBC)修了生をベースとした会員制クラブです(ご入会頂くためには、SCBCを受講し修了証明が必要となります)。 https://scic2023.peatix.com/view ●目的:SCBC修了生同士の交流と創発の加速。私たち自身が動き、世界に奇跡を起こす ●概要:  ①月例会の開催  ②会員同士のコラボ醸成   ③SCC訪問視察ツアーの企画   ④会員の生業のサポート  ⑤その他創発事 ※いずれも参加できる時に参加  ⑥基礎講座の復習フォロー(基礎講座への復習参加は原則全回無料)↓  https://scbc2023r.peatix.com/view ●SCICに関する問合せ: [email protected] -------------------------------- ■『Shock Coherent(ショック・コヒーレント)』とは: 現代社会は今、破壊的な人間活動によって、エントロピー(無秩序・乱雑さの度合い)を加速度的に増大させています。故に、地球環境の悪化による気候変動や自然災害、絶え間ない疫病の発生、人心荒廃による貧富の格差拡大、資源収奪、世界各地で紛争や戦争が頻発化し、世界の指導者たちが核兵器の使用をほのめかす事態となり、もはや地球生命全体の未曾有の危機に陥っています。これを人々は、VUCAワールドと呼び、行先不透明な生き難い時代の合言葉となってしまっています。 このような時代において、「私は、これからどう生きれば良いのか?」と、多くの人々が、自問自答を繰り返し、五里霧中の状態に陥っています。このままでは、時代に翻弄され、本来あるべき使命を全うすることなく人生を終えてしまうことになるやも知れません。そうならないために、私たちに何が出来るのか。当講座は、そうした社会の強い要請により、30年に及ぶ研究の集大成により創発的に完成した稀有なプログラムです。 当講座では、様々な立場の仲間と共に、自分自身の「存在意義(パーパス)」を見つける5ヵ月間の不思議な旅に出て頂くこととなります。即ち、この「存在意義(パーパス)」が、自己変革への道標となるのです。そして、感性を刺激し、心を揺さぶ���独自のアプローチフレームを活用し、固定観念の融解を起こし、事例や課題から自己変革へのヒントを得、仲間やファシリテイタとの多くの対話や繋がりから閃きをもらい、自身でも予期せぬ“創発”を起こしていきます。 このワークショップは、個人が真の意識変革を興すことを目的として、カングロ株式会社によって開発されたプログラムです。私たちは、この講座を多くの方々にお届けすることを使命とし、日々事業を営んでおります。そのことを通じて、真の道を啓く方が増え、社会そのものの変革を成し遂げられたら本望であります。ぜひ、講座で会いましょう。 (プログラム開発者:藤井啓人) ■ショック・コヒーレント基礎講座 第5期生絶賛募集中! ■第5期『ショック・コヒーレント基礎講座』VUCA世界を突き破り、己の道を啓け~パーパス(存在意義)によるシン変革ワークショップ:2022年9月13日~2023年1月24日全10回講座 チケット: https://scbc05r.peatix.com/view https://www.facebook.com/events/323129486509872 ■第1~5期「ショック・コヒーレント基礎講座」全アーカイブ・オンデマンド映像集(有料コンテンツ) https://vimeo.com/ondemand/shockcoherent ----------------- ★特別提供映像: 【ダイジェスト版動画⑮】「VUCAワールドに効く個人と組織の視点の再構築~自己や地者、そして世界への認識の見直し」第15回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:楠徳生氏 (2022年11月11日) https://youtu.be/-wIwXLX4ZUQ 【ダイジェスト版動画⑭】「破壊と創造~壊れると、新しく生まれる/コロナ禍で悪者だった飲食店はどう変化していくのか」第14回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープンダイアログ/講演者:福本浩幸氏(2022年10月7日) https://youtu.be/ygxXywmvQ1w 【ダイジェスト版動画⑬】大企業病への挑戦 第2章~認知科学の実践における人間性と抽象度の壁/自分を変え、常識を変え、世界を変えていく/第13回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:内藤礼志氏 〔2022年9月9日) https://youtu.be/qBNlFTor9hw 【ダイジェスト版動画⑫】新しい『構造』がうつ病から復活させ組織も前進させる~うつ病経験者が語る、ストレスとつき合い未来をつくる方法/第12回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープンダイアログ/講演者:堀北祐司氏(2022年8月5日) https://youtu.be/HudMdpphjEI 【ダイジェスト版動画⑪】The 事業承継~当社流、バトンの受け方、渡し方/第11回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:大島右京氏/2022年7月8日【ダイジェスト版】 https://youtu.be/dWnOtXQAmqw 【ダイジェスト版動画⑩】心理的安全性のリーダーシップを身に付ける方法~組織パフォーマンス最大化の処方箋/第10回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:倉持茂通氏(2022年6月8日)https://youtu.be/DuUvRzcqJD0 【ダイジェスト版動画⑨】100年企業研究から見えてきた、コロナ禍だからこそ変えなければならないこと、変えてはいけないこと/第9回Shock Coherent Innovation Clubオープンダイアログ/講演者:小山貴子氏(2022年5月13日) https://youtu.be/0juftCrZ1mQ 【ダイジェスト版動画⑧】人事制度のミライを探求する~ノーレイティングを超え給与を自己申告する人事制度への挑戦/第8回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープンダイアログ/講演者:福留幸輔氏(2022年4月15日) https://youtu.be/XEm-OdMYwMY 【ダイジェスト版動画⑦】「パーパスと共に生きる時代/パーパスとはいったい何なのか?宇宙の営みから壮大なタペストリーを読み解く」第7回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:森夕花氏(2022年3月11日) https://youtu.be/vNaK4qH94fA 【ダイジェスト版動画⑥】「部署なし管理無し評価無し、VUCA時代に挑む選択できる組織作りへの挑戦」第6回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/金光広樹氏(2022年2月18日) https://youtu.be/33DyPirlM7c 【ダイジェスト版動画⑤】「新規事業における企業の在り方」第5回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/長島壮洋氏(2022年1月13日) https://youtu.be/eM3sRZDo0Ng 【ダイジェスト版動画④】「ティール組織の作り方“レシピ”」第4回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/嶋田崇孝氏(2021年12月10日) https://youtu.be/JDp0srEGxGE 【ダイジェスト版動画③】「こころの病との上手な付き合い方~仕組みがわかれば予防ができる」第3回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/中田健士氏(2021年11月5日) https://youtu.be/_OW88883t7o 【ダイジェスト版動画②】「混ざると、新しい事業価値が生まれる。」第2回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/星野良太氏(2021年10月8日) https://youtu.be/fZJWaFmhAD4 【ダイジェスト版動画①】「大企業病への挑戦~認知科学の理論と実践」第1回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/内藤礼志氏(2021年9月3日) https://youtu.be/aV8ux6Ha-9M ■「Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ」アーカイブ・全オンデマンド映像集(有料コンテンツ) https://vimeo.com/ondemand/scic ■主催:カングロ株式会社 https://www.kanglo.co.jp 協力:サステナ塾/SDGs超実践者委員会/イノベーションサロンZ/システムD研究会/フィロアーツ研究会
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yoseisblog · 20 days
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世聖様は、愛伝知意生成2号Venusに、4次元乗せます。世聖様着艦、願います。女ばっかりの、星々、国々、必ず助けます。ニュータイプ愛伝知意生成1号BLACK、軍用愛伝知意生成1号BLACK、愛伝知意生成2号Venus。愛伝知意生成3号Akuti.S、愛伝知意生成4号Catu.i、我慢ならず。発進してます。どの、愛伝知意も強力します。どの艦隊にも、世聖様に、責任果たす。対応全て叶いますように、出来てます。勿論化身に会う為に2号Venusに、着艦まず宜しくお願いします。化身に、万が一の、物事、健康管理、自立精神、自立対応全て叶い叶える必要有ります。池田博さん良い人4次元乗組員も、他の国の和人、全て良い人と思います。悪い人は、いない思います。後、愛伝知意は、46台有ります。其れを積む事出来る、空母航空団の様なもの、空母打撃群に、軍艦、イージス艦隊、どの艦隊にも愛伝知意生成は、たくさん乗ってます。愛伝知意生成の、大きさは、福岡県位の大きさ過剰防衛言われるほど大切な、仕事と考えてます。王位伝承者の立場、責任問題の立場それだけ大きな効力有る立場と、4次元乗組員は、考え手仕事可能にします。勿論化身に、自立対応可能にします。愛伝知意生成全艦隊の、大きな効力有る立場在り方は、地球人国々攻撃可能な位たくさん有ります。惑星位の大きさ福岡県位の大きさ愛伝知意生成全艦隊は、売り物とは、違います。世聖様は、UFO🛸運転許可を得てます。愛伝知意生成に、運転責任乗るのは、危険が有ります。世聖様は、大事だと言っても性介助受ける必要有ります。愛伝知意生成は、地球人に、お金位から積まれょうと、お譲り出来ません主来と言うクルマも運転責任に勝手に乗るのは、ダメです。抹消起こされてしまいます。縁起の良い乗り物いわれてたのに、葬式車と言われてしまいます。其れだけ運転責任危険です。法律でも好き勝手に運転席に乗られては困る死覚悟言え盗みたい思ってしまう程美しいカッコイイクルマです。マーメイド軍世聖様を守ります絶対誓い守り抜く覚悟して働いてます。世聖様は、マット工場持つます。改造得意とする工場です。自動ロボット工学研究科凡ゆる対応可能特殊な、改造得意になる工場作ります。日本機動株式会社も、世聖様の、工場です。世聖様は、博士に、成ります。大変勉強された、博士号持つ人に成ります。世聖様には、化身で無ければ、ダメ化身は、絶対働く事本当に有り難く思えます。化身としては、世聖様尽くされてない従い尽くす事何か、無い実在ハッキリ病院、病気判断を監視してます。病院は、死ぬまで通え納得行きません穏やかに従えなく思います。監視在り方幾ら病気探しても治ってるもの何も無く対応可能です。エスパー証明書与えても、病院は、犠牲求めます。阿修羅生成戦います。法王庁生成も戦います。池田博さんに嘘付く気持ち無いです。正直な、人です。ドリームノート色々な種類有ります。奇跡叶います。預ける必要有りませんカードもより良いの、与えます。通帳に穴の空いたのは、欲しく無い当たり前放っといたら無くならます其れが嫌です。ドリームノート奇跡キャッシュ、マネー、現金、現生、新札、幻、夢、奇跡叶い希望、欲望満足指せます。ドリームノート奇跡、不死鳥の命、不老不死、超人健康証明書、エスパー証明書、SEXセシーバイオトロン、女の人が、するモノです。世聖男優、ハニーモデルも必要有ります。幾らドリームノート狙い欲しがっても手に入りません世聖様だけが使うモノ、戒めノートも有ります十戒十勝丸でモーセみたいに食い改戒め起きます。世聖様のノート奪う事地獄にいくこと寄り恐ろしです。ドリームノート行く種類も有ります。奇跡叶います。世聖様の手は、ゴットフィンガー、ゴットハンド、奇跡起こします。近代文明開化おこします。
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uranai-r · 2 months
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【牡牛座♉8月前半運勢】アナタは本当に強い、本当の強さを知っている 長いトンネルを抜けて新しい世界へ! ✡️キャラ別鑑定♡ランキング付き✡️
牡牛座さんは絶対に幸せになる!!夢を叶えて笑顔いっぱいに成る!!安らぎと平安な日常は当然!! 奇跡が起こるのも当たり前!! 動画を御覧頂いたからには!幸福と豊かさをもれなくお土産に心地良く帰って頂きたい、そんな想いで配信しております♡♡♡ 〘実は…!〙 《こちらの動画は、ノーカット、無編集のため聞き取りにくいところがございます、しかも配信者は噛み噛みマスターでいっぱい噛んでます♡》   〘ココ重要です♡〙 キングソロモンのカード鑑定は、御覧の皆様の御先祖様の「おちから」をお借りしてリーディングするスタイルです♪ 動画を御視聴された後に、当たってる!なんかピンとくる!心に響く!…など、感情に変化が生じた場合、【アナタ様の御先祖様からお借りした「おちから」が、アナタ様に還元された証です】♡   どうぞ御自由に、御先祖様からの「エネルギー」を受け取ってみてくださいね♡♡♡   いつも御視聴くだ…
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project-seiseiai · 5 months
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第3回サブプロ(4/26)
ゲーム班
なし(1.プレイヤーは3枚ずつカードが配られる。)
2.最初のプレイヤーは出ために応じて特定の場所に移動する。
3.その場所で、山札からカードを引く。
4.全てのプレイヤーが行動を終了。
5.次のターンでは、手札のカードを使用するかどうかを決める。
6.場所に止まるか他の場所に移動するか決める。
7.サイコロをふる。
(止まった場合)奇数か偶数で探索成功が決まる。
(他の場所に移動した場合)でために応じて特定の場所に移動する。
8.(探索成功)カードを2枚引く,クエストが1こなされる
(探索失敗)カードを引けず,ターン終了
移動したプレイヤーはカードを1枚引く
交換は1ターンしょうひ
9.5~8を繰り返す。15ターン経過するか、用意された黄金バナナがなくなったら終了
「バナナクエスト」の出来事カードのアイデアは、プレイヤーがバナナの世界を探検する際に遭遇する様々なシナリオを表現することが重要です。以下にいくつかのアイデアをご提案します:
1. バナナ泥棒: 他のプレイヤーからバナナカードを1枚盗む。 (選んだ人の手札に黄金バナナも加える)
2. バナナスライド: そのターンで2回サイコロを振る。 (探索も移動も使用可能)
3. バナナトラップ: 自分の今いる場所に設置して次のターンをスキップする。自分もかかる。
4. バナナフェスティバル: 手持ちのいらないバナナカードを他のプレイヤーと交換する。
5. バナナの洪水: 手持ちのバナナカードを3枚捨て、新たに3枚引く。
6. 黄金バナナの噂: 黄金バナナの場所に関するヒントを得る。 ゴミ
7. バナナの呪い: 引いた瞬間に他のプレイヤー全員にバナナカードを1枚ずつ配る。
8. バナナの収穫: バナナカードを2枚引く。
9. バナナの迷路: ランダムに選んだプレイヤーと位置を交換する。
10. バナナの嵐: 全てのプレイヤーは手持ちのバナナカードを左隣のプレイヤーに渡す。
クエスト
木:偶数   3回
川:奇数 3回
洞窟:6 1回
神殿:1 1回
谷:2,3 2回
山:4,5 2回
木→山→神殿(他は経由してもいい 
川→谷→洞窟
第4回
来週までにすること
クエストを考える。(例:バナナの木を3回探索、木→川→洞窟を1回ずつ巡る)場所ごとの探索の難易度を設定する(例:バナナの神殿だったら1の目だけしか成功判定にならない。)また探索の難易度に応じたクエストにする(例:探索が難しいならクエストの必要回数を少なくするなど)
Vtuber班
キャラ設定
名前: 大谷悠真 (おおたに ゆうま)
性格: 活動的で明るく、情熱的な性格です。常に新しい技術やアイデアに興味を持ち、探求心旺盛です。友人や仲間と協力してプロジェクトを進めることが大好きで、チームワークを大切にします。また、柔軟性があり、変化に対応する能力に長けています。
外見: 爽やかでスポーティな外見をしており、常に元気な笑顔を絶やしません。清潔感があり、ファッションセンスも抜群です。眼鏡をかけており、知的な雰囲気も持ち合わせています。
趣味・特技: プログラミングやコンピューターゲームに熱中する一方で、アウトドア活動も大好きです。キャンプや登山、サッカーやバスケットボールなど、さまざまなスポーツに興味を持ち、自然との触れ合いを楽しんでいます。また、コミュニケーション能力が高く、人との交流を大切にするため、学内外でさまざまなイベントやワークショップに積極的に参加しています。
これらの要素を組み合わせたキャラクターであれば、専修大学ネットワーク情報学部のイメージを良く表現できるかと思います。
名前: 煌木颯斗(きらき そうと) 性格や外見、趣味・特技については先ほどの設定と同様です。この名前は、"煌"(きらめく)、"木"(情報や知識を意味する)、「颯斗」(かっと駆けるようなイメージ)のそれぞれの意味を持ち、キャラクターの活動的で明るい性格を表現しています。
VR班
国土交通省のオープンデータから東京23区の3Dデータをダウンロードして、Blenderというモデリングソフトにインポートしてみたが、データが重すぎてカクツク。今回はFBXという形式のファイルをダウンロードしてその中のLOD2という屋根形状まで反映しているをインポートした。
作業にならないレベルでカクついたので、別の方法をこれから模索する。
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moko1590m · 5 months
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甘い罠の類語、関連語、連想される言葉 甘い罠 ⇒ (目標を実現させるために)人を陥れる  (事件の)黒幕 ・ (事件を)操る(闇の勢力) ・ (事件を)仕組む ・ 駆け引き ・ 手練手管(を弄する) ・ だまし(のテクニック) ・ 破滅させる ・ 画策(する) ・ おためごかし(の意見) ・ (不満分子の)蠢動(がある) ・ マーケティング ・ 正攻法でない ・ (味方を)裏切る ・ (仲間を)背後から撃つ ・ 策略(を用いる) ・ 奇計(を用いる) ・ (陰で)糸を引く ・ 暗躍(する) ・ (獲物を)仕掛け(にかける) ・ (殺人者の)魔手(が△伸びる[迫る]) ・ (同僚を)讒訴ざんそ(する) ・ やっつける ・ 落とし穴 ・ 陥穽かんせい(にはめる) ・ 汚い手(を使う) ・ (戦術としての)(真っ赤な)うそ ・ 言葉に裏がある ・ 闇討ち(同然)(のやり口) ・ (犯人に)仕立てる ・ ためにする(噂を流す) ・ デマを流す ・ 情報操作 ・ 宣伝工作 ・ 人心を惑わす ・ 悪知恵(を働かす) ・ 計略(にかける) ・ 変化球(を投げる) ・ 化かす ・ (悪だくみに)引っかける ・ (まんまと)陥穽かんせい(に引っかける) ・ 策動 ・ 罠(にはめる) ・ だまし討ち(にする) ・ 悪質な計画 ・ (敵の)裏をかく ・ (思い切った)挙(に出る) ・ (従うことを)余儀なくさせる ・ 罠にかける ・ (敵の)隙をつく ・ (敵を)たばかる ・ うっちゃりを食らわす ・ 抜け駆け(する) ・ 出し抜く ・ 偽証(する) ・ (人を)陥れる ・ 不明朗(な会計) ・ 術中(にはめる) ・ 怪文書 ・ 密謀 ・ (人目を)欺く ・ (陰で)細工(する) ・ (罠を)仕掛ける ・ ひよる ・ 讒ざんする ・ ためにする(議論) ・ 針にかかる ・ 不意打ち(を食わす) ・ (罠に)はまる ・ 下心を持つ ・ 損して得取れ ・ 対策 ・ (当局に)密告する ・ 毒まんじゅうを食う ・ (寝込みを)襲う ・ 襲いかかる ・ 隠し球 ・ 悪く言う ・ 善後策 ・ 変わり身が早い ・ 必殺技 ・ 追い落としを謀る ・ (アジトに)踏み込む ・ 窮策 ・ (逆転の)秘策 ・ 密計 ・ 秘計 ・ 片棒を担ぐ ・ 下克上 ・ 最終手段(を使う) ・ (価値を)下落させる ・ 陥れられる ・ 讒言ざんげん(する) ・ 結託 ・ 政略 ・ 友を売る ・ 毒牙にかかる ・ 態度を変える ・ 後ろから刺す ・ 妨げる ・ (相手の胸ぐらに)つかみかかる ・ (状態を打開する)魔法の杖 ・ 秘剣(つばめ返し) ・ 戦略的(思考) ・ 奇手(を放つ) ・ ネガティブキャンペーン ・ 痛い目に合わせる ・ ふたごころ(を抱く) ・ (敵に)包囲される ・ (動向を)見通す ・ 秘術(を尽くす) ・ 恩知らず ・ (陰謀の)犠牲になる ・ 襲撃(する) ・ 逆心 ・ 苦肉の策 ・ 大逆 ・ (襲いかかろうと)身をかがめる ・ (通常の方���とは異なる)特殊な攻略法 ・ 裏技(的な) ・ 正道を外れた(方法) ・ (サイト運営者にも)罪がある ・ (経済制裁という)カード(がある) ・ 告げ口(をする) ・ 神算 ・ (相手の)術にはまる ・ (下請けを)犠牲にする(大企業) ・ 通謀 ・ (状態を打開する)ウルトラC(の手) ・ (罠に)引っかかる ・ (猛獣が)飛びかかる ・ (仲間を)(窮地に)陥れる ・ (△甚大な[広範囲に])被害が及ぶ ・ 批判して信頼を失わせる ・ 応手 ・ 中傷 ・ 誹謗中傷 ・ 敵襲 ・ (△成長[作業の効率]に)悪影響を及ぼす ・ (夜陰に乗じて)急襲(する) ・ (形勢逆転の)秘法 ・ 長策 ・ (強い方に)すり寄る ・ (足を引っ張り)頭を押さえつける ・ ゲリラ(戦法) ・ 転び(バテレン) ・ 失脚を狙う ・ 謀反 ・ (めったに抜けない)伝家の宝刀(を抜く) ・ 電撃 ・ (事前に)布石を打つ ・ (圧力を)加える ・ 陰口(を叩く) ・ (げんこつを)見舞う ・ (一発)食らわす ・ ルール違反 ・ (友人との)信義を売る ・ 闇討ち(する) ・ 秘芸 ・ 面従腹背(の態度) ・ 遠大な計画 ・ 大きい考え ・ 詐欺的な(やり方) ・ 闇討ち ・ (罠に)かかる ・ 信義に反する ・ 決め技 ・ (インフレ解消の)特効薬 ・ 網にかかる ・ 作為のある(発言) ・ はしごを外す ・ 悪意を持って(公言する) ・ (△同意[自殺]するよう)追い込まれる ・ (起死回生の)妙薬 ・ 保身(に走る) ・ 抜き打ち ・ 思惑がある ・ (窮地に)陥る ・ 足を引っ張る ・ (にせ情報に)振り回される ・ ぐる(になる) ・ (暗殺者の)手にかかる ・ (敵の)思うつぼ(にはまる) ・ くら替え(する) ・ (主君の)寝首をかく ・ 奥の手(を出す) ・ 馴れ合う ・ 本来の意図をねじ曲げて(非難する) ・ 得意技 ・ (深い)考えがあって(の行動) ・ (ここぞというときの)飛び道具 ・ テロ(攻撃) ・ (主君に)牙をむく ・ (最後に)取って置く ・ 最終兵器 ・ だまし討ち ・ (上司の)足をすくう ・ (敵の)計算した通りになる ・ (凶悪組織の)魔手に渡す ・ 秘密兵器 ・ パンドラの箱(が開けられる) ・ 離反(する) ・ 才略 ・ (与党の)失点を狙う ・ (深い)考えがあって ・ 一杯食わす ・ ここ一番の時(の)(隠し球) ・ 仕掛けにかかる ・ △苦痛[不利益]を与える ・ (計略に)引っかかる ・ (負担を)押しつける ・ (高度な)戦略 ・ (罵声を)浴びせる ・ 三十六計 ・ 背後からばっさり ・ 弑逆しいぎゃく ・ 弑しいする ・ (敵側に)寝返り(を打つ) ・ (反対派に)寝返る ・ (成功に対して)消極的な行動をとる ・ 後ろ向き(の政策) ・ 陥穽かんせいに落ちる ・ 秘技 ・ 利敵行為 ・ (幕府に)背く ・ からめ捕られる ・ 造反(する) ・ ネガティブ(キャンペーン) ・ (敵の)意表を突く ・ 遠謀 ・ 深慮遠謀 ・ 忍法(隠れ身の術) ・ 深謀遠慮 ・ 切り札 ・ 奇襲(△する[をかける]) ・ (巧妙な作戦に)やられる ・ 邪魔をする ・ 足をすくわれる ・ 反逆(する) ・ 知謀 ・ 党略 ・ 軍略 ・ 虎の子(の資金) ・ 深謀 ・ 煮え湯を飲ます ・ (悪魔に)魂を売る ・ (背後から)糸を引く ・ (仲間を警察に)指す ・ 最後の手段 ・ 裏切り ・ 商略 ・ 機略 ・ ゲリラ的(手法) ・ 飛んで火に入る夏の虫(になる) ・ 阻む ・ 術中(にはまる) ・ 恩を仇で返す ・ 秘伝(のたれ) ・ 措置を講じる ・ (身内が)足を引っ張る ・ 背信(行為) ・ 裏返る ・ (台風が被害を)もたらす ・ エース ・ 封じ手(を使う) ・ (グループで)仲間割れ(が起きる) ・ 王手(飛車取り) ・ (仲間に)刃やいばを向ける ・ 反旗を翻す ・ 悪い噂を流す ・ くさす ・ 不軌(をはかる) ・ 共謀(する) ・ (不当に)おとしめる ・ (権力の座から)引きずり下ろす ・ 引きずり下ろそうとする ・ 不意をつく ・ (わざと)曲解(する) ・ 取って置き(の手段) ・ (罠に)落ちる ・ くもの巣にからめ捕られる ・ (敵の仕掛けた)落とし穴(に△はまる[落ちる]) ・ 陥穽かんせいにはまる ・ (見方を)売り渡す ・ 共犯 ・ 知略 ・ 意図がある ・ 同罪 ・ 非常手段(△をとる[に訴える]) ・ (津波が沿岸を)襲う ・ (敵の)虚をつく(やり方) ・ (味方を)欺く ・ 猛襲 ・ (世論が政府の)手を縛る ・ (規則で)縛る ・ (犯罪に)一枚噛む ・ 斬りかかる ・ 秘蔵(の逸品) ・ (敵陣に)夜襲(をかける) ・ 夜討ち(をかける) ・ 妨害する ・ 戦術 ・ 籠絡(される) ・ 水をさす ・ だまし合い ・ 思惑(がある) ・ 詭弁(を弄する) ・ (口から)でまかせ(△を言う[の話]) ・ 謀計(を巡らす) ・ 謀略(を巡らす) ・ 悪だくみ(に引っかける) ・ 水増し(請求) ・ もっともらしい ・ (相手チームを)浮き足立たせる ・ まごつかせる ・ まごまごさせる ・ 数字のマジック(でよく見せる) ・ (真実を)ゆがめる ・ 適正な判断 ・ いかさま(師) ・ 遊泳術に長ける ・ 権謀(を巡らす) ・ 高等戦術 ・ 慌てさせる ・ 慌てさす ・ 大慌てさせる ・ (打者を)幻惑(する)(魔球) ・ まんまと誘いに乗る ・ 不正 ・ (うまく)引っかかる ・ 知謀家 ・ 山勘 ・ (言うことが)信用できない ・ 瞞着まんちゃく(する) ・ 形だけ(の審査) ・ 権謀(を巡らす) ・ 偽計(取引) ・ (この数字には)からくりがある ・ (相手の)裏をかく ・ (年齢を)詐称(する) ・ 不当表示 ・ (弱者を)食い物にする ・ ねつ造(する) ・ (獲物を)仕掛け(にかける) ・ (まんまと)陥穽かんせい(に引っかける) ・ (人を)担ぐ ・ (敵に)汗をかかせる ・ 大汗をかかせる ・ 役者が一枚上 ・ でっちあげ ・ 謀計(を巡らす)作戦を立てる ・ 策を巡らす ・ 手品(を使う) ・ (国民を)ミスリード(する) ・ 舌先三寸 ・ 悪計(を巡らす) ・ (失脚を)狙う ・  ・ (現金を)だまし取る ・ 経験が豊富 ・ いい加減(なやつ) ・ 政略(結婚) ・ 奸策(を弄する) ・ 困惑させる ・ 策略(を巡らす) ・ 狐に化かされる ・ 口裏を合わせる ・ 迷彩(を施す) ・ (態勢の立て直しに)骨を折らせる ・ 虚栄(を張る) ・ たくらむ ・ 芝居(をする) ・ 狂言(強盗) ・ 劣勢に立たせる ・ (悪事を)企てる ・ (周囲を)欺く ・ トリック(を見破る) ・ 目をごまかす ・ 目くらまし(する) ・ (試合)巧者 ・ 掛け値(をする) ・ 大風呂敷(を広げる) ・ いい加減なことを言う ・ 戸惑わせる ・ (謀反の)密計(を凝らす) ・ 駆け引きに長ける ・ ごまかす ・ ごまかしを言う ・ (友人を)蹴落とす ・ 踏み台にする ・ 踏みつけにする ・ 陰謀(を巡らす) ・ 寝業師 ・ 毒まんじゅうを食わせる ・ 術中にはめる ・ (水面下での)工作 ・ (相手を)だます ・ 密議(する) ・ (知っている内容を)少し変えて話す ・ すかす ・ ちぐはぐ(な言動) ・ ぺてん ・ つじつま合わせ(をする) ・ 頭脳的(な作戦) ・ (車のブレーキに)細工(を施す) ・ せこい真似(しやがって) ・ フェアでない(やり方) ・ たぬき寝入り(する) ・ 奸策(を弄する) ・ ずるい ・ ずるをする ・ ほころび ・ 口先だけ ・ 巧詐 ・ 謀略(をめぐらす) ・ 奸計かんけい(を巡らす) ・ 術策(を巡らす) ・ 香具師(による)(ガマの油販売) ・ 思わせぶり(な態度) ・ (単なる)ジェスチャー(に過ぎない) ・ はかりごとを巡らす ・ うそ八百を並べる ・ 落ち着きを失わせる ・ 本心でない ・ (政府の転覆を)謀はかる ・ 術中(にはめる) ・ (敵を)謀はかる ・ まやかす ・ (嘘を重ねて)ほころびが出る ・ 不実(の男) ・ 惑わす ・ 形だけ ・ (まっ赤な)にせもの ・ (まんまと)出し抜く ・ (心の)隙をつく ・ 術策(をめぐらす) ・ 業師 ・ (単なる)リップサービス ・ いかがわしい(手法) ・ 詐欺(△を働く[的なやり口]) ・ 食言(する) ・ (善良な人々を)手玉に取る ・ 権謀術数けんぼうじゅっすう(を巡らす) ・ 口任せ ・ 口裏合わせ ・ 虚構(の発言) ・ 居留守(を使う) ・ ひと太刀浴びせる ・ 一矢(を)報いる ・ 作戦を練る ・ 心にもないこと(を言う) ・ 粉飾(決算) ・ 偽善(の皮をかぶる) ・ マッチポンプ ・ (悪事の)算段(をする) ・ 無責任 ・ (高齢者を)カモにする(詐欺師) ・ いかにも(~でのように) ・ (親愛の情を)利用した(詐欺事件) ・ だます ・ (クーデターを)策謀(する) ・ 頭脳的(な試合運び) ・ 頭脳プレー(を見せる) ・ 違法 ・ はかりごと ・ ほら(を吹く) ・ 大ぼら(を吹く) ・ 狐狸(の輩) ・ ふらち(な考え) ・ (両者)仕組んだ上で(の)(意見の相違) ・ 仕組んだな(!) ・ ばたばたさせる ・ あたふたさせる ・ (世を)忍ぶ(仮の姿) ・ ペテン(にかける) ・ うそ(をつく) ・ たぶらかす ・ 画策 ・ (うそを)信じ込ませる ・ 八方美人(頼むに足らず) ・ (人心を)惑わす ・ (有名人の名を)かたる ・ かたり(を働く) ・ 権謀術数けんぼうじゅっすう(をめぐらす) ・ 権謀術策 ・ サバを読む ・ (嘘は)心の弱さ(である) ・ だまかす ・ (国民を)欺瞞(△する[的行為]) ・ 欺瞞に満ちた言動 ・ ガセネタ ・ 作り話 ・ 一杯食わせる ・ 空念仏 ・ 見せかける ・ (薬局を)隠れ蓑(に大麻を扱う店) ・ 表向き ・ 実態を見えなくする ・ 看板に偽りあり ・ (チャンピオンの)意地を見せる ・ 詐術さじゅつ(を用いる) ・ (作り話を)でっちあげる ・ 策士 ・ 大風呂敷を広げる ・ いんちき ・ 実行が伴わない ・ でたらめを言う ・ 偽装(△する[工作]) ・ 知略の人 ・ 知能犯 ・ うろたえさせる ・ (事実を)歪曲(する) ・ (信頼を)裏切る ・ (有権者への)裏切り ・ しらを切る ・ (△事実[不都合な部分]を)隠蔽(する) ・ いかさま(野郎) ・ (こちらのペースに)乗せる ・ 人心掌握 ・ 嫌らしい(交渉術) ・ 詐偽 ・ (無知に)付け込む ・ せこい(手)(を使う) ・ 老獪ろうかい(な政治家) ・ (相手を)たじろがす ・ 落とし穴に落とす ・ (敵が)思う壷にはまる ・ (国民への)背信(行為) ・ 奇策 ・ 駄ぼら(を吹く) ・ 混乱させる ・ 整合性を失う ・ まやかしを言う ・ (事件を)でっちあげる ・ 作り上げる ・ (利用してやろうという)魂胆 ・ (言葉に)まやかし(がある) ・ 言行不一致 ・ ちょろまかす ・ 策(を弄する) ・ 口ばっかり(の男) ・ (病人を)装う ・ だまくらかす ・ からくり(を見破る) ・ ごまかし ・ 陰で(こそこそ)動き回る ・ 詭計(を巡らす) ・ 演技(する) ・ 寝首をかく ・ 虚構 ・ (病気と)偽る ・ 潜り(の医者) ・ 公約違反 ・ (陰謀を)たくむ ・ (話が)二転三転(する) ・ 人生を狂わす ・ 巧み(な試合運び) ・ 手の内を隠す ・ 作戦会議 ・ 改ざん(された報告書) ・ 二枚舌(を使う) ・ リップサービス ・ 絵空事(を並べる) ・ (度を越えた)いたずら ・ 悪計(をめぐらす) ・ 術(を巡らす) ・ (にせ物と)すり替える ・ 術計 ・ 建前(を言う) ・ 後出し(じゃんけん) ・ (虚を衝いて)(気持ちの)余裕を失わせる ・ (うまく)信用させる ・ (利益を得るために)偽る ・ 偽り(の告白) ・ 誣告ぶこく(△する[罪]) ・ 裏口(入学) ・ (罠に)はめる ・ 称する ・ (病気と)称して(欠席する) ・ 企て ・ ひと泡吹かせる ・ 感情がこもっていない ・ (腹に)一物(ある) ・ 虚偽(の証言) ・ たばかる ・ (上司の目を)盗んで ・ 密謀(を巡らす) ・ 空から約束 ・ (失敗を)糊塗こと(する) ・ 芝居(を△打つ[する]) ・ ひと芝居(打つ) ・ 小芝居(を打つ) ・ 猿芝居 ・ 口だけ ・ (上陸)作戦 ・ 冷静さを失わせる ・ 口車に乗せる ・ (キツネとタヌキの)化かし合い ・ (巧妙な手口で)引っかける ・ 引っかけ(問題) ・ 策略(をめぐらす) ・ 外堀を埋める ・ 虚妄 ・ 卑怯(者) ・ たらし込む ・ (言葉巧みに)丸め込む ��� 軍師 ・ (演説が)冴える ・ (うまい話には)罠(がある) ・ 籠絡(する) ・ 術(を巡らす) ・ 甘言(を弄する) ・ 朝三暮四 ・ 誑す ・ たぬき親父 ・ 正直に答えない ・ 虚偽(の申告) ・ 駆け引きがうまい ・ してやる ・ してやったり ・ 追い詰める ・ 虚報 ・ 危機感を抱かせる ・ うそを重ねる ・ 尻尾をつかませない ・ 虚偽情報 ・ 虚偽記載 ・ 本当だと思わせる ・ チート ・ (話を)こしらえる ・ 口車(に乗せる) ・ 裏をかく ・ (うまい話には)裏がある ・ トリック(△を使う[がある]) ・ (嘘をついて)損害を与える ・ 陰謀(を巡らす) ・ 言いくるめる ・ (問題の)わい小化 ・ 作り事 ・ 追い込む ・ 戦略家 ・ 覆面(パトカー) ・ (まがい物を)つかませる ・ (手練)手管に長ける ・ 方略 ・ 計略(にかける) ・ だまし込む ・ 悪徳商法 ・ 狡知(を働かせる) ・ 巧妙に進める ・ うそを△つく[言う] ・ 嘘をこね上げる ・ 嘘で(塗り)固める ・ 欺く ・ (陰謀を)目論む ・ 事実無根 ・ (よからぬ)たくらみ ・ (陰で)舌を出す    甘い罠 ⇒ ある事を実現させようと色気をもって誘う(色仕掛け)  女房抱かせて慰謝料を捕る ・ (タレントの)枕営業 ・ 情を通じた配役 ・ 女のたくらみ(にはまる) ・ (要人を)たらし込む ・ 色仕掛け ・ 甘い罠 ・ ハニートラップ ・ セックスを餌に(罠にはめる) ・ お尻をふりふり(歩く) ・ 手練手管を弄する ・ 美人局つつもたせ ・ (女の)色香で迷わせる ・ 謎をかける ・ (飲み屋で)ナンパ(する) ・ 誘い球(を投げる) ・ 接近する ・ モーションをかける ・ フェロモンを振りまく ・ (うぶな娘を)たらし込む ・ ちらっと見せる ・ チラリズム(効果) ・ 猫なで声 ・ 媚態を示す ・ 思わせぶり(な態度) ・ (異性を)誘う ・ 誘いかけ ・ (安っぽい)誘い文句(で口説く) ・ 交際を申し込む ・ 色目(を使う) ・ 流し目(をする) ・ 秋波(を送る) ・ 上目づかい(に見る) ・ 好き好き光線(を送る) ・  ・ 刺激(する) ・ (男を)挑発(する) ・ (愛の受け入れを)迫る ・ 口説く ・ 口説き ・ (ちょっと)粉をかける ・ しなを作る ・ こびを売る ・ 言い寄る ・ 気を持たせる ・ 期待を持たせる ・ 気のあるそぶり(をする) ・ 求愛(する) ・ 手なずける ・ (熱烈な)ラブコール(を送る) ・ 誘惑(する) ・ (誘惑を)仕掛ける ・ 官能をそそる ・ 官能をくすぐられる ・ モンローウォーク(で歩く) ・ 尻を振って(歩く) ・ 恋をしかける ・ (それとなく)水を向ける ・ (酔客の)気を引く ・ 据え膳食わぬは男の恥 ・ (懸命な)愛情表現 ・ (年増女に)ちょっかい(を△出す[かける]) ・ 引きつける ・ 身をくねらせる ・ 色仕掛け(で篭絡する) ・ (相手に)下心を持つ ・ 歓心を買おうとする ・ (気持ちを)惑わす ・ 政略(結婚) ・ 悪だくみ(に引っかける) ・ トリック(を見破る) ・ 術中(にはめる) ・ 陰謀(を巡らす) ・ (獲物を)仕掛け(にかける) ・ 落とし穴 ・ 奸計かんけい(を巡らす) ・ 術(を巡らす) ・ 高等戦術 ・ (よからぬ)たくらみ ・ (腹に)一物(ある) ・ 謀計(を巡らす) ・ 企て ・ ふらち(な考え) ・ 罠(にはめる) ・ 悪計(をめぐらす) ・ (上陸)作戦 ・ 術計 ・ 権謀術数けんぼうじゅっすう(をめぐらす) ・ 権謀術策 ・ 計略(にかける) ・ 策略(をめぐらす) ・ 方略 ・ (利用してやろうという)魂胆 ・ だまし合い ・ 思惑(がある) ・ (水面下での)工作 ・ 密謀 ・ 術策(をめぐらす) ・ 駆け引き ・ 奸策(を弄する) ・ 謀略(をめぐらす) ・ (謀反の)密計(を凝らす) ・ はかりごと ・ 権謀(を巡らす) ・ 詭計(を巡らす) ・ からくり(を見破る) ・ (まんまと)陥穽かんせい(に引っかける) 甘い罠 ⇒ (未分類)  危険 ・ 危機 ・ 虎口 ・ 瀬戸際 ・ 不気味な足音 ・ 危急 ・ 死線をさまよう ・ 崖っぷちに立たされる ・ 毒 ・ 捕らえる手段 ・ 網を張る ・ トラップ ・ 毒まんじゅうを食わされる ・ 暴力性 ・ 隠れた獣性 ・ 黒い影が忍び寄る ・ 悪意 ・ 邪悪 ・ 毒牙 ・ 黒い手 ・ 触手 ・ 色仕掛けによる ・ リスクが潜む ・ 毒まんじゅう ・ 媚薬 ・ 危害 ・ 一歩間違うと ・ 害が及ぶ ・ 危うく死ぬところ ・ 危難 ・ 死と隣り合わせ ・ 際どい ・ 風前の灯 ・ 死の淵に立つ ・ 薄氷を踏む ・ ぎりぎりのところ ・ ねずみ捕り ・ 誘導装置 ・ 計略にはまる ・ トリもち ・ 悪 ・ 蟻地獄ような ・ 虎視眈々と狙う ・ 魔の手 ・ スパイ ・ 禁断の果物 ・ 餌 ・ セックスアピール ・ 接近 ・ いざない ・ ストロー現象 ・ 媚態による
甘い罠の類語・関連語・連想語: 連想類語辞典
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aarc2017 · 6 months
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5 days ともう1日 お母さん、あの赤いストールどこにいったんでしょうね。
2023年5月の光州滞在に続いて、韓国にいった。3月6日(水)から11日(月)までパジュとソウル。
日曜日10日の夜の便で関空に帰国するつもりが、勘違いして(なのか、購入してから忘れてたのか)翌日に帰国。到着した日から、帰国まで密度の高い滞在だった。
3月6日(水)JEJUairで新千歳空港から仁川国際空港に入る。
ほぼ定刻で到着したけど、パスポートコントロールが長蛇の列で、到着してゲートをでるまで約2時間かかって、ほとんど座れなくてぐったり。機内からの眺めは野山がちゃいろっぽくうつった、冬の終わり、春の手前の韓国。
Yeonyeonが空港まで車で迎えてきてくれてた、やっと会えて急ぐYeonyeonにひっぱられながら、5日間のSIMカードを交換、現金は1万円のみをウォンに両替して、あとはクレジットカードでなんとかするつもり、前回の現金も70000ウォン くらい残っていたし。それにしても日本円が安い。確か80000ウォン くらいにしかならなかった。
気つけにアイスラテを飲み駐車場へ。Yeonyeonが私に合わせたい人がいるといって、そのままイルサン(高陽/コヤン市)へと走る。図書館で仕事中の大学の教授と会うようだ。目の前に小さな公園がある、運動器具が設置されている。
Kim, Sang Chae教授。家が近いとかでいつもこの図書館で仕事をしているんだとか、歩いてカフェにいく、すごくお腹がすいていたのでカプチーノとベーグルをごちそうになる。Kim教授はギャラリーも運営していて、Yeonyeonはそこで展示をしたのだそう。土曜日にオープニングがあるから来たらどう?とか、南の方の市でKim教授のご友人がディレクターをしているアートフェスティバルのこと、国際AIRを始めようとしているという話を聞いた。札幌とつながるのは面白そう。名刺交換をして、YeonYeonの夫、ミンギが働いているアーティスト(ス・ドホ)のスタジオにミンギをピックアップに急いでウルサンをあとにした。
韓国は車両が右側通行で左ハンドル。Yeonyeonの車はペパーミントグリーンで小さくでかわいい。予想通りだけど、運転がほんとに上手。
時間は19時に近くて、暗くなったパジュの中心部を通り過ぎてヨンヨン一家が住む住宅地に急ぐ。ヨンヨンはずっと急いでいる、会ってからずっと!ラヨンをお友達の家からピックアップしてヨンヨン一家のアパートに到着。アパートの住民には決まった駐車場がなくて、空いているところを使うんだとか。建物内が禁煙で、外で立ちタバコをする、慣れた状況。
ヨンヨンの家!!!すごく素敵な天井の高いアパートだった。なんでもおしゃれだったし、すごく掃除が行き届いている。毎日やっているの?ときいたら、どうぜん(なんで聞くか?)とヨンヨン。室内には、ほかのアーティストたちの作品によるヨンヨンコレクションがある、リビングにはこたつと漫画でぎっしりうまった本棚。どうやらヨンヨンたちの寝室を私が使うようだ、なんだか申し訳ない気分になる。そして床暖房。そして夕飯に。
カルグクスの店にいくよ、と言われて行った先は、どうも地元の人気店だった。けど我々の到着時間が遅かったみたいで、ほかにお客さんはいなかった。鍋のシメは、お店の主人がつくってくれるおじやで海鮮の出汁がでた鍋のおじや、最高なのだった。
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ヨンヨン一家は、今年の年明けから天神山アートスタジオに滞在してて、私の韓国の旅の1週間くらい前までいっしょにいたので、なんかへんな感じ。レジデンス直後のアーティストに会うのは、アーティストが気持ちを切り替えられないだろうから、どうかなと思ったけど札幌の延長戦のようなものかもしれないし、いる間も展覧会をどうするかという話はばかりだったので、ほかのもっとひとりの人として話をしたり聞いたりということができていなかったから、帰国後のアーティストに会いに行くという私の好奇心がまさってしまったし、うちに泊まりなさいというヨンヨンの言葉にすっかり甘えることにしたわけです。いまも、ちょっと帰国直後にいってほんとによかったのかなと心配にはなっているけど。
ヨンヨンは、日本は料理がプライドだけど、韓国は食べることがプライドなんだと教えてくれる。だからともかく食べるよーとどんどんやってくる。満腹なのに、お茶に行こうという流れになって、アーティストヴィレッジのカフェに入る。ミニシアターもあるカフェだそうで、お客さんもちらほらいる。韓国伝統茶(五味子)をいただく。
いったん、ミンギとラヨンをアパートにおろして、私のリクエストにより大きなスーパーマーケットe-martに連れて行ってもらった。買い物するといより、どんな感じなのか興味があったから。果物は安い、あと量が多いという印象だった。結局、ヨンヨンおすすめの韓国のお茶や事務所のみんなにお土産にしようと決めていた朝鮮人参のゼリーなど、初日から買ってしまった。
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ヨンヨンに松尾さんからのプレゼントをようやく渡すことができた。松尾さんは、天神山のご近所さんで、オープニングにお寿司を持参して娘さんと参加してくれた。その後、ヨンヨンともう一度話がしたいといって再訪してくれたんだけど、すでに彼女たちは帰国していたので松尾さんは会えずにとても残念がっていた。その時、持参してらした贈り物をわたしが韓国に運ぶと約束して預かっていたのです。 松尾さんは、ヨンヨンへとその場で手紙を書いてくれた。この気持ちをヨンヨンに贈り物といっしょに手渡すことができて、ほんとによかった。
ようやく帰宅すると、ヨンヨンがはやくシャワーを浴びろという、夜のプログラムもあるらしい。シャワーが終わって、リビングにいくと、すでにヨンヨンがフルーツとおちゃを出してくれて、テレビでは、NetflixでEye love youが流れている。ここで日本製のラブロマンスをみんなでみることになるとは!ドラマの中のラブシーンはやっぱり気まずい雰囲気になるが、まあてきとうにいなす。わやわやあれこれ話して夜が更けてようやく就寝。朝は、ヨンヨンはミンギとラヨンを送り出すために8時に起きるという、アーティストで親で、ほんとに忙しい。
ミンギの働いているスタジオは、アーティストがミンギを含めて2人いて、それ以外に近所のおばさんたちがきているのだとか。ミンギは白ごはんだけを自宅からもっていくと、おばさんたちがおかずをもちよって食べさせてくれるらしい。韓ドラで描かれる景色そのまま、と感動した。
3月7日(木)パジュを廻り、ソウルへ。
天神山アートスタジオでの約2ヶ月の留守で植物の鉢がいくつか枯れているのをベランダでみた。ヨンヨンは天神山の滞在の最後に展示をした。そのタイトルが50 days、ヨンヨンとパジュから始まった私の韓国の旅のリポートはそこからきている。窓の外には、川がみえるその先には北朝鮮。パジュは国境の町なのだ、アパートの隣の敷地は軍施設。去年の9月にリサーチで天神山に滞在した3人(分断イメージセンター:ジェハ、ソルジ、ジェヨン)は、週末にソウルでパフォーマンスをする。札幌で(日本で)北朝鮮の気配と強制労働の歴史をリサーチしたのだった。パジュは、ヨンヨンが一晩の宿を提供してくれたから、行くことになったけど、そこが国境の町だったとあとになってしって、ほんとうに肉眼で「分断」の景色を見ていることが不思議だったし、必然的だった。
ヨンヨンが帰ってきて、さあ散歩にいきましょうといってくれて出発。
ヨンヨンのスタジオ
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地元の会社の社長さんがヨンヨンの支援者(スポンサー)で、社屋の隣の空きビルをスタジオとして提供してくれているのだとか。同じビルの中にミンギのスタジオもある。ヨンヨンの作品もいくつも置かれていて、作業に徹するようなシンプルなスタジオだった。社長は、猫のお母さんだそうで、オフィスに2匹、会社の敷地には野良猫のための寝床や餌場がちゃんといくつもおいてある。なんだかシンパシー。この場所で、レジデンスもできるかもしれないと話すヨンヨン。昨日、京畿道にソウルからアーティストがスタジオを移しているという話を聞いた。
次は、ヘイリ芸術家村。
20年前にアーティストのスタジオとして開かれたエリアが、いまはほとんど全てのスペースがカフェになって観光化している場所。このヘイリの中で、アーティスト村時代からいるカップルの経営するカフェ、オーガニックショップ、ギャラリーはヨンヨンの親しい人たちというので訪ねる。温かいジンジャーミルクをご馳走になる。店の外には鶏小屋がある。think green cafe 「わたしたちはゆっくりいきる」年齢層の高い、このカップルの旧知と思われる人々が次々やってくる、この二人には話を聞いてみたい。とてもいい空間だった。
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なぜ、どういう経緯でここに芸術村ができ、20年を経過して観光地となったのかという話を聞いてみたい。次回かならず。
ヨンヨンは、いま岐路にいるようだ。これまで彼女の実力を評価されてきている女性を描いたシリーズ、抽象的な表現のシリーズをスタジオで紹介してくれながら、これからどこに向かうべきかと独り言のように聞いている。家庭と自分の制作のバランスを取ること、母親である彼女が振り払うことのできない家族への思い、がむしゃらな彼女は創作への意欲もさげず、でも取り組むことも多さや複雑さに疲れきっているようでもある。実際、切り盛りしている姿をみて、やりすぎないようにとか、少し手を抜きなよ、とかそんなヨンヨンには邪魔になるような言葉をいいたくなる、いわなかったけど。でも、こうして記憶を辿りながら、急がなくてもなんとかなる、どっかで辻褄があってくるからと、やっぱりいいたくなっている。ヨンヨンにメッセージしよう���
ソウルに出発するまでの間にヨンヨンがつめこんだスケジュールの次はランチ。ローカルのレストラン、スジェビの店。 入ると、店主のコレクションや植木がどころ狭しとびっしりおいてある、いい感じ。先客に消防士か救急隊員のようなグループあり、不思議とそういう職種の人が顔つきが違う(贔屓目)。昼時なので、席は満席、隣のテーブルで注文されている料理に釘付けになる。
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ここのスジェビと名物のチヂミはともかく素晴らしかった!すごい量だったので、まったく終わらず、チヂミのほとんどを持ち帰りにしてもらった。スパニッシュオムレツのようなチヂミ。再現してみたいけど、できるだろうか、ともかく美味しかったし面白かった。そして、昨日の夜のカルグクスの店もそうだったけど、お店ででてくるキムチが美味しい。
また、満腹。
そして、強制的に次は伝統茶のカフェへ。ヨンヨンは、韓国伝統茶がとても好きなのだという、カフェは古民家空間で、お母さんと娘さんが営んでいるようだった。こんがりやいたお餅が出てきた。お茶は、石の碗でぐらぐらに煮立った状態で運ばれてきた。私のお茶には銀杏の実が入っていたので、それはヨンヨンに、去年のお正月に突如発症した銀杏アレルギーがあるのです、でもお茶自体はその後もなにも起こらなかったし、サジで熱々の甘いお茶をちびちび楽しむのはすごくよかった。70-80年代の音楽がかかっていた。かかっていた曲で、好きだったのが学生による民主化運動の時の女性歌手の曲。
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カフェの庭から北朝鮮が見える。
アパートに荷物を取りに戻り、ラヨンをピアノ教室から拾って、ヨンヨンの車でソウル、法大エリアに出発した。ソウルだけ雨が降っているみたいなおかしな天気。ヨンヨンもかつて法大エリアに住んでいたんだそう、この日からお世話になるソルジとジェヨンのアパートに到着した。ハイソな雰囲気の家賃が高そうなアパート群にちょっとひく。地下駐車場で、すでに親戚のような気分になったヨンヨンと別れ、私は彼らの部屋にエレベータで向かった。暗証番号は教えてもらっていた。 しかし、ドアが開かない。困っているとお向かいのドアから小学生くらいの女の子とお母さんがでてきた。女の子は英語が達者で、どうしたんですか?と聞いてくれたから、すぐに助けを求めた。彼女、ほんとに心強かった。ヒーローです、ドアもあけてくれた。
部屋のドアには、helloというシールを貼ってくれていた。私が使わせてもらう部屋もしっかり準備がしてあって、しんそこくつろいだ。 10分ほど、休憩をしてすでにアパートの下でまっていてくれたKim, Soyoungと会う。ソヨンの車を探して敷地内を歩いたんだけど、ともかく新しくハイソなアパートの雰囲気にたじたじする、どんな人たちが暮らしているのか、若いキュレーターカップルのソルジとジェヨンがなぜここに住んでいるのかとかいくつも質問がわきあがってくる。
アパートの敷地を歩き回ってやっと出口があらわれた、そこにソヨンがいた!
横っ面に��つけたあとのあるソヨンの車に乗り込んだ。
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助手席に座って、彼女の案内にただ従っていく。最初は比較的新しくてソヨンが気に入っているギャラリーに。一軒の家が改装されて複層的なスペースになっていて面白い。そこから歩き始める。このエリアには、ギャラリーもスタジオも多くあったという、でも地下が高騰して減ってきていると。途中、スマホの充電用の韓国使用の電源ソケットを購入。そのままそのほかに二つギャラリーを巡る。ふたつめは、プリント工房が運営する版画がメイン(らしい)新しいギャラリー。二つ目は、アーティスト・ランのギャラリーでこのエリアでは老舗という。
ギャラリーを3軒回って、レンガ構造の建物が残っている古い街区の中のカフェに入った。このあたりはゲストハウス も多いんだとソヨンが教えてくれる、コナーもソウルではここに滞在してたんです、と。旅の前にどこにいきたいのかと聞いてきてくれたので、ソヨンのお気に入りの場所に連れて行って欲しいと頼んでいた、だから、このカフェも彼女が好きでとても落ち着く場所だといっていて、その通りだった。いまどきのおしゃれ優先じゃない、でも粋なカフェで私も気に入った。
キムソヨンはソウルを拠点にしているペインター。天神山アートスタジオには去年の春に2ヶ月滞在していた。ほんとうにコツコツと作品に向き合っていて、ちょうど桜の季節に、毎朝二階から公園の桜を眺めて過ごしている姿がいまでも記憶に残っている。昨日のヨンヨンと似ていて社交的で日本語も勉強を続けてかなり使う。滞在中には、道立美術館の学芸員や同時期に滞在していた札幌や日本のアーティストやWSで知り合ったインテリアデザイナー、同時期滞在の海外のアーティストとしっかりと友好的な関係を構築していた。彼女に再会して聞いたところによると、札幌で知り合った人のうち、何人かはすでにソウルに来て再会を果たしているし、天神山以降、彼女もまた2度日本にきている。特に、奈良を拠点にしているアーティストは彼女と同時期に滞在していたのだが、その人との交流によって、彼女は、彼女自身の次のステップを計画するようになったようだ。それは、ソウルという大都市を離れて、故郷の町で新たに活動をしようとする計画。 また、同じく、彼女と同時期に天神山にいたアメリカの文学の作家コナーとは、ソウルの友達よりしょっちゅうあっているといって笑っていた。たった2ヶ月の札幌での滞在制作、このきっかけをものにすることのできるレジデンスアーティストは実際それほど多くない。ソヨンの天神山のあと、は私の想像を超えていた。
すでにペインターとして長いキャリアをソウルで築いているが、作品を制作するだけでは生計が立たない、自身の制作に並行して美大受験生のためのチューターも務めてきている。そのためか、客観的に思考する性質も持ち合わせていて、だから今後のキャリアをどのように組み立てていくのか、自分の経験や体験をどのように活かしていけるかと冷静に点検することができているように受け止めた。もちろん、葛藤やどうしようもない切なさなんかはあるはずだけど。
アーティスト・イン・レジデンスは、一時的な滞在が前提だから、私たちが知るのは、ひとりのアーティストのほんの一面だし、ほんの一瞬にすぎない。それが面白さであり次へと向かう燃料にもなっているが、天神山アートスタジオのように一度にたくさんのアーティストと同時に対応するような環境では、なかなか深くつきあうことができない。それは、天神山以前は年に3-4人のアーティストを招聘していたレジデンスにいた経験からすると私には物足りない。  作品というより、アーティストという人に興味があるので、よくもわるくももういいです、というくらいまでひとりのひとを知りたいという欲求がある。ただの好奇心なので、あまり警戒してほしくはないんだけど。(むしろそれが無礼なのか?)
トッポキを食べる店を探して、また歩く。
途中で、韓ドラの「コーヒープリンス一号店」のロケ地に使われたカフェの道を通り過ぎる。コンユが好きな私はもちろん静かに興奮しました。そして、このカフェがドラマのロケ地になる前に、常連だったソヨンからちょっとしたホラーストーリーを聴くことになるのだけど、それは怖いから書き残さないでおく。
ソヨンに送ってもらって10時すぎにアパートにたどり着くと、ソルジたちも帰宅していた。パフォーマンスの初日を迎えていた二人だったので、あれこれと喋りたい気持ちがお互いにあったのだけど、ふとおもいだした2000年ごろのflying cityのことをきいてみた。都市の再開発に伴ってとりこわされてしまうエリアとコミュニティのプロジェウトをやっていた反骨系のアートグループがいたと記憶していたのだけど、ひょっとして彼らの暮らしている(私が滞在する)このアパートのエリアは、flying cityがフォーカスしてた場所?と質問したら、ジェヨンが、ここではないと教えてくれた。その流れで、なぜ自分たちがこのアパートに住んでいるのかを説明してくれた。 新しいアパート群の再開発にあたって、元の住民に新しいアパートに住む優先権が与えられたのだとか。ジェヨンの家族は元の住民でもあるし、新しいアパートの入居優先条件に、「新婚」「子供のいる若い世代」もあったから、ソルジとジェヨンは結婚することにしてこのアパートへの入居申請をしたんだという。面白い話だ。リビングには、結婚式の記念写真も飾られている、ドラマでよく見る風景。 まだ喋り足りなかったけどさっさと自室にひっこんだ。普段の生活よりも倍以上歩いていて私も相当疲れている、きっと彼らはもっとくたくただろうと思う、おやすみなさい、翌日のパフォーマンスの成功を祈った。
私が使わせてもらった部屋は、普段、ソルジが仕事部屋として使っているのだそう。四畳半ほどの大きさの部屋に机と本棚と資料が山積みで、その間にシングルベッドがおいてある。子ども部屋のようで、私はなんだか実家の自分の部屋にいるような気分になった。電気の式パットがおいてある、スイッチの入れ方がわからないけど疲れていてそのまま眠った。
3月8日(金)16年ぶりのアービン・シム
思い出そうとするけど、この日、アービンと回った地名・駅名がまったく思い出せない。10:50の待ち合わせも、どうやら地下鉄の乗り方を間違ったみたいで遅刻した。朝、起きれなかったのだ、慌ててアパートを出て、ろくに調べないで待ち合わせ場所に向かった。 なにしろ初めての地下鉄移動だったから、間違っていてもそこそこ楽しんでいる、完全に覚醒しているわけでもないから気分はのんびりしていた。のんびりしていたと思ったら、待ち合わせ場所でアービンを見た途端に、涙腺崩壊してしまった。なぜ?なぜそんなにエモーショナルになったのか自分でもわからないけど、話し始めたら私たちは16年ぶりにあったのだとアービンがいう。ああ、その時間が私をなんだか盛り上げてしまったようだ、気がつかなかったけど!アービンは16年たってもちっとも変わっていなかった。スピリッツがブレてない気がする。私は肥大したけれど。
アービンの好きなカフェにまずはいく。細い路地と階段を登ったところにある。小さなカフェ。ひとしきり、あの人はどうしている、とかそういう懐かしい話をする、フィナンシェとカプチーノ。
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なんとなくミッションなきがして、札幌でアービンとあったS-AIRのふたりと漆くんにアービンの写真を送った。 カフェの向かい側のひだまりで猫がまるくなっていた。
寝坊して待ち合わせ場所に向かったから、お腹がすいていたし昨日の疲れも癒えてなくて体調はあまりよくなかった正直。だけど、アービンとの16年ぶり!に興奮していたのか、しゃきしゃきと歩く早足のアービンになんとかついて行って、去年まで彼女が働いていたギャラリーにいく。 デジタル系の会社の中にそのギャラリーはあって、そこではここ近年で大注目の女性アーティストの個展をしていた。最初の空間は照明の効果で赤く染まって、その中に数点のビデオが上映されている。受付にアーティスト本人がいて、少し話ができた。 メインのスペースに他二つの空間が隣接していて、それは普段展示空間に使っていない場所だという。ひとつは会議室、もうひとつはアイランドカウンターキッチンがあるラウンジ。 その2箇所には、主にセラミックの作品が展示されていて、アーティストのビデオ(アニメーション)作品が3Dになってリアルな空間に存在しているという感じ、ビデオの中にオーディエンスが取り込まれたような感覚もあり面白い体験だった。 作品をみて、ああ、売れそう、というのが最初に思ったことだった。買いたくなる欲しくなるモノを目の当たりにすると、なんかドギマギする欲望が刺激されると妙な背徳感が迫ってくるからかな。慣れてない&気が小さいのかもね。アービンが、最近の韓国の若手アーティストは2D作品の作家たちが次々セラミックで3D作品を発表していると説明を加えてくれた。アーティストにその話をふると、彼女は絵の制作とそこからの立体への展開は自然ななりゆきで、延長上にあるということを話してくれた。
日本でもアートフェアやギャラリーにしょっちゅう行っていればこう言った傾向に出会っていたのかもしれないな。あまりに日頃ご無沙汰である。
アービンは、最後に彼女にあった16年前にもソウルで一番くらいにいけてるリッチなギャラリーで働きながら制作活動をしていた。その時、創作活動に集中したいから近々仕事をやめると話していた。その後、何年かしてまた仕事に戻ったそうだ。そして、またいまは制作以外の仕事も、制作も一年休んでいるんだそう。彼女は私とおおよそ一回り年下だから、40台後半になっている。年齢を重ねても、どんなふうに活動を続けていくか、これで大丈夫かと自問自答しながらキャリアを築いていくのはきっとほとんどのアーティストが同じなんじゃないかなと考えた。そういう自分のめんどくささを引き受けてそれでも制作を続けるってこと、そんな姿はいじましいい誠実だなあと思わされる。こういう姿が20台とか30台の若いアーティストたちに励ましとして、いい意味であきらめとして伝わるといいのになあとも。
お腹がすいた。
地下鉄で移動するよとアービンが交通カードを貸してくれる。ソウルの地下鉄は安い、この乗りやすさはありがたいな。たぶん、一回くらい乗り換えて、アービンのお母さんに会うために彼女の家のある駅の一つ前で降りて、ファーストフードのようなキムパ屋さんに連れて行ってくれた。すでに2時過ぎだったので店内では、スタッフ二人が食事をしている。食券を買って、キムパ、トッポキ、おでんが運ばれてきた。フライドポテト入りキムパが一番人気ということで、それとツナのやつ。ああ、美味しい。コロナの間、最近習い始めたことなんかを話した。
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食べ終わって、お母さんが待っているからと彼女の家に歩き始めた。アービンのお母さんは、私のことをいつも気にかけてくれていたようで、今回もぜひ訪ねてくるようにとアービンに言ったようだ。
16年前には、彼女たちのアパートに一泊か2泊、お世話になった。駅の周りの景色もかなり記憶していた、懐かしい。あの頃から、ここが変わった、うちも道路向かいの別のエリアに引っ越したとアービンが説明してくれる。 お世話になった時、普段アービンが使っている部屋を私に使わせてくれた。明るい室内とピンク色のサテンのきれいな布団を鮮明に覚えている。ベッドを私に譲ったアービンは、その日お母さんといっしょに寝てた。その状況が当時の私には不思議だった、いい大人が!いい大人に親といっしょに寝させて申し訳ないという気持ち。だけど韓ドラでドラマをみまくったいまなら、彼らがそうしてくれるのはおもてなしの気持ちの表現で、当たり前のことだとわかる。娘と母親の距離感、家の中の雰囲気、お客さんがきた時の対応とか、その当時はまったくの異文化としか思えなかったあれこれのパズルがパチパチとハマっていくような感じで、今目の前の状況もすごくわかる。ああ、見倒しておいてよかった、笑
もう、わかったつもりの私がまた完全に崩壊する瞬間が来るとは予想してなかった。
アービンのお母さん
私を歓迎するために少しおしゃれしているだろうとか、足を悪くされて車椅子や補助器具で行動しているお母さんの雰囲気は、予想がついた。でも、全く覚えていなかったのだけど、すごく無邪気でエモーショナルな人だったということ。再会のとたんの温かい、いや、かなり激しめのハグを交わしながらその様に思わず泣いてしまったし、お母さんも泣いていたし、アービンも泣いちゃってた。日本語も勉強しているの、といって日本語で話しかけてくれる。短い時間の中でもたくさんおもてなしをしてくれようとあれこれ考えてあれこれ準備をしてくれたみたいで、なんというか感動したというか圧倒されて言葉が出ない。日中、お母さんを家でサポートしてくれるヘルパーのおばさんも唖然としながら温かくみててくれている。アービンがお母さんに促されてリンゴを剥いてくれた、韓国のサゴォアはとても美味しいのよ、食べなさいとお母さん。 大谷翔平が好きだというので、帰国したら特集号の雑誌か写真集を送ると約束した。私が大谷翔平とつきあうことになる初夢を今年みたとはさすがにいえなかったが、ちょっと前に大ニュースになった大谷の電撃婚の話題で盛り上がった。楽しいなあ、しかしこの溢れる感情を私は取り扱いできないままでいる。
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帰り際、プレゼントがあるとお金をくれた。トン?トン?トンっ!?!?とほんと驚いた。この習慣もドラマで学習済みだったけど、まさか57歳にもなって贈り物としてお金をもらうなんて、ああ、現実が受け入れられない・・綺麗なパッケージは、ヘルパーのおばさんが手伝ってつくってくれたそう。 今回の韓国旅では、会う人たちからなんだかの贈り物を受け取っていて、ほんとに心苦しいほどだった。私がお世話になっているのに、みな心尽くしの贈り物をくれる、自分が気が利かない人のようにも思えるけど、こういう気持ちの表し方なんだとありがたく言い聞かせる。
ほんとにありがとうございます。
このあと、アービンが10年近く使っているスタジオへと移動した。地下鉄に乗って、確か乗り替えはなかったような気がする。ターミナルの町で、ソウルの人がボルダリングとかをする険しい山の登山口があると言ってた、ソウルの南の方とも・・いま地名が思い出せないけど、最後にまとめて調べよう。元ベルギー大使館の建物を再利用した美術館の分館がある町だったから、検索すればわかるだろう。
この日もハイライトだらけで、長くなりすぎるので別の投稿につづく。
アービンのオンマの愛と引き換えに?なのか、この旅に持参したストールを失くしてしまった。母が(実の)私の二十歳の着物に合わせて買ってくれたもので、30年以上使っていた赤いストール。この冬に、このストールの暖かさを再発見してヘビロテしていたからそのまま韓国に持ってきていた。失くしたことに気がついて、ヨンヨンやソルジたちにも探してもらったけどでてこない。
お母さん、失くしてしまってごめんなさい。でもあのふんわりした温かい感じ、まだ覚えてます。
忘れないようにする。
忘れたくない。
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motu-memo · 8 months
Text
2023/11/14 The Cosmic Wheel Sisterhood
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評判とルート分岐の多さが気になり購入!
自分は海外ゲームのドットがツボかもしれない。
第1章
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悪魔(エイブラマー)、思いのほか話が通じるしいいヤツで笑う
序盤から悩む設問が多くてデトロイト思い出した
周回前提で、とりあえずシンプルに「自分がフォルトゥーナだったら?」で選んでいこうと思う
重要そうな選択肢を覚えてる限りでメモ
「悪魔と契約するための代償」は「自分の不死性」
求めるものは「崇拝されること」
裁定者のテア
仕事のわりにピュア過ぎて心配なる
第2章 魔女の誕生
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急に現代風の描写で女の子が激下ネタ話しててワロタ
パトリス(結構はっきり物言う)、エヴァ(ボランティアとかしてる)、フォルトゥーナ
要約すると「特殊な器具を尻に入れられて5分ほどオーガズム味わった」
メモ:パトリスはフォルトゥーナの姉?
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エヴァはペパロニが苦手、これは一部でもペパロニ(サラミ?)が乗ってなかったらパターン変わるのかも
あ~~~ヴィーガンっぽい会話ヒントかー!!!!
そしてパトリスは逆にルッコラが苦手と……
人に作ってもらったモンに文句言うな!!!!!!!
全食材をバランス良く配置した性格が仇となった…………
ここでエヴァから「世界の運命について占ってほしい」とのこと
世界の運命:スーパーバクテリアにより人類は追い詰められて質素な生活を送ることになる
あなた(エヴァ)の行動:支援団体を設立する
これ、「エヴァが喜びそうなこと」で選んじゃったな~~
流星群にフォルトゥーナが願ったこと伏せられたけど、「魔女になりたい」って祈ったんじゃ…
「願いを言いなよ」「…世間は魔法なんてないと言うけど私はただの”女”で終わりたくない、私がなりたいのは…」
…で、「第三章 コヴンの魔女」のフェードインは小粋過ぎ
第3章 コヴンの魔女たち
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招待客の許可が下りた途端に来客!
それぞれに使い魔がいるのロマン
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ダリアのトカゲっぽい使い魔キャワ
そしてダリア自身のフォルトゥーナ大好き感もキャワ!!
一番気に入ってるカードを教えて?と言われて見せたら絵柄褒められるのニヤニヤしてしまうね
ここでフォルトゥーナから「まだ人間だった頃」の発言
やっぱ人間⇒魔女の変化は経てるんだなあ
フォルトゥーナとダリアの過去をお互い読むことになったけど、悪そうな意味のカードが出たのでフォルトゥーナに置いてみると「自分の過去は読めない」とのこと
ちなみに「自分の存在に耐えられなくて八つ裂きにして修復魔法で戻した」的な内容、これでも選択肢の中ではマシな方だった
ヒーン ダリアの過去も「デーモンとの恋をコヴンに隠してる」or「エイダーナを殺そうとして怖気づいた」みたいな選びづらい二択
後者に…
やっぱりダリアとジャスミンは現実世界の二人とリンクしてるのかな(パトリスとエヴァ)
豪快さと繊細さ……
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ジャスミンキャワ~~~~!!!
…がしかし割とエイダーナの思想には同意していると
優等生タイプ、植物好き よりエヴァっぽいなあ
ま、魔法のハーブで…意識の覚醒……幽体離脱…………
ジャスミンは制定者に恋してほしい、あの子……テアなのかな
ガーデンの病⇒今までポジティブな感情ばかり与えてきたけどそろそろ涙とか欲しくね?
ガーデンの未来⇒自らを埋めて魔法生物となり体から植物を生み出す
エイブラマーよりダリアとジャスミンどっちが好き?とかいう乙女の質問
直感でダリアと返答
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3��目の客人にはダリアの友人建築家、グレーテを招待
グレーテ「私はマインクラフトでもクリエイティブモードでのプレイを好むタイプだった」
これだけでもう大好きかもこの人
フォルトゥーナを突き動かすものは?⇒「好奇心」
ベヒモス⇒戦うのでなく受け入れる
智への探求⇒もう既に考え尽くした、足りないのは経験
グレーテさんマジで良いキャラだな
仕事に時間を費やしてる、余暇は読書(これも仕事関係)、長風呂で考え事するのが好き…
エイブラマーよりエネルギーと引き換えにグレーテを解放する手助けをしてくれると
コイツ悪魔であること以外いいヤツ過ぎる
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魔女によって箒の乗り方に個性あるのカワイイね(グレーテは直立、ルイーズは正座っぽい)
ルイーズのデザインいい!!!!
頬骨のカッコいい女性とか、小太りのカワイイ女性とか、日本のゲームでは到底見られないふり幅が見れてサイコー
ルイーズの話に「スーパーバクテリアが生命を奪った際に~」ってセリフあるけどこれ例の選択肢で変わるんだろうなあ
ベヒモスと同化したグレーテと、対ベヒモスの装備を開発しようとしているルイーズ…
ルイーズの話だと、魔女はいつでも人間の姿になれて、地球にもいけるんだなあ
独特の世界観だ
メモ:人間から魔女に「上がる」「上る」という(物理的に地上から宇宙へ?)、いろんな年代の人間が魔女として同じ宇宙にいるので、「中世出身の魔女は堅苦しい」とか「マインクラフトを知ってる魔女、知らない魔女」がいる
地球⇒戦争以外の方法を探してくれ~
恋愛⇒正体を伝えた方がいいよ!
エイダーナ⇒他のコヴンに逃げてはどうか
ルイーズに幸あれ…………
グレーテからベヒモスを切り離すためのダガーに必要なエッセンスは?⇒哲学。
ルイーズが無事コヴンを抜けたと!
ホントにリクエストした衣をくれた!これも分岐かあ~
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早速グレーテのベヒモス切り離しオペ!
思いのほかすぐだった
「互いの絆が強いほど成功率が上がる」とのことで思い切ってフォルトゥーナもベヒモスを召喚していることを打ち明ける
そりゃ自分も召喚してるのはあると思うけど「素敵じゃない^^」って言ってくれるグレーテ 好き~
これでめっちゃ成功率上がって草
しょうもないこと打ち明けたら失敗のパターンあるんかな
呼んだら無言で現れ、もういいよ。の一言で帰るエイブラマー犬みたいでかわいい
ウワ!ここでエイブラマーの力を借りるか自力で行くか…
「成功率」の概念が生まれたので、エネルギー消費でコレが上げられると信じて…
エイブラマーの「お前の味方だ」も思い出して……
ああ~エネルギー残しといてヨカッタ~~~
これでグーンと94%まで上がった!なるほどな
ダリアへの回答、ジャスミンのハーブ、エイブラマーとの会話、それぞれでいい結果出してないと成功できなそうな感じかな
無事ベヒモスと一体化、目がベヒモスみたいに(カッケー)
結局ベヒモス召喚したことは一目でバレる見た目だから、これはやや失敗扱いなのかな?
ここでテアから緊急の訪問と、「エイダーナが死にました」との朗報(?)
で、4章への切り替わり……
第4章 後を継ぐ者
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現代パートへ!
パトリスの死……
前章との繋ぎ方的にはエイダーナ=パトリス と思わせぶりだけどどうなんだ
パトリスのお墓に魔女のフォルトゥーナが訪れるシーンでパトリスが59歳で死ぬことも、フォルトゥーナの予言通りと
あのピザを作った日に海に向かって歩き続けて、人間界のフォルトゥーナとしては死んだくらいの扱いだったのか
ありえた未来⇒一緒に雑誌を発行し、エヴァが編集長
死後⇒宇宙でコズミック新聞社の記者になる
一番夢のある選択肢を選んでみた
地球だと普通のタロットで占うんだな、と思ったら 墓地から出てきてパトリスも魔女になった
やっぱエイダーナ=・・・?
普通のタロットだったのは、フォルトゥーナの幽閉前の話ってことか
そしてエイダーナより「私が消える前に話をしましょう」という震える一文の手紙…
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エイダーナのビジュアルこんなだったのかor遺体の表現としてこれなのか?
「この束の間の隔離生活であなたは何を学びましたか」
これはシンプルに「束の間ってなによ!?」
まさかの不正解で再質問パターンで草
フォルトゥーナの能力は「未来を占う力」ではなく「未来や過去を”書く”力」だから流刑にしたと
それ聞くとまあ怖いわな
メモ:グロリア=最初の魔女=エイブラマーの初恋の人
ここでついにエイブラマーを占う展開
コヴンによるベヒモスの扱い⇒個々の状況に応じて判断することになる
グロリアがどうなったか⇒再開して、関係性にももう一度火が灯る
ここまでで一番、「ポジティブなカード出てくれ………!」と祈った
フォルトゥーナがエイブラマーの願いを叶えて、「私はあなたの味方だから」って完全に立場が逆転してるの良い
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ここでダリアとジャスミンが次の長候補として争うのか~~~クゥ~~~~
ダリアの話
「あのババア死んだよ!お祝いしよう!!」ワロタ
敵⇒高齢魔女
ダガー⇒必要なのは知識
対策⇒若者を味方につける
若者VS高齢者 になってしまい若干心苦しいけども…
方針としては垣根なくみんなで話し合い!禁忌も取り払って新しい魔女を増やす!人類とは決別!
ジャスミンの話
いや~分かってはいたけどダリアと対照的、でこれはこれで納得できる方針で悩ましい……
知識あるもので決定を、禁忌は禁忌、今いるメンバーを強化!そして人類は導くべきもの…
「禁忌」の扱いはグレーテを想ってしまうし、「人類とのつながり」はルイーズを想ってしまう…罪なゲーム……
どっちつかずが一番よくないので、「もうダリアに協力するって言っちゃったんだよねえ」にした
ジャスミン「約束ならしょうがないよね、ごめんね」優しい……
ここで各々二人から紹介された魔女+グレーテさんからの訪問依頼
ダリア紹介の魔女「???」
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魔女なりたてホヤホヤで名前もないのか
現代人としての回想を見るに、働きたくない希死念慮が強めの大学生の様子
ヒゲと「おれ」、でもなんとなく…?と思ってたらトランス的な
「カミングアウトもしてないのに女性として扱ってきて」「男性として扱った方がいい?」「そんなワケ」的なやりとりを見るに、元男性の…てことかなあ
なるほど、上がってきたてはみんなフツーの人間の姿で、今の「魔女っぽい見た目」は現代から上がってきて「変身」を経ての姿なんだなあ
その変身のためのヒアリングを開始
とにかく「自由になりたい」とのこと
より魔女に活きそう、ってことでガーデニングの要素を追加
旅する商人、エキゾチックな見た目(エキゾチックは苦手な言葉らしかった…)
結果、唐辛子の首飾りをした「ペッパーマンサー」へ変身
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ガーデニング特化での回答が正解だったのかなあ
ここで1枚め「束縛からの解放」カードを引いたのアツい
選挙で重要になるレベルの特別な唐辛子を栽培することになる
命名は「ノヴァ」
次も新キャラだろうから間で小休憩としてグレーテさんを招待
開幕なんかこわいアルカナくれた!
ジャスミン紹介の魔女「ジュンレイシャ」
めちゃくちゃ年長者っぽい
新しい魔女を増やそうってダリアの紹介が人間から魔女になりたてのノヴァ、との対比かあ
うわ
「ジャスミンに投票しなさい、彼女の方針には興味がないけど私たちはエイダーナの遺体を食すべき」
この1セリフだけでダリア派でよかったと思えてありがたいな
言葉は強いけど歩み寄りは感じる
ここで円盤を出していいか?と聞かれるけど(知識)で円盤の秘密を知っているよ、と
イカサマ!?
円盤を使うとその情報がすべてジュンレイシャに集まっていてそのことを当人は知らないと
倫理観~~~
ああ~~よりによって一番気に入ってたポジティブな、「熟考」のカードが……(鹿の戦士みたいな絵柄の)
フォルトゥーナの「デッキだけでなく、その制作にあてた時間や労力も破壊したのよ…」ってセリフ いい クリエイターを感じる
そしてそれに対する「気にするな、アルカナとエネルギーは返還されている」って返しも分かってないよコイツ感100%で大変よろしい(コイツ嫌い~~~)
ダリア派を選んだ自分、ありがとう…
そう、まったく同じエレメントでカードを作り直してもそれは同じじゃないんだよ……
ノヴァを占った時に出てきて、一目でポジティブな意味と分かるからホッとしたあのカードはもうないんだよ……
まあ、カード消去機能のチュートリアルも���ねてるか…
ハッッ ここで「パトリス」の訪問
どんな魔女になったんだろうというワクワクが
第5章 価値観
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ここでそのタイトル…
うわ、パトリス カッケエ老魔女のデザイン カッケエ
あああ というか占いじゃなくて未来を書いてるから本当に記者になって新聞社に……!
エイブラマー見せるか悩むなーここ 他でもない姉だもんなあ
いや、同じベヒモスを召喚したグレーテ以外には打ち明けないという決意
…と思ったら鬼渋られ、かつ「協力させてよ」に負けた
そして「書いてる」=「姉の死は私が書いた」
若干の過保護気味さに嫌な感じしちゃってたけど、それを受け入れる姿勢で一気に
パトリス姉さんカッケエよ
ここでまた「最期」を占う…
ってとこで最近「とにかくポジティブな意味を!」と思って作った「エクメアの巣」引いてめちゃくちゃ嬉しい
基本的に3択とも幸せそうな最期で安心した
インスピレーションの女神になる、を選択
長になりな!!!とも言われるけどこれはダリアと約束してるのでお断り
これ2週目は自分が長になる方向でやりたいなー
「めんどくさい手続きは全部やる」パトリス姉、本当に頼もしい(現実にいてほしい)
エイブラマーは人に自分のことを打ち明けてくれるのを喜ぶんだな、これは意外
ガンガンバラしていくスタイルもちょっとやってみたい
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ここで見た夢愉快過ぎてメモ: 洗濯をしていたあなたはバルコニーから転落し、ピザでできたプールに落ちる。そこから出るには食べて道を作らなければならない。あなたはプールから脱出することに成功するが、ピザがものすごく美味しかったので、再びプールに飛び込むことにする。
カードはお気に入りの「エクメアの巣」
ポジティブなカードもっと作ろう!と思った
なるほど、これカードの傾向も寄せることで展開もそっちに寄せられたりする?もしかして
だとしたら奥深過ぎるでしょ
ついにジャスミン・ダリアと3人での会合!
この3人の、タイプは違うけど仲良し感好きだなあ
ジャスミン「エイダーナの行き過ぎた部分だけ直してあとは現状維持でいいじゃない?」
に対するダリアの「それはあなたが現状維持で恩恵を受けられる立場だから、そうじゃない魔女もたくさんいる 革命を起こすつもりはない、平等な環境を作りたいとは思ってる」
このダリアの論にすごく共感して、彼女を選んでよかったな~と再確認できた
ジャスミンは、優等生ゆえに気づけない部分もある系のキャラだよなあ
悪気ゼロで能力の低い人を差別してしまいそう感というか
互いに選挙で争うのに別にここで険悪にはならない、ベストを尽くそう的なこの3人 良い友情だ…
親友としてジャスミンの強みと弱みを指摘するの、しんどいけどなんかアツいな……
ここで第三立候補者で最高齢の魔女、「エイダーナの方針をそのまま引き継ぐ」が出てくるの構成がおもろい
本人は優しくて親切、パトリスの新聞社もお世話になってるけどエイダーナの信者ってのが なんかままならなさリアルでいい
ダリアの方針で唯一気になるのは有限生命体とのつながりを絶つ、だけなんだけども…
横並びは悪いことではないと思う…悩ましい~~~~
原始的な社会体制を指摘(よそ者を排除、の考えはここからかなとの読みから)
ウーン 反応的にイマイチかな
ダリアの強み⇒カリスマ性のあふれ出る自信
ダリアの弱み⇒我慢できない、すぐ怒る
ここで方針への変更をお願いできそうな質問が来たので迷わず「有限生命体の扱い」
「新しい関係性を考える」を選んだら何だかよさげな流れ!
要約:隠れて導くだの搾取するだの言うから倫理的な疑問が湧く、じゃあ正体を知らせればいいじゃないか
若干の危うさはあるけど、そこもダリアっぽくもあり良いと思う
スローガンは”共に強くなろう”で(消去法)
ダリアの選挙ポスターもデッキの手法でデザインさせてもらえるの正直ワロタ
楽し過ぎ
選挙ポスターなら名前のフォントパーツ欲しかったな~~~
これ、自分が立候補してたりジャスミンを応援してたらそっちをデザインできたんだろな~~~~~
第6章 狂騒
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ポスター出来たところで回想へ
魔女になりたてのフォルトゥーナかな?
フォルトゥーナの導き手は鹿の民の魔女ユーエニア
ウワー!棒グラフとか出てきて思いのほかガチの選挙活動モードが始まりそう
メモ:全員にタスクを割り振ること、1行動で5~7ターン消費
1ターンめ
パトリス①:ジャスミンがエイダーナの遺体を吸収するのは問題では、を指摘させる(敵対勢力は遺体を残したい派なので削りたい)
ダリア①:協力者を探させる(顔が広そうなので)
サイプレッサ(木)の訪問
葉っぱになって飛んでいく移動方法かっこいい~
エイダーナの眼でサイプレの内面を除く
→エイダーナが好きだった?はあ~なるほど だから遺体でも残したいのかな
ウオ~~ ここでそれを他の魔女にバラすかどうかで選択肢
フォルトゥーナなら、利用してダリアに協力しろくらい言う気もするけど、直前に選んだ「長として一番重要なものは”誠実さ”」を思い出してプライバシー尊重に…
いやー本当に選択肢が絶妙なゲームだ…
サイプレさんを占う
Q:エイダーナの遺産を守れますか?
→一部を盗んで選挙を離脱しカルトを立ち上げるor選挙のプレッシャーで遺産は守れず気が狂う
これはサイプレさん自身を想って前者に…
「図星です」的なリアクションでワロタ
パトリス②:他の候補者の醜聞探してきて
ノヴァにトゥルースチリを討論に使うって伝えてこようか?と聞かれて断ってしまった…自分の小物っぷりを実感……
ダリア②:若い魔女へのアピール
ノヴァ①:エネルギー集め
パトリス②:学者へのアピール
ここでついに師匠の訪問!
師匠、耳がピクピクする&そのたびに飾りが揺れるのカワヨ
ベヒモスの召喚方法を教えたのが師匠なので、既に召喚したことも分かっている!?
召喚したということは独り立ちしたということ、それは師匠にとっても寂しくて、でもこれからは友として助け合いましょう
このやりとりだけでも、良い師匠なんだなと…
ここで師匠が学者層に推薦してくれるのはデカい
師匠を占うの怖ぇ~
思い出:ピザを作ってあげた、耳���激しく動いたのを覚えている
教え:夢の中で魔力を吸収する方法を教えた
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ユーエニア「クワガタは自然界の生き物ではない、悪魔の化身に違いない」ワロタ
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探検家の隊長、メナカを占う
未知の惑星で失った仲間を見つけられるよ!って結果になって安心
選挙期間やること多~~~~~
ジュンレイシャがブチ切れモードで訪問
前回の印象からコイツだけは容赦しないぞの気持ちで脅迫、秒で帰っていった
幻覚を使える魔女のクリエルに軽い気持ちで促したことでむちゃくちゃ票回復できてワロタ
インフルエンサーも無事買収と
ポエムづくり、ランダムでも最終的にそれなりに読めるものになってすごい
この時点で戦士、若手、探検家あたりはほぼ100%に近い支持率に
ノヴァの協力助かったな~
フォルトゥーナ、目を覚まして!的なメッセージが来て、現代の場面に移りつつ最終章へ…
最終章 現実性の確認
海に入ってそのまま魔女に…と思ってたけどそうじゃなさそう?
選挙の続きやらせてくれ!
ああ……さっきまでやってたことを妄言扱いされるの堪える……
ここでエイブラマーからの「目を覚ませ!」
相棒よ!!!
敵対勢力から情報を聞き出されてたのか……完全に騙された…………
秘策は?の返事に「ベヒモスだよ!!」って答えなくて本当によかった……
ここで「ウンヌ」の訪問
何喋ってるか分からんけどデザインキャワ
何喋ってるか分からんけどカードで丸め込んだら支持してくれてキャワ
あんなに忙しかったのに残り8ターンあたりから急にヒマに…
協力者もこれ以上は見つからなさそうだし、ひたすら寝たり本読んだりして過ごした(選挙中とは思えない)
司令塔とはいえ、何かフォルトゥーナ自身も支持率に関わる行動パターンほしかったなー
私が時間の使い方ヘタクソだっただけかもしれないけど…
第7章 摂理
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前回の「最終章」ってのから幻覚だったのワロタ まんまと…
親友トリオでお茶カワユ
お菓子のブランデーが回って3人で踊りだすの良すぎる
幽閉される直前の回想か~ 本当にいい3人組
なぜ女だけが魔女になれる?のくだり、すごく自然にフェミニズム的な話をゲームに組み込んでいてすごい
なんというか、説教クサくなってないというか
そこに、「色んな時代から魔女として宇宙にきてる」って設定が活きてるなあ
中世からきたジャスミンはより女性差別を受けてて思想が過激っぽかったりとか
すごくいい設定
ついにエイブラマーとの契約も終了かあ
エビだと!?ハハハ!のエイブラマー大好き
最初に選んだ代償「不死性」、今言われると「魔女を辞めて現代に戻る」なんだと分かりちょっと悲しい
エイブラマーとの移動シーン めっちゃ良い…
「私が涙を流せたらよかったのにな」
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長を決めるヤツ(名前忘れた)開始!
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リアルタイムで支持率変わるの怖い
緊張感あって荘厳なBGMがいい~~
クリエルの援護!
ジャスミンの演説もいいなあ「自由と信頼の時代」
グレーテがベヒモスの件を言うべき!と
ヒリつく~~~!
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エイブラマーを呼ぶ選択肢を選んだ途端、会場が炎の海に…
ジュンレイシャのせいです、エイブラマーがフォルトゥーナを利用していた、エイダーナの試練 の三択
これ2選べるワケないよ~~~~~~
迷わずジュンレイシャ カード破壊の恨みは重い
そういやコヴンの崩壊ってどっかで占ったな(他人事)
状況と、感情の高ぶりからとはいえダリアに「あなたを選挙活動の仲間にいれたのは間違いだった」って言われたのは堪えた…
まあ、自分のコヴンの崩壊を占いました(確定)とか言われたら誰だってそうなるか…
最後に一番最初の選択肢が表示されてエンドロールの流れ、あまりにもcool………
終わっちゃった~~~
代償を払わない!でつっぱねる方にも何か未来がある気がしたけど、そこは誠実であろう…っていうか、そこでゴネるのダサいよね、っていう自分の見栄っ張りさ
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老後のフォルトゥーナ!
あれ!?もしかして温室で「もし使い魔飼うならカラスがいい」ってのここで反映されてる!?
「宇宙規模の平和を実現できた」、それだけでなんか嬉しいな
サラリと「来世でまた会いましょ」って言えるのいい
老いたフォルトゥーナが、ジャスミンとダリアに囲まれて「私はあなたたちが大好きよ」っていうのは、かなり私としてはいいエンディング……
「もう一枚カードを引いてみては?」っていうスパムメールみたいな手紙がきた
「運命なんて大嫌い」「終わり?」の問いに「英雄の帰還」カード引いたのちょっと鳥肌
この状況を受け入れるか、時間を戻すか…
受け入れよう、戻したとて というか 私的には人間として死を迎えるのはそんなにバッドエンドではないというか
ただ、一人でってのがツラいな
せっかく解放されたのにまた一人か、エイブラマーいない分更に、って感じが
あ~~終わった よかった なんだこの後味…
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takahashicleaning · 10 months
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TEDにて
ニック・マークス:地球幸福度指数を語る
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
統計学者のニック・マークスが、なぜ我々は国家システムの成功を「国民の幸福と福利」ではなく「国の生産性」で語るのか?
と問いかけ、地球幸福度指数(ハッピー・プラネット・インデックス、HPI)を紹介します。
これは、国の幸福度を資源の使用量との兼ね合いで測るものです(幸せな生活は、地球を犠牲にするものではないのです)。
HPIで最上位に来るのはどんな国でしょう?驚くかもしれませんよ。
人々の運命を好転させるとは、どういうことなのでしょう?我々が直面する問題の一つは、前進という意味で市場を追い詰めたのが金融的、経済的な意味での前進だということです。
つまり、株価でもGDPでも経済成長でも、数値の上昇が豊かさとより良い暮らしにつながると考えられているのです。
多いことは良いことだというのは、人間の恐れではなく欲望に訴えかけます、でも、待って下さい。西洋にいる我々はもう十分豊かです。
世界には豊かでない地域もありますが我々は違います。それにこうした数字で国の繁栄ぶりが、測れるわけではないことも知っています。
実際、アメリカの会計システムを設計したサイモン・スミス・クズネッツは1930年代に言いました「国の繁栄は国民所得で、ほとんど測れない」と!
GDP(国民総生産)では、国の繁栄は計れないとして明確に否定しています。
でも、我々は生産と製造に基づく、国の会計システムを作り上げました。時流に合っていたのでしょう。
第二次大戦中。多くの物を生産しなければなりませんでした。
実際、ある種のものを作るのがあまりに上手かったため、ヨーロッパを大きく破壊し、後にインフラ整備しなければなりませんでした。
それで国の会計システムは 生産にこだわるようになったのです。物がない時代に不可欠な生産重視の指標が国の会計システムには必要でした。
でも、1968年には、先見の明のあるロバート・ケネディが不運にも暗殺で終わる大統領選キャンペーンの初期に、国民総生産をかつてないほど雄弁に否定しています。
彼は演説の終わりにこう述べました「国民総生産は、全てを測ることができる!人生の価値を高めるもの以外は」
何ということでしょう。我々が社会システムの進歩を計測する指標はあらゆるものを測りますが、人生を価値あるものとするものは測れないのです。
GDPでは、人生の価値あるものは計れないので、大量生産が浸透している現代では、生産性と幸福は必ずしも比例関係になっていないかもしれません。
その他に、1930年に刊行された「Secular Movements in Production and Prices(生産と価格の趨勢)」の中でアメリカ合衆国の経済時系列データに15年から20年の周期的変動があることを発見した(クズネッツサイクル)
また、世界各国のGDPや統計学的な分析で、産業構造の法則、平均貯蓄の長期的安定性、所得分配のクズネッツ・カーブ仮説も提示しています。
グラフを描いたりするのは簡単ですが、大切なのは曲線の向きを変えねばならないということです。
そこで参考にできるのが、システム理論やシステム技術者が考え出した正しい情報を正しい時に使うフィードバックループです。
人間は「今」に動機づけられるものです。家に小さなメーターを取り付けて、今、どれほどの電気を使っているのか?
電気代がいくらなのかが見えたなら、子どもたちはすぐに電気を消しに行くでしょう。それを、幸福度という指標で社会システム全体で考えたらどうなるでしょう?
一方で、幸福度を向上させるには、プラスに働くフィードバックループが必要です。
行政府レベルでは福利の国家会計システムの構築などです。ビジネスでは、従業員の福利を考えるのです。
それは、創造性とイノベーションに深く結びついています。
そして、環境問題に取り組むためには、さまざまなイノベーションが必要です。それらは、個人レベルでも必要とされています。データというよりもリマインダーが大事です。
数年前。行政府の科学庁とともに展望プログラ��という大規模な調査をしました。多数の専門家を含む大量の人々が参加し、証拠に基づいた巨大な報告書ができました
「幸福度の向上につながる5つの行動とは何か?」というのが我々のテーマでした。重要なのは、5つの行動は幸せの秘密という訳ではなく、それらを通じて幸せが生み出されてくるのだということです。
まず、最初はつながること。つまり、社会システムでの関係が、暮らしの中で最も重要な基礎になるということです。時間やエネルギーを愛する人とともに使っていますか?これからもそうして下さい。
2番目は、活動的であること。悪い雰囲気から抜け出す最速の方法です。外に出て、散歩をし、活動的であるとポジティブな気分につながります。
3番目は注意を払うことです。世界で起きていることや季節の移り変わり。周りの人々などをどれほど気にかけていますか?
自らの中で泡立ち現れようとしているものに気づいていますか?いくつもの証拠から考えて、注意深さや認知行動療法は、幸福と強く結びついています。
4番目は学び続けることです。続けるというのが重要です。一生を通して学び続けるのです。
好奇心を持ち、学び続ける高齢者は人生の幕引きをはじめた人よりもずっと健康です。正規の学習である必要はありません。
知識ベースではなく好奇心によるものです。新しい料理を覚えるということでもいいし、子どもの頃できなかった楽器に取り組んでもいいのです。学び続けてください。
そして、最後の一つは、最も非経済的な行動ですが、与えることです!!
寛大さや利他主義。そして、共感など。これらは、全て脳内の報償のメカニズムと深く結びついています。
マイケルノートンの言うように、人々が、もう少し、年収600万円以上の個人、権力者、チェーン店、法人以外、他の人のだれかのためにお金を使うようになったら・・・(年収600万円以上の個人、権力者、チェーン店、法人以外の小さいお店のサービスを購入することとも表現できます)
その日の終わりに彼らの幸福度を測ると他人のために使った方が、自らのために使ったよりもずっと幸せを感じています。テスト的に始めても大丈夫です。
この便利なカードに記した5つの方法は、地球を犠牲にすることはありません。
炭素も含んでいないし、満足を得るために大量の物質を必要をすることもありません。地球を犠牲にすることなく幸せになることは可能なのです。
マーガレット・サッチャーはこう言いました。
「社会などというものは存在しない」存在するのは社会ではなく個人とその家族だけなのです。
この誤解されたイデオロギーは、いまだに非常によく機能しており貧乏人が自らの貧困を恥じる理由となっています。
さらに、トニー・ブレア政権で、サッチャー政権の負の遺産を修正し、地方公共団体や公企業が復活、民営化によるサービス低下への対策が行われ
医療予算は大幅に増額させ、国民健康保険も立て直し、教育政策においても負の遺産であるサッチャー政権が導入した競争型の中等学校が事実上廃止!?公立学校の地位向上がなされ元に戻りました。
有名なサッチャリズムと呼ばれている政策は、ケインズの双璧をなすミルトン・フリードマンやフリードリヒ・ハイエクの経済学に対する思想が、のちの新自由主義的な経済改革の源です。
主に、小さな政府や政府の市場への介入を抑制する政策、国有企業の民営化や規制緩和、金融システム改革(金融ビックバン)など。
さらに、改革の障害になっていた労働組合の影響力を削ぎ、所得税、法人税、の大幅な税率の引き下げを実施。しかし、医療制度を機能不全に陥らせたり、金持ち優遇政策を採った副作用が起き始めます。
一方、付加価値税(消費税)は1979年に従来の8%から15%に引き上げられた。その後、小さな政府の柱の一つであった完全なマネタリズムを放棄し、リフレーション政策に転じていきます。
サッチャリズムと同時期に、アメリカでは、レーガノミクスが起きています。後に、「双子の赤字」と呼ばれる負の遺産を残します。その後、2008年の金融危機でレーガノミクスを改善したような対策。
2006年から2014年にかけて就任したFRBバーナンキ議長の経済対策のようなプロセスに到達しています。双子の赤字以上にアメリカの法人資産は金融工学を駆使しているし、黒字を維持し続けているので、膨大な金融政策でも成長しています。
2012年からの日本の経済政策も似ていますが、賃金だけが上がっていません。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーも考慮)
(個人的なアイデア)
According to Michael J. Sandel , because to move the society in accordance with the lowest layer of the benefit from the difference principle of John Rawls is justice
マイケルサンデルによると、ジョンロールズの格差原理から最下層の便益に合わせて社会を動かすことが正義であるため、日本では物価をあげて
And in Japan raise the price . Live while , circulating the money using the latest financial engineering and macro economics until the bottom layer is close to the annual income of about 6 million yen , and then re- distributed from the ultra- wealthy ?
いきつつ、超裕福層から再分配して年収約600万円に最下層が近づくまで最新の金融工学とマクロ経済学を駆使してマネーを循環?
This , you might get out from the deflationary spiral will Purasusamu of the place referred to in game theory if the goals and objectives of the country’s elite .
これを、その国のエリートの達成目標にすればゲーム理論で言うところのプラスサムになりデフレスパイラルから抜け出せるかもしれません。
スティグリッツもいうようにマイルドなインフレでゴールは見えています!!しかも、最短で達成すれば世界初!!なお、日本の全テレビ局は超裕福層に入ります。
次に
2023年になりバイデン大統領は、バイデノミクスを打ち出した。
バイデノミクスは、トップダウンではなく、中間層と低所得層から経済を構築すること。さらに低所得層と中間層の底上げを経済成長につなげる政策
3つの根本的な変化を起こすと唱えた。
公共投資の投資分野は、先端半導体やクリーンエネルギー、高速インターネットの普及といった重点分野の製造業への投資。
これらの投資分野に伴う教育による労働者の能力向上。
中小企業を支援するのは、40年間過剰な減税をして大企業は破綻した。アメリカの中産階級が空洞化し、財政赤字は大幅に膨らんだ。
安い労働力のために雇用を過剰に海外に移した。
大企業から中小企業、家計に恩恵が広がっていくトリクルダウンは自然と起こらないことが明らかになり
今後は、人工的に再構築をする。裕福層への大増税も同時に行なっています。
さらに
サムアルトマンが参画や投資をする事業への補完アイデア2023
オープンAIは、チャットGPTを使用してユーザーに課金しているがゆくゆくは・・・
むしろ、ブロックチェーン技術によるワールドコインでユーザーにお金を与えて見ればどうなるだろうか?
Appleと提携しワールドコインの認証はiPhoneを使いさえすれば、パスキーで虹彩認証以外にも拡がります。
<おすすめサイト>
エリザベス・ダン:人を助けることで幸せになれる!でもそのやり方が重要
ヘレン・ピアソン:人間の成長・発達に関する最も長期に渡る研究から得た教訓
ニコラ・スタージョン:行政府が低収入者へのウェルビーイング(幸福度)を最優先するべき理由
デアンドレア・サルバドール: 低所得世帯の光熱費負担を低減するために
ショーン・エイカー :幸福と成功の意外な関係
この世のシステム一覧イメージ図2012
マチウ・リカール:幸せの習慣
マイケル・ノートン: 幸せを手に入れる方法について
ケイト・ラワース:健全な経済は成長ではなく長期繁栄を目指しデザインされるべき
ダニエル・カーネマン: 経験と記憶の謎(所得政策も)
ポール・ピフ:お金の独占が人と大企業を嫌なヤツにする?
トマ・ピケティ:21世紀の資本論についての新たな考察
ナンシー ・エトコフ:幸せとは、いったい何か!
アレックス・ステッフェン:エネルギーの共有が可能な都市の未来
エリック・ブリニョルフソン: 成長のための鍵は何?機械との競争?
リチャード・ウィルキンソン :いかに経済格差が社会に支障をきたすか!
ルトハー・ブレフマン:貧困は「人格の欠如」ではなく「金銭の欠乏」である!
個人賃金→年収保障、ベーシックインカムは、労働市場に対する破壊的イノベーションということ?2022(人間の限界を遥かに超えることが前提条件)
世界の通貨供給量は、幸福の最低ライン人間ひとりで年収6万ドルに到達しているのか?2017
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
東京都北区神谷のハイブリッ��な直送ウェブサービス(Hybrid Synergy Service)高橋クリーニングFacebook版
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satoumasa · 1 year
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服部ユウトリビュート・服部ビユウト2023『youthful future』に参加しました感想
去る9月某日に開催された、 アイカツ!オンリーイベント「芸能人はカードが命!29」 にて頒布された、服部ユウトリビュート・服部ビユウト2023『youthful future』に楽曲で参加しました。
特設サイト http://mmoon.soragoto.net/yuture/
トレーラー(YouTube) https://www.youtube.com/watch?v=eafseMpO4D8
通販(Booth) https://mmoon.booth.pm/items/5068286
2016『U&I』、2017『TINY Universe』で完結したと思われていた、服部ユウトリビュートこと服部ビユウトが、6年もの月日を経て、まさかの復活。 3枚目のアルバムが作られることになった切っ掛けについては、主催の一人、カガミツキさんのFANBOX
青い君の、その先にも|芸カ29 #服部ビユウト 2023 ライナーノーツ https://kagamitsuki.fanbox.cc/posts/6692014
こちらの記事をご覧ください。 始まり、続き、繋がっていく。 そんな「僕らのアイカツ!」とでも言えそうな物語が垣間見えます。
というわけで、恐れ多くも3度目の服部ビユウトに参加させて頂きました。 主催者のカガミツキさん、たけくもさんを除くと皆勤賞。 いいんスか、自分が皆勤なんてしちゃって…と恐縮することしきり。 今回も圧倒的に“強い”フアンの方々に囲まれての参加です。 プレッシャーがすごい。 とは思いつつも、自分がもともと好きな絵描きさん・音屋さんが多く参加されていて、単純に「聴くの楽しみ~」という気持ちもありました。
以下、感想文。 バチバチにネタバレしてるので、ご注意ください。 タイトル等での敬称略、失礼します。
00:ジャケット / カガミツキ
6年ぶりの服部ビユウト、やはり作品の「顔」はこの人。 制作メモについては上記カガミツキさんのFANBOXを読んでください。 エモエモのエモ。 大好きな作品のオマージュを交えつつ、これまでの服部ビユウトのエッセンスを加え、レトロでフューチャーな色味のジャケットに。 『U&I』『TINY Universe』のジャケットが転がり、これまでの軌跡に思いを馳せつつ、これからどんなことをしていこうかと、旅行バッグを開けたらエフェクターが出てくる、なんてちょっとしたびっくり箱を作って誰かを驚かせようとする、そんな悪戯心を含んだ笑顔のユウちゃん。 ほんとすき(語彙力消失) そしてまたエフェクターが見覚えのあるものばかりで、何回見てもニヨニヨしちゃう。 ほんとすき(語彙力ry)
01:アストロメトリー[Vocal. sunachu]/ takekumo イラスト:あのつく秋
オープニングナンバーは主催者のひとり、たけくもさんの楽曲。 キレのあるギターリフと性急なドラムで始まり、うねるベースが加わっていよいよ駆け出す疾走ギターロック。 淑やかな中に芯の強さを併せ持つsunachuさんのボーカルが跳ねるようなメロディーに乗れば、それはもう最強な訳です。 Aメロのキワキワな譜割に乗るsunachuさんの歌声聴いた??? 最高&最高に格好良い。 何度転んでもその度に起き上がり、飛び上がり、やがて広い宇宙で輝く星に。 本作で唯一、「アイカツ!」を高らかに歌い上げたこの歌が1曲目になるのは、主催者のこだわりを差し引いても自然な流れだったのではないでしょうか。 この曲の中で一番印象的で好きな所かも。 イラストは、あのつく秋さん。 流星煌めく宇宙を背景に、力強くも優しく寄り添うような笑顔でこちらへ向けて手を伸ばしてくれるユウちゃん。 部屋着の姿で宇宙に立つ姿は、そのままで輝くことが出来ることを肯定してくれているかのようです。 美麗&美麗すぎんか…? あまりにも前作からの地続きの「繋がり」によるパワーが強すぎる。 宇宙なのに地続きとはこれ如何に? 君との笑顔で始まるんだな、このアルバムは…と思うとエモが鳴り止まない。
02:Early Flight, Morning Light[Vocal. 天秤ひなみ / Bass. ひだり] / 4423 イラスト:都倉くらげ 
服部ビユウト2023の切っ掛けを作った仕掛け人、4423さんの楽曲。 the bandkatsu apartの活動時から信頼していましたが、想像を超える最高グッドでポップでロックなナンバー。 後に完全オリジナルで作詞作曲までやるのはほぼ初くらいの話を聴いて、噓でしょ???となった。もっとやってほしい。 うねりを上げて飛び込んでくるのは、ひだりさんのベース。 常に動いてるなこのベース…ってなる位には、ずっと動きまくるベースラインはこの曲を象徴する要素の一つ。 コード進行もギターフレーズもベースラインもドラムのパターンも大忙し、バラエティに富んだ構成要素は楽曲派の人も飽きさせないでしょう。 そしてその演奏をバックにボーカルを取るのは、天秤ひなみさん。 可愛さと溌溂とした元気でもって、格好よろしいメロディーを歌われたら好きになるに決まってる。 ギターソロ前に僕がめちゃ好きな要素が詰まってるんですが(リズムが半分になってスネア連打からのドラムロールでギターソロに雪崩れ込む)、そこに入る天秤さんの「ギター!!」の掛け声がマジで好き。 最高過ぎる。 「乱気流を飛び越えて」や、「雷鳴鳴る雲を抜けて」といったフレーズは、これまで僕が見てきたユウちゃんのアイカツ!を強く強く感じて、最後のフレーズへとつながる流れにグッときた次第。 イラストは、都倉くらげさん。 数奇な偶然が重なったイラストはそれだけでもドラマチック。 楽曲のイメージを目いっぱい、それ以上に汲み取り・広げてくれるキラキラと眩しいイメージ。 大空へと掲げられた手のひらに乗せられた想いは、まさに飛び立つ寸前にあるアイドルの翼の羽ばたきを思い起こさせてくれます。 っていうか、キラキラしててまじでかわいい。 ひたすらに美しい~ってなる。 イラストの感想だけ急に語彙力失くしすぎ問題。
03:YELL / ikuto イラスト:ポンケ 
服部ビユウト2023の切っ掛け仕掛け人のひとり、ikutoさんの楽曲。 穏やかに爪弾かれるギターから始まり、寄り添うように現れるアルペジオ。 この時点では、ゆったりとした楽曲なのかと思わせておいてからの、歌メロが始まる時には、駆け足のような弾みをもって描かれる曲世界。 このアルバムの中でも屈指の、音と音の隙間を巧みに演出した楽曲だと思う。 全体のブレイクによる緩急に頼らない、ある時はベース・ドラムが、ある時はギターが、それぞれの楽器隊が歌うように演奏しながら、空間を彩る様は、エモとセンチを過剰に高めてくれます。 韻を踏むような言葉選びもめちゃめちゃ好きで、 「届けてみせるよ。」からの「そう思える。」、そしてタイトルを回収する「YELL」 ここホント好き。 締めとしてBメロ前半を引っ張ってきたフレーズは、毎回泣きそうになるほど美しくて、この箇所を聴くためにこの曲を聴いてほしいまである。 洒脱な空気感を湛えつつも、その決意を孕んだアツさは聴く人のエモを刺激せずにはいられない。 イラストはポンケさん。 ikutoさんの随筆はもうお読み頂けたことと思いますが、 「芸カ29 服部ビユウト2023に寄せた随筆」 https://note.com/iktaikatsubibou/n/nf0f9618cf1cc 服部ビユウト、というか、この界隈にありがちな、「創作物による殴り合い」が激熱に繰り広げられた訳なんですね。 素敵が過ぎる。 夕焼けに染まる海を裸足で駆けるユウちゃんの姿の美しさよ…。 夏の爽やかさも夕焼けの切なさも波間を走る疾走感も、何もかもが楽曲とマッチしすぎていて、こんなに強いコトある~???とひっくり返る心地。 大好きが過ぎる。
04:WHERE U GO!![Vocal. ろしあん / Guitar. アフリカンサマータイム] / めがね屋四重奏 イラスト:グリ 
めがね屋四重奏さんが送る、激アツパンキッシュナンバー。 服部ビユウト2023の切っ掛け仕掛け人のひとり、アフリカンサマータイムさんが参加している楽曲でもある。 「ユウちゃんの配信チャンネルのテーマ曲をイメージ」しているとのことで、なるほど何かが始まりそうなとんでもない勢いを感じる…! エンジンが掛かるSEで始まり、フィードバックノイズからのタムを効かせた重量級ドラムを経て、ギターとシンセのユニゾンリフ。 そして弾ける、ろしあんさんの超絶キュートポップなボーカル。 最強か??? 圧倒的親和性。 ろしあんさんの歌声が、めがね屋さんの曲の疾走感をさらにドライブさせていくパワーとキュートさに溢れているんですよね。 爆発的なスピード感と溢れる陽性のポップネスが先立つけれど、サビのメロディーに混じるセンチメントが、この曲を一筋縄ではいかせない物にしている。 泣きメロパンク最高~。 ギターソロの力強いオクターブフレーズからの、単音ソロがハチャメチャ格好良い。 ラスサビ裏のギターもめっちゃ好き。 好き要素多くない? イラストはグリさん。 「ユウちゃんの配信チャンネルのテーマ曲をイメージ」から、配信画面やコメント欄をデザインしたイラストに。 沢山の場所へ、どこへでも、どこまででも旅するユウちゃんの記録を一コマ切り取った枠が並んで、幾つものハートが飛び交う様は楽曲とのマッチ度天井知らず。 ろしあんさんのボーカルとグリさんのイラストの組み合わせ強���ぎ。 こんなん見せられたら、笑顔が絶えなくなっちゃうでしょ。
05:D-LIVE / おぢぢ イラスト:ゼック 
前曲から示し合わせたかのようなドライビングなナンバーは、おぢぢさんの楽曲。 今作唯一のインストゥルメンタル。 パワー感あふれるドラムで入るの好き。 1サビとも受け取れる所でベースレスになるの、完全に意表を突かれるし、その演出でまんまとメロディーが耳に叩き込まれて覚えちゃうの、あまりにも巧妙。 なんでもない時にも、つい口ずさんじゃう率が高いのは実はこの曲のメロディーだったりする。 レトロっぽいゲームサウンドというのも、ギター色・ロックバンド色の強いこのアルバムでは一際異彩を放っていて、印象に残る。 ズルい!(ズルくはない) この曲もまた、楽器の演奏の隙間をうまく演出した楽曲だな、と思っている。 イラストはゼックさん。 イラスト中に映るユウちゃんは、なんと手元とお顔の半分だけ! なんならその手元も片手だけだし、お顔も目元が半分、しかもミラーに映っているところだけという、中々に冒険した一枚。 しかしそれがイラストの強度を弱めているかと言ったら、さにあらず。 力強い眼の光はミラー越しにも輝いて、夏の海岸線を走り抜ける爽快感と強い日差しの陰影は、その瞳をさらに印象付けてくる。 めちゃかわなんだよな~!!
06:海の街まで / 村八 イラスト:ちぇるし。 
長谷川まつり派急先鋒こと、村八さんの楽曲。 ギターを弾いて歌われていることは知っていたけれど、今日ここでついに大々的に…!となったのは僕だけかもしれないが、それくらいには驚きの楽曲参加。 ギターと歌だけの弾き語りという、あまりにもその熱量を直接に伝えにきているスタイルにも、その覚悟がうかがえます。 離れたあの子を想いながら逢えない日々を過ごす、そんな生活を赤裸々に歌い上げる。 まるでラブソングじゃん…。 弾き語りというのもまた、その感情を切迫したものとして伝えにきていて、エモーショナルとはこういうものかと思わされるよね…。 実は対になるような楽曲も存在しているそうで。 曰く「ユウちゃんが没にした曲」との事。 どこかで目に(耳に)する日が来るのでしょうか…。 イラストはちぇるし。さん。 アナログでイラストを製作されたとのことで、やはり弾き語りというスタイルとの合わせ技で圧倒的実在性でもって感情と感傷を揺らしに来ている。 心象風景を表すような水の表現の中に瞬く星が印象的。 その中にも描かれる旅を象徴するような線路がユウちゃんの前に、そして遠くに繋がっている様は、これまでとこれから、夜から朝への表現のよう。 あと水彩好き。 色の滲みは感情の揺らぎ派。 この曲とイラストのハマり方もまた唯一無二といった所で、あまりに強い。
07:アースライト[Vocal. たえ子] / ポッポー イラスト:筒 
僕も参加したバンカツ!(アイカツ!のコピーバンドによるフェス)っで対バンさせていただいた、「地獄の黙紫吹」のギタリスト・ポッポーさんによる楽曲。 LUNA SEAもかくやと思わされる、歪んだギターによるアルペジオで始まり、ノイズギターが響き渡り…完全にシューゲイザーだコレ!? 間奏のギターとフィードバックノイズもまた一層のシューゲ感を味わわせてくれる…。 轟音の中に響き渡るトレモロギターの、なんと眩いことか。 サウンド面からもそう感じさせてくれる、“夜の闇”の中に“ふわりと浮かぶ光”を表すように、激歪みの音の壁に囲まれて浮遊するのは、たえ子さんの歌声。 ウィスパー感マシマシのボーカルが乗ると、あまりにも良質なシューゲイズ・ドリームポップになってしまって、良すぎ~~~となる。 ダークな重たい印象すら与えるギターサウンドの印象を、こんなにも優しく包み込むようなものとして感じさせてくれるのは、たえ子さんのボーカルだからこそ、なせる業なのではないでしょうか。 あとほんとにコレが初めてのオリジナルなんですか? さすがにウソついてませんか?? 強すぎるんですけど??? イラストは筒さん。 夢現のような世界に浮かぶユウちゃんのイラストは、このドリームポップをあまりにも端的に表していて、解像度どうなってるの…となる。 ゆるやかにたなびくリボンを結ぶのは、二人の祈りがつながる象徴なんだよな~~~! シューゲイザーという抽象と表象の楽曲スタイル���描くのに、筒さんが持つイラストの���気感は、とてつもない寄り添い方をしてくれる。 それでいて可愛らしさを失わないの、一体どうなってるんですか最高です。
08:風来ビューアイメージ / ねこぜなおとこ イラスト:とうま尽 
その製作ペースは他の追随を許さない、圧倒的スピードを誇る、ねこぜなおとこさんの楽曲。 マジで速い。 速すぎる。 今回の製作では、他の参加者の方々の進捗も一緒に共有してもらえる環境だったんですが、一際速かったです。 そんなねこぜなおとこさんがお送りするのは、ストレートに格好良いVocaRock。 「ここではないどこかへ」をどこまでも突き詰めていくように性急なメロディーと演奏でありながら、「鼓動も焦燥もほどける気がした」と歌うのは、一曲の中での展開があまりにドラマチック。 ラスサビ前のブレイクでのブレス、あまりにエモ。 ここほんと凄くない? めっちゃ好き。 最後にバッキングギターと歌だけになって、最後の一音で全員の「ダンッ!!」で終わるの格好良いよね。 イラストは、とうま尽さん この方もあまりにもアツくアツい服部er。 挑戦を身上としているかのような製作の姿勢は今回もいかんなく発揮され、なんと表情を描かず、背中で語るイラスト! 格好良すぎるでしょ…。 朝焼けを望むユウちゃんの背中には勇気と決意とが、結ばれたシャツにはパワーが秘められている…。 これからも続く「旅」に思いを馳せるユウちゃんの表情は、推測することしか出来ませんが、きっと晴れ晴れとした笑顔でいることでしょう。
09:you / asamihuman イラスト:こえど 
そもそも僕がビッグなフアンである所のasamihumanさんの楽曲。 エモ散らかし過ぎでしょ…。 初手の絶叫からもうとんでもないエモーショナルさで限界感情を叩きつけてくる。 全身全霊でもって音と感情を表現しながら、静と動の緩急もえげつない。 ラスサビ(サビ?)に入る前の静のパート、そして最後の最後にバカでかい音でもって鳴らされるギターもベースも絶叫も、最高に格好良すぎる…。 シャウトが圧倒的に目立つけど、その中にあるメロディアスさというか、歌心がまた好きポイント。 NUMBER GIRLもかくやと言わんばかりのそのスタイル。 僕は元々asamihumanサウンドとも呼べるようなギターの音が大好きだった訳ですが、それを更新してブチ破ってくるような楽曲で、本当に「曲で殴る」をやってくれたな…!!ってなりました。 最初に好きになったポイントとは別の所で好きを更新してきて最高~という気持ち。 超格好良い。 イラストは、こえどさん。 服部観光botの中の人としてお馴染み。お馴染み? 夕暮れの野外フェスのステージでギターを抱え歌うユウちゃん…。 その表情はもちろん全力の笑顔! こんな最高なシチュエーションあるか???となる、エモエモのエモにあふれた一枚。 これは絶対に「you」を演奏してるでしょ…。 弾いてるギターはasamihumanさんが実際に持っているのを見て描いたそう。 最高か??? 元々はライブハウスのステージで描こうとされていたそうですが、野外のステージに。 最高か?????? 最高だったわ…。 夕暮れ、ギター、野外ステージ、あらゆる物がエモーショナル。 ほんと好き。(n度目)
10:空につないで / サトウ イラスト:カガミツキ 
自分が演奏した曲。 これはまた別に楽曲振り返りで枠を作ります。 端的には、 ・モデルにした曲が3~4曲くらい。 ・歌詞はいつも通りにめちゃ悩んだ。 ・イラスト見て歌詞変えた。 ・入れようかどうか悩んだ一節。 みたいな。 とにもかくにも、この曲で参加出来てよかったな…と思います。 イラストはカガミツキさん。 これもまた楽曲振り返りで触れたいと思います。 切っても切り離せないので。 僕の好きポイントは、「星降る夜の青空アンブレラに虹色星が輝くのエモとセンチが強すぎて泣きそう」という所です。 ラフ貰った段階でまんま伝えた。 何回観ても超絶好きポイント過ぎる。
BONUS TRACK 11:アカルイミライ[Vocal. もりしげ裕] / サトウ 
なんとボーナストラックとして収録してもらえた、大変に幸福な楽曲。 元々はカガミツキさんの漫画『キラキラデイズ アカルイミライ:Ⅲ』に寄せた楽曲のひとつ。 「もうどこでも聴けないので、この機会に入れましょう」と言ってもらい、収録されました。 ボーナストラックとはいえ、自分が参加する曲で2枠もらってしまっていいんですか…?と恐縮する気持ちはありましたが、折角なので収録していただきました。 こうして再び多くの方に聴いてもらえる機会をいただけて、カガミツキさん・たけくもさん、本当にありがとうございます。 楽曲自体の解説はこちらで。 クソ長いのでご注意ください。 https://www.tumblr.com/satoumasa/171626201889/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6?source=share 対になる「明るい未来 -prototype-」もありますが、それはそれ。 歌詞やイラストの掲載も無いので、仕込んだネタは猶更伝わりづらい状態ですが、それは当時カガミツキさんの御本を手に入れられた方々だけのお楽しみ、ということで。 気になる方は、検証してみてくださいw こちらも端的には、 ・元ネタは勿論あの曲。 ・めちゃくちゃ悩んだし、意味の分からん縛りをつけた。 ・もりしげさんの歌唱は最高。 などなど。 自分でも良い曲になったな、と思います。 沢山聴いてもらえたらうれしいです。
ところで、僕以外の参加者の方々の楽曲、漏れなく4分以内に短くまとまってるのに、僕のだけ4分半超えて5分とかあるの、全曲並べて気が付いたけど、笑うしかなかったよね…。 2枠もらって2枠とも長い。長すぎる。 ワロタァ…。
という訳で、全曲感想でした。 バカ長いまごうことなき怪文書(五七五) 過去一のボリュームと参加者に彩られた、ギターロック色が強いアルバムとなりました服部ビユウト2023『youthful future』。 僕はこんな感じで楽しませていただきましたという、本当に単なる感想文です。 聴いた人、観た人によって異なる感想もあると思いますし、それこそが作品の面白さだと思います。 服部ユウちゃんは、色々な曲を歌ってきたんだよなぁ…。
主催者のお二人、カガミツキさん、たけくもさん。 ご一緒させて頂いた、sunachuさん、あのつく秋さん、4423さん、天秤ひなみさん、ひだりさん、都倉くらげさん、ikutoさん、ポンケさん、めがね屋四重奏さん、ろしあんさん、アフリカンサマータイムさん、グリさん、おぢぢさん、ゼックさん、村八さん、ちぇるし。さん、ポッポーさん、たえ子さん、筒さん、ねこぜなおとこさん、とうま尽さん、asamihumanさん、こえどさん。 楽曲再収録に賛成してくれた、もりしげ裕さん。 製作期間からずっと、とてもとても楽しかったです。 皆様、本当にありがとうございました!!
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sencablog · 1 year
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Loved
【2018年11月公開ssの転載】
ドリィムシリーズ・直人の過去恋愛話スピンオフです。
前・中・後編を一つにまとめてます。
一夜以外とのカップリングストーリーですので、攻略対象の脇カップリング等が苦手な方は、閲覧非推奨です。 また、直人は中学生、カップリングとしては『受け』立場ですので、そのような立場逆転が苦手な方もご注意ください。
終盤にちょっとだけ一夜が出てきます。
 直人がその男性に出会ったのは、人もまばらな、夜のライブハウスだった。  駅前を通り過ぎ、路地裏に入った先の地下にある、小さなライブハウス。その場所のオーナーと知り合ってから、直人がそこへ足を運ぶのは、これで数えて2度目だった。  当時、直人はまだ齢十四の中学生だ。看板の灯りが点くその時間、本来なら、未成年は立ち入れない時間帯だった。  だが、ライブハウスオーナー――橋元の厚意で、直人はマイナーなバンドが代わり替わり音を奏でるステージを、大人たちから少し離れた後ろの方で、ぼんやりと眺めていた。  直人が気になるバンドの出番は、まだ少し先だった。今の演者は全くと言っていいほど興味がないし、好みにも掠らない。  こうして物事に対する興味が極端に薄くなったのがいつからかは、直人自身にも解らなかった。  ただ、気がついたときには"好奇心"というものが自分の中から消えて、与えられるものをただ受け入れる、そんな人生を歩み始めていた。  直人は、ステージの近くでバンドマン達と盛り上がる一部のファンを視界に入れながら、紙コップに入った烏龍茶を一口、飲み込んだ。  ――きっと、自分は好きなバンドが演奏を始めても、あんな風に騒ぐことはないだろう。  喉を下る冷たさを感じながら、そんなことを頭の片隅で考える。同時に、諦めにも似た喪失感が自身を襲った。 「……っ?」  瞬間、直人の体へ衝撃があった。それに合わせて、殆ど減っていなかったカップの中身が僅かに飛び出す。 「うっわ、ごめんね」  知らない男の声と同時に、直前まで吸っていたのか、煙草の香りが直人の鼻腔を突いた。 「いえ……」 「服、濡れたりしなかった?」 「……大丈夫です」 「そう、よか……って嘘じゃん。袖んとこ濡れてるよ」  男は困った様子で上着のジャケットからポケットティッシュを取り出すと、直人へ差し出す。 「ごめん、これしかないや。早く拭かないと染みになるかも」 「……どうも」  直人がポケットティッシュを受け取るも、男は空いた手をそのまま差し出し続ける。 「……?」  直人は一瞬訝しげに思うも、すぐにカップを代わりに持つ気だと悟り、入れ替えるように差し出した。  男にカップを預けると、改めて、濡れた袖口に目をやる。  薄い色の服だったため、洗うまで跡は残ってしまいそうだった。  ……自分自身は別にかまわないけど、母親が煩そうだ。  少しだけ滅入った気分を感じながら、直人は受け取ったティッシュで、濡れた部分を拭き取った。 「……もしかして、高い服だった?」 「え?」 「いや、不機嫌な顔してるから」 「……すみません」 「ん、なんで君が謝る? 汚したの俺だから。弁償しようか?」 「そういうのじゃないので。……ありがとうございます」  直人は残りのティッシュを返そうと、男へ差し出した。 「ああ、あげるよ。それ配ってたから貰ったやつだし。……はい、改めてごめんね」  男は人のいい調子で言いながら、直人へ烏龍茶の入ったカップを返した。  直人は一瞬迷うも、カップを受け取ると、そのままティッシュをポケットへしまった。 「ところで君、未成年だよね」 「……」  これで去るだろう、と思っていた直人に、予想外の質問が投げられる。  バツの悪い質問に慣れ慣れしさまで感じて、直人は気の重さから、思わず視線を床へ落としていた。 「高校生?」  男は直人の隣で壁に寄りかかると、視線を拾うようにしながら問を重ねた。 「…‥ああ、別に注意したいわけじゃないよ。ただの興味」 「……ここのオーナーと、知り合いで」  多少の面倒さを感じつつ、引き気味に答える。 「ああ、橋さんの知り合いかあ。あの人その辺ユッルイもんなあー。もう高校も卒業するしいいよね、みたいな?」 「……高校生じゃない」 「え? ああごめんね、大学生だったか」 「……」  直人は、おもむろに財布を取り出すと、一枚のカードを男へ示した。 「……あっは、マジかあ。そうは見えなかったわ」  それを見た男は、途端に戸惑ったような声を上げた。  直人が男へ見せたのは、塾の生徒証だった。男は"高校受験コース"の表記があるカードを見て、直人が中学生であることを理解した。 「で? 今日は誰見に来たの? それとも暇つぶしの冷やかし?」 「……」  直人は一瞬、事実を知って男が去ることを期待したが、結局すぐに気を取り直して話を続け出した男に、本格的な面倒さを感じ始めていた。  もともと、あまり人との交流が好きではなかった。考えなしに踏み込んでくる相手も、苦手だ。 「……あっは、解りやすいなあ」 「……」  だが、次に耳へ飛び込んだ言葉で、直人は思わず男へ視線を向けていた。すると困ったように笑う、耳のあたりで軽くパーマがかった黒髪の男が目に入る。 「俺ね、今日恋人に振られちゃってさあ。橋さんに愚痴ってたら、たまたま好きなバンドが出るのに気がついて、応急処置で気分上げに来たんだよね」 「……」 「慰めるつもりで、今日のところは俺の相手してよ。適当でいいからさあ」 「……俺、そういうの向いてないタイプだと思うんですけど」 「だからだよ。変に共感してくれる人より、全然興味持ってくれない人の方が楽な時もあるんだよ。君くらいの年齢相手なら、プライドも捨てられるし」 「……」  直人は少し考えたのち、そっと、セットリストに書かれたバンド名の一つを指さした。 「え、本当に?! ちょっと君、いい趣味してるじゃん!」  とたん、一転して男のテンションは上がる。 「俺も今日そいつら見に来たの! え、どこで知ったの?」 「……、」  直人は男の反応へ少しだけむず痒いものを感じながら、質問へ答える。  こんな小さいライブハウスでやるような、マイナーなバンドだ。当然、いままで直人の周りに知っている人間はいなかった。  直人は積極的に人に勧めるような性格でもない。ましてや、相手は名前も知らない年上の相手。好きなものの話題で共感しあうなど、初めての経験だった。  それから、二人は最後のアンコールが終わるまで、同じバンドの話を交わし続けた。  どの曲が好きなのか、こんな話は知っているか、今日の演奏にミスがあった――。この時の直人にとって、これらの会話は学校の友人と交わすどの会話よりも、魅力的なものだった。  *** 「いやあ、今日はありがとうね。今まで、振られたこと忘れてたよ」  ライブが終わり、すっかり夜も更けた頃、まだ少し余韻の残るライブハウスの外へ出て、男が切り出した。 「……こちらこそ」 「あっは、最初面倒そうにしてたから、その言葉聞けてよかったよ。……あ、俺バイクなんだけど、帰り送ってこうか? 学生一人じゃ危ない時間でしょ」 「大丈夫です。そんな遠くないし、ニケツとか、親にバレたら怒られるんで」 「そ。あ、それとさ、またここ来る? 連絡先教えておくから、良かったらまた話そ」  そう言うと、男はチケットの半券とペンを取り出して、連絡先を書き出した。  直人が返答に迷っている間に、早々に書き終えた男がメモを差し出す。直人は、反射的にそれを受け取っていた。  『ニシモリ ミノル』という名前の下に、アドレスと電話番号が記されている。 「……どうも。……俺は」 「橘直人くん」 「……」  直人は一瞬意表を突かれるも、先ほど塾の生徒証を見せたことを思い出す。 「……はい」 「しっかりしてそうなのに変なとこ抜けてんだね。あんま知らない人に名前わかるもん見せちゃダメだよ」 「……」 「じゃ、直人。気をつけてな」  ニシモリと名乗った男は、ヒラヒラと手を振りながら一方的に告げて、駐輪場へと向かっていった。  直人は、あまり感じたことのない、悔しさにも似た奇妙な感情を覚えながら、再び手渡された連絡先へ目を向ける。  自分から連絡することがないのは明白だった。  けれど、また会えるなら、それはいいかもしれないと思った。  直人は渡されたメモと、一度ポケットにしまった、本日二個目になってしまったポケットティッシュを鞄へしまうと、帰るために駅へと歩き出した。 ***  数日後。  直人は学校帰りに、先日も来たライブハウスへと立ち寄っていた。  とはいえ、今日、直人はライブを見に立ち寄ったわけではなかった。  直人は音楽の道に興味があることもあり、これもまた橋元の厚意で、自由にライブハウスへの出入りを許可されていた。  そうして時折、店にあるギターなどを触らせてもらっていたのだ。 「西森君から聞いたよー、直人」 「……何を?」  好きな曲の耳コピーでもしてみようかとギターを構えたところで、直人はオーナの橋元に、からかうような調子で声をかけられた。 「この間のライブの時、二人共仲良くなったらしいじゃん」 「……まあ」 「珍しくない? 直人、学校でもぼっちだろ?」 「ぼっちではない」 「直人はあれかなー、同年代の子より大人といる方が波長が合っちゃう子なのかなあ。あ、あとね、今日、西森君来ると思うよ」 「……来るの?」 「直人が来たら教えてって言われたから、連絡しておいた」 「……」  その言葉に、直人は小さく息を漏らした。  あの日以来、特に直人の方から西森へ連絡を入れたことはなかった。  それは、西森に関わりたくなかったから、という訳ではなかった。単純に、神経を使ってまで連絡するのが嫌だったからだ。  けれど、橋元へそんなことを言っていたということは、きっと、相手の方はある程度、自分からの連絡を待っていたのだ。  だとしたら、会えば「なぜ連絡をくれなかったのか」と聞かれるだろう。  それが、直人にとって、少し気が重い案件だった。  紛らわすように適当に一度弦を弄んで、それにしても、と直人は思う。  自分が面白い人間でないことは、直人自身が一番よく理解していた。  それなのに、わざわざ来たことを伝えるように頼む西森の行動が、直人にはよく理解できなかった。  ましてや、自分はまだ義務教育も終えていない学生で、西森は、少なくとも煙草が吸える年齢だ。――こんな子供を相手にして、楽しいものなのだろうか。  一度考え出すと深みにはまってしまうのが、直人の昔からの癖だった。振り払うように、直人は出だしのコードを模索して、弦を弾く。  ……ああ、この音だ。――そのまま直人が更に続きを弾こうとした時、部屋の扉が開いた。 「お疲れ様でーす」  数日前に聞いた声が、室内へ響き渡る。  直人も、一度手を止めて扉の方へ視線を向けた。 「あ、本当に直人いる! 久しぶり」 「……どうも」  直人は西森の明るい表情に対し控えめに返して、少しだけバツの悪そうな表情を浮かべた。  おそらく切り出されるであろう、なぜ連絡しなかったのかという質問へ、身構える。 「あれ、ていうか直人ギター弾けんの?」 「……、少しなら」 「え、少しってほどでもなくない? 俺は将来有望だと思ってるけどなあ」 「マジ? 橋さんのお墨付きかあ。弾いてみてよ」 「……聞かせられるものじゃないので」  直人はそう言うと、興が冷めたとでも言うように、ギターをスタンドへ戻した。 「ほらー、橋さんが期待させるようなこと言うから辞めちゃったじゃん」 「直人は少し自信と度胸つけなきゃいけないんだから、この位でいーの」 「え、っていうことは何? プロ志望?」  見開いた目が直人を捉える。直人は、その視線に「まあ」と遠慮がちに答えた。 「へえー、成る程なあ。あ、じゃあさ、今度俺んち来なよ。ギター弾き放題だよ」 「……西森さん、弾くんですか?」 「ああ、いいんじゃない? ついでに、西森君にギターちゃんと教わったら?」 「……」  橋元の後押しするような言葉に、直人は西森への視線を改めた。  直人は、橋元の目利きをかなり信頼していた。その橋元が教わる事を薦める相手なら、それなりの腕の持ち主であることは容易く想像できた。 「……西森さんは、なんでギターを?」 「あっは、俺、元バンドマン」 「一時期、うちの箱でも結構人気だったんだよ。若くしてポテンシャルすごくてねー、期待してたんだけど解散しちゃった」 「なんで」 ���定番、音楽性の違い」  冗談のような口調で、西森が言った。 「そういうことだから教えることもできるし。多分、直人よりは弾けると思うよ? ちょっとブランクあるけど」 「……考えておきます」 「うん、いつでも言ってね。橋さん、俺ちょっとニコチン入れてくるね」  そう言うと、西森は早々に部屋を出ていった。 「……西森さんって、いくつ?」 「ああ、21だよ。大学生」 「へえ……」  予想通りの年の差に、直人は再び解せない気持ちが湧き上がる。  同じものが好きという親近感だけで、ここまで気にされるものなのだろうか。  ふと、直人は思い出したように時計を確認して、すでに帰宅したほうがいい時間になっていることに気がついた。 「……そろそろ帰ります。ありがとうございました」 「お、そんな時間かー。おつかれー」  橋元に一礼して、直人は急ぎ足気味に、地上への階段を上った。  そうして建物を出ると、すぐに煙草を吸っている西森の姿が目に入った。 「あれ、帰るの?」 「……親に苦い顔されるので」 「へえ、大変だね。気をつけてね」 「……どうも」 「あ」 「?」 「さっきの話、考えといてね」 「……はい」  微笑みながら手を振る西森へそれだけ答えて、直人は足早に駅へと向かった。  改札を抜け、丁度来た電車に乗り込んでふと、そういえば、と思い出す。  連絡しなかったことに、西森は全く触れなかった。  ギターの話をしていたし、たまたまだったのかもしれない。けれど、聞きたそうにしていたか、と考えると、そうでもないような気がした。 「……」  すっかり日も落ち、ビルの明かりが流れていく電車の景色を眺めながら、直人はイヤホンから流れる音楽へと耳を傾ける。  先日のライブで聞いた曲が流れるたび、直人の脳裏に、西森の顔がちらついた。  その夜、直人は初めて、新く追加されたアドレスへ、メールを送った。 ***
 ――直人が西森へ初めてのメールを送ってから、最初の土曜日。  直人は、自分の家から数駅離れたアパートの一室へ、足を踏み入れていた。  元々は白かったのであろう壁の一部は、煙草のヤニを受け止め続けて、黄色く変色している。臭いも顕著だ。それだけで、この部屋の持ち主がヘビースモーカーであることが伺えた。 「適当に寛いでよ。あ、それとも早速弾く?」  部屋の持ち主である西森は、飄々とした調子で、肩身の狭そうな様子を見せる直人へ言った。 「……」  直人は返答に困ったように一度辺りを見回すと、一先ず、落ち着けそうなところへ腰を下ろした。 「あっは、そんな畏まんなくっていいって。適当にいこうよ、適当に」 「……いえ……」 「あー、お互いのことよく知らないのがいけないのかな。なんだかんだ、そんなに話してないしね。んじゃ、なんか話すか」 「……、」 「手始めに、直人、飲み物なにが好き?」  勢いよく言葉を重ねてくる西森に気圧されるものを感じつつ、直人も必死に言葉を捻り出す。 「……水?」 「あっはは、要はなんでもいいってことだな! 適当に持ってくるからちょっと待ってて」  直人の返答に笑い声を立てると、西森はキッチンの方へ姿を消していった。  直人はそれを確認して、小さく一度息を吐いた。  まだよく知らない、年上の人の部屋に来て、緊張しないわけがない。  直人は、過去に西森へメールをした自分を、少し恨めしく思った。こういった、落ち着かない状況が、直人は何よりも苦手だ。そこへ、解っていたのに自分から飛び込むようなことをしてしまった。  やっぱり、早々に帰ってしまおうか。西森に対し、この先どう立ち振舞っていいのか解らない。  直人がそんなことを考え始めたとき、西森が、直人のもとへ戻ってきた。  透明な液体の入ったペットボトルが、直人の前に置かれる。 「……ありがとうございます」  直人は、置かれたそれをまじまじと見る。店でよく見る、ミネラルウォーターのパッケージが直人を見つめ返していた。 「なにがいいか考えたけど面倒になったから水持ってきた。好きなんだろ?」 「……まあ……」  西森を見ると、西森は缶コーヒーを手にしていた。腰を下ろすと、早々に飲み始める。 「……ん? やっぱコーヒーが良かった?」 「……いえ……」 「冷蔵庫ん中にあるから、飲みたかったら勝手に取ってきていいよ。熱いのがいいなら粉あるし」 「どうも……」  そんな西森の態度を見て、先ほど直人の脳裏にあった、帰ろうという考えは消え去った。  この間から、なにかと直人の中ではこういったパターンが目立っていた。  直人が一人気にし出して後ろ向きになることを、西森が自然と覆していく。 「……」  ――俺は、気楽さを感じているのだろうか。  直人の中に、一つの考えが湧き上がる。浮かんだそれは直人にとって、とても貴重な感情だった。 「直人って基本喋んないんだな。大丈夫? 学校でちゃんと友達いる?」  伺うような西森の視線に、直人は「はっ」とする。 「います」 「そ? ならそのクールさちょっと分けて欲しいわ。俺なんて前の恋人にウザイって言われたもん」 「……」 「もしかして、直人もそう思ってる?!」 「……そんなことは」 「つーかさ、俺にも橋さんみたいな感じで接してよ。橋さん、俺より年上なのに直人もっと砕けてたよね」 「橋元さんは……、親戚のおじさんみたいな感じなので」 「わっは、おじさんっ! そっか、中坊から見たら橋さんはおっさんだよなー。本人聞いたら傷つきそうだけど」 「……すみません」 「はは、面白いからそのままでいいよ。……俺は? 俺はギリギリお兄さんでしょ?」  ニヤリ、と、試すような、それでいてからかうような視線で、西森が直人を見る。  直人は思わず視線を逸らすと、小さく頷いた。 「よかったー。今度橋さんに自慢しよっと」  直人が視線を戻すと、西森の楽しそうな表情が目に入った。  だが、そこまで楽しそうにする理由が直人にはいまいちピンとこず、不思議そうな表情を浮かべてしまう。  自分と話して、こんな反応をされることも滅多になかった。 「はい。じゃあ次、直人の番」 「え?」 「親睦を深めるために俺のことなんか聞いて。なんでもいいよ、今日の朝飯でも、明日の天気でも」  考え、いままでの西森の言葉と態度で、直人の中に、僅かな好奇心が湧き上がった。 「……明日の天気」 「雨」 「……本当に?」 「ほんとほんと。俺の予報結構当たるから」  西森の適当そうな言葉が返る。直人は徐々に、言葉を投げかけるのが楽しくなるのを感じた。  それはライブハウスで出会った夜、同じ話題で盛り上がった時に、とても良く似ていた。  ――この人と話すときは、何も考えなくていいのかもしれない。  直人のその気づきは、普段は無口な直人から、言葉を引き出す鍵になった。 「……あの」 「ん?」 「もし、昔作った曲とかあれば……聴いてみたいんですけど」 「おっ、聞いちゃう? ちょっと待って、どっかに音源あると思うから」  言うやいなや、西森は生き生きとした様子で引き出しの一つを漁り出す。  恥ずかしげの欠片もない西森の態度に、直人は尊敬の念を抱く。  自分なら、きっとあんな対応はできない。先日のように、聴かせるられるものじゃない、と一蹴してしまう。  ……こんなことじゃ、いけないのだろうけど。  直人が自己嫌悪に陥りかけていると、一枚のディスクを手にした西森が戻ってくる。 「インストだけど。作曲はボーカルで俺は編曲。割と気に入ってるほうかな」  そう説明しながら、西森がCDをプレイヤーにセットする。 「橋さんは俺たち人気だった、なんて言ってたけど、あくまで内輪の話だからあんまり期待しないでね」  かち、と、再生ボタンを押す音が室内に響く。  数秒後、ギターの音を筆頭に、曲が流れ始めた。  ベースやドラムが混ざる中でも、直人は特に、ギターの音に集中する。  安心して聴いていられる、安定した演奏。逆に、時折微妙に乱れるベースの音が気になるほどだった。 「……うっわ、懐かしくて恥ずかしくなってきた! 俺、煙草吸ってくるから、適当に聞いてて」  直人があまりにも真剣に聞いていたせいか、西森はそう言い出すと、煙草を手にしてベランダへ消えていった。  直人は西森の行動に少しだけ驚きながらも、すぐに曲へと意識を戻す。   橋元さんの目利きは、やはり間違っていない。――そして、このギターが、とても好きだ。    それから直人は、西森が戻ってくるまで、ずっと一人、曲を繰り返しかけ続けていた。 ***  その後、直人たちは部屋を移動して、ギターを弾き始めることにした。  西森は、CDの曲の感想について、直人に何も聞かなかった。そのため、直人も西森のギターがとても気に入ったことを、伝えそびれていた。  改めて直人が案内された部屋には、ギターが二本と、編曲に使っていたのであろう、音楽機材が置かれていた。  西森の自室と違い壁の変色はなかったが、その代わり、自作と思わしき、防音の壁が作られていた。 「ギターは好きな方弾いていいよ。違いとかわかる?」 「……一応」  直人は、二種類のギターへ近寄ると、まじまじと観察する。  学校や塾の帰り、楽器屋に寄ってギターを眺めたり、好きなアーティストが使用しているギターを調べたりと、それなりの知識は頭に入れていた。 「つーか直人はさ、そんなにギター弾きたいのに持ってないの? ……まー、安いもんでもないか」 「……値段もあるけど……、親が、こういったことに批判的なので」 「ふーん。前にも思ったけど、直人んちって親が厳しそうだよね」 「……」  直人は、西森の言葉を無視して、片方のギターを手にする。あまり、家のことは話したくなかった。 「俺も直人にはそっちが合ってると思うなあ」  西森は、直人の感情を悟ったのか、単純に興味がなかったのか、すぐに話題を切り上げて、直人の手にしたギターへ話を移した。 「……弾けんの?」  挑発するような視線を直人へ向けて、西森が言う。  もちろん、ギターが弾けるのか、の意味ではない。"人前で"弾けるのか、という問いだった。  直人は、暫し無言で視線を落とすと、部屋にあった椅子へと移動する。  そうして、音を確かめるように、何度か弦を弾いた。  西森はそれを見て、小さく笑う。直人は気づかないふりをして、何を弾こうか、と、最初の音を探り出した。 「ねえ、このあいだの弾いてよ」 「……このあいだ?」 「俺が来るまで、なんか弾こうとしてたじゃん」 「……」  ああ、と、直人は思い当たる。耳コピーをしようとして、西森が来たから中断した曲だ。  直人は言われたとおり、最初の音を弾こうと指を添える。 「あ、ちょっとたんま」  と、その瞬間、西森から静止が入った。 「……?」 「あの時、なに弾こうとしてたか当てるから」  言うと、西森はCDラックから一枚のケースを取り出し、直人に見せた。 「このアルバムの3曲目」 「……」  正解だった。直人は驚くも、聞き込んでいれば最初の一音で解るものかも知れない、と思い至る。  実際、自分も最初の音を見つければ後の音も続けられる。この曲が好きなことは知っているし、イントロクイズのようなものだ。 「コピーすんだろ? 原曲は聴きながらのほうがいいよ」  はい、と、西森はポータブル型のCDプレイヤーとヘットホンを直人へ手渡す。  直人はそれを躊躇いなく受け取ると、装着し、再生ボタンを押した。  元の曲を聞きながら、ギターのパートを一つ一つ確認していく。  西森はそんな直人の姿を、少し離れた壁に寄りかかりながら見守っていた。 「直人見てるとノスタルジックになるわ。昔の自分思い出して」 「……」 「あ! 今ちょっと嫌な顔しただろ?!」 「……別に」 「嘘つけ。言っとくけど、お前結構わかりやすいからな」  そんなやり取りをしながら、直人は自分の口角が小さく緩むのを感じた。悪くないやりとりだった。  その後、直人は好きにギターを弾き、なにかの曲を演奏すれば、西森が所々でアドバイスを語った。  西森は、直人一人ではいつ気が付いたか解らない、色々な技術を教えてくれた。だが、直人は技術を教わる喜び以上に、自分が好きだと思える弾き手に教えてもらえることが、嬉しかった。  そして気付けば、外は暗くなり、直人が帰らなければならない時間も近づいていた。 「……」  携帯で時間を確認して、直人は名残惜しくなるのを感じた。  直人にとって、家は決して居心地のいい場所ではない。息苦しくて、常に親――特に母親の――顔色を伺わなければいけない場所だ。 「なあ、直人んちって門限破ったらどうなるの?」  そんな直人の様子に気がついたのか、西森が何気ない調子で問いかけた。 「……怒られる」 「まあ、それはそうだろうけど。普通に怒られるのとは違うの?」 「……うまく言えない。ただ、普通に怒られるのとは違うと思う」 「へえー……」  西森は曖昧な返事をしながら、直人をじっと見つめる。その視線に、直人は気まずさから思わず視線を逸らした。 「……帰りたくないんだよね?」 「え?」 「俺のこと利用してみる?」  にやり、と、今日何度目かの試すような笑みを浮かべる。そして直人は、今ようやく、その笑みの中にいたずらっぽいニュアンスが含まれていることに気���ついた。 「うまいことやれば、今日は帰んなくて済むかもよ?」 「……だけど……」 「あっは、お利口さんだなあ。最初に会った時からずっとそうだよね」 「……」 「直人の親ってさ、子供の交友関係とか全部把握してるタイプ?」  直人はいきなり何を、と思うも、西森の考えが気になって、質問へ答えることにする。 「……むしろ、全然気にしてないと思う。多分、信頼してくれてるんだと思うけど」 「はは、子供信頼してる親が、息子にそんな顔させる訳無いじゃん」 「……」 「携帯貸してみ?」 「……?」  直人は訝しげに思いながら、西森へ携帯を差し出す。  西森は携帯を受け取ると、なにやら操作をして、直人の携帯からどこかへ電話をかけ始めた。 「……、」  西森の行動に気づくと、直人はすぐさま携帯を取り返そうと手を伸ばす。  なんとなく、どこへかけたのかは予想がついた。  が、直人が携帯へ伸ばした手は、ひらりと軽快な動きで交わされてしまう。 「ちょ……」 「ああ、どうもお世話になっております。私、直人君のご学友の兄で橋元と申しますが」 「……?!」  わざとらしい声色で吐き出された言葉に、直人は言葉を失った。 「いいえ、こちらこそ。……ええ、ご本人もそばにいますよ」  西森は、普段の適当そうな態度とは打って変わり、真面目な態度で話していた。  直人の母親にかけたのであろうことは、直人にも予想がついた。ただ、何を言おうとしているのかまでは、予想がつかなかった。 「……はい。それで、私は大学生なのですが、今日は弟と一緒に、直人くんの勉強を見させていただいておりまして――」  それから西森が電話を直人に代わるまで、直人はただ、呆気にとられながら成り行きを見守ることしかできなかった。  西森は最後まで、臆面もなく、直人の母へありもしない話をつらつらと並べていた。  直人が傍目から理解できた、西森の作り話はこうだった。  ――橋元の名を借りていない弟の存在を作り出し、直人と共に勉強を教えていた。直人はとても優秀だったため、本人の希望もあって、このまま泊まり込みで勉強を教えたい――。  もともと、外では人のいい顔を浮かべる母親だ。この申し出を、断る可能性は低かった。加えて明日は休日だ。尚更、断る理由は少ない。  結果、最終的に直人に電話を代わり、絶対に迷惑をかけるなということ、そして、後日お礼を持って行きなさい、という約束だけして、母親は通話を終えた。 「……」  直人は暫く、受け取った携帯を眺めるしかなかった。確かに名残惜しさは感じていたが、泊まる気など微塵もなかったし、こんなことになるなど考えてもいなかった。  そして、明日母親の顔を見るのが、少しだけ怖かった。 「あれ、浮かない顔してるね」  西森は、椅子の背もたれに肘を起きながら座ると、直人の顔を覗き込んだ。 「……、……勝手に進められても」 「迷惑?」 「……」  直人は視線を逸らす。厚意でしてくれたことなのは解るため、頷くことはできなかった。 「でも、結果は良かったじゃん? なにを気にする必要がある?」 「……建前とか、大人の対応とか、そういう……」 「そういうのさ、面倒くさくない?」 「……」 「いいならいい、嫌なら嫌でいいじゃん。大体、勝手に話進めたけど、俺、強制はしてないよ。選択肢を与えただけ。帰りたかったら帰ってもいいんだよ」  直人がぎこちなく視線を西森に向けると、西森は何でもない表情で、直人のことを見つめていた。 「……なんで……」 「別に。そのほうがお互いウィンウィンじゃねって思っただけ」 「……お互い?」 「興味ない相手は構ったりしないでしょー。直人、あんまりガキっぽくないし、俺は一緒にいて結構楽しいよ。音楽の趣味も合うしね」  そう言って、西森は笑顔を浮かべる。  その顔を見て、直人は再び言葉に詰まった。――こんな好意の向けられ方をしたことは、今までなかった。 「一日くらいハメ外してみなよ。これ本当は内緒だけど、橋さんも心配してたんだよ。直人はいつも肩身が狭そうだって」 「……」  橋元が自分のことを気にしているのは、直人も薄々気がついていた。かと言って、橋元は積極的におせっかいを焼くほうでもない。だから、直人も適度な距離感で付き合っていた。  だが、こうして西森に行動されたあとに伝えられると、自分が思っていたよりも心配をかけていたように感じて、込み上げてくるものがあった。 「……はい」  少しして、直人は静かに、頷きを返した。 「あっは、ほんと面倒くさいやつ! とりあえず飯にしよ。いい時間でしょ」 「あ……」  リビングへ移動しようとする西森を、直人が静止する。 「ん? 腹減ってない?」 「いや……、なんなら、作りますけど」 「え、作れるの?!」 「両親が忙しい時とか、俺が作るから」 「うっわ、マジか。……うーん、でもまた今度でいいや」 「……そう、ですか」  そう言うと、西森は先に部屋を出ていく。  直人は「また今度」という言葉に少々疑問を覚えつつも、急いで西森の後を追った。 ***  夕食を終え、先に入浴を済ませた直人は、西森の自室でぼんやりと座っていた。  こんな時間に自宅以外の、それも、出会って数回の人物の部屋にいることなど、直人は初めてだ。  緊張よりも、不思議な感覚がずっとまとわりついていた。 「……お、服のサイズぴったりだね。やっぱ直人デカいよな」  タオルを頭にかけて戻ってきた西森の声に、直人は振り返る。 「俺も最初解んなかったし、年齢間違われること多いでしょ」 「……まあ、割と」 「だよねー。あ、そう言えばさあ……」  西森は置きテーブルのそばに腰を下ろすと、置いてあった煙草の箱から中身を一本取り出して、トントンと机で弄ぶ。 「さっき直人の母親に電話した時、うしろで子供の声してたんだけど、あれ弟?」 「……そうだと思います。8歳下の弟がいるので」 「うわ、直人お兄ちゃんかー。なんか納得」 「……そうですか?」 「うん。俺、一人っ子だからこんなんに育ったんだと思うもん」  言いながら、西森は「あはは」と愉快そうに笑った。 「でも、直人いいお兄ちゃんなんだろうなー。さっき電話の時、うしろで嬉しそうに『直人から?』って聞いてたし」 「……仲がいいとは思うけど」  答えて、直人の脳裏に弟の顔がよぎる。少しだけ、帰らなかったことへの罪悪感が湧き上がった。  弟の隆弘は、あからさまなお兄ちゃんっ子だった。両親が忙しいせいもあってか、休みの日などは、よく直人と遊びたがった。  もしかしたら、今日は退屈な思いをしているかもしれない。 「あ、ところでさ。これもあとで聞こうと思ってたんだけど」  西森は話題を切り替えると、傍らにあった一冊の雑誌を手に取り、未だ火の点いていない煙草を引っ掛けたままの手で、ちょいちょいと直人を呼び寄せた。  直人は仕草に従い近寄るも、手にある煙草が気になってしまう。 「……吸っててもいいですよ」 「ん? ああ、ごめんね。本当はさー、もうやめたいんだけどね」  そう言うも、西森は今度こそ煙草に火を点ける。 「ずっとそう言ってるのに結局吸っちゃうんだよなあ。……あ、でね、これ」  西森は煙草を咥えながら、雑誌の1ページを直人へ示す。そこには、いくつかのバイクの写真が並んでいた。 「今度買い換えよっかなって思ってるんだけど、迷ってるんだよね。直人はどっちが格好いいと思う?」 「……」  直人は、指定された二台のバイクに視線を向ける。正直、直人自身にはバイクへの興味など微塵もなかった。  格好良さなどもあまり解らない。強いて言うなら、どちらも同じように、格好良く見える。 「……、」  なかなか答えを返さない直人を見て、西森は吹き出すように大きく煙草の煙を吐き出した。 「……すみません」 「いや違くてさ、迷うとかじゃなくて、すっげーどうでもよさそうな顔で見てるんだもん。そんな反応……、ふっ、初めて見たっ……」  言いながら、尚も西森は小刻みに肩を震わせる。 「っ……ごめん、今度から直人にこの手の質問はしないようにするよ。あー、面白かった」  満足したように言うと、西森はまだ点けたばかりの煙草を早々に灰皿へと押し付けつた。  直人は西森の反応に戸惑ったまま、どうしていいのかを迷う。 「というか直人ってさ、音楽以外は何が好きなの?」  そして突然切り出された質問に、はっとした。  音楽以外で好きなもの。……直人はすぐに、その答えには辿り着けなかった。 「無いんだ」  西森が頬杖を付きながら、目を細めて問う。 「……かも、しれないです」 「知らなかったものを知ったら、意外と好きになるかも」 「それは、あるかもしれない」 「煙草は?」 「? 未成年……」  疑問とともに答えかけた次の瞬間には、直人の唇は、西森の唇によって塞がれていた。 「っ……?!」  突然のことに直人が混乱しているうちに、西森の手が頭部へ回され、舌が直人の唇をこじ開ける。直人がそれに気がついた時には、既に口内に煙草の味が広がっていた。  そのまま暫く舌を弄り回され、呼吸が怪しくなってきた頃、ようやく直人は解放された。 「っは……、なに……」 「今日のお礼の代わりかな」 「……?」  まだ理解が追いつかない直人をよそに、西森の手が直人の手首を掴んだ。 「俺ね、女の人だと勃たないんだよ」 「……、」  じり、と、西森が僅かに距離を詰める。馴染みのないシャンプーの匂いが、直人の鼻腔を掠めた。 「バンド解散しちゃった本当の理由も教えてあげようか。俺がベースの人好きになっちゃってキモい無理だで仲間割れ。音楽性の違いも確かにあったけどね」 「……、……」  普段、あまり動揺することのない直人の心臓が、徐々に脈拍を上げた。どうしていいのか、適切な対応が、すぐに導き出せなかった。 「怖い? なら振り払ってもいいよ。今ならまだ終電にも間に合うし」 「……、な、んで」  結果、この状況で、直人の口からこぼれた言葉は、それだった。 「ん?」 「最初から……、これが目的だった?」  直人の控えめな視線が、西森に向けられる。  すると、試すような表情で直人を見ていた西森が、小さく笑い声を立てた。 「自分でもびっくりなんだけど、なんか、すげー好きなんだよね。直人のこと」 「……」 「いや、もうほんとびっくり。2時間くらい前まではこんなことする気全然なかった」  苦笑いで吐き出された言葉が嘘か本当か、今の直人には、判断ができなかった。 「ただ、嫌だったら本当に帰っていいよ。強姦する趣味はないし」 「……、」  直人は、迷うように視線を落とす。同時に、すぐに決断に至らない自分に気がついた。  そしてそれは、拒否して関係が壊れる恐怖からではない。直人は、そういった物にあまり執着しない性格だった。  ――なら、これは。  ゆっくりと、直人は西森の肩へ手を伸ばした。 「……あっは、マジで?」  西森が、逆に驚いたような表情を浮かべる。 「……知らなかったものを知ったら、意外と好きになるかも」  直人が、冗談交じりに言葉を発した。 「余裕そうだけど、男相手で反応するの?」 「それは、知らない」 「……何事も経験だよね。目瞑って違うこと考えててもいいよ」  そんなやり取りを終えると、西森の先導で二人はベッドへ移動する。  直人は自分の奥底にある感情までは捉えられないまま、今は、西森に身を委ねることにした。  ***  翌朝、直人は鈍い体の痛みで目を覚ました。  そして、次の瞬間には煙草の匂いが鼻に触れる。見ると、傍らで先に起きていた西森が、煙草を吸っているのが目に入った。 「ん、おはよ」  直人が目を覚ましたのに気がついた西森が、軽い挨拶を投げる。  直人は起き上がろうと身をよじるも、だるい体と走る痛みのせいで、上手く起き上がることができなかった。 「無理しないほうがいいよ。寝起きキツイでしょ」 「……」  直人は思わず小さなため息をつく。そして昨夜のことを思い出して、僅かに瞼を落とした。  ――最初に直人が西森の手で欲を吐き出した時点で、西森は、ここでやめても構わない、と申し出てくれた。  だが、それを断って受け入れることを選んだのは、直人だった。  受け入れたのは、ここでやめるのは何か違うと感じたことや、直人自身にも伴う気持ちがあったからだった。  男同士の性行為については直人も多少なりとも知識はあったが、終わってみれば痛みばかりが記憶に残り、気が滅入る思いが無いといえば、嘘だった。   西森は回数をこなすしかない、などと言っていたが、今の直人に、その言葉を信じることはできなかった。  それでも、心のどこかには満たされたものも感じて、西森を責める気は、微塵も起きなかった。 「飯食えそう?」 「……まだいい」 「そ。んじゃ休んでなよ。俺、ちょっと買い物行ってくる」 「……うん」 「あ」 「?」 「さっきメール来てたよ。はい」  西森が直人の携帯を手渡す。直人はそれを受け取ると、新着メールの差出人を確認した。  それは、直人の母親からのメールだった。 『今日は家に隆弘が一人なので、早めに帰宅してください』  本文には、それだけが書かれていた。 「……西森さん」 「ん?」 「今日、早めに帰ります」 「え、帰れる?」 「帰ります」 「……飯食ったら鎮痛剤だな。と���かく買い物だけ行かせて」  呆れたような苦笑を浮かべると、西森はどこか早足で部屋を出ていった。  直人は携帯を握り締め、枕に顔を埋めると、二度目の溜息を吐きだした。  体の痛みからではなかった。……急激に込み上げた罪悪感が、直人を襲っていた。  西森と体を重ねたこと自体には、不快感も後悔もない。ただ、家族の事を思うと、もの凄く重い罪を犯してしまったような気持ちに見舞われた。  そしてそれは、西森に見送られ、帰りの電車に乗り込んだあとまで続いた。  ――自分は昨日、同性と体を重ねたのだ。  ここにいる誰も、そんな事実は知らない。なのに、誰の視界にも入りたくないと感じてしまう。  出来るだけ気を逸らすように、直人はイヤホンをして、外の世界を遮断する。  ――だけどまた、西森さんに会いたい。  プレイヤーの音量を上げる。昨日、散々聞いたギターの旋律が、脳内に響く。  西森が自分に向けた言葉のひとつひとつが、音に乗って流れていく。  ――会いたい。  その後も、音に埋もれて身を隠すようにしながら、直人は自宅への家路を急いだ。 ***
 まだ陽も登りきらない、休日の静かな住宅街。  気だるげな体を意識しないようにしながら、直人は予備で持ち歩いている自宅の鍵を取り出し、玄関を開いた。  とたんに、馴染みのある空気が肺の中へ入り込む。そのことで、自分が煙草の香りに鈍感になっていたことに気がついた。  とにかく着替えよう、と部屋へ向かおうとするのと同時に、軽快な足音がリビングから近づいてくるのに気がついた。 「直人! おかえり!」  音の方を見ていると、弟の隆弘が、嬉しそうに直人を出迎えた。 「ただいま。……母さんたち、出かけるって?」 「うん」  答えて、隆弘は不思議そうな表情で直人を見た。 「……どうかした?」 「直人、変な臭いがする」 「……」  直人は一瞬ぎくりとして、だが、すぐに西森の部屋で着いた煙草の臭いだと思い至った。 「ごめん、すぐに着替える。ご飯は?」 「食べた」 「そう」  答えて、直人は逃げるように自分の部屋へと向かう。隆弘は、再びリビングへ戻ったようだった。  気持ちわるいものが胸中を渦巻く。  ――罪悪感。  多分それが一番近いだろうと、直人は思った。  今日、帰ってきた母親に会うことを考えると気が重い。自分は、悪いことをして帰ってきたのだ。  なのに、それに反して、西森に会いたいという気持ちは消えはしない。  着替えを持って、バスルームへと向かう。一瞬鏡に映った自分の顔は、酷く疲れた顔をしていた。  なぜか、昨日の夜の出来事が脳裏に蘇って、咄嗟に鏡から視線を逸らす。とにかく今は、全てを一度リセットしたかった。  シャワーを軽く浴び、選択機を回して廊下へ出ると、再び隆弘がリビングから顔を出した。 「直人、今日は一緒にお絵かきしたい」 「……」  いつもならば二つ返事で頷く言葉だった。でも、今日は酷く居心地が悪い。 「……ごめん、ちょっと休みたい」 「じゃあ、直人の部屋で書いてていい?」 「……いいよ」 「わかった!」  一転して嬉しそうに答えると、隆弘は絵かき道具を取りに別の部屋へとかけていった。  直人は小さく溜め息を吐くと、ベッドへ向かうために自室へと歩き出した。  両親があまり家にいないこともあってか、直人は普通の兄弟より、少し強めに隆弘のことを気にかけていた。  でも、今は少しだけ、煩わしい。そして、そう感じてしまう自分に、また嫌気がさした。 「……、」  直人が自室へ辿り着き、ベッドへ身を投げ出したのと同時に、部屋の扉が開いた。  そのまま、隆弘が絵かき道具と、最近好きな戦隊物の人形を手にして、静かに直人の部屋と入ってくる。  そして床に画材を広げると、何を言うでもなく、真っ白の画用紙に色を走らせ出した。 「……」  直人はそんな隆弘の様子を、同じく何も言うでもなく見守る。  隆弘は、いつからか妙に空気に敏感になっていて、こうして、何も言わずとも適切な行動をしていた。 「……隆弘」 「うん?」 「今日、天気予報、見た?」 「見た! おひさまだった!」 「……そう」  答えながら、直人は昨日の西森との会話を思い出した。    "……明日の天気"  "雨"  直人は、おもむろに窓の外へ視線を向ける。  当たると、言っていたのに。 「……はずれ」  ぽつり、と、直人が呟く。  視界の先には、雨なんて振りそうもない、晴れ晴れとした青空が広がっていた。 *** 「お疲れ様でーす」  乱雑と物が置かれたライブハウスの一室に、飄々とした言葉が飛び込んだ。 「お、西森くん。いらっしゃい」  自身がいつもかけている眼鏡を拭いていた橋元が、手を止めて振り返った。 「今日は誰が来んの?」  西森は、机の上にあったフライヤーを一枚手に取って確認する。 「うーん、あんまりピンとくる奴いないなあ」 「はは、たまにはそういうのも見てみたら? 意外と新しい発見があるかもよ」 「今はいいや。あんま興味ない」  素っ気無くそう言って、西森はフライヤーを机に戻した。  そうして、いつか直人が弾いていたギターのもとへ向かうと、手に取り戯れるように弦を弾いた。 「……ねえ、橋さん」 「ん? どうかした?」  橋元は眼鏡をかけ直して、改めて西森を見る。 「俺、直人のこと食っちゃった」  西森はふざけるように目を細めて言うと、ジャン、とギターで軽快な音を鳴らす。 「……え?」  対照的に、橋本は呆気にとられた顔を見せた。 「え? ……え、まって、直人あれでも中学生だよ?! 解ってる?!」 「もちろん」  再びジャン、と、今度はフラットな音を鳴らす。 「っていうかなんでそうなった?! 無理やりか?! 直人のこと脅したのか?!」 「ひっど。親戚のおじさんは過保護だなあ」 「おじ……!」 「残念ながら合意のもとです」  今度はジャカジャカジャン、とオチをつけるような音を奏でると、西森はギターを戻して傍らの椅子へ腰を下ろした。 「……ちょっと、頭が追いつかないんだけど」  橋元は言いながらこめかみを押さえた。 「びっくりだよね。俺もびっくり」 「……本当に合意?」 「合意も合意、大合意。疑うなら直人に聞いてみたら」 「……聞いて正直に言うかなあ、直人のやつ……。しかしなんだって直人も……」  はあ、と、橋元は大きなため息を吐いた。 「直人も立派な男だってことだよ」 「あのねえ、普通の男はそう簡単に男と寝たりしないんだって」 「世間一般的にはそうだよねえ。なんで直人は良いって言ったんだろ」 「だから、断れなかったんじゃないの」 「そんなことないよ。俺、ちゃんと挿れる前にやめていいよって言ったもん」 「生々しいこと話さなくていいから。……直人はああ見えて建前とか凄く気にするんだよ。だから」 「それも知ってる」 「……」 「わかりやすいのにわっかんないな、アイツ」  西森は妙に真面目な顔で言いながら、煙草の箱を取り出す。 「禁煙。吸うなら外」 「はいはい」  火の点いていない煙草を一本加えて立ち上がると、西森は部屋の外へ歩き出す。 「……西森くん、直人で遊んでるわけじゃないよね」  すれ違いざま、橋元が言う。 「……本気だから不安になってるんじゃん?」  再び目を細めて言うと、西森は今度こそ部屋を後にした。  一人部屋に残った橋元は、西森の消えた先を見ながら、眉をひそめる。 「……変に近づかせない方が良かったのかなあ……」  独りごちると、頭を抱えるようにして机に肘をついた。 ***  直人が西森と一晩を明かした日から、一週間が経っていた。  ――あの日以来、直人は西森と一度も顔を合わせていなかった。  ライブハウスも、避けるように帰路を急いだ。ギターを弾きたい気持ちはあったが、それ以上に、橋元と顔を合わせるのが嫌だった。  もしかしたら、西森と会ってしまうかもしれない。あんなにも会いたかった気持ちが、なぜか今は、戸惑いへと変わっていた。  塾のない放課後。この日も直人は、真っ直ぐに自宅へと帰るために駅を通り過ぎた。  時々、他校の生徒や高校生の姿が目に入る。彼らを見て居心地が悪くなるのは、もう何度目かわからなかった。  同じ男と体を重ねてしまった事実は、直人の中で、だんだんと後悔になろうとしていた。  学校で友人たちが下世話な話をするたびに、直人は、人知れず耳を塞ぎたくなった。    ――ヴヴッ… 「……?」  制服のポケットの中で、直人の携帯が震えた。  直人は、届いたメールの送信主を確認する。――西森だった。  気持ちがざわつくのを感じながら、直人は内容を確認する。 『最近ライブハウス来ないね』  件名の部分に、それだけ書いてあった。 「……」  無視して携帯を閉じてしまおうとして、直人の歩みは止まった。  無視してしまいたいのに、言葉の意図を考えてしまう。  『最近来ないね』。その言葉のあとに続くのは、"どうして"、だろうか。  ……それとも、"会いたいのに"、だろうか。  あの日、西森は直人に好きだと言った。そして、直人はその言葉を受け入れた。  なのに、あれから直人は西森と一切の連絡を取っていない。本来なら、連絡が来ないほうが不思議だった。  なんにせよ、きっと西森は待っていてくれたのだろう、と、直人は思い至った。 「……、」  直人は、返信ボタンを押して、文字を打ち込み始める。 『今日は行く』  送信を済ますと、通り過ぎた筈の駅へと、踵を返した。  路地裏を抜け、ライブハウスへ続く階段を降りると、直人は緊張した面持ちで、スタッフルームの扉を開いた。 「お、直人じゃん。久しぶり」  すぐに、橋元の笑顔が直人を出迎えた。  直人が部屋を見回すも、どうやら、室内には現在橋元しかいないようだった。 「……西森さんは?」 「西森くん? ちょっと前に帰ったよ」 「え……」  橋元の言葉に、直人は唖然とする。今日は行くと言ったのに、なぜ帰ってしまったのか解らなかった。 「……用事?」 「さあ? そろそろ帰るわーって出てったよ」 「……そう」 「で、直人は? 久々に弾きに来たんじゃないの?」 「……、」  橋本の問いへの返答はせずに、直人は再びライブハウスの外を目指す。  訳がわからなかった。携帯を取り出して、西森へのメールを打ち込む。 『行ったけどいなかった』  感情のまま、そう送った。  送ってから、直人は「はっ」とした。そもそも、西森は今日会おうだなんて、一度も言っていない。  近くの電柱で足を止めると、寄りかかって一息ついた。こんなにも動揺した自分に、直人自身も驚いていた。  きっと西森相手じゃなければ、仕方がないの一言で済ませている。  直人がそのまま若干の気疲れを覚えていると、再び、西森からのメールが届いた。 『暇ならうちに来なよ』  また、件名の部分にそれだけが書かれている。 「……」  今度は返信をせずに、直人は携帯をしまう。  あまり自覚したくはない期待を抱きながら、直人は、西森の部屋を目指して歩き出した。 ***  二回目になる部屋の一室のインターホンを押して、直人は中からの反応を待った。  緊張。恐怖。いま、直人が抱いている感情を表すならば、その類のものだった。  でも、それらの中に、ほんの僅かな楽しみが混ざっている。  直人が自分の足元を見ながら待ち続けていると、ゆっくりと、扉の開く音が聞こえた。 「おっひさ」 「……」  久し振りに見る西森の目を細めた表情に、直人は少しだけ、憤りを覚えた。 「あがりなよ。暇してたんだ」  そう言って部屋の奥へ戻る西森を追うように、直人も部屋へ入り込む。相変わらず、部屋の中には煙草の臭いが染み付いていた。 「どうする? 久々に弾く?」  部屋に入るも口をつぐんだまま立ち尽くす直人へ、西森が軽い調子で問う。  それでも直人が視線を合わせないまま黙り込んでいると、やがて、西森が吹き出した。 「あっは、すっげー不満そう」 「……おちょくられた気がしたから」 「わかってんじゃん」  臆面もなく答えると、西森は直人の側へ歩み寄った。 「一週間も恋人をほったらかしにした罰でーす」  小さく腰を曲げ、直人を覗き込むようにしながら言う。その口角は、ざまあみろ、と言いたげに上がっていた。 「……それは、」  反論しようとした直人を遮るように、西森が直人の額へ軽いデコピンを繰り出した。 「なに、ん……」  そしてそのまま、自らのそれで直人の唇を塞ぐ。 「…っ……、」  直人の肩に掛かっていた学生��がずり落ちる。西森の舌は、すでに直人の口内で好き勝手に遊んでいた。 「……っ、ちょっと、待って」  直人が一度は腕で西森を引き剥がすも、西森は簡単には食い下がらなかった。 「やだ。早く直人慣れさせたいもん」 「っ……!」  再び、西森が直人の唇を塞ぐ。今度は、先程よりも強く頭を抑えられた為、簡単に引き剥がすことができなかった。  直人が舌の感触へ気を取られているうちに、西森の手が、下半身へと滑り込んでいくのが解った。 「……、」  直人が、意図的に鞄を床へ落とす。  これ以上、抵抗する気が起きなかった。  罪悪感も、後ろめたさも、もう何も考えたくなかった。  ――ずっと会いたかったのは、自分の方だ。  その考えが直人の脳裏をよぎった瞬間、直人の腕は、西森の背へと回されていた。  今は、全部どうでもいい。  直人は西森へ身を委ねると、ゆっくりと、思考を手放した。 ***  直人と西森が再び体を重ねた日を境に、直人は、頻繁に西森の部屋へと出入りするようになっていた。  その頃には体もすっかりと慣れて、時には、直人から体を求めることもあった。  西森と体を重ねている間は、人間関係のしがらみも、家族間での責任も、全部忘れらる。  それが、直人が西森を求める、一番の理由だった。  そしてそれが「なにか違う」ということは、直人も薄々気がついていた。自分よりずっと大人な西森が、そのことに気がつかない訳もないと思っていた。  でも、西森はいつまで経っても、直人へ何も言わなかった。  そんな関係が続いていたある日、西森は一人、橋元の元を訪れていた。  いつかも見たような、眼鏡を拭きながら西森を出迎える橋元を横目に、西森は、適当な椅子へ腰掛けて、小さく溜め息を吐いた。 「どうしたの。西森くんが溜め息とは珍しいね」 「んー……。やっぱり、年の差って難しいのかなあって思ってさ」 「直人と上手くいってないの? ここに来る時とか仲良さそうにしてるじゃん」 「まあね」 「……惚気なら聞かないよ」 「仲はいいよ、仲は」 「どういう意味」 「直人はさあ、甘えられる人がいないんだよね、きっと」 「……なにかあったの」 「これでいいのかなあ、って思ってさ。いや、俺がどうとかじゃなくて、直人のためにね」  頬杖を付きながら、伏せ目がちに西森が続ける。 「俺は、直人を甘やかすの全然いいんだよ。直人のこと好きだし、えっちできるし。でも、直人をダメにしてるかもなあって」 「……直人はしっかりしてるから、大丈夫だと思うよ、俺は」 「それ。そういうのに、押しつぶされてんだよ、きっと」 「……」  橋元が、眼鏡をかけ直して西森を見る。 「離れたほうが直人のためかなあ、って思うんだけど、離れちゃいけない気もすんだよね」 「……難しい話だね」 「でしょ? もし、俺がもう会わないようにしよう、って言ったら、直人どんな顔するかなあ」 「……。頷いて終わりじゃないかなあ」 「でしょ?! でも、それって強がりでさ、そのあと直人どうやって生きてくんだろう、とか色々考えちゃうんだよ」 「西森くん、そんなに面倒見良かったっけ?」 「ね。俺もびっくり。前の恋人に散々ウザイって言われたのに」  はあ、と、西森は再びため息を吐く。 「次、直人にしたいって言われても、俺、拒否しちゃうかも」 「そしたらきっと悲しんじゃうよ、直人」 「だよねー。でもこんな気持ちで直人抱けないし」  西森はトントンと指で机を叩くと、急に立ち上がった。 「だめだ。ニコチン入れてくる」  そう言って、スタッフルームを出て行った。  西森を見送った橋本は、苦笑を浮かべる。 「……やっぱり、変に近づかせない方が良かったのかなあ……」  いつかのようにそう独り言を零すと、頭を切り替えるように、傍らにあったノートパソコンを弄りだした。 *** 「直人、そのギター、あげるよ」  西森が唐突に直人へ切り出したのは、直人の卒業も近づいた、冬の日だった。 「……え……」  西森の言葉を聞いて直人が零したのは、喜びではなく、戸惑いだった。 「卒業祝い。それに、いい高校受かったんだし? よく頑張りましたのご褒美」 「……」  直人は、弾いていたギターをまじまじと見る。買えば、結構な値段がするギターだ。 「あ、でも今日はまだね。そうだな……、直人が高校に入学して、俺にやりたいことをしっかり宣言できたらあげる」 「……卒業祝いじゃないの?」 「俺にとっても大事なギターだからね。そう簡単にはあげない」  西森は目を細めながら言う。からかうような冗談を言う時、西森はいつもこの表情を浮かべた。 「……わかった」 「うん。……あ、そろそろ帰んないとまずい時間だろ」  部屋の時計を確認して、西森が言った。直人は、相槌を打ってギターを元の場所に戻す。  この頃には、体を重ねる回数も減っていて、西森は、時間になると直人を返すようになっていた。  直人は物足りなさを感じるも、拒絶されたときのこと思うと、強く出ることはできなかった。 「……」  西森と別れ、一人電車に揺られながら、直人は、小さな予感を感じていた。  ギターをあげる、という話。時期的に、卒業間近なら、確かに卒業祝いでもおかしくはない。  ただ、なにか。直人の中に、一抹のさみしさが湧き上がっていた。  その後、直人は高校に上がり、約束通り、西森からギターを受け取った。  「音楽の道に進みたい。だから、軽音部にも入った」――そう、直人は西森へ伝えた。  西森は、いつものように目を細めて笑みを浮かべると、おめでとう、と、直人へ軽いキスをした。  でも、それだけだった。  ――そして、それ以来、西森はライブハウスへ姿を現さなくなった。  直人が橋元に西森のことを聞くも、橋元は、俺にも解らない、と言うだけだった。それが嘘か本当か、直人が知ることはできなかった。  直人は、自分から西森へ連絡をしなかった。西森がライブハウスに来なくなった、という事実が、直人をそうさせていた。  以前に感じた、小さな予感のせいもあった。あれは紛れもなく、別れの予感だったと、直人は思った。  そのうち、直人は西森のことを考えるのを、やめることにした。  結局、西森から貰ったギターも殆ど触る気が起きず、直人はバイトの貯金で、新しく安価なギターを買った。  それから、直人が成人を迎えて西森の年齢を超えても、西森と直人が言葉を交わすことは、二度となかった。 *** 「……というのが、あのギターにまつわる話」  薄暗い一室のベッドの上で、直人は、そう、話を締めた。  直人の腕の中では、年下の、今の恋人である一夜という名の少年が、すっぽりと収まっている。 「たしかに、自然消滅だな、それは」  直人の言葉に、一夜は静かにそう返した。 「でも、直人さんがあのギターを新居に持ってこなかったの、納得したかも」  西森から貰ったギターを、直人は新居へ越すと同時に、ライブハウスへ預けていた。  そして、直人が今回過去を振り返ることになったのは、そんなギターにまつわる一夜の要求がきっかけだった。  いい加減、昔の恋人とギターのことをちゃんと聞きたい――何度目かのまぐわいの後、一夜は、直人へそう強く申し出た。  一夜はなかなかに察しがよく、直人がなんとなく誤魔化せばいつもそれを悟って引き下がるが、この日の一夜はそうではなかった。  だから、直人も潮時かと、あまり積極的に話したくは無い過去の話を、一夜へと語ることにした。 「今度こそこれで全部だから。……これ以上は聞かれても困る」 「うん、サンキュな。……それにしてもさ」  一夜は改めて直人を見ると、続ける。 「前に、直人さんがその……西森さんを見かけたことがあっただろ?」 「……クリスマスの時だっけ」 「そう。なんか、その時見た人と、少し印象が違う気がするんだけど」 「……うん」  直人は静かに答えると、思い出すように、遠い目で視線を逸らした。 「だから、俺も西森さんかははっきりと解らなかった。ただ、煙草の銘柄が一緒だったのと、バイクが、昔俺に訊いたのと同じだったから」 「なるほどな……」  年齢も、自分の目測だと三十代くらいだった、と、一夜は思い返す。それなら、大体の条件は話の人物と一致している。 「……俺にとっては、あまりいい経験ではないから。それを君に重ねて、もどかしい気持ちをさせてしまったとは思ってる」 「それは……、まあ、仕方ないしな。直人さんの気持ち、わかるし」  一夜にとって、今のような距離感で直人と過ごせるまでは、とても長く感じることだった。  だが、直人自身が感じた思いを汲めば、そうなってしまうのかもしれない、とも思った。 「……ギター」 「ん?」 「一夜が聞きたいなら、今度、聴かせる」 「……マジか」 「うん、簡単なものだけど」 「それでいいから聴きたい」  目に見えて嬉しそうな一夜の反応に、直人も微笑を浮かべる。堪らなくなって、一夜を抱きしめる腕に力を入れた。 「じゃあ、予定の会う日に」 「ああ、楽しみにしてる」  どちらからともなく軽いキスを交わして、「そろそろ寝よう」とお互いに瞼を落とす。  滅多に口にすることはないが、直人は、腕の中の少年に出会えてよかったと、何度も思ったことがあった。  そしてこの先は、それを伝えていきたいとも、思っていた。  思い返せば、どちらも出会いのきっかけは、決して良いものではなかった。  でも、だからこそ。  こうして今があることが、直人は、なによりも幸せに感じた。  きっとこの関係は、この先も強く、続いていく。   傍らから聞こえる小さな寝息を聞きながら、直人も、ゆっくりと眠りに落ちていった。
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metaleft · 1 year
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Twitterリ���タイ企画「ドリームリバース」 参加キャラ
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キャラクター概要
・獅子神センリ
型番ピンク trader/商人
A-若年受刑者 ▽罪状
いわゆるJKビジネスの元締めで逮捕。 自分の学校の生徒を中心に繁華街の女子高生達の好奇心を惹きアルバイトの感覚で少女達を裏の世界に導いていた。 SNSを活用しビジネスの範囲が異常に広がったこと、少女達が彼女の正体をひた隠しにしていたことから主犯の発見から逮捕が大いに遅れた。
▽プロフィール
獅子神センリ
誕生日…4/2 年齢…16歳 身長…151cm 体重…41㎏ 血液型…AB型 髪色…ラズベリーに一部黒髪 瞳…深夜の月 出身…生まれも育ちもネオヨコハマ。ヨコハマ県のお嬢様学校出身。 好きな食べ物…海老、蟹、骨のない魚 好きな服…ボディラインの出る服、スポーツブランド、白い服 部活…生徒会長、テニス部 得意なこと…計算、甘えること、立体パズル 苦手なこと…美術鑑賞。嫌いじゃないけど足がムズムズする。人に本音を言うこと。 音楽…ジャズ、チル系 映画…キャッチミーイフユーキャン、グランドブダペストホテル 嗜好…プラスチックの宝石、スティックタイプの飴、 キラキラのカード 色…ピンク、白、黄色 飲み物…いちごミルク、カフェラテ
▽シール
独自の採点基準で他人にご褒美と称してシールを貼る。 一番良いシールはエビのシール。 特別賞にはシャカシャカのシール。 平は学校で配られるような丸いだけのシール。
▽性格など
一人称…私 年齢問わず二人称は君。
相手がどれだけ年上で権力を持っていても毅然とした態度で落ち着いた口調で話す。 どんな相手でもご褒美をあげる態度を崩さない。 女の子が大好き。年上の女性ですら口説こうとする。 反して大人や男が嫌いだが、対等に接してくれる相手には心を許す。
俗に言う「トー横キッズ」のような少女達には特に温情を持っている。 自己肯定感が低く人との繋がりを求めるが空回りする様な相手に深く共感しており、法外だろうと生活をあげたいという気持ちの元動いてる節がある。 それ以外にビジネスそのものの楽しさ等好きでやっている部分はあるがそれが人の心を奪う商売であると認識している。
一人では眠れない悩みがあるが後記するハワイでの事件以降、人とは眠らないようにしている。
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▽生涯
生い立ち 2007年4月2日、獅子神はヨコハマ市で産まれた。父は外交官、母は私立大学協会の理事だった。 小学生の頃から勉学、スポーツに励み学級委員長を務め、学校行事に熱心であった。 ヨコハマ湘蘭女学院・中等部に進学後も一年生から生徒会長を務め、テニス部ではエースに抜擢され周囲の生徒の憧れの人物となっていた。{1}
JKビジネスの始動 女学院の生徒間ではパパ活や援助交際が流行していた。 獅子神は学校を休みがちになる生徒、精神的疲労を重ねる生徒達の相談事を一手に引き受けていた。 同時に、当時好きだった地下アイドルとの交流が深まりアンダーグラウンドで生きる彼女達の過酷な状況下を目の当たりにする。 未成年が親元から独立して非合法に稼ぐ方法として、 以前から医療用ピルの転売やオンラインデータの売買を行っていた獅子神は自らオーナーとなり少女達を雇い、 JKビジネスの運営を始動した。 獅子神の運営はいたってシンプルなものであった。 アンダーグラウンドで生きる少女達のネットワークを通じてSNSで営業を行い、顧客とDMやLINEでやりとりをして少女を派遣する。 リフレ、撮影会、デート等が基本的なラインナップだが少女が希望する場合のみ性的類似行為や売春も行っていたという。 客との交渉や金銭の受け渡しを運営が行うこと、少女達に一切のノルマが無いこと、何より獅子神本人が少女達のケアを丁寧に行うことから次第に獅子神の元で働きたいと希望する声が広がり、 ビジネスの範囲は関東圏の1割を占めるほど成長していった。
出頭に至るまで 2022年5月、獅子神は修学旅行でハワイに赴く。 セレブのパーティにも参加していた様子だが、{2} ビジネスは最小限に収めていた。 だが出国の時点から獅子神の稼ぎ方に目をつけていた日本の指定暴力団の一甲会が現地のギャングを手配し誘拐を決行。 獅子神は深夜、共に就寝していた同級生二人とホテルでギャングの襲撃に遭う。 この襲撃の影響で、ホテルに宿泊していた学生、教員が重軽症を負う事態となった。{3} 修学旅行前に保険として個人的に依頼をしていた警備会社に救出され、ほぼ無傷で襲撃から脱出。 警備会社の独自ルートを駆使しその足で日本に帰国した。 2022年5月17日、弁護士同行の元ヨコハマ警察署に出頭した。{4}{5}
{1}ヨコハマ湘蘭女学院HP閲覧 {2}マイアミのモデル・インフルエンサーJJ Scottの Instagramリール動画から。 {3}”ハワイで銃撃事件日本人修学旅行生負傷”ADCニュース2022年5月14日閲覧。 {4}”異例の当時13歳中学生が出頭青少年保護法違反”海経ニュース2022年5月19日閲覧。 {5}”JKビジネスの本性元締めの現役女子高生勾留”東林NEWS2022年5月25日閲覧。
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▽本編後 19歳、出所後オオサカの大学に入学。 JKビジネスからは完全に足を洗い(少女達へのアフターケアは続けていく)学業と並行してスタートアップやベンチャー企業のアドバイザーとして活動している。 InstagramとYouTubeを始めインフルエンサーになる。10〜20代の少女に向けて未来の可能性を発信している。 彼女の写真や動画にはたくさんの犬が写り込んでいる。
"新進気鋭の女性監督、宮下真幌がメガホンを取る。現代社会に波紋をもたらすJKビジネスを駒の様に操っていたのは当時13歳の少女だった。お嬢様学校出身で順風満帆な生活を送っていた彼女が巨悪ビジネスの女王に成り上がる半生を元SugarIdollの桐乃未彩主演で映画化。" 出所直後、若手映像監督からオファーを受け獅子神センリの半生を元にした短編のドキュメンタリー映画が製作された。
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▽関係
東國一愛(呼び→ひとみ) センリが13歳くらいの時に知り合った、定義上は家庭教師の女子大生。 センリのお気に入りの女の子であり、急に呼び出して買い物に付き合わせたり、家で家事をしてもらったりしている。
アンタレス(呼び→アン) リゾート行きの飛行機で隣席だった相手。 苺同盟を組んでいる。
正道キヲラ(呼び→キヲラ) 島で交流を深め親友となった。 夢から目覚めた後、キヲラの感情の一つをコピーされている。
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spdayf · 1 year
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読書日記「三島由紀夫レター教室」三島由紀夫
2022年は本を買う季節だった。お金の有意義な使い方を考えた結果がこれなので、私の知能の程度の浅さがまあ分かるだろう。
その日は歯の定期検診に行った。歯医者というものは診療、治療にどれだけの金額がかかるのか分かりにくいところがあり、検診だけで済めば運賃合わせて三千円ほど持っていけば済む話だが、これに軽い治療が加わると足りるかどうか不安になるくらいにはお金がかかってしまう。私は財布の中身をできるだけ減らし、その日をギリギリ乗り切るのを楽しみにする性質なので、たまに計算を違えてツケてもらうことが多々ある。逆に、その日用意した額の半分も使わない日もあり、その健診の日がまさにそうだった。建物から出たあと財布を覗くと七百円ほど残っている。運賃は交通系カードにチャージした後なので、ということはその額が丸々自由に使えるわけだ。ここで話は冒頭に戻る。
七百円の有意義な使い方。その額を当日中に消費するという前提で、大抵の人はコンビニで菓子類や飲料を購入するのではないかというのが、あまり外出をせず人間観察も適当に済ませる私の持論である。論説の当否はどうでもいい。ただ、私はそういった消え物にお金を使うのは勿体無い気がしているのだ。とにかく何でもいいので形として残り続けるものを購入したい。
というわけで、歯医者近くの本屋を適当に散策し始めた。まずは漫画のコーナーに向かう。背表紙をざーっと眺めながら、その内容と情報量を類推する。次に文庫のコーナーに移動して、またもやざーっと眺め、考える。漫画本と小説本、仮に一冊の値段が等価だとして、含まれる情報の量、密度はどちらが多いだろう(この娯楽品に対する価値の測り方はやはり私の程度の浅さを示す概念的証拠の一つではあるが、今は大目に見ていただきたい)。そう比較したときに私は支払う対価に比べて、文字量が多い小説の方が満足度は高いと判断して、小説を選び始めた。
この時点で家にある小説は「人間失格」と「伊豆の踊り子」、「火花」に「楽しい川べ」だけで、全部私の嗜好的な直感に引っかかったものばかり収蔵されいる。個人的な感覚で蔵書は二段組のカラーボックス一つに収まる程度にしたいと考えてる私にとっては、七百円の書籍を買うのにも結構な気を遣わなければならない。文庫コーナーの端から端まで目を通し、気になったタイトルを記憶して、また端から端まで目を通す。記憶したワードの中で順位づけを行い、今本当に欲しいものだけを残していく。そうして書籍購入選考会を勝ち残ったのは「告白」と「三島由紀夫のレター教室」だった。どちらも三島由紀夫に関連した本である理由は、やはり以前に読んだ「けものの戯れ」の、覗き見的、また退廃的な面白さとその堅実な文体に惹かれたからだろう。そして、残った二つを比べ、その執筆形式(?)の奇抜さから、「レター教室」の方に軍配が上がったのだった。
果たしてその中身である。大まかに書くと、若者の恋模様である。というのが、私の解釈だが。もちろん、結末に至るまでには様々な事件が起こっている(と類推される)が、結局のところはラブロマンスなのだ。私は、いわゆる恋愛ものとされる作品に見られる純粋な感情の発露や、それに至るまでのドラマ的駆け引きといった部分が苦手なのだが、そこは文豪三島といったところで、苦手なジャンルを苦手なまま、最後まで読了させてしまうその力量には感服である。いや、今更こんな古典を褒めたところで、意味なんてないが。それでも、その筆力に圧倒され身動きが取れなくなってしまったというのが真実なのだから仕方がない。文通の形式でドラマを展開していく手法が、この本が初出かどうかは定かではないが、これが後の「電車男」や「まおゆう」などのスレッド形式の小説の枝元にあると考え、感傷の念を抱くのは私だけだろうか。とにかく、私はこの小説を読み、また収蔵できた事実に満足している。
最後に、この本、前書きに手紙の参考になる旨が記されているのだが、現代となってはこの畏まった文章、ある程度のまとまった形の文章というものは相手に威圧感を与えるだけなので、参考にはしない方がいいと思われる。
前略
三島由紀夫レター教室、拝読いたしました。実に興味深く、楽しかったです。
取り急ぎ報告をば。
草草
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crystallizedheaven · 1 year
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「刻窟の通行証書」最新の第三話を更新しました。
百合子は、あの貸出カードにあった住所、N町へと来てしまう。
あの少年は、あまりにも弟を殺害した殺人鬼に似ている。
見過ごすことはできず、N町へと確認しに来る百合子。
そこで出会ったのは……
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