#いつも失礼なことを言いたくないから心配して言葉がなんか出ないけど
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nnnUOOO you can’t just Say That 😭😭😭
we cant hug in person but weve hugged a million times in my head ; u ;!!!!!
#WAHHHH#gonna write in Japanese bc I’m Anxious About Friendship#(I realize this doesn’t stop people from reading it but at least it inconveniences people if they have to translate it)#これって大丈夫よね#私たちは友達だよね。今でもなんか信じられない、数ヶ月がもう経ったのに#いつも失礼なことを言いたくないから心配して言葉がなんか出ないけど#君と話す時をいつも楽しみにしている#そして私も君を抱きしめたい (^^)
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去年のことなのだが、一国一城の主になることができた。 昼と夜に営業する飲食店を開いた。若い頃から、ずっと関東地方にあるレストランで修行してて、いつかは自分の店持ちたいなー、と思ってた。先輩方は30代後半までにお店を起こす人が多かった。出遅れた感はあるけど、やっと達成できたのが心地よかった。 悩みというのは、「おしぼり業者をどうすればよかったのか?」ということだ。本業に比べれば、なんとも小さいことなんだが、地域でやっていくにあたり最適な業者を選びたかった思いがある。 以下長いけど、経過をまとめてみた。 (以下経過。長いです) 東京で修行して、故郷である京都市内でお店を開くっていうのが若い頃からの理想だった。 最初は故郷である山科の郊外でお店を開こうと思ってたが、(いろいろ問題がわかって)試行錯誤した結果、祇園にいいところが空いていた。 で、まさに開業をしようという時だった。残りひと月を切ったあたりかな? お店の開店準備をしてると、何かの営業の人がふたり来ていた。「こんにちは。ちょっと、いいですか?」ってプランクな感じだった。見た目は京都スタイルの和風私服だったけど、まあビジネスにもありかなって装いだった。 それまで営業は全部断っていた。自分で調達先を決めていたから。でも、『おしぼり』の会社だったんだ。京都でずっとやってるという。 おしぼりは、当時の自分が失念していた調達先のひとつだった。その時に「うわ、まずい忘れてた」と思ってひとまず話を聞いた。 「オーナーさんですよね。開店おめでと��ございます」 という感じで名刺を渡されて、いろいろ話を聞いて、その場では返事をしなかったけど、こんな感じの内容だった。 ・おしぼりのレンタル(リース)をやっている ・長い間営業していて、京都市内の飲食店だとシェアがある ・祇園の半分の店はうちを使っている ・飲食店組合���も話は通してあるので すごいニコニコしていた。嫌な感じはしなかった。 「少し、考えさせていただけます?」でその場は乗り切った。 一応は、東京都内の飲食店に勤めていた過去がある。一部マネージャーの仕事もやってたから、なんとなく嫌な予感がした。最悪、反社の可能性がある。はてな民・増田民の皆様も、ああいう営業で人当たりが良すぎるのは気を付けた方がいい。 『地面師たち』のドラマ見たことある人はわかると思うけど、反社の人って演技力が抜群である。いい人の演技が熟達してるヤツが結構いる。 正直迷った。ちゃんとした業者の可能性も十分あるので。どうしようか迷った結果、飲食店の組合に聞いてみることにした。 京都は飲食店組合が強いと聞いていた。コミュニティが熟成しているのは間違いない。祇園なんて、全体で見ても狭い街である。最短で10分もあれば横断できる。新宿や六本木も狭いけど、一般市街地まで含めたら広い。 ただ、この京都のコミュニティの中で、(反社含めて)いろんな業者がどれほどの力を持っているのか、自分には全然想像もつかなかった。 祇園の飲食店組合(※正式名称は出しません。一応……)に思い切って聞いてみた。長年の経験によるアドバイスがほしかった。 業者が来た経過を説明したのだけど……正直スゲー他人事みたいな表情だった。その初老の役員さんは。 「まあ、○○さんですか。昔からある業者さんやわな」 「聞きにくいんですが、いわゆる、そういう方々なのでしょうか?」 「さあ、どうやろなぁ~祇園も色々あるやんなぁ~答えられん。おしぼりをどこから取るかは、結局、お店が決めることやし。組合がどうこう言う話でもない」 そっけなかった。「お店が決めること」っていうのは、自己責任ということだ。 組合は相談に乗ってくれなかった。絶対あんた情報知ってるやろ。反社かそうでないかくらい教えてくれよ。 ほかの店のおしぼり業者も気になった。 「うちの店の近所である」と断言できるお店が3つだけあった。同じ通りにある。 ただ、そこも教えてはくれなかった。口が重いというか、うちが新参だから気にされてる感はあった。 返答はこんな感じだった。 ・うちは昔から付き合いのあるところに頼んでる。会社は教えられない ・おしぼりなんて、適当に決めたら?(���おしぼりでもええですよ) ・あなたもお店も、まずはええお客を作らんと。細かいところは後でいい ・どこも似たようなもん。京都府内だったら適当に会社を選んでもハズレはない ・話聞く限り、あなたのお店は高いんでしょう?おしぼりくらい自分で選びや~ なんか、どのお店もよそよそしい感じだった。それはわかるんだよ。近所とはいえライバルなのだから。 私が京都に帰ってきたのはつい先日である。料理の専門学校を卒業して都会に出たのだが、その暮らしの中で京都弁はすっかり抜けて標準語になってた。年に一度は山科に里帰りしていたのだが(京都の人は地元感を気にする)。 あの人たちは核心に触れるのを避けているように感じられた。面倒事に関わりたくないというか。 例えば、鴨川を挟んで真向かいにある木屋町だったら、今でも反社に守ってもらってるお店はある。高瀬川の上流にあるエリアである。第一観光ビルとかグリーンビルとか、昔小学校が建っていて今ホテルになってるとことか、あの周辺が特にそうだ。※たまに足がついて京都府警のお縄になっている 下流のエリアだと、ハイソがお店が並んでいる。同じ木屋町でも、お金持ち向けのエリアである。高瀬川の反対側にも飲食街があるが、そのあたりは残念ながら確信がない。 あきらめたくなかった。当時、一生懸命にどの業者がいいか?を調べていった。 おしぼりや什器といったお客さんが絶対に使うモノは、どこぞの知らない業者から手に入れたくなかった。こだわりがあった。反社など論外。東京で痛い目にあったことがあるからわかるのだ(秋葉原~台東区にかけての飲食街。アキバ冥途戦争はあながち間違ってない)。 ところで、故郷である山科で開業しなかったのは、開店時に「そういう人達」がやってくる可能性が極めて高かったから。木屋町も同様だった。その点、祇園は飲食店組合がしっかりしているからか、明らかにそういう連中が「うちが守ってあげますよ(^^)」みたいに来ることはなかった。 というわけで、食材やメニューや仕入れルートを決め切った後で、細かいことでも一生懸命に調べまくったよ。まな板とか包丁とか、食器とか、キッチンの導線とか、メインでもメイン以外でも、こだわりたかった。何事も最初が肝心だと思ってる。 今になっての感想だが、調べておいてよかったという確信はある。小さいことにも専心するのが事業の基本である。おしぼり業者は、結局インターネットで見つけた大手の無難そうなところにした。 ただ……今になって後悔がある。あの例のふたりで営業にきたおしぼり業者なのだが、彼らは反社ではなかった。正直、まっとうというか、京都市内でも伝統があると断言して差し支えないところだった。 彼らは、「祇園の半分の店はうちを使っている」旨の発言をしてたけど、それはマジかもしれなかった。実際、うちの近所の3店は、その業者からおしぼりをリースしてもらってた。 だったら、なんで教えてくれなかったんだよ!! 最近になって、そのおしぼり業者がもう一度きて、「しょうがないか……」という感じで、ほかの店とリース契約している証拠を見せてもらった。うちが京都と地縁が薄い新参店ということで、特別な配慮をしてもらったのだ。 ※私が失礼にも証拠を要求したのもある 後悔している感はある。実際、今からでも間に合うなら、その会社とおしぼりの契約をしたいと考えてる。ここだけは、明らかに選択を誤った。 けど、今の会社もまっとうな大手企業だし、契約期間1年未満で切るのもちょっとな~という思いがある。 おしぼりって意外と大事なんだよ。今の時期だったら、温かいおしぼりと、冷たいおしぼりが選べる店があるかと思うんだが、どっちにも適応できる神おしぼりを提供できるリース業者だってある。 あと、食事中もお手拭きや、洋食のナフキン代わりにおしぼりを使うお客さんもいるので、できればいいやつをお店に置きたいのである。 飲食店を開いたのは、「自分の料理で人を幸せにしたい」という確固たる思いがあるからだ。その思いは、開店前も今も変わらない。 だからこそ、全部こだわりたい思いがある。自分でうだうだ悩んでいてもしょうがないので、こちらに相談してみようと思った。その道に詳しい人が増田にはたくさんいるはずだ。 商売とかやってる人でも、会社員の人でも、経済社会に今は参加してない人でも、アドバイスをいただけるとありがたいです。クソバイスになってても読ませてもらいます。
レストラン営業のこじんまりとした悩み
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秀一が七瀬に案内されたのは、一年二組の教室だった。大概、一組あたり三十名の生徒が学んでいるらしく、これまで男子校とは無縁だった秀一には「未知の世界」だった。やはり「むさ苦しい」のだろうか?と、彼は色々と想像を膨らませた。教室内から賑やかな声が聞こえ、一瞬「学級崩壊」しているのでは?と七瀬に聞いた。
「一応、国公立大学への進学率は高いって聞いてますけど…」
「まァ、本当だけど、休み時間は何処もこんな感じですよ」
「何やってるンですか?」
「う〜ん、何やってるンでしょうね」
流石に休み時間のことまでは解らない様だった。七瀬は教室の引き戸を開けると、何故か急に静かになった。談笑をしているだけだったのか、散り散りになっていた生徒らが一斉に着席した。K高校の制服は、紺色の詰め襟にサイドベンツが入ったものだった。七瀬が教壇に立つと、生徒の一人が起立の声かけをした。まるで防衛学校の様な号令である。七瀬は挨拶をすると、秀一の紹介も含めて話し始めた。
「今日から、一年生の現代文を担当することになった、益子秀一先生です。益子先生、皆に自己紹介してもらってイイですか?」
突然促されたので、少々慌てた様子を見せたが、
「はじめまして。益子秀一です。都内の私立高校で担任も受け持っていた経験もあります。早く皆と仲良くできるよう頑張りますので、よろしくお願いします」
と会釈した。生徒の中には、目を大きく見開いて興味を示す者もいた。一瞬どよめいたが、
「はいッ、授業を始めますよ!」
と七瀬は声を上げた。
授業の合間、秀一は教室の後ろで見学をしていた。その最中にも一部の生徒が振り向いてはヒソヒソと話し、落ち着かなかった。そんな生徒に秀一は、
「授業中だから、ヒソヒソ話は止めようね」
と小声で言った。
授業が終わり、廊下に出ると七瀬は溜息をつき、
「…実は、一年二組は一番やりずらいンです。ウチは特別進学コースと大学進学コースと分かれているンですけど、先刻のクラスはあまり出来がよくなくて…」
と話した。まァ、見りゃ判るよと秀一は割り切っていたが、
「恐らく、初めてだからかなァ?」
と言うと、
「何人か、益子先生に好意を持った奴がいたと思うンで、注意した方がイイですよ」
と強調した。
その後もクラスを転々とし、授業が終わる都度、七瀬はめいめいのクラスの特徴を話した。一環して共通しているのは、
「益子先生に好意を持った生徒がいる」
という言葉だった。秀一は、七瀬には「解りました」と言ったが、内心は「まァ、面白可笑しくやってやれ」と思っていた。
理事長室では、岩崎が秀一の様子を貢に報告していた。向かい合うソファに座り、貢自ら淹れたコーヒーを片手に岩崎は、
「七瀬先生からは、さっそく一部の生徒からモーションかけられたみたいです」
と話した。貢は『モーション』という言葉に反応した。
「それって…惚れられたって事?」
「う〜ん、何だか解ンないけど、そう言ってたヨ」
「そうなンだ…」
「そうそう、益子先生って白いビキニブリーフを穿いてるみたいよ」
「あら、やだ」
「あんな色黒な肌に…鼻血が出そう!」
「前立腺、うずいた?」
「でも、案外用心深いかもよ」
「そうかァ〜」
貢はカップアンドソーサーをローテーブルに置くと、岩崎の隣に腰を下ろした。内腿に触れながら、
「相変わらず、カワイイね」
と囁いた。
「な、何ッ!? 仕事中なのに、ダメよ」
「相変わらず、不安定なの?」
「…うん、ダメ。急に淋しくなっちゃうの」
「相変わらず独りでオ◯ニーしてるの?」
「だって、『セフレ』いないし…」
「今夜、亮ちゃんのところに晩酌しに行くけど、どう?」
「『亮ちゃん』って、用務員の?」
「『メチャクチャに抱いてやるからな』って…」
「乱暴はイヤ」
「淫乱パーティーやろうよ」
「う〜ん、考えてとく」
そんなやり取りの合間に貢は岩崎の唇を奪い、彼の股間を弄った。早くもスラックスの中で硬くなっている様だった。耳の方も息をかけられ、岩崎は貢を堅く抱擁した。彼は言った。
「…早く更年期終わって欲しいナ」
「淋しい時は、いつでもおいで」
実は、貢は岩崎とは彼がやはり上野のゲイバーで知り合い、そのまま意気投合した情人(アマン)の一人だった。妻子とは所謂「中年離婚」し、自暴自棄になっていたのを隣に座っていた貢が声をかけ、連れ込み宿に連れ込んだのだ。岩崎は妻子がいる頃にゲイビデオのモデルをやっていた程だった。一見ノンケっぽい雰囲気がある様子に貢は惚れ、しかも若いながら主任までやったことがあると言うものだから校長にしてやると誘ったのだ。
岩崎は貢の接吻と抱擁に満足すると残りのコーヒーを飲み干し、カップアンドソーサーをローテーブルに置いた。微かに涙がこぼれたのか、
「顔洗わなきゃ…」
と立ち上がった。貢は彼の方を見詰め、
「申し訳ない、仕事中に…」
と自分の行動を反省した。岩崎は、
「…貢クン、優し過ぎるのよ」
と振り向かずに言ったが、微笑は浮んでいた。何となく自分自身に優しくなれた様だった。ただの欲求不満だった様だ。彼は、
「失礼します」
と平然を装いながら理事長室を後にした。貢は、
「…だからアイツはカワイイんだよ」
と笑った。
一年二組では、生徒の一人がぼんやりと窓の方を見上げていた。背後から、
「おい、諸井!」
と同級生に呼ばれるも気付かなかった。うわの空の様だ。その同級生が再び、
「諸井、何ボ〜ッとしてるンだよ!」
と、今度は背中を叩いた。流石に、
「痛ッ、何するンだよ!」
と振り向いた。彼は諸井翔と言った。同級生の黒木正美は、
「も��かしたら、お前、あの益子先生に惚れちゃったのか!?」
とからかった。翔は、
「ち、違うよ!」
と顔を赤らめた。
「嘘つくンじゃねぇよ! 顔真っ赤だそ!」
「ち、違うよ! バカ!」
翔は、額がかかるぐらいの前髪を垂らし、中肉中背だった。中学生の時は、精通は経験したが未だオ◯ニーはしたことがなかった。母親が勉強しろとやかましく、しかも過保護だった。自分の下着もこれまで買ったことがなかった。
一方、正美は髪を真ん中で分けた、細めの黒縁メガネをかけた中肉中背である。父子家庭だが殆んど仕事で、祖父母が面倒をみていた。母親は彼が幼い頃に病死し、再婚もせずに海外赴任が多かった。K高校には、彼自ら入学を希望した。父親に心配されなくてもイイ様に、との考えからだった。
翔は、秀一が私語を慎むよう他の同級生に声をかけていた様子を見た時、その距離が短いことに気付いた。耳元で囁く様に言われ、その同級生はドキドキしたと授業の後に周囲に話していた。日焼けした肌に冴える水色のワイシャツが残像として残り、微かに透けてみえたタンクトップに男らしさを感じた。彼はこれまでにない憧れを抱いた。また、性衝動も起き、授業の後にトイレへ行って個室の中でスラックスを下ろすと、ブリーフから先走り汁が沁み出ていた。未だオ◯ニーをした経験もないので、とりあえずトイレットペーパーで包皮を剥いて拭き取った。いよいよオ◯ニー「デビュー」か?と彼は思った。
或る同級生が、今週の宿直が体育教師の大平雅之先生だと話した。大平は、普段は全学年の保健体育を担当しているが、ラグビー部の顧問も兼務していた。コ◯ドームの付け方をこれからの時代は教えなきゃダメだと提案したのも彼であり、宿直に入ると生徒の誰かしらは男色の「洗礼」を受けていた。正美は言った。
「実はさァ、入寮したその日にあの、益子先生に注意されていた野澤、大平先生に『食われた』らしいよ」
「マジで?」
「でも、アイツ、中学生の時には付き合っていた教師がいたみたいだし、ずっと宿直室で大平先生と寝てたって」
「それって、ヤバくね?」
野澤佳憲は、スポーツ刈りで細めの容姿だったが、中学生の時は美術部に所属し、その顧問と肉体関係だったらしかった。モデルをいつも任され、ヌードが殆んどだった。彼自身も顧問だった教師のヌードをデッサンで描き、部活動が終わると必ず人気のない山林で「カーセッ◯ス」をしていた。すっかり男色癖がついている様だった。佳憲は自席から立ち上がり、正美と翔の話に加わった。
「あまりバラすなよ…。高校入学してからセッ◯スしてなかったンだから」
「お前、大平先生の何処がイイの?」
「チ◯ポがデカいンだよ。サポーターの様なビキニブリーフからはみ出る様にデカくて…しかもザー◯ンもとてつもなくて。オレ、気絶しちゃったよ」
「な! コイツ、スケベだろ!?」
二人のやり取りに翔はついていけなかった。オレはオ◯ニーすらしたことないのに…。この高校に入学してから、ずっとそんな話ばっかりだと、彼は塞ぎ込んだ。もし、大平先生が誰とでも大丈夫なら今夜宿直室に行ってみようかと思った。佳憲は言った。
「益子先生、カッコイイよなァ〜」
「あれ、大平先生はどうでもイイの?」
「否、何か違うンだよ。オーラを放ってる感じがして…」
「『オーラ』って、何だよ」
「う〜ん、何か触れてはいけない感じだな」
「そうかなァ?」
次第に、正美と佳憲の会話に翔はイライラし、ついにそれが「爆発」してしまった。彼は教室を出て行き、上履きのまま校舎を飛び出した。二人は、
「何だ、アイツ…」
と呆気にとられた。
これまで性というものに興味はあったが母親によって抑圧され、押し殺してきた翔にはどうしてイイのか解らなくなっていた。彼は山林の中に入ると絶叫し、慟哭した。バカ! バカ!と、何度も心の中で訴え、地面の上に転がった。まるで駄々っ子の様に這いずり回り、頭を抱えた。そんな彼の声に気付いたのか、「別荘」の居間でラジオを聴きながら夕食の支度をしていた亮司が出て来た。彼は泣き続ける翔に声をかけた。
「おい、大丈夫か!?」
だが、依然として地面に顔を伏せて泣き続けている。亮司は無言で翔を起こし、土だらけになった制服を手で叩きながら別荘に連れて行った。
亮司は翔に制服を脱ぐよう話し、上下とも洗濯機に入れて洗った。その間、翔はワイシャツに白いセミビキニブリーフという格好で居間のソファで塞ぎ込んでいた。亮司はコーヒーを淹れたマグカップを渡し、飲むよう言った。泣き疲れたのか先刻の様なイライラした感情はなく、ぐったりしていた。コーヒーを一口飲むと翔は口を開いた。
「…おじさんは、ここの用務員?」
「あぁ、先月から」
「こんなところがあるなンて、知らなかった」
「狂った様に泣いてどうしたの?」
「…おじさん」
そう言葉にすると翔は亮司に抱きつき、再び泣き始めた。亮司は背中を撫でながら泣くのを止めるよう促し、まずは事情を話すよう言った。翔はこれまでの経緯を伝えた。亮司は、
「つまり、お母さんの目は離れたもののなかなか性の処理をどうしてイイんだか解らないンだね?」
と聞いた。翔は涙を手指で拭いながら頷き、
「…中学生に入学して間もなくチ◯毛が生えて声変わりもしたけど、なかなか父さんも仕事で忙しくて…。母さんも勉強しろとうるさかったし、塾の先生が好きだったけどそんな思いも押し殺してきた」
と話した。
亮司は、翔の母親が彼にとって絶対的な存在で、心許して色々と相談できずに内なる思いを抱えつつ黙殺してきたのだなと分析した。大抵、両親からの愛情が��薄だと何らかの不具合が出て来るものだ。彼は、翔をベッドに連れて行った。股間を弄りながら接吻し、ワイシャツを脱がせた。突然の行動ではあったが、翔は亮司の体温に何か安らぎを感じた。唇ってこんなに柔らかいンだと、彼は亮司の背中に両腕を絡ませた。Tシャツを脱ぎ、翔はブリーフだけになった。すでに先走り汁で滴り、太く硬直していた。亮司も灰色のセミビキニブリーフだけになり、
「性は、決して怖がるものじゃない。身体が反応しているってことは、求めてるンだよ。君はおかしくなんかない、正常だ」
と、ブリーフ越しに彼は翔のチ◯ポを頬擦りした。翔は赤面しながら、
「イヤ、恥ずかしい…」
と、しかし内腿は何故か大きく開いていた。そのまま亮司は翔の身体に覆い被さり、乳房など彼の諸部位を接吻した。
「あッ、あッ、あん…」
二人はブリーフを脱ぎ、亮司はいきり勃ったチ◯ポを翔のと重ね、「兜合わせ」をした。未だ十六歳と若気の塊の様な翔は恥じらいも捨て、
「…おじさん、気持ちイイ」
と唇を求めた。すっかり接吻の虜になった様だった。
ローションを使わなくても、翔の先走り汁だけで十分にその代わりを果たしていた。包皮を剥こうと亮司は試みた。本当に童貞(チェリー)なンだなと、翔のチ◯ポは先端の付け根までは剥けなかった。そのうちに翔は全身をくねらせ、
「イヤ、あッ、あん…」
とオルガズムに達しそうだった。亮司はこのままオレもイッてしまおうとしごき、翔も彼の唇を求めた。
「あ、あぁぁぁぁん!」
接吻しつつ、翔は前屈みになりながら紅潮したチ◯ポの先端からうっすらと黄ばんだドロッとした愛液を跳ばした。続けて亮司も絶頂を迎え、
「イ、イクッ! イクッ!」
と声を上げた。全身が火照り、二人の下腹部は数多の愛液が飛沫の様に跳び散った。翔は冷めぬ欲情のままに、
「あッ、あぁぁ、あぁッ…!」
と亮司を両腕の中に引き寄せた。これまで経験したことのない欲情が、彼を狂わせていた。そんな翔に応える如く亮司は彼を堅く抱きしめ、
「嗚呼、愛おしいよ…」
と囁いた。
情事はその後も続き、翔は二度目のオルガズムを経験した。あまりの烈しさに亮司は喘ぎ、ベッドの上で大の字になって横たわった。彼は、
「…シャワー浴びよう」
と、翔と二人で浴室に入って身体を浄めた。亮司は、未だ翔が十六歳であることを忘れていた。脚や腋の毛はそれなりに生えているものの、肉付きも齢相応で肌にハリがあった���先刻まで、なかなか性の処理ができずその苦しみの故に嘆き悲しんでいたとは思えないほど、彼の表情は柔らかくなっていた。亮司は聞いた。
「どうだい、性って素晴らしいだろう?」
「…うん。これまで押し殺してきたのがバカみたい」
「おじさんで良かったか?」
「…うん」
翔はすっかり亮司を好いてしまっていた。シャワーの湯水を全身に浴びながら、二人は抱擁した。���も重ね、離れようとしなかった。その間に洗濯機からメロディーが流れ、乾燥も終えたということを告げ知らせた。二人は浴室から出ると、寝室の床に脱ぎ捨てた下着や衣類を拾い、着た。
時計の針は、すでに午後六時半を回っていた。亮司は翔を寮まで送って行くことにした。呼鈴を鳴らすと、宿直に入っていた大平が応対した。彼は、
「彼のクラスメイトから話は聞きましたが、どうしたンですか?」
と聞いた。亮司は一応、
「実は、山林の中でドロドロになっちゃって…。取り乱してもいたンで、しばらくウチにいてもらったンですよ」
と話した。翔はうつむいたまま、
「用務員さんが話を聞いてくれて…。今は大丈夫です」
と言い、上履きに履き替えた。大平は深々と頭を下げ、
「わざわざ、ありがとうございます。明日は休みなので、様子を見ていきます」
と伝えた。
寮を出ながら、まさか「彼と濡れ事をした」なんて口が裂けても言えまいと、亮司は思った。しかし、あんな興奮したのは何年ぶりかなァ、嗚呼、そうだ、あの時以来だなと、昔を思い出した。
「別荘」に戻ると玄関先で貢が、最寄りのスーパーで買って来たのか思いっきり膨らんだビニール袋を片手に座っていた。彼は、
「亮ちゃん! ずっと待ってたンだよ!」
と唇を尖らせた。亮司は、
「あぁ、すっかり忘れてたよ。悪い」
と頭を下げた。
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2025-5月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「対語」です◆
今月は参加者の皆様に「対語」のお題でアンビグラムを制作していただいております。メジャーな対義語は掘りつくされているのではと思われる中、作家の皆さんがどのような作品を作り上げてきたのか、楽しみにご覧ください。
皆様のコメントがいただけますと幸いです。

「損失/収益」 回転共存型:すざく氏
利益を失うこと/利益を得ること。 「損」の左の点のハネと「益」の左払いの重なり処理の切り替わりがうまいです。よい書体とデザインですね。

「アオムケ/ウツブセ」回転共存型:ヨウヘイ氏
顔や物の表面が上を向いていること/下を向いていること。 ドット表現が生きていますね。線が途切れたりという、1ドットの増減があっても割とこの解像度でも読めてしまいます。

「質素/華美」 図地反転共存型: いとうさとし氏
飾り気がなくシンプルの様子/華やかで美しく派手な様子。 「質」の上部にはみ出しがありますがそれを補ってあまりある全体的な完成度の高さです。文字のバランスも良く、すばらしいですね。

「闘(⿵门𭔰)争/逃走」 回転共存型:繋氏
「トウソウ」の同音異義語。 ステキな書体のデザインです。セリフやヒゲ部分もうまく生かされていますね。

「支配/服従」 回転共存型:KSK ONE 氏
相手を束縛すること/されること。 中央の「彳」相当部分のリガチャが気持ちよいです。筆致がかっこいいですね。

「過激/穏健」 回転共存型:douse氏
度を越して激しいこと/おだやかで行き過ぎていないこと。 太めの書体にすることで字画の衝突を自然に見せつつ、方向を切り替えるのに生かしています。「過」は大陸式のグリフですが気にならないものです。

「空虚/充実」 振動型:.38氏
なかみが何もないこと/満ち満ちて豊かなこと。 字画の絶妙な波うちと太さの変化で振動を実現させています。先割れ字画の具合もよいですね。中央の字画はハネとハライが切り替わります。
「陸/海」 敷き詰め図地反転型:アンビグラム研究室
「陸」と「海」の敷き詰め図地反転アンビグラム。陸海の図地反転の作例は複数存在します(一番早い作例はこちら→2010-05-06)。 本作はoyadge01氏と意瞑字査印氏が対応解釈、作字をkawahar氏がそれぞれ担当して制作されました。

「愚痴/感謝」 図地反転共存型: いとうさとし氏
言ってもしかたのないことを言って嘆くこと/ありがたく思って礼をいうこと。 非常に読みやすく驚くばかりです。「心/心」の図地対応は応用が利きそうですね。
「昨日/明日」 振動型:lszk氏
今日の一つ前の日/一つ後の日。 重ね合わせ処理をうまく利用した傑作です。矢印による示唆があるため、すぐに読めますね。

「脆弱/強靭」 敷詰回転共存型:douse氏
もろくて弱いこと/しなやかで強いこと。 黒パーツと灰色パーツを入れ替えていると見ることができます。角度の調整や線の出し入れの具合が絶品です。

「文明破滅/創世記譚」 鏡像共存型:ちくわああ氏
世界の終わりとはじまり。 文字単位での対応付けではないのですがバランスよく仕上がっています。かなり難しい対応付けをしている力作です。文字内の✨を自然にする中央の星デザインもよい工夫ですね。

「福良Pです/凶悪Qです」 図地反転共存型:つーさま!氏
QuizKnockのとある企画で発生した対義語。 「です/です」が図地対応できることに驚きです。「P/Q」がよいデザインですね。塗りつぶしが効果的に使われています。
「彼誰時のバス停/黄昏時の駅前」 回転共存型:松茸氏
明け方←→夕暮れ、バス停←→駅前。 適度なデフォルメが気持ちよく、全体的に素直に読める良作です。「亭」部分が袋文字のようになっている部分が上から下まで渡っているので気持ちよいですね。

「竜頭蛇尾/有終完美」 鏡像共存型:とりけとん氏
尻すぼみになること/最後までやり遂げること。 全体の流れで読むデザインではあると思いますが、一文字ずつ見てもかなりうまく調整されています。そのまま掛け軸にもできそうなよい作品です。

「おまえらの二次創作」 重畳型:Jinanbou氏
「オイラーの公式」に対する偽対義語(こちら)。 2ブロック分ずらしながら並べるとうまく配置できます。配置の発見と文字の切り取り方がすごいですね。

「貧乏舌/鼻セレブ」 回転共存型:てるだよ氏
こちらの偽対義語が初出でしょうか。 ポストに対するのコメントでは対応部分の前後関係が逆という指摘も多くありましたが、このデザインによればうまい配置になっています。細かい筆画にも工夫がありますね。


「SYNTAX/SEMANTICS」 回転共存型:兼吉共心堂氏
構文 (syntax) と意味論 (semantics) は、プログラミング言語において、コードの構造と意味を区別する概念。 珍しくラテン文字での作品。文字数の違いをクリアするための圧縮手法が見所です。

「攻守」 旋回型:うら紙氏
主に競技における攻撃と守備。 全体的に三角のペン形状とし、「攻」の最初の部分と「守」の点を自然に見せています。ポイントを押さえたよい作品ですね。

「誕生/死滅」 図地反転回転共存型: いとうさとし氏
生まれること/死に絶えること。 「誕/滅」の自然さに驚きます。「生/死」はシンプルな文字同士の対応付けの分、細かい凹凸の調整が見所ですね。
「是/非」 敷詰振動型(180度回転同一型):kawahar氏
道理にかなうこと/誤っていること。 縦に読めば首を縦に振る肯定の「是」、横に読めば首を横に振る否定の「非」です。ちょっとしたウロコの調整でうまく読めるように仕上げられています。

「光/影」 振動型:ラティエ氏
物事の明るい部分/暗い部分。 主観的輪郭を利用した知覚シフト。作例が非常に少ない手法ですがうまく扱っており、言葉にマッチしていてとても良い作品です。
「平面/立体」 回転共存型:lszk氏
2次元/3次元。 平行四辺形のような部分を平面的に見たり立体的に見たり切り替わるところがぴったりですばらしいです。「面」の窓も斜めに切られているので「立」の時に柱状に見えてきます。

「鷹/鳩」 回転共存型:douse氏
政治的な立場として、強硬派/平和派。 文字の特徴を的確にとらえたすばらしい図案化です。バランスが絶妙なので、まだれが小さくてもしっかり「鷹」ですね。

「祝/呪」 回転共存型: oyadge01氏 × 意瞑字査印氏
「祝」を180°回転させると「呪」と読める王道のアンビグラム。意瞑字査印氏が対応解釈、oyadge01氏が作字を それぞれ担当する合作の制作スタイルです。

「分裂/統合」 敷詰回転共存型×2:オルドビス紀氏
別れること/まとまること。 「分/合」「裂/統」それぞれが敷詰共存の関係です。字画本体と装飾が切り替わる効果が実感できる作品ですね。レタリングとアンビグラムが絶妙に融合しています。
「平坦/起伏」 回転共存型:Σ氏
表面が平らなこと/表面に動きがあること。 「坦/起」は無変換共存の関係ですが、もう一文字と合わせて角度を調整することで一文字目��二文字目の関係を入れ替えています。裏になった「犬」も愛らしいです。
「浪費/節約」 鏡像共存型:螺旋氏
無駄な出費を増やす/減らす。 「浪/約」がとても自然で驚きです。「費/節」の省略の仕方がすばらしいです。最大公約数をとるというだけでもなく、書体の力によるものも大きいですね。
最後に私の作品を。
「眼鏡(めがね)」 回転型:igatoxin
熟字訓にルビをふるときは、対語ルビ(グループルビ)で均等に。逆に、文字ごとにルビをふるのは「対字ルビ(モノルビ)」です。
お題「対語」のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「能力」です。スキル、技術、技量、熟練、パワー、資質、知能、独創性、��タミナ、異能、資格、器量 など 参加者が自由に能力というワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は5/31、発行は6/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話} 8月{ジャングル} 9月{日本史} 10月{ヒーロー} 11月{ゲーム} 12月{時事}
2024年 1月{フリー} 2月{レトロ} 3月{うた} 4月{アニメ} 5月{遊園地} 6月{中華} 7月{猫} 8月{夢} 9月{くりかえし} 10月{読書} 11月{運} 12月{時事}
2025年 1月{フリー} 2月{記憶} 3月{春} 4月{キッチン} 5月{対語} 6月{能力}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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久々の更新のくせに自分語りします。
すみません。
昨日の夕暮れ時、丁度この写真を撮ってた時間。
義父が入院して危篤と連絡があった様子で。
ひとまず今日から3日がヤマらしいが
面会は17時までだから今日は義母も帰ったらしく
とりあえず連絡したらしかった。
私はあまり夫の両親と仲良くなく、
というか義父と義母は2人だけで
ずっと生きて来たような人生で誰とも仲良くせず
親子関係もかなりドライに見えてました。
初めは何やっても思ってた反応と違いすぎて
会う度に泣いてましたが、いつの日からか
会わなきゃいいんじゃんと決めてからは
美味しいものを贈る以外は会わない生活で。
お互い気配だけ感じながら生きてました。
今まで脳梗塞や癌になって入院した時も
ほぼ完治するまで連絡もされなかったので
当時は言葉が出ないほどびっくりもしたけど
こんな愛もあるんだなと思わせてくれた。
それだけに今回連絡があったわけですから
そりゃ只事ではないのだろうと。
私は実父とは二十歳で両親が離婚して以来
会わないままいつの間にか死んでしまっていて
夫には後悔して欲しくないと思い
翌日(今日)の予定を全部キャンセルして
会いに行く予定にしてもらいました。
しかしながら(良いことだけど)父の容体が
安定して来たのでとりあえず今日はいいと
義母からの連絡。
そうしていると宅配が来て、見ると義父からの
お中元のお肉でした。
霧の箱を開けてなんだか
無性に泣けてきたわけで。
昔は嫌いだった実父も義父も義母も。
母でさえ会いにくいと思ったりするくらいには
拗れた家族なのかもしれませんが
今ならわかります。親だろうが先生だろうが
子供の頃そりゃあちゃんとしてるであろう大人も
自分と同じただの1人の人間なんだって。
たまたま親なんだけどちゃんとしてる人もいれば
出来ない人もいる。
クラスメイトも気の合う人もいるけど、
なんだか居心地悪い人も多いわけで。
それと同じなんだなぁと当時の親の歳になって
分かります。
ただこっちが理想を求めたんですよね。
親友の彼氏が、親世代と言うと言い過ぎだけど
かなり年上で、彼女が言うには
父親に甘えられなかった分今しっかり甘えてる
んだそう。いいよ!と思いました。
リズブルボーの本で読んだんですが、
(あくまで一論であって、
気に入らない方は取り入れないでください)
認知症は自分の意思でなっていて本人は
治すつもりはない、今まで必死に人のためだけに
生きてきて今度は自分の番だと言う感じで
発症するみたいなことが書かれていて。
私が1番好きだった祖母はめちゃくちゃしっかり物
できる女って感じのスーパーウーマンだったから
認知症になってどう思ってるか知りたくて
読んだんですけど、亡くなった時に読んだ
祖母の日記にはスーパーウーマンの心の葛藤が
びっしり書き綴られていて腑に落ちました。
それでも足腰が強く健康だったので、
そこまで叔母たちをわずらわせることもなく
最後はおやつの時間に眠るように亡くなって。
そんな私の大好きな祖母は血が繋がってはなく
母の母は(ややこい)私も会ったことないです。
みんなこじらせてる。
でも、今なら分かります。みんな死ぬその時まで
必死に最善を尽くそうとしてこじらせとる。
器用な人は理想の家族みたいな物語に
なるんでしょうが結局ワシらはこじらせとる。
その瞬間瞬間だけ切り取ったら
酷いこと言われた だの、失礼だの、最低だの
人でなしだの落ちるけど、
ひとりひとりの人生だけにフォーカスして見たら
あの日の父の言動も、
そりゃ言ってしまいたかったんだわなぁとか
思うわけで。みんな愛すべき人なわけで。
何が言いたいか分からないけど、
私が全員まるっと感謝することができれば
全部浮かばれるんじゃないかなぁと思いました。
親戚家族��けじゃない人間関係に悩む時
それが年上年下、家族上司、偉い人普通の人
なんも関係なくたまたま同じクラスの人として
見て見たらコイツにも親がいるんだよなぁ的な
どこか救いが生まれたり、
はたまたたまたま同じクラスにされただけだから
別々の人生歩むんだよとドライにもなれるかな。
そう簡単に行かないようで、意外にシンプルに
自分を大切に生きることだよなと思いました。
義父よ甦れ。
読んでくれてありがとう。
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覚えているうちに書き留めておきたいのに、どうにもこうにも眠くて俺の記憶はちゃんと蘇ってくんのか心配。結構前に誘われて予定が決まっていたコラボキャス、大爆笑しながら気が付いたら日付が変わっていて、魁星の声で『誕生日おめでとう!!』って。びっくりしたけど、嬉しかった。直接声で届けてもらえるとは思っていなくて、それだけでも嬉しかったのに『なんで遊征が来る前に雲雀さんが来てくれたと思う?』って訳わかんない質問されて、咄嗟に出たのが「え、普通に雲雀さん暇だったんじゃ…。」っていう鬼失礼発言したことに関してはめちゃくちゃ反省してる。Discordで送られてきたサプライズメッセージ動画、ちょっと混乱しながら見たからマジで何言ってたか覚えてないけど、3回くらい見て、ちゃんと泣いた。無理だった、泣かないつもりだったのにな。メッセージももちろんだけど、魁星が忙しいのに取り組んでくれたその優しさも、企画にいいよ!って全面的に協力してくれた人たちの温かさに、本当に心がいっぱいになって、溢れて、泣いてしまった。今日一日で何回見たんだろうってくらい、見た。そしてこれからも見る。間違いなく、あの動画はこれから先の俺の原動力だし、宝物です。涙でボロボロだったけど、拙いながらも自分の思ってることが、みんなに伝わっていたら嬉しいなと思っています。
そして日付が変わった瞬間から、ポコポコと色んな場所で通知が鳴って、ほんっとうに色んな方達から素敵な言葉をいただきました。それを見て配信が終わってんのにまた涙腺にきてる俺。ああ、俺はこの人の目にこういう風に映って居たんだな、こんな思い出もあって、それを覚えていてくれているんだな、そんな嬉しさが幸せで、こんなにも沢山の愛を頂いて良いものなのか、自分がそんな人間なのか、なんて馬鹿みたいなことも考えたりしたけど、でもきっとそんなお前でも良いよって言ってくれる皆さんだから、俺はそこに甘えさせてもらいますね。形に残るメッセージも、俺の耳に残ってる声も、全部、俺だけの宝物。こんなに幸せな一日があって、胸がいっぱいで、みんなの家に菓子折り持ってお礼に行きたいくらいの気持ちでは��ります。
日頃から、ほんっとうに沢山の愛を貰ってます。小さくても、大きくても、俺にとっては等しく愛で。その全てをちゃんと、返していけるように俺は俺らしく歩んで行こうと思ってます。
俺が一度手を繋いでしまった人は、簡単には離してあげられません。ごめんね、これは俺の我儘だから。まあ、北見への誕生日プレゼントだと思ってこれからも俺と一緒に楽しく笑って過ごしてくれたら嬉しいです。
超特大誕生日プレゼント、しっかりと受け取りました。将来絶対に墓に入れる。マジで、本当にありがとう。俺と出会ってくれた全ての人に、これから先も沢山の良い言葉と幸せが降り注ぎますように。
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ハロー(´ー∀ー`)2025.7.27
予言の月ですね。7/5は何もなかったけど8月にズレた、、とか7月後半…とか色んな話も聞きますが警戒心は緩めずにいたいですね
( ー̀дー́ )
私は先日、アリアちゃんの2回目ワクチンへと行ってきました。お迎えしてからキャリーバッグは常に出しっぱなしにして、いつでも入れるような状態にしておいて慣れてもらうようにしておりました。
先代のアリスちゃんがキャリーを見ただけで逃げ回って大変だったので、その経験から学びました笑
その甲斐あってすんなり入ってくれたものの、道中は鳴き叫びこの猛暑もあってハアハアと口呼吸をして(緊張と相まったのもあるかと思いますが)めちゃくちゃ心配でした。
(あーーー😩こんなに暑いのにどれくらい待つかもわからないのに水も持ってきてないわ、保冷剤の準備や冷んやりパネルなども持ってこなかったわで飼い主失格!!!とがっくしきました)
何かできる事はないかと考え、YouTubeで「猫が落ち着くBGM」を検索してかけたら本当に落ち着いて寝てくれたのでめちゃくちゃ助かりました😭
(アリスの最期の時もかけてあげればよかったな…と心底思いました。そのような考えに至れず悔しいです
動物病院さん、朝8:30に受付して診察が14:30…めちゃくちゃ多い😭
しかもどれくらいの人が待ってるとかネットで見れるけどいつ家を出発すればいいのか予想しづらいというか私の予測が下手すぎる←
スーパーでも並んだレジはいつも遅いタイプ😭前の人がクレジット支払いしたり入会したり何か取りに行ったりとか大体はずれの列を選ぶ運命←
そんなこんなすったもんだで(?)ワクチンの副反応などもなく無事に2回目は終了。次は8月に3回目ワクチンがあります。次も無事に終わりますように🙏
でもそれが終わったらその後は避妊手術をしないといけない時期になってくると思います。心配が絶えません。
アリアちゃんは毎日元気いっぱい(すぎるくらい)で、暴れ回っております。
毎朝5時くらいにベッドの上に来て私の脇をほりほりチュパチュパしておっぱいを探すような仕草をするのが日課になっています
(寝させておくれ
アリスが全くくっついて寝る事がなかった猫ちゃんだったので、ベッドの上に来てくれるだけで嬉しいです😌くっついて寝たりとかはないですけどね笑
抱っこも爪切りも全部嫌いなのは同じですし…お尻の汚れを取ろうとすると暴れ狂うので結構大変です←
日々少しの範囲でバリカンしたり毎日少しずつ爪切りしたりして頑張っています😂何事も継続する事が大事ですね🙂↕️
抱っこは嫌いですが、私の行く所へいつもついてくるので結構寂しがりタイプなのかな…と感じています。寂しがりならば多頭飼いというのもアリなのかもしれないな…と夢の多頭飼いへ思いを馳せてみたりしています😂
前回のブログから映画を色々と観ましたが私の感想の鮮度が落ちてしまっているため一言くらいで感想を述べたいと思います。
「スマイル」
私好みのホラーでした!めちゃくちゃ面白かった。ゾッとしたし、それが何者なのかもわからなかったけど悪魔や呪い、死神…どれにも当てはまるようなそしてそれは連鎖していくっていうのが怖いよね。その連鎖から抜け出せる裏技も一応あるのはあるんだけども、殺人鬼になるしかないという究極の選択すぎて絶望でしたね。
私的には主人公の元彼だけが唯一言うことを信じてくれて主人公を助けようと協力してくれた部分が本当にかっこよかった😭別れてもそんなに大事にしてくれる人を何で捨てたんや←
今彼全然薄情すぎて草←
だけどその元彼の思いも虚しくスマイルモンスター(勝手に命名)に呑まれてしまった主人公であった…
スマイル2が早く観たい!元彼は出演するのか生き残れるのか!?
「はたらく細胞」
何も考えずにサクッと観れて面白かった。松本若菜ちゃんが可愛かった。不倫スキャンダルさえなければもっと楽しめた作品だったかもね。
「新幹線大爆破」
これは車掌さん、司令長さんのプロフェッショナルに敬礼!!!🫡
って感じでとっても面白かったです。
次々に起こる問題をどう解決するのか、ってのもよかったし、窮地に人と人が助け合えるって本当にいい事だよね。
「ザウォッチャーズ」
予告詐欺…とまではいかないかもしれないけどそれに近かったかもしれません。
森・妖精・監視
ってテーマで、結局この出来事によって救われたのは主人公だけだったよね。
「デリヴァランス悪霊の家」
タイトル通り家に取り憑いた悪霊のせいで家族��バラバラになりかけるみたいなホラー。
終盤で家族を助けてくれようと牧師が現れるけどサクッと殺されて、最終的に母親が独自に悪魔祓いするみたいなよくわからん展開でした。
同居のお母さんが殺されちゃった事が悲しかったけど、通院する病院で若い男ゲットしてイケイケなのはどゆこと?なりましたけども←
お母さんのキャラが濃すぎて顔がまじテリファーだった(褒め言葉です
私はお母さんのキャラが1番好きです
「ザリチュアルいけにえの儀式」
これはホラー版もののけ姫です。
これも森・古代の神・トラウマ
ってテーマで、入ってはいけない森に入ってしまってシシ神様に追われる…みたいな話なんですが、根底には目の前で友人を殺された主人公のトラウマがあるんだけど私としてはそのトラウマとシシ神問題がうまく交差していないなって感じたホラーでした。
いけにえもシシ神様が人を食べるならまだわかるけどただの殺戮なだけな気がしたし、いけにえを捧げれば永遠の命を得られるっていうメリットもあまり感じなかった。
(永遠の命を得られた人達はみんなミイラだった)
「サムワンインサイド」
イケイケティーンホラーって感じ。大麻にまみれた若気の至り的な。
スクリームみたいな殺人鬼ホラーなんだけど、犯人の動機が弱すぎるというか正直しょーもない←
ってな感じで感想おしまい。
最後に十何年ぶりかに鍾乳洞へ行って大冒険をしてきました。
鍾乳洞入り口までにかなりの階段を下り、鍾乳洞の中もかなりハードな道程でめちゃくちゃ狭い岩の間を通ったりかがんで進んだり途中膝近くまで浸水したエリアをずっと行ったり(水が氷水かってくらい冷たい)900m地点で折り返してそのハードなルートをまた引き返さなくちゃいけないっていう夏にはもってこいの(?)大冒険でした。
鍾乳洞をクリアしてもまた長い階段を今度は登っていかないといけなくて、まじで地獄←
久々に体力を使い果たしました。
その後にアスレチックとかキャンプ場とかドッグランがあるエリアに移動して、大自然を満喫してきました!
空が綺麗でめちゃくちゃ癒されました
(HP0になるくらい疲れたけど

次の日は疲労と筋肉痛で動けませんでした…笑
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秘めたる恋のスクラム6
抑えきれない衝動
悠斗は、黒岩の指先の巧みさに身を任せながら、ふと、自分も黒岩に触れてみたいという衝動に駆られた。恐る恐る、黒岩のTシャツ越しに、彼の胸板に手を伸ばす。がっしりとした胸筋の感触に、悠斗の指が戸惑いながらも、その中央にある乳首を探り当てた。
黒岩の乳首は、悠斗の想像通り、乳輪が大きく、ほんのりと硬く立っていた。さっき自分がされたように、優しく指でなぞってみると、黒岩の体がピクリと反応する。同時に、下半身からさらに硬く、そして熱を帯びた塊が悠斗の太ももに押し付けられるのが分かった。黒岩の下半身も、悠斗の愛撫に明確に反応している。
黒岩は、もう我慢の限界だった。ゆっくりと悠斗から体を離し、ベッドサイドに置いてあったシャツとパンツを乱暴に脱ぎ捨てた。鍛え抜かれた肉体が暗闇に浮かび上がる。そのまま悠斗のシャツにも手をかけ、脱がそうとした、その時だった。
「ッ…!」
悠斗の顔に苦痛の表情が浮かんだ。無理に動かした捻挫した足首が、ズキリと痛んだのだ。
黒岩はハッと我に返った。冷静さを失っていた自分を深く反省し、すぐに悠斗の手からシャツを離した。「す、すまない!」黒岩は心から謝罪し、改めて悠斗の顔を覗き込んだ。
「今夜は…、無理はしない。裸で、優しく抱きしめさせてほしい」
黒岩の言葉に、悠斗は安堵と、そしてほんの少しの物足りなさを感じた。
愛撫の夜
その夜は、遅く更けるまで、黒岩による悠斗への途切れることのない優しい愛撫が続いた。黒岩は悠斗の体を抱き寄せ、その柔らかい肌にキスを落とし続けた。首筋、肩、腕、そして鍛えられた腹筋のライン。指先が髪を梳き、耳たぶをなぞり、頬を撫でる。その一つ一つの触れ方が、悠斗の神経を甘く刺激した。
乳首への愛撫は特に執拗だった。黒岩の大きくゴツゴツとした手が、繊細に、しかし容赦なく悠斗の乳首を攻め立てる。舌先で舐め上げ、吸い上げ、指でひねり上げる。時には優しく甘く、時には激しく弄ぶように。その度に、悠斗の体は弓なりに反り、甘い喘ぎ声が漏れそうになるのを必死で抑えた。全身の毛穴が開き、皮膚が熱を帯びる。
悠斗は快感の波に抗えず、無意識のうちに黒岩の体に自分の体を擦り付けた。黒岩の筋肉質の体に触れるたび、その硬さと熱が悠斗の興奮をさらに煽る。下半身は擦れ合い、お互いの熱が伝わってくる。
黒岩は、悠斗の反応を見てさらに激しく愛撫した。指を滑らせ、悠斗の敏感な部分を狙う。その度に、悠斗の口から、抑えきれない甘い吐息がこぼれた。何時間も続いた愛撫の中で、悠斗は二度、その体を震わせて絶頂に達した。そのたびに、黒岩は悠斗を抱きしめ、熱い吐息をその耳元に吹きかけた。
黒岩自身もまた、悠斗の愛撫と、その快感に喘ぐ声に興奮を抑えきれず、五度もその場で射精した。しかし、一度も悠斗の体内に侵入することはなかった。最後まで紳士であろうとする黒岩の意志が、その行為を律していた。
疲労と鉢合わせ
翌朝、悠斗は激しい寝不足で目を覚ました。捻挫の安静のため黒岩の家に泊まったはずなのに、逆に疲労困憊といった様子だった。黒岩の執拗な愛撫で一晩中感じまくっていたせいで、体はだるく、頭はぼんやりとしている。
昼頃、黒岩に付き添われながら、ゆっくりと帰路についた。黒岩は終始、悠斗の足を気遣い、見かけによらず紳士的な態度だった。昨夜の激しい愛撫が夢だったかのように、普段の頼りになる先輩に戻っていた。
家の前に着いた、ちょうどその時だった。
「悠斗!」
聞き慣れた声に、悠斗はハッと顔を上げた。そこにいたのは、泰介だった。悠斗が無事に帰ってきたことに安堵した表情は、しかし、隣に立つ黒岩の姿を捉えた途端、凍りついた。
泰介の瞳は鋭く、警戒と敵意が入り混じったような色を帯びる。黒岩もまた、泰介の視線を受け止め、その表情は一瞬で無愛想なものに変わった。二人の巨漢が、お互いを睨みつけ合う。まるでラグビーのスクラムを組む前の、張り詰めた空気のような緊張感が、住宅街の静かな午後に漂い始めた。
黒岩と泰介、緊迫の対峙
家の前に着いた、ちょうどその時だった。
「悠斗!」
聞き慣れた声に、悠斗はハッと顔を上げた。そこにいたのは、泰介だった。悠斗が無事に帰ってきたことに安堵した表情は、しかし、隣に立つ黒岩の姿を捉えた途端、凍りついた。
泰介の瞳は鋭く、警戒と敵意が入り混じったような色を帯びる。黒岩もまた、泰介の視線を受け止め、その表情は一瞬で無愛想なものに変わった。二人の巨漢が、お互いを睨みつけ合う。まるでラグビーのスクラムを組む前の、張り詰めた空気のような緊張感が、住宅街の静かな午後に漂い始めた。
先に口を開いたのは泰介だった。その声は低く、威圧感をはらんでいる。
「君は?」
黒岩は、自分より遥かに大きな男をあまり見たことがなく、その存在感に一瞬驚きを隠せない。しかし、すぐに持ち前の強面な表情を取り戻し、泰介の視線を真っ向から受け止めた。
「悠斗くんの…」
黒岩が言いかけたところで、悠斗は慌てて割って入った。
「部活の先輩だよ! 昨日、練習中に怪我しちゃって、面倒見てもらったんだ!」
悠斗の言葉に、泰介の表情から少しだけ警戒が和らいだ。
「そうか、それはありがとう」
泰介は黒岩に一言礼を述べると、すぐに視線を悠斗に戻した。そして、まっすぐに悠斗の目を見て、はっきりと告げた。
「俺の大事な弟なんだ」
その言葉に、悠斗の胸はドクンと大きく鳴った。大事な弟。その響きが、悠斗の心を温かく満たしていく。
泰介はゆっくりと悠斗に近づくと、その体を軽々と抱き上げた。まるで子供を抱きかかえるように。悠斗を抱き上げた���ま、泰介はもう一度黒岩に向かって静かに頭を下げた。
「改めて、助けてくれて感謝する。だが、もういい」
泰介はそれだけ告げると、悠斗を腕に抱いたまま、迷うことなく家の中へと入っていった。残された黒岩は、閉まった扉を前に、悔しさと焦りが入り混じった複雑な表情で立ち尽くしていた。
家の中での問いかけ
家の中に入ると、悠斗の母親が心配そうな顔で二人を出迎えた。泰介は悠斗をソファにそっと下ろし、母親に軽く状況を説明した。母親は悠斗の足を心配し、黒岩へのお礼を口々に述べたが、泰介は「大丈夫だよ」とだけ返し、どこか落ち着かない様子だった。母親が飲み物を用意しに席を外すと、リビングには泰介と悠斗の二人きりになり、かすかな沈黙が流れた。
先に口を開いたのは泰介だった。
「大丈夫だったか?」
優しさがにじむその声に、悠斗は「うん、大丈夫だったよ」と答えたものの、心の中には黒岩との一晩の出来事が引っかかり、拭いきれない罪悪感が残っていた。泰介と悠斗はあくまで義兄弟。お互いに惹かれ合ってはいるものの、まだ「好き」という感情の、その手前の段階だった。
泰介には、どうしてもこの場で確かめたいことがあった。
「悠斗は…好きな人、いるのか?」
悠斗の心臓が大きく跳ねた。泰介のことが大好きだ。黒岩のことも、部長の堂島も気になるけれど、今日この瞬間、泰介への想いが確固たるものになったことを確信した。でも、まだ口に出せるはずがない。言葉に詰まり、悠斗は何も答えることができなかった。
悠斗の沈黙が続くのを見て、泰介はさらに踏み込んだ。
「いるんだな。男か?それとも女か?」
悠斗は驚いた。なぜ泰介がそんなことを聞くのだろう。一体どう答えるのが「正解」なのか、頭の中を高速で思考が駆け巡る。しかし、何も答えられないまま、ただ泰介の視線を受け止めるしかなかった。
泰介は悠斗の反応から何かを察したのか、静かに「わかった」とだけ言った。その声には、僅かながらも失望と、決意のような響きが含まれていた。泰介は、悠斗が黒岩のことが好きなのだろうと勝手に思い込み、心の中で黒岩を新たな恋のライバルとして認定したのだった。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)2月2日(日曜日)
通巻第8634号
トランプは世界の情報政策を主導している、とロシアの外交分析
それは「現代世界に関する2つの重要な現実」を浮き彫りにしている
*************************
フョードロ・ルキャノフ(ロシア外交評論家)のトランプ評を聞こう(RT=1月30日)。
「トランプ米大統領が世界政治の表舞台に復帰したことで、彼の特異な政治行動に関する議論が再び巻き起こっている。一部の人にとっては、この問題は無感覚に感じられるかもしれないが、トランプ氏は引き続き世界の情報政策を主導しており、現代世界に関する2つの重要な現実を浮き彫りにしている。
第一に、他国が多極秩序をどれほど望んでも、米国の中心的な役割は否定できない。
第二に、文字通りにも比喩的にも限界を押し広げるトランプ氏のアプローチは、今日の状況において目標を達成する効果的な方法であることが証明されている。
トランプ氏の政治行動の根底にあるのは、偽善と二枚舌を拒絶し、代わりに率直さと無礼さを貫くことだ。彼は自分の望むことだけを主張し、反論を無視し、しばしば同じ要求を執拗に繰り返す。トランプ氏は他の国を米国と同等に扱うふりをしたり、この信念を隠したりはしない。彼の世界観では、国際的平等は存在しない。中国については、その経済規模と貿易量の巨大さゆえに状況が若干異なるが、そこでもトランプ氏の重商主義的本能が支配的である。
トランプ氏のアプローチは、大統領就任後最初の任期中に採択された2018年米国国家安全保障戦略と一致しており、同戦略では現代の国際関係を大国間の競争として公式に認めている。この認識は事実上、特定の国を他の国よりも優位に立たせるものであり、これはこれまで非公式には認められていたものの、明言されることは稀だった概念だ。
▼理想よりも結果
トランプ氏が他と一線を画しているのは、理想よりも結果に重点を置くことだ。彼は自分が正しいことを証明しようとはせず、単に目的を達成したいだけだ。
この姿勢は、他国や他国の指導者について無礼な発言をすることによく表れている。こうした行動にショックを受ける人もいるが、トランプ氏の外交儀礼無視は、より広範な傾向を反映している。
つまり、米国が「善意の覇権国」として振舞うことから、より利己的で取引重視の国へと移行していることである。
ドナルド・トランプは、長い間忘れられていた大統領を突然思い出した。そしてそれには十分な理由がある。
他国の反応は、この変化を物語っている。デンマークやカナダなどの国は、トランプ氏の率直な発言に困惑し、ためらいがちになっているようだ。ドイツや英国も同様に、トランプ支持者の内政へのあからさまな干渉に動揺している。ラテンアメリカでは、各国の首都が最悪の事態に備え、同盟や理想よりも自己利益を優先する米国と取引する見通しに対する破滅感を反映している。
米国がリベラルな「温和な」姿勢を捨て、露骨な覇権主義的アプローチを完全に受け入れれば、抵抗はほぼ不可能になる という認識が広まりつつある。
▼「��スト偽善」の台頭
トランプ氏の魅力は、恐怖からだけではなく、「ポスト偽善」とも言えるものを根本的に拒否していることからも生まれている。
伝統的な政治や外交において、偽善は常に対立を鎮め、対話を可能にする手段として存在してきた。しかし、ここ数十年で、偽善は政治の本質そのものへと進化した。沈黙の文化と、角を丸めようとする強迫観念によって、真の矛盾を明瞭に表現したり、対処したりすることがほぼ不可能になっている。
現代の西洋の枠組みでは、問題はもはや利害の対立としてではなく、「正しい」(西洋のモデルに体現されている)と「間違っている」 (そこから逸脱している)の衝突として捉えられています。この絶対主義的なアプローチには妥協の余地はありません。
「正しい」とみなされるものは、説得ではなく力によって勝ち取られなければなりません。ポスト自由主義の勝利により、国際的な議論は混乱したパズルに変わり、用語は意味を失い、言葉は実質から切り離されています。
この文脈において、トランプ氏の率直さはリセットボタンの役割を果たす。見せかけを剥ぎ取ることで、彼は議論を漠然とした価値観に基づくレトリックではなく、具体的な利益に集中させる。複雑な問題を物質的な言葉で表現することを好むトランプ氏の姿勢は、世界の複雑さを過度に単純化しているかもしれないが、会話をより具体的で、逆説的に、より有意義なものにしている。
▼恐怖と受容──トランプ大統領の政権復帰:革命か再起か?
トランプ氏の台頭は彼の性格を変えたわけではない。彼の奇癖は、彼が政治的に台頭するずっと前から誰もが知っていた。変わったのは世界の反応だ。かつては動揺を引き起こした花火は、今では受け入れとまではいかなくても、諦めで迎えられている。
この変化は、恐怖と適応の組み合わせを反映している。多くの国が、米国の圧倒的な力と、トランプ氏の容赦ない強引さに支えられた米国の要求に抵抗することの無益さを認識している。
トランプ政権下のアメリカの変貌は、世界政治のより広範な変化を反映している。特に西側諸国における偽善の絶対化は、有意義な対話がほとんど不可能な環境を作り出した。トランプの率直さと直接性への回帰は不安をかき立てる一方で、国際社会の現実をより正直に反映している。それは、ポスト自由主義が修辞の巧妙さの層の下に隠そうとした矛盾と緊張を露呈している。
▼簡素化の代償
トランプ氏のアプローチは、安心も安定も約束しない。世界的問題を重商主義の核心に還元することは、国際関係の根底にある複雑さを無視することになる。しかし、その代替案である果てしない姿勢とイデオロギーの硬直性は、同様に効果がないことが証明されている。この2つの欠陥のあるモデルの選択が、現在の地政学の時代を定義する。
結局のところ、トランプ氏の「バンドエイドを剥がす」という姿勢は、世界を不快な真実に直面させる。
このアプローチが解決につながるのか、それともさらなる対立を招くのかはまだ分からない。明らかなのは、繊細さと外交上の気配りの時代が、権力と利己心が会話を支配する率直さの新しい時代へと道を譲りつつあるということだ。この文脈において、偽善に邪魔されることなく結果を追求するトランプ氏の妥協のない姿勢は、変化する世界秩序の兆候であると同時に原動力でもあるのかもしれない」(引用止め)。
ロシアが意外に冷静に分析していることは意外である
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色狂いが落ちる地獄ってなんだっけ?
かなり本格的にセックスというものに絶望してしまった。セックスっていうのはつまりセックスで、人と人とが皮膚に触れあったり粘膜をこすり合わせたりして性的に気持ちよくなるというアレなわけだけど、わたしは若干三十歳にしてその行為に対し心の限りなく底のほうから“こりゃわたしには向いてないわ”とネガティブな感情を湧きあがらせているわけである。わけである、ではない。
自分の意に反して馬鹿でかい乳房とぽってり薄ら開いた唇のせいで助平の権化みたいな見てくれをしている自覚はあり、加えて求められれば比較的誰とでも寝てきたせいで(本当におしまい)勘違いされがちなんだけれど、わたしは元来、性に対してかなり淡泊な性質だと思っている。セックス“できる”だけで“したい”と思ったことはほとんどなかったし、ごくまれに沸き起こる性欲的なものは自分で適当にやり過ごすことができる程度のそれで、別に他者の介入を求めようだなんて考えたこともなかった。
そもそもわたしにとってセックスは目的というより手段の要素が強くて、自分が手に入れたいもの(お金とか地位的なものではない)のために相手の要望に応えて体を重ねる、ということをしてきているせいで、そもそも行為自体に愛とか勇気とか希望とか、それから快楽とかを期待することもなかった。じゃあ何を求めていたかっていうのは、話が逸れるしクソ長くなるので割愛する。ちなみにキスとかは好き。
実はわたしと旦那の性に対する意識に北極と南極くらいの距離があって、夫婦関係がマジでヤバくなったときがある。旦那はとにかくヤりたくてたまらないし、わたしはわたしで子どもを産んだり育てたり社会復帰したりとかで手一杯でそれどころではなく、とにかくヤりたくなかった。別に旦那が嫌いになったわけでもなんでもなくて、ただ肉体的に交わる余裕がないというか、そんなことする時間あるなら一文字でも多く本を読みたかったし1秒でも長く寝たかっただけで、つまりセックスの優先度が地面にめり込むほど低かった。で、じゃあどうやって打開したかっていうと旦那に対して婚外交渉をOKしたわけである。今っぽく言うと“オープンマリッジ”ってやつ。案外旦那が外に遊びにいくことへの嫌悪感とかはなくて、むしろよそ様が発散させてくれることで家庭内に平穏が訪れるならかえって良いことなのでは?という気持ちでさえいる。わたしの知らないマッチングアプリの女性のみなさん、旦那をよろしく頼む、と感じている。大抵の人はこの話を聞くと驚くか呆れるか、もしくは“じゃあこいつともヤれるのでは?”なんていう感情を抱くかするんだけど、わたしたちはこれでかなり上手��やってるし、当然わたしとはヤれない。
そこまでして性的な接触をなるべく避けてきたわたしが、どうして今改めてわざわざセックスに絶望なんかしているかというと、ごく最近に、意外にも「あ、したいかもしれない」と思う瞬間があったからだった。残念ながらその相手は旦那じゃなかったけど、個人的にはそういう感情に至ったこと自体が奇跡みたいなもので、正直処女を捧げることになったときくらいの胸の高鳴りを感じていた。三十路にもなって。結局その人とはラブホテルのベッドの上で小一時間転げ回るだけでとくにそういうことにはならなかったんだけど(というかわたしがしないことにしていたんだけど)、その胸の高鳴り、というか紛れもない性欲は数日尾を引いた。その人との接触が引き金になったのは言うまでもないが、果たしてその人としたかったかどうかというのはいまいちよくわかっていない。実際わたしは、閉鎖されて二人きりの薄暗い部屋のベッドの上で触れられて気持ちが昂っても、その人に「抱いてくれ!」とはついぞ言わなかったし。こういうところが自分の面倒なところだよな、と思う。思うだけでとくに対策を講じなかったので、いい歳をこいてこんなことになっている。で、旦那が登場するわけである。こういう書き方をすると、ラブホテルのベッドで転げ回った相手にも気まぐれな性欲のはけ口にされた旦那にも本当に失礼だというのは承知なんだけど、でもやっぱりわたしが気軽に「抱いてくれ!」って誘っていいのは旦那だけだと思うし、実際旦那も喜んでくれたのでいいことにしてほしい。
結論からいうと本当に地獄だった。旦那の名誉のために誓って言うけど、彼のやり方がダメだったわけでは断じてない。むしろ彼はあらゆる面において丁寧でなんならかわいらしさみたいなものもあり、彼自身も素晴らしいと思うのでマッチングアプリでこれから出会うかもしれない皆さんは心配しないでほしい。最悪なのはわたしで、一時間半あまりの行為のうち三分の二の時間は「早く終わってくれ」ということばかり考えていた。気持ちいいとかよくないとかそういう次元の話ではもはやなく、というかもう快感を与えられそれを拾い体が勝手に動いたりうっかり声が出たりすることすら億劫だと感じていた。こんなにむなしいことってあるだろうか、とかなり明確に自分に対してうんざりして、それがよりセックスに対する絶望へ拍車をかけた。ほかにうまく言い表す言葉が見つからないし、そんなもの多分なくて、ただただ“向いていない”んだと思う。なまじ「したいかも」なんて淡い欲と期待を抱いてしまっていたせいで、落ちた地獄はあまりに深い。もう二度としたくないとさえ思うけど、旦那と夫婦である以上この先も肌を重ねることはきっとあるだろうし、そのたび腹の底で「早く終われ」と思っているわたしを抱かせるのはしっかり申し訳ないと思う。そういうのもひっくるめて、わたしは本格的に自分のセックスというものに絶望してしまった。
気が削がれすぎてこれをどうしようみたいな気持ちにもならない。こういう話をすると「女性は30代以降から性欲が強くなる」とか「おれが変えてやる」とか言い出す人が出てくるし、実際に言われたこともあるんだけど、やれるもんならやってみろ、こっちは本気だぞ、本気の絶望と地獄だぞ。とか思う。そのくらい諦めている。別にいいんだけど。でもなんかやっぱり衝撃を受けた部分も確かにあって、うわー自分この先誰とも肌の触れ合いを楽しむことないんだ、という悲しみもうっすらある。悲しみなのか?わからないけど。新年早々こんなことを長々と書き連ねるほどには驚いた、という感じ。どうでもいいと思い続けてきたことをまあまあ真剣に考えてしまった。
えーと、なんだっけ。つまり何が言いたいかというと、バイアグラ的なものってわたしみたいな終わり人間も奮い立たせることができるんでしょうか?
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2025年1月26日(日)

三重県紀北町・奥川ファームから隔週に届く定期便、今回も平飼い有精卵(30個)・特別栽培米(5kg)・畑無農薬野菜・手作りパン・地鶏・手打十割蕎麦が届いた。大きな白菜が入っていたので、明日は鍋にしていただこう。手打蕎麦、冷凍保存したものを1把ずつ解凍して朝食にいただく。糖質制限のためにそば湯は我慢しているが、冬の寒い朝などネギと天かすを利かせて熱い汁でいただくと体が温まる。奥川さん、いつもありがとうございます!

5時30分起���。
洗濯開始。
朝食準備。

朝食は温かい蕎麦・野菜あれこれ・フルーツとヨーグルト・牛乳。
洗濯物を干す。
珈琲をいれる。
露の新治師匠から着信、今日午後の落語会のネタについて、配慮ご無用と返事する。
奥川ファームから定期便、蕎麦は冷凍庫へ、タマゴは冷蔵庫へ。大きな白菜があるので、明日の夕飯は鍋に決定。
早めのランチは辛ラーメン+残りご飯、バスで阪急桂駅、天下茶屋行き準急で日本橋、地下鉄千日前線に乗り換えて鶴橋まで。

今日は<先発完投型落語会〜露の新治の巻〜>、鶴橋駅から徒歩2分程度の会場は細長いビルの6階、折しも国際女子マラソン開催中、ヘリコプターの音がけたたましいが、一席目のマクラの途中で収まってホッとする。「狼講釈」「風呂敷」「柳田格之進」の三席、久しぶりの柳田が秀逸、ディテールの説明が丁寧、登場人物のキャラクターがとても克明な描写で素晴らしい。
終演後は<茶話会>とのことだったが、お先に失礼する。
いつも通り、阪急桂駅の<御膳>で揚げ物購入して帰宅する。

鶏の唐揚げ・竜田揚げ・イカの磯辺揚げ、残りもののイカの天ぷらにレタスとトマト、キュウリのぬか漬け、干し芋。
録画番組視聴。
サラメシ(32)福岡・真夜中のごみ収集▽テレメシ▽三重・ラッコ飼育員
初回放送日:2025年1月23日 真夜中に家庭ごみの収集が行われる福岡市。深夜、ごみ収集車が出発し作業員たちがごみを収集していく。サラメシタイムは休憩時間に車の席で。真夜中のサラメシで選ぶ食事は?▽テレワーク中のランチにお邪魔する「テレメシ」。オフィスは東京、でも自宅がある三重県で週5日在宅勤務という男性のサラメシ▽三重の鳥羽水族館で40年以上ラッコを飼育してきたベテラン飼育員。昼のサラメシタイムも気になるのは…。
男はつらいよ 葛飾立志篇 公開日:昭和50年12月27日 / 上映時間:100分
寅さんを訪ねた女学生・最上順子(桜田淳子)は、もしや寅さんが実父ではないかと、さくらたちを困惑させる。ひと騒動あって、寅さんはまたもや旅の人。その間に、御前様の親戚の大学助手の筧礼子(樫山文枝)がとらやに下宿することになる。柴又に戻ってきた寅さんは、俄然向学心に燃え、礼子が家庭教師となる。伊達眼鏡をかけて猛勉強する寅さんは、やがて礼子の恩師・田所教授(小林桂樹)と意気投合する。その田所は礼子に思慕を寄せていた… 寅さんが決然と「己を知るために」学問を志す。その動機はなんと、美しきマドンナという不謹慎さ。喫茶店で寅さんが初対面の礼子に「何のために学問をするのか?」と質問をするが、それは旅先で出会った僧侶(大滝秀治)の言葉を鵜呑みにしたもの。マドンナに樫山文枝を迎え、映画やテレビの『日本沈没』で地震学者を演じていた小林桂樹が、役名も同じ田所先生として登場! 巻頭で寅さんを「瞼の父かも?」と、訪ねてくるのは、人気アイドルだった桜田淳子。
片付け、入浴、体重は50g増。
パジャマに着替え、ホワイトホースのハイボール舐めながら日誌書く。

明日は有休取得、原稿執筆再開するのだ。
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恋人の家族と ブルックスの直売所で身体測定のようなことをする年末になるとは 誰も思わない おれも思わなかった 中華料理は円卓で ラフな私服の店員さんがもってくる料理はどれも美味しい! 特に海鮮焼きそばは 所々サクサクな麺に ほろろと溶けるような白身魚 イカにホタテ キクラゲの食感もよく まさに逸品といった感じ 後ろで3姉妹が 相棒のテーマソングを流して ずーっとなにか喋っているのを聞きながら おれは助手席で 見知った景色が流れていくのを眠った頭でみていた もう2度と会わないと思っていた人たちにいっせいに 江古田で会うことになることの ぎこちなさ 友人は言っていた あの頃の憎しみはもうそれほどなくて いまはもうただみんな健康であることに優しい気持ちがするのだと 江古田は思っていた8倍はいい街だった がーっと晴れていたのもあって 街全体がぼんやりとした優しさにつつまれていた 少し歩けば昔ながらのお惣菜屋や パン屋 パン屋はコロネやクリームパンの大きさが各々全く違った 後輩とそば屋に入った後で 朝に御茶ノ水でもそばを食べたことを思い出した リハの最中は暇なので ひとりで散歩をしていた友人をみかけ ひとりで散歩をしていたおれと 古本屋へ行った M-1の話をした エバースとジョックロックに光をみたらしい スタンドバイミーのポストカードと たぬきのピンバッジを買った オシャレな店主のおじさんは値段もみずに 100円でいいよと言った ライブの出来うんぬんより 終わったあとギターの友人が 納得のいかない演奏を 褒められた先からうんざりしているのがとにかく面白い ガチャガチャがたくさん並んでいるお店に行って サブウェイのスープがあたった友人の顔は 悲しげだった サブウェイのスープってなに?? 知らないです 早めにライブハウスを切り上げる時 みんなが見えなくなるまで手を振ってくれた あんなに見送られるのはもう あとは葬式ぐらいだと思う 肩が壊れるほど重い荷物を背負って 20分くらい歩く公園につれていかれた 3人で話すのはなんだかほんとうに久しぶりのことで ばかみたいな話をしているのに 泣きそうになった ファミマでコーヒーと免疫ヤクルトを買った シャボン玉セットを持ってニヤニヤしているおれと友人を もう一人が冷たい目でみる 江古田には日大の芸術系の学部があるので 公園でシャボン玉なんかやっていたら それに間違われると心配していた なんかそれって方方に失礼じゃない? 池袋はしゃぶ葉とはま寿司で合わせて50組待ちくらい フレッシュネスバーガーは信じられないほど空いていて アボカドのハンバーガーを食べた後で 昨日の夜はバーガーキングだったなと思い出した 実家の猫に なにかをずーっと話されていて 多分長く帰らなかったことを 親の代わりに怒ってくれているのだろう 仕事が終わった友人と 坂のない街で会う 誕生日プレゼントをもらって マーダーミステリーを教えてくれてありがとうと話した ロールプレイが一枚かむからこそ 謎解きに奥行きが出る 都合の良いようにできないことの面白さという話 「私には年末年始がないので 明日も仕事だし 曜日も別にいまが何曜日でもいい」 おみそれしますわ 坂のない街に坂があるという話を信じてもらえないので 実際にみせてみたのに 納得してない感じだった こいつと思った またねと手を振りもう何度目かわからないよいお年を 何度でも言うよ 去年も年末 一緒に集まった3人で歩くと必ず流れる水にはちあわせることになっている 去年は東京湾で 今年は隅田川だった ダンビラムーチョの蛾の顔を 今日の朝もやってきた!とはしゃぐの 変だよ どのラジオよりも会話が面白いというけど それは過剰だよ みはしであったかいお茶をのみまくり 豆かんを頼む玄人にはなれないと話す 薬膳鍋の どれが食べれてどれが食べれないかという人狼ゲーム 脳みそみたいなやつはしょっぱいレーズンで むかごみたいなやつは殻の中に種しかない怖いやつだった 酒が弱いのに酒を頼む 真っ赤な顔で嬉しそうに話したり食べたりしているのを 涼しい顔の後輩とおれで見守る しめの雑炊を頼んだら 鍋は回収されて 全く別の出来合いがでてきた でも美味しかった さようならしてしまうと 心細くなるいつも 大晦日になってから風呂に入り 帰る準備をしていると母親が買い物から戻ってきて ナタデクリスチアノのエッグタルトのお礼を言われた いくらも送ろうと思っていたら送られてきてビックリだったらしい 荷物をまとめ終わって玄関に立ったとき 手に持った荷物を置いてと言う 置くと 抱きしめられて 母親は泣きはじめた おれもそのちいさな背中をさすりながら ごめんという度に涙がこぼれた ドアを開けるとひざしがすぐにさしこんで 手を振る母親の顔は見えなくなった
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戦後、長らくタブーとされてきた、旧満州で起きていた「性接待」事件。敗戦直後、岐阜県の旧黒川村から入植した開拓団は生き延びるため、村の未婚女性をソ連軍将校に差し出していた。近年になって、当事者である女性たちの証言で明らかになった顛末を追ったドキュメンタリー映画「黒川の女たち」が公開された。監督の松原文枝氏が描きたかったものとは。 【画像】犠牲者の由来を明文化して残すべきだとして、「乙女の碑」の横に建てられた碑文 「私はいっぺん死んだ人間です」 国策によって岐阜県黒川村の村民約600人が、中国東北部旧満州吉林省に分村として入植したのは1942年のこと。満州国建国のスローガン「五族協和」、「王道楽土」の美名のもとで行われていたのは、日本帝国主義による支配侵略であった。 開拓とは名ばかりで、多くは中国人が開墾した土地や家を奪い取るかたちで居住した。敗戦を迎えると頼みとされた関東軍は民間人の警護をうち捨てて南へ逃げ、丸腰で取り残された開拓団の人たちは現地住民やソ連軍の侵攻を受けて略奪や暴行に苦しめられた。 追い詰められて集団自決も多発する中、黒川分村が選択したのは、村の未婚女性をソ連兵に性接待に差し出して生き延びることだった。18歳以上の未婚女性15人が集められ、「(兵隊に行っている人の)嫁さんには頼めないから、お前たち娘が犠牲になってくれ」と団の幹部から懇願されたのである。 親兄弟も生活していた避難所のベニヤ板一枚で仕切られた部屋で娘たちは、兵士に銃で突かれて横たわり、「お母さん、お母さん、助けて」「がまんしな、がまんしな」と泣きながら励まし合ったという。 敗戦から1年後、黒川開拓団451人は帰国するが、以降、この出来事についてはかん口令が敷かれ、村内でも沈黙を強いられた。そして犠牲にされて村を救った娘たちを待っていたのは心無い誹謗中傷だった。 うつされた性病の治療に通うことをかげでなじられ、村落から出ていくことを余儀なくされた。 「私はいっぺん死んだ人間です」 そう言いながら、語りの口火を切ったのは、ひるがの高原の戦後開拓地に移住し、お見合いで知り合った男性にすべてを話して結婚した佐藤ハルエさん(1925年生まれ)だった。 松原文枝監督のカメラは、長きにわたったタブーを破り、語り出した女性たちの証言を丹念に追うが、それだけではなく、親の世代が犯した「事件」について犠牲者の女性たちに謝罪し、碑文に真実を書き残すことに情熱を捧げた黒川分村遺族会(黒川開拓団の引揚者による戦後組織、以下遺族会)の藤井宏之会長の活動を丁寧に描いている。 松原監督は、報道ステーションのプロデューサー時代に古舘伊知郎キャスターをレポーターとして渡独し、ワイマール憲法の「国家緊急権」がナチスの全権委任法に直結していった史実になぞらえて自民党の改憲草案「緊急事態条項」の危うさを浮き彫りにした特集「独ワイマール憲法の”教訓”」でギャラクシー賞テレビ部門大賞を受賞しており、まさに歴史からの学びを映像化する仕事の手練れである。 劇場映画は「ハマのドン」に続く2作目という監督に話を聞いた。 犠牲者の由来を明文化した「乙女の碑」 ――これまでも黒川を描いた番組や書籍はいくつも出ていますが、本作は女性たちが尊厳の回復に至り、魂の再生に向かう様子が描かれていて、それが非常に特徴的でした。取材のきっかけはどのようなものだったのでしょうか。 「2018年8月に佐藤ハルエさんが岐阜市民会館でご自身の体験を話されたという記事を読んだんです。当時93歳で、真剣に真一文字に口を結んでおられた写真にくぎ付けになりました。どういう思いで話されたのか取材したくてアプローチしました。 撮影に関しては1対1のカメラ前でのインタビューではなく、公の場で多くの人にお話をされているところを撮りたかったので、遺族会会長の藤井宏之さんに問い合わせたら、しばらくはハルエさんが講演される予定はないとの答えでした。 ただ、その後、11月に『乙女の碑』の碑文の除幕式があります、との連絡を下さったんです。私はデスク業務があったので、同僚に取材に行ってもらって11月18日の夕方ニュースで碑文除幕式を放送しました」(以下、松原監督) この映画を構成する上でもうひとつの骨子になっている碑文である。1982年に白川町の神社に黒川開拓団の慰霊碑として「乙女の碑」が建立されるが、乙女に関する説明文は一切無かった。かつての遺族会は満洲体験の手記を集めた文集でさえ、書き手の女性に無断で文章を削除していた。 ところがその後、4代目の会長となった藤井会長が中心になり、犠牲者の由来を明文化して残すべきだとして、碑文を起稿し「乙女の碑」の横に建てたのである。少し引用する。 「乙女の命と引き替えに 団の自決を止める為 若き娘の人柱 捧げて守る開拓団」 「満州国は現実は日本の武力侵略であり、入植地は武力を背景とした強制接収であり、そこには協和すべき人たちが直前まで住んでいた家屋であった」 「女性たちは逃げたかったが、団全体の生死が関わる事態に『嫌だ』とは言えず、交代でソ連軍将校の相手をさせられた。日本への引き上げ後も、恐怖は脳裏に焼きつき、そのうえ中傷もされた…。このことは戦後長く語られることはなかった」 文章は開拓団の男性たちによる女性に対する加害責任、そして満洲における日本の同じく加害責任に言及している。この碑文については未来永劫残す文章として何度も遺族会会員の中で議論が繰り返されたという。 「本当に碑文をここまでよく踏み込んで書かれたと思います。女性を差し出した親の世代の加害責任に向き合い、犠牲になった女性の心境に添った文章になっています。碑文除幕式があった2018年は近畿財務局職員の赤木俊夫さんが上司から公文書の改竄を命じられて、自死された年です。 森友加計事件で、財務省は記憶も新しい1〜2年前の森友学園に関する決裁文書を平気で改竄して、下の者に押し付けた。そして誰も責任を取らなかった。権力者はやりたい放題で自分たちに都合の悪い歴史を書き換えている。 対してこの碑文は市井の方々が自分の父祖の罪をしっかりと認めて書きつらねておられる。この出来事は私自身、報道に携わる者としてメンタルの救いになりました」(松原監督) 「これからは正々堂々と話して後世に残すのが私の役目」 藤井会長の活動は今の日本を覆っている歴史修正の波に対する強烈なカウンターとしても見てとれる。藤井会長は戦後の1952年生まれで、当然「事件」には何も関係がない。 しかし、碑文の作成だけではなく、遺族会の代表として犠牲者である安江玲子さんにも逢いに行き、親の代の罪について直接的に謝罪の言葉をかけられている。 「『碑文が出来て終わりではない』と藤井さんはよく言っていました。こんなことを言うのも失礼か��しれませんが、藤井さんは自民党員なんですよ。私も『自虐史観とか言われて攻撃されませんでしたか?』と訊いたりしましたが、彼にとってはとても自然な行動なんですね。 あったことをなかったというのはおかしい、歴史には真摯に向き合うという考えです。(前作映画の)『ハマのドン』ともつながると思うのですが、コミュニティの中での圧力に打ち勝つ人としての強さを感じました」 ハマのドンこと藤木幸夫氏は横浜の港湾事業を取り仕切ってきた神奈川の最古参自民党員で中央政界とのパイプも強い保守の重鎮であったが、ときの総理である菅義偉が推し進めたカジノ誘致に真っ向から反対してこれを覆した。 「港で博打はさせない」という信条が反対派市民との連帯を生み、最高権力者による肝いりの国策をついに阻止した。二つの映画で表されたのは、政治党派にからめとられない真っ当な人間性が成し得た仕事の結実だろうか。 ――やはり佐藤ハルエさんの行動がもたらしたものは大きかったでしょうか。ハルエさんは弟からも「満州で汚れた女は嫁にはもういけない」と言われて、ひるがのへ移住してゼロから酪農を開拓されました。 苦労の生き様が牛舎で飼い葉をやるシーンからも拝察できました。お亡くなりになるときに安江菊美さんがハルエさんの手を握ってかけた「満州で、日本で、難儀されて」という言葉から、二人の大きな絆を感じました。 「藤井さんも私もハルエさんの行動に突き動かされたと思います。私自身、ハルエさんの逝去に際して、生き方を問われた気がしました。そして亡くなられる瞬間に立ち会えたことで、伝えなくてはいけないという気持ちがさらに強くなりました。 ハルエさんは事実のみを丁寧に語られるのです。ひるがので結婚された相手の男性も満州帰りの方です。すべてを話されて、梅毒が治った証明書を相手のご両親に見せられたそうです」 ――満洲での体験をずっと秘めてこられた水野たづさんも「これからは正々堂々と話して後世に残すのが私の役目」とカメラの前で話されていました。松原さんが、(映画に)お名前を出しても良いですか?と訊かれて快諾をされているシーンが印象的でした。 「これまでも水野たづさんのところにはいくつものメディアが取材に来ていました。一時期、匿名で話をされていたこともありましたが、息子さんが嫌がるので再び沈黙されました。それでも話すようになったのは、ハルエさんらが声をあげ戦後世代の藤井さんたちが理解し受け止めたからですね」 「ばあちゃん、嫌な思い出を話してくれてありがとう」 映画では犠牲者であり、遠く東京で暮らす安江玲子さんの心の変化も追っている。長い間、取材に関しては一切顔を出さずに対応してこられた玲子さんが、周囲の理解とともにどんどん変わってにこやかな表情も見せるようになっていく。 過去を知ったお孫さんからは「ばあちゃん、嫌な思い出を話してくれてありがとう」「勇気をだしてくれてありがとう」と記されたハガキが届いた。「汚いと言われるかもしれない」と思っていた玲子さんは、それを常に携帯している。 ――玲子さんの心の再生の軌跡はどのように感じてどう撮影していこうと考えていたのでしょうか。 「玲子さんの取材は2019年6月が最初で顔出しはずっとNGでした。こちらが電話をできる日も決まっていました。事実を淡々と語られるのがハルエさんで、玲子さんはご自身の内心をしっかりと口に出されるんですね。 フラッシュバックさせて傷つけるのではないかと、インタビューのときも慎重に聞きました。お孫さんにも言われていましたが、ご自身もまさか自分が笑う、笑顔になる日がくるなんて思いもしなかったと語っておられました。岐阜を離れて東京に行かれた玲子さんはきちんと自分の話を理解して聞いてくれる人を欲していたのではないかと思うのです」 ――玲子さんの語りの中で(戦争に)負けて良かったという言葉が際立って耳に残りました。自らは被害者でありながら、満洲では加害の側にいたことをそういう言葉で発信されたのですね。 「そうですね。この玲子さんの『負けて良かった』という言葉はとても重いです。そして撮影時にこれはとても自然な流れの中で出てこられた言葉なのです。お孫さんとの交流の中での再生もあったと思うのですが、本当に柔らかな表情と口調になられて、謝罪に来られた藤井さんにも会われて世代を超えた赦しを話されたんですね。『あなたは悪くないですよ』と」 ――ナレーションは大竹しのぶさんが担当されていましたが、このキャスティングはどういうところからされたのでしょうか。 「林芙美子の半生を描いたこまつ座の芝居、『太鼓たたいて笛ふいて』で主演されているのを見て大竹さんにぜひやっていただきたいと思っていました。お忙しいし、無理かもしれないと思いながらオファーを出したら、大竹さんは黒川村のことをご存じだったんです。この映画に参加させてもらえて嬉しいと仰っていただいて、それで一気に決まりました」 戦後80年かかって自身の尊厳の回復した女性たち 井上ひさし原作の同舞台には「歴史の本はわたしたちのことをすぐにも忘れてしまう、だから、わたしたちがどんな思いで生きてきたか、どこでまちがって、どこでそのまちがいから出直したか、いまのうちに書いておかなくてはね」という主人公・林芙美子のセリフがある。まさに女性たちの心情とシンクロしたと思われる。 ――大竹さんのナレーションは前半の満州国建国の経緯や史実に関する部分に限定されていますね。偉大な女優にテーマとなるあの碑文を読んでもらうという発想になりがちですが、あえてそこはストイックな演出を選ばれたのでしょうか。 「そうですね。碑文については、作品に接した方々に自身で感じ取ってほしいから、ナレーションでは入れませんでした。情緒的な誘導にならずに事実を差し出して、考えていただきたかったです。満州についての説明シーンはTVっぽいと言われましたが、そこは土台として知っていただきたかったのでこれも丁寧に編集しました」 歴史背景を資料映像などで描く部分がテレビドキュメンタリーっぽいという声があったという。しかし米国の公文書のみならず、ソ連側のそれまでも開示させ、満蒙開拓団の真の目的や出身県、戸数、人口などがモスクワ政府に丸裸にされていた点を浮き彫りにしたのは、テレビの強みである調査とアーカイブが活かされているからである。 ハルエさんが産まれたばかりの曾孫に向かって、満面の笑みで語りかけるシーンでは「笑った、笑った。おばあはもう死んだはずなのに、(嬉しくて)涙が出る」という言葉が出てくる。命を繋いだことと自分を取り戻したことへの随喜の涙のように見受けられた。 「犠牲に遭った女性は、戦後80年かかってご自身の尊厳の回復をなされた。それを私は目の当たりにした思いです」 女性たちは自らタブーを破って告白し、その勇気は遺族会の碑文建立の動きへとつらなり、周囲に振りまく笑顔を取り戻した。カメラは告白の決意をした女性たちと遺族会の動きを丁寧に往還することでハブとして回復のサポートをしたようにも思える。 対象をただ消費しない謙虚な取材姿勢は周囲に信頼と融和をもたらす、それを教えてくれるドキュメンタリーでもある。 文/木村元彦
「私はいっぺん死んだ人間です」ソ連兵に性接待に差し出された黒川分村の女たちが、カメラの前で語ったこと<映画「黒川の女たち」公開>(集英社オンライン) - Yahoo!ニュース
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朝になり、秀一はワイシャツとスラックスという格好で食堂に来た。検食の為である。彼は厨房に声をかけた。石川は秀一の姿を見ると、
「おはようございますぅ〜!」
と満面の笑みで挨拶した。彼女は、
「益子先生ですね!? 初めまして、管理栄養士の石川忍ですぅ〜!」
と自己紹介をした。秀一は、あまりに馴れ馴れしいので苦笑しながら、
「は、はい、益子秀一です。よろしく…」
と御膳を受け取った。
この日はパンが主食だった。食パンとクロワッサンがそれぞれ平皿にあり、主菜はスクランブルエッグ、副菜はサラダだった。まァ、これが普通だろうと思ったが、何故か御膳の右上には栄養ドリンクらしいものが置かれていた。秀一はそれを手に取り、ラベルを見た。すると、
「高麗人参、ガラナ、すっぽんエキス配合」
と書かれてあった。
おいおい、こんなもン飲んだら精力ついちゃうじゃねぇか!? まさか生徒全員に出しているのかと、秀一は疑問に思った。しばらく提供棚を見つめていたが、案の定、栄養ドリンクが並べられていた。味は美味だ。牛乳やオレンジジュースについては、ドリンクサーバーが設置され、コーヒーも一杯なら自由に飲める。まるでビジネスホテルの朝食みたいだ。嗚呼、どれだけの学費を徴収しているのだろう? 彼は色々考え巡らした。
生徒に提供する朝食を準備しているからか、石川は厨房の中で忙しく動いていた。まァ、検食簿には美味しかったですとだけ書くかと一筆し、御膳と一緒に返却棚に置いた。あの栄養ドリンクのせいか、やたらと胸がムカムカする。秀一は、廊下ですれ違う生徒に挨拶をしながら宿直室に戻った。
職員室に秀一が来ると、岩崎が近寄ってきた。彼は、
「あら、益子先生、お・は・よ・う! 『初経験』、どうだったァ〜!?」
とテンション高めに聞いた。嗚呼、お前のせいでオレの痴情を「アイツ」に晒すことになったンだからなと若干苛立ったが、
「おはようございます。何もなかったですよ」
と平然を装った。
「『おばけ』の声、聞こえた?」
「否、なかったですね」
「え〜!? アタシに何か恨みでもあるのかしら? 超ムカつくぅ〜」
栄養ドリンクとい、この校長の女言葉とい、あの理事長は何を考えてるンだか…。秀一は自分のデスクに鞄を置き、一息ついた。窓側に座る大平の視線が気になった。昨日の「失態」を引きずっている様だった。意外と肝が小さい。秀一は、鞄の置いたところにメモが貼ってあるのに気付いた。大平からだった。
“益子先生 昨日は大変失礼なことをしました。申し訳ありません。 大平”
秀一が視線を大平の方に向けると、彼は申し訳なさそうな表情をしながら、両手を合わせた。今度はオレの方から攻めちまおうかと思いつつ、秀一はつくり笑いをした。
一方、貢は昨日の亮司との「情事」(こと)が余程「ハード」だったのか、大きなあくびをしていた。首筋に「キスマーク」ができていた。今日は、特に何も用事はないなと安心した。
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2025-7月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「SNS」です◆
今月は参加者の皆様に「SNS」のお題でアンビグラムを制作していただいております。このお題自体が自然アンビグラムとなっておりますが参加者の皆さんはどんな言葉をひねり出してきたのでしょうか。ごゆるりとご覧ください。
皆様のコメントがいただけますと幸いです。

「六次の隔たり」 回転型:すざく氏
全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、友達の友達…を介して世界中の人々と間接的な知り合いになることができる、という仮説。 かなり素直に対応付けできる���ですね。色付きの部分は字画と装飾とで振動させる工夫ですね。

「今どうしてる?」 回転型:うら紙氏
Xの文字入力欄に書いてある言葉です。 筆書きっぽいペン形状が効果的です。特殊な文字送りですが読みやすいですね。

「投稿」 敷詰図地反転同一型: いとうさとし氏
SNSに自分の意見や情報を共有する行為。 矩形からのはみだしも、敷詰により吸収されています。「口」部分の塗り潰しがぴったりはまっています。

「ショート動画」 敷詰回転+鏡像型: 罅ワレ氏
短い時間で視聴できる動画コンテンツ。 pgg敷詰p4g同一型。「画」の一部が「動」になるように、シルエットにより読ませるように形を作っています。

「承認/欲求」 鏡像型:KSK ONE 氏
「他者から認められたい」という願望で、「尊敬・自尊の欲求」とも。 中央上部に消失点があるような字画作りが効果的で、歪んでいるのにも説得力がありますね。
「LINE(いと(糸))…」 回転共存型(フラクタル型):kawahar氏
LINEでのつながりは糸でつながっているかのように。 類義・対義語で3面共存型はすごいですね。45度回転ごとに見え方が切り替わっています。

「FF外から失礼します」 敷詰回転型:とりけとん氏
フォローもしてないしフォロワーでもない人に対して、意見や主張を失礼するという挨拶。 字画の先端のちょっとした遊びが可読性を高めるのに効果があります。青い鳥をはじめとして、いろいろなモチーフを盛り込んであって楽しいです。

「検索避け」 敷詰回転型:繋氏
余計な文字を入れたり伏せ字を使ったりして、検索されにくくしてネタバレ等を防ぐこと。 水平方向の字画が右下がりになるような設計ですが、しんにょうや「検」の右払いが自然になるように見せる効果がありますね。

「無断転載禁止」 回転型:かさかささぎ氏
著作権法上の原則であるが、その上で敢えて記される注意書き��� 部分部分でみると不思議な文字になっていても全体の雰囲気で一発で読めます。袋文字も流石です。
「利用規約」 敷詰振動型:Σ氏
事業者が提供するサービスの、利用に関するルールを記載したもの。 「約⊃利」「規⊃用」に気づきつつ、その差分が同じ形であることに気付けるか。作字も魅力的でさすがです。

「銚子浜辺だに/Ameronothrus twitter」 「岩戸浜辺だに/Ameronothrus retweet」 回転共存型:兼吉共心堂氏
Twitter投稿がきっかけで発見された新種のダニの和名/学名。 共通部分が完全に切り分けられているのがよいですね。寄せ字的ではありますが、和名のほうが完全に読める文字になっていてすごいです。
「オモコロチャンネル」 図地反転型:あおやゆびぜい氏
株式会社バーグハンバーグバーグが運営するYouTubeチャンネル。 少しはみだしがあるのは惜しいですが可読性が高く素晴らしい作品ですね。「ン」がこれで読めてしまうのがすごいですね。

「略語の多様化」 回転型:.38氏
コミュニケーションの効率化のためいろいろな略語が増えています。 それぞれの文字が可読性が高いですね。対応付けしやすい良い言葉が見つかりました。

「ネットミーム」 敷詰回転型:つーさま!氏
インターネットを通じて人から人へ広がってゆく文化・行動。 p6敷詰p6m同一型。鏡映面を作るために、形状と配置をうまく見つけ出しています。

「拡散希望」 回転型:lszk氏
「この情報を多くの人に知らせて欲しい」 ということを意図したメッセージ。 ♡等のモチーフが生かされていますね。対応付けの仕方も面白いです。

「拡散希望」 回転型:螺旋氏
やりすぎると嫌悪感を与えることも。 こちらは環状配置です。字画を色分けしているところ、重なりにも分割にも見えるのを利用していますね。

「��打ち」 敷詰回転+鏡像型:douse氏
フォロー・フォロワーがないアカウントで独り言をつぶやくこと。 鏡映2回で斜めの対称性が表れます。「辟」は\対象であるのに気づいていませんでした。自然な字形で素晴らしいです。
「黒歴史」 敷詰鏡像型:ぺんぺん草氏
人には言えないような、過去の恥ずかしい言動や出来事、前歴など。 各文字がうまい具合に敷詰鏡像になるのですね。「*」にいろんなものが潜んでいそうです。

「病み垢」 回転型:douse氏
他人には決して言えないネガティブな感情や思考をつぶやくアカウント。 書体に「病んでる」感があってよいですね。ループ状の部分で解釈を揺らしています。

「匂わせ」 回転型:てるだよ氏
発言や行動の裏側に何かを感じさせたいことがあるときの行為。 とても自然に対応付けできる言葉の発見です。角の内側の丸め処理の有無など、細かい調整も好印象です。

「無責任量産型批判bot」 敷詰回転型:超階乗氏
最近のXの批判は内容が一緒で無責任である、という様をあらわした作者による文字列生成。 低解像度であるがゆえ読める面白さがあります。ドット表現にさらにぼかしも入っているのがよいのでしょうね。

「愚痴垢」 敷詰鏡像型:douse氏
主に裏アカウントの一つで、愚痴を言うためのもの。 斜め映進は嚙み合わせ部分が難しそうだと思うのですが、良い素材をすごい作者が料理するときれいにまとまるものですね。素晴らしいです。

「依存症」 振動型:Jinanbou氏
特定の行動をやめたくてもやめられない状態。 3面振動型。じっくり見ると確かに全部同じ形ですが、パッと見るとなぜか読めてしまいますね。下線部を長くして、下線付きの文字に見せる効果もありそうです。

「情報漏洩/誹謗中傷」 敷詰図地反転共存型: いとうさとし氏
SNS上でのトラブルには気を付けましょう。 4文字同士の図地反転ですが、区切りが半文字ずれているアクロバティックな対応付けです。いつもどおり読みやすいです。

「粗製濫造」 旋回型×2:T.A.氏
粗悪な品をむやみにつくること。スパム垢が蔓延っています。 すべての文字にわたって読みやすさに驚きました。文字が大きめでもドット表現が随所で効いてい���ようです。
「集中砲火/同調圧力」 回転共存型:ちくわああ氏
同調圧力による集中砲火がたびたび問題になっています。 タイポグラフィとしても面白く、読みやすいですね。文字の拾い方も変わりますが、文字の配置だけで自然に切り替えています。

「炎上マーケティング」 回転型:lszk氏
意図的な炎上で世間に注目させることで知名度を伸ばすというマーケティング手法。 図形の繰り返しもあり、図案としてまとまっていてよいですね。両端が「:」で挟んであると、何度も繰り返されそうに思えてきます。

「発信者情報開示請求」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
インターネット上で誹謗中傷や名誉毀損を受けた場合、発信者の情報をプロバイダに開示する制度に則り、開示請求ができます。 一目で読める可読性がすばらしいです。どの対応付けもじっくり見てしまいますね。

「Z世代のSNS離れ」 敷詰回転型:オルドビス紀氏
Z世代はYouTube,Instagramの利用が減っている、というデータもあります。 「Z世代の」は小さく環状配置で文字組に工夫がありますね。いつもどおりのステキな作字です。
最後に私の作品を。
「六次の隔たり」 敷詰回転型:igatoxin
p3→p6。月刊アンビグラムに掲載された作家の皆様は「igatoxin数」1です。
お題 SNS のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
次回は記念すべき通算100号となります。
そこでお題は「記念」といたします。作者が自由に記念というワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は7/31、発行は8/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
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※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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241013
朝8時ごろ起床
軽くご飯を食べてから時間に余裕をもって出る
唐突な模写が過ぎる驚き猫失礼します

新幹線に乗り東京~高円寺へ
いつも東京でライブをするときは深夜か早朝に車を運転して行っていたから、今回の新幹線移動にはひどく感動した 体力の消耗が明らかに少ない
こそねくん、なぎちゃんと合流
置かせてもらっていた機材、物販を引き取り西荻窪へ
リンキーディンクに到着
2時間練習のつもりだったが、新幹線移動の甲斐もあり、調子が良かったので1時間弱で切り上げた
こんな余裕のあるライブはじめて…
時間が余ったので周辺を散策
それいゆ行きたかったけど満席だった
コンビニで水やラムネ、間食用のおにぎりを買う
おにぎりは瞬で食べた
会場に戻りSüdenの方々とご挨拶
Südenのリハーサルをみる
ツアーを15本くらいやったとのことで、その成果というか経験値が演奏に還元されており割と感動する Südenのリハをみて自分たちも音を大きくしなければ…と覚悟を決める
リハーサル
何曲かやる Südenの人たちが正面でさながら面接官のように座ってリハーサルを見てくれており、「我々は合格でしょうか…」と思いながら演奏
音を大きくして演奏したので、なぎちゃんは何が何だかわからなかったとのことだったが、本番はなんとかいけるっしょっと謎の気概でごまかす
リハーサル後、外へ
それいゆに再びきらわれる
食べていなかった昼ご飯兼軽く夜ご飯を探し、最近オープンしたらしいconiwaという喫茶店へ
ルーローハンとルイボスティーを注文
おいしく、ボリュームもあり助かった
あることないこと話す
途中で企画がソールドアウトしたことを知り緊張度が急激に高まる すごい
会場に戻りメリメリの2人と久しぶりに会う
普通にテンションが上がり大声を出してしまいお店の方に注意される
オープンまでの間に来てくれたこにたんやおやまさんとしゃべる おやまさんは最初からなんかテンションが高かった気がする
merimeriyeahの演奏
二人になってから初めて見たが、とてもよかった merimeriは形態やメンバーが変わることがそこそこ多いが、一度も「大丈夫だろうか」みたいな不安な気持ちになったことがないし、常に試行錯誤してアウトプットしているのがわかるから、観るたびにグッとくる いい演奏、いい曲、merimeriみたいに違和感なく変わり続けられてるバンドまじで関西いないから、観るたびにいいなって思う
at field of schoolの演奏
途中までしか見ていないがとにかく若い 一世代近く下のバンドらしく馬力と景色が違くていい体験になった 何となくドラムの方が一番目立っていた気もするが各メンバー速さに追いつけ追い越せの演奏で自分が経験しえないバンドだったなと思った
途中抜けて外に出てこにたんと話したりバーカンらへんで来ていた堀部さんと田端さんと話す
お二人とも物腰柔らかく、周辺に落ちてる棘を体中に刺しまくって威嚇しながら周囲から距離を置いている自分から一本ずつ棘を抜いてくれるような会話に救われる
bnjちゃんから連絡いただく 余裕でまた会いましょう!
knitの演奏
ライブを始める10秒前に「ライブがんばれ」とLINEが来て、ライブを配信しているみたいでアガった
演奏を重ねるにつれて完全にフラットな意識状態となり、何をやっても自分の範疇で捉えられてる気がした とても楽しかった
懸念してた曲の展開をわりと恥ずかしいレベルでトチってしまったが何とか終わりにたどり着けたのは不幸中の幸い
最前で見てくれていた方はノリノリという感じで、なかなかない経験
命中率が10%未満と呼ばれているおもしろ狙い打ちMCも奇跡の大ハマりと言っても過言ではなく、お客さんの温かさに救われた
自分がやりやすい、楽しいと感じられたのは、自分が年を取って周りの方々が気を遣ってくれている部分も大きいのではという気持ちも今大きくなっているが、アルバムを作りそれを聞いてきてくれた人たちが少なからずいるという事実を踏まえると、そういう方々の思いと心遣いでいい演奏ができたとも考えられると思っている
個人的には自分のギターの音もかなり理想的だったし、どの曲も走りまくったがライブ感の範疇だと思われるし、総じて満足度が高い
こそねくんとなぎちゃんもライブ慣れしているから、練習よりも増してエモーショナルな演奏をしてくれて3人で演奏していてとてもアガった
良い演奏ができて本当に良かった

演奏後、下の控室兼物販室にて皆様と話す
評判も良くMCで話した自分のフリマを見てくれたり、物販を買ってくれたり、これまで音源でknitの音楽を楽しんでくれていた方々の顔が見れたり、自分の身には余るいい時間を過ごせた
12月の企画でやっと一緒にできる村上くんとも話せてよかった
Südenの演奏
数曲見逃したが、ツアーファイナルらしいお客さんとバンドのコミュニケーション(発話有無を問わない)が全編を通して発光しておりとてもいい演奏だった
MCでもknitのことを触れてくれてうれしかった
自分がこれまでにアウトプットしたものをかなりチェックしてくれていたことや、長い期間knitのことを聴いてくれていたことがとても伝わってきて本当にうれしかった
自分が残しているものがちゃんと届いているという実感
アンコール含め、良いライブ・いい演奏!
終演後、物販
信じられないが、物販に人が絶えず様々な人が様々に言葉でライブの感想を伝えてくれ、本当にうれしかった 本当にいいライブができたんだと思った
自分の知らない若い世代のバンドをされている方、 Südenを見に来た方、そういう方に届いたというのが胸に響く
アルバムを出して数年たっても、こうして機会をいただき、演奏をして、誰かに届き、新しい何かがはじまる バンドをするというのはそういことなのかもしれないが、実感として強く心に残る感触はこれを書いている��も熱を帯びている
フリマも想定以上に売れて、何よりも持ってきたアルバムが全部捌けてこれ以上ない結果になった(いつもそういう感じの象の背マジですごいと思った)
フラットを後にし、残った方々で打ち上げの居酒屋へ
総じて皆テンションが高く、いいイベントだったなとしみじみ
長田さんともゆっくり話せたしとてもうれしかった
ライブ会場からヤバかったお客さんがいよいよ本格的にやばくなったのをきっかけに一次会終了
さらに残ったメンバーでニ次会の居酒屋へ
一次会まで気苦労絶えなかったであろうSüdenのこしだかくんも合流
途中、テンションが上がらざるを得ない話も聞けて最高だった
というか本当にみんな気持ちの良い人たちやったなあ
2次会終了後、マジで行く先を誰も知らずに1時間くらい右往左往したり公園でしゃべったりした
さらに残った、こしだかくん、こにたん、おやまさんで西荻窪に戻り、24時間営業の松のやでとんかつ定食を食べながら始発を待った
足利市より車で来ているというこしだかくんのバイタリティというか体力本当すごいなと思った
始発の時間となり解散
おやまさんと電車に乗り、最終的に始発の新幹線で帰った
家に帰り爆眠り
録っていただいていた演奏を見返したが、どう考えても自分だけが走っている箇所が割と多く存在しており、少しつらくなったが画面に映っているお客さんの様子とか時折聞こえてくる自分じゃないお客さんの歌声にうれしくなった 歌ってもらうことを想定していないだけに
またやりたいなと思う
一番最後に作って音源化していない曲"100年後"を音源化したいと思う
どうやったら進めるだろう
いい日、良い演奏、良いひと、心が洗濯されました
いろんな事情でこれなかった方、話せなかった方もいましたが、みなさんまたどこかで会いたいです 自分が向かえるように頑張ります
この日ばかりは一日中ポジティブに過ごせた
ありがとうございました!絶対続ける
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