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#筒井康隆
findareading · 20 days
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ある作家が本を百冊書いたとする。百冊も書けばその作家は自分が表向き言いたいことをたいてい言ってしまったと考えてよいだろう。この作家に、熱心なファンがひとりいたとする。そのファンは、その作家の著書を百冊全部読み、全部暗記できるくらいに読み返しているとする。さて、その読者はその作家の精神を熟知したといえるだろうか。これはいえない。彼はまだ、その作家の精神の百分の一、千分の一、万分の一、いな、一千万分の一さえ知ってはいないのである。
— 筒井康隆著『脱走と追跡のサンバ』(平成27年2月Kindle版、角川e文庫)
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doggie · 1 year
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筒井康隆『人類よさらば』
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kaipanzero · 1 year
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The Little Girl Who Conquered Time
時をかける少女 (1983)
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anamon-book · 7 months
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筒井康隆「断筆」めぐる大論争 月刊「創」編集部・編 創出版 表紙イラスト=塩井浩平
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kotobato · 2 years
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昔の僕の作品を読み返したら、それはひどいものです(笑)。差別語満載。よくこんなことを書いたな、ということを平気で書いている。 しかし、そうした昔の作品を「直せ」と言われても、僕は直しません。この時代に、こういう差別語があったという証明になるからです。小説は書かれたその時代の表現なのです。時代がたてば表現が変わっていくのは当然で、現在とはそぐわないものがたくさん出てくる。そうした言葉を残しておけるのは小説ぐらいです。
《「美人」「主人」「奥さん」は使わないほうがいい?》断筆宣言の筒井康隆氏が考える現代の“言葉狩り” | 文春オンライン
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curefat · 8 months
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筒井康隆 (2015)『モナドの領域』
 「わが最高傑作にして、おそらくは最後の長篇」と謳う筒井康隆の小説。
 別に最高傑作でもなければ、割といつも通りのメタフィクションの追求ではあるんですが、筒井康隆を長らく追ってきた身からすると、「最後の長篇」にふさわしいそれなりの満足感はありました。やはり最後は「愛」なのか。あまり筒井康隆を知らない人でも楽しめますが、根本的にはナンジャラホイという感じになると思います。
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extracts-sheep · 1 year
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畑正憲というと、筒井康隆をして「世の中のエッセイの名人を3人上げると、山下洋輔、伊丹十三、畑正憲」と言われたくらいにエッセイの文にユーモアがあって面白いのだ。
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taiyaki-taberu · 1 year
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『旅のラゴス』
旅人のラゴスは中年男性。行く先々の土地で指導者として求められたり、奴隷として搾取されたり。自分の目的のためにラゴスは様々な土地を移り渡っていく。
ラスト以外にも多くの設定を我々読者に委ねる方式だった。読後直後は不満に思ったが、思い返せばこの物語はそのような"余白”部分が多い。主人公にしても世界観にしても、多くが書かれていない。近未来のようで原始的な事も多い。現代が衰退してしまった未来なのか。読者によって背景が大きく変わる物語なんだと気付かされた。世界観をガチガチに固定するのも、最低限の情報を提供して読者に委ねるというのも、どちらも作品づくりの方法の1つだなと思った。
2023.3.26
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読み終わった本 読んだ本 モナドの領域 筒井康隆 新潮文庫 この小説には「神」のようなものがいて GODと呼ばれる 作中の人物だけでなく 読者も「神」のようなGODの存在に触れる が この「神」のようなものが 「神」のように振る舞えるのは この作品世界、この領域だけである ではあるが 読者の、というか自分個人の想像を超えて 展開された領域で GODの領域であり 作者の領域であり 読者の領域が混ざり合う場所 しかしそれも 読み終われば 領域は収束し 読者の領域に余韻が残るだけ (「時をかける少女」や「愛のひだりがわ」などの読後感) 筒井ワールド満喫した #読んだ本 #読み終わった本 #モナドの領域 #筒井康隆 #新潮文庫 #3連休の過ごし方 #読書 #読了 https://www.instagram.com/p/CnJy7TSvaAA/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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raizo23 · 1 year
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小学生のとき以来、何十年ぶりかに#筒井康隆 の #ウイークエンドシャッフル 読み返したり。 https://www.instagram.com/p/Cmiv4L4Jmkr/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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findareading · 1 year
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古書店からの目録は見ていて楽しい。専門分野の本は蔵書にあるものが多いが儀助はたまに最近の新刊書店にはない近代文学の名作や珍品を見つけると申し込む。文学に限らず昔読みたくて手に入らなかったものがあると注文する。年に二、三回だが書物にだけは裏切られることがない。
筒井康隆著『敵』(2013年12月Kindle版、新潮文庫)
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doggie · 6 months
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筒井 康隆『カーテンコール』
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nusumigaki · 2 years
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「てめえのヘソ噛んで死ね」
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anamon-book · 11 months
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筒井康隆断筆をめぐるケンカ論集 平岡正明 ビレッジセンター出版局 装幀=前島敏彦
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leomacgivena · 11 days
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そうか。日本人の海外パック旅行客が海外で大ひんしゅく買っていたのを若い人は知らないんだ。いやもうひどいもんだったんだよ。まずは筒井康隆「農協月に行く」を読むといい。日本人の前はアメリカ人旅行客がひどかったそうで、経済が伸びると海外観光でひんしゅくを買うのは黄金パターンらしい。
松浦晋也さんはTwitterを使っています (via toronei)
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lastscenecom · 4 months
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書くこと自体は生活の一部ですから、ないと退屈すぎる。筆の衰えは感じることがありますよ。しかし、適切な単語が出てこない時に、適当な単語でごまかさないように自分を律しています。もっといい言葉があるはずだと、分類語彙表や類語辞典をひっくり返すのは、若い頃から変わっていません。思えばずっと言葉と格闘してきた人生でした。
筒井康隆「常識に反対して、驚かせてやろうというという気持ちが結果的に《不謹慎》に。筆の衰えは感じても、言葉との格闘は続けていく」(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース
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