Tumgik
#愛だろ愛何はなくとも何があっても愛が無きゃ駄目だろ観世音支部
chaukachawan · 11 months
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だんいんしょーかい!33期の巻!
ころねです。
最後はイカれた33期のメンバーを紹介するぜ!
○佐々木モモ
わたし!先生も彩花も幽子も書類も母もフユコもベテラン墓守も和美もマイも小池もみんな好き!音響オペも当制も好き!わあああい
○黍
きび。正直最初は距離感が掴めなくて、あまり話しかけられなかったのを後悔してる。今ではきびのまっすぐさが大好き。かっこいいけど可愛いとこも大好き。作り出す世界観のあたたかさも。挙げるとキリがないね。後輩に慕われてるのもわかる、ついて行きたくなっちゃうもの。私は多分割ときびやゆるあみたいなまっすぐな人間ではなく正反対を行ってるので、ストイックな姿はずっと羨ましくて、眩しかった。これからも仲良くしてくれたらうれしいな。大好きです。
――きびにしか出せない儚さだった。
少女/木彫りの体温
○えどいん
えどうぃん。正直最初は謎だった。今でも謎なところは多いけど、最高に優しい人だと知ることが出来た。なんでも率先してやってくれるところや、物怖じしないところ、常にみんなを気にかけてくれるところが素敵。チーフからしたらえどうぃんの「俺やるよ」の一言がマジで救いの一言。えどさんかっけえよ。ちゃうかで1,2を争うレベルに漢気があると私は思ってる。ありがとう。
――ハマり役すぎて大好き。
浩司/オレンジ
○君安飛那太
コルク。最近は男の子の夢オンパレードをしてた。それが似合ってしまうんだからすごい。シンプルにコルクはかっこいいなと思ってる。見た目もそうだけど、中身。誰よりも調和を図ろうとしてくれる優しい人。なんで色々そんなに完璧なの?ってずっと思ってる。完璧じゃないコルクなんて本当に見たこと無かった。あなたがいたから33期はやってけたんだと私は思ってる。存在にありがとう。音響もありがとう。感謝が尽きない。
――かっこよくて、切ない。
ドラキュラ/Midnight Memory〜ミッドナイト・メモリー〜
○トロン
トロン。見た目はかっこいいのに舞台に立つと誰よりも暴れ倒す。妄想の楽ステのガウスさんのくだりだの、シェフのロナウドのくだりだのは一生忘れない。何気にすんごい発声届くし、すんごい動きが上手いし、まじでいつの間に色々身につけたの?って思ってる。多分ちゃうかの美味しいところを誰よりも吸っていたと思うので、これからも演劇を好きでいてほしい。
――あれはずるいでしょ。
シェフ/ピザキライ!!
○ベジはむの残留思念体
ベジ。たくさん相談したし、愚痴言ったし、相談されたし愚痴も言われた。座長の精神的支柱は、実はこいつだったことをここで明かしておく。たくさんお世話になりました。ベジのぶっ飛んだ演技は全部お気に入り。そのぶっ飛びの裏にたくさんの努力と、真面目な姿勢があるのを知ってるから、ぶっ飛んだ演技で笑いが起きると私まで嬉しくなる。ベジが居たから私は2年半ちゃうかに居続けることが出来たんだと思ってる。ありがとう。
――真面目に不真面目。
アキ/妄想戦争☆クレイジーオンザベッド
○Ω
ベータ。たまーにインスタを見るとスペインを楽しんでてほっこりする。何でもできて底抜けに明るいベータが居たから、33期みんな負けないぞって気持ちで練習出来たのかなあって思う。私が新人の時に作業に行けなくて悩んでた時に、ベータが「家で個人作業する人も居て、それはみんなが出来るわけじゃないから凄い」ってサラッと言ってくれたのを覚えてる。本人の記憶からは消えてそうだけどあの一言で救われた。ありがとう。
――あんな胸が痛くなる役も出来るの流石。
菊池/無人有人
○かの
すふれ。圧倒的に見た目は可愛いのに、中身はどこか抜けている。そしてめちゃくちゃ性格がいい…のになんでそんなに面白いの、あなたは。なんで苗字だけの役者紹介だの、伝説の「断面と垂直」発言だの、色々ぶっ飛んだことするの。可愛いなおい。多分すふれが居なかったら私のちゃうかでの居場所ってもっと狭かったと思う。本当、いつの間に仲良くなったかは私も忘れた。だけど大好きなのは確かです。またご飯行こうな。
――お淑やか?強気?切り替えが大好き。
天使/無人有人
○田中かほ
ゆるあ。脚本演出お疲れ様。ゆるあが脚本出すって言ってくれた時、本当に本当に嬉しかった。考え方や行動の節々に常に優しさがあって、頼りたくなる、ついて行きたくなる存在。帰ってきてくれてありがとう。ゆるあと私はマジで逆位置の存在だと私は認識してるし多分ゆるあも認識してるのではと思う。私には無いストレートさとストイックさと、溢れる愛情がゆるあにはある。無い物ねだりだけど、そういうところが羨ましくて眩しい。
――ゆるあのツンデレ?反則でしょう。
ねこ/木彫りの体温
○坪井涼
ゴコ。第一印象、ひとつ上の理系の人。2つ目にボケ。3つ目に可愛い。あながち間違ってないし、この3つは今も変わらない。昔は彼のボケにきょとんとしてたけど、彼曰く彼のおかげで私のツッコミ能力が開花したらしい。今は会話のテンポを楽しめるまでになった。今の印象を一言で言うのは難しいけど、頭の回転がバカ速いって意味でも、器がバカでかいって意味でも、たくさんの意味でずっと尊敬してるし、ずっと感謝してる。
――結婚式?の練習、楽しすぎて。
ハルキ/妄想戦争☆クレイジーオンザベッド
○Aru=R
ホバ。この秋公でホバの熱いところを知れた気がする。多趣味人間って羨ましいんだよなあ。たくさんの人とたくさんの話題で関わって、自分の世界を広げ続けている。今回全力で演劇に向き合ってて応援したくなる。幕班員として全力で仕事してて、幕班員が助かってる姿を結構よく見かけるので、あなたのしてきたことってきっと無駄じゃなかったよ。胸張ってここを居場所って言ってね。
――低音ヒールって素敵だよね。
助手/ナンセンス幽霊奇譚
○荻野琥珀
ハク。副座長。私はハクの作り出す世界が好き。新人もオムニも新歓も、出ることが出来て幸せでした。自分の考えだけで突っ走ってしまう私を、時には押し出してくれて、時には止めてくれて、本当に本当にありがとう。最近はなんか忙しそうで、この1年ひとりぼっちにされて正直寂しかったし心細かったよ。だけどこれまでハクに助けられてたのは絶対変わらないから、たくさんの感謝を。
――最高に吹っ切れた前世。
侍/妄想戦争☆クレイジーオンザベッド
○握飯子
クオリア。ぶっ飛んでるというか、ある意味まっすぐというか。クオリアと喋ると、絶対楽しい気持ちになる。明るくなる。それってめちゃくちゃすごいことだよね。あたたかくて感動する彼女の世界観も大好き。クオリアには何故かたくさん相談したくなるし、危なっかしいけど割と何しても許せちゃうし、めちゃくちゃ芸術センスやばいし、私に無い物たくさん持ってるから見てて羨ましい。帰ってきてくれてありがとう。
――貴女だったから未来を引き継げた。
少女/Midnight Memory〜ミッドナイト・メモリー〜
○梅本潤
しあら。今回初めてまともに共演したけど、しあらの隣ってなんか頼もしい。安心感がある。真面目だけど真面目すぎず適度にふざけるから、空気がずっとあたたかい。舞監としても頼もしすぎた。本当にありがとう。私は座長として全然しっかりしてないし、てきぱきまとめることもできないし、ハッキリと主張することも出来ない。そういう部分を全部埋めてくれたあなたには感謝しかない。しあらが居たから座長でいられた。ありがとう。
――最後の最後。一緒に頑張ろう。
日野悠真/華幻の月
たくさんの人に伝わってると思うんやけど、私はちゃうかが大好きです。多分誰よりも大好きです。だから座長としてここを守る仕事が出来て私は幸せだし、みんなが笑顔で最後の舞台に立つことが出来て本当に良かった。
これからもちゃうかのことはずっとずっと大好きです。それはずっと変わらない。
最後まで舞台に立たせてくれてありがとう。
最後を迎えさせてくれてありがとう。
みんなのことが本当に大好きです。
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patsatshit · 1 year
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現代に蔓延する上っ面の多様性の背後には、互いに認め合い、尊重するためにはそれぞれがそれぞれに誰かの役に立たなければならないという暗黙の目配せがそこかしこに溢れている。取ってつけたような「弱者救済」というポーズの背後に、どれだけの排他精神が蠢いていることか。高齢者、子ども、障がい者、生活困窮者、クィアをある種の符号に落とし込んでマーケティングに利用するのは、いつだって政治的悪辣の最たるものである。本来は音楽という鐘楼に集いし落伍者たちの解放区として機能していたクラブやライブハウスに於いてさえ、いつしか高い倫理観が求められるようになり、暗黙のドレスコードにより、世にも奇妙な選民思想が根付き始めている。互いに認め合い、互いを支え合うことを前提とした空間に、自分のような人間の居場所がなくなりつつあると感じることが少なくない。音楽が爆音で鳴り響く暗闇のなかには聖職者もいれば犯罪者もいる、心優しき英雄もいれば屑のような悪党もいる、互いの胸のうちに共通するものは何もなく、もちろん自発的な歩み寄りもない。鳴り響く猥雑な音楽だけが両者を辛うじて暗闇の内側にとどめ、足もとの溝を埋めていく。いまの時代、そういう多元的な現場や空間はもはや存在しないのかもしれない。
(『僕のヒーローアカデミア』233話より)
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前置きが長くなってしまったが、タラウマラには日々、様々な事情を抱えた「世の人」たちが入れ替わり立ち替わり訪れる。それは決して居心地の良いものではないし、少なくとも当店にとって、彼らは何の役にも立たない。どちらかと言えばこちらのストレスになるだけだ。それでも彼らはやって来る。そういう人たちをこの社会から見えにくくしているのが無自覚なダイバーシティが夢想するユートピアであり、権力者たちが吹聴する「美しい国」の実態なのだと思う。
(世の人①:東淀川を代表するファッショニスタ)
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まず最初に紹介したい人物が、自他とも認める東淀川のNo.1ファッショニスタ、清水氏だ。氏の特徴を挙げるとすれば、とにかくオシャレ、ひたすらオシャレ、無慈悲にオシャレ。この人がひとたび領域を展開したら、その術式から逃れる術はなく、世の中で最も役に立たないゴミのような服飾情報を一方的に脳内に流し込まれ、結果、見事に誰もが骨抜きにされる。かつて偶然にもその場に居合わせたWD sounds のオーナーLIL MERCY氏さえも凍りつかせた脅威の人物だ。自身の首元を指して「これは希少なFENDIのネクタイだ」と豪語するので、恐る恐るネクタイ裏のタグを確認すると、なんとブランドロゴではなく素材を示すflannelの文字。どつくぞ。そんな清水氏の母親が昨年亡くなったのだが、ある日、沈鬱な表情でタラウマラを訪れた氏が朴訥と胸中を吐露し始めた(聞いてもいないのに)。ずっと母の介護に身を捧げてきた自分としては、親の死を簡単に受け入れることができず、いまは食事も喉を通らない。母が使っていたベッドの上で呆然と天を仰いで、そのまま朝を迎えることも珍しくない、日に日に自身の身体が痩せ細ってきたことを自覚しており、周囲の者からも心配されている、というような内容をエモーショナルに語る。さすがに気の毒だと思い、親身になって耳を傾けていたのだが、次の瞬間、この男の口から耳を疑うようなセリフが飛び出した。「俺はもともとスタイルが良いのに、これ以上痩せたらモデルと間違えられるんちゃうやろか。ほんでこのベルトもかっこええやろ?」。恐ろしいことに、またしても僕は氏の領域に引きずり込まれていたのだ。その後もお決まりのファッション自慢を嫌というほど聞かされ、全身から血の気が引いていくのを感じた。最愛の母親の死さえも、己のファッショントークの「振り」に使う正真正銘のク◯である。しかも亡くなって間もない、死にたての状況で。
(世の人②:東淀川のジャコメッティ)
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次に紹介したいのは、東淀川のジャコメッティ。ある日の営業日、下駄履きのおっさんがタラウマラに訪れ、店内の書棚を一瞥して咆哮した。「ここの本ぜんぶキミらが読んでるんか?やとしたら相当わかってるな!」。僕たちは当店取り扱い書籍はすべて自分たちで読んで、仕入れ、仕入れて、読んでいることを伝えた。するとおっさんの眼は鋭く輝き「キミらは大阪の文化を1ミリ底上げしとるな。大阪で1ミリってことは世界で1ミリってことや!気に入った!儂の家にある本を全部キミらにあげよう、今夜でも我が家に取りに来なさい」と快活に言い放った。その後もジャコメッティやカフカ、折口信夫について興味深い話を聞かせてくれた。おっさんの名は矢嶋博士、淀川とともに生きる彫刻家であり歌人であった。博士から自宅住所と電話番号を書いたメモを受け取り、タラウマラ閉店後にお伺いすることを約束した。博士は帰り際に「もし良かったら、儂の家にある本ぜんぶとキミらのジャコメッティを交換しよう」と言った。僕は何となく話題を逸らして、夜を待った。タラウマラ閉店後に近所のキンキーガールりんちゃんを誘って矢嶋宅へと向かった。ゲトーなアパートのゲトーな階段を上がりゲトーな玄関を開けると、果たしてそこは博士のアトリエ兼寝床であった。三畳一間に所狭しと並べられた謎の彫刻と珍奇植物、藁と見紛う敷布団とヘドロ化したホルモン、呑みさしの酒瓶、そしてあっち系のアダルトコンテンツが視界を過ったことは記憶に留めておこうと思った。博士は「何を突っ立っとんねん、腰おろして寛ぎなさい」と着座することを薦めてくれたので、僕は「どこに?」という言葉をかろうじて飲み込んで、藁のような敷布団に腰を下ろした。ぴったり寄り添うようにりんちゃんの背中がある。博士は1,000冊つくって50冊しか売れていないという自著『淀川。よ』(幻冬舎)を僕たちに1冊ずつプレゼントしてくれた。「芸術家なんて世間様に認められたら負けや。儂はいまの生活で十分幸せやから、死ぬまで作品を作っていくだけや。売れたいなんて思ったことない」という博士の言葉に負け惜しみや諦念は微塵も感じられず、寧ろ清々しい。りんちゃんの興奮が伝わってきた。僕たちは小一時間ほど色んな話をして、席を立った。「階段の上に本を置いてるから全部持っていきや!頑張れよ、若者たち」と言って博士は扉を閉めた。ゲトーなアパートのゲトーな階段の上に大量の書籍が置かれていたが、なんとその8割程度が司馬遼太郎の著作だった。ジャコメッティを交換条件として差し出さなかった自分を心から讃えた。僕たちは自転車のカゴに大量の司馬を積み込んで帰路に着き、その足ですべて「本の森」に寄贈した。
(世の人③:ラッパーの母)
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最後はタラウマラの元スタッフであるマリヲ君の実母を紹介する。この方は初来店時に食パンの差入れを持ってきてくれて、淡路商店街で食パンと言えば、当時の人気店「熟成純生 食パン専門店|本多」(2022年9月に閉店)のものに違いないと早合点し「そんな高級なやつ頂いて良いんですか?」と言うと「え?そこのイズミヤで買ったやつよ、え?こっちの方が良かった?」とテヘペロ。なんと僕には廉価食パンを差し出し、ご自身用に高級品を隠し持っていたのだ。2度目の来店時は前回購入してくれたAFTERのTシャツ(画像参照)のコーディネートを見せに来てくれたのだが、タイミング悪くパンク修理の最中だった僕は、店内で少しお待ち頂きたい旨を伝えて作業に注力した。ところがパンク修理を終えて顔を上げると、マリヲ母は嘘のように店内から姿を消していた。それから何度かタラウマラにやって来ては、僕の目を気にしてか、まるでプッシャーマンのような所作で袖の下からマリヲくんに小遣いを渡していたり、連日おばあちゃんの就寝時の写真を送ってきて、マリヲくんが「ばあちゃん元気そうで良かった」と返信すると「おばあちゃんじゃなくて、おばあちゃんが着てるパジャマを見て欲しかった」と返す刀がぴこぴこハンマー。よく見るとパジャマの花柄はすべて微妙に違っていた。そうかと思えば「おばあちゃん、明日あたり死にそうです」と唐突に不安を煽るメッセージを送りつけてきたりもする(因みにおばあちゃんはいまも元気にご存命)。或いは道頓堀川で殺人事件が起きた際には被害者の男性が我が子でないかと執拗に心配していた。報道で被害者はベトナム人男性だと報じられているにも関わらず、だ。
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そして、日々の寂寥感を紛らわせるようにSiriというバーチャルアシスタントと夜毎ピロートークを繰り広げていたある時期のマリヲくんが、酔った勢いでSiriに「好きだ!」と告白した瞬間、マリヲ母から「私も!」とLINEメッセージが届いたとき(別の文脈でのやり取りをしていたらしいが、偶然タイミングが重なったようだ)には膝から崩れ落ちた。やはり異能の子は異能、この親にしてこの子あり、ということだろう。
(マリヲ母については息子の著書に詳しい)
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doctormaki · 8 days
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三日目は、カサブランカへ日帰り。うーむ。オーストラリアのキャンベラもそうだし、アメリカのDCもそうだが、近代に人工的に作られた首都とは、文化的には砂漠地帯ということ。実に無機質なのだ。首都とはそういうものなのだろう。
世界で3番目にでかい事を誇る王様が作ったハッサン二世モスクへ行く。無駄にデカいだけで、人生初モスクがイランでデビューのワシは、基本的にイランが基準値なので、何を見ても感動しない。イランは手の入れ方、丁寧さに繊細さが抜群で、絨毯にでさえワシは人の息吹を感じる。トルコでも、まぁハイ。。。って感じだったのは、父のおかげで、イランの手工芸を見ているからだろう。父、ありがとう。
それにしても、権威主義と権力の見せびらかしは、やるならもっと精緻にやれって感じ。折角、世界で三番目にデカイと誇りながら、モザイクのタイルのズレとか、そういうの、ワシはめちゃくちゃ気になる。大体、アホ丸出しの欧米人でもなけりゃ、こんなんで感動する奴はおらんやろ。まぁ首都だし、一応、見ておかんとねというだけのレベル。これに入場料取るのは、国家としては、もはや恥ずかしいレベルだが、アホな欧米人相手には良いのだろう。街中は、どこでも、植民地支配おフランスに対する反発か、イタリアンとアメリカンのレストランで溢れている。昼食も、イタリアンだったので、モロッコ仕様のマルゲリータを食す。
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昼食は、親切なイギリス人の二組のカップルと共に取る。ワシの両親とあまり変わらないだろうと推測される年配の御夫婦は、御主人はBAに長年、整備士として働いていたらしい。整備士として、若い頃はガトイックから派遣され、ザイールや南アフリカの空港に駐在。そう。アフリカ便は、皆、昔はガトウィックだった。アフリカから帰ってからはヒースロー勤務。日本にも四回、整備士として長期出張して、日本の整備士の正確さに感動し、リタイアしてから、奥さんを連れて一番最初に訪れたのは日本だったらしい。父と同じで、少し長めに働き、リタイアしたのは2015年頃らしいので、まだ観光客でごった返していない日本を見たのだ。京都、大阪、東京、御殿場、芦ノ湖、新幹線から見た富士山など、御夫婦は日本滞在がとても楽しかったらしい。良く働いた人の手は、節くれて、彼の人懐こい笑いとブリティッシュイングリッシュをチャーミングなものにさせる。子供は五人、孫は十一人目が絶賛製造中と笑って、奥さんに怒られる。ザイールでは若いのに、何もやる事なかったから、子育てしたんだよと、それでもめげずに笑いながら話す。奥さんも、笑いながら、そうね。大変だったけど、今はいい思い出と、ザイール生活を懐かしんでいた。いやぁ、マジで大変だっただろうな。ザイール。
もう一組は、ワシより少し年上で、熟年再婚のカップル。嫁はケープタウン出身。旦那は教会の牧師らしい。牧師だけに、モロッコでは嬉しそうにはじけていた。教会も大変で、イギリス国教会の矛盾、次世代への継続性が無いこと、本来はコミュニティサービスなのに、そうした教会の本来の姿が忘却されている事など、色々と話していた。御苦労なこっちゃ。まぁでも、牧師も休暇でモロッコ来れる位に儲けているなら文句無いやろ、とも思う。
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午後は海辺に立つフォーシーズンズの横にあるモールへ連れて行かれる。モールかよ。。。資本主義である。ワシは海辺で座って海を眺め、波のゴーという音に耳を澄ませる。波の音は、ザブンチャプンじゃなくて、ひたすらゴーという感じだった。父がどこかで買い求めた巨大な貝殻に耳をつけて、聞いていた音を思い出す。貝は海を恋しがり、海の音を、陸に上がっても己と共に持っていると、子供の頃、何かで読んでから、ワシは貝殻を見つけるたびに耳を付けて耳を澄ませていたっけ。平貝なんてダメよ、空気の音なんだから、巻貝じゃないと。。。と笑う母。父は何故か、その会話を覚えていたのか何なのか定かではないが、ワシの貝へのお熱が冷めた途端から、出張先で大きな貝殻を求めては得意気に持ち帰り、ワシに、おいマキ、土産だ、といって渡していたっけ。
ワシは、ドイツに住んだ二年間、今までより一層に両親への感謝しかなくなった。若い両親も、悩んでいた事もあろう。今ほど将来不安は無い時代だったにせよ、子育てに伴う不安や思いの中で、父には実に贅沢をさせて貰ったし、母には守って導いてもらった。海を眺めながら、涙が頬を伝う。ドイツにでも来なければ、これ程までに、今の自分がある事の礎を、両親がしっかりと授けてくれていたことに気付けただろうか。勿論、ワシは残念ながら天才で、やっぱり常人と違う自分に気付かされる事多数。でも、その常人ではない稀人ぶりを、温かく見守り伸ばして貰えたのは、両親と白百合の伸び伸びした環境だった。感謝。感激。雨あられである。
夕食は、ホテルの近所のモロッコ料理屋で野菜のタジンでも食べようとふらりと入る。静かに盛り上がっているアジア人の三人組。ワシは彼らの隣の席で相席となる。最初は、日本語だと気付かなかった。ワシの脳味噌、完全にフランス語とスペイン語モード。彼らの料理が来てから、なんでさっきから意味が分かるような気がするんだろうと、真剣に悩む。あー。日本語で喋っているんだと気付けるまでに、相当時間がかかった。自分に笑える。
彼らはシェア旅というSNS上で見知らぬ旅仲間を集うプラットフォームをベースに集まった旅行者らしい。主催者の男の子は三十代。旅行会社に十年勤めて、自分が生きたい旅ができる自由な旅行に憧れて、でも一人旅はなかなか予定が合わないしできないという現代日本の悲しい社会的ニーズに応じる形で、仕事としてやっているらしい。三年やって、考えて、もう少しやろうと思っていると言っていた。ノマド的に、請負仕事をしながら、海外を気の赴くままにプラプラしつつ、行く先々での旅仲間募集をしているらしい。基本的には、各自で飛行機とって貰って現地集合、現地解散。集まっている時の現地でのホテルや交通費などは、彼が手配するらしい。明るく笑う彼。日本の若者にも、まだ夢がある。
彼と一緒にいたのが、三河出身の可愛らしい女の子。まだ二十代後半。結婚プレッシャーから逃れて旅に出るのが好きらしい。愛知の女の子は大変そう。。ワシの隣の席の男子は木場出身の27歳。生まれてからずっと下町、木場育ち。スペイン語専攻し、メキシコ留学し、今は社会人らしい。私が、ついこの間まで教えていた学部生達を思い出す。ワシの学生たちも、伸び伸びと、悩みながらも伸び伸びと生きているといいなぁ。
木場の子に、何気なく話していただけなのに、別れ際に、こんなに包容力のある人に、僕、人生で初めて出会いました。本当に会えて良かったです。このレストランに入って良かったです。ありがとうございました。と、深々と頭を下げてくれた。すると、他の二人も、会えて、お話できて良かったと、頭を下げてくれる。ワシ、言葉をうしなう。素敵な良い旅を、と。お元気で。としかいえなかった。
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bailonglee · 7 months
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過保護と、自立
大田区は、随分と創価学会員がいる。
環境、それが区民殆ど創価学会みたいな状況を作ったのかもしれない。
徳川幕府の罪悪、士農工商というカースト。
そこには、“穢多非人”という、言われのない差別発生回路が、仕組まれていた…
大田区こそ、被差別部落、そして敗戦寸前まで、
「戦争万歳」
の、町だった。
なんてことはない、武器下請け業者の町だったゆえ。
そして終戦を迎える。
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原爆投下の少し前、アメリカはサイパンという攻撃拠点を得て、
1945年3月9日〜10日、
東京大空襲…
死者なんと、10万人…
私の居る大田区の人々は、そんな悲劇を体験した…
家もない…
食べ物もない…
勿論お金も、全て何もない…
そんな時、人はどうするだろう?
ただ天を仰ぎ、祈るしかない…
復興、再出発に向けて、人々は、協力なしには、先に進めない。
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池上本門寺には、力道山も埋葬されている。
玉音放送があり、ポツダム宣言受諾、敗戦日本の庶民に希望を与えたのは何か?
そう…
街頭テレビ。
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まさに、大田区体育館、力道山は、体の大きな外国人を、空手チョップでやっつける…
さて、
日蓮。
日蓮は、鎌倉時代に、法華経を開祖したそうな。
鎌倉時代と言えば、“禅宗”まっさかりw
つまり、己を律して、座禅を組む、内観する、そんな流れの中、
「南無妙法蓮華経を唱えれば、皆救われる」
それが、日蓮宗。
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池上さんとは、日蓮を支持した金持ち。
そして、日蓮が病気療養で茨城に向かう途中、今の池上本門寺で息を引き取った。
これは本当に、ルターの宗教改革そっくりだw🙂
ルターの宗教改革の背景、それはローマカトリック教会が売り捌いた、“免罪符”。
《免罪符さえあれば、どんな罪人も救われる!》
として、ルターの居たドイツにて、乱売騒ぎとなった…
日蓮の200年くらい後の、神聖ローマ帝国の話。
ローマカトリック教会は腐敗し、堕落し、お金を使い〘レオ10世による贖宥状〙さえ買えば、あらゆる罪は許されるというw🤣✨
さて、
一方日蓮。
鎌倉時代、
《南無妙法蓮華経さえ唱えれば、救われる》
、禅宗のような厳しさがなく、わかりやすい。
そして、日蓮の、強引さ、過激さ。
他の宗教を徹底批判、幕府に、そして朝廷に、「法華経に改宗せよ」、と迫る。
日蓮は、「外国が攻めてきて、日本は滅びる」という予言もした。
最初は相手にされなかった日蓮は、元寇により、各方面から着目される。
その日蓮の縁の地、大田区。
創価学会は、「我々は日蓮正宗だ」と主張するが、破門されてるw🤣
55年体制崩壊、あの頃、
「日本は政教分離なのに、創価学会は堂々と“公明党”を掲げている!」
、そんな批判は沢山あり、今のように、当たり前に創価学会が政治に口出しするなど、考えられない時代だった…
大田区の人々が広く知る、日蓮入滅の大田区。
そして、単なる利益団体の創価学会が、あたかも日蓮と直接的に関係あるかのごとく、物凄い勢いで信者を集めた。
簡単に言えば、
創価学会とは詐欺団体だw🤣
パソコンのプリンターで作った御札を、数万円で売ったり、仏壇を法外な値段で売りつけたり、信者は餌にしかなっていない…
だが、
親が創価学会、或いは地域丸ごと創価学会、人間関係上、抜けられない、結果、大田区丸ごと創価学会、SDGsみたいな惨状となったわけだw🤣✨
さて、本題に戻りたいw
過保護と、自立
、過保護とはつまり、
《親と子の同化》
を指す。
「おまえは俺の子供だ!だから、おまえは俺のコピーだ!」
、それが同化だ。
コピーな訳だから、自由意志など認めないw🤣
親の言う事を聞き、親の示す道を進め!、って訳だ。
そして、親が年老いたら、親の面倒を見ろ!、その代わり、財産はやる!
これが、大日本過保護帝国なわけだw🤣🤣🤣✨😎🥸💨
じゃあ、新しく生まれる生命は?
何も新しい物は生まれず、何も新しい意見も、文化も、生まれない。
今までやってきた事をひたすら踏襲し、その《維持》だけを考える…
つまり、
搾取する側に都合の良い、奴隷ファーム製造システムが、過保護であるw🥸💨🤣✨
わかるだろうか?🤣
さて、
万教帰一を、知って欲しい。
5教合一という、世界紅卍。
何かしらの真摯な信者が入会条件の、フリーメイソン。
そして、カオダイ教。
万教帰一。
全ての宗教は、一つである…
当たり前やん、
宗教とは、家畜育成インフラストラクチャーだよw🤣✨😎
おかしいと思いませんか?
有名な宗教たちは、一つだ、一つだと叫ぶ中、
ヴェーダ、ヨガ、ウパニシャッド、禅宗だけ、除外されてるんです…
つまり何か?
国家という概念自体、選民思想そのものです。
つまり、国民、市民、臣民、庶民には、自立させないというねw🤣✌️
アセンション。
私達もれなく幸せになるには、私達もれなく、自立する必要がある。
フローレンス.スコーヴェルシンさん。
私達には、“表層意識”、“潜在意識”、それだけではなく、“超意識”があると、説く。
それこそが、キリストが示した道、
許すという事。
許す、許容、寛大さ、これこそが、超意識の扉を開きます。
宗教とは、人間の“潜在意識”に働きかける。
だから、だから信者は、色々不思議な体験も出来るが、《カルマ》因果応報から、逃れられない…
しかし、許すことにより、許される…
つまり、普通なら出来ない、《リセット》を可能にする、それが許す、寛大さだ。
だからキリストの示した技、病気が治る、つまり、許された。
死者が生き返る、リセットされた…
現状もそう。
誰か支配者がいて���誰か搾取され続ける。
奴隷の歴史は、とてつもなく、長い…
それを終わりにするのが、アセンションだ。
しかし、ニューソートだの、生長の家だの、馬鹿どものトンチンカンな解釈により、アセンションは随分遅れてしまったw🤣🤣🤣✨
艱難辛苦を愛で越した者だけが、本当のアセンションの意味を、紐解ける。
艱難辛苦を金やら、憎しみやら、戦いで越した者は、永遠にアセンションに辿り着かない。
生きるとは、己を知る事である。
己を、愛する事である。
己を愛し輝き始め、お互いがお互いを、照らす。
他力本願では、駄目、他力本願=宗教ですw🤣
私達に必要なのは、
己を知る、ヨガ、禅宗。
逃げる必要は、もう無いw✨
己を知れば知るほど、他人をも知ってゆく。
自己否定を強いる毒親に、逆に子供であるあなたが教えてあげて下さい。
親という字を良く見て下さい。
木に、立って、見てるんです、親。
つまり、ケツを拭いてやる必要が無くなれば、見ていてあげて下さい。
子供は、決して親のコピーではありません。
血肉をあげたんです。
「なんで!?じゃあ親は損ばかりじゃないか!」
…馬鹿を言うな。
今親であるあなたも、その親から血肉をわけて貰ったんだ。
今の立場でのぼせ上がり、あなたはあなたの親から貰ったものまで、最初から自分のものみたいに考えてる。
だから、子供をコピーだと思える。
さあ、簡単で、難しい扉が開きます。
己を知れ。
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kennak · 7 months
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色々と思うことがあったので書きなぐってる。超久しぶりの増田なので、読みにくかったらごめんなさい。小中の頃からパソコンでインターネットに入り浸ってきた。まぁそれなりにサブカルにどっぷりだったほうだと思う。あの頃からパソコンを触っていたおかげで、今ではWeb系IT企業でエンジニアをやっている。初めてインターネットに触れた頃、2ちゃんねる全盛期、おもしろフラッシュ倉庫全盛期というような感じだった。いいタイミングでインターネットをはじめられたと思う。本当に朝から晩までCeleronのクソPCで「ネットサーフィン」をしていた。あの頃の自分が居たから、今の自分がいると思っている。話を本題に移すのだが、あの頃のインターネットをやっているやつは、みんなネトウヨだったと思う。社会的にもややこしい時代だった気がする。中韓ではしょっちゅう反日デモが起こって、その度に国旗が燃やされてたし、その一方で日韓ワールドカップがあったり韓流が流行ったりと、何かと「そういった話題」に事足りなかった。この当時から、中韓、特に韓国に対する不信感が根強くついた。「みんなビジネスで日本と付き合っていて、実は腹の中では日本のことが嫌いなんじゃないか」と。韓流とか言って日本に稼ぎに来ているのに、一方で日本国旗を燃やしている様を見て、ネトウヨ中学生はそのように感じた。割と反韓感情を持っていたし、表立って日常生活では見せなかったが韓流等は毛嫌いしていた。親は韓流にハマることはなかったので、幸いにも生活に支障は出ることはなかった。全部なにかのパクリだと思っていたし、付け入られると良くないことが起こると思っていた。多分人生の中で一番ネトウヨしていたと思う。ある程度大きくなって、そんなことは一概には言えないことが分かってきた。中共はおかしいが、中国人自体は別に全員がおかしいわけではない。おかしくないやつもいる。韓国人だって、全員日本が嫌いで国旗を燃やすわけではない。この頃からある程度は中庸になってきたと思う。もう少し大きくなって進学していくと、大学だったり大学院には中国人留学生、韓国人留学生が居た。彼らは皆良いやつだった。しかしながら、魂に刻まれた何かがやっぱり心をざわつかせた。そこまで具体的に強い思いは無いがなんとなく障壁を抱いていた。そんなこんなで手放しに心を許せるような関係になることはなかった。社会人になってからもそうだ。同僚にはちらほら中韓にルーツを持った人がいる。日本国籍を取った人もいれば、就業ビザで働く人もいる。バックグラウンドは様々なので価値観は色々だが、少なくとも悪い人たちではない。中にはどっぷりなオタクも居て、私よりもエロゲに詳しいやつもいる。面白い。それでもなお、なんだかちょっとしこりがあるんだ。心の底に疼くネトウヨ精神が壁を作ろうとする。若干コミュニケーションがぎこちなくなってしまうというような感じだ。大陸系のコンテンツもほぼ消費してこなかった。「たまに良いエロ同人を描く人がいるな」くらいな感じしか触れてこなかった。向こう発のサブカルは若干避けていたところがあった。そんな中でブルアカが流行りはじめた。初めは大陸ソシャゲの一つだと思っていた。何なら相変わらずなネトウヨ精神で、大陸ソシャゲに対して良いイメージは持っていなかった。パクりか、品のない(金!女!暴力!的な)日本語の怪しいゲームしか無いと思っていた。でも思ったより流行った。Twitterには大量に画像が流れてきた。「金ばら撒いて、絵師に描かせるんじゃないか?」…失礼ながらそんな風にも思っていた。しばらくたった日。そう去年の今頃、ブルアカのストーリーが山場を迎えていることを知った。「最終編」なるものが始まったことと、アニメ化が決定したことを知った。たまに見るVTuber(名取さなさん)のプレイ動画を見て、なかなかしっかりとしたストーリーがあることが垣間見えた。正直、エロゲもびっくりなえっちなキャラデザのキャラばかりだったので、エロに全振りしたゲームだと思っていた。実はそうじゃないらしい。少し調べてみると、ミツキヨさんが音楽を担当していることを知った。同人音楽を聴く中で、前から知っていたコンポーザーだった。驚くことに彼は韓国人だったらしい。全然知らなかった。ちょうど仕事が一段落して少し時間ができた時だった。「最近サブカル趣味ができていないし、何かやりたいな」そんな風に思っていた。自分が理性的な人間だとは思っていたので、良くわからない魂に刻まれたネトウヨ感情で食わず嫌いをするのも良くないと思っていた。まぁ自称中庸なわけだし。なんとなく自分の琴線に触れる要素があるかもしれないと思った。そんなこんなでブルアカを始めることにした。やってみて、正直びっくりした。本当にスタッフがみんな韓国人なのか?と。日本のアニメ、ゲーム(エロゲも含めた)、ラノベ等々に影響された重厚なストーリー。それでいて、どことなく新鮮なストーリー展開。ミリタリーと青春とRPGが、絶妙なバランスで成り立っていることにびっくりした。このトンチキなキャラデザで。とりあえずブルアカめちゃ楽しい!!!!!!wwwwただただ圧巻された。正直猿真似でしょ?と思っていた自分の浅はかさを恥らしく思った。日本のオタク文化を、幼少期から浴びて成長した生粋のオタクじゃないと、こんな物作り出せない…と感じた。そしてそういったオタクは1人だけではなく、組織を作れるほどにいるらしく、かつ彼らの価値観は高いレベルで共有されている。ただただ驚きを感じた。日本でも、こんな素晴らしいアウトプットを出せるチームを作ることは難しいだろう。日本と同等かそれ以上に濃いオタクがたくさんいることを強く感じた。思えばまさに彼らは「海外のおまいら」であり「オタク外人ニキ」なのだ。ネトウヨが大好きな概念じゃないか。そしてそんな彼らは「韓国を舞台にしたソシャゲ」ではなく「日本(カルチャー)を舞台にしたソシャゲ」を作ると言う選択をしている。グローバル展開をする上で、それの方が都合が良いからだ。なぜなら日本風サブカルなコンテキストは、すでに彼ら同士で共有済みなため、それを基盤にした方が受け入れられやすいからだ。私の世代はまだまだ「オタク」に風当たりが強かった世代だ。中学の頃の嫌な思い出はいくつもある。未だに「オタク」を自称することに抵抗感がある。日本ですらこんなに受け入れられなかったのに、海の向こうにこんなにも仲間が居るということに、ただただ驚きを感じた。それに気が付き、初めて彼らと打ち解けられた気がした。まぁ私が勝手に打ち解けて勝手に自己解決しているだけなのだが。今ではブルアカ内の「ちょっと古臭いキャラクター名」も、「若干日本語がおかしい背景画」も、愛おしく感じる。これが日本のサブカルが世界に羽ばたいていった証拠なんだと。猿真似などではなく、真に価値観を共有したオタクたちが韓国にもいっぱい居て、そんな彼らが最高のコンテンツを作っているのだと。そんな感情の変化のおかげで、初めて韓国人の同僚とも腹を割って話せるようになった。向こうは気がついてないと思うが、私の中でのわだかまりはなくなった。大変喜ばしい。大陸コンテンツに対しても特に嫌悪感を感じなくなった。一気に楽しめるコンテンツの幅が広がった気分だ。長話になったが、そんなこんなでブルアカには本当に感謝している。ブルアカのお陰で、私の楽しめるコンテンツの幅、そして交友関係の可能性が一気に広がった。どうしてこんな話を書こうと思ったかというと、今日少しイベントがあったからだ。そう、ちょうどブルアカ3周年のリアルイベントがあったのだ。2周年の際に発表された情報がきっかけで、私はブルアカを始めたので、初のイベント参加だった。なかなかに楽しかった。好きな音楽のDJも聴けて最高だった。そんな中でTwitterにつぶやいた投稿が少しバズった。なんてことはないイベントの様子を伝えるツイートだったのだが、それなりに拡散した。するとクソリプが飛んできた。自称ネトウヨな人からだった。荒唐無稽な言いがかりで論理展開をし、ブルアカを貶めるような内容だった。多分彼からしたら「気がついてほしい!目覚めてほしい!」みたいな気持ちで送ってきたのだろう。多分議論しても無駄だと思ったので、そっとブロックした。ふとその時に感じたのだ。「逆だったかもしれねェ…」って。価値観なんて人それぞれだし、正直何が良いかなんてわからない。しかしながら見ず知らずの人に突然食って掛かって、その人の好きなコンテンツを貶したうえで啓蒙をするというのは、なかなかに感じが悪いし、それを実行しようと思うのはあまり健全な精神状態ではないだろうと思う。彼自信もあんまり楽しくないんじゃないかな?もっと楽しい道があるんじゃないかな?と勝手に感じた。彼にも、何かきっかけになるようなコンテンツとの出会いがあると良いな…そんな気持ちになったので、こんな増田を書いた。おしまい。
自称中庸ネトウヨの30代男性が、ブルアカに感謝していること
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curry-cook · 8 months
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1日数食日記
1/19(金)
朝から今日は池袋。ほとんど誰とも会話もせず、部屋に篭って作業。だいぶ無駄が多かったが、何事にも利点はある、と考えるようにした。早めに帰って、晩御飯を食べたあと、資格試験の勉強をする妻の隣で『風の歌を聴け』を鑑賞。
映画
1. 風の歌を聴け / 大森一樹 ★
大学時代の映画の授業の先生が大森一樹さんだった。その時はゴジラの監督という認識だったが、しばらくしてこの『風の歌を聴け』を初めて観たときは、なんだこれはと悪い意味で震えた。村上春樹の原作に愛着が強すぎたのもあるが、こういういわゆるアート系映画を観たことがなく、楽しみ方がわからなかったからだろう。
それからおよそ四半世紀を経て、多少は増えた映画鑑賞経験に支えられたからか、だいぶこの映画の趣を味わえるようになったと思う。最近ゴダール映画を観始めてからというもの、その影響がいかに大きいかを思い知るようになったが、この作品も間違いなくそういうものの一つだろう。
小林薫、真行寺君枝、巻上公一、坂田明という素晴らしい顔ぶれの中、特に光っていたのは室井滋の若さとキュートさで、これは最初に観た時の印象と変わらないのだから面白い。
そういえば、主人公の部屋に積み上げられたレコードの中に『ジャックスの世界』と『風街ろまん』を見つけた。今ならちょっと憚られるチョイスかもしれないが、当時は音楽好きだが邦楽をあまり聴かない大学生が唯一持っているレコード、という感覚としてジャストだったのだろうか。同じ頃20代だったはずの叔父もはっぴいえんどが好きだったらしい。
音楽
1. Andromeda Heghts / Prefab Sprout ★
スウィート・ソウル。プリファブは本当にすごい。もっと評価されるべきだ(されてるか)。プリファブ本買おうかな。
2. Jordan : The Comeback / Prefab Sprout
星をつけていないのは何度もすでに聴いているから。殿堂入りの傑作。
読書
1. ゴダール 映画史(全)/ ジャン=リュック・ゴダール
2. ハリー・スミスは語る / ハリー・スミス
その他
1. ブギウギ 1/19分 (NHKプラス)
ほぼリアルタイムで観た。予想と異なり15分まるごとでは無かったものの、『舞台よ!踊れ!』のパフォーマンス最高だった。舞台用の新曲「コペカチータ」も素晴らしく、朝から大満足。小夜ちゃんが去り、結婚のために歌手を辞めろと言われるなど、新たなフェイズに否応なしに入っていく。来週の予告がこれまで以上に切なくて。でも早く観たい。
購入
1. ハリー・スミスは語る / ハリー・スミス ¥3,060
そういうわけで仕事帰りにプリファブ本を買いに池袋ジュンク堂書店に寄ると、刊行からだいぶ時間が経ったせいか見つからず(あとで調べると廃版らしい涙)、それでもしばし書棚に目を泳がせていると、前に気になりつつも買わなかったハリー・スミスのインタビュー本と目が合い、装丁とガンジーのようなハリーの写真、そして何よりカバーがかかり中身が見られないという理由により、今回はこちらを購入することに決めた。まだゴダール講演録を読み終えていないが、映画を観てその都度読んだ方が良いような気がするので、こちらに手をつけるかもしれない。
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animekirbyserifu · 10 months
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デデデ
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ヴィランにして、本アニメ屈指の問題児。もちろん全話皆勤賞である。
1話 ・「デュハハハハ!まぁ待てぞい。その怪物とはコイツのことかぁ?これはワシの可愛いペットのオクタコンちゃんぞい。ほーらおいちいシシャモでちゅよ(シシャモをあげる)。デュハハハハ!こんな可愛いペットがどうやってヒツジを食うぞい?」 ・「(カブーに対して)生意気な岩ぞい!デタラメ言いおって!何が星の戦士ぞい!デュハハハハ!このボタンを押したらどうなるか、予言してみるぞい!デュハハハ!言ったな~!よぅし報いを受けるぞい!(ボタンを押そうとするが…)」 ・「(カービィを見て)宇宙の侵略者ぞい!」 ・「こいつが真(まこと)の戦士なら、このハンマーを受けるぞい!(カービィをハンマーで吹き飛ばす)もうとっくに死んでるぞい。」 ・「魔獣めぇ!そこを動くな!(カービィに装甲車で体当たり)目標はスイカ畑ぞい!」 ・「(フーム達にスイカをぶつけられて)ええい!逮捕ぞい逮捕ぞい!」 ・「(エスカルゴンの話を聞いて)何?ヤツの乗り物を?よぉし!今日は勘弁して遣わすぞい!デュハハハハハ!」 ・「バカめ!慎重にやるぞい!この宇宙艇があれば、カービィも必ずここへ…おお!いただきぞい!(星型宇宙艇から星型の宝石を発見する)」 ・「黙れぃ!仕事を続けぃ!ワシは独裁者ぞい!」 ・「ふん…何がヒツジを食う魔獣ぞい。せっかく全宇宙の魔獣をダウンロードできるシステムを買ったのに。これには高い金を払わされたぞい。なのに送って来たのはあんなチビダコか?」 ・「(オクタコンを見て)ぎゃー!こりゃ何ぞい!こんなデカいのクリックした覚えはないぞい!」 ・「頑張れタコ共!(オクタコンを応援する)」 ・「(オクタコンが倒されて)オクタコンやーい!(泣)」 ・「デュハハ!永遠に消えろ(カービィの乗る宇宙艇を爆破させる)。」 ・「(自身の装甲車に宇宙艇が墜落してエスカルゴンを追い回す)何もかもメチャメチャぞい!この!バカもの!」
2話 ・「く~…このままではカービィめがプププランドに住みついてしまうぞい!」 ・「(エスカルゴンに対して)あやつのヘボ発明など頼りにならん!こうなればいつもの手だぞい!」 ・「(カスタマに対して)この間のタコは弱かったぞい!」 ・「(カスタマをボコったザコ魔獣たちを見て)どいつも弱そうぞい。カービィを倒す最強の魔獣を用意せい!」 ・「主人はおるか!(入店)えーと…カツ丼とキャビアと冷やしそうめんと、カタツムリの塩焼き。」 ・「(トッコリに対して)カービィを村から追放するには、あーするのが一番ぞい。」 ・「(トッコリから話を聞いて)なにー!?村のキッズ共がカービィの家を?ダハハハハそうきたか。よぉし!こうなりゃ魔獣が頼りぞい!デリバリーシステム作動!」 ・「(ダウンロードされたブロッキーを見て)ふざけるでない!こんな日干しレンガじゃカービィに勝てんぞい! ・「(巨大化したブロッキーを見て)これならきっと勝てるぞい!」 ・「暴徒たちに告ぐ。逮捕されたくなかったら直ちに武器を捨てて解散しなさい。」 ・「強制排除ぞい!」 ・「横綱魔獣『ブロッキー』ぞい!」 ・「確かにこっちで吸いこみの音がしたぞい!」 ・「(フームに対して)このブロッキー様に勝てばな!超重密度のブロッキーはそよとも動かん!」 ・「バカめ、吸いこんだのはブロッキーの一部ぞい。」 ・「ブロッキー!お前らはヤツの3倍ぞい!粉々にせい!(※逆に粉々にされます)」 ・「敵が逃げるぞい!ボヤボヤせんで合体せい!」 ・「(海に落ちたブロッキーに対して)ブロッキーのドジ!ブロッキーやーい!(泣)」
3話 ・「(メタナイトに対して)ワシに忠誠心を見せるチャンスぞい。」 ・「なに?ワシの魔獣好みを知っとるのか?」 ・「今度は魔獣でなく、お前がカービィを倒すぞい!」 ・「では、お前の剣でやっつけるぞい!」 ・「おい、城へ戻るぞい!デュハハ!カービィはロクに剣も使えんぞい。」 ・「ワシがにらんだ通り、カービィは剣がヘタクソぞい!」 ・「金はまとめて払うぞい!早く出せ!(※今後デデデが金をまともに払う描写はほとんどありません)」 ・「(バグジーを見て)デュハハハ!すごい!これならカービィはきっとミンチになるぞい!」 ・「デュハハハ!お前の餌にすぐ会えるぞい!」 ・「魔獣『バグジー』ぞい!」 ・「ソードカービィ!?」 ・「流石はバグジー!早いとこカービィをスライスハムにするぞい!」 ・「デュハハハ!(カービィのヤツ)戦いの真っ最中に寝るとは(アホぞい)。」 ・「くそ~こうなればワシが(カービィを)成敗してくれるぞい!」 ・「くぅ~!(カービィを)無敵にしたのは誰ぞい!」
4話 ・「(フームに対して)黙れ黙れ黙れぃ!大臣の娘だからと言って、甘やかしはせんぞい!」 ・「パーム大臣!メーム!貴様らの娘は、カービィのヒミツをこのワシに隠しとるぞい!」 ・「こういうときに備えてちゃんと、(カービィの)写真を撮っておいたぞい!ええい!思い出しても腹が立つぞい!」 ・「黙れ黙れ黙れぃ!さっさと白状するぞい!(星型宇宙船の写真を見せて)この星の乗り物はなんだ?お前はワシにだけ隠しとるぞい!覚悟するぞい!」 ・「おのれ~どいつもこいつも覚えてろよ~。こうなりゃ魔獣が頼りぞい!」 ・「(カスタマに対して)注文ぞい!今度こそカービィをしとめる最強の魔獣を送れ!」 ・「『クラッコ』!見せろ!とにかく早くせい!」 ・「みまし!カービィが人民共に被害を与えておる。あのイナズマこそ最強の魔獣クラッコぞい!」 ・「バカめ!ワシの城まで壊せと言ったか!ヘーックション!勘弁できんな~返品ぞい!金は払わんぞい!ハーックション!」 ・「逃げるな!雷に打たれて昇天するぞい!」 ・「クラッコクラッコカービィ倒せ!(クラッコを応援する)」
5話 ・「何?魔獣はもう送らない?」 ・「高利貸しめが!もうお前んところの魔獣の世話にはならんぞい!」 ・「これがあるぞい!(カスタマに本を見せる)ワシは今後、アカデミックな方法で勝負ぞい。」 ・「パーム大臣にレディ・メーム、お邪魔だったかな?」 ・「デュハハハ!カービィめ!ワシがバラまいたリンゴのおかげで、今はリンゴの下敷きぞい!(お前がバラまいたんじゃないだろ…)」 ・「デュハハハ!お前を伐採ぞい!郵便局長のモソ以外に、お前の居場所を知るものはおらん。だから、手紙を出してお前が姿を見せるように仕向けたのだ。」 ・「お前は森の王様ぞい。この森を全部伐り倒すには、どうしても死んでもらうぞい!」 ・「デュハハハ!計画通りに事が運ぶと気持ちいいぞい!デュハハハハ!」 ・「ドゥハハハハハ!二兎を追って二兎を得たぞい!二兎を追う者は一兎をも得ず]]」 ・「環境破壊は気持ちいいぞい!」 ・「発表するぞい!ここにワシ専用のゴルフコース、『デデデロイヤルカントリークラブ』を作るぞーい!(反響)」 ・「(ハニーの質問に対して)伐ったぞい!あんなのは薪にして燃やしてしまったわ!」 ・「兵士!マナーの悪い客は排除せよ!」 ・「ウィスピ―ウッズは消えたが、タイガーウッズがここにおる。その記念すべき初ショットのついでに、カービィをショットするぞい!(「タイガーウッズ」とはアメリカの数々の栄光を持つプロゴルファーの名前。)」 ・「(ウィスピ―ウッズに吹き飛ばされて)そんなバンカーな…。」 ・「助けてくれ~!ここはさっき通ったとこぞい!やっぱりお前が間違っていたんだぞい!今度はこっちへ行くぞい!ワシはこっちへ行くぞい!」 ・「エースカルゴーン!やっぱ一緒に行くぞい!(泣)お城に帰らしてくれぞ~い!(泣)」
6話 ・「グッディー!ワシの忠誠なる貧しき人民共諸君!」 ・「本日ただいまより、我がプププランドは文明の光に照らされる。」 ・「テレビのおかげで意味ないけど健全な娯楽を!」 ・「嘘だけど迅速なる報道を!」 ・「無駄だけど楽しいCMを!」 ・「どれでもタダで楽しめるぞ~い!」 ・「お前さんの言葉はカービィ語だっけ?辞書によればイエスはポヨと言うぞい!(ポヨ)ノーもポヨか?(ポヨ)なんでもポヨか?(ポヨ)では…お前をぶってもポヨか?(カービィ人形を踏みつける)」 ・「何もかも清��で美しく『デデデ石鹸』。」 ・「デデデも10kg減量!『デデックスⅡ』(ダイエットグッズ)。」 ・「ゴキブリ退治には『デデデキラー』(エスカルゴン「コローン」)。」 ・「オムツは『デデデダイバー』。お母様も大喜び。」 ・「我らプププランドの支配者、王様なら清く賢く(?)たくましく、デデデー!」 ・「では視聴率100%ぞい!ドゥハハハ!これだから双方向テレビは便利ぞい!」 ・「なにー!ワシの番組を観てないヤツがー!」 ・「臨時ニュースを知らせるぞい。ププビレッジの山中から巨大な魔獣が出現した。これだー!」 ・「どうやら大魔獣はカービィを狙ってやって来たぞい!」 ・「魔獣は森を抜けるぞい!おおっと!魔獣は村長の家を狙ってるぞい!」 ・「ついに村長の家は破壊されたぞい!大魔獣はいよいよ村に向かった!あいつの狙いはカービィぞい!やつを追い出せば村は救われるぞい!」 ・「カービィを追い出せー!」 ・「覚悟するぞい魔獣め!残念だが今は引き下がる!しかし、決してワシは諦めんぞい!」 ・「カットだぞい!3分間のCMに入ったぞい!次のシーンの準備をするぞい!クライマックスシーンはこれからぞい!デデデ大王との決戦だぞい!本番スタートぞい!」 ・「ぬぬ、大魔獣め!このデデデ大王が今度こそ成敗してくれるぞい!」 ・モブ村人「デデデ大王は悪人だけど、こんなときは役に立つなぁ(棒読み)。カービィよりはずっといい。」 ・「カ、カービィを取り押さえるのだ!カメラ止めろぞい!」 ・「報道の自由は守って見せるぞい。」 ・「歴史はスタジオでつくられる~♪(たとえ目で直接みたものでも、それを差し置いてテレビで放送されていることを真実(歴史)とすることを意味するセリフ。意味が分かるとなかなか独裁的でヤバい考えである。)」 ・「営業妨害ぞい!」 ・「よくぞ分かったな。だが、ワシのプライバシーは守られるぞい!(デデデとエスカルゴンの顔に中途半端なモザイクがかかる)」 ・「視聴者の者共、今までのニュースは皆、再現ドラマぞい!2人のドッキリドキュメント~♪(エスカルゴンと共に)」
7話 ・「ウヒョー!ここならよく観察できるぞーい!見ろ!あれが山鳥ぞい!モズ、ツグミ(何故か化粧をしている)、オオハシ、オオボタン、コンゴウインコ(あっかんべー)、フクロウまでおるぞい!」  ・「来た甲斐があったぞい!今のが幻の鳥、ダイナブレイドぞい!」 ・「ダハハハハ!まんまと引っかかりおったぞい!よぉし!作戦を実行に移すぞい!」 ・「(装甲車からカービィを取り出して)ディナーに招待してやるぞい。」 ・「日ごろの運動不足がこたえるぞい。ほれカービィこっちへ来い、いてー(頭を踏まれる)。」 ・「見るぞい!どうだでっかいタマゴぞい。火であぶったら美味しいハードボイルドが食えるぞい(元ネタは荻原浩の小説「ハードボイルド・エッグ」からか)。」 ・「マッチはここに置いとくぞい。それじゃワシらは帰るぞい。」 ・「ターマゴタマゴ、だーれかさんが食べっちゃった!だーれだろーな誰だろな。教えるぞい!教えるぞい!カービィが食べっちゃった!ターマゴ食べちゃった!大変だ!大変…おー(ダイナブレイドが)来たぞい。」 ・「ダイナブレイドのお手並み拝見と行くぞい!(強風に巻き込まれて)倒す相手が違うぞい!」 ・「今だ!目標はワープスターぞい!」
8話 ・「貧しい人民共よ。この記念すべき日に、ワシの為にこんなに大勢集まってぇー…なぁあ!?」 ・「何じゃいこれは!(村人が)誰もおらんぞい!」 ・「ぬぬぬ…。ワシはこのプププランドの由緒正しき王様じゃぞい!」 ・「ワシの記念式典には来なかったのに、たかが棺桶を見るのにこんなに集まるとはな。」 ・「何を言う!我がデデデ族は古代よりプププランドを治めてきた、由緒ある王族ぞい!」 ・「よかろう!ワシの手によって歴史が明らかになるぞい!」 ・「(古代プププ文明を造ったのは)我がデデデ族ぞい!ダハハハハハハ。」 ・「(フームにバカと言われて)バカとはなんぞい!これが何よりの証拠ぞい!」 ・「よし!そうと分かればジャンジャカ掘って、ワシのご先祖様の遺していったモノをもっと探すぞい!」 ・「当たり前ぞい!デデデ族は古い種族だからにしてアハハハハハハ(骸骨も何故か一緒に笑っている)。」 ・「見つけた宝ものは持って帰っても良いぞい。ワシからのプレゼントぞい!(自身の遺産が発掘された喜びで、自身そっくりの骨と踊りながら)スーケルトンとチャールストンのデハハハハハハ(「チャールストン」とは1920年アメリカ発祥のダンスのこと)。」 ・「(口封じのために)大人しくしていてもらうぞい。」 ・「(キュリオに学術発表会を)盛大に頼むぞい!」 ・「(キュリオが投げた)その写真こそ偽物ぞい!」 ・「揃いも揃ってワシに逆らいおって。まとめて片づけるぞい!いでよデデデストーン!」 ・「さぁデデデストーン!不届きな人民共を懲らしめるんだぞい!」 ・「デュハハ!まずはお前からぞい!(フームを踏み潰そうとする)」 ・「いくらカービィでも、こんな巨大なデデデストーンを吸いこむのは無理ぞい!」 ・「いいぞ!そのまま握り潰すぞい!」 ・「くそ~このままでは本当に骸骨になってしまうぞい。おーいカービィ!このレンガの山を吸いこんでくれー!」
9話 ・「占い師の使いだ、(ロロロは)今日の運勢を聞いてくるぞい。」 ・「お前ら(ロロロとラララ)は2人で一人前か…。これは命令ぞい!」 ・「ワシの命令が聞けんとゆーのかぁ!!ワシのゆーことが聞けんのなら、この城から追放ぞい!」 ・「(エスカルゴンに対して)で…今日のワシの運勢は?どうした?早く言うぞい!」 ・「(占いの悪い結果を聞いて)お前に怒ってどうするぞい。(※このあと殴ります)」 ・「クソー面白くない!魔獣でも買うぞい!」 ・「3980(万!)安い!(ほとんど4000万)買った!ダウンロードぞい!」 ・「(キッタリハッタリに対して)ほぉ…激安の割に使えそうではないか。くるしゅうない、ちかうよれ(近寄れ)ぞい!」 ・「ビデオ?それも良いが…待てぞい!ビデオ何ぞ観るよりも、キッタリハッタリ!早速テストぞい!(エスカルゴンに)かかれ!」 ・「気に入ったぞい!キッタリハッタリ!」 ・「(彼が喋れることを知って)ますます気に入ったぞい!今度は村に遊びに行くぞい!」 ・「それぃ!好きなだけ斬ったり貼ったりせい!」 ・「でゃーはははは!これは面白いぞい!」 ・「な、何ぞい!(ボルンに対して)わしの身体を持ってるからって偉そうに。」 ・「(キッタリハッタリで)もう少し遊びたかったのに…。」 ・「よろしい!元に戻してやる!ワシは慈悲深い大王じゃぞい!キッタリハッタリ!皆を元に戻すぞい!(珍しく自分の非を認める)」 ・「キッタリハッタリ!もっとやれ!カービィを徹底的に細切れにするぞい!」 ・デデデグリーン「逃がすなー!」 ・デデデオレンジ「追うのよ。」 ・「(ナイトメア社から送られてきたロロロとラララを見て)何じゃこのちっこいのは(回想内のセリフ)。」 ・「(パームとメームに対して)その出来損ない魔獣はお前らにくれてやるぞい!(回想内のセリフ)」 ・「では召使いにでもせい!(回想内のセリフ)」 ・「コラァ!お前らぁ!逆らうと反逆罪ぞい!(子供のフームとブン相手に)」 ・「極刑ぞ、ええ!?(キッタリハッタリの下敷きになる)」 ・「また何も残らんかったぞい。」
10話 ・「交通ルールはデデデ優先ぞい!」 ・「ワシの愛車を傷つけた罪は重い!村長めを逮捕せい!(レン村長の車の方が外傷が目立っているが)」 ・「(居眠りしたボルンに対して)この役立たずめー!」 ・「あのボケ署長め、寝ながら交通整理とはワシをバカにしとる!」 ・「ここらでひとつ力のほどを教えてやらねばならんぞい!かくなる上は…行政改革を断行するぞい!」 ・「ボルン!本日付けをもって解雇し、ププビレッジ警察署は廃止とするぞい!」 ・「(村人たちからの批判を受けて)なにー!?お前らは抵抗勢力だなー!?」 ・「(エスカルゴンに対して)黙って運転しろぞい!ハチに追いつかれるぞい!もっとスピードを上げるぞい!バカモン!どこへ行くぞい!(タメ口で反論されて)その口のきき方は何ぞい!」 ・「(運転が)ワシに替われ!ハンドルが利かないぞい!言うことを聞かんかー!なんで大王たるワシがこんな目に…。」 ・「感動のシーンもここまでぞい!ボルン署長!今度こそ年貢の納めどきだぞい!」 ・「黙れ黙れ黙れーい!ワシのサインがあるこの命令書がある限り、ダメだぞーい!」 ・「あー!どこまで逆らう!えーい!こうなったら何もかも破壊してやるぞい!」 ・「この恥晒しめー!」
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lion7line · 1 year
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生者の椅子HO2
■HO2 「貴方はHO1とは仕事上の付き合いがある。貴方はHO3の学生時代の後輩だ。」  職業は助手や部下など、HO1の下につく仕事であれば問題ない。
両親を早くに亡くし、貴方は苦労をして育った。 進学や就学などのタイミングで困窮していた貴方はHO1に声をかけてもらい、めぐりめぐって現在の仕事をしている。 HO1がいなければ、貴方はもしかしたらいまごろ路頭に迷っていたかもしれない。 そういったことから貴方はHO1に恩を感じており、これからもよい関係でいられたらと思っている。
貴方はHO3によくからかわれており、それを酷く疎ましく思っている。 表面上は仲良く付き合っているものの、貴方はHO3に対して生理的な嫌悪感を持っており、 いつかどうにかして縁を切りたいと思っている。
貴方が秘匿すべき内容は「HO3に対して強いマイナス感情を持っていること」である。
※秘匿すべき内容以外はすり合わせに使うため、他PLと相談してよい。 HO1と生い立ちや出会った理由などを擦り合わせるといいだろう。HO3とは軽く関係性を擦り合わせておく必要がある。
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5人家族。だった。9年前までは。 中学最後の春休み、部活合宿明けの自分を迎えに来るはずだった家の車は事故って終ぞ俺の元には来なかった。 居眠り運転のトラックに突っ込まれて横転、ゼンショウ、ってさ。意味が分からなくて、全勝?なんて見当違いな変換をしたことをよく覚えてる。 だって、5人でうまいもの食べに行こうって言ったじゃん。皆の卒業祝いだな、夏目の合宿所の辺りは魚が美味いしシラス丼なんていいんじゃないか?ってさ。 家計に余裕なんかないって中学生の俺でもわかるのに、そういうふうに言ってもらえたのが嬉しくてずっと、楽しみにしてたのに
まだかなって待ってた時に声かけてきた顧問の先生の顔の青さとか、あれだけ狭いと思ってた家の広さとか。 急に全然知らない場所に来たみたいな感覚は今でも夢に見る。記憶の底に眠っていたってふとしたタイミングで帰ってくる。
うちに借金がどれだけあるのか、そもそもお金はどれくらいのこってるのか、必要な手続きって何があるのか 全部わからなくて、わかるのは俺を引き取りたがらない親戚たちの声音だけで、手一杯だとかお金がないとか。 じゃあ俺にひとりで生きてけっていうのかよ。ふざけんなよ! シセツ、っていうのが自分の生活とうまく繋がらない。無縁だったはずなのに。家に来た知らない人が我が物顔で色んなものを差し押さえてく。俺を置いて世界が変わってく。 金があればいい訳?って… でもバイトなんかしたことなくて、金借りれる場所だって知らなくて、一人の家に帰りたくなくてうろついてたら見つけた金貸しのチラシ。 借りれるなら願ったりかなったりだ、 …これで居場所が守れるなら。 そうして手を出そうとした先がちょうど舞虎さんの事務所だった。
▷家族  当時18歳の兄・壬春、12歳の妹・秋野と両親の5人家族。  毎月赤字の困窮家庭。節約してやりくり…しきれてない。保険も入っておきたいけど月々払う余裕がないから未加入。  兄がバイトで家計を支えて、夏目と妹で家事を手伝ってた。スーパーの特売日とか嵩増し料理の知識が無駄にある。  部活は陸上部、種目は高跳び。
▷対HO1  命の恩人。拾ってくれたことも、後見人になってくれたことも面倒を見てもらったことも現在進行形で見てもらってることも感謝してる。  たぶん高校時代は片想いしてた。今は恋愛とかって区分じゃないなと恩人枠に落ち着いてる。  正式に働き始めてまだ2年、恩返しはまだまだ全然できてない。この先も支えていきたいし出来ることなら頼って欲しい。
▷対HO3  苦手。羨ましい。劣等感に近い何か。  世間で言えばいい人とかノリのいいタイプなんだろうなと思う客観視と、  構われる度に言語化しがたい、うっそりとした気持ち悪いと思う感情がある。そういう自分も嫌。  何が嫌なんだろうって真面目に考えて、考えるほど眉間に皺。俺にないものを持ってる人なんて腐るほどいるのにな。  仲良くなるほど、相手を知れば知るほど自分の悪感情が露呈しそうで距離を取りがち。相性が悪い。
人に悪感情を持つのが苦手。良い人でいたい。両親がいいひとだったから。人を羨むのは疲れるから。 「君の親御さんによくしてもらったから」そういう理由で自分が引き取ってもらえてる分、自分もそうでありたい。 そう思っていてもうまくいかない。嫌は嫌だし羨ましいものは羨ましい。隣の芝はいつまでも青い。 
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thereareonlydeer · 1 year
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スイングバイ
これは驚くべき真実なのだけれど、レオパレスには大人の体重を支えられるだけの柱や梁が存在しない。その証拠にボクの部屋にはAmazonで買った無駄に伸縮性のあるロープと負荷に耐えられず折れたドアノブが散らかっている。
久しぶりにキーボードを叩いている。心が機首上げの時期を迎えたようだ。機首を上げるにはある程度の速度が必要で、速度を上げる手っ取り早い方法は落ちることだ。波状飛行は本質的にスイングバイと似ている。
現代は――この言葉が何時を指すのかは分からない――軟着陸を目指す時代らしい。マクロ的に言えば、これは少子高齢化や社会格差、戦争、災害といった如何ともし難い事情によって規定されている。成長の見込めない世界で出来るのは、落下の角度をなだらかにし被害を小さくすることだけだ。当然の進路だ。もはやそれ以外の選択肢はないように思える。 しかし果たしてボクたちは無事に着陸することができるのだろうか。ボクたちが存在してるところのこの地球には9.807 m/s²の重力がある。ボクらを地面に縫い留めんとする力が常に働いている。24時間365日だ。 パイロットは多額の保険金を掛けている。ミクロの視点で見れば軟着陸のインセンティブは小さいようにも思われる。ハドソン川は一つしかない。
さとうささらの動画を見漁っている。とても可愛いと思う。ささらちゃんの時代が来てほしい。だのに今はずんだもんが強すぎるのだ。配膳ロボットにまで進出するのはびっくりなのだ。ずんだもんがいちばん可愛いのだ。
「怪物」を観た。クソみたいなテンポだな、これだから邦画は。と思いながら最初の30分を過ごした。1時間かもしれない。映画館で時計を見る人をボクは軽蔑する。正直なところこの手の映画は懲り懲りだった。学校ないしは家庭という名の密室。そこで起きるウミガメのスープ仕立てのミステリー。悪意と愛。邦画特有のなんか暗い画面。実は他者を傷つけていた何気ない一言。暴力。不協和音。残虐な子供あるいは年不相応に思いやりのある子供。もうたくさんだ! 異質なものを押し付けるのはやめてくれ!
ちなみにこういう話をするとき、ボクの脳みそは「女王の教室」と「告白」に支配されている。前者についてはカッターナイフを素手で掴むシーンとガキ使のアレしか覚えてないし、後者はそもそも小説を読んだだけである。浅識が極まって自家中毒を起こすなんてよくあることだ。
結果的には面白かったと思う。端的に言えば悲恋&心中ものだった。悲恋と心中は古来より擦られつづけてきた王道のテーマだし、王道は間違いがないから王道なのだ。 そしてこの映画は、ロマンティックで大仰なテーマを現代日本に落としきったのだ。これはとてもすごい。しかも主人公たる小学生を取り巻く環境を適切なピースとして上手く扱っている。虐待や家庭内の不和、ズレた若者、教員問題、いじめ、セクシュアリティ。物語の構成力は本当に素晴らしいと思う。 逆に個々の人間の機微については精彩を欠いていたように感じる。ボクがニブチンなのもある。
それから、この映画は諏訪が舞台なのだけれど、諏訪湖を望むカットがとても良かった。広い湖と後景の山々、その間で窮屈そうにしている住宅街。美しさと息のしづらさが同居していた。「『ドニ―・ダーコ』は田舎の閉塞感を味わう映画だよ」と言っていた人のことを思い出した。 主人公2人が遊具に登るシーン――ここでも後ろに諏訪湖が映っている――や、秘密基地で緑の中仲を深めていくシーンはいふべきにもあらず。
音楽に関して、ラストシーンの曲が感動的なのは満場一致だろうけれど、トロンボーンの音も非常に良かった。ホルンとの不協和音が滑らかに嵐の中へ続いていくのがあまりに心をかき乱した。それまでのシーンではトロンボーンの音はヘタクソながらも足を止めさせるような、事態の悪化を食い止めるような音色だっただけに歪なメロディへの移行がとても怖かった。
さて、映画の最後で主人公2人は心中をする。2人が死んだ明確な描写がないのは分かっている――なおそれを暗示する演出は幾つかあった――し、死んだとして「心中」が適切な表現でないのも理解している。しかし彼らは如何ともし難い事情を前にして、軟着陸することを拒んだ。ナマケモノになることを拒んで怪物になった。これを心中と呼ばずにはいられない。やけに感動的な音楽とばかみたいにさわやかな青春の1ページの画は、決断と実行をした者にだけ許されるものだ。
ボクたちは彼らのやり方を参考にするべきだろう。
エンジンを切れ。重力に身を委ねろ。ビッグクランチはすぐそこにある。
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youki-komatsu3 · 1 year
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続き
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こんなにも毎日半強制的に自分の作ったもの、デザインしたものを見せられる機会というのは今までなかった(DMの写真を撮ったことはありましたが1から10まで自分で作った訳では無いですし、人の投稿としてしょっちゅう出てくるんですよ)ので、なんとも尾骶骨のムズ痒い日々でした。
プログラムがTシャツになることもプレゼントされることも全て知っていたのですが、実際目にするとこうなんとも言えない嬉しさと恥ずかしさがないまぜになったというか……いや、着てくれてとても嬉しいんすけどね!?自分でも意味わかんないけど何故かとても恥ずかしくて、いいじゃん!似合うじゃん!とか言いつつ内心「う、うわーーーー!!?着てるーーーーー!?き、ききき着てるーーーーーーっ!?!?」ってなっていました。これからも見かけたら内心「き、ききききき着てるううううううううううううう!?」ってしていると思います(慣れろ)。
あまりにも不意打ちだともう噴き出すかもしれない。めちゃくちゃ自分の作ったもの見せられた、本番の4ステは緊張と動揺で一回捌けて爆笑してから戻ってきたかったです。全くもう、これだからMMCの人たちは最高なんだよな。
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いや、なんかみんな嬉しそうで良かったです。本当に。
着てくださった皆さん、とてもお似合いでした。黒地に青い写真が映えてましたね。
これからも着て、時々このコンサート思い出してあげてください。特に大先輩の皆様。見ているうちに出たくなって2ndの参加も決めちゃってください。ね😘
なんだかんだ言ってますけど、この海の写真をこんなにも愛していただいてとてもとても嬉しいです。
照れ隠しです。
私以上の熱意でこの写真について語るLINEをくれた2人の先輩たち(詰め込んでやろうとした事がちゃんと伝わっていた奇跡でした。感受性豊かな先輩たちに愛されて幸せすぎるな)、真っ先にDMに言及してくれてフォントのこだわりに気がついて直接伝えてくれた先輩(フォントめっちゃ探してこだわったんですよ、実は)、二人してめちゃくちゃ褒めてくれた友人と爆音三姉妹三女(別の友人の結婚式二次会会場で笑)、貰った当日にTシャツを着用して舞台に立って殊更にアピールしてくださった皆様(衝撃と動揺と喜びをありがとう)、愛してくれてありがとうございました。
Tシャツを受け取っているところの写真を見たら結構嬉しそうな顔をしていたのでほっとしました。いや、舞台上ではあんまり見えてなくて……。
また、デザイン担当として宣伝文を書くようにご依頼くださった感受性豊かなM先輩に感謝します。
いや、あのね。ご覧の通り独りよがりな長文しか書けないし(コレなんかまさにそう)人に読ませる文章にはそこそこの技術もいるし、私には無理だと諦めていたんです。
そんな中、独りよがりな文章を最後まで読んでくださって、ご依頼いただいたお陰でプログラムの世界が少し広がったように思います。
自分で書いておいて上がるプログラムのハードル。最後まで諦めずに出来たのはそんなハードルのおかげです。
駄文なれど最後までお目通しいただき、プログラムを楽しみにしてくださった方がいたことは確かな励みとなりました。今回のプログラム、いかがでしたか?
読みやすかったとかなら良かったです。期待にお応えできてはいないと思いますが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
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そして、4年間の寄せ書き活動がついに結実しました。
4年は長いですね。本当に長い。生まれたての赤児が意思を持って喋り始め、小学生6年生が高校生1年生になり、大学生が卒業するんですよ。
紆余曲折あり、皆様、特にご寄付いただいた皆様には多大なるご心配をおかけいたしました。お待たせしてしまってごめんなさい。
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過去の因縁に基づいた有言実行せんとする固い意志があったせいで仲間をめちゃくちゃ振り回しました。私のエゴです。険悪になって全て終わったなとも思ったし、友人をごっそり失くしたと思ってめちゃくちゃに落ち込んでひたすら反省しました(二度とするな)。心よりお詫び申し上げます。ごめんなさい。
本当にこんな素晴らしい場で、最高のタイミングで、当初の目標よりも充実した寄せ書きをお渡しできたのは、皆様のお力添えあればこそです。こんなひょろひょろのペコペコバッタをお支えくださってありがとうございました。
あの時間の記憶はほぼ無いです。録音聞いてへぁっ!!?名前出てる!!?って動揺したくらい記憶が無い。
本当にありがとうございました。
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15歳のあの日、あの長い長い階段を登って、めちゃくちゃ入りにくいグレーの扉の奥に飛び込んで、みんなが受け入れてくれたから今の自分がいます。
引きこもりから抜け出すために和太鼓部に入るつもりだったので、ちょっと歯車が掛け違っていたら和太鼓部員として卒業していたかもしれません。
誰にも出会っていなかったと思ったらちょっとゾッとしませんね。今の人間関係ほぼ音楽部だし。
卒業したらスッとフェードアウトして居なくなるつもりでいたのに全く出来ませんでした。出来るわけなかったよね。魔女に魅入られているんだもの。あの濃すぎる同級生の中でも一番何考えてるかわからなくてコミュ症で身体が柔らかかったモブは今でも音楽部にいます。あの時は想像もしていなかった色々な年代の友人に囲まれて何故かダンスホールの中心に躍り出ています。いや、今回中心に躍り出た先輩後輩たちは傍から見ても必然、これからの要になるだろう皆さんだったのでどうぞ楽しげに踊っててほしいんですけど、私だよ???THEモブだよ???
帰りますね。
この後は頑張ってフェードアウトして、歌いに来るだけのモブに戻りたいと思います。え?もう無理?誰ですか私がフェードアウトさせないとか言ってるのは?え?道連れにしてやる??な、なんだと!!物騒な!!お、落ち着けっ……いや……落ち着いてください……その手を降ろsや、やめろっ!!ああっ……
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今回のこの些細なお仕事が、私を絶望の縁から救ってくれた音楽部と、先生に、友達に、先輩後輩に、少しでも貢献できていたらとても嬉しく思います。
えー、今後ともお付き合いのほどよろしくどうぞ(諦観)。
以上、長い長いラブレターでした。
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あら、あなた、結局こんなところまで来ちゃったのね。
お帰りはあちらから。ワンタップで帰れるわ。気をつけて帰ってね。
もうこんなところに迷いこまないように。さあ決して振り返らないで。真っ直ぐに森を抜けるのよ。
振り返ったらエウリディーチェは失われてしまう。
さようなら。さようなら。ここの事はすっかり忘れて、良い毎日を送るのよ。
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oboro-moon-night · 1 year
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7年くらい前の映画「怒り」初見感想
 いまから7年ほど前(7年ほど前!!!?!?!?!?)に、映画館で「怒り」を観たときの感想を発掘したので転載。文章はめちゃくちゃだけど勢いとパッションだけはあっていいな…忙しいを言い訳にせずちゃんとアウトプットしたい…全然文章書けない…。でも今見返してみるとすげ~オタク構文でウケるね。
・冒頭のプール  体系も恰好も雰囲気も表情の作り方も笑い方も完全にその道の人だったよ妻夫木くん…すごい…。インタビューの記事で見たんだけど、役作りのために鍛えたり日サロに行ったりひげをデザイン脱毛したりしたらしいです…もう100点…はなまる…。それにしてもこのプール、イケメンしかいないな。ドレスコードがイケメンとかなの??? ・ハッテン場  安座して顔伏せている直人かわいすぎか~~~~~~~~~~!!白いな細いな筋肉ないな~~~~~~!! そういう自分を抱きしめるみたいな守るみたいな体勢されちゃうとたまらなくなるよ…。そして彼の脚を自分の脚で無理やりこじ開けようとする優馬と抵抗する直人。そこを強引に組み敷いて手首を押さえつけキスをして、そのままロクに慣らしもせず突っ込む優馬。ツイッターで見た通り最&高だった。この時代(とき)この地球(ほし)この場所に生まれ出で存在しこの作品を拝めることは奇跡なのでは…みたいなそんな気持ち。ゴムの口ピッと噛み切ってペッとその辺に吐き捨てる優馬サイコーだし、直人の挿入時のリアクションと事後シーツから顔を上げたときに唾液が糸引いてるのも萌えすぎて涙目だった。唾液の粘性が高いってことはちゃんと快感を得ていたんだね直人…よかったよかった…(?) 音声が完全に控えめなBLCD���した。そして性欲を満たした後は食欲を満たしに行くふたり。並んでラーメンを啜っているとき、何を訪ねても自分のことを話そうとしない直人のことを「おいおい笑」みたいな感じで優馬が軽く小突くんだけど、カウンター席はこういうことできちゃうからいいよね~ハ~~尊い。 ・コンビニ  コンビニで買い物をする直人。弁当とかオレンジとかと一緒に普通にゴムも買っていて、ああ、ふたりが体を重ねることはもう日常の一端となっているんだなあ…としみじみしてしまう。このとき優馬は友人たちと肉を食らっているんだけど、もうここ完全に肉食系男子(文字通りの意味とダブルミーニング)…めちゃくちゃがっついてますやん…漲るエナジーあふれるパワー…(?) 帰り道で弁当の傾きが気になって直そうとするんだけど、荷物が多いせいでうまく直すことのできない直人アー。そんな不器用なところも素敵。そしてそれを後ろから見守る優馬のまなざしが慈愛に満ちすぎてはいませんか…? この世は愛で満ちている…。そして「オイ!」って優馬にいきなり声かけられた直人のビクッと具合が愛おしい。「持っててやるから好きなだけ弁当直せよ」と言ってさりげなく荷物を持つ優馬のスバダリ感たるや…。そして帰宅するまでの道のりで、後ろを着いてくる直人を振り返って確認する優馬の表情も優しすぎて涙が出そうだった。コンビニエンスストアで350ml(スリーファイブオーエムエル)の缶ビール買って歩く速度をBPM83(エイトスリー)に合わせて夜の散歩してくれ…と本気で思ったけれど、よく考えたら優馬の暮らしに缶ビール似合わなすぎる。 ・「信じてくれてありがとう」のやつ  帰宅後キッチンでカップ麺を調理する直人ですが、ここのうなじが最高にエッチで目が離せなかった。そしてカップ麺…不摂生かよ…もっと栄養のあるものも食べなね…。なんか元気なくない? みたいなニュアンスのことを尋ねる優馬に対して「うん ちょっとだるくて…風邪かも」と答える直人。このセリフ、「ちょっと」が「ちょと」みたいな詰まった感じに聞こえて直人のたどたどしさというか拙さというかまだ緊張してる感じというか、そういうのを勝手に深読みしてしまいめちゃくちゃ萌えた。そんな彼に対し「それなら昼間も家にいればいいじゃん。但し物がなくなったりしたら即通報するけど。ゲイバレ怖くて通報しない人も多いけど、俺そういうの全然気にしないから。」みたいなことを言う優馬。エッ直人日中ずっとふらふらして優馬が帰ってくるまで公園にいたの? まじか…かわいい…。「言っとくけど俺、お前のことこれっぽっちも信じてないから。……何か言えよ」「疑ってるんじゃなくて、信じてるんでしょ。…何か言えばいいんだっけ? 信じてくれて、ありがとう」なっ直人~~~~~~~;;;;;;;;;;;;;;;; ハ~ここで自分の価値観変えさせてくれたんだからますます優馬は直人に惹かれちゃうじゃん!!!!!!!! 信用の対義語が不信であるように、「信じる⇔疑う」ではなく「信じる⇔信じない」であって、疑う≠信じないだと思うんですよね。むしろ信じる≒疑う、というか。表裏一体。信じるという前提があるからこそ疑ってしまう、みたいな…だから疑われているというのは少なからず信じてくれているから、みたいな…。ゆえに、ここで直人が「疑ってるんじゃなくて、信じてるんでしょ」と言った意図はつまりそういうことだと思うんです。(※読み返して追記:たぶんそもそも信じてないと疑いようがないよね、みたいなことを言いたかったんだと思う。卵が先か鶏が先かみたいな話になるけど。)そしてこの後のセッシーンもまさに腐女子大歓喜だった。キスしてる途中で直人が一瞬上になるの、直人もちゃんと求めて欲している感じがしていい。素敵。ハ~~生きててよかった。そしてピロートークの体勢も最高すぎでは…???? 腕枕してるけどお互い向かい合っていないのとかすっかり同じ体勢とっているのとかさあ…。全体的に彼らは正面から向かい合って顔を見合う機会があまりなくないですか? ここもそうだしラーメンも横並びだったし会話シーンでも優馬は後ろとか横から声掛けているし。真上からのカメラアングルがあるんだけど、そこでふたりの体格差はっきり分かってキュンとした…筋肉の付き方も肌の色も全然違うし直人の方が身長高いのもポイント…。ここで頭から足先までぴったり画面に収まっているのは横長の画面を採用したからだそうです。なるほど~。そしてベッドめちゃめちゃでかくないっすか。二人で寝ても全然余白があるじゃん。キングサイズ? ・ホスピス  なんやかんやで優馬の母親に会いにホスピスへ足を運ぶようになる直人。そこで優馬の母から昔の優馬の話とかたくさん聞いて、自分の知らない優馬の一面を知ることができて嬉しかったのかな直人…と勝手に思いを馳せる私。ある日、ラウンジで優馬の母と直人が話しているところに優馬も顔を出して、直人に自分が昔使っていたスマホを渡す。この時点で優馬は完全に直人と離れる気ゼロだろ~~~だいすきかよ~~~~~~!! 「こいつ今どきケータイ持ってないんだぜ? 信じられないよな~。服なんかもこればっかだし」「あんたは大切なものが多すぎるのよ」鑑賞時は、このやり取りに対して 大切なものが多くて何がいけないの、全部大事なんだもん、いいじゃん…と思っていたのですが完全に伏線でしたねコレ。その多すぎる大切なもののうちのひとつである直人を、永遠に失うことになることへの伏線。それと、仕事にも友人にも恵まれマイノリティでありながらも臆さず人生エンジョイしているように見える優馬(持つ者)と施設で育ち持病もあり安定した生活を送ることができない直人(持たざる者)の対比でもあるのかなあ、と。あ、直人の右頬のほくろが判明したのもこの場面だった。縦に三つ並んだ特徴的なほくろを気に入っていないらしく、指摘されたときに軽く指先で擦るような仕草をしていたのかわいかった…。 ・優馬の母の死  雰囲気的に優馬の母の死に立ち会ったのは直人だったのかな? 「なあ、俺、母さんになんて声かければいいのかな…?」ホスピスに駆けつける優馬の演技が本当に凄い。やたら深呼吸して涙を流すまいとする姿とか、それでも堪えきれなくてこぶしで自分の胸を叩く姿とか、母親の部屋に入ってから一気に涙声になるのとか、感情の発露がリアルだった。そうだよね、人前で涙は流したくないよね、でもだからって直人がこの場にいなかったら思う存分泣けるのに~とかじゃなくて、母親の話し相手になってくれた直人には感謝しているし確実に優馬の支えにもなっているし…うまくまとまらないけどそんな感じ。母親の部屋に入る直前に優馬が直人の肩というか胸というかそのあたりをポンと叩いていたのも、ふたりの信頼というかそういうのが見えた気がした。後日、お墓参りの道中で「葬式…来るなって言ってごめんな。高校とか大学のやつも来るから、お前のこと、なんて言ったらいいか分からなくて」と言う優馬に対して無言で首を振る直人。こういう世間体問題よくBLで見るやつや~~~~~~…肉親に言うのにも家族になるのにも相当な覚悟が必要で、しかも周りから祝福されることが困難で、世間の目は冷たくて二人だけで支え合っていくのはすごく過酷でしんどいこと……。「でもさあ、墓なんて買っても無駄だよな。母さんが入って、俺が入って、それで終わりだろ。…一緒の墓に入るか?」エッッッちょっと待ってこれ完全にプロポーズですやん??? 俺に毎朝味噌汁を作ってくださいと同じようなものだよね???? 本気だとしても冗談だとしても、こういうことサラッと口に出しちゃう程度には優馬にとって直人の存在が大きなものになっていたんだろうなあ…。同じ墓に入る=死ぬまで一緒ってことだよね。冒頭のシーンといい優馬はなんとなく遊び慣れているのかな~という印象で、お付き合いしている人にあまり入れ込まない(入れ込めない)タイプなのかと思っていたので、そう思える人ができて本当によかったね…という気持ち。ご祝儀あげたい。 ・カマかける  中目黒のカフェで女性と楽し気にお茶する直人の姿を偶然目撃した優馬。帰宅後確認するも、「パチンコ行ってた。ちょっと勝っちゃった」と返される(エッ直人パチンコとか行くんだ!!??? ウワ~ギャップ…たまらない…)。ここで直人がオレンジ剥いていて、「そのベタついた手で「はいはい、冷蔵庫などは触りません」というやり取りがあるんだけど被せて返事するの以心伝心かよ…。そしてこのオレンジはこの間コンビニで買っていたやつ?それともオレンジ好きなのかな?? かわ…。その上以前オレンジ剥いたベタベタした手で冷蔵庫とかドアノブとか触って怒られたの? ハ~もうそんなちょっとズボラなところも好きよ直人…。あとさ、ここのオレンジの剥き方が、くし切りにして皮と実の境目に切れ目を入れる食べやすさを考えた切り方でさ、だから何?って言われたらそれまでなんだけど…そのひと手間がなんかいいよね…。 (※読み返して追記:ここのオレンジ、「あなたは私のオレンジの片割れ」…ってコト…!?(気付くのが遅い)そしてヘドウィグ思い出してもっかい見たくなった) 中目のカフェで女といるのを見たと優馬に言われ「どうしてカマかけるような言い方するの?」と直人。自分が彼に嘘をついた罪��感と、嘘に気付いていた彼に対する申し訳なさと…それと、最初からはっきり言うんじゃなくて、カマかけられたことが信用されていないように感じて傷ついたのかな…。詳しいことは何も話そうとしない直人に「別にお前がバイだったとかでもこんな風には思わなかったと思うんだよな…嫉妬?とは違うかな…なんかこう、もっと根本的なところで裏切られた、みたいな…」と言う優馬。ッッそんなに好きなら!!! 大切なら!!!!! 今ちゃんと話さないと決定的なすれ違いが生じてダメになるからちゃんと話そう!!!!???? こちとら今までそういうBLいくつも見てきたんだよ!!!!!! でもそれらと同じようにまたあんたちも仲直りラブラブハッピーエンド♡になる保証なんてどこにもないんだよ!!!!!!????? とこのセリフを聞いた瞬間一人勝手に昂るわたくし。しかし今画面の向こうにいるふたりにそれを伝える術はなく、悔しさのあまり涙する…お願い、私あなたたちには幸せになってほしいの…。何を言われても結局受け手の捉え方なんだよな、というニュアンスのことを言う優馬にウッとくる。確かに図星だし私も同感なんですけれども…でもそこで双方が伝える努力及び受け取ろうとする努力を怠ってしまったらもう成す術なしじゃん…おしまいじゃん…。 ・直人がいなくなる  そんなやりとりの後に直人がいなくなってしまい、優馬は留守電何度も残したりして憔悴している様子。たまたまテレビで八王子殺人事件の犯人の顔が流れており、なんとなく似ているし特徴的なほくろまで一緒だしもしや…と疑ってしまう優馬。そこに空気読めすぎだろ~…というタイミングで警察から電話が掛かってきて「大西直人さんをご存知ですか?」と尋ねられる。知らない、と答えそのまま電話を切った優馬は、家中の直人のものを片っ端からゴミ箱へ放り込んでいく。最後に彼がよく着ていたカーディガンを手に取り、しばし逡巡するも、結局ゴミ箱へ。私ここの場面がどうしてもピンと来ないんですけれども…なんで知らないって言ったの? 直人の所有物を捨てたの? 殺人犯かもしれないと思ったら怖くなったから? あるいは(結果的に)殺人犯を匿ったことで社会的地位が脅かされることを恐れたから? 千葉編の愛子でも思ったんだけど、どうして信じ切ることができないんだろう。本当に好きなら、信じられるんじゃないの? あるいは殺人犯だとしても一緒にいたいと思うんじゃないの? まあ信じる/疑うこと、信じることの難しさがテーマの映画ではあるんだけどさ…。こんな甘ちゃんの考えしかできないのは私がまだ人生経験の浅い青二才だからなのでしょうか。もっと裏切ったり裏切られたりすればまた考え方が変わってくるのかな。ウーン腑に落としたい。 ・失踪の真相を知る   以前直人を見かけた中目黒のカフェの前を通ると、あの時直人と一緒にいた女性(薫)が店内に座っていた。思わず優馬が声を掛けると、直人の色々なことを教えてくれた。薫と直人は同じ施設で育ったこと。直人は生まれつき心臓に持病があり、手術でどうにかなるものではなく薬でごまかしながら生活していたこと。そのため、思うように仕事に就くことができずにいたこと。…そして、数日前に公園の茂みで倒れている彼が発見されたこと。なっ直人~~~なんでだよ~~~~;;;;;; 自分の死期を悟って姿を消すなんてどこの猫だよ;;;;;;;;; 「直人からよく優馬さんの話は聞いていました」「自分はずっと(同性愛者であることを)隠して生きていくんだって思っていたけど、優馬さんはすごく堂々としていて。優馬さんと一緒にいると、なんだか自分にも自信が湧くんだって、自分まで強くなった気になれるんだーって、直人言ってました」話しながら目を潤ませつつも涙をこらえる薫と、ぐしゃぐしゃの顔でボロボロ泣く優馬が対照的だった…。そして呆然として放心状態で店を出ると、真昼��の往来で慟哭する優馬。だって、母親が亡くなった時も人前で涙を流すまいとしていた優馬がこんな人がたくさんいるところでボロ泣きするんだよ? どれだけ直人が大切だったのかって話だよね…。この直人の事情を明かした後でのあの回想シーンはずるすぎる。もう大号泣だった。ふたりが優馬の家の窓際に腰かけてお酒(缶ではなく瓶なあたりが超優馬。オシャン)を飲んでいる時にふと直人が「前に、一緒に墓に入るかって俺に訊いたろ? …一緒は無理でも……隣でもいいよな」とこぼすんですよ!!?? 泣いてしまうだろ!! 一緒は無理だって分かってるあたり、口に出しちゃうあたり切なすぎる…同じ墓に入りたいって言ってもいいんだよ言うだけタダなんだから…。真面目に捉えて真面目に返すあたり、直人の融通の効かなさというか誠実さが垣間見えた。私は映画が終わって即「墓 他人」でググりました笑 墓埋法的には特に規制はなくて、墓の永代使用権者が認めれば誰を埋蔵してもよいらしい。けれど、一般的な傾向としては永代使用権者の家族しかひとつの墓に入らない模様です。また、法的にはオールオッケーだけど墓地の管理規制によっては永代使用権者の親族に限られてしまうそう。不可能ではないけどちょっとめんどくさいし怪訝な顔はされるよ、って感じかしら。あと全然関係ないけどここの高畑充希の髪型かわいかったので研究して真似したい。 ・その他萌えポイントとか感じたことの殴り書き  全体的に直人が寂しそうでいい。表情が乏しいんだけど、優馬といるときはちょっと柔らかい表情に見える(都合のいい解釈…)。不器用なところがひたすらに愛しい。8~9分袖のカーディガン最高。手首を見せてくれてありがとう。常に彩度の低い色の服を着ているのもいい。直人メチャ儚げな雰囲気出ててすごい、綾野剛こんな人だと思っていなかった。前髪切った直人をちゃんと見たかった。髪を切っているシーンの背中が最高…タンクトップ…肩が出ているよ…。全体的に抱きしめたくなる背中。  優馬、なんとなく刹那主義的というか今が楽しけりゃオッケーみたいな人だと勝手に思っているので、そんな彼が直人という大切にしたい存在、そばにいたい存在に出会えたことに感謝…。でも彼はこの先の人生でずっと直人のことを引きずっていくのだろうか。信じて疑ってこうなったんだから最初から信じなきゃいいじゃん、もう誰も信じんわ、みたいになったらしんどいな…おいしけど…。今までみたいに遊ぶけど絶対誰とも仲良くなりすぎないように予防線張ってる的な(今までは来るもの拒まず去る者追わずだったし、今回の直人みたいに面白そう、自分の興味にピンと来たと思ったら距離を詰めに行っていた)。そんなある日どことなく直人に似た雰囲気の男性に出会い…みたいな話で一本書けちゃうよねきっと…。  二人が雨の日にベッドにふたりして座っているシーン好き。幸せになれなそうな雰囲気出てる(?) 怒りロスなのでこの画像拾ってきてスマホのロック画面にした。  もし二周目見たら絶対最初からボロ泣きしてしまうだろ…だってセリフの一つひとつが全部伏線なんだもの…。 原作履修者と非履修者で彼らの性格などの捉え方が微妙に異なるっぽいので、早く原作履修したい。図書館で予約しよう。  妻夫木くんと綾野剛が役作りのために同棲していたこととかその間のエピソードとかツイッターで見かけては悶絶している。エッすごすぎ…ごちそうさまです…はなまるぴっぴ…。「用意スタート」の前にチューしたりするの…。(おそらくカマかけるシーンを撮影した日に)仕事帰りにふたりで飲みに行って帰路に着いていると、綾野剛が「コンビニ寄って帰るけど何かいる?」「俺はいいや」「そっか、じゃあ行ってくるね」と言ったきりもう戻ってこなかったとか最of the高すぎませんか…「あのシーン撮影日にいなくなろうと前から決めていた」とか「きれいなベッドを見て、あんなに悲しいと思ったのは初めてだったなあ」とか模範解答すぎるよ…。  顔の緩みを抑えるため萌えシーンで頬の内側噛んでいたらいつのまにか切れてた。 ・全体を通してのまとめ  東京編の覚え書きまとめていたら自分が何の映画を観に行ったのかよく分からなくなってきた…悲愛ものの良質なBL映画でも観に行ったのだろうか…。でも「怒り」は本当に衝撃的な作品で、悲しくて、とか悔しくて、とか萌えすぎて、とかではなく、心臓を掴まれてワシワシ感情を揺さぶられる反動で始終涙目の142分間でした。出演陣全員演技がものすごく良い…。上映後しばらく立てなかった。でも東京編がなかったら本当に最後まで見られなかったかもしれない。東北地方の秋口の結構寒い日のプール授業(千葉沖縄)でプールから上がった時の足裏で感じるプールサイドのコンクリートの温かさ(東京)…そしてそこへ容赦なく吹き付ける風(千葉沖縄)…みたいな。自分では結構上手いたとえができたと思ったのに読み返したら全然意味が分からないですね。  LGBTとか貧困とか沖縄問題とかの問題をゴチャゴチャさせずに厭味ったらしくなくコンパクトにぎゅぎゅっとまとめてあるの、すごくないですか。しかも三つの編み方というか絡ませ方がすごく自然で美しい構成だった。  千葉編、宮崎あおい7キロ太ったとかって聞いたけどどこが…? 真っすぐなまなざしが痛いくらいだったし躁っぽさがよかった。久しぶりに見た松ケンの横顔はサイコーだった。いい鼻…。彼は寡黙な役が似合うなあ。警察に電話した後、田代くんが犯人ではないと判明した時の愛子の演技が圧巻だった。サイレントなのがまたぐっとくる。あと「お父ちゃん」呼びかわいい。「おじさん、愛子は幸せになれないって思ってない? あの子を好きになる男がロクな奴なはずがないって、そう思ってるでしょ」に対してお父ちゃんと一緒にハッとした。ごめん…愛子…。  沖縄編、すずちゃんがあまり好きではないのでどうかな~~~と思っていたけど全然そんなことなかった。彼女はすごい女優だ。沖縄編が見ていて一番しんどい。もうこれからすずちゃん見るたびに泣きそう。母親と同じベッドで眠る泉の幼い寝顔を見て「どうしてこの子があんな目に…」と思わずにはいられなかった。母親も「沖縄に引っ越してこなかったら」と自分を責めるだろうし辰哉くんもまた「映画に誘わなかったら」と自分を責めるんだろうなあ…しんどいなあ…。辰哉くんが抗議運動に参加する父親を見て「あんなので変わるわけないじゃん…何を言っても聞いてもらえないでしょ…」と言っていたのがのちのちブーメラン大打撃すぎてつらい。訴えても聞いてもらえない、恥ずかしい思いをしたくない、つらかったことをつらかったって分かってもらうのってすごく大変なんだよ、わたしそんなに強くないよ…そう言って泣き崩れる泉に対して何もできない辰哉くんに泣けた。ああいう時、どんな風に声を掛けてどんな風に振る舞えばいいのか分からないよ…。訴えても聞いてもらえない、伝わらないっていうのが、東京編の「結局受け取り手の捉え方」にちょっとリンクするのかなあ。「まあ三人とも犯人じゃないってオチだと思っているけどこの中だったら確実に森山未來が犯人だろ~笑」と思っていたら本当にそうだったので笑った。笑えない。「ポリス!ポリース!」って叫んだのお前じゃなくて結局見知らぬオヤジだったのかよ。「え、森山未來だったんだ! 声じゃ全然分からなかった~」と思った私の純粋な驚きを返せ。ほか二つは信じる→疑うだったけどここだけ信じる→裏切られるでしたね。辰哉くんの殺害理由も「信じていたから許せなかった」だし。ラストの田中はまじ狂気はらんでた。デストロイヤー田中…。ハサミでほくろ抉ったりだとか「俺さ、こいつはコロッと信じてくれるなって奴、見れば分かるんだよね。なんでそんなに簡単に他人を信じられるのかな、ふっしぎだよね~」とか「頭に血が上らないと冷静になれないんだよね」といきなり壁倒立始めたりだとか。クレイジー。泉が沖縄の美しい海に向かって叫んで(というよりも吠えて)そのままエンドロールに入っていったのが良かった。あの流れであんなに優しいチェロの旋律流れたら泣くだろ…。チェロは弦楽器の中で一番包容力があって感情が音に乗る楽器だと思う。エンドロールの見間違いかもしれないけど演奏しているの2celloの人だった?  怒り、三人のなかに実は犯人いなかったけど疑ってしまうことでもろもろ破綻していって結局心が離れてしまって修復不可能でアーア、という話だと思い込んで観に行ったので、え~~~犯人出るんだ!! まじかよクレイジー!! 嘘やん!!!! という印象。千葉だけ幸せな終わり方をすることによって、余計に東京沖縄のつらさが際立った。これで全部バッドエンドだったらハ~鬱…で終わりだったけれど、千葉によって信じ切れなかったことを乗り越えたパターンが生じてしまうと 他の東京沖縄でバッドエンドを回避する方法はなかったのだろうか…と悶々とやるせなさに苛まれる。疑ってしまった側の視点で進行する物語ですが、信じてもらえなかった側のことも考えながら観ていたらしんどくてしんどくてキャパオーバーになった。あ、まじで今私の胸が張り裂けるかもしれない比喩でなく…とも思った。先輩と観に行ったんですが、きっとひとりで観に行っていたら整理しきれなくて帰り道自転車漕ぎながら「なっ直人~~~~~~~;;;;;;; どうして…なんでだよ直人~~~~~~~~ウオオオオオオオ~~~~;;;;;;;;;」と絶叫アンド号泣してしまっていた。ので、誰かと観に行くのがオススメ。あとしばらく放心状態になってしまうので付き合う前とか付き合いたてのカップルのデートにも激しく推奨しない。それと映画の後に予定が入っているときに行くのもよくなさそうです。この後一緒に行った先輩とそのまま飲みに行ったのですが、普通に酒を飲みかわし楽しく会話できるテンションに戻るまで入店後30分くらいかかった…。  観終わって数日経つにも関わらず未だに引きずっているのですが、ずっと「信じるとは…疑うとは…」ばかり考えております。哲学…。映画は好印象であれ悪印象であれ強ければ強いほど、引きずらせる期間が長ければ長いほど作品の「勝ち」だと思っているので、そういった意味で「怒り」は大大大勝利だと思う。 私の感想は以上です。間違ってる部分があればこっそり教えていただけたら幸いです。あと、「ここの場面、こういうことじゃないの?」みたいなのがございましたらぜひぜひお聞きしたいのでよろしくお願いします。
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yky-c6h6 · 1 year
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M.S.S Project Tour 2023 蒼翠炎雷 at Zepp Fukuoka
春の天候七変化で体調も七変化してます。柚葵夜です。頭痛が痛い。 さて、恒例となりましたライブレポのお時間です! 今回のツアーも最高でした!毎回毎回進化していくのホントやばい(語彙力) そして付き添いはいつもの友人氏!いつもありがとう友人氏! んじゃま早速いきます! あ、配信もバッチリ見たのでその感想もあります! ちょっと長いです!(※当社比)(記憶違いはご容赦ください!) まずはドキドキ☆チケ番発表!→400番台(過去最低記録更新!) ぼく「後方彼氏面するわ」友人氏「(笑)」 最初のインストで和傘と扇子を使ったパフォーマンス。妖艶で最高だった。 2曲目辺りできくおが上手に来てソナーさんとめちゃめちゃ楽しそうにギターひいててこっちもニッコニコ️ 友人氏と何かの曲がアレンジ変わった!?って話しててなんの曲か思い出せなかったけどもしかして幾四音か??? →AIMH、ぐろーりーそうる辺りかな?配信では幾四音やってくんなかったから確認できず…… ショルキー、比較的尺八や篠笛のような和笛の音がしてたので、やっぱ和風なんだなって思った(?) 【MC1回目】 きくお「福岡に来てよかった。ラーメンが美味しかった」(小学生か!) えお「いいなー、まだラーメン食べてない」 きくお?ろま?「Uberすればいいじゃん」 えお「じゃあ後々の曲で自由にやっていいやつあるからそこで食おうかな」←この時バイオゴリラやってくれると思ってた FB「でもステージ上で飲み物はいいけど食べ物は駄目だからね?」 きくお「じゃあミキサーで液体状にして…」 えお「えぇー🤮やだぁー🤮つぶつぶいるじゃんー」 ろま?「タピオカみたいなもんじゃん!」 そっから流行る流行らないの話をした後、 きくお「じゃあ次の曲に行きたいと思います」 曲フリが雑ぅ!(笑) 【MC2回目】 きくお「福岡に来てほんっと良かった!…………なんで?!」 3人「えええええええ!?!???」 ぼく(えええええええ!?!???) きくお「昨日FBと飯行ったとき(FBが)店員さんに返した言葉が「ワイヤレス」って聞こえたんだよね(本当は“ありがとうございます”)」 そっからどう頑張れば、ワイヤレスがありがとうございますに聞こえるかめちゃめちゃ練習してたw 私達は何を聞かされてるんだ………!?w WAKASAGI予想してたんだけど、バッチリ当たって嬉しかった!この曲のダンス好きなんだよなあ 事前にネタバレを若干踏んだ友人氏「(ネタバレを)踏んじゃったから(私が)WAKASAGI来てほしいって言ったときニヤッてしちゃった」 新曲の蒼翠炎雷、ふぶちゃ昇龍拳してたし、ろまさんはじゃんけん✋してたw 位置的にえおさんきくおがちょうど見えなかったし、曲もうまく聞き取れなかったので早くCDほしい。 ♪「蒼翠炎雷四捨五入〜」 ぼく(四捨五入!?) 【ときしらず】 ふぶちゃソロ新曲のときしらず、また世界だか地球だか宇宙だかが崩壊しててまた崩壊してる………ってなった。 新曲だけどこの曲は聞きやすかった。 またケロケロ声タイプだなこれ。 はよ聞かせろ。 き「サルスベリ?」 F「ときしらず」 き「○○○」 F「ときしらず」 き「△△△」 F「ときしらず!」 ってのを繰り返してて笑った。 【パン工場の秘密】 きくお新曲インスト、曲名「パン工場の秘密」でほぼ確定らしいんだけどどうしてこうなった!?www そして名前に反してゴリゴリのヘヴィメタだしロックだしかっこいいし………し……… なんでここで人外が暴れてんだ!!!!!wwwwww えおさんが自由にやっていい曲ってこれだったのか!w ろまさんは例の節分動画のときのボディースーツだし、 えおさんは何故か恐竜だしヘドバン激しいしw そして人外二人の手にはいつもの(?)CO2砲が……… 友人氏が教えてくれたけど、👹がふぶちゃにぶっかけまくった結果、背中からお尻にかけてが真っ白だったらしいw 曲の後に話してくれたけど、このインスト、めちゃめちゃ難しいからこれだけは邪魔しないで!ってきくおがみんなに言ってたらしい。 だからだったのか、演奏中ろまさんは休日のお父さんスタイル(片肘立ててゴロ寝)できくおを見守ってた(圧をかけていた) ガチできくおの足元で見守ってた(圧をかけていた) 【終演後】 保護者 保育士 振付師RYOさんのツイート「(FBさんは)締めにラギョチャ麻婆をかましていました」 (ラギョチャ麻婆:ラーメン、餃子、チャーハン、麻婆豆腐。つまり食いすぎている。COSMOSツアー福岡ではプラス豚キムチも食べていた。) ぼく「ふぶちゃ……(頭を抱える絵文字)」 食い過ぎなんだよなあ…… ↓↓3月23日配信!↓↓ ろまさん初っぱなからぶっ飛ばしすぎなのよwwwww なんで胸元にRYOさんからの差し入れカード(?)刺してんのよwwwww あと、ぐろーりーそうるではPeriodの無観客ライブの時の三刀流やってたwwww →曲が始まって、場所移動したときにふぶちゃがじっとろまさんを見つめていたから、これもアドリブなんだなって思ったwwww 配信だからってテンション上がりすぎやしませんか先生wwwwww パン工場(仮)で、もうそれは激しくヘドバンしていたえおさんダイナソー笑 そこでダメージを受けたのか、グラサンのつなぎ目(?)が壊れたらしい。大丈夫か?!?! 【福岡と違ったとこ】 幾四音→めたるすらっしゃー(MSSPも聞きたかったから正直めっちゃ嬉しかった!) MSSPは速い曲だから、腕上げがだんだん裏拍になるろまさんが愛おしかった こずみっくおーしゃん→えおえおのてーま(えおっ!えおっ!でペンラ振るの楽しかった!) (ざぶるはやってくんなかった聞きたかった…) 【アンコ】 あのアンコは伝説級だろ!!!!wwww なんでろまさんドラゴンキラーもってんだ!w 嬉々として振り上げたりなんだりしてるのマジで幼稚園児だった。かわいい。 そして案の定装備してるからほっとんど踊れないっていうねw アンコ1曲目だけっていう約束だったらしいのに、そのまま最後の退場まで突っ走ってて草。 ちゃんとRYOさんに怒られてください んでもってさぁー! 最後の最後の曲、ステドリじゃなくてWe are MSSPはズルいよぉー!?!?!? 案の定泣いたわ! モニターの前で泣いたわ! はい!いつものごとくまとまりのないレポでございました! 絵が描ける民なら一目でこの思いを伝えられるのでは……?ってなりながら歯ぎしりしつつ書いてます。画力が欲しい。 (ついったや支部で見かけるライブレポが皆様素晴らしすぎるので……) さて、ライブレポ書いたばっかりですが、 次回!(というかもう数日後の4月14日!) ヒトリエさんの! ライブに! 参戦するので! 引き続きライブレポです!(ババーン)(効果音) ちなみに14日だけでなく28日の福岡公演にも参戦するので(with友人氏) 多分更新は5月です!乞うご期待! それでは今回はここら辺で! ではでは! 20230408
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krkwngm · 1 year
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イニシェリン島の精霊
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「精霊」が原題だと「Banshees」な時点で絶対ほのぼのではない映画。面白かった。以下忘れないうちに綴ったメモ。自分の記憶頼りなので台詞は細部が違っている可能性があります。
 パードリックが最初にコルムの静けさを尊重しておけば諸々の事件は起こらずに済んだでしょっていうのがまずあって、残りの時間を思考と作曲に使いたい、無駄話に費やしたくないってコルムの主張が個人的にめっちゃ共感できただけにただの「良いやつ」だったパードリックが自分の虚無を埋めるためだけにコルムにつきまとうあたりがこいつほんとこいつ許せんと思って観てた。初っ端に「嫌いになった」て言っちゃうコルムの言い方も悪かったけどあれパードリックにも分かるような言葉がそれしかなかったからじゃないの、分かんないけどさ。だってコルムがパードリックから距離を置く以前の会話シーン一切描写されねえんだもん。「馬のクソの話を2時間もしてた」って情報しか提示されてない。その情報だけでもクソな話しぶりであることは明白だが。  酔ったパードリックが、バーバーヴェン(たぶんベートーヴェンのこと)なんか全然知らねえし人間みんな忘れられていくけど音楽だけは永遠に残るってコルムの主張は意味わからん、優しさだって永遠に続く、俺は妹の優しさを永遠に忘れない、コルムは「優しいやつ」だった!でも違った!て主張するくだりも見えてる物事の範囲が自分規模でしかなくてマジでただの「良いやつ」だなこいつ思考とかせんのか?とイライラしたんだけど、あそこがコルムにとってパードリックの「今までで一番面白かった」会話だったってことが映画が進むにつれしみじみ腑に落ちまくったよね。パードリックはずっと島にいる人間だから思考が狭くなるのも道理だしコルムが「考える人」なのは音楽を通して音大生や外界と交流があったからだろうしそのへんの二人の対比も分かりやすい。コルムが妹には自分の考えが分かるはずだと言ったのも妹が本を通して世界の広さや物語の深さ、悪意しかないこの島の狭苦しさを知っていたからだろうと思う。彼女が日々晒されている「悪意」がよお…鬱屈した年寄りが牛耳る閉鎖的な社会ってまじで悪だよな。妹には幸せになってほしい。  にしてもただの「良いやつ」で「退屈なやつ」だったパードリックが「考える人」になる過程が具体的な何かを捨てたり失ったりする展開で描写されるところ面白かったな…コルムの指を喉に詰まらせて最愛のロバが死んでしまうくだりは指を捨てさせたパードリックのせい、コルムが「いちばん面白」がったのはパードリックの思考だったのに態度のほうだと思って約束を顧みず軽率に横柄に振る舞ったせいなので、事故とはいえどう考えてもパードリックの自業自得なんだけど、ロバ=愚かさの象徴を失うことでようやく「考える」ことを始めるあたり面白ぇ〜〜〜…てなっちゃった。  ドミニクの役柄も分かりやすくて楽しかった。ドミニクって「我らが主のもの」って意味の名前なんですか?だから役目を終えて天に還っていったんか…パードリックにしつこく話しかけながら彼の性質を暴く、俺たち話が上手いよなってパードリックの自己疑���を肯定する、「良いやつ」止まりのパードリックにいま自分がなにを考えているか分かるように言葉をかける、まだ手に負えないだろう「静けさ」を打ち消すように喋りまくる、「意地悪」を非難する。行き遅れと罵られて泣いていた、本土での就職口を見つけた妹に、「僕みたいな男と付き合ってくれる?僕がきみの年まで待っても?」と伝えることで、この島で寂しさを抱えたまま老いていく未来は捨てるべきだと啓示を与える。あそこのシーン、妹が湖の際に立ってる姿がそのまま入水しそうで心配になったし、対岸で手を振る老女を「(きみが呼んだように)僕もあれを死神と呼んでる」と答えたドミニクがその後湖から見つかってるあたり、妹さんを精霊から守ってくれたんだと思う。  あと犬が無事で本当によかった。犬はいまでも「優しいやつ」だから殺したりしない、と言うパードリックは市場で警官に殴られて動けなくなったときすでに「内戦」状態だったコルムが自分を支えて馬車で送ってくれたことを忘れちゃったんだろうか。パードリックがどう思ってようとコルムの「優しさ」はなんにも変わってない。コルムの家に飾られているいろんな民芸品のなかに「若女」の能面があるんだけど、あれってたしか面をつける角度でまったく違う感情を伝える造りになってるんじゃなかったっけ。パードリックの角度からはコルムの「優しさ」が見えなくなったってことかもしれん。飾られた面を顔にあてがってみせたシーンはパードリックの感情も見えなくなっていきますよって暗示だったんかな。でもパードリックが「優しさ」を殺さず、ちゃんと面倒を見て元の持ち主に返したことがあの結��を呼んだ気もする。  冒頭に勃発していた対岸の内戦が二人の最後の会話の際には収まってるのもシンプルながら心にくるメタファーよね。最初に妹に「寂しさ」を問われても理解できなかったパードリックは「優しさ」だけの人間ではなくなり残った動物たちを全部家の中に引き入れてしまうし、それでも満たされないこの心持ちこそが「寂しさ」なのだと分かるほどの「考える人」になった。思考と作曲に充てる静けさのためにパードリックと距離を取ろうとしたコルムは結局弦を引く指を全て失って「罪悪感」さえ取り戻してしまったけど、パードリックと別れてすぐ新しい旋律を口ずさみ始めたところは希望が持てた。最後のパードリックの「(戦いは)すぐには終わらない」「また始まる」はコルムの「音楽は終わらない」へのアンサーなんだろうけど、自分なりの終わらないものを見つけた二人はこの狭くて退屈な島で退屈からやや離れた人生を全うするんだろうなという予感が残った。面白かった〜!
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showorst · 7 years
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#naturelovers #慈さんです、#愛だろ愛何はなくとも何があっても愛が無きゃ駄目だろ観世音支部 #第九条守護65786連隊 が#autumnleaves と図書館のある建物の#christmastree をお送りしております。 風邪引きセンセはお目々しょぼしょぼで文字があまり見えていない癖に、午前の内に貸出期限が本日までだった本を返し、前回借りられなかった本を借りてきました。大怪我をしたり40℃も熱があったりしない限り、借りた物は借りた館へ返さねばならないと考えていたセンセは、さしたる理由がなくても同市内なら最も便の良い館へ返せば良い事を知って仰け反っておりました。 どなた様も何はなくとも何があっても安全第一でお過ごしください。 #救さん だよっ🗾 今から今日が始まるクニのヒトも、もう寝ちゃうクニのヒトも、支援地のヒトも被災地のヒトも、Take care & Have a nice day !! だよっ! #NoNukes #NoHate #NoWar #AdoptDontShop #LoveAndPeace #PrayForTheEarth #PrayForHumanity #PrayForThePlanet #HaveANiceDay #QueTengasUnBuenDía #BuonaGiornata #instaweatherpro #petstagram #huaweip10lite #cat #gato #gatto #猫 #fosterkittensofinstagram
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lostsidech · 3 years
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2-①
 ビッグ・アップルという言葉は、ニューヨークを示す俗称としてアメリカの新聞記者フィッツジェラルドが定着させたものだという。みずみずしくも熟れた赤い果実のイメージは、ニューヨークという巨大な街の悪魔的な魅力、集まってくる富や文化的求心力を指すとともに、その内側の腐敗に似た混沌をも思わせる。  枝から養分を吸い上げ、中心にたっぷりの蜜を蓄え、虫を寄せ付ける巨大なリンゴ──
「日本と同じだ」  煙草とハーブ系の香料らしいものの妙に饐えた匂いをさせながらその男は低い声で言った。 「アメリカのSEEPはつまり、国連本部のお膝元ということになる。そういう意味では日本よりなお状況は悪い。  奴らはパフォーマーだよ。自分の考えに反して暴れる者をいかに自分たちの政治に取り込むかをよく分かっている。抵抗したって無駄、奴らの甘い魅力を増すだけだ、と分かると、みんな無抵抗になっていく。そうすりゃ奴らは金だって渡してくれるんだ。それでいい、と思うだろう。ニューヨークの異能の歴史はそういうこった。  俺たちは俺たちの平穏を求めるだけさ。俺たちは二次大戦以降、別世界のまま奴らと手を取り合って進んできた」  ありがとう、と望夢は言った。  煙草は買えないのでカウンターに置かれたチョコレートの缶を指さすと、煙草屋の店主である男はその中から幾つかの包みを手に取って望夢の前に置いた。望夢は懐から対価を取り出してカウンターに置く。といっても大金を持ち歩けるような立場ではないのでそれは特殊な小切手だ。走り書きしてあるのはホムラグループ令嬢の花を模した可愛らしいサインだった。支払い請求は向こうに行われる約束になっている。  サウスブロンクス。ニューヨーク市最大の金融地区であるマンハッタン島を北上し、アメリカ本土の入り口を超えると、この一帯はある。ニューヨークにおけるいわゆるスラム街だ。  街には味気ない灰茶色にすすけた低所得者用のアパートが均一に建てられている。『チョコレート』のお題を支払って外に出れば、そこかしこからアジア系観光客への無遠慮な視線がこちらを覗いている気がする。金目のものはほとんどホテルに置いてきたが、そもそもうっかりこんなところでトラブルを起こすわけにはいかない。大会に影響がある以上に望夢の立場とはそういうものだった。望夢はできるだけ隙を見せずに足早に街を歩いた。今日のところはこれくらいでいいだろう。ヤンキースタジアムなどの観光地がある大通りまで出れば人目も多くなる。  アメリカ行きを目前に控えていた頃、ホムラグループの跡継ぎであるところの帆村莉梨から小型郵便が届いたのだった。入っていたのは先ほどの小切手といくつかのニューヨーク近辺の住所をつづった簡素なリスト。それはアメリカにおける、いわゆる『異能秘匿派』に詳しい情報屋を示すリストだった。  世界各地に拠点のあるホムラグループ令嬢の口利きで、事前にアメリカの秘匿派事情については調査が入っていたようだ。望夢が詳しく知りたいと言うと、日本人の応対に慣れている情報屋を幾つか指定された。到着一日目は夜だったため、目覚めて二日目の今日、望夢は一日をリストの住所を回ることに費やしている。  素直にありがたい助力だった。口頭や書面で話を聞くよりも直接見た方が事情はよくわかる。  敵として想定しているヒイラギ会「ホーリィ・チャイルド」は、解釈異能の世界秩序転覆を目指している。  敵を待つにもまず戦う土壌が分からなければ意味がない。アメリカの解釈異能の勢力バランスや、彼らから見た今回のこの「大会」への見解が知りたかった。ただでさえヒイラギ会の賛同者は世界各地で出ている。アメリカ解釈異能派閥の情勢によっては、日本とはヒイラギ会の受け止め方が違うこともあるだろう。そういう意味での調査だった。場合によっては、アメリカの住人にはこの急な大会の開催国として、主催側の会場選びや財政繰りへの不満があることだって考えられる。それが敵を魅力的に見せることだってあるのだ。巨大な堤も蟻の穴から崩れる。  実際にその土地で暮らす人と話すことで得られる、感情の機微の情報量は、手間で割っても紙の比ではない。望夢のやり方にとっても大切なことだった。高瀬式秘術の異能は小さな事象を計算して対象解釈を解析する。  チラシやペットボトルの転がる路地にぽつぽつとオレンジ色の街灯が点り始める。夕刻の裏路地には、日本より少し早い寒風が吹き抜ける。身を震わせて首をすぼめ、コートの前を合わせる。ポケットに入れたチョコレートがかさかさ音を立てた。  そのとき、 「ハイ」  後ろから明瞭な発音で声をかけられた。 「Are you an Asian, aren`t you(きみ、アジア人だよね)? 你好(こんにちは)」  振り向く。  少女……らしき人影がそこに立っていた。  肩に付く程度の金髪に白いリボンカチューシャを刺し、腕を組んでこちらを見つめている。外国人の歳の頃はわからないが、まだあどけない顔立ちをしている。夕方が近づき寒くなっているというのに衣服は半袖だ。 「ジャパニーズ」  自分を指さしてそれだけ言う。  少女は嬉しそうににっこりすると、日本語で口を開いた。 「そう。日本代表なんだ。SEEpの子かな?」 「は?」  西洋人然とした容姿に反して流暢な日本語だった。それ自体にまず驚く。  それから口にされた言葉に戸惑って思わず眉をひそめた。こちらが大会出場者であることを把握して話しかけてきたのか? 「コンニチハ。ワタシはシオン」  彼女は挨拶してこちらに白い手を差し伸べた。望夢より背が高いように見えたが、見れば高いヒールを履いているので、同じくらいかあちらのほうが小さいかもしれない。 「SEEPの大会に出るんでしょう?」 「どうして知ってる?」 「おじさんに聞いたんだよ」  聡明そうな瞳がぱちぱちと瞬いた。澄んだ青い瞳だ。 「煙草屋に行ったでしょ」 「……」  煙草屋というのはまず間違いなく、先ほど望夢が出てきたばかりの情報屋だろう。 「このあたりに住んでるのか? 子供が出入りする場所じゃないだろ」 「またまた。子供ってだれのこと? きみも一緒なのに」  彼女は妖しく笑った。 「Interpret Artのこと調べてた」 「は、」  ──解釈異能。  のことだと気が付くまでに数瞬を要した。 「え」  反射的に警戒する。比較的近くにいて頼れる莉梨に連絡しようかと携帯電話に手が伸びた。シオンと名乗った少女はそれを一瞥して首を振った。 「そんな顔しないでよ。こっちもいっしょだよ」  彼女は腰のポケットに手を突っ込み、ゴソゴソとしばらく何かを探して望夢の目の前に突き付けてくる。  イベントのチケットらしいものだった。こんなところで何故と思いながら思わず仰け反って見つめる。数秒間何を示されているのか理解できなかった。  シオンが手を上下させる。 「書いてあるでしょ。E-I-C参加者って」 「……ああ」  ようやく飲み込めた。英語で書かれたチケット所有者の団体名だ。日本のものとはデザインがやや違ったが、参加者に渡された会場間の通行証だろう。 「アメリカの?」 「うん。シオンのこと知らないの? 不勉強だな。アメリカSEEPのスターだよ」  シオンはその場で厚底を鳴らして楽しそうに笑った。知るわけがない。接する機会がないのだから。  とはいえ、アメリカSEEPの関係者であれば解釈異能という言葉を口にするのも不思議ではない──今は。ヒイラギ会の動画で説明されているものだからだ。少し前であればよほどスパイを疑う合言葉ではある。  望夢は苦い顔でシオンを見返した。周囲は刻一刻と日暮れに染まり、道の真ん中で金目のチケットを振り回して話している子供二人を眺める好奇の視線がいくつか背中に感じ取れる。 「ともかく、アメリカ代表様がこんなところをほっつき歩いてたら叱られるだろ」  地下鉄駅に向かってシオンの横を通り抜けようとする。用があるならついてくるだろう。そうでないならこちらからはそれほど用はない。別にアメリカSEEPと仲良くなりにきたわけではない。  しかしそのとき、少女は真横を通る望夢に向かって不敵に笑った。 「調べるなら『見』ていきなよ。その目でさ」 「何を──」  振り向いたとき、話しかけるより先にシオンが手を振り上げた。 「I`m home, my lovely home town!(ただいま、わが素敵なホームタウン!)」  言葉とともに、極彩色の星がはじけた。  望夢はそのとき、「協会式」、あるいはリヴィーラーズ・システムという言葉の印象を一新した。いや、初めて鮮烈に刻み付けられたといってもいい。  それは、『美しかった』。  少女は、踊っていた。厚底と身軽な衣装をひるがえし、跳びあがる。光の軌跡が彼女を愛おしむようにその後を追い、軽やかに彼女の身体を取り巻いた。彼女は階段でも飛び越えるように街灯や屋根を跳ね、そして宙で回った。  おそらく行われていることはただ光を発生させるだけの光術、そして身体強化や、その後の風の操作だ。  しかしその『ショー』の観客にとって、理論はどうでもよかった。  安アパートの窓からいくつもの顔が突き出される。彼女は空中をくるくると回りそこに透明な床でもあるように窓から窓へ渡り歩く。そして笑顔で手を差し伸べて街の住人たちと握手した。わっと彼らは喝采する。シオンは道の反対側へと宙返りし、枯れた噴水を踏む。その手で空気を抱きしめてから離すように両腕を広げた。腕の中から光の粒がいっせいに弾けて路上に降った。いくつかは星のかたちをして窓の中へと舞い込む。すぐに消えるただの光と知ってか知らずか、アパートの子供が喜んでそれを掴もうとしている。  気づけば、道はとっぷりと夜に染まっていた。  なのに、その中で彼女だけが人工の一番星のように明るい。 「この街の生まれなんだ」  点った街灯の一つに両足を付けて、少女は何か言った。 「そこへアメリカの会長が来て、みんなの『星』にならないか?って言った。ワタシは最初嫌だって言った。それでも彼は熱心だった。シオンには才能があるのがわかってたらしいからね。  街の人にシオンの代わりに報酬を受け取ってもらうのを約束して、シオンはアメリカSEEPのメンバーになった。世界の夢を背負う、とびっきりのスターとしてね」  アメリカンドリーム。今やもう形もさまざまに使い古されたそんな言葉が望夢の脳裏を過る。  貧乏人もチャンスをつかめばトップになれる。そんな夢の舞台に選ばれた俳優としてシオンは立っている。シオンは美しい少女だ。シンデレラストーリーのヒロインとしてふさわしい容姿と、そして実力があったのだろう。  気づかないうちに望夢のそばの路地に、先ほどの煙草屋の男が佇んでいた。望夢ははっとして距離を取った。彼は壁にもたれシオンを見上げている。こちらに視線を向けもしない。  その瞳が、シオンを慈しむように細められているのを望夢は夜明りに見た。  そして『理解する』。アメリカに鎮座する巨大なリンゴの、特殊な構造を。  奴らはパフォーマーだよ。自分の考えに反して暴れる者をいかに自分たちの政治に取り込むかをよく分かっている。抵抗したって無駄、奴らの甘い魅力を増すだけだ、と分かると、みんな無抵抗になっていく。そうすりゃ奴らは金だって渡してくれるんだ。それでいい。  この街はSEEPに関して相反する感情を同時に抱いている。身をひそめる少数派たちを抑圧する敵、腐った蜜を蓄える利益構造の総本山、そしてきっと、愛娘を攫っていった人間開発機関。  けれどそれは同時に、彼らの愛娘が晴着をまとって踊るステージであり、彼ら自身を支える生活の糧でもあるのだ。  ぞくりと背筋が冷えた。SEEPの外面の良さと狡猾さは日本でよく思い知っていたつもりだった。しかし春姫のそれとこの構図はまた色が異なる。権威の圧力で牽制するのではない。巨大なリンゴが彼らに提供するのは、この国に満ちている命題だ。夢や希望そのものだ。 「勉強になった?」  目の前で声がした。音もなくシオンが路上に降り立っていた。肩につく長さの髪がさらりと風に舞い上がる。 「きみたちにも魅せてほしいんだ。シオンが夢中になったこの、リヴィーラーズ・システムってやつの力を」  彼女が手を差し出す。  望夢は反射的に小さくかぶりを振った。望夢は協会式は使わない。理論として学んではいても、根本的に価値観が身に馴染まないから適切に使うことはできない。──そういう意味で、会長自らに勧誘されたといってもシオンには確かに素質があったのだろう。あんなまばゆいばかりの笑顔で術を使うのは、訓練と演技だけで可能になるパフォーマンスではない。  ああ、そうか、と望夢は思った。  この大会の目的は、ヒイラギ会に揺るがされている世界の人々に、既存の解釈の求心力を再確認させること。  リヴィーラーズ・ライトは、当初からその扱う術の見栄えの華やかさにより表に出てから一気に広まったのだとされている。だから今も協会式の術の基本は光術だ。光を伴う術体系はこっそりと悪用ができないという仕組みにもつながっている。  なんだそんなこと、と思うような、ごく単純な『美しい』『綺麗だ』『楽しい』という好ましい感情は、そもそも彼らの最大の強みなのだろう。  それはヒイラギ会が提唱する『好きなことをしよう』という理論にも、そのまま相乗りして信者を奪い返せるだけの力を持っている。なんのことはない、ヒイラギ会だって動画映えする子供たちを主役に、視覚的なインパクトも持って支持を広げてきたのだから。 「答えてくれないの? そう」  シオンは唇を尖らせて差し伸べた手を降ろした。望夢は少し俯きながら「趣味じゃない」とだけ、淡々と答える。嘘ではない。協会式自体が望夢の趣味じゃない。彼女の手を取って、協会式を広める手伝いをするなんて約束はできない。 「つまんないな。構わないよ、日本人はシャイだってわかってるから」  シオンが靴底を引きずるように鳴らして向きを変える。その音に、ふと自分に向けられた以外の煮凝りもあるような気がして望夢は顔を上げた。 「また大会で会おう」  そう最後に言い残して、アメリカの寵児は一足先に、地下鉄駅に向けて歩き去っていく。  その途中で確かに街に向けて何度も手を振り、笑顔を振りまく。歩調はすでに、自信に満ちた軽やかなものに変わっていた。  さっきの一瞬だけの重い靴音がなんとなく引っかかっていた。  本当に他の代表参加者にも力を魅せてほしいのは、これが正しいと信じなければならない彼女自身のような、そんな気がした。
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kuro-tetsu-tanuki · 3 years
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異海感想
前にツイッターに思わずネタバレ垂れ流してしまって良くなかったなぁと思ったのでブログにしときゃええやろという安直な考えのもと作成されております。 そっちの文章も入ってます。
Sadaさん作 異海 ―ORPHAN’S CRADLE― のネタバレ有感想になっておりますのでお気を付けください。
後、思いの丈を気持ち悪いレベルで吐き出してますのでキモイと思ったらブラウザバック推奨。
まず製作者のSadaさんに感謝を。 こんなにも素晴らしいゲームを、魅力的なキャラクター達を、面白くあたたかなシナリオをありがとうございます。 本当に楽しい。面白い。 おかげでEDFもモンハンもほっぽってずっと異海やっちゃってる。時間が溶ける(誉め言葉)。
語りたいことが多すぎるので思いつくことをガンガン語っていこうと。
取り合えずEDは全部見終わった、んだけどイベントもスチルも回収できてないの多いのでまだまだ周回しなくてはならない。 まぁそんな自分の状況はさておき。 シナリオが!良い!!んですよ!!!! 僕のさっぱりな語彙力では表現できないので割愛。 どのシナリオ読んでても面白い。面白過ぎてスキップできない。 周回の為にスキップもするけどお気に入りのシナリオ来ると読んじゃう・・・また時間が溶けてゆく・・・。 差し込まれるBGMもチョイスが良い。情景にあったチョイスをされてて自然にシナリオに没入できる。 照雄さんや吾郎さんと勝負する時のピアノ曲とか、最終盤の蛭子と問答して裕くんが色々理解した時の切ないピアノ曲とかたまらん。アルペジオがいいんだ。 曲名とかも知りたいくらい良い曲多い。フリー素材なんだっけ?欲しい。 料理、島開発、クラフト要素も楽しい。クラフトとかまだ作れてないの一杯あるんだろうなあ。 ミニシナリオが充実してるのもすごく良い。 多すぎて作者さんの多大な愛を感じる。本当に凄い。 色々気になる設定もありすぎて設定資料集を見たい。
人物評というか感想というか
裕くん 我らが主人公。基本的に周囲が奇人超人が多い中、貴重な常識人ツッコミポジション。 そんな彼も一皮むけば色んな要素が詰まった子でした。 よく笑い、時に悩み、泣き、葛藤しながらも自分の道を見つけて進むことができる姿はまさに主人公。 優しいというより愛情深い。いや、基本的に異海に出てくるキャラクターは皆愛情深いけれども。 サブイベントで人外にですらその手を差し伸べるその深い愛情は圧巻。 たまに「裕くん絶対母性芽生えてるよね?」とか思った。鬼灯イベとか料理のミニシナリオとか。 その大きな愛情で色んな人達を悉く陥落させていく様は正に主人公。 もうハーレムとかで良いから裕くんは皆を幸せにしてあげて欲しい。 相手と状況によっては(主に後ろが)大変なことになりそうな裕くんの未来はどっちだ。 EDによって色んな状況になるのも流石主人公。海堂さんEDはビックリな成長具合だった。そりゃ海堂さんも驚くわ。
定晴さん 色々デカくて豪快な父性溢れるチートスペック超人その1。面倒見も良い。 そりゃ裕くんじゃなくても惚れるわ。 その裏にある定晴さん自身の事情や葛藤がまた何とも。 そりゃ巌さんから見たらソリ合わないよね・・・。 吹っ切れた後は最初の印象に違わぬスケベェなおっさんでした。 スケベ的な意味で裕くんは体もつのだろうか・・・。 だが男前すぎてつらい。裕くん幸せにしてあげて。 ちらほら描写はあるけど君絶対ただの一般人じゃないよね。
巌さん ヤクザみたいな雰囲気のおっさん。のくせに時たま見せる柔らかな父性がまたニクイあんちくしょう。 勇魚さんとは違った意味でこの人はこの人で色んなことで雁字搦めになってた。 初期印象がガラリと変わる人。シナリオでも言及されてたけど懐が大きく、愛情深い。 お前はどこのエロゲの主人公だってくらい父性愛溢れまくってる。 でも巌さん絶対Sっ気あるよね。 元は真面目な消防士ってんだから色々あったんだよね、多分。ってなる。 しかしこの人も大概ハイスペックだよね。他が飛びぬけてるだけで。
洋一くん チートスペック超人枠その2。 別の意味で初期印象がガラリと変わった人。 寡黙マッチョいいよね!とか思いながら攻略したら死んだ。 死んだ。 個別シナリオはもうボロ泣きした。 ノベルゲーやってて泣いたのなんて初めてかもしらん。 この時点で洋一くん推しが限界突破した。好き。 前半の寡黙な洋一くんも良いけど不器用に感情を表す彼も良い。 タガ外れてエッチ要求しまくる彼も良い。 捨てられた犬みたいな表情で「駄目か」「嫌か」なんて言われたらそりゃあ拒否できないよね。 頑張れ裕くん。
辰馬くん ちょっと天然気味なラガーメン。が最初の印象だった。だった。 ヒーラーでサバイバーでラガーメンで医者志望でタガが外れりゃオオカミさん。 ふとした瞬間に出てくる闇と言うか情報の洪水というか、最早何を言ってるのかわからない。 一途、めっちゃ一途。一途すぎて若干ヤンデレの気配も・・・。 でも、なんというか愛おしい。母性をくすぐるというか、愛される人柄だよね。 でもやる気になればクソかっこいいんだからホントにズルい。 巌さんもそうだけど彼も大概ハイスペック。
千波くん 打波の生んだぴゅあぼーい。 何というか甘酸っぱい青春ルートだった。 いや、ルートとしては葛藤も切なさも苦しさも色々あったんだ。 あったんだけど、「ああ、ちょっと切ない。けど、甘酸っぱい」。 そんな言葉が自然と出てくる。千波くんかわいいよ千波くん。 裕くんとの距離感が絶妙に良い。 支えるようで支えられていて、寄りかかるようで寄りかかられていて。 実に微笑ましい。末永く爆発しろ。
冴さん つよい。 いや、その一言で片づけちゃだめなんだろうけど。 印象としてはサモ〇イのメイメ〇さんポジション。 眼鏡だしお酒好きだし。 勇魚さんルートで彼を叱責する彼女には痺れた。 色んな意味で裕くんの味方をしてくれた人。本当に素敵な女性である。 彼女は彼女で秘密があるみたいだけど結局何者だったのだろうか・・・。
イザナギさん 〇モナイ3でいうハ〇ネルさんポジション。 彼も何者だったのかは正直ようわからんかった。 でも、裕くんの味方で、裕くんを導いてくれてたのは確か。 なんというか、ほっとする感じがして好き。
照道さん 良識枠���イザナギさんと同じでほっとする枠。 色々言うけど裕くんを支え、導いてくれた人。その名前は伊達ではない。 ラストで駆けつけてくれたあの勇ましい姿には痺れた。クソカッコいい。 崇くんとは末永く幸せに暮らして欲しい。 ぬか漬け?・・・ウッアタマガ
崇くん 天使。 もうそれ以上の言葉があるだろうか。 いや、後半のあれやこれやで色々と思うこともあるけれども。 本当に、本当に末永く幸せになって欲しい。 崇くんかわいいよ崇くん。
吾郎さん ギャグ枠と思いきやシリアス部分もがっつり持ってくお方。 月狂いの恐ろしさとその苦悩がよくわかるシナリオでございました。 ぶきっちょな吾郎さんも良いですがあんなオラオラした吾郎さんもよき。 下手すりゃ裕くんあのままMに目覚めていたのでは・・・? 互いが互いを思いやる故の忘れ石。でも、忘れたくない。あんなんズルいわ。そこからのEDへのあの流れ。ズルいわ! EDでのギャップにもやられた。制服はズルい。萌え。 子供たちもかわいい。
潮さん 面倒見がすごくよく、性格イケメン。 実際いい男。というか色男。そして一途。 ED見つけるのにめっちゃ時間かかった。まさかノーマルの先だったとは思わなんだ。 いや、どうなんだろ、トゥルー後にもあるなら全く感想が変わってくる。 ノーマル後の潮さんEDを見た感想としては、せつない。 ただひたすらに、せつない。 裕くんと潮さんのあの関係はそれはそれでいいんだ。 幸せそうで。潮さんも満更じゃなくて。 ノーマルエンド、やっぱ悲しいよなぁ。 照道さんが消えて。あの後、崇くんはどうなったのだろうか。 吾郎さんとか汐音ちゃんがいるから平気だろうとは思うけど、絶対自分責めそうだよなぁ。 やっぱり、皆で幸せになって欲しいんだ。 もし汐音ちゃん√のトゥルー後のEDっていう√があれば、全然感想変わったなぁ。
藤馬さん 皆大好き(?)藤馬さん。 目じり下げて笑うあの表情は破壊力あると思います。 完璧超人かと思いきやまさかのメシマズとは・・・。 えっちスケベにーさんだった。えっち最中も敬語なせいで最早言葉攻めだったよ。プレイかよ。 でもそれ以上に愛情の人だった。 辰馬くんに、父に、そして裕くんに向けた愛が溢れまくってる人だった。 兄弟揃って外見も中身もイケメンだった。知ってた。 ED1はまさかのオチだった。いや、弐鬼さんルートでんなこと可能なのは知ってたけど。 そして藤馬さんやっぱ勾制御できなかったら色々ハジけてるじゃないですかヤダー。 あの場合兄弟とは竿だったのか穴だったのか・・・ゴクリ そして問題児三兄弟って多分吾郎さんとこだよね。 ED2は切ない。でも、あの結末の先に続く物語もありそうな感じがある。 結局、あの場合はどっちが柱になったのだろうか。 にしても兄弟揃って独占欲強めな感じがひしひしと。イイデスネ
勇海さん えっちなとうさん。けしからん。実にけしからん。好き。 父性愛溢れまくってて砂糖どころか蜂蜜吐いた。 裕くんがでろでろに甘やかされてるのを見ると「良かったねぇ裕くん」という気持ちが芽生える。 洋一くんや辰馬くん、千波くん見てると「もっと甘えてええんやで」って思うけど裕くんももっと甘えていいと思う。 それを引き出した勇海さんマジお父さん。爛れているのはご愛敬。 定晴さんとの3Pルートもスケベェで実に良い。 裕くんのお尻が心配にはなる。でも裕くんが幸せそうだからいいか。 しかし、疾海さんを内地に解き放って本当に大丈夫だったのだろうか・・・。
弐鬼さん マッチョ刀鍛冶おじーちゃん。 お世話してたら回春したおじーちゃんとえっちしてた。 おじーちゃんがえっちすぎるのがいけないとおもいます。 EDは世界観の一端が見えてそれも良かった。 いきなりおっぱじめたのには吾郎さんじゃなくてもびっくりすると思います。 このルートの裕くんが一番神秘に満ちてる状態なのかな。 洋一くんの五感が鋭いのも弐鬼さんの血族だからなのだろうか。
泰蔵さん 船長兼細工師さん。 最初はぼんやりと「ああ、裕くん島に残ったら旺海の当主しながら細工師するのかな」なんて思ったりもした。 個人的には裕くんのお師匠ポジションになっている。 絶妙な塩梅で裕くんのこと気に掛けてくれるお方。 絶対弟子みたいな目であたたかく見守ってるよね。 なんでかわからんが凄い好き。
沙夜さん ほんわかお母さま。そしてぬか漬けの女帝。 裕ちゃん呼びは中々にくるものがある。可愛らしいお母さまだ。 色々大変で色々な苦悩を背負ってる。 でも最後にはきちんと向き合い、子を守り、愛にも生きる。女は強かった。 にしても、千波の年齢逆算してもそこそこのお歳の筈だが・・・お盛んっスね・・・。
蛭子 黒幕。加害者でもあり被害者でもあり、サモナ〇3のイス〇ポジション。 彼の願いは所謂「自身の死」だった。 そりゃあんな状況に押し込められて無間地獄状態ならそう望むのも無理はないわ。 けど、色んなEDを見た後��思う。結局彼にとって一番幸せなEDはどれだったんだろう。 正規?√は定晴さんEDぽいけど、個人的には蛭子くん自身が色々学んでいきそう辰馬くんED、藤馬さんED1もありかなぁと思ってしまう。 彼も幸せなれるそんな未来があったのかなぁ。
全然関係ないけど、蛭子はマヒトの姿を模してる。 マヒト登場時に「はいてない」選択肢出てた。 つまり蛭子もはいてないのでは? どんだけシリアス話をしてても君はいてないの??? 3週目あたりでそんなアホな思考が湧いてもうダメだった。
考察とも言えない雑感。 考察何てしたことないから理論も順番もちぐはぐのぐちゃぐちゃ駄文。
辰馬ルートやって思ったのが、「自分の命を顧みず、他の誰かを慈しむ」「負の感情に共感し、それを慰めることができる」。 これをできる人が「柱」の素質の大きさなのではないかと。 そこに血筋とか勾とかは恐らく関係ないのではないかと。 んで、バッド√を見て思った。 あのループの中の定晴さんのあの台詞。 多分、定晴さんもあのループの中での記憶を持ち越してて、「もう少しでお前(裕くん)をこのループから解放してやる」って意味だったのかな、と。 そして多分、その代償として定晴さんが柱になるのではなかろうかと。 禍憑きの骨イベントで崇君と定晴さんが同情、というか共感したことで禍が消え去ったのも、あの2人が柱の資質持ちだからなのではないか?と思ったり。 というかイザナギさん回復イベントで産魂に光を入れられた人って、大なり小なり皆柱の資質あるって事なのでは・・・?
裕くんの父親について 某方がSadaさんと問答してらっしゃったけど、多分これ泰蔵さんだよなぁ。 冴さんのお言葉や鑑定の結果見ても一点ものの髪飾り、星見石は打波で産出する、加工が難しい、泰蔵さんの髪飾りに対する扱い、泰蔵さんは細工師、んでお酒飲んだ時のお話。 うん、やっぱりアレ泰蔵さん作では? よくよく泰蔵さんの立ち絵見ると裕くんに似てる気がする。体格とか髪型とか。あと眉毛。 蛭子も命や魂は生み出せないって言ってたし、真那さんと泰蔵さんの子+蛭子の一部=裕くんなんだろう。多分。 多分泰蔵さんは気づいてるよね。そら何かと気に掛けてくれるわな。 そう仮定して泰蔵さんの台詞を見返すとやっぱそうなんじゃね?って思ってしまう。
裕くん本人について 何かしらの勾を持っており、幼い頃から幽霊とかが見えてる。 旺海の血を継ぐ者。 勾については汐音ちゃんから「幽世を渡る力に優れている」と言及されている。 「幽世を渡る力」は詳細が語られていない為不明点も多い。 おそらくこちらは「蛭子の一部としての旺海裕」が持つ力なのであろう。 幽霊や魂といったものを視認し、時には意思疎通さえ行うことが可能。 視認した相手の死の運命のようなモノも感じ取ることができる。 元々できたのか打波島に戻ってから目覚めたのかは不明だが、霊的な存在を祓う、共感し慰撫することで魂を輪廻の中に還す柱としての力も行使している。 ここら辺は主に攻略キャラに関係ないサブイベで行使している。雪女とか胡麻団子の女の子とか鬼灯とか。 幽世の力に関係するのかは不明だが、水鏡による先視に関する力も突出している。 先視は藤馬さん√にて「超高性能のシミュレーション結果」のようなものと明言されている。 絶対の結果ではないが、高い確率で起こる事象の1つを視るのだと。 この先視に関して、前述した『視認した相手の死の運命のようなモノも感じ取ることができる』という能力にも関わって来るのではないだろうか。 バッド√で蛭子がいくつかの結末をシミュレートして試行を繰り返していることから、蛭子が元々行使していた力。 それが、蛭子の一部である裕くんが『死の運命の視認』という限定的ながらも先視の力を行使できても不思議ではない。 余程裕くんの根幹に根ざす力なのか、打波を離れてもその能力は無くなっていない。(巌EDなど) それと、裕くんの勾に関係するかは全くの不明だが、打波島に来てから彼は黄泉がえりを繰り返していると言える。 桃の花咲き乱れるあの空間はしょっちゅう描写されるが、あれが描写されるときは肉体的に死を迎えようとしているか、あるいは魂が肉体を離れている状態なのではないだろうか。 あの空間を降りきったら死んでしまうよと警告もされるし。 巌√で月読のお守りをなくした時、洋一√で顎岬ダイブした時は明確に一度死にかけて(あるいは死んで)いると思しき描写になっている。 しかも桃の花空間も描写されている。 どうみても助からない筈なのに蘇生している。 この事象に関しては裕くんの勾なのかそれとも蛭子が手助けしているかは不明だが、デッドアンドリバースしているのは確かだろう。 先視や水鏡、黄泉がえりの異能を含めて「幽世を渡る力」なのだろうか。 書き出してても全然わからん。 他、定晴さん√にて蛭子から「君は旺海の勾も継いでいるんだね」と言及されている。 こちらは「旺海真那の子、旺海裕」として持つ力なのであると思われる。 旺海の勾については「魂の分割」と作中で明言されており、自分の魂の一部を別個体として存在させるって感じかと思われる。 定晴さん√ではそれを定晴さんの魂でおこなったと。 だからあの場に定晴さんは現れたということだ。 まだある。 条件が揃えば笹神楽を神器として行使することが可能。 この時、裕くんは笹神楽がツール、自身をバッテリーと称している。 この状態に定晴さんソウルが加わると、位相すらも蛭子と同等になる。 これ、限定的にとはいえ限りなく神に近づいてますやん。 いや、蛭子の一部なんだから不思議ではないっちゃないけど。 折れない柱として完成されうるスペックも持ち合わせており、不完全な状態でも柱としての適性は高い。 ていうか弐鬼さん√に至っては一時的ながらも柱そのものとして打波島を支えていた。
定晴さんについて 内地の人間なのに浮き出ていた禍憑きの刻印。 定晴√ラストの裕くんに流れ込む力。 名言されているわけではないが、弐鬼さんEDにて語られる「さる人物の体の中に残っていた海皇の因子」。 さる人物って多分これ定晴さんだよね。 そう仮定すれば定晴さんの謎スペックにも説明はつく。多分。 ていうかスィーフィード〇イトかお前は。好き。
エロについて すごいえっち。 ええ、ええ。すごいえっちでドシコでしたよ! よくこんな量のテキストとシチュエーション思いつくなぁなんて戦慄もちょっとした。 定晴さんの色々溢れまくりなえっちもいい。 巌さんの包み込むような、お互いに色々曝け出すようなえっちもいい。 洋一くんの若さ溢れまくるドチャくそ激しいえっちもいい。 千波くんの青さと若さとやんちゃさ溢れかえるえっちもいい。 辰馬くんのひたすら一途な激し目えっちもいい。 サブキャラの方々もたいへんえっちでございました。 言葉で表しきれないのでまずやればいいと思う。 定晴さんと勇海さんのW雄っぱいサンドで吐血した。いや、吐蜂蜜した。
簡単な総評 めっっっっっちゃ良い作品でした!!!!! そしてめっっっっっちゃ時間が溶けた。 というか回収終わってないスチルもイベもあるからまだやらねば。 あああ、裏設定とか世界感とか凄い気になる! ここまで引き込まれた作品なんて久々だ! Fateやら放サモやらはまだ完結してないから除外。 それ考えたら勝手な考察なんてするほどどっぷり浸かった作品なんて赤松漫画とかハリポタ以来かも。 あああ、一緒に語れる人が欲しい!!あれこれ聞いてみたいし話したい!!
あのボリュームで、プレイ時間で、2000円ちょっとって安すぎない????
お布施はどこにすればいいんです・・・?
しかもまだ追加があるかもしれないというこの・・・。
Sadaさんありがとう・・・ありがとうございます・・・。
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